特許第6746642号(P6746642)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6746642PHOLED用の新規ホスト材料
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6746642
(24)【登録日】2020年8月7日
(45)【発行日】2020年8月26日
(54)【発明の名称】PHOLED用の新規ホスト材料
(51)【国際特許分類】
   H01L 51/50 20060101AFI20200817BHJP
   C09K 11/06 20060101ALI20200817BHJP
   C07D 403/04 20060101ALN20200817BHJP
【FI】
   H05B33/14 B
   H05B33/22 B
   C09K11/06 690
   !C07D403/04
【請求項の数】11
【全頁数】112
(21)【出願番号】特願2018-148092(P2018-148092)
(22)【出願日】2018年8月7日
(62)【分割の表示】特願2014-125109(P2014-125109)の分割
【原出願日】2014年6月18日
(65)【公開番号】特開2018-193392(P2018-193392A)
(43)【公開日】2018年12月6日
【審査請求日】2018年8月7日
(31)【優先権主張番号】13/930,997
(32)【優先日】2013年6月28日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】503055897
【氏名又は名称】ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100107515
【弁理士】
【氏名又は名称】廣田 浩一
(74)【代理人】
【識別番号】100107733
【弁理士】
【氏名又は名称】流 良広
(74)【代理人】
【識別番号】100115347
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 奈緒子
(72)【発明者】
【氏名】ピエール−ルク・ティー.・ブードロー
(72)【発明者】
【氏名】アレクセイ・ボリソビッチ・ジヤトキン
(72)【発明者】
【氏名】チュアンジュン・シャ
(72)【発明者】
【氏名】山本 均
【審査官】 早乙女 智美
(56)【参考文献】
【文献】 特許第6385152(JP,B2)
【文献】 韓国公開特許第10−2012−0092908(KR,A)
【文献】 特表2016−516085(JP,A)
【文献】 特開2009−088538(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
C09K
H01L
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの構造を有することを特徴とするOLEDに用いるホスト材料。
【化1】
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(式中、R、R及びRは、独立して、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;
Lは、結合、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;
、X、X、X、X、X、及びXは、CRであり;
、Y、及びYは、Nであり;
各Rは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;
ただし、前記OLEDに用いるホスト材料が下記構造を有する化合物249、又は化合物250である場合を除く。)
【化2】
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【請求項2】
は、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、テトラフェニル、ペンタフェニル、ピリジン、フェニルピリジン、及びピリジルフェニルからなる群から選択される請求項1に記載のOLEDに用いるホスト材料。
【請求項3】
Lは、フェニル、ピリジル、ビフェニル、ターフェニル、及び単結合からなる群から選択される請求項1に記載のOLEDに用いるホスト材料。
【請求項4】
は、フェニル、ピリジル、ビフェニル、及びターフェニルからなる群から選択される請求項1に記載のOLEDに用いるホスト材料。
【請求項5】
は、フェニル、ピリジル、ビフェニル、及びターフェニルからなる群から選択される請求項1に記載のOLEDに用いるホスト材料。
【請求項6】
式IIIの構造を有することを特徴とするOLEDに用いるホスト材料。
【化3】
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式III
前記OLEDに用いるホスト材料は、下記の表に記載される化合物603〜化合物686からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、Aは次の基:
【化4】
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【化5】
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【化6】
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【化7】
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【化8】
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【化9】
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【化10】
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である。
【表2-1】
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【表2-2】
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【表2-3】
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【請求項7】
式IVの構造を有することを特徴とするOLEDに用いるホスト材料。
【化11】
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式IV
前記OLEDに用いるホスト材料は、下記の表に記載される化合物687〜化合物770からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化12】
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【化13】
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【化14】
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【化15】
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【化16】
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【化17】
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【化18】
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である。
【表3-1】
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【表3-2】
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【表3-3】
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【請求項8】
式Vの構造を有することを特徴とするOLEDに用いるホスト材料。
【化19】
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式V
前記OLEDに用いるホスト材料は、下記の表に記載される化合物771〜化合物854からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化20】
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【化21】
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【化22】
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【化23】
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【化24】
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【化25】
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【化26】
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である。
【表4-1】
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【表4-2】
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【表4-3】
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【請求項9】
式VIの構造を有することを特徴とするOLEDに用いるホスト材料。
【化27】
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式VI
前記OLEDに用いるホスト材料は、下記の表に記載される化合物855〜化合物938からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化28】
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は次の基:
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
は次の基:
【化30】
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【化31】
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【化32】
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【化33】
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は次の基:
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【表5-1】
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【表5-2】
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【表5-3】
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【請求項10】
第1の有機発光デバイスを含む第1のデバイスであって、前記第1の有機発光デバイスが、
アノードと;
カソードと;
前記アノードと前記カソードとの間に配置された発光層とを含み、
前記発光層は、請求項1から9のいずれかに記載のOLEDに用いるホスト材料を更に含むことを特徴とする第1のデバイス。
