特許第6761668号(P6761668)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6761668
(24)【登録日】2020年9月9日
(45)【発行日】2020年9月30日
(54)【発明の名称】車両用灯具
(51)【国際特許分類】
   F21S 43/239 20180101AFI20200917BHJP
   F21S 43/243 20180101ALI20200917BHJP
   F21V 8/00 20060101ALI20200917BHJP
   G02B 6/00 20060101ALI20200917BHJP
   F21W 103/00 20180101ALN20200917BHJP
   F21W 103/10 20180101ALN20200917BHJP
   F21W 103/20 20180101ALN20200917BHJP
   F21W 103/35 20180101ALN20200917BHJP
   F21W 103/55 20180101ALN20200917BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20200917BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20200917BHJP
   F21Y 115/30 20160101ALN20200917BHJP
【FI】
   F21S43/239
   F21S43/243
   F21V8/00 320
   G02B6/00 331
   F21W103:00
   F21W103:10
   F21W103:20
   F21W103:35
   F21W103:55
   F21Y115:10
   F21Y115:15
   F21Y115:30
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-98793(P2016-98793)
(22)【出願日】2016年5月17日
(65)【公開番号】特開2017-208192(P2017-208192A)
(43)【公開日】2017年11月24日
【審査請求日】2019年4月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001133
【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
(74)【代理人】
【識別番号】100109047
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 雄祐
(74)【代理人】
【識別番号】100109081
【弁理士】
【氏名又は名称】三木 友由
(72)【発明者】
【氏名】望月 麻衣
【審査官】 河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−022972(JP,A)
【文献】 特開2014−199763(JP,A)
【文献】 特開2015−002025(JP,A)
【文献】 特開2013−251105(JP,A)
【文献】 特開2014−075331(JP,A)
【文献】 特開2003−014938(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 43/00
F21V 8/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
所定の延出方向に延出し、前記光源からの光を後面から入射して内部で導光し、前面から出射する導光体と、
を備える車両用灯具であって、
前記導光体は、互いに隣接して配置された第1導光要素および第2導光要素を備え、
前記第1導光要素および前記第2導光要素は、それぞれ、
前記後面における前記光源と対向する部位に形成される正面入射面と、
前記後面における前記正面入射面の側方に形成される側方入射面と、
前記後面における前記側方入射面の側方に形成される、前記側方入射面から入射した光を全反射する反射面と、
前記反射面で全反射した光を当該車両用灯具の前方に向けて出射する前記前面と、
を含
前記第1導光要素は、前記第2導光要素よりも前方に位置しており、
前記第1導光要素において、前記正面入射面と前記第2導光要素側の側方入射面との接続部が曲面で形成されており、
前記第1導光要素に設けられた前記接続部に入射した光が、前記導光体内を進んで前記第2導光要素に設けられた前記前面から当該車両用灯具の側方に向かって出射されることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記第2導光要素において、前記第1導光要素側の側方入射面と反射面とが連結面を介してつながれており、
