特許第6764694号(P6764694)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6764694
(24)【登録日】2020年9月16日
(45)【発行日】2020年10月7日
(54)【発明の名称】ホイールクレーンの車体フレーム
(51)【国際特許分類】
   B62D 21/18 20060101AFI20200928BHJP
   B66C 23/38 20060101ALI20200928BHJP
【FI】
   B62D21/18 E
   B66C23/38
【請求項の数】2
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-111344(P2016-111344)
(22)【出願日】2016年6月2日
(65)【公開番号】特開2017-217926(P2017-217926A)
(43)【公開日】2017年12月14日
【審査請求日】2019年5月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000140719
【氏名又は名称】株式会社加藤製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100079164
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 勇
(72)【発明者】
【氏名】小野 義法
【審査官】 結城 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第103112499(CN,A)
【文献】 特開2000−344134(JP,A)
【文献】 米国特許第4160558(US,A)
【文献】 米国特許第3622171(US,A)
【文献】 特開平10−7017(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62D 21/18,
B66C 23/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部旋回体を搭載する中間フレーム部と、この中間フレーム部の一方の側と他方の側にそれぞれ延設され前記中間フレーム部と共に直方体状のフレーム本体を形成する前方フレーム部および後方フレーム部とを有し、
前記後方フレーム部を、断面箱型で且つ当該装置駆動用のパワーユニットを装備可能に少なくとも上面が一部開放された構成とすると共に、
前記後方フレーム部前記中間フレーム部に設置された仕切り隔壁より後方の領域に位置する前記後方フレーム部の両側面板部分を、下方から上方に向けて断面逆ハの字状の上広がり状態に設定し
前記後方フレーム部には、前記中間フレーム部側に近い領域に、前記後方フレーム部補強用のキールボックス部を当該各フレーム部と一体化した状態で設置し、
前記キールボックス部は、所定間隙を隔てて配置された二枚の前記仕切り用隔壁と、一方の前記仕切り用隔壁から他方の前記仕切り用隔壁を貫き前記中間フレーム部の後方側隔壁に達する連結補強板を備えたことを特徴とするホイールクレーンの車体フレーム。
【請求項2】
請求項1に記載のホイールクレーンの車体フレームにおいて、
前記後方フレーム部は、その最下面が前記中間フレーム部の下面と同一高さに設定され、底面部分の幅が前記中間フレーム部の底面部の幅と同一に形成され、その上面部分の幅が前記中間フレーム部の上面部分の幅よりも大きく設定されることにより、前記中間フレーム部との境にデッドスペースが形成され、
前記デッドスペースに、二本のサスペンションシリンダをハの字状に設定したことを特徴とするホイールクレーンの車体フレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホイールクレーンの車体フレームに係り、特に、車体フレーム上に作業用の旋回体を備えた自走式作業機であるホイールクレーンの車体フレームに関する。
【背景技術】
【0002】
クレーン車等の自走式作業機については、昨今における吊荷や積載物の大型化に伴い、作業に必要な機械的装備や車体フレームについて、その高剛性化が要求されている。
かかる要求を満たすため、車体フレームの強化と共に、車体全体ではその重量が増加傾向にあり、同時に車体フレーム全体の車高が高く成り、自走式作業機全体が大型化し易いという事態が生じている。
【0003】
一方、上記自走式作業機の車高を抑制するものとして、従来より、下記特許文献1に開示されたホイル式多目的作業車および下記特許文献2に開示された自走式クレーン車が知られている。
【0004】
この内、特許文献1に開示されたホイール式多目的作業車は、車体フレームの後段に位置する後フレーム部分に穴部を設け、この穴部にエンジンを含むパワーユニットを格納し、これによって車高を抑制するという構成を採っている。
