特許第6753015号(P6753015)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6753015町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6753015
(24)【登録日】2020年8月24日
(45)【発行日】2020年9月9日
(54)【発明の名称】町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置
(51)【国際特許分類】
   A23N 12/08 20060101AFI20200831BHJP
   A23L 25/00 20160101ALI20200831BHJP
【FI】
   A23N12/08 A
   A23L25/00
【請求項の数】9
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-199294(P2019-199294)
(22)【出願日】2019年10月31日
【審査請求日】2020年3月30日
(31)【優先権主張番号】201910928787.0
(32)【優先日】2019年9月28日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519231739
【氏名又は名称】广州克力労保用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】練韓信
【審査官】 中島 芳人
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第105165275(CN,A)
【文献】 中国実用新案第206506892(CN,U)
【文献】 中国実用新案第206808115(CN,U)
【文献】 中国特許出願公開第108651012(CN,A)
【文献】 特開2014−060931(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2019/0183153(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23N
A23L
JSTPlus/JST7580/JSTChina(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
主体を含み、前記主体の中には上方に開口した刈り取り空間が設置され、前記刈り取り空間の中にはひまわりの種を刈り取ることができる離脱装置が設置され、
前記離脱装置は前記刈り取り空間の底壁に固定的に装着された動力モータを含み、前記動力モータの中には動力軸が伝動できるように連結され、前記動力軸の左側にはスライドキーが固定的に設置され、前記動力軸と前記スライドキーの上側にはすべり軸受がスライドできるように連結され、前記すべり軸受の外周には環状溝が形成され、前記すべり軸受と前記動力軸との間には復帰ばねが連結され、前記すべり軸受の外周には刈り取りロッドが固定的に設置され、前記刈り取りロッドの外周には固定リングが固定的に設置され、
前記刈り取り空間の右側には駆動空間が設置され、前記駆動空間と前記刈り取り空間との間には貫通空間が連結され、前記駆動空間と前記刈り取り空間との間には固定装置が設置され、前記固定装置はひまわりの花を固定でき、前記刈り取り空間の中にはまた排出装置が設置され、前記排出装置は落ちたひまわりの種を搬送でき、前記刈り取り空間の左側壁には落ち管路が設置され、前記落ち管路の底壁には炒り空間が設置され、前記炒り空間の右側には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には伝動装置が設置され、前記炒り空間の中には前記伝動装置によって制御されたひまわりの種を炒る炒り装置が設置され、前記炒り空間の右側壁には収集空間が設置され、前記収集空間の中には前記伝動装置によって制御された花びらなどを収集できる送風装置が設置されていることを特徴とする町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項2】
