(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、実施形態によって本発明について更に説明する。但し、これによって本発明を上記実施形態の範囲内に限らない。
【0016】
図1は、本発明の電子装置の1実施形態のハードウェアアーキテクチャを示す略図である。本実施形態では、前記電子装置1は、予め決められた或いは記憶されたコマンドに従い数値計算及び/または情報処理を自動的に行なうことが可能な装置である。例えばスマートフォン、タブレットパソコン、ノードパソコン、デスクトップコンピューター、ラックサーバー、ブレードサーバー、タワーサーバー又はラックサーバー(独立したサーバー又は複数のサーバーからなるサーバークラスターを含む)などであってもよい。図のように、前記電子装置2は、システムバスによって互いに通信接続可能なメモリー21、プロセッサー22、ネットワークインタフェース23、及び業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20を少なくとも含むが、これらに限られない。
【0017】
前記メモリー21は、フラッシュメモリー、ハードディスク、マルチメディアカード、カード型メモリー(例えばSD又はDXメモリーなど)、ランダムアクセスメモリー(RAM)、静的なランダムアクセスメモリー(SRAM)、読取専用メモリー(ROM)、電気的に消去可能かつプログラマブル読取専用メモリー(EEPROM)、プログラマブル読取専用メモリー(PROM)、磁気メモリー、磁気ディスク及び光ディスクなどを含む1タイプのコンピューター読取可能な記憶媒体を少なくとも備える。若干の実施形態では、前記メモリー21は、前記電子装置2の内部記憶ユニット、例えばこの電子装置2のハードディスク又はメインメモリーであってもよい。別の若干の実施形態では、前記メモリー21も、前記電子装置2の外部記憶装置、例えばこの電子装置2の挿入式ハードディスク、スマートメモリーカード(Smart Media Card, SMC)、セキュアデジタル(Secure Digital, SD)カード、フラッシュカード(Flash Card)などであってもよい。明らかに、前記メモリー21は、更に前記電子装置2の内部記憶ユニットを含むばかりではなく、更にその外部記憶装置も含んでよい。本実施形態では、前記メモリー21は、通常、前記電子装置2に実装されている操作システムと各種のアプリケーションソフトウェア、例えば前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20のプログラムコードなどを記憶するためのものである。それ以外、前記メモリー21は、更に出力済みまたは出力待ちの各種のデータを一時記憶するためのものであってよい。
【0018】
若干の実施形態では、前記プロセッサー22は、セントラルプロセッサ(Central Processing Unit,CPU)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー又は他のデータ処理チップであってもよい。このプロセッサー22は、通常、前記電子装置2全体の動作を制御するためのものであり、例えば前記電子装置2とデータやりとり又は通信に関連する制御や処理などを実行する。本実施形態では、前記プロセッサー22は、前記メモリー21に記憶されているプログラムコードを実行したり、データ処理を行なうためのものであり、例えば前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20などを稼働する。
【0019】
前記ネットワークインタフェース23は、無線ネットワークインタフェースまたは有線ネットワークインタフェースを含むことができ、このネットワークインタフェース23は、通常、前記電子装置2と他の電子装置との間で通信接続を確立するためのものであり。例えば前記ネットワークインタフェース23は、ネットワークを介して前記電子装置2を外部端
末と接続し、前記電子装置2と外部端末との間でデータ伝送チャネルや通信接続などを確立する。前記ネットワークは、企業イントラネット(Intranet)、インターネット(Internet)、グローバルモバイル通信システム(Global System of Mobile communication,GSM)、広帯域符号分割多元接続(wideband Code Division Multiple Access,WCDMA)、4Gネットワーク、5Gネットワーク、ブルートゥース(Bluetooth)、Wi-Fiなどの無線または有線ネットワークであってもよい。
【0020】
此処で指摘すべきことは、
図1は、アセンブリー21〜23を備える電子装置2のみを示した。然しながら、此処で理解すべきことは、示されたアセンブリーの全てを実行しなくてもよく、代りに、より多く或いはより少ないアセンブリーを実行することができる。
【0021】
1実施形態では、以下のステップを実現するように、メモリー21に格納されている業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20は、少なくとも1つのプロセッサー22によって実行されており、即ち:
先ず、少なくとも1つのアセンブリーを1つのフレームワークシステムに配置する。
【0022】
例えば、必要に応じて1つのフレームワークシステムに1つまたは複数のアセンブリーを配置することができ、具体的にオペレーターの必要に応じて決める。一般に、一人のオペレーターは汎用ツール(此処での汎用ツールとは、業務システムに理解され、請求の範囲では、別の業務システムで統一表示する)、例えばインターネット電話ツールとウェブ雑談ツールが必要である。また、メイン業務システム以外の他の業務システムを使用する必要がある場合もある。
【0023】
配置前、先にこれらの汎用ツール及び業務システムをアセンブリーに
カプセル化する必要があり、
カプセル化後に形成されているアセンブリーは、アイコンとして表示され、例えばインターネット電話ツールは、電話パターンのアイコンとして表示される。
【0024】
前記フレームワークシステムは、ビジュアルデザインインターフェースとして表示され、前期「少なくとも1つのアセンブリーを1つのフレームワークシステムに配置する」とは、具体的に、アセンブリーを表す様々なアイコンをフレームワークシステムを表すビジュアルデザインインターフェースにドラッグしてこのビジュアルデザインインターフェースの特定の場所に保持することである。
【0025】