又、特許文献2に開示された自走式クレーン車では、車体フレームの後段に位置する後フレーム部分を分岐させて当該分岐により確保された空間部分に、エンジンを含むパワーユニットを配設するという手法を採り、これによって車高を抑制するという構成を採っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−344134号公報
【特許文献2】特開2000−159481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1及び2にあっては、何れも車高を抑制することに集中した課題解決を意図したものであり、その結果生じる車体フレーム全体の強度低下については、何らの解決策も採られてはいない。
【0007】
このため、上記特許文献1,2にあっては、実際上の課題として、車体フレームの内、後段に位置する後方フレーム部分が弱体化し、特に耐久性が著しく損なわれるという事態が生じ、その結果、車体フレームの大きさに対応した重量を備え且つ作業能力の大きい作業機を長期間装備することができないという不都合が生じている。
【0008】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に、作業機駆動用のエンジン等を保持しつつ車高を有効に抑制し且つ車体フレームの本体部全体を強化し、これによって装置全体の耐久性増大を図ったホイールクレーンの車体フレームを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明におけるホイールクレーンの車体フレームは、上部旋回体を搭載する中間フレーム部と、この中間フレーム部の一方の側と他方の側にそれぞれ延設され前記中間フレーム部と共に直方体状のフレーム本体を形成する前方フレーム部および後方フレーム部とを有し、
前記後方フレーム部を、断面箱型で且つ当該装置駆動用のパワーユニットを装備可能に上面が一部開放された断面U字状部分を備えた構成とすると共に、前記後方フレーム部前記中間フレーム部に設置された仕切り隔壁より後方の領域に位置する前記後方フレーム部の両側面板部分を、下方から上方に向けて断面逆ハの字状の上広がり状態に設定し、
前記後方フレーム部には、前記中間フレーム部側に近い領域に、前記後方フレーム部補強用のキールボックス部を当該各フレーム部と一体化した状態で設置し、前記キールボックス部は、所定間隙を隔てて配置された二枚の前記仕切り用隔壁と、一方の前記仕切り用隔壁から他方の前記仕切り用隔壁を貫き前記中間フレーム部の後方側隔壁に達する連結補強板を備える、という構成を採っている。
【0010】
このため、本発明では、旋回体駆動を含む装置全体の駆動用エンジン等を、フレーム本体の後方フレーム部の内部に格納装備したので、車高を確実に低くすることができ、装置全体の重心が低くなるので、フレーム本体の走行動作はもとより、旋回体の駆動動作に際しても、フレーム本体の捻じれ動作や曲げ動作が抑制され、動作の安定性を確保することができる。
【0011】
ここで、上記後方フレーム部については、その最下面が前記中間フレーム部の下面と略同一高さに設定され、底面部分の幅が前記中間フレーム部の底面部の幅と同一に形成され、その上面部分の幅が前記中間フレーム部の上面部分の幅とほぼ同一かそれよりも大きく設定されると共に、当該後方フレーム部には、前記中間フレーム部側に近い領域に、前記後方フレーム部補強用のキールボックス部を、仕切り用隔壁の形態をもって当該各フレーム部と一体化した状態で設置するようにしてもよい。
これは、車体フレームの長さを変えずに中間軸31を設定するに当たり、中間フレーム部2Aが後方フレーム部2Cよりもフレーム高さが高い場合、中間軸31を避けるため後方フレーム部2Cの下面にあったフィレットを中間フレーム部2Aの下面まで追い込まなくてはならず、更に、動力伝達系を通す穴をフィレット下面に設けているので、中間フレーム部2Aの強度低下を招く。
そこで、中間フレーム部2Aのフレーム高さを後方フレーム部2Cと略同一高さにして、キールボックス部110を後方フレーム部2Cの中間フレーム部2A側に配設することで、フレーム長さを延長することなく中間フレーム部2Aに対する作用力を分散することで、フレーム高さを低く保ったままの状態で、中間フレーム部2Aの強度を保つことを可能とした。
【0012】
このようにすると、後方フレーム部2C側では、旋回体の動作に起因してフレーム本体に印加される捻じれや屈曲作用に対しても、キールボックス部が後フレーム部と一体となって中間フレーム部を堅牢に保持することから、全体的な変形を、後方フレーム部と共に有効に抑制することができ、局所的な内部破損等をも有効に回避し得るという利点がある。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、後フレーム部側では、作業機駆動用のパワーユニット等を格納し保持しつつ車高を低く設定すると共に、後方フレーム部の構造を上述したように強化したので、これにより、装置全体の耐久性を大幅に増大することができるという従来にない優れたホイールクレーンの車体フレームを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明にかかるホイールクレーンの車体フレームにおける一実施形態の要部を示す図で、中間フレーム部と後方フレーム部の接続領域の詳細構造例を示す斜視図(上板部分を取り除いた状態)である。