【請求項11】
消費者製品である請求項10に記載の第1のデバイス。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
特許請求されている発明は、大学・企業の共同研究契約の下記の当事者:University of Michigan、Princeton University、University of Southern California、及びUniversal Display Corporationの理事らの1又は複数によって、その利益になるように、且つ/又は関連して為されたものである。該契約は、特許請求されている発明が為された日付以前に発効したものであり、特許請求されている発明は、該契約の範囲内で行われる活動の結果として為されたものである。
本開示は、一般に、カルバゾール及びトリアジンを含み、様々な数のフェニルユニットがそのコアに結合した新規化合物に関する。特に、本開示は、PHOLED用のホストとして、これらの化合物を含む組成物及び/又はデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
有機材料を利用する光電子デバイスは、いくつもの理由から、次第に望ましいものとなりつつある。そのようなデバイスを作製するために使用される材料の多くは比較的安価であるため、有機光電子デバイスは無機デバイスを上回るコスト優位性の可能性を有する。加えて、柔軟性等の有機材料の固有の特性により、該材料は、フレキシブル基板上での製作等の特定用途によく適したものとなり得る。有機光電子デバイスの例は、有機発光デバイス(OLED)、有機光トランジスタ、有機光電池及び有機光検出器を含む。OLEDについて、有機材料は従来の材料を上回る性能の利点を有し得る。例えば、有機発光層が光を放出する波長は、概して、適切なドーパントで容易に調整され得る。
【0003】
OLEDはデバイス全体に電圧が印加されると光を放出する薄い有機膜を利用する。OLEDは、フラットパネルディスプレイ、照明及びバックライティング等の用途において使用するためのますます興味深い技術となりつつある。数種のOLED材料及び構成は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、特許文献1、特許文献2及び特許文献3において記述されている。
【0004】
リン光性発光分子の1つの用途は、フルカラーディスプレイである。そのようなディスプレイの業界標準は、「飽和(saturated)」色と称される特定の色を放出するように適合された画素を必要とする。特に、これらの標準は、飽和した赤色、緑色及び青色画素を必要とする。色は、当技術分野において周知のCIE座標を使用して測定することができる。
【0005】
緑色発光分子の一例は、下記の構造:
【化1】
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を有する、Ir(ppy)と表示されるトリス(2−フェニルピリジン)イリジウムである。
【0006】
この図面及び本明細書における後出の図面中で、本発明者らは、窒素から金属(ここではIr)への配位結合を直線として描写する。
【0007】
本明細書において使用される場合、用語「有機」は、有機光電子デバイスを製作するために使用され得るポリマー材料及び小分子有機材料を含む。「小分子」は、ポリマーでない任意の有機材料を指し、且つ「小分子」は実際にはかなり大型であってよい。小分子は、いくつかの状況において繰り返し単位を含み得る。例えば、長鎖アルキル基を置換基として使用することは、「小分子」クラスから分子を排除しない。小分子は、例えばポリマー骨格上のペンダント基として、又は該骨格の一部として、ポリマーに組み込まれてもよい。小分子は、コア部分上に構築された一連の化学的シェルからなるデンドリマーのコア部分として役立つこともできる。デンドリマーのコア部分は、蛍光性又はリン光性小分子発光体であってよい。デンドリマーは「小分子」であってよく、OLEDの分野において現在使用されているデンドリマーはすべて小分子であると考えられている。
【0008】
本明細書において使用される場合、「頂部」は基板から最遠部を意味するのに対し、「底部」は基板の最近部を意味する。第一層が第二層「の上に配置されている」と記述される場合、第一層のほうが基板から遠くに配置されている。第一層が第二層「と接触している」ことが指定されているのでない限り、第一層と第二層との間に他の層があってもよい。例えば、間に種々の有機層があるとしても、カソードはアノード「の上に配置されている」と記述され得る。
【0009】
本明細書において使用される場合、「溶液プロセス可能な」は、溶液又は懸濁液形態のいずれかの液体媒質に溶解、分散若しくは輸送することができ、且つ/又は該媒質から堆積することができるという意味である。
【0010】
配位子は、該配位子が発光材料の光活性特性に直接寄与していると考えられる場合、「光活性」と称され得る。配位子は、該配位子が発光材料の光活性特性に寄与していないと考えられる場合には「補助」と称され得るが、補助配位子は、光活性配位子の特性を変化させることができる。
【0011】
本明細書において使用される場合、当業者には概して理解されるであろう通り、第一の「最高被占分子軌道」(HOMO)又は「最低空分子軌道」(LUMO)エネルギー準位は、第一のエネルギー準位が真空エネルギー準位に近ければ、第二のHOMO又はLUMOエネルギー準位「よりも大きい」又は「よりも高い」。イオン化ポテンシャル(IP)は、真空準位と比べて負のエネルギーとして測定されるため、より高いHOMOエネルギー準位は、より小さい絶対値を有するIP(あまり負でないIP)に相当する。同様に、より高いLUMOエネルギー準位は、より小さい絶対値を有する電子親和力(EA)(あまり負でないEA)に相当する。頂部に真空準位がある従来のエネルギー準位図において、材料のLUMOエネルギー準位は、同じ材料のHOMOエネルギー準位よりも高い。「より高い」HOMO又はLUMOエネルギー準位は、「より低い」HOMO又はLUMOエネルギー準位よりもそのような図の頂部に近いように思われる。
【0012】
本明細書において使用される場合、当業者には概して理解されるであろう通り、第一の仕事関数がより高い絶対値を有するならば、第一の仕事関数は第二の仕事関数「よりも大きい」又は「よりも高い」。仕事関数は概して真空準位と比べて負数として測定されるため、これは「より高い」仕事関数が更に負であることを意味する。頂部に真空準位がある従来のエネルギー準位図において、「より高い」仕事関数は、真空準位から下向きの方向に遠く離れているものとして例証される。故に、HOMO及びLUMOエネルギー準位の定義は、仕事関数とは異なる慣例に準ずる。
【0013】
OLEDについての更なる詳細及び上述した定義は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる特許文献4において見ることができる。
【発明の概要】
【0014】
本開示の態様によれば、式Iの構造を有する化合物が提供される。
【化2】
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式中、R、R及びRは、独立して、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;Lは、結合(例えば、単結合など)、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;X、X、X、X、X、X、X、Y、Y及びYは、それぞれ独立して、CR及びNからなる群から選択され;Y、Y及びYの少なくとも2つは、Nであり;各Rは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0015】
1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、ペンタフェニル、ピリジン、フェニルピリジン及びピリジルフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、請求項1の化合物において、Lは、フェニル、ピリジル、ビフェニル、ターフェニル及び結合からなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。
【0016】
1つの態様においては、前記化合物は、式IIの構造を有する化合物からなる。
【化3】
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式中、R及びRは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0017】
1つの実施形態においては、式IIの構造を有する化合物は、下記の表に記載される化合物1〜化合物602からなる群から選択され、表中、Y、R、R、R、R、R及びLは、定義した通りであり、Cは炭素、Nは窒素、Hは水素、
は次の基:
【化4】
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【化5】
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【化6】
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【化7】
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【化8】
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【化9】
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【化10】
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【化11】
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である。
【0018】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化12】
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前記化合物は、下記の表に記載される化合物603〜化合物686からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
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【化13】
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【化14】
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【化18】
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【化19】
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【化20】
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である。
【0019】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化21】
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前記化合物は、下記の表に記載される化合物687〜化合物770からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
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【化22】
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【化23】
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【化24】
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【化25】
