特許第6759110号(P6759110)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グラクソスミスクライン、インテレクチュアル、プロパティー、ディベロップメント、リミテッドの特許一覧

特許6759110新規な化合物
この文献は図面が300枚以上あるため,図面を表示できません.
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6759110
(24)【登録日】2020年9月4日
(45)【発行日】2020年9月23日
(54)【発明の名称】新規な化合物
(51)【国際特許分類】
   C07D 241/04 20060101AFI20200910BHJP
   C07D 405/12 20060101ALI20200910BHJP
   A61K 31/496 20060101ALI20200910BHJP
   A61K 31/495 20060101ALI20200910BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20200910BHJP
   C07D 493/04 20060101ALI20200910BHJP
   C07D 413/12 20060101ALI20200910BHJP
   C07D 403/12 20060101ALI20200910BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20200910BHJP
   C07D 401/12 20060101ALI20200910BHJP
   C07D 409/12 20060101ALI20200910BHJP
   A61P 37/06 20060101ALI20200910BHJP
   A61P 29/00 20060101ALI20200910BHJP
   A61P 25/00 20060101ALI20200910BHJP
   A61P 17/06 20060101ALI20200910BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20200910BHJP
【FI】
   C07D241/04
   C07D405/12CSP
   A61K31/496
   A61K31/495
   A61K31/5377
   C07D493/04 101C
   C07D413/12
   C07D403/12
   A61K31/506
   C07D401/12
   C07D409/12
   A61P37/06
   A61P29/00
   A61P25/00
   A61P17/06
   A61P43/00 111
【請求項の数】22
【全頁数】222
(21)【出願番号】特願2016-569766(P2016-569766)
(86)(22)【出願日】2015年5月26日
(65)【公表番号】特表2017-516796(P2017-516796A)
(43)【公表日】2017年6月22日
(86)【国際出願番号】CN2015079753
(87)【国際公開番号】WO2015180612
(87)【国際公開日】20151203
【審査請求日】2018年5月24日
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2014/000540
(32)【優先日】2014年5月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513032275
【氏名又は名称】グラクソスミスクライン、インテレクチュアル、プロパティー、ディベロップメント、リミテッド
【氏名又は名称原語表記】GLAXOSMITHKLINE INTELLECTUAL PROPERTY DEVELOPMENT LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082991
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100143971
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 宏行
(74)【代理人】
【識別番号】100188651
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 広介
(72)【発明者】
【氏名】デン、チン
(72)【発明者】
【氏名】レイ、ホイ
(72)【発明者】
【氏名】マ、シン
(72)【発明者】
【氏名】リン、シチェン
【審査官】 三木 寛
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2012/158784(WO,A1)
【文献】 特表2009−504754(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/139775(WO,A1)
【文献】 特表2009−519939(JP,A)
【文献】 特表2000−502100(JP,A)
【文献】 特表2016−501250(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 405/12
C07D 241/04
C07D 401/12
C07D 403/12
C07D 409/12
C07D 413/12
C07D 493/04
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
は、下記であり:
C(O)NHRfで置換されたピリジニルであって、前記Rfは水素またはメチルから独立に選択される、ピリジニル、
−CNで置換されたピリジニル、
−i)Fおよびメチル、またはii)CNおよびメチルで置換されたピリジニル、
−SORbで置換されたエチルまたはプロピルであって、ここで、Rbはメチルまたはエチルである、エチルまたはプロピル、
−SORbで置換されたエチルであって、ここで、Rbはメチルである、エチル、 −テトラヒドロフランで置換されたメチル、
−ヒドロキシシクロヘキシルで置換されたメチル、
−ジフルオロシクロブチルで置換されたメチル、または、
−アセチルピロリジニルまたはプロピオニルアゼチジンで置換されたメチル、
は、C−Cアルキルまたはハロであり、
は、ハロまたはCNであり、
は、Hであり、
は、C−Cアルキルであり、
は、Hまたはメチルであり、かつ
は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC−Cシクロアルキル、
−C−Cシクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC−Cアルキル]。
【請求項2】
がC−Cアルキルであり、
がハロまたはCNであり、
がHであり、
がC−Cアルキルであり、
がHであり、かつ、
がi)C−Cシクロアルキル、またはii)C−Cシクロアルキルで置換されたメチルである、請求項1に記載の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項3】
がメチルである、請求項1または2に記載の化合物または塩。
【請求項4】
がClまたはFである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項5】
がCNである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項6】
がHである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項7】
がメチルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項8】
がHである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項9】
がシクロペンチルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項10】
がシクロヘキシルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項11】
がシクロプロピルで置換されたメチルである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または塩。
【請求項12】
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、および
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか一項に記載の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または賦形剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項14】
治療に使用するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含んでなる医薬組成物。
【請求項15】
RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置に使用するための、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を含んでなる医薬組成物。
【請求項16】
前記炎症性疾患または自己免疫疾患が、多発性硬化症、強直性脊椎炎、および乾癬からなる群から選択される、請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項17】
式IVの化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
は、i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された−6員ヘテロアリールであり、
は、C−Cアルキルまたはハロであり、
は、ハロまたはCNであり、
は、Hであり、
は、C−Cアルキルであり、
は、Hまたはメチルであり、かつ、
は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC−Cシクロアルキル、
−C−Cシクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC−Cアルキル]。
【請求項18】
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−フルオロ−3−((4−イソブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5−クロロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロプロパンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、および
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド
からなる群から選択される請求項17に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項19】
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドである請求項17または18に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項20】
請求項17〜19のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩とその薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
【請求項21】
RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置に使用するための、(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩を含んでなる医薬組成物。
【請求項22】
RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患が乾癬である、請求項21に記載の医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なレチノイド関連オーファン受容体γ(retinoid-related orphan receptor gamma)(RORγ)モジュレーターおよびRORγにより媒介される疾患の処置におけるそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
レチノイド関連オーファン受容体(ROR)は、ステロイドホルモン核受容体スーパーファミリーに属す転写因子である(Jetten & Joo (2006) Adv. Dev. Biol. 16:313-355)。RORファミリーは、RORアルファ(RORα)、RORベータ(RORβ)およびROガンマ(RORγ)の3つのメンバーからなり、それぞれ別の遺伝子(それぞれRORA、RORBおよびRORC)によりコードされている。RORは、大部分の核受容体に共有されている4つの主要なドメイン:N末端A/Bドメイン、DNA結合ドメイン、ヒンジドメイン、およびリガンド結合ドメインを含む。各ROR遺伝子は、それらのN末端A/Bドメインのみが異なる数種のアイソフォームを生じる。RORγでは2つのアイソフォーム:RORγ1およびRORγt(RORγ2としても知られる)が同定されている。RORγは、RORγ1および/またはRORγtの両方を表して使用される用語である。
【0003】
RORγ1は、胸腺、筋肉、腎臓および肝臓を含む様々な組織で発現し、RORγtはもっぱら免疫系の細胞で発現する。RORγtは、Th17細胞分化の重要なレギュレーターとして同定されている。Th17細胞は、IL−17およびその他の炎症性サイトカインを産生するTヘルパー細胞のサブセットである。Th17細胞は、実験的自己免疫性脳脊髄炎(experimental autoimmune encephalomyelitis)(EAE)およびコラーゲン誘発関節炎(collagen-induced arthritis)(CIA)を含むいくつかのマウス自己免疫疾患モデルで重要な機能を持つことが示されている。加えて、Th17細胞またはそれらの産物は、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、強直性脊椎炎、クローン病および喘息を含む様々なヒト炎症性および自己免疫性障害の病理に関連することも示されている(Jetten (2009) Nucl.Recept.Signal.7: e003; Manel et al. (2008) Nat. Immunol.9:641-649; Miossec & Kolls (2012) Nat.Rev.Drug.Discov.10:763-776)。多発性硬化症および関節リウマチを含む慢性自己免疫疾患の病因は、自己抗原に対する免疫寛容の破綻および標的組織へ浸潤する自己攻撃性エフェクターT細胞の発達から起こる。研究によれば、Th17細胞は組織特異的自己免疫における炎症プロセスの重要な駆動因子の1つであることが示されている(Steinman (2008) J. Exp. Med. 205:1517-1522; Leung et al. (2010) Cell. Mol. Immunol.7:182-189)。Th17細胞は疾患過程で活性化され、他の炎症性細胞種、特に好中球の動員を担い、標的組織における病理に介在するという証拠がある(Korn et al. (2009) Annu. Rev. Immunol. 27:485-517)。
【0004】
RORγtは、Th17細胞の病原性応答に重要な役割を果たす(Ivanov et al. (2006) Cell 126:1121-1133)。RORγt欠損マウスは、極めて少ないTh17細胞を示す。加えて、RORγt欠損は、EAEの改善をもたらした。自己免疫性疾患または炎症性疾患の病因(pathogensis)におけるRORγtの役割のさらなる裏づけは、以下の参照文献:Jetten & Joo (2006) Adv.Dev.Biol.16:313-355; Meier et al. (2007) Immunity 26:643-654; Aloisi & Pujol-Borrell (2006) Nat. Rev. Immunol. 6:205-217; Jager et al. (2009) J. Immunol.183:7169-7177; Serafini et al. (2004) Brain Pathol.14:164-174; Magliozzi et al. (2007) Brain 130:1089-1104; Barnes (2008) Nat.Rev.Immunol.8:183-192; Miossec & Kolls (2012) Nat.Rev.Drug.Discov.10:763-776に見出すことができる。
【0005】
RORγが疾患の病因が果たす役割を考えれば、RORγ活性を調節する化合物を製造することが望ましく、このような化合物をRORγにより媒介される疾患の処置において使用することができる。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、新規なRORγモジュレーターおよびRORγにより媒介される疾患の処置におけるそれらの使用を対象とする。具体的には、本発明は、式I:
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、R〜Rは以下に定義される)の化合物、およびその薬学的に許容可能な塩を対象とする。
【0007】
本発明はまた、化合物が式II:
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、R〜Rは以下に定義される)、およびその薬学的に許容可能な塩である、新規なRORγモジュレーターおよびRORγにより媒介される疾患の処置におけるそれらの使用も対象とする。
【0008】
別の面において、本発明は、RORγにより媒介される疾患の処置のための式Iおよび式IIの化合物の使用を提供する。このような疾患の例としては、限定されるものではないが、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬および強直性脊椎炎などの自己免疫性疾患または炎症性疾患が挙げられる。さらに別の面では、本発明は、このような疾患を処置する方法を対象とする。
【0009】
本発明はまた、RORγにより媒介される疾患の処置のための式Iおよび式IIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用を提供する。このような疾患の例としては、限定されるものではないが、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬および強直性脊椎炎などの自己免疫性疾患または炎症性疾患が挙げられる。さらに別の面では、本発明は、このような疾患を処置する方法を対象とする。
【発明の具体的説明】
【0010】
本発明は、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、R1は、下記であり、
a)C(O)NHRfRf、CN、CHF2およびCH2Fからなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよい(optionally substituted)6員ヘテロアリールであって、前記Rfは、水素またはメチルから独立に選択される、ヘテロアリール、または
b)i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール、または
c)下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで1回以上、好適には1〜2回置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキルであって、OおよびNから独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含有し、かつ、前記Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
iii)4〜6員単環式スルホン、
iv)メチルで置換されたオキサゾリルまたはイソオキソゾリル、
v)ジフルオロメトキシまたはジフルオロエトキシ、および
vi)RaはC1−C2アルキルである、NRaSOCH、または
d)i)SORb、
ii)CF
iii)CN、
iv)メトキシ、
v)OH、
vi)C(O)NRbRb、
vii)NRbRc、
viii)1個の酸素(O)を含有する5または6員ヘテロシクロアルキル、
ix)CNで置換されたシクロプロピル、または
x)O−CHF
で置換されたC2−C5アルキル
ここで、Rbは、メチルまたはエチルから独立に選択され、かつ、Rcは、C(O)CHである、または
e)CH2−O−Rdであって、Rdは、i)メトキシ、ii)CN、iii)CHF2またはiv)CNで置換されたシクロプロピルで置換されていてもよいC1−C4アルキルである、CH2−O−Rd、または
f)下記からなる群から選択される置換基で置換されたC3−C6シクロアルキル
i)NHC(O)CH
ii)SOCH
vii)OH、および
viii)OHで置換されたC1−C3アルキル、または
g)1個の窒素(N)ヘテロ原子と、場合により酸素(O)である第2のヘテロ原子とを含有する4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルであって、SOCHまたはC(O)Reで置換され、かつ、前記Reは、C1−C3アルキルである、ヘテロシクロアルキル、または
h)−テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシド、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
−C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
【0011】
本発明は、1つの実施態様では、R1が、下記であり:
a)1または2個のNを含有する6員ヘテロアリールであって、C(O)NHまたはCNで置換されていてもよい、ヘテロアリール、
b)1または2Nを含有する6員ヘテロアリールであって、i)Fおよびメチル、またはii)CNおよびメチルで置換されている、ヘテロアリール、
c)i)SORb、ii)CF、またはiii)CNで置換されたC2−C3アルキルであって、Rbはメチルまたはエチルである、アルキル、または
d)下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Raで1回以上、好適には1または2回置換されていてもよい4または5員ヘテロシクロアルキルであって、1個のOまたは1個のNを含み、かつ、前記Raは、C1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
R2は、C1−C3アルキルであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hであり、かつ、
R7は、C3−C6シクロアルキル、またはC3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0012】
本発明は、別の実施態様(embodiument)において、式Iaの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、R1は、
−C(O)NH2、CN、CHF2およびCH2Fからなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよい6員ヘテロアリール、
−i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール、
−下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキルであって、OおよびNから独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含有し、かつ前記Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
iii)4〜6員単環式スルホン、
iv)メチルで置換されたオキサゾリルまたはイソオキソゾリル(isooxozolyl)、
v)ジフルオロメトキシまたはジフルオロエトキシ、および
vi)RaはC1−C2アルキルである、NRaSOCH
−i)SORb、ii)CF、iii)CN、iv)メトキシ、v)OH、vi)C(O)NRbRb、vii)NRbRc、viii)1個のOを含有する5または6員ヘテロシクロアルキル、ix)CNで置換されたシクロプロピル、またはx)O−CHF、で置換されたC2−C5アルキルであって、Rbは、メチルまたはエチルであり、かつ、Rcは、C(O)CHである、アルキル、
−CH2−O−Rdであって、Rdは、i)メトキシ、ii)CN、iii)CHF2またはiv)CNで置換されたシクロプロピルで置換されていてもよいC1−C4アルキルである、−CH2−O−Rd、
−下記からなる群から選択される置換基で置換されたC3−C6シクロアルキル:
i)NHC(O)CH、ii)SOCH、iii)OH、およびiv)OHで置換されたC1−C3アルキル、
−1個のNヘテロ原子を含有する4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルであって、前記ヘテロシクロアルキルは、SOCHまたはC(O)Reで置換されており、かつ、前記Reは、C1−C3アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
であるか、あるいは
R1は、テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシドであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
−C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
【0013】
本発明の1つの実施態様は、R1が、下記であり:
−1または2個のNを含有する6員ヘテロアリールであって、C(O)NHまたはCNで置換されていてもよい、ヘテロアリール、
−1または2個のNを含有する6員ヘテロアリールであって、i)Fおよびメチル、またはii)CNおよびメチルで置換されている、ヘテロアリール、
−i)SORb、ii)CF、またはiii)CNで置換されたC2−C3アルキルであって、Rbは、メチルまたはエチルである、アルキル、または
−下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Raで置換されていてもよい4または5員ヘテロシクロアルキルであって、1個のOまたは1個のNを含有し、かつ、前記Raは、C1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
R2がC1−C3アルキルであり、
R3がハロまたはCNであり、
R4がHであり、
R5がC1−C3アルキルであり、
R6がHであり、かつ、
R7が、i)C3−C6シクロアルキルまたはii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである、
式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0014】
本明細書にさらに記載されるように、式Ia、および式III〜IXの化合物は総て、式Iのサブセットである。そうではないことが明示されない限り、以下の実施態様は総て、式I、式Iaおよび式III〜IXの総ての化合物に当てはまる。1つの実施態様では、本発明は、R1がC(O)NH、またはC(O)NHCH、またはCNにより置換されたピリジニルである、式Iの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R1が、C(O)NH、またはC(O)NHCH、好ましくはC(O)NHで置換されたピリジニルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R1が、CNで置換されたピリジニルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。
【0015】
1つの実施態様では、本発明は、R1が、メチルで置換されたテトラヒドロフランである、式Iの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R1が、ヒドロキシシクロヘキシルで置換されたメチルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。
【0016】
別の実施態様では、本発明は、R1が、ジフルオロシクロブチルで置換されたメチルである、式Iの化合物に関する。別の実施態様では、本発明は、R1が、アセチルピロリジニルで置換されたメチルである、式Iの化合物に関する。別の実施態様では、本発明は、R1が、プロピオニルアゼチジンで置換されたメチルである、式Iの化合物に関する。
【0017】
別の実施態様では、本発明は、R1が、CFで置換されたエチルである、式Iの化合物に関する。別の実施態様では、本発明はまた、R1が、CNで置換されたプロピルである、式Iの化合物に関する。別の実施態様では、本発明はまた、R1が、SORbで置換されたエチルであり、ここで、Rbはメチルまたはエチルである、式Iの化合物に関する。1つの実施態様では、SORbのRbはメチルである。
【0018】
実施態様では、本発明はまた、R2がメチルである、式Iの化合物に関する。
【0019】
1つの実施態様では、本発明はまた、R3がClである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R3がFである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R3がCNである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。
【0020】
1つの実施態様では、本発明はまた、R5がメチルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、本発明はまた、R6がHである、上記のいずれかの化合物に関する。
【0021】
1つの実施態様では、本発明はまた、R7がC3−C6シクロアルキルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、R7はシクロペンチルである。別の実施態様では、R7はシクロヘキシルである。
【0022】
別の実施態様では、本発明はまた、R7が、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである、上記実施態様のいずれかの化合物に関する。1つの実施態様では、C3−C5シクロアルキルはシクロプロピルである。1つの実施態様では、R7は、シクロプロピルで置換されたメチルである。
【0023】
1つの実施態様では、本発明の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、または
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド。
【0024】
本発明の1つの面は、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0025】
本発明は、別の面において、式IIの化合物Iまたはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、
i)1または2個のNを含有する6員ヘテロアリール、前記ヘテロアリールは、メチルまたはメトキシで置換されている、または
ii)i)CNまたはii)1〜3個のFで置換されたメチルで置換されたフェニル
であり、
R2は、C1−C3アルキルであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hであり、かつ、
R7は、i)C3−C6シクロアルキル、またはii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである]。
【0026】
1つの実施態様では、式Iの化合物I、または薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチル−4−(スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド、
N−(3−(((3S)−4−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−シアノ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メトキシニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メトキシニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロブタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−3−シアノ−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ベンズアミド、または
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド。
【0027】
本発明の1つの面は、式IIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0028】
1つの実施態様では、本発明はまた、R2がメチルである、式IIの化合物に関する。
【0029】
1つの実施態様では、本発明はまた、R5がメチルである、式IIの化合物に関する。
【0030】
1つの実施態様では、本発明はまた、R7がC3−C6シクロアルキルである、式IIの化合物に関する。1つの実施態様では、R7はシクロペンチルである。別の実施態様では、R7はシクロヘキシルである。
【0031】
別の実施態様では、本発明はまた、R7が、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである、式IIの化合物に関する。1つの実施態様では、C3−C5シクロアルキルはシクロプロピルである。別の実施態様では、C3−C5シクロアルキルはシクロペンチルである。
【0032】
本発明は、別の面において、式IIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、C(O)NRfRf、CN、CHFおよびCHFからなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよい6員ヘテロアリール環であり、
Rfは、水素またはメチルから独立に選択され、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
−C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
【0033】
好適には、式IIIの化合物に関して、R1は、C(O)NRfRf、CN、CHFおよびCHFからなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよい6員ヘテロアリール環である。1つの実施態様では、Rfは、水素またはメチルから独立に選択される。1つの実施態様では、両Rf基が水素である。別の実施態様では、Rfの一方が水素であり、他方がメチルである。別の実施態様では、両Rf基がメチルである。
【0034】
1つの実施態様では、6員ヘテロアリールR1環は、ピリジニルまたはピリミジニル環である。別の実施態様では、R1環はピリジンである。別の実施態様(embodiument)では、R1環はピリミジン環である。
【0035】
1つの実施態様では、ピリジン環は、置換された2−ピリジニル、3−ピリジニルまたは4−ピリジニル環である。1つの実施態様では、3−ピリジニル環(隣接するアミド結合とカップリングした場合にはニコチンアミドとも呼ばれる)は、6位でシアノまたはC(O)NH2またはC(O)NHCH3により置換されている。別の実施態様では、ピリジン環は、イソニコチンアミド(isonicotinamde)であり、隣接する2位でシアノにより置換されている。
【0036】
好適には、式IIIの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適にはシクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0037】
好適には、式IIIの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はシクロプロピルメチルである。
【0038】
好適には、式IIIの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、分岐型C3炭素鎖の直鎖 (straight of branched C3 carbon chain)、例えば、プロピルまたはイソプロピルである。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0039】
好適には、式IIIの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3である。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0040】
好適には、式IIIの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3フッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0041】
好適には、式IIIの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0042】
好適には、式IIIの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0043】
1つの実施態様では、式IIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−N−メチルピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−N−メチルピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(フルオロメチル)ニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(フルオロメチル)ニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(ジフルオロメチル)ベンズアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ジフルオロメチル)イソニコチンアミド、または
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ジフルオロメチル)イソニコチンアミド。
【0044】
本発明の1つの面は、式IIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0045】
本発明は、別の面において、式IVの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、R1は、i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール環であり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルからなる群から選択される]。
【0046】
好適には、式IVの化合物に関して、R1は、Fおよびメチルから選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール環である。別の実施態様では、R1は、CNおよびメチルから選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール環である。別の実施態様では、R1は、Clおよびメチルから選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール環である。
【0047】
1つの実施態様では、6員ヘテロアリールR1環は、ピリジニルまたはピリミジニル環である。別の実施態様では、R1環はピリジンである。別の実施態様(embodiument)では、R1環はピリジミン環である。
【0048】
R1がピリジニルである場合、それは好適には5、6位で二置換されている(このコアはニコチンアミド(nictoinamide)誘導体と呼ばれる)。1つの実施態様では、メチルは6位にある。別の実施態様では、メチルは5位にある。
【0049】
好適には、式IVの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0050】
好適には、式IVの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はシクロプロピルメチルである。
【0051】
好適には、式IVの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、分岐型C3炭素鎖の直鎖 (straight of branched C3 carbon chain)、例えば、プロピルまたはイソプロピルである。1つの実施態様では、カルボニルと結合している第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0052】
好適には、式IVの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3である。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0053】
好適には、式IVの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0054】
好適には、式IVの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0055】
好適には、式IVの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0056】
1つの実施態様では、式IVの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−フルオロ−3−((4−イソブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5−クロロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロプロパンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、または
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド。
【0057】
本発明の1つの面は、式IVの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0058】
好適には、式IVの化合物は、(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩である。
【0059】
本発明の1つの実施態様は、(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または賦形剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0060】
本発明は、別の面において、式Vの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで1回以上、好適には1または2回置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキル環であって、OおよびNから各々独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含み、かつ、前記Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルである、前記ヘテロシクロアルキル、
iii)4〜6員単環式スルホン、
iv)メチルで置換されたオキサゾリルまたはイソオキソゾリル、
v)ジフルオロメトキシまたはジフルオロエトキシ、および
NRa’SOCHであって、Ra’はC1−C2アルキルである、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
i)メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
ii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
iii)2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
【0061】
好適には、式Vの化合物に関して、R1は、下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチルである:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキル環であって、前記ヘテロシクロアルキルは、OおよびNから各々独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含み、かつ、前記Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルであり、
iii)4〜6員単環式スルホン、
iv)メチルで置換されたオキサゾリルまたはイソオキソゾリル、
v)ジフルオロメトキシまたはジフルオロエトキシ、および
vi)NRa’SOCHであって、Ra’はC1−C2アルキルである。
【0062】
1つの実施態様では、R1は、OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル環で置換されたメチルである。1つの実施態様では、C4−C6環は、シクロヘキシル環である。別の実施態様では、C4−C6環は、シクロブチル環である。
【0063】
1つの実施態様では、R1は、C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで1回以上、好適には1または2回置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキル環で置換されたメチルであり、このヘテロシクロアルキル環は、OおよびNから各々独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含み、かつ、Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルである。別の実施態様では、ヘテロシクロアルキル環は、4または5員ヘテロシクロアルキル環である。4〜5員複素環式アルキル環は、C(O)Raで置換されていてもよく、ここで、前記ヘテロシクロアルキルはOまたはNを含み、かつ、前記RaはC1−C2アルキル.である。複素環式環上の置換は、1−アセチルピロリジン−3−イル環などのように、環炭素上にあってもまたは環窒素上にあってもよいと認識される。
【0064】
1つの実施態様(embodiument)では、4〜8員ヘテロシクロアルキル環は、テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル、もしくはテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルなどのテトラヒドロ−2H−ピラニル環;テトラヒドロフラン−2−イルもしくはテトラヒドロフラン−3−イルなどのテトラヒドロフラニル環;モルホリノ;ピロリジン−1−イルもしくはピロリジン−3−イルなどのピロリジニル;またはオキサゾリジン−3−イルなどのオキサゾリジニル環である。
【0065】
1つの実施態様では、4〜8員ヘテロシクロアルキル環で置換されたR1メチルは、オキソで置換されている。別の実施態様では、4〜8員ヘテロシクロアルキル環で置換されたR1メチル置換は、C(O)Raで置換されている。別の実施態様では、4〜8員ヘテロシクロアルキル環で置換されたR1メチルは、オキソおよびC1−C3アルキル、好適にはメチルまたはエチルで二置換されている。1つの実施態様では、4〜8員ヘテロシクロアルキル環で置換されたR1メチルは、オキソおよびメチルまたはエチルで二置換されたピロリジニル環である。複素環式環内の窒素は、C1−3アルキル、例えば、1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル、または1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イルなどの任意選択の置換基(substitutent)で置換されていてもよいと認識される。
【0066】
好適には、式Vの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0067】
好適には、式Vの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7は、シクロプロピルメチル基である。
【0068】
好適には、式Vの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、プロピルまたはイソプロピルなどの分岐型C3炭素鎖の直鎖(straight of branched C3 carbon chain)である。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0069】
好適には、式Vの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3アルキルである。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0070】
好適には、式Vの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0071】
好適には、式Vの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0072】
好適には、式Vの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0073】
1つの実施態様では、式Vの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(オキセタン−3−イル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド、
シス−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(ヘキサヒドロフロ[2,3−b]フラン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−モルホリノアセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−モルホリノアセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキサミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソオキサゾリジン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−シアノ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−オキソモルホリノ)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−メチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−メチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、E69
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、および
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
シスN−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミド、
トランスN−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミド、
シス(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
トランス(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド、
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロチオフェン−2−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)アセトアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド、
(S)−2−(1−アセチルアゼチジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(N−メチルメチルスルホンアミド)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(N−メチルメチルスルホンアミド)アセトアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
2−((R)−1−アセチルピロリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
2−((S)−1−アセチルピロリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
2−((S)−1−アセチルピペリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、または
2−((R)−1−アセチルピペリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド。
【0074】
本発明の1つの面は、式Vの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0075】
本発明は、別の面において、式VIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、R1は、
i)SORb、
ii)CF
iii)CN、
iv)メトキシ、
v)OH、
vi)C(O)NRbRb、
vii)NRbRc、
viii)酸素を含有する5または6員ヘテロシクロアルキル、
ix)CNで置換されたシクロプロピル、または
x)O−CHF
で置換されたC2−C5アルキルであり、
Rbは、メチルまたはエチルから独立に選択され、
Rcは、−C(O)CHであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
i)メチルで置換されていてもよい−C3−C6シクロアルキル、
ii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
iii)2個のFで置換されていてもよい−C2またはC3アルキル]。
【0076】
好適には、式VIの化合物に関して、R1は、
i)SORb、
ii)CF
iii)CN、
iv)メトキシ、
v)OH、
vi)C(O)NRbRb、
vii)NRbRc、
viii)1個のOを含有する5または6員ヘテロシクロアルキル、
ix)CNで置換されたシクロプロピル、または
x)O−CHF
で置換されたC2−C5アルキルである。
【0077】
好適には、Rbは、メチルまたはエチルから独立に選択される。
【0078】
好適には、Rcは、−C(O)CHである。
【0079】
R1 C2−C5アルキル炭素鎖は分岐型であっても直鎖であってもよい。1つの実施態様では、C3−C5アルキルは分岐鎖である。好適には、C2−C5アルキル炭素は、エチル、プロピル、ブチルまたはイソブチルである。
【0080】
好適には、式VIの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0081】
好適には、式VIの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はシクロプロピルメチルである。
【0082】
好適には、式VIの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、プロピルまたはイソプロピルなどの分岐型C3炭素鎖の直鎖(straight of branched C3 carbon chain)である。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0083】
好適には、式VIの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3アルキルである。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0084】
好適には、式VIの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0085】
好適には、式VIの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0086】
好適には、式VIの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0087】
1つの実施態様では、式VIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−メトキシブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−メトキシブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メトキシエトキシ)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−メトキシブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(1−シアノシクロプロピル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノ−4−メチルペンタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチルブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロペンチルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロペンチルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5,5,5−トリフルオロペンタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノ−4−メチルペンタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチル−4−(スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
