(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
CYが、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリドニル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、およびイソオキサゾリルから選択される、請求項1または2記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
Lが、−C(=O)−NH−[CY]である(ここで、[CY]は、Lのいずれの原子が環CYに結合しているかを示す)、請求項1から9のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
Lが、−NH−C(=O)−[CY]である(ここで、[CY]は、Lのいずれの原子が環CYに結合しているかを示す)、請求項1から9のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
増殖性障害を処置する方法に用いるための医薬組成物であって、前記方法が、それを必要としている対象に、治療有効量の請求項1から18のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩を投与することを含む、医薬組成物。
【発明を実施するための形態】
【0010】
別段の明確な規定がない限り、以下の定義が適用される。
【0011】
本明細書で使用するとき、「ハロゲン」(またはハロ)という用語は、フッ素、臭素、
塩素、またはヨウ素、特に、フッ素または塩素を指す。ハロゲンによって置換されたアル
キル(ハロアルキル)など、ハロゲン置換された基および部分は、モノ−、ポリ−、また
はペル−ハロゲン化されていてよい。
【0012】
本明細書で使用するとき、「ヘテロ原子」という用語は、別段の規定がない限り、窒素
(N)、酸素(O)、または硫黄(S)原子、特に、窒素または酸素を指す。
【0013】
本明細書で使用するとき、「アルキル」という用語は、20個以下の炭素原子を有する
、完全飽和の分枝状または非分枝状の炭化水素部分を指す。別段の規定がない限り、アル
キルは、1から10個の炭素原子、1から6個の炭素原子、または1から4個の炭素原子
を有する炭化水素部分を指す。典型的には、アルキル基は、1〜6個の炭素原子を有する
。「低級アルキル」は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を指す。アルキルの代表
例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、
イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキ
シル、3−メチルヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチルペンチル、n
−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシルなどが含まれるがこれらに限定され
ない。
【0014】
置換アルキルは、非置換のアルキル基に存在する水素の数以下の、1個以上の置換基、
例えば、1個、2個もしくは3個の置換基、または1〜4個の置換基などを水素の代わり
に含有するアルキル基である。アルキル基の好適な置換基は、別段の指定がなければ、ハ
ロゲン、CN、オキソ、ヒドロキシ、置換または非置換のC
1〜4アルコキシ、置換また
は非置換のC
3〜6シクロアルキル、置換または非置換のC
3〜6ヘテロシクロアルキル
、置換または非置換のフェニル、アミノ、(C
1〜4アルキル)アミノ、ジ(C
1〜4ア
ルキル)アミノ、C
1〜4アルキルチオ、C
1〜4アルキルスルホニル、−C(=O)−
C
1〜4アルキル、COOH、COO(C
1〜4アルキル)、−O(C=O)−C
1〜4
アルキル、−NHC(=O)C
1〜4アルキル、および−NHC(=O)OC
1〜4アル
キル基から選択することができ;ここで、置換C
1〜4アルコキシ、置換C
3〜6シクロ
アルキル、C
3〜6ヘテロシクロアルキル、および置換フェニルの置換基は、ハロ、C
1
〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、C
1〜4アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ、およ
びCNから選択される3個以下の基である。アルキル基の好ましい置換基には、ハロゲン
、CN、オキソ、ヒドロキシ、C
1〜4アルコキシ、C
3〜6シクロアルキル、フェニル
、アミノ、(C
1〜4アルキル)アミノ、ジ(C
1〜4アルキル)アミノ、C
1〜4アル
キルチオ、C
1〜4アルキルスルホニル、−C(=O)−C
1〜4アルキル、COOH、
−COO(C
1〜4アルキル)、−O(C=O)−C
1〜4アルキル、−NHC(=O)
C
1〜4アルキル、および−NHC(=O)OC
1〜4アルキル基が含まれる。
【0015】
本明細書で使用するとき、「アルキレン」という用語は、1から10個の炭素原子を有
し、他の特徴部(feature)に結合するための2個の空き原子価を有する、2価のアルキ
ル基を指す。別段の規定がない限り、アルキレンは、1から10個の炭素原子、1から6
個の炭素原子、または1から4個の炭素原子を有する部分を指す。アルキレンの代表例に
は、メチレン、エチレン、n−プロピレン、イソプロピレン、n−ブチレン、sec−ブ
チレン、イソブチレン、tert−ブチレン、n−ペンチレン、イソペンチレン、ネオペ
ンチレン、n−ヘキシレン、3−メチルヘキシレン、2,2−ジメチルペンチレン、2,
3−ジメチルペンチレン、n−ヘプチレン、n−オクチレン、n−ノニレン、n−デシレ
ンなどが含まれるがこれらに限定されない。置換アルキレンは、1個、2個、または3個
など、1個以上の置換基を含有するアルキレン基であり;別段の指定がない限り、好適か
つ好ましい置換基は、アルキル基について好適かつ好ましいと記載された置換基から選択
される。
【0016】
本明細書で使用するとき、「ハロアルキル」という用語は、本明細書で定義された1個
以上のハロ基によって置換されている、本明細書で定義されたアルキルを指す。ハロアル
キルは、モノハロアルキル、ジハロアルキル、トリハロアルキル、またはペルハロアルキ
ルを含むポリハロアルキルであり得る。モノハロアルキルは、アルキル基中に1個のヨー
ド、ブロモ、クロロ、またはフルオロを有し得る。アルキルまたはシクロアルキル基では
、クロロおよびフルオロが好ましく;アリールまたはヘテロアリール基では、フルオロ、
クロロ、およびブロモが多くの場合好ましい。ジハロアルキルおよびポリハロアルキル基
は、アルキル中に2個以上の同じハロ原子または異なるハロ基の組合せを有し得る。典型
的には、ポリハロアルキルは、12個以下または10個以下または8個以下または6個以
下または4個以下または3個以下または2個以下のハロ基を含有する。ハロアルキルの非
限定的な例には、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチ
ル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロプロピ
ル、ジフルオロクロロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジフルオロエチル、ジフルオロ
プロピル、ジクロロエチル、およびジクロロプロピルが含まれる。ペルハロアルキルは、
すべての水素原子がハロ原子で置き換えられたアルキル、例えば、トリフルオロメチルを
指す。
【0017】
本明細書で使用するとき、「アルコキシ」という用語は、アルキル−O−を指し、ここ
で、アルキルは、上に定義されている。アルコキシの代表例には、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、2−プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシ
ルオキシなどが含まれるがこれらに限定されない。典型的には、アルコキシ基は、1〜1
0個または1〜6個の炭素を有し、より一般的には1〜4個の炭素原子を有する。
【0018】
「置換アルコキシ」は、アルコキシのアルキル部分に、1個、2個、または3個など、
1個以上の置換基を含有するアルコキシ基である。別段の指定がない限り、好適かつ好ま
しい置換基は、アルキル基について上に挙げた置換基から選択され、ただし、ヒドロキシ
ルおよびアミノは、通常、置換「アルキル−O」基の酸素に直接結合している炭素上には
存在しないことを除く。
【0019】
同様に、「アルキルアミノカルボニル」、「アルコキシアルキル」、「アルコキシカル
ボニル」、「アルコキシ−カルボニルアルキル」、「アルキルスルホニル」、「アルキル
スルホキシル」、「アルキルアミノ」、「ハロアルキル」などの他の基の各アルキル部分
は、「アルキル」の上述の定義に記載されたのと同じ意味を有するものとする。このよう
に使用される場合、別段の指示がない限り、アルキル基は、多くの場合炭素1〜4個のア
ルキルであり、名前を挙げた構成要素以外の基によってさらに置換されていない。そのよ
うなアルキル基が置換されている場合、好適な置換基は、別段の指定がない限り、アルキ
ル基について上に名前を挙げた好適または好ましい置換基から選択される。
【0020】
本明細書で使用するとき、「ハロアルコキシ」という用語は、ハロアルキル−O−を指
し、ここで、ハロアルキルは、上に定義されている。ハロアルコキシの代表例には、フル
オロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、2−
クロロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロ−2−プロポキシなどが含まれるがこれらに限定されない。典型的には、ハロア
ルキル基は、1〜4個の炭素原子を有する。
【0021】
本明細書で使用するとき、「シクロアルキル」という用語は、3〜12個の炭素原子か
らなる飽和または不飽和の非芳香族の単環式、二環式、三環式、またはスピロ環式炭化水
素基を指す:シクロアルキル基は、不飽和であってもよく、飽和、不飽和、または芳香族
であり得る別の環と縮合していてもよく、ただし、対象の分子式に連結しているシクロア
ルキル基の環原子は、芳香族環原子でないことを条件とする。別段の規定がない限り、シ
クロアルキルは、3から9個の間の環炭素原子または3から7個の間の環炭素原子を有す
る環状炭化水素基を指す。好ましくは、シクロアルキル基は、別段の指定がない限り、3
〜7個の環原子を有する飽和単環式環である。
【0022】
置換シクロアルキルは、非置換の基の水素の数以下の、1個または2個または3個また
は4個以上の置換基によって置換されたシクロアルキル基である。典型的には、置換シク
ロアルキルは、1〜4個または1〜2個の置換基を有する。好適な置換基は、別段の指定
がない限り、ハロゲン、ヒドロキシル、チオール、シアノ、ニトロ、オキソ、C
1〜4−
アルキルイミノ、C
1〜4−アルコキシミノ、ヒドロキシイミノ、C
1〜4−アルキル、
C
2〜4−アルケニル、C
2〜4−アルキニル、C
1〜4−アルコキシ、C
1〜4−チオ
アルキル、C
2〜4−アルケニルオキシ、C
2〜4−アルキニルオキシ、C
1〜4−アル
キルカルボニル、カルボキシ、C
1〜4−アルコキシカルボニル、アミノ、C
1〜4−ア
ルキルアミノ、ジ−C
1〜4−アルキルアミノ、C
1〜4−アルキルアミノカルボニル、
ジ−C
1〜4−アルキルアミノカルボニル、C
1〜4−アルキルカルボニルアミノ、C
1
〜4−アルキルカルボニル(C
1〜4−アルキル)アミノ、C
1〜4−アルキルスルホニ
ル、C
1〜4−アルキルスルファモイル、およびC
1〜4−アルキルアミノスルホニルか
らなる群から独立して選択され、ここで、上述の炭化水素基(例えば、アルキル、アルケ
ニル、アルキニル、アルコキシ残基)はそれぞれ、本明細書における「アルキル」基の置
換基の一覧から各出現において独立して選択される1個以上の基によってさらに置換され
ていてもよい。好ましい置換基には、C
1〜4アルキルおよびアルキル基の好ましい置換
基として上に挙げた置換基が含まれる。
【0023】
例示的な単環式炭化水素基には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロペンテニル、シクロヘキシル、およびシクロヘキセニルなどが含まれるがこれらに限
定されない。例示的な二環式炭化水素基には、ボルニル、インジル、ヘキサヒドロインジ
ル、テトラヒドロナフチル、デカヒドロナフチル、ビシクロ[2.1.1]ヘキシル、ビ
シクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、6,6−ジメチル
ビシクロ[3.1.1]ヘプチル、2,6,6−トリメチルビシクロ[3.1.1]ヘプ
チル、ビシクロ[2.2.2]オクチルなどが含まれる。例示的な三環式炭化水素基には
、アダマンチルなどが含まれる。
【0024】
同様に、「シクロアルキルオキシ」、「シクロアルコキシアルキル」、「シクロアルコ
キシカルボニル」、「シクロアルコキシ−カルボニルアルキル」、「シクロアルキルスル
ホニル」、「ハロシクロアルキル」などの他の基の各シクロアルキル部分は、「シクロア
ルキル」の上述の定義に記載されたのと同じ意味を有するものとする。これらの用語にお
いて使用される場合、シクロアルキルは、典型的には、非置換または1〜2個の基で置換
された、単環式3〜7炭素環である。任意に置換されている場合、置換基は、典型的には
、C
1〜4アルキルおよびアルキル基の好適または好ましい置換基として上に記載された
ものから選択される。
【0025】
本明細書で使用するとき、「アリール」という用語は、環部分に6〜14個の炭素原子
を有する芳香族炭化水素基を指す。典型的には、アリールは、6〜14個の炭素原子、多
くの場合6〜10個の炭素原子を有する単環式、二環式、または三環式アリール、例えば
、フェニルまたはナフチルである。さらに、本明細書で使用する「アリール」という用語
は、単一の芳香族環または互いに縮合した複数の芳香族環であり得る芳香族置換基を指す
。非限定的な例には、フェニル、ナフチル、および1,2,3,4−テトラヒドロナフチ
ルが含まれ、ただし、テトラヒドロナフチルは、テトラヒドロナフチル基の芳香族環の炭
素を介して、記載されている式に連結していることを条件とする。
【0026】
置換アリールは、ヒドロキシル、チオール、シアノ、ニトロ、C
1〜4−アルキル、C
2〜4−アルケニル、C
2〜4−アルキニル、C
1〜4−アルコキシ、C
1〜4−チオア
ルキル、C
2〜4−アルケニルオキシ、C
2〜4−アルキニルオキシ、ハロゲン、C
1〜
4−アルキルカルボニル、カルボキシ、C
1〜4−アルコキシカルボニル、アミノ、C
1
〜4−アルキルアミノ、ジ−C
1〜4−アルキルアミノ、C
1〜4−アルキルアミノカル
ボニル、ジ−C
1〜4−アルキルアミノカルボニル、C
1〜4−アルキルカルボニルアミ
ノ、C
1〜4−アルキルカルボニル(C
1〜4−アルキル)アミノ、C
1〜4−アルキル
スルホニル、スルファモイル、C
1〜4−アルキルスルファモイル、およびC
1〜4−ア
ルキルアミノスルホニルからなる群から独立して選択される1〜5個(1個または2個ま
たは3個など)の置換基によって置換されたアリール基であり、ここで、上述の炭化水素
基(例えば、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ残基)はそれぞれ、アルキ
ル基の好適な置換基として上に挙げた群から各出現において独立して選択される1個以上
の基によってさらに置換されていてもよい。置換アリール基の好ましい置換基は、C
1〜
4アルキル、ハロゲン、CN、ヒドロキシ、置換または非置換のC
1〜4アルキル、置換
または非置換のC
1〜4アルコキシ、置換または非置換のC
3〜6シクロアルキル、置換
または非置換のC
3〜6ヘテロシクロアルキル、アミノ、(C
1〜4アルキル)アミノ、
ジ(C
1〜4アルキル)アミノ、C
1〜4アルキルチオ、C
1〜4アルキルスルホニル、
−C(=O)−C
1〜4アルキル、COOH、COO(C
1〜4アルキル)、−O(C=
O)−C
1〜4アルキル、−NHC(=O)C
1〜4アルキル、および−NHC(=O)
OC
1〜4アルキル基であり;ここで、置換C
1〜4アルコキシ、置換C
3〜6シクロア
ルキル、C
3〜6ヘテロシクロアルキル、および置換アルキルの置換基は、ハロ、オキソ
、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、C
1〜4アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ
、およびCNから選択される3個以下の基である。
【0027】
同様に、「アリールオキシ」、「アリールオキシアルキル」、「アリールオキシカルボ
ニル」、「アリールオキシ−カルボニルアルキル」などの他の基の各アリール部分は、「
アリール」の上述の定義に記載されたのと同じ意味を有するものとする。
【0028】
本明細書で使用するとき、「ヘテロシクリル」または「ヘテロシクロアルキル」という
用語は、飽和または部分不飽和であるが芳香族でない複素環基を指し、二環式、三環式、
またはスピロ環式環系を含む、単環式または多環式環であってよく;3から14個、より
一般的には4から10個、最も好ましくは5から7個の環原子を有し;ここで、1個以上
、好ましくは1から4個、とりわけ1個または2個の環原子は、O、S、およびNから独
立して選択されるヘテロ原子である(したがって、残りの環原子は、炭素である)。例え
ば、C
5〜6原子環と記載されている場合であっても、複素環は、少なくとも1個のヘテ
ロ原子を環原子として含有し、記述された環原子の総数、例えば、この例では5個または
6個を有する。好ましくは、ヘテロシクリル基は、1個または2個のそのようなヘテロ原
子を環原子として有し、好ましくは、ヘテロ原子は、互いに直接連結していない。結合環
(すなわち、対象の式に連結している環)は、好ましくは、4から12個、とりわけ5か
ら7個の環原子を有する。複素環基は、芳香族環と縮合していてもよく、ただし、対象の
式に結合した複素環基の原子は、芳香族でないことを条件とする。複素環基は、複素環基
のヘテロ原子(典型的には窒素)または炭素原子を介して、対象の式に結合することがで
きる。ヘテロシクリルは、縮合または架橋環ならびにスピロ環式環系(例えば、2−オキ
サ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン)を含むことができ、多環式複素環基の1つの環
のみは、ヘテロ原子を環原子として含有する必要がある。複素環の例には、テトラヒドロ
フラン(THF)、ジヒドロフラン、1,4−ジオキサン、モルホリン、1,4−ジチア
ン、ピペラジン、ピペリジン、1,3−ジオキソラン、イミダゾリジン、イミダゾリン、
ピロリン、ピロリジン、テトラヒドロピラン、ジヒドロピラン、オキサチオラン、ジチオ
ラン、1,3−ジオキサン、1,3−ジチアン、オキサチアン、チオモルホリンなどが含
まれる。
【0029】
置換ヘテロシクリルは、シクロアルキル基について好適または好ましいと上に記載され
た置換基から選択される1〜5個(1個または2個または3個など)の置換基によって独
立して置換されたヘテロシクリル基である。
【0030】
同様に、「ヘテロシクリルオキシ」、「ヘテロシクリルオキシアルキル」、「ヘテロシ
クリルオキシカルボニル」などの他の基の各ヘテロシクリル部分は、「ヘテロシクリル」
の上述の定義に記載されたのと同じ意味を有するものとする。
【0031】
本明細書で使用するとき、「ヘテロアリール」という用語は、1から8個のヘテロ原子
を環員として有する、5〜14員の単環式または二環式または三環式の芳香族環系を指し
;ヘテロ原子は、N、O、およびSから選択される。典型的には、ヘテロアリールは、5
〜10員の環系、例えば、5〜6員の単環式基または8〜10員の二環式基である。典型
的なヘテロアリール基には、2−または3−チエニル、2−または3−フリル、2−また
は3−ピロリル、2−、4−、または5−イミダゾリル、1−、3−、4−、または5−
ピラゾリル、2−、4−、または5−チアゾリル、3−、4−、または5−イソチアゾリ
ル、2−、4−、または5−オキサゾリル、3−、4−、または5−イソオキサゾリル、
3−または5−1,2,4−トリアゾリル、4−または5−1,2,3−トリアゾリル、
1−または2−テトラゾリル、2−、3−、または4−ピリジル、3−または4−ピリダ
ジニル、3−、4−、または5−ピラジニル、2−ピラジニル、および2−、4−、また
は5−ピリミジニルが含まれる。
【0032】
「ヘテロアリール」という用語はまた、ヘテロ芳香族環が1つ以上のアリール、シクロ
アルキル、またはヘテロシクリル環と縮合した基を指し、ここで、対象の式への結合基ま
たは結合点は、ヘテロ芳香族環上にある。非限定的な例には、1−、2−、3−、5−、
6−、7−、または8−インドリジニル、1−、3−、4−、5−、6−、または7−イ
ソインドリル、2−、3−、4−、5−、6−、または7−インドリル、2−、3−、4
−、5−、6−、または7−インダゾリル、2−、4−、5−、6−、7−、または8−
プリニル、1−、2−、3−、4−、6−、7−、8−、または9−キノリジニル、2−
、3−、4−、5−、6−、7−、または8−キノリイル、1−、3−、4−、5−、6
−、7−、または8−イソキノリイル、1−、4−、5−、6−、7−、または8−フタ
ラジニル、2−、3−、4−、5−、または6−ナフチリジニル、2−、3−、5−、6
−、7−、または8−キナゾリニル、3−、4−、5−、6−、7−、または8−シンノ
リニル、2−、4−、6−、または7−プテリジニル、1−、2−、3−、4−、5−、
6−、7−、または8−4aHカルバゾリル、1−、2−、3−、4−、5−、6−、7
−、または8−カルブザオリル、1−、3−、4−、5−、6−、7−、8−、または9
−カルボリニル、1−、2−、3−、4−、6−、7−、8−、9−、または10−フェ
ナントリジニル、1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−、または9−アクリ
ジニル、1−、2−、4−、5−、6−、7−、8−、または9−ペリミジニル、2−、
3−、4−、5−、6−、8−、9−、または10−フェナトロリニル、1−、2−、3
−、4−、6−、7−、8−、または9−フェナジニル、1−、2−、3−、4−、6−
、7−、8−、9−、または10−フェノチアジニル、1−、2−、3−、4−、6−、
7−、8−、9−、または10−フェノキサジニル、2−、3−、4−、5−、6−、ま
たは1−、3−、4−、5−、6−、7−、8−、9−、または10−ベンゾイソキノリ
ニル、2−、3−、4−、またはチエノ[2,3−b]フラニル、2−、3−、5−、6
−、7−、8−、9−、10−、または11−7H−ピラジノ[2,3−c]カルバゾリ
ル、2−、3−、5−、6−、または7−2H−フロ[3,2−b]−ピラニル、2−、
3−、4−、5−、7−、または8−5H−ピリド[2,3−d]−o−オキサジニル、
1−、3−、または5−1H−ピラゾロ[4,3−d]−オキサゾリル、2−、4−、ま
たは54H−イミダゾ[4,5−d]チアゾリル、3−、5−、または8−ピラジノ[2
,3−d]ピリダジニル、2−、3−、5−、または6−イミダゾ[2,1−b]チアゾ
リル、1−、3−、6−、7−、8−、または9−フロ[3,4−c]シンノリニル、1
−、2−、3−、4−、5−、6−、8−、9−、10、または11−4H−ピリド[2
,3−c]カルバゾリル、2−、3−、6−、または7−イミダゾ[1,2−b][1,
2,4]トリアジニル、7−ベンゾ[b]チエニル、2−、4−、5−、6−、または7
−ベンゾオキサゾリル、2−、4−、5−、6−、または7−ベンゾイミダゾリル、2−
、4−、4−、5−、6−、または7−ベンゾチアゾリル、1−、2−、4−、5−、6
−、7−、8−、または9−ベンゾオキサピニル、2−、4−、5−、6−、7−、また
は8−ベンゾオキサジニル、1−、2−、3−、5−、6−、7−、8−、9−、10−
、または11−1H−ピロロ[1,2−b][2]ベンゾアザピニルが含まれる。典型的
な縮合ヘテロアリール基には、2−、3−、4−、5−、6−、7−、または8−キノリ
ニル、1−、3−、4−、5−、6−、7−、または8−イソキノリニル、2−、3−、
4−、5−、6−、または7−インドリル、2−、3−、4−、5−、6−、または7−
ベンゾ[b]チエニル、2−、4−、5−、6−、または7−ベンゾオキサゾリル、2−
、4−、5−、6−、または7−ベンゾイミダゾリル、および2−、4−、5−、6−、
または7−ベンゾチアゾリルが含まれるがこれらに限定されない。
【0033】
置換ヘテロアリールは、アリール基について好適または好ましいと上に記載された置換
基から選択される1個以上の置換基、典型的には1個、2個、または3個の置換基を含有
するヘテロアリール基である。
【0034】
同様に、「ヘテロアリールオキシ」、「ヘテロアリールオキシアルキル」、「ヘテロア
リールオキシカルボニル」などの他の基の各ヘテロアリール部分は、「ヘテロアリール」
の上述の定義に記載されたのと同じ意味を有するものとする。
【0035】
本発明の様々な実施形態が本明細書に記載されている。各実施形態で指定された特徴を
他の指定された特徴と組み合わせて、本発明のさらなる実施形態を提供できることは認識
されよう。以下の列挙された実施形態は、本発明を代表するものである。
【0036】
1.ある特定の実施形態では、本発明は、式(I)の化合物または薬学的に許容される
その塩を提供する:
【0037】
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Z
1は、O、S、S(=O)、またはSO
2であり;
Z
2は、N、S、またはCR
aであり(ここで、R
aは、H、ハロ、C
1〜4アルキル
、またはC
1〜4ハロアルキルである);
R
1は、CN、ハロ、OH、C
1〜4アルコキシ、またはハロ、C
1〜4アルコキシ、
CN、およびヒドロキシルから選択される1から3個の基で任意に置換されているC
1〜
4アルキルであり;
環Bは、フェニル、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、ピリドン、ピリミ
ドン、ピラジノン、ピリダジノン、およびチアゾールから選択され〔これらはそれぞれ、
任意に、ハロ、OH、CN、C
1〜4アルキル、C
2〜4アルケニル、−O−(C
1〜4
アルキル)、NH
2、NH−(C
1〜4アルキル)、−N(C
1〜4アルキル)
2、−S
O
2R
2、NHSO
2R
2、NHC(O)R
2、NHCO
2R
2、C
3〜6シクロアルキ
ル、5〜6員のヘテロアリール、−O−C
3〜6シクロアルキル、−O−(5〜6員のヘ
テロアリール)、C
4〜8ヘテロシクロアルキル、および−O−(4〜8員のヘテロシク
ロアルキル)から選択される2個以下の基で置換されており;ここで、各ヘテロシクロア
ルキルおよびヘテロアリールは、N、O、およびSから選択される3個以下のヘテロ原子
を環員として含有し;ここで、各C
1〜4アルキル、C
2〜4アルケニル、C
3〜6シク
ロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、および4〜8員のヘテロシクロアルキルはそれ
ぞれ、任意に、オキソ、ヒドロキシル、ハロ、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル
、C
1〜4アルコキシ、および−(CH
2)
1〜2Qから選択される3個以下の基で置換
されている(ここで、Qは、OH、C
1〜4アルコキシ、−CN、NH
2、−NHR
3、
−N(R
3)
2、−SO
2R
3、NHSO
2R
3、NHC(O)OR
3、またはNHC(
O)R
3であり;各R
2およびR
3は、独立してC
1〜4アルキルである)〕;
環Bは、任意に、N、O、およびSから選択される2個以下のヘテロ原子を含有する5
〜6員の芳香族または非芳香族環と縮合しており(ここで、5〜6員環は、ハロ、C
1〜
4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、またはC
1〜4アルコキシで置換されていてもよく
;任意に、縮合環が非芳香族である場合、置換基の選択肢は、オキソをさらに含み得る)
;
各Yは、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、CN、ハロ、オキソ、−(CH
2)
pOR
4、−(CH
2)
pN(R
4)
2、−(CH
2)
pNHC(O)R
4、−(CH
2
)
pNHCOO(C
1〜4アルキル)、およびイミダゾールから独立して選択されるか、
あるいは環A上の2個のY基が、任意に一緒になって、環Aと縮合または架橋した環を形
成しており(ここで、前記縮合または架橋した環は、任意に、N、O、およびSから選択
されるヘテロ原子を環員として含有し、任意に、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ
、CN、ハロ、オキソ、−(CH
2)
pOR
4、−(CH
2)
pN(R
4)
2、−(CH
2)
pNHC(O)R
4、および−(CH
2)
pNHCOO(C
1〜4アルキル)から選
択される2個以下の基で置換されている);
各R
4は、独立してHまたはC
1〜4アルキルであり;
各pは、独立して0、1、または2であり;
qは、0、1、または2であり;
Z
3、Z
4、およびZ
5は、CHおよびN、および任意にNOから独立して選択され;
Lは、−C(=O)−NR
4−[CY]または−NR
4−C(=O)−[CY]であり
(ここで、[CY]は、Lのいずれの原子がCYに結合しているかを示す);
CYは、フェニル、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、ピリドン、チアゾ
ール、イソチアゾール、オキサゾール、ピラゾール、およびイソオキサゾールから選択さ
れる芳香族環であり(ここで、環は、任意に、チオフェン、イミダゾール、オキサゾロン
、またはピロール環と縮合している);
CYは、ハロ、CN、R
5、OR
5、SO
2R
5、−S(=NH)(=O)R
5、OH
、NH
2、NHR
5、および−N(R
5)
2から選択される2個以下の基で置換されてお
り〔ここで、各R
5は、独立してC
1〜4アルキル、C
2〜4アルケニル、C
4〜6ヘテ
ロシクリル、N、O、およびSから選択される3個以下のヘテロ原子を環員として含有す
る5員ヘテロアリール、またはC
3〜8シクロアルキルであり、R
5は、任意に、オキソ
、ハロ、CN、R
6、OH、OR
6、SO
2R
6、NH
2、NHR
6、N(R
6)
2、N
HSO
2R
6、NHCOOR
6、NHC(=O)R
6、−CH
2OR
7、−CH
2N(R
7)
2から選択される4個以下の基で置換されている(ここで、各R
6は、独立してC
1
〜4アルキルであり、各R
7は、独立してHまたはC
1〜4アルキルである)〕;
同じ窒素原子上の2個のR
4、R
5、R
6、またはR
7は、一緒になって5〜6員の複
素環を形成してもよく、これは、任意に、追加のN、O、またはSを環員として含有し、
任意に、C
1〜4アルキル、オキソ、ハロ、OH、およびC
1〜4アルコキシから選択さ
れる2個以下の基で置換されている]。
【0038】
ある特定の実施形態では、化合物は、式(I)の化合物または薬学的に許容されるその
塩である:
【0039】
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Z
1は、O、S、S(=O)、またはSO
2であり;
Z
2は、N、S、またはCR
aであり(ここで、R
aは、H、C
1〜4アルキル、また
はC
1〜4ハロアルキルである);
R
1は、CN、ハロ、OH、C
1〜4アルコキシ、またはハロ、C
1〜4アルコキシ、
CN、およびヒドロキシルから選択される1から3個の基で任意に置換されているC
1〜
4アルキルであり;
環Bは、フェニル、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリドン、ピリミドン、ピラジ
ノン、ピリダジノン、およびチアゾールから選択され〔これらはそれぞれ、任意に、ハロ
、OH、CN、C
1〜4アルキル、C
2〜4アルケニル、−O−(C
1〜4アルキル)、
NH
2、NH−(C
1〜4アルキル)、−N(C
1〜4アルキル)
2、−SO
2R
2、N
HSO
2R
2、NHC(O)R
2、NHCO
2R
2、C
3〜6シクロアルキル、5〜6員
のヘテロアリール、−O−C
3〜6シクロアルキル、−O−(5〜6員のヘテロアリール
)、C
4〜8ヘテロシクロアルキル、および−O−(4〜8員のヘテロシクロアルキル)
から選択される2個以下の基で置換されており;ここで、各ヘテロシクロアルキルおよび
ヘテロアリールは、N、O、およびSから選択される3個以下のヘテロ原子を環員として
含有し;ここで、各C
1〜4アルキル、C
2〜4アルケニル、C
3〜6シクロアルキル、
5〜6員のヘテロアリール、および4〜8員のヘテロシクロアルキルはそれぞれ、任意に
、オキソ、ヒドロキシル、ハロ、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、C
1〜4ア
ルコキシ、および−(CH
2)
1〜2Qから選択される3個以下の基で置換されている(
ここで、Qは、OH、C
1〜4アルコキシ、−CN、NH
2、−NHR
3、−N(R
3)
2、−SO
2R
3、NHSO
2R
3、NHC(O)OR
3、またはNHC(O)R
3であ
り;各R
2およびR
3は、独立してC
1〜4アルキルである)〕;
環Bは、任意に、N、O、およびSから選択される2個以下のヘテロ原子を含有する5
〜6員の芳香族または非芳香族環と縮合しており(ここで、5〜6員環は、ハロ、C
1〜
4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、またはC
1〜4アルコキシで置換されていてもよい
);
各Yは、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、CN、ハロ、オキソ、−(CH
2)
pOR
4、−(CH
2)
pN(R
4)
2、−(CH
2)
pNHC(O)R
4、−(CH
2
)
pNHCOO(C
1〜4アルキル)から独立して選択されるか、
あるいは、環A上の2個のY基が、任意に一緒になって、環Aと縮合または架橋した環を
形成しており(ここで、前記縮合または架橋環は、任意に、N、O、およびSから選択さ
れるヘテロ原子を環員として含有し、任意に、C
1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、
CN、ハロ、オキソ、−(CH
2)
pOR
4、−(CH
2)
pN(R
4)
2、−(CH
2
)
pNHC(O)R
4、および−(CH
2)
pNHCOO(C
1〜4アルキル)から選択
される2個以下の基で置換されている);
各R
4は、独立してHまたはC
1〜4アルキルであり;
各pは、独立して0、1、または2であり;
qは、0、1、または2であり;
Z
3、Z
4、およびZ
5は、CHおよびNから独立して選択され;
Lは、−C(=O)−NH−[CY]または−NH−C(=O)−[CY]であり(こ
こで、[CY]は、Lのいずれの原子がCYに結合しているかを示す);
CYは、フェニル、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、ピリドン、チアゾ
ール、イソチアゾール、オキサゾール、ピラゾール、およびイソオキサゾールから選択さ
れる芳香族環であり(ここで、環は、任意に、チオフェン、イミダゾール、オキサゾロン
、またはピロール環と縮合している);
CYは、ハロ、CN、R
5、OR
5、SO
2R
5、OH、NH
2、NHR
5、および−
N(R
5)
2から選択される2個以下の基で置換されており〔ここで、各R
5は、独立し
てC
1〜4アルキル、C
4〜6ヘテロシクリル、またはC
3〜8シクロアルキルであり、
R
5は、任意に、オキソ、ハロ、CN、R
6、OH、OR
6、SO
2R
6、NH
2、NH
R
6、N(R
6)
2、NHSO
2R
6、NHCOOR
6、NHC(=O)R
6、−CH
2
OR
7、−CH
2N(R
7)
2から選択される3個以下の基で置換されている(ここで、
各R
6は、独立してC
1〜4アルキルであり;各R
7は、独立してHまたはC
1〜4アル
キルである)〕;
同じ窒素原子上の2個のR
4、R
5、R
6、またはR
7は、一緒になって5〜6員の複
素環を形成してもよく、これは、任意に、追加のN、O、またはSを環員として含有し、
任意に、C
1〜4アルキル、オキソ、ハロ、OH、およびC
1〜4アルコキシから選択さ
れる2個以下の基で置換されている]。
【0040】
2.Z
1が、Oである、実施形態1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
【0041】
3(a).Z
2が、CHである、実施形態1または実施形態2に記載の化合物または薬
学的に許容されるその塩。
【0042】
3(b).代替的に、Z
2が、Nである、実施形態1または実施形態2に記載の化合物
または薬学的に許容されるその塩。
【0043】
4.CYが、フェニル、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、ピリドン、チ
アゾール、イソチアゾール、オキサゾール、およびイソオキサゾールから選択され、これ
らはそれぞれ、任意に、実施形態1について記載されたように置換されている、実施形態
1から3のいずれか1つに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。これらの実施
形態の一部では、CYは、フェニルまたは4−ピリジニルである。
【0044】
5.R
1が、メチルまたはCF
3である、前記実施形態のいずれかに記載の化合物また
は薬学的に許容されるその塩。
【0045】
6.環Bが、ピリジンまたはピリミジンまたはピリドンである、前記実施形態のいずれ
かに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
【0046】
7.CYが、フェニルまたはピリジン−4−イルであり、任意に、メチル、エチル、イ
ソプロピル、CF
3、−CHF
2、CH
2F、CF
2CH
3、CH
2CF
3、1−ピペラ
ジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニル、シクロプロピ
ル、1−シアノシクロプロピル、−CH
2CN、−CHMeCN、−CMe
2CN、OM
e、OEt、F、Cl、−SO
2Me、−SO
2NMe
2、−CH
2NH
2、−CH
2N
Me
2、−CH
2NHMe、および−CH
2OMeから選択される1個または2個の基で
置換されている、前記実施形態のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその
塩。これらの実施形態の一部では、CYは、CYのLへの結合点に対して環原子3または
環原子5に1個または2個の置換基を有する。
【0047】
8.CYが、CF
3、OCF
3、t−ブチル、−C(Me)
2CN、および−SO
2M
eから選択される少なくとも1個の基で置換されている、前記実施形態のいずれかに記載
の化合物または薬学的に許容されるその塩。
【0048】
一部の実施形態では、CYは、−CF(Me)
2または−CHF
2で置換されている。
【0049】
これらの実施形態の一部では、CYは、CYのLへの結合点に対して環原子3または環
原子5に1個または2個の置換基を有する。
【0050】
9.Z
4が、CHである、前記実施形態のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容
されるその塩。
【0051】
10.Z
4が、Nである、実施形態1から8のいずれかに記載の化合物または薬学的に
許容されるその塩。
【0052】
11.Lが、−C(=O)−NH−[CY]である(ここで、[CY]は、Lのいずれ
の原子が環CYに結合しているかを示す)、前記実施形態のいずれかに記載の化合物また
は薬学的に許容されるその塩。
【0053】
12.Lが、−NH−C(=O)−[CY]である(ここで、[CY]は、Lのいずれ
の原子が環CYに結合しているかを示す)、実施形態1から10のいずれかに記載の化合
物または薬学的に許容されるその塩。
【0054】
13.Z
3が、Nである、前記実施形態のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容
されるその塩。
【0056】
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
、および任意に
【0057】
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
から選択される、前記実施形態のいずれかに記載の化合物:
[式中、[Z
1]は、Z
1を含有する環が環Bのどこに結合しているかを示し、[Z
3]
は、Z
3を含有する環が環Bのどこに結合しているかを示し、
R
15、R
16、R
17、およびR
18はそれぞれ、CN、ハロ、R
20、−N(R
20
)
2、−OR
20、およびヒドロキシル、C
1〜4アルキル、オキソ、およびハロから選
択される2個以下の基で任意に置換されているC
4〜8ヘテロシクロアルキルから選択さ
れる(ここで、各R
20は、独立してHまたはハロ、オキソ、C
1〜4アルコキシ、ヒド
ロキシル、アミノ、およびCNから独立して選択される3個以下の基で任意に置換されて
いるC
1〜4アルキルである)]。
【0058】
15.qが、0である、前記実施形態のいずれかに記載の化合物。
【0060】
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
から選択される、前記実施形態のいずれかに記載の化合物。
【0061】
17.Z
3およびZ
5が共にCHである、前記実施形態のいずれかに記載の化合物。
【0062】
18.Z
4が、Nであり、R
1が、メチルである、前記実施形態のいずれかに記載の化
合物。
【0063】
19.Z
4が、CHであり、R
1が、メチルである、実施形態1から17のいずれかに
記載の化合物。
【0064】
20.Lが、−NH−C(=O)−[CY]であり、CYが、フェニルまたは4−ピリ
ジニルであり、CYが、ハロ、CF
3、CF
2H、CFH
2、CFMe
2、および−CH
2NMe
2から選択される1個または2個の基で置換されている、前記実施形態のいずれ
かに記載の化合物。
【0065】
21.実施例1〜1175の化合物および表A中の化合物から選択される、実施形態1
に記載の化合物および薬学的に許容されるその塩。
【0066】
22.前記実施形態のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と、1
つ以上の薬学的に許容される担体とを含む、医薬組成物。
【0067】
23.治療有効量の実施形態1から21のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に
許容されるその塩と、1つ以上の治療的に活性な併用剤とを含む、組合せ物。
【0068】
24.増殖性障害を処置する方法であって、それを必要としている対象に、治療有効量
の実施形態1から21のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容されるその塩を投与
することを含む、方法。一部の実施形態では、増殖性障害は、がん、例えば、固形腫瘍、
黒色腫、乳がん、肺がん(例えば、非小細胞肺がん、肺腺癌)、肉腫、消化管間質腫瘍な
どの消化管腫瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんから選択される
状態である。
【0069】
25.医薬としての使用のための、実施形態1から21のいずれか1つに記載の化合物
または薬学的に許容されるその塩。
【0070】
26.がんの処置における使用のための、実施形態1から21のいずれか1つに記載の
化合物または薬学的に許容されるその塩。一部の実施形態では、がんは、固形腫瘍、黒色
腫、乳がん、肺がん(例えば、非小細胞肺がん、肺腺癌)、肉腫、消化管間質腫瘍などの
消化管腫瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんから選択される。
【0071】
27.がんの処置のための医薬の製造における、実施形態1から21のいずれか1つに
記載の化合物または薬学的に許容されるその塩の使用。一部の実施形態では、がんは、固
形腫瘍、黒色腫、乳がん、肺がん(例えば、非小細胞肺がん、肺腺癌)、肉腫、消化管間
質腫瘍などの消化管腫瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんから選
択される。
【0072】
表2に示した0.01μM以下の測定IC−50(B−Raf)および0.005μM
未満の測定IC−50(c−Raf)を有する実施例化合物はそれぞれ、本発明の好まし
い化合物である。表2により0.01μM以下の測定IC−50(B−Raf)および0
.002μM以下の測定IC−50(c−Raf)を有する実施例の化合物が、とりわけ
好ましい。そのため、黒色腫、乳がん、肺がん(例えば、非小細胞肺がん、肺腺癌)、肉
腫、消化管間質腫瘍などの消化管腫瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵
臓がんから選択される状態を処置するためのこれらの化合物のいずれか1つの使用は、本
発明の一実施形態である。
【0073】
別段の指定がない限り、前述の列挙された実施形態のいずれかでは、環Aは、非置換の
モルホリンまたは上記の式(I)について記載された置換モルホリン誘導体であり得る。
具体的な実施形態では、環Aは、以下のモルホリン系基(morpholinic group)
【0074】
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
から選択される。ある特定の実施形態では、環Aは、非置換のモルホリンである。
【0075】
前述の列挙された実施形態では、別段の記述がない限り、環Bは、フェニル、ピリジン
、ピリミジン、ピラジン、ピリドン、ピリミドン、ピラジノン、ピリダジノン、およびチ
アゾールから選択される。これらの実施形態のいくつかでは、環Bは、ピラジン、ピリダ
ジン、ピリドン、ピリミドン、ピラジノン、およびピリダジノンから選択される。これら
の実施形態のいずれかにおける環Bは、式(I)について上に記載されたように置換され
ていてもよく;一部の実施形態では、環Bは、1、3、および5位で置換されている6員
環であり、ここで、環AのNは、1位にあり、Z
2は、6位にある。環Bがオキソ基(ピ
リドン、ピリダジノン、ピラジノン)を含む場合、オキソは、この番号付けを使用して2
位にあることもある。一部の実施形態では、環Bは、メチル、エチル、イソプロピル、ア
ミノ、ヒドロキシル、−NHMe、−NHEt、−NMe
2、−NHSO
2Me、−NH
−CH
2CH
2OH、4−テトラヒドロピラニル、−O−4−テトラヒドロピラニル、1
−ピロリジニル、1−モルホリニル、−NH−CH(CH
2OH)
2、1−ピロリジン−
2−オン、4−モルホリン−3−オン、2−オキサ−6−アザ[3.3]ヘプタン−6−
イル、−CH
2CH
2OH、CF
3、SO
2Me、2−プロペニル、−CH
2CN、およ
び−CH
2CH
2NHCOOMeから選択される基によって置換されている。
【0076】
好ましくは、環Bは、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリドン、ピリミドン、ピラ
ジノン、およびピリダジノンから選択され、これは、任意に、式(I)について記載され
たように置換されているおよび/または縮合している。環Bが縮合している場合、追加の
縮合環は、記載されたように、典型的には2個以下(0個、1個、または2個)の上記の
置換基で、置換されていてもよい。
【0077】
環Bがピリドンである場合、それは、好ましくは2−ピリドン(ピリジン−2−オン)
であり、任意に、OH、OMe、ハロ、およびCNから選択される1から3個の基で置換
されていてもよいC
1〜4アルキルでN−アルキル化されている。一部の実施形態では、
環Bは、メチル、エチル、イソプロピル、アミノ、ヒドロキシル、−NHMe、−NHE
t、−NMe
2、−NHSO
2Me、−NH−CH
2CH
2OH、4−テトラヒドロピラ
ニル、−O−4−テトラヒドロピラニル、1−ピロリジニル、1−モルホリニル、−NH
−CH(CH
2OH)
2、1−ピロリジン−2−オン、4−モルホリン−3−オン、2−
オキサ−6−アザ[3.3]ヘプタン−6−イル、1−イミダゾリル、4−メチル−1,
2,3−トリアゾール−1−イル、4−エチル−1,2,3−トリアゾール−1−イル、
4−イソプロピル−1,2,3−トリアゾール−1−イル、4−(1−ヒドロキシ−2−
プロピル)−1,2,3−トリアゾール−1−イル、−CH
2CH
2OH、CF
3、SO
2Me、2−プロペニル、−CH
2CN、および−CH
2CH
2NHCOOMeから選択
される基によって置換されている。
【0079】
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
が含まれ、式中、[N]は、環Aに結合している位置を示し;R
Bは、アミノ、ヒドロキ
シル、−NHMe、−NHEt、−NMe
2、−NHSO
2Me、−NH−CH
2CH
2
OH、−O−4−テトラヒドロピラニル、1−ピロリジニル、1−モルホリニル、−NH
−CH(CH
2OH)
2、1−ピロリジン−2−オン、4−モルホリン−3−オン、およ
び2−オキサ−6−アザ[3.3]ヘプタン−6−イルから選択され;R
B2は、メチル
、エチル、イソプロピル、−CH
2CH
2OH、4−テトラヒドロピラニル、CH
2CN
、および−CH
2CH
2NHCOOMeから選択される。
【0080】
前述の実施形態の一部では、環Cは、フェニルまたはピリジンである。環Cが、ピリジ
ンである場合、好ましくは、Z
4は、Nである。別段の記述がない限り、R
1は、多くの
場合メチルまたはCF
3である。水素ではなくメチルなどの置換基であるR
1の存在は、
化合物の立体配座に有意な影響を及ぼし、高度に活性な立体配座に有利に働く。それによ
って、メチル基は、インビトロでの活性を有意に高める。
【0081】
別段の指定がない列挙された実施形態では、CYは、メチル、エチル、イソプロピル、
CF
3、−CHF
2、CH
2F、CF
2CH
3、CH
2CF
3、1−ピペラジニル、4−
メチル−1−ピペラジニル、4−エチル−1−ピペラジニル、シクロプロピル、1−シア
ノシクロプロピル、−CH
2CN、−CHMeCN、−CMe
2CN、OMe、OEt、
F、Cl、−SO
2Me、−SO
2NMe
2、−CH
2NH
2、−CH
2NMe
2、−C
H
2NHMe、および−CH
2OMeから選択される1個または2個の基で置換されてい
てもよい。これらの実施形態の一部では、CYは、フェニルまたは4−ピリジニルであり
、少なくとも1個の置換基は、3位にある。一部の実施形態では、CYは、次式の基
【0082】
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
であり、式中、[L]は、式(I)中のLに結合している位置を示し;Z
CYは、Nまた
はCHであり;R
*は、メチル、エチル、イソプロピル、CF
3、−CHF
2、CH
2F
、CF
2CH
3、CH
2CF
3、1−ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、4
−エチル−1−ピペラジニル、シクロプロピル、1−シアノシクロプロピル、−CH
2C
N、−CHMeCN、−CMe
2CN、OMe、OEt、F、Cl、−SO
2Me、−S
O
2NMe
2、−CH
2NH
2、−CH
2NMe
2、−CH
2NHMe、および−CH
2
OMeから選択され;R
CYは、CF
3、OCF
3、t−ブチル、−C(Me)
2CN、
および−SO
2Meから選択される。
【0083】
ある特定の実施形態では、式(I)の化合物は、以下の式を有する:
【0084】
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Z
2は、NまたはCHであり;
Z
4は、NまたはCHであり;
Z
6は、C=Oであり、Z
7は、NR
Qであり、ここで、R
Qは、HまたはC
1〜4ア
ルキル(任意に、OH、CN、OMe、SO
2Meもしくは1〜3個のハロゲンによって
置換されている)であり;
またはZ
6は、CHであり、Z
7は、C−Qであり;
Z
8は、CHまたはNであり(好ましくは、Z
8およびZ
2は、両方が同時にNではな
く);
Qは、H、C
1〜4アルキル、C
1〜4ハロアルキル、C
3〜6シクロアルキル、C
5
〜6ヘテロアリール、C
4〜7ヘテロシクロアルキル、例えば、モルホリンまたは環Aの
選択肢として上記に示したモルホリン系基のいずれか、ならびに2−オキサ−6−アザス
ピロ[3.3]ヘプタン、例えば、
【0085】
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
および他のスピロ環系から選択され(ここで、該C
1〜4アルキル、C
3〜6シクロアル
キル、C
5〜6ヘテロアリール、またはC
4〜7ヘテロシクロアルキルは、任意に、OH
、NH
2、CN、OMe、SO
2Me、およびNMe
2から選択される基で置換されてい
る);
R
1、Y、q、L、およびCYは、本明細書に記載された式(I)または式(I)の下
位類のいずれかについて定義された通りである]。
【0086】
特定の実施形態では、本発明は、以下の式の化合物または薬学的に許容されるその塩を
提供する:
【0087】
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Yは、オキソ、C
1〜4アルキル、または−CH
2Tであり(ここで、Tは、ヒドロキ
シル、C
1〜4アルコキシ、アミノ、C
1〜4アルキルアミノ、ジ(C
1〜4アルキル)
アミノ、−NHC(=O)(C
1〜4アルキル)、および−NHC(=O)−O(C
1〜
4アルキル)から選択される);
qは、0、1、または2であり;
Z
2は、CHまたはNであり;
Z
4は、CHまたはNであり;
Z
6は、C=Oであり、Z
7は、NR
20であり、Z
8は、CHであり;
またはZ
6は、Nであり、Z
7は、CR
21であり、Z
8は、CHであり;
またはZ
6は、Nであり、Z
7は、CR
22であり、Z
8は、Nであり、ただし、Z
2お
よびZ
8は、両方がNではないことを条件とし;
Z
9は、NまたはCHであり;
R
1は、MeまたはCF
3であり;
Lは、−C(=O)NH−または−NH−C(=O)−であり;
R
10は、C
1〜4アルキル、−O−C
1〜3アルキル、−SO
2−C
1〜3アルキル
、およびC
3〜4シクロアルキルから選択され(ここで、各C
1〜3アルキル、−O−C
1〜3アルキル、−SO
2−C
1〜3アルキル、およびC
3〜4シクロアルキルは、任意
に、ハロ、CN、Me、CF
3、OH、およびOMeから選択される3個以下の基で置換
されている);
R
20、R
21、およびR
22はそれぞれ、H、C
1〜4アルキル、およびC
4〜8ヘ
テロシクロアルキルから選択され(ここで、該C
1〜4アルキルおよびC
4〜8ヘテロシ
クロアルキルはそれぞれ、任意に、C
1〜4アルキル、オキソ、ハロ、および−(CH
2
)
1〜2Qから選択される1〜2個の基で置換されており;Qは、OH、C
1〜4アルコ
キシ、−CN、NH
2、−NHR
3、−N(R
3)
2、−SO
2R
3、NHSO
2R
3、
またはNHC(O)R
3である)]。
【0088】
これらの化合物の具体的な実施形態では、Z
6は、C=Oであり、Z
7は、NR
20で
あり、Z
8は、CHである。一部のそのような実施形態では、Lは、−NH−C(=O)
−であり;代替的な実施形態では、Lは、−C(=O)NH−である。これらの実施形態
の一部では、Z
4は、Nであり;代替的な実施形態では、Z
4は、CHである。これらの
実施形態の一部では、Z
9は、Nであり;他の実施形態では、Z
9は、CHである。これ
らの実施形態の一部では、R
10は、トリフルオロメチルである。これらの化合物の好ま
しい実施形態では、R
1は、メチルである。
【0089】
別の特定の実施形態では、式(I)の化合物は、以下の式で表され、この化合物の薬学
的に許容される塩を含む:
【0090】
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
Z
4は、CHまたはNであり;
Z
6は、CHまたはNであり;
R
10は、F、CN、OH、−OMe、および−NMe
2から選択され;
各R
11は、H、F、およびMeから独立して選択され;
R
12は、H、ハロ、CF
3、および−CH
2R
13から選択され(ここで、R
13は
、F、−OH、−OMe、NH
2、NHMe、NMe
2から選択される);
環Bは、
【0091】
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
から選択され、式中、[N]は、環Bのモルホリン環への結合点を示し、[Z
4]は、環
BがZ
4を含有する環に結合している点を示し;
R
13は、C
1〜4アルキル、テトラヒドロピラニル、およびC
1〜4ハロアルキルか
ら選択され、該C
1〜4アルキル基は、任意に、ハロ、CN、−N(R
15)
2、および
−OR
15から選択される3個以下の基で置換されており;
R
14は、任意に、ハロ、CN、−N(R
15)
2、および−OR
15から選択される
3個以下の基で置換されたC
1〜6アルキルであり;
各R
15は、HおよびMeから選択される]。
【0092】
本明細書で使用するとき、「光学異性体」または「立体異性体」という用語は、本発明
の所与の化合物について存在し得る様々な立体異性配置のいずれかを指し、幾何異性体を
含む。置換基が、炭素原子のキラル中心に結合し得ることは理解される。「キラル」とい
う用語は、その鏡像パートナーに重ね合わせることができない特性を有する分子を指し、
「アキラル」という用語は、その鏡像パートナーに重ね合わせることができる分子を指す
。したがって、本発明は、化合物の鏡像異性体、ジアステレオマー、またはラセミ体を含
む。「鏡像異性体」は、互いに重ね合わせることができない鏡像である立体異性体の対で
ある。鏡像異性体の対の1:1混合物は、「ラセミ」混合物である。該用語は、適切な場
合、ラセミ混合物を示すために使用される。「ジアステレオ異性体」は、少なくとも2個
の不斉原子を有するが、互いに鏡像ではない、立体異性体である。絶対立体化学は、カー
ン−インゴルド−プレローグ「R−S」システムに従って指定される。化合物が純粋な鏡
像異性体である場合、各キラル炭素における立体化学は、RまたはSのいずれかによって
指定され得る。その絶対配置が未知である分割された化合物は、ナトリウムD線の波長で
平面偏光を回転させる方向(右旋性または左旋性)に応じて、(+)または(−)と示す
ことができる。本明細書に記載されたある特定の化合物は、1つ以上の不斉中心または軸
を含有し、そのため、鏡像異性体、ジアステレオマー、および絶対立体化学に関して(R
)−または(S)−として定義され得る他の立体異性形態を生じ得る。
【0093】
出発材料および合成手順の選択に応じて、化合物は、不斉炭素原子の数に応じて、可能
な異性体のうちの1つの形態でまたはそれらの混合物として、例えば、純粋な光学異性体
として、またはラセミ体およびジアステレオ異性体混合物などの異性体混合物として存在
することができる。本発明は、ラセミ混合物、ジアステレオマー混合物、および光学的に
純粋な形態を含む、すべてのそのような可能な異性体を含むことを意図している。光学活
性な(R)−および(S)−異性体は、キラルシントンまたはキラル試薬を使用して調製
するか、または慣用の技術を使用して分割することができる。化合物が二重結合を含有す
る場合、置換基は、指定がない限り、EまたはZ配置であり得る。化合物が二置換シクロ
アルキルを含有する場合、シクロアルキル置換基は、別段の指定がない限り、cis−ま
たはtrans−配置を有し得る。すべての互変異性形態もまた、含まれることを意図し
ている。
【0094】
多くの場合において、本発明の化合物は、アミノおよび/もしくはカルボキシル基また
はそれらと同様の基の存在によって、酸性および/または塩基性塩を形成することが可能
である。本明細書で使用するとき、「塩(salt)」または「塩(salts)」という用語は
、本発明の化合物の酸付加塩または塩基付加塩を指す。「塩」は、特に、「薬学的に許容
される塩」を含む。「薬学的に許容される塩」という用語は、本発明の化合物の生物学的
有効性および特性を保持し、典型的には生物学的にまたは他の点で望ましくないものでな
い、塩を指す。
【0095】
薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸および有機酸により形成させることができ、例
えば、酢酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベシル酸塩、臭化物塩/臭化水素酸塩、
炭酸水素塩/炭酸塩、硫酸水素塩/硫酸塩、カンファースルホン酸塩、塩化物塩/塩酸塩
、クロロテオフィロネート(chlorotheophyllonate)、クエン酸塩、エタンジスルホン酸
塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、馬尿酸塩、ヨウ化水
素酸塩/ヨウ化物塩、イセチオン酸塩、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、ラウリル硫酸塩、リ
ンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシル酸塩、メチル硫酸塩、ナフ
トエ酸塩、ナプシル酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オクタデカン酸塩、オレイン酸塩、シ
ュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、リン酸塩/リン酸水素塩/リン酸二水素塩、ポリ
ガラクツロン酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、スルホサリチル酸塩
、酒石酸塩、トシル酸塩、およびトリフルオロ酢酸塩である。追加の好適な塩の一覧は、
例えば、"Remington's Pharmaceutical Sciences", 20th ed., Mack Publishing Company
, Easton, Pa., (1985);および"Handbook of Pharmaceutical Salts: Properties, Sele
ction, and Use" by Stahl and Wermuth (Wiley-VCH, Weinheim, Germany, 2002)に見る
ことができる。
【0096】
塩が由来し得る無機酸には、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などが含
まれる。
【0097】
塩が由来し得る有機酸には、例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、シュウ酸、
マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、マンデル酸
、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、スルホサリチル酸などが
含まれる。
【0098】
薬学的に許容される塩基付加塩は、無機または有機塩基により形成させることができ、
無機または有機対イオンを有することができる。
【0099】
そのような塩基性塩の無機対イオンには、例えば、アンモニウム塩および周期表のI〜
XII欄からの金属が含まれる。ある特定の実施形態では、対イオンは、ナトリウム、カ
リウム、アンモニウム、1から4個のC1〜C4アルキル基を有するアルキルアンモニウ
ム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銀、亜鉛、および銅から選択され;特に好適な塩に
は、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、およびマグネシウム塩が含まれ
る。
【0100】
塩が由来し得る有機塩基には、例えば、第一級、第二級および第三級アミン、天然に存
在する置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、塩基性イオン交換樹脂などが含まれる
。好適な有機アミンには、イソプロピルアミン、ベンザチン、コリネート(cholinate)
、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、リシン、メグルミン、ピペラジン、およびトロ
メタミンが含まれる。
【0101】
本発明の薬学的に許容される塩は、慣用の化学的方法によって、塩基性または酸性部分
から合成することができる。一般的には、そのような塩は、遊離酸形態のこれらの化合物
を化学量論量の適切な塩基(Na、Ca、Mg、またはKの水酸化物、炭酸塩、炭酸水素
塩など)と反応させることによって、または遊離塩基形態のこれらの化合物を化学量論量
の適切な酸と反応させることによって調製することができる。そのような反応は、典型的
には、水中もしくは有機溶媒中、または両者の混合物中で実行される。一般的には、実施
可能な場合、エーテル、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、トルエン、クロロホルム、ジ
クロロメタン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、またはアセトニトリルなど
の非水性媒体の使用が望ましい。
【0102】
また、本明細書に示す式はいずれも、非標識形態(すなわち、すべての原子が天然の同
位体存在度で存在し、同位体濃縮されていない化合物)ならびに同位体濃縮または標識形
態の化合物を表すことを意図している。同位体濃縮または標識化合物は、化合物の少なく
とも1個の原子が、天然に存在する原子質量または原子質量分布とは異なる原子質量また
は質量数を有する原子によって置き換えられていることを除いて、本明細書に示す式によ
って表された構造を有する。本発明の濃縮または標識化合物に組み込むことができる同位
体の例には、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素、および塩素の同位体、例えば、そ
れぞれ
2H、
3H、
11C、
13C、
14C、
15N、
18F、
31P、
32P、
35S
、
36Cl、
125Iなどが含まれる。本発明は、本明細書で定義された様々な同位体標
識化合物、例えば、
3Hおよび
14Cなどの放射性同位体、または
2Hおよび
13Cなど
の非放射性同位体が、これらの同位体の天然存在度を有意に上回るレベルで存在するもの
を含む。これらの同位体標識化合物は、代謝研究(
14Cを用いる)、反応速度論研究(
例えば、
2Hまたは
3Hを用いる)、陽電子放出断層撮影法(PET)もしくは単光子放
出コンピュータ断層撮影法(SPECT)などの検出もしくは画像化技術、例えば、薬物
もしくは基質の組織分布アッセイにおいて、または患者の放射線処置において有用である
。特に、
18Fまたは標識化合物は、PETまたはSPECT研究に特に望ましい場合が
ある。同位体標識された式(I)の化合物は、一般的には、当業者に公知の慣用の技術に
よって、または付随の実施例および調製に記載されたものに類似のプロセスによって、以
前に用いられた非標識試薬の代わりに適切な同位体標識試薬を使用して調製することがで
きる。
【0103】
さらに、重い同位体、特に重水素(すなわち、
2HまたはD)での置換は、代謝安定性
の増大により生じるある特定の治療上の利点、例えば、インビボ半減期の延長または必要
投与量の低減または治療指数の向上をもたらし得る。この文脈における重水素が、式(I
)の化合物の置換基と見なされることは理解される。そのような重い同位体、具体的には
重水素の濃度は、同位体濃縮係数によって定義され得る。本明細書で使用する「同位体濃
縮係数」という用語は、特定の同位体の同位体存在度と天然存在度との比を意味する。本
発明の化合物中の置換基が重水素と表示されている場合、そのような化合物は、示された
重水素原子のそれぞれについて、少なくとも3500(示された重水素原子のそれぞれに
おいて52.5%の重水素組込み)、少なくとも4000(60%の重水素組込み)、少
なくとも4500(67.5%の重水素組込み)、少なくとも5000(75%の重水素
組込み)、少なくとも5500(82.5%の重水素組込み)、少なくとも6000(9
0%の重水素組込み)、少なくとも6333.3(95%の重水素組込み)、少なくとも
6466.7(97%の重水素組込み)、少なくとも6600(99%の重水素組込み)
、または少なくとも6633.3(99.5%の重水素組込み)の同位体濃縮係数を有す
る。
【0104】
本発明による薬学的に許容される溶媒和物には、結晶化の溶媒が同位体置換されていて
もよいもの、例えば、D
2O、d
6−アセトン、d
6−DMSO、ならびに非濃縮溶媒と
の溶媒和物が含まれる。
【0105】
本発明の化合物、すなわち、水素結合のドナーおよび/またはアクセプターとして作用
することが可能な基を含有する式(I)の化合物は、好適な共結晶形成剤と共結晶を形成
することが可能であり得る。これらの共結晶は、公知の共結晶形成手順によって式(I)
の化合物から調製され得る。そのような手順は、結晶化条件下で、式(I)の化合物と共
結晶形成剤とを粉砕、加熱、共昇華、共溶融、または溶液中で接触させることと、それに
よって形成された共結晶を単離することとを含む。好適な共結晶形成剤には、WO200
4/078163に記載されたものが含まれる。ゆえに、本発明はさらに、式(I)の化
合物を含む共結晶を提供する。
【0106】
本明細書で使用するとき、「薬学的に許容される担体」という用語は、当業者には公知
であるように、あらゆる溶媒、分散媒、コーティング、界面活性剤、抗酸化剤、保存剤(
例えば、抗菌剤、抗真菌剤)、等張剤、吸収遅延剤、塩、保存剤、薬物安定剤、結合剤、
賦形剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤、着香剤、色素などおよびそれらの組合せを含む(例え
ば、Remington's Pharmaceutical Sciences, 18th Ed. Mack Printing Company, 1990, p
p. 1289- 1329参照)。いずれかの慣用の担体が有効成分と不適合である場合を除いて、
治療用または医薬組成物におけるその使用が企図される。
【0107】
本発明の化合物の「治療有効量」という用語は、対象の生物学的または医学的応答、例
えば、酵素またはタンパク質活性の低減または阻害を誘発する、あるいは症状を改善する
、状態を軽減する、疾患進行を遅らせるもしくは遅延させる、または疾患を予防する等で
ある、本発明の化合物の量を指す。非限定的な一実施形態では、「治療有効量」という用
語は、対象に投与した場合に、(1)B−RafもしくはC−RafなどのRafキナー
ゼが介在するまたはB−RafもしくはC−Rafなどのキナーゼの活性に関連する状態
または障害もしくは疾患を少なくとも部分的に軽減、阻害、予防、および/または改善す
るのに、あるいは(2)インビボでのB−RafまたはC−Rafなどのキナーゼの活性
を低減または阻害するのに有効である、本発明の化合物の量を指す。
【0108】
別の非限定的な実施形態では、「治療有効量」という用語は、細胞または組織または非
細胞性生体材料または培地に投与した場合に、B−RafまたはC−Rafなどのキナー
ゼの活性を少なくとも部分的に低減または阻害するのに、あるいは過剰なRafキナーゼ
活性に関連する症状または状態を少なくとも部分的に低減または軽減するのに有効である
、本発明の化合物の量を指す。
【0109】
本明細書で使用するとき、「対象」という用語は、動物を指す。典型的には、動物は、
哺乳動物である。対象はまた、例えば、霊長類(例えば、ヒト、男性または女性)、ウシ
、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、マウス、魚類、鳥類などをも指す
。ある特定の実施形態では、対象は、霊長類である。具体的な実施形態では、対象は、ヒ
トである。
【0110】
本明細書で使用するとき、「阻害する」、「阻害」、または「阻害すること」という用
語は、所与の状態、症状もしくは障害もしくは疾患の低減もしくは抑制、または生物学的
活性もしくは過程のベースライン活性の有意な低下を指す。
【0111】
本明細書で使用するとき、任意の疾患または障害を「処置する」、「処置すること」、
または「処置」という用語は、一実施形態では、疾患または障害を改善する(すなわち、
疾患またはその臨床症状の少なくとも1つの発症を遅らせるまたは阻止するまたは低減す
る)ことを指す。別の実施形態では、「処置する」、「処置すること」、または「処置」
は、患者が認識できない場合があるものを含む少なくとも1つの身体的パラメーターを軽
減または改善することを指す。さらに別の実施形態では、「処置する」、「処置すること
」、または「処置」は、疾患または障害を、身体的に(例えば、認識可能な症状の安定化
)、生理的に(例えば、身体的パラメーターの安定化)、または両方のいずれかで変調す
ることを指す。さらに別の実施形態では、「処置する」、「処置すること」、または「処
置」は、疾患または障害の発症または進行を予防するまたは遅延させることを指す。
【0112】
本明細書で使用するとき、対象が処置によって生物学的に、医学的に、または生活の質
において恩恵を受ける場合、そのような対象はそのような処置「を必要としている」。
【0113】
本明細書で使用するとき、本発明に関連して(とりわけ、特許請求の範囲に関連して)
使用される「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その(the)」という用語およ
び同様の用語は、本明細書で別段の指示がない限り、または文脈と明らかに矛盾していな
い限り、単数および複数の両方を網羅すると解釈されるべきである。
【0114】
本明細書に記載されたすべての方法は、本明細書で別段の指示がない限り、または文脈
と明らかに矛盾していない限り、任意の好適な順序で実施することができる。本明細書に
提示するあらゆる例または例示的な文言(例えば、「など」)の使用は、本発明をより明
解にすることを意図したものにすぎず、別様に特許請求された本発明の範囲を限定するも
のではない。
【0115】
本発明の化合物の任意の不斉原子(例えば、炭素など)は、ラセミまたは鏡像異性的に
濃縮された、例えば、(R)−、(S)−、または(R,S)−配置で存在することがで
きる。ある特定の実施形態では、各不斉原子は、少なくとも50%の鏡像異性体過剰率、
少なくとも60%の鏡像異性体過剰率、少なくとも70%の鏡像異性体過剰率、少なくと
も80%の鏡像異性体過剰率、少なくとも90%の鏡像異性体過剰率、少なくとも95%
の鏡像異性体過剰率、または少なくとも99%の鏡像異性体過剰率の(R)−または(S
)−配置のいずれかを有し;すなわち、光学活性化合物については、多くの場合、他方の
鏡像異性体を実質的に排除して、1つの鏡像異性体を使用することが好ましい。不飽和二
重結合を有する原子における置換基は、可能な場合、cis−(Z)−またはtrans
−(E)−形態で存在してもよい。
【0116】
したがって、本明細書で使用するとき、本発明の化合物は、可能な異性体、回転異性体
、アトロプ異性体、互変異性体、またはそれらの混合物のうちの1つの形態で、例えば、
実質的に純粋な幾何(cisまたはtrans)異性体、ジアステレオマー、光学異性体
(対掌体)、ラセミ体、またはそれらの混合物として存在することができる。本明細書で
使用する「実質的に純粋な」または「他の異性体を実質的に含まない」は、生成物が、好
ましい異性体の量に対して重量で5%未満、好ましくは2%未満の他の異性体を含有する
ことを意味する。
【0117】
得られる異性体の混合物はいずれも、構成物質の物理化学的差異に基づいて、例えば、
クロマトグラフィーおよび/または分別結晶化によって、純粋なまたは実質的に純粋な幾
何または光学異性体、ジアステレオマー、ラセミ体へと分離することができる。
【0118】
得られる最終生成物または中間体のラセミ体はいずれも、公知の方法によって、例えば
、光学活性な酸または塩基により得られたそのジアステレオマー塩の分離、および光学活
性な酸性または塩基性化合物の遊離によって、光学対掌体へと分割することができる。そ
のため、特に、塩基性部分を用いて、例えば、光学活性な酸、例えば、酒石酸、ジベンゾ
イル酒石酸、ジアセチル酒石酸、ジ−O,O’−p−トルオイル酒石酸、マンデル酸、リ
ンゴ酸、またはカンファー−10−スルホン酸により形成された塩の分別結晶化によって
、本発明の化合物をその光学対掌体へと分割してもよい。ラセミ生成物はまた、キラルク
ロマトグラフィー、例えば、キラル吸着剤を使用する高圧液体クロマトグラフィー(HP
LC)によって分割することができる。
【0119】
さらに、その塩を含む本発明の化合物は、その水和物の形態で得ることも、またはその
結晶化に使用される他の溶媒を含むこともできる。本発明の化合物は、本質的にまたは設
計により、薬学的に許容される溶媒(水を含む)と溶媒和物を形成することができ;した
がって、本発明は溶媒和および非溶媒和形態の両方を包含することが意図される。「溶媒
和物」という用語は、本発明の化合物(薬学的に許容されるその塩を含む)と1つ以上の
溶媒分子との分子複合体を指す。そのような溶媒分子は、レシピエントに無害であること
が知られている、製薬技術分野で一般的に使用されるもの、例えば、水、エタノールなど
である。「水和物」という用語は、溶媒分子が水である複合体を指す。
【0120】
その塩、水和物、および溶媒和物を含む本発明の化合物は、本質的にまたは設計により
、多形体を形成することができる。
【0121】
別の態様では、本発明は、本発明の化合物または薬学的に許容されるその塩と、少なく
とも1つの薬学的に許容される担体とを含む、医薬組成物を提供する。医薬組成物は、経
口投与、非経口投与、および直腸投与などの特定の投与経路用に製剤化することができる
。加えて、本発明の医薬組成物は、固体形態(カプセル剤、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、
または坐剤を含むがこれらに限定されない)または液体形態(液剤、懸濁剤、または乳剤
を含むがこれらに限定されない)で調合することができる。医薬組成物は、滅菌などの慣
用の製薬工程に供することができ、および/または慣用の不活性希釈剤、滑沢剤、または
緩衝剤、ならびに保存剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、および緩衝液等などのアジュバント
を含有することができる。
【0122】
典型的には、式(I)の化合物のための医薬組成物は、式(I)の有効成分を以下の薬
学的に許容される賦形剤のうちの少なくとも1つとともに含む、錠剤またはゼラチンカプ
セル剤である:
a)希釈剤、例えば、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビ
トール、セルロース、および/もしくはグリシン;
b)滑沢剤、例えば、シリカ、タルカム、ステアリン酸、そのマグネシウムもしくはカル
シウム塩、および/もしくはポリエチレングリコール;錠剤についても、
c)結合剤、例えば、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、デンプンペースト、ゼラチン、
トラガカント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、および/も
しくはポリビニルピロリドン;所望の場合、
d)崩壊剤、例えば、デンプン、寒天、アルギン酸もしくはそのナトリウム塩、もしくは
発泡性混合物;ならびに/または
e)吸収剤、着色剤、着香剤、および甘味剤。
【0123】
錠剤は、当技術分野で公知の方法に従って、フィルムコーティングまたは腸溶コーティ
ングされてもよい。
【0124】
経口投与用の好適な組成物には、錠剤、ロゼンジ剤、水性または油性懸濁剤、分散性散
剤もしくは顆粒剤、乳剤、硬もしくは軟カプセル剤、またはシロップ剤もしくはエリキシ
ル剤の形態の有効量の本発明の化合物が含まれる。経口使用向けの組成物は、医薬組成物
の製造のための当技術分野で公知の任意の方法に従って調製され、そのような組成物は、
薬学的に洗練された口当たりの良い調製物を提供するために、甘味剤、着香剤、着色剤、
および保存剤からなる群から選択される1つ以上の薬剤を含有することができる。錠剤は
、錠剤の製造に好適な非毒性の薬学的に許容される賦形剤と混和された有効成分を含有し
得る。これらの賦形剤は、例えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン
酸カルシウム、またはリン酸ナトリウムなどの不活性希釈剤;造粒剤および崩壊剤、例え
ば、コーンスターチまたはアルギン酸;結合剤、例えば、デンプン、ゼラチン、またはア
カシア;ならびに滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、またはタ
ルクである。錠剤は、素錠であるか、または消化管における崩壊および吸収を遅延させ、
それによってより長い期間にわたる持続的作用を実現するために公知の技術によってコー
ティングされる。例えば、モノステアリン酸グリセリルまたはジステアリン酸グリセリル
などの時間遅延材料を用いることができる。経口使用のための製剤は、有効成分が不活性
固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、もしくはカオリンと混合され
ている硬ゼラチンカプセル剤として、または有効成分が水もしくは油媒体、例えば、ラッ
カセイ油、流動パラフィン、もしくはオリーブ油と混合されている軟ゼラチンカプセル剤
として提供することができる。
【0125】
ある特定の注射用組成物は、水性等張液剤または懸濁剤であり、坐剤は、有利には、脂
肪乳剤または懸濁剤から調製される。前記組成物は、滅菌されていてもよく、および/ま
たは保存剤、安定剤、湿潤剤もしくは乳化剤、溶解促進剤、浸透圧を調節するための塩、
および/または緩衝液などのアジュバントを含有してもよい。加えて、それらはまた、他
の治療上有益な物質を含有してもよい。前記組成物は、それぞれ慣用の混合、造粒、また
はコーティング方法に従って調製され、有効成分を約0.1〜75%含有するまたは約1
〜50%含有する。
【0126】
経皮適用のための好適な組成物には、好適な担体を伴う有効量の本発明の化合物が含ま
れる。経皮送達に好適な担体には、宿主の皮膚の通過を助けるための吸収性の薬理学的に
許容される溶媒が含まれる。例えば、経皮デバイスは、裏打ち部材と、化合物を任意に担
体とともに含有するリザーバーと、任意に、制御された所定の速度で長期間にわたり化合
物を宿主の皮膚に送達するための速度制御バリアと、デバイスを皮膚に固定するための手
段とを含む、包帯の形態である。
【0127】
例えば皮膚および眼への局所適用のための好適な組成物には、水性液剤、懸濁剤、軟膏
剤、クリーム剤、ゲル剤、または例えばエアロゾルなどによって送達するための噴霧用製
剤が含まれる。そのような局所送達系は、特に、皮膚適用に、例えば、皮膚がんの処置に
、例えば、日焼け止めクリーム、ローション、スプレーなどにおける予防的使用に適切で
ある。そのため、それらは、当技術分野で周知の局所、例えば化粧用の製剤における使用
に特に適している。それらは、可溶化剤、安定剤、張性増加剤、緩衝液、および保存剤を
含有し得る。
【0128】
本明細書で使用するとき、局所適用はまた、吸入または鼻腔内適用に関連し得る。それ
らは、乾燥粉末吸入器からの乾燥粉末(単独で、混合物、例えばラクトースとの乾燥ブレ
ンドとして、または例えばリン脂質との混合構成成分粒子としてのいずれか)、または好
適な噴射剤を使用してまたは使用せずに、加圧容器、ポンプ、スプレー、アトマイザー、
もしくはネブライザーからのエアロゾルスプレー提供物の形態で、好都合に送達され得る
。
【0129】
本発明はさらに、有効成分として本発明の化合物を含む無水の医薬組成物および剤形を
提供し、その理由は、水によりある特定の化合物の分解が促進され得るからである。
【0130】
本発明の無水の医薬組成物および剤形は、無水または低水分含有成分および低水分また
は低湿度条件を使用して調製することができる。無水医薬組成物は、その無水性質が維持
されるように調製および貯蔵され得る。したがって、無水組成物は、好適な製剤キットに
含めることができるように、水への曝露を防止することが知られている材料を使用して包
装される。好適な包装の例には、密封ホイル、プラスチック、単位用量容器(例えば、バ
イアル)、ブリスターパック、およびストリップパックが含まれるがこれらに限定されな
い。
【0131】
本発明はさらに、有効成分としての本発明の化合物が分解する速度を低減する1つ以上
の薬剤を含む医薬組成物および剤形を提供する。そのような薬剤は、本明細書では「安定
剤」と称され、これには、アスコルビン酸などの抗酸化剤、pH緩衝液、または塩緩衝液
等が含まれるがこれらに限定されない。
【0132】
遊離形態または塩形態の式Iの化合物は、有益な薬理活性を示し、例えば、次節に提示
する試験データによって示されるように、A−Raf、B−Raf、および/またはC−
Rafの活性を変調または阻害し、したがって、療法にまたは研究用化学物質、例えばツ
ール化合物としての使用に適応される。これらの化合物は、黒色腫(例えば、悪性黒色腫
)、乳がん、肺がん(例えば、非小細胞肺がん)、肉腫、消化管間質腫瘍などの消化管腫
瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんを含むがこれらに限定されな
い、Raf V600Eなどの活性化Raf変異を特徴とするがんを含む、Raf/Ra
f/MEK/ERK経路の変異によって惹起されるがんの処置にとりわけ有用である。
【0133】
そのため、さらなる実施形態として、本発明は、療法における式(I)の化合物または
本明細書に記載された式(I)の範囲内にある実施形態のいずれかの使用を提供する。さ
らなる実施形態では、療法は、A−Raf、B−Raf、またはC−Rafの阻害によっ
て処置され得る疾患のためのものである。別の実施形態では、本発明の化合物は、黒色腫
、乳がん、肺がん、肉腫、消化管間質腫瘍などの消化管腫瘍、卵巣がん、結腸直腸がん、
甲状腺がん、および膵臓がんを含むがこれらに限定されない、がんを処置するのに有用で
ある。
【0134】
別の実施形態では、本発明は、A−Raf、B−Raf、もしくはC−Raf、または
それらの組合せの阻害によって処置可能な疾患を処置する方法であって、治療有効量の式
(I)の化合物または本明細書に記載された式(I)の範囲内にある実施形態のいずれか
を投与することを含む、方法を提供する。さらなる実施形態では、疾患は、上述の一覧、
好適には、黒色腫、乳がん、肺がん、肉腫、消化管間質腫瘍などの消化管腫瘍、卵巣がん
、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんから選択される。本方法は、典型的には、
有効量の本明細書に記載された化合物またはそのような化合物を含む医薬組成物を、その
ような処置を必要としている対象に投与することを含む。化合物は、本明細書に記載され
たものなどの任意の好適な方法によって投与することができ、投与は、処置医が選択した
間隔で反復することができる。
【0135】
そのため、さらなる実施形態として、本発明は、医薬を製造するための、式(I)の化
合物または本明細書に記載されたそのような化合物の実施形態のいずれかの使用を提供す
る。さらなる実施形態では、医薬は、A−Raf、B−Raf、またはC−Rafの阻害
によって処置され得る疾患の処置のためのものである。別の実施形態では、疾患は、がん
、例えば、黒色腫、乳がん、肺がん、肉腫、消化管間質腫瘍などの消化管腫瘍、卵巣がん
、結腸直腸がん、甲状腺がん、および膵臓がんを含む、上述の一覧から選択されるがんで
ある。
【0136】
本発明の医薬組成物または組合せ物は、約50〜70kgの対象に対して約1〜100
0mgの有効成分、または約1〜500mgもしくは約1〜250mgもしくは約1〜1
50mgもしくは約0.5〜100mgもしくは約1〜50mgの有効成分の単位投与量
であり得る。化合物、医薬組成物、またはそれらの組合せ物の治療有効投与量は、対象の
種、体重、年齢、および個々の状態、処置されている障害もしくは疾患またはその重症度
に依存する。通常の医師、臨床医、または獣医は、障害または疾患の進行を予防、処置、
または阻害するのに必要な有効成分のそれぞれの有効量を容易に決定することができる。
【0137】
上述の投与量特性は、有利には哺乳動物、例えば、マウス、ラット、イヌ、サル、また
は単離した器官、組織、およびその調製物を使用した、インビトロおよびインビボの試験
で実証可能である。本発明の化合物は、インビトロでは、液剤、例えば、水性液剤の形態
で、およびインビボでは、経腸、非経口のいずれかで、有利には静脈内に、例えば、懸濁
剤または水性液剤として適用することができる。インビトロでの投与量は、約10
−3モ
ル濃度から10
−9モル濃度の間の範囲であり得る。インビボでの治療有効量は、投与経
路に応じて、約0.1〜500mg/kgの間または約1〜100mg/kgの間の範囲
であり得る。
【0138】
本発明の化合物は、1つ以上の治療用併用剤(併用治療剤)と同時に、またはその前も
しくは後に投与され得る。本発明における使用のための好適な併用治療剤には、例えば、
PI3Kの阻害剤、Raf経路の他の阻害剤、パクリタキセル、ドセタキセル、テモゾロ
ミド、プラチン、ドキソルビシン、ビンブラスチン、シクロホスファミド、トポテカン、
ゲムシタビン、イホスファミド、エトポシド、イリノテカンなどを含むがこれらに限定さ
れない、がん化学療法薬が含まれる。本発明の化合物は、同じまたは異なる投与経路によ
って別々に投与されてもよく、または併用剤と同じ医薬組成物中で一緒に投与されてもよ
い。
【0139】
一実施形態では、本発明は、療法において同時に、別々に、または逐次的に使用するた
めの組合せ調製物としての、式(I)の化合物と少なくとも1つの他の治療用併用剤とを
含む製品を提供する。一実施形態では、療法は、がんなどの、B−RafまたはC−Ra
fが介在する疾患または状態の処置である。組合せ調製物として提供される製品には、同
じ医薬組成物中に式(I)の化合物と他の治療用併用剤とを一緒に含む組成物、または別
々の形態、例えば、キットの形態の式(I)の化合物および他の治療用併用剤が含まれる
。
【0140】
一実施形態では、本発明は、式(I)の化合物と、別の治療用併用剤とを含む、医薬組
成物を提供する。任意に、医薬組成物は、上記の薬学的に許容される担体を含んでもよい
。
【0141】
一実施形態では、本発明は、2つ以上の別々の医薬組成物を含むキットを提供し、その
少なくとも1つは、式(I)の化合物を含有する。一実施形態では、キットは、容器、仕
切られたボトル、または仕切られたホイルパケットなどの、前記組成物を別々に保持する
ための手段を含む。そのようなキットの例は、錠剤、カプセル剤などの包装に典型的に使
用される、ブリスターパックである。
【0142】
本発明のキットは、異なる剤形、例えば、経口および非経口剤形を投与するため、別々
の組成物を異なる投与間隔で投与するため、または別々の組成物を互いに滴定するために
使用され得る。コンプライアンスを支援するため、本発明のキットは、典型的には、投与
指示書を含む。
【0143】
本発明の併用療法において、本発明の化合物と他の治療用併用剤とは、同じまたは異な
る製造業者によって製造および/または製剤化され得る。さらに、本発明の化合物と他の
治療薬とを、(i)医師への併用製品のリリースの前に(例えば、本発明の化合物と他の
治療剤とを含むキットの場合);(ii)医師自身によって(または医師の指導の下で)
投与の直前に;(iii)患者自身で、例えば、本発明の化合物および他の治療剤の逐次
投与の間に、一緒にして併用療法としてもよい。
【0144】
したがって、本発明は、B−RafまたはC−Rafが介在する疾患または状態を処置
するための式(I)の化合物の使用を提供し、ここで、医薬は、別の治療剤とともに投与
するために調製される。本発明はまた、疾患または状態を処置するための別の治療用併用
剤の使用を提供し、ここで、医薬は、式(I)の化合物とともに投与される。
【0145】
本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが介在する疾患または状態を処置する方法
における使用のための式(I)の化合物を提供し、ここで、式(I)の化合物は、別の治
療剤とともに投与するために調製される。本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが
介在する疾患または状態を処置する方法における使用のための別の治療用併用剤を提供し
、ここで、他の治療用併用剤は、式(I)の化合物とともに投与するために調製される。
本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが介在する疾患または状態を処置する方法に
おける使用のための式(I)の化合物を提供し、ここで、式(I)の化合物は、別の治療
用併用剤とともに投与される。本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが介在する疾
患または状態を処置する方法における使用のための別の治療用併用剤を提供し、ここで、
他の治療用併用剤は、式(I)の化合物とともに投与される。
【0146】
本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが介在する疾患または状態を処置するため
の式(I)の化合物の使用を提供し、ここで、患者は、以前に(例えば、24時間以内に
)別の治療剤で処置されている。本発明はまた、B−RafまたはC−Rafが介在する
疾患または状態を処置するための別の治療剤の使用を提供し、ここで、患者は、以前に(
例えば、24時間以内に)式(I)の化合物で処置されている。
【0147】
一般的な合成方法
以下のスキームおよび実施例は、式(I)の化合物の作製に有用な代表的な方法を例示
するものである。
【0148】
環Bがピリミジンである式(I)の化合物は、公知のハロピリミジン中間体から、鈴木
または同様のアリール化反応によって環Cを導入して、調製することができる。基−L−
CYは、環Cを組み入れる前に環Cに結合することもでき、または鈴木反応のためLに対
応する位置に保護アミンが存在してもよく、鈴木反応の後にアミドリンカーに変換して、
−L−CYを形成することもできる。
【0149】
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0150】
環B上に2個のモルホリン基の代わりに異なる基を有する化合物は、以下のスキームに
例示したように、チオアルキル置換ピリミジンを使用することによって調製することがで
きる。所望のA環モルホリン基(式(I)参照)を、芳香族求核置換化学を使用して結合
することができ、鈴木または同様のアリール化を使用して、環Cを結合することができる
。次いで、チオアルキル基を、アルキルスルホニル基への酸化によって、求核置換に対し
て活性化することができ、これを、様々な求核基によって置換することができる。
【0151】
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0152】
あるいは、鈴木反応の前に酸化を行うこともできる。このシーケンスを使用して、B環
上に複素環基またはヘテロアリール基を組み入れることもでき、またはそれを使用して、
この位置にアルコキシ、アミン、またはアジドなどの他の求核剤を導入することもできる
。次いで、これらを、アミンアルキル化(上記)によって例示したようにさらに修飾する
こともでき、または例えば、求核剤としてアジドが使用される場合、下記に示したように
、環化付加反応を使用して、環B上にヘテロアリール置換基を作製することもできる。
【0153】
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0154】
環Bがピリミジンである他の式(I)の化合物は、スキーム4に示したように、2,4
,6−トリクロロピリミジンから、1個の基(R
1)を導入するための鈴木反応から出発
し、異性体生成物の混合物を与えることによって作製することができる。次いで、モルホ
リンA環を、芳香族求核置換化学によって結合し、続いて、別の鈴木反応を行うことがで
きる。
【0155】
【化18-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化18-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0156】
環Bがピリジンである式(I)の化合物は、様々なピリジン異性体を与える以下の一般
的な方法によって作製することができる。ブロモ−フルオロピリジンは、芳香族求核置換
および鈴木または同様のアリール化化学の選択的使用を可能にする。
【0157】
【化19-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化19-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0158】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0159】
以下のスキームに例示したように、任意に置換されたモルホリン1個のみを2,4,6
−トリハロピリジンに導入し、次いで、他の2個のハロゲンを好適な基で逐次置き換える
ことによって、様々な他の置換基をピリジニルB環化合物に導入することができる。スキ
ーム6は、鈴木化学を使用したB環へのアリールまたはヘテロアリール基の導入を例示し
ており;スキーム7は、アミン、アルコキシ基、およびアルキルチオ基などの他の求核置
換基を導入するための芳香族求核置換化学の使用を例示している。
【0160】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0161】
【化22-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化22-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0162】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0163】
以下のスキームは、下記の実施例によって実証される、環Bがピリジンである化合物を
作製するための追加の経路を例示している。
【0164】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0165】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0166】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0167】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
以下のスキームは、B環がピリドンである式(I)の化合物の一般的な合成経路を例示
している。このシーケンスはまた、式(I)のアルコキシ置換ピリジンB環化合物を生成
する。
【0169】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0170】
B環がピリダジンである式(I)の化合物は、公知のハロゲン化ピリダジン出発材料を
使用して、環A(および/またはB環上の他の置換基)を結合するための芳香族求核置換
反応、および環Cを結合するための鈴木化学により、同様に作製することができる。
【0171】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0172】
少なくとも1個の塩形成基を有する本発明の化合物の塩は、当業者に公知の様式で調製
され得る。例えば、酸性基を有する本発明の化合物の塩は、例えば、金属化合物、例えば
好適な有機カルボン酸のアルカリ金属塩など、例えば2−エチルヘキサン酸のナトリウム
塩で、有機アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属化合物、例えば対応する水酸化物、炭
酸塩、もしくは炭酸水素塩など、例えば水酸化、炭酸、もしくは炭酸水素ナトリウムもし
くはカリウムなどで、対応するカルシウム化合物で、またはアンモニアもしくは好適な有
機アミンで、化合物を処理することによって形成させることができ、好ましくは、化学量
論量またはわずかに過剰の塩形成剤が使用される。本発明の化合物の酸付加塩は、通例の
様式で、例えば、酸または好適なアニオン交換試薬で化合物を処理することによって得ら
れる。酸性および塩基性塩形成基、例えば、遊離カルボキシ基および遊離アミノ基を含有
する本発明の化合物の分子内塩は、例えば、酸付加塩などの塩を、例えば弱塩基で、等電
点まで中和することによって、またはイオン交換体で処理することによって形成され得る
。
【0173】
塩は、当業者に公知の方法に従って遊離化合物に変換することができる。金属およびア
ンモニウム塩は、例えば、好適な酸で処理することによって変換することができ、酸付加
塩は、例えば、好適な塩基性薬剤で処理することによって変換することができる。
【0174】
本発明に従って得られる異性体の混合物は、当業者に公知の様式で個々の異性体へと分
離することができ;ジアステレオ異性体は、例えば、多相溶媒混合物間での分配、再結晶
化、および/または例えば、シリカゲル上での、もしくは例えば逆相カラム上での中圧液
体クロマトグラフィーによる、クロマトグラフィー分離によって分離することができ、ラ
セミ体は、例えば、光学的に純粋な塩形成試薬により塩を形成し、そうして得られるジア
ステレオ異性体の混合物を、例えば、分別結晶化を用いてまたは光学活性なカラム材料上
でのクロマトグラフィーによって分離することによって分離することができる。
【0175】
中間体および最終生成物は、標準的な方法に従って、例えば、クロマトグラフィー法、
分配法、(再)結晶化などを使用して、後処理および/または精製することができる。
【0176】
本発明の化合物および中間体はまた、当業者に一般的に知られている方法に従って互い
に変換することができる。
【0177】
本明細書で使用する用語は、別段の定義がない限り、当業者にとってのその通常の意味
を有する。以下の略語が本明細書で使用され得る:
【0178】
【表a】
[この文献は図面を表示できません]
【0179】
以下の実施例は、本発明を例示することを意図したものであり、それに対する限定であ
ると解釈されるべきではない。温度は℃で示す。別段の記述がなければ、蒸発はすべて、
減圧下で、典型的には、約15mmHgから100mmHgの間(=20〜133mba
r)で実施する。最終生成物、中間体、および出発材料の構造は、標準的な分析方法、例
えば、微量分析および分光学的特徴、例えば、MS、IR、NMRによって確認する。使
用する略語は、当技術分野で慣用のものである。
【0180】
質量分光分析は、LCMS装置:Waters System(Acquity UP
LCおよびMicromass ZQ質量分析計;カラム:Acquity HSS C
18 1.8ミクロン、2.1×50mm;勾配:1.8分間で0.05%TFAを含む
水中アセトニトリル5〜95%;流速1.2mL/分;分子量範囲200〜1500;コ
ーン電圧20V;カラム温度50℃)で実施した。質量はすべて、プロトン化された親イ
オンの質量として報告した。
【0181】
核磁気共鳴(NMR)分析は、化合物の一部に対して、Varian 400MHz
NMR(Palo Alto、CA)を用いて実施した。スペクトルの基準は、TMSま
たは溶媒の既知の化学シフトのいずれかであった。
【0182】
本発明の化合物の合成に利用されるすべての出発材料、構成単位、試薬、酸、塩基、脱
水剤、溶媒、および触媒は、市販されているか、または当業者に公知の有機合成法によっ
て生成することができる(Houben-Weyl 4th Ed. 1952, Methods of Organic Synthesis,
Thieme, Volume 21)。さらに、本発明の化合物は、以下の実施例を考慮して、当業者に
公知の有機合成法によって生成することができる。
【0183】
本発明の化合物は、公知の材料から出発して、本明細書に開示された方法とともに、当
技術分野で公知の方法を使用して調製することができる。
【0184】
ある特定の中間体の合成についてここで概説し、続いて、式(I)の化合物の例の合成
について説明する。
【0185】
4−(2−シアノプロパン−2−イル)ピコリン酸の合成
【0186】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
室温のTHF中の4−クロロピコリン酸(1.0当量)の懸濁液(0.95M)に、イ
ソブチロニトリル(3.2当量)およびLiHMDS(THF中1M溶液、3.1当量)
を添加した。混合物をマイクロ波中100℃で10分間撹拌した。冷却溶液を飽和塩化ア
ンモニウムでクエンチし、6N HClでpH=4に酸性化した。溶液をIPA/クロロ
ホルム(1:3)で3回抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−(2−シアノプロパン−2−イル)ピコリン酸を収
率72%で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.71 (s, 6H) 7.76 (dd, J=5.48, 1.96
Hz, 1H) 8.12 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.73 (d, J=5.09Hz, 1H).LCMSm/z(M+H)=
190.9、Rt=0.31分。
【0187】
4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリン酸の合成
【0188】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
0℃のエチル2−オキソプロパノエート(15当量)の溶液にH
2O
2(10当量)を
滴下添加した。冷混合物(依然として0℃で撹拌した)を、DCM/水(15:1)中の
1−(ピリジン−4−イル)エタノン(1.0当量)、H
2SO
4(1.0当量)および
FeSO
4.7H
2O(10当量)の混合物(0.08M)中に、室温で3時間かけてカ
ニューレで添加した。得られた反応混合物を、室温でさらに30分間撹拌した。水層をD
CMで抽出し、合わせた有機DCM層を5%亜硫酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ISCO、0
〜60%EtOAc/ヘプタン)による精製により、エチル4−アセチルピコリネートを
収率46%で得た。LCMSm/z(M+H)=193.9、Rt=0.51分。
ステップ2:
エチル4−アセチルピコリネート(1.0当量)をTHFに溶解し(0.1M)、溶液
を−78℃に冷却した。メチルリチウム(1.2当量)を5分間かけて添加し、混合物を
−78℃でさらに5分間撹拌した。反応物を氷水に注ぎ入れ、酢酸エチルで2回抽出した
。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物を
シリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、0〜100%酢酸エチル/ヘプタン)によっ
て精製して、エチル4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリネートを収率47
%で得た。LCMSm/z(M+H)=210.2、Rt=0.43分。
ステップ3:
THF中のエチル4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリネート(1.0当
量)の溶液(0.13M)に、LiOH(3.0当量)を添加した。混合物を室温で4時
間撹拌した。濃縮してTHFの大部分を除去し、残留物を6N HClでpH=3に中和
した。混合物を水およびMeCNで希釈し、次いで凍結乾燥して、3.0当量のLiCl
を含有する4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリン酸を得た。LCMSm/
z(M+H)=181.9、Rt=0.18分。
【0189】
4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピコリン酸の合成
【0190】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
−78℃のDCM中のエチル4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリネート
(1.0当量)の溶液(0.1M)に、DAST(1.2当量)を添加した。混合物を−
78℃で1時間撹拌し、室温まで加温し、室温で1時間撹拌した。LC−Msは、変換が
完了したことを示した。飽和NaHCO
3水溶液を添加し、混合物を15分間撹拌し、次
いで混合物をEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
させ、濃縮して、エチル4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピコリネートを収率9
8%で得た。LCMSm/z(M+H)=211.9、Rt=0.69分。
ステップ2:
THF中のエチル4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピコリネート(1.0当量
)の溶液(0.19M)に、LiOH(3.8当量)を添加した。混合物を室温で4時間
撹拌した。濃縮してTHFの大部分を除去し、残留物を6N HClでpH=3に中和し
、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮
して、4−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピコリン酸を収率71%で得た。LCM
Sm/z(M+H)=183.9、Rt=0.32分。
【0191】
4−(1,1−ジフルオロエチル)ピコリン酸の合成
【0192】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1.0当量のDeoxoFluor(トルエン中50%)中のエチル4−アセチルピコ
リネート(1.0当量)の溶液を、12時間85℃で撹拌した。次いで、反応混合物をN
aCl(飽和)溶液に添加した。水性混合物をEtOAcで抽出した。有機物を乾燥させ
、得られた材料を、ISCOシステム(ヘプタン−EtOAc)を利用するカラムクロマ
トグラフィーによって精製して、エチル4−(1,1−ジフルオロエチル)ピコリネート
を収率72%で得た。LCMSm/z(M+H)=216.1、Rt=0.70分。
ステップ2:
THF中のエチル4−(1,1−ジフルオロエチル)ピコリネート(1.0当量)の溶
液(0.2M)に、LiOH(3.9当量)を添加した。混合物を室温で4時間撹拌した
。濃縮してTHFの大部分を除去し、残留物を6N HClでpH=3に中和し、EtO
Acで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、4
−(1,1−ジフルオロエチル)ピコリン酸を収率86%で得た。LCMSm/z(M+
H)=187.9、Rt=0.41分。
【0193】
3−(S−メチルスルホンイミドイル)安息香酸の合成
【0194】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
水中のNaIO
4(1.0当量)の溶液(0.11M)を調製し、次いで0℃のMeO
H中の3−(メチルチオ)安息香酸(1.0当量)の撹拌溶液(0.11M)に滴下添加
した。添加が完了した後、混合物を25℃に加温し、1時間撹拌した。LCMSは、生成
物へのクリーンな変換(clean conversion)が約20%完了したことを示す。25℃で終
夜撹拌を続けた。反応混合物を濾過し、濾過ケーキをMeOHで洗浄した。濾液を桃色固
体に濃縮して、3−(メチルスルフィニル)安息香酸を定量的収率で得た。LCMS(m
/z)(M+H)=185.1、Rt=0.35分。
ステップ2:
25℃のTHF中の3−(メチルスルフィニル)安息香酸(1.0当量)の溶液(0.
2M)に、CDI(1.2当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。次いで、MeO
H(8.0当量)を添加し、反応物を還流近くまで短時間加温し、次いで冷却して室温に
戻した。LCMSは、生成物へのクリーンな変換がほぼ完了に近いことを示す。反応混合
物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液およびブラインの混合物上に注ぎ、酢酸エチルで2回
抽出した。合わせた有機物を、ブライン、希HCl、再度ブラインで洗浄し、次いで硫酸
マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜100%
EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルでのGraceフラッシュカラムクロマトグラフ
ィーによって精製した。生成物画分を75%のEtOAc付近で
で溶出し、濃縮して、メチル3−(メチルスルフィニル)ベンゾエートを淡黄色油状物と
して収率70%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.76 (s, 3H) 3.96 (s, 3H) 7.
65 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=198.9、Rt=0.47分。
ステップ3:
Ar下25℃のDCM中のメチル3−(メチルスルフィニル)ベンゾエート(1.0当
量)の溶液(0.1M)に、2,2,2−トリフルオロアセトアミド(2.0当量)、M
gO(4.0当量)、酢酸ロジウム(II)二量体(0.05当量)およびジアセトキシ
ヨードベンゼン(1.5当量)を添加し、混合物を終夜撹拌した。LCMSは、出発材料
の消費および生成物へのクリーンな変換がほぼ完了に近いことを示す(M+1=310、
R
t=0.76)。反応混合物を、DCMで洗浄しながらセライトに通して濾過し、濃縮
した。残留物を、ヘプタンおよび0〜75%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルでの
Graceフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。生成物画分を40%
のEtOAc付近で溶出し、濃縮して、メチル3−(S−メチル−N−(2,2,2−ト
リフルオロアセチル)スルホンイミドイル)ベンゾエートを無色油状物として収率90%
で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 3.50 (s, 3H) 4.00 (s, 3H) 7.78 (t, J=8.02H
z, 1H) 8.17-8.23 (m, 1H) 8.41 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.63 (s, 1H).LCMS(m/z)
(M+H)=310.0、Rt=0.76分。
ステップ4:
25℃のTHFおよびMeOH(2:1)中のメチル3−(S−メチル−N−(2,2
,2トリフルオロアセチル)スルホンイミドイル)ベンゾエート(1.0当量)の撹拌溶
液(0.09M)に、LiOH(2M水溶液)(3.5当量)を添加し、混合物を3時間
撹拌した。LCMSは、出発材料の消費および生成物へのクリーンな変換が完了したこと
を示す。THF/MeOHの大部分を濃縮により除去し、次いで混合物を、1M HCl
を使用して酸性化した。生成物を有機溶媒で水性物から抽出できなかったので、酸性の水
層を若干のアセトニトリルで希釈し、次いで凍結乾燥して、3−(S−メチルスルホンイ
ミドイル)安息香酸を白色固体として得、これは約3.5当量のLiClを含有している
可能性が高い。これは、所望の生成物の算出収率99%と算出される。LCMS(m/z
)(M+H)=199.9、Rt=0.25分
【0195】
3−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)安息香酸の合成
【0196】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
トリメチル(トリフルオロメチル)シラン(1.3当量)およびフッ化セシウム(0.
1当量)を、窒素下室温のTHF中のメチルホルミルベンゾエート(1.0当量)の溶液
(0.3M)に添加し、混合物を30分間超音波処理して、反応を開始し、これは淡黄色
の出現により示された。混合物を室温で5時間撹拌し、その後HCl(水溶液)(1M)
を添加し、混合物をさらに15分間撹拌した。次いで、混合物をEtOAcで抽出し、洗
浄し(飽和NaHCO
3、ブライン)、乾燥させ(MgSO
4)、真空中で蒸発させた。
生成物をISCOによって精製し、ヘプタン中0〜70%酢酸エチルで溶出して、メチル
3−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ベンゾエートを収率81%で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=234.9、Rt=0.74分。
ステップ2:
水酸化リチウム(5.0当量、2M水溶液)を、0℃のアセトニトリルおよび水(2:
1)中のメチル3−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ベンゾエート
(1.0当量)(0.001M)に添加し、次いで混合物を室温にし、6時間を撹拌した
。混合物を1N HClで酸性化し、酢酸エチルで抽出し、3−(2,2,2−トリフル
オロ−1−ヒドロキシエチル)安息香酸を収率91%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=219.1、Rt=0.3分。
【0197】
5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミンの合成
【0198】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(1.0当量)を、ACN(0.0
6)に溶解した。Selectfluor(2.2当量)を添加し、反応混合物を室温で
2日間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム溶液を添加して、反応物をクエンチし、酢酸エチ
ルで分配し、有機相を濃縮乾固し、ISCOフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中
0〜70%酢酸エチル)によって精製して、5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)
ピリジン−4−アミンを収率23%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 4.52 (br.
s., 2H) 6.97-7.16 (m, 1H) 8.27 (d, J=2.35Hz, 1H).
【0199】
2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−アミンの合成
【0200】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
ジオキサン中の2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチン酸(1.0当量)の溶
液(0.3M)に、ジフェニルホスホリルアジド(1.8当量)、t−ブチルアルコール
(6.0当量)およびTEA(1.8当量)を添加した。反応物を1分間脱気し、次いで
110℃で3.0時間加熱した。ジオキサンを真空中で蒸発させ、残留物をEtOAcと
10%クエン酸とに分配した。有機層を分離し、水層をEtOAcでさらに抽出した。合
わせた有機物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上に装
填し、カラムクロマトグラフィー(ISCO、ヘプタン中0〜50%EtOAc)によっ
て精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮して、tert−ブチル(2−(1,1−ジフル
オロエチル)ピリジン−4−イル)カルバメートを透明油状物として収率44%で得た。
LCMS(m/z)(M+H)=259、Rt=0.68。
ステップ2:
DCM中のtert−ブチル(2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−イル
)カルバメート(1.0当量)の溶液(0.25M)に、TFA(10当量)を添加し、
室温で6時間撹拌した。揮発物を真空中で除去し、残留物をDCMに溶かし、押してカー
ボネートカラムに通してTFA塩を除去し、カラムをDCMで数回洗浄した。合わせた有
機物を濃縮して、2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−アミンを収率54%
で得た。LCMS(m/z)(M+H)=158.9、Rt=0.29。
【0201】
N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0202】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のTHF中の4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.1M)に、3−トリフ
ルオロメチルベンゾイルクロリド(1.0当量)を添加し、反応物を室温で3時間撹拌し
た。溶液を濃縮し、真空下で乾燥させて、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミドを黄褐色固体として収率96%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=406.2、Rt=1.24分。
【0203】
N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0204】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DCM中の5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−アミン(1.00当量)の0.4M
溶液に、DIEA(1.00当量)および3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリ
ド(1.00当量)を添加した。混合物を周囲温度で3時間撹拌した。反応混合物をDC
Mで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮して、N−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドをオフホワイトの固体として収率98%で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=359.0/361.0、Rt=0.86分。
ステップ2:
1,4−ジオキサン中のN−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.00当量)の0.27M溶液に、ビス(ピナコ
ラト)ジボロン(1.50当量)、酢酸カリウム(2.00当量)およびPdCl
2(d
ppf).CH
2Cl
2付加物(0.10当量)を添加した。反応物を120℃で20分
間照射に供した。冷却した反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライトに通して濾過した
。濾液を濃縮して、N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドを暗褐色粘着性固体として定量的収率で得た。LCMS(m/z)(M+H
)=325.0、Rt=0.59分。
【0205】
2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド
の合成
【0206】
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
2−フルオロ−4−メチルピリジン(1.0当量)およびイソブチロニトリル(4.0
当量)の混合物に、トルエン中KHMDS(1.2当量)をカニューレで添加した。混合
物を1.5時間加熱還流し、その時点で、反応物を室温に冷却し、NH
4Cl(水溶液)
でクエンチし、EtOAcで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製
材料を次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=161.1、R
t=0.48分。
ステップ2:
水中の2−メチル−2−(4−メチルピリジン−2−イル)プロパンニトリル(1.0
当量)の溶液(0.38M)に、過マンガン酸カリウム(6.0当量)を添加した。混合
物を60℃で1時間加熱した。混合物を室温に冷却し、2M HClでpH4に酸性化し
、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮し
た。LC−MSは、粗製の黄色がかった固体が依然として15%の二酸を含有しているこ
とを示した。粗製物をEtOAcに再溶解し、酸性水(pH4)で洗浄した。有機層をブ
ラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、オフホワイトの固体を得た。二酸
は全く残らなかった。次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)(M
+H)=191.0、Rt=0.53分。
ステップ3:
EDC(1.3当量)を、DMF中の4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)、2−(2−シ
アノプロパン−2−イル)イソニコチン酸(1.2当量)、HOAt(1.3当量)の溶
液(0.19M)に添加した。混合物を周囲温度で3時間撹拌した。反応混合物を水で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を1M水酸化ナトリウム水溶液およびブラ
インで順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、2−(2−シアノプ
ロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミドを収率97%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=406.2、Rt=1.10分。
【0207】
N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0208】
【化41】
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ステップ1:
DMF中の3−ブロモ−4−メチル安息香酸(1.0当量)の溶液(1.2M)に、E
DC(1.0当量)およびHOBt(1.0当量)、続いて3−トリフルオロメチルアニ
リン(1.0当量)を添加し、反応物を周囲温度で48時間撹拌した。反応混合物を酢酸
エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮し
た。濃縮した粗製物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜
100%酢酸エチルで溶出して、3−ブロモ−4−メチル−N−(3−(トリフルオロメ
チル)フェニル)ベンズアミドを収率83%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=3
58/360、Rt=1.1分。
ステップ2:
撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内の3−ブロモ−4−メチル−N−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)ベンズアミド(1.0当量)に、ジオキサンを添加し(0.5
M)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3
,2−ジオキサボロラン)(3当量)および酢酸カリウム(6当量)を添加し、窒素を反
応混合物に5分間吹き込んで発泡させた。これに、PdCl
2(dppf)−DCM付加
物(0.1当量)を添加し、バイアルを密封し、120℃に16時間加熱した。反応混合
物を濾過し、濾紙をジクロロメタンで洗浄し、濾液を真空下で濃縮した。次いで、これを
セライト上に装填し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマト
グラフィーによって精製して、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル
−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドを定量的収率で得た。LCMS(m/z)(M+H)=406.2、Rt=
1.2分。
【0209】
N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドの合成
【0210】
【化42】
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DMF中の4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサ
ボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)および3−(トリフルオロメチル)安息香
酸(1.1当量)の混合物(0.27M)に、HOAt(1.3当量)およびEDC(1
.3当量)を添加した。3時間後、反応混合物を水で希釈し、次いでEtOAcで抽出し
た。有機相を1M水酸化ナトリウム水溶液およびブラインで順次洗浄し、次いで硫酸ナト
リウムで乾燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾燥させて、N−(4−メチル−3−(4
,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−
2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドを収率91%で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=407.1、Rt=1.13分。
【0211】
2−(tert−ブチル)−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−
1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0212】
【化43】
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DMF中の5−アミノ−2−メチルフェニルボロン酸、ピナコールエステル(1.0当
量)、2−(tert−ブチル)イソニコチン酸(1.0当量)、EDC(1.0当量)
および1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(0.380g、1.0当量)の溶
液(0.3M)を、室温で68時間撹拌した。次いで、反応混合物をEtOAcおよび水
で希釈し、有機層を単離し、水層をEtOAcで2回抽出した。合わせた有機物をMgS
O4で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮して、2−(tert−ブチル)−N−(4−メ
チル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)フェニル)イソニコチンアミドを白色固体として91%で得た。LCMS(m/z)(
M+H)=395.1、Rt=0.71分。
【0213】
2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコ
チンアミドの合成
【0214】
【化44】
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ステップ1:
EDC(1.3当量)を、DMF中の5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−アミン(
1.05当量)、2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチン酸(1.0当量)
およびHOAt(1.3当量)の溶液(0.17M)に添加した。混合物を周囲温度で3
時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を1M
水酸化ナトリウム水溶液およびブラインで順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過
し、濃縮した。粗製物をISCO(50%EtOAc/ヘプタン)によって精製した。合
わせた画分は、17%の5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−アミンを依然として含有
していた。DMF中の2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチン酸(0.3当
量)、EDC(0.3当量)およびHOAt(0.3当量)(0.17M)を添加した。
室温で終夜撹拌した後、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出
物を1M水酸化ナトリウム水溶液およびブラインで順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、濾過し、濃縮して、N−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(2
−シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミドを3ステップにわたって71%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=359.0、Rt=0.73分。
ステップ2:
ジオキサン中のN−(5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(2−シア
ノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.18M)に、酢
酸カリウム(5.0当量)および4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチ
ル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.5当量)を添加した。溶液を
窒素で脱気し、Pd(dppf)Cl
2−DCMを添加した。次いで、反応物を80℃に
終夜加熱した。混合物を濃縮し、EtOAcで希釈し、H
2Oおよびブラインで洗浄した
。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮した。次いで、残留物をヘキサン中ですり混ぜ
た。濾過し、固体を収集して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチ
ル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)
ピリジン−3−イル)イソニコチンアミドを収率82%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=325.1、Rt=0.49分。1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.27 (s, 6H)
, 1.32-1.40 (m, 12H), 1.82 (s, 6H), 2.75 (s, 3H), 7.69 (d, J=3.91Hz, 1H), 7.86-7
.95 (m, 1H), 7.98 (s, 1H), 8.28 (br. s., 1H), 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H), 8.89 (br.
s., 1H).
【0215】
中間体としてのアミン置換4−ピリジニル−フェニル/3−ピリジニルアミンの合成
【0216】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0217】
2−((5−アミノ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2’
−イル)アミノ)エタノールの合成
ステップ1:
DME中の5−ブロモ−6−メチルピリジン−3−アミン(1.00当量)の0.3M
溶液に、(2,6−ジフルオロピリジン−4−イル)ボロン酸(1.30当量)、PdC
l2(dppf).CH2Cl2付加物(0.05当量)および2M炭酸ナトリウム水溶
液(3.00当量)を添加した。反応混合物を油浴中60℃で18時間加熱した。冷却し
た反応混合物を水とEtOAc(3×100mL)とに分配した。合わせた有機物をブラ
インで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、シリカゲルでのフ
ラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン中酢酸エチル、0〜100%勾配)によって精製
して、2’,6’−ジフルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]−5−アミン(
収率90.0%)を橙色固体として得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H)
5.31 (s, 2H) 6.84 (d, J=2.35Hz, 1H), 7.23 (s, 2H) 7.94 (d, J=2.74Hz, 1H).LCM
S(m/z)(M+H)=222.1、Rt=0.41分。
ステップ2:
DMSO中の2’,6’−ジフルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]−5−
アミン(1.00当量)および炭酸カリウム(1.20当量)の0.35M懸濁液に、2
−アミノエタノール(5.10当量)を滴下添加した。反応混合物を油浴中で35℃に1
8時間加熱した。反応物を水とEtOAcとに分配した。水性物をEtOAc(3×75
mL)でさらに洗浄した。合わせた有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、
2−((5−アミノ−6’−フルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]−2’−
イル)アミノ)エタノール(95%)を得た。さらなる精製は行わなかった。LCMS(
m/z)(M+H)=263.0、Rt=0.38分。
ステップ3:
DMSO中の2−((5−アミノ−6’−フルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリ
ジン]−2’−イル)アミノ)エタノール(1.00当量)および炭酸カリウム(1.2
0当量)の0.5M懸濁液に、モルホリン(5当量)を添加した。反応混合物をマイクロ
波中150℃で30分間照射に供した。冷却した反応混合物を水とEtOAc(3×75
mL)とに分配した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過
し、濃縮した。粗製物を、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(DCM中Me
OHの0〜15%勾配)によって精製して、2−((5−アミノ−2−メチル−6’−モ
ルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2’−イル)アミノ)エタノール(収率58.0
%)を黄褐色固体として得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.22 (s, 3H) 3.26-3.30
(m, 2H) 3.37 (t, J=4.50Hz, 4H) 3.52 (q, J=6.00Hz, 2H) 3.64-3.69 (m, 4H) 4.63 (t,
J=5.48Hz, 1H) 5.11 (s, 2H) 5.72-5.80 (m, 2H) 6.24 (t, J=5.48Hz, 1H) 6.71 (d, J=
2.35Hz, 1H) 7.81 (d, J=2.74Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=330.1、R
t=0.32分。
【0218】
3−(ジフルオロメチル)安息香酸の合成
【0219】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
高圧バイアル内で、DCM/EtOH(867:1)中のメチル3−ホルミルベンゾエ
ート(1当量)の溶液(0.40M)に、DeoxoFluor(2.0当量)に添加し
た。反応物をN2でパージし、容器を密封し、60℃で加熱した。18時間撹拌した後、
追加のDeoxoFluor(2.0当量)を添加し、42時間撹拌した。反応をTLC
(ヘプタン中25%EtOAc)によって追跡した。反応物をブラインとEtOAcとに
分配した。水層をEtOAc(3×)でさらに洗浄し、合わせた有機物をNa
2SO
4で
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタンおよび0〜25%酢酸エチルの勾配
で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。メチル3−
(ジフルオロメチル)ベンゾエートを黄色油状物として収率62%で単離した。1H NMR (
400MHz, <cdcl3>)δδppm 3.94 (s, 3H) 6.53-6.84 (m, 1H) 7.54 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.
71 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.15 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (s, 1H).
ステップ2:
THF中のメチル3−(ジフルオロメチル)ベンゾエート(1当量)の溶液(0.25
M)に、1M LiOH(2.5当量)を添加し、室温で撹拌した。最初にLiOHを添
加した時に、溶液は透明から濃橙色に変化し、2時間後、溶液は薄黄色である。反応物を
室温で18時間撹拌した。揮発物を真空中で除去し、水相を約pH3に酸性化した。白色
沈殿物が形成され、これを濾過し、乾燥させた。3−(ジフルオロメチル)安息香酸を収
率78%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=245.1、Rt=0.73)。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 6.97-7.30 (m, 1H) 7.63-7.71 (m, 1H) 7.83 (d, J=7.43
Hz, 1H) 8.06-8.16 (m, 1H)
【0220】
2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチン酸の合成
【0221】
【化47】
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ステップ1:
DCM中の1−(4−メチルピリジン−2−イル)エタノン(1.0当量)およびEt
OH(0.1当量)の溶液(2.0M)を入れた高圧バイアル内に、DAST(2.5当
量)を添加した。反応物を30℃に加熱し、48時間加熱した。LCMS分析は、所望の
生成物の形成を示した(MH+−157.9、Rt−0.54分)。反応物をDCMで希
釈し、0℃でゆっくりとNaHCO3でクエンチした。相を分離し、水層をDCM(2×
)で洗浄した。合わせた有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を
、ヘプタンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製した。2−(1,1−ジフルオロエチル)−4−メチルピ
リジンを収率27%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=157.9、Rt=0
.54。
ステップ2:
水中の2−(1,1−ジフルオロエチル)−4−メチルピリジン(1当量)の溶液(2
.0M)に、KMnO
4(3.0当量)を添加し、80℃に4時間加熱した。LCMS分
析は、所望の生成物の形成を示した(MH+−188.0、Rt−0.52分)。反応物
を1M HClでpH3に酸性化した。白色沈殿物を濾過し、乾燥させた。2−(1,1
−ジフルオロエチル)イソニコチン酸を収率12%で単離した。LCMS(m/z)(M
+H)=188.0、Rt=0.52)。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δδppm 2.01 (t, J
=18.78Hz, 3H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H).
