特許第6761856号(P6761856)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6761856
(24)【登録日】2020年9月9日
(45)【発行日】2020年9月30日
(54)【発明の名称】選択的解像度を有するレーザ照明
(51)【国際特許分類】
   G02B 26/10 20060101AFI20200917BHJP
   G09G 3/02 20060101ALI20200917BHJP
   H04N 5/74 20060101ALI20200917BHJP
   H04N 9/31 20060101ALI20200917BHJP
   H01S 5/02 20060101ALI20200917BHJP
   G03B 21/00 20060101ALI20200917BHJP
【FI】
   G02B26/10 104Z
   G09G3/02 A
   G09G3/02 Q
   H04N5/74 H
   H04N9/31 290
   H01S5/02
   G03B21/00 D
【請求項の数】18
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-517848(P2018-517848)
(86)(22)【出願日】2016年10月7日
(65)【公表番号】特表2018-533760(P2018-533760A)
(43)【公表日】2018年11月15日
(86)【国際出願番号】US2016055920
(87)【国際公開番号】WO2017062725
(87)【国際公開日】20170413
【審査請求日】2018年5月18日
(31)【優先権主張番号】14/878,676
(32)【優先日】2015年10月8日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】514108104
【氏名又は名称】ソラア レイザー ダイオード インク
(74)【代理人】
【識別番号】100109634
【弁理士】
【氏名又は名称】舛谷 威志
(74)【代理人】
【識別番号】100129263
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 洋之
(72)【発明者】
【氏名】ノヴォトニー,ヴラッド ジョゼフ
(72)【発明者】
【氏名】ルディ,ポール
【審査官】 鈴木 俊光
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−037252(JP,A)
【文献】 特開2013−065923(JP,A)
【文献】 特表2008−538145(JP,A)
【文献】 特開平11−038901(JP,A)
【文献】 特開2014−130257(JP,A)
【文献】 特表2003−513324(JP,A)
【文献】 国際公開第2015/104135(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0298695(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0076852(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 26/10
G09G 3/02
H04N 5/74
H04N 9/31
G02B 27/01
F21V 14/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学エンジン装置であって:
波長により特徴付けられるレーザダイオード装置と;
前記レーザダイオード装置の出力に結合するレンズと;
前記レーザダイオード装置に操作可能に結合するスキャニングミラー装置と:
前記スキャニングミラー装置に結合し、前記レーザダイオード装置と共に構成される燐光体プレートと;
前記レーザダイオード装置および前記スキャニングミラー装置に結合されたコントローラーと;を含み、前記コントローラーは、
前記レーザダイオード装置の変調および前記スキャニングミラー装置の移動により、燐光体プレートの第1の部分上において第1の解像度を有する第1の空間像を形成し、前記燐光体プレートの第1の部分は第1の色を放つ第1の燐光体を有し、前記第1の空間像は前記第1の色を有するとともに、
前記燐光体プレートの第2の部分上において第2の解像度を有する第2の空間像を形成し、前記燐光体プレートの第2の部分は第1の色と異なる第2の色を放つ第2の燐光体を有し、前記第2の空間像は前記第2の色を有し、前記第2の解像度は前記第1の解像度と異なり、前記第2の空間像は前記燐光体プレート上において前記第1の空間像と同時に形成されること、
を含む、光学エンジン装置。
【請求項2】
前記燐光体プレートは、赤色燐光体、緑色燐光体および青色燐光体を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記燐光体プレートは、複数の燐光体プレートを含み、前記スキャニングミラー装置は、複数のスキャニングミラーを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記光学エンジン装置は、ディスプレイ・システムと共に構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
さらに、ヒートシンク装置を用いて熱エネルギーが伝達され、除去されるように、前記燐光体プレートに結合したヒートシンク装置を含み;
前記燐光体プレートは、透過性燐光体種または反射性燐光体種の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
センサーまたはイメージャ、および
前記センサーまたは前記イメージャからの入力を受信し、対象を追跡し、動的に照明するフィードバックおよびサーボ制御
をさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
光学エンジン装置であって、
波長により特徴付けられるレーザダイオード装置と;
前記レーザダイオード装置の出力に結合するレンズと;
前記レーザダイオード装置に操作可能に結合するスキャニングミラー装置と;
前記スキャニングミラー装置に結合され、前記レーザダイオード装置と共に構成されるパターン化されていない燐光体プレートと;
前記レーザダイオード装置および前記スキャニングミラー装置に結合されたコントローラーと;を含み、前記コントローラーは、
前記レーザダイオード装置の変調および前記スキャニングミラー装置の移動により、燐光体プレートの第1の部分上において第1の解像度を有する第1の空間像を形成し、第1の色が前記燐光体プレートの第1の部分に関連付けられ、前記第1の解像度は前記第1の空間像と関連付けられ、前記第1の解像度は複数の予め定められた解像度のうちの1つから選択され、前記第1の解像度は前記第1の空間像に関連付けられたコントロールパラメータにより与えられるとともに、
前記燐光体プレートの第2の部分上において第2の空間像を形成し、第2の色が前記燐光体プレートの第2の部分に関連付けられ、第2の解像度は前記第2の空間像に関連付けられ、前記第2の解像度は前記第1の解像度と異なり、前記第2の空間像の前記第2の色は前記第1の空間像の前記第1の色と異なり、前記第2の空間像は前記燐光体プレート上において前記第1の空間像と同時に形成されること、
を含む、光学エンジン装置。
【請求項8】