図2図1に開示したホイールクレーンの車体フレームの要部を含む当該車体フレーム全体の構造を示す斜視図である。
図3図1に開示した車体フレーム(要部)及び多段式ブーム等を装備した状態の自走式ホイールクレーン車全体を示す正面図である。
図4図1に開示したホイールクレーンの車体フレームの要部を含む車体フレーム本体部分を示すで図で、図4(A)は一部断面した平面図、図4(B)は図4(A)の正面図である。
図5図4に開示したホイールクレーンの車体フレームの本体部分を示す一部断面した底面図である。
図6図4に開示したホイールクレーンの車体フレームに車輪及びアウトリガーを装備した状態の車体フレーム全体を示す正面図である。
図7図6における車体フレームの左右両車輪の装備状態を示す説明図で、図7(a)は符号C−Cに沿って見た車体フレームの前方領域における左右車輪の装備状態を示す説明図、図7(b)は符号A−Aに沿って見た車体フレームの中央領域におけるにおける左右車輪の装備状態を示す説明図、図7(c)は符号B−Bに沿って見た後方領域におけるにおける左右車輪の装備状態を示す説明図である。
図8図6における車体フレームの車輪を省略した状態の車体フレーム全体を示す底面図である。
図9】上記図1乃至図8に開示した車体フレームの変形例を示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。
最初に、本実施形態における自走式ホイールクレーン車の全体的な構成及びその機能等について説明する。
【0016】
本実施形態における自走式ホイールクレーン車1は、図2図3に示すように、路上走行および搭載物の形状を意図して前後に比較的長い形態をもって構成されている。
【0017】
この自走式ホイールクレーン車1は、具体的には、作業機としてのホイールクレーンと、このホイールクレーンを保持して走行移動可能に構成され且つ図3に示すように装置全体の駆動用エンジン等を含むパワーユニットを装備した車体フレーム2と、この車体フレーム2上に旋回可能に設置された旋回体(上部旋回体)3及び当該旋回体3に基部を枢着されて垂直面内で起伏回動可能に構成された多段式のブーム4と、前記旋回体3上に設置された作業用兼運転用のキャビン5とを備えており、更に、前記車体フレーム2の四隅には、実際の作業時に延設して使用する姿勢安定用のアウトリガー6が設けられている。
【0018】
そして、本実施形態における上記自走式ホイールクレーン車(以下「クレーン車」という)1は、図3に示すように、三軸六輪のクレーン車であって、左右の前車輪7,7、左右の中間車輪8,8、および左右の後車輪9,9を備えている。
【0019】
このクレーン車1における車体フレーム2は、その本体フレーム100が、図2に示すように直方体状に形成され、上面を覆う頂板10と、その両側の側面部を構成する左右の側面板11,11と、底面板14とを備えて、構成されている。
【0020】
ここで、頂板10には、その中央部に、前述した旋回体3を回転可能に装備するための円形状の旋回体設置穴10Aが設けられている。符号10Wは、旋回体設置穴10Aを含む旋回体設置領域を示す。
また、この頂板10の後方領域には、エンジンやトランスミッションのパワーユニットを格納するための後方開口部10Bが、前後方向にわたって長穴状に形成されている。そして、この後方開口部10Bが設けられた車体フレーム2の後方フレーム部2C部分には、前述したパワーユニット等が格納装備されるようになっている。
【0021】
上記した車体フレーム2は、本実施形態では縦断面が四角形状に形成され、前述したように、上面である頂板10と、左右の側面板11,11と、底面板14とによって成る強固な応力外皮構造を備えて構成している。
【0022】
この車体フレーム2は、全体的には、上部旋回体を搭載する中間フレーム部2Aと、この中間フレーム部2Aを挟んで一方の側と他方の側にそれぞれ延設され当該中間フレーム部2Aと共に前述したフレーム本体100を形成する前方フレーム部2B及び後方フレーム部2Cと、を備えて構成されている。
【0023】
ここで、上記後方フレーム部2Cは、断面箱型で且つ当該装置全体を駆動するためのパワーユニットを装備可能に、上面の後方開口部10Bに対応して、フレーム本体100の底面板14部分に、パワートレイン設置部13を備えている。又、この底面板14部分には、作業用長穴14Cが設けられている。
【0024】
また、前記後方フレーム部2Cの前記中間フレーム部2A側に設置された仕切り用隔壁110Aの後方の領域に位置する(前記後方フレーム部2C側の)各側面板11,11部分は、下方から上方に向けて断面逆ハの字状の上広がり状態に組み込まれている(図1参照)。
【0025】
