(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記搬送スペースは、前記複数の独立した自動車両が行き来するための少なくとも1つの開放したデッキおよび通路をそれぞれが有する積層されたレベルを備える3次元のスペースであって、前記通路は前記複数の独立した自動車両が前記デッキから前記通路へと入るように前記デッキと通じている、請求項1記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置は、前記複数の独立した自動車両の前記少なくとも1つのシャットダウンを命令するために、前記遠隔通信リンク上でブラックチャネル通信プロトコルを用いるように構成される請求項1記載の方法。
前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに前記シャットダウン命令を送るための前記遠隔通信リンク上での前記アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つとの間の通信を前記車両アカウンタント制御装置によって開放することをさらに含んでいる請求項1記載の方法。
命令された前記シャットダウンの通信プロトコルによって、選択された前記少なくとも1つの車両による受信において安全かつ確認された命令をもたらすことをさらに含んでいる請求項1記載の方法。
命令された前記シャットダウンを受信すると、および命令された前記シャットダウンに応じて、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つの安全かつ確認されたシャットダウンをもたらすことと、
前記車両アカウンタント制御装置に対してシャットダウンを追認することとをさらに含んでいる請求項1記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、前記車両アカウンタント制御装置によって、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つにシャットダウンを命令する前記車両アカウンタント制御装置と関連して、該車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに対して開放される、請求項11記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置によって前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つのシャットダウンが確認されると、前記通信状態を閉鎖することをさらに含んでいる請求項12記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、前記車両アカウンタント制御装置によって、既にシャットダウンしている前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つの作動を命令する前記車両アカウンタント制御装置と関連して、該車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに対して開放される、請求項11記載の方法。
前記搬送スペースは、前記車両が行き来するための少なくとも1つの開放したデッキおよび通路をそれぞれが有する積層されたレベルを備える3次元のスペースであって、前記通路は前記複数の独立した自動車両が前記デッキから前記通路へと入るように前記デッキと通じている、請求項15記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置は、前記複数の独立した自動車両の前記少なくとも1つのシャットダウンを命令するために、前記遠隔通信リンク上でブラックチャネル通信プロトコルを用いる請求項15記載の方法。
前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに命令された前記シャットダウンを送るための前記遠隔通信リンク上での前記アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つとの間の通信を前記車両アカウンタント制御装置によって開放することをさらに含んでいる請求項15記載の方法。
命令された前記シャットダウンの通信プロトコルによって、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つによる受信において安全かつ確認された命令をもたらすことをさらに含んでいる請求項15記載の方法。
命令された前記シャットダウンを受信すると、および命令された前記シャットダウンに応じて、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つの安全かつ確認されたシャットダウンをもたらすことと、
前記車両アカウンタント制御装置に対してシャットダウンを追認することとをさらに含んでいる請求項15記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、前記車両アカウンタント制御装置によって、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つにシャットダウンを命令する前記車両アカウンタント制御装置と関連して、該車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに対して開放される、請求項25記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置によって前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つのシャットダウンが確認されると、前記通信状態を閉鎖することをさらに含んでいる請求項26記載の方法。
前記車両アカウンタント制御装置と前記複数の独立した自動車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、前記車両アカウンタント制御装置によって、既にシャットダウンしている前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つの作動を命令する前記車両アカウンタント制御装置と関連して、該車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、前記複数の独立した自動車両の選択された前記少なくとも1つに対して開放される、請求項26記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1に示される自動保管および取り出しシステム(ASRS)10は、例示的な実施形態による特徴を組み込む保管システムの代表例であって、代替的な実施形態において保管システムは、任意の適切な構成を有していてもよい。
図1に示される要素の構成は、要素間のインターフェースおよび接続性または相互作用を示すことを意図されており、このような要素は、任意の適切な表現で構成され得る。説明目的および利便性のために、構造、組成、位置または機能のいずれかにおいて同様の要素は、グループ化されてもよい。ゆえに、例として、静的制御装置、マイクロプロセッサ、PLCは、ASRS制御システムの一部と考えられてもよい。
【0007】
