【実施例】
【0249】
製造および実施例
各一般手順で用いた一般合成方法を下記に示すが、それには指定の一般手順を用いて合成した化合物の説明を含めている。本明細書で記載されている具体的な条件および試薬で本発明の範囲を限定するものと解釈すべきものはなく、それらは例示のみを目的として提供されるものである。化学名の後に別段の断りがない限り、全ての原料がシグマ−アルドリッチ(Sigma−Aldrich)(フルカ(Fluka)およびディスカバリー(Discovery)CPRを含む)から市販されたものである。示した試薬/反応物の名称は、市販の瓶上に名称を記載されているか、IUPAC会議、CambridgeSoft(R) ChemDraw Ultra 9.0.7、CambridgeSoft(R) Chemistry E−Notebook v9.0.127もしくはv11.0.3.68またはAutoNom 2000によって作成されたものである。塩(例えば、塩酸塩、酢酸塩)と表される化合物は、その塩の複数当量を含んでいても良い。市販のエナンチオマー的に純粋な原料または立体化学的に定義された中間体を使用することで、またはX線回折によって絶対立体化学を決定されている本発明の化合物は、実施例番号後に星印によって示される。
【0250】
製造番号1.4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0251】
【化56】
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【0252】
段階A:4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸
【0253】
【化57】
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【0254】
4−ブロモ−2−ニトロ安息香酸(30g、122mmol)の脱水THF(500mL)中溶液に、ビニルマグネシウムブロマイド(51.2mL、512mmol、1N)のTHF中溶液を約−30から−50℃で滴下した。反応混合物を約−30から−40℃で約2時間撹拌した。次に、反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液に投入し、混合物をEtOAcで抽出した(200mLで2回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸(33g粗取得物)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階に用いた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ11.42(m、1H)、8.11(bs、1H)、7.63(dd、J=17.4、8.0Hz、1H)、7.45(dt、J=14.2、2.8Hz、1H)、7.32(dd、J=21.9、8.0Hz、1H)、6.47(ddd、J=25.5、3.1、2.1Hz、1H)。
【0255】
段階B:メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0256】
【化58】
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【0257】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸(33g、137mmol)のDMF(300mL)中溶液に、Cs
2CO
3(90g、276mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。次に、ヨードメタン(29.3g、206mmol)を約0℃で滴下した。反応混合物を昇温させて室温として約3時間経過させた。混合物を水に投入し、EtOAcで抽出した(200mLで2回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(13.8g、20%):
1H NMR(CDCl
3)δ9.98(s、1H)、7.76−7.74(d、J=8、1H)、7.39−7.34(m、2H)、6.68−6.66(m、1H)、4.00(s、3H)。
【0258】
段階C:メチル4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0259】
【化59】
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【0260】
メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート(130g、512mmol)の脱水THF(1500mL)中溶液に、約0℃でNaH(18.4g、767mmol)を少量ずつ加え、0℃で約1時間撹拌した。TsCl(117g、614mmol)を約0℃で少量ずつ加えた。反応混合物を昇温させて室温として約2時間経過させた。反応混合物を氷水に投入し、EtOAcで抽出した(1000mLで2回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(150g、72%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.60−7.58(d、J=8.4、2H)、7.54−7.53(d、J=3.6、1H)、7.46−7.44(d、J=8、1H)、7.37−7.35(d、J=8.4、1H)、7.21−7.18(d、J=8.4、2H)、6.77−6.76(m、1H)、3.93(s、3H)、2.35(s、3H)。
【0261】
段階D:メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0262】
【化60】
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【0263】
ジイソプロピルアミン(6.2g、61.2mmol)の脱水THF(100mL)中溶液に、撹拌下に、ペンタン中のt−BuLi(3.92g、61.2mmol)を約0℃でN
2雰囲気下に加え、混合物を約10分撹拌した。メチル4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(10g、24.49mmol)の脱水THF(100mL)中溶液をN
2雰囲気下に約−70℃で加えた。約30分後、I
2(9.33g、36.7mmol)の脱水THF(50mL)中溶液を加えた。約30分後、冷却浴を外し、混合物をさらに約1時間撹拌した。混合物を飽和Na
2S
2O
3水溶液で反応停止した。水およびEtOAcを混合物に加えた。層を分離し、水層をEtOAcで抽出した(300mLで2回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(7.5g、38%)。
1H NMR(CDCl
3):δ7.64−7.59(m、2H)、7.55−7.53(m、2H)、7.30−7.27(m、2H)、7.17−7.17(m、1H)、4.06−4.05(d、J=1.2、3H)、2.49(s、3H)。
【0264】
段階E:4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸
【0265】
【化61】
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【0266】
メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(75g、23.4mmol)のMeOH(750mL)、THF(1500mL)および水(750mL)中溶液に、LiOH(67g、280mmol)を加え、反応混合物を約45℃で約3時間加熱した。得られた溶液を減圧下に濃縮してMeOHおよびTHFを除去し、溶液をHCl(1N)でpH=6から7に調節し、沈澱を濾過し、高真空下に乾燥して、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(45g、88%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.60(s、1H)、7.56(d、J=8.0、1H)、7.31(m、J=8.0、1H)、6.72(s、1H)。
【0267】
段階F:4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0268】
【化62】
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【0269】
4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸(45g、123mmol)のDMF(450mL)中溶液に、HOBt(28.2g、184mmol)、PyBOP(96g、184mmol)、NH
4Cl(10g、184.5mmol)およびDIEA(63.6g、492mmol)を加えた。反応混合物を室温で約2時間撹拌した。水を加え、反応混合物をEtOAcで抽出し(1000mLで2回)、有機相を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物を石油エーテル:EtOAc(20:1から1:1)を用いるカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(25g、56%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.62(s、1H)、8.24(s、1H)、7.62−7.60(d、J=8、2H)、7.38−7.36(d、J=8、1H)、6.77(s、1H):LC/MS(表1、方法d)R
t=3.07分;MS m/z:366(M−H)
−。
【0270】
製造番号2.4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0271】
【化63】
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【0272】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボニトリル(3g、13.57mmol、Sinova)のEtOH(36.2mL)/DMSO(9.05mL)中溶液に、過酸化水素(28.0mL、274mmol)およびNaOH(28.0mL、28.0mmol)をゆっくり加えた。反応混合物を室温で約1時間撹拌した。水を加え、沈澱を濾過によって回収し、水で洗浄し、真空乾燥して、4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(2.85g、88%)を得た。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.42分;MS m/z:280(M+MeCN)
+。
【0273】
製造番号3.2−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
【0274】
【化64】
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【0275】
段階A:3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
【0276】
【化65】
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【0277】
2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−オン(30g、227mmol)のDCM(300mL)中溶液にメタンスルホン酸(300mL)を加え、溶液を冷却して約0℃とした。溶液に約0℃で、アジ化ナトリウム(30g、461mmol)を少量ずつ加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を20%NaOH水溶液で中和し、DCMで抽出した(1Lで2回)。有機相を無水Na
2SO
4で脱水し、濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンを得た(5g、15%)。
1H NMR(MeOD)δ7.93−7.91(m、1H)、7.49−7.45(m、1H)、7.36−7.45(m、1H)、7.28−7.26(d、1H)、3.50−3.46(t、2H)、2.97−2.94(t、2H)。
【0278】
段階B:2−(3−ブロモ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
【0279】
【化66】
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【0280】
3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン(3.5g、13.6mmol)、1,3−ジブロモ−2−メチルベンゼン(17.5g、70.5mmol)およびK
2CO
3(9.85g、71.3mmol)のDMSO(40mL)中混合物をN
2でパージし、CuI(1.75g、9mmol)で処理し、加熱して約160℃として約4時間経過させた。反応混合物をDCMで希釈し、セライト(R)で濾過した。濾液を5%水酸化アンモニウムで洗浄し、脱水し、濃縮した。残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、2−(3−ブロモ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンを得た(6g、80%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.16−8.14(d、1H)、7.56−7.54(d、2H)、7.49−7.41(t、1H)、7.26(d、1H)、7.25−7.18(d、1H)、7.15−7.13(d、1H)、3.98−3.92(m、1H)、3.76−3.70(m、1H)、3.30−3.22(m、1H)、3.13−3.07(m、1H)2.36(s、3H)。
【0281】
段階C:2−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
【0282】
【化67】
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【0283】
2−(3−ブロモ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン(4.6g、14.6mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(8.8g、34.6mmol)およびCH
3COOK(9g、91.8mmol)の1,4−ジオキサン(100mL)およびDMSO(20mL)中混合物に、PdCl
2(dppf)(1g、1.4mmol)を加えた。反応混合物をN
2保護下に約120℃で終夜加熱した。冷却して環境温度とした後、反応混合物をセライト(R)で濾過し、固体をEtOAcで洗浄し、濾液を水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濃縮し、残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、2−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンを得た(1.5g、28%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.19−8.17(dd、1H)、7.80−7.78(dd、1H)、7.51−7.47(t、1H)、7.42−7.38(t、1H)、7.32−7.25(m、3H)、3.96−3.89(m、1H)、3.77−3.71(m、1H)、3.27−3.23(m、1H)、3.14−3.08(m、1H)、2.50(s、3H)、1.36(s、12H);LC/MS(表1、方法o)R
t=3.34分;MS m/z:364(M+H)
+。
【0284】
製造番号4.N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0285】
【化68】
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【0286】
2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.9g、8.15mmol、CombiBlocks)のDCM(50mL)中溶液に、DIEA(2.1g、16.3mmol)およびHATU(4.03g、10.6mmol)を室温で加えた。約5分後、チアゾール−2−カルボン酸(1.9g、8.15mmol)を加え、溶液を室温で約3時間撹拌した。反応混合物を水に投入し、DCMで抽出し(100mLで2回)、有機相をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1から3:1で溶離)によって精製して、N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(1g、36%)。
1H NMR(CDCl
3)δ9.07(s、1H)、8.16−8.14(d、J=8Hz、1H)、7.87−7.86(t、J=3.2Hz、1H)、7.57−7.55(m、2H)、7.20−7.18(m、1H)、2.53(s、3H)、1.29(s、12H)。
【0287】
製造番号5.1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン
【0288】
【化69】
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【0289】
段階A:5−ブロモ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン
【0290】
【化70】
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【0291】
5−ブロモピリジン−2−オール(4g、23mmol)のTHF(200mL)中溶液に約0℃で、NaH(0.83g、34.7mmol)を少量ずつ加えた。反応混合物を室温で約15分間撹拌し、次にヨードメタン(9.8g、69mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応完結後(TLCモニタリング)、反応混合物を冷却して約0℃とし、水を加え、EtOAcで抽出した(100mLで2回)。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、5−ブロモ−1−メチルピリジン−2−(1H)−オンを得た(3g、69%)。
1H NMR(MeOD)δ7.87(s、1H)、7.58−7.55(m、1H)、6.47(d、J=9.6Hz、1H)、3.53(s、3H)。
【0292】
段階B:1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン
【0293】
【化71】
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【0294】
5−ブロモ−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(1.0g、5.32mmol)、KOH(0.78g、7.98mmol)およびビス(ピナコラト)ジボロン(0.162g、6.38mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)中混合物に、トリシクロヘキシルホスフィン(149mg、0.532mmol)、Pd
2dba
3(487mg、0.532mmol)をN
2雰囲気下に加えた。混合物を約80℃で約5時間撹拌した。次に、水を加え、水層をEtOAcで抽出し(50mLで2回)、有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オンを得た(0.80g、64%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.70(s、1H)、7.54(d、J=8.8Hz、1H)、6.47(d、J=8.8Hz、1H)、3.49(s、3H)、1.24(s、12H)。
【0295】
製造番号6.4−(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニルアミノ)ピリミジン−2−カルボニトリル
【0296】
【化72】
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【0297】
マイクロ波バイアルに、MeCN(7mL)中の4−クロロピリミジン−2−カルボニトリル(100mg、0.717mmol、CombiPhos)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(314mg、1.433mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.250mL、1.433mmol)を加えた。そのバイアルを密閉し、マイクロ波装置において撹拌しながら約150℃で約20分間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、溶媒を窒素の暖気流下に除去した。残留物をDCM(10mL)に溶かし、水(10mL)で洗浄した。Biotage相分離装置を用いて混合物を分離し、有機層を減圧下に濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルカラムに加え、10%から60%EtAcO/ヘプタンで溶離して、4−(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニルアミノ)ピリミジン−2−カルボニトリルを得た(0.11g、48%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.89分;MS m/z:323(M+H)
+。
【0298】
製造番号7.N−(3−(3−アミノ−7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0299】
【化73】
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【0300】
段階A:4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸
【0301】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0302】
メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート(6g、23mmol、製造番号1段階B)のTHF(300mL)、水(60mL)およびMeOH(60mL)中溶液に、水酸化リチウム(2.83g、118mmol)を加えた。次に、混合物を終夜加熱還流した。冷却して室温とした後、溶媒を減圧下に除去し、水層を4N HClを加えることで約pH6の酸性とした。沈澱を濾過し、固体を乾燥させて、4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(5.5g、97%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.39(br、1H)、7.65−7.63(d、J=8.0Hz、1H)、7.46−7.44(m、1H)、7.33−7.31(d、J=8.0Hz、1H)、6.49−6.48(m、1H)。
【0303】
段階B:4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0304】
【化75】
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【0305】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボン酸(5.5g、22.91mmol)、EDC(6.59g、34.4mmol)およびHOBt(5.26g、34.4mmol)のTHF(150mL)およびDCM(180mL)中溶液を室温で1時間撹拌した。混合物にNH
3ガスを約15分間吹き込み、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。水を加えることで混合物を希釈し、DCMで抽出した。有機相をブラインで洗浄し、脱水し、濃縮して残留物を得て、それをエーテルに懸濁させ、濾過して、4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(5.3g、97%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.40(br、1H)、8.08(br、1H)、7.29−7.57(d、J=7.6Hz、1H)、7.43−7.42(m、2H)、7.28−7.26(d、J=7.6Hz、1H)、6.43−6.42(m、1H)。
【0306】
段階C:4−ブロモ−3−ニトロ−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0307】
【化76】
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【0308】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(5.3g、22.17mmol)およびAgNO
3(11.30g、66.5mmol)のCH
3CN(100mL)中溶液に、CH
3CN(20mL)中のベンゾイルクロライド(9.35g、66.5mmol)を約0℃で加え、混合物を暗所にて約0℃で1時間撹拌した。水およびEtOAcを加えた。有機相を濃縮して残留物を得て、それをDCMで洗浄して、4−ブロモ−3−ニトロ−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(2.6g、41%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ12.46(br、1H)、8.39−8.38(d、J=3.6Hz、1H)、8.33(br、1H)、7.77−7.73(m、2H)、7.67−7.62(m、1H)。LC/MS(表1、方法l)。R
t=2.41分;MS m/z:285(M+H)
+。
【0309】
段階D:N−(3−(7−カルバモイル−3−ニトロ−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0310】
【化77】
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【0311】
4−ブロモ−3−ニトロ−1H−インドール−7−カルボキサミド(4g、14mmol)、N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(5.8g、16.9mmol、製造番号4)の1,4−ジオキサン(100mL)および水(25mL)中溶液に、Pd(PPh
3)
4(0.81g、0.7mmol)およびCsF(6.4g、42mmol)を加え、混合物をN
2下に約120℃で終夜撹拌した。冷却して室温とした後、水を加えることで混合物を希釈し、EtOAcで抽出した。有機相を脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それを分取HPLC(表1、方法ah)によって精製して、粗N−(3−(7−カルバモイル−3−ニトロ−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(2g、33%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.44分;MS m/z:422(M+H)
