(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【0004】
本発明は、従来の技術における欠陥を克服するために、魚槽用吸水ポンプ装置を提供す
る。
【0005】
上記の目的を実現するために、本発明にかかる魚槽用吸水ポンプ装置は、魚槽用吸水ポン
プ装置は底座と、前記底座に設けられる水ポンプと、前記底座に設けられる進水管および
出水管とを含み、前記底座に前記進水管に嵌合される第一接続管和と前記出水管に嵌合さ
れる第二接続管が設けられ、前記底座の底面に自在輪が設けられている魚槽用吸水ポンプ
装置であって、前記第一接続管に濾過ボックスが設けられ、前記濾過ボックスの頂部に第
一接続板が設けられ、前記第一接続管の内壁に前記第一接続板に嵌合される取付溝が設け
られ、前記第一接続管に第一固定ユニットが設けられ、前記第二接続管に第二固定ユニッ
トが設けられ、前記底座にキャビティが設けられ、前記キャビティ内に保存ボックスが設
けられている。吸水ポンプ装置を使用しない際には、進水管と出水管を第一接続管と第二
接続管から取り外して、卷き上げて対応する保存ボックス内に配置し、底座内に収納する
ことにより、吸水ポンプ装置の占める空間を減少する。
【0006】
自在輪を用いれば、吸水ポンプ装置をより便利に移動させるようになる。それで、吸水ポ
ンプ装置を使用しない際に倉庫内に移動して保存可能になり、吸水ポンプ装置がより使い
やすくなる。吸水ポンプ装置を使用する際には、第一固定ユニットと第二固定ユニットに
より進水管と出水管を第一接続管と第二接続管へ固定することにより、魚槽内の水を抽出
して魚槽内の水を交換することができるようになる。進水管内の水が底座内に入った時に
まず濾過ボックスと接触する。濾過ボックスは進水管内の水流を濾過する機能を発揮する
もので、水中の雑物を濾過して濾過ボックスに残すことにより、水ポンプ内への雑物進入
による水ポンプの正常動作への悪影響を回避できる。魚槽の水交換が終わると、進水管を
第一接続管から取り外して、これにより便利に濾過ボックスを第一接続管内から取出し、
さらに濾過ボックス上における雑物を除去することができ、このようにして濾過ボックス
の塞ぎを防止し、吸水ポンプ装置の正常動作を保証する。
【0007】
前記固定ユニットは前記第一接続管に移動自在に接続される固定板と、前記固定板に設け
られる第一固定ブロックと、前記固定板を外套して設置される固定リングとを含み、前記
第一固定ブロックの側壁にゴムブロックが設けられている。進水管を第一接続管に取り付
けていない時には、固定板を外側に反転させ、固定板間の距離が増えるようになり、これ
により進水管を第一接続管に挿入しやすくなる。進水管を第一接続管内に挿入した後は、
固定リングを押上して、固定リングの頂部と固定板の側壁を接触させ、接続点を回って固
定板を鉛直状態まで回転させるように押動して、第一固定ブロックと進水管の側壁を接触
させ、第一固定ブロックにより進水管を固定することにより、進水管を第一接続管内に固
定する。また、ゴムブロックは、第一固定ブロックが過渡的に進水管に圧押されることを
回避するもので、進水管への保護機能を発揮し、進水管の進水量を確保する。
【0008】
前記第一接続管の側壁に凸ブロックが設けられ、前記固定リングの内壁に前記凸ブロック
に嵌合される第一移動溝が設けられ、前記固定リングの内壁に第一ネジが設けられ、前記
固定板の側壁に前記第一ネジに嵌合される第二ネジが設けられている。凸ブロックと第一
移動溝の協働により、固定リングに支持機能を提供する。具体的には、固定リングを使用
しない際には第一接続管に置くことにより、早めに固定リングを上押して固定リングと固
定板を嵌合させる。進水管を第一接続管内に挿入した後は、固定リングを第一ネジと第二
ネジを接触させるまで上押して、固定リングを回転して、固定リングをネジにより固定板
に固定して、これにより、固定リングは固定板に位置決め機能を発揮するもので、第一固
定ブロックに支持力を提供し、進水管を安定的に第一接続管内へ固定する。
【0009】