一般にASRSシステム10は、例えば、小売店から受けたケースユニットに関する注文を満たすために、小売流通センターまたは倉庫において動作してもよい(本明細書において使用されるケースユニットは、トレイ内、トート(totes)上もしくはパレット上に保管されていない品物、およびトレイ内、トートまたはパレット上に保管されている収容されていない(uncontained)品物を含む)。ケースユニットは、品物のケース(例えば、スープ缶のケース、シリアルの箱等)、またはパレットから引き取られるかまたはパレット上に配置されるよう適合されるか、あるいは独立して配送される個別の品物を含んでもよいことに留意する。ゆえにケースユニットは、本明細書においてはケース、または他の配送容器、および/またはトートもしくは他の保管容器を説明するためのものであってもよい。ケースユニットは、本明細書においては保管ユニットまたは積荷ユニットと呼ばれてもよい。例示的な実施形態によれば、配送ケースまたはケースユニット(例えば、カートン、樽、箱、クレート(crates)、つぼ(jug)、トート、パレット、またはケースユニットを保持するのに適切な任意の他の手段など)は、サイズが変更可能であってもよく、配送において品物を保持するために使用されてもよく、配送のためにパレットに積載可能であるか、またはバルク配送コンテナで独立して配送可能であるように構成されてもよい。例えば、ケースユニットの一団またはパレットが保管および取り出しシステムに到着するとき、各パレットの内容物は、同一であってもよく(例えば、各パレットが所定数の同一の品物を保持する−1つのパレットがスープを保持し、別のパレットがシリアルを保持する)、パレットが保管および取り出しシステムから離れるときに、パレットが、適切な数でかつ組み合わされた異なった品物を含んでいてもよい(例えば、パレットの各々が、様々なタイプの品物を保持してもよい−1つのパレットがスープおよびシリアルの組み合わせを保持する)ことに留意する。実施形態において本明細書に記載されている保管および取り出しシステムは、ケースユニットが保管されかつ取り出される任意の環境に適用されてもよい。別の態様においてケースユニットは、倉庫施設へおよび倉庫施設から配送されるときにパレットに積載されなくてもよく、トラックの荷台などのバルク配送コンテナで個別に包装されてもよい。
【0008】
以下でさらに詳細に記載されるように、制御され、遮蔽される安全なヒトアクセス領域100A〜100n(総じてアクセス領域100という)は、IEC61508、SIL−3カテゴリ基準(参照により本明細書に組み込まれる)を満たすように、ASRS10アーキテクチャ、その構造物12、制御装置および構成要素内に組み込まれる。ASRSアーキテクチャは一般に、一般に段階状に配列される保管ラックと、積荷ユニットへの保管スペースの動的な割り当てのために配置されている通路とを備える保管スペースを含んでいる(
図3も参照)。ASRSアーキテクチャはまた、保管スペースに関連して配置され、保管アレイ内の保管場所へおよび保管場所から搬送スペースを介してケースまたは積荷ユニットを運ぶように構成される自由に動くローバー40の一群を有する搬送スペース(例えば、異なるレベルにある開放したデッキおよびラック通路)も含んでいる。動的に保管場所から積荷ユニットを抜き取り、および/または、保管場所へ積荷ユニットを配置するための制御システムによるタスクの割り当てに従って、ローバーの一群は搬送スペースじゅうに動的に分配される。説明を目的として、ローバーの一群は、適用可能な搬送スペースじゅうに、任意の所定時間に、位置および運動の両方において可変に分配されてもよく、概して動的なローバースペースを画定していると考えられてもよい。ローバースペースへのヒトの立ち入りは、様々な条件および動作に対して要望され、このような立ち入りは、本明細書において以下でさらに説明する上述のSIL−3カテゴリ基準を満たすように制御、遮蔽および安全性をもたらすために、アクセス領域100をASRSアーキテクチャおよびシステムに組み込むことによって提供される。
【0009】
上述したように、また
図1を参照すると、例示的な実施形態においてASRS10は、保管場所の保管アレイ12SAを画定する構造12(
図3参照)を含んでいる。
図3において最もよく見えるように、保管アレイ12SA、およびその関連付けられる構造12は、保管のために1つまたは2つ以上のレベルを有する3Dアレイを備えていてもよく、各レベルで保管場所は、列に沿って配列されている(代替的な実施形態において保管場所は、単一の平面アレイまたは2Dアレイで配列されてもよい)。保管場所の支持構造、棚またはラック(図示せず)は、保管場所が動的に割り当てられ得るように、実質的に開放しているか、または非確定的な、積荷または保管ユニットを据える支持面を提供するように構成され得る。例えば、これにより、据える領域と異なる大きさの保管(例えば、ケース)ユニットが、異なる時点で所定の保管場所に受け入れられ得る。したがって、それぞれまたは任意のケースユニットは、保管列に沿う実質的にそれぞれまたは任意の保管場所に保管され得ることが可能である。
図1および3から理解され得るように、ASRS10は、割り当てられた保管場所へ、および割り当てられた保管場所から保管ユニットを搬送するために、それぞれが積荷として保管ユニットを運ぶことができ、(構造により画定される)搬送スペース30を介した独立的な自動の横断または移動が可能である独立した自動車両(あるいはローバーまたはボットという)40〜40n(
図2)(総じてローバー40という)を含み得る。ローバー40は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2010年4月9日に出願された米国特許出願第12/757,312号に示され記載されている車両またはボットと同様のものであってもよい。例示的な実施形態の代替的な態様において、ローバーは任意の適切な構成を有していてもよい。前に記したように、各ローバー40は、ASRS制御システム14のローバーシステム制御装置20からのタスクの割り当て、または命令を得ることを前提とする独立した動作のために構成されてもよい(
図2も参照)。ローバーシステム制御装置20は、各ローバー40が搬送スペースにおいて所望の目的地へと移動するような命令を設計および生成するために、プランニングアンドコントロール(PNC)ソフトウェアにより適切にプログラムされ得る。タスクおよび命令の生成において、ローバー40は、搬送スペース内の独立したルートプランニングが可能であってよく、これはローバーに搭載されるローバー制御装置406(
図2)によって行なわれてもよく(後でさらに記載される)、または、ルーティングが生成され、そしてローバーシステム制御装置406に伝えられてもよい。またローバーは、命令の目的地まで所定のルートに沿って独立したナビゲーションが可能であってもよく、例えばオンボードのローバー制御装置による姿勢および運動の決定(pose and kinematic determination)のために内在するセンサを有していてもよい。ローバーの姿勢および位置は、さらに記載するように制御システム14に伝えられてもよい。
【0010】
再び
図1および3を参照すると、前に記したように、ASRS10の保管構造は、多数のレベル(1〜n)に保管場所を有する。例示的な実施形態において、各レベルは、ローバー40用に実質的に開放し制限されない走行面を画定し得る移送デッキ31と、移動通路32とを有していてもよい(ASRSの保管レベル1〜nの平面図である
図3Aも参照)。
図3Aから最もよくわかるように、移動通路32は、保管棚またはラックに沿って配置され、ローバーに、所定の通路上に配置される各保管場所へのアクセスを提供する。ゆえに、理解され得るように、ローバー40は、所望の通路へアクセスするために開放したデッキを横切り、その後所定の通路に入り、所定の通路を所望の位置へと横切ってもよい。ローバー40は、説明目的で、自由に動き、または動き回る(roving)と考えられてもよく、その場合各ローバーは、(少なくとも部分的に)実質的に制限され得ない(例えば、開放したデッキ上の)通路に沿って移動可能であってもよく、動的な保管配置および取り出しをもたらすために、様々な経路に沿って搬送スペース内のいずれかまたは各位置から移動してもよい。ゆえにローバー40は、任意の所定時間で変化する配分で、ASRSに動的に分配されると考えられてもよい。このような動的集団(各レベルは複数のローバーを有し得る)および環境における、制御システム14による継続的な各ローバーの姿勢および運動の監視は、制御システム14と各ローバー40とを繋ぐ遠隔通信システム200(
図2、2Aを参照)に顕著な負担をもたらし、ここでは、この負担が、以下に記載するように回避される。すなわち、理解され得るように、ローバー40がそれぞれ独立したナビゲーションができるように、ローバーが目的地に到達するとき、またはこのような場所から離れる準備ができたとき(ローバーがレベル上に載せられて初期化されたときなど、他の多くの特別の状況についても同様)に、プランニングおよび制御のためにローバーの位置が要望される。さらに