前記固定装置は前記駆動空間の底壁に固定的に装着された調節モータを含み、前記調節モータの中にはモータリードスクリューが伝動できるように連結され、前記モータリードスクリューの中部には前記貫通空間とスライドできるように連結されたネジ山板がネジ山で連結され、前記ネジ山板の左側は前記環状溝とスライドできるように連結され、前記モータリードスクリューの頂側には第二傘歯車が固定的に設置され、前記駆動空間の前後側壁には回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸の前側には前記第二傘歯車と噛み合った第一傘歯車が固定的に設置され、前記回転軸の後側には駆動歯車が固定的に設置され、前記駆動空間の左側壁と前記刈り取り空間の右側壁との間には横移動ラックがスライドできるように連結され、前記横移動ラックの左側にはヒンジ連結ブロックがヒンジで連結され、前記ヒンジ連結ブロックの底側には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの底側には翻転板が固定的に設置され、前記翻転板の底面には下方に開口した固定空間が設置され、前記固定空間の左右側壁と前記固定空間の左側面とには横向きリードスクリューが回転できるように連結され、前記横向きリードスクリューの左側にはつまみが固定的に設置され、前記固定空間において前記横向きリードスクリューにはネジ山ブロックがネジ山で連結され、前記ネジ山ブロックが前記固定空間とスライドできるように連結され、前記翻転板の頂面には頂部ブロックが固定的に設置され、前記刈り取り空間の後側壁には後壁空間が設置され、前記頂部ブロックの中には前記後壁空間とスライドできるように連結されたスライドロッドが固定的に設置され、前記スライドロッドと前記後壁空間との間には弧状ばねが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項3】
前記排出装置は前記駆動空間の底壁に設置された液圧管路を含み、前記液圧管路の他側が前記刈り取り空間と連通し、前記液圧管路の右側には前記ネジ山板と当接できる起動板がスライドできるように連結され、前記液圧管路の左側には液圧ロッドがスライドできるように連結され、前記液圧ロッドと前記起動板との間に作動油があり、前記刈り取り空間の底壁には台座が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記台座の中にはそれぞれヒンジ連結ヘッドが設置され、前記ヒンジ連結ヘッドと前記台座との間には小型ばねが連結され、前記ヒンジ連結ヘッドの頂側にはスライドカバーが固定的に設置され、前記スライドカバーの外周には旋転板が固定的に設置され、前記旋転板と前記液圧ロッドとが当接することを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項4】
前記伝動装置は前記伝動空間の底壁に固定的に装着された底部モータを含み、前記底部モータの中にはモータ軸が伝動できるように連結され、前記モータ軸の下側には第三傘歯車が固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項5】
前記炒り装置は前記炒り空間の右側壁に固定的に装着された中空ブロックを含み、前記中空ブロックの中には内部空間が設置され、前記内部空間の上下側壁と前記中空ブロックの底面との間には炒り軸が回転できるように連結され、前記炒り軸の上側と前記モータ軸の上側には対称プーリが固定的に設置され、二つの前記対称プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記炒り軸の下側外周には炒りブロックが固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項6】
前記送風装置は短軸を含み、前記短軸は前記収集空間の右側壁と前記伝動空間の左側壁に回転できるように装着され、前記短軸の右側には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記短軸の左側にはファンが固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項7】
前記炒り空間の底壁には栓が設置されていることを特徴とする請求項5に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項8】
前記主体の底面には支持座が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記炒り空間の底面には加熱できる電熱線が固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【請求項9】
前記収集空間の前後側壁には濾過板がヒンジ連結され、前記濾過板が通気性のある材料で作られることを特徴とする請求項1に記載の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は副食物加工分野を取り上げて、具体的には町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置である。
【背景技術】
【0002】
日常生活において、ひまわりの種を食べることで時間を潰すことは人々に好まれ、ひまわりの種はひまわりを原料として作られた間食であり、ひまわりが熟れた後に、種を刈り取り、特製の鍋に入れてから種を炒ってから普段食べるひまわりの種になる。
