特許第6754042号(P6754042)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6754042
(24)【登録日】2020年8月25日
(45)【発行日】2020年9月9日
(54)【発明の名称】救援機能付き通学リュック
(51)【国際特許分類】
   A45F 3/04 20060101AFI20200831BHJP
   B63C 9/13 20060101ALI20200831BHJP
   B63C 9/08 20060101ALI20200831BHJP
【FI】
   A45F3/04 400Z
   B63C9/13 300
   B63C9/08 B
   B63C9/08 M
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-101876(P2019-101876)
(22)【出願日】2019年5月30日
【審査請求日】2019年6月11日
(31)【優先権主張番号】201910345476.1
(32)【優先日】2019年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519354267
【氏名又は名称】東陽市俊康文具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】叶▲り▼萍
【審査官】 稲村 正義
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2019/0233068(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第109431030(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第107048678(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第106904278(CN,A)
【文献】 中国実用新案第206621007(CN,U)
【文献】 中国実用新案第206390497(CN,U)
【文献】 韓国登録実用新案第20−0485391(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45F 3/04
B63C 9/08−9/13
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、通学リュックを含み、前記通学リュックの頂端には蓋が設置され、前記通学リュックの中には本チャンバが設置され、前記本チャンバの右側壁の中には収納チャンバが設置され、前記収納チャンバの左右両側にはスライドできる二つの浮力板が設置され、前記浮力板の中には浮力を増加する浮かび装置が設置され、前記本チャンバの底壁の中にはインペラチャンバが設置され、前記インペラチャンバの中には回転できる阻み板が設置され、前記阻み板が前記インペラチャンバを閉鎖でき、前記インペラチャンバの中には推進力を提供できる推進装置が設置され、前記インペラチャンバの右壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの頂壁の中には旋転軸が設置され、前記旋転軸の中には前記阻み板を回転させることができる旋転装置が設置され、前記伝動チャンバの右壁の中には動力チャンバが設置され、前記動力チャンバの中には前記推進装置と前記浮かび装置を収納できる収納装置が設置され、前記動力チャンバの中には動力を提供できる動力装置が設置され、前記動力チャンバの底壁の中には電磁溝が設置され、前記電磁溝の中には前記動力装置の動力出力位置を変えられるコントロール装置が設置されており、
前記動力装置は前記動力チャンバの左壁の中に設置されているモータを含み、前記動力チャンバの中には前記モータと動力が伝達できるように連結されている動力軸が設置され、前記動力軸の外壁にはスリーブ軸がスライドできるように設置され、前記スリーブ軸と前記動力軸とがスプラインにより連結され、前記スリーブ軸の左端にはメインギヤが設置され、前記スリーブ軸の右端にはメインベベルギヤが設置され、前記コントロール装置は前記電磁溝の中に設置されている永久磁石を含み、前記スリーブ軸の外壁には前記永久磁石と固定的に連結されている回転ブロックが回転できるように設置され、前記電磁溝の右壁の中には電磁石が設置され、前記電磁石と前記永久磁石との間にはばねが弾性を持つように設置されており、
