(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6755906
(24)【登録日】2020年8月28日
(45)【発行日】2020年9月16日
(54)【発明の名称】ワイヤレスネットワークのためのサブフレーム構成のための方法および装置
(51)【国際特許分類】
H04W 72/04 20090101AFI20200907BHJP
H04W 28/06 20090101ALI20200907BHJP
【FI】
H04W72/04 131
H04W28/06 110
H04W28/06 130
【請求項の数】60
【外国語出願】
【全頁数】40
(21)【出願番号】特願2018-143964(P2018-143964)
(22)【出願日】2018年7月31日
(62)【分割の表示】特願2015-512833(P2015-512833)の分割
【原出願日】2013年5月16日
(65)【公開番号】特開2018-207508(P2018-207508A)
(43)【公開日】2018年12月27日
【審査請求日】2018年8月30日
(31)【優先権主張番号】61/647,811
(32)【優先日】2012年5月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/894,874
(32)【優先日】2013年5月15日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(74)【代理人】
【識別番号】100184332
【弁理士】
【氏名又は名称】中丸 慶洋
(72)【発明者】
【氏名】ワンシ・チェン
(72)【発明者】
【氏名】ハオ・シュ
(72)【発明者】
【氏名】ピーター・ガール
【審査官】
齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2012/0113875(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2011/0211503(US,A1)
【文献】
特表2012−509002(JP,A)
【文献】
Renesas Mobile Europe Ltd.,Discussion on Enhancements for Dynamic TDD UL-DL Configuration[online],3GPP TSG-RAN WG1#69 R1-122363,2012年 5月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_69/Docs/R1-122363.zip>
【文献】
Alcatel-Lucent Shanghai Bell, Alcatel-Lucent,Methods to support different time scales for TDD UL-DL reconfiguration[online],3GPP TSG-RAN WG1#69 R1-122508,2012年 5月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_69/Docs/R1-122508.zip>
【文献】
Samsung,Dynamic reconfiguration of TDD UL-DL configuration[online],3GPP TSG-RAN WG1#69 R1-122267,2012年 5月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_69/Docs/R1-122267.zip>
【文献】
LG Electronics,TDD DL-UL Reconfiguration Methods for eIMTA[online],3GPP TSG-RAN WG1#69 R1-122318,2012年 5月12日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_69/Docs/R1-122318.zip>
【文献】
LG Electronics,On the Common Search Space for E-PDCCH-configured UEs[online],3GPP TSG-RAN WG1#68 R1-120451,2012年 2月10日,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120451.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を決定すること、ここにおいて、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備える、と、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のUL/DLサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすること、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能サブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と
を備える方法。
【請求項2】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、シグナリングを介して1つまたは複数の個別UEにシグナリングされる、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記PDCCHまたは前記ePDCCHの少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成を利用するための持続時間のインジケーションも提供する、
請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、制御チャネル送信を介してシグナリングされ、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成を示すための前記制御チャネル送信の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記制御チャネル送信は、制御チャネル復号候補のセットを備え、前記復号候補の第1のサブセットの少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく一方、前記復号候補の第2のサブセットの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づかない、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項1に記載の方法。
【請求項11】
データチャネル送信または制御チャネル送信の少なくとも1つの1つまたは複数の部分の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
制御チャネル送信のための1つまたは複数のリソース要素(RE)のロケーションは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に依存する、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返され、前記繰り返しは、サブフレームの第1のサブフレーム内またはサブフレームの第1のサブフレームおよび第2のサブフレーム内で行われる、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記シグナリングは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを提供し、、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記シグナリングは、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを提供し、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記シグナリングは、アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームのインジケーションを提供し、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項1に記載の方法。
【請求項17】
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信すること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
基地局との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を示すシグナリングを受信すること、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備える、と、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成に従って前記基地局と通信すること、ここにおいて、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と
を備える方法。
【請求項18】
前記基地局と通信することは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記基地局と通信することは、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、シグナリングを介してシグナリングされる、
請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記PDCCHまたは前記ePDCCHの少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成を利用するための持続時間のインジケーションも提供する、
請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、制御チャネル送信を介してシグナリングされ、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成を示すための前記制御チャネル送信の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく、
請求項17に記載の方法。
【請求項25】
前記制御チャネル送信は、制御チャネル復号候補のセットを備え、前記復号候補の第1のサブセットの少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく一方、前記復号候補の第2のサブセットの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づかない、
請求項24に記載の方法。
【請求項26】
データチャネル送信または制御チャネル送信の少なくとも1つの1つまたは複数の部分の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に基づく、
請求項17に記載の方法。
【請求項27】
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返され、前記繰り返しは、サブフレームの第1のサブフレーム内またはサブフレームの第1のサブフレームおよび第2のサブフレーム内で行われる、
請求項17に記載の方法。
【請求項28】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成の前記インジケーションの前記シグナリングは、前記制御チャネル送信の少なくとも1つの異なる物理レイヤ特性により繰り返される、
請求項27に記載の方法。
【請求項29】
第2のUL/DLサブフレーム構成を示すシグナリングが適切に検出されなかった場合に、基地局との通信を処理するために所定のサブフレーム構成を利用することをさらに備える、
請求項17に記載の方法。
【請求項30】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項17に記載の方法。
【請求項31】
制御チャネル送信のための1つまたは複数のリソース要素(RE)のロケーションは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成に依存する、
請求項17に記載の方法。
【請求項32】
