(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ガイドピン(296)は円筒形であり、前記一次ラッチ(226)が前記相手コネクタ(110)と係合する前に前記相手コネクタ(110)と係合するように構成される、
請求項1に記載の電気コネクタ(112)。
前記相手コネクタ(110)の対応する二次ラッチ(182)を受容するように構成された溝(298)を有する第2のガイドピン(296)をさらに備え、前記第2のガイドピンは、前記コンタクト(222)と前記一次ラッチ(226)との間に配置される、
請求項1に記載の電気コネクタ(112)。
前記一次ラッチ(226)はアクチュエータ(262)を備え、前記一次ラッチは、前記第1の側部(284)で露出し、前記アクチュエータは、前記掛止梁(264)を撓曲するために押圧される、
請求項1に記載の電気コネクタ(112)。
前記コンタクト(222)は、対応するワイヤ(234)の端部に圧着されるように構成された圧着コンタクトであり、前記ワイヤは、前記第2の側部(286)を通って前記ハウジング(224)の前記チャンバ(270)から延出する、
請求項1に記載の電気コネクタ(112)。
前記ハウジング(224)は、前記チャンバ(270)を形成する第1のシェル(272)及び第2のシェル(274)を備え、前記コンタクトホルダ(220)は、前記第1と第2のシェルの間の前記チャンバ内に配置され、前記ハウジングは、前記ハウジングの前記前部(280)から前記チャンバから前方に延出するコンタクトシェル(310)を備え、前記コンタクトシェルは、前記コンタクトホルダの一部及び前記コンタクト(222)の一部を受容する、
請求項1に記載の電気コネクタ(112)。
前記コンタクトシェル(310)、前記コンタクトホルダ(220)、及び前記コンタクト(222)は、コンタクトサブアセンブリ(312)を形成し、前記コンタクトサブアセンブリは、前記相手コネクタ(110)との極性付与された嵌合のための極性付与機能部(246)を有し、前記コンタクトサブアセンブリは、第1の向き及び反対の第2の向きで前記ハウジング(224)に受容されて前記相手コネクタに対する当該電気コネクタの嵌合の向きを変える、
請求項9に記載の電気コネクタ(112)。
【発明を実施するための形態】
【0014】
一実施形態において、相手コネクタの対応するコンタクトと嵌合されるように構成された複数のコンタクトを保持するコンタクトホルダを含む電気コネクタが提供される。当該電気コネクタは、前記コンタクトホルダを保持するチャンバを有するハウジングを含む。前記ハウジングは、前記ハウジングの第1の側部に沿うラッチポケットを有する。前記ハウジングは、ハウジングから前方に延出する、前記第1の側部と反対の前記ハウジングの第2の側部に又はその近くに配置されたガイドピンを有する。前記ガイドピンはガイドピンに溝を有する。一次ラッチは前記ラッチポケットに受容され、一次ラッチの先端に可撓性の掛止梁を有する。前記掛止梁は、前記ハウジングの前方に延出し、前記相手コネクタに対する前記ハウジングの前記第1の側部の掛止を容易にするために前記相手コネクタとの掛止係合のために構成される。前記ガイドピンは、前記相手コネクタとの当該電気コネクタの嵌合を案内するように構成される。前記ガイドピン上の前記溝は、前記相手コネクタの二次ラッチを受容するように構成されて前記相手コネクタに対する前記ハウジングの前記第2の側部の掛止を容易にする。
【0015】
他の実施形態では、相手コネクタの対応するコンタクトと嵌合されるように構成された複数のコンタクトを保持するコンタクトホルダを含む電気コネクタが提供される。前記コンタクトホルダは、前部と、前記前部に相対的に配置された上部とを有する。前記コンタクトホルダは、前記前部に、前記相手コネクタのガイドピンを受容するように構成されたガイドピンポケットを有する。前記コンタクトホルダは、前記相手コネクタの一次ラッチを受容するように構成されたラッチポケットを有する。前記コンタクトホルダの外部には導電性シールドが連結される。前記シールドは、前記コンタクトホルダの前記上部に沿って延在する上部を有し、前記シールドは、前記コンタクトホルダの両側部に沿って延在する側部を有する。前記シールドは、前記シールドの前記側部の一方から前記コンタクトホルダの前記ラッチポケット内へ延出する一次ラッチを有する。前記シールドの前記一次ラッチは、前記相手コネクタの前記一次ラッチと掛止可能に係合するように構成される。前記シールドは、前記シールドの前記上部から前記ガイドピンポケット内に延出する二次ラッチを有する。前記二次ラッチは、前記相手コネクタの前記ガイドピンと係合するように構成される。前記二次ラッチは、前記ガイドピンポケットからの前記ガイドピンの取り外しに抵抗するように構成される。
