【文献】
ZTE,Consideration on System Information Broadcast in New RAT,3GPP TSG-RAN WG2#93bis R2-162629,フランス,3GPP,2016年 4月 1日,Section 2.2
【文献】
InterDigital Communications,System Information Acquisition for New Radio Access,3GPP TSG-RAN WG2#94 R2-164088,フランス,3GPP,2016年 5月14日,Section 3
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
専用システム情報は、端末装置の使用する必要なシステム情報、又は、あるタイプの端末装置の必要なシステム情報、又は、ある特定サービスに必要なシステム情報を含む、
請求項2に記載の方法。
専用システム情報は、端末装置の使用する必要なシステム情報、又は、あるタイプの端末装置の必要なシステム情報、又は、ある特定サービスに必要なシステム情報を含む、
請求項9に記載の方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願の実施例はリソース利用率を向上させることができる、情報伝送方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第一の態様による情報伝送方法は、ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することと、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することとを含む。
【0005】
本出願の実施例では、ネットワーク装置はスケジューリング情報を送信し、端末装置はスケジューリング情報を受信し、その後ネットワーク装置はスケジューリング情報に基づいてシステム情報を送信し、端末装置はスケジューリング情報に基づいてシステム情報を受信し、このようにして、ネットワーク装置がシステム情報を周期的に送信することを回避し、シグナリングオーバーヘッドが低減でき、リソース利用率を向上させることができる。
【0006】
選択可能に、システム情報は共通システム情報及び/又は専用システム情報を含む。
【0007】
又は、システム情報を専用システム情報と共通システム情報に分類することができる。共通システム情報は端末装置が共通に必要とする必須的システム情報であってもよく、例えばLTEネットワークにおいて滞在及びアクセスのための最も基本的なシステム情報、MIB、SIB1とSIB2などを含む。該専用システム情報はある端末装置の必要なシステム情報であってもよいし、あるタイプの端末装置の必要なシステム情報であってもよいし、ある特定サービスに必要なシステム情報であってもよく、例えばLTEネットワークにおいて、端末のデバイスツーデバイス(Device to Device:「D2D」と略称)サービスに関連するシステム情報SIB18及びSIB19などを含み、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:「PC」と略称)とモノのインターネットとの専用システム情報が異なってもよく、データサービスと電話サービスとの専用システム情報が異なってもよい。当然、専用システム情報は一つの、1種類の又は1グループのシステム情報であってもよく、本出願の実施例ではシステム情報の分類を限定しない。
【0008】
第一の態様の第一の可能な実施形態では、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信する前に、該方法はさらに該ネットワーク装置が第一の指示情報を送信し、該第一の指示情報が該ネットワーク装置にサポートされる専用システム情報、及び/又は該ネットワーク装置にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられることを含む。
【0009】
本出願の実施例では、端末装置はシステム情報を必要とする時に、ネットワーク装置がどのシステム情報タイプをサポートしているかを知らないため、ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信する前に第一の指示情報を送信してネットワーク装置にサポートされるタイプを示す必要があり、該送信がユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストの方式であってもよく、このようにして、端末装置はネットワーク装置にサポートされるシステム情報を取得し、さらにネットワーク装置にサポートされるシステム情報のスケジューリング情報に基づいてシステム情報を受信することができる。
【0010】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第二の可能な実施形態では、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をスケジューリングする前に、該方法はさらに、該ネットワーク装置が第二の指示情報を送信し、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられることを含む。
【0011】
本出願の実施例では、ネットワーク装置は、システム情報の送信方式、例えば全てのシステム情報がスケジューリングにより送信され、即ち情報をスケジューリングすることにより送信されるのか、又は共通システム情報が固定リソース位置により送信されるのか、専用システム情報がスケジューリングにより送信されるのか、又は一部の専用システム情報が固定リソース位置により送信され、残りの部分の専用システム情報がスケジューリングにより送信されるのか、又は一部の共通システム情報が固定リソース位置に基づいて送信され、残りの部分の共通システム情報がスケジューリングにより送信されるのかなどを端末装置に知らせる必要があり、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0012】
又は、上記の第一の指示情報と該第二の指示情報が一つの指示情報であってもよく、二つの異なる指示情報であってもよく、第一の指示情報と第二の指示情報が同時に送信されてもよく、別々に送信されてもよく、第一の指示情報と第二の指示情報が同時にユニキャスト、ブロードキャスト又はマルチキャストで送信されてもよく、又は第一の指示情報がブロードキャストで送信され、第二の指示情報がマルチキャストで送信され、又は第一の指示情報がユニキャストで送信され、第二の指示情報がマルチキャストで送信されることなどがあり、本出願の実施例はこれに限定されず、繰り返し説明を回避するために、ここで例を一つずつ挙げない。
【0013】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第三の可能な実施形態では、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0014】
本出願の実施例では、第二の指示情報は具体的に専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であり、デフォルトの共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であり、デフォルトの専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であり、専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であり、専用システム情報の送信方式もスケジューリング送信方式であることを示すことができる。
【0015】
又は、第二の指示情報が具体的にどのように送信方式を示すかについては、ネットワークによって端末装置に設定してもよく、ネットワークプロトコルに従って規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0016】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第四の実施形態では、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含み、当然これらの情報に限定されず、他の情報を含むことができる。
【0017】
本出願の実施例では、端末装置が既に共通システム情報に占有された時間周波数リソースを取得している場合、システム情報は共通システム情報の送信周期及び/又は共通システム情報の変調符号化方式のみを含んでもよいこと、等々であり、例えば、従来のネットワークと互換性を持たせるために、従来のネットワーク状態において例えば共通システム情報の周期情報と時間周波数リソース情報を取得することができる場合、本出願の実施例におけるスケジューリング情報は変調符号化方式及び/又は共通システム情報の有効時間のみを含むことができ、当然、共通システム情報の周期情報、時間周波数リソース、変調符号化方式などを同時に含むこともできる。
【0018】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第五の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0019】
本出願の実施例では、端末装置が既に専用システム情報に占有された時間周波数リソースを取得している場合、システム情報は専用システム情報の送信周期及び/又は共通システム情報の変調符号化方式などのみを含んでもよいこと、等々であり、例えば、従来のネットワークと互換性を持たせるために、従来のネットワーク状態において、例えば専用システム情報の周期情報と時間周波数リソース情報を取得することができる場合、本出願の実施例におけるスケジューリング情報は変調符号化方式、専用システム情報の有効時間と該専用システム情報のモードの有効時間の少なくとも一つなどのみを含んでもよく、当然、専用システム情報の周期情報、時間周波数リソース、変調符号化方式などを同時に含んでもよい。
【0020】
上述したスケジューリング情報は共通システム情報のスケジューリング情報及び/又は専用システム情報のスケジューリング情報を含み、これらのスケジューリング情報は一つの新しいネットワークに基づくスケジューリング情報であってもよいし、従来のネットワークと互換性を持つスケジューリング情報であってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0021】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第六の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することは、該ネットワーク装置が共通システム情報によって該専用システム情報のスケジューリング情報を送信することを含む。
【0022】
本出願の実施例では、ネットワーク装置がどのように専用システム情報のスケジューリング情報を送信するかについて、専用システム情報のスケジューリング情報をブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませて送信することもでき、ネットワークプロトコルにおいて、ある共通システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよいし、ネットワークプロトコルにおいて、いくつかの共通システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0023】
又は、ネットワーク装置は共通システム情報のスケジューリング情報をブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、共通システム情報のスケジューリング情報を専用システム情報に含ませて送信することもでき、ネットワークプロトコルにおいて、ある専用システム情報に共通システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよいし、ネットワークプロトコルにおいて、いくつかの専用システム情報に共通システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0024】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第七の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することは、該ネットワーク装置が第三の指示情報を送信し、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられることを含む。
【0025】
