特許第6765440号(P6765440)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6765440タッチセンサ誤検知防止構造、及びそれを含む電子機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6765440
(24)【登録日】2020年9月17日
(45)【発行日】2020年10月7日
(54)【発明の名称】タッチセンサ誤検知防止構造、及びそれを含む電子機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/041 20060101AFI20200928BHJP
【FI】
   G06F3/041 430
【請求項の数】10
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-554876(P2018-554876)
(86)(22)【出願日】2017年11月9日
(86)【国際出願番号】JP2017040499
(87)【国際公開番号】WO2018105305
(87)【国際公開日】20180614
【審査請求日】2019年3月15日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0164165
(32)【優先日】2016年12月5日
(33)【優先権主張国】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000010098
【氏名又は名称】アルプスアルパイン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(72)【発明者】
【氏名】金 泳勳
(72)【発明者】
【氏名】土谷 智明
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 友哉
(72)【発明者】
【氏名】阿部 伸也
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 康徳
【審査官】 ▲高▼瀬 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−071239(JP,A)
【文献】 特開2013−077271(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/041
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサシートの貫通する貫通路形成部が設けられた筐体と、該筐体の内部に取り付けられた回路基板と、前記センサシートにより前記回路基板と電気的に接続されるタッチパネルと、を含む電子機器に設けられるタッチセンサ誤検知防止構造において、
前記センサシートは、該センサシートの両側部のそれぞれにグラウンドパターンが形成され、
前記貫通路形成部の内部の四隅に、前記センサシートの両側部の一部での動きを制限できるように、所定の高さだけ突出して設けられた突起部が形成されており、
前記突起部は、
前記センサシートの電極パターンと接触しないことで、当該電極パターンを前記貫通路形成部の内面に接触させないように形成されていることを特徴とするタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項2】
前記貫通路形成部の貫通路は、平面視からして矩形の構造を有し、且つ、前記センサシートの幅に対応する長さを有し、
前記突起部は、平面視からして前記貫通路の4つの隅部に形成されることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項3】
前記センサシートは、
前記両側部に形成された2つのグラウンドパターンの間に、該グラウンドパターンから所定の距離だけ離れて形成された電極パターンを含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項4】
前記突起部は、前記センサシートのグラウンドパターンの少なくとも一部と接触するように、前記貫通路形成部の平面視からして両側部の内面に、所定の幅をもって形成されていることを特徴とする請求項3に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項5】
前記突起部は、前記センサシートの電極パターンとは1.0mm〜2.0mm離れて形成されていることを特徴とする請求項4に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項6】
前記タッチパネルは、前記筐体の一側に上下往復で摺動可能に設けられており、
前記タッチパネルの下部には、前記回路基板上に取り付けられたスイッチング部材に向ける方向に所定の長さだけ延在するように形成されたスイッチングサポートが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項7】
前記貫通路形成部は、前記回路基板の上部面と垂直を成す方向に所定の長さだけ延在するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項8】
前記貫通路形成部の平面視からして両側部の内面に形成された突起部は、貫通路の延在する長さに対応する長さだけ上下方向に延びていることを特徴とする請求項7に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項9】
