特許第6737739号(P6737739)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6737739
(24)【登録日】2020年7月20日
(45)【発行日】2020年8月12日
(54)【発明の名称】オンタンク型薬液供給装置
(51)【国際特許分類】
   E03D 9/02 20060101AFI20200730BHJP
【FI】
   E03D9/02
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-108296(P2017-108296)
(22)【出願日】2017年5月31日
(65)【公開番号】特開2018-204227(P2018-204227A)
(43)【公開日】2018年12月27日
【審査請求日】2018年8月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000100539
【氏名又は名称】アース製薬株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】龍前 以緒
(72)【発明者】
【氏名】東藤 悠一郎
【審査官】 波多江 進
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−129544(JP,A)
【文献】 特開2002−327480(JP,A)
【文献】 特開2016−070010(JP,A)
【文献】 特開2002−146879(JP,A)
【文献】 特開2003−193533(JP,A)
【文献】 特開2013−079494(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0118478(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03D 9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
水洗トイレの貯水タンク上に設置可能なオンタンク型薬液供給装置であって、
液状薬剤を収容可能な薬剤容器と、
前記薬剤容器を支持するとともに、当該薬剤容器から供給された液状薬剤を貯留可能な貯留部と、貯水タンクに取り付ける取り付け部を有する台座と、
を備え、
前記貯留部は、底面と、当該底面の縁部から立ち上がる側壁と、平面視における前記側壁より中心側の前記底面から延びる延設部材とを有し、
前記延設部材の前記底面から延びる少なくとも一面が、前記液状薬剤を貯留することができる微細な凹凸を含む凹凸面に加工されている、
オンタンク型薬液供給装置。
【請求項2】
請求項1に記載のオンタンク型薬液供給装置であって、
前記底面が凹凸面に加工されている、オンタンク型薬液供給装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のオンタンク型薬液供給装置であって、
前記底面には、平面視における中心から外側に向かって、第1の通水孔および第2の通水孔が少なくとも設けられ、前記第2の通水孔は、前記側壁の近傍に設けられる、オンタンク型薬液供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載のオンタンク型薬液供給装置であって、
前記側壁が、前記底面に対して略90度の角度をもって立ち上がるとともに、内面と外面を通過する通過孔を備え、前記側壁の全面積に対する前記通過孔が占める割合が50〜80%である、オンタンク型薬液供給装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のオンタンク型薬液供給装置であって、
前記取り付け部が前記底面の裏面に設けられ、当該取り付け部は、前記貯水タンクの吸水口に挿入可能な複数の長脚リブと、前記吸水口と前記底面の裏面との間にクリアランスを形成する複数の短脚リブとを設けた、オンタンク型薬液供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗トイレの貯水タンク上に設置され、フラッシング用の水とともに液剤を含有する液を貯水タンクに流出させるオンタンク型薬液供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、水洗トイレの貯水タンクの蓋上に載せて使用されるオンタンク式のトイレ芳香洗浄器具は、芳香成分や洗浄成分を含む固形物にフラッシング用の水をかけ、芳香成分や洗浄成分を溶出させた液を貯水タンクに供給する形式が主であった。
【0003】
このような固形物に代わり、芳香成分や洗浄成分を高濃度で含む液剤を貯蔵した貯蔵容器を具備した種々のオンタンク型薬液供給装置が提案されている。
【0004】
