(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の点灯装置では、それぞれの光源に流れる電流の最大値が高くなり、光源の発熱量が大きくなる可能性があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は光源に流れる電流の最大値を低減し、光源の発熱量を抑制し、かつ任意の2つの光色を得ることができる点灯装置および照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に開示する点灯装置は、光源部の点灯および消灯を外部スイッチで切り替え可能な点灯装置である。前記光源部は、第1光源と、第2光源とを有する。前記第1光源は、第1光色を有する。前記第2光源は、前記第1光色と異なる第2光色を有する。前記点灯装置は、第1スイッチと、第2スイッチと、定電流回路と、インピーダンス部と、制御部とを備える。前記第1スイッチは、前記第1光源と接続される。前記第2スイッチは、前記第2光源と接続される。前記定電流回路は、前記第1光源および前記第2光源に接続される。前記定電流回路は、前記第1光源および前記第2光源に一定の電流を供給する。前記インピーダンス部は、前記第1光源と前記第2光源に接続された所定のインピーダンスを有する。前記制御部は、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの少なくとも一方が導通するように制御する。前記第1光源および前記第2光源は、前記定電流回路から供給される電流に基づいた光量で点灯する。前記制御部は、前記外部スイッチによって電力の供給が一時的に停止された時間が所定時間範囲内であることを検知した際、前記第1スイッチが導通する第1導通状態、前記第2スイッチが導通する第2導通状態、および、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのいずれも導通する第3導通状態の少なくともいずれかの導通状態に切り替える。前記第1導通状態において、
前記第1光源が点灯するとともに、前記第2光源は、前記インピーダンス部によって電流が抑制されることにより前記第1光源よりも小さい光量で点灯する。前記第2導通状態において、
前記第2光源が点灯するとともに、前記第1光源は、前記インピーダンス部によって電流が抑制されることにより前記第2光源よりも小さい光量で点灯する。前記第3導通状態において、前記光源部は、前記第1光色と前記第2光色の中間の光色で点灯する。
【0007】
本願に開示する点灯装置において、前記第2導通状態において前記第1光源を通過する電流は前記第1スイッチを通過することなく前記インピーダンス部を通過することが好ましい。前記第1導通状態において前記第2光源を通過する電流は前記第2スイッチを通過することなく前記インピーダンス部を通過することが好ましい。前記第1導通状態における前記第1光源と前記第2光源を通過する電流の総和は、前記第2導通状態における前記第1光源と前記第2光源を通過する電流の総和と等しいことが好ましい。
【0008】
本願に開示する点灯装置において、前記インピーダンス部は、抵抗素子を有することが好ましい。前記第1スイッチは、前記抵抗素子を介して前記第2光源に接続されることが好ましい。前記第2スイッチは、前記抵抗素子を介して前記第1光源に接続されることが好ましい。
【0009】
本願に開示する点灯装置において、前記インピーダンス部は、第1インピーダンス部と、第2インピーダンス部とを有することが好ましい。前記第1インピーダンス部は、前記第2導通状態において前記第1光源を通過する電流が前記第1スイッチを通過することなく前記定電流回路に流れるように構成されていることが好ましい。前記第2インピーダンス部は、前記第1導通状態において前記第2光源を通過する電流が前記第2スイッチを通過することなく前記定電流回路に流れるように構成されていることが好ましい。
【0010】
本願に開示する点灯装置において、前記第1インピーダンス部は、第1抵抗素子と、第1整流素子とを有することが好ましい。前記第1抵抗素子は、前記第2光源および前記第2スイッチに接続されることが好ましい。前記第1整流素子は、前記第1光源から前記第1抵抗素子へ向かう方向にのみ電流を流すことが好ましい。前記第2インピーダンス部は、第2抵抗素子と、第2整流素子とを有することが好ましい。前記第2抵抗素子は、前記第1光源および前記第1スイッチに接続されることが好ましい。前記第2整流素子は、前記第2光源から前記第2抵抗素子へ向かう方向にのみ電流を流すことが好ましい。
【0011】
