【文献】
LG Electronics,Solution#11 update,3GPP SA WG2 Meeting #129 S2-1810289,2018年10月 9日,pp.1-7
【文献】
Qualcomm Incorporated,Unicast link establishement solution for eV2X,3GPP SA WG2 Meeting #128bis S2-188564,2018年 8月26日,pp.1-5
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のデバイスの前記上位レイヤ識別子は、前記第2のデバイスが前記第1のデバイスの前記上位レイヤ識別子を前記第1のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用される、請求項1に記載の方法。
前記第1のデバイスの前記上位レイヤ識別子は、前記第2のデバイスが前記第1のデバイスの前記上位レイヤ識別子を前記第1のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用される、請求項4に記載の方法。
前記第1の通信デバイスの前記上位レイヤ識別子は、前記第2の通信デバイスが前記第1の通信デバイスの前記上位レイヤ識別子を前記第1の通信デバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用される、請求項7に記載の第1の通信デバイス。
前記第1の通信デバイスの前記上位レイヤ識別子は、前記第2の通信デバイスが前記第1の通信デバイスの前記上位レイヤ識別子を前記第1の通信デバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用される、請求項10に記載の第2の通信デバイス。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスは、無線通信システムを採用し、ブロードキャストサービスをサポートする。無線通信システムは、音声、データ等の様々なタイプの通信を提供するように広く展開されている。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時間分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、3GPP LTE(ロング・ターム・エボリューション)無線アクセス、3GPP LTE−AもしくはLTE−Advanced(ロング・ターム・エボリューション・アドバンスト)、3GPP2 UMB(Ultra Mobile Broadband:超モバイル広帯域)、WiMax、3GPP NR(New Radio)、またはその他何らかの変調技術に基づいてよい。
【0008】
特に、以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスは、本明細書において3GPPと呼ばれる「第3世代パートナーシッププロジェクト」という名称のコンソーシアムにより提示される標準などの1つ以上の標準をサポートするように設計されてよく、その標準は、TS 24.386 V15.1.0, “User Equipment (UE) to V2X control function; protocol aspects; Stage 3 (Release 15)”、RAN1 #94 Chairman’s Note、TR 23.786 V0.9.0, “Study on architecture enhancements for EPS and 5G System to support advanced V2X services (Release 16)”、TS 23.303 V15.1.0, “Proximity-based services (ProSe); Stage 2 (Release 15)”、TR 22.886 V15.0.0, “Study on enhancement of 3GPP Support for 5G V2X Services (Release 15)”、R2-1812975, RAN2 #013 Meeting, “LS on Prioritised Use Cases and Requirements for consideration in Rel-16 NR-V2X”, 5GAA WG1、および R2-1815440, RAN2 #103bis Meeting, “Basic Scenarios and Overall Steps for NR Sidelink design”, LG Electronics Inc.を含む。上記に挙げた標準および文書は、全体として参照により本明細書に明示的に援用される。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る多重アクセス無線通信システムを示している。アクセスネットワーク100(AN)は、複数のアンテナグループを含み、あるグループは104および106、別のグループは108および110、また別のグループは112および114を含む。
図1においては、各アンテナグループに対して、アンテナが2つしか示されていないが、より多くのあるいはより少ないアンテナが各アンテナグループに利用されてよい。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介して情報をアクセス端末116に送信すると共に、逆方向リンク118を介して情報をアクセス端末116から受信している。アクセス端末(AT)122は、アンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介して情報をアクセス端末(AT)122に送信すると共に、逆方向リンク124を介して情報をアクセス端末(AT)122から受信している。FDDシステムにおいては、通信リンク118、120、124、および126は通信に異なる周波数を使用してよい。例えば、順方向リンク120では、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用してよい。
【0010】
アンテナの各グループおよび/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、アクセスネットワークのセクターと称することが多い。本実施形態において、アンテナグループはそれぞれ、アクセスネットワーク100によってカバーされるエリアのセクターにおいて、アクセス端末と通信するように設計されている。
【0011】
順方向リンク120および126を介した通信において、アクセスネットワーク100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対する順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用してよい。また、カバレッジにランダムに分散したアクセス端末への送信にビームフォーミングを使用するアクセスネットワークは、1つのアンテナからすべてのそのアクセス端末に送信を行うアクセスネットワークよりも、隣接セルのアクセス端末への干渉が少ない。
【0012】
アクセスネットワーク(AN)は、端末と通信するのに使用される固定局または基地局でよく、アクセスポイント、ノードB、基地局、拡張型基地局、進化型ノードB(eNB)、またはその他何らかの専門用語で呼ばれることもある。アクセス端末(AT)は、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、またはその他何らかの専門用語で呼ばれることもある。
【0013】
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセスネットワークとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)としても知られている)の実施形態の簡易ブロック図である。送信機システム210では、多くのデータストリームのトラフィックデータがデータ源212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
【0014】
一実施形態において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、データストリームに対して選択された特定の符号化方式に基づいて、各データストリームについてのトラフィックデータをフォーマット、符号化、およびインターリーブして、符号化データを提供する。
【0015】
各データストリームについての符号化データを、OFDM技術を使用してパイロットデータと多重化してよい。パイロットデータは、代表的には、既知の様態で処理される既知のデータパターンであり、受信機システムでチャネル応答を推定するのに使用されてよい。そして、各データストリームについての多重化パイロットおよび符号化データは、データストリームに対して選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを提供する。各データストリームについてのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ230により実行される命令によって決定されてよい。
