(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6768184
(24)【登録日】2020年9月25日
(45)【発行日】2020年10月14日
(54)【発明の名称】ガス器具における操作レバーによる点火装置
(51)【国際特許分類】
F23N 5/26 20060101AFI20201005BHJP
F24C 15/00 20060101ALI20201005BHJP
【FI】
F23N5/26 U
F24C15/00 S
【請求項の数】2
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2016-153234(P2016-153234)
(22)【出願日】2016年7月18日
(65)【公開番号】特開2018-13320(P2018-13320A)
(43)【公開日】2018年1月25日
【審査請求日】2019年3月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】519093506
【氏名又は名称】株式会社建厨
(72)【発明者】
【氏名】村本 旭
【審査官】
岩▲崎▼ 則昌
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−130325(JP,A)
【文献】
特開2013−113458(JP,A)
【文献】
実開昭61−178105(JP,U)
【文献】
実開昭54−042033(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23N 5/26
F24C 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガス器具の前面に設けられたコックボックス(24)と、前記コックボックス(24)に内蔵された支柱固定金具(4)と、前記支柱固定金具(4)に支柱(2)を介して回動可能に且つ水平に支持された操作レバー(1)と、前記操作レバー(1)の一端に形成されて前記コックボックス(24)の外側に露出する操作部(3)と、前記操作レバー(1)の他端に形成される扇形ギア(21)と、前記コックボックス(24)内に収納されてガスコック(5)を駆動するガスコック主軸(6)と、前記ガスコック主軸(6)に固定されて前記扇形ギア(21)と直接係合する回転ギア(22)と、より構成された操作レバーによる点火装置。
【請求項2】
ガス器具の前面に設けられたコックボックス(24)と前記コックボックス(24)に内蔵された支柱固定金具(4)と、前記支柱固定金具(4)に支柱(2)を介して回動可能に且つ水平に支持された操作レバー(1)と、前記操作レバー(1)の一端に形成されて前記コックボックス(24)の外側に露出する操作部(3)と、前記操作レバー(1)の他端に形成される楕円状の開孔と、前記コックボックス(24)内に垂直に収納支持されたガスコック(5)を駆動するガスコック主軸(6)と、前記楕円状の開孔と直接係合する第2支柱(7)と、前記ガスコック主軸(6)に固定されて前記第2支柱(7)を有する第2レバー(8)と、より構成された操作レバーによる点火装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス器具における操作レバー(1)により、ガスコック(5)の開閉を行うものである。
【背景技術】
【0002】
従来のガス器具における操作レバーによる点火装置は、(特開平06−101842号公報参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平06−101842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の操作レバーによる点火装置にあっては、ワイヤー操作である為、ワイヤーの延びが、ある。
【0005】
器具と操作レバーの距離が短いとワイヤーの曲がりが小径に成り、駆動しにくい。
【0006】
その為に器具の反対側に取り付けをしていた。
【0007】
後ろ側は狭い空間になり器具の調節をするにしろ前面(操作レバー部)と(ノズル側)を何度も往復する。
【0008】
遠隔の為一人では修理が大変である。
【0009】
長めのワイヤーを使用する為ワイヤーの遊びがあり器具の内部に納まらない。
【0010】
商品と修理費が高価になる本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
ガス器具(17)の操作レバー(1)でガスコック(5)を、直接開閉させる。ガス器具(17)の前面に形成した操作レバー(1)に支柱用穴を形成、その端面に扇形ギア(21)を水平に形成、前記支柱用穴には支柱固定金具(4)に垂直形成された支柱(2)で自在に駆動する、前記、水平に形成されたガスコック主軸(6)には、回転ギア(22)を垂直に装着形成、前記回転ギア(22)と前記扇型ギア(21)は、連結する、操作レバー(1)が左の時点で回転ギア(22)は閉0°になり、回転ギア(22)が150°左に回転で点火されるガスコック(5)に装備されたスプリングで15°戻り、135°で強火、85°で中火、45°で弱火に形成、前記ガスコック(5)の開閉をガス器具における操作レバー(1)による点火が簡単に行うものである。
【0012】
ガス器具(17)の前面に形成した操作レバー(1)に支柱用穴を形成、前記後方に楕円穴を形成、前記支柱用穴には支柱固定金具(4)に垂直形成された支柱(2)で自在に駆動する、前記楕円穴には、第2レバー(8)を、駆動させる第2支柱(7)を垂直に装着。前記、ガスコック固定板(9)に、垂直に形成されたガスコック主軸(6)には第2レバー(8)を装着形成、前記第2レバー(8)と第2支柱(7)は固定し、操作レバー(1)と第2レバー(8)は、梃子の原理で駆動する、前記、操作レバー(1)が左の時点でガスコック主軸(6)は閉0°に形成、ガスコック主軸(6)が150°左に回転で点火されるガスコック(5)に装備されたスプリングで15°戻り、135°で強火、85°で中火、45°で弱火に形成、前記ガスコック(5)の開閉をガス器具における操作レバー(1)による点火が簡単に行うものである・
【発明の効果】
【0013】
本発明は、大型ガス器具のみならず小型ガス器具にも、使用可能にした。
既製のガスコックを使用する為。修理が簡単に出来る
高度な知識がなくても、従来道理に扱える
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明ガス器具(17)の操作レバー(1)とガスコック(5)設置状態を示す概略図である。
【
図2】本発明に係るガス器具(17)の操作レバー(1)とガスコック(5)設置状態を示す概略図である。
【
図5】
図2の要部平面拡大図でガスコックの主軸が閉を示す図である。
【
図6】
図2の要部平面拡大図でガスコックの主軸が弱火を示す図である。
【
図7】
図2の要部平面拡大図でガスコックの主軸が中火を示す図である。
【
図8】
図2の要部平面拡大図でガスコックの主軸が強火を示す図である。
【
図9】
図2の要部平面拡大図でガスコックの主軸が点火を示す図である。
【
図11】
図1の要部斜視略拡大図でガスコックの主軸が閉を示す図である。
【
図12】
図1の要部斜視略拡大図でガスコックの主軸が弱火を示す図である。
【
図13】
図1の要部斜視略拡大図でガスコックの主軸が中火を示す図である。
【
図14】
図1の要部斜視略拡大図でガスコックの主軸が強火を示す図である。
【
図15】
図1の要部斜視略拡大図でガスコックの主軸が点火を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
操作レバー(1)の先端には扇形ギア(21)形成し、前記操作レバー(1)に支柱(2)を芯に駆動し水平に形成されたガスコック主軸(6)に垂直に形成された回転ギア(22)を、駆動させ、ガスコック(5)の開閉を行う。
操作レバー(1)に支柱用の穴と第2支柱用の楕円穴を形成し、垂直に形成されたガスコック主軸(6)には第2レバー(8)を装着、前記第2レバー(8)に第2支柱(7)を固定、操作レバー(1)を支点にして第2支柱(7)を駆動させ第2レバー(8)によりガスコック主軸(6)を、駆動させ、ガスコック(5)の開閉を行う。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは
【産業上の利用可能性】
【0017】
多機種のガス器具に使用可能である。
【符号の説明】
【0018】
1操作レバー
2支柱
3
操作部
4支柱固定金具
5ガスコック
6
ガスコック主軸
7第2支柱
8第2レバー
9ガスコック固定板
10ガスコック固定ビス
11ガードカバー
12ガス導管
13ノズル
14レギュレター
15バーナー
16水槽
17
ガス器具
18トップフード
19トップリング
20天板
21扇形ギア
22
回転ギア
23五徳
24コックボックス