(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6739694
(24)【登録日】2020年7月28日
(45)【発行日】2020年8月12日
(54)【発明の名称】照明多様化のヘルメット
(51)【国際特許分類】
A42B 3/04 20060101AFI20200730BHJP
【FI】
A42B3/04
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-108299(P2019-108299)
(22)【出願日】2019年6月10日
【審査請求日】2019年6月12日
(31)【優先権主張番号】201910346294.6
(32)【優先日】2019年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519235793
【氏名又は名称】済南惠満汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】叶▲え▼▲てい▼
【審査官】
姫島 卓弥
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−163500(JP,A)
【文献】
特表2015−515556(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3015348(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A42B 3/04
A42B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、ヘルメットを含み、前記ヘルメットの上端には弓形ブロックが固定的に設置され、前記弓形ブロックの中にはスライド装置が設置され、前記弓形ブロックの外周弧面には装着ブロックがスライド可能に設置され、前記装着ブロックの右側には照明ブロックが設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの中には切替装置が設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの間には装着装置が設置され、前記スライド装置は前記装着ブロックと前記照明ブロックとの移動を連動させることができ、前記照明ブロックが右端にある時に、光線は一直線であり、前記照明ブロックが頂端にある時に、光線は広範囲に広げられ、前記装着装置を通じて前記照明ブロックを取り外して懐中電灯として使用でき、前記スライド装置は前記弓形ブロックの中に設置されたスライドレールを含み、前記スライドレールの上側には外部と連通したガイドスライドチャンバが連通するように設置され、前記スライドレールの下壁にはスライド板がスライド可能に設置され、前記スライド板の上側には前記スライドレールの上壁にスライド可能に連結されたスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの中には前記スライド板に向いて開口した伸縮チャンバが設置され、前記スライド板の上端には前記伸縮チャンバの内壁にスライド可能に連結された伸縮ブロックが固定的に設置され、前記伸縮ブロックの上端と前記伸縮チャンバの上壁との間には耐圧ばねが固定的に連結され、前記伸縮ブロックのうち前記スライド板から離れた端には付勢棒が固定的に連結され、前記スライドブロックのうち前記スライド板から離れた端にはガイドスライドブロックが固定的に連結され、前記ガイドスライドブロックは前記ガイドスライドチャンバを貫通しており、前記装着ブロックは前記ガイドスライドブロックが外部に伸びた端に固定的に連結され、前記スライドレールの下壁の中において頂部に近接した位置には突出ブロックが固定的に設置され、
前記スライド板が前記突出ブロックの上側にスライドした時に、前記切替装置を連動させて、前記切替装置が切り替えを行われ、