【0016】
そして、すべてのデータストリームについての変調シンボルはTX MIMOプロセッサ220に与えられ、これが(例えば、OFDMの場合に)変調シンボルをさらに処理してよい。そして、TX MIMOプロセッサ220は、N
T個の変調シンボルストリームをN
T個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。特定の実施形態において、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミング加重をデータストリームのシンボルおよびシンボルが送信されているアンテナに適用する。
【0017】
各送信機222は、各シンボルストリームを受信および処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調節(例えば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した変調信号を提供する。そして、送信機222a〜222tからのN
T個の変調信号がそれぞれ、N
T個のアンテナ224a〜224tから送信される。
【0018】
受信機システム250においては、送信された変調信号はN
R個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252からの受信信号は、各受信機(RCVR)254a〜254rに提供される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調節(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)して、調節された信号をディジタル化してサンプルを与え、さらに、これらのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
【0019】
そして、RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技術に基づいて、N
R個の受信機254からのN
R個の受信シンボルストリームを受信および処理して、N
T個の「検出」シンボルストリームを提供する。そして、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調、デインターリーブ、および復号して、データストリームについてのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210でのTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214により実行される処理と相補的である。
【0020】
プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクス(後述)使用するかを定期的に決定する。プロセッサ270は、マトリクス指標部およびランク値部を含む逆方向リンクメッセージを構築する。
【0021】
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含んでよい。そして、逆方向リンクメッセージは、データ源236からの多くのデータストリームについてのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238により処理され、変調器280により変調され、送信機254a〜254rにより調節され、送信機システム210に送り戻される。
【0022】
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号がアンテナ224により受信され、受信機222により調節され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242により処理されて、受信機システム250により送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。そして、プロセッサ230は、ビームフォーミング加重を決定するのにどのプリコーディングマトリクスを使用するかを決定し、そして、抽出されたメッセージを処理する。
【0023】
図3を参照すると、この図は、本発明の一実施形態による通信デバイスの代替的な簡易機能ブロック図を示している。
図3に示されるように、無線通信システムにおける通信デバイスは、
図1のUE(若しくはAT)116および122または
図1の基地局(若しくはAN)100を実現するのに利用可能であり、無線通信システムは、好ましくはLTEシステムまたはNRシステムである。通信デバイスは、入力デバイス302、出力デバイス304、制御回路306、中央演算処理装置(CPU)308、メモリ310、プログラムコード312、およびトランシーバ314を含んでよい。制御回路306は、CPU308を介してメモリ310内のプログラムコード312を実行することにより、通信デバイスの動作を制御する。通信デバイス300は、キーボード、キーパッド等の入力デバイス302を介してユーザにより入力された信号を受信することができ、モニタ、スピーカ等の出力デバイス304を介して画像および音声を出力することができる。トランシーバ314は、無線信号を受信および送信するのに使用され、受信信号を制御回路306に伝達すると共に、制御回路306により生成された信号を無線で出力する。無線通信システムにおける通信デバイス300は、
図1のAN100を実現するのにも利用可能である。
【0024】
図4は、本発明の一実施形態による
図3に示すプログラムコード312の簡易ブロック図である。本実施形態において、プログラムコード312は、アプリケーションレイヤ400、レイヤ3部402、およびレイヤ2部404を含み、レイヤ1部406に結合されている。レイヤ3部402は一般的に、無線リソース制御を実行する。レイヤ2部404は一般的に、リンク制御を実行する。レイヤ1部406は一般的に、物理的接続を実行する。
【0025】
(3GPP TS 24.386で論じられたように)LTEでは、送信プロファイルに関連する設定パラメータおよび送信挙動、宛先レイヤ2 IDおよび送信元レイヤ2 IDは、以下のように説明されている:
[外1]
【0026】
RAN1 #94 Chairman’s Noteでは、NR V2Xの合意事項が以下のように説明されている:
[外2]
【0027】
3GPP TR 23.786は、以下の説明を提供する:
[外3]
【0028】
3GPP TS 23.303における5.4.5.23項は、以下の説明を提供する:
[外4]
[“Establishment of secure layer-2 link over PC5”と題する3GPP TS 23.303 V15.1.0の
図5.4.5.2−1を
図5で複製する。]
[外5]
【0029】
3GPP TR 22.886は、以下の説明を提供する:
[外6]
【0030】
一般的に、5Gオートモーティブ・アソシエーション(5G Automotive Association)は、(3GPP R2−1812975で論じられたように)Rel−16 NR−V2Xにおいて、10個の優先される使用ケースおよび検討要件を挙げている。「緊急事態に対する自律型ビークルの協調操作」では、自律型ビークルが危険な状況(例えば、移動物体との衝突)を識別し、隣接ビークルとの連携を図り、共同して衝突を回避するための操作を決定・実施できるようにする。
【0031】
3GPP R2−1815440で論じられたように、NRにおけるV2X(Vehicle-to-Everyting)サイドリンク・ディスカバリは、ユニキャストまたはグループキャストV2X通信におけるUE間のデータ送信を開始するために、近接する別のUEを発見するためにサポートされ得る。この自律型ビークルが、緊急事態を検出するときに隣接ビークルを識別するためにV2Xサイドリンク・ディスカバリ手順を開始する場合、それは余分なレイテンシを誘発し、衝突のリスクを増加させる。3GPP TR 23.786に基づくと、自律型ビークルが緊急イベントを検出するためのサービスフローを
図6に示すことができる。