前記シグナリングは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームを提供し、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項17に記載の方法。
【請求項33】
前記シグナリングは、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームを提供し、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項17に記載の方法。
【請求項34】
前記シグナリングは、アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームを提供し、前記シグナリングは、制御チャネルの形態であり、前記制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)である、
請求項17に記載の方法。
【請求項35】
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストするための手段、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を決定するための手段、ここにおいて、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備える、と、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のUL/DLサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングするための手段、ここにおいて、前記シグナリングするための手段は、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と
を備える装置。
【請求項36】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項35に記載の装置。
【請求項37】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項35に記載の装置。
【請求項38】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、シグナリングを介して1つまたは複数の個別UEにシグナリングされる、
請求項35に記載の装置。
【請求項39】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項35に記載の装置。
【請求項40】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項35に記載の装置。
【請求項41】
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信するための手段、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
基地局との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を示すシグナリングを受信するための手段、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備え、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成に従って前記基地局と通信するための手段と
を備える装置。
【請求項42】
前記基地局と通信するための前記手段は、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して通信するための手段を備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項41に記載の装置。
【請求項43】
前記基地局と通信するための手段は、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを介して通信するための手段を備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項41に記載の装置。
【請求項44】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、専用シグナリングを介してシグナリングされる、
請求項41に記載の装置。
【請求項45】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項41に記載の装置。
【請求項46】
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返され、前記繰り返しは、サブフレームの第1のサブフレーム内またはサブフレームの第1のサブフレームおよび第2のサブフレーム内で行われる、
請求項41に記載の装置。
【請求項47】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成の前記インジケーションの前記シグナリングは、前記制御チャネル送信の少なくとも1つの異なる物理レイヤ特性により繰り返される、
請求項46に記載の装置。
【請求項48】
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
請求項41に記載の装置。
【請求項49】
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を決定することと、、前記1つまたは複数のUEに前記第2のUL/DLサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることとを行うように構成される少なくとも1つのプロセッサ、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備え、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
【請求項50】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項49に記載の装置。
【請求項51】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項49に記載の装置。
【請求項52】
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信すること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
基地局との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を示すシグナリングを受信することここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供する、と、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成に従って前記基地局と通信すること、ここにおいて、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備え、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と
を行うように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
【請求項53】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信するように構成され、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項52に記載の装置。
【請求項54】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信するように構成され、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
請求項52に記載の装置。
【請求項55】
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を決定すること、ここにおいて、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備える、と、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のUL/DLサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすること、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と
を行うためにその上に記憶された命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項56】
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項55に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項57】
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のアップリンク/ダウンリンク(UL/DL)サブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信すること、ここにおいて、前記第1のUL/DL構成は、第1のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成情報を備える、と、
基地局との通信を処理するために適切な第2のUL/DLサブフレーム構成を示すシグナリングを受信すること、ここにおいて、前記シグナリングは、前記第2のUL/DLサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供し、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、利用可能なサブフレーム構成より少ない数の有効サブフレーム構成から選択され、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2のフレーム中のすべてのサブフレームについての構成を情報を備え、前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、と、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成に従って前記基地局と通信することと
を行うためにその上に記憶された命令を有する非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項58】
前記通信することは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信することを備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、前記第1のUL/DLサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
請求項57に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項59】
前記第1のUL/DLサブフレーム構成は、第1の時分割複信(TDD)UL/DLサブフレーム構成を備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2の時分割複信(TDD)UL/DLサブフレーム構成を備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項60】
前記第1のUL/DLサブフレーム構成は、第1の時分割複信(TDD)UL/DLサブフレーム構成を備え、
前記第2のUL/DLサブフレーム構成は、第2の時分割複信(TDD)UL/DLサブフレーム構成を備える、
請求項17に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年5月16日に出願された米国仮出願第61/647,811号の優先権の利益を主張する。
【技術分野】
【0002】
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレスネットワークのためのサブフレーム構成のための方法および装置に関し、たとえば、ダウンリンクサブフレーム構成またはアップリンクサブフレーム構成の少なくとも1つを動的および/または確実に示すための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3