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【化26】
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【化27】
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【化28】
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【化29】
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である。
【0020】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化30】
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前記化合物は、下記の表に記載される化合物771〜化合物854からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
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【化31】
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【化32】
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【化33】
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【化34】
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【化35】
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【化36】
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【化37】
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【化38】
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である。
【0021】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化39】
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前記化合物は、下記の表に記載される化合物855〜化合物938からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化40】
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【化41】
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【化42】
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【化43】
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【化44】
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【化45】
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【化46】
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【化47】
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である。
【0022】
1つの実施形態においては、前記化合物は、下記からなる群から選択される。
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0023】
1つの態様においては、式Iの化合物を含む組成物が提供される。
【0024】
1つの態様においては、第1の有機発光デバイスを含む第1のデバイスであって、前記第1の有機発光デバイスが、アノードと、カソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された有機層とを含み、前記有機層は、式Iの構造を有する化合物を更に含む第1のデバイスが提供される。
【化49】
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式中、R、R及びRは、独立して、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;Lは、結合、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;X、X、X、X、X、X、X、Y、Y及びYは、それぞれ独立して、CR及びNからなる群から選択され;Y、Y及びYの少なくとも2つは、Nであり;各Rは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0025】
1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、ペンタフェニル、ピリジン、フェニルピリジン及びピリジルフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、請求項1の化合物において、Lは、フェニル、ピリジル、ビフェニル、ターフェニル及び結合からなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、式IIの構造を有する化合物からなる。
【化50】
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式中、R及びRは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0026】
1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、有機発光デバイスである。1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、照明パネルを含む。1つの実施形態においては、前記化合物は、下記からなる群から選択される。
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0027】
1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物1〜化合物602から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物603〜化合物686から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物687〜化合物770から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物771〜化合物854から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物855〜化合物938から選択される。
【0028】
1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、消費者製品である。1つの実施形態においては、前記有機層は、発光層であり、式Iの化合物は、ホストである。1つの実施形態においては、前記有機層は、ブロッキング層であり、式Iの化合物は、前記有機層中のブロッキング材料である。1つの実施形態においては、前記有機層は、電子輸送層であり、式Iの化合物は、前記有機層中の電子輸送材料である。更なる実施形態においては、下記からなる群から選択される少なくとも1つの配位子を有する又は前記配位子が2座配位以上である場合には前記配位子の一部を有する遷移金属錯体を含む発光ドーパントである第1のドーパント材料を含む。
【化52】
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【化53】
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式中R、R、R及びRは、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し;R、R、R及びRは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;R、R、R及びRのうちの2つの隣接する置換基は、結合して縮合環又は多座配位子を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1図1は、有機発光デバイスを示す。
【0030】
図2図2は、別の電子輸送層を有さない、反転された有機発光デバイスを示す。
【0031】
図3図3は、本明細書に開示される式Iと式II示す。
【発明を実施するための形態】
【0032】
概して、OLEDは、アノード及びカソードの間に配置され、それらと電気的に接続された少なくとも1つの有機層を含む。電流が印加されると、アノードが正孔を注入し、カソードが電子を有機層(複数可)に注入する。注入された正孔及び電子は、逆帯電した電極にそれぞれ移動する。電子及び正孔が同じ分子上に局在する場合、励起エネルギー状態を有する局在電子正孔対である「励起子」が形成される。光は、励起子が緩和した際に、光電子放出機構を介して放出される。いくつかの事例において、励起子はエキシマー又はエキサイプレックス上に局在し得る。熱緩和等の無輻射機構が発生する場合もあるが、概して望ましくないとみなされている。
【0033】
初期のOLEDは、例えば、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第4,769,292号において開示されている通り、その一重項状態から光を放出する発光分子(「蛍光」)を使用していた。蛍光発光は、概して、10ナノ秒未満の時間枠で発生する。
【0034】
ごく最近では、三重項状態から光を放出する発光材料(「リン光」)を有するOLEDが実証されている。参照によりその全体が組み込まれる、Baldoら、「Highly Efficient Phosphorescent Emission from Organic Electroluminescent Devices」、395巻、151〜154、1998;(「Baldo−I」)及びBaldoら、「Very high−efficiency green organic light emitting devices based on electrophosphorescence」、Appl.Phys.Lett.、75巻、3号、4〜6(1999)(「Baldo−II」)。リン光については、参照により組み込まれる米国特許第7,279,704号5〜6段において更に詳細に記述されている。
【0035】
図1は、有機発光デバイス100を示す。図は必ずしも一定の縮尺ではない。デバイス100は、基板110、アノード115、正孔注入層120、正孔輸送層125、電子ブロッキング層130、発光層135、正孔ブロッキング層140、電子輸送層145、電子注入層150、保護層155、カソード160、及びバリア層170を含み得る。カソード160は、第一の導電層162及び第二の導電層164を有する複合カソードである。デバイス100は、記述されている層を順に堆積させることによって製作され得る。これらの種々の層の特性及び機能並びに材料例は、参照により組み込まれるUS7,279,704、6〜10段において更に詳細に記述されている。
【0036】