N−(3−(((3S)−4−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(N−メチルアセトアミド)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(Nメチルアセトアミド)ブタンアミド、または
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルスクシンアミド。
【0088】
本発明の1つの面は、式VIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0089】
本発明は、別の面において、式VIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、−CH−O−Rdであり、
Rdは、i)メトキシ、ii)CN、iii)CHFまたはiv)CNで置換されたシクロプロピルで置換されていてもよいC1−C4アルキルであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
i)メチルで置換されていてもよい−C3−C6シクロアルキル、
ii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
iii)2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
【0090】
好適には、式VIIの化合物に関して、R1は−CH−O−Rdであり、かつ、Rdは、i)メトキシ、ii)CN、iii)CHFまたはiv)CNで置換されたシクロプロピルで置換されていてもよい、C1−C4アルキルである。Rd C1−4アルキル炭素鎖は、分岐型であっても直鎖であってもよい。1つの実施態様では、C1−C4炭素鎖はメチルであるか、またはメチレン基である。RdのC1−C4アルキル基がシクロプロピルで置換されている場合、シクロプロピル環の1位(C1−4炭素鎖に対する置換と同じ位置)でシアノが置換されていてもよいと認識される。
【0091】
好適には、式VIIの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0092】
好適には、式VIIの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はメチルシクロプロピルである。
【0093】
好適には、式VIIの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、プロピルまたはイソプロピルなどの分岐型C3炭素鎖の直鎖(straight of branched C3 carbon chain)である。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0094】
好適には、式VIIの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3アルキルである。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0095】
好適には、式VIIの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0096】
好適には、式VIIの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0097】
好適には、式VIIの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0098】
1つの実施態様では、式VIの化合物は、下記から選択される:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ジフルオロメトキシ)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(ジフルオロメトキシ)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1−シアノシクロプロピル)メトキシ)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2,2−ジフルオロエトキシ)アセトアミド、または
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)アセトアミド
【0099】
本発明の1つの面は、式VIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0100】
本発明は、別の面において、式VIIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供し、
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
R1は、i)−NHC(O)CH、ii)SOCH、iii)OH、およびiv)OHで置換されたC1−C3アルキルからなる群から選択される置換基で置換されたC3−C6シクロアルキルであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
i)メチルで置換されていてもよい−C3−C6シクロアルキル、
ii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
iii)2個のFで置換されていてもよい−C2またはC3アルキル。
【0101】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R1は、i)−NHC(O)CH、ii)−SOCH、iii)−OH、およびiv)OHで置換された−C1−C3アルキル、からなる群から選択される置換基で置換されたC3−C6シクロアルキルである。
【0102】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0103】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はメチルシクロプロピルである。
【0104】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、プロピルまたはイソプロピルなどの分岐型C3炭素鎖の直鎖(straight of branched C3 carbon chain)である。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0105】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3アルキルである。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0106】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0107】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0108】
好適には、式VIIIの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0109】
1つの実施態様では、式VIIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)シクロブタンカルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)シクロブタンカルボキサミド、
(1r,3S)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド、
(1r,3S)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド、
(1s,3R)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド、
(1s,3R)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド、
(シス)N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド、または
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド。
【0110】
本発明の1つの面は、式VIIIの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0111】
本発明は、別の面において、式IXの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、1個の窒素(N)ヘテロ原子と、場合により酸素(O)である付加的ヘテロ原子を含有する4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルであって、SOCHまたはC(O)Reで置換され、かつ、前記ReはC1−C3アルキルである、前記ヘテロシクロアルキル、または
R1は、テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシドであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
i)メチルで置換されていてもよい−C3−C6シクロアルキル、
ii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
iii)2個のFで置換されていてもよい−C2またはC3アルキル。
【0112】
本発明の1つの実施態様では、R1は、1個の窒素(N)ヘテロ原子と場合により、酸素(O)である付加的ヘテロ原子を含有する4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルであり、ここで、前記ヘテロシクロアルキル環は、SOCHまたはC(O)Reで置換されており、かつ、ReはC1−C3アルキルである。好適には、R1が4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルである場合、それはピペリジニル環、ピロリドニル環またはアゼチジニル環である。好適には、この環は、ピペリジニルまたはピロリドニル環である。別の実施態様では、この環はモルホリニル環である。環炭素原子または複素環式環の環窒素原子のいずれかが置換されていてもよいと認識される。
【0113】
別の実施態様では、R1は、テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシドである。
【0114】
好適には、式IXの化合物に関して、R7は、メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルである。置換されていてもよいC3−C6シクロアルキルは、好適には、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7環はシクロペンチル環である。別の実施態様では、R7はシクロプロピル環である。
【0115】
好適には、式IXの化合物に関して、R7は、C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである。好適には、C3−C5環は、シクロプロピルまたはシクロペンチル環である。1つの実施態様では、R7はシクロプロピルメチルである。
【0116】
好適には、式IXの化合物に関して、R7は、2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキルであり、このアルキル鎖は、プロピルまたはイソプロピルなどの分岐型C3炭素鎖の直鎖(straight of branched C3 carbon chain)である。1つの実施態様では、カルボニルと結合している鎖の第1の炭素は、2個のフッ素で置換されていてもよいものである。
【0117】
好適には、式IXの化合物に関して、R2は、C1−C3アルキルまたはハロである。1つの実施態様では、R2はC1−C3アルキルである。別の実施態様では、R2はメチルである。
【0118】
好適には、式IXの化合物に関して、R3は、ハロまたはCNである。1つの実施態様では、R3はハロである。別の実施態様では、R3は、フッ素または塩素である。1つの実施態様では、R3はフッ素である。別の実施態様では、R3は塩素である。別の実施態様では、R3はシアノである。1つの実施態様では、R3がフッ素、塩素またはシアノである場合、R2はメチルである。
【0119】
好適には、式IXの化合物に関して、R5はC1−C3アルキルである。1つの実施態様では、R5はメチルである。
【0120】
好適には、式IXの化合物に関して、R6は、Hまたはメチルである。1つの実施態様では、R6は水素である。
【0121】
1つの実施態様では、式IXの化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、下記から選択される:
(S)−1−アセチル−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アゼチジン−3−カルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)アセトアミド、
(R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド、
(S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド、
(R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド、
(S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−4−カルボキサミド、
(S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド、
(R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド、
(S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−1−プロピオニルピロリジン−2−カルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−1−イソブチリルピロリジン−2−カルボキサミド、
(S)−2−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド、
4−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)モルホリン−2−カルボキサミド、
4−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)モルホリン−2−カルボキサミド、
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−カルボキサミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−カルボキサミド1,1−ジオキシド、または
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−カルボキサミド1,1−ジオキシド。
【0122】
本発明の1つの面は、式IXの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物である。
【0123】
式I〜IXの範囲外の化合物には、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4−(ピロリジン−1−イル)ブタンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩
が含まれる。
【0124】
用語および定義
「アルキル」とは、特定された数の員原子を有する一価飽和炭化水素鎖を意味する。例えば、C1−C6アルキルは、1〜6個の員原子を有するアルキル基を意味する。アルキル基は、本明細書で定義される1以上の置換基で置換されていてもよい。アルキル基は、本明細書で使用される場合、直鎖であっても分岐型であってもよい。代表的な分岐型アルキル基は、1つ、2つまたは3つの分岐を有する。アルキルの例としては、メチル、エチル、プロピル(n−プロピルおよびイソプロピル)、ブチル(n−ブチル、イソブチル、およびt−ブチル)、ペンチル(n−ペンチル、イソペンチル、およびネオペンチル)、およびヘキシルが挙げられる。
【0125】
「シクロアルキル」とは、特定された数の員原子を有する飽和炭化水素環を意味する。シクロアルキル基は単環式環系であるか、または縮合もしくは架橋二環式環系である。例えば、C3−C7シクロアルキルは、3〜7個の員原子を有するシクロアルキル基を意味する。シクロアルキル基は、本明細書で定義される1以上の置換基で置換されていてもよい。シクロアルキルの例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、およびシクロヘキシルが挙げられる。
【0126】
「鏡像体過剰率」または「ee」は、パーセンテージとして表される、一方の鏡像異性体の他方の鏡像異性体に対する過剰率である。結果として、両鏡像異性体がラセミ混合物中に等量で存在すれば、鏡像体過剰率はゼロ(0%ee)である。しかしながら、一方の鏡像異性体が生成物の95%を占めるように富化されたならば、鏡像体過剰率は90%となる(富化された鏡像異性体量95%−他の鏡像異性体量5%)。
【0127】
「鏡像異性体的に純粋な」とは、鏡像体過剰率が99%ee以上の生成物を意味する。
【0128】
「半減期」とは、in vitroまたはin vivoで、ある物質の量の半分が化学的に異なる別の種に変換されるのに必要な時間を意味する。
【0129】
「ハロ」とは、ハロゲンラジカルであるフルオロ、クロロ、ブロモ、およびヨードを意味する。
【0130】
「ヘテロアリール」とは、環内の員原子として1〜4個のヘテロ原子を含有する芳香環を意味する。2個以上のヘテロ原子を含有するヘテロアリール環は、異なるヘテロ原子を含み得る。ヘテロアリール環は、本明細書で定義される1以上の置換基で置換されていてもよい。ヘテロアリール環は単環式環系であるか、または縮合もしくは架橋二環式環系である。単環式ヘテロアリール環は、5〜7個の員原子を有する。二環式ヘテロアリール環は、7〜11個の員原子を有する。二環式ヘテロアリール環には、フェニルと単環式ヘテロシクロアルキル環が結合されて縮合、スピロ、または架橋二環式環系を形成する環、および単環式ヘテロアリール環と単環式シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロアリール環が結合されて縮合、スピロ、または架橋二環式環系を形成する環が含まれる。ヘテロアリールの好適な例としては、限定されるものではないが、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、フラニル、フラザニル、チエニル、トリアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、テトラジニル(tetrazinyl)、テトラゾリル、インドリル、イソインドリル、インドリジニル、インダゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリニル、キナゾリニル、プテリジニル、シンノリニル、ベンズイミダゾリル、フロピリジニル、およびナフチリジニルが挙げられる。6員ヘテロアリールの好適な例としては、限定されるものではないが、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、およびトリアジニルが挙げられる。
【0131】
5員ヘテロアリールの好適な例としては、限定されるものではないが、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、フラニル、フラザニル、チエニル、トリアゾリル、およびテトラゾリルが挙げられる。
【0132】
「ヘテロ原子」は、窒素、硫黄、または酸素原子を意味し、本明細書ではそれぞれN、SまたはOとも略される。
【0133】
「ヘテロシクロアルキル」とは、特に断りのない限り、環内の員原子として1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和環を意味する。ヘテロシクロアルキル環は、芳香族ではない。2個以上のヘテロ原子を含有するヘテロシクロアルキル基は、異なるヘテロ原子を含み得る。ヘテロシクロアルキル基は、本明細書で定義される1以上の置換基により置換されていてもよい。ヘテロシクロアルキル基は単環式環系であるか、または縮合、スピロ、もしくは架橋二環式環系である。単環式ヘテロシクロアルキル環は、4〜7個の員原子を有する。二環式ヘテロシクロアルキル環は、7〜11個の員原子を有する。ヘテロシクロアルキルの例としては、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロフラニル、ピラニル、テトラヒドロピラニル、ジヒドロピラニル、テトラヒドロチエニル、ピラゾリジニル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チアモルホリニル、アゼピニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキサニル、1,3−オキサチオラニル、1,3−ジチアニル、アゼチジニル、オキセタニル、アザビシクロ[3.2.1]オクチル、およびオキサビシクロ[2.2.1]ヘプチルが挙げられる。
【0134】
「員原子」は、鎖または環を形成する原子または原子群を意味する。鎖および環内に2個以上の員原子が存在する場合、環員原子は、鎖または環内の隣接する員原子に共有結合されている。鎖または環上で置換基を構成する原子は、その鎖または環の員原子ではない。
【0135】
「置換されていてもよい」とは、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、またはヘテロアリールなどの基が非置換型であってもよく、またはその基が定義されるような1以上の置換基で置換されていてもよいことを示す。
【0136】
「RORγ」とは、RORγ1およびRORγtを含め、RORC遺伝子によりコードされている総てのアイソフォームを意味する。
【0137】
「RORγモジュレーター」とは、RORγの活性を直接的または間接的に阻害する化学化合物を意味する。RORγモジュレーターには、RORγのアンタゴニストおよび逆アゴニストが含まれる。
【0138】
「薬学的に許容可能な」とは、健全な医学的判断の範囲内で、妥当な利益/リスク比に見合って、過度な毒性、刺激作用またはその他の問題または合併症なく、ヒトおよび動物の組織と接触させて使用するのに好適な化合物、材料、組成物、および投与形を意味する。
【0139】
ある基に関して「置換」とは、その基内の員原子と結合されている1以上の水素原子が、定義された置換基の群から選択される置換基で置換されていることを示す。「置換」という用語には、そのような置換が置換原子および置換基の許容価数に従い、また、その置換が安定な化合物(すなわち、転位、環化、または脱離によるものなどの変換を自発的に受けず、反応混合物からの単離を耐えるに十分堅牢(robust)であるもの)を生じるという暗黙の規定を含むと理解されるべきである。ある基が1以上の置換基を含んでもよいと述べられている場合には、その基内の1以上の(適当であれば)員原子は置換されていてもよい。加えて、その基内の単一の員原子は、そのような置換が許容原子価に従う限り2個以上の置換基で置換されていてもよい。
【0140】
式Iの化合物は、1以上の不斉中心(キラル中心とも呼ばれる)を含んでよく、従って、個々の鏡像異性体、ジアステレオマー、もしくはその他の立体異性形、またはそれらの混合物を含み得る。キラル炭素原子などのキラル中心は、アルキル基などの置換基中に存在してもよい。式Iまたは本明細書に示される任意の化学構造に存在するキラル中心の立体化学が明示されない場合には、その構造は総ての個々の立体異性体および総てのその混合物を包含することが意図される。よって、1以上のキラル中心を含有する式Iの化合物は、ラセミ混合物、鏡像異性体的に富化された混合物、または鏡像異性体的に純粋な個々の立体異性体として使用可能である。
【0141】
1以上の不斉中心を含有する式Iの化合物の個々の立体異性体は、当業者に公知の方法により分割可能である。例えば、このような分割は、(1)ジアステレオ異性体の塩、複合体または他の誘導体の形成によるか;(2)立体異性体特異的試薬との選択的反応、例えば、酵素的酸化もしくは還元によるか;または(3)例えば、キラルリガンドが結合したシリカなどのキラル支持体上、またはキラル溶媒の存在下などの、キラル環境でのガス−液体または液体クロマトグラフィーによって行うことができる。当業者ならば、所望の立体異性体が上記の分離手順の1つにより別の化学実体へ変換される場合、所望の形態を遊離させるためにさらなる工程が必要とされることを認識するであろう。あるいは、特定の立体異性体は、光学的に活性な試薬、基質、触媒もしくは溶媒を使用する不斉合成によるか、またはある鏡像異性体が他へ不斉変換により変換することによって合成することもできる。
【0142】
式Iの化合物はまた、二重結合または他の幾何学的不斉中心を含んでもよい。式Iまたは本明細書に示される任意の化学構造に存在する幾何学的不斉中心の立体化学が明示されない場合には、その構造はトランス(E)幾何異性体、シス(Z)幾何異性体、および総てのその混合物を包含することが意図される。同様に、また、そのような互変異性体が平衡状態で存在する場合であれ一形態が優勢に存在する場合であれ、総ての互変異性形が式Iに含まれる。
【0143】
特定の実施態様では、式Iの化合物は、遊離塩基または遊離酸として存在してもよい。
【0144】
特定の実施態様では、式Iの化合物は、酸性官能基を含み得る。特定の他の実施態様では、式Iの化合物は、塩基性官能基を含み得る。よって、当業者ならば、式IまたはIIの化合物の薬学的に許容可能な塩が作製可能であることを認識するであろう。実際に、本発明の特定の実施態様では、式IまたはIIの化合物の薬学的に許容可能な塩は、そのような塩は分子により大きな安定性または溶解度を与え、それにより投与形への処方を容易にし得るので、個々の遊離塩基または遊離酸よりも好ましい場合がある。よって、本発明はさらに、式IまたはIIの化合物の薬学的に許容可能な塩の使用も対象とする。
【0145】
本明細書で使用される場合、「薬学的に許容可能な塩」という用語は、対象化合物の所望の生物活性を保持し、かつ、最小限の望ましくない毒理学的作用を示す塩を意味する。これらの薬学的に許容可能な塩は、化合物の最終単離および精製の際にin situで、またはその遊離酸もしくは遊離塩基形態で精製された化合物をそれぞれ好適な塩基または酸と個別に反応させることによって作製され得る。好適な薬学的に許容可能な塩としては、Berge, Bighley, and Monkhouse, J. Pharm. Sci. (1977) 66, pp 1-19により記載されているものが挙げられる。
【0146】
塩基性アミンまたは他の塩基性官能基を含有する開示の化合物の塩は、遊離塩基を、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、およびリン酸などの無機酸、または酢酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸、コハク酸、マンデル酸、フマル酸、マロン酸、ピルビン酸、シュウ酸、グリコール酸、サリチル酸、ピラノシジル酸(例えば、グルクロン酸もしくはガラクツロン酸)、α−ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸もしくは酒石酸)、アミノ酸(例えば、アスパラギン酸もしくはグルタミン酸)、芳香族酸(例えば、安息香酸もしくは桂皮酸)、スルホン酸(例えば、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、もしくはエタンスルホン酸など)などの有機酸で処理することを含む、当技術分野で公知のいずれの好適な方法で作製してもよい。薬学的に許容可能な塩の例としては、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、リン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプロン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩(malonates succinates) 、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,6−二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニルブトレート(phenylbutrates)、クエン酸塩、乳酸塩、γ−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、マンデル酸塩(tartrates mandelates)、およびスルホン酸塩、例えば、キシレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩およびナフタレン−2−スルホン酸塩が挙げられる。
【0147】
酸性官能基を含有する開示の化合物の塩は、好適な塩基を反応させることによって作製することができる。このような薬学的に許容可能な塩は、薬学的に許容可能な陽イオンを提供する塩基を伴って製造でき、これにはアルカリ金属塩(特に、ナトリウムおよびカリウム)、アルカリ土類金属塩(特に、カルシウムおよびマグネシウム)、アルミニウム塩およびアンモニウム塩、ならびにトリメチルアミン、トリエチルアミン、モルホリン、ピリジン、ピペリジン、ピコリン、ジシクロヘキシルアミン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリ−(2−ヒドロキシエチル)アミン、プロカイン、ジベンジルピペリジン、デヒドロアビエチルアミン、N,N’−ビスデヒドロアビエチルアミン、グルカミン、N−メチルグルカミン、コリジン、コリン、キニーネ、キノリンなどの生理学的に許容可能な有機塩基、ならびにリシンおよびアルギニンなどの塩基性アミノ酸から作製される塩が含まれる。
【0148】
薬学的に許容可能でない他の塩も本発明の化合物の製造に有用である場合があり、これらは本発明のさらなる面をなすと見なされるべきである。トリフルオロ酢酸塩などのこれらの塩は、それら自体は薬学的に許容可能でないが、本発明の化合物およびそれらの薬学的に許容可能な塩を得る上での中間体として有用な塩の作製に有用であり得る。
【0149】
塩基性アミンまたは他の塩基性官能基を含有する本発明の化合物が塩として単離される場合、その化合物の対応する遊離塩基形態は、塩を無機または有機塩基、好適には、その化合物の遊離塩基形態よりも高いpKを有する無機または有機塩基で処理することを含む、当技術分野で公知のいずれの好適な方法によって作製してもよい。同様に、酸性官能基を含有する本発明の化合物が塩として単離される場合、その化合物の対応する遊離酸形態は、塩を無機または有機酸、好適には、その化合物の遊離酸形態よりも低いpKを有する無機または有機酸で処理することを含む、当技術分野で公知のいずれの好適な方法によって作製してもよい。
【0150】
本明細書で使用される場合、「本発明の化合物(複数)」という用語は、式IおよびIIの化合物(遊離塩基または遊離酸として)とそれらの薬学的に許容可能な塩の両方を意味する。また、「本発明の化合物(単数)」という用語も本明細書に見られるが、これも式IまたはIIの化合物(遊離塩基または遊離酸として)とその薬学的に許容可能な塩の両方を意味する。
【0151】
本発明はまた、式Iの化合物の種々の重水素化形態を含む。炭素原子と結合されている利用可能な各水素原子は、重水素原子で独立に置換され得る。当業者ならば、式Iの化合物の重水素化形態をどのようにして合成するかを知っている。市販の重水素化出発材料を式Iの化合物の重水素化形態の作製に採用してもよく、またはそれらは重水素化試薬(例えば、重水素化リチウムアルミニウム)を使用する従来の技術を用いて合成することもできる。
【0152】
本発明の化合物は固体または液体形態で存在し得る。固体状態では、本発明の化合物は結晶形または非結晶形で、またはそれらの混合物として存在し得る。結晶形の本発明の化合物に関して、当業者ならば、結晶化の際に結晶格子中に溶媒分子が組み込まれる薬学的に許容可能な溶媒和物が形成され得ることを認識するであろう。溶媒和物は、エタノール、イソプロパノール、DMSO、酢酸、エタノールアミン、および酢酸エチルなどの非水性溶媒を含んでもよく、またはそれらは結晶格子中に組み込まれる溶媒として水を含んでもよい。結晶格子中に組み込まれる溶媒が水である溶媒和物は一般に「水和物」と呼ばれる。水和物には、化学量論的水和物ならびに種々の量の水を含有する組成物が含まれる。本発明はこのような総ての溶媒和物を含む。
【0153】
当業者ならば、その種々の溶媒和物を含む、結晶形で存在する本発明の特定の化合物は多形性(polymorphism)(すなわち、異なる結晶構造で存在する能力)を示し得ることをさらに認識するであろう。これらの異なる結晶形は一般に「多形(polymorphs)」として知られる。本発明は、このような総ての多形を含む。多形は同じ化学組成を持つが、充填、幾何学的配置、および結晶性固体状態のその他の記述的特性が異なる。従って、多形は、形状、密度、硬度、変形性、安定性、および溶解特性など、異なる物理特性を持ち得る。多形は一般に、異なる融点、IRスペクトル、およびX線粉末回折パターンを示し、これらが同定に使用できる。当業者は、例えば、化合物の製造に使用される反応条件または試薬を変更または調節することによって異なる多形が製造され得ることを認識するであろう。例えば、温度、圧力、または溶媒の変化が多形を生じ得る。加えて、ある多形は、特定の条件下で別の多形へ自発的に変換する場合がある。
【0154】
式Iの化合物およびその薬学的に許容可能な塩は、単独でまたは他の治療薬と組み合わせて使用可能である。従って、本発明による組合せ療法は、少なくとも1つの式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の投与と少なくとも1つの他の治療上有効な薬剤の使用を含んでなる。式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と1または複数の他の治療上有効な薬剤は、単一の医薬組成物中で一緒にまたは別に投与してもよく、別に投与する場合には、これは同時または任意の順序で逐次に行ってもよい。
【0155】
さらなる面において、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を、1以上の他の治療上有効な薬剤および場合により薬学的に許容可能な担体または賦形剤とともに含んでなる組合せ製品が提供される。
【0156】
好適な他の治療薬としては、限定されるものではないが、(1)TNF−α阻害剤;(2)非選択的COX−1/COX−2阻害剤;(3)COX−2阻害剤;(4)グルココルチコイド、メトトレキサート、レフルノミド、スルファサラジン、アザチオプリン、シクロスポリン、タクロリムス、ペニシラミン、ブシラミン、アクタリット、ミゾリビン、ロベンザリット、シクレソニド、ヒドロキシクロロキン、d−ペニシラミン、金チオリンゴ酸塩、オーラノフィンまたは非経口もしくは経口金、シクロホスファミド、リンホスタット−B、BAFF/APRIL阻害剤、例えば、ベリムマブ、およびCTLA−4−Igまたはその模倣剤を含む、炎症性疾患および自己免疫疾患の処置のための他の薬剤;(5)ロイコトリエン生合成阻害剤、5−リポキシゲナーゼ(5−LO)阻害剤または5−リポキシゲナーゼ活性化タンパク質(FLAP)拮抗剤;(6)LTD4受容体拮抗剤;(7)PDE4阻害剤;(8)抗ヒスタミンH1受容体拮抗剤;(9)a1−およびa2−アドレノセプター作動剤;(10)抗コリン作動剤;(11)β−アドレノセプター作動剤;(12)インスリン様増殖因子I型(IGF−1)模倣剤;(13)グルココルチコステロイド;(14)Janusキナーゼ(JAK1および/またはJAK2および/またはJAK3および/またはTYK2)、p38 MAPKおよびIKK2の阻害剤などのキナーゼ阻害剤;(15)リツキシマブなどのB細胞標的生物剤;(16)アバタセプトなどの選択的共刺激調節剤;(17)IL−1阻害剤アナキンラ、IL−6阻害剤トシリズマブまたはシルクマブ、IL−12/IL−23阻害剤ウステキヌマブ、IL−23阻害剤グセルクマブ、および抗IL17抗体などのインターロイキン阻害剤;(18)抗GM−CSF抗体;(19)ペンブロリズマブおよびニボルマブを含む抗PD−1/抗PD−L1抗体、ならびにイピリムマブを含む抗CTLA4抗体などのチェックポイント遮断剤および他の免疫療法;(20)GSK525762などのBET阻害剤;および(21)フルオロウラシル、ベバシズマブ、塩酸イリノテカン、カペシタビン、セツキシマブ、ラムシルマブ、オキサリプラチン、ロイコボリンカルシウム、パニツムマブ、レゴラフェニブ、ziv−アフリバーセプト、トラスツズマブ、メシル酸イマチニブ、リンゴ酸スニチニブ、トシル酸ソラフェニブ 、パクリタキセル、エベロリムス、塩酸エルロチニブ、塩酸ゲムシタビン、マイトマイシンC、ダブラフェニブ、トラメチニブ、ラパチニブ、オファツムマブ、トポテカン、塩酸ドキソルビシン、およびイブルチニブなどの他の腫瘍剤が挙げられる。
【0157】
化合物の製造
式Iの化合物は、従来の有機合成を用いて製造され得る。好適な合成経路は、下記の一般反応スキームで後述する。
【0158】
当業者ならば、本明細書に記載の置換基が本明細書に記載の合成方法に適合しなければ、置換基をその反応条件に安定な好適な保護基で保護し得ることを認識するであろう。保護基は一連の反応の適した時点で除去して所望の中間体または目的化合物を得ることができる。好適な保護基およびそのような好適な保護基を用いて種々の置換基を保護および脱保護するための方法は当業者に周知であり、その例は、T. Greene and P. Wuts, Protecting Groups in Chemical Synthesis (第3版), John Wiley & Sons, NY (1999)に見出すことができる。いくつかの場合、置換基は使用する反応条件下で反応性となるように特に選択することができる。これらの状況下で、それらの反応条件は選択された置換基を、中間化合物として有用であるかまたは目的化合物中の望ましい置換基となる別の置換基に変換する。
【0159】
スキーム1
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
[例示的条件:a)BH・THF、THF、0℃〜RT;b)PCC、CHCl;c)NaBH(OAc)、CHCl、3;d)HCl、MeOH;e)RCOH、DIPEA、HATU、DMF;f)Fe、HOAc、60℃;g)RCOH、DIPEA、HATU、DMF]
【0160】
スキーム1は、式Iの化合物を製造するための一般反応スキームを表し、R1〜R7は上記で定義された通りである。記載の出発材料または試薬は市販されているか、または市販の出発材料から当業者に公知の方法を用いて作製される。
【0161】
安息香酸1をBH・THFにより還元するとベンジルアルコール2が得られる。アルコール2をPCCにより酸化して対応するアルデヒドを得、次いで、3で還元的アミノ化を行うとニトロ化合物4が得られる。4のBoc保護をHCl処理により除去し、得られたアミンを種々の酸と反応させるとニトロ化合物5が得られる。ニトロ化合物5をアミン6に還元し、これを次に種々の酸と反応させると最終的な式Iの化合物が得られる。
スキーム2
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
[例示的条件:a)BH・THF、THF、0℃〜RT;b)PCC、CHCl;c)NaBH(OAc)、CHCl、3;d)Pd/C、MeOH、H;e)RCOH、DIPEA、HATU、DMF;f)HCl、MeOH;g)RCOH、DIPEA、HATU、DMF]
【0162】
スキーム2は、式Iの化合物を製造するためのもう1つの反応スキームを表し、R1〜R7は上記で定義された通りである。記載の出発材料または試薬は市販されているか、または市販の出発材料から当業者に公知の方法を用いて作製される。
【0163】
安息香酸1をBH・THFにより還元するとベンジルアルコール2が得られる。アルコール2をPCCにより対応するアルデヒドに酸化した後、3で還元的アミノ化を行うとニトロ化合物4が得られる。Hの存在下、Pd/Cでニトロ化合物4を還元するとアミンが得られ、これを種々の酸と反応させるとアミド5が得られる。5のBoc保護をHCl処理により除去し、得られたアミンを種々の酸と反応させると最終的な式Iの化合物が得られる。
【実施例】
【0164】
略号
ACN アセトニトリル
AIBN 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル
Aq. 水性
Boc t−ブトキシカルボニル
Bn ベンジル
DAST 三フッ化ジエチルアミノ硫黄
DCC ジシクロヘキシルカルボジイミド
DCM ジクロロメタン
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMAP ジメチルアミノピリジン
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
Dppf 1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
DPPP ジフェニル−1−ピレニルホスフィン
EDC N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド
ESI エレクトロスプレーイオン化
EtOAc 酢酸エチル
HATU O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
HOBt ヒドロキシベンゾトリアゾール
LCMS 液体クロマトグラフィー質量分析
LDA リチウムジイソプロピルアミド
MDAP 質量分析自動分取液体クロマトグラフィー
MS 質量分析
MsCl 塩化メタンスルホニル
NBS N−ブロモスクシンアミド
PCC クロロクロム酸ピリジニウム
RT 室温
sat. 飽和
SM 出発材料
TEA トリエチルアミン
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TsCl 4−メチル−ベンゼンスルホニルクロリド
【0165】
クロマトグラフィー
そうではないことが述べられない限り、クロマトグラフィーは総てシリカカラムを用いて行った。
【0166】
LCMS条件:
1)酸性条件:
移動相:0.05%TFAを含有する水/アセトニトリル
カラム:Agilent SB−C18 4.6×30mm 1.8μm
検出:MSおよびフォトダイオードアレイ検出器(PDA)
2)塩基性条件
移動相:10mM NHHCO水溶液/アセトニトリル
カラム:Waters XBridge C18 4.6×50mm 3.5μm
検出:MSおよびフォトダイオードアレイ検出器(PDA)
【0167】
MDAP条件:
1)酸性条件:f
機器:Waters質量分析自動精製システム
カラム:Waters Sunfire Prep C18カラム(5um、19×50 mm)
移動相:0.05%TFAを含有する水/アセトニトリル
2)塩基性条件:
機器:質量分析自動精製システム
カラム:Xbridge Prep C18カラム(5um、19×50mm)
移動相:0.05%アンモニアを含有する水/アセトニトリル
【0168】
以下の手順では、各出発材料の後に、中間体の参照を一般に示す。これは単に熟練の化学者を補助するために示すものである。出発材料は必ずしも参照されているバッチから製造されたものでなくてもよい。
【0169】
記載1
シス−2−(3−ヒドロキシシクロペンチル)酢酸(D1)
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0170】
メタノール(30mL)および水(5mL)中、2−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オン(300mg)と水酸化カリウム(267mg)の混合物を20℃で12時間撹拌した後、真空濃縮した。1M HCl(aq.)をpH=5まで加え、EtOAc(3×10mL)で抽出し、合わせた有機層を乾燥させ、濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1)により精製し、標題化合物 (150mg)を粘着性油状物として得た。MS (ESI): C7H12O3理論値144;実測値143 [M-H]-
【0171】
記載2
2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)酢酸メチル(D2)
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0172】
Rh/Al(1g)と2−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル(6g)の混合物をMeOH(150mL)に溶かした。この反応混合物を30バールのH下、50℃で6時間水素化した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮し、標題化合物(4g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C9H16O3理論値172;実測値195 [M+Na]+
【0173】
記載3
2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)酢酸(D3)
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0174】
水酸化カリウム(2.61g)と2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)酢酸メチル(D2、4g)の混合物をMeOH(30mL)および水(30mL)に溶かした。この反応混合物を6時間80℃で撹拌した。反応混合物を濃縮し、2M HCl(aq.)でpH=1に酸性化した後、DCM(2×50mL)で抽出した(extrated)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮し、標題化合物(3g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H14O3理論値158;実測値157 [M-H]-
【0175】
記載4
2−(3−ヒドロキシシクロヘキシル)酢酸(D4)
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0176】
水(60mL)中、NaOH(0.5g)、Rh/C(1g)および2−(3−ヒドロキシフェニル)酢酸(1.1g)の混合物を、10バールのH下、80℃で12時間水素化した。濾過し、濾液を1M HCl(aq.)でpH=5に酸性化した後、EtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、標題化合物(600mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H14O3理論値158;実測値157 [M-H]-
【0177】
記載5
4−ヒドロキシブト−2−エン酸(E)−エチル(D5)
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0178】
THF(50mL)中、(E)−4−エトキシ−4−オキソブト−2−エン酸(9g)の溶液に、THF(100mL)中、BH・THF(1M、45mL)溶液を−10℃で滴下した。この反応混合物を徐々に室温まで温め、12時間撹拌した。この反応物を、ガスの発生が見られなくなるまで撹拌しながらAcOH/HO(1:1、v/v、5mL)を加えることにより急冷した。この混合物を真空濃縮し、残渣を飽和NaHCO溶液(50mL)で処理した後、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(2g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H10O3理論値130;実測値131 [M+H]+
【0179】
記載6
4−((3−ブロモテトラヒドロフラン−2−イル)オキシ)ブト−2−エン酸トランス−(E)−エチル(D6)
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
DCM(50mL)中、4−ヒドロキシブト−2−エン酸(E)−エチル(D5、1g)の溶液に、2,3−ジヒドロフラン(0.539g)およびNBS(1.368g)を0℃で加えた。この反応混合物を徐々に室温まで温め、12時間撹拌した。得られた混合物に水(100mL)を加えた後、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=10:1)により精製し、標題化合物(500mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C10H15BrO4理論値278;実測値279 [M+H]+
【0181】
記載7
2−(ヘキサヒドロフロ[2,3−b]フラン−3−イル)酢酸エチル(D7)
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0182】
ベンゼン(30mL)中、4−((3−ブロモテトラヒドロフラン−2−イル)オキシ)ブト−2−エン酸トランス−(E)−エチル(D6、300mg)の溶液に、0℃でトリブチルスタンナン(313mg)およびAIBN(1mg)を加えた。この反応混合物を徐々に80℃に温め、4時間撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(200mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C10H16O4理論値200;実測値201 [M+H]+
【0183】
記載8
2−(ヘキサヒドロフロ[2,3−b]フラン−3−イル)酢酸(D8)
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0184】
エタノール(20mL)および水(10mL)中、2−(ヘキサヒドロフロ[2,3−b]フラン−3−イル)酢酸エチル(D7、180mg)と水酸化ナトリウム(36.0mg)の混合物を80℃で2時間撹拌した後、濃縮した。残渣を2M HCl(aq.)pH=1に酸性化し、EtOAc(10mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(100mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H12O4理論値172;実測値173 [M+H]+
【0185】
記載9
(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)メタノール(D9)
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0186】
トルエン(30mL)中、4−メチルベンゼンスルホン酸(1.925g)と2−(ヒドロキシメチル)ペンタン−1,4−ジオール(1.5g)の混合物を130℃で3時間撹拌した後、EtOAc(100mL)で希釈し、水(100mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(200mg)を黄色油状物として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 4.61-4.60 (m, 1H), 3.89-3.83 (m, 2H), 3.60-3.56 (m, 1H), 3.37-3.27 (m, 2H), 2.38-2.33 (m, 1H), 1.73-1.71 (m, 1H), 1.42-1.40 (m, 1H), 1.15-1.10 (m, 3H)。
【0187】
記載10
(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタノール(D10)
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0188】
THF(20mL)中、3,3−ジフルオロシクロブタンカルボン酸(1g)の混合物に、30分かけてボラン(THF中1M、29.4mL)を加えた。この反応混合物を20℃で6時間撹拌した後、真空濃縮し、標題化合物(1g)を白色固体として得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3): 3.72-3.70 (m, 2H), 2.68-2.62 (m, 2H), 2.40-2.33 (m, 3H)。
【0189】
記載11
4−メチルベンゼンスルホン酸(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)メチル(D11)
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0190】
ピリジン(5mL)中、(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)メタノール(D9、200mg)の混合物に、4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(985mg)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した後、EtOAc(25mL)および水(20mL)で希釈した。有機層を分離し、水(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=8:1)により精製し、標題化合物(300mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C13H18O4S理論値270;実測値271 [M+H]+
【0191】
記載12
4−メチルベンゼンスルホン酸(3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル(D12)
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0192】
D12は、D11に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C12H14F2O3S理論値276;実測値294 [M+NH4]+
【0193】
記載13
2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトニトリル(D13)
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0194】
DMSO(5mL)中、4−メチルベンゼンスルホン酸(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)メチル(D11、300mg)とNaCN(65.3mg)の混合物を80℃で一晩撹拌した。この反応混合物を水(50mL)に注ぎ、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄し、乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(180mg)を得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3): 4.24-3.90 (m, 2H), 3.51-3.44 (m, 1H), 2.62 (brs, 1H), 2.55-2.42 (m, 2H), 1.92-1.75 (m, 2H), 1.28-1.24 (m, 3H)。
【0195】
記載14
2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトニトリル(D14)
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0196】
D14は、D13に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 2.84-2.82 (m, 2H), 2.63-2.49 (m, 3H), 2.43-2.39 (m, 2H)。
【0197】
記載15
2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)酢酸(D15)
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0198】
エタノール(2mL)および水(2mL)中、2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトニトリル(D13、180mg)と水酸化カリウム(161mg)の混合物を70℃で一晩、添加撹拌した後、真空下で蒸発させた。残渣を2M HCl(aq.)でpH=1に酸性化した後、DCM(10mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(100mg)を黄色油状物(シス/トランス混合物)として得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3): 4.15-3.87 (m, 2H), 3.62-3.32 (m, 1H), 2.79-2.19 (m, 3H), 1.81-1.66 (m, 2H), 1.31-1.18 (m, 3H)。
【0199】
記載16
2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)酢酸(D16)
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0200】
D16は、D15に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 12.21 (brs, 1H), 2.72-2.62 (m, 2H), 2.55-2.26 (m, 5H)。
【0201】
記載17
2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(D17)
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0202】
ブト−3−エン−1−オール(7.21g)、2,4,6−トリメチル−1,3,5−トリオキサン(4.40g)および20%HSO(12g)の混合物を2日間85℃に加熱した。この混合物を室温まで冷却し、エーテル(4×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、標題化合物(7.5g)を得た。MS (EI): C6H12O2理論値116;実測値116 [M]+・
【0203】
記載18
2−メチルジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(D18)
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0204】
DCM(200mL)中、2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(D17、12.5g)の溶液に、PCC(23.20g)を0℃で数回に分けて加えた。添加後、この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物に石油エーテル(200mL)およびシリカゲル(100g)を加えた。この混合物を30分間撹拌した後、セライトで濾過し、ケークをEtOAc−石油エーテル(1:4、100mL)で洗浄した。濾液を乾燥させ、蒸発させると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1から10:1へ)により精製し、標題化合物(6.5g)を淡黄色油状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 4.31-4.26 (m, 1H), 3.78-3.66 (m, 2H), 2.63-2.54 (m, 1H), 2.43-2.25 (m, 3H), 1.32 (d, J = 6.4 Hz, 3H)。