前記連結面は、当該車両用灯具の前後方向に対して略平行であることを特徴とする請求項に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1導光要素の前記第2導光要素側の一方の反射面の面積は、前記第1導光要素の前記正面入射面を挟んだ他方の反射面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項またはに記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記曲面の曲率は、0.5〜4.0であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記正面入射面は、該正面入射面を形成するために用いられる金型の入れ子の端部に対応する部分に後方に突出する段部を備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用灯具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関し、特に発光素子と板状の導光体を用いた車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、LED等の光源と、該光源からの光を制御する板状の導光体とを組み合わせた車両用灯具が提案されている。光源から出射された光は、導光体に入射する。導光体に入射した光は、入射面、反射面等の導光体の構成要素により反射、屈折、散乱等に供され、所定の出射面より出射する。これにより、車両外に居る者からは導光体全体が発光しているように見える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014−167879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような導光体を用いた車両用灯具では、灯具の正面方向だけでなく、灯具側方にも光を照射できることが望ましい。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、灯具正面方向に加えて灯具側方にも光を照射できる車両用灯具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用灯具は、光源と、所定の延出方向に延出し、光源からの光を後面から入射して内部で導光し、前面から出射する導光体と、を備える。導光体は、後面における光源と対向する部位に形成される正面入射面と、後面における正面入射面の側方に形成される側方入射面と、後面における側方入射面の側方に形成される、側方入射面から入射した光を前面に向けて全反射する反射面と、を含む導光要素を備える。正面入射面と側方入射面との接続部が曲面で形成されている。
【0007】
導光体は、互いに隣接して配置された第1および第2の導光要素を備えてもよい。第1の導光要素は、第2の導光要素よりも前方に位置しており、第1の導光要素において、正面入射面と第2の導光要素側の側方入射面との接続部が曲面で形成されていてもよい。
【0008】
第2の導光要素において、第1の導光要素側の側方入射面と反射面とが連結面を介してつながれており、連結面は、当該車両用灯具の前後方向に対して略平行であってもよい。
【0009】
第1の導光要素の第2の導光要素側の一方の反射面の面積は、第1の導光要素の正面入射面を挟んだ他方の反射面の面積よりも小さくてもよい。
【0010】
曲面の曲率は、0.5〜4.0であってもよい。
【0011】
正面入射面は、該正面入射面を形成するために用いられる金型の入れ子の端部に対応する部分に後方に突出する段部を備えてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、灯具正面方向に加えて灯具側方にも光を照射できる車両用灯具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施形態に係る車両用灯具の一部の概略水平断面図である。
図2】灯具ユニットの平面図である。
図3図2に示す灯具ユニットのA−A断面図である。
図4】車両用灯具の要部拡大図である。
図5】導光体を金型で形成する様子を示す図である。
図6図2に示す導光体のB−B断面図である。
図7図6に示す導光体のC−C断面図である。
図8図6に示す導光体のD−D断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る車両用灯具について詳細に説明する。なお、本明細書において「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「内」、「外」等の方向を表す用語が用いられる場合、それらは車両用灯具が車両に装着されたときの姿勢における方向を意味する。
【0015】
図1は、本発明の実施形態に係る車両用灯具10の一部の概略水平断面図である。車両用灯具10は、例えば車両前部に搭載されるターンシグナルランプ、クリアランスランプ、デイタイムランニングランプとして用いることができる。また、車両用灯具10は、車両後部の標識灯、例えば、ターンシグナルランプ、テールランプ、ストップランプとしても用いることができる。
【0016】
図1に示すように、車両用灯具10は、ランプボディ12と、ランプボディ12の前面開口部を覆う透明なカバー14とを備える。ランプボディ12およびカバー14は、灯室16を形成している。カバー14は、車両の形状に倣って、車両右側から車両左側にかけて後方にスラントしている。灯室16内には、灯具ユニット11が配置されている。
【0017】
図2は、灯具ユニット11の平面図である。図3は、図2に示す灯具ユニット11のA−A断面図(垂直断面図)である。
【0018】
図1乃至図3に示すように、灯具ユニット11は、複数のLED20と、LED20を搭載する基板21と、LED20の前方に位置する板状の導光体22とを備える。