図1および3を参照すると、ASRS10はさらに、ASRS積み降ろしステーション(図示せず)からケース/保管ユニットを上昇/下降させるためにリフト34を含んでいてもよい。ケースリフト(例えば、連続するマルチレベル垂直コンベヤ(MCV))は、ケースユニットに対して各レベルへの垂直搬送を提供でき、また任意の所定レベルの保管場所への水平面での保管ユニットの移送のために、各レベルでローバーと相互作用し得る。該してASRSは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2010年4月9日に出願された米国特許出願第12/757,220号に示され記載される保管および取り出しシステムと同様のものであってもよい。上に記したように、ASRS10はさらに、(ケースリフト34に対して)独立して、各レベルからローバー(40)を上昇および下降させ、それに応じてローバー(40)を積み降ろしするように構成されるローバーリフト17を含んでいてもよい。ローバー存在センサ17R(例えば、RFIDまたは他の情報読み取り器)は、レベル搬送スペースに導入されるか、またはレベル搬送スペースから移動させられるローバーの存在(載せる時)または離脱(降ろす時)を登録するために、各レベルに対するローバーリフトのアクセスまたは入口に近接して設けられてもよい。ローバー存在センサ17Rは、適切な通信リンクを介して、制御システム14に事象の発生およびローバーの識別を知らせるか、または信号を送り得る。例示的な実施形態において、ASRS10は配置においてモジュールであってもよく(
図2、3Bおよび4を参照)、各モジュールは独立した選択および所望のスループットに対する完全な稼働が可能である(ゆえに既存の施設へのASRSの設置を可能にする)。ASRSは任意の所望の数のモジュールを有していてもよく(本明細書においてはマトリクスセレクトモジュールとも呼ばれ得る)、モジュールのそれぞれは同様のものであり、ローバー、ケースリフト、ローバーリフト、システム制御装置を含んでいる(ゆえに、図面および説明は、全体のシステム、モジュールの組み合わせまたは単一のモジュールに関して代表的なものであってもよい)。
【0011】
理解され、またすでに記載したように、保管アレイおよび搬送またはローバースペース(例えば、アレイの各レベルのデッキおよび通路)内へのヒトの立ち入りは、計画された活動(すなわち、計画されていたアレイのシステムのメンテナンスや、ヒトインターフェースステーションでのボットへのアクセスなどのような、計画されていた任意の人との相互作用)および(ローバーの欠陥や障害に対する応答、反応型メンテナンスなどのような)反応性の活動の両方、またはヒトがASRSスペースに入ることを必要とする任意の他の理由に対して必要とされる。これは、ハードウェア、システムおよびプロセス経路にわたって制御、遮蔽および安全特性を提供することによってもたらされ、プロセス経路はIEC61508、SIL−3により定められるカテゴリ基準を満たすために、ASRSへのヒトの立ち入りに影響するか作用する相互接続されたリンク(
図1を参照)のチェーンとして共に考慮され得る。したがって、ASRS10、より詳細には保管アレイおよび搬送スペース(例えば、デッキ、通路)は、
図1のようにヒトアクセス領域100(100A〜100n)を画定するように構成され、各領域内へのヒトの立ち入り用の制御された開口部と、ヒトの立ち入りに対して開放しているアクセス領域内への自動機構またはローバーの進入を防ぐために閉鎖される開口に対する制御されたクロージャ(closures)とを備える。アクセス領域100〜100nは、全ての機械スペース、保管アレイスペースおよび搬送スペースにおよぶように分配され得る。アクセス領域の大きさおよび分配は要望に応じて変更されてもよく、実質的に固定されているASRSの機械構成要素(例えば、MCV、ローバーリフト、コンベヤなど)は、分離した専用のアクセス領域を有していてもよい。次に
図4を参照すると、ASRSの保管アレイおよび搬送スペースの部分の側面の立面図が示されており、そのスペースに対するアクセス領域(別の態様においては、より多いかより少ないアクセス領域が用いられてもよい)の代表的な分配を示している。例示的な実施形態において、各アクセス領域は、1つまたは2つ以上のレベルに対応する通路(またはその一部)を取り囲むように延伸していてもよく、所定の通路の長さに沿って複数の領域100A1、100A2が用いられてもよい。同様に、アクセス領域は、アレイの1つまたは2つ以上のレベルでデッキまたはその一部を取り囲んでいてもよい(
図3参照)。必要に応じて、アクセス領域は1つまたは2つ以上のレベルでデッキスペースおよび通路の両方を取り囲んでいてもよいし、通路およびデッキ部分のそれぞれに沿って範囲を定められてもよい。理解され得るように、またさらに記載されるように、各アクセス領域は、隣接するアクセス領域を含む他の部分から分離および隔離されているので、各領域に対して個別に安全かつ継続的なアクセスがもたらされる。ゆえにヒトの立ち入りは各個別領域に対して提供され、反対に、安全にされていない他の領域100におけるASRS動作は、実質的に中断されないままであり得る。例として、
図4において領域100A2は、その中のローバー通路へのヒトの立ち入りを許すように安全にされ、および制御されてもよく、隣接する領域100A1を含む安全にされていない領域は動作し続け得る。アクセス領域は、安全にされるときに、どの領域もASRSシステムの2つ以上のモジュールの動作を妨害せず、隣接するモジュールを含む他のモジュールは実質的に損なわれないままであり得るような(例えば、
図3Bに示される、モジュール2におけるデッキアクセス領域100Dなど、1つのモジュールにおけるアクセス領域を安全にすることは、ローバーが通路32上の保管場所にアクセスし、モジュール1のリフト34に向かってデッキ部分31に沿って移動することを妨げない)大きさおよび形状にされ得る。前に記したように、各アクセス領域は、例えば対応する通路またはデッキにおいてローバーのアクセス通路を閉鎖する、対応する制御可能なクロージャ102、104を有しており、これらの例は
図3Bおよび4Aに示されている。概してアクセス領域の構造は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2011年12月15日に出願された米国特許出願第13/326,565号に示され記載されるアクセス領域と同様のものであってもよい。作動可能なクロージャは、任意の構成のものでもよく、(アクセス領域外部から適切な連結部を介して、)動力で動かされてもよいし、手動で動かされてもよい。通路およびデッキのアクセスに対する例示的なクロージャは、
図4Aに示されている。通路およびデッキのアクセスに対するクロージャの他の適切な例は、上記の米国特許出願第13/326,565号に見られ得る。作動可能なクロージャは、制御システム14に開放/閉鎖状態を示すために適切なセンサ400をさらに含んでいてもよく、必要に応じて、ローバーアクセスのクロージャ(通路またはデッキ)のいずれか(1つまたは2つ以上)が閉鎖されておらず立ち入りが安全でない場合に所定のアクセス領域のヒトのクロージャの動作を防ぐインターロック401も含み得る。
【0012】
再び
図1〜2を参照し、さらに
図2Aを参照すると、例示的な実施形態において制御システム14は、他の制御構成要素/プロセッサと通信し、適切な入力に応じて各領域への立ち入りを許可または閉鎖するために動作可能な要素に命令を与えるために接続される(任意の適切な種類の)セキュアアクセスゾーンPLC(secure access zone PLC)24を含んでいてもよい。セキュアアクセスゾーンPLCは、他の制御装置との通信のために任意の適切な通信プロトコル(例えば、TCP/IP)を用いてもよい。また
図2に示されるように、保管アレイの1つまたは2つ以上の所望の位置にロックアウト/タグアウトパネル24Aが設けられてもよく、セキュアアクセスPLCに操作可能に接続されていてもよい。次に