【0222】
2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸の合成
【0223】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
手順は、2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチン酸の手順に正確に従う。2−
(ジフルオロメチル)イソニコチン酸を23%で単離した。LCMS(m/z)(M+H
)=174.0、Rt=0.48).
【0224】
3−(2−シアノプロパン−2−イル)安息香酸の合成
【0225】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
撹拌子を備えたバイアルに、メチル3−ブロモベンゾエート(1.0当量)4−イソオ
キサゾールボロン酸(1.2当量)、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0
.1当量)、1M KF(2.0)およびDMSOを添加した(0.10M)。反応混合
物を、発泡させた窒素で脱気し、バイアルに蓋をし、130℃で18時間加熱した。LC
MS分析は、所望の生成物の形成を示した(MH+−176、Rt−0.62分)。反応
混合物をNH
4Clの飽和溶液で希釈し、EtOAc(2×)で抽出した。合わせた有機
物を水およびブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を
、ヘプタンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製した。メチル3−(シアノメチル)ブロモベンゾエートを
収率69%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=176.1、Rt=0.62)
。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.92 (s, 3H), 3.99 (s, 2H), 7.49-7.55 (m, 1H), 7
.62 (d, J=7.83Hz, 1H), 7.99 (d, J=7.83Hz, 1H), 8.04 (s, 1H).
ステップ2:
DMSO中のメチル3−(シアノメチル)ベンゾエート(1.0当量)の溶液(0.5
0M)に、NaH(3当量)を0℃でゆっくりと添加し、20分間撹拌した。混合物にM
eI(3.0当量)を添加し、室温で18時間撹拌した。LCMS分析は、所望の生成物
の形成を示した(MH+−204、Rt−0.78分)。氷冷下で、反応混合物を水で希
釈し、EtOAcで抽出した。有機物を水およびブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥さ
せ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタンおよび0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出
するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。メチル3−(2−
シアノプロパン−2−イル)ベンゾエートを収率63%で単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=204.1、Rt=0.78).
ステップ3:
THF中のメチル3−(2−シアノプロパン−2−イル)ベンゾエート(1当量)の溶
液(0.10M)に、1M LiOH(2.5当量)を添加し、室温で18時間撹拌した
。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示した(MH+−190、Rt−0.60分)
。揮発物を真空中で除去し、水相を1M HClで約pH3に酸性化した。白色沈殿物が
形成され、これを濾過し、乾燥させた。3−(2−シアノプロパン−2−イル)安息香酸
を収率63%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=190.1、Rt=0.60
。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.76 (s, 6H) 7.54 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.74-7.80 (m
, 1H) 8.00 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.16-8.21 (m, 1H).
【0226】
【化50】
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【0227】
(R)−tert−ブチル2−(アミノメチル)モルホリン−4−カルボキシレートの合
成
ステップ1.
室温のジクロロメタン中の(S)−tert−ブチル2−(ヒドロキシメチル)モルホ
リン−4−カルボキシレート(1.0当量)、塩化トシル(1.10当量)、トリエチル
アミン(1.40当量)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(0.1当量)の
溶液(0.1M)。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を水で
希釈し、水層を分離し、NaOH(1M)、水、ブラインで順次洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥させ、次いで真空中で濃縮して、(S)−tert−ブチル2−((トシルオキシ
)メチル)モルホリン−4−カルボキシレートを淡黄色油状物として収率99%で得た。
LCMS(m/z)(M+H)=390.2、Rt=0.84分。
ステップ2.
室温のDMF中の(S)−tert−ブチル2−((トシルオキシ)メチル)モルホリ
ン−4−カルボキシレート(1.0当量)の溶液(0.1M)に、アジ化ナトリウム(2
.00)を添加した。得られた混合物を60℃に24時間加熱した。次いで、反応物を室
温に冷却し、水とジエチルエーテルとに分配した。次いで、有機層を分離し、水、続いて
ブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、有機層を真空中で濃縮
して、(S)−tert−ブチル2−(アジドメチル)モルホリン−4−カルボキシレー
トを白色固体油状物として収率83%で得た。
ステップ3.
エタノール中の(S)−tert−ブチル2−(アジドメチル)モルホリン−4−カル
ボキシレート(1.0当量)の溶液(0.1M)を排気し、アルゴン(×3)で再充填し
た。次いで、溶液にPd/C(0.20当量)を添加し、混合物を排気し、水素(×3)
で再充填した。次いで、混合物を大気水素(バルーン)の正圧下室温で24時間撹拌した
。水素ガスを排気により除去し、反応物をアルゴンで再充填した。次いで、反応混合物を
セライトのパッドに通して濾過し、次いで真空中で濃縮して、(R)−tert−ブチル
2−(アミノメチル)モルホリン−4−カルボキシレートを白色固体として収率91%で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=217.1、Rt=0.43分。
【0228】
【化51】
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【0229】
(S)−メチル(モルホリン−2−イルメチル)カルバメートの合成
ステップ1.
ジクロロメタン中の(R)−tert−ブチル2−(アミノメチル)モルホリン−4−
カルボキシレート(1.0当量)およびトリエチルアミン(3.0当量)の溶液(0.1
M)に、クロロギ酸メチル(1.1当量)を添加した。得られた混合物を室温で45分間
撹拌した。濃縮した後、残留物をEtOAcと水とに分配した。有機相を、水で、次いで
ブラインで洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶液を真空中で濃縮して、粗製の
(R)−tert−ブチル2−(((メトキシカルボニル)アミノ)メチル)モルホリン
−4−カルボキシレートを得、これをさらに精製することなく次のステップにおいて使用
した。LCMS(m/z)(M+H)=175.1(−Boc)、Rt=0.63分。
ステップ2.
ジクロロメタンおよびTFAの4:1の溶液(0.1M)に、(R)−tert−ブチ
ル2−(((メトキシカルボニル)アミノ)メチル)モルホリン−4−カルボキシレート
を添加した。次いで、1時間後、溶液を真空中で濃縮して、粗製の(S)−メチル(モル
ホリン−2−イルメチル)カルバメートを得、これをさらに精製することなく次のステッ
プにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=175.0、Rt=0.11分。
【0230】
【化52】
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【0231】
(S)−N−(モルホリン−2−イルメチル)アセトアミドの合成
ステップ1.
ジクロロメタン中の(R)−tert−ブチル2−(アミノメチル)モルホリン−4−
カルボキシレート(1.0当量)およびトリエチルアミン(1.5当量)の溶液(0.1
M)に、無水酢酸(1.1当量)を添加した。得られた混合物を室温で45分間撹拌した
。濃縮した後、残留物をEtOAcと水とに分配した。有機相を、水で、次いでブライン
で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶液を真空中で濃縮して、粗製の(R)−
tert−ブチル2−(アセトアミドメチル)モルホリン−4−カルボキシレートを得、
これをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M
+H)=159.1(−Boc)、Rt=0.53分。
ステップ2.
ジクロロメタンおよびTFAの4:1の溶液(0.1M)に、(R)−tert−ブチ
ル2−(アセトアミドメチル)モルホリン−4−カルボキシレートを添加した。次いで、
1時間後、溶液を真空中で濃縮して、粗製の(S)−N−(モルホリン−2−イルメチル
)アセトアミドを得、これをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。L
CMS(m/z)(M+H)=159.0、Rt=0.11分。
【0232】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
(S)−2−ヒドロキシ−N−(モルホリン−2−イルメチル)アセトアミドの合成
ステップ1.
(R)−tert−ブチル2−(アミノメチル)モルホリン−4−カルボキシレート(
1.0当量)、2−ヒドロキシ酢酸(1.80当量)、N1−((エチルイミノ)メチレ
ン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(2.0当量)およびN
,N−ジメチルピリジン−4−アミン(0.20当量)の混合物を、DCM中室温で終夜
撹拌した(0.1M)。反応物を水でクエンチし、水で洗浄した(3×)。次いで、合わ
せた水性画分をクロロホルム(4×)で逆抽出し、合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥
させ、濾過し、濃縮した。得られた油状物を、5〜50%MeOH/DCMを使用してS
iO
2ゲルのパッドに通過させ、濃縮して、(R)−tert−ブチル2−((2−ヒド
ロキシアセトアミド)メチル)モルホリン−4−カルボキシレートを油状物として得た。
LCMS(m/z)(M+H)=175.1(−Boc)、Rt=0.55分。
ステップ2.
(R)−tert−ブチル2−((2−ヒドロキシアセトアミド)メチル)モルホリン
−4−カルボキシレート(1.0当量)を、DCM:TFA(4:1)に溶解し(0.5
M)、室温で撹拌した。1時間後、溶液を濃縮して、(S)−2−ヒドロキシ−N−(モ
ルホリン−2−イルメチル)アセトアミドを得た。LCMS(m/z)(M+H)=17
5.1、Rt=0.12分。
【0234】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
(R)−1−(4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリン−2−イル)−N−メ
チルメタンアミン
ステップ1.
ジクロロメタンおよびTFAの4:1の溶液(0.1M)に、(S)−tert−ブチ
ル2−(ヒドロキシメチル)モルホリン−4−カルボキシレートを添加した。次いで、1
時間後、溶液を真空中で濃縮して、粗製の(S)−モルホリン−2−イルメタノールを得
、これをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(
M+H)=60.0、Rt=0.11分。
ステップ2.
標準を参照。
ステップ3.
室温のジクロロメタン中の(S)−(4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリ
ン−2−イル)メタノール(1.0当量)、塩化トシル(1.0当量)、トリエチルアミ
ン(1.40当量)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(0.1当量)の溶液
(0.1M)。得られた混合物を室温で18時間撹拌した。次いで、反応混合物を水で希
釈し、水層を分離し、NaOH(1M)、水、ブラインで順次洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、次いで真空中で濃縮して、(S)−(4−(4−ブロモピリジン−2−イル)
モルホリン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネートを収率56%で得た。L
CMS(m/z)(M+H)=427.1/429.0、Rt=0.77分。
ステップ4.
メタノール中のメチルアミンの2M溶液に、(S)−(4−(4−ブロモピリジン−2
−イル)モルホリン−2−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(1.0当量)
を添加した。この溶液を80℃でマイクロ波加熱した。次いで、1時間後、溶液を真空中
で濃縮し、水を添加した。得られた懸濁液を超音波処理し、遠心分離した。水溶性部分を
固体から分離した。(R)−1−(4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリン−
2−イル)−N−メチルメタンアミンの得られた水溶液を、さらに精製することなく次の
ステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=286.0/288.0、
Rt=0.34分。
【0236】
5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの合成
【0237】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液に、
1−ブロモ−2−(2−ブロモエトキシ)エタン(1.2当量)、続いてDIEA(3.
0当量)を添加した。溶液を120℃で24時間加熱した。室温に冷却し、酢酸エチルと
水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗製材料を、ヘプタンおよび0〜25%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−(5−ブロモ−2−メトキシピ
リジン−3−イル)モルホリンを黄色固体として収率69%で単離した。LCMS(m/
z)(M+H)=273.0/274.9、Rt=0.82分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3
>)δppm 2.90-3.18 (m, 4H) 3.76-3.91 (m, 4H) 3.97 (s, 3H) 7.14 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.84 (d, J=1.96Hz, 1H).
ステップ2:
1,4−ジオキサン中の4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホ
リン(1.0当量)の溶液(0.3M)に、濃HCl(5当量)を添加し、溶液を100
℃に1時間加熱した。室温に冷却したら、溶液を真空下で濃縮乾固し、次いで水に溶解し
、固体重炭酸ナトリウムで中和した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥させて
、5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンをベージュ色の固体として収
率93%で得た。LCMSm/z(M+H)=258.9/260.9、Rt=0.48
分。
【0238】
4−(6−クロロピラジン−2−イル)モルホリンの合成
【0239】
【化56】
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アセトニトリル中の2,6−ジクロロピラジン(1.0当量)の溶液(0.3M)に、
モルホリン(3.5当量)を添加し、反応物を室温で20時間撹拌した。得られた沈殿物
を濾別し、濾液を真空下で濃縮した。粗製材料を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫
酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−(6−クロロピラジン−2−イル)モ
ルホリンを収率75%で得た。LCMSm/z(M+H)=200.0、Rt=0.61
分。
【0240】
5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの合成
【0241】
【化57】
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ステップ1:
モルホリン(5当量)中の3,5−ジブロモピラジン−2(1H)−オン(1.0当量
)の溶液を、100℃に24時間加熱した。室温に冷却し、沈殿物を濾別した。濾液を水
と酢酸エチルとに分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗
製材料を、酢酸エチルおよびヘプタン(0〜50%)で溶出するシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、5−ブロモ−3−モルホリノピ
ラジン−2(1H)−オンを白色固体として収率43%で得た。LCMSm/z(M+H
)=259.9、Rt=0.41分。
ステップ2:
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピラジン−2(1H)−オン(1.0当量)の
溶液(0.1M)に、炭酸カリウム(2.0当量)およびヨードメタン(1.0当量)を
0℃で添加し、溶液を室温に加温し、2時間撹拌した。完了したら、反応物を水と酢酸エ
チルとに分配し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗製材料をさらに精製することなく次のステップに使用した。5−ブロモ−1−メ
チル−3−モルホリノピラジン−2(1H)−オンを収率91%で単離した。LCMSm
/z(M+H)=274/276、Rt=0.60分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm
3.42 (s, 3H) 3.66-3.83 (m, 4H) 3.85-4.00 (m, 4H), 6.77 (s, 1H).
【0242】
3−ブロモ−1−メチル−5−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの合成
【0243】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の5−ブロモ−6−メトキシピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液に、
DIEA(3.0当量)および1−ブロモ−2−(2−ブロモエトキシ)エタン(1.0
当量)を添加した。溶液を120℃に24時間加熱した。室温に冷却したら、反応物を水
と酢酸エチルとに分配し、水相を酢酸エチルで3回抽出し、有機物を合わせ、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶
出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、
4−(5−ブロモ−6−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンを収率53%で橙色油
状物として得た。LCMSm/z(M+H)=273/275、Rt=0.61分。
1H N
MR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.93-3.18 (m, 4H) 3.80-4.05 (m, 7H) 7.50 (d, J=2.74Hz,
1H) 7.74 (d, J=2.74Hz, 1H).
ステップ2:
ジオキサン中4M HCl(20当量)中の4−(5−ブロモ−6−メトキシピリジン
−3−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液を、110℃に24時間加熱した。室温に
冷却したら、反応物をNaOH水溶液でpH約6に中和し、次いで酢酸エチルで3回抽出
した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。3−ブロモ−5−モルホ
リノピリジン−2−オールを所望の生成物として収率32%で単離した。LCMS(m/
z)(M+H)=259.0/261/0、Rt=0.36分。
ステップ3:
DMF中の3−ブロモ−5−モルホリノピリジン−2−オール(1.0当量)の溶液(
0.1M)に、炭酸カリウム(2.0当量)およびヨードメタン(1.0当量)を添加し
た。溶液を室温で3時間撹拌した。水と酢酸エチルとに分配し、有機相をブラインで洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮乾固した。3−ブロモ−1−メチル−5−
モルホリノピリジン−2(1H)−オンを収率87%で単離した。LCMS(m/z)(
M+H)=273.0/275.0、Rt=0.41分。
【0244】
4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1H)−オンおよび6−クロロ
−1−メチル−4−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの合成
【0245】
【化59】
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ステップ1:
ジオキサンおよび水酸化ナトリウム水溶液(15重量%溶液)(1:1の割合)中の4
−ブロモ−2,6−ジクロロピリジン(1.0当量)の溶液(0.55M)を、マイクロ
波中150℃で30分間加熱した。溶液を室温に冷却し、濃HClで中和し(pH=約6
)、酢酸エチルで3回抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した
。粗製材料を真空下で乾燥させて、4−ブロモ−6−クロロピリジン−2−オールをオフ
ホワイトの固体として収率76%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=207.9/
209.9、Rt=0.60分。
ステップ2:
DMF中の4−ブロモ−6−クロロピリジン−2−オール(1.0当量)の溶液(0.
16M)に、炭酸カリウム(2.0当量)およびヨードメタン(1.2当量)を室温で添
加した。溶液を2時間撹拌し、次いで水と酢酸エチルとに分配した。水相を酢酸エチルで
さらに2回抽出し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗製材料を、酢酸エチルおよびヘプタン(0〜50%酢酸エチル)で溶出するシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、4−ブロ
モ−6−クロロ−1−メチルピリジン−2(1H)−オンを収率38%で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=221.9/223.9、Rt=0.64分。
ステップ3:
NMP中の4−ブロモ−6−クロロ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(1.0
当量)の溶液(0.18M)に、モルホリン(1.1当量)およびDIEA(1.1当量
)を添加した。溶液を100℃で4時間撹拌した。室温に冷却したら、溶液を水と酢酸エ
チルとに分配した。有機相を、水、次いでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、濃縮した。粗製材料を、酢酸エチルおよびヘプタン(0〜100%酢酸エチル
、次いで90%酢酸エチルおよび10%メタノール)で溶出するシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによって精製した。4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2
(1H)−オンを収率51%で、6−クロロ−1−メチル−4−モルホリノピリジン−2
(1H)−オンを収率15%で単離した。それぞれ、LCMS(m/z)(M+H)=2
73/274.9、Rt=0.53分およびLCMS(m/z)(M+H)=229.1
/230.9、Rt=0.47分。
【0246】
6−クロロ−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−3(2H)−オンの合成
【0247】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
室温のMeOH中の6−クロロピリダジン−3−アミン(1.0当量)の溶液(1M)
に、重炭酸ナトリウム(2.0当量)を添加し、得られた懸濁液を室温で30分間撹拌し
た後、臭素(1.0当量)を滴下添加した。反応混合物を20時間撹拌した。真空下で濃
縮したら、粗残留物を、100%ヘプタン〜80%酢酸エチル:ヘプタンで溶出するシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−ブロモ−6−クロロピリダジン
−3−アミンを収率50%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=207.8/209
.8、Rt=0.47分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 5.31-5.63 (m, 2H) 7.46-7.6
1 (m, 1H).
ステップ2:
濃H
2SO
4(23当量)中のNaNO
2(2.4当量)の冷却溶液(0〜5℃)に、
酢酸中の4−ブロモ−6−クロロピリダジン−3−アミン(1.0当量)(0.25M)
を添加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌した後、室温に加温し、1時間撹拌した。
水を添加し、室温でさらに4時間撹拌した。次いで、反応混合物を酢酸エチルで抽出し、
MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮して、褐色油状物を得た。油状物を、100%ヘプ
タン〜80%酢酸エチル/ヘプタンで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
ってさらに精製して、4−ブロモ−6−クロロピリダジン−3(2H)−オンをオフホワ
イトの固体として収率83%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=208.9/21
0.9、Rt=0.42分。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 8.08-8.32 (m, 1H) 13.25-1
3.71 (m, 1H).
ステップ3:
DMF中の4−ブロモ−6−クロロピリダジン−3(2H)−オン(1.0当量)およ
びCs
2CO
3(1.2当量)の溶液(0.07M)に、ヨードメタン(1.5当量)を
20分間かけて滴下添加した。得られた混合物を3時間撹拌した。次いで、反応混合物を
塩化アンモニウムで希釈し、次いで酢酸エチルで抽出し、MgSO
4で乾燥させ、真空中
で濃縮して、褐色固体として得た。油状物を、100%ヘプタン〜80%酢酸エチル:ヘ
プタンで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、4−ブ
ロモ−6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンをオフホワイトの固体とし
て収率79%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=222.9/224.9、Rt=
0.54分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 3.77-3.86 (m, 3H) 7.56-7.69 (m, 1H).
ステップ4:
DMF中の4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.
0当量)の溶液(0.3M)に、DIEA(1.0当量)およびモルホリン(1.0当量
)を室温で添加した。得られた混合物を120℃に5時間30分加熱した。反応混合物を
水で希釈し、酢酸エチルで抽出し、MgSO
4で乾燥させ、真空中で濃縮して、6−クロ
ロ−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−3(2H)−オンをオフホワイトの固体と
して収率97%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=230.0/232.0、Rt
=0.63分。
【0248】
4−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン
−3−イル)モルホリンおよび5−ブロモ−3−モルホリノ−1−(テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)ピリジン−2(1H)−オンの合成
【0249】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中のトリフェニルホスフィン(1.50当量)の0.45M溶液に、DIAD(
1.50当量)を添加した。混合物を周囲温度で10分間撹拌した。テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−オール(2.00当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。5−ブロ
モ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)を添加した。混合物を
2時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物をブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、シリカゲルで濃縮した。材料を、
シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0〜100%酢酸エチルを伴うヘプタン
の勾配)によって精製して、O−アルキル化異性体(収率88%)およびN−アルキル化
異性体(収率11%)の両方を得た。
4−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン
−3−イル)モルホリン:
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.82 (td, J=8.51, 4.30Hz,
2H) 2.09 (dt, J=8.99, 4.33Hz, 2H) 3.02-3.17 (m, 4H) 3.56-3.73 (m, 2H) 3.77-3.89
(m, 4H) 3.90-4.03 (m, 2H) 5.29 (dt, J=8.01, 3.99Hz, 1H) 7.13 (d, J=2.10Hz, 1H) 7
.78 (d, J=2.20Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=343.0/345.0、Rt
=0.92分。
5−ブロモ−3−モルホリノ−1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリジン
−2(1H)−オン:
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.26 (s, 2H) 1.72-1.96 (m, 4H)
3.08-3.24 (m, 4H) 3.47-3.67 (m, 2H) 3.79-3.95 (m, 4H) 4.04-4.19 (m, 2H) 5.14 (s
, 1H) 6.64 (d, J=2.40Hz, 1H) 7.13 (d, J=2.40Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)
=342.9/344.9、Rt=0.63分。
【0250】
4−(5−ブロモ−2−イソプロポキシピリジン−3−イル)モルホリンおよび5−ブロ
モ−1−イソプロピル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの合成
【0251】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)
の0.3M溶液を、水素化ナトリウム(1.20当量)で処理した。混合物を周囲温度で
20分間撹拌した。2−ブロモプロパン(1.20当量)を添加した。混合物を70℃で
18時間撹拌した。冷却した反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた
抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を
、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(20〜100%酢酸エチルを伴うヘプ
タンの勾配)によって精製して、O−アルキル化異性体(収率56%)およびN−アルキ
ル化異性体(収率26%)の両方を得た。
4−(5−ブロモ−2−イソプロポキシピリジン−3−イル)モルホリン:
1H NMR (400M
Hz, <cdcl3>)δppm 1.39 (d, J=6.16Hz, 6H) 3.04-3.15 (m, 4H) 3.82-3.93 (m, 4H) 5.2
4-5.44 (m, 1H) 7.12 (d, J=2.10Hz, 1H) 7.82 (d, J=2.15Hz, 1H).LCMS(m/z)
(M+H)=301.0/303.0、Rt=0.99分。
5−ブロモ−1−イソプロピル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン:
1H NMR (
400MHz, <cdcl3>)δppm 1.30-1.40 (m, 6H) 3.12-3.21 (m, 4H) 3.82-3.93 (m, 4H) 5.19
-5.33 (m, 1H) 6.62 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.11 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(
M+H)=301.0/303.0、Rt=0.70分。
【0252】
tert−ブチル(2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H
)−イル)エチル)カルバメートの合成
【0253】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)
の0.3M溶液を、水素化ナトリウム(1.20当量)で処理した。混合物を周囲温度で
15分間撹拌した。tert−ブチル(2−ブロモエチル)カルバメート(1.20当量
)を添加した。混合物を60℃で3時間撹拌した。冷却した反応混合物を水で希釈し、酢
酸エチルで抽出した。合わせた有機物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、tert−ブチル(2−(5−ブロモ−3−モル
ホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)エチル)カルバメートを得た。LCM
S(m/z)(M+H)=402.1/404.1、Rt=0.78分。
【0254】
方法1:
DMF中の出発ピリドンまたはピラジノン(1.0当量)の溶液(0.1〜0.2M)
に、求電子剤(1.0〜1.5当量)、続いて炭酸カリウムまたは炭酸セシウム(1.0
〜2.0当量)を添加した。溶液を室温で(または80℃まで加熱して)2〜24時間撹
拌した。室温に冷却したら、溶液を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を水、次いでブラ
インで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。粗製材料は、N
−アルキルおよびO−アルキル生成物の混合物であった。材料は、さらに精製することな
く異性体の混合物として次のステップに使用することもできるし、またはヘプタン中0〜
100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製するこ
ともできる。
【0255】
5−ブロモ−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンおよび4−(5−
ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0256】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)の
溶液(0.2M)に、炭酸カリウム(2.0当量)、続いてヨードメタン(1.0当量)
を添加した。溶液を室温で3時間撹拌した。溶液を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を
ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料は、N−メ
チル化およびO−メチル化生成物の混合物(90:10)であった。材料は、さらに精製
することなく異性体の混合物として次のステップに使用することもできるし、またはヘプ
タン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって
精製して、5−ブロモ−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンを収率
71%、LCMS(m/z)(M+H)=273/275、Rt=0.55分で、および
4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンを収率10%、LCM
S(m/z)(M+H)=273/275、Rt=0.82分で得ることもできる。
【0257】
以下に列挙する中間体は、適切な出発材料を使用し、5−ブロモ−1−メチル−3−モ
ルホリノピリジン−2(1H)−オンおよび4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−
3−イル)モルホリンの調製について記載した方法(方法1)と同様の方法を使用して調
製した。
【0258】
5−ブロモ−1−(2−ヒドロキシエチル)−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オ
ンおよび2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)エタノール
の合成
【0259】
【化65】
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5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、2−ヨード
エタノール(1.0当量)および炭酸カリウム(2.0当量)を室温で使用し、方法1に
従って、5−ブロモ−1−(2−ヒドロキシエチル)−3−モルホリノピリジン−2(1
H)−オンおよび2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)エ
タノールを2つの異性体の混合物(約5:1の割合)として得た。LCMS(m/z)(
M+H)=303/305、Rt=0.47分および0.62分。
【0260】
5−ブロモ−1−(2−(メチルスルホニル)エチル)−3−モルホリノピリジン−2(
1H)−オンの合成
【0261】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、(メチルス
ルホニル)エテン(1.2当量)および炭酸セシウム(1.2当量)を室温で使用して方
法1に従って、5−ブロモ−1−(2−(メチルスルホニル)エチル)−3−モルホリノ
ピリジン−2(1H)−オンを収率98%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.92
(s, 3H) 3.09-3.23 (m, 4H) 3.53 (t, J=6.65Hz, 2H) 3.78-3.96 (m, 4H) 4.32 (t, J=6
.65Hz, 2H) 6.69 (s, 1H) 7.23 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=3
65.1/366.9、Rt=0.57分。
【0262】
5−ブロモ−1−エチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンおよび4−(5−
ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0263】
【化67】
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5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、ヨードエタ
ン(1.0当量)および炭酸セシウム(1.0当量)を50℃で使用して方法1に従って
、5−ブロモ−1−エチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オンおよび4−(5
−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンの混合物を約2:1の割合で得
た。LCMS(m/z)(M+H)=286.9/288.9、Rt=0.62分および
0.88分。
【0264】
2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)アセトニ
トリルおよび2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)アセト
ニトリルの合成
【0265】
【化68】
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5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、2−ブロモ
アセトニトリル(1.2当量)および炭酸カリウム(1.0当量)を80℃で使用して方
法1に従って、異性体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチルお
よびヘプタン)によって精製した。2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリ
ジン−1(2H)−イル)アセトニトリルを収率61%で単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=298/299.8、Rt=0.60分。そして、2−((5−ブロモ−3
−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)アセトニトリルを収率12%で単離した。L
CMS(m/z)(M+H)=298/299.8、Rt=0.82分。
【0266】
2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)プロパン
ニトリルおよび2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)プロ
パンニトリルの合成
【0267】
【化69】
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5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、2−ブロモ
プロパンニトリル(1.2当量)および炭酸カリウム(1.0当量)を80℃で使用して
方法1に従って、異性体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0〜50%酢酸エチル
およびヘプタン)によって精製した。2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピ
リジン−1(2H)−イル)プロパンニトリルを収率50%で単離した。LCMS(m/
z)(M+H)=312/314、Rt=0.63分。そして、2−((5−ブロモ−3
−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)プロパンニトリルを収率39%で単離した。
LCMS(m/z)(M+H)=312/314、Rt=0.84分。
【0268】
(R)−2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)
プロパンニトリルおよび(S)−2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジ
ン−1(2H)−イル)プロパンニトリルの合成
【0269】
【化70】
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2−(5−ブロモ−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)プロパ
ンニトリルを、キラルHPLC(SFC、メタノール、AD−カラム)によってさらに精
製して、ピーク1(Rt=1.13分、99%ee)およびピーク2(Rt=1.74分
、95%ee)を得た。
【0270】
(R)−2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)プロパンニ
トリルおよび(S)−2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ
)プロパンニトリルの合成
【0271】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)プロパンニトリル
を、キラルHPLC(ヘプタン/エタノール 95:5、AD−Hカラム)によってさら
に精製して、ピーク1(Rt=4.808分、99%ee)およびピーク2(Rt=7.
274分、99%ee)を得た。
【0272】
方法2:
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中のハロゲン化アリール(1.0当量)お
よびボロン酸エステル(中間体A〜G、1.0〜1.2当量)の溶液(0.1M)に、P
dCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1〜0.5当量)を、撹拌子を備えたマイク
ロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に10〜20分間加熱した。
溶液を酢酸エチルと水とに分配し、有機相を硫酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。凍結乾燥す
ると、生成物のTFA塩を得た。
上記で示した中間体および同様に作製した類似体を使用して、上記合成スキームにより
式(I)の化合物を調製した。本発明の他の化合物は、本明細書に記載の実施例および既
知の出発材料に基づき、当該技術分野において知られている方法と組み合わせて、同じ方
法により作製することができる。
【0273】
2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸の合成
【0274】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DCM/水(1:0.4)中のイソニコチン酸エチル(1.0当量)およびビス(((
ジフルオロメチル)スルフィニル)オキシ)亜鉛(2.7当量)の溶液を0℃に冷却し、
続いて、激しく撹拌しながら、t−ブチルヒドロペルオキシド(デカン中6M)(5当量
)をゆっくりと添加した。反応物を室温に加温し、18時間撹拌した。TLC(4:1
ヘプタン中EtOAc)は、SMの完全な消費を示した。反応物をDCMとNaHCO3
(飽和)とに分配した。有機相を分離し、水層をDCM(3×)で抽出した。合わせた有
機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上に装填し、IS
CO(ヘプタン中0〜30%EtOAc)によって精製した。純粋な画分を合わせ、濃縮
して、エチル2−(ジフルオロメチル)イソニコチネートを無色油状物として95%で得
た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.44 (t, J=7.24Hz, 3H) 4.46 (q, J=7.30Hz, 2H)
6.70 (t, J=55.60Hz, 1H) 7.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1
H).
ステップ2:
THF中の2−(ジフルオロメチル)イソニコチネート(1当量)の溶液(0.25M
)に、2M LiOH(2.5当量)を添加し、室温で撹拌した。最初にLiOHを添加
した時に、溶液は透明から濃橙色に変化した。2時間撹拌した後、溶液は薄黄色である。
反応物を18時間撹拌した。揮発物を真空中で除去し、水相を約pH3に酸性化した。白
色沈殿物が形成され、これを濾過し、乾燥させた。若干の生成物が水層中に残り、水層を
BuOH(2×)で抽出した。有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、2日間
高真空で乾燥させて、2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸を白色固体として99%
で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 7.05 (t, J=54.00Hz, 1H) 7.97 (d, J=4.70Hz,
1H) 8.05 (s, 1H) 8.82 (d, J=4.70Hz, 1H)
【0275】
2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチン酸の合成
【0276】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
−78℃のトルエン中の2−ブロモ−4−メチルピリジン(1.0当量)の溶液(0.
3M)に、n−BuLi(1.15当量)をゆっくりと添加し、混合物を45分間撹拌し
た。次いで、アセトン(3当量)を添加し、反応物を30分間かけて25℃に加温した。
反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせ
た有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留
物を、ヘプタンおよび0〜50%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュ
クロマトグラフィーによって精製した。2−(4−メチルピリジン−2−イル)プロパン
−2−オールを淡黄色油状物として収率72%で単離した。LCMS(m/z)(M+H
)=151.9、Rt=0.28分。
ステップ2:
−78℃のDCM中の2−(4−メチルピリジン−2−イル)プロパン−2−オール(
1.0当量)の溶液(0.2M)に、DAST(1.4当量)を添加した。反応物を30
分間かけて0℃に加温し、次いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液でゆっくりとクエンチし、
DCMで2回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ペンタンおよび0〜20%ジエチルエーテルの勾配
で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。2−(2−
フルオロプロパン−2−イル)−4−メチルピリジンを淡黄色油状物として収率61%で
単離した。LCMS(m/z)(M+H)=153.9、Rt=0.32分。
ステップ3:
水中の2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−4−メチルピリジン(1.0当量)
の溶液(0.2M)に、KMnO
4(3.0当量)を添加し、反応物を80℃に1.5時
間加熱した。さらなるKMnO
4(1.5当量)を添加し、反応物を80℃でさらに1.
5時間加熱した。反応物を室温に冷却し、1M HClでpH3に酸性化し、次いで酢酸
エチルで3回抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し
た。2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチン酸を白色固体として収率43
%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=184.0、Rt=0.45。
1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 1.65 (s, 3H) 1.70 (s, 3H) 7.76 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.9
3 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H)
【0277】
3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)安息香酸の合成
【0278】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
イソフタル酸モノメチル(1.0当量)およびヒドラジン水和物(4当量)を、MeO
H中で合わせ(1.0M)、4時間加熱還流した。さらなるヒドラジン水和物(4当量)
を添加し、反応物をさらに3時間還流させ続けた。混合物を冷却し、濃縮して、3−(ヒ
ドラジンカルボニル)安息香酸を得、これをさらに精製することなく使用した。LCMS
(m/z)(M+H)=181.0、Rt=0.27分。
ステップ2:
3−(ヒドラジンカルボニル)安息香酸(1.0当量)、オルトギ酸トリエチル(12
当量)およびTsOH.H
2O(0.1当量)の混合物を、60℃で終夜加熱し、次いで
120℃に1.5時間さらに加熱した。混合物を室温に冷却し、水上に注いだ。沈殿した
固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イ
ル)安息香酸を白色固体として収率61%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=19
1.0、Rt=0.44分。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 7.74 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.
16 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.51 (s, 1H) 9.38 (s, 1H) 13.39 (br.
s., 1H)
【0279】
1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3
−カルボン酸の合成
【0280】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
撹拌子を備え、窒素でパージした丸底フラスコ内に、5−ブロモ−3−(トリフルオロ
メチル)ピリジン−2−オール(1.0当量)、炭酸カリウム(2.0当量)およびDM
Fを添加した(0.2M)。混合物を室温で撹拌し、ヨードエタン(1.2当量)をシリ
ンジによって添加した。混合物を30℃に4時間加温し、その時点でLCMSは完全な変
換を示した。反応物を、水と酢酸エチルとに分配することによって仕上げ処理し、水相を
酢酸エチルでさらに3回抽出し、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮して、5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピ
リジン−2(1H)−オン(83%)を得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.32-1.5
0 (m, 3H) 4.04 (q, J=7.17Hz, 2H) 7.63 (br. s., 1H) 7.78 (br. s., 1H).LCMS(
m/z)(M+H)=269.1/271.1、Rt=0.72分
ステップ2:
2.0mLのマイクロ波管内に、5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル
)ピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2
付加物(0.1当量)、Mo(CO)
6(1.0当量)、メタノール(10.0当量)お
よびTHFを添加した(0.4M)。混合物に蓋をし、DBU(3.0当量)を添加しな
がら撹拌し、発泡が生じ、管を通気し、その後マイクロ波中120℃で20分間加熱し、
その時点でLCMSは生成物への完全な変換を示した(M+H=250)。反応物をセラ
イトに通して濾過し、濃縮し、ISCOによって精製して、メチル1−エチル−6−オキ
ソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキシレート(
収率52%)を得た。LCMS(m/z)(M+H)=250.0、Rt=0.69分。
ステップ3:
THF中のメチル1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジ
ヒドロピリジン−3−カルボキシレート(1.0当量)の溶液(0.25M)に、水酸化
リチウム(1.0M、3.0当量)を添加し、室温で撹拌した。最初にLiOHを添加し
た時に、溶液は透明から濃橙色に変化した。反応物を終夜撹拌し、その時点でLCMSは
M+H=236への変換を示した。揮発物を真空中で除去し、水相を約pH3に酸性化し
た。黄褐色沈殿物が形成され、これを濾過し、乾燥させた。かなりの量の生成物が水層中
に残っているので、これをEtOAcで3×抽出し、乾燥させ、濾過し、濃縮した。固体
を合わせて、1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸(収率97%)を得た。
13C NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 166
.2, 160.1, 148.3, 140.0, 125.5, 122.8, 110.6, 47.4, 14.7.LCMS(m/z)(M
+H)=236.0、Rt=0.53分。
【0281】
2−(1,1−ジフルオロプロピル)イソニコチン酸の合成
【0282】
【化76】
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ステップ1:
火炎乾燥したフラスコ、および−78℃のTHF中の2−シアノ−4−メチルピリジン
(1.0当量)(0.5M)に、ジエチルエーテル中3Mエチルマグネシウムブロミド(
1.2当量)を添加し、混合物をその温度で20分間撹拌し、次いで室温に加温した。反
応混合物をクエン酸水溶液で酸性化し、次いで酢酸エチルと水とに分配した。分離した有
機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、1−(
4−メチルピリジニル−2−イル)プロパン−1−オンを収率78%で得た。LCMSm
/z(M+H)=150.1、Rt=0.35分。
ステップ2:
DCM中の1−(4−メチルピリジニル−2−イル)プロパン−1−オン(1当量)(
0.46M)に、DAST(3当量)およびエタノール(0.8当量)を添加し、混合物
を窒素雰囲気下で還流させた。5時間後、追加のエタノール(0.8当量)を添加し、混
合物を16時間還流させた。反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム溶液とに分
配し、分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物
をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで
溶出して、2−(1,1−ジフルオロプロピル)−4−メチルピリジンを収率70%で得
た。LCMSm/z(M+H)=172.1、Rt=0.68分。
ステップ3:
水中の2−(1,1−ジフルオロプロピル)−4−メチルピリジン(1当量)(0.3
6M)に、過マンガン酸カリウム(3当量)を添加し、混合物を80℃に6時間加熱した
。反応混合物に追加の過マンガン酸カリウム(1.5当量)を添加し、1時間後、反応混
合物を周囲温度に冷却し、次いで6N HClで酸性化し、生成物を酢酸エチルで抽出し
、分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、2−(1,1−ジフ
ルオロプロピル)イソニコチン酸を収率23%で得た。LCMSm/z(M+H)=20
2.1、Rt=0.64分。
【0283】
2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチン酸の合成
【0284】
【化77】
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ステップ1:
−78℃のTHF中のメチル−2−アセチルイソニコチネート(1.0当量)の溶液(
0.089M)に、ジエチルエーテル中のメチルマグネシウムブロミド(6当量)の3M
溶液を10分間かけて滴下添加した。反応混合物をその温度の水でクエンチし、周囲温度
にした。反応混合物を酢酸エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、メチル2−(2−ヒドロキシプ
ロパン−2−イル)イソニコチネートを収率38%で得た。LCMSm/z(M+H)=
196、Rt=0.3分。
ステップ2:
THF中のメチル2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチネート(1.
0当量)(0.3M)に、2M水酸化リチウム(2当量)を添加し、反応混合物を周囲温
度で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、これに6M HCl(2当量)を添加し(p
H=4)、次いで3:1のクロロホルム:IPA混合物で抽出し、分離した有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)
イソニコチン酸を収率91%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=182、Rt=0
.12分。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.40 (d, J=5.09Hz, 16H) 5.08-5.23 (m, 1H)
7.15-7.29 (m, 1H) 7.67-7.78 (m, 1H) 8.28-8.43 (m, 1H)
【0285】
6−シクロプロピルピリダジン−4−カルボン酸の合成
【0286】
【化78】
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ステップ1:
乾燥丸底フラスコに、ZnCl
2の溶液(THF中0.5M)(1.50当量)、続い
てシクロプロピルマグネシウムブロミド(THF中0.5M)(1.50当量)をアルゴ
ン下室温で添加した。得られた溶液を30分間撹拌した後、メチル6−クロロピリダジン
−4−カルボキシレート(1.0当量)、PdCl
2(dppf)−DCM(0.05当
量)および亜鉛末(0.15当量)を添加した。次いで、得られた混合物を55℃に終夜
加熱した。LCMSは90%の変換を示し、反応物を冷却し、H
2Oでクエンチし、セラ
イトに通して濾過し、EtOAc(3×)で抽出し、乾燥させ、濃縮し、0〜100%E
tOAc/ヘプタンを使用してISCO SiO
2カートリッジ上で精製して、メチル6
−シクロプロピルピリダジン−4−カルボキシレート(収率39%)を得た。1H NMR (40
0MHz, <cdcl3>)δppm 1.12-1.34 (m, 4H) 2.11-2.36 (m, 1H) 4.01 (s, 3H) 7.73 (d, J=
1.96Hz, 1H) 9.43 (d, J=1.96Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=178.9、R
t=0.46分。
ステップ2:
THF中のメチル6−シクロプロピルピリダジン−4−カルボキシレート(1.0当量
)の溶液(0.25M)に、水酸化リチウム(1.0M、3.0当量)を添加し、室温で
撹拌した。反応物を終夜撹拌し、その時点でLCMSはM+H=165への変換を示した
。揮発物(THF)を真空中で除去し、水相をHClで約pH3〜4に酸性化した。反応
物をH
2Oおよびブラインで希釈し、EtOAc(3×)で抽出し、MgSO
4で乾燥さ
せ、濾過し、濃縮して、6−シクロプロピルピリダジン−4−カルボン酸(収率83%)
を得た。LCMS(m/z)(M+H)=164.8、Rt=0.27分。
【0287】
2−シクロプロピルイソニコチン酸の合成
【0288】
【化79】
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ステップ1:
オーブン乾燥した丸底フラスコに、塩化亜鉛の溶液(THF中0.5M、1.5当量)
、続いてシクロプロピルマグネシウムブロミド(THF中0.5M、1.5当量)を室温
で添加し、得られた溶液を室温で30分間撹拌した後、2−クロロイソニコチノニトリル
(1.0当量)、dppf(0.12当量)およびPd
2(dba)
3(0.06当量)
を順次少量ずつ室温で添加した。得られた混合物を60℃に23時間加熱した。この時点
で、LC/MSは、出発材料の消費および所望の生成物の形成が完了したことを示した。
反応混合物を、塩化アンモニウムの添加によりクエンチし、ジエチルエーテルで希釈した
。酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空中で濃
縮して、褐色油状物を得た。油状物を、100%ヘプタン〜50%酢酸エチル:ヘプタン
で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによってさらに精製して、所望の生成物
としての2−シクロプロピルイソニコチノニトリルを黄色油状物として収率75%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=145.0、Rt=0.53分。
ステップ2:
エタノールおよび水(2:3)中の2−シクロプロピルイソニコチノニトリル(1.0
当量)の溶液(1.7M)に、水酸化ナトリウム(2.0当量)を添加した。次いで、得
られた混合物を80℃に90分間加熱した。室温に冷却し、真空下で濃縮した。残留物を
水および2M HClでpH=5に希釈した。水層を分離し、酢酸エチルで3回抽出した
。次いで、合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、
2−シクロプロピルイソニコチン酸を白色固体として収率99%で得た。LCMS(m/
z)(M+H)=164.0、Rt=0.26分。
【0289】
2−(オキセタン−3−イル)イソニコチン酸の合成
【0290】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMSO中のイソニコチン酸エチル(1.0当量)の溶液(0.1M)に、硫酸(2.
0当量)、硫酸鉄(II)七水和物(0.3当量)、3−ヨードオキセタン(2.0当量
)を添加した。40℃に加熱し、次いで過酸化水素(水中30%、3.0当量)を添加し
た。2分後、さらなる0.3当量の硫酸鉄(II)七水和物を添加し、30分間撹拌した
。30分後、追加の過酸化水素(3.0当量)および硫酸鉄(II)七水和物(0.3当
量)を添加し、40℃で15分間撹拌した。2時間後、LC/MSは、生成物への変換が
完了したことを示した。1M NaOHの添加によりクエンチし、ジエチルエーテルで希
釈した。ジエチルエーテルでさらに3回抽出し、有機物を合わせ、硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過し、真空中で濃縮して、橙色油状物を得た。この材料を、100%ヘプタン
〜20%酢酸エチル:ヘプタン〜80%酢酸エチル:ヘプタンで溶出するフラッシュカラ
ムクロマトグラフィーによってさらに精製して、エチル2−(オキセタン−3−イル)イ
ソニコチネートを無色油状物として収率14%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=
208.1、Rt=0.48分。
ステップ2:
THFおよび水(1:1)中のエチル2−(オキセタン−3−イル)イソニコチネート
(1.0当量)の溶液(0.45M)に、水酸化リチウム(2.0当量)を室温で添加し
た。混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を2M HClでクエンチし、酢酸エチルで
希釈した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、2−(オ
キセタン−3−イル)イソニコチン酸をオフホワイトの固体として収率41%で得た。L
CMS(m/z)(M+H)=180.0、Rt=0.22。
【0291】
6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボン酸の合成
【0292】
【化81】
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ステップ1:
HI(水中57%w/w)中のメチル6−クロロピリダジン−4−カルボキシレート(
1.0当量)の溶液(1.35M)に、NaI(1.3当量)を添加した。反応物を40
℃で20時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO
3で中和し、EtO
Acで抽出した。合わせた有機溶液を飽和NH
4Cl、ブラインで洗浄し、乾燥させ、真
空中で濃縮して、メチル6−ヨードピリダジン−4−カルボキシレートを収率87%で得
た。LCMS(m/z)(M+H)=264.9、Rt=0.48分。
ステップ2:
室温のメチル6−ヨードピリダジン−4−カルボキシレート(1.0当量)および[(
phen)CuCF
3](1.5当量)の混合物に、DMFを添加した(0.28M)。
混合物を室温で終夜撹拌し、エーテルで希釈し、セライトに通して濾過した。有機物をH
2O、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、メチル6−(トリフルオ
ロメチル)ピリダジン−4−カルボキシレートを収率99%で得た。LCMS(m/z)
(M+H)=206.9、Rt=0.53分。
ステップ3:
THF/水(1:1)中のメチル6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボ
キシレート(1.0当量)の溶液(0.20M)に、LiOH(6.0当量)を添加した
。これを室温で3時間撹拌した後、混合物を濃縮してTHFの大部分を除去し、残留物を
EtOAcで希釈し、6N HClでpH=2に中和した。有機層をブラインで洗浄し、
Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−
4−カルボン酸を収率69%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=192.8、Rt
=0.37分。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 8.42 (d, J=1.57Hz, 1H), 9.81 (d, J=1.
57Hz, 1H).
【0293】
2−(1−シアノシクロプロピル)イソニコチン酸の合成
【0294】
【化82】
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ステップ1:
シクロプロパンカルボニトリル(4.0当量)および2−フルオロ−4−メチルピリジ
ン(1.0当量)の混合物に、PhMe中KHMDS(1.3当量)を添加して、暗色懸
濁液を得た。混合物を1.5時間加熱還流し、その時点で反応物を室温に冷却し、NH
4
Cl(水溶液)でクエンチし、EtOAc(3×)で抽出し、Na
2SO
4で乾燥させ、
濾過し、濃縮して、1−(4−メチルピリジン−2−イル)シクロプロパンカルボニトリ
ルを収率38%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=158.8、Rt=0.43分
。粗製材料を次のステップにおいて使用した。
ステップ2:
水中の1−(4−メチルピリジン−2−イル)シクロプロパンカルボニトリル(1.0
当量)の溶液(0.16M)に、過マンガン酸カリウム(6.0当量)を添加した。混合
物を60℃で4時間加熱した。混合物を室温に冷却し、2M HClでpH=4に酸性化
し、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ、濃縮
して、2−(1−シアノシクロプロピル)イソニコチン酸を収率34%で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=189.1、Rt=0.53分。
【0295】
6−(1−シアノシクロプロピル)ピリダジン−4−カルボン酸の合成
【0296】
【化83】
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ステップ1:
POCl
3中の5−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.0当量)の溶液(2.
3M)を、90℃で2時間加熱した。反応混合物を砕氷に注ぎ入れ、重炭酸ナトリウムで
中和した。EtOAcで3回抽出した後、合わせた有機相をブラインで洗浄し、次いで硫
酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を、ヘプタン中30%EtOAcで溶
出する順相クロマトグラフィーによって精製した。3−クロロ−5−メチルピリダジンを
収率93%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=128.9、Rt=0.37分
。
ステップ2:
氷水浴中で冷却した、Ar下の火炎乾燥したフラスコ内のTHF中のtert−ブチル
2−シアノアセテート(1.0当量)の溶液(0.25M)に、水素化ナトリウム(2.
7当量)を添加した。30分後、THF中の3−クロロ−5−メチルピリダジン(2M)
を滴下添加した。数分後、溶液を室温に加温し、次いで120℃で60分間マイクロ波加
熱した。次いで、反応混合物を水とEtOAcとに分配した。次いで、有機相を水および
ブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を順相ク
ロマトグラフィーによって精製した。tert−ブチル2−シアノ−2−(5−メチルピ
リダジン−3−イル)アセテートを収率44%で単離した。LCMS(m/z)(M+H
)=178.1、Rt=0.90分。
ステップ3:
DCM中のtert−ブチル2−シアノ−2−(5−メチルピリダジン−3−イル)ア
セテート(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2,2,2−トリフルオロ酢酸(24当
量)を添加した。1時間45分後、反応混合物を濃縮し、次いで順相クロマトグラフィー
によって精製した。生成物をヘプタン中90%EtOAcで溶出した。2−(5−メチル
ピリダジン−3−イル)アセトニトリルを収率81%で単離した。LCMS(m/z)(
M+H)=134.0、Rt=0.25分。
ステップ4:
Ar下の火炎乾燥したフラスコ内で、2−(5−メチルピリダジン−3−イル)アセト
ニトリルをDMFに溶解し(0.1M)、次いで氷水浴中で冷却した。水素化ナトリウム
(3当量)を添加した。30分後、1,2−ジブロモエタン(1当量)を添加した。2時
間後、反応混合物を室温に加温し、次いで水に注ぎ入れた。生成物を、3回に分けてEt
OAcで抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。
有機物を濃縮し、次いで順相クロマトグラフィーによって精製した。生成物をヘプタン中
20%EtOAcで溶出した。1−(5−メチルピリダジン−3−イル)シクロプロパン
カルボニトリルを収率65%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=160.2、
Rt=0.40分。
ステップ5:
Ar下のピリジン中の1−(5−メチルピリダジン−3−イル)シクロプロパンカルボ
ニトリル(1.0当量)の溶液(0.38M)に、二酸化セレン(4当量)を添加した。
90℃で2日間加熱した後、反応混合物を氷浴中で冷却し、水を添加した。酢酸エチルで
洗浄した後、水相を6N HClでpH3に酸性化し、次いで酢酸エチルで抽出した。合
わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濃縮して、6−(1−シアノシクロプロピル)
ピリダジン−4−カルボン酸を収率36%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=19
0.2、Rt=0.36分。
【0297】
3−(2−(メチルスルホニル)プロパン−2−イル)安息香酸の合成
【0298】
【化84】
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ステップ1:
室温のTHF中のメチル3−(ブロモメチル)ベンゾエート(1.0当量)(0.44
M)に、メタンスルホン酸ナトリウム(2.0当量)を添加した。混合物を室温で18時
間撹拌した。反応混合物を氷水上に注いだ。固体を濾過により収集し、真空下で終夜乾燥
させて、メチル3−((メチルスルホニル)メチル)ベンゾエートを収率95%で得た。
LCMSm/z(M+H)=229.2、Rt=0.52分。
ステップ2:
室温のTHF中のメチル3−((メチルスルホニル)メチル)ベンゾエート(1.0当
量)(0.16M)に、ナトリウムt−ブトキシド(3.0当量)および2.0Mのジエ
チルエーテル中ヨウ化メチル(2.2当量)を添加した。反応混合物を室温で18時間撹
拌した。反応混合物を酢酸エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し、ヘプタン中0〜50%酢酸エチルで溶出して、メチル3−(2−(メチルスルホ
ニル)プロパン−2−イル)ベンゾエートを収率70%で得た。LCMSm/z(M+H
)=257.2、Rt=0.60分。
ステップ3:
室温のTHFおよび水の10:1混合物中のメチル3−(2−(メチルスルホニル)プ
ロパン−2−イル)ベンゾエート(1.0当量)(0.5M)に、水酸化リチウムを添加
した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで濃縮した。残留物を水に溶解し、次いで
1.0N HClでpH=3に酸性化した。沈殿物を濾過により収集し、真空下で乾燥さ
せて、3−(2−(メチルスルホニル)プロパン−2−イル)安息香酸を収率95%で得
た。LCMSm/z(M+H)=243.2、Rt=0.54分。
【0299】
6−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カルボン酸の合成
【0300】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
室温のDME中の3−クロロ−5−メチルピリダジン(1.0当量)(0.5M)に、
4,4,5,5−テトラメチル−2−(プロパ−1−エン−2−イル)−1,3,2−ジ
オキサボロラン(1.4当量)、2.0M炭酸ナトリウム(3.0当量)、Pd(PPh
3)
4(0.02当量)を添加した。混合物を70℃で18時間撹拌し、次いで周囲温度
に冷却した。反応混合物を酢酸エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによ
って精製し、ヘプタン中0〜30%酢酸エチルで溶出して、5−メチル−3−(プロパ−
1−エン−2−イル)ピリダジンを収率58%で得た。LCMSm/z(M+H)=13
4.8、Rt=0.44分。
ステップ2:
−78℃のジクロロメタン中の5−メチル−3−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリ
ダジン(0.5M)を、オゾンで10分間発泡させた。反応混合物を室温に加温し、次い
で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン
中0〜50%酢酸エチルで溶出して、1−(5−メチルピリダジン−3−イル)エタノン
を収率50%で得た。LCMSm/z(M+H)=136.8、Rt=0.36分。
ステップ3:
−0℃のTHF中の1−(5−メチルピリダジン−3−イル)エタノン(1.0当量)
(0.5M)に、ジエチルエーテル中の3.0Mメチルマグネシウムブロミド(1.1当
量)を添加し、混合物をその温度で2時間撹拌した。反応混合物をクエン酸水溶液で酸性
化し、次いで酢酸エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、
ヘプタン中0〜40%酢酸エチルで溶出して、2−(5−メチルピリダジン−3−イル)
プロパン−2−オールを収率49%で得た。LCMSm/z(M+H)=152.9、R
t=0.76分。
ステップ4:
−15℃のDCM中の2−(5−メチルピリダジン−3−イル)プロパン−2−オール
(1当量)(0.46M)に、DAST(1.2当量)を添加し、混合物をアルゴン雰囲
気下その温度で1時間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム溶液でpH=8に中
和し、水とジクロロメタンとに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘ
プタン中0〜50%酢酸エチルで溶出して、3−(2−フルオロプロパン−2−イル)−
5−メチルピリダジンを収率52%で得た。LCMSm/z(M+H)=154.8、R
t=0.42分。
ステップ5:
ピリジン中の3−(2−フルオロプロパン−2−イル)−5−メチルピリダジン(1当
量)(0.38M)に、二酸化セレン(2.5当量)を添加し、混合物を70℃に18時
間加熱した。反応混合物を周囲温度に冷却し、濃縮した。濃縮した粗製物を水に溶解し、
次いで1N HClでpH=3に酸性化した。混合物を酢酸エチルと水とに分配した。分
離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮して、2−(1,1−ジフルオ
ロプロピル)イソニコチン酸を収率89%で得た。LCMSm/z(M+H)=184.
9、Rt=0.63分。
【0301】
6−(2−シアノプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カルボン酸の合成
【0302】
【化86】
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ステップ1:
POCl
3中の5−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.0当量)の溶液(2M
)を、90℃まで2時間加熱した。反応の完了(TLCモニタリング)後、反応塊を砕氷
に注ぎ入れ、pHを、固体NaHCO
3を使用して中和した。化合物をEtOAc(3×
)で抽出し、合わせた有機物をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒
を蒸発させ、粗残留物を、溶離液30%EtOAc:ヘキサンを使用してシリカゲルで精
製して、3−クロロ−5−メチルピリダジンを黄色がかった液体として収率93%で得た
。
1H-NMR (400MHz, CDCl
3):δ8.96 (s, 1H), 7.36 (s, 1H) および 2.39 (s, 3H).LCM
Sm/z(M+H)=129.13。
ステップ2:
THF中のLDA(THF中2M、2.5当量)の溶液(1M)を−78℃まで冷却し
、続いてイソブチロニトリル(2.5当量)を滴下添加した。得られた反応混合物を0℃
で30分間撹拌し、−78℃まで再度冷却し、続いて、THF中の3−クロロ−5−メチ
ルピリダジン(1.0当量)の溶液を添加した。得られた反応混合物の温度をゆっくりと
室温まで上げ、16時間撹拌した。反応の完了(TLCモニタリング)後、反応塊をNH
4Clの飽和溶液でクエンチし、続いてEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機物
をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させ、粗残留物を、溶
離液50%EtOAc:ヘキサンを使用してシリカゲルで精製して、所望の生成物として
の2−メチル−2−(5−メチルピリダジン−3−イル)プロパンニトリルをオフホワイ
トの低融点の固体(76%)として得た。
1H-NMR (400MHz, CDCl
3):δ9.01 (s, 1H), 7.6
1 (s, 1H), 2.42 (s, 3H) および1.87 (s, 6H).LCMSm/z(M+H)=162.4
2。
ステップ3:
ピリジン中の2−メチル−2−(5−メチルピリダジン−3−イル)プロパンニトリル
(1.0当量)の溶液(1.2M)に、SeO
2(2.5当量)を添加した。得られた反
応塊を90℃で24時間撹拌した。反応の完了(TLCモニタリング)後、反応混合物を
室温まで冷却し、砕氷に注ぎ入れ、続いてEtOAc(2×)で抽出した。有機物を廃棄
し、水層のpHを、6N HClを使用して3〜4まで調整し、続いてEtOAc(3×
)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過
し、減圧下で蒸発させた。最後に粗製の化合物をn−ペンタンとすり混ぜて、所望の生成
物としての6−(2−シアノプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カルボン酸を薄黄色
固体(51%)として得た。
1H-NMR (400MHz, DMSO-d
6):δ9.55 (s, 1H), 8.21 (s, 1H)
および 1.82 (s, 6H).LCMSm/z(M+H)=192.28。
【0303】
4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0304】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
25℃のEtOH中の5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロピリジン(1.0当量)の
溶液(0.25M)に、ナトリウムエトキシド(EtOH中21重量%溶液、1.2当量
)を添加し、混合物を75℃に1時間加熱した。反応物を、1Mクエン酸および水の1:
1混合物上に注ぎ、エタノールを濃縮により除去した。残留物を酢酸エチルで3回抽出し
た。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し
た。5−ブロモ−2−エトキシ−3−ニトロピリジンを褐色油状物として単離し、これを
さらに精製することなく使用した。LCMS(m/z)(M+H)=246.8/248
.8、Rt=0.95分。
ステップ2:
25℃のMeOHおよびDCM(1:10)中の5−ブロモ−2−エトキシ−3−ニト
ロピリジン(1.0当量)の溶液(0.3M)に、亜鉛(5.5当量)および塩化アンモ
ニウム(5当量)を添加し、混合物を75℃に加熱し、4時間撹拌した。反応物を室温に
冷却し、DCMで洗浄しながらセライトのショートプラグに通して濾過し、次いで濃縮し
た。残留物を酢酸エチルに溶かし、水およびブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウム
で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜50%酢酸エチルの勾
配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5−ブロ
モ−2−エトキシピリジン−3−アミンを褐色固体として収率79%で単離した。LCM
S(m/z)(M+H)=216.9/218.9、Rt=0.75分。
ステップ3:
0℃のDMF中の5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶
液(0.5M)に、NaH(1.5当量)をゆっくりと添加し、混合物を15分間かけて
室温に加温し、続いてビス(2−ブロモエチル)エーテル(4当量)を添加した。混合物
を90℃に加熱し、48時間撹拌した。混合物を氷水上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出し
た。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜25%アセトンの勾配で溶出するシリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−(5−ブロモ−2−エトキシピ
リジン−3−イル)モルホリンを橙色固体として収率76%で単離した。LCMS(m/
z)(M+H)=286.9/288.9、Rt=0.93分。
【0305】
4−(5−ブロモ−2−クロロピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0306】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
25℃のMeOHおよびDCM(1:10)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロ
ピリジン(1.0当量)の溶液(0.45M)に、亜鉛(5.5当量)および塩化アンモ
ニウム(5当量)を添加し、混合物を65℃に加熱し、5時間撹拌した。さらなる亜鉛(
2.5当量)および塩化アンモニウム(2.5当量)を添加し、混合物を、65℃でさら
に3時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、セライトのショートプラグに通して濾過した
。濾液を水およびブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。5−ブロモ−2−クロロピリジン−3−アミンをオフホワイトの固体として収率3
5%で単離し、これをさらに精製することなく使用した。LCMS(m/z)(M+H)
=206.8/208.8、Rt=0.62分。
ステップ2:
0℃のDMF中の5−ブロモ−2−クロロピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液
(0.2M)に、NaH(1.5当量)をゆっくりと添加し、混合物を15分間かけて室
温に加温し、続いてビス(2−ブロモエチル)エーテル(3当量)を添加した。混合物を
80℃に加熱し、2時間撹拌した。混合物を水上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合
わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した
。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜50%アセトンの勾配で溶出するシリカゲルでのフラ
ッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−(5−ブロモ−2−クロロピリジン−
3−イル)モルホリンを黄色固体として収率71%で単離した。LCMS(m/z)(M
+H)=276.9/278.9、Rt=0.81分。
【0307】
4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0308】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中のNaH(鉱油中60%、3.0当量)の氷浴冷却溶液(1.4M)に、3−
アミノ−5−ブロモ−2−フルオロピリジン(1.0当量)を添加した。混合物を15分
間かけて室温に加温し、次いでビス(2−ブロモエチル)エーテル(1.5当量)で処理
した。混合物を80℃に加熱し、35分間撹拌した。冷却した反応混合物を4容量の水に
注ぎ入れた。得られた沈殿物を真空濾過により収集した。濾過ケーキを、水で2回、ヘプ
タンで2回すすいだ。黄褐色固体を高真空下で乾燥させて、4−(5−ブロモ−2−フル
オロピリジン−3−イル)モルホリンを収率83%で得た。LCMS(m/z)(M+H
)=260.9/262.9、Rt=0.74分。
【0309】
4−(5−ブロモピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0310】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のDMF中の3−アミノ−5−ブロモピリジン(1.0当量)の溶液(0.6M)
に、NaH(1.5当量)をゆっくりと添加し、混合物を15分間かけて室温に加温し、
続いてビス(2−ブロモエチル)エーテル(3当量)を添加した。混合物を80℃に加熱
し、18時間撹拌した。混合物を水上に注ぎ、DCMで3回抽出した。合わせた有機物を
水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、
ヘプタンおよび0〜75%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィーによって精製した。4−(5−ブロモピリジン−3−イル)モルホリンを黄
色固体として収率40%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=242.9/24
4.9、Rt=0.39分。
【0311】
5−ブロモ−3−モルホリノピコリノニトリルの合成
【0312】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル中の5−ブロモ−3−フルオロピコリノニトリル(1.0当量)の溶液
(0.5M)を、モルホリン(1.1当量)およびDIEA(2.0当量)で処理した。
混合物を90℃で22時間撹拌した。冷却した反応混合物を水(12mL)で希釈し、濾
過した。沈殿物を空気乾燥して、5−ブロモ−3−モルホリノピコリノニトリルを黄色結
晶性固体として収率87%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=267.9/269
.9、Rt=0.79分。
【0313】
5−ブロモ−N,N−ジメチル−3−モルホリノピリジン−2−アミンの合成
【0314】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリン(1.0
当量)の溶液(0.3M)に、エタノール中5.6Mのジメチルアミン(4.0当量)を
添加した。反応混合物を90℃で終夜撹拌した。冷却した反応混合物を部分的に真空中で
濃縮した。4容量の水を添加した。混合物を1時間撹拌し、濾過した。桃色がかった固体
を空気乾燥して、5−ブロモ−N,N−ジメチル−3−モルホリノピリジン−2−アミン
を収率69%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=285.8/287.8、Rt=
0.50分。
【0315】
4−(5−ブロモ−2−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0316】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−オール(1.0当量)の溶液(
0.38M)に、ナトリウム2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸(2当量)および水酸
化ナトリウム(1.1当量)を添加し、反応物を55℃に16時間加熱した。反応混合物
を90℃に16時間さらに加熱した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をDCMおよび数滴のメタノー
ルに再溶解し、濾過した。濾液を濃縮し、ヘプタンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配
で溶出するシリカゲルでのフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。4−
(5−ブロモ−2−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)モルホリンを単離した
。
1H NMR (500MHz, DMSO-d6)δ2.95-3.14 (m, 4H), 3.54-3.93 (m, 4H), 7.58 (d, J=2.2
Hz, 1H), 7.74 (t, J=72.4Hz, 1H), 7.95 (d, J=2.1Hz, 1H),LCMS(m/z)(M+
H)=308.9/310.9、Rt=0.87分。
【0317】
8−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン
−3−イル)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0318】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
25℃のTHF中の5−ブロモ−3−ヨード−2−ヒドロキシピリジン(1.0当量)
の溶液(0.18M)に、4−ヒドロキシテトラヒドロピラン(1.2当量)、PPh
3
(1.25当量)およびDIAD(1.2当量)を添加し、混合物を2時間撹拌した。さ
らなる4−ヒドロキシテトラヒドロピラン(1.2当量)、PPh
3(1.25当量)お
よびDIAD(1.2当量)を添加し、反応物をさらに2時間撹拌した。反応混合物を濃
縮し、粗残留物を、ヘプタンおよび0〜20%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5−ブロモ−3−ヨード−2−((
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジンを無色油状物として収率55
%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=384.0/386.0、Rt=0.8
8分。
ステップ2:
マイクロ波バイアル内のトルエン中の5−ブロモ−3−ヨード−2−((テトラヒドロ
−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン(1.0当量)の溶液(0.15M)に、
3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(1.3当量)、NaOtBu(
3当量)およびキサントホス(0.1当量)を添加し、混合物をArで脱気した。Pd(
dba)
2(0.05当量)を添加し、混合物を再度脱気し、次いで密封し、90℃で1
8時間加熱した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出
した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜30%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。8−(5−ブロモ−2−((テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)−3−オキサ−8−ア
ザビシクロ[3.2.1]オクタンを淡黄色固体として収率67%で単離した。LCMS
(m/z)(M+H)=369.1/371.1、Rt=0.95分。
【0319】
5−ブロモ−2−エトキシ−3−ヨードピリジンの合成
【0320】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
0℃の濃HClおよび水の混合物(1:1.3)中の5−ブロモ−2−エトキシピリジ
ン−3−アミン(1.0当量)の溶液(0.2M)に、NaNO2(1.4当量)をゆっ
くりと添加し、混合物を30分間撹拌した。水中KI(3当量)の0.3M溶液を混合物
にゆっくりと添加し、次いでこれを25℃に加温し、30分間撹拌した。混合物を分液漏
斗に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を飽和亜硫酸ナトリウム水溶
液、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜15%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5−ブロモ−2−エトキシ−3−ヨ
ードピリジンを白色固体として収率71%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=
327.9/329.9、Rt=1.10分。
【0321】
方法4:
マイクロ波バイアル内のトルエン中の出発ヨウ化物(1.0当量)の溶液(0.15M
)に、アミン(1.3当量)、NaOtBu(3当量)およびキサントホス(0.1当量
)を添加し、混合物をArで脱気した。Pd(dba)
2(0.05当量)を添加し、混
合物を再度脱気し、次いで密封し、90℃で18時間加熱した。混合物を飽和重炭酸ナト
リウム水溶液上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜3
0%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって
精製した。
【0322】
8−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−オキサ−8−アザビシクロ
[3.2.1]オクタンの合成
【0323】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
5−ブロモ−2−エトキシ−3−ヨードピリジンおよび3−オキサ−8−アザビシクロ
[3.2.1]オクタンを使用して方法4に従って、8−(5−ブロモ−2−エトキシピ
リジン−3−イル)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンを淡橙色油
状物として収率46%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=312.9/314.9
、Rt=0.97分。
【0324】
(S)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチルモルホリン
の合成
【0325】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
5−ブロモ−2−エトキシ−3−ヨードピリジンおよび(S)−3−メチルモルホリン
を使用して方法4に従って、(S)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イ
ル)−3−メチルモルホリンを淡橙色油状物として収率12%で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=300.9/302.9、Rt=0.91分。
【0326】
(R)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチルモルホリン
の合成
【0327】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
5−ブロモ−2−エトキシ−3−ヨードピリジンおよび(R)−3−メチルモルホリン
を使用して方法4に従って、(R)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イ
ル)−3−メチルモルホリンを淡黄色油状物として収率17%で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=300.9/302.9、Rt=0.92分。
【0328】
4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0329】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中の4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホ
リン(1.0当量)の溶液(0.13M)に、NaOMe(5当量)を添加し、反応物を
105℃に加熱し、2時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、水上に注ぎ、酢酸エチルで
3回抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、
濃縮した。4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンを淡橙色固
体として収率95%で単離し、これをさらに精製することなく使用した。LCMS(m/
z)(M+H)=272.9/274.9、Rt=0.78分。
【0330】
4−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン
−3−イル)モルホリンの合成
【0331】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中の4−ヒドロキシテトラヒドロピラン(2当量)の溶液(0.2
M)に、NaH(2.1当量)を添加し、反応物を30分間撹拌した。次いで、4−(5
−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量)を添加し、反応
物を105℃に加熱し、5時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、水上に注ぎ、酢酸エチ
ルで3回抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗
残留物を、ヘプタンおよび50〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフ
ラッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−(5−ブロモ−2−((テトラヒド
ロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)モルホリンを薄黄色油状物
として収率83%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=343.0/344.9
、Rt=0.86分。
【0332】
4−(5−ブロモ−2−(2,2−ジフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル)モルホリ
ンの合成
【0333】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン中の2,2−ジフルオロエタノール(2.0当量)の溶液(0.13M)に
、水素化ナトリウム(2.0当量)を窒素下で添加した。反応物を室温で15分間撹拌し
、次いで4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量
)を添加した。溶液を室温で終夜撹拌した。混合物を水と酢酸エチルとに分配し、有機相
を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をさらに精製することなく次
のステップに使用した。LCMS(m/z)(M+H)=322.9/324.9、Rt
=0.89分。
【0334】
4−(2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−イル)モルホリンの合成
【0335】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1,4−ジオキサン中の4−(5−ブロモ−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホ
リン(1.0当量)の溶液(0.15M)に、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.5当量
)、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリ
ウム水溶液(3.0当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中120℃で18分間照
射に供した。冷却した反応混合物をDCMで希釈し、濾過した。濾液を濃縮して、粗製の
4−(2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−イル)モルホリン(収率100%と推定される)を褐色
残留物として得、これをさらに精製することなく使用した。LCMS(m/z)(M+H
)=321.0、Rt=0.81分。
ステップ2:
DME中の4−(2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−
ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液(
0.15M)に、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−アミン(1.0当量)、PdC
l
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液
(3.0当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中120℃で15分間照射に供した
。冷却した反応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、
ヘプタンおよび50〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製した。2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを褐色残留物として収率73%で単離した。LC
MS(m/z)(M+H)=321.0、Rt=0.60分。
【0336】
方法5:
DME中の臭化アリール(1.0当量)およびボロン酸エステル(1.2当量)の溶液
(0.15M)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3当量)を、Arで5分間パージした
。次いで、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.05当量)を添加し、混
合物をArで再度パージし、次いで100℃で1時間加熱した。混合物を水上に注ぎ、酢
酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配も
しくはDCMおよび0〜15%メタノールの勾配のいずれかで溶出するシリカゲルでのフ
ラッシュクロマトグラフィーによって精製し、または他の場合には、粗残留物をさらに精
製することなく使用した。
【0337】
3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルアニリンの合成
【0338】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンおよび5−アミノ−
2−メチルフェニルボロン酸、ピナコールエステルを使用して、方法5に従った。粗残留
物を、ヘプタンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシ
ュクロマトグラフィーによって精製した。3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン
−3−イル)−4−メチルアニリンを淡黄色油状物として収率91%で単離した。LCM
S(m/z)(M+H)=314.1、Rt=0.60分。
【0339】
6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミ
ンの合成
【0340】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンおよび6−メチル−
5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリ
ジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メ
タノールの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し
た。6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−
アミンを薄褐色固体として収率96%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=31
5.1、Rt=0.52分。
【0341】
3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル安息香酸の合成
【0342】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリンおよびメチル4−メ
チル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)ベンゾエートを使用して、方法5に従った。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜100%
酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製
した。メチル3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルベ
ンゾエートを白色固体として収率57%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=3
57.1、Rt=1.01分。
ステップ2:
THF/MeOH(2:1)中のメチル3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン
−3−イル)−4−メチルベンゾエート(1.0当量)の撹拌溶液(0.1M)に、2.
0M LiOH水溶液(6当量)を添加し、混合物を45℃で2時間加熱した。混合物を
室温に冷却し、1M HClで酸性化した。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせ
た有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。3−(6−エトキシ−5−
モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル安息香酸を淡橙色固体として単離し、これ
をさらに精製することなく使用した。LCMS(m/z)(M+H)=343.1、Rt
=0.81分。
【0343】
N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0344】
【化106】
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4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリンおよびN−(6−メ
チル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを使用して、方法5
に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配で溶出するシリカゲル
でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。N−(6’−フルオロ−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドを薄褐色固体として収率100%で単離した。LCMS(m/z)(
M+H)=461.1、Rt=0.75分。
【0345】
6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミ
ンの合成
【0346】
【化107】
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4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリンおよび6−メチル−
5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリ
ジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メ
タノールの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し
た。6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−
アミンを薄褐色油状物として収率100%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=
289.0、Rt=0.45分。
【0347】
5’−アミノ−2’−メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6−カルボ
ニトリルの合成
【0348】
【化108】
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5−ブロモ−3−モルホリノピコリノニトリルおよび6−メチル−5−(4,4,5,
5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミンを
使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配で溶
出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5’−アミノ−
2’−メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6−カルボニトリルを黄褐
色固体として単離した。LCMS(m/z)(M+H)=296.0、Rt=0.46分
。
【0349】
N6’,N6’,2−トリメチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5,
6’−ジアミンの合成
【0350】
【化109】
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5−ブロモ−N,N−ジメチル−3−モルホリノピリジン−2−アミンおよび6−メチ
ル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)
ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、酢酸エチルおよび0〜
5%メタノールで溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し
た。N6’,N6’,2−トリメチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−
5,6’−ジアミンを褐色残留物として収率69%で単離した。LCMS(m/z)(M
+H)=314.1、Rt=0.32分。
【0351】
5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−2−メチ
ル−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−アミンの合成
【0352】
【化110】
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8−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジ
ン−3−イル)−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンおよび6−メチ
ル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)
ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15
%メタノールの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精
製した。5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−
2−メチル−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’
−ビピリジン]−5−アミンを薄褐色油状物として収率98%で単離した。LCMS(m
/z)(M+H)=397.0、Rt=0.56分。
【0353】
2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オ
キシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンの合成
【0354】
【化111】
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4−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジ
ン−3−イル)モルホリンおよび6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1
,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従
った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配で溶出するシリカゲルでの
フラッシュクロマトグラフィーによって精製した。2−メチル−5’−モルホリノ−6’
−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−
5−アミンを褐色残留物として収率46%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=
371.1、Rt=0.51分。
【0355】
4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)
オキシ)ピリジン−3−イル)アニリンの合成
【0356】
【化112】
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4−(5−ブロモ−2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジ
ン−3−イル)モルホリンおよび4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1
,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.15当量)を使用して、方法5
に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配で溶出するシリカゲル
でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−メチル−3−(5−モルホリ
ノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)ア
ニリンを褐色残留物として収率76%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=37
0.2、Rt=0.59分。
【0357】
5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−6’−エ
トキシ−2−メチル−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンの合成
【0358】
【化113】
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8−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−オキサ−8−アザビシク
ロ[3.2.1]オクタンおよび6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1
,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従
った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配で溶出するシリカゲルでの
フラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5’−(3−オキサ−8−アザビシク
ロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−6’−エトキシ−2−メチル−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−アミンを薄褐色油状物として収率92%で単離した。LCMS(m/z
)(M+H)=341.0、Rt=0.58分。
【0359】
(S)−6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチルモルホリノ)−[3,3’−
ビピリジン]−5−アミンの合成
【0360】
【化114】
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(S)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチルモルホリ
ンおよび6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物をさらに
精製することなく使用した。(S)−6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチル
モルホリノ)−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを薄褐色油状物として単離した。
LCMS(m/z)(M+H)=329.1.0、Rt=0.53分。
【0361】
(R)−6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチルモルホリノ)−[3,3’−
ビピリジン]−5−アミンの合成
【0362】
【化115】
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(R)−4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)−3−メチルモルホリ
ンおよび6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、ヘプ
タンおよび0〜100%酢酸エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマト
グラフィーによって精製した。(R)−6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチ
ルモルホリノ)−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを淡黄色固体として単離した。
LCMS(m/z)(M+H)=329.1.0、Rt=0.53分。
【0363】
6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミン
の合成
【0364】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
4−(5−ブロモ−2−クロロピリジン−3−イル)モルホリンおよび6−メチル−5
−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジ
ン−3−アミンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタ
ノールの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した
。6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミ
ンを淡黄色泡状物として収率100%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=30
5.0、Rt=0.47分。
【0365】
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンの合成
【0366】
【化117】
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4−(5−ブロモピリジン−3−イル)モルホリンおよび6−メチル−5−(4,4,
5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミ
ンを使用して、方法5に従った。粗残留物を、DCMおよび0〜15%メタノールの勾配
で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。2−メチル
−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを薄褐色油状物として収率
69%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=271.0、Rt=0.27分。
【0367】
6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミ
ン
【0368】
【化118】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.05-3.18 (m, 4H) 3.84-3.95 (m, 4H) 4
.05 (s, 3H) 6.89 (br. s., 1H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.04
(d, J=2.74Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=301.0、Rt=0.45分。
【0369】
2−((5’−アミノ−2’−メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6
−イル)オキシ)エタノールの合成
【0370】
【化119】
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25℃のジオキサン中のエチレングリコール(5当量)の溶液(0.1M)に、NaH
(5当量)を添加し、反応物を15分間撹拌し、次いで6’−フルオロ−2−メチル−5
’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミン(1.0当量)を添加し、反応
物を105℃に加熱し、24時間撹拌した。さらなるエチレングリコール(5当量)およ
びNaH(5当量)を添加し、混合物を105℃でさらに24時間撹拌した。反応物を室
温に冷却し、水上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。2−((5’−アミノ−2’−メチル−5
−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6−イル)オキシ)エタノールを薄褐色油状
物として収率95%で単離し、これをさらに精製することなく使用した。LCMS(m/
z)(M+H)=331.1Rt=0.39分。
【0371】
方法6:
25℃のDMA中のアミン(1.0当量)および酸(1.1当量)の溶液(0.15M
)に、HOAT(1.3当量)、i−Pr
2NEt(3当量)およびEDC(1.3当量
)を添加し、混合物を25℃で4時間撹拌した。混合物を水上に注ぎ、酢酸エチルで3回
抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過
し、濃縮した。粗残留物をさらに精製することなく使用した。
【0372】
方法7:
5’−アミノ−2’−クロロ−1−メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]
−6(1H)−オンの合成
【0373】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の1−メチル−3−モルホリノ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)の
0.15M溶液に、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−アミン(1.00当量)、P
dCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム
水溶液(3.00当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中120℃で15分間照射
に供した。冷却した反応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を
濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0〜10%メタノールを伴う酢
酸エチルの勾配)によって精製して、5’−アミノ−2’−クロロ−1−メチル−5−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6(1H)−オン(収率56.6%)を褐色残留
物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=321.0、Rt=0.45分。
【0374】
5−(5−アミノ−2−フルオロフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2
(1H)−オンの合成
【0375】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して方法7における調製に従って、5−(5−アミノ−2−フル
オロフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(収率52.
2%)を褐色残留物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=304.0、Rt=0
.40分。
【0376】
5−(5−アミノ−2−クロロフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(
1H)−オンの合成
【0377】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して方法7における調製に従って、5−(5−アミノ−2−クロ
ロフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(収率52.1
%)を褐色残留物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=320.1、Rt=0.
46分。
【0378】
4−アミノ−2−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジ
ン−3−イル)ベンゾニトリルの合成
【0379】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して方法7における調製に従って、4−アミノ−2−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンゾニトリ
ル(収率63.4%)を黄褐色固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=310
.9、Rt=0.56分。
【0381】
【化124】
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2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−
[3,3’−ビピリジン]−5−カルボン酸の合成
【0382】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の1−メチル−3−モルホリノ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)の
0.15M溶液に、メチル5−ブロモ−6−クロロニコチネート(1.00当量)、Pd
Cl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水
溶液(3.00当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中120℃で15分間照射に
供した。冷却した反応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃
縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0〜10%メタノールを伴う酢酸
エチルの勾配)によって精製して、メチル2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ
−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボキシレ
ート(収率29.0%)を黄色固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=364
.1、Rt=0.62分。
ステップ2:
THF中のメチル2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’
,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボキシレート(1.00当量)
の0.23M溶液に、2.0M水酸化リチウム水溶液(3.00当量)を添加した。混合
物を周囲温度で1.5時間撹拌した。反応混合物をHCl水溶液でpH3に酸性化し、濃
縮して、粗製の2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボン酸を黄色固体(収率100%と
推定される)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=350.0、Rt=0.52
分。
【0383】
2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−
[3,3’−ビピリジン]−5−カルボン酸の合成
【0384】
【化126】
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適切な出発材料を使用して方法8の調製に従って、4−クロロ−3−(1−メチル−5
−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)安息香酸を黄色固体
(収率100%と推定される)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=349.1
、Rt=0.61分。
【0385】
4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジ
ン−3−イル)安息香酸の合成
【0386】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の5−ブロモ−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1
.0当量)の溶液(0.18M)に、メチル4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラ
メチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート(1.5当量)、Pd
Cl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水
溶液(3.00当量)を添加した。反応物を90℃に2時間加熱した。室温に冷却し、水
と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製
材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル、続いて酢酸エチル中10%メタノールで溶
出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、
メチル4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ
ピリジン−3−イル)ベンゾエートを収率76%で得た。LCMS(m/z)(M+H)
=343.2、Rt=0.70分。
ステップ2:
THF中のメチル4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,
6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンゾエート(1.0当量)の溶液に、水酸化リチウ
ム(2M溶液、3.0当量)を添加した。反応物を室温で終夜撹拌した。1N HClで
pH=2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機相を分離し、沈殿物を濾別して、4−
メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−
3−イル)安息香酸を所望の生成物として収率91%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=329.1、Rt=0.60分。
【0387】
N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミドの合成
【0388】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−ア
ミンおよび2−イソプロピルイソニコチン酸を使用して、方法6に従った。N−(6’−
フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2
−イソプロピルイソニコチンアミドを薄褐色油状物として単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=436.3、Rt=0.52分。
【0389】
N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドの合成
【0390】
【化129】
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6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−ア
ミンおよび2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−カルボン酸を使用して、方法6に
従った。N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドを薄褐色油状物とし
て単離した。LCMS(m/z)(M+H)=462.2、Rt=0.65分。
【0391】
6’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−アミンの合成
【0392】
【化130】
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ステップ1:
4−(4−ブロモ−6−クロロピリジン−2−イル)モルホリン(1.0当量)を、ア
セトニトリルに溶解した(0.1M)。Selectfluor(1.1当量)を室温で
添加し、18時間撹拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水、ブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(
ISCO、0〜10%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、4−(4−ブロモ−6
−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)モルホリンを収率42%で、および4−(
4−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホリンを収率14%で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=294.7、Rt=0.95および0.99分。
ステップ2:
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.7当量)の溶液(0.0
4M)および炭酸ナトリウム(2M、3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4(0.03当
量)を添加し、反応物を100℃で2時間加熱した。混合物を氷水上に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。混合物を、シリカゲルクロマトグラフィー(10%メタノール:酢酸エチル
:ヘプタン)によって精製して、6’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−2’−モ
ルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを黄色固体として収率39%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.52-3.59 (m, 4H) 3.66 (br. s., 2H) 3
.80-3.85 (m, 4H) 6.63 (d, J=3.91Hz, 1H) 6.79-6.84 (m, 1H) 8.08 (d, J=2.74Hz, 1H)
【0393】
2’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−アミンの合成
【0394】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.4当量)の溶液(0.0
2M)およびNa
2CO
3(2M水溶液)(3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4を添加
し、100℃で2時間(熱的に)加熱した。LCMSは、所望の生成物への相当にクリー
ンな変換を伴う出発材料の消費が完了したことを示す。混合物を氷水上に注ぎ、EtOA
c(3×)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、
濃縮した。混合物をセライトに吸着させ、ISCOフラッシュカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、EtOAc:ヘプタン中10%メタノール)によって精製した。生成物画
分を40%EtOAc付近で溶出し、濃縮して、2’−クロロ−3’−フルオロ−2−メ
チル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを淡黄色固体として収
率77%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=322.9、Rt=0.62分。
【0395】
2−((4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−3−フルオロ−6−モルホリノピリ
ジン−2−イル)アミノ)エタノールの合成
【0396】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.2当量)の溶液(0.1M)およびN
a
2CO
3(2M水溶液)(3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4を添加し、100℃で
2時間(熱的に)加熱した。LCMSは、所望の生成物への相当にクリーンな変換を伴う
出発材料の消費が完了したことを示す。混合物を氷水上に注ぎ、EtOAc(3×)で抽
出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。混合
物をセライトに吸着させ、ISCOフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
10%のEtOAc中メタノール:ヘプタン)によって精製した。生成物画分を40%E
tOAc付近で溶出し、濃縮して、3−(2−クロロ−3−フルオロ−6−モルホリノピ
リジン−4−イル)−4−メチルアニリンを収率87%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=322、Rt=0.62分。
ステップ2:
マイクロ波バイアル内に、NMP(0.2)中の3−(2−クロロ−3−フルオロ−6
−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)、2−アミノエ
タノール(50当量)およびDIPEA(2.0当量)を添加した。バイアルをクリンプ
トップ(crimp top)で密封した。次いで、反応物を、マイクロ波により加熱して250
℃に30分間加熱した。LC−MSは、反応の完了を示した。反応混合物を酢酸エチルで
希釈し、水、ブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮して、粗製物
を得た。酢酸エチル中10%メタノールによって精製して、2−((4−(5−アミノ−
2−メチルフェニル)−3−フルオロ−6−モルホリノピリジン−2−イル)アミノ)エ
タノールを収率43%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=347.0、Rt=0.
50分。
【0397】
実施例1:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0398】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
EtOH中の4,6−ジクロロピリミジン(1.0当量)の溶液(0.44M)に、モ
ルホリン(1.0当量)、続いてトリエチルアミン(1.10当量)を添加した。得られ
た混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮し、20時間か
けて高真空下で乾燥させて、4−(6−クロロピリミジン−4−イル)モルホリンを白色
固体として収率93%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=200.0/201.8
、Rt=0.35分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 3.53-3.71 (m, 4H) 3.72-3.83 (m
, 4H) 6.51 (s, 1H) 8.39 (s, 1H) 11.75 (br. s., 1H).
ステップ2.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(6−クロロピリミジン−4−イ
ル)モルホリン(1.0当量)および中間体A(1.1当量)の溶液(0.2M)に、P
dCl
2(dppf)−DCM付加物(0.500当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波
バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。有機相を硫
酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製
した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(6−モルホリノピリミジン
−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収
率52%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.67-4.02 (m, 8H)
7.09 (s, 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (s, 2H) 7.78-7.84 (m, 1H) 7.92 (d, J=2
.35Hz, 1H) 8.16 (s, 2H) 8.64 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=443.2、
Rt=0.77分。
【0399】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例1の調製について記載した
方法と同様の方法を使用して調製した。
【0400】
実施例2:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(6−モル
ホリノピリミジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0401】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70-1.81 (m, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.67-3.92 (m, 8H) 7.
11-7.22 (m, 1H) 7.34-7.45 (m, 1H) 7.73-7.83 (m, 1H) 7.83-7.92 (m, 2H) 7.99 (s, 1
H) 8.73-8.86 (m, 2H) 10.70 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=443.2、R
t=0.64分。
【0402】
実施例3:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(3−オキソモルホリノ)ピ
リミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0403】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
ジオキサン中の4−(4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)モルホリン(1.0当
量)、モルホリン−3−オン(1.2当量)、リン酸三カリウム(4.00当量)、(9
,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(
0.16当量)およびPd
2(dba)
3.HCCl
3(20mol%)の溶液(0.5
M)を、100℃に90分間加熱した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、EtOAc
(20ml)および水(20ml)で希釈した。水層を分離し、EtOAc(×2、20
ml)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃
縮した。化合物をさらに精製することなくその後の反応において利用した。LCMS(m
/z)(M+H)=299.2/300.9、Rt=0.77分。
ステップ2.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(6−クロロ−2−モルホリノピ
リミジン−4−イル)モルホリン−3−オン(1.0当量)および中間体A(1.1当量
)の溶液(0.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.500当量)を
、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に2
0分間加熱した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分
取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−
(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フ
ェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率19%で単離
した。LCMS(m/z)(M+H)=542.4、Rt=1.04分。
1H NMR (400MHz
, <dmso>)δppm 2.36 (s, 3H) 3.56-3.81 (m, 8H) 4.01 (d, J=5.09Hz, 4H) 4.28 (s, 5H
) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.72-7.82 (m, 2H) 7.85 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.97 (d, J=7.8
3Hz, 1H) 8.20-8.35 (m, 2H) 10.53 (s, 1H).
【0404】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例3の調製について記載した
方法と同様の方法を使用して調製した。
【0405】
実施例4:4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(3−オキソモルホリノ)ピリミジ
ン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0406】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.45 (s, 3H) 3.69 (d, J=4.70Hz, 5H) 3.74 (d, J=4.70
Hz, 5H) 4.01 (d, J=5.09Hz, 3H) 4.29 (s, 2H) 7.36 -7.54 (m, 3H) 7.60 (t, J=8.02Hz
, 2H) 7.93-8.02 (m, 2H) 8.05 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.24 (s, 1H) 10.55 (s, 1H)LCM
S(m/z)(M+H)=542.3、Rt=1.08分。
【0407】
実施例5:N−(6−メチル−5−(2−モルホリノ−6−(3−オキソモルホリノ)ピ
リミジン−4−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0408】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.61-3.72 (m, 6H) 3.75 (d, J=4.70Hz, 5H) 3.88-4.08
(m, 9H) 4.29 (s, 3H) 7.41-7.51 (m, 4H) 7.51-7.58 (m, 3H) 7.77-7.88 (m, 3H) 8.01
(t, J=6.46Hz, 3H) 8.22-8.32 (m, 4H) 9.01 (dd, J=4.30, 2.35Hz, 2H) 10.83 (s, 1H)
10.88 (s, 1H),LCMS(m/z)(M+H)=543.3、Rt=0.78分。
【0409】
実施例6:N−(3−(6−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)−2−モルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドの合成
【0410】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
EtOH:THF(1:1)中の4−(4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.25M)に、チオモルホリン1,1−ジオキシド(1
.0当量)を一度に添加した。得られた混合物を100℃に42時間加熱した。次いで、
得られた混合物を室温に冷却し、真空中で濃縮して、オフホワイトの固体を得た。次いで
、反応混合物を真空中で濃縮し、20時間かけて高真空下で乾燥させて、4−(6−クロ
ロピリミジン−4−イル)モルホリンを白色固体として収率97%で得た。LCMS(m
/z)(M+H)=333.0/334.9、Rt=0.68分。
ステップ2.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(6−クロロ−2−モルホリノピ
リミジン−4−イル)チオモルホリン1,1−ジオキシド(1.0当量)および中間体A
(1.1当量)の溶液(0.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.5
00当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中
120℃に20分間加熱した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。
粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−
(6−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)
−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収
率35%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=576.3、Rt=0.79分、
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.33 (s, 3H) 2.54 (s, 1H) 3.21 (br. s., 4H) 3.70 (d
, J=10.56Hz, 8H) 4.16 (br. s., 4H) 6.56 (br. s., 1H) 7.32 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.67
-7.87 (m, 3H) 7.98 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.21-8.44 (m, 2H) 10.55 (br. s., 1H).
【0411】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例6の調製について記載した
方法と同様の方法を使用して調製した。
【0412】
実施例7:3−(6−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)−2−モルホリノピリミジ
ン−4−イル)−4−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミ
ドの合成
【0413】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=576.3、Rt=0.78分、
1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.44 (s, 3H) 3.08-3.30 (m, 4H) 3.41-3.88 (m, 46H) 4.15 (br. s., 4H) 6
.49-6.68 (m, 1H) 7.39-7.52 (m, 2H) 7.56-7.66 (m, 1H) 7.91-8.00 (m, 1H) 8.01 (d,
J=1.57Hz, 1H) 8.06 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 10.40-10.60 (m, 1H).
【0414】
実施例8:N−(3−(2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)−6−モルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドの合成
【0415】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=576.3、Rt=0.78分、
1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.32 (s, 3H) 2.54 (s, 2H) 3.20 (br. s., 4H) 3.69 (br. s., 8H) 4.01-4.
30 (m, 4H) 6.45 (br. s., 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.71-7.80 (m, 2H) 7.82 (d, J
=4.30Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 10.55 (s
, 1H).
【0416】
実施例9:3−(2−(1,1−ジオキシドチオモルホリノ)−6−モルホリノピリミジ
ン−4−イル)−4−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミ
ドの合成
【0417】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=576.3、Rt=0.80分、
1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.43 (s, 3H) 2.54 (s, 2H) 3.04-3.23 (m, 4H) 3.68 (br. s., 10H) 4.20 (
br. s., 4H) 6.46 (br. s., 1H) 7.26-7.53 (m, 2H) 7.60 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.98 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.06 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 10.52 (s, 1H).
【0418】
実施例10:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0419】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4,4’−(6−クロロピリミジン−
2,4−ジイル)ジモルホリン(1.0当量)および中間体A(1.1当量)の溶液(0
.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.500当量)を、撹拌子を備
えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱し
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPL
Cによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2,6−ジモルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドをTFA塩として収率37%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=528.3
、Rt=0.80分、
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.21-2.35 (m, 3H) 3.68 (br. s.,
8H) 3.71 (d, J=4.30Hz, 8H) 6.50 (br. s., 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.70-7.89 (
m, 3H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 10.59 (br. s.,
1H).
【0420】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例10の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
【0421】
実施例11:3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチル−N−(
3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0422】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=528.3、Rt=0.80分。
1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.29-2.37 (m, 3H) 3.42-3.72 (m, 19H) 3.84 (br. s., 8H) 7.35-7.50 (m,
2H) 7.54 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.95 (s, 2H) 8.00 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 10.4
7 (s, 1H).
【0423】
実施例12:N−(5−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピ
リジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0424】
【化144】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 10.86 (s, 1H), 8.99 (d, J=2.3Hz, 1H), 8.24-8.40 (m,
3H), 8.01 (d, J=7.8Hz, 1H), 7.75-7.89 (m, 1H), 6.51 (br. s., 1H), 3.68 (d, J=6.
6Hz, 16H), 2.56 (s, 3H).LCMS(m/z)(M+H)=529.4、Rt=0.70
分。
【0425】
実施例13:N−(3−(4,6−ジモルホリノピリミジン−2−イル)−4−メチルフ
ェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0426】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4,4’−(2−クロロピリミジン−
4,6−ジイル)ジモルホリン(1.0当量)および中間体A(1.1当量)の溶液(0
.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.500当量)を、撹拌子を備
えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱し
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPL
Cによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(4,6−ジモルホリノピ
リミジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドをTFA塩として収率35%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=528.3
、Rt=0.82分、
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.35-2.45 (m, 3H) 3.40-3.63 (m,
9H) 3.66 (d, J=4.30Hz, 9H) 5.97 (s, 1H) 7.26 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69 -7.84 (m, 2
H) 7.95 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.04 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.21-8.31 (m, 2H) 10.49 (s, 1H)
.
【0427】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例13の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
【0428】
実施例14:3−(4,6−ジモルホリノピリミジン−2−イル)−4−メチル−N−(
3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドの合成
【0429】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=528.3、Rt=0.84分、
1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.51-2.62 (m, 4H) 3.58 (d, J=4.30Hz, 9H) 3.62-3.77 (m, 9H) 5.96 (s, 1
H) 7.30-7.47 (m, 2H) 7.51-7.65 (m, 2H) 7.92 (dd, J=8.02, 1.76Hz, 1H) 8.03 (d, J=
8.22Hz, 1H) 8.16-8.34 (m, 2H) 10.53 (s, 1H).
【0430】
実施例15:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2,6−ジモルホリ
ノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドの合成
【0431】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4,4’−(6−クロロピリミジン−
2,4−ジイル)ジモルホリン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5
−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.5当量)の
溶液(0.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.100当量)を、撹
拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分
間加熱した。反応混合物を水でクエンチし、水層を分離し、EtOAc(×3)で抽出し
た。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。材料を
、100%DCM〜10%MeOH/DCMで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによって精製して、3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチ
ルアニリンを収率96%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=356.2、Rt=0
.44分。
ステップ2.
DMF中の3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルアニリン
(1.0当量)の溶液(0.10M)に、2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニ
コチン酸(1.2当量)、EDC−HCl(1.2当量)およびアザ−HOBt(1.2
当量)を添加した。反応物を室温で6時間撹拌した。完了したら、溶液をHPLCフィル
ターに通して濾過し、逆相分取HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、
2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率40%で
単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.38 (s, 3H) 3.79 (s, 13H)
3.89 (br. s., 3H) 6.57 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.41Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.27, 2.30Hz,
1H) 7.81 (dd, J=5.04, 1.57Hz, 1H) 7.97 (d, J=2.25Hz, 1H) 8.04-8.10 (m, 1H) 8.78
(dd, J=5.04, 0.78Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=528.3、Rt=0.6
9分。
【0432】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例15の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例16:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2,6−ジモルホリ
ノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【0433】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.79 (s, 7H) 2.38 (s, 3H) 3.80 (s, 13H) 6.58 (s, 1
H) 7.41 (d, J=8.36Hz, 1H) 7.53-7.68 (m, 2H) 7.78 (ddd, J=7.92, 2.05, 1.03Hz, 1H)
7.86-7.99 (m, 2H) 8.10 (t, J=1.71Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=527
.3,Rt=0.75分.
実施例17:2−クロロ−3−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(2,6−ジ
モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【0434】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.31-1.41 (m, 2H) 1.65-1.76 (m, 2H) 2.26 (s, 3H) 3
.69 (s, 17H) 6.47 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.36Hz, 1H) 7.35-7.41 (m, 1H) 7.44-7.50 (m,
2H) 7.53 (dd, J=7.65, 1.74Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.30Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=560.2,Rt=0.72分.
実施例18:5−(ジメチルアミノ)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−
4−イル)−4−メチルフェニル)ニコチンアミド
【0435】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.38 (s, 3H) 3.17 (s, 6H) 3.71-3.99 (m, 16H) 6.56
(s, 1H) 7.43 (d, J=8.36Hz, 1H) 7.67 (dd, J=8.31, 2.30Hz, 1H) 7.95 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.03 (dd, J=2.86, 1.54Hz, 1H) 8.26 (d, J=2.84Hz, 1H) 8.44 (d, J=1.22Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=504.3,Rt=0.53分.
実施例19:5−(tert−ブチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)ニコチンアミド
【0436】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.40-1.48 (m, 9H) 2.38 (s, 3H) 3.80 (s, 13H) 6.58
(s, 1H) 7.43 (d, J=8.41Hz, 1H) 7.62-7.68 (m, 1H) 7.72 (d, J=5.28Hz, 1H) 7.97 (d,
J=2.15Hz, 2H) 8.69 (d, J=5.18Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=517.3
,Rt=0.60分.
実施例20:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0437】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.38 (s, 3H) 2.92 (s, 6H) 3.68-3.98 (m, 16H) 4.51
(s, 2H) 6.53 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.41Hz, 1H) 7.66-7.73 (m, 1H) 7.93 (d, J=2.15Hz,
1H) 8.12 (s, 1H) 8.38 (s, 1H) 8.43 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=58
5.3,Rt=0.61分.
実施例21:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド
【0438】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (t, J=7.34Hz, 3H) 2.38 (s, 3H) 3.70-3.93 (m,
15H) 6.52 (s, 1H) 7.40 (d, J=8.36Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.66 (dd, J=8.39, 1.98Hz,
1H) 7.79 (s, 1H) 7.82 (d, J=2.01Hz, 1H) 7.91 (d, J=2.25Hz, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=640.3,Rt=0.66分.
実施例22:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド
【0439】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.38 (s, 3H) 3.72-3.94 (m, 15H) 6.57 (s, 1H) 7.42
(d, J=8.36Hz, 1H) 7.51-7.57 (m, 1H) 7.60-7.69 (m, 2H) 7.87 (s, 1H) 7.94-8.00 (m,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=544.3,Rt=0.84分.
実施例23:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【0440】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.38 (s, 3H) 3.19 (s, 3H) 3.65-4.06 (m, 16H) 6.58
(s, 1H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.81 (t, J=7.83Hz,
1H) 7.97 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.19 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.51 (s
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=538.3,Rt=0.64分.
実施例24:3−(tert−ブチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)イソオキサゾール−5−カルボキサミド
【0441】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (s, 9H) 2.37 (s, 3H) 3.80 (m, 16H) 6.52 (s, 1
H) 7.10 (s, 1H) 7.42 (d, J=5.28Hz, 1H) 7.71 (d, J=5.28Hz, 1H) 7.92 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=507.3,Rt=0.79分.
実施例25:5−(tert−ブチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)イソオキサゾール−3−カルボキサミド
【0442】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.39 (s, 9H) 2.30 (s, 3H) 3.80 (m, 16H) 6.52 (m, 2
H) 7.40 (d, J=5.28Hz, 1H) 7.71 (d, J=5.28Hz, 1H) 7.87 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=507.3,Rt=0.84分.
実施例26 N−(3−(2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)−2−(トリフルオロメチル)チアゾール−4−カルボキサミド
【0443】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=535.2,Rt=0.78分. 1H NMR (400MHz, <cd
3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.71-4.00 (m, 16H) 6.57 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7
.77 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.92 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.70 (s, 1H).
実施例27 N−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0444】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
室温のEtOH中の4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン(1.0当量)
およびトリエチルアミン(0.8当量)の溶液(0.256M)に、モルホリン(1.0
当量)を一度に添加した。得られた混合物を、室温で6時間撹拌し、この時間の間に沈殿
物が形成された。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示した。沈殿物を濾過し、Et
OHで洗浄した。4−(6−クロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)モルホ
リンを白色固体として収率76%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=245.
1、Rt=0.73分。
ステップ2.
DME/2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(6−クロロ−2−(メチルチオ)ピ
リミジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)およびN−(4メチル−3−(4,4,
5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.05当量)の溶液(0.20M)に、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加した。反応物をN
2で5分間
パージし、バイアルを密封し、120℃で10分間マイクロ波照射に供した。LCMSは
、所望の生成物の形成が完了したことを示す。反応物を水とEtOAcとに分配した。水
層をEtOAc(2×100mL)でさらに洗浄した。合わせた有機物をMgSO
4で乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタンおよび0〜60%酢酸エチルの勾配で
溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。N−(4−メ
チル−3−(2−(メチルチオ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを白色固体として収率60%で単離した。LC
MS(m/z)(M+H)=489.1、Rt=0.81分。
ステップ3.
DCM中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルチオ)−6−モルホリノピリミジン
−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶
液(0.1M)に、m−CPBA(2.2当量)を少量ずつ添加した。反応物を室温で4
時間撹拌した。その後、LCMSは、所望の生成物への酸化が完了したことを示す。反応
物をDCMで希釈し、0.5M Na2CO3で洗浄した。得られたエマルションをセラ
イトのパッドに通して濾過し、ケーキをDCMで洗浄した。有機物をMgSO4で乾燥さ
せ、濾過し、濃縮した。材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾
燥して、N−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピリミジ
ン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として
収率33%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=521.2、Rt=0.97分
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.36 (s, 3H) 3.68-3.81 (m, 9H) 4.03 (br. s., 2H)
7.14 (s, 1H) 7.35 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.76-7.82 (m, 1H) 7.82-7.87 (m, 2H) 7.98 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.31 (s, 1H) 10.57 (s, 1H).
【0445】
実施例28:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル
)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0446】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
THF中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量
)および2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン(1.0当量)の溶液(0.2
0M)に、トリエチルアミン(3.5当量)を添加し、75℃で48時間撹拌した。LC
MS分析は、所望の生成物の形成を示した。揮発物を真空中で除去した。粗製材料を分取
逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−(エチル
アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率21%で単離した。1H NMR (400MHz
, <cd3od>)δppm 1.28 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.38 (s, 3H) 3.52 (q, J=6.65Hz, 2H) 3.80
(br. s., 6H) 4.05 (br. s., 2H) 6.50 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8
.22, 2.35Hz, 1H) 7.72-7.78 (m, 1H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.96 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=486.3、
Rt=0.86分。
【0447】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例28の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例29:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−2−(2−オキサ−6−アザス
ピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0448】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=540.3,Rt=0.81分.1H NMR (400MHz, <cd3
od>)δppm 2.36 (s, 3H) 3.69-3.83 (m, 12H) 4.44 (s, 4H) 6.51 (s, 1H) 7.41 (d, J=8
.61Hz, 1H) 7.63 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.72-7.78 (m, 1H) 7.92 (d, J=7.83Hz, 1H
) 7.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H).
実施例30:N−(4−メチル−3−(2−(メチルアミノ)−6−モルホリノピリミジ
ン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0449】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.03 (s, 3H) 3.80 (br. s., 6H) 4.08 (
br. s., 2H) 6.50 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.
71-7.78 (m, 1H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.3,Rt=0.82分.
実施例31:N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0450】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.02-2.26 (m, 2H) 2.38 (s, 3H) 3.62-3.85 (m, 9H) 4
.04 (br. s., 2H) 4.56 (br. s., 1H) 6.52 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd,
J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.72-7.78 (m, 1H) 7.92 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.94 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=502.
3,Rt=0.77分.
実施例32:N−(3−(2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−6−モルホリ
ノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【0451】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.02-2.27 (m, 2H) 2.38 (s, 3H) 3.63-3.87 (m, 10H)
4.05 (br. s., 2H) 4.56 (br. s., 1H) 6.52 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.66 (dd
, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.72-7.78 (m, 1H) 7.92 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.94 (d, J=2.35Hz
, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=528
.3,Rt=0.79分.
実施例33:N−(3−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0452】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.46 (s, 3H) 3.78-3.93 (m, 8H) 6.99 (s, 1H) 7.36 (
d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (s, 1H) 7.63 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.71-7.78 (m, 1H) 7.
91 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.22 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.27 (s, 1H)
8.36 (s, 1H) 9.61 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=509.4,Rt=0.
84分.
実施例34:N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0453】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1
.0当量)およびエチレングリコール(1.0当量)の溶液(0.10M)に、炭酸カリ
ウム(1.0当量)を添加し、120℃で24時間撹拌した。LCMS分析は、所望の生
成物の形成を示した。揮発物を真空中で除去した。粗製材料を分取逆相HPLCによって
精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホン
アミド)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドをTFA塩として収率6%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)
=536.3、Rt=0.80分、1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.79-
3.85 (m, 4H) 3.86-3.97 (m, 6H) 4.60-4.65 (m, 2H) 6.78 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz,
1H) 7.67 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.74 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.91 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.94 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H).LCMS(m/z)(
M+H)=503.1、Rt=0.73分。
【0454】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の方法と同様の方法を使用し
て調製した。
【0455】
実施例35:N−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホンアミド)−6−モルホリノ
ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0456】
【化167】
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LCMS(m/z)(M+H)=536.3、Rt=0.80分。1H NMR (400MHz, <c
d3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.23 (s, 3H) 3.76-3.83 (m, 4H) 3.86 (br. s., 4H) 6.50 (
s, 1H) 7.38 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68-7.78 (m, 2H) 7.84 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.91 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H).
【0457】
実施例36:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−2−(2−オキソピロリジン−
1−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドの合成
【0458】
【化168】
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ジオキサン中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノ
ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0
当量)およびピロリジン−2−オン(2.0当量)の溶液(0.10M)に、炭酸セシウ
ム(1.0当量)を添加し、120℃で24時間撹拌した。LCMS分析は、所望の生成
物の形成を示した。揮発物を真空中で除去した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精
製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−2−(
2−オキソピロリジン−1−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率12%で単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=526.3、Rt=0.83分。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.25 (五
重線, J=7.73Hz, 2H) 2.47 (s, 3H) 2.81 (t, J=8.02Hz, 2H) 3.82-3.87 (m, 8H) 4.15 (
t, J=7.43Hz, 2H) 7.03 (s, 1H) 7.47 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.71 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1
H) 7.75 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.92 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.11 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.22 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.27 (s, 1H).
【0459】
実施例37:N−(3−(2−(4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−1H−1
,2,3−トリアゾール−1−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メ
チルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0460】
【化169】
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ステップ1.
DMF中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量
)およびアジ化ナトリウムの溶液(0.2M)を、90℃で3時間加熱した。次いで、反
応混合物を室温に冷却し、水でクエンチし、次いで水層を分離し、EtOAc(×2)で
抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮して、N
−(3−(2−アジド−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。化合物をさらに精製することなくそ
の後の反応において利用した。LCMS(m/z)(M+H)=484.0/485.1
、Rt=0.96分。
ステップ2.
ジオキサン中のN−(3−(2−アジド−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、2−メ
チルブタ−3−イン−2−オール(5.0当量)およびトリエチルアミン(2.0当量)
の混合物(0.25M)に、炭素上の酸化銅(I)(0.2当量)を添加した。得られた
混合物を90℃に3時間加熱した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、濾過し、真空中
で濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して
、N−(3−(2−(4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率14%で単離した
。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.66 (s, 6H) 2.55 (s, 3H) 2.66 (s, 1H) 3.71-4.06
(m, 8H) 6.99 (s, 1H) 7.43 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.47-7.61 (m, 2H) 7.92-8.02 (m, 2H)
8.11 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.62 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=
568.3、Rt=0.96分。
【0461】
実施例38:N−(3−(2−アミノ−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メ
チルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0462】
【化170】
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DMSO中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピ
リミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当
量)の溶液(0.05M)に、酢酸アンモニウム(2当量)を、撹拌子を備えたマイクロ
波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中100℃に15分間加熱した。粗製材料
を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−ア
ミノ−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率23%で単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=458.0、Rt=0.79分。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.48 (s,
3H) 3.79 (br. s., 8H) 6.57 (s, 1H) 7.45 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.54-7.60 (m, 2H) 7.9
4 (d, J=8.61Hz, 1H) 8.03 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.08 (dd, J=8.02, 1.76Hz, 1H) 8.17 (s
, 1H).
【0463】
実施例39:N−(3−(2−((1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドの合成
【0464】
【化171】
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DMF中のN−(4−メチル−3−(2−(メチルスルホニル)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量
)および2−アミノプロパン−1,3−ジオール(1.0当量)の溶液(0.05M)に
、60%水素化ナトリウム(1.0当量)を0℃で添加した。反応物を室温に加温し、2
4時間撹拌した。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示した。粗製材料を分取逆相H
PLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−((1,3−ジ
ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率2
8%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=532.1、Rt=0.68分。1H N
MR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.45 (s, 3H) 3.64-3.71 (m, 1H) 3.79 (s, 10H) 3.85-3.91
(m, 1H) 4.53-4.59 (m, 1H) 4.63-4.69 (m, 1H) 6.67 (s, 1H) 7.44 (d, J=7.43Hz, 1H)
7.51 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.56 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.93 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.96-8.01
(m, 3H) 8.16 (s, 1H).
ステップ2.
DCM中の4−(6−クロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)モルホリン
(1.0当量)の溶液(0.10M)に、mCPBA(2.2当量)を少量ずつ添加した
。反応物を室温で3時間撹拌した。その後、LCMSは、所望の生成物への酸化が完了し
たことを示す。反応物をDCM(150mL)で希釈し、0.5M Na2CO3で洗浄
した。有機物をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。4−(6−クロロ−2−(メ
チルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モルホリンを収率100%で単離した。LCM
S(m/z)(M+H)=277.9、Rt=0.49分。
ステップ3.
ジオキサン中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)
モルホリン(1.0当量)の溶液(0.20M)に、エタン−1,2−ジオール(90当
量)を添加した。この撹拌溶液に、60%NaH(1.0当量)を0℃で添加した。反応
物を、撹拌しながら室温に24時間加温した。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示
した。反応物をNH
4ClとEtOAcとに分配した。有機物をブライン、水で洗浄し、
次いでMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。2−((4−クロロ−6−モルホリノ
ピリミジン−2−イル)オキシ)エタノールを収率75%で単離した。LCMS(m/z
)(M+H)=260.0、Rt=0.49分。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 3.71-3
.82 (m, 8H) 3.91-3.98 (m, 2H) 4.40-4.47 (m, 2H) 6.18-6.24 (m, 1H).
【0465】
実施例40:N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリミジン
−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド。
【0466】
【化172】
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DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の2−((4−クロロ−6−モルホリノ
ピリミジン−2−イル)オキシ)エタノール(1.0当量)およびN−(4−メチル−3
−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.2当量)の溶液(0.2M)に、
PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バ
イアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。反応物を水と
酢酸エチルとに分配し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して
、N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル
)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として
収率18%で単離した。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.79-3.85 (m, 4
H) 3.86-3.97 (m, 6H) 4.60-4.65 (m, 2H) 6.78 (s, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67
(dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.74 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.91 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.94 (d,
J=1.96Hz, 1H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=
503.1、Rt=0.73分。
【0467】
実施例42および実施例43:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(プロパ
−1−エン−2−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミドおよびN−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−6−(プロパ−1−エ
ン−2−イル)ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドの合成
【0468】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
ジオキサンおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の2,4,6−トリクロロピリミジ
ン(1.0当量)および4,4,5,5−テトラメチル−2−(プロパ−1−エン−2−
イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(1.05当量)の溶液(0.31M)に、Pd
Cl
2(dppf)−DCM付加物(0.05当量)を添加した。反応混合物を110℃
に45分間加熱した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、EtOAcおよび水で希釈し
た。水層を分離し、EtOAc(×2)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。位置異性体の混合物をさらに精製することなくそ
の後の反応において利用した。LCMS(m/z)(M+H)=189.0/191.1
、Rt=0.92分、2つが重複。
ステップ2.
t−ブタノール中の2,4−ジクロロ−6−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリミジ
ンおよび4,6−ジクロロ−2−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリミジン(合計1.
0当量)の溶液(0.2M)に、モルホリン(1.0当量)、続いてN,N−ジイソプロ
ピルエチルアミン(1.20当量)を添加した。得られた混合物を120℃に45分間加
熱した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、真空中で濃縮し、さらに精製することなく
その後の反応において利用した。LCMS主(m/z)(M+H)=240.1/242
.1、Rt=0.74分および副(m/z)(M+H)=240.1/242.1、0.
94分。
ステップ3.
