特許第6746263号(P6746263)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6746263
(24)【登録日】2020年8月7日
(45)【発行日】2020年8月26日
(54)【発明の名称】動物用曳き手
(51)【国際特許分類】
   B68B 1/04 20060101AFI20200817BHJP
【FI】
   B68B1/04
【請求項の数】5
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-226079(P2019-226079)
(22)【出願日】2019年12月16日
【審査請求日】2019年12月24日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518272706
【氏名又は名称】星川 正美
(74)【代理人】
【識別番号】100113169
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 憲
(72)【発明者】
【氏名】星川 正美
【審査官】 坂田 誠
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭14−2377(JP,Y1)
【文献】 実公昭40−35737(JP,Y1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0109530(US,A1)
【文献】 実開平1−142662(JP,U)
【文献】 実公昭59−5470(JP,Y1)
【文献】 米国特許第5231818(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B68B 1/04
A01K 27/00
A44C 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の環(4)を長手方向(L)に連ねてなるチェーン部材(2)と、
このチェーン部材(2)の一端側に連結された、動物の装備品へ装着するための留め具(10)と、
前記チェーン部材(2)の他端側に連結された把持具(30)と
を具備しており、
前記チェーン部材は、前記長手方向(L)に直線状に延ばした状態で、当該長手方向と直交する第1方向(D1)から見たチェーン部材(2)の巾(w)が、それら長手方向及び第1方向と直交する第2方向(D2)から見たチェーン部材(2)の厚み(t)より大きくなるように、前記複数の環(4)に捻り加工を施しており、
かつ第1方向(D1)から見た前記チェーン部材(2)の複数の環(4)の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、当該チェーン部材(2)の両側に、各環(4)の削り面(6)によって形成される平滑な外装面(8)を形成したことを特徴とする、動物用曳き手。
【請求項2】
前記チェーン部材(2)は、長手方向に緊張させた状態で、任意の一つの環(4)の内側で、この環と隣接する両側の環(4)同士の間の隙間(g)が、各環の短手方向の内径(a)以下であることを特徴とする、請求項1に記載の動物用曳き手。
【請求項3】
前記留め具(10)は、リング孔である留め穴(14)を有するリング状の留め具であり、当該留め穴(14)が第2方向(D2)に配向されるようにチェーン部材(2)に対して固定されたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の動物用曳き手。
【請求項4】
前記チェーン部材(2)と前記把持具(30)との間に、チェーン部材(2)側に取り付けられた第1半身(22a)と前記把持具(30)側に取り付けられた第2半身(22b)とでなる連結具(22)が介在されており、
それら前記チェーン部材(2)と連結具(22)と把持具(30)とが同一直線状に延びた状態で、この直線上に設置された回転軸(A)の周りで前記第1半身(22a)と第2半身(22b)とが相互に回転可能に形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の動物用曳き手。
【請求項5】
前記連結具(22)を、前記回転軸(A)の方向に長い棒状に形成したことを特徴とする、請求項4に記載に記載の動物用曳き手。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動物用曳き手、特に乗馬用曳き手に関する。
【背景技術】
【0002】
馬の頭部に取り付ける頭絡を、馬の口内に装着する銜の両端に付設された銜環に連結した馬具において、前記銜環にチェーンの先端を連結させたものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第5231818号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