特許文献1は、芳香剤等の揮散量を著しく増加させ、また、芳香剤等の揮散範囲も拡大することを目的としたオンタンク型薬剤供給容器を開示している。
水洗トイレの手洗用蛇口付き貯水タンクに載置して使用するオンタンク型薬剤供給容器であって、該貯水タンク内の水を吐出させることにより、外部から該貯水タンク内部への吸気による気流及び給水時の該貯水タンク内部から外部に流出する気流に暴露する薬剤揮散・貯留部材を上記薬剤供給容器の底部表面に設けている。
【0005】
特許文献2は、転倒や位置ずれなく、周囲空間へ十分に薬剤を揮散させつつ、適正量で薬剤を溶解させることを目的とした水洗トイレ用薬剤供給具を開示している。
この水洗トイレ用薬剤供給具では、薬剤容器を供給具本体にセットしたならば、長尺脚部を貯水タンク式水洗トイレの貯水タンク上蓋の穴に遊嵌することにより、水洗トイレ用薬剤供給具が使用状態となる。この使用状態において、含浸体に含浸している薬剤は、上部が開放状の供給具本体から外部へ自在に揮散する。放水タップからの水は、タンク貯水タンク上蓋の表面に沿って流動する際に、流入用開口部から供給具本体内に流入し、含浸体に含浸されている薬剤を溶解させ、流出用開口部及び円形孔から流出し、貯水タンク内に流下して貯水タンク内に貯留する。
【0006】
特許文献3は、長期間にわたって芳香効果や洗浄効果を安定に発揮し得ることを目的としたオンタンク式トイレ芳香洗浄器具用液剤とともに当該器具を開示している。
貯蔵容器中の液剤を液溜部に導き、フラッシング用の水を前記液溜部に供給して液剤を含有する液を貯水タンクに流出させるオンタンク式トイレ芳香洗浄器具に使用される液剤であって、貯蔵容器から液溜部に導かれる液量が所定量となるように粘度が調整されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−309651号公報
【特許文献2】特開2002−327480号公報
【特許文献3】特開2003−52802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1、3に開示の装置によれば、適正な姿勢状態で使用しても、装置から吐出された薬液が、装置の構造的な理由から、香りをトイレ空間へ十分に蒸発させることが依然として困難であり、未だその性能は満足のいくレベルに達してはいない。特許文献2に開示の装置によれば、排水操作などで薬液装置が傾いたりすると、薬液吐出量が適正でなくなり、本来の洗浄機能を発揮することが困難である。
【0009】
本発明は、水洗トイレの便器を洗浄する液状薬剤を効率的に貯留することができ、水洗トイレを効率的に洗浄し得るオンタンク型薬液供給装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のオンタンク型薬液供給装置は、水洗トイレの貯水タンク上に設置可能なオンタンク型薬液供給装置であって、液状薬剤を収容可能な薬剤容器と、前記薬剤容器を支持するとともに、当該薬剤容器から供給された液状薬剤を貯留可能な貯留部と、貯水タンクに取り付ける取り付け部を有する台座と、を備え、前記貯留部は、底面と、当該底面の縁部から立ち上がる側壁と、平面視における前記側壁より中心側の前記底面から延びる延設部材とを有し、前記延設部材の前記底面から延びる少なくとも一面が、前記液状薬剤を貯留することができる微細な凹凸を含む凹凸面に加工されている。
【発明の効果】
【0011】
本発明のオンタンク型薬液供給装置は、液状薬剤の貯留部が所定の凹凸形状や延設部材を有しており、液状薬剤を効果的に貯留することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態のオンタンク型薬液供給装置の全体構成を示し、(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から見た斜視図。
図2】実施形態のオンタンク型薬液供給装置の分解斜視図。
図3】実施形態のオンタンク型薬液供給装置に用いられる台座を示し、(a)は断面図、(b)は上面図。
図4】(a)は図3(b)のA部の拡大図、(b)は図3(b)のB部の拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係るオンタンク型薬液供給装置の好適な実施形態を、図1図4に基づいて詳述する。
【0014】
図1は、本発明に係るオンタンク型薬液供給装置の一実施形態の全体構成を示し、図1(a)は上方から見た斜視図、図1(b)は下方から見た斜視図をそれぞれ示している。オンタンク型薬液供給装置1は、図示せぬ水洗トイレの貯水タンク上に設置可能であり、貯水タンク上に設置された状態で、フラッシング用の水とともに液状薬剤をトイレボールに流出させ、トイレボールを清掃する機能を奏する。
【0015】
図2は、実施形態のオンタンク型薬液供給装置1の分解斜視図を示す。オンタンク型薬液供給装置1は、カバー部材10と、薬剤容器20と、台座30とを備えている。