+。
【0312】
段階E:N−(3−(3−アミノ−7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0313】
【化78】
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【0314】
N−(3−(7−カルバモイル−3−ニトロ−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(0.20g、0.48mmol)のEtOH(20mL)中溶液に、ラネーNi(0.10g)を加え、混合物を約0.34MPa(50psi)のH
2下に室温で約6時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、粗N−(3−(3−アミノ−7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(0.11g、59%)を得て、それをそれ以上精製せずに用いた。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.54分;MS m/z:392(M+H)
+。
【0315】
製造番号8.4−ヒドロキシ−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
【0316】
【化79】
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【0317】
段階A:エチル4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキシレート
【0318】
【化80】
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【0319】
丸底フラスコに、約23℃でDME(100mL)中のエチル4−オキソシクロヘキサンカルボキシレート(10.0g、58.8mmol)およびCsF(8.92g、58.8mmol)を入れた。反応液を氷浴で冷却して約5℃とし、トリメチル(トリフルオロメチル)シラン(8.35g、58.8mmol)を反応温度を8℃以下に維持するような速度で滴下した。反応液を約23℃で約18時間撹拌した。TBAF(19.4mL、1M THF中溶液、19.39mmol)を滴下し、混合物を約20分間撹拌した。混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、水で洗浄した(200mLで3回)。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を、勾配10%から50%EtOAc/ヘプタンを用いるシリカゲルで精製して、エチル4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキシレートを得た(9.27g、67%)。生成物を、異性体の混合物として、それ以上精製せずに次の段階に用いた。
1H NMR(DMSO−d
6)δ5.73(s、0.5H)、5.72(s、0.5H)、4.13−4.01(m、2H)、2.70−2.64(m、0.55H)、2.37−2.27(m、0.45H)、1.90−1.45(m、8H)、1.21−1.14(m、3H)。
【0320】
段階B:(1s,4s)−4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボン酸
【0321】
【化81】
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【0322】
脱水EtOH(90mL)を室温でナトリウム(1.03g、45.0mmol)で処理し、ナトリウムが溶解するまで混合物を撹拌した。エチル4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキシレート(9.00g、37.5mmol)のEtOH(90mL)中溶液を加え、混合物を窒素下に約70℃で約18時間加熱した。その混合物に、2N NaOH水溶液(18.7mL、37.5mmol)を加え、混合物を加熱しながら約70℃で約4時間撹拌した。反応液を冷却して室温とし、濃縮してほとんどのEtOHを除去した。得られた懸濁液を水(50mL)で希釈して、透明溶液を得た。その溶液を濃HClでpH=2の酸性とした。溶液を濃縮して体積を約50mLとし、沈澱した生成物を濾過によって回収した。沈澱を水で洗い(8mLで2回)、約18時間真空乾燥して、(1s,4s)−4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボン酸を白色固体として得た(5.99g、75%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.35分;MS m/z211(M−H)
−、
1H NMR(DMSO−d
6)δ12.10(s、1H)、5.69(s、1H)、2.26−2.16(m、1H)、1.79−1.69(m、4H)、1.69−1.56(m、2H)、1.55−1.44(m、2H)。
【0323】
段階C:(1s,4s)−4−ヒドロキシ−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
【0324】
【化82】
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【0325】
(1s,4s)−4−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボン酸(100mg、0.471mmol)および2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(110mg、0.471mmol、CombiBlocks)を含むDMF(2.0mL)中溶液をDIEA(0.082mL、0.471mmol)および2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(179mg、0.471mmol)で処理し、混合物を室温で約1時間撹拌した。混合物を水(5mL)で希釈し、磨砕し、上清を傾斜法で除去した。残留物をEtOAc(10mL)に溶かし、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を、25%から75%EtOAc/ヘプタンの勾配を用いてシリカゲルで精製した。生成物分画を合わせ、濃縮し、真空乾燥して固体として、(1s,4s)−4−ヒドロキシ−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボキサミドを固体として得た(135mg、67%)。LC/MS(表1、方法b)R
t=1.56分;MS m/z428(M+H)
+、
1H NMR(DMSO−d
6)δ9.23(s、1H)、7.46(dd、J=7.4、1.4Hz、1H)、7.35(dd、J=7.9、1.4Hz、1H)、7.14(t、J=7.6Hz、1H)、5.74(s、1H)、2.44−2.34(m、1H)、2.32(s、3H)、1.90−1.67(m、6H)、1.60−1.42(m、2H)、1.30(s、12H)。
【0326】
製造番号9:4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【0327】
【化83】
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【0328】
段階A:4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボン酸
【0329】
【化84】
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【0330】
6−ブロモ−4−ニトロニコチン酸(3.8g、15.4mmol、Eur. J. Med. Chem. 1977, 12(6), 541)の脱水THF(100mL)中溶液を約−40℃から−50℃で約5分間撹拌した。次に、ビニルマグネシウムブロマイド(1N THF中溶液、69.2mL、69.2mmol)を滴下した。混合物を約−40℃から−50℃で約4時間撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液(2mL)で反応停止した。溶媒を減圧下に除去して残留物を得て、それを分取HPLC(表1、方法w)によって精製して、4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボン酸を得た(1g、27%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.90(brs、1H)、8.46(s、1H)、7.54(t、J=2.65Hz、1H)、6.56(br、1H)。
【0331】
段階B:4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【0332】
【化85】
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【0333】
4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボン酸(100mg、0.42mmol)のDMF(2mL)中溶液に、HOBt(95mg、0.62mmol)およびEDCI(119mg、0.62mmol)を加えた。反応混合物を室温で約1時間撹拌した後、NH
3/THF(10mL)を加え、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。次に、懸濁液を濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。水を加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、4−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキサミドを得た(60mg、42%)。生成物を、それ以上精製せずに用いた。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.89(br、1H)、8.51(s、1H)、8.27(br、1H)、7.68(br、1H)、7.52−7.51(d、J=2.8Hz、1H)、6.52−6.51(d、J=3.2Hz、1H)。
【0334】
製造番号10.4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0335】
【化86】
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【0336】
段階A:メチル4−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0337】
【化87】
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【0338】
メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート(35g、138mmol、製造番号1段階B)の脱水THF(1500mL)中溶液に、約0℃でNaH(10g、250mmol)を少量ずつ加え、約0℃で1時間撹拌した。次に、SEMCl(31.9mL、180mmol)を約0℃で少量ずつ加えた。反応混合物を昇温させて室温とし、約12時間撹拌した。次に、反応混合物に、飽和NH
4Cl水溶液を加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(32g、60%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.62−7.60(d、J=8.4Hz、1H)、7.46−7.44(d、J=8.0Hz、1H)、7.36−7.35(d、J=3.2Hz、1H)、6.77−6.76(d、J=3.6Hz、1H)、5.80(s、2H)、4.06(s、3H)、3.32−3.28(t、J=8.0Hz、2H)、0.89−0.85(t、J=8.0Hz、2H)、0.00(s、9H)。
【0339】
段階B:メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0340】
【化88】
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【0341】
メチル4−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(10g、26mmol、製造番号1段階B)の脱水THF(200mL)中溶液に、約−70℃でリチウムジイソプロピルアミド(18mL、36mmol)を加え、約2時間撹拌した。I
2(10g、39mmol)の脱水THF(50mL)中溶液を、上記溶液に約−70℃で滴下し、約2時間撹拌した。混合物をNa
2S
2O
3水溶液に投入し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、加圧下に濃縮して残留物を得て、それをカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=200:1で溶離)によって精製して、メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(6.2g、47%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.50−7.48(d、J=8.0Hz、1H)、7.42−7.40(d、J=8.0Hz、1H)、7.10(s、1H)、5.90(s、2H)、4.06(s、3H)、3.29−3.25(t、J=8.0Hz、2H)、0.87−0.83(t、J=8.0Hz、2H)、0.00(s、9H)。
【0342】
段階C:メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0343】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0344】
メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(1.1g、2.2mmol)のDME(20mL)および水(5mL)中溶液に、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.49g、2.37mmol)、PdCl
2(dppf)(0.176g、0.216mmol)およびNa
2CO
3(0.894g、6.47mmol)を加えた。混合物を約3時間加熱還流した。冷却して室温とした後、溶液に水(20mL)を加え、EtOAc(50mL)で抽出した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1で溶離)によって精製して、メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(0.65g、65%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.84(s、1H)、7.77(s、1H)、7.61−7.59(d、J=7.2Hz、1H)、7.49−7.40(d、J=8.0Hz、1H)、6.79(s、1H)、5.84(s、2H)、4.14(s、3H)、4.11(s、3H)、3.20−3.16(t、J=8.4Hz、2H)、0.82−0.78(t、J=8.4Hz、2H)、0.00(s、9H)。
【0345】
段階D:4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸
【0346】
【化90】
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【0347】
メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(0.65mg、1.41mmol)のTHF(10mL)、MeOH(2mL)および水(2mL)中溶液にLiOH(0.17mg、7.04mmol)を加えた。混合物を約4時間加熱還流した。冷却して室温とした後、溶媒を減圧下に除去し、水層をHCl水溶液(1N)でpH=4の酸性とし、EtOAc(10mL)で抽出し、Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(0.63g、99%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.90(s、1H)、7.81(s、1H)、7.80−7.79(d、J=2.4Hz、1H)、7.54−7.52(d、J=8.0Hz、1H)、6.84(s、1H)、5.95(s、2H)、4.18(s、3H)、3.25−3.20(t、J=7.2Hz、2H)、0.82−0.78(t、J=7.2Hz、2H)、0.00(s、9H)。
【0348】
段階E:4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0349】
【化91】
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【0350】
4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(0.63g、1.4mmol)のDMF(10mL)中溶液に、PyBOP(1.46g、2.80mmol)、HOBt(0.43g、2.80mmol)、NH
4Cl(0.11g、2.10mmol)およびDIEA(0.72g、5.60mmol)を加えた。混合物を室温で約2時間撹拌した。混合物に水(20mL)を加え、EtOAc(30mL)で抽出した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=3:1で溶離)によって精製して、粗4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た。それを脱水THF(10mL)に溶かし、(2.02g、12.2mmol)およびエタン−1,2−ジアミン(2.20g、36.7mmol)を加え、加熱して約100℃として約2時間経過させた。冷却して室温とした後、水を加えて混合物を希釈し、EtOAcで抽出し、有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=3:1で溶離)によって精製して、4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.20g、51%)。
1H NMR(CDCl
3)δ10.40(br、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、1H)、7.30−7.28(d、J=8、1H)、7.20−7.18(d、J=8、1H)、6.64(s、1H)、6.05(br、2H)、3.99(s、3H)。
【0351】
製造番号11.3−(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オン
【0352】
【化92】
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【0353】
段階A:(2−アミノ−6−ブロモフェニル)メタノール
【0354】
【化93】
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【0355】
2−アミノ−6−ブロモ安息香酸(19.8g、91.7mmol)のTHF(190mL)中溶液を、LiAlH
4(7.00g、183mmol)のTHF(190mL)中懸濁液に約0℃で滴下した。添加完了後、混合物を室温で約4時間撹拌した。次に、混合物をEtOAc(180mL)で反応停止した。混合物をH
2O(1.1L)に投入し、濾過した。濾液をEtOAcで抽出した(900mLで3回)。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=50:1から5:1で溶離)によって精製して、(2−アミノ−6−ブロモフェニル)メタノールを得た(10g、54%)。
1H NMR(CDCl
3)δ1.77(s、1H)、4.34(s、2H)、4.92(s、2H)、6.64(m、1H)、6.95(m、2H)。
【0356】
段階B:3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)アニリン
【0357】
【化94】
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【0358】
(2−アミノ−6−ブロモフェニル)メタノール(3.02g、15mmol)およびイミダゾール(1.83g、27mmol)のDMF(40mL)中溶液に、約0℃でTBSCl(3.39g、22.5mmol)を少量ずつ加えた。次に、得られた混合物を室温で終夜撹拌した。混合物をH
2O(80mL)に投入し、MTBEで抽出した(80mLで3回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=15:1で溶離)によって精製して、3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)アニリンを得た(4.2g、89%)。
1H NMR(CDCl
3)δ0.00(s、6H)、0.80(s、9H)、4.38(s、2H)、4.85(s、2H)、6.48(m、1H)、6.79(m、2H)。
【0359】
段階C:3−(3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オン
【0360】
【化95】
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【0361】
封管中、3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)アニリン(3.5g、11mmol)、2−アミノ−5−フルオロ−安息香酸(1.7g、11mmol)およびCH(OMe)
3(1.8g、16.5mmol)のTHF(30mL)中混合物を約120℃で終夜加熱した。混合物を冷却して室温とし、減圧下に濃縮した。残留物をEtOAcで洗浄して、3−(3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オンを得た(1.3g、25%)。
1H NMR(CDCl
3)δ0.00(d、J=8Hz、6H)、0.85(s、9H)、4.57(d、J=11.6Hz、1H)、4.98(d、J=11.6Hz、1H)、7.35(m、1H)、7.43(t、J=8Hz、1H)、7.62(m、1H)、7.83(m、2H)、8.06(m、2H)。
【0362】
段階D:3−(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オン
【0363】
【化96】
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【0364】
N
2雰囲気下に3−(3−ブロモ−2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オン(4g、8.6mmol)、4,4,5,5,4′,4′,5′,5′−オクタメチル−[2,2′]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル(2.6g、10.4mmol)、KOAc(1.7g、17.2mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.8g)のDMSO/1,4−ジオキサン(8mL:40mL)中混合物を加熱して約110℃として約2時間経過させた。混合物を冷却して室温とし、EtOAc(100mL)で希釈し、濾過し、濾液をH
2O(30mL)およびブライン(30mL)の順で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/EtOAc、30:1から5:1)によって精製して、3−(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−6−フルオロキナゾリン−4(3H)−オンを得た(1.7g、38%)。
1H NMR(CDCl
3)δ0.00(d、J=2Hz、6H)、0.92(s、9H)、1.52(s、12H)、4.70(d、J=1.6Hz、1H)、5.43(d、J=1.6Hz、1H)、7.63(m、1H)、7.70(m、2H)、7.93(m、1H)、8.16(m、3H)。
【0365】
製造番号12:(R)−7−(ピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン塩酸塩
【0366】
【化97】
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【0367】
段階A:(R)−tert−ブチル(1−ベンジルピペリジン−3−イル)カーバメート
【0368】
【化98】
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【0369】
(R)−tert−ブチルピペリジン−3−イルカーバメート(40.0g、0.2mol、1.0当量)およびTEA(22.22g、0.22mol、1.1当量)のDCM(500mL)中溶液に、0℃でブロモメチル−ベンゼン(37.62g、0.22mol、1.1当量)を滴下した。約25℃で終夜撹拌後、溶液をDCMで希釈し、水で洗浄した。有機層を脱水し、溶媒留去して(R)−tert−ブチル(1−ベンジルピペリジン−3−イル)カーバメート(58.0g、100%)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階に用いた。
1H NMR(CDCl
3)7.15−7.26(m、5H)、4.92(s、1H)、3.67(s、1H)、3.39(s、2H)、2.16−2.45(m、4H)、1.41−1.61(m、4H)、1.37(s、9H)。
【0370】
段階B:(R)−1−ベンジルピペリジン−3−アミン塩酸塩
【0371】
【化99】
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【0372】
(R)−tert−ブチル(1−ベンジルピペリジン−3−イル)カーバメート(58.0g、0.2mol、1.0当量)のMeOH(200mL)中溶液に、HCl/MeOH(4.0M、200mL)を加え、混合物を約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、(R)−1−ベンジルピペリジン−3−アミン塩酸塩を得た(50g)。
1H NMR(MeOD)δ7.64(d、J=2.4Hz、2H)、7.50(s、3H)、4.42−4.52(q、2H)、3.64−3.66(d、J=10.8Hz、2H)、3.51−3.54(d、J=12Hz、1H)、3.01−3.16(m、2H)、2.20−2.22(d、J=11.2Hz、1H)、2.00−2.11(m、2H)、1.66−1.74(m、1H)。
【0373】
段階C:(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサミド
【0374】
【化100】
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【0375】