これらの層のそれぞれについて、更なる例が利用可能である。例えば、フレキシブル及び透明基板−アノードの組合せは、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第5、844、363号において開示されている。p−ドープされた正孔輸送層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2003/0230980号において開示されている通りの、50:1のモル比でm−MTDATAにF−TCNQをドープしたものである。発光材料及びホスト材料の例は、参照によりその全体が組み込まれるThompsonらの米国特許第6,303,238号において開示されている。n−ドープされた電子輸送層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2003/0230980号において開示されている通りの、1:1のモル比でBPhenにLiをドープしたものである。参照によりその全体が組み込まれる米国特許第5,703,436号及び同第5,707,745号は、上を覆う透明の、導電性の、スパッタリング蒸着したITO層を持つMg:Ag等の金属の薄層を有する複合カソードを含むカソードの例を開示している。ブロッキング層の理論及び使用は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,097,147号及び米国特許出願公開第2003/0230980号において更に詳細に記述されている。注入層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2004/0174116号において提供されている。保護層についての記述は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2004/0174116号において見ることができる。
【0037】
図2は、反転させたOLED200を示す。デバイスは、基板210、カソード215、発光層220、正孔輸送層225、及びアノード230を含む。デバイス200は、記述されている層を順に堆積させることによって製作され得る。最も一般的なOLED構成はアノードの上に配置されたカソードを有し、デバイス200はアノード230の下に配置されたカソード215を有するため、デバイス200は「反転させた」OLEDと称されることがある。デバイス100に関して記述されたものと同様の材料を、デバイス200の対応する層において使用してよい。図2は、いくつかの層が如何にしてデバイス100の構造から省略され得るかの一例を提供するものである。
【0038】
図1及び2において例証されている単純な層構造は、非限定的な例として提供されるものであり、本発明の実施形態は多種多様な他の構造に関連して使用され得ることが理解される。記述されている特定の材料及び構造は、事実上例示的なものであり、他の材料及び構造を使用してよい。機能的なOLEDは、記述されている種々の層を様々な手法で組み合わせることによって実現され得るか、又は層は、設計、性能及びコスト要因に基づき、全面的に省略され得る。具体的には記述されていない他の層も含まれ得る。具体的に記述されているもの以外の材料を使用してよい。本明細書において提供されている例の多くは、単一材料を含むものとして種々の層を記述しているが、ホスト及びドーパントの混合物等の材料の組合せ、又はより一般的には混合物を使用してよいことが理解される。また、層は種々の副層を有してもよい。本明細書における種々の層に与えられている名称は、厳しく限定することを意図するものではない。例えば、デバイス200において、正孔輸送層225は正孔を輸送し、正孔を発光層220に注入し、正孔輸送層又は正孔注入層として記述され得る。一実施形態において、OLEDは、カソード及びアノードの間に配置された「有機層」を有するものとして記述され得る。有機層は単層を含んでいてよく、又は、例えば図1及び2に関して記述されている通りの異なる有機材料の多層を更に含んでいてよい。
【0039】
参照によりその全体が組み込まれるFriendらの米国特許第5,247,190号において開示されているもののようなポリマー材料で構成されるOLED(PLED)等、具体的には記述されていない構造及び材料を使用してもよい。更なる例として、単一の有機層を有するOLEDが使用され得る。OLEDは、例えば、参照によりその全体が組み込まれるForrestらの米国特許第5,707,745号において記述されている通り、積み重ねられてよい。OLED構造は、図1及び2において例証されている単純な層構造から逸脱してよい。例えば、基板は、参照によりその全体が組み込まれる、Forrestらの米国特許第6,091,195号において記述されている通りのメサ構造及び/又はBulovicらの米国特許第5,834,893号において記述されている通りのくぼみ構造等、アウトカップリングを改良するための角度のついた反射面を含み得る。
【0040】
別段の規定がない限り、種々の実施形態の層のいずれも、任意の適切な方法によって堆積され得る。有機層について、好ましい方法は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,013,982号及び同第6,087,196号において記述されているもの等の熱蒸着、インクジェット、参照によりその全体が組み込まれるForrestらの米国特許第6,337,102号において記述されているもの等の有機気相堆積(OVPD)、並びに参照によりその全体が組み込まれる米国特許第7,431,968号において記述されているもの等の有機気相ジェットプリンティング(OVJP)による堆積を含む。他の適切な堆積法は、スピンコーティング及び他の溶液ベースのプロセスを含む。溶液ベースのプロセスは、好ましくは、窒素又は不活性雰囲気中で行われる。他の層について、好ましい方法は熱蒸着を含む。好ましいパターニング法は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,294,398号及び同第6,468,819号において記述されているもの等のマスク、冷間圧接を経由する堆積、並びにインクジェット及びOVJD等の堆積法のいくつかに関連するパターニングを含む。他の方法を使用してもよい。堆積する材料は、特定の堆積法と適合するように修正され得る。例えば、分枝鎖状又は非分枝鎖状であり、且つ好ましくは少なくとも3個の炭素を含有するアルキル及びアリール基等の置換基は、溶液プロセシングを受ける能力を増強するために、小分子において使用され得る。20個以上の炭素を有する置換基を使用してよく、3〜20個の炭素が好ましい範囲である。非対称構造を持つ材料は、対称構造を有するものよりも良好な溶液プロセス性を有し得、これは、非対称材料のほうが再結晶する傾向が低くなり得るからである。溶液プロセシングを受ける小分子の能力を増強するために、デンドリマー置換基が使用され得る。
【0041】
本発明の実施形態に従って製作されたデバイスは、バリア層を更に含んでいてよい。バリア層の1つの目的は、電極及び有機層を、水分、蒸気及び/又はガス等を含む環境における有害な種への損傷性暴露から保護することである。バリア層は、基板、電極の上、下若しくは隣に、又はエッジを含むデバイスの任意の他の部分の上に堆積し得る。バリア層は、単層又は多層を含んでいてよい。バリア層は、種々の公知の化学気相堆積技術によって形成され得、単相を有する組成物及び多相を有する組成物を含み得る。任意の適切な材料又は材料の組合せをバリア層に使用してよい。バリア層は、無機若しくは有機化合物又は両方を組み込み得る。好ましいバリア層は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第7,968,146号、PCT特許出願第PCT/US2007/023098号及び同第PCT/US2009/042829号において記述されている通りの、ポリマー材料及び非ポリマー材料の混合物を含む。「混合物」とみなされるためには、バリア層を構成する前記のポリマー及び非ポリマー材料は、同じ反応条件下で及び/又は同時に堆積されるべきである。ポリマー材料対非ポリマー材料の重量比は、95:5から5:95の範囲内となり得る。ポリマー材料及び非ポリマー材料は、同じ前駆体材料から作成され得る。一例において、ポリマー材料及び非ポリマー材料の混合物は、ポリマーケイ素及び無機ケイ素から本質的になる。
【0042】
本発明の実施形態に従って製作されたデバイスは、フラットパネルディスプレイ、コンピュータモニター、テレビ、掲示板、屋内若しくは屋外照明及び/又は信号送信用のライト、ヘッドアップディスプレイ、完全透明ディスプレイ、フレキシブルディスプレイ、レーザープリンター、電話、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、カムコーダー、ファインダー、マイクロディスプレイ、車、大面積壁、劇場又はスタジアムのスクリーン、或いは看板を含む多種多様な消費者製品に組み込まれ得る。パッシブマトリックス及びアクティブマトリックスを含む種々の制御機構を使用して、本発明に従って製作されたデバイスを制御することができる。デバイスの多くは、摂氏18度から摂氏30度、より好ましくは室温(摂氏20〜25度)で用いることもできる。
【0043】
本明細書において記述されている材料及び構造は、OLED以外のデバイスにおける用途を有し得る。例えば、有機太陽電池及び有機光検出器等の他の光電子デバイスが、該材料及び構造を用い得る。より一般的には、有機トランジスタ等の有機デバイスが、該材料及び構造を用い得る。
【0044】
ハロ、ハロゲン、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリルキル、複素環式基、アリール、芳香族基及びヘテロアリールの用語は当技術分野において公知であり、参照により本明細書に組み込まれるUS7,279,704の31〜32段において定義されている。
【0045】
本開示の態様によれば、式Iの構造を有する化合物が提供される。
【化54】
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式中、R、R及びRは、独立して、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;Lは、結合、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;X、X、X、X、X、X、X、Y、Y及びYは、それぞれ独立して、CR及びNからなる群から選択され;Y、Y及びYの少なくとも2つは、Nであり;各Rは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0046】
1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、ペンタフェニル、ピリジン、フェニルピリジン及びピリジルフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、請求項1の化合物において、Lは、フェニル、ピリジル、ビフェニル、ターフェニル及び結合からなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。
【0047】
1つの態様においては、前記化合物は、式IIの構造を有する化合物からなる。
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
式中、R及びRは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0048】
1つの実施形態においては、式IIの構造を有する化合物は、下記の表(表1)に記載される化合物1〜化合物602からなる群から選択され、表中、Y、R、R、R、R、R及びLは、定義した通りであり、Cは炭素、Nは窒素、Hは水素、
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【化56】
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【化57】
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【化58】
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【化59】
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【化60】