前記浮かび装置は前記浮力板の中に設置されているエアタンクを含み、前記浮力板には前記浮力板を閉じることができる吸着ブロックが左右対称的に設置され、前記吸着ブロックのうち前記エアタンクに近接している一端にはエアバッグが設置され、前記エアバッグと前記エアタンクとの間がエアダクトにより連通され、前記推進装置は前記インペラチャンバの中に設置されているインペラ軸を含み、前記インペラ軸の左端には前記インペラチャンバの中に位置しており、且つ推進力を提供できるインペラが設置され、前記インペラ軸の外壁には前記伝動チャンバの中に位置している従動ギヤが設置され、前記伝動チャンバの中には上軸が設置され、前記上軸の左端には前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記従動ギヤと噛み合うことができる左ギヤが設置され、前記上軸の右端には前記動力チャンバの中に位置しており、且つ前記メインギヤと噛み合うことができる右ギヤが設置されていることを特徴とする救援機能付き通学リュック。
【請求項2】
前記収納装置は前記伝動チャンバの右壁の中に設置されている旋転チャンバを含み、前記伝動チャンバの中にはスライドできるスライドラックが設置され、前記インペラ軸が前記スライドラックと回転できるように連結され、前記旋転チャンバの中には収納軸が設置され、前記収納軸の後端には前記スライドラックと噛み合っているスパーギヤが設置され、前記収納軸の前端には従動ベベルギヤが設置され、前記動力チャンバの中には下軸が設置され、前記下軸の左端には前記従動ベベルギヤと噛み合っている左ベベルギヤが設置され、前記下軸の右端には前記動力チャンバの中に位置しており、且つ前記メインギヤと噛み合っている上ギヤが設置され、前記収納チャンバの中にはスライドでき、且つ前記浮力板と固定的に連結されている収納ラックが設置され、前記収納ラックが前記収納チャンバの中で極限位置までスライドした時、手動で浮力板を回転させることができ、前記動力チャンバの中には縦軸が設置され、前記縦軸の底端には前記メインベベルギヤと噛み合っている右ベベルギヤが設置され、前記縦軸の頂端には前記収納チャンバの中に位置しており、且つ前記収納ラックと噛み合っている往復ギヤが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の救援機能付き通学リュック。
【請求項3】
前記旋転装置は前記旋転チャンバの中に設置されている右軸を含み、前記右軸の後端には前記スパーギヤと噛み合っている回転ギヤが設置され、前記右軸の前端には正プーリが設置され、前記旋転チャンバの中には前記阻み板と固定的に連結されている前記旋転軸が設置され、前記旋転軸の前端にはサブギヤが設置され、前記旋転チャンバの中には左軸が設置され、前記左軸の後端には前記サブギヤと噛み合っている伝動ギヤが設置され、前記左軸の前端にはサブプーリが設置され、前記サブプーリと前記正プーリとの間にはベルトが伝動できるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の救援機能付き通学リュック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通学リュック分野を取り上げて、具体的には救援機能付き通学リュックである。
【背景技術】
【0002】
社会の発展につれて、人々は学生の安全をもっと重視するようになり、同時に、通学リュックは学生が教科書、文房具などの用品を携帯するための常用の物であり、学生が川に落ちるなどの意外な事故が発生した時、学生が背負ている通学リュックが水を吸って重くなり、学生の安全を危うくし、且つ救援の進捗状況に影響を及ぼし、そのため、本発明は救援機能付き通学リュックを設計することを目的とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109645661号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は救援機能付き通学リュックを提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の救援機能付き通学リュックは、通学リュックを含み、前記通学リュックの頂端には蓋が設置され、前記通学リュックの中には本チャンバが設置され、前記本チャンバの右側壁の中には収納チャンバが設置され、前記収納チャンバの左右両側にはスライドできる二つの浮力板が設置され、前記浮力板の中には浮力を増加する浮かび装置が設置され、前記本チャンバの底壁の中にはインペラチャンバが設置され、前記インペラチャンバの中には回転できる阻み板が設置され、前記阻み板が前記インペラチャンバを閉鎖でき、前記インペラチャンバの中には推進力を提供できる推進装置が設置され、前記インペラチャンバの右壁の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの頂壁の中には旋転軸が設置され、前記旋転軸の中には前記阻み板を回転させることができる旋転装置が設置され、前記伝動チャンバの右壁の中には動力チャンバが設置され、前記動力チャンバの中には前記推進装置と前記浮かび装置を収納できる収納装置が設置され、前記動力チャンバの中には動力を提供できる動力装置が設置され、前記動力チャンバの底壁の中には電磁溝が設置され、前記電磁溝の中には前記動力装置の動力出力位置を変えられるコントロール装置が設置され、