本願に開示する点灯装置において、前記第1インピーダンス部と前記第2インピーダンス部とは分離されていることが好ましい。前記第1インピーダンス部は第1抵抗素子を有することが好ましい。前記第2インピーダンス部は第2抵抗素子を有することが好ましい。前記第1スイッチおよび前記第1抵抗素子は、前記第1光源に対して並列に接続されることが好ましい。前記第2スイッチおよび前記第2抵抗素子は、前記第2光源に対して並列に接続されることが好ましい。
【0012】
本願に開示する点灯装置において、前記第1抵抗素子の抵抗値と、前記第2抵抗素子の抵抗値とは異なることが好ましい。
【0013】
本願に開示する点灯装置において、前記所定のインピーダンスは変更可能であることが好ましい。
【0014】
本願に開示する照明器具は、上記に記載の点灯装置と、前記光源部とを備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、光源の発熱量を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0018】
[実施形態1]
図1を参照して、本発明の実施形態1に係る点灯装置100について説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る点灯装置100を有する照明器具200のブロック図である。
【0019】
照明器具200は、例えば、ペンダントライトのような吊下げ灯、シーリングライトのような天井直付け灯、ダウンライトのような埋め込み灯、またはブラケットライトのような壁直付け灯である。照明器具200は、外部スイッチ62を介して交流電源64に接続される。外部スイッチ62は、壁スイッチである。外部スイッチ62によって点灯および消灯を切り替えることができる。具体的には、外部スイッチ62がオンになると、交流電源64から電力が照明器具200に供給され、照明器具200は点灯する。また、外部スイッチ62がオフになると、交流電源64から照明器具200に供給される電力が遮断され、照明器具200は消灯する。
【0020】
照明器具200は、点灯装置100と、光源部10とを備える。点灯装置100が光源部10に電力を供給することによって、照明器具200は点灯する。光源部10は、第1光源11と第2光源12とを有する。光源部10は、配線として、配線nd1および配線nd2とを有する。配線nd1は、点灯装置100の端子T11と点灯装置100の端子T12とを結ぶ配線である。配線nd2は、点灯装置100の端子T21と点灯装置100の端子T22とを結ぶ配線である。第1光源11は、配線nd1上に配置される。第2光源12は、配線nd2上に配置される。
【0021】
第1光源11は、第1光色を有する。第1光色は、例えば、色温度2700ケルビン(暖色)である。第1光源11は、複数の発光素子を含む。複数の発光素子は、発光素子11a、発光素子11bおよび発光素子11cを含む。複数の発光素子は、例えば、白色LED(Light Emitting Diode)である。複数の発光素子は直列に接続される。
【0022】
第2光源12は、第1光色とは異なる第2光色を有する。第2光色は、例えば、色温度5000ケルビン(寒色)である。第2光源12は、複数の発光素子を含む。複数の発光素子は、発光素子12a、発光素子12bおよび発光素子12cを含む。複数の発光素子は、例えば、白色LEDである。複数の発光素子は直列に接続される。典型的には、電流値が同じ場合、発光素子11a、発光素子11bおよび発光素子11cの順方向電圧と、発光素子12a、発光素子12bおよび発光素子12cの順方向電圧とは等しい。
【0023】
点灯装置100は、第1スイッチTr1、第2スイッチTr2、定電流回路20、制御部30、インピーダンス部40、および整流回路50と、平滑回路52とを有する。点灯装置100は、配線として、配線n1、配線n2、配線n3、配線n4、配線n5、配線nb1、配線nb2、配線nt1、配線nt2および配線nr1を有する。また、端子として、端子T11、端子T12、端子T21および端子T22を有する。さらに、点灯装置100は、接続部p1を有する。点灯装置100は、外部スイッチ62で点灯および消灯を切り替え可能である。
【0024】
配線n1の一端は定電流回路20に接続される。配線n1は、配線nb1および配線nb2に分岐する。配線nb1の一端は、端子T11に接続される。配線nb2の一端は、端子T21に接続される。配線nr1には、インピーダンス部40が配置される。配線nr1は、第1光源11と第1スイッチTr1との中間点と、第2光源12と第2スイッチTr2との中間点とを結ぶ配線である。第1スイッチTr1と第2スイッチTr2とは、接続部p1で接続し、配線n2を介して定電流回路20に接続される。配線nt1の一端は、端子T12に接続される。配線nt2の一端は、端子T22に接続される。
【0025】
