特許第6735595号(P6735595)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6735595
(24)【登録日】2020年7月16日
(45)【発行日】2020年8月5日
(54)【発明の名称】什器
(51)【国際特許分類】
   A47B 13/00 20060101AFI20200728BHJP
   A47B 17/00 20060101ALI20200728BHJP
   H02G 3/02 20060101ALI20200728BHJP
   H02G 3/22 20060101ALI20200728BHJP
   F21V 33/00 20060101ALI20200728BHJP
【FI】
   A47B13/00 B
   A47B17/00 B
   H02G3/02
   H02G3/22
   F21V33/00 110
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-83215(P2016-83215)
(22)【出願日】2016年3月31日
(65)【公開番号】特開2017-185166(P2017-185166A)
(43)【公開日】2017年10月12日
【審査請求日】2019年1月31日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000561
【氏名又は名称】株式会社オカムラ
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(72)【発明者】
【氏名】吉田 龍介
【審査官】 津熊 哲朗
(56)【参考文献】
【文献】 韓国公開実用新案第20−2016−0001079(KR,U)
【文献】 特開2014−090931(JP,A)
【文献】 特開2012−100689(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 13/00
A47B 17/00
F21V 33/00
H02G 3/02
H02G 3/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業用の上面を有する天板と、
前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、
前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、
を備え
前記溝部の外周縁に沿って環状に配置され、前記天板の上面よりも上方に突出する凸部をさらに備える
什器。
【請求項2】
作業用の上面を有する天板と、
前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、
前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、
を備え、
前記溝部の底部に開口し、前記底部から排水可能な排水部をさらに備える
什器。
【請求項3】
作業用の上面を有する天板と、
前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、
前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、
を備え、
前記支持部の上面は、前記天板の上面と同一平面に位置している
什器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、什器に関する。
【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設、家庭などの室内空間において、使用者に作業用の平面を提供するために天板が設けられた什器が広く使用されている。このような什器では、天板の上面が作業面として使用されている。このような什器には、例えば作業面を照らすための照明器具などの電気機器が設けられている場合がある。例えば、特許文献1には、天板と、取付装置を介して天板に取り付けられた照明器具と、を備える机が開示されている。
【0003】
ところで、使用者が天板の両側から作業面で作業する場合など、什器の使用態様によっては、天板の中央付近に電気機器が設けられていたほうが什器としての使い勝手が良い場合がある。この場合、作業面の使いやすさや什器としての体裁を考慮すると、電源ケーブルなどの電気機器に接続されたケーブルは、天板の上面を這わせるよりも、天板において電気機器を支持する支持部から天板内部を通すほうが好ましい。または、この支持部にコネクタを設けて、電気機器に接続されたケーブルをこのコネクタに接続してもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3287410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した構成では、作業面上で誤って飲料などの液体をこぼしてしまった場合に、電気機器を支持する支持部において電気機器との接続部分の隙間に液体が流入して電気機器に接続されたケーブルを濡らしてしまったり、この支持部に設けられたコネクタを濡らしてしまったりする可能性がある。
【0006】
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、作業面上で飲料などの液体をこぼしてしまった場合に、天板において電気機器を支持する支持部が濡れる可能性を低減できる什器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、什器は、作業用の上面を有する天板と、前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、を備え、前記溝部の外周縁に沿って環状に配置され、前記天板の上面よりも上方に突出する凸部をさらに備える。