【0019】
LED20は、発光面が灯具前方を向くように、すなわち光軸Axが灯具の前後方向と平行になるように基板21上に配置されている。図1に示すように、基板21はランプボディ12の底面上に配置され、LED20に対して電流を供給する。
【0020】
導光体22は、所定の延出方向に延出し、LED20からの光を後面22aから入射して内部で導光し、前面22bから出射するものである。導光体22は、アクリルなどの透明樹脂を押出成形することにより形成される。導光体22は、一体に形成された複数の導光要素23から成る。これらの導光要素23は、カバー14の形状に倣い、右側から左側にかけて後方に傾斜する方向に隣接して配置されている。各導光要素23は同様の形状を有し、各導光要素23に対して1つのLED20が配置されている。各導光要素23は、隣接する導光要素23と連結されている。
【0021】
図4は、車両用灯具10の要部拡大図である。図4を参照して導光体22の構成について詳細に説明する。
【0022】
図4には、導光体22の2つの導光要素23が図示されている。ここでは、右側の導光要素を第1導光要素23Aと呼び、左側の導光要素を第2導光要素23Bと呼ぶ。第1導光要素23Aおよび第2導光要素23Bは、互いに隣接して配置されている。図4に示すように、第1導光要素23Aは、第2導光要素23Bよりも前方に位置している。
【0023】
各導光要素23の後面22aには、LED20からの光を導光要素内部に入射するための入射部26が設けられている。入射部26は、正面入射面24と、左側方入射面25Lと、右側方入射面25Rとから成る。
【0024】
正面入射面24は、後面22aにおけるLED20と対向する部位に形成される。正面入射面24は、LED20の光軸Ax上に位置する。正面入射面24には、LED20から出射する光のうち比較的出射角の小さい光が入射する。正面入射面24は、その水平断面および垂直断面形状が凸曲線状に形成されている。正面入射面24から導光要素内に入射する光は、正面入射面24で屈折した後、導光要素内を前面22bに向かって進み、前面22bから出射する(図3および図4の光線L1参照)。
【0025】
左側方入射面25Lは、後面22aにおける正面入射面24の左側方に形成される。右側方入射面25Rは、後面22aにおける正面入射面24の右側方に形成される。右側方入射面25Rおよび左側方入射面25Lには、LED20から出射する光のうち比較的出射角の大きな光が入射する。
【0026】
各導光要素23における左側方入射面25Lの左側方には、左側方入射面25Lから導光要素内に入射した光を前面22bに向けて全反射(内面反射)する左反射面26Lが形成されている。左反射面26Lで全反射した光は、導光要素内を通って前面22bから灯具正面方向に向かって出射する(図4の光線L2参照)。
【0027】
各導光要素23における右側方入射面25Rの右側方には、右側方入射面25Rから導光要素内に入射した光を前面22bに向けて全反射(内面反射)する右反射面26Rが形成されている。右反射面26Rで全反射した光は、導光要素内を通って前面22bから灯具正面方向に向かって出射する(図4の光線L3参照)。
【0028】
図1乃至図4に示すように、導光体22の前面22bには、出射光を拡散するために複数のステップ27が形成されていてもよい。
【0029】
図4に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10においては、正面入射面24と一方の側方入射面との接続部28が曲面で形成されている。隣接する第1導光要素23Aと第2導光要素23Bの関係で説明すると、第2導光要素23Bよりも前方に位置する第1導光要素23Aにおいて、正面入射面24と第2導光要素23B側の側方入射面(ここでは左側方入射面25L)との接続部28が曲面で形成されている。接続部28の曲面の曲率は、0.5〜4.0であってよい。
【0030】
本実施形態に係る車両用灯具10においては、このように接続部28を曲面で形成したことにより、LED20から接続部28に入射して導光要素内を通った光を、前面22bから灯具側方に向かって出射させることができる(図4の光線L4参照)。灯具正面方向だけでなく、灯具側方にも光を照射できるため、側方の視認性を向上した車両用灯具を実現できる。
【0031】
また、本実施形態に係る車両用灯具10においては、第1導光要素23Aの第2導光要素23B側の一方の反射面(ここでは左反射面26L)の面積は、第1導光要素23Aの正面入射面24を挟んだ他方の反射面(ここでは右反射面26R)の面積よりも小さくなっている。このように構成したことにより、LED20から接続部28に入射した光は、一方の反射面(左反射面26L)に入射し難くなるため、前面22bから灯具側方に出射する光を増やすことができる(図4の光線L5参照)。図4の光線L5は、仮に左反射面26Lを右反射面26Rと同等の大きさとした場合、左反射面26Lで全反射して灯具正面方向に出射されることに留意されたい。
【0032】