【0016】
図1は、一例示的実施形態に従って形成された電子デバイス用コネクタシステム100を示す。この電子デバイスは、任意のタイプの電子デバイスでよい。例えば、この電子デバイスは、テレビのディスプレイスクリーン等のディスプレイスクリーンでもよい。様々な実施形態において、この電子デバイスは、航空機の乗客席におけるヘッドレストに設けられてもよい。この電子デバイスは、他の実施形態ではその他の用途に使用されてもよい。他のタイプの電子デバイスが、その他の様々な実施形態におけるコネクタシステム100を利用してもよい。
【0017】
この電子デバイスは回路基板104を含む。コネクタシステム100は、回路基板104に対して電気的に接続される。コネクタシステム100は、電子デバイスの他の構成部品を動作させるために回路基板104にデータおよび/又は電力を提供することができる。コネクタシステム100は、第1の電気コネクタ110と、第1の電気コネクタ110に嵌合される第2の電気コネクタ112とを含む。第1の電気コネクタ110は、回路基板104に取り付けられる。第2の電気コネクタ112は、電気コネクタ112にデータおよび/又は電力を提供する1つ以上のケーブル114を有するケーブル束の端部に設けられる。電気コネクタ110は、以下で回路基板コネクタ110と呼ばれる場合がある。電気コネクタ112は、以下でケーブルコネクタ112と呼ばれる場合がある。第1の電気コネクタ110に言及する場合、第2の電気コネクタ112は、相手コネクタ112と定義され、以下で相手コネクタ112と呼ばれる場合がある。第2の電気コネクタ112に言及する場合、第1の電気コネクタ110は、相手コネクタ110を定義し、以下で相手コネクタ110と呼ばれる場合がある。
【0018】
一例示的実施形態では、電子デバイス110は小型の場合があり、又は電気コネクタ110,112を嵌合するための作業空間が限られた容量しかない場合がある。例えば、航空機の乗客席のヘッドレストにおけるヘッドレストモニタとして使用される場合、この電子デバイスは、薄型である可能性があり、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110に嵌合するためのこの電子デバイスの背後の作業空間は限られた容量しかない可能性がある。一例示的実施形態では、電気コネクタ110,112は、この電子デバイスによって画定される小さな外囲器を縮小するため又はそこに嵌合するために薄型である。一例示的実施形態では、電気コネクタ112は、工具不要な結合機能部を使用して電気コネクタ110に嵌合されることができる。従って、設置作業者は、電気コネクタ110,112の間を電気的に接続するために工具を用いて電気コネクタ110,112のいずれにも接触する必要はない。
【0019】
一例示的実施形態では、電気コネクタ110,112は、設置作業者が電気コネクタ110,112を視覚的に確認又は整列させることなく電気コネクタ110,112を嵌合することを可能にするブラインド嵌合機能部を有する。任意ではあるが、ケーブルコネクタ110は、その側部の一方からケーブル114が延出してもよい。ケーブルコネクタ112は、従って、ケーブル114がケーブルコネクタ112の嵌合面から垂直に延出する直角コネクタを画定する。一例示的実施形態では、電気コネクタ110,112は、例えば電磁干渉(EMI)からの電気的遮蔽を行う。ケーブルコネクタ112は、ケーブル114のためのケーブル張力緩和を行ってもよい。一例示的実施形態では、ケーブルコネクタ112は、ケーブル114が、回路基板コネクタ110に対して左側又は右側のいずれかから延出することができるように回路基板コネクタ110に対して配向されることができる。例えば、ケーブルコネクタ112は、ケーブル114がその左側から延出する第1の向きで配向されてもよく、又は、ケーブル114がその右側から延出する第2の向きで配向されてもよい。ケーブルコネクタ112は、個別の電子デバイスに応じて左のケーブル出口又は右のケーブル出口を可能にする複数の構成に組み立てられてもよい。
【0020】
図1は、第2の電気コネクタ112が第1の向きで第1の電気コネクタ110と嵌合する前の状態のコネクタシステム100を示す。
図2は、第2の向きで第1の電気コネクタ110と嵌合する前の第2の電気コネクタ112を示すコネクタシステム100を示す。第1の向き(
図1)では、ケーブルコネクタ112は、ケーブル114がケーブルコネクタ112の左側から出るように配向される。第2の向き(
