(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6755835
(24)【登録日】2020年8月28日
(45)【発行日】2020年9月16日
(54)【発明の名称】電動弁及び冷凍サイクルシステム
(51)【国際特許分類】
F16K 31/04 20060101AFI20200907BHJP
F16K 27/00 20060101ALI20200907BHJP
F25B 41/06 20060101ALI20200907BHJP
【FI】
F16K31/04 A
F16K27/00 B
F25B41/06 U
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-138186(P2017-138186)
(22)【出願日】2017年7月14日
(65)【公開番号】特開2019-19875(P2019-19875A)
(43)【公開日】2019年2月7日
【審査請求日】2019年5月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000143949
【氏名又は名称】株式会社鷺宮製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100134832
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 文雄
(74)【代理人】
【識別番号】100165308
【弁理士】
【氏名又は名称】津田 俊明
(74)【代理人】
【識別番号】100115048
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 康弘
(72)【発明者】
【氏名】中川 大樹
【審査官】
加藤 昌人
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−029435(JP,A)
【文献】
特開2003−185048(JP,A)
【文献】
国際公開第2015/072106(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 31/00−31/11
F16K 27/00−27/12
F25B 41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータ部の駆動により作動する弁本体に対して前記モータ部のマグネットロータを収容した軸線を中心とする略円筒形状のキャンを組み付けてなる弁装置と、前記モータ部を構成するとともに前記キャンを嵌め込む円柱形状の嵌挿孔を有するステータと、を備え、
前記キャンは前記マグネットロータの外周に対向する小径部と該小径部から前記弁本体側に拡径された大径部とからなり、
前記嵌挿孔に前記小径部が嵌め込まれるとともに、前記大径部が前記嵌挿孔の開口部の前記弁本体側に位置する状態で、前記ステータが前記弁装置に装着された電動弁であって、
前記ステータに設けられ、前記弁本体側から前記開口部を臨むように延在された弾性片と該弾性片に形成されて前記軸線側に突出し、前記ステータの前記弁本体側の底部に前記嵌挿孔の開口部から前記弁本体側に拡径された袴部の内壁と前記軸線との間に設けられた凸部とを有する弾性部材を備えるとともに、前記キャンは前記大径部の外周に前記弾性部材の前記凸部に係合する凹部を有し、
前記凸部と前記凹部とは、前記ステータが前記弁装置に組み付けた状態で係合し、かつ、前記弾性部材の前記凸部が、前記ステータの前記嵌挿孔に前記キャンの前記小径部が嵌挿されるときに該小径部と干渉しないよう、構成されていることを特徴とする電動弁。
【請求項2】
前記キャンの前記凹部が、前記大径部の前記軸線方向の中央位置から前記小径部側に偏在して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
【請求項3】
前記弾性部材の前記弾性片は、前記ステータが前記弁装置に装着されていない自然状態で、前記凸部が当該弾性片の基端部よりも前記軸線側に位置するように傾斜した構造となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動弁。
【請求項4】
圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動弁が、前記膨張弁として用いられていることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機等の冷凍サイクルシステムなどに使用する電動弁及び冷凍サイクルシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動弁として、ステッピングモータ等のモータ部のマグネットロータの回転により弁本体を作動させるものがある。このような電動弁では流体の流路を密閉する必要があり、弁本体と共に密閉構造をなす円筒形状のキャン内に、モータ部のマグネットロータを収容している。そして、モータ部のステータはキャンの外周に配置する構造となっている。例えば特開2003−56736号公報(特許文献1)及び特開2009−264530号公報(特許文献2)に同様な電動弁が開示されている。
