(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6757192
(24)【登録日】2020年9月1日
(45)【発行日】2020年9月16日
(54)【発明の名称】光モジュール
(51)【国際特許分類】
G02B 6/42 20060101AFI20200907BHJP
【FI】
G02B6/42
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-136710(P2016-136710)
(22)【出願日】2016年7月11日
(65)【公開番号】特開2018-10032(P2018-10032A)
(43)【公開日】2018年1月18日
【審査請求日】2019年4月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】301005371
【氏名又は名称】日本ルメンタム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】特許業務法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大森 幸一
(72)【発明者】
【氏名】入江 裕紀
(72)【発明者】
【氏名】青木 哲哉
【審査官】
岸 智史
(56)【参考文献】
【文献】
特表2015−513222(JP,A)
【文献】
独国実用新案第202015106860(DE,U1)
【文献】
特開2008−257094(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 6/26−6/27
G02B 6/30−6/34
G02B 6/42−6/43
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気信号の入出力を行う電気信号ポート及び光信号の入出力を行う光信号ポートを有する筐体と、
前記電気信号ポートに接続されるように前記筐体の内部に配置され、前記筐体の底面に沿って設けられる第1基板と、
前記筐体の内部に配置され、前記光信号ポートに接続される光ファイバと、
前記光ファイバと接続され光信号の入出力を行う光素子が設けられ、前記第1基板と電気的に接続され、前記筐体の前記底面に対して傾斜して前記筐体の内部に配置される第2基板と、
を備え、
前記筐体は、前記筐体の底面に対して傾斜した平面部を有し、
前記平面部は、前記筐体の第1の内壁に接する第1平面部と、前記第1の内壁と対向する第2の内壁に接する第2平面部とを含み、
前記第2平面部は、前記第1平面部と離間し、
前記第2基板は、前記第1平面部と前記第2平面部にわたって配置される固定板に固定され、
前記第2基板は、フレキシブル基板であり、前記固定板、前記筐体の底面、前記第1平面部及び前記第2平面部で囲まれる領域を通って、前記第1基板と電気的に接続される、
光モジュール。
【請求項2】
請求項1に記載の光モジュールであって、
前記第2基板は、前記筐体の底面に対し70°以上90°未満の角度で傾斜して配置される、
光モジュール。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の光モジュールであって、
前記第2基板は、前記第1基板の表面及び裏面と電気的に接続され、前記第1基板の表面、前記固定板及び前記第1基板の裏面を囲むU字状に配置される、
光モジュール。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
前記固定板は、前記第1平面部及び前記第2平面部にねじ止めされる、
光モジュール。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光モジュールであって、
前記筐体は、前記第2基板を前記平面部とで挟み込む放熱部を有する、
光モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
電気信号を光信号に変換する発光モジュールと、光信号を電気信号に変換する受光モジュールを一体化した光モジュールが知られている。光モジュールは、電気信号の入出力ポートと、光信号の入出力ポートとを備える。
【0003】
下記特許文献1には、ケースの内面に傾斜部を設け、傾斜部に回路基板を配設した光伝送モジュールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−257094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光モジュールに入出力される光信号と電気信号は、光素子により相互に変換される。光素子は、光モジュールの内部に配置される基板に設けられる場合がある。光素子が設けられる基板を、光モジュールの筐体の底面に対して水平に配置する場合、光信号の入出力ポートから光素子までの間を光ファイバで接続することが考えられる。この場合、光ファイバを90°程度折り曲げる必要があり、光ファイバに負荷がかかり破損するおそれがある。
【0006】