このため、本実施形態にあっては、旋回体駆動を含む装置全体の駆動用エンジン等を、上述したようにフレーム本体100の後方フレーム部2Cの内部に設置可能としたので、車高を確実に低くすることができ、装置全体の重心が低くなるので、フレーム本体100の走行動作はもとより、旋回体の駆動動作に際しても、フレーム本体100の捻じれ動作や曲げ動作が抑制され、動作の安定性を確保することができる。
【0026】
同時に、後方フレーム部2C側では、フレーム高さが低くなったにもかかわらず、従来と同等の下部強度を維持しつつ、上面部分の幅を広げると共にその広げた領域の両側面板を、上記したように逆ハの字状に設置したことから、当該広げられた上面部分が下から堅実に保持される構造形態となっており、当該後方フレーム部2Cの幅を前後にわたって均一にできるので、板取り効率が良く、製造コストを抑えることができる。又、格納したパワーユニットに対する保守作業も、上面側が広げられているので、搬入搬出作業を含めて作業の円滑な実行が可能となっている。
【0027】
前述したフレーム本体100は、本実施形態では、上記した中間フレーム部2Aおよび後方フレーム部2Cの各両側面の内側部分が二重構造を成し、同時に、先方フレーム部2Bの両側面板の内側部分も一部二重構造を成し、これにより、車体フレーム2の全体がホイールクレーン車という実体に合わせて堅実に強化されている。
【0028】
また、このフレーム本体100は、中間フレーム部2Aの中央領域に設置される旋回体3を介して外部から印加される静加重および動加重に対し、許容範囲内であることを前提として、これに有効に対抗しつつ、作業機であるホイールクレーンを長期にわたって円滑に作動可能な状態に設定し得るようになっている。
【0029】
更に、フレーム本体100の頂板10の前記旋回体設置穴10Aに対応して、その底面板14の中央領域に、走行駆動装置(パワートレイン)装備用の中央部長穴10aが設けられている。この中央部長穴10aは、具体的には、前記旋回体設置穴10Aに対応した底面板14の中央領域からフレーム本体100の前端方向(図2の左端方向)に向かって長穴状態に形成されている。
【0030】
同時に、この底面板14に形成された中央部長穴10aの先端縁部分および後端縁部分を囲むようにして、ハの字状の補強部材14a,14a,14b,14bが、当該底面板14の内底面上に、図1に示すように二箇所に分かれた状態にて固着装備されている。
【0031】
また、この底面板14の中央部長穴10a部分には、その中央領域部分に当該中央部長穴10aを横切って、前述した左右の両側面板11,11を連結すると共に前述した頂板10の中央領域を下方から保持する先方側隔壁100A,100Dが設置されている。この先方側隔壁100A,100Dは、図1に示すように頂板10の前記旋回体設置穴10Aを囲む位置で、且つ当該旋回体設置穴10Aの先方側の位置に所定間隔を隔てて設置されている。
【0032】
これにより、底面板14の中央領域(中央部長穴10a部分)と共に、ホイールクレーンを保持する旋回体3が配置された頂板10の中央領域の先方側が、より有効に強化された状態となっている。
【0033】
同様に、この底面板14の中央部長穴10aの前述した後方フレーム部2C側(頂板10の中央領域の後方側)にも、前述した左右の両側面板11,11を連結すると共に前述した頂板10の中央領域を下方から保持する後方側隔壁100B,100Cが設置されている。この後方側隔壁100B,100Cは、頂板10の前記旋回体設置穴10Aを中心部側に配した位置で、且つ当該旋回体設置穴10Aの後方側の位置に設置されている。
【0034】
これにより、底面板14の中央領域(中央部長穴10a部分)と共に、ホイールクレーンを保持する旋回体3が配置された頂板10の中央領域の後方側が、より有効に強化された状態となっている。
【0035】
また、上述したホイールクレーンの車体フレーム2において、後方フレーム部2Cは、その最下面が前記中間フレーム部2Aの下面と略同一高さに設定され、底面部分の幅が前記中間フレーム部2Aの底面板14部分の幅と同一に形成され、その上面部分の幅が前記中間フレーム部2Aの上面部分の幅とほぼ同一かそれよりも大きく設定されている。
【0036】
更に、この後方フレーム部2Cには、上記中間フレーム部2A側に近い領域に、前記後方フレーム部補強用のキールボックス部110が、所定間隔を隔て配設された二枚の仕切り用隔壁110A,110B,の形態をもって当該各フレーム部2A,2B,2Cと一体化した状態で設置されている。ここで、二枚の仕切り用隔壁110A,110Bの間隔は、本実施形態では車体フレーム2の幅寸法の1/4の大きさに設定されている。
【0037】
これにより、後方フレーム部2C側では、旋回体3を介してフレーム本体100に印加される捻じれや屈曲作用に対しても、キールボックス部110が、後フレーム部2Cと一体となって中間フレーム部2Aを堅牢に保持することから、全体的な変形を、後方フレーム部2Cと共に有効に抑制することができ、局所的な内部破損等をも有効に回避し得るという利点がある。
【0038】