馬は、繊細で神経質な動物であり、僅かな音にも驚いたり、皮膚に異物が触れる感触にも敏感に反応することが知られている。
特許文献1の馬具では、銜環にチェーンの先端部を連結しているため、その使い方次第では、チェーンが馬体に直接触れることになる。
その場合には、チェーンを構成する一連の環の凸部分が馬体に当たることによる感触が馬にとって負担となる
具体的には、厩務員が馬体に触れるようにチェーンを装着する場合、例えば厩務員から見て馬体の反対側の連結箇所に先端部を固定したチェーンを馬の頭部の上側又は下側を通して手前側へ手繰って、手綱や馬装に取り付ける場合、チェーンが馬体に擦れて、馬の気に障ったり、或いはその摩擦音に馬が驚く可能性がある。
【0005】
本発明の第1の目的は、動物の肌への当たりの柔らかいチェーン付き動物用曳き手を提供することである。
本発明の第2の目的は、動物の肌に擦れても摩擦音が小さいチェーン付き動物用曳き手提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、複数の環4を長手方向Lに連ねてなるチェーン部材2と、
このチェーン部材2の一端側に連結された、動物の装備品へ装着するための留め具10と、
前記チェーン部材2の他端側に連結された把持具30と
を具備しており、
前記チェーン部材は、前記長手方向Lに直線状に延ばした状態で、当該長手方向と直交する第1方向D1から見たチェーン部材2の巾wが、それら長手方向及び第1方向と直交する第2方向D2から見たチェーン部材2の厚みtより大きくなるように、前記複数の環4に捻り加工を施しており、
かつ第1方向D1から見た前記チェーン部材2の複数の環4の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、当該チェーン部材2の両側に、各環4の削り面6によって形成される平滑な外装面8を形成した。
【0007】
本手段では、動物用曳き手は、捻り加工を施した複数の環4からなるチェーン部材2を有する。
このチェーン部材2は、第1方向D1から見て、図2に示す如く、当該チェーン部材2の複数の環4の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、当該チェーン部材2の両側に、各環4の削り面6によって形成される平滑な外装面8を形成している。
この構造によれば、図6(B)に示す如く、チェーン部材2が動物の肌の上をスライドするときに、前記外装面8を介して滑らかに摺動することにより、肌への当たりが柔らかとなり、かつ摺動音も小さくなる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記チェーン部材2は、長手方向に緊張させた状態で、任意の一つの環4の内側で、この環と隣接する両側の環4同士の間の隙間gが、各環の短手方向の内径a以下である。
【0009】
本手段では、図3に示す如く、前記チェーン部材2は、長手方向に緊張させた状態で、任意の一つの環4の内側で、この環と隣接する両側の環4同士の間の隙間gが、各環の短手方向の内径a以下である。
この構造によれば、隣接又は近接する環4同士がぶつかり合うときの衝突音が小さくなる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記留め具10は、リング孔である留め穴14を有するリング状の留め具であり、当該留め穴14が第2方向D2に配向されるようにチェーン部材2に対して固定されている。
【0011】
本手段では、前記留め具10が有するリング孔14が第2方向(図1における紙面と直交する方向)に配向されるように当該留め具10をチェーン部材2に対して固定している。
この構造によれば、特別にチェーン部材2の向きを整えなくとも、リング孔14とチェーン部材2の外装面8を同じ向きに配置することができ、使い勝手が良い。
【0012】
第4の手段は、第1の手段から第3の手段の何れかを有し、かつ前記チェーン部材2と前記把持具30との間に、チェーン部材2側に取り付けられた第1半身22aと前記把持具30側に取り付けられた第2半身22bとでなる連結具22が介在されており、
それら前記チェーン部材2と連結具22と把持具30とが同一直線状に延びた状態で、この直線上に設置された回転軸Aの周りで前記第1半身22aと第2半身22bとが相互に回転可能に形成した。
【0013】
本手段では、図4に示す如く、前記チェーン部材2と前記把持具30との間に介在させた連結具22を、チェーン部材2側の第1半身22aと把持具側の第2半身22bとで形成し、前記チェーン部材2と連結具22と把持具30とが同一線上に延びた状態で、それら第1半身22aと第2半身22bとを当該直線状に位置する回転軸Aの回りで回転可能に連結させている。
この構造によれば、図5(A)に矢示するように、前記第1半身22aに対して前記第2半身22bを回転させることにより、チェーン部材2のねじれを簡単に修正することができる。
【0014】
第5の手段は、第4の手段を有し、かつ前記連結具22を、前記回転軸Aの方向に長い棒状に形成した。
【0015】