ジオキサンおよび2M炭酸ナトリウム(4:1)中の4−(2−クロロ−6−(プロパ
−1−エン−2−イル)ピリミジン−4−イル)モルホリンおよび4−(4−クロロ−6
−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリミジン−2−イル)モルホリン(合計1.0当量
)ならびに中間体A(1.1当量)の溶液(0.17M)に、PdCl
2(dppf)−
DCM付加物(0.150当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。
反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結
乾燥して、2つの位置異性体を、溶出の順に、主N−(4−メチル−3−(4−モルホリ
ノ−6−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率4%で、1H NMR (400MHz, <dmso>
)δppm 2.13 (s, 3H) 3.30 (s, 3H) 3.69 (s, 8H) 5.38 (s, 1H) 6.15 (d, J=0.78Hz, 1H
) 6.83 (s, 1H) 7.26 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.72-7.84 (m, 2H) 7.95 (d, J=7.83Hz, 1H) 8
.16 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.22-8.34 (m, 2H) 10.48 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H
)=483.2、Rt=0.87分、および副N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ
−6−(プロパ−1−エン−2−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド2%をTFA塩として収率2%で単離した。1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 2.11 (s, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.75 (d, J=4.70Hz, 8H) 5.45 (s, 1H) 6
.12 (s, 1H) 6.99 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.73-7.87 (m, 3H) 7.95 (s, 1H) 8
.21-8.35 (m, 2H) 10.49 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=483.2、Rt=
1.22分。
【0469】
実施例44:N−(3−(4−イソプロピル−6−モルホリノピリミジン−2−イル)−
4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0470】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール中のN−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−6−(プロパ−1−エン−
2−イル)ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドの溶液(0.083M)を排気し、アルゴン(×3)で再充填した。次いで、溶液にP
d/C(1.00当量)を添加し、混合物を排気し、水素(×3)で再充填した。次いで
、混合物を大気水素(バルーン)の正圧下室温で2時間撹拌した。水素ガスを排気により
除去し、反応物をアルゴンで再充填した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。粗製
材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(4
−イソプロピル−6−モルホリノピリミジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率30%で得た。1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 1.29 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.38 (br. s., 3H) 2.91-3.07 (m, 1H) 3.71
(br. s., 8H) 7.27-7.47 (m, 1H) 7.74-7.88 (m, 2H) 7.93-8.01 (m, 1H) 8.06 (s, 1H)
8.28 (s, 2H) 10.54-10.70 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=485.4、Rt
=0.85分。
【0471】
実施例45:N−(3−(6−イソプロピル−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−
4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0472】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール中のN−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(プロパ−1−エン−
2−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドの溶液(0.083M)を排気し、アルゴン(×3)で再充填した。次いで、溶液にP
d/C(1.00当量)を添加し、混合物を排気し、水素(×3)で再充填した。次いで
、混合物を大気水素(バルーン)の正圧下室温で2時間撹拌した。水素ガスを排気により
除去し、反応物をアルゴンで再充填した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮した。粗製
材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(6
−イソプロピル−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率43%で得た。1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 1.22 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.34 (s, 3H) 2.86 (dt, J=13.69, 6.85Hz,
1H) 3.62-3.79 (m, 8H) 6.70 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.74-7.84 (m, 3H) 7.95
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.21-8.33 (m, 2H) 10.49 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)
=485.4、Rt=1.09分。
【0473】
実施例46:N−(3−(6−(2,2−ジメチルモルホリノ)−2−モルホリノピリミ
ジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの
合成
【0474】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の2,2−ジメチルモルホリン(2.0当量)、4−(4,6−ジクロロピ
リミジン−2−イル)モルホリン(1当量)およびトリエチルアミン(6当量)の混合物
(0.2M)を、マイクロ波中110℃に25分間加熱した。反応混合物をEtOAcと
水とに分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させた。得られた溶液を濃縮し、真空下
で乾燥させて、4−(6−クロロ−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−2,2−ジ
メチルモルホリンを得、さらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LCM
S(m/z)(M+H)=313.2、Rt=0.86分。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロ−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−2,2−ジメ
チルモルホリン(1.0当量)、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド(1.2当量)、炭酸ナトリウム(2M、8当量)およびPdCl
2(d
ppf)(0.5当量)の混合物(0.1M)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱
した。DME可溶性部分を除去し、濃縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配
した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで分取逆相HPLC
によって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(6−(2,2−ジメチルモ
ルホリノ)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率36%で単離した。
1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 1.08-1.18 (m, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.39-3.90 (m, 14H) 7.34 (d, J=6.
26Hz, 1H) 7.45-7.65 (m, 1H) 7.70-7.88 (m, 3H) 7.92-8.03 (m, 1H) 8.18-8.36 (m, 2H
) 10.58 (br. s., 1H).LCMS(m/z)(M+H)=556.4、Rt=0.87分
。
【0475】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の方法と同様の方法を使用し
て調製した。
実施例47:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(2−オキサ−6−アザス
ピロ[3.3]ヘプタン−6−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0476】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=540.2,Rt=0.79分.
実施例48:(R)−N−(3−(6−(3−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)−2−
モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【0477】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.16 (br. s., 1H) 3.36-3.55 (m, 3H) 3.
68 (d, J=7.43Hz, 10H) 3.85-4.04 (m, 3H) 6.43 (br. s., 1H) 7.34 (d, J=6.65Hz, 1H)
7.69-7.88 (m, 3H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20-8.35 (m, 2H) 10.57 (br. s., 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=558.3,Rt=0.75分.
実施例49:N−(3−(6−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン
−8−イル)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0478】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.82-2.06 (m, 4H) 2.31 (s, 3H) 3.58-3.73 (m, 14H) 7
.33 (br. s., 1H) 7.45-7.67 (m, 1H) 7.71-7.88 (m, 3H) 7.91-8.02 (m, 1H) 8.16-8.39
(m, 2H) 10.55 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=554.3,Rt=0
.85分.
実施例50:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(1,4−オキサゼパン−
4−イル)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0479】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.85 (br. s., 2H) 2.30 (s, 3H) 3.58-3.80 (m, 16H) 7
.35 (br. s., 1H) 7.44-7.69 (m, 1H) 7.72-7.90 (m, 3H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18
-8.36 (m, 2H) 10.57 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=542.3,Rt
=0.85分.
実施例51:N−(3−(6−(2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン
−5−イル)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0480】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=540.4,Rt=0.79分.
実施例52:N−(3−(6−(8−オキサ−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン
−3−イル)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0481】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.58-1.72 (m, 2H) 1.74-1.92 (m, 2H) 2.29 (s, 3H) 2.
94-3.29 (m, 2H) 3.68 (d, J=7.04Hz, 8H) 4.42 (br. s., 2H) 7.33 (d, J=7.04Hz, 1H)
7.46-7.68 (m, 1H) 7.70-7.86 (m, 3H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.19-8.34 (m, 2H) 10.
56 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=554.4,Rt=0.83分.
実施例53:(R)−N−(4−メチル−3−(6−(2−メチルモルホリノ)−2−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0482】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.00-1.26 (m, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.41-3.57 (m, 2H) 3.
68 (d, J=8.61Hz, 8H) 3.89 (d, J=10.96Hz, 1H) 7.32 (br. s., 1H) 7.42-7.66 (m, 1H)
7.70-7.87 (m, 3H) 7.92-8.02 (m, 1H) 8.19-8.33 (m, 2H) 10.54 (br. s., 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=542.3,Rt=0.85分.
実施例54:(S)−N−(4−メチル−3−(6−(2−メチルモルホリノ)−2−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0483】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.13 (d, J=6.26Hz, 3H) 2.29 (s, 3H) 2.52 (s, 2H) 3.
41-3.61 (m, 2H) 3.68 (d, J=9.39Hz, 8H) 3.90 (d, J=10.17Hz, 1H) 7.33 (d, J=6.26Hz
, 1H) 7.42-7.62 (m, 1H) 7.69-7.88 (m, 3H) 7.93-8.03 (m, 1H) 8.20-8.35 (m, 2H) 10
.57 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=542.4,Rt=0.85分.
実施例55:N−(3−(6−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン
−8−イル)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0484】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.82-2.06 (m, 4H) 2.31 (s, 3H) 3.58-3.73 (m, 14H) 7
.33 (br. s., 1H) 7.45-7.67 (m, 1H) 7.71-7.88 (m, 3H) 7.91-8.02 (m, 1H) 8.16-8.39
(m, 2H) 10.55 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=554.3,Rt=0
.79分.
実施例56:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)ピリミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドの合成
【0485】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(4−クロロ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキ
シ)ピリミジン−2−イル)モルホリン(WO2007/084786に従って調製した
)(1.0当量)、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド(1.2当量)、炭酸ナトリウム(2M、8当量)およびPdCl
2(dppf)(0
.5当量)の混合物(0.1M)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱した。DME
可溶性部分を除去し、濃縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで分取逆相HPLCによって精製
した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(6−(2,2−ジメチルモルホリノ)−
2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドをTFA塩として収率44%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)
δppm 1.59-1.71 (m, 2H) 1.95-2.09 (m, 2H) 2.35 (s, 3H) 3.64-3.72 (m, 10H) 3.80-3
.91 (m, 2H) 5.24 (dt, J=8.71, 4.45Hz, 1H) 6.18 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.
72-7.87 (m, 3H) 7.96 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.18-8.38 (m, 2H) 10.45 (s, 1H).LCMS
(m/z)(M+H)=543.3、Rt=0.96分。
【0486】
実施例57:N−(4−メチル−3−(5−メチル−2,6−ジモルホリノピリミジン−
4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0487】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
EtOH中の4−(4,6−ジクロロ−5−メチルピリミジン−2−イル)モルホリン
の溶液(0.15M)に、モルホリン(2.0当量)、続いてトリエチルアミン(4.0
0当量)を添加した。得られた混合物をマイクロ波照射下125℃で50分間(2×25
分間)加熱した。次いで、反応混合物を真空中で濃縮して、4,4’−(6−クロロ−5
−メチルピリミジン−2,4−ジイル)ジモルホリンを白色固体として収率96%で得、
これをさらに精製することなくその後の反応において利用した。LCMS(m/z)(M
+H)=299.1、Rt=0.85分。
ステップ2.
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4,4’−(6−クロロ−5−メチル
ピリミジン−2,4−ジイル)ジモルホリン(1.0当量)および中間体A(1.20当
量)の溶液(0.2M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.500当量)
を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波照射下で11
0℃に10分間加熱した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製
材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチ
ル−3−(5−メチル−2,6−ジモルホリノピリミジン−4−イル)フェニル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率6%で単離した。
1H NMR (40
0MHz, <dmso>)δppm 1.81 (s, 3H) 2.10 (br. s., 3H) 3.63 (br. s., 11H) 3.70 (d, J=
3.91Hz, 5H) 7.30 (br. s., 1H) 7.65-7.82 (m, 2H) 7.95 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.15-8.35
(m, 3H) 10.48 (br. s., 1H).LCMS(m/z)(M+H)=542.2、Rt=0.
85分。
【0488】
実施例58:N−(6−メチル−5−(6−モルホリノピリダジン−4−イル)ピリジン
−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0489】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の5−ブロモ−3−クロロピリダジン(1.0当量)、N−(6−メチル−5
−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジ
ン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.2当量)、炭酸ナトリ
ウム(2M、8当量)およびPdCl
2(dppf)(0.5当量)の混合物(0.1M
)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱した。DME可溶性部分を除去し、濃縮した
後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫
酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した
。揮発物を回転蒸発により除去し、残った水溶液を重炭酸ナトリウムで塩基性化した。こ
の溶液をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液を
濃縮し、真空下で乾燥させて、粗製のN−(5−(6−クロロピリダジン−4−イル)−
6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得、さら
に精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=3
93.1、Rt=0.73分。
ステップ2:
NMP中のN−(5−(6−クロロピリダジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3
−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、モルホリン(5当
量)および炭酸カリウム(10当量)の混合物(0.15M)を、油浴中で130℃に1
8時間加熱した。反応混合物を遠心分離し、可溶性部分を固体から取り出した。可溶性部
分を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6−メチル
−5−(6−モルホリノピリダジン−4−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率1%で単離した。LCMS(m/z)(
M+H)=444.2、Rt=0.63分。
【0490】
実施例59:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0491】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の5−ブロモ−3−クロロピリダジン(1.0当量)、モルホリン(1当量)
および炭酸カリウム(6当量)の混合物(0.2M)を、油浴中で110℃に4時間加熱
した。反応混合物をEtOAcと水とに分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濃縮し、順相クロマトグラフィーによって精製した。合わせた画分を濃縮し、真空下で乾
燥させて、粗製の4−(6−クロロピリダジン−4−イル)モルホリンを得、さらに精製
することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=200.
0、Rt=0.34分。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)、N−
(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−
2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、炭酸
ナトリウム(2M、10当量)およびPdCl
2(dppf)(0.5当量)の混合物(
0.1M)を、マイクロ波中110℃に15分間加熱した。DME可溶性部分を除去し、
濃縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍
結乾燥して、N−(4−メチル−3−(5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率14%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.73-3.86 (m, 8H) 7.46 (d, J=7.83Hz, 1
H) 7.51 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.55-7.69 (m, 2H) 8.01-8.10 (m, 2H) 8.14 (d, J=8.22Hz,
1H) 8.21 (s, 1H) 9.07 (d, J=2.74Hz, 1H) 10.60 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=443.1、Rt=0.74分。
【0492】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の方法と同様の方法を使用し
て調製した。
実施例60:N−(6−メチル−5−(5−モルホリノピリダジン−3−イル)ピリジン
−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0493】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.46 (s, 3H) 3.73-3.90 (m, 9H) 7.55 (br. s., 1H) 7.
76-7.88 (m, 1H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.38
(d, J=2.35Hz, 1H) 8.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.07 (d, J=3.13Hz, 1H) 10.87 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=444.0,Rt=0.62分.
実施例61:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(トリフルオロメチル)ピ
リミジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0494】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.65-3.85 (m, 8H) 7.19 (s, 1H) 7.35 (d
, J=8.22Hz, 1H) 7.75-7.83 (m, 1H) 7.87 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.91 (d, J=1.96H
z, 1H) 7.97 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.22-8.34 (m, 2H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=511.2,Rt=1.23分.
実施例62:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0495】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリンの合成
【0497】
【化193】
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室温のトリエチルアミン(1.0当量)および2−フルオロ−4−ブロモピリジン(1
.0当量)の溶液に、モルホリン(1.0当量)を一度に添加し、次いで、得られた混合
物を油浴中100℃で66時間加熱した。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示した
(m/z=244.9、Rt=0.36分)。反応混合物を真空中で濃縮して、4−(4
−ブロモピリジン−2−イル)モルホリンを薄褐色固体(>100%、TEA不純物)と
して得た。LCMS(m/z)(M+H)=244.9、Rt=0.36分。
1H NMR (40
0MHz, <dmso>)δppm 3.39-3.55 (m, 4H) 3.59-3.75 (m, 4H) 6.87 (dd, J=5.28, 1.37Hz,
1H) 7.05 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.00 (d,J=5.48Hz, 1H).
【0498】
4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)ピリジン−2−イル)モルホリンの合成
【0499】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリン(1.10当量)、ビス(ピナコラ
ト)ジボロン(1.0当量)、酢酸カリウム(4.0当量)およびPdCl
2(dppf
)CH
2Cl
2(0.05当量)を、rbフラスコに添加し、これを窒素でパージした。
DMFを添加し(0.20M)、混合物を80℃に終夜加熱した。反応物を室温に冷却し
、水でクエンチし、生成物をEtOAc(3×)中に抽出した。合わせた有機物をNa2
SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をシリカゲル上に装填し、ISCOによっ
て精製して、4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)ピリジン−2−イル)モルホリンを薄褐色泡状物(56%)として得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.33 (s, 12H) 3.49-3.55 (m, 4H) 3.79-3.83 (m, 4H)
6.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.03 (s, 1H) 8.21 (d, J=4.70Hz, 1H).
【0500】
2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンの合成
【0501】
【化195】
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DMEおよび2M炭酸ナトリウム(4:1)中の5−ブロモ−6−メチルピリジン−3
−アミン(1.0当量)および4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)モルホリン(1.7当量)の溶液
(0.14M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を
備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中110℃に15分間加熱
した。冷却した反応混合物を水と酢酸エチルとに分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー
(0〜20%メタノールを伴うDCMの勾配)によって精製した。純粋な画分を真空中で
濃縮して、2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを定
量的収率で得た。LCMS(m/z)(M+H)=271.1、Rt=0.26分。
【0502】
N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミドの合成
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(4−ブロモピリジン−2−イル
)モルホリン(1.0当量)および中間体A(1.2当量)の溶液(0.08M)に、P
dCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイ
アル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。反応物を水でク
エンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して
、N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率16%で単離した。LCMS(m
/z)(M+H)=442.3、Rt=0.76分。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.2
5 (s, 3H) 3.44-3.59 (m, 5H) 3.64-3.87 (m, 22H) 6.82 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.00 (s, 1
H) 7.27-7.41 (m, 1H) 7.67-7.82 (m, 3H) 7.90-8.03 (m, 1H) 8.17 (d, J=5.48Hz, 1H)
8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 10.40-10.61 (m, 1H).
【0503】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例62の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例63:4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−N−(3−(ト
リフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0504】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.28-2.38 (m, 3H) 3.50-3.58 (m, 5H) 3.61-3.93 (m, 3
6H) 6.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 6.97 (br. s., 1H) 7.37- 7.69 (m, 6H) 7.89 (d, J=1.57H
z, 1H) 7.96 (dd, J=7.83, 1.57Hz, 1H) 8.06 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.20 (d, J=5.48Hz, 1
H) 8.23 (s, 1H) 10.50 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=442.3,Rt=
0.79分.
実施例64:4−メチル−3−(4−モルホリノピリジン−2−イル)−N−(3−(ト
リフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0505】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.36 (s, 3H) 2.54 (s, 1H) 7.27 (dd, J=7.24, 2.54Hz,
1H) 7.32 (d, J=2.74Hz, 1H) 7.48 (d, J=7.83Hz, 1H)7.56-7.65 (m, 2H) 8.03-8.10 (m
, 2H) 8.14 (dd, J=8.02, 1.76Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.36 (d, J=7.04Hz, 1H) 10.50-10
.65 (m, 1H) 13.75 (br. s.,1H). LCMS(m/z)(M+H)=442.3,Rt=
0.74分.
実施例65:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェ
ニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0506】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.14-2.27 (m, 3H) 3.28-3.51 (m, 8H) 3.54-3.82 (m, 8
H) 5.97-6.12 (m, 2H) 7.21-7.33 (m, 1H) 7.56 -7.63 (m, 2H) 7.68-7.74 (m, 1H) 7.78
(t, J=7.83Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.17-8.27 (m, 1H) 8.29 (s, 1H) 10.36-1
0.50 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=527.4,Rt=1.04分.
実施例66:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(2−モ
ルホリノピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0507】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 3.45-3.61 (m, 4H) 3.67-3.79 (m, 4H) 6.
81 (d, J=5.48Hz, 1H) 6.98 (br. s., 1H) 7.35 (d,J=8.22Hz, 1H) 7.69 (s, 1H) 7.73 (
dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.86 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.17 (d, J=5.
87Hz, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.60 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=4
42.4,Rt=0.67分.
実施例67:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
ピリダジン−3−カルボキサミド
【0508】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.17-2.34 (m, 3H) 3.49-3.65 (m, 4H) 3.69-3.82 (m, 4
H) 6.88 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.09 (s, 1H) 7.27-7.44 (m, 1H) 7.86-7.95 (m, 2H) 7.98
(dd, J=8.61, 5.09Hz, 1H) 8.13-8.22 (m, 1H) 8.27-8.37 (m, 1H) 9.38-9.55 (m, 1H) 1
1.03-11.24 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=376.3.0,Rt=0.56
分.
実施例68:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【0509】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.17-2.30 (m, 3H) 3.23-3.35 (m, 3H) 3.52-3.64 (m, 4
H) 3.69-3.85 (m, 4H) 6.85 (d, J=5.48Hz, 1H), 7.06 (br. s., 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz
, 1H) 7.65-7.79 (m, 2H) 7.79-7.89 (m, 1H) 8.09-8.20 (m, 2H) 8.29 (d, J=7.83Hz, 1
H) 8.43-8.53 (m, 1H) 10.50-10.65 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=452.
1,Rt=0.61分.
実施例69:2−(tert−ブチル)−N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリ
ジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0510】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29-1.42 (m, 9H) 2.25 (s, 3H) 3.51-3.65 (m, 4H) 3.
69-3.81 (m, 4H) 6.85 (d, J=5.48Hz, 1H) 6.95-7.13 (m, 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.59-7.78 (m, 3H) 7.86 (s, 1H) 8.16 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.72 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.
52 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=431.3,Rt=0.54分.
実施例70:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
ピラジン−2−カルボキサミド
【0511】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.18-2.31 (m, 3H) 3.48-3.65 (m, 4H) 3.68-3.83 (m, 4
H) 6.85 (d, J=5.48Hz, 1H) 6.95-7.13 (m, 1H), 7.27-7.39 (m, 1H) 7.79-7.92 (m, 2H)
8.05-8.22 (m, 1H) 8.81 (dd, J=2.35, 1.57Hz, 1H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.23-9.3
7 (m, 1H) 10.79 (s,1H), LCMS(m/z)(M+H)=376.2,Rt=0.57
分.
実施例71:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
ピリミジン−5−カルボキサミド
【0512】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.19-2.28 (m, 3H) 3.49-3.63 (m, 4H) 3.68-3.81 (m, 4
H) 6.85 (d, J=5.48Hz, 1H) 6.97-7.12 (m, 1H) 7.32-7.41 (m, 1H) 7.65-7.78 (m, 2H)
8.11 (dd, J=5.28, 2.15Hz, 1H) 8.17 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.50 (dd, J=5.48, 0.78Hz, 1
H) 9.64 (d, J=0.78Hz, 1H) 10.68-10.86 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=3
76.2,Rt=0.52分.
実施例72:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
ピリダジン−4−カルボキサミド
【0513】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.19-2.29 (m, 3H) 3.58 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.67-3.82
(m, 4H) 6.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.03 (br. s., 1H), 7.29-7.42 (m, 1H) 7.64-7.76 (m
, 2H) 8.10-8.24 (m, 1H) 9.27 (s, 2H) 9.37 (s, 1H) 10.66 (s, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=376.2,Rt=0.50分.
実施例73:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)
−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【0514】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.18-2.34 (m, 3H) 3.35 (s, 3H) 3.47-3.63 (m, 4H) 3.
69-3.84 (m, 4H) 6.72-6.88 (m, 1H) 6.95-7.07 (m, 1H) 7.37 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.72
(s, 1H) 7.76 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 8.17 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.20-8.26 (m, 1H) 8
.53 (s, 1H) 8.94-9.05 (m, 1H) 10.75-10.90 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)
=453.3,Rt=0.57分.
実施例74:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(4−メチル−3−(2−
モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0515】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (t, J=7.24Hz, 4H) 2.24 (s, 3H) 2.54 (s, 1H) 3.
13 (d, J=8.22Hz, 5H) 3.18-3.28 (m, 3H) 3.44-3.56 (m, 6H) 3.61 (d, J=6.26Hz, 3H)
3.66-3.81 (m, 6H) 4.11 (d, J=8.61Hz, 3H) 6.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 6.89 (s, 1H) 7.3
3 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.73 (s, 2H) 7.75-7.81 (
m, 2H) 8.18 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.72 (br. s., 1H) 10.42 (s, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=554.4,Rt=0.61分.
実施例75:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリ
ジン−4−イル)フェニル)ベンズアミド
【0516】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.54 (s, 1H) 3.46-3.63 (m, 4H) 3.66-3.82 (m, 4H) 6.
84 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.01 (s, 1H) 7.03 (br. s., 1H), 7.15 (s, 1H) 7.28 (s, 1H) 7
.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62-7.84 (m, 4H) 8.06-8.20 (m, 3H) 10.46 (s, 1H), LCM
S(m/z)(M+H)=424.1,Rt=0.73分.
実施例76:N−(3−(2−(ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル
)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0517】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6)δppm 2.21 (s, 3H) 2.99 (s, 6H) 3.30-3.49 (m, 4H) 5.89 (
d, J=19.95Hz, 2H) 7.12-7.32 (m, 1H) 7.63-7.84 (m, 2H) 7.90-8.04 (m, 1H) 8.17-8.3
5 (m, 2H) 10.30-10.53 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H) 485.4,Rt=
0.93分.
実施例77:N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホリノ−[3,4’−ビピリジン]
−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0518】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6)δ2.13-2.32 (m, 1H) 2.54-2.66 (m, 2H) 3.54-3.70 (m, 9H)
7.65-8.11 (m, 4H) 7.83-8.02 (m, 3H) 8.26 (s, 3H) 8.76-8.94 (m, 1H) 10.53-10.79 (
m, 1H). LCMS(m/z)(M+H) 528.3,Rt=0.8分.
実施例78:(S)−N−(3−(2−(2−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)ピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0519】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 3.13 (t, J=11.54Hz, 1H) 3.60-3.73 (m,
3H) 3.77 (td, J=11.74, 2.74Hz, 1H) 4.02 (d, J=13.30Hz, 1H) 4.11 (d, J=12.91Hz,
2H) 7.02 (d, J=6.26Hz, 1H) 7.29 (s, 1H) 7.37 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.22,
2.35Hz, 1H) 7.70-7.76 (m, 1H) 7.81 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.0
4 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=472.3,Rt=0.74分.
実施例79:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((2R,5R
)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−5−メチルモルホリノ)ピリジン−4−イル)
−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0520】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (d, J=6.26Hz, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.23 (s, 3H) 2.
81 (br. s., 6H) 3.11 (br. s., 1H) 3.43 (dd, J=13.69, 4.70Hz, 1H) 3.52 (dd, J=11.
74, 2.35Hz, 1H) 3.70-3.80 (m, 1H) 3.91 (d, J=12.91Hz, 1H) 4.04 (dd, J=11.93, 3.3
3Hz, 1H) 4.22-4.31 (m, 1H) 4.37 (d, J=10.56Hz, 1H) 6.70 (d, J=5.09Hz, 1H) 6.75 (
s, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62-7.76 (m, 2H) 7.80-7.88 (m, 1H) 7.99 (s, 1H) 8
.19 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56-10.66 (m, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=513.5,Rt=0.59分.
実施例80:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((2S,5S
)−2−((ジメチルアミノ)メチル)−5−メチルモルホリノ)ピリジン−4−イル)
−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0521】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.14 (d, J=6.65Hz, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.22 (s, 3H) 2.
75-2.89 (m, 7H) 3.23-3.36 (m, 2H) 3.79-3.85 (m, 2H) 3.92 (t, J=9.78Hz, 1H) 4.11
(d, J=12.52Hz, 1H) 4.40 (d, J=6.26Hz, 1H) 6.68 (d, J=5.48Hz, 1H) 6.74 (s, 1H) 7.
32 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.64-7.72 (m, 2H) 7.84 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.18
(d, J=5.09Hz, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.57 (s, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=513.4,Rt=0.57分.
実施例81:5−(ジメチルアミノ)−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4
’−ビピリジン]−5−イル)ニコチンアミド
【0522】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.49 (s, 9H) 3.50-3.62 (m, 4H) 3.68-3.77 (m, 4H) 6.
86 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.07 (s, 1H) 7.87 (br. s., 1H) 8.18 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.22
(d, J=5.48Hz, 1H) 8.34 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.97 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.
96 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=419.3,Rt=0.37分.
実施例82:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(2−(3−メチルモルホリノ)ピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0523】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=456.3,Rt=0.66分.
実施例83:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(2−
(ヒドロキシメチル)モルホリノ)ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【0524】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.23 (s, 3H) 2.76 (t, J=11.35Hz, 1H) 2
.99 (t, J=10.96Hz, 1H) 3.36-3.66 (m, 4H) 3.96 (dd, J=11.54, 2.15Hz, 1H) 4.07 (d,
J=12.91Hz, 1H) 4.19 (d, J=12.52Hz, 1H) 6.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 6.99 (br. s., 1H)
7.34 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.68 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.72 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.8
5 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.15 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz
, 1H) 10.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.1,Rt=0.63分
.
実施例84:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(2−(2−((メチルアミノ)メチル)モルホリノ)ピリジン−4−イル)フェニル)
イソニコチンアミド
【0525】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 7H) 2.22 (s, 3H) 2.58 (t, J=5.28Hz, 3H) 2.
62-2.73 (m, 2H) 2.87-2.99 (m, 1H) 3.00-3.22 (m, 2H) 3.76-3.87 (m, 2H) 4.01 (d, J
=11.35Hz, 1H) 4.11 (d, J=12.52Hz, 1H) 4.26 (d, J=12.13Hz, 1H) 6.72 (d, J=5.09Hz,
1H) 6.81 (s, 1H) 7.33 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.61-7.72 (m, 2H) 7.84 (dd, J=5.09, 1.1
7Hz, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.19 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.57 (s, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=485.3,Rt=0.60分.
実施例85:(R)−N−(3−(2−(2−(アセトアミドメチル)モルホリノ)ピリ
ジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソ
ニコチンアミド
【0526】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=513.2,Rt=0.64分.
実施例86:(R)−メチル ((4−(2−メチル−5−(3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド)−[3,4’−ビピリジン]−2’−イル)モルホリン−2−イル)メ
チル)カルバメート
【0527】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=530.2,Rt=0.65分.
実施例87:(R)−N−(2’−(2−((2−ヒドロキシアセトアミド)メチル)モ
ルホリノ)−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミド
【0528】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
NMP中の(S)−2−ヒドロキシ−N−(モルホリン−2−イルメチル)アセトアミ
ド(1.0当量)およびN−(2’−フルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]
−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(2.0当量)の溶液(0.1
3M)に、炭酸カリウム(6.0当量)を添加した。混合物を120℃で終夜加熱した。
次いで、反応混合物を濾過し、逆相HPLCによって精製して、(R)−N−(2’−(
2−((2−ヒドロキシアセトアミド)メチル)モルホリノ)−2−メチル−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(5%、LCに
より純度99%)を白色結晶性固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=530
.1、Rt=0.56分。
実施例88:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メトキシ−2’−モル
ホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0529】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 3.53 (t, J=4.30Hz, 4H) 3.67-3.76 (m, 4
H) 3.90 (s, 3H) 6.98 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.15 (br. s., 1H) 7.88 (dd, J=4.89, 1.37H
z, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.11-8.23 (m, 2H) 8.58 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz,
1H) 10.73 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=459.2,Rt=0.69分.
実施例89:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−モルホリノ−2−オキソ
−1,2−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0530】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.94-2.12 (m, 3H) 3.54 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.68-3.79
(m, 4H) 7.19 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.56 (br. s., 1H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.04-8.1
5 (m, 3H) 8.17 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=442.2,Rt=0.60分.
実施例90:N−(2’−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−[3,4’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0531】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.53 (d, J=4.30Hz, 4H) 3.68-3.77 (m, 4H) 7.17 (d, J
=4.70Hz, 1H) 7.52 (br. s., 1H) 8.00-8.14 (m, 3H) 8.17 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.34 (s,
1H) 9.00 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=446
.2,Rt=0.61分.
実施例91:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−モルホリノ−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0532】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 3.69-3.79 (m, 4H) 7.05-7.21 (m, 1H) 7.
50 (br. s., 1H) 7.84 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.03 (br. s., 1H) 8.0
6-8.15 (m, 2H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.45 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=445.2,Rt=0.59分.
実施例92:N−(3−(6−アミノ−4−モルホリノピリジン−2−イル)−4−メチ
ルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0533】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.34 (s, 3H) 3.49-3.60 (m, 4H) 3.75-3.86 (m, 4H) 6
.07 (d, J=2.35Hz, 1H) 6.61 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.40 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.65 (dd, J=
8.41, 2.15Hz, 1H) 7.70-7.79 (m, 1H) 7.87-7.96 (m, 2H) 8.21 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.2
6 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=447.2,Rt=0.87分.
実施例93:N−(3−(2−アミノ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチ
ルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0534】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.44-3.55 (m, 4H) 3.80-3.88 (m, 4H) 6
.13-6.24 (m, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.58 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.69-7.81
(m, 2H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=447.2,Rt=0.87分.
実施例94:1−エチル−N−(4−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル
)フェニル)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−
3−カルボキサミド
【0535】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.32 (s, 3H) 3.61-3.74 (m,
4H) 3.80-3.94 (m, 4H) 4.16 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.02 (d, J=5.87Hz, 1H) 7.28 (s, 1H)
7.36 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.55 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.0
4 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.48 (s, 1H) 8.70 (d, J=2.74Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=487.2,Rt=0.72分.
実施例95:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−2’−モルホ
リノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミドの合成
【0536】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミン(
1.0当量)の0.2M溶液に、2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチン酸
(1.0当量)、EDC−HCl(1.1当量)およびアザ−HOBt(1.1当量)を
添加した。反応物を室温で4時間撹拌した。溶液をシリンジフィルターに通して濾過し、
逆相分取HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、2−(2−シアノプロ
パン−2−イル)−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−
5−イル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率51%で単離した。
1H NMR (400MHz
, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.47 (br. s., 3H) 3.45-3.63 (m, 4H) 3.64-3.79 (m, 4H
) 6.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.03 (br. s., 1H) 7.87 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.02 (s
, 1H) 8.14 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.20 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.92
(d, J=2.35Hz, 1H) 10.90 (s, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=443.2、Rt=
0.50分。
【0537】
3−ブロモ−4−(ブロモメチル)安息香酸の合成
【0538】
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
トリフルオロトルエン中の3−ブロモ−4−メチル安息香酸(1.0当量)およびAI
BN(0.05当量)の溶液(0.28M)に、NBS(1.1当量)を添加した。混合
物を90℃で終夜加熱した。反応混合物をEtOAcとH
2Oとに分配した。有機層をN
aCl(飽和)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、3−ブロモ−4−
(ブロモメチル)安息香酸を収率60%で得た。LC/MS(m/z)=294.8(M
H
+)、Rt=0.80分。
【0539】
3−ブロモ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸の合成
【0540】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
95℃の水中の産出物3−ブロモ−4−(ブロモメチル)安息香酸(1.0当量)の溶
液(0.56M)に、炭酸カリウムK
2CO
3(5.0当量)を添加した。均一な反応混
合物を、油浴中95℃で1時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、6M HClで中
和し、EtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗製物を次のステップにおいて使用した。LC/MS(m/z)=29
4.8(MH
+)、Rt=0.80分。
【0541】
3−ブロモ−4−(ヒドロキシメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)
ベンズアミドの合成
【0542】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
EDC(1.3当量)を、DMF中の3−ブロモ−4−(ヒドロキシメチル)安息香酸
(1.0当量)、3−(トリフルオロメチル)アニリン(1.1当量)およびHOAt(
1.3当量)の溶液(0.43M)に添加した。混合物を周囲温度で3時間撹拌した。反
応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を1M水酸化ナトリウム
水溶液およびブラインで順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残
留物をISCO(50%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、3−ブロモ−4−(
ヒドロキシメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収率
35%で得た。LC/MS(m/z)=374.0(MH
+)、Rt=0.93分。
【0543】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例95の調製について記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例96:N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0544】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.47 (br. s., 3H) 3.49-3.59 (m, 4H) 3.67-3.75 (m, 4
H) 6.85 (d, J=4.65Hz, 1H) 7.03 (s, 1H) 7.81 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.00 (d, J=7.87Hz,
1H) 8.18 (d, J=2.40Hz, 1H) 8.21 (d, J=5.67Hz, 1H) 8.27 (d, J=7.92Hz, 1H) 8.32 (
s, 1H) 8.96 (d, J=2.40Hz, 1H) 10.82 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=44
3.3,Rt=0.61分.
実施例97:4−メトキシ−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリ
ジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0545】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.60 (s, 3H) 3.63-3.73 (m, 4H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4
.01 (s, 3H) 6.98-7.06 (m, 1H) 7.29 (s, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.14 (d, J=5.8
7Hz, 1H) 8.22-8.33 (m, 2H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.04 (d, J=2.35Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=473.3,Rt=0.59分.
実施例98:4−フルオロ−3−メトキシ−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3
,4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【0546】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.59 (s, 3H) 3.62-3.73 (m, 4H) 3.81-3.91 (m, 4H) 3
.97 (s, 3H) 7.01 (dd, J=6.06, 0.98Hz, 1H) 7.20-7.33 (m, 2H) 7.60 (ddd, J=8.41, 4
.11, 2.35Hz, 1H) 7.73 (dd, J=8.02, 2.15Hz, 1H) 8.14 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.39 (d, J
=2.35Hz, 1H) 9.02 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=423.3,
Rt=0.51分.
実施例99:3−(ジフルオロメチル)−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,
4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【0547】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.59 (s, 3H) 3.65-3.70 (m, 4H) 3.84-3.89 (m, 4H) 6
.75 (s, 1H) 6.89 (s, 1H) 7.01 (s, 1H) 7.03 (d, J=3.13Hz, 1H) 7.27 (s, 1H) 7.66-7
.72 (m, 1H) 7.81 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.11-8.16 (m, 2H) 8.19 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 9.01 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=425.1,Rt
=0.56分.
実施例100:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2−メチル−2’−モルホリ
ノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0548】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.59 (s, 3H) 3.67-3.73 (m,
4H) 3.84-3.91 (m, 4H) 7.05 (dd, J=6.26, 1.17Hz, 1H) 7.34 (s, 1H) 8.00 (d, J=3.9
1Hz, 1H) 8.13 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.85 (d, J=5
.09Hz, 1H) 8.98 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=440.1,R
t=0.51分.
実施例101:3−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2−メチル−2’−モルホリ
ノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【0549】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.99 (t, J=18.39Hz, 3H) 2.60 (s, 3H) 3.66-3.71 (m,
4H) 3.84-3.89 (m, 4H) 7.03 (dd, J=6.26, 1.17Hz, 1H) 7.30 (s, 1H) 7.63-7.69 (m,
1H) 7.81 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.09 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.15 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.18 (s
, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.05 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=439.1,Rt=0.59分.
実施例102:N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−
イル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【0550】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.27-3.42 (m, 3H) 3.48-3.64 (m, 4H) 3.67-3.84 (m, 4
H) 6.90 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.12 (s, 1H) 8.10-8.34 (m, 3H) 8.57 (s, 1H) 8.99 (d, J
=2.35Hz, 1H) 9.04 (d, J=5.09Hz, 1H) 11.19 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)
=454.2,Rt=0.40分.
実施例103:N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−
イル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【0551】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.53 (s, 3H) 3.45-3.63 (m, 4H) 3.66-3.82 (m, 4H) 5.
67 (br. s., 1H) 6.81-6.96 (m, 1H) 7.14 (s, 1H) 7.87 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.13-8.26
(m, 2H) 8.27-8.37 (m, 2H) 8.53 (s, 1H) 9.00-9.13 (m, 1H) 10.96-11.11 (m, 1H), L
CMS(m/z)(M+H)=453.2,Rt=0.43分.
実施例104:2−(tert−ブチル)−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3
,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0552】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.38 (s, 9H) 2.51-2.54 (m, 3H) 3.52-3.63 (m, 4H) 3.
68-3.79 (m, 4H) 6.85-6.97 (m, 1H) 7.10-7.17 (m, 1H) 7.74 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H
) 7.87-7.95 (m, 1H) 8.23 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.25-8.30 (m, 1H) 8.77 (d, J=5.09Hz,
1H) 9.00-9.06 (m, 1H) 10.98 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=432.3,
Rt=0.46分.
実施例106:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(2−
モルホリノ−6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリジン−4−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミド
【0553】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 1.85-2.01 (m, 4H) 2.31 (s, 3H) 3.02-3
.17 (m, 1H) 3.48-3.61 (m, 2H) 3.65-3.76 (m, 3H) 3.80-3.92 (m, 4H) 4.01-4.14 (m,
2H) 6.87 (s, 1H) 7.02 (s, 1H) 7.37 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1
H) 7.73-7.86 (m, 2H) 8.06 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=526.3,Rt=0.76分.
実施例107:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)ピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド
【0554】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81-2.02 (m, 4H) 2.31 (s, 3H) 3.05-3.18 (m, 1H) 3
.45-3.62 (m, 2H) 3.66-3.75 (m, 4H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4.03-4.15 (m, 2H) 6.89 (s,
1H) 7.06 (s, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.69-7.83
(m, 2H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=526.2,Rt=0.86分.
実施例108:4−(ヒドロキシメチル)−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)
−N−(3−(トリフルオロメチル) フェニル)ベンズアミド
【0555】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
3−ブロモ−4−(ヒドロキシメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル
)ベンズアミドおよび4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)モルホリンを使用し、実施例62を調製す
るために使用した方法に従って、4−(ヒドロキシメチル)−3−(2−モルホリノピリ
ジン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収率9
1%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.61-3.73 (m, 4H), 3.83-3.90 (m, 4H),
4.63 (s, 2H), 7.09-7.15 (m, 1H), 7.39-7.47 (m, 2H), 7.53-7.60 (m, 1H), 7.75-7.82
(m, 1H), 7.91-7.99 (m, 2H), 8.04-8.13 (m, 2H), 8.14-8.19 (m, 1H).LC/MS(m
/z)=458.1(MH
+)、R
t=0.73分。
【0556】
4−ホルミル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロ
メチル)フェニル)ベンズアミド
【0557】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
MnO
2(8.0当量)を、DCM中の4−(ヒドロキシメチル)−3−(2−モルホ
リノピリジン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
(1.0当量)の溶液(0.05M)中に添加した。懸濁液を室温で1時間撹拌した。混
合物をセライト越しに濾過し、濃縮して、4−ホルミル−3−(2−モルホリノピリジン
−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収率100
%で得た。LC/MS(m/z)=456.1(MH
+)、R
t=0.76分。
【0558】
実施例109:4−(ジフルオロメチル)−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)
−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0559】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥CH
2Cl
2中の4−ホルミル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−N
−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド(1.0当量)の冷却溶液(0
.05M)に、激しく撹拌しながら(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(3.5当量
)を添加した。得られた反応混合物を0℃で2時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3
でクエンチし、DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4越しに濾過
し、濃縮した。粗製物を分取HPLCによって精製して、4−(ジフルオロメチル)−3
−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル
)ベンズアミドを収率12%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.65 (s, 1H), 3.
63-3.73 (m, 4H), 3.80-3.90 (m, 4H), 6.70-7.05 (m, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.43-7.49 (
m, 1H), 7.53-7.61 (m, 1H), 7.91-7.99 (m, 2H), 8.01-8.05 (m, 1H), 8.08-8.14 (m, 1
H), 8.15-8.23 (m, 2H).LC/MS(m/z)=478.1(MH
+)、R
t=0.85
分。
【0560】
実施例110:4−(フルオロメチル)−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−
N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドの合成
【0561】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥CH
2Cl
2中の4−(ジフルオロメチル)−3−(2−モルホリノピリジン−4
−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド(1.0当量)の
冷却溶液(0.05M)に、激しく撹拌しながら(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド
(3.5当量)を少量ずつ添加した。得られた反応混合物を、−78℃で3時間撹拌し、
反応物を飽和NaHCO
3でクエンチし、DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し
、Na
2SO
4越しに濾過し、濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製して、4−
(フルオロメチル)−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)−N−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収率16%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)
δppm 3.68 (d, J=5.09Hz, 4H), 3.86 (d, J=5.09Hz, 4H), 5.40 (s, 1H), 5.52 (s, 1H)
, 7.01-7.11 (m, 1H), 7.24-7.31 (m, 1H), 7.41-7.48 (m, 1H), 7.52-7.60 (m, 1H), 7.
77-7.83 (m, 1H), 7.91-7.98 (m, 1H), 7.99-8.04 (m, 1H), 8.07-8.19 (m, 3H).LC/
MS(m/z)=460.1(MH
+)、R
t=0.85分。
【0562】
4−(2−クロロピリジン−4−イル)モルホリンの合成
【0563】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
室温のトリエチルアミン(1.0当量)および2,4−ジクロロピリジン(1.0当量
)の溶液に、モルホリン(1.0当量)を一度に添加し、次いで、得られた混合物を室温
で45時間撹拌した。LCMS分析は、所望の生成物(M+H=199、Rt=0.29
分、主)および所望されない異性体(M+H=199、Rt=0.33分、副)の形成を
示した。反応混合物を真空中で濃縮し、ISCOによって精製して、4−(2−クロロピ
リジン−4−イル)モルホリンを薄褐色固体(28%)として得た。LCMS(m/z)
(M+H)=299.0、Rt=0.29分。1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 3.18-3.3
7 (m, 4H) 3.72-3.91 (m, 4H) 6.51-6.61 (m, 1H) 6.61-6.69 (m, 1H) 8.05 (d, J=6.26H
z, 1H)
【0564】
実施例111:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノピリジン−2−イル)フェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0565】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(2−クロロピリジン−4−イル
)モルホリン(1.0当量)および中間体A(1.2当量)の溶液(0.08M)に、P
dCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイ
アル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。反応物を水でク
エンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して
、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノピリジン−2−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率16%で単離した。
1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 2.17-2.30 (m, 3H) 7.17-7.29 (m, 2H) 7.44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.74
-7.86 (m, 2H) 7.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.99 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.17-8.41 (m, 3H) 10
.68 (s, 1H) 13.74 (br. s., 1H).LCMS(m/z)(M+H)=442.3、Rt=
0.73分。
【0566】
4,4’−(4−ブロモピリジン−2,6−ジイル)ジモルホリンの合成
【0567】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中のモルホリン(5.0当量)および4−ブロモ−2,6−ジクロロピリジン(
1.0当量)の溶液(0.275M)に、炭酸セシウム(2.0当量)を添加した。混合
物を100℃で45時間加熱した。LCMS分析は、所望の生成物を含む数種の生成物の
形成を示した(M+H=288、Rt=0.87分)。次いで、反応混合物を真空中で濃
縮して、ガラス状泡状物を得た。次いで、水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出し、合
わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残
留物をISCOによってクロマトグラフィーにかけて、4,4’−(4−ブロモピリジン
−2,6−ジイル)ジモルホリン(44%、LCにより純度80%)を白色結晶性固体と
して得た。LCMS(m/z)(M+H)=288.0、Rt=0.87分。
【0568】
実施例112:3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル−N−(
3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0569】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−ブロモ−2,6−ジクロロピリジ
ン(1.0当量)および中間体D(1.2当量)の溶液(0.08M)に、PdCl
2(
dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添
加した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。反応物を水でクエンチし、
酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した
。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、3−(2
,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル−N−(3−(トリフルオロメチ
ル)フェニル)ベンズアミドをTFA塩として収率8%で単離した。LCMS(m/z)
(M+H)=527.3、Rt=1.07分。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (s,
2H) 2.31 (s, 3H) 3.53-3.71 (m, 16H) 6.08 (s, 2H) 7.30-7.72 (m, 6H) 7.80-7.98 (m,
2H) 8.22 (s,2H) 10.44 (s, 1H).
【0570】
4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)モルホリンの合成
【0571】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
室温のトリエチルアミン(1.0当量)および2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン
(1.0当量)の溶液に、モルホリン(1.0当量)を一度に添加し、次いで、得られた
混合物を油浴中100℃で18時間加熱した。LCMS分析は、所望の生成物の形成を示
した(M+H=324.9/326.8、Rt=0.98分)。次いで、水を添加し、混
合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をISCOによってクロマトグラフィーにかけて、4
−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)モルホリンを薄褐色固体(63%)と
して得た。LCMS(m/z)(M+H)=324.9/326.8、Rt=0.98分
。
【0572】
N−(3−(2−クロロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0573】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−(6−クロロ−4−ヨードピリジ
ン−2−イル)モルホリン(1.0当量)および中間体A(1.2当量)の溶液(0.0
8M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたバ
イアル内で添加した。反応物を80℃に18時間加熱した。反応物を水でクエンチし、酢
酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。
残留物をISCOによってクロマトグラフィーにかけて、N−(3−(2−クロロ−6−
モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドを薄褐色固体(>100%、UVにより純度90%)として得た。LCMS
(m/z)(M+H)=476.0、Rt=1.16分。
【0574】
実施例113:N−(4−メチル−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イ
ル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【0575】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
THFおよび水(1:1)中のN−(3−(2−クロロ−6−モルホリノピリジン−4
−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当
量)、1−メチル−4−ピラゾール−1H−ボロン酸ピナコールエステル(2.0当量)
、フッ化カリウム(3.0当量)およびP(t−Bu)
3(0.1当量/PhMe中1.
0M)の溶液(0.12M)に、Pd
2(dba)
3(0.1当量)を、窒素でパージし
た撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物を80℃に2時間加熱した。
反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分
を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−
イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドをTFA塩として収率6%で単離した。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.
33 (s, 3H) 3.64-3.69 (m, 4H) 3.82-3.88 (m, 4H) 3.96 (s, 3H) 6.79 (s, 1H) 7.08 (s
, 1H) 7.35 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.62 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.70-7.77 (m, 2H) 7.9
0 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.18-8.24 (m, 2H) 8.26 (s, 1H).LCMS(m/z
)(M+H)=522.1、Rt=0.89分。
【0576】
3−(2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−モルホリノピリジン−
4−イル)−4−メチルアニリンの合成
【0577】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の3−(2−クロロ−6−モルホリノピ
リジン−4−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)および2−(3,6−ジヒドロ
−2H−ピラン−4−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボ
ロラン(1.2当量)の溶液(0.1M)に、PdCl2(dppf)−DCM付加物(
0.1当量)を添加した。溶液を100℃に5時間加熱した。室温に冷却したら、溶液を
水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗
製材料を、0〜50%酢酸エチルおよびヘプタンで溶出するシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、3−(2−(3,6−ジヒドロ−2
H−ピラン−4−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルアニリンを
収率69%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=352.3、Rt=0.50分。
ステップ2:
脱気エタノール中の3−(2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−6−
モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)の溶液(0.09
M)に、Pd/C(0.1当量)を添加し、溶液を水素バルーン下で1時間撹拌した。完
了したら、溶液をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮乾固して、4−メチル−3−(2
−モルホリノ−6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリジン−4−イル)ア
ニリンを所望の生成物として収率87%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=354
.3、Rt=0.42分。
【0578】
実施例114:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(2−
モルホリノ−6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリジン−4−イル)フェ
ニル)ベンズアミド
【0579】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.79 (s, 6H) 1.85-1.96 (m, 4H) 2.31 (s, 3H) 3.05-3
.17 (m, 1H) 3.48-3.62 (m, 2H) 3.66-3.76 (m, 4H) 3.82-3.92 (m, 4H) 4.07 (d, J=11.
35Hz, 2H) 6.89 (s, 1H) 7.06 (s, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.54-7.64 (m, 2H) 7.7
7 (d, J=5.09Hz, 2H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.09 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=525.3、Rt=0.82分。
【0580】
N−(3−(2,6−ジフルオロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0581】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の(2,6−ジフルオロピリジン−4−
イル)ボロン酸(1.5当量)および中間体X(1.0当量)の溶液(0.2M)に、P
dCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたバイアル内で添
加した。反応物を80℃に18時間加熱した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽
出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をIS
COによってクロマトグラフィーにかけて、N−(3−(2,6−ジフルオロピリジン−
4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを薄褐色
固体(37%)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=393.0、Rt=1.0
9分。
【0582】
N−(3−(2−フルオロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0583】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
MeOH中の室温のトリエチルアミン(3.0当量)およびN−(3−(2,6−ジフ
ルオロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド(1.0当量)の溶液(0.12M)に、モルホリン(2.0当量)を一度に添
加し、次いで、得られた混合物を55℃で8時間加熱した。LCMS分析は、所望の生成
物への90%の変換を示した(M+H=460.1、Rt=0.43分/非極性)。次い
で、水を添加し、混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、N−(3−(2−フルオロ−6−モルホ
リノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドを薄褐色固体(>100%)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=460
.1、Rt=0.43分/非極性。
【0584】
実施例115:N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノ
ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0585】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
窒素でパージした撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で、エタノールアミン(276
当量)中のN−(3−(2−フルオロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチ
ルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を、180℃に
15分間加熱した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精
製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミ
ノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率27%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3
od>)δppm 2.23 (s, 3H) 3.35-3.50 (m, 6H) 3.63-3.81 (m, 6H) 6.08-6.18 (m, 1H) 7.2
4 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.47 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.59-7.71 (m, 2H) 7.80 (d, J=7
.83Hz, 1H) 8.10 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=5
01.1、Rt=0.80分。
【0586】
5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2(1H)−オンの合
成
【0587】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
撹拌子を備え、窒素でパージした丸底フラスコ内に、5−ブロモ−3−(トリフルオロ
メチル)ピリジン−2−オール(1.0当量)、炭酸カリウム(2.0当量)およびDM
Fを添加した(0.2M)。混合物を室温で撹拌し、ヨードエタン(1.2当量)をシリ
ンジによって添加した。混合物を35℃に4時間加温し、その時点でLCMSは完全な変
換を示した。反応物を、水と酢酸エチルとに分配することによって仕上げ処理し、水相を
酢酸エチルでさらに3回抽出し、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮して、5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピ
リジン−2(1H)−オン(67%)を得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.32-1.5
0 (m, 3H) 4.04 (q, J=7.17Hz, 2H) 7.63 (br. s., 1H) 7.78 (br. s., 1H).LCMS(
m/z)(M+H)=269.1/271.1、Rt=0.72分
【0588】
実施例116:1−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−6−オキソ−5−(トリ
フルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【0589】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波管内に、5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モル
ホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、5−ブロモ−1−エチル−3−(ト
リフルオロメチル)ピリジン−2(1H)−オン(2.0当量)、PdCl
2(dppf
).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)、Mo(CO)6(1.0当量)およびTHFを
添加した(0.3M)。混合物に蓋をし、DBU(3.0当量)を添加しながら撹拌し、
発泡が生じ、その後、管をマイクロ波中150℃で15分間加熱し、その時点でLCMS
は生成物への完全な変換を示した(M+H=517)。反応物を濾過し、濃縮し、分取H
PLCによって精製して、1−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−6−オキソ−
5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド(収率1
5%)を得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.30 (s, 3H)
3.08-3.21 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.80-3.92 (m, 4H) 4.16 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.93 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.34 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.47-7.60 (m, 2H) 8
.48 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.70 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=51
7.1、Rt=0.81分。
【0590】
実施例117:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミドの合成
【0591】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の5−ブロモ−1−メチル−3−モルホ
リノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)および中間体A(1.2当量)の溶液(
0.08M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹拌子を備
えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に10分間加熱し
た。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPL
Cによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(1−メチル
−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率11%で単離した。LCM
S(m/z)(M+H)=472.2、Rt=0.87分。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δ
ppm 2.30 (s, 3H) 3.13-3.21 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.81-3.92 (m, 4H) 7.01 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.57 (dd, J=8.22, 1.96Hz,
1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69-7.77 (m, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.19 (d, J=
7.43Hz, 1H) 8.25 (s, 1H).
【0592】
以下に列挙する化合物は、対応するハロゲン化アリールおよび中間体(A〜G)を使用
して実施例117の調製について記載した方法と同様の方法によって調製した。
実施例118:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノピラジン−2−イル)フェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0593】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.60-3.73 (m, 4H) 3.75-3.88 (m, 4H) 7
.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.59-7.78 (m, 2H) 7.81-7.96 (m, 2H) 8.02 (s, 1H) 8.14-8.40
(m, 3H). LCMS(m/z)(M+H)=443.2,Rt=0.93分.
実施例119:N−(4−メチル−3−(4−メチル−6−モルホリノ−5−オキソ−4
,5−ジヒドロピラジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0594】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.39 (s, 3H) 3.56 (s, 3H) 3.80 (s, 9H) 7.18 (s, 1H
) 7.26 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.56 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.67-7.80 (m, 2H) 7.89 (d
, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=473.1,Rt=0.92分.
実施例120:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−5−オキソ−4,5−ジヒド
ロピラジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0595】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.72 (d, J=4.70Hz, 9H) 6.85 (s, 1H) 7
.16 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.47 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.58-7.69 (m, 2H) 7.79 (d, J
=7.83Hz, 1H) 8.05-8.20 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=459.3,Rt
=0.86分.
実施例121:N−(6−メチル−5−(6−モルホリノ−5−オキソ−4,5−ジヒド
ロピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0596】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.71 (s, 3H) 3.59-3.91 (m, 9H) 7.11 (s, 1H) 7.69 (
t, J=7.83Hz, 1H) 7.86 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.08-8.30 (m, 2H) 8.54 (d, J=2.35Hz, 1H)
9.11 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=460.2,Rt=0.6
6分.
実施例122:N−(3−(2−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0597】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.11 (s, 3H) 3.21 (dd, J=5.48, 3.91Hz, 4H) 3.81-3.
92 (m, 7H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.45 (d, J=2.74Hz, 1H) 7.52-7.62 (m, 2H) 7.68-
7.77 (m, 1H) 7.83-7.97 (m, 2H) 8.10-8.36 (m, 2H). LCMS(m/z)(M+H)
=472.2,Rt=0.93分.
実施例123:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0598】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.17 (s, 3H) 2.87-3.06 (m, 4H) 3.63 (s, 3H) 3.74-3
.87 (m, 4H) 7.14-7.30 (m, 2H) 7.43-7.63 (m, 3H) 7.67-7.77 (m, 1H) 7.88 (d, J=7.8
3Hz, 1H) 8.12-8.28 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.3,Rt=0
.80分.
実施例124:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【0599】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.61 (s, 3H) 2.92-3.08 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.77-3
.92 (m, 4H) 7.42 (d, J=3.13Hz, 1H) 7.68-7.83 (m, 2H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.17
-8.37 (m, 2H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.37 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=473.2,Rt=0.63分.
実施例125:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0600】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.11 (s, 3H) 2.84-2.98 (m, 4H) 3.66-3.79 (m, 4H) 6
.93 (d, J=3.13Hz, 1H) 7.18 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39-7.55 (m, 3H) 7.57-7.68 (m, 1H)
7.79 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.02-8.22 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=458
.2,Rt=0.78分.
実施例126:N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0601】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.04-3.22 (m, 4H) 3.81-3.93 (m, 4H) 4
.04 (s, 3H) 7.27-7.34 (m, 2H) 7.61 (dd, J=4.11, 2.15Hz, 2H) 7.68-7.76 (m, 1H) 7.
80 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=472.4,Rt=1.04分.
実施例127:N−(6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0602】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.67 (s, 3H) 3.09-3.18 (m, 4H) 3.80-3.91 (m, 4H) 4
.05 (s, 3H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.78 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.88 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1
H) 9.32 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.3,Rt=0.
72分.
実施例128:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ−5
−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0603】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.27 (s, 3H) 3.09-3.17 (m, 4H) 3.81-3
.89 (m, 4H) 4.02 (s, 3H) 7.24 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.63 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.81 (dd, J=4
.89, 1.37Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=472.4,Rt=0.87分.
実施例129:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−メトキシ−2−メ
チル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0604】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.69 (s, 3H) 3.07-3.21 (m, 4H) 3.78-3
.92 (m, 4H) 4.05 (s, 3H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.82-7.94 (m, 2H) 8.14 (s, 1H) 8
.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.34 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=473.3,Rt=0.62分.
実施例130:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’−(テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−4−イル)−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−
5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0605】
【化274】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.87 (dd, J=11.98, 2.15Hz, 2H) 2.01 (qd, J=12.22,
4.52Hz, 2H) 3.09-3.21 (m, 4H) 3.62 (td, J=11.77, 1.83Hz, 2H) 3.79-3.91 (m, 4H) 4
.10 (dd, J=11.27, 4.33Hz, 2H) 5.19 (tt, J=12.06, 4.00Hz, 1H) 6.94 (d, J=2.25Hz,
1H) 7.55 (d, J=2.30Hz, 1H) 7.74-7.83 (m, 1H) 7.96 (dd, J=7.87, 0.68Hz, 1H) 8.27
(d, J=7.92Hz, 1H) 8.34 (d, J=0.64Hz, 1H) 8.40 (d, J=2.40Hz, 1H) 9.22 (d, J=2.40H
z, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=543.1,Rt=0.70分.
実施例131:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド
【0606】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77-1.91 (m, 2H) 2.06-2.20 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3
.12-3.22 (m, 4H) 3.67 (ddd, J=11.59, 8.22, 3.28Hz, 2H) 3.81-3.91 (m, 4H) 3.92-4.
03 (m, 2H) 5.45 (tt, J=7.92, 3.91Hz, 1H) 7.33 (d, J=2.20Hz, 1H) 7.74-7.82 (m, 1H
) 7.87 (d, J=2.15Hz, 1H) 7.93-8.00 (m, 1H) 8.29 (d, J=7.87Hz, 1H) 8.35 (d, J=1.2
2Hz, 1H) 8.50 (d, J=2.30Hz, 1H) 9.40 (d, J=2.40Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=543.1,Rt=0.80分.
実施例132:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【0607】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δ1.84 (dtd, J=12.67, 8.34, 8.34, 3.91Hz, 2H) 2.03-2.20
(m, 2H) 2.27 (s, 3H) 3.06-3.22 (m, 4H) 3.67 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.7
8-3.91 (m, 4H) 3.92-4.04 (m, 2H) 5.39 (tt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.24 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.30 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.56-7.66 (m, 2H) 7.68-7.78 (m, 2H) 7.88 (d, J=7.83
Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=54
2.1,Rt=1.06分.
実施例133:N−(1’−イソプロピル−2−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキ
ソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド
【0608】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (d, J=6.80Hz, 6H) 2.70 (s, 3H) 3.12-3.23 (m,
4H) 3.81-3.95 (m, 4H) 5.35 (五重線, J=6.87Hz, 1H) 6.95 (d, J=2.15Hz, 1H) 7.56 (d
, J=2.10Hz, 1H) 7.80 (t, J=7.73Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.19Hz, 1H) 8.30 (d, J=7.87Hz,
1H) 8.36 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.26 (d, J=2.20Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=501.3,Rt=0.78分.
実施例134:N−(6’−イソプロポキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3
’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0609】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.16Hz, 6H) 2.69 (s, 3H) 3.12-3.22 (m,
4H) 3.82-3.92 (m, 4H) 5.47 (五重線, J=6.17Hz, 1H) 7.30 (d, J=2.10Hz, 1H) 7.76-7.
84 (m, 1H) 7.87 (d, J=2.01Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.87Hz, 1H) 8.30 (d, J=7.68Hz, 1H)
8.36 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=501.3,Rt=0.90分.
実施例135:N−(3−(1−イソプロピル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【0610】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=6.80Hz, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.12-3.23 (m,
4H) 3.84-3.93 (m, 4H) 5.35 (五重線, J=6.86Hz, 1H) 6.98 (d, J=2.10Hz, 1H) 7.32 (d
, J=8.02Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.10Hz, 1H) 7.58-7.66 (m, 2H) 7.71-7.79 (m, 1H) 7.91
(d, J=7.92Hz, 1H) 8.23 (d, J=7.92Hz, 1H) 8.28 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=500.3,Rt=1.02分.
実施例136:N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)
−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0611】
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.16Hz, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.15-3.25 (m,
4H) 3.83-3.94 (m, 4H) 5.42 (七重線, J=6.18Hz, 1H) 7.27-7.35 (m, 2H) 7.59-7.66 (m
, 2H) 7.70-7.77 (m, 1H) 7.79 (d, J=1.86Hz, 1H) 7.90 (d, J=7.87Hz, 1H) 8.22 (d, J
=7.68Hz, 1H) 8.27 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.4,Rt=1.
17分.
実施例137:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズア
ミド
【0612】
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.42 (s, 3H) 3.12-3.22 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.94 (m, 4H) 6.99 (d, J=2.25Hz, 1H) 7.42 (d, J=2.25Hz, 1H) 7.43-7.50 (m, 2H) 7.57
(t, J=8.02Hz, 1H) 7.85 (d, J=2.01Hz, 1H) 7.89 (dd, J=7.92, 2.01Hz, 1H) 7.95 (d,
J=8.22Hz, 1H) 8.17 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.1,Rt=0
.91分.
実施例138:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【0613】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.71 (s, 3H) 3.12-3.21 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.82-3
.90 (m, 4H) 6.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.53 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74-7.83 (m, 1H) 7.96
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.
27 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.3,Rt=0.64
分.
実施例139:2−(tert−ブチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【0614】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.50 (s, 9H) 2.31 (s, 3H) 3.08-3.19 (m, 4H) 3.64 (
s, 3H) 3.79-3.94 (m, 4H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.24-7.38 (m, 2H) 7.57-7.71 (m,
2H) 7.98 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.87Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=461.4,Rt=0.66分.
実施例140:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)イソニコチンアミド
【0615】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.10-3.23 (m, 4H) 3.64 (
s, 3H) 3.82-3.95 (m, 4H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.58 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.80 (dd, J=5
.09, 1.17Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=472.2,Rt=0.73分.
実施例141:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(1’,2−ジメチル−5
’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)イソニコチンアミド
【0616】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.78-1.86 (m, 6H) 2.70 (s, 3H) 3.16 (br. s., 4H) 3
.65 (s, 3H) 3.85 (br. s., 4H) 6.90-6.99 (m, 1H) 7.49 -7.56 (m, 1H) 7.82-7.89 (m,
1H) 8.09-8.16 (m, 1H) 8.38-8.45 (m, 1H) 8.78-8.85 (m, 1H) 9.20-9.26 (m, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.54分.
実施例142:N−(3−(1−(2−ヒドロキシエチル)−5−モルホリノ−6−オキ
ソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド
【0617】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.13 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.80-3.95 (m,
6H) 4.17 (t, J=5.28Hz, 2H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.26-7.33 (m, 2H) 7.54-7.63 (m
, 2H) 7.72 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.25
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.78分.
実施例143:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(1−(2−ヒドロ
キシエチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0618】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.80 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 2.97-3.18 (m, 4H) 3.74-3
.94 (m, 7H) 4.17 (t, J=5.28Hz, 2H) 6.98 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.24-7.42 (m, 2H) 7.54
-7.65 (m, 2H) 7.80 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.71分.
実施例144:N−(1’−(2−ヒドロキシエチル)−2−メチル−5’−モルホリノ
−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0619】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.72 (s, 3H) 3.07-3.20 (m, 4H) 3.80-3.99 (m, 6H) 4
.19 (t, J=5.09Hz, 2H) 6.98 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.50 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.78 (t, J=7
.83Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.47 (d, J
=2.35Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=503.2,
Rt=0.63分.
実施例145:N−(6’−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリ
ノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0620】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.67 (s, 3H) 3.12-3.22 (m, 4H) 3.80-3.89 (m, 4H) 3
.91-3.99 (m, 2H) 4.47-4.58 (m, 2H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68-7.82 (m, 1H) 7.85
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.
42 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=50
3.2,Rt=0.67分.
実施例146:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒド
ロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0621】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.20 (s, 3H) 2.98-3.12 (m, 4H) 3.67-3.84 (m, 4H) 6
.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.45-7.54 (m
, 2H) 7.59-7.67 (m, 1H) 7.79 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.10 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (s, 1
H). LCMS(m/z)(M+H)=458.3,Rt=0.82分.
実施例147:N−(3−(1−(シアノメチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−1,
6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【0622】
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.11-3.22 (m, 4H) 3.80-3.89 (m, 4H) 5
.05 (s, 2H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.59 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69-7.76 (m, 1H) 7.89 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=497.3,Rt=0.95分.
実施例148:(R)−N−(3−(1−(1−シアノエチル)−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0623】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.72 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.25 (s, 6H) 3.11 (br. s., 8
H) 3.71 (br. s., 8H) 5.87 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.73 (d, J=1.17Hz, 2H) 7.28 (d, J=8.
22Hz, 2H) 7.43 (d, J=1.57Hz, 2H) 7.63 (s, 2H) 7.71 (d, J=8.22Hz, 2H) 7.77 (t, J=
7.83Hz, 2H) 7.95 (d, J=7.43Hz, 2H) 8.21-8.32 (m, 5H) 10.45 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=511.2,Rt=1.00分.
実施例149:(S)−N−(3−(1−(1−シアノエチル)−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0624】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.80 (d, J=7.43Hz, 3H) 2.33 (s, 3H) 3.20 (br. s., 4
H) 3.78 (d, J=4.30Hz, 4H) 5.95 (q, J=7.04Hz, 1H) 6.81 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.36 (d,
J=8.22Hz, 1H) 7.51 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.71 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1
.96Hz, 1H) 7.83-7.90 (m, 1H) 8.04 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28-8.44 (m, 2H) 10.53 (s,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=511.3,Rt=1.01分.
実施例150:N−(4−メチル−3−(1−(2−(メチルスルホニル)エチル)−5
−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0625】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.02 (s, 3H) 3.14-3.24 (m, 4H) 3.67 (
t, J=6.46Hz, 2H) 3.83-3.90 (m, 4H) 4.50 (t, J=6.46Hz, 2H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.42 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.57 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.6
1 (s, 1H) 7.69-7.76 (m, 1H) 7.89 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (
s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=564.3,Rt=0.90分.
実施例151:N−(2−メチル−1’−(2−(メチルスルホニル)エチル)−5’−
モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0626】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.71 (s, 3H) 3.04 (s, 3H) 3.12-3.22 (m, 4H) 3.70 (
t, J=6.06Hz, 2H) 3.80-3.95 (m, 4H) 4.53 (t, J=6.06Hz, 2H) 6.94 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.56 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.78 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.27 (d, J
=7.43Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.28 (d, J=2.35Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=565.2,Rt=0.68分.
実施例152:(S)−N−(3−(6−(1−シアノエトキシ)−5−モルホリノピリ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0627】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73 (d, J=7.04Hz, 3H) 2.22 (s, 3H) 3.06 (d, J=5.09
Hz, 4H) 3.74 (t, J=4.50Hz, 4H) 5.78 (q, J=6.91Hz, 1H) 7.26 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.3
0 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.70-7.82 (m, 3H) 7.95 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.22-8.30 (m, 2H) 10.44 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=511.5,
Rt=1.13分.
実施例153:(R)−N−(3−(6−(1−シアノエトキシ)−5−モルホリノピリ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0628】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73 (d, J=7.04Hz, 3H) 2.22 (s, 3H) 3.06 (d, J=5.09
Hz, 4H) 3.74 (t, J=4.50Hz, 4H) 5.78 (q, J=6.65Hz, 1H) 7.26 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.3
0 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69-7.83 (m, 3H) 7.95 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.19-8.32 (m, 2H) 10.44 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=511.2,
Rt=1.00分.
実施例154:4−メチル−3−(1−(2−(メチルスルホニル)エチル)−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0629】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.03 (s, 3H) 3.10-3.22 (m, 4H) 3.68 (
t, J=6.46Hz, 2H) 3.81-3.92 (m, 4H) 4.51 (t, J=6.46Hz, 2H) 7.00 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.36-7.48 (m, 2H) 7.54 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.81-7.88 (m, 2H) 7.93 (d, J=8.22Hz, 1
H) 8.15 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=564.3,Rt=0.93分.
実施例155:N−(3−(1−エチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒド
ロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0630】
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.11-3.21 (m,
4H) 3.82-3.91 (m, 4H) 4.11 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.58 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.69-7.76
(m, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=486.2,Rt=0.95分.
実施例156:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0631】
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.12-3.23 (m,
4H) 3.81-3.96 (m, 4H) 4.47 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.24-7.33 (m, 2H) 7.57-7.64 (m, 2H)
7.69-7.75 (m, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83
Hz, 1H) 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=486.3,Rt=1.09
分.
実施例157:N−(1’−エチル−2−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0632】
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.39 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.72 (s, 3H) 3.07-3.21 (m,
4H) 3.76-3.89 (m, 4H) 4.13 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55 (d, J=2
.35Hz, 1H) 7.74-7.83 (m, 1H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34
(s, 1H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=487.2,Rt=0.70分.
実施例158:N−(3−(1−エチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒド
ロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0633】
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.29 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.22 (s, 3H) 3.03-3.13 (m,
4H) 3.71-3.82 (m, 4H) 4.03 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.22 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.51 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.56 (d, J=2.35H
z, 1H) 8.02 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.81 (d, J=4.69Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=487.2,Rt=0.89分.
実施例159:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0634】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.01-3.22 (m,
4H) 3.75-3.99 (m, 4H) 4.47 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.25 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.32 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.50-7.67 (m, 2H) 7.74 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.29
(s, 1H) 8.90 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=487.2,Rt
=1.03分.
実施例160:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(1−エチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル
)イソニコチンアミド
【0635】
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.81 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3
.20 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.80-3.94 (m, 4H) 4.12 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.02 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.31 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63
(s, 1H) 7.81 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=486.3,Rt=0.79分.
実施例161:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5
−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0636】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.46 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.81 (s, 6H) 2.27 (s, 3H) 3
.12-3.25 (m, 4H) 3.75-3.94 (m, 4H) 4.49 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.24-7.36 (m, 2H) 7.47
-7.67 (m, 2H) 7.75-7.90 (m, 2H) 8.06 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=486.3,Rt=0.93分.
実施例162:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0637】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 3.05 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.66 (s, 3H) 3
.82-3.91 (m, 4H) 6.13 (d, J=0.78Hz, 1H) 6.31 (s, 1H) 7.31 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.61
-7.67 (m, 2H) 7.72 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1
H) 8.25 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.3,Rt=0.96分.
実施例163:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【0638】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.64 (s, 3H) 2.99-3.11 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.80-3
.96 (m, 4H) 6.12 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.35 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.73-7.81 (m, 1H) 7.95
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.
21 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.69
分.
実施例164:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【0639】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.37-3.51 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.
77 (m, 5H) 6.59 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69- 7.83 (m, 3H) 7.95 (d, J=7.8
3Hz, 1H) 8.21-8.27 (m, 1H) 8.29 (s, 1H) 10.47 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=473.1,Rt=0.94分.
実施例165:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリダジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズ
アミド
【0640】
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.34 (s, 3H) 3.26 (br. s., 12H) 3.43 (br. s., 4H) 3
.64 (br. s., 7H) 6.62 (s, 1H) 7.32-7.46 (m, 3H) 7.48-7.59 (m, 2H) 7.89 (d, J=8.2
2Hz, 1H) 7.92 (s, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 10.46 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=473.1,Rt=1.00分.
実施例166:N−(6−メチル−5−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0641】
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.40-3.54 (m, 4H) 3.62-3.77 (m, 8H) 6.
72 (s, 1H) 7.75-7.87 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25-8.31 (m, 2H) 8.33 (s, 1
H) 8.99 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.84 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474.
3,Rt=0.72分.
実施例167:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジ
ン−3−イル)イソニコチンアミド
【0642】
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76 (s, 6H) 2.54 (s, 3H) 3.39-3.53 (m, 4H) 3.65-3.
75 (m, 7H) 6.71 (s, 1H) 7.81-7.92 (m, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.22 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.
83 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.94 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.90 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=474.2,Rt=0.68分.
実施例168:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジ
ン−3−イル)イソニコチンアミド
【0643】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.43-3.52 (m, 8H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.
76 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69- 7.79 (m, 2H) 8.18 (d, J=4.3
0Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.98 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.69 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=474.2,Rt=0.94分.
【0644】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、方法1において記載した方法と同
様の方法を使用して調製し、分取HPLCによって精製して、対応するTFA塩を凍結乾
燥で得た。
【0645】
実施例169:N−(3−(4−エチル−6−モルホリノ−5−オキソ−4,5−ジヒド
ロピラジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0646】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラジン−
2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、ヨー
ドエタン(1.2当量)および炭酸カリウム(2.0当量)を室温で使用して、方法1に
従った。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.39 (s, 3H) 3.80 (
s, 8H) 4.02 (q, J=7.30Hz, 2H) 7.02-7.31 (m, 2H) 7.57 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.
65-7.81 (m, 2H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.13-8.38 (m, 1H).LCMS(m/z)(M
+H)=487.4、Rt=1.02分。
【0647】
実施例170:N−(3−(4−(2,2−ジフルオロエチル)−6−モルホリノ−5−
オキソ−4,5−ジヒドロピラジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0648】
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−5−オキソ−4,5−ジヒドロピラジン−
2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、1,
1−ジフルオロ−2−ヨードエタン(1.2当量)および炭酸カリウム(2.0当量)を
60℃で使用して、方法1に従った。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.39 (s, 3H) 3.8
1 (d, J=5.09Hz, 8H) 4.38 (td, J=14.09, 3.91Hz, 2H) 6.02-6.44 (m, 1H) 7.14 (s, 1H
) 7.26 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.67-7.79 (m, 2H) 7.89 (d
, J=7.83Hz, 1H) 8.16-8.34 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=523.3、Rt
=1.05分。
【0649】
5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(
1H)−オンの合成
【0650】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の5−ブロモ−1−メチル−3−モルホ
リノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,
5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.2当量)
の溶液(0.14M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹
拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に15分
間加熱した。溶液を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗製材料を、100%酢酸エチル、続いて酢酸エチル中10%メタノー
ルで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮
し、真空下で乾燥させて、5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−
モルホリノピリジン−2(1H)−オンを収率31%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=300.2、Rt=0.41分。
【0651】
5’−アミノ−1,2’−ジメチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6(
1H)−オンの合成
【0652】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1,4−ジオキサン中の5−ブロモ−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H
)−オン(1.00当量)の0.18M溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.50
当量)、酢酸カリウム(2.00当量)およびPdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付
加物(0.10当量)を添加した。反応物を120℃で20分間照射に供した。反応物を
DCM(20mL)で希釈し、濾過した。濾液を濃縮して、5’−アミノ−1,2’−ジ
メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−6(1H)−オンを、対応するボ
ロン酸との混合物として、暗褐色粘着性固体として定量的収率で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=321.0、Rt=0.65分。
ステップ2:
DME中の5’−アミノ−1,2’−ジメチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリ
ジン]−6(1H)−オン(1.00当量)の0.18M溶液および5−ブロモ−6−メ
チルピリジン−3−アミン(1.00当量)に、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2
付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を添加した。
反応混合物を125℃で20分間照射に供した。LC−MSは、主としてPへの変換を示
した。冷却した反応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃縮
し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(0〜15%メタノールを伴う酢酸エ
チルの勾配)によって精製して、5’−アミノ−1,2’−ジメチル−5−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−6(1H)−オンを褐色固体として得た。LCMS(m/z
)(M+H)=301.0、Rt=0.33分。
【0653】
6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−3
(2H)−オンの合成
【0654】
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび水(2:1)中の6−クロロ−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−
3(2H)−オン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.1当量)の溶液(0.2
M)に、PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.5当量)および炭酸ナトリ
ウム(6.6当量)を添加した。溶液をマイクロ波中120℃で40分間加熱した。室温
に冷却したら、溶液を酢酸エチルおよび水で希釈し、水層を酢酸エチルでさらに2回抽出
し、有機物を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、褐色固体を得た
。6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−
3(2H)−オンを所望の生成物として単離した。LCMS(m/z)(M+H)=30
1.1、Rt=0.49分。
【0655】
方法3:
DMF中のアミン(1.0当量)および対応するカルボン酸(1.0〜1.2当量)の
溶液(0.1M)に、EDC(1.0〜1.2当量)およびHOAt(1.0〜1.2当
量)を添加し、反応物を室温で6〜24時間撹拌した。完了したら、溶液をHPLCフィ
ルターに通して濾過し、逆相分取HPLCによって精製した。あるいは、溶液を水と酢酸
エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮して、粗製材料を得、これを、逆相分取HPLCによってさらに精製した。純粋な
画分を凍結乾燥して、所望の生成物をTFA塩として単離した。
【0656】
実施例171:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズアミ
ドの合成
【0657】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピ
リジン−2(1H)−オン(1.0当量)の溶液(0.07M)に、3−(ジフルオロメ
チル)安息香酸(1.2当量)、EDC−HCl(1.2当量)およびHOAt(1.2
当量)を添加した。反応物を室温で6時間撹拌した。完了したら、溶液をHPLCフィル
ターに通して濾過し、逆相分取HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、
3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズアミドをTFA塩と
して収率45%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=454.2、Rt=0.7
9分。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 3.08-3.22 (m, 4H) 3.64 (s, 3H)
3.81-3.94 (m, 4H) 6.66-7.05 (m, 2H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.40 (d, J=2.35Hz, 1H
) 7.56 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.60-7.68 (m, 2H) 7.76 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.05-8.
15 (m, 1H).
【0658】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法(方法3)と同様の方法を使用して調製した。
実施例172:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)ベンズアミド
【0659】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.78 (s, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.08-3.25 (m, 4H) 3.64 (
s, 3H) 3.82-3.95 (m, 4H) 7.03 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.41 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.51-7.66 (m, 3H) 7.76 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.
08 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=471.3,Rt=0.80分.
実施例173:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−
5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0660】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の3−((ジメチルアミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸
(1.1当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン
−1,3−ジアミン塩酸塩(1.1当量)および3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,
5−b]ピリジン−3−オール水和物(1.1当量)の溶液(0.3M)に、5−(5−
アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オ
ン(1.0当量)を添加し、反応物を室温で終夜撹拌した。0.4M炭酸ナトリウム水溶
液で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過
し、シリカゲルで濃縮して、粗生成物を得た。材料を、シリカゲルでのフラッシュクロマ
トグラフィー(50〜100%の90:10:1.5 酢酸エチル:メタノール:トリエ
チルアミンを伴うヘプタンの勾配)によって精製して、3−((ジメチルアミノ)メチル
)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒ
ドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを淡黄
緑色固体として収率46%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 2.92
(s, 6H) 3.07-3.20 (m, 4H) 3.63 (s, 3H) 3.79-3.91 (m, 4H) 4.51 (s, 2H) 6.92 (d, J
=1.96Hz, 1H) 7.22-7.40 (m, 2H) 7.53-7.72 (m, 2H) 8.10 (s, 1H) 8.30-8.46 (m, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=529.4、Rt=0.65分。
実施例174:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニ
ル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0661】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.14 (d, J=4.3
0Hz, 5H) 3.21 (d, J=18.00Hz, 4H) 3.63 (s, 3H) 3.70 (br. s., 2H) 3.81-3.91 (m, 4H
) 4.09 (d, J=12.13Hz, 2H) 6.91 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.33 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.54-7.62 (m, 2H) 7.79 (d, J=4.70Hz, 2H). LCMS
(m/z)(M+H)=584.4,Rt=0.70分.
実施例175:5−(ジメチルアミノ)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ニコチンアミ
ド
【0662】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.01-3.16 (m, 4H) 3.20 (s, 6H) 3.63 (
s, 3H) 3.78-3.92 (m, 4H) 6.91 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.23-7.37 (m, 2H) 7.54-7.75 (m,
2H) 8.14-8.30 (m, 2H) 8.45 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=448.3,
Rt=0.57分.
実施例176:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)−5−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0663】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.06-3.19 (m, 4H) 3.27 (s, 4H) 3.64 (
s, 3H) 3.77-3.93 (m, 4H) 6.92 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.23-7.39 (m, 2H) 7.53-7.71 (m,
2H) 8.45 (s, 1H) 8.60 (s, 1H) 8.78 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=55
0.1,Rt=0.83.
実施例177:3−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベ
ンズアミドの合成
【0664】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.98 (t, J=18.39Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.13-3.23 (m,
4H) 3.65 (s, 3H) 3.82-3.93 (m, 4H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H
) 7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.53-7.67 (m, 3H) 7.76 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.03 (d, J=7.8
3Hz, 1H) 8.11 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=468.1,Rt=0.85
.
実施例178:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イ
ソニコチンアミド
【0665】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.04 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.10-3.23 (m,
4H) 3.65 (s, 3H) 3.81-3.93 (m, 4H) 7.00 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H
) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55-7.68 (m, 2H) 7.96 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8
.81 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=469.1,Rt=0.78
.
実施例179:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0666】
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.10-3.22 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.80-3
.93 (m, 4H) 6.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.60 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.3
0 (s, 1H) 8.91 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.1,R
t=0.83.
実施例181:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−メトキシ−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド
【0667】
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.10-3.21 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.79-3
.91 (m, 4H) 4.02 (s, 3H) 6.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.37 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.52 (d,
J=1.96Hz, 1H) 8.22-8.34 (m, 2H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.24 (d, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=503.1,Rt=0.67分.
実施例182:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−フルオロ−3−メトキシベ
ンズアミド
【0668】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.70 (s, 3H) 3.12-3.20 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.80-3
.89 (m, 4H) 3.97 (s, 3H) 6.95 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.27 (dd, J=10.96, 8.61Hz, 1H) 7
.53 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.62 (ddd, J=8.41, 4.11, 1.96Hz, 1H) 7.75 (dd, J=8.22, 1.9
6Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.25 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=453.0,Rt=0.58分.
実施例184:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチ
ンアミド
【0669】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.11 (br. s., 4H) 3.35 (s, 5H) 3.50 (s
, 5H) 3.72 (br. s., 4H) 6.70 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.41 (s, 1H) 7.64 (s
, 1H) 7.69 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.22 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.53 (s, 1H) 9.00 (d, J=5.09
Hz, 1H) 10.76 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.3,Rt=0.65
.
実施例185:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミ
ド
【0670】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.11 (br. s., 4H) 3.29 (s, 3H) 3.50 (s
, 4H) 3.68-3.77 (m, 5H) 6.71 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.41 (d, J
=1.96Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.83 (t, J=7.8
3Hz, 1H) 8.14 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.48 (s, 1H) 10.49 (s, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=482.3,Rt=0.68.
実施例189:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコ
チンアミド
【0671】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.31 (br. s., 1H) 3.42-3.49 (m, 5H) 3.67 (s, 3H) 3.
68-3.74 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.07 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.74 (s, 2H) 8.
05 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.65 (s, 1H), LCMS
(m/z)(M+H)=456.0,Rt=0.76分.
実施例190:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)ベンズア
ミド
【0672】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.23-2.33 (m, 3H) 3.37-3.52 (m, 4H) 3.61-3.77 (m, 7
H) 6.59 (s, 1H) 7.23-7.32 (m, 1H) 7.60-7.71 (m, 1H) 7.71-7.80 (m, 3H) 8.07-8.18
(m, 2H) 10.41 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=455.0,Rt=0.87
分.
実施例191:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニ
ル)イソニコチンアミド
【0673】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.36-3.51 (m, 4H) 3.57-3.
76 (m, 7H) 6.59 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65-7.78 (m, 2H) 7.85 (d, J=3.91
Hz, 1H) 7.94-8.06 (m, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56 (s, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=473.4,Rt=0.84分.
実施例192:4−(ジフルオロメチル)−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オ
キソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)ベンズアミドの合成
【0674】
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
MnO
2(8.0当量)を、DCM中の3−ブロモ−4−(ヒドロキシメチル)−N−
(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.14
M)中に添加した。懸濁液を室温で1時間撹拌した。混合物をセライト越しに濾過し、濃
縮して、3−ブロモ−4−ホルミル−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベン
ズアミドを収率100%で得た。LC/MS(m/z)=373.9(MH
+)、R
t=
0.0.94分。
ステップ2:
乾燥CH
2Cl
2中の3−ブロモ−4−ホルミル−N−(3−(トリフルオロメチル)
フェニル)ベンズアミド(1.0当量)の冷却溶液(0.18M)に、激しく撹拌しなが
ら(ジエチルアミノ)硫黄トリフルオリド(3.5当量)を添加した。得られた反応混合
物を0℃で2時間撹拌した。反応物を飽和NaHCO
3でクエンチし、DCMで抽出した
。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4越しに濾過し、濃縮して、3−ブロモ−4−
(ジフルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収
率47%で得た。LC/MS(m/z)=393.9(MH
+)、R
t=1.11分。
ステップ3:
1−メチル−3−モルホリノ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オンおよび3−ブロモ−4−(ジフ
ルオロメチル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを使用して
方法2に従って、4−(ジフルオロメチル)−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フ
ェニル)ベンズアミドを収率8%で得た。LC/MS(m/z)=508.1(MH+)
、Rt=0.98分。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.12-3.21 (m, 4H), 3.64 (s, 3H
), 3.80-3.90 (m, 4H), 6.96 (d, J=1.96Hz, 2H), 7.41 (d, J=1.96Hz, 2H), 7.52- 7.62
(m, 1H), 7.84-7.92 (m, 1H), 7.97 (br. s., 2H), 8.05-8.12 (m, 1H), 8.14-8.20 (m,
1H).
【0675】
実施例193:メチル(2−(2’−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−5’−(3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−[3,3’−ビピリジン]−1(6H)−イ
ル)エチル)カルバメートの合成
【0676】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.00当量)
の0.3M溶液を、水素化ナトリウム(1.20当量)で処理した。混合物を周囲温度で
15分間撹拌した。tert−ブチル(2−ブロモエチル)カルバメート(1.20当量
)を添加した。混合物を60℃で3時間撹拌した。冷却した反応混合物を水で希釈し、酢
酸エチルで抽出した。合わせた有機物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、tert−ブチル(2−(5−ブロモ−3−モル
ホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)エチル)カルバメートを得た。LCM
S(m/z)(M+H)=402.1/404.1、Rt=0.78分。
ステップ2:
適切な出発材料を使用し、実施例192の調製について記載した方法と同様の方法を使
用して、tert−ブチル(2−(2’−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−5’−
(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−[3,3’−ビピリジン]−1(6H)
−イル)エチル)カルバメートを調製した。LCMS(m/z)(M+H)=602.2
、Rt=0.78分。
ステップ3:
1:1 DCM:TFA中のtert−ブチル(2−(2’−メチル−5−モルホリノ
−6−オキソ−5’−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−[3,3’−ビピ
リジン]−1(6H)−イル)エチル)カルバメート(1.00当量)の0.1M溶液を
、周囲温度で15分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。残留物を炭酸ナトリウム水溶液
で塩基性化し、DCMで抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮して、粗製のN−(1’−(2−アミノエチル)−2−メチル−5’−モルホリノ
−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得、これをさらに精製することなく使用した。L
CMS(m/z)(M+H)=502.2、Rt=0.58分。
ステップ4:
DCM中のN−(1’−(2−アミノエチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−6’
−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の0.2M溶液に、トリエチルアミン(3
.00当量)およびクロロギ酸メチル(1.10当量)を添加した。反応物を周囲温度で
20分間撹拌した。反応物を、水の添加によりクエンチし、濃縮した。粗製材料を分取逆
相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、メチル(2−(2’−メチル
−5−モルホリノ−6−オキソ−5’−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−
[3,3’−ビピリジン]−1(6H)−イル)エチル)カルバメートをTFA塩として
収率7%で単離した。
1H NMR (400MHz (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.10-3.21
(m, 5H) 3.47-3.62 (m, 5H) 3.80-3.90 (m, 4H) 4.10-4.20 (m, 2H) 6.93 (d, J=2.05Hz
, 1H) 7.41 (d, J=2.10Hz, 1H) 7.73-7.83 (m, 1H) 7.96 (dd, J=7.87, 0.68Hz, 1H) 8.2
7 (d, J=7.87Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.20Hz, 1H) 9.18 (d, J=2.15Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=560.3、Rt=0.68分。
【0677】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例193の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【0678】
実施例194:メチル(2−(5−(2−メチル−5−(3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド)フェニル)−3−モルホリノ−2−オキソピリジン−1(2H)−イル)エ
チル)カルバメート
【0679】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 3.16 (br. s., 4H) 3.48-3.55 (m, 2H) 3
.56 (s, 3H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4.08-4.19 (m, 2H) 6.97 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.24 (d,
J=1.56Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.55 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.69-7.
78 (m, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H).LCMS(
m/z)(M+H)=559.3、Rt=0.89分。
【0680】
5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2(1H)−オンの合
成
【0681】
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
撹拌子を備え、窒素でパージした丸底フラスコ内に、5−ブロモ−3−(トリフルオロ
メチル)ピリジン−2−オール(1.0当量)、炭酸カリウム(2.0当量)およびDM
Fを添加した(0.2M)。混合物を室温で撹拌し、ヨードエタン(1.2当量)をシリ
ンジによって添加した。混合物を35℃に4時間加温し、その時点でLCMSは完全な変
換を示した。反応物を、水と酢酸エチルとに分配することによって仕上げ処理し、水相を
酢酸エチルでさらに3回抽出し、有機物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮して、5−ブロモ−1−エチル−3−(トリフルオロメチル)ピ
リジン−2(1H)−オン(67%)を得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.32-1.5
0 (m, 3H) 4.04 (q, J=7.17Hz, 2H) 7.63 (br. s., 1H) 7.78 (br. s., 1H).LCMS(
m/z)(M+H)=269.1/271.1、Rt=0.72分
【0682】
実施例196:N−(3−(4−メトキシ−6−モルホリノピリジン−2−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0683】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
2,6−ジクロロ−4−ニトロピリジン(1.0当量)、炭酸カリウム(3当量)およ
びメタノール(20当量)の混合物を、マイクロ波中70℃に25分間加熱した。反応混
合物をメタノールで希釈し、残った固体からデカントした。濃縮した後、混合物を水とE
tOAcとに分配した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液
を濃縮し、真空下で乾燥させて、2,6−ジクロロ−4−メトキシピリジンを収率88%
で得た。LCMS(m/z)(M+H)=177.9/179.9、Rt=0.72分。
ステップ2:
2,6−ジクロロ−4−メトキシピリジン(1.0当量)およびモルホリン(20当量
)の混合物を、マイクロ波中130℃に40分間加熱した。反応混合物を遠心分離し、可
溶性部分を固体から取り出した。水を可溶性部分に添加し、生成物の沈殿が生じた。この
混合物を遠心分離し、可溶性部分を廃棄した。残った固体を水とEtOAcとに分配した
。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾
燥させて、4−(6−クロロ−4−メトキシピリジン−2−イル)モルホリンを収率43
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=229.1、Rt=0.76分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−4−メトキシピリジン−2−イル)モルホリン(1.0
当量)、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.2
当量)、炭酸ナトリウム(2M、8当量)およびPdCl
2(dppf)(0.5当量)
の混合物(0.1M)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱した。DME可溶性部分
を除去し、濃縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相をブライン
で洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HP
LCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(4−メトキシ−6−モ
ルホリノピリジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミドをTFA塩として収率34%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=4
72.4、Rt=0.81分。
【0684】
実施例197:N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−4−オキソ−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0685】
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の2,6−ジクロロ−4−ニトロピリジン(1.0当量)、炭酸カリウム(2
当量)およびベンジルアルコール(2.4当量)の混合物(4M)を、マイクロ波中90
℃に2時間加熱した。混合物を水とEtOAcとに分配した。有機相をブラインで洗浄し
、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾燥させて、粗製の4−(ベン
ジルオキシ)−2,6−ジクロロピリジンを得、さらに精製することなく次のステップに
おいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=254.0/256.0、Rt=1.
05分。
ステップ2:
NMP中の4−(ベンジルオキシ)−2,6−ジクロロピリジン(1.0当量)および
モルホリン(1.2当量)の混合物(2M)を、マイクロ波中130℃に1時間加熱した
。反応混合物を水とEtOAcとに分配した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾燥させて、粗製の4−(4−(ベンジルオキ
シ)−6−クロロピリジン−2−イル)モルホリンを得、さらに精製することなく次のス
テップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=305.0、Rt=1.10
分。
ステップ3:
DME中の4−(4−(ベンジルオキシ)−6−クロロピリジン−2−イル)モルホリ
ン(1.0当量)、N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド(1.2当量)、炭酸ナトリウム(2M、8当量)およびPdCl
2(dppf)(0
.5当量)の混合物(0.1M)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱した。DME
可溶性部分を除去し、濃縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相
をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾
燥させて、粗製のN−(3−(4−(ベンジルオキシ)−6−モルホリノピリジン−2−
イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得、さらに
精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=54
8.2、Rt=0.99分。
ステップ4:
窒素でフラッシュしたEtOH中のN−(3−(4−(ベンジルオキシ)−6−モルホ
リノピリジン−2−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(1.0当量)に、Pd−C(0.2当量)を添加した。次いで、この混合物を水
素雰囲気にさらした。4時間撹拌した後、水素雰囲気を窒素に置き換え、混合物をセライ
ト越しに濾過した。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な
画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(6−モルホリノ−4−オキソ−1,4−
ジヒドロピリジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
TFA塩として4ステップにわたって収率10%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)
δppm 2.26 (s, 3H) 3.69 (br. s., 4H) 6.20-6.50 (m, 1H) 7.30 (br. s., 1H) 7.61-7.
85 (m, 3H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.17-8.37 (m, 2H) 10.50 (br. s., 1H).LCMS
(m/z)(M+H)=458.1、Rt=0.78分。
【0686】
実施例198:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノチアゾール−5−イル)フェニ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0687】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
2,5−ジブロモチアゾール(1.0当量)、モルホリン(1.5当量)およびトリエ
チルアミン(4当量)の溶液を、マイクロ波中150℃に2時間加熱した。濃縮した後、
混合物を水とEtOAcとに分配した。有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥させた。溶液を濃縮し、真空下で乾燥させて、粗製のN−(4−メチル−3−(2−モ
ルホリノチアゾール−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
を得、さらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M
+H)=448.2、Rt=0.83分。
ステップ2:
DME中の4−(5−ブロモチアゾール−2−イル)モルホリン(1.0当量)、N−
(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−
2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.2当量)、炭酸
ナトリウム(2M、8当量)およびPdCl
2(dppf)(0.5当量)の混合物(0
.1M)を、マイクロ波中108℃に13分間加熱した。DME可溶性部分を除去し、濃
縮した後、得られた固体をEtOAcと水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、次
いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HPLCによって
精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(2−モルホリノチアゾ
ール−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩とし
て収率15%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.36 (s, 3H) 3.40-3.43 (m,
4H) 3.70-3.74 (m, 4H) 7.22-7.33 (m, 2H) 7.63 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.72-7.84
(m, 2H) 7.95 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.19-8.33 (m, 2H) 10.45 (s, 1H).LCMS(m/z
)(M+H)=448.2、Rt=0.83分。
【0688】
実施例199:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノチアゾール−4−イル)フェニ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0689】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
2,4−ジブロモチアゾールから出発し、N−(4−メチル−3−(2−モルホリノチ
アゾール−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドと同じ手順
を使用して生成物を合成した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.39 (s, 3H) 3.68-3.77 (m, 4H) 6.94 (s, 1H) 7.17-7.
27 (m, 1H) 7.68 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.77 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.89-8.00 (m, 2H
) 8.19-8.34 (m, 2H) 10.43 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=448.2、Rt
=0.85分。
【0690】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
N−(2’−フルオロ−2−メチル−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドの合成
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の4−ブロモ−2−フルオロピリジン(
1.0当量)およびN−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.08M)に、PdCl
2(dppf)−DCM
付加物(0.1当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマ
イクロ波中110℃に15分間加熱した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し
た。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料N−(4
−メチル−3−(2−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドを固体として単離し、精製することなくその後のステップにおいて
使用した。LCMS(m/z)(M+H)=376.0、Rt=0.71分。
【0692】
【化343】
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【0693】
実施例215:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【0694】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.17-3.22 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.85-3
.91 (m, 4H) 6.67-6.98 (m, 1H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.01 (d,
J=5.09Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)
=455.1、Rt=0.75分。
【0695】
実施例222:N−(6’−シアノ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0696】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の5’−アミノ−2’−メチル−5−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]
−6−カルボニトリル(1.0当量)およびN−(6−メチル−5−(4,4,5,5−
テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.2当量)の溶液(0.1M)および2M炭酸
ナトリウム(3当量)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)を、撹
拌子を備えたマイクロ波バイアル内で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に10分
間加熱した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆
相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−シアノ−2−メ
チル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドをTFA塩として収率23%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od
>)δppm 2.62 (s, 3H) 3.36-3.43 (m, 4H) 3.87-3.98 (m, 4H) 7.75 (d, J=1.57Hz, 1H)
7.80 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.97 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.35 (s, 1H
) 8.38 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.42 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.20 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS
(m/z)(M+H)=468.1、Rt=0.74分。
【0697】
以下に列挙する化合物は、対応する臭化物およびボロン酸エステルを使用し、実施例2
22の調製について記載した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例223:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(ジフルオロ
メトキシ)−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチン
アミド
【0698】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.74 (s, 6H) 2.12-2.27 (m, 3H) 2.99-3.15 (m, 3H) 3.
63-3.84 (m, 3H) 7.29-7.34 (m, 1H) 7.36-7.39 (m, 1H) 7.61-7.64 (m, 1H) 7.68-7.72
(m, 1H) 7.78-7.81 (m, 1H) 7.82-7.86 (m, 1H) 7.93-8.00 (m, 1H) 8.69-8.87 (m, 1H)
10.47-10.60 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=508.3,Rt=1.08分
.
実施例224:N−(6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0699】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.97-3.11 (m, 4H) 3.69-3.72 (m, 4H) 7.43-7.49 (m, 1
H) 7.69-7.81 (m, 2H) 7.83-7.87 (m, 1H) 7.89 -7.99 (m, 1H) 8.10-8.17 (m, 1H) 8.21
-8.30 (m, 2H) 8.87-8.95 (m, 1H) 10.73-10.86 (m, 1H)LCMS(m/z)(M+H)
=509.2,Rt=0.86分.
実施例225:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(ジフルオロメト
キシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニ
コチンアミド
【0700】
【化348】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.74 (s, 6H) 2.12-2.27 (m, 3H) 2.99-3.15 (m, 3H) 3.
63-3.84 (m, 3H) 7.29-7.34 (m, 1H) 7.36-7.39 (m, 1H) 7.61-7.64 (m, 1H) 7.68-7.72
(m, 1H) 7.78-7.81 (m, 1H) 7.82-7.86 (m, 1H) 7.93-8.00 (m, 1H) 8.69-8.87 (m, 1H)
10.47-10.60 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=508.3,Rt=1.04分
.
実施例226 N−(3−(6−(ジフルオロメトキシ)−5−モルホリノピリジン−3
−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコ
チンアミド
【0701】
【化349】
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LCMS(m/z)(M+H)=499.2,Rt=0.79分.
実施例227:N−(6’−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−メチル−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0702】
【化350】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.05-3.20 (m, 4H) 3.76-3.96 (m, 4H) 4
.67 (td, J=14.18, 3.72Hz, 2H) 6.02-6.59 (m, 1H) 7.36 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69-7.84
(m, 1H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 2H) 8.23-8.38 (m, 2H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.37 (d
, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=523.1,Rt=0.82分.
実施例228:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(2,2−ジフル
オロエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)イソニコチンアミド
【0703】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.67 (s, 3H) 2.98-3.24 (m, 4H) 3.71-4
.16 (m, 4H) 4.67 (td, J=14.18, 3.72Hz, 2H) 6.03-6.57 (m, 1H) 7.36 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.80-7.92 (m, 2H) 8.13 (s, 1H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H)
9.30 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=523.2,Rt=0.7
2分.
実施例229:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミドの合成
【0704】
【化352】
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25℃のDMA中の3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルアニリン(1.0当量)および3−(メチルスルホニル)安息香酸(1.1当量)
の溶液(0.1M)に、HOAT(1.3当量)、i−Pr
2NEt(3当量)およびE
DC(1.3当量)を添加し、混合物を25℃で20時間撹拌した。混合物を少量の水で
クエンチし、DMSOで希釈し、濾過し、分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画
分を凍結乾燥して、N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミドをTFA塩として収率6
3%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.21 (s, 3H)
3.05 (br. s., 4H) 3.27 (s, 3H) 3.66-3.82 (m, 4H) 4.38 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.12 (d
, J=1.57Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.68-7.74 (m, 2H)
7.81 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.12 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.27 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.46 (s, 1H
) 10.48 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=496.1、Rt=0.88分。
【0705】
以下に列挙する化合物は、対応するアミンおよび酸を使用し、実施例229の調製につ
いて記載した方法と同様の方法を使用して調製した:
実施例230:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアミド
【0706】
【化353】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.22 (s, 3H) 2.99-3.12 (m, 4
H) 3.63-3.80 (m, 4H) 4.38 (q, J=6.78Hz, 2H) 7.13 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.
22Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.70-7.81 (m, 3H) 8.21 (t, J=7.43Hz, 2H) 8.59 (
s, 1H) 9.41 (s, 1H) 10.47 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=486.1,R
t=0.89分.
実施例231:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノ
ピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【0707】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.21 (s, 3H) 3.05 (br. s., 4
H) 3.69-3.79 (m, 4H) 4.38 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.97-7.25 (m, 2H) 7.27 (d, J=7.83Hz,
1H) 7.60-7.73 (m, 4H) 7.75-7.81 (m, 1H) 8.09-8.16 (m, 2H) 10.36 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=468.1,Rt=1.02分.
実施例232:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【0708】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.22 (s, 3H) 3.05 (br. s., 4
H) 3.33 (s, 3H) 3.67-3.79 (m, 4H) 4.38 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.12 (d, J=1.57Hz, 1H)
7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68-7.75 (m, 2H) 8.17-8.24 (m, 1H
) 8.52 (s, 1H) 8.98 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.75 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=497.1,Rt=0.87分.
実施例233:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0709】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.22
(s, 3H) 3.05 (br. s., 4H) 3.64-3.80 (m, 4H) 4.38 (q, J=6.91Hz, 2H) 7.12 (d, J=1
.57Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68-7.74 (m, 2H) 8.01
(d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.60 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=483.1,Rt=1.00分.
実施例234:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジ
ヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【0710】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.35 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.20
(s, 3H) 3.04 (br. s., 4H) 3.72 (d, J=3.91Hz, 4H) 4.06 (q, J=6.91Hz, 2H) 4.38 (q,
J=6.91Hz, 2H) 7.11 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.52 (d, J=1.57Hz,
1H) 7.63 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.70 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.45 (d, J=1.96Hz, 1H)
8.79 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.12 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=531.1,
Rt=0.99分.
実施例235:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル
−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【0711】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.32 (s, 3H) 3.07 (d, J=3.91
Hz, 4H) 3.68-3.77 (m, 4H) 4.39 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.18 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.45 (dd
, J=15.85, 8.02Hz, 2H) 7.58 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.78 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.85-7.92 (
m, 2H) 8.05 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.22 (s, 1H) 10.45 (s, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=486.1,Rt=1.13分.
実施例236:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−N−(3−
(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−4−メチルベンズアミド
【0712】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.41 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.
06 (br. s., 4H) 3.69-3.77 (m, 4H) 4.39 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.13-7.20 (m, 2H) 7.21-
7.27 (m, 1H) 7.44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.78 (d, J=1.57Hz, 1H
) 7.80 (s, 1H) 7.84-7.90 (m, 2H) 10.11 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
76.2,Rt=0.91分.
実施例237:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノ
ピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【0713】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.21 (s, 3H) 3.05 (br. s., 4
H) 3.68-3.79 (m, 4H) 4.38 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.88-7.22 (m, 2H) 7.30 (d, J=8.22Hz,
1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.67-7.75 (m, 2H) 8.04 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H
) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.61 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=469.
1,Rt=0.95分.
実施例238:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル
−N−(3−(メチルスルホニル)フェニル)ベンズアミド
【0714】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.32 (s, 3H) 3.06 (br. s., 4
H) 3.19 (s, 3H) 3.69-3.78 (m, 4H) 4.39 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.19 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.47 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.58-7.66 (m, 2H) 7.78 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.87-7.93 (m, 2H
) 8.12 (dt, J=5.97, 2.69Hz, 1H) 8.39 (s, 1H) 10.52 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=496.1,Rt=0.90分.
実施例239:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−エトキシ−2−メ
チル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0715】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.49 (s, 3H) 2.
99-3.12 (m, 4H) 3.66-3.78 (m, 4H) 4.39 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.23 (d, J=1.57Hz, 1H)
7.80 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.86-7.92 (m, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.83 (d, J=5.
09Hz, 1H) 8.93 (s, 1H) 10.90 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=487.1,
Rt=0.70分.
実施例240:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチンアミ
ド
【0716】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.48 (s, 6H) 2.53 (s, 3H) 3.
07 (br. s., 4H) 3.63-3.82 (m, 4H) 4.40 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.26 (d, J=1.57Hz, 1H)
7.75 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.83 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.28 (s, 1H) 8
.72 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.04 (s, 1H) 11.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
478.1,Rt=0.55分.
実施例241:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,
6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【0717】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.48
(s, 3H) 3.06 (br. s., 4H) 3.65-3.80 (m, 4H) 4.08 (q, J=7.17Hz, 2H) 4.39 (q, J=7.
04Hz, 2H) 7.22 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.79 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.05 (s, 1H) 8.48 (d, J=
1.96Hz, 1H) 8.78-8.91 (m, 2H) 10.47 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=53
2.2,Rt=0.72分.
実施例242:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【0718】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.52 (s, 3H) 3.07 (br. s., 4
H) 3.29 (s, 3H) 3.63-3.81 (m, 4H) 4.40 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.25 (d, J=1.57Hz, 1H)
7.82 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.86 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.23 (s, 1H
) 8.31 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.52 (s, 1H) 9.01 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.95 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=497.1,Rt=0.64分.
実施例243:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【0719】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.48 (br. s., 3H) 3.00-3.11
(m, 4H) 3.35 (s, 3H) 3.68-3.78 (m, 4H) 4.40 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.23 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.81 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.20-8.26 (m, 1H) 8.56 (s, 1H) 8.95 (s,
1H) 9.03 (d, J=5.09Hz, 1H) 11.12 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=498
.1,Rt=0.60分.
実施例244:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズアミ
ド
【0720】
【化367】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.52 (s, 3H) 3.07 (br. s., 4
H) 3.68-3.79 (m, 4H) 4.40 (q, J=6.91Hz, 2H) 7.26 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.78-7.85 (m,
2H) 8.21-8.30 (m, 3H) 8.65 (s, 1H) 9.03 (s, 1H) 9.43 (s, 1H) 10.93 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=487.1,Rt=0.65分.
実施例245:5−シクロプロピル−N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホ
リノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソオキサゾール−3−カルボキサミド
【0721】
【化368】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.91 (dd, J=4.89, 2.15Hz, 2H) 1.07 (dd, J=8.41, 2.5
4Hz, 2H) 1.30 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.12-2.22 (m, 1H) 2.41 (br. s., 3H) 3.01 (br. s.
, 4H) 3.63-3.74 (m, 4H) 4.34 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.59 (s, 1H) 7.16 (d, J=1.96Hz, 1
H) 7.73 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.10 (br. s., 1H) 8.87 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.93 (s, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=450.1,Rt=0.73分.
実施例246:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0722】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.46 (br. s., 3H) 3.01-3.13
(m, 4H) 3.51-3.83 (m, 4H) 4.39 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.21 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.79 (d,
J=1.96Hz, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.20 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.38 (s, 1H) 8.89 (d, J=1.96H
z, 1H) 9.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.94 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=48
8.1,Rt=0.74分.
実施例247:2−(ジフルオロメチル)−N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−
モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0723】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.49 (s, 3H) 3.06 (br. s., 4
H) 3.62-3.80 (m, 4H) 4.40 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.90-7.28 (m, 2H) 7.81 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.07 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.14-8.27 (m, 2H) 8.93 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.95 (d, J=
1.57Hz, 1H) 10.99 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470.1,Rt=0.
67分.
実施例248:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0724】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.50 (br. s., 3H) 3.07 (br.
s., 4H) 3.62-3.81 (m, 4H) 4.40 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.24 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.77-7.8
7 (m, 2H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.33 (s, 1H
) 8.99 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.85 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=487.2
,Rt=0.81分.
実施例249:N−(6’−シアノ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−((ジメチルアミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【0725】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.56 (s, 3H) 2.95 (s, 6H) 3.35-3.40 (m, 4H) 3.88-3
.96 (m, 4H) 4.54 (s, 2H) 7.73 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.30 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.35 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.44 (s, 1H) 8.51 (s, 1H) 9.02 (d, J=2.35Hz, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=525.1,Rt=0.60分.
実施例250:N−(6’−シアノ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド
【0726】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.09 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.54 (s, 3H) 3.28-3.41 (m,
4H) 3.89-4.01 (m, 4H) 7.33 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.86 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.07 (s, 1H
) 8.22 (s, 1H) 8.30-8.36 (m, 2H) 8.69 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=468.1,Rt=0.74分.
実施例251:N−(6’−シアノ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【0727】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.61 (s, 3H) 3.25-3.30 (m,
1H) 3.35-3.41 (m, 4H) 3.88-3.96 (m, 4H) 7.74 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.97 (dd, J=5.48,
1.57Hz, 1H) 8.09 (s, 1H) 8.36 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.78 (d,
J=5.48Hz, 1H) 9.13 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=443.2
,Rt=0.55分.
実施例252:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【0728】
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (d, J=7.04Hz, 6H) 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.54
(s, 3H) 3.07 (br. s., 4H) 3.16 (dt, J=13.69, 6.85Hz, 1H) 3.66-3.79 (m, 4H) 4.40
(q, J=7.04Hz, 2H) 7.26 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (dd, J=5.28, 1.37Hz, 1H) 7.80-7.88
(m, 2H) 8.29 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.75 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.05 (d, J=1.57Hz, 1H) 11
.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=462.1,Rt=0.58分.
実施例253:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0729】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(5−ブロモ−2−エトキシピリジン−3−イル)モルホリン(1.0
当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサ
ボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.7当量)の溶液(0.3M)および炭
酸ナトリウム(2M水溶液、3.0当量)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(
0.02当量)を添加し、溶液を100℃で2時間加熱した。冷却した混合物を氷水に注
ぎ入れ、酢酸エチル(3×)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。混合物をセライトに吸着させ、シリカゲルクロマトグ
ラフィー(ISCO、ヘプタン中0〜70%酢酸エチル)によって精製した。純粋な画分
を濃縮して、6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン
]−5−アミンを淡黄色固体として収率78%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm
1.47 (t, J=7.04Hz, 3H) 3.08-3.19 (m, 4H) 3.49 (s, 3H) 3.64 (br. s., 2H) 3.84-3.9
6 (m, 4H) 4.48 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.86 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7
.73 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=31
5.1、Rt=0.50分。
ステップ2:
DCM中の2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチン酸(1.3当量)、
6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミ
ン(1.0当量)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(2.5当
量)の溶液(0.12M)に、2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,6−ト
リオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(1.3当量)を添加し、混合物を
週末にわたって室温で撹拌した。反応物をDCMで希釈し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄
し、有機相を濃縮乾固し、シリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、酢酸エチル中0〜
8%メタノール)によって精製して、N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホ
リノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル
)イソニコチンアミドを得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H)
1.71-1.77 (m, 6H) 2.51 (s, 3H) 3.09-3.21 (m, 4H) 3.85-3.96 (m, 4H) 4.49 (q, J=7
.04Hz, 2H) 7.05 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.78 (d, J=1.96H
z, 1H) 7.94 (s, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.64 (d, J=2.35Hz, 1H) 8
.73 (d, J=4.70Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=480.3、Rt=0.68分
。
実施例254:2−シクロプロピル−N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホ
リノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0730】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.10-1.19 (m, 2H) 1.23 (dt, J=7.92, 3.08Hz, 2H) 1.
45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.23-2.34 (m, 1H) 2.70 (s, 3H) 3.07-3.19 (m, 4H) 3.82-3.91
(m, 4H) 4.50 (d, J=7.04Hz, 2H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.81 (dd, J=5.48, 1.57Hz,
1H) 7.86 (d, J=1.96Hz, 2H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.65 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.35 (d
, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=460.1,Rt=0.57分.
実施例255:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(オキセタン−3−イル)イソニコチンアミド
【0731】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.71 (s, 3H) 3.10-3.21 (m,
4H) 3.82-3.89 (m, 4H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 4.53-4.62 (m, 1H) 4.97 (t, J=6.26Hz
, 2H) 5.11 (dd, J=8.61, 5.87Hz, 2H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 2H) 7.82-7.89 (m, 3H) 7.9
5 (s, 1H) 8.48 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=476.3,Rt=0.59分.
実施例256:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−N−(2−
フルオロ−5−(プロパ−1−エン−2−イル)フェニル)−4−メチルベンズアミド
【0732】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.15 (s, 3H) 2.36 (s, 3H) 3
.13-3.19 (m, 4H) 3.82-3.90 (m, 4H) 4.47 (d, J=7.04Hz, 2H) 5.08-5.12 (m, 1H) 5.34
-5.39 (m, 1H) 7.11-7.20 (m, 1H) 7.24-7.29 (m, 1H) 7.34-7.41 (m, 1H) 7.43-7.49 (m
, 1H) 7.75-7.80 (m, 1H) 7.80-7.91 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=476
.3,Rt=1.12分.
実施例257:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−5−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド
【0733】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (dt, J=16.04, 7.24Hz, 6H) 2.67 (s, 3H) 3.12-3
.19 (m, 4H) 3.20-3.28 (m, 2H) 3.72 (br. s., 1H) 3.82-3.90 (m, 4H) 4.10 (br. s.,
1H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.30 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.56 (s, 1H) 7.82-7.88 (m, 2H)
7.89 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=599.4,Rt=0.67分.
実施例258:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(6’−エトキシ−2−メチル
−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0734】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.46 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.68 (s, 3H) 2.93 (s, 6H) 3
.11-3.23 (m, 4H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4.47-4.56 (m, 4H) 7.30 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.85
(d, J=1.96Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.45-8.50 (m, 2H) 8.51 (s, 1H) 9.32 (d, J=2.35Hz
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=544.3,Rt=0.62分.
実施例259:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0735】
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.64 (s, 3H) 3.08-3.21 (m,
4H) 3.80-3.95 (m, 4H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.29 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.83 (d, J=1
.96Hz, 1H) 8.33 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.17 (d, J=2.35Hz, 1H)
9.92 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=489.2,Rt=0.69
分.
実施例260:N−(2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(1−シアノシクロプロピル)イソニコチンアミド
【0736】
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.78-1.93 (m, 4H) 3.13-3.25 (m, 4H) 3.82-3.95 (m,
4H) 4.06 (s, 3H) 7.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.77 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.94 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.32 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.69 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.80 (d,
J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=491.1,Rt=0.86分.
実施例261:N−(2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド
【0737】
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 3.11-3.25 (m, 4H) 3.83-3.9
4 (m, 4H) 4.06 (s, 3H) 7.42 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.01 (d, J=
4.69Hz, 1H) 8.24 (s, 1H) 8.32 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.81 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.85 (d,
J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=490.1,Rt=0.89分.
実施例262:N−(2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0738】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.68-1.83 (m, 6H) 3.10-3.22 (m, 4H) 3.81-3.93 (m,
4H) 4.06 (s, 3H) 7.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.93 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.32 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.80 (d,
J=2.74Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=486.1,Rt=0.88分.
実施例263:N−(2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0739】
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.11-3.20 (m, 4H) 3.82-3.93 (m, 4H) 4.06 (s, 3H) 7
.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.91 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.33 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.64 (d, J=1
.96Hz, 1H) 8.82 (d, J=2.74Hz, 1H) 9.92 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=495.1,Rt=0.84分.
実施例264:N−(2−クロロ−6’−メトキシ−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0740】
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.84 (s, 6H) 3.11-3.21 (m, 4H) 3.82-3.93 (m, 4H) 4
.06 (s, 3H) 7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.87 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.92 (d, J=1.96
Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.32 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.77-8.84 (m, 2H). LCMS(m/z
)(M+H)=493.1,Rt=0.86分.
実施例265:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(ジメチルアミノ
)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチ
ンアミド
【0741】
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.83 (s, 6H) 2.65 (s, 3H) 3.02-3.12 (m, 4H) 3.33 (
s, 6H) 3.87-3.96 (m, 4H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85-7.92 (m, 2H) 8.13 (s, 1H) 8
.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.13 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=486.2,Rt=0.54分.