rd Generation Partnership Project(3GPP(登録商標))Long Term Evolution(LTE(登録商標))システム、Long Term Evolution Advanced(LTE−A)システムおよび直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
【0004】
[0004]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
【0005】
[0005]ワイヤレス通信技術が進歩するにつれて、ますます多くの異なる無線アクセス技術が利用されている。たとえば、現在、多くの地理的エリアが複数のワイヤレス通信システムによってサービスされており、ワイヤレス通信システムの各々は、1つまたは複数の異なるエアインターフェース技術を利用することがある。そのようなネットワーク環境におけるワイヤレス端末の汎用性を高めるために、最近、複数の無線技術の下で動作することができるマルチモードワイヤレス端末に対する志向が高まっている。たとえば、マルチモード実装により、端末は、ある地理的エリアにおいて、各々が異なる無線インターフェース技術を利用し得る複数のシステムの中からあるシステムを選択し、その後、1つまたは複数の選択されたシステムと通信することが可能になり得る。
【発明の概要】
【0006】
[0006]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。本方法は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることと、1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定することと、1つまたは複数のUEに第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることとを含む。
【0007】
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストするための手段と、1つまたは複数のユーザ機器との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定するための手段と、1つまたは複数のUEに第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングするための手段とを含む。
【0008】
[0008]本開示の一態様では、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることと、1つまたは複数のユーザ機器との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定することと、1つまたは複数のUEに第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を含む。
【0009】
[0009]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストし、1つまたは複数のユーザ機器との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定し、1つまたは複数のUEに第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングするように構成される処理システムを含む。
【0010】
[0010]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための方法が提供される。本方法は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信することと、基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信することと、第2のサブフレーム構成に従って基地局と通信することとを含む。
【0011】
[0011]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信するための手段と、基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信するための手段と、第2のサブフレーム構成に従って基地局と通信するための手段とを含む。
【0012】
[0012]本開示の一態様では、コンピュータプログラム製品が提供される。本コンピュータプログラム製品は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信することと、基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信することと、第2のサブフレーム構成に従って基地局と通信することとを行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を含む。
【0013】
[0013]本開示の一態様では、ワイヤレス通信のための装置が提供される。本装置は、一般に、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信し、基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信し、第2のサブフレーム構成に従って基地局と通信するように構成される処理システムを含む。
【図面の簡単な説明】
【0014】
[0014]本開示の態様および実施形態は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
【
図1】本開示のいくつかの態様による、例示的な多元接続ワイヤレス通信システムを示す図。
【
図2】本開示のいくつかの態様による、アクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。
【
図3】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図。
【
図4】本開示のいくつかの態様による、通信システムにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図。
【
図5】本開示のいくつかの態様による、TDD−LTE規格におけるフレーム中のダウンリンク/アップリンク(DL/UL)構成の例示的なリストを示す図。
【
図6】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作を示す図。
【
図7】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作を示す図。
【
図8】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作を示す図。
【
図9】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作を示す図。
【
図10】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作を示す図。
【
図11】本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[0026]添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載の本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置またはそのような方法をカバーするものとする。本明細書で開示する本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
【0016】
[0027]「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。
【0017】
[0028]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるものとし、そのうちのいくつかを例として図および好ましい態様についての以下の説明で示す。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびその均等物によって規定される。
【0018】
例示的なワイヤレス通信システム
[0029]本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークなど様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、CDMA2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))と低チップレート(LCR)とを含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができ得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部である。Long Term Evolution(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。
【0019】
[0030]シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、送信機側でシングルキャリア変調を利用し、受信機側で周波数領域等化を利用する1つの送信技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および本質的に同じ全体的な複雑さを有する。ただし、SC−FDMA信号は、その特有のシングルキャリア構造のためにより低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは特に、より低いPAPRが送信電力効率の点でモバイル端末に大幅な利益を与えるアップリンク通信において大きい注目を引いている。それは現在、3GPP LTEおよびEvolved UTRAにおけるアップリンク多元接続方式に関する実用的な前提である。
【0020】
[0031]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
【0021】
[0032]アクセス端末(「AT」)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(STA)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成される他の好適なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。たとえば、そのようなワイヤレスノードは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークのようなワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。
【0022】
[0033]
図1を参照すると、一態様による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセスポイント100(AP)は複数のアンテナグループを含み得、あるアンテナグループはアンテナ104と106とを含み、別のアンテナグループはアンテナ108と110とを含み、追加のアンテナグループはアンテナ112と114とを含む。
図1では、各アンテナグループに2つのアンテナのみが示されているが、各アンテナグループにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。アクセス端末116(AT)はアンテナ112および114と通信中であり得、アンテナ112および114は、順方向リンク120上でアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118上でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122はアンテナ106および108と通信中であり得、アンテナ106および108は、順方向リンク126上でアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124上でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。
【0023】