前記濾過ボックス内に水濾過織物が敷設され、前記濾過ボックスの頂部に圧板が設けられ
、前記圧板と前記取付溝がネジにより相互に接続されている。水濾過織物により濾過ボッ
クスの濾過効果を高める。これにより、水中の雑物をできるだけ濾過ボックス内に残した
水流を円滑に濾過ボックス内から濾過して通過するようになるので、水ポンプに適宜な保
護機能を発揮する。濾過ボックスを取付ける際には、濾過ボックスを第一接続管内に取り
付け、接続板を取付溝内に位置させ、それから水濾過織物を濾過ボックスに敷設し、そし
て圧板を濾過ボックスに覆わせて、蓋板を回転させ、蓋板をネジにより取付溝と固定接続
とさせる。これにより濾過ボックスが取付溝内に圧設されて、濾過ボックスを固定するよ
うにでき、濾過ボックスと取付溝の接続効果を向上する。
【0010】
前記第二固定ユニットは前記出水管に設けられる接続ブロックと前記接続ブロックに回転
可能に接続される接続ディスクとを含み、前記接続ディスクと前記第二接続管がネジによ
り相互に接続されており、前記第二接続管の内壁に封止板が回転可能に接続されている。
出水管を第二接続管上に取り付けていない時には、封止板により第二接続管を封止めて、
水ポンプ上への雑物の落下を防止でき、水ポンプに対する保護機能を発揮する。出水管を
取付ける時には、出水管を第二接続管内に挿入して、出水管と封止板を接触させ、封止板
を下に反転させるように押動して、封止板を傾斜状態にさせることにより、第二接続管を
開放状態にさせて、接続ディスクを第二接続管内に挿入して、接続ディスクを回転させ、
接続ディスクをネジにより第二接続管に固定することにより、出水管を固定する機能を発
揮する。出水管を第二接続管に固定することにより、出水管の取付けを完成する。接続デ
ィスクと第二接続管ネジの接続方式によって、出水管の取付けがより便利になり、吸水ポ
ンプの組み立て難度を低減させる。封止板と出水管の相互協働によって、水ポンプから排
出した水流がより容易に水管内に入ることができ、水流の出水管と第二接続管の接続部位
からの溢出を防止する。
【0011】
前記進水管の一端に第三接続管が設けられ、前記第三接続管の内壁に接続リングが設けら
れており、前記接続リングは磁気材料から製作されるもので、前記接続リングに濾過板が
設けられ、前記濾過板に磁気リングが設けられている。濾過板を取付ける時には、濾過板
を進水管内に取付け、濾過板を接続リングに位置させる。ここで、接続リングは濾過板に
支持力を提供するもので、濾過板が過度的に進水管内に進入することを防止する。それか
ら磁気リングを進水管内に取付け、磁気リングを吸引力により接続リングに吸着させるこ
とにより、濾過板を固定する。濾過板を接続リングと磁気リングの間に挟み、濾過板と第
三接続管の接続効果を高める。濾過板は大顆粒の雑物を濾過する機能を発揮するもので、
大顆粒の雑物が進水管内に進入し進水管を塞ぐことを防止する。磁気リングにより濾過板
を固定し、濾過板の取付けや取外しの難易度を低下させるので、濾過板を除去することが
でき、進水管の通過性を保証する。
【0012】
前記底座の一側に位置決めブロックが設けられ、前記位置決めブロックの側壁に第一摺動
ブロックが設けられ、前記底座の側壁に前記第一摺動ブロックに嵌合される摺動溝が設け
られ、前記位置決めブロックに挟持ユニットが設けられ、前記位置決めブロックの側壁に
凹溝が設けられ、前記凹溝内に第二接続板が回転可能に接続され、前記第二接続板に位置
決めリングが設けられている。魚槽の水交換操作をする時には、摺動溝に沿って位置決め
ブロックを押動し、位置決めブロックを底座から取外して、挟持ユニットにより位置決め
ブロックを魚槽の側壁に挟み、位置決めブロックを固定して、第二接続板を凹溝内から転
出させて、第二接続板と凹溝の内壁とを鉛直状態にさせて、進水管を位置決めリング内に
挿入させ、進水管を固定することにより、人力での進水管の長時間な握持が要らなく、進
水管を自然的に魚槽内に挿入させ、魚槽内の水を抽出することにより、吸水ポンプ装置の
使用をもっと便利にさせる。
【0013】
前記位置決めブロックに第一移動チャンバーが設けられており、前記挟持ユニットは前記
