特許第6748829号(P6748829)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6748829
(24)【登録日】2020年8月13日
(45)【発行日】2020年9月2日
(54)【発明の名称】端末設備死角のない紫外線消毒装置
(51)【国際特許分類】
   A61L 2/10 20060101AFI20200824BHJP
   H04M 1/17 20060101ALI20200824BHJP
【FI】
   A61L2/10
   H04M1/17 Z
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-127859(P2019-127859)
(22)【出願日】2019年7月9日
【審査請求日】2019年7月11日
(31)【優先権主張番号】201910381627.9
(32)【優先日】2019年5月8日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520129399
【氏名又は名称】温州▲てい▼安智能科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】徐増
【審査官】 齊藤 光子
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2016/0030612(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0115173(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0256560(US,A1)
【文献】 登録実用新案第3174232(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61L 2/00−28,11/00−12/14
H04M 1/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、消毒箱と、前記消毒箱の中に設置された消毒チャンバとを含み、前記消毒チャンバの頂壁にはランプベースが固定的に設置され、前記ランプベースの中には紫外線ランプが装着され、前記消毒チャンバの底壁の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の中にはスライド箱がスライドできるように設置され、
前記スライド箱の中には上方へ開口したガイド溝が設置され、前記ガイド溝の右壁には第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの左端にはリードスクリューが動力が伝達できるように連結され、
前記消毒チャンバの中には置き機構が設置され、前記置き機構は支持板と置き溝とを含み、前記置き溝が前記支持板の中に設置され、且つ上方へ開口しており、使用する時に消毒待ちの物を前記置き溝の中に置き、
前記消毒チャンバの中には挟み機構が設置され、前記挟み機構はガイドブロックと、回転軸と、挟みブロックとを含み、前記ガイドブロックが前記ガイド溝の中に左右対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが前記リードスクリューとネジ山により連結され、前記挟みブロックが前記回転軸と固定的に連結され、前記回転軸と前記ガイドブロックとが同期運動し、前記リードスクリューが回転する時、前記ガイドブロックが互いに近づき、これにより前記回転軸が前記挟みブロックを連動させて互いに近づかせて前記消毒待ちの物をきつく挟み、前記消毒待ちの物の上端面を消毒し終わった後、前記回転軸が回転して前記挟みブロックを連動させて回転させて前記消毒待ちの物を裏返し、十分な消毒を行い、