本出願の実施例では、専用システム情報のスケジューリング情報は第三の指示情報によって示されてもよく、例えば、ある特殊なビットが専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられ、例えば該ビットが0である場合、該専用システム情報が第一のリソースブロックによって送信されることを示すことができ、該ビットが1である場合、専用システム情報が第二のリソースブロックによって送信されることを示すことができ、具体的には、第三の指示情報がどのように示すかはネットワークに従って設定されてもよいし、ネットワークプロトコルに従って規定されてもよく、第三の指示情報はマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストで送信されてもよく、当然、複数の専用システム情報のスケジューリング情報は一緒に送信されてもよいし、少なくとも二つの部分に分割して送信されてもよく、一部の第三指示情報をマルチキャストし、別の部分の第三の指示情報をブロードキャストすることなどであってもよい。
【0026】
又は、共通システム情報のスケジューリング情報が指示情報によって示されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されず、共通システム情報のスケジューリング情報の指示情報が第三の指示情報と一緒に送信されてもよいし、別々に送信されてもよく、送信がブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストであってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0027】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第八の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信することは、該端末装置がネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信し、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応することを含む。
【0028】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第九の実施形態では、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する前に、該ネットワーク装置は識別情報を送信し、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられ、ここで、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することは、該ネットワーク装置が該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信することを含む。
【0029】
本出願の実施例では、少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が一つ又は複数の専用システム情報に対応し、即ち二つの専用システム情報が一つのスケジューリング情報を共用することができ、一つの専用システム情報が一つのスケジューリング情報に対応することもでき、ネットワーク装置が端末装置へ少なくとも一つのスケジューリング情報を送信する場合、端末装置は少なくとも一つのスケジューリング情報を受信し、ネットワーク装置はこれらのスケジューリング情報に対応する専用システム情報を全て送信しない可能性があり、そのためネットワーク装置は識別情報を送信し、識別情報によって有効なスケジューリング情報を識別する必要があり、ネットワーク装置は有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信し、端末装置は有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を受信する。
【0030】
又は、ネットワーク装置は端末装置へ複数のスケジューリング情報を送信することもでき、複数のスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの共通システム情報に対応し、ネットワーク装置は端末装置へ複数のスケジューリング情報の識別情報を送信し、どの共通システム情報のスケジューリング情報が有効であるかを識別する必要があり、端末装置は対応する有効なスケジューリング情報で共通システム情報を受信し、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0031】
又は、該ネットワーク装置が少なくとも一つのスケジューリング情報を送信することはネットワーク装置が直接送信することであってもよく、ネットワーク装置が少なくとも一つのスケジューリング情報を送信することは、端末装置からのリクエストに基づいて送信することであってもよく、端末装置はネットワーク装置へリクエストメッセージを送信し、該リクエストメッセージが第一の専用システム情報をリクエストすることに用いられ、ネットワーク装置は該リクエストメッセージに基づいて第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することができるだけでなく、ネットワーク装置にサポートされる全て又は部分の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することもでき、当然、該送信はブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストであってもよい。
【0032】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十の実施形態では、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信する前に、該方法はさらに該ネットワーク装置が端末装置から送信された、第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを受信することを含み、ここで、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することは、該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することを含む。
【0033】
本出願の一つの実施例では、端末装置はネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信し、ネットワーク装置は該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することができ、全て又は部分の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することもでき、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0034】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十一の実施形態では、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することは、該ネットワーク装置が該専用システム情報の送信モードに応じて該専用システム情報を送信することを含み、該送信モードが一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを含む。
【0035】
本出願の実施例では、ネットワーク装置がどのように専用システム情報を送信するかは、ネットワーク装置の配置に応じて送信し、例えば専用システム情報を一回ブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストし、又は、専用システム情報を複数回ブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、該複数回のブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストが不等間隔の時間で行われてもよく、又は専用システム情報を周期的にブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストしてもよく、具体的には、一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードがスケジューリング情報によって示されてもよく、またネットワークによって設定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0036】
又は、各専用システム情報の送信モードは同じでも異なってもよく、例えば、第一の専用システム情報が複数回非周期的送信モードで送信されてもよく、第二の専用システム情報が周期的送信モードで送信されてもよいこと、又は特定の期間内で第一の専用システム情報が複数回非周期的送信モードを使用し、別の期間内で第一の専用システム情報が一回送信モードを使用することなどがあり、具体的な専用システム情報がどの送信モードを使用するかはネットワークの配置又はネットワークプロトコルによって規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0037】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十二の実施形態では、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することは、該ネットワーク装置が該システム情報のスケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信することを含む。
【0038】
本出願の実施例では、スケジューリング情報が一つ又は複数であってもよく、スケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストし、又は部分のスケジューリング情報をブロードキャストし、部分のスケジューリング情報をマルチキャストすることができることなどがある。
【0039】
第一の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第一の態様の第十三の実施形態では、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することは、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信することを含む。
【0040】
本出願の実施例では、システム情報が一つ又は複数であってもよく、システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストし、又は部分のシステム情報をブロードキャストし、部分のシステム情報をマルチキャストすることができることなどがある。具体的には、専用システム情報がマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストされてもよく、共通システム情報がマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストされてもよいこと、又は部分の専用システム情報がブロードキャストされ、部分の専用システム情報がユニキャストされること、又は部分共通システム情報がブロードキャストされ、部分の共通システム情報がマルチキャストされることなどがある。
【0041】
第二の態様による情報伝送方法は、端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信することと、該端末装置が該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信することとを含む。
【0042】
第二の態様の第一の可能な実施形態では、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該方法はさらに該端末装置が該ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信し、該第一の指示情報が該ネットワーク装置にサポートされる専用システム情報、及び/又は該ネットワーク装置にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられることを含む。
【0043】
選択可能に、端末装置がシステム情報を必要とする場合、該第一の指示情報に基づき、該ネットワーク装置が端末装置の必要なシステム情報をサポートするか否かを確定することができ、ネットワーク装置が端末装置の必要なシステム情報をサポートする場合、端末装置はネットワーク装置へリクエストメッセージを送信してそれ自体に必要なシステム情報をリクエストし、このようにして、端末装置がリクエストメッセージを盲目的に送信することを回避し、さらにシグナリングオーバーヘッドを低減し、リソース利用率を向上させることができる。