図2)では、ケーブルコネクタ112は、ケーブル114がケーブルコネクタ112の右側から出るように配向される。回路基板コネクタ110は、いずれの実施形態でも同一の向きである。
【0021】
図3は、組立状態にある一例示的実施形態に係る回路基板コネクタ110の正面の斜視図である。
図4は、一例示的実施形態における回路基板コネクタ110の分解図である。
図5は、部分的な組立状態における回路基板コネクタ110の背面の分解図である。
【0022】
電気コネクタ110は、複数のコンタクト122を保持するように構成されたコンタクトホルダ120を含む。電気コネクタ110は、コンタクト122のために電気的遮蔽を行うためのコンタクトホルダ120の外側に結合された導電性シールド124を含む。電気コネクタ112は、回路基板104に取り付けるためのコンタクト122を保持するために使用されるピンオーガナイザ126を含む。
【0023】
コンタクト122は、嵌合端130と取付け端132との間に延在する。一例示的実施形態では、コンタクト122は、取付け端132が嵌合端130に対して垂直に、即ち直角に配向された直角コンタクトである。嵌合端130は、相手コネクタ110(
図1に示す)の対応するコンタクトと嵌合するように構成される。取付け端132は、回路基板104に取り付けられるように構成される。コンタクト122は、他の実施形態では真っ直ぐなコンタクトでもよい。任意で、取付け端132は、回路基板104に接続されるように構成されたコンプライアントピン等の回路基板ピンを含んでもよい。例えば、取付け端132は、回路基板104のめっきバイア内に受容されてもよい。
【0024】
任意ではあるが、コンタクトアレイ内には異なるタイプのコンタクト122が設けられてもよい。例えば、ケーブルコネクタ112は、信号コンタクト及び電力コンタクトを含んでもよい。図示の実施形態では、信号コンタクトはマイクロドットコンタクトであり、電力コンタクトはエアリンク(Arinc)コンタクトであるが、他の実施形態では、他のタイプのコンタクトが設けられてもよい。図示の実施形態では、回路基板コネクタ110は、20個のコンタクト及び6個の電力コンタクトを含むが、他の実施形態では任意数のコンタクトが設けられてもよい。
【0025】
ピンオーガナイザ126は、コンタクト122に対応する複数の開口134を含む。ピンオーガナイザ126は、回路基板104に接続するための取付け端132を保持するために使用される。例えば、開口134は、回路基板104に取り付けるための取付け端132の間隔を保持するように配置される。回路基板コネクタ110は、他の実施形態ではピンオーガナイザ126を用いずに設けられてもよい。任意ではあるが、ピンオーガナイザ126は、例えば接着剤、締付具等を使用してコンタクトホルダ120に固定されてもよい。或いは、ピンオーガナイザ126は、コンタクトホルダ120と一体的でもよい。
【0026】
コンタクトホルダ120は、コンタクト122を保持するために使用される。コンタクトホルダ120は、前部140と、前部140と反対の後部142とを有する。コンタクトホルダ120は、上部144と、上部144と反対の底部146との間に延在する。底部146は、回路基板104に取り付けられるように構成される。コンタクトホルダ120は、前部140と後部142との間に延在する第1及び第2の側部148,150を含む。
【0027】
コンタクトホルダ120は、コンタクトキャビティ152を含む。コンタクト122の嵌合端130は、相手コネクタ112(
図1に示す)の対応するコンタクトと嵌合するためのコンタクトキャビティ152に設けられる。コンタクト122は、前部140と反対の後壁156のコンタクトチャネル154を通って延在することができる。コンタクト122は、後壁156の後方で取付け端132に移行し、ピンオーガナイザ126内へ移行する。コンタクトキャビティ152は開口しており、内部にケーブルコネクタ112の一部を受容するように構成される。
【0028】
コンタクトホルダ120は、前部140に、相手コネクタ112のガイドピンを受容するように構成されたガイドピンポケット160を含む。様々な実施形態において、単一のガイドピンポケットを含む任意数のガイドピンポケット160が設けられてよい。図示の実施形態では、コンタクトホルダ120は、コンタクトキャビティ152の両側部に位置する2つのガイドピンポケット160を含む。任意ではあるが、ガイドピンポケット160は円筒形でもよいが、ガイドピンポケットは、他の実施形態ではその他の形状を有してもよい。任意ではあるが、ガイドピンポケット160は、前部140に、ガイドピンをガイドピンポケット160内へ案内するための面取りした導入部を有してもよい。
【0029】