前記貫通路形成部の貫通路の長さは、前記センサシートの幅に対し105%〜115%であることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンサ誤検知防止構造。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載のタッチセンサ誤検知防止構造を含むことを特徴とする電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチセンサ誤検知防止構造、及びそれを含む電子機器であって、より詳細には、電子機器の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できるタッチセンサ誤検知防止構造、及びそれを含む電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、従来のタッチセンサを含む電子機器の一部分を示す断面模式図であり、図2は、図1に示された従来技術における貫通路およびセンサシートを示す平面模式図である。また、図3は、図1に示されたタッチパネルが動作する際に、センサシートが動いて貫通路の内部面と接触する現象を示す断面模式図である。
【0003】
従来のタッチセンサを含む電子機器10は、図1に示されたように、タッチパネル14の他、多数の構成を有する。
【0004】
具体的に、従来の電子機器10は、センサシート13の貫通する貫通路形成部15が設けられた筐体11と、筐体11の内部に取り付けられた回路基板12と、センサシート13により回路基板12と電気的に接続されるタッチパネル14と、を有する。
【0005】
必要に応じて、従来の電子機器10は、タッチパネル14が上下往復で摺動可能に筐体11の一側に設けられ、タッチパネル14の下部には、回路基板12上に取り付けられたスイッチング部材17に向ける方向に所定の長さだけ延在するように形成されたスイッチングサポート18が設けられて良い。
【0006】
このような電子機器10の場合、上下往復で摺動可能なタッチパネル14により、センサシート13は動くことになる。この際、図3に示されたように、センサシート13は、貫通路形成部15の内側面と接触する可能性がある。すると、センサシート13は、誤ってタッチを検知し、電子機器10の誤作動を招きかねない。
【0007】
即ち、センサシート13には、タッチ信号を検知できる多数の電極パターン(electrode pattern)が形成され、かかる電極パターンが貫通路形成部15の内側面と接触することにより、誤ったタッチ信号が発生する。
【0008】
従って、従来のタッチセンサを含む電子機器の問題点を解決する技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】韓国公開特許第10-2006-0108999号公報(公開日:2006年10月19日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、タッチセンサを含む電子機器において、該電子機器の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できるタッチセンサ誤検知防止構造、及びそれを含む電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
このような目的を達成するため、本発明の一側面に係るタッチセンサ誤検知防止構造は、センサシートの貫通する貫通路形成部が設けられた筐体と、該筐体の内部に取り付けられた回路基板と、前記センサシートにより前記回路基板と電気的に接続されるタッチパネルと、を含む電子機器において、前記貫通路形成部の平面視からして両側部の内面に、センサシートの両側部の一部での動きを制限できるように、所定の高さだけ突出して設けられた突起部が形成されている。
【0012】
本発明の一実施例において、前記貫通路形成部の貫通路は、平面視からして矩形の構造を有し、且つ、センサシートの幅に対応する長さを有し、前記突起部は、平面視からして前記貫通路の4つの隅部に形成される。
【0013】
本発明の一実施例において、前記センサシートは、該センサシートの両側部にそれぞれ形成されたグラウンドパターンと、前記両側部に形成された2つのグラウンドパターンの間に、該グラウンドパターンから所定の距離だけ離れて形成された電極パターンを含む。
【0014】
また、前記突起部は、センサシートのグラウンドパターンの少なくとも一部と接触するように、貫通路形成部の平面視からして両側部の内面に、所定の幅をもって形成されて良い。
【0015】
また、前記突起部は、センサシートの電極パターンとは1.0mm〜2.0mm離れて形成されて良い。
【0016】
本発明の一実施例において、前記タッチパネルは、筐体の一側に上下往復で摺動可能に設けられており、前記タッチパネルの下部には、回路基板上に取り付けられたスイッチング部材に向ける方向に所定の長さだけ延在するように形成されたスイッチングサポートが設けられて良い。
【0017】
本発明の一実施例において、前記貫通路形成部は、回路基板の上部面と垂直を成す方向に所定の長さだけ延在するように形成されて良い。
【0018】
また、前記貫通路形成部の平面視からして両側部の内面に形成された突起部は、貫通路の延在する長さに対応する長さだけ上下方向に延びている構造を有して良い。
【0019】
本発明の一実施例において、前記貫通路形成部の貫通路の長さは、センサシートの幅に対し105%〜115%であって良い。
