(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6739745
(24)【登録日】2020年7月28日
(45)【発行日】2020年8月12日
(54)【発明の名称】セキュリティチェックシステム
(51)【国際特許分類】
E05B 39/02 20060101AFI20200730BHJP
G08B 13/12 20060101ALI20200730BHJP
【FI】
E05B39/02
G08B13/12
【請求項の数】9
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2016-142790(P2016-142790)
(22)【出願日】2016年7月4日
(65)【公開番号】特開2018-3571(P2018-3571A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2018年4月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】516217619
【氏名又は名称】華山 弘
(72)【発明者】
【氏名】華山 弘
【審査官】
家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】
実開平06−069973(JP,U)
【文献】
特開2002−220953(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3104878(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2014/0361895(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 39/02
G08B 13/12
G09F 3/03
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
セキュリティチェックシステムにおいて、左右別々の壁面、たとえばドアと壁側の壁面より各々突き出したプレートを設置し、両プレートに渡してテープを設置してあるセキュリティチェックシステム。
【請求項2】
請求項1記載のセキュリティチェックシステムは、たとえば、接着剤で設置するか、もしくは作りつけにより設置し、外れないものであり、そして、外した場合は、外したことが明確に判断できることを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項3】
請求項1又は2記載のセキュリティチェックシステムにおいて、セットしたテープは、外れない、そして、外した場合、外れた場合は、それが明確にわかることを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項4】
請求項1〜3いずれかに記載のセキュリティチェックシステムにおいて、テープ部分は、紙またはそれに類似したものとし、これらには直筆による氏名、自分で彫った印などを入れ、特定化することを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項5】
請求項1〜4いずれかに記載のセキュリティチェックシステムのテープには、両端に突、すなわち凸を設けプレートには、突すなわち凸にあった径の穴を設けることを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項6】
請求項5記載のセキュリティチェックシステムのテープ部と、突すなわち凸部分は、一体化したことを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項7】
請求項1〜6いずれかに記載のセキュリティチェックシステムにおいて、電気機器等は使用せず、故障はしないことを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項8】
請求項1〜6いずれかに記載のセキュリティチェックシステムにおいて、ボックスが取り付けられ、そこに夜等暗がりでも判別できるようにするための電気等たとえば電燈が設けられることを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【請求項9】
請求項1〜8いずれかに記載のセキュリティチェックシステムにおいて、ボックスが取り付けられ、雨等による破損のないことを特徴とするセキュリティチェックシステム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0002】
高度な機械技術、電子機器技術による鍵が開発されているにもかかわらず、盗難がなくならない。
ピッキング等による盗難、セキュリティーシステムによる警備会社の人員の限界。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開平08−060914号広報
【特許文献2】 特開2010−123013号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以前、自宅に泥棒が入った形跡があり、被害はなかったが、室内のものが動いている様子でした。鍵はかかっていました。その後、鍵は変えたのですが、帰ってきたときに、もし鉢合せをしたら怖い、泥棒が入って、盗みを働いた後、鍵を閉めて出られたら、盗まれたことが分からないと思い、鍵が開けられた、ドアが開けられた時点で、それがわかるようにしておく手段が必要と思われた。侵入に気づかれずに、多数回に渡っているかもしれない悪質な盗難を防止する必要がある。鍵会社(有名メーカー)に聞くと、鍵は、落とした時、置き忘れた時など、ナンバーを控えられたら合鍵を作られてしまいます。最近の先端技術に対するピッキング事故の発生も耐えません。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ドアが開いた時点で侵入がわかるもの。付け外しができれば、泥棒も付け外しをするので、ドアが開いた時点で外れたことが分かるもの、また、壊れるもの。鍵は現在の技術では。通常のカギ、ディンプルキーもセキュリティ―効果は大差がないというカギ会社のコメントより、ピッキング技術とのいわゆる「イタチごっこ」ではないピッキング防止を考えたときに、付け外しができなくてドアが開いた時点で外れたことが分かるもの、
または、壊れるものが最適であると判断した。外れた後、壊れた後、セットし直しができないように、紙またはそれに類似したものに、名前、印などを施す。
これは、直筆による氏名、自分で彫った印などを使用し特定化する。
ドアの場合、ドアと壁側の壁面より各々突き出したプレートを設置し、両プレートに渡して紙またはそれに類似したものでつくったテープを設置する。ドアと壁側の壁面には、たとえば接着剤で設置するか、もしくは作りつけで設置し、外れないものであり、外した場合は、外したことが明確に判断できるものとし、無理に外せば壊れるものである。そして、テープには突すなわち凸部分を設け、プレートにはテープの突すなわち凸部分の径にあった穴を設け、図1,2のようにセットする。これで、テープは引きもどせないので、付け外しができない。ドアが開いた時点で外れたことがわかるし、直筆による氏名、自分で彫った印などを入れて特定化してあるので、セットし直しができないし、本人以外の者が外した場合、他の原因で外れた場合は、それが明確にわかる。また、無理をして外そうとすれば壊れてしまう。
ピッキング技術は、電気機器等に対するものなので、セキュリティチェックシステムは、電気機器等は使用せず、また、上記の特徴から使用する必要がない。そして故障することもない。
そして、図3のようにボックスをとりつけ、そこに電気等たとえば電燈を設ければ、夜等暗がりでも判別ができるし、雨等による破損もなくなる。
【発明の効果】
【0006】
盗難にあったのがすぐ分からなかったという状況の排除。中での鉢合わせの防止。セキュリティー会社と2重の防犯になる(機械の故障 事故の発生から現場までの警備員が着くまでのタイムラグ)。安価である。多くの方に安全な暮らしを提供できる
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明のセキュリティチェックシステムを正面から見た図。
【
図2】本発明のセキュリティチェックシステムを正面から見た斜視図である。
【
図3】
図2のセキュリティチェックシステムにボックスをつけ、雨等による破損を避けた図である。
【
図4】セキュリティチェックシステムのテープ部の詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
左右別々の壁面、たとえばドアと壁側の(1)壁面から突き出したプレートA,Bを設置、(3)突すなわち凸を付けた(2)紙またはそれに類似したものでつくったテープをセットする。紙またはそれに類似したものでつくったテープはセットした後は、外れない。そして、外した場合、外れた場合は、それが明確にわかること。ドアを開ければ、外れる、もしくは壊れる。
【実施例】
【0009】
鍵を使う場所であれば、そのチェックシステムとして取り付けられる。左右、上下を連結するものとしても、使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0010】
産業用ロボットのリミッター。