図6は、自律型ビークルが、緊急イベントが発生する前に、隣接ビークルのUID2を認識することができると仮定している。自律型ビークルが、V2Xメッセージ(緊急データ)を直ちに送信する必要のある緊急イベントを検出した場合、隣接ビークルに第1メッセージを送信してよく、ここで、この第1のメッセージは自律型ビークルとの接続を確立することを要求するのに使用されることを隣接ビークルが理解できる宛先アドレスに基づいて、第1のメッセージが送信される。この第1のメッセージは、接続確立のための直接要求メッセージを含むことができる。第1のメッセージを受信すると、隣接ビークルは、例えば、第1のメッセージまたは直接要求メッセージに含まれる緊急データに基づいて、第2のメッセージを自律型ビークルに送信することができる。第2のメッセージは、接続確立のための直接応答メッセージを含むことができる。第2のメッセージを受信すると、自律型ビークルは、第2のメッセージが受信されたことを隣接ビークルに確認するために第3のメッセージを送信することができる。第3のメッセージは、接続確立のための直接確認メッセージを含むことができる。接続確立が完了した後、接続確立の交渉結果に基づき、自律型ビークルと隣接ビークルは通信を開始する。このようなV2Xメッセージまたは緊急データは、サイドリンク無線ベアラで送信されるユーザプレーントラフィックとすることができる。
【0032】
リスクを軽減するために、別のより速い解決策を検討することができる。
【0033】
解決策1:トラフィックと接続確立に使用されるメッセージが同時に送信され得る
【0034】
自律型ビークルが緊急イベントを検出する場合、自律型ビークルは、送信可能な緊急データを有することができる。3GPP TR 23.786で論じられたように、自律型ビークルは、隣接ビークルへの直接要求メッセージの送信を初期化する(initialize)ことができる。このとき、自律型ビークルは隣接ビークルのL2IDを知ることができなかった。LTE[xx]におけるサイドリンク動作に基づくと、送信元デバイスのL2ID(Layer-2 Identity)と宛先デバイスのL2IDのペアに対してSLRB(Sidelink Radio Bearer)を作成または確立した後、SLRBでトラフィックを送信する。5G V2Xサイドリンク動作がLTEにおけるサイドリンク動作の原理に従う場合、自律型ビークルのL2IDと隣接ビークルのL2IDのペアをSLRBに関連付けることができないため、緊急データを送信するために使用されるSLRBを作成または確立することができない。この状態では、緊急データをSLRBで送信することができなかった。緊急データを送信するために、以下の方法を使用することができる:
− 緊急データを直接要求メッセージ(のコンテナ)において送信/これに含めることができ、ここで、直接要求メッセージは接続を確立するために使用され得る;
− 緊急データを直接応答メッセージ(のコンテナ)において送信/これに含めることができ、ここで、直接応答メッセージは接続を確立するために使用され得る;
− 緊急データを直接確認メッセージ(のコンテナ)において送信/これに含めることができ、ここで、直接確認メッセージは接続を確立するために使用され得る;
− 緊急データを直接要求メッセージも含むパケットに含めることができ、ここで、直接要求メッセージは接続を確立するために使用されることができ、パケットは接続を確立するために送信される;
− 緊急データを直接応答メッセージも含むパケットに含めることができ、ここで、直接応答メッセージは接続を確立するために使用されることができ、パケットは接続を確立するために送信される;かつ/あるいは
− 緊急データを直接確認メッセージも含むパケットに含めることができ、ここで、直接確認メッセージは接続を確立するために使用されることができ、パケットは接続を確立するために送信される。
【0035】
解決策1についてのサービスフローの例を
図7に示すことができる。さらに、
図8および
図9ならびに以下のそれらの説明は、解決策1の例示的な実施形態である。
【0036】
図8は、サイドリンク通信を行う第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート800である。ステップ805では、第1のデバイスが、第2のデバイスへのサイドリンク送信のためのデータを生成する。ステップ810では、第1のデバイスが直接要求メッセージを生成し、ここで、直接要求メッセージは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される。ステップ815では、第1のデバイスが第1のパケットを第2のデバイスに送信し、ここで、第1のパケットは、データおよび直接要求メッセージを含む。
【0037】
一実施形態では、第1のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティ(Layer2 Identity)と、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用されるレイヤ2アイデンティティであるブロードキャストアドレスとに基づいて送信され得る。直接要求メッセージは、第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティを含むことができる。
【0038】
一実施形態では、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のパケットを受信することができ、ここで、第2のパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接応答メッセージを含む。第2のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティと第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて送信され得る。直接応答メッセージは、直接要求メッセージの受信に応答したものとすることができる。データは、直接要求メッセージに、あるいは直接要求メッセージに関連付けられたコンテナに含められ得る。
【0039】
図3および
図4に戻って参照すると、第1のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のデバイスが、(i)第2のデバイスへのサイドリンク送信のためのデータを生成することと、(ii)直接要求メッセージを生成することであって、直接要求メッセージは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される、生成することと、(iii)第1のパケットを第2のデバイスに送信し、第1のパケットは、データおよび直接要求メッセージを含む、送信することと、行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0040】
図9は、サイドリンク通信を行う第2のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート900である。ステップ905では、第2のデバイスが、第1のデバイスへのサイドリンク送信のためのデータを生成する。ステップ910では、第2のデバイスが直接応答メッセージを生成し、ここで、直接応答メッセージは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される。ステップ915では、第2のデバイスが第2のパケットを第1のデバイスに送信し、ここで、第2のパケットは、データおよび直接応答メッセージを含む。
【0041】
一実施形態では、第2のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて送信され得る。直接応答メッセージは、第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティを含むことができる。
【0042】
一実施形態では、第2のデバイスは、第1のデバイスから第1のパケットを受信することができ、第1のパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接要求メッセージを含む。第1のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティと、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用されるレイヤ2アイデンティティであるブロードキャストアドレスに基づいて送信され得る。直接応答メッセージは、直接要求メッセージの受信に応答したものとすることができる。データは、直接応答メッセージに、あるいは直接応答メッセージに関連付けられたコンテナに含められ得る。
【0043】
図3および
図4に戻って参照すると、第2のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第2のデバイスが、(i)第1のデバイスへのサイドリンク送信のためのデータを生成することと、(ii)直接応答メッセージを生成することであって、直接応答メッセージは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される、生成することと、(iii)第2のパケットを第1のデバイスに送信することであって、第2のパケットは、データおよび直接応答メッセージを含む、送信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0044】
解決策2:トラフィックが送信可能になる前に接続確立が行われ得る
【0045】