1H−イミダゾール−2−カルボン酸(16.8g、0.15mol)のDMF(500mL)中溶液に、HATU(57g、0.15mol)を加え、混合物を室温で約2時間撹拌した。次に、その溶液に(R)−tert−ブチル(1−ベンジルピペリジン−3−イル)カーバメート(39.45g、0.15mol)を加え、混合物を終夜撹拌した。追加の1H−イミダゾール−2−カルボン酸(5.2g、46mmol)およびHATU(17.6g、46mmol、0.3当量)を加え、混合物を室温で3日間撹拌した。溶媒を除去し、残留物をEtOAcに溶かし、水で洗浄し、脱水し、濃縮した。残留物を、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、粗(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサミドを得た(50g)。LC/MS(表1、方法k)。R
t=1.15分;MS m/z:285(M+H)
+。
【0376】
段階D:(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1−(2,2−ジエトキシエチル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサミド
【0377】
【化101】
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【0378】
(R)−7−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン(73.0g、150mmol、粗)、2−ブロモ−1,1−ジエトキシ−エタン(30g、150mmol)、K
2CO
3(41.4g、300mmol)およびKI(1g)のDMF(500mL)中混合物を加熱して約120℃として3日間経過させた。溶媒を除去した。残留物をDCMに溶かし、水で洗浄し、脱水し、溶媒留去して、(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1−(2,2−ジエトキシエチル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサミド(30g、75mmol)を油状物として得た。LC/MS(表1、方法k)。R
t=1.81分;MS m/z:401(M+H)
+。
【0379】
段階E:(R)−7−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン
【0380】
【化102】
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【0381】
(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−1−(2,2−ジエトキシエチル)−1H−イミダゾール−2−カルボキサミド(30.0g、75mmol、粗)の2N HCl(200mL)中混合物を終夜加熱還流した。溶媒を除去し、残留物を水(50mL)で希釈し、それを飽和Na
2CO
3によってpH10の塩基性とした。水相をDCMで抽出し、脱水し、溶媒留去した。残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(R)−7−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オンを得た(3.0g、9.7mmol)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.44(s、1H)、7.17−7.24(m、7H)、7.01−7.02(d、J=6Hz、1H)、5.00−5.05(m、1H)、3.45−3.47(d、J=5.6Hz、2H)、2.78−2.80(m、1H)、2.55−2.58(m、1H)、2.31−2.36(m、1H)、2.25(s、1H)、1.81(s、1H)、1.16−1.69(m、3H)。
【0382】
段階F:(R)−tert−ブチル3−(8−オキソイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0383】
【化103】
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【0384】
(R)−7−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン(2.13g、6.9mmol)のMeOH(40mL)中溶液に(Boc)
2O(3.09g、13.8mmol)およびPd/C(1.5g)を加えた。混合物をH
2風船下に終夜水素化し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(R)−tert−ブチル3−(8−オキソイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(1.4g、64%)。
1H NMR(MeOD)δ7.69−7.70(d、J=1.2Hz、1H)、7.52−7.54(d、J=6.4Hz、1H)、7.50(s、1H)、7.12−7.14(d、J=6Hz、1H)、4.74−4.82(m、1H)、4.12−4.15(d、J=11.6Hz、1H)、4.04−4.05(m、1H)、3.05−3.11(m、1H)、2.83(s、1H)、1.91−2.02(m、2H)、1.86−1.90(m、1H)、1.60−1.71(m、1H)、1.46(s、9H)。
【0385】
段階G:(R)−7−(ピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン塩酸塩
【0386】
【化104】
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【0387】
(R)−tert−ブチル3−(8−オキソイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(1.4g、4.4mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、HCl/MeOH(4M、10mL)を加え、混合物を室温で約1時間撹拌した。溶媒を除去して、(R)−7−(ピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン塩酸塩を得た(1.35g、100%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ10.06(s、1H)、9.67(s、1H)、8.18−8.21(m、1H)、8.00−8.03(m、1H)、7.89−7.93(m、1H)、7.69−7.74(m、1H)、5.12−5.18(m、1H)、3.20−3.34(m、3H)、2.82−2.90(m、1H)、2.02−2.08(m、1H)、1.84−1.93(m、3H)。
【0388】
製造番号13:(R)−7−(ピペリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(5H)−オン塩酸塩
【0389】
【化105】
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【0390】
段階A:(R)−tert−ブチル3−(8−オキソ−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0391】
【化106】
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【0392】
(R)−7−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(7H)−オン(0.77g、2.5mmol)のMeOH(20mL)中溶液に、(Boc)
2O(1.09g、5.0mmol)およびPd(OH)
2(0.5g)を加えた。混合物をH
2風船下に終夜水素化して、濾過した。濾液を溶媒留去し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(R)−tert−ブチル3−(8−オキソ−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(0.5g、60%)。
1H NMR(MeOD)δ7.16(s、1H)、7.06(s、1H)、4.22−4.33(m、1H)、4.19−4.20(m、2H)、3.93−3.96(m、2H)、3.64−3.78(m、2H)、2.86−2.89(m、1H)、2.61(s、1H)、168−1.79(m、3H)、1.47−1.53(m、1H)、1.46(s、9H)。
【0393】
段階B:(R)−7−(ピペリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(5H)−オン塩酸塩
【0394】
【化107】
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【0395】
(R)−tert−ブチル3−(8−オキソ−5,6−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−7(8H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.5g、1.5mmol、1当量)のMeOH(5mL)中溶液に、HCl/MeOH(4.0M、5mL)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を除去して、(R)−7−(ピペリジン−3−イル)−6,7−ジヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−8(5H)−オン塩酸塩を得た(0.45g、100%)。
1H NMR(MeOD)δ7.75−7.78(q、J=9.6Hz、2H)、4.66−4.74(m、1H)、4.56−4.59(q、J=7.2Hz、2H)、3.99−4.03(t、J=6Hz、2H)、3.32−3.45(m、3H)、2.96−3.03(m、1H)、1.85−2.14(m、4H)。
【0396】
製造番号14:(Z)−4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン酸
【0397】
【化108】
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【0398】
4−(3−アミノフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.25g、0.995mmol、製造番号A.1)、フラン−2,5−ジオン(0.117g、1.19mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.521mL、2.98mmol)のDMF(10.0mL)中溶液に加えた。混合物を室温で終夜撹拌する。溶媒を高真空下に除去し、残留物を分取HPLC(表2、方法y)によって精製して、(Z)−4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン酸(0.32g、92%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.37分;MS m/z350(M+H)
+。
【0399】
製造番号15.tert−ブチル3−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート
【0400】
【化109】
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【0401】
段階A.メチル4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0402】
【化110】
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【0403】
メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(1g、1.9mmol、製造番号1、段階D)のDME(20mL)/水(5mL)中混合物にtert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(0.72g、2.4mmol)、Na
2CO
3(0.6g、5.6mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.2g、0.28mmol)を加えた。反応混合物を、N
2雰囲気下に室温で10時間撹拌した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc=5:1で溶離)によって精製して、メチル4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(0.6g、56%)を黄色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ7.68−7.56(d、J=8.22Hz、1H)、7.55−7.54(m、1H)、7.14−7.05(m、4H)、6.45−6.37(m、2H)、4.37−4.31(m、2H)、4.05(s、3H)、3.89−3.84(m、2H)、2.38−2.34(m、3H)、1.53(m、9H)。
【0404】
段階B:4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1H−インドール−7−カルボン酸
【0405】
【化111】
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【0406】
メチル4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(2.5g、4.34mmol)のTHF(20mL)/MeOH(5mL)/水(5mL)中溶液に、室温でLiOH・H
2O(2.5g、59.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で約3時間撹拌した。反応液を濃縮し、2N HClを加えることで残留物を約pH5の酸性とし、EtOAcで抽出した(50mLで3回)。合わせた有機層を脱水し、濃縮して固体を得て、それをEtOAcおよびMTBEで洗浄して、4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1H−インドール−7−カルボン酸(1g、56.5%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ9.84(m、1H)、7.77−7.75(t、J=5.6Hz、1H)、7.34−7.32(d、J=8Hz、1H)、6.54−6.49(d、J=16.8Hz、1H)、6.18−6.14(d、J=18Hz、1H)、4.58−4.51(d、J=30.4Hz、2H)、4.38−4.32(d、J=22Hz、2H)、1.54(s、9H)。
【0407】
段階C:tert−ブチル3−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート
【0408】
【化112】
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【0409】
4−ブロモ−2−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1H−インドール−7−カルボン酸(1g、2.5mmol)のDMF(6mL)中溶液にPyBOP(2.6g、4.9mmol)、HOBt(0.75g、4.91mmol)、DIEA(1.7mL、9.82mmol)およびNH
4Cl(0.2g、3.7mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。水で反応停止した後、水層をEtOAcで抽出した(25mLで3回)。合わせた有機層を脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それを分取HPLC(表1、方法ad)によって精製して、tert−ブチル3−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(0.6g、54%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ10.42(s、1H)、7.26−7.25(m、2H)、6.48(s、1H)、6.19−6.13(d、J=22.4Hz、1H)、4.55−4.51(d、J=16Hz、2H)、4.37−4.32(d、J=18Hz、2H)、1.54(s、9H)。
【0410】
段階D:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート
【0411】
【化113】
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【0412】
tert−ブチル3−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(0.6g、1.48mmol)、3−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)キナゾリン−4(3H)−オン(1g、2.95mmol、WO2011159857)、K
2CO
3(0.816g、5.91mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.22g、0.3mmol)のTHF(20mL)/MeOH(5mL)/水(5mL)中溶液を、N
2雰囲気下に約60℃で約2時間撹拌した。溶媒を除去して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc=2:1で溶離)によって精製して、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(0.6g、72%)を固体として得た。
1H NMR(MeOD)δ10.44(s、1H)、8.40−8.38(d、J=8Hz、1H)、8.15−8.10(s、J=21.6Hz、1H)、7.83−7.81(m、2H)、7.59−7.35(m、5H)、7.09−6.98(m、1H)、6.31−6.11(m、4H)、4.49−4.36(m、4H)、2.04(s、3H)、1.51(s、9H)。
【0413】
製造番号16.tert−ブチル4−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【0414】
【化114】
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【0415】
段階A:tert−ブチル2−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート
【0416】
【化115】
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【0417】
化合物メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(2.4g、6.58mmol、製造番号1)およびtert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(2.0g、6.58mmol)のTHF(50mL)、MeOH(10mL)および水(10mL)中溶液に、Na
2CO
3(2.1g、19.73mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.481g、0.658mmol)を加え、混合物を加熱して約80℃として約3時間経過させた。得られた溶液をEtOAc(100mL)で希釈し、水(30mL)で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(で溶離石油エーテル:EtOAc=1:1)によって精製して、tert−ブチル4−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(2g、72%)を固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ10.87(s、1H)、8.15(s、1H)、7.59−7.57(d、J=8.0Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.27−7.25(d、J=8.0Hz、1H)、6.47(s、1H)、6.42(s、1H)、4.03(s、2H)、3.55(s、2H)、2.52(s、2H)、1.41(s、9H)。
【0418】
段階B:tert−ブチル4−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【0419】
【化116】
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【0420】
tert−ブチル4−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(2g、4.76mmol)および3−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)キナゾリン−4(3H)−オン(2.59g、7.14mmol、WO2011159857)のTHF(40mL)、MeOH(10mL)および水(10mL)中溶液に、Na
2CO
3(1.513g、14.28mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.348g、0.476mmol)を加えた。混合物を加熱して約80℃として約4時間経過させた。得られた溶液をEtOAc(100mL)で希釈し、水およびブラインで洗浄した(それぞれ30mL)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:1で溶離)によって精製して、tert−ブチル4−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(1.4g、51%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)10.43(s、1H)、8.42−8.40(d、J=7.6Hz、1H)、8.15(s、1H)、7.85−7.83(m、2H)、7.61−7.59(m、1H)、7.49−7.45(m、3H)、7.37−7.34(m、1H)、7.04−7.01(m、1H)、6.20(s、2H)、3.65(s、2H)、2.55(s、2H)、2.00(s、3H)、1.76(s、2H)、1.50(s、9H)。
【0421】
製造番号17:1−(メチルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
【0422】
【化117】
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【0423】
tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(4.03g、13.03mmol、Carbocore)のHCl(4Mジオキサン中溶液、19.55mL、78mmol)中溶液を環境温度で約2時間撹拌した。その溶液を減圧下に濃縮し、DCM(20.05mL)に溶かし、TEAを加えた(12.72mL、91mmol)。混合物を冷却して約0℃とし、メタンスルホニルクロライド(1.83mL、23.5mmol)を滴下した。混合物を環境温度で約2時間撹拌した。その混合物に、1N HCl(60mL)を加え、有機層を抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(60mL)で(洗浄し)、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をEtOAcおよびヘプタンの混合物で磨砕し、濾過し、乾燥させた(1.477g)。濾液を濃縮し、残留物をEtOAcおよびヘプタンの混合物で磨砕し、濾過し、乾燥させて第2のロットを得た(0.940g)。ロットを合わせて、1−(メチルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを得た(2.41g、64%)。LC/MS(表1、方法a)。R
t=2.18分:MS m/z:288(M+H)
+。
【0424】
製造番号18:4−ブロモ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0425】
【化118】
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【0426】
1−(メチルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(0.446g、1.55mmol、製造番号17)、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.54g、1.48mmol、製造番号1)、炭酸ナトリウム(0.470g、4.44mmol)および1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.108g、0.148mmol)の入ったフラスコを窒素でパージした。THF(15.0mL)、MeOH(2.10mL)および水(2.10mL)の混合物を加えた。混合物を約70℃で約2時間撹拌した。混合物をセライト(R)で濾過し、EtOAcで洗い、減圧下に濃縮した。残留物をDCMで磨砕し、濾過し、DCMおよびEtOAcで洗浄して固体を得た(0.315g)。濾液を濃縮し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(40%から100%EtOAc/ヘプタン)によって精製した。得られた残留物をDCMで磨砕し、濾過し、乾燥させて固体を得た(0.125g)。固体を合わせて、4−ブロモ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.44g、75%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.92分:MS m/z:400(M+H)
+。
【0427】
製造番号19:N−メチル−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0428】
【化119】
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【0429】
THF(10mL)中のN−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(502mg、1.46mmol、製造番号4)に、約0℃で水素化ナトリウム(70.0mg、1.75mmol)を加え、約25分間撹拌した。その混合物に、約0℃でヨードメタン(0.363mL、5.83mmol)を加えた。反応混合物を室温とし、室温で約18時間撹拌した。混合物に水を加え、DCMで2回抽出し、層を分離した。合わせた有機層を溶媒留去し、残留物を順相クロマトグラフィーを用いて精製して、N−メチル−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(0.406g、59%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.97分:MS m/z:359(M+H)
+。
【0430】
製造番号20.(R)−1−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
【0431】
【化120】
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【0432】