図5を参照すると、ASRS制御システム14の一部の概略図が示されており、より詳細にはセキュアアクセスPLC24およびPLCへの通信の入力が示されている(例えば、通路およびデッキのゲート102、104の状態の指示、アクセス領域24Aに対するヒトの状態の指示、所定の各アクセス領域に応じたMVCおよびローバーリフト用の他のアクセス入力など)。入力データまたは情報は、センサ400などのセンサから直接与えられてもよいし、制御システムの別の適切な部分を介して与えられてもよい。
図2および5からもわかるように、例示的な実施形態におけるセキュアアクセスPLC24はさらに、所望のアクセス領域に対する立ち入りの解放を命令または可能にする前に、関連する制御および安全性の懸念を解消するために、ローバーの状態およびローバーの安全性に関する入力22A、22Bを受ける。理解され得るように、領域に対するクロージャが安全にされても、これは、立ち入りが望まれる所定のアクセス領域におけるあらゆるローバーの存在および/または状態に関する情報を全く提供しない。さらに理解され得るように、各アクセス領域の構成の観点から、前述のように、ローバーの存在および状態についての関連情報は、以下に記載されるようにシステム14によって決定されるように、立ち入りが求められるときに所望の領域に存在するこのようなローバーに対してのみ必要とされる。
【0013】
図2〜2Aからわかるように、例示的な実施形態においてASRSシステム制御装置14は、搬送スペースまたはローバースペースを取り囲むアクセス領域100に関するローバーを説明し得るローバーアカウンタントプロセッサ/制御装置22(概してローバーアカウンタント22という)を含んでいてもよい。換言すれば、ローバーアカウンタント22は、少なくとも、所定時点での所定のアクセス領域における各ローバー40の位置を説明し、以下に記載されるようにアクセスキー24AKに関して、セキュアアクセスゾーンPLC24にアクセス許可を伝え得る。ローバーアカウンタント22は、ASRS制御システムの他のいずれの制御装置によるローバー位置の登録からも独立して、任意またはそれぞれのアクセス領域に関するローバーのローバー位置または状態(出入り(例えば、入っていない))を登録し得る。例として、ローバーアカウンタント22は、ASRS搬送スペースを取り囲む全てのアクセス領域で(例えば、テーブルまたはマップにより)適切にプログラムされてもよい。ローバーアカウンタント22におけるアクセス領域の表示は、互いに対して位置的に関連付けられてもよい(例えば、位置マトリクス)が、ローバーアカウンタントによって搬送スペースの座標に関連付けられてもよいし、関連付けられなくてもよい(例えば、デッキまたは通路の座標に対して表されなくてもよい)。ローバーアカウンタント22は、それぞれまたは任意のアクセス領域に関する各ローバー40のローバー状態を別々に、また必要に応じてASRS制御システム制御装置によりもたらされる他のローバー位置の登録からは独立して、登録し、説明してもよい。
図3Bからわかるように、例示的な実施形態においてローバー存在センサ22R(例えば、RFID読み取り器、スキャナなど)は、アクセス領域のインターフェースまたはアクセス領域の境界のアクセス開口部に設けられてもよい。例えば、ローバー存在センサ22Rは、クロージャの位置に近接して配置されてもよく(また前述のローバーリフトセンサ17Rを含んでいてもよく)、ローバーの識別および該当位置における存在に加えて、ローバーの方向の情報(所定のアクセス領域に入る/所定のアクセス領域から出るローバー)を識別するために配置されてもよい。存在センサ22Rは、ローバーに装着される受動的なセンサ素子(例えばRFID)、および、構造上に能動的な素子(例えば、読み取り器)を有していてよく、その逆でもよい。例示的な実施形態の別の態様によれば、ローバーの姿勢の決定およびナビゲーション(
図8Aを参照)のためにローバー40によって用いられるローバーセンサ40S1、40S2(
図8A)からの位置データも、ローバーアカウンタント22にアクセス領域に対するローバーの状態を知らせるために、ローバー存在センサ22Rと組み合わせて用いられてもよい。理解され得るように、ローバー40上の姿勢決定(例えば、ホール効果、ライン検出装器、加速度計、ジャイロスコープ、RFID読み取り器などの)センサ40S1、40S2は、搬送スペースの構造上の対応する位置決定特徴を検出してもよく、このような様々な位置決定特徴は、任意の所望のアクセス領域に対するローバーの位置状態またはその変化(すなわち、出入りおよび方向)に対応するように配置され得る。したがって、ローバーアカウンタントはASRSの各アクセス領域において各ローバーを別々に説明し得る。ゆえに、所定のアクセス領域へのヒトの立ち入りが必要となると、例えば適切な入力インターフェースを介してASRS制御システムに要求を行うことにより、ローバーアカウンタントはいつ全ての(またはどの)ローバーが所定のアクセス領域から排出されたか、およびどのローバーが排出されないままアクセス領域にとどまっているかを独立して決定し得る。全てのローバーがアクセス領域から排出されている場合、ローバーアカウンタント22は、全てのローバーが排出されアクセス領域は安全で、かつローバーを有さないという、適切な信号を(例えば、「ブラックチャネル」通信を用いて)セキュアアクセスPLC24(
図2および5を参照)に送信し得る。セキュアアクセスPLC24は、他の安全信号(
図5を参照)を受信すると、対応するアクセス領域に対してロックアウト/タグアウトパネルキー24AKの解放を命じ得る。理解され得るように、ローバーアカウンタント22により説明される、アクセス領域内の排出されていないローバーは、ローバーのモータまたはアクチュエータを確認可能にシャットダウンすることによって安全にされ(例えば、駆動部/モータアクチュエータ800などのローバーの電気機械的システムは、その後のローバー動作を防ぐために動作不能にされる)、これは別の面では、以下にさらに記載されるように安全なトルクオフと呼ばれる。一態様において、ローバーの説明およびローバーの安全なトルクオフは、約20年の寿命でSIL3カテゴリ基準を満たすために、(参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)IEC62061に従って実施されてもよいが、他の態様において寿命は約20年よりも長くても短くてもよい。ローバー40の電気機械システムが動作不能にされているという確認は、例えば、ローバー制御装置406の一部であってもそうでなくてもよい安全なトルクオフプロセッサ404などによって、任意の適切な方法でローバーアカウンタント22に送信され得る。
【0014】
アクセス領域を安全にするプロセスは、各アクセス領域について概して同様であり、デッキおよび通路のアクセス領域についても同様である。
図7を参照すると、通路アクセス領域を安全にするプロセスが図示されている。一般に、プロセスは以下の通りであってもよい。オペレータは、例えば行き詰まっているローバーにアクセスするために、アクセス領域への立ち入りを求める。オペレータは、セキュアアクセスゾーンPLC24および/または制御装置20を通してなど、任意の適切な方法で所定の通路に対するアクセス要求を入力でき(ブロック700)、それに応じてシステム制御装置は、その領域にあるローバーに、その領域から出るように命令する。理解され得るようにシステム制御装置は、どのローバーが任意の所定領域にあるかに関する情報を有していなくてもよく、単に全てのローバーに対して搬送スペースの所定の部分を出るように命令してもよい。
【0015】
システム制御装置20は、