自律型ビークルが隣接ビークルの上位レイヤアイデンティティを知ることができない場合、自律型ビークルは隣接ビークルについての上位レイヤアイデンティティを含めることができない。代わりに、自律型ビークルが、その上位レイヤアイデンティティを含むその直接要求メッセージを定期的にブロードキャストする必要があるとしてよい。隣接ビークルが自律型ビークルの近くにあり、直接要求メッセージを受信する場合、隣接ビークルは自律型ビークルとの接続を確立する手順を開始することができる。接続が行われた後、自律型ビークルで緊急イベントが発生した場合、自律型ビークルは、接続設定を使用して、緊急データを隣接ビークルに直ちに送信することができる。
【0046】
この解決策のためのサービスフローの例を
図10に示すことができる。自律型ビークルは自律型ビークルのL2IDとブロードキャストアドレスを使用して直接要求メッセージをブロードキャストすることができる。直接要求メッセージには、自律型ビークルの上位識別子が含められ得る。自律型ビークルの上位識別子は、隣接ビークルが自律型ビークルの上位識別子を自律型ビークルのL2IDに関連付けるために使用され得る。隣接ビークルは、直接要求メッセージが受信されたとき/場合、自律型ビークルの上位識別子を自律型ビークルのL2IDに関連付けることができる。
【0047】
直接要求メッセージを受信すると、隣接ビークルは直接要求メッセージに対応する直接応答メッセージの送信を初期化することができる。直接応答メッセージは、隣接ビークルの上位識別子を含むことができる。隣接ビークルの上位識別子は、自律型ビークルが隣接ビークルの上位識別子を隣接ビークルのL2IDに関連付けるために使用され得る。自律型ビークルは、直接応答メッセージをが受信されたとき/場合、隣接ビークルの上位識別子を隣接ビークルのL2IDに関連付けることができる。隣接ビークルは自律型ビークルのL2IDと隣接ビークルのL2IDに基づいて直接応答メッセージを送信することができる。
【0048】
直接応答メッセージを受信すると、自律型ビークルは、直接応答メッセージに対応する直接確認メッセージの送信を初期化することができる。自律型ビークルは、自律型ビークルのL2IDと隣接ビークルのL2IDに基づいて隣接ビークルに直接確認メッセージを送信することができる。
【0049】
緊急事態が発生した場合でも、自律型ビークルと隣接ビークルは、接続確立の設定結果に基づいて緊急データを送信することができる。例えば、自律型ビークルで上位レイヤから緊急データが受信された場合、緊急データを隣接ビークルの上位識別子と共に転送することができる。自律型ビークルは、隣接ビークルのL2IDが隣接ビークルの上位識別子に関連付けられているため、隣接ビークルのL2IDに基づいて緊急データを送信することができる。同様に、隣接ビークルで上位レイヤから緊急データが受信された場合、緊急データを自律型ビークルの上位識別子と共に転送することができる。隣接ビークルは、自律型ビークルのL2IDが自律型ビークルの上位識別子に関連付けられているため、自律型ビークルのL2IDに基づいて緊急データを送信することができる。
【0050】
図11および
図12ならびに以下のそれらの説明は、解決策2の例示的な実施形態である。
図11は、第2のデバイスとユニキャストリンク確立を行う第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1100である。ステップ1105では、第1のデバイスは第1のメッセージをブロードキャストし、ここで、第1のメッセージはユニキャストリンク確立を要求するために使用され、第1のメッセージは第1のデバイスの上位レイヤ識別子を含む。ステップ1110では、第1のデバイスは、ユニキャストリンク確立を完了するために、第2のデバイスから第2のメッセージを受信し、ここで、第2のメッセージは、第2のデバイスの上位レイヤ識別子を含む。
【0051】
一実施形態では、第1のメッセージは、送信元レイヤ2 IDとしての第1のデバイスのレイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDとしてのブロードキャスト・アドレスに基づいてブロードキャストされ、受信され得る。さらに、第2のメッセージは、宛先レイヤ2 IDとしての第1のデバイスのレイヤ2 IDおよび送信元レイヤ2 IDとしての第2のデバイスのレイヤ2 IDに基づいて送信され、受信され得る。別の実施形態では、第1のメッセージは、第2のデバイスのいかなる上位レイヤ識別子も含まない。
【0052】
一実施形態では、第1のデバイスの上位レイヤ識別子は、第2のデバイスが第1のデバイスの上位レイヤ識別子を第1のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用され得る。さらに、第2のデバイスの上位レイヤ識別子は、第1のデバイスが第2のデバイスの上位レイヤ識別子を第2のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用され得る。
【0053】
図3および
図4に戻って参照すると、第1のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のデバイスが、(i)第1のメッセージをブロードキャストすることであって、第1のメッセージはユニキャストリンク確立を要求するために使用され、第1のメッセージは第1のデバイスの上位レイヤ識別子を含む、ブロードキャストすることと、(ii)ユニキャストリンク確立を完了するために、第2のデバイスから第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージは第2のデバイスの上位レイヤ識別子を含む、受信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0054】
図12は、第1のデバイスとユニキャストリンク確立を行う第2のデバイスの観点からの1つの例示的実施形態によるフローチャート1200である。ステップ1205では、第2のデバイスは、第1のデバイスからブロードキャストされた第1のメッセージを受信し、ここで、第1のメッセージはユニキャストリンク確立を要求するために使用され、第1のメッセージは第1のデバイスの上位レイヤ識別子を含む。ステップ1210では、第2のデバイスは、ユニキャストリンク確立を完了するために第1のデバイスに第2のメッセージを送信し、ここで、第2のメッセージは、第2のデバイスの上位レイヤ識別子を含む。
【0055】
一実施形態では、第1のメッセージは、送信元レイヤ2 IDとしての第1のデバイスのレイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDとしてのブロードキャストアドレスに基づいてブロードキャストされ、受信され得る。さらに、第2のメッセージは、宛先レイヤ2 IDとしての第1のデバイスのレイヤ2 IDおよび送信元レイヤ2 IDとしての第2のデバイスのレイヤ2 IDに基づいて送信され、受信され得る。別の実施形態では、第1のメッセージは、第2のデバイスのいかなる上位レイヤ識別子も含まない。
【0056】
一実施形態では、第1のデバイスの上位レイヤ識別子は、第2のデバイスが第1のデバイスの上位レイヤ識別子を第1のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用され得る。さらに、第2のデバイスの上位レイヤ識別子は、第1のデバイスが第2のデバイスの上位レイヤ識別子を第2のデバイスのレイヤ2 IDに関連付けるために使用され得る。
【0057】
図3および
図4に戻って参照すると、第2のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第2のデバイスが、(i)第1のデバイスからブロードキャストされた第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージはユニキャストリンク確立を要求するために使用され、第1のメッセージは第1のデバイスの上位レイヤ識別子を含む、受信することと、(ii)ユニキャストリンク確立を完了するために第1のデバイスに第2のメッセージを送信することであって、第2のメッセージは、第2のデバイスの上位レイヤ識別子を含む、送信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0058】
図13および
図14ならびに以下のそれらの説明は、解決策2の他の例示的な実施形態である。
【0059】
図13は、サイドリンク通信を実行する第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1300である。ステップ1305では、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のパケットを受信し、ここで、第2のパケットは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。ステップ1310では、第1のデバイスは、サイドリンク送信のためのデータを生成し、ここで、データは、第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。ステップ1315では、第1のデバイスは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて、データを第2のデバイスに送信する。