しかし、既存するひまわりの種の加工方式として、天日干してから手動でひまわりの種を鍋に入れ、そして炒りと加工を行う。この方式は時間も精力もかかるだけではなく、不衛生である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109288102号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は解決する必要な技術問題が町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するために、本願発明は以下の技術プランを提供する:本願発明の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置は、主体を含み、前記主体の中には上方に開口した刈り取り空間が設置され、前記刈り取り空間の中にはひまわりの種を刈り取ることができる離脱装置が設置され、
前記離脱装置は前記刈り取り空間の底壁に固定的に装着された動力モータを含み、前記動力モータの中には動力軸が伝動できるように連結され、前記動力軸の左側にはスライドキーが固定的に設置され、前記動力軸と前記スライドキーの上側にはすべり軸受がスライドできるように連結され、前記すべり軸受の外周には環状溝が形成され、前記すべり軸受と前記動力軸との間には復帰ばねが連結され、前記すべり軸受の外周には刈り取りロッドが固定的に設置され、前記刈り取りロッドの外周には固定リングが固定的に設置され、
前記刈り取り空間の右側には駆動空間が設置され、前記駆動空間と前記刈り取り空間との間には貫通空間が連結され、前記駆動空間と前記刈り取り空間との間には固定装置が設置され、前記固定装置はひまわりの花を固定でき、前記刈り取り空間の中にはまた排出装置が設置され、前記排出装置は落ちたひまわりの種を搬送でき、前記刈り取り空間の左側壁には落ち管路が設置され、前記落ち管路の底壁には炒り空間が設置され、前記炒り空間の右側には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には伝動装置が設置され、前記炒り空間の中には前記伝動装置によって制御されたひまわりの種を炒る炒り装置が設置され、前記炒り空間の右側壁には収集空間が設置され、前記収集空間の中には前記伝動装置によって制御された花びらなどを収集できる送風装置が設置されている。
【0006】
上記の技術プランに基づき、前記固定装置は前記駆動空間の底壁に固定的に装着された調節モータを含み、前記調節モータの中にはモータリードスクリューが伝動できるように連結され、前記モータリードスクリューの中部には前記貫通空間とスライドできるように連結されたネジ山板がネジ山で連結され、前記ネジ山板の左側は前記環状溝とスライドできるように連結され、前記モータリードスクリューの頂側には第二傘歯車が固定的に設置され、前記駆動空間の前後側壁には回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸の前側には前記第二傘歯車と噛み合った第一傘歯車が固定的に設置され、前記回転軸の後側には駆動歯車が固定的に設置され、前記駆動空間の左側壁と前記刈り取り空間の右側壁との間には横移動ラックがスライドできるように連結され、前記横移動ラックの左側にはヒンジ連結ブロックがヒンジで連結され、前記ヒンジ連結ブロックの底側には固定ブロックが固定的に設置され、前記固定ブロックの底側には翻転板が固定的に設置され、前記翻転板の底面には下方に開口した固定空間が設置され、前記固定空間の左右側壁と前記固定空間の左側面とには横向きリードスクリューが回転できるように連結され、前記横向きリードスクリューの左側にはつまみが固定的に設置され、前記固定空間において前記横向きリードスクリューにはネジ山ブロックがネジ山で連結され、前記ネジ山ブロックが前記固定空間とスライドできるように連結され、前記翻転板の頂面には頂部ブロックが固定的に設置され、前記刈り取り空間の後側壁には後壁空間が設置され、前記頂部ブロックの中には前記後壁空間とスライドできるように連結されたスライドロッドが固定的に設置され、前記スライドロッドと前記後壁空間との間には弧状ばねが連結されている。
【0007】
上記の技術プランに基づき、前記排出装置は前記駆動空間の底壁に設置された液圧管路を含み、前記液圧管路の他側が前記刈り取り空間と連通し、前記液圧管路の右側には前記ネジ山板と当接できる起動板がスライドできるように連結され、前記液圧管路の左側には液圧ロッドがスライドできるように連結され、前記液圧ロッドと前記起動板との間に作動油があり、前記刈り取り空間の底壁には台座が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記台座の中にはそれぞれヒンジ連結ヘッドが設置され、前記ヒンジ連結ヘッドと前記台座との間には小型ばねが連結され、前記ヒンジ連結ヘッドの頂側にはスライドカバーが固定的に設置され、前記スライドカバーの外周には旋転板が固定的に設置され、前記旋転板と前記液圧ロッドとが当接する。
