(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6736654
(24)【登録日】2020年7月17日
(45)【発行日】2020年8月5日
(54)【発明の名称】後付けファンブレードプラットフォームを備える航空ターボ機械の回転アセンブリ
(51)【国際特許分類】
F01D 5/30 20060101AFI20200728BHJP
F01D 25/00 20060101ALI20200728BHJP
F04D 29/34 20060101ALI20200728BHJP
【FI】
F01D5/30
F01D25/00 F
F04D29/34 C
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-500552(P2018-500552)
(86)(22)【出願日】2016年7月6日
(65)【公表番号】特表2018-525558(P2018-525558A)
(43)【公表日】2018年9月6日
(86)【国際出願番号】FR2016051711
(87)【国際公開番号】WO2017006054
(87)【国際公開日】20170112
【審査請求日】2019年7月2日
(31)【優先権主張番号】1556459
(32)【優先日】2015年7月8日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】516227272
【氏名又は名称】サフラン・エアクラフト・エンジンズ
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ドゥ・ガイヤール,トマ・アラン
(72)【発明者】
【氏名】ボワッソン,アレクサンドル・ベルナール・マリー
(72)【発明者】
【氏名】ジマ,マチュー・アルノー
(72)【発明者】
【氏名】ラゲール,オドレイ
【審査官】
中村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−195102(JP,A)
【文献】
特開2008−232147(JP,A)
【文献】
特開2006−329187(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F01D 5/30
F01D 25/00
F04D 29/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
航空機タービンエンジン用の回転アセンブリであって、アセンブリは:少なくとも1つの歯(25)と、ファンディスクの歯に実装された少なくとも1つのプラットフォーム(30’)と、を有するファンディスク(22)を備え、アセンブリは、ファンディスクの歯が軸方向上流に前記歯を延在させるタブ(25a)を含むこと、プラットフォームがファンディスクの歯のタブを受容するようにその上流端に係止リング(34’)を含むこと、およびファンディスクの歯のタブ(25a)上でプラットフォーム(30’)を閉鎖するように係止リング(34’)の中に配置されたスペーサ(40)をさらに含むこと、を特徴とする、回転アセンブリ。
【請求項2】
ファンディスクに締結されて下流でプラットフォームを閉鎖する下流シュラウド(23)をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
ファンディスクに締結されて軸方向上流でプラットフォームを閉鎖する上流シュラウド(21)をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
ディスクの歯のタブ(25a)および係止リング(34)が略同一な断面を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項5】
ディスク(22)の歯(25)が第1長さ(L1)にわたって延在する平面部分を呈し、ディスクの歯のタブが前記第1長さの4%から15%の範囲にある第2長さ(L2)にわたって延在することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項6】
プラットフォーム(30、30’)が、通路壁(31)、底壁(32)、および底壁と通路壁との間に延在する2つの側壁(33)を有する箱形断面梁を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載のアセンブリを備える航空機タービンエンジン(1)用のファン(2)であって、ファンディスク(22)が、その間にスロット(24)を画定する少なくとも2つの歯(25)、およびファンディスクのスロット内に実装された根元(26a)が設けられた少なくとも1つのブレード(26)を呈する、ファン(2)。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか一項に記載のアセンブリを組み立てる方法であって、
ファンディスク(22)の歯(25)のタブ(25a)に対向するように係止リング(34、34’)を配置しながら、ファンディスクの歯まで径方向にプラットフォーム(30、30’)を移動させるステップと、
ファンディスクの歯に沿って上流から下流まで軸方向に並進的にプラットフォームを移動させるステップと、
