特許第6756125号(P6756125)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 富士電機株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6756125-半導体装置および半導体装置の製造方法 図000002
  • 特許6756125-半導体装置および半導体装置の製造方法 図000003
  • 特許6756125-半導体装置および半導体装置の製造方法 図000004
  • 特許6756125-半導体装置および半導体装置の製造方法 図000005
  • 特許6756125-半導体装置および半導体装置の製造方法 図000006
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6756125
(24)【登録日】2020年8月31日
(45)【発行日】2020年9月16日
(54)【発明の名称】半導体装置および半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/265 20060101AFI20200907BHJP
   H01L 29/872 20060101ALI20200907BHJP
   H01L 21/329 20060101ALI20200907BHJP
   H01L 29/06 20060101ALI20200907BHJP
   H01L 29/47 20060101ALI20200907BHJP
【FI】
   H01L21/265 Z
   H01L21/265 602B
   H01L21/265 602C
   H01L29/86 301F
   H01L29/86 301D
   H01L29/86 301E
   H01L29/86 301P
   H01L29/06 301G
   H01L29/06 301V
   H01L29/48 E
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-53127(P2016-53127)
(22)【出願日】2016年3月16日
(65)【公開番号】特開2017-168683(P2017-168683A)
(43)【公開日】2017年9月21日
【審査請求日】2019年2月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005234
【氏名又は名称】富士電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104190
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 昭徳
(72)【発明者】
【氏名】片野 智紀
(72)【発明者】
【氏名】今井 文一
【審査官】 桑原 清
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−204619(JP,A)
【文献】 特開2003−197631(JP,A)
【文献】 特開2011−165856(JP,A)
【文献】 国際公開第2016/043247(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/265
H01L 21/329
H01L 29/06
H01L 29/47
H01L 29/872
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1導電型の炭化シリコンの半導体基板の表面に、第2導電型の不純物領域として活性領域と、当該活性領域を取り囲むエッジ領域が選択的に設けられた半導体装置において、
前記エッジ領域が同じ不純物濃度で、JTE構造のためにキャリア濃度が互いに異なる2つ以上の複数領域を有することを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記複数領域の不純物の活性化率が領域ごとに異なることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
第1導電型の炭化シリコンの半導体基板の表面に、第2導電型の不純物領域を選択的に形成する半導体装置の製造方法であって、
前記半導体基板の表面に第2導電型の不純物を選択的にドープしてドープ領域を形成する工程と、
前記ドープ領域の表面の一部を断熱膜で被覆する工程と、
さらに、少なくとも前記ドープ領域の表面の一部以外を吸収膜で被覆する工程と、