前記ガイドブロックの上端面にはモータ箱が固定的に設置され、前記モータ箱の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバの底壁には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの上端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記空きチャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により連結された移動ブロックがスライドできるように設置され、前記移動ブロックの上端面には連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドの上端が前記消毒チャンバに伸びており、且つ前記連結ロッドの上端にはラチェットギヤ箱が固定的に設置され、前記ラチェットギヤ箱の中にはラチェットギヤチャンバが設置され、前記回転軸の一端が前記ラチェットギヤチャンバの中に伸びており、前記ラチェットギヤ箱の片側端面には主動軸が回転できるように設置され、前記主動軸の一端が前記ラチェットギヤチャンバの中に伸びており、前記主動軸と前記回転軸との間はラチェットギヤ機構により伝動できるように連結され、前記主動軸のもう一端にはギヤが固定的に設置され、前記消毒チャンバの底壁にはラックが左右対称的に固定的に設置され、前記ギヤが前記ラックと噛み合っており、前記消毒待ちの物を裏返す時、前記第二モータが起動して前記移動ブロックを上昇させて更に前記ラチェットギヤ箱を上昇させ、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物を連動させて上昇させることにより間もなく行う反転のためにスペースを空け、前記ギヤと前記ラックとの噛み合いにより前記主動軸を連動させて回転させ、前記ラチェットギヤ機構の作用のもとで前記回転軸が回転しなく、指定位置まで達した後、前記第二モータが起動して逆方向へ回転して前記移動ブロックを下降させ、前記主動軸が反転して前記ラチェットギヤ機構により前記回転軸を連動させて回転させ、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物を裏返し、前記消毒待ちの物のもう一面を上方に向かせて消毒することを特徴とする端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項2】
前記置き機構は前記消毒チャンバの底壁に前後対称的にスライドできるように設置された固定ブロックを含み、前記固定ブロックは伝動ロッドにより前記スライド箱と連結され、前記固定ブロックの中には上方へ開口した緩衝チャンバが設置され、前記緩衝チャンバの中には支持ロッドがスライドできるように設置され、前記支持ロッドと前記緩衝チャンバの底壁との間には押圧バネが連結され、前記支持板が前記支持ロッドの上端面と固定的に連結され、前記消毒待ちの物を裏返す時、時々前記消毒待ちの物の長さが長すぎるので、前記移動ブロックの上昇の高さが前記消毒待ちの物の翻転半径より小さく、この時、前記消毒待ちの物が前記支持板を押し、前記支持板が前記支持ロッドと前記押圧バネとの作用のもとで一定の高さ下降することができることを特徴とする請求項1に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項3】
前記消毒箱の中には前記スライド溝に連通したバネチャンバが設置され、前記バネチャンバの中には前記スライド箱の下端面と固定的に連結されたスライダがスライドできるように設置され、前記スライダと前記バネチャンバの左壁との間には復帰バネが連結されたことを特徴とする請求項1に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項4】
前記スライダの右端面には引きロッドが固定的に設置され、前記引きロッドが外部空間に伸びており、前記消毒箱の右端面の中にはドア軸チャンバが設置され、前記ドア軸チャンバの前後壁の間にはドア軸が回転できるように設置され、前記ドア軸と前記ドア軸チャンバの内壁との間には捻りバネが連結され、前記ドア軸には閉鎖ドアが固定的に設置され、前記消毒待ちの物を置く時、前記引きロッドを引き動かし、前記支持板を引き出して置くことを特徴とする請求項3に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項5】
前記挟みブロックの相対端面の中には片側が開口した収納溝が設置されたことを特徴とする請求項1に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項6】
前記収納溝の中には定位ブロックがスライドできるように設置され、前記定位ブロックと前記収納溝の片側内壁との間にはバネが連結されたことを特徴とする請求項5に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【請求項7】