【0044】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第二の実施形態では、該端末装置が該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信する前に、該方法はさらに該端末装置がネットワーク装置から送信された第二の指示情報を受信し、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられることを含む。
【0045】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第三の実施形態では、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0046】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第四の実施形態では、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0047】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第五の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0048】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第六の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信することは、該端末装置が、該ネットワーク装置がシステム情報によって送信した該専用システム情報のスケジューリング情報を受信することを含む。
【0049】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第七の実施形態では、該システム情報は専用システム情報を含み、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信することは、該端末装置がネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信し、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられることを含む。
【0050】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第八の実施形態では、該システム情報が専用システム情報を含み、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信することは、該端末装置がネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信し、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応することを含む。
【0051】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第九の実施形態では、該端末装置が該ネットワーク装置から送信されたシステム情報を受信する前に、該方法はさらに該端末装置が該ネットワーク装置から送信された識別情報を受信し、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられることを含み、ここで、該端末装置が該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信することは、該端末装置が該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を受信することを含む。
【0052】
第二の態様の上記の可能な実施形態と組み合わせ、第二の態様の第十の実施形態では、該端末装置がネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該方法はさらに該端末装置が該ネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信することを含み、ここで、該端末装置がシステム情報のスケジューリング情報を受信することは、該端末装置が、該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて送信した該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を受信することを含む。
【0053】
又は、端末装置は第一の指示情報に基づき、ネットワーク装置が第一の専用システム情報をサポートするか否かを確定し、ネットワーク装置が該第一の専用システム情報をサポートする場合、端末装置はネットワーク装置へ該リクエストメッセージを送信し、端末装置が該第一の指示情報に基づき、ネットワーク装置が第一の専用システム情報をサポートしないことを確定した場合、該ネットワーク装置へリクエスト情報を送信しなくてもよい。
【0054】
第三の態様による情報伝送装置は、上記の第一の態様又は第一の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行することに用いられる。具体的には、該装置は上記の第一の態様又は第一の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行するためのユニットを備える。
【0055】
第四の態様による情報伝送装置は、上記の第二の態様又は第二の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行することに用いられる。具体的には、該装置は上記の第二の態様又は第二の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行するためのユニットを備える。
【0056】
第五の態様による情報伝送装置は、受信機、送信機、送信機、メモリ、プロセッサとバスシステムを備える。ここで、該受信機、該送信機、該メモリと該プロセッサは該バスシステムを介して接続され、該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶された命令を実行し、信号を受信するように受信機を制御し、信号を送信するように送信機を制御することに用いられ、そして該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する場合、該実行により該プロセッサは第一の態様又は第一の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行する。
【0057】
第六の態様による情報伝送装置は、受信機、送信機、送信機、メモリ、プロセッサとバスシステムを備える。ここで、該受信機、該送信機、該メモリと該プロセッサは該バスシステムを介して接続され、該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶された命令を実行し、信号を受信するように受信機を制御し、信号を送信するように送信機を制御することに用いられ、そして該プロセッサが該メモリに記憶された命令を実行する場合、該実行により該プロセッサは第二の態様又は第二の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行する。
【0058】
第七の態様による情報を伝送するためのシステムは、第五の態様に記載される装置と少なくとも一つの第六の態様に記載される装置を備える。
【0059】
第八の態様によるコンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムに第一の態様又は第一の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行するための命令が含まれる。
【0060】
第九の態様によるコンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムに第二の態様又は第二の態様のいずれかの可能な実施形態における方法を実行するための命令が含まれる。
【発明を実施するための形態】
【0062】
本出願の実施例の技術的解決策をより明確に説明するために、以下に実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明し、明らかに、以下に記載される図面が本出願のくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0063】
以下に本出願の実施例の図面を組み合わせながら、本出願の実施例における技術的解決策を明確で、全面的に説明し、明らかに、説明される実施例は本出願の一部の実施例だけであり、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要せずに得た他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
【0064】
理解すべきものとして、本出願の実施例の技術的解決策は、様々な通信システム、例えばグローバルモバイル通信(Global System for Mobile Communication:「GSM」略称)システム、符号分割多元アクセス(Code Division Multiple Access:「CDMA」と略称)システム、帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access:「WCDMA」と略称)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:「GPRS」と略称)、長期進化型(Long Term Evolution:「LTE」と略称)システム、LTE周波数分割複信システム(Frequency Division Duplex:「FDD」と略称)、LTE時分割複信(Time Division Duplex System:「TDD」と略称)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System:「UMTS」と略称)又はグローバル相互接続マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access:「WiMAX」と略称)通信システム、及び将来の可能な通信システムなどに応用されてもよい。
【0065】
また、理解すべきものとして、本出願の実施例では、端末装置はユーザ機器(User Equipment:「UE」と略称)、端末デバイス、移動局(Mobile Station:「MS」と略称)、移動端末(Mobile Terminal)又は将来の5Gネットワークにおける端末装置などと呼ばれてもよく、該端末装置は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:「RAN」と略称)を介して一つ又は複数のコアネットワークと通信を行うことができ、例えば、端末は携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ばれる)又は移動端末を有しているコンピュータなどであってもよく、例えば、端末はさらにポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵又は車載の移動装置であってもよく、それらは無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する。
【0066】
本出願の実施例におけるネットワーク装置は端末装置と通信するための装置であっても良く、該ネットワーク装置はGSM又はCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station:「BTS」と略称)であってもよいし、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB:「NB」と略称)であってもよいし、LTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional Node B:「eNB又はeNodeB」と略称)であってもよいし、クラウドワイヤレスアクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network:「CRAN」略称)シーンにおける無線コントローラであってもよく、又は該ネットワーク装置は中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置又は将来の進化したPLMNネットワークにおけるネットワーク装置などであってもよい。
【0067】
本出願の実施例におけるシステム情報はサービングセルの関連情報を取得することに用いられてもよく、本出願の実施例に記載されるシステム情報は複数の情報ブロック(SIB:System Information Block)の情報を含むことができ、例えば、少なくともSIB1、SIB2、SIB3、SIB4、SIB5、SIB6、SIB7、SIB8情報ブロックの情報を含むことができる。