前記動力装置は前記収納装置により前記推進装置と前記浮かび装置を張り出すことができ、また前記推進装置を連動させて回転させ、人を救出する。
【0006】
好ましくは、前記動力装置は前記動力チャンバの左壁の中に設置されているモータを含み、前記動力チャンバの中には前記モータと動力が伝達できるように連結されている動力軸が設置され、前記動力軸の外壁にはスリーブ軸がスライドできるように設置され、前記スリーブ軸と前記動力軸とがスプラインにより連結され、前記スリーブ軸の左端にはメインギヤが設置され、前記スリーブ軸の右端にはメインベベルギヤが設置され、前記コントロール装置は前記電磁溝の中に設置されている永久磁石を含み、前記スリーブ軸の外壁には前記永久磁石と固定的に連結されている回転ブロックが回転できるように設置され、前記電磁溝の右壁の中には電磁石が設置され、前記電磁石と前記永久磁石との間にはばねが弾性を持つように設置され、
前記コントロール装置は前記スリーブ軸を左右へスライドさせることにより動力出力位置を変えられる。
【0007】
好ましくは、前記浮かび装置は前記浮力板の中に設置されているエアタンクを含み、前記浮力板には前記浮力板を閉じることができる吸着ブロックが左右対称的に設置され、前記吸着ブロックのうち前記エアタンクに近接している一端にはエアバッグが設置され、前記エアバッグと前記エアタンクとの間がエアダクトにより連通され、前記推進装置は前記インペラチャンバの中に設置されているインペラ軸を含み、前記インペラ軸の左端には前記インペラチャンバの中に位置しており、且つ推進力を提供できるインペラが設置され、前記インペラ軸の外壁には前記伝動チャンバの中に位置している従動ギヤが設置され、前記伝動チャンバの中には上軸が設置され、前記上軸の左端には前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記従動ギヤと噛み合うことができる左ギヤが設置され、前記上軸の右端には前記動力チャンバの中に位置しており、且つ前記メインギヤと噛み合うことができる右ギヤが設置され、
前記浮かび装置と前記推進装置は救援待ちの人の安全を守ることができる。
【0008】
好ましくは、前記収納装置は前記伝動チャンバの右壁の中に設置されている旋転チャンバを含み、前記伝動チャンバの中にはスライドできるスライドラックが設置され、前記インペラ軸が前記スライドラックと回転できるように連結され、前記旋転チャンバの中には収納軸が設置され、前記収納軸の後端には前記スライドラックと噛み合っているスパーギヤが設置され、前記収納軸の前端には従動ベベルギヤが設置され、前記動力チャンバの中には下軸が設置され、前記下軸の左端には前記従動ベベルギヤと噛み合っている左ベベルギヤが設置され、前記下軸の右端には前記動力チャンバの中に位置しており、且つ前記メインギヤと噛み合っている上ギヤが設置され、前記収納チャンバの中にはスライドでき、且つ前記浮力板と固定的に連結されている収納ラックが設置され、前記収納ラックが前記収納チャンバの中で極限位置までスライドした時、手動で浮力板を回転させることができ、前記動力チャンバの中には縦軸が設置され、前記縦軸の底端には前記メインベベルギヤと噛み合っている右ベベルギヤが設置され、前記縦軸の頂端には前記収納チャンバの中に位置しており、且つ前記収納ラックと噛み合っている往復ギヤが設置され、
前記収納装置は前記推進装置と前記浮かび装置とを通学リュックの中に収納できる。
【0009】
好ましくは、前記旋転装置は前記旋転チャンバの中に設置されている右軸を含み、前記右軸の後端には前記スパーギヤと噛み合っている回転ギヤが設置され、前記右軸の前端には正プーリが設置され、前記旋転チャンバの中には前記阻み板と固定的に連結されている前記旋転軸が設置され、前記旋転軸の前端にはサブギヤが設置され、前記旋転チャンバの中には左軸が設置され、前記左軸の後端には前記サブギヤと噛み合っている伝動ギヤが設置され、前記左軸の前端にはサブプーリが設置され、前記サブプーリと前記正プーリとの間にはベルトが伝動できるように設置され、