即ち、後方フレーム部2C側では、旋回体3から中間フレーム部2Aを介してフレーム本体100に印加される捻じれや屈曲等の外力に対して、上記したように、内装されたキールボックス部110が有効に機能して、当該外力を中間フレーム部2Aから後フレーム部2C側に有効に分散し、全体構造をもって当該外力に対応することができるようになっている。
【0039】
かかる点において、本実施形態では、後方フレーム部2Cの前記中間フレーム部2A側領域が、確実に強化されるので、当該中間フレーム部2Aの耐久性が増大し、長期にわたって旋回体3の安定動作を確保し得ると共に、旋回体保持動作の安定性が確保されることとなる。
【0040】
上記したキールボックス部110は、図1に示すように、後フレーム部2Cの中間フレーム部2A側に配設され、前述した中間フレーム部2A側の既設の後方側隔壁100Bと共に、後フレーム部2Cを強化し、同時に、当該後フレーム部2Cを介して中間フレーム部2Aを、更には、フレーム本体100の全体を強化する機能を備えている。
【0041】
このキールボックス部110は、具体的には、二枚の仕切り用隔壁110A,110Bを備え,これを前述したように、後フレーム部2Cの中間フレーム部2A側に配設し、各フレーム部2A,2B,2Cと一体化した状態に、固定装備されている。
ここで、二枚の仕切り用隔壁110A,110Bの間隔は、本実施形態では車体フレーム2の幅寸法の1/4の大きさに設定されている。
【0042】
このキールボックス部110は、具体的には、前述したように、所定の間隙を隔てて配置された二枚の仕切り用隔壁110A,110Bと、この各仕切り用隔壁110A,110Bを前述した中間フレーム部2A側の後方側隔壁100Cを含めてこれらを一体的に連結する補強用の連結補強板110a,110b,110cとを備えている。
【0043】
これにより、旋回体3の作動中に当該旋回体3からの吊り荷の移動に伴う外力がかかっても、キールボックス部110が、後方フレーム部2Cと一体となって中間フレーム部2Aを堅牢に保持することから、ホイールクレーンを介して旋回体3部分からフレーム本体100に伝えられる全体的な変形動作を後方フレーム部2Cと共に弾性限度内のものとして、これを有効に抑制することができ、局部的な破損等を有効に排除することが可能となっている。
【0044】
即ち、旋回体3の動作に起因してフレーム本体100に印加される捻じれや屈曲作用に対しても、キールボックス部110が有効に機能して後方フレーム2C側に有効に分散し、全体で抑制することができ、これにより、旋回体3の前述したホイールクレーンに対する保持動作の安定性が確保されるという利点がある。
【0045】
上記したキールボックス部110の設置は、後方フレーム部2Cの両側板11,11と頂板10及び底面板14との一体化によるフレーム本体100の強化を意図したものである。
同様に、キールボックス部110の設置領域の底板14部分には、底板強化を意図して、本実施形態では、以下に示す構成を採用している。
【0046】
即ち、前述した後方フレーム部2C領域の底面板14部分には、その中間フレーム部2A側に近い領域に、中心線を介して左右二箇所に作業用の二個の小穴14e,14eが、又これらの小穴よりも大きい一個の貫通丸穴14fが、それぞれ設けられている。
【0047】
この場合、本実施形態では、後者の比較的大きい一個の丸穴14f部分の底面板14部分における強度低下を回避するため、当該貫通丸穴14fをフレーム本体100の一方の長手方向から端部を挟むようにして且つ当該長手方向に沿った中心線を線対称として、ハの字状に補強リブ14h,14hを配設し当該底面板14に固着装備した。
【0048】
これにより、フレーム本体100の底面板14の貫通丸穴14f部分が、補強リブ14h,14hによって強化され、弱体化し易い底面板14の貫通丸穴14f部分も、装置全体の外圧による変化に対して、十分これに耐え得る構造となっている。
【0049】
次に、自走式ホイールクレーン車の要部を成す上記車体フレーム2の周辺構造およびその動作等について説明する。
【0050】
図7(a)に示される通り、前輪7,7を支える前軸15は、デフケースを含むアクスルビーム16と其の左右に設けられた車輪支持部17,17等によって構成され、左右の車輪支持部17,17は、転舵の中心軸となるキングピン18,18を中心に、左右の操舵用油圧シリンダ19,19によってステアリングされるようになっている。
【0051】
また、アクスルビーム16の移動はトルクロッド20とラテラルロッド41によって上下方向にのみ許容され、左右の車輪支持部17,17の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド21によって同期される。
【0052】
