(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記移送座部(27)が、前記遊離物質(11)が通過することを可能とするように形成される二つの対向する開口を有し、前記充填アセンブリ(26)が、前記遊離物質が前記移送座部(27)からこぼれることを防止するように形成されて、前記計量ステーション(30)から前記充填ステーション(23)へ前記第3特定経路(P3)に沿って延在する少なくとも一つの保持アセンブリ(33)を備えることを特徴とする請求項1に記載の機械。
前記吐出装置(18)は、前記遊離物質(11)が前記充填室(17)から前記キャビティ(12)へ移動することを可能とするように形成される出口開口(20)と、止め部材(21)と、を備え、前記出口開口(20)及び前記止め部材(21)は、前記出口開口(20)が開く第1位置(PA)と、前記出口開口(20)が前記止め部材(21)によって閉じる第2位置(PB)との間を互いに関して移動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
前記挿入アセンブリ(10)はカム機構(22)を備え、該カム機構は、前記出口開口(20)及び前記止め部材(21)を、少なくとも前記連結部分(T)の一部に沿う前記第1位置(PA)、及び前記遊離物質(11)の前記特定量が前記充填室(17)内へ充填される領域で前記充填ステーション(23)から前記挿入ステーション(8)への前記第2特定経路(P2)に沿う第2位置(PB)に保つように形成されることを特徴とする請求項3に記載の機械。
前記挿入ユニット(16)は、さらに、第2開口(24)を有し、使用時において、前記第2開口(24)を通して、前記遊離物質の前記特定量が前記充填室(17)へ供給されることを特徴とする請求項3又は4に記載の機械。
前記第2及び第3特定経路(P2,P3)は、少なくとも移送部分(TT)を共有し、該移送部分は、前記充填ステーション(23)に位置させられ、前記移送部分の領域において、前記遊離物質の前記特定量を前記移送座部(27)から前記挿入ユニット(16)へ移送するように前記移送座部(27)が前記挿入ユニット(16)へ連結されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の機械。
前記第1及び第2搬送部(19,28)は、前記移送座部(27)及び前記挿入ユニット(16)が連結されるように共有された前記移送部分(TT)に沿って移動するように作動させられることを特徴とする請求項7に記載の機械。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1において、参照符号1は、全体として、たばこ加工産業での実質的に筒状の物品3のためのロッド材2を製造するための機械を示す。特に、各物品3(
図8)は、異なる材料の部分4及び5を有する。
【0013】
機械1(
図1)は、挿入ステーション8を通り包装ステーション9へ第1特定経路P1に沿って搬送方向Aに材料7を送るための送りアセンブリ6と、線状体(strand)13を形成するために第1材料7の搬送方向Aに連続的に配置されるキャビティ12内へ遊離物質11(
図8に詳細に示される)の特定量を挿入するための挿入ステーション8に設置される挿入アセンブリ10と、線状体13回りに帯材15を巻き付けて固定するための包装ステーション9に設置される包装アセンブリ14と、を備える。
【0014】
特に、遊離物質11は、粒子及び細粒(及び繊維)の少なくとも一つの形態である。例えば、遊離物質11は、フィルタ材料及びたばこ粒子の少なくとも一つである。
【0015】
好適な実施形態により、物品3は紙巻たばこフィルタであり、材料7は、特に、酢酸セルロース等のフィルタ材料である。
【0016】
他の実施形態により、物品3は紙巻たばこの一部分であり、材料7はたばこである。
【0017】
都合良く、材料7は、搬送方向に連続して配置されてキャビティ12と交互の材料の部分を有する。
【0018】
都合良く、経路P1は実質的に水平である。
【0019】
