(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
膀胱がん、乳がん、結腸がん、腎臓がん、肝臓がん、小細胞肺がんを含む肺がん、食道がん、胆嚢がん、卵巣がん、膵臓がん、胃がん、子宮頸がん、甲状腺がん、前立腺がん、扁平上皮細胞がんを含む皮膚がん等のがん;白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、B−細胞リンパ腫、T−細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞リンパ腫及びバーキットリンパ腫を含むリンパ造血腫瘍;急性及び慢性の骨髄性白血病、骨髄異形成症候群及び前骨髄球性白血病を含む骨髄造血器腫瘍;線維肉腫及び横紋筋肉腫を含む間葉由来のがん;星状細胞腫、神経細胞腫、神経膠腫及び神経鞘腫を含む中枢及び末梢神経系のがん;並びに、黒色腫、精上皮腫、奇形腫、骨肉腫、色素性乾皮症、ケラトアカントーマ、濾胞性甲状腺がん及びカポジ肉腫を含む他のがん:を含む上皮性悪性腫瘍の特定のタイプを治療するための薬剤の製造における、請求項1ないし19の何れか1項に記載の化合物又は請求項20に記載の組成物の使用。
アルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、多発性硬化症及び球脊髄性筋萎縮症を含む神経変性障害の特定のタイプを治療するための薬剤の製造における、請求項1ないし19の何れか1項に記載の化合物又は請求項20に記載の組成物の使用。
【実施例】
【0078】
実施例1
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化26】
反応スキーム:
【化27】
【0079】
工程A:窒素ガスの保護下、酢酸(3.26g,54.2mmol,1.1当量)を、BF
3・Et
2O(60mL)中に溶解された4−イソプロピルベンゼン−1,3−ジオール(7.5g,49.3mmol,1.0当量)の溶液に、20℃で滴下添加した。添加が完了した後、反応混合物を80℃で3時間攪拌した。反応混合物を酢酸カリウム水溶液(120mL)でクエンチし、その後、酢酸エチル(150mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(100mL)で洗浄した後に無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=50:1)
で精製して、1−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)エタノン(6.0g,30.9 mmol,収率62.7%)を黄色固体として得た。
【0080】
工程B:炭酸セシウム(25.2g,77.2mmol,2.5当量)を、DMF(80mL)中の1−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)エタノン(6.00g,30.89mmol,1.00当量)及びMeI(52.6g,370.7mmol,12.0当量)の混合物を、窒素ガスの保護下20℃で添加した。混合物を20℃で16時間攪拌し、その後、水(80mL)中に注いだ。水相を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(100mL)で洗浄した後に無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=10/1から5/1)で精製して、1−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)エタノン(3.40g,15.3mmol,収率49.5%)を黄色固体として得た。
【0081】
工程C:NaH(1.22g,30.6mmol,2.0当量)及びシュウ酸ジメチル(5.42g,45.9mmol,3.0当量)を、THF(50mL)中に溶解した1−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−エタノン(3.40g,15.30mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下20℃で添加した。60℃で更に1時間攪拌した後、反応混合物を塩化アンモニウム水溶液(1000mL)中に注いで、クエンチし、その後、EA(80mL×2)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(80mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、生成物であるメチル 2−ヒドロキシル−4−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−オキソ−ブチレート(4.80g,粗生成物)を黄色固体として得たが、それは次工程でそのまま使用された。
【0082】
工程D:NH
2OH・HCl(2.16g,31.14mmol,2.00当量)を、MeOH(60mL)中のメチル 2−ヒドロキシル−4−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−オキソ−ブチレート(4.80g,15.57mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下室温で添加した。混合物を60℃に加熱し、1時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、水(50mL)中へ注いだ。水相をEA(50mL×2)で抽出した。飽和食塩水(30mL)で洗浄した後、合せた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=6/1から3/1)で精製して、エチル 5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキシレート(4.80g,15.0mmol,収率96.5%)を黄色固体として得た。
【0083】
工程E:エチルアミン(3.54g,78.6mmol,5.0当量)を、MeOH(50mL)中のエチル 5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキシレート(4.80g,15.7mmol,1.00当量)の溶液に、室温で添加した。反応溶液を60℃で2時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、粗生成物をPE/EA=50/1(100mL)で洗浄して、生成物であるN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(3.70g,11.6mmol,収率73.9%)を黄色固体として得た。
【0084】
工程F:CAN(301mg,549μmol,0.05当量)及びNIS(4.95g,22mmol,2.00当量)を、MeCN(50mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(3.50g,11mmol,1.0当量)の溶液に、N
2保護下室温で添加した。混合物を80℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、水(30mL)中に注ぎ、水相をEA(40mL×2)で抽出した。合せた有機相を、飽和食塩水(20mL×2
)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=10/1から4/1)で精製し、N−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(4.10g,9.2mmol,収率84.0%)を黄色オイルとして得た。
【0085】
工程G:MeI(197.2g,1.4mol)を、MeOH(170mL)中に溶解した6−ブロモイソキノリン(17.00g,81.7mmol)の溶液に、0℃で一度に添加した。混合物を0℃で20分攪拌し、その後、25℃まで温め、16時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮して、6−ブロモ−2−メチルイソキノリン−2−ヨードニウム(28.8g,粗生成物)を黄色固体として得た。
1HNMR(400MHz,メタノール−d
4):δ 9.90(s,1H),8.65−8.61(m,2H),8.45−8.39(m,2H),8.22(d,J=8.0Hz,1H),4.55(s,1H).
【0086】
工程H:NaBH
4(9.31g,246.2mmol)を、MeOH(350mL)中の6−ブロモ−2−メチルイソキノリン−2−ヨードニウム ヨーダイド(28.80g,82.1mmol)の溶液に、0℃で一度に添加した。25℃で2時間攪拌した後、混合物をNaHCO
3水溶液を用いてpH=9に調整し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=50/1から20/1)で精製し、6−ブロモ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(16.65g,収率80.8%,純度90%)を黄色固体として得た。
【0087】
工程I:ビス(ピナコラト)ジボロン(28.05g,110.46mmol)及びKOAc(14.45g,147.27mmol)を、ジオキサン(150mL)中の6−ブロモ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(16.65g,73.64mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続けて、触媒であるPd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(6.01g,7.36mmol)を添加した。混合物を25℃で10分攪拌し、その後、90℃に加熱して14時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=10/0から1/1)で精製し、表題の生成物(31.0g,粗生成物)を黒色個体として得たが、それは次工程でそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:274(M+1).
【0088】
工程J:K
2CO
3(2.49g,18.0mmol),H
2O(10.0mL)及びPd(PPh
3)
4(1.26g,1.80mmol)を、ジオキサン(50mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(6.15g,13.5mmol)及びN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(4.00g,9.0mmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分攪拌し、その後、110℃に加熱して18時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル,ジクロロメタン/メタノール=5/1,10/1)で精製し、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.87g,収率68.8%)を茶色個体として得た。
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0089】
工程K:BBr
3(9.19g,36.67 mmol)を、DCM(16.00mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.70g,3.67mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、−78℃で少しづつ添加したが、それは2時間に亘った。反応混合物を1時間かけて0℃まで温め、反応混合物を更なる16時間25℃で攪拌した。反応を25℃で攪拌しながら1時間かけてMeOH(10mL)の添加によりクエンチし、混合物を、飽和NaHCO
3水溶液に、少しづつ滴下添加し、0℃で濾過した。水相をジクロロメタン:メタノール=10:1(10mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=10/0から1/1)で精製し、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(566.0mg,収率35.4%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 11.08(s,1H),9.92−9.78(m,J=4.0Hz,1H),7.16−7.12(m,3H),6.89(s,1H),6.53(s,1H),4.6−4.42(d,J=16.0Hz,1H),4.27−4.21(m,1H),3.26−3.22(m,4H),3.05−3.02(m,1H),2.88−2.87(m,4H),1.11−1.08(t,J=8.0Hz,3H),1.03−0.98(m,6H).MS(ESI)m/z:436(M+1).
【0090】
実施例2
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化28】
反応スキーム:
【化29】
【0091】
工程A:NaBH
3CN(151mg,2.4mmol)を、AcOH(3mL)中に溶解した7−ブロモキノリン(100.00mg,480.65μmol)及びパラホルムアルデヒド(433mg,4.8mmol)の混合物に、25℃で添加した。混合物を25℃で40分攪拌し、NaOHで中和した。全ての反応溶液をDCM(3mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、合飽和食塩水(3mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残った粗生成物7−ブロモ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(155mg)を茶色オイルとして得たが、それは更なる精製を行うこと無しに次工程でそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:226(M+1).
【0092】
工程B:ビス(ピナコラト)ジボロン(318mg,1.25mmol)及びKOAc(144mg,1.47mmol)を、ジオキサン(7mL)中の7−ブロモ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(250mg,1.11mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続けて、触媒であるPd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(272mg,333μmol)を添加した。混合物を25℃で10分攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=50/1)で精製し、1−メチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(316mg)を黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:274(M+1).
【0093】
工程C:K
2CO
3(224mg,1.6mmol)及びPd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(66mg,81μmol)を、ジオキサン(9.9mL)及びH
2O(2.1mL)中に溶解した1−メチル−7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(221mg,810.3μmol)及びN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(360mg,810μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で20分間攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水(5mL)中に注ぎ入れ、10分間攪拌した。水相を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣を薄層クロマトグラフィー板(ジクロ
ロメタン:酢酸エチル=5/1)で精製して、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(72mg,収率19.2%)を茶色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0094】
工程D:BBr
3(462mg,1.85mmol)を、DCM(5mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ肝リン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(83mg,184.6μmol)の溶液に、−78℃で15分間かけて添加した。この間、温度を−78℃に維持した。添加後、反応混合物を0℃に温め、30分間攪拌した。その後、反応混合物を更なる16時間25℃で攪拌した。反応を飽和NaHCO
3溶液でゆっくりクエンチし、ろ過した。ろ液を真空中の蒸留により除去した。粗生成物を調製用HPLCで更に精製して5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(23mg,収率29.8%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 9.73(s,1H),9.63(s,1H),8.83(t,J=4.0Hz,1H),6.84(s,1H),6.79(d,J=8.0Hz,1H),6.49(s,1H),6.43−6.42(m,2H),3.27−3.21(m,2H),3.06−2.99(m,1H),2.65−2.63(m,5H),1.88−1.82(m,2H),1.09(t,J=4.0Hz,3H),1.01(d,J=4.0Hz,6H).MS(ESI)m/z:436(M+1).
【0095】
実施例3
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化30】
反応スキーム:
【化31】
【0096】
工程A:AcOH(210mg,3.5mmol)を、MeOH(20mL)中に溶解した1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(2.0g,15.0mmol)及びパラホルムアルデヒド(6.77g,75.1mmol)の混合物に、25℃で一度に添加した。混合物を25℃で1時間攪拌し、続いて、NaBH
3CN(1.89g,30.0mmol)を添加し、16時間攪拌を継続した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(15mL)中に注ぎ入れ、10分間攪拌した。水相を酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(10mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(1.17g,52.9%)を黄色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:148(M+1).
【0097】
工程B:DMF(5mL)中の1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(300mg,2.04mmol)の溶液を0℃に冷却し、その後、NBS(363.1mg,2.0mmol)を添加した。反応溶液を0℃で2時間攪拌し、その後、25℃に温めて16時間攪拌した。その後、反応物質を5mLの水中に注ぎ入れ、該懸濁液を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物6−ブロモ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(485mg)を、茶色固体として得たが、これは更なる精製を行うこと無しに次工程で使用された。
MS(ESI)M/Z:226(M+1).
【0098】
工程C:Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(271mg,331.7μmol)を、ジオキサン(7mL)中に溶解した6−ブロモ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(250mg,1.1mmol),ビス(ピナコラト)ジボロン(318mg,1.2mmol)及びKOAc(325mg,3.3mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=50/1)で精製して、1−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(187mg)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:274(M+1).
【0099】
工程D:Pd(PPh
3)
2Cl
2(15.8mg,22.5μmol)及びNaHCO
3(37.8mg,450.2μmol)を、ジオキサン(6.6mL)及びH
2O(1.4mL)中に溶解した、1−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(92mg,337.6μmol)及びN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(100mg,225.1μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水(8mL)中に注ぎ入れ、10分間攪拌した。水相を酢酸エチル(5mL×3)で抽出した。合せた有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣を薄層クロマトグラフィー板(ジクロロメタン:酢酸エチル=3/1)で精製して、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(51mg,収率48.9%)を、茶色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0100】
工程E:BBr
3(270mg,1.08mmol,10.00当量)を、DCM(5mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(50mg,107.9μmol,1.00当量)の溶液に、−78℃で15分間かけて添加した。この間、温度は−78℃に維持された。添加後、反応混合物を0℃に温め、30分間攪拌した。その後反応混合物を25℃で更に16時間攪拌した。反応物質を飽和NaHCO
3溶液でゆっくりクエンチし、ろ過した。ろ液を真空下の蒸留により除去した。粗生成物を調製用HPLCにより精製して5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(26.8mg,57.0%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 9.73(s,1H),9.60(s,1H),8.78(t,J=8.0Hz,1H),6.87−6.89(m,1H),6.84−6.80(m,1H),6.49(d,J=8.0Hz,1H),6.43(s,1H),3.27−3.20(m,2H),3.17−3.14(m,2H),3.06−2.97(m,1H),2.80(s,3H),2.56(t,J=4.0Hz,2H),1.87−1.83(m,2H),1.09(t,J=4.0Hz,3H),1.02−0.99(m,6H).
MS(ESI)m/z:356(M+1).
【0101】
実施例4
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化32】
反応スキーム:
【化33】
【0102】
工程A:DMAP(1.00g,8.2mmol,0.14当量)を、アセトニトリル(200mL)中に溶解したピロール(4.00g,59mmol,1.00当量)及び(Boc)
2O(15.60g,71.5mmol,1.20当量)の溶液を添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(溶離液はPE)で精製して、t−ブチルピリル−1−ホルメート(7.80g,46.7mmol,収率78.3%)を無色液体として得た。
【0103】
工程B:THF(20mL)中のt−ブチルピリル−1−ホルメート(4.60g,27.5mmol,1.00当量)及びマグネシウム粉末(720mg,27.5mmol,1.0当量)の混合溶液を、油浴中で66℃に加熱した。1−ブロモ−2−フルオロ−ベンゼン(4.88g,27.89mmol,1.0当量)を、20分間でゆっくり添加し、添加後、混合物を66℃で8時間攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、0.5N HCl水溶液を添加し、続いて、DCMで抽出した。有機相を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。結果として得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=20/1)で精製してt−ブチル1,4−ジヒドロ−1,4−エピミノナフチル−9−ホルメート(2.43g,10mmol,収率36.3%)を黄色液体として得た。
【0104】
工程C:MeOH(50mL)中のt−ブチル 1,4−ジヒドロ−1,4−エピミノナフチル−9−ホルメート(2.43g,10mmol,1.00当量)及び無水Pd/C(200mg)の溶液を、H
2雰囲気下、25℃で2時間攪拌した。混合物を珪藻土パッドを通してろ過し、ろ液を濃縮してt−ブチル1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフチル−9−ホルメート(2.33g,9.5mmol,収率95.1%)を黄色オイルとして得た。
【0105】
工程D:t−ブチル1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフチル−9−ホルメート(2.33g,9.5mmol,1.0当量)を、DCM(1.2mL)及びT
FA(4.5mL)の混合溶媒に、0℃で添加した。混合物を0℃で0.5時間攪拌し、続いて25℃で4.5時間攪拌した。減圧下で溶媒を除去した後、2N NaOH水溶液を添加し、水相をDCMで抽出した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフタレン(1.38g,9.5mmol,収率100%)を、黄色固体として得た。
【0106】
工程E:無水DCM(20.00mL)中の1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフタレン(1.38g,9.5mmol,1.00当量)及びDIEA(1.37g,10.6mmol,1.12当量)の混合物を、0℃に冷却し、TFAA(2.27g,10.8mmol,1.14当量)を添加した。反応混合物を、窒素ガスの保護下、25℃まで徐々に温め、5時間攪拌した。結果として得られた反応混合物を、0℃まで冷却し、水(2mL)を添加して、残存する無水物をクエンチした。水相を、NaOH水溶液(1N)を用いて中性に調整し、その後、有機相を分離した。水相をDCMで2回抽出し、合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、2,2,2−トリフルオロ−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタン(2.24g,9.29mmol,収率97.8%)を、茶色オイルとして得た。
【0107】
工程F:TFA中の、2,2,2−トリフルオロ−1−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタン(2.24g,9.29mmol,1.00当量)の溶液(5.00mL)を0℃まで冷却し、発煙硝酸(1mL)を滴下添加した。結果として得られた反応混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、25℃で1時間攪拌した。混合物を300mLの氷水中に注ぎ入れ、DCMで3回抽出した。合わせた有機相を飽和NaHCO
3水溶液及び飽和NaCl水溶液で連続的に洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCMで溶出)で精製して標的生成物2,2,2−トリフルオロ−1−(6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(1.86g,6.50mmol,収率67.0%)を、黄色固体として得た。
【0108】
工程G:NH
4Cl(2.63g,49.2mmol,4.02当量)及び鉄粉(3.43g,61.4mmol,5.02当量)を、ジオキサン(20.00mL)/エタノール(16.00mL)/H
2O(12.00mL)中に溶解した2,2,2−トリフルオロ−1−(6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(3.5g,12.23 mmol,1.00当量)の混合溶液に連続的に添加した。結果として得られた混合物を窒素ガスの保護下で80℃に加熱し、3時間攪拌した。反応混合物を25℃に冷却し、EtOAc及びH
2Oで希釈し、珪藻土パッドを通してろ過した。液体分離により有機相を集め、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮して、2,2,2−トリフルオロ−1−(6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(2.7g,10.5mmol,収率86.2%)を得たが、それは、更なる精製無しに次工程でそのまま使用された。
【0109】
工程H:MeCN(15.0mL)中に溶解した、2,2,2−トリフルオロ−1−(6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(2.7g,10.5mmol,1.0当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.68g,10.5mmol,1.0当量)、BPO(76mg,316μmol,0.03当量)及び亜硝酸t−ブチル(1.63g,15.8mmol,1.5当量)の溶液を、25℃で16時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、粗残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=40:1〜5:1)で精製して、2,2,2−トリフルオロ−1−(6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(2.2g,6.0mmol,収率56.9%)を、黄色オイルとして得た。
【0110】
工程I:THF(5.00mL)中に添加されたN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(500mg,1.13mmol,1.00当量)、2,2,2−トリフルオロ−1−(6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−9−イル)エタノン(539mg,1.47mmol,1.3当量)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(158mg,225.1μmol,0.20当量)及びNaHCO
3(283mg,3.38mmol,3.0当量)の溶液を、窒素雰囲気下に置換し、その後、マイクロ波により120℃に加熱し、30分間反応した。反応混合物を水(15mL)中に注ぎ入れた。混合物を、酢酸エチル(10mL×2)で抽出した。合わせた有機相を、飽和食塩水(15mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1〜5/1)で精製して、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(9−(2,2,2−トルフルオロアセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(500mg,807μmol,収率71.4%,純度90%)を得た。
【0111】
工程J:K
2CO
3(526mg,3.8mmol,5.0当量)を、MeOH(4.2mL)及びH
2O(1.8mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(9−(2,2,2−トリフルオロアセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(500mg,762.3μmol,1.0当量)の混合溶液に、30℃で添加した。反応溶液を30℃で18時間攪拌し、水(10mL)中に注ぎ入れた。水相をEA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機相を、飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣を、薄層クロマトグラフィー板(DCM/メタノール=15:1)で精製して、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(220mg,476.7μmol,収率62.5%)を、白色固体として得た。
【0112】
工程K:BBr
3(271mg,1.08mmol,10.00当量)を、無水DCM(2.0mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(50mg,108.3μmol,1.0当量)の溶液に、−78℃でゆっくり滴下添加した。添加後、溶液を30℃に温め、18時間攪拌した。溶液を−78℃に冷却し、MeOH(1mL)を添加し、続いて、飽和NaHCO
3水溶液(3mL)を添加した。混合物を、30℃で5分間攪拌した。混合物をDCM(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、食塩水(10mL×2)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を高性能液体クロマトグラフィー(蟻酸システム)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(30mg,69.2μmol,収率63.9%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 8.83(t,J=5.4Hz,1H),8.31(brs,1H),7.25−7.14(m,2H),7.01(d,J=7.0Hz,1H),6.71(s,1H),6.45(s,1H),4.72−4.57(m,2H),3.28−3.17(m,2H),3.03−2.90(m,1H),1.95(brs,2H),1.18−1.04(m,5H),0.91(t,J=6.0Hz,6H).
【0113】
実施例5
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(9−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化34】
反応スキーム:
【化35】
【0114】
工程A:ハラホルムアルデヒド(39mg,433.3μmol,10.00当量)、酢酸(1.3mg,21.7μmol,0.50当量)及びオルトチタン酸テトライソプロピル(6.2mg,21.7μmol,0.50当量)を、1,2−ジクロロエタン(3mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(20mg,43.3μmol,1.0当量)の溶液に、添加した。混合溶液を、30℃で18時間攪拌し、その後、NaBH
3CN(8.2mg,130μmol,3.00当量)を添加し、混合物を更なる2時間攪拌した。反応溶液に水(10mL)を添加し、ろ過し、ろ液をDCM(10mL×3)で抽出した。有機相を合わせ、食塩水(5mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮してN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(9−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(20mg,42.1μmol,収率97.1%)を、黄色オイルとして得た。
【0115】
工程B:BBr
3(158mg,630.8μmol,10当量)を、無水DCM(2mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(9−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(30mg,63.1μmol,1.0当量)の溶液に、−78℃でゆっくり滴下添加した。添加後、溶液を30℃に温め、18時間攪拌した。溶液を−78℃に冷却し、MeOH(1mL)をゆっくり添加し、続いて、飽和NaHCO
3水溶液(3mL)を添加した。その後、混合物を30℃で5分間攪拌した。混合物をDCM(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。結果として得られた残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(9−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフ
ト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(10mg,22.3μmol,収率35.4%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.79(t,J=5.5Hz,1H),7.22−7.12(m,2H),6.99(d,J=7.3Hz,1H),6.68(s,1H),6.46(s,1H),4.04(d,J=19.8Hz,2H),3.27−3.16(m,2H),3.01−2.89(m,1H),2.05−1.80(m,5H),1.10−0.97(m,6H),0.89(d,J=6.8Hz,6H).