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【化61】
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【化62】
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【化63】
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である。
【表1-1】
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【表1-2】
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【表1-3】
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【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-9】
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【表1-10】
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【表1-11】
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【表1-12】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-16】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-17】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-18】
[この文献は図面を表示できません]
【0049】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
前記化合物は、下記の表(表2)に記載される化合物603〜化合物686からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、Aは次の基:
【化65】
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は次の基:
【化66】
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【化67】
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【化68】
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【化69】
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【化70】
[この文献は図面を表示できません]
は次の基:
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
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【化72】
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である。
【0050】
【表2-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表2-2】
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【表2-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0051】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
前記化合物は、下記の表(表3)に記載される化合物687〜化合物770からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化74】
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【化75】
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【化76】
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【化77】
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【化78】
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【化79】
[この文献は図面を表示できません]
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【化80】
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【化81】
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である。
【0052】
【表3-1】
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【表3-2】
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【表3-3】
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【0053】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化82】
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前記化合物は、下記の表(表4)に記載される化合物771〜化合物854からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化83】
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【化84】
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【化85】
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【化86】
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【化87】
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【化88】
[この文献は図面を表示できません]
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【化89】
[この文献は図面を表示できません]
は次の基:
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0054】
【表4-1】
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【表4-2】
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【表4-3】
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【0055】
1つの実施形態においては、前記化合物は、次の式を有する化合物からなる。
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
前記化合物は、下記の表(表5)に記載される化合物855〜化合物938からなる群から選択され、表中、R、R、R、R及びRは、定義した通りであり、Hは水素、
は次の基:
【化92】
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【化93】
[この文献は図面を表示できません]
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【化94】
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【化95】
[この文献は図面を表示できません]
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【化96】
[この文献は図面を表示できません]
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【化97】
[この文献は図面を表示できません]
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【化98】
[この文献は図面を表示できません]
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【化99】
[この文献は図面を表示できません]
である。
【0056】
【表5-1】
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【表5-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表5-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0057】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0058】
1つの態様においては、式Iの化合物を含む組成物が提供される。
【0059】
1つの態様においては、第1の有機発光デバイスを含む第1のデバイスであって、アノードと、カソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された有機層とを更に含み、前記有機層は、式Iの構造を有する化合物を更に含む第1のデバイスが提供される。
【化101】
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式中、R、R及びRは、独立して、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;Lは、結合、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択され;X、X、X、X、X、X、X、Y、Y及びYは、それぞれ独立して、CR及びNからなる群から選択され;Y、Y及びYの少なくとも2つは、Nであり;各Rは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0060】
1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、ペンタフェニル、ピリジン、フェニルピリジン及びピリジルフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、請求項1の化合物において、Lは、フェニル、ピリジル、ビフェニル、ターフェニル及び結合からなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、Rは、フェニル、ピリジル、ビフェニル及びターフェニルからなる群から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、式IIの構造を有する化合物からなる。
【化102】
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式中、R及びRは、同一であっても異なっていてもよく、独立して、水素、重水素、非縮合アリール、非縮合ヘテロアリール、及びそれらの組合せからなる群から選択される。
【0061】
1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、有機発光デバイスである。1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、照明パネルを含む。1つの実施形態においては、前記化合物は、下記からなる群から選択される。