前記装着装置は右方に開口した装着チャンバを含み、前記装着チャンバは前記装着ブロックの中に設置され、前記照明ブロックの左端と前記装着チャンバの内壁とはスライド可能に連結され、前記装着チャンバの上下壁の中には引掛り溝が対称的に、且つ連通するように設置され、前記照明ブロックの中にはプッシュチャンバが上下対称に設置され、前記プッシュチャンバの中にはプッシュ板がスライド可能に設置され、前記プッシュ板のうち中心に近接した端と前記プッシュチャンバの内壁との間にはプッシュばねが固定的に連結され、前記プッシュ板の左端には引掛り棒が固定的に連結され、前記引掛り棒と前記引掛り溝とはスライド可能に連結され、前記プッシュ板の右端には圧迫棒が固定的に連結され、前記プッシュチャンバの上側には圧迫ブロックチャンバが連通するように設置され、前記プッシュチャンバのうち対称中心から離れた側には外部に開口した圧迫ブロックが設置され、前記圧迫棒の一端は前記圧迫ブロックチャンバの中に位置しており、且つ圧迫ブロックと固定的に連結され、
前記圧迫ブロックを押し、前記引掛り棒を前記引掛り溝の外まで移動連動させることで、取り外しが可能となり、
前記切替装置は前記装着ブロックの中に設置された空きチャンバを含み、前記付勢棒のうち前記伸縮ブロックから離れた端は前記空きチャンバの中に伸びており、前記空きチャンバの右側には前記装着チャンバに連通した開口が連通するように設置され、前記照明ブロックの中の中間には復位チャンバが設置され、前記復位チャンバの中には復位板がスライド可能に設置され、前記復位板の左端には固定棒が固定的に連結され、前記固定棒の左端は前記開口を貫通して前記空きチャンバの中に伸びており、さらに前記固定棒の左端は前記付勢棒と斜面によって当接しており、前記復位板の右端と前記復位チャンバの右壁との間には復位ばねが固定的に連結され、前記復位板の右側端面の上下両端には押し棒が対称的に、且つ固定的に設置され、前記復位チャンバの右側には右方に開口した照明チャンバが設置され、前記照明チャンバの中にはてこが上下対称に、且つ回転可能に設置され、前記押し棒の右端は前記てこの左端にヒンジで連結され、前記照明ブロックの右端にはガラスカバーが固定的に設置され、前記ガラスカバーの中には遮光リングがスライド可能に設置され、前記遮光リングの内周円面の上下両端には固定ブロックが対称的に、且つ固定的に設置され、前記固定ブロックの中には直線スライド溝が前後に貫通するように設置され、前記てこの右端には前記直線スライド溝を貫通したスライド棒が固定的に設置され、前記照明チャンバの左壁の中間位置には灯台が固定的に設置され、前記灯台の右端には電球が固定的に設置され、
前記遮光リングは前記ガラスカバーの中に位置しており、光線を右にしか照射できないようにし、前記遮光リングが前記照明チャンバの中にスライドした時に、光線は周囲を照らすことができることを特徴とする照明多様化のヘルメット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は安全防護技術分野を取り上げ、具体的には照明多様化のヘルメットである。
【背景技術】
【0002】
照明ヘルメットは安全を確保すると同時に、両手を解放して照明を行え、非常に便利である。しかし、既存する照明ヘルメットの中、一部はそのまま照明灯をヘルメットに固定的に取り付け、一部は紐で照明灯をヘルメットに結びつける。そして両者とも直線照明しかできないため、時には視界が狭くなることを招き、危険性が増す。また、紐で結びつけた照明灯は取り外しが面倒で、ヘルメットを外してから取り外ししかできなく、さらに危険である。そのため、照明多様化のヘルメットの設計は必要となる。本装置は直線照明と範囲照明とを行われ、また、ヘルメットを外さずに、素早く照明灯を取り外し、懐中電灯として使用でき、操作は簡単で迅速であり、作業員にさらなる便利を与えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106942818号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は照明多様化のヘルメットを提供し、既存技術にある上記の欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の照明多様化のヘルメットは、ヘルメットを含み、前記ヘルメットの上端には弓形ブロックが固定的に設置され、前記弓形ブロックの中にはスライド装置が設置され、前記弓形ブロックの外周弧面には装着ブロックがスライド可能に設置され、前記装着ブロックの右側には照明ブロックが設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの中には切替装置が設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの間には装着装置が設置され、前記スライド装