【0008】
このような什器によれば、電気機器を支持する支持部の外周を環状に囲む溝部が天板の上面から下方に凹むように天板に設けられているので、天板の上面で液体をこぼしてしまった場合には、支持部に到達する前にこの溝部に液体が流入する。このため、溝部によって支持部への液体の流入を妨げることができ、支持部が濡れる可能性を低減することができる。
また、天板の上面よりも上方に突出する凸部が溝部の外周縁に沿って環状に配置されているので、天板の上面で液体をこぼしてしまった場合に、凸部によって液体が溝部へ流入することを防止することができる。よって、支持部が濡れる可能性をより低減することができる。
【0015】
本発明の一態様によれば、什器は、作業用の上面を有する天板と、前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、を備え、前記溝部の底部に開口し、前記底部から排水可能な排水部をさらに備えてもよい。
【0016】
このような什器によれば、溝部に流入して底部にたまった液体を排水部から排水することができるので、溝部の底部にたまった液体により支持部が濡れる可能性を低減することができる。
【0019】
本発明の一態様によれば、什器は、作業用の上面を有する天板と、前記天板に設けられ、前記天板の上方に配置された電気機器を支持する支持部と、前記天板の上面から下方に凹むように前記天板に設けられ、前記支持部の外周を環状に囲む溝部と、を備え、前記支持部の上面は、前記天板の上面と同一平面に位置していてもよい。
【0020】
このような什器によれば、支持部の上面は天板の上面と同一平面に位置しているので、天板の上面に加えて支持部の上面も作業面として使用することができ、広い作業面を確保することできる。
【発明の効果】
【0023】
上記の什器によれば、作業面上で液体をこぼしてしまった場合に、天板において電気機器を支持する支持部が濡れる可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の第一実施形態に係る什器を示す斜視図である。
図2】前記什器の天板を示す拡大図である。
図3】前記什器の照明器具の正面図である。
図4図2のIV−IV線における断面図である。
図5】本実施形態に係る電気機器の例を示す図である。
図6】本発明の第二実施形態に係る什器を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
【0026】
図1は、本実施形態に係る什器1を示す斜視図である。図2は、什器1の天板20を示す拡大図である。図3は、什器1の照明器具100の正面図である。図4は、2のIV−IV線における断面図である。なお、図2では、説明を容易にするため、照明器具100を什器1から上方に離間させた状態を示している。
【0027】
図1に示すように、什器1は、天板20と、支持部30と、溝部40と、を備える。
【0028】
天板20は、作業用の上面20tを有する。また、天板20は、一対の脚部材10、10に支持されている。
【0029】
一対の脚部材10、10は、床面F上に、天板20の長辺方向(以下、この方向を幅方向Dxと適宜称する。)に間隔を空けて配置され、天板20の幅方向Dxの両端部にそれぞれ接続されている。
【0030】
各脚部材10は、一対の支柱11、11と、下部連結部材12と、上部連結部材13と、を有する。一対の支柱11、11は、上下方向Dzに延びて設けられ、天板20の短辺方向(以下、この方向を前後方向Dyと適宜称する。)に間隔を空けて配置されている。一対の支柱11、11の下面には、一対の支柱11、11の高さおよびレベルの調整を行うアジャスター11a、11aがそれぞれ設けられている。下部連結部材12は、前後方向Dyに延びて設けられ、一対の支柱11、11の下端部11b、11bを互いに連結している。上部連結部材13は、前後方向Dyに延びて設けられ、一対の支柱11、11の上端部11t、11tを互いに連結している。天板20は、一対の支柱11、11の上端部11t、11tおよび上部連結部材13に支持されている。
【0031】
図1図2、および図4に示すように、支持部30は、天板20に設けられ、天板20の上方に配置された照明器具(電気機器)100を支持している。本実施形態では、支持部30は、天板20の前後方向Dyの中央部分に、幅方向Dxに間隔を空けて二つ設けられている。また、支持部30は、上面30tが幅方向Dxおよび前後方向Dyに沿って延びる辺によって形成される略正方形に形成された四角錐台状に形成されている。
【0032】
溝部40は、天板20の上面20tから下方に凹むように天板20に設けられている。また、溝部40は、支持部30の外周を環状に囲んでいる。本実施形態では、溝部40は、支持部30の形状に合わせて、支持部30の外周を角環状に囲んでいる。
【0033】
支持部30は、照明器具100を支持する支持体102が設けられた上面30tと、上面30tから溝部40に向かって延びる側面30sと、を有する。本実施形態では、支持部30は、天板20に取り付けられた支持部本体31と、支持部本体31の上面31tから下方に凹むように上面31tに形成された嵌合溝32に嵌合する支持板33と、を有する。支持体102は、支持板33の中央部分を貫通して、支持板33の上面33tに対して直交するように支持板33に固定されている。支持部30の上面30tは、支持部本体31の上面31tと、支持板33の上面33tと、により構成されている。また、上面30tは、天板20の上面20tと同一平面に位置している。
