特許第6738146号(P6738146)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6738146
(24)【登録日】2020年7月21日
(45)【発行日】2020年8月12日
(54)【発明の名称】浴槽装置
(51)【国際特許分類】
   A47K 3/12 20060101AFI20200730BHJP
   A47K 4/00 20060101ALI20200730BHJP
   A47K 3/00 20060101ALI20200730BHJP
【FI】
   A47K3/12
   A47K4/00
   A47K3/00 B
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-257333(P2015-257333)
(22)【出願日】2015年12月28日
(65)【公開番号】特開2017-119003(P2017-119003A)
(43)【公開日】2017年7月6日
【審査請求日】2018年8月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】302045705
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
(72)【発明者】
【氏名】長瀬 徳彦
(72)【発明者】
【氏名】小川 朋位
(72)【発明者】
【氏名】堀江 直也
(72)【発明者】
【氏名】葛谷 加代子
【審査官】 七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−200259(JP,A)
【文献】 特開2001−292923(JP,A)
【文献】 特開2015−097592(JP,A)
【文献】 米国特許第05551100(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 3/00− 4/00
A61G 5/00
A61H 33/00−37/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽本体と、
前記浴槽本体の上部に載せられた着座可能なバスボードと、
前記バスボードと隣接するように設けられた着座可能なカウンタと、
風呂蓋と、
を備え、
前記バスボードの前記カウンタ側の端部と、前記カウンタの前記バスボード側の端部とが近傍に位置しており、
前記バスボードの前記カウンタ側の端部近傍の少なくとも一面と、前記カウンタの前記バスボード側の端部近傍の少なくとも一面とが略揃えられており、
前記風呂蓋は、前記バスボードを覆うように前記浴槽本体のフランジ部上に載置される浴槽装置。
【請求項2】
前記バスボードの前記カウンタ側の端部近傍における上面と、前記カウンタの前記バスボード側の端部近傍における上面とが略揃えられている請求項1に記載の浴槽装置。
【請求項3】
前記バスボードの前記カウンタ側の端部近傍における前側面と、前記カウンタの前記バスボード側の端部近傍における前側面とが略揃えられている請求項1から2までの何れか1項に記載の浴槽装置。
【請求項4】
前記バスボードが前記風呂蓋に覆われた状態において、前記バスボードの上面が前記風呂蓋の下面と当接している請求項1から3までの何れか1項に記載の浴槽装置。
【請求項5】
前記浴槽本体のフランジ部の上面と前記バスボードの上面とが略揃えられている請求項1から4までの何れか1項に記載の浴槽装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、浴槽本体と、該浴槽本体の上部に載せられたユーザが着座することのできる蓋体(以下「バスボード」と称する)とを備える浴槽装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−95426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、浴槽装置の洗い場にもユーザが着座することのできるカウンタが設けられる場合がある。この場合、浴槽本体上のバスボードと洗い場のカウンタとの間を容易に移乗できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、カウンタとバスボードの間の移乗が容易な浴槽装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の浴槽装置は、浴槽本体と、浴槽本体の上部に載せられた着座可能なバスボードと、バスボードと隣接するように設けられた着座可能なカウンタと、を備える。バスボードのカウンタ側の端部近傍の少なくとも一面と、カウンタのバスボード側の端部近傍の少なくとも一面とが略揃えられている。
【0007】
この態様によると、バスボードとカウンタとの間の段差が抑えられるため、着座したままのバスボードとカウンタの間の移乗が容易となる。
【0008】
バスボードのカウンタ側の端部近傍における上面と、カウンタのバスボード側の端部近傍における上面とが略揃えられていてもよい。
【0009】