次は、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにアセンブリーを配置しているフレームワークシステムを表示する。
【0026】
具体的に、アセンブリーを配置しているフレームワークシステムを、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにおいてフローティングツールバーのように表示し、更にメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにおいてメイン業務システムのメニューバーに埋め込むように表示することもできる。
【0027】
フローティングツールバーで表示するとき、このフローティングツールバーが現在のページに終始位置してトッピングされていることを保証する。情報領域が前記フローティングツールバーに遮られないように、前記フローティング位置は、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページのより右側、より左側またはより底部の真ん中であってもよい。これにより、オペレーターの使用に影響を及ぼさない。
【0028】
好ましくは、フローティングツールバーの表示位置がオペレーターの自分の使用習慣に便利でより人間的にさせるように、メイン業務システムを利用するオペレーターは、前記フローティングツールバーの表示位置を調整することができる。前記フローティングツー
ルバーをドラッグすることで前記「表示位置を調整すること」を実現してよい。
【0029】
最後、ユーザがメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーをクリックすることで、メイン業務システムから遷移して、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインする。
【0030】
本実施形態に記載のシステムは、アイコンをドラッグすることでフレームワークシステムでのアセンブリーのコンビネーションを実現し、操作が簡単かつ便利である。また、フロントエンド・ウェブページのアセンブリーの表示位置が活発で変化に富んで、オペレーターの異なるニーズに応ずることができる。
【0031】
上記実施形態を元に、別の実施形態では、ユーザがメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーをクリックすることで、メイン業務システムから遷移して、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインするステップを実現するとき、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20は、少なくとも1つのプロセッサー22によって実行されており、具体的に、
フレームワークシステムへ前記アセンブリーに定義された別の業務システムにログインする業務ログイン要求を発するように、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーをクリックする第一ステップと、
フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報とクリックされたアセンブリーの情報とを配置する第二ステップと、
フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードする第三ステップと、
メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報とクリックされたアセンブリーに必要なパラメーターとを伝送する第四ステップと、
フレームワークシステムは業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステムに配置されている前記クリックされたアセンブリー情報をフィードバックし、かつ、フレームワークシステムが前記フレームワークシステムに配置されているアセンブリーを初期化する第五ステップと、
フレームワークシステムが、クリックされたアセンブリーにjsonpを介してログインフリー認証を要求し、認証に合格した場合、メイン業務システムが統合クロスドメイン技術で、クリックされたアセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムから遷移して、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインする第六ステップと、を実現する。
【0032】
具体的に、此処でのログインフリー認証とは、フレームワークシステムはオペレーターが前記メイン業務システムにログインするときに用いられたアカウントナンバーやパスワードを直接取得して、クリックされたアセンブリーに定義された別の業務システムにログインするアカウントナンバーやパスワードとする。即ちオペレーターがメイン業務システムから遷移して別の業務システムにログインするとき、該オペレーターが再びカウントナンバーやパスワードを入力することで検証する必要が無く、フレームワークシステムに自動的にコーリングされる、ことを指す。
【0033】
説明すべきことは、此処での前記アセンブリーは、インターネット電話、ウェブ雑談などの汎用ツールであっても良く、更にメイン業務システムと似通った別の業務システムであっても良い。前記汎用ツールについて、そのコールとしては、ログインがフリー認証で
あっても良い。前記別の業務システムについて、権限に触れるため、ログイン認証が必要である。
【0034】
以下は、それぞれメイン業務システムから遷移してインターネット電話ツールにログインし、及び遷移して別の業務システムにログインすることで説明する。
【0035】
(一)メイン業務システムからインターネット電話ツールにログインするプロセスは、下記の通りであり、即ち、
1、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているフローティングツールバーにおけるインターネット電話のアイコンをクリックし、フレームワークシステムへ前記インターネット電話にログインする業務ログイン要求を発することと、
2、フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報と前記インターネット電話アセンブリーの情報とを配置することと、
3、フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsとをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードすることと、