【0116】
実施例6
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(9−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化36】
【0117】
工程A:この実施例の表題化合物は、実施例5における工程A及びBの順序に従って調製されたが、ここで、工程Aにおけるパラホルムアルデヒドがアセトアルデヒドに置き換えられた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.80(t,J=5.5Hz,1H),8.24(brs,1H),7.23−7.11(m,2H),6.98(d,J=7.5Hz,1H),6.67(s,1H),6.46(s,1H),4.22(d,J=19.8Hz,2H),3.25−3.15(m,2H),2.95(td,J=6.8,13.7Hz,1H),2.17−1.86(m,4H),1.06(t,J=7.2Hz,5H),0.95−0.84(m,9H).
【0118】
実施例7
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(9−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−
エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化37】
【0119】
工程A:この実施例の表題化合物は、実施例5における工程A及びBの順序に従って調製されたが、ここで、工程Aにおけるパラホルムアルデヒドがアセトンに置き換えられた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.80(t,J=5.5Hz,1H),8.21(s,1H),7.23−7.11(m,2H),6.98(d,J=7.3Hz,1H),6.66(s,1H),6.45(s,1H),4.40(d,J=1
6.6Hz,2H),3.22(q,J=6.7Hz,2H),2.95(td,J=6.9,13.6Hz,1H),1.98(brs,3H),1.06(t,J=7.2Hz,5H),0.96−0.79(m,12H).
【0120】
実施例8
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(9−イソブチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−
エピミノナフト−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化38】
【0121】
工程A:この実施例の表題化合物は、実施例5における工程A及びBの順序に従って調製されたが、ここで、工程Aにおけるパラホルムアルデヒドがイソブチルアルデヒドに置き換えられた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.78(t,J=5.5Hz,1H),7.19−7.10(m,2H),6.96(d,J=7.3Hz,1H),6.65(s,1H),6.46(s,1H),4.18−4.04(m,2H),3.26−3.17(m,3H),3.01−2.88(m,1H),1.96(brs,2H),1.83(d,J=7.0Hz,2H),1.53(td,J=6.7,13.3Hz,1H),1.09−0.95(m,5H),0.87(d,J=6.0Hz,6H),0.80(dd,J=1.8,6.3Hz,6H).
【0122】
実施例9
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化39】
反応スキーム:
【化40】
【0123】
工程A:4Åのモレキュラーシーブ(10.00g)、オルトチタン酸テトライソプロピル(1.02g,3.59mmol,0.05当量)及びAcOH(215.67mg,3.59mmol,0.05当量)を、DCM(120.0mL)中の4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(10.0g,71.8mmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を25℃で16時間攪拌し、その後、NaBH
3CN(9.03g,143.66mmol,2.00当量)を添加し、25℃で更なる3時間攪拌した。混合物を、水(300mL)中に注ぎ入れ、EA(100mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/メタノール=50/1〜10/1)で精製して、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(2.50g,16.31mmol,収率22.71%)を、黄色オイルとして得た。
【0124】
工程B:Br
2(1.88g,11.75mmol,0.90当量)を、AcOH(20.00mL)及び水(20.00mL)中に溶解した5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(2.00g,13.05mmol,1.0当量)の混合溶液に、0℃で添加した。0℃で1時間攪拌した後、混合物を水(100mL)中に注ぎ入れ、NaOH(10N)でpH=8〜9までの塩基性とし、その後、EA(100mL×2)で抽出した。合わせた有機相を濃縮して、2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(2.70g,11.6mmol,収率89.1%)を得たが、それはそのまま次工程で使用された。
【0125】
工程C:Pd(PPh
3)
2Cl
2(142.5mg,203.0μmol,0.10当量)、TEA(616mg,6.1mmol,3.0当量)及び4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(779mg,6.1mmol,3.0当量)を、ジオキサン(20.00mL)中のN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(900mg,2.03mmol,0.10当量)の溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。冷却後、混合物を水(60mL)中に注ぎ入れ、EA(60mL×2)で抽出し、その後、有機相を合わせた。有機相を濃縮して、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメ
チル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.0g,粗生成物)を、黒−茶色オイルとして得たが、それはそのまま次工程で使用された。
【0126】
工程D:Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(91.9mg,112.5μmol,0.10当量)及びK
2CO
3(466mg,3.4mmol,3.00当量)を、ジオキサン(10.00mL)及び水(2.00mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(500mg,1.13mmol,1.00当量)及び2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン(268mg,1.13mmol,1.00当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。冷却後、混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(80mL×2)で抽出した。有機相を合わせ、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=1/1〜0/1)で精製した。N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(430mg,915.7μmol,収率81.0%)を、黒−茶色固体として得た。
【0127】
工程E:BBr
3(1.49g,5.96mmol,5.0当量)を、DCM(15mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(560mg,1.19mmol,1.00当量)の溶液に、−78℃でゆっくり添加した。混合物を、25℃で16時間攪拌し、MeOH(20mL)を添加し、濃縮した。残渣を調製用HPLC(蟻酸システム)で精製した。生成物5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(243mg,550.3μmol,収率46.1%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.73(m,2H),8.91(t,J=2.0Hz,1H),8.15(s,1H),6.91(s,1H),6.80(s,1H),6.45(s,1H),3.27−3.24(m,2H),3.07−3.04(m,1H),2.72−2.70(m,2H),2.65−2.63(m,2H),2.34(s,3H),1.16−1.04(s,9H).
【0128】
実施例10
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化41】
反応スキーム:
【化42】
【0129】
工程A:TEA(10.2g,100.4mmol,2.0当量)を、DMF(100.00mL)中のt−ブチル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(10.0g,50.2mmol,1.0当量)の溶液に添加した。次に、TMSCl(6.27g,57.7mmol,1.15当量)を、溶液に20℃で滴下添加し、雰囲気を窒素雰囲気に変更した。混合物を80℃で16時間攪拌した後、300mLの飽和NaHCO
3水溶液を添加した。混合物をEA(150mL×3)で抽出し、その後、合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、t−ブチル4−トリメチルシリル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボキシレート(9.2g,収率67%)を無色オイルとして得た。
1HNMR(400MHz,CDCl
3)δ 4.77(brs,1H),3.85(brs,2H),3.5(t,J=5.6Hz,2H),2.08(brs,2H),1.45(s,9H),0.17(s,9H).
【0130】
工程B:NaOAc(420mg,5.1mmol,0.1当量)及びNBS(13.67g,76.8mmol,1.5当量)を、THF(150mL)及び水(150mL)中のt−ブチル 4−トリメチルシリル−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カル
ボキシレート(13.9g,51.2mmol,1.0当量)の混合溶液に、0℃で添加した。混合物を20℃で12時間攪拌した。反応を100mLのチオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液でクエンチし、その後、200mLの飽和NaHCO
3水溶液で洗浄及び中和した。混合物をEA(2×500mL)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、t−ブチル3−ブロモ−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(7g,収率49%)を、白色固体として得た。
1HNMR(400MHz,CDCl
3):δ 4.28−4.31(m,1H),3.96(m,2H),3.57−3.77(m,2H),2.97−3.00(m,1H),2.40−2.46(m,1H),1.48(s,9H).
【0131】
工程C:TEA(7.64g,75.5mmol,3.0当量)及びチオウレア(2.11g,27.7mmol,1.1当量)を、DMF(70mL)中のt−ブチル3−ブロモ−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(7.0g,25.2mmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を110℃で12時間攪拌し、その後、300mLの水中に注ぎ入れ、続いて固体をろ過した。固体を100mLの水で洗浄し、4.5gの赤色粗生成物t−ブチル2−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメートを得た。粗生成物は次工程でそのまま使用された。
MS(ESI)m/z:256.0(M+1).
【0132】
工程D:CuBr
2(4.52g,20.3mmol,1.1当量)及びt−ブチルニトリル(2.09g,20.3mmol,1.1当量)を、CH
3CN(50mL)中のt−ブチル2−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(4.70g,18.4mmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を0℃で1時間攪拌し、3mLの0.5mol/LのHCl溶液の添加によりクエンチし、その後、50mLの飽和NaHCO
3水溶液の添加により中和した。混合物をろ過し、ろ液をEA(50mL×2)で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で精製して、t−ブチル2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−5−カルボキシレート(1.7g,収率29%)を、白色固体生成物として得た。
MS(ESI)m/z:318.9,320.9(M+1,M+3).
【0133】
工程E:t−ブチル2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−5−カルボキシレート(1.70g,5.33mmol,1.00当量)を、塩酸/酢酸エチル(4N,30mL)に添加し、混合物を20℃で2時間攪拌した。混合物を真空中で濃縮して1.35gの粗生成物2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジンを、白色固体として得たが、それは次工程でそのまま使用された。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.88(brs,2H),4.31(s,2H),3.39−3.41(m,2H),2.99(t,J=6.0Hz,2H).
【0134】
工程F:ホルムアルデヒド(194mg,6.46mmol,3.00当量)及びAcOH(258mg,4.3mmol,2.0当量)を、MeOH(10.00mL)中の2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(550.00mg,2.15mmol,1.00当量)の溶液に添加した。混合物を20℃で1時間攪拌し、その後、NaBH
3CN(406mg,6.5mmol,3.0当量)を添加し、混合物を更に20℃で4時間攪拌した。反応を0.5mol/L HCl溶液(2mL)でクエンチし、続いて、飽和NaHCO
3(20mL)を添加して中和した。その後、
混合物をEA(20mL×2)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、生成物2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾール[4,5−c]ピリジン(490mg,収率97%)を、白色固体として得た。
MS (ESI)m/z:232.8,234.8(M+1,M+3).
【0135】
工程G:TEA(510mg,5.04mmol,3.0当量)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(117.9mg,168.00μmol,0.1当量)を、1,4−ジオキサン(15mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.00g,1.68mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.08g,8.4mmol,5.0当量)の溶液を最後に添加し、混合物を90℃で12時間攪拌した。反応混合物をEA(20mL)で希釈し、珪藻土を通して濾過した。ろ液を30mLの水で洗浄し、有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、橙色ゲル粗生成物5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.7g,LCMSによる純度60%)を得たが、粗生成物は次工程でそのまま使用された。
MS(ESI)m/z:597.3(M+1).
【0136】
工程H:2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(313mg,1.34mmol,1.0当量)及びK
2CO
3(371mg,2.7mmol,2.0当量)を、1,4−ジオキサン(20mL)及び水(4mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(800mg,1.34mmol,1.0当量)の混合溶液に添加した。混合物を窒素雰囲気に置換え、その後、Pd(dppf)Cl
2(196mg,268.2μmol,0.2当量)を添加した。混合物を95℃で8時間攪拌し、反応物質を20mLのEAで希釈し、珪藻土を通してろ過した。ろ液をEA(20mL×2)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM:メタノール=20:1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,収率7.2%)を得たが、それは白色固体生成物であった。
MS(ESI)m/z:623.3(M+1).
【0137】
工程I:BCl
3(34mg,289μmol,3.0当量)を、DCM(2mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−ジエチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,96.3μmol,1.0当量)の溶液に0℃で添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した後、2mLのMeOHをクエンチするために添加し、混合物を5mLの飽和NaHCO
3水溶液中に注ぎ入れた。その後、混合物をDCM(5mL×3)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(ギ酸、カラム:Welch Ultimate AQ−C18 150×30mm×5μm,条件:0.225%FA−ACN,流速:25)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサ
ミド(17 mg,収率34%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.93(brs,2H),9.09(brs,1H),7.07(s,1H),6.47(s,1H),3.54(s,2H),3.26(m,2H),3.07(m,1H),2.71(brs,4H),2.35(s,3H),1.07−1.12(m,9H).
【0138】
実施例11
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化43】
反応スキーム:
【化44】
【0139】
工程A:Pd(dppf)Cl
2(115mg,157.5μmol,0.1当量)及びK
2CO
3(435mg,3.2mmol,2.0当量)を、ジオキサン(3mL)及び水(500μL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(700mg,1.58mmol,1.0当量)及び6−ベンジル−2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン(409mg,1.58mmol,1.0当量)の混合溶液に添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した後、混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(60mL×2)で抽出した。合せた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮し、結果として得られた粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=1:1〜EA)で精製して、4−(6−ベンジル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−
イル)−N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(250mg,462.4μmol,収率29.3%)を、黄色固体として得た。
【0140】
工程B:1−クロロエチルカルボニルクロリド(264mg,1.85mmol,4.0当量)を、トルエン(8mL)中の4−(6−ベンジル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)−N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(250mg,462.4μmol,1.00当量)の溶液に室温で添加し、その後、混合物を、110℃で8時間攪拌した。混合物を濃縮し、残渣をMeOH(8mL)中に溶解した。混合物を80℃に加熱し、12時間攪拌した。混合物を濃縮して、粗生成物N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(200.00mg,粗生成物)を、黄色固体として得たが、それは次工程でそのまま使用された。
【0141】
工程C:パラホルムアルデヒド(200mg,2.2mmol,5.0当量)、オルトチタン酸テトライソプロピル(126mg,443.9μmol,1.0当量)、酢酸(27mg,444μmol,1.0当量)及び4Aのモレキュラーシーブ(300mg,444μmol,1.0当量)を、DCE(8mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(200mg,443.9μmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を25℃で8時間攪拌し、その後、NaBH
3CN(56mg,887.8μmol,2.0当量)を添加した。混合物を更に25℃で12時間攪拌した。混合物をろ過し、ろ液を濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー板(DCM/MeOH=10:1)で精製してN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(6−メチル−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(120mg,258.3μmol,収率58.2%)を黄色固体として得た。
【0142】
工程D:BBr
3(323.6mg,1.3mmol,10.0当量)を、DCM(8mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,129.2μmol,1.0当量)の溶液に、0℃でゆっくり添加した。混合物を、25℃で16時間攪拌し、混合物をMeOH(15mL)にゆっくり添加し、続いて混合物を濃縮した。粗生成物を調製用HPLC(Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,0.225%FA−ACN)で精製して5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(3.1mg,6.4μmol,収率5.0%)を得た。
1HNMR(300MHz,DMSO−d
6)δ 8.99−8.95(m,1H),8.24(s,1H),7.44(d,J=8.1Hz,1H),7.03(d,J=7.8Hz,1H),6.98(s,1H),6.43(s,1H),3.26−3.19(m,4H),3.09−3.05(m,1H),2.84−2.81(m,2H),2.72−2.68(m,2H),2.35(s,3H),1.13−1.03(m,9H).
【0143】
実施例12
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−
カルボキサミド
【化45】
反応スキーム:
【化46】
【0144】
工程A:POCl
3(6.25g,40.8mmol,1.5当量)を、DMF(60mL)に0℃で添加し、0℃で10分間攪拌した。その後、2,4−ジベンジルオキシ−1−イソプロピルベンゼン(9.0g,27.1mmol,1.0当量)を0℃で添加し、添加後、攪拌を0℃で10分間継続した。温度を15〜25℃に上昇し、10分間攪拌した後、温度を更に100℃に2.5時間攪拌しながら上昇した。反応混合物を15〜25℃に冷却し、氷水(120mL)中に注ぎ入れ、10%NaOAc水溶液の添加により溶液をpH=6に調整し、その後、EA(120mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−ベンズアルデヒド(9.70g,粗生成物)を、黄色固体として得たが、それは次工程においてそのまま使用された。
【0145】
工程B:NH
2OH・HCl(3.66g,52.7mmol,2.0当量)を、EtOH(100mL)中に溶解した2,4−ジベンジル−5−イソプロピル−ベンズアルデヒド(9.5g,26.4mmol,1.0当量)の溶液に、15〜25℃で添加し、続いて、DIEA(5.11g,39.5mmol,1.5当量)を添加し、その後、16時間攪拌して温度を80℃まで上昇した。反応混合物を15〜25℃に冷却し、真空中で濃縮して残渣を得た。残渣をEA(80mL)中に溶解して、水(80mL)で洗浄した。
有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜5:1)で精製した。(1E)−2,4−ジベンジル−5−イソプロピル−ベンズアルデヒド オキシム(7.00g,18.6mmol,収率70.7%)を、黄色固体として得た。
【0146】
工程C:NCS(1.28g,9.59mmol,1.2当量)を、DCM(30.00mL)中の(1E)−2,4−ジベンジル−5−イソプロピル−ベンズアルデヒド オキシム(3.00g,7.99mmol,1.0当量)の溶液に、0〜5℃で添加して0〜5℃で2時間攪拌し、その後、更に15〜25℃で16時間攪拌した。反応混合物を濃縮して、2,4−ジベンジルオキシ−N−ヒドロキシル−5−イソプロピルベンゾイミドイル クロリド(4.0g,粗生成物)を、黄色オイルとして得た。粗生成物は、次工程においてそのまま使用された。
【0147】
工程D:エチル2−プロピオレート(588.60mg,6.00mmol,1.50当量)を、トルエン(15.00mL)中の2,4−ジベンジルオキシ−N−ヒドロキシ−5−イソプロピルベンズイミドイル クロリド(1.64g,4.00mmol,1.0当量)の溶液に、15〜25℃で添加し、続いて、TEA(445.24mg,4.40mmol,1.10当量)を、0.5時間以内に15〜25℃で滴下添加した。添加後、混合物を15〜25℃で0.5時間攪拌し、その後、80℃で3時間攪拌した。反応混合物を15〜25℃に冷却し、水(20mL)中に注ぎ入れ、EA(20mL×2)で抽出した。合わせた有機層を、乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=20:1〜5:1)で精製した。エチル3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)イソキサゾール−5−カルボキシレート(1.20g,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0148】
工程E:エチルアミン(573.6mg,12.7mmol,10.0当量)を、EtOH(10.00mL)中に溶解したエチル3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)イソキサゾール−5−カルボキシレート(600mg,1.27mmol,1.0当量)の溶液に、15〜25℃で添加し、80℃で16時間攪拌した。反応混合物を、15〜25℃に冷却し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜3:1)で精製し、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−5−カルボキサミド(150mg,318.8μmol,収率25.1%)を、黄色固体として得た。
【0149】
工程F:n−ブチルリチウム(2M,132μL,2.5当量)を、THF(2mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−5−カルボキサミド(50mg,106.3μmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加し、添加後に−78℃で1時間攪拌し、続いて、THF(1mL)中のI
2(40.5mg,159.4μmol,1.5当量)の溶液を添加し、継続して−78℃で1時間攪拌した。反応溶液を15〜25℃に温め16時間攪拌した。反応混合物を、飽和NH
4Cl水溶液(10mL)中に注ぎ入れ、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(PE:EA=3:1)で精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(15mg,25.2μmol,収率23.7%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:597(M+1).
【0150】
工程G:2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(13.7mg,50.3μmol,2.00当量)、水(500.00μL)及び炭酸水素ナトリウム(6.3
4mg,75.5μmol,3.0当量)を、DMF(2.5mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(15mg,25.15μmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、15〜25℃で添加し、続いて、Pd(PPh
3)
2Cl
2(3.5mg,5.0μmol,0.2当量)を添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。反応混合物を、15〜25℃に冷却し、水(10mL)中に注ぎ入れ、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(DCM:メタノール=15:1)で精製した。3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(10.00mg,16.24μmol,収率64.57%)を、黄色固体として得た。
(ESI)M/Z:616(M+1).
【0151】
工程H:DCM中のBCl
3(1M,324.8μL,20.0当量)の溶液を、DCM(1mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(10mg,16.2μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加し、0℃で2時間攪拌した後、温度を15〜25℃に上げ、1時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、MeOH(2mL)を添加し、0℃で0.5時間攪拌し、その後、更に15〜25℃で0.5時間攪拌した。混合物を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(0.225%FA−ACN;Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(3.5mg,8.0μmol,収率49.5%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO)δ 8.87(t,J=5.6Hz,1H),7.00−6.98(m,1H),6.95−6.90(m,2H),6.79(s,1H),6.33(s,1H),3.26−3.19(m,2H),3.06−2.98(m,1H),2.69−2.66(m,2H),2.55−2.50(m,4H),2.31(s,3H),1.07(t,J=7.2Hz,3H),1.01(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)m/z:436(M+1).
【0152】
実施例13
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキサミド
【化47】
反応スキーム:
【化48】
【0153】
工程A:NBS(2.21g,12.42mmol,1.12当量)を、DCM(40mL)中の1−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−ベンゼン(2.0g,11.1mmol,1.0当量)の溶液に0℃で添加した。混合物を、0℃で3時間攪拌し、その後、25℃で1時間攪拌した。混合物を濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=10/1)で精製して、1−ブロモ−5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−ベンゼン(2.77g,10.69mmol,収率96.30%)を、黄色固体として得た。
【0154】
工程B:n−BuLi(2.5M,6.00mL,1.40当量)を、無水THF(100mL)中の1−ブロモ−5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−ベンゼン(2.77g,10.69mmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加した。混合物を−78℃で1時間攪拌した。その後、無水THF(10mL)中のホウ酸トリイソプロピル(6.03g,32.07mmol,3.0当量)の溶液を、ゆっくり添加し、温度を−78℃に維持した。添加後、反応物質を25℃で4時間攪拌した。混合物を氷水中に注ぎ入れ、1N 塩酸でpHを3〜4に調整した。結果として得られた混合物を、EAで3回抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をPE中で再結晶して標的化合物(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−ボロン酸(1.60g,7.14mmol,収率66.8%)を、白色固体として得た。MS (ESI)m/z:225.2(M+H).