【0205】
記載19
2−(2−メチルジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル(D19)
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0206】
DMF(100mL)中、2−(ジエトキシホスホリル)酢酸エチル(14.04g)の氷冷溶液に、水素化ナトリウム(2.505g)を数回に分けて加えた。添加後、この混合物を0℃で30分間撹拌し、2−メチルジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−オン(D18、6.5g)を滴下した。この反応混合物を0℃で1時間撹拌し、氷水(200mL)に注ぎ、EtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発させると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)により精製し、標題化合物(12.5g)を無色の油状物として得た。MS (EI): C10H16O3理論値184;実測値184 [M]+
【0207】
記載20〜21
記載20〜21は、D19に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
D20 2−(3−メチルジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル
D21 2−(2−メチルジヒドロフラン−3(2H)−イリデン)酢酸エチル
【0208】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0209】
記載22
2−(2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸エチル(D22)
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0210】
エタノール(150mL)中、2−(2−メチルジヒドロ−2H−ピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル(D19、12.5g)とPd/C(1g)の混合物を、H雰囲気(1気圧)下、室温で一晩撹拌した。この混合物をセライトで濾過し、ケークをDCMで洗浄した。濾液を真空濃縮し、標題化合物(12.2g)を無色の油状物として得た。MS (EI): C10H18O3理論値186;実測値186 [M]+・
【0211】
記載23〜24
記載23および24は、D22に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
D23 2−(3−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸エチル
D24 2−(2−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)酢酸エチル
【0212】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0213】
記載25
2−(2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸(D25)
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【0214】
THF(40mL)および水(80mL)中、2−(2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸エチル(D22、12.2g)および水酸化ナトリウム(3.93g)の混合物を3時間60℃に加熱した。この混合物を濃縮し、残った水相を希HClでpH=2に調整し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(chromatograohy)(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1から2:1へ)により精製し、標題化合物(7.15g)を無色の油状物として得た。MS (EI): C8H14O3理論値158;実測値158 [M]+
【0215】
記載26〜27
記載26および27は、D25に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
D26 2−(3−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)酢酸
D27 2−(2−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)酢酸
【0216】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
記載28
3−(クロロメチル)−4−メチルテトラヒドロフラン(D28)
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【0217】
THF(100mL)中、3−(アリルオキシ)プロプ−1−エン(5g)と塩化鉄III(9.92g)の混合物を0℃に冷却した後、NaBH(2.89g)を加えた。得られた懸濁液をO雰囲気下、室温で一晩撹拌した。この混合物を水(100mL)に注ぎ、エーテル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、粗標題化合物(7.5g)を得た。MS (EI): C6H11ClO理論値134;実測値134 [M]+
【0218】
記載29
2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトニトリル(D29)
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【0219】
DMSO(100mL)中、3−(クロロメチル)−4−メチルテトラヒドロフラン(D28、7.5g)とNaCN(4g)の混合物を20時間、90℃に加熱した後、氷(200g)に注ぎ、EtOAc(4×50mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和LiCl水溶液(2×100mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発させ、粗標題化合物(4.0g)を褐色油状物として得た。MS (ESI): C7H11NO理論値125;実測値124 [M-H]-
【0220】
記載30
2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)酢酸(D30)
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0221】
エタノール(50mL)中、2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトニトリル(D29、4.0g)と水酸化カリウム(1.793g)の混合物を85℃で24時間加熱した。この混合物を蒸発乾固させ、残渣を水(100mL)に溶かし、エーテル(2×50mL)で洗浄した。水層をKHSO溶液でpH=3に酸性化した後、エーテル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(800mg)を黄色油状物(シスおよびトランス異性体)として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 4.14-3.94 (m, 2H), 3.57-3.33 (m, 2H), 2.68-2.10 (m, 3H), 2.19-1.80 (m, 1H), 1.05-0.95 (m, 3H)。
【0222】
記載31
2−(1−ヨードエチル)テトラヒドロフラン(D31)
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0223】
トルエン(100mL)中、(Z)−ヘクス−4−エン−1−オール(2.2g)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.538g)と1−ヨードピロリジン−2,5−ジオン(5.93g)の混合物を室温で2時間撹拌した後、セライトで濾過した。濾液を真空濃縮し、残渣を水(100mL)とEtOAc(100mL)とで分液した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=8:1)により精製し、標題化合物(2.78g)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 4.20-4.14 (m, 1H), 3.98-3.93 (m, 1H), 3.87-3.82 (m, 1H), 3.75-3.70 (m, 1H), 2.10-1.91 (m, 3H), 1.92 (d, J =7.0 Hz, 3H), 1.69-1.60 (m, 1H)。MS (EI): C6H11IO理論値226;実測値226 [M]+
【0224】
記載32
2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンニトリル(D32)
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0225】
水(12mL)およびエタノール(20mL)中、2−(1−ヨードエチル)テトラヒドロフラン(D31、2.71g)とNaCN(1.176g)の混合物を18時間還流させた。この混合物を真空下で蒸発させ、粗標題化合物(1.5g)を得た。MS (ESI): C7H11NO理論値125;実測値 質量得られず(found no mass)。
【0226】
記載33
2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパン酸(D33)
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0227】
エタノール(16mL)中、2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンニトリル(D32、1.5g)とKOH(4.5g)の混合物を85℃で18時間加熱した後、濃縮した。残渣を4M HCl(aq.)でpH=5に酸性化し、DCM(8mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=3:1)により精製し、標題化合物(410mg)を橙色油状物として得た。MS (ESI): C7H12O3理論値144;実測値145 [M+H]+
【0228】
記載34
2−(ジヒドロフラン−3(2H)−イリデン)プロパン酸エチル(D34)
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
0℃でTHF(60mL)中、水素化ナトリウム(1.394g)の溶液に、N下で2−(ジエトキシホスホリル)プロパン酸エチル(8.29g)を滴下した。この混合物を0℃で30分間、混合物が透明になるまで撹拌した後、ジヒドロフラン−3(2H)−オン(1.5g)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、水(100mL)で急冷した。この混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、乾燥させ、真空下で蒸発させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=30:1)により精製し、標題化合物(1.3g)を得た。MS (ESI): C9H14O3理論値170;実測値171 [M+H]+
【0230】
記載35
2−(テトラヒドロフラン−3−イル)プロパン酸エチル(D35)
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0231】
メタノール(15mL)中、2−(ジヒドロフラン−3(2H)−イリデン)プロパン酸エチル(D34、2.0g)と10%パラジウム炭素(0.250g)の混合物をH(1気圧)下、30℃で2時間撹拌した。この混合物をセライトで濾過し、濾液を真空濃縮し、標題化合物(2.1g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C9H16O3理論値172;実測値173 [M+H]+
【0232】
記載36
2−(テトラヒドロフラン−3−イル)プロパン酸(D36)
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
エタノール(10mL)および水(10mL)中、2−(テトラヒドロフラン−3−イル)プロパン酸エチル(D35、2.1g)の混合物に、LiOH水溶液(4M、15.24mL)を加えた。この混合物を30℃で4時間撹拌した後、蒸発させ、大部分のEtOHを除去した。残渣をEtOAc(2×50mL)で洗浄し、水層を3M HCl(aq.)でpH=3に調整した後、EtOAc(4×50mL)で抽出した。合わせた有機液を乾燥させ、真空下で蒸発させ、標題化合物(1.2g)を黄色油状物として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 12.18 (s, 1H), 3.79-3.58 (m, 3H), 3.35-3.28 (m, 1H), 2.28-2.23 (m, 2H), 2.00-1.91 (m, 1H), 1.55-1.50 (m, 1H), 1.10-1.00 (m, 3H)。MS (EI): C7H12O3理論値144;実測値143 [M-H]-
【0234】
記載37
4−メトキシブタン酸(D37)
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
THF(6mL)中、4−メトキシブタン酸メチル(555.6mg)の溶液に、水酸化ナトリウム(6.31mL)(2M水溶液)を加え、この反応混合物を一晩撹拌した。大部分の溶媒を回転蒸発により除去し、水(5mL)で希釈し、DCM(5mL)で洗浄した。水層を3M HCl(aq.)でpH=2に酸性化し、EtOAcで2回抽出した(2×15mL)。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、標題化合物(491.3mg)を無色の油状物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 12.02 (s, 1H), 3.30 (t, J = 6.6 Hz, 2H), 3.21 (s, 3H), 2.23 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.71 (quin, J = 6.9 Hz, 2H)。
【0236】
記載38
2−(2−オキソシクロヘキシル)酢酸エチル(D38)
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0237】
ベンゼン(30mL)中、4−(シクロヘクス−1−エン−1−イル)モルホリン(2.0g)と2−ブロモ酢酸エチル(3.0g)の混合物を50℃で一晩撹拌した。この反応混合物を濃縮した。残渣に水(50mL)およびEtOAc(50mL)を加えた。得られた混合物を抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(1g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C10H16O3理論値184;実測値185 [M+H]+
【0238】
記載39
2−(2−オキソシクロヘキシル)酢酸(D39)
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0239】
メタノール(20mL)および水(20mL)中、2−(2−オキソシクロヘキシル)酢酸エチル(D38、1g)と水酸化カリウム(0.305g)の混合物を60℃で2時間撹拌した後、真空濃縮した。残渣を2M HCl(aq.)でpH=1に酸性化した後、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮し、標題化合物(300mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H12O3理論値156;実測値155 [M-H]-
【0240】
記載40
2−(2−オキソシクロペンチル)酢酸(D40)
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0241】
メタノール(20mL)および水(20mL)中、2−(2−オキソシクロペンチル)酢酸エチル(600mg)と水酸化カリウム(396mg)の混合物を60℃で3時間撹拌した後、真空濃縮した。残渣を2M HCl(aq.)でpH=1に酸性化し、EtOAc(10mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(300mg)を油状物として得た。MS (ESI): C7H10O3理論値142;実測値141 [M-H]-
【0242】
記載41
4−(メチルチオ)ブタン酸メチル(D41)
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0243】
DMF(16mL)中、4−ブロモブタン酸メチル(905mg)およびメタンチオール酸ナトリウム(526mg)の混合物を80℃で一晩加熱した。この混合物を水(15mL)で希釈し、EtOAc(40mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(760mg)を無色の油状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 3.67 (s, 3H), 2.53 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.44 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.09 (s, 3H), 1.92 (quin, J = 7.2 Hz, 2H)。MS (EI): C6H12O2S理論値148;実測値148 [M]+
【0244】
記載42
4−(メチルスルホニル)ブタン酸メチル(D42)
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0245】
氷浴で冷却しながら無水酢酸(2.363mL)および酢酸(2.4mL)に4−(メチルチオ)ブタン酸メチル(D41、741mg)を加え、30分間撹拌した後、H(30%)(5.11mL)を15分かけて滴下した。この混合物を0℃で18時間撹拌し、微量のMnOを加えて過剰なHを急冷し、混合物をさらに30分間撹拌した。有機溶媒を真空下で除去した。残渣を飽和NaCO溶液(10mL)とEtOAc(30mL)とで分液した。有機層をブライン(30mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(440mg)を無色の油状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 3.69 (s, 3H), 3.13-3.07 (m, 2H), 2.92 (s, 3H), 2.54 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.21-2.11 (m, 2H)。MS (ESI): C6H12O4S理論値180;実測値181 [M+H]+
【0246】
記載43
4−(メチルスルホニル)ブタン酸(D43)
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0247】
THF(10mL)中、4−(メチルスルホニル)ブタン酸メチル(D42、0.44g)とLiOH水溶液(2M、3.66mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を水(8mL)およびEtOAc(16mL)で希釈した。有機層を廃棄し、水相を1M HCl(aq.)でpH=5〜6に酸性化し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(310mg)をを白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 12.21 (brs, 1H), 3.13 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 2.96 (s, 3H), 2.39 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 1.89 (quin, J = 7.7 Hz, 2H)。MS (ESI): C5H10O4S理論値166;実測値167 [M+H]+
【0248】
記載44
2−(チエタン−3−イリデン)酢酸エチル(D44)
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
DCM(100mL)中、チエタン−3−オン(8g)の溶液に、DCM(50mL)中2−(トリフェニルホスホランイリデン)酢酸エチル(31.6g)を0℃で30分かけて滴下した。この反応混合物を徐々に室温まで温め、6時間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣をブライン(50mL)とEtOAc(50mL)とで分液した。水層をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(5g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H10O2S理論値158;実測値159 [M+H]+
【0250】
記載45
D45 2−(ジヒドロ−2H−チオピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0251】
記載45は、D44に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C9H14O2S理論値186;実測値187 [M+H]+
【0252】
記載46
2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イリデン)酢酸エチル(D46)
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0253】
DCM(50mL)中、2−(チエタン−3−イリデン)酢酸エチル(D44、500mg)の溶液に、3−クロロベンゾペルオキソ酸(1091mg)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を飽和NaHCO溶液(20mL)とEtOAc(20mL)とで分液した。水層をEtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(300mg)黄色固体として得た。MS (ESI): C7H10O4S理論値190;実測値191 [M+H]+
【0254】
記載47
2−(1,1−ジオキシドジヒドロ−2H−チオピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル(D47)
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0255】
記載47は、D46に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C9H14O4S理論値218;実測値219 [M+H]+
【0256】
記載48
2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)酢酸エチル(D48)
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0257】
メタノール(10mL)中、2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イリデン)酢酸エチル(D46、300mg)と10%Pd/C(168mg)の混合物を、H雰囲気(1気圧)下、20℃で12時間水素化した。この混合物をセライトで濾過し、濾液を真空濃縮し、標題化合物(200mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H12O4S理論値192;実測値193 [M+H]+
【0258】
記載49
2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)酢酸エチル(D49)
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0259】
エタノール(20mL)中、塩化ニッケルII(594mg)とNaBH(433mg)の混合物に、0℃で2−(1,1−ジオキシドジヒドロ−2H−チオピラン−4(3H)−イリデン)酢酸エチル(D47、500mg)を加えた。この反応混合物を徐々に室温まで温め、室温で6時間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣を飽和NaCl溶液(50mL)で処理し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×50mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、分離し、濃縮し、標題化合物(300mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C9H16O4S理論値220;実測値221 [M+H]+
【0260】
記載50
2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)酢酸(D50)
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0261】
メタノール(20mL)および水(20mL)中、水酸化カリウム(88mg)と2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)酢酸エチル(D48、150mg)の混合物を80℃で2時間撹拌した。この反応混合物を真空濃縮した。残渣を2M HCl(aq.)でpH=1に酸性化し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(120mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C5H8O4S理論値164;実測値163 [M-H]-
【0262】
記載51
2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)酢酸(D51)
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0263】
記載51は、D50に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C7H12O4S理論値192;実測値215 [M+Na]+
【0264】
記載52
3−(トシルオキシ)シクロブタンカルボン酸エチル(D52)
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0265】
DCM(40mL)中、3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸エチル(800mg)の溶液に、室温でTsCl(1.14g)およびピリジン(0.898mL)を加えた。次に、この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を水(2×20mL)で洗浄した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、真空濃縮すると粗物質が黄色油状物として残り、これをフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)により精製し、標題化合物(600mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C14H18O5S理論値298;実測値299 [M+H]+
【0266】
記載53
3−(メチルチオ)シクロブタンカルボン酸エチル(D53)
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0267】
DMF(50mL)中、3−(トシルオキシ)シクロブタンカルボン酸エチル(D52、1.6g)の溶液に、メタンチオール酸ナトリウム(3.76g)を加えた。この反応混合物を90℃で一晩撹拌した。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣をEtOAc(20mL)と水(20mL)とで分液した(was partition)。有機層を乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(600mg)を褐色油状物として得た。MS (EI): C8H14O2S理論値174;実測値174 [M]+
【0268】
記載54
3−(メチルチオ)シクロブタンカルボン酸(D54)
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0269】
メタノール(10mL)中、3−(メチルチオ)シクロブタンカルボン酸エチル(D53、400mg)の溶液に、室温で、水(5mL)中、NaOH(184mg)の溶液を加え、この混合物を室温で一晩撹拌した後、真空濃縮し、残渣を1M HClでpH=5に酸性化した。生じた固体を濾取し、標題化合物(300mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C6H10O2S理論値146;実測値 質量得られず。
【0270】
記載55
2−(ジヒドロ−2H−チオピラン−3(4H)−イリデン)酢酸エチル(D55)
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0271】
DMF(3mL)中、ジヒドロ−2H−チオピラン−3(4H)−オン(410mg)の混合物に、2−(ジエトキシホスホリル)酢酸エチル(1187mg)およびKCO(488mg)を加えた。この反応混合物を80℃で3時間撹拌した。この混合物を水(50mL)に注ぎ、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル)により精製し、標題化合物(584mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C9H14O2S理論値186;実測値187 [M+H]+
【0272】
記載56
2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)酢酸エチル(D56)
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0273】
エタノール(6mL)にNaBH(471mg)を加えた。この混合物を氷浴中で冷却し、塩化ニッケルII(404mg)を加えた。上記の混合物に、エタノール(1mL)中、2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)酢酸エチル(D55、500mg)をゆっくり加えた。この反応混合物を室温まで温め、室温で一晩撹拌した。この混合物を真空下で濃縮し、標題化合物(500mg)を暗色の油状物として得た。MS (ESI): C9H16O2S理論値188;実測値189 [M+H]+
【0274】
記載57
2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)酢酸(D57)
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0275】
MeOH(12mL)中、2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)酢酸エチル(D56、500mg)の溶液に、水(12.00mL)中、水酸化ナトリウム(212mg)の溶液を加えた。この混合物を18℃で一晩撹拌した。反応が完了した後、有機溶媒を真空下で除去した。水層をDCM(10mL)で洗浄し、1M HCl(aq.)でpH=6に酸性化し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発させ、標題化合物(400mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C7H12O2S理論値160;実測値 質量得られず。
【0276】
記載58
2−(ジヒドロチオフェン−3(2H)−イリデン)酢酸エチル(D58)
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0277】
水浴中、無水THF(2mL)中、2−(ジエトキシホスホリル)酢酸エチル(346mg)の溶液に、水素化ナトリウム(37.0mg)を少量ずつ加えた。この混合物を18℃で0.5時間撹拌した。次に、この反応混合物を−70℃に冷却し、ジヒドロチオフェン−3(2H)−オン(105mg)を加えた。反応混合物を−70℃で1時間撹拌した後、水(2mL)に注ぎ、EtOAc(2×10mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/THF=100:1)により精製し、標題化合物(142mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C8H12O2S理論値172;実測値173 [M+H]+
【0278】
記載59
2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)酢酸エチル(D59)
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0279】
NaBH(156mg)をエタノール(4mL)に溶かし、氷水浴中、塩化ニッケルII(107mg)を加えた。2−(ジヒドロチオフェン−3(2H)−イリデン)酢酸エチル(D58、142mg)を上記の混合物にゆっくり加えた後、この反応混合物をゆっくり室温まで温め、一晩撹拌した。この混合物を真空下で濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=100:1)により精製し、標題化合物(118mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C8H14O2S理論値174;実測値175 [M+H]+
【0280】
記載60
2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)酢酸(D60)
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0281】
MeOH(5mL)中、2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)酢酸エチル(D59、118mg)の溶液に、水(5.00mL)中、水酸化ナトリウム(54.2mg)の溶液を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。真空下で有機溶媒を除去した後、残渣を3M HCl(aq.)でpH<6に酸性化し、EtOAc(15mL)で抽出した。有機層を分離し、濃縮し、標題化合物(88mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C6H10O2S理論値146;実測値145 [M-H]-
【0282】
記載61
2−(テトラヒドロチオフェン−2−イル)酢酸(D61)
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0283】
2,2,2−トリフルオロ酢酸(8.02g)とトリエチルシラン(9.81g)の混合物に、2−(チオフェン−2−イル)酢酸(2g)およびBF・EtO(1.908g)を加えた。この反応混合物を徐々に室温まで温め、90℃で4日間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣にブライン(50mL)を加えた。この混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(1g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H10O2S理論値146;実測値145 [M-H]-
【0284】
記載62
1−ブロモシクロブタンカルボン酸エチル(D62)
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0285】
CCl(100mL)中、シクロブタンカルボン酸エチル(10g)の溶液に、NBS(20.83g)およびAIBN(1.281g)を加えた。この混合物を80℃で2時間撹拌した。水(50mL)を加え、この混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機液を飽和NaHCO3(50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=100:1)により精製し、標題化合物(10g)を黄色油状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 4.26 (q, J = 14.4, 7.2 Hz, 2H), 2.95-2.88 (m, 2H), 2.67-2.59 (m, 2H), 2.26-2.21 (m, 1H), 1.91-1.86 (m, 1H), 1.32 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
【0286】
記載63
シクロブト−1−エンカルボン酸(D63)
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0287】
トルエン(50mL)中、1−ブロモシクロブタンカルボン酸エチル(D62、4g)の溶液に、水酸化カリウム(5.42g)を加えた。この混合物を110℃で2時間撹拌し、真空下で蒸発させた。残渣に水(50mL)を加えた。この混合物をpH=6に調整し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO(50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させ、標題化合物(1.8g)を褐色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 12.25 (brs, 1H), 6.75 (s, 1H), 2.58 (t, J = 3.2 Hz, 2H), 2.38 (t, J = 2.8 Hz, 2H)。
【0288】
記載64
2−(アセチルチオ)シクロブタンカルボン酸(D64)
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0289】
CCl(10mL)中、シクロブト−1−エンカルボン酸(D63、500mg)の溶液に、チオ酢酸(776mg)を加えた。この混合物を室温で48時間撹拌し、真空下で蒸発させた。残渣に水(50mL)を加え、この混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させ、粗標題化合物(300mg)を褐色油状物として得た。MS (ESI): C7H11O3S理論値174;実測値 質量得られず。
【0290】
記載65
3−メチレンシクロブタンカルボン酸(D65)
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0291】
エタノール(20mL)中、3−メチレンシクロブタンカルボニトリル(5.0g)の溶液に、KOH水溶液(35%、34.4g)を加え、得られた混合物を一晩、加熱還流した。エタノールを減圧下で除去した。残渣を10℃未満に冷却し、濃HClでpH=5に酸性化した。この混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(6.01g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H8O2理論値112;実測値111 [M-H]-
【0292】
記載66
3−メチレンシクロブタンカルボキシレート(D66)
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0293】
アセトン(100mL)中、3−メチレンシクロブタンカルボン酸(D65、6.0g)、KCO(14.79g)およびMeSO(7.67mL)の混合物を2時間、加熱還流した。この反応混合物を室温まで冷却し、濾過した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)で精製し、標題化合物(2.1g)を無色の油状物として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 4.80-4.75 (m, 2H), 3.62 (s, 3H), 3.20-3.12 (m, 1H), 2.89-2.81 (m, 4H)。
【0294】
記載67
スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボン酸メチル(D67)
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0295】
DCM(30mL)中、ジエチル亜鉛(ヘキサン中1.0M)(39.6mL)の氷冷(0℃)溶液に、DCM(10mL)中、TFA(3.05mL)の溶液を滴下した。1時間撹拌した後、DCM(10mL)中、ジヨードメタン(10.62g)を導入した。40分後、DCM(4mL)中、シクロブタンカルボン酸メチル3−メチレン(D66、2.0g)の溶液を滴下した。この反応物を室温で2時間撹拌した後、飽和NHCl溶液(30mL)で急冷した。有機層を分離し、乾燥させ、濃縮し、標題化合物(1.9g)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H12O2理論値140;実測値139 [M-H]-
【0296】
記載68
スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボン酸(D68)
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
THF(10mL)中、スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボン酸メチル(D67、0.50g)とLiOH水溶液(2M、5.35mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を水(8mL)およびEtOAc(16mL)で希釈した。抽出し、有機層を廃棄し、水層を1M HCl(aq.)でpH=5〜6に酸性化した後、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(200mg)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H10O2理論値126;実測値125 [M-H]-
【0298】
記載69
2−(ジフルオロメトキシ)酢酸ベンジル(D69)
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
2−ヒドロキシ酢酸ベンジル(1246mg)、硫酸ナトリウム(213mg)、およびアセトニトリル(16mL)を、マグネチックスターラー、滴下漏斗および還流冷却器を備えた100mlの二口フラスコに入れた。次に、2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)酢酸(3.10mL)を45℃で撹拌しながら加えた。添加後、この混合物をこの温度でさらに2時間撹拌した。この反応混合物を10%炭酸ナトリウム水溶液(50mL)に注ぎ、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた抽出液を水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(301mg)を無色の油状物として得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3): 7.41-7.33 (m, 5H), 6.36 (t, J = 73.2 Hz, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.46 (s, 2H)。MS (EI): C10H10F2O3理論値216;実測値216 [M]+
【0300】
記載70
2−(ジフルオロメトキシ)酢酸(D70)
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0301】
2−(ジフルオロメトキシ)酢酸ベンジル(D69、280mg)をEtOAc(12mL)に溶かした。DIPEA(0.226mL)を加えた。次に、パラジウム炭素(50mg、10%)を窒素雰囲気下で加えた。この反応物を24時間水素化した(1バールのH)。セライトパッドで濾過し、濃縮し、標題化合物をアンモニウム塩(200mg)として得た。MS (ESI): C3H4F2O3理論値126;実測値125 [M-H]-
【0302】
記載71
3−ヒドロキシプロパン酸ベンジル(D71)
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0303】
0℃でフェニルメタノール(72.0g)中、ナトリウムメトキシド(0.300g)の撹拌溶液に、オキセタン−2−オン(8.0g)を加えた。撹拌をさらに12時間50℃で続けた。この反応混合物を水で洗浄し、乾燥させ、蒸留し、標題化合物を無色の油状物として得た。MS (ESI): C10H12O3理論値180;実測値181 [M+H]+
【0304】
記載72
3−(ジフルオロメトキシ)プロパン酸ベンジル(D72)
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
3−ヒドロキシプロパン酸ベンジル(D71、1.0g)、硫酸ナトリウム(0.158g)、およびアセトニトリル(16mL)を、マグネチックスターラー、滴下漏斗および還流冷却器を備えた100mlの二口フラスコに入れた。次に、2,2−ジフルオロ−2−(フルオロスルホニル)酢酸(2.294mL)を45℃で撹拌しながら加えた。添加後、この混合物をこの温度でさらに2時間撹拌した。この反応混合物を10%炭酸ナトリウム水溶液(30mL)に注ぎ、EtOAc(3×30mL)で抽出した。合わせた抽出液を水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(100mg)を無色の油状物として得た1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.41-7.38 (m, 5H), 6.22 (t, J = 74.4 Hz, 1H), 5.19 (s, 2H), 4.18 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.74 (t, J = 6.0 Hz, 2H)。 19F (376 MHz, CDCl3): -84。5, -84。7。MS (ESI): C11H12F2O3理論値230;実測値 質量得られず。
【0306】
記載73
3−(ジフルオロメトキシ)プロパン酸(D73)
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0307】
EtOAc(12mL)中、3−(ジフルオロメトキシ)プロパン酸ベンジル(D72、100mg)、DIPEA(0.076mL)およびパラジウム炭素(50mg、10%)の混合物を水素雰囲気(1気圧)下、室温で24時間水素化した。この混合物をセライトパッドで濾過し、濃縮し、標題化合物をアンモニウム塩(60mg)として得た。MS (ESI): C4H6F2O3理論値140;実測値139 [M-H]-
【0308】
記載74
1−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(D74)
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
2−メチレンコハク酸(20g)とメタンアミン(17.90g)(HO中40%溶液)の混合物を2時間115℃に加熱した後、室温まで冷却した。この混合物を蒸発させて大部分の溶媒を除去した。残渣を濃HCl酸でpH=3に酸性化し、生じた白色固体を吸引により回収すると粗生成物が白色固体として残り、これをEtOAc(30mL)からの再結晶によりさらに精製し、標題化合物(12g)を白色固体として得た。MS (ESI): C6H9NO3理論値143;実測値142 [M-H]-
【0310】
記載75
4−(2−ジアゾアセチル)−1−メチルピロリジン−2−オン(D75)
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0311】
DCM(40mL)中、1−メチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(D74、2.86g)の懸濁液に0.5mLのDMFを加え、次いで、塩化オキサリル(5mL)を滴下した。添加後、この混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、蒸発させると粗塩化アシルが残った。上記粗塩化アシルをTHF(20mL)/アセトニトリル(20mL)の混合物に再溶解させた後、0℃に冷却した。TMS−ジアゾメタン(20mL)(ヘキサン中2M溶液)を滴下した。添加後、この混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を蒸発させて粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=10:1)により精製し、標題化合物(1g)を褐色油状物として得た。MS (ESI): C7H9N3O2理論値167;実測値168 [M+H]+
【0312】
記載76
2−(1−メチル−5−オキソピロリジン−3−イル)酢酸(D76)
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0313】
THF(100mL)および蒸留水(50mL)中、4−(2−ジアゾアセチル)−1−メチルピロリジン−2−オン(D75、1g)の溶液に、硝酸銀(1.016g)を得た。この混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を蒸発させてTHFを除去した。水相を1M HCl(aq.)でpH=3に調整した後、EtOAc(6×50mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濾過し、蒸発させ、標題化合物(800mg)を褐色油状物として得た。MS (ESI): C7H11NO3理論値157;実測値156 [M-H]-
【0314】
記載77
3−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(D77)
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0315】
無水THF(50mL)中、2−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5g)の溶液を−78℃に冷却した後、THF中LDA(2.89g)溶液を滴下した。この混合物を−78℃で1時間撹拌した後、2−ブロモ酢酸エチル(13.50mL)wを滴下した。添加後、この混合物を−78℃で1時間撹拌し、次いで、室温まで温め、16時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)とEtOAc(50mL)とで分液した。水層をEtOAc(2×50mL)で2回抽出した。合わせた抽出液を乾燥させ、分離し(seperated)、減圧下で濃縮すると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1)により精製し、標題化合物(3g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C13H21NO5理論値271;実測値172 [M+2H-Boc]+
【0316】
記載78
2−(2−オキソピロリジン−3−イル)酢酸エチル塩酸塩(D78)
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
MeOH(20mL)中、3−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−2−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(D77、3g)の溶液に、ジオキサン中、塩化水素(13.82mL)の溶液を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、濃縮し、標題化合物(2g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H13NO3理論値171;実測値172 [M+H]+
【0318】
記載79
2−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)酢酸エチル(D79)
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0319】
THF(10mL)中、2−(2−オキソピロリジン−3−イル)酢酸エチル塩酸塩(D78、500mg)の溶液に、NaH(105mg)を加えた。この混合物を0℃で10分間撹拌した後、MeI(0.274mL)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。水(40mL)を加え、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO(50mL)、水(50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(300mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C9H15NO3理論値185;実測値186 [M+H]+
【0320】
記載80
2−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)酢酸(D80)
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
2−(1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)酢酸エチル(D79、300mg)をTHF(5mL)および水(5mL)に溶かした後、水酸化ナトリウム(4M、2.025mL)水溶液を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した。水(30mL)を加え、この混合物をEtOAc(30mL)で洗浄した。水相を2M HCl(aq.)でpH=6に調整し、凍結乾燥させ、粗標題化合物(200mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H11NO3理論値157;実測値158 [M+H]+
【0322】
記載81
1−エチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(D81)
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0323】
イソプロパノール(50mL)中、2−メチレンコハク酸(10g)とびエタンアミン(50mL)(THF中2M溶液)の混合物を一晩120℃に加熱した後、蒸発させて大部分の溶媒を除去した。残渣を濃HCl溶液でpH=2に酸性化した後、真空下で蒸発させた。残渣にDCM/MeOH(60mL、5:1)の混合物を加えた後、無水硫酸ナトリウム(20g)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、濾過した。濾液を蒸発させ、標題化合物(4g)を粘着性油状物として得た。MS (ESI): C7H11NO3理論値157;実測値156 [M-H]-
【0324】
記載82
1−エチル−5−オキソピロリジン−3−カルボニルクロリド(D82)
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0325】
乾燥DCM(6mL)中、1−エチル−5−オキソピロリジン−3−カルボン酸(D81、1.6g)の溶液に、二塩化硫黄(4.84g)を加えた。この混合物を40℃で一晩撹拌した後、真空下で蒸発させた。残渣を無水DCM(10mL)に再溶解させ、減圧下で濃縮し、標題化合物(1.8g)を褐色油状物として得た。MS (ESI): C8H13NO3理論値171;実測値172 [M+H]+(サンプルをMeOHに溶かすことにより対応するメチルエステルに変換し、LCMSに送った)。
【0326】
記載83
4−(2−ジアゾアセチル)−1−エチルピロリジン−2−オン(D83)
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0327】
1−エチル−5−オキソピロリジン−3−カルボニルクロリド(D82、1.6g)をアセトニトリル(12mL)およびTHF(12mL)に溶かした。エーテル(2M)中、(ジアゾメチル)トリメチルシラン(9.1mL)の溶液を加えた。この反応混合物を25℃で5時間撹拌した。反応が完了した後、溶媒を真空下で除去すると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/THF=2:1)により精製し、標題化合物(1.4g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H11N3O2理論値181;実測値182 [M+H]+
【0328】
記載84
2−(1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イル)酢酸(D84)
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0329】
THF(50mL)および水(25mL)中、4−(2−ジアゾアセチル)−1−エチルピロリジン−2−オン(D83. 1.4g)の混合物にAgNO(1.575g)を加えた。この反応混合物を26℃で2日間撹拌した。この混合物を1M HCl(aq.)でpH=3に酸性化し、真空濃縮した。残渣をEtOAcで洗浄し、濾過した。濾液を乾燥させ、分離し(seperated)、真空濃縮し、標題化合物(700mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H13NO3理論値171;実測値172 [M+H]+
【0330】
記載85
1−シアノシクロプロパンカルボン酸エチル(D85)
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0331】