置は前記装着ブロックと前記照明ブロックとの移動を連動させることができ、前記照明ブロックが右端にある時に、光線は一直線であり、前記照明ブロックが頂端にある時に、光線は広範囲に広げられ、前記装着装置を通じて前記照明ブロックを取り外して懐中電灯として使用でき、前記スライド装置は前記弓形ブロックの中に設置されたスライドレールを含み、前記スライドレールの上側には外部と連通したガイドスライドチャンバが連通するように設置され、前記スライドレールの下壁にはスライド板がスライド可能に設置され、前記スライド板の上側には前記スライドレールの上壁にスライド可能に連結されたスライドブロックが設置され、前記スライドブロックの中には前記スライド板に向いて開口した伸縮チャンバが設置され、前記スライド板の上端には前記伸縮チャンバの内壁にスライド可能に連結された伸縮ブロックが固定的に設置され、前記伸縮ブロックの上端と前記伸縮チャンバの上壁との間には耐圧ばねが固定的に連結され、前記伸縮ブロックのうち前記スライド板から離れた端には付勢棒が固定的に連結され、前記スライドブロックのうち前記スライド板から離れた端にはガイドスライドブロックが固定的に連結され、前記ガイドスライドブロックは前記ガイドスライドチャンバを貫通しており、前記装着ブロックは前記ガイドスライドブロックが外部に伸びた端に固定的に連結され、前記スライドレールの下壁の中において頂部に近接した位置には突出ブロックが固定的に設置され、
前記スライド板が前記突出ブロックの上側にスライドした時に、前記切替装置を連動させて、前記切替装置が切り替えを行われる。
【0006】
さらなる技術プランとして、前記装着装置は右方に開口した装着チャンバを含み、前記装着チャンバは前記装着ブロックの中に設置され、前記照明ブロックの左端と前記装着チャンバの内壁とはスライド可能に連結され、前記装着チャンバの上下壁の中には引掛り溝が対称的に、且つ連通するように設置され、前記照明ブロックの中にはプッシュチャンバが上下対称に設置され、前記プッシュチャンバの中にはプッシュ板がスライド可能に設置され、前記プッシュ板のうち中心に近接した端と前記プッシュチャンバの内壁との間にはプッシュばねが固定的に連結され、前記プッシュ板の左端には引掛り棒が固定的に連結され、前記引掛り棒と前記引掛り溝とはスライド可能に連結され、前記プッシュ板の右端には圧迫棒が固定的に連結され、前記プッシュチャンバの上側には圧迫ブロックチャンバが連通するように設置され、前記プッシュチャンバのうち対称中心から離れた側には外部に開口した圧迫ブロックが設置され、前記圧迫棒の一端は前記圧迫ブロックチャンバの中に位置しており、且つ圧迫ブロックと固定的に連結され、
前記圧迫ブロックを押し、前記引掛り棒を前記引掛り溝の外まで移動連動させることで、取り外しが可能となる。
【0007】
さらなる技術プランとして、前記切替装置は前記装着ブロックの中に設置された空きチャンバを含み、前記付勢棒のうち前記伸縮ブロックから離れた端は前記空きチャンバの中に伸びており、前記空きチャンバの右側には前記装着チャンバに連通した開口が連通するように設置され、前記照明ブロックの中の中間には復位チャンバが設置され、前記復位チャンバの中には復位板がスライド可能に設置され、前記復位板の左端には固定棒が固定的に連結され、前記固定棒の左端は前記開口を貫通して前記空きチャンバの中に伸びており、さらに前記固定棒の左端は前記付勢棒と斜面によって当接しており、前記復位板の右端と前記復位チャンバの右壁との間には復位ばねが固定的に連結され、前記復位板の右側端面の上下両端には押し棒が対称的に、且つ固定的に設置され、前記復位チャンバの右側には右方に開口した照明チャンバが設置され、前記照明チャンバの中にはてこが上下対称に、且つ回転可能に設置され、前記押し棒の右端は前記てこの左端にヒンジで連結され、前記照明ブロックの右端にはガラスカバーが固定的に設置され、前記ガラスカバーの中には遮光リングがスライド可能に設置され、前記遮光リングの内周円面の上下両端には固定ブロックが対称的に、且つ固定的に設置され、前記固定ブロックの中には直線スライド溝が前後に貫通するように設置され、前記てこの右端には前記直線スライド溝を貫通したスライド棒が固定的に設置され、前記照明チャンバの左壁の中間位置には灯台が固定的に設置され、前記灯台の右端には電球が固定的に設置され、