バスボードのカウンタ側の端部近傍における前側面と、カウンタのバスボード側の端部近傍における前側面とが略揃えられていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、カウンタとバスボードの間の移乗が容易な浴槽装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態に係る浴槽装置を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る浴槽装置の使用状態を説明するための図である。
図3】本発明の第1実施形態に係る浴槽装置におけるバスボードとカウンタの位置関係を説明するための図である。
図4】第1実施形態の変形例に係る浴槽装置におけるバスボードとカウンタの位置関係を説明するための図である。
図5】本発明の第2実施形態に係る浴槽装置を説明するための平面図である。
図6】第2実施形態の変形例に係る浴槽装置を説明するための平面図である。
図7】本発明の第3実施形態に係る浴槽装置の斜視図である。
図8】本発明の第3実施形態に係る浴槽装置の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係る浴槽装置100を示す斜視図である。図1に示すように、浴槽装置100は、浴槽本体110と、浴槽本体110の隣の洗い場111に設けられたカウンタ116と、浴槽本体110の上部に載せられるバスボード118とを備える。
【0014】
浴槽本体110は、上部のフランジ部112の内側にフランジ部112から1段下がったフランジ段部114が周状に設けられている。バスボード118は、浴槽本体110のフランジ段部114に載せられる。バスボード118は、矩形板状の芯材の表面を表面材で覆った構成を有する。芯材は、発砲ポリスチレン等の発泡樹脂製であってよい。表面材は、ガラス繊維に合成樹脂を含浸した繊維強化樹脂(FRP)の薄板であってよい。ユーザの座り心地を良くするために、表面材上にクッション材が設けられてもよい。クッション材は、例えば発泡ポリエチレン等の発泡樹脂製であってよい。
【0015】
カウンタ116は、浴槽装置100の一壁面119から水平方向に延出した略板状体である。カウンタ116は、バスボード118と隣接するように設けられている。図1に示すように、カウンタ116の浴槽本体110側の浴槽側端部116aは、浴槽本体110の近傍まで延在している。浴槽装置100では、ユーザがカウンタ116に着座する使用態様を想定しているため、カウンタ116はユーザが着座しても耐えうる強度に形成されている。
【0016】
図2は、本発明の実施形態に係る浴槽装置100の使用状態を説明するための図である。本実施形態に係る浴槽装置100は、通常の浴槽本体110内の湯にユーザが全身を入れて使用するだけでなく、図2に示すようなユーザが湯に足のみを入れて使用することができる。湯に足のみを入れる使用の場合、バスボード118を浴槽本体110の長手方向の端部115(図1に示すように壁面119側)に寄せて位置させた状態で、ユーザがバスボード118上に着座する。
【0017】
上述したように、本実施形態に係る浴槽装置100では、ユーザは洗い場111のカウンタ116にも着座することができる。また、カウンタ116の浴槽側端部116aは浴槽本体110の近傍まで延在している。従って、ユーザは、カウンタ116に着座した状態から立ち上がることなく、浴槽本体110上のバスボード118に移乗することができる。また逆に、浴槽本体110上のバスボード118に着座した状態から立ち上がることなく、カウンタ116に移乗することができる。
【0018】
図3は、本発明の第1実施形態に係る浴槽装置100におけるバスボード118とカウンタ116の位置関係を説明するための図である。
【0019】
上述したように、浴槽本体110は、フランジ部112の内側にフランジ部112から1段下がったフランジ段部114が設けられており、該フランジ段部114にバスボード118が載置されている。これにより、フランジ部112の上面とバスボード118の上面118aとが略揃えられている。
【0020】
カウンタ116の浴槽側端部116aは、浴槽本体110の側面110aの近傍まで延在している。図3では、カウンタ116の浴槽側端部116aと浴槽本体110の側面110aは僅かに離間しているが、カウンタ116の浴槽側端部116aと浴槽本体110の側面110aは当接していてもよい。カウンタ116の浴槽側端部116aと浴槽本体110の側面110aは、カウンタ116の上面116bより一段低い部材を介して当接してもよい。この場合、カウンタ116からの水がフランジ部112を伝って浴槽内に水が入り込むことを防止できる。
【0021】