アセトン(20mL)中、2−シアノ酢酸エチル(5g)と炭酸カリウム(18.33g)の混合物に、1,2−ジブロモエタン(9.96g)を10分かけて加えた。この反応混合物を一晩、加熱還流した。さらなる1,2−ジブロモエタン(9.96g)を加え、反応混合物をさらに2時間還流した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、ケークをアセトン(aetone)(20mL)ですすいだ。合わせた濾液を減圧下で濃縮し、標題化合物(5g)を橙色油状物として得た。MS (ESI): C7H9NO2理論値139;実測値140 [M+H]+
【0332】
記載86
1−(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボニトリル(D86)
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
ジメトキシエタン(80mL)およびメタノール(8mL)中、1−シアノシクロプロパンカルボン酸エチル(D85、4g)の混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(115mmol)を加えた。この混合物を室温で18時間撹拌した。この溶液を飽和NaHCO水溶液(100mL)で希釈した後、10%MeOH/DCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、分離し(seperated)、真空濃縮し、標題化合物(1.3g)を淡褐色油状物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 5.30 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 3.39 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.17-1.12 (m, 2H), 0.94-0.90 (m, 2H)。
【0334】
記載87
1−ホルミルシクロプロパンカルボニトリル(D87)
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0335】
DCM(10mL)中、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボニトリル(D86、1.1g)の溶液に、デス−マーチン試薬(4.80g)を加えた。この反応混合物を12℃で一晩撹拌した後、ガスが放出しなくなるまで飽和NaHCO水溶液(30mL)に注いだ。飽和Na水溶液(30mL)を加えた後、この混合物をEtOAc(30mL)で抽出した。有機層をブライン(30mL)で洗浄し、乾燥させ、分離し(seperated)、真空下で蒸発させ、標題化合物(550mg)を得た。MS (ESI): C5H5NO理論値95;実測値 質量得られず。
【0336】
記載88
3−(1−シアノシクロプロピル)アクリル酸エチル(D88)
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0337】
無水DCM(3mL)中、1−ホルミルシクロプロパンカルボニトリル(D87、550mg)の混合物に、2−(トリフェニルホスホランイリデン)酢酸エチル(2418mg)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮すると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=25:1)により精製し、標題化合物(289mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C9H11NO2理論値165;実測値166 [M+H]+
【0338】
記載89
3−(1−シアノシクロプロピル)プロパン酸エチル(D89)
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
エタノール(7mL)中、3−(1−シアノシクロプロピル)アクリル酸エチル(D88、200mg)とPd/C(30mg、10%)の混合物を水素雰囲気(1気圧)下で一晩撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を真空濃縮し、標題化合物(170mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C9H13NO2理論値167;実測値168 [M+H]+
【0340】
記載90
3−(1−シアノシクロプロピル)−プロパン酸(D90)
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
エタノール(10mL)と水(10mL)の混合溶媒中、3−(1−シアノシクロプロピル)プロパン酸エチル(D89、170mg)の溶液に、水酸化ナトリウム(81mg)を加えた。この反応混合物を18℃で一晩撹拌した後、真空下で蒸発させた。水層を1M HCl(aq.)でpH=5〜6に酸性化し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、分離し、真空下で蒸発させ、標題化合物(80mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H9NO2理論値139;実測値138 [M-H]-
【0342】
記載91
4−シアノ−4−メチルペンタン酸メチル(D91)
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0343】
無水THF(70mL)中、リチウムジイソプロピルアミド(11.2g)の溶液を−78℃に冷却した後、イソブチロニトリル(9.6g)を滴下し、この反応混合物をさらに2時間−78℃で撹拌した後、無水THF(15mL)中、アクリル酸メチル(6g)の溶液をゆっくり加え、添加後に反応混合物を反応が完了するまで(およそ60分)−78℃で撹拌した。次に、この反応混合物を飽和NHCl水溶液(100mL)に注ぎ、有機層を分離し、水(100mL)およびブライン(100ml)で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、標題化合物(9g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H13NO2理論値155;実測値156 [M+H]+
【0344】
記載92
4−シアノ−4−メチルペンタン酸(D92)
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
メタノール(12mL)および水(12mL)中、4−シアノ−4−メチルペンタン酸メチル(D91、1.2g)の溶液に、水酸化カリウム(0.9g)を加え、この反応混合物を25℃で一晩撹拌した。有機溶媒を真空下で除去し、残った水相をDCM(10mL)で洗浄した後、水相を1M HCl(aq.)でpH=6に酸性化し、その後、EtOAc(20mL)で抽出し、有機層を乾燥させ、真空下で蒸発させ、標題化合物(0.8g)を褐色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 12.30 (s, 1 H), 2.36 (t, J = 8.4 Hz, 2 H), 1.78 (t, J = 8.4 Hz, 2 H), 1.30 (s, 6 H)。MS (ESI): C7H11NO2理論値141;実測値140 [M-H]-
【0346】
記載93
3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリル(D93)
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0347】
THF(20mL)および水(50mL)中、2−シアノ−2−メチルプロパン酸エチル(2.5g)の混合物に、NaBH(3.35g)を少量ずつ加えた。添加後、この混合物を室温で6時間撹拌した。塩酸(6M)を加えて反応混合物を急冷した後、EtOAc(50mL)で抽出した。この抽出液を水(50mL)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、標題化合物(1g)を得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 5.45 (s, 1H), 3.36 (s, 2H), 1.21 (s, 6H)。
【0348】
記載94
トリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−イル アセテート(D94)
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0349】
酢酸(10.17g)およびビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2,5−ジエン(15.6g)の溶液に、BF・EtO(1.073mL)を加えた。この混合物を100℃で6時間撹拌した後、蒸発させた。残渣にブライン(200mL)を加えた後、エーテル(2×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、分離し、濃縮し、標題化合物(8g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C9H12O2理論値152;実測値153 [M+H]+
【0350】
記載95
トリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−オール(D95)
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
MeOH(60mL)中、ナトリウム(1.511g)の混合物に、酢酸トリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−イル(D94、6g)を加えた。この混合物を80℃で6時間撹拌した後、蒸発させた。残渣にブライン(50mL)を加えた後、エーテル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水MgSOで乾燥させ、分離し、濃縮し、標題化合物(1.5g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H10O理論値110;実測値111 [M+H]+
【0352】
記載96
トリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−オン(D96)
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0353】
水(10mL)、硫酸(17.81g)および酸化クロムVI(4.54g)の混合物に、トリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−オール(D95、1g)を加えた。この混合物を0℃で6時間撹拌した。水(50mL)を加え、得られた混合物をエーテル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(800mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H8O理論値108;実測値109 [M+H]+
【0354】
記載97
ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸(D97)
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0355】
ジエチルエーテル(20mL)中、KOtBu(2594mg)の溶液に、0℃でトリシクロ[2.2.1.02,6]ヘプタン−3−オン(D96、500mg)を加えた。この混合物を0℃で6時間撹拌した後、水(50mL)に注いだ。この混合物をエーテル(2×20mL)で抽出し、無水MgSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(200mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H10O2理論値126;実測値125 [M-H]-
【0356】
記載98
2−(メトキシカルボニル)シクロプロパンカルボン酸(D98)
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0357】
MeOH(50mL)中、シクロプロパン−1,2−ジカルボン酸ジメチル(3g)の混合物に、KOH(1.14g)を加えた。この反応混合物を80℃で5時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、水(100mL)とEtOAc(50mL)とで分液した(was partition)。有機層を廃棄した。水相を1M HCl(aq.)でpH=2に調整し、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(1.5g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C6H8O4理論値144;実測値143 [M-H]-
【0358】
記載99
3−(2−ジアゾアセチル)シクロブタノン(D99)
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0359】
DCM(10mL)中、3−オキソシクロブタンカルボン酸(2g)の溶液に、SOCl(3.84mL)を加えた。この反応混合物を20℃で2時間撹拌した。この混合物を減圧下で蒸発させて塩化アシルを得た。THF(5mL)およびアセトニトリル(5mL)中、上記粗塩化アシルの溶液に、(ジアゾメチル)トリメチルシラン(ヘキサン中1M、35mL)を加えた。この反応混合物を20℃で一晩撹拌した後、真空下で蒸発させると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=2:1)により精製し、標題化合物(400mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H6N2O2理論値138;実測値139 [M+H]+
【0360】
記載100
2−(3−オキソシクロブチル)酢酸(D100)
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0361】
THF(20mL)および水(10mL)中、3−(2−ジアゾアセチル)シクロブタノン(D99、400mg)の溶液に、AgNO(590mg)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した後、真空下で蒸発させて大部分のTHFを除去した。水相をEtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSOで乾燥させ、真空下で蒸発させ、標題化合物(360mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H8O3理論値128;実測値129 [M+H]+
【0362】
記載101
(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタン酸(D101)
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
水(60.00mL)中、(R)−2−アミノペンタン酸(2.343g)およびNaCO(2.120g)の混合物に、THF(20mL)中、BocO(4.88mL)の溶液を滴下した。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物をエーテル(2×20mL)で洗浄し、水相をKHSO溶液でpH=3に調整した後、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機液を乾燥させ、蒸発させ、標題化合物(4g)を粘着性油状物として得た。MS (ESI): C10H19NO4理論値217;実測値216 [M-H]-
【0364】
記載102
2−(N−ベンジル−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタンアミド)酢酸(R)−エチル(D102)
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0365】
DCM(50mL)中、2−(ベンジルアミノ)酢酸エチル(3.38g)、(R)−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタン酸(D101、8.9g)およびDIPEA(3.05mL)の混合物に、HATU(6.65g)を加えた。この混合物を室温で2日間撹拌した。この混合物に1M KHSO溶液(50mL)を加えたところ、大量の沈澱が生じた。この混合物を濾過し、濾液を室温で5分間撹拌した後、有機層を分離した。次に、有機層を飽和NaHCO溶液(50mL)、KHSO溶液(50mL、1M)、次いで、飽和NaHCO溶液(50mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させ、標題化合物(8.9g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C21H32N2O5理論値392;実測値393 [M+H]+
【0366】
記載103
(R)−1−ベンジル−3−プロピルピペラジン−2,5−ジオン(D103)
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0367】
トルエン中、2−(N−ベンジル−2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタンアミド)酢酸(R)−エチル(D102、3.2g)を85℃で一晩加熱した後、濃縮すると粗物質が褐色油状物として残り、これを飽和NaHCO溶液(50mL)およびEtOAc(50mL)で希釈した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮すると褐色油状物が残り、これを逆相カラムクロマトグラフィー(C18カラム、0.01%NHHCOを含むHO中10〜95%CHCN)により精製し、標題化合物(900mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C14H18N2O2理論値246;実測値247 [M+H]+
【0368】
記載104
(R)−1−ベンジル−3−プロピルピペラジン(D104)
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0369】
乾燥THF(25mL)中、(R)−1−ベンジル−3−プロピルピペラジン−2,5−ジオン(D103、1100mg)の溶液を窒素で5分間フラッシュした。この溶液を氷浴中で0℃に冷却し、LiAlH(678mg)を少量ずつ加えた。この反応物を室温で1時間撹拌した後、LiAlHのさらなるバッチ(275mg)を加え、反応物を室温で36時間撹拌した。この混合物を氷浴中、NaSO・10HOで急冷した。白色沈澱を濾過し、DCM(20mL)とMeOH(20mL)の混合物で洗浄した。濾液を濃縮して粗物質を緑色油状物として得、これを逆相カラムクロマトグラフィー(C18カラム、0.01%NHHCOを含むHO中10〜95%CHCN)により精製し、標題化合物(750mg)を淡橙色固体として得た。MS (ESI): C14H22N2理論値218;実測値219 [M+H]+
【0370】
記載105
(R)−(4−ベンジル−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D105)
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0371】
DCM(10mL)中、(R)−1−ベンジル−3−プロピルピペラジン(D104、180mg)とTEA(0.230mL)の混合物に、室温で塩化シクロペンタンカルボニル(120mg)をゆっくり加え、15分間撹拌した。この混合物を水(5mL)で希釈し、有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(250mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C20H30N2O理論値314;実測値315 [M+H]+
【0372】
記載106
(R)−シクロペンチル(2−プロピルピペラジン−1−イル)メタノン(D106)
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0373】
エタノール(5mL)中、(R)−(4−ベンジル−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D105、240mg)と10%パラジウム−炭素(50mg)の混合物を、水素雰囲気(1気圧)下、室温で16時間水素化した。この混合物をセライトで濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、標題化合物(150mg)を油状物として得た。MS (ESI): C13H24N2O理論値224;実測値225 [M+H]+
【0374】
記載107
2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)酢酸エチル(D107)
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0375】
エタノール(20mL)の中、アセトアミド(200mg)と4−クロロ−3−オキソブタン酸エチル(1672mg)の混合物を50℃で1時間撹拌した後、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(150mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H11NO3理論値169;実測値170 [M+H]+
【0376】
記載108
2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)酢酸(D108)
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0377】
エタノール(20mL)中、2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)酢酸エチル(D107,150mg)と水酸化カリウム(149mg)の混合物を80℃で3時間撹拌した。この反応混合物を真空濃縮し、1M HCl(aq.)をpH=5まで加え、EtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、蒸発させ、標題(100mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C6H7NO3理論値141;実測値142 [M+H]+
【0378】
記載109
2−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)酢酸(D109)
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0379】
乾燥THF(60mL)中、3,5−ジメチルイソキサゾール(4.5g)の溶液に、n−ブチルリチウム(23.17mL、2.5M)を窒素下、−75℃で滴下した。添加中、温度を−55℃未満に維持した。添加後、この混合物を30分間撹拌した後、ドライアイス(50g)に注いだ。水(50mL)およびEtOAc(30mL)を加え、この混合物を室温で30分間撹拌し、有機層を廃棄し、水層をHClでpH=2に調整し、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、粗生成物を石油エーテル/EtOAc(10:1、30mL)で摩砕し、標題化合物(2.3g)を褐色固体として得た。MS (ESI): C6H7NO3理論値141;実測値142 [M+H]+
【0380】
記載110
2,6−ジクロロ−5−フルオロニコチン酸メチル(D110)
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0381】
DCM(20mL)中、2,6−ジクロロ−5−フルオロニコチン酸(5g)と1滴のDMFの混合物に、塩化オキサリル(5mL)を室温で滴下した。この混合物を室温で1時間撹拌した後、濃縮した。得られた塩化アシルをDCM(10mL)に再溶解させた後、DCM(20mL)とMeOH(20mL)の混合物に滴下した。得られた混合物を室温でさらに1時間撹拌した後、濃縮し、標題化合物(6g)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C7H4Cl2FNO2理論値223;実測値224 [M+H]+
【0382】
記載111
2−クロロ−5−フルオロ−6−メチルニコチン酸メチル(D111)
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0383】
1,4−ジオキサン(50mL)中、2,6−ジクロロ−5−フルオロニコチン酸メチル(D110、6g)、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(3.36g)、KCO(9.99g)およびPd(PhP)(1.548g)の混合物を20時間110℃に加熱した。この混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=10:1)により精製し、標題化合物(3.5g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H7ClFNO2理論値203;実測値204 [M+H]+
【0384】
記載112
5−フルオロ−6−メチルニコチン酸メチル(D112)
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
EtOAc(50mL)中、2−クロロ−5−フルオロ−6−メチルニコチン酸メチル(D111、4.2g)、Pd/C(0.5g)と酢酸ナトリウム(6.77g)の混合物を、水素雰囲気(1気圧)下、室温で一晩撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=10:1)により精製し、標題化合物(3.5g)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H8FNO2理論値169;実測値170 [M+H]+
【0386】
記載113
5−フルオロ−6−メチルニコチン酸(D113)
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0387】
THF(10mL)およびメタノール(10mL)中、5−フルオロ−6−メチルニコチン酸メチル(D112、2.3g)の溶液に、水(5mL)中、NaOH(0.707g)の溶液を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、真空濃縮した。残渣に水(5ml)を加えた。この混合物のpHを3に調整した。固体を回収し、真空下で乾燥させ、標題化合物(800mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 8.83 (s, 1H), 8.00 (dd, J = 9.6, 1.2 Hz, 1H), 2.57 (s, 3H)。MS (ESI): C7H6FNO2理論値155;実測値156 [M+H]+
【0388】
記載114
5−シアノ−2−ヒドロキシ−6−メチルニコチン酸エチル(D114)
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0389】
2−(エトキシメチレン)マロン酸ジエチル(21.6g)と3−アミノブト−2−エンニトリル(8.2g)の混合物を150℃で2時間撹拌し、一晩静置した。濾過し、固体を氷冷メタノールで洗浄し、標題化合物(5g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C10H10N2O3理論値206;実測値207 [M+H]+
【0390】
記載115
2−クロロ−5−シアノ−6−メチルニコチン酸エチル(D115)
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0391】
三塩化ホスホリル(22.3g)中、5−シアノ−2−ヒドロキシ−6−メチルニコチン酸エチル(D114、3.0g)の混合物を90℃で5時間撹拌し、一晩静置した。溶液を真空濃縮した。残渣を氷に注いだ。得られた混合物を濾過し、標題化合物(3g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C10H9ClN2O2理論値224;実測値225 [M+H]+
【0392】
記載116
5−シアノ−6−メチルニコチン酸エチル(D116)
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
2−クロロ−5−シアノ−6−メチルニコチン酸エチル(D115、1.5g)、メタノール(50mL)およびパラジウム(炭素上10%、0.071g)の混合物に、ギ酸アンモニウム(6.32g)を加えた。この混合物を室温で3時間撹拌した後、濾過した。溶液を真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(1g)を白色固体として得た。MS (ESI): C10H10N2O2理論値190;実測値191 [M+H]+
【0394】
記載117
5−シアノ−6−メチルニコチン酸(D117)
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0395】
5−シアノ−6−メチルニコチン酸エチル(D116、1g)、メタノール(15mL)および水(30mL)の混合物に、水酸化ナトリウム(2.1g)を加えた。この混合物を室温で30分間撹拌した。この溶液のpHを塩酸で4に調整し、EtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を真空濃縮し、標題化合物(800mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 9.20 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 2.83 (s, 3H)。MS (ESI): C8H6N2O2理論値162;実測値163 [M+H]+
【0396】
記載118
6−(ヒドロキシメチル)ニコチン酸メチル(D118)
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0397】
THF(50mL)中、ピリジン−2,5−ジカルボン酸ジメチル(5g)の溶液を0℃に冷却した後、NaBH(1.454g)を数回に分けて加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌し、NHCl水溶液(50mL)を加え、この混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(3g)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H9NO3理論値167;実測値168 [M+H]+
【0398】
記載119
6−(フルオロメチル)ニコチン酸メチル(D119)
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0399】
DCM(40mL)中、6−(ヒドロキシメチル)ニコチン酸メチル(D118、2.0g)の溶液を−78℃に冷却した後、DAST(1.9g)を滴下した。この反応混合物を−78℃で4時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液(40mL)で急冷した。有機層を分離し、NaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=10:1)により精製し、標題化合物(250mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H8FNO2理論値169;実測値170 [M+H]+
【0400】
記載120
6−(フルオロメチル)ニコチン酸(D120)
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0401】
メタノール(20mL)中、6−(フルオロメチル)ニコチン酸メチル(D119、250mg)の溶液に、水(10mL)中、NaOH(118mg)溶液を加えた。この反応混合物を30℃で一晩撹拌した。大部分の溶媒を蒸発させ、残渣を1M塩酸でpH=3に酸性化した後、凍結乾燥させ、粗標題化合物(200mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.04 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.35 (dd, J = 8.0, 2.3 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.53 (d, J = 46.4 Hz, 2H)。MS (ESI): C7H6FNO2理論値155;実測値156 [M+H]+
【0402】
記載121
6−カルバモイルニコチン酸メチル(D121)
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
DCM(80mL)中、5−(メトキシカルボニル)ピコリン酸(12g)の溶液に、二塩化オキサリル(8.41g)を15分かけて滴下した。この混合物を室温で3時間撹拌した後、溶媒を真空下で除去した。粗塩化アシルをDCM(40mL)で再溶解させ、0℃で濃アンモニア水溶液(20mL)に15分かけて滴下した。この反応混合物を15分間撹拌し、濾過し、濾液を濃縮し、標題化合物(11g)を白色固体として得た。MS (ESI): C8H8N2O3理論値180;実測値181 [M+H]+
【0404】
記載122
6−カルバモイルニコチン酸(D122)
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
THF(20mL)および水(20mL)中、6−カルバモイルニコチン酸メチル(D121、11g)の溶液に、NaOH(24.42g)を15分かけて少量ずつ加えた。この混合物を室温で3時間撹拌した。この溶液を2M HCl(aq.)でpH=5に中和し、でEtOAc(2×60mL)抽出した。合わせた有機層を水(3×80mL)およびブライン(2×40mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を真空濃縮し、標題化合物(2g)を白色固体として得た。MS (ESI): C7H6N2O3理論値166;実測値167 [M+H]+
【0406】
記載123
5,6−ジクロロニコチン酸メチル(D123)
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
メタノール(20mL)中、5,6−ジクロロニコチン酸(5g)と二塩化硫黄(3.10g)の混合物を25℃で一晩撹拌した。冷水(100mL)を加え、得られた混合物を飽和NaHCO溶液で中和した。水層をDCM(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、真空濃縮し、標題化合物(5g)を白色固体として得た。MS (ESI): C7H5Cl2NO2理論値205;実測値206 [M+H]+
【0408】
記載124
5−クロロ−6−メチルニコチン酸メチル(D124)
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0409】
1,4−ジオキサン(100mL)中、5,6−ジクロロニコチン酸メチル(D123、2g)、メチルボロン酸(0.581g)、KCO(2.68g)およびPd(PPh(0.561g)の溶液に、75℃で一晩撹拌した。この反応物を濾過し、濾液を真空濃縮して残渣を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1)により精製し、標題化合物(420mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H8ClNO2理論値185;実測値186 [M+H]+
【0410】
記載125
5−クロロ−6−メチルニコチン酸(D125)
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0411】
メタノール(20mL)および水(5mL)中、5−クロロ−6−メチルニコチン酸メチル(D124、450mg)、水酸化ナトリウム(485mg)の混合物を室温で1時間撹拌した。4M HCl(aq.)を用いてこの溶液をpH=4に調整した。この溶液を真空濃縮した後、EtOAc(20mL)で処理し、水(2×10mL)で洗浄した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(400mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C7H6ClNO2理論値171;実測値172 [M+H]+
【0412】
記載126
5−クロロ−6−メチルニコチノイルクロリド(D126)
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0413】
DCM(5mL)中、5−クロロ−6−メチルニコチン酸(D125、80mg)の溶液に、塩化オキサリル(0.122mL)と1滴のDMFを加えた。この混合物を30分間撹拌した。この混合物を濃縮し、標題化合物(100mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H8ClNO2理論値185;実測値186 [M+H]+ (サンプルをMeOHに溶かすことにより対応するメチルエステルに変換し、LCMSに送った)。
【0414】
記載127
3−(ジフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(D127)
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0415】
乾燥DCM(3mL)中、3−(ジフルオロメチル)安息香酸(202mg)と2滴のDMFの混合物に、二塩化オキサリル(298mg)を滴下した。添加後、この混合物を室温で30分間撹拌した。溶媒を真空下で除去した。残渣を乾燥DCM(2mL)に再溶解させ、濃縮し、標題化合物(230mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C9H8F2O2理論値186; 実測値 質量得られず(サンプルをMeOHに溶かすことにより対応するメチルエステルに変換し、LCMSに送った)。
【0416】
記載128
4−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジン(D128)
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0417】
窒素雰囲気下、0℃で撹拌したDCM(20mL)中、4−ブロモピコリンアルデヒド(1g)の溶液に、DAST(1.065mL)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物に水を加えた後、DCM(3×50mL)で抽出した。有機相を飽和NaHCO、水、およびブラインで洗浄した後、MgSOで乾燥させ、濾過し、標題化合物(800mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C6H4BrF2N理論値207;実測値 質量得られず。
【0418】
記載129
2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸メチル(D129)
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0419】
メタノール(20mL)およびDMF(5mL)中、4−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ピリジン(D128、900mg)、DPPP(357mg)、トリエチルアミン(0.603mL)の混合物に、COガスを3分間通した。次に、この混合物を密閉バイアル内、16気圧で8時間、120℃に加熱した。室温に冷却した後、この混合物を濃縮した。水を加え、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaHCO溶液(10mL)、水(10mL)、およびブライン(10mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(500mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C8H7F2NO2理論値187;実測値188 [M+H]+
【0420】
記載130
2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸(D130)
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
水(10mL)およびMeOH(10mL)中、2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸メチル(D129、500mg)、NaOH(1069mg)の混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を濃縮し、2M HClでpH<7に調整した後、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を飽和NaHCO溶液(10mL)、水(10mL)、およびブライン(10mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(400mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C7H5F2NO2理論値173;実測値174 [M+H]+
【0422】
記載131
2−(ジフルオロメチル)イソニコチノイルクロリド(D131)
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0423】
無水DCM(2mL)中、2−(ジフルオロメチル)イソニコチン酸(D130、160mg)および2滴のDMFの懸濁液に、二塩化オキサリル(176mg)を加えた。添加後、この混合物を室温で1時間撹拌した後、真空下で蒸発させた。残渣を無水DCM(2mL)に再溶解し、再び濃縮し、標題化合物(245mg)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C8H7F2NO2理論値187; 実測値188 [M+H]+ (サンプルをMeOHに溶かすことにより対応するメチルエステルに変換し、LCMSに送った)。
【0424】
記載132
5−ブロモ−3−メチルピコリノニトリル(D132)
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0425】
DMF(20mL)中、2,5−ジブロモ−3−メチルピリジン(5g)の溶液に、アノ銅(1.785g)を加えた。この混合物を120℃で一晩撹拌した後、室温に冷却した。この混合物をEtOAc(50mL)と水(50mL)とで分液した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空濃縮すると粗物質が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(600mg、収率13.14%)を白色固体として得た。MS (ESI): C7H5BrN2理論値195;実測値196 [M+H]+
【0426】
記載133
6−シアノ−5−メチルニコチン酸メチル(D133)
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0427】
メタノール(12mL)およびDMF(3mL)中、5−ブロモ−3−メチルピコリノニトリル(D132、700mg)、酢酸パラジウムII(160mg)、DPPP(394mg)およびTEA(1.486mL)の混合物をCO雰囲気(10気圧)下、12時間、120℃に加熱した。室温に冷却した後、この混合物を真空濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(300mg)を粘着性油状物として得た。MS (ESI): C9H8N2O2理論値176;実測値177 [M+H]+
【0428】
記載134
6−シアノ−5−メチルニコチン酸(D134)
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0429】
THF(15mL)および水(5mL)中、6−シアノ−5−メチルニコチン酸メチル(D133、250mg)およびLiOH(68.0mg)の混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を水(10mL)およびEA(16mL)で希釈し、有機相を廃棄し、水相を1M HCl(aq.)でpH=6に酸性化した後、EtOAc(20mL)で抽出し、有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(160mg)を青白い固体として得た。MS (ESI): C8H6N2O2理論値162;実測値163 [M+H]+
【0430】
記載135
5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D135)
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0431】
5−フルオロ−2−メチル安息香酸(20g)を氷冷濃硫酸(98%、80mL)に少量ずつ加え、この混合物を総ての固体が溶解するまで0℃で撹拌した後、硝酸(65%、6mL)とHSO(98%、12mL)の混合物を少量ずつ加え、この混合物を徐々に室温まで温め、室温で6時間撹拌した。この混合物を氷(500g)に注ぎ、生じた固体を回収し、水(100mL)で洗浄し、固体をEtOAc(200mL)に再溶解させ、ブラインで洗浄した。有機層を無水NaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮し、標題化合物(11g)を褐色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.84 (dd, J = 8.7, 2.6 Hz, 1H), 7.78 (dd, J = 7.8, 2.8 Hz, 1H), 2.55 (s, 3H)。MS (ESI): C8H6FNO4理論値199;実測値198 [M-H]-
【0432】
記載136
5−クロロ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D136)
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
濃硫酸(98%、150mL)中、5−クロロ−2−メチル安息香酸(8.5g)の溶液に、硝酸(65%、17.1mL)を0℃で滴下し、この混合物を徐々に室温まで温め、室温で5時間撹拌した。この混合物を氷(約500g)に注ぎ、生じた固体を回収し、水で3回洗浄し、乾燥させ、標題化合物(10.7g)をその位置異性体とともに得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 8.19 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.02 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 2.47 (s, 4H)。MS (ESI): C8H6ClNO4理論値215;実測値238 [M+Na]+
【0434】
記載137
5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D137)
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0435】
2−メチル−3−ニトロ安息香酸(5.0g)を0℃で濃HSO(20mL)に溶かした。この溶液に、NBS(6.2g)を徐々に加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した後、40℃に温めた。40℃で3時間撹拌した後、この混合物を氷水に注いだ。白色固体沈澱を濾過し、乾燥させ、標題化合物(7.0g)を灰白色固体として得た。MS (ESI): C8H6BrNO4理論値259;実測値 質量得られず。
【0436】
記載138
(5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロフェニル)メタノール(D138)
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0437】
5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D135、11g)とBH・THF(1M、72mL)の混合物を2時間80℃に加熱した。この混合物にMeOH(20mL)をゆっくり加えて反応物を急冷した後、混合物を真空濃縮して溶媒を除去した。残渣をDCM(50mL)に溶かし、飽和NaHCO溶液(2×50mL)およびブライン(2×50mL)で洗浄した。有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮し、標題化合物(9g)を黄色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.54-7.44 (m, 2H), 4.68 (s, 2H), 2.31 (s, 3H)。MS (ESI): C8H8FNO3理論値185;実測値186 [M+H]+
【0438】
記載139
(5−クロロ(Chlorol)−2−メチル−3−ニトロフェニル)メタノール(D139)
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0439】
THF(400mL)中、5−クロロ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D136、23.8g)の溶液に、0℃でBH・THF(166mL、THF中1M)を滴下した。この混合物を徐々に室温まで温め、一晩撹拌した。MeOHをガスが放出しなくなるまで滴下した。この混合物を水(100mL)に注ぎ、EtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=4:1)により精製し、標題化合物(20.5g)を得た。MS (ESI): C8H8ClNO3理論値201;実測値200 [M-H]-
【0440】
記載140
(2,5−ジクロロ−3−ニトロフェニル)メタノール(D140)
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0441】
2,5−ジクロロ−3−ニトロ安息香酸(2.2g)を0℃でTHF(50mL)に溶かした。次に、氷浴下で、この溶液にNaBH(1.64g)を徐々に加えた。BF・EtO(5.5mL)を0℃で注意深く滴下した。その後、この反応混合物を室温で一晩撹拌した。メタノールをゆっくり加えて反応物を急冷した。溶媒を除去した後、残渣をEtOAc(2×20mL)および水(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空濃縮し、標題化合物(1.9g)を黄色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.83 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 4.86 (s, 2H), 2.20 (brs, 1H)。MS (ESI): C7H5Cl2NO3理論値221;実測値222 [M+H]+
【0442】
記載141
5−クロロ−1−(クロロメチル)−2−メチル−3−ニトロベンゼン(D141)
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロフェニル)メタノール(D139、7g)を二塩化硫黄(24.78g)に溶かした。80℃で一晩撹拌した後、この混合物を濃縮し、標題化合物(7g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C8H7Cl2NO2理論値219;実測値 質量得られず。
【0444】
記載142
5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド(D142)
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
DCM(100mL)中、(5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロフェニル)メタノール(D138、9g)の混合物に、PCC(14g)を数回に分けて加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。溶媒を真空下で除去して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)により精製し、標題化合物(5g)を淡黄色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 10.37 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.80 (dd, J = 7.8, 2.9 Hz, 1H), 7.74 (dd, J = 7.2, 2.8 Hz, 1H), 2.75 (d, J = 0.7 Hz, 3H)。MS (ESI): C8H6FNO3理論値185;実測値 質量得られず。
【0446】
記載143
5−クロロ(Chlorol)−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド(D143)
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
DCM(20mL)中、(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロフェニル)メタノール(D139、1.823g)の溶液に、室温で、PCC(2.047g)を少量ずつ加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCM(2×20mL)および水(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮し、標題化合物(1g)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 10.34 (s, 1H), 8.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 2.75 (s, 3H)。MS (ESI): C8H6ClNO3理論値199;実測値200 [M+H]+
【0448】
記載144
2,5−ジクロロ−3−ニトロベンズアルデヒド(D144)
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0449】
D144は、D143に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 10.49 (s, 1H), 8.30-7.73 (m, 2H)。MS (ESI): C7H3Cl2NO3理論値219実測値219 [M]-
【0450】
記載145
4−(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンゾイル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D145)
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸(D137、7g)およびDIPEA(9.40mL)をDMF(10mL)に溶かした。この溶液に、HATU(12.28g)を徐々に加えた。室温で30分間撹拌した後、2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(6.47g)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。出発材料として(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロ安息香酸)がなお残存しており、さらなる2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(2.0g)およびHATU(4.0g)を追加した。この混合物を室温で一晩撹拌した。水(30mL)を加え、EtOAc(2×30mL)で抽出した。有機相をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮乾固した。残渣をEtOAcで摩砕し、生じた固体をブフナー漏斗で濾過し、標題化合物(3.8g)を得た。MS (ESI): C18H24BrN3O5理論値441;実測値464 [M+Na]+
【0452】
記載146
3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D146)
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0453】
DCM(5mL)中、(S)−2−メチルピペラジン(500mg)の溶液に、DCM(3mL)中、EtN(1010mg)および(Boc)O(1198mg)を滴下した。この混合物を0℃で2時間撹拌した。この反応混合物にDCM(10mL)、水(5mL)および30%NaHSO(10mL)水溶液を加えた。得られた混合物を10分間撹拌し、水層に飽和NaCO溶液をpH=8まで加え、イソプロピルアルコール:クロロホルム=1:3(5×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(5mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(562mg)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C10H20N2O2理論値200;実測値201 [M+H]+
【0454】
記載147
4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D147)
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0455】
窒素下、室温で撹拌したDCM(300mL)中、3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D146、15g)およびトリエチルアミン(31.3mL)の溶液に、塩化シクロペンタンカルボニル(12.91g)を滴下した。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、標題化合物(24g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C16H28N2O3理論値296;実測値297 [M+H]+
【0456】
記載148
(S)−シクロペンチル(2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(D148)