4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1g、5.15mmol)のDMF(25.8mL)中混合物に水素化ナトリウム(0.206g、5.15mmol)を加えた。その混合物を窒素下に室温で約10分間撹拌した。(S)−(+)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イルメチルp−トルエンスルホネート(1.62g、5.67mmol)を加え、混合物を窒素雰囲気下に約90℃で終夜撹拌した。反応液を冷却して室温とし、EtOAcと水との間で分配した。水層をEtOAcで再抽出し(2回)、有機層を合わせ、水、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を、EtOAc/ヘキサン(30%から75%)を用いるシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(R)−1−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを得た(0.66g、42%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.41分;MS m/z:309(M+H)
+。
【0433】
製造番号21.(S)−1−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール
【0434】
【化121】
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【0435】
4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.0g、5.2mmol)のDMF(25.8mL)中混合物に水素化ナトリウム(0.206g、5.15mmol)を加えた。混合物を、窒素下に室温で約10分間撹拌した。(R)−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル4−メチルベンゼンスルホネート(1.62g、5.67mmol)を加え、混合物を窒素雰囲気下に約90℃で終夜撹拌した。反応を冷却して室温とし、EtOAcと水との間で分配した。水層をEtOAc(2回)で再抽出し、有機層を合わせ、水、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をEtOAc/ヘキサン(30%から75%)を用いるシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(S)−1−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを得た(0.83g、52%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.35分;MS m/z:251(M−(CH
3)
2CHO+H)
+。
【0436】
製造番号22:N−(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)アクリルアミド
【0437】
【化122】
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【0438】
バイアルに、DCM(10mL)中の3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(0.30g、1.37mmol)およびDIEA(0.72mL、4.11mmol)を加えた。混合物を冷却して約0℃とし、撹拌しながらアクリロイルクロライド(0.122mL、1.51mmol)を加えた。混合物を約20分間撹拌しながら、昇温させて室温とした。混合物を追加のDCM(10mL)で希釈し、水で洗浄し(10mLで2回)、Biotage相分離装置で濾過し、窒素の暖気流下に濃縮して、N−(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)アクリルアミドを得た(0.375g、100%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.70分;MS m/z:274(M+H)
+。
【0439】
製造番号23:N−(トランス−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0440】
【化123】
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【0441】
段階A.ベンジル4−(ヒドロキシイミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0442】
【化124】
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【0443】
ベンジル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(10g、42.9mmol)、NH
2OHHCl(5.9g、86mmol)およびK
2CO
3(11.8g、86mmol)のEtOH(45mL)中混合物を約50℃で約0.5時間加熱した。次に、溶媒を減圧下に除去した。残留物に水およびEtOAcを加えた。水相をEtOAcで抽出した(75mLで3回)。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、ベンジル4−(ヒドロキシイミノ)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(10g、94%)。
1H NMR(CDCl
3)δ2.36(br、2H)、2.63(br、2H)、3.63−3.58(m、4H)、5.15(s、2H)、7.36−7.35(m、5H)、9.05(br、1H)。
【0444】
段階B.ベンジル4−((トシルオキシ)イミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0445】
【化125】
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【0446】
ベンジル4−(ヒドロキシイミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(12.2g、49.1mmol)のピリジン(75mL)中溶液に、約0℃でTsCl(12.2g、64mmol)をゆっくり加えた。反応混合物をこの温度で約0.5時間撹拌し、室温でさらに2時間撹拌した。次に、溶媒を減圧下に除去した。残留物に水およびEtOAcを加えた。水相をEtOAcで抽出した(125mLで3回)。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。溶媒を濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=15:1)によって精製して、ベンジル4−((トシルオキシ)イミノ)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(5g、25.3%)。
1H NMR(CDCl
3)δ2.37(br、2H)、2.44(s、3H)、2.63(br、2H)、3.62−3.55(m、4H)、5.13(s、2H)、7.35−7.32(m、7H)、7.85(d、J=8.0Hz、2H)。
【0447】
段階C.ベンジル3−アミノ−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩
【0448】
【化126】
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【0449】
Na(28.6mg、1.243mmol)をEtOH(6.5mL)に加え、Naが完全に溶解するまで混合物を撹拌した。その溶液にMgSO
4(0.98g)を加え、次にその溶液に約0℃でベンジル4−((トシルオキシ)イミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.5g、1.242mmol)を加えた。反応混合物を約30℃で約2時間加熱した後、混合物を濾過し、濾液に1N HCl(6.5mL)を加えた。濾過を室温で約0.5時間撹拌し、濃縮した。残留物をEtOH(3mL)と混合し、濾過した。濾液を濃縮して、粗ベンジル3−アミノ−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩を得た(200mg、0.702mmol)。
1H NMR(MeOD)δ=7.33(m、5H)、5.12(brs、2H)、3.75−3.95(m、1H)、3.6−3.7(m、1H)、3.5(m、2H)、3.1−3.2(m、1H)、1.95−2.10(m、1H)、1.7−1.8(m、1H)。
【0450】
段階D.ベンジル4−オキソ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0451】
【化127】
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【0452】
チアゾール−2−カルボン酸(189mg、14.6mmol)およびHATU(723mg、1.9mmol)のDMF(20mL)中溶液を室温で0.5時間撹拌し、混合物にDIEA(945mg、7.31mmol)およびベンジル3−アミノ−4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート塩酸塩(500mg、1.76mmol)を加えた。反応溶液を室温で約4時間撹拌した。混合物に水を加え、EtOAcで抽出した(45mLで3回)。合わせた有機層をブラインで数回洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それを分取HPLC(表1、方法ai)によって精製して、ベンジル4−オキソ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(82mg、12%)。
1H NMR(CDCl
3)δ2.68−2.62(br、2H)、2.93−2.86(m、1H)、3.16(br、1H)、4.7−5.9(br、2H)、5.08−5.05(m、1H)、5.31−5.22(m、2H)、7.43−7.38(m、5H)、7.60(q、J=1.2Hz、1H)、7.92−7.90(m、1H)、8.08(s、1H)。
【0453】
段階E.トランス−ベンジル4−ヒドロキシ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0454】
【化128】
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【0455】
ベンジル4−オキソ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート(6.9g、19.2mmol)のMeOH(50mL)中溶液に、NaBH
4(0.726g、0.019mmol)を数回に分けて加え、混合物を室温で約0.5時間撹拌した。次に、反応混合物に水(50mL)を加え、DCMで抽出した(60mLで3回)。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、トランス−ベンジル4−ヒドロキシ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(3g、43%)。
1H NMR(MeOD)δ1.56−1.51(m、1H)、2.00(t、J=5.2Hz、1H)、3.10−2.97(m、2H)、3.85−3.75(m、2H)、4.16−3.99(m、1H)、4.21−4.20(m、1H)、5.12(s、2H)、7.34−7.31(m、5H)、7.85(q、J=3.2Hz、1H)、7.94(t、J=3.2Hz、1H)。
【0456】
段階F.N−(トランス−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0457】
【化129】
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【0458】
トランス−ベンジル4−ヒドロキシ−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.7g、1.937mmol)のMeCN(15mL)中溶液を撹拌しながら、それに約0℃でTMSI(1.55g、775mmol)をゆっくり加え、次に混合物を室温で約1時間撹拌した。水を混合物に投入し、MeCNを減圧下に除去した。残留物に1N HClを加え、混合物をMTBEで抽出した(30mLで3回)。次に、水相をNaOH(3N)で約pH=12の塩基性と、DCMで抽出した(45mLで6回)。有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それを分取TLC(1:1MeOH/DCM)によって精製して、N−(トランス−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(50mg、11%)。
1H NMR(MeOD)δ1.86−1.77(m、1H)、2.28−2.22(m、1H)、3.29−309(m、2H)、3.56−3.44(m、2H)、4.84−3.90(m、2H)、7.88(q、J=3.2Hz、1H)、7.97(q、J=3.2Hz、1H)。
【0459】
製造番号24:4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0460】
【化130】
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【0461】
段階A.4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸
【0462】
【化131】
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【0463】
メチル4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(10g、19.6mmol、製造番号10、段階B)のMeOH(150mL)、THF(300mL)および水(150mL)中溶液に水酸化リチウム水和物(12g、286mmol)を加えた。得られた混合物を約45℃で約3時間加熱した。次に、混合物を減圧下に濃縮して、ほとんどの溶媒を除去し、残留物を水に溶かした。得られた水系混合物を、HCl水溶液(1N)を加えることで約pH6の酸性とした。沈澱を濾過し、固体を乾燥させて、4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(9.1g、94%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ13.44(br、1H)、7.57−7.51(m、2H)、7.09(s、1H)、5.95(s、2H)、3.35−3.11(t、J=8.0Hz、2H)、0.87−0.83(t、J=8.0Hz、2H)、0.00(s、9H)。
【0464】
段階B.4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0465】
【化132】
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【0466】
4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(8g、16mmol)、EDCI(4.6g、24mmol)およびHOBt(3.7g、24mmol)のTHF(240mL)およびDCM(280mL)中溶液を室温で約1時間撹拌した。反応混合物にNH
3ガスを15分間吹き込み、室温で終夜撹拌した。次に、混合物を濃縮し、NaHCO
3水溶液とEtOAcとの間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、脱水し、濃縮して残留物を得て、それを石油エーテルに懸濁させ、固体を濾過によって回収して、4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(7.2g、90%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ7.36−7.33(m、1H)、7.26−7.24(d、J=8.0Hz、1H)、7.05(s、1H)、6.08(br、1H)、5.82(br、1H)5.82(s、2H)、3.48−3.41(m、2H)、0.90−0.86(m、2H)、0.00(s、9H)。
【0467】
製造番号25:4−(ジフルオロメチル)−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−N−(オキセタン−3−イル)ベンズアミド
【0468】
【化133】
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【0469】
4−(ジフルオロメチル)安息香酸(0.089g、0.519mmol、Oakwood)のDCM(3.46mL)中溶液を窒素下に、二塩化スルフリル(0.075mL、1.037mmol)およびDMF 1滴で処理した。混合物を約35℃で約16時間撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残留物をヘプタンで磨砕し、濃縮した。残留物をDCM(3.46mL)に溶かし、N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)オキセタン−3−アミン(0.100g、0.346mmol、2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン[Combi−Blocks]および3−オキセタノン[(Molbridge]からHを用いて製造)およびTEA(0.193mL、1.383mmol)を加えた。混合物を環境温度で約4時間撹拌し、DCM(10mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)で反応停止した。有機層を合わせ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液30mLで洗浄した。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(0%から40%EtOAc/ヘプタン)によって精製して黄色オイルを得て、それは静置していると固化して、4−(ジフルオロメチル)−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)−N−(オキセタン−3−イル)ベンズアミドが得られた(0.092g、60%)。LCMS(表1、方法a)。R
t=2.51分:MS m/z:444(M+H)
+。
【0470】
製造番号26:2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール
【0471】
【化134】
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【0472】
30mLマイクロ波バイアルに入った4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(2.0g、10.31mmol)の2,2−ジメチルオキシラン(11.96mL、134mmol)中溶液に、炭酸セシウム(0.521g、1.60mmol)を加えた。混合物を、マイクロ波オーブン中にて約120℃で約30分間加熱した。反応液を冷却し、濾過した。得られた溶液を溶媒留去して乾固させて、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オールを白色固体として得た(2.7g、99%)(表1、方法g)。R
t=1.34分;MS m/z:267(M+H)
+。
【0473】
製造番号27:4−フルオロ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0474】
【化135】
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【0475】
段階A.4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0476】
【化136】
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【0477】
4−フルオロ−1H−インドール−7−カルボニトリル(5.3g、33.1mmol、Sinova)のDMF(92mL)中溶液に、0℃でN
2雰囲気下にNaH(2.0g、49.6mmol)を加え、約30分間撹拌した。次に、上記混合物にTsCl(9.46g、49.6mmol)を加え、室温で約5時間撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液(200mL)に投入し、EtOAcで抽出した(100mLで3回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをMTBEで洗浄して、4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(7g、67.3%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ2.39(s、3H)、6.86(d、J=4Hz、1H)、6.99(t、J=8.4Hz、1H)、7.33(d、J=8.4Hz、2H)、7.62(m、1H)、7.84(d、J=3.6Hz、1H)、7.92(d、J=8.4Hz、2H)。
【0478】
段階B.4−フルオロ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0479】
【化137】
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【0480】
4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(10g、31.8mmol)のTHF(50mL)中溶液に約−78℃で、調製したばかりのLDA(67mL、38.2mmol)を滴下した。添加完了後、混合物をさらに45分間撹拌した。次に、その混合物に約−78℃で、I
2(9.69g、38.2mmol)のTHF(50mL)中溶液を滴下した。添加後、混合物をさらに約1時間撹拌した。溶液を飽和Na
2S
2O
3水溶液(400mL)に投入し、EtOAcで抽出した(100mLで3回)。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをEtOAcで洗浄して、4−フルオロ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(8.5g、61%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ2.45(s、3H)、7.01(t、J=8.4Hz、1H)、7.20(s、1H)、7.33(d、J=8.4Hz、2H)、7.64(m、1H)、8.05(d、J=8.4Hz、2H)。
【0481】
段階C.tert−ブチル4−(7−シアノ−4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【0482】
【化138】
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【0483】
4−フルオロ−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(2.92g、6.63mmol)およびtert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(2.05g、6.63mmol)のTHF(20mL)、MeOH(4mL)および水(4mL)の混合物中溶液に、Na
2CO
3(2.108g、19.89mmol)およびPdCl
2(dppf)DCM(0.541g、0.663mmol)を加えた。混合物を約80℃で約3時間加熱した。次に、反応液を冷却し、EtOAc(30mL)で希釈し、水で洗浄した(10mLで3回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1で溶離)によって精製して、tert−ブチル4−(7−シアノ−4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレートを得た(2.5g、76%)。
1H NMR(CDCl
3)δ1.25(s、2H)、1.52(s、9H)、2.38(s、3H)、3.63(t、J=5.6Hz、2H)、4.09(d、J=2.8Hz、2H)、5.83(d、J=2.8Hz、1H)、6.56(s、1H)、7.04(t、J=8.4Hz、1H)、7.20(d、J=8.0Hz、2H)、7.48(s、2H)、7.68(q、J=5.2Hz、1H)。
【0484】
段階D.4−フルオロ−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル塩酸塩
【0485】
【化139】
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【0486】
tert−ブチル4−(7−シアノ−4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(2.7g、5.45mmol)のEtOAc(30mL)中溶液に、約0℃でHCl/EtOAc(30mL)を滴下し、反応液を室温で約3時間撹拌した。混合物を濾過し、フィルターケーキをEtOAcで洗浄して、4−フルオロ−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル塩酸塩を得た(1.96g、83%)。
1H NMR(MeOD)δ2.35(s、3H)、2.78(s、2H)、3.48(t、J=5.6Hz、2H)、3.94(s、2H)、6.04(s、1H)、6.86(s、1H)、7.23−7.29(m、3H)、7.43(d、J=8.0Hz、2H)、7.84(t、J=5.2Hz、1H)。
【0487】
段階E.4−フルオロ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0488】
【化140】
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【0489】
tert−ブチル4−(7−シアノ−4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(1.96g、4.54mmol)およびTEA(1.84g、18.2mmol)のDCM(30mL)中溶液に、MsCl(0.623g、5.44mmol)を加え、次に混合物を室温で約24時間撹拌した。次に、混合物に水を加え、反応混合物をDCMで抽出した(30mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して4−フルオロ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(1.35g、63%)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階で用いた。LC/MS(表1、方法f)。R
t=2.15分;MS m/z:474(M+H)
+。
【0490】
製造番号28:3−ブロモ−N−(シアノメチル)ベンゼンスルホンアミド
【0491】
【化141】
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【0492】