前記コンタクトホルダは、相手コネクタ112の一次ラッチを受容するように構成されたラッチポケット162を含む。任意ではあるが、ラッチポケット162は、側部148,150に設けられてもよい。単一のラッチポケット162を含む任意数のラッチポケット162が設けられてよい。ラッチポケット162は、相手コネクタ112の対応する一次ラッチを受容するための任意のサイズおよび/又は形状を有してもよい。
【0030】
コンタクトホルダ120は、上部144に1つ以上のシールド開口164を含む。シールド開口164は、コンタクトキャビティ152に開口している。シールド開口164は、相手コネクタ112がコンタクトキャビティ152に受容されるときに導電性シールド124が相手コネクタ112に電気的に接続されるように導電性シールド124の一部を受容するように構成される。図示の実施形態では、シールド開口164は矩形状であるが、シールド開口164は、他の実施形態ではその他の形状を有してもよい。他の実施形態では、任意数のシールド開口164が設けられてもよい。
【0031】
導電性シールド124は、コンタクトホルダ120の外部に連結されるように構成される。任意ではるが、導電性シールド124は、打ち抜き工程と曲げ工程によって形成されたシールドでもよい。導電性シールド124は、導電性シールド124を回路基板104に固定するための取付けタブ170を含む。導電性シールド124は、上部172と、上部172から延出する両側部174,176とを含む。導電性シールドは、側部174,176の間に延在する後部178を含む。上部172、側部174,176、及び後部178は、コンタクトホルダ120周りに遮蔽されたチャンバを形成する。図示の実施形態では、導電性シールド124の底部及び前部は開口しているが、導電性シールド124は、他の実施形態では、前部および/又は底部に沿って壁を含んでもよい。
【0032】
導電性シールド124は、側部174および/又は176に沿って一次ラッチ180を含む。図示の実施形態では、導電性シールド124は、両側部174,176に沿って一次ラッチ180を含む。一次ラッチ180は、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110に掛止可能に固定するために使用される。任意で、一次ラッチ180は、側部174および/又は176から打ち抜き工程と曲げ工程によって形成されてもよい。一次ラッチ180は、側部174および/又は176の内側に配置される。導電性シールド124がコンタクトホルダ120に結合されるとき、一次ラッチ180は、対応するラッチポケット162内に延出する。一次ラッチ180は、ケーブルコネクタ112の対応する一次ラッチによって係合されるように構成される。
【0033】
導電性シールド124は、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110に固定するための二次掛止機能部として使用される1つ以上の二次ラッチ182を含む。二次ラッチ182は、対応するガイドピンポケット160内に延出するように構成され、ガイドピンポケット160に受容される対応するガイドピンを掛止可能に固定するように構成される。一例示的実施形態では、二次ラッチ182は、導電性シールド124と一体的に形成される。例えば、二次ラッチ182は、導電性シールド124の上部172から打ち抜き工程と曲げ工程によって形成されてもよい。二次ラッチ182は、上部172から下方に向かって導電性シールド124の遮蔽されたチャンバ内へ延出する。二次ラッチ182は、コンタクトホルダ120の上部144を通って延在し、対応するガイドピンポケット160内に装着される。各二次ラッチ182は、対応するガイドピンと係合するように構成された先端184を含む。図示の実施形態では、二次ラッチ182はV字形であり、先端184はその底部に設けられている。先端184は、ガイドピンがガイドピンポケット160に装着されるときに対応するガイドピンと掛止可能に係合するためにガイドピンポケット160に配置される。
【0034】
導電性シールド124は、上部172から延出するばね梁186を含む。任意数のばね梁186が設けられてよい。ばね梁186は、コンタクトホルダ120の対応するシールド開口164に受容され、相手コネクタ112と係合するように構成される。ばね梁186は、相手コネクタ112が回路基板コネクタ110と嵌合されるときに相手コネクタ112のシールド又はその他の導電性構造に電気的に接続されるように構成される。一例示的実施形態では、ばね梁186は可撓性であり、相手コネクタ112に対してばね付勢されるように構成される。一例示的実施形態では、ばね梁186は、導電性シールド124と一体的に形成されている。例えば、ばね梁186は、上部172から打ち抜き工程と曲げ工程によって形成されてもよい。