実施例266:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(6’−(ジメチルアミノ)−
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンア
ミド
【0742】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77-1.92 (m, 4H) 2.65 (s, 3H) 3.02-3.11 (m, 4H) 3
.33 (s, 6H) 3.86-3.96 (m, 4H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.77 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1
H) 7.89 (d, J=1.56Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.48 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.69 (d, J=4.70Hz,
1H) 9.15 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0
.54分.
実施例267:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−(ジメチルアミノ)−
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンア
ミド
【0743】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.66 (s, 3H) 3.02-3.11 (m,
4H) 3.34 (s, 6H) 3.87-3.96 (m, 4H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.96Hz, 1H
) 8.02 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.24 (s, 1H) 8.50 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz,
1H) 9.17 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.2,Rt=0
.55分.
実施例268:N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3
,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコ
チンアミド
【0744】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.69-1.83 (m, 6H) 2.65 (s, 3H) 3.03-3.13 (m, 4H) 3
.32 (s, 6H) 3.88-3.98 (m, 4H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.96Hz, 1
H) 7.89 (d, J=1.56Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz,
1H) 9.14 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=479.3,Rt=0
.55分.
実施例269:N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3
,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−((ジメチルアミノ)メチル)−5−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【0745】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.64 (s, 3H) 2.94 (s, 6H) 3.05-3.12 (m, 4H) 3.31 (
s, 6H) 3.88-3.96 (m, 4H) 4.54 (s, 2H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.57Hz,
1H) 8.17 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.49 (d, J=9.39Hz, 2H) 9.14 (d, J=2.35Hz
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=543.3,Rt=0.49分.
実施例270:N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3
,3’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カル
ボキサミド
【0746】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.61 (s, 3H) 3.05-3.13 (m, 4H) 3.33 (s, 6H) 3.88-3
.97 (m, 4H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.38 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.99 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.92 (d, J=1.57Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=488.1,Rt=0.52分.
実施例271:6−シクロプロピル−N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5
’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピリダジン−4−カルボキサミ
ド
【0747】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.18-1.37 (m, 4H) 2.36-2.46 (m, 1H) 2.63 (s, 3H) 3
.03-3.13 (m, 4H) 3.33 (br. s., 6H) 3.85-3.98 (m, 4H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.87
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.05 (d, J=2.35
Hz, 1H) 9.42 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=460.2,Rt
=0.47分.
実施例272:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モル
ホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0748】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81-1.93 (m, 8H) 2.08-2.23 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3
.16-3.25 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.54, 8.22, 3.33Hz, 2H) 3.82-3.93 (m, 4H) 3.94-4.
04 (m, 2H) 5.46 (tt, J=7.92, 3.81Hz, 1H) 7.34 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.84-7.93 (m, 2H
) 8.15 (s, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=543.3,Rt=0.68分.
実施例273:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モ
ルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−
ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0749】
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.67-1.80 (m, 6H) 1.86 (dtd, J=12.72, 8.31, 8.31,
3.91Hz, 2H) 2.09-2.23 (m, 2H) 2.72 (s, 3H) 3.15-3.24 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.64,
8.31, 3.13Hz, 2H) 3.81-3.93 (m, 4H) 3.94-4.06 (m, 2H) 5.46 (dt, J=7.83, 3.91Hz,
1H) 7.34 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.88 (d, J=1.96Hz, 1H)
8.15 (s, 1H) 8.50 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1
H). LCMS(m/z)(M+H)=536.3,Rt=0.69分.
実施例274:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニ
ル)イソニコチンアミド
【0750】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77-1.94 (m, 2H) 2.08-2.21 (m, 2H) 2.29 (s, 3H) 3
.16-3.23 (m, 4H) 3.31 (s, 3H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.82-3.94 (m
, 4H) 3.94-4.07 (m, 2H) 5.41 (tt, J=7.97, 3.96Hz, 1H) 7.27 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.3
4 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60-7.69 (m, 2H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.17 (dd, J=5.09, 1
.57Hz, 1H) 8.56 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
553.2,Rt=0.83分.
実施例275:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメ
チル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0751】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.86 (dtd, J=12.67, 8.34, 8.34, 3.91Hz, 2H) 2.07-2
.22 (m, 2H) 2.29 (s, 3H) 3.14-3.25 (m, 4H) 3.68 (ddd, J=11.44, 8.31, 3.33Hz, 2H)
3.82-3.94 (m, 4H) 3.95-4.06 (m, 2H) 5.41 (dt, J=7.92, 4.06Hz, 1H) 7.27 (d, J=1.
96Hz, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.61-7.72 (m, 2H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.59 (
d, J=1.96Hz, 1H) 9.88 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=544.
3,Rt=0.93分.
実施例276:6−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−(
(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)フェニル)ピ
リダジン−4−カルボキサミド
【0752】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.18-1.39 (m, 4H) 1.85 (dtd, J=12.81, 8.46, 8.46,
3.91Hz, 2H) 2.06-2.19 (m, 2H) 2.28 (s, 3H) 2.35-2.50 (m, 1H) 3.14-3.22 (m, 4H) 3
.68 (ddd, J=11.44, 8.31, 3.33Hz, 2H) 3.81-3.92 (m, 4H) 3.93-4.04 (m, 2H) 5.40 (t
t, J=7.92, 3.81Hz, 1H) 7.25 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57-7.69 (
m, 2H) 7.74 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.05 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.44 (d, J=1.96Hz, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=516.2,Rt=0.84分.
実施例277:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−
3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0753】
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.69 (s, 6H) 1.85 (dtd, J=12.77, 8.39, 8.39, 3.72H
z, 2H) 2.07-2.21 (m, 2H) 2.30 (s, 3H) 3.09-3.21 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31
, 3.13Hz, 2H) 3.81-3.93 (m, 4H) 3.94-4.06 (m, 2H) 5.41 (tt, J=7.92, 3.81Hz, 1H)
7.23 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.67 (dd, J
=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.74 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.10 (dd, J=5.48, 1.56Hz, 1H) 8.40 (s,
1H) 8.77 (d, J=5.48Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=533.3,Rt=0
.73分.
実施例278:N−(5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−
8−イル)−2−メチル−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)
−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンア
ミド
【0754】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.79-1.92 (m, 2H) 1.95-2.10 (m, 4H) 2.10-2.20 (m,
2H) 2.68 (s, 3H) 3.59-3.72 (m, 4H) 3.89-4.01 (m, 4H) 4.21 (br. s., 2H) 5.43 (dt,
J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.24 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.73 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.18 (d, J=5.
09Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.97 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.27 (d, J=
2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=570.2,Rt=0.75分.
実施例279:N−(5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−
8−イル)−2−メチル−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)
−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド
【0755】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 1.84 (dtd, J=12.67, 8.34
, 8.34, 3.91Hz, 2H) 1.95-2.10 (m, 4H) 2.10-2.21 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3.60-3.74 (
m, 4H) 3.88-4.03 (m, 4H) 4.22 (br. s., 2H) 5.43 (dt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.25 (d
, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.84 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.14 (s, 1H
) 8.49 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=562.2,Rt=0.74分.
実施例280:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0756】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.46 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.28 (s, 3H) 3.14-3.21 (m,
4H) 3.83-3.91 (m, 4H) 4.47 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.26 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.33 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.63-7.71 (m, 2H) 7.75 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.58 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.87
(d, J=1.57Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=488.1,Rt=0.94分.
実施例281:N−(6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0757】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 2.71 (s, 3H) 3.09-3.19 (
m, 4H) 3.83-3.90 (m, 4H) 4.06 (s, 3H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.84 (dd, J=5.09, 1
.57Hz, 1H) 7.90 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.50 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J
=5.09Hz, 1H) 9.40 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=466.3,
Rt=0.64分.
実施例282:N−(5’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−
8−イル)−6’−エトキシ−2−メチル−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−6
−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0758】
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.96-2.13 (m, 4H) 2.69 (s,
3H) 3.61 (d, J=10.17Hz, 2H) 3.91 (d, J=10.56Hz, 2H) 4.22 (br. s., 2H) 4.48 (q, J
=7.04Hz, 2H) 7.22 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.73 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H
) 8.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.92 (d, J=1.57Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=515.1,Rt=0.72分.
実施例283:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(6’−メトキシ−2−メチル
−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0759】
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.85 (dt, J=12.52, 2.93Hz, 4H) 2.69 (s, 3H) 3.11-3
.19 (m, 4H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4.05 (s, 3H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.78 (dd, J=5.
09, 1.57Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.70
(d, J=5.09Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=471.
3,Rt=0.65分.
実施例284:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5
−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−カルボキサ
ミド
【0760】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 1.49 (t, J=6.94Hz, 3H) 1.94 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3
.18-3.25 (m, 4H) 3.85-3.93 (m, 4H) 4.51 (d, J=7.25Hz, 2H) 7.33 (s, 2H) 7.67 (s,
2H) 7.80 (s, 1H) 8.38 (d, J=1.89Hz, 1H) 9.64 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=487.2,Rt=0.88分.
実施例285:(R)−N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチルモルホ
リノ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジ
ン−4−カルボキサミド
【0761】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (d, J=6.31Hz, 3H) 1.42-1.51 (m, 3H) 2.69 (s,
3H) 2.84-2.95 (m, 1H) 3.37-3.63 (m, 2H) 3.78-3.96 (m, 4H) 4.40-4.61 (m, 2H) 7.39
-7.45 (m, 1H) 7.90-7.97 (m, 1H) 8.36-8.43 (m, 1H) 8.63-8.68 (m, 1H) 9.23-9.29 (m
, 1H) 9.91-9.98 (m, 1H).
. LCMS(m/z)(M+H)=503.1,Rt=0.6
9分.
実施例286:(S)−N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−(3−メチルモルホ
リノ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジ
ン−4−カルボキサミド
【0762】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 0.98 (d, J=6.65Hz, 3H) 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.66
(s, 3H) 2.88 (ddd, J=11.93, 6.06, 3.13Hz, 1H) 3.34-3.39 (m, 1H) 3.54 (dd, J=11.
15, 5.28Hz, 1H) 3.75-3.95 (m, 4H) 4.41-4.60 (m, 2H) 7.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.91
(d, J=1.96Hz, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.35H
z, 1H) 9.92 (d, J=1.96Hz, 1H).
. LCMS(m/z)(M+H)=503.1,Rt=
0.69分.
実施例287:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−エトキシ−2−メ
チル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピリダジン−4−カル
ボキサミド
【0763】
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.92 (s, 6H) 2.70 (s, 3H) 3
.11-3.19 (m, 4H) 3.81-3.90 (m, 4H) 4.50 (d, J=7.04Hz, 2H) 7.30 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.86 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.43 (dd, J=9.19, 2.15Hz, 2H) 9.32 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.6
6 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=488.1,Rt=0.64分
.
実施例288:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−(1−シアノシクロプロピル)イソニコチンアミド
【0764】
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.78-1.91 (m, 4H) 2.63 (s, 3H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3
.85-3.94 (m, 4H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.77 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.15 (d, J
=1.96Hz, 2H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.35Hz, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=475.1,Rt=0.66分.
実施例289:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0765】
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.63 (s, 3H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3.84-3
.93 (m, 4H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.87 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.
15 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.
35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=477.1,Rt=0.66分.
実施例290:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0766】
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 2.64 (s, 3H) 3.14-3.21 (
m, 4H) 3.81-3.93 (m, 4H) 7.67 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.96Hz, 1H) 8.
13 (s, 1H) 8.15 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H)
9.26 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470.1,Rt=0.69
分.
実施例291:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0767】
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.63 (s, 3H) 3.14-3.22 (m, 4H) 3.85-3.93 (m, 4H) 7
.66 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.14 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.17 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.36 (s, 1H)
8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.96 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=478.1,Rt=0.70分.
実施例292:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0768】
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.60 (s, 3H) 3.14-3.21 (m, 4H) 3.84-3.95 (m, 4H) 7
.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.34 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.62 (d, J=1
.96Hz, 1H) 9.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.91 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=479.1,Rt=0.65分.
実施例293:N−(6’−クロロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−6−(2−シアノプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カルボ
キサミド
【0769】
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.93 (s, 6H) 2.63 (s, 3H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3.83-3
.94 (m, 4H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.15 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.66 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=478.3,Rt=0.62分.
実施例294:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0770】
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 2.59 (s, 3H) 3.44-3.50 (
m, 4H) 3.85-3.93 (m, 4H) 7.82 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.04 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.
12 (s, 1H) 8.28 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.48 (t, J=2.35Hz, 2H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H)
9.07 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=436.4,Rt=0.52
分.
実施例295:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−
イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0771】
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.42-3.47 (m, 4H) 3.84-3.94 (m, 4H) 8
.01 (s, 1H) 8.16 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.26 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.42 (d,
J=2.35Hz, 1H) 8.46 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.92-9.00 (m, 2H). LCMS(m/z)(M
+H)=444.3,Rt=0.52分.
実施例296:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0772】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.92 (s, 6H) 2.55 (s, 3H) 3.42-3.48 (m, 4H) 3.82-3
.93 (m, 4H) 8.02 (s, 1H) 8.25 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.40 (t, J=1.96Hz, 2H) 8.46 (d,
J=2.74Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.65 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=444.1,Rt=0.45分.
実施例297:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【0773】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.57 (s, 3H) 3.42-3.51 (m, 4H) 3.83-3
.92 (m, 4H) 7.85 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.02 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.
26 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.47 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.81 (d, J=4.
70Hz, 1H) 8.99 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=443.4,Rt
=0.50分.
実施例298:N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0774】
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 2.65 (s, 3H) 3.16-3.24 (
m, 4H) 3.82-3.91 (m, 4H) 7.57 (dd, J=9.78, 1.96Hz, 1H) 7.79-7.87 (m, 2H) 8.13 (s
, 1H) 8.44 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=454.1,Rt=0.69分.
実施例299:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6’−(2−ヒドロキ
シエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)
イソニコチンアミド
【0775】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 3H) 2.67-2.73 (m, 3H) 3.16-3
.22 (m, 4H) 3.85-3.91 (m, 4H) 3.93-3.99 (m, 2H) 4.50-4.57 (m, 2H) 7.33 (d, J=1.9
6Hz, 1H) 7.81-7.88 (m, 2H) 8.14 (s, 1H) 8.46 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz
, 1H) 9.34 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=496.1,Rt=0
.61分.
実施例300:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イ
ソニコチンアミド
【0776】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.76-1.86 (m, 6H) 2.66-2.71 (m, 3H) 3.16-3.23 (m,
4H) 3.83-3.89 (m, 4H) 3.91-3.97 (m, 2H) 4.51-4.56 (m, 2H) 7.32 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.84-7.88 (m, 2H) 8.11-8.15 (m, 1H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1
H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=503.4,Rt=0.
60分.
実施例301:N−(6’−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリ
ノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミ
ド
【0777】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.67-2.72 (m, 3H) 3.16-3.23 (m, 4H) 3.84-3.90 (m,
4H) 3.92-3.98 (m, 2H) 4.49-4.57 (m, 2H) 7.34 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.99 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.67 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.02 (d, J=5.09
Hz, 1H) 9.43 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=504.3,Rt=
0.67分.
実施例302:6−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(5−モル
ホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル
)フェニル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0778】
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.63-1.74 (m, 2H) 1.90-1.95 (m, 2H) 2.01 (d, J=3.13
Hz, 4H) 2.22 (s, 3H) 3.06 (br. s., 4H) 3.54 (ddd, J=11.35, 8.41, 2.93Hz, 2H) 3.6
8-3.76 (m, 4H) 3.78-3.86 (m, 2H) 5.31 (dt, J=7.92, 4.06Hz, 1H) 7.12 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.31 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.59 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H
) 7.70 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.00 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.53 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.70 (s,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=541.2,Rt=0.85分.
実施例303:(R)−6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−エトキシ
−2−メチル−5’−(3−メチルモルホリノ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0779】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (d, J=6.31Hz, 3H) 1.48 (t, J=6.94Hz, 3H) 1.95
(s, 6H) 2.72 (s, 3H) 2.86-2.95 (m, 1H) 3.42-3.44 (m, 1H) 3.53-3.62 (m, 1H) 3.91
(br. s., 4H) 4.42-4.61 (m, 2H) 7.45 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.95 (d, J=1.89Hz, 1H) 8.
46 (dd, J=7.09, 2.36Hz, 2H) 9.34 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.70 (d, J=1.89Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.65分.
実施例304:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−6−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カルボキ
サミド
【0780】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.78-1.91 (m, 6H) 2.27 (s,
3H) 3.11-3.23 (m, 4H) 3.81-3.93 (m, 4H) 4.47 (d, J=7.04Hz, 2H) 7.28 (d, J=1.96Hz
, 2H) 7.64 (s, 2H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.34 (d, J=1.57Hz, 1H) 9.56 (d, J=2.35
Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=480.2,Rt=0.92分.
実施例305:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−6−(2−フルオロプロパン−2−イル)ピリダジン−4−カ
ルボキサミド
【0781】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.79-1.93 (m, 6H) 2.70 (s,
3H) 3.08-3.21 (m, 4H) 3.80-3.94 (m, 4H) 4.50 (d, J=7.04Hz, 2H) 7.30 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.86 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.33
(d, J=1.96Hz, 1H) 9.61 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=481.
2,Rt=0.66分.
実施例306:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル
−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)ベンズアミドの合成
【0782】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
0℃のDCM中の3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メ
チル安息香酸(1.0当量)の溶液(0.1M)に、1−クロロ−N,N,2−トリメチ
ル−1−プロペニルアミン(1.2当量)を添加し、混合物を1時間撹拌した。その後、
混合物を、DCM中の4−アミノ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.3当量)
およびEt
3N(3当量)の溶液(0.1M)に添加し、反応物を25℃に加温し、1時
間撹拌した。混合物を濃縮し、DMSOに溶かし、濾過し、分取逆相HPLCによって精
製した。純粋な画分を凍結乾燥して、3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3
−イル)−4−メチル−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)ベンズ
アミドをTFA塩として収率52%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.35 (t
, J=7.04Hz, 3H) 2.27-2.35 (m, 3H) 3.06 (br. s., 4H) 3.72 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.39
(d, J=7.04Hz, 2H) 7.18 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.50 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.78 (d, J=1.96H
z, 1H) 7.87-7.96 (m, 2H) 8.06 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.28 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.65 (d,
J=5.48Hz, 1H) 10.81 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=487.1、Rt=1.
09分。
【0783】
実施例307:N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3
,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0784】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液
(0.25M)に、エタノール中ジメチルアミン(5.0当量)の5.6M溶液を添加し
た。混合物を90℃で終夜撹拌した。冷却した混合物をDMSOで希釈し、濾過し、分取
逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−(ジメチルア
ミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩、薄黄色固体として収率28%で単離し
た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.65 (s, 3H) 3.04-3.12 (m, 4H) 3.30 (s, 6H) 3.
87-3.96 (m, 4H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74-7.83 (m, 1H) 7.90 (d, J=1.56Hz, 1H)
7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H
) 9.13 (d, J=1.96Hz, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=486.3、Rt=0.6
0分。
【0785】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例307の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【0786】
実施例308:N−(6’−(ジメチルアミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3
,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【0787】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.65 (s, 3H) 3.02-3.11 (m,
4H) 3.33 (s, 6H) 3.86-3.97 (m, 4H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.97 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.47 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.
48Hz, 1H) 9.12 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=461.2、Rt
=0.45分。
【0788】
実施例309:N−(2−メチル−5’−(3−オキソモルホリノ)−6’−((テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0789】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
DCM中のN−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピ
ラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、ベンジルトリメチルアン
モニウムクロリド(6.1当量)および過マンガン酸カリウム(6.0当量)を添加した
。混合物を45℃で2時間撹拌した。冷却した反応混合物を水で希釈し、重亜硫酸ナトリ
ウム(18当量)で処理した。混合物を周囲温度で15分間撹拌した。追加の水を添加し
、混合物をDCMで抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。
純粋な画分を凍結乾燥して、N−(2−メチル−5’−(3−オキソモルホリノ)−6’
−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−
5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩、白色固体として収率
27%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.80-1.94 (m, 2H) 2.13 (ddd, J=9
.59, 6.46, 3.13Hz, 2H) 2.69 (s, 3H) 3.69 (ddd, J=11.54, 7.83, 3.33Hz, 2H) 3.79 (
t, J=5.09Hz, 2H) 3.97 (ddd, J=11.25, 6.95, 3.72Hz, 2H) 4.06-4.16 (m, 2H) 4.36 (s
, 2H) 5.48 (tt, J=7.58, 3.77Hz, 1H) 7.76-7.84 (m, 1H) 7.92 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.9
8 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26-8.33 (m, 2H) 8.36 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.28 (
d, J=2.35Hz, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=557.2、Rt=0.75分。
【0790】
実施例310:(S)−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ
フラン−3−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミドの合成
【0791】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中の(S)−(+)−3−ヒドロキシテトラヒドロフラン(5当量
)の溶液(0.1M)に、NaH(5.2当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。
次いで、N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、
反応物を105℃に加熱し、1時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、数滴の水でクエン
チし、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥
して、(S)−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロフラン−
3−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドをTFA塩、淡黄色固体として収率44%で単離した。
1H NMR (400MHz
, <dmso>)δppm 2.05-2.13 (m, 1H) 2.22-2.29 (m, 1H) 2.52 (s, 3H) 3.08 (br. s., 4H
) 3.71-3.78 (m, 4H) 3.78-3.91 (m, 3H) 3.96 (dd, J=10.37, 4.50Hz, 1H) 5.61 (dd, J
=5.87, 4.70Hz, 1H) 7.28 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.78-7.90 (m, 2H) 8.02 (d, J=7.83Hz, 1
H) 8.22 (s, 1H) 8.30 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.85
(s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=529.2、Rt=0.77分。
【0792】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例310の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。仕上げ処理および/または精製プロトコルに
おける相違点は、該当する場合には注記した。
実施例311:(R)−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ
フラン−3−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド
【0793】
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.09 (d, J=6.65Hz, 1H) 2.22-2.31 (m, 1H) 2.53 (s, 3
H) 3.08 (br. s., 4H) 3.67-3.77 (m, 4H) 3.78-3.91 (m, 3H) 3.96 (dd, J=10.17, 4.70
Hz, 1H) 5.55-5.67 (m, 1H) 7.28 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.84 (s, 2H) 8.03 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.23 (s, 1H) 8.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 9.00 (s, 1H) 10.88 (s, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=529.2,Rt=0.76分.
実施例312:N−(6’−(2−メトキシエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ
−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0794】
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.49 (s, 3H) 3.05-3.12 (m, 4H) 3.31 (s, 3H) 3.67-3.
77 (m, 6H) 4.42-4.49 (m, 2H) 7.25 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.77-7.86 (m, 2H) 8.01 (d, J
=7.83Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.97 (d, J=1.96Hz,
1H) 10.83 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=517.2,Rt=0.72分.
実施例313:2−イソプロピル−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テ
トラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)イソニコチンアミド
【0795】
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.39 (d, J=7.04Hz, 6H) 1.84 (dtd, J=12.77, 8.29, 8
.29, 3.91Hz, 2H) 2.08-2.18 (m, 2H) 2.69 (s, 3H) 3.15-3.19 (m, 4H) 3.21-3.27 (m,
1H) 3.67 (ddd, J=11.35, 8.22, 3.13Hz, 2H) 3.83-3.90 (m, 4H) 3.93-4.01 (m, 2H) 5.
44 (tt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.89 (
dd, J=5.28, 1.37Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.74 (d, J=5.48Hz, 1
H) 9.31 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=518.3,Rt=0.
57分.
実施例314:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフル
オロメチル)イソニコチンアミド
【0796】
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.85 (td, J=8.51, 4.11Hz, 2H) 2.08-2.19 (m, 2H) 2.
67 (s, 3H) 3.13-3.18 (m, 4H) 3.67 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.82-3.90 (m,
4H) 3.93-4.01 (m, 2H) 5.44 (tt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85
(d, J=1.96Hz, 1H) 8.18 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.
97 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.28 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=54
4.3,Rt=0.69分.
実施例315:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−(オキセタン−3−イルオ
キシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0797】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
反応混合物を水でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜100%酢酸
エチルの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した
。純粋な生成物画分を濃縮し、アセトニトリル/水に再溶解し、凍結乾燥した。N−(2
−メチル−5’−モルホリノ−6’−(オキセタン−3−イルオキシ)−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを白色固体として収
率44%で単離した。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.43 (s, 3H) 3.13 (br. s., 4H)
3.70-3.83 (m, 4H) 4.62 (dd, J=7.04, 5.48Hz, 2H) 4.93 (t, J=6.85Hz, 2H) 5.63 (五
重線, J=5.67Hz, 1H) 7.28 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.81 (t, J=7.8
3Hz, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.04 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.
32 (s, 1H) 8.84 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.65 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=5
15.1、Rt=0.72分。
【0798】
実施例316および317:N−(6’−(((1r,4r)−4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよびN−(6’−(((1s,4s)
−4−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3
’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0799】
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
分取逆相HPLCによる最初の精製の後、ジアステレオマー混合物の第2の精製をキラ
ルHPLC(SFC、メタノール、OJカラム)によって行った。N−(6’−(((1
r,4r)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ
−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドお
よびN−(6’−(((1s,4s)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ)−2−
メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミドを白色固体として単離した。2つのピークの立体化学的同一性は
測定しなかった。ピーク1(収率11%、Rt=1.91分)
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)
δppm 1.70-1.91 (m, 6H) 2.08-2.19 (m, 2H) 2.53 (s, 3H) 3.12-3.22 (m, 4H) 3.83-3.
93 (m, 5H) 5.32 (br. s., 1H) 7.04 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.61-7.71 (m, 1H) 7.76 (d, J
=1.96Hz, 1H) 7.85 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.92 (br. s., 1H) 8.09 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.1
5 (s, 2H) 8.62 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=557.2,Rt
=0.75.Peak2(4%yield,Rt=5.19min)
1H NMR (400MHz, <
cdcl3>)δppm 1.59-1.72 (m, 4H) 2.06 (d, J=6.26Hz, 2H) 2.23-2.32 (m, 2H) 2.53 (s,
3H) 3.14 (br. s., 4H) 3.80-3.93 (m, 5H) 5.15-5.25 (m, 1H) 7.04 (s, 1H) 7.68 (t,
J=7.63Hz, 1H) 7.77 (s, 1H) 7.82-7.90 (m, 2H) 8.09 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.12-8.19 (
m, 2H) 8.61 (d, J=1.96Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=557.2、Rt=0
.75分。
【0800】
実施例318および319:rac−N−(6’−(((1,3−cis)−3−ヒドロ
キシシクロペンチル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよびrac−N−(6’
−(((1,3−trans)−3−ヒドロキシシクロペンチル)オキシ)−2−メチル
−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0801】
【化440】
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分取逆相HPLCによる最初の精製の後、ジアステレオマー混合物の第2の精製をキラ
ルHPLC(SFC、エタノール、OJカラム)によって行った。rac−N−(6’−
(((1,3−cis)−3−ヒドロキシシクロペンチル)オキシ)−2−メチル−5’
−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド(ピーク1、Rt=2.28分)を収率6%で、およびrac−N−(6’−
(((1,3−trans)−3−ヒドロキシシクロペンチル)オキシ)−2−メチル−
5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド(ピーク2、Rt=5.35分)を収率4%で白色固体として単離した。
rac−N−(6’−(((1,3−cis)−3−ヒドロキシシクロペンチル)オキシ
)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.90-2.08 (m, 4H) 2.
09-2.28 (m, 2H) 2.53 (s, 3H) 2.97-3.08 (m, 2H) 3.10-3.24 (m, 2H) 3.79-3.95 (m, 4
H) 4.40 (br. s., 1H) 5.69 (br. s., 1H) 7.11 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.64-7.71 (m, 1H)
7.81-7.89 (m, 3H) 8.09 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.14 (d, J=2.74Hz, 2H) 8.62 (d, J=2.35H
z, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=543.1、Rt=0.72分。rac−N−
(6’−(((1,3−trans)−3−ヒドロキシシクロペンチル)オキシ)−2−
メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.67-1.80 (m, 1H) 1.87-1.99
(m, 1H) 2.06-2.16 (m, 1H) 2.19 (t, J=4.89Hz, 2H) 2.31-2.44 (m, 1H) 2.52 (s, 3H)
3.12 (d, J=2.74Hz, 4H) 3.88 (t, J=4.30Hz, 4H) 4.58 (d, J=4.30Hz, 1H) 5.68 (br. s
., 1H) 7.04 (s, 1H) 7.63-7.72 (m, 1H) 7.79 (s, 1H) 7.83-7.91 (m, 2H) 8.09 (d, J=
7.83Hz, 1H) 8.14 (d, J=6.26Hz, 2H) 8.61 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M
+H)=543.1、Rt=0.73分。
【0802】
実施例320:N−(6’−((3−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ)−2−メチル
−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0803】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
分取逆相HPLCによる最初の精製の後、ジアステレオマー混合物の第2の精製をキラ
ルHPLC(SFC、イソプロパノール、ODカラム)によって行った。鏡像異性的に純
粋な4つの可能性のある立体異性体のうちの1つを純粋な形態で単離した(Rt=10.
29分);この化合物の絶対配置または相対配置は測定しなかった。N−(6’−((3
−ヒドロキシシクロヘキシル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−
ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを白色固体として
収率31%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.47-1.56 (m, 3H) 1.69-1.89
(m, 3H) 1.90-2.07 (m, 2H) 2.24 (d, J=12.91Hz, 1H) 2.52 (s, 3H) 3.07 (br. s., 2H)
3.14-3.22 (m, 2H) 3.89 (t, J=4.11Hz, 5H) 5.38 (dt, J=7.24, 3.81Hz, 1H) 7.09 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.64-7.71 (m, 1H) 7.79 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.83-7.91 (m, 2H) 8.06-8
.17 (m, 3H) 8.62 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=557.1、R
t=0.76分。
【0804】
実施例321:N−(2−メチル−6’−((1−メチルアゼチジン−3−イル)オキシ
)−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【0805】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
分取逆相HPLCによって精製した後、純粋な生成物画分を飽和炭酸ナトリウム水溶液
で15分間撹拌した。混合物を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた有機物をブラインで洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濃縮した。残留物をアセトニトリル/水に溶かし、
凍結乾燥した。N−(2−メチル−6’−((1−メチルアゼチジン−3−イル)オキシ
)−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドを白色固体として収率23%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)
δppm 2.48 (s, 3H) 2.50-2.56 (m, 5H) 3.13-3.21 (m, 4H) 3.40-3.48 (m, 2H) 3.83-3.
90 (m, 4H) 3.98 (dd, J=8.80, 7.24Hz, 2H) 5.34 (t, J=5.67Hz, 1H) 7.28 (d, J=1.96H
z, 1H) 7.70-7.81 (m, 2H) 7.92 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.11 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.24 (d,
J=7.83Hz, 2H) 8.30 (s, 2H) 8.81 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=
528.1、Rt=0.61分。
【0806】
実施例322:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド
【0807】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
粗残留物を、分取中性逆相HPLC(アセトニトリル/3.75mM酢酸アンモニウム
水溶液の溶離液)によって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−(2−オ
キサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[
3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを遊離
塩基、白色固体として収率53%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32-2.4
2 (m, 2H) 2.48 (s, 3H) 2.88 (ddd, J=10.37, 7.04, 2.93Hz, 2H) 3.09-3.17 (m, 4H) 3
.79-3.89 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s, 2H) 5.16 (五重線, J=6.95Hz, 1H) 7.25 (d,
J=1.96Hz, 1H) 7.72-7.79 (m, 2H) 7.92 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.10 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.
24 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.81 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M
+H)=555.2、Rt=0.78分。
【0808】
実施例323:2−イソプロピル−N−(6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリ
ノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミドの合成
【0809】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中のNaOMe(5当量)の溶液(0.1M)に、N−(6’−フ
ルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−
イソプロピルイソニコチンアミド(1.0当量)を添加し、反応物を105℃に加熱し、
1時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、数滴の水でクエンチし、濃縮した。粗製材料を
分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、2−イソプロピル−N
−(6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−
イル)イソニコチンアミドをTFA塩、淡黄色固体として収率52%で単離した。
1H NMR
(400MHz, <cd3od>)δppm 1.40 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.69 (s, 3H) 3.10-3.18 (m, 4H) 3.
22-3.29 (m, 1H) 3.80-3.90 (m, 4H) 4.06 (s, 3H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J
=1.57Hz, 1H) 7.91 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.45 (d, J=1.96Hz, 1H) 8
.75 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=44
8.3、Rt=0.52分。
【0810】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例323の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。仕上げ処理および/または精製プロトコルに
おける相違点は、該当する場合には注記した。
【0811】
実施例324:N−(6’−メトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【0812】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.05-3.18 (m, 4H) 3.79-3.90 (m, 4H) 4
.05 (s, 3H) 7.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.18 (d, J=4.30Hz, 1H)
8.36 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.97 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.33 (d, J=1.96Hz, 1
H).LCMS(m/z)(M+H)=474.2、Rt=0.66分。
【0813】
実施例325:N−(6’−(アゼチジン−3−イルオキシ)−2−メチル−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミドの合成
【0814】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中の1−N−Boc−3−ヒドロキシアゼチジン(6当量)の溶液
(0.1M)に、NaH(5.2当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。次いで、
N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、反応物を
105℃に加熱し、4時間撹拌した。反応物を室温に冷却し、水上に注ぎ、酢酸エチルで
3回抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残
留物をDCM/TFA(5:1)に溶かし(0.05M)、25℃で終夜撹拌し、次いで
濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、
N−(6’−(アゼチジン−3−イルオキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,
3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩
、淡黄色固体として収率61%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.56 (s, 3
H) 3.35-3.46 (m, 4H) 3.66-3.74 (m, 2H) 3.87 (dt, J=5.58, 3.47Hz, 4H) 4.87-4.93 (
m, 1H) 5.27 (dd, J=12.52, 9.78Hz, 1H) 5.75-5.88 (m, 1H) 7.73-7.80 (m, 1H) 7.86 (
s, 1H) 7.94 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.22-8.27 (m, 2H) 8.30 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.85 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=514.3、Rt=0.
53分。
【0815】
実施例326:N−(6’−(2−シアノプロパン−2−イル)−2−メチル−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【0816】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のジオキサン中のイソブチロニトリル(5当量)の溶液(0.1M)に、KHM
DS(トルエン中0.5M、5.2当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。次いで
、N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−
5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、反応物
を30分間撹拌した。反応物を室温に冷却し、数滴の水でクエンチし、濃縮した。粗製材
料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−(2
−シアノプロパン−2−イル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩、白色固体とし
て収率49%で単離した。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.86 (s, 6H) 2.65 (s, 3H)
2.92-3.12 (m, 4H) 3.92 (t, J=4.50Hz, 4H) 7.75-7.82 (m, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H
) 8.17 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.57 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=
510.1、Rt=0.82分。
【0817】
実施例327:N−(2−メチル−6’−((メチルスルホニル)メチル)−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0818】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
25℃のTHF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3
’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量
)の溶液(0.26M)に、NaHMDS(THF中1M、5.1当量)、続いてメチル
スルホン(5当量)を添加した。反応物を80℃に加熱し、2時間撹拌した。反応物を室
温に冷却し、ブライン上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、分取中性逆相HPLC(アセトニ
トリル/3.75mM酢酸アンモニウム水溶液の溶離液)によって精製した。純粋な画分
を凍結乾燥して、N−(2−メチル−6’−((メチルスルホニル)メチル)−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドを遊離塩基として収率60%で単離した。
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 2.54 (
s, 3H) 3.02-3.08 (m, 4H) 3.24 (s, 3H) 3.88-3.93 (m, 4H) 4.84-4.87 (m, 2H) 7.78 (
t, J=7.72Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.95 (d, J=7.88Hz, 1H) 8.22 (d, J=2.21Hz
, 1H) 8.27 (d, J=8.20Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.49 (d, J=1.89Hz, 1H) 8.90 (d, J=2.21
Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=535.2、Rt=0.67分。
【0819】
実施例328:N−メチル−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0820】
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
THF/DMF(5:1)中のN−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テト
ラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.05M)に、水
素化ナトリウム(1.5当量)およびヨウ化メチル(1.5当量)を添加し、反応物を6
0℃に加熱し、3時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製し
た。純粋な画分を凍結乾燥して、N−メチル−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6
’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]
−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率2%で単
離した。LCMS(m/z)(M+H)=557.2、Rt=0.81分。
【0821】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例328の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例329:N−エチル−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0822】
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.07 (s, 3H) 1.54-1.71 (m, 2H) 1.92-2.05 (m, 2H) 2.
30 (s, 3H) 2.99 (br. s., 4H) 3.48-3.53 (m, 3H) 3.69 (br. s., 7H) 5.15-5.32 (m, 1
H) 6.83-6.93 (m, 1H) 7.39-7.50 (m, 1H) 7.51-7.74 (m, 4H) 8.07-8.21 (m, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=571.2,Rt=0.84分.
実施例330:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−N−プロピル−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0823】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.74-0.85 (m, 2H) 1.00-1.18 (m, 2H) 1.38-1.55 (m, 1
H) 1.59-1.72 (m, 2H) 1.87-2.03 (m, 2H) 2.32 (s,3H) 2.99 (br. s., 4H) 3.49 (br. s
., 2H) 3.69 (d, J=3.91Hz, 7H) 5.16-5.42 (m, 1H) 6.82-7.04 (m, 1H) 7.40-7.74 (m,
6H) 8.05-8.38 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=585.3,Rt=0.9分
.
The compounds listed below were prepared using methods similar to those describe
d for the preparation of Example 117 using the appropriate starting materials.
実施例331:N−(3−(1−エチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒド
ロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0824】
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.11-3.21 (m,
4H) 3.82-3.91 (m, 4H) 4.11 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.58 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.69-7.76
(m, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (s, 1H), LCMS(m
/z)(M+H)=486.2,Rt=0.95分.
実施例332:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(1’−エチル−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン
]−5−イル)イソニコチンアミド
【0825】
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.39 (t, J=7.24Hz, 3H) 1.82 (s, 6H) 2.70 (s, 3H) 3
.16 (br. s., 4H) 3.66-3.91 (m, 4H) 4.13 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.94 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.54 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.86 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.41 (d, J=1.96Hz, 1
H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.22 (d, J=1.96Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=
487.3,Rt=0.56分.
実施例333:N−(1’−(2−シアノエチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−6
’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
【0826】
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 2.55 (s, 3H) 3.05 (t, J=6.46Hz, 2H) 3.14 (br. s.,
4H) 3.74 (t, J=4.41Hz, 4H) 4.24 (t, J=6.46Hz, 2H) 6.83 (d, J=1.58Hz, 1H) 7.60 (d
, J=1.58Hz, 1H) 7.84 (t, J=7.88Hz, 1H) 8.03 (d, J=7.88Hz, 1H) 8.18 (br. s., 1H)
8.30 (d, J=7.88Hz, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.93 (s, 1H) 10.83 (br. s., 1H), LCMS(
m/z)(M+H)=512.3,Rt=0.66分.
実施例334:N−(3−(1−(2−シアノエチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−
1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフル
オロエチル)イソニコチンアミド
【0827】
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.25 (s, 3H) 3.00 (t, J=6.4
6Hz, 2H) 3.10 (br. s., 4H) 3.60-3.69 (m, 4H) 4.20 (t, J=6.46Hz, 2H) 6.71 (s, 1H)
7.28 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.43 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.67 (d, J
=8.22Hz, 1H) 8.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.86 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.61 (s
, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=508.2,Rt=0.78分.
実施例335:N−(3−(1−(2−シアノエチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−
1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロ
パン−2−イル)イソニコチンアミド
【0828】
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.26 (s, 3H) 3.00 (t, J=6.26Hz, 2H) 3.
10 (br. s., 4H) 3.70 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.20 (t, J=6.46Hz, 2H) 6.71 (d, J=1.57Hz,
1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.43 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.61 (s, 1H) 7.65 (d, J=8.61H
z, 1H) 7.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.53 (s, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=511.3,Rt=0.76分.
実施例336:N−(3−(1−(2−シアノエチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−
1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(ジフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0829】
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 3.00 (t, J=6.26Hz, 2H) 3.11 (br. s., 4
H) 3.70 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.20 (t, J=6.46Hz, 2H) 6.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 6.91-7.3
0 (m, 2H) 7.43 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.60-7.69 (m, 3H) 7.77 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.06-8
.18 (m, 2H) 10.37 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=493.3,Rt=0.
80分.
実施例337:N−(4−メチル−3−(1−((3−メチルオキセタン−3−イル)メ
チル)−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0830】
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.04 (s, 3H) 2.25 (s, 3H) 3.01-3.20 (m, 4H) 3.43 (b
r. s., 2H) 3.74 (t, J=4.30Hz, 4H) 4.34 (d, J=13.69Hz, 1H) 4.44-4.58 (m, 2H) 4.65
(d, J=10.56Hz, 1H) 7.37 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.75-7.
86 (m, 2H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.21-8.32 (m, 2H) 10.55 (s, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=542.4,Rt=0.80分.
実施例338:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
((3−メチルオキセタン−3−イル)メチル)−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6
−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0831】
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.95 (s, 3H) 1.72 (s, 6H) 2.40 (s, 3H) 2.76-3.01 (m
, 4H) 3.64 (br. s., 5H) 4.30 (d, J=13.69Hz, 1H) 4.39-4.52 (m, 2H) 4.61 (d, J=10.
56Hz, 1H) 7.24-7.49 (m, 3H) 7.63-7.78 (m, 2H) 7.92 (s, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.76 (d,
J=4.70Hz, 1H) 10.42 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=542.4,Rt=0
.66分.
【0832】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例339:4−メトキシ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−
6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【0833】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.13-3.25 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.84-3
.94 (m, 4H) 4.02 (s, 3H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (dd, J=15.65, 8.22Hz, 2H) 7
.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.17-
8.27 (m, 2H). LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.87分.
実施例340:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズ
アミド
【0834】
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.84-3
.93 (m, 4H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.53 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.58 (dd, J=8.02, 2.15Hz, 1H) 7.61-7.68 (m, 2H) 7.87 (s,
1H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=488.3,Rt=0
.93分.
実施例341:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)
イソニコチンアミド
【0835】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.03 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.29 (s, 3H) 2.32-2.49 (m,
2H) 3.17 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.60 (s, 3H) 3.80-3.94 (m, 4H) 6.64 (s, 1H) 6.99 (d,
J=1.56Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.49-7.62 (m, 2H) 7.86 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.
06 (s, 1H) 8.24 (s, 1H) 8.85 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
483.2,Rt=0.85分.
実施例344:3−エトキシ−4−フルオロ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5
−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズア
ミド
【0836】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.46 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.17-3.27 (m,
4H) 3.66 (s, 3H) 3.84-3.96 (m, 4H) 4.21 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.06 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.23 (dd, J=10.76, 8.41Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.
50-7.58 (m, 2H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.67 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=466.1,Rt=0.87分.
実施例345:3−イソプロポキシ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズアミド
【0837】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.36 (d, J=5.87Hz, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.15-3.26 (m,
4H) 3.66 (s, 3H) 3.84-3.96 (m, 4H) 4.70 (dt, J=12.13, 6.06Hz, 1H) 7.02 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 7.13 (dd, J=8.22, 1.57Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.38-7.44 (m, 2H)
7.45-7.52 (m, 2H) 7.56 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=462.2,Rt=0.89分.
実施例346:2−クロロ−3−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3
−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)
フェニル)ベンズアミド
【0838】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45-1.53 (m, 2H) 1.77-1.85 (m, 2H) 2.32 (s, 3H) 3
.16-3.26 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.84-3.96 (m, 4H) 7.03 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.30 (d,
J=8.61Hz, 1H) 7.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.45-7.52 (m, 1H) 7.52-7.60 (m, 1H) 7.60-7.
66 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=503.1,Rt=0.80分.
実施例347:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズアミド
【0839】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 2.99-3.20 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.78-3
.94 (m, 4H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.47-7.63 (m, 3H) 7.92 (d, J=7.04Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=404
.1,Rt=0.75分.
実施例348:2−イソプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0840】
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.03-3.19 (m,
4H) 3.32-3.44 (m, 1H) 3.63 (s, 3H) 3.76-3.96 (m, 4H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.28
-7.41 (m, 2H) 7.58-7.70 (m, 2H) 8.12 (dd, J=5.67, 1.37Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.79
(d, J=5.87Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=447.1,Rt=0.60分.
実施例349:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール
−2−イル)ベンズアミド
【0841】
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.17 (br. s., 4H) 3.64 (s, 3H) 3.80-3
.93 (m, 4H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.54-7.66 (m, 2H) 7.75 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.17 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.29 (d, J=7.83
Hz, 1H) 8.64 (s, 1H) 9.07 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=472.3,R
t=0.69分.
実施例350:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミド
【0842】
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d
4)δppm 1.67 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.05-3.19 (m, 4H)
3.63 (s, 3H) 3.79-3.92 (m, 4H) 6.93 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.26-7.40 (m, 2H) 7.53-7.7
3 (m, 2H) 8.10 (d, J=5.87Hz, 1H) 8.40 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.48Hz, 1H), LCMS(
m/z)(M+H)=463.3,Rt=0.55分.
実施例351:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(2−(メチルスルホニル)プロ
パン−2−イル)ベンズアミド
【0843】
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.80 (s, 6H) 2.24 (s, 3H) 2.72 (s, 3H) 3.09 (br. s.
, 4H) 3.48 (s, 3H) 3.66-3.77 (m, 4H) 6.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.25 (d, J=8.22Hz, 1
H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.56 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.60-7.68 (m, 2H) 7.81 (d, J=8.
22Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 10.25 (s, 1H), LCMS(m/z)
(M+H)=524,Rt=0.70分.
実施例352:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(オキセタン−3−イル)ベンズ
アミド
【0844】
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.24 (s, 3H) 3.09 (br. s., 4H) 3.48 (br. s., 3H) 3.
69 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.33 (t, J=7.63Hz, 1H) 4.67 (t, J=6.26Hz, 2H) 4.96 (dd, J=8
.22, 5.87Hz, 2H) 6.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.24 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.46-7.54 (m, 1H) 7.57-7.71 (m, 3H) 7.83 (d, J=7.43Hz, 1H) 7.96 (s, 1H) 10
.21 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=460.2,Rt=0.70分.
実施例353:2−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0845】
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.28 (t, J=7.63Hz, 3H) 2.25 (s, 3H) 2.90 (q, J=7.70
Hz, 2H) 3.09 (br. s., 4H) 3.48 (s, 3H) 3.64-3.88 (m, 4H) 6.69 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.58-7.69 (m, 2H) 7.80 (d, J=4.70H
z, 1H) 7.87 (s, 1H) 8.73 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.51 (s, 1H), LCMS(m/z)(M
+H)=433.1,Rt=0.59分.
実施例354:2−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【0846】
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.08-1.23 (m, 2H) 1.31 (dd, J=8.02, 2.93Hz, 2H) 2.
30 (s, 4H) 3.02-3.18 (m, 4H) 3.63 (s, 3H) 3.78-3.92 (m, 4H) 6.91 (d, J=1.96Hz, 1
H) 7.24-7.42 (m, 2H) 7.53-7.69 (m, 2H) 7.81-8.04 (m, 2H) 8.64 (d, J=5.48Hz, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=445.1,Rt=0.60分.
実施例355:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニ
ル)イソニコチンアミド
【0847】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.76 (s, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.11-3.22 (
m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.83-3.99 (m, 4H) 7.03 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz,
1H) 7.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.58 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.80 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m
/z)(M+H)=465.0,Rt=0.79分.
実施例356:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(オキセタン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【0848】
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 2.98-3.20 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.79-3
.95 (m, 4H) 4.45-4.65 (m, 1H) 4.96 (t, J=6.26Hz, 2H) 5.11 (dd, J=8.61, 5.87Hz, 2
H) 6.97 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.37 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.53-7.6
7 (m, 2H) 7.86 (dd, J=5.28, 1.37Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.78 (d, J=5.48Hz, 1H), L
CMS(m/z)(M+H)=461.0,Rt=0.61分.
実施例357:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イ
ソニコチンアミド
【0849】
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.74-1.89 (m, 4H) 2.30 (s, 3H) 3.05-3.20 (m, 4H) 3
.64 (s, 3H) 3.80-3.93 (m, 4H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.26-7.43 (m, 2H) 7.52-7.63
(m, 2H) 7.67-7.80 (m, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.64 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=470.0,Rt=0.77分.
実施例358:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【0850】
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.17-3.22 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.85-3
.91 (m, 4H) 6.67-6.98 (m, 1H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.01 (d,
J=5.09Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=455.1,Rt=0.75分.
実施例359:3−(シアノメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズアミド
【0851】
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.24 (s, 3H) 3.09 (br. s., 4H) 3.43-3.52 (m, 3H) 3.
62-3.75 (m, 4H) 3.86 (s, 1H) 4.09-4.18 (m, 3H) 6.69(d, J=1.96Hz, 1H) 7.20-7.28 (
m, 1H) 7.39 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48-7.58 (m, 2H) 7.59-7.71 (m, 2H) 7.86-7.92 (m,
2H) 10.27 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=443.3,Rt=0.71分.
実施例360:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0852】
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.84 (s, 6H) 2.26 (s, 3H) 3.09 (br. s., 4H) 3.48 (s
, 3H) 3.66-3.72 (m, 5H) 6.68 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J
=1.96Hz, 1H) 7.60 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.64 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.28 (d, J=1.5
6Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.71 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
73.1,Rt=0.67分.
実施例361:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジ
ン−4−カルボキサミド
【0853】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.08-3.22 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.80-3
.93 (m, 4H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.55-7.70 (m, 2H) 8.57 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.86 (d, J=1.57Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=474.1,Rt=0.76分.
実施例362:6−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【0854】
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.15-1.34 (m, 4H) 2.30 (s, 3H) 2.33-2.45 (m, 1H) 3
.11-3.19 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.82-3.89 (m, 4H) 6.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.30 (d,
J=8.22Hz, 1H) 7.36 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55-7.65 (m, 2H) 7.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.
39 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=446.2,Rt=0.68
分.
実施例363:6−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニ
ル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0855】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77-1.92 (m, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.13-3.23 (m, 4H) 3
.64 (s, 3H) 3.81-3.95 (m, 4H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40
(d, J=2.35Hz, 1H) 7.60 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.33 (d,
J=1.57Hz, 1H) 9.56 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=466.2
,Rt=0.74分.
実施例364:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリン
アミド
【0856】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 3.16-3.26 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3
.96 (m, 4H) 7.02 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.42 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.67-7.78 (m, 2H) 7.94 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.45 (s, 1H) 8.98 (d, J=5.09Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=473.1,Rt=0.89分.
実施例365:1−エチル−3−メチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−1H−ピラ
ゾール−4−カルボキサミド
【0857】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 1.38 (t, J=7.25Hz, 3H) 2.23 (s, 3H) 2.34 (s, 3H) 3
.11 (br. s., 4H) 3.49 (s, 3H) 3.72 (t, J=4.41Hz, 4H) 4.09 (q, J=7.25Hz, 2H) 6.70
(d, J=1.89Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.51-7.61 (m, 2
H) 8.33 (s, 1H) 9.61 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=436.1,Rt=
0.67分.
実施例366:1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−1H−ピラゾール
−4−カルボキサミド
【0858】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 2.22 (s, 3H) 2.33 (s, 3H) 3.10 (m, 4H) 3.49 (s, 3H
) 3.72 (t, J=4.41Hz, 4H) 3.81 (s, 3H) 6.70 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.14-7.26 (m, 1H) 7
.39 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.56 (dd, J=4.41, 2.21Hz, 2H) 8.27 (s, 1H) 9.62 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=422.1,Rt=0.62分.
実施例367:1−イソプロピル−3−メチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−
5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−1H
−ピラゾール−4−カルボキサミド
【0859】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 1.42 (d, J=6.62Hz, 6H) 2.23 (s, 3H) 2.35 (s, 3H) 3
.10 (br. s., 4H) 3.49 (s, 3H) 3.72 (t, J=4.41Hz, 4H) 4.43 (七重線, J=6.62Hz, 1H)
6.70 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.49-7.65
(m, 2H) 8.38 (s, 1H) 9.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=450.1,R
t=0.72分.
実施例368:3−シクロプロピル−1−メチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル
−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−1
H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0860】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 1.42 (d, J=6.62Hz, 6H) 2.23 (s, 3H) 2.35 (s, 3H) 3
.10 (br. s., 4H) 3.49 (s, 3H) 3.72 (t, J=4.41Hz, 4H) 4.43 (七重線, J=6.62Hz, 1H)
6.70 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.20 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.49-7.65
(m, 2H) 8.38 (s, 1H) 9.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=448.1,R
t=0.78分.
実施例369:1−メチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチ
ル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0861】
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 2.26 (s, 3H) 3.11 (br. s., 4H) 3.50 (s, 3H) 3.72 (
t, J=4.41Hz, 4H) 4.16 (s, 3H) 6.70 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.41
(d, J=1.89Hz, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.57-7.63 (m, 2H) 10.38 (s, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=476.1,Rt=0.86分.
実施例371:5−イソプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソオキサゾール−
3−カルボキサミド
【0862】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 1.29 (d, J=6.94Hz, 6H) 2.25 (s, 3H) 3.10 (br. s.,
4H) 3.13-3.22 (m, 1H) 3.49 (s, 3H) 3.68-3.74 (m, 4H) 6.61-6.77 (m, 2H) 7.25 (d,
J=8.20Hz, 1H) 7.40 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.58-7.74 (m, 2H) 10.59 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=437.1,Rt=0.87分.
実施例372:5−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソオキサゾール
−3−カルボキサミド
【0863】
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 0.92-0.99 (m, 2H) 1.09-1.16 (m, 2H) 2.19-2.24 (m,
1H) 2.25 (s, 3H) 3.10 (br. s., 4H) 3.49 (s, 3H) 3.71 (t, J=4.26Hz, 4H) 6.61 (s,
1H) 6.70 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.25 (d, J=8.83Hz, 1H) 7.40 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.56-7.
75 (m, 2H) 10.56 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=435.1,Rt=0.8
2分.
実施例373:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1−エチル−3−メチル−1H
−ピラゾール−4−カルボキサミド
【0864】
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=437.1,Rt=0.48分.
実施例374:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラ
ゾール−4−カルボキサミド
【0865】
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=423.1,Rt=0.44分.
実施例375:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1−イソプロピル−3−メチル
−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
【0866】
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=451.1,Rt=0.52分.
実施例376:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラ
ゾール−5−カルボキサミド
【0867】
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=423.1,Rt=0.47分.
実施例377:3−シクロプロピル−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6
’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1−メチ
ル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0868】
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=449.1,Rt=0.54分.
実施例379:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−5−イソプロピルイソオキサゾ
ール−3−カルボキサミド
【0869】
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=438.1,Rt=0.59分.
実施例380:5−シクロプロピル−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6
’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソオキサ
ゾール−3−カルボキサミド
【0870】
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=436.1,Rt=0.55分.
実施例381:1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−1H−ピラゾール
−5−カルボキサミド
【0871】
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6)δppm 2.08-2.31 (m, 6H) 3.11 (br. s., 4H) 3.50 (s, 3H) 3
.72 (t, J=4.41Hz, 4H) 3.99 (s, 3H) 6.69 (d, J=1.89Hz, 1H) 6.82 (s, 1H) 7.25 (d,
J=8.51Hz, 1H) 7.40 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.52-7.70 (m, 3H) 10.09 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=422.1,Rt=0.69分.
実施例382:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−1−メチル−3−(トリフルオ
ロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0872】
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=477.1,Rt=0.60分.
実施例383:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2,5−ジメチルオキサゾール
−4−カルボキサミド
【0873】
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=424.1,Rt=0.51分.
実施例384:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2,5−ジメチルオキサゾール
−4−カルボキサミド
【0874】
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=424.1,Rt=0.51分.
実施例385:ラセミ trans−1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0875】
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, CDCl
3)δppm 0.93 (dd, J=16.82, 6.65Hz, 6H) 1.57-2.08 (m, 7H) 2.5
0 (s, 3H) 2.81-2.95 (m, 1H) 3.11-3.29 (m, 4H) 3.42 (ddd, J=9.88, 7.14, 2.15Hz, 1
H) 3.60 (s, 3H) 3.71-4.01 (m, 7H) 6.60 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.00 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.57 (br. s., 1H) 8.23 (br. s., 1H) 8.38 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=455.1,Rt=0.52分.
実施例386:ラセミ cis−1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)
−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド
【0876】
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, CDCl
3)δppm 0.94 (dd, J=12.52, 6.65Hz, 6H) 1.42-2.01 (m, 8H) 2.4
3-2.62 (m, 4H) 3.06 (dd, J=9.98, 6.06Hz, 1H) 3.20 (d, J=4.30Hz, 4H) 3.40-3.53 (m
, 1H) 3.60 (s, 3H) 3.80-3.99 (m, 4H) 4.03-4.24 (m, 1H) 6.61 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.
00 (d,J=1.57Hz, 1H) 8.22 (br. s., 1H) 8.40 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=455.1,Rt=0.52分.
実施例387:(R)−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−
1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(テトラヒドロフ
ラン−2−イル)アセトアミド
【0877】
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, CDCl
3)δppm 1.50-1.83 (m, 7H) 1.90-2.05 (m, 2H) 2.08-2.22 (m, 1H
) 2.49 (s, 2H) 2.55-2.63 (m, 1H) 2.63-2.71 (m, 1H) 3.15-3.27 (m, 4H) 3.60 (s, 3H
) 3.84-3.94 (m, 5H) 3.96-4.08 (m, 1H) 4.15-4.32 (m, 1H) 6.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 6
.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.78 (br. s.
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=413.1,Rt=0.43分.
実施例388:(S)−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−
1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(テトラヒドロフ
ラン−2−イル)アセトアミド
【0878】
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, CDCl
3)δppm 1.50-1.83 (m, 7H) 1.90-2.05 (m, 2H) 2.08-2.22 (m, 1H
) 2.49 (s, 2H) 2.55-2.63 (m, 1H) 2.63-2.71 (m, 1H) 3.15-3.27 (m, 4H) 3.60 (s, 3H
) 3.84-3.94 (m, 5H) 3.96-4.08 (m, 1H) 4.15-4.32 (m, 1H) 6.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 6
.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.78 (br. s.
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=413.1,Rt=0.43分.
実施例389:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(1’,2−ジメチル−5
’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)ベンズアミド
【0879】
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.69 (s, 3H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.83-3.93 (m, 4H) 6.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.53 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.65 (t,
J=7.83Hz, 1H) 7.85 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.99 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.39 (d
, J=1.96Hz, 1H) 9.19 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.1,Rt=
0.60分.
実施例390:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イ
ソニコチンアミド
【0880】
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.72 (s, 3H) 3.14-3.22 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.91 (m, 4H) 6.97 (d, J=2.30Hz, 1H) 7.54 (d, J=2.25Hz, 1H) 8.19 (dd, J=5.01, 1.54
Hz, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.99 (d, J=5.14Hz, 1H) 9.23 (d, J=2.
35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474.0,Rt=0.56分.
実施例391:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(1’,2−ジメチル−5’−
モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イ
ル)イソニコチンアミド
【0881】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.07 (t, J=18.73Hz, 3H) 2.69 (s, 3H) 3.14-3.22 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3.92 (m, 4H) 6.97 (d, J=2.25Hz, 1H) 7.53 (d, J=2.20Hz, 1H
) 8.03 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.26 (d, J=0.73Hz, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.88 (d,
J=5.09Hz, 1H) 9.17 (d, J=2.30Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470.1
,Rt=0.55分.
実施例392:2−(ジフルオロメチル)−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリ
ノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソ
ニコチンアミド
【0882】
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.71 (s, 3H) 3.16-3.22 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3
.92 (m, 4H) 6.70-7.03 (m, 2H) 7.54 (d, J=2.30Hz, 1H) 8.08 (d, J=5.14Hz, 1H) 8.26
(s, 1H) 8.42 (d, J=2.40Hz, 1H) 8.91 (d, J=4.99Hz, 1H) 9.22 (d, J=2.30Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=456.0,Rt=0.50分.
実施例393:3−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(1’,2−ジメチル−5’−
モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イ
ル)ベンズアミド
【0883】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.01 (t, J=18.39Hz, 3H) 2.73 (s, 3H) 3.12-3.25 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.81-3.95 (m, 4H) 6.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.56 (d, J=1.96Hz, 1H
) 7.64-7.74 (m, 1H) 7.84 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.13 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.22 (s, 1H) 8
.48 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.32 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
69.1,Rt=0.62分.
実施例394:3−(ジフルオロメチル)−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリ
ノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ベン
ズアミド
【0884】
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.73 (s, 3H) 3.15-3.23 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.93 (m, 4H) 6.74-7.09 (m, 2H) 7.55 (d, J=2.30Hz, 1H) 7.67-7.76 (m, 1H) 7.85 (d,
J=7.58Hz, 1H) 8.17 (d, J=7.82Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.30 (d
, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=455.0,Rt=0.57分.
実施例395:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−エトキシ−4−フルオロベ
ンズアミド
【0885】
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.68 (s, 3H) 3.13-3.23 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.82-3.93 (m, 4H) 4.23 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.97 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.28 (dd, J=10.76, 8.41Hz, 1H) 7.52 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.62 (ddd, J=8.22, 4.11,
2.15Hz, 1H) 7.74 (dd, J=8.02, 1.76Hz, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.15 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=467.3,Rt=0.61分.
実施例396:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−フルオロ−3−イソプロポ
キシベンズアミド
【0886】
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.40 (d, J=5.87Hz, 6H) 2.70 (s, 3H) 3.12-3.24 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.82-3.94 (m, 4H) 4.74 (dt, J=12.13, 6.06Hz, 1H) 6.97 (d, J=1.9
6Hz, 1H) 7.29 (dd, J=10.56, 8.61Hz, 1H) 7.54 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.64 (ddd, J=8.41
, 4.11, 2.35Hz, 1H) 7.76 (dd, J=7.83, 1.96Hz, 1H) 8.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.22 (d
, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=481.2,Rt=0.66分.
実施例397:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−エトキシベンズアミド
【0887】
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.70 (s, 3H) 3.14-3.23 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3.93 (m, 4H) 4.15 (q, J=6.78Hz, 2H) 6.97 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.21 (dd, J=8.02, 2.15Hz, 1H) 7.47 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.51-7.62 (m, 3H) 8.41 (d,
J=1.96Hz, 1H) 9.23 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=449.3
,Rt=0.59分.
実施例398:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−イソプロポキシベンズアミ
ド
【0888】
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.37 (d, J=5.87Hz, 6H) 2.70 (s, 3H) 3.15-3.24 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.81-3.94 (m, 4H) 4.72 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 6.97 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.20 (dd, J=8.02, 2.15Hz, 1H) 7.47 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.50-7.60 (m, 3H) 8.4
2 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.23 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=46
3.3,Rt=0.63分.
実施例399:2−(tert−ブチル)−N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリ
ノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソ
ニコチンアミド
【0889】
【化516】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.47 (s, 9H) 2.73 (s, 3H) 3.15-3.24 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.82-3.93 (m, 4H) 6.97 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.78-7.87
(m, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.46 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.27 (d, J=2
.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=462.3,Rt=0.47分.
実施例400:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコチン
アミド
【0890】
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.72 (s, 3H) 3.15-3.22 (m,
4H) 3.23-3.30 (m, 1H) 3.67 (s, 3H) 3.82-3.93 (m, 4H) 6.97 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.54
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.91 (dd, J=5.28, 1.37Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.76 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.26 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=448.3,Rt=0.44分.
実施例401:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−((ジメチルアミノ)メチ
ル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0891】
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.70 (s, 3H) 2.94 (s, 6H) 3.15-3.23 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.83-3.93 (m, 4H) 4.55 (s, 2H) 6.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.53 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.17 (s, 1H) 8.45 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.50 (d, J=6.65Hz, 2H) 9.21 (d, J=2.35Hz
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=540.3,Rt=0.50分.
実施例402:N−(1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6
’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(4−エチルピペラジン−
1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0892】
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.67 (s, 3H) 3.11-3.20 (m,
4H) 3.21-3.29 (m, 2H) 3.67 (s, 3H) 3.73 (br. s., 1H) 3.83-3.94 (m, 4H) 4.11 (br.
s., 1H) 6.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.51 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.58 (s, 1H) 7.88 (d, J=8
.61Hz, 2H) 8.36 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.12 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=585.2,Rt=0.55分.
実施例403:2−クロロ−3−(1−シアノシクロプロピル)−N−(1’,2−ジメ
チル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)ベンズアミド
【0893】
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45-1.53 (m, 2H) 1.78-1.88 (m, 2H) 2.70 (s, 3H) 3
.11-3.23 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.81-3.92 (m, 4H) 6.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48-7.58
(m, 2H) 7.65 (dd, J=7.83, 1.57Hz, 1H) 7.70 (dd, J=7.63, 1.37Hz, 1H) 8.28 (d, J=
2.35Hz, 1H) 9.19 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=504.2,
Rt=0.59分.
以下の化合物は、適切な出発材料を使用し、方法7および実施例171において記載し
た方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例404:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチ
ル)イソニコチンアミド
【0894】
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.14-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.82-3.93 (m, 4H) 7
.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.17 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.30-8.39 (m
, 2H) 8.75 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.96 (d, J=4.70Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=494.0,Rt=0.74分.
実施例405:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオ
ロエチル)イソニコチンアミド
【0895】
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.06 (t, J=18.78Hz, 3H) 3.12-3.26 (m, 4H) 3.67 (s,
3H) 3.82-3.95 (m, 4H) 7.10 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.59 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.01 (d, J=
5.09Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.75 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.85 (d,
J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=490.1,Rt=0.72分.
実施例406:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(ジフルオロメチル
)ベンズアミド
【0896】
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.14-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.85-3.94 (m, 4H) 6
.73-7.06 (m, 1H) 7.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.65-7.74 (m, 1H)
7.82 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.14 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.34 (d, J=2.35Hz, 1
H) 8.74 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=475.0,Rt=0.
75分.
実施例407:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【0897】
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.15-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.85-3.93 (m, 4H) 7
.11 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.73-7.83 (m, 1H) 7.95 (d, J=7.83Hz
, 1H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.35 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.75 (d, J=2.74
Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=493.0,Rt=0.84分.
実施例408:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−メトキシ−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
【0898】
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.12-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3.93 (m, 4H) 4
.03 (s, 3H) 7.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.37 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.59 (d, J=1.96Hz, 1H)
8.21-8.37 (m, 3H) 8.72 (d, J=2.74Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=523
.2,Rt=0.83分.
実施例409:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0899】
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.14-3.23 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3.93 (m, 4H) 7
.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48-7.56 (m, 2H) 7.68-7.80 (m, 2H) 7.86 (d, J=2.74Hz, 1H)
7.92 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.23 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=492.2,Rt=0.90分.
実施例410:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0900】
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.17-3.25 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.86-3.93 (m, 4H) 7
.19 (s, 1H) 7.20-7.29 (m, 1H) 7.64-7.72 (m, 2H) 7.72-7.81 (m, 1H) 7.85-7.96 (m,
2H) 8.24 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.30 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=476.
3,Rt=0.86分.
実施例411:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド
【0901】
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.18-3.23 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.85-3.92 (m, 4H) 7
.22 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 1.57Hz, 1H) 7.77-7.83 (m, 1H) 7.83-7.89
(m, 2H) 7.93 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26-8.33 (m, 2H) 8.36 (s,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.3,Rt=0.86分.
実施例412:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(ジフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0902】
【化529】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.12-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.85-3.93 (m, 4H) 6
.73-7.05 (m, 1H) 7.08 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.52 (dd, J=5.28, 3.33Hz, 2H) 7.63-7.75
(m, 2H) 7.80 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.85 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.11 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.1
5 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474.0,Rt=0.88分.
実施例413:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0903】
【化530】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.15-3.25 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.82-3.95 (m, 4H) 7
.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48-7.59 (m, 2H) 7.74 (dd, J=8.80, 2.54Hz, 1H) 7.87 (d, J
=2.35Hz, 1H) 8.14 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.09Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=493.1,Rt=0.87分.
実施例414:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イ
ソニコチンアミド
【0904】
【化531】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 3.16-3.25 (m, 4H) 3.67 (s,
3H) 3.83-3.94 (m, 4H) 7.12 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.48-7.58 (m, 2H) 7.74 (dd, J=8.80
, 2.54Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.74Hz, 1H) 7.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.83 (d
, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=489.2,Rt=0.81分.
実施例415:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0905】
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.18-3.26 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.84-3.94 (m, 4H) 7
.24 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 1.57Hz, 1H) 7.82-7.91 (m, 2H) 7.95 (d, J
=1.57Hz, 1H) 8.20 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.99 (d, J=5.09Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.72分.
実施例416:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イ
ソニコチンアミド
【0906】
【化533】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.07 (t, J=18.78Hz, 3H) 3.18-3.28 (m, 4H) 3.68 (s,
3H) 3.83-3.96 (m, 4H) 7.27 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69 (dd, J=8.22, 1.57Hz, 1H) 7.87
(dd, J=5.09, 3.13Hz, 2H) 7.94 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.04 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.27 (s,
1H) 8.88 (d, J=4.70Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0
.72分.
実施例417:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−フルオロ−3−(1−メチル−5
−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ベンズア
ミド
【0907】
【化534】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.18-3.27 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.86-3.95 (m, 4H) 6
.73-7.07 (m, 1H) 7.18-7.29 (m, 2H) 7.62-7.73 (m, 3H) 7.79 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.89
(dd, J=7.04, 2.74Hz, 1H) 8.12 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=458.2,Rt=0.79分.
実施例418:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0908】
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.19-3.26 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.86-3.95 (m, 4H) 7
.17-7.32 (m, 2H) 7.63-7.74 (m, 2H) 7.92 (dd, J=6.85, 2.54Hz, 1H) 8.15 (d, J=4.70
Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=47
7.2,Rt=0.78分.
実施例419:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0909】
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.06 (t, J=18.59Hz, 3H) 3.19-3.27 (m, 4H) 3.68 (s,
3H) 3.86-3.97 (m, 4H) 7.17-7.31 (m, 2H) 7.63-7.75 (m, 2H) 7.91 (dd, J=7.04, 2.3
5Hz, 1H) 7.99 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.21 (s, 1H) 8.84 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.76分.
実施例420:N−(4−シアノ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(ジフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【0910】
【化537】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.18-3.24 (m, 4H) 3.68 (s, 3H) 3.85-3.91 (m, 4H) 6
.76-7.10 (m, 1H) 7.22 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.64-7.69 (m, 1H) 7.69-7.77 (m, 1H) 7.80
-7.89 (m, 3H) 7.93 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.19 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.23 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=465.3,Rt=0.78分.
実施例421:N−(4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【0911】
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=7.04Hz, 6H) 3.12-3.21 (m, 4H) 3.66 (s,
3H) 3.83-3.93 (m, 4H) 7.04 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.50 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.55 (d, J=8
.61Hz, 1H) 7.71-7.78 (m, 1H) 7.86 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.00 (d, J=5.48Hz, 1H) 8.11
(s, 1H) 8.77 (d, J=5.87Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=467.1,Rt
=0.67分.
実施例422:N−(2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1
’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニ
コチンアミド
【0912】
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (d, J=7.04Hz, 6H) 3.14-3.22 (m, 4H) 3.67 (s,
3H) 3.84-3.92 (m, 4H) 7.07 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.57 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.05 (dd, J=
5.48, 1.17Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.34 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.76 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.8
0 (d, J=5.48Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=468.1,Rt=0.59分
【0913】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例423:2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−N−(3
−(トリフルオロメチル)フェニル)−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン
]−5−カルボキサミド
【0914】
【化540】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.16-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.85-3.92 (m, 4H) 7
.14 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.55-7.65 (m, 2H) 7.97 (d, J=7.83Hz
, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=493.2,Rt=0.86分.
実施例424:2−クロロ−N−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル
)−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3
’−ビピリジン]−5−カルボキサミド
【0915】
【化541】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.57 (s, 6H) 3.14-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3
.92 (m, 4H) 7.13 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31-7.39 (m, 2H) 7.58-7.66 (m, 2H) 7.82 (s,
1H) 8.37 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.91 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=483.2,Rt=0.67分.
実施例425:4−クロロ−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズア
ミド
【0916】
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.16-3.25 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3.94 (m, 4H) 7
.15 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.46 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.52-7.62 (m, 2H) 7.69 (d, J=8.61Hz
, 1H) 7.91-7.99 (m, 2H) 8.01 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.17 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=492.2,Rt=0.92分.
実施例426:4−クロロ−N−(3−(ジフルオロメチル)フェニル)−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミ
ド
【0917】
【化543】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.16-3.25 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.84-3.95 (m, 4H) 6
.60-6.97 (m, 1H) 7.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.35 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.51 (t, J=7.83Hz
, 1H) 7.57 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.85 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.94
(dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.97-8.07 (m, 2H). LCMS(m/z)(M+H)=47
4.2,Rt=0.84分.
実施例427:4−クロロ−N−(3−(2−シアノプロパン−2−イル)フェニル)−
3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル
)ベンズアミド
【0918】
【化544】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77 (s, 6H) 3.15-3.22 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.93 (m, 4H) 7.10 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.45 (t, J=8.02Hz, 1H)
7.56 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.66-7.75 (m, 2H) 7.91-7.98 (m, 2H) 8.01 (d, J=2.35Hz, 1
H). LCMS(m/z)(M+H)=491.3,Rt=0.85分.
実施例428:4−メチル−N−(3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)
−5−(トリフルオロメチル)フェニル)−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オ
キソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0919】
【化545】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.43 (s, 3H) 2.48 (s, 3H) 3.10-3.22 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.82-3.94 (m, 4H) 6.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.50 (d,
J=7.83Hz, 1H) 7.79-7.99 (m, 4H) 8.16 (s, 1H) 8.61 (s, 1H) 9.44 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=552.3,Rt=0.69分.
実施例429:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−フェニルベンズアミド
【0920】
【化546】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.39 (s, 3H) 3.09-3.24 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.81-4
.07 (m, 4H) 7.03 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.11-7.19 (m, 1H) 7.35 (t, J=7.83Hz, 2H) 7.41
-7.46 (m, 2H) 7.67 (d, J=7.83Hz, 2H) 7.81 (s, 1H) 7.84 (dd, J=7.83, 1.96Hz, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=404.1,Rt=0.77分.
実施例430:N−(3−(ジフルオロメチル)フェニル)−4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミ
ド
【0921】
【化547】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.07-3.23 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.80-3
.92 (m, 4H) 6.51-6.95 (m, 1H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.38
-7.62 (m, 3H) 7.74-7.89 (m, 3H) 7.97 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=45
4.1,Rt=0.85分.
実施例431:N−(3−(2−シアノプロパン−2−イル)フェニル)−4−メチル−
3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル
)ベンズアミド
【0922】
【化548】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.74 (s, 6H) 2.40 (s, 3H) 3.09-3.23 (m, 4H) 3.65 (
s, 3H) 3.82-3.94 (m, 4H) 7.03 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.38-7.51
(m, 3H) 7.68 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.80-7.89 (m, 2H) 7.93 (s, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=471.2,Rt=0.85分.
実施例432:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(ピリジン−2−イル)ベンズアミド
【0923】
【化549】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.42 (s, 3H) 3.01-3.20 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.80-3
.91 (m, 4H) 6.94 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.44-7.63 (m, 2H) 7.83
-8.00 (m, 3H) 8.15-8.31 (m, 1H) 8.42 (d, J=5.48Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+
H)=405.1,Rt=0.56分.
実施例433:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(ピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0924】
【化550】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.41 (s, 3H) 3.07-3.18 (m, 4H) 3.64 (s, 3H) 3.81-3
.92 (m, 4H) 6.92 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.48 (d, J=7.83Hz, 1H)
7.84-8.01 (m, 3H) 8.52 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.61 (d, J=8.22Hz, 1H) 9.42 (d, J=2.35
Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=405.1,Rt=0.51分.
実施例434:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル
)ベンズアミド
【0925】
【化551】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.41 (s, 3H) 3.00-3.22 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.82-3
.98 (m, 4H) 7.01 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.35-7.54 (m, 3H) 7.79-7.99 (m, 2H) 8.48-8.65
(m, 2H), LCMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.86分.
実施例435:N−(3−エチルフェニル)−4−メチル−3−(1−メチル−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0926】
【化552】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.25 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.39 (s, 3H) 2.66 (q, J=7.5
6Hz, 2H) 3.08-3.23 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.80-3.98 (m, 4H) 6.85-7.09 (m, 2H) 7.26
(t, J=7.83Hz, 1H) 7.35-7.58 (m, 4H) 7.75-7.98 (m, 2H), LCMS(m/z)(M+
H)=432.3,Rt=0.87分.
実施例436:N−(3−イソプロピルフェニル)−4−メチル−3−(1−メチル−5
−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0927】
【化553】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.26 (d, J=7.04Hz, 7H) 2.39 (s, 3H) 2.90 (dt, J=13
.69, 6.85Hz, 1H) 3.13-3.25 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.81-4.01 (m, 4H) 7.03 (d, J=7.4
3Hz, 1H) 7.09 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.26 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.38-7.52 (m, 3H) 7.56 (s
, 1H) 7.78-7.91 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=446.3,Rt=0.9
2分.
実施例437:N−(3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)フェニル)−4
−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン
−3−イル)ベンズアミド
【0928】
【化554】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.40 (s, 3H) 3.17 (br. s., 4H) 3.65 (s, 3H) 3.78-3
.99 (m, 4H) 6.99 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.46 (d, J=7.83Hz, 1H)
7.58 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.82-7.90 (m, 3H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.52 (s, 1H) 9.
03 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=472.2,Rt=0.69分.
実施例438:4−メチル−N−(3−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−
3−イル)フェニル)−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒ
ドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0929】
【化555】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.41 (s, 3H) 2.66 (s, 3H) 3.25 (br. s., 4H) 3.66 (
s, 3H) 3.83-3.99 (m, 4H) 7.12 (s, 1H) 7.49 (dt, J=16.34, 8.07Hz, 3H) 7.77-7.96 (
m, 4H) 8.42 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=486.3,Rt=0.80分
.
実施例439:N−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−4−メチ
ル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−
イル)ベンズアミド
【0930】
【化556】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.54 (s, 6H) 2.39 (s, 3H) 3.16 (br. s., 4H) 3.64 (
s, 3H) 3.79-4.13 (m, 4H) 6.98 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.18-7.34 (m, 2H) 7.35-7.50 (m,
2H) 7.58 (d, J=7.04Hz, 1H) 7.75-7.94 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=46
2.3,Rt=0.70分.
実施例440:N−(3−メトキシフェニル)−4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0931】
【化557】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.41 (s, 3H) 3.16-3.22 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83 (
s, 3H) 3.85-3.91 (m, 4H) 6.74 (dt, J=7.14, 2.10Hz, 1H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.
20-7.31 (m, 2H) 7.39-7.44 (m, 2H) 7.46 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.82 (s, 1H) 7.86 (dd,
J=8.02, 1.76Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=434.3,Rt=0.80分
.
実施例441:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンズ
アミド
【0932】
【化558】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.42 (s, 3H) 3.17-3.23 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.85-3
.93 (m, 4H) 7.00-7.09 (m, 2H) 7.41-7.50 (m, 3H) 7.67 (d, J=9.39Hz, 1H) 7.82-7.90
(m, 3H). LCMS(m/z)(M+H)=488.4,Rt=0.96分.
実施例442:N−(5−メトキシピリジン−3−イル)−4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド
【0933】
【化559】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.43 (s, 3H) 3.13-3.19 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.85-3
.91 (m, 4H) 4.01 (s, 3H) 6.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.50 (d,
J=7.83Hz, 1H) 7.89 (s, 1H) 7.90-7.96 (m, 1H) 8.21 (d, J=16.04Hz, 2H) 8.88 (s, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=435.3,Rt=0.57分.
【0934】
1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,
3’−ビピリジン]−5−カルボン酸の合成
【0935】
【化560】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中のメチル2−クロロ−1’−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’
,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボキシレート(1.00当量)
の0.15M溶液に、トリメチルボロキシン(2.00当量)、PdCl2(dppf)
.CH2Cl2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量
)を添加した。反応混合物をマイクロ波中130℃で15分間照射に供した。冷却した反
応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルで
のフラッシュクロマトグラフィー(50〜100%の10:1 酢酸エチル:メタノール
を伴うヘプタンの勾配)によって精製して、メチル1’,2−ジメチル−5’−モルホリ
ノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボキシ
レート(収率17.0%)を黄色フィルム状物として得た。LCMS(m/z)(M+H
)=344.1、Rt=0.43分。
ステップ2:
THF中のメチル1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’
−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボキシレート(1.00当量)の0.
10M溶液に、2.0M水酸化リチウム水溶液(3.00当量)を添加した。混合物を周
囲温度で1.5時間撹拌した。反応混合物をHCl水溶液でpH3に酸性化し、濃縮して
、粗製の1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ
−[3,3’−ビピリジン]−5−カルボン酸を黄色固体(収率100%と推定される)
として得た。LCMS(m/z)(M+H)=330.0、Rt=0.32分。
【0936】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例443:1’,2−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−N−(3−(ト
リフルオロメチル)フェニル)−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5
−カルボキサミド
【0937】
【化561】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.74 (s, 3H) 3.13-3.26 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.94 (m, 4H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.49 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.54 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.60 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.98 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.55 (d, J=1.96Hz, 1
H) 9.11 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.
69分.
実施例444:N−(3−(2−シアノプロパン−2−イル)フェニル)−1’,2−ジ
メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−カルボキサミド
【0938】
【化562】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.76 (s, 6H) 2.77 (s, 3H) 3.12-3.25 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.80-3.94 (m, 4H) 7.01 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.46 (t,
J=7.83Hz, 1H) 7.55 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.64 (d
, J=1.96Hz, 1H) 9.13 (d, J=1.57Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.
3,Rt=0.63分.
実施例445:N−(3−(ジフルオロメチル)フェニル)−1’,2−ジメチル−5’
−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−
カルボキサミド
【0939】
【化563】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.73 (s, 3H) 3.15-3.24 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.83-3
.94 (m, 4H) 6.63-6.97 (m, 1H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.37 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.48
-7.60 (m, 2H) 7.87 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.51 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.09 (d
, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=455.2,Rt=0.60分.
実施例446:N−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−1’,2
−ジメチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒドロ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−カルボキサミド
【0940】
【化564】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.56 (s, 6H) 2.77 (s, 3H) 3.11-3.25 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.80-3.94 (m, 4H) 7.02 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29-7.41 (m, 2H) 7.56 (d, J=1.9
6Hz, 1H) 7.64 (d, J=7.04Hz, 1H) 7.83 (s, 1H) 8.67 (d, J=1.57Hz, 1H) 9.13 (d, J=1
.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=463.3,Rt=0.52分.
実施例451:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−オキソ−5−(3−オキソモ
ルホリノ)−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【0941】
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
DCM中のN−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,
6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド(1.00当量)の0.1M溶液に、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(4.
10当量)および過マンガン酸カリウム(4.00当量)を添加した。混合物を45℃で
7時間撹拌した。冷却した反応混合物を水で希釈し、重亜硫酸ナトリウム(12.0当量
)で処理した。混合物を周囲温度で15分間撹拌した。追加の水を添加し、混合物をDC
Mで抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、濾過し、濃縮した。粗製材料を逆相HPLCによって精製し、凍結乾燥して、N−(
4−メチル−3−(1−メチル−6−オキソ−5−(3−オキソモルホリノ)−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
そのTFA塩、白色固体として収率11.0%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.67-3.80 (m, 5H) 4.02-4.12 (m, 2H) 4
.31 (s, 2H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.58-7.68 (m, 2H) 7.71-7.78 (m, 2H) 7.80 (d,
J=2.35Hz, 1H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.22 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (s, 1H);LCM
S(m/z)(M+H)=486.1、Rt=0.86分。
【0942】
実施例452:2−(ジメチルアミノ)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチン
アミド
【0943】
【化566】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピ
リジン−2(1H)−オン(1.0当量)の溶液(0.09M)に、2−フルオロイソニ
コチン酸(1.2当量)、EDC(1.2当量)およびHOAt(1.2当量)を添加し
た。溶液を室温で終夜撹拌した。水と酢酸エチルとに分配することによって仕上げ処理し
、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をさらに精製するこ
となく次のステップに使用した。LCMS(m/z)(M+H)=423、Rt=0.7
4分。
ステップ2:
DMSO中の2−フルオロ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−
6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド(1
.0当量)の溶液に、ジメチルアミン(1.5当量、HCl塩)およびDIEA(2.0
当量)を添加し、反応物を140℃に3時間加熱した。次いで、溶液をHPLCフィルタ
ーに通して濾過し、逆相分取HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、2
−(ジメチルアミノ)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オ
キソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミドをTFA塩
として得た。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.13 (d, J=3.52Hz, 4H) 3.
34 (s, 6H) 3.63 (s, 3H) 3.78-3.91 (m, 4H) 6.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.19-7.39 (m, 3
H) 7.53-7.74 (m, 3H) 8.04 (d, J=6.65Hz, 1H),LCMS(m/z)(M+H)=449
.2、Rt=0.60分。
【0944】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例452の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例453:2−(エチル(メチル)アミノ)−N−(4−メチル−3−(1−メチル
−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソ
ニコチンアミド
【0945】
【化567】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.31 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.03-3.18 (m,
4H) 3.75 (q, J=7.04Hz, 2H) 3.81-3.91 (m, 4H) 6.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.20-7.38 (m
, 3H) 7.54-7.70 (m, 3H) 8.02 (d, J=6.26Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=4
62.2,Rt=0.61分.
実施例454:2−(アゼチジン−1−イル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−
5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)イソニ
コチンアミド
【0946】
【化568】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.30 (s, 3H) 2.61 (五重線, J=7.73Hz, 2H) 3.03-3.16
(m, 4H) 3.63 (s, 3H) 3.79-4.05 (m, 4H) 4.39 (t, J=7.63Hz, 4H) 6.89 (d, J=2.35Hz
, 1H) 7.18-7.37 (m, 4H) 7.53-7.67 (m, 2H) 7.98 (d, J=6.65Hz, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=460.2,Rt=0.60分.
実施例455:2−((2−メトキシエチル)(メチル)アミノ)−N−(4−メチル−
3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル
)フェニル)イソニコチンアミド
【0947】
【化569】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, メタノール-d
4)δppm 2.34 (s, 3H) 3.16 (br. s., 4H) 3.37 (s, 3H)
3.39 (s, 3H) 3.66 (s, 3H) 3.74 (t, J=4.89Hz, 2H) 3.82-3.90 (m, 4H) 3.94 (t, J=5.
04Hz, 2H) 6.93 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.29-7.39 (m, 3H) 7.59-7.65 (m, 2H) 7.73 (s, 1H
) 8.05 (d, J=6.31Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=492.2,Rt=0.6
4分.
実施例456:2−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)−N−(4−メチル
−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イ
ル)フェニル)イソニコチンアミド
【0948】
【化570】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, メタノール-d
4)δppm 2.33 (s, 3H) 3.04-3.18 (m, 4H) 3.38 (s, 3H)
3.66 (s, 3H) 3.84-3.97 (m, 8H) 6.94 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.29-7.35 (m, 2H) 7.37 (d,
J=2.21Hz, 1H) 7.59-7.67 (m, 2H) 7.77 (s, 1H) 8.05 (d, J=6.62Hz, 1H), LCMS(
m/z)(M+H)=478.2,Rt=0.60分.
実施例457:2−(メチル(2−(メチルアミノ)エチル)アミノ)−N−(4−メチ
ル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−
イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0949】
【化571】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, メタノール-d
4)δppm 2.33 (s, 3H) 2.77 (s, 3H) 3.17 (br. s., 4H)
3.21 (s, 3H) 3.66 (s, 3H) 3.78-3.92 (m, 4H) 3.98 (t, J=5.67Hz, 2H) 6.97 (d, J=2.
21Hz, 1H) 7.20 (d, J=5.36Hz, 1H) 7.26 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.38 (d, J=
1.89Hz, 1H) 7.57-7.65 (m, 2H) 8.29 (d, J=5.36Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=491.3,Rt=0.60分.
実施例460:4−(1,2−ジヒドロキシエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0950】
【化572】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中のメチル4−ブロモ−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンゾエート(1.0当量)および2,4,6−トリビニル−1,3,5,2
,4,6−トリオキサトリボリナン(2.0当量)の溶液(0.18M)に、PdCl
2
(dppf)−DCM付加物(0.05当量)を、撹拌子を備えたマイクロ波バイアル内
で添加した。反応物をマイクロ波中120℃に30分間加熱した。反応物を水でクエンチ
し、酢酸エチルで抽出した。水相を濃HClで酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有機相
を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、3−(トリフルオロメチル)−4−
ビニル安息香酸を白色固体として収率18%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=2
17.1、Rt=0.85分。
ステップ2:
5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2
(1H)−オン(1.0当量)、3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジ
ン−3−オール(1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジ
メチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0当量)および3−(トリフルオロメチ
ル)−4−ビニル安息香酸(1.0当量)を、室温のDMFに溶解した(0.095M)
。LCMSにより、反応をモニターした。約3時間後、反応混合物を分取逆相HPLCに
よって精製して、N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−
1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)−4−
ビニルベンズアミドを収率64%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=498.2、
Rt=0.99分。
ステップ3:
N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒド
ロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)−4−ビニルベンズア
ミド(1.0当量)、4−メチルモルホリン4−オキシド(1.5当量)およびt−ブタ
ノール中2.5重量%酸化オスミウム(VIII)(0.1当量)を、室温の1:1のT
HFおよび水に溶解した(0.03M)。LCMSにより、反応をモニターした。約4時
間後、反応混合物を分取逆相HPLCによって精製して、4−(1,2−ジヒドロキシエ
チル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
収率39%で得た。1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.29 (s, 3H) 2.61 (br. s., 2H) 3
.20 (br. s., 6H) 3.52 (dd, J=11.15, 8.02Hz, 1H) 3.62 (s, 3H) 3.73 (dd, J=11.35,
2.35Hz, 1H) 3.80-3.99 (m, 4H) 5.20 (d, J=7.04Hz, 1H) 6.71 (s, 1H) 7.07 (s, 1H) 7
.24 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.41-7.51 (m, 3H) 7.60 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.75 (s, 1H) 7.96
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.22 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.31 (s, 1H) 9.90 (br. s., 1H).LCM
S(m/z)(M+H)=532.1、Rt=0.71分。
【0951】
実施例461:4−(1,2−ジヒドロキシエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0952】
【化573】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2
(1H)−オン(1.0当量)、3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジ
ン−3−オール(1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジ
メチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0当量)および4−(ブロモメチル)−
3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を、室温のDMFに溶解した(0.
114M)。LCMSにより、反応をモニターした。約5時間後、反応混合物を分取逆相
HPLCによって精製して、4−(クロロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率46%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=520.2、Rt=0.97分。
ステップ2:
4−(クロロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド(1.0当量)を、メタノール中7Mアンモニアに溶解した(0.046
M)。LCMSによりさらなる進行がないとされるまで50℃で加熱した後、反応混合物
を濃縮し、分取逆相HPLCによって精製して、4−(アミノメチル)−N−(4−メチ
ル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−
イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率47%で得た。LC
MS(m/z)(M+H)=501.3、Rt=0.62分。
【0953】
実施例462:4−(ヒドロキシメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド、および
【0954】
実施例463:4−(2−アミノエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
【0955】
【化574】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMSO中の4−(ブロモメチル)−3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当
量)およびシアン化カリウム(0.9当量)(0.177M)を、室温で撹拌した。さら
なる進行がなくなるまで、LCMSにより、反応をモニターした。粗反応混合物を次のス
テップに直接使用した。
ステップ2:
前のステップからの粗混合物ならびに5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−
メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1当量)、3H−[1,2,3]
トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール(1.0当量)およびN1−((エチル
イミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0
当量)を、DMF中で混合した(0.233M)。3時間後、反応混合物を、分取逆相H
PLCによって精製して、4−(ヒドロキシメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよび4−(シアノメチル)−N−(4−メ
チル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3
−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを、2ステップにわたっ
てそれぞれ収率2.8%および収率8.5%で得た。4−(ヒドロキシメチル)−N−(
4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジ
ン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドでは、LCMS(
m/z)(M+H)=502.1、Rt=0.79分。4−(シアノメチル)−N−(4
−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン
−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドでは、LCMS(m
/z)(M+H)=511.2、Rt=0.86分。
ステップ3:
エタノール中の4−(シアノメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド(1当量)の溶液(0.02M)に、塩化ニッケル(4当
量)および水素化ホウ素ナトリウム(20当量)を室温で添加した。2時間後、反応混合
物をジエチルトリアミンでクエンチし、飽和重炭酸ナトリウム溶液と酢酸エチルとに分配
した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物を分取逆相HP
LCによって精製して、4−(2−アミノエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率47%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=515.1、Rt=0.66分。
【0956】
3−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタン−3−イル)−5−ブロモ
−1−メチルピリジン−2(1H)−オンの合成
【0957】
【化575】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波バイアル内のジオキサン中の3,5−ジブロモ−1−メチルピリジン−2(
1H)−オン(1.0当量)の溶液(0.190M)に、6−オキサ−3−アザビシクロ
[3.1.1]ヘプタンTsOH(1.0当量)、キサントホス(0.1当量)、炭酸セ
シウム(3.0当量)およびPd2(dba)3(0.05当量)を添加した。反応容器
をアルゴン気流により15分間脱気し、反応容器を密封し、通常の砂浴中80℃で16時
間撹拌した。LCMSは、推定45%の変換を示した。反応温度を6時間100℃に上昇
させた。反応混合物を室温に冷却し、酢酸エチルで抽出した。有機相をブラインで洗浄し
、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。溶媒を真空下で除去し、粗製材料を、
DCMおよび0〜10%MeOHの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグ
ラフィーによって精製した。3−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ
ン−3−イル)−5−ブロモ−1−メチルピリジン−2(1H)−オンを収率39%で単
離した。LCMS(m/z)(M+H)=286.9、Rt=0.64分。
実施例464:N−(3−(5−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ
ン−3−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0958】
【化576】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.06-1.29 (m, 1H) 2.04-2.11 (m, 1H) 2.22 (s, 3H) 2.
90-3.01 (m, 1H) 3.43 (s, 3H) 4.04 (d, J=12.13Hz, 2H) 4.50 (d, J=5.87Hz, 2H) 6.43
-6.63 (m, 1H) 7.12-7.27 (m, 2H) 7.51-7.66 (m, 2H) 7.72 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.90 (d
, J=7.43Hz, 1H) 8.13-8.30 (m, 2H) 10.38 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
484.2,Rt=0.98分.
実施例465:N−(3−(5−(6−オキサ−3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプタ
ン−3−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【0959】
【化577】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.14-1.27 (m, 4H) 1.75 (s, 6H) 2.12 (d, J=8.22Hz, 1
H) 2.27 (s, 3H) 3.01 (q, J=6.65Hz, 1H) 3.48 (s, 3H) 4.08 (d, J=12.13Hz, 2H) 4.54
(d, J=6.26Hz, 2H) 6.55-6.61 (m, 1H) 7.20-7.31 (m, 2H) 7.62-7.68 (m, 2H) 7.85 (d
, J=5.09Hz, 1H) 7.93 -8.06 (m, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.42-10.61 (m, 1H)
LCMS(m/z)(M+H)=484,Rt=0.79分.
実施例466:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0960】
【化578】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
アザ−HOBt(1.0当量)を、DMF中の5−(5−アミノ−2−メチルフェニル
)−1−メチル−3−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)、4−(ブ
ロモメチル)−3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.5当量)およびEDC.HC
l(1.0当量)の溶液(0.11M)に添加し、反応混合物を室温で5時間撹拌した。
粗製物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗製物をシリカゲルカラムで精製して、所望の4−(クロロメチル)−
N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ
ピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率46
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=520、Rt=0.97分。
ステップ2:
4−(クロロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド(1.0当量)およびTHF中2MのMeNH
2(70当量)の混合物を
、室温で終夜撹拌した。LCMSは、LC=0.64分で所望の生成物MH+=515を
示した。溶媒を真空下で除去し、残留物をHPLCによって精製して、N−(4−メチル
−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イ
ル)フェニル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドをTFA塩として収率46%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.20 (s, 3H
) 2.66 (t, J=4.89Hz, 3H) 3.04 (br. s., 4H) 3.43 (s, 4H) 3.65 (d, J=4.30Hz, 4H) 4
.33 (br. s., 2H) 6.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.22 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.33 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.56 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.62 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.82 (d, J=8.61Hz, 1H) 8.19-
8.39 (m, 2H) 8.95 (br. s., 2H) 10.32-10.51 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)
=515、Rt=0.64分。
【0961】
実施例467:N−(4−(アミノメチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−
4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジ
ン−3−イル)ベンズアミド
【0962】
【化579】
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ステップ1:
HATU(1.1当量)を、0℃のDMF(容量:1mL)中の4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)安息香
酸(1.0当量)およびDIEA(2.0当量)の溶液に添加し、混合物を30分間撹拌
した。tert−ブチル4−アミノ−2−(トリフルオロメチル)ベンジルカルバメート
(1.0)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、Et
OAcで2回抽出した。合わせた有機物を濃縮乾固した。粗製物を、ヘプタン中0〜70
%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精製して、tert−ブチル4−(4−メ
チル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3
−イル)ベンズアミド)−2−(トリフルオロメチル)ベンジルカルバメートを収率20
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=601、Rt=1.0分。
ステップ2:
DCM中のtert−ブチル4−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−
6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミド)−2−(トリフルオ
ロメチル)ベンジルカルバメート(1.0当量)の溶液(0.01M)に、TFA(15
当量)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物を
HPLCによって精製して、N−(4−(アミノメチル)−3−(トリフルオロメチル)
フェニル)−4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジ
ヒドロピリジン−3−イル)ベンズアミドをTFA塩として収率51%で得た。1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.10 (br. s., 4H) 3.70 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.14
(d, J=5.48Hz, 2H) 6.58-6.82 (m, 1H) 7.35 -7.54 (m, 2H) 7.66 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.
78-7.98 (m, 2H) 8.18 (d, J=8.61Hz, 1H) 8.25 (br. s., 4H) 10.53 (s, 1H).LCMS
(m/z)(M+H)=501、Rt=0.63分。
【0963】
実施例468および実施例469:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−((メチルア
ミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよび3−(ヒドロキシメチ
ル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジ
ヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合
成
【0964】
【化580】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール中の3−ホルミル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ
−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミド(1.00当量、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製に
ついて記載した方法と同様の方法を使用して調製した)の0.08M溶液に、エタノール
中33重量%のメチルアミン(5.00当量)を添加した。混合物を周囲温度で終夜撹拌
した。アルゴンを溶液に吹き込んで5分間発泡させることにより、反応混合物を脱気した
。Degussa型10%炭素上パラジウム(23.86mg、0.022mmol)を
添加した。反応容器をパージし、バルーンからの水素で2回フラッシュした。反応物を水
素雰囲気下で2.5時間撹拌し、次いで濾過した。濾液を濃縮し、逆相HPLCによって
精製し、凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オ
キソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−3−((メチルアミノ)メチ
ル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(収率17.4%)および3−(ヒドロ
キシメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド(収率8.5%)をそれらのTFA塩として得た。
N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ
ピリジン−3−イル)フェニル)−3−((メチルアミノ)メチル)−5−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド:
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 2.81 (s, 3H)
3.10-3.21 (m, 4H) 3.65 (s, 3H) 3.82-3.94 (m, 4H) 4.40 (s, 2H) 6.94 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.36 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.57-7.66 (m, 2H) 8.08 (s, 1H
) 8.34 (s, 1H) 8.41 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=515.2、Rt=0.
67分。
3−(ヒドロキシメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド:
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 3.16-3.24 (m, 4H) 3
.66 (s, 3H) 3.84-3.95 (m, 4H) 4.79 (s, 2H) 7.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.31 (d, J=8.2
2Hz, 1H) 7.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.02, 2.15Hz, 1H) 7.64 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.91 (s, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.19 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=502
.1、Rt=0.79分。
【0965】
実施例470:3−(アミノメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミドの合成
【0966】
【化581】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の3−ブロモ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−
オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド(1.00当量、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について
記載した方法と同様の方法を使用して調製した)の0.15M溶液に、シアン化亜鉛(4
.00当量)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.100当量
)を添加した。反応混合物をマイクロ波中130℃で15分間照射に供した。冷却した反
応混合物を濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(9
5:5 酢酸エチル:メタノール)によって精製して、3−シアノ−N−(4−メチル−
3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル
)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(収率99.0%)を黄色固体
として得た。LCMS(m/z)(M+H)=497.2、Rt=0.89分。
ステップ2:
メタノール中の3−シアノ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−
6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド(1.00当量)の脱気した0.05M溶液に、洗浄したラネーNi
のメタノールスラリーを添加した。混合物を60psiの水素下で終夜水素化した。脱気
した反応混合物を濾過した。濾液を濃縮乾固した。残留物を逆相HPLCによって精製し
、凍結乾燥して、3−(アミノメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モ
ルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミドをそのTFA塩(収率8.8%)、白色固体として得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 3.16 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.66 (s, 3H) 3
.83-3.92 (m, 4H) 4.34 (s, 2H) 6.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.36
(d, J=1.96Hz, 1H) 7.56-7.66 (m, 2H) 8.06 (s, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.38 (s, 1H).LC
MS(m/z)(M+H)=501.1、Rt=0.69分。
【0967】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【0968】
実施例471:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イ
ソニコチンアミド
【0969】
4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(
1H)−オンの合成
【0970】
【化582】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1
.00当量)の0.2M溶液に、4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1
,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.00当量)、PdCl2(dp
pf).CH2Cl2付加物(0.50当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(8.0
0当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中110℃で20分間照射に供した。冷却
した反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(50〜
100%酢酸エチルを伴うヘプタンの勾配)によって精製して、4−(5−アミノ−2−
メチルフェニル)−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(収率43
.8%)を褐色油状物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=300.1、Rt=
0.44分。
【0971】
【化583】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.91-2.12 (m, 3H) 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.
45 (s, 3H) 3.73 (br. s., 4H) 5.80 (s, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.
65 (s, 1H) 7.72 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.86 (d, J
=5.09Hz, 1H) 10.63 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=469.2、Rt=0.
80分。
実施例472:2−(tert−ブチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−
モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【0972】
【化584】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29-1.38 (m, 9H) 2.16-2.27 (m, 3H) 2.93 (br. s., 4
H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (t, J=4.11Hz, 4H) 5.74-5.86 (m, 1H) 6.05 (d, J=1.17Hz, 1H)
7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.70 (d, J=5.87Hz, 2H) 7.87 (s, 1H
) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.47 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=461.
2,Rt=0.67分.
実施例473:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)ベンズアミド
【0973】
【化585】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.23 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (b
r. s., 4H) 5.80 (s, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.25 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.45-7.54 (m, 2H) 7.
54-7.61 (m, 1H) 7.66 (s, 1H) 7.72 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.93 (d, J=7.83Hz, 2H) 10.23
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=404.2,Rt=0.77分.
実施例474:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチ
ンアミド
【0974】
【化586】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.27-3.36 (m, 3H) 3.
40-3.50 (m, 3H) 3.62-3.79 (m, 4H) 5.81 (s, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1
H) 7.66 (s, 1H) 7.72 (d, J=8.61Hz, 1H) 8.20 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.51 (s, 1H) 8.98
(d, J=4.70Hz, 1H) 10.57-10.91 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.1
,Rt=0.68分.
実施例475:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)
イソニコチンアミド
【0975】
【化587】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.94 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.26 (s, 3H) 2.28-2.46 (m, 2
H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s., 3H) 3.64-3.81 (m, 4H) 5.82 (s, 1H) 6.07 (s, 1H) 7
.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67 (s, 1H) 7.73 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.02 (d, J=5.09Hz, 1H)
8.16 (s, 1H) 8.89 (d, J=4.70
Hz, 1H) 10.56-10.72 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.2,Rt=0
.89分.
実施例476:2−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2
−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0976】
【化588】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.21-1.32 (m, 3H) 2.24 (s, 3H) 2.82-3.00 (m, 6H) 3.
46 (s., 3H) 3.73 (d, J=3.91Hz, 4H) 5.80 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.05 (d, J=1.17Hz, 1H)
7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.7
8 (br. s., 1H) 7.85 (br. s., 1H) 8.67-8.78 (m, 1H) 10.53 (br. s., 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=433.1,Rt=0.62分.
実施例477:2−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホ
リノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【0977】
【化589】
[この文献は図面を表示できません]
1H (400MHz, <cd3od>)δppm 1.29-1.41 (m, 2H) 1.53-1.68 (m, 2H) 2.32 (s, 3H) 2.45-
2.58 (m, 1H) 3.09 (br. s., 4H) 3.68 (s, 3H) 3.95-4.04 (m, 4H) 6.20 (s, 1H) 6.36
(s, 1H) 7.43 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.48-7.57 (m, 2H) 7.96 (s, 1H) 8.08-8.17 (m, 1H)
8.75 (d, J=6.26Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=445.1,Rt=0.6
3分.
実施例478:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2−(オキセタン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【0978】
【化590】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.06 (s, 2H) 2.29 (s, 2H) 3.06 (br. s., 4H) 3.63 (
s, 3H) 3.91 (br. s., 4H) 4.56 (m, 1H) 6.14 (s, 1H) 6.32 (s, 1H) 7.39 (d, J=9.00H
z, 1H) 7.56 (br. s., 2H) 7.76 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.83 (s, 1H) 8.74 (d, J=5.09Hz,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=461.0,Rt=0.59分.
実施例479:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニ
ル)イソニコチンアミド
【0979】
【化591】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.85-1.97 (m, 6H) 2.38 (s, 3H) 3.17 (br. s., 4H) 3
.73 (s, 3H) 4.02 (br. s., 4H) 6.35 (s, 1H) 6.46 (s, 1H) 7.48-7.54 (m, 1H) 7.58 (
s, 1H) 7.58-7.64 (m, 1H) 8.05 (br. s., 1H) 8.25 (s, 1H) 8.85 (d, J=5.48Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=465.1,Rt=0.80分.
実施例480:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イ
ソニコチンアミド
【0980】
【化592】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70-1.78 (m, 2H) 1.83-1.92 (m, 2H) 2.24 (s, 3H) 2.
93 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (br. s., 4H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.05 (d, J
=1.17Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 1.9
6Hz, 1H) 7.77 (dd, J=4.89, 0.98Hz, 1H) 7.90 (s, 1H) 8.69 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470.1,Rt=0.77分.
実施例481:1−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2
−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−6−オキソ−5−(トリ
フルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【0981】
【化593】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.23 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4
H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (t, J=3.91Hz, 4H) 4.06 (q, J=7.04Hz, 2H) 5.79 (d, J=1.17Hz,
1H) 6.04 (d, J=1.17Hz, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.54 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.64 (
dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.45 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.79 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.14 (s,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=517.2,Rt=0.79分.
実施例482:2−イソプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリ
ノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【0982】
【化594】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.28 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4
H) 3.15 (七重線, J=6.85Hz, 1H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (t, J=3.91Hz, 4H) 5.80 (d, J=1.
17Hz, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.67-7.75 (
m, 2H) 7.80 (s, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.41-10.56 (m, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=447.2,Rt=0.63分.
実施例483:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミド
【0983】
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.48 (s, 6H) 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.45 (s
, 3H) 3.73 (t, J=3.91Hz, 4H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.00-6.10 (m, 1H) 7.20-7.37
(m, 1H) 7.64 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68-7.79 (m, 2H) 8.16 (s, 1H) 8.68 (d, J=5.48Hz,
1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=463.2,Rt=0.59分
.
実施例484:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−
モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)ベンズアミ
ド
【0984】
【化596】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.24 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.71-3.
78 (m, 4H) 5.80 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.05 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.96-7.31 (m, 2H) 7.63-
7.75 (m, 3H) 7.77 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.07-8.16 (m, 2H) 10.35-10.42 (m, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=454.2,Rt=0.82分.
実施例485 N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコ
チンアミド
【0985】
【化597】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.74 (d
, J=3.91Hz, 4H) 5.80 (s, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (s, 1H) 7.
71 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.17 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.97 (d, J=4.69H
z, 1H) 10.67 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.3,Rt=0.82
分.
実施例486:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−
モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【0986】
【化598】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (d
, J=3.91Hz, 4H) 5.70-5.88 (m, 1H) 6.05 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.83-7.23 (m, 1H) 7.25-
7.37 (m, 1H) 7.57-7.67 (m, 1H) 7.72 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.04 (d, J=5.09Hz,
1H) 8.16 (s, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.63 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=455.2,Rt=0.74分.
実施例487:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル
)イソニコチンアミド
【0987】
【化599】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.45 (s
, 3H) 3.73 (br. s., 4H) 5.80 (s, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (s
, 1H) 7.70 (dd, J=8.41, 1.76Hz, 1H) 7.84 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.79 (d,
J=4.70Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.3,Rt=
0.77分.
実施例488:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミ
ド
【0988】
【化600】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.24 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.21-3.34 (m, 3H) 3.
39-3.48 (m, 3H) 3.8 (br. s., 4H) 5.74-5.88 (m, 1H) 5.98-6.12 (m, 1H) 7.19-7.34 (
m, 1H) 7.65 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.68-7.75 (m, 1H) 7.76-7.87 (m, 1H) 8.08-8.17 (m,
1H) 8.22-8.32 (m, 1H) 8.39-8.53 (m, 1H) 10.51 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=482.3,Rt=0.70分.
実施例489:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル
)ピリダジン−4−カルボキサミド
【0989】
【化601】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.83 (s, 6H) 2.25 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.45 (s
, 3H) 3.73 (d, J=4.30Hz, 4H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.05 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.61
Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.69 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.28 (d, J=1.96Hz,
1H) 9.62 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.74 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473
.2,Rt=0.74分.
実施例490:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニ
ル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0990】
【化602】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.25 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4
H) 3.06-3.15 (m, 4H) 3.18-3.24 (m, 2H) 3.45 (s, 3H) 3.59 (d, J=7.43Hz, 2H) 3.73
(t, J=4.11Hz, 4H) 4.10 (d, J=9.78Hz, 2H) 5.80 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.04 (d, J=1.17H
z, 1H) 7.19-7.35 (m, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.65-7.80 (m, 3H) 9
.42 (br. s., 1H) 10.36 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=584.3,Rt
=0.77分.
実施例491:3−フルオロ−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−
2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−5−モルホリノベンズ
アミド
【0991】
【化603】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.23 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.17-3.24 (m, 4H) 3.
45 (s, 3H) 3.71-3.75 (m, 8H) 5.79 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.04 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.90-
7.01 (m, 1H) 7.11 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.20-7.34 (m, 2H) 7.61 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.6
9 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 10.17 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=507
.1,Rt=0.86分.
実施例492:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−3−(オキセタン−3−イル)ベンズ
アミド
【0992】
【化604】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=460.2,Rt=0.78分.
実施例493:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール
−2−イル)ベンズアミド
【0993】
【化605】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.72-3.
75 (m, 4H) 5.81 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.06 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.17-7.36 (m, 1H) 7.58-
7.87 (m, 3H) 8.16-8.28 (m, 2H) 8.59 (s, 1H) 9.40 (s, 1H) 10.50 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=472.1,Rt=0.75分.
実施例494:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−3−(2−(メチルスルホニル)プロ
パン−2−イル)ベンズアミド
【0994】
【化606】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.80 (s, 6H) 2.24 (s, 3H) 2.72 (s, 3H) 2.93 (br. s.
, 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (t, J=4.11Hz, 4H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.05 (d, J=1.57
Hz, 1H) 7.27 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.56 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.7
0 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.81 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.10 (s
, 1H) 10.28 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=524.1,Rt=0.77分
.
実施例495:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジ
ン−4−カルボキサミド
【0995】
【化607】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H), 2.94 (s, 4H), 3.46 (s, 3H), 3.74 (d,
J=4.7Hz, 4H), 5.81 (d, J=1.7Hz, 1H), 6.06 (d, J=1.7Hz, 1H), 7.34 (d, J=8.4Hz, 1H
), 7.65 (d, J=2.3Hz, 1H), 7.72 (dd, J=8.3, 2.3Hz, 1H), 8.67 (d, J=2.0Hz, 1H), 9.
91 (d, J=2.0Hz, 1H), 10.86 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474.0,R
t=0.80分.
実施例496:6−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホ
リノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【0996】
【化608】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.07-1.23 (m, 4H) 2.24 (s, 3H) 2.32-2.40 (m, 1H) 2.
93 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (br. s., 4H) 5.79 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.04 (d, J
=1.57Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 2.3
5Hz, 1H) 7.87 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.36 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.61 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=446.2,Rt=0.70分.
実施例497:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−
5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【0997】
【化609】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 2.77 (br. s., 6H) 2.93 (br. s., 4H) 3.
45 (s, 3H) 3.70-3.76 (m, 4H) 4.43-4.49 (m, 2H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.05 (d, J
=1.57Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.71 (dd, J=8.22, 1.9
6Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.43 (s, 1H) 10.53 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=529.3,Rt=0.68分.
【0998】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【0999】
実施例498:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1000】
5−アミノ−1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2’
(1’H)−オンの合成
【1001】
【化610】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して実施例471における前駆体の調製に従って、5−アミノ−
1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2’(1’H)−
オン(収率60%)を薄褐色残留物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=301
.1、Rt=0.35分。
【1002】
【化611】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.44 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.73 (t
, J=4.11Hz, 4H) 5.87 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.13 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.79 (t, J=7.63Hz,
1H) 7.98 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.30 (
s, 1H) 8.85 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.66 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=473
.0、Rt=0.67分。
実施例499:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(1’,2−ジメチル−6
’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5
−イル)イソニコチンアミド
【1003】
【化612】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.77 (s, 6H) 2.96 (br. s., 4H) 3.47 (s, 3H) 3.75 (b
r. s., 4H) 5.91 (s, 1H) 6.17 (s, 1H) 7.89 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.12 (d
, J=1.57Hz, 1H) 8.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.93 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.90 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.54分.
実施例500:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イ
ソニコチンアミド
【1004】
【化613】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.74 (t, J=4.11Hz, 4
H) 5.89 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.16 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.20 (d,
J=4.70Hz, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.01 (d, J=5.09Hz, 1H) 11.01
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474.1,Rt=0.57分.
実施例501:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン
−2−イル)イソニコチンアミド
【1005】
【化614】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.46 (s., 6H) 2.52 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.38-3
.50 (m, 3H) 3.67-3.80 (m, 4H) 5.91 (s, 1H) 6.10-6.25 (m, 1H) 7.66-7.83 (m, 1H) 8
.14-8.25 (m, 2H) 8.65-8.77 (m, 1H) 9.00 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.97 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=464.1,Rt=0.33分.
実施例502:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−1−エチル−6−オキソ−5−
(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1006】
【化615】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.31 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.96 (br. s., 4H) 3.48 (s, 3
H) 3.76 (t, J=4.11Hz, 4H) 4.09 (五重線, J=7.53Hz, 2H) 5.91 (s, 1H) 6.18 (s, 1H)
8.15 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.49 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.79 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.85 (s, 1H
) 10.56 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=518.1,Rt=0.58
分.
実施例503:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【1007】
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.45 (br. s., 3H) 2.90 (br. s., 4H) 3.35-3.47 (m, 3
H) 3.69 (t, J=4.11Hz, 4H) 5.86 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.12 (d, J=1.17Hz, 1H) 7.44-7.5
4 (m, 2H) 7.54-7.63 (m, 1H) 7.93 (d, J=7.04Hz, 2H) 8.10-8.20 (m, 1H) 8.95 (d, J=
1.96Hz, 1H) 10.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=405.0,Rt=0.
53分.
実施例504:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(メチルスルホニル)イソ
ニコチンアミド
【1008】
【化617】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.44 (br. s., 3H) 2.90 (br. s., 4H) 3.23-3.33 (m, 3
H) 3.41 (s, 3H) 3.69 (br. s., 4H) 5.85 (s, 1H) 6.11 (s, 1H) 8.09 (s, 1H) 8.17 (d
, J=5.09Hz, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.89 (s, 1H) 8.97 (d, J=4.70Hz, 1H) 11.06 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=484.0,Rt=0.46分.
実施例505:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコチン
アミド
【1009】
【化618】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.52 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4
H) 3.16 (七重線, J=6.72Hz, 1H) 3.46 (s, 3H) 3.74 (br. s., 4H) 5.91 (s, 1H) 6.18
(s, 1H) 7.77 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.84 (s, 1H) 8.21 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H)
9.00 (s, 1H) 10.95 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=448.1,Rt=0
.45分.
実施例506:3−(ジフルオロメチル)−N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリ
ノ−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベン
ズアミド
【1010】
【化619】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.49 (br. s., 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.
72-3.76 (m, 4H) 5.90 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.11-6.21 (m, 1H) 6.95-7.33 (m, 1H) 7.67-
7.76 (m, 1H) 7.82 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.10-8.22 (m, 3H) 8.97 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.
45-10.96 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=455.2,Rt=0.57分.
実施例507:2−(tert−ブチル)−N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリ
ノ−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソ
ニコチンアミド
【1011】
【化620】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (s, 9H) 2.50 (br. s., 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.
46 (s, 3H) 3.74 (t, J=4.11Hz, 4H) 5.90 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.17 (d, J=1.17Hz, 1H)
7.70 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.88 (s, 1H) 8.15 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.68-8.80 (m,
1H) 8.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.82 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=462
.3,Rt=0.48分.
実施例508:2−(ジフルオロメチル)−N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリ
ノ−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソ
ニコチンアミド
【1012】
【化621】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.48 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.74 (b
r. s., 4H) 5.89 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.16 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.90-7.27 (m, 1H) 8.06
(d, J=5.09Hz, 1H) 8.12 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.87-8.99 (m, 2H) 10.95 (s
, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=456.3,Rt=0.50分.