前記吸収膜を介して前記ドープ領域を加熱し、前記一部と前記一部以外で不純物の活性化率を異ならせる工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記吸収膜として、光のエネルギーを10%以上吸収する膜を用いることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記吸収膜として、カーボンを用いることを特徴とする請求項3または4に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記加熱する工程では、光加熱を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記加熱する工程では、光源として、ハロゲンランプ、エキシマランプ、YAGレーザ、エキシマレーザ、CO2レーザ、半導体レーザ、のいずれか1つを用いることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記断熱膜として、熱伝導率が50W/m・K以下のものを用いることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記断熱膜として、窒化珪素、もしくは酸化珪素の材料を用いることを特徴とする請求項3〜8のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、シリコンあるいはワイドバンドギャップの半導体材料を用いた半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
パワーデバイスなどの半導体装置では、素子の耐圧レベルを確保するため、その活性領域外周のp+領域からチャージレベルを外周方向に向かって段階的に小さくするJTE(Junction Termination Extension)と呼ばれるエッジ構造、が多く採用される(例えば、下記特許文献1参照。)。
【0003】
また、第1導電型の半導体基板の表面又は裏面に選択的に第2導電型領域を形成し、この第2導電型領域の不純物濃度を変えることによって、半導体装置が形成される。JTE領域ではチャージレベルをコントロールするため、半導体基板上でキャリア濃度を段階的に小さくする。
【0004】
図4は、従来のJTE構造の断面図である。ショットキーバリアダイオードを例に説明する。例えばSiC(炭化珪素)などの材料であるn+半導体基板1上にはエピタキシャル成長によるドリフト層であるn-領域2が形成される。さらに、n-領域2の上には例えばアルミニウム(Al)などが注入された活性部p+領域3が形成され、この上には例えばチタン(Ti)などのショットキーメタル5が設けられる。
【0005】
+領域3の外周には、キャリア濃度が薄いp領域41が形成され、そのさらに外周にはさらに濃度が薄いp-領域42が形成される。このような構成により、逆方向の電圧が印加された際、エッジ構造に生じる電界集中を緩和させ、必要な耐圧レベルが確保できる。
【0006】
図5は、従来のJTE空間変調構造の断面図である。p領域41と、p-領域42の比率を段階的に変えながら分散させることで、より電界集中の度合いを緩和し、耐圧レベルをさらに改善できる。このようなエッジ構造は、ショットキーバリアダイオードばかりでなく、MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)やIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等のMOS型パワーデバイスでも用いられる技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特表2001−508950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上述したJTE構造を構成するには、キャリア濃度の異なる領域それぞれについて不純物を注入する作業を繰り返さなければならない。さらに、SiCのように不純物が熱拡散しにくい材料では、深さ方向に最適な濃度分布を得るため、一つの領域でもエネルギーを変えながら何度も注入作業を繰り返す必要がある。
【0009】
このため、注入工程に要する工数が非常に多くなる、あるいは不純物注入装置への過重負担により、製造装置全体の稼働率が低下して製品のコストが上がる等の問題が生じていた。
【0010】
本発明は、半導体基板上にキャリア濃度が異なる領域を容易に形成できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するために、この発明にかかる半導体装置は、第1導電型の炭化シリコンの半導体基板の表面に、第2導電型の不純物領域として活性領域と、当該活性領域を取り囲むエッジ領域が選択的に設けられた半導体装置において、前記エッジ領域が同じ不純物濃度で、JTE構造のためにキャリア濃度が互いに異なる2つ以上の複数領域を有することを特徴とする。
【0012】
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記複数領域の不純物の活性化率が領域ごとに異なることを特徴とする。
【0015】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型の炭化シリコンの半導体基板の表面に、第2導電型の不純物領域を選択的に形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板の表面に第2導電型の不純物を選択的にドープしてドープ領域を形成する工程と、前記ドープ領域の表面の一部を断熱膜で被覆する工程と、さらに、少なくとも前記ドープ領域の表面の一部以外を吸収膜で被覆する工程と、前記吸収膜を介して前記ドープ領域を加熱し、前記一部と前記一部以外で不純物の活性化率を異ならせる工程と、を含むことを特徴とする。
【0016】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記吸収膜として、光のエネルギーを10%以上吸収する膜を用いることを特徴とする。