前記燐光体プレートが複数の燐光体プレートを含み、前記スキャニングミラー装置が複数のスキャニングミラーを含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記光学エンジン装置は、ディスプレイ・システムと共に構成される、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記燐光体プレートは、前記燐光体プレートの空間領域内に、赤色燐光体、緑色燐光体および青色燐光体を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項11】
さらに、ヒートシンク装置を用いて熱エネルギーが伝達され、除去されるように、前記燐光体プレートに結合したヒートシンク装置を含み;
前記燐光体プレートは、透過性燐光体種または反射性燐光体種の少なくとも1つを含む、請求項7に記載の装置。
【請求項12】
前記レーザダイオード装置の変調および前記スキャニングミラー装置の移動により、前記第1の空間像の色と前記第2の空間像の色とが決定される請求項7に記載の装置。
【請求項13】
前記コントロールパラメータは、前記レーザダイオード装置および前記スキャニングミラー装置に結合するコントローラにより提供され;
前記空間像はスペックルフリーである、
請求項7に記載の装置。
【請求項14】
さらに、前記スキャニングミラー装置から提供されるビーム経路を含み、前記燐光体プレートが:
前記ビーム経路を介して前記スキャニングミラー装置に結合され、前記レーザダイオード装置と共に構成された第1の燐光体プレートと;
前記ビーム経路を介して前記スキャニングミラー装置に結合され、前記レーザダイオード装置と共に構成された第2の燐光体プレートと;
前記ビーム経路を介して前記スキャニングミラー装置に結合され、前記レーザダイオード装置と共に構成された第3の燐光体プレートとを含み、前記第1の空間像は、前記第1の燐光体プレート、前記第2の燐光体プレート、または前記第3の燐光体プレートのいずれか1つの上に形成され、前記第2の空間像は前記第1の燐光体プレート、前記第2の燐光体プレート、または前記第3の燐光体プレートの他のいずれか1つの上に形成される、請求項7に記載の装置。
【請求項15】
さらに、前記ビーム経路の第1の部分に構成され、前記第1の燐光体プレートへの前記ビーム経路を構成する、第1のミラーと;前記ビーム経路の第2の部分に構成され、前記第2の燐光体プレートへの前記ビーム経路を構成する、第2のミラーを含む、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
光学エンジン装置であって:
波長によって特徴付けられるレーザダイオード装置と;
前記レーザダイオード装置の出力に結合されたレンズと;
記レーザダイオード装置に操作可能に結合されるスキャニングミラー装置と;
前記レーザダイオード装置および前記スキャニングミラー装置に結合された燐光体プレートと;
前記レーザダイオード装置および前記スキャニングミラー装置に結合されたコントローラーと;を含み、前記コントローラーは、
前記レーザダイオード装置の変調および前記スキャニングミラー装置の移動によって燐光体プレートの第1の位置に第1の解像度および第1の色を有する第1の空間像を形成し、および
前記燐光体プレートの第2の位置に第2の解像度および第2の色を有する第2の空間像を形成し、前記第2の解像度は前記第1の解像度と異なるとともに前記第2の色は前記第1の色と異なり、前記第2の空間像は前記第1の空間像と同時に前記燐光体プレート上に形成される
ことを特徴とする光学エンジン装置。
【請求項17】
シーケンシャルカラーアドレッシングの方法であって:
制御信号をレーザダイオード装置およびスキャニングミラー装置に提供し、第1の色を放つ第1の燐光体及び前記第1の色と異なる第2の色を放つ第2の燐光体を少なくとも有するカラー燐光体プレート上でレーザビームをシーケンシャルにライン・バイ・ラインまたはプレート・バイ・プレートにスキャンし変調して、スクリーンまたは観察者の目に第1の空間カラー像および第2の空間カラー像を形成し、前記第1の空間カラー像の第1の解像度および第1の色は、前記第2の空間カラー像の第2の解像度および第2の色と異なる、
方法。
【請求項18】
同時カラーアドレッシング方法であって:
制御信号をレーザダイオード装置およびスキャニングミラー装置に提供し、第1の色を放つ第1の燐光体及び前記第1の色と異なる第2の色を放つ第2の燐光体を少なくとも有するカラー燐光体プレート上で同時的にレーザビームをスキャンし変調して、スクリーンまたは観察者の目に第1の空間カラー像および第2の空間カラー像を形成し、前記第1の空間カラー像の第1の解像度および第1の色は、前記第2の空間カラー像の第2の解像度および第2の色と異なる、
方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
背景
大画面のディスプレイは、近年ますます普及し、液晶ディスプレイ(LCD)がテレビジョン(TV)をより安価とし、デジタル広告は、ガソリンスタンド、ショッピングモール、コーヒーショップでさらに普及し、さらなるトラクションを得るものと期待される。実質的な成長(例、40%以上)は、過去数年間で大フォーマットディスプレイ(例、40インチ以上のTV)で見られており、消費者は、パーソナルコンピューター(PC)と同様に、ラップトップについても、より大きなディスプレイに慣れてきている。TV、インターネット、ビデオなどのモバイル機器では、より多くの視聴コンテンツが利用できるようになっているため、携帯型家電製品のディスプレイは、キーボード、カメラ、スペースおよび電力といった競合的な他の特徴のため、小型(6インチ未満)のままである。
【0002】
加えて、スマート照明は、照明に関連する動的な機能も同様に、光源にセンサーと接続性が導入されている現在の$80B照明市場内で大きな機会として浮かび上がってきつつある。
【0003】
既存の照明源は、これらの重要な用途のニーズを満たすためには実質的な欠点を有する。詳細には、光源の効率が低いこと、光源の空間輝度が低いこと、および光学的なエンジンの光学効率が非常に低いことから、消費電力の電気ワット当たりの供給される明るさが、典型的には非常に低いことである。もう1つの重要な欠点は、既存の光源では、光効率が悪いため、供給される明るさ当たりのコストが、典型的に見て高いことである。既存する光源のもう1つの重要な欠点は、ダイナミックな機能性の欠如、詳細には、高効率かつ低コストのコンパクトなフォームファクタで動的な空間パターンおよび色彩パターンを生成する能力が限られていることにある。
【0004】
したがって、画像およびビデオを表示するための改良されたシステム、およびスマートな照明が望まれている。
【発明の概要】
【0005】
要約
本発明によれば、レーザ照明の技術が提供される。単なる例として、本発明は、白色照明、白スポット照明、フラッシュライト、自動車用ヘッドライト、オール・テライン・ビークル照明、自転車、サーフィン、ランニング、レース、ボートなどのレクリエーションスポーツに使用される光源、安全、ドローン、ロボット、防衛用途の対抗手段として使用される光源、マルチカラー照明、フラットパネル用照明、医療、計測、ビームプロジェクターおよびその他のディスプレイ、高輝度ランプ、分光、娯楽、劇場、音楽およびコンサート、分析詐称検出および/または認証、ツール、水処理、レーザダズラ、ターゲティング、通信、変換、輸送、レベリング、キュアリングおよび他の化学処理、加熱、切断および/または融除、他の光学デバイス、他の光学電子デバイスおよび関連するアプリケーションのポンピング、および光源照明およびモノクロ、白黒またはフルカラーのプロジェクションディスプレイなどの用途に適用することができる。