【0068】
ここで、SIB1が主にセル選択及び滞在関連情報及び他のシステム情報ブロックのスケジューリング情報を含み、SIB2が主にアクセス制限情報、共通チャネルパラメータ、マルチキャスト単一周波数ネットワーク(Multicast Broadcast Single Frequency Network:「MBSFN」と略称)サブフレームのスケジューリング情報を含み、SIB3が主にセル再選択関連情報を含み、SIB4が主に同周波数セル再選択情報を含み、SIB5が主に周波数間セル再選択情報を含み、SIB6が主に異システムセル再選択情報(UMTS無線アクセスネットワーク(TMTS Radio Access Network:「UTRAN」と略称))を含み、SIB7が主に異システムセル再選択情報(GSM/EDGE無線アクセスネットワーク GSM/Enhanced Data Rate for GSM Evolution(EDGE):「GERAN」と略称)を含み、SIB8が主に異システムセル再選択情報(CDMA2000)を含む。
【0069】
図1は本出願の実施例による情報伝送方法100の概略フローチャートである。
図1に情報伝送方法のステップ又は操作が示されるが、これらのステップ又は操作が例だけであり、本出願の実施例は他の操作又は
図1の各操作の変形を実行することができ、該方法100はS110とS120を含む。
【0070】
S110において、ネットワーク装置はシステム情報のスケジューリング情報を送信する。
【0071】
S120において、該ネットワーク装置は該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する。
【0072】
図2は本出願の実施例による情報伝送方法200の概略フローチャートである。
図2に情報伝送方法のステップ又は操作が示されるが、これらのステップ又は操作が例だけであり、本出願の実施例は他の操作又は
図2の各操作の変形を実行することができ、該方法200はS210とS220を含む。
【0073】
S210において、端末装置はネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する。
【0074】
S220において、該端末装置は該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信する。
【0075】
選択可能に、ネットワーク装置はスケジューリング情報を送信し、端末装置はスケジューリング情報を受信し、その後ネットワーク装置はスケジューリング情報に基づいてシステム情報を送信し、端末装置はスケジューリング情報に基づいてシステム情報を受信し、このようにして、ネットワーク装置が周期的に送信することを回避し、シグナリングオーバーヘッドを低減でき、リソース利用率を向上ことができる。
【0076】
又は、システム情報を分類することができ、システム情報を専用システム情報と共通システム情報に分類することができる。共通システム情報は端末装置が共通に必要とする必要なシステム情報であってもよく、例えばLTEネットワークにおいて滞在及びアクセスのための最も基本的なシステム情報、MIB、SIB1とSIB2などを含む。該専用システム情報はある端末装置の必要なシステム情報であってもよいし、あるタイプの端末装置の必要なシステム情報であってもよいし、ある特定サービスに必要なシステム情報であってもよく、例えばLTEネットワークにおいて、D2Dサービスに関連するシステム情報SIB18及びSIB19などを含み、例えば携帯電話、PCとモノのインターネットの専用システム情報が異なってもよく、データサービスと電話サービスの専用システム情報が異なってもよい。当然、専用システム情報は一つ、一つのタイプ又は一つのグループのシステム情報であってもよく、本出願の実施例では専用システム情報の分類が限定されない。
【0077】
したがって、上記実施例における専用システム情報は一つの端末装置の専用システム情報であってもよいし、特定タイプの端末装置の専用システム情報であってもよいし、特定サービスタイプの専用システム情報であってもよい。
【0078】
一つの選択可能な実施例として、S110の前に、該方法100はさらに該ネットワーク装置が第一の指示情報を送信し、該第一の指示情報が該ネットワーク装置にサポートされる専用システム情報、及び/又は該ネットワーク装置にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられることを含む。S210の前に、該端末装置は該ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信する。
【0079】
本出願の実施例では、端末装置がシステム情報を必要とする時に、ネットワーク装置がどのシステム情報タイプをサポートしているかを知らず、したがって、ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信する前に第一の指示情報を送信してネットワーク装置にサポートされるタイプを示す必要があり、該送信がユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストの方式であってもよく、このようにして、端末装置はネットワーク装置にサポートされるシステム情報を取得し、さらにネットワーク装置にサポートされるシステム情報のスケジューリング情報に基づいてシステム情報を受信することができる。
【0080】
一つの選択可能な実施例として、S110の前に、該方法100はさらに該ネットワーク装置が第二の指示情報を送信し、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられることを含む。S210の前に、該方法200はさらに該端末装置がネットワーク装置から送信された第二の指示情報を受信することを含む。
【0081】
本出願の実施例では、ネットワーク装置はシステム情報の送信方式、例えば全てのシステム情報がスケジューリングにより送信され、即ち情報をスケジューリングすることにより送信されること、又は共通システム情報が固定リソース位置により送信され、専用システム情報がスケジューリングにより送信されること、又は部分の専用システム情報が固定リソース位置により送信され、残りの部分の専用システム情報がスケジューリングにより送信されること、又は部分の共通システム情報が固定リソース位置に基づいて送信され、残りの部分の共通システム情報がスケジューリングにより送信されることなどを端末装置に知らせる必要があり、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0082】
又は、ネットワーク装置は端末装置へ第一の指示情報と第二の指示情報を同時に送信することができ、ネットワーク装置は端末装置へ第一の指示情報と第二の指示情報を別々に送信することもでき、具体的には、第一の指示情報と第二の指示情報が端末装置にブロードキャストで送信されてもよいし、第一の指示情報と第二の指示情報が端末装置にマルチキャストで送信されてもよく、当然、該第一の指示情報と第二の指示情報が従来の一つの共通システム情報に含まれてマルチキャスト又はブロードキャストで送信されてもよく、該第一の指示情報と第二の指示情報が従来の二つの異なる共通システム情報に含まれて端末装置へマルチキャスト又はブロードキャストで送信されてもよく、具体的にどの送信方式を使用するかはネットワーク装置によって設定されてもよいし、第一の指示情報と第二の指示情報がどのモードで送信されるかはネットワークプロトコルによって規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定さない。
【0083】
理解すべきものとして、ネットワーク装置は第一の指示情報によってネットワーク装置にサポートされるシステム情報のタイプを示し、第二の指示情報によってシステム情報の送信方式を示すことができるが、ネットワーク装置から送信されたシステム情報が第一の指示情報と第二の指示情報に示されるシステム情報と一致してもよいし、一致しなくてもよく、例えば、第一の指示情報が、ネットワーク装置が5種類の専用システム情報、4種類の共通システム情報をサポートすることを示し、ネットワーク装置が2種類の専用システム情報のスケジューリング情報、3種類の共通システム情報のスケジューリング情報のみを送信することができ、また例えば、第二の指示情報が3種類の専用システム情報がスケジューリングにより送信され、ネットワーク装置が1種類又は2種類の専用システム情報のスケジューリング情報のみを送信することができることなどがあり、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0084】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0085】
具体的には、第二の指示情報は具体的に専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であり、デフォルトの共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であり、デフォルトの専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式が固定リソース位置に基づく送信方式であり、専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことができ、又は第二の指示情報は具体的に共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であり、専用システム情報の送信方式もスケジューリング送信方式であることを示すことができる。
【0086】
又は、具体的に第二の指示情報がどのように送信方式を示すかは、ネットワークによって端末装置に設定してもよく、ネットワークプロトコルに従って規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0087】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0088】
本出願の実施例では、端末装置が既に共通システム情報に占有された時間周波数リソースを取得している場合、システム情報は共通システム情報の送信周期及び/又は共通システム情報の変調符号化方式などのみを含んでもよいこと、等々であり、例えば、従来のネットワークと互換性を持たせるために、従来のネットワーク状態において例えば共通システム情報の周期情報と時間周波数リソース情報を取得することができる場合、本出願の実施例におけるスケジューリング情報は変調符号化方式及び/又は共通システム情報の送信周期の有効時間のみを含んでもよく、当然、共通システム情報の周期情報、時間周波数リソース、変調符号化方式などを同時に含むこともできる。
【0089】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0090】
本出願の実施例では、端末装置が既に専用システム情報に占有された時間周波数リソースを取得している場合、システム情報は専用システム情報の送信周期及び/又は共通システム情報の変調符号化方式などのみを含んでもよいこと、等々であり、例えば、従来のネットワークと互換性を持たせるために、従来のネットワーク状態において例えば専用システム情報の周期情報と時間周波数リソース情報を取得することができる場合、本出願の実施例におけるスケジューリング情報は変調符号化方式、専用システム情報の有効時間と該専用システム情報のモードの有効時間の少なくとも一つなどのみを含んでもよく、当然、専用システム情報の周期情報、時間周波数リソース、変調符号化方式などを同時に含んでもよい。
【0091】
理解すべきものとして、スケジューリング情報は共通システム情報のスケジューリング情報及び/又は専用システム情報のスケジューリング情報を含み、これらのスケジューリング情報は一つの新しいネットワークに基づくスケジューリング情報であってもよいし、従来のネットワークと互換性を持つスケジューリング情報であってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0092】
具体的には、スケジューリング情報は時間周波数リソース、空間領域リソース、周期情報とモード情報などを含むことができるだけでなく、周期の有効時間、モードの有効時間を含むこともでき、ネットワーク装置がシステム情報を周期的に送信する必要がある場合、該周期の有効時間を確定する必要があり、例えば、10msごとにシステム情報を送信し、該10ms周期の有効時間が30sであり、30sを超えるとシステム情報を送信しなくなり、ネットワーク装置がモードに従って送信する必要がある場合、該モードの有効時間を確定する必要があり、例えば、それぞれ30ms、40ms、60msの間隔でシステム情報を送信し、該モードの有効時間が50sであり、50sを超えるとシステム情報を送信しなくなる。有効時間によりシステム情報の送信を停止することにより、無期限に送信されるリソースの無駄を回避し、システム情報の送信効率をさらに向上させることができる。