本第1実施形態に係る浴槽装置100では、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられている。すなわち、バスボード118の上面118aの高さと、カウンタ116の上面116bの高さとが略等しくなっている。これによりバスボード118とカウンタ116との間の上面の段差が抑えられるため、着座したままのバスボード118とカウンタ116の間の移乗が容易となる。このとき、バスボード118とカウンタ116との間に位置するフランジ部112の上面も、バスボード118の上面118aおよびカウンタ116の上面116bと略同じ高さであることが好ましい。この場合、フランジ部112の全周の上面が全て同じ高さであってもよいし、バスボード118とカウンタ116との間に位置するフランジ部112の上面だけが同じ高さであってもよい。また、フランジ部112は少なくともカウンタ116とバスボード118の間にあればよく、浴槽本体110の全周にわたって存在していなくてもよい。
【0022】
図3では、バスボード118の上面118aの全域が、カウンタ116の上面116bの全域と揃えられている。しかしながら、少なくとも、バスボード118のカウンタ116側の端部近傍領域118bにおける上面118aと、カウンタ116のバスボード118側の端部近傍領域116cにおける上面116bとが略揃えられていればよい。バスボード118の端部近傍領域118bおよびカウンタ116の端部近傍領域116cは、それぞれの端部から例えば10cm〜30cm程度までであってよい。少なくとも端部から例えば10cm〜30cm程度までの領域において上面が揃っていれば、着座したままのバスボード118とカウンタ116の間を移乗が容易である。
【0023】
上記ではバスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていると説明したが、両者の高さが厳密に一致している必要はなく、着座したままの移乗を容易にするという目的を達成する範囲において両者の高さに若干の差があってもよい。バスボード118の上面118aの高さと、カウンタ116の上面116bの高さの差が例えば10mm程度あったとしても、着座したままの移乗を容易にするという目的を達成可能であるため、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていると見なすことができる。
【0024】
また、本実施形態に係る浴槽装置100によれば、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていることにより、すっきりとした見栄えとなり、浴槽装置の意匠性を向上できる。
【0025】
図4は、第1実施形態の変形例に係る浴槽装置200におけるバスボード118とカウンタ116の位置関係を説明するための図である。図4に示す浴槽装置200は、バスボード118の形状が図3に示す浴槽装置100と異なる。本変形例に係る浴槽装置200では、バスボード118の周縁部に段部118cが形成されている。
【0026】
上記の第1実施形態に係る浴槽装置100の説明では、バスボード118の端部近傍領域118bにおける上面118aと、カウンタ116の端部近傍領域116cにおける上面116bとが略揃えられていればよいと説明した。しかしながら、バスボード118の端部近傍領域118bの一部に段部118cが形成されていても、着座したままの移乗を容易にするという目的を達成可能であるため、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていると見なすことができる。これはカウンタ116についても同様で、カウンタ116の端部近傍領域116cに段部(図示せず)が形成されている場合も、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていると見なすことができる。
【0027】
また、カウンタ116には通常、上面116b上に水が溜まるのを防ぐために1度〜2度程度の水勾配が設けられる。従って、厳密にはバスボード118の端部近傍領域118bにおける上面118aとカウンタ116の端部近傍領域116cにおける上面116bが揃わない場合がある。しかしながら、この水勾配による高さの差がある場合も、着座したままの移乗を容易にするという目的を達成可能であるため、バスボード118の上面118aと、カウンタ116の上面116bとが略揃えられていると見なすことができる。
【0028】
図5は、本発明の第2実施形態に係る浴槽装置300を説明するための平面図である。浴槽装置300もまた、上述の浴槽装置100と同様に、浴槽本体110と、浴槽本体110の隣の洗い場111に設けられたカウンタ116と、浴槽本体110の上部に載せられるバスボード118とを備える。
【0029】
本第2実施形態に係る浴槽装置300では、バスボード118の前側面118dと、カウンタ116の前側面116dとが略揃えられている。すなわち、壁面119からバスボード118の前側面118dまでの距離と、壁面119からカウンタ116の前側面116dまでの距離が略等しくなっている。これによりバスボード118とカウンタ116との間の前側面の段差が抑えられるため、着座したままのバスボード118とカウンタ116の間の移乗が容易となる。
【0030】