【0016】
薬剤容器20は略円筒形の外形を有し、有効成分として芳香剤、洗浄剤等を含有する液状薬剤を収容する。薬剤容器20は、収容された液状薬剤の量を目視できるように、例えば透明樹脂により構成されるが、その素材や形状は特に限定されない。本実施形態では、台座30との取り付け前に中身の液状薬剤の流出を防止する中栓22が、薬剤容器20の底面に設けられた供給口21に取り付けられている。
【0017】
台座30は、薬剤容器20の下部に取り付けられ、薬剤容器20を下方から支持する。台座30は、薬剤容器20の底面に設けられた供給口21から供給された液状薬剤を貯留するとともに、貯水タンクに取り付け可能である。台座30は例えば樹脂により構成されるが、その素材や形状は特に限定されない。台座30の詳細は後述する。
【0018】
カバー部材10は蓋状の部材であり、意匠上の観点から薬剤容器20の上部に被せられる部材であるが、必須の部材ではない。カバー部材10は例えば樹脂により構成されるが、その素材や形状は特に限定されない。
【0019】
台座30は、薬剤容器20の供給口21から排出される液状薬剤を、大気圧を用いて外部へ排出、供給するための液状薬剤伝達部材33と、液状薬剤伝達部材33から排出された液状薬剤を一時的に貯留、保持可能な貯留部40と、台座30を貯水タンクの吸水口に取り付けるための取り付け部34を有している。
【0020】
液状薬剤伝達部材33は、下側に向かってその径が拡大する中空パイプ形状を有し、上側の頂部には上側開口33aが設けられている。液状薬剤伝達部材33の下側には、液状薬剤伝達部材33の上下方向に形成された幅の小さいスリット状の液体伝達路44が設けられている。
【0021】
液状薬剤を収容した薬剤容器20と台座30とを組み合わす場合は、薬剤容器20の供給口21に、液状薬剤伝達部材33を挿入する。ここで、中栓22には、例えば図視せぬ塞栓部材が取り付けられており、液状薬剤伝達部材33が当該塞栓部材を貫通する。そして、薬剤容器20の供給口21および中栓22が、液状薬剤伝達部材33と、貯留部40の底面41から略垂直方向に延びるように設けられた支持突起43との間に位置し、保持される。このとき、中栓22の先端は、液状薬剤伝達部材33の周囲に設けられた突条37の上に接することになる。
【0022】
薬剤容器20と台座30の組み合わせ状態において、液状薬剤伝達部材33の上側開口33aは、薬剤容器20中の液状薬剤の液面より上側に位置している。液状薬剤伝達部材33の内部の底面は、図示せぬ孔を通じて外部の大気に通じている。よって、たとえ内部の液状薬剤が減っても、大気圧が、常に薬剤容器20に収容された液状薬剤の液面にかかることになり、液状薬剤は、液体伝達路44に沿って下方に押圧される。ここで、突条37の周方向には、切欠き部38が複数個所に設けられており、液体伝達路44の下端が、この切欠き部38に通じている。よって、液体伝達路44に沿って下方に降りてきた液状薬剤は、切欠き部38を通じて、台座30の貯留部40に排出、供給される。貯留部40は、供給された液状薬剤を保持、貯留することができる。
【0023】
図3(a)は台座30の断面図、図3(b)は台座30の上面図を示している。ただし、図3(a)の左半分は断面図を示すが、右半分は正面図を示している。台座30の貯留部40は、略円筒形の外形形状を有している。貯留部40は、その外形形状である円筒形の底に相当し、平面視円形状を有する底面41と、円筒形の側面に相当し、当該底面41の縁部から立ち上がる側壁32を有する。側壁32は、底面41に対し略90度の角度をもって立ちあがっている。側壁32は、その内面と外面を通過する通過孔32aを備えており、液状薬剤中の香料成分等を効率よく揮散させる。さらに貯留部40に供給されたフラッシング用の水の一部が通過孔32aを通過する。円筒状の側壁32の全面積に対する通過孔32aが占める割合は、50〜80%の範囲に設定することが好ましい。もちろん、側壁32の形状や大きさ(高さ)は特に限定されない。
【0024】
台座30の貯留部40の底面41には、平面視における中心から外側に向かって、フラッシング用の水を通過させ、排水する第1の通水孔46および第2の通水孔45が設けられている。そして第2の通水孔45は、側壁32の近傍に設けられている。第1の通水孔46は周方向に6つ、第2の通水孔45は4つの配列を一単位として、この単位が周方向に6つ設けられている。第1の通水孔46および第2の通水孔45各々の位置、数、形状なども特に限定はされない。さらに別の通水孔を、第1の通水孔46と第2の通水孔45の間の位置等に設けることが可能である。
【0025】