実施例509:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(メチルスルホニル)ベン
ズアミド
【1013】
【化622】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.48 (s, 3H) 2.91 (br. s., 4H) 3.24 (s, 3H) 3.41 (s
, 3H) 3.66-3.72 (m, 4H) 5.85 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.12 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.80 (t, J
=7.83Hz, 1H) 8.06-8.16 (m, 2H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.46 (s, 1H) 8.91 (d, J=2.
35Hz, 1H) 10.81 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.3,Rt=0.4
7分.
実施例510:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(1’,2−ジメチル−6’−
モルホリノ−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イ
ル)イソニコチンアミド
【1014】
【化623】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=470.4,Rt=0.55分.
実施例511:2−シクロプロピル−N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2
’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチ
ンアミド
【1015】
【化624】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.88-1.10 (m, 4H) 2.15-2.27 (m, 1H) 2.49 (s, 3H) 2.
95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.71-3.76 (m, 4H) 5.89 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.15 (d, J
=1.56Hz, 1H) 7.60 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.76 (s, 1H) 8.12 (d, J=1.96Hz, 1H) 8
.60 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.77 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=446.2,Rt=0.48分.
実施例512:N−(1’,2−ジメチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1’,2
’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(2−(メチルスルホニル
)プロパン−2−イル)ベンズアミド
【1016】
【化625】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.49 (s, 3H) 2.73 (s, 3H) 2.89-3.00 (m
, 4H) 3.46 (s, 3H) 3.73 (d, J=4.30Hz, 4H) 5.90 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.16 (d, J=1.17
Hz, 1H) 7.60 (s, 1H) 7.85 (d, J=8.61Hz, 1H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.08-8.18 (m,
2H) 8.94 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.60 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=525
.1,Rt=0.56分.
【1017】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1018】
5−アミノ−2−クロロ−1’−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]
−2’(1’H)−オンの合成
適切な出発材料を使用して実施例471における調製に従って、粗製の5−アミノ−2
−クロロ−1’−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2’(1’H
)−オン(収率100%と推定される)を得、これをさらに精製することなく使用した。
【1019】
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=321.0、Rt=0.49分。
【1020】
実施例513:N−(2−クロロ−1’−メチル−6’−モルホリノ−2’−オキソ−1
’,2’−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオ
ロエチル)イソニコチンアミド
【1021】
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.04 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s,
3H) 3.71-3.76 (m, 4H) 5.95 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.22 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.03 (d, J=5
.09Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.26 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.91 (d, J
=5.09Hz, 1H) 11.03 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=490.2、Rt=0.
76分。
【1022】
【化628】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:メチル4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,
2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンゾエートの合成
【1023】
【化629】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(1
.00当量)の0.20M溶液に、メチル4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメ
チル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート(1.10当量)、Pd
Cl2(dppf).CH2Cl2付加物(0.50当量)および2M炭酸ナトリウム水
溶液(8.00当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中110℃で15分間照射に
供した。冷却した反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を硫
酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗製のメチル4−メチル−3−(1−メ
チル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンゾエー
ト(収率80.0%)を褐色油状物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=343
.2、Rt=0.72分。
ステップ2:4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロピリジン−4−イル)安息香酸の合成
【1024】
【化630】
[この文献は図面を表示できません]
1:1 THF:水中のメチル4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−
オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンゾエート(1.00当量)の0.2
0M溶液に、水酸化リチウム(2.00当量)を添加した。混合物を周囲温度で20時間
撹拌した。反応混合物をHCl水溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出
物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗製の4−メチル−3−(1−メ
チル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)安息香酸を
オフホワイトの固体(収率63%)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=329
.1、Rt=0.56分。
【1025】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例514:N−(3−(ジフルオロメチル)フェニル)−4−メチル−3−(1−メ
チル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)ベンズアミ
ド
【1026】
【化631】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27-2.39 (m, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.
63-3.85 (m, 4H) 5.87 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.15 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.80-7.20 (m, 1H)
7.27 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.41-7.52 (m, 2H) 7.85 (s, 1H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 2H) 8.0
4 (s, 1H) 10.38 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=454.2,Rt=0.8
3分.
実施例515:N−(3−(2−シアノプロパン−2−イル)フェニル)−4−メチル−
3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル
)ベンズアミド
【1027】
【化632】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.60-1.71 (m, 6H) 2.34 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.
46 (s, 3H) 3.73 (t, J=3.91Hz, 4H) 5.87 (d, J=1.17Hz, 1H) 6.15 (s, 1H) 7.22 (d, J
=7.83Hz, 1H) 7.39 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.45 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.80 (d, J=8.22Hz, 1H
) 7.85 (s, 1H) 7.87-7.98 (m, 2H) 10.30 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
471.3,Rt=0.85分.
実施例516:N−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニル)−4−メチ
ル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−
イル)ベンズアミド
【1028】
【化633】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (s, 6H) 2.36 (s, 3H) 2.96 (br. s., 4H) 3.48 (s
, 3H) 3.75 (d, J=3.91Hz, 4H) 5.88 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.17 (d, J=1.17Hz, 1H) 7.14-
7.22 (m, 1H) 7.23-7.30 (m, 1H) 7.45 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.7
8-7.88 (m, 2H) 7.88-7.96 (m, 1H) 10.16 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
462.3,Rt=0.74分.
実施例517:4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−
ジヒドロピリジン−4−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズア
ミド
【1029】
【化634】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.35 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.73 (d
, J=4.30Hz, 4H) 5.86 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.15 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.38-7.51 (m, 2H)
7.58 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.86 (d, J=1.17Hz, 1H) 7.91 (dd, J=7.83, 1.57Hz, 1H) 8.04
(d, J=8.22Hz, 1H) 8.21 (s, 1H) 10.48 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
72.1,Rt=0.91分.
実施例518:4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−
ジヒドロピリジン−4−イル)−N−フェニルベンズアミド
【1030】
【化635】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.34 (s, 3H) 2.95 (br. s., 4H) 3.46 (s, 3H) 3.73 (b
r. s., 4H) 5.86 (d, J=1.56Hz, 1H) 6.15 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.03-7.13 (m, 1H) 7.33
(t, J=8.02Hz, 2H) 7.44 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.74 (d, J=7.83Hz, 2H) 7.83 (d, J=1.17H
z, 1H) 7.88 (dd, J=7.83, 1.57Hz, 1H) 10.18 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=404.1,Rt=0.77分.
【1031】
4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−エチル−6−モルホリノピリジン−2(
1H)−オンの合成
【1032】
【化636】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−6
−モルホリノピリジン−2(1H)−オンの調製に従って、4−(5−アミノ−2−メチ
ルフェニル)−1−エチル−6−モルホリノピリジン−2(1H)−オン(収率37.7
%)を白色固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=314.2、Rt=0.5
1分。
【1033】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例519:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(1−エチル−6−モル
ホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イ
ソニコチンアミド
【1034】
【化637】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.22 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.25
(s, 3H) 2.91 (d, J=4.30Hz, 4H) 3.72 (br. s., 4H) 4.08 (q, J=6.65Hz, 2H) 5.95 (d
, J=1.17Hz, 1H) 6.09 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.71
(d, J=8.22Hz, 1H) 8.01 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.81-8.89 (m, 1H) 10.57-10
.66 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.0,Rt=0.88分.
実施例520:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(3−(1−エチル−6−モ
ルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)
イソニコチンアミド
【1035】
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.63Hz, 3H) 1.22 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.25
(s, 3H) 2.30-2.41 (m, 2H) 2.91 (t, J=4.11Hz, 4H) 3.72 (br. s., 4H) 4.08 (q, J=7.
04Hz, 2H) 5.95 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.10 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.61Hz, 1H) 7
.65 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.71 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 8.00 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.14
(s, 1H) 8.87 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.62 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
97.3,Rt=0.91分.
実施例521:N−(3−(1−エチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イ
ル)イソニコチンアミド
【1036】
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.22 (t, J=6.85Hz, 3H) 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 2.
25 (s, 3H) 2.91 (t, J=4.11Hz, 4H) 3.72 (br. s., 4H) 4.08 (d, J=7.04Hz, 2H) 5.95
(d, J=1.57Hz, 1H) 6.10 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (d, J=1.96H
z, 1H) 7.71 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.80 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.00 (s, 1H)
8.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=479.2
,Rt=0.85分.
実施例522:N−(3−(1−エチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1037】
【化640】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.19-1.28 (m, 9H) 2.25 (s, 3H) 2.85-2.95 (m, 4H) 3.
11 (dt, J=13.69, 6.85Hz, 1H) 3.72 (br. s., 4H) 4.08 (d, J=6.65Hz, 2H) 5.94 (d, J
=1.57Hz, 1H) 6.09 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.58-7.79 (m, 4H) 8.6
7 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.43 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=461.2,R
t=0.68分.
【1038】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例162の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1039】
(R)−4−ブロモ−1−メチル−6−(3−メチルモルホリノ)ピリジン−2(1H)
−オンの合成
【1040】
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1
H)−オンの調製に従って、(R)−4−ブロモ−1−メチル−6−(3−メチルモルホ
リノ)ピリジン−2(1H)−オン(定量的収率と推定される)を褐色残留物として得た
。LCMS(m/z)(M+H)=286.8/288.8、Rt=0.63分。
実施例523:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−6−(3−メチルモルホリノ)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−
4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1041】
【化642】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.87 (d, J=5.87Hz, 3H) 2.00 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.21
(s, 3H) 2.56-2.64 (m, 1H) 3.08 (br. s., 1H) 3.21 (br. s., 1H) 3.26-3.35 (m, 1H)
3.44 (s, 3H) 3.58-3.72 (m, 2H) 3.77 (dd, J=10.96, 2.74Hz, 1H) 5.94 (br. s., 1H)
6.07 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.66-7.75 (m, 1H) 7.
98 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.60 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=483.1,Rt=0.86分.
実施例524:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(1’,2−ジメチル
−6’−(3−メチルモルホリノ)−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1042】
【化643】
[この文献は図面を表示できません]
1H (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (d, J=6.26Hz, 3H) 2.06 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.67 (dt
, J=11.35, 5.67Hz, 1H) 3.16 (d, J=10.96Hz, 1H) 3.23-3.32 (m, 1H) 3.36 (d, J=5.87
Hz, 1H) 3.50 (s, 3H) 3.74 (br. s., 2H) 3.82 (dd, J=10.76, 2.54Hz, 1H) 6.08 (br.
s., 1H) 6.21 (s, 1H) 8.05 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.11 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.21 (s, 1H)
8.91 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.94 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=484.1,Rt=0.62分.
【1043】
(S)−4−ブロモ−1−メチル−6−(3−メチルモルホリノ)ピリジン−2(1H)
−オンの合成
【1044】
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1
H)−オンの調製に従って、(S)−4−ブロモ−1−メチル−6−(3−メチルモルホ
リノ)ピリジン−2(1H)−オン(定量的収率と推定される)を褐色残留物として得た
。LCMS(m/z)(M+H)=286.8/288.8、Rt=0.63分。
【1045】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例162の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例525:(S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−6−(3−メチルモルホリノ)−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−
4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1046】
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.92 (d, J=5.87Hz, 3H) 2.05 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.26
(s, 3H) 2.61-2.70 (m, 1H) 3.13 (br. s., 1H) 3.26 (br. s., 1H) 3.36 (br. s., 1H)
3.49 (s, 3H) 3.74 (br. s., 2H) 3.82 (dd, J=10.96, 2.74Hz, 1H) 5.99 (br. s., 1H)
6.12 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (dd, J=8.22, 1.
96Hz, 1H) 8.03 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.65 (s, 1
H). LCMS(m/z)(M+H)=483.2,Rt=0.86分.
実施例526:(S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(1’,2−ジメチル
−6’−(3−メチルモルホリノ)−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1047】
【化646】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (d, J=5.87Hz, 3H) 2.06 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.61
-2.71 (m, 1H) 3.16 (d, J=10.96Hz, 1H) 3.28 (br. s., 1H) 3.33-3.41 (m, 1H) 3.50 (
s, 3H) 3.74 (br. s., 2H) 3.82 (dd, J=11.15, 2.54Hz, 1H) 6.09 (br. s., 1H) 6.23 (
s, 1H) 8.05 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.16 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.22 (s, 1H) 8.92 (d, J=4.7
0Hz, 1H) 8.98 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.99
【1048】
6−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−4−ブロモ
−1−メチルピリジン−2(1H)−オンの合成
【1049】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して4−ブロモ−1−メチル−6−モルホリノピリジン−2(1
H)−オンの調製に従って、(S)−4−ブロモ−1−メチル−6−(3−メチルモルホ
リノ)ピリジン−2(1H)−オン(収率36%)を得た。LCMS(m/z)(M+H
)=299.0/301.0、Rt=0.59分。
【1050】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例162の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1051】
実施例527:N−(3−(6−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン−8−イル)−1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド
【1052】
【化648】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.90 (s, 4H) 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.23 (s, 3H) 3
.52 (s, 3H) 3.58 (d, J=10.17Hz, 2H) 3.75-3.85 (m, 4H) 5.64 (d, J=1.17Hz, 1H) 5.9
3 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.71 (dd, J=8.22, 1.96Hz
, 1H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.61 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=495.3、Rt=0.86分。
【1053】
5−アミノ−6’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル
)−2−クロロ−1’−メチル−[3,4’−ビピリジン]−2’(1’H)−オンの合
成
【1054】
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して実施例527における調製に従って、5−アミノ−6’−(
3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−2−クロロ−1’
−メチル−[3,4’−ビピリジン]−2’(1’H)−オン(収率100%と推定され
る)を薄褐色残留物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=347.1、Rt=0
.53分。
【1055】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1056】
実施例528:N−(6’−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−
8−イル)−2−クロロ−1’−メチル−2’−オキソ−1’,2’−ジヒドロ−[3,
4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミ
ド
【1057】
【化650】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <dmso>)δppm 1.90 (s, 3H), 2.03 (t, J=19.1Hz, 3H), 3.30-3.60 (m,
8H), 3.74-3.83 (m, 2H), 5.83 (s, 1H), 6.08 (s, 1H), 8.01 (d, J=5.0Hz, 1H), 8.17
(s, 1H), 8.21 (d, J=2.6Hz, 1H), 8.82 (d, J=2.5Hz, 1H), 8.88 (d, J=5.0Hz, 1H).L
CMS(m/z)(M+H)=516.3、Rt=0.81分。
【1058】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製において記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1059】
4−ブロモ−6−(2−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)−1−メチルピリジン−2(
1H)−オンの合成
【1060】
【化651】
[この文献は図面を表示できません]
4−ブロモ−6−クロロ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(1.0当量)およ
びモルホリン−2−イルメタノール(1.5当量)の溶液に、炭酸カリウム(6.0当量
)を添加し、混合物を115℃に18時間加熱した。反応混合物をEtOAcと水とに分
配し、次いでEtOAcで5回抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
次いで順相クロマトグラフィーによって精製した。生成物を、DCM中25%MeOHで
溶出した。4−ブロモ−6−(2−(ヒドロキシメチル)モルホリノ)−1−メチルピリ
ジン−2(1H)−オンをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LC
MS(m/z)(M+H)=273.0、Rt=0.23分。
実施例529:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−(2−(ヒド
ロキシメチル)モルホリノ)−1’,2−ジメチル−2’−オキソ−1’,2’−ジヒド
ロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1061】
【化652】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.96-2.11 (m, 3H) 2.44 (s, 3H) 2.53 (m, 2H) 2.63-2.
68 (m, 1H) 2.75 (d, J=2.35Hz, 1H) 3.10 (d, J=11.74Hz, 1H) 3.16 (d, J=11.74Hz, 1H
) 3.45 (s, 3H) 3.56-3.74 (m, 2H) 3.88 (d, J=10.96Hz, 1H) 5.86 (d, J=1.57Hz, 1H)
6.13 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.02 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.19 (s, 1H) 8.79-8.93 (m, 2H) 10.
83 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.2,Rt=0.52分.
実施例530:(S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−(2−(ヒド
ロキシメチル)モルホリノ)−1’,2−ジメチル−2’−オキソ−1’,2’−ジヒド
ロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1062】
【化653】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.04 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 2.44
(s, 3H) 2.53-2.59 (m, 1H) 2.62-2.66 (m, 1H) 2.69-2.81 (m, 1H) 3.07-3.18 (m, 2H)
3.45 (s, 3H) 3.61 (d, J=7.83Hz, 1H) 3.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 3.88 (d, J=10.96Hz,
1H) 5.86 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.13 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.03 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.19 (s
, 1H) 8.79-8.93 (m, 2H) 10.84 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.2
,Rt=0.52分.
【1063】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例118の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例531:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(6−
モルホリノピラジン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1064】
【化654】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.41 (s, 3H) 3.60-3.71 (m, 4H) 3.78-3
.87 (m, 4H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.78-7.90 (m, 2
H) 8.01 (s, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=443.2,Rt=0.94分.
実施例532:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(6−
モルホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1065】
【化655】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.81 (s, 3H) 3.63-3.72 (m, 4H) 3.78-3
.90 (m, 4H) 7.87 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.09-8.20 (m, 2H) 8.35 (s, 1H) 8.66 (d
, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=444.1,Rt=0.61分.
実施例533:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(6−モル
ホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1066】
【化656】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(6−クロロピラジン−2−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液(
0.2M)に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.1当量)およびPdCl2(dpp
f).CH2Cl2付加物(0.1当量)、続いて2M炭酸ナトリウム溶液(3.0当量
)を添加した。反応物をマイクロ波バイアル内で120℃に10分間加熱した。水と酢酸
エチルとに分配し、水相を酢酸エチルで3回抽出し、有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル、次いで
酢酸エチル中10%メタノールで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって
精製した。純粋な画分を濃縮して、6−メチル−5−(6−モルホリノピラジン−2−イ
ル)ピリジン−3−アミンを収率74%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=272
.0、Rt=0.41分。
ステップ2:
DMF中の6−メチル−5−(6−モルホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−ア
ミンの溶液(0.1M)に、EDC(1.2当量)、HOAt(1.2当量)および2−
(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチン酸(1.2当量)を添加し、反応物を室温で
3時間撹拌した。完了したら、HPLCフィルターに通して濾過し、逆相分取HPLCに
よって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−
(6−メチル−5−(6−モルホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニ
コチンアミドをTFA塩として収率39%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05
(t, J=18.78Hz, 3H) 2.84 (s, 3H) 3.64-3.74 (m, 4H) 3.79-3.91 (m, 4H) 8.03 (d, J=
4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.26 (s, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.73 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.87 (
d, J=5.09Hz, 1H) 9.39 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=441.2
、Rt=0.63分。
【1067】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例533の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例534:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(6
−モルホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1068】
【化657】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.66-1.82 (m, 6H) 2.84 (s, 3H) 3.61-3.73 (m, 4H) 3
.78-3.87 (m, 4H) 7.84 (dd, J=4.89, 1.76Hz, 1H) 8.11-8.21 (m, 2H) 8.36 (s, 1H) 8.
73 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=437.2,Rt=0.63分.
実施例535:2−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(6−モルホリノピ
ラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1069】
【化658】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.85 (s, 3H) 3.61-3.73 (m, 4H) 3.78-3.89 (m, 4H) 6
.64-7.08 (m, 1H) 8.08 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.26 (s, 1H) 8.37 (s, 1H) 8
.74 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.89 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.39 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=427.1,Rt=0.58分.
実施例536:N−(6−メチル−5−(6−モルホリノピラジン−2−イル)ピリジン
−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1070】
【化659】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.59-3.72 (m, 4H) 3.78-3.89 (m, 4H) 8
.10 (s, 1H) 8.16 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.95 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.06 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=445.
1,Rt=0.65分.
実施例537:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(6−メチル−5−(6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1071】
【化660】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.39 (td, J=16.63, 7.43Hz,
2H) 2.81 (s, 3H) 3.59-3.73 (m, 4H) 3.78-3.89 (m, 4H) 8.03 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.15
(s, 1H) 8.35 (s, 2H) 8.68 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.87 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.31 (d, J=2
.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=455.2,Rt=0.68分.
実施例538:N−(3−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1072】
【化661】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:6−クロロ−3−エトキシピラジン−2−アミンの合成
【1073】
【化662】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール中の3−ブロモ−6−クロロピラジン−2−アミン(1.00当量)の0.
5M溶液に、エタノール中21重量%のナトリウムエトキシド(3.00当量)を添加し
た。混合物を85℃で1.5時間撹拌した。冷却した反応混合物をDCMで希釈し、飽和
重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
して、6−クロロ−3−エトキシピラジン−2−アミンを桃色固体として収率82.0%
で得た。LCMS(m/z)(M+H)=174.0、Rt=0.65分。
ステップ2:4−(6−クロロ−3−エトキシピラジン−2−イル)モルホリンの合成
【1074】
【化663】
[この文献は図面を表示できません]
6−クロロ−3−エトキシピラジン−2−アミン(1.00当量)を、周囲温度のDM
F中のNaH、60%分散(3.00当量)の0.6M溶液に添加した。混合物を周囲温
度で20分間撹拌した。ビス(2−ブロモエチル)エーテル(1.50当量)を添加した
。混合物を80℃に加熱し、1時間撹拌した。冷却した反応混合物を水に注ぎ入れ、1時
間撹拌した。混合物を濾過した。濾過ケーキを水ですすぎ、空気乾燥して、4−(6−ク
ロロ−3−エトキシピラジン−2−イル)モルホリンを黄色固体として収率43.4%で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=244.0、Rt=0.93分。
【1075】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例118の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
【1076】
【化664】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.46 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.39 (s, 3H) 3.54-3.66 (m,
4H) 3.79-3.87 (m, 4H) 4.48 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.30 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.65 (dd, J=
8.22, 2.35Hz, 1H) 7.70-7.77 (m, 2H) 7.78 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H
) 8.22 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.27 (s, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=487.1、
Rt=1.13分。
【1077】
実施例539:N−(5−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−
メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1078】
【化665】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.83 (s, 3H) 3.61-3.70 (m,
4H) 3.81-3.87 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.80 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.92 (s, 1H)
7.98 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.66 (d, J=1.96Hz, 1
H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=488.1、Rt=0.8
5分。
【1079】
【化666】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:4−(3−ブロモ−6−クロロピラジン−2−イル)モルホリンの合成
【1080】
【化667】
[この文献は図面を表示できません]
6−クロロ−3−エトキシピラジン−2−アミン(1.00当量)を、周囲温度のDM
F中のNaH、60%分散(3.00当量)の0.6M溶液に添加した。混合物を周囲温
度で20分間撹拌した。ビス(2−ブロモエチル)エーテル(1.50当量)を添加した
。混合物を60℃に加熱し、45分間撹拌した。冷却した反応混合物を水に注ぎ入れ、酢
酸エチルで抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、
粗製の4−(3−ブロモ−6−クロロピラジン−2−イル)モルホリンを黄褐色油状物と
して収率100%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=277.8/279.8、R
t=0.82分。
ステップ2:4−(6−クロロ−3−メトキシピラジン−2−イル)モルホリンの合成
【1081】
【化668】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール中の4−(3−ブロモ−6−クロロピラジン−2−イル)モルホリン(1.
00当量)の0.3M溶液に、ナトリウムメトキシド(3.00当量)を添加した。混合
物を60℃で1時間撹拌した。冷却した反応混合物をその元の容量の約半分まで濃縮し、
4容量の水に注ぎ入れた。得られた沈殿物を真空濾過により収集し、空気乾燥して、4−
(6−クロロ−3−メトキシピラジン−2−イル)モルホリンを黄色固体として収率76
.0%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=230.0、Rt=0.80分
ステップ3:5−(5−メトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピ
リジン−3−アミンの合成
【1082】
【化669】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(6−クロロ−3−メトキシピラジン−2−イル)モルホリン(1.0
0当量)の0.15M溶液に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.00当量)、PdC
l2(dppf).CH2Cl2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶
液(3.00当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中130℃で15分間照射に供
した。冷却した反応混合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃縮
し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(5%メタノール含有酢酸エチル)に
よって精製して、5−(5−メトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチ
ルピリジン−3−アミン(収率44.7%)を黄褐色固体として得た。LCMS(m/z
)(M+H)=302.0、Rt=0.51分。
【1083】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例539の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例540:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(5−メトキシ−6
−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミ
ド
【1084】
【化670】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.84 (s, 6H) 2.86 (s, 3H) 3.60-3.70 (m, 4H) 3.78-3
.89 (m, 4H) 4.08 (s, 3H) 7.90 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.95 (s, 1H) 8.16 (s, 1H)
8.70 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H); LCM
S(m/z)(M+H)=474.2,Rt=0.69分.
実施例541:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(5−(5−メトキシ−6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1085】
【化671】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.79-1.93 (m, 4H) 2.85 (s, 3H) 3.60-3.68 (m, 4H) 3
.78-3.89 (m, 4H) 4.08 (s, 3H) 7.79 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.95 (s, 1H) 8.18 (s
, 1H) 8.68 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.72 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.35Hz, 1H); L
CMS(m/z)(M+H)=472.2,Rt=0.69分.
実施例542:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−(5−メトキシ−6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1086】
【化672】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.07 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.81 (s, 3H) 3.61-3.69 (m,
4H) 3.80-3.89 (m, 4H) 4.08 (s, 3H) 7.92 (s, 1H) 8.04 (d, J=3.52Hz, 1H) 8.27 (s,
1H) 8.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.23 (d, J=1.96Hz, 1H); L
CMS(m/z)(M+H)=471.2,Rt=0.71分.
実施例543:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(5−(5−メトキシ−6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミド
【1087】
【化673】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.71 (s, 3H) 2.95 (s, 6H) 3.60-3.67 (m, 4H) 3.80-3
.89 (m, 4H) 4.07 (s, 3H) 4.54 (s, 2H) 7.87 (s, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.43 (s, 1H) 8.4
6 (s, 1H) 8.53 (s, 1H) 9.02 (s, 1H); LCMS(m/z)(M+H)=495.1
,Rt=0.84分.
実施例544:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(5−(5−メトキシ−
6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンア
ミド
【1088】
【化674】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.69-1.82 (m, 6H) 2.86 (s, 3H) 3.61-3.69 (m, 4H) 3
.81-3.88 (m, 4H) 4.09 (s, 3H) 7.86 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.95 (s, 1H) 8.16 (s
, 1H) 8.72 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.78 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.35 (d, J=2.35Hz, 1H); L
CMS(m/z)(M+H)=467.2,Rt=0.71分.
【1089】
5−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−
アミンの合成
【1090】
【化675】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して実施例539における調製に従って、5−(5−エトキシ−
6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−アミン(収率68.3
%)を黄褐色固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=316.1、Rt=0.
59分。
【1091】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例539の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例540:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(5−エトキシ−6
−モルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミ
ド
【1092】
【化676】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.84 (s, 6H) 2.83 (s, 3H) 3
.61-3.72 (m, 4H) 3.80-3.91 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.86-7.93 (m, 2H) 8.15
(s, 1H) 8.64 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.26 (d, J=2.35Hz, 1H);
LCMS(m/z)(M+H)=488.2,Rt=0.74分.
実施例541:N−(5−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−
メチルピリジン−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1093】
【化677】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.83 (s, 3H) 3.60-3.72 (m,
4H) 3.78-3.91 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.91 (s, 1H) 8.20 (d, J=3.91Hz, 1H)
8.38 (s, 1H) 8.66 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.98 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.27 (d, J=2.35Hz, 1
H); LCMS(m/z)(M+H)=489.1,Rt=0.78分.
実施例542:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−(5−エトキシ−6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1094】
【化678】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.07 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.8
4 (s, 3H) 3.58-3.72 (m, 4H) 3.78-3.91 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.92 (s, 1H
) 8.04 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.27 (s, 1H) 8.68 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz,
1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H); LCMS(m/z)(M+H)=485.1,Rt=0
.76分.
実施例543:N−(5−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−
メチルピリジン−3−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンア
ミド
【1095】
【化679】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.76 (m, J=1.00Hz, 6H) 2.85
(s, 3H) 3.58-3.73 (m, 4H) 3.79-3.91 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.85 (dd, J=
5.09, 1.57Hz, 1H) 7.93 (s, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.72 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.
09Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H); LCMS(m/z)(M+H)=481.1,R
t=0.77分.
実施例544:N−(5−(5−エトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−6−
メチルピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1096】
【化680】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.49 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.85 (s, 3H) 3.60-3.73 (m,
4H) 3.77-3.92 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.94 (s, 1H) 8.01 (d, J=4.30Hz, 1H)
8.51 (s, 1H) 8.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.04 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.39 (d, J=2.35Hz, 1
H); LCMS(m/z)(M+H)=489.2,Rt=0.83分.
実施例545:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(5−(5−エトキシ−6−モ
ルホリノピラジン−2−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミド
【1097】
【化681】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.48 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.77 (s, 3H) 2.95 (s, 6H) 3
.60-3.70 (m, 4H) 3.79-3.91 (m, 4H) 4.48-4.60 (m, 4H) 7.88 (s, 1H) 8.17 (s, 1H) 8
.46 (s, 1H) 8.54 (s, 1H) 8.57 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.15 (d, J=1.96Hz, 1H); LCM
S(m/z)(M+H)=545.3,Rt=0.67分.
3-(5-メトキシ-6-モルホリノピラジン-2-イル)-4-メチルアニリンの合成
【1098】
【化682】
[この文献は図面を表示できません]
適切な出発材料を使用して実施例539における調製に従って、3−(5−メトキシ−
6−モルホリノピラジン−2−イル)−4−メチルアニリン(収率88.0%)を黄褐色
固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=301.0、Rt=0.57分。
【1099】
実施例546:N−(3−(5−メトキシ−6−モルホリノピラジン−2−イル)−4−
メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1100】
【化683】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.39 (s, 3H) 3.30 (s, 3H)
3.51-3.67 (m, 4H) 3.77-3.90 (m, 4H) 4.03 (s, 3H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68 (d
d, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.74 (s, 1H) 7.80 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.16 (dd, J=4.89, 1.3
7Hz, 1H) 8.56 (s, 1H) 8.93 (d, J=5.09Hz, 1H);LCMS(m/z)(M+H)=48
4.0、Rt=0.85分。
【1101】
実施例547:N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1102】
【化684】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
ナトリウムメトキシド(2.0当量)を、MeOH中の4−(3,6−ジクロロピリダ
ジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)(0.43M)を含有するフラスコに少量ず
つ添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製物をブライン
/EtOAcに分配した。有機相を単離し、水層をEtOAcでもう一度抽出した。合わ
せた有機物を濃縮乾固し、残留物をDCMに溶解し、シリカゲルに吸着させた。固体をカ
ートリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜60%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上
で精製した。所望の4−(6−クロロ−3−メトキシピリダジン−4−イル)モルホリン
を収率71%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=230、Rt=0.44分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−メトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.12M)に、Na
2CO
3
(3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2
Cl
2付加物(0.05当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュし
た。反応混合物を浴中110℃で終夜加熱した。粗製物をH
2O/EtOAcに分配した
。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、水中0〜4
0%アセトニトリルの逆相系を使用して精製した。生成物を含有する画分を、残っている
溶媒が少量になるまで濃縮し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3
−イル)−4−メチルアニリンを収率78%で得た。
LCMS(m/z)(M+H)=301、Rt=0.38分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)、2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチン酸(1.0当量)およびHATU(1.0当量)の溶液(0.07M)に添加し
、混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、EtOAcで3回抽出した。
合わせた有機物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによって精製して、N−(3−(6−メ
トキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフ
ルオロメチル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率33%で得た。1H NMR (400MHz
, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.74 (br. s., 8H) 4.07 (s, 3H) 7.28 (br. s., 1H) 7.4
4 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.92 (s, 1H) 8.18 (d, J=5.09Hz
, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.99 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=474、Rt=0.70分。
実施例548:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−メトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1103】
【化685】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.95-2.11 (m, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.74 (br. s., 8H) 4.
07 (s, 3H) 7.29 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.81 (dd, J=8.61, 1.96Hz, 1H
) 7.93 (s, 1H) 8.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.79
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470,Rt=0.69分.
実施例549:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(3−(6−メトキシ−5−
モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1104】
【化686】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δ0.93 (t, J=7.43Hz, 4H) 1.21 (s, 2H) 2.27 (s, 4H) 2.79 (
d, J=10.96Hz, 1H) 3.73 (br. s., 5H) 4.07 (s, 4H) 7.41 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.79 (d,
J=10.17Hz, 1H) 7.89 (br. s., 1H) 8.01 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.89 (d, J
=5.09Hz, 1H) 10.75 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484,Rt=0
.74分.
実施例550:2−シクロプロピル−N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1105】
【化687】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.87-1.11 (m, 4H) 2.15-2.24 (m, 1H) 2.26 (s, 3H) 3.
74 (d, J=4.70Hz, 8H) 4.00-4.11 (m, 4H) 7.34 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.55
(dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.72 (s, 1H) 7.79 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.96 (d, J=1
.56Hz, 1H) 8.58 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.62 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
446,Rt=0.52分.
実施例551:N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1106】
【化688】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.73 (br. s., 7H) 4.07 (s, 3H) 7.28 (b
r. s., 1H) 7.46 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.91 (s, 1H) 8.6
6 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.91 (d, J=1.96Hz, 1H) 11.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=475,Rt=0.76分.
実施例552:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1107】
【化689】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.70-3.90 (m
, 8H) 4.01-4.12 (m, 3H) 7.33 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.76-7.85 (m, 2
H) 7.94 (s, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.73 (s, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=466,Rt=0.68分.
実施例553:N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【1108】
【化690】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26 (s, 3H) 3.28 (s, 3H) 3.74 (br. s., 7H) 4.07 (s
, 3H) 7.30 (br. s., 1H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.78-7.86 (m, 2H) 7.93 (s, 1H) 8.
15 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.27 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.46 (s, 1H) 10.68 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=483,Rt=0.60分.
実施例554:N−(3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1109】
【化691】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.73 (br. s., 7H) 4.07 (s, 3H) 7.28 (b
r. s., 1H) 7.46 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.91 (s, 1H) 8.6
6 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.91 (d, J=1.96Hz, 1H) 11.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=475,Rt=0.76分.
実施例555:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1110】
【化692】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.70-3.90 (m
, 8H) 4.01-4.12 (m, 3H) 7.33 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.76-7.85 (m, 2
H) 7.94 (s, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.73 (s, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=466,Rt=0.68分.
実施例556:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ
−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1111】
【化693】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42-1.52 (m, 7H) 2.26 (s, 3H) 4.03-4.12 (m, 4H) 7.
36 (s, 1H) 7.44 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.69 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.81 (dd, J=8.41
, 2.15Hz, 1H) 7.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.68 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.71 (
s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=464,Rt=0.50分.
実施例557:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−カルボキ
サミド
【1112】
【化694】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.84 (s, 12H) 2.27 (s, 8H) 2.31 (br. s., 1H) 3.73 (
br. s., 15H) 4.04-4.10 (m, 8H) 7.26 (br. s., 1H) 7.45 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.78 (dd
, J=8.61, 1.96Hz, 1H) 7.88 (br. s., 1H) 8.28 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.96Hz
, 1H) 10.90 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=474,Rt=0.61
分.
実施例558:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−メトキシ−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1113】
【化695】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.18-2.32 (m, 3H) 3.62-3.88 (m, 7H) 3.
99-4.15 (m, 3H) 7.30 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96H
z, 1H) 7.84 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.90 (s, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz
, 1H) 10.72 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473,Rt=0.66分.
実施例559:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【1114】
【化696】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
EtOH中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量
)(0.23M)を含有するフラスコに、エタノール中21%のナトリウムエトキシド(
1.4当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製
物をブライン/EtOAcに分配した。有機相を濃縮乾固し、残留物をDCMに溶解し、
シリカゲルに吸着させた。固体をカートリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜40%EtO
Acを使用してシリカゲルカラム上で精製した。所望の4−(6−クロロ−3−エトキシ
ピリダジン−4−イル)モルホリンを収率48%で得た。LCMS(m/z)(M+H)
=246、Rt=0.36分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.11M)に、Na
2CO
3
(2M、3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(dppf).
CH
2Cl
2付加物(0.05当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう一度フラッ
シュした。反応フラスコを浴中110℃で終夜加熱した。反応混合物をH
2O/EtOA
cに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を
、水中0〜40%アセトニトリルの逆相系を使用して精製した。生成物を含有する画分を
、残っている溶媒が少量になるまで濃縮し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物
をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、3−(6−エトキシ−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)−4−メチルアニリンを収率62%で得た。LCMS(m/z)(
M+H)=315、Rt=0.44分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)、3−(メチルスルホニル)安息香
酸(1.0当量)およびHATU(1.0当量)の溶液(0.07M)に添加し、混合物
を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、EtOAcで3回抽出した。合わせた
有機物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによって精製して、N−(3−(6−エトキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニ
ル)ベンズアミドをTFA塩として収率53%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1
.43 (d, J=3.52Hz, 3H) 2.26 (br. s., 4H) 3.63-3.91 (m, 8H) 4.36-4.57 (m, 2H) 7.33
(br. s., 1H) 7.43 (d, J=6.26Hz, 1H) 7.75-7.87 (m, 2H) 7.94 (br. s., 1H) 8.14 (d
, J=6.65Hz, 1H) 8.27 (d, J=6.65Hz, 1H) 8.46 (br. s., 1H) 10.69 (br. s., 1H).LC
MS(m/z)(M+H)=497、Rt=0.66分。
【1115】
実施例560:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(3−(6−エトキシ−5−
モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1116】
【化697】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.82-0.99 (m, 3H) 1.34-1.51 (m, 3H) 2.26 (s, 3H) 2.
29-2.43 (m, 2H) 3.71-3.77 (m, 4H) 3.81 (br. s., 3H) 4.48 (q,J=7.04Hz, 2H) 7.32 (
br. s., 1H) 7.44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.81 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.93 (s, 1H) 8.
01 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.80 (s, 1H).LCMS
(m/z)(M+H)=498、Rt=0.78分。
【1117】
実施例561:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミドの合成
【1118】
【化698】
[この文献は図面を表示できません]
5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−
3−アミン(1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチ
ルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.1当量)および4−(ブロモメチル)−3−
(トリフルオロメチル)安息香酸(1.1当量)を、室温のDMFに溶解した(0.10
6M)。その後、ヒューニッヒ塩基(2.2当量)を混合物に添加した。LCMSにより
、反応をモニターした。約1時間後、反応混合物を分取逆相HPLCによって精製して、
3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3
−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミドを収率47%で得た。1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 1.43 (s, 1H) 2.26 (s, 1H) 3.74 (br. s., 2H) 4.48 (d, J=7.04Hz, 1H) 6.
94-7.33 (m, 2H) 7.40 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.62-7.74 (m, 1H) 7.79 (d, J=8.22Hz, 2H)
7.94 (br. s., 1H) 8.07-8.20 (m, 2H) 10.55 (br. s., 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=469.2、Rt=0.78分。
実施例562:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドの合成
【1119】
【化699】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 1H) 2.26 (s, 1H) 3.74 (br. s., 3
H) 4.48 (q, J=7.04Hz, 1H) 6.94 (s, 1H) 7.07 (s, 2H) 7.21 (s, 1H) 7.29 (br. s., 1
H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.93 (s, 1H) 8.04 (d, J=
5.09Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.90 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.80 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=470.2,Rt=0.70分.
実施例563:2−シクロプロピル−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドの合成
【1120】
【化700】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.92-1.08 (m, 1H) 1.43 (t, J=7.04Hz, 1H) 2.15-2.28
(m, 1H) 3.74 (br. s., 1H) 4.48 (q, J=6.78Hz, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.55 (dd
, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.66-7.83 (m, 2H) 7.93 (br. s., 1H) 8.57 (d, J=5.09Hz, 1H)
10.58 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=460.2,Rt=0.60分
.
実施例564:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミドの合
成
【1121】
【化701】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 1H) 1.59-1.76 (m, 2H) 2.26 (s, 1
H) 3.68-3.89 (m, 3H) 4.48 (q, J=7.04Hz, 1H) 7.29-7.37 (m, 1H) 7.43 (d, J=8.61Hz,
1H) 7.76-7.84 (m, 2H) 7.94 (s, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.63-8.88 (m, 1H) 10.58-10.79 (
m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=480.2,Rt=0.75分.
実施例565:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドの合成
【1122】
【化702】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 1H) 2.04 (t, J=19.17Hz, 1H) 2.26
(s, 1H) 3.74 (d, J=2.35Hz, 2H) 4.48 (d, J=7.04Hz, 1H) 7.19-7.35 (m, 1H) 7.42 (d
, J=8.22Hz, 2H) 7.80 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 2H) 7.91 (br. s., 2H) 8.01 (d, J=4.70H
z, 2H) 8.17 (s, 2H) 8.80-9.01 (m, 2H) 10.65-10.87 (m, 2H). LCMS(m/z)(
M+H)=484.2,Rt=0.76分.
実施例566:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドの合成
【1123】
【化703】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 4H) 2.22 (s, 4H) 3.69 (br. s., 1
0H) 4.43 (q, J=6.91Hz, 3H) 7.23 (br. s., 1H) 7.39 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.75 (dd, J=
8.22, 1.96Hz, 1H) 7.87 (br. s., 1H) 8.13 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.94 (d,
J=5.09Hz, 1H) 10.78 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=480.2,Rt=
0.75分.
実施例567:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−カルボキ
サミドの合成
【1124】
【化704】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (s, 1H) 1.84 (s, 2H) 2.27 (s, 1H) 3.73 (br. s.
, 1H) 4.49 (d, J=7.04Hz, 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68-7.95 (m, 2H) 8.28 (d, J
=1.96Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.78-10.95 (m, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=488.2,Rt=0.68分.
実施例568:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドの合成
【1125】
【化705】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 1H) 1.69-1.79 (m, 1H) 1.83-1.93
(m, 1H) 2.26 (s, 1H) 3.74 (d, J=2.35Hz, 2H) 4.48 (q, J=7.04Hz, 1H) 7.41 (d, J=8.
22Hz, 1H) 7.69-8.02 (m, 5H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.71 (br. s., 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=485.2,Rt=0.74分.
実施例569:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチンアミドの
合成
【1126】
【化706】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.37-1.55 (m, 12H) 2.26 (s, 4H) 3.71-3.78 (m, 9H) 3
.86 (br. s., 7H) 4.47 (d, J=7.04Hz, 3H) 7.36 (s, 1H) 7.44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68
(dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.81 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.96 (d, J=1.96Hz, 1H) 8
.12 (s, 1H) 8.68 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.55-10.85 (m, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=478.1,Rt=0.56分.
実施例570:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミドの合
成
【1127】
【化707】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 5H) 2.27 (s, 5H) 3.74 (br. s., 1
0H) 4.38-4.63 (m, 3H) 7.25 (br. s., 1H) 7.45 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.78 (dd, J=8.41,
2.15Hz, 1H) 7.86-7.94 (m, 1H) 8.55-8.78 (m, 2H) 9.90 (d, J=1.57Hz, 2H) 10.99 (s
, 2H). LCMS(m/z)(M+H)=489.1,Rt=0.71分.
実施例571:(S)−N−(5−(6−エトキシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミドの合成
【1128】
【化708】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)、(S)−3−メチルモ
ルホリン(1.0当量)およびヒューニッヒ塩基(1.1当量)の混合物(2.73M)
を、室温で2日間撹拌した。水を反応混合物に添加した。沈殿した固体を濾過により収集
し、空気中で乾燥させて、(S)−4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)−3
−メチルモルホリンを白色固体として収率62%で得た。LC/MS(m/z)=247
.9(MH
+)、R
t=0.63分。
ステップ2:
1.5:1のエタノールおよび水中の、(S)−4−(3,6−ジクロロピリダジン−
4−イル)−3−メチルモルホリン(1.0当量)およびエタノール中21重量%ナトリ
ウムエトキシド(2.0当量)の混合物を、室温で終夜撹拌した。得られた混合物をEt
OAcと水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥さ
せた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾
燥して、(S)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチル
モルホリンをTFA塩として収率55%で単離した。LC/MS(m/z)=258.0
(MH
+)、R
t=0.59分。
ステップ3:
DME中の(S)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)、N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M、3当量)およびPdC
l
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.203M)を、マイクロ波中120℃
で15分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した。有機相をブライン
で洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HP
LCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、(S)−N−(5−(6−エトキシ
−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率32%で単離した
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.31 (d, J=6.65Hz, 5H) 1.43 (t, J=6.85Hz, 5H) 3.6
9 (d, J=1.57Hz, 4H) 3.91 (d, J=9.78Hz, 2H) 4.36-4.64 (m, 3H) 7.34 (br. s., 1H) 7
.81 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.24-8.39 (m, 3H) 8.95 (d, J=2.35Hz
, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=502.2、Rt=0.78分。
【1129】
実施例572:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エト
キシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イ
ソニコチンアミドの合成
【1130】
【化709】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の(S)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メ
チル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)フェニル)イソニコチンアミド(1.0当量)、Na2CO3(2M、3当量)および
PdCl
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.058M)を、マイクロ波中1
20℃で15分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した。有機相をブ
ラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆
相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、(S)−2−(2−シアノプ
ロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率11
%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.32 (br. s., 2H) 1.43 (t, J=6.85Hz,
3H) 1.75 (s, 6H) 2.05 (s, 2H) 2.26 (s, 3H) 3.50-3.63 (m, 2H) 3.68 (s, 2H) 3.89 (
br. s., 1H) 4.41-4.54 (m, 2H) 7.43 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.76-7.93 (m, 3H) 7.98 (s,
1H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.71 (br. s., 1H).LCMS(m/z)(M+H)=50
1.2、Rt=0.78分。
【1131】
実施例573:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1132】
【化710】
[この文献は図面を表示できません]
PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を、DME中の4−(6
−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)、2−(2−
シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル
−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド(1.0当
量)およびNa
2CO
3 2M溶液(3.0当量)の溶液(0.04M)に添加し、系を
窒素でフラッシュした。バイアルを密封し、120℃で20分間マイクロ波中に置いた。
溶媒を真空下で除去し、残留物をEtOAC/H2Oに分配した。有機層を単離し、水層
をEtOAcで2回逆抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗製物をHPLCによって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−
N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニ
ル)イソニコチンアミドを収率25%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.32-1.49
(m, 3H) 1.68-1.80 (m, 7H) 2.27 (s, 3H) 3.65-3.78 (m, 5H) 4.52 (q, J=7.04Hz, 2H)
6.94 (br. s., 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69-7.79 (m, 2H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.
17Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.57 (s, 1H).LCMS(m/z)(
M+H)=487、Rt=0.73分。
【1133】
実施例574:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミドの合成
【1134】
【化711】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルアニリン(
1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−
1,3−ジアミン塩酸塩(1.1当量)、3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b
]ピリジン−3−オール(1.1当量)および4−(ブロモメチル)−3−(トリフルオ
ロメチル)安息香酸(1.1当量)を、室温のDMFに溶解した(0.181M)。LC
MSにより、反応をモニターした。約1時間後、反応混合物を分取逆相HPLCによって
精製して、4−(クロロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収
率68%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=535.1、Rt=1.02分。
ステップ2:
4−(クロロメチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−
イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量
)を、メタノール中2Mアンモニアに溶解した(0.028M)。室温で終夜撹拌した後
、反応混合物を濃縮し、分取逆相HPLCによって精製して、N−(3−(6−エトキシ
−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−4−((メチルアミ
ノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率58%で得た。1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (t, J=7.04Hz, 6H) 2.26 (s, 6H) 2.36 (d, J=6.26Hz, 2H)
2.71 (br. s., 6H) 3.74 (br. s., 7H) 4.38 (br. s., 4H) 4.44-4.59 (m, 4H) 7.16 (br
. s., 1H) 7.39 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 2H) 7.83-7.94 (m, 1H)
8.35 (br. s., 1H) 8.94-9.22 (m, 3H) 10.50-10.74 (m, 1H).LCMS(m/z)(M
+H)=530.1、Rt=0.62分。
実施例575:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4
−メチルフェニル)−4−((エチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1135】
【化712】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.11 (t, J=7.43Hz, 2H) 1.25 (t, J=7.24Hz, 10H) 1.43
(t, J=7.04Hz, 8H) 2.26 (s, 8H) 2.36 (d, J=6.26Hz, 1H) 2.74-2.90 (m, 1H) 3.13 (d
d, J=11.93, 6.46Hz, 1H) 3.74 (br. s., 2H) 4.38 (br. s., 1H) 4.49 (d, J=7.04Hz, 1
H) 7.12-7.29 (m, 2H) 7.40 (d, J=8.22Hz, 3H) 7.80 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 3H) 7.85-7
.98 (m, 6H) 8.35 (d, J=3.91Hz, 6H) 8.86-9.12 (m, 5H) 10.66 (br. s., 2H). LCM
S(m/z)(M+H)=544.1,Rt=0.64分.
実施例576:4−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(3−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド
【1136】
【化713】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.38 (t, J=6.85Hz, 1H) 2.22 (s, 1H) 2.46-2.55 (m, 1
H) 2.77 (br. s., 1H) 3.69 (br. s., 1H) 4.35-4.60 (m, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.74 (dd, J=8.41, 1.76Hz, 1H) 7.78-7.88 (m, 2H) 7.95 (d, J=8.61Hz, 2H) 8.33 (br.
s., 4H) 10.48-10.74 (m, 2H). LCMS(m/z)(M+H)=544.1,Rt=
0.63分.
実施例577:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)フェニル)−6−(トリフルオロ
メチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1137】
【化714】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
NaH(2.0当量)を、0℃のTHF中のテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
(1.7当量)および4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)の溶液(0.3M)に添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を
水でクエンチし、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na
2SO4で乾燥させた。粗製物をDCMに溶解し、シリカゲルに吸着させた。固体をカー
トリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜40%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で
精製した。所望の4−(6−クロロ−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)
オキシ)ピリダジン−4−イル)モルホリンを収率75%で得た。LCMS(m/z)(
M+H)=300、Rt=0.54分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキ
シ)ピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4
,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0
当量)の溶液(0.11M)に、Na
2CO
3(2M、3.0当量)を添加し、系を窒素
でフラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.05当量)を反
応混合物に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュした。反応混合物を浴中120℃で4
時間加熱した。粗製物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4
で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、DCM〜DCM中5%MeOHを使用してシ
リカゲルカラムで精製して、4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ
−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)アニリンを収率77%で得
た。LCMS(m/z)(M+H)=371、Rt=0.43分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)アニリン(1
.0当量)、6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボン酸(1.0当量)お
よびHATU(1.0当量)の溶液(0.05M)に添加し、混合物を室温で終夜撹拌し
た。反応混合物を水で処理し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(4−メチ
ル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)
ピリダジン−3−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カル
ボキサミドをTFA塩として収率55%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.71-1.
91 (m, 2H) 2.00-2.17 (m, 2H) 2.21-2.33 (m, 3H) 3.67-3.90 (m, 10H) 5.25-5.44 (m,
1H) 7.29 (br. s., 1H) 7.46 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.77 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.92
(s, 1H) 8.66 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.90 (d, J=1.56Hz, 1H) 11.01 (s, 1H).LCMS(m
/z)(M+H)=545、Rt=0.69分。
実施例578:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(5
−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−
3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1138】
【化715】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.61-1.74 (m, 6H) 1.76-1.90 (m, 2H) 2.02-2.17 (m, 2
H) 2.21-2.31 (m, 3H) 7.34 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.75-7.84 (m, 2H)
7.95 (s, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.73 (s, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=536,Rt=0.70分.
実施例579:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(5−モル
ホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イ
ル)フェニル)イソニコチンアミド
【1139】
【化716】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.68-1.83 (m, 3H) 1.94 (s, 1H) 1.97-2.11 (m, 4H) 2.
22 (s, 3H) 5.19-5.38 (m, 1H) 7.28 (br. s., 1H) 7.39 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.74 (dd,
J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.90 (s, 1H) 7.96 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.11 (s, 1H) 8.83 (d, J=
5.09Hz, 1H) 10.75 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=540,Rt=0.71
分.
実施例580:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)フェニル)−4−(トリフルオロ
メチル)ピコリンアミド
【1140】
【化717】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.77 (d, J=8.61Hz, 3H) 2.03 (br. s., 3H) 2.23 (s, 4
H) 3.53 (t, J=8.22Hz, 3H) 5.31 (br. s., 1H) 7.26 (br. s., 1H) 7.37 (d, J=8.22Hz,
1H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.04 (br. s., 2H) 8.27 (s, 1H) 8.98 (d, J=4.70Hz, 1H
) 10.91 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=544,Rt=0.80分.
実施例581:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン
−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1141】
【化718】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.41-1.50 (m, 7H) 1.75-1.91 (m, 2H) 2.02-2.14 (m, 2
H) 2.26 (s, 3H) 3.58 (ddd, J=11.35, 7.83, 3.13Hz, 2H) 5.33 (dt, J=7.43, 3.72Hz,
1H) 7.37 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.79 (dd,
J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.97 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.68 (d, J=5.09Hz, 1H) 1
0.70 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=534,Rt=0.55分.
実施例582:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)フェニル)−2−(メチルスルホ
ニル)イソニコチンアミド
【1142】
【化719】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.74-1.89 (m, 2H) 2.10 (dt, J=6.65, 3.33Hz, 2H) 2.2
7 (s, 3H) 3.34 (s, 4H) 3.72-3.88 (m, 10H) 5.35 (br. s., 1H) 7.31 (br. s., 1H) 7.
44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.94 (s, 1H) 8.20 (dd, J=4.89
, 1.37Hz, 1H) 8.51 (s, 1H) 9.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.93 (s, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=554,Rt=0.61分.
実施例583:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(5−
モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3
−イル)フェニル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1143】
【化720】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.67-1.92 (m, 9H) 1.97-2.15 (m, 2H) 2.18-2.35 (m, 4
H) 3.65-3.90 (m, 7H) 5.38 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.76 (dd, J=8.22,
1.96Hz, 1H) 7.88 (br. s., 1H) 8.28 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.8
8 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=544,Rt=0.65分.
実施例584:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(5−
モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3
−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1144】
【化721】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.21 (s, 1H) 1.66-1.83 (m, 9H) 1.97 (s, 2H) 2.04-2.
15 (m, 2H) 2.27 (s, 3H) 3.52-3.62 (m, 2H) 3.67-3.77 (m, 4H) 3.79-3.87 (m, 2H) 4.
01 (q, J=7.04Hz, 1H) 5.41-5.58 (m, 1H) 6.95 (br. s., 1H) 7.32 (d, J=8.61Hz, 1H)
7.69-7.79 (m, 2H) 7.85 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.
56 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=543,Rt=0.71分.
実施例585:N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミ
ド
【1145】
【化722】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)
およびエタン−1,2−ジオール(3.0当量)の溶液(0.14M)に、水素化ナトリ
ウム(60%油分散、3.0当量)を窒素下で添加し、反応物を60℃に4時間加熱した
。完了したら、室温に冷却し、水の添加によりクエンチした。酢酸エチルで3回抽出し、
有機物を合わせ、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をDCM中です
り混ぜ、沈殿物を濾過した。所望の生成物としての2−((6−クロロ−4−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)オキシ)エタノールを収率51%で白色固体として単離した。L
CMS(m/z)(M+H)=260.0、Rt=0.39分。
ステップ2:
DME中の2−((6−クロロ−4−モルホリノピリダジン−3−イル)オキシ)エタ
ノール(1.0当量)の溶液(0.2M)に、4−メチル−3−(4,4,5,5−テト
ラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.2当量)、PdC
l
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.10当量)および2M Na
2CO
3(3
.00当量)を添加した。反応物をマイクロ波中120℃で20分間加熱した。水と酢酸
エチルとに分配し、水相を酢酸エチルで3回抽出し、有機物を合わせ、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル、続いて
EtOAc中10%メタノールで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し
た。純粋な画分を真空下で濃縮して、2−((6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)
−4−モルホリノピリダジン−3−イル)オキシ)エタノールを収率39%で得た。LC
MS(m/z)(M+H)=331.0、Rt=0.35分。
ステップ3:
DMF中の2−((6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−4−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)オキシ)エタノール(1.0当量)の溶液(0.06M)に、2−(ト
リフルオロメチル)イソニコチン酸(1.0当量)、EDC(1.0当量)およびHOA
t(1.0当量)を添加した。溶液を室温で終夜撹拌した。HPLCフィルターに通して
濾過し、逆相分取HPLCによって精製した。純粋な画分を数日間凍結乾燥して、N−(
3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドを収率21%で得た
。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.81-3.90 (m, 4H) 3.94-4.08 (m, 6H)
4.51-4.63 (m, 2H) 7.31 (s, 1H) 7.48 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.72 (dd, J=8.41, 2.15Hz,
1H) 8.05 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.12 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.92 (d, J=5.09H
z, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=504.1、Rt=0.64分。
実施例586:N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1146】
【化723】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.78-3.90 (m, 4H) 3.95-4.08 (m, 6H) 4
.49-4.61 (m, 2H) 7.32 (s, 1H) 7.48 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.87 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1
H) 7.94 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.09 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.43 (s, 1H) 8.97 (d, J=5.09Hz,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=504.2,Rt=0.70分.
実施例587:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチ
ンアミド
【1147】
【化724】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.03 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.77-3.90 (m,
4H) 3.94-4.06 (m, 6H) 4.48-4.62 (m, 2H) 7.30 (s, 1H) 7.47 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.7
1 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.96 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.04 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.17 (s
, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.1,Rt=
0.63分.
実施例588:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソ
ニコチンアミド
【1148】
【化725】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.62-1.83 (m, 6H) 2.35 (s, 3H) 3.80-3.90 (m, 4H) 3
.95-4.07 (m, 6H) 4.49-4.65 (m, 2H) 7.31 (s, 1H) 7.47 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62-7.79
(m, 2H) 7.97-8.10 (m, 2H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=496.2,Rt=0.62分.
実施例589:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(3−(6−(2−ヒドロキ
シエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコ
チンアミド
【1149】
【化726】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.00 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.25-2.50 (m, 5H) 3.82-3.91
(m, 4H) 3.95-4.05 (m, 5H) 4.52-4.65 (m, 2H) 7.30 (s, 1H) 7.47 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.72 (dd, J=8.61, 2.35Hz, 1H) 7.96 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.04 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.1
5 (s, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=514.2,R
t=0.67分.
実施例590:N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1150】
【化727】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.25 (s, 3H) 3.71-3.82 (m, 4H) 3.84-3.96 (m, 6H) 4
.42-4.53 (m, 2H) 7.22 (s, 1H) 7.37 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57-7.71 (m, 2H) 7.82 (d,
J=7.83Hz, 1H) 7.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.11 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.16 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=503.1,Rt=0.72分.
実施例591:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−ヒドロ
キシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【1151】
【化728】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の2−((6−クロロ−4−モルホリノピリダジン−3−イル)オキシ)エタ
ノール(1.0当量)の溶液(0.06M)に、2−(2−シアノプロパン−2−イル)
−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド(1.2当量)、続いてPdCl
2(d
ppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)および2M Na
2CO
3(3.0当量)
を添加した。反応物をマイクロ波で120℃に10分間加熱した。層を分離し、有機相を
濃縮乾固し、逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を数日間凍結乾燥して、2−(
2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−
モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドをTFA
塩として収率29%で得た。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.35 (s, 3H
) 3.76-3.90 (m, 4H) 3.93-4.08 (m, 6H) 4.51-4.65 (m, 2H) 7.31 (s, 1H) 7.47 (d, J=
8.61Hz, 1H) 7.71 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.81 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.00-8.1
3 (m, 2H) 8.77 (d, J=5.09Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=503.1、Rt
=0.61分。
【1152】
実施例592:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−イソプロポキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1153】
【化729】
[この文献は図面を表示できません]
実施例585と同様の合成条件である。
ステップ1:
4−(6−クロロ−3−イソプロポキシピリダジン−4−イル)モルホリン。LCMS
(m/z)(M+H)=258.2,259.7、Rt=0.59分。
ステップ2:
3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルアニ
リン。LCMS(m/z)(M+H)=329.3、Rt=0.50分。
ステップ3:
2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリ
ノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド。
1H NMR (400MHz
, <dmso>)δppm 1.42 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.74
(br. s., 8H) 5.23-5.40 (m, 1H) 7.28 (br. s., 1H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.79 (dd
, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.93 (s, 1H) 8.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.88 (d,
J=5.09Hz, 1H) 10.79 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=498.2、Rt=0.
76分。
実施例593:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モル
ホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1154】
【化730】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (d, J=5.87Hz, 6H) 2.27 (s, 3H) 3.74 (br. s., 8
H) 5.26-5.38 (m, 1H) 6.87-7.23 (m, 1H) 7.29 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.79 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.94 (s, 1H) 8.04 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8
.90 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.80 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.2,
Rt=0.72分.
実施例594:N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル
)−4−メチルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1155】
【化731】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.27 (s, 3H) 3.69-3.92 (m, 8
H) 5.22-5.39 (m, 1H) 7.32 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.96 (dd, J=8.41, 2.15H
z, 1H) 8.06-8.14 (m, 2H) 8.32 (s, 1H) 9.03 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.98 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=502.1,Rt=0.83分.
実施例595:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロポ
キシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミ
ド
【1156】
【化732】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (d, J=5.87Hz, 6H) 1.66 (s, 3H) 1.71 (s, 3H) 2.
27 (s, 3H) 3.74 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.82 (br. s., 4H) 5.30 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1
H) 7.33 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.75-7.84 (m, 2H) 7.96 (d, J=1.57Hz, 1H)
8.00 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.74 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=494.1,Rt=0.77分.
実施例596:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロポキ
シ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1157】
【化733】
[この文献は図面を表示できません]
It was prepared following similar procedure as LXH202. 1H NMR (400MHz, <dmso>)δ
ppm 1.42 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.70-1.82 (m, 6H) 2.27 (s, 3H) 3.74 (br. s., 8H) 5.25
-5.39 (m, 1H) 7.29 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.78 (dd, J=8.22, 1.96Hz,
1H) 7.84 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.91 (s, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz,
1H) 10.71 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=501.2,Rt=0.75分.
実施例597:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−(2−メトキシエ
トキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチン
アミド
【1158】
【化734】
[この文献は図面を表示できません]
実施例585と同様の合成条件である。
ステップ1:
4−(6−クロロ−3−(2−メトキシエトキシ)ピリダジン−4−イル)モルホリン
。LCMS(m/z)(M+H)=329.3、Rt=0.50分。
ステップ2:
3−(6−(2−メトキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−
メチルアニリン。LCMS(m/z)(M+H)=345.2、Rt=0.40分。
ステップ3:
2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−(2−メトキシエトキシ)−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド。
1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.94-2.13 (m, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.32 (s, 3H) 3.68-3.82 (
m, 10H) 4.49-4.57 (m, 2H) 7.27 (br. s., 1H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8
.41, 2.15Hz, 1H) 7.89-7.94 (m, 1H) 8.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.88 (d,
J=4.70Hz, 1H) 10.78 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=514.2、Rt=0.
68分。
実施例598:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(6−(2−メトキシエトキシ)
−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1159】
【化735】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26 (s, 3H) 3.32 (s, 4H) 3.70-3.80 (m, 10H) 4.53 (
br. s., 2H) 6.89-7.32 (m, 2H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.61, 1.96Hz, 1
H) 7.91 (br. s., 1H) 8.04 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.90 (d, J=4.70Hz, 1H)
10.78 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.2,Rt=0.64分
.
実施例599:N−(3−(6−(2−メトキシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン
−3−イル)−4−メチルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1160】
【化736】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.33 (s, 3H) 3.67-3.82 (m, 10H) 4.49-4
.58 (m, 2H) 7.28 (br. s., 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.96 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1
H) 8.03-8.14 (m, 2H) 8.32 (s, 1H) 9.03 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.95 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=518.1,Rt=0.76分.
実施例600:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−メト
キシエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【1161】
【化737】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.71 (s, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.32 (s, 3H)
3.70-3.82 (m, 10H) 4.52 (dd, J=5.09, 3.52Hz, 2H) 7.31 (br. s., 1H) 7.42 (d, J=8
.22Hz, 1H) 7.75-7.84 (m, 2H) 7.93 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.75 (d, J=5.09
Hz, 1H) 10.72 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=510.1,Rt=0.68
分.
実施例601:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−メトキ
シエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコ
チンアミド
【1162】
【化738】
[この文献は図面を表示できません]
これは、LXH202と同様の手順に従って調製した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm
1.75 (s, 6H) 2.26 (s, 3H) 3.32 (s, 3H) 3.68-3.84 (m, 10H) 4.53 (dd, J=5.28, 3.3
3Hz, 2H) 7.29 (br. s., 1H) 7.43 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H)
7.84 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.89 (s, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 1
0.71 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=517.3、Rt=0.67分。
【1163】
実施例602:N−(4−メチル−3−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1164】
【化739】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
DMF中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)
(0.14M)を含有するフラスコに、ナトリウムチオメトキシド(1.5当量)を添加
し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製物を大量の水中に懸
濁させた。濾過により取り出した固体を、DCMに溶解した。少量の水層を除去し、有機
層をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製の4−(6−クロロ−3−(メチル
チオ)ピリダジン−4−イル)モルホリンを次のステップにおいてそのまま使用した。収
率は定量的と推定された。
ステップ3:
水中のオキソン(2.2当量)の溶液(0.043M)を、0℃のTHF中の4−(6
−クロロ−3−(メチルチオ)ピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液
(0.043M)に添加し、反応混合物を室温に達するように終夜放置した。反応混合物
を水に注ぎ入れ、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ
、濾過し、濃縮した。残留物をDCMに溶解し、シリカゲルに吸着させた。固体をカート
リッジ内に装填し、ヘプタン中0〜60%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精
製した。所望の4−(6−クロロ−3−(メチルスルホニル)ピリダジン−4−イル)モ
ルホリンを収率63%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=278、Rt=0.48
分。
ステップ4:
DME中の4−(6−クロロ−3−(メチルスルホニル)ピリダジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.11M)に、
Na
2CO
3(2M、3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(
dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう
一度フラッシュした。反応バイアルをマイクロ波反応器内120℃で20分間加熱した。
反応混合物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na2SO4で乾燥させ
、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(4−メチル−3−(6
−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドを収率24%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2
.22-2.37 (m, 3H) 3.68-3.79 (m, 7H) 7.34-7.40 (m, 1H) 7.41 (s, 1H) 7.73-7.83 (m,
2H) 7.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.29 (s
, 1H) 10.43-10.66 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=521、Rt=0.89分
。
【1165】
実施例603:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−(6−メトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1166】
【化740】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
ナトリウムメトキシド(2.0当量)を、MeOH中の4−(3,6−ジクロロピリダ
ジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)(0.43M)を含有するフラスコに少量ず
つ添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製物をブライン
/EtOAcに分配した。有機相を単離し、水層をEtOAcでもう一度抽出した。合わ
せた有機物を濃縮乾固し、残留物をDCMに溶解し、シリカゲルに吸着させた。固体をカ
ートリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜60%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上
で精製した。所望の4−(6−クロロ−3−メトキシピリダジン−4−イル)モルホリン
を収率71%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=230、Rt=0.44分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−メトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液(0.08M)に、
Na
2CO
3(2M、3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(
dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう
一度フラッシュした。反応バイアルに蓋をし、浴中120℃で4時間加熱した。粗製物を
H
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗製物を、DCM〜DCM中5%MeOHを使用してシリカゲルカラムで精製し
て、5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン
−3−アミンを収率54%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=317、Rt=0.
38分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−アミン(1.0当量)、2−(1,1−ジフ
ルオロエチル)イソニコチン酸(1.0当量)およびHATU(1.0当量)の溶液(0
.07M)に添加し、混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、沈殿物を
濾過した。固体をHPLCによって精製して、2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−
(5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−
3−イル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率30%で得た。1H NMR (400MHz, <d
mso>)δppm 2.04 (t, J=19.17Hz, 3H) 3.74 (s, 8H) 4.08 (s, 3H) 7.38 (s, 1H) 8.04 (
d, J=4.70Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.35 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.83-9.01 (m, 2H) 10.91-11.
13 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=471、Rt=0.59分。
実施例604:3−(ジフルオロメチル)−N−(5−(6−メトキシ−5−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1167】
【化741】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 4.07 (s, 12H) 6.97-7.31 (m, 1H) 7.01 (s, 1H) 7.15 (
s, 2H) 7.29 (s, 1H) 7.35 (s, 1H) 7.67-7.75 (m, 1H) 7.82 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.09-8
.21 (m, 2H) 8.37 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.95 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.80 (s, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=456,Rt=0.61分.
実施例605:N−(5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1168】
【化742】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.69 (br. s., 7H) 4.03 (s, 3H) 7.31 (br. s., 1H) 8.
16 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.29 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 8.89 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.97 (d, J=4.70Hz, 1H) 11.01 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=475,R
t=0.61分.
実施例606:2−シクロプロピル−N−(5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1169】
【化743】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.87-1.05 (m, 5H) 2.11-2.27 (m, 1H) 3.66-3.86 (m, 8
H) 3.98-4.14 (m, 3H) 7.39 (s, 1H) 7.58 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.75 (s, 1H) 8.3
6 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.59 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.88 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=447,Rt=0.45分.
実施例607:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(5−(6−メトキシ−5−
モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミ
ド
【1170】
【化744】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.43Hz, 2H) 2.26-2.43 (m, 2H) 3.74 (s, 7
H) 3.65-3.82 (m, 1H) 3.87-4.36 (m, 8H) 7.38 (s, 1H) 8.03 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.18
(s, 1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.83-9.02 (m, 1H) 11.03 (s, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=485,Rt=0.65分.
実施例608:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(5−(6−メトキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチン
アミド
【1171】
【化745】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.56-1.83 (m, 6H) 3.62-3.78 (m, 4H) 3.99-4.15 (m, 3
H) 6.97-7.11 (m, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.05 (s, 1H) 8.19 (d, J=2.35H
z, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.88 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.78 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=543,Rt=0.71分.
実施例609:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1172】
【化746】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
EtOH中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量
)(0.23M)を含有するフラスコに、エタノール中21%のナトリウムエトキシド(
1.4当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製
物をブライン/EtOAcに分配した。有機相を濃縮乾固し、残留物をDCMに溶解し、
シリカゲルに吸着させた。固体をカートリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜40%EtO
Acを使用してシリカゲルカラム上で精製した。所望の4−(6−クロロ−3−エトキシ
ピリダジン−4−イル)モルホリンを収率48%で得た。LCMS(m/z)(M+H)
=246、Rt=0.36分。
ステップ3:
PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1)を、DME中の4−(6−ク
ロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)、N−(6−メチ
ル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)
ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)および
Na
2CO
3 2M溶液(3.0当量)の溶液(0.07M)に添加し、系を窒素でフラ
ッシュした。バイアルを密封し、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。溶媒
を真空下で除去し、残留物をEtOAC/H
2Oに分配した。有機層を単離し、水層をE
tOAcで2回逆抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し
た。粗製物をHPLCによって精製して、N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドをTFA塩として収率33%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43
(t, J=7.04Hz, 3H) 3.74 (br. s., 8H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.36 (s, 1H) 7.81 (t,
J=7.83Hz, 1H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.36 (
d, J=2.35Hz, 1H) 8.80-9.07 (m, 1H) 10.71-10.95 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=488、Rt=0.75分。
【1173】
実施例610:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチン
アミド
【1174】
【化747】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
EtOH中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量
)(0.23M)を含有するフラスコに、エタノール中21%のナトリウムエトキシド(
1.4当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製
物をブライン/EtOAcに分配した。有機相を濃縮乾固し、残留物をDCMに溶解し、
シリカゲルに吸着させた。固体をカートリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜40%EtO
Acを使用してシリカゲルカラム上で精製した。所望の4−(6−クロロ−3−エトキシ
ピリダジン−4−イル)モルホリンを収率48%で得た。LCMS(m/z)(M+H)
=246、Rt=0.36分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキ
サボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液(0.08M)に、
Na
2CO
3(2M、3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(
dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう
一度フラッシュした。反応バイアルに蓋をし、浴中120℃で4時間加熱した。粗製物を
H
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗製物を、DCM〜DCM中5%MeOHを使用してシリカゲルカラムで精製し
て、5−(6−エトキシ−5−モルホリノ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−
6−メチルピリジン−3−アミンを収率54%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=
317、Rt=0.38分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジ
ン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−アミン(1.0当量)、2−(2−フルオロ
プロパン−2−イル)イソニコチン酸(1.0当量)およびHATU(1.0当量)の溶
液(0.07M)に添加し、混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、沈
殿物を濾過した。固体をHPLCによって精製して、N−(5−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(2−フルオ
ロプロパン−2−イル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率50%で得た。1H NMR
(400MHz, <dmso>)δppm 1.36-1.52 (m, 3H) 1.60-1.82 (m, 7H) 4.50 (q, J=6.91Hz, 2H
) 7.39 (s, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.78 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.97 (s, 1H).LCMS(m/z)
(M+H)=481、Rt=0.65分。
実施例611:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1175】
【化748】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.28-1.54 (m, 3H) 3.76 (br. s., 9H) 4.50 (q, J=7.04
Hz, 2H) 7.27-7.49 (m, 1H) 8.13 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.50 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.95-9.20 (m, 2H) 11.29 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=489,R
t=0.75分.
実施例612:2−シクロプロピル−N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1176】
【化749】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.88-1.11 (m, 5H) 1.29-1.53 (m, 4H) 2.05-2.08 (m, 1
H) 2.15-2.28 (m, 1H) 2.71 (s, 1H) 2.87 (s, 1H) 3.64-3.81 (m, 9H) 4.37-4.63 (m, 2
H) 7.33 (br. s., 1H) 7.58 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.75 (s, 1H) 7.93 (s, 1H) 8.3
4 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.60 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.82-9.03 (m, 1H) 10.73-10.91 (m, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=461,Rt=0.57分.
実施例613:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(6−エトキシ−5
−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンア
ミド
【1177】
【化750】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=6.85Hz, 3H) 1.71-1.84 (m, 7H) 4.50 (q, J
=6.91Hz, 2H) 7.35 (s, 1H) 7.88 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.32 (d, J=
1.96Hz, 1H) 8.77-8.88 (m, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.95 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=488,Rt=0.68分.
実施例614:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキ
サミド
【1178】
【化751】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=6.85Hz, 3H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.36
(s, 1H) 8.32 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.92 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.9
3 (d, J=1.96Hz, 1H) 11.24 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=490,Rt=
0.61分.
実施例615:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1179】
【化752】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.38 (t, J=6.85Hz, 3H) 2.01 (s, 2H) 3.30 (s, 3H) 4.
45 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.30 (br. s., 1H) 8.18 (dd, J=4.70, 1.56Hz, 1H) 8.29 (d, J=
2.35Hz, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.96-11.
22 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=499,Rt=0.53分.
実施例616:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1180】
【化753】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (t, J=7.04Hz, 4H) 3.43-3.83 (m, 16H) 4.51 (q,
J=7.04Hz, 3H) 7.28 (br. s., 1H) 8.20 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.38 (s, 1H)
8.92 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.01 (d, J=5.09Hz, 1H) 11.02 (s, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=489,Rt=0.66分.
実施例617:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(5−(6−エトキシ−5−
モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミ
ド
【1181】
【化754】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.85-0.98 (m, 3H) 1.43 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.25-2.41
(m, 2H) 3.75 (s, 7H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.37 (s, 1H) 8.03 (d, J=4.70Hz, 1H)
8.18 (s, 1H) 8.34 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.87-9.00 (m, 2H) 11.02 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=499,Rt=0.69分.
実施例618:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【1182】
【化755】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36-1.50 (m, 3H) 2.52 (s, 1H) 3.19-3.34 (m, 4H) 4.
37-4.59 (m, 2H) 7.39 (s, 1H) 7.85 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.30
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.37 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.
93 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=498,Rt=0.56分.
実施例619:3−(ジフルオロメチル)−N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1183】
【化756】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.01 (s, 1H) 3.68 (br. s., 4
H) 4.49 (q, J=6.91Hz, 2H) 6.92-7.26 (m, 2H) 7.54-7.83 (m, 2H) 8.01-8.21 (m, 3H)
8.83 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.43-10.68 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=46
0,Rt=0.68分.
実施例620:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−(6−エトキシ−5−モ
ルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1184】
【化757】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.41 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.96-2.12 (m, 4H) 3.65-3.79
(m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.89-7.17 (m, 1H) 8.04 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.15-8.2
5 (m, 2H) 8.75-8.99 (m, 2H) 10.72-10.94 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
485,Rt=0.65分.
実施例621:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1185】
【化758】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.17-1.32 (m, 9H) 1.35-1.46 (m, 3H) 2.05 (s, 1H) 3.
01-3.18 (m, 1H) 3.66-3.77 (m, 4H) 4.54 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.04 (s, 1H) 7.68 (dd,
J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.75 (s, 1H) 8.18 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.65-8.74 (m, 1H) 8.88 (
d, J=2.35Hz, 1H) 10.65 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=463,Rt=0
.51分.
実施例622:(R)−N−(5−(6−エトキシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミドの合成
【1186】
【化759】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)、(R)−3−メチルモ
ルホリン(1.0当量)およびヒューニッヒ塩基(1.1当量)の混合物(2.73M)
を、室温で2日間撹拌した。水を反応混合物に添加した。得られた沈殿物を濾過により収
集し、空気中で乾燥させて、(R)−4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)−
3−メチルモルホリンを白色固体として収率66%で得た。LC/MS(m/z)=24
7.9(MH
+)、Rt=0.63分。
ステップ2:
1.5:1のエタノールおよび水中の(R)−4−(3,6−ジクロロピリダジン−4
−イル)−3−メチルモルホリン(1.0当量)およびエタノール中21重量%ナトリウ
ムエトキシド(2.0当量)の混合物を、室温で終夜撹拌した。得られた混合物をEtO
Acと水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させ
た。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥
して、(R)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メチルモ
ルホリンをTFA塩として収率41%で単離した。LC/MS(m/z)=258.0(
MH
+)、Rt=0.59分。
ステップ3:
DME中の(R)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)、N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M、3当量)およびPdC
l
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.203M)を、マイクロ波中120℃
で15分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した。有機相をブライン
で洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆相HP
LCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、(R)−N−(5−(6−エトキシ
−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率20%で単離した
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.30 (d, J=6.26Hz, 2H) 1.43 (t, J=7.04Hz, 2H) 2.0
5 (s, 2H) 3.52-3.62 (m, 3H) 3.69 (s, 2H) 3.91 (d, J=9.78Hz, 1H) 4.49 (dd, J=7.04
, 1.96Hz, 4H) 7.33 (br. s., 1H) 7.76-7.86 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.23-8.
38 (m, 3H) 8.95 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=5
02.2、Rt=0.84分。
【1187】
実施例623:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(6−エト
キシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3
−イル)イソニコチンアミドの合成
【1188】
【化760】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の(R)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メ
チル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M、3当
量)およびPdCl
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.203M)を、マイ
クロ波中120℃で30分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した。
有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材
料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、(R)−2−(2
−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(6−エトキシ−5−(3−メチルモルホリ
ノ)ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミドをT
FA塩として収率20%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>) d ppm 1.30 (d, J=5.87H
z, 2H) 1.43 (t, J=7.04Hz, 2H) 1.75 (s, 5H) 2.05 (s, 2H) 3.54-3.63 (m, 4H) 3.69 (
s, 2H) 3.91 (d, J=9.78Hz, 1H) 4.49 (dd, J=7.04, 1.96Hz, 4H) 7.25-7.40 (m, 1H) 7.
88 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.72-9.04 (m, 2H
) 10.86-11.02 (m, 1H)LCMS(m/z)(M+H)=502.4、Rt=0.66分
。
【1189】
実施例624:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−エト
キシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イ
ソニコチンアミドの合成
【1190】
【化761】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の(R)−4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メ
チル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)フェニル)イソニコチンアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M、3当量)および
PdCl
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.058M)を、マイクロ波中1
20℃で15分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した。有機相をブ
ラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製材料を分取逆
相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、(R)−2−(2−シアノプ
ロパン−2−イル)−N−(3−(6−エトキシ−5−(3−メチルモルホリノ)ピリダ
ジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率13
%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.31 (br. s., 3H) 1.43 (t, J=6.85Hz,
4H) 1.75 (s, 8H) 2.05 (s, 2H) 2.26 (s, 3H) 3.50-3.63 (m, 3H) 3.68 (s, 2H) 3.83-4
.02 (m, 1H) 4.38-4.56 (m, 2H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.76-7.92 (m, 3H) 7.99 (s,
1H) 8.81 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.55-10.83 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=5
01.2、Rt=0.76分。
【1191】
実施例625:N−(5−(5−(2−(1H−イミダゾール−2−イル)モルホリノ)
−6−エトキシピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミドの合成
【1192】
【化762】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)、2−(1H−イミダゾ
ール−2−イル)モルホリン(1.0当量)およびヒューニッヒ塩基(3.0当量)の混
合物(0.182M)を、室温で1時間撹拌した。数滴の水を添加して溶液が得られ、こ
れを分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、4−(3,6−ジ
クロロピリダジン−4−イル)−2−(1H−イミダゾール−2−イル)モルホリンをT
FA塩として収率50%で単離した。LC/MS(m/z)=299.9(MH
+)、R
t=0.37分。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロ−3−エトキシピリダジン−4−イル)−2−(1H−イ
ミダゾール−2−イル)モルホリン(1.0当量)、N−(6−メチル−5−(4,4,
5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M、3
当量)およびPdCl
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.203M)を、マ
イクロ波中120℃で30分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配した
。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、粗製
材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(5−(5
−(2−(1H−イミダゾール−2−イル)モルホリノ)−6−エトキシピリダジン−3
−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
をTFA塩として収率9.3%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (t, J=
7.24Hz, 16H) 1.43 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.97 (s, 9H) 2.76 (s, 1H) 3.12-3.48 (m, 4H)
4.01 (q,J=7.04Hz, 10H) 4.56 (dd, J=7.04, 3.52Hz, 2H) 5.13 (dd, J=9.98, 2.54Hz, 1
H) 7.28 (s, 1H) 7.68 (s, 2H) 7.75-7.87 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.22-8.34
(m, 3H) 8.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.80 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=55
4.2、Rt=0.61分。
【1193】
実施例626:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドの合成
【1194】
【化763】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−
3−アミン(1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチ
ルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0当量)および4−(ブロモメチル)−3−
(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を、室温のDMFに溶解した(0.10
6M)。LCMSにより、反応をモニターした。約1時間後、反応混合物を分取逆相HP
LCによって精製して、4−(クロロメチル)−N−(5−(6−エトキシ−5−モルホ
リノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドを収率62%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=536.1、
Rt=0.80分。
ステップ2:
4−(クロロメチル)−N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−
イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(
1.0当量)を、メタノール中2Mアンモニアに溶解した(0.08M)。室温で終夜撹
拌した後、反応混合物を濃縮し、分取逆相HPLCによって精製して、N−(5−(6−
エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−
4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率24
%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.34-1.50 (m, 7H) 2.29 (s, 7H) 3.62-3.78
(m, 9H) 3.86 (s, 4H) 4.46-4.62 (m, 5H) 7.04 (s, 2H) 7.87-8.01 (m, 2H) 8.16-8.33
(m, 6H) 8.85-8.92 (m, 2H) 10.44-10.97 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=53
1.2、Rt=0.54分。
【1195】
実施例627:N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミドの合成
【1196】
【化764】
[この文献は図面を表示できません]
5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−
3−アミン(1.0当量)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチ
ルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0当量)および4−ホルミル−3−(トリフ
ルオロメチル)安息香酸(1.0当量)を、室温のDMFに溶解した(0.02M)。L
CMSにより、反応をモニターした。約1時間後、反応混合物を、分取逆相HPLCによ
って精製して、N−(5−(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6
−メチルピリジン−3−イル)−4−ホルミル−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ドを得た。LCMS(m/z)(M+H)=516.2、Rt=0.72分。その後、生
成物をMeOHに溶解し、室温の過剰の水素化ホウ素ナトリウムで処理した。発泡が終了
した時に、反応混合物を分取逆相HPLCによって精製して、N−(5−(6−エトキシ
−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−4−(ヒ
ドロキシメチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを2ステップにわたって収
率13%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43 (s, 3H) 2.05 (s, 8H) 3.74 (br.
s., 9H) 4.44-4.59 (m, 2H) 4.69-4.81 (m, 2H) 7.34 (s, 1H) 7.97 (d, J=8.22Hz, 1H)
8.23-8.40 (m, 3H) 8.95 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.63-10.94 (m, 1H).LCMS(m/z)
(M+H)=518.1、Rt=0.65分。
【1197】
実施例628:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(5−モル
ホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イ
ル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1198】
【化765】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の3,4,6−トリクロロピリダジン(1.0当量)(1.3M)を含有す
るフラスコに、モルホリン(2.3当量)を添加し、反応混合物を室温で60分間撹拌し
た。沈殿物が現れ、これを濾過により取り出した。回収した固体を水中に懸濁させ、数分
間撹拌して塩を除去した。濾過した後、固体を真空下で乾燥させて、4−(3,6−ジク
ロロピリダジン−4−イル)モルホリンを収率86%で得、これを次のステップにおいて
そのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=234/236、Rt=0.57分
。
ステップ2:
NaH(2.0当量)を、0℃のTHF中のテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール
(1.7当量)および4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)の溶液(0.3M)に添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を
水でクエンチし、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。粗製物をDCMに溶解し、シリカゲルに吸着させた。固体をカー
トリッジ内に装填し、ヘプタン中0〜40%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で
精製した。所望の4−(6−クロロ−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)
オキシ)ピリダジン−4−イル)モルホリンを収率75%で得た。LCMS(m/z)(
M+H)=300、Rt=0.54分。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロ−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキ
シ)ピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4
,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−ア
ミン(1.0当量)の溶液(0.11M)に、Na
2CO
3(2M、3.0当量)を添加
し、系を窒素でフラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.0
5当量)を反応混合物に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュした。反応混合物を浴中
120℃で4時間加熱した。粗製物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、
Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、DCM〜DCM中5%MeOH
を使用してシリカゲルカラムで精製して、6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3
−アミンを収率40%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=372、Rt=0.37
分。
ステップ4:
DIEA(3.0当量)を、DMF中の6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3
−アミン(1.0当量)、2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチン酸(1.0当
量)およびHATU(1.0当量)の溶液(0.05M)に添加し、混合物を室温で終夜
撹拌した。反応混合物を水で処理し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、2−(1
,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル
)イソニコチンアミドをTFA塩として収率39%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δp
pm 1.70-1.86 (m, 2H) 2.04 (t, J=19.17Hz, 5H) 5.40 (br. s., 1H) 7.32 (br. s., 1H)
8.04 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.33 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.79-8.97 (m, 2H) 10
.90-11.07 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=541、Rt=0.63分。
【1199】
実施例629:N−(6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−4−(ト
リフルオロメチル)ピコリンアミド
【1200】
【化766】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (dtd, J=12.57, 8.29, 8.29, 3.72Hz, 2H) 1.98-2.
12 (m, 2H) 3.68-3.82 (m, 8H) 5.37 (dt, J=7.53, 3.86Hz, 1H) 7.25 (s, 1H) 8.07 (d,
J=4.70Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.92-9.12 (m, 2H) 11.06-11.31
(m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=545、Rt=0.69分。
実施例630:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(5
−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−
3−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1201】
【化767】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70-1.89 (m, 9H) 1.97-2.18 (m, 2H) 5.41 (br. s., 1
H) 7.17-7.41 (m, 1H) 8.17-8.38 (m, 2H) 8.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.65 (d, J=1.96Hz,
1H) 11.11 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=537,Rt=0.63分.
実施例631:N−(6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−6−(ト
リフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1202】
【化768】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71-1.88 (m, 2H) 2.01-2.18 (m, 2H) 3.60 (ddd, J=1
1.44, 8.12, 3.13Hz, 3H) 3.55-3.64 (m, 1H) 5.41 (dt, J=7.53, 3.86Hz, 1H) 7.39 (s,
1H) 8.35 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.71 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.94 (
d, J=1.57Hz, 1H) 11.14-11.39 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=546,R
t=0.60分.
実施例632:N−(6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−2−(メ
チルスルホニル)イソニコチンアミド
【1203】
【化769】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.67-1.83 (m, 2H) 1.98-2.12 (m, 2H) 3.30 (s, 3H) 5.
29-5.42 (m, 1H) 7.29 (br. s., 1H) 8.18 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.29 (d, J=1.96H
z, 1H) 8.50 (s, 1H) 8.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 11.09 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=555,Rt=0.52分.
実施例633:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(5−
モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3
−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1204】
【化770】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=544,Rt=0.62分.
実施例634:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(
5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン
−3−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1205】
【化771】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.47 (s, 6H) 1.67-1.91 (m, 2H) 2.01-2.18 (m, 2H) 3.
47-3.67 (m, 2H) 4.39 (br. s., 1H) 5.23-5.45 (m, 1H) 7.41 (s, 1H) 7.73 (dd, J=4.8
9, 1.37Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.95 (
d, J=2.35Hz, 1H) 10.96 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=535,Rt=0
.48分.
実施例635:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(5−
モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3
−イル)ピリジン−3−イル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1206】
【化772】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.74-1.89 (m, 10H) 2.06-2.17 (m, 2H) 3.60 (ddd, J=
11.35, 8.22, 3.13Hz, 7H) 3.73-3.80 (m, 5H) 3.80-3.89 (m, 2H) 5.45 (br. s., 1H) 7
.26 (br. s., 1H) 8.28 (s, 1H) 8.33 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.91 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.67
(d, J=1.96Hz, 1H) 11.00-11.20 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=555,
Rt=0.49分.
実施例636:N−(6−メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)オキシ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【1207】
【化773】
[この文献は図面を表示できません]
THF中の4−(6−クロロ−3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキ
シ)ピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)、N−(6−メチル−5−(4,
4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−
イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、Na
2CO
3(2M
、3当量)およびPdCl
2(dppf)(0.05当量)の混合物(0.214M)を
、マイクロ波中130℃で30分間加熱した。得られた混合物をEtOAcと水とに分配
した。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥させた。濃縮した後、
粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6−
メチル−5−(5−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキ
シ)ピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドをTFA塩として収率12%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70-1.
90 (m, 2H) 2.00-2.20 (m, 2H) 3.33-4.18 (m, 60H) 5.29-5.46 (m, 1H) 7.37 (s, 1H) 7
.76-7.87 (m, 1H) 8.01 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.23-8.42 (m, 3H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 1H)
10.87 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=544.2、Rt=0.76分。
実施例637:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−3−(2−(メチルスルホニル)プ
ロパン−2−イル)ベンズアミド
【1208】
【化774】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.80 (s, 6H) 2.28 (s, 3H) 2.68-2.77 (m, 3H) 3.44-3.
47 (m, 4H) 3.63-3.75 (m, 7H) 6.59 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.56 (t, J=7.83
Hz, 1H) 7.67-7.77 (m, 2H) 7.82 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.07-8.1
7 (m, 1H) 10.30 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=525.3,Rt=0.7
8分.
実施例638:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フ
ェニル)イソニコチンアミド
【1209】
【化775】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.47 (s, 6H) 2.25-2.34 (m, 3H) 3.43-3.48 (m, 4H) 3.
67 (s, 3H) 3.70 (d, J=3.91Hz, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.28 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.65-7.81
(m, 3H) 8.15 (s, 1H) 8.67 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=464.2,Rt=0.66分.
実施例639:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾー
ル−2−イル)ベンズアミド
【1210】
【化776】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26-2.31 (m, 3H) 3.41-3.52 (m, 4H) 3.63-3.76 (m, 7
H) 6.60 (s, 1H) 7.28 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.69-7.83 (m, 3H) 8.21 (t, J=6.85Hz, 2H)
8.60 (s, 1H) 9.41 (s, 1H) 10.52 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.
3,Rt=0.77分.
実施例640:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニ
ル)イソニコチンアミド
【1211】
【化777】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.40-3.52 (m, 4H) 3.62-3.
76 (m, 7H) 6.59 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67-7.77 (m, 2H) 7.81-7.91 (m, 1
H) 8.00 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=473.2,Rt=0.81分.
実施例641:1−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−6−オキソ−5−(ト
リフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1212】
【化778】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.29 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.28 (s, 3H) 3.43-3.47 (m, 4
H) 3.65-3.72 (m, 7H) 4.06 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.58 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.61Hz, 1H)
7.63 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.69 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 8.46 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.80
(d, J=2.35Hz, 1H) 10.16 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=518.1,R
t=0.87分.
実施例642:2−エチル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1213】
【化779】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (t, J=7.63Hz, 3H) 2.29 (s, 3H) 2.86 (d, J=7.83
Hz, 2H) 3.44-3.47 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.71 (m, 6H) 6.55-6.63 (m, 1H) 7.23-
7.35 (m, 1H) 7.68-7.76 (m, 3H) 7.80 (s, 1H) 8.69 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.49 (s, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=434.2,Rt=0.61分.
実施例643:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル
)イソニコチンアミド
【1214】
【化780】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.24-2.42 (m, 5H) 3.43-3.51
(m, 4H) 3.62-3.77 (m, 7H) 6.59 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67-7.83 (m, 2H)
8.01 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.87 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.64 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=484.1,Rt=0.93分.
実施例644:6−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)ピリダジン−4
−カルボキサミド
【1215】
【化781】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.18 (m, 4H) 2.29 (s, 3H) 2.32-2.39 (m, 1H) 3.
46 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.67 (s, 7H) 6.58 (s, 1H) 7.19-7.37 (m, 1H) 7.63-7.79 (m, 2
H) 7.88 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.37 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.57-10.67 (m, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=447.2,Rt=0.71分.
実施例645:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジ
ン−3−イル)イソニコチンアミド
【1216】
【化782】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76 (s, 6H) 2.54 (s, 3H) 3.39-3.53 (m, 4H) 3.65-3.
75 (m, 7H) 6.71 (s, 1H) 7.81-7.92 (m, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.22 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.
83 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.94 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.90 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=474.2,Rt=0.67分.
実施例646:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニ
ル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1217】
【化783】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76-1.88 (s, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.41-3.48 (m, 4H) 3.
67 (s, 3H) 3.68-3.73 (m, 5H) 6.59 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.66-7.78 (m,
2H) 8.29 (d, J=1.57Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.76 (s, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=474.1,Rt=0.81分.
実施例647:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダ
ジン−4−カルボキサミド
【1218】
【化784】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.30 (s, 3H) 3.46 (d, J=3.13Hz, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.
69 (d, J=3.52Hz, 4H) 6.56-6.61 (m, 1H) 7.27-7.35 (m, 1H) 7.56-7.66 (m, 2H) 7.7
0-7.78 (m, 1H) 8.68 (d, J=1.56Hz, 1H) 9.91 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.88 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=475.0,Rt=0.80分.
実施例648:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−2−(オキセタン−3−イル)イソ
ニコチンアミド
【1219】
【化785】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.43-3.49 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.
73 (m, 4H) 4.49 (q, J=7.73Hz, 1H) 4.82 (t, J=6.26Hz, 2H) 4.92 (dd, J=8.41, 5.6
7Hz, 2H) 6.58 (s, 1H) 7.28 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.65-7.77 (m, 3H) 7.80 (s, 1H) 8.
78 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.49 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=462.1,
Rt=0.66分.
実施例649:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェ
ニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1220】
【化786】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.25 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.11 (d, J=8.22
Hz, 4H) 3.20 (d, J=6.26Hz, 2H) 3.42-3.48 (m, 4H) 3.60 (d, J=5.87Hz, 2H) 3.67 (
s, 3H) 3.68-3.74 (m, 4H) 4.10 (d, J=8.61Hz, 2H) 6.58 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz,
1H) 7.50 (s, 1H) 7.70 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74 (m, 3H) 10.39 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=585.2,Rt=0.75分.
実施例650:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコ
チンアミド
【1221】
【化787】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 2.31 (m, 1H) 3.42-3.49 (m, 4H) 3.67 (
s, 3H) 3.68-3.74 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.76 (m, 2H) 8.05
(d, J=5.09Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.65 (s, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=456.0,Rt=0.74分.
実施例651:N−(6−メチル−5−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【1222】
【化788】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.40-3.54 (m, 4H) 3.62-3.77 (m, 7H) 6.
72 (s, 1H) 7.75-7.87 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.25-8.31 (m, 2H) 8.33 (s
, 1H) 8.99 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.84 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=47
4.3,Rt=0.71分.
実施例652:3−(シアノメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モル
ホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)ベンズアミド
【1223】
【化789】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.43-3.49 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.
75 (m, 4H) 4.13 (s, 2H) 6.58 (s, 1H) 7.26 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.52-7.58 (m, 2H)
7.70-7.78 (m, 2H) 7.85-7.95 (m, 2H) 10.32 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=444.3,Rt=0.76分.
実施例653:4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−
ジヒドロピリダジン−3−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズ
アミド
【1224】
【化790】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.34 (s, 3H) 3.43 (br. s., 4H) 3.64 (m 7H) 6.62 (s,
1H) 7.32-7.46 (m, 2H) 7.48-7.59 (m, 1H) 7.89 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.92 (s, 1H) 8.0
0 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 10.46 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
473.2,Rt=0.99分.
実施例654:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミド
【1225】
【化791】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.39-3.49 (m
, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.72 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.29 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.68-7.
78 (m, 2H) 7.81 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.01 (s, 1H) 8.74 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.
57 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=466.1,Rt=0.86分.
実施例655:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)ベンズア
ミド
【1226】
【化792】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.23-2.33 (m, 3H) 3.37-3.52 (m, 4H) 3.61-3.77 (m, 7
H) 6.59 (s, 1H) 6.95-7.32 (m, 2H) 7.60-7.71 (m, 1H) 7.71-7.80 (m, 2H) 8.07-8.18
(m, 2H) 10.41 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=455.0,Rt=0.86
分.
実施例656:2−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンア
ミド
【1227】
【化793】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.91-1.07 (m, 4H) 2.20 (m, 1H) 2.28 (s, 3H) 3.36-3.
51 (m, 4H) 3.68-3.73 (m, 7H) 6.58 (s, 1H) 7.25-7.30 (m, 1H) 7.47-7.55 (m, 1H) 7.
59 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.68-7.79 (m, 2H) 8.57 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.46 (s, 1
H). LCMS(m/z)(M+H)=466.0,Rt=0.67分.
実施例657:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)
イソニコチンアミド
【1228】
【化794】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.40-3.48 (m,
4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.72 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.29(d, J=8.22Hz, 1H) 7.70-7.78
(m, 2H) 8.02 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.86 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.65 (s, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=470.1,Rt=0.87分.
実施例658:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニ
コチンアミド
【1229】
【化795】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.43-3.52 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.
76 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69-7.79 (m, 2H) 8.18 (d, J=4.30
Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.98 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.69 (s, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=474.2,Rt=0.93分.
実施例659:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)
イソニコチンアミド
【1230】
【化796】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.69-1.77 (m, 2H) 1.84-1.90 (m, 2H) 2.29 (s, 3H) 3.
38-3.50 (m, 4H) 3.67 (s, 3H) 3.68-3.72 (m, 4H) 6.59 (s, 1H) 7.29 (d, J=9.00Hz, 1
H) 7.67-7.76 (m, 2H) 7.78 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.92 (s, 1H) 8.69 (d, J=5.09H
z, 1H) 10.58 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=471.1,Rt=0.84
分.
実施例660:2−イソプロピル−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリ
ノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【1231】
【化797】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <D2O>)δppm 1.24-1.38 (m, 6H) 2.16 (s, 3H) 3.23-3.32 (m, 4H) 3.3
3 (m, 1H) 3.65 (s, 3H) 3.72-3.80 (m, 4H) 6.67 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.3
9-7.49 (m, 2H) 8.07 (dd, J=6.06, 1.37Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.66 (d, J=6.26Hz, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=448.1,Rt=0.65分.
実施例661:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)
−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1232】
【化798】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 2.77 (d, J=3.13Hz, 6H) 3.43-3.47 (m, 4
H) 3.64-3.76 (m, 7H) 4.46 (d, J=3.91Hz, 2H) 6.59 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.70 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.36 (s, 1H) 8
.45 (s, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=530.3,Rt=0.
69分.
(S)-6-クロロ-2-メチル-4-(3-メチルモルホリノ)ピリダジン-3(2H)-オン
【1233】
【化799】
[この文献は図面を表示できません]
NMP中の4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.
0当量)、(S)−3−メチルモルホリン(1当量)および炭酸カリウム(6当量)の混
合物(0.15M)を、油浴中115℃で18時間加熱した。反応混合物をEtOAcと
水とに分配した。有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮した後
、得られた(S)−6−クロロ−2−メチル−4−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン
−3(2H)−オンをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。LCMS
(m/z)(M+H)=244.0、Rt=0.63分。
実施例662:(S)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−
3−(1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリ
ダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1234】
【化800】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.09 (d, J=6.65Hz, 3H) 1.66 (s, 3H) 1.69-1.76 (m, 3
H) 2.28 (s, 3H) 3.22 (d, J=3.13Hz, 1H) 3.44-3.72 (m, 9H) 6.51 (s, 1H) 7.28 (d, J
=8.22Hz, 1H) 7.67-7.78 (m, 2H) 7.81 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.01 (s, 1H) 8.73 (
d, J=5.09Hz, 1H) 10.56 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=480.2,Rt
=0.86分.
実施例663:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダ
ジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1235】
【化801】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.09 (d, J=6.65Hz, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.28 (s, 3H) 3.
17-3.28 (m, 1H) 3.47-3.63 (m, 4H) 3.66 (m, 3H) 3.68-3.72 (m, 1H) 3.85 (d, J=10.5
6Hz, 2H) 6.51 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.70 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74 (dd, J=
8.22, 1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.00 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz,
1H) 10.55 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=487.2,Rt=0.85分.
実施例664:(S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン
−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1236】
【化802】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.22 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.16 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.37
-2.44 (m, 3H) 3.30-3.40 (m, 1H) 3.64-3.86 (m, 8H) 3.98 (d, J=12.13Hz, 1H) 6.64 (
s, 1H) 7.36-7.48 (m, 1H) 7.79-7.94 (m, 2H) 8.15 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8
.99 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.77 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.2,
Rt=0.87分.
6-クロロ-4-(2,2-ジメチルモルホリノ)-2-メチルピリダジン-3(2H)-オン
【1237】
【化803】
[この文献は図面を表示できません]
6−クロロ−4−(2,2−ジメチルモルホリノ)−2−メチルピリダジン−3(2H)
−オンは、(S)−6−クロロ−2−メチル−4−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン
−3(2H)−オンと同じ方法を使用して合成した。LCMS(m/z)(M+H)=2
58.0,Rt=0.69分.
実施例665:N−(3−(5−(2,2−ジメチルモルホリノ)−1−メチル−6−オ
キソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−フ
ルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1238】
【化804】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (s, 6H) 1.66 (s, 3H) 1.69-1.76 (m, 3H) 2.28 (s
, 3H) 3.33-3.41 (m, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.70-3.76 (m, 2H) 6.57 (s, 1H) 7.24-7.32 (m
, 1H) 7.71 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.73 (s, 1H) 7.81 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.01 (s,
1H) 8.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=494
.3,Rt=0.90分.
実施例666:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(5−(2,2−ジ
メチルモルホリノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル
)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1239】
【化805】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (s, 6H) 1.75 (s, 6H) 2.28 (s, 3H) 3.38-3.40 (m
, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.69-3.76 (m, 2H) 6.57 (s, 1H) 7.26-7.33 (m, 1H) 7.69 (d, J=1
.96Hz, 1H) 7.73 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.99 (s,
1H) 8.79 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.55 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=501
.2,Rt=0.89分.
実施例667:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(5−(2,2−ジメチ
ルモルホリノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1240】
【化806】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (s, 6H) 2.03 (s, 3H) 2.28 (s, 3H) 3.37-3.40 (m
, 4H) 3.66 (s, 3H) 3.69-3.76 (m, 2H) 6.57 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.72 (d
, J=1.96Hz, 1H) 7.75 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.02 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H
) 8.86 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.64 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=498.
3,Rt=0.89分.
4-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)-6-クロロ-2-メチルピリダジン-3(
2H)-オン
【1241】
【化807】
[この文献は図面を表示できません]
4−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−6−クロロ
−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンは、(S)−6−クロロ−2−メチル−4−
(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3(2H)−オンと同じ方法を使用して合成した
。LCMS(m/z)(M+H)=255.0,Rt=0.63分.
実施例668:N−(3−(5−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン−8−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1242】
【化808】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.71 (s, 3H) 1.85-1.97 (m, 4H) 2.29 (s
, 3H) 3.48-3.51 (m, 4H) 3.60-3.63 (m, 2H) 3.65 (s, 3H) 6.57 (s, 1H) 7.27 (d, J=8
.61Hz, 1H) 7.70-7.77 (m, 2H) 7.80 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.01 (s, 1H) 8.73 (d,
J=5.09Hz, 1H) 10.55 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=492.1,Rt=
0.87分.
実施例669:N−(3−(5−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン−8−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1243】
【化809】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 1.85-1.98 (m, 4H) 2.26-2.31 (m, 3H) 3.
48-3.54 (m, 4H) 3.58-3.63 (m, 2H) 3.65 (s, 3H) 6.57 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.61Hz, 1
H) 7.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.17Hz
, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.78 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=499.1,Rt=0.86分.
実施例670:N−(3−(5−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン−8−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)−
4−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド
【1244】
【化810】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.95-2.10 (m, 4H) 2.10-2.23 (m, 3H) 2.43 (s, 3H) 3.
58 (d, J=10.96Hz, 4H) 3.70-3.84 (m, 5H) 6.70 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79
-7.94 (m, 2H) 8.15 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.31 (s, 1H) 9.00 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.77 (
s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=496.2,Rt=0.88分.
6-クロロ-4-(3,3-ジメチルモルホリノ)-2-メチルピリダジン-3(2H)-オン
【1245】
【化811】
[この文献は図面を表示できません]
6−クロロ−4−(3,3−ジメチルモルホリノ)−2−メチルピリダジン−3(2H)
−オンは、(S)−6−クロロ−2−メチル−4−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン
−3(2H)−オンと同じ方法を使用して合成した。LCMS(m/z)(M+H)=2
58.0,Rt=0.67分.
実施例671:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(5−(3,3−ジ
メチルモルホリノ)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル
)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1246】
【化812】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.39 (s, 6H) 1.88 (s, 6H) 2.44 (s, 3H) 3.49 (br. s.
, 4H) 3.80 (s, 3H) 3.84 (t, J=4.50Hz, 2H) 6.92 (s, 1H) 7.44 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.
82-7.90 (m, 2H) 7.98 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.92 (d, J=5.09Hz, 1H
) 10.71 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=501.2,Rt=0.88分.
(R)−6−クロロ−2−メチル−4−(3−メチルモルホリノ)ピリダジン−3(2H
)−オンの合成
【1247】
【化813】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.
0当量)の溶液(0.2M)に、ヒューニッヒ塩基(1.0当量)および(R)−3−メ
チルモルホリン(1.0当量)を室温で添加した。反応物を130℃に5時間加熱した。
室温に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗製材料をさらに精製することなく次のステップに使用した。LCMS(m
/z)(M+H)=244.0、Rt=0.63分。
実施例672:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダ
ジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1248】
【化814】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.21 (d, J=7.04Hz, 3H) 1.81 (s, 6H) 2.35 (s, 3H) 3
.34-3.55 (m, 2H) 3.63-3.76 (m, 2H) 3.79 (s, 3H) 3.87 (dd, J=11.35, 2.74Hz, 1H) 3
.94 (d, J=10.56Hz, 1H) 6.62 (s, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 2.3
5Hz, 1H) 7.76 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.81 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.76
(d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=487.2,Rt=0.85分.
実施例673:(R)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−
3−(1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリ
ダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1249】
【化815】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.21 (d, J=7.04Hz, 3H) 1.65-1.79 (m, 6H) 2.35 (s,
3H) 3.36-3.50 (m, 1H) 3.64-3.76 (m, 2H) 3.79 (s, 3H) 3.87 (dd, J=11.54, 2.93Hz,
1H) 3.94 (d, J=13.69Hz, 1H) 6.62 (s, 1H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22
, 2.35Hz, 1H) 7.73-7.85 (m, 2H) 8.06 (s, 1H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=480.2,Rt=0.86分.
実施例674:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−5−(3−メチルモルホリノ)−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン
−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1250】
【化816】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.21 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.03 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.3
5 (s, 3H) 3.40 (dd, J=11.74, 3.52Hz, 1H) 3.47 (br. s., 1H) 3.62-3.76 (m, 2H) 3.7
9 (s, 3H) 3.87 (dd, J=11.35, 3.13Hz, 1H) 3.94 (d, J=10.96Hz, 1H) 6.62 (s, 1H) 7.
31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.77 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.96 (
d, J=4.30Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=484.2,Rt=0.88分.
6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−2−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピ
ラン−4−イル)ピリダジン−3(2H)−オンの合成
【1251】
【化817】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−ブロモ−6−クロロ−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.
0当量)の溶液(0.2M)に、2−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−
4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.0当量)およびP
dCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)、続いて2M Na
2CO
3
(3.0当量)を添加した。反応物を80℃に30分間加熱し、その時点でLC/MSは
完了を示した。溶液を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、濃縮して、6−クロロ−4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−
2−メチルピリダジン−3(2H)−オンを得た。粗製材料をさらに精製することなく次
のステップに使用した。LCMS(m/z)(M+H)=227.0、Rt=0.61分
。
ステップ2:
DME中の6−クロロ−4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−2−メ
チルピリダジン−3(2H)−オン(1.0当量)の溶液(0.15M)に、4−メチル
−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ア
ニリン(1.0当量)およびPdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量
)、続いて2M Na
2CO
3(3.0当量)を添加した。溶液を100℃に3時間加熱
した。室温に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチ
ルで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を真空
下で濃縮して、6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−4−(3,6−ジヒドロ−2
H−ピラン−4−イル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オンを所望の生成物とし
て収率56%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=298.0、Rt=0.49分。
ステップ3:
エタノール中の6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−4−(3,6−ジヒドロ−
2H−ピラン−4−イル)−2−メチルピリダジン−3(2H)−オン(1.0当量)の
脱気溶液(0.06M)に、Pd/C(0.1当量)を添加し、反応物を水素バルーン下
で撹拌した。2時間後、反応物を濾過し、真空下で濃縮乾固した。6−(5−アミノ−2
−メチルフェニル)−2−メチル−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)ピリ
ダジン−3(2H)−オンを所望の生成物として収率78%で得た。LCMS(m/z)
(M+H)=300.1、Rt=0.46分。
実施例675:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−6−オキソ−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,6−ジヒド
ロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1252】
【化818】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.64-1.76 (m, 2H) 1.81 (s, 6H) 1.83-1.91 (m, 2H) 2
.37 (s, 3H) 3.10-3.22 (m, 1H) 3.59 (td, J=11.74, 1.96Hz, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.05 (
dd, J=11.15, 3.72Hz, 2H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.42 (s, 1H) 7.69 (dd, J=8.41, 2
.15Hz, 1H) 7.76-7.83 (m, 2H) 8.07 (s, 1H) 8.76 (d, J=4.70Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=472.2,Rt=0.84分.
実施例676:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−6−オキソ−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,6−ジヒ
ドロピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1253】
【化819】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.61-1.80 (m, 8H) 1.87 (d, J=11.74Hz, 2H) 2.37 (s,
3H) 3.08-3.23 (m, 1H) 3.53-3.65 (m, 2H) 3.85 (s, 3H) 4.05 (dd, J=11.35, 3.91Hz,
2H) 7.33 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.42 (s, 1H) 7.70 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.77-7.86
(m, 2H) 8.10 (s, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
65.2,Rt=0.85分.
6−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3−イル)−2−メチル−4−モルホリノピリ
ダジン−3(2H)−オンの合成
【1254】
【化820】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の6−クロロ−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−3(2H)−オン(
1.0当量)の溶液(0.26M)に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)、
PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.5当量)および2M Na
2CO
3
(7.0当量)を添加した。溶液を120℃に2時間加熱し、その時点でLC/MSは反
応が完了したことを示した。酢酸エチルおよび水で希釈し、水層を分離し、酢酸エチルで
さらに2回抽出した。有機層を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空中で濃縮して
、褐色油状物を得た。残留物を、100%ヘプタン〜50%酢酸エチルおよびヘプタン〜
80%酢酸エチルおよびヘプタンで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによっ
てさらに精製した。純粋な画分を濃縮して、6−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3
−イル)−2−メチル−4−モルホリノピリダジン−3(2H)−オンを褐色残留物とし
て収率99%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=302.0、Rt=0.38分。
実施例677:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリ
ジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1255】
【化821】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.53-1.89 (m, 6H) 2.73 (s, 3H) 3.41-3.61 (m, 4H) 3
.71-3.93 (m, 7H) 6.77 (s, 1H) 7.82 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.55 (d
, J=2.35Hz, 1H) 8.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.19 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=467.2,Rt=0.61分.
実施例678:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−
3−イル)イソニコチンアミド
【1256】
【化822】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.94 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.48 (s, 3H) 3.36-3.46 (m,
4H) 3.67-3.82 (m, 7H) 6.64 (s, 1H) 7.90 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.19 (d,
J=2.35Hz, 1H) 8.68-8.78 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=471.2,R
t=0.61分.
実施例679:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(6−メチル−5−(1−メ
チル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン
−3−イル)イソニコチンアミド
【1257】
【化823】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.22-2.53 (m, 2H) 2.73 (s,
3H) 3.44-3.61 (m, 4H) 3.76-3.98 (m, 7H) 6.76 (s, 1H) 8.01 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.22
(s, 1H) 8.53 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.17 (d, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=485.2,Rt=0.64分.
実施例680:2−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル
)イソニコチンアミド
【1258】
【化824】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.73 (s, 3H) 3.42-3.62 (m, 4H) 3.74-3.92 (m, 7H) 6
.65-7.05 (m, 2H) 8.06 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.53 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.88
(d, J=5.09Hz, 1H) 9.18 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=457
.1,Rt=0.56分.
実施例681:3−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(1−メチル−5−
モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル
)ベンズアミド
【1259】
【化825】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.74 (s, 3H) 3.46-3.61 (m, 4H) 3.76-3.88 (m, 7H) 6
.66-7.11 (m, 2H) 7.58-7.76 (m, 1H) 7.82 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.08-8.27 (m, 2H) 8.56
(d, J=2.35Hz, 1H) 9.21 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=456
.2,Rt=0.64分.
実施例682:2−シクロプロピル−N−(6−メチル−5−(1−メチル−5−モルホ
リノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)イソ
ニコチンアミド
【1260】
【化826】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.02-1.37 (m, 4H) 2.08-2.38 (m, 1H) 2.74 (s, 3H) 3
.49-3.61 (m, 4H) 3.75-3.95 (m, 7H) 6.77 (s, 1H) 7.71-7.94 (m, 2H) 8.47-8.73 (m,
2H) 9.20 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=447.2,Rt=0
.48分.
実施例683:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(6−メチル−5−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)ピリジン−
3−イル)イソニコチンアミド
【1261】
【化827】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71-1.98 (m, 4H) 2.57 (s, 3H) 3.43-3.62 (m, 4H) 3
.74-3.96 (m, 8H) 6.73 (s, 1H) 7.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.27 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 8.66 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.83 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=472.2,Rt=0.60分.
4−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3−イル)−2−モルホリノベンゾニトリルの
合成
【1262】
【化828】
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ステップ1:
アセトニトリル中の4−ブロモ−2−フルオロベンゾニトリル(1.00当量)の0.
5M溶液を、モルホリン(1.10当量)およびDIEA(2.00当量)で処理した。
混合物を90℃で4時間撹拌した。冷却した反応混合物を4容量の水で希釈した。沈殿物
を真空濾過により収集し、空気乾燥して、4−ブロモ−2−モルホリノベンゾニトリルを
桃色固体として収率82%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=266.9/268
.9、Rt=0.90分。
ステップ2:
DME中の4−ブロモ−2−モルホリノベンゾニトリル(1.00当量)の0.15M
溶液に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.40当量)、PdCl2(dppf).C
H2Cl2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を
添加した。反応混合物をマイクロ波中120℃で10分間照射に供した。冷却した反応混
合物を2:1 DCM:MeOHで希釈し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルでのフ
ラッシュクロマトグラフィー(0〜15%メタノールを伴う酢酸エチルの勾配)によって
精製して、4−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3−イル)−2−モルホリノベンゾ
ニトリルを黄褐色固体として収率87.0%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=2
95.1、Rt=0.52分。
【1263】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、実施例171の調製について記載
した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例684:N−(5−(4−シアノ−3−モルホリノフェニル)−6−メチルピリジ
ン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1264】
【化829】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.62 (s, 3H) 3.30 (d, J=4.60Hz, 4H) 3.88-3.94 (m,
4H) 7.19-7.27 (m, 2H) 7.76-7.86 (m, 2H) 7.97 (d, J=7.87Hz, 1H) 8.29 (d, J=7.82Hz
, 1H) 8.35 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.40Hz, 1H) 9.23 (d, J=2.40Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=467.1,Rt=0.77分.
実施例685:N−(5−(4−シアノ−3−モルホリノフェニル)−6−メチルピリジ
ン−3−イル)−3−((ジメチルアミノ)メチル)−5−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド
【1265】
【化830】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.57 (s, 3H) 2.95 (s, 6H) 3.26-3.31 (m, 4H) 3.84-3
.97 (m, 4H) 4.54 (s, 2H) 7.16-7.25 (m, 2H) 7.81 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8
.31 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.45 (s, 1H) 8.51 (s, 1H) 9.08 (d, J=2.35Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=524.2,Rt=0.63分.
実施例686:N−(5−(4−シアノ−3−モルホリノフェニル)−6−メチルピリジ
ン−3−イル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1266】
【化831】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.63 (s, 3H) 3.23-3.31 (m,
5H) 3.86-3.96 (m, 4H) 7.22 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.25 (s, 1H) 7.83 (d, J=7.83Hz, 1H)
7.92 (dd, J=5.28, 1.37Hz, 1H) 8.03 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.