【0034】
また、本実施形態では、支持部30の側面30sは4つ形成されている。上面30tの幅方向Dxの両端部30txから延びる側面30sxは、上面30tから下方に向かうに従って幅方向Dxの外側に向かうように傾斜している。すなわち、側面30sxは、幅方向Dxの外側であって斜め上方を向いている。また、上面30tの前後方向Dyの両端部30tyから延びる側面30syは、上面30tから下方に向かうに従って前後方向Dyの外側に向かうように傾斜している。すなわち、側面30syは、前後方向Dyの外側であって斜め上方を向いている。
【0035】
支持部30の側面30sには、電源コンセント34が設けられている。側面30sのうち、各側面30sxには、二つの電源コンセント34が前後方向Dyに間隔を空けて設けられている。また、各側面30syには、二つの電源コンセント34が幅方向Dxに間隔を空けて設けられている。
【0036】
照明器具100は、天板20の上面20tを照らすように構成されている。図1から図4に示すように、照明器具100は、照明部101と、支持体102と、を有する。照明部101は、発光機能を有して構成されている。支持体102は、上下方向Dzに延びる円筒状に形成されている。照明部101は、支持体102の上端部102tに固定されている。また、上述した通り、支持体102の下端部102b側には支持板33が固定されている。支持体102の内部には、照明部101に接続された電源ケーブル(ケーブル)103が挿通されている。
【0037】
支持部30の嵌合溝32の中央部分には、支持体102の下端部102bが嵌合可能な嵌合孔35が形成されている。嵌合孔35は、上下方向Dzに延びて設けられ、支持部30の上側と下側とを連通している。照明器具100は、支持体102に固定された支持板33が支持部30の嵌合溝32に嵌合するとともに、支持体102の下端部102bが支持部30の嵌合孔35に嵌合することで、支持部30に取り付けられて支持されている。この状態では、図4に示すように、照明器具100の照明部101に接続された電源ケーブル103は、支持部30を介して天板20の下方に案内されている。また、支持部本体31の上面31tおよび支持板33の上面33tにより、支持部30の上面30tが構成されている。
【0038】
溝部40は、溝部40のうち最も凹んだ底部41と、天板20の上面20tと底部41との間に形成された側壁部42と、を有する。本実施形態において、底部41は、支持部30の外周を角環状に囲むように配置されている。また、底部41には、支持部30の側面30sが直接接続されている。側壁部42は、底部41から天板20の上面20tに向かって延びている。また、側壁部42は、支持部30の外周を囲む底部41を角環状に囲むように配置されている。側壁部42は、支持部30の側面30sに配置された電源コンセント34に使用者がプラグ36を差し込みやすいように、例えば側面30sに対して略直交する平面を有して構成されている。
【0039】
また、本実施形態では、什器1は、溝部40の外周縁に沿って環状に配置され、天板20の上面20tよりも上方に突出する凸部50をさらに備える。溝部40が角環状に配置されているので、これに対応して、凸部50も角環状に配置されている。また、凸部50は、溝部40の側壁部42に連続して形成されている。
【0040】
支持部30の支持部本体31、溝部40、および凸部50は、例えば樹脂などで一体的に形成されている。凸部50の下側に連続して設けられた固定部51は、天板20の下面20uにねじ52によって固定されている。これにより、支持部30の支持部本体31、溝部40、および凸部50は、天板20に対して固定されている。
【0041】
本実施形態に係る什器1は、作業用の上面20tを有する天板20と、天板20に設けられ、天板20の上方に配置された照明器具100を支持する支持部30と、天板20の上面20tから下方に凹むように天板20に設けられ、支持部30の外周を環状に囲む溝部40と、を備える。
【0042】
上述した構成によれば、照明器具100を支持する支持部30の外周を環状に囲む溝部40が天板20の上面20tから下方に凹むように天板20に設けられているので、天板20の上面20tで飲料などの液体をこぼしてしまった場合には、支持部30に到達する前に溝部40に液体が流入する。このため、溝部40によって支持部30への液体の流入を妨げることができ、支持部30が濡れる可能性を低減することができる。これによって、例えば、支持部30を通る照明器具100の電源ケーブル103や、支持部30に設けられるコネクタなどが濡れる可能性を低減することができる。
【0043】
また、照明器具100に接続された電源ケーブル103は、支持部30を介して天板20の下方に案内されている。
【0044】
上述した構成によれば、照明器具100に接続された電源ケーブル103は、溝部40に囲まれた支持部30を介して天板20の下方に案内されているので、天板20の上面20tで飲料などの液体をこぼしてしまった場合に、電源ケーブル103が濡れる可能性を低減することができる。また、電源ケーブル103は、天板20の上面20tを這わせることなく天板20の下方に案内されているので、什器としての体裁を良好にすることができる。
【0045】
また、支持部30は、照明器具100を支持する支持体102が設けられた上面30tと、支持部30の上面30tから溝部40に向かって延びる側面30sと、を有する。側面30sには、電源コンセント34が設けられている。
【0046】
上述した構成によれば、電源コンセント34は支持部30の側面30sに設けられているので、什器としての使い勝手を良好にすることができる。また、支持部30は溝部40に囲まれているので、天板20の上面20tで飲料などの液体をこぼしてしまった場合に、電源コンセント34が濡れる可能性を低減することができる。