【0035】
図6は、一例示的実施形態に従って形成されたケーブルコネクタ112の正面の斜視図である。
図7は、ケーブルコネクタ112の分解図である。
図8は、ケーブルコネクタ112の一部の部分的な組立図である。
【0036】
ケーブルコネクタ112は、複数のコンタクト222を保持するように構成されたコンタクトホルダ220を含む。コンタクト222は、回路基板コネクタ110の対応するコンタクト122と嵌合されるように構成される。ケーブルコネクタ112は、コンタクトホルダ220及びコンタクト222を保持するように構成されたハウジング224を含む。一例示的実施形態では、ハウジング224は導電性であり、コンタクト222のために電気的遮蔽を行う。ケーブルコネクタ112は、ハウジング224によって保持された一次ラッチ226を含む。一次ラッチ226は、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110に固定するために使用される。例えば、一次ラッチ226は、回路基板コネクタ110の一次ラッチ180(
図4に示す)と掛止可能に嵌合することができる。
【0037】
コンタクト222は、嵌合端230と、嵌合端230と反対の接続端232との間に延在する。一例示的実施形態では、コンタクト222は、ケーブル114のワイヤ234の端部に圧着されるように構成された圧着コンタクトである。コンタクト222は、他の実施形態では他の処理によってワイヤ234に接続されてもよい。コンタクト222は、対応するコンタクト122と嵌合するための嵌合端230にピン又はソケットを含んでもよい。一例示的実施形態では、ケーブルコネクタ112は、信号コンタクトと電力コンタクトを両方含む。
【0038】
コンタクトホルダ220は、前側コンタクトホルダ240及び後側コンタクトホルダ242を含んでもよく、後側コンタクトホルダ242は、前側コンタクトホルダ240に連結されてもよい。例えば、後側コンタクトホルダ242は、接着剤、締付具を使用して、又は他の処理によって、前側コンタクトホルダ240に連結されてもよい。前側コンタクトホルダ240はコンタクト222を保持する。後側コンタクトホルダ242は、コンタクト222および/又はワイヤ234を保持してもよい。一例示的実施形態では、前側コンタクトホルダ240は、対応するコンタクト222を受容する複数のコンタクトチャネル244を含む。前側コンタクトホルダ240は、コンタクトチャネル244内にコンタクト222を固定するためにコンタクトチャネル244内にラッチ(図示せず)を含む。コンタクト222は、ラッチを解除することによってコンタクトチャネル244から取り外されることができる。
【0039】
一例示的実施形態では、コンタクトホルダ222は、相手コネクタ110との極性付与された嵌合のための極性付与機能部246を含んでもよい。例えば、この例示的実施形態では、前側コンタクトホルダ240は、前側コンタクトホルダ240が略台形を有するように角度を付けた側部248,250を含む。前側コンタクトホルダ240は、代替えの実施形態では他の形状を有してもよい。極性付与機能部246は、ケーブルコネクタ112が相手コネクタ110に対して特定の向きで嵌合されることを保証する。任意ではあるが、前側コンタクトホルダ240は、極性付与機能部の向きを変え、そのようにして回路基板コネクタ110に対するケーブルコネクタ112の嵌合方向を変えるために異なる向きで(例えば、正しい向きに対して逆さまに)ハウジング224に保持されてもよい。従って、ケーブルの出口の向きは変わってもよい。
【0040】
一次ラッチ226は、ベース260と、ベース260の前方のアクチュエータ262と、アクチュエータ262の前方の掛止梁264とを含む。任意ではあるが、ベース260は、アクチュエータ262が一次ラッチ226の作動及び解放のためにハウジング224の外部に露出した状態でハウジング224内に固定されてもよい。アクチュエータ262が押圧されると、掛止梁264は、掛止位置から掛止解除位置へ移動することができる。掛止梁264は、掛止梁264の先端にフック266を有する。図示の実施形態では、フック266は外方に曲げられている。フック266は、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110に掛止可能に固定するために回路基板コネクタ110の一次ラッチ180(
図4に示す)と掛止可能に係合するように構成される。
【0041】