09Hz, 1H) 9.23 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=442.2,R
t=0.59分.
実施例687:N−(6−メチル−5−(4−(メチルスルホニル)−3−モルホリノフ
ェニル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1267】
【化832】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DCM中の(4−ブロモ−2−ニトロフェニル)(メチル)スルファン(1.0当量)
およびmCPBA(3.0当量)の溶液(0.13M)を、室温で終夜撹拌した。反応混
合物を1N NaOH溶液とEtOAcとに分配した。有機層を単離し、1N NaOH
溶液で2回洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製の4−ブロモ−1−
(メチルスルホニル)−2−ニトロベンゼンを次のステップにおいてそのまま使用する。
ステップ2:
モルホリン(3.0当量)を、DME(容量:15mL)中の4−ブロモ−1−(メチ
ルスルホニル)−2−ニトロベンゼン(1.0当量)の溶液に添加し、反応混合物を室温
で終夜撹拌した。粗製物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、ヘプタン〜ヘプタン中100%EtOAcを使用してシ
リカゲルカラム上で精製して、4−(5−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル)
モルホリンを収率8.7%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=321、Rt=0.
75分。
ステップ3:
PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を、DME中の4−(5
−ブロモ−2−(メチルスルホニル)フェニル)モルホリン(1.0当量)、N−(6−
メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イ
ル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)お
よび2M Na
2CO
3溶液(3.0当量)の溶液(0.08)に添加し、系を窒素でフ
ラッシュした。バイアルを密封し、混合物をマイクロ波中120℃で20分間照射に供し
た。溶媒を真空下で除去し、残留物をEtOAC/H
2Oに分配した。有機層を単離し、
水層をEtOAcで2回逆抽出した。合わせた有機物をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し
、濃縮した。残留物をDMSOに溶かし、HPLCによって精製して、N−(6−メチル
−5−(4−(メチルスルホニル)−3−モルホリノフェニル)ピリジン−3−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率22%で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=520、Rt=0.76分。
実施例691:N−(3−(4−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ
ン−8−イル)−1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−2−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド
【1268】
【化833】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.92 (br. s., 4H) 2.03 (s, 3H) 2.12 (s, 3H) 2.99 (s
, 3H) 3.42 (d, J=10.96Hz, 2H) 3.59-3.63 (m, 2H) 4.23 (br. s., 2H) 5.62 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 6.00 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.68 (d, J=1.56Hz, 1H) 7.
79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.01 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.87 (d, J=4.70H
z, 1H) 10.70 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=495.3,Rt=0.79
分.
4−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−6−クロロ
−1−メチルピリジン−2(1H)−オンの合成
【1269】
【化834】
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DMF中の4−ブロモ−6−クロロ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(1.0
当量)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(1.3当量)およびD
IEA(2.5当量)の溶液(2.8M)を、110℃に18時間加熱した。反応混合物
をEtOAcと水とに分配し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させた。濃縮した
後、粗生成物を順相クロマトグラフィーによって精製して、4−(3−オキサ−8−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−イル)−6−クロロ−1−メチルピリジン−2(
1H)−オンを収率14%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=255.1、Rt=
0.52分。
【1270】
実施例694:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドの合成
【1271】
【化835】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.14M)に、THF中2Mエチルアミン溶液(2.0
当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチ
ルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して
、4−クロロ−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミンを定量的収率で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=243/245、Rt=0.5分。
ステップ2:
DME中の4−クロロ−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0
当量)の溶液(0.6M)に、4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1当量)、PdCl2(dppf)−
DCM付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を添加し
、反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。LC/MSは、反応が完了してい
ないことを示し、油浴中100℃で3時間加熱した。この時点で、反応は完了した。室温
に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を真空下で濃縮して、4−(5−アミノ
−2−メチルフェニル)−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミンを所望の
生成物として収率84%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=314.2、Rt=0
.48分。
ステップ3:
DMF中の2−(トリフルオロメチル)イソニコチン酸(1当量)の溶液(0.04M
)に、EDC(1当量)およびHOBT(1当量)、続いて4−(5−アミノ−2−メチ
ルフェニル)−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0当量)を添
加し、反応混合物を周囲温度で16時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配
し、分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。濃縮した粗製物を
DMSOに溶解し、HPLCフィルターに通して濾過し、自動分取逆相HPLCによって
精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチンアミドを得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.69 (br. s., 8H) 6.50-6.
62 (m, 1H) 7.36-7.46 (m, 1H) 7.62-7.72 (m, 1H) 7.74- 7.82 (m, 1H) 7.84-7.93 (m,
1H) 8.11-8.22 (m, 1H) 8.32-8.43 (m, 1H) 8.90-9.04 (m, 1H) 10.82-10.90 (m, 1H)L
CMS(m/z)(M+H)=487.3、Rt=0.7分。
実施例695:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【1272】
【化836】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.35-3.46 (m, 4H) 3.57-3.
79 (m, 5H) 3.86-4.01 (m, 1H) 6.51-6.65 (m, 1H)7.29-7.40 (m, 1H) 7.48-7.64 (m, 3H
) 7.73-7.82 (m, 1H) 7.90-8.00 (m, 3H) 10.32-10.44 (m, 1H) LCMS(m/z)(M
+H)=418.2,Rt=0.72分.
実施例696:2−(tert−ブチル)−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1273】
【化837】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.12-1.20 (m, 3H) 1.35 (s, 9H) 2.23-2.33 (m, 3H) 3.
27-3.45 (m, 2H) 3.72-3.80 (m, 5H) 3.81-4.06 (m,3H) 6.49-6.65 (m, 1H) 7.35-7.45 (
m, 1H) 7.60-7.69 (m, 1H) 7.76-7.91 (m, 3H) 8.65-8.78 (m, 1H) 10.57-10.66 (m, 1H)
, LCMS(m/z)(M+H)=475.4,Rt=0.64分.
実施例697:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(エチルアミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1274】
【化838】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 3H) 2.04 (s, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.63-4.04 (m
, 8H) 6.47-6.62 (m, 1H) 7.34-7.48 (m, 1H) 7.54 -7.65 (m, 1H) 7.72-7.84 (m, 1H) 7
.86-7.91 (m, 1H) 7.98-8.05 (m, 1H) 8.13-8.24 (m, 1H) 8.82-8.92 (m, 1H) 10.73-10.
85 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=483.3,Rt=0.75分.
実施例698:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【1275】
【化839】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.03-1.23 (m, 3H) 2.29 (s, 3H) 3.64-3.97 (m, 7H) 6.
96-7.02 (m, 1H) 7.10-7.17 (m, 1H) 7.23-7.30 (m, 1H) 7.34-7.43 (m, 1H) 7.64-7.73
(m, 1H) 7.75-7.81 (m, 2H) 7.87-7.96 (m, 1H) 8.06-8.21 (m, 2H) 10.48-10.63 (m, 1H
), LCMS(m/z)(M+H)=468.3,Rt=0.77分.
実施例699:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンズ
アミド
【1276】
【化840】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.41-3.48 (m, 1
H) 3.49-3.57 (m, 1H) 3.59-3.78 (m, 5H) 3.80-4.03(m, 1H) 6.53-6.64 (m, 1H) 7.33-7
.44 (m, 1H) 7.73-7.85 (m, 2H) 7.89-7.99 (m, 1H) 8.15-8.27 (m, 2H) 8.56-8.64 (m,
1H) 9.36-9.47 (m, 1H) 10.58-10.71 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=486
.3,Rt=0.69分.
実施例700:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1277】
【化841】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.19 (m, 3H) 1.27 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.29 (s, 3
H) 3.04-3.17 (m, 1H) 3.67-3.78 (m, 7H) 3.85-3.97(m, 2H) 6.54-6.61 (m, 1H) 7.33-7
.47 (m, 1H) 7.62-7.80 (m, 3H) 7.86-7.95 (m, 1H) 8.65-8.72 (m, 1H) 10.55-10.64 (m
, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=461.4,Rt=0.58分.
実施例701:3−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(エチルアミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【1278】
【化842】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.03-1.29 (m, 3H) 1.97 (s, 3H) 2.24 (s, 3H) 3.55-3.
72 (m, 6H) 3.79-3.94 (m, 1H) 6.48-6.57 (m, 1H)7.28-7.41 (m, 1H) 7.57-7.67 (m, 1H
) 7.69-7.78 (m, 2H) 7.80-7.91 (m, 1H) 7.97-8.13 (m, 2H) 10.46-10.51 (m, 1H), L
CMS(m/z)(M+H)=482.4,Rt=0.82分.
実施例702:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1279】
【化843】
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1H NMR (400MHz, <dmso>) v ppm 1.15 (s, 3H) 2.30 (s, 4H) 3.62-3.75 (m, 5H) 3.85-3
.99 (m, 1H) 6.50-6.61 (m, 1H) 7.37-7.47 (m, 1H)7.74-7.93 (m, 2H) 8.11-8.25 (m, 1
H) 8.46-8.56 (m, 1H) 8.92-9.05 (m, 1H) 10.88-10.97 (m, 1H), LCMS(m/z)(
M+H)=497.3,Rt=0.6分.
実施例703:1−エチル−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミ
ジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−
1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1280】
【化844】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.04-1.21 (m, 3H) 1.29 (s, 3H) 2.28 (s, 3H) 3.39-3.
44 (m, 2H) 3.61-3.80 (m, 5H) 3.85-3.98 (m, 1H)4.02-4.15 (m, 2H) 6.50-6.65 (m, 1H
) 7.35-7.47 (m, 1H) 7.67-7.84 (m, 2H) 8.41-8.50 (m, 1H) 8.74-8.87 (m, 1H) 10.21-
10.35 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=531.3,Rt=0.74分.
実施例704:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【1281】
【化845】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.00-1.17 (m, 3H) 2.23-2.35 (m, 4H) 3.27-3.27 (m, 5
H) 3.47-3.56 (m, 4H) 3.59-3.69 (m, 4H) 6.00 -6.10 (m, 1H) 7.17-7.27 (m, 1H) 7.66
-7.74 (m, 2H) 7.77-7.85 (m, 1H) 8.07-8.16 (m, 1H) 8.24-8.32 (m, 1H) 8.43-8.52 (m
, 1H) 10.42 -10.51 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=474.3,Rt=0.
89分.
実施例705:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチン
アミド
【1282】
【化846】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d6)δppm 1.19 (t, J=7.09Hz, 3H) 1.49 (s, 6H) 2.32 (s, 4H) 3
.43 (br. s., 3H) 3.73-3.79 (m, 5H) 3.95 (br. s., 3H)6.62 (s, 1H) 6.64-6.65 (m, 1
H) 7.43 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.71 (dd, J=5.04, 1.26Hz, 1H) 7.78-7.86 (m, 1H) 7.93 (
s, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.71 (d,J=5.04Hz, 1H) 10.72 (s, 1H), LCMS(m/z)(M
+H)=477.3,Rt=0.55分.
実施例706:2−(1、1−ジフルオロプロピル)−N−(3−(2−(エチルアミノ
)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1283】
【化847】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.43Hz, 3H) 1.16 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.26-
2.43 (m, 5H) 3.69 (br. s., 9H) 3.83-4.07 (m, 1H)6.46-6.65 (m, 1H) 7.32-7.46 (m,
1H) 7.71-7.85 (m, 1H) 7.85-7.93 (m, 1H) 7.97-8.06 (m, 1H) 8.15 (s, 1H) 8.79-8.96
(m, 1H) 10.71 -10.83 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=497.3,Rt=
0.85分.
実施例707:N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)−2−(オキセタン−3−イル)イソニコチンアミド
【1284】
【化848】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.08-1.23 (m, 3H) 2.24-2.35 (m, 3H) 3.64-3.78 (m, 7
H) 3.86-3.98 (m, 1H) 4.43-4.55 (m, 1H) 4.77 -4.84 (m, 1H) 4.89-4.94 (m, 1H) 6.52
-6.61 (m, 1H) 7.34-7.48 (m, 1H) 7.65-7.81 (m, 3H) 7.86-7.94 (m, 1H) 8.76-8.86 (m
, 1H) 10.59 -10.67 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=475.2,Rt=0.
61分.
実施例708:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(2−(エチルアミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1285】
【化849】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.08-1.21 (m, 3H) 1.68-1.80 (m, 2H) 1.84-1.95 (m, 2
H) 2.30 (s, 3H) 3.62-3.79 (m, 5H) 3.92 (br. s., 1H) 6.51-6.61 (m, 1H) 7.32-7.47
(m, 1H) 7.72-7.80 (m, 2H) 7.86-7.96 (m, 2H) 8.66-8.77 (m, 1H) 10.71-10.77 (m, 1H
), LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.76分.
実施例709:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【1286】
【化850】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.08-1.22 (m, 3H) 1.84 (s, 6H) 2.27-2.34 (m, 3H) 3.
41-3.52 (m, 2H) 3.60-3.79 (m, 6H) 3.83-4.00 (m, 1H) 6.51-6.62 (m, 1H) 7.36-7.48
(m, 1H) 7.72-7.87 (m, 2H) 8.25-8.32 (m, 1H) 9.55-9.68 (m, 1H) 10.86-10.95 (m, 1H
), LCMS(m/z)(M+H)=487.3,Rt=0.7分.
実施例710:3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−
4−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル) フェニル)ベンズアミド
【1287】
【化851】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.05-1.22 (m, 3H) 2.40 (s, 3H) 3.39-3.44 (m, 4H) 3.
64-3.94 (m, 6H) 6.54-6.69 (m, 1H) 7.40-7.49 (m, 1H) 7.54-7.69 (m, 2H) 7.96-8.12
(m, 3H) 8.19-8.25 (m, 1H) 10.51-10.59 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=4
86.3,Rt=0.85分.
実施例711:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(エ
チルアミノ)−6−(3−メチルモルホリノ) ピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)イソニコチンアミド
【1288】
【化852】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 3H) 1.23-1.32 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.30 (s
, 3H) 3.46-3.55 (m, 8H) 6.48-6.58 (m, 1H) 7.37 -7.44 (m, 1H) 7.73-7.90 (m, 3H) 7
.95-8.02 (m, 1H) 8.74-8.86 (m, 1H) 10.69-10.77 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+
H)=500.3,Rt=0.78分.
実施例712:(R)−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−(3−メチルモルホリ
ノ) ピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン
−2−イル)イソニコチンアミド
【1289】
【化853】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 6H) 1.46 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.54-3.78 (m
, 2H) 3.83-4.04 (m, 1H) 6.51-6.60 (m, 1H) 7.31 -7.47 (m, 1H) 7.59-7.70 (m, 1H) 7
.75-7.83 (m, 1H) 7.86-7.94 (m, 1H) 8.06-8.16 (m, 1H) 8.60-8.73 (m, 1H) 10.61-10.
73 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=491.3,Rt=0.62分.
実施例713:(S)−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−(3−メチルモルホリ
ノ) ピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン
−2−イル)イソニコチンアミド
【1290】
【化854】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.20 (m, 3H) 1.23-1.31 (m, 3H) 2.21-2.36 (m, 3
H) 3.55-4.40 (m, 8H) 6.47-6.62 (m, 1H) 7.35 -7.44 (m, 1H) 7.63-7.71 (m, 1H) 7.75
-7.81 (m, 1H) 7.86-7.94 (m, 1H) 8.06-8.16 (m, 1H) 8.62-8.72 (m, 1H) 10.60-10.74
(m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=491.3,Rt=0.62分.
実施例714:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(エ
チルアミノ)−6−(3−メチルモルホリノ) ピリミジン−4−イル)−4−メチルフ
ェニル)イソニコチンアミド
【1291】
【化855】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.19 (m, 3H) 1.21-1.32 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.
23-2.34 (m, 3H) 3.45-3.49 (m, 7H) 6.46-6.61 (m, 1H) 7.36-7.48 (m, 1H) 7.75-7.91
(m, 3H) 7.95-8.03 (m, 1H) 8.75-8.86 (m, 1H) 10.69-10.75 (m, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=500.3,Rt=0.79分.
実施例716:N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1292】
【化856】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−クロロ−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0
当量)の溶液に、N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド(中間体B、1.3当量)、続いてPdCl2(dppf).CH2Cl2付
加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を添加した。反
応物をマイクロ波中120℃で10分間加熱した。LC/MSは、反応の完了を示した。
有機相を濃縮乾固し、DMSOに溶解し、HPLCフィルターに通して濾過し、自動分取
逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(5−(2−(エチル
アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率43%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>
)δppm 1.06-1.24 (m, 3H) 3.29-3.47 (m, 2H) 3.64-3.76 (m, 11H) 6.62-6.75 (m, 1H)
7.63-7.86 (m, 1H) 7.96 -8.04 (m, 1H) 8.23-8.40 (m, 3H) 8.85-8.98 (m, 1H) 10.78-1
0.91 (m, 1H),LCMS(m/z)(M+H)=487.1、Rt=0.73分。
実施例717:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミ
ド
【1293】
【化857】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.01-1.24 (m, 3H) 1.75 (s, 5H) 2.29 (s, 3H) 3.27-3.
45 (m, 2H) 3.64-4.07 (m, 9H) 6.45-6.58 (m, 1H)7.28-7.47 (m, 1H) 7.70-7.93 (m, 3H
) 7.93-8.11 (m, 1H) 8.74-8.84 (m, 1H) 10.65-10.81 (m, 1H), LCMS(m/z)(
M+H)=486.3,Rt=0.7分.
実施例718:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【1294】
【化858】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.01-1.16 (m, 3H) 1.75 (s, 7H) 2.51 (br. s., 3H) 3.
50-3.69 (m, 9H) 6.08-6.20 (m, 1H) 7.82-7.91 (m, 1H) 7.98-8.05 (m, 1H) 8.07-8.18
(m, 1H) 8.74-8.88 (m, 2H) 10.64-10.79 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=4
87.2,Rt=0.65分.
実施例719:−N−(3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドの合成
【1295】
【化859】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−クロロ−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0
当量)の溶液(0.1M)に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.1当量)、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.05当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.
00当量)を添加し、反応混合物を窒素でパージし、100℃に2時間加熱した。室温に
冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
して、4−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3−イル)−N−エチル−6−モルホリ
ノピリミジン−2−アミンを所望の生成物として収率79%で得た。LCMS(m/z)
(M+H)=315.1、Rt=0.4分。
ステップ2:
DMF中の2−(トリフルオロメチル)イソニコチン酸(1当量)の溶液(0.04M
)に、EDC(1当量)およびHOAT(1当量)、続いて4−(5−アミノ−2−メチ
ルピリジン−3−イル)−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0
当量)を添加し、反応混合物を周囲温度で16時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチ
ルとに分配し、分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。濃縮し
た粗製物をDMSOに溶解し、HPLCフィルターに通して濾過し、自動分取逆相HPL
Cによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3−(2−(エチルアミノ)−
6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメ
チル)イソニコチンアミドを得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.24Hz, 1H) 2.50 (br. s., 12H) 3.29-3.55
(m, 1H) 3.71 (br. s., 10H) 3.78 (br. s., 13H) 6.68 (br.s., 1H) 8.22 (d, J=4.70H
z, 1H) 8.30 (br. s., 1H) 8.39 (s, 1H) 8.93 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.04 (d, J=5.09Hz,
1H) 11.07 (s, 1H)LCMS(m/z)(M+H)=488.8、Rt=0.62分。
実施例720:1−エチル−N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミ
ジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−6−オキソ−5−(トリフルオロ
メチル)−1、6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1296】
【化860】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 0.92-1.43 (m, 13H) 3.28-3.51 (m, 3H) 4.07 (s, 5H)
6.54-6.73 (m, 1H) 8.02-8.29 (m, 2H) 8.47 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.68-8.94 (m, 3H) 10.
46-10.63 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=532.3,Rt=0.61分.
実施例721:2−(ジフルオロメチル)−N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1297】
【化861】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.04Hz, 5H) 3.71 (br. s., 8H) 6.42-6.46
(m, 1H) 6.65-7.28 (m, 3H) 8.06-8.07 (m, 1H) 8.08(d, J=4.70Hz, 1H) 8.21 (s, 1H) 8
.31 (s, 1H) 8.93-8.97 (m, 3H) 11.04 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=47
0.4,Rt=0.46分.
実施例722:3−(ジフルオロメチル)−N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1298】
【化862】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.04Hz, 1H) 3.20 (s, 1H) 3.42 (br. s., 1
H) 3.71 (br. s., 3H) 3.88 (br. s., 13H) 4.14 (br. s., 19H)6.69 (s, 3H) 7.03 (s,
1H) 7.17 (s, 2H) 7.31 (s, 1H) 7.71-7.76 (m, 5H) 7.84 (d, J=7.83Hz, 4H) 8.14-8.21
(m, 8H) 8.33 (d, J=1.57Hz, 3H)
8.94 (d, J=2.35Hz, 3H) 10.80 (s, 3H), LCMS(m/z)(M+H)=469.3,
Rt=0.62分.
実施例723:N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド
【1299】
【化863】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 1.18 (t, J=7.04Hz, 1H) 1.49 (s, 2H) 2.54 (s, 1H) 3
.42 (br. s., 2H) 6.69 (s, 1H) 7.73 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.72-7.74 (m, 2H) 7.
72-7.74 (m, 2H) 8.18 (s, 1H) 8.31 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.72 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.94
(d, J=2.35Hz, 1H) 10.92 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=478.8,Rt
=0.47分.
実施例724:2−(tert−ブチル)−N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1300】
【化864】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.04Hz, 1H) 1.38 (s, 3H) 3.21 (d, J=7.04
Hz, 1H) 3.35 (s, 1H) 3.52 (br. s., 1H) 3.59-3.64 (m, 1H) 3.71 (br. s., 2H) 6.69
(s, 4H) 7.69-7.73 (m, 5H) 7.69-7.74 (m, 5H) 7.89 (s, 6H) 8.29 (d, J=1.96Hz, 5H)
8.75 (d, J=4.70Hz, 6H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 5H) 10.87 (s, 5H), LCMS(m/z)
(M+H)=476.4,Rt=0.55分.
実施例725:2−(1、1−ジフルオロエチル)−N−(5−(2−(エチルアミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチ
ンアミド
【1301】
【化865】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.04Hz, 1H) 2.06 (t, J=19.17Hz, 1H) 2.34
-2.69 (m, 3H) 2.48-2.50 (m, 11H) 2.53-2.54 (m, 1H) 3.42 (br. s., 3H) 6.68 (s, 2H
) 8.05 (d, J=4.70Hz, 2H) 8.18-8.35 (m, 4H) 8.89-8.97 (m, 4H) 11.04 (s, 2H), LC
MS(m/z)(M+H)=488.8,Rt=0.62分.
実施例726:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)ベンズ
アミド
【1302】
【化866】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.18 (t, J=7.24Hz, 1H) 1.76 (s, 12H) 3.42 (br. s.,
1H) 6.68 (br. s., 1H) 7.60-7.68 (m, 1H) 7.80 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.98 (d, J=7.83Hz
, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.31 (s, 1H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.71 (s, 2H), LCMS(
m/z)(M+H)=486.5,Rt=0.65分.
実施例727:6−シクロプロピル−N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリ
ノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル) ピリダジン−4−カルボ
キサミド
【1303】
【化867】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.02-1.19 (m, 7H) 2.27-2.37 (m, 1H) 3.32-3.39 (m, 1
H) 3.67-3.74 (m, 6H) 6.52-6.66 (m, 1H) 7.80 -7.94 (m, 1H) 8.15-8.26 (m, 1H) 8.79
-8.88 (m, 1H) 9.30-9.41 (m, 1H) 10.92-11.01 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=461.2,Rt=0.56分.
実施例728:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(5−(2−(エチルアミノ)
−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチ
ンアミド
【1304】
【化868】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.03-1.14 (m, 3H) 1.51-1.59 (m, 3H) 1.70-1.78 (m, 2
H) 1.80-1.94 (m, 2H) 3.51-3.57 (m, 3H) 3.60 -3.70 (m, 3H) 6.07-6.22 (m, 1H) 7.76
-7.85 (m, 1H) 7.92-7.96 (m, 1H) 8.07-8.14 (m, 1H) 8.63-8.72 (m, 1H) 8.79-8.85 (m
, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=485.3,Rt=0.65分.
実施例729:N−(5−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(オキセタン−3−イル)イソニコチンア
ミド
【1305】
【化869】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.02-1.21 (m, 3H) 3.34-3.44 (m, 2H) 3.79-3.94 (m, 8
H) 4.41-4.60 (m, 1H) 4.76-4.88 (m, 2H) 4.88 -4.94 (m, 1H) 6.57-6.71 (m, 1H) 7.68
-7.88 (m, 2H) 8.21-8.35 (m, 1H) 8.76-8.99 (m, 2H) 10.76-10.92 (m, 1H), LCMS
(m/z)(M+H)=476.2,Rt=0.51分.
実施例730:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル) ピリ
ダジン−4−カルボキサミド
【1306】
【化870】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.21 (m, 3H) 1.85 (s, 6H) 3.39-3.40 (m, 9H) 3.
69 (br. s., 4H) 8.20-8.43 (m, 2H) 8.84-8.93 (m, 1H) 9.60-9.70 (m, 1H) 11.04-11.1
6 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=488.2,Rt=0.59分.
実施例731:−3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)
−4−メチル−N−フェニルベンズアミドの合成
【1307】
【化871】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−クロロ−N−エチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(1.0
当量)の溶液(0.6M)に、メチル4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル
−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゾエート(1当量)、PdCl2(d
ppf)−DCM付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量
)を添加し、反応物を油浴中100℃で4時間加熱した。この時点で、反応は完了した。
室温に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を真空下で濃縮して、メチル3−(
2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルベンゾエー
トを所望の生成物として収率75%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=357.1
、Rt=0.65分。
ステップ2:
THF中のメチル3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル
)−4−メチルベンゾエート(1当量)の溶液(0.15M)に、2M水酸化リチウム溶
液を添加し、混合物を室温で16時間撹拌した。LC/MSによって確認した時に、40
%の出発材料が依然として残っていた。反応混合物を70℃で3時間加熱した。反応混合
物を1N HClでpH=2に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。分離した有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミ
ジン−4−イル)−4−メチル安息香酸を収率65%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=343.4、Rt=0.56分。
ステップ3:
DMF中の3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4
−メチル安息香酸(1当量)の溶液(0.01M)に、EDC(1当量)およびHOBT
(1当量)、続いてアニリン(1.0当量)を添加し、反応混合物を周囲温度で16時間
撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮した。濃縮した粗製物をDMSOに溶解し、HPLCフィルター
に通して濾過し、自動分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、
3−(2−(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチル−N
−フェニルベンズアミドを得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.94-1.35 (m, 3H) 2.38-2.41 (m, 3H) 3.31-3.47 (m, 3
H) 3.62-3.81 (m, 10H) 6.54-6.68 (m, 1H) 6.96 -7.18 (m, 1H) 7.27-7.43 (m, 2H) 7.4
9-7.59 (m, 1H) 7.69-7.82 (m, 2H) 7.98-8.16 (m, 2H) 10.20-10.31 (m, 1H)LCMS(
m/z)(M+H)=418.3、Rt=0.7分。
実施例732:N−(3−(2−シアノプロパン−2−イル) フェニル)−3−(2−
(エチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルベンズアミド
【1308】
【化872】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.02-1.22 (m, 3H) 1.68 (s, 6H) 2.34-2.42 (m, 3H) 3.
52-3.59 (m, 3H) 3.67-3.78 (m, 5H) 3.84-4.02 (m, 1H) 6.59-6.69 (m, 1H) 7.18-7.30
(m, 1H) 7.33-7.46 (m, 1H) 7.52-7.62 (m, 1H) 7.79-7.87 (m, 1H) 7.91-7.98 (m, 1H)
8.00-8.15 (m, 2H) 10.33-10.44 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=485.4
,Rt=0.78分.
実施例733:N−(3−(ジフルオロメチル) フェニル)−3−(2−(エチルアミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルベンズアミド
【1309】
【化873】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.16 (s, 3H) 2.40 (s, 3H) 3.38-3.44 (m, 2H) 3.69 (b
r. s., 6H) 3.85-4.02 (m, 2H) 6.56-6.70 (m, 1H) 6.86- 6.93 (m, 1H) 7.00-7.06 (m,
1H) 7.12-7.22 (m, 1H) 7.26-7.36 (m, 1H) 7.42-7.63 (m, 2H) 7.83-7.97 (m, 1H) 8.01
-8.11 (m, 3H) 10.41 -10.50 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=468.3,R
t=0.76分.
2-((4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アミノ)エタノールの合成
【1310】
【化874】
[この文献は図面を表示できません]
1:1 THF:DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン
−4−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液(0.17M)に、エタノールアミン(2
.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16時間撹
拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、濾過し、真空下で濃縮して、2−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−
イル)アミノ)エタノールを収率87%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=259
.1/261、Rt=0.39分。
実施例734:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)イソニコチンアミド
【1311】
【化875】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73 (s, 6H) 2.38 (s, 3H) 3.40 (br. s., 2H) 3.46-3.
54 (m, 2H) 3.56-3.65 (m, 4H) 3.67-3.78 (m, 4H) 6.61- 6.69 (m, 1H) 7.22-7.35 (m,
1H) 7.42-7.49 (m, 2H) 7.57-7.67 (m, 1H) 7.67-7.75 (m, 1H) 7.87-7.95 (m, 1H) 8.73
-8.83 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=502.4,Rt=0.64分.
実施例735:N−(5−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノ
ピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1312】
【化876】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.45-2.46 (m, 3H) 3.37-3.47 (m, 2H) 3.49-3.54 (m, 2
H) 3.58-3.69 (m, 8H) 6.58-6.67 (m, 1H) 7.69 -7.83 (m, 1H) 7.91-8.00 (m, 1H) 8.17
-8.33 (m, 3H) 8.83-8.93 (m, 1H) 10.71-10.85 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=503.3,Rt=0.65分.
実施例736:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン
−3−イル)イソニコチンアミド
【1313】
【化877】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76 (s, 6H) 3.56 (d, J=5.09Hz, 8H) 6.63-6.74 (m, 1
H) 7.79-7.92 (m, 1H) 7.97-8.08 (m, 1H) 8.22-8.41(m, 1H) 8.83-8.99 (m, 2H) 10.88-
11.01 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=503.3,Rt=0.55分.
実施例737:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル
) ピリダジン−4−カルボキサミド
【1314】
【化878】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=503.2,Rt=0.61分.
(S)-1-((4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-2-オールの合成
【1315】
【化879】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、(S)−1−アミノプロパン−2−オー
ル(2.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16
時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、(S)−1−((4−クロロ−6−モルホリノピ
リミジン−2−イル)アミノ)プロパン−2−オールを定量的収率で得た。LCMS(m
/z)(M+H)=273/274.9、Rt=0.44分。
実施例738:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((
2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチ
ルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1316】
【化880】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.00-1.11 (m, 3H) 1.71 (s, 7H) 2.45-2.49 (m, 3H) 3.
15-3.25 (m, 1H) 3.30-3.43 (m, 1H) 3.60-3.68 (m,5H) 3.74-3.84 (m, 4H) 6.58-6.67 (
m, 1H) 7.53-7.63 (m, 1H) 7.79-7.87 (m, 1H) 7.93-8.00 (m, 1H) 8.19-8.28 (m, 1H) 8
.74-8.81 (m, 1H) 8.84-8.89 (m, 1H) 10.88-10.99 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+
H)=517.3,Rt=0.58分.
実施例739:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((
2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチ
ルフェニル)イソニコチンアミド
【1317】
【化881】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.99-1.11 (m, 3H) 1.70 (s, 6H) 2.22-2.31 (m, 3H) 3.
13-3.25 (m, 1H) 3.57-3.93 (m, 10H) 6.49-6.57(m, 1H) 7.32-7.42 (m, 2H) 7.69-7.88
(m, 3H) 7.93-7.99 (m, 1H) 8.73-8.80 (m, 1H) 10.67-10.73 (m, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=516.2,Rt=0.68分.
実施例740:(S)−N−(5−(2−((2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−
モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド
【1318】
【化882】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.04-1.15 (m, 3H) 2.50-2.52 (m, 3H) 3.19-3.30 (m, 1
H) 3.69 (br. s., 6H) 3.75-3.93 (m, 4H) 6.65-6.71(m, 1H) 7.43-7.59 (m, 1H) 7.75-7
.86 (m, 1H) 7.95-8.06 (m, 1H) 8.21-8.38 (m, 3H) 8.89-8.95 (m, 1H) 10.79-10.89 (m
, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=517.2,Rt=0.67分.
(R)−1−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン
−2−オールの合成
【1319】
【化883】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、(R)−1−アミノプロパン−2−オー
ル(2.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16
時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、(R)−1−((4−クロロ−6−モルホリ
ノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−2−オールを定量的収率で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=273/274.9、Rt=0.43分。
実施例741:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((
2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチ
ルフェニル)イソニコチンアミド
【1320】
【化884】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.03-1.11 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.26-2.35 (m, 3H) 3.
17-3.30 (m, 1H) 3.35-3.47 (m, 1H) 3.68-3.82 (m,9H) 6.55-6.65 (m, 1H) 7.37-7.48 (
m, 2H) 7.73-7.93 (m, 3H) 7.96-8.03 (m, 1H) 8.75-8.86 (m, 1H) 10.70-10.78 (m, 1H)
, LCMS(m/z)(M+H)=516.2,Rt=0.68分.
実施例742:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((
2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチ
ルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1321】
【化885】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.00-1.11 (m, 3H) 1.71 (s, 6H) 2.46-2.47 (m, 3H) 3.
13-3.25 (m, 1H) 3.73-3.89 (m, 9H) 6.56-6.69 (m, 1H) 7.76-7.89 (m, 1H) 7.94-8.02
(m, 1H) 8.19-8.30 (m, 1H) 8.76-8.90 (m, 2H) 10.82-10.94 (m, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=517.2,Rt=0.57分.
実施例743:(R)−N−(5−(2−((2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−
モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド
【1322】
【化886】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.02-1.17 (m, 3H) 2.50-2.51 (m, 3H) 3.18-3.31 (m, 1
H) 3.65-3.86 (m, 9H) 6.64-6.73 (m, 1H) 7.76 -7.86 (m, 1H) 7.97-8.04 (m, 1H) 8.23
-8.36 (m, 3H) 8.87-8.95 (m, 1H) 10.80-10.88 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=517.2,Rt=0.66分.
(S)−2−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン
−1−オールの合成
【1323】
【化887】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、(S)−2−アミノプロパン−1−オー
ル(2.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16
時間撹拌した。LCMSによって確認した時に出発材料が残っていたので、さらなる(S
)−2−アミノプロパン−1−オール(4.0当量)およびDIEA(4当量)を添加し
、混合物を5時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルク
ロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、(S
)−2−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−1
−オールを収率88%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=273/274.8、R
t=0.48分。
実施例744:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((
1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)
−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1324】
【化888】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.09-1.29 (m, 3H) 1.76 (s, 6H) 2.51 (s, 3H) 3.70 (b
r. s., 12H) 6.64-6.74 (m, 1H) 7.84-7.92 (m, 1H) 8.02(s, 1H) 8.26-8.36 (m, 1H) 8.
79-8.93 (m, 2H) 10.89-11.00 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=517.2,
Rt=0.6分.
実施例745:(S)−N−(5−(2−((1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1325】
【化889】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.04-1.18 (m, 3H) 2.45-2.48 (m, 3H) 3.28-3.53 (m, 1
0H) 3.99-4.05 (m, 1H) 6.56-6.68 (m, 1H) 7.32 -7.44 (m, 1H) 7.68-7.84 (m, 1H) 7.9
3-8.01 (m, 1H) 8.18-8.35 (m, 3H) 8.81-8.91 (m, 1H) 10.74-10.83 (m, 1H), LCMS
(m/z)(M+H)=517.2,Rt=0.7分.
実施例746:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((
1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)
−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1326】
【化890】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.08-1.26 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.61-3.
82 (m, 6H) 3.82-4.22 (m, 3H) 6.47-6.68 (m, 1H)7.26-7.49 (m, 1H) 7.70-8.10 (m, 4H
) 8.76-8.86 (m, 1H) 10.68-10.77 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=516.
3,Rt=0.72分.
(R)-2-((4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オールの合成
【1327】
【化891】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、(R)−2−アミノプロパン−1−オー
ル(2.0当量)およびDIEA(2当量)を添加し、反応物を周囲温度で16時間撹拌
した。LCMSによると反応が完了していなかったので、これに(R)−2−アミノプロ
パン−1−オール(4.0当量)およびDIEA(4当量)を添加し、混合物を5時間撹
拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーに
よって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、(R)−2−((4−ク
ロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−1−オールを収率92
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=273/274.8、Rt=0.48分。
実施例747:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((
1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)
−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1328】
【化892】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.11-1.27 (m, 3H) 1.76 (s, 6H) 2.51-2.52 (m, 2H) 3.
70 (br. s., 8H) 6.60-6.75 (m, 1H) 7.81-7.92 (m, 1H) 7.97-8.07 (m, 1H) 8.22-8.35
(m, 1H) 8.78-8.95 (m, 2H) 10.88-10.99 (m, 1H)), LCMS(m/z)(M+H)=5
17.3,Rt=0.64分.
実施例748:(R)−N−(5−(2−((1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミ
ノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1329】
【化893】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.09-1.28 (m, 3H) 2.50-2.55 (m, 3H) 3.42-3.48 (m, 2
H) 3.69 (d, J=4.30Hz, 8H) 4.01-4.16 (m, 1H)6.62-6.75 (m, 1H) 7.41-7.58 (m, 1H) 7
.77-7.87 (m, 1H) 7.92-8.05 (m, 1H) 8.23-8.37 (m, 3H) 8.86-8.98 (m, 1H) 10.78-10.
89 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=517.2,Rt=0.7分.
実施例749:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((
1−ヒドロキシプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)
−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1330】
【化894】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.09-1.24 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.44-3.
51 (m, 3H) 3.61-3.78 (m, 5H) 3.82-4.24 (m, 2H) 6.53-6.65 (m, 1H) 7.35-7.45 (m, 1
H) 7.64-7.93 (m, 3H) 7.97-8.05 (m, 1H) 8.72-8.87 (m, 1H) 10.67-10.76 (m, 1H), L
CMS(m/z)(M+H)=516.3,Rt=0.7分.
2-((4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アミノ)-2-メチルプロパン-1-オールの合
成
【1331】
【化895】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−
オール(2.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で
16時間撹拌した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナト
リウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグ
ラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、(R)−2−
((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール
を得た。LCMS(m/z)(M+H)=287.1、Rt=0.5分。
実施例750:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((1−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1332】
【化896】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.36 (s, 5H) 1.76 (s, 6H) 2.53 (s, 3H) 3.43-3.52 (m
, 2H) 3.66-3.79 (m, 9H) 6.65-6.75 (m, 1H) 7.12 -7.23 (m, 1H) 7.83-7.91 (m, 1H) 7
.98-8.04 (m, 1H) 8.29-8.37 (m, 1H) 8.80-8.94 (m, 2H) 10.93-11.01 (m, 1H), LCM
S(m/z)(M+H)=531.2,Rt=0.62分.
実施例751:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((1−ヒド
ロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1333】
【化897】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=530.4,Rt=0.74分.
実施例752:N−(5−(2−((1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)
アミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1334】
【化898】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.37 (s, 6H) 2.53 (s, 3H) 3.66-3.95 (m, 8H) 6.64-6.
76 (m, 1H) 7.02-7.15 (m, 1H) 7.75-7.88 (m, 1H)7.95-8.06 (m, 1H) 8.22-8.44 (m, 3H
) 8.84-8.94 (m, 1H) 10.73-10.89 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=531.
3,Rt=0.7分.
実施例753:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−((4−(ヒ
ドロキシメチル) テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−モルホリノ
ピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1335】
【化899】
[この文献は図面を表示できません]
(4−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)テトラヒドロ−
2H−ピラン−4−イル)メタノールの合成
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、2−アミノ−2−メチルプロパン−1−
オール(2.0当量)およびDIEA(2当量)を添加し、反応混合物を100℃に48
時間加熱した。反応混合物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフ
ィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、(4−((4−ク
ロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)テトラヒドロ−2H−ピラン−4
−イル)メタノールを得た。LCMS(m/z)(M+H)=329、Rt=0.47分
。
【1336】
【化900】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.57-1.68 (m, 2H) 1.71 (s, 6H) 1.96-2.13 (m, 2H) 2.
47-2.56 (m, 3H) 3.67-3.86 (m, 8H) 6.63-6.72 (m,1H) 6.99-7.11 (m, 1H) 7.78-7.87 (
m, 1H) 7.94-8.02 (m, 1H) 8.25-8.37 (m, 1H) 8.75-8.89 (m, 2H) 10.86-10.95 (m, 1H)
,LCMS(m/z)(M+H)=573.4.3、Rt=0.58分。
【1337】
実施例754:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((4−(ヒ
ドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−6−モルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1338】
【化901】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=572.3、Rt=0.68分。
【1339】
4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチル−6−モルホリノピリミジ
ン−2−アミンの合成
【1340】
【化902】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1,4−ジオキサン中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4
−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液(0.18M)に、エタノール中ジメチルアミ
ン溶液(2.0当量)を室温で添加した。反応物を30分間撹拌し、その時点で、所望の
生成物を主生成物とする2つの生成物が認められた。反応物を真空下で濃縮乾固し、粗製
物を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによって精製して、4−クロロ−N,N−ジメチル−6−モルホリノピリミジン−2−
アミンを白色固体として収率57%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=243.2
、Rt=0.60分。
ステップ2:
DME中の4−クロロ−N,N−ジメチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(
1.0当量)の溶液(0.14M)に、4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.3当量)、PdCl2(
dppf)−DCM付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当
量)を添加し、反応物をマイクロ波中120℃に35分間加熱した。LC/MSは、反応
が完了していないことを示し、油浴中100℃で3時間加熱した。この時点で、反応は完
了した。室温に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を真空下で濃縮して、4−
(5−アミノ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチル−6−モルホリノピリミジン−
2−アミンを所望の生成物として収率76%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=3
14、Rt=0.41分。
実施例755:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(ジメチルア
ミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンア
ミド
【1341】
【化903】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.37 (s, 3H) 3.25 (s, 6H) 3.78 (br. s
., 5H) 4.03 (br. s., 1H) 6.52 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.22, 1
.96Hz, 1H) 7.81 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.95 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.7
7 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=486.2,Rt=0.73分
.
実施例756:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(ジメチルアミノ
)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1342】
【化904】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.03 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.37 (s, 3H) 3.25 (s, 6H)
3.78 (br. s., 5H) 6.52 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 2.35Hz,
1H) 7.96 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.17 (s, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=483.2,Rt=0.76分.
実施例757:N−(3−(2−(ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1343】
【化905】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.11 (t, J=7.24Hz, 1H) 1.22 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.23
(s, 3H) 2.84-3.25 (m, 7H) 3.63 (br. s., 3H) 7.31 (br. s., 1H) 7.55-8.04 (m, 3H)
8.63 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=461.1,Rt=0.54
分.
実施例758:N−(3−(2−(ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1344】
【化906】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.25 (s, 6H) 3.78 (br. s., 5H) 6.52 (
s, 1H) 7.42 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.96 (d, J=1.96Hz, 1
H) 8.12 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.92 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=487.1,Rt=0.76分.
実施例759:N−(3−(2−(ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−4−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1345】
【化907】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.25 (s, 7H) 3.78 (br. s., 7H) 6.52 (
s, 1H) 7.42 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.96 (d, J=1.96Hz, 1
H) 8.10-8.22 (m, 1H) 8.54 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.09Hz, 1H), LCMS(m/z)(M
+H)=497.1,Rt=0.63分.
実施例760:N−(5−(2−(ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1346】
【化908】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−クロロ−N,N−ジメチル−6−モルホリノピリミジン−2−アミン(
1.0当量)の溶液に、N−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド(中間体B、1.3当量)、続いてPdCl2(dppf).CH2C
l2付加物(0.10当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を添加し
た。反応物をマイクロ波中120℃で10分間加熱した。LC/MSは、反応の完了を示
した。有機相を濃縮乾固し、DMSOに溶解し、HPLCフィルターに通して濾過し、自
動分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(5−(2−(
ジメチルアミノ)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−
イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを綿毛状固体として収率19%で得た
。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.57 (s, 3H) 3.26 (s, 6H) 3.80 (d, J=4.70Hz, 4H)
6.61 (s, 1H) 7.70-7.80 (m, 1H) 7.94 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.24 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.
30 (s, 1H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (d, J=2.35Hz, 1H),LCMS(m/z)(M
+H)=487.2、Rt=0.66分。
【1347】
4−(6−クロロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)モルホリンの合成
【1348】
【化909】
[この文献は図面を表示できません]
4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モルホリン(1
.0当量)の溶液に、エタノール中21%ナトリウムエトキシド(2当量)を添加し、混
合物を周囲温度で16時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機
相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲ
ルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、
4−(6−クロロ−2−エトキシピリミジン−4−イル)モルホリンを収率87%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=244/245.9、Rt=0.71分。
実施例761:2−(1、1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−エトキシ−6−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1349】
【化910】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.99 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.26
(s, 3H) 3.63 (br. s., 8H) 4.33 (d, J=4.30Hz, 2H) 6.54- 6.68 (m, 1H) 7.22-7.30 (
m, 1H) 7.64-7.82 (m, 2H) 7.88-8.02 (m, 1H) 8.08-8.19 (m, 1H) 8.75-8.88 (m, 1H) 1
0.55-10.73 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.74分.
実施例762:N−(3−(2−エトキシ−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1350】
【化911】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.63 (br. s., 8
H) 4.32 (d, J=4.30Hz, 2H) 6.55-6.74 (m, 1H) 7.19 -7.40 (m, 1H) 7.66-7.83 (m, 2H)
8.03-8.20 (m, 1H) 8.25-8.38 (m, 1H) 8.88-9.01 (m, 1H) 10.58-10.81 (m, 1H), LC
MS(m/z)(M+H)=488.2,Rt=0.76分.
実施例763:N−(3−(2−エトキシ−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1351】
【化912】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.27 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.99 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.26
(s, 3H) 3.63 (br. s., 8H) 4.33 (d, J=4.30Hz, 2H) 6.54- 6.68 (m, 1H) 7.22-7.30 (
m, 1H) 7.64-7.82 (m, 2H) 7.88-8.02 (m, 1H) 8.08-8.19 (m, 1H) 8.75-8.88 (m, 1H) 1
0.55-10.73 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.74分.
実施例764:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−エトキシ−6
−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1352】
【化913】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.33 (s, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.69 (d, J=2
.74Hz, 9H) 4.36-4.50 (m, 2H) 6.63-6.78 (m, 1H) 7.27- 7.39 (m, 1H) 7.70-7.88 (m,
3H) 7.95-8.05 (m, 1H) 8.76-8.81 (m, 1H) 10.59-10.71 (m, 1H), LCMS(m/z)
(M+H)=487.2,Rt=0.74分.
1-(4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アゼチジン-3-オールの合成
【1353】
【化914】
[この文献は図面を表示できません]
THF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.01M)に、アゼチジン−3−オール(2.0当量)
およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反応物を周囲温度で16時間撹拌した。L
C/MSにより、反応混合物には50%の出発材料が存在することが示された。混合物に
、5mlのDMF、追加のアゼチジン−3−オール(2.0当量)およびDIEA(2当
量)を添加し、混合物を周囲温度で4時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し
、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、1−(4−
クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アゼチジン−3−オールを定量的収率で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=271/273、Rt=0.43分。
実施例765:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド
【1354】
【化915】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.22 (s, 3H) 3.62 (br. s., 6H) 3.78-3.96 (m, 3H) 4.
25-4.39 (m, 1H) 4.48-4.59 (m, 1H) 6.44-6.69 (m, 1H) 7.28-7.42 (m, 1H) 7.65-7.83
(m, 3H) 7.88-7.98 (m, 1H) 8.16-8.34 (m, 2H) 10.45-10.61 (m, 1H) 12.20-12.34 (m,
1H), LCMS(m/z)(M+H)=514.2,Rt=0.79分.
実施例766:3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピ
リミジン−4−イル)−4−メチル−N−(3−(トリフルオロメチル) フェニル)ベ
ンズアミド
【1355】
【化916】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27-2.37 (m, 3H) 3.54-3.70 (m, 6H) 3.75-3.95 (m, 3
H) 4.23-4.40 (m, 1H) 4.44-4.58 (m, 1H) 7.34 -7.43 (m, 1H) 7.47-7.62 (m, 2H) 7.86
-8.08 (m, 3H) 8.14-8.21 (m, 1H) 10.44-10.53 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=514.2,Rt=0.81分.
実施例767:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(5−(2−(3−ヒドロ
キシアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリ
ジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1356】
【化917】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=515.4,Rt=0.56分.
実施例768:N−(5−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1357】
【化918】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27-2.37 (m, 3H) 3.54-3.70 (m, 6H) 3.75-3.95 (m, 3
H) 4.23-4.40 (m, 1H) 4.44-4.58 (m, 1H) 7.34 -7.43 (m, 1H) 7.47-7.62 (m, 2H) 7.86
-8.08 (m, 3H) 8.14-8.21 (m, 1H) 10.44-10.53 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=515.3,Rt=0.65分.
実施例769:N−(5−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1358】
【化919】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73 (s, 6H) 2.38 (s, 3H) 3.41-3.67 (m, 4H) 3.71-4.
09 (m, 3H) 4.13-4.35 (m, 1H) 4.42-4.59 (m, 1H)6.53-6.69 (m, 1H) 7.34-7.52 (m, 2H
) 7.64-7.73 (m, 1H) 7.84-7.90 (m, 1H) 8.73-8.85 (m, 1H), LCMS(m/z)(M
+H)=514.3,Rt=0.65分.
実施例770:3−(ジフルオロメチル)−N−(5−(2−(3−ヒドロキシアゼチジ
ン−1−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イ
ル)ベンズアミド
【1359】
【化920】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.60-3.74 (m, 4H) 3.84-3.99 (m, 2H) 4.27-4.43 (m, 2
H) 4.49-4.69 (m, 1H) 7.12-7.17 (m, 1H) 7.63 -7.79 (m, 1H) 7.77-7.90 (m, 1H) 8.09
-8.20 (m, 2H) 8.24-8.33 (m, 1H) 8.88-8.95 (m, 1H) 10.70-10.83 (m, 1H), LCMS
(m/z)(M+H)=497.3,Rt=0.57分.
実施例771:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンア
ミド
【1360】
【化921】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.22 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.22 (s, 3H) 2.97-3.14 (m, 1
H) 3.56-3.73 (m, 5H) 3.78-3.91 (m, 3H) 4.22-4.40(m, 2H) 4.45-4.58 (m, 1H) 6.46-6
.60 (m, 1H) 7.29-7.39 (m, 1H) 7.60-7.63 (m, 1H) 7.66-7.69 (m, 1H) 7.70-7.86 (m,
2H) 8.59-8.67 (m, 1H) 10.49-10.58 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=489
.2,Rt=0.61分.
実施例772:2−(1、1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシ
アゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)イソニコチンアミド
【1361】
【化922】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.04 (s, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.65-3.70 (m, 6H) 3.82-3.
96 (m, 4H) 4.30-4.43 (m, 2H) 4.50-4.68 (m, 1H)6.50-6.60 (m, 1H) 7.33-7.47 (m, 1H
) 7.77-7.92 (m, 2H) 7.96-8.08 (m, 1H) 8.14-8.22 (m, 1H) 8.79-8.94 (m, 1H) 10.70-
10.84 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=511.2,Rt=0.65分.
実施例773:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホ
リノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチンアミド
【1362】
【化923】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.56-3.77 (m, 6H) 3.80-3.98 (m, 3H) 4.
31-4.43 (m, 2H) 4.49-4.68 (m, 1H) 6.52-6.69 (m, 1H) 7.33-7.47 (m, 1H) 7.76-7.91
(m, 2H) 8.12-8.22 (m, 1H) 8.32-8.40 (m, 1H) 8.93-9.07 (m, 1H) 10.72-10.92 (m, 1H
), LCMS(m/z)(M+H)=515.3,Rt=0.67分.
実施例774:N−(5−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−モルホリノ
ピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1363】
【化924】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.24 (t, J=7.24Hz, 1H) 2.38-2.67 (m, 6H) 3.19 (d, J
=11.74Hz, 1H) 3.54 (d, J=11.35Hz, 1H) 3.63-3.70(m, 4H) 3.77 (br. s., 6H) 4.74 (d
, J=14.09Hz, 1H) 6.42 (s, 1H) 7.80-7.85 (m, 2H) 8.01 (d, J=7.43Hz, 2H) 8.27 (d,
J=2.35Hz, 1H) 8.28 (br. s.,1H) 8.31 (s, 1H) 8.33 (s, 2H) 8.91 (d, J=2.35Hz, 1H)
10.79 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=556.3,Rt=0.63分.
実施例775:N−(6−メチル−5−(6−モルホリノ−2−(ピペラジン−1−イル
) ピリミジン−4−イル) ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミド
【1364】
【化925】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.55 (s, 1H) 3.17 (br. s., 1H) 3.29 (s, 1H) 3.66 (b
r. s., 5H) 3.92 (br. s., 4H) 6.40 (s, 1H) 7.79-7.85 (m, 1H)8.01 (d, J=7.83Hz, 1H
) 8.23 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.28 (s, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.33 (s, 2H) 8.88 (d, J=2.35H
z, 1H) 10.74 (s, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=528.2,Rt=0.61分
.
tert−ブチル 3−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル) オキ
シ)アゼチジン−1−カルボキシレートの合成
【1365】
【化926】
[この文献は図面を表示できません]
火炎乾燥したフラスコ内のDMF中のN−BOC−3−アゼチジノール(1.2当量)
(0.36M)に、60%水素化ナトリウム(1.2当量)、続いて4−(6−クロロ−
2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)を添加し、
反応物を周囲温度で16時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有
機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカ
ゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して
、tert−ブチル3−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)オキシ
)アゼチジン−1−カルボキシレートを収率84%で得た。LCMS(m/z)(M+H
)=371.2、Rt=0.85分。
【1366】
実施例776:N−(5−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1367】
【化927】
[この文献は図面を表示できません]
DME中のtert−ブチル3−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イ
ル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(1.0当量)の溶液に、N−(6−メ
チル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル
)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(中間体B、1.0
当量)、続いてPdCl2(dppf).CH2Cl2付加物(0.10当量)および2
M炭酸ナトリウム水溶液(3.00当量)を添加した。反応混合物をマイクロ波中120
℃で20分間加熱した。LC/MSは、反応の完了を示した。反応物を水と酢酸エチルと
に分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。こ
れをシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル
で溶出して、tert−ブチル3−((4−(2−メチル−5−(3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド)ピリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミジン−2−イル)オ
キシ)アゼチジン−1−カルボキシレートを収率60%で得た。これにDCM中30%T
FAを添加し、1時間撹拌した。濃縮した粗製物をDMSOに溶解し、HPLCフィルタ
ーに通して濾過し、自動分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して
、N−(5−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリミジン−4−
イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.29-3.51 (m, 2H) 3.60-3.78 (m, 4H) 3.82-4.10 (m, 5
H) 4.14-4.27 (m, 1H) 4.32-4.43 (m, 1H) 4.58 -4.66 (m, 1H) 4.78 (d, J=10.17Hz, 1H
) 5.31-5.51 (m, 1H) 7.15-7.25 (m, 1H) 7.74-7.89 (m, 1H) 7.98-8.07 (m, 1H) 8.24-8
.34 (m, 4H) 8.43- 8.53 (m, 1H) 8.83-8.90 (m, 1H) 10.92-11.01 (m, 1H),LCMS(
m/z)(M+H)=515.4、Rt=0.57分。
実施例777:N−(3−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド
【1368】
【化928】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.27-2.36 (m, 3H) 3.66-3.69 (m, 8H) 4.
01-4.14 (m, 2H) 4.29-4.40 (m, 2H) 5.25-5.38 (m, 1H) 6.60-6.69 (m, 1H) 7.25-7.33
(m, 1H) 7.62-7.73 (m, 1H) 7.79-7.88 (m, 2H) 7.95-8.01 (m, 1H) 8.75-8.84 (m, 1H)
10.56-10.61 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=515.4,Rt=0.58分
.
実施例778:N−(3−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1369】
【化929】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=489.3,Rt=0.49分.
実施例779:N−(3−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニ
コチンアミド
【1370】
【化930】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.96-2.10 (m, 3H) 2.32 (s, 3H) 3.64 (d, J=5.48Hz, 6
H) 3.98-4.12 (m, 2H) 4.27-4.43 (m, 3H) 5.27-5.40(m, 1H) 6.59-6.70 (m, 1H) 7.22-7
.37 (m, 1H) 7.64-7.75 (m, 1H) 7.79-7.92 (m, 1H) 7.95-8.07 (m, 1H) 8.12-8.20 (m,
1H) 8.66-8.77 (m, 1H) 8.83-8.90 (m, 1H) 8.93-9.07 (m, 1H) 10.61-10.75 (m, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=511.3,Rt=0.61分.
実施例780:N−(3−(2−(アゼチジン−3−イルオキシ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチン
アミド
【1371】
【化931】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.95-4.25 (m, 8H) 4.26-4.44 (m, 3H) 5.
25-5.41 (m, 1H) 6.59-6.70 (m, 1H) 7.26-7.36 (m, 1H) 7.64-7.74 (m, 1H) 7.80-7.91
(m, 1H) 8.14-8.23 (m, 1H) 8.31-8.38 (m, 1H) 8.57-8.78 (m, 1H) 8.92-9.06 (m, 2H)
10.67-10.78 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=515.2,Rt=0.62分
.
(S)−3−(4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)−4−メチルオキサ
ゾリジン−2−オンの合成
【1372】
【化932】
[この文献は図面を表示できません]
THF中の(S)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(2当量)の溶液(0.27
M)に、水素化ナトリウム(2.1当量)を少量ずつ添加した。反応混合物を室温で10
分間撹拌した。反応混合物に4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−
4−イル)モルホリン(1当量)を添加し、室温で4時間撹拌した。反応物を水と酢酸エ
チルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮し
て、(S)−3−(4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)−4−メチルオ
キサゾリジン−2−オンを得た。LCMS(m/z)(M+H)=299.2、Rt=0
.59分。
実施例781:(S)−N−(6−メチル−5−(2−(4−メチル−2−オキソオキサ
ゾリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル) ピリジン−3−イル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1373】
【化933】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 1.39 (d, J=5.87Hz, 4H) 2.51-2.67 (m, 5H) 3.86-4.07
(m, 3H) 4.55-4.79 (m, 2H) 6.82 (s, 1H) 7.53 -7.64 (m, 1H) 7.68-8.40 (m, 5H) 8.9
1-9.06 (m, 1H) 10.75-10.91 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=543.3,R
t=0.69分.
実施例782:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(2−(4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミ
ジン−4−イル) フェニル)イソニコチンアミド
【1374】
【化934】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 0.99-1.51 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 4.28-4.84 (m, 2H) 6
.25-6.95 (m, 1H) 7.16-8.12 (m, 7H) 8.64-8.89(m, 1H) 10.51-10.65 (m, 1H), LCM
S(m/z)(M+H)=542.2,Rt=0.7分.
実施例783:(S)−N−(4−メチル−3−(2−(4−メチル−2−オキソオキサ
ゾリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル) フェニル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
【1375】
【化935】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 1.33 (d, J=6.26Hz, 3H) 3.63 (br. s., 8H) 7.18-8.30
(m, 7H) 10.34-10.57 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=542.1,Rt=0
.86分.
実施例784:(S)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5
−(2−(4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミ
ジン−4−イル) ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1376】
【化936】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, DMSO-d6)δppm 1.37 (d, J=5.87Hz, 4H) 1.54-1.86 (m, 9H) 4.26-4.81
(m, 4H) 6.55-6.85 (m, 2H) 7.51 (br. s., 21H) 8.65-9.00 (m, 2H) 10.72-11.01 (m,
1H), LCMS(m/z)(M+H)=543.3,Rt=0.6分.
実施例785:(S)−2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(2−(4
−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イ
ル)フェニル)イソニコチンアミド
【1377】
【化937】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=525.2,Rt=0.71分.
tert-ブチル3-((4-クロロ-6-モルホリノピリミジン-2-イル)アミノ)アゼチジン-1-カルボ
キシレートの合成
【1378】
【化938】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)の溶液(0.36M)に、tert−ブチル3−アミノアゼチジン
−1−カルボキシレート(2.0当量)およびDIEA(2当量)を室温で添加した。反
応物を周囲温度で16時間撹拌した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機
相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲ
ルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、
tert−ブチル3−((4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)アミノ)
アゼチジン−1−カルボキシレートを収率76%で得た。LCMS(m/z)(M+H)
=371.2、Rt=0.85分。
実施例786:N−(3−(2−(アゼチジン−3−イルアミノ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド
【1379】
【化939】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.25-2.34 (m, 3H) 3.61-3.73 (m, 6H) 3.
90-4.04 (m, 1H) 4.12-4.23 (m, 1H) 4.73-4.94 (m, 1H) 7.67-7.73 (m, 1H) 7.80-7.87
(m, 2H) 7.94-8.05 (m, 1H) 8.52-8.64 (m, 1H) 8.74-8.84 (m, 1H), LCMS(m/z
)(M+H)=513.3,Rt=0.64分.
実施例787:N−(5−(2−(アゼチジン−3−イルアミノ)−6−モルホリノピリ
ミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1380】
【化940】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=514.3,Rt=0.63分.
2−(4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)プロパン−2−オールの合成
【1381】
【化941】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1:1 DMSO:水中のシアン化ナトリウム(1.2当量)の溶液(0.12M)お
よびトリエチレンジアミン(0.5当量)に、4−(6−クロロ−2−(メチルスルホニ
ル)ピリミジン−4−イル)モルホリン(1当量)を添加し、混合物を室温で16時間撹
拌した。LC/MSによると出発材料が残っていたので、これにシアン化ナトリウム(4
当量)を添加し、反応混合物が懸濁液のままであったので、反応混合物が溶液になるまで
、これに、1:1 水:DMSOを添加した。次いで、これを16時間かけて室温で撹拌
した。反応物を水と酢酸エチルとに分配し、分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ
、濾過し、真空下で濃縮した。濃縮した粗製物をシリカゲルクロマトグラフィーによって
精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出して、4−クロロ−6−モルホリノピ
リミジン−2−カルボニトリルを収率20%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=2
43.1、Rt=0.39分。
ステップ2:
−78℃のTHF中の4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−カルボニトリル(
1.0当量)の溶液(0.024M)に、THF中3Mメチルマグネシウムブロミドを添
加し、反応混合物をその温度で20分間撹拌した。次いで、反応物を周囲温度にし、飽和
塩化アンモニウムでクエンチし、次いで水と酢酸エチルとに分配した。分離した有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、1−(4−クロロ−6−モルホ
リノピリミジン−2−イル)エタノンを収率87%で得た。LCMS(m/z)(M+H
)=242.1/244、Rt=0.59分。
ステップ3:
THF中の−78℃の1−(4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)エタ
ノン(1当量)の溶液(0.33M)に、3Mメチルマグネシウムブロミド(5当量)を
添加した。反応混合物を−78℃で20分間撹拌した。次いで、反応物を周囲温度にし、
飽和塩化アンモニウムでクエンチし、次いで水と酢酸エチルとに分配した。濃縮した粗製
物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル
で溶出して、2−(4−クロロ−6−モルホリノピリミジン−2−イル)プロパン−2−
オールを収率22%で得た。
実施例788:N−(5−(2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−6−モルホリ
ノピリミジン−4−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【1382】
【化942】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.44 (s, 6H) 3.56-3.87 (m, 7H) 7.00 (br. s., 1H) 7.
70-7.82 (m, 1H) 7.91-8.02 (m, 1H) 8.17-8.35 (m, 3H) 8.82-8.88 (m, 1H) 10.68-10.7
6 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=502.3,Rt=0.69分.
実施例789:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(2−ヒドロ
キシプロパン−2−イル)−6−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニ
ル)イソニコチンアミド
【1383】
【化943】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=501.1,Rt=0.68分.
実施例790:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(7
−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソ
ニコチンアミドの合成
【1384】
【化944】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
エタノール(容量:15mL)中の5,7−ジクロロピラゾロ(1,5−a)ピリミジ
ン(1.0当量)に、モルホリン(1.0当量)を添加し、混合物をマイクロ波中120
℃に20分間加熱した。LCMSにより、生成物への50%の変換が認められた。反応混
合物にモルホリン(1当量)を添加し、これをマイクロ波中120℃で10分間再加熱し
た。粗反応混合物を酢酸エチルと水とに分配した。分離した有機層を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、濃縮した。濃縮した粗製物を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を真空下で濃縮して、
4−(5−クロロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)モルホリンを所望の生
成物として収率90%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=239/240.8、R
t=0.63分。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.72-3.87 (m, 8H) 6.35-6.44 (m, 1H) 6.48-6.57 (m, 1
H) 8.09-8.22 (m, 1H),LCMS(m/z)(M+H)=239/240.8、Rt=0
.63分。
ステップ2:
DME中の4−(5−クロロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)モルホリ
ン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.2当量)の溶液(0.3M
)に、炭酸ナトリウム(2.0当量、2M水溶液)を添加し、混合物を10分間脱気した
後、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.05当量)を添加し、混合物を油浴中
120℃で3時間加熱した。メタノールを添加し、混合物を酢酸エチルと水とに分配した
。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー
(ISCO、DCM中0〜20%メタノール)によって精製した。純粋な画分を濃縮して
、6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピ
リジン−3−アミンを収率78%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=311.1、
Rt=0.42分。
ステップ3:
DMF中の2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチン酸(1.0当量)の
溶液(0.18M)に、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプ
ロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.0当量)、1H−ベンゾ[d][1,2,3]ト
リアゾール−1−オール水和物(1.0当量)および6−メチル−5−(7−モルホリノ
ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)を
添加し、混合物を室温で終夜撹拌した。溶液を酢酸エチルと水とに分配した。有機相を水
およびブライン溶液で3×洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製
材料を、シリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル
、次いでDCM中0〜20%メタノール)によって、および再度逆相分取HPLC(アセ
トニトリル、TFA/水)によって精製した。純粋な画分を固体重炭酸ナトリウムで中和
し、酢酸エチルで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、2
−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラ
ゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミドを
白色固体として収率46%で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.60-1.76 (m, 6H) 2
.58-2.65 (m, 3H) 3.82 (s, 8H) 6.55-6.69 (m, 2H) 7.79-7.89 (m, 1H) 8.02-8.10 (m,1
H) 8.17-8.24 (m, 1H) 8.33-8.42 (m, 1H) 8.70-8.85 (m, 1H) 8.94-9.05 (m, 1H) 10.88
-10.97 (m, 1H),LCMS(m/z)(M+H)=476.2、Rt=0.64分。
【1385】
実施例791:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(7−
モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【1386】
【化945】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76 (s, 6H) 2.60-2.71 (m, 3H) 3.72-3.93 (m, 8H) 6.
58-6.71 (m, 2H) 7.85-7.95 (m, 1H) 8.03-8.08 (m,1H) 8.18-8.25 (m, 1H) 8.42-8.48 (
m, 1H) 8.78-8.87 (m, 1H) 9.00-9.13 (m, 1H) 10.97-11.08 (m, 1H),LCMS(m/z
)(M+H)=483.2、Rt=0.64分。
実施例792:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(7−
モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【1387】
【化946】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=482.2,Rt=0.7分.
実施例793:N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1388】
【化947】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.58-2.70 (m, 3H) 3.79-3.84 (m, 8H) 6.56-6.68 (m, 2
H) 7.76-7.85 (m, 1H) 7.93-8.06 (m, 1H) 8.13 -8.23 (m, 1H) 8.26-8.37 (m, 2H) 8.39
-8.46 (m, 1H) 8.98-9.09 (m, 1H) 10.80-10.91 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=483.4,Rt=0.74分.
実施例794:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)フェニル)イソニコチン
アミド
【1389】
【化948】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=473.2,Rt=0.54分.
実施例795:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(7−
モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)フェニル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【1390】
【化949】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.84 (s, 6H) 2.35-2.42 (m, 3H) 3.74-3.89 (m, 8H) 6.
44-6.52 (m, 1H) 6.57-6.66 (m, 1H) 7.30-7.42 (m, 1H) 7.75-7.91 (m, 2H) 8.16-8.23
(m, 1H) 8.26-8.34 (m, 1H) 9.55-9.69 (m, 1H) 10.77-10.83 (m, 1H), LCMS(m/
z)(M+H)=483.2、Rt =0.65分.
実施例796:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(7−モル
ホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1391】
【化950】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73-1.78 (m, 2H) 1.84-1.88 (m, 2H) 2.34-2.40 (m, 3
H) 3.74-3.92 (m, 8H) 6.42-6.50 (m, 1H) 6.55 -6.64 (m, 1H) 7.27-7.40 (m, 1H) 7.73
-7.82 (m, 2H) 7.84-7.97 (m, 2H) 8.12-8.22 (m, 1H) 8.62-8.75 (m, 1H) 10.58-10.66
(m, 1H)), LCMS(m/z)(M+H)=480.1,Rt=0.7分.
実施例797:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(
7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イ
ソニコチンアミド
【1392】
【化951】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.49 (s, 6H) 2.59-2.73 (m, 3H) 3.66-3.91 (m, 9H) 6.
53-6.69 (m, 2H) 7.71-7.81 (m, 1H) 8.16-8.27 (m,2H) 8.44-8.57 (m, 1H) 8.68-8.79 (
m, 1H) 9.04-9.14 (m, 1H) 10.99-11.08 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=47
4.1,Rt=0.5分.
実施例798:N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)ピリジン−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミ
ド
【1393】
【化952】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.52-2.62 (m, 3H) 3.69-3.83 (m, 7H) 6.43-6.63 (m, 2
H) 8.12-8.22 (m, 2H) 8.28-8.41 (m, 2H) 8.88 -9.01 (m, 2H) 10.90-11.01 (m, 1H),
LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.66分.
実施例799:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(7−モル
ホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチ
ンアミド
【1394】
【化953】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.91-2.12 (m, 3H) 2.55-2.65 (m, 4H) 3.82 (s, 8H) 6.
57-6.59 (m, 1H) 6.62-6.64 (m, 1H) 8.00-8.10 (m, 1H) 8.17-8.27 (m, 2H) 8.29-8.38
(m, 1H) 8.84-9.01 (m, 2H) 10.88-10.97 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=4
80.2,Rt=0.65分.
実施例800:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(6−メチル−5−(7−モ
ルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニコ
チンアミド
【1395】
【化954】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.85-1.02 (m, 3H) 2.54-2.62 (m, 4H) 3.82 (s, 8H) 6.
55-6.59 (m, 1H) 6.61-6.66 (m, 1H) 7.98-8.10 (m, 1H) 8.15-8.26 (m, 2H) 8.29-8.37
(m, 1H) 8.85-9.02 (m, 2H) 10.86-10.98 (m, 1H)), LCMS(m/z)(M+H)=4
94.1,Rt=0.69分.
実施例801:N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)ピリジン−3−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【1396】
【化955】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.77 (s, 8H) 6.48-6.64 (m, 2H) 8.08-8.
20 (m, 1H) 8.22-8.34 (m, 1H) 8.63-8.75 (m, 1H)8.82-8.95 (m, 1H) 9.83-9.97 (m, 1H
) 11.00-11.19 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=485.1,Rt=0.61
分.
実施例802:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(6−メチル−5−(7−モル
ホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチ
ンアミド
【1397】
【化956】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.71-1.80 (m, 2H) 1.83-1.94 (m, 2H) 2.57-2.62 (m, 3
H) 3.82 (s, 8H) 6.53-6.68 (m, 2H) 7.79-7.84 (m, 1H) 7.94-7.99 (m, 1H) 8.17-8.25
(m, 1H) 8.32-8.38 (m, 1H) 8.68-8.77 (m, 1H) 8.92-9.01 (m, 1H) 10.85-10.94 (m, 1H
), LCMS(m/z)(M+H)=481.1,Rt=0.61分.
実施例803:2−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピ
ラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1398】
【化957】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.53-2.62 (m, 3H) 3.69-3.86 (m, 8H) 6.52-6.65 (m, 2
H) 7.00-7.08 (m, 1H) 8.00-8.07 (m, 1H) 8.14 -8.20 (m, 2H) 8.30-8.39 (m, 1H) 8.83
-8.90 (m, 1H) 8.95-9.03 (m, 1H) 10.93-11.01 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H
)=466.1,Rt=0.6分.
実施例804:3−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピ
ラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1399】
【化958】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.56-2.63 (m, 4H) 3.82 (s, 8H) 6.53-6.67 (m, 2H) 7.
64-7.73 (m, 1H) 7.77-7.84 (m, 1H) 8.11-8.25 (m,3H) 8.33-8.47 (m, 1H) 8.94-9.04 (
m, 1H) 10.69-10.77 (m, 1H)LCMS(m/z)(M+H)=465.1,Rt=0.6
7分.
実施例805:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(7−モルホリノピ
ラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1400】
【化959】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.30-2.34 (m, 2H) 3.26-3.30 (m, 4H) 3.70-3.86 (m, 8
H) 6.37-6.46 (m, 1H) 6.50-6.60 (m, 1H) 7.25 -7.34 (m, 1H) 7.70-7.89 (m, 2H) 8.06
-8.21 (m, 2H) 8.42-8.52 (m, 1H) 8.87-8.99 (m, 1H) 10.74-10.83 (m, 1H), LCMS
(m/z)(M+H)=465.3,Rt=0.68分.
実施例806:N−(4−メチル−3−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1401】
【化960】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.37 (s, 3H) 3.81 (s, 9H) 6.42-6.51 (m, 1H) 6.55-6.
63 (m, 1H) 6.87-6.96 (m, 1H) 7.00-7.09 (m, 1H)7.15-7.23 (m, 1H) 7.29-7.36 (m, 1H
) 7.77-7.84 (m, 1H) 7.87-7.95 (m, 1H) 8.03-8.09 (m, 1H) 8.14-8.22 (m, 2H) 8.85-8
.93 (m, 1H) 10.64-10.73 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=493.2,Rt
=0.59分.
実施例807:N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)ピリジン−3−イル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1402】
【化961】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.61 (s, 3H) 3.27-3.41 (m, 3H) 3.78-3.89 (m, 8H) 6.
51-6.70 (m, 2H) 8.14-8.25 (m, 2H) 8.34-8.38 (m, 1H) 8.56-8.61 (m, 1H) 8.94-9.07
(m, 2H) 11.06-11.11 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=494.1,Rt=0
.53分.
実施例808:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(7−
モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル)ピリダ
ジン−4−カルボキサミド
【1403】
【化962】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.84 (s, 6H) 2.58-2.63 (m, 3H) 3.82 (s, 8H) 6.52-6.
70 (m, 2H) 8.15-8.24 (m, 1H) 8.31-8.37 (m, 2H)8.92-8.97 (m, 1H) 9.62-9.71 (m, 1H
) 11.02-11.09 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.58
分.
実施例810:N−(6−メチル−5−(7−モルホリノピラゾロ[1,5−a]ピリミ
ジン−5−イル)ピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1404】
【化963】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.56-2.61 (m, 3H) 3.82 (s, 8H) 6.51-6.70 (m, 2H) 8.
07-8.13 (m, 1H) 8.18-8.24 (m, 1H) 8.32-8.40 (m, 1H) 8.50-8.56 (m, 1H) 8.99-9.15
(m, 2H) 11.15-11.22 (m, 1H), LCMS(m/z)(M+H)=484.1,Rt=0
.7分.
実施例811:(R)−N−(4−メチル−3−(4−(3−メチルモルホリノ)−1H
−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1405】
【化964】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
500mlのRB内の濃HCl中の2−ブロモ−N−メチル−5−ニトロ−4−ピリジ
ンアミン(1.0当量)の溶液(0.29M)を90℃に加熱した。塩化スズ(II)二
水和物(5当量)を少量ずつ添加し、得られた混合物を90℃で90分間撹拌し、室温に
冷却した。酸性溶液を室温に冷却し、残っている液体が約1/4になるまで濃縮した。混
合物を氷浴に注ぎ入れ、撹拌しながら50%NaOH水溶液を慎重に添加することにより
塩基性(pH約10)にした。懸濁液をEtOAcで抽出し、合わせた有機抽出物をNa
2SO
4で乾燥させた。溶媒を蒸発させて、6−ブロモ−2−クロロピリジン−3,4−
ジアミンを収率89%で低融点の褐色固体として得た。生成物をさらに精製することなく
使用した。LCMS(m/z)(M+H)=222/224/226、Rt=0.44分
。
ステップ2:
無水酢酸(9.0当量)を、オルトギ酸トリエチル(6.0当量)中の6−ブロモ−2
−クロロピリジン−3,4−ジアミン(1.0当量)の溶液に添加し、得られた混合物を
60℃で約2分間加熱し、ゆっくりと90℃に上昇させ、6時間この温度に維持し、次い
で室温に冷却した。反応混合物を濃縮乾固し、次いでNaOH水溶液(10M、14.0
当量)に溶解し、55℃で30分間撹拌した。冷却した後、混合物を、氷酢酸を使用して
pH6まで酸性化した。懸濁液を氷浴中で1時間撹拌し、次いで濾別し、少量の水で洗浄
した。沈殿物を、1:2 THF:エーテルの溶液に溶解した。溶液を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮して、6−ブロモ−4−クロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]
ピリジン(4.7g、20.22mmol、収率100%)を褐色固体として得た。LC
MS(m/z)(M+H)=231.9/233.9/235.9、Rt=0.48分。
ステップ3:
NMP中の6−ブロモ−4−クロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン(1.0
当量)、(R)−3−メチルモルホリン(5.0当量)およびTEA(2.0当量)(1
.4M)を20mLの容器内で混合し、密封し、140℃で72時間加熱した。反応容器
を室温に達するように放置し、混合物をEtOAcと水とに分配した。水層をEtOAc
で3回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過
し、濃縮した。残留物を、ヘプタンおよび0〜70%EtOAcの勾配で溶出するシリカ
ゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。(R)−4−(6−ブロモ−
1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル)−3−メチルモルホリンを薄黄色固
体として収率58%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=297/299、Rt
=0.65分。
ステップ4:
DME中の(R)−4−(6−ブロモ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−
イル)−3−メチルモルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,
5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、Na
2CO
3
(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).
CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに
蓋をし、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物
をHPLCによって精製した。(R)−N−(4−メチル−3−(4−(3−メチルモル
ホリノ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミドを収率12%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.1
7 (br. s., 1H) 2.26 (br. s., 3H) 2.60 (d, J=1.57Hz, 1H) 3.51 (br. s., 1H) 3.68 (
br. s., 2H) 3.90 (d, J=9.39Hz, 1H) 5.37 (br. s., 1H) 6.88 (br. s., 1H) 7.21 (br.
s., 1H) 7.57-7.83 (m, 2H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.14-8.29 (m, 2H) 10.28-10.47
(m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.77分で(M+H)=496。
【1406】
実施例812:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c
]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1407】
【化965】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
硫酸(硝酸に対して3:1の割合)を0℃に冷却し、2,6−ジクロロピリジン−4−
アミン(1.0当量)を、添加速度によって内部温度が10℃を超えて上昇するというこ
とがないように、少量ずつ添加した。混合物を−5℃に冷却し、90%発煙硝酸(最終濃
度0.746M)を、確実に内部温度が0℃にとどまるようにしながら、30分間かけて
添加した。反応を0℃で2時間続けた。反応混合物を氷水上に注ぎ、0℃で30分間撹拌
し、次いで濾過した。濾過ケーキを水中に懸濁させ、15分間撹拌し、次いで濾過し、ト
ルエンと共沸させることにより乾燥させた。N−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル
)ニトラミドを収率94%で得、次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m
/z)(M+H)=207.9/209.9、Rt=0.70分。
ステップ2:
N−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)ニトラミド(1.0当量)を、温度が4
0℃を超えて上昇しないことを確認しながら、硫酸(1M)を含有するフラスコに少量ず
つ添加した。次いで、反応物を100℃で1時間加熱した。得られた混合物は赤色透明で
あった。反応混合物を氷水上に注ぎ、pHを10N水酸化ナトリウム溶液の添加により9
.5に調整し、次いで室温で10分間撹拌した。沈殿物を濾過により収集し、水中に懸濁
させ、15分間撹拌し、濾過した。水を、トルエンと共沸させることにより除去した。所
望の2,6−ジクロロ−3−ニトロピリジン−4−アミンを収率90%で単離し、次のス
テップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=207.9/209
.9、Rt=0.68分。
ステップ3:
ラネーニッケル(1.0当量)を水(3回)およびメタノール(3回)で洗浄し、次い
で窒素下のMeOH中の2,6−ジクロロ−3−ニトロピリジン−4−アミン(1.0当
量)(0.155M)を含有するフラスコ内にスラリーとして移した。次いで、反応混合
物を大気圧下で終夜水素化した。系を窒素でパージし、反応混合物をセライトパッド越し
に濾過した。濾液を濃縮して、2,6−ジクロロピリジン−3,4−ジアミンを褐色固体
として収率96%で得、これを次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/
z)(M+H)=179.8、Rt=0.31分。
ステップ4:
丸底フラスコ内のオルトギ酸トリエチル(6.0当量)および無水酢酸(9.0当量)
中の2,6−ジクロロピリジン−3,4−ジアミン(1.0当量)を凝縮器にぴったり入
れ、混合物を60℃に加温し、次いで温度を90℃に上昇させ、混合物をその温度で5時
間撹拌した。LCMSは、アセチル化生成物、LCMS(m/z)(M+H)=229.
8/231.7Rt=0.64分を示した。反応混合物を濃縮し、次いで10%NaOH
(1.0当量)に溶解し、60℃で30分間加温し、その時所望の生成物への変換の完了
が認められた。反応混合物を室温に冷却し、pH=6まで酢酸で処理し、混合物を0℃に
20分間冷却した。形成された褐色固体を濾過し、次いでトルエンと共沸させて、4,6
−ジクロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンを定量的収率で得た。生成物を次の
ステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=187.9/18
9.8Rt=0.45分。
ステップ5:
エタノール中の4,6−ジクロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン(1.0当
量)およびモルホリン(2.0当量)(0.7M)を、密封管内120℃で終夜撹拌した
。若干の出発材料が依然として存在していたので、2当量のモルホリンを添加し、反応物
を反応完了まで6時間放置した。冷却した反応混合物を濃縮乾固した。粗製の4−(6−
クロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル)モルホリンを次のステップ
においてそのまま使用した。LCMS(m/z)(M+H)=239.2Rt=0.51
分。
ステップ6:
DME中の4−(6−クロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル)モ
ルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル
−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.0当量)
を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付
加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120
℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した
。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによ
って精製して、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c
]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA
塩として収率16%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 4.15 (br. s.
, 3H) 7.08 (br. s., 1H) 7.33 (br. s., 1H) 7.68-7.82 (m, 2H) 7.86 (br. s., 1H) 7.
96 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16-8.38 (m, 2H) 10.52 (br. s., 1H).LCMS(m/z)Rt
=0.76分で(M+H)=482。
【1408】
実施例813:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c
]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
【1409】
【化966】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME(12mL)および2M Na
2CO
3水溶液(6.00mL)中の4−(6−
クロロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)
および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)アニリン(1.2当量)の溶液に、PdCl
2(dppf).CH2Cl
2付加物(0.05当量)を添加した。次いで、得られた混合物を、Arを吹き込んで1
5分間発泡させることにより脱気した。次いで、撹拌混合物を95℃に加熱した。6時間
後、追加のPdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、22
時間還流させ続けた。次いで、混合物を室温に冷却し、次いで、EtOAcでよくすすぎ
ながらセライトに通して濾過した。溶媒を減圧下で蒸発させ、次いで残留物をEtOAc
と1M NaOHとに分配した。有機物を分離し、次いで1M NaOH(×2)、飽和
ブライン(×4)で洗浄し、次いで乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、減圧下で蒸発さ
せた。残留物を、0〜12%MeOH/CH2Cl2から17%MeOH/CH2Cl2
まで増加させて溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、4−メチル−
3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)アニリンを
収率40%で黄褐色固体として得た。LCMS(m/z)(M+H)=310.1、Rt
=0.37分。
ステップ2:
DMA(0.7mL)中の6−メチル−5−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,
5−c]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)、3−(メチルスル
ホニル)安息香酸(1.0当量)および1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(
HOAT)(1.3当量)の溶液に、Et3N(1.3当量)を添加した。5分後、ED
C.HCl(1.3当量)を添加した。5dの後、均一な反応混合物をDMSOおよび水
で希釈し、次いで0.45ミクロンのフィルターに通して濾過し、溶液を逆相分取HPL
Cによって精製した。純粋な画分を収集し、凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(4
−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(
メチルスルホニル)ベンズアミドをTFA塩として収率26%で得た。1H NMR (500MHz,
<dmso>)δppm 2.30 (br. s., 5H) 3.30 (s, 5H) 3.80 (br. s., 6H) 4.17 (br. s., 3H)
7.35 (br. s., 1H) 7.67-7.97 (m, 3H) 8.15 (d, J=7.57Hz, 1H) 8.30 (d, J=7.88Hz, 1H
) 8.49 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.58分で(M+H)=492.0。
【1410】
実施例814:1−エチル−3−メチル−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1
H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−1H−ピラゾール−4−
カルボキサミド
【1411】
【化967】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (500MHz, <dmso>)δppm 1.39 (t, J=7.25Hz, 3H) 2.26 (s, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.80 (
br. s., 4H) 4.10 (q, J=7.25Hz, 2H) 4.18 (br. s., 4H) 7.10 (br. s., 1H) 7.28 (br.
s., 1H) 7.66 (d, J=7.57Hz, 1H) 7.83 (br. s., 1H) 8.36 (s, 1H) 9.75 (br. s., 1H)
.LCMS(m/z)(M+H)=446.2、Rt=0.57分。
【1412】
実施例815:1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イ
ミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボ
キサミド
【1413】
【化968】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=432.2、Rt=0.53分。
【1414】
実施例816:1−イソプロピル−3−メチル−N−(4−メチル−3−(4−モルホリ
ノ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−1H−ピラゾール
−4−カルボキサミド
【1415】
【化969】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=460.2、Rt=0.61分。
【1416】
実施例817:1,3−ジメチル−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イ
ミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボ
キサミド
【1417】
【化970】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=432.2、Rt=0.57分。
【1418】
実施例818:3−シクロプロピル−1−メチル−N−(4−メチル−3−(4−モルホ
リノ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)−1H−ピラゾー
ル−5−カルボキサミド
【1419】
【化971】
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この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=458.2、Rt=0.64分。
【1420】
実施例820:5−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−
イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)イソオキサゾール−3−カルボ
キサミド
【1421】
【化972】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=445.1、Rt=0.68分。
【1422】
実施例821:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c
]ピリジン−6−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1423】
【化973】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=493.1、Rt=0.55分。
【1424】
実施例822:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c
]ピリジン−6−イル)フェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)
ベンズアミド
【1425】
【化974】
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この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=482.1、Rt=0.60分。
【1426】
実施例823:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
4−モルホリノ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)イソニ
コチンアミド
【1427】
【化975】
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この化合物は、実施例813について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)(M+H)=473.3、Rt=0.51分。
【1428】
実施例824:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピラジ
ン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1429】
【化976】
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ステップ1:
DMF中の3,5−ジブロモピラジン−2−アミン(1.0当量)(0.4M)に、水
中50%のクロロアセトアルデヒド(10.0当量)を添加し、混合物を100℃に16
時間加熱した。反応混合物をスラリーに濃縮し、粗製の6,8−ジブロモイミダゾ[1,
2−a]ピラジンを次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定される
。LCMS(m/z)Rt=0.51分で(M+H)=275.9/277.9/279
.9。
ステップ2:
6,8−ジブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン(1.0当量)およびモルホリン(
10.0当量)を、密封管内60℃で4時間撹拌した。粗製物を丸底フラスコに移し、濃
縮乾固した。反応混合物を、ヘプタンおよび0〜80%EtOAcの勾配で溶出するシリ
カゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。4−(6−ブロモイミダゾ
[1,2−a]ピラジン−8−イル)モルホリンを収率67%で単離した。LCMS(m
/z)Rt=0.69分で(M+H)=285。
ステップ3:
DME中の4−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)モルホリン
(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.0当量)を添加し
、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0
.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20
分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層
を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製
して、N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−
イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率32
%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.35 (s, 3H) 4.14-4.26 (m, 4H) 7.27 (d, J
=8.22Hz, 1H) 7.60 (d, J=0.78Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.78 (t, J=7.8
3Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.92-8.02 (m, 2H) 8.10 (s, 1H) 8.21-8.33 (m, 2H)
10.40-10.54 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.88分で(M+H)=482。
【1430】
実施例825:(R)−N−(4−メチル−3−(8−(3−メチルモルホリノ)イミダ
ゾ[1,2−a]ピラジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【1431】
【化977】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の3,5−ジクロロピラジン−2−アミン(1.0当量)(1.0M)に、水
中50%のクロロアセトアルデヒド(10.0当量)を添加し、混合物を100℃に16
時間加熱した。反応混合物をスラリーに濃縮し、粗製の6,8−ジブロモイミダゾ[1,
2−a]ピラジンを次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定される
。LCMS(m/z)Rt=0.46分で(M+H)=188/190/192。
ステップ2:
6,8−ジクロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン(1.0当量)および(R)−3−
メチルモルホリン(3.0当量)を、密封管内50℃で3時間撹拌した。若干の生成物が
認められ、追加の2当量の(R)−3−メチルモルホリンを添加し、温度を65℃に上昇
させ、反応物を終夜放置した。粗製物を丸底フラスコに移し、濃縮乾固した。反応混合物
を、ヘプタンおよび0〜30%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製した。(R)−4−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]
ピラジン−8−イル)−3−メチルモルホリンを収率97%で単離した。LCMS(m/
z)Rt=0.77分で(M+H)=253/255。
ステップ3:
DME中の(R)−4−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)−
3−メチルモルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−
テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(
3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).C
H
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋
をし、120℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。若干の出発材料が依然として存
在していた。追加の0.3当量のN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチ
ル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミドおよび0.1当量のパラジウム触媒を添加し、系を窒素でフラッシュした
。バイアルに蓋をし、120℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をE
tOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗製物をHPLCによって精製して、(R)−N−(4−メチル−3−(8−(3
−メチルモルホリノ)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−イル)フェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率8%で得た。1H NMR (400MHz,
<dmso>)δppm 1.12-1.33 (m, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.21-3.38 (m, 1H) 3.50 (td, J=11.74,
2.35Hz, 2H) 4.97 (br. s., 1H) 5.51 (br. s., 1H) 7.18-7.33 (m, 1H) 7.54 (s, 1H)
7.65 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.73 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.81 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.87
-7.96 (m, 2H) 8.02 (s, 1H) 8.12-8.31 (m, 2H) 10.41 (s, 1H).LCMS(m/z)R
t=0.88分で(M+H)=496。
【1432】
実施例826および実施例827:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−2−オキ
ソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミドおよびN−(4−メチル−3−(7−モルホリノ−2−オキ
ソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【1433】
【化978】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
3,5−ジブロモ−2−ヒドロキシ安息香酸(1.0当量)、トリエチルアミン(1.
0当量)およびジフェニルホスホリルアジド(1.0当量)をトルエン中に懸濁させ(1
.7M)、反応混合物を110℃で20時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、ブラ
インでクエンチし、EtOAcで抽出した。単離した有機物を重炭酸ナトリウムの飽和溶
液で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタンおよ
び0〜40%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー
によって精製した。5,7−ジブロモベンゾ[d]オキサゾール−2(3H)−オンを収
率63%で白色固体として単離した。LCMS(m/z)(M+H)=490./492
.9/494.9、Rt=0.80分。
ステップ2:
DME中の5,7−ジブロモベンゾ[d]オキサゾール−2(3H)−オン(1.0当
量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオ
キサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.
0当量)の溶液(0.68M)に、Na
2CO
3(3.0当量)を添加し、系を窒素でフ
ラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合
物に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20分
間マイクロ波加熱した。粗製物をH2O/EtOAcに分配し、有機層を単離し、Na
2
SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、ヘプタンおよび0〜50%EtOA
cの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。反
応により、ほぼ1:1の割合の可能性のある2つの生成物(N−(3−(5−ブロモ−2
−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)−4−メチルフェニ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよびN−(3−(7−ブロモ−2−オ
キソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)−4−メチルフェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)を得、これらを一緒に次のステップに持ち
込んだ。LCMS(m/z)Rt=1.07および1.08で(M+H)=493.1。
ステップ3:
N−(3−(5−ブロモ−2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−
7−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよびN
−(3−(7−ブロモ−2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−5−
イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの混合物(1
.0当量)、モルホリン(4.0当量)、RuPhosプレ触媒(0.1当量)、2−ジ
シクロヘキシルホスフィノ−2”,6”−ジイソプロポキシビフェニル(0.1当量)を
、THF(0.055)に溶解し、系を窒素でパージした。HMDS(7.0当量)を混
合物に添加し、反応容器を密封し、70℃で終夜加熱した。反応混合物を室温に冷却し、
NH4Clの飽和溶液で希釈し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を分取逆相HPLCによって精製した。純粋
な画分を凍結乾燥して、N−(4−メチル−3−(5−モルホリノ−2−オキソ−2,3
−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドおよびN−(4−メチル−3−(7−モルホリノ−2−オキソ−2,3
−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドをTFA塩としてそれぞれ収率9%および8%で単離した。LCMS(
m/z)Rt=0.84で(M+H)=498およびLCMS(m/z)Rt=0.93
で(M+H)=498。構造帰属は暫定的であり、この時点で入手可能なHNMRデータ
はない。
【1434】
実施例828:N−(4−メチル−3−(5−モルホリノイミダゾ[1,2−c]ピリミ
ジン−7−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1435】
【化979】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の6−クロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン−4−アミン(1.0当量)
(0.7M)に、水中50%のクロロアセトアルデヒド(10.0当量)を添加し、混合
物を3時間還流させた。LCMSは、Rt=0.41分で(m/z)(M+H)=200
の生成物および少量の出発材料を示した。反応物をさらに40分間放置した。反応混合物
を室温に冷却し、濃縮した。残留物をDCMに溶解し、重炭酸ナトリウムの飽和溶液、ブ
ラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、DCMお
よび0〜4%MeOHの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーに
よって精製した。所望の7−クロロ−5−(メチルチオ)イミダゾ[1,2−c]ピリミ
ジンを定量的収率で単離した。LCMS(m/z)Rt=0.40分で(M+H)=20
1.9。
ステップ2:
MeOH中の7−クロロ−5−(メチルチオ)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン(1
.0当量)(1.13M)および2N水酸化カリウム溶液(3.5当量)を2時間還流さ
せた。反応混合物を濃縮し、残留物をDCMおよび少量のMeOHに溶解し、セライト上
に装填し、濃縮し、カートリッジに移した。粗製材料を、DCMおよび0〜13%MeO
Hの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。7
−クロロイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−オールを75%で単離した。LCMS
(m/z)Rt=0.23分で(M+H)=170。
ステップ3:
7−クロロイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−オール(1.0当量)を含有する
フラスコに、POCl
3(13.0当量)を添加し、反応混合物を終夜還流させた。反応
混合物を濃縮し、セライト上に装填し、DCMおよび0〜10%MeOHの勾配で溶出す
るシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。5,7−ジクロロイ
ミダゾ[1,2−c]ピリミジンを収率56%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0
.49分で(M+H)=188/190。
ステップ4:
0℃のDCMおよびMeOHの3:1混合物中の5,7−ジクロロイミダゾ[1,2−
c]ピリミジン(1.0当量)(0.7M)を含有するフラスコに、モルホリン(4.0
当量)を添加し、反応混合物を室温にした。3時間後、出発材料はほとんど残っていなか
った。反応混合物をさらに1時間撹拌して、完了を確実なものにした。反応混合物を濃縮
し、DCMおよび0〜5%MeOHの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマト
グラフィーによって精製した。4−(7−クロロイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5
−イル)モルホリンを収率27%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0.41分で(
M+H)=238.9。
ステップ5:
DME中の4−(7−クロロイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イル)モルホリ
ン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加
し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(
0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で1
5分間マイクロ波反応器内に置いた。若干の出発材料が依然として存在していた。追加の
0.1当量のパラジウム触媒を添加し、系を窒素でフラッシュした。バイアルに蓋をし、
120℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分
配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPL
Cによって精製して、N−(4−メチル−3−(5−モルホリノイミダゾ[1,2−c]
ピリミジン−7−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA
塩として収率20%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.41 (s, 3H) 2.52 (s, 1H)
3.54 (br. s., 4H) 3.82 (d, J=4.30Hz, 4H) 7.33 (s, 1H) 7.49 (s, 1H) 7.71-7.83 (m
, 2H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.03-8.10 (m, 2H) 8.17 (s, 1H) 8.23-8.35 (m, 2H) 10
.56 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.78分で(M+H)=482。
【1436】
実施例829:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジ
ン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1437】
【化980】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
2,4−ジクロロチエノ[3,2−d]ピリミジン(1.0当量)およびモルホリン(
2.2当量)を、密封管内室温で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、ヘプ
タンおよび0〜100%EtOAcの勾配で溶出するシリカゲルでのフラッシュクロマト
グラフィーによって精製した。所望の4−(2−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン
−4−イル)モルホリンを収率90%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0.68分
で(M+H)=256。
ステップ2:
DME中の4−(2−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン
(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加し
、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0
.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20
分間マイクロ波反応器内に置いた。若干の出発材料が依然として存在していた。バイアル
を120℃でさらに20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物
をHPLCによって精製して、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノチエノ[3,2
−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
TFA塩として収率14%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.67-3.71 (m, 1H) 3
.75 (t, J=4.70Hz, 4H) 3.82-3.88 (m, 1H) 3.97 (d, J=4.30Hz, 4H) 7.29 (d, J=8.61Hz
, 1H) 7.47 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.68-7.82 (m, 2H) 7.91 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.12 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.19-8.29 (m, 2H) 8.33 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.51 (s, 1H).LCMS(m
/z)Rt=0.83分で(M+H)=499。
【1438】
実施例830:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5H−ピロロ[3,2−d]
ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1439】
【化981】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF中の2,4−ジクロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン(1.0当量)
の溶液(0.53M)に、モルホリン(1.2当量)、続いてDIEA(2.0当量)を
添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、粗製物をEtOAc/
NaHCO3に分配した。有機層を単離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥させ
、濾過し、濃縮した。所望の4−(2−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン
−4−イル)モルホリンを次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)
Rt=0.56分で(M+H)=239。
ステップ2:
DME中の4−(2−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モ
ルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル
−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)
を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付
加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120
℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した
。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによ
って精製して、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5H−ピロロ[3,2−d]
ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA
塩として収率20%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.38 (s, 3H) 3.80 (t, J=4
.50Hz, 4H) 4.04 (br. s., 4H) 6.60 (br. s., 1H) 7.42 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.74-7.87
(m, 2H) 7.87-8.01 (m, 2H) 8.11 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.21-8.32 (m, 2H) 10.64 (br. s.
, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.81分で(M+H)=482。
【1440】
実施例831:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダ
ジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1441】
【化982】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
0℃のMeOH中の6−クロロピリダジン−3−アミン(1.0当量)およびNaHC
O3(1.84当量)(2.3M)に、臭素(1.1当量)を滴下添加し、混合物を室温
で3時間撹拌した。反応混合物を、水の添加によりクエンチし、固体が沈殿するまで濃縮
した。次いで、混合物を氷水浴中で冷却し、濾過し、乾燥させて、所望の4−ブロモ−6
−クロロピリダジン−3−アミンを褐色固体として収率86%で得た。LCMS(m/z
)Rt=0.50分で(M+H)=207.9/209.9/211.9。
ステップ2:
EtOH中の4−ブロモ−6−クロロピリダジン−3−アミン(1.0当量)(0.4
8M)に、水中50%のクロロアセトアルデヒド(10.0当量)を添加し、混合物を1
00℃に16時間加熱した。反応混合物を褐色スラリーに濃縮して、所望の8−ブロモ−
6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジンを次のステップにおいてそのまま使用した
。収率は定量的と推定された。LCMS(m/z)Rt=0.55分で(M+H)=23
1.9/233.9/235.9。
ステップ3:
EtOH中の8−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.0当量
)(0.650M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を添加し、反応
混合物を室温で3時間撹拌し、その時反応が完了した。溶媒を真空下で除去し、粗製の4
−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリンを次のステッ
プにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定された。LCMS(m/z)Rt=0
.68分で(M+H)=239.1。
ステップ4:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリ
ン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加
し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(
0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で1
5分間マイクロ波反応器内に置いた。若干の未反応出発材料が依然として存在し、追加の
0.3当量のN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを添
加し、バイアルを130℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtO
Ac/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した
。粗製物をHPLCによって精製して、N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダ
ゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベン
ズアミドをTFA塩として収率20%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.96-1.10
(m, 5H) 2.25-2.35 (m, 3H) 3.42 (q, J=7.04Hz, 4H) 3.71-3.80 (m, 5H) 6.31-6.41 (m
, 1H) 7.26-7.37 (m, 1H) 7.55-7.65 (m, 1H) 7.71-7.86 (m, 3H) 7.90-8.00 (m, 1H) 8.
06-8.13 (m, 1H) 8.20-8.34 (m, 2H) 10.44-10.55 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0
.89分で(M+H)=482。
【1442】
実施例832:N−(5−(8−(2−(1H−イミダゾール−2−イル)モルホリノ)
イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミドの合成
【1443】
【化983】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NMP中の8−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.0当量)
、2−(1H−イミダゾール−2−イル)モルホリンビス−塩酸塩(1.0当量)および
トリエチルアミン(3.0当量)の溶液(0.143M)を、60℃で1時間加熱した。
混合物を分取逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、4−(6−ク
ロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)−2−(1H−イミダゾール−2−
イル)モルホリンをTFA塩として収率14%で単離した。LCMS(m/z)(M+H
)=304.9、Rt=0.50分。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)−2−(
1H−イミダゾール−2−イル)モルホリン(1.0当量)、N−(6−メチル−5−(
4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−
3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)、炭酸ナトリウム
(2M、3当量)およびPdCl
2(dppf)(0.5当量)の混合物(0.08M)
を、マイクロ波中120℃に30分間加熱した。室温に冷却した後、有機相を分取逆相H
PLCによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(5−(8−(2−(1H−
イミダゾール−2−イル)モルホリノ)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)
−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA
塩として収率3.1%で単離した。LCMS(m/z)(M+H)=549.2、Rt=
0.67分。1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 3.12-3.21 (m, 4H), 3.64 (s, 3H), 3.80-
3.90 (m, 4H), 6.96 (d, J=1.96Hz, 2H), 7.41 (d, J=1.96Hz, 2H), 7.52- 7.62 (m, 1H)
, 7.84-7.92 (m, 1H), 7.97 (br. s., 2H), 8.05-8.12 (m, 1H), 8.14-8.20 (m, 1H).
【1444】
実施例833:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノピリド[2,3−d]ピリミジ
ン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1445】
【化984】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF中の2,4−ジクロロピリド[2,3−d]ピリミジン(1.0当量)(0.4
2M)を含有するフラスコに、モルホリン(1.2当量)およびDIEA(2.0当量)
を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残留物をEtO
AC/NaHCO
3に分配した。有機層を単離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製の4−(2−クロロピリド[2,3−d]ピリミジン−
4−イル)モルホリンを次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定さ
れた。LCMS(m/z)Rt=0.58分で(M+H)=251。
ステップ2:
DME中の4−(2−クロロピリド[2,3−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン
(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加し
、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0
.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20
分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層
を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製
して、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノピリド[2,3−d]ピリミジン−2−
イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率40
%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.40-2.47 (m, 9H) 2.47 (s, 1H) 3.68-3.83
(m, 1H) 3.76 (t, J=4.50Hz, 1H) 4.04 (br. s., 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.62 (dd
, J=8.22, 4.30Hz, 1H) 7.70-7.77 (m, 1H) 7.80 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.92 (d, J
=7.43Hz, 1H) 8.12-8.32 (m, 1H) 8.61 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.93-9.05 (m, 1H) 10.58 (s
, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.78分で(M+H)=494。
【1446】
実施例834:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5,6,7,8−テトラヒド
ロピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1447】
【化985】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1.
THF中のtert−ブチル2,4−ジクロロ−5,6−ジヒドロピリド[3,4−d
]ピリミジン−7(8H)−カルボキシレート(1.0当量)(0.55M)を含有する
フラスコに、モルホリン(1.2当量)およびDIEA(2.0当量)を添加し、反応混
合物を室温で2時間撹拌した。LCMSは、1つの主生成物を示した。反応混合物を濃縮
し、混合物を次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)Rt=0.8
2分で(M+H)=355。
ステップ2.
DME中の粗製のtert−ブチル2−クロロ−4−モルホリノ−5,6−ジヒドロピ
リド[3,4−d]ピリミジン−7(8H)−カルボキシレート(1.0当量)およびN
−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶
液(0.14M)に、2M Na
2CO
3溶液(3.0当量)を添加し、系を窒素でフラ
ッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物
に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュした。反応バイアルに蓋をし、120℃で20
分間マイクロ波加熱した。粗製物をH2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、N
a
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中50%Et
OAcを使用してシリカゲルカラム上で精製した。tert−ブチル2−(2−メチル−
5−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)フェニル)−4−モルホリノ−5,6
−ジヒドロピリド[3,4−d]ピリミジン−7(8H)−カルボキシレートを収率27
%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0.89分で[M+H]+=598。
ステップ3.
DCM中のtert−ブチル2−(2−メチル−5−(3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド)フェニル)−4−モルホリノ−5,6−ジヒドロピリド[3,4−d]ピリ
ミジン−7(8H)−カルボキシレート(1.0当量)の溶液(0.04M)に、TFA
(15当量)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残
留物をDMSOに溶かし、分取で精製した。N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率68%で単離した。1H
NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.75-3.01 (m, 2H) 3.22 (s, 1H) 3.73 (d, J=4.30Hz, 4H)
4.08-4.37 (m, 2H) 5.74 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67-7.83 (m, 2H) 7.96 (d
, J=7.83Hz, 1H) 8.11-8.40 (m, 3H) 9.17 (br. s., 2H) 10.34-10.65 (m, 1H).LCMS
(m/z)Rt=0.57分で(M+H)=498。
【1448】
実施例835:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5,6,7,8−テトラヒド
ロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1449】
【化986】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、化合物実施例834について報告した手順と同じ手順に従って調製した
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.02 (t, J=6.26Hz, 2H) 3.35 (d, J=4.30Hz, 5H) 3.6
7 (d, J=4.30Hz, 5H) 4.07-4.26 (m, 2H) 7.08-7.37 (m, 1H) 7.61-7.79 (m, 2H) 7.91 (
d, J=7.83Hz, 1H) 8.06-8.33 (m, 3H) 8.80-9.08 (m, 2H) 10.47 (s, 1H).LCMS(m
/z)Rt=0.68分で(M+H)=498。
【1450】
実施例836:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−6,7−ジヒドロ−5H−ピ
ロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1451】
【化987】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、化合物実施例834について報告した手順と同じ手順に従って調製した
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.37-2.61 (m, 11H) 3.68 (br. s., 5H) 4.39 (br. s.
, 1H) 4.75 (br. s., 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69-7.82 (m, 1H) 7.96 (d, J=7.83
Hz, 1H) 8.12-8.36 (m, 1H) 9.59 (br. s., 1H) 10.51 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt
=0.72分で(M+H)=484。
【1452】
実施例837:N−(4−メチル−3−(1−メチル−7−モルホリノ−1H−ピラゾロ
[4,3−d]ピリミジン−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【1453】
【化988】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の5,7−ジクロロ−1−メチル−3a,7a−ジヒドロ−1H−ピラゾロ
[4,3−d]ピリミジン(1.0当量)(0.25M)を含有するフラスコに、モルホ
リン(10.0当量)を添加し、反応混合物を室温で45分間撹拌した。溶媒を真空下で
除去し、粗製の4−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジ
ン−7−イル)モルホリンを次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推
定された。LCMS(m/z)Rt=0.56分で(M+H)=254。
ステップ2:
DME中の4−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン
−7−イル)モルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5
−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム
(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).
CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに
蓋をし、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物
をHPLCによって精製して、N−(4−メチル−3−(1−メチル−7−モルホリノ−
1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドをTFA塩として収率20%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δp
pm 3.72-3.88 (m, 5H) 4.09-4.25 (m, 3H) 7.14-7.41 (m, 1H) 7.70-7.84 (m, 2H) 7.89-
8.03 (m, 1H) 8.15-8.38 (m, 4H) 10.51 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.82分
で(M+H)=497。
【1454】
実施例838:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノフロ[3,2−d]ピリミジン
−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1455】
【化989】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の2,4−ジクロロフロ[3,2−d]ピリミジン(1.0当量)(0.7
9M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を添加し、反応混合物を室温
で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製の2−クロロ−4−モルホリノフロ[3
,2−d]ピリミジンを次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定さ
れた。LCMS(m/z)Rt=0.59分で(M+H)=240/242。
ステップ2:
DME中の2−クロロ−4−モルホリノフロ[3,2−d]ピリミジン(1.0当量)
およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサ
ボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当
量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加し、系を窒素で5
分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添
加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20分間マイクロ波
反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(4
−メチル−3−(4−モルホリノフロ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)
−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率40%で得た。1H NMR
(400MHz, <dmso>)δppm 2.45 (s, 3H) 3.76 (t, J=4.50Hz, 4H) 3.98 (d, J=4.30Hz, 4H
) 7.07 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66-7.85 (m, 2H) 7.95 (d, J=7.4
3Hz, 1H) 8.12 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.21-8.39 (m, 3H) 10.50 (s, 1H).LCMS(m/z
)Rt=0.81分で(M+H)=483。
【1456】
実施例839:N−(4−メチル−3−(7−モルホリノチアゾロ[5,4−d]ピリミ
ジン−5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1457】
【化990】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の5,7−ジクロロチアゾロ[5,4−d]ピリミジン(1.0当量)(0
.73M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を添加し、反応混合物を
室温で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製の4−(5−クロロチアゾロ[5,
4−d]ピリミジン−7−イル)モルホリンを次のステップにおいてそのまま使用した。
収率は定量的と推定された。LCMS(m/z)Rt=0.70分で(M+H)=257
/259。
ステップ2:
DME中の4−(5−クロロチアゾロ[5,4−d]ピリミジン−7−イル)モルホリ
ン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.0当量)を添加
し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(
0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、125℃で2
0分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機
層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精
製して、N−(4−メチル−3−(7−モルホリノチアゾロ[5,4−d]ピリミジン−
5−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率
40%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.73 (s, 1H) 2.52 (s, 1H) 3.76 (t, J=
4.50Hz, 4H) 4.33 (br. s., 3H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.77 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.84
(dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.95 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.24-8.3
5 (m, 2H) 9.26 (s, 1H) 10.52 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=1.02分で(M+
H)=500。
【1458】
実施例840:N−(4−メチル−3−(1−メチル−4−モルホリノ−1H−ピラゾロ
[3,4−d]ピリミジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【1459】
【化991】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の4,6−ジクロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジ
ン(1.0当量)(0.70M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を
添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製の4−(6−
クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン
を次のステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定された。LCMS(m/
z)Rt=0.60分で(M+H)=254/256。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン
−4−イル)モルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5
−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム
(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).
CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに
蓋をし、125℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物
をHPLCによって精製して、N−(4−メチル−3−(1−メチル−4−モルホリノ−
1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−6−イル)フェニル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドをTFA塩として収率40%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δp
pm 1.73 (s, 1H) 3.72-3.78 (m, 8H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 2H) 7.70-7.85 (m, 3H) 7.95
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.23-8.36 (m, 5H) 10.50 (s, 2H).LCM
S(m/z)Rt=0.93分で(M+H)=497。
【1460】
実施例841:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
8モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチンア
ミド
【1461】
【化992】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリ
ン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)および2M Na
2CO
3(3
.0当量)の溶液(1.3M)を含有する丸底フラスコを、窒素で5分間フラッシュした
。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.07当量)を溶液に添加し、系を
さらに10分間再度フラッシュした。反応混合物を不活性雰囲気下120℃で終夜還流さ
せた。反応混合物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機物
をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、40%アセトニトリル/水を使
用して中性逆相カラム上で精製して、4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,
2−b]ピリダジン−6−イル)アニリンを収率60%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>
)δppm 2.01-2.19 (m, 3H) 3.65-3.80 (m, 4H) 3.89-4.04 (m, 4H) 4.96 (s, 2H) 6.24 (
s, 1H) 6.55 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 6.61 (d, J=2.35Hz, 1H) 6.93 (d, J=7.83Hz, 1
H) 7.54 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.03 (d, J=0.78Hz, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.4
2分で(M+H)=310。
ステップ2:
DMF中の4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6
−イル)アニリン(1.0当量)および2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソ
ニコチン酸(1.1当量)の溶液(3.9M)を含有する丸底フラスコに、HATU(1
.1当量)およびDIEA(3.0当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。
反応混合物を水で希釈し、EtOAc/H
2Oで3回抽出した。合わせた有機物をMgS
O4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、40%アセトニトリル/水を使用して中性逆相カラム
上で精製して、2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチン
アミドを収率64%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.39-1.54 (m, 6H) 2.30 (s
, 3H) 3.30 (s, 6H) 3.69-3.84 (m, 4H) 3.93-4.10 (m, 4H) 5.34 (s, 1H) 6.34 (s, 1H)
7.32 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.58 (d, J=1.17Hz, 1H) 7.69 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.7
5-7.86 (m, 2H) 8.08 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.66 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.40-
10.66 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.58分で(M+H)=473。
【1462】
実施例842:2−イソプロピル−N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[
1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1463】
【化993】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.28 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.15 (七重線, J=6.9
1Hz, 1H) 3.70-3.80 (m, 5H) 6.36 (s, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (s, 1H) 7.71
-7.86 (m, 4H) 7.99-8.17 (m, 1H) 8.55-8.86 (m, 1H) 10.53 (s, 1H).LCMS(m/z
)Rt=0.59分で(M+H)=457.3。
【1464】
実施例843:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(8−モル
ホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1465】
【化994】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.76 (d, J=4.30Hz,
5H) 3.99 (d, J=4.70Hz, 8H) 6.36 (s, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (s, 1H) 7.7
5-7.85 (m, 2H) 8.02 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.73-9.01 (m, 1H
) 10.55-10.80 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.74分で(M+H)=479.3
。
【1466】
実施例844:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(8−
モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【1467】
【化995】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、化合物実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.67-1.75 (m, 6H) 2.26 (s, 4H) 3.66-3.76 (m, 4H)
3.95 (d, J=4.30Hz, 4H) 6.30 (s, 1H) 7.29 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.54 (s, 1H) 7.70-7.7
6 (m, 2H) 7.80 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.95 (s, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.74 (d, J=5.09Hz, 1H
) 10.53 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.74分で(M+H)=482。
【1468】
実施例845:2−(tert−ブチル)−N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1469】
【化996】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.31 (s, 9H) 2.25 (s, 3H) 3.58-3.77 (m, 5H) 6.32 (s, 1H
) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57 (s, 1H) 7.65 (d, J=3.91Hz, 1H) 7.70-7.78 (m, 2H) 7
.83 (s, 1H) 8.05 (s, 1H) 8.66 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.46 (s, 1H).LCMS(m/z)
Rt=0.63分で(M+H)=471。
【1470】
実施例846:3−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(8−
モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)ベンズアミド
【1471】
【化997】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.69-1.78 (m, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.71-3.81 (m, 4H) 3.94-4
.01 (m, 5H) 6.38 (s, 1H) 7.31 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.54-7.63 (m, 2H) 7.73 (d, J=8.2
2Hz, 1H) 7.76-7.83 (m, 2H) 7.93 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.11 (s, 1H) 10.3
4 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.78分で(M+H)=481。
【1472】
実施例847:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)ベンズアミド
【1473】
【化998】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例841について報告した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 2.30 (s, 3H) 3.95-4.04 (m, 5H) 6.38 (s, 1H) 6.99 (s, 1H
) 6.96-7.28 (m, 1H) 7.13 (s, 1H) 7.27 (s, 1H) 7.31 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.61 (s, 1H
) 7.64-7.71 (m, 1H) 7.74-7.86 (m, 3H) 8.01-8.23 (m, 3H) 10.35-10.55 (m, 1H).LC
MS(m/z)Rt=0.77分で(M+H)=464。
【1474】
実施例848:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1475】
【化999】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NaH(3.0当量)を、0℃のDMF中の6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−8−アミン(1.0当量)の溶液(2.4M)に添加した。混合物を室温に達するよ
うに放置し、15分間撹拌した。1−ブロモ−2−(2−ブロモエトキシ)エタン(1.