を備える方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は航空機タービンエンジンの一般的分野に関し、より正確には航空機タービンエンジンに取り付けられるファンブレードプラットフォームの分野に関する。
【背景技術】
【0002】
タービンエンジンにおいて、取り付け済みファンブレードプラットフォームはいくつかの機能を実行する必要がある。空気力学的な観点から、これらのプラットフォームは第一に空気流路を画定する。加えて、これらは変形することなく大きな力にも耐えること、およびこれらを担持するディスクに固定されたままになることが可能でなければならない。
【0003】
これらの様々な要件を満たすために、空気流路を画定してエンジンが回転している間にプラットフォームを保持するのに役立つ第1部分と、遠心力の影響下で第1部分に対する変形を制限し、エンジンが停止したときにプラットフォームを所定位置に維持するのに役立つ第2部分とをプラットフォームが有する、特定の構成が提案されてきた。
【0004】
既存の解決法において、プラットフォームは、下流ではドラムによって、上流ではシュラウドによって保持される二次元通路壁を有する箱形断面梁の形状であってもよく、シュラウドによる上流の保持はファンディスクの歯の上方で行われる(シュラウドのフランジはその上流端で軸方向および径方向にプラットフォームを閉鎖するのに役立つ)。
【0005】
シュラウドを用いてディスクの歯の上方で行われるこのような保持はハブ比が大きくなるという不都合を呈し、ハブ比とは、回転軸と、プラットフォームの表面と同一平面にあるブレードの前縁の点との間で測定された半径を、回転軸と前縁の最も外側の点との間で測定された半径で割った比率である。
【0006】
ファンの性能、より一般的にはエンジンの性能を最適化するために、ファンディスクに実装された取り付け済みファンブレードプラットフォームを含み、できるだけ小さいハブ比を呈する、航空機タービンエンジン用の回転アセンブリを利用可能にすることが望ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって本発明の主な目的は、航空機タービンエンジン用の回転アセンブリを提案することによってこのような不都合を緩和することであり、アセンブリは:航空機タービンエンジン用のファンディスクを備え、アセンブリは、少なくとも1つの歯を有するファンディスクと、ファンディスクの歯に実装された少なくとも1つのプラットフォームとを備え、アセンブリは、ファンディスクの歯が軸方向上流に前記歯を延在させるタブを含むこと、およびプラットフォームがファンディスクの歯のタブを受容するようにその上流端に係止リングを含むこと、を特徴とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このアセンブリはいずれのタイプの航空機タービンエンジン用取り付け済みファンブレードプラットフォームにも適用可能であり、上流の係止リングによって径方向にプラットフォームを保持することによってハブ比を低減するのに役立つ。
【0009】
加えて、本発明のアセンブリは、プラットフォームの一体化した部分を形成する係止リングによって保持されるので、その上流端において径方向にプラットフォームを保持するための追加取り付け具を必要としない点で有利である。さらに、ファンディスクの歯は一般的にその上流に延在させるタブを既に呈しており、これにより、本発明のアセンブリを設計するために必要とされる作業を削減し、周囲の部品の形状を再規定するいかなる必要性も回避する。
【0010】
アセンブリはまた、タブの断面と比較して係止リングのサイズを決めることにより、接線方向に移動する自由度をプラットフォームに持たせることを可能にするという点でも有利である。この自由度は、特にファンに吸い込まれた物体によって生じるような損傷を回避できるようにする。
【0011】
有利なことに、プラットフォームは、マトリクスで緻密化された繊維強化材から作られた有機マトリクス複合材料でできていてもよい。
【0012】
好ましくは、アセンブリは、ファンディスクに締結されて下流でプラットフォームを閉鎖する、下流シュラウドをさらに備える。
【0013】
やはり好ましくは、アセンブリは、ファンディスク上に締結されて軸方向上流でプラットフォームを閉鎖する、上流シュラウドをさらに含む。
【0014】
一実施形態において、ディスクの歯のタブおよび係止リングは、略同一な断面を有する。
【0015】
アセンブリは、ファンディスクの歯のタブ上のプラットフォームを閉鎖するように、係止リングの内側に位置するスペーサをさらに含む。
【0016】
ディスクの歯は第1長さにわたって延在する平面部分を呈してもよく、ディスクの歯のタブは、前記第1長さの4%から15%の範囲にある第2長さにわたって延在する。
【0017】
実施形態において、プラットフォームは、通路壁、底壁、および底壁と通路壁との間に延在する2つの側壁を有する箱形断面梁を有する。この配置を用いて、プラットフォームがマトリクスによって緻密化された繊維強化材を備える複合材料でできているとき、箱形断面梁の上流部分は係止リングによって繊維方向に牽引するよう作用し、これによりアセンブリの良好な機械的強度を保証する。