第一移動チャンバー内に回転可能に設けられる移動板と、前記移動板の底部に設けられる
挟み板と、前記移動板の頂部に設けられる押板とを含み、前記第一移動チャンバーの頂部
に前記押板に嵌合される第二移動溝が設けられ、前記移動板と前記第一移動チャンバーの
内壁の接続部位にネジリバネが設けられ、前記挟み板の側壁に第一スポンジクッションが
設けられ、前記底座の底部に前記挟み板に嵌合される立て板が設けられ、前記立て板に第
二スポンジクッションが設けられている。位置決めブロックを固定する時には、第二移動
溝の一端へ押板を押動することにより、押板に連動して移動板を接続点を回って回転させ
、挟み板を立て板から接触を解除させて、魚槽の側壁を対応する挟み板と立て板の間に差
し込み、押板を放して、移動板をネジリバネにより回転させ、魚槽の側壁を挟み板と立て
板の間に挟み、位置決めブロックを魚槽の側壁に固定することにより、位置決めブロック
により進水管を固定する機能を発揮することができる。スポンジクッションを設けること
で、挟持ユニットの魚槽側壁に対する圧力を小さくして、魚槽を保護する機能を発揮する
とともに、位置決めブロックと魚槽の摩擦力を増大させ、位置決めブロックの魚槽側壁に
おける摺動を避け、位置決めブロックの進水管に対する固定効果を高める。
【0014】
前記位置決めブロックに第三移動溝が設けられ、前記第三移動溝内に移動ブロックが設け
られ、前記移動ブロックに前記進水管に嵌合される貫通穴が設けられ、前記移動ブロック
の側壁に前記第三移動溝に嵌合される第二摺動ブロックが設けられ、前記第二摺動ブロッ
クに第二移動チャンバーが設けられ、前記第二移動チャンバー内にリミットスプリングが
設けられ、前記リミットスプリングの一端にリミットブロックが設けられ、前記第三移動
溝の内壁に前記リミットブロックに嵌合される複数個のリミット溝が設けられている。魚
槽底部を除去する後には、進水管を貫通穴内に挿入させて、第三接続管と貫通穴を嵌合さ
せる。第三移動溝に沿って移動ブロックを押動して、移動ブロックを第三移動溝内壁に沿
って移動させて、進水管の高度を制御することにより、進水管を必要に応じて異なる深さ
まで水層内に差し込み、これにより進水管を自動的に魚槽内の水を抽出することができ、
吸水ポンプ装置の使用がより便利になる。リミットブロックとリミット溝の嵌合によって
、移動ブロックに対する位置限定の機能を発揮することができ、移動ブロックを容易に第
三移動溝内に固定するようにして、移動ブロックの第三移動溝内における自由移動を避け
、移動ブロックの進水管に対する固定効果を高めることにより、進水管を所定の高度に固
定して魚槽の抽水操作を完成させる。
【0015】
前記貫通穴の内壁に第四移動溝が設けられ、前記第四移動溝内に固定バネが設けられ、前
記固定バネの一端に第二固定ブロックが設けられており、前記リミットブロックの頂部に
斜溝が設けられ、且つその底部に弧面が設けられている。進水管を貫通穴内に挿入した後
、第二固定ブロックの側壁と接触する。第二固定ブロックと固定バネの相互協働により、
進水管を固定する機能を発揮することができ、進水管と移動ブロックの協働効果を高める
ことにより、進水管を自動的に抽水操作を完成することができる。リミットブロックに弧
面を設けることで、移動ブロックを下に移動させる時により容易にリミットブロックを第
二移動チャンバー内に圧入することができ、リミットブロックによる移動ブロックの移動
への悪影響を回避する。リミットブロックの頂部に斜面を設けることで、移動ブロックを
容易に上に移動させることができ、移動ブロックを初期位置に復位させることにより、吸
水ポンプ装置の使用がもっと便利になる。
【0016】
本発明は、以下の利点がある。
吸水ポンプ装置を使用しない際には、それぞれ進水管と出水管を第一接続管と第二接続
管から取り外して、卷き上げて、対応する保存ボックス内に配置し底座内に収納すること
により、吸水ポンプ装置の占める空間を減少する。また、自在輪によって吸水ポンプ装置
をもっと便利に移動させるようにすることにより、吸水ポンプ装置を使用しない時に倉庫
