【課題を解決するための手段】
【0028】
(1) 一局面に従うディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、携帯端末装置およびディスプレイ装置を有し、ディスプレイ装置は、携帯端末装置と通信を行う通信部を含み、携帯端末装置は、表示部と、ディスプレイ装置と通信を行う通信接続部と、携帯端末装置の水平面に対する傾斜を検知する姿勢検知センサと、姿勢検知センサからの姿勢が所定の角度であるか否かを判定する制御部と、を含み、制御部は、通信接続部を経由してディスプレイ装置と接続され、姿勢検知センサにより携帯端末装置が、所定の角度であると判定された場合、所定の角度に応じて携帯端末装置の表示部に対する画面表示を所定の方向に拡張して、通信接続部を経由して携帯端末装置の拡張表示をディスプレイ装置の表示部に一連の表示として連携しつつ拡張表示させる。
【0029】
この場合、携帯端末装置が所定の角度である場合、携帯端末装置の表示画面が、ディスプレイ装置に拡張表示される。ここで、ディスプレイ装置は、携帯端末装置よりも大きな表示画面を有するテレビジョン用のディスプレイ装置またはパーソナルコンピュータのディスプレイ装置等を含む。
【0030】
したがって、携帯端末装置をディスプレイ装置に近接させた場合、携帯端末装置の画面をディスプレイ装置に拡張表示させることができる。
【0031】
その結果、携帯端末装置の表示画面のみならず、表示画面の大きいディスプレイ装置に表示させることができるため、ユーザは、利用していないディスプレイ装置を有効利用することができる。また、文字またはアプリケーションソフトを大きく表示させることができるので、視力弱者にとっても、容易に認識することができる。
【0032】
また、通信接続部および通信部の少なくとも一方または両方は、HDMI(登録商標)、ケーブル等の接続であってもよい。
【0033】
また、拡張表示とは、携帯端末装置とディスプレイ装置の少なくとも一部との画面の広さを足し合わせて表示した状態である。携帯端末装置とディスプレイ装置の全体との画面の広さを足し合わせて表示した状態であってもよい。すなわち、拡張表示とは、当該足し合わせた画面を一画面として表示を行うことである。
【0034】
なお、単に携帯端末装置の画面をディスプレイ装置の画面にコピー可能な構成であってもよい。
また、携帯端末装置を設置した際の携帯端末装置の底辺(床側)を基準とした、携帯端末装置と床との間の角度に応じてディスプレイ装置における画面の拡張方向を決定することができる。その結果、ユーザは携帯端末装置とディスプレイ装置との間の相対位置を気にすること無く、所望のマルチ表示環境を得ることが可能になる。
【0035】
(2)
第2の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面に従うディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、制御部は、姿勢検知センサにより検知された角度が所定の時間において変化するか否かを判定する判定部を含むものである。
【0036】
この場合、制御部が、携帯端末装置の角度が所定の時間において、所定の角度を維持するか否か、を判定することにより、ディスプレイ装置に拡張表示を行わせることができる。
【0037】
また、制御部は、所定の角度に所定の時間において変化が生じる場合、携帯端末装置が手で保持されていると判定することができる。
【0038】
(3)
第3の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面または第2の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、携帯端末装置の形状は、長方形であり、
所定の角度とは、携帯端末装置の下側の端部の辺が短辺の場合の長辺と水平面とが成す第1所定の角度、または下側の端部の辺が長辺の場合の短辺と水平面とが成す第2所定の角度、を含んでもよい。
【0039】
第1所定の角度の場合、短辺が最下辺となるため、傾斜する辺は、長辺となる。第2所定の角度の場合、長辺が最下辺となるため、傾斜する辺は、短辺となる。そのため、第2所定の角度は、角度変化の範囲が大きな範囲となることが多く、第1所定の角度は、角度変化の範囲が第2所定の角度よりも小さな範囲となることが多い。
【0040】
すなわち、長方形の携帯端末装置において、所定の角度を複数設定することができる。なお、第1所定の角度および第2所定の角度のいずれも、0度から90度までの範囲であることが望ましい。
【0041】
(4)
第4の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面から第3の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、携帯端末装置を載置するための台座をさらに含み、台座は、携帯端末装置を所定の角度に保持してもよい。
【0042】