5当量)をこれに添加し、反応混合物を80℃に終夜加温した。反応混合物を氷浴中で冷
却し、水の滴下添加によりクエンチした。固体が沈殿し、これを濾過し、水層をEtOA
cで2回逆抽出した。合わせた有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。沈殿
物および抽出生成物を合わせ、所望の4−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン
−8−イル)モルホリンを収率56%で得、これを次のステップにおいてそのまま使用し
た。LCMS(m/z)Rt=0.38分で(M+H)=284。
ステップ2:
DME中の4−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)モルホリン
(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−
ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.07M)に、2M
Na
2CO
3(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(
dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を溶液に添加し、系をもう一度フラッシ
ュした。バイアルに蓋をし、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。若干のボ
ロン酸エステルが依然として存在していたので、追加の0.5当量の4−(6−ブロモイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)モルホリンを添加し、バイアルを120℃で
さらに20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配し
た。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン
〜ヘプタン中100%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精製した。4−メチル
−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)アニリンを収率6
1%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.37分で(M+H)=309。
ステップ3:
HATU(1.1当量)を、DMF中の4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[
1,2−a]ピリジン−6−イル)アニリン(1.0当量)、3−(ジフルオロメチル)
安息香酸(1.0当量)およびDIEA(2.0当量)の溶液(0.1M)に添加し、反
応混合物を室温で終夜撹拌した。反応物を水で処理し、沈殿物を濾過により取り出した。
固体をDCMに溶解し、ヘプタン〜ヘプタン中85%EtOAcを使用してシリカゲルカ
ラム上で精製した。3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(8−モルホリ
ノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)フェニル)ベンズアミドを収率76%で
得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26 (s, 3H) 2.67 (s, 1H) 3.54 (d, J=4.30Hz,
4H) 3.75-3.84 (m, 4H) 6.38 (s, 1H) 6.98-7.27 (m, 1H) 7.30 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.50
(s, 1H) 7.64-7.80 (m, 4H) 7.89 (s, 1H) 8.06-8.23 (m, 3H) 10.26-10.51 (m, 1H).L
CMS(m/z)Rt=0.76分で(M+H)=463.2。
【1476】
実施例849:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1477】
【化1000】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例848について記載した手順と同じ手順に従って調製した。粗製
物をHPLCによって精製し、生成物をTFA塩として収率71%で単離した。1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 2.22 (s, 3H) 3.20 (br. s., 4H) 3.74-3.84 (m, 4H) 6.97-7.15
(m, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.77 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.00 (br. s., 1H) 8.06-8.22 (m, 2H) 8.30 (s, 1H) 8.45 (br. s., 1H) 8.93 (d,
J=5.09Hz, 1H) 10.70 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.74分で(M+H)=48
2.2。
【1478】
実施例850:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1479】
【化1001】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例848について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26 (s, 3H) 3.54 (d, J=4.30Hz, 4H) 3.71-3.85 (m, 4H) 6
.37 (s, 1H) 6.88-7.23 (m, 1H) 7.32 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.50 (s, 1H) 7.69-7.75 (m,
2H) 7.90 (s, 1H) 8.04 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.16 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.89 (d, J=4.70Hz
, 1H) 10.64 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.68分で(M+H)=464.4。
【1480】
実施例851:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1481】
【化1002】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例848について記載した手順と同じ手順に従って調製した。粗製
物をHPLCによって精製し、生成物をTFA塩として収率37%で単離した。1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.24 (br. s., 4H) 3.30-3.37 (m, 4H) 3.79-3.90
(m, 4H) 7.04-7.23 (m, 1H) 7.39 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.72 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7
.83 (d, J=1.56Hz, 1H) 8.08 (br. s., 1H) 8.17-8.29 (m, 2H) 8.51 (s, 2H) 8.99 (d,
J=4.70Hz, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.61分で(M+H)=49
2.2。
【1482】
実施例852:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)フェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミ
ド
【1483】
【化1003】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例848について記載した手順と同じ手順に従って調製した。粗製
物をHPLCによって精製し、生成物をTFA塩として収率36%で単離した。1H NMR (
400MHz, <dmso>)δppm 2.27 (s, 6H) 3.26 (br. s., 8H) 3.78-3.90 (m, 7H) 7.08 (d, J
=7.83Hz, 1H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.81 (d, J=1.5
7Hz, 1H) 8.05 (br. s., 1H) 8.23 (br. s., 1H) 8.49 (br. s., 1H) 8.66 (d, J=1.57Hz
, 1H) 9.90 (d, J=1.56Hz, 1H) 10.92 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.69分で
(M+H)=483.2。
【1484】
実施例853:N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)フェニル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド
【1485】
【化1004】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(1.0当量)を、DMF中の4−メチ
ル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)アニリン(1.
0当量)、4−(ブロモメチル)−3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)
およびEDC.HCl(1.0当量)の溶液(0.1M)に添加し、反応混合物を室温で
終夜撹拌した。反応物を水で処理し、沈殿物を濾過により取り出した。固体を乾燥させ、
次のステップにおいてそのまま使用した。
ステップ2:
THF中2Mのメチルアミン(70当量)を、4−(ブロモメチル)−N−(4−メチ
ル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)フェニル)−3
−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液に添加し、バイアルを密封
し、70℃に終夜加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによって精製し
て、所望のN−(4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−
6−イル)フェニル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミドをTFA塩として収率53%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.26
(s, 3H) 2.71 (br. s., 3H) 3.30 (br. s., 4H) 3.79-3.87 (m, 4H) 4.38 (br. s., 2H)
7.36 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.72 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.79 (s, 1H) 7.88 (d, J=8.6
1Hz, 1H) 7.96 (br. s., 1H) 8.17 (br. s., 1H) 8.29-8.38 (m, 2H) 8.43 (br. s., 1H)
9.08 (br. s., 2H) 10.59 (s, 1H)LCMS(m/z)Rt=0.59分で(M+H)=
524。
【1486】
実施例854:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−
5,5−ジオキシド−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フ
ェニル)ベンズアミド
【1487】
【化1005】
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ステップ1:
EtOH中の2,4−ジクロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン(
1.0当量)(0.48M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を添加
し、反応混合物を室温で30分間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製の4−(2−ク
ロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モルホリンを次の
ステップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定された。LCMS(m/z)R
t=0.68分で(M+H)=254/258。
ステップ2:
DME中の4−(2−クロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4
−イル)モルホリン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメ
チル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)および2M
Na
2CO
3(3.0当量)の溶液(1.3M)を含有する丸底フラスコを、窒素で5分
間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.07当量)を溶
液に添加し、系をさらに10分間再度フラッシュした。反応混合物を不活性雰囲気下12
0℃で終夜還流させた。反応混合物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAcで抽出した
。合わせた有機物をMgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン〜ヘ
プタン中100%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精製して、4−メチル−3
−(4−モルホリノ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ア
ニリンを収率41%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.44分で(M+H)=329
。
ステップ3:
HATU(1.1当量)を、DMF中の4−メチル−3−(4−モルホリノ−6,7−
ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)アニリン(1.0当量)、3−(
ジフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)およびDIEA(2.0)の溶液(0.17
M)に添加し、混合物を室温で終夜撹拌した。反応フラスコを氷浴中で冷却し、水をこれ
に滴下添加した。沈殿物が形成され、これを濾過により取り出し、濾液をEtOAcで抽
出し、これを濃縮乾固することにより、追加量の生成物を得た。固体および抽出物を、ヘ
プタン〜60%ヘプタンEtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精製した。LCMS
(m/z)Rt=0.81分で(M+H)=483。
ステップ4:
mCPBA(2.2当量)を、0℃のDCM中の3−(ジフルオロメチル)−N−(4
−メチル−3−(4−モルホリノ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−
2−イル)フェニル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.03M)に少量ずつ添加
し、反応混合物を終夜室温で撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、0.5M Na
2
CO
3水溶液で3回洗浄した。これをNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生
成物を白色固体として得た。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中80%EtOAcを使用し
てシリカゲルカラム上で精製して、3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−
(4−モルホリノ−5,5−ジオキシド−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミ
ジン−2−イル)フェニル)ベンズアミドを収率45%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>
)δppm 3.32 (t, J=7.24Hz, 2H) 3.56-3.74 (m, 6H) 3.82-3.98 (m, 4H) 6.93-7.23 (m,
1H) 7.24 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.58-7.67 (m, 1H) 7.73 (d, J=7.43Hz, 1H) 7.79 (dd, J=
8.22, 1.96Hz, 1H) 8.04-8.14 (m, 2H) 8.17 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.29-10.53 (m, 1H).
LCMS(m/z)Rt=0.89分で(M+H)=515。
【1488】
実施例855:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−
モルホリノ−5,5−ジオキシド−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−
2−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1489】
【化1006】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例855について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.60-1.91 (m, 6H) 3.36 (t, J=7.24Hz, 2H) 3.57-3.81 (m,
6H) 3.87-4.06 (m, 4H) 7.22-7.42 (m, 1H) 7.80-7.90 (m, 2H) 8.01 (s, 1H) 8.09-8.30
(m, 1H) 8.68-8.90 (m, 1H) 10.51-10.73 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.81
分で(M+H)=533。
【1490】
実施例856:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−
5,5−ジオキシド−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フ
ェニル)イソニコチンアミド
【1491】
【化1007】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例855について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 3.60-3.73 (m, 7H) 3.91 (t, J=4.50Hz, 4H) 6.84-7.17 (m,
1H) 7.27 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 8.01 (d, J=5.09Hz, 1H)
8.13 (s, 1H) 8.17 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.56-10.77 (m, 1H).
LCMS(m/z)Rt=0.78分で(M+H)=516。
【1492】
実施例857:N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5,5−ジオキシド−6,7
−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド
【1493】
【化1008】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(2−クロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4
−イル)モルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3
.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋を
し、120℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。若干の出発ボロン酸エステルが存
在していたので、追加の0.5当量の4−(2−クロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,
2−d]ピリミジン−4−イル)モルホリンを添加し、バイアルを100℃で30分間マ
イクロ波加熱した。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中35%EtO
Acを使用してシリカゲルカラム上で精製して、N−(4−メチル−3−(5−モルホリ
ノイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−7−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドを収率39%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.82分で(M+H
)=501。
ステップ2:
mCPBA(2.2当量)を、0℃のDCM中のN−(4−メチル−3−(5−モルホ
リノイミダゾ[1,2−c]ピリミジン−7−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.02M)に少量ずつ添加し、反応混合物
を室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、0.5M Na
2CO
3水溶液で
3回洗浄した。これをNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物を白色固体
として得た。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中50%EtOAcを使用してシリカゲルカ
ラム上で精製して、N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5,5−ジオキシド−6
,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミドを収率85%で得た。1H NMR (500MHz, DMSO-d6)δppm 3.32
(s, 2H) 3.39 (t, J=7.25Hz, 2H) 3.69-3.79 (m, 6H) 3.99 (t, J=4.57Hz, 4H) 7.33 (d
, J=8.20Hz, 1H) 7.80 (t, J=7.72Hz, 1H) 7.88 (dd, J=8.35, 2.05Hz, 1H) 7.98 (d, J=
7.57Hz, 1H) 8.24 (d, J=1.89Hz, 1H) 8.29 (d, J=7.88Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 10.45-10.
77 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.90分で(M+H)=533。
【1494】
実施例858:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(4−(3メチルモルホリノ)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)
フェニル)イソニコチンアミド
【1495】
【化1009】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ2:
DME中の(R)−4−(6−ブロモ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−
イル)−3−メチルモルホリン(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イ
ル)−N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサ
ボロラン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)
に、2M Na
2CO
3(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。P
dCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラ
ッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応
混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製した。(R)−2−(2−シアノプロパ
ン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−(3−メチルモルホリノ)−1H−イミ
ダゾ[4,5−c]ピリジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミドを収率24%で
得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.11-1.48 (m, 3H) 1.75 (s, 6H) 2.29 (br. s.,
3H) 2.65 (d, J=1.57Hz, 1H) 3.74 (br. s., 2H) 3.96 (d, J=8.61Hz, 1H) 5.41 (br. s.
, 1H) 7.32 (br. s., 1H) 7.72 (br. s., 1H) 7.79-7.89 (m, 2H) 7.95-8.04 (m, 1H) 8.
80 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.44-10.69 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.67分で(
M+H)=496。
【1496】
実施例859:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(8−
モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1497】
【化1010】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)モルホリン
(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル
)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.
0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2
Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし
、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAcで3回抽出
した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLC
によって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)フェニル)イソニコチンア
ミドをTFA塩として収率27%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.68 (s, 6H)
2.40 (s, 3H) 2.52 (s, 1H) 2.99 (br. s., 4H) 7.20 (br. s., 1H) 7.31-7.40 (m, 2H)
7.42-7.48 (m, 1H) 7.68 (d, J=4.30Hz, 1H) 7.86 (s, 1H) 8.07 (br. s., 1H) 8.27 (s,
1H) 8.63 (s, 1H) 8.72 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.36 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=
0.67分で(M+H)=481。
【1498】
実施例860:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(8−
モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1499】
【化1011】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8−イル)モルホリン
(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル
)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.
0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2
Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし
、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに
分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHP
LCによって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピラジン−6−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミドをTFA塩として収率23%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.69-1.83
(m, 6H) 2.36 (s, 3H) 3.74 (t, J=4.50Hz, 4H) 4.20 (br. s., 4H) 7.29 (d, J=8.61Hz
, 1H) 7.60 (s, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.85 (d, J=2.35Hz, 2H) 7.94-8.0
4 (m, 2H) 8.10 (s, 1H) 8.79 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.55 (s, 1H)1HLCMS(m/z)
Rt=0.74分で(M+H)=482。
【1500】
実施例861:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−7−モルホリノ−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−5−イル)フェニ
ル)イソニコチンアミド
【1501】
【化1012】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン
−7−イル)モルホリン(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イル)−
N−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2
M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュ
した。バイアルに蓋をし、125℃で15分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物
をEtOAc/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、
濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)
−N−(4−メチル−3−(1−メチル−7−モルホリノ−1H−ピラゾロ[4,3−d
]ピリミジン−5−イル)フェニル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率22%で
得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70-1.79 (m, 6H) 3.59 (br. s., 5H) 4.19 (s,
3H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.87 (d, J=4.30Hz, 1H)
8.01 (s, 1H) 8.21 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.26 (s, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.60 (s
, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.71分で(M+H)=497。
【1502】
実施例862:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−
モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1503】
【化1013】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(2−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン
(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル
)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウム(3.
0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2
Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし
、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに
分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHP
LCによって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3
−(4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミドをTFA塩として収率19%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s,
6H) 3.76-3.85 (m, 5H) 3.96-4.07 (m, 4H) 7.34 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.51 (d, J=5.48Hz
, 1H) 7.78-7.89 (m, 2H) 8.01 (s, 1H) 8.14 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.36 (d, J=5.09Hz, 1
H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.64 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.72分で(M
+H)=499。
【1504】
実施例863:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−
モルホリノ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【1505】
【化1014】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(2−ブロモ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モ
ルホリン(1.0当量)および2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチ
ル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)
フェニル)イソニコチンアミド(1.0当量)の溶液(0.1M)に、2M炭酸ナトリウ
ム(3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf)
.CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアル
に蓋をし、125℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/
H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製
物をHPLCによって精製して、2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メ
チル−3−(4−モルホリノ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミドをTFA塩として収率45%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>
)δppm 1.75 (s, 6H) 2.34-2.43 (m, 3H) 3.81 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.04 (br. s., 4H) 6
.61 (br. s., 1H) 7.44 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.78-7.88 (m, 2H) 7.89-7.97 (m, 1H) 8.00
(s, 1H) 8.08 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.74 (s, 1H).LCMS(
m/z)Rt=0.70分で(M+H)=482。
【1506】
実施例864:tert−ブチル2−(5−(2−(2−シアノプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド)−2−メチルフェニル)−4−モルホリノ−7,8−ジヒドロピリド
[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシレート
【1507】
【化1015】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ2.
DME中のtert−ブチル2−クロロ−4−モルホリノ−7,8−ジヒドロピリド[
4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシレート(1.0当量)およびN−(4
−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−
イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0
.14M)に、2M Na
2CO
3溶液(3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュ
した。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物に添加
し、系を窒素でもう一度フラッシュした。反応バイアルに蓋をし、120℃で20分間マ
イクロ波加熱した。粗製物をH
2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2S
O
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中50%EtOAc
を使用してシリカゲルカラム上で精製した。tert−ブチル2−(5−(2−(2−シ
アノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド)−2−メチルフェニル)−4−モルホリ
ノ−7,8−ジヒドロピリド[4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシレート
を収率35%で単離した。LCMS(m/z)Rt=1.03分で[M+H]+=598
。
ステップ3.
DCM中のtert−ブチル2−(5−(2−(2−シアノプロパン−2−イル)イソ
ニコチンアミド)−2−メチルフェニル)−4−モルホリノ−7,8−ジヒドロピリド[
4,3−d]ピリミジン−6(5H)−カルボキシレート(1.0当量)の溶液(0.0
4M)に、TFA(15当量)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真
空下で除去し、残留物をDMSOに溶かし、分取で精製した。2−(2−シアノプロパン
−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−モルホリノ−5,6,7,8−テトラヒド
ロピリド[4,3−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)イソニコチンアミドをTFA
塩として収率75%で単離した。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 2.37 (s,
3H) 3.03 (t, J=6.26Hz, 2H) 3.40-3.53 (m, 7H) 3.71 (d, J=4.30Hz, 5H) 4.24 (br. s
., 3H) 7.39 (dd, J=8.22, 1.56Hz, 1H) 7.81-7.91 (m, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.27 (s, 1H)
8.48 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.08 (br. s., 2H) 13.31 (s, 1H).
LCMS(m/z)Rt=0.57分で(M+H)=498。
【1508】
実施例865:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−
モルホリノ−5,6,7,8−テトラヒドロピリド[3,4−d]ピリミジン−2−イル
)フェニル)イソニコチンアミド
【1509】
【化1016】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例864について報告した合成手順と同じ合成手順に従って調製し
た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.63-1.85 (m, 6H) 2.37 (s, 3H) 2.79-2.91 (m, 2H
) 3.50 (d, J=4.30Hz, 5H) 3.70 (d, J=4.30Hz, 4H) 4.24 (br. s., 2H) 5.74 (s, 1H) 7
.38 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.89 (d, J=4.30Hz, 1H) 7.98 (s, 1H) 8.27 (s, 1H) 8.47 (d,
J=8.22Hz, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.16 (br. s., 2H) 13.07 (s, 1H).LCMS(
m/z)Rt=0.77分で(M+H)=498。
【1510】
実施例866:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(4−
モルホリノ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)フ
ェニル)イソニコチンアミド
【1511】
【化1017】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例864について報告した合成手順と同様の合成手順に従って調製
した。H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.63-1.76 (m, 6H) 2.47 (s, 1H) 4.02 (br. s., 1
H) 4.34 (br. s., 2H) 4.70 (br. s., 2H) 7.25 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22,
1.96Hz, 1H) 7.81 (d, J=4.30Hz, 1H) 7.88-8.01 (m, 1H) 8.13 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.74
(d, J=5.09Hz, 1H) 9.43-9.66 (m, 2H) 10.55 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.
64分で(M+H)=484。
【1512】
実施例867:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダ
ジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1513】
【化1018】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ4:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリ
ン(1.0当量)およびN−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,
3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.1M)に、2M Na
2CO
3(3.0当
量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。反応混合物をEtOA
c/H
2Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。
粗製物をHPLCによって精製して、N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ
[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチ
ル)ベンズアミドをTFA塩として収率6%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.1
3-2.66 (m, 230H) 3.68-3.76 (m, 4H) 3.99 (d, J=4.70Hz, 4H) 5.69 (s, 4H) 6.40 (s,
1H) 7.56 (s, 1H) 7.75 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.94 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.20
(d, J=2.35Hz, 1H) 8.23 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.28 (s, 1H) 8.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 10
.68 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.69分で(M+H)=483。
【1514】
実施例868:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダ
ジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1515】
【化1019】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリ
ン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)および2M Na
2CO
3(3.0当量)の溶液(0.1M)を含有する丸底フラスコを、窒素で5分間フ
ラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.07当量)を溶液に
添加し、系をさらに10分間再度フラッシュした。反応混合物を不活性雰囲気下120℃
で4時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAcで3回抽出した
。合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、DCM〜DC
M中5%MeOHを使用してシリカゲルカラム上で精製して、6−メチル−5−(8−モ
ルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−アミンを収率3
5%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.38分で(M+H)=311。
ステップ2:
DMF中の6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6
−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)および4−(トリフルオロメチル)ピコリ
ン酸(1.0当量)の溶液(0.1M)を含有する丸底フラスコに、HATU(1.0当
量)およびDIEA(3.0当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混
合物を水で希釈し、EtOAc/H
2Oで3回抽出した。合わせた有機物をMgSO4で
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(6−メチル−
5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イ
ル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミドをTFA塩として収率21%で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.54 (s, 4H) 3.74-3.81 (m, 5H) 4.04 (d, J=4.30Hz, 4
H) 6.46 (s, 1H) 7.61 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.08-8.16 (m, 2H) 8.36 (s, 1H) 8.45 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.98-9.15 (m, 2H) 11.20 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.71分
で(M+H)=484。
【1516】
実施例869:2−イソプロピル−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[
1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1517】
【化1020】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例868について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)Rt=0.52分で(M+H)=458.1。
【1518】
実施例870:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(
8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イ
ソニコチンアミド
【1519】
【化1021】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例868について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.43-1.52 (m, 7H) 2.52-2.57 (m, 4H) 3.74-3.80 (m, 6H) 4
.04 (d, J=4.30Hz, 4H) 6.47 (s, 1H) 7.62 (s, 1H) 7.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.13 (s,
1H) 8.18 (s, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.8
7 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.49分で(M+H)=474.2。
【1520】
実施例871:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(8−モル
ホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチ
ンアミド
【1521】
【化1022】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例868について記載した手順と同じ手順に従って調製した。最終
化合物をシリカゲル分取プレート上で精製して、2−(1,1−ジフルオロエチル)−N
−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)
ピリジン−3−イル)イソニコチンアミドを遊離塩基として得た。1H NMR (400MHz, <dms
o>)δppm 1.90-2.08 (m, 3H) 3.63-3.79 (m, 4H) 3.99 (d, J=4.30Hz, 4H) 6.40 (s, 1H)
7.56 (s, 1H) 7.99 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.20 (d, J=1.96Hz
, 1H) 8.72-8.98 (m, 2H) 10.74-10.94 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.64分で
(M+H)=480.1。
【1522】
実施例872:3−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1523】
【化1023】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例868について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 3.72-3.82 (m, 4H) 4.04 (d, J=4.30Hz, 4H) 6.46 (s, 1H) 6
.97-7.32 (m, 1H) 7.61 (s, 1H) 7.67-7.74 (m, 1H) 7.81 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.09-8.21
(m, 3H) 8.28 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.97 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.70 (s, 1H).LCMS(
m/z)Rt=0.67分で(M+H)=465.1。
【1524】
実施例873:4−(1,2−ジヒドロキシエチル)−N−(6−メチル−5−(8−モ
ルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1525】
【化1024】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例868について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)Rt=0.57分で(M+H)=543.1。
【1526】
実施例874:3−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)フェニル)ベンズアミド
【1527】
【化1025】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の8−ブロモ−6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.0当量)
、R,S−2−カルボキシモルホリン塩酸塩(1.0当量)およびDIEA(3.0当量
)の混合物(0.57M)を、室温で終夜撹拌した。LCMSは、所望の生成物への変換
を示した。反応混合物を濃縮乾固して、4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダ
ジン−8−イル)モルホリン−2−カルボン酸を褐色シロップ状物として得、これを次の
ステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)Rt=0.53分で(M+H)
=282。
ステップ2:
1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(1.0当量)を、DMF中の4−(6
−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリン−2−カルボン酸(
1.0当量)、EDC.HCl(1.0当量)、メチルアミン(2M THF、1.2当
量)およびDIEA(30当量)の溶液(0.14M)に添加し、混合物を週末の間室温
で撹拌した。反応混合物を水で処理し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機物をN
a
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、粗製物をHPLC上で精製した。所望の4−(
6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)−N−メチルモルホリン−2
−カルボキサミドをTFA塩として収率60%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0
.56分で(M+H)=296。
ステップ3:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)−N−メ
チルモルホリン−2−カルボキサミド(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,
5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミ
ン(1.0当量)の溶液(0.04M)に、2M Na
2CO
3(5.0当量)を添加し
、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0
.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で20
分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによって
精製して、4−(6−(5−アミノ−2−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2
−b]ピリダジン−8−イル)−N−メチルモルホリン−2−カルボキサミドをTFA塩
として収率32%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.48分で(M+H)=368。
ステップ4:
1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾールを、DMF中の4−(6−(5−アミノ
−2−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)−N
−メチルモルホリン−2−カルボキサミド(1.0当量)および3−(トリフルオロメチ
ル)安息香酸(1.1当量)およびEDC.HCl(1.0当量)の溶液(0.03M)
に添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応が完了せず、追加の0.3当量のED
C.HClおよびHOAtを添加し、反応物をさらに24時間撹拌した。反応混合物を濃
縮乾固し、粗製物をHPLCによって精製した。N−メチル−4−(6−(2−メチル−
5−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,
2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリン−2−カルボキサミドをTFA塩として収率
39%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.61 (d, J=4.70Hz, 3H) 3.15 (dd, J=12
.91, 10.56Hz, 1H) 3.71-3.84 (m, 1H) 4.04 (d, J=11.35Hz, 1H) 4.13 (dd, J=10.37, 2
.54Hz, 1H) 4.71 (d, J=12.13Hz, 1H) 5.19 (br. s., 1H) 6.49 (s, 1H) 7.64 (s, 1H) 7
.80 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.89 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.99 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.14 (s, 1H)
8.24-8.37 (m, 3H) 8.98 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.78 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=
0.72分で(M+H)=540。
【1528】
実施例875:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【1529】
【化1026】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(1.0当量)を、DMF中の6−メチ
ル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−3
−アミン(1.0当量)、4−(ブロモメチル)−3−(トリフルオロメチル)安息香酸
(1.0当量)およびEDC.HCl(1.0当量)の溶液(0.11M)に添加し、反
応混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水で処理し、沈殿物を濾過により取り出した
。粗製物を、DCM〜DCM中10%MeOHを使用してシリカゲルカラム上で精製した
。4−(ブロモメチル)−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−
a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズア
ミドを収率59%で単離した。LCMS(m/z)Rt=0.78分で(M+H)=53
1。
ステップ2:
THF中2Mのメチルアミン(60当量)を、4−(ブロモメチル)−N−(6−メチ
ル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−
イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液に添加し、バイ
アルを密封し、70℃に終夜加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによ
って精製して、所望のN−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]
ピリダジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率63%で得た。1H NMR (400M
Hz, <dmso>)δppm 2.52-2.57 (m, 4H) 2.71 (t, J=4.70Hz, 3H) 3.72-3.80 (m, 5H) 4.39
(br. s., 2H) 6.46 (s, 1H) 7.62 (d, J=0.78Hz, 1H) 7.90 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.12 (d
, J=1.17Hz, 1H) 8.27 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.35-8.43 (m, 2H) 8.97 (d, J=2.35Hz, 1H)
9.07 (br. s., 2H) 10.83 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.52分で(M+H)=
526。
【1530】
実施例876:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1531】
【化1027】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−8−イル)モルホリン
(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−
ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)および2M Na
2
CO
3(3.0当量)の溶液(0.1M)を含有する丸底フラスコを、窒素で5分間フラ
ッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.07当量)を溶液に添
加し、系をさらに10分間再度フラッシュした。反応混合物を不活性雰囲気下120℃で
4時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水で希釈し、EtOAcで3回抽出した。
合わせた有機物をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、DCM〜DCM
中5%MeOHを使用してシリカゲルカラム上で精製して、6−メチル−5−(8−モル
ホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−アミンを収率27%
で得た。LCMS(m/z)Rt=0.29分で(M+H)=310。
ステップ2:
DMF中の6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−
イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)および4−(トリフルオロメチル)ピコリン
酸(1.0当量)の溶液(0.07M)を含有する丸底フラスコに、HATU(1.1当
量)およびDIEA(2.0当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混
合物を水で希釈し、EtOAc/H
2Oで3回抽出した。合わせた有機物をMgSO4で
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(6−メチル−
5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル
)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミドをTFA塩として収率38%で得た。1H
NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.76-3.89 (m, 21H) 7.97 (br. s., 1H) 8.12 (d, J=4.30H
z, 1H) 8.19 (br. s., 1H) 8.31-8.40 (m, 3H) 8.53 (br. s., 1H) 8.95-9.14 (m, 2H) 1
1.19 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.6分で(M+H)=483。
【1532】
実施例877:4−シアノ−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド
【1533】
【化1028】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。LC
MS(m/z)Rt=0.59分で(M+H)=507.1。
【1534】
実施例878:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(
8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソ
ニコチンアミド
【1535】
【化1029】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.47 (s, 6H) 3.28 (br. s., 5H) 3.83 (br. s., 4H) 7.71 (
d, J=3.91Hz, 1H) 8.05 (br. s., 1H) 8.16 (s, 1H) 8.20-8.28 (m, 2H) 8.57 (br. s.,
1H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z
)Rt=0.39分で(M+H)=473.3。
【1536】
実施例879:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(8−モル
ホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチン
アミド
【1537】
【化1030】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 2.06 (t, J=19.17Hz, 3H) 3.27 (br. s., 5H) 7.25 (br. s.,
1H) 8.01-8.15 (m, 2H) 8.22 (s, 1H) 8.28 (s, 2H) 8.62 (s, 1H) 8.89-8.95 (m, 2H)
10.95-11.08 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.52分で(M+H)=479.3。
【1538】
実施例880:3−(ジフルオロメチル)−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイ
ミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)ベンズアミド
【1539】
【化1031】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 3.67-3.92 (m, 7H) 6.92-7.36 (m, 2H) 7.66-7.74 (m, 2H) 7
.81 (d, J=7.83Hz, 2H) 8.11-8.20 (m, 5H) 8.23 (s, 2H) 8.50 (br. s., 1H) 8.88 (d,
J=1.96Hz, 1H) 10.70 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.53分で(M+H)=46
4.2。
【1540】
実施例881:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(8−
モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソニコ
チンアミド
【1541】
【化1032】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.61-1.83 (m, 7H) 3.25 (br. s., 4H) 7.24 (br. s., 1H) 7
.88 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.11 (br. s., 1H) 8.20-8.30 (m, 2H) 8.60 (s,
1H) 8.83 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.88 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.92 (s, 1H).LCMS(m/z
)Rt=0.52分で(M+H)=482.4。
【1542】
実施例882:2−イソプロピル−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[
1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1543】
【化1033】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 1.25-1.34 (m, 7H) 2.52 (s, 7H) 3.05-3.18 (m, 1H) 3.20-3
.35 (m, 4H) 7.07-7.26 (m, 1H) 7.70 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 7.76 (s, 1H) 8.06 (b
r. s., 1H) 8.24 (d, J=1.96Hz, 2H) 8.57 (s, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.88 (d, J
=1.96Hz, 1H) 10.64- 10.91 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.42分で(M+H)
=457.2。
【1544】
実施例883:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1545】
【化1034】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物は、実施例876について記載した手順と同じ手順に従って調製した。1H N
MR (400MHz, <dmso>)δppm 3.25 (br. s., 4H) 3.83 (d, J=4.70Hz, 3H) 3.84 (br. s.,
1H) 7.23 (br. s., 1H) 7.75-7.86 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.10 (br. s., 1H)
8.23-8.35 (m, 4H) 8.51-8.68 (m, 1H) 8.91 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.83 (s, 1H).LCM
S(m/z)Rt=0.60分で(M+H)=482.3。
【1546】
実施例884:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1547】
【化1035】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.25 (br. s., 4H) 3.83 (d, J=4.70Hz, 3H) 3.84 (br.
s., 1H) 7.23 (br. s., 1H) 7.75-7.86 (m, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.10 (br. s.,
1H) 8.23-8.35 (m, 4H) 8.51-8.68 (m, 1H) 8.91 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.83 (s, 1H).L
CMS(m/z)Rt=0.60分で(M+H)=482.3。
【1548】
実施例885:N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミド
【1549】
【化1036】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(1.0当量)を、DMF中の4−メチ
ル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)アニリン(1.
0当量)、4−(ブロモメチル)−3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)
およびEDC.HCl(1.0当量)の溶液(0.1M)に添加し、反応混合物を室温で
1時間撹拌した。反応物を水で処理し、沈殿物を濾過により取り出した。その固体、4−
(ブロモメチル)−N−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピ
リジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを
乾燥させ、次のステップにおいてそのまま使用した。LCMS(m/z)Rt=0.65
分で(M+H)=530。
ステップ2:
THF中2Mのメチルアミン(60当量)を、4−(ブロモメチル)−N−(6−メチ
ル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル)ピリジン−3−
イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液に添加し、バイ
アルを密封し、70℃に終夜加熱した。反応混合物を濃縮乾固し、粗製物をHPLCによ
って精製して、所望のN−(6−メチル−5−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−a]
ピリジン−6−イル)ピリジン−3−イル)−4−((メチルアミノ)メチル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミドをTFA塩として収率33%で得た。LCMS(m/
z)Rt=0.56分で(M+H)=526。
【1550】
実施例886:N−(6−メチル−5−(4−モルホリノ−6,6−ジオキシド−5,7
−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1551】
【化1037】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
EtOH中の2,4−ジクロロ−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミジン(
1.0当量)(2.4M)を含有するフラスコに、モルホリン(10.0当量)を添加し
、反応混合物を室温で30分間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗製の4−(2−クロ
ロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イル)モルホリンを次のス
テップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定された。LCMS(m/z)Rt
=0.68分で(M+H)=254/258。
ステップ2:
DME中の4−(2−クロロ−6,7−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−4
−イル)モルホリン(1.0当量)およびN−(4−メチル−3−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.12M)に、2M炭酸ナトリウム(
3.0当量)を添加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).C
H
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋
をし、120℃で20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2
Oに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を
、ヘプタン〜ヘプタン中90%EtOAcを使用してシリカゲルカラム上で精製して、N
−(6−メチル−5−(4−モルホリノ−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミ
ジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収
率51%で得た。LCMS(m/z)Rt=0.81分で(M+H)=502。
ステップ3:
3mlの水中のオキソン(2.3当量)の溶液を、0℃のTHF中のN−(6−メチル
−5−(4−モルホリノ−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル
)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶
液(0.013M)に少量ずつ添加し、反応混合物を同じ温度で4時間撹拌した。反応混
合物をDCMで希釈し、0.5M Na
2CO
3水溶液で3回洗浄した。これをNa
2S
O
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、N−(6−メ
チル−5−(4−モルホリノ−6,6−ジオキシド−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−
d]ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドをTFA塩として収率38%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.52 (s, 1H
) 2.69-2.81 (m, 3H) 3.68 (d, J=4.30Hz, 10H) 4.56 (s, 2H) 4.74 (s, 2H) 7.81 (t, J
=7.83Hz, 1H) 8.00 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.21-8.42 (m, 2H) 8.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.0
4 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.84 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.89分で(M+H)
=515。
【1552】
実施例887:2−メチル−3−(4−モルホリノ−6,6−ジオキシド−5,7−ジヒ
ドロチエノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)−5−(3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド)ピリジン1−オキシド
【1553】
【化1038】
[この文献は図面を表示できません]
mCPBA(2.2当量)を、0℃のDCM中のN−(6−メチル−5−(4−モルホ
リノ−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イ
ル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.024M)
に少量ずつ添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、0
.5M Na
2CO
3水溶液で3回洗浄した。これをNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、
濃縮した。粗製物をHPLCによって精製して、2−メチル−3−(4−モルホリノ−6
,6−ジオキシド−5,7−ジヒドロチエノ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)−5
−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)ピリジン1−オキシドをTFA塩として
収率19%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.54 (s, 2H) 3.53-3.79 (m, 6H) 3.
81-4.27 (m, 6H) 4.56 (s, 2H) 4.75 (s, 1H) 7.75-7.85 (m, 1H) 7.96-8.05 (m, 1H) 8.
20-8.37 (m, 1H) 8.98-9.11 (m, 1H) 10.79 (s, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.76
分で(M+H)=550。
【1554】
実施例888:4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−
6−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド
【1555】
【化1039】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−8−イル)モルホリ
ン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2
−ジオキサボロラン−2−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズ
アミド(0.9当量)の溶液(0.11M)に、2M炭酸ナトリウム(3.0当量)を添
加し、系を窒素で5分間フラッシュした。PdCl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物
(0.1当量)を添加し、系をもう一度フラッシュした。バイアルに蓋をし、120℃で
20分間マイクロ波反応器内に置いた。反応混合物をEtOAc/H
2Oに分配した。有
機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物をHPLCによって
精製して、4−メチル−3−(8−モルホリノイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−
イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミドを収率40%で得た
。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.66-3.76 (m, 4H) 3.99 (br. s., 4H)
6.36 (s, 1H) 7.39 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.46 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.50-7.57 (m, 2H) 7.8
9-7.96 (m, 1H) 7.97-8.03 (m, 2H) 8.05 (s, 1H) 8.18 (s, 1H) 10.46 (s, 1H).LCM
S(m/z)Rt=0.88分で(M+H)=482。
【1556】
実施例889:4−メチル−3−(4−モルホリノ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[
3,4−d]ピリミジン−2−イル)−N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ベ
ンズアミド
【1557】
【化1040】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF(0.46)中の2,4−ジクロロピリド[2,3−d]ピリミジン(1当量)
を含有するフラスコに、モルホリン(1.2当量)を添加し、反応混合物を室温で1時間
撹拌した。反応混合物を濃縮乾固し、粗製のtert−ブチル2−クロロ−4−モルホリ
ノ−5H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−6(7H)−カルボキシレートを次のステ
ップにおいてそのまま使用した。収率は定量的と推定される。LCMS(m/z)Rt=
0.91分で[M+H]+=341。
ステップ2:
DME中のtert−ブチル2−クロロ−4−モルホリノ−5H−ピロロ[3,4−d
]ピリミジン−6(7H)−カルボキシレート(1.0当量)および4−メチル−3−(
4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−N−(3
−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンズアミド(0.9当量)の溶液(0.44M)
に、2M Na
2CO
3溶液(3.0当量)を添加し、系を窒素でフラッシュした。Pd
Cl
2(dppf).CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を反応混合物に添加し、系を窒
素でもう一度フラッシュした。反応バイアルに蓋をし、120℃で20分間マイクロ波加
熱した。粗製物をH2O/EtOAcに分配した。有機層を単離し、Na
2SO
4で乾燥
させ、濾過し、濃縮した。粗製物を、ヘプタン〜ヘプタン中50%EtOAcを使用して
シリカゲルカラム上で精製した。tert−ブチル2−(2−メチル−5−((3−(ト
リフルオロメチル)フェニル)カルバモイル)フェニル)−4−モルホリノ−5H−ピロ
ロ[3,4−d]ピリミジン−6(7H)−カルボキシレートを収率28%で単離した。
LCMS(m/z)Rt=0.95分で[M+H]+=584。
ステップ3.
DCM中のtert−ブチル2−(2−メチル−5−((3−(トリフルオロメチル)
フェニル)カルバモイル)フェニル)−4−モルホリノ−5H−ピロロ[3,4−d]ピ
リミジン−6(7H)−カルボキシレート(1.0当量)の溶液(0.07M)に、TF
A(10当量)を添加し、反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残
留物をDMSOに溶かし、分取で精製した。4−メチル−3−(4−モルホリノ−6,7
−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)−N−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)ベンズアミドをTFA塩として収率24%で単離した。1H NMR
(400MHz, <dmso>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.69 (br. s., 10H) 4.43 (br. s., 2H) 4.76 (b
r. s., 2H) 7.46 (dd, J=14.09, 7.83Hz, 2H) 7.59 (t, J=8.02Hz, 1H) 7.98 (dd, J=7.8
3, 1.57Hz, 1H) 8.04 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.24 (s, 1H) 8.34 (d, J=1.17Hz, 1H) 9.67 (
br. s., 2H) 10.42-10.65 (m, 1H).LCMS(m/z)Rt=0.76分で(M+H)=
484。
実施例899:6−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)ピ
リダジン−4−カルボキサミド
【1558】
【化1041】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.83-1.92 (m, 2H) 1.94-2.03 (m, 2H) 2.20 (s, 3H) 2.
88 (br. s., 4H) 3.40 (s, 3H) 3.69 (d, J=3.91Hz, 4H) 5.75 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.00
(d, J=1.17Hz, 1H) 7.26 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.56 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.63 (dd, J=8.22
, 1.96Hz, 1H) 7.96 (d, J=1.56Hz, 1H) 9.49 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.67 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=471.1,Rt=0.71分.
実施例900:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル
)ピコリンアミド
【1559】
【化1042】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.67-1.78 (m, 6H) 2.25 (s, 3H) 2.94 (br. s., 4H) 3.
45 (s, 3H) 3.70-3.76 (m, 4H) 5.82 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.02-6.13 (m, 1H) 7.27 (d, J
=8.61Hz, 1H) 7.75-7.89 (m, 3H) 8.24 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.48Hz, 1H) 10.
69 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.2,Rt=0.84分.
実施例901:N−(4−メチル−3−(1−メチル−6−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロピリジン−4−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチン
アミド
【1560】
【化1043】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.24 (s, 3H) 2.93 (br. s., 4H) 3.45 (s, 3H) 3.70-3.
75 (m, 4H) 5.80 (d, J=1.57Hz, 1H) 6.05 (d, J=1.57Hz, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.63 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.70 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 8.66 (s, 1H) 9.16 (d, J=0.7
8Hz, 1H) 9.35 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.61 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
73.1,Rt=0.80分.
実施例902:6−(1−シアノシクロプロピル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ピ
リダジン−4−カルボキサミド
【1561】
【化1044】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.87-1.97 (m, 2H) 1.97-2.06 (m, 2H) 2.25 (s, 3H) 3.
08 (br. s., 4H) 3.48 (s, 3H) 3.65-3.77 (m, 4H) 6.68 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.29 (d, J
=8.22Hz, 1H) 7.38 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.59 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.63 (dd, J=8.22, 2.3
5Hz, 1H) 8.01 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.54 (d, J=1.96Hz, 1H) 10.68 (s, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=471.1,Rt=0.67分.
実施例903:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)ピコリンアミド
【1562】
【化1045】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.74 (s, 6H) 2.25 (s, 3H) 3.10 (br. s., 4H) 3.48 (s
, 3H) 3.67-3.73 (m, 4H) 6.71 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.25 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.40 (d, J
=2.35Hz, 1H) 7.73-7.86 (m, 3H) 8.24 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.
63 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=472.1,Rt=0.82分.
実施例904:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチン
アミド
【1563】
【化1046】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25 (s, 3H) 3.09 (br. s., 4H) 3.48 (s, 3H) 3.66-3.
73 (m, 4H) 6.69 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.39 (d, J=2.35Hz, 1H)
7.61 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.66 (s, 1H) 9.16 (s, 1H) 9
.35 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.57 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.0,
Rt=0.77分.
実施例905:4−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(1−メチ
ル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)ピ
コリンアミド
【1564】
【化1047】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.03 (t, J=19.17Hz, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.10 (br. s.,
4H) 3.48 (s, 3H) 3.63-3.76 (m, 4H) 6.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.26 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.77 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.81 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.8
3-7.87 (m, 1H) 8.22 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.67 (s, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=469.1,Rt=0.85分.
実施例906:4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェ
ニル)ピコリンアミド
【1565】
【化1048】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.45 (s, 6H) 2.25 (s, 3H) 3.10 (br. s., 4H) 3.48 (s
, 3H) 3.66-3.74 (m, 4H) 6.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.24 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.40 (d, J
=1.96Hz, 1H) 7.70 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.
41, 2.15Hz, 1H) 8.23 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.63 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.55 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=463.1,Rt=0.71分.
実施例907:4−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1
−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニ
ル)ピコリンアミド
【1566】
【化1049】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 2.26 (s, 3H) 3.10 (br. s.
, 4H) 3.48 (s, 3H) 3.67-3.74 (m, 4H) 6.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.25 (d, J=8.22Hz, 1
H) 7.40 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.68 (dd, J=5.09, 1.96Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 7
.80 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 8.13 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.72 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.60
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=465.1,Rt=0.87分.
実施例908:3−(2−アミノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル
)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1567】
【化1050】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DMF中の5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−1−メチル−3−モルホリノピ
リジン−2(1H)−オン(1.0当量)および3−(2−((tert−ブトキシカル
ボニル)アミノ)プロパン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0
当量)の溶液(0.1M)に、EDC(2.2当量)およびHOAt(2.2当量)を添
加し、反応物を完了まで室温で撹拌した。逆相HPLCによって精製し、凍結乾燥して、
tert−ブチル(2−(3−((4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6
−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)カルバモイル)−5−(ト
リフルオロメチル)フェニル)プロパン−2−イル)カルバメートを得、これを次のステ
ップに使用した。LCMS(m/z)(M+H)=629.3、Rt=1.00分。
ステップ2:
tert−ブチル(2−(3−((4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−
6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)カルバモイル)−5−(
トリフルオロメチル)フェニル)プロパン−2−イル)カルバメート(1.0当量)の溶
液を、DCMおよびTFA(4:1)に溶解し、反応物を室温で4時間撹拌した。濃縮乾
固し、アセトニトリルおよび水に溶解し、凍結乾燥して、3−(2−アミノプロパン−2
−イル)−N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6
−ジヒドロピリジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
を収率57%で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.70 (s, 6H) 2.26 (s, 3H) 3.02-
3.13 (m, 4H) 3.48 (s, 3H) 3.65-3.75 (m, 4H) 6.68 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.28 (d, J=8.
61Hz, 1H) 7.38 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.59 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 2.35Hz
, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.34 (s, 2H) 10.49 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=52
9.1、Rt=0.68分。
実施例909:N−(4−メチル−3−(1−メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1
,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチ
ンアミド
【1568】
【化1051】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.29 (s, 3H) 3.42-3.47 (m, 4H) 3.65-3.72 (m, 7H) 6.
58 (s, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.67-7.80 (m, 2H) 8.68 (s, 1H) 9.16 (d, J=0.78
Hz, 1H) 9.36 (d, J=1.57Hz, 1H) 10.62 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
74.2,Rt=0.85分.
実施例910:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(1−
メチル−5−モルホリノ−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリダジン−3−イル)フェニ
ル)ピコリンアミド
【1569】
【化1052】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.74 (s, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.41-3.50 (m, 4H) 3.67 (s
, 3H) 3.68-3.72 (m, 4H) 6.60 (s, 1H) 7.24-7.31 (m, 1H) 7.82 (dd, J=5.09, 1.96Hz,
1H) 7.86 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.92 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.25 (d, J=1.57Hz, 1H)
8.77 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.68 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=473.3
,Rt=0.92分.
5−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジ
ン−3−アミンの合成
【1570】
【化1053】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
THF中の4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)
およびプロパン−2−オール(1.8当量)の溶液(0.3M)に、水素化ナトリウム(
2.0当量)を添加し、反応物を完了まで室温で撹拌した。混合物を水でクエンチし、酢
酸エチルで2回抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた。粗製材料をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、10%メタノール/DCM
)によって精製して、4−(6−クロロ−3−イソプロポキシピリダジン−4−イル)モ
ルホリンを白色固体として収率72%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=258.
2/259.7、Rt=0.59分。
ステップ2:
DME中の4−(6−クロロ−3−イソプロポキシピリダジン−4−イル)モルホリン
(1.1当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−
ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液(0.1M)
に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.5当量)および炭酸ナトリウム(8.
0当量、2M水溶液)を添加し、混合物をマイクロ波中110℃に15分間加熱した。反
応物を濃縮乾固し、次いで酢酸エチルと水とに分配した。有機層をブラインで洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥させた。粗製材料をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、10
%メタノール/DCM)によって精製して、5−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノ
ピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−アミンを収率88%で得た。LCM
S(m/z)(M+H)=330.0、Rt=0.46分。
実施例911:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(5−(6−イソプロポ
キシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【1571】
【化1054】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (s, 3H) 1.43 (s, 3H) 1.66 (s, 3H) 1.72 (s, 3H)
3.74 (s, 7H) 5.28-5.43 (m, 1H) 7.37 (s, 1H) 7.83 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.04
(s, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.78 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.94 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.
95 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=495.3,Rt=0.70分.
実施例912:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−(6−イソプロポキシ−
5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチン
アミド
【1572】
【化1055】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.98-2.11 (m, 3H) 3.73 (br.
s., 7H) 5.36 (七重線, J=6.13Hz, 1H) 7.34 (s, 1H) 8.03 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.19 (s,
1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.90 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H) 11.02
(s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=499.3,Rt=0.69分.
実施例913:2−(ジフルオロメチル)−N−(5−(6−イソプロポキシ−5−モル
ホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)イソニコチンアミド
【1573】
【化1056】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.42 (d, J=6.26Hz, 6H) 3.74 (s, 7H) 5.27-5.42 (m, 1
H) 6.86-7.25 (m, 1H) 7.36 (s, 1H) 8.07 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.36 (d, J
=2.35Hz, 1H) 8.87-8.98 (m, 2H) 11.04 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
85.3,Rt=0.66分.
5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−
6−メチルピリジン−3−アミンの合成
【1574】
【化1057】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
NaH(3.0当量)を、窒素下のTHF中の2,2−ジフルオロエタノール(3.0
当量)および4−(3,6−ジクロロピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)
の溶液(0.15M)に、ゆっくりと少量ずつ添加した。溶液を室温で2時間撹拌した。
水の添加によりクエンチし、酢酸エチルで3回抽出した。有機物を合わせ、硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、酢酸エチルおよびヘプタンで溶出するシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した(生成物は約50/50 酢酸エチ
ル/ヘプタンで溶出)。純粋な画分を濃縮して、4−(6−クロロ−3−(2,2−ジフ
ルオロエトキシ)ピリダジン−4−イル)モルホリンを白色固体として収率65%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=279.9、Rt=0.59分。
ステップ2:
DMEおよび2M Na
2CO
3(3:1)中の4−(6−クロロ−3−(2,2−ジ
フルオロエトキシ)ピリダジン−4−イル)モルホリン(1.0当量)の溶液(0.18
M)に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.2当量)およびPdCl
2(dppf).
CH
2Cl
2付加物(0.1当量)を添加した。反応物を3時間加熱還流し、次いで室温
に冷却した。水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、
濃縮した。ヘプタン中0〜100酢酸エチル、続いて酢酸エチル中10%メタノールで溶
出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、5−(6−(2,2−ジ
フルオロエトキシ)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3
−アミンを収率60%で得る。LCMS(m/z)(M+H)=352、Rt=0.39
分。
実施例914:N−(5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(1,1−ジフルオロプロ
ピル)イソニコチンアミド
【1575】
【化1058】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.20-2.47 (m, 2H) 2.56 (s,
3H) 3.89 (d, J=5.09Hz, 8H) 4.77 (td, J=14.28, 3.13Hz, 2H) 6.17-6.56 (m, 1H) 7.39
(s, 1H) 7.99 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.56 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.85 (d, J=5
.09Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=535.2,R
t=0.72分.
実施例915:N−(5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−2−(1,1−ジフルオロエチ
ル)イソニコチンアミド
【1576】
【化1059】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.94 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.43 (s, 3H) 3.31-3.44 (m,
4H) 3.69-3.86 (m, 4H) 4.63-4.73 (m, 2H) 6.07-6.47 (m, 1H) 7.01 (s, 1H) 7.90 (d,
J=4.70Hz, 1H) 8.12 (s, 1H) 8.19 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.73 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.80 (
d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=521.1,Rt=0.64分.
実施例916:N−(5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピ
コリンアミド
【1577】
【化1060】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.57 (s, 3H) 3.89 (d, J=4.30Hz, 7H) 4.77 (td, J=14
.28, 3.13Hz, 2H) 6.13-6.59 (m, 1H) 7.40 (s, 1H) 7.97 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.45 (s,
1H) 8.63 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.00 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.11 (d, J=2.35Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=525.1,Rt=0.73分.
実施例917:N−(5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ニ
コチンアミド
【1578】
【化1061】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.43 (s, 3H) 3.34-3.42 (m, 4H) 3.70-3.79 (m, 4H) 4
.62-4.74 (m, 2H) 6.03-6.47 (m, 1H) 7.02 (s, 1H) 8.19 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.60 (s,
1H) 8.80 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.00 (s, 1H) 9.28 (d, J=1.57Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=525.1,Rt=0.67分.
実施例918:N−(5−(6−(2,2−ジフルオロエトキシ)−5−モルホリノピリ
ダジン−3−イル)−6−メチルピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1579】
【化1062】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.88 (s, 8H) 4.77 (td, J=14.28, 3.52H
z, 2H) 6.16-6.69 (m, 1H) 7.38 (s, 1H) 7.72-7.81 (m, 1H) 7.94 (d, J=7.83Hz, 1H) 8
.17-8.35 (m, 2H) 8.55 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.93 (d, J=2.74Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=524.1,Rt=0.72分.
6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)
ピリジン−3−アミンの合成
【1580】
【化1063】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(6−クロロ−3−(メチルスルホニル)ピリダジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液(0.
05M)に、炭酸ナトリウム(3.0当量、2M)を添加し、窒素でパージした。PdC
l
2(dppf)−DCM付加物(0.06当量)を反応物に添加し、系を窒素でもう一
度フラッシュした。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。粗製物を水と酢
酸エチルとに分配し、有機層を単離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。
粗製材料を逆相クロマトグラフィー(Graceシステム、水中0〜30%アセトニトリ
ル)によって精製した。部分的に濃縮したら、沈殿物を濾別し、高真空下で乾燥させて、
6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)
ピリジン−3−アミンを収率54%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=350.2
、Rt=0.40分。
【1581】
4−メチル−3−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)
アニリンの合成
【1582】
【化1064】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(6−クロロ−3−(メチルスルホニル)ピリダジン−4−イル)モル
ホリン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.0当量)の溶液(0.04M)に、
炭酸ナトリウム(3.0当量、2M)を添加し、窒素でパージした。PdCl
2(dpp
f)−DCM付加物(0.06当量)を反応物に添加し、系を窒素でもう一度フラッシュ
した。反応物をマイクロ波中120℃に20分間加熱した。粗製物を水と酢酸エチルとに
分配し、有機層を単離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をシ
リカゲルクロマトグラフィー(DCM中5%メタノール)によって精製して、4−メチル
−3−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)アニリンを
収率60%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=349.2、Rt=0.43分。
【1583】
実施例919:N−(6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1584】
【化1065】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中の6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン
−3−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)の溶液に、DIEA(3.0当量)、
3−(トリフルオロメチル)安息香酸(1.0当量)およびHATU(1.0当量)を添
加し、反応物を室温で終夜撹拌した。水と酢酸エチルとに分配し、有機層を単離し、水層
を酢酸エチルで逆抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮
した。粗製材料をDMSOに溶解し、逆相HPLCによって精製した。純粋な画分を凍結
乾燥して、N−(6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダ
ジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収
率35%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=522.1、Rt=0.68分。
【1585】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の実施例919の調製につい
て記載した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例920:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6−メチル−5−(6−(メ
チルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)イソニ
コチンアミド
【1586】
【化1066】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.97-2.12 (m, 3H) 2.52-2.56 (m, 4H) 3.47-3.56 (m, 8
H) 3.70-3.78 (m, 4H) 4.09 (br. s., 1H) 7.54 (s, 1H) 8.05 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.21
(s, 1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.90 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.
90-11.02 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=519.2,Rt=0.59分.
実施例921:N−(6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチン
アミド
【1587】
【化1067】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.52-2.56 (m, 3H) 3.47-3.57 (m, 7H) 3.71-3.79 (m, 4
H) 7.54 (s, 1H) 8.21 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.39 (s, 1H) 8.95
(d, J=2.35Hz, 1H) 9.01 (d, J=4.70Hz, 1H) 11.02 (s, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=523.1,Rt=0.61分.
実施例923:N−(6−メチル−5−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミ
ド
【1588】
【化1068】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.53 (s, 5H) 3.72-3.78 (m, 7H) 7.54 (s, 2H) 8.12 (d
, J=4.69Hz, 2H) 8.35 (s, 1H) 8.49 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.05 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.11
(d, J=2.35Hz, 1H) 11.10-11.28 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=523.1
,Rt=0.65分.
実施例924:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(6−
(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)イ
ソニコチンアミド
【1589】
【化1069】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.76 (s, 6H) 2.52-2.56 (m, 4H) 3.47-3.56 (m, 7H) 3.
70-3.78 (m, 4H) 7.54 (s, 1H) 7.89 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.03 (s, 1H) 8.33 (d,
J=1.96Hz, 1H) 8.83 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.95 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.90 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=522.2,Rt=0.59分.
実施例925:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(6−メチル−5−(6−(
メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)イソ
ニコチンアミド
【1590】
【化1070】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.63Hz, 3H) 2.26-2.42 (m, 2H) 2.53 (s, 3
H) 3.47-3.57 (m, 7H) 3.67-3.81 (m, 4H) 7.54 (s, 1H) 8.04 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.19
(s, 1H) 8.35 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.91 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.96 (d, J=2.35Hz, 1H) 10.
97 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=533.1,Rt=0.64分.
実施例926:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(4−メチル−3−(6−(
メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンア
ミド
【1591】
【化1071】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.93 (t, J=7.43Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 2.33-2.42 (m, 2
H) 3.52 (s, 4H) 3.69-3.78 (m, 4H) 7.35-7.44 (m, 2H) 7.81 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H
) 7.90 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.02 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz,
1H) 10.61-10.77 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=532.1,Rt=0.7
8分.
実施例927:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6−メチル−5−(6
−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)ピリジン−3−イル)
イソニコチンアミド
【1592】
【化1072】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.67 (s, 3H) 1.72 (s, 3H) 3.74 (d, J=4.70Hz, 4H) 7.
53 (s, 1H) 7.84 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.05 (s, 1H) 8.33 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.77 (d, J
=4.70Hz, 1H) 8.94 (d, J=2.74Hz, 1H) 10.87 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=515.2,Rt=0.59分.
実施例928:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(6
−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチ
ンアミド
【1593】
【化1073】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.57-1.77 (m, 7H) 2.31 (s, 3H) 7.29-7.46 (m, 2H) 7.
77-7.84 (m, 2H) 7.90 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.94-8.07 (m, 1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H)
10.64 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=514.1,Rt=0.72分.
実施例929:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(6−(メ
チルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチンアミ
ド
【1594】
【化1074】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.95-2.11 (m, 3H) 2.28-2.34 (m, 3H) 3.43-3.57 (m, 7
H) 3.69-3.78 (m, 4H) 7.34-7.45 (m, 2H) 7.81 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.91 (d, J=
2.35Hz, 1H) 7.99-8.05 (m, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.77-8.95 (m, 1H) 10.72 (s, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=518.1,Rt=0.74分.
実施例930:N−(4−メチル−3−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1595】
【化1075】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.27-2.36 (m, 3H) 3.43-3.56 (m, 8H) 7.27-7.51 (m, 2
H) 7.80 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.90 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.10-8.27 (m, 1H) 8.29-8
.45 (m, 1H) 8.89-9.06 (m, 1H) 10.77 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=52
2.1,Rt=0.76分.
実施例931:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(6−
(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコチン
アミド
【1596】
【化1076】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.66-1.83 (m, 8H) 2.32 (s, 4H) 3.49 (d, J=4.70Hz, 5
H) 3.72-3.78 (m, 6H) 7.36-7.45 (m, 2H) 7.79 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.83-7.91 (
m, 2H) 7.94-8.06 (m, 1H) 8.70-8.87 (m, 1H) 10.57-10.71 (m, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=521.1,Rt=0.72分.
実施例932:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(
6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピリダジン−3−イル)フェニル)イソニコ
チンアミド
【1597】
【化1077】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.48 (s, 6H) 2.27-2.34 (m, 3H) 3.42-3.57 (m, 7H) 3.
69-3.80 (m, 4H) 7.34-7.44 (m, 2H) 7.73 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.80 (dd, J=8.22
, 2.35Hz, 1H) 7.90 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.68 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.62 (
s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=512.1,Rt=0.55分.
実施例933:N−(4−メチル−3−(6−(メチルスルホニル)−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)フェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1598】
【化1078】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.25-2.37 (m, 3H) 3.37-3.62 (m, 7H) 3.66-3.84 (m, 4
H) 7.29-7.47 (m, 2H) 7.96 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 8.05 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.09 (
d, J=3.91Hz, 1H) 8.33 (s, 1H) 9.02 (d, J=4.70Hz, 1H) 10.80-10.91 (m, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=522.1,Rt=0.83分.
実施例934:N−(5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−6−
メチルピリダジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1599】
【化1079】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
4:1の1,4−ジオキサン:水中の4−(2−メトキシ−5−(4,4,5,5−テ
トラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)モルホリ
ン(1.0当量)および4,6−ジクロロ−3−メチルピリダジン(1.0当量)の脱気
混合物(0.2M)に、炭酸セシウム(3.0当量)、Pd(OAc)
2(0.1当量)
およびトリ−t−ブチルホスフィン(トルエン中1.0M、0.2当量)を添加した。反
応混合物を75℃で5時間撹拌した。LC−MSは、異性体生成物の混合物を示す。冷却
した反応混合物を水で希釈し、酢酸エチル(2×)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(
ISCO、0〜5%メタノールを伴う酢酸エチルの勾配)によって精製して、4−(5−
(6−クロロ−3−メチルピリダジン−4−イル)−2−メトキシピリジン−3−イル)
モルホリンを薄褐色結晶性固体として収率68%で得た。副異性体も存在する(20%)
。LCMS(m/z)(M+H)=321.0、Rt=0.66分。
ステップ2:
1,4−ジオキサン中の4−(5−(6−クロロ−3−メチルピリダジン−4−イル)
−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリンおよび4−(5−(5−クロロ−6−メ
チルピリダジン−3−イル)−2−メトキシピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当
量)の溶液(0.2M)に、水酸化アンモニウム(32当量)を添加し、混合物を140
℃で終夜撹拌した。終夜撹拌したら、追加の32当量の水酸化アンモニウムを添加し、混
合物を175℃で3日間撹拌した。反応物を濃縮乾固して、5−(6−メトキシ−5−モ
ルホリノピリジン−3−イル)−6−メチルピリダジン−3−アミンおよび6−(6−メ
トキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−3−メチルピリダジン−4−アミンを異
性体の混合物(1:1の割合)として得た。LCMS(m/z)(M+H)=301.9
、Rt=0.45および0.47分。
ステップ3:
DCM中の5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−6−メチルピ
リダジン−3−アミンおよび6−(6−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)
−3−メチルピリダジン−4−アミン(1.0当量、異性体の混合物)の溶液(0.1M
)に、DIEA(5.0当量)および3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(
2.2当量)を添加した。混合物を周囲温度で撹拌した。4時間の時点でのLC−MSは
、生成物への部分的変換を示した。追加の3.00当量のDIEAおよび1.3当量の塩
化アシルを添加した。反応物を周囲温度で7日間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナト
リウム水溶液でクエンチし、DCM(2×)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物を逆相HPLCによって精製し、凍結乾燥し
て、N−(5−(6−メトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−6−メチルピリ
ダジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドをそのTFA塩、黄色固
体として収率28%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.76 (s, 3H) 3.15-3.23 (
m, 4H) 3.83-3.93 (m, 4H) 4.08 (s, 3H) 7.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.76-7.85 (m, 1H) 7
.95-8.02 (m, 2H) 8.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.70 (s, 1H).LCMS(m/
z)(M+H)=474.1、Rt=0.85分。
実施例935:N−(6’−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−メチル−5’−モル
ホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチン
アミド
【1600】
【化1080】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.08 (d, J=3.91Hz, 4H) 3.69-3.75 (m, 4H) 4.64 (td,
J=15.16, 3.33Hz, 2H) 6.21-6.64 (m, 1H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.83 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.17 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.70 (s, 1H) 8.91-9.01 (m, 1H) 9.21 (s, 1H) 9.39 (d,
J=1.57Hz, 1H) 11.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=524.3,Rt=
0.74分.
実施例936:6−(1−シアノシクロプロピル)−N−(6’−(2,2−ジフルオロ
エトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピ
リダジン−4−カルボキサミド
【1601】
【化1081】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.87-1.96 (m, 2H) 2.00-2.08 (m, 2H) 3.07 (br. s., 4
H) 3.70-3.75 (m, 4H) 4.64 (d, J=3.52Hz, 2H) 6.26-6.63 (m, 1H) 7.29 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.81 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.06 (dd, J=4.50, 2.15Hz, 2H) 8.87 (d, J=2.35Hz, 1H)
9.56 (d, J=1.96Hz, 1H) 11.03 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=522.1
,Rt=0.68分.
実施例937:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(メチルス
ルホニル)ベンズアミド
【1602】
【化1082】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.86 (dtd, J=12.67, 8.34, 8.34, 3.91Hz, 2H) 2.08-2
.22 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3.15-3.26 (m, 7H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H)
3.82-3.93 (m, 4H) 3.94-4.06 (m, 2H) 5.46 (tt, J=7.92, 3.81Hz, 1H) 7.34 (d, J=2.
35Hz, 1H) 7.82-7.92 (m, 2H) 8.25 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.36 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.48 (
d, J=2.35Hz, 1H) 8.61 (s, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=553.1,Rt=0.61分.
実施例938:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2−メチル−5’−モルホリ
ノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1603】
【化1083】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.86 (dtd, J=12.67, 8.34, 8.34, 3.91Hz, 2H) 2.07 (
t, J=18.78Hz, 3H) 2.12-2.22 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3.16-3.23 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=
11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.83-3.93 (m, 4H) 3.94-4.07 (m, 2H) 5.46 (tt, J=7.83, 3
.91Hz, 1H) 7.33 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.87 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.04 (d, J=4.30Hz, 1H)
8.27 (s, 1H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.34 (d, J=2.35Hz, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=540.1,Rt=0.69分.
実施例939:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−
モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1604】
【化1084】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.64 (s, 6H) 1.76-1.91 (m, 2H) 2.06-2.20 (m, 2H) 2
.70 (s, 3H) 3.10-3.23 (m, 4H) 3.66 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.80-3.91 (m
, 4H) 3.91-4.04 (m, 2H) 5.44 (tt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.8
5 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.03 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.39 (s, 1H) 8.51 (d, J=2.35Hz
, 1H) 8.78 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=534.2,Rt=0.53分.
実施例940:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(2−メチル−5’−モルホリ
ノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1605】
【化1085】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.77-1.94 (m, 6H) 2.07-2.23 (m, 2H) 2.67 (s, 3H) 3
.15-3.23 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.83-3.93 (m, 4H) 3.94-4.
05 (m, 2H) 5.46 (dt, J=8.12, 3.96Hz, 1H) 7.33 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.78 (dd, J=5.09
, 1.57Hz, 1H) 7.86 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.71 (d
, J=5.09Hz, 1H) 9.24 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=531.
2,Rt=0.68分.
実施例941:2−シクロプロピル−N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イ
ル)イソニコチンアミド
【1606】
【化1086】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.07-1.18 (m, 2H) 1.22 (dt, J=8.02, 3.03Hz, 2H) 1.
86 (dtd, J=12.77, 8.29, 8.29, 3.91Hz, 2H) 2.08-2.21 (m, 2H) 2.23-2.36 (m, 1H) 2.
71 (s, 3H) 3.15-3.24 (m, 4H) 3.68 (ddd, J=11.54, 8.22, 3.33Hz, 2H) 3.82-3.93 (m,
4H) 3.94-4.06 (m, 2H) 5.46 (tt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.33 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.81
(dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.46 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.65 (d,
J=5.48Hz, 1H) 9.34 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=516.2
,Rt=0.56分.
実施例942:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(トリフル
オロメチル)ピコリンアミド
【1607】
【化1087】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.87 (dtd, J=12.67, 8.34, 8.34, 3.91Hz, 2H) 2.10-2
.22 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3.16-3.24 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H)
3.84-3.94 (m, 4H) 3.94-4.06 (m, 2H) 5.47 (dt, J=8.12, 3.96Hz, 1H) 7.35 (d, J=1.
96Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.01 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.51 (s, 1H) 8.69 (d, J=
2.35Hz, 1H) 9.03 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.44 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=544.2,Rt=0.75分.
実施例943:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−5’−モル
ホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)ピコリンアミド
【1608】
【化1088】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.76-1.93 (m, 8H) 2.09-2.22 (m, 2H) 2.71 (s, 3H) 3
.16-3.25 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=11.64, 8.31, 3.13Hz, 2H) 3.83-3.94 (m, 4H) 3.94-4.
05 (m, 2H) 5.47 (dt, J=7.83, 3.91Hz, 1H) 7.35 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09
, 1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.44 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.69 (d, J=2.35Hz, 1
H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.45 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=543.3,Rt=0.70分.
実施例944:6−(1−シアノシクロプロピル)−N−(2−メチル−5’−モルホリ
ノ−6’−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−イル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1609】
【化1089】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.87 (dtd, J=12.77, 8.29, 8.29, 3.91Hz, 2H) 1.99-2
.11 (m, 4H) 2.11-2.21 (m, 2H) 2.64-2.69 (m, 3H) 3.16-3.22 (m, 4H) 3.69 (ddd, J=1
1.44, 8.31, 3.33Hz, 2H) 3.83-3.93 (m, 4H) 3.94-4.05 (m, 2H) 5.46 (dt, J=7.83, 3.
91Hz, 1H) 7.32 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.36 (d, J=1.96Hz, 2H) 9
.20 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.59 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
42.2,Rt=0.61分.
3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルアニリン
の合成
【1610】
【化1090】
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ステップ1:
水素化ナトリウム(3.0当量)を室温の2−プロパノール(0.4M)に添加し、混
合物を90℃で20分間撹拌した。反応物を室温に冷却し、4−(5−ブロモ−2−フル
オロピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量)を添加した。混合物を90℃で1.
5時間撹拌した。冷却した反応物を水に注ぎ入れ、酢酸エチル(2×)で抽出した。合わ
せた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、シリカゲルク
ロマトグラフィー(0〜10%メタノールを伴うDCM)によって精製して、4−(5−
ブロモ−2−イソプロポキシピリジン−3−イル)モルホリンを黄緑色油状物として得た
。LCMS(m/z)(M+H)=301/303.1、Rt=0.99分。
ステップ2:
DME中の4−(5−ブロモ−2−イソプロポキシピリジン−3−イル)モルホリン(
1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)アニリン(1.2当量)および2M炭酸ナトリウム水溶液(
3.0当量)の脱気混合物(0.18M)に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(
0.1当量)を添加し、反応混合物をマイクロ波中120℃で15分間加熱した。冷却し
た反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を硫酸ナトリウムで
乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(1
0〜70%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、3−(6−イソプロポキシ−5−
モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルアニリンを黄色油状物として収率37%で
得た。LCMS(m/z)(M+H)=328.0、Rt=0.65分。
【1611】
6’−イソプロポキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−アミンの合成
【1612】
【化1091】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(5−ブロモ−2−イソプロポキシピリジン−3−イル)モルホリン(
1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.2当量)の溶液(0.18M)
に、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)および2M炭酸ナトリウム水
溶液(3.0当量)を添加し、混合物を、マイクロ波中125℃に20分間、続いて13
0℃に15分間加熱した。冷却した反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合
わせた有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(酢酸エチル/5〜15%メタノール)によって精製して、6’−イソ
プロポキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを
紫色油状物として収率54%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=329.2、Rt
=0.60分。
実施例945:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−イソプロポキシ−
5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1613】
【化1092】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.2
9 (s, 3H) 3.15-3.24 (m, 4H) 3.83-3.95 (m, 4H) 5.42 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.2
9 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.33 (d, J=9.39Hz, 1H) 7.61-7.67 (m, 2H) 7.79 (d, J=2.35Hz,
1H) 7.95-8.00 (m, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=497.1,Rt=1.06分.
実施例946:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロポ
キシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1614】
【化1093】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.69-1.81 (m, 6H) 2.29 (s,
3H) 3.17-3.26 (m, 4H) 3.84-3.94 (m, 4H) 5.42 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.29-7.36 (m
, 2H) 7.60-7.66 (m, 2H) 7.80 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.83 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 8.0
8-8.12 (m, 1H) 8.69-8.75 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=493.1,R
t=1.05分.
実施例947:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロ
ポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミ
ド
【1615】
【化1094】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.70 (s, 6H) 2.30 (s, 3H) 3
.09-3.21 (m, 4H) 3.81-3.93 (m, 4H) 5.41 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.22 (d, J=1.96Hz
, 1H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.68 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H
) 7.75 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.18 (dd, J=5.67, 1.76Hz, 1H) 8.46 (dd, J=1.57, 0.78Hz,
1H) 8.77-8.81 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=491.1,Rt=0.8
1分.
実施例948:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロポキ
シ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ピコリンアミド
【1616】
【化1095】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.81 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3
.21 (dd, J=5.48, 3.91Hz, 4H) 3.83-3.94 (m, 4H) 5.43 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.29-
7.37 (m, 2H) 7.68-7.74 (m, 2H) 7.76-7.82 (m, 2H) 8.37 (dd, J=1.96, 0.78Hz, 1H) 8
.73-8.78 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=500.1,Rt=1.11分.
実施例949:4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(3−(6−イソプロ
ポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)ピコリンアミド
【1617】
【化1096】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.58 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3
.22 (dd, J=5.48, 3.91Hz, 4H) 3.86-3.95 (m, 4H) 5.43 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.31-
7.36 (m, 2H) 7.67-7.74 (m, 2H) 7.76 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 7.81 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.38 (dd, J=1.96, 0.78Hz, 1H) 8.64-8.68 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=491.1,Rt=1.00分.
実施例950:N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)
−4−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1618】
【化1097】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.30 (s, 3H) 3.16-3.24 (m,
4H) 3.83-3.94 (m, 4H) 5.43 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.27 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.34 (d
, J=7.83Hz, 1H) 7.62-7.69 (m, 2H) 7.78 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.17 (dd, J=5.09, 1.57H
z, 1H) 8.54-8.58 (m, 1H) 8.95 (dd, J=4.69, 0.78Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=511.1,Rt=0.93分.
実施例951:N−(3−(6−イソプロポキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)
−4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【1619】
【化1098】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.19 (dd, J=5.
48, 3.91Hz, 4H) 3.83-3.94 (m, 4H) 5.42 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.28 (d, J=1.96
Hz, 1H) 7.30-7.36 (m, 1H) 7.60-7.67 (m, 2H) 7.78 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.64-8.70 (m,
1H) 9.08 (d, J=1.17Hz, 1H) 9.36 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=501.1,Rt=1.06分.
実施例952:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−イソプロポキシ−2−
メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1620】
【化1099】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.06 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.7
2 (s, 3H) 3.12-3.21 (m, 4H) 3.82-3.92 (m, 4H) 5.47 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.31 (
d, J=1.96Hz, 1H) 7.88 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.02-8.07 (m, 1H) 8.26-8.29 (m, 1H) 8.48
(d, J=2.35Hz, 1H) 8.88 (dd, J=5.09, 0.78Hz, 1H) 9.37 (d, J=2.35Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=498.1,Rt=0.79分.
実施例953:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキシ
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチン
アミド
【1621】
【化1100】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.66-1.83 (m, 6H) 2.73 (s,
3H) 3.10-3.22 (m, 4H) 3.82-3.93 (m, 4H) 5.47 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.31 (d, J=2
.35Hz, 1H) 7.85 (dd, J=5.09, 1.56Hz, 1H) 7.88 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.14-8.18 (m, 1H
) 8.50 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.75-8.80 (m, 1H) 9.39 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=494.1,Rt=0.79分.
実施例954:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキシ−
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンア
ミド
【1622】
【化1101】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=5.87Hz, 6H) 1.84 (s, 6H) 2.72 (s, 3H) 3
.12-3.21 (m, 4H) 3.83-3.93 (m, 4H) 5.47 (五重線, J=6.16Hz, 1H) 7.31 (d, J=2.35Hz
, 1H) 7.86-7.92 (m, 2H) 8.14-8.18 (m, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.84 (dd, J=5.0
9, 0.78Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=501.1
,Rt=0.77分.
実施例955:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキ
シ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチ
ンアミド
【1623】
【化1102】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.64 (s, 6H) 2.71 (s, 3H) 3
.13-3.20 (m, 4H) 3.84-3.92 (m, 4H) 5.47 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.30 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.91-7.95 (m, 1H) 8.34 (dd, J=1.76, 0.98Hz, 1H)
8.48 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.77 (dd, J=5.28, 0.98Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=492.1,Rt=0.62分.
実施例956:4−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−イソプロポキシ−2−
メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリンアミド
【1624】
【化1103】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=5.87Hz, 6H) 2.02 (t, J=18.58Hz, 3H) 2.7
2 (s, 3H) 3.14-3.22 (m, 4H) 3.81-3.93 (m, 4H) 5.48 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.3
2 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.81-7.86 (m, 1H) 7.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.38-8.41 (m, 1H) 8
.70 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.88-8.92 (m, 1H) 9.46 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=498.1,Rt=0.85分.
実施例957:4−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキシ
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリンアミ
ド
【1625】
【化1104】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.67-1.81 (m, 6H) 2.72 (s,
3H) 3.15-3.23 (m, 4H) 3.83-3.93 (m, 4H) 5.48 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.32 (d,
J=2.35Hz, 1H) 7.71 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 7.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.28-8.32 (m,
1H) 8.70 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.46 (d, J=2.35Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=494.1,Rt=0.87分.
実施例958:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキシ−
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリンアミド
【1626】
【化1105】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=5.87Hz, 6H) 1.83 (s, 6H) 2.72 (s, 3H) 3
.15-3.23 (m, 4H) 3.80-3.92 (m, 4H) 5.42-5.54 (m, 1H) 7.32 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.85
(dd, J=5.09, 1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.44 (dd, J=1.96, 0.78Hz, 1H) 8
.70 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.79-8.84 (m, 1H) 9.47 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=501.1,Rt=0.82分.
実施例959:4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(6’−イソプロポキ
シ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリンア
ミド
【1627】
【化1106】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=6.26Hz, 6H) 1.59 (s, 6H) 2.71 (s, 3H) 3
.15-3.21 (m, 4H) 3.83-3.92 (m, 4H) 5.48 (dt, J=12.23, 6.21Hz, 1H) 7.32 (d, J=2.3
5Hz, 1H) 7.77 (dd, J=5.09, 1.96Hz, 1H) 7.89 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.41 (dd, J=1.96,
0.78Hz, 1H) 8.67 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.70 (dd, J=5.09, 0.78Hz, 1H) 9.45 (d, J=2.35
Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=492.1,Rt=0.74分.
実施例960:N−(6’−イソプロポキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3
’−ビピリジン]−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【1628】
【化1107】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.26Hz, 6H) 2.71 (s, 3H) 3.14-3.21 (m,
4H) 3.83-3.93 (m, 4H) 5.47 (五重線, J=6.26Hz, 1H) 7.31 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.87 (d
, J=2.35Hz, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.73-8.77 (m, 1H) 9.14-9.18 (m, 1H) 9.33
(d, J=2.35Hz, 1H) 9.43 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=502
.1,Rt=0.79分.
実施例961:3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−N−(5−
フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−4−メチルベンズアミド
【1629】
【化1108】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DCM中の3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチル安
息香酸(1.0当量)の溶液(0.06M)に、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプ
ロパ−1−エン−1−アミン(2.0当量)を添加し、混合物を0℃で1時間撹拌した。
真空下で濃縮したら、粗残留物をさらに精製することなく次のステップに使用した。
ステップ2:
5−フルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン(1.0当量)を2
−メチルテトラヒドロフランに溶解し(0.17M)、NaHMDS(2.0当量)を添
加し、室温で1時間撹拌した。上記反応物からの粗溶液をこの混合物に添加し、1時間室
温で撹拌した。反応物を水の添加によりクエンチし、次いで酢酸エチルで分配し、有機相
を濃縮乾固した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー、続いて逆相HPLCによっ
て精製して、3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−N−(5−フ
ルオロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)−4−メチルベンズアミドを
収率10%で得た。
1H NMR (500MHz, メタノール-d
4)δppm 1.48 (t, J=6.94Hz, 3H) 2.4
0 (s, 3H) 3.14-3.23 (m, 4H) 3.84-3.93 (m, 4H) 4.51 (d, J=6.94Hz, 2H) 7.32 (d, J=
1.89Hz, 1H) 7.53 (s, 1H) 7.82 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.86 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.89-7.95
(m, 1H) 8.64 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.79 (d, J=5.99Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=505.0、Rt=1.07分。
【1630】
6’−(2,2−ジフルオロエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−
ビピリジン]−5−アミンの合成
【1631】
【化1109】
[この文献は図面を表示できません]
DMEおよび2M Na
2CO
3(3:1)中の4−(5−ブロモ−2−(2,2−ジ
フルオロエトキシ)ピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量)の脱気溶液(0.1
M)に、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロ
ラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.1当量)およびPdCl
2(dppf)−
DCM付加物(0.1当量)を添加した。反応物を油浴中で100℃に2時間加熱した。
LCMSは、完了を示した。室温に冷却し、水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料を、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ISCO、ヘプタン中0〜100%酢酸エチル、続いて酢酸エチル中10%メタノ
ールで溶出)によって精製した。純粋な画分を合わせ、真空下で濃縮して、6’−(2,
2−ジフルオロエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]
−5−アミンを収率79%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=351、Rt=0.
55分。
【1632】
実施例962:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(2,2−ジフル
オロエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1633】
【化1110】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.92 (s, 6H) 2.63 (s, 3H) 3.12-3.19 (m, 4H) 3.79-4
.03 (m, 4H) 4.66 (td, J=14.18, 3.72Hz, 2H) 6.04-6.57 (m, 1H) 7.34 (d, J=1.96Hz,
1H) 7.85 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.28-8.48 (m, 2H) 9.16 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.66 (d, J=1
.96Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=524.1、Rt=0.66分。
【1634】
6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)−2−メチル−5’−
モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−アミンの合成
【1635】
【化1111】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
室温のジオキサン中の2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−オール(1.5当量
)の溶液(0.13M)に、水素化ナトリウム(1.5当量)を添加し、混合物を15分
間撹拌した。次いで、4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリン
(1.0当量)を添加し、反応物を105℃に加熱し、1.5時間撹拌した。さらなる1
.5当量の2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−オールおよび水素化ナトリウムを
添加し、さらに3時間加熱した。混合物を慎重に水に注ぎ入れ、酢酸エチルで3回抽出し
た。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃
縮した。粗残留物を、ヘプタンおよび0〜50%酢酸エチルで溶出するシリカゲルでのG
raceフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して
、4−(2−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)−5−ブロモピ
リジン−3−イル)モルホリンを淡黄色油状物として収率72%で得た。LCMS(m/
z)(M+H)=355.1/357.1、Rt=0.86分。
ステップ2:
DME中の4−(2−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)−5
−ブロモピリジン−3−イル)モルホリン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,
4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−
アミン(1.2当量)の溶液(0.1M)および炭酸ナトリウム(2M水溶液、3.0当
量)を、アルゴンで5分間パージした。次いで、PdCl
2(dppf)−DCM付加物
(0.05当量)を添加し、混合物をアルゴンで再度パージし、次いで100℃に1時間
加熱した。混合物を水上に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物をブライン
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、DCMおよび
0〜15%メタノールで溶出するシリカゲルでのGraceフラッシュカラムクロマトグ
ラフィーによって精製した。生成物画分を濃縮して、6’−(2−オキサスピロ[3.3
]ヘプタン−6−イルオキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−アミンを薄褐色泡状物として収率86%で得た。LCMS(m/z)(M+H
)=383.1、Rt=0.52分。
実施例963:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−
フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1636】
【化1112】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.74 (d, J=1.00Hz, 6H) 2.32-2.42 (m, 2H) 2.50 (s,
3H) 2.81-2.92 (m, 2H) 3.09-3.18 (m, 4H) 3.83-3.90 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s,
2H) 5.17 (t, J=7.04Hz, 1H) 7.25 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.76 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.80 (d
d, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.72 (d, J=5.09Hz, 1H
) 8.86 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=548.3,Rt=0.
72分.
実施例964:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−
ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1637】
【化1113】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.59 (s, 6H) 2.30-2.43 (m, 2H) 2.50 (s, 3H) 2.82-2
.93 (m, 2H) 3.10-3.18 (m, 4H) 3.79-3.91 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s, 2H) 5.17 (
五重線, J=6.95Hz, 1H) 7.25 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.74 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 7.76
(d, J=1.96Hz, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.69 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.8
7 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=546.3,Rt=0.57分
.
実施例965:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(ジフ
ルオロメチル)イソニコチンアミド
【1638】
【化1114】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28-2.41 (m, 2H) 2.49 (s, 3H) 2.81-2.94 (m, 2H) 3
.07-3.16 (m, 4H) 3.75-3.92 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s, 2H) 5.17 (t, J=6.85Hz,
1H) 6.83 (t, J=1.00Hz, 1H) 7.25 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.76 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.04 (d
, J=4.70Hz, 1H) 8.12 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.22 (s, 1H) 8.80-8.90 (m, 2H). LCMS
(m/z)(M+H)=538.3,Rt=0.67分.
実施例966:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−シクロ
プロピルイソニコチンアミド
【1639】
【化1115】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.02-1.14 (m, 4H) 2.16-2.26 (m, 1H) 2.33-2.41 (m,
2H) 2.49 (s, 3H) 2.88 (ddd, J=10.47, 7.14, 3.13Hz, 2H) 3.09-3.16 (m, 4H) 3.81-3.
90 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s, 2H) 5.16 (t, J=6.85Hz, 1H) 7.24 (d, J=1.96Hz, 1
H) 7.61 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.71 (s, 1H) 7.75 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.11 (d, J=
2.35Hz, 1H) 8.55 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.84 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=528.3,Rt=0.59分.
実施例967:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−
シアノプロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1640】
【化1116】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.32-2.41 (m, 2H) 2.50 (s, 3H) 2.81-2
.93 (m, 2H) 3.04-3.16 (m, 4H) 3.79-3.90 (m, 4H) 4.71 (s, 2H) 4.79 (s, 2H) 5.17 (
五重線, J=6.95Hz, 1H) 7.25 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.85 (dd, J=
4.89, 1.37Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.13 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.79 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.8
6 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=555.3,Rt=0.70分
.
実施例968:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(2−
フルオロプロパン−2−イル)ピコリンアミド
【1641】
【化1117】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.72 (d, J=1.00Hz, 6H) 2.34-2.42 (m, 2H) 2.49 (s,
3H) 2.78-2.93 (m, 2H) 3.10-3.19 (m, 4H) 3.79-3.90 (m, 4H) 4.72 (s, 2H) 4.80 (s,
2H) 5.17 (t, J=6.85Hz, 1H) 7.26 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.65 (dd, J=4.89, 1.76Hz, 1H)
7.77 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.21 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.24 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.72 (d, J=
5.09Hz, 1H) 8.95 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=548.3,
Rt=0.78分.
実施例969:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(2−
ヒドロキシプロパン−2−イル)ピコリンアミド
【1642】
【化1118】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.57 (s, 6H) 2.32-2.43 (m, 2H) 2.50 (s, 3H) 2.75-2
.95 (m, 2H) 3.06-3.18 (m, 4H) 3.76-3.93 (m, 4H) 4.72 (s, 2H) 4.80 (s, 2H) 5.17 (
t, J=6.85Hz, 1H) 7.26 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.72 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 7.77 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.22 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.35 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.66 (d, J=5.09Hz, 1H
) 8.96 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=546.3,Rt=0.
66分.
実施例970:N−(6’−(2−オキサスピロ[3.3]ヘプタン−6−イルオキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(2−
シアノプロパン−2−イル)ピコリンアミド
【1643】
【化1119】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.34-2.42 (m, 2H) 2.50 (s, 3H) 2.80-2
.93 (m, 2H) 3.10-3.17 (m, 4H) 3.75-3.92 (m, 4H) 4.72 (s, 2H) 4.80 (s, 2H) 5.17 (
五重線, J=6.95Hz, 1H) 7.26 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.77 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.80 (dd, J=
5.09, 1.96Hz, 1H) 8.23 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.38 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.09H
z, 1H) 8.97 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=555.3,Rt=
0.74分.
実施例971:4−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6’−(2−ヒドロキ
シエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)
ピコリンアミド
【1644】
【化1120】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.68-1.78 (m, 6H) 2.71 (s, 3H) 3.13-3.23 (m, 4H) 3
.80-3.90 (m, 4H) 3.93-3.98 (m, 2H) 4.51-4.56 (m, 2H) 7.33-7.37 (m, 1H) 7.70 (dd,
J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.86-7.91 (m, 1H) 8.29 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.72 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.75 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.48 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=496.1,Rt=0.55分.
実施例972:N−(6’−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−メチル−5’−モルホリ
ノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−4−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル
)ピコリンアミド
【1645】
【化1121】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.58 (s, 6H) 2.71 (s, 3H) 3.12-3.24 (m, 4H) 3.81-3
.91 (m, 4H) 3.93-3.98 (m, 2H) 4.52-4.57 (m, 2H) 7.33-7.37 (m, 1H) 7.76 (dd, J=5.
09, 1.57Hz, 1H) 7.87-7.91 (m, 1H) 8.40 (d, J=1.17Hz, 1H) 8.69 (d, J=5.09Hz, 1H)
8.72 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.49 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=4
94.1,Rt=0.53分.
実施例973:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピ
コリンアミド
【1646】
【化1122】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.71 (s, 3H) 3.13-3.23 (m, 4H) 3.79-3
.91 (m, 4H) 3.93-3.99 (m, 2H) 4.49-4.58 (m, 2H) 7.31-7.37 (m, 1H) 7.84 (dd, J=5.
48, 1.96Hz, 1H) 7.87-7.91 (m, 1H) 8.43 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.72 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.80 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.48 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
03.1,Rt=0.61分.
実施例974:4−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−(2−ヒドロキシエト
キシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリ
ンアミド
【1647】
【化1123】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.01 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.65 (s, 3H) 3.16-3.24 (m,
4H) 3.84-3.91 (m, 4H) 3.93-4.01 (m, 2H) 4.47-4.57 (m, 2H) 7.33 (d, J=1.96Hz, 1H
) 7.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 7.86 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.37 (s, 1H) 8.57 (d, J=1.96Hz,
1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=500.1,Rt=0.66分.
実施例975:N−(3−(6−エトキシ−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−
メチルフェニル)−3−(S−メチルスルホンイミドイル)ベンズアミド
【1648】
【化1124】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 1.45 (t, J=7.09Hz, 3H) 2.28 (s, 3H) 3.14 (b
r. s., 4H) 3.67 (s, 3H) 3.81-3.91 (m, 4H) 4.46 (q, J=7.15Hz, 2H) 7.23 (d, J=1.89
Hz, 1H) 7.32 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.60 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.64 (dd, J=8.20, 2.21Hz,
1H) 7.73 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.91 (t, J=7.88Hz, 1H) 8.30-8.35 (m, 1H) 8.41 (d, J=7
.88Hz, 1H) 8.67 (t, J=1.73Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=495.1,R
t=0.74分.
実施例976:N−(6’−エトキシ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(S−メチルスルホンイミドイル)ベンズアミド
【1649】
【化1125】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 1.46 (t, J=7.09Hz, 3H) 2.70 (s, 3H) 3.16 (d
d, J=5.36, 3.78Hz, 4H) 3.49 (s, 3H) 3.84-3.89 (m, 4H) 4.50 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.3
2 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.87 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.91 (t, J=7.88Hz, 1H) 8.34 (ddd, J=7
.88, 1.89, 0.95Hz, 1H) 8.42 (dt, J=7.80, 1.30Hz, 1H) 8.47 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.71
(t, J=1.89Hz, 1H) 9.37 (d, J=2.21Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=496
.1,Rt=0.55分
実施例977:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(2,2,
2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ベンズアミド
【1650】
【化1126】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=573.1,Rt=0.70分.
6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−アミンの合成
【1651】
【化1127】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(5−ブロモ−2−(ジフルオロメトキシ)ピリジン−3−イル)モル
ホリン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3
,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.2当量)の溶液(0.
4M)に、炭酸ナトリウム(2M、1.0当量)およびPdCl
2(dppf)−DCM
付加物(0.1当量)を添加し、混合物をマイクロ波中120℃で20分間加熱した。反
応物を酢酸エチルと水とに分配し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し
た。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、DCM中0〜15%メタノール
)によって精製して、6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−アミンを収率92%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=337.0、Rt=0.54分。
実施例978:N−(6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミ
ド
【1652】
【化1128】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.05-3.13 (m, 4H) 3.74-3.75 (m, 3H) 7.43-7.50 (m, 1
H) 7.76-7.81 (m, 1H) 7.85-7.98 (m, 1H) 8.08 -8.11 (m, 1H) 8.18-8.24 (m, 1H) 8.36
-8.41 (m, 1H) 8.86-8.92 (m, 1H) 8.99-9.05 (m, 1H) 10.96-10.99 (m, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=510.1,Rt=0.74分.
実施例979:N−(6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イ
ソニコチンアミド
【1653】
【化1129】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.48 (s, 6H) 3.00-3.16 (m, 4H) 3.69-3.82 (m, 4H) 4.
17-4.27 (m, 1H) 7.48-7.63 (m, 1H) 7.70-7.81 (m, 1H) 7.87-7.99 (m, 1H) 8.12-8.26
(m, 2H) 8.67-8.78 (m, 1H) 8.94-9.02 (m, 1H) 10.87-10.97 (m, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=500.2,Rt=0.57分.
実施例980:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(6’−(ジフルオロメトキシ
)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチ
ンアミド
【1654】
【化1130】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=506.1 Rt,Rt=0.72分.
実施例981:4−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(6’−(ジフルオロメト
キシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)ピコリ
ンアミド
【1655】
【化1131】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 3.04-3.16 (m, 4H) 3.66-3.87 (m, 4H) 7.
45-7.55 (m, 1H) 7.75-7.79 (m, 1H) 7.82-7.98 (m,2H) 8.23-8.30 (m, 2H) 8.75-8.83 (
m, 1H) 9.04-9.12 (m, 1H) 11.01-11.13 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
09.2,Rt=0.74分.
実施例982:N−(6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(ジフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1656】
【化1132】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 0.85-1.02 (m, 3H) 2.26-2.38 (m, 1H) 3.04-3.11 (m, 3
H) 3.67-3.81 (m, 4H) 7.46-7.54 (m, 1H) 7.75 -7.83 (m, 1H) 7.88-7.92 (m, 1H) 8.00
-8.08 (m, 1H) 8.13-8.24 (m, 2H) 8.86-8.99 (m, 2H) 10.93-11.02 (m, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=492.2,Rt=0.68分.
実施例983:N−(6’−(ジフルオロメトキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロプロピル)イソニコ
チンアミド
【1657】
【化1133】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.04-3.16 (m, 4H) 3.70-3.72 (m, 4H) 7.05-7.12 (m, 1
H) 7.44-7.53 (m, 1H) 7.72-7.79 (m, 1H) 7.86 -7.91 (m, 1H) 8.02-8.13 (m, 2H) 8.17
-8.25 (m, 1H) 8.88-8.97 (m, 2H) 10.89-10.99 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=520.2,Rt=0.77分.
実施例984:(R)−N−(6’−(2−ヒドロキシプロポキシ)−2−メチル−5’
−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベ
ンズアミド
【1658】
【化1134】
[この文献は図面を表示できません]
DMA中の水素化ナトリウム(4.2当量)の溶液に、R−1,2−プロパンジオール
(4.0当量)を添加し、混合物を室温で15分間撹拌した。N−(6’−フルオロ−2
−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフル
オロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、反応物を100℃に加熱し、16時
間撹拌した。冷却した混合物を水でクエンチし、酢酸エチル(3×)で抽出した。合わせ
た有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留
物を逆相分取HPLCによって精製し、純粋な画分を遊離塩基化(free based)し、凍結
乾燥して、(R)−N−(6’−(2−ヒドロキシプロポキシ)−2−メチル−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドを主生成物として収率10%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=517.1
、Rt=0.69分。
【1659】
実施例985:(S)−N−(6’−((1−ヒドロキシプロパン−2−イル)オキシ)
−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド
【1660】
【化1135】
[この文献は図面を表示できません]
−78℃のDCM中の(S)−N−(6’−((1−メトキシプロパン−2−イル)オ
キシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.04M)に、DCM中
1M三臭化ホウ素(1.2当量)を添加し、混合物を室温に加温した。反応物を1滴のメ
タノールでクエンチし、DCMと水とに分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、濃縮した。残留物を逆相HPLCによって精製して、(S)−N−(6’−((
1−ヒドロキシプロパン−2−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,
3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率17
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=517.1、Rt=0.69分。
【1661】
実施例986:N−(6’−((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1662】
【化1136】
[この文献は図面を表示できません]
DMF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液
(0.25M)に、2−(メチルアミノ)エタノール(3.0当量)を添加し、混合物を
90℃で3日間撹拌した。冷却した反応混合物をDMSOで希釈し、濾過し、逆相HPL
Cによって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−((2−ヒドロキシエチ
ル)(メチル)アミノ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−
5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率12%で得た。
1H NMR (40
0MHz, <cd3od>)δppm 2.63 (s, 3H) 3.05-3.13 (m, 4H) 3.35 (s, 3H) 3.84-3.89 (m, 2H
) 3.90-3.95 (m, 4H) 3.96-4.03 (m, 2H) 7.70 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.79 (t, J=7.83Hz,
1H) 7.92-8.00 (m, 2H) 8.28 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H)
9.07 (d, J=2.35Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=516.1、Rt=0.59
分。
【1663】
5−ブロモ−N−メチル−3−モルホリノピコリンアミドの合成
【1664】
【化1137】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
CAN中の5−ブロモ−3−フルオロピコリノニトリル(1.0当量)、モルホリン(
1.1当量)およびDIEA(2.0当量)の溶液(0.5M)を90℃に終夜加熱した
。冷却した反応物を水で希釈し、濾過した。沈殿物を乾燥させて、5−ブロモ−3−モル
ホリノピコリノニトリルを黄色結晶性固体として収率87%で得た。LCMS(m/z)
(M+H)=267.9/269.9、Rt=0.79分。
ステップ2:
エタノール中の5−ブロモ−3−モルホリノピコリノニトリル(1.0当量)の溶液(
1.0M)を6M水酸化ナトリウム水溶液(10.0当量)で処理し、85℃で4時間撹
拌した。揮発物を真空下で除去し、混合物を2M HClでpH=4に酸性化した。アセ
トニトリルをこの混合物に添加し、凍結乾燥して、5−ブロモ−3−モルホリノピコリン
酸を黄色固体として収率50%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=286.9/2
88.9、Rt=0.41分。
ステップ3:
DMF中の5−ブロモ−3−モルホリノピコリン酸(1.0当量)、EDC(1.1当
量)、HOAt(1.1当量)およびメチルアミン塩酸塩(1.2当量)の溶液(0.3
M)に、DIEA(2.2当量)を添加し、混合物を室温で終夜撹拌した。溶液を水で希
釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、5−ブロモ−N−メチル−3−モルホリノピコ
リンアミドを収率58%で無色の残留物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=2
99.9/301.9、Rt=0.47分。
注:次のいくつかの実施例は、最後のステップの鈴木カップリングによって作製した。
実施例987:5−(5−(2−(1,1−ジフルオロエチル)イソニコチンアミド)−
2−メチルフェニル)−N−メチル−3−モルホリノピコリンアミド
【1665】
【化1138】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.32 (s, 3H) 3.03 (s, 3H)
3.91-4.01 (m, 4H) 7.41 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.69 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.78 (d,
J=2.35Hz, 1H) 7.93 (s, 1H) 7.98 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.43 (s, 1H) 8.83
(d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=496.2,Rt=0.69分
.
実施例988:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−オキソ−1’,6’−ジヒ
ドロ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【1666】
【化1139】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=469.1,Rt=0.65分.
実施例989:(S)−N−(3−(6−(2−ヒドロキシプロポキシ)−5−モルホリ
ノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチ
ンアミド
【1667】
【化1140】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.10-1.21 (m, 3H) 2.17-2.27 (m, 4H) 3.03-3.11 (m, 4
H) 3.67-3.79 (m, 4H) 7.07-7.13 (m, 1H) 7.26 -7.34 (m, 1H) 7.57-7.77 (m, 4H) 8.16
-8.25 (m, 1H) 8.47-8.53 (m, 1H) 8.93-9.01 (m, 1H) 10.71-10.77 (m, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=527.1,Rt=0.71分.
実施例990:(S)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(6’−(2−
ヒドロキシプロポキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−
5−イル)イソニコチンアミド
【1668】
【化1141】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, DMSO-d6)δppm 1.14-1.25 (m, 3H) 1.65-1.77 (m, 6H) 2.45 (s, 3H) 3
.04-3.16 (m, 4H) 3.69-3.80 (m, 4H) 3.98-4.08 (m, 1H) 4.11-4.17 (m, 1H) 4.20-4.28
(m, 2H) 4.76-4.91 (m, 2H) 7.15-7.28 (m, 2H) 7.73-7.80 (m, 2H) 7.83-7.89 (m, 2H)
8.00-8.12 (m,4H) 8.74-8.79 (m, 1H) 8.85-8.93 (m, 1H) 10.72-10.80 (m, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=510.2,Rt=0.62分.
実施例991:(R)−N−(3−(2−((2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−6−
モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)
イソニコチンアミド
【1669】
【化1142】
[この文献は図面を表示できません]
t−BuOH中のN−(3−(2−クロロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド(1.0当量)、
(R)−1−アミノプロパン−2−オール(2.0当量)、Pd−BrettPhos(
0.1当量)および炭酸セシウム(1.5当量)の溶液(0.5M)を、アルゴンでパー
ジし、90℃に終夜加熱した。反応物を室温に冷却し、重炭酸ナトリウム水溶液で希釈し
、酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をDM
SOで希釈し、逆相HPLCによって精製して、(R)−N−(3−(2−((2−ヒド
ロキシプロピル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミドを収率37%で得た。LCMS(m
/z)(M+H)=516.1、Rt=0.77分。
【1670】
実施例992:N−(6’−((1,4−ジオキサン−2−イル)メトキシ)−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1671】
【化1143】
[この文献は図面を表示できません]
水素化ナトリウム(3.1当量)をジオキサンに室温で添加した(0.15M)。(1
,4−ジオキサン−2−イル)メタノール(3.0当量)を添加し、混合物を30分間撹
拌した。N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、
反応物を105℃で3時間撹拌した。冷却した反応混合物を水に注ぎ入れ、酢酸エチルで
抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃
縮した。混合物をフラッシュクロマトグラフィー(0〜10%メタノール/DCM)によ
って精製して、N−(6’−((1,4−ジオキサン−2−イル)メトキシ)−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドを収率49%で得た。
1H NMR (400MHz, メタノール-d
4)δ8.80 (d, J
=2.5Hz, 1H), 8.21 (dt, J=1.8, 1.1Hz, 1H), 8.15 (ddd, J=8.0, 1.4, 0.7Hz, 1H), 8.0
6 (d, J=2.5Hz, 1H), 7.82 (ddt, J=7.8, 1.8, 1.0Hz, 1H), 7.71-7.61 (m, 2H), 7.16 (
d, J=2.1Hz, 1H), 4.31 (d, J=4.9Hz, 2H), 3.91 (dtd, J=9.9, 4.9, 2.6Hz, 1H), 3.86-
3.59 (m, 9H), 3.58-3.44 (m, 2H), 3.15-2.98 (m, 4H), 2.42 (s, 3H).LCMS(m/
z)(M+H)=559.2、Rt=0.77分。
【1672】
実施例993:N−(6’−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル
)メチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1673】
【化1144】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
0℃のDMF中のビス(2−ブロモエチル)エーテル(2.0当量)の撹拌溶液に水素
化ナトリウム(4.0当量)をゆっくりと添加し、混合物を15分間かけて室温に加温し
、続いて5−ブロモ−2−メチルピリジン−3−アミン(1.0当量)を添加した。混合
物を90℃に加熱し、48時間撹拌した。室温に冷却したら、混合物を氷水上に注ぎ、酢
酸エチルで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物
をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、4−(5−ブロモ−2−メチルピリ
ジン−3−イル)モルホリンを収率63%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=25
8.9、Rt=0.43分。
ステップ2:
アルゴン下のTHF中の4−(5−ブロモ−2−メチルピリジン−3−イル)モルホリ
ン(1.0当量)の溶液を−78℃に冷却し、LDA(2.0当量)で処理した。濃赤色
溶液を−78℃で1時間撹拌し、その時点で、ジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オ
ン(2.2当量)を滴下添加した。混合物を−78℃で1時間撹拌し、次いで室温に加温
し、塩化アンモニウム(水溶液)でクエンチし、酢酸エチル(3×)で抽出し、乾燥させ
、濾過し、濃縮して、粗製の油状物を得た。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0
〜100%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、4−((5−ブロモ−3−モルホ
リノピリジン−2−イル)メチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オールを収率94
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=357.0/359.0、Rt=0.53分
。
ステップ3:
DME中のN−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(1.5当量)および4−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)
メチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(1.0当量)の溶液(0.1M)に
、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(0.1当量)および炭酸ナトリウム(3.0
当量、2M水溶液)を添加し、反応物を窒素でパージした。混合物をマイクロ波中120
℃で30分間加熱し、次いで飽和重炭酸ナトリウムでクエンチし、酢酸エチル(3×)で
抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をDMSOに溶解し、
逆相HPLCによって精製して、N−(6’−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)メチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン
]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率24%で得た。
1H NMR
(400MHz, メタノール-d
4)δppm 9.13 (d, J=2.4Hz, 1H), 8.51 (dd, J=9.7, 2.2Hz, 2H)
, 8.32 (dq, J=1.8, 0.9Hz, 1H), 8.30-8.23 (m, 1H), 8.12 (d, J=1.9Hz, 1H), 7.95 (d
dt, J=7.8, 1.8, 1.0Hz, 1H), 7.78 (ddt, J=7.9, 7.2, 0.8Hz, 1H), 3.93-3.86 (m, 4H)
, 3.86-3.71 (m, 4H), 3.26 (s, 2H), 3.11-3.04 (m, 4H), 2.63 (s, 3H), 1.81 (ddd, J
=14.4, 10.1, 4.8Hz, 2H), 1.56 (d, J=13.8Hz, 2H).LCMS(m/z)(M+H)=5
57.2、Rt=0.64分。
【1674】
実施例994:N−(6’−((ジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−イリデン)メチ
ル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1675】
【化1145】
[この文献は図面を表示できません]
アルゴン下−78℃のDCM中のN−(6’−((4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H
−ピラン−4−イル)メチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジ
ン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0
.1M)に、DAST(1.3当量)を添加し、溶液を−78℃で2時間撹拌した。飽和
重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、DCM(3×)で抽出し、有機層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物を逆相分取HPLCによって精製し、純
粋な画分を凍結乾燥して、N−(6’−((ジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−イリ
デン)メチル)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率42%で得た。
1H NMR (400MHz, メ
タノール-d
4)δ9.12 (t, J=1.9Hz, 1H), 8.48-8.42 (m, 2H), 8.32 (dd, J=1.7, 0.9Hz,
1H), 8.30-8.23 (m, 1H), 8.02-7.91 (m, 2H), 7.82-7.73 (m, 1H), 5.47 (t, J=1.5Hz,
1H), 4.12 (q, J=2.4Hz, 2H), 3.91-3.84 (m, 5H), 3.84-3.75 (m, 4H), 3.09-3.02 (m,
4H), 2.62 (s, 3H), 2.14 (s, 2H).LCMS(m/z)(M+H)=539.2、Rt=
0.69分。
【1676】
2−((5−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−3−モルホリノピリジン−2−イル
)オキシ)エタノールの合成
【1677】
【化1146】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
ジオキサンおよびDMF(4:1)中のエチレングリコール(5.0当量)の溶液(0
.08M)に、水素化ナトリウム(5.0当量)を添加し、混合物を室温で15分間撹拌
した。次いで、4−(5−ブロモ−2−フルオロピリジン−3−イル)モルホリン(1.
0当量)を添加し、反応物を90℃に加熱し、終夜撹拌した。混合物を慎重に水上に注ぎ
、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0〜10
0%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、2−((5−ブロモ−3−モルホリノピ
リジン−2−イル)オキシ)エタノールを黄色油状物として収率54%で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=302.9/304.9、Rt=0.63分。
ステップ2:
2−((5−ブロモ−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)エタノール(1.
0当量)、4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボ
ロラン−2−イル)アニリン(1.9当量)、PdCl
2(dppf)−DCM(0.1
当量)および炭酸ナトリウム(4.0当量、2M水溶液)の溶液を、80℃で終夜加熱し
た。冷却した反応物を水と酢酸エチルとに分配し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、
濾過し、濃縮した。粗製材料をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、DCM中0〜
10%メタノールで溶出)によって精製し、純粋な画分を濃縮して、2−((5−(5−
アミノ−2−メチルフェニル)−3−モルホリノピリジン−2−イル)オキシ)エタノー
ルを褐色泡状物として収率56%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=330.0、
Rt=0.46分。
【1678】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の実施例919の調製につい
て記載した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例997:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【1679】
【化1147】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=495.2,Rt=0.80分.
実施例998:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(2−ヒドロ
キシエトキシ)−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコ
チンアミド
【1680】
【化1148】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.79分.
実施例999:2−シクロプロピル−N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5
−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1681】
【化1149】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=475.2,Rt=0.63分.
実施例1000:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−(2−ヒドロキ
シエトキシ)−5−モルホリノピリジン−3−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチ
ンアミド
【1682】
【化1150】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=499.2,Rt=0.82分.
実施例1001:N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【1683】
【化1151】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=503.2,Rt=0.83分.
実施例1002:N−(3−(6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−モルホリノピリジ
ン−3−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミ
ド
【1684】
【化1152】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=503.2,Rt=0.84分.
実施例1003:(R)−メチル (2−((2’−メチル−5−モルホリノ−5’−(
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−[3,3’−ビピリジン]−6−イル)オ
キシ)プロピル)カルバメート
【1685】
【化1153】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
水素化ナトリウム(3.1当量)をジオキサンに室温で添加した(0.09M)。(R
)−1−アミノプロパン−2−オール(3.0当量)を添加し、混合物を30分間撹拌し
た。N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]
−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、反応
物を室温で18時間撹拌した。室温で終夜撹拌したら、反応物を60℃に5時間加熱した
。冷却した反応混合物を水に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×)で抽出した。合わせた有機物
をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。混合物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(0〜10%メタノール:DCM)によって精製し、純粋な画分を
濃縮して、(R)−N−(6’−((1−アミノプロパン−2−イル)オキシ)−2−メ
チル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロ
メチル)ベンズアミドを収率20%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=516.1
、Rt=0.64分。
ステップ2:
DCM中の(R)−N−(6’−((1−アミノプロパン−2−イル)オキシ)−2−
メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオ
ロメチル)ベンズアミド(1.0当量)(0.03M)、続いてクロロギ酸メチル(1.
2当量)の反応物を室温で2時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチ
し、DCM(3×)で抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物
をDMSOに再溶解し、逆相分取HPLCによって精製して、(R)−メチル(2−((
2’−メチル−5−モルホリノ−5’−(3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド)−
[3,3’−ビピリジン]−6−イル)オキシ)プロピル)カルバメートを収率32%で
得た。
1H NMR (400MHz, メタノール-d
4)δ9.36 (d, J=2.4Hz, 1H), 8.46 (d, J=2.4Hz, 1
H), 8.34 (dt, J=1.7, 1.0Hz, 1H), 8.32-8.24 (m, 1H), 8.00-7.92 (m, 1H), 7.87 (d,
J=2.2Hz, 1H), 7.83-7.74 (m, 1H), 7.31 (d, J=2.2Hz, 1H), 5.44 (td, J=6.6, 4.5Hz,
1H), 3.86 (t, J=4.7Hz, 4H), 3.62 (s, 3H), 3.53-3.36 (m, 2H), 3.21-3.07 (m, 4H),
2.70 (s, 3H), 1.37 (d, J=6.3Hz, 3H).LCMS(m/z)(M+H)=574.2、R
t=0.77分。
【1686】
6’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−アミンの合成
【1687】
【化1154】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
4−(4−ブロモ−6−クロロピリジン−2−イル)モルホリン(1.0当量)を、ア
セトニトリルに溶解した(0.1M)。Selectfluor(1.1当量)を室温で
添加し、18時間撹拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水、ブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(I
SCO、0〜10%酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して、4−(4−ブロモ−6−
クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)モルホリンを収率42%で、および4−(4
−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホリンを収率14%で得
た。LCMS(m/z)(M+H)=294.7、Rt=0.95および0.99分。
ステップ2:
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.7当量)の溶液(0.0
4M)および炭酸ナトリウム(2M、3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4(0.03当
量)を添加し、反応物を100℃で2時間加熱した。混合物を氷水上に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%メタノール:酢酸エチル:
ヘプタン)によって精製して、6’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−2’−モル
ホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを黄色固体として収率39%で得た。
1H
NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.52-3.59 (m, 4H) 3.66 (br. s., 2H) 3.8
0-3.85 (m, 4H) 6.63 (d, J=3.91Hz, 1H) 6.79-6.84 (m, 1H) 8.08 (d, J=2.74Hz, 1H)
【1688】
2’−クロロ−3’−フルオロ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−アミンの合成
【1689】
【化1155】
[この文献は図面を表示できません]
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−アミン(1.4当量)の溶液(0.0
2M)およびNa
2CO
3(2M水溶液)(3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4を添加
し、100℃で2時間(熱的に)加熱した。LCMSは、所望の生成物への相当にクリー
ンな変換を伴う出発材料の消費が完了したことを示す。混合物を氷水上に注ぎ、EtOA
c(3×)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、
濃縮した。混合物をセライトに吸着させ、ISCOフラッシュカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、10%EtOAc中メタノール:ヘプタン)によって精製した。生成物画
分を40%EtOAc付近で溶出し、濃縮して、2’−クロロ−3’−フルオロ−2−メ
チル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを淡黄色固体として収
率77%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=322.9、Rt=0.62分。
【1690】
2−((4−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−3−フルオロ−6−モルホリノピリ
ジン−2−イル)アミノ)エタノールの合成
【1691】
【化1156】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(4−ブロモ−6−クロロ−5−フルオロピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)および4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,
2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.2当量)の溶液(0.1M)およびN
a
2CO
3(2M水溶液)(3.0当量)に、Pd(PPh
3)
4を添加し、100℃で
2時間(熱的に)加熱した。LCMSは、所望の生成物への相当にクリーンな変換を伴う
出発材料の消費が完了したことを示す。混合物を氷水上に注ぎ、EtOAc(3×)で抽
出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。混合
物をセライトに吸着させ、ISCOフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
10%EtOAc中メタノール:ヘプタン)によって精製した。生成物画分を40%Et
OAc付近で溶出し、濃縮して、3−(2−クロロ−3−フルオロ−6−モルホリノピリ
ジン−4−イル)−4−メチルアニリンを収率87%で得た。LCMS(m/z)(M+
H)=322、Rt=0.62分。
ステップ2:
マイクロ波バイアル内に、NMP(0.2)中の3−(2−クロロ−3−フルオロ−6
−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルアニリン(1.0当量)、2−アミノエ
タノール(50当量)、DIPEA(2.0当量)を添加した。バイアルをクリンプトッ
プで密封した。次いで、反応物を、マイクロ波により加熱して250℃に30分間加熱し
た。LC−MSは、反応の完了を示した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、ブライ
ンで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮して、粗製物を得た。酢酸エチル
中10%メタノールによって精製して、2−((4−(5−アミノ−2−メチルフェニル
)−3−フルオロ−6−モルホリノピリジン−2−イル)アミノ)エタノールを収率43
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=347.0、Rt=0.50分。
【1692】
実施例1004:N−(3’−フルオロ−6’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−
2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフ
ルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1693】
【化1157】
[この文献は図面を表示できません]
6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−カルボン酸(1.2当量)、2−((5
−アミノ−5’−フルオロ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]
−2’−イル)アミノ)エタノール(1.0当量)およびDIPEA(1.5当量)を、
DCM中に添加した(0.09M)。2,4,6−トリプロピル−1,3,5,2,4,
6−トリオキサトリホスフィナン2,4,6−トリオキシド(1.3当量)を添加し、混
合物を週末にわたって室温で撹拌した。反応混合物を、シリカゲルクロマトグラフィー、
続いて中性逆相分取HPLCによって直接精製し、純粋な画分を凍結乾燥して、N−(3
’−フルオロ−6’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−2’−モルホ
リノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン
−4−カルボキサミドを収率8%で得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.48 (s, 3H)
3.39-3.54 (m, 7H) 3.73-3.88 (m, 7H) 4.61-4.71 (m, 1H) 5.76 (d, J=2.74Hz, 1H) 8.
08 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.29 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.70 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.83 (s, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=522.1、Rt=0.62分。
【1694】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の実施例1004の調製につ
いて記載した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例1006:N−(3−(3−フルオロ−2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)
−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメ
チル)イソニコチンアミド
【1695】
【化1158】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.26 (s, 3H) 3.36-3.43 (m, 4H) 3.70 (m,, 3H
) 3.80-3.86 (m, 4H) 3.86-3.92 (m, 2H) 5.03 (br. s., 1H) 5.72 (br. s., 1H) 7.33 (
d, J=8.20Hz, 1H) 7.52 (br. s., 1H) 7.61 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.94 (d, J=2.84Hz, 1H)
8.03 (br. s., 1H) 8.13 (s, 1H) 8.94 (d, J=4.73Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=520.1,Rt=0.86分.
実施例1007:N−(3−(3−フルオロ−2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)
−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメ
チル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1696】
【化1159】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.23 (br. s., 3H) 3.35 (br. s., 4H) 3.66 (br. s.,
2H) 3.76-3.88 (m, 8H) 5.01 (br. s., 1H) 5.66 (br. s., 1H) 7.30 (d, J=7.83Hz, 1H)
7.45 (br. s., 1H) 7.62 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.28 (br. s., 1H) 8.64 (br. s., 1H) 9.
78 (br. s., 1H). LCMS(m/z)(M+H)=521.1,Rt=0.81分.
実施例1008:N−(3−(3−フルオロ−6−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)
−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメ
チル)イソニコチンアミド
【1697】
【化1160】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.19-2.31 (m, 3H) 2.97-3.29 (m, 1H) 3.36-3.