接続部p1は、第1スイッチTr1を介して端子T12と接続される。また、接続部p1は、第2スイッチTr2およびインピーダンス部40を介して端子T12と接続される。このように、端子T12から接続部p1への経路は、インピーダンス部40を介さない経路と、インピーダンス部40を介する経路の2通りの経路がある。
【0026】
接続部p1は、第1スイッチTr1およびインピーダンス部40を介して端子T22と接続される。また、接続部p1は、第2スイッチTr2を介して端子T22と接続される。このように、端子T22から接続部p1への経路は、インピーダンス部40を介さない経路と、インピーダンス部40を介する経路の2通りの経路がある。
【0027】
第1スイッチTr1は、第1光源11と直列に接続される。第1スイッチTr1は、例えば、NchMOSFETである。第1スイッチTr1のゲートには、配線n3を介して制御部30が電気的に接続する。
【0028】
第2スイッチTr2は、第2光源12と直列に接続される。第2スイッチTr2は、例えば、NchMOSFETである。第2スイッチTr2のゲートには、配線n4を介して制御部30が電気的に接続する。
【0029】
整流回路50は、交流電源64から供給された交流電圧を整流する。平滑回路52は、整流回路50の出力を平滑化する。整流回路50および平滑回路52により、交流電源64から供給された交流電圧が直流電圧に変換される。直流電圧は、定電流回路20に入力される。
【0030】
定電流回路20は、第1光源11および第2光源12に接続される。第1光源11および第2光源12は、定電流回路20に並列に接続される。定電流回路20は、平滑回路52の出力(直流電圧)に基づいて定電流を生成し、一定の電流を第1光源11および第2光源12に供給する。
【0031】
制御部30は、例えば、マイクロコンピューターを含む。制御部30は、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2の少なくとも一方が導通するように制御する。本実施形態では、制御部30は、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2のいずれか一方が導通するように制御する。具体的には、制御部30は、第1スイッチTr1にHIGHレベルを出力し、第2スイッチTr2にLOWレベルを出力することによって、第1スイッチTr1のみが導通するように制御する。一方、制御部30は、第2スイッチTr2にHIGHレベルを出力し、第1スイッチTr1にLOWレベルを出力することによって、第2スイッチTr2のみが導通するように出力する信号を制御する。本明細書において、第1スイッチTr1のみが導通する状態を第1導通状態、第2スイッチTr2のみが導通する状態を第2導通状態と記載することがある。
【0032】
外部スイッチ62によって電力の供給が一時的に停止された時間が所定時間範囲内であることを制御部30が検知した際、第1スイッチTr1が導通する第1導通状態と、第2スイッチTr2が導通する第2導通状態とのいずれかに切り替える。具体的には、外部スイッチ62がオンの状態からオフの状態に切り替えられ、その後、所定時間範囲内にオンの状態に切り替えられた場合、制御部30は、第1導通状態と第2導通状態とを順次切り替える。本明細書において、外部スイッチ62がオンの状態からオフの状態に切り替えられ、所定時間範囲内にオンの状態に切り替えられる操作を、プルレス操作と記載することがある。所定時間は、例えば、1.5秒以下である。
【0033】
例えば、点灯装置100が第1導通状態である際、プルレス操作が行われることによって、制御部30は、第1導通状態から第2導通状態に第1スイッチTr1および第2スイッチTr2の導通状態を切り替える。具体的には、点灯装置100が第1導通状態である際、プルレス操作が行われることによって、制御部30は、第2スイッチTr2にHIGHレベルを出力する。さらに、制御部30は、第1スイッチTr1にLOWレベルを出力することによって、第2スイッチTr2のみが導通するように制御する。
【0034】
一方、点灯装置100が第2導通状態である際、プルレス操作が行われることによって、制御部30は、第2導通状態から第1導通状態に第1スイッチTr1および第2スイッチTr2の導通状態を切り替える。具体的には、点灯装置100が第2導通状態である際、プルレス操作が行われることによって、制御部30は、第1スイッチTr1にHIGHレベルを出力する。さらに、制御部30は、第2スイッチTr2にLOWレベルを出力することによって、第1スイッチTr1のみが導通するように制御する。
【0035】