【0093】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報が専用システム情報を含み、S110は、該ネットワーク装置が共通システム情報によって該専用システム情報のスケジューリング情報を送信することを含む。S210は該端末装置が、該ネットワーク装置がシステム情報によって送信した該専用システム情報のスケジューリング情報を受信することを含む。
【0094】
具体的には、ネットワーク装置がどのように専用システム情報のスケジューリング情報を送信するかについて、専用システム情報のスケジューリング情報をブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませて送信することもでき、ネットワークプロトコルにおいて、ある共通システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよいし、ネットワークプロトコルにおいていくつかの共通システム情報に専用システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されず、例えばネットワーク装置は三つのスケジューリング情報を送信する必要がある時に、三つのスケジューリング情報を一つの共通システム情報に含ませて送信することができ、三つのスケジューリング情報を二つの共用システム情報に含ませて送信することもでき、三つのスケジューリング情報を三つの共通システム情報に含ませて送信することもでき、具体的にどのシステム情報に含ませるかはネットワークプロトコルに従って規定されてもよい。
【0095】
選択可能に、ネットワーク装置は共通システム情報のスケジューリング情報をブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、共通システム情報のスケジューリング情報を専用システム情報に含ませて送信することもでき、プロトコルにおいて、ある専用システム情報に共通システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよいし、プロトコルにおいて、いくつかの専用システム情報に共通システム情報のスケジューリング情報を含ませるように規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0096】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、S110は該ネットワーク装置が第三の指示情報を送信し、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられることを含む。S210は該端末装置がネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信することを含む。
【0097】
具体的には、専用システム情報のスケジューリング情報は第三の指示情報によって示されてもよく、例えば、ある特殊なビットが専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられ、例えば該ビットが0である場合、該専用システム情報が第一のリソースブロックによって送信されることを示すことができ、該ビットが1である場合、専用システム情報が第二のリソースブロックによって送信されることを示すことができ、具体的には、第三の指示情報がどのように専用システム情報を示すかはネットワークに従って設定され、ネットワークプロトコルに従って規定されてもよく、第三の指示情報はマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストで送信されてもよく、当然、複数の専用システム情報のスケジューリング情報は一緒に送信されてもよいし、少なくとも二つの部分に分割して送信されてもよく、一部の第三指示情報をマルチキャストし、別の部分の第三の指示情報をブロードキャストすることなどであってもよい。
【0098】
理解すべきものとして、該第三の指示情報は上記の第一の指示情報及び/又は第二の指示情報と同一の指示情報であってもよいし、異なる指示情報であってもよく、第一の指示情報、第二の指示情報と第三の指示情報は、別々に送信されてもよいし、一緒に送信されてもよく、又は三つの指示情報のうちの二つが一緒に送信されてもよいことがあり、本出願の実施例はこれに限定されず、さらに、第三の指示情報はブロードキャスト、マルチキャスト又はユニキャストで送信されてもよく、当然この三つの指示情報は共通システム情報に含まれてもよいし、専用システム情報に含まれてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0099】
又は、共通システム情報のスケジューリング情報は別の指示情報によって示されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されず、共通システム情報のスケジューリング情報の指示情報は第三の指示情報と一緒に送信されてもよいし、別々に送信されてもよく、送信がブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストであってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0100】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報が専用システム情報を含み、S110は該ネットワーク装置が少なくとも一つのスケジューリング情報を送信し、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応することを含み、S210は該端末装置がネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信することを含む。
【0101】
一つの選択可能な実施例として、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する前に、該方法100はさらに該ネットワーク装置が識別情報を送信し、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられることを含み、ここで、S120は該ネットワーク装置が該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信することを含む。該端末装置が該ネットワーク装置から送信されたシステム情報を受信する前に、S210は、該端末装置がネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信することと、該端末装置が該ネットワーク装置から送信された識別情報を受信し、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられることとを含み、ここで、S220は、該端末装置が該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を受信することを含む。
【0102】
理解すべきものとして、該少なくとも一つのスケジューリング情報は識別情報と一緒に送信されてもよいし、別々に送信されてもよく、少なくとも一つのスケジューリング情報がブロードキャストで送信され、識別情報がマルチキャストで送信されることなどであってもよく、識別情報が有効なスケジューリング情報のみを示してもよいし、識別情報と少なくとも一つのスケジューリング情報との対応関係を示してもよく、例えば、該対応関係が識別情報と少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報と無効なスケジューリング情報との対応関係であってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0103】
具体的には、少なくとも二つの専用スケジューリング情報における各スケジューリング情報が一つ又は複数の専用システム情報に対応し、即ち二つの専用システム情報が一つのスケジューリング情報を共用することができ、ネットワーク装置が端末装置へ少なくとも一つのスケジューリング情報を送信する場合、端末装置は少なくとも一つのスケジューリング情報を受信し、ネットワーク装置はこれらのスケジューリング情報に対応する専用システム情報を全て送信しない可能性があり、そのためネットワーク装置は識別情報を送信し、識別情報によって有効なスケジューリング情報を識別する必要があり、ネットワーク装置は有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信し、端末装置は有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を受信する。
【0104】
例えば、ネットワーク装置は端末装置へ一つのグループの識別情報を送信して専用システム情報の有効なスケジューリング情報を識別することができ、理解を容易にするために、例えば、
図3に示すように、8つのビットを使用して8つの特定のスケジューリング情報を識別することができ、例えば、ネットワーク装置がこの8つのビットを送信する場合、端末装置は受信する時に該1番目、2番目、4番目、7番目、8番目のスケジューリング情報を有効なスケジューリング情報として得ることができ、即ちこれらの有効なスケジューリング情報に対応するリソースで対応する専用システム情報を受信する。
【0105】
又は、ネットワーク装置は端末装置へ複数のスケジューリング情報を送信することができ、複数のスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの共通システム情報に対応し、ネットワーク装置は端末装置へ複数のスケジューリング情報の識別情報を送信し、どのスケジューリング情報が有効であるかを識別する必要があり、端末装置は対応する有効なスケジューリング情報で共通システム情報を受信し、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0106】
又は、該ネットワーク装置が少なくとも一つのスケジューリング情報を送信することはネットワーク装置が直接送信することであってもよく、ネットワーク装置が少なくとも一つのスケジューリング情報を送信することは端末装置からのリクエストに基づいて送信することであってもよく、端末装置はネットワーク装置へリクエストメッセージを送信し、該リクエストメッセージが第一の専用システム情報をリクエストすることに用いられ、ネットワーク装置は該リクエストメッセージに基づいて第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することができるだけでなく、ネットワーク装置にサポートされる全て又は部分の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することもでき、このようにして、第一の端末装置は一回のリクエストにより複数の専用システム情報のスケジューリング情報をリクエストすることができ、端末装置は他の専用システム情報を必要とする時に、必要な専用システム情報のリソース位置で直接受信することができ、このようにして、シグナリングオーバーヘッドをさらに節約し、リソース利用率を向上させる。
【0107】
一つの選択可能な実施例として、S210の前に、該方法はさらに該端末装置が該ネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信することを含み、ここで、S220は、該端末装置が、該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて送信した該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を受信することを含む。S110の前に、該方法はさらに該ネットワーク装置が端末装置から送信されたリクエストメッセージを受信し、該リクエストメッセージが第一の専用システム情報をリクエストすることに用いられることを含み、ここで、S110は、該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することを含む。
【0108】
具体的には、端末装置はネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信し、ネットワーク装置は該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することができ、全て又は部分の専用システム情報のスケジューリング情報を送信することもでき、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0109】