前記旋転装置は前記阻み板を回転させ、更に前記インペラチャンバを閉鎖することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、メンテナンスしやすく、当該設備は大きい浮力を提供でき、通学リュックが水を吸った後に学生を川の奥に引っ張ることを避け、ゆっくりと学生を岸辺に推し、学生を救援する効率を高め、そのため、当該設備は高い使用価値と普及する価値を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本発明の救援機能付き通学リュックの全体構成模式図
図2図2図1の中のA―Aの構成模式図
図3図3図1の中のBの構成模式図
図4図4図1の中の浮力板の構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜4に示すように、本発明の実施例の救援機能付き通学リュックは、通学リュック12を含み、前記通学リュック12の頂端には蓋11が設置され、前記通学リュック12の中には本チャンバ13が設置され、前記本チャンバ13の右側壁の中には収納チャンバ73が設置され、前記収納チャンバ73の左右両側にはスライドできる二つの浮力板15が設置され、前記浮力板15の中には浮力を増加する浮かび装置100が設置され、前記本チャンバ13の底壁の中にはインペラチャンバ19が設置され、前記インペラチャンバ19の中には回転できる阻み板18が設置され、前記阻み板18が前記インペラチャンバ19を閉鎖でき、前記インペラチャンバ19の中には推進力を提供できる推進装置200が設置され、前記インペラチャンバ19の右壁の中には伝動チャンバ24が設置され、前記伝動チャンバ24の頂壁の中には旋転軸64が設置され、前記旋転軸64の中には前記阻み板18を回転させることができる旋転装置300が設置され、前記伝動チャンバ24の右壁の中には動力チャンバ44が設置され、前記動力チャンバ44の中には前記推進装置200と前記浮かび装置100を収納できる収納装置400が設置され、前記動力チャンバ44の中には動力を提供できる動力装置500が設置され、前記動力チャンバ44の底壁の中には電磁溝40が設置され、前記電磁溝40の中には前記動力装置500の動力出力位置を変えられるコントロール装置600が設置され、
前記動力装置500は前記収納装置400により前記推進装置200と前記浮かび装置100を張り出すことができ、また前記推進装置200を連動させて回転させ、人を救出する。
【0014】
有益的には、前記動力装置500は前記動力チャンバ44の左壁の中に設置されているモータ33を含み、前記動力チャンバ44の中には前記モータ33と動力が伝達できるように連結されている動力軸34が設置され、前記動力軸34の外壁にはスリーブ軸39がスライドできるように設置され、前記スリーブ軸39と前記動力軸34とがスプラインにより連結され、前記スリーブ軸39の左端にはメインギヤ35が設置され、前記スリーブ軸39の右端にはメインベベルギヤ43が設置され、前記コントロール装置600は前記電磁溝40の中に設置されている永久磁石37を含み、前記スリーブ軸39の外壁には前記永久磁石37と固定的に連結されている回転ブロック38が回転できるように設置され、前記電磁溝40の右壁の中には電磁石42が設置され、前記電磁石42と前記永久磁石37との間にはばね41が弾性を持つように設置され、
前記コントロール装置600は前記スリーブ軸39を左右へスライドさせることにより動力出力位置を変えられる。
【0015】
有益的には、前記浮かび装置100は前記浮力板15の中に設置されているエアタンク72を含み、前記浮力板15には前記浮力板15を閉じることができる吸着ブロック69が左右対称的に設置され、前記吸着ブロック69のうち前記エアタンク72に近接している一端にはエアバッグ70が設置され、前記エアバッグ70と前記エアタンク72との間がエアダクト71により連通され、前記推進装置200は前記インペラチャンバ19の中に設置されているインペラ軸21を含み、前記インペラ軸21の左端には前記インペラチャンバ19の中に位置しており、且つ推進力を提供できるインペラ20が設置され、前記インペラ軸21の外壁には前記伝動チャンバ24の中に位置している従動ギヤ25が設置され、前記伝動チャンバ24の中には上軸23が設置され、前記上軸23の左端には前記伝動チャンバ24の中に位置しており、且つ前記従動ギヤ25と噛み合うことができる左ギヤ22が設置され、前記上軸23の右端には前記動力チャンバ44の中に位置しており、且つ前記メインギヤ35と噛み合うことができる右ギヤ36が設置され、
前記浮かび装置100と前記推進装置200は救援待ちの人の安全を守ることができる。
【0016】
