(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6769717
(24)【登録日】2020年9月28日
(45)【発行日】2020年10月14日
(54)【発明の名称】電圧降下補償回路、スイッチング電源装置、電圧降下補償方法、および、スイッチング電源制御方法
(51)【国際特許分類】
H02M 3/155 20060101AFI20201005BHJP
【FI】
H02M3/155 H
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-44515(P2016-44515)
(22)【出願日】2016年3月8日
(65)【公開番号】特開2017-163661(P2017-163661A)
(43)【公開日】2017年9月14日
【審査請求日】2019年2月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100124154
【弁理士】
【氏名又は名称】下坂 直樹
(72)【発明者】
【氏名】近藤 修平
【審査官】
佐藤 匡
(56)【参考文献】
【文献】
特開平07−222437(JP,A)
【文献】
特開2010−246305(JP,A)
【文献】
特開2007−336748(JP,A)
【文献】
特開2009−225606(JP,A)
【文献】
特開2015−165771(JP,A)
【文献】
特開2006−333589(JP,A)
【文献】
特開2006−314162(JP,A)
【文献】
特開2002−124838(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力するACカップリングコンデンサと、
第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力するRCフィルタと、
前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力するボルテージフォロアと、
を含み、
前記第1の入力信号は、スイッチング電源装置が電源信号を出力する部分である出力端における当該電源信号であり、
前記第2の入力信号は、前記電源信号が負荷に入力される部分である負荷端における当該電源信号である
ことを特徴とする電圧降下補償回路。
【請求項2】
請求項1に記載の電圧降下補償回路と、
前記電圧降下補償回路からの前記フィードバック用の信号を入力し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が基準電圧より低いと、前記出力端における前記電源信号を高く調節し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記出力端における前記電源信号を低く調節して出力するDCDCコンバータ回路と、
を含むことを特徴とするスイッチング電源装置。
【請求項3】
前記電圧降下補償回路は、
前記出力端からの前記電源信号を前記第1の入力信号として入力し、負荷端からの前記電源信号を前記第2の入力信号として入力することを特徴とする請求項2のスイッチング電源装置。
【請求項4】
前記フィードバック用の信号を入力し制御信号を出力するPWM制御回路と、
前記制御信号にしたがいパルスを生成する2つのスイッチング回路と、
前記パルスを入力し平滑化し前記電源信号として出力する平滑回路と、
を含むことを特徴とする請求項3のスイッチング電源装置。
【請求項5】
前記PWM制御回路は、
前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より低いと、前記パルスのデューティを上げるように前記制御信号を出力し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記パルスのデューティを下げるように前記制御信号を出力することを特徴とする請求項4のスイッチング電源装置。
【請求項6】
ACカップリングコンデンサが、第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力し、
RCフィルタが、第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力し、
ボルテージフォロアが、前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力し、
前記第1の入力信号は、スイッチング電源装置が電源信号を出力する部分である出力端における当該電源信号であり、
前記第2の入力信号は、前記電源信号が負荷に入力される部分である負荷端における当該電源信号である
ことを特徴とする電圧降下補償方法。
【請求項7】
DCDCコンバータ回路が、請求項6の前記電圧降下補償方法により生成された前記フィードバック用の信号を入力し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が基準電圧より低いと、前記出力端における前記電源信号を高く調節し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記出力端における前記電源信号を低く調節して出力することを特徴とするスイッチング電源制御方法。
【請求項8】
前記出力端からの前記電源信号を前記第1の入力信号として入力し、負荷端からの前記電源信号を前記第2の入力信号として入力することを特徴とする請求項7のスイッチング電源制御方法。
【請求項9】
PWM制御回路が、前記フィードバック用の信号を入力し制御信号を出力し、
2つのスイッチング回路が、前記制御信号にしたがいパルスを生成し、
平滑回路が、前記パルスを入力し平滑化し前記電源信号として出力することを特徴とする請求項8のスイッチング電源制御方法。
【請求項10】
前記PWM制御回路が、
前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より低いと、前記パルスのデューティを上げるように前記制御信号を出力し、前記フィードバック用の信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記パルスのデューティを下げるように前記制御信号を出力することを特徴とする請求項9のスイッチング電源制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電圧降下補償回路、スイッチング電源装置、電圧降下補償方法、および、スイッチング電源制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スイッチング電源装置に関する技術の一例が、特許文献1に記載されている。この技術は、スイッチング電源装置の出力端子の出力電圧を監視しこれを安定化させる第1の制御ループと、前記出力端子に接続される負荷の電源端子近傍の電圧を監視する第2の制御ループとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−289664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の第2の制御ループにおいては、スイッチング電源装置と負荷までの経路が長いため、電磁ノイズ、クロストーク等の様々な外乱が入り込む可能性が高い。その結果、第2の制御ループからの外乱がフィードバックされ、負荷までの経路により低下した電源信号(DC成分)を正確に抽出できないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上記問題点を解決した電圧降下補償回路、スイッチング電源装置、電圧降下補償方法、および、スイッチング電源制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電圧降下補償回路は、第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力するACカップリングコンデンサと、第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力するRCフィルタと、前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力するボルテージフォロアとを含む。