電源投入時、すなわち点灯装置100を消灯から点灯に切り替えた際、制御部30は、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2のいずれか一方が導通するように制御する。電源投入時に第1導通状態および第2導通状態のいずれで第1スイッチTr1および第2スイッチTr2の導通状態を開始するかは、予め設定されていてもよいし、前回消灯時の導通状態を記憶しておき、前回消灯時の導通状態で開始するようにしてもよい。
【0036】
このように、プルレス操作が行わるたびに、制御部30は第1導通状態と第2導通状態とを切り替える。したがって、点灯装置100が点灯する光色を2つのパターンから選択することができる。
【0037】
インピーダンス部40は、所定のインピーダンスを有する。インピーダンス部40は、抵抗素子Rを有する。抵抗素子Rの抵抗値は、例えば、1kΩ以上100kΩ以下である。第1スイッチTr1は、インピーダンス部40(抵抗素子R)を介して第2光源12と接続される。第2スイッチTr2は、インピーダンス部40(抵抗素子R)を介して第1光源11と接続される。
【0038】
インピーダンス部40は、第2導通状態において第1光源11を通過する電流が第1スイッチTr1を通過することなく定電流回路20に流れるように構成されている。具体的には、第2導通状態において第1光源11を通過する電流は、第1スイッチTr1を通過することなく、インピーダンス部40、第2スイッチTr2および接続部p1を通過し定電流回路20に流れる。
【0039】
一方、インピーダンス部40は、第1導通状態において第2光源12を通過する電流が第2スイッチTr2を通過することなく定電流回路20に流れるように構成されている。具体的には、第1導通状態において第2光源12を通過する電流は、第2スイッチTr2を通過することなく、インピーダンス部40、第1スイッチTr1および接続部p1を通過し定電流回路20に流れる。
【0040】
第1光源11および第2光源12は、定電流回路20から供給される電流に基づいた光量で点灯する。点灯装置100において、第1スイッチTr1は、抵抗素子Rを介して第2光源12と接続される。したがって、点灯装置100が第1導通状態である場合、定電流回路20から供給された電流は、第1光源11へ流れる電流と、第2光源12に流れる電流とに分かれ、第1光源11に加えて第2光源12も点灯する。点灯装置100が第1導通状態である場合、第2光源12からの電流がインピーダンス部40を通過する経路を通過するため、第2光源12は第2導通状態で点灯する光量よりも小さい光量で点灯する。したがって、第1光源11および第2光源12に流れる電流の最大値を低減し、光源部10の発熱量を抑制することができ、かつ、抵抗値により第1光源11と第2光源12との混光による任意の発光色を得ることができる。
【0041】
一方、点灯装置100において、第2スイッチTr2は、抵抗素子Rを介して第1光源11と接続される。したがって、点灯装置100が第2導通状態において、定電流回路20から供給された電流は、第1光源11へ流れる電流と、第2光源12に流れる電流とに分かれ、第2光源12に加えて第1光源11も点灯する。点灯装置100が第2導通状態において、第1光源11からの電流がインピーダンス部40を通過する経路を通過するため、第1光源11は第1導通状態で点灯する光量よりも小さい光量で点灯する。したがって、第1光源11および第2光源12に流れる電流の最大値を低減し、光源部10の発熱量を抑制することができ、かつ、抵抗値により第1光源11と第2光源12との混光による任意の発光色を得ることができる。
【0042】
第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流との比率は、抵抗素子Rの抵抗値に基づく。例えば、点灯装置100が第1導通状態である場合、抵抗素子Rの抵抗値を高くするほど、第1光源11に流れる電流の比率は高くなり、第2光源12に流れる電流の比率は低くなる。一方、点灯装置100が第2導通状態である場合、抵抗素子Rの抵抗値を高くするほど、第2光源12に流れる電流の比率は高くなり、第1光源11に流れる電流の比率は低くなる。
【0043】
このように、点灯装置100は、取り付ける抵抗素子Rの抵抗値を変更することによって、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを変更することができる。したがって、第1光源11の第1光色(色温度2700ケルビン)と第2光源12の第2光色(色温度5000ケルビン)との間の任意の光色を得ることができる。例えば、第1導通状態において、第1光源11に加えて、第2光源12が点灯することによって、第1光色よりも色温度が高い2800ケルビンの光色の光を発光させることができる。また、第2導通状態において、第2光源12に加えて、第1光源11が点灯することによって、第2光色よりも色温度が低い4900ケルビンの光色の光を発光させることができる。