2−アミノアセトニトリル塩酸塩(0.50g、5.40mmol)のピリジン(27.0mL)中溶液を冷却し(0℃)、それに3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロライド(0.779mL、5.40mmol)をゆっくり加えた。混合物をゆっくり昇温させて室温とし、約16時間撹拌した。混合物を減圧下に濃縮し、残留物をDCMに溶かし、1N HCl、飽和重炭酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、各洗浄段階後にBiotage相分離装置で濾過した。有機層を減圧下に濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をEtOAc/ヘプタン(0%から40%)で溶離を行うシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、3−ブロモ−N−(シアノメチル)ベンゼンスルホンアミドを得た(0.61g、41%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ8.73(br、1H)、7.98(t、J=1.79、1H)、7.91(d、J=8.02、1H)、7.84(d、J=8.02、1H)、7.60(t、J=7.92、1H)、4.18(s、2H)。
【0493】
製造番号29:4−シクロプロピル−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ベンズアミド
【0494】
【化142】
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【0495】
2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(0.350g、1.501mmol)およびHATU(0.856g、2.252mmol)のDCM(2mL)中溶液に、TEA(0.628mL、4.50mmol)および4−(ジフルオロメチル)安息香酸(0.336g、1.952mmol)を加えた。混合物をほぼ室温で約18時間撹拌した。混合物を溶媒留去し、得られた残留物を30%から50%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、4−シクロプロピル−N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)ベンズアミドを得た(0.52、89%)。LC/MS(表1、方法c)R
t=2.10分;MS m/z:388(M+H)
+。
【0496】
製造番号30:(R)−6−フルオロ−2−(ピペリジン−3−イル)イソインドリン−1−オン塩酸塩
【0497】
【化143】
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【0498】
段階A:メチル5−フルオロ−2−メチルベンゾエート
【0499】
【化144】
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【0500】
5−フルオロ−2−メチル安息香酸(20g、0.13mol)の脱水MeOH(200mL)中溶液に、SOCl
2(38.9g、0.33mol)を滴下した。得られた混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒留去して乾固させて、メチル5−フルオロ−2−メチルベンゾエート(24g、99%)を油状物として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ7.62−7.59(d、J=9.6Hz、1H)、7.21−7.18(d、J=8.4Hz、1H)、7.12−7.09(d、J=8.0Hz、1H)、3.89(s、3H)、2.55(s、3H)。
【0501】
段階B:メチル2−(ブロモメチル)−5−フルオロベンゾエート
【0502】
【化145】
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【0503】
メチル5−フルオロ−2−メチルベンゾエート(24g、0.14mol)のCCl
4(250mL)中溶液に、NBS(28g、0.16mol)およびBPO(1.7g、7.2mmol)を加えた。反応混合物を約18時間加熱還流した。熱反応混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮してメチル2−(ブロモメチル)−5−フルオロベンゾエート(35g、粗)を得て、それをそれ以上精製せずに直接次の段階の反応に用いた。
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.67−7.60(m、2H)、7.48−7.45(d、J=8.4Hz、1H)、4.98(s、2H)、3.86(s、3H)。
【0504】
段階C:(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0505】
【化146】
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【0506】
メチル2−(ブロモメチル)−5−フルオロベンゾエート(35g)のMeCN(400mL)中溶液に、K
2CO
3(39g、0.29mol)および3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(20g、0.10mol)を加えた。反応混合物を約3時間加熱還流し、室温で終夜撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをEtOAc(300mL)に溶かし、ブラインで洗浄した(100mLで2回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濃縮した。得られた残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(15:1石油エーテル:EtOAcで溶離)によって精製して、(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(12g、25%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ7.46−7.43(d、J=7.6Hz、1H)、7.35−7.32(d、J=8.0Hz、1H)、7.20−7.14(m、1H)、4.36−4.26(m、2H)、4.18(m、1H)、4.06−3.89(m、2H)、2.99−2.93(m、1H)、2.75(s、1H)、1.95−1.92(m、1H)、1.74−1.65(m、2H)、1.56−1.54(m、1H)、1.39(s、9H)。
【0507】
段階D:(R)−6−フルオロ−2−(ピペリジン−3−イル)イソインドリン−1−オン塩酸塩
【0508】
【化147】
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【0509】
(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−1−オキソイソインドリン−2−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(12g、0.036mol)のDCM(100mL)中溶液に1M HCl/MeOH(150mL)を加えた。得られた混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して、(R)−6−フルオロ−2−(ピペリジン−3−イル)イソインドリン−1−オン塩酸塩B(9.0g、100%)を固体として得た。LCMS(ESI+):m/z235(M+H)
+、R
t:1.90分.;
1H NMR(D
2O):δ7.43−7.40(m、1H)、7.28−7.21(m、2H)、4.39−4.37(d、J=5.6Hz、2H)、4.33−4.31(m、1H)、3.38−3.34(m、2H)、3.12−3.06(t、J=12.0Hz、1H)、2.88−2.85(m、1H)、2.00−1.95(m、2H)、1.87−1.77(m、2H)。
【0510】
製造番号31:(R)−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン
【0511】
【化148】
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【0512】
段階A:(R)−tert−ブチル3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0513】
【化149】
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【0514】
2−アミノ安息香酸(7.5g、54.7mmol)および3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(10.9g、54.7mmol)のTHF(20mL)中溶液に、オルトギ酸トリエチル(8.1g、54.7mmol)を加えた。封管中、反応混合物を加熱して約110℃として終夜経過させた。冷却して室温とした後、混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(10:1石油エーテル:EtOAcで溶離)によって精製して、(R)−tert−ブチル3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(7.5g、42%)を黄色固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ8.34−8.32(m、1H)、8.11(s、1H)、7.80−7.71(m、2H)、7.55−7.51(m、1H)、4.75(br、1H)、4.23−4.11(br、2H)、3.24−3.18(t、1H)、2.87(br、1H)、2.18−1.98(m、2H)、1.91−1.87(br、1H)、1.77−1.71(m、1H)、1.48(s、9H)。
【0515】
段階B:(R)−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン
【0516】
【化150】
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【0517】
(R)−tert−ブチル3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(12.5g、36mmol)の1M HCl/MeOH(150mL)中反応溶液を、ほぼ室温で約2.5時間撹拌した。混合物を濾過した。固体をEtOAcで洗浄し、乾燥させて、(R)−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン(10g、98%)を白色固体として得た。LCMS(ESI+):m/z248(M+H)
+、RT:1.90分。
1H NMR(D
2O):δ8.55−8.54(d、J=2.8Hz、1H)、7.80−7.77(dd、J=3.2Hz、J=2.8Hz、1H)、7.68−7.60(m、2H)、4.95−4.89(m、1H)、3.61−3.57(m、1H)、3.46−3.43(d、J=12.4Hz、1H)、3.37−3.31(t、1H)、3.04−2.97(m、1H)、2.24−2.14(m、3H)、1.94−1.87(m、1H)。
【0518】
製造番号32:(R)−6−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン塩酸塩
【0519】
【化151】
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【0520】
段階A:(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0521】
【化152】
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【0522】
封管中、2−アミノ−5−フルオロ安息香酸(7.5g、48.4mmol)、3−(R)−アミノ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(9.68g、48.4mmol)およびオルトギ酸トリエチル(7.2g、48.4mmol)のTHF(20mL)中反応溶液を加熱して約110℃として終夜経過させた。冷却して室温とした後、混合物を水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(10:1石油エーテル:EtOAcで溶離)によって精製して、(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(6.25g、37%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ8.08(s、1H)、7.97−7.95(m、1H)、7.76−7.72(m、1H)、7.53−7.48(m、1H)、4.74(br、1H)、4.24−4.12(br、2H)、3.24−3.19(t、1H)、2.89(br、1H)、2.14−2.10(m、2H)、2.04−2.01(m、1H)、1.91−1.71(m、1H)、1.49(s、9H)。
【0523】
段階B:(R)−6−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン塩酸塩
【0524】
【化153】
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【0525】
(R)−tert−ブチル3−(6−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(12.5g、36mmol)の1M HCl/MeOH(150mL)中溶液を、ほぼ室温で約2.5時間撹拌した。混合物を濾過し、固体をEtOAcで洗浄し、乾燥させて、(R)−6−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン塩酸塩(10g、98%)を固体として得た。LC/MS(ESI+):m/z248(M+H)
+、RT:1.90分。
1H NMR(D
2O):δ8.55−8.54(d、J=2.8Hz、1H)、7.80−7.77(dd、J=3.2Hz、J=2.8Hz、1H)、7.68−7.60(m、2H)、4.95−4.89(m、1H)、3.61−3.57(m、1H)、3.46−3.43(d、J=12.4Hz、1H)、3.37−3.31(t、1H)、3.04−2.97(m、1H)、2.24−2.14(m、3H)、1.94−1.87(m、1H)。
【0526】
製造番号33:7−シクロプロピル−5−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン塩酸塩
【0527】
【化154】
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【0528】
段階A:tert−ブチル3−(7−ブロモ−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0529】
【化155】
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【0530】
2−アミノ−4−ブロモ−6−フルオロ安息香酸(7g、0.03mol、WO2011075699に従って製造)および3−アミノ−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(6.6g、0.033mol)のTHF(50mL)中溶液に、オルトギ酸トリエチル(6.6g、0.044mol)を加えた。封管中、反応混合物を加熱して約110℃として終夜経過させた。冷却してほぼ室温とした後、混合物を水で希釈した。水溶液をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(50:1石油エーテル:EtOAcで溶離)によって精製して、tert−ブチル3−(7−ブロモ−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(6.4g、50%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ8.1(s、1H)、7.54−7.52(dd、J=2.4Hz、1H)、7.35−7.32(dd、J=2.8Hz、1H)、4.7(br、1H)、4.2−4.16(br、1H)、4.07−4.03(br、1H)、3.24−3.18(t、1H)、2.92−2.89(br、1H)、2.11−2.09(br、1H)、1.98−1.96(br、1H)、1.89−1.85(br、1H)、1.74−1.64(br、1H)、1.45(s、9H)。
【0531】
段階B:tert−ブチル3−(7−シクロプロピル−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0532】
【化156】
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【0533】
tert−ブチル3−(7−ブロモ−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(20g、0.047mol)、Pd(OAc)
2(0.526g、0.002mol)、トリシクロヘキシルホスフィン(1.31g、0.005mol)、脱水K
3PO
4(50g、0.236mol)および水(40mL)のトルエン(200mL)中混合物に、シクロプロピルボロン酸(6.06g、0.07mol)を加えた。反応混合物を、N
2下に終夜加熱還流した。冷却して室温とした後、混合物を水で希釈した。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(50:1石油エーテル:EtOAcで溶離)をによって精製して、tert−ブチル3−(7−シクロプロピル−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(15g、83%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ7.96(s、1H)、7.07−7.04(dd、J=2.4Hz、1H)、6.71−6.67(dd、J=2.4Hz、1H)、4.68−4.65(br、1H)、4.16(br、1H)、4.06−4.02(br、1H)、3.37−3.33(m、1H)、3.08−3.02(m、1H)、2.82−2.76(br、1H)、2.06−2.01(m、1H)、1.90−1.69(m、2H)、1.64−1.60(m、1H)、1.40(s、9H)、1.20−1.06(m、2H)、0.712−0.608(m、2H)。
【0534】
段階C:7−シクロプロピル−5−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4−(3H)−オン塩酸塩
【0535】
【化157】
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【0536】
tert−ブチル3−(7−シクロプロピル−5−フルオロ−4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(15g、0.039mmol)の1M HCl/MeOH(150mL)中溶液をほぼ室温で約2.5時間撹拌した。混合物を濾過し、固体をEtOAcで洗浄し、乾燥させて、7−シクロプロピル−5−フルオロ−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン塩酸塩(10g、91%)を固体として得た。LCMS(ESI+):m/z288(M+H)
+、R
t:2.916分。
1H NMR(D
2O):δ8.56(s、1H)、6.99−6.96(m、1H)、6.85−6.82(dd、J=1.6Hz、1H)、4.87−4.83(m、1H)、3.54−3.51(m、1H)、3.41−3.38(d、1H)、3.24−3.18(t、1H)、2.96−2.89(t、1H)、2.84−2.81(m、1H)、2.13−2.09(m、3H)、1.89−1.82(m、1H)、0.96−094(br、2H)、0.61(br、2H)。
【0537】
製造番号34:2−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
【0538】
【化158】
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【0539】
段階A:1−(ベンジルオキシ)−4−ブロモ−2−ニトロベンゼン
【0540】
【化159】
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【0541】
4−ブロモ−2−ニトロフェノール(5g、22.9mmol)のアセトン(100mL)中溶液に、(ブロモメチル)ベンゼン(4.7g、27.5mmol)およびK
2CO
3(6.3g、45.9mmol)を加えた。混合物を終夜還流させた。冷却して室温とした後、混合物を濾過した。濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをTBMEで洗浄して、1−(ベンジルオキシ)−4−ブロモ−2−ニトロベンゼンを得た(6.3g、89%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.00(d、J=2.2Hz、1H)、7.60(dd、J=2.6、8.8Hz、1H)、7.49−7.31(m、5H)、7.03(d、J=8.8Hz、1H)、5.24(s、2H)。
【0542】
段階B:2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリン
【0543】
【化160】
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【0544】
1−(ベンジルオキシ)−4−ブロモ−2−ニトロベンゼン(2g、6.5mmol)のEtOH(80mL)および水(20mL)中溶液に、鉄(1.8g、32.5mmol)およびNH
4Cl(1.7g、32.5mmol)を加えた。得られた混合物を3時間還流させた。混合物を濾過した。濾液を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮して、2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリンを得た(1.6g、89%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.51−7.30(m、5H)、6.86(d、J=2.2Hz、1H)、6.83−6.76(m、1H)、6.74−6.66(m、1H)、5.07(s、2H)、3.91(br、2H)。
【0545】
段階C:2−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
【0546】
【化161】
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【0547】
2−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリン(2.0g、7.19mmol)のDMSO(30mL)中溶液に、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(2.2g、8.6mmol)、Pd(dppf)Cl
2(0.53g、0.72mmol)および酢酸カリウム(2.1g、21.6mmol)を加えた。混合物をN
2下に80℃で終夜撹拌した。冷却して室温とした後、混合物を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮し、カラムによって精製して、2−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリンを得た(1.5g、64%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.55−7.29(m、5H)、7.23−7.12(m、2H)、6.86(d、J=7.9Hz、1H)、5.11(s、2H)、3.80(br、2H)、1.32(s、12H)。
【0548】
製造番号35:3−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
【0549】
【化162】
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【0550】
段階A:3−ブロモ−5−ニトロフェノール
【0551】
【化163】
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【0552】
1−ブロモ−3−メトキシ−5−ニトロベンゼン(19g、82mmol)のDCM(800mL)中溶液に、DCM(120mL)中のBBr
3(27.9mL、295mmol)を滴下した。得られた混合物を終夜加熱還流した。.氷浴で冷却した後、水を加えることで混合物を希釈した。次に、混合物をブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、3−ブロモ−5−ニトロフェノール(8g、44%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ7.89(s、1H)、7.57(s、1H)、7.27(s、1H)、5.27(s、1H)。
【0553】
段階B:1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ニトロベンゼン
【0554】
【化164】
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【0555】
3−ブロモ−5−ニトロフェノールのアセトン(50mL)中溶液に、(ブロモメチル)ベンゼン(2.4g、13.8mmol)およびK
2CO
3(3.2g、22.9mmol)を加えた。得られた混合物を終夜加熱還流した。混合物を濾過した。濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをTBMEで洗浄して、1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ニトロベンゼン(1.3g、37%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ8.00(s、1H)、7.78−7.77(m、1H)、7.64−7.40(m、6H)、5.15(s、2H)。
【0556】
段階C:3−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリン
【0557】
【化165】
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【0558】
1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ニトロベンゼン(1.3g、4.2mmol)のEtOH(30mL)および水(7.5mL)中溶液に、鉄(1.2g、21.1mmol)およびNH