そして、前軸15を支える左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)は、図2および図7(a)に示される通り、車体フレーム2の頂板10の上面よりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケット23,23を介して車体フレーム2に枢着される。同時に、これら左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の他端(下端)は、各前輪7,7の転舵の中心軸に沿って左右のキングピン18,18の上端部に枢着されている。
【0053】
図7(a)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置は、頂板10の上面高さと同等、もしくは、其れよりも僅かに高い。
【0054】
アクスルビーム16に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ22の他端(下端)と此れに対応する前輪7との間の水平離間距離D1(モーメントの腕の長さ)に前軸15に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
【0055】
従って、サスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置をアクスルビーム16よりも外側に位置するキングピン18とし、水平離間距離D1の値を減らすことによって、アクスルビーム16の端部にサスペンションシリンダ22の他端(下端)を取り付けた場合に比べ、アクスルビーム16に作用する曲げモーメントを軽減してアクスルビーム16の実質的な耐久性を向上させることができる。
【0056】
サスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置をキングピン18とすることにより、アクスルビーム16の端部上面にサスペンションシリンダ22の他端(下端)を取り付けた場合と比較してサスペンションシリンダ22の他端(下端)の取付位置が上方に移動することになるが、サスペンションシリンダ22の一端(上端)の取付位置を規制するサスペンションシリンダ取付ブラケット23の側も車体フレーム2の頂板10の上面より上方に移動させているので、サスペンションシリンダ22の伸縮ストロークが保証される。
【0057】
また、図7(c)に示されるように、後輪9,9を支える後軸24は、デフケースを含むアクスルビーム25と其の左右に設けられたナックルアーム(車輪支持部)26,26等によって構成され、左右のナックルアーム26,26は、転舵の中心軸となるキングピン27,27を中心にステアリングされ、左右のナックルアーム26,26の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド28によって同期されるようになっている。
前記と同様、アクスルビーム25の移動はトルクロッド42によって上下方向にのみ許容されている。
【0058】
そして、後軸24を支える左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)は、図2および図7(c)に示される通り、車体フレーム2の頂板10の上面よりも上方に突出して側方に延出する左右のサスペンションシリンダ取付ブラケット30,30を介して車体フレーム2に枢着される一方、此れら左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の他端(下端)は、各後輪9,9の転舵の中心軸に沿って左右のキングピン27,27の上端部に枢着されている。
【0059】
図7(c)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)の枢着位置は、頂板10の上面高さと同等、もしくは、其れよりも僅かに高く、前軸15のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置の高さと同等である。
【0060】
アクスルビーム25に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ29の他端(下端)と此れに対応する後輪9との間の水平離間距離D1’(モーメントの腕の長さ)に後軸24に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
【0061】
従って、サスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置をアクスルビーム25よりも外側に位置するキングピン27とし、水平離間距離D1’の値を減らすことによって、アクスルビーム25の端部にサスペンションシリンダ29の他端(下端)を取り付けた場合に比べ、アクスルビーム25に作用する曲げモーメントを軽減してアクスルビーム25の実質的な耐久性を向上させることができる。
【0062】
サスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置をキングピン27とすることにより、アクスルビーム25の端部上面にサスペンションシリンダ29の他端(下端)を取り付けた場合と比較してサスペンションシリンダ29の他端(下端)の取付位置が上方に移動することになる。しかしながら、サスペンションシリンダ29の一端(上端)の取付位置を規制するサスペンションシリンダ取付ブラケット30の側も車体フレーム2の頂板10の上面より上方に移動させているので、サスペンションシリンダ29の伸縮ストロークが保証される。
【0063】
これに対し、図7(b)に示されるように、中間輪8,8を支える中間軸31は、アクスルビーム32と其の左右に設けられたナックルアーム(車輪支持部)33,33等によって構成され、左右のナックルアーム33,33は、転舵の中心軸となるキングピン34,34を中心にステアリングされ、左右のナックルアーム33,33の操舵角度は、此れらを接続するタイロッド35によって同期されるようになっている。
【0064】
また、アクスルビーム32の移動はトルクロッド36とラテラルロッド37によって上下方向にのみ許容されている。
車体フレーム2の頂板10は、図8に示されるように、少なくとも、中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)の取付箇所において左右の側板11,11を越えて側方に延出し、此の部分によって、サスペンションシリンダ取付部39,39となる張り出し部を形成している。
これは、キールボックス部110の作用力の分散効果が仕切り用隔壁110Aの後方より始まる側板11,11部分の下から上方に向けて断面逆ハの字状の上広がり状態に伴う断面変化部の集中応力の緩和に効果があるため、側面をフィレット状にしなくてもよい。この断面変化部(デッドスペース)Dh,Dhにサスペンションシリンダ38,38を、前軸15,後軸24と同様にハの字状に設定することができるので、タイヤとの干渉を防ぐことができ、コンパクトなサスペンションレイアウトを可能とした。
【0065】
そして、中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)は、図7(b)に示されるように、其の上端面40aがサスペンションシリンダ取付部39の下面に当接すると共に其の内側端面40bが側板11に当接し、且つ、其の外側端面40cが頂板10から側方に突出しない大きさの中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40,40を介して車体フレーム2の側面11,11に取り付けられている。
【0066】
このように、車体フレーム2の頂板10と一体に形成されたサスペンションシリンダ取付部39の下面と車体フレーム2の側板11の双方に当接させて中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40を車体フレーム2に溶接等の手段で固着することにより、車体フレーム2の長手方向の中央寄りに位置する中間軸31を支える左右のサスペンションシリンダ38,38の一端(上端)を車体フレーム2の両側に強固に取り付けることができる。
【0067】
また、サスペンション構造の構成要素の一種であるサスペンションシリンダ38,38や中間軸用サスペンションシリンダ取付ブラケット40が車体フレーム2の頂板10を越えて上方に突出することもなくなるので、旋回体3の回転時におけるサスペンション構造の構成要素と旋回体3との干渉が解消され、車体フレーム2に密接させて旋回体3を取り付けることが可能となって、クレーン車1の全高を低く抑えて走行安定性を確保することができる。
【0068】
そして、図7(b)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の他端(下端)は、各中間輪8,8の転舵の中心軸であるキングピン34,34から内側にオフセットして、中間軸31のアクスルビーム32の左右の端部上面側に取り付けられている。
【0069】
又、図7(b)に示される通り、左右のサスペンションシリンダ38,38の各々の一端(上端)の枢着位置は頂板10の下面側であり、従って、前軸15のサスペンションシリンダ22,22の各々の一端(上端)の枢着位置や後軸24のサスペンションシリンダ29,29の各々の一端(上端)の枢着位置に比べて取付位置の高さが低い。
【0070】
また、中間軸31に作用する軸重は、前軸15に作用する軸重や後軸24に作用する軸重よりも軽くなるように設計されている。
【0071】
アクスルビーム32に作用する曲げモーメントの大きさは、サスペンションシリンダ38の他端(下端)と此れに対応する中間輪8との間の水平離間距離D2(モーメントの腕の長さ)に中間軸31に作用する軸重の1/2を掛け合わせた値である。
【0072】
この中間軸31に関しては、サスペンションシリンダ38の他端(下端)の取付位置をキングピン34よりも内側に位置するアクスルビーム32の端部としているので、モーメントの腕の長さとなる水平離間距離D2は前軸15の場合のD1や後軸24の場合のD1’に比べて長くなる。
【0073】