【0006】
単一のレーザ光源、スキャニングミラーおよびパターン化されていない燐光体、および複数のレーザ、スキャニングミラーおよびパターン化されていない燐光体を有するエンジンを有する光学エンジンが開示される。透過型および反射型構成、およびカラーラインおよびフレームシーケンシャル・アドレッシングおよびパラレル同時アドレッシングを有する複数のリイメージされた燐光体アーキテクチャが開示される。これらの高い出力効率の小型エンジンは、高画質化のためのスペックル除去を必要とせず、プロジェクション・ディスプレイやスマートライティング・アプリケーションのオンデマンド分解能および色域の調整可能性を提案できる。
【0007】
1実施例では、本発明は光学エンジン装置を提供する。装置は、レーザダイオード装置、300〜2000nmの範囲の波長またはそのいかなる変更を特徴とするレーザダイオード装置を含む。例えば、装置は、レーザダイオード装置の出力に結合されたレンズと、レーザダイオード装置に操作可能に結合されたスキャニングミラー装置とを有する。例えば、装置は、スキャニングミラーに結合され、レーザ装置と共に構成されたパターン化されていない燐光プレートと;レーザの変調とスキャニングミラー装置の移動によって構成されたパターン化されていない燐光プレート上に形成された空間像とを含む。
【0008】
代替例では、装置は、光学エンジン装置を有する。装置は、レーザダイオード装置を含む。例えば、レーザダイオード装置は、波長によって特徴付けられる。例えば、装置は、レーザダイオード装置の出力に結合されたレンズを含む。装置は、レーザダイオード装置に操作可能に結合されたスキャニングミラー装置およびスキャニングミラーに統合され、レーザ装置と共に構成されたパターン化されていない燐光プレートを含む。装置は、レーザの変調およびスキャニングミラー装置の移動によって構成された、パターン化されていない燐光プレートの部分で形成された空間像を含む。好ましい実施形態では、装置は、空間像に関連した解像度であって、この解像度は、複数の所定の解像度の1つより選択された解像度を含む。例えば、解像度は、空間像に関連した制御パラメータによって提供される。
【0009】
1実施例では、装置は、空間像に関連する単色または複数の色を有し、単色または複数の色は、レーザ装置の変調およびスキャニングミラー装置の移動を伴う。1実施例では、装置は、パターン化されていない燐光プレートの2番目の色で形成された、もう1つの空間像を含む。1実施例では、他の空間像は、もう1つのまたは同一の解像度および異なる色を含む。1実施例では、他の空間像は、パターン化されていない燐光プレートの1番目の色の空間像と一致してまたは同時に出力される。1実施例では、空間像は、時定数により特徴付けられる。1実施例では、制御パラメータは、レーザダイオード装置およびスキャニングミラー装置に結合されたコントローラによって提供される。1実施例では、空間像はスペックルフリーである。
【0010】
1実施例では、装置は、レーザダイオード装置への入力および前記空間像の出力に基づき、10%〜80%以上の効率を有する。1実施例では、装置は、ユーザーによる空間像の直視を含む。
【0011】
1実施例では、本発明は、光学的なエンジン装置を含む。装置は、レーザダイオード装置を有する。例えば、レーザダイオード装置は、変更が可能ではあるが、300〜2000nmの範囲の波長によって特徴付けられる。1実施例では、装置は、レーザダイオード装置の出力に結合されたレンズを含む。装置は、レーザダイオード装置に操作可能に結合されたスキャニングミラー装置を含む。装置は、スキャニングミラーから提供されるビーム経路を含む。装置は、ビーム経路を介してスキャニングミラーに結合され、レーザ装置と共に構成されたパターン化されていない燐光プレートの第1色、およびビーム経路を介してスキャニングミラーに結合され、レーザ装置と共に構成されたパターン化されていない燐光プレートの第2色、およびビーム経路を介してスキャニングミラーに結合され、レーザ装置と共に構成されたパターン化されていない燐光プレートの第3色を含む。1実施例では、装置は、パターン化されていない燐光プレートの第1色、パターン化されていない燐光プレートの第2色、またはパターン化されていない燐光プレートの第3色のいずれかの部分で形成された空間像、またはレーザの変調およびスキャニングミラー装置の移動によって構成された、パターン化されていない燐光プレートの3つ全ての部分で形成された空間像を含む。
【0012】
1実施例では、装置は、ビーム経路から第1のパターン化されていない燐光プレートを構成するビーム経路の第1部分に構成される第1ブロッキングミラー;ビーム経路から第2のパターン化されていない燐光プレートを構成するビーム経路の第2部分へ構成される第2ブロッキングミラーを含む。
【0013】
1実施例では、装置は、レーザダイオード装置およびスキャニングミラー装置へ結合され、パターン化されていない燐光部分で空間像を発生するために構成されたコントローラを含む。
【0014】
1実施例では、パターン化していない燐光プレートは、多元素の燐光体種を含む。1実施例では、多元素燐光体種は、赤の燐光体、緑の燐光体、そして青の燐光体を含む。
【0015】
1実施例では、パターン化されていない燐光プレートは、複数のカラー燐光サブプレートを含む。
【0016】
1実施例では、スキャニングミラー装置は、複数のスキャニングミラーを含む。1実施例では、パターン化されていない燐光体は、スキャニングミラーに含まれる。1実施例では、3次元(3D)ディスプレイ装置は、左右両眼用の2つの立体画像を発生する、1つまたはそれ以上のレーザダイオード、1つまたはそれ以上のスキャニングミラーおよび1つまたはそれ以上のパターン化されていない燐光体を含む。
【0017】
1実施例では、装置は、ディスプレイシステムと共に構成される。1実施例では、パターン化されていない燐光プレートは、パターン化されていない燐光プレートの空間部分内で、赤色の燐光体、緑色の燐光体、または青色の燐光体を含む。
【0018】
1実施例では、装置は、ヒートシンク装置を用いて熱エネルギーが伝達され除去されるように、パターン化されていない燐光プレートに結合されたヒートシンク装置を有し;パターン化された燐光プレートは、少なくとも一つの透過性燐光体種または反射性燐光体種を含む。
【0019】
本発明の使用により、既存の技術よりもさまざまな利点が得られる。具体的には、本発明は、効率的な光源を使用し、照明またはディスプレイ・システムの高い全体的な光学効率をもたらす、費用効果の高い投影システムを可能とする。特定の実施形態では、光源は、比較的単純でコスト効率の良い方法で製造することができる。実施形態に応じて、本装置および方法は、当業者に従い、従来の材料および/または方法を使用して製造することができる。1つまたはそれ以上の実施形態では、レーザ装置は、多数の波長を有することができる。当然ながら、その他の変形、修正、および代替も可能である。実施形態に応じて、1つまたはそれ以上の上述した利点を得ることができる。これらの利点および他の利点について、本明細書を通して、以下、より詳細に説明する。
【0020】
本発明は、既知のプロセス技術のコンテキストにおいて、上述した利益その他を達成する。しかしながら、本発明の性質と利点の更なる理解は、明細書の後述する部分と添付する図面を参照することにより実現される。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、従来のスキャニングミラー・ディスプレイの、先行技術の簡略化された概略図である。