また、本実施形態に係る浴槽装置300によれば、バスボード118の前側面118dと、カウンタ116の前側面116dとが略揃えられていることにより、すっきりとした見栄えとなり、浴槽装置の意匠性を向上できる。例えば、カウンタ116の奥行き(すなわち壁面119からカウンタ116の前側面116dまでの長さ)は400mmであり、バスボード118の短手方向長さは300mmであってよい。カウンタ116の奥行きおよびバスボード118の短手方向長さがこの程度であると、ユーザ着座したときに背中が壁面119に近く、安心感が得られる。逆にカウンタ116の奥行きおよびバスボード118の短手方向長さがあまりに長くなると、ユーザ着座したときに背中と壁面119が遠くなり、安心感に欠けるおそれがある。
【0031】
図6は、第2実施形態の変形例に係る浴槽装置400を説明するための平面図である。図6に示す浴槽装置400は、カウンタ116の形状が図5に示す浴槽装置300と異なる。本変形例に係る浴槽装置400では、バスボード118が中央部付近から湾曲した形状となっている。
【0032】
上記の第2実施形態に係る浴槽装置300の説明では、バスボード118の前側面118dと、カウンタ116の前側面116dとが略揃えられている、と説明した。しかしながら、少なくとも、バスボード118のカウンタ116側の端部近傍領域118bにおける前側面118dと、カウンタ116のバスボード118側の端部近傍領域116cにおける前側面116dとが略揃えられていれば、着座したままのバスボード118とカウンタ116との間の移乗を容易にするという目的を達成できる。
【0033】
以上説明したように、上記の第1および第2実施形態に係る浴槽装置では、バスボード118のカウンタ116側の端部近傍領域118bの少なくとも一面と、カウンタ116のバスボード118側の端部近傍領域116cの少なくとも一面とが略揃えられている。これにより、バスボード118とカウンタ116との間の段差が抑えられるため、着座したままのバスボード118とカウンタ116の間の移乗が容易となる。
【0034】
図7は、本発明の第3実施形態に係る浴槽装置500の斜視図である。図8は、本発明の第3実施形態に係る浴槽装置500の分解斜視図である。浴槽装置500は、浴槽本体110と、浴槽本体110の上部に載せられるバスボード118と、第1風呂蓋501および第2風呂蓋502と、を備える。
【0035】
本第3実施形態においても、浴槽本体110は、フランジ部112の内側にフランジ部112から1段下がったフランジ段部114が設けられており、該フランジ段部114にバスボード118が載置されている。これにより、フランジ部112の上面とバスボード118の上面118aとが略揃えられている。
【0036】
第1風呂蓋501は、フランジ部112上に浴槽本体110の半分を覆うように載置され、第2風呂蓋502は、フランジ部112上に浴槽本体110の残りの半分を覆うように載置される。図7に示すように、第1風呂蓋501は、バスボード118全体を覆っている。
【0037】
本第3実施形態に係る浴槽装置500では、バスボード118が第1風呂蓋501に覆われた状態において、バスボード118の上面118aが第1風呂蓋501の下面501aと当接している。これにより、浴槽本体110に溜めた湯の蒸気がバスボード118と第1風呂蓋501の間に入り込むのを防止または少なくとも抑制できるので、バスボード118の上面118aに水滴が付着し難くなる。これは、例えばユーザが着衣したままバスボード118の上面118aに着座し足だけを湯に入れる使用の際に、第1風呂蓋501を外した後にバスボード118の上面118aに付着した水滴を拭く手間を省略できるので都合がよい。
【0038】
上記では、バスボード118の上面118aが第1風呂蓋501の下面501aと当接していると説明したが、バスボード118の上面118aの全域が第1風呂蓋501の下面501aと当接している必要はなく、湯の蒸気がバスボード118と第1風呂蓋501の間に入り込むのを防止するための蒸気侵入防止構造がバスボード118に形成されていればよい。例えば、バスボード118の上面118aの周縁に沿って凸状部が形成されていてもよい。
【0039】
上述した浴槽装置500では、バスボード118と第1風呂蓋501との間の隙間をなくす構成としたが、違う目的でバスボード118と第1風呂蓋501との間の隙間が積極的に設けられてもよい。積極的に隙間を設けることで、浴槽本体110に溜めた湯の蒸気がバスボード118の下面側からだけでなく、隙間からも蒸気が入り込み、バスボード118が両面から温められることになる。これにより、第1風呂蓋501を外してバスボード118を使用する際に、ユーザがひやっと感じるのを防ぐことができる。
【0040】
以上、本発明の実施の形態およびその変形例をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
【符号の説明】
【0041】
100,200,300,400,500 浴槽装置、 110 浴槽本体、 111 洗い場、 112 フランジ部、 114 フランジ段部、 116 カウンタ、 118 バスボード、 119 壁面、 501 第1風呂蓋、 502 第2風呂蓋。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8