【0044】
なお、抵抗素子Rは可変抵抗とすることができる。抵抗素子Rが可変抵抗である場合、抵抗値を容易に変更することができる。したがって、抵抗素子Rを取り換えることなく、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを変更することができる。
【0045】
以上、
図1を参照して説明したように、点灯装置100は、第1導通状態において、第2光源12は、第2導通状態で点灯する光量よりも小さい光量で点灯し、第2導通状態において、第1光源11は、第1導通状態で点灯する光量よりも小さい光量で点灯する。したがって、定電流回路20から供給された電流は、第1光源11へ流れる電流と、第2光源12に流れる電流とに分かれる。その結果、第1光源11および第2光源12に流れる電流の最大値を低減し、光源部10の発熱量を抑制することができ、かつ、抵抗値により第1光源11と第2光源12との混光による任意の光色を得ることができる。
【0046】
また、第1スイッチTr1は、インピーダンス部40を介して第2光源12と接続され、第2スイッチTr2は、インピーダンス部40を介して第1光源11と接続される。したがって、インピーダンス部40(抵抗素子R)の抵抗値を変更することによって、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを変更することができる。その結果、第1光源11の第1光色と第2光源12の第2光色との間の任意の発光色を得ることができる。
【0047】
また、インピーダンス部40のインピーダンスは変更可能であることが好ましい。具体的には、抵抗素子Rは可変抵抗であることが好ましい。抵抗素子Rが可変抵抗である場合、インピーダンスを容易に変更することができる。したがって、抵抗素子Rを取り換えることなく、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを変更することができる。
【0048】
[実施形態2]
図2を参照して、本発明の実施形態2に係る点灯装置100について説明する。
図2は、本発明の実施形態2に係る点灯装置100を有する照明器具200のブロック図である。インピーダンス部40が第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とを有する点を除いて、実施形態1に係る点灯装置100と同様の構成を有するため、重複部分については説明を省略する。
【0049】
点灯装置100は、第1スイッチTr1、第2スイッチTr2、定電流回路20、制御部30およびインピーダンス部40を有する。点灯装置100は、配線として、配線n1、配線n2、配線n3、配線n4、配線n5、配線nb1、配線nb2、配線nt1、配線nt2、配線nr1および配線nr2を有する。インピーダンス部40は、第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とを有する。
【0050】
第1インピーダンス部41は、第1抵抗素子R1と第1整流素子D1とを有する。第1抵抗素子R1は、第2光源12および第2スイッチTr2に接続される。第1整流素子D1は、例えば、ダイオードである。第1整流素子D1は、第1光源11から第1抵抗素子R1へ向かう方向にのみ電流を流す。第1インピーダンス部41は、第2導通状態において第1光源11を通過する電流が第1スイッチTr1を通過することなく定電流回路20に流れるように構成されている。配線nr1には、第1抵抗素子R1と第1整流素子D1とが配置される。
【0051】
第2インピーダンス部42は、第2抵抗素子R2と第2整流素子D2とを有する。第2抵抗素子R2は、第1光源11および第1スイッチTr1に接続される。第2整流素子D2は、例えば、ダイオードである。第2整流素子D2は、第2光源12から第2抵抗素子R2へ向かう方向にのみ電流を流す。第2インピーダンス部42は、第1導通状態において第2光源12を通過する電流が第2スイッチTr2を通過することなく定電流回路20に流れるように構成されている。配線nr2には、第2抵抗素子R2と第2整流素子D2とが配置される。
【0052】
第1抵抗素子R1の抵抗値と、第2抵抗素子R2の抵抗値とは異なっていてもよい。第1抵抗素子R1の抵抗値と、第2抵抗素子R2の抵抗値とを個別に変更することによって、第1導通状態および第2導通状態における、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを個別に変更することができる。したがって、点灯装置100が点灯する光の光色パターンの自由度を向上させることができる。