【0155】
工程C:3−メチルイソキノリン−5−アミン 塩酸塩(8.00g,53.11mmol,1.00当量)を、EA(100mL)に添加し、10% 炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を乾燥し、濃縮して遊離塩基を得、遊離塩基を、リン酸(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。混合物を、硝酸(10mL)中に滴下添加し、続いて、温度
を0〜5℃に維持しながら、飽和亜硝酸ナトリウム水溶液(4.17g,60.4mmol,1.14当量)を滴下添加した。反応混合物を10℃で30分間攪拌し、その後、臭化第一銅(9.50g,66.2mmol,1.25当量)を溶解した48%HBr水溶液(100mL)中に滴下添加し、結果として得られた混合物を、室温で2時間攪拌した。反応溶液を、4N NaOH水溶液及び水(200mL)で、pHを6〜7に調整した。水相をMTBEで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して5−ブロモ−3−メチルイソチアゾール(8.0g,粗生成物)を得たが、これは次工程においてそのまま使用された。
【0156】
工程D:DCE(150mL)中の5−ブロモ−3−メチルイソチアゾール(8.0g,44.9mmol,1.0当量)、NBS(16.0g,89.9mmol,2.0当量)及びAIBN(1.40g,8.53mmol,0.19当量)の混合物を、90℃に加熱し、48時間攪拌しながら、150Wのハロゲンランプ下に設置して照射した。混合物を飽和NaHSO
3水溶液で洗浄し、DCMで3回抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE/DCM=100/0〜1/2)で精製して、標的生成物5−ブロモ−3−(ブロモメチル)イソチアゾール(4.60g,17.9mmol,収率39.8%)を得た。
【0157】
工程E:水(90mL)中の5−ブロモ−3−(ブロモメチル)イソチアゾール(4.10g,15.96mmol,1.0当量)及び炭酸ナトリウム(1.92g,18.11mmol,1.14当量)の混合物を加熱して還流させ、その後、幾つかの小さなバッチにおいて、過マンガン酸カリウム(3.28g,20.76mmol,1.3当量)中に添加した。反応混合物を、還流下で1時間攪拌し、冷却し、ろ過した。ろ液を1N HClで酸性とし、EAで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、5−ブロモイソチアゾール−3−カルボン酸(1.26g,6.06mmol,収率38.0%)を、白色固体として得た。
【0158】
工程F:硫酸(0.5mL)を、MeOH(50mL)中の5−ブロモイソチアゾール−3−カルボン酸(1.26g,6.06mmol,1.0当量)の溶液に添加した。反応混合物を、65℃で16時間還流した。混合物を室温に冷却し、飽和NaHCO
3水溶液でクエンチし、水層をEAで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して、メチル5−ブロモイソチアゾール−3−カルボキシレート(1.30g,5.85mmol,収率96.6%)を、黄色オイルとして得た。
【0159】
工程G:メチル5−ブロモイソチアゾール−3−カルボキシレート(1.00g,4.50mmol)、(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−ボロン酸(1.20g,5.36mmol,1.19当量)、Pd(dppf)Cl
2(340.00mg,464.67μmol,0.10当量)及びK
2CO
3(1.29g,9.33mmol,2.07当量)を、DME(30mL)及び水(0.12mL)の混合溶液に添加した。窒素雰囲気下において反応溶液を100℃で16時間攪拌した。混合物を珪藻土を通してろ過し、ろ液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=6/1〜3/1)で精製して、標的生成物メチル5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソチアゾール−3−カルボキシレート(1.10g,3.42mmol,収率76.1%)を、白色固体として得た。
MS (ESI)m/z:322.1(M+H).
【0160】
工程H:メチル5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソチアゾール−3−カルボキシレート(300mg,933μmol,1.0当量)、NIS(24mg,1.07mmol,1.14当量)及びCAN(55mg,100.3μmol,0.11当量)を、MeCN(20mL)に添加した。混合物を、82℃で16時間攪
拌した。混合物を濃縮した。残渣をDCM中に溶解し、水及び食塩水で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残渣を調製用TLC(PE/EA=3/1)で精製して、メチル 4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソチアゾール−3−カルボキシレート(300mg,670.7μmol,収率71.9%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:448.0(M+H).
【0161】
工程I:メチル 4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソチアゾール−3−カルボキシレート(120mg,268.3μmol,1.00当量)、2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトライソキノリン(100mg,366.1μmol,1.36当量)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(30mg,57μmol,0.21当量)及びNaHCO
3(50mg,595.2μmol,2.22当量)を、ジオキサン(10mL)及びH
2O(1mL)の混合溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。冷却後、混合物を、珪藻土パッドを通して濾過し、ろ液を濃縮した。残渣を調製用TLC(DCM/メタノール=20/1)で精製して、標的生成物メチル5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキシレート(80mg,171.5μmol,収率63.9%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)m/z:467.2(M+H).
【0162】
工程J:メチル5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキシレート(80mg,171.5μmol,1.0当量)及びエチルアミン(1mL,15.3mmol,89当量)を、MeOH(10mL)に添加した。混合物を65℃で16時間攪拌した。混合物を真空下で濃縮して、標的生成物N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキサミド(82mg,171μmol,収率99.7%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)m/z:480.2(M+H).
【0163】
工程K:BBr
3(1mL,10.4mmol,62当量)を、DCM(1mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキサミド(80mg,166.8μmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。0.1mLの水及び1gの固体のNaHCO
3を、混合物に添加し、混合物を25℃で10分間攪拌した。混合物をろ過し、残渣を調製用HPLCで精製して、標的生成物5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソチアゾール−3−カルボキサミド(16mg,35.4μmol,収率21.2%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.20(brs,1H),7.06(d,J=7.6Hz,1H),6.94−6.91(m,2H),6.44(s,1H),6.06(brs,1H),3.52(s,2H),3.13−3.07(m,3H),2.82−2.78(m,4H),2.59(brs,2H),2.36(s,3H),1.00(t,J=7.2Hz,3H),0.67(d,J=6.8Hz,6H).MS(ESI)m/z:452.2(M+H).
【0164】
実施例14
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化49】
反応スキーム:
【化50】
【0165】
工程A:LDA(2M,1.0mL,2.0当量)を、無水THF(20mL)中のt−ブチル5−オキソ−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−2−カルボキシレート(226mg,1.0mmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加した。結果として得られた混合物を、−78℃で1時間攪拌し、更に、無水THF(20mL)中のN,N−bis(トリフルオロメタンスルホニル)アニリン(467mg,1.2mmol,1.2当量)の溶液を添加した。その後、混合物を室温まで温め、16時間攪拌した。混合物を濃縮して乾燥し、残渣をDCM中に溶解し、連続して飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、濃縮して、t−ブチル5−(トリフルオロメチルスルホニル)−3,3a,6,6−テトラヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボキシレート(360mg,粗生成物)を、茶色オイルとして得たが、これは次工程においてそのまま使用された。
【0166】
工程B:t−ブチル5−(トリフルオロメチルスルホニル)−3,3a,6,6−テトラヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボキシレート(350mg,979.43μmol,1.0当量)、N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(440mg,990.3μmol,1.01当量)、Pd(dppf)Cl
2(140mg,191.3μmol,0.
2当量)及びK
2CO
3(280mg,2.03mmol,2.07当量)を、ジオキサン(20mL)及び水(2mL)の混合溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。冷却後、混合物を珪藻土を通して濾過し、ろ液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=5/1〜1/1)で精製して、標的生成物t−ブチル5−[3−(エチルカルバモイル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−4−イル]−3,3a,6,6a−テトラヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボキシレート(290mg,551.7μmol,収率56.3%)を、オフ・ホワイトの固体として得た。
MS(ESI)m/z:426.2(M−99).
【0167】
工程C:塩酸/エチルエステル(4N,1mL)を、EA(10mL)中のt−ブチル5−[3−(エチルカルバモイル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−4−イル]−3,3a,6,6a−テトラヒドロ−1H−シクロペンタ[c]ピロール−2−カルボキシレート(290mg,551.7μmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。混合物を濃縮して、標的生成物4−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(234mg,549.9μmol,収率99.7%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)m/z:426.2(M+H).
【0168】
工程D:ホルムアルデヒド(500μL,18.2mmol,33.00当量)を、DCE(12mL)及びMeOH(4mL)中の4−(1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)−N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(234mg,549.9μmol,1.00当量)の混合溶液に添加した。混合物を25℃で16時間攪拌し、その後、NaBH(OAc)
3(500mg,2.36mmol,4.3当量)を添加し、混合物を更に25℃で2時間攪拌した。反応を飽和NaHCO
3水溶液でクエンチし、DCMで3回抽出した。合わせた有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮した。残渣を調製用TLC(DCM/メタノール=10/1)で精製して、標的生成物N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(160mg,364.0μmol,収率66.2%)を得た。
MS(ESI)m/z:440.2(M+H).
【0169】
工程E:BBr
3(1mL,10.4mmol,28.5当量)を、DCM(1mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(160mg,364.0μmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加した。混合物を25℃で2時間攪拌し、0.1mLの水及び1gのNaHCO
3を混合物に添加し、結果として得られた混合物を25℃で10分間攪拌した。混合物をろ過し、残液を調製用HPLC(ギ酸システム)で精製して、標的生成物5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール−5−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(75.5mg,165.0μmol,収率45.3%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.82(t,J=5.2Hz,1H),8.20(s,1H),6.91(s,1H),6.47(s,1H),5.61(d,J=1.6Hz,1H),3.28−3.23(m,4H),3.11−3.09(
m,1H),2.75(br,1H),2.63−2.59(m,3H),2.31−2.26(m,5H),2.15−2.13(m,1H),1.11(dd,J=7.2,1.6Hz,9H).
MS(ESI)m/z:412.2(M+H).
【0170】
実施例15
4−イソプロピル−6−[4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)イソキサゾール−5−イル]ベンゼン−1,3−ジオール
【化51】
反応スキーム:
【化52】
【0171】
工程A:2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(3.66g,8.7mmol,1.3当量)、エチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(4.00g,6.7mmol,1.0当量)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(470mg,670.0μmol,0.1当量)及びK
2CO
3(1.85g,13.4mmol,2.0当量)を、ジオキサン(30mL)及び水(6mL)の混合溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を、N
2の保護下で80℃に加熱し、18時間攪拌した。冷却後、反応混合物を、水(15mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(10mL×2)で抽出した。有機相を飽和食塩水(15mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1〜5/1)で精製して、エチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(2.90g,3.5mmol,収率52.6%,純度75%)を、黄色オイルとして得た。
【0172】
工程B:ヒドラジン水和物(1.20g,24.1mmol,5当量)を、EtOH(30mL)中のエチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(2.90g,4.1mmol,1.0当量)の溶液に添加した。溶液を90℃に加熱し、18時間攪拌した。溶液を真空下で濃縮し、その後、水(20mL)を添加し、混合物をEA(15mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、残渣を得た。残渣をシルカゲルクロマトグラフィー(DCM/メタノール=60/1,10/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボヒドラジド(1.50g,2.5mmol,収率51.7%)を、黄色固体として得た。
【0173】
工程C:NaOH(149.32mg,3.73mmol,1.50当量)を、THF(4.00mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボヒドラジド(1.50g,2.49mmol,1.00当量)及びアセトアミジン塩酸塩(352.93mg,3.73mmol,1.50当量)の溶液に添加した。溶液を80℃に加熱し、18時間攪拌した。溶液を冷却し、濃縮し、エチレングリコール(4.00mL)を添加した。結果として得られた混合物を120℃に加熱し、2時間攪拌した。混合物を冷却した後、水(10 mL)を添加し、溶液をEA(10mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM/メタノール=60/1,1/10)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)イソキサゾール(1.10g,1.76mmol,収率70.6%)を、黄色固体として得た。
【0174】
工程D:DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.92mL,10.0当量)を、DCM(2.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)イソキサゾール(120mg,191.77μmol,1.0当量)の溶液に、5分間かけて、0℃で滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃まで温め、2時間攪拌した。混合物を、−78℃に冷却し、MeOH(2mL)をゆっくり添加してクエンチし、飽和NaHCO
3水溶液を用いてpH=8の塩基性とし、その後、DCM(10mL×3)で抽出した。有機相を合わせ、食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用TLC(DCM/メタノール=5/1)で精製して、4−イソプロピル−6−[4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(5−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)イソキサゾール−5−イル]ベンゼン−1,3−ジオール(30mg,67.3μmol,収率35.1%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.74(s,1H),9.63(s,1H),7.06−6.95(m,3H),6.86(s,1H),6.44(s,1H),3.17(d,J=5.0Hz,1H),3.06−2.95(m,1H),2.77(brs,4H),2.38(s,3H),0.97(d,J=7.0Hz,7H).
【0175】
実施例16
4−(3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−イル)−6−イソプロピルベンゼン−1,3−ジオール
【化53】
反応スキーム:
【化54】
【0176】
工程A:MeOH(3mL)中のKOH(1.41g,25.1mmol,150当量)の溶液を、MeOH(6mL)中のNH
2OH・HCl(1.16g,16.74mmol,100当量)の溶液に、0℃で滴下添加した。混合物を、0℃で30分間攪拌し、その後、固体をろ去した。残ったメタノール溶液に、エチル5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−ホルメート(100.00mg,333.38μmol,1.0当量)を添加し、5℃で30分間攪拌した。混合物を、1.2Mの希塩酸でpH4に調整し、減圧下で濃縮し、水を添加し、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物N−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(97mg,330μmol,収率98%)を、白色固体として得たが、それは次工程においてそのまま使用された。
【0177】
工程B:PBr
3(6.01g,22.2mmol,2.0 当量)を、トルエン(80
mL)中のN−ヒドロキシル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(3.40g,11.1mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、29℃で一度に添加した。混合物を29℃で10分間攪拌し、その後、110℃に加熱して8時間攪拌した。混合物を29℃に冷却し、その後、飽和NaHCO
3水溶液(60mL)中に注ぎ入れ、5分間攪拌した。水相をEA(100mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、食塩水(30mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。得られた粗生成物を、 カラムクロマトグラフィー(PE/EA=10/1〜5/1)で精製して、5−(イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボニトリル(1.0g,3.67mmol,収率33.1%)を、白色固体として得た。
【0178】
工程C:NIS(1.93g,8.59mmol,1.3当量)及びCAN(362mg,661μmol,0.1当量)を、MeCN(32mL)中の5−(イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボニトリル(1.80g,6.6mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、28℃で添加した。混合物を、28℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して4時間攪拌した。混合物を28℃に冷却し、その後、減圧下で濃縮した。残渣を飽和NaHCO
3水溶液(50mL)中に注ぎ入れ、5分間攪拌した。水相を酢酸エチル(5mL×3)で抽出し、合わせた有機相を飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。結果として得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=20/1〜10/1)で精製して、4−ヨード−5−(イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−ニトリル(1.30g,3.26mmol,収率49.4%)を、淡黄色固体として得た。
【0179】
工程D:4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−3−ニトリル(2.04g,5.12mmol,0.80当量)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(314.45mg,448.00μmol,0.07当量)及びK
2CO
3(1.77g,12.80mmol,2.0当量)を、ジオキサン(30mL)中のt−ブチル6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(2.30g,6.40mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃で16時間攪拌した。混合物を水(100mL)中に注ぎ入れ、EA(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=5/1,2/1)で精製して、t−ブチル6−[3−シアノ−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(2.00g,3.97mmol,収率62.1%)を、黒−茶色固体として得た。
【0180】
工程E:ナトリウムメトキシド(2.14g,39.7mmol,10当量)を、MeOH(15mL)中のt−ブチル6−[3−シアノ−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(2.00g,3.97mmol,1.0当量)の溶液に、25℃で添加した。混合物を25℃で2時間攪拌し、その後、塩化アンモニウム(2.12g,39.71mmol,10当量)を添加した。反応混合物を25℃で14時間攪拌した。混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(60mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=30/1)で精製して、t−ブチル6−[3−ホルムアミジニル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(1.50g,2.88mmol,収率72.6%)を、白色固体として得た。
【0181】
工程F:K
2CO
3(265mg,1.92mmol,1.0当量)及び1−ブロモ−2−ブタノン(290mg,1.92mmol,1.0当量)を、EtOH(15mL)中のt−ブチル6−[3−ホルムアミジニル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(1.00g,1.92mmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を80℃で10時間攪拌し、水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(60mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=5/1,2/1)で精製して、t−ブチル6−[3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(850 mg,1.48mmol,収率77.3%)を、白色固体として得た。
【0182】
工程G:HCl/MeOH(4M,15.00mL)中のt−ブチル6−[3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシレート(600mg,1.05mmol,1.00当量)の混合物を、25℃で30分間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール(50mg,982.2μmol,収率93.6%)を、黄色固体として得た。
【0183】
工程H:パラホルムアルデヒド(476mg,5.29mmol,5.0当量)及びAcOH(63.7mg,1.06mmol,1.0当量)を、MeOH(8mL)中の3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール(500mg,1.06mmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を25℃で2時間攪拌し、NaBH
3CN(133mg,2.12mmol,2.0当量)を添加した。反応を25℃で14時間連続的に攪拌し、混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(80mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、濃縮して、3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール(450mg,924.8μmol,収率87.2%)を、黄色固体として得た。
【0184】
工程I:BBr
3(1.54g,6.15mmol,5.0当量)を、DCM(12mL)中の3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール(600mg,1.23mmol,1.0当量)の溶液に、−78℃で添加した。混合物を25℃で16時間攪拌し、MeOH(20mL)をゆっくり添加することによりクエンチした。混合物を濃縮し、残渣を調製用HPLC(ギ酸システム)により精製して、生成物4−[3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−イル]−6−イソプロピル−ベンゼン−1,3−ジオール(262mg,571.4μmol,収率46.5%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 12.55(m,1H),9.65(m,1H),8.16(s,1H),7.07−6.81(brs,5H),6.41(d,1H),3.52−3.50(m,4H),3.11−2.97(m,1H),2.70−2.61(m,4H),2.36(s,3H),1.15(t,J=3.6Hz,
3H),0.96−0.94(m,6H).
【0185】
実施例17
4−(3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−4−(2−(2−ヒドロキシエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−イル)−6−イソプロピルベンゼン−1,3−ジオール
【化55】
反応スキーム:
【化56】
【0186】
工程A:2−ブロモエタノール(137.5mg,1.1mmol,4.0当量)及びK
2CO
3(114mg,825.3μmol,3.0当量)を、EtOH(6mL)中の3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール(130mg,275.1μmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を50℃で16時間攪拌し、その後、水(30mL)中に注ぎ入れ、EA(30mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、濃縮した。粗生成物を調製用TLC(DCM/MeOH=10:1)で精製して、2−[6−[3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル]エタノール(80mg,154.9μmol,収率56.3%)を、黄色固体として得た。
【0187】
工程B:BBr
3(387.9mg,1.55mmol,10.0当量)を、DCM(8mL)中の2−[6−[3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル]エタノール(80mg,154.9μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を25℃で16時間攪拌し、MeOH(15mL)を添加することによりクエンチし、混合物を濃縮した。粗生成物を調製用HPLC(Phenomenex Synergi C18 250×21.2mm×4μm,0.05%HCl−ACN)で精製して、4−(3−(5−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)−4−(2−(2−ヒドロキシエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−イル)−6−イソプロピルベンゼン−1,3−ジオール(24.5mg,50.2μmol,収率32.4%)を得た
。
1HNMR(300MHz,DMSO−d
6)δ 11.01(brs,1H),10.05−9.99(m,2H),7.62(s,1H),7.18−7.03(m,3H),6.91(s,1H),6.57(s,1H),4.55−4.34(m,2H),4.30−4.28(m,2H),3.27−3.01(m,7H),2.88−2.82(m,2H),1.23(t,J=4.5Hz,3H),1.00(d,J=6.9Hz,6H).
【0188】
実施例18
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化57】
反応スキーム:
【化58】
【0189】
工程A:トリフルオロ酢酸(18.36g,161.01mmol,15.25当量)を、アセトン(9.48g,163.22mmol,15.46当量)中に溶解したt−ブチル[2−(チオフェン−3−イル)エチル]カルバメート(2.40g,10.56m
mol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で滴下添加した。添加後、反応混合物を100℃で16時間攪拌した。反応溶液を20℃に冷却し、その後、50℃で濃縮して、7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン(10.05g,粗生成物)を得た。結果として得られた粗生成物を、2M NaOH溶液を用いてpH=10に調整し、アルカリ化後の溶液を、反応の次工程のために使用した。
【0190】
工程B:Boc
2O(2.31g,10.57mmol,1当量)を、テトラヒドロフラン(10mL)中に溶解した7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン(10.05g,粗生成物)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で滴下添加した。添加後、反応混合物を20℃で20時間攪拌した。反応溶液を20mLの水中に注ぎ入れ、5分間攪拌した。水相を、各10mLの酢酸エチルで3回抽出し、有機相を、各10mLの食塩水で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=400/1〜90/1)で精製して、t−ブチル7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(733mg,2.74mmol,収率25.93%)を、黄色オイルとして得た。
【0191】
工程C:NBS(487.67mg,2.74mmol,1当量)を、N,N−ジメチルカルボキサミド(7mL)中に溶解したt−ブチル7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(733mg,2.74mmol,1当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃においてバッチで添加した。反応溶液を20℃で1時間反応させた。反応溶液を20mLの水中に注ぎ入れ、5分間攪拌した。水相を、各10mLの酢酸エチルで3回抽出し、有機相を、各10mLの食塩水で3回洗浄した。その後、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、t−ブチル2−ブロモ−7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(840mg,2.43mmol,収率88.53%)を、黄色オイルとして得た。
【0192】
工程D:炭酸水素ナトリウム(743.49mg,8.85mmol,3当量)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(414.12mg,590.00μmol,0.20当量)を、ジオキサン(20mL)及び水(4mL)中のt−ブチル2−ブロモ−7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(1.02g,2.95mmol,1当量)及び5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.76g,2.95mmol,1当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。反応溶液を90℃で16時間反応させた。反応溶液を室温まで冷却し、その後、濃縮して粗生成物を得た。粗残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=100/1〜3/1)で精製して、t−ブチル2−[5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルカルボキサミド)イソキサゾール−4−イル]−7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(841.00mg,719.95μmol,収率24.40%,純度63%)を、茶色固体として得た。
【0193】
工程D:HCl/MeOH(4mol/L,8mL,44.50当量)を、メタノール(8mL)中のt−ブチル2−[5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルカルボキサミド)イソキサゾール−4−イル]−7,7−ジメチル−4,5−ジヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−6(7H)−カルバメート(84
0mg,719.09μmol,1当量)の溶液に、20℃で滴下添加した。反応溶液を20℃で15時間攪拌した。反応溶液を濃縮して粗生成物を得、その後、粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=1/0〜10/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(442.00mg,695.18μmol,収率96.67%)を、薄茶色固体として得た。
【0194】
工程E:三塩化ホウ素(1mol/L,4.72mL,10当量)を、無水ジクロロメタン(20mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(300mg,471.84μmol,1当量)の溶液に、窒素ガスの雰囲気下、0℃でゆっくり滴下添加した。反応溶液を0℃で1時間反応させ、その後、0.5時間で20℃に温めた。反応が完結した後、反応溶液を、0℃に冷却し、メタノール(30mL)をゆっくり滴下添加し、続いて、0.5時間攪拌した。有機相を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をプレ−HPLC(Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,0.225%FA−ACN)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−4−(7,7−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(150.00mg,311.43μmol,収率66.0%)を、白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 8.94(t,J=5.5Hz,1H),8.28(s,1H),6.90(s,1H),6.82(s,1H),6.50(s,1H),3.31−3.24(m,2H),3.09−3.03(m,3H),2.56−2.54(m,2H),1.38(s,6H),1.11(t,J=7.2Hz,3H),1.04(d,J=7Hz,6H).