より具体的には、端末装置が第一の専用システム情報を必要とする場合、ネットワーク装置へリクエストメッセージを送信して第一の専用システム情報をリクエストし、ネットワーク装置が該リクエストメッセージを受信した場合、第一の端末装置へ第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信し、端末装置は該スケジューリング情報を受信し、ネットワーク装置は該スケジューリング情報に基づいて第一の専用システム情報を送信し、端末装置は該スケジューリング情報に基づいて第一の専用システム情報を受信し、このようにして、ネットワーク装置は端末装置のリクエストに応じて第一の専用システム情報を送信し、これによりネットワーク装置が全てのシステム情報を周期的にブロードキャストすることを回避し、さらに、シグナリングオーバーヘッドをさらに節約し、リソース利用率を向上させる。
【0110】
又は、端末装置は第一の指示情報に基づいてネットワーク装置が第一の専用システム情報をサポートするか否かを確定し、ネットワーク装置が該第一の専用システム情報をサポートする場合、端末装置はネットワーク装置へ該リクエストメッセージを送信し、端末装置が該第一の指示情報に基づいてネットワーク装置が第一専用システム情報をサポートしない場合、該ネットワーク装置へリクエスト情報を送信しなくてもよい。
【0111】
理解すべきものとして、本発明の実施例では、端末装置がリクエストメッセージによってスケジューリング情報をリクエストすることは一つの好ましい実施例だけであり、実際の応用中において、ネットワーク装置はスケジューリング情報を直接送信することができ、ネットワーク装置はスケジューリング情報の履歴送信時間又は送信方式に基づき、現在の送信されているスケジューリング情報を確定することができ、又はネットワーク装置は確率データに基づいてシステム情報のスケジューリング情報を送信することなどがあり、例えば、毎日の19:00にニュース放送が行われる場合、ネットワーク装置は毎日の19:00にニュース放送データに関するシステム情報のスケジューリング情報などを送信することができ、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0112】
一つの選択可能な実施例として、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することは、該ネットワーク装置が該専用システム情報の送信モードに応じて該専用システム情報を送信することを含み、該送信モードが一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを含む。
【0113】
選択可能に、一つの専用システム情報に対して、該専用システム情報のスケジューリング情報は一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを示すことができ、当然、ネットワーク装置は該一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを確定することもでき、スケジューリング情報によって送信モードを示す必要がなく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0114】
本出願の実施例では、ネットワーク装置がどのように専用システム情報を送信するかは、ネットワーク装置の配置に応じて送信し、例えば専用システム情報を一回ブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストし、又は、専用システム情報を複数回ブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストすることができ、該複数回のブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストが不等間隔の時間で行われてもよく、又は専用システム情報を周期的にブロードキャスト、ユニキャスト又はマルチキャストする。
【0115】
又は、各専用システム情報の送信モードは同じでも異なってもよく、例えば、第一の専用システム情報が複数回非周期的送信モードで送信されてもよく、第二の専用システム情報が周期的送信モードで送信されてもよいこと、又は特定の期間内で第一の専用システム情報が複数回非周期的送信モードを使用し、別の期間内で第一の専用システム情報が一回送信モードを使用することなどがあり、具体的な専用システム情報がどの送信モードを使用するかはネットワークの配置又はネットワークプロトコルによって規定されてもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0116】
例えば、一回送信モードは専用システム情報を一回送信することであってもよく、複数回非周期的送信モードは専用システム情報を複数回送信することであってもよく、周期的送信モードは専用システム情報を周期的に送信することであってもよい。専用システム情報を複数回送信することは特定の時間間隔で送信すること、例えば、それぞれ30ms、40ms、60msの間隔で専用システム情報を送信することであってもよく、専用システム情報を周期的に送信することはネットワークプロトコルの規定に従って20msごとに専用システム情報を送信することなどであってもよく、具体的には、これらの送信モードはネットワークプロトコルに従って規定されてもよく、又はネットワークによって端末装置に設定してもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。さらに、専用システム情報の送信モードはスケジューリング情報に基づいて確定されてもよく、例えばスケジューリング情報に基づき、複数回非周期的送信モードがそれぞれ30ms、40ms、60msの間隔で専用システム情報を送信することであることを確定し、即ち専用システム情報の送信モードはスケジューリングメッセージに含まれてもよく、又はスケジューリング情報におけるある特殊なビットが専用システム情報の送信モードを示すことができる。
【0117】
一つの選択可能な実施例として、端末装置がネットワーク装置のサービス範囲内にある場合、ネットワーク装置はスケジューリング情報を返信した後、専用システム情報を一回ブロードキャスト又はマルチキャストし、該端末装置が受信できることを保証することができ、他の端末装置が続々と該ネットワーク装置にアタッチする場合、一回の送信により、これらの後続にアタッチする端末装置が該専用システム情報を受信できることを保証することができなく、したがって、該専用システム情報を複数回又は周期的に送信する必要があり、複数回又は周期的に送信する場合、後続にアタッチする端末装置が該専用システム情報のスケジューリング情報を知らないため、ネットワーク装置は、後続のアタッチする端末装置が該専用システム情報を正確に受信することを保証するために、該専用システム情報のスケジューリング情報を再度送信する必要があり、さらにデータ伝送の安定性を向上させることができる。
【0118】
一つの選択可能な実施例として、該ネットワーク装置がシステム情報のスケジューリング情報を送信することは、該ネットワーク装置が該システム情報のスケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信することを含む。
【0119】
具体的には、スケジューリング情報が一つ又は複数であってもよく、スケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストし、又は部分のスケジューリング情報をブロードキャストし、部分のスケジューリング情報をマルチキャストすることができることなどがある。
【0120】
一つの選択可能な実施例として、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信することは、該ネットワーク装置が該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストすることを含む。
【0121】
具体的には、システム情報が一つ又は複数であってもよく、システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストし、又は部分のシステム情報をブロードキャストし、部分のシステム情報をマルチキャストすることができることなどがある。具体的には、専用システム情報がマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストされてもよく、共通システム情報がマルチキャスト、ユニキャスト又はブロードキャストされてもよいこと、又は部分の専用システム情報がブロードキャストされ、部分の専用システム情報がユニキャストされてもよいこと、又は部分の共通システム情報がブロードキャストされ、部分の共通システム情報がマルチキャストされることなどがあり、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0122】
一つの例として、ネットワーク装置にサービスされるセルには、A、B、C、DとEという5つの端末装置があり、ここでA、BとCが第一のタイプの端末装置に属し、DとEが第二のタイプの端末装置に属し、ネットワーク装置は第一の専用システム情報をA、BとCにマルチキャストし、第二の専用システム情報をDとEにマルチキャストし、又は第一の専用システム情報をA、B、C、DとEにブロードキャストすることができ、本出願の実施例はこれに限定されなく、又は第一の専用システム情報をA、BとCにユニキャストし、第二の専用システム情報をDとEにマルチキャストすることができることなどがあり、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0123】
理解すべきものとして、本出願の実施例におけるシステム情報はスケジューリング情報と1対1に対応しなくてもよく、例えば、2つのシステム情報は一つのスケジューリング情報を共用することができ、具体的には、専用システム情報は専用システム情報のスケジューリング情報と1対1に対応しなくてもよく、例えば二つの専用システム情報は一つのスケジューリング情報を共用し、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0124】
図4は本出願の実施例による情報伝送装置300の概略図であり、例えば該装置300はネットワーク装置であってもよく、装置300は第一の送信モジュール310と第二の送信モジュール320を備える。
【0125】
第一の送信モジュール310はシステム情報のスケジューリング情報を送信するように構成される。
【0126】
第二の送信モジュール320は該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信するように構成される。
【0127】
理解すべきものとして、第一の送信モジュール310及び第二の送信モジュール320は機能的な分割だけであり、第一の送信モジュール310と第二の送信モジュール320は同一の送信モジュールであってもよいし、異なる送信モジュールであってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0128】
一つの選択可能な実施例として、該第一の送信モジュール310はさらに該システム情報のスケジューリング情報を送信する前に、第一の指示情報を送信するように構成され、該第一の指示情報が該装置300にサポートされる専用システム情報、及び/又は該装置300にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられる。
【0129】
一つの選択可能な実施例として、該第一の送信モジュール310はさらに該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する前に、システム情報の送信方式を示すための第二の指示情報を送信するように構成される。
【0130】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0131】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0132】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0133】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の送信モジュール310は具体的に共通システム情報によって該専用システム情報のスケジューリング情報を送信するように構成される。
【0134】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の送信モジュール310は具体的に該専用システム情報のスケジューリング情報を示すための第三の指示情報を送信するように構成される。
【0135】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の送信モジュール310は具体的に少なくとも一つのスケジューリング情報を送信するように構成され、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応する。