【0017】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記吸収膜として、カーボンを用いることを特徴とする。
【0018】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記加熱する工程では、光加熱を行うことを特徴とする。
【0019】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記加熱する工程では、光源として、ハロゲンランプ、エキシマランプ、YAGレーザ、エキシマレーザ、CO2レーザ、半導体レーザ、のいずれか1つを用いることを特徴とする。
【0020】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記断熱膜として、熱伝導率が50W/m・K以下のものを用いることを特徴とする。
【0021】
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記断熱膜として、窒化珪素、もしくは酸化珪素の材料を用いることを特徴とする。
【0022】
上述した発明によれば、半導体基板上にキャリア濃度が異なる領域を形成するために、領域ごとに異なる濃度の不純物注入を繰り返す必要がなく、共通濃度で不純物注入を行い、領域ごとに活性化のための加熱温度を異にして活性化率を制御することで異なるキャリア濃度の領域を形成できる。これにより、工数負担が大きい不純物注入工程を減らすことができ、製品がコストアップせず、簡単に製造できるようになる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、半導体基板上にキャリア濃度が異なる領域を容易に形成できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1図1は、一般的なJTE構造形成時の加熱処理を説明する断面図である。
図2図2は、本発明の実施の形態1にかかるJTE構造形成時の状態を示す断面図である。
図3図3は、本発明の実施の形態2にかかるJTE構造形成時の状態を示す断面図である。
図4図4は、従来のJTE構造の断面図である。
図5図5は、従来のJTE空間変調構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
(実施の形態1)
以下に添付図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。本明細書および添付図面においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。なお、本明細書では、ミラー指数の表記において、“−”はその直後の指数につくバーを意味しており、指数の前に“−”を付けることで負の指数を表している。
【0026】
はじめに、一般的なショットキーバリアダイオードにおけるJTE構造の形成方法についてまず説明しておく。
【0027】
一般的なショットキーバリアダイオード(図4参照)において、半導体基板1がSiCなどの材料の場合、注入したAl等の不純物はそのままではキャリアにはならず、1000℃以上の加熱処理を行うことで、初めて不純物は半導体基板1の材料構造に取り込まれキャリアになる。この過程を活性化と呼ぶ。
【0028】
図1は、一般的なJTE構造形成時の加熱処理を説明する断面図である。図1に示すように、活性部のp+領域3、およびJTEのp領域41、p-領域42にそれぞれ異なる濃度の不純物を注入する。その後、高周波誘導加熱などで基板ステージ6を加熱し、基板ステージ6からの熱伝導もしくは輻射により、半導体基板1を加熱し、活性部のp+領域3、およびJTEのp領域41、p-領域42を活性化させる。
【0029】
なおこの際、加熱処理により半導体基板1の板面(主面)が荒れないように、予めキャップ膜81で被覆しておき、加熱処理終了後にキャップ膜81を除去する。
【0030】
図2は、本発明の実施の形態1にかかるJTE構造形成時の状態を示す断面図である。実施の形態1では、図2に示すように、第1導電体の材料からなる半導体基板1上に選択的に形成しようとする活性部のp+領域3および、JTEのp領域41、42(領域42は後述するがp領域となる)にAl等の不純物を注入する。このとき領域41および42は共通の不純物濃度とする。半導体基板1は、炭化シリコン、窒化ガリウム、シリコン、ダイアモンドのいずれかを用いる。
【0031】
その後、半導体基板1上のp領域42の部分には、熱伝導率が小さく断熱性のある、具体的には熱伝導率が50W/m・K以下の例えば、窒化珪素、酸化珪素等よりなる断熱膜7を形成する。
【0032】
続いて、光エネルギーを吸収し発熱する、例えばカーボン等の吸収膜82を、領域3、領域41、領域42(第2導電体の材料からなるp+領域3、p領域41、p領域42となる部分)を被覆するように形成する。ここで、後段の加熱として基板ステージからの熱伝導を用いる場合、光エネルギーを吸収する機能は吸収膜82に必要なく、熱伝導の良い材料であればよい。
【0033】