この場合、携帯端末装置を載置するための台座は、携帯端末装置を所定の角度に保持することができるので、携帯端末装置を台座に載置させた場合、容易に安定して携帯端末装置の画面をディスプレイ装置に拡張表示させることができる。
【0043】
(5)
第5の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、第4の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、台座は、携帯端末装置の所定の角度を調整して維持する調整部を有してもよい。
【0044】
この場合、台座は、携帯端末装置の所定の角度を調整する調整部を有するので、携帯端末装置の所定の角度を種々調整することができる。
【0045】
例えば、台座の調整部により携帯端末装置を0度以上10度未満の範囲に入るように設定した場合、携帯端末装置をディスプレイ装置と連携表示させ、水平面から10度以上20度未満の場合には、ディスプレイ装置に同じ表示(コピー表示)を行わせる等の設定を行うことができる。
【0046】
なお、調整部は、携帯端末装置の下端辺を支持する複数の凹凸部であってもよい。複数の凹凸部の一の凹凸部で携帯端末装置の下端辺を支持したり、複数の凹凸部の他の凹凸部で携帯端末装置の下端辺を支持したり、することで、携帯端末装置の所定の角度を変化させて維持することができる。
【0047】
また、台座を利用することにより、ユーザは、携帯端末装置をディスプレイ装置に接続して台座に設置するだけで、所望の拡張方向に携帯端末装置の表示画面を拡張することができる。また、台座は単体で存在していてもよく、ディスプレイ装置の台座部分(ディスプレイ装置を支持する脚部位)と兼用していてもよい。
【0048】
(6)
第6の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、第4または第5の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、台座は、ディスプレイ装置と通信可能な第1接続部と、携帯端末装置と通信可能な第2接続部と、を含み、台座は、第2接続部により携帯端末装置の画面情報を取得し、第1接続部によりディスプレイ装置に画面情報を送信してもよい。
【0049】
この場合、携帯端末装置を台座に載置させることにより、第2接続部が携帯端末装置の画面情報を取得し、第1接続部を介してディスプレイ装置に携帯端末装置の画面情報を送信することができる。
【0050】
その結果、台座に携帯端末装置を載置することで、ディスプレイ装置に容易に画面情報を供与することができる。
【0051】
(7)
第7の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、第4から第6の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、台座は、携帯端末装置が載置されたことを検知する検知センサを含む。
【0052】
この場合、台座は、検知センサを含む。検知センサは、例えば、物理的なスイッチ、ブルートゥース(登録商標)、近距離無線、光学センサ、NFC、ミラキャスト、マルチドッキングの場合にUSBで接続したことを検知するセンサ等である。
【0053】
その結果、台座において、携帯端末装置が載置されたことを検知センサにより検出することができる。
【0054】
(8)
第8の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面から第7の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、携帯端末装置は、光センサを含み、制御部は、光センサからの光情報に基づいて、通信接続部を介してディスプレイ装置に光情報を提供し、ディスプレイ装置は、光情報に基づいてディスプレイ装置の表示部の輝度を調整する輝度調整部を含む。
【0055】
この場合、携帯端末装置の輝度とディスプレイ装置の輝度とをあわせることができる。
【0056】
その結果、携帯端末装置の明るさと、ディスプレイ装置の明るさとを自動的にあわせることができるので、ユーザの視野を確実に保持することができる
【0057】
(9)
第9の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面から第8の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、制御部は、所定の動作に応じて、携帯端末装置の表示部の表示と、ディスプレイ装置の表示とを交換する入換え動作部を含んでもよい。
【0058】
この場合、入換え動作部により、携帯端末装置の表示部の表示とディスプレイ装置の表示とを交換することができる。
【0059】
その結果、ユーザは、所定の動作を行うことにより、表示を入換えることができる
【0060】
(10)