【0136】
一つの選択可能な実施例として、該第一の送信モジュール310はさらに該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する前に識別情報を送信し、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられる。該第二の送信モジュール320は具体的に該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信するように構成される。
【0137】
一つの選択可能な実施例として、該装置300はさらに該システム情報のスケジューリング情報を送信する前に、端末装置から送信された、第一の専用システム情報をリクエストするリクエストメッセージを受信するように構成される受信モジュールを備え、該第一の送信モジュール310は具体的に該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信するように構成される。
【0138】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第二の送信モジュール320は具体的に該専用システム情報の送信モードに応じて該専用システム情報を送信するように構成され、該送信モードが一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを含む。
【0139】
一つの選択可能な実施例として、該第一の送信モジュール310は具体的に該システム情報のスケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信するように構成される。
【0140】
一つの選択可能な実施例として、該第二の送信モジュール320は具体的に該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信するように構成される。
【0141】
理解すべきものとして、ここでの装置300は機能モジュールの形態で具現化される。ここでの用語「モジュール」は特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、電子回路、一つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するためのプロセッサ(例えば共有プロセッサ、プロプライエタリプロセッサ又はグループプロセッサなど)とメモリ、組み合わせ論理回路及び/又は説明される機能をサポートする他の適切な部材であってもよい。一つの選択可能な例では、当業者は、装置300が具体的に上記実施例におけるネットワーク装置であってもよく、装置300が上記方法の実施例における、ネットワーク装置に対応する各プロセス及び/又はステップを実行することに用いられてもよく、繰り返しを回避するために、ここで説明を省略する。
【0142】
図5は本出願の実施例による情報伝送装置400の概略図であり、例えば該装置400は端末装置であってもよく、装置400は第一の受信モジュール410と第二の受信モジュール420を備える。
【0143】
第一の受信モジュール410はネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信するように構成される。
【0144】
第二の受信モジュール420は、該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信するように構成される。
【0145】
理解すべきものとして、第一の受信モジュール410及び第二の受信モジュール420は機能的な分割だけであり、第一の受信モジュール410と第二の受信モジュール420は同一の受信モジュールであってもよいし、異なる受信モジュールであってもよく、本出願の実施例はこれに限定されない。
【0146】
一つの選択可能な実施例として、該第一の受信モジュール410はさらに該ネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信するように構成され、該第一の指示情報が該ネットワーク装置にサポートされる専用システム情報、及び/又は該ネットワーク装置にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられる。
【0147】
一つの選択可能な実施例として、該第一の受信モジュール410は具体的に該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信する前に、ネットワーク装置から送信された第二の指示情報を受信するように構成され、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられる。
【0148】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0149】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0150】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0151】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の受信モジュール410は具体的にネットワーク装置がシステム情報によって送信した該専用システム情報のスケジューリング情報を受信するように構成される。
【0152】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の受信モジュール410は具体的にネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信するように構成され、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられる。
【0153】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該第一の受信モジュール410は具体的にネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信するように構成され、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応する。
【0154】
一つの選択可能な実施例として、該第一の受信モジュール410は具体的に該ネットワーク装置から送信されたシステム情報を受信する前に、該ネットワーク装置から送信された識別情報を受信するように構成され、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられ、該第二の受信モジュール420は具体的に該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を受信するように構成される。
【0155】
一つの選択可能な実施例として、該装置400はさらに該ネットワーク装置から送信された該システム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該ネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信するように構成される送信モジュールを備え、該第一の受信モジュール410は具体的に、該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて送信した該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を受信するように構成される。
【0156】
理解すべきものとして、ここでの装置400は機能モジュールの形態で具現化される。ここでの用語「モジュール」はASIC、電子回路、一つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するためのプロセッサ(例えば共有プロセッサ、プロプライエタリプロセッサ又はグループプロセッサなど)とメモリ、組み合わせ論理回路及び/又は説明される機能をサポートする他の適切な部材であってもよい。一つの選択可能な例では、当業者は、装置400が具体的に上記実施例における端末装置であってもよく、装置400が上記方法の実施例における、端末装置に対応する各プロセス及び/又はステップを実行することに用いられてもよいことを理解でき、繰り返しを回避するために、ここで説明を省略する。
【0157】
図6は本出願の実施例による情報を伝送するためのシステム500の概略構造ブロック図である。該通信システム500は装置300と装置400を備え、選択可能に、該装置400は一つ又は複数であってもよい。
【0158】
図7は本発明の実施例によるデータを伝送するための装置600の概略図である。例えば、該装置600はネットワーク装置であってもよく、該装置600は受信機610、プロセッサ620、送信機630、メモリ640とバスシステム650を備える。ここで、受信機610、プロセッサ620、送信機630とメモリ640がバスシステム650を介して接続され、該メモリ640が命令を記憶することに用いられ、該プロセッサ620が該メモリ640に記憶された命令を実行し、信号を受信するように該受信機610を制御し、命令を送信するように該送信機630を制御することに用いられる。
【0159】
ここで、送信機630はシステム情報のスケジューリング情報を送信するように構成され、該送信機630はさらに該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信するように構成される。
【0160】
一つの選択可能な実施例として、該送信機630はさらに該システム情報のスケジューリング情報を送信する前に、第一の指示情報を送信するように構成され、該第一の指示情報が該装置600にサポートされる専用システム情報、及び/又は該装置600にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられる。
【0161】
一つの選択可能な実施例として、該送信機630はさらに該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をスケジューリングする前に、第二の指示情報を送信するように構成され、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられる。
【0162】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0163】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0164】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報が専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報が該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0165】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該送信機630は具体的に共通システム情報によって該専用システム情報のスケジューリング情報を送信するように構成される。
【0166】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該送信機630は具体的に第三の指示情報を送信するように構成され、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられる。
【0167】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該送信機630は具体的に少なくとも一つのスケジューリング情報を送信するように構成され、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応する。
【0168】
一つの選択可能な実施例として、該送信機630はさらに該スケジューリング情報に基づいて該システム情報を送信する前に識別情報を送信するように構成され、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられ、該送信機630は具体的に該有効なスケジューリング情報に基づいて該有効なスケジューリング情報に対応する専用システム情報を送信するように構成される。
【0169】
一つの選択可能な実施例として、該受信機610は該システム情報のスケジューリング情報を送信する前に、端末装置から送信された、第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを受信するように構成され、該送信機630は具体的に該リクエストメッセージに基づいて該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を送信するように構成される。