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0457】
室温で撹拌したDCM(300mL)中、4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D147、24g)の溶液に、TFA(31.2mL)をゆっくり加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を蒸発させた。飽和NaHCO溶液(100mL)を加え、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濾液を蒸発させ、標題化合物(15g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C11H20N2O理論値196;実測値197 [M+H]+
【0458】
記載149
4−(5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D149)
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0459】
DCM(120mL)中、5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド(D142、10g)および2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(12.03g)の溶液に、酢酸(3.28g)を滴下し、この混合物を室温で1時間撹拌した。氷浴中でこの混合物にトリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(23.15g)を加え、この混合物を室温で一晩撹拌し、飽和NaHCO溶液で急冷した。有機層を無水NaSOで乾燥させ、濾過し、濾液を真空で蒸発させ、標題化合物(22.17g)をシロップとして得た。MS (ESI): C18H26FN3O4理論値367;実測値368 [M+H]+
【0460】
記載150
4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D150)
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0461】
DCM(260mL)中、5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド(D143、20g)の溶液に、2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(24.08g)を加えた。この混合物を室温(room temperture)で10分間撹拌し、トリアセトキシヒドロホウ酸ナトリウム(25.4g)を少量ずつ加えた。この反応混合物(reaction mixtiure)を20℃で一晩撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、無水NaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)により精製し、標題化合物(37g)を白色固体として得た。MS (ESI): C18H26ClN3O4理論値383;実測値384 [M+H]+
【0462】
記載151
4−(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D151)
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0463】
4−(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンゾイル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D145、3.8g)を0℃でTHF(20mL)に溶かした。この溶液に、氷浴下でNaBH(1.625g)を徐々に加えた後、BF・EtO(5.44mL)を注意深く滴下した。この混合物を0℃2時間および室温で一晩撹拌した。メタノールを加えて反応物を急冷した。溶媒を除去した後、残渣をEtOAc(2×20mL)および水(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相をNaSOで乾燥させ、真空で濃縮し、標題化合物(4.28g)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C18H26BrN3O4理論値427;実測値428 [M+H]+
【0464】
記載152
4−(5−シアノ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D152)
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
4−(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D151、1.28g)、ジシアノ亜鉛(0.505g)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.276g)の混合物を、密閉試験管内、マイクロ波中、150℃で5時間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(20mL)で希釈し、水(50mL)に注いだ後、濾過した。濾液をEtOAc(20mL)で抽出した。有機相を乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=9:1から2:1へ)により精製し、標題化合物(370mg)を得た。MS (ESI): C19H26N4O4理論値374;実測値397 [M+Na]+
【0466】
記載153
(S)−シクロペンチル(4−(5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(D153)
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0467】
無水DCM(50mL)中、5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンズアルデヒド(D142、4.4g)と(S)−シクロペンチル(2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(D148、4.6g)の混合物を室温で10分間撹拌した。NaBH(OAc)(4.9g)を数回に分けて加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、MeOHを滴下して反応物を急冷した。ガスの発生が収まったところで、溶媒を真空下で除去して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=100:1)により精製し、標題化合物(7g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C19H26FN3O3理論値363;実測値364 [M+H]+
【0468】
記載154〜155
記載154〜155は、D153に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
D154 (S)−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン
D155 (S)−シクロペンチル(4−(2,5−ジクロロ−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン
【0469】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0470】
記載156
(S)−(4−(3−アミノ−5−フルオロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D156)
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0471】
メタノール(60mL)および水(60mL)中、(S)−シクロペンチル(4−(5−フルオロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(D153、7.0g)、HCOONH(1.8g)および亜鉛粉末(1.44g)の混合物を80℃で4時間撹拌した。反応が完了した後、溶媒を真空で除去し、残渣をEtOAc(4×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出液をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(5.1g)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C19H28FN3O理論値333;実測値334 [M+H]+
【0472】
記載157
(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157)
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0473】
酢酸(40mL)中、(S)−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D154、2.4g)の溶液に、激しく撹拌しながら鉄(3.53g)を少量ずつ加えた。添加後、得られた混合物をさらに4時間撹拌した。固体を濾別し、ケークをEtOAc(3×10mL)で3回洗浄した。濾液を回収し、溶媒を真空で除去した。残渣をEtOAcに溶かし、NaCO水溶液およびブラインで洗浄した。有機層を分離し、NaSOで乾燥させ、濾過し(giltered)、溶媒を除去し、標題化合物(1.8g)を得た。MS (ESI): C19H28ClN3O理論値349;実測値350 [M+H]+
【0474】
記載158
(S)−(4−(3−アミノ−2,5−ジクロロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D158)
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0475】
DCM(20mL)中、化合物(S)−シクロペンチル(4−(2,5−ジクロロ−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(D155、122mg)の溶液に、塩化スズII二水和物(492mg)を加え、この混合物を室温で2日間撹拌した。この混合物(mixture)のpH値をNaHCO溶液で約8に調整した。次に、それをDCM(2×10mL)で抽出し、水(2×10mL)で洗浄した。有機層を真空で濃縮し、標題化合物(91mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C18H25Cl2N3O理論値369;実測値370 [M+H]+
【0476】
記載159
4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D159)
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0477】
0℃で、酢酸(20mL)中、4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D150、3.7g)の溶液に、鉄(7.54g)を加え、この温度で5分間、次いで、室温で3時間撹拌した。反応が完了した後、この反応混合物を濃縮して大部分の溶媒を除去した。残渣をDCM(100mL)に取り、この混合物をセライトで濾過した。濾液を(filterate)を濃縮し、pHを飽和NaHCO溶液で約8に調整した。この混合物をDCM(3×30mL)で抽出し、有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮し、標題化合物を褐色油状物として得た。MS (ESI): C18H28ClN3O2理論値353;実測値354 [M+H]+
【0478】
記載160
4−(3−アミノ−5−シアノ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D160)
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
エタノール(10mL)中、4−(5−シアノ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D152、1010mg)の溶液に、塩化スズII二水和物(2587mg)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物のpH値をNaHCO溶液で約8に調整した。白色沈澱をセライトで濾過し、濾液を濃縮した後、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた 有機相を水(2×10mL)で洗浄した。得られた有機相を真空で濃縮し、標題化合物(630mg)を黄色油状物として。MS (ESI): C19H28N4O2理論値344;実測値345 [M+H]+
【0480】
記載161
(S)−1−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−3−メチルピペラジン(D161)
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0481】
DCM(20mL)中、4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D150、10g)の溶液に、TFA(16mL)を室温で滴下した。添加後、この反応混合物を室温で3.5時間撹拌した。溶媒を真空下で除去した。残渣をDCM(40mL)で希釈し、飽和NaCO溶液でpH=10に中和した後、2M NaOHをpH=11まで加えた。抽出し、水層をDCM(20mL)で再び抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮乾固し、標題化合物(7.96g)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C13H18ClN3O2理論値283;実測値284 [M+H]+
【0482】
記載162
(S)−4−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−ニトロベンゾニトリル(D162)
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0483】
メタノール(10mL)中、4−(5−シアノ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D152、1.0g)の混合物に、HCl(ジオキサン中4M、6.68mL)を加えた。この混合物を室温で18時間撹拌した後、濃縮した。残渣をDCM(40mL)で希釈し、飽和NaCO溶液でpH=10に中和した。抽出し、水層をDCM(20mL)で再び抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮乾固し、標題化合物(724mg)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C14H18N4O2理論値274;実測値275 [M+H]+
【0484】
記載163
(S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロプロピルエタノン(D163)
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0485】
2−シクロプロピル酢酸(2.84mL)およびDIPEA(10.80mL)をDMF(10mL)に溶かし、この溶液に、HATU(12.54g)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、この混合物に、DMF(2mL)中、(S)−1−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−3−メチルピペラジン(D161、6.5g)を加え、これを室温で一晩撹拌した。水(30mL)を加え、EtOAc(2×20mL)で抽出し、合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を 濃縮乾固し、標題化合物(8g)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C18H24ClN3O3理論値365;実測値366 [M+H]+
【0486】
記載164〜165
記載164および165は、D163に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
D164 (S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロペンチルエタノン
D165 (S)−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−l)(シクロヘキシル)メタノン
【0487】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0488】
記載166
(S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)ブタン−1−オン(D166)
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0489】
DCM(20mL)中、(S)−1−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−3−メチルピペラジン(D161、1g)およびDIPEA(0.911g)の溶液に、塩化ブチリル(0.563g)を滴下した。この反応物を室温で一晩撹拌した。この反応物を飽和NaHCO水溶液(3mL)で急冷し、DCM(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、真空で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1から0:1へ)により精製し、標題化合物(1g)を白色固体として得た。MS (ESI): C17H24ClN3O3理論値353;実測値354 [M+H]+
【0490】
記載167
(S)−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチル−5−ニトロベンゾニトリル(D167)
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
DCM(6mL)中、(S)−4−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−ニトロベンゾニトリル(D162、0.5g)およびトリエチルアミン(0.922g)の混合物に、塩化シクロペンタンカルボニル(0.242g)を滴下した。この混合物を23℃で30分間撹拌した。この混合物をブライン(10mL)で洗浄し、有機層を乾燥させ、真空下で蒸発させ、粗標題化合物(0.5g)を得た。MS (ESI): C20H26N4O3理論値370;実測値371 [M+H]+
【0492】
記載168
(S)−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチル−5−ニトロベンゾニトリル(D168)
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
2−シクロプロピル酢酸(281mg)、DIPEA(0.979mL)およびHATU(1421mg)をDMF(2mL)に溶かした。この溶液に、(S)−4−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−ニトロベンゾニトリル(D162、512mg)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。EtOAc(20mL)および水(10mL)を加え、抽出し、有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮乾固した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル(silicon gel)、石油エーテル/EtOAc=1:0から1:1.5へ)により精製し、標題化合物(320mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C19H24N4O3理論値356,実測値357 [M+H]+
【0494】
記載169
(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロプロピルエタノン(D169)
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
窒素下、メタノール(50mL)中、(S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロプロピルエタノン(D163、600mg)の溶液に、ラネーニッケル(96mg)を加えた。この混合物を50℃に温め、ヒドラジン水和物(0.257mL、6.56mmol)を加えた。この反応混合物を50℃で1時間撹拌した。濾過し、濾液を真空下で(under vacumm)濃縮し、標題化合物(500mg)を淡黄色油状物として得た。MS (ESI): C18H26ClN3O理論値335,実測値336 [M+H]+
【0496】
記載170
(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロペンチルエタノン(D170)
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
エタノール(10mL)中、化合物(S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロペンチルエタノン(D162、980mg)の溶液に、塩化スズII二水和物(2386mg)を加え、この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物のpH値をNaHCO溶液で約8に調整した。白色沈澱をセライトで濾過し、濾液を濃縮した後、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相を水(2×10mL)で洗浄した。得られた有機相を真空で濃縮し、標題化合物(730mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C20H30ClN3O理論値363,実測値364 [M+H]+
【0498】
記載171
(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロヘキシル)メタノン(D171)
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
D171は、D170に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C20H30ClN3O理論値363,実測値364 [M+H]+
【0500】
記載172
(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)ブタン−1−オン(D172)
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
MeOH(50mL)中、(S)−1−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)ブタン−1−オン(D166、1g)および鉄(1.578g)の混合物に、水(5mL)中、NHCl(1.512g)の溶液 を加えた。この混合物を70℃で1時間撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を濃縮し、EtOAc(200mL)および水(50mL)で溶解させた。有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(800mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C17H26ClN3O理論値323;実測値324 [M+H]+
【0502】
記載173
(S)−3−アミノ−5−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチルベンゾニトリル(D173)
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0503】
MeOH(30mL)中、(S)−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチル−5−ニトロベンゾニトリル(D167、0.4g)およびPd/C(20mg、10%)の混合物を水素雰囲気(1気圧)下、28℃で4時間撹拌した。濾過後、濾液を真空下で濃縮し、標題化合物(0.35g)を無色の油状物として得た。MS (ESI): C20H28N4O理論値340;実測値341 [M+H]+
【0504】
記載174
(S)−3−アミノ−5−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチルベンゾニトリル(D174)
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
D174は、D173に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C19H26N4O理論値326,実測値327 [M+H]+
【0506】
記載175
4−(3−アミノ−5−(メトキシカルボニル)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D175)
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
DMF(10mL)およびメタノール(200mL)中、(S)−tert−ブチル−4−(5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボキシレート(D151、16g)、DPPP(1.541g)、ジアセトキシパラジウム(0.419g)およびトリエチルアミン(10.41mL)の混合物をCO雰囲気(10気圧)下、120℃で12時間加熱した。この混合物を濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をEtOAc(20mL)に再溶解させた後、ブライン(50mL)で洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で蒸発させると粗生成物が残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(13g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C20H31N3O4理論値377,実測値378 [M+H]+
【0508】
記載176
(R)−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D176)
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0509】
DMF(6mL)中、(R)−シクロペンチル(2−プロピルピペラジン−1−イル)メタノン(D106、150mg)および5−クロロ−1−(クロロメチル)−2−メチル−3−ニトロベンゼン(D141、147mg)の混合物を60℃で2時間加熱した後、室温に冷却した。この混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮すると粗物質が褐色油状物として残り、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=20:1)により精製し、標題化合物(101mg)を淡黄色固体として得た。MS (ESI): C21H30ClN3O3理論値407;実測値408 [M+H]+
【0510】
記載177
(R)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D177)
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0511】
MeOH(10mL)中、(R)−(4−(5−クロロ−2−メチル−3−ニトロベンジル)−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D176、100mg)の溶液に、ラネーNi(46.0mg)を少量ずつ加えた。この混合物を50℃に加熱し、ヒドラジン一水和物(0.084mL)を10分かけてゆっくり加えた。添加後、この混合物を50℃で5分間撹拌した。この混合物を薄いセライトパッドで濾過し、濃縮し、標題化合物(90mg)を淡橙色固体として得た。MS (ESI): C21H32ClN3O理論値377;実測値378 [M+H]+
【0512】
記載178
(S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド(D178)
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0513】
DCM(18mL)中、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−2−カルボン酸(176mg)および(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、260mg)の溶液に、室温でHATU(424mg)を加えた。室温で10分間撹拌した後、この混合物にDIPEA(0.260mL)を加えた。次に、この混合物を45℃で2日間撹拌した。混合物を飽和NaHCO水溶液およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=10:1)により精製し、標題化合物(310mg)を油状物として得た。MS (ESI): C29H43ClN4O4理論値546;実測値547 [M+H]+
【0514】
記載179〜201
記載179〜201は、D178に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0515】
D179 2−(2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
D180 3−(2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
D181 4−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D182 3−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D183 3−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチル
D184 2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D185 4−(2−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D186 (3−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−3−オキソプロピル)(メチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
D187 3−(2−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)アゼチジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル,トリフルオロ酢酸塩
D188 (4−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−4−オキソブチル)(メチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
D189 2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)モルホリン−4−カルボン酸tert−ブチル
D190 3−(2−((3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
D191 ((1S,3r)−3−((3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)カルバモイル)シクロブチル)カルバミン酸tert−ブチル
D192 ((1R,3s)−3−((3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)カルバモイル)シクロブチル)カルバミン酸tert−ブチル
D193 3−((3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)カルバモイル)アゼチジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D194 (2−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)(メチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル
D195 2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)シクロプロパンカルボン酸メチル
D196 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロチオフェン−2−イル)アセトアミド
D197 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)アセトアミド
D198 S−(2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)シクロブチル)エタンチオエート
D199 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルチオ)シクロブタンカルボキサミド
D200 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソシクロヘキシル)アセトアミド
D201 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソシクロペンチル)アセトアミド
【0516】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0517】
記載202
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−オキソシクロブチル)アセトアミド(D202)
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0518】
DCM(5mL)中、2−(3−オキソシクロブチル)酢酸(D100、360mg)の溶液に、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、1475mg)、EDC(1077mg)、HOBt(861mg)およびDIPEA(1.472mL)を加えた。この反応混合物を40℃で一晩撹拌した。この混合物を真空下で蒸発させ、標題化合物(420mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C25H34ClN3O3理論値459;実測値460 [M+H]+
【0519】
記載203
4−(5−クロロ−2−メチル−3−(2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(2S)−tert−ブチル(D203)
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
DCM(4mL)中、4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D159、146mg)の懸濁液に、HATU(157mg)、2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)酢酸(D60、100mg)およびトリエチルアミン(83mg)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、標題化合物(320mg)を黄色ガムとして得た。MS (ESI): C24H36ClN3O3S理論値481;実測値482 [M+H]+
【0521】
記載204
4−(5−クロロ−3−(5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D204)
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0522】
DCM(100mL)中、4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D159、913mg)、5−フルオロ−6−メチルニコチン酸(D113、400mg)、HATU(980mg)およびDIPEA(0.450mL)の溶液を室温で18時間撹拌した。この混合物を真空濃縮し、標題化合物(1.2g)を赤色油状物として得、これをそれ以上精製せずにそのまま次の工程に使用した。MS (ESI): C25H32ClFN4O3理論値490,実測値491 [M+H]+
【0523】
記載205〜211
記載205〜211は、記載204に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0524】
D205 4−(5−クロロ−3−(4−シアノ−4−メチルペンタンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D206 4−(5−クロロ−3−(2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D207 4−(5−クロロ−2−メチル−3−(3−(メチルスルホニル)プロパンアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D208 4−(3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−5−フルオロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D209 4−(5−クロロ−3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D210 4−(5−シアノ−3−(6−メトキシニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
D211 4−(3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−5−(メトキシカルボニル)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル
【0525】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【0526】
記載212
4−(5−シアノ−2−メチル−3−(2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D212)
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
DCM(15mL)中、4−(3−アミノ−5−シアノ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D160、600mg)、2−メチルピリミジン−5−カルボン酸(300mg)およびDMAP(316mg)の溶液に、DCC(530mg)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。濾過し、濾液を減圧下で濃縮すると粗生成物が残り、これをクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1)により精製し、標題化合物(800mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C25H32N6O3理論値464;実測値465 [M+H]+
【0528】
記載213
4−(5−シアノ−3−(3−シアノベンズアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D213)
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0529】
DCM(10mL)中、3−シアノ安息香酸(431mg)の懸濁液に、塩化オキサリル(0.288mL)を滴下した。この反応混合物を40℃で2時間撹拌した後、濃縮した。残渣をピリジン(1mL)に再溶解させた後、ピリジン(2mL)中、4−(3−アミノ−5−シアノ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D160、630mg)の溶液に加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。得られた混合物をEtOAc(20mL)で希釈した後、ブライン(10mL)で洗浄した。有機相を分離し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:0から2.5:1へ)により精製し、標題化合物(915mg)を得た。MS (ESI): C27H31N5O3理論値473;実測値474 [M+H]+
【0530】
記載214
4−(5−シアノ−2−メチル−3−(6−メチルニコチンアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D214)
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0531】
記載214は、D213に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。MS (ESI): C26H33N5O3理論値463;実測値464 [M+H]+
【0532】
記載215
4−(5−クロロ−3−(6−シアノ−5−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D215)
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0533】
6−シアノ−5−メチルニコチン酸(D134、160mg)を二塩化硫黄(235mg)に溶かした。この反応混合物を60℃で3時間撹拌した。次に、この混合物を減圧下で濃縮乾固し、DCM(10mL)に再溶解させた残渣を、0℃で、4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D159、349mg)とDIPEA(383mg)の混合物にゆっくり加えた。この反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。この混合物を水(15mL)で希釈し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(300mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C26H32ClN5O3理論値497;実測値498 [M+H]+
【0534】
記載216
(S)−3−((4−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−4−メチル安息香酸(D216)
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
エタノール(10mL)と水(10mL)の混合溶媒中、4−(3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−5−(メトキシカルボニル)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D211、1.1g)の溶液に、水酸化リチウム(0.099g)を加えた。この反応混合物を40℃で10時間撹拌した。真空下で有機溶媒を除去した後、水層を1M HCl(aq.)でpH約3に酸性化し、EtOAc(30mL)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(1g)を黄色固体として得た。MS (ESI): C26H33ClN4O5理論値516;実測値517 [M+H]+
【0536】
記載217
4−(5−カルバモイル−3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D217)
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
DMF(2mL)中、(S)−3−((4−(tert−ブトキシカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−4−メチル安息香酸(D216、320mg)の懸濁液に、HATU(282mg)およびNHHCO(489mg)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(370mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C26H34ClN5O4理論値515;実測値516 [M+H]+
【0538】
記載218
4−(3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−5−シアノ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D218)
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0539】
DCM(3mL)中、4−(5−カルバモイル−3−(5−クロロ−6−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D217、270mg)の溶液に、トリエチルアミン(106mg)および2,2,2−無水トリフルオロ酢酸(330mg)を加えた。この混合物を13℃で0.5時間撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(300mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C26H32ClN5O3理論値497;実測値498 [M+H]+
【0540】
記載219
3−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D219)
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0541】
(S)−1−(Tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−カルボン酸(50mg)をDCM(20mL)に溶かし、0℃に冷却した。塩化オキサリル(0.024mL)を窒素雰囲気下で滴下した後、数滴のDMFを加えた。この反応混合物を25℃まで温め、1時間撹拌した。次に、この混合物を減圧下で濃縮乾固し、DCM(20mL)に再溶解させた残渣を、0℃で、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、81mg)とDIPEA(0.081mL)の混合物にゆっくり加えた。この反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。この混合物を水(15mL)で希釈し(dulited)、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(80mg)を黄色油状物として得た。MS (ESI): C29H43ClN4O4理論値546;実測値547 [M+H]+
【0542】
記載220〜222
記載220〜222は、記載219に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0543】
D220 3−(2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
D221 3−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(R)−tert−ブチル
D222 (S)−6−シアノ−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)ニコチンアミド
【0544】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【0545】
記載223
(S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド,塩酸塩(D223)
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
MeOH(20mL)中、3−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D219、200mg)の混合物にHCl(0.022mL)を加え、この混合物を60℃で1時間撹拌した。次に、この反応混合物を濃縮し、標題化合物(300mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C24H35ClN4O2理論値446;実測値447 [M+H]+
【0547】
記載224〜242
記載224〜242は、記載223に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0548】
D224 (R)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド,塩酸塩
D225 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ピロリジン−3−イル)アセトアミド,二塩酸塩
D226 (R)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド,二塩酸塩
D227 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−4−カルボキサミド,二塩酸塩
D228 (S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド,二塩酸塩
D229 (R)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド,二塩酸塩
D230 (S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド,二塩酸塩
D231 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ピペリジン−4−イル)アセトアミド,二塩酸塩
D232 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ピロリジン−2−イル)アセトアミド,二塩酸塩
D233 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ピペリジン−3−イル)アセトアミド,二塩酸塩
D234 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルアミノ)プロパンアミド
D235 (S)−2−(アゼチジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
D236 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルアミノ)ブタンアミド,二塩酸塩
D237 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)モルホリン−2−カルボキサミド,二塩酸塩
D238 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(ピロリジン−3−イル)アセトアミド,二塩酸塩
D239 (1r,3S)−3−アミノ−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド,二塩酸塩
D240 (1s,3R)−3−アミノ−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド,二塩酸塩
D241 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アゼチジン−3−カルボキサミド
D242 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(メチルアミノ)アセトアミド
【0549】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0550】
記載243
(S)−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド,二塩酸塩(D243)
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0551】
メタノール(4mL)およびDCM(10mL)中、4−(5−シアノ−2−メチル−3−(2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D212、800mg)の溶液に、ジオキサン中、塩化水素(4M、4.31mL)を加えた。この混合物を50℃で30分間撹拌した後、減圧下で濃縮し、標題化合物(900mg)を黄色固体として得た。MS (ESI): C20H24N6O理論値364;実測値365 [M+H]+
【0552】
記載244
(S)−3−シアノ−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)ベンズアミド,二塩酸塩,二塩酸塩 (hydrochloride acid salt)(D244)
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
4−(5−シアノ−3−(3−シアノベンズアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D213、915mg)を、イソプロパノール(20mL)中、HCl水溶液(5M、3.48mL)に加えた。この反応混合物を50℃で一晩撹拌した。溶媒を真空で除去し、標題化合物(750mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C22H23N5O理論値373;実測値374 [M+H]+
【0554】
記載245
(S)−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド,二塩酸塩(D245)
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
THF(2mL)中、4−(5−シアノ−2−メチル−3−(6−メチルニコチンアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D214、150mg)の溶液に、ジオキサン中、HCl(0.809mL)を加えた。この混合物を室温で18時間撹拌した。この混合物を濃縮して標題化合物(130mg)を淡黄色固体として得た。MS (ESI): C21H25N5O理論値363;実測値364 [M+H]+
【0556】
記載246〜253
記載246〜253は、記載245に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0557】
D246 (S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−4−シアノ−4−メチルペンタンアミド,二塩酸塩
D247 (S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド,二塩酸塩
D248 (S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド,二塩酸塩
D249 (S)−5−クロロ−N−(5−フルオロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド,二塩酸塩
D250 (S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド,二塩酸塩
D251 (S)−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メトキシニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
D252 (S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド,二塩酸塩
D253 (S)−5−クロロ−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド,二塩酸塩
【0558】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
記載254
(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、トリフルオロ酢酸塩(D254)
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0560】
4−(5−クロロ−3−(5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド)−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(D204、6.5g)を、HCl溶液(30mL、1,4−ジオキサン中4M)に加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗生成物をDCM/MeOH=10:1(2×2mL)で洗浄し、標題化合物(7g)黄色固体として得た。MS (ESI) C20H24ClFN4O理論値: 390,実測値391 [M+H]+
【0561】
記載255
N−(5−クロロ−2−メチル−3−(((S)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド,二塩酸塩(D255)
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0562】
MeOH(1mL)中、4−(5−クロロ−2−メチル−3−(2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(2S)−tert−ブチル(D203、48mg)の溶液に、ジオキサン中、塩化水素の溶液(4M、1mL)を加えた。この混合物を50℃で2時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、標題化合物(210mg)を黄色ガムとして得た。MS (ESI): C19H28ClN3OS理論値381;実測値382 [M+H]+
【0563】
記載256
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド(D256)