また、光素子が設けられる基板を、光モジュールの筐体の底面に対して水平に配置し、光信号の入出力ポートから光モジュールの内部へ光ファイバにより光信号を導光して、ミラー等の光学部品により光素子へ接続することが考えられる。この場合、光学部品と基板を精密に位置合わせする必要があり、光モジュールの組み立てコストが増大するおそれがある。
【0007】
また、特許文献1のように、光素子が設けられた基板を、光モジュールの筐体の底面に対して傾斜して配置することが考えられる。しかしながら、電気信号の入出力ポートは規格により光モジュールの筐体の底面に対して水平に設けられるため、電気信号の入出力ポートと基板の接続が困難になるおそれがある。
【0008】
そこで、本発明は、破損のおそれが少なく、低コストで組み立てることができる光モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)上記課題を解決するために、本発明に係る光モジュールは、電気信号の入出力を行う電気信号ポート及び光信号の入出力を行う光信号ポートを有する筐体と、前記筐体の内部に配置され、前記電気信号ポートに接続される第1基板と、前記筐体の内部に配置され、前記光信号ポートに接続される光ファイバと、前記光ファイバと接続され光信号の入出力を行う光素子が設けられ、前記第1基板と電気的に接続され、前記筐体の底面に対して傾斜して前記筐体の内部に配置される第2基板と、を備える。
【0010】
(2)上記(1)に記載の光モジュールであって、前記第2基板は、前記筐体の底面に対し70°以上90°未満の角度で傾斜して配置される。
【0011】
(3)上記(1)又は(2)に記載の光モジュールであって、前記筐体は、前記筐体の底面に対して傾斜した平面部を有し、前記第2基板は、前記平面部に固定される。
【0012】
(4)上記(3)に記載の光モジュールであって、前記平面部は、前記筐体の第1の内壁に接する第1平面部と、前記第1平面部と離間して、前記第1の内壁と対向する第2の内壁に接する第2平面部とを含み、前記第2基板は、前記第1平面部と前記第2平面部にわたって配置される固定板に固定される。
【0013】
(5)上記(4)に記載の光モジュールであって、前記第2基板は、フレキシブル基板であり、前記固定板、前記筐体の底面、前記第1平面部及び前記第2平面部で囲まれる領域を通って、前記第1基板と電気的に接続される。
【0014】
(6)上記(5)に記載の光モジュールであって、前記第2基板は、前記第1基板の表面及び裏面と電気的に接続され、前記第1基板の表面、前記固定板及び前記第1基板の裏面を囲むU字状に配置される。
【0015】
(7)上記(4)乃至(6)のいずれか1項に記載の光モジュールであって、前記固定板は、前記第1平面部及び前記第2平面部にねじ止めされる。
【0016】
(8)上記(2)乃至(7)のいずれか1項に記載の光モジュールであって、前記筐体は、前記第2基板を前記平面部とで挟み込む放熱部を有する。
【発明の効果】
【0017】
本発明により、破損のおそれが少なく、低コストで組み立てることができる光モジュールが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の実施形態に係る光モジュールの上面図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る光モジュールの分解斜視図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る光モジュールの平面部を示す斜視図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る光モジュールの第1基板及び第2基板を表側から示す斜視図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る光モジュールの第1基板及び第2基板を裏側から示す斜視図である。
【
図6】本発明の実施形態の変形例に係る光モジュールの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、図面に基づき、本発明の実施形態を具体的かつ詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。なお、以下に示す図は、あくまで、実施形態の実施例を説明するものであって、図の大きさと本実施例記載の縮尺は必ずしも一致するものではない。
【0020】
図1は、本発明の実施形態に係る光モジュール100の上面図である。光モジュール100は、電気信号の入出力を行う電気信号ポート12及び光信号の入出力を行う光信号ポート11を有する筐体10を備える。筐体10は金属で形成され、内部で発生する電磁波をシールドする。
【0021】
図2は、本発明の実施形態に係る光モジュール100の分解斜視図である。同図では、筐体10を分解した状態を図示している。光モジュール100は、筐体10と、第1基板20と、光ファイバ30と、第2基板40と、を備える。筐体10は、筐体の上側部品10aと筐体の下側部品10bから構成され、第1基板20等を挟み込むように内包する。筐体の上側部品10aと筐体の下側部品10bは、互いにねじによって固定される。