【0060】
一実施形態では、第1のデバイスは、第1のパケットを第2のデバイスに送信することができ、ここで、第1のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。
【0061】
図3および
図4に戻って参照すると、第1のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のデバイスが、(i)第2のデバイスから第2のパケットを受信することであって、第2のパケットは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる、受信することと、(ii)サイドリンク送信のためのデータを生成することであって、データは、第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる、生成することと、(iii)第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて、データを第2のデバイスに送信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0062】
図14は、サイドリンク通信を行う第2のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1400である。ステップ1405では、第2のデバイスは、第1のデバイスから第1のパケットを受信し、ここで、第1のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。ステップ1410では、第2のデバイスは、サイドリンク送信のためのデータを生成し、ここで、データは、第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。ステップ1415では、第2のデバイスは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて、データを第1のデバイスに送信する。
【0063】
一実施形態では、第2のデバイスは、第2のパケットを第1のデバイスに送信することができ、ここで、第2のパケットは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる。
【0064】
図3および
図4に戻って参照すると、第2のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第2のデバイスが、(i)第1のデバイスから第1のパケットを受信することであって、第1のパケットは、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる、受信することと、(ii)サイドリンク送信のためのデータを生成することであって、データは、第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティに関連付けられる、生成することと、(iii)第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティおよび第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて、データを第1のデバイスに送信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0065】
図13〜14に示され上述した実施形態に関連して、一実施形態では、第1のパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接要求メッセージを含むことができる。さらに、第2のパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接応答メッセージを含むことができる。
【0066】
一実施形態では、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティは、第1または第2のパケットのヘッダに含めることができる。さらに、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティは、第1または第2のパケットのヘッダに含めることができる。
【0067】
一実施形態では、第1のデバイスのレイヤ2アイデンティティは、第1または第2のパケットの送信に関連付けられたサイドリンク制御シグナリングを介して送信され得る。さらに、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティは、第1または第2のパケットの送信に関連付けられたサイドリンク制御シグナリングを介して送信され得る。
【0068】
一実施形態では、第1のデバイスの上位レイヤアイデンティティは、第1のパケットまたは直接要求メッセージに含めることができる。さらに、第2のデバイスの上位レイヤアイデンティティは、第2のパケットまたは直接応答メッセージに含めることができる。
【0069】
解決策3: 部分トラフィック送信後の接続確立が可能となる
【0070】
(位置情報(例えば、CAMメッセージ)を交換するための)V2Xサービスについての1対多の直接通信は、緊急事態が発生する前に近傍のビークル間で進行中となっているべきであるため、自律型ビークルは、1対多の直接通信から受信したV2Xメッセージに含まれるL2IDを介して、正しい隣接ビークルを識別できるべきである。従って、自律型ビークルは、隣接ビークルのL2IDに基づいて隣接ビークルと協調操作を行うために、なんらかの初期シグナリングを直接交換することができる。
【0071】
この代替案についてのサービスフローの例を
図15に示すことができる。自律型ビークルは、隣接ビークルから送信されたCAMメッセージのようなブロードキャストメッセージに基づいて隣接ビークルのL2ID(L2ID2)を知ることができる。緊急イベントが発生し、緊急データが送信可能となった場合、自律型ビークルは、隣接ビークルのL2IDに基づいて緊急データを隣接ビークルに直接送信することができる。例えば、自律型ビークルは、緊急イベントが発生した後に送信可能なまさに最初のデータを含む第1のパケットを隣接ビークルに送信することができる。第1のパケットは、自律型ビークルのL2IDと隣接ビークルのL2IDに基づいて送信され得る。自律型ビークルの(部分的)L2IDおよび/または隣接ビークルの(部分的)L2IDを第1のパケットのヘッダに含めることができる。自律型ビークルの(部分的)L2IDおよび/または隣接ビークルの(部分的)L2IDは、第1のパケットの送信に関連付けられたサイドリンク制御シングリングを介して送信され得る。
【0072】
一実施形態では、第1のパケットは、自律型ビークルのL2IDおよび(隣接ビークルのL2IDの代わりに)グループキャストまたはブロードキャストアドレスに基づいて送信され得る。自律型ビークルの(部分的)L2IDおよび(部分的)グループキャストまたはブロードキャストアドレスは、第1のパケットのヘッダに含めることができる。自律型ビークルの(部分的)L2IDおよび(部分的)グループキャストまたはブロードキャストアドレスは、第1のパケットに関連付けられたサイドリンク制御シングリングを介して送信または搬送され得る。グループキャストアドレスまたはブロードキャストアドレスは、特有のサービスもしくは特有の目的(例えば、V2Xサービスの場合の緊急イベント)または特有の使用ケース(例えば、「緊急事態のための自律型ビークルの協調操作」)のための1対1サイドリンク通信のための接続を確立するために使用されるL2IDとすることができる。グループキャストアドレスまたはブロードキャストアドレスは、すべてのサービスもしくは目的、またはすべての使用ケースにのための1対1のサイドリンク通信のための接続を確立するために使用される共通L2IDとすることができる。
【0073】
一実施形態では、第1のパケットは、以下を含むことができる:
− 自律型ビークルからの緊急イベントの最初のトラフィック;
− 隣接ビークルのL2IDを含めることができる直接要求メッセージ(グループキャスト/ブロードキャストアドレスが第1のパケットのヘッダに含まれるか、第1のパケットに関連付けられたサイドリンク制御信号を介して送信/搬送される場合)ここで、直接要求メッセージが接続を確立するために使用され得る;
− 隣接ビークルのL2IDの情報(グループキャスト/ブロードキャストアドレスが第1のパケットのヘッダに含まれるか、第1のパケットに関連付けられたサイドリンク制御信号を介して送信/搬送される場合);かつ/あるいは
− 接続確立の必要性に関する情報
【0074】
