技術分野
気体、液体等の流体を調整するためのバルブ、特に自動車等の内燃機関のウォータージャケットの冷却水温を調整するためのロータリーバルブを制御するCCV(Coolant Control Valve)駆動制御を行うバルブ制御装置及びバルブ制御方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、バルブのシールにはEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)等の弾性力を有するシール材料が使用されることが一般的であり、不感帯でのDCモータ停止時にシール部材の弾性力に起因するねじれ戻りにより、バルブが停止位置から戻り方向(例えば、バルブが開方向に進んでいた場合は閉方向)に戻されてしまう場合がある。CCV駆動制御は、微小開度の制御が重要であるが、このような停止位置からの戻りによりバルブ位置がしきい値Bよりなる不感帯から逸脱する場合、DCモータを再駆動する必要が生じるため、余分な電力を浪費するばかりか、DCモータの劣化の原因となるという問題があった。一方で、当該不感帯を過度に広げればDCモータを再駆動する頻度は減少するものの、冷却水温度の制御性が悪くなるという問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、流体温度の制御性を損なうことなく、バルブの戻りに起因する不感帯からの逸脱を低減できるバルブ制御装置及びバルブ制御方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、バルブの目標位置を示す目標開度と該バルブの現在の位置を示す実開度とを取得する開度取得部と、前記目標開度と前記実開度との開度偏差を算出する偏差算出部と、前記開度偏差の符号を判定する符号判定部と、前記目標開度が変更され、前記各開度の取得、前記開度偏差の算出、及び前記符号の判定が繰り返される度に、前記符号がゼロまたは逆の符号となるまで、算出される開度偏・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、流体温度の制御性を損なうことなくバルブの戻りに起因する不感帯からの逸脱を低減できる。なお、本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本実施の形態に係るエンジン冷却システムを示す模式図である。
【図2】 ECUのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 ECUの機能構成を示す機能ブロック図である。
【図4】 本実施の形態に係るバルブ制御処理を示すフローチャートである。
【図5】 状態検知処理を示すフローチャートである。
【図6】 過渡状態処理を示すフローチャートである。
【図7】 バルブ開放処理を示すフローチャートである。
【図8】 バルブ閉鎖処理を示すフローチャートである。
【図9】 ゼロ状態処理を示すフローチャートである。
【図10】 定常状態処理を示すフローチャートである。
1 エンジン冷却システム、23 駆動回路、31 ECU、101 取得部、102 算出部、103 判定部、104 出力部、211 バルブ。
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