図2及び3を特に参照すると、挿入アセンブリ10は、少なくとも一つの挿入ユニット16であって、次々に、遊離物質の特定量を保持するための充填室17と、充填室17から遊離物質11を吐出するための吐出装置18と、を備える挿入ユニットと、挿入ステーション8を通り第2特定経路P2に沿って挿入ユニット16を搬送するための搬送部19と、を備える。第1及び第2特定経路P1,P2は、挿入ステーション8において(少なくとも)連結部分Tを共有する。送りアセンブリ6及び搬送部19は、吐出装置18が連結部分T(の少なくとも一部)に沿って各キャビティに対向し続けられるように(挿入ユニット16及び材料7が連結部分Tに沿って送られるときに)、作動されるよう形成される。
【0020】
このようにして、遊離物質11は、良好にキャビティ内へ挿入されることができ、こうして、同時に、遊離物質が部屋内に発散する可能性がある危険を低減する。
【0021】
本発明による機械1の使用は、製造者が、驚くほど、それにより得られるロッド材2の固定化を改善することを可能とすることを、実験は示している。これに関して、我々は、この予期されない技術的効果が、部屋内の遊離物質11の減少のためで(も)あると、考える。実際に得られる結果として、長手方向に開く高い傾向は、帯材の二つの縁部が重なるようにされたときに、恐らく、遊離物質11の粒子が帯材15の二つの長手方向縁部の間に挟まれたままとなったためであるとの結論に達している。
【0022】
都合良く、連結部分Tは、少なくとも2.5cmの長さである。より正確には、連結部分Tは、少なくとも5cmの長さである。さらにより正確には、連結部分Tは、少なくとも8cmの長さである。最適な長さは、遊離物質11が正確にキャビティ12内へ挿入されるのに十分な時間を有することを可能とする。
【0023】
一般的に、連結部分Tは、30cmまでの長さである。
【0024】
都合良く、経路P2は、実質的に水平である。このようにして、遊離物質11の扱いがより容易になり、遊離物質11の部屋内における発散の危険がさらに低減される。
【0025】
都合良く、経路P2は閉経路である。このようにして、挿入ユニット16は、その動作方向を突然に変更すること、及び、挿入ユニット16自身の動作を停止することの少なくとも一方を必要とすることなく、必要とされる回数を連続的に経路P2に沿って動き続けることができる。
【0026】
幾つかの実施形態により、吐出装置18は、遊離物質11が充填室17からキャビティ12へ移動することを可能とするように形成される出口開口20と、止め部材21と、を備える。
【0027】
出口開口20及び止め部材21は、出口開口20が開かれる第1位置PAと、出口開口20が止め部材21によって閉じられる第2位置PBとの間を互いに関して移動可能である。
【0028】
図3において、右側の最初の二つの挿入ユニット16は、第2位置PBにあり、他の二つの挿入ユニット16は、第1位置PAにある。
【0029】
都合良く、出口開口20は、下向きであり、充填室17の下側端部の領域に位置させられる。
【0030】
幾つかの実施形態(図面に示されたもののような)により、止め部材21は、止め部材が出口開口20を開放する第1(特に上昇)位置PAと、止め部材が出口開口20を閉鎖する第2(特に下降)位置PBとの間を(垂直方向に)移動可能である。
【0031】
これらの場合において、止め部材21は、連結部分T以外の経路P2の部分(例えば、
図4の右側に示されるような)においてでさえ、第1位置PAに保たれることができる。これらの部分において、空気噴流によって出口開口20及び充填室17の定期的な浄化が実施されることができ、こうして、詰まりを引き起こす危険を低減する。
【0032】
幾つかの実施形態(図示されていない)により、開口20(より正確には、開口20が得られる充填室17の外側ケース)は、第1(下降)位置PAと第2(上昇)位置PBとの間を(垂直方向に)移動可能である。
【0033】
これらの場合において、連結部分Tの領域では、開口20は下降させられ、それにより、キャビティ12のより近くへ移動することができる。(より正確には、開口はキャビティ内へ実質的に挿入されることができる。)。そうすることによって、遊離物質11は、さらに一層正確にキャビティ20内へ移送させられ、こうして、遊離物質11の粒子が部屋内へ発散する機会をさらに低減する。