第1のパケットの受信に応答して、隣接ビークルは、自律型ビークルへの第2のパケットの送信を初期化または実行することができる。第2のパケットは、自律型ビークルのL2IDおよび隣接ビークルのL2IDに基づいて送信され得る。自律型ビークルの(部分的)L2IDと隣接ビークルの(部分的)L2IDは、第2のパケットのヘッダに含めることができる。自律型ビークルの(部分的)L2IDおよび隣接ビークルの(部分的)L2IDは、第2パケットに関連付けられたサイドリンク制御シングリングを介して送信/搬送され得る。
【0075】
一実施形態では、第2のパケットは、隣接ビークルのL2IDおよび自律型ビークル(および/または隣接ビークル)が参加できるグループキャスト通信のために使用されるL2ID(例えば、L2ID3)に基づいて送信され得る。グループキャスト通信のために使用される(部分的)L2IDおよび隣接ビークルの(部分的)L2IDは、第2のパケットのヘッダに含めることができる。グループキャスト通信のために使用される(部分的)L2IDと隣接ビークルの(部分的)L2IDは、第2パケットに関連付けられたサイドリンク制御シングリングを介して送信または搬送され得る。
【0076】
一実施形態では、第2のパケットは、以下を含むことができる:
− 隣接ビークルからの緊急事態のための第2のトラフィック;
− 第1のパケットに含まれる第1のトラフィックの受信に応答する第2のトラフィック;
− 自律型ビークルのL2IDが含まれ得る直接要求メッセージ、ここで、直接要求メッセージは接続確立のために使用され得る;かつ/あるいは
− 第1のパケットに含まれる第1のトラフィックの確認情報、ここで、確認情報は、第1のパケットに含まれる第1のトラフィックが再送される必要があるかどうかを自律型ビークルが決定するため使用され得る。確認情報は、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)フィードバック、ARQフィードバック、RLC(Radio Link Control)制御PDU(Protocol Data Unit)のステータスレポート、PDCP(Packet Data Convergenece Protocol)制御PDUのステータスレポート、または第1のパケットに含まれる第1のトラフィックを構築、生成、配信、または送信する上位またはアプリケーションレイヤのシグナリングとすることができる。
【0077】
いくつかの使用ケース(例えば、緊急事態)は非常に緊急かつ重大であるため、そのような使用ケースについてのサイドリンク通信に使用される固有の送信フォーマットまたはプロファイルおよび/または固有のAS(Access Stratum)設定は、(あまり緊急または重大ではない)他の使用ケースについてのサイドリンク通信に使用される共通の送信フォーマットまたはプロファイルおよび/または共通のAS設定とは異なる可能性がある。
【0078】
自律型ビークルは、固有の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して、第1のパケットを送信することができる。隣接ビークルは、共通の送信フォーマットもしくはプロファイル、または固有の送信フォーマットもしくはプロファイルを使用して、第1のパケットを受信する(ことを試みる)ことができる。第1のパケットが固有の送信フォーマットまたはプロファイルに基づいて受信された場合、隣接ビークルは、固有の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して第2のパケットを送信することができる。自律型ビークルは、(第1のパケットが固有の送信フォーマットまたはプロファイルに基づいて送信されたため)固有の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して第2のパケットを受信することができる。
【0079】
代替的に、自律型ビークルは、共通の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して第1のパケットを送信することができる。隣接ビークルは、共通の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して、第1のパケットを受信することができる。そして、隣接ビークルは、(例えば、第1のパケットの内容または目的に基づいて)固有の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して、第2のパケットを送信することができる。自律型ビークルは、(自律型ビークルは、隣接ビークルが固有の送信フォーマットまたはプロファイルに基づいて第2のパケットを送信できることを期待してよいため)固有の送信フォーマットまたはプロファイルを使用して、第2のパケットを受信することができる。
【0080】
一実施形態では、自律型ビークルは、固有のAS設定を使用して、第1のパケットを送信することができる。隣接ビークルは、共通のAS設定または固有のAS設定を使用して、第1のパケットを受信する(ことを試みる)ことができる。第1のパケットが固有のAS設定に基づいて受信される場合、隣接ビークルは固有のAS設定を使用して第2のパケットを送信することができる。自律型ビークルは、(第1のパケットが固有のAS設定に基づいて送信されたため)固有のAS設定を使用して、第2パケットを受信することができる。
【0081】
代替的には、自律型ビークルは、共通のAS設定を使用して、第1のパケットを送信することができる。隣接ビークルは、共通のAS設定を使用して、第1のパケットを受信することができる。隣接ビークルは、(例えば、第1のパケットの内容または目的に基づいて)固有のAS設定を使用して、第2のパケットを送信することができる。自律型ビークルは、(自律型ビークルは、隣接ビークルが固有のAS設定に基づいて第2のパケットを送信することを期待してよいため)固有のAS設定を使用して、第2のパケットを受信することができる。
【0082】
固有のAS設定は、以下を含むことができる:
− MAC(Medium Access Control)設定(例えば、HARQ再送が必要かどうか、再送回数、MCS(Modulation Coding Scheme)など);
− RLC設定(例えば、RLC AMエンティティが使用されるかどうかに関する情報);
− PDCP設定(例えば、PDCPパケット重複がアクティブにされるべきかどうかに関する情報);および/または
− SDAP(Service Data Adaptation Protocol)設定(例えば、SDAP PDUでSPAPヘッダが必要とされるかどうかに関する情報、SLRBとQoSフローのマッピング等)。
【0083】
上記の方法にかかわらず、送信フォーマットまたはプロファイルは、1つまたは複数のASレイヤ送信パラメータを示すことができる。一実施形態では、送信フォーマットまたはプロファイルは、1つまたは複数のRAT(Radio Access Technology)、1つまたは複数のMCS、1つまたは複数のサブキャリア間隔、1つまたは複数のキャリア、1つまたは複数の帯域幅部分、1つまたは複数の送信フォーマット、1つまたは複数の送信電力制限、および/または1つまたは複数の送信範囲を示すことができる。さらに、送信フォーマットまたはプロファイルは、HARQ適応、対応するMCS、対応する(最大または最小)TBサイズ、および/または送信モード(例えば、ネットワークスケジューリングモード、UE自律リソース選択モード)を示すことができる。
【0084】
上記の方法にかかわらず、AS設定は、MAC設定関連パラメータ、RLC設定関連パラメータ、PDCP設定関連パラメータ、および/またはSDAP設定関連パラメータを含むことができる。
【0085】
図14および15ならびに以下のそれらの説明は、解決策3の例示的な実施形態である。
【0086】
図16は、コネクションレス型1対1サイドリンク通信を行う第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1600である。ステップ1605では、第1のデバイスは、第2のデバイスからメッセージを受信し、ここで、メッセージに含まれる、あるいはメッセージの受信に関連付けられたサイドリンク制御情報に含まれる情報は、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティを示す。ステップ1610では、第1のデバイスは、第2のデバイスへのサイドリンク送信のための第1のデータパケットを生成し、ここで、第1のデータパケットは、宛先アドレスのフィールドを含み、あるいは第1のデータパケットは、宛先アドレスのフィールドが含まれるサイドリンク制御情報に関連付けられる。ステップ1615では、第1のデバイスは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて宛先アドレスのフィールドを設定する。ステップ1620では、第1のデバイスは、第1のデータパケットの送信前に、第2のデバイスとなんら接続またはリンク確立関連のメッセージを交換することなく、サイドリンク制御情報および第1のデータパケットを第2のデバイスに直接送信する。