【0007】
本発明の電圧降下補償方法は、ACカップリングコンデンサが、第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力し、RCフィルタが、第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力し、ボルテージフォロアが、前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果は、DCDCコンバータから負荷端までの経路により低下した電源信号からAC成分を除去し、DC成分を抽出し、電圧降下補償に使用できることである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【
図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、電圧降下補償回路100は、ACカップリングコンデンサ110、RCフィルタ120、および、ボルテージフォロア130を含む。ここで、ACは、Alternating Current(すなわち、交流)である。また、RCは、Resistor Capacitor(すなわち、抵抗、コンデンサ)である。
【0012】
電圧降下補償回路100からの出力信号(すなわち、ボルテージフォロア130からの出力信号)の出口は、出力端151と呼ばれる。
【0013】
電圧降下補償回路100への入力信号であるACカップリングコンデンサ110への入力信号の入り口は、入力端161と呼ばれる。また、電圧降下補償回路100への入力信号であるRCフィルタ120への入力信号の入り口は、入力端162と呼ばれる。
【0014】
次に、第1の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0015】
ACカップリングコンデンサ110は、入力端161からの入力信号のDC(direct current;直流)成分を除去し、AC成分を通す。RCフィルタ120は、たとえば、抵抗とコンデンサとで構成され、入力端162からの入力信号のAC成分を除去し、DC成分を通す。ACカップリングコンデンサ110の出力とRCフィルタ120の出力とは結合される。結合の結果、両出力の電圧は、重畳され、ボルテージフォロア130の正端子に入力される。
【0016】
ボルテージフォロア130は、たとえば、オペレーショナル・アンプリファイアで構成され、自出力を負端子に入力するネガティブフィードバック回路を形成する。そして、ACカップリングコンデンサ110、および、RCフィルタ120によりインピーダンスが高くなるので、ボルテージフォロア130は、インピーダンスを下げる。
【0017】
入力端161に、DCDCコンバータ回路(図示しない)の出力端(近傍を含む)からの電源信号を入力する構成(ローカルセンシング)が可能である。また、入力端162に、DCDCコンバータ回路からの電源信号を入力する負荷(図示しない)の負荷端(近傍を含む)からの電源信号を入力する構成(リモートセンシング)が可能である。
【0018】
そして、出力端151からの出力信号をDCDCコンバータ回路のフィードバック用の入力端に供給する構成が可能である。
【0019】
次に、第1の実施の形態の効果について説明する。
【0020】
第1の実施の形態は、上述したリモートセンシングの構成をとると、DCDCコンバータから負荷端までの経路により低下した電源信号からAC成分を除去し、DC成分を抽出し、電圧降下補償に使用できるという第1の効果を持つ。
【0021】
また、第1の実施の形態は、上述したローカルセンシング、および、リモートセンシングの構成を両方とることにより、ローカルセンシングの利点(安定性)、および、リモートセンシングの利点(電圧降下補償)の両方を備えるという第2の効果を持つ。
【0022】
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図2は、第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、スイッチング電源装置500は、DCDCコンバータ回路200、および、第1の実施の形態の電圧降下補償回路100を含む。
【0024】
DCDCコンバータ回路200は、PWM制御回路210、スイッチング回路221、スイッチング回路222、平滑回路230、および、ノイズ除去回路240を含む。PWMは、Pulse Width Modulation、すなわち、パルス幅モジュレーションである。スイッチング回路221、222は、FET(Field Effect Transistor;電界効果トランジスタ)等で構成される。
【0025】
PWM制御回路210のフィードバック用信号の入り口(すなわち、DCDCコンバータ回路200のフィードバック用信号の入り口と等価)は、入力端211と呼ばれる。ソース電源信号Vinは、電源ノイズを除去するノイズ除去回路240を経由しスイッチング回路221に入力される。
【0026】
スイッチング電源装置500から(つまり、DCDCコンバータ回路200から)の電源信号(すなわち、平滑回路230からの電源信号)の出口(近傍を含む)は、出力端501と呼ばれる。
【0027】
出力端501からの電源信号は、負荷800に入力される。負荷800の電源信号の入り口(近傍を含む)は、負荷端801と呼ばれる。出力端501からの電源信号は、入力端161から電圧降下補償回路100に入力される。負荷端801からの電源信号は、入力端162から電圧降下補償回路100に入力される。
【0028】
電圧降下補償回路100の出力端151からのフィードバック用信号は入力端211からPWM制御回路210に入力される。
【0029】
次に、第2の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0030】
PWM制御回路210は、入力端211からのフィードバック用信号の電圧と基準電圧(図示しない)とを比較する。フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、PWM制御回路210は、スイッチング回路221をオンする時間を長くするように制御信号251を出力する。
【0031】
フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より高いと、PWM制御回路210は、スイッチング回路222をオンする時間を長くするように制御信号252を出力する。また、PWM制御回路210は、同時には、スイッチング回路221、および、スイッチング回路222をオンにしない。
【0032】
スイッチング回路221は、オンの時、ソース端子にノイズ除去されたソース電源Vinを出力する。スイッチング回路222は、オンの時、ドレイン端子をグランドに引き込む。スイッチング回路221のソース端子とスイッチング回路222のドレイン端子とは接続され、パルスが生成され、平滑回路230に入力される。
【0033】
すなわち、フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、パルスのデューティが上がるように制御され、フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より高いと、パルスのデューティが下がるように制御される。そして、平滑回路230は、パルスを平滑化して電源信号として出力端501に出力する。
【0034】
すなわち、DCDCコンバータ回路200は、フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、電源信号を高く調節し、フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より高いと、電源信号を低く調節する。
【0035】
出力端501には、適正電圧の付近を往復するようなリップル波が発生する。電圧降下補償回路100のACカップリングコンデンサ110は、このリップル波のAC成分のみを取り出すことができる。
【0036】
一方、負荷端801には、電圧が降下し、さらに、電磁ノイズ、クロストーク等の様々な外乱(AC成分)の混入した波形が現れる可能性が高い。電圧降下補償回路100のRCフィルタ120は、この外乱(AC成分)を除去し、DC成分のみを取り出すことができる。
【0037】
以上により、電圧降下補償回路100からは、優れたフィードバック信号をDCDCコンバータ回路200のPWM制御回路210に出力することができる。
【0038】
次に、第2の実施の形態の効果について説明する。
【0039】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の電圧降下補償回路100を含むので、第1の実施の形態と同一の効果をもつ。
【0040】
上記の実施の形態の一部、または、全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0041】
[付記1]
第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力するACカップリングコンデンサと、
第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力するRCフィルタと、
前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力するボルテージフォロアと、
を含むことを特徴とする電圧降下補償回路。
【0042】
[付記2]
前記電圧降下補償回路と、
前記電圧降下補償回路からの前記フィードバック用の信号を入力し、前記フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、電源信号を高く調節し、前記フィードバック信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記電源信号を低く調節して出力するDCDCコンバータ回路と、
を含むことを特徴とするスイッチング電源装置。
【0043】
[付記3]
前記電圧降下補償回路は、
前記DCDCコンバータ回路の出力端からの前記電源信号を前記第1の入力信号として入力し、負荷端からの前記電源信号を前記第2の入力信号として入力することを特徴とする付記2のスイッチング電源装置。
【0044】
[付記4]
前記フィードバック信号を入力し制御信号を出力するPWM制御回路と、
前記制御信号にしたがいパルスを生成する2つのスイッチング回路と、
前記パルスを入力し平滑化し前記電源信号として出力する平滑回路と、
を含むことを特徴とする付記3のスイッチング電源装置。
【0045】
[付記5]
前記PWM制御回路は、
前記フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、前記パルスのデューティを上げるように前記制御信号を出力し、前記フィードバック信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記パルスのデューティを下げるように前記制御信号を出力することを特徴とする付記4のスイッチング電源装置。
【0046】
[付記6]
ACカップリングコンデンサが、第1の入力信号のDC成分を除去しAC成分を出力し、
RCフィルタが、第2の入力信号のAC成分を除去しDC成分を出力し、
ボルテージフォロアが、前記ACカップリングコンデンサの出力、および、前記RCフィルタの出力の結合を入力しインピーダンスを下げてフィードバック用の信号として出力することを特徴とする電圧降下補償方法。
【0047】
[付記7]
DCDCコンバータ回路が、付記6の前記電圧降下補償方法により生成された前記フィードバック用の信号を入力し、前記フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、電源信号を高く調節し、前記フィードバック信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記電源信号を低く調節して出力することを特徴とするスイッチング電源制御方法。
【0048】
[付記8]
前記DCDCコンバータ回路の出力端からの前記電源信号を前記第1の入力信号として入力し、負荷端からの前記電源信号を前記第2の入力信号として入力することを特徴とする付記7のスイッチング電源制御方法。
【0049】
[付記9]
PWM制御回路が、前記フィードバック信号を入力し制御信号を出力し、
2つのスイッチング回路が、前記制御信号にしたがいパルスを生成し、
平滑回路が、前記パルスを入力し平滑化し前記電源信号として出力することを特徴とする付記8のスイッチング電源制御方法。
【0050】
[付記10]
前記PWM制御回路が、
前記フィードバック信号の電圧の方が基準電圧より低いと、前記パルスのデューティを上げるように前記制御信号を出力し、前記フィードバック信号の電圧の方が前記基準電圧より高いと、前記パルスのデューティを下げるように前記制御信号を出力することを特徴とする付記9のスイッチング電源制御方法。
【符号の説明】
【0051】
100 電圧降下補償回路
110 ACカップリングコンデンサ
120 RCフィルタ
130 ボルテージフォロア
151 出力端
161 入力端
162 入力端
200 DCDCコンバータ回路
210 PWM制御回路
211 入力端
221 スイッチング回路
222 スイッチング回路
230 平滑回路
251 制御信号
252 制御信号
500 スイッチング電源装置
501 出力端
800 負荷
801 負荷端