【0022】
図2図2は、1実施例によるスキャニングミラーおよびパターン化されていない燐光プレートを有するディスプレイの光学エンジンおよびアドレッシングエレクトロニクスの新規的なアーキテクチャの簡略化された概略図を示す。
【0023】
図3A図3aは、背面、透過照明および燐光プレートの詳細を伴う光学構成を示す;
【0024】
図3B図3bは、1実施例による前面、垂直反射照明および対応する燐光プレートの光学構成を示す;
【0025】
図3c図3cは、フルカラー燐光プレートを示す。
【0026】
図4図4は、1実施例による1つのレーザダイオード、1つのスキャニングミラーおよび二つの一軸オン/オフミラーを伴う光学的構造を示す。
【0027】
図5図5は、1実施例による3つのレーザダイオードおよび3つのスキャニングミラーを伴う光学的構造を示す。
【0028】
図6図6は、実施例によるスキャニングミラーに構成される、レーザダイオードおよび燐光プレートを伴う三次元(3D)の光学的構造を示す。
【0029】
図7図7aは、実施例によるパターン化されていない燐光ディスプレイのアドレッシングのための駆動波形を示し、図7bは、3つのパターン化されていない燐光プレート上のスキャニングラインパターンを示す。
【0030】
図8図8は、実施例により、以下の移動ターゲットへのフィードバック機構を伴う動的照明のシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0031】
詳細な説明
本発明に従い、レーザ照明の技術が提供される。
【0032】
本明細書は、スマート照明およびディスプレイの光学および電気設計、アーキテクチャおよび実装に関する。光学アーキテクチャは、単一または複数のレーザダイオード、単一または複数のスキャニングミラーおよび単一また複数のパターン化されていない燐光プレートを基礎とする。
【0033】
背景としては、従来のディスプレイは、白色光照明、カラー・フィルターの配列、パネル上でアドレス指定可能な液晶ディスプレイ(LCD)ピクセルを使用し、これらは、電気的なアドレッシングにより照明輝度の制御をオン/オフするピクセルを伴う。もう1つのディスプレイのタイプは、エレクトロルミネセンス(有機発光ダイオード−OLEDアレイ)によって発光を生成するアドレス指定可能なピクセルのアレイによって形成される。また、もう1つのディスプレイのタイプは、光学投影やスクリーンに選択的に色の順序、時分割多重光を反映する、偏向可能なマイクロミラーのアドレス指定可能なアレイによって形成されている。加えて、アドレス指定可能な要素のマトリックスを必要としないカラーディスプレイのさらなるタイプは、3色光源および2軸スキャニングミラーを基礎とし、2軸スキャニングミラーは、2方向でスキャニングすることによってイメージの形成を可能としており、3つのレーザまたは他の光源が駆動電流によって直接変調される。加えて、燐光ピクセルの赤、緑、青の配列を伴うパターン化された燐光プレートは、スキャニングミラーへのレーザ光入射によってアドレス指定が可能であり、光輝度は、レーザ・ドライバによって制御される。照明パターンは、直視できるか、または光学システムを用いて所望の表面にリイメージ化される。
【0034】
マトリックスアレイ・ディスプレイ製品の共通性は、表示される内容の固定解像度、固定色域、低電力効率および光学的、電気的複雑性である。着色された燐光ピクセルのマトリックスを使用しない、直接的にリイメージ化されたスキャニングミラー・ディスプレイは、調整可能な解像度、より高い電力効率、およびコンパクト・フットプリントを提供するが、画像スペックルが発生し、このスペックルは、これらのディスプレイが必要とするレーザ光源のコヒーレント性の結果であり、また、異なる波長を伴うレーザの3つのタイプを必要とするため、安全性の問題、調整の複雑さ、および高いコストが問題となる。
【0035】
本開示は、要求に応じた解像度と色域、極めて高い電力効率、ノースペックル、かつ光学的、電気的な単純さ、小型パッケージング、最小数の能動素子および最小の安全性並びに調整上の配慮を有する、新規的なディスプレイおよびスマート照明を開示する。複数の光学エンジンの実施形態およびいくつかのアドレシングスキームが開示される。
【0036】
スキャニングミラー・ディスプレイのアーキテクチャの先行技術を、図1に概説する。1例は、米国特許番号第9,100,590、Raring等、2015年8月4日発行、発明の名称、Laser based display method and systemに見出すことができ、その全体は、本明細書に参照として組み込まれる。
【0037】
1実施例によれば、投影装置が提供される。投影装置は、開口を有するハウジングを包む。装置はまた、画像の1またはそれ以上のフレームを受信するための入力インタフェース110を含む。装置は、ビデオ処理モジュール120を含む。加えて、この装置は、レーザ源を含む。レーザ源は、青色レーザダイオード131、緑色レーザダイオード132、赤色レーザダイオード133を含む。青色レーザダイオードは、無極性または半極性のGa含有基板上に製造され、約430〜480nmのピーク動作波長を有するが、他の波長も使用可能である。緑色レーザダイオードは、無極性または半極性のGa含有基板上に製造され、約490〜540nmのピーク動作波長を有する。赤色レーザは、610〜700nmを有し、AlInGaPから製造可能である。レーザ源は、2色性ミラー142および143を使用して、青色、緑色、赤色レーザダイオードからの出力を統合することによって、レーザビームを生成するように構成される。装置は、レーザ源に結合されたレーザドライバ・モジュール150も含む。レーザドライバモジュールは、1またはそれ以上の画像のフレームからのピクセルに基づいて、3つのドライブ電流を発生する。それぞれの3つのドライブ電流は、レーザダイオードを駆動するために調整される。装置は、単一ピクチャ170をもたらす開口部を通して、特定の区域にレーザビームを投影するために構成された、マイクロ・エレクトロ・メカニカルシステム(MEMS)スキャニングミラー160または“フライングミラー”も含む。2次元でのピクセルのラスタリングによって、完全な画像が形成される。装置は、レーザ源の近傍内に提供された光学部材を含み、この光学部材は、レーザビームをMEMSスキャニングミラーに向けるように調整されている。この装置は、レーザ源およびMEMSスキャニングミラーに電気的に結合された電源を含んでいる。
【0038】
図2に開示されるスキャンされた燐光ディスプレイの実施例は、単一の紫外または青色レーザダイオード、単一のスキャニングミラーおよび単一の燐光プレートを示す。ディスプレイの光源は、高周波ドライバ増幅器211によって駆動される、青色または紫外レーザダイオード210である。光変調信号に変換された電気変調信号は、ビデオまたは他のデジタル・データソース214から得られるディスプレイ・コンテンツを受信する、プロセッサ212によって提供される。プロセッサ212は、標準的なビデオまたは画像コンテンツを、スキャニングデバイス230およびパターン化されていない燐光プレート240を構成するディスプレイ・メディアのアドレス指定の規格に互換なフォーマットへ変換する。単色ディスプレイは、単一のパターン化されたプレートのみを必要とする。フルカラーディスプレイは、3つのパターン化されていない燐光セグメント(またはサブプレート)、赤色241、緑色242および青色243へ細分された、または構成された燐光プレート240を必要とする。追加の燐光サブプレートは、表示された画像の色域を強めるオレンジのサブ燐光プレートのように追加することができる。異なる燐光サブプレート241、242は、透過型または反射型の構成を伴う、行または2×2パターンなど利便性の良いパターンに配列することができる。