[0034]アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。本開示の一態様では、各アンテナグループは、アクセスポイント100によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末に通信するように設計され得る。
【0024】
[0035]順方向リンク120および126上の通信では、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用し得る。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
【0025】
[0036]
図2に、多入力多出力(MIMO)システム200における送信機システム210(アクセスポイントとしても知られる)および受信機システム250(アクセス端末としても知られる)の態様のブロック図を示す。送信機システム210において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
【0026】
[0037]本開示の一態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信され得る。TXデータプロセッサ214は、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいてフォーマットし、コーディングし、インターリーブして、コード化データを提供する。
【0027】
[0038]各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、一般的に、知られている方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用される既知のデータパターンである。各データストリームの多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、次いで、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルが提供される。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され得る。メモリ232は、送信機システム210のためのデータとソフトウェアとを記憶し得る。
【0028】
[0039]次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ220に提供され、TX MIMOプロセッサ220はさらに(たとえば、OFDMの場合)その変調シンボルを処理し得る。次いで、TX MIMOプロセッサ220は、N
T個の変調シンボルストリームをN
T個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。本開示のいくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
【0029】
[0040]各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を提供し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を提供する。次いで、送信機222a〜222tからのN
T個の変調信号は、それぞれN
T個のアンテナ224a〜224tから送信される。
【0030】
[0041]受信機システム250では、送信された変調信号はN
R個のアンテナ252a〜252rによって受信され得、各アンテナ252からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに提供され得る。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを提供し、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供し得る。
【0031】
[0042]次いで、RXデータプロセッサ260は、N
R個の受信機254からN
R個の受信シンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、N
T個の「検出」シンボルストリームを提供する。次いで、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行される処理と相補的なものであり得る。
【0032】
[0043]プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを定期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデックス部とランク値部とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。メモリ272は、受信機システム250のためのデータとソフトウェアとを記憶し得る。逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース236からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210に戻される。
【0033】
[0044]送信機システム210において、受信機システム250からの変調信号は、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
【0034】
[0045]
図3に、
図1に示したワイヤレス通信システム内で用いられ得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302は基地局100、またはユーザ端末116および122のいずれかであり得る。
【0035】
[0046]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に提供する。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含むことができる。プロセッサ304は一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および演算動作を実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明する方法を実施するように実行可能であり得る。
【0036】
[0047]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含むことができるハウジング308を含むこともできる。送信機310と受信機312とを組み合わせてトランシーバ314を形成することができる。単一または複数の送信アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバをも含むことができる(図示せず)。
【0037】
[0048]ワイヤレスデバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含むこともできる。
【0038】
[0049]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
【0039】
[0050]
図4に、時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)キャリアのフレーム構造400を示す。TDD−LTEキャリアは、図示のように、長さが10msであるフレーム402を有する。フレーム402は2つの5msの半フレーム404を有し、半フレーム404の各々は、5つの1msのサブフレーム406を含む。各サブフレーム406は、ダウンリンクサブフレーム(D)、アップリンクサブフレーム(U)、または特別サブフレーム(S)であり得る。ダウンリンクサブフレームおよびアップリンクサブフレームは、2つの0.5msのスロット408に分割され得る。特別サブフレームは、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)410、ガード期間(GP)412、およびアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)414に分割され得る。構成に応じて、DwPTS、UpPTSおよびGPの持続時間は変わり得る。
【0040】
[0051]
図5に、LTE規格によるTDD−LTEフレーム402中のダウンリンク/アップリンク構成の例示的なリストを示す。この表において、D、U、およびSは、それぞれ、ダウンリンク、アップリンクおよび特別のサブフレーム406を示している。特別サブフレームSは、DwPTS410、GP412、およびUpPTS414のフィールドを含むことができる。図示のように、5msのスイッチポイント周期および10msのスイッチポイント周期を有するいくつかのDL/UL構成が、TDD−LTEフレーム402のために選択され得る。5msのスイッチポイント周期を有する構成は、フレーム内に2つの特別サブフレームを含むことができ、一方で10msのスイッチポイント周期を有する構成は、フレーム内に1つの特別サブフレームを含むことができる。構成0、1および2は、10msのTDD−LTEフレーム402内に2つの同一の5msの半フレーム404を有し得る。
図5には7つの構成が示されているが、より多数のもしくはより少数の構成および/または異なる構成が本方法および装置によって用いられてよい。
【0041】
ワイヤレスネットワークのためのサブフレーム構成
[0052]UEは、
図5に示すサブフレーム構成のようなサブフレーム構成に従って基地局と通信することができる。UEは、基地局と通信するために利用するサブフレーム構成を示すブロードキャスト情報ブロックメッセージ(たとえば、システム情報ブロック)を受信し得る。本開示のいくつかの態様では、UEと基地局との間で利用されるサブフレーム構成は、実際のトラフィック需要に基づいて動的に変更され得る。たとえば、短い持続時間中に、ダウンリンク上で大きいデータバーストが必要とされる場合、構成は、たとえば、
図5に示すように構成#1(6DL:4UL)から構成#5(9DL:1UL)に変更され得る。いくつかの態様では、TDD構成の適応は、640msよりも遅くないことが期待される。ただし、適応は10ms(すなわち、1無線フレームの長さ)と同じくらい速くなり得る。UEがサブフレーム構成の変更を適切に検出しなかった場合、UEはリソースを無駄にし、基地局と通信している間に他のUEに干渉を引き起こすことがある。したがって、本開示のいくつかの態様は、フレーム中のTDDダウンリンク/アップリンクサブフレーム構成を動的かつ確実に示すための技法を提供する。
【0042】
[0053]
図6に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、1つまたは複数のUEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作600を示す。動作600は、たとえば、基地局によって実行され得る。602において、基地局は、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることができる。そのようなブロードキャストは、時間期間に基づいて繰り返され得る。
【0043】
[0054]604において、基地局は、1つまたは複数のUEとの通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定することができる。たとえば、1つまたは複数のUEとの通信は、UEに関するダウンリンクデータまたはアップリンクデータのバーストを含むことができ、第2のサブフレーム構成は、第1のサブフレーム構成よりも多くのそのような送信用のサブフレームを含むことができる。
【0044】
[0055]606において、基地局は、(たとえば、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前に)1つまたは複数のUEに第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることができる。限られた数のUEがある場合(たとえば、1つまたは2つ)、専用シグナリングが選好され得る。そうでない場合、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングが選好され得る。
【0045】
[0056]いくつかの態様では、インジケーションは、第2のサブフレーム構成を示すための1つまたは複数のビットを含むことができる。たとえば、(