第10の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面から第9の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、制御部は、ディスプレイ装置の表示の大きさが携帯端末の表示部の大きさよりも大きい場合に、表示から表示部へ画像を移動させる場合の論理的接続として表示と表示部との接続位置が無い場合に、表示部の最も近い場所に表示から移動すべき画像を移動表示させる。
この場合、制御部は、ディスプレイ装置の表示の大きさおよび携帯端末装置の表示部の大きさが異なる場合に、論理的接続の表示が無い部分、すなわち、大きな表示から小さな表示へ移行する場合に、移行先がない場合がある。この場合に、移行先から最も近い小さい表示側へ移動して表示させる。
【0061】
なお、この場合、表示サイズに応じて、画像の大きさを変化させてもよい。例えば、大きい表示から小さい表示へ移動した場合には、画像も小さく変化させてもよい。
【0062】
(11)
第11の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムは、一局面から第9の発明にかかるディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続システムにおいて、制御部は、携帯端末装置の表示部の大きさ、およびディスプレイ装置の表示の大きさが異なる場合に、表示部から表示、または表示から表示部へ移動させる場合に、表示の画像位置の比率に応じて表示部の大きさの比率に応じた位置に移動表示させ、表示部の画像位置の比率に応じて表示の大きさの比率に応じた位置に移動表示させる。
【0063】
この場合、制御部は、ディスプレイ装置の表示の大きさおよび携帯端末装置の表示部の大きさが異なる場合に、論理的接続の表示が無い部分、すなわち、大きな表示から小さな表示へ移行する場合に、表示サイズの比率に応じて移行先を決定し、移動して表示させることができる。
【0064】
なお、この場合、表示サイズの比率に応じて、画像の大きさを変化させてもよい。例えば、大きい表示から小さい表示へ移動した場合には、画像も比率に応じて小さく変化させてもよい。
【0065】
(12)
他の局面に従うディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続方法は、携帯端末装置の表示部への表示を拡張してディスプレイ装置に連携表示させるためのディスプレイ装置および携帯端末装置の連携接続方法であって、表示部に対して表示を行う表示工程と、ディスプレイ装置と通信を行う通信接続工程と、携帯端末装置の水平面に対する傾斜を姿勢検知センサにより検知する検知工程と、検知工程からの姿勢が所定の角度であるか否かを判定する制御工程と、を含み、制御工程は、通信接続工程を用いてディスプレイ装置と接続する接続工程と、接続工程の後、検知工程により携帯端末装置が、所定の角度であると判定された場合、所定の角度に応じて携帯端末装置の表示工程における画面表示を所定の方向に拡張して、携帯端末装置の拡張表示をディスプレイ装置の表示部に一連の表示として連携しつつ拡張表示させる拡張表示工程を含む。
【0066】
この場合、携帯端末装置が所定の角度である場合、携帯端末装置の表示画面が、ディスプレイ装置に拡張表示される。ここで、ディスプレイ装置は、携帯端末装置よりも大きな表示画面を有するテレビジョン用のディスプレイ装置またはパーソナルコンピュータのディスプレイ装置等を含む。
【0067】
したがって、携帯端末装置をディスプレイ装置に近接させた場合、携帯端末装置の画面をディスプレイ装置に拡張表示させることができる。
【0068】
その結果、携帯端末装置の表示画面のみならず、表示画面の大きいディスプレイ装置に表示させることができるため、ユーザは、利用していないディスプレイ装置を有効利用することができる。また、文字またはアプリケーションソフトを大きく表示させることができるので、視力弱者にとっても、容易に認識することができる。
【0069】
また、通信接続部および通信部の少なくとも一方または両方は、HDMI(登録商標)、ケーブル等の接続であってもよい。
【0070】
また、拡張表示とは、携帯端末装置とディスプレイ装置の少なくとも一部との画面の広さを足し合わせて表示した状態である。携帯端末装置とディスプレイ装置の全体との画面の広さを足し合わせて表示した状態であってもよい。すなわち、拡張表示とは、当該足し合わせた画面を一画面として表示を行うことである。
【0071】
なお、単に携帯端末装置の画面をディスプレイ装置の画面にコピー可能な構成であってもよい。
また、携帯端末装置を設置した際の携帯端末装置の底辺(床側)を基準とした、携帯端末装置と床との間の角度に応じてディスプレイ装置における画面の拡張方向を決定することができる。その結果、ユーザは携帯端末装置とディスプレイ装置との間の相対位置を気にすること無く、所望のマルチ表示環境を得ることが可能になる。
【0072】
(13)