次に、吸収膜82を加熱し、吸収膜82からの熱流束により注入した不純物を活性化する。具体的には、吸収膜82に、例えばハロゲンランプ、エキシマランプ等の光源、あるいはYAG、エキシマ、CO2、半導体等のレーザ光源を用いた加熱光9を照射する。吸収膜82は加熱光9のエネルギーを吸収、発熱する。ここで、加熱方法は、吸収膜82への加熱であれば何でもよく、例えば基板ステージからの熱伝導や輻射を用いても良い。ここで、熱伝導による加熱の場合、面内均一性を確保するためには基板ステージと吸収膜82とを均一に密着させる必要がある。これに対し、加熱光など輻射を用いる場合、基板の表面形状にかかわらず均一性を確保できる利点がある。
【0034】
加熱光を用いる場合、吸収膜82は加熱光9の光エネルギーによって領域3、領域41、領域42に対し十分な加熱温度を与えられるよう(領域3、領域41、領域42部分で加熱光9の光エネルギーが少なくとも10%以上吸収できるように)、吸収膜82の材料の吸収係数、膜厚を設定する。
【0035】
吸収膜82からの熱流束8h1により、領域3、領域41は加熱され、領域3、領域41は従来と同様に活性化されて、それぞれp+、p領域になる(p+領域3、p領域41)。
【0036】
一方、領域42では断熱膜7により熱流束8h1よりも小さい8h2が与えられるので、領域41よりも低い加熱温度となる。注入した不純物がキャリアに活性化される割合は加熱温度に依存し、低い加熱温度では活性化される割合が低く、領域42は領域41よりも低いキャリア濃度となる(p-領域42)。
【0037】
従って断熱膜7の材質、膜厚、加熱光の照射条件などを最適化すれば、JTE構造のp-領域42に相当するキャリア濃度を与えることができる。断熱膜7は、膜の熱伝導率は50W/m・K以下が望ましく、窒化珪素、酸化珪素などが適用できる。例えば、断熱膜7を0.3μm程度の厚さとした上で、領域41が1700℃程度になる条件で加熱光を照射すれば良い。
【0038】
領域41と42の不純物濃度を2.5×1013cm-2としたとき、領域41の活性化率40%に対して、領域42の活性化率が20%とすれば、キャリア濃度は領域41で1.0×1013cm-2、領域42で0.5×1013cm-2となる。
【0039】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2にかかるJTE構造形成時の状態を示す断面図である。実施の形態2では、実施の形態1に比して、さらに電界集中の度合いを緩和し耐圧レベルを上げるJTE構造の例について説明する。
【0040】
図3に示すように、実施の形態2では、JTEをp領域41、p-領域42、p--領域43の3つの領域から構成した例である。
【0041】
実施の形態2では、半導体基板1上に断熱膜71と断熱膜72を組み合わせて形成し、領域42部分の断熱膜71と、領域43部分の断熱膜72の断熱膜厚を変えている。図3の構成例では、領域42,43上に断熱膜71を形成し、断熱膜71上において領域43部分にさらに断熱膜72を形成している。
【0042】
領域42、43の断熱膜71,72の膜厚は、例えば、それぞれ0.3μmと、0.5μmとすればよい。これにより、領域43ではより高い断熱効果により、もう一段低い加熱温度となり、p--領域に相当するキャリア濃度が得られる。
【0043】
以上説明した各実施の形態では吸収膜と不純物領域との間に断熱膜を介した例を説明した。このような断熱膜を形成するに限らず、領域(例えば、領域41,42,43)ごとに吸収膜82へ照射する加熱光の強度、照射時間に直接差異を付けることでも同様の作用効果を得ることができる。
【0044】
例えば、レーザ光源により吸収膜82面内でレーザ光を掃引して加熱する場合、領域ごとにり掃引速度、掃引頻度に変化をつけることにより、各領域ごとに加熱温度が制御できる。
【0045】
以上のように、本発明の実施の形態によれば、JTE領域の形成にかかる不純物注入の工数を減らすことができ、従来生じていた製品コストアップの問題を解消できるようになる。
【0046】
また、以上の説明では、ショットキーバリアダイオードのエッジ構造の形成について説明したが、これに限らず、活性領域がMOSFETやIGBT等の縦型のMOS型構造であっても同様に適用することができ、また、MOSFETやIGBTの裏面構造についても同様に適用することができる。
【0047】
このほか、1チップに縦型のMOSFETと縦型のショットキーバリアダイオードを並べて集積した構造において、半導体基板の裏面側のキャリア濃度を部分的に変えたい場合においても適用できる。さらには、IGBTとダイオードを並べて集積したRC−IGBTの裏面側領域の形成にも適用できる。
【0048】
そして、上記の実施の形態では、SiCの半導体基板の場合を実施例としたが、これに限らず、シリコンやGaN等の半導体基板であっても実現できる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
以上のように、本発明は半導体材料としてシリコンやワイドバンドギャップを用いる半導体素子に好適であり、例えば、インバータやスイッチング電源等に有用である。
【符号の説明】
【0050】
1 半導体基板
2 ドリフト層
3 p+領域
5 ショットキーメタル
6 基板ステージ
7 断熱膜
9 加熱光
41 p領域
42 p-領域
81 キャップ膜
82 吸収膜
8h1,8h2 熱流束
図1
図2
図3
図4
図5