図5に示すような)7つのDL/ULサブフレーム構成の場合、7つの構成のうちの1つを示すために3ビットが必要とされ得る。一方、より多くの構成がサポートされる場合、追加ビットが必要とされ得る。第1のサブフレーム構成に基づいて第2のサブフレーム構成のための可能な構成の数を制限する必要もあり得る。一例として、構成#0(4DL:6UL)の第1のサブフレーム構成の場合、第2のサブフレーム構成のための4つの可能な構成のみ、すなわち、構成#0、#1、#2、および#5が許容され得、4つの構成のうちの1つを示すために2ビットのみが必要とされ得る。
【0046】
[0057]いくつかの態様では、シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、および/または無線リソース制御信号に基づいて繰り返され得る。繰り返しは、同じサブフレーム(たとえば、フレームの第1のサブフレーム)内または異なるサブフレーム(たとえば、第1のサブフレームおよび第2のサブフレーム)内であり得る。同じ情報が繰り返されるが、詳細な物理レイヤ送信機構は、同じことも異なることもある。
【0047】
[0058]いくつかの態様では、シグナリングは、第2のサブフレーム構成を利用するための持続時間、または第2のサブフレーム構成をいつ用いるかのインジケーションを提供することができる。たとえば、1個、2個、4個、8個、16個、32個または64個のフレームに構成が使用されることを示すために3ビットの情報フィールドが使用されてよく、または8個、16個または24個のフレームの後に持続時間が開始し得ることを示すために情報フィールドが使用されてよい。
【0048】
[0059]
図7に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、UEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作700を示す。動作700は、たとえば、UEによって実行され得る。702において、UEは、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信し得る。
【0049】
[0060]704において、UEは、(たとえば、サブフレーム構成を含む別のブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信する前に)基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信し得る。
【0050】
[0061]706において、UEは第2のサブフレーム構成に従って基地局と通信することができる。いくつかの態様では、UEは、第2のサブフレーム構成を示すシグナリングが適切に検出されなかった場合に、基地局との通信を処理するために所定のサブフレーム構成を利用することができる。たとえば、UEは、第2のサブフレーム構成が巡回冗長検査(CRC)に基づいて適切に検出されていない、または尤度比(LLR)に基づいて確実に検出されていないと決定し得る。たとえば、UEは、可能なDL送信に関してサブフレームの大部分をモニタするので、最も保守的な構成であり得るDSUDDDDDDD(構成#5)を仮定することができる。別の例として、UEは、構成間で共通であるDLサブフレームにおけるDL送信に関してモニタすることができる。
図5を参照すると、サブフレーム0、1および5が構成間でDLサブフレームとして指定されている。その上、UEは、構成間で共通であるサブフレーム2におけるUL送信を送信することができる。
【0051】
[0062]上述のように、そのような情報を必要とする限られた数のUEがある場合、専用シグナリングが選好され得る。専用シグナリングは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張PDCCH(ePDCCH)の形態であり得る。一例として、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット1A(または他のDCIフォーマット)が再使用されてよく、この場合、1つまたは複数のビットの情報フィールドが、DL/ULサブフレーム構成を示すために使用され得る。いくつかの態様では、ビットを送信するために新しい情報フィールドが利用されてよく、または既存の情報フィールドのうちの1つが再使用されてよい(たとえば、クロスキャリア情報フィールド)。PDCCHまたはePDCCHは、DL許可もしくはUL許可に関連付けられること、またはいずれの許可にも関連付けられないことがある。PDCCH(またはePDCCH)は、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)または(たとえば、半永続性スケジューリング(SPS)C−RNTIと同様の)新しいC−RNTIによってスクランブルされ得る。いくつかの態様では、新しいDL/ULサブフレーム構成を示す新しいPDCCH(またはePDCCH)が、前に送られた既存のDL/ULサブフレーム構成インジケーションを取り消すことができる。
【0052】
[0063]いくつかの態様では、上述のように、サブフレーム構成の変更をシグナリングするために、基地局によってマルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングが利用され得る。このタイプのシグナリングは、既存の制御チャネルまたは新しい制御チャネルを利用することができる。一例として、既存のPDCCHまたはePDCCHが(たとえば、共通探索空間を通じて)使用され得る。現在ではアグリゲーションレベル4および8のみがサポートされているので、より効率的な送信のためにアグリゲーションレベル1および/または2が導入され得る。シグナリングのためのCRC保護(たとえば、16ビット)があり得る。
【0053】
[0064]いくつかの態様では、そのようなシグナリングを伝達するために(たとえば、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)と同様の)新しいチャネルが導入され得る。たとえば、3ビットの情報が、たとえば16個のリソース要素(RE)で伝達され得る。新しいチャネルは、(たとえば、制御チャネル要素(CCE)のごく一部を利用する)レガシー制御領域または(たとえば、ePDCCHと同様の)データ領域を使用することができる。新しいチャネルによって利用されるリソースは、レガシーUEのための他のチャネルのリソース要素(RE)をパンクチャすることができ、非レガシーUEは、新しいチャネルのRE付近でレートマッチングする(rate-match)ことができる。ただし、CRCは利用可能であることも利用可能ではないこともある(たとえば、PCFICHのようなものである場合にCRCはない)。
【0054】
[0065]サブフレーム構成の変更を検出するUEの信頼性を改善するために、構成を示すための制御チャネル送信、構成の持続時間(たとえば、1サブフレーム)中の制御チャネル送信、および/または構成の持続時間中のデータチャネル送信の少なくとも1つの物理レイヤ特性を変更または構築するためのインプットとして、DL/ULサブフレーム構成が使用され得る。たとえば、新しいチャネルが設計され、PCFICHのようなものである場合、スクランブルシーケンスの初期化は、DL/ULサブフレーム構成にさらに依存し得る。追加として、または別個に、新しいチャネルのためのREのロケーションは、DL/ULサブフレーム構成にさらに依存し得る。したがって、誤ったTDD DL/UL構成を仮定するUEが、新しいチャネルを復号しないことがある。
【0055】
[0066]別の例として、構成(たとえば、サブフレーム構成#5)の持続時間中、ePDCCHの復調基準信号(DM−RS)のためのスクランブルシーケンスは、TDD DL/ULサブフレーム構成に関係し得る。したがって、使用中の構成の検出に成功したUEのみが、制御チャネル送信を復号することができる。いくつかの態様では、制御チャネル(たとえば、PDCCHまたはePDCCH)の変更がサブセットにのみ適用され得る。たとえば、変更は、UE固有探索空間にのみ(共通探索空間にではなく)、いくつかのサブフレームにのみ(いくつかの他のサブフレームにではなく)、ePDCCHにのみ(UEがPDCCHとePDCCHの両方をモニタするように構成されている場合に、PDCCHにではなく)、または低アグリゲーションレベルにのみ(より高いアグリゲーションレベルにではなく)適用され得る。したがって、サブフレーム構成に基づいて変更されていない少なくとも1つの復号候補があり得る。そのような変更は、UEにとって何らかの明示的なシグナリング(たとえば、RRC)、暗示的なシグナリングによって可能になること、および/またはあらかじめ決定されることがある。
【0056】
[0067]いくつかの態様では、制御チャネル(たとえば、PDCCHまたはePDCCH)がPDSCHをスケジュールする場合、制御チャネルにおける情報フィールドは、どのULサブフレームが対応するACK/NAKを搬送するかを示すことができる。たとえば、TDD DL/ULサブフレーム構成が(たとえば、他のシグナリングを介して)UEに知られている場合、UEがACK/NAKを第1のULサブフレームにおいて(たとえば、4msで、または4msの後)または第2のULサブフレームにおいて(たとえば、4msで、または4msの後)送信すべきことを示す1ビットのインジケーションが提供され得る。UL ACK/NAK負荷はこのようにバランスがとられ得る。一方、TDD DL/ULサブフレーム構成が知られていない場合、どのサブフレームが対応するACK/NAKをPDSCHサブフレーム(サブフレームn)の後、たとえば3ビットのインジケーションによって与えられるn+k+4(k=0,...,7)で搬送するかを示す3ビットのインジケーションが提供され得る。したがって、UEは、TDD DL/ULサブフレーム構成を知っている必要はないが、それでも少なくともサブフレームにおいてスケジュールされ得る。
【0057】
[0068]同様に、制御チャネルが物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジュールする場合、制御チャネルにおける情報フィールドは、どのULサブフレームがPUSCH送信用であるか、またはどのサブフレームが同じハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの次の物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)/PDCCH送信用であるか、またはそれらの組合せを示すことができる。このようにして、シグナリングは、ダウンリンクデータ送信に応答したHARQ応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーション、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーション、および/またはアップリンクデータ送信に応答したHARQ応答もしくは制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームのインジケーションを提供することができる。同様の方式が非周期的CQIトリガリングに適用され得る。
【0058】
[0069]代替として、制御チャネルにおける1つまたは複数のビットの情報フィールドが、ダウンリンクHARQおよび/またはUL HARQ演算のために、どのTDDダウンリンク/アップリンクサブフレーム構成が対応するHARQタイミングを決定するために使用されるかを示すことができる。一例として、制御フィールドは、ダウンリンクHARQタイミングが、先行するサブフレーム構成に基づくHARQタイミングに従い続けるか、または新しいサブフレーム構成に基づくHARQタイミングに従うかのいずれかであることを示す1ビットの情報フィールドを含むことができる。
【0059】
[0070]
図8に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、1つまたは複数のUEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作800を示す。動作800は、たとえば、基地局によって実行され得る。802において、基地局は、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることができる。804において、基地局は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用されるサブフレームの少なくとも1つのインジケーションをシグナリングすることができる。
【0060】
[0071]