【0008】
上記の技術プランに基づき、前記伝動装置は前記伝動空間の底壁に固定的に装着された底部モータを含み、前記底部モータの中にはモータ軸が伝動できるように連結され、前記モータ軸の下側には第三傘歯車が固定的に設置されている。
【0009】
上記の技術プランに基づき、前記炒り装置は前記炒り空間の右側壁に固定的に装着された中空ブロックを含み、前記中空ブロックの中には内部空間が設置され、前記内部空間の上下側壁と前記中空ブロックの底面との間には炒り軸が回転できるように連結され、前記炒り軸の上側と前記モータ軸の上側には対称プーリが固定的に設置され、二つの前記対称プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記炒り軸の下側外周には炒りブロックが固定的に設置されている。
【0010】
上記の技術プランに基づき、前記送風装置は短軸を含み、前記短軸は前記収集空間の右側壁と前記伝動空間の左側壁に回転できるように装着され、前記短軸の右側には前記第三傘歯車と噛み合った第四傘歯車が固定的に設置され、前記短軸の左側にはファンが固定的に設置されている。
【0011】
上記の技術プランに基づき、前記炒り空間の底壁には栓が設置されている。
【0012】
上記の技術プランに基づき、前記主体の底面には支持座が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記炒り空間の底面には加熱できる電熱線が固定的に設置されている。
【0013】
上記の技術プランに基づき、前記収集空間の前後側壁には濾過板がヒンジ連結され、前記濾過板が通気性のある材料で作られる。
【発明の効果】
【0014】
本願発明の有益効果は:本願装置は天日干ししたひまわりの種をひまわりの花から自動的に刈り取り、従来の方法より本願装置の作業効率がより高く、また、作業効率を上げた同時にひまわりの種の衛生性を保ち、
同時に本願装置は刈り取ったひまわりの種を均一に炒り、炒りながら送風ファンを回転させ、ひまわりの種についた埃と刈り取られた花びらとを収集でき、ひまわりの種の品質を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
図1図1は本願発明の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置の全断面の正面構成模式図
図2図2図1におけるAの局部拡大図
図3図3図1におけるBの局部拡大図
図4図4図1における刈り取りロッドと固定リングの装着模式図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜4を参照し、本願発明の町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置の実施例は、主体21を含み、前記主体21の中には上方に開口した刈り取り空間57が設置され、前記刈り取り空間57の中にはひまわりの種を刈り取ることができる離脱装置101が設置され、前記離脱装置101は前記刈り取り空間57の底壁に固定的に装着された動力モータ66を含み、前記動力モータ66の中には動力軸65が伝動できるように連結され、前記動力軸65の左側にはスライドキー72が固定的に設置され、前記動力軸65と前記スライドキー72の上側にはすべり軸受74がスライドできるように連結され、前記すべり軸受74の外周には環状溝73が形成され、前記すべり軸受74と前記動力軸65との間には復帰ばね70が連結され、前記すべり軸受74の外周には刈り取りロッド22が固定的に設置され、前記刈り取りロッド22の外周には固定リング23が固定的に設置され、前記刈り取り空間57の右側には駆動空間50が設置され、前記駆動空間50と前記刈り取り空間57との間には貫通空間86が連結され、前記駆動空間50と前記刈り取り空間57との間には固定装置102が設置され、前記固定装置102はひまわりの花を固定でき、前記刈り取り空間57の中にはまた排出装置103が設置され、前記排出装置103は落ちたひまわりの種を搬送でき、前記刈り取り空間57の左側壁には落ち管路24が設置され、前記落ち管路24の底壁には炒り空間27が設置され、前記炒り空間27の右側には伝動空間48が設置され、前記伝動空間48の中には伝動装置104が設置され、前記炒り空間27の中には前記伝動装置104によって制御されたひまわりの種を炒る炒り装置105が設置され、前記炒り空間27の右側壁には収集空間35が設置され、前記収集空間35の中には前記伝動装置104によって制御された花びらなどを収集できる送風装置106が設置されている。