【0003】
また、空気調和機(エアコン)における電動弁は室外機(室外ユニット)に設置されるが、この設置の際は、先ず弁装置(弁本体とキャンのアッセンブリ)を冷媒配管に組み付け、配管の接続部をろう付けして固定した後、ステータをキャンに嵌め込んで固定し、電気配線等を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−56736号公報
【特許文献2】特開2009−264530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、電動弁を室外機内に設置する際には、室外機内でステータを弁装置に取り付ける作業が必要となる。しかしながら、複雑に配管された室外機内はスペースが狭いため、作業がしにくいという問題がある。このため、弁装置に対してステータを容易に組み付けられる構造が要求される。
【0006】
本発明は、マグネットロータを収容するキャンを弁本体に組み付けた弁装置に対してステータを取り付けるようにした電動弁において、キャンの外周にステータを容易に組み付けられる電動弁を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の電動弁は、モータ部の駆動により作動する弁本体に対して前記モータ部のマグネットロータを収容した軸線を中心とする略円筒形状のキャンを組み付けてなる弁装置と、前記モータ部を構成するとともに前記キャンを嵌め込む円柱形状の嵌挿孔を有するステータと、を備え、前記キャンは前記マグネットロータの外周に対向する小径部と該小径部から前記弁本体側に拡径された大径部とからなり、前記嵌挿孔に前記小径部が嵌め込まれるとともに、前記大径部が前記嵌挿孔の開口部の前記弁本体側に位置する状態で、前記ステータが前記弁装置に装着された電動弁であって、前記ステータに設けられ、前記弁本体側から前記開口部を臨むように延在された弾性片と該弾性片に形成されて前記軸線側に突出
し、前記ステータの前記弁本体側の底部に前記嵌挿孔の開口部から前記弁本体側に拡径された袴部の内壁と前記軸線との間に設けられた凸部とを有する弾性部材を備えるとともに、前記キャンは前記大径部の外周に前記弾性部材の前記凸部に係合する凹部を有し、前記凸部と前記凹部とは、前記ステータが前記弁装置に組み付けた状態で係合し、かつ、前記弾性部材の前記凸部が、前記ステータの前記嵌挿孔に前記キャンの前記小径部が嵌挿されるときに該小径部と干渉しないよう、構成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2の電動弁は、請求項1に記載の電動弁であって、前記キャンの前記凹部が、前記大径部の前記軸線方向の中央位置から前記小径部側に偏在して形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3の電動弁は、請求項1または2に記載の電動弁であって、前記弾性部材の前記弾性片は、前記ステータが前記弁装置に装着されていない自然状態で、前記凸部が当該弾性片の基端部よりも前記軸線側に位置するように傾斜した構造となっていることを特徴とする。
【0010】
請求項4の冷凍サイクルシステムは、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動弁が、前記膨張弁として用いられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1乃至3の電動弁によれば、弾性部材は、弁本体側からステータの嵌挿孔の開口部を臨むように延在された弾性片とキャンの軸線側に突出する凸部とを有し、この凸部がキャンの大径部の凹部に係合して、ステータが弁装置に組み付けられるが、ステータの嵌挿孔にキャンの小径部を嵌挿するときに、弾性部材の凸部が小径部と干渉しないので、キャンの外周にステータを容易に組み付けることができる。
【0012】
さらに、請求項2の電動弁によれば、キャンの凹部が、大径部の軸線方向の中央位置から小径部側に偏在して形成されているので、大径部の開口端部に歪みが生じず、このキャンをハウジング等に対して位置ずれすることなく確実に溶接することができる。
【0013】
請求項4の冷凍サイクルシステムによれば、請求項1乃至3と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の実施形態の電動弁の一部断面側面図である。
【
図2】実施形態の電動弁におけるステータ、ブラケット及びキャンの寸法関係を示す図である。
【
図3】実施形態の電動弁におけるステータの縦断面図である。
【
図4】実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の電動弁の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の電動弁の一部断面側面図、
図2は実施形態の電動弁におけるステータ、ブラケット及びキャンの寸法関係を示す図、