【0034】
さらなる実施形態(図示されていない)により、開口20及び止め部材21の両方が垂直方向に移動可能である。これらの場合において、作業者は、開口20の動作及び止め部材21の動作の両方に関連する利点を得ることができる。
【0035】
都合良く、挿入アセンブリ10は、カム機構22を備え、このカム機構は、出口開口20及び止め部材21を、少なくとも前記連結部分Tの一部に沿って第1位置PAに、遊離物質11の特定量が挿入ユニット16内へ移送させられる領域の充填ステーション23から挿入ステーション8へ経路P2に沿って第2位置PBに保つように形成される。
【0036】
特に、挿入ユニット16は、さらに、第2(より具体的には上側)開口24を有し、使用時において、これを通して、遊離物質の特定量が充填室17へ供給される。
【0037】
使用時において、開口24を通り供給される遊離物質11は、その下側端部に止め部材21が取り付けられる中空棒部材25の中央通路を通り下方向に移動し、棒部材25自身の下側端部の領域に配置された棒部材25の開口を通過することによって充填室17へ入る。
【0038】
図示された実施形態により、カム機構22は、経路P2に沿って延在する(固定された)案内カムと、止め部材21と一体(特に、棒部材25と一体)の滑り部材25(凸子)と、を備える。
【0039】
都合良く、機械1は、遊離物質11の特定量を挿入ユニット16へ移送するために、充填ステーション23に設置される充填アセンブリ26を備える。特定経路P2は、充填ステーション23を通り延在する。
【0040】
幾つかの実施形態により、充填アセンブリ26は、特定容量を有して、遊離物質11の特定量を収納するように形成される少なくとも一つの移送座部27と、特定経路P3に沿って充填ステーション23を通り移動座部27を搬送するための搬送部28と、を備える。
【0041】
特定経路P2及びP3は、少なくとも移送部分TTを共有し、移送部分は、充填ステーション23に位置させられ、移送部分の領域において、遊離物質の特定量を移送座部27から挿入ユニット16へ移送するように移送座部27が挿入ユニット16へ連結される(より具体的には重なる)。
【0042】
特に、搬送部28及び19は、移送座部27が移送部分TT(の少なくとも一部)に沿って挿入ユニット16(より正確には、その開口24)に対向し続けられるように、作動させられる(挿入ユニット16及び座部27が移送部分TT自身に沿って送られるときに)。
【0043】
都合良く、移送部分TTは少なくとも2.5cmの長さである。より正確には、移送部分TTは、少なくとも5cmの長さである。さらに一層正確には、移送部分TTは、少なくとも8cmの長さである。最適な長さは、遊離物質11が正確にキャビティ12内へ挿入されるのに十分な時間を有することを可能とする。
【0044】
一般的に、移送部分TTは、30cmまでの長さである。
【0045】
都合良く、経路P3は、閉経路である。このようにして、移送座部27は、その動作方向を突然に変更すること、及び、移送座部27自身の動作を停止することの少なくとも一方を必要とすることなく、必要とされる回数を連続的に経路P3に沿って動き続けることができる。
【0046】
都合良く、経路P3は、実質的に水平である。このようにして、遊離物質11の扱いがより容易になり、遊離物質11の部屋内における発散の危険がさらに低減される。
【0047】
幾つかの実施形態により、機械1は、計量ステーション30の領域に設置される遊離物質11のための供給装置29を備え、特定経路P3は、計量ステーションを通り延在する。特に、供給装置29は、遊離物質11を移送座部27へ供給するように形成される。
【0048】
幾つかの実施形態により、供給装置29は、ホッパー31を備える。都合良く、ホッパー31は、下側開口を有し、遊離物質11は、この下側開口を通って移送座部29へ供給される。搬送部28は、前述の開口の下側において移送座部27を搬送するように形成される。
【0049】
都合良く、座部27において利用可能なように過剰な可能性のある遊離物質11を除去するように形成されるかき取り装置32が、ホッパー31の直下流において経路P3に沿って設置される。特に、かき取り装置32は、回転ブラシを備える。