図2Aからわかるように、イーサネット(登録商標)/IPなどの任意の適切なプロトコルを用いて、適切な遠隔通信システム200(例えば、無線通信)を介してローバー40と通信し得る。所定の部分に位置するそれらのローバーは、(例えば、セルフナビゲーション能力により)その部分にある自らの存在を知り、(可能であれば)出発するためのナビゲーションを開始する。前に記したように、ローバーアカウンタントは、立ち入りが求められる所定のアクセス領域に、どのローバーがあるかを別々に知ることができ、別々に出発を登録し、アクセス領域を出るローバーを説明する(ブロック701)。可能性のある全てのローバーがなくなると、クロージャは閉鎖および確認され(ブロック702)、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック703)。理解され、また前に記したように、排出されていないローバーは、ローバーアカウンタントによってアクセス領域に残っていると説明されるが、それでもなお、本明細書において安全なトルクオフと呼ばれる、ローバーのモータおよびアクチュエータの安全なシャットダウンをもたらす確認される手段によって安全にされる。例えば、ローバーアカウンタント22は、ローバーの安全なトルクオフを独立して確認するために、例えば(本明細書に記載されるような)通信用のエンドツーエンドの安全な通信チャネルを用いて、アクセス領域に残っているローバーと通信し得る(ブロック704)。安全なトルクオフが確認されると、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック703)。
【0016】
例示的な実施形態の一態様によれば、安全なトルクオフが確認されない場合、ローバーアカウンタント22は、命令し、ローバーから安全なトルクオフをもたらすために、(それ自体はそれぞれおよび全てのローバーと通信し得るが、)排出されていないローバーと通信するように構成される(ブロック705)。
図2Aおよび6からわかるように、一態様によれば、ローバーアカウンタント22は、システム制御装置20と同じ遠隔通信システム200およびリンクを介してローバー40にシャットダウン命令を伝えてもよいが、ローバーアカウンタントにより送信され意図されるローバーにより受信される安全なトルクオフ命令の送信の堅固な安全性および確認をもたらすために、イーサネット(登録商標)/IPまたはTCP/IPなどのベース通信プロトコル上で「ブラックチャネル」を用いてもよい(「ブラックチャネル」通信の適切な例は、CIP Safety(商標)、ネットワークインデペンデントセキュリティプロトコル(network independent security protocol)であるが、他の任意の適切なセキュリティプロトコルが用いられてもよい)。例示的な実施形態の一態様によれば、ローバーアカウンタント22とローバー40のそれぞれとの間の通信状態は、通常閉鎖している。遠隔通信システム200を通した通信リンクは、識別されたローバーにシャットダウン(すなわち、安全なトルクオフ)を命令するローバーアカウンタント22に対して特異的に、またそのローバーアカウンタント22と実質的に同時に、これらのローバー40(1つまたは2つ以上)に開放され得る。命令の送信、およびその後の、ローバーにより安全なトルクオフ(すなわち、安全かつ確認されたシャットダウン)がもたらされたという、影響を受けるローバー40からローバーアカウンタント22へと戻る確認(ブロック706)に続いて、双方向の通信リンクは閉鎖される。確認されると、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック703)。安全なトルクオフが確認されない場合、ローバーの放電のタイムアウトが確認され(ブロック707)、ローバーの電源が放電されていると確認されると、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック703)。ローバーの電源が放電されていると確認されない場合、ローバーアカウンタントは再び安全なトルクオフを確認し(ブロック706)、確認されると、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック703)。
【0017】
また
図9Aを参照すると、ローバーを安全にするプロセス(I)を図示するブロック図が示されている。一態様においてローバーアカウンタント22は、上述のようなローバー40との適切な通信チャネルを開放し得る(ブロック900)。ローバーアカウンタント22は、例えばホイール駆動部、エンドエフェクタ駆動部などの1つまたは2つ以上の電気機械的システムを動作不能にするか、あるいはシャットダウンするために、ローバー40に対して命令を発し得る(ブロック901)。上に記したように、ローバーアカウンタント22はローバーが安全に動作不能にされたことを確認し(ブロック901−ブロック704も参照)、安全なトルクオフが確認されると、ローバーとの通信チャネルを閉鎖し得る(ブロック903)。
【0018】
メンテナンスの完了時、または他の任意の適切な理由で、ヒトはロックアウト/タグアウトパネル24Aでキーの解放を要求でき(ブロック708)、セキュアアクセスゾーンPLC24は、キー24AKを解放し得る(ブロック709)。ヒトは、所定のロックアウト/タグアウトキー24AK(
図2参照)を除去し得る(ブロック712)。キー24AKの除去に応じて、セキュアアクセスゾーンPLC24は、例えば、システム制御装置20に、所定のメンテナンスアクセス領域またはASRSモジュールに対するキー24AKがロックアウト/タグアウトパネル24Aから除去されたことを通知し得る(ブロック713)。ヒトは、キー24AKが戻されているとセキュアアクセスゾーンPLC24によって識別される所定の場所へとキー24AKを戻し(ブロック714)、システム制御装置20は、キー24AKが戻されたと通知される(ブロック715)。一態様においてキー解放のタイムアウトのループは、ロックアウト/タグアウトキー24AKが除去されるまでループが継続するように定められ得る(ブロック710)。別の態様において、ヒトは、通路に立ち入る要求を取り消してもよい(ブロック711)。ロックアウト/タグアウトキー24AKが除去されたことを識別するキー解放のタイムアウト、通路への立ち入りおよびキー24AKを除去するヒトについての要求の取り消し、の1つまたは2つ以上に応じて、セキュアアクセスゾーンPLC24は、ローバーの放電タイマーをリセットし(ブロック716)、通路用のアクセスゲート104に対して開放するように命令し得る(ブロック717)。セキュアアクセスゾーンPLC24は、任意の適切なセンサを用いるなど、任意の適切な方法で、アクセスゲート104が開放されていることを確認し得る(ブロック718)。セキュアアクセスゾーンPLC24は、例えば、システム制御装置20に、アクセスゲートが開放していることを通知し(ブロック719)、システム制御装置20は、以前に安全にされた通路アクセス領域のリソース(例えば、ローバー40、ローバーリフト17、リフト34、ローバー充電器など)を開放し得る(ブロック720)。
【0019】
安全にされたローバーを作動させるプロセスは、反対の意味で実質的に同様であり、
図9Bに図示されていることに留意されたい。例えば、一態様においてローバーアカウンタント22は、例えば上述のようなローバー40との適切な通信チャネルを開放し得る(ブロック904)。ローバーアカウンタント22は、ローバーの1つまたは2つ以上の電気機械的システムを有効にするか、またはオンにするために、ローバー40に命令を発し得る(ブロック905)。ローバーアカウンタント22は、ローバーが有効にされたことを確認し(ブロック906)、有効な状態が確認されると、ローバーとの通信チャネルを閉鎖する(ブロック907)。
【0020】
セキュアアクセスゾーンPLC24が、アクセスゲートが開放していないと判断する一態様においては、セキュアアクセスゾーンPLC24は、モジュールまたはアクセス領域に対するアクセスゲートの開放の要求を取り消し(ブロック721)、通路アクセス領域におけるアクセスゲートに障害があり得ることを制御装置20に通知してもよい(ブロック722)。制御装置20は、障害の解決のために、アクセスゲートに関する障害をヒトに通知する任意の適切な指示を提供し得る(ブロック723)。
【0021】
例示的な実施形態の一態様において、ローバー40上に存在するローバー制御装置システム402(
図8B参照)、ならびに電源およびモータアクチュエータに対するそのインターフェースシステム(