前記収納溝の片側内壁には前記第一モータと通電できるように連結されたセンサーが固定的に設置され、前記定位ブロックが前記消毒待ちの物と当接した後、前記バネを圧縮し、前記定位ブロックが前記センサーと当接した後、前記第一モータが停止し、この時、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物をきつく挟むことを特徴とする請求項6に記載の端末設備死角のない紫外線消毒装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は消毒設備技術分野を取り上げて、具体的には端末設備死角のない紫外線消毒装置である。
【背景技術】
【0002】
スマホ、パソコン等の人々が持ち歩き、且ついつも使用する物は、よく手と接触し、しかも洗いにくいので、このような物に多い細菌等の有害物質が存在し、従来の紫外線消毒設備は一面だけを照射して消毒できるので、人で裏返す必要があり、欠点が存在しており、改善する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108793314号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術の不足について本発明は端末設備死角のない紫外線消毒装置を提供し、従来の紫外線消毒設備は一面だけを照射して消毒できる欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の端末設備死角のない紫外線消毒装置は、消毒箱と、前記消毒箱の中に設置された消毒チャンバとを含み、前記消毒チャンバの頂壁にはランプベースが固定的に設置され、前記ランプベースの中には紫外線ランプが装着され、前記消毒チャンバの底壁の中にはスライド溝が設置され、前記スライド溝の中にはスライド箱がスライドできるように設置され、
前記スライド箱の中には上方へ開口したガイド溝が設置され、前記ガイド溝の右壁には第一モータが固定的に設置され、前記第一モータの左端にはリードスクリューが動力が伝達できるように連結され、
前記消毒チャンバの中には置き機構が設置され、前記置き機構は支持板と置き溝とを含み、前記置き溝が前記支持板の中に設置され、且つ上方へ開口しており、使用する時に消毒待ちの物を前記置き溝の中に置き、
前記消毒チャンバの中には挟み機構が設置され、前記挟み機構はガイドブロックと、回転軸と、挟みブロックとを含み、前記ガイドブロックが前記ガイド溝の中に左右対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドブロックが前記リードスクリューとネジ山により連結され、前記挟みブロックが前記回転軸と固定的に連結され、前記回転軸と前記ガイドブロックとが同期運動し、前記リードスクリューが回転する時、前記ガイドブロックが互いに近づき、これにより前記回転軸が前記挟みブロックを連動させて互いに近づかせて前記消毒待ちの物をきつく挟み、前記消毒待ちの物の上端面を消毒し終わった後、前記回転軸が回転して前記挟みブロックを連動させて回転させて前記消毒待ちの物を裏返し、十分な消毒を行う。
【0006】
更の技術プランとしては、前記ガイドブロックの上端面にはモータ箱が固定的に設置され、前記モータ箱の中には空きチャンバが設置され、前記空きチャンバの底壁には第二モータが固定的に設置され、前記第二モータの上端にはネジロッドが動力が伝達できるように連結され、前記空きチャンバの中には前記ネジロッドとネジ山により連結された移動ブロックがスライドできるように設置され、前記移動ブロックの上端面には連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドの上端が前記消毒チャンバに伸びており、且つ前記連結ロッドの上端にはラチェットギヤ箱が固定的に設置され、前記ラチェットギヤ箱の中にはラチェットギヤチャンバが設置され、前記回転軸の一端が前記ラチェットギヤチャンバの中に伸びており、前記ラチェットギヤ箱の片側端面には主動軸が回転できるように設置され、前記主動軸の一端が前記ラチェットギヤチャンバの中に伸びており、前記主動軸と前記回転軸との間はラチェットギヤ機構により伝動できるように連結され、前記主動軸のもう一端にはギヤが固定的に設置され、前記消毒チャンバの底壁にはラックが左右対称的に固定的に設置され、前記ギヤが前記ラックと噛み合っており、前記消毒待ちの物を裏返す時、前記第二モータが起動して前記移動ブロックを上昇させて更に前記ラチェットギヤ箱を上昇させ、