【0018】
また、もう一つの実施例において、前記固定装置102は前記駆動空間50の底壁に固定的に装着された調節モータ85を含み、前記調節モータ85の中にはモータリードスクリュー45が伝動できるように連結され、前記モータリードスクリュー45の中部には前記貫通空間86とスライドできるように連結されたネジ山板44がネジ山で連結され、前記ネジ山板44の左側は前記環状溝73とスライドできるように連結され、前記モータリードスクリュー45の頂側には第二傘歯車46が固定的に設置され、前記駆動空間50の前後側壁には回転軸88が回転できるように連結され、前記回転軸88の前側には前記第二傘歯車46と噛み合った第一傘歯車49が固定的に設置され、前記回転軸88の後側には駆動歯車47が固定的に設置され、前記駆動空間50の左側壁と前記刈り取り空間57の右側壁との間には横移動ラック51がスライドできるように連結され、前記横移動ラック51の左側にはヒンジ連結ブロック53がヒンジで連結され、前記ヒンジ連結ブロック53の底側には固定ブロック52が固定的に設置され、前記固定ブロック52の底側には翻転板56が固定的に設置され、前記翻転板56の底面には下方に開口した固定空間55が設置され、前記固定空間55の左右側壁と前記固定空間55の左側面とには横向きリードスクリュー89が回転できるように連結され、前記横向きリードスクリュー89の左側にはつまみ58が固定的に設置され、前記固定空間55において前記横向きリードスクリュー89にはネジ山ブロック54がネジ山で連結され、前記ネジ山ブロック54が前記固定空間55とスライドできるように連結され、前記翻転板56の頂面には頂部ブロック60が固定的に設置され、前記刈り取り空間57の後側壁には後壁空間62が設置され、前記頂部ブロック60の中には前記後壁空間62とスライドできるように連結されたスライドロッド59が固定的に設置され、前記スライドロッド59と前記後壁空間62との間には弧状ばね61が連結され、前記調節モータ85を作動させ、前記モータリードスクリュー45と、前記第二傘歯車46と、前記第一傘歯車49と、前記回転軸88と、前記駆動歯車47とを駆動して回転させ、前記横移動ラック51は駆動されて右方へ移動し、前記ヒンジ連結ブロック53と前記固定ブロック52とによって前記翻転板56を駆動して翻転させ、そしてひまわりの花の後部を前記固定空間55の中に入れ、手動で前記つまみ58を回し、前記横向きリードスクリュー89を駆動して回転させ、前記ネジ山ブロック54は駆動されて左方へ移動し、ひまわりの花の後部を固定する。
【0019】
また、もう一つの実施例において、前記排出装置103は前記駆動空間50の底壁に設置された液圧管路41を含み、前記液圧管路41の他側が前記刈り取り空間57と連通し、前記液圧管路41の右側には前記ネジ山板44と当接できる起動板43がスライドできるように連結され、前記液圧管路41の左側には液圧ロッド40がスライドできるように連結され、前記液圧ロッド40と前記起動板43との間に作動油があり、前記刈り取り空間57の底壁には台座67が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記台座67の中にはそれぞれヒンジ連結ヘッド69が設置され、前記ヒンジ連結ヘッド69と前記台座67との間には小型ばね68が連結され、前記ヒンジ連結ヘッド69の頂側にはスライドカバー64が固定的に設置され、前記スライドカバー64の外周には旋転板42が固定的に設置され、前記旋転板42と前記液圧ロッド40とが当接し、前記ネジ山板44は下方へ運動する時に前記起動板43を駆動して下方へ運動させ、作動油で前記液圧ロッド40を駆動して上方へ運動させ、前記旋転板42を翻転させ、そして前記旋転板42の頂面のひまわりの種を前記落ち管路24に入れる。
【0020】
また、もう一つの実施例において、前記伝動装置104は前記伝動空間48の底壁に固定的に装着された底部モータ87を含み、前記底部モータ87の中にはモータ軸39が伝動できるように連結され、前記モータ軸39の下側には第三傘歯車37が固定的に設置され、底部モータ87を作動させ、前記モータ軸39と前記第三傘歯車37とを駆動して回転させる。
【0021】
また、もう一つの実施例において、前記炒り装置105は前記炒り空間27の右側壁に固定的に装着された中空ブロック25を含み、前記中空ブロック25の中には内部空間26が設置され、前記内部空間26の上下側壁と前記中空ブロック25の底面との間には炒り軸90が回転できるように連結され、前記炒り軸90の上側と前記モータ軸39の上側には対称プーリ38が固定的に設置され、二つの前記対称プーリ38の間には伝動ベルト63が連結され、前記炒り軸90の下側外周には炒りブロック28が固定的に設置され、前記対称プーリ38が回転した時に、前記炒り軸90と前記炒りブロック28とを駆動して回転させ、ひまわりの種を炒る。