【0195】
実施例19
5−(2,4−
ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化59】
反応スキーム:
【化60】
【0196】
工程A:アンモニアガス(1.37g,80.32mmol,8当量)を、メタノール(50mL)中の1−メチル−3,5−ジニトロ−ピリジン−2−オン(2g,10.04mmol,1当量)及びt−ブチル4−ピペリドン−1−カルボキシレートの溶液に、室温で添加した。反応溶液を密閉タンク内で、120℃で1時間攪拌した。反応溶液を室温に冷却し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(PE/EA=10/1〜3/1)で精製して、t−ブチル3−ニトロ−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(1.9g,6.8mmol,収率67.76%)を、灰−白色固体として得た。
【0197】
工程B:Pd/C(1.00g)を、メタノール(100mL)中のt−ブチル3−ニトロ−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(3g,10.74mmol,1当量)の溶液に、水素ガスの雰囲気下(40Psi)、室温で添加した。反応溶液を室温で16時間攪拌した。反応が完結した後、反応溶液をろ過し、濃縮して、t−ブチル3−アミノ−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(2.5g,10.03mmol,収率93.37%)を、白色固体として得た。
【0198】
工程C:CuBr
2(402.03mg,1.8mmol,1.5当量)を、アセトニトリル(6mL)中のt−ブチル3−アミノ−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(300mg,1.2mmol,1当量)の溶液に、室温で添加し、続いて、t−ブチルニトリル(148.49mg,1.44mmol,1.2当量)を、0−5℃で滴下添加して、1時間反応させた。温度を室温まで上昇させ、15時間攪拌した。反応溶液を水(20mL)中に注ぎ入れ、ろ過し、各20mLの酢酸エチルで3回抽出した。有機相を、各30mLの水で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーカラム(PE/EA=10/1〜3/1)で精製して、t−ブチル3−ブロモ−7,8−ジヒド
ロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(180mg,534.5μmol,収率44.54%,純度93%)を、無色で透明なオイルとして得た。
【0199】
工程D:ビス(ピナコラト)ジボロン(194.60mg,766.31μmol,1.50当量)及びKOAc(150.41mg,1.53mmol,3当量)を、ジオキサン(3mL)中のt−ブチル3−ブロモ−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(160mg,510.87μmol,1当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続いて、触媒Pd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(74.76mg,102.17μmol,0.20当量)を添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、100℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮して粗生成物を得たが、それは次工程でそのまま使用された。
【0200】
工程E:NaHCO
3(63.38mg,754.46μmol,3.00当量)、H
2O(1mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(35.30mg,50.30μmol,0.2当量)を、ジオキサン(5mL)中のt−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(181.20mg,502.98μmol,2.00当量)及びN−エチル−4−ヨード−5−(5−イソプロピル−2,4−ジメトキシフェニ
ル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(150.00mg,251.49μmol,1.00当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル,ジクロロメタン/エタノール=30/1,1/15)で精製して、t−ブチル3−[5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルカルボキサミド)イソキサゾール−4−イル]−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(90.00mg,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0201】
工程F:HCl/MeOH(4mol/L,2.00mL,62.4当量)を、メタノール(2mL)中のt−ブチル3−[5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルカルボキサミド)イソキサゾール−4−イル]−7,8−ジヒドロ−5H−1,6−ナフチリジン−6−カルボキシレート(90mg,128.05μmol,1当量)の溶液に、20℃で滴下添加した。反応溶液を室温で2時間攪拌した。反応溶液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、粗生成物をジクロロメタン(10mL)中に室温で溶解し、その後、炭酸水素ナトリウム(1g)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌し、ろ過し、濃縮した。粗生成物をTLC大判プレート(ジクロロメタン/メタノール=20/1)で分離及び精製して、5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(50.00mg,82.96μmol,収率64.79%)を、黄色固体として得た。
【0202】
工程G:水中のホルムアルデヒド溶液(62.28mg,829.6μmol,10当量)を、メタノール(5mL)中の5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(50.00mg,82.96μmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で滴下添加した。反応溶液を室温で10分間攪拌し、その後、NaBH
3CN(15.64mg,248.88μmol,3.00当量)を室温で添加して、50分間攪拌した。反応溶液を直接濃縮して粗生成物を得、粗生成物をTLC大判プレート(ジクロロメタン/メタノール=10/1)で分離及び精製して、5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(40.00mg,64.86μmol,収率78.18%)を、白色固体として得た。
【0203】
工程H:三塩化ホウ素(1mol/L,0.648mL,10当量)を、無水ジクロロメタン(2.5mL)中の5−(2,4−
ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(40mg,64.86μmol,1当量)の溶液に、窒素雰囲気下、0℃でゆっくり滴下添加した。反応溶液を0℃で1時間反応させ、その後、20℃に温め、14時間反応させた。反応が完結した後、反応溶液を0℃に冷却し、メタノール(1mL)をゆっくり滴下添加し、続いて、0.5時間攪拌した。有機相を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をプレ−HPLC(Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,0.225%FA−ACN)で精製して、5−(2,4−
ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,6−ナフチリジン−3−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド ホルメート(18mg,37.3μmol,収率57.00%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO):δ 8.88(t,J=5.6Hz,1H),8.12(d,J=1.6Hz,1H),7.32(d,J=1.6Hz,1H),6.91(s,1H),6.41(s,1H),3.42(s,2H),3.27−3.19(m,2H),3.07−2.99(m,1H),2.85(t,J=6.0Hz,2H),2.67(t,J=6.0Hz,2H),2.34(s,3H),1.10(t,J=7.2Hz,3H),1.01(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)m/z:437(M+1).
【0204】
実施例20:
4−イソプロピル−6−(4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)イソキサゾール−5−イル)ベンゼン−1,3−ジオール
【化61】
反応スキーム:
【化62】
【0205】
工程A:ビス(ピナコラト)ジボロン(1.68g,6.63mmol,1.5当量)及びKOAc(1.30g,13.26mmol,3.0当量)を、ジオキサン(10mL)中の6−ブロモ−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(1.00g,4.42mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続いて、触媒Pd(dppf)Cl
2(323.41mg,442.00μmol)を添加した。混合物を90℃に加熱し、2時間攪拌した。混合物を、珪藻土を通してろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1/1〜0/1)で精製して、2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(1.0g,3.66mmol,収率82.82%)を、黄色オイルとして得た。
【0206】
工程B:CAN(232.52mg,549μmol,0.10当量)及びNIS(2.83g,8.48mmol,2.00当量)を、MeCN(25mL)中のエチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキシレート(2.00g,4.24mmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、室温で添加した。混合物を、80℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物を、室温まで冷却し、水(40mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(40mL×3)で抽出した。合わせた有機相を、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、メチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(2.00g,3.35mmol,収率78.95%)を、黄色固体として得た。
【0207】
工程C:NaHCO
3(632.60mg,7.53mmol,3.0当量)、H
2O(3.00mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(176.18mg,251.00mmol,0.10当量)を、ジオキサン(15mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5
−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(6.15g,13.5mmol)及びエチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(1.50g,2.51mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を、90℃に加熱して1.5時間攪拌した。混合物を、珪藻土を通してろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール=20/1)で精製して、エチル 5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルベンゼン−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(600mg,972.86μmol,収率38.76%)を、黄色固体として得たが、それは次工程においてそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:617.2(M+1).
【0208】
工程D:リチウムテトラヒドロアルミネート(153.83mg,4.05mmol,5.0当量)を、テトラヒドロフラン(2.0mL)中のエチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルベンゼン−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレート(500.00mg,810.71μmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、−20℃で添加した。混合物を−20℃に冷却して0.5時間攪拌した。15% NaOH溶液(0.3mL)を混合物に滴下添加し、その後、混合物をろ過して有機相を得た。有機相を減圧下で濃縮した。残渣を調製用−TLC(ジクロロメタン/mエタノール=10/1)で精製して、(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−メタノール(300mg,522.00μmol,収率64.39%)を、黄色固体として得たが、それは次工程でそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:575.2(M+1).
【0209】
工程E:デス・マーチン(221.40mg,522.00μmol,1.5当量)を、ジクロロメタン(5.0mL)中の(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−メタノール(200.00mg,348.00μmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、5℃で添加した。混合物を5℃で1時間攪拌した。飽和NaHCO
3溶液(1.0mL)及び飽和Na
2SO
3水溶液(1.0mL)を混合物に添加して5分間攪拌した。15mLの水を添加して希釈し、水相をジクロロメタン(15mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルバルデヒド(200mg,粗生成物)を、黄色固体として得た。MS(ESI)M/Z:573.2(M+1).
【0210】
工程F:炭酸セシウム(5.69mg,17.465μmol,0.05当量)及びトリメチル(トリフルオロメチル)シラン(60mg,419μmol,1.2当量)を、テトラヒドロフラン(5.0mL)中の(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルバルデヒド(200.00mg,349.23μmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、5℃で添加した。混合物を5℃で4時間攪拌した。テトラ−ブチルアンモニウムフルオリド(136.96mg,523.85μmol,1.50当量)を、混合物に5℃で添加して12時間攪拌した。混合物を水(15mL)中に注ぎ入れ、水相をジクロロメタン(15mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣を薄層クロマ
トグラフィー(DCM/MeOH=8/1)で精製して、1−(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−イル)−2,2,2−トリフルオロエタノール(100.0mg,155.59mmol,収率44.55%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:643.2(M+1).
【0211】
工程G:1mol/LのBCl
3・DCM(2mL)を、DCM(8mL)中の1−(5−(2,4−ジベンジルオキシ)−5−イソプロピルベンゼン)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−イル)−2,2,2,2−トリフルオロエタノール(100.00mg,155.59μmol,1.0当量)の溶液に、−20℃で添加した。混合物を−20℃で1時間攪拌し、1mLのMeOHの添加によりクエンチし、真空中で濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を薄層クロマトグラフィー(DCM/MeOH=8/1)で2回精製して、4−イソプロピル−6−(4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−3−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)イソキサゾール−5−イル)ベンゼン−1,3−ジオール(20.10mg,収率27.93%)を得た。
1H NMR B000139948 EW2407−16−P1A(400MHz,DMSO−d
6):δ 9.77(s,1H),9.65(s,1H),7.28(d,J=7.2Hz,1H),7.05−7.15(m,3H),6.82(s,1H),6.42(s,1H),5.15(t,J=7.2Hz,2H),3.87(brs,2H),2.85−3.05(m,5H),2.59(s,3H),0.95(d,J=6.8Hz,9H).
MS(ESI)m/z:623(M+1)
【0212】
実施例21
N−シアノ−5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミジン
【化63】
反応スキーム:
【化64】
【0213】
工程A:2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(372mg,818μmol,1.5当量)、水(900.00μL)及び炭酸水素ナトリウム(224mg,2.7mmol,4.9当量)を、ジオキサン(4.5mL)中の5−(2,4−ジヒド
ロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボニトリル(300mg,545μmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、15−25℃で添加し、続いて、Pd(PPh
3)
2Cl
2(77mg,109μmol,0.2当量)を添加した。混合物を90℃で15時間攪拌した。反応混合物を15−25℃に冷却し、水(50mL)中に注ぎ入れ、EA(50mL×L)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM:メタノール=20:1)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボニトリル(306mg,376μmol,収率70%)を、黄色固体として得た。
(ESI)M/Z:570(M+1).
【0214】
工程B:NaHCO
3(221mg,2.6mmol,10.0当量)を、MeOH(4mL)中の5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボニトリル(150mg,263μmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を40℃で6.5時間攪拌した。続いて、アミノニトリル(221mg,5mmol,20.0当量)を添加して40℃で4時間攪拌した。反応溶液を水(20mL)中に注ぎ入れ、EA(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(DCM/MeOH=15:1)で精製して、N−シアノ−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミジン(125mg,204μmol,収率77%)を、白色固体として得た。
MS(ESI)m/z:612(M+1).
【0215】
工程C:DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.3mL,10.0当量)を、DCM(6mL)中のN−シアノ−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミジン(78mg,127μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。0℃で2時間攪拌した後、温度を15−25℃に上昇させて1時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、MeOH(3mL)を添加し、続いて、0℃で0.5時間攪拌し、15−25℃で更に0.5時間攪拌した。混合物を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(0.225%FA−ACN;Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm)で精製して、N−シアノ−5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミジン(17mg,39μmol,収率30%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 8.26(s,1H),7.05−6.83(m,4H),6.44(s,1H),3.02−2.98(m,1H),2.72−2.55(m,6H),2.33(s,1H),0.96(d,J=6.5Hz,6H).
MS(ESI)m/z:432(M+1).
【0216】
実施例22
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−
チエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化65】
反応スキーム:
【化66】
【0217】
工程A:酢酸(1.4g,23.6mmol,1.0当量)及びNaBH(OAc)
3(10.0g,47.2mmol,2.0当量)を、DCM(40.0mL)中の2−(チオフェン−2−イル)エチルアミン(3.0g,23.6mmol,1.00当量)及びエチル 2−カルバルデヒド ホルメート(4.8g,23.6mmol,1.00当量)の溶液に、15−25℃で添加した。混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を水(60mL)中に注ぎ入れ、EA(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、エチル2−((2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)アセテート(5.0g,粗生成物)を得たが、それは次工程においてそのまま使用された。
【0218】
工程B:クロロギ酸エチル(1.6g,15.0mmol,1.00当量)を、THF(40.0mL)中のエチル2−((2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)アセ
テート(3.2g,15.0mmol,1.00当量)及びNaHCO
3(3.8g,45.0mmol,3.00当量)の溶液に、0℃で滴下添加した。混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO
3水溶液(80mL)中に注ぎ入れ、EA(60mL×L)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1〜1:1)で精製して、エチル2−((エトキシホルミル)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)アセテート(2.9g,10.2mmol,収率68%)を、黄色オイルとして得た。
【0219】
工程C:NaOH/H
2O(20.3mL,20.4mmol,2.00当量,1M)を、EtOH(20.0mL)中のエチル2−((エトキシホルミル)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)アセテート(2.9g,10.2mmol,1.00当量)の溶液に、0℃で滴下添加した。混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、1Mの塩化水素水溶液で、pH=1に調整し、EA(80mL×L)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、2−((エトキシホルミル)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)酢酸(2.0g,粗生成物)を、白色固体として得た。
【0220】
工程D:DMF(14mg,195μmol,0.05当量)及び(COCl)
2(987mL,7.8mmol,2.00当量)を、DCM(15.0mL)中の2−((エトキシホルミル)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)アミノ)酢酸(1.0g,3.9mmol,1.00当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を濃縮して、エチル (2−クロロ−2−エトキシ)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)カルバメート(1.1g,粗生成物)を、黄色オイルとして得た。
【0221】
工程E:AlCl
3(5.8g,43mmol,2.5当量)を、DCM(50.0mL)中のエチル(2−クロロ−2−エトキシ)(2−(チオフェン−2−イル)エチル)カルバメート(4.8g,17mmol,1.00当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を25℃で1時間攪拌した。反応混合物に、EtOH(5.0mL)を添加し、反応混合物を氷中に注ぎ入れ、1時間攪拌した。混合物をDCM(60mL×L)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1〜1:1)で精製して、エチル 4−オキソ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(1.1g,4.6mmol,収率26%)を、黄色オイルとして得た。
【0222】
工程F:ボラン/2−メチルプロパン−2−アミン(2.6g,30mmol,6.0当量)を、DCM(20.0mL)中のAlCl
3(2.0g,15mmol,3.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を0℃で5分間攪拌し、続けて、DCM(10.0mL)中のエチル4−オキソ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(1.2g,5.0mmol,1.0当量)の溶液を添加した。反応混合物を25℃で12時間攪拌した。反応混合物をHCl水溶液(60mL,1M)中に注ぎ入れ、混合溶液をDCM(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜5:1)で精製して、エチル7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(700mg,3.1mmol,収率62%)を、黄色オイルとして得た。
【0223】
工程G:TMSI(12.4g,62mmol,20.0当量)を、CHCl
3(15.0mL)中のエチル7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(700mg,3.1mmol,1.00当量)の溶液に、25℃で添加
した。混合物を80℃で12時間攪拌した。反応混合物に、NaOH(10.0mL,2M)を添加し、飽和NaHCO
3水溶液(100 mL)中に注ぎ入れ、混合溶液をDCM(60mL×L)で抽出した。合わせた有機層を、無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、生成物5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン(550mg,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0224】
工程H:Et
3N(1.1g,11mmol,3.0当量)及びBoc
2O(1.2g,5.4mmol,1.5当量)を、DCM(10.0mL)中の5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン(550mg,3.6mmol,1.00当量)の溶液に、25℃で添加した。混合物を25℃で12時間攪拌した。反応混合物を水(60mL)中に注ぎ入れ、混合溶液をDCM(60mL×2)で抽出し、合わせた有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で精製して、生成物t−ブチル7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(500mg,2.0mmol,収率55%)を、黄色オイルとして得た。
【0225】
工程I:NBS(245mg,1.4mmol,0.7当量)を、MeCN(5.0mL)中のt−ブチル7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(500mg,2.0mmol,1.00当量)の溶液に、25℃で添加した。混合物を25℃で2時間攪拌した。反応混合物を、飽和NaHSO
3水溶液(30mL)中に注ぎ入れ、混合溶液をDCM(30mL×L)で抽出した。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜6:1)で精製して、生成物t−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(470mg,1.4mmol,収率72%)を、黄色オイルとして得た。
【0226】
工程J:Pd(PPh
3)
2Cl
2(88mg,126μmol,0.10当量)及びNaHCO
3(212mg,2.5mmol,2.00当量)を、ジオキサン(20.00mL)及び水(4.00mL)中のN−エチル−5−(5−イソプロピル−2,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.1g,1.8mmol,1.40当量)及びt−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメート(420mg,1.3mmol)の混合溶液に、窒素ガスの存在下で添加した。混合物を80℃で12時間攪拌した。混合物を冷却し、その後、水(100mL)中に注ぎ入れ、EA(80mL×L)で抽出した。有機層を合わせ、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=10/1〜3/1)で精製して、t−ブチル2−(5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルホルマミル)イソキサゾール−4−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロチエノ[2,3−d]アゼピン−ホルメート(800mg,1.1mmol,収率88.0%)を、黄色固体として得た。
【0227】
工程K:HCl/MeOH(4M,10.00mL)を、MeOH(10.00mL)中のt−ブチル2−(5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルホルマミル)イソキサゾール−4−イル)−4,5,7,8−テトラヒドロチエノ[2,3−d]アゼピン−ホルメート(880mg,1.2mmol,1.00当量)の溶液に添加し、25℃で1時間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、生成物5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−ホルメート(800mg,1.2μmol,収率99%)を、黄色固体として得た。
【0228】
工程L:パラホルムアルデヒド(7.93g,98mmol,83.5当量)及びAcOH(70mg,1.2mmol,1.0当量)を、MeOH(15mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(730mg,1.2mmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を25℃で2時間攪拌し、その後、NaBH
3CN(147mg,2.3mmol,2.0当量)を添加した。反応を更に25℃で12時間攪拌した。混合物を水(80mL)中に注ぎ入れ、EA(80mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、濃縮して、組成生物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE/EA=1/1,0/1)で精製して、生成物5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−4,5,7,8−テトラヒドロチエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(340mg,535μmol,収率46%)を、黄色固体として得た。
【0229】
工程M:DCM中のBCl
3の溶液(1M,0.8mL,5.0当量)を、DCM(8mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−4,5,7,8−テトラヒドロチエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(100mg,157μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。0℃で2時間攪拌した後、温度を15−25℃に上昇させて1時間攪拌した。反応混合物を、0℃に冷却し、MeOH(3mL)を添加し、続いて、0℃で0.5時間攪拌し、15−25℃で更に0.5時間攪拌した。混合物を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(0.225%FA−ACN;Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(6−メチル−4,5,7,8−テトラヒドロチエノ[2,3−d]アゼピン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(20mg,44μmol,収率28%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 11.05(m,1H),9.92(s,1H),9.81(s,1H),8.97−8.94(m,1H),6.92−6.90(m,2H),6.52(s,1H),6.43(s,1H),3.48−3.36(m,2H),3.28−3.23(m,3H),3.08−3.03(m,1H),2.82−2.81(m,3H),1.13−1.05(m,9H).
MS(ESI)m/z:456(M+1).