【0050】
特に、移送座部27は、遊離物質11が通過することを可能とするように形成される二つの対向開口(上側のもの及び下側のもの)を有する。
【0051】
都合良く、充填アセンブリ26は、遊離物質11が移送座部27からこぼれることを防止するように形成されて、計量ステーション30から充填ステーション23へ特定経路P3に沿って延在する少なくとも一つの保持アセンブリ33を備える。特に、保持アセンブリ33は、移送部分TTに沿って存在しない(遊離物質が座部27から挿入ユニット16へ移送させられることを可能とするように)。
【0052】
都合良く、供給装置29(特に、ホッパー31)は、経路P1に関して偏倚し(すなわち、真上でない)、及び、包装ステーション9に関して偏倚する(すなわち、真上ではない)。
【0053】
これは、遊離物質11の粒子が帯材15へ達することをさらに一層困難にする。
【0054】
幾つかの実施形態により、特に
図3を参照すると、座部27は、少なくとも部分的に垂直方向に延在する特定経路P3に沿って搬送されるベルト34に形成された穴である。経路P3の垂直部分に沿って、遊離物質11が座部27からこぼれることを防止するように、ベルト34に接して延在する案内部が設けられる。これらの案内部(保持アセンブリ33として機能する)は、移送部分TTを除いて経路P3全体に沿ってベルトの下側に延在する。
【0055】
図5から7の実施形態は、実質的に、
図1から4の実施形態と同様であり、唯一の部分的な相違は、充填アセンブリ26の構造及び動作にある。
【0056】
幾つかの実施形態により、特に
図5、6、及び、7を参照すると、座部27は、(完全に)水平方向に延在する特定経路P3に沿って搬送されるL形状支持部に形成された穴である。保持アセンブリ33は、少なくとも計量ステーション30と充填ステーション23との間において経路P3に沿って延在する(座部27の下側を)が、移送部分TTには存在しない固定支持部を備える。充填アセンブリ26は、この場合において、ホッパー31の下側開口の領域に延在する部分を有する経路に沿って摺動するように取り付けられるベルト35も備える。ベルト35は、座部がホッパー31の下側を移動するときに、座部27と一致し続けられるように形成される穴36を有する。このようにして、遊離物質11は、穴36を通過することによって座部27へ供給されることができるが、ホッパーの下側開口以外の領域においてホッパー31からこぼれることが防止される。
【0057】
幾つかの実施形態(図面に示されたもののような)により、機械1は、複数の挿入ユニット16及び座部27(及び、あるいは穴36)を備え、前記挿入ユニット16及び座部27(及び、あるいは穴36)は、前述されたもののようなものであり、機械1の連続動作を達成するように、同時に(必ずしも同じ段階においてではないけれども)作動する。
【0058】
都合良く、機械1は、ホッパー31及び座部27(及び、ベルト35の少なくとも一つ)が互いに関して振動することを引き起こすための振動機構を備える。そうすることによって、作業者は、遊離物質11がホッパー31から出て座部27へ移送させられることを改善することができる。
【0059】
幾つかの実施形態により、振動機構(図示されない公知の種類の)は、ホッパー31が振動することを引き起こすように形成される。
【0060】
選択的に、又は、これに加えて、振動機構は、ベルト34又はベルト35(実施形態に基づき)が振動することを引き起こすように形成される。
【0061】
本発明のさらなる態様により、たばこ加工産業での実質的に筒状の物品のためのロッド材を製造するための方法が提供される。
【0062】
特に、本方法は、前述されたような機械1により実施される。
【0063】
特に、各物品3(
図8)は、異なる材料の部分4及び5を有する。
【0064】
本方法は、挿入ステーション8を通り包装ステーション9へ第1特定経路P1に沿って搬送方向Aに材料7が送られる間の送り段階を有する。材料7は、搬送方向Aに連続配置されたキャビティ12を有する。
【0065】
好適な実施形態により、物品3は紙巻たばこフィルタであり、材料7は、特に、酢酸セルロース等のフィルタ材料である。