【0039】
レーザダイオード210によって発生したコヒーレント光は、光学機器220によって平行にコリメートされ、スキャニングミラー230へ向かう。スキャナーは、典型的には、2次元のラスター上で、光ビームの角度スキャニングを可能とする双方向、2軸アクチュエータである。単方向性スキャナーは、他の実行可能な選択肢を代表する。他のスキャニングの選択肢は、完全な2次元画像のための2つの1軸アクチュエーターを使用する。
【0040】
パッケージ化されていないレーザダイオード210、平行にコリメートされた光学機器220、パッケージ化されていないスキャニングミラー230および燐光プレート240で構成される光学エンジンは、粒子汚染から構成要素を保護する密閉または非密閉パッケージに取り囲まれる。任意的な密閉パッケージは、スキャナーの低摩擦動作がより高い偏向角動作のために望ましい場合は、不活性ガス、酸素含有ガス、または大気圧よりも低い圧力の他の所望のガスドーパント、圧縮乾燥空気、または低レベルの真空で充満させることができる。燐光プレートをモジュールの内部にパッケージングすることは、フォームファクタ、信頼性、およびコストに関して一定の利点を有する。
【0041】
レーザダイオードは、ネイティブ・ガリウムおよび窒素含有基板より輸送されたガリウムおよび窒素含有エピタキシャル層に形成され、これらは、米国出願番号14/312,427および米国公開番号2015/0140710に記載され、これらは参照により本明細書に組み込まれる。例えば、このGaN輸送技術は、低コスト、高性能、より高度に製造可能なプロセスフローを可能にする。
【0042】
典型的なスキャニングミラーは、2次元マイクロ−エレクトロ−メカニカルシステム(MEMS)静電気または電磁気駆動スキャナであってもよい。静電櫛形MEMSスキャナー230は、大きな偏向角、高い共振周波数、および良好な衝撃および振動耐性のための比較的高い機械的剛性を提供する。さらに高い共振周波数、より高いスキャニング角度、および衝撃や振動に対するより高い耐性が必要な場合に、2次元の電磁気スキャニングMEMSミラー230が使用される。他の実施形態は、1つの二軸スキャナーの代わりに2つの1軸スキャニングミラーを使用する。スキャニングミラーは、通常、共振モードまたは準静的モードで動作し、レーザを変調するデジタル・コンテンツを伴うそれらの変位の同期化を必要とする。偏向角の能動的な検出(図示せず)は、このシステムに含まれる。これは、スキャニングミラーのヒンジ上にセンサーを組み込むことによって達成することができる。これらのセンサーは、圧電、圧電抵抗、容量性、光学または他のタイプとすることができる。それらのシグナルは、ミラーの動きをデジタルディスプレイまたはビデオシグナルと同期させるために、増幅され、フィードバックループ内で使用される。
【0043】
パターン化されていない燐光をスキャンするレーザビームによって発生する光画像は、観察者260によって直視できるか、または光学システム250によって適切な光学スクリーン270へとリイメージ化することができる。単色画像システムのために、光学システム250は、カラー光コンバイナーを必要としないが、フルカラー画像システムのために、光学システム250は、結合光学系も含み、それらは、単純に図2には表示されていないが、後述する図5および6には表示されている。
【0044】
パターン化されていない燐光プレートの詳細は、図3aに含まれる。背面照明390は、単色レーザ照明に対して透明であり、照明側に反射防止薄膜構造320でコーティングされた基板310に照射される。基板の燐光側上には、高屈折率層の単一の膜または複数のスタックからなる高反射層330が使用される。反射は、燐光体の発光波長に対して最適化され、その結果、ほとんどすべての放射光強度が順方向で使用される。このコーティングは、レーザダイオードの励起波長で透明である。粉末膜、単結晶の燐光体または量子ドットからなる燐光層340が選択され、その結果として効率的な燐光が、特定の励起波長および所望の赤色、緑色および青色波長の発光により発生する。プレート301は、1、2、3またはそれ以上の燐光サブプレートを含むことができるが、それらは図3aに示されていない。最適化された色域は、単一の燐光体または燐光体の混合物で達成される。赤、緑、オレンジおよび青、とりわけその他の燐光の例は、以下に記載される。燐光層340に生成された画像は、光学システム392を伴うリイメージとなる。燐光プレートは、具体的には高輝度システム用のヒートシンクを含むことができる。透過構成のためのヒートシンクは、非常に良好な熱伝導体であるが、照明光に対して光学的に透明な材料によって形成される。
【0045】
燐光プレート302を伴う第2のアーキテクチャを、図3bに示す。この場合、励起光390は、燐光体表面の正面から入射される。スキャンされた励起光390は、ダイクロイックミラー351および集光光学系350を通過し、基板310を有する燐光プレート302へ向かう。燐光体340は、高反射層370上に配置され、高反射層370は、基板310上に存在する。燐光体340によって放出された光391は、光学アセンブリ350によって平行にコリメートされ、画像化され、ダイクロイックミラー351および任意の光学部品352からの反射によって、スクリーンまたは観察者へ向かう。
【0046】
図3cは、基板310と、ここではサブプレートとして参照される燐光膜341,342,343とを含むフルカラー燐光体プレート303の詳細を示す。3つの燐光体および照明光390によって生成された燐光を効率よく反射する単一層または多層膜スタック371,372および373も、基板310と燐光膜341,342および343との間に存在する。これとは別に、単一膜スタックは、3つのスペクトル領域をカバーする発光スペクトルの幾分かの反射効率の損失を伴う3つの異なるスタックに置き換えることができる。この反射燐光プレートは、ヒートシンクフィルムを含むことができ、そのヒートシンクフィルムは、燐光体341,342,343、または反射層371,372,373の下に配置される。いくつかの場合では、ヒートシンクフィルムの機能性を反射フィルムと組み合わせることができる。
【0047】
3色のサブプレートを伴うフルカラーディスプレイ・アーキテクチャ400を、図4に示す。変調された光は、レーザドライバによって駆動されるレーザダイオード410と、図2のユニット215と同等の機能を有するユニット415によって表される入力データに従ってビデオプロセッシング電子機器によって生成される。スキャニングミラー430は、燐光体441,442,443上でスキャニングパターンを提供する。2つの状態(オン/オフ)ミラー473は、励起光がオン状態にあるとき、励起光が第1の燐光体443上にガイドすることを可能にする。ミラー473がオフ状態にあり、ミラー472がオン状態に切り替えられると、励起光は、第2の燐光体442に向けられる。両方のミラー473および472がオフ状態にある場合、励起光は固定鏡480へと下向きに照射され、光を第3の燐光体441上に照射する。燐光体441,442および443によって放出された光は、光学系システム451,452,453によって結像され、ミラー461および462並びに結合キューブ460を使用することによって、1つのビームへの再結合するように向けられる。画像は、観察者の目またはスクリーン495上に形成される。