【0230】
実施例23
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化67】
反応スキーム:
【化68】
【0231】
工程A:テトラヒドロフラン(120mL)中のピロール(6.00g,89.43mmol,1.00当量)の溶液を、テトラヒドロフラン(36mL)中の2,2,2−トリクロロアセチルクロリド(19.51g,107.32mmol,1.20当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃でゆっくり滴下添加した。反応溶液を25℃で5分間攪拌し、その後、67℃に温めて2時間攪拌した。反応溶液を室温に冷却し、水(50mL)中の炭酸水素ナトリウム(10g)の溶液を、反応溶液にゆっくり滴下添加した。水相を酢酸エチルで3回(各50mL)抽出した。有機相を合わせ、水(80mL)で3回洗浄し、飽和食塩水(40mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、2,2,2−トリクロロ−1−(1H−ピロール−2−イル)エタノン(18.00g,84.72mmol,収率94.74%)を得た。
【0232】
工程B:一塩化ヨウ素(16.81g,103.55mmol,1.00当量)を、ジクロロメタン(250mL)中の2,2,2−トリクロロ−1−(1H−ピロール−2−イル)エタノン(22.00g,103.55mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で滴下添加し、反応溶液を20℃で5時間攪拌した。反応溶液を10% K
2CO
3溶液(100mL)で洗浄し、ジクロロメタン(300mL)で3回抽出した。有機相を合わせ、水(50mL)、1mol/L チオ硫酸ナトリウム(100mL)及び飽和食塩水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、2,2,2−トリクロロ−1−(4−ヨード−1H−ピロール−2−イル)エタノン(33.00g,97.53mmol,収率94.19%)を、白色固体として得た。
【0233】
工程C:メタノール(50mL)中のナトリウムエトキシド(6.63g)の溶液を、メタノール(200mL)中の2,2,2−トリクロロ−1−(4−ヨード−1H−ピロール−2−イル)エタノン(34.60g,102.26mmol,1.0当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で滴下添加した。反応溶液を25℃で2時間反応させた。反応が完結した後、反応溶液を水(150mL)中に注ぎ入れ、水相を酢酸エチル(600mL)で3回抽出した。有機相を合わせ、飽和食塩水(200mL)で2回洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮して、メチル4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸 メチルエステル(24.00g,95.61mmol,収率93.50%)を、灰−白色固体として得た。
【0234】
工程D:水酸化カリウム(14.08g,250.95mmol,7.00当量)を、ジメチルスルホキシド(80mL)中のメチル4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボン酸 メチルエステル(9.00g,35.85mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で添加した。反応溶液を20℃で3時間反応させ、その後、ジブロモエタン(53.88g,286.80mmol,8.00当量)を、反応溶液に滴下添加した。反応溶液を20℃で10時間反応させた。反応が完結した後、反応溶液を水(100mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(450mL)で3回抽出した。有機相を合わせ、水(150mL)で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=30/1〜20/1)で精製して、メチル1−(2−ブロモエチル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキシレート(9.50g,26.54mmol,収率74.03%)を、黄色オイルとして得た。
【0235】
工程E:アンモニア水(14.56g,124.55mmol,11.15当量)を、エタノール(20mL)中のメチル1−(2−ブロモエチル)−4−ヨード−1H−ピロール−2−カルボキシレート(4.00g,11.17mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で滴下添加した。反応溶液を20℃で1時間攪拌した。その後、反応溶液を78℃に温めて12時間攪拌した。反応が完結した後、反応溶液を減圧下で濃縮し、粗生成物を水(20mL)で希釈し、その後、酢酸エチル(150mL)で3回抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(40mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=10/1)で精製して、7−ヨード−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン(1.00g,3.82mmol,収率34.16%)を、白色固体として得た。
【0236】
工程F:BH
3−Me
2S(10M,7.25mL,10.00当量)を、テトラヒドロフラン(40mL)中の7−ヨード−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン(1.90g,7.25mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、0℃で滴下添加した。反応溶液を0℃で30分間攪拌し、その後、20℃に温めて1時間攪拌した。温度を最終的に67℃に上げて12時間攪拌した。反応が完結した後、反応溶液を0℃に冷却し、メタノール(5mL)でクエンチし、その後、67℃で4時間還流した。反応溶液を減圧下で濃縮して、7−ヨード−1,2,3,4−テトラヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン(1.80g,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0237】
工程G:トリエチルアミン(3.67g,36.30mmol,5.0当量)及び(Boc)
2O(3.17g,14.52mmol,2.00当量)を、テトラヒドロフラン(20mL)中の7−ヨード−1,2,3,4−テトラヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン(1.80g,7.26mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、20℃で添加した。反応溶液を20℃で2時間攪拌した。反応が完結した後、反応溶液を水(30mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(150mL)で3回抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(20mL)で2回洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=20/1〜10/1)で精製して、t−ブチル7−ヨード−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−ホルメート(800.00mg,2.30mmol,収率31.65%)を、黄色オイルとして得た。
【0238】
工程H:この実施例の表題化合物を、実施例22における工程J、K、L及びMの順番に従って調製したが、ここで、工程Jにおけるt−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメートを、t−ブチル7−ヨード−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−ホルメートに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 1.01−1.15(m,9H);2.29(s,3H);2.64(t,J=5.40Hz,2H);3.19−3.30(m,5H);3.83(t,J=5.46Hz,2H);5.61(s,1H);6.47(s,1H);6.69(d,J=1.51Hz,1H);6.90(s,1H);8.79(t,J=5.52Hz,1H);9.56(s,1H);9.70(s,1H).
m/z:425.1[M+1].
【0239】
実施例24
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(5−イソブチル−1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化69】
反応スキーム:
【化70】
【0240】
工程A:DIPEA(7.42g,57.37mmol,2.50当量)及び(Boc)
2O(12.52g,57.37mmol,2.50当量)を、メタノール(50.00mL)中に溶解した4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリ
ジン(4.5g,22.95mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。添加後、反応混合物25℃で18時間攪拌した。反応溶液を水(20mL)で希釈し、その後、酢酸エチル(20mL×L)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=2:1)で精製して、生成物ビス−t−ブチル6,7−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1,5(4H)−ジホルメート(5.4g,16.70mmol,収率72.76%)を、白色固体として得た。
【0241】
工程B:1mol/L NaOH(20mL)を、メタノール(40.00mL)中に溶解したビス−t−ブチル6,7−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−1,5(4H)−ジホルメート(5.40g,16.70mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。添加後、反応混合物を25℃で1時間攪拌した。反応溶液を、水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×L)で抽出し、合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。生成物t−ブチル1,4,6,7−テトラヒドロ−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(3.30g,14.78mmol,収率88.50%)を、黄色固体として得た。
【0242】
工程C:NIS(4.99g,22.17mmol,1.50当量)を、テトラヒドロフラン(30.00mL)中に溶解した1,4,6,7−テトラヒドロ−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(3.30g,14.78mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、10℃で添加した。添加後、混合溶液を10℃で1時間攪拌した。反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15mL)で希釈し、その後、酢酸エチル(15mL×L)で抽出した。合わせた有機相を水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。生成物t−ブチル2−ヨード−1,4,6,7−テトラヒドロ−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(4.30g,12.31mmol,収率83.32%)を、黄色固体として得た。
【0243】
工程D:水素化ナトリウム(34.37mg,859.18μmol,2.00当量)及びヨウ化メチル(630.00mg,4.44mmol,10.33当量)を、テトラヒドロフラン(3.00mL)中に溶解したt−ブチル2−ヨード−1,4,6,7−テトラヒドロ−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(150mg,429.59mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、10℃で添加した。添加後、反応混合物を10℃で16時間攪拌した。反応溶液を水(20mL)で希釈し、その後、酢酸エチル(20mL×L)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。生成物t−ブチル2−ヨード−1−メチル−6,7−ジヒドロ−4H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメート(150.00mg,粗生成物)を、黄色固体として得た。粗生成物は、次工程においてそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:363.9(M+1).
【0244】
工程E:この実施例の表題化合物を、実施例22における工程J、K、L及びMの順番に従って調製したが、ここで、工程Jにおけるt−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメートを、t−ブチル2−ヨード−1−メチル−6,7−ジヒドロ−4H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−ホルメートに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.26(brs,2H),9.96(s,1H),9.96−10.03(m,1H),6.87(s,1H),6.48(s,1H),3.23−3.26(m,2H),3.15−3.23(m,5H),3.00(t,J=6.8Hz,1H),2.60−2.70(m,2H),2.50−2.55(m,2H),2.20−2.35(m,2H),1.75−1.90(brs,1H),1.08(t,J=7.2Hz,1H),0.99(d,J=3.6Hz,6H
),0.83(d,J=3.6Hz,6H).
m/z:482[M+1].
【0245】
実施例25
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化71】
反応スキーム:
【化72】
【0246】
工程A:NaN
3(1.06g,16mmol)を、メタンスルホン酸(20.00mL)中の6−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−2(1H)−オン(2.25g,10mmol)の溶液に、バッチにおいて、0℃で0.5時間かけてゆっくり添加した。反応混合物を0℃で3.5時間攪拌し、その後、反応混合物を25℃で更に16時間攪拌した。その後、混合物を、飽和NaHCO
3水溶液(100mL)にゆっくり滴下添加し、続いて、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=50/1〜20/1)で精製して、7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−3−ベンゾ[d]アゼピン−2(3H)−オン(800mg,収率33%)を、黄色固体として得た。
【0247】
工程B:BH
3−Me
2S(3.3mL,10M)を、THF(8.00mL)中の7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−3−ベンゾ[d]アゼピン−2(3H)−オン(800mg,3.3mmol)の溶液に、0℃で滴下添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、25℃で3時間攪拌し、その後、反応混合物を70℃で更に16時間攪拌した。そ
の後、混合物を0℃に冷却し、MeOH(4mL)を、反応溶液に、0℃でゆっくり滴下添加し、25℃で0.5時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾ[d]アゼピン(800mg,粗生成物)を、黄色オイルとして得た。
【0248】
工程C:TEA(1.07g,10.6mmol)を、THF(16.00mL)中の7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾ[d]アゼピン(800 mg,3.54mmol)の溶液に、25℃で添加し、続いて、Boc
2O(1.16g,10.6mmol)を添加した。反応混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=30/1〜10/1)で精製して、t−ブチル7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−3(2H)−ホルメート(500mg,収率43%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:270,272(M−56+1).
【0249】
工程D:この実施例の表題化合物を、実施例22における工程J、K、L及びMの順番に従って調製したが、ここで、工程Jにおけるt−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメートを、t−ブチル7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−3(2H)ホルメートに置換えたが、生成物は白色固体であった。
1HNMR(400MHz,DMSO):δ 8.82(t,J=5.6Hz,1H),7.04(d,J=8.0Hz,1H),7.01(s,1H),7.04(dd,J=1.6,8.0Hz,1H),6.76(s,1H),6.42(s,1H),3.25−3.18(m,2H),3.02−2.94(m,1H),2.86−2.76(m,2H),2.76−2.66(m,2H),2.49−2.40(m,4H),2.26(s,3H),1.07(t,J=7.2Hz,3H),0.94(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)m/z:450(M+1).
【0250】
実施例26
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化73】
反応スキーム:
【化74】
【0251】
工程A:NaN
3(1.06g,16mmol)を、メタンスルホン酸(20.00mL)中の6−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−2(1H)−オン(2.25g,10mmol)の溶液に、0℃で0.5時間かけてゆっくりバッチで添加した。反応混合物を0℃で3.5時間攪拌し、その後、反応混合物を25℃で更に16時間攪拌した。その後、混合物を飽和NaHCO
3水溶液(100mL)にゆっくり滴下添加し、続いて、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシルカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=50/1〜20/1)で精製して、7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−3(2H)−オン(400mg,収率17%)を、黄色固体として得た。
【0252】
工程B:BH
3−Me
2S(1.7mL,10M)を、THF(4.00mL)中の7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−3(2H)−オン(400mg,1.7mmol)の溶液に、0℃で滴下添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、25℃で3時間攪拌し、その後、反応混合物を70℃で更に16時間攪拌した。その後、混合物を0℃に冷却し、MeOH(2mL)を、反応溶液に、0℃でゆっくり滴下添加し、続いて、25℃で0.5時間攪拌した。反応混合物を真空下で層縮して、粗生成物7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン(400mg,粗生成物)を、黄色オイルとして得た。
【0253】
工程C:TEA(537mg,5.3mmol)を、THF(8.00mL)中の7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン(400mg,1.7mmol)の溶液に、25℃で添加し、続いて、Boc
2O(579mg,5.3mmol)を添加した。反応混合物を25℃で16時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=30/1〜10/1)で精製して、t−ブチル7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−2(3H)−ホルメート(210mg,収率36%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:270,272(M−56+1).
【0254】
工程D:この実施例の表題化合物を、実施例22における工程J、K、L及びMの順番に
従って調製したが、ここで、工程Jにおけるt−ブチル2−ブロモ−7,8−ジヒドロ−4H−チエノ[2,3−d]アゼピン−6(5H)−ホルメートを、t−ブチル7−ブロモ−4,5−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−2(3H)−ホルメートに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO):δ 8.83(t,J=4.8Hz,1H),7.08−7.00(m,2H),6.97−6.97(m,1H),6.80−6.75(m,1H),6.44−6.42(m,1H),3.71(s,2H),3.26−3.16(m,2H),3.02−2.95(m,1H),2.93−2.87(m,1.4H),2.85−2.80(m,0.7H),2.77−2.68(m,2H),2.68−2.66(m,0.5H),2.26−2.16(m,3H),1.65−1.55(m,1.4H),1.07(t,J=7.2Hz,3H),0.96−0.92(m,6H).
MS(ESI)m/z:450(M+1).
【0255】
実施例27
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化75】
反応スキーム:
【化76】
【0256】
工程A:t−ブチル7−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,4,5−テトラヒドロ−ベンズアゼピン−3−ホルメート(282mg,754μmol,1.5当量)、水(1.5mL)及び炭酸カリウム(348mg,2.5mmol,5.0当量)を、DMF(7.5mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(300mg,503μmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、15−25℃で添加し、続いて、Pd(PPh
3)
2Cl
2(71mg,101μmol,0.2当量)を添加した。混合物を80℃で2時間攪拌した。反応混合
物を15−25℃に冷却し、水(30 mL)中に注ぎ入れ、続いて、EA(30mL×L)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=10:1〜3:1)で精製して、t−ブチル−7(3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−5−(エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3−ベンズアゼピン−3−ホルメート(200mg,179μmol,収率36%)を、黄色オイルとして得た。
(ESI)M/Z:716(M+1),660(M−56+1).
【0257】
工程B:HCl/MeOH(4M,2.00mL)を、MeOH(2.00mL)中のt−ブチル−7(3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−5−エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3−ベンズアゼピン−3−ホルメート(200mg,279μmol,1.0当量)の溶液に、25℃で添加した。混合物を25℃で1時間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(10mL)中に溶解し、溶液にNaHCO
3(1g)を添加して1時間攪拌した。混合物をろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(DCM:MeOH=10:1)で精製して、生成物3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(100mg,162μmol,収率58%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:616(M+1).
【0258】
工程C:ホルムアルデヒド(211mg,162μmol,1.0当量,40%の含有量)の水溶液及びAcOH(10mg,16μmol,1.0当量)を、MeOH(5mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(100mg,162μmol,1.0当量)の溶液に、添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、NaBH
3CN(31mg,487μmol,3.0当量)を添加した。反応を更に25℃で50分間攪拌し、混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(DCM:MeOH=10:1)で精製して、生成物3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(80mg,127μmol,収率78%)を、無色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:630(M+1).
【0259】
工程D:DCM中のBCl
3の溶液(1M,952μL,10.0当量)を、DCM(5mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(60mg,95μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した、0℃で2時間攪拌した後、温度を15−25℃に上げて1時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、MeOH(2mL)を添加し、続いて、0℃で0.5時間及び15−25℃で更に0.5時間攪拌した。混合物を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(0.225%FA−ACN;Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(3−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(20mg,41μmol,収率43%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO):δ 10.84(brs,1H),9.59(s,1H),9.27(s,1H),8.91−8.89(m,1H),7.14−7.
10(m,2H),7.03(d,J=7.2Hz,1H),6.79(s,2H),6.37(s,1H),3.71(s,2H),3.25−3.16(m,5H),3.04−2.80(m,5H),2.78(s,3H),1.08(t,J=6.8Hz,3H),1.01(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)m/z:450(M+1).
【0260】
実施例28
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化77】
反応スキーム:
【化78】
【0261】
工程A:DCM中のBCl
3の溶液(1M,2.1mL,10.0当量)を、DCM(10mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンズアゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(130mg,211μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。0℃で2時間攪拌した後、温度を15−25℃に上げて1時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、MeOH(4mL)を添加して0℃で0.5時間及び15−25℃で更に0.5時間攪拌した。反応混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLC(0.225%FA−ACN;Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾ[d]アゼピン−7−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(54mg,113μmol,収率54%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO):δ 9.58(s,1H),9.29(brs,2H),9.26(s,1H),8.90(t,J=5.6Hz,1H),7.12−7.10(m,2H),7.03(d,J=7.6Hz,1H),6.76(s,1H),6.38(s,1H),3.26−3.21(m,2H),3.12−3.00(m,9H),1.09(t,J=7.2Hz,3H),1.00(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)m/z:436(M+1).
【0262】
実施例29
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(イソ
キノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化79】
反応スキーム:
【化80】
【0263】
工程A:ビス(ピナコラト)ジボロン(366mg,1.4mmol)及びKOAc(354mg,3.6mmol)を、ジオキサン(150mL)中の6−ブロモイソキノリン(250mg,1.2mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続いて、触媒Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(294mg,360μmol)を添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮して、6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキノリン(300mg,粗生成物)を、黒色固体として得たが、それは次工程においてそのまま使用された。
MS(ESI)M/Z:274(M+1).
【0264】
工程B:K
2CO
3(231mg,1.7mmol)、H
2O(5.0mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(71mg,101μmol)を、DMF(20mL)中の6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキノリン(128mg,503μmol)及び3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(200mg,335μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱して17時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(50mL)中に注ぎ入れ、EA(100mL×L)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1〜2:1)で精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(イソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(180mg,収率90%)を、茶色固体として得た。
【0265】
工程C:DCM中のBCl
3の溶液(1M,3.1mL,10.0当量)を、DCM(10mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(イソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(180mg,301μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。0℃で2時間攪拌した後、温度を15−25℃に上げて12時間攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、MeOH(6mL)を添加し、続いて、0℃で0.5時間及び15−25℃で更に0.5時間攪拌し
た。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(PE:EA=1:1)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(イソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(15mg,32 μmol,収率10%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.83(d,J=6.90Hz,10H);2.95−3.06(m,1H);3.36(q,J=7.28Hz,2H);6.27(s,1H);6.79(s,1H);7.58−7.64(m,1H);7.74(d,J=5.77Hz,1H);7.87(s,1H);8.07(d,J=8.53Hz,1H);8.41(d,J=5.90Hz,1H);9.23(s,1H).
MS(ESI)m/z:418(M+1).
【0266】
実施例30
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−
3−カルボキサミド
【化81】
反応スキーム:
【化82】
【0267】
工程A:炭酸カリウム(100g,723 mmol,2.2当量)を、CH
3CN(500mL)中の1−(2,4−ジヒドロキシルフェニル)エタノン(50.00g,329mmol,1.00当量)及び臭化ベンジル(124g,723mmol,2.2当量)の混合物に、窒素ガスの保護下、20℃で添加した。混合物を80℃で18時間攪拌した。反応溶液を室温に冷却し、その後、ろ過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を石油エーテル中で30分間叩き潰した。固体をろ過により収集し、乾燥して、1−(2,4−ジベンジルオキシフェニル)エタノン(105g,316mmol,収率96%)を、白色固体として得た。
(MS:(M+1)=333.0).
【0268】
工程B:NBS(27g,150mmol,1.0当量)を、DMF(150mL)中の1−(2,4−ジベンジルオキシフェニル)エタノン(50.00g,150mmol,1.00当量)の混合物に、窒素ガスの保護下、0℃で添加した。混合物を25℃で3時間攪拌した。反応溶液を水(200mL)中に注ぎ入れ、固体をろ過により収集し、乾燥して、1−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)エタノン(61g,148mmol,収率98%)を、白色固体として得た。
(MS:(M+1)=411.1,413.1).
【0269】
工程C:金属ナトリウム(10.2g,445mmol,3.0当量)を、エタノール(400mL)に、窒素ガスの保護下、20℃でバッチで添加して1時間攪拌した。続いて、1−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)エタノン(61.0g,148mmol,1.0当量)を、バッチで添加し、続いて、シュウ酸ジメチル(32.5g,222mmol,1.5当量)を添加した。80℃で2時間攪拌した後、反応混合物を65℃に冷却し、氷酢酸(30mL)を添加し、反応溶液を、冷却するために攪拌しながら氷水(800mL)中に注ぎ入れた。固体をろ過により収集し、氷水(500mL)で1回洗浄し、真空中で乾燥して、生成物エチル2−ヒドロキシル−4−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−オキソ−ブチレート(32g,63mmol,収率42%)を、黄色固体として得た。
【0270】
工程D:NH
2OH・HCl(5.2g,75mmol,1.2当量)を、EtOH(320mL)中のエチル2−ヒドロキシル−4−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシ−フェニル)−4−オキソ−ブチレート(32g,63mmol,1.00当量)の溶液に、窒素ガスの保護下、室温で添加した。混合物を80℃に加熱し、3時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、固体をろ過により収集し、水(150mL×2)及びエタノール(150mL×2)で洗浄し、真空中で乾燥して、エチル5−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキシレート(23g,45mmol,収率72%)を、黄色固体として得た。
(MS:(M+1)=508.1,510.2).
【0271】
工程E:エチルアミン(17g,384mmol,8.5当量)を、EtOH(200mL)中のエチル 5−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシ−フェニル)−イソキサゾール−3−カルボキシレート(23g,45mmol,1.00当量)の溶液に、室温で添加した。反応混合物を80℃で12時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、その後、固体を沈殿させた。固体をろ過により収集し、エタノール(50mL×2)で洗浄し、真空中で乾燥して、生成物N−エチル−5−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(13g,26mmol,収率58%)を、黄色固体として得た。
【0272】
工程F:CAN(432mg,788μmol,0.1当量)及びNIS(1.3g,2.9mmol,1.5当量)を、MeCN(20mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.0g,3.9mmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、室温で添加した。混合物を50℃に加熱し、12時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、飽和Na
2S
2O
3水溶液(40mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(50mL×)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=3/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ 5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.4g,3.8mmol,収率98%)を、茶色オイルとして得た。
MS: [M+1]=633.0,635.0).