【0020】
また、本発明は、前記タッチセンサ誤検知防止構造を含む電子機器を提供することができる。
【発明の効果】
【0021】
以上にて説明したように、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造によると、特定の構造を有する、貫通路形成部及び突起部を設けることにより、電子機器の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できる。
【0022】
また、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造によると、センサシートのグラウンドパターンと電極パターンを特定の位置に配置すると共に、貫通路に形成された突起部が該グラウンドパターンと接触するように、該突起部を特定の位置に配置することにより、電子機器の動作時に揺れがあったとしても、センサシートの電極パターンと貫通路の内部面とが接触することを防止し、その結果、誤ったタッチ検知を防止することができる。
【0023】
また、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造によると、回路基板の上部面と垂直を成す方向に所定の長さだけ延在する構造の貫通路、および該貫通路に形成された突起部を設けることにより、センサシートに設けられた電極パターンが貫通路の内部面と接触することが防止され、その結果、誤ったタッチ検知を防止することができる。
【0024】
また、本発明の電子機器によると、タッチセンサ誤検知防止構造を設けることにより、該電子機器の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】従来のタッチセンサを含む電子機器の一部分を示す断面模式図である。
図2図1に示された従来技術における貫通路およびセンサシートを示す平面模式図である。
図3図1に示されたタッチパネルが動作する際に、センサシートが動いて貫通路の内部面と接触する現象を示す断面模式図である。
図4】本発明の一実施例における貫通路およびセンサシートを示す平面模式図である。
図5図4におけるA-A’線断面図である。
図6図4におけるB-B’線断面図である。
図7】本発明の一実施例における貫通路、センサシート、及び該センサシートに形成されたグラウンドパターンと電極パターンを示す平面模式図である。
図8】本発明の一実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
【0027】
まず、本明細書や請求の範囲において使用される用語等は、通常の意味、若しくは、辞書的な意味に限らず、本発明の技術的思想に相応しい意味として解釈されなければならない。
【0028】
なお、本明細書等において、ある部材が他の部材「上」に設けられるとした場合、これには、ある部材が他の部材に接している場合だけでなく、両部材の間にまた他の部材が存在する場合も含まれる。また、本明細書等において、ある部材がある構成要素を「含む」とした場合、これには、相反する記載がない限り、他の構成要素を排除することではなく、他の構成要素を更に含む場合が含まれる。
【0029】
図4は、本発明の一実施例における貫通路およびセンサシートを示す平面模式図であり、図5は、図4におけるA-A’線断面図であり、図6は、図4におけるB-B’線断面図である。
【0030】
これらの図面を参照すると、本実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造100は、センサシート130の貫通する貫通路形成部110が設けられた筐体101と、該筐体101の内部に取り付けられた回路基板102と、センサシート130により回路基板102と電気的に接続されるタッチパネル103と、を含む電子機器において、特定の構造を有する貫通路形成部110と突起部120を設けることにより、該製品の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できる。
【0031】
以下では、図面を参照しつつ、本実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造100を構成する各構成について詳細に説明する。
【0032】
本実施例における貫通路形成部110の貫通路111は、平面視からして矩形の構造を有し、且つ、センサシート130の幅Wに対応する長さLを有する。また、突起部120は、平面視からして貫通路111の4つの隅部に形成されることが好ましい。
【0033】
本実施例における突起部120は、貫通路形成部110の平面視からして両側部110aの内面に形成され、且つ、センサシート130の両側部130aの一部での動きを制限できるように、所定の高さFだけ突出して形成されている。
【0034】
また、貫通路形成部110は、回路基板120の上部面と垂直を成す方向に所定の長さGだけ延在するように形成されている。
【0035】
また、貫通路形成部110の平面視からして両側部110aの内面に形成された突起部120は、貫通路111の延在する長さGに対応する長さだけ上下方向に延びていて良い。
【0036】
また、貫通路形成部110の貫通路111の長さLは、図4に示されたように、センサシート130の幅Wに対し105%〜115%であることが好ましい。貫通路111の長さLが、センサシート130の幅Wに対し115%を超過する場合は、センサシート130の幅方向の動きを安定的に制限できないことから好ましくない。一方で、貫通路111の長さLがセンサシート130の幅Wに対し105%未満である場合は、逆に、センサシート130の幅方向の動きを過渡に制限することから、タッチパネル103の動きを制限することになる。