本手段では、図1に示す如く、前記連結具22を、前記回転軸Aの方向に長い棒状に形成した。
この形状によれば、本発明の動物用曳き手を、動物の身体に装備させるときに、前記連結具22で動物の身体を傷つけることがない。
【発明の効果】
【0018】
第1の手段に係る発明によれば、チェーン部材2の複数の環4の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、当該チェーン部材2の両側に、各環4の削り面6によって形成される平滑な外装面8を形成したから、チェーン部材2が動物の肌の上をスライドするときに、前記外装面8を介して滑らかに摺動することにより、肌への当たりが柔らかとなり、かつ摺動音も小さくなる。
第2の手段に係る発明によれば、前記チェーン部材2は、長手方向に緊張させた状態で、任意の一つの環4の内側で、この環と隣接する両側の環4同士の間の隙間gが、各環の短手方向の内径a以下であるから、隣接又は近接する環4同士がぶつかり合うときの衝突音が小さくなる。
第3の手段に係る発明によれば、前記留め具10が有するリング孔14が第1方向D1に配向されるように当該留め具10をチェーン部材2に対して固定したから、リング孔14とチェーン部材2の外装面8を同じ向きに配置することができ、使い勝手が良い。
第4の手段に係る発明によれば、前記チェーン部材2と前記把持具30との間に介在させた連結具22を、チェーン部材2側の第1半身22aと把持具30側の第2半身22bとで形成し、これら第1半身22aと第2半身22bとを回転軸Aの周りで回転可能に連結させたから、チェーン部材2のねじれを簡単に修正することができる。
第5の手段に係る発明によれば、前記連結具22を、前記回転軸Aの方向に長い棒状に形成したから、動物の身体を傷つけることがない
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施形態に係る動物用曳き手の側面図である。
図2図1の動物用曳き手のチェーン部材の一部拡大図である。
図3図2のチェーン部材の環の拡大図である。
図4図1の動物用曳き手の中間部を省略した斜視図である。
図5図1の動物用曳き手の作用説明図であり、同図(A)はチェーン部材の捩れを修正する作業を示す図を、同図(B)は捩れを修正した状態を示す図である。
図6】チェーンが動物の身体の上をスライドする様子を示した図であり、同図(A)は削り面があるチェーンを、同図(B)は削り面がないチェーンをそれぞれ示している。
図7図1の動物用曳き手を動物に装着する様子の説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1から図7は、本発明の実施形態に係る動物用曳き手1を示している。
この動物用曳き手は、チェーン部材2と、留め具10と、連結部材20と、把持具30とで形成されている。
もっとも連結部材20は省略することができる。
【0021】
チェーン部材2は、複数の環4を長手方向Lに連ねてなる。
このチェーン部材2には、捻り加工を施されている。
具体的には、チェーン部材2が長手方向Lに直線状に延ばされた状態で、当該長手方向と直交する第1方向D1から見たチェーン部材2の巾wが、それら長手方向及び第1方向と直交する第2方向D2から見たチェーン部材2の厚みtより大きくなるように、前記複数の環4に捻り加工が施されている。
チェーン部材2は、例えばステンレスなどの金属で形成することができる。
また前記チェーン部材2は、非溶接型のタイプとすることができる。


【0022】
当該チェーン部材2の両側には、一対の平滑な外装面8が形成されている。
これら外装面8は、第1方向D1から見た前記チェーン部材2の複数の環4の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、それら環4の削り面6によって形成されている。
外装面8は、動物の肌の上で擦れたときに、その肌への当たりを柔らかくする意味、及び、及び、摩擦音を小さくする意味がある。
また前記チェーン部材2の表面を、塗料などでカラーリングして外観を美しく装ってもよい。
【0023】
前記各環4は、前記チェーン部材2を長手方向に緊張させた状態で、図3に示すように、ある一つの環4の内側において、この環と隣接する両側の環4同士の間の隙間gが、各環の短手方向の内径a以下であるように形成している。
この構造によれば、図3に示す中央の環4の両側の環4同士の隙間gが小さいので、これらの両環4同士(或いは中央の環4と両側の環4)がぶつかりあっても、その衝突音を小さくすることができる。
例えばチェーン部材2を手にぶら下げた状態から、その手を急に下げると、チェーン部材2を構成する各環4が一時的に自由落下し、その落下状態が解消された後に、隣り合う 環4同士が衝突するが、そのときの衝突音も馬を驚かすおそれがある。
しかしながら、本実施形態の構造では、その衝突音を低減することができる。
【0024】
留め具10は、前記チェーン部材2の一端側に連結された、動物の装備品へ装着するための部材である。