図8C参照)は、ローバーの構成要素、システムおよびプロセスが、確認、および、ローバーアカウンタント22での命令の生成および送信からの安全性特徴と適合する安全性特徴により、安全なトルクオフをもたらす実行の連鎖と考えられ得るものを形成するように構成され得る。ゆえに、ローバーアカウンタント22からローバーのモータアクチュエータまでの、シャットダウン命令に応じる、繋がれたプロセス、システムおよび構成要素は、IEC61508、SIL3カテゴリ基準に準拠し得る安全で、かつ確認されたシャットダウンシステム(あるいは本明細書においては安全なトルクオフと呼ばれる)を定める(define)。より詳細には、
図8B〜8Cを参照すると、ローバーは、3ポートのイーサネット(登録商標)スイッチを介してWiFiブリッジおよび(ローバーの全般的な動作をもたらす)ローバーCPU/制御装置406に連結される安全な制御装置404(TI Herculesプロセス(または同様のもの)など)を含み得る。一態様において安全な制御装置404用の制御装置コードは、制御装置406用の制御装置コードから独立していてもよい。ローバーのモータアクチュエータの安全なトルクオフをもたらすのは、ローバーの安全な制御装置404である。ローバーアカウンタントからWiFiブリッジを通して影響を受けるローバーへと伝えられる、ローバーの安全なトルクオフ命令は、ローバーの安全な制御装置404に所定の経路で送られる。そこに入力される安全なトルクオフ命令の信号に応じて、ローバーの安全な制御装置404は、モータアクチュエータ800への電力812を安全かつ確認可能にシャットダウンするカプラ811(
図8C参照)への専用のフェールセーフインターフェース810を通して適切な制御信号を処理する。一態様においてカプラは、電界効果トランジスタへのゲート入力をディスエーブルにすることによってモータアクチュエータ800への電力が無効にされる、モータの電界効果トランジスタのゲート入力を制御する光カプラであってもよい。別の態様においてモータアクチュエータ800への電力は、任意の適切な方法で無効にされ得る。一態様においてフェールセーフインターフェース810は、光カプラへの電力の遮断が電界効果トランジスタをディスエーブルにする、光カプラ電力の冗長制御を提供し得る。フェールセーフインターフェース810は、光カプラの電力に関する状態のフィードバック、モータ駆動部の障害状態、および/または、他の任意の適切なフィードバックデータも含んでいてもよい。適切なシャットダウン信号は、ローバーの安全な制御装置404に伝えられ、その後「ブラックチャネル」通信リンクを介してローバーアカウンタント22へ伝えられる。未評価ローバーの安全なトルクオフが追認されると、ローバーアカウンタントはこれをセキュアアクセスPLC24に信号で送る(
図7参照)。
【0022】
デッキ領域を安全にし、および開放するための、同様のプロセスが
図10A〜10Dに図示されている。例えば、移送デッキへの立ち入りに対する要求は、例えば、セキュアアクセスゾーンPLC24またはヒトによって任意の適切な方法で行われ得る(ブロック1000)。立ち入りが要求されるASRSモジュールのための、制御装置20および/またはセキュアアクセスゾーンPLC24などの任意の適切な制御装置は、移送デッキが位置付けられる保管レベルの少なくとも一部の閉鎖を開始し得る(ブロック1001)。制御装置20はそのレベル上のローバーと、上述のように任意の適切な方法で通信してもよく、立ち入りが要求される移送デッキを出るようにローバーに命令を送信する(ブロック1002)。制御装置20は任意の適切な方法でローバーの位置を確認でき(ブロック1003)、そのレベルのリソース(例えば、ローバー40、ローバーリフト17、リフト34、ローバー充電器など)を閉鎖またはシャットダウンし得る(ブロック1004)。
【0023】
制御装置は、リソースが任意の適切なセンサなどの任意の適切な方法でシャットダウンされることを確認し得る(ブロック1005)。制御装置20が、リソースの1つまたは2つ以上がシャットダウンされていないと判定する場合、制御は、移送デッキのアクセス要求の取り消しを要求し得る(ブロック1007)。取り消し要求に応じて、セキュアアクセスゾーンPLCは、移送デッキの立ち入りに対する要求を取り消し(ブロック1008)、そのレベルのリソースをシャットダウンするときに障害が生じたことを任意の適切な方法でヒトに通知し得る(ブロック1009)。障害の通知は、制御装置20が障害のあるリソースが位置するレベルの少なくとも一部を閉鎖またはシャットダウン状態で維持するように、障害のあるリソースを識別し得る(ブロック1010)ので、ヒトが障害のあるリソースにアクセスして障害を解決できる(ブロック1011)。
【0024】
制御装置20が、レベルのリソースがシャットダウンされたと確認すると、制御装置は、少なくとも立ち入りが要求される移送デッキの領域に応じてゲート102を閉鎖することをセキュアアクセスゾーンPLC24に要求する(ブロック1006)。セキュアアクセスゾーンPLC24は、任意の適切なセンサなど、任意の適切な方法でゲートが閉鎖されたことを確認し得る(ブロック1012)。ゲートが閉鎖されていないと判定される場合、セキュアアクセスゾーンPLC24は、ブロック1008〜1011に関して上述したようにアクセス要求を取り消し得る。ゲートが閉鎖されていると判定される場合、セキュアアクセスゾーンPLC24は、任意の適切な方法でゲートが閉鎖されていることを制御装置20に知らせ(ブロック1013)、セキュアアクセスゾーンPLC24は、ローバーの放電タイマーを開始し得る(ブロック1014)。
【0025】
上述のものと実質的に同様の方法で、ローバーアカウンタント22は、立ち入りが求められる所定のアクセス領域にどのローバーがあるかを別々に認識でき、出発を別々に登録し、そのアクセス領域から排出するローバーを説明する(ブロック1015)。可能性のある全てのローバーがなくなると、クロージャが閉鎖および確認され(ブロック1016)、ローバーアカウンタント22はセキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック1017)。理解され、また前に記したように、排出されていないローバーは、ローバーアカウンタントによってアクセス領域に残っていると説明されるが、それでもなお、本明細書においては安全なトルクオフと呼ばれる、ローバーのモータおよびアクチュエータの安全なシャットダウンをもたらす確認される手段によって安全にされる。例えば、上述のものと同様の方法で、ローバーアカウンタント22は、ローバーの安全なトルクオフを確認するために、アクセス領域に残っているローバーと通信し得る(ブロック1020)。安全なトルクオフが確認されると、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック1017)。
【0026】
例示的な実施形態の一態様によれば、安全なトルクオフが確認されない場合、命令し、上述のローバーから安全なトルクオフをもたらすために、ローバーアカウンタント22は、(それ自体はそれぞれおよび全てのローバーと通信し得るが、)排出されていないローバーと通信するように構成される(ブロック1021)。命令の送信、およびその後の、安全なトルクオフ(すなわち、安全かつ確認されたシャットダウン)がローバーによりもたらされたという、影響を受けるローバーからローバーアカウンタントへと戻る確認(ブロック1022)に続いて、双方向の通信リンクは閉鎖される。確認されると、ローバーアカウンタント22はセキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック1017)。安全なトルクオフが確認されない場合、ローバーの放電のタイムアウトが確認され(ブロック1023)、ローバーの電源が放電されていると確認されると、ローバーアカウンタント22は、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック1017)。ローバーの電源が放電されていると確認されない場合、ローバーアカウンタントは再び安全なトルクオフを確認し(ブロック1022)、確認されると、セキュアアクセスゾーンPLC24により所望のアクセス領域への安全なアクセスを示し得る(ブロック1017)。