【0018】
本発明はまた、航空機タービンエンジン用のファンも提供し、ファンは上述のような回転アセンブリを備え、ファンディスクは、その間にスロットを画定する少なくとも2つの歯、およびファンディスクのスロット内に実装された根元が設けられた少なくとも1つのブレードを呈する。
【0019】
本発明はまた、上述のような回転アセンブリを組み立てる方法であって、
ファンディスクの歯のタブに対向するように係止リングを配置しながら、ファンディスクの歯まで径方向にプラットフォームを移動させるステップと、
ファンディスクの歯に沿って上流から下流まで軸方向に並進的にプラットフォームを移動させるステップと、
を備える方法も提供する。
【0020】
本発明のその他の特徴および利点は、限定的な特徴を有していない実施形態を示す添付図面を参照してなされる以下の説明から、明らかとなる。図は以下の通りである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明のタービンエンジンの概略断面図である。
【
図2】方向IIに沿って見た
図1のファンの概略図である。
【
図3】本発明の回転アセンブリで使用されるプラットフォームの概略斜視図である。
【
図4】本発明の一実施形態の回転アセンブリの概略断面図である。
【
図5】本発明の一実施形態の回転アセンブリの上流図である。
【
図6】本発明の別の実施形態の回転アセンブリの上流図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本開示において、用語「縦」、「横」、「下部」、「上部」、およびこれらの派生語は、対象とするプラットフォームの主方向に対して定義され;用語「横」、「径方向」、「接線方向」、「内側」、「外側」、およびこれらの派生語は、タービンエンジンの主軸に対して定義され;最後に用語「上流」および「下流」は、エンジンを通る流体の流れ方向に対して定義される。また、別途指定されない限り、様々な図面において同じ参照符号は同じ特徴を指定する。
【0023】
図1は、軸A−Aを中心とするバイパスターボジェット1の縦断面図である。これは上流から下流に向かって、ファン2、低圧圧縮機3、高圧圧縮機4、燃焼室5、高圧タービン6、および低圧タービン7を備える。
【0024】
図2は、方向IIに沿って模式的に見た
図1のファン2を示す。本発明の主題を構成するファン2は、その外周に形成された複数のスロット24を有するファンディスク22を備える。これらのスロット24は直線的であり、これらはずっとディスク22に沿って上流から下流まで軸方向に延在する。これらはまた、ディスク22の軸A−Aの周り全体にも規則的に分布している。このように、各スロット24はその隣とともに、ずっとディスク22に沿って上流から下流まで軸方向に同様に延在する歯25を形成する。同じように、スロット24は2つの隣り合う歯25の間に画定される。
【0025】
ファン2はまた、曲線プロファイルの複数のブレード26も備える(
図2には4つのブレード26のみが示される)。各ブレード26は、ファンディスク22のそれぞれのスロット24内に実装された根元26aを有する。この目的のため、ブレード26の根元26aは、スロット24の形状と一致するように、クリスマスツリー型またはアリ溝型であってもよい。
【0026】
最後に、ファン2は複数の取り付け済みプラットフォーム30を有し、各プラットフォーム30は、ファン2内への環状空気流入路の内側を画定するように、根元26aの近傍で、2つの隣り合うファンブレード26の間の間隙の中に取り付けられており、この通路はファンケーシングによって外側に画定されている。
【0027】
図1および
図2は、内半径RIおよび外半径REも示す。内半径RIは、回転軸A−Aと、プラットフォーム30の表面と同一平面のブレード26の前縁の点との間の半径に対応する。外半径REは、回転軸A−Aと、ブレード26の前縁の最も外側の点との間の半径に対応する。これらの半径RIおよびREは、(具体的には内半径RIを縮小することによって)本発明の回転アセンブリが低減しようとするハブ比RI/REを計算するために、使用される。言い換えると、具体的には内側比RIを決めることによる、ハブ比の低減は、吸気流路をファンディスクに近付けることになる。
【0028】
本発明の一実施形態の回転アセンブリに使用されるプラットフォーム30は、
図3の斜視図に示される。この例において、プラットフォーム30は、プラットフォーム30の上面または外面を形成し、且つ傾斜プロファイルを持つ通路壁31を有し、エンジンが停止したときにディスク22の歯25上にプラットフォームが凭れることを可能にする底壁32と、底壁32と通路壁31との間で径方向に延在する2つの側壁33と、を有する、箱形断面梁の形である。
【0029】
周知のやり方で、プラットフォーム30は、マトリクスによって緻密化された繊維強化材を備える有機マトリクス複合材料から作られてもよい。
【0030】
本発明によれば、プラットフォーム30は、ディスク22の歯25のタブ25a(
図4、
図5、および
図6)を受容するようにその上流端に係止リングを有する。この実施形態において、リング34は台形型の断面を呈する。