【0048】
追加のデザインおよび性能の柔軟性は、追加の光源およびスキャンニング・ミラーを上述した基本的なアーキテクチャに追加することによって達成することができる。追加の光学要素を伴うオプションは、ディスプレイまたはスマート照明が、利用可能な最高のパワーを伴う単一の光源によっては満足されない高輝度用途向けである場合に特に重要である。このようなデザインのアーキテクチャを、図5に示す。ディスプレイ・メディアは、図3cに開示されたものと同一であり、3つの燐光体セグメント541,542および543を伴う。図3bの反射、前面照明などの他の照明オプションを使用することができるが、此処では、透過、背面照明を、1つの典型的なアーキテクチャを説明するために選択する。最も高い単一のレーザ出力と燐光体との組み合わせで提供できる輝度よりも高い表示輝度が必要とされる場合、追加のレーザダイオードが追加できる。紫外線または青色波長を有する3つのレーザダイオード511,512および513は、光源として提供することができる。レーザダイオードは、電子回路515,516および517によって駆動される。それらの回路の要素は、図2の説明と共に以前に開示した。レーザダイオード511,512および513からのレーザ光は、光学要素521,522および523でそれぞれ平行にコリメートされる。平行にコリメートされ変調された光列は、燐光体541,542および543をアドレス指定する、3つのスキャニングミラー531,532および533に向けられる。このタイプのアドレッシングを、本明細書では、同時カラーアドレッシングとして参照する。レーザダイオードを変調するデータレートは、図4に開示されたカラーシーケンシャル・アドレッシングデータレートよりも少なくとも3倍遅くすることができる。更に、高速軸に対するスキャニングミラー共振周波数は、図4のシーケンシャルカラーアドレッシングに必要な周波数よりも3倍低くすることができる。燐光体541,542および543によって放出された光は、上述した光学サブシステム551,552および553によって集められる。これらの3つのカラービームの重ね合わせは、直角の静的ミラー561および563ならびにキューブカラー・コンバイナー560により達成される。カラー画像またはビデオは、その後、スクリーン595または観察者に直接向けられる。
【0049】
この実施形態は、より多くの光学要素を有するが、レーザ変調周波数およびスキャニング角度に対する厳しい要件を有しない。加えて、図5の光学アーキテクチャは、高輝度アプリケーションに非常に適している。レーザダイオード511,512および513は、名目上、同じ発光波長を伴う同じレーザとすることができる。レーザダイオードの電力定格は、所望の輝度および色域がスクリーン上で達成されるように選択することができる。この代替として、レーザダイオード511,512および513の発光波長を異ならせることにより、燐光体発光の変換効率を高めることができる。レーザダイオードからのエネルギー入力は、これらのレーザビームのスキャニングによって、燐光体の全領域にわたって自然に分布されるので、燐光体の冷却またはカラーホイール上でのそれらの動きは、典型的には不要である。これらの燐光体ベースのディスプレイは、いかなる安全上の問題も示さない。なぜなら、高くコリメートされた低拡散性のレーザビームは、燐光によって拡散性のビームに変換されるからである。これは、図1の直接のレーザスキャナーとは対照的であり、非常に平行なビームで画像を形成し、偶発的で直接的な眼への照射を避けるために、重要なレーザ安全対策を必要とする。
【0050】
もう1つの実刑形態では、スキャニングミラーの表面に燐光体を直接配置する。この場合には、分離した燐光プレート541,542および543は、図5では不要である。
【0051】
記載されたアーキテクチャとは異なる要素や特徴を他の方法で組み合わせて、特定のアプリケーションに適した他のデザインを作成することができる。様々な実施形態において、青色レーザダイオードは、極性、半極性、および非極性であり得る。同様に、緑色レーザダイオードは、極性、半極性、非極性であり得る。例えば、青色および/または緑色ダイオードは、窒化ガリウム材料を含むバルク基板から製造される。例えば、以下のレーザダイオードの組み合わせが提供されるが、他のものにもなり得る:青色極性+赤色*AlInGaP、青色極性+緑色半極性+赤色*AlInGaP、青色極性+緑色極性+赤色*AlInGaP、青色半極性+緑色非極性+赤色*AlInGaP、青色半極性+緑色半極性+赤色*AlInGaP、青色半極性+緑色極性+赤色*AlInGaP、青色非極性+緑色非極性+赤色*AlInGaP、青色非極性+緑色半極性+赤色*AlInGaP、青色非極性+緑色極性+赤色*AlInGaPである。代替実施例では、光源は、単一のレーザダイオードを含む。例えば、光源は、青色レーザビームを出力する、青色レーザダイオードを含む。光源は、レーザビームの青色を変える、一またはそれ以上の光学部材も含む。 例えば、1またはそれ以上の光学部材は、蛍光材料も含む。光源がレーザダイオードおよび/または発光ダイオード(LED)を含むことができることが好ましい。1実施例では、光源は、異なる色のレーザダイオードを含む。他の実施例では、光源は、1つまたはそれ以上の色のLEDを含む。また他の実施例では、光源は、レーザダイオードとLEDの両方を含む。
【0052】
種々の実施例では、レーザダイオードは、3Dディスプレイ用途に利用されている。典型的には、3Dディスプレイシステムは、ステレオスコピック原理に依存しており、ステレオスコピック技術は、シーンを見る人のために異なる装置を使用し、人の左右の眼に異なる画像を提供する。図6に、本技術の実施例を示す。例え、いくつかの異なる実施例が有用だとしても、光学的に最も単純であるが、単一の2Dスキャニングミラー630および単一の蛍光プレート641を伴う電気的にはより複雑なアーキテクチャを図6に示す。他のアーキテクチャは、2つの2Dスキャニングミラーと、2つの蛍光プレートとを備え、それらは2つの目に2つの画像を独立して、しかしながら同期的に生成する。より複雑な光学アーキテクチャは、6つの2Dスキャニングミラー、6つの燐光プレートおよび3つの画像コンバイナーを含むことができ、各2つの燐光プレートは、画像に対して1つの色を提供する。このアーキテクチャは、データ速度、ミラーのスキャニング速度、および駆動エレクトロニクスの帯域幅に関し、最も簡単な要求を有している。
【0053】
3Dディスプレイのアーキテクチャ600は、パワー変調エレクトロニクス615を有する光源610をさらに含む。光源610からの光は、光学部材620によって平行にコリメートされ、2D二軸ミラースキャナー630上に向けられる。スキャナーによってラスタされた光は、ダイクロイックミラー660および光学アセンブリ651を通過し、この光学アセンブリは、ここでは反射構成において実装される燐光体プレート641に入射光を集束する。1つのカラーディスプレイは、単一のカラー燐光体のみを必要とするが、フルカラーディスプレイは、図3cで説明したように、完全な燐光体プレートを形成する少なくとも3つの燐光体サブプレートを必要とする。光学アセンブリ651の燐光体641によってリイメージとして放出された光は、ダイクロイックミラー660から2つの状態(オン・オフ)MEMSミラー672に反射する。その画像が観察者の左目695に向けられると仮定すると、ミラー672はオン位置にある。画像が観察者の右目696用である場合、ミラー672はオフ位置にあり、光は、光学素子690を通って導かれる。その場合、光は固定ミラー680上に下向きに照射され、レンズを介して反射する691を観察者の右目696に投影する。この場合、光は、固定ミラー680上に下向きに照射され、レンズ691を介して観察者の右眼696に反射する。スキャニングミラー630および672は、ミラー630および680上のセンサーからの、フィードバック・シグナルをそれらの位置に関連して受信する電子回路616によって制御される。図6に示さないサーボ回路は、その後ミラーへの電気信号を調整して、レーザ源610に流入するビデオデータを、ミラー位置で一致させる。