【0066】
都合良く、材料7は、搬送方向に連続配置されてキャビティと交互の材料の部分を有する。
【0067】
本方法は、さらに、遊離物質11の特定量が、線状体13を形成するように挿入ステーション8においてキャビティ12内へ挿入される間の挿入段階と、帯材15が包装ステーション9において線状体13回りに巻き付けられて線状体13自身回りに固定される間の包装及び固定段階と、有する。
【0068】
特に、遊離物質11は、粒子及び細粒(及び繊維)の少なくとも一つの形状である。例えば、遊離物質11は、フィルタ材料及びたばこ粒子の少なくとも一つである。
【0069】
都合良く、遊離物質の特定量を保持するための充填室17と、充填室17から遊離物質11を吐出するための吐出装置18と、を備える挿入ユニット16は、材料7まで動かされ、それにより、吐出装置18は各キャビティ12に対向する。
【0070】
特に、挿入段階及び送り段階の間において、挿入ユニット16は、特定経路P1の少なくとも連結部分Tに沿って搬送方向Aに動かされ、それにより、吐出装置18は、遊離物質11が挿入ユニット16からキャビティ7内へ供給されるときに(挿入ユニット16及び材料7が連結部分T自身に沿って動かされるときに)、各キャビティ12に対向し続けられる。
【0071】
幾つかの実施形態により、本方法は、挿入ユニット16が、少なくとも連結部分Tを特定経路P1と共有する特定経路P2に沿って搬送される間の搬送段階を有する。
【0072】
特に、連結部分Tは、機械1を参照して上述された部分Tとして明確にされる。
【0073】
幾つかの実施形態により、本方法は、遊離物質11が充填室17内へ移送させられる間の充填段階を有する。
【0074】
都合良く、搬送段階の間において、挿入ユニット16は、充填段階が実施される領域の充填ステーション23を通り特定経路P2に沿って搬送される。
【0075】
都合良く、経路P2は、機械1を参照して前述された経路P2として明確にされる。
【0076】
特に、搬送段階の間において、挿入ユニット16は、前記第2特定経路P2に沿って(一定速度で)、連続的に動かされる。
【0077】
幾つかの実施形態により、本方法は、特定容量を備える移送座部27が、前記特定量を達成するように、遊離物質11で満たされる間の計量段階を有する。
【0078】
特に、充填段階の間において、遊離物質11の特定量は、前記移送座部27から充填室17へ移送される。
【0079】
幾つかの実施形態により、本方法は、計量段階が実施される領域の計量ステーション30を通り、充填段階が実施される領域の充填ステーション23を通り特定経路P3に沿って、移送座部27が運搬される間の運搬段階を有する。
【0080】
都合良く、経路P3は、機械1を参照して前述された経路P3として明確にされる。
【0081】
特に、計量段階の間において、移送座部27は、遊離物質11を含有するホッパー31の開口を通過して移動する。
【0082】
特に、特定経路P2及びP3は、遊離物質11の特定量を移送座部27から挿入ユニット16へ移送するように(挿入ユニット16及び座部27が移送部分TT自身に沿って動かされるときに)、充填ステーション23に位置させられて、少なくとも、移送座部27が挿入ユニット16に連結され、より具体的には重なる部分に沿う移送部分TTを(少なくとも)共有する。
【0083】
より正確には、移送座部27及び挿入ユニット16は、連結されるように共有された移送部分TTに沿って(同じ速度で)移動する。
【0084】
都合良く、挿入段階の間において、材料7及び挿入ユニット16は、搬送方向Aに(実施的に一定速度で)連続的に送られる。
【0085】
都合良く、移送座部27は、特定経路P2に沿って(実施的に一定速度で)連続的に搬送される。
【0086】
幾つかの実施形態により、充填、搬送、及び、挿入段階は、何回も繰り返される。特に、搬送段階の間において、挿入ユニット16は、前記第2経路に沿って連続的に動かされる。
【0087】
都合良く、充填ステーション23(特に、ホッパー31)は、経路P1に関して偏倚し(すなわち、真上ではない)、包装ステーション9に関して偏倚する(すなわち、真上ではない)。このようにして、ロッド材2の品質は、さらに改善される。