【0087】
図3および
図4を参照すると、UEの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、UEが、(i)第2のデバイスからメッセージを受信することであって、メッセージに含まれる、あるいはメッセージの受信に関連付けられたサイドリンク制御情報に含まれる情報は、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティを示す、受信することと、(ii)第2のデバイスへのサイドリンク送信のための第1のデータパケットを生成することであって、第1のデータパケットは、宛先アドレスのフィールドを含み、あるいは第1のデータパケットは、宛先アドレスのフィールドが含まれるサイドリンク制御情報に関連付けられる、生成することと、(iii)第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて宛先アドレスのフィールドを設定することと、(iv)第1のデータパケットの送信前に、第2のデバイスとなんら接続またはリンク確立関連のメッセージを交換することなく、サイドリンク制御情報および第1のデータパケットを第2のデバイスに直接送信することと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0088】
図17は、コネクションレス1対1サイドリンク通信を実行する第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1700である。ステップ1705では、第1のデバイスは、第2のデバイスからメッセージを受信し、ここで、メッセージに、あるいはメッセージの受信に関連付けられたサイドリンク制御情報に含まれる情報は、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティを示す。ステップ1710では、第1のデバイスは、第2のデバイスへのサイドリンク送信のための第1のデータパケットを生成し、ここで、第1のデータパケットは、宛先アドレスが搬送されるサイドリンク制御情報に関連付けられる。ステップ1715では、第1のデバイスは、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて宛先アドレスを決定する。ステップ1720では、第1のデバイスは、第1のデータパケットの送信前に、第2のデバイスといかなる接続またはリンク確立関連のメッセージを交換することなく、サイドリンク制御情報および第1のデータパケットを第2のデバイスに直接送信する。
【0089】
図3および
図4に戻って参照すると、第1のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、第1のデバイスが、(i)第2のデバイスからメッセージを受信することであって、メッセージに、あるいはメッセージの受信に関連付けられたサイドリンク制御情報に含まれる情報は、第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティを示す、受信することと、(ii)第2のデバイスへのサイドリンク送信のための第1のデータパケットを生成することであって、第1のデータパケットは、宛先アドレスが搬送されるサイドリンク制御情報に関連付けられる、生成することと、(iii)第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティに基づいて宛先アドレスを決定することと、(iv)第1のデータパケットの送信前に、第2のデバイスといかなる接続またはリンク確立関連のメッセージを交換することなく、サイドリンク制御情報および第1のデータパケットを第2のデバイスに直接送信すること、とを行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0090】
図16および17に示され上述した実施形態に関連して、一実施形態では、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のデータパケットを受信することができ、ここで、第2のデータパケットは、第2のデバイスから第1のデバイスへの送信についての別のデータを含む。さらに、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のパケットを受信することができ、ここで、第2のパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接要求メッセージを含む。追加的に、第1のデバイスは、第2のデバイスから第2のパケットを受信することができ、ここで、第2のパケットは、第1のパケットに含まれるデータの再送が必要かどうかを第1のデバイスが決定するために使用される確認情報を含む。
【0091】
一実施形態では、メッセージは、V2VまたはV2Xメッセージ(例えば、CAMメッセージ)とすることができる。さらに、メッセージは、1対多サイドリンク通信を介して受信され得る。
【0092】
一実施形態では、第1のデータパケットは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の接続を確立するために使用される直接要求メッセージを含まなくてよい。第2のデバイスのレイヤ2アイデンティティを、メッセージを含むパケットのヘッダに含めることができる。
【0093】
1つのシナリオでは、1対1サイドリンク通信が、必要に応じて、UE1のV2XアプリケーションによってUE2に向けて開始されてよい。UE1から受信された後続のデータパケットがUE2の正しいV2Xアプリケーションによって処理されることができるように、1対1サイドリンク通信のための接続またはリンク確立手順の間に、UE2にV2XアプリケーションをUE1が通知する必要がある。V2Xアプリケーションのアイデンティティを示す情報は、直接通信要求メッセージ含まれてよい。このようにして、直接通信要求メッセージを送信するために使用されるパケットに、あるいはパケットの送信または受信に関連付けられたサイドリンク制御情報に含まれる情報は、共通のレイヤ2ブロードキャストアイデンティティを示すことができる。共通のレイヤ2ブロードキャストアイデンティティは、(任意のV2Xアプリケーションのために)1対1サイドリンク通信のための接続またはリンク確立手順に使用され得る。
図18および19、ならびに以下のそれらの説明は、例示的な実施形態である。
【0094】
図18は、第2のデバイスと1対1サイドリンク通信を確立する第1のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1800である。ステップ1805では、第1のデバイスは、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の1対1のサイドリンク通信を確立するために第2のデバイスのアイデンティティまたは共通ブロードキャストアイデンティティに基づいて、第1のメッセージを第2のデバイスに送信し、ここで、第1のメッセージは、V2Xアプリケーションを識別するために使用される情報を含む。
【0095】
図3および
図4に戻って参照すると、第1のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のデバイスが、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の1対1のサイドリンク通信を確立するために第2のデバイスのアイデンティティまたは共通のブロードキャストアイデンティティに基づいて、第1のメッセージを第2のデバイスに送信することであって、第1のメッセージは、V2Xアプリケーションを識別するために使用される情報を含む、送信することを行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0096】
図19は、第1のデバイスと1対1サイドリンク通信を確立する第2のデバイスの観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート1900である。ステップ1905では、第2のデバイスは、第1のデバイスと第2のデバイスの間の1対1サイドリンク通信を確立するために第2のデバイスのアイデンティティまたは共通のブロードキャストアイデンティティに基づいて、第1のデバイスから送信された第1のメッセージを受信し、ここで、第1のメッセージは、V2Xアプリケーションを識別するために使用される情報を含む。
【0097】
図3および
図4に戻って参照すると、第2のデバイスの1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第2のデバイスが、第1のデバイスと第2のデバイスの間の1対1サイドリンク通信を確立するために第2のデバイスのアイデンティティまたは共通のブロードキャストアイデンティティに基づいて、第1のデバイスから送信された第1のメッセージを受信することであって、第1のメッセージは、V2Xアプリケーションを識別するために使用される情報を含む、受信することを行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを実行することができる。