ハウジング224は、コンタクトホルダ220及びコンタクト222を受容するチャンバ270を含む。一例示的実施形態では、ハウジング224は、第1のシェル272及び第2のシェル274を含む2つの部分から成るハウジングである。第1及び第2のシェル272,274はチャンバ270を形成する。第1及び第2のシェル272,274は、クラムシェル型の配置を形成してもよい。第1のシェル272は、締結具(図示せず)を使用して第2のシェル274に固定されてもよい。任意ではあるが、第1のシェル272は、第2のシェル274に対してヒンジ式に連結されてもよい。
【0042】
ハウジング224は、前部280、後部282、及び前部280と後部282の間に延在する両側部284,286を含む。一例示的実施形態では、第1のシェル272は、ハウジング224の第1の端部288を画定し、第2のシェル274は、ハウジング224の第2の端部290を画定する。任意ではあるが、第2の端部290がハウジング224の底部を画定する一方、第1の端部288は、ハウジング224の上部を画定してもよい。他の実施形態では、ハウジング224は、第1の端部288がハウジング224の底部を画定する一方で第2の端部290がハウジング224の上部を画定するように配向されてもよい。例えば、チャンバ270におけるコンタクトホルダ222の向きを変えることによって、他方の端部288,290が底部を画定する一方、一方又は他方の端部288,290は上部を画定することができる。
【0043】
一例示的実施形態では、ハウジング224は、第1の側部284に沿ってラッチポケット292を含む。ラッチポケット292は、一次ラッチ226を受容するように構成される。アクチュエータ262及び掛止梁264がラッチポケット292内を移動することができる一方、ベース260は、ラッチポケット292内に固定されることができる。一例示的実施形態では、ハウジング224は、第2の側部286に複数のケーブル出口294を含む。ケーブル114は、対応するケーブル出口294を通過することができる。ケーブル114は、ケーブル出口294を通ってチャンバ270内へ延出する。任意ではあるが、設けられたケーブル出口294よりも少ない数のケーブル114が利用される場合、不使用のケーブル出口294からのEMI漏洩を低減するためにケーブル出口294にプラグが受容されてもよい。
【0044】
ハウジング224は、前部280から延出する1つ以上のガイドピン296を含む。任意ではあるが、ガイドピン296は、ハウジング224と一体的でもよい。図示の実施形態では、チャンバ270の両側部に位置して、2つのガイドピン296が設けられている。一代替の実施形態では、一次ラッチ226の反対の第2の側部286に又はその近くに単一のガイドピン296が設けられる。かかるガイドピン296は、一次ラッチ226が第1の側部284を保持する一方で、第2の側部286を保持する。ガイドピン296は、回路基板コネクタ110とのケーブルコネクタ112の嵌合を案内するために使用される。ガイドピン296は、対応するガイドピンポケット160(
図2に示す)に受容されるように構成される。図示の実施形態では、ガイドピン296は円筒形であるが、ガイドピン296は、他の実施形態では他の形状を有してもよい。任意ではあるが、ガイドピン296の先端は、ガイドピン296を相手コネクタ110に嵌合する際の導入部となるように先細りさせてもよい。
【0045】
一例示的実施形態では、ガイドピン296は、その外表面に溝298を含む。溝298は、ガイドピン296周りに円周方向に延在してもよく、又はガイドピン296の上部に沿ってのみ形成されてもよい。溝298は、ケーブルコネクタ112の二次ラッチ300を画定する。二次ラッチ300は、相手コネクタ110に対するケーブルコネクタ112のための二次固定を行うために回路基板コネクタ110の対応する二次ラッチ182(
図2に示す)と係合するように構成される。例えば、一次ラッチ226は、第1の側部284を相手コネクタ110に固定するために使用することができる一方、二次ラッチ300は、第2の側部286を相手コネクタ110に固定するために使用されることができる。
【0046】
ハウジング224は、ラッチポケット292の近くにラッチシールド302を含む。ラッチシールド302は、前部280から前方に延出する。ラッチシールド302は、一次ラッチ226の外部に設けられ、一次ラッチ226に対する損傷を防止するために一次ラッチ226を保護する。ラッチシールド302は、ケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110と整列させるために使用されてもよい。
【0047】