有益的には、前記収納装置400は前記伝動チャンバ24の右壁の中に設置されている旋転チャンバ48を含み、前記伝動チャンバ24の中にはスライドできるスライドラック26が設置され、前記インペラ軸21が前記スライドラック26と回転できるように連結され、前記旋転チャンバ48の中には収納軸30が設置され、前記収納軸30の後端には前記スライドラック26と噛み合っているスパーギヤ28が設置され、前記収納軸30の前端には従動ベベルギヤ29が設置され、前記動力チャンバ44の中には下軸32が設置され、前記下軸32の左端には前記従動ベベルギヤ29と噛み合っている左ベベルギヤ31が設置され、前記下軸32の右端には前記動力チャンバ44の中に位置しており、且つ前記メインギヤ35と噛み合っている上ギヤ47が設置され、前記収納チャンバ73の中にはスライドでき、且つ前記浮力板15と固定的に連結されている収納ラック16が設置され、前記収納ラック16が前記収納チャンバ73の中で極限位置までスライドした時、手動で浮力板15を回転させることができ、前記動力チャンバ44の中には縦軸46が設置され、前記縦軸46の底端には前記メインベベルギヤ43と噛み合っている右ベベルギヤ45が設置され、前記縦軸46の頂端には前記収納チャンバ73の中に位置しており、且つ前記収納ラック16と噛み合っている往復ギヤ17が設置され、
前記収納装置400は前記推進装置200と前記浮かび装置100とを通学リュックの中に収納できる。
【0017】
有益的には、前記旋転装置300は前記旋転チャンバ48の中に設置されている右軸50を含み、前記右軸50の後端には前記スパーギヤ28と噛み合っている回転ギヤ49が設置され、前記右軸50の前端には正プーリ51が設置され、前記旋転チャンバ48の中には前記阻み板18と固定的に連結されている前記旋転軸64が設置され、前記旋転軸64の前端にはサブギヤ63が設置され、前記旋転チャンバ48の中には左軸68が設置され、前記左軸68の後端には前記サブギヤ63と噛み合っている伝動ギヤ66が設置され、前記左軸68の前端にはサブプーリ67が設置され、前記サブプーリ67と前記正プーリ51との間にはベルト62が伝動できるように設置され、
前記旋転装置300は前記阻み板18を回転させ、更に前記インペラチャンバ19を閉鎖することができる。
【0018】
当該設備を使用する時、モータ33が作動して動力軸34とスリーブ軸39とによりメインギヤ35とメインベベルギヤ43とを連動させて回転させ、更にメインベベルギヤ43は右ベベルギヤ45と、縦軸46と、往復ギヤ17と、収納ラック16とにより浮力板15を連動させて前記収納チャンバ73から離れている方向へスライドさせ、浮力板15が完全に突き出た時、エアタンク72の中の気体がエアダクト71を通してエアバッグ70の中に入り、浮力を増加し、同時に、メインギヤ35は上ギヤ47と、下軸32と、左ベベルギヤ31と、従動ベベルギヤ29と、収納軸30と、スパーギヤ28と、回転ギヤ49と、右軸50と、正プーリ51と、サブプーリ67と、左軸68と、伝動ギヤ66と、サブギヤ63と、旋転軸64とにより阻み板18を連動させて回転させ、阻み板18を開け、それと同時に、スパーギヤ28はスライドラック26とインペラ軸21とによりインペラ20を連動させて左側へスライドさせ、それと同時に、電磁石42が通電し、また永久磁石37と、回転ブロック38と、スリーブ軸39とによりメインギヤ35を連動させて左側へスライドさせ、メインギヤ35は右ギヤ36と、上軸23と、左ギヤ22と、従動ギヤ25と、インペラ軸21とによりインペラ20を連動させて回転させ、更に推進力を提供し、人の安全を保証する。
【0019】
本発明の有益効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、メンテナンスしやすく、当該設備は大きい浮力を提供でき、通学リュックが水を吸った後に学生を川の奥に引っ張ることを避け、ゆっくりと学生を岸辺に推し、学生を救援する効率を高め、そのため、当該設備は高い使用価値と普及する価値を有する。
【0020】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、しかし本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は救援機能付き通学リュックを開示した。
【解決手段】
通学リュックを含み、前記通学リュックの頂端には蓋が設置され、前記通学リュックの中には本チャンバが設置され、前記本チャンバの右側壁の中には収納チャンバが設置され、前記収納チャンバの中にはスライドできる浮力板が設置され、前記浮力板の中には浮力を増加する浮かび装置が設置され、本発明は構成が簡単で、操作が便利で、メンテナンスしやすく、当該設備は大きい浮力を提供でき、通学リュックが水を吸った後に学生を川の奥に引っ張ることを避け、ゆっくりと学生を岸辺に推し、学生を救援する効率を高め、そのため、当該設備は高い使用価値と普及する価値を有する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4