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0564】
無水DCM(2mL)中、N−(5−クロロ−2−メチル−3−(((S)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド(D255、39mg)の溶液に、トリエチルアミン(20.66mg)および塩化シクロペンタンカルボニル(20.31mg)を加えた。この反応混合物を18℃で1時間撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮し、標題化合物(220mg)を黄色ガムとして得た。MS (ESI): C25H36ClN3O2S理論値477;実測値478 [M+H]+
【0565】
記載257
(S)−2−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド(D257)
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0566】
DCM(10mL)中、2−塩化クロロアセチル(97mg)溶液を、0℃で、DCM(20mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、240mg)およびTEA(0.159mL)の混合物にゆっくり加えた。この反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。この混合物を水(15mLで希釈した(dulited)。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=5:1)により精製し、標題化合物(240mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C21H29Cl2N3O2理論値425;実測値426 [M+H]+
【0567】
記載258
(S)−5−((3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピコリン酸,トリフルオロ酢酸塩(D258)
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
エタノール(5mL)中、(S)−6−シアノ−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)ニコチンアミド(D222、120mg)の懸濁液に、3M NaOH溶液(2.2mL)を滴下した。反応混合物を100℃で3時間撹拌した。溶媒を回転蒸発により除去し、3M HCl(aq.)をpH=5まで滴下した。残渣をEtOAc(10mL)で希釈した後、ブライン(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(C18カラム、0.05%TFAを含むHO中、0から35%CHCN)により精製し、標題化合物(80mg)を白色固体として得た。MS (ESI): C26H31FN4O4理論値482;実測値483 [M+H]+
【0569】
実施例1
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(オキセタン−3−イル)アセトアミド(E1)
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0570】
2−(オキセタン−3−イル)酢酸(0.035mL)およびDIPEA(0.157mL)をDMF(3mL)に溶かした。この溶液に、HATU(182mg)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、この混合物に、DMF(2mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−フルオロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D156、100mg)を加え、室温で一晩撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮乾固し、残渣をMADPにより精製し、標題(40mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.45 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 10.5, 2.0 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 4.69 (dd, J = 7.5, 6.2 Hz, 2H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.35 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 4.19 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.74 (d, J = 13.0 Hz, 0.5H), 3.45-3.38 (m, 2H), 3.32-3.25 (m, 1H), 3.18 (t, J = 12.3 Hz, 0.5H), 2.96-2.86 (m, 1H), 2.77 (d, J = 7.8 Hz, 2.5H), 2.72 (d, J = 12.2 Hz, 1H), 2.66-2.58 (m, 1H), 2.14 (s, 3H), 2.11-1.44 (m, 10H), 1.28-1.04 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, DMSO-d6): -117.9。MS (ESI): C24H34FN3O3理論値431;実測値432 [M+H]+
【0571】
実施例2〜42
実施例2〜42は、実施例1に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0572】
E2 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド、トリフルオロ酢酸塩
E3 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド
E4 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド、トリフルオロ酢酸塩
E5 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド
E6 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド、トリフルオロ酢酸塩
E7 シス−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミド
E8 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド
E9 N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(ヘキサヒドロフロ[2,3−b]フラン−3−イル)アセトアミド
E10 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルオキサゾール−4−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E11 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)アセトアミド
E12 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルイソキサゾール−5−イル)アセトアミド
E13 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E14 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E15 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E16 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E17 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−モルホリノアセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E18 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボキサミド
E19 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(5−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E20 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E21 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド
E22 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−メチルテトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E23 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−メチルテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E24 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−2−イル)プロパンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E25 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)プロパンアミド
E26 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−メトキシブタンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E27 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−メトキシエトキシ)アセトアミド
E28 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソピロリジン−1−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E29 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソオキサゾリジン−3−イル)アセトアミド
E30 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド
E31 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−メトキシブタンアミド
E32 N−(5−シアノ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド
E33 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(1−シアノシクロプロピル)プロパンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E34 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ジフルオロメトキシ)アセトアミド
E35 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノ−4−メチルペンタンアミド
E36 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−カルボキサミド 1,1−ジオキシド
E37 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)テトラヒドロ−2H−チオピラン−3−カルボキサミド 1,1−ジオキシド
E38 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アセトアミド
E39 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(ジフルオロメトキシ)プロパンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E40 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−オキソモルホリノ)アセトアミド
E41 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパンアミド
E42 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−ヒドロキシ−3−メチルブタンアミド
【0573】
【表11】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
実施例43
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド(E43)
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
3−(メチルスルホニル)プロパン酸(65.2mg)およびDIPEA(0.15mL)をDMF(3mL)に溶かした。この溶液に、HATU(217mg)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した後、この混合物に、DMF(2mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、100mg)を加え、室温で2日間撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を真空濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(55mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.27 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.56 (brs, 0.5H), 4.26-4.11 (m, 1H), 3.73 (d, J = 12.8 Hz, 0.5H), 3.42 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 3.36 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 3.33-3.24 (m, 0.5H), 2.93 (s, 3H), 2.91-2.79 (m, 3.5H), 2.72 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 2.65-2.57 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.13-1.44 (m, 10H), 1.28-1.07 (m, 3H)。MS (ESI): C23H34ClN3O4S理論値483;実測値484 [M+H]+
【0576】
実施例44
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド(E44)
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
DCM(100mL)中、4−(メチルスルホニル)ブタン酸(D43、73.1mg)および(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、140mg)の溶液に、0℃でHATU(228mg)を加えた後、室温で10分間撹拌した。DIPEA(0.105mL)を加え、この反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を飽和NaHCO溶液およびブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を真空下で濃縮乾固して粗生成物を得、これをMDAPにより精製し、標題化合物(150mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.76 (s, 1H), 7.33 (brs, 1H), 7.10 (s, 1H), 4.75 (brs, 0.5H), 4.39 (d, J = 13.3 Hz, 0.5H), 4.12 (brs, 0.5H), 3.66 (d, J = 13.1 Hz, 0.5H), 3.48-3.25 (m, 2.5H), 3.18 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 2.95 (s, 3H), 2.91-2.79 (m, 1.5H), 2.78-2.66 (m, 3H), 2.62 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.32 (quin, J = 6.9 Hz, 2H), 2.22 (s, 3H), 2.20-2.13 (m, 1H), 2.04-1.66 (m, 7H), 1.60-1.50 (m, 2H), 1.35-1.15 (m, 3H)。MS (ESI): C24H36ClN3O4S理論値497;実測値498 [M+H]+
【0578】
実施例45
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド(E45)
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
実施例45は、塩基/溶媒としてDIPEA/DMFを用い、E44に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.61 (s, 1H), 7.79 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.24-4.14 (m, 1H), 3.74 (d, J = 13.1 Hz, 0.5H), 3.52-3.40 (m, 2H), 3.22-3.15 (m, 2.5H), 2.99 (s, 3H), 2.96-2.86 (m, 1H), 2.82-2.66 (m, 1.5H), 2.64-2.52 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 2.16-1.44 (m, 12H), 1.27-1.03 (m, 3H)。MS (ESI): C25H36N4O4S理論値488;実測値489 [M+H]+
【0580】
実施例46
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド(E46)
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0581】
3−(エチルスルホニル)プロパン酸(71.2mg)およびDIPEA(0.150mL)をDMF(3mL)に溶かした。この溶液に、HATU(217mg)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で30分間撹拌した後、この混合物に(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、100mg)を加え、これを室温で一晩撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を真空濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(20mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.39 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 4.68 (brs, 0.5H), 4.38-4.24 (m, 1H), 3.85 (d, J = 13.3 Hz, 0.5H), 3.57-3.36 (m, 4.5H), 3.17 (q, J = 7.5 Hz, 2H), 3.09-2.89 (m, 3.5H), 2.84 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 2.77-2.68 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.25-1.54 (m, 10H), 1.40 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 1.37-1.21 (m, 3H)。MS (ESI): C24H36ClN3O4S理論値497;実測値498 [M+H]+
【0582】
実施例47
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E47)
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
実施例47は、E46に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.90 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 4.62 (brs, 1H), 4.35 (brs, 2H), 4.24-4.13 (m, 0.5H), 3.52 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 3.42-3.37 (m, 2H), 3.24-2.80 (m, 8.5H), 2.44 (s, 3H), 1.96-1.56 (m, 8H), 1.48-1.22 (m, 6H)。MS (ESI): C25H36N4O4S理論値488;実測値489 [M+H]+
【0584】
実施例48
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)アセトアミド(E48)
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0585】
DMF(10mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、85mg)の溶液に、2−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)酢酸(D50、40mg)およびHATU(93mg)を加えた。この反応混合物を室温で6時間撹拌した。水(20mL)を加え、DCM(50mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、粗生成物をMDAPにより精製し、標題化合物(8mg)を白色固体として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.57 (s, 1H), 7.43 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.35-4.27 (m, 2H), 4.19 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 3.97-3.91 (m, 2H), 3.77-3.72 (m, 0.5H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.21-3.13 (m, 0.5H), 2.95-2.68 (m, 5.5H), 2.65-2.57 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.11-1.45 (m, 10H), 1.26-1.05 (m, 3H)。MS (ESI): C24H34ClN3O4S理論値495;実測値496 [M+H]+
【0586】
実施例49
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロペンチルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E49)
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0587】
3−(メチルスルホニル)プロパン酸(62.7mg)、DIPEA(0.144mL)およびHATU(209mg)をDMF(2mL)に溶かした。この溶液に、(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロペンチルエタノン(D170、100mg)を加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物にEtOAc(20mL)および水(10mL)を加えた。10分撹拌した後、EtOAc層を分離し(separated)、濃縮した。残渣をMDAP(酸性溶出)により精製し、標題化合物(45mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.57 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.62 (brs, 1 H), 4.52-4.35 (m, 2H), 4.10 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 3.67-3.35 (m, 5H), 3.23-3.08 (m, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.99 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 2.57-2.35 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.25-2.08 (m, 1H), 1.84 (brs, 2H), 1.74-1.07 (m, 10H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -78.9。MS (ESI): C24H36ClN3O4 S理論値497,実測値498 [M+H]+
【0588】
実施例50
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド(E50)
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0589】
DMF(10mL)中、3−(メチルスルホニル)プロパン酸(62.7mg)、HATU(209mg)およびDIPEA(0.144mL)の溶液に、この混合物に、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロヘキシル)メタノン(D171、100mg)を加え、室温で2日間撹拌した。EtOAc/HOで抽出し、乾燥させ、濃縮した後、残渣をMDAP(塩基性溶出)により精製し、求められる生成物(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド(7mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.39 (s, 1H), 7.23 (brs, 1H), 4.67 (brs, 0.5H), 4.38-4.16 (m, 1H), 3.80 (d, J = 12.7 Hz, 1H), 3.63-3.35 (m, 4.5H), 3.05 (s, 3H), 3.03-2.89 (m, 2.5H), 2.87-2.51 (m, 3H), 2.28 (s, 3H), 2.24-1.94 (m, 2H), 1.87-1.12 (m, 13H)。MS (ESI): C24H36ClN3O4 S理論値497,実測値498 [M+H]+
【0590】
実施例51
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタンアミド(E51)
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
無水DMF(5mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、138.2mg)および4,4,4−トリフルオロブタン酸(74.5mg)の溶液に、HATU(302.4mg)およびDIPEA(0.207mL)を加えた。得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。DCM(10mL)で希釈し、水で2回(2×20mL)洗浄し、有機層を分離し、真空下で濃縮乾固した。残渣をMDAPで精製し、標題化合物(90.5mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.33 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.72-4.53 (m, 1.5H), 4.36-4.22 (m, 1H), 3.83 (d, J = 13.4 Hz, 0.5H), 3.52-3.40 (m, 2H), 3.40-3.33 (m, 0.5H), 3.07-2.90 (m, 1.5H), 2.82 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.75-2.66 (m, 3H), 2.66-2.52 (m, 2H), 2.25 (s, 3H), 2.23-2.12 (m, 1H), 2.10-1.53 (m, 9H), 1.39-1.16 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -68.2。MS (ESI): C23H31ClF3N3O2理論値: 473,実測値474 [M+H]+
【0592】
実施例52
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5,5,5−トリフルオロペンタンアミド(E52)
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0593】
E52は、E51に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.66 (brs, 0.5H), 4.37-4.21 (m, 1H), 3.83 (d, J = 13.2 Hz, 0.5H), 3.53-3.40 (m, 2H), 3.40-3.33 (m, 0.5H), 2.90-3.07 (m, 1.5H), 2.82 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.75-2.66 (m, 1H), 2.54 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.36-2.11 (m, 6H), 2.09-1.53 (m, 11H), 1.39-1.15 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -67.9。MS (ESI): C24H33ClF3N3O2理論値487;実測値488 [M+H]+
【0594】
実施例53
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド(E53)
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
DMF(10mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、117mg)および2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)酢酸(D16、50mg)の溶液に、室温でHATU(127mg)を加えた。この反応混合物を6時間撹拌した。水(20mL)を加え、DCM(50mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をMDAPで精製し、標題化合物(20mg)を白色固体として得た。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.45 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.20 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.75 (d, J = 12.6 Hz, 0.5H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.21-3.13 (m, 0.5H), 2.95-2.86 (m, 1H), 2.80-2.68 (m, 3.5H), 2.65-2.55 (m, 3H), 2.44-2.31 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.13-1.45 (m, 11H), 1.27-1.04 (m, 3H)。MS (ESI) C25H34ClF2N3O2理論値481;実測値482 [M+H]+
【0596】
実施例54
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド(E54)
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
E54は、E53に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.42 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 10.1, 2.2 Hz, 1H), 6.96 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.19 (d, J = 11.7 Hz, 1H), 3.74 (d, J = 13.6 Hz, 0.5H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.19 (t, J = 11.7 Hz, 0.5H), 2.95-2.87 (m, 1H), 2.82-2.67 (m, 3.5H), 2.66-2.56 (m, 3H), 2.44-2.30 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.10-1.45 (m, 11H), 1.30-1.05 (m, 3H)。MS (ESI): C25H34F3N3O2理論値465;実測値466 [M+H]+
【0598】
実施例55
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E55)
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0599】
無水DMF(6mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、99.1mg)および4−シアノブタン酸(37.1mg)の溶液に、HATU(162mg)およびDIPEA(0.15mL)を加え、得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を精製のためにMDAPに送り、標題化合物(73.5mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.52 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 4.61 (brs, 1H), 4.30 (brs, 2H), 4.15 (d, J = 12.5 Hz, 0.5H), 3.60-3.45 (m, 0.5H), 3.45-3.34 (m, 2H), 3.26-2.83 (m, 3.5H), 2.69-2.53 (m, 4H), 2.29 (s, 3H), 2.04 (quin, J = 7.2 Hz, 2H), 1.98-1.56 (m, 8H), 1.50-1.20 (m, 3H)。MS (ESI): C24H33ClN4O2理論値444;実測値445 [M+H]+
【0600】
実施例56および57
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミドおよびN−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド(E56およびE57)
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0601】
DMF(20mL)中、2−(テトラヒドロフラン−3−イル)酢酸(130mg)および(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、350mg)の溶液に、HATU(456mg)およびDIPEA(0.349mL)を加えた。この反応混合物を50℃で1時間撹拌した。水(20mL)を加え、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、粗生成物をMDAPにより精製し、N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド(240mg)を得、これを分取キラルSFCにより分離し、標題化合物(70mgおよび78mg)を白色固体として得た。異性体1: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.45 (s, 1H), 7.39 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.19 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 3.81 (dd, J = 8.0, 7.0 Hz, 1H), 3.78-3.71 (m, 1.5H), 3.65 (q, J = 7.4 Hz, 1H), 3.45-3.37 (m, 2H), 3.37-3.34 (m, 1H), 3.17 (t, J = 13.1 Hz, 0.5H), 2.96-2.86 (m, 1H), 2.82-2.68 (m, 1.5H), 2.65-2.53 (m, 2H), 2.47-2.40 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.13-1.44 (m, 12H), 1.27-1.05 (m, 3H)。MS (ESI): C25H36ClN3O3理論値461;実測値462 [M+H]+。異性体2:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.46 (s, 1H), 7.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.19 (d, J = 11.8 Hz, 1H), 3.81 (dd, J = 8.3, 7.0 Hz, 1H), 3.78-3.71 (m, 1.5H), 3.65 (q, J = 7.7 Hz, 1H), 3.45-3.38 (m, 2H), 3.17 (t, J = 11.9 Hz, 0.5H), 2.96-2.86 (m, 1H), 2.81-2.68 (m, 1.5H), 2.65-2.53 (m, 2H), 2.47-2.40 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.13-1.45 (m, 12H), 1.27-1.05 (m, 3H)。MS (ESI): C25H36ClN3O3理論値461;実測値462 [M+H]+
【0602】
実施例58
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド(E58)
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0603】
DCM(10mL)中、2−(テトラヒドロフラン−3−イル)酢酸(39.4mg)の懸濁液に、塩化オキサリル(0.030mL)を滴下した。この反応混合物を40℃で30分間撹拌した。溶媒を回転蒸発により除去した後、DCM(1mL)で再溶解させ、ピリジン(2mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−2,5−ジクロロベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D158、70mg)の溶液に加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物をDCM(10mL)で希釈した後、ブライン(10mL)で洗浄した。DCM層を分離し、濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(7mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.71 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.61 (brs, 0.5H), 4.33-4.17 (m, 1H), 3.90-3.51 (m, 5.5H), 3.45-3.27 (m, 1.5H), 3.01-2.67 (m, 3.5H), 2.67-2.41 (m, 3.5H), 2.27 (brs, 1H), 2.14-1.99 (m, 1.5H), 1.84-1.43 (m, 10H), 1.35-1.13 (m, 3H)。MS (ESI): C24H33Cl2N3O3理論値481;実測値482 [M+H]+
【0604】
実施例59および60
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミドおよびN−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド(E59およびE60)
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0605】
N−(2,5−ジクロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド(E58)(20mg)をキラルSFCにより分離し、標題の2つの化合物(6mgおよび7mg)を得た。異性体1:1H NMR (400 MHz, CDCl3): 8.39 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 4.78 (brs, 0.5H), 4.44 (d, J = 13.6 Hz, 0.5H), 4.14 (brs, 0.5H), 3.98 (dd, J = 8.7, 6.9 Hz, 1H), 3.95-3.87 (m, 1H), 3.79 (q, J = 7.5 Hz, 1H), 3.69 (d, J = 13.3 Hz, 0.5H), 3.58-3.46 (m, 3H), 3.39 (t, J = 12.2 Hz, 0.5H), 3.07-2.92 (m, 0.5H), 2.90-2.73 (m, 3H), 2.67 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.55 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 2.30-2.15 (m, 2H), 2.14-2.05 (m, 1H), 1.97-1.61 (m, 9H), 1.41-1.22 (m, 3H)。MS (ESI): C24H33Cl2N3O3 理論値481;実測値482 [M+H]+。異性体2:1H NMR (400 MHz, CDCl3): 8.39 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.69 (s, 1H), 4.78 (brs, 0.5H), 4.44 (d, J = 13.6 Hz, 0.5H), 4.14 (brs, 0.5H), 3.98 (dd, J = 8.7, 6.9 Hz, 1H), 3.95-3.86 (m, 1H), 3.79 (q, J = 7.5 Hz, 1H), 3.69 (d, J = 13.3 Hz, 0.5H), 3.58-3.45 (m, 3H), 3.39 (t, J = 13.1 Hz, 0.5H), 3.05-2.92 (m, 0.5H), 2.90-2.73 (m, 3H), 2.67 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.55
(d, J = 7.3 Hz, 2H), 2.28-2.15 (m, 2H), 2.10 (t, J = 11.9 Hz, 1H), 1.97-1.63 (m, 9H), 1.41-1.26 (m, 3H)。MS (ESI): C24H33Cl2N3O3 理論値481;実測値482 [M+H]+
【0606】
実施例61および62
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミドおよびN−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド(E61およびE62)
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
DMF(20mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、332mg)溶液に、2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)酢酸(D3、150mg)およびHATU(361mg)を加え、この反応混合物を室温で6時間撹拌し続けた。水(20mL)を加え、EtOAc(50mL)で抽出し、有機層をNaSOで乾燥させ、濾過し、濾液(the filtrated)を濃縮し、残渣を分取HPLCにより精製し、2つの化合物(48mgおよび18mg)を白色固体として得た。異性体1:1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.35 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.15 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.47 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 4.19 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.75 (d, J = 12.9 Hz, 0.5H), 3.45-3.36 (m, 2H), 3.36-3.33 (m, 1H), 3.17 (t, J = 12.1 Hz, 0.5H), 2.97-2.86 (m, 1H), 2.81-2.68 (m, 1.5H), 2.60 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 2.21 (d, J = 6.9 Hz, 2H), 2.16 (s, 3H), 2.14-1.45 (m, 15H), 1.29-0.95 (m, 7H)。MS (ESI): C27H40ClN3O3理論値489;実測値490 [M+H]+。異性体2:1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.37 (s, 1H), 7.38 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.15 (s, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.30 (d, J = 3.2 Hz, 1H), 4.20 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 3.79-3.70 (m, 1.5H), 3.46-3.36 (m, 2H), 3.18 (t, J = 11.7 Hz, 0.5H), 2.91 (quin, J = 7.4 Hz, 1H), 2.81-2.68 (m, 1.5H), 2.65-2.57 (m, 1H), 2.26 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.13-1.38 (m, 19H), 1.27-1.05 (m, 3H)。MS (ESI): C27H40ClN3O3理論値489;実測値490 [M+H]+
【0608】
実施例63〜70
実施例63〜70は、E61およびE62に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0609】
E63: N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド
E64: N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド
E65: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−メチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
E66: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−メチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
E67: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
E68: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−エチル−5−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
E69: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
E70: N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−1−メチル−2−オキソピロリジン−3−イル)アセトアミド
【0610】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0611】
実施例71
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E71)
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0612】
無水DMF(5mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、115.5mg)および2−シアノイソニコチン酸(56.6mg)の溶液に、室温で、HATU(194.0mg)およびDIPEA(0.173mLを加えた。得られた反応混合物を一晩撹拌した。DCM(15mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、有機層を分離し、溶媒を真空下で除去した。残渣をMDAPで精製し、標題化合物(73.9mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 8.93 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 8.15 (dd, J = 5.1, 1.7 Hz, 1H), 7.58 (s, 2H), 4.63 (brs, 1H), 4.35 (brs, 2H), 4.18 (d, J = 14.9 Hz, 0.5H), 3.65-3.48 (m, 0.5H), 3.47-3.33 (m, 2H), 3.25-2.84 (m, 3.5H), 2.35 (s, 3H), 1.99-1.55 (m, 8H), 1.52-1.21 (m, 3H)。MS (ESI): C26H30ClN5O2理論値479;実測値480 [M+H]+
【0613】
実施例72〜76
実施例72〜76は、E71に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0614】
E72 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E73 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E74 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E75 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルイソニコチンアミド
E76 (S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
【0615】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
実施例77
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E77)
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0617】
DCM(5mL)中、(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロプロピルエタノン(D169、122.8mg)の溶液に、室温で、6−シアノニコチン酸(61.9mg)、DMAP(4.9mg)およびEDC(165.5mg)を加えた。得られた反応混合物を一晩撹拌した。DCM(15mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、溶媒を真空下で除去した。残渣をMDAPで精製し、標題化合物(100.9mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 9.23 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.52 (dd, J = 8.1, 2.2 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 4.66 (brs, 0.5H), 4.57-4.41 (m, 2.5H), 4.07 (brs, 0.5H), 3.76-3.41 (m, 3H), 3.27-2.98 (m, 2H), 2.51-2.26 (m, 5H), 1.35 (brs, 3H), 1.07-0.93 (m, 1H), 0.63-0.48 (m, 2H), 0.25-0.11 (m, 2H)。MS (ESI): C25H28ClN5O2理論値465;実測値466 [M+H]+
【0618】
実施例78
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E78)
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
無水DMF(5mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、115.5mg)および6−シアノニコチン酸(57.2mg)の溶液に、室温で、HATU(255.3mg)およびDIPEA(0.173mL)を加えた。得られた反応混合物を一晩撹拌した。DCM(15mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄した。有機層を分離し、溶媒を真空下で除去した。残渣をMDAPで精製し、標題化合物(90.4mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 9.23 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.52 (dd, J = 8.1, 2.2 Hz, 1H), 8.06 (dd, J = 8.2, 0.6 Hz, 1H), 7.65-7.57 (m, 2H), 4.67 (brs, 1H), 4.54-4.38 (m, 2H), 4.21 (d, J = 14.4 Hz, 0.5H), 3.65-3.40 (m, 2.5H), 3.29-2.99 (m, 3.5H), 2.36 (s, 3H), 2.00-1.56 (m, 8H), 1.52-1.21 (m, 3H)。MS (ESI): C26H30ClN5O2理論値479;実測値480 [M+H]+
【0620】
実施例79
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E79)
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
無水DMF(5mL)中、(S)−1−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)−2−シクロプロピルエタノン(D169、120.9mg)の溶液に、5−シアノ−6−メチルニコチン酸(D117、62.8mg)、HATU(274mg)およびDIPEA(0.126mL)を加えた。この反応混合物を一晩撹拌した。反応後、この混合物を精製のためMDAP(酸性条件)に送り、標題化合物(62.5mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 9.21 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.55 (s, 2H), 4.63 (brs, 1H), 4.46 (brs, 1H), 4.29 (brs, 2H), 4.11-3.92 (m, 1H), 3.65-3.46 (m, 1H), 3.20-2.90 (m, 3H), 2.84 (s, 3H), 2.54-2.21 (m, 5H), 1.50-1.22 (m, 3H), 1.01 (brs, 1H), 0.56 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 0.19 (d, J = 4.2 Hz, 2H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -77.2。MS (ESI): C26H30ClN5O2理論値479,実測値480 [M+H]+
【0622】
実施例80
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド(E80)
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0623】