【0031】
図4を参照すると、
図3を参照して先に説明されたようなプラットフォーム30を利用する回転アセンブリの説明が続く。
図4は、本発明の一実施形態のファン2をより詳細に示す(
図5に示される切断面IV上の、ファンディスクの歯を通る断面)。
【0032】
図4では具体的に、上流シュラウド21と、ファンディスク22と、プラットフォーム30の下流端でアセンブリステップ31aと協働するための保持フランジ23aを有する下流ドラム23(「ブースター」ドラムまたは「ブースター」シュラウドとも称される)とを備える、ファン2が見られる。下流ドラム23は、留め具23bによって、歯25内に下流ステップを通じて形成された孔25bを介して、ファンディスク22に締結されている。シュラウド21は留め具21aによって、軸方向上流にディスク22の歯25を延在させるタブ25aを介してファンディスク22に締結されている。
【0033】
なお、ディスク22の歯25は第1長さL1にわたって延在する平面部分(孔25bを含む下流ステップとタブ25aの上流端との間)を呈すること、ならびにディスクの歯のタブ25aは第1長さL1の4%から15%の範囲で構成してもよい第2長さL2にわたって延在することが、観察される。係止リング34は、好ましくはタブ25aの長さL2よりも短い長さにわたって軸方向に延在する。
【0034】
ファンディスク22は、動作中に上流シュラウド21、ファンディスク22、ブレード26、および下流ドラム23が低圧タービン7によって一緒に回転駆動させられるように、エンジンの低圧タービン7の駆動シャフトに連結されている。このため上流シュラウド21と下流ドラム23との間に実装されてこれら2つの要素によって所定位置で軸方向に閉鎖されたプラットフォーム30も、同様に回転駆動させられる。
【0035】
プラットフォーム30は、タブ25a上に「ネジ留め」された係止リング34によって、その上流端で径方向に保持される。言い換えると、歯25のタブ25aは、プラットフォーム30の係止リング34内に挿入される。
【0036】
有利なやり方で、タブ25aは、同様にリングの断面と略同一な台形型の内側断面を呈するリング34と協働するための台形型の断面を呈する。その結果、プラットフォーム30は、一端タブ25a上にネジ留めされると、径方向および接線方向の両方で閉鎖される。当然ながら、たとえば円形、矩形の断面など、その他いずれのタイプの断面も、タブ25aまたはリング34に対して想定可能である。
【0037】
図5は、
図4に示されるようなプラットフォーム30が実装されたファンディスク22を含む、本発明の回転アセンブリの(
図4の方向Vに沿った)上流からの図である。
【0038】
図6は、プラットフォーム30’が実装されたディスク22を同様に含む、本発明の回転アセンブリの別の実施形態を示す。
【0039】
図4および
図5に示される回転アセンブリとは異なり、
図6の回転アセンブリのプラットフォーム30’の係止リング34’は、ディスク22の歯25のタブ25aの台形型の断面よりも大きい矩形断面を呈する。そして(タブ25aがリング内に挿入されるときに)リング34’とタブ25aとの間には、これら2つの要素の間の空間を占有して、その上流端でプラットフォームを径方向および接線方向に閉鎖するように、スペーサ40が配置される。スペーサ40は、リング34’とタブ25aとの間に残った空間の形状に実質的に対応する断面を呈し、これは本例ではU字型である。
【0040】
スペーサ40の使用は、接線方向に一定量の空隙を有してプラットフォーム30’を実装し、その後これをスペーサで係止できるようにするので、有利である。具体的には、ファンを組み立てるとき、ブレードおよびプラットフォームの複雑で嵩張るプロファイルは、ディスク上にプラットフォームを組み立てるときの作業のための空間をほとんど残さない。このため、プラットフォームを接線方向に(
図6の矢印10の方向に)旋回させられれば、ファンの組立が容易になる。
【0041】
最後に、本発明のファンを組み立てるためには、ディスク22上に下流ドラム23を組み立ててから、上流シュラウド21をディスク22に締結するための留め具要素21a(たとえば、ナット)の一部を所定位置に配置することから始めることが可能である。その後、プラットフォーム30、30’は、係止リング34、34’がタブ25aに対向してこれと整列するように、歯のディスクまで径方向に移動させられる。するとプラットフォーム30、30’は、下流ドラム23によって下流で閉鎖されるようになるまでディスクの歯に沿って移動するように、上流から下流まで軸方向に並進的に移動させられる。最後に、上流シュラウド21がディスク22上に実装され、留め具要素21aによって締結される。
【0042】
なお、スペーサ40が使用されると、ディスクの歯のタブ25a上にネジ留めされている間にプラットフォーム30’を接線方向に旋回させ、その後上流シュラウド21の実装に先立ってスペーサ40でこれを閉鎖することが可能になることが、認められる。
【0043】
また、本発明は上述の例のような箱形断面プラットフォームにのみ適用されるものではなく、ファンブレードに取り付けられるいずれのタイプのプラットフォームにも適用されてよいことも、認められる。