図9に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、UEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作900を示す。動作900は、たとえば、UEによって実行され得る。902において、UEは、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージを受信し得る。904において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用されるサブフレームの少なくとも1つのインジケーションを受信し得る。906において、UEは、インジケーションに従ってサブフレームの少なくとも1つを処理することができる。
【0061】
[0072]
図10に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、1つまたは複数のUEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成を動的に変更するための例示的な動作1000を示す。動作1000は、たとえば、基地局によって実行され得る。1002において、基地局は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションをシグナリングすることができる。1004において、基地局は、インジケーションに従ったサブフレームの少なくとも1つを、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づいていないユーザ機器(UE)から受信し得る。
【0062】
[0073]
図11に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信デバイスの間で(たとえば、UEと基地局との間で)利用されるサブフレーム構成の変更を検出するための例示的な動作1100を示す。動作1100は、たとえば、UEによって実行され得る。1102において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームのセットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づくことなく、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションを受信し得る。1104において、UEは、インジケーションに従ってサブフレームの少なくとも1つを送ることができる。
【0063】
[0074]上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示す動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
【0064】
[0075]本明細書で使用する「決定」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含み得る。また、「決定」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定」は、解決、選択、選出、確立などを含むことができる。
【0065】
[0076]本明細書で使用する、項目のリスト「の少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、bまたはcの少なくとも1つ」は、a、b、cと、a−bと、a−cと、b−cと、a−b−cとをカバーするものである。
【0066】
[0077]上記で説明した方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/またはモジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。一般に、図に示すどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
【0067】
[0078]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
【0068】
[0079]本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形式の記憶媒体中に常駐することができる。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備えることができ、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、かつ複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。
【0069】
[0080]本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
【0070】
[0081]説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体でよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
【0071】
[0082]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示する動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明する動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
【0072】
[0083]ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
【0073】
[0084]さらに、本明細書で説明する方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、かつ/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明する方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスがサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明する様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局がストレージ手段をデバイスに結合または提供すると様々な方法を得ることができるように、ストレージ手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなど物理記憶媒体など)によって提供され得る。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法を利用し得る。
【0074】
[0085]特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記の方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
【0075】
[0086]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることと、
1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定することと、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることと
を備える方法。
[C2]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C1]に記載の方法。
[C3]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C1]に記載の方法。
[C4]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C5]
前記第2のサブフレーム構成は、専用シグナリングを介して1つまたは複数の個別UEにシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記第2のサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C5]に記載の方法。
[C7]
前記第2のサブフレーム構成は、前記PDCCHまたは前記ePDCCHの少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
[C6]に記載の方法。
[C8]
前記シグナリングは、前記第2のサブフレーム構成を利用するための持続時間のインジケーションも提供する、
[C1]に記載の方法。
[C9]
前記シグナリングは、前記第2のサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供する、
[C1]に記載の方法。
[C10]
前記第2のサブフレーム構成は、制御チャネル送信を介してシグナリングされ、
前記第2のサブフレーム構成を示すための前記制御チャネル送信の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく、
[C1]に記載の方法。
[C11]
前記制御チャネル送信は、制御チャネル復号候補のセットを備え、前記復号候補の第1のサブセットの少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく一方、前記復号候補の第2のサブセットの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づかない、
[C10]に記載の方法。
[C12]
前記第2のサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C13]
データチャネル送信または制御チャネル送信の少なくとも1つの1つまたは複数の部分の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく、
[C1]に記載の方法。
[C14]
制御チャネル送信のための1つまたは複数のリソース要素(RE)のロケーションは、前記第2のサブフレーム構成に依存する、
[C1]に記載の方法。
[C15]
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返される、
[C1]に記載の方法。
[C16]
ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることをさらに備え、前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C17]
アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることをさらに備え、前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C18]
アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることをさらに備え、前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
[C1]に記載の方法。
[C19]
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信することと、
基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信することと、
前記第2のサブフレーム構成に従って前記基地局と通信することと
を備える方法。
[C20]
前記基地局と通信することは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C19]に記載の方法。
[C21]
前記基地局と通信することは、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C19]に記載の方法。
[C22]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別のブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信する前にシグナリングされる、
[C19]に記載の方法。
[C23]
前記第2のサブフレーム構成は、専用シグナリングを介してシグナリングされる、
[C22]に記載の方法。
[C24]
前記第2のサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C23]に記載の方法。
[C25]
前記第2のサブフレーム構成は、前記PDCCHまたは前記ePDCCHの少なくとも1つにおける情報フィールドを介してシグナリングされる、
[C24]に記載の方法。
[C26]