4Cl(1.1g、21.1mmol)を加えた。混合物を終夜加熱還流した。混合物を濾過した。濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、水を加えることでそれを希釈し、EtOAcによって抽出した。有機層を減圧下に濃縮して、3−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリンを得た(1g、85%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.33−7.31(m、5H)、6.48(s、1H)、6.39(s、1H)、6.14(s、1H)、4.92(s、2H)、3.63(br、2H)。
【0559】
段階D:3−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン
【0560】
【化166】
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【0561】
3−(ベンジルオキシ)−5−ブロモアニリン(1g、3.6mmol)および4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.1g、4.3mmol)のDMSO(1mL)中溶液に、Pd(dppf)Cl
2(0.26g、0.36mmol)および酢酸カリウム(1.1g、10.8mmol)を加えた。混合物をN
2下に加熱して約80℃として終夜経過させた。冷却して室温とした後、水を加えることで混合物を希釈し、EtOAcによって抽出した。有機層を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、3−(ベンジルオキシ)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1g、86%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ7.43−7.31(m、5H)、6.87(s、1H)、6.77(s、1H)、6.43−6.42(m、1H)、5.05(s、2H)、3.64(br、2H)、1.34(s、12H)。
【0562】
製造番号36:4−(ベンジルオキシ)−1−ブロモ−2−ニトロベンゼン
【0563】
【化167】
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【0564】
4−ブロモ−3−ニトロフェノール(2g、9.17mmol、製造番号S.1)のアセトン(50mL)中溶液に、BnBr(1.9g、11.0mmol)およびK
2CO
3(2.5g、18.4mmol)を加えた。混合物を濾過した。濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをTBMEで洗浄して、4−(ベンジルオキシ)−1−ブロモ−2−ニトロベンゼンを得た(2.6g、92%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.62(d、J=8.8Hz、1H)、7.48(d、J=2.6Hz、1H)、7.45−7.35(m、5H)、7.07(dd、J=2.9、9.0Hz、1H)、5.12(s、2H)。
【0565】
製造番号37:4−(ベンジルオキシ)−1−ブロモ−2−ニトロベンゼン
【0566】
【化168】
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【0567】
段階A:メチル2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレート
【0568】
【化169】
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【0569】
フラスコに、ジオキサン(100mL)中のジメチル3−オキソペンタンジオエート(77.0g、442mmol)、(4−メトキシフェニル)メタンアミン(60.1mL、460mmol)および無水NaOAc(72.5g、884mmol)を入れた。反応混合物をほぼ室温で約30分撹拌し、加熱して約50℃とし、約16時間撹拌した。反応混合物を冷却して室温とし、ジオキサン(250mL)を加えた。2−クロロアセトアルデヒド(51.9mL、442mmol)を滴下漏斗によって加えた。約7時間後、追加の2−クロロアセトアルデヒド(17.4g、221mmol)を加え、約16時間撹拌した。追加の2−クロロアセトアルデヒド(17.4g、221mmol)を加え、約5時間撹拌し、追加の2−クロロアセトアルデヒドを加え(25.9mL、221mmol)、約2時間後に最後の2−クロロアセトアルデヒド(25.9mL、221mmol)を加え、約72時間撹拌状態とした。NaOAc(36.3g、442mmol)を加え、溶液を約16時間撹拌した。反応混合物を氷浴下に冷却し、氷水をそれに加えた(約500mL)。混合物をDCM(850mL)で抽出した。有機層を水で洗浄した(700mLで4回)。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粘稠油状物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(3カラム体積をヘプタン、4カラム体積にわたり0%から25%EtOAc/ヘプタン、4カラム体積にわたり20%から35%を使用)によって粗取得物を精製した。純粋な分画を合わせ、濃縮し、最小量のEt
2Oを加えて第1の生成物バッチを沈澱させ、それを濾過によって回収した。その濾液を純度の低い分画と合わせ、減圧下に濃縮し、イソプロパノールから再結晶して固体を得て、それを濾過によって回収し、第1の生成物バッチと合わせた。その取得物を真空乾燥機で約70℃で約16時間乾燥させて、メチル2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレートを得た(28.5g、20%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.20分;MS m/z:318(M+H)
+。
【0570】
段階B:メチル2−(1−アミノ−3−メトキシ−3−オキソプロパ−1−エン−2−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレート
【0571】
【化170】
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【0572】
フラスコにNaH(23.3g、582mmol)およびTHF(500mL)を入れた。混合物を冷却して約0℃とし、メチル2−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレート(28g、88mmol)を少量ずつ加えた。内部温度を測定して、添加中は10℃とした。懸濁液を約0℃で約1時間撹拌した。ギ酸メチル(7.62mL、124mmol)を加えた。反応混合物を昇温させて室温とし、約16時間撹拌した。追加のギ酸メチル(1.09mL、17.6mmol)を加え、混合物を室温で約4から5時間撹拌し、その時点で全ての原料が消費された。反応液を氷上で冷却し、MeOH(5mL)を加えることで反応停止し、沸騰が停止するまで水を注意深く加えた。次に、フラスコを氷浴上に維持しながら、混合物を6N HCl水溶液でpH約1の酸性とした。反応混合物をEtOAc(100mL)および水(100mL)で希釈した。水層を分離し、EtOAcで抽出した(50mLで3回)。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒留去して、2層からなる油状物を得た。相対的に薄い上層は透明であり、ピペットを用いて分離し、廃棄した。残った下層は、粗中間体、メチル2−(1−ヒドロキシ−3−メトキシ−3−オキソプロパ−1−エン−2−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレートであった。フラスコにこの粗メチル2−(1−ヒドロキシ−3−メトキシ−3−オキソプロパ−1−エン−2−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレート(30g、87mmol)およびMeOH(300mL)を入れた。酢酸アンモニウム(33.5g、434mmol)を加え、反応混合物を約4時間還流させ、約60℃で約72時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、水(200mL)およびEtOAc(200mL)で希釈した。生成物の一部が沈澱し、それを濾過によって回収した。有機層を分離した。水層をEtOAcで再度抽出した(80mLで2回)。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をEt
2O(200mL)に懸濁させ、約10分間撹拌し、濾過して生成物を回収した。このバッチを前出の沈澱と合わせ、約70℃の真空乾燥機で約4時間乾燥させて、メチル2−(1−アミノ−3−メトキシ−3−オキソプロパ−1−エン−2−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレートを得た(25.7g、82%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.88分;MS m/z:345(M+H)
+。
【0573】
段階C:メチル1−(4−メトキシベンジル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0574】
【化171】
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【0575】
フラスコに、DMA(100mL)中のメチル2−(1−アミノ−3−メトキシ−3−オキソプロパ−1−エン−2−イル)−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロール−3−カルボキシレート(24.6g、71.4mmol)およびt−BuONa(6.87g、71.4mmol)を入れた。溶液を約150℃で約10分間加熱し、冷却して室温とした。溶液を氷水(250mL)に投入し、EtOAc(200mL)で希釈した。混合物を室温で約45分間撹拌した。生成した沈澱を濾過し、水で洗浄し、約70℃の真空乾燥機で約16時間乾燥させて、メチル1−(4−メトキシベンジル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレートを得た(18.9g、85%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.76分;MS m/z:313(M+H)
+。
【0576】
段階D:メチル4−クロロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0577】
【化172】
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【0578】
メチル1−(4−メトキシベンジル)−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(24g、76mmol)のフェニルホスホロジクロリデート(30.8mL、206mmol)中混合物を約150℃で約30分間加熱した。LCMSにより、エステルおよび酸の混合物への変換が完了していることが示された。反応混合物を冷却して約0℃とし、50%NaOH水溶液をpH約7となるまでゆっくり加えた。反応混合物をDCMで抽出した(100mLで3回)。有機層を合わせ、減圧下に濃縮した。残留物をEt
2O(100mL)に懸濁させ、約30℃で約1時間撹拌し、冷却して室温とし、濾過した。濾液を濃縮して、粗メチル4−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(22.5g、75%)を黒色油状物として得た。この粗メチル4−クロロ−1−(4−メトキシベンジル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(21.76g、65.8mmol)およびトリフ酸無水物(7.50mL、44.4mmol)のTFA(50mL)中混合物を、約50℃で約16時間撹拌した。反応混合物を冷却して室温とし、氷冷NaHCO
3溶液に加えた。NaOH水溶液をゆっくり加えて、pHを約9に調節した。固体を濾過し、Et
2O中で超音波処理した。沈澱を濾過し、濾液を濃縮して、メチル4−クロロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレートを得た(9.4g、68%)。LCMS(表1、方法a)R
t=1.83分;MS m/z:211(M+H)
+。
【0579】
製造番号38:メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0580】
【化173】
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【0581】
段階A:1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート
【0582】
【化174】
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【0583】
1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−ヨード−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート(2.0g、3.5mmol、製造番号Y.1)のTHF(35mL)中溶液に、Zn(Me)
2(1Mヘキサン中溶液、21.04mL、21.04mmol)を加えた。混合物を、窒素を用いて脱気し、Pd(dppf)Cl
2(0.257g、0.351mmol)を1回で加え、室温で約19時間撹拌した。反応液を昇温させて約45℃とし、約22時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液(50mL)を加えることで反応混合物を注意深く反応停止し、EtOAc(50mL)およびブライン(20mL)で希釈した。層を分離し、水相をEtOAcで抽出した(50mLで2回)。合わせた有機抽出液をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(0%から50%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレートを得た(1.45g、79%)。LCMS(表1、方法ba)R
t=3.02分;MS m/z:476(M+H)
+。
【0584】
段階B:メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0585】
【化175】
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【0586】
1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート(1.40g、3.05mmol)のMeOH(7mL)中溶液をマイクロ波反応バイアルに加え、溶液を加熱して約120℃として約30分経過させた。反応混合物ををシリカゲルに吸着させ、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から50%EtOAc/ヘプタン)を用いて精製して、メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(1g、86%)。LCMS(表1、方法as)R
t=2.58分;MS m/z:359(M+NH
4)
+。
【0587】
製造番号39:メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0588】
【化176】
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【0589】
フラスコに、THF(39.2mL)中のメチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(2.00g、3.92mmol、tert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレートを用い、製造番号1段階BからAを用いて製造)を入れた。溶液を冷却して約−71℃とした。温度を−65℃以下に維持しながら、LDA(1Mヘキサン/THF中溶液、5.88mL、5.88mmol)を約5分間かけて滴下した。溶液を約−72℃で約45分間撹拌した。CH
3I(0.367mL、5.88mmol)を加えた。混合物を約−70℃でさらに2.5時間撹拌し、飽和Na
2CO
3水溶液(150mL)で反応停止した。混合物をEtOAc(200mLで2回)およびDCM(100mLで1回)で抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、シリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(25%から75%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(1.67g、57%、純度70%)。LCMS(表1、方法as)R
t=2.88分;MS m/z:542(M+NH
4)
+。
【0590】
製造番号40:tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−ヨード−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【0591】
【化177】
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【0592】
段階A:メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0593】
【化178】
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【0594】
メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(4.00g、7.79mmol、tert−ブチル−3−アミノアゼチジン−1−カルボキシレートを用いて製造番号1段階CからTを用い、CH
3Iを用いてJを用い製造)のTHF(60mL)中溶液に約−78℃で、ゆっくりLDA(2M THF中溶液、5.84mL、11.7mmol)を加えた。反応液を約−78℃で約1時間撹拌し、I
2(2.97g、11.7mmol)のTHF(10mL)中溶液をゆっくり加え、反応液を約−78℃で約4時間撹拌した。冷却浴を外して昇温させて反応液を室温とし、飽和Na
2S
2O
3水溶液(120mL)を加えることで反応停止し、追加のEtOAcで抽出し(150mLで2回)、ブラインで洗浄した(150mLで2回)。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物、メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(4.1g、80%)。LC/MS(表1、方法aa)R
t=1.87分;MS m/z:640(M+H)
+。
【0595】
段階B:4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸
【0596】
【化179】
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【0597】
メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(15.5g、24.2mmol)のMeOH(75mL):THF(75mL):水(30mL)中溶液に、KOH(9.52g、170mmol)を加えた。混合物を約60℃で約16時間撹拌し、冷却し、2N HCl水溶液で酸性とした。それをEtOAcで抽出し(350mLで2回)、ブラインで洗浄した(300mLで2回)。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗生成物4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(11.4g、99%)。LC/MS(表1、方法aa)R
t=1.86分;MS m/z:416(M+H−tBu)
+。
【0598】
段階C:tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−ヨード−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【0599】
【化180】
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【0600】
4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボン酸(13.7g、29.1mmol)、HOBt(8.90g、58.1mmol)およびEDC(11.2g、58.1mmol)をDMF(260mL)に溶かし、DIEA(25.4mL、145mmol)を加えた。混合物を室温で約10分間撹拌し、NH
4Cl(12.4g、233mmol)を加えた。混合物を室温で約16時間撹拌し、飽和NH
4Cl水溶液(1リットル)を加えた。固体を濾過によって回収し、水で洗浄し、乾燥させて、粗生成物tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−ヨード−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(13.4g、97%)。LC/MS(表1、方法aa)R
t=1.81分;MS m/z:471(M+H)
+。
【0601】
製造番号41:4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0602】
【化181】
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【0603】
反応バイアルに、NMP(1.2mL)中のtert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−ヨード−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.050g、0.11mmol、製造番号40)、(Z)−ブタ−2−エン−1,4−ジオール(0.014g、0.16mmol)、NaHCO
3(10.7mg、0.128mmol)およびPdCl
2(1.885mg、10.63μmol)を入れた。混合物を窒素でパージし、約130℃で約1時間加熱した。それをEtOAcで抽出し(20mLで2回)、ブラインで洗浄した(20mLで2回)。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、分取TLC(EtOAc)によって精製して、粗tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−(2,3−ジヒドロフラン−3−イル)−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(0.028g、39%)。tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−(2,3−ジヒドロフラン−3−イル)−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.055g、0.081mmol)のDCM(1.5mL)中混合物を、氷浴にて約0℃で撹拌した。トリエチルシラン(0.014g、0.12mmol)を加え、BF
3・OEt
2(0.015mL、0.122mmol)を滴下した。混合物を約0℃で約1時間撹拌し、飽和Na
2CO
3水溶液でpH約8として反応停止し、濾過した。濾液を分取HPLC(表1、方法bc)によって精製して、4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.008mg、28%)。LC/MS(表1、方法av)R
t=1.03分;MS m/z:315(M+H)
+。
【0604】
製造番号42:メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−(3−ヒドロキシオキセタン−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0605】
【化182】
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【0606】
メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(0.80g、1.56mmol、tert−ブチル−3−アミノアゼチジン−1−カルボキシレートを用いて製造番号1段階CからTを用い、CH
3Iを用いてJを用いて製造)のTHF(12mL)中冷溶液に約−78℃で、LDA(2M THF中溶液、1.168mL、2.336mmol)をゆっくり加えた。反応液を約−78℃で約1時間撹拌し、オキセタン−3−オン(0.168g、2.34mmol)のTHF(1mL)中溶液をゆっくり加え、反応混合物を約−78℃で約4時間撹拌した。冷却浴を外し、飽和NH
4Cl水溶液で反応停止した。混合物をEtOAcで抽出し(50mLで2回)、ブラインで洗浄した(50mLで2回)。合わせた有機層を無水Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、分取TLC(1:1EtOAc/石油Et
2O)によって精製して、メチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−2−(3−ヒドロキシオキセタン−3−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(0.55g、59%)。LC/MS(表1、方法av)R
t=1.67分;MS m/z:586(M+H)
+。
【0607】
製造番号43:tert−ブチル2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)モルホリン−4−カルボキシレート
【0608】
【化183】
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【0609】
段階A:4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0610】
【化184】
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【0611】
丸底フラスコに4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボニトリル(4.50g、20.4mmol)およびTHF(75mL)を入れた。溶液を冷却して約0℃とし、次にNaH(鉱油中60%分散品、1.22g、30.5mmol)を加えた。溶液を約0℃で約40分間撹拌し、次に4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロライド(4.66g、24.4mmol)を加えた。氷浴を外し、混合物を室温で約15時間撹拌した。混合物を氷水(約150mL)に投入し、生成物をEtOAcで抽出した(75mLで4回)。合わせた抽出液を水(75mL)で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(5.74g、75%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ8.21(d、J=3.9Hz、1H)、7.97−7.89(m、2H)、7.80−7.64(m、2H)、7.56−7.42(m、2H)、7.00(d、J=3.8Hz、1H)、2.38(s、3H)。
【0612】