内に移動し保存することができ、吸水ポンプ装置の使用がもっと便利になる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の最も重要な特徴を、以下の詳細な説明をより適当に理解できるよう、かつ、当
分野における本発明の貢献がより理解されるよう、概略というよりは要点を述べた。本発
明のその他の特徴は、関連図面ならびに特許請求の範囲とともに以下の本発明の詳細な説
明から、あるいは本発明を実施することにより明らかになるであろう。下記における実施
例は、単に本発明を実施する一部の実施例であり、すべての実施例と理解してはならない
。本発明における実施例に基づいて当業者が創造的な労働を費やさず得られるすべての他
の実施例は、本発明の保護を求める範囲に属すべきである。
【0019】
図1から9に示すように、魚槽用吸水ポンプ装置は底座1と、前記底座1に設けられる水
ポンプと、前記底座1に設けられる進水管2および出水管3とを含み、前記底座1に前記
進水管2に嵌合される第一接続管和と前記出水管3に嵌合される第二接続管が設けられ、
前記底座1の底面に自在輪が設けられている魚槽用吸水ポンプ装置であって、前記第一接
続管に濾過ボックス14が設けられ、前記濾過ボックス14の頂部に第一接続板が設けら
れ、前記第一接続管の内壁に前記第一接続板に嵌合される取付溝が設けられ、前記第一接
続管に第一固定ユニットが設けられ、前記第二接続管に第二固定ユニットが設けられ、前
記底座1にキャビティが設けられ、前記キャビティ内に保存ボックス11が設けられてい
る。吸水ポンプ装置を使用しない際には、進水管と出水管を第一接続管と第二接続管から
取り外して、卷き上げて対応する保存ボックス内に配置し、底座内に収納することにより
、吸水ポンプ装置の占める空間を減少する。自在輪を用いれば、吸水ポンプ装置をより便
利に移動させるようになる。それで、吸水ポンプ装置を使用しない際に倉庫内に移動して
保存可能になり、吸水ポンプ装置がより使いやすくなる。吸水ポンプ装置を使用する際に
は、第一固定ユニットと第二固定ユニットにより進水管と出水管を第一接続管と第二接続
管へ固定することにより、魚槽内の水を抽出して魚槽内の水を交換することができるよう
になる。進水管内の水が底座内に入った時にまず濾過ボックスと接触する。濾過ボックス
は進水管内の水流を濾過する機能を発揮するもので、水中の雑物を濾過して濾過ボックス
に残すことにより、水ポンプ内への雑物進入による水ポンプの正常動作への悪影響を回避
できる。魚槽の水交換が終わると、進水管を第一接続管から取り外して、これにより便利
に濾過ボックスを第一接続管内から取出し、さらに濾過ボックス上における雑物を除去す
ることができ、このようにして濾過ボックスの塞ぎを防止し、吸水ポンプ装置の正常動作
を保証する。
【0020】
前記固定ユニットは前記第一接続管にヒンジ接続される固定板12と、前記固定板12に
設けられる第一固定ブロック121と、前記固定板12を外套して設置される固定リング
13とを含み、前記第一固定ブロック121の側壁にゴムブロックが設けられている。進
水管を第一接続管に取り付けていない時には、固定板を外側へ反転させ、固定板間の距離
が増えるようになる。これにより進水管を第一接続管に挿入しやすくなる。進水管を第一
接続管内に挿入した後は、固定リングを押上して、固定リングの頂部と固定板の側壁を接
触させ、接続点を回って固定板を鉛直状態まで回転させるように押動して、第一固定ブロ
ックと進水管の側壁を接触させ、第一固定ブロックにより進水管を固定することにより、
進水管を第一接続管内に固定する。また、ゴムブロックは、第一固定ブロックが過渡的に
進水管に圧押されることを回避するもので、進水管への保護機能を発揮し、進水管の進水
量を確保する。
【0021】
前記第一接続管の側壁に凸ブロックが設けられ、前記固定リング13の内壁に前記凸ブロ
ックに嵌合される第一移動溝が設けられ、前記固定リング13の内壁に第一ネジが設けら
れ、前記固定板12の側壁に前記第一ネジに嵌合される第二ネジが設けられている。凸ブ