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物を連動させて上昇させることにより間もなく行う反転のためにスペースを空け、前記ギヤと前記ラックとの噛み合いにより前記主動軸を連動させて回転させ、前記ラチェットギヤ機構の作用のもとで前記回転軸が回転しなく、指定位置まで達した後、前記第二モータが起動して逆方向へ回転して前記移動ブロックを下降させ、前記主動軸が反転して前記ラチェットギヤ機構により前記回転軸を連動させて回転させ、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物を裏返し、前記消毒待ちの物のもう一面を上方に向かせて消毒する。
【0007】
更の技術プランとしては、前記置き機構は前記消毒チャンバの底壁に前後対称的にスライドできるように設置された固定ブロックを含み、前記固定ブロックは伝動ロッドにより前記スライド箱と連結され、前記固定ブロックの中には上方へ開口した緩衝チャンバが設置され、前記緩衝チャンバの中には支持ロッドがスライドできるように設置され、前記支持ロッドと前記緩衝チャンバの底壁との間には押圧バネが連結され、前記支持板が前記支持ロッドの上端面と固定的に連結され、前記消毒待ちの物を裏返す時、時々前記消毒待ちの物の長さが長すぎるので、前記移動ブロックの上昇の高さが前記消毒待ちの物の翻転半径より小さく、この時、前記消毒待ちの物が前記支持板を押し、前記支持板が前記支持ロッドと前記押圧バネとの作用のもとで一定の高さ下降することができる。
【0008】
更の技術プランとしては、前記消毒箱の中には前記スライド溝に連通したバネチャンバが設置され、前記バネチャンバの中には前記スライド箱の下端面と固定的に連結されたスライダがスライドできるように設置され、前記スライダと前記バネチャンバの左壁との間には復帰バネが連結された。
【0009】
更の技術プランとしては、前記スライダの右端面には引きロッドが固定的に設置され、前記引きロッドが外部空間に伸びており、前記消毒箱の右端面の中にはドア軸チャンバが設置され、前記ドア軸チャンバの前後壁の間にはドア軸が回転できるように設置され、前記ドア軸と前記ドア軸チャンバの内壁との間には捻りバネが連結され、前記ドア軸には閉鎖ドアが固定的に設置され、前記消毒待ちの物を置く時、前記引きロッドを引き動かし、前記支持板を引き出して置く。
【0010】
更の技術プランとしては、前記挟みブロックの相対端面の中には片側が開口した収納溝が設置された。
【0011】
更の技術プランとしては、前記収納溝の中には定位ブロックがスライドできるように設置され、前記定位ブロックと前記収納溝の片側内壁との間にはバネが連結された。
【0012】
更の技術プランとしては、前記収納溝の片側内壁には前記第一モータと通電できるように連結されたセンサーが固定的に設置され、前記定位ブロックが前記消毒待ちの物と当接した後、前記バネを圧縮し、前記定位ブロックが前記センサーと当接した後、前記第一モータが停止し、この時、前記挟みブロックが前記消毒待ちの物をきつく挟む。
【発明の効果】
【0013】
以上により、本発明は構成が簡単であり、使用しやすく、使用する時に消毒待ちの物、例えばスマホやパソコン等を本装置の中の指定位置に置けば、紫外線を照射して消毒を行うことができ、消毒する物の上端面を消毒し終わった後、本装置はそれを自動的に裏返すことができ、死角のない消毒を実現し、十分な消毒を行い、人で裏返す時に紫外線が直接に皮膚に照射されることを避ける。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0015】
図1図1は本発明の端末設備死角のない紫外線消毒装置の全体構成模式図
図2図2図1の中のA―Aのところの構成模式図
図3図3図1の中のB―Bのところの構成模式図
図4図4図1の中のCのところの構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下は付図説明と実施例を交えて本発明について更に説明し、本発明の方式は以下の実施例を含むが、これのみに限定されるものではない。
【0017】