底面41の裏面には、台座30を貯水タンクに取り付けるための取り付け部34が設けられている。取り付け部34は、貯水タンクの吸水口に挿入可能な複数の長脚リブ35と、吸水口と底面41の裏面との間にクリアランスを確保するための複数の短脚リブ36とを含む。複数の長脚リブ35は弾性を有しており、吸水口に挿入された状態で拡がるため、台座30が安定的に設置される。短脚リブ36により、吸水口と底面41の裏面との間にクリアランスが確保されるため、水を円滑に吸水口に流すことが可能となる。
【0026】
図4(a)は、図3(b)のA部の拡大図を示す。本実施形態においては、貯留部40は、底面41から延びる延設部材42をさらに有している。延設部材42は板形状を有し、周方向に6つ設けられている。そして、延設部材42の底面41から延びる二つの対向する面42aが、微細な凹凸を含む凹凸面42aに加工されている。凹凸は、延設部材42が延びる方向(紙面に垂直な方向)に沿って形成されている。
【0027】
貯留部40が平らな底面41のみからなる場合、その表面積は限定され、液状薬剤を貯留、保持する能力は限定される。本実施形態においては、底面41から延びる延設部材42を有しており、表面積を増やすことにより液状薬剤を貯留、保持する能力が向上している。さらに延設部材42の底面41から延びる二つの対向する面が、微細な凹凸を含む凹凸面42aになっており、表面積を一層増やしている。凹凸の部分に液状薬剤を貯留することで液状薬剤を保持する能力が一層向上し、液状薬剤の蒸発を抑制することができる。
【0028】
凹凸面42aの形状、数、大きさ、加工方法などは特に限定されない。実施形態の様に対向する二つの面に設ける必要は必ずしもなく、一方の面のみに設けることもできる。また、凹凸面42aは凹部と凸部の繰り返しのみならず、ドット形状、のこぎり刃の形状などを含み、面に沿って所定の高低差が生じていればよい。凹凸面42aの凸部の頂部または凹部の底部の角度は、例えば100〜130度に設定することができる。
【0029】
図4(b)は図3(b)のB部の拡大図を示す。本実施形態においては、底面41も凹凸面に加工されている。すなわち、底面41は、平面視正方形の凸部(突状部)41bが格子状に並べられており、凸部41bの間に凹部(溝状部)41cが形成され、凹凸面41aを形成している。例えば、凸部41bは一辺が1.4mmの正方形、凹部41cの幅は0.6mm、深さは0.2mmに設定することができる。凹部41cに液状薬剤を貯留するとともに、液状薬剤の流出を防止することができ、液状薬剤を貯留、保持する能力が向上している。例えば、本加工による底面41の面積は、凹凸面のない平面状の底面41の面積に比べて、20〜80%増加させることが好ましい。
【0030】
凸部41b、凹部41cの形状、数、大きさ、加工方法などは特に限定されない。凹凸面41aは凹部と凸部の繰り返しのみならず、ドット形状、のこぎり刃の形状などを含み、面に沿って所定の高低差が生じていればよい。また、台座30の本体とは別に、表面に凹凸を有するシートを用意し、台座30の本体の底面41に貼付して、凸部41b、凹部41cを設けてもよい。
【0031】
上記の如く構成されるオンタンク型薬液供給装置1は、図示せぬ水洗トイレの貯水タンク上に設置され、この設置状態でフラッシング用の水が貯留部40に流入する。流入した水は、貯留部40に貯留した液状薬剤と接触し、液状薬剤が混合された水が、貯留部40の底面41の第1の通水孔46および第2の通水孔45を通じて、貯水タンクの吸水口に流入する。そして、この液状薬剤を含む水が貯水タンクから便器に流出され、便器を洗浄する。フラッシングの後は、再び貯留部40に液状液剤が保持される。
【0032】
本実施形態のオンタンク型薬液供給装置1は、通水孔(第1の通水孔46および第2の通水孔45)を介してフラッシング用の水を効率的に通過させ、速やかに排水することで、液ハネや転倒などを抑制し、適正な使用状態を確保することができる。また、本実施形態のオンタンク型薬液供給装置1は、台座30に設けた延設部材42やその凹凸面42a、底面41やその凹凸面41aにより、液状薬剤を効果的に貯留することができる。
【0033】
本発明のオンタンク型薬液供給装置に収容される液状薬剤は、有効成分として芳香剤、洗浄剤等を用いることができるが、特にその種類は限定されない。
【0034】
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、液状薬剤を効果的に貯留し、効率よく水洗トイレの貯水タンクを洗浄可能なオンタンク型薬液供給装置を提供する。
【符号の説明】
【0036】
1 オンタンク型薬液供給装置
10 カバー部材
20 薬剤容器
30 台座
33 液状薬剤伝達部材
34 取り付け部
35 長脚リブ
36 短脚リブ
37 突条
38 切欠き部
40 貯留部
41 底面
41a 凹凸面
41b 凸部
41c 凹部
42 延設部材
42a 凹凸面
43 支持突起
44 液体伝達路
46 第1の通水孔
45 第2の通水孔

図1
図2
図3
図4