【0054】
他の実施例では、本発明は、他のガリウムおよび窒素含有基板配向上に構成された、デバイスおよび方法を含む。詳細な実施形態では、ガリウムおよび窒素含有基板は、{20−21}結晶配向を含む一群の面上に構成される。詳細な実施形態では、{20−21}は、m面からc面(0001)に向かって14.9°ずれている。例えば、ミスカットまたはオフカット角は、m面からc面に向かって、または代替的に概ね{20−21}結晶配向面で±17°である。他の実施例では、本デバイスは、c方向の投影に配向されたレーザストリップを含み、このレーザストリップは、a方向に垂直である(または代替的に、m面上では、c方向に構成されている)。1またはそれ以上の実施形態では、劈開されたファセットは、c方向の投影に直交する方向から1〜5°のガリウムおよび窒素含有面(例えば、GaN面)である(または代替的に、m面レーザの場合には、c面である)。
【0055】
本明細書で使用するGaN基板という用語は、GaN、InGaN、AlGaN、または出発材料として使用される、他のIII族含有合金または組成物を含む、III族窒化物ベースの材料に関連する。このような出発材料は、極性GaN基板(すなわち、最大面積面が名目上(h k l)平面であり、h=k=0であり、かつ1が非ゼロである基板)、非極性GaN基板(すなわち、最大面積面が、上述した極性方位から、約80〜100°の範囲の角度で配向され、l=0であり、かつhとkの少なくとも1つが非ゼロである、(hkl)面に向いた基板材料)、または半極性GaN基板(すなわち、最大面積面が、上述の極性方位から、約0.1〜80度または110〜179.9°の範囲の角度で配向され、1=0であり、かつhとkの少なくとも1つが非ゼロである、(hkl)面に向いた基板材料)を含む。レーザダイオードは、適切なパッケージに封入することができる。このようなパッケージには、TO−38およびTO−56ヘッダーなどのパッケージを含む。他の、TO−9や非標準パッケージといった適切なパッケージのデザインおよび方法も存在する。詳細な実施形態では、本装置は、コパッケージ構成で実装でき、それらは、全ての目的のために参照として組み込まれる同一の出願人による米国仮出願番号61/347,800に記載されている。
【0056】
他の実施形態では、ベア(パッケージ化されていない)光源およびスキャニングミラーを含む、これらの光学エンジンのいくつかまたは全ての構成要素は、パッケージ内の特定の雰囲気の有無にかかわらず、共通のパッケージ内に密閉または非密閉でパッケージすることができる。他の実施形態では、本レーザ装置は、様々な用途に構成することができる。これらの用途は、レーザディスプレイ、度量衡学、通信、ヘルスケアおよび手術、情報技術、およびその他を含む。例えば、本レーザ装置は、2009年5月29日に出願された61/182,105および2009年5月29日に出願された61/182,106米国仮出願に基づく優先権を主張する2010年5月27に提出された米国出願番号第12/789,303号に記載されたレーザディスプレイに提供することができる。これらは、本明細書に参照として組み込まれるものである。当然のことながら、他の変形、修正、および代替例は、存在することができる。
【0057】
例えば、本発明は、GaN、AlN、InN、InGaN、AlGaN、およびAlInGaNなどの非極性または半極性の、ガリウム含有基板を使用して、電磁放射を放射するための方法および装置を提供する。本発明は、光学デバイス、レーザ、発光ダイオード、太陽電池、光電気化学的水分離器および水素発生器、光検出器、集積回路、およびトランジスターなどの他の装置に適用できる。
【0058】
例えば、燐光体、または燐光体混合物または燐光体単結晶は、一またはそれ以上の(Y,Gd,Tb,Sc,Lu,La)3(Al,Ga,In)5O12:Ce3+,SrGa2S4:Eu2+,SrS:Eu2+,およびCdTe,ZnS,ZnSe,ZnTe,CdSe、またはCdTeを構成するコロイド状量子ドット薄膜から選択することが可能である。例えば、燐光体は、実質的に赤色光を放射することができ、その燐光体は、以下の1つまたはそれ以上からなる群から選択することができる。(Gd,Y,Lu,La)2O3:Eu3+,Bi3+;(Gd,Y,Lu,La)2O2S:Eu3+,Bi3+;(Gd,Y,Lu,La)VO4:Eu3+,Bi3+;Y2(O,S)3: Eu3+;Ca1−xMo1−ySiyO4であって、0.05≦x≦0.5,0≦y≦0.1である;(Li,Na,K)5Eu(W,Mo)O4;(Ca,Sr)S:Eu2+;SrY2S4:Eu2+;CaLa2S4:Ce3+;(Ca,Sr)S:Eu2+;3.5MgO*0.5MgF2*GeO2:Mn4+(MFG);(Ba,Sr,Ca)MgxP2O7:Eu2+,Mn2+;(Y,Lu)2WO6:Eu3+,Mo6+;(Ba,Sr,Ca)3MgxSi2O8:Eu2+,Mn2+であって1<x≦2である;(RE1−yCey)Mg2−xLixSi3−xPxO12であり、ここで、REは、少なくとも1つのSc,Lu,Gd,Y,およびTbであって、0.0001<x<0.1および0.001<y<0.1である;(Y,Gd,Lu,La)2−xEuxW1−yMoyO6であって、0.5≦x≦1.0, 0.01≦y≦1.0である;(SrCa)1−xEuxSi5N8であって、0.01≦x≦0.3である;SrZnO2:Sm+3;MmOnXであり、Mは、以下の群から選択される。Sc,Y,ランタニド、アルカリ土類金属およびそれらの混合物;Xはハロゲンであり;1≦m≦3;1≦n≦4であり、それらのランタニドドーピングレベルは、0.1〜40%のスペクトル重量の範囲とすることができ;およびEu3+活性化リン酸塩またはホウ酸塩燐光体;およびそれらの混合物である。他の燐光種の更なる詳細および関連する技術は、共通の権利者Raring等による発明であるところの、米国出願番号第8,956,894、2015年2月17日発行、発明の名称、Light devices using non―polar or semipolar gallium containing materials and phosphorsに見出すことができ、本明細書中に参照として組み込まれる。
【0059】