【化103】
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【0062】
1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物1〜化合物602から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物603〜化合物686から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物687〜化合物770から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物771〜化合物854から選択される。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物855〜化合物938から選択される。
【0063】
1つの実施形態においては、前記第1のデバイスは、消費者製品である。1つの実施形態においては、前記有機層は、発光層であり、式Iの化合物は、ホストである。1つの実施形態においては、前記有機層は、ブロッキング層であり、式Iの化合物は、前記有機層中のブロッキング材料である。1つの実施形態においては、前記有機層は、電子輸送層であり、式Iの化合物は、前記有機層中の電子輸送材料である。更なる実施形態においては、下記からなる群から選択される少なくとも1つの配位子を有する又は前記配位子が2座配位以上である場合には前記配位子の一部を有する遷移金属錯体を含む発光ドーパントである第1のドーパント材料を含む。
【化104】
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【化105】
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式中R、R、R及びRは、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し;R、R、R及びRは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;R、R、R及びRのうちの2つの隣接する置換基は、結合して縮合環又は多座配位子を形成してもよい。
【0064】
本明細書に記載される例示化合物は、カルバゾール又はアザカルバゾールのいずれかの中心ユニットを含む。これらの化合物においては、9位に直接トリアジン又はピリミジンユニットが直接置換することができ、1位に芳香族非縮合環が置換することができる。カルバゾールの9位に結合したトリアジンは、2つの類似した芳香族環又は2つの異なる置換基によって更に置換されていてもよい。
【0065】
本開示に記載の化合物は、有機発光デバイスの発光層中の電子輸送ホストとして用いたときに、驚くべき予想外の性質を有することが分かった。
【0066】
本開示は、その少なくとも一部において、1−アリール化カルバゾールと、該カルバゾールの9位(窒素)に結合したピリミジン又はトリアジンとの組合せが2つの重要な部分、即ち、電子リッチな部分(カルバゾール)及び電子不足の部分(トリアジン)を含むという驚くべき予想外の発見に基づいている。カルバゾールの1位の置換は、トリアジンフラグメントに対するカルバゾールのねじれの原因となる立体障害を提供するために、驚くべき予想外の性質をもたらした。この置換はまた、本明細書に記載の化合物を完全なアモルファスとなることを可能にし、そのため、これらの化合物は、基板上に高品質の膜を形成する。
【0067】
実施例に示すように、これらの特徴的な置換を有さない比較化合物は、本開示に記載されるそれらの1位置換と比較して性能特性と寿命が劣る。カルバゾールとトリアジン上の置換基の種類は、性質の改善にとって非常に重要である。小さいペンダント基が、良好な性能特性を提供するのに非常に有効であることが分かった。置換基の数は、安定なデバイスを得るのに非常に重要な因子であるガラス転移温度(T)及び堆積温度(T)に基づいて最適化及び/又は選択した。
【0068】
一般に、材料の剛性を上昇させない非縮合ペンダント基を用いた。例えば、トリアジン基たけでなくカルバゾールも、フェニル、ビフェニル、ターフェニル、及びピリジンユニットで置換されることができる。トリアジンで置換されたカルバゾールを含む公知化合物は、通常、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、又はカルバゾールのような他の縮合ヘテロ環を含み、これらの化合物は、いずれも小さい非縮合ペンダント基で置換されたカルバゾール及びトリアジンの組合せを含む本開示の化合物とは異なる。このような化合物の他の二量体様構造体は、合成が複雑だがデバイスの改善をもたらさない。フェニル又はピリジンなどの簡単なアリールユニットを使用すると、市販の中間体を幾つか利用できるので、合成が非常に直接的且つ容易なものとなる。更に、例示のアリールユニットを用いた場合、T及びTを遥かに調整し易く、これは、より大きな縮合ユニットと比較して、その分子量が遥かに小さく、これらの温度を少しだけ上昇させるためである。
【0069】
本開示のある実施形態においては、トリアジン部分上の3つのペンダント基が異なっていてもよい。例示的な官能基化としては、トリアジンの一端により大きな基を有し、且つ通常同一(フェニル)である他の2つのユニットを有することである。本明細書に示されるように、本明細書に記載の例示化合物は、非常に効率的な材料(緑色及び赤色発光層のためのホスト及びブロッキング層OLED)となり得、トリアジン上に3つの異なる官能基を有することにより得ることができる。これは、化学の観点でより大きな自由度と、新しい材料の合成の可能性をもたらす。ある態様においては、本開示は、それら全ての場合を除き、トリアジン上のペンダント基の3つうちの1つを変えることに限定されない。
【0070】
一般に、異なるトリアジン又はピリミジンユニットが窒素上に置換しており、小さいペンダント基による置換が組み合わされたカルバゾールユニットは、電子輸送ホストとして大きな利点を有する。まず第1に、カルバゾール部分にトリアジン部分を有することにより、デバイスにおける非常に良好な外部量子効率(EQE)と電力効率(PE)とを与える助けとなる。更に、カルバゾールの1位にペンダント基を付加することにより、実行可能なホストシステム及び商業の発展を達成するために当業界において解決すべき重要な問題である駆動電圧の低下とデバイス寿命の改善をもたらす。
【0071】
有機発光デバイスもまた提供される。該デバイスは、アノードと、カソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された有機発光層とを含む。前記有機発光層は、ホストとリン光ドーパントとを含んでもよい。
他の材料との組合せ
【0072】
有機発光デバイス中の特定の層に有用として本明細書において記述されている材料は、デバイス中に存在する多種多様な他の材料と組み合わせて使用され得る。例えば、本明細書において開示されている発光性ドーパントは、多種多様なホスト、輸送層、ブロッキング層、注入層、電極、及び存在し得る他の層と併せて使用され得る。以下で記述又は参照される材料は、本明細書において開示されている化合物と組み合わせて有用となり得る材料の非限定的な例であり、当業者であれば、組み合わせて有用となり得る他の材料を特定するための文献を容易に閲覧することができる。
HIL/HTL:
【0073】
本発明の実施形態において使用される正孔注入/輸送材料は特に限定されず、その化合物が正孔注入/輸送材料として典型的に使用されるものである限り、任意の化合物を使用してよい。材料の例は、フタロシアニン又はポルフィリン誘導体;芳香族アミン誘導体;インドロカルバゾール誘導体;フッ化炭化水素を含有するポリマー;伝導性ドーパントを持つポリマー;PEDOT/PSS等の導電性ポリマー;ホスホン酸及びシラン誘導体等の化合物に由来する自己集合モノマー;MoO等の金属酸化物誘導体;1,4,5,8,9,12−ヘキサアザトリフェニレンヘキサカルボニトリル等のp型半導体有機化合物;金属錯体、並びに架橋性化合物を含むがこれらに限定されない。
【0074】
HIL又はHTL中に使用される芳香族アミン誘導体の例は、下記の一般構造:
【化106】
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を含むがこれらに限定されない。
【0075】
ArからArのそれぞれは、ベンゼン、ビフェニル、トリフェニル、トリフェニレン、ナフタレン、アントラセン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、ピレン、クリセン、ペリレン、アズレン等の芳香族炭化水素環式化合物からなる群;ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、フラン、チオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾセレノフェン、カルバゾール、インドロカルバゾール、ピリジルインドール、ピロロジピリジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、オキサジン、オキサチアジン、オキサジアジン、インドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、インドキサジン、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、アクリジン、フェナジン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、チエノジピリジン、ベンゾセレノフェノピリジン及びセレノフェノジピリジン等の芳香族複素環式化合物からなる群;並びに芳香族炭化水素環式基及び芳香族複素環式基から選択される同じ種類又は異なる種類の基である2から10個の環式構造単位からなる群から選択され、且つ、直接的に、又は酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、リン原子、ホウ素原子、鎖構造単位及び脂肪族環式基の少なくとも1つを介して、互いに結合している。ここで、各Arは、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される置換基によって更に置換されている。
【0076】
一態様において、ArからArは、
【化107】
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からなる群から独立に選択される。
【0077】
kは1から20までの整数であり;X101からX108はC(CHを含む)又はNであり;Z101はNAr、O、又はSであり;Arは、上記で定義したものと同じ基を有する。
【0078】
HIL又はHTL中に使用される金属錯体の例は、下記の一般式を含むがこれに限定されない。
【化108】
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式中、Metは、金属であり;(Y101−Y102)は二座配位子であり、Y101及びY102は、C、N、O、P及びSから独立に選択され;L101は補助配位子であり;k’は、1から金属に結合し得る配位子の最大数までの整数値であり;且つ、k’+k’’は、金属に結合し得る配位子の最大数である。
【0079】
一態様において、(Y101−Y102)は2−フェニルピリジン誘導体である。別の態様において、(Y101−Y102)はカルベン配位子である。別の態様において、Metは、Ir、Pt、Os及びZnから選択される。更なる態様において、金属錯体は、Fc/Fcカップルに対して、溶液中で約0.6V未満の最小酸化電位を有する。
ホスト:
【0080】
本発明の有機ELデバイスの発光層は、発光材料として少なくとも金属錯体を含むことが好ましく、前記金属錯体をドーパント材料として用いるホスト材料を含んでいてもよい。前記ホスト材料の例は、特に限定されず、ホストの三重項エネルギーがドーパントのものより大きい限り、任意の金属錯体又は有機化合物を使用してよい。下記の表において、各色を発光するデバイスに好ましいホスト材料が分類されているが、三重項の基準が満たされれば、いずれのホスト材料もいずれのドーパントと共に用いてもよい。