さらに、本実施形態に係る車両用灯具10では、第2導光要素23Bにおいて、第1導光要素23A側の側方入射面(ここでは右側方入射面25R)と反射面(ここでは右反射面26R)とが連結面29を介してつながれている。この連結面29は、車両用灯具10の前後方向に対して略平行に形成されている。このように、右側方入射面25Rと右反射面26Rをつなぐ連結面29を設けた場合、右側方入射面25Rと右反射面26Rを直接つないだ場合と比較して、隣接する導光要素間の距離を小さくすることができる。隣接する導光要素間の距離が大きい場合、導光要素間が暗くなりがちであるが、本実施形態のように隣接する導光要素間の距離を小さくすることにより、均一発光性を向上することができる。
【0033】
図5は、導光体22を金型で形成する様子を示す。図5に示すように、導光体22は、キャビティ側金型50、コア側金型52および入れ子54を用いて形成される。入れ子54は、導光体22の正面入射面24を成形するために用いられる。灯具に要求される光学特性を満たすために、正面入射面24には高い加工精度が要求される。良質の金型材質を用いて入れ子54を形成することにより、正面入射面24の加工精度を向上できる。
【0034】
導光体22を成形する際には、まずキャビティ側金型50、コア側金型52および入れ子54を合わせたときに形成される空洞にアクリルなどの透明樹脂を注入する。空洞内に注入した透明樹脂が冷却固化した後、キャビティ側金型50をコア側金型52から離すと、コア側金型52に導光体22が張り付く。その後、入れ子54を突き出すことにより、コア側金型52から導光体22を取り外すことができる。
【0035】
図5には、入れ子54の端部周辺を拡大した図が示されている。図5の拡大図に示すように、導光体22の正面入射面24は、入れ子54の端部54aに対応する部分に、後方に突出する段部24aを備える。仮に正面入射面24がこのような段部24aを備えていない場合、入れ子54の端部54aは非常に薄くなるため、端部54aに割れや欠けが生じるなど、入れ子54の強度が低下するおそれがある。本実施形態のように、正面入射面24が段部24aを備えている場合、入れ子54の端部54aが薄くなるのを避けることができるため、入れ子54の強度を向上できる。端部54aの大きさおよび形状は、光学特性に与える影響が最小限となるように設計することが望ましい。
【0036】
図6は、図2に示す導光体22のB−B断面図(垂直断面図)である。図7は、図6に示す導光体22のC−C断面図(水平断面図)である。図8は、図6に示す導光体22のD−D断面図(水平断面図)である。
【0037】
本実施形態に係る導光体22の後面22aには、互いに隣接する2つの導光要素23(上記と同様に右側の導光要素を第1導光要素23A、左側の導光要素を第2導光要素23Bとする)の間に急峻な溝60が形成されている。図6は、この溝60の部分の垂直断面図となっている。溝60は、第1導光要素23Aの左反射面26Lの一部と第2導光要素23Bの右反射面26Rの一部とを形成している。
【0038】
図6に示すように、溝60の下端には後方に突出する段部61が形成されている。段部61は、図8に示すように、第1導光要素23Aの左反射面26Lと、第2導光要素23Bの右反射面26Rとを橋渡しするように形成されている。段部61から外れた部分の断面である図7と段部61の断面である図8を比較すると、図8に示す溝60は、段部61の存在により、図7に示す溝60よりも浅くなっている。
【0039】
この段部61は、第1導光要素23Aの左反射面26Lと、第2導光要素23Bの右反射面26Rの歪みを防止して光学特性を向上する目的で形成されている。上述したように、導光体22は金型によって形成される空洞に透明樹脂を注入し、該透明樹脂を冷却固化することにより形成される。ここで、透明樹脂が冷却固化するときには、導光体22の金型に近い部分(すなわち導光体22の周縁部分)から固化が始まり、導光体22の金型から離れた部分(すなわち導光体22の中央部分)が遅れて固化する。透明樹脂が液体から固体に固化するときには収縮するので、導光体22の中央部分が遅れて固化する際に、導光体22の周縁部分から中央部分に向かって応力が発生する。図7には、溝60の周辺に発生する応力Sのイメージを示す。溝60の周辺に発生する応力Sは、溝60の幅を広げるように発生し、この応力Sにより、第1導光要素23Aの左反射面26Lと、第2導光要素23Bの右反射面26Rが歪み、所望の光学特性を満たすことができないおそれがある。
【0040】
本実施形態に係る導光体22では、第1導光要素23Aの左反射面26Lと第2導光要素23Bの右反射面26Rとを橋渡しする段部61を形成することで、溝60の周辺に発生する応力Sによる反射面の歪みを防止または少なくとも抑制できるので、所望の光学特性を達成することができる。
【0041】
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0042】
例えば、上述の実施形態では、光源としてLEDを例示したが、光源はLEDに限定されず、例えばLD(レーザダイオード)や有機ELであってもよい。
【符号の説明】
【0043】
10 車両用灯具、 11 灯具ユニット、 12 ランプボディ、 14 カバー、 16 灯室、 20 LED、 21 基板、 22 導光体、 23 導光要素、 23A 第1導光要素、 23B 第2導光要素、 24 正面入射面、 25L 左側方入射面、 25R 右側方入射面、 26L 左反射面、 26R 右反射面、 28 接続部、 29 連結面、 54 入れ子。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8