さらに他の局面に従うディスプレイ装置と連携表示が可能な携帯端末装置の連携接続プログラムは、携帯端末装置の表示部への表示を拡張してディスプレイ装置と連携表示が可能な携帯端末装置の連携接続プログラムであって、携帯端末装置の表示部に対して表示を行う表示処理と、ディスプレイ装置と通信を行う通信接続処理と、携帯端末装置の水平面に対する傾斜を姿勢検知センサにより検知する検知処理と、検知処理からの姿勢が所定の角度であるか否かを判定する制御処理と、を含み、制御処理は、通信接続処理を用いてディスプレイ装置と接続する接続処理と、接続処理の後、検知処理により携帯端末装置が、所定の角度であると判定された場合、所定の角度に応じて携帯端末装置の表示処理における画面表示を所定の方向に拡張して、携帯端末装置の拡張表示をディスプレイ装置の表示部に一連の表示として連携しつつ拡張表示させる拡張表示処理を含む。
【0073】
この場合、携帯端末装置が所定の角度である場合、携帯端末装置の表示画面が、ディスプレイ装置に拡張表示される。ここで、ディスプレイ装置は、携帯端末装置よりも大きな表示画面を有するテレビジョン用のディスプレイ装置またはパーソナルコンピュータのディスプレイ装置等を含む。
【0074】
したがって、携帯端末装置をディスプレイ装置に近接させた場合、携帯端末装置の画面をディスプレイ装置に拡張表示させることができる。
【0075】
その結果、携帯端末装置の表示画面のみならず、表示画面の大きいディスプレイ装置に表示させることができるため、ユーザは、利用していないディスプレイ装置を有効利用することができる。また、文字またはアプリケーションソフトを大きく表示させることができるので、視力弱者にとっても、容易に認識することができる。
【0076】
また、通信接続部および通信部の少なくとも一方または両方は、HDMI(登録商標)、ケーブル等の接続であってもよい。
【0077】
また、拡張表示とは、携帯端末装置とディスプレイ装置の少なくとも一部との画面の広さを足し合わせて表示した状態である。携帯端末装置とディスプレイ装置の全体との画面の広さを足し合わせて表示した状態であってもよい。すなわち、拡張表示とは、当該足し合わせた画面を一画面として表示を行うことである。
【0078】
なお、単に携帯端末装置の画面をディスプレイ装置の画面にコピー可能な構成であってもよい。
また、携帯端末装置を設置した際の携帯端末装置の底辺(床側)を基準とした、携帯端末装置と床との間の角度に応じてディスプレイ装置における画面の拡張方向を決定することができる。その結果、ユーザは携帯端末装置とディスプレイ装置との間の相対位置を気にすること無く、所望のマルチ表示環境を得ることが可能になる。
【0079】
(14)
さらに他の局面に従うディスプレイ装置と連携表示が可能な携帯端末装置は、携帯端末装置の表示部への表示を拡張してディスプレイ装置と連携表示が可能な携帯端末装置であって、表示を行う表示部と、ディスプレイ装置と通信を行う通信接続部と、携帯端末装置の水平面に対する傾斜を姿勢検知センサにより検知する検知部と、検知部からの姿勢が所定の角度であるか否かを判定する制御部と、を含み、制御部は、通信接続部を用いてディスプレイ装置と接続する接続部と、接続部の後、検知部により携帯端末装置が、所定の角度であると判定された場合、所定の角度に応じて携帯端末装置の表示部における画面表示を所定の方向に拡張して、携帯端末装置の拡張表示をディスプレイ装置の表示部に一連の表示として連携しつつ拡張表示させる拡張表示部を含む。
【0080】
この場合、携帯端末装置が所定の角度である場合、携帯端末装置の表示画面が、ディスプレイ装置に拡張表示される。ここで、ディスプレイ装置は、携帯端末装置よりも大きな表示画面を有するテレビジョン用のディスプレイ装置またはパーソナルコンピュータのディスプレイ装置等を含む。
【0081】
したがって、携帯端末装置をディスプレイ装置に近接させた場合、携帯端末装置の画面をディスプレイ装置に拡張表示させることができる。
【0082】
その結果、携帯端末装置の表示画面のみならず、表示画面の大きいディスプレイ装置に表示させることができるため、ユーザは、利用していないディスプレイ装置を有効利用することができる。また、文字またはアプリケーションソフトを大きく表示させることができるので、視力弱者にとっても、容易に認識することができる。
【0083】
また、通信接続部および通信部の少なくとも一方または両方は、HDMI(登録商標)、ケーブル等の接続であってもよい。
【0084】
また、拡張表示とは、携帯端末装置とディスプレイ装置の少なくとも一部との画面の広さを足し合わせて表示した状態である。携帯端末装置とディスプレイ装置の全体との画面の広さを足し合わせて表示した状態であってもよい。すなわち、拡張表示とは、当該足し合わせた画面を一画面として表示を行うことである。
【0085】
なお、単に携帯端末装置の画面をディスプレイ装置の画面にコピー可能な構成であってもよい。
また、携帯端末装置を設置した際の携帯端末装置の底辺(床側)を基準とした、携帯端末装置と床との間の角度に応じてディスプレイ装置における画面の拡張方向を決定することができる。その結果、ユーザは携帯端末装置とディスプレイ装置との間の相対位置を気にすること無く、所望のマルチ表示環境を得ることが可能になる。