【0047】
また、什器1は、溝部40の外周縁に沿って環状に配置され、天板20の上面20tよりも上方に突出する凸部50をさらに備える。このため、天板20の上面20tで飲料などの液体をこぼしてしまった場合に、凸部50によって液体が溝部40へ流入することを防止することができる。よって、支持部30が濡れる可能性をより低減することができる。
【0048】
また、支持部30の上面30tは、天板20の上面20tと同一平面に位置している。このため、天板20の上面20tに加えて支持部30の上面30tも作業面として使用することができ、広い作業面を確保することできる。
【0049】
また、什器1には、天板20の上面20tを照らす照明器具100が設けられているので、什器としての使い勝手を良好にすることができる。
【0050】
なお、本実施形態では、支持部30の側面30sに、電源コンセント34が設けられていたが、これに限らない。支持部30の側面30sには、電源コンセント34の代わりに、情報を供給するための情報コンセントが設けられていてもよいし、電源コンセント34に加えて情報コンセントが設けられていてもよい。
【0051】
また、支持部30は、天板20の前後方向Dyの中央部分に、幅方向Dxに間隔を空けて二つ設けられていたが、これに限らない。使用の態様などに応じて、支持部30の配置や数を適宜変更することができる。
【0052】
支持部30は、四角錐台状に形成されていたが、これに限らない。例えば、支持部30は、球面状の曲面を有する球欠状に形成されていてもよい。この場合には、支持部は、曲面の頂部に照明器具100の支持体102が取り付けられるように構成されていればよい。
【0053】
溝部40は、支持部30の外周を角環状に囲んでいたが、これに限らず、支持部30の外周を円環状に囲んでいてもよい。なお、液体がいずれの方向から支持部30に向かって流れたとしても液体が支持部30に流れ込むことを妨げるために、溝部40は支持部30の外周を切れ目なく連続して環状に囲むことが好ましい。
【0054】
凸部50は、溝部40の外周縁に沿って角環状に配置されていたが、これに限らず、円環状に配置されていてもよい。
【0055】
支持部30は、照明器具100を支持していたが、これに限らない。什器1は、支持部30が照明器具100の代わりに他の電気機器を支持するように構成されていてもよい。例えば、図5に示す液晶モニター110が、支持部30に支持されていてもよい。液晶モニター110は、液晶表示部111と、支持体102と、を有する。液晶表示部111は、支持体102の上端部102tに固定されている。よって、照明器具100と同様に、液晶モニター110は、支持体102に固定された支持板33を支持部30の嵌合溝32に嵌合させるとともに、支持体102の下端部102bを支持部30の嵌合孔35に嵌合させることで、支持部30に取り付けられて支持されることができる。また、この場合に、液晶モニター110に接続された電源ケーブルだけでなく、通信ケーブルなどその他必要なケーブルを、支持部30を介して天板20の下方に案内してもよい。
【0056】
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について、図6を参照して説明する。
【0057】
図6は、本実施形態に係る什器2を示す図である。なお、図6では、説明を容易にするため、照明器具100の図示を省略している。
【0058】
什器2は、溝部の底部から排水可能な排水部60をさらに備える点で、第一実施形態に係る什器1と異なっている。なお、第一実施形態に係る什器1と同様の構成を有する部分については、その詳細な説明を省略する。
【0059】
排水部60は、溝部40の底部43に開口し、底部43から排水可能に構成されている。本実施形態では、排水部60は、支持部30の4つの角部に隣接する底部43の部分にそれぞれ4つ設けられている。
【0060】
本実施形態に係る底部43は、第一実施形態に係る底部41と異なり、排水部60に向かって液体が流れるように勾配が付けられている。同様に、本実施形態に係る側壁部44は、第一実施形態に係る側壁部42と異なり、排水部60に向かって液体が流れるように勾配が付けられている。
【0061】
本実施形態に係る什器2は、溝部40の底部43に開口し、底部43から排水可能な排水部60をさらに備える。このため、溝部40に流入して底部43にたまった液体を排水部60から排水することができる。したがって、溝部40の底部43にたまった液体により支持部30が濡れる可能性を低減することができる。
【0062】
また、溝部40の底部43は、排水部60に向かって液体が流れるように勾配がつけられている。このため、溝部40に流入して底部43にたまった液体は、排水部60に向かって流れる。したがって、溝部40の底部43から容易に液体を排水することができる。
【0063】
なお、本実施形態に係る什器2において、支持部30および溝部40の下側に、排水部60から排水された液体を受けるための排水受け部が設けられていてもよい。これにより、排水された液体で床面F上を汚すことを防止できる。
【0064】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
【符号の説明】
【0065】
1、2 什器
20 天板
20t 上面
30 支持部
30s、30sx、30sy 側面
30t 上面
34 電源コンセント
40 溝部
41、43 底部
50 凸部
60 排水部
100 照明器具(電気機器)
102 支持体
103 電源ケーブル(ケーブル)
110 液晶モニター(電気機器)
図1
図2
図3
図4
図5
図6