DCM(20mL)中、(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、二塩酸塩(D254、3000mg)、2−シクロプロピル酢酸(777mg)、HATU(3689mg)およびDIPEA(3344mg)の混合物を一晩撹拌した。反応が完了した後、水(100mL)を加え、DCMで2回(2×100mL)抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を濃縮乾固した。残渣をMDAPにより精製し、標題化合物(1802mg)を得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 8.87 (s, 1H), 8.08 (dd, J = 10.0, 1.2 Hz, 1H), 7.36 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.67-4.70 (m, 0.5H), 4.33 (d, J = 12.8 Hz, 0.5H), 4.15 (m, 0.5H), 3.74 (d, J = 13.2 Hz, 0.5H), 3.55-3.47 (m, 2H), 3.42-3.36 (m, 0.5H), 3.00-2.93 (m, 0.5H), 2.83-2.86 (m, 1H), 2.75, (d, J = 11.6 Hz, 1H), 2.61 (d, J = 2.8 Hz, 3H), 2.47-2.42 (m, 0.5H), 2.31 (s, 3H), 2.26-2.15 (m, 2.5H), 2.09-2.00 (m, 1H), 1.35-1.24 (m, 3H), 1.04-0.96 (m, 1H), 0.53-0.55 (m, 2H), 0.17-0.20 (m, 2H)。MS (ESI): C25H30ClFN4O2理論値472;実測値473 [M+H]+
【0624】
実施例81〜90
実施例81〜90は、E80に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0625】
E81 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド
E82 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E83 (S)−N−(5−シアノ−2−メチル−3−((3−メチル−4−(スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−メチルニコチンアミド
E84 N−(3−(((3S)−4−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−シアノ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E85 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メトキシニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E86 (S)−5−クロロ−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E87 (S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E88 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノ−4−メチルペンタンアミド
E89 (S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチル−4−(スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボニル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド
E90 N−(3−(((3S)−4−(ビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド
【0626】
【表14】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0627】
実施例91および92
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミドおよび(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド(E91およびE92)
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0628】
DMF(10mL)中、(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−2−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド(D247、100mg)の溶液に、2−シクロプロピル酢酸(50.8mg)およびHATU(92mg)を加えた。この反応混合物を40℃で6時間撹拌した。この反応混合物に水(20mL)を加え、DCM(100mL)で抽出した。有機層を分離し、乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=1:1)、次いでMDAPにより精製し、標題化合物(10mgおよび15mg)を黄色固体として得た。異性体1:1H NMR (500 MHz, MeOD-d4): 7.31 (brs, 1H), 7.23 (s, 1H), 4.69 (brs, 0.5H), 4.39-4.32 (m, 0.5H), 4.18 (brs, 0.5H), 3.94 (brs, 1H), 3.73-3.71 (m, 0.5H), 3.52-3.26 (m, 3H), 2.97-2.90 (m, 0.5H), 2.86-2.81 (m, 1H), 2.72 (d, J = 11.5 Hz, 1H), 2.45-2.43 (m, 1H), 2.38-2.18 (m, 8H), 2.10-1.95 (m, 2H), 1.80-1.76 (m, 2H), 1.62-1.55 (m, 5.5H), 1.35(d, J = 6.5 Hz, 1.5H), 1.25 (d, J = 6.5 Hz, 1.5H), 1.01(brs, 1H), 0.58-0.54 (m, 2H), 0.20 (brs, 2H)。MS (ESI): C26H38ClN3O3理論値475;実測値[M+H]+。異性体2:1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.31 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.69 (brs, 1H), 4.35-4.32 (m, 0.5H), 4.15 (brs, 0.5H), 3.73-3.70 (brs, 0.5H), 3.55-3.35 (m, 4H), 3.00-2.95 (m, 0.5H), 2.88-2.80 (m, 1H), 2.72 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.47-2.43 (m, 0.5H), 2.32-2.17 (m, 8H), 2.09-1.97 (m, 3H), 1.89-1.80 (m, 3H), 1.35-1.13 (m, 7H), 1.00 (brs, 1H), 0.57-0.53 (m, 1.5H), 0.20 (brs, 1.5H)。MS (ESI): C26H38ClN3O3理論値475;実測値[M+H]+
【0629】
実施例93
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド(E93)
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
DCM(10mL)中、(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド(D252、50mg)の溶液に、2−シクロプロピル酢酸(12.58mg)、HATU(57.3mg)およびDIPEA(0.066mL)を加えた。8時間撹拌した後、この混合物を濃縮し、残渣をMDAPにより精製し、標題化合物(17mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 9.09-9.06 (brs, 1H), 8.61 (brs, 0.5H), 8.45 (m, 0.5H), 8.27 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.18 (brs, 1H), 4.63 (brs, 0.5H), 4.23-4.14 (m, 0.5H), 3.98 (brs, 0.5H), 3.58-3.26 (m, 3H), 2.83-2.71 (m, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.60-2.50 (m, 1H), 2.40-2.31 (m, 0.5H), 2.27 (s, 3H), 2.25-2.00 (m, 3H), 1.90-1.80 (m, 0.5H), 1.34-1.08 (m, 3.5H), 1.00 (brs, 1H), 0.55 (brs, 2H), 0.19-0.11 (d, J = 4.0 Hz, 2H)。MS (ESI): C26H30ClN5O2理論値479;実測値480 [M+H]+
【0631】
実施例94および95
シスN−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミドおよびトランスN−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロペンチル)アセトアミド(E94およびE95)
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
エタノール(30mL)中、N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソシクロペンチル)アセトアミド(D201、150mg)の溶液に、0℃で、NaBH(196mg)を加えた。この反応混合物を20℃で6時間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣に水(20mL)を加え、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮すると粗生成物が残り、これを分取HPLC、次いでキラルHPLCにより精製し、2つの異性体(10mgおよび40mg)を黄色固体として得た。異性体1: 1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.34 (s, 1H), 7.23 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.47-4.45 (m, 1H), 4.23-4.16 (m, 1H), 4.02 (brs, 1H), 3.78-3.72 (m, 0.5H), 3.45-3.39 (m, 2H), 3.23-3.15 (m, 0.5H), 2.95-2.88 (m, 1H), 2.77-2.70 (m, 1.5H), 2.66-2.61 (m, 1H), 2.36-2.31 (m, 1H), 2.20-1.92 (m, 6H), 1.90-1.37 (m, 13H), 1.35-1.09 (m, 5H)。MS (ESI): C26H38FN3O3理論値459;実測値460 [M+H]+。 異性体2:1H NMR (500 MHz, DMSO-d6): 9.37 (s, 1H), 7.19 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 6.96 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 4.65 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.55 (brs, 0.5H), 4.23-4.16 (m, 1H), 3.78-3.65 (m, 1.5H), 3.44-3.36 (m, 2H), 3.22-3.15 (m, 0.5H), 2.95-2.88 (m, 1H), 2.80-2.70 (m, 1.5H), 2.66-2.60 (m, 1H), 2.22-1.39 (m, 20H), 1.30-1.07 (m, 5H)。MS (ESI): C26H38FN3O3理論値459;実測値460 [M+H]+
【0633】
実施例96および97
シス(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロブチル)アセトアミドおよびトランス(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシシクロブチル)アセトアミド(E96およびE97)
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0634】
MeOH(2mL)中、(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−オキソシクロブチル)アセトアミド(D202、320mg)の氷冷溶液に、NaBH(26.3mg)を加えた。この反応混合物を0℃で一晩撹拌した。この混合物を真空下で蒸発させると粗生成物が残り、これを分取HPLCおよびキラルHPLCにより精製し、標題化合物(10mgおよび10mg)を白色固体として得た。異性体1:1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.70 (s, 1H), 7.01 (s, 1H), 6.92 (s, 1H), 4.69 (brs, 1H), 4.33 (d, J = 12.8 Hz, 0.5H), 4.19-4.11 (m, 1H), 4.08-4.03 (m, 0.5H), 3.59 (d, J =12.8 Hz, 1H), 3.39-3.20 (m, 3H), 2.86-2.64 (m, 2H), 2.56 (d, J = 10.8 Hz, 2H), 2.47 (d, J =7.2 Hz, 2H), 2.14 (s, 3H), 2.12-2.07 (m, 2H), 1.93-1.67 (m, 8H), 1.50 (brs, 2H), 1.25-1.05 (m, 5H)。MS (ESI): C25H36ClN3O3理論値461;実測値462 [M+H]+。異性体2:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.38 (brs, 1H), 7.37 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.15 (s, 1H), 4.95 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.54 (brs, 0.5H), 4.28-4.18 (m, 1.5H), 3.76-3.73 (m, 0.5H), 3.30 (brs, 3H), 3.21-3.15 (m, 1H), 2.95-2.87 (m, 1H), 2.80-2.67 (m, 1.5H), 2.65-2.57 (m, 1H), 2.48-2.43 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 2.13-1.94 (m, 5H), 1.90-1.45 (m, 7H), 1.24-1.09 (m, 5H)。MS (ESI): C25H36ClN3O3理論値461;実測値462 [M+H]+
【0635】
実施例98
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド(E98)
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0636】
エタノール(30mL)中、N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(2−オキソシクロヘキシル)アセトアミド(D200、100mg)の溶液に、NaBH(127mg)を加えた。この反応混合物を20℃で6時間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣に水(20mL)を加えた後、EtOAc(10mL)で抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮すると粗生成物が残り、これをMDAPにより精製し、標題化合物(8mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.33 (s, 1H), 7.21 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.56 (brs, 0.5H), 4.42-4.19 (m, 1.5H), 3.90-3.80 (m, 1H), 3.76-3.72 (m, 0.5H), 3.45-3.37 (m, 2H), 3.19-3.15 (m, 0.5H), 3.00-2.90 (m, 1H), 2.89-2.71 (m, 1.5H), 2.70-2.55 (m, 1H), 2.35-2.08 (m, 6H), 2.06-1.75 (m, 2.5H), 1.75-1.30 (m, 14H), 1.28-1.00 (m, 5H)。MS (ESI): C27H40FN3O3理論値473;実測値474 [M+H]+
【0637】
実施例99
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1−シアノシクロプロピル)メトキシ)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩(E99)
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0638】
無水THF(3mL)中、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボニトリル(D86、47.8mg)の溶液に、ヨウ化ナトリウム(59.1mg)を加えた。この混合物を0℃で0.5時間撹拌した後、(S)−2−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド(D257、140mg)およびヨウ化ナトリウム(59.1mg)を加えた。この反応混合物を18℃で2時間撹拌した。この混合物を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル/EtOAc=3/1)およびMDAPにより精製し、標題化合物(20mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.68 (s, 1 H), 7.35 (s, 1H), 4.45 (brs, 1 H), 4.18 (s, 3H), 4.14-4.10 (m, 1H), 3.58 (s, 2H), 3.45-3.36 (m, 1H), 3.21 (brs, 2H), 3.00-2.92 (m, 2H), 2.24 (s, 3H), 1.80-1.53 (m, 9.5H), 1.26 (brs, 1.5 H), 1.24 (m, 2H), 1.16 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 1.05-1.02 (m, 2H); 19F NMR (376 MHz, DMSO-d6): -74.0。MS (ESI): C26H35ClN4O3理論値486;実測値487 [M+H]+
【0639】
実施例100〜101
実施例100〜101は、E99に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
E100 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2,2−ジフルオロエトキシ)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E101 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−シアノ−2−メチルプロポキシ)アセトアミド
【0640】
【表15】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
実施例102
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)アセトアミド(E102)
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0642】
DMF(5mL)中、(S)−2−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド(D257、50mg)、KCO(32.4mg)およびアゼチジン−3−オール(17.14mg)の溶液を窒素下、室温で一晩撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層を濃縮し、残渣をMDAPにより精製し、標題化合物(28.0mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 9.07 (s, 1H), 8.00 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.05 (s, 1H), 4.80 (brs, 0.5H), 4.60-4.52 (m, 1H), 4.44-4.41(brs, 0.5H), 4.13 (brs, 0.5H), 3.85 (dd, J = 8.0, 6.0 Hz, 2H), 3.68-3.62 (m, 0.5H), 3.50-3.40 (m, 1H), 3.36-3.16 (m, 3.5H), 3.24-3.20 (m, 2H), 2.92-2.60 (m, 3.5H), 2.26 (s, 3H), 2.22-2.18 (m, 2H), 2.01-1.90 (m, 1H), 1.85-1.70 (m, 8H), 1.32 (d, J = 6.4 Hz, 1.5H), 1.23 (d, J = 6.8 Hz, 1.5H)。MS (ESI): C24H35ClN4O3理論値460;実測値461 [M+H]+
【0643】
実施例103
(R)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−プロピルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド(E103)
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
SOCl(2mL)中、3−(メチルスルホニル)プロパン酸(72.5mg)の混合物を2時間還流した。次に、この混合物を減圧下で濃縮乾固し、粗塩化アシルを得た。上記塩化アシルをDCM(4mL)に溶かし、0℃で、DCM(12mL)中、(R)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−プロピルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D177、90mg)とTEA(0.033mL)の混合物にゆっくり加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、水(10mL)で希釈し、EtOAc(10mL)で抽出した。有機相をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮すると粗物質が褐色油状物として残り、これをMDAPにより精製し、標題化合物(90mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.66-7.59 (m, 2H), 7.15 (brs, 1H), 4.63 (brs, 0.5H), 4.46-4.42 (m, 0.5H), 3.88 (brs, 0.5H), 3.71-3.67 (m, 0.5H), 3.52 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.42-3.31 (m, 3H), 3.04-3.00 (m, 5H), 2.88-2.73 (m, 4H), 2.23 (s, 3H), 2.16-1.98 (m, 3H), 1.86-1.58 (m, 8H), 1.23-1.21 (m, 2H), 0.96-0.90 (m, 3H)。MS (ESI): C25H38ClN3O4S理論値511;実測値512 [M+H]+
【0645】
実施例104
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩(E104)
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0646】
TFA(1mL)中、N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(テトラヒドロチオフェン−3−イル)アセトアミド(D256、32mg)の溶液に、30%過酸化水素(9.11mg)を加えた。この混合物を10分間撹拌し、これをメタノール(2mL)で希釈し、MDAPにより精製し、標題化合物(34mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.50 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.62 (brs, 1H), 4.30-4.10 (m, 3H), 3.67-3.65 (m, 0.5H), 3.55-3.45 (m, 1H), 3.20-3.15 (m,1H), 3.15-3.00 (m, 4H), 3.00-2.80 (m, 3H), 2.75-2.60 (m, 2.5H), 2.50-2.40 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 1.97-1.55 (m, 10H), 1.38-1.26 (m, 3H)。19F (376 MHz, MeOD-d4): -77.2。MS (ESI): C25H36ClN3O4S理論値509;実測値510 [M+H]+
【0647】
実施例105〜108
実施例105〜108は、E104に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
【0648】
E105 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロチオフェン−2−イル)アセトアミド
E106 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−3−イル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
E107 N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(メチルスルホニル)シクロブタンカルボキサミド
E108 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)シクロブタンカルボキサミド
【0649】
【表16】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0650】
実施例109
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド(E109)
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−2−(ピロリジン−3−イル)アセトアミド,二塩酸塩(D238、100mg)およびTEA(0.054mL)をDCM(10mL)に溶かした。この溶液に、塩化アセチル(0.017mL)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。水(10mL)を加え、DCM層を分離し(separated)、水層をDCM(10mL)で再び抽出した。合わせたDCM層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(27mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.52 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.28 (td, J = 10.6, 2.3 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.61 (brs, 0.5H), 4.26 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 3.81 (d, J = 13.0 Hz, 0.5H), 3.70 (dd, J = 10.0, 7.2 Hz, 0.5H), 3.64-3.55 (m, 1H), 3.54-3.43 (m, 3H), 3.32-3.13 (m, 1.5H), 3.05-2.93 (m, 1.5H), 2.89-2.76 (m, 1.5H), 2.74-2.62 (m, 1.5H), 2.55-2.48 (m, 2H), 2.22 (d, J = 2.8 Hz, 3H), 2.19-2.02 (m, 2H), 1.99 (s, 3H), 1.96-1.50 (m, 10H), 1.37-1.13 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, DMSO-d6): -117.9。MS (ESI): C27H39FN4O3 理論値486;実測値487 [M+H]+
【0652】
実施例110〜126
実施例110〜126は、E109に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0653】
E110 (1r,3S)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド,トリフルオロ酢酸塩
E111 (1s,3R)−3−アセトアミド−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)シクロブタンカルボキサミド,トリフルオロ酢酸塩
E112 (S)−1−アセチル−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アゼチジン−3−カルボキサミド
E113 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)アセトアミド
E114 (R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド
E115 (S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−3−カルボキサミド
E116 (R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド
E117 (S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−4−カルボキサミド
E118 (S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド
E119 (R)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピペリジン−3−カルボキサミド
E120 (S)−1−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド
E121 (S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−1−プロピオニルピロリジン−2−カルボキサミド
E122 (S)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−1−イソブチリルピロリジン−2−カルボキサミド
E123 (S)−2−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド
E124 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(N−メチルアセトアミド)プロパンアミド
E125 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(N−メチルアセトアミド)ブタンアミド
E126 4−アセチル−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)モルホリン−2−カルボキサミド,トリフルオロ酢酸塩
【0654】
【表17】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0655】
実施例127
(S)−2−(1−アセチルアゼチジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド(E127)
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
アセトニトリル(2mL)中、(S)−2−(アゼチジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩(D235、54.9mg)の溶液に、EtN(41μL)をピペットにより加え、次いで、塩化プロピオニル(15μL)を加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を精製のためにMDAP(塩基性溶出剤)に送り、標題化合物(21.6mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.32 (s, 1H), 7.21 (s, 1H), 4.66 (brs, 0.5H), 4.38 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 4.34-4.24 (m, 1H), 4.16 (t, J = 9.2 Hz, 1H), 3.99 (dd, J = 8.6, 5.9 Hz, 1H), 3.83 (d, J = 13.9 Hz, 0.5H), 3.75 (dd, J = 9.8, 5.9 Hz, 1H), 3.40-3.53 (m, 2H), 3.40-3.34 (m, 0.5H), 3.14-2.90 (m, 2.5H), 2.88-2.75 (m, 3H), 2.75-2.66 (m, 1H), 2.25 (s, 3H), 2.20-1.50 (m, 12H), 1.40-1.15 (m, 3H), 1.09 (t, J = 7.5 Hz, 3H)。MS (ESI): C27H39ClN4O3理論値502;実測値503 [M+H]+
【0657】
実施例128
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−カルボキサミド(E128)
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0658】
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アゼチジン−3−カルボキサミド(D241、100mg)およびTEA(0.05mL)をDCM(10mL)に溶かした。この溶液に、MsCl(0.022mL)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物に水(10mL)を加えて反応物を急冷した。DCM層を分離し(seperated)、水層をDCM(10mL)で再び抽出した。合わせたDCM層をNaSOで乾燥させ、濾過した。濾液を真空下で濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(53mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 9.51 (s, 1H), 7.21 (dd, J = 10.3, 2.4 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.47 (brs, 0.5H), 4.20-4.07 (m, 1H), 4.03-3.91 (m, 4H), 3.68 (d, J = 12.5 Hz, 0.5H), 3.56 (quin, J = 7.6 Hz, 1H), 3.40-3.30 (m, 2H), 3.12 (t, J = 12.0 Hz, 0.5H), 2.96 (s, 3H), 2.85 (quin, J = 7.2 Hz, 1H), 2.77-2.49 (m, 2.5H), 2.09 (s, 3H), 2.05-1.37 (m, 10H), 1.23-0.99 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, DMSO-d6): -117.8。MS (ESI): C24H35FN4O4S理論値494;実測値495 [M+H]+
【0659】
実施例129
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(N−メチルメチルスルホンアミド)アセトアミド,トリフルオロ酢酸塩
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
E129は、E128に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 7.53 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 4.88 (brs, 0.5H), 4.52 (brs, 1H), 4.26 (brs, 2H), 4.13-3.98 (m, 2.5H), 3.51-3.23 (m, 3H), 3.18-2.78 (m, 10H), 2.21 (s, 3H), 1.90-1.46 (m, 8H), 1.40-1.08 (m, 3H)。MS (ESI): C23H35ClN4O4S理論値498;実測値499 [M+H]+
【0661】
実施例130および131
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミドおよび2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド(E130およびE131)
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0662】
DCM(10mL)中、N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ピロリジン−3−イル)アセトアミド(D225、120mg)の溶液に、塩化アセチル(20.43mg)およびトリエチルアミン(79mg)を加えた。2時間撹拌した後、この混合物を濃縮して白色固体を得、これを分取キラルHPLC(OZ−Hカラム(5μm、4.6×250mm)により、これをカラム温度40℃にて、60g/分の流速で移動相として10mM DEAバッファー/n−ヘキサンおよび10mM DEAバッファー/EtOHを用いて精製し、標題化合物(10mgおよび12mg)を得た。異性体1:1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.77-7.73 (m, 1H), 7.13-7.07 (m, 2H), 4.76 (brs, 0.5H), 4.45-4.36 (m, 0.5H),4.12 (brs, 0.5H), 3.83-3.75 (m, 1H), 3.70-3.54 (m, 1.5H), 3.50-3.26 (m, 4H), 3.22-3.10 (m, 1H), 2.93-2.70 (m, 3.5H), 2.64-2.40 (m, 3H), 2.35-2.26 (m, 0.5H), 2.22 (s, 3H), 2.20-2.13 (m, 2H), 2.06 (s, 3H), 1.96-2.02 (m, 2H), 1.90-1.68 (m, 7H), 1.31-1.20 (m, 3H)。MS (ESI): C27H39ClN4O3理論値502,実測値503 [M+H]+。異性体2:1H NMR (400 MHz, CDCl3): 7.77-7.71 (m, 1H), 7.23-7.14 (brs, 1H), 7.10 (brs, 1H), 4.76 (brs, 0.5H), 4.12 (brs, 0.5H), 4.06-3.97 (m, 0.5H), 3.83-3.76 (m, 1H), 3.70-3.54 (m, 1.5H), 3.50-3.26 (m, 4H), 3.22-3.11(m, 1H), 2.94-2.70 (m, 3.5H), 2.64-2.42 (m, 3H), 2.35-2.27 (m, 0.5H), 2.23 (s, 3H), 2.20-2.13 (m, 2H), 2.05 (s, 3H), 2.02-1.94 (m, 2H), 1.90-1.66 (m, 7H), 1.33-1.19 (m, 3H)。MS (ESI): C27H39ClN4O3理論値502,実測値503 [M+H]+
【0663】
実施例132〜135
実施例132〜135は、E130およびE131に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0664】
E132およびE133: 2−((R)−1−アセチルピロリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミドおよび2−((S)−1−アセチルピロリジン−2−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド
E134およびE135 2−((S)−1−アセチルピペリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミドおよび2−((R)−1−アセチルピペリジン−3−イル)−N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アセトアミド
【0665】
【表18】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0666】
実施例136
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド(E136)
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
6−カルバモイルニコチン酸(D122、100mg)およびDIPEA(0.150mL)をDMF(3mL)に溶かした。この溶液に、HATU(217mg)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した後、この混合物に(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、100mg)を加え、これを室温で2日間撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出し、有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(30mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 10.32 (s, 1H), 9.14 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 8.48 (dd, J = 8.1, 1.8 Hz, 1H), 8.27 (brs, 1H), 8.18 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.81 (brs, 1H), 7.43 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.29 (s, 1H), 4.56 (brs, 0.5H), 4.21 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 3.77 (d, J = 12.5 Hz, 0.5H), 3.53-3.41 (m, 2H), 3.19 (t, J = 11.6 Hz, 0.5H), 2.92 (quin, J = 7.4 Hz, 1H), 2.84-2.70 (m, 1.5H), 2.64 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 2.24 (s, 3H), 2.18-1.42 (m, 10H), 1.30-1.04 (m, 3H)。MS (ESI): C26H32ClN5O3理論値497;実測値496 [M-H]-
【0668】
実施例137〜138
実施例137−138は、E136に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
E137 (S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド
E138 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド
【0669】
【表19】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
実施例139
(S)−N−(3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−N−メチルピリジン−2,5−ジカルボキサミド,トリフルオロ酢酸塩(E139)
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
(S)−5−((3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)カルバモイル)ピコリン酸,トリフルオロ酢酸塩(D258、80mg)およびDIPEA(0.070mL)をDMF(3mL)に溶かした。この溶液に、HATU(82mg)を徐々に加えた。この反応混合物を室温で10分間撹拌した。次に、この混合物にメタンアミン塩酸塩(14.49mg)を加え、これを室温で一晩撹拌した。水(10mL)を加え、EtOAc(2×10mL)で抽出し、有機層をNaSOで乾燥させた。濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をMADPにより精製し、標題化合物(27mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 9.17 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.49 (dd, J = 8.1, 2.2 Hz, 1H), 8.28-8.17 (m, 1H), 7.41 - 7.33 (m, 2H), 4.98 (brs, 0.5H), 4.67 (brs, 1H), 4.45 (brs, 2H), 4.20 (d, J = 13.1 Hz, 0.5H), 3.66-3.37 (m, 2.5H), 3.29-3.01 (m, 3.5H), 3.00 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.03-1.55 (m, 8H), 1.50-1.20 (m, 3H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -77.2, -116.9。MS (ESI): C27H34FN5O3理論値495;実測値496 [M+H]+
【0672】
実施例140
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロブタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド(E140)
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0673】
DCM(4mL)中、(S)−4−(5−シアノ−2−メチル−3−(6−メチルニコチンアミド)ベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イウム,二塩酸塩(D245、50mg)およびトリエチルアミン(55.5mg)の溶液に、室温で、塩化シクロブタンカルボニル(32.5mg)を加えた。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を真空下で除去し、粗生成物をMDAPにより精製し、標題化合物(26.3mg)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 10.22 (s, 1H), 9.03 (s, 1H), 8.21 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.44 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.51 (brs, 0.5H), 4.16 (d, J = 12.3 Hz, 0.5H), 3.91 (brs, 0.5H), 3.56-3.40 (m, 2.5H), 3.11 (t, J = 12.8 Hz, 0.5H), 2.84-2.58 (m, 3.5H), 2.56 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 2.25-1.65 (m, 8H), 1.24-1.07 (m, 3H)。MS (ESI): C26H31N5O2理論値445;実測値446 [M+H]+
【0674】
実施例141〜145
実施例141〜145は、E140に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
【0675】
E141 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−メチルピリミジン−5−カルボキサミド
E142 (S)−3−シアノ−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ベンズアミド
E143 (S)−5−クロロ−N−(5−フルオロ−3−((4−イソブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
E144 (S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5−クロロ−6−メチルニコチンアミド
E145 (S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロプロパンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
【0676】
【表20】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
実施例146
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩(E146)
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0678】
DCM(10mL)中、5−フルオロ−6−メチルニコチン酸(D113、57.0mg)の懸濁液に、塩化オキサリル(0.048mL)を滴下した。この反応混合物を窒素下、室温で2時間撹拌した。溶媒を回転蒸発により除去した後、DCM(1mL)で再溶解させ、DCM(10mL)中、(S)−3−アミノ−5−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチルベンゾニトリル(D174、80mg)およびDIPEA(0.128mL)の溶液に加えた。この反応混合物を室温で一晩撹拌した。DCM(20mL)で希釈した後、ブライン(20mL)で洗浄した。DCM層を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、MADPにより精製し、標題化合物(51mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 8.88 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 9.7, 1.7 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.85 (s, 1H), 4.59 (brs, 1H), 4.31 (brs, 2H), 3.99 (brs, 1H), 3.71-3.32 (m, 2H), 3.23-2.68 (m, 3H), 2.61 (d, J = 2.8 Hz, 3H), 2.53-2.15 (m, 5H), 1.48-1.22 (m, 3H), 1.07-0.93 (m, 1H), 0.60-0.49 (m, 2H), 0.23-0.13 (m, 2H)。19F NMR (376 MHz, MeOD-d4): -77.4, -125.2。MS (ESI): C26H30FN5O2理論値463;実測値464 [M+H]+
【0679】
実施例147〜148
実施例147〜148は、E146に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。
E147 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−(フルオロメチル)ニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E148 (S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド
【0680】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【0681】
実施例149
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(ジフルオロメチル)ベンズアミド(E149)
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
無水DCM(3mL)中、(S)−3−アミノ−5−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−メチルベンゾニトリル(D173、330mg)およびトリエチルアミン(98mg)の溶液に、無水DCM(3mL)中、3−(ジフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(D127、185mg)の溶液を滴下した。この反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応が完了した後、この混合物をブラインで洗浄し、有機層を濃縮して粗生成物を得、これをMDAPにより精製し、標題化合物(260mg)を白色固体として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): 10.30 (s, 1 H), 8.19-8.16 (m, 2 H), 7.82 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.77 (d, J = 1.6 Hz, 1 H), 7.71 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.16 (t, J = 55.6 Hz, 1H), 4.56 (brs, 0.5H), 4.20 (brs, 1H), 3.80-3.70 (m, 0.5H), 3.55-3.47 (m, 2H), 3.20-3.15 (m, 0.5H), 2.95-2.90 (m, 1 H), 2.82-2.72 (m, 1H), 2.66-2.60 (m, 1.5 H), 2.33 (s, 3 H), 2.27-1.80 (m, 2H), 1.75-1.48 (m, 8H), 1.26-1.15 (m, 3H); 19F NMR (376 MHz, DMSO-d6): -109.9, -110.1。MS (ESI): C28H32F2N4O2理論値494;実測値495 [M+H]+
【0683】
実施例150〜151
実施例150〜151は、E149に関して記載したものと同様の手順を用いて製造し、特定の反応塩基または溶媒は表に示す。
E150 (S)−N−(5−シアノ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(ジフルオロメチル)イソニコチンアミド,トリフルオロ酢酸塩
E151 (S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド
【0684】
【表22】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
実施例152および153
(シス)N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミドおよび(トランス)N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)シクロプロパンカルボキサミド(E152およびE153)
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0686】
THF(20mL)中、2−((5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)カルバモイル)シクロプロパンカルボン酸メチル(D195、100mg)の混合物に、−50℃で20分かけて塩化メチルマグネシウム(エーテル中3M、0.210mL)を加えた。この反応混合物を0℃に温め、0℃で3時間撹拌した。この反応混合物を水(1mL)で急冷した後、濾過した。濾液を濃縮して粗生成物を得、これをシリカゲル(200〜300メッシュ、石油エーテル/EtOAc 1:1で溶出)でのクロマトグラフィーにより精製して黄色固体を得、これを分取キラルにより精製し、標題化合物(10mgおよび7mg)を得た。異性体1:1H NMR (500 MHz, MeOD-d4): 7.34 (brs, 1H), 7.21 (s, 1H), 4.68 (brs, 0.5H), 4.32-4.24 (m, 1H), 3.86-3.83 (m, 0.5H), 3.52-3.44 (m, 3H), 3.05-2.95 (m, 2H), 2.85-2.81 (m, 1H), 2.73-2.71 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.25-2.15 (m, 1H), 2.05-1.99 (m, 1H), 1.91-1.52 (m, 11H), 1.36-1.18 (m, 10H), 1.10-1.02 (m, 1H)。MS (ESI): C26H38ClN3O3理論値475;実測値476 [M+H]+。異性体2:1H NMR (500 MHz, MeOD-d4): 7.34 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.22 (s, 1H), 4.68 (brs, 0.5H), 4.34-4.31 (m, 1H), 3.86-3.83 (m, 0.5H), 3.52-3.44 (m, 2H), 3.04-3.00 (m, 1H), 2.85-2.80 (m, 1H), 2.75-2.70 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.21-2.15 (m, 1H), 2.05-2.00 (m, 1H), 1.92-1.61 (m, 9H), 1.55-1.53 (m, 1H), 1.28-1.18 (m, 11H), 1.10-1.02 (m, 2H)。MS (ESI): C26H38ClN3O3, 理論値(equires) 475;実測値476 [M+H]+
【0687】
実施例154
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルスクシンアミド(E154)
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