図示例の留め具10は、リング孔である留め穴14を有するリング状であり、その留め穴14が第2方向D2に配向されるようにチェーン部材2に対して固定されている。
【0025】
連結部材20は、図1に示す状態で、前記チェーン部材2と前記把持具30との間に介在され、チェーン部材2に対して、その長手方向回りの把持具30の回転を可能とする連結具22を有する。
この連結具22は、チェーン部材2側に取り付けられた第1半身22aと前記把持具30側に取り付けられた第2半身22bとでなり、これら両半身の一方から回転軸Aに沿って突出する軸棒(図示せず)を、他方に設けた軸穴(図示せず)に抜け出し不能に可能させている。
図示の連結具22は、前記回転軸Aの方向に長い棒状に形成している。
本実施形態では、前記把持具30と前記連結具22との間に第1連結リング24が、また前記連結具22と前記チェーン部材2との間に第2連結リング26が夫々設けられている。
これら第1連結リング24及び第2連結リング26は、長円状に形成されている。各連結リングは、従来周知のように、その長径方向の中間部で2個のU字状部に分割され、これらU字状部の一方の端部同士を枢着するとともに、他方の端部同士を着脱可能に連結させている。
【0026】
把持具30は、前記チェーン部材2の他端側に連結されている。この把持具30は、公知の構造であり、手綱を挿通させるための挿通穴32を有する。もっとも、この挿通穴は省略することができる。
図示例の把持具30は、釣り針形状の把持具本体30aと、この把持具本体の一端部の枢着点30に枢着された押込み棒30bを有し、これら把持具本体と押込み棒30bとで挿通穴32を形成している。前記押込み棒30bは、押込み棒30bの先端部を、外側へ付勢させた状態で、前記把持具本体30aの他端部の内面に圧接させており、その付勢力を超えた力で内方へ押すと、内方へ回転するように形成されている。
【0027】
前記構成において、動物用曳き手1を馬の頭絡40に装着するときには、図7に示すように、銜42の片側に付設された銜環44にチェーン部材2を通して、その銜環4の上側の頭絡との連結箇所41に留め具10を留め付け、さらにチェーン部材2を馬の面の上を通して、反対側の銜環4に挿通させればよい。
このときに馬の肌にチェーン部材2の環4が触れても、各環4の削り面6を設けているから、馬の皮膚への当たりが柔らかく、また摩擦音も小さい。
【0028】
[実施例1]
下記の表は、チェーン部材2の環4に削り面6を設けたものと、そうでないものとのを関して、被験対象である肌に接触させて、摩擦音の大きさを比較した実験の結果を示している。
測定条件としては、環の長径が24mmで短径が15mmの大きさであって原線径が4mmで削り加工を施した縮径部の線径が3mm(削り幅が1mm)のもの、環の長径が18mmで短径が10mmの大きさであって原線径が3mmで削り加工を施した縮径部の線径が2.8mm(削り幅が0.2mm)のものについてそれぞれ測定をした。
同表に示す通り、削り面6を設けた場合の摩擦音は、そうでない場合の摩擦音に比べて、約4デシベルほど小さいことが確認された。
【表1】


【0029】
[実施例2]
下記の表は、チェーン部材2の環4の長径・内径・間隙・線径を変えて、チェーン部材の一端を把持し、他端を同じ高さから落下させてその衝突音の音を即製した結果を示す。
内径aに比べて間隙gが小さいものの方が、衝突音が小さいことが確認された。
【表2】




【符号の説明】
【0030】
2…チェーン部材 4…環 6…削り面 8…外装面
10…留め具 12…留め具本体 14…留め穴 16…補助リング
20…連結部材 22…連結具 22a…第1半身 22b…第2半身
24…第1連結リング 26…第2連結リング
30…把持具 30a…把持具本体 30b…押込み棒 31…連結穴
32…挿通穴 34…枢着点
40…頭絡 41…連結箇所 42…銜 44…銜環
A…回転軸 a…内径 g…隙間 d…内径
L…長手方向 D1…第1方向 D2…第2方向 t…厚み w…巾























【要約】
【課題】動物の肌への当たりの柔らかいチェーン付き動物用曳き手を提供する。
【解決手段】複数の環4を長手方向Lに連ねてなるチェーン部材2と、このチェーン部材2の一端側に連結された、動物の装備品へ装着するための留め具10と、前記チェーン部材2の他端側に連結された把持具30とを具備している。前記チェーン部材は、前記長手方向Lに直線状に延ばした状態で、当該長手方向と直交する第1方向D1から見たチェーン部材2の巾wが、それら長手方向及び第1方向と直交する第2方向D2から見たチェーン部材2の厚みtが大きくなるように、前記複数の環4に捻り加工を施しており、かつ第1方向D1から見た前記チェーン部材2の複数の環4の両側を面一に削る削り加工を施すことにより、当該チェーン部材2の両側に、各環4の削り面6によって形成される平滑な外装面8を形成した。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7