【0022】
第1基板20は、筐体10の内部に配置され、電気信号ポート12に接続される。第1基板20は、平板状のPCB(Printed Circuit Board)であってよく、筐体10の底面に沿って配置される。なお、第1基板20の筐体10内部における配置は任意であるが、電気信号ポート12に突出して外部コネクタと接続される部分は、筐体10の底面に対して水平であることが規格上望ましい。
【0023】
光ファイバ30は、筐体10の内部に配置され、光信号ポート11に接続される。光ファイバ30は、光送信側と光受信側それぞれについて複数本の光ファイバが束ねられたファイバアレイであってよい。光ファイバ30は、湾曲可能であるが、許容される曲率を超えて湾曲させると光信号に損失が発生したり、光ファイバ30が損傷したりするおそれがあるため、湾曲の曲率は小さいことが望ましい。
【0024】
第2基板40は、光ファイバ30と接続され光信号の入出力を行う光素子が設けられ、第1基板20と電気的に接続され、筐体10の底面に対して傾斜して筐体10の内部に配置される。第2基板40は、湾曲可能なフレキシブル基板であってよく、光ファイバ30のコネクタが接続される面が、筐体10の底面に対して傾斜して配置される。
【0025】
本実施形態に係る光モジュール100によれば、光ファイバ30が接続される第2基板40が筐体10の底面に対して傾斜して配置されることで、第2基板40が筐体10の底面に対して水平に配置される場合と比較して光ファイバ30の曲率が小さくなるため、光ファイバ30の破損のおそれが少ない。また、本実施形態に係る光モジュール100によれば、ミラー等の光学部品により光信号を第2基板40に接続する必要が無く、光学部品と第2基板40を精密に位置合わせする必要が無いため、低コストで組み立てることができる光モジュール100が得られる。
【0026】
また、第2基板40を、光モジュール100の底面に対して垂直に配置して、光信号ポート11と光素子が直接接続されるように第2基板40を配置することが考えられる。しかしながら、この場合、第2基板40に設けられ、高周波信号が印加される駆動IC(Integrated Circuit)や配線から発生する電磁波が光信号ポート11から放射されることとなり、他の光モジュールとの間でクロストークが生じるおそれがある。本実施形態に係る光モジュール100によれば、第2基板40が金属で形成された筐体10の内部に配置されるため、第2基板40に設けられた駆動IC等から発生する電磁波がシールドされ、他の光モジュールとの間のクロストークが低減される。
【0027】
本実施形態に係る光モジュール100では、筐体10に内蔵される基板が、第1基板20と第2基板40に分割されている。仮に、第1基板20及び第2基板40の2枚を合わせた大きさと同程度の大きさである1枚の基板を筐体10に内蔵することとすると、基板の傾斜角度は小さく制限される。本実施形態に係る光モジュール100では、筐体10に内蔵される基板を分割することで、基板の傾斜角度を大きくすることができるため、光ファイバ30の曲率が小さく抑えられ、光ファイバ30の損傷が防止される。
【0028】
第2基板40は、筐体10の底面に対し70°以上90°未満の角度で傾斜して配置される。第2基板40の筐体10の底面に対する傾斜角度が70°以上であることで、光ファイバ30の曲率が十分に小さくなり、光ファイバ30が損傷するおそれが低減する。第2基板40の筐体10の底面に対する傾斜角度が90°未満であることで、第2基板40の高さを抑えることができ、筐体10の厚みを薄くして、光モジュール100を小型化することができる。なお、第2基板40の傾斜角度θについては、
図6において図示している。
【0029】
図3は、本発明の実施形態に係る光モジュール100の平面部15を示す斜視図である。同図では、筐体の上側部品10aの一部を切り欠いて、筐体10の内部を図示している。筐体10は、筐体10の底面に対して傾斜した平面部15を有する。
図2及び
図3に示すように、第2基板40は、平面部15に固定される。筐体10が平面部15を有することで、第2基板40の位置合わせを容易に行える。特に、第2基板40がフレキシブル基板である場合に、可撓性を有する第2基板40を適切な傾斜角度で配置することができる。
【0030】
図4は、本発明の実施形態に係る光モジュール100の第1基板20及び第2基板40を表側から示す斜視図である。
図2、
図3及び
図4に示すように、平面部15は、筐体10の第1の内壁13に接する第1平面部15aと、第1平面部15aと離間して、第1の内壁13と対向する第2の内壁14に接する第2平面部15bとを含む。また、第2基板40は、第1平面部15aと第2平面部15bにわたって配置される固定板45に固定される。第2基板40には、光信号が入力されるか又は光信号を出力する光素子41と、光ファイバ30のコネクタと光素子41の間の距離を調整するスペーサ42と、光素子41を制御するIC43(送信側は駆動IC、受信側は増幅器IC等)と、が設けられる。光素子41の光出射方向及び光受光方向は、第2基板40との接続端における光ファイバ30の延伸方向と一致するように設計される。光素子41の光出射方向及び光受光方向を、第2基板40との接続端における光ファイバ30の延伸方向と一致させることで、光ファイバ30と光素子41を簡便にかつ精度良く光学的に接続することが出来る。