【0081】
ホスト材料として使用される金属錯体の例は、下記の一般式を有することが好ましい。
【化109】
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式中、Metは金属であり;(Y103−Y104)は二座配位子であり、Y103及びY104は、C、N、O、P及びSから独立に選択され;L101は他の配位子であり;k’は、1から金属に結合し得る配位子の最大数までの整数値であり;且つ、k’+k’’は、金属に結合し得る配位子の最大数である。
【0082】
一態様において、金属錯体は、下記の錯体である。
【化110】
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式中、(O−N)は、原子O及びNに配位された金属を有する二座配位子である。
【0083】
別の態様において、Metは、Ir及びPtから選択される。更なる態様において、(Y103−Y104)はカルベン配位子である。
【0084】
ホスト材料として使用される有機化合物の例は、ベンゼン、ビフェニル、トリフェニル、トリフェニレン、ナフタレン、アントラセン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、ピレン、クリセン、ペリレン、アズレン等の芳香族炭化水素環式化合物からなる群;ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、フラン、チオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾセレノフェン、カルバゾール、インドロカルバゾール、ピリジルインドール、ピロロジピリジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、オキサジン、オキサチアジン、オキサジアジン、インドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、インドキサジン、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、アクリジン、フェナジン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、チエノジピリジン、ベンゾセレノフェノピリジン及びセレノフェノジピリジン等の芳香族複素環式化合物からなる群;並びに芳香族炭化水素環式基及び芳香族複素環式基から選択される同じ種類又は異なる種類の基であり、且つ、直接的に、又は酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、リン原子、ホウ素原子、鎖構造単位及び脂肪族環式基の少なくとも1つを介して互いに結合している2から10個の環式構造単位からなる群から選択される。各基は、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される置換基によって更に置換されている。
【0085】
一態様において、ホスト化合物は、分子中に下記の群の少なくとも1つを含有する。
【化111】
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式中、R101からR107は、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、それがアリール又はヘテロアリールである場合、上記で言及したArのものと同様の定義を有する。kは1から20までの整数であり;k’’’は、0から20までの整数である。X101からX108はC(CHを含む)又はNから選択される。Z101及びZ102はNR101、O、又はSである。
HBL:
【0086】
正孔ブロッキング層(HBL)を使用して、発光層から出る正孔及び/又は励起子の数を低減させることができる。デバイスにおけるそのようなブロッキング層の存在は、ブロッキング層を欠く同様のデバイスと比較して大幅に高い効率をもたらし得る。また、ブロッキング層を使用して、発光をOLEDの所望の領域に制限することもできる。
【0087】
一態様において、前記HBL中に使用される前記化合物は、上述したホストとして使用されるものと同じ分子を含有する。
【0088】
別の態様において、前記HBL中に使用される前記化合物は、分子中に下記の群の少なくとも1つを含有する。
【化112】
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【0089】
kは1から20までの整数であり;L101は他の配位子であり、k’は1から3までの整数である。
ETL:
【0090】
電子輸送層(ETL)は、電子を輸送することができる材料を含み得る。電子輸送層は、真性である(ドープされていない)か、又はドープされていてよい。ドーピングを使用して、伝導性を増強することができる。ETL材料の例は特に限定されず、電子を輸送するために典型的に使用されるものである限り、任意の金属錯体又は有機化合物を使用してよい。
【0091】
一態様において、前記ETL中に使用される前記化合物は、分子中に下記の群の少なくとも1つを含有する。
【化113】
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式中、R101は、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、それがアリール又はヘテロアリールである場合、上記で言及したArのものと同様の定義を有する。ArからArは、上記で言及したArのものと同様の定義を有する。kは1から20までの整数である。X101からX108はC(CHを含む)又はNから選択される。
【0092】
別の態様において、前記ETL中に使用される金属錯体は、下記の一般式を含有するがこれらに限定されない。
【化114】
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【0093】
(O−N)又は(N−N)は、原子O、N又はN、Nに配位された金属を有する二座配位子であり;L101は他の配位子であり;k’は、1から金属に結合し得る配位子の最大数までの整数値である。
【0094】
OLEDデバイスの各層中に使用される任意の上記で言及した化合物において、水素原子は、部分的に又は完全に重水素化されていてよい。故に、メチル、フェニル、ピリジル等であるがこれらに限定されない任意の具体的に挙げられている置換基は、それらの重水素化されていない、部分的に重水素化された、及び完全に重水素化されたバージョンを包含する。同様に、アルキル、アリール、シクロアルキル、ヘテロアリール等であるがこれらに限定されない置換基のクラスは、それらの重水素化されていない、部分的に重水素化された、及び完全に重水素化されたバージョンも包含する。
【0095】
本明細書において開示されている材料に加えて且つ/又はそれらと組み合わせて、多くの正孔注入材料、正孔輸送材料、ホスト材料、ドーパント材料、励起子/正孔ブロッキング層材料、電子輸送及び電子注入材料がOLEDにおいて使用され得る。OLED中で本明細書において開示されている材料と組み合わせて使用され得る材料の非限定的な例を、以下の表6に収載する。表6は、材料の非限定的なクラス、各クラスについての化合物の非限定的な例、及び該材料を開示している参考文献を収載する。
【0096】
【表6-1】
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【表6-2】
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【表6-3】
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【表6-4】
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【表6-5】
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【表6-6】
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【表6-7】
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【表6-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-9】
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【表6-10】
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【表6-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-12】
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【表6-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-16】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-17】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-18】
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【表6-19】
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【表6-20】
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【表6-21】
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【表6-22】
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【実施例】
【0097】
実験
【0098】
例示材料の合成
【0099】
特に断りのない限り、反応はいずれも窒素雰囲気下で行った。反応のための溶媒はいずれも、無水溶媒で市販品を使用した。
【0100】
化合物2の合成(C−2)
【化115】
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【0101】
1−ブロモ−9−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−9H−カルバゾールの合成
【化116】
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1−ブロモ−9H−カルバゾール(1.0g、4.06mmol)をDMF(20mL)に溶解した。その後、水素化ナトリウム(0.146g、6.10mmol、60%鉱油中分散物)を溶液に添加したところ、バブルを伴い直ちに黄色になった。室温で1時間撹拌した後、その一部に、2−クロロ−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン(1.63g、6.10mmol)を添加した。得られた反応物を室温で2日間還流した後、水100mLを添加して反応をクエンチした。濾過により沈殿物を回収し、DCMで可溶化し、セライトに塗布し、ヘプタン中25%のジクロロメタン(DCM)で溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶解度に関する問題のため、分離は能率的ではなかった。溶媒を蒸発させた後、固体をエタノール中で2回粉砕し、1−ブロモ−9−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−9H−カルバゾール(1.5g、収率77%)を白色粉末として得た。
【0102】
化合物2の合成
【化117】