【0273】
工程G:NaHCO
3(1.3g,15.5mmol)、H
2O(2.5mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(407mg,580μmol)を、DMF(25.0mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(1.8g,4mmol)及び5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.5g,3.9mmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(50mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,DCM/MeOH=100:1〜20:1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.0g,収率60%)を、黄色固体として得た。
【0274】
工程H:BCl
3/DCM(1.3mL,1.0mol/L)を、ジクロロメタン(20.00mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(300mg,345μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、0℃で滴下添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。混合物に、メタノール(3mL)を滴下添加し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用HPLC(ギ酸,カラム:Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,条件:0.225%FA−ACN)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(96mg,収率59%)を得た。
1HNMR(DMSO−d
6,300MHz)δ:
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=10.81(s,1H),10.73(br.s.,1H),10.29(s,1H),8.94(t,J=5.65Hz,1H),7.29(s,1H),7.06−7.19(m,3H),6.70(s,1H),4.38−4.50(m,1H),4.25(dd,J=15.43,8.16Hz,1H),3.59(br.s.,1H),3.19−3.32(m,3H),3.07−3.19(m,1H),2.83−2.97(m,4H),1.09(t,J=7.15Hz,3H).
MS(ESI)M/Z:472,474(M+1).
【0275】
実施例31
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−クロロ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−
3−カルボキサミド
【化83】
反応スキーム:
【化84】
【0276】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例30における工程B、C、D、E、F、G及びHの順番に従って調製したが、ここで、工程BにおけるNBSを、NCSに置換え、そして、生成物は白色固体であった。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=10.72(br.s.,1H),10.23(br.s.,1H),8.95(t,J=5.65Hz,1H),7.05−7.18(m,4H),6.67(br.s.,1H),4.45(d,J=14.31Hz,1H),4.25(dd,J=15.43,8.41Hz,1H),3.60(br.s.,1H),3.18−3.34(m,3H),3.10(br.s.,1H),2.89(br.s.,4H),1.09(t,J=7.15Hz,3H).
MS:[M+1]=428.
【0277】
実施例32
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−メチルフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−
3−カルボキサミド
【化85】
反応スキーム:
【化86】
【0278】
工程A:Cs
2CO
3(1.3g,4mmol)及びPd(dppf)
2Cl
2(288mg,400μmol)を、ジオキサン(10.0mL)中のN−エチル−5−(5−ブロモ−2,4−ジメトキシフェニル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.0g,2.0μmol)及びメチルボロン酸(177mg,3.0mmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、90℃に加熱して2時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(10mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(5mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=3/1)で精製して、5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(740mg,収率85%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:443(M+1).
【0279】
工程B:CAN(92mg,167μmol,0.1当量)及びNIS(488mg,2.2mmol,1.3当量)を、MeCN(30mL)中の5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(740mg,1.7mmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、室温で添加した。混合物を80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、水(30mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(50mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=3/1)で精製して、5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(450mg,792mmol,収率47.0%)を、黄色オイルとして得た。
【0280】
工程C:NaHCO
3(228mg,2.7mmol)、H
2O(1.0mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(71mg,102μmol)を、ジオキサン(5.0mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(309mg,679μmol)及び5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(450mg,721μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(50mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(40mL×3)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=
50/1,3/1)で精製して、5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(280mg,収率70%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:588(M+1).
【0281】
工程D:BCl
3/DCM(1.8mL,1.0mol/L)を、ジクロロメタン(10.00mL)中の5−(5−メチル−2,4−ジベンジルオキシフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(280mg,476μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、0℃で滴下添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。混合物にメタノール(4mL)を滴下添加し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用HPLC(ギ酸,カラム:Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,条件:0.225%FA−ACN)で精製して、5−(5−メチル−2,4−ジヒドロキシフェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(57mg,収率29%)を得た。
1HNMR(DMSO−d
6,400MHz)δ:
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.90(t,J=5.52Hz,1H),8.17(s,1H),7.01−7.10(m,1H),6.95(s,2H),6.90(s,1H),6.42(s,1H),3.47(s,2H),3.23(quin,J=6.78Hz,2H),2.67−2.75(m,2H),2.57−2.63(m,2H),2.34(s,3H),1.98(s,3H),1.09(t,J=7.15Hz,3H).
MS(ESI)M/Z:408(M+1).
【0282】
実施例33
5−(5−イソブチル−2,4−ジヒドロキシル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化87】
反応スキーム:
【化88】
【0283】
工程A:Na
2CO
3(835.60mg,7.88mmol,2当量)、H
2O(2.0mL)及びPd(dppf)
2Cl
2(576.86mg,788.00mmol,0.2当量)を、トルエン(50mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(2.00g,3.94mmol,1当量)及びイソブチルボロン酸(803.67mg,7.88mmol,2当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を120℃に加熱して18時間攪拌した。混合物を珪藻土を通してろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=6/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソブチル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(500.00mg,収率26.19%)を、白色固体として得た。
【0284】
工程B:CAN(54.67mg,103.00μmol,0.10当量)及びNIS(463.46mg,2.06mmol,2.00当量)を、MeCN(50mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソブチル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(500.00mg,1.03mmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、室温で添加した。混合物を10℃に加熱して18時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、Na
2SO
3水溶液(40mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=3/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソブチル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(400.00mg,655.22μmol,収率63.61%)を、白色固体として得た。
【0285】
工程C:NaHCO
3(165.14mg,7.88mmol,2当量)、H
2O(0.5mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(45.99mg,65.52μmol,0.10当量)を、ジオキサン(2.50mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソブチル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(400mg,655.22mmol,1当量)及び2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(268.49mg,982.83μmol,1.5当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を90℃に加熱して3時間攪拌した。混合物を珪藻土を通してろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール=6/1)で精製して、5−(5−イソブチル−2,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(300.
00mg,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0286】
工程D:BCl
3/DCM(1mL,1.0mol/L)を、ジクロロメタン(10.00mL)中の5−(5−イソブチル−2,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(150.00mg,238.17μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、−20℃で滴下添加した。混合物を−20℃で1時間攪拌した。混合物にメタノール(2mL)を滴下添加し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用HPLC(ギ酸,カラム:Phenomenex Synergi Max−RP 250×80
10μm,条件:0.225%FA−ACN)で精製して、5−(5−イソブチル−2,4−ジヒドロキシル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(28.20mg,収率26.34%)を得た。
1HNMR(DMSO−d
6,400MHz)δ 8.87(t,J=5.6Hz,1H),6.95(d,J=4.4Hz,1H),6.71(s,1H),6.42(s,1H),6.82(s,1H),6.42(s,1H),3.45(s,2H),3.20−3.25(m,2H),2.68(d,J=5.2Hz,2H),2.53−2.60(m,2H),2.50(s,3H),2.18−2.35(m,2H),1.68(dd,J=6.8Hz,2H),1.07(t,J=7.2Hz,3H),0.72(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:450.3(M+1)
【0287】
実施例34
5−(5−エチル−2,4−ジヒドロキシル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化89】
反応スキーム:
【化90】
【0288】
工程A:ビニルルトリフルオロホウ酸カリウム(316.81mg,2.36mmol)
及び炭酸セシウム(1.93g,5.91mmol)を、テトラヒドロフラン(40mL)及び水(4mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(1g,1.97mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(30mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相を水(50mL)及び飽和食塩水(40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=3/1)で精製して、標的生成物(700.00mg,収率78.17%)を、黄色固体として得た。
(MS:[M+1]=455.1).
【0289】
工程B:クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(71.25mg,77μmol)を、メタノール(20mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−ビニル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(0.7g,1.54mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を50℃に加熱して50psiで12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を水(20mL)で希釈し、水相をEA(10mL×2)で抽出した。有機相を飽和食塩水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=2/1)で精製して、標的生成物(600.00mg,収率85.06%)を、黄色固体として得た。
(MS:[M+1]=457.1)
【0290】
工程C:ヨードコハク酸イミド(442.09mg,1.96mmol)を、アセトニトリル(20mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−エチル−フェニル)−N−エチル−イソキサゾール−3−カルボキサミド(0.6g,1.31mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却した。混合物をろ過し、減圧下で濃縮した後、チオ硫酸ナトリウム(30mL)を添加した。水相をEA(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(40 mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(100〜200メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=3/1)で精製して、標的生成物(420.00mg,収率55.05%)を、黄色固体として得た。
(MS:[M+1]=583.1)
【0291】
工程D:NaHCO
3(184mg,220μmol,4.0当量)、H
2O(1.0mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(39mg,55μmol,0.10当量)を、ジオキサン(5.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−エチル−フェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキサミド(320mg,549μmol,1当量)及び2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(250mg,549μmol,1.0当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を珪藻土を通してろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用TLC(ジクロロメタン/メタノール=10/1)で精製して、5−(5−エチル−2,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(67.00mg,111μmol,収率20%)を、茶色固体として得た。
MS:[M+1]=602.3
【0292】
工程E:BCl
3/DCM(5mL,1.0mol/L)を、ジクロロメタン(10.00mL)中の5−(5−エチル−2,4−ジベンジルオキシ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(100.00mg,166μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で滴下添加した。混合物を25℃で0.5時間攪拌した。混合物にメタノール(10mL)を滴下添加し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(5−エチル−2,4−ジヒドロキシル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(15mg,36μmol,収率21%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.90(t,J=5.52Hz,1H),7.14(s,1H),7.09(br.s.,2H),6.85(s,1H),6.43(s,1H),3.50(br.s.,2H),3.18−3.25(m,2H),2.89(s,3H),2.46(br.s.,2H),2.30−2.41(m,4H),1.08(t,J=7.15Hz,3H),0.98(t,J=7.40Hz,3H).
MS(ESI)M/Z:422(M+1).
【0293】
実施例35
5−(5−シクロプロピル−2,4−ジヒドロキシル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化91】
反応スキーム:
【化92】
【0294】
工程A:シクロプロピルボロン酸(217.76mg,2.54mmol,1.50当量)、K
3PO
4(717.47mg,3.38mmol,2.00当量)及びPd(OAc)
2(75.88mg,338.00μmol,0.20当量)を、PhMe(10.00mL)及びH
2O(2.1mL)中に溶解した、5−(2,4−ベンジルオキシ−5−ブロモ−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(1.10g,1.69mmol,1.00当量)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で20分間攪拌し、その後、90℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、反応溶液を塩化アンモニウム溶液(20mL)中に注ぎ入れて10分間攪拌した。水相を酢酸エチル(10mL×L)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(
10mL×L)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣を薄層クロマトグラフィー板(ジクロロメタン:酢酸エチル=100/1〜10/1)で精製して、5−(2,4−ベンジルオキシ−5−シクロプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(300.00mg,488.81μmol,収率28.92%)を、黒色オイルとして得た。
【0295】
工程B:BCl
3/DCM(1.9mL,1mol/L)を、ジクロロメタン(30.00mL)中の5−(2,4−ベンジルオキシ−5−シクロプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(300mg,489μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、0℃で滴下添加した。混合物を0℃で1時間攪拌した。混合物にメタノール(4mL)を滴下添加し、減圧下で濃縮した。残渣を調製用HPLC(ギ酸,カラム:Phenomenex Synergi Max−RP 250×80 10μm,条件:0.225%FA−ACN)で精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−シクロプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−イソキサゾール−3−カルボキサミド(22mg,収率10%)を得た。
1HNMR(DMSO−d
6,400MHz)δ:
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.80−8.86(m,1H),6.90−7.01(m,3H),6.51(s,1H),6.42(s,1H),3.44(s,2H),3.16−3.27(m,2H),2.67−2.76(m,3H),2.55−2.60(m,3H),2.32(s,3H),2.27(br.s.,1H),1.08(t,J=7.16Hz,3H),0.70(d,J=8.29Hz,2H),0.28(d,J=4.14Hz,2H).
MS(ESI)M/Z:434(M+1).
【0296】
実施例36
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−メチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化93】
反応スキーム:
【化94】
【0297】
工程A:CAN(465mg,848μmol,0.1当量)及びNIS(7.63g,34.0mmol,4.0当量)を、MeCN(50mL)中のエチル−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)イソキサゾール−3−ホルメート(4.00g,8.5mmol,1.0当量)の溶液に、N
2の保護下、室温で添加した。混合物を90℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、水(40mL)中に注ぎ入れ、水相をEA(50mL×2)で抽出した。合わせた有機相を飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(PE/EA=10/1〜4/1)で精製して、エチル−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(3.40g)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:(M+1).
【0298】
工程B:NaHCO
3(1.52g,18.0mmol)、H
2O(6.0mL)及びPd(PPh
3)
4(1.26g,1.80mmol)を、ジオキサン(30mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(2.47g,9.0mmol)及びエチル−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(2.70g,4.5mmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、110℃に加熱して18時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル,ジクロロメタン/メタノール=5/1,10/1)で精製して、エチル−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−ホルメート(1.4g)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)M/Z:617(M+1).
【0299】
工程C:LiOH(101mg,4.2mmol)を、THF(15mL)/H
2O(15mL)中のエチル−5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロフルオキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキシレートの混合溶液に、20℃で添加した。混合物を20℃で2時間攪拌した。混合物をHClでpH 6に調整し、EA(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して乾燥した。粗生成物5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−ギ
酸(1g)を、茶色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:589(M+1).
【0300】
工程D:DIPEA(220mg,1.7mmol)及びHATU(194mg,510μmol)を、DMF(5mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−ギ酸(200mg,340μmol)の溶液に、20℃で添加した。混合物を20℃で0.5時間攪拌した。続いて、メチルアミン 塩酸塩(30mg,441μmol)を添加し、反応溶液を20℃で1時間攪拌した。反応溶液に、H
2O(20mL)を添加して固体を沈殿させた。固体をろ過により収集し、水(5mL)で洗浄し、乾燥して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−メチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(120g)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:602(M+1).
【0301】
工程E:BCl
3(1M,2mL,10.0当量)を、DCM(5mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−メチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(120mg,199μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を20℃で12時間攪拌した後、5mLのMeOHを添加してクエンチし、混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−メチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトライソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(38mg,収率34%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.75(s,1H),9.85(s,1H),9.72(s,1H),8.81(s,1H),7.14−7.08(m,3H),6.86(s,1H),6.46(s,1H),4.41−4.23(m,2H),3.59(brs,1H),3.04−2.99(m,4H),2.87(s,3H),2.73(s,3H),1.00(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:422(M+1).
【0302】
実施例37
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−プロピル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化95】
反応スキーム:
【化96】
【0303】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、プロピルアミンに置換え、そして、生成物は淡黄色固体であった。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.87(s,1H),9.84(s,1H),9.71(s,1H),8.89(t,J=6.0Hz,1H),7.14−7.08(m,3H),6.88(s,1H),6.48(s,1H),4.45−4.21(m,2H),3.58(brs,1H),3.19−3.14(m,4H),3.05−3.01(m,2H),2.86(s,3H),1.52−1.46(m,2H),1.01(d,J=6.8Hz,6H),0.86(t,J=7.2Hz,3H).MS(ESI)M/Z:450(M+1).
【0304】
実施例38
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−イソプロピル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化97】
反応スキーム:
【化98】
【0305】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、プロパン−2−アミンに置換え、そして、生成物は淡黄色固体であった。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.41(s,1H),9.80(s,1H),9.66(s,1H),8.81(d,J=7.6Hz,1H),7.14−7.08(m,3H),6.87(s,1H),6.45(s,1H),4.46−4.24(m,2H),4.01(q,J=6.8Hz,1H),3.60(brs,1H),3.06−2.99(m,2H),2.89(brs,5H),1.13(d,J=6.4Hz,6H),1.01(d,J=7.2Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:450(M+1).
【0306】
実施例39
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化99】
反応スキーム:
【化100】
【0307】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、2,2,2−トリフルオロエチルアミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δδ 10.85(brs,1H),9.88(s,1H),9.76(s,1H),9.64(t,J=6.4Hz,1H),7.11−7.06(m,3H),6.89(s,1H),6.48(s,1H),4.23(brs,2H),4.09−4.05(m,2H),3.04−2.96(m,3H),2.81(s,3H),1.01(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:490(M+1).
【0308】
実施例40
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(2−フルオロエチル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化101】
反応スキーム:
【化102】
【0309】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、2−フルオロエチルアミン
に置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.37(brs,1H),9.83(s,1H),9.70(s,1H),9.13(t,J=5.6Hz,1H),7.15−7.08(m,3H),6.87(s,1H),6.45(s,1H),4.58−4.44(m,2H),4.22(brs,1H),3.56−3.36(m,2H),3.20−3.00(m,4H),2.90(brs,5H),1.00(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:454(M+1).
【0310】
実施例41
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(2−メトキシエチル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化103】
反応スキーム:
【化104】
【0311】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、2−メトキシエチルアミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.55(brs,1H),9.84(s,1H),9.71(s,1H),8.92(t,J=5.6Hz,1H),7.14−7.10(m,3H),6.87(s,1H),6.46(s,1H),4.28(brs,3H),3.44−3.37(m,6H),3.26(s,3H),3.03−2.98(m,2H),2.87(s,3H),1.00(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:466(M+1).
【0312】
実施例42
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(3−メトキシプロピル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化105】
反応スキーム:
【化106】
【0313】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、3−メトキシプロパン−1−アミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 10.77(brs,1H),9.83(s,1H),9.71(s,1H),8.89(t,J=5.6Hz,1H),7.14−7.08(m,3H),6.87(s,1H),6.47(s,1H),4.45−4.20(m,2H),3.58(brs,1H),3.32−3.21(m,7H),3.19−2.99(m,3H),2.87(brs,4H),1.72−1.69(m,2H),1.01(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:480(M+1).
【0314】
実施例43
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化107】
反応スキーム:
【化108】
【0315】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例36における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおけるメチルアミン 塩酸塩を、N’,N’−ジメチルエタン−1,2−ジアミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.83(s,1H),9.72(s,1H),9.05(t,J=5.6Hz,1H),7.17−7.09(m,3H),6.84(s,1H),6.46(s,1H),4.24(brs,2H),3.59−3.58(m,3H),3.19(brs,4H),3.02−2.99(m,2H),2.85(s,3H),2.77(s,6H),0.99(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:479(M+1),240(M/2+1).
【0316】
実施例44
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−ヒドロキシエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化109】
反応スキーム:
【化110】
【0317】
工程A:t−ブチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(4.00g,11.1mmol,1.6当量)、エチル5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−3−カルボキシレート(4.10g,6.9mmol,1.0当量)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(723mg,1.0mmol,0.15当量)及びNaHCO
3(2.31g,27.5mmol,4.0当量)を、ジオキサン(40mL)及び水(8mL)の混合溶液に、窒素ガスの保護下で添加した。混合物を80℃に加熱して16時間N
2の保護下で攪拌した。冷却後、反応混合物を水(50mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(40mL×3)で抽出した。有機相を飽和食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮して、残
渣を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1〜3/1)で精製して、t−ブチル6−[5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3(エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル]−(3,4−ジヒドロイソキノリン)−2(1H)−ホルメート(4.8g,6.8mmol,収率99%)を、黄色固体として得た。
MS:[M−56]=646.
【0318】
工程B:HCl/MeOH(4M,6.00mL)中のt−ブチル6−[5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−3−(エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル]−(3,4−ジヒドロイソキノリン)−2(1H) −ホルメート(750mg,1.07mmol,1.00当量)の混合物を、25℃で30分間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、生成物5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(630mg,1.07mmol,収率98%)を、黄色固体として得た。
【0319】
工程C:5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(4.00g,382μmol,1.0当量)、K
2CO
3(158mg,1.2mmol,3.0当量)及び2−ブロモエタノール(72mg,570μmol,1.5当量)を、エタノール(5mL)に添加した。混合物を50℃に加熱して12時間攪拌した。冷却後、反応混合物を濃縮して乾燥し、水(10mL)を添加し、酢酸エチル(10mL×2)で抽出した。有機相を飽和食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール=50/1〜15/1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(132mg,204μmol,収率53%)を、白色固体として得た。
MS:[M+1]=646.3.
【0320】
工程D:DCM中のBCl
3の溶液(1M,2.0mL,10.0当量)を、DCM(5.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(132mg,204μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に加熱して2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(1mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−ヒドロキシエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(51mg,110μmol,収率53.6%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=8.85(t,J=5.52Hz,1H),8.21(s,1H),6.94−7.01(m,3H),6.86(s,1H),6.42(s,1H),3.54−3.60(m,4H),3.24(dd,J=13.18,6.90Hz,5H),3.02(dt,J=13.80,6.90Hz,2H),2.68(br.s.,4H),2.34(br.s.,1H),1.09(t,J=7.15Hz,3H),1.00(d,J=6.78Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:466(M+1).
【0321】
実施例45
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−メトキシエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化111】
反応スキーム:
【化112】
【0322】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例44における工程C及びDの順番に従って調製したが、ここで、工程Cにおける2−ブロモエタノールを、1−ブロモ−2−メトキシエタンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ=10.59(br.s.,1H),9.85(s,1H),9.71(s,1H),8.91(t,J=5.65Hz,1H),7.05−7.20(m,3H),6.83−6.93(m,1H),6.48(s,1H),4.43−4.52(m,1H),4.26−4.36(m,1H),3.63−3.83(m,3H),3.38−3.44(m,2H),3.32(s,4H),3.23(quin,J=6.78Hz,2H),3.08−3.18(m,1H),3.02(dt,J=13.74,6.81Hz,1H),2.84−2.95(m,1H),1.09(t,J=7.15Hz,3H),1.01(d,J=6.78Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:480(M+1).
【0323】
実施例46
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−フルオロエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化113】
反応スキーム:
【化114】
【0324】
工程A:5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(150mg,250μmol,1.0当量)、トリエチルアミン(63mg,623μmol,2.5当量)及び1−ブロモ−2−フルオロエタン(44mg,350μmol,1.4当量)を、アセトニトリル(3mL)に添加した。混合物を50℃に加熱して5時間攪拌した。冷却後、反応混合物を真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用TLCで精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−フルオロエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(120mg,185μmol,収率74%)を、黄色固体として得た。
MS:[M+1]=646.3.
【0325】
工程B:DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.9mL,10.0当量)を、DCM(8.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−フルオロエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(120mg,185μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に加熱して2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(4mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−[2−(2−フルオロエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)]イソキサゾール−3−カルボキサミド(48mg,96μmol,収率52%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.01(d,J=6.90Hz,6H);1.08(t,J=7.22Hz,3H);2.91(d,J=15.69Hz,1H);3.01(dt,J=13.77,6.85Hz,1H);3.08−3.28(m,3H);3.37−3.41(m,1H);3.49−3.82(m,3H);4.24−4.62(m,2H);4.79−5.10(m,2H);6.46(s,1H);6.88(s,1H);7.05−7.19(m,3H);8.91(t,J=5.65Hz,1H);9.70(s,1H);9.83(s,1H);11.01(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:468(M+1).