図3は実施形態の電動弁におけるステータの縦断面図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は
図1の図面における上下に対応する。
【0016】
図1に示すように、この電動弁は、「弾性部材」としてのブラケット1と、「モータ部」としてのステッピングモータ10と、弁本体20と、非磁性体からなる円筒形状のキャン30とを備えている。ステッピングモータ10は、キャン30の外周に取り付けられた後述説明するステータ11と、キャン30の内部に回転可能に配設されたマグネットロータ12とで構成されている。なお、マグネットロータ12の外周面とキャン30の内周面との間には所定の隙間が設けられている。
【0017】
弁本体20はステンレス等のハウジング210を有し、このハウジング210の内部に弁部材等を内蔵している。そして、この弁本体20はステッピングモータ10の駆動(マグネットロータ12の回転)により作動し、第1継手管21から第2継手管22へ流れる流体の流量、または第2継手管22から第1継手管21へ流れる流体の流量を制御する。
【0018】
弁本体20のハウジング210の上端には、キャン30が溶接等によって気密に組み付けられ、これにより、弁本体20及びキャン30は「弁装置」を構成している。
【0019】
ステータ11は、樹脂製のボビン11aにコイル11b,11bを巻装することで、軸線L1方向に一対のコイル部を積層して構成されている。また、ボビン11aには、磁極歯11dを持つ継鉄(ヨーク)11cがモールド成形により一体に組み付けられている。
【0020】
ステータ11は、中央に軸線L1を中心とする円柱形状の嵌挿孔11Hを有しており、この嵌挿孔11Hの内周面の一部に継鉄11cの磁極歯11dが配置されている。そして、この磁極歯11dはキャン30の外周面に密着する。
【0021】
以上の構成により、ステッピングモータ10では、コイル11bへのパルス出力の印加によりコイル11bが磁力線を発生する。これにより、磁極歯11dに磁極(N、S極)が交互に変化し、マグネットロータ12に対して磁気吸引力及び磁気反発力を発生し、マグネットロータ12が回転する。これにより弁本体20が作動し、前記のように第1継手管21から第2継手管22へ、あるいは第2継手管22から第1継手管21へ流れる冷媒の流量が制御される。
【0022】
ステータ11の弁本体20側の底部には、嵌挿孔11Hの開口部11H1から弁本体20側に拡径された袴部11Kを有している。また、キャン30は軸線L2を中心軸とし、マグネットロータ12の外周に対向する小径部30Aと、小径部30Aから弁本体20側に拡径された大径部30Bとから構成されている。そして、ステータ11の嵌挿孔11H内にキャン30の小径部30Aを嵌め込むとともに、キャン30の大径部30Bが嵌挿孔11Hの開口部11H1の弁本体20側に位置する状態で、ステータ11の袴部11K内に大径部30Bの一部が収容されている。これにより、ステータ11が弁装置に装着されている。
【0023】
ステータ11の底部の嵌挿孔11Hの開口部11H1の周囲の1箇所には、「弾性部材」としてのブラケット1が取り付けられている。ブラケット1は、袴部11K内において、弁本体20側から嵌挿孔11Hの開口部11H1を臨むように延在された弾性片1aと、弾性片1aに形成された凸部1bとを有している。この凸部1bは、ステータ11の袴部11Kの中心側(軸線L1側)に突出している。さらに、キャン30は大径部30Bの外周に、ブラケット1の凸部1bに係合する形状をした凹部30aが複数形成されている。
【0024】
そして、
図1に示すように、ブラケット1の凸部1bとキャン30の凹部30aとは、ステータ11が弁装置に組み付けた状態で係合する。これにより、キャン30に対して、ステータ11の軸線L1回りの位置決めがなされるとともに、ステータ11は抜け防止をされた状態でキャン30に取り付けられている。
【0025】
図2に示すように、ステータ11の嵌挿孔11Hの内径A、キャン30の小径部30Aの外径B、自然状態でのブラケット1の凸部1bの軸線L1からの距離C、キャン30の大径部30Bの外径Dは、それぞれ、以下のように設定されている。
C<A/2 …(1)
B/2<C+(A−B) …(2)
D/2>C+(A−B) …(3)
【0026】
条件(1)は、凸部1bがステータ11の嵌挿孔11Hの内壁より内側(軸線L1側)に突出する条件である。条件(2)は、ステータ11にキャン30を装着(挿入)するときに凸部1bが小径部30Aに摺動(接触)しない条件である。条件(3)は、ステータ11にキャン30を装着するときに凸部1bが大径部30Bに摺動する条件である。また、これらの条件は、
C<A/2を前提として、
B/2<C+(A−B)<D/2
または
B/2−C<(A−B)<D/2−C
となっていることを示す。なお、キャン30の小径部30Aの外径Bは、ステータ11の嵌挿孔11Hの内径Aよりも僅かに小さい寸法である。そのため、ステータ11にキャン30を挿入するときに、キャン30の小径部30Aがステータ11の嵌装孔11Hの内壁に摺動せずに(小径部30Aと嵌装孔11Hとの間のクリアランスを維持しながら)挿入される場合や、嵌装孔11Hの内壁のうち凸部1bが突出している箇所以外の部分のいずれかに摺動しながら挿入することがある。ここで、