前記遮光リングは前記ガラスカバーの中に位置しており、光線を右にしか照射できないようにし、前記遮光リングが前記照明チャンバの中にスライドした時に、光線は周囲を照らすことができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益な効果は:本発明はシンプルな構成と簡単な操作方法を有し、本装置を通じて状況に合わせ直線照明又は範囲照明を選べ、また、照明ブロックを取り外して懐中電灯として利用でき、取り付けと取り外しは便利であり、作業員の需要を満たす。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
【
図1】
図1は本発明の照明多様化のヘルメットの内部全体構成略図
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1〜4を参照し、本発明の照明多様化のヘルメットは、ヘルメット11を含み、前記ヘルメット11の上端には弓形ブロック12が固定的に設置され、前記弓形ブロック12の中にはスライド装置101が設置され、前記弓形ブロック12の外周弧面には装着ブロック13がスライド可能に設置され、前記装着ブロック13の右側には照明ブロック14が設置され、前記装着ブロック13と前記照明ブロック14との中には切替装置102が設置され、前記装着ブロック13と前記照明ブロック14との間には装着装置103が設置され、前記スライド装置101は前記装着ブロック13と前記照明ブロック14との移動を連動させることができ、前記照明ブロック14が右端にある時に、光線は一直線であり、前記照明ブロック14が頂端にある時に、光線は広範囲に広げられ、前記装着装置103を通じて前記照明ブロック14を取り外して懐中電灯として使用でき、前記スライド装置101は前記弓形ブロック12の中に設置されたスライドレール15を含み、前記スライドレール15の上側には外部と連通したガイドスライドチャンバ16が連通するように設置され、前記スライドレール15の下壁にはスライド板17がスライド可能に設置され、前記スライド板17の上側には前記スライドレール15の上壁にスライド可能に連結されたスライドブロック18が設置され、前記スライドブロック18の中には前記スライド板17に向いて開口した伸縮チャンバ19が設置され、前記スライド板17の上端には前記伸縮チャンバ19の内壁にスライド可能に連結された伸縮ブロック20が固定的に設置され、前記伸縮ブロック20の上端と前記伸縮チャンバ19の上壁との間には耐圧ばね21が固定的に連結され、前記伸縮ブロック20のうち前記スライド板17から離れた端には付勢棒22が固定的に連結され、前記スライドブロック18のうち前記スライド板17から離れた端にはガイドスライドブロック23が固定的に連結され、前記ガイドスライドブロック23は前記ガイドスライドチャンバ16を貫通しており、前記装着ブロック13は前記ガイドスライドブロック23が外部に伸びた端に固定的に連結され、前記スライドレール15の下壁の中において頂部に近接した位置には突出ブロック24が固定的に設置され、
前記スライド板17が前記突出ブロック24の上側にスライドした時に、前記切替装置102を連動させて、前記切替装置102が切り替えを行われる。
【0012】
好ましくは、前記装着装置103は右方に開口した装着チャンバ25を含み、前記装着チャンバ25は前記装着ブロック13の中に設置され、前記照明ブロック14の左端と前記装着チャンバ25の内壁とはスライド可能に連結され、前記装着チャンバ25の上下壁の中には引掛り溝26が対称的に、且つ連通するように設置され、前記照明ブロック14の中にはプッシュチャンバ27が上下対称に設置され、前記プッシュチャンバ27の中にはプッシュ板28がスライド可能に設置され、前記プッシュ板28のうち中心に近接した端と前記プッシュチャンバ27の内壁との間にはプッシュばね29が固定的に連結され、前記プッシュ板28の左端には引掛り棒30が固定的に連結され、前記引掛り棒30と前記引掛り溝26とはスライド可能に連結され、前記プッシュ板28の右端には圧迫棒31が固定的に連結され、前記プッシュチャンバ27の上側には圧迫ブロックチャンバ32が連通するように設置され、前記プッシュチャンバ27のうち対称中心から離れた側には外部に開口した圧迫ブロック32が設置され、前記圧迫棒31の一端は前記圧迫ブロックチャンバ32の中に位置しており、且つ圧迫ブロック33と固定的に連結され、
前記圧迫ブロック33を押し、前記引掛り棒30を前記引掛り溝26の外まで移動連動させることで、取り外しが可能となる。