4、メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報とインターネット電話アセンブリーに必要なパラメーターとを伝送することと、
5、フレームワークシステムが業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステムに配置されている前記クリックされたアセンブリー情報をフィードバックすることと、
6、フレームワークシステムが、前記フレームワークシステムに配置されているインターネット電話を含んでいる各アセンブリーを初期化することと、
7、フレームワークシステムがjsonpを介してインターネット電話のログインを要求することと、
8、メイン業務システムが統合クロスドメイン技術とインターネット電話アセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムからインターネット電話の窓口を直接開くこととである。
【0036】
(二)メイン業務システムから別の業務システムにログインするプロセスは、下記の通りであり、即ち、
1、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているフローティングツールバーにおける別の業務システムを表すアイコンをクリックし、フレームワークシステムへ前記別の業務システムにログインする業務ログイン要求を発することと、
2、フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報と前記別の業務システムのアセンブリーの情報を配置することと、
3、フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsとをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードすることと、
4、メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報と前記別の業務システムのアセンブリーに必要なパラメーターとを伝送することと、
5、フレームワークシステムが業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステム配置の前記別の業務システムのアセンブリー情報をフィードバックすることと、
6、フレームワークシステムが、前記フレームワークシステムに配置されている前記別の業務システムを含んでいる各アセンブリー情報を初期化することと、
7、フレームワークシステムが前記別の業務システムにjsonpを介してログインフリー認証を要求し、認証に合格した場合、次のステップを実行し、そうでなければログイン失敗情報をフィードバックすることと、
8、メイン業務システムが、統合クロスドメイン技術で、インターネット電話アセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムから遷移して別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインすることを実現することとである。
【0037】
本実施形態によりメイン業務システムから他のアセンブリーにクロスドメインアクセスするコーリングステップを詳細に説明した。しかも、此処でのクロスドメインの対象とは、汎用ツール類のシステムであっても良いし、更にメイン業務システムと似通って別の業務システムであっても良く、適用範囲は広い。
【0038】
しかも、特に異なる業務システムがメイン業務システムにクロスドメインアクセス
されるとき、アセンブリーがアクセス権限が要るか否かに応じてログイン認証が要るか否かを判定し、例えばインターネット電話ツール類の汎用ツールの場合、ログイン認証は要らなく、別の業務システムにクロスドメインアクセスする場合、ログイン認証は必要となる。更に、非常に便利なログインフリー認証を利用することでオペレーターがアカウントナンバーとパスワードを繰り返し入力する手間を省くことができる。
【0039】
説明すべきことは、他の実施形態では、本発明を完成させるように、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20は、メモリー11に格納され1つまたは複数のプロセッサー(本実施形態では、プロセッサー22である)によって実行される1つまたは複数のプログラムモジュールに分けられる。そのうち、本発明におけるプログラムモジュールとは、特定の機能を完成できる一連のコンピュータプログラム命令セグメントを指す。
【0040】
例えば、
図2は、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20の1実施形態のプログラムモジュールを示す略図である。本実施形態では、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20は、コンビネーションモジュール201、フロントエンド・ディスプレイモジュール202、検出アクセスモジュール203に分割される。そのうち、プログラムモジュール201〜203が実現した機能または操作ステップは何れも前文と似通ったため、此処で詳しい説明を省略する。
【0041】
コンビネーションモジュール201は
、アセンブリーを定義し
てコンビネーションし、かつ、アセンブリーを管理する。
【0042】
フロントエンド・ディスプレイモジュール202は、コンビネーションした後のアセンブリーをメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示する。
【0043】
検出アクセスモジュール203は、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーがクリックされたことを検出すると、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページを開いてログインする。
【0044】
次は、本発明は業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現する方法を提案する。
【0045】
1実施形態では、
図3は、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現する方法を示し、下記のステップS1〜S 13を含む。
【0046】
S1は、少なくとも1つのアセンブリーを1つのフレームワークシステムに配置するステップである。