【0027】
移送デッキ上のメンテナンスの完了時、または他の任意の適切な理由で、ヒトはロックアウト/タグアウトパネル24Aでキー24AKの解放を要求でき(ブロック1018)、セキュアアクセスゾーンPLC24は、キー24AKを解放し得る(ブロック1019)。ヒトは、所定のロックアウト/タグアウトキー24AK(
図2参照)を除去し得る(ブロック1026)。キー24AKの除去に応じて、セキュアアクセスゾーンPLC24は、例えば、システム制御装置20に、所定のメンテナンスアクセス領域またはASRSモジュールに対するキー24AKがロックアウト/タグアウトパネル24Aから除去されたことを通知し得る(ブロック1027)。ヒトは、キー24AKが戻されているとセキュアアクセスゾーンPLC24によって識別される所定の場所へとキー24AKを戻し(ブロック1028)、システム制御装置20は、キー24AKが戻されたと通知され得る(ブロック1029)。一態様においてキー解放のタイムアウトのループは、ロックアウト/タグアウトキーが除去されるまでループが継続するように定められ得る(ブロック1024)。別の態様において、ヒトは、通路に立ち入る要求を取り消してもよい(ブロック1025)。上述のものと同様の方法で、ロックアウト/タグアウトキー24AKが除去されたことを識別するキー24AK解放のタイムアウト、通路への立ち入りおよびキー24AKを除去するヒトについての要求の取り消しの1つまたは2つ以上に応じて、セキュアアクセスゾーンPLC24は、ローバーの放電タイマーをリセットし(ブロック1030)、移送デッキ用のアクセスゲート102に対して開放するように命令し得る(ブロック1031)。セキュアアクセスゾーンPLC24は、任意の適切なセンサを用いるなど、任意の適切な方法で、アクセスゲート102が開放されていることを確認し得る(ブロック1032)。セキュアアクセスゾーンPLC24は、例えば、システム制御装置20に、アクセスゲートが開放していることを通知し(ブロック1033)、システム制御装置20は、以前に安全にされた移送デッキのアクセス領域のリソース(例えば、ローバー40、ローバーリフト17、リフト34、ローバー充電器など)を開放し得る(ブロック1034)。
【0028】
セキュアアクセスゾーンPLC24が、アクセスゲートが開放していないと判断する一態様においては、セキュアアクセスゾーンPLC24は、モジュールまたはアクセス領域に対するアクセスゲートの開放の要求を取り消し(ブロック1035)、通路アクセス領域におけるアクセスゲートに障害があり得ることを制御装置20に通知し得る(ブロック1036)。制御装置20は、障害の解決のために、アクセスゲートに関する障害をヒトに通知する任意の適切な指示を提供し得る(ブロック1037)。
【0029】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上の態様によれば、搬送システムは、搬送スペース内に分配される目的地を含む搬送スペース、車両が搬送スペースじゅうに動的に分配されるように、目的地へ、および目的地間で搬送スペースを自由に動き回るように構成される複数の独立した自動車両(車両のそれぞれは、車両が搬送スペースじゅうに独立したナビゲーションをもたらすように配置されている)、遠隔通信リンクを介して車両のそれぞれに通信可能に接続され、各車両を異なる目的地へと向けるシステム制御装置を有する制御システムを備え、そして、制御システムは、システム制御装置と分離された別個の車両アカウンタント制御装置であって、搬送スペース内の複数の車両から選択される車両の少なくとも1つの動的な位置を独立して登録し、登録された位置が所定の位置に該当する場合には、遠隔通信リンクを介して、登録された位置にある選択された少なくとも1つの車両のみにシャットダウンを命令するように構成される車両アカウンタント制御装置を有する。
【0030】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、所定の位置は、搬送スペースの他の領域とは隔離されている搬送スペースの一領域を定める。
【0031】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、搬送スペースは、車両が行き来するための少なくとも1つの開放したデッキおよび通路をそれぞれが有する積層されたレベルを備える3次元のスペースであって、通路は車両がデッキから通路へと入るようにデッキと通じている。
【0032】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、遠隔通信リンクは、システム制御装置および車両アカウンタント制御装置の両方に共通している。
【0033】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、遠隔通信リンクは無線リンクである。
【0034】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置は、少なくとも1つの車両のシャットダウンを命令するために、遠隔通信リンク上でブラックチャネル通信プロトコルを用いる。
【0035】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、選択された少なくとも1つの車両へのシャットダウン命令の送信のために、車両アカウンタント制御装置は、アカウンタント制御装置および選択された少なくとも1つの車両の間の遠隔通信リンク上の通信を開放する。
【0036】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、シャットダウン命令の通信プロトコルは、選択された少なくとも1つの車両による受信において、安全かつ確認された命令をもたらす。
【0037】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、選択された少なくとも1つの車両は、シャットダウン命令を受信すると、およびシャットダウン命令に応じて、安全かつ確認されたシャットダウンをもたらし、車両アカウンタント制御装置に対してシャットダウンを追認するように構成される。
【0038】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、通信のために車両アカウンタント制御装置によって生成され、選択された少なくとも1つの車両によって受信されるシャットダウン命令、およびシャットダウン命令に応じる選択された少なくとも1つの車両のシステムは、IEC61508、SIL3カテゴリ基準に準拠する安全かつ確認された遠隔シャットダウンシステムを規定する。
【0039】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置と複数の車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、車両アカウンタント制御装置によって、選択された少なくとも1つの車両にシャットダウンを命令する車両アカウンタント制御装置と関連して、車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、選択された少なくとも1つの車両に対して開放される。
【0040】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、通信状態は、車両アカウンタント制御装置によって、選択された少なくとも1つの車両のシャットダウンが確認されると閉鎖される。
【0041】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置と複数の車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、車両アカウンタント制御装置によって、既にシャットダウンしている選択された少なくとも1つの車両の作動を命令する車両アカウンタント制御装置と関連して、車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、選択された少なくとも1つの車両に対して開放される。