ロックと第一移動溝の協働により、固定リングに支持機能を提供する。具体的には、固定
リングを使用しない際には第一接続管に置くことにより、早めに固定リングを上押して固
定リングと固定板を嵌合させる。進水管を第一接続管内に挿入した後は、固定リングを第
一ネジと第二ネジを接触させるまで上押して、固定リングを回転して、固定リングをネジ
により固定板に固定して、これにより、固定リングは固定板に位置決め機能を発揮するも
ので、第一固定ブロックに支持力を提供し、進水管を安定的に第一接続管内へ固定する。
【0022】
前記濾過ボックス14内に水濾過織物が敷設され、前記濾過ボックス14の頂部に圧板1
5が設けられ、前記圧板15と前記取付溝がネジにより相互に接続されている。水濾過織
物により濾過ボックスの濾過効果を高める。これにより、水中の雑物をできるだけ濾過ボ
ックス内に残した水流を円滑に濾過ボックス内から濾過して通過するようになるので、水
ポンプに適宜な保護機能を発揮する。濾過ボックスを取付ける際には、濾過ボックスを第
一接続管内に取り付け、接続板を取付溝内に位置させ、それから水濾過織物を濾過ボック
スに敷設し、そして圧板を濾過ボックスに覆わせて、蓋板を回転させ、蓋板をネジにより
取付溝と固定接続とさせる。これにより濾過ボックスが取付溝内に圧設されて、濾過ボッ
クスを固定するようにでき、濾過ボックスと取付溝の接続効果を向上する。
【0023】
前記濾過ボックス14内に水濾過織物が敷設され、前記濾過ボックス14の頂部に圧板1
5が設けられ、前記圧板15と前記取付溝がネジにより相互に接続されている。水濾過織
物により濾過ボックスの濾過効果を高める。これにより、水中の雑物をできるだけ濾過ボ
ックス内に残した水流を円滑に濾過ボックス内から濾過して通過するようになるので、水
ポンプに対する適宜な保護機能を発揮する。濾過ボックスを取付ける際には、濾過ボック
スを第一接続管内に取り付け、接続板を取付溝内に位置させ、それから水濾過織物を濾過
ボックスに敷設し、そして圧板を濾過ボックスに覆わせて、蓋板を回転させ、蓋板をネジ
により取付溝と固定接続とさせる。これにより濾過ボックスが取付溝内に圧設されて、濾
過ボックスを固定するようにでき、濾過ボックスと取付溝の接続効果を向上する。
【0024】
前記第二固定ユニットは前記出水管3に設けられる接続ブロック31と前記接続ブロック
31に回転可能に接続される接続ディスク32とを含み、接続ブロックに第五移動溝が設
けられ、接続ディスクに第五移動溝に嵌合される凸リングが設けられ、前記接続ディスク
32と前記第二接続管がネジにより相互に接続されており、前記第二接続管の内壁に封止
板16が回転可能に接続されている。封止板をその正常状態で水平状態にさせるように封
止板と第二接続管の内壁の接続部位にネジリバネが設ける。出水管を第二接続管上に取り
付けていない時には、封止板により第二接続管を封止め、水ポンプ上への雑物の落下を防
止でき、水ポンプに対する保護の機能を発揮する。出水管を取付ける時には、出水管を第
二接続管内に挿入して、出水管と封止板を接触させ、封止板を下に反転させるように押動
して、封止板を傾斜状態にさせることにより、第二接続管を開放状態にさせて、接続ディ
スクを第二接続管内に挿入して、接続ディスクを回転させ、接続ディスクをネジにより第
二接続管に固定することにより、出水管を固定する機能を発揮する。出水管を第二接続管
に固定することにより、出水管の取付けを完成する。接続ディスクと第二接続管ネジの接
続方式によって、出水管の取付けがより便利になり、吸水ポンプの組立ての難度を低減さ
せる。封止板と出水管の相互協働によって、水ポンプから排出した水流がより容易に水管
内に入ることができ、水流の出水管と第二接続管の接続部位からの溢出を防止する。
【0025】
前記進水管2の一端に第三接続管が設けられ、前記第三接続管の内壁に接続リング21が
設けられており、前記接続リング21は磁気材料から製作されるもので、前記接続リング
21に濾過板22が設けられ、前記濾過板22に磁気リング23が設けられている。濾過
板を取付ける時には、濾過板を進水管内に取付け、濾過板を接続リングに位置させる。こ