これまで、特定のパッケージの実施形態に関して説明したが、多くのバリエーション、代替、および修正が可能である。例えば、レーザまたはLEDデバイスは、円筒形、表面実装型、電源、ランプ、フリップチップ、スター、アレイ、ストリップ、またはレンズ(シリコーン、ガラス)に依存するジオメトリ、またはサブマウント(セラミック、シリコン、金属、複合材)といった様々なパッケージで構成することができる。代替的に、パッケージは、それらのパッケージのいかなるバリエーションとすることができる。他の実施形態では、パッケージ化されたデバイスは、他のタイプの光学デバイスおよび/または電子デバイスを含むことができる。例えば、光学デバイスは、OLED、レーザ、ナノ粒子光学デバイスなどとすることができる。他の実施形態では、電子デバイスは、集積回路、センサー、マイクロ機械加工された電子機械システム、またはこれらの任意の組み合わせなどを含むことができる。特定の実施形態では、パッケージ化されたデバイスは、整流器に結合されて、交流電力を、パッケージ化されたデバイスに適した直流に変換することができる。整流器は、E27またはE14などのエジソンスクリュー、MR16またはGU5.3などのバイピンベース、またはGU10などのバヨネットマウントなどの適切なベースに結合することができる。他の実施形態では、整流器は、パッケージ化されたデバイスから空間的に分離することができる。 加えて、本パッケージ化されたデバイスは、様々な用途に提供することができる。好ましい実施形態では、本願は、一般的な照明であり、オフィスビル、住宅、屋外照明、スタジアム照明などを含む。代替的に、本願は、コンピューティング・アプリケーション、テレビ、フラットパネル、マイクロディスプレイなどで使用されるディスプレイなどとすることができる。さらに、本願は、自動車やゲームなども含むことができる。特定の実施形態では、本デバイスは、空間的均一性を達成するように構成される。すなわち、ディフューザを封入材に加えて空間的均一性を達成することができる。上記の実施形態に応じて、ディフューザは、TiO2,CaF2,SiO2,CaCO3,BaSO4、その他を含むことができ、これらは、光学的に透明であり、封入剤とは異なる屈折率を有していて、光を反射させ、屈折させ、散乱させて遠方場パターンをより均一にさせる。当然ながら、それらは、他のバリエーション、修正および代替えとなることができる。
【0060】
燐光体プレートのアドレッシングは、図7に概説されるように、複数の方法で実行することができる。第1のアドレッシング・オプションは、一方向(例えば、高速x方向)での高速スキャンと、第2方向(例えば、低速y方向)でのより遅いスキャンとを伴う、カラーシーケンシャルでライン・バイ・ラインで交番させるものである。この場合には、スキャニングミラー230は、燐光体プレート240の全幅にわたって後ろ・前の仕方で、ライン毎にラスタされる。燐光体プレート240が、3つの別個のRGB燐光体241,242および243を有する場合、駆動波形が図7で概略的に示され、第1のセットの駆動電流711は、赤色サブプレート741の第1のライン761上に対応する所望のレーザ強度、その後、緑色サブプレート742の第1のライン761上に所望のレーザ強度を生成する第2のセットの駆動電流712、その後、青色サブプレート743の第3のセットの駆動電流713が生成される。ディスプレイ画像の第2のライン762が、低速y軸に沿ったスキャナーの小さな変位と、ミラーの反対のx方向への別のスキャンを使用して形成される場合、第2のセットの駆動電流波形がレーザダイオードに供給され、青色、緑色および赤色と逆の順序で画像の第2のライン762が形成される。このアドレッシング・プロセスは、青色燐光体プレートの最後セットの電流パルス723を有する、最後のライン769でフルイメージフレームが生成されるまで続けられる。このアドレッシングは、ライン・バイ・ラインなカラーシーケンシャル・アドレッシングである。このような構成では、より高い光出力を必要とする用途のために、複数のレーザを組み合わせることができる。
【0061】
アドレッシング・スキームは、フレーム・バイ・フレームのカラーシーケンシャル・アドレッシングに対応するように変更することができる。この場合には、赤フレームといった最初の色のフレームが完全に定義され、続いて緑色フレームと、青フレームとが定義される。スキャニングミラー230は、第1の燐光体(例えば、赤色)741を完全にスキャンし、次に、第2の燐光体(例えば、緑色)742を完全にスキャンし続け、完全な第3の燐光体(例えば、青色)743プレートをスキャンすることによって第1のカラー画像フレームを完成させる。燐光体の照射シーケンスは、過熱を回避し、システムの効率および信頼性を最大にするように、燐光体の熱性能に対して最適化することができる。複数のスキャナーを伴なう図5の光学的アーキテクチャは、同時的なカラーアドレッシングを可能とし、アドレッシングは、プライマリ波形711,712および713が同時に使用される点を除いて、上述したとと同じ方法で進行し、サブプレート741,742および743上の図7bに示されたプライマリビーム・スキャニングが、同時に発生する。
【0062】
開示された照明技術およびディスプレイ技術またはセンサー技術に基づくスマートダイナミック照明システム800は、図8に提示されており、図8は、システムの主要なアーキテクチャブロックを示す。照明サブシステム810は、図2〜5に記載されるように、白色、単色またはマルチカラーとすることができる。照明ビーム820または821は、照明ビームに続く意図されるターゲットを含むこともある特定のターゲット830またはバックグラウンド870に向けられる。検出サブシステム840は、スペクトルの可視部分(0.4〜0.7μm)に応答するフォトセンサーの単純な多素子アレイとすることができ、それらは、小型CMOSまたはCCDアレイとすることができ、またはスペクトラル波長0.3〜15μmで感度を有する赤外線センサーアレイ、またはマイクロボロメーター・アレイといった赤外線スペクトラムなどとすることができる。代替的に、サブシステム840は、スペクトルの可視または赤外線部分で感度を有するフルイメージング・アレイとすることができる。非イメージング原理に基づく他のモーションセンサも、使用することができる。モーションに関連する信号または完全な可視または赤外線画像は、プロセッシング・エレクトロニクス850によって分析され、データは、サーボ制御エレクトロニクス860に向けられる。ここで、サーボ・サブシステム860は、フィードバック信号を生成し、照明システム810のスキャニングミラーおよびレーザを制御する。このようにして、図8に示すように、ターゲットは、照明の強度、色および時間のコントロールを含んで動的に照明される。
【0063】
ターゲットが位置830から位置831に移動すると、ターゲットによって反射および散乱された光822が、光ビーム823に変化する。光ビームまたはそれらが表す画像の変化は、検出サブシステムによって検出され、プロセッシング・エレクトロニクス850およびサーボ・コントローラ860に供給され、コントローラ860は、それらを位置830から位置831に移動することによって照明ビームを制御し、常に照明ビームがターゲットに向けられるよう効率的に維持する。照明が可視スペクトルの外にある場合、ターゲットは、監視され、追跡されていることに気が付かず、このことは、いくつかのセキュリティ用途で有利である。
【0064】
完全な動的照明システムは、オフィス、家庭、ギャラリーなどの固定プラットフォームに取り付けることができ、または自動車、飛行機およびドローンのような可動システムに使用することができる。
【0065】
上記は、特定の実施形態の完全な説明であるが、様々な変更、代替の構成および同等物を使用することができる。したがって、上記の説明および図面は、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

図1
図2
図3A
図3B
図3C
図4
図5
図6
図7
図8