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[1,1’−ビフェニル]−4−イルボロン酸(3.11g、15.71mmol)、1−ブロモ−9−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−9H−カルバゾール(3.75g、7.86mmol)及び無水リン酸カリウム(4.17g、19.64mmol)を50mLのトルエンと5mLの水で混合した。得られた混合物は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd(dba))(0.719g、0.786mmol)とジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(SPhOS)(1.290g、3.14mmol)の添加後、30分間窒素をバブリングして脱気した。得られた反応物は加熱して24時間還流した。薄層クロマトグラフィー(TLC)は反応が完了したことを示した。酢酸エチルと水を混合物に添加し、有機層と水層をデカントした。水層を酢酸エチルで2回洗浄した。合わせた有機層を食塩水と水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。粗生成物をセライトに塗布し、ヘプタン中DMCの15−30%グラジエント混合物によるカラムクロマトグラフィーで精製した。溶媒を蒸発した後、固体をエタノールで粉砕し、回収した固体をヘプタンとトルエンで再結晶した。目的物である化合物2、1−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)−9−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−9H−カルバゾール(2.7g、収率62%)を高い純度(99.9%)の白色結晶として得た。
【0103】
化合物30の合成(C−30)
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0104】
9−(4−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−ブロモ−9H−カルバゾールの合成
【化119】
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1−ブロモ−9H−カルバゾール(2.9g、11.78mmol)をDMF(体積:58.9ml)に溶解し、水素化ナトリウム(0.707g、17.68mmol、60%鉱油中分散物)をその溶液に添加し、直ちに黄色になった。反応物からのバブリングが止まってから(約2時間)、2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)−4−クロロ−6−フェニル−1,3,5−トリアジン(5.06g、14.73mmol)をその一部に添加した。得られた反応物を2日間室温で還流した。反応完了後、反応物を水中25%メタノール混合物へ注いだ。生成物をDCMで抽出し、食塩水と水で洗浄した。白色固体をメタノールで一度粉砕し、ヘプタンで再度粉砕した。更なる精製をせずに、約90%の純度の生成物(5.79g、収率89%)を次の段階で使用した。
【0105】
化合物30の合成
【化120】
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[1,1’−ビフェニル]−4−イルボロン酸(2.86g、14.45mmol)、9−(4−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−ブロモ−9H−カルバゾール(4.00g、7.23mmol)、及びリン酸カリウム(3.84g、18.07mmol)を50mLのトルエンと5mLの水で混合した。混合物を窒素でバブリングして脱気し、次いで、Pd(dba)(0.662g、0.723mmol)とジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(SPhOS)(1.187g、2.89mmol)を添加した。得られた反応生成物を加熱し、18時間還流した。室温まで冷却すると、混合物は酢酸エチルで抽出した。合わせた画分を食塩水と水で洗浄した。粗生成物をセライトに塗布し、ヘプタン中DMC15%〜30%グラジエント混合物で溶離したカラムクロマトグラフィーで精製した。粉末をDCMで可溶化し、i−プロパノールを添加した。DCMを緩やかに混合物から蒸発させ、目的の沈殿物をより高い純度(99.6%)で得た。その後、目的生成物である化合物30はカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中30%DCM)により精製し、1.2g(収率26%)を得た。
【0106】
比較化合物1(CC−1)の合成
【化121】
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【0107】
3,6−ジフェニル−9H−カルバゾールの合成
【化122】
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三つ口フラスコ中で、3,6−ジブロモ−9H−カルバゾール(10.0g、30.8mmol)、フェニルボロン酸(8.25g、67.7mmol)、Pd(dba)(0.564g、0.615mmol)、ジクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(SPhOS)(1.011g、2.462mmol)及びリン酸カリウム水和物(28.3g、123mmol)をトルエン(350mL)と水(40mL)の混合物に溶解した。混合物を窒素のバブリングで脱気し、加熱し、一晩還流した。反応終了後、混合物を酢酸エチルと水との間で分離した。水層を3回酢酸エチルで洗浄し、合わせた有機層を食塩水と水で洗浄した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、ヘキサン/DCM1/1(v/v)混合物で溶離した。目的生成物を白色固体(7.4g、収率75%)として得た。
【0108】
比較化合物1の合成
【化123】
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3,6−ジフェニル−9H−カルバゾール(4.00g、12.52mmol)を無水DMF(170mL)中で溶解し、NaH(0.751g、18.79mmol、60%鉱油中分散物)で処理し、室温で強く攪拌し黄色の溶液を得た。水素の発生が止まったら、1時間溶液を攪拌し、2−クロロ−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン(5.03g、18.79mmol)で処理し、一晩室温で攪拌状態を維持した。約30分間攪拌した後、反応溶液は、渦巻く多量の白色沈殿物を生じた。粗生成物を水でクエンチし、濾過した。白色沈殿物を水、メタノール及びエタノールで洗浄した。生成物をトルエン(400mL)から再結晶し、目的物の比較化合物1を99.86%の純度で得た。もう一度トルエンから再結晶し、100%の純度を得て、6.0g(収率87%)を得た。
【0109】
デバイス実施例
【0110】
デバイスで使用される材料:
【0111】
【化124】
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【0112】
デバイス実施例はいずれも高真空下(<10−7Torr)における熱蒸着で作製した。アノード電極は、約1200Åの酸化インジウムスズ(ITO)である。カソードは、10ÅのLiFと、1000ÅのAlとからなった。デバイスはいずれも、作製後直ちに、窒素グローブボックス(HO及びOは、<1ppm)中で、エポキシ樹脂で封止したガラス製の蓋で封入し、水分ゲッターをパッケージに入れた。
【0113】
OLDEデバイスの有機積層体は、ITO表面から順に、ホール注入層(HIL)として100ÅのHAT−CN、ホール輸送層(HTL)として400ÅのNPD、式1の化合物、化合物SD及び化合物Dを含む300Åの発光層(EML)、電子輸送層(ETL)として550ÅのAlQ3、及び電子注入層(EIL)として10ÅのLiFからなる。デバイスの構造を図2に示した。
【0114】
【表7】
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発明した化合物と比較化合物のデバイス構造
【0115】
【表8】
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VTEデバイスの結果
この表における値はいずれも、CIE座標以外は相対的な数値(任意単位−a.u.)である。
加速ファクターを2.0と仮定して算出。
【0116】
表8はデバイスデータのまとめである。発光効率(LE)、外部量子効率(EQE)及び電力効率(PE)を1000ニトで測定し、寿命(LT95%)は、一定の電流密度40mA/cm下でのデバイスの初期輝度がその95%まで低下するのに要する時間と定義した。カルバゾールの1位に置換を有さない比較化合物1のような化合物は、カルバゾールの窒素上へのトリアジン置換とカルバゾールの1位の置換とを組み合わせた化合物2のような良好な性能を示さない。表8に示されているように、デバイスが発光層に化合物2を含む場合、その駆動電圧はより低い。更に、発光効率(LE)外部量子効率(EQE)、電力効率(PE)、及び動作寿命(LT95%)はいずれも、ホストとして比較化合物1を含むデバイスに比べ改善している。ブロッキング層(BL)が化合物2の場合は、BAIQの場合に比べて性能は改善している。本実験において、化合物2を用いて得られた最も良いデバイスは、0.661のCIEのx値、0.78の駆動電圧、1.2のLE、1.2のEQE、1.6のPEを示し、寿命LT95%(1000ニトで測定)に至っては、比較例の寿命の4倍を超える寿命を示した(値は、比較化合物1と比べた相対値)。しかしながら、化合物30を用いて得られた性能は、化合物2で得られた性能よりも、優れた結果を示さなかった(表8)。本実験において、化合物30を用いて得られたデバイスは、0.660のCIEのx値、1.1の駆動電圧、1.1のLE、1.1のEQE、1.0のPEを示し、寿命LT95%(1000ニトで測定)に至っては、比較例の寿命のほぼ3倍の寿命を示した。
【0117】
本発明において記述されている種々の実施形態は、単なる一例としてのものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことが理解される。例えば、本明細書において記述されている材料及び構造の多くは、本発明の趣旨から逸脱することなく他の材料及び構造に置き換えることができる。したがって、特許請求されているとおりの本発明は当業者には明らかとなるように、本発明において記述されている特定の例及び好ましい実施形態からの変形形態を含み得る。なぜ本発明が作用するかについての種々の理論は限定を意図するものではないことが理解される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0118】
【特許文献1】米国特許第5,844,363号明細書
【特許文献2】米国特許第6,303,238号明細書
【特許文献3】米国特許第5,707,745号明細書
【特許文献4】米国特許第7,279,704号明細書
【符号の説明】
【0119】
100 有機発光デバイス
110 基板
115 アノード
120 正孔注入層
125 正孔輸送層
130 電子ブロッキング層
135 発光層
140 正孔ブロッキング層
145 電子輸送層
150 電子注入層
155 保護層
160 カソード
162 第一の導電層
164 第二の導電層
200 反転させたOLED、デバイス
210 基板
215 カソード
220 発光層
225 正孔輸送層
230 アノード
図1
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図2
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図3
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