【0326】
実施例47
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(3−メトキシプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化115】
反応スキーム:
【化116】
【0327】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例46における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Aにおける1−ブロモ−2−フルオロエタンを、1−ブロモ−3−メトキシプロパンに、及び、トリエチルアミンを、炭酸セシウムに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.01(d,J=6.90Hz,6H);1.09(t,J=7.15Hz,3H);1.96−2.08(m,2H);2.89(d,J=17.32Hz,1H);2.97−3.17(m,2H);3.19−3.27(m,8H);3.41(t,J=5.90Hz,3H);3.67(d,J=10.67Hz,1H);4.25(dd,J=15.56,8.03Hz,1H);4.50(d,J=15.18Hz,1H);6.47(s,1H);6.88(s,1H);7.07−7.18(m,3H);8.91(t,J=5.65Hz,1H);9.70(s,1H);9.83(s,1H);10.53(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:494(M+1).
【0328】
実施例48
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−エチルスルホニル)
エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化117】
反応スキーム:
【化118】
【0329】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例46における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Aにおける1−ブロモ−2−フルオロエタンを、1−ビニル−スルホニルエタンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.96−1.13(m,9H);1.28(t,J=7.44Hz,3H);2.86−3.16(m,3H);3.16−3.31(m,5H);3.52−3.97(m,5H);4.18−4.72(m,2H);6.46(s,1H);6.89(s,1H);7.04−7.20(m,3H);8.91(t,J=5.65Hz,1H);9.60−9.94(m,2H);11.20(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:542(M+1).
【0330】
実施例49
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化119】
反応スキーム:
【化120】
【0331】
工程A:アセトアルデヒド(274mg,433.3μmol,10.00当量)、酢酸(1.3mg,21.7μmol,0.50当量)及びチタンテトライソプロポキシド(6.2mg,2.5mmol,10当量)を、メタノール(3mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(150mg,250μmol,1.0当量)の溶液に、添加した。混合物を30℃で0.5時間攪拌した後、NaBH
3CN(78mg,1.3mmol,5.0当量)を添加し、混合
物を更に12時間攪拌した。反応溶液に水(10mL)を添加し、ろ過し、ろ液をDCM(10mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、食塩水(5 mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣を調製用TLCで精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,95μmol,収率38%)を、無色オイルとして得た。
【0332】
工程B:DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.0mL,10.0当量)を、無水DCM(8mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,95μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に加熱して2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(2mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(2−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(15mg,30μmol,収率32%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.02(d,J=6.90Hz,6H);1.09(t,J=7.15Hz,3H);1.32(t,J=7.22Hz,3H);2.89(d,J=17.07Hz,1H);3.03(dt,J=13.71,6.89Hz,1H);3.08−3.29(m,7H);3.65(d,J=11.17Hz,1H);4.22(dd,J=15.31,8.16Hz,1H);4.48(d,J=15.06Hz,1H);6.48(s,1H);6.89(s,1H);7.06−7.18(m,3H);8.91(t,J=5.71Hz,1H);9.71(s,1H);9.85(s,1H);10.61(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:450(M+1).
【0333】
実施例50
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−プロピル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化121】
反応スキーム:
【化122】
【0334】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例49における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Bにおけるアセトアルデヒドを、プロピオンアルデヒドに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 0.88−1.13(m,12H);1.77(d,J=8.16Hz,2H);2.90(d,J=16.94Hz,1H);2.97−3.05(m,1H);3.11(br.s.,3H);3.19−3.30(m,4H);3.64(br.s.,1H);4.13−4.56(m,2H);6.46(s,1H);6.88(s,1H);7.09−7.19(m,3H);8.90(t,J=5.46Hz,1H);9.68(s,1H);9.82(s,1H);10.37(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0335】
実施例51
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化123】
反応スキーム:
【化124】
【0336】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例49における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Bにおけるアセトアルデヒドを、アセトンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 0.97−1.13(m,9H);1.25−1.41(m,6H);2.82−2.93(m,1H);2.97−3.08(m,1H);3.13−3.28(m,4H);3.60(br.s.,2H);4.23−4.43(m,2H);6.49(s,1H);6.91(s,1H);7.06−7.24(m,3H);8.92(t,J=5.58Hz,1H);9.58−9.95(m,2H);10.53(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0337】
実施例52
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソブチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化125】
反応スキーム:
【化126】
【0338】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例49における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Bにおけるアセトアルデヒドを、2−メチルプロピオンアルデヒドに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 0.94−1.13(m,15H);2.05−2.26(m,1H);2.91(d,J=17.57Hz,1H);2.99−3.08(m,3H);3.19−3.27(m,3H);3.66(br.s.,1H);4.26(dd,J=15.75,7.47Hz,1H);4.51(d,J=15.43Hz,1H);6.46(s,1H);6.88(s,1H);7.05−7.21(m,3H);8.89(t,J=5.14Hz,1H);9.61−9.87(m,3H).
MS(ESI)M/Z:478(M+1).
【0339】
実施例53
4−(2−(2−アセチルアミノエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化127】
反応スキーム:
【化128】
【0340】
工程A:5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(300mg,499μmol,1.0当量)、炭酸セシウム(244mg,748μmol,1.5当量)及びt−ブチルN−(2−ブロモエチル)カルバメート(168mg,748μmol,1.5当量)を、アセトニトリル(5mL)に添加した。混合物を50℃に加熱して25時間攪拌した。冷却後、反応混合物を真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用TLCで精製して、t−ブチルN−[2−[6−[5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−3−(エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル]エチル]ホルメート(250mg,336μmol,収率67%)を、茶色固体として得た。
【0341】
工程B:HCl/MeOH(4M,6.00mL)中のt−ブチルN−[2−[6−[5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−3−(エチルカルバモイル)イソキサゾール−4−イル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル]エチル]ホルメート(250mg,336μmol,1.00当量)の混合物を、25℃で2時間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、生成物4−(2−(2−アミノエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(250mg,粗生成物)を、茶色固体として得た。
【0342】
工程C:塩化アセチル(39mg,496μmol,2.0当量)を、DCM(6mL)中の4−(2−(2−アミノエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(170mg,248μmol,1.0当量)及びトリエチルアミン(100mg,991μmol,4.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を0℃で2時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮して残渣を得た。残渣を調製用TLCで精製して、4−(2−(2−アセチルアミノエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(150mg,218μmol,収率88%)を、黄色固体として得た。
【0343】
工程D:DCM(5.0mL)中の4−(2−(2−アセチルアミノエチル)−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)−5−(2,4−ベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(100 mg,146μmol,1.0当量)の溶液に、DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.5mL,10.0当量)を、0℃で5分間かけて添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に温めて2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(3mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、4−(2−(2−アセチルアミノエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(60mg,118μmol,収率81%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.95−1.14(m,9H);1.79−1.88(m,3H);2.90(d,J=16.94Hz,1H);2.97−3.07(m,1H);3.10−3.34(m,6H);3.51(d,J=5.65Hz,2H);3.71(d,J=10.67Hz,1H);4.28(dd,J=15.75,7.72Hz,1H);4.55(d,J=15.31Hz,1H);6.43−6.52(m,1H);6.84−6.92(m,1H);7.06−7.20(m,3H);8.30(t,J=5.58Hz,1H);8.90(t,J=5.71Hz,1H);9.56−9.95(m,2H);10.52(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:507(M+1).
【0344】
実施例54
4−(2−(2−アセチルアミノプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化129】
反応スキーム:
【化130】
【0345】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例53における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程Aにおけるt−ブチルN−(2−ブロモエチル)カルバメートを、t−ブチルN−(3−ブロモプロピル)カルバメートに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.01(d,J=6.90Hz,6H);1.08(t,J=7.22Hz,3H);1.81(s,3H);1.86−1.96(m,2H);2.88(d,J=17.19Hz,1H);2.96−3.34(m,10H);4.23(dd,J=15.62,7.97Hz,1H);4.47(d,J=14.18Hz,1H);6.48(s,1H);6.88(s,1H);7.07−7.17(m,3H);8.10(t,J=5.71Hz,1H);8.90(t,J=5.65Hz,1H);9.52−10.02(m,2H);10.69(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:521(M+1).
【0346】
実施例55
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化131】
反応スキーム:
【化132】
【0347】
工程A:2−クロロアセチルクロリド(3.00g,26.6mmol,1.6当量)、ジメチルアミン 塩酸塩(2.38g,29.2mmol,1.1当量)及びトリエチルアミン(8.0g,79.7mmol,3.0当量)を、DCM(30mL)に添加した。混合物を15℃で3時間攪拌した。反応混合物を水(30mL)中に注ぎ入れ、DCM(50mL×2)で抽出した。有機相を希塩酸(30mL×2,1M)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮して、2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミド(2.5g,20.6mmol,収率77%)を、黄色オイルとして得た。
【0348】
工程B:5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(200mg,313 μmol,1.0当量)、K
2CO
3(130mg,940μmol,3.0当量)及び2−クロロ−N,N−ジメチルアセトアミド(114mg,940μmol,3.0当量)を、DMF(4mL)に添加した。混合物を15℃で16時間攪拌した。反応混合物を水(30mL)に添加し、ろ過して固体を収集して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(195mg,粗生成物,純度74%)を、白色固体として得た。
【0349】
工程C:DCM中のBCl
3の溶液(1M,3.0mL,10.0当量)を、DCM(10.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(190mg,277μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した、懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に温めて2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(6mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−2−オキソエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(78mg,138μmol,収率49.8%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 10.22(s,1H),9.86(s,1H),9.72(s,1H),8.92(t,J=5.2Hz,1H),7.10−7.16(m,3H),6.86(s,1H),6.48(s,1H),4.32−4.55(m,4H),3.63(brs,2H),3.20−3.25(m,2H),3.10−3.14(m,1H),2.67−3.00(m,7H),0.99−1.15(m,9H).
MS(ESI)M/Z:507(M+1).
【0350】
実施例56
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化133】
反応スキーム:
【化134】
【0351】
工程A:塩化アクリロイル(5.0g,55mmol,1.0当量)、ジメチルアミン 塩酸塩(4.95g,60.8mmol,1.1当量)及びトリエチルアミン(16.8g,166mmol,3.0当量)を、DCM(50mL)に添加した。混合物を15℃で3時間攪拌した。反応混合物を水(30mL)中に注ぎ入れ、DCM(50mL×2)で抽出した。有機相を希塩酸(30mL×2,1M)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮して、N,N−ジメチルアクリルアミド(3.0g,30 mmol,収率55%)を、黄色オイルとして得た。
【0352】
工程B:5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(100mg,157μmol,1.0当量)、トリエチルアミン(48mg,470μmol,3.0当量)及びN,N−ジメチルアクリルアミド(155mg,1.57mmol,10.0当量)を、エタノール(2mL)に添加した。混合物を15℃で2時間攪拌した。反応混合物を水(30mL)に添加し、EA(30mL×2)で抽出した。有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(195mg,粗生成物,純度74%)を、黄色オイルとして得た。
【0353】
工程C:DCM中のBCl
3の溶液(1M,3.0mL,20.0当量)を、DCM(15.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(105mg,149μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に温めて2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(6mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(28mg,46μmol,収率31%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 10.49(s,1H),9.85(s,1H),9.71(s,1H),8.91(t,J=5.6Hz,1H),7.10−7.15(m,3H),6.88(s,1H),6.47(s,1H),4.51−4.55(m,1H),4.31−4.34(m,2H),3.68−3.72(m,1H),3.30−3.42(m,4H),3.21−3.30(m,1H),3.00−3.20(m,4H),2.93−3.00(m,3H),2.85(s,4H),3.00−3.20(m,4H),1.09(t,J=7.6Hz,3H),1.01(d,J=3.6Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:521(M+1).
【0354】
実施例57
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピオニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化135】
反応スキーム:
【化136】
【0355】
工程A:HCl/MeOH(4M,30.00mL)を、MeOH(20.0mL)中のt−ブチル−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(5.0g,16mmol,1.00当量)の溶液に、20℃で添加し、混合物を25℃で2時間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、生成物6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 塩酸塩(4.5g,粗生成物)を得た。
【0356】
工程B:塩化アクリロイル(1.0g,11mmol,1.2当量)を、DCM(40mL)中の6−ブロモ−l,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 塩酸塩(2.0g,9mmol,1当量)及びトリエチルアミン(2.9g,28mmol,3.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を15℃で14時間攪拌した。反応混合物を水(30mL)中に注ぎ入れ、DCM(50mL×2)で抽出した。有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、真空中で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)プロピル−2−エン−1−オン(1.4g,5mmol,収率56%)を、黄色オイルとして得た。
MS(ESI)m/z:266(M+1).
【0357】
工程C:1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)プロピル−2−エン−1−オン(700mg,2.6mmol,1.0当量)及びジメチルアミン(1.1g,7.9mmol,3.0当量)を、エタノール(10mL)に添加した。混合物を15℃で12時間攪拌した。反応混合物を真空中で濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して、1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オン(700mg,2.3mmol,収率86%)を、黄色オイルとして得た。
【0358】
工程D:1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オン(200mg,643μmol,1.0当量)及びNaHCO
3(216mg,2.6mmol,4.0当量)を、DMF(2.5mL)及び水(0.5mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−N−エチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(767mg,771μmol,1.0当量)の混合溶液に添加した。混合物の雰囲気を、窒素雰囲気に置換え、続いて、Pd(dppf)Cl
2(47mg,64μmol,0.1当量)を添加した。混合物を100℃で16時間攪拌し、反応物質を20mLの水で希釈し、珪藻土を通してろ過した。ろ液をEA(20mL×3)で抽出し、合わせた有機相を水(20mL×L)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を調製用TLC(DCM:メタノール=10:1)で精製して、5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピオニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(220mg,314μmol,収率49%)を、白色固体として得た。
MS(ESI)m/z:701(M+1).
【0359】
工程E:DCM中のBCl
3の溶液(1M,2.4mL,10.0当量)を、DCM(12.0mL)中の5−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピオニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(170mg,243μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけて滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に温めて2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(6mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣
を調製用HPLCで精製して、5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(3−(ジメチルアミノ)プロピオニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド(65mg,117μmol,収率48%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d6)ppm 8.89(t,J=5.65Hz,1H)7.11−7.20(m,1H)6.99−7.10(m,2H)6.84(s,1H)6.48(d,J=1.88Hz,1H)4.54−4.72(m,2H)3.65(t,J=5.65Hz,2H)3.16−3.37(m,4H)2.98−3.07(m,1H)2.94(t,J=7.15Hz,2H)2.63−2.83(m,8H)1.08(t,J=7.22Hz,3H)0.98(d,J=6.78Hz,6H).MS(ESI)M/Z:521(M+1).
【0360】
実施例58
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(3−モルホリノ−4−イル−プロピオニル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化137】
反応スキーム:
【化138】
【0361】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例57における工程C、D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Cにおけるジメチルアミンを、モルホリンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d6)ppm:8.89(t,J=5.65Hz,1H),7.13(t,J=7.78Hz,1H),7.00−7.10(m,2H),6.85(s,1H),6.44(d,J=1.76Hz,1H),4.62(d,J=19.58Hz,2H),3.95(d,J=11.92Hz,2H),3.74(t,J=12.11Hz,2H),3.62−3.69(m,2H),3.45(d,J=12.17Hz,3H),3.28−3.38(m,2H),3.16−3.27(m,2H),2.92−3.15(m,5H),2.79(t,J=5.65Hz,1H),2.63−2.71(m,1H),1.08(t,J=7.15Hz,3H),0.98(d,J=6.90Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:563(M+1).
【0362】
実施例59
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−(2−(ジメ
チルアミノ)アセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−N−エチルイソキサゾール−3−カルボキサミド
【化139】
反応スキーム:
【化140】
【0363】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例57における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおける1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オンを、1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−2−(ジメチルアミノ)エタノンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.98(d,J=6.90Hz,6H);1.04−1.14(m,3H);2.52(br.s.,1H);2.71(t,J=5.77Hz,1H);2.81(d,J=4.64Hz,7H);3.00(dt,J=13.65,6.79Hz,1H);3.22(quin,J=6.71Hz,2H);3.53(t,J=5.83Hz,1H);3.69(t,J=5.77Hz,1H);4.37(d,J=4.52Hz,2H);4.50−4.69(m,2H);6.48(d,J=2.64Hz,1H);6.84(s,1H);7.01−7.13(m,2H);7.17(d,J=8.03Hz,1H);8.89(t,J=5.65Hz,1H);9.47−10.00(m,3H).
MS(ESI)M/Z:507(M+1).
【0364】
実施例60
5−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−モルホリノ−4−イル−アセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド
【化141】
反応スキーム:
【化142】
【0365】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例57における工程D及びEの順番に従って調製したが、ここで、工程Dにおける1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オンを、1−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−イル)−2−モルホリニルエタノンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.94−1.01(m,6H);1.08(td,J=7.15,1.38Hz,3H);2.69−2.87(m,2H);3.01(dt,J=13.71,6.76Hz,1H);3.09−3.27(m,4H);3.42(d,J=11.67Hz,2H);3.55−3.58(m,1H);3.70(t,J=5.96Hz,1H);3.75−3.86(m,2H);3.87−4.01(m,2H);4.45(br.s.,2H);4.53−4.67(m,2H);6.48(d,J=2.76Hz,1H);6.84(s,1H);7.03−7.14(m,2H);7.17(d,J=8.03Hz,1H);8.90(t,J=5.52Hz,1H);9.63−9.95(m,2H);10.27(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:549(M+1).
【0366】
実施例61
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化143】
反応スキーム:
【化144】
【0367】
工程A:(COCl)
2(134mg,1050μmol,2当量)及びDMF(100.00μL)を、DCM(10mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−5−ギ酸(300mg,527μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、反応溶液を真空中で濃縮して、中間体を得た。中間体を0℃でDCM(10mL)中に溶解し、NH
3/THF(4M,1.32mL,10.00当量)を、該溶液に添加した。混合物を0℃で1時間攪拌し、15mLの水に注ぎ入れた。その後、混合物をDCM(15mL×2)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,石油エーテル/酢酸エチル=20/1〜5/1)で精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−ヨーダイド−イソキサゾール−5−カルボキサミド(140mg,収率47%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:569(M+1).
【0368】
工程B:NaHCO
3(40mg,472μmol)、H
2O(1.0mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(17mg,24μmol)を、DMF(4mL)中の2−メチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(103mg,377μmol)及び3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(134mg,236μmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=20/1〜10/1)で精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(80mg,収率51%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:588(M+1).
【0369】
工程C:BCl
3(2mL,DCM中の1mol溶液)を、DCM(15.00mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−3−カルボキサミド(80mg,136μmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、0℃でゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、室温まで温めて2時間攪拌した。反応溶液を0℃に冷却し、その後、反応をMeOH(20mL)を添加してクエンチした。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣を調製用HPLC(HCl法:Ph
enomenex Synergi C18 150×30mm×4μm,水(0.05%HCl)−ACN)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド 塩酸塩(9mg,収率15%)を得た。
MS(ESI)M/Z:408(M+1).
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)・NMR(400MHz,DMSO−dnomenex Synergi C18 150×30mm×4μm,水(0.05%HCl)−ACN)2H);4.53−4.67(m,2H);6.48(d,),3.30−3.42(m,4H),3.21−3.30(m,1H),3.00−3.20(m,4H),2.93−3.00(m,3H),2.85(s,4H),3.00−3.20(m,4H),1.09(t,=8.29Hz,2H)J=6.8Hz,6H).
【0370】
実施例62
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−メチル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化145】
反応スキーム:
【化146】
【0371】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例61における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程AにおけるNH
3/THFを、メチルアミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.64(s,1H),9.36(s,1H),8.91(d,J=4.8Hz,1H),7.19(s,1H),7.09(s,2H),6.89(s,1H),6.44(s,1H),4.08(br.s.,2H),3.19(br.s.,2H),3.14−3.04(m,1H),2.95(br.s.,2H),2.81(d,J=4.5Hz,3H),2.75(br.s.,3H),1.15−1.06(m,6H).
MS(ESI)M/Z:422(M+1).
【0372】
実施例63
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−イソプロピル−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化147】
反応スキーム:
【化148】
【0373】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例61における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程AにおけるNH
3/THFを、プロピル−2−アミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 8.80(t,J=5.5Hz,1H),8.24(brs,1H),7.23−7.11(m,2H),6.98(d,J=7.5Hz,1H),6.67(s,1H),6.46(s,1H),4.22(d,J=19.8Hz,2H),3.25−3.15(m,2H),2.95(td,J=6.8,13.7Hz,1H),2.17−1.86(m,4H),1.06(t,J=7.2Hz,5H),0.95−0.84(m,9H).
MS(ESI)M/Z:450(M+1).
【0374】
実施例64
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(2−ヒドロキシルエチル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化149】
反応スキーム:
【化150】
【0375】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例61における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程AにおけるNH
3/THFを、2−アミノエタノールに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 1.05(d,J=6.90Hz,6H);2.87(s,3H);3.04(dt,J=13.71,6.76Hz,2H);3.28(q,J=5.86Hz,3H);3.45−3.50(m,2H);3.58(br.s.,1H);4.10−4.52(m,2H);4.80(br.s.,1H);6.39(s,1H);6.86(s,1H);7.07(s,2H);7.16−7.26(m,1H);8.83(t,J=5.58Hz,1H);9.36(s,1H);9.62(s,1H);10.54−11.07(m,1H).
MS(ESI)M/Z:452(M+1).
【0376】
実施例65
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(2−フルオロエチル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化151】
反応スキーム:
【化152】
【0377】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例61における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程AにおけるNH
3/THFを、2−フルオロエチルアミンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 9.63(s,1H),9.37(s,1H),9.15(t,J=5.4Hz,1H),7.19(s,1H),7.08(s,2H),6.87(s,1H),6.39(s,1H),4.58(t,J=4.8Hz,1H),4.46(t,J=4.9Hz,1H),4.31(br.s.,1H),3.60−3.52(m,2H),3.51(br.s.,4H),3.10−2.96(m,2H),2.87(s,3H),2.11−2.05(m,1H),1.06(d,J=6.8Hz,6H).