【0053】
[実施形態3]
図3を参照して、本発明の実施形態3に係る点灯装置100について説明する。
図3は、本発明の実施形態3に係る点灯装置100を有する照明器具200のブロック図である。第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とが分離している点を除いて、実施形態2に係る点灯装置100と同様の構成を有するため、重複部分については説明を省略する。
【0054】
点灯装置100は、第1スイッチTr1、第2スイッチTr2、定電流回路20、制御部30およびインピーダンス部40を有する。点灯装置100は、配線として、配線n1、配線n2、配線n3、配線n4、配線n5、配線nb1、配線nb2、配線nt1、配線nt2、配線nr1および配線nr2を有する。インピーダンス部40は、第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とを有する。
【0055】
第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とは分離している。第1インピーダンス部41は、第1抵抗素子R1を有する。第1スイッチTr1および第1抵抗素子R1は、第1光源11に対して並列に接続されている。配線nr1には、第1抵抗素子R1が配置される。第2インピーダンス部42は、第2抵抗素子R2を有する。第2スイッチTr2および第2抵抗素子R2は、第2光源12に対して並列に接続されている。配線nr2には、第2抵抗素子R2が配置される。第1インピーダンス部41と第2インピーダンス部42とが分離されているため、第1整流素子D1および第2整流素子D2を必要としない。
【0056】
第1抵抗素子R1の抵抗値と、第2抵抗素子R2の抵抗値とは異なっていてもよい。第1抵抗素子R1の抵抗値と、第2抵抗素子R2の抵抗値とを個別に変更することによって、第1導通状態および第2導通状態における、第1光源11に流れる電流の比率と第2光源12に流れる電流の比率とを個別に変更することができる。したがって、点灯装置100が点灯する光の光色パターンの自由度を向上させることができる。
【0057】
以上、図面(
図1〜
図3)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(6))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0058】
(1)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、点灯装置100は、2つの光源(第1光源11および第2光源12)および2つのスイッチ(第1スイッチTr1および第2スイッチTr2)を備えていたがこれに限定されない。例えば、点灯装置100は、3つ以上の光源および3つ以上のスイッチを備えてもよい。
【0059】
(2)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、発光素子は白色LEDあったがこれに限定されない。赤色LED、青色LEDまたは緑色LEDであってもよい。あるいは、発光素子は有機ELであってもよい。
【0060】
(3)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、第1光源11および第2光源12のそれぞれは発光素子を3つ含んでいたがこれに限定されない。例えば、第1光源11および第2光源12が含む発光素子の数は、1つ、2つまたは4つ以上でもよい。
【0061】
(4)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2は、NchMOSFETであったがこれに限定されない。第1スイッチTr1および第2スイッチTr2は、PchMOSFETであってもよい。
【0062】
(5)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、制御部30は、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2のいずれか一方が導通するように制御していてが、これに限定されない。例えば、制御部30は、第1スイッチTr1および第2スイッチTr2のいずれも導通するように制御してもよい。第1スイッチTr1および第2スイッチTr2のいずれも導通するように制御することによって、第1光源11の光色と第2光源12の光色との中間の光色を得ることができる。
【0063】
(6)
図1〜
図3を参照して説明したように、上記の実施形態では、インピーダンス部40は、抵抗素子を有していたが、これに限定されない。例えば、コイルまたはコンデンサを有していてもよい。