【0098】
図18および19に示され上述された実施形態に関連して、一実施形態では、第1のメッセージは直接通信要求メッセージとすることができる。さらに、第2のメッセージが、第1のメッセージの受信に応答して、相互認証のために第2のデバイスから第1のデバイスに第2のメッセージを送信され得る。第1のメッセージは、第1のデバイスのアイデンティティおよび第2のデバイスのアイデンティティを含むことができる。
【0099】
一実施形態では、第1のメッセージの送信または受信に関連付けられたサイドリンク制御情報は、第2のデバイスのアイデンティティを示すことができる。情報は、V2Xアプリケーションのアイデンティティとすることができる。第1のデバイスにおけるV2Xアプリケーションは、1対1サイドリンク通信の確立をトリガすることができる。
【0100】
一実施形態では、共通のブロードキャストアイデンティティは、共通のレイヤ2ブロードキャストアイデンティティとすることができる。第1のメッセージは、共通のブロードキャストアイデンティティを含むことができる。第1のメッセージの送信または受信に関連付けられたサイドリンク制御情報は、共通ブロードキャストアイデンティティを示すことができる。
【0101】
上述の方法にかかわらず、1対1サイドリンク通信のための接続は、両方のデバイス/ビークル間のASレベルリンクおよび/または両方のデバイス/ビークル間のRRC接続とすることができる。
【0102】
上記の方法にかかわらず、デバイスは、UEまたはビークルとすることができる。
【0103】
以上、本開示の種々の態様を説明した。当然のことながら、本明細書の教示内容を多種多様な形態で具現化することができ、本明細書に開示したいかなる特定の構造、機能、または両者も代表的なものに過ぎない。本明細書の教示内容に基づいて、当業者には当然のことながら、本明細書に開示した態様を、他のいかなる態様からも独立に実装することができ、これら態様のうちの2つ以上を種々組み合わせることができる。例えば、本明細書に記載した態様のうちの任意の数の態様を用いて、装置を実装することができ、方法を実現することができる。追加的に、本明細書に記載した態様のうちの1つ以上の追加または代替で、他の構造、機能、または構造と機能を用いて、このような装置を実装することができ、このような方法を実現することができる。上記概念の一部の一例として、いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数に基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、パルス位置またはオフセットに基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、時間ホッピングシーケンスに基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数、パルス位置またはオフセット、および時間ホッピングシーケンスに基づいて同時チャネルを確立することができる。
【0104】
当業者であれば、多様な異なるテクノロジおよび技術のいずれかを使用して、情報および信号を表わしてよいを理解するであろう。例えば、上記説明全体で言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは粒子、光場若しくは粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表わしてよい。
【0105】
さらに、当業者には当然のことながら、本明細書に開示された態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア(例えば、ソースコーディングまたはその他何らかの技術を用いて設計することがあるディジタル実装、アナログ実装、またはこれら2つの組み合わせ)、命令を含む種々の形態のプログラム若しくは設計コード(本明細書においては便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称されることがある)、または両者の組み合わせとして実装されてよい。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に示すため、種々の例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、概略的にそれぞれの機能の側面から上述した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定用途およびシステム全体に課される設計上の制約によって決まる。当業者であれば、特定各用途に対して、説明した機能を様々なやり方で実装してもよいが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱の原因として解釈されるべきではない。
【0106】
追加的に、本明細書に開示される態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内で実装される、あるいはこれらによって実行されてよい。ICとしては、汎用プロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電気部品、光学部品、機械部品、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせを含み、IC内、IC外、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行してよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとしてよいが、代替として、プロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械としてよい。また、プロセッサは、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である、コンピュータデバイスの組み合わせとして実装されてよい。
【0107】
任意の開示プロセスにおけるステップの如何なる特定の順序または階層は、実例的な手法の一例であることが了解される。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層を、本開示の範囲内に留まりつつ、再構成してよいことが了解される。添付の方法の請求項は、種々のステップの要素を実例的な順序で示しており、提示の特定順序または階層に限定されることを意図していない。
【0108】
本明細書に開示される態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアにおいて直接具現化してよく、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにおいて具現化してよく、これら2つの組み合わせにおいて具現化してよい。(例えば、実行可能な命令および関連するデータを含む)ソフトウェアモジュールおよび他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムバーブルディスク、CD−ROM等のデータメモリ、または当技術分野において知られているその他任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体に存在してよい。実例的な記憶媒体がコンピュータ/プロセッサ(本明細書においては便宜上、「プロセッサ」と称されることがある)等の機械に結合されてよい、このようなプロセッサは、記憶媒体からの情報(例えば、コード)の読み出しおよび記憶媒体への情報の書き込みが可能である。実例的な記憶媒体は、プロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在してよい。ASICは、ユーザ機器に存在していてもよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとしてユーザ機器に存在してよい。さらに、いくつかの態様においては、任意の適当なコンピュータプログラム製品が、本開示の態様のうちの1つ以上に関連するコードを含むコンピュータ可読媒体を含んでもよい。いくつかの態様において、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を含んでよい。
【0109】
以上、種々の態様に関連して本発明を説明したが、本発明は、さらに改良可能であることが了解される。本願は、概して本発明の原理に従うと共に、本発明が関係する技術分野における既知で慣習的な実施となるような本開示からの逸脱を含む本発明の任意の変形、使用、または適応を網羅することを意図している。