55 (m, 6H) 3.76-3.92 (m, 6H) 4.64 (br. s., 1H) 7.29-7.39 (m, 2H) 7.51 (br. s., 1
H) 7.58 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.94 (d, J=3.47Hz, 1H) 8.13 (br. s., 2H) 8.93 (d, J=4.
41Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=519.9,Rt=0.83分.
実施例1009:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(3−フルオロ−6−((2−
ヒドロキシエチル)アミノ)−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニ
ル)イソニコチンアミド
【1698】
【化1161】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.24 (s, 3H) 3.18 (br. s., 1H) 3.38-3.53 (m
, 6H) 3.76-3.87 (m, 6H) 4.64 (br. s., 1H) 5.79 (d, J=2.84Hz, 1H) 6.55-6.89 (m, 1
H) 7.31 (s, 1H) 7.52 (s, 1H) 7.58 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.87 (d, J=4.41Hz, 1H) 8.04
(s, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.84 (d, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=50
2.1,Rt=0.76分.
実施例1010:N−(3−(3−フルオロ−6−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)
−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシ
プロパン−2−イル)イソニコチンアミド
【1699】
【化1162】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 1.61 (s, 6H) 2.24 (s, 3H) 3.13-3.31 (m, 1H)
3.39-3.56 (m, 6H) 3.83 (d, J=2.84Hz, 6H) 4.48-4.78 (m, 2H) 5.78 (br. s., 1H) 7.
29-7.31 (m, 1H) 7.51 (s, 1H) 7.55-7.65 (m, 2H) 7.87 (s, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.68 (d
, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=510.2,Rt=0.62分.
実施例1011:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(3−フルオロ−6−
((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチ
ルフェニル)イソニコチンアミド
【1700】
【化1163】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 1.79-1.96 (m, 4H) 2.25 (d, J=2.84Hz, 3H) 3.
04 (br. s., 1H) 3.41-3.56 (m, 6H) 3.80-3.92 (m, 6H) 4.62 (br. s., 1H) 5.84 (d, J
=3.15Hz, 1H) 7.32 (d, J=3.15Hz, 1H) 7.54 (br. s., 1H) 7.58-7.71 (m, 2H) 7.94 (br
. s., 1H) 8.04 (br. s., 1H) 8.60-8.71 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
17.1,Rt=0.79分.
実施例1012:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(3−フルオロ−
6−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−
メチルフェニル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1701】
【化1164】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 1.96 (s, 6H) 2.26 (s, 3H) 2.99-3.07 (m, 1H)
3.46-3.52 (m, 6H) 3.82-3.87 (m, 6H) 4.58-4.68 (m, 1H) 5.77-5.85 (m, 1H) 7.33 (d
, J=8.20Hz, 1H) 7.53 (s, 1H) 7.59-7.66 (m, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.20-8.27 (m, 1H) 9.
62 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=520.1,Rt=0.74分.
実施例1013:N−(3−(3−フルオロ−6−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)
−2−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメ
チル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1702】
【化1165】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 2.23 (s, 3H) 3.43-3.50 (m, 7H) 3.76-3.88 (m, 7H) 5
.76 (d, J=2.35Hz, 1H) 7.30 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.47 (s, 1H) 7.60 (d, J=7.43Hz, 1H)
8.26 (s, 1H) 8.40 (s, 1H) 9.78 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=521.
1,Rt=0.84分.
実施例1014:N−(3−(3,5−ジフルオロ−2−((2−ヒドロキシエチル)ア
ミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフル
オロメチル)イソニコチンアミド
【1703】
【化1166】
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1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.20-2.32 (m, 3H) 3.04 (br. s., 1H) 3.33-3.
46 (m, 4H) 3.60-3.73 (m, 2H) 3.81-3.93 (m, 6H) 4.84 (br. s., 1H) 7.34-7.42 (m, 1
H) 7.57 (br. s., 1H) 7.63 (d, J=7.88Hz, 1H) 7.94 (d, J=3.47Hz, 1H) 8.04 (br. s.,
1H) 8.12 (br. s., 1H) 8.94 (d, J=4.41Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
38.1,Rt=0.94分.
実施例1015:N−(3−(3,5−ジフルオロ−2−((2−ヒドロキシエチル)ア
ミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフル
オロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1704】
【化1167】
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1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.17-2.30 (m, 3H) 3.19 (br. s., 1H) 3.37 (d
, J=3.78Hz, 4H) 3.55-3.73 (m, 2H) 3.80-3.90 (m, 6H) 4.84 (br. s., 1H) 7.32-7.41
(m, 1H) 7.47-7.56 (m, 1H) 7.60-7.71 (m, 1H) 8.23-8.34 (m, 1H) 8.55-8.66 (m, 1H)
9.75-9.84 (m, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=539.1,Rt=0.90分.
実施例1016:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(3−フルオロ−2−((2−
ヒドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニ
ル)イソニコチンアミド
【1705】
【化1168】
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1H NMR (500MHz, クロロホルム-d)δppm 2.26 (s, 3H) 3.35-3.44 (m, 4H) 3.70 (br. s.
, 2H) 3.80-3.86 (m, 4H) 3.87-3.93 (m, 2H) 4.96-5.11 (m, 1H) 5.73 (br. s., 1H) 6.
60-6.89 (m, 1H) 7.32-7.36 (m, 1H) 7.54 (br. s., 1H) 7.62 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.88
(d, J=4.10Hz, 1H) 7.95 (br. s., 1H) 8.04 (s, 1H) 8.87 (d, J=5.04Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=502.1,Rt=0.79分.
3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチル安息香酸の合
成
【1706】
【化1169】
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ステップ1:
THF中の4−(6−クロロ−3−メトキシピリダジン−4−イル)モルホリン(1.
0当量)、メチル4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオ
キサボロラン−2−イル)ベンゾエート(2.0当量)およびX−Phos(0.1当量
)の脱気溶液(0.3M)に、K
3PO
4(0.5M、2.0当量)を添加した。反応物
を40℃で終夜加熱し、次いで酢酸エチルと水とに分配した。水相を酢酸エチル(2×)
で抽出し、合わせた有機物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を
シリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、0〜80%酢酸エチル/ヘプタン)によって
精製し、純粋な画分を濃縮して、メチル3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン
−3−イル)−4−メチルベンゾエートを黄色油状物として収率55%で得た。LCMS
(m/z)(M+H)=344、Rt=0.58分。
ステップ2:
THF中のメチル3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−
メチルベンゾエート(1.0当量)の溶液(0.13M)に、水酸化リチウム(2.5当
量、1M水溶液)を添加し、反応物を室温で終夜撹拌した。溶液を1M HClで中和し
、揮発物を減圧下で除去した。生成物を酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥さ
せ、濾過し、濃縮して、3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−
4−メチル安息香酸を収率70%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=330.0、
Rt=0.48分。
【1707】
実施例1017:3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メ
チル−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−イル)ベンズアミド
【1708】
【化1170】
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0℃のDCM中の3−(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−
メチル安息香酸(1.0当量)の撹拌溶液(0.06M)に、1−クロロ−N,N,2−
トリメチルプロパ−1−エン−1−アミン(1.2当量)を添加し、混合物を0℃で1時
間撹拌した。この溶液を、DCM中の2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−アミン
(1.3当量)およびTEA(3.0当量)を含有する別の溶液に添加し、反応物を室温
に加温し、1時間撹拌した。混合物を濃縮乾固し、DMSOに溶解し、逆相分取HPLC
によって精製した。純粋な画分を凍結乾燥して、3−(6−メトキシ−5−モルホリノピ
リダジン−3−イル)−4−メチル−N−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−4−
イル)ベンズアミドを収率23%で得た。
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.45 (s, 3H)
3.83-3.90 (m, 4H) 3.97 (br. s., 4H) 4.18 (s, 3H) 7.32 (s, 1H) 7.65 (d, J=8.22Hz
, 1H) 8.02 (dd, J=5.48, 1.96Hz, 1H) 8.10 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.16 (dd, J=7.83, 1.9
6Hz, 1H) 8.30 (d, J=1.56Hz, 1H) 8.61 (d, J=5.87Hz, 1H).LCMS(m/z)(M+
H)=474.0、Rt=0.71分。
【1709】
以下に列挙する化合物は、適切な出発材料を使用し、上記の実施例1017の調製につ
いて記載した方法と同様の方法を使用して調製した。
実施例1019:N−(2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−イル)−3−
(6−メトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルベンズアミド
【1710】
【化1171】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.99 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.45 (s, 3H) 3.84-3.89 (m,
4H) 3.98 (br. s., 4H) 4.18 (s, 3H) 7.32 (s, 1H) 7.65 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.94 (dd
, J=5.87, 1.96Hz, 1H) 8.10 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.14 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.14-8.17 (m
, 1H) 8.53 (d, J=5.48Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=470.1,Rt=
0.66分.
実施例1020:N−(2−(1,1−ジフルオロエチル)ピリジン−4−イル)−3−
(6−エトキシ−5−モルホリノピリダジン−3−イル)−4−メチルベンズアミド
【1711】
【化1172】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.51-1.57 (m, 3H) 1.99 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.45 (s,
3H) 3.84-3.91 (m, 4H) 3.99 (br. s., 4H) 4.59 (q, J=7.04Hz, 2H) 7.32 (s, 1H) 7.6
5 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.94 (dd, J=5.87, 1.96Hz, 1H) 8.09 (d, J=1.56Hz, 1H) 8.13-8.
17 (m, 2H) 8.53 (d, J=5.87Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.3,R
t=0.71分.
実施例1021:(R)−N−(6’−((1−ヒドロキシプロパン−2−イル)オキシ
)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(ト
リフルオロメチル)ベンズアミド
【1712】
【化1173】
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ステップ1:
90℃のDMAC中の水素化ナトリウム(4.2当量)の溶液に、R−1−メトキシ−
2−プロパノール(4.0当量)を添加し、混合物を15分間撹拌した。N−(6’−フ
ルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し、反応物を90℃で5時間
加熱した。混合物を冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物を
水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗残留物を、ヘ
プタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製
して、(R)−N−(6’−((1−メトキシプロパン−2−イル)オキシ)−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミドを所望の生成物として得た。LCMS(m/z)(M+H)=531
.2Rt=0.78分。
ステップ2:
90℃のDCM中の(R)−N−(6’−((1−メトキシプロパン−2−イル)オキ
シ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)の溶液(0.06M)に、DCM中三
臭化ホウ素(1M、1.0当量)を添加し、混合物を90℃で16時間撹拌した。室温に
冷却したら、反応物をメタノールでクエンチし、濃縮乾固した。粗残留物を逆相分取HP
LCによって精製し、純粋な画分を凍結乾燥して、(R)−N−(6’−((1−ヒドロ
キシプロパン−2−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。LCMS(m
/z)(M+H)=517.3Rt=0.71分。
【1713】
実施例1022:(S)−N−(6’−(2−ヒドロキシプロポキシ)−2−メチル−5
’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)
ベンズアミド
【1714】
【化1174】
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ステップ1:
100℃のジオキサン中の水素化ナトリウム(4.2当量)の溶液(0.02M)に、
(S)−2−メトキシプロパン−1−オール(4.0当量)を添加し、混合物を15分間
撹拌した。N−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリ
ジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)を添加し
、反応物を100℃で4時間加熱した。混合物を冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで
抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し
、濃縮した。粗残留物を、ヘプタン中0〜100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルクロ
マトグラフィーによって精製して、(S)−N−(6’−(2−メトキシプロポキシ)−
2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフ
ルオロメチル)ベンズアミドを所望の生成物として収率44%で得た。LCMS(m/z
)(M+H)=531.2Rt=0.77分。
ステップ2:
DCM中の(S)−N−(6’−(2−メトキシプロポキシ)−2−メチル−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(1.0当量)の溶液(0.05M)に、DCM中三臭化ホウ素(1M、1.2当
量)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。反応物をメタノールでクエンチし、濃
縮乾固した。粗残留物を逆相分取HPLCによって精製し、純粋な画分を凍結乾燥して、
(S)−N−(6’−(2−ヒドロキシプロポキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収
率9%で得た。1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.07-1.18 (m, 3H) 2.45-2.46 (m, 3H) 2
.99-3.10 (m, 4H) 3.63-3.71 (m, 5H) 4.03-4.26 (m, 5H) 7.13-7.24 (m, 1H) 7.72-7.82
(m, 2H) 7.92-8.01 (m, 1H) 8.10-8.17 (m, 1H) 8.21-8.32 (m, 2H) 8.90-8.98 (m, 1H)
10.76-10.83 (m, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=517.2、Rt=0.69分
。
【1715】
(R)−1−((6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−2−モルホリノピリミジン
−4−イル)アミノ)プロパン−2−オールの合成
【1716】
【化1175】
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ステップ1:
0℃のジオキサン中の2,4,6−トリクロロピリミジン(1.0当量)の溶液(0.
36M)に、DIEA(1.1当量)および(R)−1−アミノプロパン−2−オール(
1.1当量)を滴下添加した。反応物を室温で2時間撹拌し、その時点で、2つの異性体
生成物がTLCにより認められた。ジオキサンを真空中で蒸発させ、残留物を水とDCM
とに分配した。有機層を分離し、水層をDCMでさらに抽出した。合わせた有機物を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗製物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(ISCO、ヘプタン中0〜60%酢酸エチル)によって精製して、(R)−1−(
(4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−2−オールおよび(R)
−1−((4,6−ジクロロピリミジン−2−イル)アミノ)プロパン−2−オールを白
色固体としてそれぞれ収率41%および42%で得た。
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1
.05 (d, J=6.26Hz, 3H) 3.08-3.27 (m, 2H) 3.76 (七重線, J=6.00Hz, 1H) 4.71 (d, J=5
.09Hz, 1H) 6.86 (s, 1H) 8.05 (t, J=5.67Hz, 1H) および
1H NMR (400MHz, <dmso>)δp
pm 1.07 (d, J=6.26Hz, 3H) 3.05-3.30 (m, 2H) 3.75 (dq, J=11.44, 5.71Hz, 1H) 4.84
(d, J=4.70Hz, 1H) 6.60 (s, 1H) 8.22 (d, J=5.48Hz, 1H).
ステップ2:
ジオキサン中の(R)−1−((2,6−ジクロロピリミジン−4−イル)アミノ)プ
ロパン−2−オール(1.0当量)の溶液(0.2M)に、DIEA(1.5当量)およ
びモルホリン(1.8当量)を添加し、反応物を70℃に5時間加熱した。沈殿物を濾過
し、ジオキサンを真空中で蒸発させた。粗固体をDCMに溶かし、水で洗浄した。合わせ
た有機物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、(R)−1−((6−クロロ
−2−モルホリノピリミジン−4−イル)アミノ)プロパン−2−オールを収率93%で
得た。
1H NMR (400MHz, <cdcl3>)δppm 1.24 (d, J=6.26Hz, 3H) 3.26 (dt, J=13.21, 6.
50Hz, 1H) 3.44-3.57 (m, 1H) 3.69-3.79 (m, 9H) 4.01 (br. s., 1H) 5.04 (br. s., 1H
) 5.75 (s, 1H).LCMS(m/z)(M+H)=273、275、Rt=0.52分。
ステップ3:
DMEおよび2M炭酸ナトリウム(3:1)中の(R)−1−((6−クロロ−2−モ
ルホリノピリミジン−4−イル)アミノ)プロパン−2−オール(1.0当量)および4
−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−
イル)アニリン(1.3当量)の脱気溶液(0.2M)に、PdCl
2(dppf)−D
CM付加物(0.1当量)を添加し、反応物を70℃に4時間加熱した。冷却した反応物
を酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機物を硫酸マグネシウムで乾燥
させ、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、ヘプタン
中0〜100%酢酸エチル、次いでDCM中0〜10%メタノール)によって精製して、
(R)−1−((6−(5−アミノ−2−メチルフェニル)−2−モルホリノピリミジン
−4−イル)アミノ)プロパン−2−オールを薄褐色泡状物として収率56%で得た。L
CMS(m/z)(M+H)=344、Rt=0.41分。
実施例1023:(R)−N−(3−(6−((2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−2
−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチ
ル)イソニコチンアミド
【1717】
【化1176】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.24 (d, J=6.26Hz, 3H) 2.37 (s, 3H) 3.46-3.62 (m,
2H) 3.81 (s, 8H) 3.98-4.04 (m, 1H) 6.17 (s, 1H) 7.43 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.67 (dd,
J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.97 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.30 (s, 1H)
8.92 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=517.3,Rt=0.6
8分.
実施例1024:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(6−((2
−ヒドロキシプロピル)アミノ)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メチル
フェニル)イソニコチンアミド
【1718】
【化1177】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.24 (d, J=6.26Hz, 3H) 2.04 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.3
7 (s, 3H) 3.45-3.63 (m, 2H) 3.76-3.86 (m, 8H) 3.97-4.06 (m, 1H) 6.17 (s, 1H) 7.4
2 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.67 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H) 7.96 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.18 (s
, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=513.1,Rt=
0.69分.
実施例1025:(R)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(6−
((2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−
メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1719】
【化1178】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.24 (d, J=6.26Hz, 3H) 1.68-1.80 (m, 6H) 2.37 (s,
3H) 3.45-3.63 (m, 2H) 3.76-3.85 (m, 8H) 3.96-4.06 (m, 1H) 6.18 (s, 1H) 7.42 (d,
J=8.22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.77 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.96 (
d, J=2.35Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.71 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=509.1,Rt=0.67分.
実施例1026:(R)−2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(6−(
(2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−2−モルホリノピリミジン−4−イル)−4−メ
チルフェニル)イソニコチンアミド
【1720】
【化1179】
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1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.24 (d, J=6.26Hz, 3H) 1.81 (s, 6H) 2.37 (s, 3H) 3
.45-3.62 (m, 2H) 3.76-3.85 (m, 10H) 3.97-4.06 (m, 1H) 6.18 (s, 1H) 7.42 (d, J=8.
22Hz, 1H) 7.66 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.81 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 7.96 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.78 (d, J=4.70Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)
=516.4,Rt=0.67分.
5−エトキシ−2’−メチル−6−モルホリノ−[2,3’−ビピリジン]−5’−アミ
ンの合成
【1721】
【化1180】
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NMP中の2,6−ジクロロ−3−エトキシピリジン(1.0当量)およびモルホリン
(1.0当量)の溶液(0.6M)を、マイクロ波中150℃で30分間加熱した。この
時点で、LC/MSは反応が完了していないことを示し、150℃で1時間加熱した。冷
却した反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、純粋な画分を次の反
応に使用した。DME中の4−(6−ブロモ−3−エトキシピリジン−2−イル)モルホ
リン(1.0当量)の溶液(0.4M)に、炭酸ナトリウム(3.0当量、2M水溶液)
、6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−
2−イル)ピリジン−3−アミン(1.0当量)およびPdCl
2(dppf)−DCM
(0.05当量)を添加し、反応物をマイクロ波中130℃で30分間加熱した。冷却し
た反応混合物をブラインと酢酸エチルとに分配した。有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗製材料を逆相分取HPLCによって精製して、5−エトキシ−2’−
メチル−6−モルホリノ−[2,3’−ビピリジン]−5’−アミンを収率14%で得た
。LCMS(m/z)(M+H)=315.1、Rt=0.58分。
実施例1027:N−(5−エトキシ−2’−メチル−6−モルホリノ−[2,3’−ビ
ピリジン]−5’−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミ
ド
【1722】
【化1181】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.37 (t, J=7.04Hz, 2H) 1.64-1.80 (m, 4H) 2.60 (s, 2
H) 3.30-3.43 (m, 2H) 3.54-3.78 (m, 5H) 4.11 (d,J=7.04Hz, 1H) 7.15 (d, J=7.83Hz,
1H) 7.38 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.84 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.05 (s, 1H) 8.35 (br.
s., 1H) 8.78 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.87-8.96 (m, 1H) 10.88 (br. s., 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=480.1,Rt=0.73分.
実施例1028:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(5−エトキシ−2’−メチ
ル−6−モルホリノ−[2,3’−ビピリジン]−5’−イル)イソニコチンアミド
【1723】
【化1182】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.37 (t, J=6.85Hz, 1H) 2.05 (t, J=18.98Hz, 1H) 2.62
(s, 1H) 3.29-3.46 (m, 2H) 3.66-3.82 (m, 2H) 4.03 -4.22 (m, 1H) 7.16 (d, J=7.83H
z, 1H) 7.39 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.05 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.20 (s, 1H) 8.38 (br. s.,
1H) 8.84-9.02 (m, 1H) 11.00 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=484.1,
Rt=0.73分.
実施例1029:N−(6’−(((3R,4S)−3−フルオロテトラヒドロ−2H−
ピラン−4−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン
]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよび実施例1030:N−
(6’−(((3S,4R)−3−フルオロテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オ
キシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−
(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1724】
【化1183】
[この文献は図面を表示できません]
DME中のN−(6−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジ
オキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミド(1.0当量)、4−(5−ブロモ−2−(((3R,4S)−3−フルオロテト
ラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−3−イル)モルホリン(1.0
当量)および炭酸ナトリウム(2M水溶液、3.0当量)の溶液(0.15M)に、Pd
Cl
2(dppf)−DCM(0.05当量)を添加し、反応物を室温で終夜撹拌した。
混合物を逆相分取HPLCによって精製し、純粋な画分を凍結乾燥して、ラセミ生成物を
得た。2種の鏡像異性体をキラルHPLC(ヘプタン/エタノール:85/15、AD−
Hカラム、HPLC:1mL/分)によって分離して、ピーク1(6.889分、12分
実行)およびピーク2(9.523分、12分実行)を得た。LCMS(m/z)(M+
H)=561.2、Rt=0.78分。
【1725】
実施例1031および実施例1032:N−(6’−((4−ジュウテリオ−3−フルオ
ロテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−
[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよ
びN−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−(トリジュウテリオメトキシ)−[3,
3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1726】
【化1184】
[この文献は図面を表示できません]
CD3OD中のジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(1.0当量)の溶液(0
.1M)に、NaBD4を室温で添加した。混合物を、もはや発泡がなくなるまで、室温
で撹拌した。飽和塩化アンモニウムでクエンチし、DCMで2回抽出した。有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製物を次のステップに直接使用した。TH
F中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン
]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.4当量)および4−ジ
ュウテリオ−3−フルオロテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(1.0当量、前の
反応からのCD3ONaを含有)の溶液(0.6M)に、水素化ナトリウム(3.0当量
)を添加し、混合物を90℃に2時間加熱した。溶液を水でクエンチし、逆相分取HPL
Cによって精製して、N−(6’−((4−ジュウテリオ−3−フルオロテトラヒドロ−
2H−ピラン−4−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドおよびN−(2−メチ
ル−5’−モルホリノ−6’−(トリジュウテリオメトキシ)−[3,3’−ビピリジン
]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを得た。それぞれ、LCMS
(m/z)(M+H)=562.0、Rt=0.79分およびLCMS(m/z)(M+
H)=476.1、Rt=0.76分。
【1727】
実施例1033:N−(6’−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−2−メチ
ル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1728】
【化1185】
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THF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)および
2,2’−オキシジエタノール(4.0当量)の溶液(0.1M)に、水素化ナトリウム
(4.0当量)を添加し、反応物を90℃に2時間加熱した。冷却した反応混合物を飽和
塩化アンモニウムでクエンチし、有機相を濃縮乾固し、逆相分取HPLCによって精製し
て、N−(6’−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)−2−メチル−5’−モ
ルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズ
アミドを収率27%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=547.1、Rt=0.6
9分。
【1729】
実施例1034:N−(6’−((1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン
−4−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピリジン]−5
−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1730】
【化1186】
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THF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)および
4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシド(4.0当量)の溶
液(0.1M)に、水素化ナトリウム(4.0当量)を添加し、反応物を90℃に2時間
加熱した。冷却した反応混合物を飽和塩化アンモニウムでクエンチし、有機相を濃縮乾固
し、逆相分取HPLCによって精製して、N−(6’−((1,1−ジオキシドテトラヒ
ドロ−2H−チオピラン−4−イル)オキシ)−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,
3’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率65
%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=591.1、Rt=0.72分。
【1731】
実施例1035:N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((4−ジュウテリオテ
トラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル
)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1732】
【化1187】
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THF中のN−(6’−フルオロ−2−メチル−5’−モルホリノ−[3,3’−ビピ
リジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(1.0当量)および
4−ジュウテリオテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(1.0当量)の溶液(0.
7M)に、水素化ナトリウム(3.0当量)を添加し、反応物を90℃に2時間加熱した
。冷却した反応混合物を水でクエンチし、有機相を濃縮乾固し、逆相分取HPLCによっ
て精製して、N−(2−メチル−5’−モルホリノ−6’−((4−ジュウテリオテトラ
ヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)−[3,3’−ビピリジン]−5−イル)−
3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドを収率65%で得た。LCMS(m/z)(M
+H)=544.1、Rt=0.79分。
実施例1036:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミ
ド
【1733】
【化1188】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 2.34 (s, 3H) 3.54 (q, J=5.04Hz, 6H) 3.85 (dt, J=10
.48, 5.00Hz, 6H) 6.25 (d, J=14.82Hz, 2H) 6.90 (t, J=56.40Hz, 1H) 7.35 (d, J=8.20
Hz, 1H) 7.56-7.61 (m, 1H) 7.66-7.70 (m, 1H) 7.77-7.81 (m, 2H) 8.10 (d, J=7.88Hz,
1H) 8.15 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=483.1,Rt=0.72分.
実施例1037:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−((2−ヒドロ
キシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イ
ソニコチンアミド
【1734】
【化1189】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.06 (t, J=18.76Hz, 3H) 2.35 (s, 3H) 3.51-3.58 (m,
6H) 3.85 (dt, J=9.54, 4.85Hz, 6H) 6.26 (d, J=14.82Hz, 2H) 7.37 (d, J=8.20Hz, 1H)
7.62 (dd, J=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.81 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.98 (d, J=5.04Hz, 1H) 8.2
0 (s, 1H) 8.84 (d, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=498.1,R
t=0.72分.
実施例1038:3−(ジフルオロメチル)−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)
アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベン
ズアミド
【1735】
【化1190】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.63 (s, 3H) 3.51-3.59 (m, 6H) 3.79-3.87 (m, 6H) 6.
17-6.24 (m, 1H) 6.92 (t, J=54.90Hz, 1H) 7.69-7.75 (m, 1H) 7.84 (d, J=7.88Hz, 1H)
8.16 (d, J=7.88Hz, 1H) 8.21 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.09 (s, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=484.2,Rt=0.54分.
実施例1039:2−(ジフルオロメチル)−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)
アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソ
ニコチンアミド
【1736】
【化1191】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.61 (s, 3H) 3.52-3.59 (m, 6H) 3.80-3.88 (m, 6H) 6.
17-6.27 (m, 1H) 6.87 (t, J=54.90Hz, 1H) 8.07 (d, J=5.04Hz, 1H) 8.24 (s, 1H) 8.37
(d, J=2.21Hz, 1H) 8.89 (d, J=5.04Hz, 1H) 9.00 (br. s., 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=485.1,Rt=0.48分.
実施例1040:N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’
−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イ
ソニコチンアミド
【1737】
【化1192】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 2.63 (s, 3H) 3.52-3.59 (m, 6H) 3.80-3.88 (m, 6H) 6
.20-6.28 (m, 1H) 8.41 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.73 (s, 1H) 9.06 (s, 1H) 9.15 (s, 2H) 9
.41 (d, J=1.89Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=503.2,Rt=0.52
分.
実施例1041:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−((2−ヒドロキシ
エチル)アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イ
ル)イソニコチンアミド
【1738】
【化1193】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 2.07 (t, J=18.76Hz, 3H) 2.64 (s, 3H) 3.52-3.59 (m,
6H) 3.80-3.88 (m, 6H) 6.20-6.28 (m, 1H) 8.03 (d, J=5.04Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.4
3 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.88 (d, J=4.73Hz, 1H) 9.09 (d, J=1.58Hz, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=499.2,Rt=0.52分.
実施例1042:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−((2−ヒドロ
キシエチル)アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5
−イル)イソニコチンアミド
【1739】
【化1194】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.51分.
実施例1043:N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’
−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(メチルスルホニル)イソ
ニコチンアミド
【1740】
【化1195】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=513.1,Rt=0.42分.
実施例1044:1−エチル−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−
メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−オキソ−5−
(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1741】
【化1196】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (t, J=7.09Hz, 3H) 2.62 (s, 3H) 3.51-3.58 (m,
6H) 3.80-3.87 (m, 6H) 4.19 (q, J=7.04Hz, 2H) 8.35 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.53 (d, J=1
.89Hz, 1H) 8.80 (d, J=2.52Hz, 1H) 9.02 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
547.2,Rt=0.52分.
実施例1045:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(2’−((2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−
5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1742】
【化1197】
[この文献は図面を表示できません]
LCMS(m/z)(M+H)=614.2,Rt=0.51分
実施例1046:N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’
−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン
−2−イル)イソニコチンアミド
【1743】
【化1198】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, <cd3od>)δppm 1.66 (s, 6H) 2.64 (s, 3H) 3.52-3.60 (m, 6H) 3.80-3
.88 (m, 6H) 7.97 (dd, J=5.36, 1.58Hz, 1H) 8.36 (d, J=0.95Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.21
Hz, 1H) 8.78 (d, J=5.36Hz, 1H) 9.09 (d, J=2.21Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+
H)=493.2,Rt=0.39分.
実施例1047:N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリ
ノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジ
ン−4−カルボキサミド
【1744】
【化1199】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.35 (s, 3H) 3.49-3.58 (m, 6H) 3.85 (dt, J=9.69, 4.
77Hz, 6H) 6.22-6.28 (m, 2H) 7.39 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.35, 2.05Hz, 1H)
7.83 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.60 (d, J=1.89Hz, 1H) 9.89 (d, J=1.58Hz, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=503.1,Rt=0.67分.
実施例1048:6−シクロプロピル−N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチル)ア
ミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【1745】
【化1200】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.23-1.32 (m, 4H) 2.35 (s, 3H) 2.37-2.44 (m, 1H) 3.
46-3.61 (m, 6H) 3.85 (dt, J=9.30, 4.81Hz, 6H) 6.24-6.29 (m, 1H) 7.38 (d, J=8.51H
z, 1H) 7.63 (dd, J=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.80 (d, J=2.21Hz, 1H) 7.97 (d, J=1.89Hz, 1
H) 9.40 (d, J=1.89Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=475.2,Rt=0.
61分.
実施例1049:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−((2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1746】
【化1201】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>) d ppm 1.90-1.95 (m, 6H) 2.36 (s, 3H) 3.48-3.61 (m, 6H) 3
.86 (dt, J=9.46, 4.73Hz, 6H) 6.23-6.31 (m, 1H) 7.39 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.64 (dd,
J=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.82 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.38 (d, J=1.89Hz, 1H) 9.63 (d, J=1.8
9Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.63分.
実施例1050:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(2−((2−ヒドロ
キシエチル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イ
ソニコチンアミド
【1747】
【化1202】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.81-1.90 (m, 4H) 2.35 (s, 3H) 3.46-3.61 (m, 7H) 3.
85 (dt, J=9.54, 4.85Hz, 7H) 6.24-6.30 (m, 1H) 7.37 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.61 (dd, J
=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.71-7.75 (m, 1H) 7.81 (d, J=1.89Hz, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.68 (d
, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=499.2,Rt=0.69分.
実施例1051:N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’
−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピ
リダジン−4−カルボキサミド
【1748】
【化1203】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.60 (s, 3H) 3.52-3.59 (m, 6H) 3.84 (dt, J=12.45, 4
.97Hz, 6H) 6.19-6.28 (m, 1H) 8.35 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.64 (d, J=1.89Hz, 1H) 8.96
(s, 1H) 9.92 (d, J=1.89Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=504.2,Rt
=0.49分.
実施例1052:6−シクロプロピル−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ
)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ピリダジン
−4−カルボキサミド
【1749】
【化1204】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.22-1.33 (m, 4H) 2.38-2.45 (m, 1H) 2.63 (s, 3H) 3.
51-3.60 (m, 6H) 3.84 (dt, J=12.06, 4.85Hz, 6H) 6.21-6.28 (m, 1H) 7.99 (d, J=2.21
Hz, 1H) 8.39 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.02 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.43 (d, J=1.89Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=476.1,Rt=0.44分.
実施例1053:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−((2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチ
ンアミド
【1750】
【化1205】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, メタノール-d)δppm 2.30 (s, 5H) 3.43-3.55 (m, 10H) 3.69-3.85 (m,
10H) 5.85-5.99 (m, 1H) 6.65-7.03 (m, 1H) 7.30 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.57-7.68 (m, 2
H) 8.03 (d, J=4.41Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.85 (d, J=5.04Hz, 1H). LC/MS(m/
z):484.3(MH+),Rt=0.66分.
実施例1054:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−((テトラヒドロフラ
ン−3−イル)アミノ)ピリジン−4−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)
イソニコチンアミド
【1751】
【化1206】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.88-2.02 (m, 1H) 2.33 (s, 4H) 2.35-2.42 (m, 1H) 3
.45-3.57 (m, 4H) 3.73-3.90 (m, 6H) 3.91-4.04 (m, 2H) 4.37 (br. s., 1H) 6.05-6.35
(m, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.76 (br. s., 1H)
8.12 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.92 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z)
:528.2(MH+),Rt=0.78分.
実施例1055:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(((テトラヒドロフ
ラン−3−イル)メチル)アミノ)ピリジン−4−イル)フェニル)−2−(トリフルオ
ロメチル)イソニコチンアミド
【1752】
【化1207】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.53-1.70 (m, 1H) 2.04 (dtd, J=12.77, 7.90, 7.90,
5.48Hz, 1H) 2.23 (s, 3H) 2.46-2.59 (m, 1H) 3.25 (d,J=7.43Hz, 3H) 3.35-3.46 (m, 4
H) 3.52 (dd, J=8.80, 5.28Hz, 1H) 3.66 (q, J=7.83Hz, 1H) 3.70-3.77 (m, 5H) 3.77-3
.87 (m, 1H) 6.02-6.17 (m, 1H) 7.25 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.50 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1
H) 7.67 (s, 1H) 8.02 (d, J=3.91Hz, 1H) 8.19 (s, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H). LC
/MS(m/z):542.2(MH+),Rt=0.79分.
実施例1056:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(2’−((2−ヒド
ロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−
5−イル)イソニコチンアミド
【1753】
【化1208】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.71 (s, 3H) 1.77 (s, 4H) 2.62 (s, 3H) 3.43-3.62 (
m, 7H) 3.82 (dt, J=10.08, 4.94Hz, 7H) 6.13-6.30 (m, 1H) 7.81 (dd, J=5.09, 1.57Hz
, 1H) 8.11 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.07 (d, J=1.96
Hz, 1H). LC/MS(m/z):495.2(MH+),Rt=0.52分.
実施例1057:2−シクロプロピル−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ
)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチ
ンアミド
【1754】
【化1209】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.06-1.34 (m, 4H) 2.23-2.35 (m, 1H) 2.61 (s, 3H) 3
.42-3.60 (m, 6H) 3.81 (dt, J=9.78, 4.89Hz, 6H) 6.14-6.29 (m, 1H) 7.71-7.91 (m, 2
H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.64 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.05 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/
MS(m/z):475.2(MH+),Rt=0.40分.
実施例1058:2−(1,1−ジフルオロプロピル)−N−(2’−((2−ヒドロキ
シエチル)アミノ)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−
イル)イソニコチンアミド
【1755】
【化1210】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (t, J=7.63Hz, 3H) 2.39 (td, J=16.63, 7.43Hz,
2H) 2.60 (s, 3H) 3.44-3.63 (m, 7H) 3.82 (dt, J=10.37, 4.99Hz, 7H) 6.10-6.29 (m,
1H) 8.00 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.21 (s, 1H) 8.37 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz
, 1H) 9.01 (s, 1H). LC/MS(m/z):513.2(MH+),Rt=0.57分
.
実施例1059:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(3−ヒド
ロキシアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェ
ニル)イソニコチンアミド
【1756】
【化1211】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.40-3.53 (m, 5H) 3.80-3
.89 (m, 4H) 4.05 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2H) 4.42-4.51 (m, 2H) 4.70-4.79 (m, 1H) 5.
94-6.24 (m, 1H) 7.34 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.75 (s, 1H
) 7.81 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.77 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z
):513.2(MH+),Rt=0.70分.
実施例1060:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチンアミド
【1757】
【化1212】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.38-3.54 (m, 4H) 3.69-3.89 (m, 4H) 3
.98 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2H) 4.31-4.49 (m, 2H) 4.66-4.78 (m, 1H) 5.85-6.20 (m, 1
H) 7.33 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.72 (s, 1H) 8.11 (d, J=
5.09Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.91 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):514.
1(MH+),Rt=0.74分.
実施例1061:1−エチル−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル
)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−オキソ−5−(
トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1758】
【化1213】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.37-3.52 (m,
4H) 3.75-3.88 (m, 4H) 3.99 (dd, J=9.00, 4.30Hz, 2H) 4.16 (q, J=7.17Hz, 2H) 4.34-
4.49 (m, 2H) 4.68-4.78 (m, 1H) 5.86-6.21 (m, 1H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.53 (dd
, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.65 (s, 1H) 8.47 (s, 1H) 8.70 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/M
S(m/z):558.2(MH+),Rt=0.72分.
実施例1062:N−(3−(2−((2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アミノ)
−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメ
チル)ベンズアミド
【1759】
【化1214】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.33 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.37 (s, 2H) 3.46-3.58 (
m, 4H) 3.76-3.89 (m, 4H) 6.22 (d, J=6.26Hz, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57 (dd,
J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.68-7.80 (m, 2H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.25 (s, 1H). LC/MS(m/z):529.2(MH+),Rt=0.87分
.
実施例1063:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−((3,3,3−トリ
フルオロ−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)ピリジン−4−イル)フェニル)−3−(
トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1760】
【化1215】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.45-3.62 (m, 5H) 3.71-3.90 (m, 5H) 4
.28 (td, J=7.14, 3.33Hz, 1H) 6.09-6.25 (m, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57 (dd,
J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.66-7.79 (m, 2H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.25 (s, 1H). LC/MS(m/z):569.1(MH+),Rt=0.91分.
実施例1064:(R)−N−(3−(2−(4−ヒドロキシ−2−オキソピロリジン−
1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド
【1761】
【化1216】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28 (s, 3H) 2.52 (d, J=17.22Hz, 1H) 3.01 (dd, J=1
7.41, 6.06Hz, 1H) 3.49-3.63 (m, 4H) 3.74-3.89 (m, 4H) 4.07-4.17 (m, 1H) 4.18-4.2
9 (m, 1H) 4.52 (t, J=5.28Hz, 1H) 6.56 (s, 1H) 7.31 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.56 (br. s
., 1H) 7.59-7.68 (m, 2H) 7.68-7.77 (m, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=8.2
2Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LC/MS(m/z):541.2(MH+),Rt=0.9
1分.
実施例1065:(R)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシ−2−オキソピロリジン−
1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリ
フルオロメチル)ベンズアミド
【1762】
【化1217】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.86-2.06 (m, 1H) 2.28 (s, 3H) 2.46-2.61 (m, 1H) 3
.49-3.64 (m, 4H) 3.70-3.93 (m, 5H) 4.21 (t, J=9.39Hz, 1H) 4.49 (t, J=8.80Hz, 1H)
6.57 (s, 1H) 7.31 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.59 (s, 1H) 7.61-7.67 (m, 2H) 7.68-7.76 (m
, 1H) 7.89 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.20 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LC/MS(m
/z):541.2(MH+),Rt=0.94分.
実施例1066:N−(3−(2−(2−ヒドロキシプロパンアミド)−6−モルホリノ
ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミ
ド
【1763】
【化1218】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.44 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.30 (s, 3H) 3.50-3.62 (m,
4H) 3.74-3.87 (m, 4H) 4.30 (q, J=7.04Hz, 1H) 6.63 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.61Hz, 1H)
7.37 (s, 1H) 7.59-7.69 (m, 2H) 7.69-7.78 (m, 1H) 7.89 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.20 (d
, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (s, 1H). LC/MS(m/z):529.2(MH+),Rt=
0.91分.
実施例1067:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチ
ジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【1764】
【化1219】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.26 (s, 3H) 3.40-3.52 (m, 4H) 3.67-3.85 (m, 6H) 4
.09-4.28 (m, 2H) 4.66 (t, J=5.48Hz, 1H) 5.73 (s, 1H) 6.00 (s, 1H) 6.59-7.02 (m,
1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.51-7.67 (m, 2H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H)
8.82 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):496.1(MH+)、R
t,Rt
=0.68分.
実施例1068:2−シクロプロピル−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−
1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチン
アミド
【1765】
【化1220】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>) vppm 0.98-1.15 (m, 4H) 2.12-2.23 (m, 1H) 2.26 (s, 3H) 3
.12 (d, J=6.65Hz, 1H) 3.42-3.53 (m, 5H) 3.67-3.85 (m, 6H) 4.12-4.28 (m, 2H) 4.58
(s, 2H) 4.66 (t, J=5.28Hz, 1H) 5.73 (s, 1H) 6.00 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H)
7.51-7.73 (m, 4H)
8.52 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):486.1(MH+),Rt=0.5
7分.
実施例1069:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−イソプロピルイソニコチンア
ミド
【1766】
【化1221】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.40 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.31 (s, 3H) 3.16-3.27 (m,
1H) 3.39-3.51 (m, 4H) 3.73-3.88 (m, 4H) 3.97 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2H) 4.41 (t, J
=7.83Hz, 2H) 4.63-4.78 (m, 1H) 5.86-6.19 (m, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.42-7.5
1 (m, 1H) 7.61 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.71 (s, 1H) 7.86 (d, J=4.70Hz, 1H) 7.97
(s, 1H) 8.02 (d, J=7.04Hz, 1H) 8.69 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):4
88.2(MH+),Rt=0.57分.
実施例1070:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリ
ダジン−4−カルボキサミド
【1767】
【化1222】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.29 (s, 3H) 2.59-2.76 (m, 1H) 3.08-3.21 (m, 3H) 3
.42-3.51 (m, 6H) 3.69-3.93 (m, 6H) 4.29 (t, J=7.83Hz, 2H) 4.64-4.73 (m, 1H) 5.81
(s, 1H) 6.06 (s, 1H) 7.31 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.42-7.50 (m, 1H) 7.65 (d, J=6.26Hz
, 2H) 8.02 (d, J=7.04Hz, 1H) 8.58 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.87 (d, J=1.96Hz, 1H). LC
/MS(m/z):515.1(MH+),Rt=0.70分.
実施例1071:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキ
シアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)イソニコチンアミド
【1768】
【化1223】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (d, J=12.52Hz, 4H) 2.26 (s, 3H) 3.12 (d, J=9.
00Hz, 5H) 3.43-3.53 (m, 8H) 3.69-3.85 (m, 6H) 4.20 (t, J=7.63Hz, 2H) 5.73 (s, 1H
) 6.00 (s, 1H) 7.27 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.55 (s, 1H) 7.61 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.71 (
d, J=5.09Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.64 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):51
1.1(MH+),Rt=0.71分.
実施例1072:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシ−3−
メチルアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェ
ニル)イソニコチンアミド
【1769】
【化1224】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.54 (s, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.41-3.51 (m, 4H) 3.68-3
.81 (m, 4H) 3.81-3.96 (m, 4H) 5.74 (s, 1H) 6.01 (s, 1H) 6.59-7.01 (m, 1H) 7.28 (
d, J=8.22Hz, 1H) 7.53-7.69 (m, 2H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.82 (d,
J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):510.1(MH+),Rt=0.70分.
実施例1073:N−(3−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル
)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロ
メチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1770】
【化1225】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.54 (s, 3H) 2.16 (s, 4H) 2.27 (s, 3H) 3.40-3.52 (
m, 6H) 3.70-3.81 (m, 4H) 3.81-3.92 (m, 4H) 4.58 (s, 2H) 5.73 (s, 1H) 6.00 (s, 1H
) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.56-7.73 (m, 1H) 8.58 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.87 (d, J=1.5
7Hz, 1H). LC/MS(m/z):529.1(MH+),Rt=0.72分.
実施例1074:N−(3−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル
)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(メチルスルホ
ニル)ベンズアミド
【1771】
【化1226】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.54 (s, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.19 (s, 3H) 3.41-3.53 (
m, 4H) 3.71-3.81 (m, 4H) 3.81-3.97 (m, 4H) 5.75 (s, 1H) 6.01 (s, 1H) 7.27 (d, J=
8.61Hz, 1H) 7.52-7.65 (m, 2H) 7.79 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.26
(d, J=7.83Hz, 1H) 8.50 (s, 1H). LC/MS(m/z):537.1(MH+),R
t=0.66分.
実施例1075:5−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチ
ジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ピリダ
ジン−4−カルボキサミド
【1772】
【化1227】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.26 (s, 3H) 3.41-3.52 (m, 4H) 3.70-3.84 (m, 6H) 4
.15-4.26 (m, 2H) 4.58 (s, 1H) 4.62-4.70 (m, 1H) 5.71 (s, 1H) 5.99 (s, 1H) 7.19-7
.65 (m, 1H) 7.25 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.38 (s, 1H) 7.49-7.55 (m, 1H) 7
.59 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 9.58 (s, 2H). LC/MS(m/z):497.1(M
H+),Rt=0.61分.
実施例1076:6−シクロプロピル−N−(3−(2−(3−ヒドロキシ−3−メチル
アゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)
ピリダジン−4−カルボキサミド
【1773】
【化1228】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz, cd3od)δppm 1.10-1.37 (m, 4H) 1.56 (s, 3H) 2.30 (s, 3H) 2.33-2.4
2 (m, 1H) 3.38-3.51 (m, 4H) 3.74-3.86 (m, 4H) 3.96-4.13 (m, 4H) 5.94 (s, 1H) 6.1
4 (s, 1H) 7.32 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.60 (dd, J=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.70 (s, 1H) 7.91
(d, J=1.89Hz, 1H) 9.37 (d, J=1.58Hz, 1H). LC/MS(m/z):501.3(M
H+),Rt=0.64分.
実施例1077:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチ
ジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズ
アミド
【1774】
【化1229】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.41-3.51 (m, 4H) 3.79-3.87 (m, 4H) 4
.03 (dd, J=9.59, 4.11Hz, 2H) 4.43-4.49 (m, 2H) 4.71-4.78 (m, 1H) 6.00-6.20 (m, 1
H) 6.87 (t, J=56.00Hz, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H)
7.65 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.73 (s, 1H) 7.77 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.08 (d, J=7.83Hz, 1H
) 8.12 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=495.1,Rt=0.75分.
実施例1078:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキ
シアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル
)イソニコチンアミド
【1775】
【化1230】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.03 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.31 (s, 3H) 3.41-3.49 (m,
4H) 3.79-3.85 (m, 4H) 4.03 (dd, J=9.59, 4.11Hz, 2H) 4.42-4.50 (m, 2H) 4.71-4.78
(m, 1H) 6.00-6.20 (m, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.41, 2.15Hz, 1H)
7.75 (s, 1H) 7.95 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.80 (d, J=5.09Hz, 1H). LCM
S(m/z)(M+H)=510.2,Rt=0.72分.
実施例1079:3−(ジフルオロメチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン
−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)
ベンズアミド
【1776】
【化1231】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.68 (s, 3H) 3.48-3.53 (m, 4H) 3.76-3.82 (m, 4H) 3
.85 (dd, J=9.19, 4.50Hz, 2H) 4.25-4.34 (m, 2H) 4.66-4.74 (m, 1H) 6.90 (t, J=56.0
0Hz, 1H) 7.67-7.74 (m, 1H) 7.83 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.16 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.21 (s
, 1H) 8.47 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=496.1,Rt=0.61分.
実施例1080:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシア
ゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5
−イル)イソニコチンアミド
【1777】
【化1232】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.67 (s, 3H) 3.48-3.53 (m,
4H) 3.75-3.82 (m, 4H) 3.85 (dd, J=9.00, 4.30Hz, 2H) 4.27-4.33 (m, 2H) 4.67-4.75
(m, 1H) 8.02 (d, J=4.69Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=5
.09Hz, 1H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=511.1,R
t=0.57分.
実施例1081:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−イソプロピルイソニコ
チンアミド
【1778】
【化1233】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (d, J=7.04Hz, 7H) 2.66 (s, 3H) 3.48-3.53 (m,
4H) 3.76-3.82 (m, 4H) 3.85 (dd, J=9.00, 4.70Hz, 2H) 4.26-4.33 (m, 2H) 4.67-4.74
(m, 1H) 7.93 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (
d, J=5.48Hz, 1H) 9.27 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=489.
1,Rt=0.46分.
実施例1082:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロ
パン−2−イル)イソニコチンアミド
【1779】
【化1234】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.63 (s, 6H) 2.67 (s, 3H) 3.47-3.53 (m, 4H) 3.76-3
.82 (m, 4H) 3.85 (dd, J=9.00, 4.70Hz, 2H) 4.27-4.33 (m, 2H) 4.67-4.74 (m, 1H) 7.
94 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.34 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76 (d, J=5.48H
z, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=505.2,Rt=
0.43分.
実施例1083:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−(3−ヒドロキ
シアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]
−5−イル)イソニコチンアミド
【1780】
【化1235】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.68 (s, 3H) 3.47-3.53 (m, 4H) 3.75-3
.82 (m, 4H) 3.85 (dd, J=9.19, 4.50Hz, 2H) 4.27-4.33 (m, 2H) 4.67-4.75 (m, 1H) 7.
87 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.44 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09H
z, 1H) 9.31 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=514.2,Rt=
0.66分.
実施例1084:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(メチルスルホニル)
ベンズアミド
【1781】
【化1236】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.67 (s, 3H) 3.20 (s, 3H) 3.47-3.54 (m, 4H) 3.76-3
.81 (m, 4H) 3.83 (dd, J=9.00, 4.30Hz, 2H) 4.24-4.31 (m, 2H) 4.67-4.74 (m, 1H) 7.
85 (t, J=8.02Hz, 1H) 8.23 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.34 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.
35Hz, 1H) 8.59 (s, 1H) 9.32 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=5
24.2,Rt=0.52分.
実施例1085:3−((ジメチルアミノ)メチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシア
ゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5
−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1782】
【化1237】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.64 (s, 3H) 2.93 (s, 6H) 3.47-3.53 (m, 4H) 3.76-3
.80 (m, 4H) 3.83 (dd, J=9.00, 4.30Hz, 2H) 4.24-4.31 (m, 2H) 4.53 (s, 2H) 4.66-4.
74 (m, 1H) 8.16 (s, 1H) 8.38 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.46 (s, 1H) 8.50 (s, 1H) 9.22 (d
, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=571.2,Rt=0.50分.
実施例1086:1−エチル−N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−
2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−オキソ−
5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1783】
【化1238】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.66 (s, 3H) 3.47-3.53 (m,
4H) 3.75-3.80 (m, 4H) 3.83 (dd, J=9.00, 4.70Hz, 2H) 4.18 (q, J=7.04Hz, 2H) 4.25-
4.31 (m, 2H) 4.67-4.73 (m, 1H) 8.36 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.52 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.7
9 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.25 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=55
9.2,Rt=0.54分.
実施例1087:3−(4−エチルピペラジン−1−イル)−N−(2’−(3−ヒドロ
キシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン
]−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1784】
【化1239】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.65 (s, 3H) 3.15-3.27 (m,
2H) 3.47-3.54 (m, 4H) 3.64-3.86 (m, 8H) 4.09 (br. s., 2H) 4.24-4.31 (m, 2H) 4.66
-4.74 (m, 1H) 7.56 (s, 1H) 7.87 (d, J=10.56Hz, 2H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.26 (
d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=626.2,Rt=0.61分.
実施例1088:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル
)イソニコチンアミド
【1785】
【化1240】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.66 (s, 3H) 3.47-3.53 (m, 4H) 3.76-3.81 (m, 4H) 3
.85 (dd, J=9.19, 4.50Hz, 2H) 4.26-4.32 (m, 2H) 4.67-4.74 (m, 1H) 8.17 (d, J=4.30
Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.97 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.26 (d, J=2.
35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=515.2,Rt=0.57分.
実施例1089:2−(tert−ブチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン
−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)
イソニコチンアミド
【1786】
【化1241】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.45 (s, 9H) 2.66 (s, 3H) 3.48-3.53 (m, 4H) 3.76-3
.81 (m, 4H) 3.84 (dd, J=9.00, 4.70Hz, 2H) 4.25-4.32 (m, 2H) 4.67-4.74 (m, 1H) 7.
81 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.41 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.74 (d, J=5.09H
z, 1H) 9.28 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=503.3,Rt=
0.50分.
実施例1090:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(メチルスルホニル)
イソニコチンアミド
【1787】
【化1242】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.66 (s, 3H) 3.47-3.53 (m, 4H) 3.76-3.81 (m, 4H) 3
.84 (dd, J=9.00, 4.30Hz, 2H) 4.26-4.32 (m, 2H) 4.67-4.74 (m, 1H) 8.20 (dd, J=4.8
9, 1.37Hz, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.61 (s, 1H) 8.99 (d, J=4.69Hz, 1H) 9.25 (
d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=525.2,Rt=0.45分.
実施例1091:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(2−(メチルスルホ
ニル)プロパン−2−イル)ベンズアミド
【1788】
【化1243】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.92 (s, 6H) 2.66 (s, 3H) 2.72 (s, 3H) 3.47-3.55 (
m, 4H) 3.76-3.81 (m, 4H) 3.81-3.84 (m, 2H) 4.23-4.30 (m, 2H) 4.66-4.73 (m, 1H) 5
.82 (s, 1H) 6.09 (s, 1H) 7.63 (t, J=7.83Hz, 1H) 7.97 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.03 (d,
J=7.83Hz, 1H) 8.28 (s, 1H) 8.41 (d, J=1.96Hz, 1H) 9.32 (d, J=1.96Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=566.2,Rt=0.52分.
実施例1092:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(1,3,4−オキサ
ジアゾール−2−イル)ベンズアミド
【1789】
【化1244】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.66 (s, 3H) 3.49-3.54 (m, 4H) 3.76-3.85 (m, 6H) 4
.24-4.31 (m, 2H) 4.69 (d, J=6.26Hz, 1H) 5.83 (s, 1H) 6.10 (s, 1H) 7.80 (t, J=7.8
3Hz, 1H) 8.25 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.35 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.
73 (s, 1H) 9.10 (s, 1H) 9.31 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=514.2
,Rt=0.50分.
実施例1093:5−シクロプロピル−N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−
イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソオ
キサゾール−3−カルボキサミド
【1790】
【化1245】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 0.97-1.04 (m, 2H) 1.14-1.21 (m, 2H) 2.17-2.26 (m,
1H) 2.63 (s, 3H) 3.46-3.53 (m, 4H) 3.74-3.85 (m, 6H) 4.24-4.30 (m, 2H) 4.67-4.72
(m, 1H) 5.81 (s, 1H) 6.07 (s, 1H) 6.53 (s, 1H) 8.39 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.19 (d,
J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=477.2 Rt,Rt=0.57分
.
実施例1094:N−(2’−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1791】
【化1246】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.63 (s, 3H) 3.47-3.54 (m, 4H) 3.75-3.84 (m, 6H) 4
.23-4.30 (m, 2H) 4.66-4.72 (m, 1H) 5.81 (s, 1H) 6.08 (s, 1H) 7.78 (t, J=7.83Hz,
1H) 7.96 (d, J=7.43Hz, 1H) 8.27 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.31-8.36 (m, 2H) 9.22 (s, 1H)
. LCMS(m/z)(M+H)=514.2,Rt=0.64分
実施例1095:5−シクロプロピル−N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−
1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソオキサゾ
ール−3−カルボキサミド
【1792】
【化1247】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 0.96-1.03 (m, 2H) 1.12-1.19 (m, 2H) 2.15-2.23 (m,
1H) 2.29 (s, 3H) 3.41-3.48 (m, 4H) 3.78-3.85 (m, 4H) 3.99 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2
H) 4.42 (t, J=8.02Hz, 2H) 4.69-4.77 (m, 1H) 5.96 (s, 1H) 6.14 (s, 1H) 6.46 (s, 1
H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.66 (s, 1H). LCMS
(m/z)(M+H)=476.2,Rt=0.73分.
実施例1096:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)ベンズ
アミド
【1793】
【化1248】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.32 (s, 3H) 3.19 (s, 3H) 3.41-3.50 (m, 4H) 3.79-3
.86 (m, 4H) 4.03 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2H) 4.41-4.50 (m, 2H) 4.71-4.79 (m, 1H) 5.
99-6.20 (m, 1H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.59 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.74 (s, 1H
) 7.80 (t, J=7.83Hz, 1H) 8.17 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.26 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.51 (s,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=523.2,Rt=0.62分.
実施例1097:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニ
コチンアミド
【1794】
【化1249】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.42-3.49 (m, 4H) 3.79-3.86 (m, 4H) 4
.01 (dd, J=9.39, 3.91Hz, 2H) 4.40-4.47 (m, 2H) 4.70-4.78 (m, 1H) 5.97-6.19 (m, 1
H) 7.34 (d, J=8.61Hz, 1H) 7.62 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.74 (s, 1H) 8.15 (dd, J
=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.54 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M
+H)=524.2,Rt=0.59分.
実施例1098:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−
2−イル)イソニコチンアミド
【1795】
【化1250】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.64 (s, 6H) 2.32 (s, 3H) 3.41-3.50 (m, 4H) 3.79-3
.86 (m, 4H) 4.02 (dd, J=9.39, 4.30Hz, 2H) 4.41-4.49 (m, 2H) 4.70-4.78 (m, 1H) 5.
99-6.18 (m, 1H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.74 (s, 1H
) 7.94 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.73 (d, J=5.48Hz, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=504.2,Rt=0.53分.
実施例1099:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(2−(メチルスルホニル)
プロパン−2−イル)ベンズアミド
【1796】
【化1251】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.91 (s, 6H) 2.31 (s, 3H) 2.69 (s, 3H) 3.42-3.49 (
m, 4H) 3.80-3.86 (m, 4H) 4.03 (dd, J=9.59, 4.11Hz, 2H) 4.42-4.49 (m, 2H) 4.71-4.
78 (m, 1H) 6.00-6.20 (m, 1H) 7.32 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.54-7.61 (m, 2H) 7.72 (s, 1
H) 7.94 (dd, J=13.30, 8.22Hz, 2H) 8.20 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=
565.3,Rt=0.66分.
実施例1100:N−(3−(2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−3−(1,3,4−オキサジアゾ
ール−2−イル)ベンズアミド
【1797】
【化1252】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.31 (s, 3H) 3.42-3.49 (m, 4H) 3.79-3.86 (m, 4H) 4
.01 (dd, J=9.19, 4.11Hz, 2H) 4.40-4.48 (m, 2H) 4.70-4.78 (m, 1H) 5.98-6.19 (m, 1
H) 7.33 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.71-7.79 (m, 2H) 8.17 (
d, J=8.22Hz, 1H) 8.29 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.65 (s, 1H) 9.08 (s, 1H). LCMS(m
/z)(M+H)=513.2,Rt=0.64分.
実施例1101:6−シクロプロピル−N−(2’−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼ
チジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−
イル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1798】
【化1253】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.22-1.33 (m, 4H) 1.57 (s, 3H) 2.38-2.45 (m, 1H) 2.
68 (s, 3H) 3.50-3.55 (m, 4H) 3.78-3.84 (m, 4H) 3.91-4.01 (m, 4H) 5.85-6.14 (m, 1
H) 8.00 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.40 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.26 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.44 (d,
J=2.21Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=502.2,Rt=0.51分.
実施例1102:2−シクロプロピル−N−(2’−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼ
チジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−
イル)イソニコチンアミド
【1799】
【化1254】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.13-1.26 (m, 4H) 1.57 (s, 3H) 2.26-2.33 (m, 1H) 2.
68 (s, 3H) 3.50-3.55 (m, 4H) 3.77-3.83 (m, 4H) 3.91-4.00 (m, 4H) 5.85-6.13 (m, 1
H) 7.79 (dd, J=5.36, 1.58Hz, 1H) 7.85 (s, 1H) 8.42 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.65 (d, J=
5.36Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.21Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=501.2,
Rt=0.46分.
実施例1103:2−(ジフルオロメチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシ−3−メチ
ルアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]
−5−イル)イソニコチンアミド
【1800】
【化1255】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.55 (s, 3H) 2.67 (s, 3H) 3.47-3.55 (m, 4H) 3.75-3
.83 (m, 4H) 3.89-3.99 (m, 4H) 6.85 (t, J=55.60Hz, 1H) 8.06 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.2
4 (s, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=511.2,Rt=0.54分.
実施例1104:N−(2’−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−
2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフ
ルオロメチル)イソニコチンアミド
【1801】
【化1256】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.57 (s, 3H) 2.68 (s, 3H) 3.50-3.55 (m, 4H) 3.78-3.
83 (m, 4H) 3.91-4.00 (m, 4H) 5.85-6.13 (m, 1H) 8.20 (d, J=5.67Hz, 1H) 8.36-8.39
(m, 1H) 8.41 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.99 (d, J=5.04Hz, 1H) 9.27 (d, J=1.89Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=529.2,Rt=0.60分.
実施例1105:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−(3−ヒドロキシ−
3−メチルアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピ
リジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1802】
【化1257】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.57 (s, 3H) 2.02-2.12 (m, 3H) 2.70 (s, 3H) 3.51-3.
55 (m, 4H) 3.79-3.83 (m, 4H) 3.92-4.00 (m, 4H) 5.87-6.14 (m, 1H) 8.04 (d, J=5.36
Hz, 1H) 8.27 (s, 1H) 8.46 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.89 (d, J=5.04Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.
21Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=525.2,Rt=0.59分.
実施例1106:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(2’−(3−ヒドロ
キシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1803】
【化1258】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.58 (s, 3H) 1.74 (s, 3H) 1.78 (s, 3H) 2.70 (s, 3H)
3.50-3.55 (m, 4H) 3.78-3.83 (m, 4H) 3.92-4.01 (m, 4H) 7.83-7.88 (m, 1H) 8.16 (s
, 1H) 8.49 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.78 (dd, J=5.04, 0.63Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.52Hz, 1H
). LCMS(m/z)(M+H)=521.2,Rt=0.60分.
実施例1107:N−(2’−(3−ヒドロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−
2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−6−(トリフ
ルオロメチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1804】
【化1259】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.58 (s, 3H) 2.67 (s, 3H) 3.50-3.55 (m, 4H) 3.79-3.
83 (m, 4H) 3.93-4.02 (m, 4H) 8.39 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.65 (d, J=1.89Hz, 1H) 9.23
(d, J=2.21Hz, 1H) 9.93 (d, J=1.89Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=530
.2,Rt=0.56分.
実施例1108:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−(3−ヒドロキ
シ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−
ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1805】
【化1260】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.57 (s, 3H) 1.84 (s, 6H) 2.70 (s, 3H) 3.50-3.55 (m
, 4H) 3.78-3.83 (m, 4H) 3.93-4.02 (m, 4H) 7.90 (dd, J=4.89, 1.42Hz, 1H) 8.16 (d,
J=0.63Hz, 1H) 8.47 (d, J=2.21Hz, 1H) 8.85 (d, J=5.04Hz, 1H) 9.35 (d, J=2.21Hz,
1H). LCMS(m/z)(M+H)=528.2,Rt=0.58分.
実施例1109:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(2’−(3−ヒドロキシ−
3−メチルアゼチジン−1−イル)−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピ
リジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1806】
【化1261】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.57 (s, 3H) 1.79-1.91 (m, 4H) 2.70 (s, 3H) 3.50-3.
55 (m, 4H) 3.78-3.83 (m, 4H) 3.92-4.01 (m, 4H) 7.79 (dd, J=4.89, 1.10Hz, 1H) 8.1
8 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.52Hz, 1H) 8.73 (d, J=5.04Hz, 1H) 9.34 (d, J=2.21Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=526.2,Rt=0.58分.
実施例1110:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(3−ヒド
ロキシ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1807】
【化1262】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.59 (s, 3H) 1.84 (s, 6H) 2.34 (s, 3H) 3.45-3.50 (m
, 4H) 3.82-3.87 (m, 4H) 4.08-4.17 (m, 4H) 7.36 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.61 (dd, J=8.5
1, 2.21Hz, 1H) 7.77 (d, J=1.89Hz, 1H) 7.83 (dd, J=5.04, 1.58Hz, 1H) 8.09 (s, 1H)
8.79 (d, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=527.2,Rt=0.7
2分.
実施例1111:2−(1−シアノシクロプロピル)−N−(3−(2−(3−ヒドロキ
シ−3−メチルアゼチジン−1−イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メ
チルフェニル)イソニコチンアミド
【1808】
【化1263】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.59 (s, 3H) 1.81-1.90 (m, 4H) 2.34 (s, 3H) 3.45-3.
50 (m, 4H) 3.83-3.87 (m, 4H) 4.09-4.19 (m, 4H) 7.36 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.61 (dd,
J=8.20, 1.89Hz, 1H) 7.73 (d, J=5.04Hz, 1H) 7.77 (s, 1H) 8.10 (s, 1H) 8.67 (d, J=
5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=525.2,Rt=0.72分.
実施例1112:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル
フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1809】
【化1264】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.42-3.58 (m, 8H) 3.72-3.87 (m, 8H) 7
.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.55-7.69 (m, 2H) 8.11 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.90
(d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(m/z):528.1(MH+),Rt=0.93分
.
実施例1113:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2,6−ジモル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1810】
【化1265】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.81 (s, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.39-3.55 (m, 8H) 3.72-3
.87 (m, 8H) 7.31 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.67 (d, J=1.96
Hz, 1H) 7.81 (dd, J=4.89, 0.98Hz, 1H) 8.06 (s, 1H) 8.76 (d, J=5.09Hz, 1H). LC
/MS(m/z):527.2(MH+),Rt=0.88分.
実施例1114:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル
フェニル)−1−エチル−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジヒドロ
ピリジン−3−カルボキサミド
【1811】
【化1266】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.41 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.27 (s, 3H) 3.41-3.59 (m,
8H) 3.74-3.90 (m, 8H) 4.15 (q, J=7.30Hz, 2H) 7.27 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.46-7.64 (m
, 2H) 8.47 (d, J=1.57Hz, 1H) 8.69 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):57
2.2(MH+),Rt=0.89分.
実施例1115:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1812】
【化1267】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.39-3.57 (m, 9H) 3.69-3.90 (m, 8H) 6
.13 (s, 1H) 6.60-7.01 (m, 1H) 7.29 (d, J=9.00Hz, 1H) 7.62 (d, J=5.87Hz, 2H) 8.00
(d, J=4.70Hz, 1H) 8.17 (s, 1H) 8.83 (d, J=4.70Hz, 1H). LC/MS(m/z):5
10.1(MH+),Rt=0.85分.
実施例1116:3−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)ベンズアミド
【1813】
【化1268】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.28 (s, 3H) 3.41-3.60 (m, 9H) 3.69-3.89 (m, 9H) 6
.64-7.07 (m, 1H) 7.29 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.57 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H) 7.60-7.70
(m, 2H) 7.76 (d, J=7.43Hz, 1H) 7.98-8.16 (m, 1H). LC/MS(m/z):509.
2(MH+),Rt=0.92分.
実施例1117:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル
フェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
【1814】
【化1269】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.34 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.18 (s, 3H) 3.30-3.49 (m,
8H) 3.60-3.78 (m, 8H) 7.20 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.43-7.61 (m, 2H) 7.95 (d, J=5.09Hz
, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.67 (d, J=5.87Hz, 1H). LC/MS(m/z):502.2(M
H+),Rt=0.72分.
実施例1118:N−(3−(2,6−ジモルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル
フェニル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1815】
【化1270】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <dmso>) ppm 2.21 (s, 3H) 3.33 (br. s., 5H) 3.40 (br. s., 17H)
3.54-3.78 (m, 8H) 6.03 (s, 1H) 7.28 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.60 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.6
6-7.76 (m, 1H) 8.07-8.27 (m, 1H) 8.51 (s, 1H) 8.98 (d, J=4.69Hz, 1H) 10.74 (s, 1
H). LC/MS(m/z):538.2(MH+),Rt=0.77分.
実施例1119:2−イソプロピル−N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホリノ−[
3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1816】
【化1271】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (d, J=7.04Hz, 6H) 2.69 (s, 3H) 3.49-3.55 (m,
8H) 3.75-3.82 (m, 8H) 7.97 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.45 (d, J=1.96
Hz, 1H) 8.77 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):5
03.2(MH+),Rt=0.60分.
実施例1120:N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1817】
【化1272】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.68 (s, 3H) 3.49-3.56 (m, 8H) 3.75-3.82 (m, 8H) 6
.13 (s, 1H) 8.18 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.4 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.97 (d, J
=5.09Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):529.2(MH+)
,Rt=0.75分.
実施例1121:3−(ジフルオロメチル)−N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホ
リノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【1818】
【化1273】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.68 (s, 3H) 3.49-3.56 (m, 8H) 3.75-3.82 (m, 8H) 6
.14 (s, 1H) 6.90 (t, J=56.30Hz, 1H) 7.67-7.73 (m, 1H) 7.83 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.1
6 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.22 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.39 (d, J=2.35Hz, 1H).
LCMS(m/z)(M+H)=510.2,Rt=0.76分.
実施例1122:2−(ジフルオロメチル)−N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホ
リノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1819】
【化1274】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.69 (s, 3H) 3.49-3.55 (m, 8H) 3.76-3.81 (m, 8H) 6
.14 (s, 1H) 6.85 (t, J=54.80Hz, 1H) 8.07 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.44 (d,
J=2.35Hz, 1H) 8.89 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.37 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z
)(M+H)=511.1,Rt=0.69分.
実施例1123:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メチル−2’,6
’−ジモルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1820】
【化1275】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.82 (s, 6H) 2.68 (s, 3H) 3.49-3.56 (m, 8H) 3.74-3
.82 (m, 8H) 6.14 (s, 1H) 7.87 (dd, J=4.89, 1.37Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.43 (d, J=2
.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=528.1,Rt=0.72分.
実施例1124:N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホリノ−[3,4’−ビピリジ
ン]−5−イル)−2−(メチルスルホニル)イソニコチンアミド
【1821】
【化1276】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.68 (s, 3H) 3.48-3.55 (m, 8H) 3.75-3.82 (m, 8H) 6
.13 (s, 1H) 8.21 (dd, J=4.70, 1.57Hz, 1H) 8.43 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.62 (s, 1H) 8.
99 (d, J=4.70Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=53
9.0,Rt=0.62分.
実施例1125:1−エチル−N−(2−メチル−2’,6’−ジモルホリノ−[3,4
’−ビピリジン]−5−イル)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,6−ジ
ヒドロピリジン−3−カルボキサミド
【1822】
【化1277】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.42 (t, J=7.24Hz, 3H) 2.67 (s, 3H) 3.51 (t, J=4.8
9Hz, 8H) 3.74-3.83 (m, 8H) 4.18 (q, J=7.30Hz, 2H) 6.13 (s, 1H) 8.37 (d, J=2.35Hz
, 1H) 8.52 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.80 (d, J=2.35Hz, 1H) 9.30 (d, J=2.35Hz, 1H). L
CMS(m/z)(M+H)=573.1,Rt=0.73分.
実施例1126:N−(4−メチル−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−
イル)−6−モルホリノピリジン−4−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)
イソニコチンアミド
【1823】
【化1278】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 3.67 (t, J=4.70Hz, 4H) 3.82-3.89 (m,
4H) 3.96 (s, 3H) 6.81 (s, 1H) 7.09 (s, 1H) 7.36 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.
41, 2.15Hz, 1H) 7.76 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.04 (s, 1H) 8.12 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.23
(s, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.91 (d, J=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=52
3.1,Rt=0.84分.
実施例1127:N−(3−(2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)
−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメ
チル)イソニコチンアミド
【1824】
【化1279】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.38 (s, 3H) 2.45 (s, 6H) 3.64-3.70 (m, 4H) 3.83-3
.89 (m, 4H) 6.92 (s, 1H) 6.99 (s, 1H) 7.38 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.64 (dd, J=8.22, 2
.35Hz, 1H) 7.83 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.12 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.30 (s, 1H) 8.92 (d, J
=5.09Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=537.2,Rt=0.74分.
実施例1128:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(ピペラジン−1−イ
ル)ピリジン−4−イル)フェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1825】
【化1280】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.27 (s, 3H) 3.47-3.53 (m, 6H) 3.79 (q, J=4.83Hz,
10H) 6.18 (d, J=13.69Hz, 2H) 7.30 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.55 (dd, J=8.22, 1.96Hz, 1H
) 7.67 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.11 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.29 (s, 1H) 8.91 (d, J=5.09Hz,
1H).). LCMS(m/z)(M+H)=527.2,Rt=0.78分.
実施例1129:N−(2−メチル−2’−モルホリノ−6’−(ピペラジン−1−イル
)−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1826】
【化1281】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.56 (s, 3H) 3.50-3.56 (m, 6H) 3.81 (dt, J=14.97,
5.04Hz, 10H) 6.23 (d, J=10.17Hz, 2H) 7.74-7.80 (m, 1H) 7.95 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.
25 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.31 (d, J=2.35Hz, 2H) 8.98 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=527.3,Rt=0.64分.
実施例1130:N−(3−(2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−6−モル
ホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチンアミド
【1827】
【化1282】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.13 (br. s., 1H) 2.17-2.25 (m, 1H) 2.35 (s, 3H) 3.
44-3.58 (m, 5H) 3.66-3.76 (m, 3H) 3.86 (t, J=4.73Hz, 4H) 4.60 (br. s., 1H) 6.15
(s, 1H) 7.36 (d, J=8.51Hz, 1H) 7.64 (dt, J=8.20, 2.52Hz, 1H) 7.76 (br. s., 1H) 8
.14 (d, J=4.73Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.94 (d, J=5.04Hz, 1H). LCMS(m/z)(
M+H)=528.2,Rt=0.75分.
実施例1131:N−(2’−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)−2−メチル−
6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル
)ベンズアミド
【1828】
【化1283】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 2.13 (d, J=3.78Hz, 1H) 2.17-2.26 (m, 1H) 2.35 (s, 3
H) 3.43-3.57 (m, 5H) 3.66-3.76 (m, 3H) 3.86 (t, J=4.73Hz, 4H) 4.59 (d, J=1.89Hz,
1H) 6.15 (br. s., 1H) 7.36 (d, J=8.20Hz, 1H) 7.65 (dd, J=8.35, 2.36Hz, 1H) 7.76
(br. s., 1H) 8.14 (d, J=4.73Hz, 1H) 8.32 (s, 1H) 8.94 (d, J=4.73Hz, 1H). LC
MS(m/z)(M+H)=528.2,Rt=0.75分.
実施例1132:N−(3−(2−(1,4−ジオキサン−2−イル)−6−モルホリノ
ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)ピペリジン
−4−カルボキサミド
【1829】
【化1284】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (500MHz,<cd3od>)δppm 1.90-2.04 (m, 2H) 2.23 (s, 3H) 2.38 (d, J=12.93Hz,
1H) 2.76-2.86 (m, 1H) 3.49-3.57 (m, 5H) 3.62-3.71 (m, 2H) 3.75-3.83 (m, 5H) 3.84
-3.97 (m, 2H) 4.14 (dd, J=11.51, 2.68Hz, 1H) 4.30 (ddd, J=9.62, 6.46, 3.15Hz, 1H
) 4.61 (dd, J=9.93, 2.68Hz, 1H) 6.66 (s, 1H) 6.81 (s, 1H) 7.26 (d, J=8.20Hz, 1H)
7.45 (dd, J=8.20, 2.21Hz, 1H) 7.47 (d, J=2.21Hz, 1H) 9.95 (s, 1H). LCMS(
m/z)(M+H)=535.3,Rt=0.61分.
実施例1133:N−(3−(2−エトキシ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4
−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1830】
【化1285】
[この文献は図面を表示できません]
LC/MS(m/z):487.1(MH+),Rt=1.09分.
4−(4−ブロモピリジン−2−イル)モルホリン−3−オンの合成
【1831】
【化1286】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン中の3−モルホリノン(1.50当量)の懸濁液に、THF中1.0Mのカリ
ウムtert−ブトキシド(1.40当量)を添加した。混合物を10分間撹拌した。4
−ブロモ−2−フルオロピリジン(1.00当量)を添加した。混合物を110℃で5時
間撹拌した。冷却した反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で
洗浄した。分離した有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、4−(4−
ブロモピリジン−2−イル)モルホリン−3−オンを得た。LCMS(m/z)(M+H
)=256.9/258.8、Rt=0.59分。
実施例1134:N−(4−メチル−3−(2−(3−オキソモルホリノ)ピリジン−4
−イル)フェニル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1832】
【化1287】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.33 (s, 3H) 4.10 (s, 4H) 4.35 (s, 2H) 7.32-7.40 (
m, 2H) 7.66-7.78 (m, 3H) 7.90 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.95 (s, 1H) 8.22 (d, J=7.83Hz,
1H) 8.27 (s, 1H) 8.53 (d, J=5.09Hz, 1H)LCMS(m/z)(M+H)=456.1
,Rt=0.97分.
実施例1135:N−(2−メチル−2’−(3−オキソモルホリノ)−[3,4’−ビ
ピリジン]−5−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
【1833】
【化1288】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 2.70 (s, 3H) 4.06-4.20 (m, 4H) 4.36 (s, 2H) 7.40 (
dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.74-7.84 (m, 1H) 7.97 (d, J=7.83Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.
29 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.36 (s, 1H) 8.50 (d, J=1.96Hz, 1H) 8.66 (d, J=5.09Hz, 1H)
9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=457.1,Rt=0.7
2分.
実施例1136:2−イソプロピル−N−(2−メチル−2’−モルホリノ−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1834】
【化1289】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.43 (d, J=6.65Hz, 6H) 2.60 (s, 3H) 3.24-3.31 (m,
1H) 3.66-3.76 (m, 4H) 3.83-3.93 (m, 4H) 7.06 (d, J=6.26Hz, 1H) 7.36 (s, 1H) 7.96
(dd, J=5.67, 1.37Hz, 1H) 8.08 (s, 1H) 8.14 (d, J=6.26Hz, 1H) 8.43 (d, J=2.35Hz,
1H) 8.77 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.01 (d, J=1.96Hz, 1H). LCMS(m/z)(M+H
)=418.2,Rt=0.41分.
実施例1137:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(4−メチル−3−(2−モ
ルホリノピリジン−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1835】
【化1290】
[この文献は図面を表示できません]
LC/MS(m/z):439.1(MH+),Rt=0.68分.
実施例1138:(R)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(2’−((
2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’−(3−メチルモルホリノ)−[3
,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1836】
【化1291】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.35 (d, J=6.65Hz, 3H) 1.60-1.85 (m, 7H) 2.63 (s,
3H) 3.36-3.72 (m, 6H) 3.72-3.87 (m, 5H) 4.03 (d, J=10.96Hz, 1H) 4.17 (d, J=6.65H
z, 1H) 6.07-6.32 (m, 1H) 7.81 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.11 (s, 1H) 8.42 (d, J=2
.35Hz, 1H) 8.74 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.07 (d, J=1.96Hz, 1H). LC/MS(m/z):
509.4(MH+),Rt=0.57分.
実施例1139:(R)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−((2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ)−2−メチル−6’−(3−メチルモルホリノ)−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1837】
【化1292】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.34 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.05 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.6
0 (s, 3H) 3.36-3.55 (m, 3H) 3.57-3.72 (m, 2H) 3.73-3.89 (m, 4H) 4.02 (d, J=11.35
Hz, 1H) 4.18 (d, J=5.87Hz, 1H) 6.05-6.33 (m, 1H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.22 (s,
1H) 8.37 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.85 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.00 (s, 1H). LC/MS(m
/z):513.4(MH+),Rt=0.56分.
実施例1140:(R)−N−(2’−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−2−メチ
ル−6’−(3−メチルモルホリノ)−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(
トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1838】
【化1293】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.34 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.59 (s, 3H) 3.36-3.55 (m,
3H) 3.58-3.71 (m, 2H) 3.74-3.89 (m, 4H) 3.92-4.08 (m, 1H) 4.17 (d, J=6.26Hz, 1H)
6.04-6.29 (m, 1H) 8.15 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.28-8.41 (m, 1H) 8.87-9.06 (m, 1H).
LC/MS(m/z):517.3(MH+),Rt=0.58分.
実施例1141:(R)−2−(ジフルオロメチル)−N−(2’−((2−ヒドロキシ
エチル)アミノ)−2−メチル−6’−(3−メチルモルホリノ)−[3,4’−ビピリ
ジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1839】
【化1294】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.35 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.61 (s, 3H) 3.36-3.71 (m,
6H) 3.71-3.87 (m, 5H) 3.93-4.09 (m, 1H) 4.17 (d, J=6.65Hz, 1H) 6.08-6.32 (m, 1H)
6.66-7.09 (m, 1H) 8.05 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.16-8.28 (m, 1H) 8.32-8.48 (m, 1H) 8.
84-8.94 (m, 1H) 9.04 (d, J=1.96Hz, 1H). LC/MS(m/z):499.4(MH+
),Rt=0.51分.
実施例1142:N−(2’−エトキシ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−
ビピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル)イソニコチンアミ
ド
【1840】
【化1295】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 4H) 1.62-1.86 (m, 6H) 2.68 (s,
3H) 3.45-3.63 (m, 4H) 3.70-3.87 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.14 (s, 1H) 6.31
(s, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76
(d, J=5.09Hz, 1H) 9.38 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):480.2(MH
+),Rt=0.82分.
実施例1143:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−エトキシ−2−メチ
ル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1841】
【化1296】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.24-1.46 (m, 5H) 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.66 (s,
3H) 3.46-3.62 (m, 4H) 3.71-3.88 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.14 (s, 1H) 6.3
0 (s, 1H) 8.02 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=
5.09Hz, 1H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):484.2(MH+),
Rt=0.82分.
実施例1144:N−(3−(2−(1,4−ジオキサン−2−イル)−6−モルホリノ
ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(2−フルオロプロパン−2−イル
)イソニコチンアミド
【1842】
【化1297】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.62-1.83 (m, 6H) 2.29 (s, 3H) 3.46-4.02 (m, 14H)
4.13 (dd, J=11.54, 2.54Hz, 1H) 4.74 (dd, J=9.78, 2.35Hz, 1H) 6.95 (d, J=4.30Hz,
2H) 7.34 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.63 (dd, J=8.22, 2.35Hz, 1H) 7.71 (d, J=1.96Hz, 1H)
7.78 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 8.07 (s, 1H) 8.70 (d, J=5.09Hz, 1H). LC/MS(
m/z):521.2(MH+),Rt=0.85分.
実施例1145:N−(3−(2−(1,4−ジオキサン−2−イル)−6−モルホリノ
ピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(1,1−ジフルオロエチル)イソ
ニコチンアミド
【1843】
【化1298】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.32 (d, J=6.65Hz, 3H) 2.03 (t, J=18.59Hz, 3H) 2.3
0 (s, 3H) 3.46-4.02 (m, 14H) 4.14 (dd, J=11.54, 2.54Hz, 1H) 4.76 (dd, J=9.78, 2.
74Hz, 1H) 6.98 (d, J=1.96Hz, 2H) 7.35 (d, J=8.22Hz, 1H) 7.64 (dd, J=8.22, 2.35Hz
, 1H) 7.74 (d, J=1.96Hz, 1H) 7.96 (d, J=4.30Hz, 1H) 8.18 (s, 1H) 8.81 (d, J=5.09
Hz, 1H). LC/MS(m/z):525.2(MH+),Rt=0.85分.
実施例1146:2−(ジフルオロメチル)−N−(2’−エトキシ−2−メチル−6’
−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1844】
【化1299】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.68 (s, 3H) 3.47-3.63 (m,
4H) 3.71-3.85 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.14 (s, 1H) 6.31 (s, 1H) 6.61-7.04
(m, 1H) 8.07 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.89 (d, J=5
.09Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):470.2(MH+),
Rt=0.78分.
実施例1147:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−エトキシ−2−
メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1845】
【化1300】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.82 (s, 6H) 2.67 (s, 3H) 3
.46-3.62 (m, 4H) 3.70-3.87 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.17Hz, 2H) 6.15 (s, 1H) 6.31 (s,
1H) 7.87 (dd, J=5.09, 1.17Hz, 1H) 8.13 (s, 1H) 8.42 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J
=4.70Hz, 1H) 9.36 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):487.2(MH+)
,Rt=0.81分.
実施例1148:N−(2’−エトキシ−2−メチル−6’−モルホリノ−[3,4’−
ビピリジン]−5−イル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)イソニコチンア
ミド
【1846】
【化1301】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 1.64 (s, 6H) 2.67 (s, 3H) 3
.45-3.62 (m, 4H) 3.68-3.88 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.04Hz, 2H) 6.14 (s, 1H) 6.31 (s,
1H) 7.95 (dd, J=5.28, 1.76Hz, 1H) 8.34 (d, J=0.78Hz, 1H) 8.44 (d, J=2.35Hz, 1H)
8.77 (d, J=5.48Hz, 1H) 9.35 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):478.3
(MH+),Rt=0.64分.
実施例1149:2−シクロプロピル−N−(2’−エトキシ−2−メチル−6’−モル
ホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1847】
【化1302】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.06-1.27 (m, 4H) 1.38 (t, J=7.04Hz, 3H) 2.20-2.33
(m, 1H) 2.66 (s, 3H) 3.42-3.64 (m, 4H) 3.67-3.94 (m, 4H) 4.37 (q, J=7.04Hz, 2H)
6.14 (s, 1H) 6.30 (s, 1H) 7.78 (dd, J=5.48, 1.57Hz, 1H) 7.84 (s, 1H) 8.40 (d, J
=1.96Hz, 1H) 8.64 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.33 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z)
:460.3(MH+),Rt=0.67分.
実施例1150:2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−
(2−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン
−4−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1848】
【化1303】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.76 (dd, J=5.8, 0.8Hz, 1H), 8.41 (dd, J=1.7, 0.
8Hz, 1H), 8.13 (dd, J=5.8, 1.7Hz, 1H), 7.69-7.57 (m, 2H), 7.34-7.27 (m, 1H), 6.2
2 (d, J=0.9Hz, 1H), 6.06 (d, J=0.9Hz, 1H), 5.26-5.15 (m, 1H), 3.96 (dt, J=11.7,
4.5Hz, 2H), 3.83-3.75 (m, 4H), 3.62 (ddd, J=11.8, 8.9, 3.0Hz, 2H), 3.52-3.44 (m,
4H), 2.27 (s, 3H), 2.13-2.03 (m, 2H), 1.78 (ddd, J=13.0, 8.6, 4.0Hz, 2H), 1.67
(s, 6H). LC/MS(m/z):533.2(MH+),Rt=0.81分.
実施例1151:2−(ジフルオロメチル)−N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ
−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−4−イル)フェ
ニル)イソニコチンアミド
【1849】
【化1304】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.83 (dd, J=5.1, 0.7Hz, 1H), 8.17 (d, J=1.7Hz, 1
H), 8.00 (ddd, J=4.4, 1.7, 0.9Hz, 1H), 7.63 (dd, J=4.5, 2.1Hz, 2H), 7.34-7.26 (m
, 1H), 6.82 (t, J=55.1Hz, 1H), 6.32-6.26 (m, 1H), 6.13 (d, J=1.0Hz, 1H), 5.24-5.
14 (m, 1H), 4.02-3.92 (m, 2H), 3.84-3.76 (m, 4H), 3.62 (ddd, J=11.8, 8.9, 3.0Hz,
2H), 3.51 (dd, J=5.7, 4.1Hz, 4H), 2.27 (s, 3H), 2.14-2.05 (m, 2H), 1.78 (dtd, J
=12.8, 8.7, 4.0Hz, 2H). LC/MS(m/z):525.2(MH+),Rt=0.9
7分.
実施例1152:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(2
−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−4
−イル)フェニル)イソニコチンアミド
【1850】
【化1305】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.76 (dd, J=5.0, 0.9Hz, 1H), 8.06 (dd, J=1.6, 0.
9Hz, 1H), 7.81 (dd, J=5.1, 1.6Hz, 1H), 7.62 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.30 (dd, J=8.0, 1
.0Hz, 1H), 6.29 (d, J=1.3Hz, 1H), 6.13 (d, J=1.0Hz, 1H), 5.25-5.13 (m, 1H), 4.02
-3.92 (m, 2H), 3.84-3.76 (m, 4H), 3.62 (ddd, J=11.8, 8.9, 3.0Hz, 2H), 3.54-3.47
(m, 4H), 2.27 (s, 3H), 2.09 (ddd, J=11.7, 6.1, 3.0Hz, 2H), 1.81 (s, 8H). LC/
MS(m/z):542.2(MH+),Rt=0.99分.
実施例1153:6−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(4−メチル−3−(2
−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−4
−イル)フェニル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1851】
【化1306】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ9.61 (d, J=2.0Hz, 1H), 8.35 (d, J=2.0Hz, 1H), 7.
65 (dd, J=8.3, 2.3Hz, 1H), 7.60 (d, J=2.4Hz, 1H), 7.34-7.27 (m, 1H), 6.23 (d, J=
0.9Hz, 1H), 6.07 (d, J=0.9Hz, 1H), 5.25-5.16 (m, 2H), 4.01-3.91 (m, 2H), 3.83-3.
75 (m, 4H), 3.62 (ddd, J=11.8, 8.9, 3.1Hz, 2H), 3.52-3.45 (m, 5H), 2.27 (s, 3H),
2.12-2.04 (m, 2H), 1.91 (s, 5H), 1.77 (dt, J=8.6, 4.2Hz, 2H). LC/MS(m/
z):543.2(MH+),Rt=0.93分.
実施例1154:6−シクロプロピル−N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−
((テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−4−イル)フェニル)
ピリダジン−4−カルボキサミド
【1852】
【化1307】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ9.43 (d, J=2.0Hz, 1H), 8.05 (d, J=2.0Hz, 1H), 7.
67-7.57 (m, 2H), 7.30 (d, J=8.2Hz, 1H), 6.25 (d, J=1.2Hz, 1H), 6.09 (d, J=1.0Hz,
1H), 5.19 (dddt, J=7.8, 4.9, 3.9, 0.5Hz, 1H), 4.01-3.91 (m, 2H), 3.83-3.75 (m,
4H), 3.61 (ddd, J=11.8, 8.9, 3.0Hz, 2H), 3.49 (dd, J=5.4, 4.4Hz, 4H), 2.45-2.36
(m, 1H), 2.26 (s, 3H), 2.13-2.04 (m, 2H), 1.77 (dt, J=8.6, 4.1Hz, 2H), 1.37-1.23
(m, 4H). LC/MS(m/z):516.2(MH+),Rt=0.91分.
実施例1155:N−(4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−((テトラヒドロ−2
H−ピラン−4−イル)オキシ)ピリジン−4−イル)フェニル)−6−(トリフルオロ
メチル)ピリダジン−4−カルボキサミド
【1853】
【化1308】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ9.86 (d, J=2.0Hz, 1H), 8.57 (d, J=2.0Hz, 1H), 7.
69-7.61 (m, 2H), 7.34-7.27 (m, 1H), 6.27 (d, J=1.3Hz, 1H), 6.11 (d, J=1.0Hz, 1H)
, 5.24-5.14 (m, 1H), 3.96 (dt, J=11.6, 4.5Hz, 2H), 3.83-3.76 (m, 4H), 3.61 (ddd,
J=11.8, 8.9, 3.0Hz, 2H), 3.53-3.46 (m, 4H), 2.27 (s, 3H), 2.08 (ddt, J=11.7, 5.
7, 2.8Hz, 2H), 1.77 (dtd, J=12.8, 8.7, 4.0Hz, 2H). LC/MS(m/z):544
.2(MH+),Rt=0.99分.
実施例1156:N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミ
ド
【1854】
【化1309】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
2,6−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボ
ロラン−2−イル)ピリジン(1.0当量)、3−ブロモ−4−メチルアニリン(1.0
4当量)およびPd−Xphosプレ触媒(0.005当量)を、窒素下のTHFの溶液
中で撹拌した(0.5M)。リン酸カリウム(2.0当量、0.5M溶液)を添加し、混
合物を35℃に終夜加熱した。終夜撹拌したら、さらなる0.005当量の触媒を添加し
、混合物を60℃に18時間加温した。混合物を慎重に水上に注ぎ、酢酸エチル(3×)
で抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾
過し、濃縮した。粗残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、ヘプタン中0〜
100%酢酸エチル)によって精製して、3−(2,6−ジフルオロピリジン−4−イル
)−4−メチルアニリンを収率64%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=220.
9、Rt=0.54分。
ステップ2:
DMSO中の3−(2,6−ジフルオロピリジン−4−イル)−4−メチルアニリン(
1.0当量)の溶液(1M)に、モルホリン(3.0当量)および炭酸カリウム(2.0
当量)を添加して、黄色懸濁液を得た。混合物を40℃に3時間加熱し、室温に冷却した
ら、水および重炭酸ナトリウムで希釈し、酢酸エチル(3×)で抽出し、乾燥させ、濾過
し、濃縮して、3−(2−フルオロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチル
アニリンを定量的収率で得た。LCMS(m/z)(M+H)=288.0、Rt=0.
60分。
ステップ3:
ジオキサン中の3−(2−フルオロ−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチ
ルアニリン(1.0当量)の溶液(0.2M)に、2−((テトラヒドロ−2H−ピラン
−2−イル)オキシ)エタノール(2.0当量)を添加して、橙色溶液を得た。水素化ナ
トリウム(60%分散、2.0当量)を慎重に添加し、反応物を室温で30分間撹拌し、
次いで60℃に2時間加温した。この時点で、生成物への変換は約75%であったので、
混合物を70℃にさらに1時間加熱した。反応物を室温に冷却し、重炭酸ナトリウム水溶
液でクエンチし、酢酸エチル(3×)で抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、
濃縮した。粗製材料を、シリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、DCM中0〜5%メ
タノール、次いでヘプタン中0〜100%酢酸エチル)によって精製して、4−メチル−
3−(2−モルホリノ−6−(2−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ
)エトキシ)ピリジン−4−イル)アニリンを収率72%で得た。LCMS(m/z)(
M+H)=414.1、Rt=0.73分。
ステップ4:
DMF中の4−メチル−3−(2−モルホリノ−6−(2−((テトラヒドロ−2H−
ピラン−2−イル)オキシ)エトキシ)ピリジン−4−イル)アニリン(1.0当量)、
2−(トリフルオロメチル)イソニコチン酸(1.7当量)、N1−((エチルイミノ)
メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(1.7当量)、
3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−オール水和物(1.7当
量)およびヒューニッヒ塩基(2.0当量)の溶液(0.1M)を、室温で終夜撹拌した
。HCl(5.0当量、2.0M水溶液)を添加し、反応物を90分間撹拌し、その時点
で、LC/MSは、生成物への約90%の変換を示した。追加の2.5当量のHClを添
加し、室温で30分間撹拌した。溶液を水で希釈し、固体重炭酸ナトリウムをpH=5に
達するまで慎重に添加した。溶液を酢酸エチル(3×)で抽出し、硫酸マグネシウムで乾
燥させ、濾過し、濃縮した。粗製材料をシリカゲルクロマトグラフィー(ISCO、ヘプ
タン中0〜100%酢酸エチル)によって精製して、N−(3−(2−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)−2−(トリ
フルオロメチル)イソニコチンアミドを収率81%で得た。
1H NMR (400MHz, メタノール
-d4)δ8.93-8.86 (m, 1H), 8.31-8.26 (m, 1H), 8.14-8.07 (m, 1H), 7.68-7.56 (m, 2H)
, 7.33-7.25 (m, 1H), 6.32-6.24 (m, 1H), 6.13 (dd, J=28.4, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.59
(m, 2H), 4.41-4.33 (m, 1H), 3.91-3.84 (m, 1H), 3.79 (ddd, J=6.7, 4.0, 1.8Hz, 4H)
, 3.51 (q, J=4.8Hz, 4H), 2.26 (d, J=4.9Hz, 3H).LC/MS(m/z):503.2
(MH+)、Rt=0.88分。
実施例1157:2−シクロプロピル−N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−
6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1855】
【化1310】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.64 (dd, J=5.8, 0.8Hz, 1H), 7.94-7.85 (m, 2H),
7.63 (dd, J=8.2, 2.4Hz, 1H), 7.57 (d, J=2.3Hz, 1H), 7.29 (dd, J=8.3, 0.7Hz, 1H),
6.22 (d, J=0.9Hz, 1H), 6.10 (d, J=0.9Hz, 1H), 4.40-4.33 (m, 2H), 3.90-3.83 (m,
2H), 3.83-3.75 (m, 5H), 3.54-3.46 (m, 5H), 2.38-2.26 (m, 1H), 2.26 (s, 3H), 1.38
-1.17 (m, 5H). LC/MS(m/z):475.2(MH+),Rt=0.69分.
実施例1158:2−(2−フルオロプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソ
ニコチンアミド
【1856】
【化1311】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.71 (dd, J=5.2, 0.9Hz, 1H), 8.10 (dt, J=2.0, 1.
0Hz, 1H), 7.82 (ddd, J=5.2, 2.7, 1.7Hz, 1H), 7.67-7.55 (m, 2H), 7.33-7.25 (m, 1H
), 6.34-6.25 (m, 1H), 6.14 (dd, J=32.5, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.59 (m, 2H), 4.41-4.34
(m, 1H), 3.92-3.84 (m, 1H), 3.79 (ddd, J=5.1, 4.2, 2.3Hz, 4H), 3.56-3.47 (m, 4H
), 2.26 (d, J=5.7Hz, 3H), 1.74 (dd, J=22.0, 0.6Hz, 6H). LC/MS(m/z):4
95.2(MH+),Rt=0.84分.
実施例1159:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(3−(2−(2−ヒドロキ
シエトキシ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチ
ンアミド
【1857】
【化1312】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.79 (dt, J=5.1, 0.8Hz, 1H), 8.17 (dd, J=1.6, 0.
9Hz, 1H), 7.95 (ddd, J=5.1, 1.5, 0.8Hz, 1H), 7.67-7.55 (m, 2H), 7.33-7.25 (m, 1H
), 6.32-6.24 (m, 1H), 6.13 (dd, J=26.2, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.59 (m, 2H), 4.41-4.33
(m, 2H), 3.91-3.84 (m, 2H), 3.83-3.75 (m, 5H), 3.51 (dt, J=6.2, 3.9Hz, 5H), 2.2
6 (d, J=4.6Hz, 3H), 2.03 (t, J=18.7Hz, 3H). LC/MS(m/z):499.2(M
H+),Rt=0.85 分.
実施例1160:2−(ジフルオロメチル)−N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニコチンアミド
【1858】
【化1313】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.82 (dt, J=5.2, 0.8Hz, 1H), 8.16 (d, J=1.6Hz, 1
H), 8.00 (ddt, J=5.2, 1.8, 0.9Hz, 1H), 7.67-7.55 (m, 2H), 7.33-7.25 (m, 1H), 6.8
1 (t, J=55.1Hz, 1H), 6.32-6.24 (m, 1H), 6.13 (dd, J=26.0, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.59
(m, 2H), 4.41-4.33 (m, 1H), 3.91-3.84 (m, 1H), 3.79 (ddd, J=6.5, 3.7, 1.6Hz, 4H)
, 3.52 (dd, J=5.5, 4.0Hz, 4H), 2.26 (d, J=4.5Hz, 3H). LC/MS(m/z):4
85.2(MH+),Rt=0.81分.
実施例1161:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(3−(2−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)イソニ
コチンアミド
【1859】
【化1314】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.75 (dd, J=5.1, 1.0Hz, 1H), 8.05 (dt, J=1.5, 0.
8Hz, 1H), 7.80 (dd, J=5.1, 1.6Hz, 1H), 7.67-7.54 (m, 2H), 7.33-7.25 (m, 1H), 6.3
5-6.25 (m, 1H), 6.14 (dd, J=33.3, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.59 (m, 2H), 4.41-4.34 (m, 1
H), 3.92-3.84 (m, 1H), 3.84-3.75 (m, 4H), 3.56-3.47 (m, 4H), 2.26 (d, J=5.9Hz, 3
H), 1.80 (s, 6H). LC/MS(m/z):502.2(MH+),Rt=0.83分.
実施例1162:6−シクロプロピル−N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−
6−モルホリノピリジン−4−イル)−4−メチルフェニル)ピリダジン−4−カルボキ
サミド
【1860】
【化1315】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ9.41 (d, J=2.1Hz, 1H), 8.00 (d, J=2.0Hz, 1H), 7.
67-7.54 (m, 2H), 7.33-7.26 (m, 1H), 6.25 (d, J=1.1Hz, 1H), 6.13 (d, J=0.9Hz, 1H)
, 4.76-4.61 (m, 1H), 4.41-4.33 (m, 2H), 3.91-3.83 (m, 2H), 3.83-3.76 (m, 5H), 3.
55-3.47 (m, 5H), 2.39 (tt, J=8.2, 4.9Hz, 1H), 2.26 (d, J=3.0Hz, 3H), 1.35-1.21 (
m, 5H). LC/MS(m/z):476.2(MH+),Rt=0.75分.
実施例1163:N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)−4−(トリフルオロメチル)ピコリンアミド
【1861】
【化1316】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ8.95 (dt, J=5.1, 0.7Hz, 1H), 8.42 (dt, J=1.6, 0.
7Hz, 1H), 7.91 (ddd, J=5.1, 1.8, 0.8Hz, 1H), 7.71 (dd, J=6.2, 2.4Hz, 2H), 7.30 (
dd, J=8.9, 0.8Hz, 1H), 6.27 (d, J=1.0Hz, 1H), 6.15 (d, J=0.9Hz, 1H), 4.41-4.33 (
m, 2H), 3.91-3.84 (m, 2H), 3.83-3.76 (m, 4H), 3.56-3.48 (m, 5H), 2.26 (d, J=0.6H
z, 3H). LC/MS(m/z):503.2(MH+),Rt=0.96分.
実施例1164:N−(3−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−モルホリノピリジ
ン−4−イル)−4−メチルフェニル)−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−4−
カルボキサミド
【1862】
【化1317】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, メタノール-d4)δ9.86 (d, J=2.0Hz, 1H), 8.57 (d, J=2.0Hz, 1H), 7.
70-7.57 (m, 2H), 7.34-7.27 (m, 1H), 6.27 (dd, J=6.5, 1.0Hz, 1H), 6.12 (dd, J=24.
2, 0.9Hz, 1H), 4.76-4.60 (m, 2H), 4.41-4.33 (m, 2H), 3.91-3.84 (m, 2H), 3.79 (dd
d, J=6.2, 3.6, 1.2Hz, 5H), 3.55-3.48 (m, 4H), 2.26 (d, J=3.8Hz, 3H). LC/MS
(m/z):504.2(MH+),Rt=0.83分.
実施例1165:N−(2’−(1,4−ジオキサン−2−イル)−2−メチル−6’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソ
ニコチンアミド
【1863】
【化1318】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>) ppm 2.64 (s, 3H) 3.47-3.54 (m, 1H) 3.55-3.61 (m, 4H) 3.
63-3.71 (m, 1H) 3.75-3.83 (m, 5H) 3.85-3.97 (m, 2H) 4.18 (dd, J=11.35, 2.74Hz, 1
H) 4.62 (dd, J=9.98, 2.54Hz, 1H) 6.77 (s, 1H) 6.92 (s, 1H) 8.18 (d, J=3.91Hz, 1H
) 8.36 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.97 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.28 (d, J=2.35Hz,
1H). LC/MS(m/z):530.1(MH+),Rt=0.72分.
実施例1166:N−(2’−(1,4−ジオキサン−2−イル)−2−メチル−6’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロエチル
)イソニコチンアミド
【1864】
【化1319】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>) ppm 2.05 (t, J=18.78Hz, 3H) 2.64 (s, 3H) 3.46-3.54 (m,
1H) 3.55-3.61 (m, 4H) 3.63-3.71 (m, 1H) 3.75-3.83 (m, 5H) 3.85-3.96 (m, 2H) 4.18
(dd, J=11.74, 2.74Hz, 1H) 4.62 (dd, J=9.78, 2.74Hz, 1H) 6.77 (s, 1H) 6.92 (s, 1
H) 8.02 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.25 (s, 1H) 8.40 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.86 (d, J=5.09Hz,
1H) 9.29 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):526.2(MH+),Rt=
0.70分.
実施例1167:N−(2’−(1,4−ジオキサン−2−イル)−2−メチル−6’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(2−フルオロプロパン−2
−イル)イソニコチンアミド
【1865】
【化1320】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>) ppm 1.67-1.80 (m, 6H) 2.66 (s, 3H) 3.50 (dd, J=11.54, 9
.98Hz, 1H) 3.55-3.61 (m, 4H) 3.63-3.70 (m, 1H) 3.75-3.83 (m, 5H) 3.85-3.98 (m, 2
H) 4.18 (dd, J=11.35, 2.74Hz, 1H) 4.63 (dd, J=9.78, 2.74Hz, 1H) 6.78 (s, 1H) 6.9
3 (s, 1H) 7.83 (dd, J=5.09, 1.96Hz, 1H) 8.14 (s, 1H) 8.45 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.76
(d, J=5.09Hz, 1H) 9.35 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z):522.2(M
H+),Rt=0.71分.
実施例1168:N−(2’−(1,4−ジオキサン−2−イル)−2−メチル−6’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−(1,1−ジフルオロプロピ
ル)イソニコチンアミド
【1866】
【化1321】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>)δppm 1.01 (t, J=7.63Hz, 3H) 2.31-2.47 (m, 2H) 2.65 (s,
3H) 3.50 (dd, J=11.35, 10.17Hz, 1H) 3.55-3.61 (m, 4H) 3.62-3.71 (m, 1H) 3.75-3.8
4 (m, 5H) 3.85-3.97 (m, 2H) 4.18 (dd, J=11.74, 2.74Hz, 1H) 4.62 (dd, J=9.78, 2.7
4Hz, 1H) 6.77 (s, 1H) 6.92 (s, 1H) 8.02 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.42 (d,
J=2.35Hz, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.31 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m/z
):540.2(MH+),Rt=0.76分.
実施例1169:N−(2’−(1,4−ジオキサン−2−イル)−2−メチル−6’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)−2−シクロプロピルイソニコチン
アミド
【1867】
【化1322】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400MHz, <cd3od>) d ppm 1.10-1.24 (m, 4H) 2.23-2.31 (m, 1H) 2.63 (s, 3H)
3.50 (dd, J=11.35, 10.17Hz, 1H) 3.54-3.61 (m, 4H) 3.62-3.71 (m, 1H) 3.76-3.84 (m
, 5H) 3.84-3.96 (m, 2H) 4.18 (dd, J=11.35, 2.74Hz, 1H) 4.62 (dd, J=10.17, 2.74Hz
, 1H) 6.77 (s, 1H) 6.91 (s, 1H) 7.76 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.82 (s, 1H) 8.38
(d, J=2.35Hz, 1H) 8.63 (d, J=5.09Hz, 1H) 9.27 (d, J=2.35Hz, 1H). LC/MS(m
/z):502.2(MH+),Rt=0.58分.
5-アミノ-2’-モルホリノ-[3,4’-ビピリジン]-2(1H)-オン
【1868】
【化1323】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:
DME中の4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラ
ン−2−イル)ピリジン−2−イル)モルホリン(1.0当量)、5−ブロモ−6−メト
キシピリジン−3−アミン(1.0当量)、炭酸ナトリウム(2M、8当量)およびPd
Cl
2(dppf)(0.5当量)の混合物(0.1M)を、マイクロ波中110℃に1
5分間加熱した。DME可溶性部分を除去し、濃縮した後、得られた固体をEtOAcと
水とに分配した。有機相をブラインで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮
した後、粗製材料を順相クロマトグラフィーによって精製した。2−メトキシ−2’−モ
ルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミンを収率64%で単離した。LCMS(
m/z)(M+H)=287.1、Rt=0.46分。
ステップ2:
2−メトキシ−2’−モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−アミン(1.0当
量)を、ジオキサン中4M HCl(2.0当量)の溶液に溶解し、マイクロ波中110
℃に1.5時間加熱した。ジオキサン可溶性部分を濃縮し、半粗製の5−アミノ−2’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−2(1H)−オンをさらに精製することなく次
のステップにおいて使用した。LCMS(m/z)(M+H)=273.0、Rt=0.
23分。
【1869】
6−メチル−2’−モルホリノ−4−オキソ−4H−[1,4’−ビピリジン]−3−カ
ルボン酸
【1870】
【化1324】
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ステップ1:
THF中の2−フルオロピリジン−4−アミン(1.0当量)およびモルホリン(1.
4当量)(6M)を、油浴中で110℃に17時間加熱した。反応混合物を濃縮し、半粗
製の2−モルホリノピリジン−4−アミンをさらに精製することなく次のステップにおい
て使用した。LCMS(m/z)(M+H)=180.2、Rt=0.26分。
ステップ2:
Ar雰囲気下のイソプロパノール中の2−モルホリノピリジン−4−アミン(1.0当
量)および(E)−3−((ジメチルアミノ)メチレン)−6−メチル−2H−ピラン−
2,4(3H)−ジオン(1.0当量)の懸濁液(0.1M)に、カリウム2−メチルプ
ロパン−2−オレートを添加した。反応混合物を油浴中で17時間加熱還流した。得られ
た濃橙色混合物を濃縮し、EtOAcと水とに分配した。水相を6N HClで酸性化し
、次いでEtOAcで2回抽出した。得られた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮
して、6−メチル−2’−モルホリノ−4−オキソ−4H−[1,4’−ビピリジン]−
3−カルボン酸を収率58%で得た。LCMS(m/z)(M+H)=316.0、Rt
=0.38分。
実施例1170:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2−メトキシ−2’−
モルホリノ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1871】
【化1325】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 3.53 (t, J=4.30Hz, 4H) 3.67-3.76 (m, 4
H) 3.90 (s, 3H) 6.98 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.15 (br. s., 1H) 7.88 (dd, J=4.89, 1.37H
z, 1H) 8.02 (s, 1H) 8.11-8.23 (m, 2H) 8.58 (d, J=2.35Hz, 1H) 8.82 (d, J=5.09Hz,
1H) 10.73 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=459.3,Rt=0.69分.
実施例1171:2−(1,1−ジフルオロエチル)−N−(2’−モルホリノ−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミド
【1872】
【化1326】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.94-2.12 (m, 3H) 3.54 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.68-3.79
(m, 4H) 7.19 (d, J=5.48Hz, 1H) 7.56 (br. s., 1H) 8.00 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.04-8.1
5 (m, 3H) 8.17 (s, 1H) 8.88 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.54 (s, 1H). LCMS(m/z)
(M+H)=442.2,Rt=0.60分.
実施例1172:N−(2’−モルホリノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−[3,4’
−ビピリジン]−5−イル)−2−(トリフルオロメチル)イソニコチンアミド
【1873】
【化1327】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.53 (d, J=4.30Hz, 4H) 3.68-3.77 (m, 4H) 7.17 (d, J
=4.70Hz, 1H) 7.52 (br. s., 1H) 8.00-8.14 (m, 3H) 8.17 (d, J=4.70Hz, 1H) 8.34 (s,
1H) 9.00 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.59 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=446
.2,Rt=0.61分.
実施例1173:2−(2−シアノプロパン−2−イル)−N−(2’−モルホリノ−2
−オキソ−1,2−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)イソニコチンアミ
ド
【1874】
【化1328】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 1.75 (s, 6H) 3.60 (m, 4H)3.69-3.79 (m, 4H) 7.05-7.2
1 (m, 1H) 7.50 (br. s., 1H) 7.84 (dd, J=5.09, 1.57Hz, 1H) 7.99 (s, 1H) 8.03 (br.
s., 1H) 8.06-8.15 (m, 2H) 8.81 (d, J=5.09Hz, 1H) 10.45 (s, 1H). LCMS(m/
z)(M+H)=445.2,Rt=0.59分.
実施例1174:3−(ジフルオロメチル)−N−(2’−モルホリノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロ−[3,4’−ビピリジン]−5−イル)ベンズアミド
【1875】
【化1329】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 3.53 (d, J=4.70Hz, 4H) 3.65-3.83 (m, 4H) 6.91-7.37
(m, 2H) 7.54 (br. s., 1H) 7.63-7.73 (m, 1H) 7.79 (d, J=7.43Hz, 1H) 7.98-8.24 (m,
5H) 10.28 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=427.1,Rt=0.54分.
実施例1175:6−メチル−2’−モルホリノ−4−オキソ−N−(3−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)−4H−[1,4’−ビピリジン]−3−カルボキサミド
【1876】
【化1330】
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1H NMR (400MHz, <dmso>)δppm 2.15 (s, 3H) 3.51-3.54 (m, 4H) 3.65-3.73 (m, 4H) 6.
66 (s, 1H) 6.85-6.93 (m, 1H) 7.10 (s, 1H) 7.44 (d, J=7.83Hz, 1H) 7.58 (t, J=8.02
Hz, 1H) 7.78 (d, J=8.22Hz, 1H) 8.23 (s, 1H) 8.31 (d, J=5.09Hz, 1H) 8.38 (s, 1H)
12.92 (s, 1H). LCMS(m/z)(M+H)=459.0,Rt=0.80分.
【1877】
以下の追加の化合物を、本明細書に記載された方法によって作製した。
【1878】
【表A】
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【1879】
本発明による化合物の活性は、周知のインビトロおよびインビボの方法によって評価す
ることができる。本明細書に提示するRaf阻害データは、以下の手順を使用して得られ
た。
【1880】
実施例1236:インビトロでのRaf活性の決定
RAF酵素および触媒的に不活性なMEK1タンパク質基質はすべて、慣用の方法を使
用して社内で作製した。CRAF cDNAを、Y340EおよびY341E活性化変異
を有する全長タンパク質として、Sf9昆虫細胞発現用のバキュロウイルス発現ベクター
にサブクローニングした。h14−3−3ζcDNAを、SF9昆虫細胞発現用のバキュ
ロウイルス発現ベクターにサブクローニングした。両方のタンパク質を共発現しているS
f9細胞を溶解し、固定化ニッケルクロマトグラフィーに供し、イミダゾールで溶出した
。第2のカラム(StrepII結合カラム)を使用し、デスチオビオチンで溶出した。
Prescission酵素を使用してタンパク質タグを取り出し、タグを除去するフロ
ースルーステップを使用してタンパク質をさらに精製した。
【1881】
C−Raf TRは、切断されたC−Rafタンパク質であるΔ1−324欠失変異体
を指す。
【1882】
C−Raf FLは、全長C−Rafタンパク質を指す。
【1883】
不活性化K97R ATP結合部位変異を有する全長MEK1を、RAF基質として利
用する。MEK1 cDNAを、N−末端(his)
6タグとともに、大腸菌(E. Coli
)発現用ベクターにサブクローニングした。ニッケルアフィニティークロマトグラフィー
とそれに続くアニオン交換によって、MEK1基質を大腸菌(E. Coli)溶解物から精製
した。最終MEK1調製物をビオチン化し(Pierce EZ−Link Sulfo
−NHS−LC−Biotin)、濃縮した。
【1884】
アッセイ材料
アッセイ緩衝液:50mM Tris、pH7.5、15mM MgCl
2、0.01
%ウシ血清アルブミン(BSA)、1mMジチオスレイトール(DTT)
停止緩衝液:60mMエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、0.01%Tween(
登録商標)20
b−Raf(V600E)、活性型
ビオチン化Mek、キナーゼ不活性型
Alpha Screen検出キット(PerkinElmer(商標)から入手可能
、#6760617R)
抗ホスホ−MEK1/2(Cell Signaling Technology,I
nc.から入手可能 #9121)
384ウェル低容量アッセイプレート(White Greiner(登録商標)プレ
ート)
【1885】
アッセイ条件
b−Raf(V600E) およそ4pM
c−Raf およそ4nM
ビオチン化Mek、キナーゼ不活性型 およそ10nM
ATP BRAF(V600E)については10μM、CRAFについては1μM
化合物とのプレインキュベーション時間 室温で60分
反応時間 室温で1または3時間
【1886】
アッセイプロトコール
Rafおよびビオチン化Mek、キナーゼ不活性型を、アッセイ緩衝液(50mM T
ris、pH7.5、15mM MgCl
2、0.01%BSA、および1mM DTT
)中最終濃度の2倍で合わせ、100%DMSOに希釈した40倍のRafキナーゼ阻害
剤試験化合物0.25mlを含有するアッセイプレート(Greiner白色384ウェ
ルアッセイプレート #781207)に1ウェルあたり5ml分注した。プレートを室
温で60分間インキュベートした。
【1887】
Rafキナーゼ活性反応を、アッセイ緩衝液に希釈した2倍のATPを1ウェルあたり
5mL添加することによって開始させた。3時間(b−Raf(V600E))または1
時間(c−Raf)後、反応を停止させ、リン酸化産物を、ウサギ抗p−MEK(Cel
l Signaling、#9121)抗体およびAlpha Screen IgG(
プロテインA)検出キット(PerkinElmer #6760617R)を使用して
、10mLを停止/ビーズ緩衝液(25mM EDTA、50mM Tris、pH7.
5、0.01%Tween20)中の抗体(1:2000希釈)および検出ビーズ(1:
2000希釈の両ビーズ)の混合物のウェルに添加することによって測定した。添加は、
検出ビーズを光から保護するために暗条件下で実行した。蓋をプレートの上に置き、室温
で1時間インキュベートし、次いで、発光をPerkinElmer Envision
装置で読み取った。50%阻害のための各化合物の濃度(IC
50)を、XL Fitデ
ータ分析ソフトウェアを使用する非線形回帰によって算出した。
【1888】
上記のアッセイを使用すると、本発明の化合物は、表1に報告した阻害効能を示す。
【1889】
【表1】
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【1890】
上記の合成例に示した化合物について、追加のインビトロでのRaf阻害データを以下
の表に提示する−化合物の名称および構造は実施例にある。前出の表中の化合物の一部も
またここに含まれ、以下の表中の関連データは、対応するアッセイの異なる反復から得ら
れたものであり得る。
【1891】
【表2】
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