こで、接続リングは濾過板に支持力を提供するもので、濾過板が過度的に進水管内に進入
することを防止する。それから磁気リングを進水管内に取付け、磁気リングを吸引力によ
り接続リングに吸着させることにより、濾過板を固定する。濾過板を接続リングと磁気リ
ングの間に挟み、濾過板と第三接続管の接続効果を高める。濾過板は大顆粒の雑物を濾過
する機能を発揮するもので、大顆粒の雑物が進水管内に進入し進水管を塞ぐことを防止す
る。磁気リングにより濾過板を固定し、濾過板の取付けや取外しの難易度を低下させるの
で、濾過板を除去することができ、進水管の通過性を保証する。
【0026】
前記底座1の一側に位置決めブロック4が設けられ、前記位置決めブロック4の側壁に第
一摺動ブロックが設けられ、前記底座1の側壁に前記第一摺動ブロックに嵌合される摺動
溝が設けられ、前記位置決めブロック4に挟持ユニットが設けられ、前記位置決めブロッ
ク4の側壁に凹溝が設けられ、前記凹溝内に第二接続板46が回転可能に接続され、前記
第二接続板46に位置決めリング461が設けられている。魚槽の水交換操作時には、摺
動溝に沿って位置決めブロックを押動し、位置決めブロックを底座から取外して、挟持ユ
ニットにより位置決めブロックを魚槽の側壁に挟み、位置決めブロックを固定して、第二
接続板を凹溝内から転出させて、第二接続板と凹溝の内壁とを鉛直状態にさせて、進水管
を位置決めリング内に挿入させ、進水管を固定することにより、人力での進水管の長時間
な握持が要らなく、進水管を自然的に魚槽内に挿入させ、魚槽内の水を抽出することによ
り、吸水ポンプ装置の使用をもっと便利にさせる。
【0027】
前記位置決めブロック4に第一移動チャンバーが設けられており、前記挟持ユニットは前
記第一移動チャンバー内に回転可能に設けられる移動板43と、前記移動板43の底部に
設けられる挟み板431と、前記移動板43の頂部に設けられる押板432とを含み、前
記第一移動チャンバーの頂部に前記押板432に嵌合される第二移動溝が設けられ、前記
移動板43と前記第一移動チャンバーの内壁の接続部位にネジリバネが設けられ、前記挟
み板431の側壁に第一スポンジクッションが設けられ、前記底座1の底部に前記挟み板
431に嵌合される立て板が設けられ、前記立て板に第二スポンジクッションが設けられ
ている。位置決めブロックを固定する時には、第二移動溝の一端へ押板を押動することに
より、押板に連動して移動板を接続点を回って回転させ、挟み板を立て板から接触を解除
させて、魚槽の側壁を対応する挟み板と立て板の間に差し込み、押板を放して、移動板を
ネジリバネにより回転させ、魚槽の側壁を挟み板と立て板の間に挟み、位置決めブロック
を魚槽の側壁に固定することにより、位置決めブロックにより進水管を固定する機能を発
揮することができる。スポンジクッションを設けることで、挟持ユニットの魚槽側壁に対
する圧力を小さくして、魚槽に対する保護機能を発揮するとともに、位置決めブロックと
魚槽の摩擦力を大きくさせ、位置決めブロックの魚槽側壁における摺動を避け、位置決め
ブロックの進水管に対する固定効果を高める。
【0028】
前記位置決めブロック4に第三移動溝が設けられ、前記第三移動溝内に移動ブロック41
が設けられ、前記移動ブロック41に前記進水管2に嵌合される貫通穴が設けられ、前記
移動ブロック41の側壁に前記第三移動溝に嵌合される第二摺動ブロックが設けられ、前
記第二摺動ブロックに第二移動チャンバーが設けられ、前記第二移動チャンバー内にリミ
ットスプリング44が設けられ、前記リミットスプリング44の一端にリミットブロック
441が設けられ、前記第三移動溝の内壁に前記リミットブロック441に嵌合される複
数個のリミット溝が設けられている。魚槽の底部を清潔する後に、進水管を貫通穴内に挿
入させて、第三接続管と貫通穴を嵌合させる。第三移動溝に沿って移動ブロックを押動し
て、移動ブロックを第三移動溝内壁に沿って移動させて、進水管の高度を制御することに
より、進水管を必要に応じて異なる深さまで水層内に差し込み、これにより進水管を自動