前記シグナリングは、前記第2のサブフレーム構成を利用するための持続時間のインジケーションも提供する、
[C19]に記載の方法。
[C27]
前記シグナリングは、前記第2のサブフレーム構成がいつ用いられるかのインジケーションも提供する、
[C19]に記載の方法。
[C28]
前記第2のサブフレーム構成は、制御チャネル送信を介してシグナリングされ、
前記第2のサブフレーム構成を示すための前記制御チャネル送信の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく、
[C19]に記載の方法。
[C29]
前記制御チャネル送信は、制御チャネル復号候補のセットを備え、前記復号候補の第1のサブセットの少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく一方、前記復号候補の第2のサブセットの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づかない、
[C28]に記載の方法。
[C30]
データチャネル送信または制御チャネル送信の少なくとも1つの1つまたは複数の部分の少なくとも1つの物理レイヤ特性は、前記第2のサブフレーム構成に基づく、
[C19]に記載の方法。
[C31]
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返される、
[C19]に記載の方法。
[C32]
前記第2のサブフレーム構成の前記インジケーションの前記シグナリングは、前記制御チャネル送信の少なくとも1つの異なる物理レイヤ特性により繰り返される、
[C31]に記載の方法。
[C33]
第2のサブフレーム構成を示すシグナリングが適切に検出されなかった場合に、基地局との通信を処理するために所定のサブフレーム構成を利用することをさらに備える、
[C19]に記載の方法。
[C34]
前記第2のサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C19]に記載の方法。
[C35]
制御チャネル送信のための1つまたは複数のリソース要素(RE)のロケーションは、前記第2のサブフレーム構成に依存する、
[C19]に記載の方法。
[C36]
ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームを示すシグナリングを受信することをさらに備え、アップリンクサブフレームを示す前記シグナリングは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを含む、
[C19]に記載の方法。
[C37]
アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームを示すシグナリングを受信することをさらに備え、アップリンクサブフレームを示す前記シグナリングは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを含む、
[C19]に記載の方法。
[C38]
アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームを示すシグナリングを受信することをさらに備え、ダウンリンクサブフレームを示す前記シグナリングは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを含む、
[C19]に記載の方法。
[C39]
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションをシグナリングすることと
を備える方法。
[C40]
前記インジケーションをシグナリングすることは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることを含む、
[C39]に記載の方法。
[C41]
前記インジケーションをシグナリングすることは、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることを含む、
[C39]に記載の方法。
[C42]
前記インジケーションをシグナリングすることは、アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることを含む、
[C39]に記載の方法。
[C43]
ワイヤレス通信のための方法であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージを受信することと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを処理することと
を備える方法。
[C44]
前記インジケーションを受信することは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信することを含む、
[C43]に記載の方法。
[C45]
前記インジケーションを受信することは、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信することを含む、
[C44]に記載の方法。
[C46]
前記インジケーションを受信することは、アップリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答または制御チャネルのためのダウンリンクサブフレームのインジケーションを受信することを含む、
[C43]に記載の方法。
[C47]
ワイヤレス通信のための方法であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションをシグナリングすることと、
前記インジケーションに従った前記サブフレームの前記少なくとも1つを、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づいていないユーザ機器(UE)から受信することと
を備える方法。
[C48]
前記インジケーションをシグナリングすることは、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングすることを含む、
[C47]に記載の方法。
[C49]
ワイヤレス通信のための方法であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づくことなく、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションを受信することと、前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを送ることと
を備える方法。
[C50]
前記インジケーションを受信することは、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信することを含む、
[C49]に記載の方法。
[C51]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストするための手段と、
1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定するための手段と、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングするための手段と
を備える装置。
[C52]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C51]に記載の装置。
[C53]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C51]に記載の装置。
[C54]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、
[C51]に記載の装置。
[C55]
前記第2のサブフレーム構成は、専用シグナリングを介して1つまたは複数の個別UEにシグナリングされる、
[C51]に記載の装置。
[C56]
前記第2のサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C55]に記載の装置。
[C57]
前記第2のサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C51]に記載の装置。
[C58]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信するための手段と、
基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信するための手段と、
前記第2のサブフレーム構成に従って前記基地局と通信するための手段と
を備える装置。
[C59]
前記基地局と通信するための前記手段は、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して通信するための手段を備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C58]に記載の装置。
[C60]
前記基地局と通信するための手段は、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを介して通信するための手段を備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C58]に記載の装置。
[C61]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別のブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信する前にシグナリングされる、
[C58]に記載の装置。
[C62]
前記第2のサブフレーム構成は、専用シグナリングを介してシグナリングされる、
[C61]に記載の装置。
[C63]
前記第2のサブフレーム構成は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C62]に記載の装置。
[C64]
前記シグナリングは、所定の数、ブロードキャスト信号、または無線リソース制御信号に基づいて繰り返される、
[C58]に記載の装置。
[C65]
前記第2のサブフレーム構成の前記インジケーションの前記シグナリングは、前記制御チャネル送信の少なくとも1つの異なる物理レイヤ特性により繰り返される、
[C64]に記載の装置。
[C66]
前記第2のサブフレーム構成は、マルチキャストシグナリングまたはブロードキャストシグナリングの少なくとも1つを介してシグナリングされる、
[C58]に記載の装置。
[C67]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストするための手段と、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションをシグナリングするための手段と
を備える装置。
[C68]
前記インジケーションをシグナリングするための前記手段は、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングするための手段を含む、
[C67]に記載の装置。
[C69]
前記インジケーションをシグナリングするための前記手段は、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングするための手段を含む、
[C67]に記載の装置。
[C70]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージを受信するための手段と、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションを受信するための手段と、
前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを処理するための手段と
を備える装置。
[C71]
前記インジケーションを受信するための前記手段は、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信するための手段を含む、
[C70]に記載の装置。
[C72]
前記インジケーションを受信するための前記手段は、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信するための手段を含む、
[C71]に記載の装置。
[C73]
ワイヤレス通信のための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションをシグナリングするための手段と、