【0013】
好ましくは、前記切替装置102は前記装着ブロック13の中に設置された空きチャンバ34を含み、前記付勢棒22のうち前記伸縮ブロック20から離れた端は前記空きチャンバ34の中に伸びており、前記空きチャンバ34の右側には前記装着チャンバ25に連通した開口35が連通するように設置され、前記照明ブロック14の中の中間には復位チャンバ36が設置され、前記復位チャンバ36の中には復位板37がスライド可能に設置され、前記復位板37の左端には固定棒38が固定的に連結され、前記固定棒38の左端は前記開口35を貫通して前記空きチャンバ34の中に伸びており、さらに前記固定棒38の左端は前記付勢棒22と斜面によって当接しており、前記復位板37の右端と前記復位チャンバ36の右壁との間には復位ばね39が固定的に連結され、前記復位板37の右側端面の上下両端には押し棒40が対称的に、且つ固定的に設置され、前記復位チャンバ36の右側には右方に開口した照明チャンバ41が設置され、前記照明チャンバ41の中にはてこ42が上下対称に、且つ回転可能に設置され、前記押し棒40の右端は前記てこ42の左端にヒンジで連結され、前記照明ブロック14の右端にはガラスカバー49が固定的に設置され、前記ガラスカバー49の中には遮光リング43がスライド可能に設置され、前記遮光リング43の内周円面の上下両端には固定ブロック44が対称的に、且つ固定的に設置され、前記固定ブロック44の中には直線スライド溝45が前後に貫通するように設置され、前記てこ42の右端には前記直線スライド溝45を貫通したスライド棒46が固定的に設置され、前記照明チャンバ41の左壁の中間位置には灯台47が固定的に設置され、前記灯台47の右端には電球48が固定的に設置され、
前記遮光リング43は前記ガラスカバー49の中に位置しており、光線を右にしか照射できないようにし、前記遮光リング43が前記照明チャンバ41の中にスライドした時に、光線は周囲を照らすことができる。
【0014】
初期状態では、装着ブロック13と照明ブロック14とは右端に位置しており、遮光リング43はガラスカバー49の中に位置している。
【0015】
照明する時に、直線光線が必要の時に、直接電球48をつけば良いのであり、広範囲を照らしたい時に、装着ブロック13を押し動かし、照明ブロック14を頂端まで移動連動させ、この時、スライド板17は突出ブロック24の上側にスライドし、且つ上昇し、伸縮ブロック20は付勢棒22を上に移動連動させ、且つ付勢棒22に固定棒38を突き動かさせ、この時、復位板37は押し棒40によっててこ42を反転連動させ、てこ42のうち灯台47に近接した端は内側に反転し、且つてこ42の他端は外側に反転し、スライド棒46によって固定ブロック44と遮光リング43とを照明チャンバ41の中にスライド連動させ、この時、電球48をつけば周囲を照らせ、
頭部につけて照明が不便になる時に、引掛り棒30を内側に押し、圧迫棒31によってプッシュ板28を復位チャンバ36に近接した方向に移動連動させ、且つプッシュ板28に引掛り棒30を移動連動させ、引掛り棒30を引掛り溝26から離脱させ、この時、照明ブロック14を取り外し、懐中電灯として照明を行われる。
【0016】
本発明の有益な効果は:本発明はシンプルな構成と簡単な操作方法を有し、本装置を通じて状況に合わせ直線照明又は範囲照明を選べ、また、照明ブロックを取り外して懐中電灯として利用でき、取り付けと取り外しは便利であり、作業員の需要を満たす。
【0017】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】
【課題】本発明は照明多様化のヘルメットを開示した。
【解決手段】本発明は照明多様化のヘルメットを公示し、ヘルメットを含み、前記ヘルメットの上端には弓形ブロックが固定的に設置され、前記弓形ブロックの中にはスライド装置が設置され、前記弓形ブロックの外周弧面には装着ブロックがスライド可能に設置され、前記装着ブロックの右側には照明ブロックが設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの中には切替装置が設置され、前記装着ブロックと前記照明ブロックとの間には装着装置が設置され、前記スライド装置は前記装着ブロックと前記照明ブロックとの移動を連動させることができ、前記装着装置を通じて前記照明ブロックを取り外して懐中電灯として使用できる。
【選択図】
図1