しかしながら、中間軸31に作用する軸重は前軸15に作用する軸重や後軸24に作用する軸重よりも軽くなるように設計されているので、中間軸31のアクスルビーム32に作用する曲げモーメントが過大となることはなく、例えば、アクスルビーム32に作用する曲げモーメントの大きさを前軸15や後軸24の場合と同等の範囲に収めることができる。
【0074】
そして、このようにして前軸15や後軸24に加えて3軸目の中間軸31と其の中間輪8,8を設置することで、クレーン車1が取り扱いの対象とする吊荷の大型化に伴う車体の高重量化に対処することができるようになる。
【0075】
動力伝達系や操舵系の構成に関しては公知のものが装備され使用されている。本実施形態におけるクレーン車1においては、前軸15に取り付けられた前輪7,7と後軸24に取り付けられた後輪9,9の4つの車輪が駆動輪として機能し、前軸15に取り付けられた前輪7,7と中間軸31に取り付けられた中間輪8,8と後軸24に取り付けられた後輪9,9の全てが、操舵輪として機能するようになっている。
そして、走行に際しては、通常、前軸15のみに駆動力を伝達し、また、前軸15と後軸24の双方に対して一定の割合で駆動力を分割して伝達することも可能である。
【0076】
本実施形態では、前軸15と後軸24に関しては、共に、車体フレーム2よりも上方に突出して側方に延出するサスペンションシリンダ取付ブラケット23,30を介してサスペンションシリンダ22,29の各々の一端(上端)を車体フレーム2に取り付ける一方、これらのサスペンションシリンダ22,29の各々の他端(下端)をキングピン18,26の上端部に取り付けるようにしているので、サスペンションシリンダ22の両端部に位置する枢着点間の離間距離とサスペンションシリンダ29の両端部に位置する枢着点間の離間距離とが等しい。
従って、前軸15のサスペンションシリンダ22と後軸24のサスペンションシリンダ29は同一仕様のものを利用することができ互換性がある。
【0077】
一方、中間軸31のサスペンションシリンダ38に関しては、其の他端(下端)をキングピン34の上端部よりも低い位置にあるアクスルビーム32の端部上面に取り付けるようにしている。しかしながら、サスペンションシリンダ38の一端(上端)も頂板10の上面よりも低い位置にある車体フレーム2の側面に取り付けるようにしているので、結果的に、サスペンションシリンダ38の両端部に位置する枢着点間の離間距離とサスペンションシリンダ22,29の両端部に位置する各々の枢着点間の離間距離とは等しくなり、中間軸31のサスペンションシリンダ38と前軸15のサスペンションシリンダ22と後軸24のサスペンションシリンダ29は同一仕様のものを利用することができる。
【0078】
このように、サスペンションシリンダ22,29,38の長さに関連する仕様つまり枢着点間の離間距離を同一化することにより、各軸に共通する同一仕様のサスペンションシリンダの使用が可能となって、生産工程での部品管理が容易化される。
【0079】
又、これらの仕様が同一であるため、結果的に、サスペンションシリンダ22,29,38の各々を前軸15,中間軸31,後軸24の何れに取り付けても問題が生じることはなく、組立工程で生じる可能性のあるサスペンションシリンダの組み違いも防止されることになる。
【0080】
以上、本実施形態では、一例として、三軸六輪のクレーン車1に本発明のサスペンション装置を適用した場合について説明したが、本発明のサスペンション装置は総車軸数が三軸を超えるクレーン車にも適用できる。
尚、総車軸数が三軸を超えるクレーン車の場合にあっては、クレーン車の最も前方に位置する軸が前軸、又、最も後方に位置する軸が後軸であって、それ以外の軸は全て中間軸である。
【0081】
次に、他の実施形態を、図9に基づいて説明ずる。
この図9に示す他の実施形態は、中間フレーム2A部分のフレームが高い場合に、当該領域に位置するフレーム底面を、図9に示すように、図2に開示したフレーム本体100の底面14(図6参照)よりも更に下方位置14’に下げた点に構成上の特徴を有する。
【0082】
これにより、中間フレーム2A部分の重量増と共に生じ易い不安定状態を、フレーム本体100のフレーム底面14を略同一高さにすることによって回避し、当該作業機の走行時および稼働時における動作の安定を確保した。これが、図9に示す他の実施形態の特徴である。
その他の構成は、前述した図1乃至図8の実施形態と同一となっている。
【産業上の利用可能性】
【0083】
本発明は、クレーン車等の作業機であって、車体フレーム上に旋回体を備えた車軸数三以上の自走式作業機にも、好適に適用することができる。
【符号の説明】
【0084】
1 クレーン車
2 車体フレーム
2A 中間フレーム部
2B 前方フレーム部
2C 後方フレーム部
3 旋回体
10 頂板
10W 旋回体設置領域
11,11 側面板
14 底面板
100 フレーム本体
100A,100B 隔壁
110 キールボックス部
110A,110B 仕切り用隔壁
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9