段階B:1−トシル−4−ビニル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0613】
【化185】
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【0614】
丸底フラスコに、4−ブロモ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(8.54g、22.8mmol)、Na
2CO
3(7.24g、68.3mmol)およびPdCl
2(dppf)(1.665g、2.276mmol)を入れ、次にTHF(70.2mL):MeOH(10.03mL):水(10.03mL)を加えた。反応混合物をN
2で約15分間パージし、4,4,5,5−テトラメチル−2−ビニル−1,3,2−ジオキサボロラン(4.63mL、27.3mmol)を加え、混合物を加熱して約70℃として約5時間経過させた。混合物を冷却して室温とし、DCM(75mL)および水(50mL)を加えた。層を分離し、水層をDCM(50mL)で抽出した。合わせた抽出液をMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、DCMで溶離しながらシリカゲル層を通過させ、減圧下に濃縮した。残留物をEt
2O/EtOAcの混合物に懸濁させ、濾過し、沈澱を少量のEtOAc/Et
2Oで洗浄した。そうして得られた取得物を真空乾燥機で乾燥させて、1−トシル−4−ビニル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(5.62g、77%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.57分;MS m/z:323(M+H)
+。
【0615】
段階C:4−(オキシラン−2−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0616】
【化186】
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【0617】
1−トシル−4−ビニル−1H−インドール−7−カルボニトリル(0.40g、1.241mmol)のジオキサン(16mL)および水(8mL)中懸濁液に、AcOH(0.0710mL、1.24mmol)を加えた。混合物を冷却して約0℃とした。NBS(0.243g、1.36mmol)を1回で加えた。反応液を昇温させて室温とし、約2時間撹拌した。NaOH(2M水溶液、8.0mL、16mmol)を1回で加えた。生成した固体を濾過によって回収し、水で洗浄し、約60℃で真空乾燥機で約16時間乾燥させて、4−(オキシラン−2−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(0.29g、68%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.36分;MS m/z:339(M+H)
+。
【0618】
段階C:4−(1−ヒドロキシ−2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)エチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0619】
【化187】
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【0620】
4−(オキシラン−2−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(0.285g、0.841mmol)のIPA(8mL)中懸濁液に、TEA(0.586mL、4.21mmol)と、次に2−アミノエタノール(0.253mL、4.21mmol)を加えた。混合物を約75℃で約3時間加熱し、減圧下に濃縮した。残留物をEtOAcと水との間で分配した。混合物をEtOAcで抽出した(10mLで2回)。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮し、真空ポンプ下に乾燥させて、4−(1−ヒドロキシ−2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)エチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(0.39g、94%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.53分;MS m/z:400(M+H)
+。
【0621】
段階D:tert−ブチル(2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(2−ヒドロキシエチル)カーバメート
【0622】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0623】
4−(1−ヒドロキシ−2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)エチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(0.336g、0.673mmol)のEtOAc(3mL)中溶液に、DIEA(0.176mL、1.01mmol)を加え、次にジ−tert−ブチルジカーボネート(0.220g、1.01mmol)のEtOAc(1mL)中溶液を室温で滴下した。THF(1mL)を加えて混合物の可溶化を助け、室温で約2時間撹拌した。追加のDIEA(0.060mL、0.34mmol)およびジ−tert−ブチルジカーボネート(0.073g、0.34mmol)を加えた。混合物を室温でさらに約2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、フラッシュクロマトグラフィー(25%から50%EtOAc/ヘプタン)と次にHPLC(表1、方法bd)によって精製して、tert−ブチル(2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(2−ヒドロキシエチル)カーバメートを得た(0.25g、74%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.22分;MS m/z:500(M+H)
+。
【0624】
段階E:tert−ブチル2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)モルホリン−4−カルボキシレート
【0625】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0626】
トルエン(10mL)中のtert−ブチル−(2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(2−ヒドロキシエチル)カーバメート(0.50g、1.0mmol)およびPPh
3(0.315g、1.20mmol)を入れたバイアルに約0℃で、TEA(0.367mL、2.63mmol)を加え、次にDCAD(0.441g、1.20mmol)を加えた。その溶液を約0℃で約5分間撹拌し、ほぼ室温で約16時間撹拌した。追加のPPh
3(0.131g、0.500mmol)およびDCAD(0.184g、0.500mmol)を室温で加え、混合物をほぼ室温で約6時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(0%から30%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、tert−ブチル2−(7−シアノ−1−トシル−1H−インドール−4−イル)モルホリン−4−カルボキシレートを得た(0.41g、84%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.72分;MS m/z:499(M+H
2O)
+。
【0627】
製造番号44:2−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン
【0628】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0629】
段階A:2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン
【0630】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
(1−(2−ブロモエチル)−3−ニトロ−1H−ピラゾール−5−イル)メタノール(4.0g、12mmol)[Princeton]のNMP(7.7mL)中混合物を約130℃で約16時間加熱した。混合物をDCMで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層を脱水し、濃縮し、シリカゲルでのクロマトグラフィー(0%から5%MeOH/DCM)によって精製して、2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジンを得た(1g、49%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ6.88(s、1H)、4.83(s、2H)、4.24(t、J=5.2Hz、2H)、4.13(dd、J=5.9、4.6Hz、2H)。
【0632】
段階B:6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−アミン
【0633】
【化192】
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【0634】
フラスコに、窒素下にPd/C(10重量%、0.755g、0.709mmol)を入れてから、2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(4.0g、24mmol)のEtOAc(59.1mL)およびMeOH(59.1mL)中溶液を加えた。反応液を室温で約16時間撹拌した。反応混合物をセライト(R)層で濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−アミンを得た(3.2g、97%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=0.61分;MS m/z:140(M+H)
+。
【0635】
段階C:2−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン
【0636】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
50mL丸底フラスコに6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−2−アミン(1.5g、11mmol)および濃HCl(2.43mL、29.6mmol)を入れた。混合物を冷却して約0℃とした。NaNO
2(0.707g、10.2mmol)の水溶液(水10mL)を加え、反応液を約15分間撹拌した。KI(2.86g、17.3mmol)の水溶液(水10mL)を注意深く加え、反応液を約0℃で約1時間撹拌し、室温で約30分間撹拌した。反応混合物をEtOAc(20mL)および水(20mL)で希釈し、水層から分離した。溶液をシリカゲルでのクロマトグラフィー(0%から50%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、2−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジンを得た(0.996g、37%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.58分;MS m/z:251(M+H)
+。
【0638】
製造番号45:メチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0639】
【化194】
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【0640】
段階A:メチル1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0641】
【化195】
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【0642】
丸底フラスコにメチル1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(14g、79mmol)およびTHF(225mL)[Pharmablock]を入れ、溶液を冷却して約5℃とし、次にKHMDS(1M THF中溶液、79mL、79mmol)を加えた。溶液を約1時間撹拌し、次に4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロライド(15.2g、79.0mmol)のTHF(25mL)中溶液を加えた。混合物を約0から5℃で約2時間撹拌し、次に飽和NH
4Cl水溶液およびDCMを加えた。層を分離し、有機溶液をMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から50%EtOAc/DCM)によって精製して、メチル1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレートを得た(18.8g、72%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.10分;MS m/z:331(M+H)
+。
【0643】
段階B:7−(メトキシカルボニル)−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン5−オキサイド
【0644】
【化196】
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【0645】
丸底フラスコに、メチル1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(16.0g、48.4mmol)およびEtOAc(150mL)を入れた。その反応溶液に、3−クロロ過安息香酸(14.2g、82mmol)のEtOAc(80mL)中溶液を加え、室温で約16時間撹拌した。反応混合物に、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)を加え、層を分離した。水層をEtOAc(30mLで2回)およびDCM(30mLで2回)で抽出した。合わせた抽出液をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粘稠油状物を得て、それを真空ポンプで乾燥させて、7−(メトキシカルボニル)−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン5−オキサイドを得た(11.6g、69%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.73分;MS m/z:347(M+H)
+。
【0646】
段階C:メチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0647】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0648】
丸底フラスコに7−(メトキシカルボニル)−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン5−オキサイド(11.6g、33.5mmol)およびPCl
3(26.5mL、285mmol)を入れ、加熱して約60℃として約2時間経過させた。溶液を冷却して室温とし、氷水に撹拌しながらゆっくり投入し、得られた混合物を飽和Na
2CO
3水溶液を加えることで中和した。その水系混合物をEtOAcで抽出し(40mLで3回)、合わせた抽出液をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、メチル4−クロロ−1−トシル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレートを得た(8.47g、69%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.46分;MS m/z:365(M+H)
+。
【0649】
製造番号46:7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4−カルボキサミド
【0650】
【化198】
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【0651】
段階A:(E)−エチル3−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アクリレート
【0652】
【化199】
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【0653】
1リットル丸底フラスコに、DCM(130mL)中のエチル2−(トリフェニルホスホラニリデン)アセテート(37.2g、107mmol)を入れて、無色溶液を得た。その溶液を冷却して約0℃とし、2−ブロモチアゾール−4−カルボアルデヒド(20.5g、107mmol)[ArkPharm]のDCM(500mL)中溶液を滴下漏斗を介して滴下した。反応混合物をゆっくり昇温させて室温とし、約2時間撹拌し、減圧下に濃縮した。混合物をEt
2O(300mL)に取り、約40℃で約30分間撹拌した。それを冷却し、濾過し、Et
2O(50mL)で洗浄した。沈澱を廃棄し、濾液を濃縮して半量とした。生成した沈澱を濾過によって回収して、第1の生成物バッチを得た。濾液を濃縮し、Et
2Oを加え(60mL)、混合物を室温で約20分間撹拌し、新たに生成した沈澱を再度濾過して、第2の生成物バッチを回収した。このバッチからの濾液を減圧下に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から10%EtOAc/ヘプタン)で精製した。そうして得られた取得物をEt
2Oから再結晶して、第3および最後の生成物バッチを得た。全てのバッチを合わせて、白色結晶物(E)−エチル3−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アクリレートを得た(20.1g、72%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.26分;MS m/z:262、264(M+H)
+。
【0654】
段階B:(E)−エチル3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−イル)アクリレート
【0655】
【化200】
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【0656】
500mL丸底フラスコに、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(20.7g、100mmol)、(E)−エチル3−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アクリレート(20.1g、77.0mmol)、Na
2CO
3(24.4g、230mmol)、PdCl
2(dppf)(5.61g、7.67mmol)および(E)−エチル3−(2−ブロモチアゾール−4−イル)アクリレート(20.1g、77.0mmol)を入れた。固体混合物に、THF(150mL):MeOH(21.00mL):水(21mL)を加え、懸濁液を脱気し、N
2で約20分間パージした。反応混合物を約75℃で約15時間加熱した。反応液を濾過し、EtOAc(100mL)で洗浄し、濾液を水(70mL)で洗浄した。水層をEtOAcで抽出し(70mLで2回)、合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残留物に、DCM(50mL)およびヘプタン(150mL)を加えた。懸濁液全体を濾過し、アセトンおよびイソプロパノールで洗浄し、真空乾燥機で乾燥させて、第1の生成物バッチを得た。濾液を濃縮し、DCM(40mL)に溶かし、シリカゲル層を通過させた(溶離液:50%EtOAc/ヘプタン)。濾液を濃縮し、アセトン(35mL)中で還流させ、冷却した。沈澱を濾過し、イソプロパノールで洗浄し、第1のバッチと合わせ、真空乾燥機にて約70℃で約16時間乾燥させて、(E)−エチル3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)チアゾール−4−イル)アクリレートを得た(15.2g、75%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.94分;MS m/z:264(M+H)
+。
【0657】
段階C:(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリル酸
【0658】
【化201】
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【0659】
20mL反応バイアル中、MeOH(60mL):水(12mL)中の(E)−エチル3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリレート(15.2g、57.7mmol)およびLiOH(4.15g、173mmol)を加えた。反応混合物を約40℃で約2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、水(50mL)で希釈し、DCMで洗浄した(50×3mL)。水層を、沈澱がそれ以上生成しなくなるまで1N HClで酸性とした。沈澱を濾過によって回収し、真空乾燥機にて約60℃で約16時間乾燥させて、(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリル酸を得た(12.3g、91%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ12.42(s、1H)、8.38(s、1H)、7.94(s、2H)、7.56(s、1H)、6.56(s、1H)、3.90(s、3H)。
【0660】
段階D:(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリロイルアジド
【0661】
【化202】
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【0662】
(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリル酸(11.2g、47.4mmol)のアセトン(170mL)中懸濁液にTEA(6.61mL、47.4mmol)を加え、混合物を氷浴で冷却した。クロルギ酸イソブチル(6.22mL、47.4mmol)を滴下した。約3.5時間後、NaN
3(3.85g、59.2mmol)の水溶液(水15mL)を注意深く加え、反応液を約0℃で約3時間撹拌した。反応混合物を氷上に注ぎ、約5分間撹拌し、濾過し、水(50mL)で洗浄した。沈澱を真空乾燥機にて約60℃で約16時間乾燥させて、(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリロイルアジドを得た(9.6g、78%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.91分;MS m/z:261(M+H)
+。
【0663】
段階E:2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オン
【0664】
【化203】
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【0665】
250mL三頸丸底フラスコに、ジフェニルエーテル(30mL)中のトリブチルアミン(6.10mL、25.6mmol)を入れた。反応混合物を加熱して約190℃とし、(E)−3−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾール−4−イル)アクリロイルアジド(5.60g、21.5mmol)のジフェニルエーテル(80mL)中溶液を注意深く加え、反応液を約190℃で約5時間撹拌した。反応混合物を冷却し、石油エーテル(300mL)に投入し、約5分間撹拌し、濾過した。沈澱を真空乾燥機にて約70℃で約30分間乾燥させた。取得物をEt
2O(100mL)に懸濁させ、約50℃で約20分間加熱した。次に、それを濾過し、冷Et
2Oで洗浄した。沈澱を真空乾燥機にて約70℃で約10時間乾燥させて、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オンを得た(3.8g、76%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.13分;MS m/z:233(M+H)
+。
【0666】
段階F:7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オン
【0667】
【化204】
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【0668】
250mL丸底フラスコ中、MeCN(80mL)中の2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オン(3.7g、16mmol)を加えて、懸濁液を得た。反応混合物を撹拌しながら加熱して約80℃とした。NCS(3.19g、23.9mmol))のMeCN(25mL)中溶液を滴下漏斗を介して滴下し、反応液を約80℃で約5時間撹拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、濾過し、水(40mL)で洗浄した。沈澱を真空乾燥機にて約70℃で約16時間乾燥させて、7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オンを得た(3.55g、84%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.27分;MS m/z:267(M+H)
+。
【0669】
段階G:4−ブロモ−7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0670】
【化205】
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【0671】
100mL三頸丸底フラスコ中、7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4(5H)−オン(1.30g、4.87mmol)およびPOBr
3(3.91g、13.6mmol)の混合物を加熱して約70℃として約10分間経過させ、次に加熱して約120℃として約45分間経過させた。追加のPOBr
3(1.40g、4.87mmol)を加え、約50分間加熱した。混合物を氷浴で冷却し、それに砕いた氷および水(40mL)の混合物を注意深く加えた。混合物を室温で約16時間撹拌した。その懸濁液に、DCM(60mL)を加え、約30分撹拌し、濾過して、いくつかの黒色固体を除去した。DCM層を分離し、水層をDCMで抽出した(20mLで2回)。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、シリカゲル(4から6g)に吸着させた。取得物をシリカゲルクロマトグラフィー(1%から3%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、4−ブロモ−7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジンを得た(0.85g、53%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.20分;MS m/z:331(M+H)