【0047】
例えば必要に応じて1つのフレームワークシステムに1つまたは複数のアセンブリーを配置することができ、具体的にオペレーターの必要に応じて決める。一般に、一人のオペレーターは汎用ツール(此処での汎用ツールとは、業務システムに理解され、請求の範囲では、別の業務システムで統一表示する)、例えばインターネット電話ツールとウェブ雑談ツールが必要である。また、メイン業務システム以外の他の業務システムを使用する必要がある場合もある。
【0048】
配置前、先にこれらの汎用ツール及び業務システムをアセンブリーに
カプセル化する必要があり、
カプセル化後に形成されているアセンブリーは、アイコンとして表示され、例えばインターネット電話ツールは、電話パターンのアイコンとして表示される。
【0049】
前記フレームワークシステムは、ビジュアルデザインインターフェースとして表示され、少なくとも1つのアセンブリーを1つのフレームワークシステムに配置し、具体的に、アセンブリーを表す様々なアイコンを、フレームワークシステムを表すビジュアルデザインインターフェースにドラッグしてこのビジュアルデザインインターフェースの特定の場所に保持する。
【0050】
S2は、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに、アセンブリーを配置しているフレームワークシステムを表示するステップである。
【0051】
具体的に、アセンブリーを配置しているフレームワークシステムを、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにおいてフローティングツールバーのように表示し、更にメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにおいてメイン業務システムのメニューバーに埋め込むように表示することもできる。
【0052】
フローティングツールバーで表示するとき、このフローティングツールバーが現在のページに終始位置してトッピングされていることを保証する。情報領域が前記フローティングツールバーに遮られないように、前記フローティング位置は、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページのより右側、より左側またはより底部の真ん中であってもよい。これにより、オペレーターの使用に影響を及ぼさない。
【0053】
好ましくは、フローティングツールバーの表示位置がオペレーターの自分の使用習慣に便利で人間的にさせるように、メイン業務システムを利用するオペレーターは、前記フローティングツールバーの表示位置を調整することができる。前記フローティングツールバーをドラッグすることで前記「表示位置を調整すること」を実現してよい。
【0054】
S3、ユーザがメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーをクリックすることで、メイン業務システムから遷移して、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインする。
【0055】
本実施形態の前記方法は、使用前、アセンブリーに対して標準化
カプセル化してからアイコンをドラッグすることでフレームワークシステムでのアセンブリーのコンビネーションを実現し、操作が簡単かつ便利であり、システム開発の作業負荷を大幅に低減する。また、アセンブリーをコンビネーションした後、フロントエンド・ウェブページの表示位置が活発で変化に富んでおり、かつ、後期使用中でオペレーターに表示位置を自ら特定させ、オペレーターの異なるニーズに応ずることができる。
【0056】
上記実施形態を元に、別の実施形態では、
図4に示すように、前記ステップ3は下記のサブステップを含んでおり、即ち、
フレームワークシステムへ前記アセンブリーに定義された別の業務システムにログインする業務ログイン要求を発するように、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているアセンブリーをクリックするステップS31と、
フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報とクリックされたアセンブリーの情報とを配置するステップS32と、
フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsとをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードするステップS33と、
メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報とクリックされたアセンブリーに必要なパラメーターとを伝送するステップS34と、
フレームワークシステムが業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステムに配置されておいる前記クリックされたアセンブリー情報をフィードバックし、かつ、ステップS36を実行するステップS35と、
フレームワークシステムが、前記フレームワークシステムに配置されているアセンブリーを初期化するステップS36と、
フレームワークシステムが、クリックされたアセンブリーにjsonpを介してログインフリー認証を要求し、認証に合格した場合、ステップS38を実行するステップであって、
具体的に、このステップにおけるログインフリー認証とは、フレームワークシステムはオペレーターが前記メイン業務システムにログインするときに用いられたアカウントナンバーやパスワードを直接取得して、クリックされたアセンブリーに定義された別の業務システムにログインするアカウントナンバーやパスワードとし、即ちオペレーターがメイン業務システムから遷移して別の業務システムにログインするとき、該オペレーターが再びカウントナンバーやパスワードを入力することで検証する必要が無く、フレームワークシステムに自動的にコーリングされる、ことを指すステップS37と、
メイン業務システムが、統合クロスドメイン技術でクリックされたアセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムから遷移して、クリックされた前記アセンブリーに定義された別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインすることを実現するステップS38と、を備える。
【0057】