前記インジケーションに従った前記サブフレームの前記少なくとも1つを、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づいていないユーザ機器(UE)から受信するための手段と
を備える装置。
[C74]
前記インジケーションをシグナリングするための前記手段は、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションをシグナリングするための手段を含む、
[C73]に記載の装置。
[C75]
ワイヤレス通信のための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づくことなく、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションを受信するための手段と、
前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを送るための手段と
を備える装置。
[C76]
前記インジケーションを受信するための前記手段は、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを受信するための手段を含む、
[C75]に記載の装置。
[C77]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストし、1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定し、前記1つまたは複数のUEに前記第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングするように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C78]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C77]に記載の装置。
[C79]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEからのアップリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C77]に記載の装置。
[C80]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別の情報ブロックメッセージをブロードキャストする前にシグナリングされる、
[C77]に記載の装置。
[C81]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信し、基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信し、前記第2のサブフレーム構成に従って前記基地局と通信するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C82]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信するように構成され、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C81]に記載の装置。
[C83]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局のためのアップリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信するように構成され、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのアップリンク送信用サブフレームを備える、
[C81]に記載の装置。
[C84]
前記第2のサブフレーム構成は、サブフレーム構成を含む別のブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信する前にシグナリングされる、
[C81]に記載の装置。
[C85]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストし、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションをシグナリングするように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C86]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介してシグナリングするように構成される、
[C85]に記載の装置。
[C87]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介してシグナリングするように構成される、
[C85]に記載の装置。
[C88]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージを受信し、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションを受信し、前記インジケーションに従った前記サブフレームの前記少なくとも1つを処理するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C89]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介して受信するように構成される、
[C88]に記載の装置。
[C90]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、アップリンクデータ送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介して受信するように構成される、
[C89]に記載の装置。
[C91]
ワイヤレス通信のための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションをシグナリングし、前記インジケーションに従った前記サブフレームの前記少なくとも1つを、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づいていないユーザ機器(UE)から受信するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C92]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介してシグナリングするように構成される、
[C91]に記載の装置。
[C93]
ワイヤレス通信のための装置であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づくことなく、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションを受信し、前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを送るように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備える装置。
[C94]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記インジケーションを、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介して受信するように構成される、
[C93]に記載の装置。
[C95]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストし、1つまたは複数のユーザ機器(UE)との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を決定することと、
前記1つまたは複数のUEに前記第2のサブフレーム構成のインジケーションをシグナリングすることと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備える、プログラム製品。
[C96]
1つまたは複数のUEとの前記通信は、UEのためのダウンリンクデータのバーストを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C95]に記載のプログラム製品。
[C97]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示す第1のサブフレーム構成を含むブロードキャスト情報ブロックメッセージを受信することと、
基地局との通信を処理するために適切な第2のサブフレーム構成を示すシグナリングを受信することと、
前記第2のサブフレーム構成に従って前記基地局と通信することと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備えるプログラム製品。
[C98]
前記通信することは、前記基地局からのダウンリンクデータのバーストを介して前記基地局と通信することを備え、
前記第2のサブフレーム構成は、前記第1のサブフレーム構成よりも多くのダウンリンク送信用サブフレームを備える、
[C97]に記載のプログラム製品。
[C99]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージをブロードキャストすることと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションをシグナリングすることと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備える、プログラム製品。
[C100]
前記インジケーションをシグナリングすることは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介したものである、
[C99]に記載のプログラム製品。
[C101]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成を含む情報ブロックメッセージを受信することと、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスの少なくとも1つに、またはアップリンクデータ送信に使用される前記サブフレームの少なくとも1つのインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを処理することと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備える、プログラム製品。
[C102]
前記インジケーションを受信することは、ダウンリンクデータ送信に応答したハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介したものである、
[C101]に記載のプログラム製品。
[C103]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションをシグナリングすることと、
前記インジケーションに従った前記サブフレームの前記少なくとも1つを、サブフレーム構成に気づいていないユーザ機器(UE)から受信することと、
サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すことと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備える、プログラム製品。
[C104]
前記インジケーションをシグナリングすることは、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介したものである、
[C103]に記載のプログラム製品。
[C105]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)の少なくとも1つにおける情報フィールドを介して、サブフレームのセットのうちのどのサブフレームがアップリンク送信用であるか、またはサブフレームの前記セットのうちのどのサブフレームがダウンリンク送信用であるかの少なくとも1つを示すサブフレーム構成に気づくことなく、アップリンクデータ送信に使用される少なくとも1つのサブフレームのインジケーションを受信することと、
前記インジケーションに従って前記サブフレームの前記少なくとも1つを送ることと
を行うための命令をその上に記憶したコンピュータ可読媒体を備える、プログラム製品。
[C106]
前記インジケーションを受信することは、ダウンリンク送信のためのサブフレームに対して、アップリンクACK/NACK送信のためのアップリンクサブフレームのインジケーションを介したものである、
[C105]に記載のプログラム製品。