DCM(10mL)中、(S)−(4−(3−アミノ−5−クロロ−2−メチルベンジル)−2−メチルピペラジン−1−イル)(シクロペンチル)メタノン(D157、400mg)の溶液に、無水コハク酸(129.1mg)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(13.97mg)を加えた。この反応混合物を6日間撹拌した。この混合物を水(5mL)で洗浄し、有機層を濃縮乾固し、粗(S)−4−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−4−オキソブタン酸(490.3mg)を得た。無水DMF(5mL)中、(S)−4−((5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)アミノ)−4−オキソブタン酸(153.9mg)の溶液に、ジメチルアミン塩酸塩(84.3mg)およびHATU(227.9mg)、次いで、DIPEA(0.25mL)を加えた。得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を精製のためにMDAP(塩基性溶出)に送り、標題化合物(100.7mg)を白色固体として得た。1H NMR (500 MHz, MeOD-d4): 7.38 (s, 1H), 7.19 (s, 1H), 4.66 (brs, 0.5H), 4.36-4.21 (m, 1 H), 3.83 (d, J = 13.2 Hz, 0.5H), 3.52-3.40 (m, 2H), 3.39-3.33 (m, 0.5H), 3.09 (s, 3H), 3.05-2.97 (m, 1.5H), 2.95 (s, 3H), 2.82 (d, J = 11.0 Hz, 1H), 2.78-2.67 (m, 5H), 2.26 (s, 3H), 2.22-2.12 (m, 1H), 2.07-1.95 (m, 1H), 1.92-1.54 (m, 8H), 1.39-1.15 (m, 3H)。MS (ESI): C25H37ClN4O3理論値476;実測値477 [M+H]+
【0689】
実施例155
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−オキソ−4−(ピロリジン−1−イル)ブタンアミド(E155)
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0690】
E155は、E154に関して記載したものと同様の手順を用いて製造した。1H NMR (500 MHz, MeOD-d4): 7.38 (s, 1H), 7.19 (s, 1H), 4.66 (brs, 0.5H), 4.37-4.20 (m, 1H), 3.83 (d, J = 13.2 Hz, 0.5H), 3.54 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.50-3.36 (m, 4.5H), 3.07-2.90 (m, 1.5 H), 2.82 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 2.78-2.64 (m, 5H), 2.26 (s, 3H), 2.22-2.12 (m, 1H), 2.08-1.55 (m, 13H), 1.39-1.15 (m, 3H)。MS (ESI): C27H39ClN4O3理論値501;実測値503 [M+H]+
【0691】
実施例156
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド(E156)
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
DMF(5mL)中、2,2−ジフルオロブタン酸(50mg)、HATU(229mg)、およびDIPEA(104mg)の混合物に、(S)−N−(5−クロロ−2−メチル−3−((3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド(D254、173mg)を加えた。この混合物を45℃で15時間撹拌した。この反応物を水で急冷し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をMDAPにより精製し、標題化合物(14mg)を得た。1H NMR (400 MHz, MeOD-d4): 8.89 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 9.9, 1.6 Hz, 1H), 7.44-7.27 (m, 2H), 4.65 (brs, 0.5H), 4.49 (brs, 0.5H), 4.29 (d, J = 13.6 Hz, 0.5H), 4.07 (d, J = 13.8 Hz, 0.5H), 3.53 (s, 2H), 3.51-3.41 (m, 0.5H), 3.14 (t, J = 12.3 Hz, 0.5H), 2.94-2.83 (m, 1H), 2.78 (d, J = 11.3 Hz, 1H), 2.59 (brs, 3H), 2.37-2.30 (m, 3H), 2.29-2.02 (m, 4H), 1.50-1.21 (m, 3H), 1.07 (td, J = 7.4, 2.8 Hz, 3H)。MS (ESI): C24H28ClF3N4O2理論値496;実測値497 [M+H]+
【0693】
生物学的データ
上述のように、式Iの化合物はRORγモジュレーターであり、RORγにより媒介される疾患の処置に有用である。式Iの化合物の生物活性は、RORγモジュレーターとしての候補化合物の活性を決定するための任意の好適なアッセイ、ならびに組織およびin vivoモデルを用いて決定することができる。
【0694】
蛍光エネルギー移動(FRET)アッセイ
これらのアッセイは、384ウェルプレート(Greiner 784076、ロングウッド、FL)にて、50mM NaF、50mM 3−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸、pH7.5、50μM 3−[(3−コラミドプロピル)ジメチルアンモニオ]−プロパンスルホネート、0.1mg/mLウシ血清アルブミン、および10mMジチオトレイトールを含有するアッセイバッファー中で行った。全容量は10μL/ウェルであった。ユウロピウム標識SRC1溶液は、適当な量のビオチン化SRCおよびユウロピウム標識ストレプトアビジン(PerkinElmer Life and Analytical Sciences、ウォルサム、MA)をアッセイバッファーに、それぞれ終濃度27および3.3nMで加えることにより調製した。アロフィコシアニン(APC)標識LBD溶液は、適当な量のビオチン化RORγ−LBDおよびAPC標識ストレプトアビジン(CR130−100;PerkinElmer Life and Analytical Sciences)をそれぞれ終濃度33nMで加えることにより調製した。室温で15分のインキュベーション後、20倍過剰のビオチンを加えて残存する遊離ストレプトアビジンをブロッキングした。次に、等容量のユウロピウム標識SRC−およびAPC標識RORγ−LBDを0.2μMのサロゲートアゴニストN−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−N−((2’−メトキシ−[1,1’−ビフェニル]−4−イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド((Zhang, W., et al., Mol. Pharmacol. 2012, 82, 583-590)と混合し、384ウェルアッセイプレートに10μL容量/ウェルで分注した。これらの384ウェルアッセイプレートは、各ウェルに予め分注されたDMSO中の試験化合物100nLを含んでいた。これらのプレートを室温で1時間インキュベートした後、ViewLux(PerkinElmer Life and Analytical Sciences)にて、ユーロピウム(europeum)−APC標識用に構成されたLANCEモードで読み取った。データを収集し、Activitybaseにより分析した。
【0695】
二重蛍光エネルギー移動(FRET)アッセイ
このアッセイは、核受容体がリガンド依存的様式で補因子(転写因子)と相互作用するという知見に基づく。RORγは、リガンド結合ドメイン(LBD)内に、コアクチベーターと相互作用するAF2ドメインを有するという点で典型的な核受容体である。これらの相互作用部位は、コアクチベーターSRC1(2)配列内のLXXLLモチーフにマッピングされている。LXXLLモチーフを含む短いペプチド配列は、全長コアクチベーターの挙動を模倣する。
【0696】
このアッセイでは、リガンド結合を間接的に評価するために、リガンドにより媒介されるコアクチベーターペプチドの、精製された細菌により発現されたRORγリガンド結合ドメイン(RORγ−LBD)との相互作用を測定する。RORγは、リガンドの不在下で、コアクチベーターSRC1(2)との規定レベルの相互作用を有し、従って、RORγ/SRC1(2)相互作用を阻害または増強するリガンドを見つけることができる。
【0697】
材料
RORγ−LBD細菌発現プラスミドの作製
ヒトRORγリガンド結合ドメイン(RORγ−LBD)を大腸菌(E.coli)株BL21(DE3)でアミノ末端ポリヒスチジンタグ付き融合タンパク質として発現させた。この組換えタンパク質をコードするDNAを修飾pET21a発現ベクター(Novagen)にサブクローニングした。修飾ポリヒスチジンタグ(MKKHHHHHHLVPRGS)はインフレームでヒトRORγ配列の残基263〜518と融合された。
【0698】
タンパク質精製
およそ50gの大腸菌細胞ペレットを300mLの溶解バッファー(30mMイミダゾール pH7.0および150mM NaCl)に再懸濁させた。細胞を音波処理により溶解させ、細胞残渣を4℃、20,000gで30分間の遠心分離により除去した。清澄な上清を0.45μMセルロースアセテートメンブレンフィルターで濾過した。明澄化した溶解液を、ProBondニッケルキレートレジン(Invitrogen)を充填し、30mMイミダゾール pH7.0および150mM NaClで予め平衡化したカラム(XK−26)にロードした。平衡化バッファーでベースライン吸光度まで洗浄した後、カラムを30から500mMイミダゾール pH7.0の勾配で展開した。RORγ−LBDタンパク質を含有するカラム画分をプールし、5mlの容量まで濃縮した。濃縮タンパク質を、20mM Tris−Cl pH7.2および200mM NaClで予め平衡化したSuperdex 200カラムにロードした。目的のRORγ−LBDタンパク質を含有する画分を一緒にプールした。
【0699】
タンパク質ビオチン化
精製したRORγ−LBDに、PBS[100mMリン酸Na、pH8および150mM NaCl]に対して徹底透析[少なくとも20倍容量を3回交換(>8000倍)]により、バッファー交換を行った。RORγ−LBDの濃度は、PBS中およそ30uMであった。5倍モル過剰のNHS−LC−ビオチン(Pierce)を最少容量のPBS中で加えた。この溶液を周囲の室温で60分間、随時穏やかに混合しながらインキュベートした。修飾RORγ−LBDを、各少なくとも20倍の容量で2回のバッファー交換(5mM DTT、2mM EDTAおよび2%スクロースを含有するTBS pH8.0)で透析した。修飾タンパク質をアリコートに分け、ドライアイス上で凍結させ、−80℃で保存した。ビオチン化RORγ−LBDに対して、ビオチン化試薬による修飾の程度を明らかにするために質量分析を行った。一般に、およそ95%のタンパク質が少なくとも1つの部位のビオチン化を有し、全体のビオチン化程度は1〜5の範囲の多重部位の正規分布に従った。コアクチベーターステロイド受容体コアクチベーターSRC1(2)のアミノ酸676〜700(CPSSHSSLTERHKILHRLLQEGSPS)に相当するビオチン化ペプチドも同様の方法を用いて作製した。
【0700】
アッセイ
ユウロピウム標識SRC1(2)ペプチドの作製: ビオチン化SRC1(2)溶液は、100uM保存溶液からの適当量のビオチン化SRC1(2)を、固体から新たに加えた10mMのDTTを含有するバッファーに加えて終濃度40nMとすることにより作製した。次に、適当量のユウロピウム標識ストレプトアビジンを、試験管内のビオチン化SRC1(2)溶液に加えて終濃度10nMとした。この試験管を穏やかに転倒させ、室温で15分間インキュベートした。10mM保存溶液から20倍過剰のビオチンを加え、試験管を穏やかに転倒させ、室温で10分間インキュベートした。
【0701】
APC標識RORγ−LBDの作製: ビオチン化RORγ−LBD溶液は、保存溶液から適当量のビオチン化RORγ−LBDを、固体から新たに加えた10mMのDTTを含有するバッファーに加えて終濃度40nMとすることにより作製した。次に、適当量のAPC標識ストレプトアビジンを、試験管内のビオチン化RORγ−LBD溶液に加えて終濃度20nMとした。この試験管を穏やかに転倒させ、室温で15分間インキュベートした。10mM保存溶液から20倍過剰のビオチンを加え、試験管を穏やかに転倒させ、室温で10分間インキュベートした。
【0702】
等容量の上記ユウロピウム標識SRC1(2)ペプチドおよびAPC標識RORγ−LBDを穏やかに一緒に混合し、20nM RORγ−LBD、10nM APC−ストレプトアビジン(Strepavidin)、20nM SRC1(2)および5nMユウロピウム−ストレプトアビジンとした。この反応混合物を5分間インキュベートした。Thermo Combi Multidrop 384スタッカーユニットを用い、1ウェル当たり25ulの反応混合物を、1ウェル当たり100%DMSO中1ulの試験化合物を含有する384ウェルアッセイプレートに加えた。これらのプレートを1時間インキュベートした後、ViewLuxにてEU/APC用のLanceモードで読み取った。
【0703】
Jurkat細胞ルシフェラーゼアッセイ
RORγは、IL17プロモーターのCNS(保存された非コード配列)エンハンサーエレメントと結合することが知られている。このアッセイでは、RORγ特異的CNSエンハンサーエレメントを有するヒトIL17プロモーターを含むルシフェラーゼリポーター構築物を用いてRORγ活性を間接的に評価する。化合物によるRORγ活性の阻害は、リポーター構築物でトランスフェクトされたJurkat細胞のルシフェラーゼ活性の低下をもたらす。
【0704】
材料
Jurkat細胞株
ルシフェラーゼリポータープラスミドについては、RORγ特異的CNSエンハンサーエレメントを含有する3KbヒトIL17プロモーターを、ヒトゲノムDNAからPCR増幅し、pGL4−Luc2/hygroリポータープラスミドにXhoI−HindIII断片(1.1Kb)およびKpnI−XhoI(1.9Kb)断片として連続的にクローニングした。1.1Kb断片では、PCRを用いて、次のようなプライマー:フォワードプライマー、5’−CTCGAGTAGAGCAGGACAGGGAGGAA−3’(XhoI部位に下線)およびリバースプライマー、5’−AAGCTTGGATGGATGAGTTTGTGCCT−3’(HindIII部位に下線)を用い、293T細胞のゲノムDNAからヒトIL17近位プロモーター領域を増幅した。1.1kb DNAバンドを切り出し、精製し、pMD19−T Simpleベクター(Takara)に挿入した。DNAシーケンシングの確認の後、1.1kb DNAをXhoIおよびHindIIIで消化し、pGL4.31[luc2P/GAL4UAS/Hygro](Promega)のXhoI/HindIII部位に挿入し、pIL17−1kb−lucリポーター構築物を作出した。1.9Kb断片では、PCRを用いて、次のようなプライマー:フォワードプライマー、5’−GGTACCTGCCCTGCTCTATCCTGAGT−3’(KpnI部位に下線)およびリバースプライマー、5’−CTCGAGTGGTGAGTGCTGAGAGATGG−3’(XhoI部位に下線)を用い、ゲノムDNAからヒトIL17プロモーター領域を増幅した。得られた1.9kb DNAバンドを切り出し、ゲル精製し、pMD19−T Simpleベクター(Takara)にクローニングした。DNAシーケンシング分析によれば、3つの点突然変異が存在したが、それらにRORγ結合に影響を及ぼしたものは無かったことが明らかになった。1.9kb DNA断片を、KpnIおよびXhoIでの二重消化により遊離させ、pIL17−1kb−lucに挿入し、ルシフェラーゼリポータープラスミド「pIL17−3kb−CNS−luc」を作出した。RORγtを過剰発現させるため、公開されている配列NM_001001523と同一のヒトRORγtの全長cDNAをpcDNA3.1のKpnI−NotIクローニング部位にクローニングし、RORγt過剰発現プラスミド「CDNA3.1DhRORγ49−8」を作出した。
【0705】
ルシフェラーゼリポータープラスミドおよびRORγt過剰発現プラスミドをJurkat細胞株にトランスフェクトし、安定なクローンを同定した。安定なクローンを、800ug/mlジェネティシンおよび400ug/mlハイグロメシン(hygromecin)を含むRPMI(1640)中、10%透析済みFBSで増殖させた。
【0706】
アッセイ
化合物をDMSO中に3種類の濃度、10mM、400uMおよび16uMで溶かし、384ウェルアッセイプレートにそれぞれ40nl、12.5nl、5nl分注した。容量は、純粋なDMSOで最終40nlの均一な容量となるように調整した。上記のJurkat細胞を計数し、遠心分離した。増殖培地を廃棄し、細胞をアッセイ媒体(フェノールレッド不含RPMI)に1E−6/mlで再懸濁させた。細胞をアッセイプレート中の各化合物に加えた。細胞は非処理とするか、またはCD3マイクロビーズ(Miltenyi Biotec)で、500,000細胞当たり1ulのビーズとして処理した。細胞を一晩培養し、ルシフェラーゼアッセイ(Promega)を行った。データはViewLux(ルシフェラーゼグライナー384設定)により収集した。
【0707】
Th17細胞分化アッセイ
ELISA
CD4+T細胞単離IIキットを製造者の説明書(Miltenyi Biotec)に従って用い、マウスCD4+細胞を精製した。96ウェルプレートを抗mCD3抗体でプレコーティングした。非コーティングウェルを対照として使用した。CD4+細胞をRPMI 1640完全培地に再懸濁させ、96ウェルプレートに加えた。次に、サイトカインカクテルおよび化合物をこれらのウェルに加えた。アッセイに使用した抗体およびサイトカイン(総てR&D Systemsから)は、以下:抗mCD3;抗mCD28;抗mIFNγ;抗mIL4;mIL−6;mIL−23;mIL−1β;hTGF−β1から選択した。培養物を37℃で3日間インキュベートし、ELISAのために上清を回収した。IL−17のELISAは、製造者の説明書(R&D Systems)に従って行った。これらの結果を、Prismソフトウエアを用いて非線形回帰で分析し、pIC50を求めた。
【0708】
細胞内染色
上記のTh17分化培養物を5日間維持し、細胞を、製造者の説明書(BD Biosciences)に従い、IL−17およびIFN−γ細胞内染色により分析した。
【0709】
アッセイデータ
下記のデータは、試験が2回以上実施された場合には多重検定結果の平均pIC50値を表す。以下に示すデータは、試験の実施者が用いた特定の条件および手順によって妥当な変動を持ち得ると理解される。
【0710】
総ての例示化合物を上記のFRETアッセイで試験した。総ての供試化合物が5〜8の間のpIC50を有することが判明した。実施例80は、約7.3のpIC50を有することが判明した。
【0711】
実施例4、25、37、39、47、48、50、54、58〜60、62、64、75、84、90、94、97〜99、104、105、107、108、130、142、152、および153以外の総ての例示化合物を上記の二重FRETアッセイで試験した。総ての供試化合物が6〜8の間のpIC50を有することが判明した。実施例80は、約7.0のpIC50を有することが判明した。
【0712】
実施例1〜7、9〜22、27〜31、33〜39、41、45、47〜49、51〜54、59、60、63〜68、71〜73、75、78、79、81〜85、87、88、90、91、96〜98、100〜103、107、108、113、115〜121、123、126、132、133、135〜145および147〜156以外の総ての例示化合物を上記のJurkat細胞ルシフェラーゼアッセイで試験した。総ての供試化合物が5〜8の間のpIC50を有することが判明した。実施例80は、約8.2のpIC50を有することが判明した。
【0713】
実施例3、7、9、10、18、22〜24、30、31、36、38、39、41、47、66〜68、81、82、84、88、90、91、97、103、112、116、126、128、135、140、147、149および153以外の総ての例示化合物を上記のTh17細胞分化アッセイで試験した。総ての供試化合物が5〜9の間のpIC50を有することが判明した。実施例80は、約8.3のpIC50を有することが判明した。
【0714】
EAE試験
実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)は、多発性硬化症の動物モデルである。試験化合物のEAEを改善する能力はEAE試験で測定することができる。C57BL/6(B6)系統の野生型マウスを病原体不在条件下で維持する。EAEは、0日目の100ngの百日咳毒素(List Biological Laboratories)の静注およびPBS中MOG35−55ペプチド(300μg/マウス)と、5mg/mlの加熱殺菌結核菌(Mycobacterium tuberculosis)H37Ra(Difco Laboratories)を含有する等容量の完全フロイントアジュバントから構成されるエマルションによる皮下免疫、その後、2日目の上述のような100ngの百日咳毒素のさらなる静注によって誘導する(Wang et al. (2006) J. Clin. Invest. 116: 2434-2441)。EAEの処置については、各化合物またはビヒクルPBSを0日目から、3、10、30および100mg/kgから選択される種々の用量で、1日2回経口で与える。EAE採点システム(Wang et al. (2006) J. Clin. Invest. 116: 2434-2441):0、疾患の明らかな徴候が無い;1、尾の引きずりまたは後肢弱化、ただし両方ではない;2、尾の引きずり(limp tail)および不全対麻痺(1本または2本の後肢の弱化、不完全麻痺);3、対麻痺(2本の後肢の完全な麻痺);4、前肢の弱化または麻痺を伴う対麻痺;および5、瀕死状態または死亡、を用いて毎日、疾患の重篤度に関してマウスを採点した。臨床スコアデータは平均±S.E.Mとして表すことができる。
【0715】
ヒト末梢血CD4+T細胞培養およびサイトカイン分析
ヒト生体サンプルは、AllCell,LLCおよびStemcell Technologies,Incから購入した低温保存ヒトCD4+T細胞であった。CD4+T細胞を、抗CD3抗体(2μg/mL)でコーティングした組織培養プレートにて、10%HI−FBS、55μM 2−メルカプトエタノールおよび可溶性抗CD28(3μg/mL)を含有するイスコブの改変ダルベッコ培地(IMDM)中、IL−1β(10ng/mL)、IL−6(30ng/mL)、TGFβ(0.5ng/mL)、IL−21(10ng/mL)、IL−23(10ng/mL)、抗IFNγ(10μg/mL)および抗IL−4(10μg/mL)を含むTh17スキューイングカクテル(skewing cocktail)の存在下で5日間培養することにより、Th17サブタイプに分化させた。Th17分極に及ぼす化合物の効果を検討するために、総てのTh17分極カクテル成分(上記)を添加したIMDM中、新しく解凍したCD4+細胞を、すでに連続希釈化合物を含有する抗CD3コーティング丸底96ウェルプレートに直接、低細胞密度(20,000細胞/ウェル)で播種した。細胞を静止状態で(undisturbed)37℃にて5日間インキュベートした。培養後すぐに、上清を、それぞれMSD電気化学発光サイトカインアッセイ(Mesoscale Discovery)およびELISA(Quantikineアッセイ、R&D Systems)により、IL−17Aタンパク質およびIL−22タンパク質の分泌に関して分析した。化合物処理は3反復で行った。結果は平均±SDまたは刺激単独に対する応答に対する平均阻害率%(±SD)として表す。
【0716】
実施例80は、このアッセイで試験した場合、IL17A pIC50=7.54および阻害活性(ASSYMMAX)=94を有していた。
【0717】
In Vitro経皮試験
in vitro経皮試験は、乾癬の局所用処方物中の化合物に関して得られる経皮浸透のレベルを予測することを目的とする。このアッセイは化合物の固有の効力と合わせて、化合物が標的と結合できる成功見込み(likelihood)を予測するために使用される。固有の効力に対する経皮浸透の比が大きいほど、固有の効力に対する局部的皮膚濃度の比が大きくなり、従って、局所用処方物において化合物が標的と結合する機会が増える。
【0718】
化合物は、pH=6で改変型水性クリームとして製造することができる。
【0719】
【表23】
[この文献は図面を表示できません]
【0720】
本試験は、デルマトームで採皮した3名の皮膚ドナーに由来する腹部ヒト皮膚で、2cm2フランツ型拡散セルを用いて行うことができる。受容液はリン酸緩衝生理食塩水(Phospate Buffer Saline)中0.1%w/vアジ化ナトリウム中のウシ血清アルブミン(4%w/v)からなり、皮膚表面で32℃とするために37℃に加熱することができる。クリーム処方物をドナー側に10mg用量、すなわち、5mg/cmで塗布することができる。以下の時点:t=0、3、6、9および24時間にサンプルを採取することができる。次に、レシーバーサンプルは、アセトニトリルによるタンパク質沈澱に基づく方法とその後のLC/MS/MS分析を用いてアッセイすることができる。cm当たりに24時間でレシーバーコンパートメントに浸透してきた個々のAPI(複数の組成)を用いて経皮フラックス(ng/cm/時)を決定することができる。
【0721】
イミキモド誘発皮膚炎症
イミキモドは、特定のToll様受容体(例えば、TLR7)を強く活性化し、免疫系のIL23R/RORγ/IL17軸(axis)を必要とする皮膚の刺激/炎症を誘発する免疫調節薬である(van der Fits et al, (2009) J Immunol; 182:5836-5845; Gray et al, (2013) Nature Immunol; Jun;14(6):584-92)。イミキモド誘発皮膚炎症モデルは、マウスにおいて、Th17により駆動される炎症を軽減するRORγ阻害剤の能力を評価するために使用することができる。耳のみの皮膚炎症モデルでは(耳の厚さをデジタル工業用ノギス(Mitutoyo PK−0505)で測定した)、Taconic(Hudson、NY)から入手した、8〜12週齢の雌の野生型C57BL/6NTacマウスに、連続最大4日間、およそ11:00に両耳に配分した1日局所用量10mgの市販イミキモドクリーム(5%)(Aldara;Medicis)を施した。あるいは、連続3日間、およそ11:00に72mgのアルダラをマウスの両耳と剃毛/脱毛した背の皮膚に配分し、RORγ依存的遺伝子発現(Qiazolとその後の、RNeasyプロトコール(Qiagen、ジャーマンタウン、MD);B2M(Mm00437762_m1)、IL−17A(Mm00439619_m1)、IL−17F(Mm00521423_m1)、またはIL−22(Mm00444241_m1)(Thermo Fisher Scientific,Inc.、ウォルサム、MA)のTaqmanプローブ/プライマーセットを用いた精製を用いて両耳から単離されたRNA)およびex vivo刺激(抗CD3(2ug/ml、クローンeBio500A2、eBioscience、サンディエゴ、CA)、抗CD28(1ug/ml、クローン37.51、BD Bioscience、サンノゼ、CA)、組換えマウスIL−1β(20ng/ml、R&D Systems、ミネアポリス、MN)、および組換えマウスIL−23(20ng/ml、R&D Systems、ミネアポリス、MN)全血からのIL−17Aタンパク質発現(Meso Scale Discovery、ロックヴィル、MD)を検討した。これらのモデルにおける皮膚炎症の処置については、各化合物またはビヒクル(水中メチルセルロース、1%w/v、Sigma Aldrich、セントルイス、MO)を、1、3、10、および30mg/kgから選択される種々の用量でおよそ08:00および16:00に強制経口投与により投与した。
【0722】
下表に示されるように、E43は10および30mg/kgの用量で、イミキモドにより誘発される耳の肥厚の統計的に有意な低減をもたらした(試験1〜4)。試験Bでは、E43は10mg/kgで、耳の皮膚におけるIL17FおよびIL22 mRNAレベルを有意に低下したが、試験Cでは、IL17A mRNAレベルにおける低下だけが統計的有意性に達した。試験Aの一部として行ったex vivo全血アッセイでは、E43 が10mg/kgで、IL17A、IL17F、またはIL22の耳のmRNAレベルに有意な低下はないにもかかわらず、ex vivo刺激後に発現されるIL17Aタンパク質の量を有意に低下させたことが明らかとなった。
【0723】
【表24】
[この文献は図面を表示できません]
【0724】
使用方法
式I、Ia、式II、および式III〜IXの化合物は総てRORγのモジュレーターであり、RORγにより媒介される疾患、特に、自己免疫性疾患または炎症性疾患の処置において有用であり得る。本発明の炎症性疾患または自己免疫疾患の例としては、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、強直性脊椎炎、クローン病、炎症性腸疾患、シェーグレン症候群(Sjorgen's syndrome)、視神経炎、慢性閉塞性肺疾患、喘息、I型糖尿病、視神経脊髄炎、重症筋無力症(Myasthenia Gavis)、ブドウ膜炎、ギラン−バレー症候群、乾癬性関節炎、グレーブス病(Gaves’ disease)およびアレルギーが挙げられる。よって、別の面において、本発明は、RORγにより媒介される自己免疫性および炎症性疾患を有効量の式I、Ia、式II、および式III〜IXの化合物またはその薬学的に許容可能な塩で処置する方法を対象とする。本明細書で使用される場合、この節で、そうではないことが明示されない限り、「式Iの化合物」はまた、式Ia、II、および式III〜IXの化合物も意味する。
【0725】
さらなる面において、本発明は、治療(therapy)において使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0726】
さらなる面において、本発明は、RORγにより媒介される炎症性疾患および自己免疫疾患の処置において使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0727】
さらなる面において、本発明は、多発性硬化症の処置に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0728】
さらなる面において、本発明は、強直性脊椎炎の処置に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0729】
さらなる面において、本発明は、乾癬の処置に使用するための式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する。
【0730】
さらなる面において、本発明は、RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置の方法であって、それを必要とする哺乳動物、特にヒトに有効量の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0731】
なおさらなる面において、本発明は、多発性硬化症の処置の方法であって、それを必要とするヒトに有効量の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0732】
なおさらなる面において、本発明は、強直性脊椎炎の処置の方法であって、それを必要とするヒトに有効量(an teffective amout)またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0733】
なおさらなる面において、本発明は、乾癬の処置の方法であって、それを必要とするヒトに有効量の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0734】
さらなる面において、本発明は、RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置に使用するための薬剤の製造における、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用を対象とする。
【0735】
なおさらなる面において、本発明は、多発性硬化症の処置に使用するための薬剤の製造における、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用を対象とする。
【0736】
なおさらなる面において、本発明は、強直性脊椎炎の処置に使用するための薬剤の製造における、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用を対象とする。
【0737】
なおさらなる面において、本発明は、乾癬の処置に使用するための薬剤の製造における、式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩の使用を対象とする。
【0738】
なおさらなる面において、本発明は、乾癬の処置に使用するための薬剤の製造における、(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩の使用を対象とする。
【0739】
なおさらなる面において、本発明は、必要とするヒトに乾癬を処置する方法であって、前記ヒトに有効量の(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0740】
なおさらなる面において、本発明は、RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置の方法であって、それを必要とするヒトに有効量の(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる方法を対象とする。
【0741】
別の面は、乾癬の処置のための(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩の使用である。
【0742】
別の面は、RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置のための(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドまたはその薬学的に許容可能な塩の使用である。
【0743】
本明細書で使用される場合、ある病態に関して「処置する」とは、(1)その病態もしくはその病態の1以上の生物学的徴候を改善または予防すること、(2)(a)その病態に至るもしくは原因となる生物学的カスケードの1以上の点、または(b)その病態の1以上の生物学的徴候に干渉すること、(3)その病態に関連する1以上の症状もしくは影響を緩和すること、または(4)その病態もしくはその病態の1以上の生物学的徴候の進行を緩徐化することを意味する。
【0744】
上記で示したように、ある病態の「処置」は、その病態の予防を含む。当業者ならば、「予防」は絶対的な用語ではないと認識されるであろう。医学では、「予防」は、ある病態もしくはその生物学的徴候の尤度もしくは重篤度を実質的に低減するため、またはそのような病態もしくはその生物学的徴候の発症を遅延させるための薬物の予防的投与を意味すると理解される。
【0745】
本発明の化合物は、全身投与および局所投与の両方を含むいずれの好適な投与経路によって投与されてもよい。全身投与には、経口投与、非経口投与、経皮投与、直腸投与、および吸入による投与が含まれる。非経口投与は、腸内、経皮または吸入以外の投与経路を意味し、一般に注射または注入によるものである。非経口投与には、静脈内、筋肉内、および皮下注射または注入が含まれる。吸入は、口を介した吸入であれ鼻道を介した吸入であれ、ヒト肺への投与を意味する。局所投与には、皮膚への適用ならびに眼内、耳内、腟内、および鼻腔内投与が含まれる。
【0746】
本発明の化合物は、1回で、または所与の期間、様々な時間間隔で複数回の用量が投与される投与計画に従って投与され得る。例えば、用量は、1日に1回、2回、3回、または4回投与してよい。用量は、所望の治療効果が達成されるまで、または所望の治療効果を維持するために無期限に投与してよい。本発明の化合物の好適な投与計画は、当業者により決定され得る吸収、分布、および半減期などのその化合物の薬物動態特性によって異なる。加えて、本発明の化合物の好適な投与計画は、そのような投与計画が実施される期間を含め、処置される病態、処置される病態の重篤度、処置される個体の齢および体調、処置される個体の病歴、併用療法の性質、所望の治療効果などの、当業者の知識および専門技術の範囲内の因子によって異なる。さらに当業者には、好適な投与計画は、個体が変更を必要とすれば、その投与計画に対する個体の応答を考慮してまたは経時的に調節を必要とすることも理解されるであろう。
【0747】
典型的な1日用量は、選択された特定の投与経路によって異なり得る。経口投与の典型的な1日用量は、0.1mg〜1000mgの範囲である。局所投与の典型的な1日用量は、約0.001%〜約10%w/w(重量パーセント)、好ましくは約0.01%〜約1%w/wの範囲である。
【0748】
加えて、本発明の化合物はプロドラッグとして投与してもよい。本明細書で使用される場合、本発明の化合物の「プロドラッグ」は、個体への投与時にin vivoで最終的に本発明の化合物を遊離する化合物の機能的誘導体である。プロドラッグとしての本発明の化合物の投与により、当業者は、以下:(a)in vivoにおける化合物の誘導の改変;(b)in vivoにおける化合物の作用期間の改変;(c)in vivoにおける化合物の輸送または分布の改変;(d)in vivoにおける化合物の溶解度の改変;および(e)副作用または化合物を用いた場合に遭遇する他の難点の克服または克服、の1以上を行うことができる。プロドラッグを作製するために使用される典型的な機能的誘導体には、in vivoで化学的または酵素的に切断される化合物の修飾が含まれる。ホスフェート、アミド、エステル、チオエステル、カーボネート、およびカルバメートの作製を含むこのような修飾は当業者に周知である。
【0749】
組成物
本発明の化合物は、必ずというわけではないが通常、個体への投与前に医薬組成物へと処方される。よって、別の面において、本発明は、本発明の化合物と1以上の薬学的に許容可能な賦形剤を含んでなる医薬組成物を対象とする。
【0750】
本発明の医薬組成物は、本発明の化合物の安全かつ有効な量が抽出され、次に、粉末またはシロップなどとともに個体に与えることができるバルク形態で作製および包装され得る。あるいは、本発明の医薬組成物は、物理的に分離した各単位が安全かつ有効な量の本発明の化合物を含有する単位投与形で作製および包装されてもよい。単位投与形で作製される場合、本発明の医薬組成物は一般に0.1mg〜1000mgを含有する。
【0751】
本発明の医薬組成物は一般に、1種類の本発明の化合物を含有する。しかしながら、特定の実施態様では、本発明の医薬組成物は、2種類以上の本発明の化合物を含有する。例えば、特定の実施態様では、本発明の医薬組成物は、2種類の本発明の化合物を含有する。加えて、本発明の医薬組成物は、場合により1種類以上の付加的な薬学的に有効な化合物をさらに含んでなってもよい。
【0752】
本明細書で使用される場合、「薬学的に許容可能な賦形剤」とは、医薬組成物への形状または稠度の付与に関与する薬学的に許容可能な材料、組成物またはビヒクルを意味する。各賦形剤は、個体に投与された際に本発明の化合物の有効性を実質的に低下させる相互作用および薬学的に許容可能でない医薬組成物をもたらす相互作用が回避されるよう、混合した際に医薬組成物の他の成分と適合しなければならない。加えて、各賦形剤は、当然のことながら、それを薬学的に許容可能とするに十分高い純度でなければならない。
【0753】
本発明の化合物および薬学的に許容可能な賦形剤(excipient)または賦形剤(excipients)は一般に、所望の投与経路によって個体に投与するのに適合した投与形に処方される。例えば、投与形には、(1)錠剤、カプセル剤、カプレット剤、丸剤、トローチ剤、散剤、シロップ、エリキシル剤(elixers)、懸濁液、溶液、エマルション、サシェ剤、およびカシェ剤などの経口投与に適合したもの;(2)無菌溶液、懸濁液、および再構成用散剤などの非経口投与に適合したもの;(3)経皮パッチなどの経皮投与に適合したもの;(4)坐剤などの直腸投与に適合したもの;(5)ドライパウダー、エアゾール、懸濁液、および溶液などの吸入に適合したもの;ならびに(6)クリーム、軟膏、ローション、溶液、ペースト、スプレー、フォーム、およびゲルなどの局所投与に適合したものが含まれる。
【0754】
好適な薬学的に許容可能な賦形剤は、選択された特定の投与形によって異なる。加えて、好適な薬学的に許容可能な賦形剤は、それらが組成物中で果たし得る特定の機能に関して選択することもできる。例えば、特定の薬学的に許容可能な賦形剤は、均一の投与形の製造を助けるそれらの能力に関して選択することができる。特定の薬学的に許容可能な賦形剤は、安定な投与形の製造を助けるそれらの能力に関して選択することができる。特定の薬学的に許容可能な賦形剤は、ひと度患者に投与されると、ある器官または身体部分から別の器官または身体部分への、本発明の1または複数の化合物の運搬または輸送を助けるそれらの能力に関して選択することができる。特定の薬学的に許容可能な賦形剤は、コンプライアンスを高めるそれらの能力に関して選択することができる。
【0755】
好適な薬学的に許容可能な賦形剤には、下記のタイプの賦形剤:希釈剤、増量剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、流動促進剤、造粒剤、コーティング剤、湿潤剤、溶媒、補助溶媒、沈殿防止剤、乳化剤、甘味剤、香味剤、矯味剤、着色剤、固化防止剤、保湿剤、キレート剤、可塑剤、増粘剤、酸化防止剤、保存剤、安定剤、界面活性剤および緩衝剤が含まれる。当業者ならば、特定の薬学的に許容可能な賦形剤が2つ以上の機能を果たす場合があり、どの程度の賦形剤が処方物中に存在するかおよび他のどんな成分が処方物中に存在するかによって、別の機能を果たす場合があることを認識するであろう。
【0756】
当業者は、本発明で使用するための適当な量の好適な薬学的に許容可能な賦形剤を選択することを可能とする当技術分野の知識および技能を持っている。加えて、薬学的に許容可能な賦形剤を記載し、好適な薬学的に許容可能な賦形剤を選択するのに有用であり得る、当業者に利用可能ないくつかの資料がある。例として、Remington's Pharmaceutical Sciences (Mack Publishing Company)、The Handbook of Pharmaceutical Additives (Gower Publishing Limited)、およびThe Handbook of Pharmaceutical Excipients (the American Pharmaceutical Association and the Pharmaceutical Press)が挙げられる。
【0757】
本発明の医薬組成物は、当業者に公知の技術および方法を用いて作製される。当技術分野で慣用される方法のいくつかがRemington's Pharmaceutical Sciences (Mack Publishing Company)に記載されている。
【0758】
1つの面において、本発明は、安全かつ有効な量の本発明の化合物と希釈剤または増量剤を含んでなる錠剤またはカプセル剤などの固体経口投与形を対象とする。好適な希釈剤および増量剤には、ラクトース、スクロース、デキストロース、マンニトール、ソルビトール、デンプン(例えば、コーンスターチ、ジャガイモデンプン、およびアルファー化デンプン)、セルロースおよびその誘導体(例えば、微晶質セルロース)、硫酸カルシウム、および第二リン酸カルシウムが含まれる。経口固体投与形は、結合剤をさらに含んでなり得る。好適な結合剤には、デンプン(例えば、コーンスターチ、ジャガイモデンプンおよびアルファー化デンプン)、ゼラチン、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸、トラガカントガム、グアーガム、ポビドン、およびセルロースおよびその誘導体(例えば、微晶質セルロース)が含まれる。経口固体投与形は、崩壊剤をさらに含んでなり得る。好適な崩壊剤には、クロスポビドン、グリコール酸ナトリウムデンプン、クロスカルメロース、アルギン酸、およびカルボキシメチルセルロースナトリウムが含まれる。経口固体投与形は、滑沢剤をさらに含んでなり得る。好適な滑沢剤には、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、およびタルクが含まれる。
【0759】
上記の記載はその好ましい実施態様を含め、本発明を十分に開示する。本明細書に具体的に開示される実施態様の修飾および改良は、以下の特許請求の範囲の範囲内である。さらなる厳密化をしなくとも、当業者ならば、以上の記載を用いて本発明を最大限利用できると考えられる。よって、本明細書の実施例は単に例示であって本発明の範囲を何ら限定するものではないと解釈されるべきである。独占的所有権または特権が特許請求される本発明の具体例は次のように定義される。
(1)
式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
R1は、下記であり:
a)C(O)NHRfRf、CN、CHF2およびCH2Fからなる群から選択される1個の置換基で置換されていてもよい6員ヘテロアリールであって、前記Rfは水素またはメチルから独立に選択される、ヘテロアリール、または
b)i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された6員ヘテロアリール、または
c)下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Ra、OH、CN、オキソまたはC1−C3アルキルで1回以上置換されていてもよい4〜8員ヘテロシクロアルキルであって、OおよびNから独立に選択される1または2個のヘテロ原子を含有し、かつ、前記Raは、メチルまたはエチルで置換されていてもよいC1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
iii)4〜6員単環式スルホン、
iv)メチルで置換されたオキサゾリルまたはイソオキソゾリル、
v)ジフルオロメトキシまたはジフルオロエトキシ、および
vi)RaがC1−C2アルキルである、NRaSOCH、 d)i)SORb、ii)CF、iii)CN、iv)メトキシ、v)OH、vi)C(O)NRbRb、vii)NRbRc、viii)1個のOを含有する5または6員ヘテロシクロアルキル、ix)CNで置換されたシクロプロピル、またはx)O−CHF、、で置換された−C2−C5アルキルであって、Rbはメチルまたはエチルであり、かつ、RcはC(O)CHである、アルキル、
e)CH2−O−Rdであって、Rdは、i)メトキシ、ii)CN、iii)CHF2またはiv)CNで置換されたシクロプロピルで置換されていてもよいC1−C4アルキルである、CH2−O−Rd、
f)i)NHC(O)CH、ii)SOCH、iii)OH、およびiv)OHで置換されたC1−C3アルキルからなる群から選択される置換基で置換された−C3−C6シクロアルキル、
g)1個のNヘテロ原子と、場合により酸素(O)である第2のヘテロ原子とを含有する−4〜6員単環式ヘテロシクロアルキルであって、SOCHまたはC(O)Reで置換され、かつ、前記ReはC1−C3アルキルである、ヘテロシクロアルキル、または
h)テトラヒドロ−2H−チオピラン1,1−ジオキシド、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ
R7は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
−C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
(2)
R1が下記であり:
−1個のNを含有する6員ヘテロアリール環であって、C(O)NHまたはCNで置換されていてもよい、ヘテロアリール、
−1個のNを含有する6員ヘテロアリール環であって、i)Fおよびメチル、またはii)CNおよびメチルで置換されている、ヘテロアリール、
−i)SORb、ii)CF、またはiii)CNで置換されたC2−C3アルキルであって、Rbはメチルまたはエチルである、C2−C3アルキル、または
−下記からなる群から選択される置換基で置換されたメチル:
i)OHまたは2個のFで置換されたC4−C6シクロアルキル、
ii)C(O)Raで置換されていてもよい4または5員ヘテロシクロアルキルであって、1個のOまたは1個のNを含有し、かつ、前記RaはC1−C2アルキルである、ヘテロシクロアルキル、
R2がC1−C3アルキルであり、
R3がハロまたはCNであり、
R4がHであり、
R5がC1−C3アルキルであり、
R6がHであり、かつ、
R7がi)C4−C6シクロアルキル、またはii)C3−C5シクロアルキルで置換されたメチルである、(1に記載の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(3)
R1がC(O)NHRfRfで置換されたピリジニルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(4)
R1がCNで置換されたピリジニルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(5)
R1がi)Fおよびメチル、またはii)CNおよびメチルで置換されたピリジニルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(6)
R1がSORbで置換されたエチルまたはプロピルであり、ここで、Rbはメチルまたはエチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(7)
R1がSORbで置換されたエチルであり、ここで、Rbはメチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(8)
R1がテトラヒドロフランで置換されたメチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(9)
R1がヒドロキシシクロヘキシルで置換されたメチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(10)
R1がジフルオロシクロブチルで置換されたメチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(11)
R1がアセチルピロリジニルまたはプロピオニルアゼチジンで置換されたメチルである、(1)または(2)に記載の化合物または塩。
(12)
R2がメチルである、(1)〜(11)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(13)
R3がClまたはFである、(1)〜(12)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(14)
R3がCNである、(1)〜(12)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(15)
R4がHである、(1)〜(14)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(16)
R5がメチルである、(1)〜(15)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(17)
R6がHである、(1)〜(16)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(18)
R7がシクロペンチルである、(1)〜(17)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(19)
R7がシクロヘキシルである、(1)〜(17)のいずれか一つに記載の化合物または塩。
(20)
R7がシクロプロピルで置換されたメチルである、(1)〜(17)いずれか一つに記載の化合物または塩。
(21)
下記からなる群から選択される(1)に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(エチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロヘキサンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−3−(メチルスルホニル)プロパンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4,4,4−トリフルオロブタンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(3,3−ジフルオロシクロブチル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−4−シアノブタンアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((S)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((R)−テトラヒドロフラン−3−イル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1s,4R)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
N−(5−クロロ−3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−((1r,4S)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−シアノイソニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノニコチンアミド、 (S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
2−(1−アセチルピロリジン−3−イル)−N−(3−(((S)−4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−2−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)アセトアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)ピリジン−2,5−ジカルボキサミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、および
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド。
(22)
(1)〜(21)のいずれか一つに記載の式Iの化合物またはその薬学的に許容可能な塩と薬学的に許容可能な担体または賦形剤とを含んでなる医薬組成物。
(23)
治療に使用するための、(1)〜(21)のいずれか一つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(24)
RORγにより媒介される炎症性疾患および自己免疫疾患の処置に使用するための、(1)〜(21)のいずれか一つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(25)
前記炎症性疾患および自己免疫疾患が多発性硬化症、強直性脊椎炎、または乾癬である、(24)に記載の化合物。
(26)
式IVの化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、R1は、i)Fおよびメチル、ii)CNおよびメチル、ならびにiii)Clおよびメチルからなる群から選択される2個の置換基で置換された−6員ヘテロアリールであり、
R2は、C1−C3アルキルまたはハロであり、
R3は、ハロまたはCNであり、
R4は、Hであり、
R5は、C1−C3アルキルであり、
R6は、Hまたはメチルであり、かつ、
R7は、下記からなる群から選択される:
−メチルで置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル、
−C3−C5シクロアルキルで置換されたメチル、および
−2個のFで置換されていてもよいC2またはC3アルキル]。
(27)
下記からなる群から選択される(26)に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロペンタンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−シアノ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−シアノ−5−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−フルオロ−3−((4−イソブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−5−クロロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(5−クロロ−3−((4−(シクロプロパンカルボニル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(5−シアノ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−N−(3−((4−ブチリル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−クロロ−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、
(S)−5−クロロ−N−(3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−5−フルオロ−2−メチルフェニル)−6−メチルニコチンアミド、および
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2,2−ジフルオロブタノイル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド。
(28)
(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミドである、(26)または(27)に記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩。
(29)
(26)〜(28)のいずれか一つに記載の化合物またはその薬学的に許容可能な塩とその薬学的に許容可能な薬学的に許容可能な担体または希釈剤とを含んでなる医薬組成物。
(30)
RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患の処置方法であって、それを必要とするヒトに、有効量の(S)−N−(5−クロロ−3−((4−(2−シクロプロピルアセチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−メチルフェニル)−5−フルオロ−6−メチルニコチンアミド、またはその薬学的に許容可能な塩を投与することを含んでなる、方法。
(31)
RORγにより媒介される炎症性疾患または自己免疫疾患が乾癬である、(30)に記載の方法。