説明すべきことは、此処での前記アセンブリーは、インターネット電話、ウェブ雑談などのツールであっても良いし、更にメイン業務システムと似通った別の業務システムであっても良い。前記汎用ツールについて、そのコールとは、ログインがフリー認証であっても良い。前記別の業務システムについて、権限に触れる可能性があるため、ログイン認証が必要である。
【0058】
以下は、それぞれメイン業務システムから遷移してインターネット電話ツールにログインし、及び遷移して別の業務システムにログインすることで説明する。
【0059】
(一)
図5に示すように、メイン業務システムからインターネット電話ツールにログインするプロセスは、下記の通りであり、即ち、
S31 ’、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているフローティングツールバーにおけるインターネット電話のアイコンをクリックし、フレームワークシステムへ前記インターネット電話にログインする業務ログイン要求を発することと、
S32 ’、フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報と前記インターネット電話アセンブリーの情報とを配置することと、
S33 ’、フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsとをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードすることと、
S34 ’、メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報とインターネット電話アセンブリーに必要なパラメーターとを伝送することと、
S35 ’、フレームワークシステムが業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステムに配置されている前記クリックされたアセンブリー情報をフィードバックすることと、
S36 ’、フレームワークシステムが、前記フレームワークシステムに配置されてインターネット電話を含んでいる各アセンブリーを初期化することと、
S37 ’、フレームワークシステムがインターネット電話にjsonpを介して要求してログインすることと、
S38 ’、メイン業務システムが、統合クロスドメイン技術でインターネット電話アセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムからインターネット電話の窓口を直接開くことを実現することとである。
【0060】
(二)
図6に示すように、メイン業務システムから別の業務システムにログインするプロセスは、下記の通りであり、即ち、
S31 ’’、メイン業務システムのフロントエンド・ウェブページに表示されているフローティングツールバーにおける別の業務システムを表すアイコンをクリックし、フレームワークシステムへ前記別の業務システムにログインする業務ログイン要求を発することと、
S32 ’’、フレームワークシステムが前記メイン業務システムの情報と前記別の業務システムのアセンブリーの情報とを配置することと、
S33 ’’、フレームワークシステムに提供されたフレームワークシステムファイルumaplite.jsと統合クロスドメインファイルcross-domain.jsとをHTTPプロトコルによってメイン業務システムのフロントエンド・ウェブページにダウンロードすることと、
S34 ’’、メイン業務システムがフレームワークシステムに対して標準的な初期化を行ない、かつ、フレームワークシステムへメイン業務システムの認証情報と前記別の業務システムのアセンブリーに必要なパラメーターを伝送することと、
S35 ’’、フレームワークシステムは業務ログイン要求が
権限のあるか否かを検証し、検証に合格した場合、フレームワークシステム配置の前記別の業務システムのアセンブリーの情報をフィードバックすることと、
S36 ’’、フレームワークシステムが、前記フレームワークシステムに配置されている前記別の業務システムを含んでいる各アセンブリーを初期化することと、
S37 ’’、フレームワークシステムが前記別の業務システムにjsonpを介してログインフリー認証を要求し、認証に合格した場合、次のステップを実行し、そうでなければ、ログイン失敗情報をフィードバックすることと、
S38 ’’、メイン業務システムが、統合クロスドメイン技術で、インターネット電話アセンブリーとやりとりし、ユーザがメイン業務システムから遷移して前記別の業務システムのフロントエンド・ウェブページにログインすることを実現することとである
本実施形態における前記やりとり方法は、メイン業務システムから他のアセンブリーにクロスドメインアクセスするコーリングステップを詳細に説明した。フレームワークシステムは、配置式管理とアセンブリーの初期化を利用して、アクセス基準を制定と審査することで各アセンブリーに基準に従いアクセスさせる。また、メイン業務システムが統合クロスドメイン技術で各アセンブリーとのやりとりを実現し、クロスドメインアクセスの対象とは、汎用ツール類のシステムであっても良いし、更にメイン業務システムと似通って別の業務システムであっても良く、適用範囲は広い。
【0061】
しかも、メイン業務システムが異なる別の業務システムにクロスドメインアクセスするとき、汎用ツール類のシステムに対してログイン認証は要らなくて直接開き、ログイン認証が必要な業務システムに対してログインフリー認証を行う。これは、オペレーターがア
カウントナンバーとパスワードを繰り返し入力する手間を省き、オペレーターの操作ステップを大幅に簡素化する。
【0062】
また、本発明は更に前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20を格納するコンピューター読取可能な記憶媒体を提供し、この業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現するシステム20は少なくとも1つのプロセッサーによって実行されたとき、前記業務システムとマルチアセンブリーとのやりとりを実現する方法または電子装置の操作を実現する。
【0063】
上記内容は、本出願の具体的な実施形態を説明した。然しながら、当業者が理解すべきであり、これは、ただ例を挙げて説明するだけである。本発明の保護請求する範囲は、添付された請求の範囲に限られる。当業者は、本出願の原理と実質から逸脱することがない前提で、これらの実施形態に対して様々な変更または補正を加えることができるが、これらの変更及び補正は、何れも本出願の範囲内に含まれる。