【0031】
第1平面部15a及び第2平面部15bは、筐体の下側部品10bに形成され、筐体10の底面に対して共通の傾斜角度を有する。第1平面部15a及び第2平面部15bは、固定板45がねじ止めされるねじ穴を有する。固定板45は、金属で形成され、第1平面部15a及び第2平面部15bにねじ止めされる。また、固定板45には第2基板40が固定される。光モジュール100を組み立てる際、第2基板40を固定板45に固定した後、固定板45を第1平面部15a及び第2平面部15bにねじ止めする。
【0032】
本実施形態に係る光モジュール100によれば、第1平面部15aと第2平面部15bにわたって配置される固定板45に第2基板40を予め固定することができ、第1平面部15a及び第2平面部15bの傾斜角度により第2基板40の傾斜角度が定まる。そのため、第2基板40について所望の傾斜角度が容易に得られ、光モジュール100の組み立てが容易となる。
【0033】
また、本実施形態に係る光モジュール100によれば、第1平面部15a及び第2平面部15bが筐体10の底面に対して傾斜していることで、第1平面部15a及び第2平面部15bが筐体の底面に対して垂直に設けられている場合に比べて、固定板45を第1平面部15a及び第2平面部15bにねじ止めする作業が容易に行える。
【0034】
図5は、本発明の実施形態に係る光モジュール100の第1基板20及び第2基板40を裏側から示す斜視図である。同図では、第2基板40に光ファイバ30が接続された状態を示している。第2基板40は、フレキシブル基板であり、
図2、
図3及び
図5に示すように、固定板45、筐体10の底面、第1平面部15a及び第2平面部15bで囲まれる領域を通って、第1基板20と電気的に接続される。第2基板40は、固定板45の下に取り回され、固定板と筐体10の底面の間を通して、第1基板20の裏面に電気的に接続される。第1基板20は、表面及び裏面に配線が形成され、第2基板40は、第1基板20の裏面に形成された配線に電気的に接続される。
【0035】
第2基板40が、固定板45、筐体10の底面、第1平面部15a及び第2平面部15bで囲まれる領域を通って、第1基板20と電気的に接続されることで、第2基板40を過度に折り曲げずに配置することができ、第1基板20の裏面に形成された配線をも活用することができる。
【0036】
第2基板40は、第1基板20の表面及び裏面と電気的に接続され、第1基板20の表面、固定板45及び第1基板20の裏面を囲むU字状に配置される。第2基板40は、第1基板20の表面及び裏面にそれぞれ形成された配線に電気的に接続される。光モジュール100を組み立てる際は、第1基板20の表面及び裏面に第2基板40を接続し、第2基板40に固定板45を固定して、固定板45を第1平面部15a及び第2平面部15bにねじ止めする。
【0037】
第2基板40が、第1基板20の表面及び裏面と電気的に接続され、U字状に配置されることで、第2基板40を過度に折り曲げずに配置することができ、第1基板20の表面と裏面の両面に形成された配線を活用して、第1基板20の幅を狭く保ちつつ、電気信号線の本数を多くすることができる。なお、本実施形態では第2基板40がフレキシブル基板である場合を例示したが、第2基板40はPCBであっても構わない。第2基板40がPCBの場合、第2基板40と第1基板20との間の電気的な接続にフレキシブル基板を用いてもよい。
【0038】
図6は、本発明の実施形態の変形例に係る光モジュール100の断面図である。同図は、
図1のVI−VI線における断面を示す。筐体10は、第2基板40を平面部15とで挟み込む放熱部50を有する。より詳細には、筐体の上側部品10aには、筐体の下側部品10bの第1平面部15a及び第2平面部15bに対向する傾斜角度で放熱部50が設けられ、第1平面部15a及び第2平面部15bと放熱部50とで、第2基板40を挟み込む。第2基板40は、筐体10の底面に対して傾斜角度θで固定される。放熱部50は、板状の金属で形成されてよく、第2基板40から発生する熱を筐体10に伝導して第2基板40を冷却する。本変形例において放熱部50が金属板である場合を例示したが、放熱部50は、放熱用のグリース等であっても構わない。
【0039】
本実施形態に係る光モジュール100によれば、放熱部50を備えることで、光素子41や駆動IC43から発生する熱が効率良く排出される。また、放熱部50と平面部15により第2基板40が挟み込まれるため、第2基板40が放熱部50と密着し、放熱効果が良好となる。
【符号の説明】
【0040】
10 筐体、10a 筐体の上側部品、10b 筐体の下側部品、11 光信号ポート、12 電気信号ポート、13 第1の内壁、14 第2の内壁、15a 第1平面部、15b 第2平面部、20 第1基板、30 光ファイバ、31 コネクタ、40 第2基板、41 光素子、42 スペーサ、43 IC、45 固定板、50 放熱部、100 光モジュール。