【0170】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該送信機630は具体的に該専用システム情報の送信モードに応じて該専用システム情報を送信するように構成され、該送信モードが一回送信モード、複数回非周期的送信モード又は周期的送信モードを含む。
【0171】
一つの選択可能な実施例として、該送信機630は具体的に該システム情報のスケジューリング情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストで送信するように構成される。
【0172】
一つの選択可能な実施例として、該送信機630は具体的に該スケジューリング情報に基づいて該システム情報をユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストするように構成される。
【0173】
理解すべきものとして、装置600は具体的に上記実施例におけるネットワーク装置であってもよく、そして上記方法の実施例におけるネットワーク装置に対応する各プロセス及び/又はプロセスを実行することに用いられてもよい。選択可能に、該メモリ640は読み取り専用メモリとランダムアクセスメモリを含み、プロセッサへ命令とデータを提供することができる。メモリの一部はさらに不揮発性ランダムアクセスメモリを含むことができる。例えば、メモリはさらに装置タイプの情報を記憶することができる。該プロセッサ620はメモリに記憶された命令を実行することに用いられてもよく、そして該プロセッサが該命令を実行する場合、該プロセッサは上記方法の実施例における第一のプライマリネットワーク装置に対応する各ステップを実行することができる。
【0174】
図8は本出願の実施例による情報伝送装置700の概略図である。例えば該装置700は端末装置であってもよく、該装置700は受信機710、プロセッサ720、送信機730、メモリ740とバスシステム750を備える。ここで、受信機710、プロセッサ720、送信機730とメモリ740がバスシステム750を介して接続され、該メモリ740が命令を記憶することに用いられ、該プロセッサ720が該メモリ740に記憶された命令を実行し、信号を受信するように該受信機710を制御し、命令を送信するように該送信機730を制御することに用いられる。
【0175】
ここで、受信機710はネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信するように構成され、受信機710はさらに該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信するように構成される。
【0176】
一つの選択可能な実施例として、該受信機710はさらに該ネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該ネットワーク装置から送信された第一の指示情報を受信するように構成され、該第一の指示情報が該ネットワーク装置にサポートされる専用システム情報、及び/又は該ネットワーク装置にサポートされる共通システム情報を示すことに用いられる。
【0177】
一つの選択可能な実施例として、該受信機710は具体的に該スケジューリング情報に基づいて該ネットワーク装置から送信された該システム情報を受信する前に、がネットワーク装置から送信された第二の指示情報を受信するように構成され、該第二の指示情報がシステム情報の送信方式を示すことに用いられる。
【0178】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報及び/又は共通システム情報を含み、該第二の指示情報は専用システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式であることを示すことに用いられ、及び/又は該第二の指示情報は共通システム情報の送信方式がスケジューリング送信方式又は固定リソース位置に基づく送信方式であることを示すことに用いられる。
【0179】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は共通システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該共通システム情報に占有された時間周波数リソース、該共通システム情報の送信周期、該共通システム情報の変調符号化方式と該共通システム情報の送信周期の有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0180】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該システム情報のスケジューリング情報は該専用システム情報の時間周波数リソース情報、該専用システム情報の変調符号化方式、該専用システム情報の周期情報、該専用システム情報の周期の有効時間、該専用システム情報のモード情報と該専用システム情報のモードの有効時間のうちの少なくとも一つを含む。
【0181】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該受信機710は具体的に該ネットワーク装置がシステム情報によって送信した該専用システム情報のスケジューリング情報を受信するように構成される。
【0182】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報は専用システム情報を含み、該受信機710は具体的にネットワーク装置から送信された第三の指示情報を受信するように構成され、該第三の指示情報が該専用システム情報のスケジューリング情報を示すことに用いられる。
【0183】
一つの選択可能な実施例として、該システム情報が専用システム情報を含み、該受信機710が具体的に該ネットワーク装置から送信された少なくとも一つのスケジューリング情報を受信するように構成され、該少なくとも一つのスケジューリング情報の各スケジューリング情報が少なくとも一つの専用システム情報に対応する。
【0184】
一つの選択可能な実施例として、該受信機710は具体的に該ネットワーク装置から送信されたシステム情報を受信する前に、該ネットワーク装置から送信された識別情報を受信するように構成され、該識別情報が該少なくとも一つのスケジューリング情報内の有効なスケジューリング情報を識別することに用いられる。
【0185】
一つの選択可能な実施例として、該送信機730は該ネットワーク装置から送信されたシステム情報のスケジューリング情報を受信する前に、該ネットワーク装置へ第一の専用システム情報をリクエストするためのリクエストメッセージを送信するように構成され、該受信機710は具体的に該ネットワーク装置が該リクエストメッセージに基づいて送信した該第一の専用システム情報のスケジューリング情報を受信するように構成される。
【0186】
理解すべきものとして、装置700は具体的に上記実施例における端末装置であってもよく、そして上記方法の実施例における端末装置に対応する各ステップ及び/又はプロセスを実行することに用いられてもよい。選択可能に、該メモリ740は読み取り専用メモリとランダムアクセスメモリを含み、プロセッサへ命令とデータを提供することができる。メモリの一部はさらに不揮発性ランダムアクセスメモリを含むことができる。例えば、メモリはさらに装置タイプの情報を記憶することができる。該プロセッサ720はメモリに記憶された命令を実行することに用いられてもよく、そして該プロセッサが該命令を実行する場合、該プロセッサは上記方法の実施例における端末装置に対応する各ステップを実行することができる。
【0187】
理解すべきものとして、本出願の実施例では、プロセッサ620とプロセッサ720は中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)であってもよく、プロセッサは他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいずれかの従来のプロセッサなどであってもよい。
【0188】
理解すべきものとして、本明細書では用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトの関連関係を記述するためのものだけであり、3種類の関係が存在してもよいことを示し、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、AとBが同時に存在すること、Bが単独で存在することの3つの状況を示すことができる。また、本明細書では文字「/」は、一般的に前後にある関連オブジェクトが「又は」の関係であることを示す。
【0189】
本出願の様々な実施例では、上記の各プロセスの番号の大きさが実行順序を意味せず、各プロセスの実行順序はその機能と内部ロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施プロセスのいかなる限定を構成すべきではないと理解すべきである。
【0190】
当業者であれば、本明細書に開示される実施例と組み合わせて説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよいと理解できる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアで実行されるかどうかは技術的解決策の特定アプリケーションと設計制約条件に依存する。専門技術者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると考えられるべきではない。
【0191】
当業者は便利且つ簡潔で説明するために、上述したシステム、装置とユニットの具体的な動作プロセスについて上記方法の実施例における対応するプロセスを参照でき、ここでは説明を省略することを明確に理解することができる。
【0192】
本出願が提供するいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式により実現されてもよいと理解すべきである。例えば、上述した装置の実施例は例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの区分はロジック機能的区分だけであり、実際に実施する時に他の区分方式もあり得て、例えば複数のユニット又は部材は組み合わせられてもよい又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示される又は議論される相互結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットを介する間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
【0193】
分離部材として説明された前記ユニットは物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示された部材は物理的ユニットであってもよく又は物理的ユニットでなくてもよく、すなわち一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてその中の一部又は全てのユニットを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。
【0194】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは一つの処理ユニットに統合されてもよく、個々のユニットは単独で物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは一つのユニットに統合されてもよい。
【0195】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合、一つのコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本出願の技術的解決策は本質的にソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、又は従来技術に貢献する部分又は該技術的解決策の部分がソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は一つのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置などあってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む記憶媒体に記憶される。前記記憶媒体はUディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
【0196】
以上は、本発明の具体的な実施形態だけであり、本発明の保護範囲はこれに制限されず、当業者が本発明に開示された技術範囲内で容易に想到し得る変化又は入れ替わりが全て本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲に準拠するべきである。