【0042】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、搬送システムは、搬送スペース内に分配される目的地を含む搬送スペース、車両が搬送スペースじゅうに動的に分配されるように、目的地へ、および目的地間で搬送スペースを自由に動き回るように構成される複数の独立した自動車両(車両のそれぞれは、車両が搬送スペースじゅうに独立したナビゲーションをもたらすように配置されている)、遠隔通信リンクを介して車両のそれぞれに通信可能に接続され、各車両を異なる目的地へと向けるシステム制御装置を有する制御システムを備え、そして、制御システムは、システム制御装置と分離された別個の車両アカウンタント制御装置を有し、車両アカウンタント制御装置は、搬送スペース内の所定の位置を与えられるのに応じて、搬送スペース内の所定の位置に該当する車両の少なくとも1つの動的な位置を独立して登録し、遠隔通信リンクを介して、登録された位置にある少なくとも1つの車両のみのシャットダウンを選択的に命令する(かつ他の車両には命令しない)ように構成される。
【0043】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、所定の位置は、搬送スペースの他の領域とは隔離されている搬送スペースの一領域を定める。
【0044】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、搬送スペースは、車両が行き来するための少なくとも1つの開放したデッキおよび通路をそれぞれが有する積層されたレベルを備える3次元のスペースであって、通路は車両がデッキから通路へと入るようにデッキと通じている。
【0045】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、遠隔通信リンクは、システム制御装置および車両アカウンタント制御装置の両方に共通している。
【0046】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、遠隔通信リンクは無線リンクである。
【0047】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置は、少なくとも1つの車両のシャットダウンを命令するために、遠隔通信リンク上でブラックチャネル通信プロトコルを用いる。
【0048】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、選択された少なくとも1つの車両へのシャットダウン命令の送信のために、車両アカウンタント制御装置は、アカウンタント制御装置および選択された少なくとも1つの車両の間の遠隔通信リンク上の通信を開放する。
【0049】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、シャットダウン命令の通信プロトコルは、選択された少なくとも1つの車両による受信において、安全かつ確認された命令をもたらす。
【0050】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、選択された少なくとも1つの車両は、シャットダウン命令を受信すると、およびシャットダウン命令に応じて、安全かつ確認されたシャットダウンをもたらし、車両アカウンタント制御装置に対してシャットダウンを追認するように構成される。
【0051】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、通信のために車両アカウンタント制御装置によって生成され、選択された少なくとも1つの車両によって受信されるシャットダウン命令、およびシャットダウン命令に応じる選択された少なくとも1つの車両のシステムは、IEC61508、SIL3カテゴリ基準に準拠する安全かつ確認された遠隔シャットダウンシステムを規定する。
【0052】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置と複数の車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、車両アカウンタント制御装置によって、選択された少なくとも1つの車両にシャットダウンを命令する車両アカウンタント制御装置と関連して、車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、選択された少なくとも1つの車両に対して開放される。
【0053】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、通信状態は、車両アカウンタント制御装置によって、選択された少なくとも1つの車両のシャットダウンが確認されると閉鎖される。
【0054】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、車両アカウンタント制御装置と複数の車両のそれぞれとの間の通信状態は通常は閉鎖されており、通信は、車両アカウンタント制御装置によって、既にシャットダウンしている選択された少なくとも1つの車両の作動を命令する車両アカウンタント制御装置と関連して、車両アカウンタント制御装置と実質的に同時に、選択された少なくとも1つの車両に対して開放される。
【0055】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、自動保管および取り出しシステムは、
複数の保管場所を備える保管アレイを画定し、保管ユニットを搬送するためにアレイじゅうに分配される搬送スペースを画定するマルチレベル構造、保管アレイ内の保管場所へ、および保管場所からの保管ユニットの搬送のために、搬送スペースを自由に動き回るように構成される複数の独立した自動車両、搬送スペースに形成されるヒトアクセス領域であって、領域の外部からの車両の進入に対して各領域同時に搬送スペースの部分を閉鎖する搬送スペースクロージャを各領域が有するヒトアクセス領域、および、遠隔通信システムを通して車両と通信し、ヒトの立ち入りのために開放されるべき所定の領域が識別されると、排出およびシャットダウン命令用の共通の通信リンクを備える遠隔通信システムを通して、所定の領域内からの車両の排出、および領域内の排出されない各車両のシャットダウンを命令するように構成される制御システムを備える。
【0056】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、制御システム、遠隔通信システム、および、複数の車両の各車両は、シャットダウン命令に応じた排出されない各車両のシャットダウンが、IEC61508、SIL3カテゴリ基準を満たすように安全にされ、かつ、確認されるように構成される。
【0057】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、制御システムおよび遠隔通信システムは、シャットダウン命令が遠隔通信システムのブラックチャネルを介して、排出されない各車両へと伝えられるように構成される。
【0058】
開示される実施形態の1つまたは2つ以上によれば、制御システムは、所定の領域における排出されない各車両の存在が、タスクの割り当てのための制御システムによって、車両位置の識別から独立して説明されるように構成される。
【0059】
前述の記載は、開示される実施形態の態様を例示するだけであることが理解されるべきである。様々な代替案および修正は、開示される実施形態の態様を逸脱することなく、当業者によって考案され得る。従って、開示される実施形態の態様は、添付の特許請求の範囲内にある全てのこのような代替案、修正および変異を含むことを意図されている。さらに、相互に異なる従属請求項および独立請求項に異なる特徴が列挙されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが有利に用いられ得ないということを示すのではなく、このような組み合わせも、本発明の態様の範囲内に存在する。