【0037】
図7は、本発明の一実施例における貫通路、センサシート、及び該センサシートに形成されたグラウンドパターンと電極パターンを示す平面模式図であり、図8は、本発明の一実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造を示す断面模式図である。
【0038】
これらの図面を図4図6と共に参照すると、本実施例におけるセンサシート130は、グラウンドパターン(ground pattern)131及び電極パターン(electrode pattern)132が形成された構造を有する。
【0039】
具体的に、センサシート130のグラウンドパターン131は、図7に示されたように、該センサシート130の両側部にそれぞれ形成され、電極パターン132は、上記の両側部に形成された2つのグラウンドパターン131の間に、該グラウンドパターン131から所定の距離だけ離れて形成されることが好ましい。
【0040】
また、本実施例における突起部120は、図4及び図7に示されたように、センサシート130のグラウンドパターン131の少なくとも一部と接触するように、貫通路形成部110の平面視からして両側部110aの内面に、所定の幅Dをもって形成されて良い。
【0041】
更に、図7に示されたように、本実施例における突起部120は、センサシート130の電極パターン132とは1.0mm〜2.0mm(E)離れて形成されることが好ましい。
【0042】
図8に示されたように、本実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造100は、必要に応じて上下往復で摺動可能に筐体101の一側に設けられるタッチパネル103を含んで良い。
【0043】
この場合、タッチパネル103の下部には、回路基板102上に取り付けられたスイッチング部材104に向ける方向に所定の長さだけ延在するように形成されたスイッチングサポート105が設けられることにより、上下方向のプッシュ動作が実現される。
【0044】
ユーザの意図によりプッシュ動作が実現され、タッチパネル103が動く場合であっても、貫通路形成部110の平面視からして両側部110aの内面に形成された突起部120により、電極パターン132と貫通路111の内部面とが、所定の距離dだけ離れることになり(図6をご参照)、接触することが防止され、その結果、誤ったタッチ検知を防止することができる。
【0045】
また、本発明は、本実施例に係るタッチセンサ誤検知防止構造100を含む電子機器を提供することができる。
【0046】
以上にて説明したように、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造100によると、特定の構造を有する、貫通路形成部110及び突起部120を設けることにより、製品の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できる。
【0047】
また、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造100によると、センサシート130のグラウンドパターン131と電極パターン132を特定の位置に配置すると共に、貫通路111に形成された突起部120が該グラウンドパターン131と接触するように、該突起部120を特定の位置に配置することにより、電子機器の動作時に揺れがあったとしても、センサシート130の電極パターン132と貫通路111の内部面とが接触することを防止し、その結果、誤ったタッチ検知を防止することができる。
【0048】
また、本発明のタッチセンサ誤検知防止構造100によると、回路基板102の上部面と垂直を成す方向に所定の長さだけ延在する構造の貫通路111、および該貫通路111に形成された突起部120を設けることにより、センサシート130に形成された電極パターン132が貫通路111の内部面と接触することを防止し、その結果、誤ったタッチ検知を防止することができる。
【0049】
また、本発明の電子機器によると、タッチセンサ誤検知防止構造100を有することにより、該電子機器の動作時に揺れがあった場合、タッチセンサが誤ってタッチを検知することを防止できる。
【0050】
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
【0051】
本願は、韓国特許庁に2016年12月5日に出願された基礎出願10-2016-0164165号の優先権を主張するものであり、その全内容を参照によりここに援用する。
【符号の説明】
【0052】
10 従来の電子機器
11 筐体
12 回路基板
13 センサシート
14 タッチパネル
15 貫通路形成部
16 貫通路
17 スイッチング部材
18 スイッチングサポート
100 タッチセンサ誤検知防止構造
101 筐体
102 回路基板
103 タッチパネル
104 スイッチング部材
105 スイッチングサポート
110 貫通路形成部
110a 両側部
111 貫通路
120 突起部
130 センサシート
130a 両側部
131 グラウンドパターン
132 電極パターン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8