MS(ESI)M/Z:454(M+1).
【0378】
実施例66
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−(3−ヒドロキシルプロピル)−4−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化153】
反応スキーム:
【化154】
【0379】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例61における工程A、B及びCの順番に従って調製したが、ここで、工程AにおけるNH
3/THFを、3−アミノプロパン−1−オールに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)δ 1.05(d,J=6.78Hz,6H);1.64(quin,J=6.62Hz,2H);2.87(d,J=4.52Hz,3H);2.97−3.19(m,3H);3.20−3.32(m,4H);3.58(br.s.,2H);4.22(dd,J=15.81,8.03Hz,1H);4.42(d,J=15.06Hz,1H);6.39(s,1H);6.86(s,1H);7.03−7.11(m,2H);7.19(s,1H);8.89(t,J=5.58Hz,1H);9.34(br.s.,1H);9.59(br.s.,1H);10.80(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:466(M+1).
【0380】
実施例67
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化155】
反応スキーム:
【化156】
【0381】
工程A:ビス(ピナコラト)ジボロン(7.3g,29mmol)及びKOAc(7.1g,72 mmol)を、DMF(100mL)中のt−ブチル−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(7.5g,24mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加し、続いて、触媒Pd(dppf)Cl
2.CH
2Cl
2(5.3g,7mmol)を添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(600mL)中に注ぎ入れた。その後、混合物をEA(200mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20/1〜10/1)で精製して、t−ブチル−オキシカルボリル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(7.4g,21mmol,収率86%)を、白色固体として得た。
【0382】
工程B:(COCl)
2(2.2g,18mmol,1.5当量)及びDMF(100.00μL)を、DCM(60mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−4−ヨード−イソキサゾール−5−ギ酸(5g,9mmol,1.0当量)の溶液に、0℃で添加した。混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、反応溶液を真空中で濃縮して、中間体を得た。中間体をDCM(80mL)中に溶解し、0℃でエチルアミン(1.9g,2.8mL,5.00当量)を、該溶液に添加した。混合物を0℃で1時間攪拌し、100mLの水に注ぎ入れた。その後、混合物をDCM(80mL×2)で抽出し、合わせた有機相を無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(3.8g,収率75%)を、黄色固体として得た。
【0383】
工程C:NaHCO
3(1.6g,19mmol)、H
2O(17.0mL)及びPd(PPh
3)
2Cl
2(447mg,637μmol)を、DMF(50mL)中のt−ブチル−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(3.2g,9mmol)及び3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−ヨード−イソキサゾール−5−カルボキサミド(3.8g,6mmol)の混合溶液に、窒素ガスの保護下、25℃で添加した。混合物を25℃で10分間攪拌し、その後、80℃に加熱して12時間攪拌した。混合物を25℃に冷却し、水(100 mL)中に注ぎ入れ、その後、EA(150mL×2)で抽出し、合わせた有機相を水(100mL)で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、ろ過し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(200〜300メッシュのシリカゲル,PE/EA=10/1〜5/1)で精製して、t−ブチル6−(3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−5−(エチルホルマミル)イソキサゾール−4−イル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(2.6g,3.7mmol,収率58%)を、黄色固体として得た。
MS(ESI)M/Z:588(M+1).
【0384】
工程D:HCl/MeOH(4M,20.00mL)を、MeOH(20.00mL)中のt−ブチル6−(3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピル−フェニル)−5−(エチルホルマミル)イソキサゾール−4−イル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−ホルメート(2.6g,3.7mmol,1.00当量)の溶液に、25℃で添加し、混合物を25℃で30分間攪拌した。混合物を40℃で濃縮して、生成物3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(2.5g,粗生成物)を、黄色固体として得た。
【0385】
工程E:BCl
3(9.5mL,DCM中の1mol溶液)を、DCM(50.00mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(1.0g,1.6mmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、0℃でゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、室温に温めて2時間攪拌した。反応溶液を0℃に冷却し、その後、反応をMeOH(20mL)を添加してクエンチした。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣を調製用HPLC(HCl法:Phenomenex Synergi C18 150×30mm×4μm,水(0.05%HCl)−ACN)で精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド 塩酸塩(315mg,685μmol,収率44%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6):δ 9.57(s,1H),9.38(s,2H),9.31(s,1H),8.94(t,J=5.6Hz,1H),7.15(s,1H),7.05−7.12(m,2H),6.86(s,1H),6.38(s,1H),4.21(s,2H),3.21−3.33(m,4H),3.03−3.10(m,1H),2.56−2.90(m,2H),1.05−1.11(m,9H).MS(ESI)M/Z:422(M+1).
【0386】
実施例68
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化157】
反応スキーム:
【化158】
【0387】
工程A:アセトン(97mg,2mmol,10.00当量)及び酢酸(5mg,8μmol,0.50当量)を、メタノール(3mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(100mg,166μmol,1.0当量)の溶液に添加した。混合物を30℃で0.5時間攪拌した後、NaBH
3CN(31mg,499μmol,3.0当量)を添加し、混合物を更に1時間攪拌した。反応溶液を真空中で濃縮した。残渣を調製用TLCで精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(80mg,124μmol,収率75%)を、黄色オイルとして得た。
【0388】
工程B:DCM中のBCl
3の溶液(1M,1.2mL,10.0当量)を、無水DCM(8mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロキシキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(80mg,124μmol,1.0当量)の溶液に、0℃で5分間かけてゆっくり滴下添加した。懸濁液を0℃で30分間攪拌し、その後、25℃に温めて2時間攪拌した。混合物を0℃に冷却し、MeOH(3mL)をゆっくり添加してクエンチし、真空中で濃縮して、残渣を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−イソプロピル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(25mg,48μmol,収率39%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.02−1.11(m,15H);2.64−2.69(m,4H);2.85(dt,J=13.05,6.53Hz,1H);3.04(dt,J=13.71,6.89Hz,1H);3.18−3.29(m,4H);3.61(s,2H);6.33(s,1H);6.81(s,1H);6.93−6.96(m,2H);6.98(s,1H);8.20(s,1H);8.85(t,J=5.71Hz,1H).
MS(ESI)M/Z:464(M+1).
【0389】
実施例69
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化159】
反応スキーム:
【化160】
【0390】
工程A:3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(150mg,249μmol,1.0当量)、Cs
2CO
3(122mg,374μmol,1.5当量)及び2−ブロモエタノール(32mg,249μmol,1.0当量)を、アセトニトリル(3mL)に添加した。混合物を50℃に加熱して12時間攪拌した。冷却後、反応混合物を濃縮して乾燥した。残渣を調製用TLC(ジクロロメタン/メタノール=15:1)で精製して、3−(2,4−ジベンジルオキシ−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(120mg,185μmol,収率74%)を、無色オイルとして得た。
【0391】
工程B:BCl
3(1.9mL,DCM中の1mol溶液)を、DCM(8.00mL)中の3−(2,4−ジベンジルオキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド(120mg,186μmol)の溶液に、窒素ガスの保護下、0℃でゆっくり添加した。反応混合物を0℃で1時間攪拌し、その後、室温に温めて2時間攪拌した。反応溶液を0℃に冷却し、その後、MeOH(4mL)を添加して反応をクエンチした。反応混合物を真空中で濃縮して、粗生成物を得た。残渣を調製用HPLCで精製して、3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−ヒドロキシルエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド 塩酸塩(39mg,77μmol,収率41%)を得た。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.03−1.12(m,9H);2.88(d,J=17.32Hz,1H);3.00−3.18(m,2H);3.21−3.31(m,5H);3.71(d,J=11.67Hz,1H);3.84(t,J=4.96Hz,2H);4.32(dd,J=15.69,7.91Hz,1H);4.51(d,J=15.18Hz,1H);6.39(s,1H);6.85(s,1H);7.10(s,2H);7.18(s,1H);8.95(t,J=5.71Hz,1H);9.32(br.s.,1H);9.58(br.s.,1H);10.43(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:466(M+1).
【0392】
実施例70
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−メトキシエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化161】
反応スキーム:
【化162】
【0393】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例69における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Aにおける2−ブロモエタノールを、1−ブロモ−2−メトキシエタンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:0.99−1.12(m,9H);2.61−2.68(m,6H);3.04(dt,J=13.77,6.85Hz,1H);3.19−3.24(m,2H);3.47−3.60(m,7H);6.33(s,1H);6.81(s,1H);6.90−6.96(m,2H);6.98(s,1H);8.18(s,1H);8.85(t,J=5.71Hz,1H).
MS(ESI)M/Z:480(M+1).
【0394】
実施例71
3−(2,4−ジヒドロキシル−5−イソプロピルフェニル)−N−エチル−4−(2−(2−フルオロエチル)−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)イソキサゾール−5−カルボキサミド
【化163】
反応スキーム:
【化164】
【0395】
工程A:この実施例の表題化合物を、実施例69における工程A及びBの順番に従って調製したが、ここで、工程Aにおける2−ブロモエタノールを、1−ブロモ−2−フルオロエタンに置換えた。
1HNMR(400MHz,DMSO−d
6)ppm:1.02−1.11(m,9H);2.89(d,J=16.56Hz,1H);2.99−3.18(m,2H);3.19−3.28(m,2H);3.30−3.44(m,1H);3.66−3.75(m,2H);4.28−4.41(m,1H);4.45−4.57(m,1H);4.88(t,J=4.14Hz,1H);5.00(t,J=4.27Hz,1H);6.37(s,1H);6.85(s,1H);7.10(s,2H);7.19(s,1H);8.94(t,J=5.71Hz,1H);9.18−9.76(m,2H);10.97(br.s.,1H).
MS(ESI)M/Z:468(M+1);
【0396】
実施例72:酵素レベルにおける化合物の活性の決定
本発明において、蛍光偏光(FP)の方法を用いて、HSP90−α阻害剤のためのスクリーニングプラットフォームを確立した。基づく原理は、相関解析のための使用において、蛍光標識された小分子と他の分子との相互作用の前後で分子量変化を検出することにより、水平及び垂直方向における蛍光偏光値を計算することである。蛍光標識された小分子と高分子間の結合平衡が成立する場合、それは励起された際にゆっくりと移動し、測定される蛍光偏光値は増加する。高分子に結合する蛍光標識された小分子が他の配位子で置換される場合、遊離状態における、その回転及び反転速度はより速くなり、放射光は励起光平面に対して偏光解消され、よって、測定される偏光値は減少し、それにより、サンプルの偏光値が計算される(偏光値の単位はmP)。
【0397】
本発明で使用された蛍光標識された小分子は、VER−00051001(JMC,2008年,51巻,196−218頁中に記載された合成方法を引用することにより合成した。)であった。反応は、反応疎水性タンパク質HFB緩衝液:100mM Tris・Cl pH7.4,20mM KCl,6mM MgCl
2,5μg/mL BSA,25nM フルレングス Hsp90U,10nM VER−51001を使用する、384−ウェル黒色プレートで行われた。反応システムの体積は、5nM GM−BODIPY(ゲルダナマイシン)、30nM HSP90及び試験小分子化合物又はDMSO(ジメチルスルホキシド)を含む、50mLであったが、ここで、DMSOの含有量は2%であった。更なる2つのウェル群を確立したが、ここで、HFB緩衝液のみが添加されたウェルが空対照として使用され、更に5nM GM−BODIPYが添加されたウェルが陰性対照として使用された。反応は、4℃で12−16時間行われた。mP値は、485nmの励起波長及び535nmの放射波長で、Biotekマイクロプレートリーダーにより測定した。阻害率は、以下の数式を使用して計算した:
(化合物非存在mP−化合物mP)/(化合物非存在mP−陰性対照mP)×100%
異なる濃度で化合物の阻害率を計算した後、化合物のIC50を計算することができ、そして、各化合物のIC50値を以下の第1表中に示した。
【0398】
実施例73:細胞レベルにおける化合物の活性測定
がん細胞の増殖阻害アッセイは、スルホローダミンB(SRB)染色試験により検出された。特異的な工程は以下の通り:ヒト結腸ガン細胞株HCT116及びヒト肺がん細胞株A549(American Type Culture Collection,ATCCから購入)を、対数増殖期において98−ウェルのマイクロ培養プレートに、4000細胞数/ウェル、各ウェル100μLの適当な濃度で接種し;1晩培養した後、異なる濃度(100,10,1,0.1,0.01μM)で化合物を添加して72時間反応させ、ここで、トリプリケートのウェルが、各濃度のために及び対応する濃度の溶媒対照ウェルのために設定され、細胞を伴わないゼロウェルがまた設定された。反応の完結後、培養媒体が接着細胞から除去され、後者に10%(w/v)トリクロロ酢酸(100μL/ウェル)を4℃で添加して、1時間固定し、その後、蒸留水で5回洗浄した。室温で乾燥した後、100μLのSRB溶液(4mg/mL,1%氷酢酸中に溶解した)を、各ウェルに添加し、続いて、培養し、室温で15分間染色した。結合していないSRBを1%氷酢酸で5回洗浄することにより除去した。室温で乾燥した後、100μLの10mM Tris溶液を各ウェル中に添加し、515nmにおける光学密度(OD)を、VERSMaxマクロプレートリーダーにより測定した。腫瘍細胞増殖に対する薬剤の阻害率は、以下の数式に従って計算した:
阻害率(%)=(対照ウェルのOD−薬剤ウェルのOD)/対照ウェルのOD×100%。
実験は2回繰り返した。
【0399】
HCT116及びA549細胞 に対する化合物の阻害率(%)を以下の第1表中に示した:
【表1】
【表2】
注釈:酵素活性試験における上記化合物は、活性範囲に従って、A〜Cの3つの部分に分けられたが、ここで、A≦20nM;20nM<B≦100nM;C>100nM;であり、NDは、データが検出されなかったことを示す。
【0400】
結論:本発明の幾つかの化合物は、既知のHSP90阻害剤であるルミネスピブ(Luminespib)と比較して、HSP90タンパク質標的への結合及びHCT116又はA549腫瘍細胞の増殖阻害において良好な活性を有している。
【0401】
実施例74:動物における化合物の有効性評価
A549腫瘍細胞を、ヌードマウスの右脇の下に、5×10
6細胞/マウスで皮下に接種して、移植腫瘍を形成した。体積が100−200mm
3に到達したら、動物を腫瘍体積に従って、陰性対照群(n=5)、陽性対照群(各群においてn=5)及び実験群(各群においてn=5)に無作為に分けた。実験群は、それぞれ、週2回、異なる濃度で、陽性薬剤ルミネスピブ(50mg/kg)及び化合物1(50mg/kg)が静脈注射され、陰性対照群は、同時に等量の溶媒が投与された。腫瘍の長さ(A)及び幅(B)がノギスを用いて週2回測定され、腫瘍体積は、V = A×B
2/2に従って計算された。相対腫瘍体積(RTV)は、以下のように計算された:RTV=V
t/V
0、式中、V
tは、投与の終了における腫瘍体積を表し、V
0は、分離及び投与前に測定された腫瘍体積を表す。抗腫瘍活性の薬力学的評価の指標は、相対腫瘍増殖率T/C(%)であり、計算式は:T/C(%)=T
RTV/C
RTV×100%であり、ここで、T
RTV:処理群のRTV;C
RTV:陰性対照群のRTVである。有効性評価基準:T/C%>60%は、効果が無い;T/C%≦60%及び統計処理によるP<0.05が有効である。腫瘍増殖阻害率(TGI)は、以下のように計算される:
TGI(%)={[(CV
t−CV
0)−(TV
t−TV
0)]/(CV
t−CV
0)}×100%
ここで、CV
tは、投与終了時の対照群の腫瘍体積を表し;CV
0は、分離及び投与前の対照群の腫瘍体積を表し;TV
tは、投与終了時の投与群の腫瘍体積を表し;TV
0は、分離及び投与前の投与群の腫瘍体積を表す。投与群と対照群の間の腫瘍体積の差異がt−検定により検査された。同時に、各群におけるヌードマウスの体重を、薬剤の毒性副作用を事前に評価するために週2回秤量した。このモデルにおける化合物の有効性結果を、以下の第2表に示した。
【表3】
【0402】
結論:本発明の実施例1の化合物は、既知のHSP90阻害剤であるルミネスピブと比較して、A549肺がん細胞を移植したマウスモデルにおいて僅かに優れた抗腫瘍効果を有する。
【0403】
実施例75:化合物の組織分布研究
本発明の実施例67の組織分布研究
1.概要
SDラットを対象動物として使用した。血漿、肺及び乳房組織中の薬剤濃度を、ラットの尾に実施例67の化合物を静脈注射した後に、異なる時間においてLC/MS/MS法により測定した。ラットにおける本発明の化合物の組織分布を研究し、それらの薬物動態学的な特性を評価した。
2.試験プロトコル
2.1 試験薬剤:ルミネスピブ、ガネテスピブ及び実施例67の化合物
2.2 試験動物:
健常な成体の雄性SDラット、100−200g、総計で9匹のラット、Shanghai Slack Laboratory Animal Co.,Ltdから購入
2.3 薬剤調製:
サンプルの適当量を秤量した。ルミネスピブ、ガネテスピブ及び本発明の化合物67の全てが、静脈注射のために、10%DMSO/14%クレモフォールRH40/76%D5W、中の、1mg/mLにおける、0.5mg/mlにおける透明溶液中に処方された。
2.4 投与:
9匹のSD雄性ラットを、各群3匹のラットの3群に分けた。通常の食餌の後、投与を、尾において1mg/kgの用量で静脈注射により行った。
3.手術:
3つの群のラットにおいて、サンプルを、投与後0.5時間、6時間及び24時間に、血液、肺及び乳房組織から収集した。収集後30分以内に、血液サンプルを、3000rpmで15分間、4℃で遠心分離して分離し、血漿サンプルを得た。結果として得られた血漿サンプルをポリプロピレン管内に置き、LC/MS/MS 分析のために−80℃で貯蔵した。血液サンプルの収集後、動物をCO
2により犠牲にし、続いて、組織サンプルを収集した。各組織サンプルを冷脱イオン水で2回洗浄し、ろ紙に付着させた。その後、各組織サンプルを、6)の希釈係数を用い、組織の1g当たり、MeOH/15mM PBS(1:2)(5mL MeOH/15mM PBS(1:2)中で数回均一化して、均一相の形成を確保した。全ての加工を凝固点温度未満で行った。均一化サンプルを、生物分析のためにドライアイスを用いて急速に冷凍し、−80℃で貯蔵した。
注射投与後のラット血漿、肺及び乳房組織中の試験化合物の含有量を、LC/MS/MSにより測定した。
4. 薬物動態パラメーターの結果
【表4】
注釈:NDは、検出限界を超えており、そして、検出された関連データが存在しないことを示す。
【0404】
結論:本発明の好ましい化合物の注射用量が1mg/kgである場合、ラットの肺及び乳房組織における血中濃度は、同時に、同じ用量におけるルミネスピブ及びガネテスピブのそれらより有意に高く、AUC値もまた、有意に大きく、本発明の好ましい化合物が、肺がん、乳がん等のようながんにおいて、より良い応用展望を有することを示唆する。
【0405】
実施例76:乳がん動物における化合物の有効性評価
BT−474腫瘍細胞を、ヌードマウスの右脇の下に、5×10
6細胞/マウスで皮下に接種して、移植腫瘍を形成した。体積が100−200mm
3に到達したら、動物を腫瘍体積に従って、陰性対照群(n=6)、陽性対照群(各群においてn=6)及び実験群(各群においてn=6)に無作為に分けた。実験群は、それぞれ、週3回、異なる濃度で、陽性薬剤ガネテスピブ(20mg/kg)及び化合物67(10mg/kg及び20mg/kg)が静脈注射され、陰性対照群は、同時に等量の溶媒が投与された。腫瘍の長さ(A)及び幅(B)がノギスを用いて週2回測定され、腫瘍体積は、V = A×B
2/2に従って計算された。相対腫瘍体積(RTV)は、以下のように計算された:RTV=V
t/V
0、式中、V
tは、投与の終了における腫瘍体積を表し、V
0は、分離及び投与前に測定された腫瘍体積を表す。抗腫瘍活性の薬力学的評価の指標は、相対腫瘍増殖率T/C(%)であり、計算式は:T/C(%)=T
RTV/C
RTV×100%であり、ここで、T
RTV:処理群のRTV;C
RTV:陰性対照群のRTVである。有効性評価基準:T/C%>60%は、効果が無い;T/C%≦60%及び統計処理によるP<0.05が有効である。腫瘍増殖阻害率(TGI)は、以下のように計算される:
TGI(%)={[(CV
t−CV
0)−(TV
t−TV
0)]/(CV
t−CV
0)}×100%
ここで、CV
tは、投与終了時の対照群の腫瘍体積を表し;CV
0は、分離及び投与前の対照群の腫瘍体積を表し;TV
tは、投与終了時の投与群の腫瘍体積を表し;TV
0は、分離及び投与前の投与群の腫瘍体積を表す。投与群と対照群の間の腫瘍体積の差異がt−検定により検査された。同時に、各群におけるヌードマウスの体重を、薬剤の毒性副作
用を事前に評価するために週2回秤量した。このモデルにおける化合物の有効性結果を、以下の第4表に示した。
【表5】
【0406】
結論:10mpkにおける本発明の好ましい化合物は、20mpkにおける既知のHSP90阻害剤ガネテスピブと比較して、BT−474乳がん細胞が移植されたマウスモデルにおいて、有意の、より優れた抗腫瘍効果を有する。
【0407】
実施例77:水溶性比較:
本発明の化合物、ガネテスピブ及びルミネスピブは、注射剤として使用されるものであり、よって、これらは、関連する臨床製剤の開発を促進するために、良好な水溶性を有する必要がある。本発明の化合物における全てのユニークな縮合環構造は、塩基性の窒素原子を含み、該化合物は容易に塩を形成し、そして、水溶性において大きな利点を有する。中国特許第1771235号明細書は、縮合環構造を含むHSP90阻害剤を開示するが、しかし、それらは本発明の化合物とは構造的に異なっており、容易に塩を形成する基を含んでいないが、それは、乏しい水溶性を示すことしか期待し得ない。