【0022】
また、もう一つの実施例において、前記送風装置106は短軸33を含み、前記短軸33は前記収集空間35の右側壁と前記伝動空間48の左側壁に回転できるように装着され、前記短軸33の右側には前記第三傘歯車37と噛み合った第四傘歯車34が固定的に設置され、前記短軸33の左側にはファン32が固定的に設置され、前記第三傘歯車37が回転した時に、前記第四傘歯車34と、前記短軸33と、前記ファン32とは駆動されて回転し、前記炒り空間27の中にある花びらと埃とを前記収集空間35の中に送る。
【0023】
また、もう一つの実施例において、前記炒り空間27の底壁には栓31が設置され、手動で前記栓31を下方から抜き取り、前記炒り空間27の中のひまわりの種が落下する。
【0024】
また、もう一つの実施例において、前記主体21の底面には支持座30が左右対称的に且つ固定的に設置され、前記炒り空間27の底面には加熱できる電熱線29が固定的に設置されている。
【0025】
また、もう一つの実施例において、前記収集空間35の前後側壁には濾過板36がヒンジ連結され、前記濾過板36が通気性のある材料で作られ、手動で前記濾過板36を右方へ翻転させ、前記収集空間35の中の花びらと埃とを取り出せる。
【0026】
初期状態において、前記栓31と前記濾過板36とは閉鎖状態にあり、前記旋転板42と前記翻転板56とは平行し、前記固定リング23が最頂端に位置している。
【0027】
ひまわりの種を刈り取る時、まず調節モータ85を作動させ、モータリードスクリュー45と、第二傘歯車46と、第一傘歯車49と、回転軸88と、駆動歯車47とを駆動して回転させ、横移動ラック51は駆動されて右方へ移動し、ヒンジ連結ブロック53と固定ブロック52とによって翻転板56を駆動して翻転させ、ネジ山板44は下方へ移動し、 すべり軸受74と、刈り取りロッド22と、固定リング23とを駆動して下方へ移動させ、そしてひまわりの花の後部を前記固定空間55の中に入れ、手動で前記つまみ58を回し、前記横向きリードスクリュー89を駆動して回転させ、前記ネジ山ブロック54は駆動されて左方へ移動し、ひまわりの花の後部を固定し、そして調節モータ85を逆回転させ、翻転板56と固定リング23とを復帰させ、刈り取りロッド22とひまわりの種とは当接し、動力モータ66を作動させ、動力軸65と、スライドキー72と、 すべり軸受74と、刈り取りロッド22とを駆動して回転させ、ひまわりの種をひまわりの花から刈り取り、
ひまわりの種を炒る時、調節モータ85を作動させることでネジ山板44を駆動して下方へ移動させ、ネジ山板44が下方へ運動する時に起動板43を駆動して下方へ運動させ、作動油で液圧ロッド40を駆動して上方へ運動させ、旋転板42を翻転させ、そして旋転板42の頂面のひまわりの種を落ち管路24に入れ、そして炒り空間27の中に落とし、そして電熱線29を作動させて加熱を行い、次に底部モータ87を作動させ、モータ軸39と第三傘歯車37とを駆動して回転させ、対称プーリ38が回転した時に、炒り軸90と炒りブロック28とを駆動して回転させ、ひまわりの種を炒り、第三傘歯車37が回転した時に、第四傘歯車34と、短軸33と、ファン32とは駆動されて回転し、炒り空間27の中にある花びらと埃とを収集空間35の中に送り、
炒る作業が終わると、手動で栓31を下方から抜き取り、炒り空間27の中のひまわりの種が落下し、手動で濾過板36を右方へ翻転させ、収集空間35の中の花びらと埃とを取り出せる。
【0028】
本願発明の有益効果は:本願装置は天日干ししたひまわりの種をひまわりの花から自動的に刈り取り、従来の方法より本願装置の作業効率がより高く、また、作業効率を上げた同時にひまわりの種の衛生性を保ち、
同時に本願装置は刈り取ったひまわりの種を均一に炒り、炒りながら送風ファンを回転させ、ひまわりの種についた埃と刈り取られた花びらとを収集でき、ひまわりの種の品質を向上させる。
【0029】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本願発明は町工場用のひまわりの種に対する自動炒り装置を開示した。
【解決手段】
主体を含み、前記主体の中には上方に開口した刈り取り空間が設置され、前記刈り取り空間の中にはひまわりの種を刈り取ることができる離脱装置が設置され、本願装置は天日干ししたひまわりの種をひまわりの花から自動的に刈り取り、従来の方法より本願装置の作業効率がより高く、また、作業効率を上げた同時にひまわりの種の衛生性を保ち、同時に本願装置は刈り取ったひまわりの種を均一に炒り、炒りながら送風ファンを回転させ、ひまわりの種についた埃と刈り取られた花びらとを収集でき、ひまわりの種の品質を向上させる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4