的に魚槽内の水を抽出することができ、吸水ポンプ装置の使用がより便利になる。リミッ
トブロックとリミット溝の嵌合によって、移動ブロックに対する位置限定機能を発揮する
ことができ、移動ブロックを容易に第三移動溝内に固定するようにし、移動ブロックの第
三移動溝内における自由移動を避け、移動ブロックの進水管に対する固定効果を高めるこ
とにより、進水管を所定の高度に固定し魚槽の抽水操作を完成させる。
【0029】
前記貫通穴の内壁に第四移動溝が設けられ、前記第四移動溝内に固定バネが設けられ、前
記固定バネの一端に第二固定ブロック42が設けられている。第二固定ブロックの両端に
それぞれ弧面が設けられることにより、第二固定ブロックが進水管を邪魔することを避け
る。前記リミットブロック441の頂部に斜溝が設けられ、且つその底部に弧面が設けら
れる。進水管を貫通穴内に挿入した後、第二固定ブロックの側壁と接触する。第二固定ブ
ロックと固定バネの相互協働により、進水管を固定する機能を発揮することができ、進水
管と移動ブロックの協働効果を高めることにより、進水管を自動的に抽水操作を実施する
ことができる。リミットブロックに弧面を設けることで、移動ブロックを下に移動させる
時により容易にリミットブロックを第二移動チャンバー内に圧入することができ、リミッ
トブロックによる移動ブロックの移動への悪影響を回避する。リミットブロックの頂部に
斜面を設けることで、移動ブロックを容易に上に移動させることができ、移動ブロックを
初期位置に復位させることにより、吸水ポンプ装置の使用がもっと便利になる。
【0030】
前記濾過板上の濾過穴径は前記濾過ボックスの濾過穴径より大きくされることにより、進
水管内の水流量を保証する。
【0031】
吸水ポンプ装置を使用する際には、進水管と出水管を保存ボックス内から取出して、濾過
ボックスを第一接続管内に取付け、濾過ボックスに水濾過織物を敷設して、それから圧板
を第一接続管内に置いて、圧板をネジにより取付溝内に固定することにより、濾過ボック
スを固定する機能を発揮する。それから進水管を第一接続管内に差し込み、固定リングを
押上して固定リングを上に移動させて固定板の側壁と接触させ、固定板を固定リングによ
り鉛直状態とさせて、第一固定ブロックと進水管の側壁を接触させて、ネジにより固定リ
ングを固定板に固定させることにより、第一固定ブロックにより進水管を固定するように
する。出水管を第二接続管内に差し込み、出水管により封止板を下に移動させるように押
動して、接続ディスクを回転させ、接続ディスクを第二接続管に固定することにより、出
水管を固定する機能を発揮する。摺動溝に沿って位置決めブロックを上押して、位置決め
ブロックを底座から取外して挟持ユニットにより位置決めブロックを魚槽の側壁に固定し
て、進水管を位置決めリング内に挿入させ、進水管を把持しながら進水管を魚槽の底部へ
差し込み、水ポンプを起動させ、手動制御方式により魚槽の底部の糞や雑物を除去する。
魚槽の底部の雑物が除去されると、進水管を移動ブロック上の貫通穴内へ差し込み、移動
ブロックを第三移動溝内に移動させるように推動して、移動ブロックの位置を調整するこ
とにより、進水管の高度を調整するようにできる。これにより、進水管を魚槽内へ差し込
むことにより、魚槽内の水を抽出することができ、魚槽内の水の交換を便利に行うことが
できる。
【解決手段】底座1と、底座上に設けられる水ポンプと、底座に設けられる進水管2および出水管3とを含み、底座に進水管に嵌合される第一接続管と出水管に嵌合される第二接続管が設けられ、底座の底面に自在輪が設けられ、第一接続管に濾過ボックスが設けられ、濾過ボックスの頂部に第一接続板が設けられ、第一接続管の内壁に第一接続板に嵌合される取付溝が設けられ、第一接続管に第一固定ユニットが設けられ、第二接続管に第二固定ユニットが設けられ、底座にキャビティが設けられ、キャビティ内に保存ボックスが設けられる。本吸水ポンプ装置を使用しない際には、進水管と出水管を第一接続管と第二接続管から取り外して、卷き上げて対応する保存ボックス内に配置し、底座内に収納することにより、吸水ポンプ装置の占める空間を減少する。