一例示的実施形態では、ケーブルコネクタ112は、ケーブルコネクタ112の前部に設けられたコンタクトシェル310を含む。コンタクトシェル310は、ハウジング224の一部を形成することができる。一例示的実施形態では、コンタクトシェル310は、導電性であり、コンタクト222の嵌合端230のために電気的遮蔽を行う。前側コンタクトホルダ240は、コンタクトシェル310内に受容されることができる。コンタクトシェル310は、前側コンタクトホルダ240と相補的な形状を有してもよい。例えば、コンタクトシェル310は、回路基板コネクタ110との極性付与された嵌合のためのケーブルコネクタ112の極性付与機能部を画定する角度を付けた側部を有してもよい。
【0048】
任意ではあるが、コンタクトシェル310は、コンタクトシェル310がシェル272,274に連結されるときにシェル272,274に対して異なる向きを有することができるように第1及び第2のシェル272,274とは別体でもよい。例えば、コンタクトシェル310、コンタクトホルダ220、及びコンタクト222は、組み立てられてハウジング224に装着されることができるコンタクトサブアセンブリを形成してもよい。例えば、コンタクトサブアセンブリ312を形成するために、コンタクト222はコンタクトホルダ220に装着することができ、コンタクトシェル310は前側コンタクトホルダ240に結合することができる。コンタクトサブアセンブリ312は、次に、ケーブル114がケーブル出口294を通って延在した状態で第2のシェル274内に装着することができる。コンタクトサブアセンブリ312は、ハウジング224に対する極性付与機能部の向きを変えるために正しい向きに又は逆さまに第2のシェル274に装着することができる。言い換えれば、コンタクトシェル310及び前側コンタクトホルダ240の広い方の端部は、第2のシェル274に装着されるときに上向きにすることができ、又は第2のシェル274に装着されるときは下向きにすることができる。従って、ケーブルコネクタ112が回路基板コネクタ110に嵌合されるとき、ケーブルコネクタ112は、回路基板コネクタ110に対するケーブルコネクタ112の向きに応じて、回路基板コネクタ110に対して右又は左に引き出されたケーブルを有することができる。
【0049】
図1及び
図2に戻ると、嵌合時、ケーブルコネクタ112は、左のケーブル出口の向き(
図1)又は右のケーブル出口の向き(
図2)のいずれかに回路基板コネクタ110と整列している。左のケーブル出口の向きでは、一次ラッチ226は、ケーブルコネクタ112の右側にあり、回路基板コネクタ110の対応するラッチポケット162と整列する。右のケーブル出口の向きでは、一次ラッチ226は、ケーブルコネクタ112の左側にあり、回路基板コネクタ110の対応するラッチポケット162と整列する。一次ラッチ226は、回路基板コネクタ110に嵌合したとき、回路基板コネクタ110の一次ラッチ180と係合するように構成される。一例示的実施形態では、一次ラッチ226は、一次ラッチ180に適切に掛止されたときに可聴クリック音を発生してもよい。
【0050】
ガイドピン296は、嵌合時、ガイドピンポケット160と整列する。一例示的実施形態では、ガイドピン296は、コンタクトシェル310、一次ラッチ226、又はラッチシールド302よりもさらに前方に延出する。ガイドピン296は、回路基板コネクタ110と嵌合するためのケーブルコネクタ112の第1の部分である。ガイドピン296は、コンタクト222,122と嵌合するためにケーブルコネクタ112を回路基板コネクタ110と整列することによってケーブルコネクタ112のブラインド嵌合のために使用されることができる。
【0051】
嵌合されるとき、ガイドピン296の溝298は、ガイドピンポケット160内に受容され、二次ラッチ182と整列する。二次ラッチ182は、回路基板コネクタ110内でのガイドピン296の固定力又は保持力を提供するために溝298内に受容される。二次ラッチ182は、保持力を提供するために溝298にばね付勢される。従って、一次ラッチ226が、ケーブルコネクタ110の第1の側部284に一次保持力又は一次固定力を提供し、二次ラッチ182がケーブルコネクタ110の第2の側部286に保持又は固定力を提供する掛止装置が電気コネクタ110,112に対して設けられる。掛止には作動可能なラッチが1つだけ使用されるが、ケーブルコネクタ112を嵌合方向又は嵌合解除方向に押す又は引くことによって嵌合及び嵌合解除される二次ラッチによって二次掛止が行われる。二次ラッチにより、2つの作動可能ラッチを提供するよりも単純な掛止装置が提供される。加えて、この掛止装置は、更なる工具を必要とすることなく達成されることができる。