図1〜4を参照し、本発明装置の端末設備死角のない紫外線消毒装置は、消毒箱10と、前記消毒箱10の中に設置された消毒チャンバ37とを含み、前記消毒チャンバ37の頂壁にはランプベース36が固定的に設置され、前記ランプベース36の中には紫外線ランプ35が装着され、前記消毒チャンバ37の底壁の中にはスライド溝17が設置され、前記スライド溝17の中にはスライド箱12がスライドできるように設置され、前記スライド箱12の中には上方へ開口したガイド溝24が設置され、前記ガイド溝24の右壁には第一モータ18が固定的に設置され、前記第一モータ18の左端にはリードスクリュー19が動力が伝達できるように連結され、前記消毒チャンバ37の中には置き機構200が設置され、前記置き機構200は支持板26と置き溝27とを含み、前記置き溝27が前記支持板26の中に設置され、且つ上方へ開口しており、使用する時に消毒待ちの物55を前記置き溝27の中に置き、前記消毒チャンバ37の中には挟み機構100が設置され、前記挟み機構100はガイドブロック30と、回転軸43と、挟みブロック40とを含み、前記ガイドブロック30が前記ガイド溝24の中に左右対称的にスライドできるように設置され、前記ガイドブロック30が前記リードスクリュー19とネジ山により連結され、前記挟みブロック40が前記回転軸43と固定的に連結され、前記回転軸43と前記ガイドブロック30とが同期運動し、前記リードスクリュー19が回転する時、前記ガイドブロック30が互いに近づき、これにより前記回転軸43が前記挟みブロック40を連動させて互いに近づかせて前記消毒待ちの物55をきつく挟み、前記消毒待ちの物55の上端面を消毒し終わった後、前記回転軸43が回転して前記挟みブロック40を連動させて回転させて前記消毒待ちの物55を裏返し、十分な消毒を行う。
【0018】
前記ガイドブロック30の上端面にはモータ箱44が固定的に設置され、前記モータ箱44の中には空きチャンバ32が設置され、前記空きチャンバ32の底壁には第二モータ31が固定的に設置され、前記第二モータ31の上端にはネジロッド54が動力が伝達できるように連結され、前記空きチャンバ32の中には前記ネジロッド54とネジ山により連結された移動ブロック33がスライドできるように設置され、前記移動ブロック33の上端面には連結ロッド34が固定的に設置され、前記連結ロッド34の上端が前記消毒チャンバ37に伸びており、且つ前記連結ロッド34の上端にはラチェットギヤ箱41が固定的に設置され、前記ラチェットギヤ箱41の中にはラチェットギヤチャンバ49が設置され、前記回転軸43の一端が前記ラチェットギヤチャンバ49の中に伸びており、前記ラチェットギヤ箱41の片側端面には主動軸45が回転できるように設置され、前記主動軸45の一端が前記ラチェットギヤチャンバ49の中に伸びており、前記主動軸45と前記回転軸43との間はラチェットギヤ機構48により伝動できるように連結され、前記主動軸45のもう一端にはギヤ38が固定的に設置され、前記消毒チャンバ37の底壁にはラック11が左右対称的に固定的に設置され、前記ギヤ38が前記ラック11と噛み合っており、前記消毒待ちの物55を裏返す時、前記第二モータ31が起動して前記移動ブロック33を上昇させて更に前記ラチェットギヤ箱41を上昇させ、前記挟みブロック40が前記消毒待ちの物55を連動させて上昇させることにより間もなく行う反転のためにスペースを空け、前記ギヤ38と前記ラック11との噛み合いにより前記主動軸45を連動させて回転させ、前記ラチェットギヤ機構48の作用のもとで、回転軸43は回転しなく、消毒待ちの物55が裏返し可能な高度に達した後、第二モータ31が起動して逆回転し、移動ブロック33を降下させ、前記主動軸45が反転して前記ラチェットギヤ機構48により前記回転軸43を連動させて回転させ、前記挟みブロック40が前記消毒待ちの物55を裏返し、前記消毒待ちの物55のもう一面を上方に向かせて消毒する。
【0019】
前記置き機構200は前記消毒チャンバ37の底壁に前後対称的にスライドできるように設置された固定ブロック28を含み、前記固定ブロック28は伝動ロッド53により前記スライド箱12と連結され、前記固定ブロック28の中には上方へ開口した緩衝チャンバ47が設置され、前記緩衝チャンバ47の中には支持ロッド29がスライドできるように設置され、前記支持ロッド29と前記緩衝チャンバ47の底壁との間には押圧バネ46が連結され、前記支持板26が前記支持ロッド29の上端面と固定的に連結され、前記消毒待ちの物55を裏返す時、時々前記消毒待ちの物55の長さが長すぎるので、前記移動ブロック33の上昇の高さが前記消毒待ちの物55の翻転半径より小さく、この時、前記消毒待ちの物55が前記支持板26を押し、前記支持板26が前記支持ロッド29と前記押圧バネ46との作用のもとですることができる。