図2は、キャン30の小径部30Aの外周面の周回りの一箇所(一母線)が、ステータ11の嵌挿孔11Hの凸部1bと反対側の内周面に摺動するような位置関係を図示しており、この
図2の状態では、軸線L1と軸線L2は、(A−B)となる僅かな量だけ位置をずらした状態となっている。また、この状態は、凸部1bと小径部30Aとが干渉しない状態である。すなわち、小径部30Aが嵌挿孔11H内に挿入されるとき、凸部1bが小径部30Aに接触したとしても、前記条件(2)により、小径部30Aを凸部1bから離間させて、小径部30bが凸部1bから弾性力を受けない(干渉しない)ようにすることができる。
【0027】
さらに、ステータ11の軸線L1からブラケット1の弾性片1aの基端部1a1までの距離Eに対して、ステータ11にキャン30を装着するときのキャン30の軸線L2からブラケット1の弾性片1aの基端部1a1までの距離E′は、以下のように設定されている。
D/2<E+(A−B) …(4)
D/2<E′ …(5)
【0028】
条件(4),(5)は、ステータ11にキャン30を装着するときに、大径部30Bがブラケット1の基端部1a1に摺動(接触)しない条件である。
【0029】
このように、ステータ11にキャン30を装着するとき、小径部30Aを嵌挿孔11H(内径A)内に嵌挿した状態でも、この小径部30Aとブラケット1の凸部1bとの間に隙間を設けることができる。すなわち、ブラケット1の凸部1bとキャン30の小径部30Aとが干渉しないよう構成されているので、余分な力を要せず組み付け易くなる。
【0030】
また、自然状態でのブラケット1の弾性片1aの角度αが、キャン30における小径部30Aと大径部30Bとの間のテーパ角度βとの関係が、
α<β …(6)
の条件となっていると、
弾性片1aが大径部30Bを半径方向に付勢する力が小さくなり、さらに組み付け易くなる。
【0031】
さらに、この実施形態では、キャン30の凹部30aが、大径部30Bの軸線L2方向の中央位置から小径部30B側に偏在して形成されている。したがって、この凹部30aを例えばプレス加工等により形成するとき、キャン30(大径部30B)の開口端部に歪みが生じず、このキャン30をハウジング210に対して位置ずれ等をすることなく確実に溶接することができる。
【0032】
なお、キャン30において、大径部30Bの凹部30aの内側への突出端が、小径部30Aの内周面よりも内側に突出していないので、マグネットロータ12を小径部30B内に挿入するときに凹部30aが邪魔にならず、容易に組み付けられる。
【0033】
図4は実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。図において、符号100は膨張弁を構成する本発明の実施形態の電動弁、200は室外ユニットに搭載された室外熱交換器、300は室内ユニットに搭載された室内熱交換器、400は四方弁を構成する流路切換弁、500は圧縮機である。電動弁100、室外熱交換器200、室内熱交換器300、流路切換弁400、及び圧縮機500は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
【0034】
冷凍サイクルの流路は、流路切換弁400により冷房運転時の流路と暖房運転時の流路の2通りに切換えられる。冷房運転時には、図に実線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室外熱交換器200に流入され、この室外熱交換器200は凝縮器として機能し、室外熱交換器200から流出された冷媒液は電動弁100を介して室内熱交換器300に流入され、この室内熱交換器300は蒸発器として機能する。
【0035】
一方、暖房運転時には、図に破線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室内熱交換器300、電動弁100、室外熱交換器200、流路切換弁400、そして、圧縮機500の順に循環され、室内熱交換器300が凝縮器として機能し、室外内熱交換器200が蒸発器として機能する。電動弁100は、冷房運転時に室外熱交換器200から流入する冷媒液、または暖房運転時に室内熱交換器300から流入する冷媒液を、それぞれ減圧膨張し、さらにその冷媒の流量を制御する。
【0036】
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【符号の説明】
【0037】
1 ブラケット(弾性部材)
1a 弾性片
1a1 基端部
1b 凸部
10 ステッピングモータ(モータ部)
11 ステータ
11H 嵌挿孔
11H1 開口部
11K 袴部
11a ボビン
11b コイル
11c 継鉄
L1 ステータの軸線
12 マグネットロータ
20 弁本体
21 第1継手管
22 第2継手管
210 ハウジング
30 キャン
30A 小径部
30B 大径部
30a 凹部
L2 キャンの軸線
100 電動弁
200 室外熱交換器
300 室内熱交換器
400 流路切換弁
500 圧縮機