【0020】
前記消毒箱10の中には前記スライド溝17に連通したバネチャンバ14が設置され、前記バネチャンバ14の中には前記スライド箱12の下端面と固定的に連結されたスライダ15がスライドできるように設置され、前記スライダ15と前記バネチャンバ14の左壁との間には復帰バネ13が連結され、前記スライダ15の右端面には引きロッド16が固定的に設置され、前記引きロッド16が外部空間に伸びており、前記消毒箱10の右端面の中にはドア軸チャンバ22が設置され、前記ドア軸チャンバ22の前後壁の間にはドア軸21が回転できるように設置され、前記ドア軸21と前記ドア軸チャンバ22の内壁との間には捻りバネ23が連結され、前記ドア軸21には閉鎖ドア20が固定的に設置され、前記消毒待ちの物55を置く時、前記引きロッド16を引き動かし、前記支持板26を引き出して置く。
【0021】
前記挟みブロック40の相対端面の中には片側が開口した収納溝50が設置され、前記収納溝50の中には定位ブロック42がスライドできるように設置され、前記定位ブロック42と前記収納溝50の片側内壁との間にはバネ51が連結され、前記収納溝50の片側内壁には前記第一モータ18と通電できるように連結されたセンサー52が固定的に設置され、前記定位ブロック42が前記消毒待ちの物55と当接した後、前記バネ51を圧縮し、前記定位ブロック42が前記センサー52と当接した後、前記第一モータ18が停止し、この時、前記挟みブロック40が前記消毒待ちの物55をきつく挟む。
【0022】
前記端末設備死角のない紫外線消毒装置の実現方法は、以下のステップを含む:
【0023】
1、引きロッド16を右方へ引き動かし、スライダ15によりスライド箱12を連動させて右方へ運動させ、スライド箱12が閉鎖ドア20を押して開け、消毒待ちの物55を置き溝27の中に置く。
【0024】
2、引きロッド16を放し、スライダ15が復帰バネ13の作用のもとで復帰し、閉鎖ドア20が捻りバネ23の作用のもとで消毒チャンバ37を閉鎖し、紫外線ランプ35がオンにされ、消毒待ちの物55の上端面を照射して消毒を行う。
【0025】
3、指定時間になった後、第一モータ18が起動し、リードスクリュー19が回転してガイドブロック30を互いに近づかせ、更に挟みブロック40が消毒待ちの物55をきつく挟み、第二モータ31が起動して移動ブロック33を上昇させて更にラチェットギヤ箱41を上昇させ、挟みブロック40が消毒待ちの物55を連動させて上昇させることにより間もなく行う反転のためにスペースを空ける。
【0026】
4、ギヤ38とラック11との噛み合いにより主動軸45を連動させて回転させ、ラチェットギヤ機構48の作用のもとで回転軸43が回転しなく、指定位置まで達した後、第二モータ31が起動して逆方向へ回転して移動ブロック33を下降させ、主動軸45が反転してラチェットギヤ機構48により回転軸43を連動させて回転させ、挟みブロック40が消毒待ちの物55を裏返し、消毒待ちの物55のもう一面を上方に向かせて消毒する。
【0027】
以上により、本発明は構成が簡単であり、使用しやすく、使用する時に消毒待ちの物、例えばスマホやパソコン等を本装置の中の指定位置に置けば、紫外線を照射して消毒を行うことができ、消毒する物の上端面を消毒し終わった後、本装置はそれを自動的に裏返すことができ、死角のない消毒を実現し、十分な消毒を行い、人で裏返す時に紫外線が直接に皮膚に照射されることを避ける。
【0028】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。そのため、本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は端末設備死角のない紫外線消毒装置を開示した。
【解決手段】
消毒箱と、前記消毒箱の中に設置された消毒チャンバとを含み、前記消毒チャンバの頂壁にはランプベースが固定的に設置され、前記ランプベースの中には紫外線ランプが装着され、前記消毒チャンバの底壁の中にはスライド溝が設置され、使用する時に消毒待ちの物、例えばスマホやパソコン等を本装置の中の指定位置に置けば、紫外線を照射して消毒を行うことができ、消毒する物の上端面を消毒し終わった後、本装置はそれを自動的に裏返すことができ、死角のない消毒を実現し、十分な消毒を行い、人で裏返す時に紫外線が直接に皮膚に照射されることを避ける。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4