+。
【0672】
段階H:7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4−カルボニトリル
【0673】
【化206】
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【0674】
50mL丸底フラスコ中、DMF(10mL)中の4−ブロモ−7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン(0.770g、2.13mmol)、Zn(CN)
2(0.168g、1.44mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.174g、0.151mmol)を加えた。フラスコを脱気し、窒素でパージし、窒素下に約110℃から120℃で約50分間加熱した。反応混合物を水(25mL)で希釈し、約5分間撹拌し、濾過し、水(6mL)で洗浄した。沈澱を真空乾燥機にて約70℃で約16時間乾燥させて、粗7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4−カルボニトリルを得た(0.67g、98%)。MeOH(12mL)中のNaOH(1M水溶液、7.29mL、7.29mmol)を入れたフラスコに、H
2O
2(30%水溶液、1.24mL、12.2mmol)を加えた。この溶液を、7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4−カルボニトリル(0.670g、2.43mmol)の入ったフラスコに加え、約30℃で約5分間撹拌した。反応混合物を水(51mL)で希釈し、室温で約5分間撹拌し、濾過した。沈澱をEt
2Oで磨砕し、濾過し、真空乾燥機で約16時間乾燥させて、7−クロロ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チアゾロ[5,4−c]ピリジン−4−カルボキサミドを得た(0.597g、84%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.58分;MS m/z:294(M+H)
+。
【0675】
製造番号47:メチル4−((1R,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0676】
【化207】
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【0677】
段階A:メチル4−(3−オキソシクロペンタ−1−エン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0678】
【化208】
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【0679】
フラスコに、2−メチル−THF(18.64mL)および水(12.43mL)中のメチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(1.74g、3.82mmol、ビス(ピナコラト)ジボロンを用い製造番号1段階CからAを用いて製造)を入れた。混合物を冷水浴で冷却して約10℃とした。NaIO
4(1.23g、5.73mmol)を加え、反応液を約30分間撹拌し、1M HCl水溶液(8.41mL、8.41mmol)を滴下した。混合物を室温で約16時間撹拌した。追加の2−メチル−THF(50mL)を加え、水層を分離し、有機層を10%Na
2S
2O
3水溶液(30mLで2回)、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)およびブライン(20mL)で洗浄した。有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、粗(7−(メトキシカルボニル)−1−トシル−1H−インドール−4−イル)ボロン酸を得た。100mL丸底フラスコ中、ジオキサン(17mL)中の粗(7−(メトキシカルボニル)−1−トシル−1H−インドール−4−イル)ボロン酸(1.59g、4.26mmol)を加えた。Cs
2CO
3(3.47g、10.7mmol)の水(4.26mL)中溶液を加え、混合物を窒素で脱気し、次に不活性雰囲気下にPdCl
2(PPh
3)
2(0.209g、0.298mmol)および3−ブロモシクロペンタ−2−エンオン(1.4mL、12.8mmol)を加えた。混合物を約80℃で約3時間加熱し、冷却して室温とし、DCM(100mL)および水(50mL)を加えた。層を分離し、水層をDCMで抽出した(50mLで2回)。合わせた有機層をMgSO
4で脱水した。溶媒を減圧下に除去し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から60%EtOAc/ヘプタン)を用いて精製して、メチル4−(3−オキソシクロペンタ−1−エン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(1.2g、69%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ7.92(d、J=3.9Hz、1H)、7.71(d、J=7.9Hz、1H)、7.67−7.62(m、2H)、7.58(d、J=7.9Hz、1H)、7.39−7.31(m、2H)、7.23(d、J=3.9Hz、1H)、6.67(t、J=1.8Hz、1H)、3.83(s、3H)、3.12(dt、J=6.9、1.9Hz、2H)、2.47(dd、J=4.9、2.5Hz、2H)、2.33(s、3H)。
【0680】
段階B:(R)−メチル4−(3−オキソシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0681】
【化209】
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【0682】
40mL反応バイアル中、THF(5.67mL)中の(2S,5S)−5−ベンジル−3−メチル−2−(5−メチルフラン−2−イル)イミダゾリジン−4−オン(0.190g、0.703mmol)およびメチル4−(3−オキソシクロペンタ−1−エン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(3.05g、7.45mmol)を加えた。混合物を冷却して約0℃とし、窒素で脱気した。ジ−tert−ブチル2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート(1.05g、3.40mmol)およびトリクロロ酢酸(0.071mL、0.70mmol)を不活性雰囲気下に加えた。反応混合物を約4℃で約16時間撹拌した。追加のジ−tert−ブチル2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート(0.420g、1.36mmol)を加え、反応液を冷却しながら約72時間撹拌した。粗取得物をシリカゲルに吸着させ、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から45%EtAOc/ヘプタン)によって精製して、(R)−メチル4−(3−オキソシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(1g、79%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3−d)δ7.67−7.58(m、2H)、7.58−7.45(m、2H)、7.23−7.10(m、3H)、6.75(d、J=4.2Hz、1H)、3.91(s、3H)、3.73(tdd、J=10.1、7.6、6.0Hz、1H)、2.73−2.61(m、1H)、2.51−2.24(m、7H)、2.16−1.98(m、1H)。
【0683】
段階C:メチル4−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0684】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
200mL丸底フラスコ中、THF(32.4mL)中の(R)−メチル4−(3−オキソシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(1.60g、3.89mmol)を加えた。溶液を冷却して約−78℃とした。L−Selectride(7.78mL、7.78mmol)を約20分かけて滴下し、混合物を約16時間撹拌した。反応混合物を氷浴で冷却し、飽和NH
4Cl水溶液(60mL)を滴下し、EtOAc(100mL)および水(20mL)を加えた。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から65%EtOAc/ヘプタン)によって精製した。得られた残留物を、キラルクロマトグラフィー(表2、方法19)を用いて精製して、メチル4−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(0.36g、22%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.21分;MS m/z:431(M+H
2O)
+。
【0686】
段階D:メチル4−((1R,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0687】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
40mL反応バイアル中、THF(3.4mL)中のメチル4−((1R,3S)−3−ヒドロキシシクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(0.35g、0.85mmol)およびPPh
3(0.266g、1.02mmol)を加えた。溶液を冷却して約10℃とし、DIEA(0.148mL、0.846mmol)を加え、次にDIAD(0.197mL、1.02mmol)を滴下し、反応混合物を約30分間撹拌した。ジフェニルホスホルアジデート(0.219mL、1.02mmol)を滴下し、室温で約3時間撹拌した。PPh
3(0.289g、1.10mmol)のTHF(0.6mL)中溶液を滴下し、混合物を約18時間撹拌した。水(0.183mL、10.2mmol)を加え、混合物を約45℃で約72時間加熱した。その反応混合物に、DCM(10.7mL、166mmol)およびリン酸水素カリウム(0.737g、4.23mmol)の水溶液(水2.14mL、119mmol)を加えた。ジ−tert−ブチルジカーボネート(0.393mL、1.69mmol)のDCM(2.14mL、33.2mmol)中溶液を滴下し、室温で約1時間撹拌した。ブライン(2mL)を加え、有機層を分離し、ブライン(3mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から40%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、メチル4−((1R,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンチル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(0.396g、59%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.72分;MS m/z:530(M+H
2O)
+。
【0689】
製造番号48:tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−(5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イル)−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【0690】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
4−((6−ブロモピリジン−3−イル)メチル)モルホリン(0.300g、1.17mmol)のTHF(5mL)中混合物にn−BuLi(1.17mL、2.92mmol)を加えた。混合物を約−78℃で約1時間撹拌し、次にトリブチルクロロスタンナン(0.949g、2.92mmol)をゆっくり加えた。混合物を約1時間かけて昇温させて室温とし、飽和NH
4Cl溶液を加えた。混合物をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、粗4−((6−(トリブチルスタンニル)ピリジン−3−イル)メチル)モルホリンを得た。DMF(2mL)中のtert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−ヨード−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.300g、0.638mmol、製造番号40)を含む溶液をLiCl(0.270g、6.38mmol)、PdCl
2(dppf)−CH
2Cl
2付加物(0.156g、0.191mmol)および4−((6−(トリブチルスタンニル)ピリジン−3−イル)メチル)モルホリン(0.894g、1.91mmol)で処理した。混合物を約100℃で約16時間加熱し、冷却し、セライト(R)で濾過し、EtOAcと水との間で分配した。有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0%から5%MeOH/DCM)によって精製して、tert−ブチル3−((7−カルバモイル−2−(5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イル)−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(0.172g、11%)。LCMS(表1、方法av)R
t=1.24分;MS m/z:521(M+H)
+。
【0692】
製造番号49:tert−ブチル6−(7−カルバモイル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート
【0693】
【化213】
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【0694】
tert−ブチル6−(7−シアノ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート(0.973g、1.97mmol、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)および製造番号AH.1とともにtert−ブチル6−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート(製造番号W.1)からAGを用いて製造)のEtOH(3.93mL)中溶液に約0℃で、NaOH(1N水溶液、7.87mL、7.87mmol)を加え、次にH
2O
2(30%水溶液、1.12mL、9.84mmol)を加えた。約10分後、氷浴を外した。約1時間後、追加のNaOH(1N水溶液、7mL、7mmol)およびH
2O
2(30%水溶液、1.00mL、8.82mmol)およびDCM(3mL)を加えた。反応混合物を約1時間撹拌し、濃縮して約15mLとし、水(10mL)およびDCM(20mL)で希釈した。懸濁液を濾過して固体を除去した。DCM層を分離し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル6−(7−カルバモイル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレートを得た(0.138g、20%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.90分;MS m/z:359(M+H)
+。
【0695】
一般手順A:アリールまたはヘテロアリールハライドのアリールまたはヘテロアリールボロン酸またはボロン酸エステルとのスズキ反応
アリールハライド(好ましくは1当量)、ボロン酸またはボロン酸エステル(1から2当量、好ましくは1.1当量)および無機塩基(KF、Na
2CO
3、K
2CO
3またはCs
2CO
3、好ましくはNa
2CO
3またはCs
2CO
3など)(1.1から16当量、好ましくは2当量)の溶媒(例えば、THF、DME、DMF、1,4−ジオキサン、1,4−ジオキサン/水、DME/水、1,4−ジオキサン/水、トルエン/EtOH/水、1,4−ジオキサン/EtOH/水またはTHF/MeOH/水好ましくはTHF/MeOH/水、1,4−ジオキサン/水、DME/水または1,4−ジオキサン/EtOH/水)中混合物に、パラジウム触媒(例えばPd(OAc)
2、Pd
2dba
3、Pd(PPh
3)
4、ビス(アセトナト)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)、ポリマー結合FibreCat(商標名)1032、SiliaCat DPP−Pd、PdCl
2(dppf)、(1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)、またはPd(PPh
3)
2Cl
2;好ましくはPdCl
2(dppf)、(1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)、またはSiliaCat DPP−Pd0.01から0.20当量、好ましくは0.1当量)を加え、適宜に配位子(例えばトリシクロヘキシルホスフィン、トリ−tert−ブチル−ホスフィン;好ましくは「なし」またはトリシクロヘキシルホスフィン;0.01から1.0当量、好ましくは0.16当量)を加える。その混合物を、約40から120℃(好ましくは約70から85℃)で約1から48時間(好ましくは約24時間)加熱し、またはマイクロ波装置において約100から200℃(好ましくは約120から150℃)で約5から60分間(好ましくは約20から45分間)(好ましくは5分間ランプ時間、300ワット最大電力、250psi最大圧)加熱する。混合物を冷却して室温とし、下記の方法の一つを用いて後処理する。方法1.水を含む反応液の場合、混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈しても良い。層を分離し、有機溶液を水および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。方法2.混合物を減圧下に濃縮する。方法3.触媒を濾過によって除去し、濾液を減圧下に濃縮する。
【0696】
一般手順Aの説明
製造番号A.1:4−(3−アミノフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0697】
【化214】
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【0698】
容器に4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(2.08g、8.70mmol、製造番号2)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(2.10g、9.57mmol)、炭酸ナトリウム(2.77g、26.1mmol)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.637g、0.870mmol)を入れ、窒素でパージした。THF(71.4mL)、MeOH(10mL)、および水(10mL)の混合物を加え、反応液を約70℃で約24時間撹拌した。混合物をセライト(R)で濾過し、溶媒を減圧下に除去し、残留物をMeOH/DCM(0%から10%)で溶離を行うシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、固体を得た。その固体をエーテルで磨砕して、4−(3−アミノフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(1.37g、63%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=0.76分;MS m/z:293(M+MeCN+H)
+。
【0699】
【表3】
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【0700】
【表4】
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【0701】
【表5】
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【0702】
【表6】
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【0703】
【表7】
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【0704】
【表8】
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【0705】
【表9】
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【0706】
【表10】
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【0707】
【表11】
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【0708】
【表12】
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【0709】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
【0710】
【表14】
[この文献は図面を表示できません]
【0711】
【表15】
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【0712】
【表16】
[この文献は図面を表示できません]
【0713】
【表17】
[この文献は図面を表示できません]
【0714】
一般手順B:アミンによるアリールハライドの求核置換
アリールハライドまたはヘテロアリールハライドおよび適切な有機溶媒(DMSO、1,4−ジオキサン、n−ブタノール、THF、ピリジン、好ましくはDMSOまたはピリジンなど)の溶液に、アミン(1から10当量、好ましくは1当量)および塩基(TEA、ピリジン、DIEA、K
2CO
3、好ましくはTEAなど;1から5当量、好ましくは1当量)を加えた。得られた溶液を、約20℃から150℃(好ましくは約130℃から150℃)で1時間から72時間(好ましくは約24時間)の期間にわたり加熱撹拌するか、マイクロ波装置において約5分から2時間(好ましくは約30分間)撹拌する。混合物を、減圧下にまたは温窒素気流下に濃縮して、中間体または標的化合物を得るか、媒体(SiCO
3またはセライト(R)など)を通して濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOH、DMSO、1:1MeOH/DMSO、2:1MeOH/DMSOなど)で洗い、そして適宜に減圧下にまたは温窒素気流下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0715】
一般手順Bの説明
製造番号B.1:(R)−tert−ブチル1−(7−シアノ−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イルカーバメート
【0716】
【化215】
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【0717】
(R)−tert−ブチルピペリジン−3−イルカーバメート(1.501g、7.49mmol)および4−フルオロ−1H−インドール−7−カルボニトリル(0.6g、3.75mmol)のピリジン(3.02mL、37.5mmol)中混合物をマイクロ波オーブンにて約150℃で約30分間加熱した。混合物を溶媒留去して乾固させ、得られた残留物を、勾配30%から100%EtOAc/ヘキサンで溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、(R)−tert−ブチル1−(7−シアノ−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イルカーバメートを得た(0.4g、31%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.69分;MS m/z:341(M+H)
+。
【0718】
一般手順C:エステルのカルボン酸への加水分解
無希釈または有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOH、またはTHF/MeOH、好ましくは1,4−ジオキサンなど)中のエステル(好ましくは1当量)の入ったフラスコに、水系塩基(NaOHまたはLiOH水溶液など;1から10当量、好ましくは2から6当量)を加える。その混合物を約0℃から100℃(好ましくは約25℃から60℃)で約1から48時間(好ましくは約4から24時間)撹拌する。有機溶媒を減圧下に濃縮しても良い。好適な水系酸(HCl水溶液など)を加えることで混合物を酸性とする。沈澱が生成する場合、濾過によってそれを回収して生成物を得ても良い。固体が生成物ではない場合、混合物または濾液を減圧下に濃縮して、標的化合物をカルボン酸塩として得ても良い。別法として、混合物を、媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)を通過させて濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して、標的化合物としての残留物を得る。残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)水溶液で洗浄しても良い。次に、その有機溶液を乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得ても良い。
【0719】
一般手順Cの説明
実施例番号C.1:(E)−4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン酸
【0720】
【化216】
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【0721】
(E)−メチル4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エノエート(0.610g、1.68mmol、実施例番号D.1)を1,4−ジオキサン(8.39mL)に懸濁させた。水酸化リチウム(1M水溶液、8.39mL、8.39mmol)を加え、混合物を約60℃で約1時間撹拌した。反応液を濃縮して約8mLとし、水(10mL)で希釈した。1N HClを用いてpHを約4に調節した。固体を回収し、水で洗浄し、真空乾燥して、(E)−4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン酸(0.45g、77%)を固体として得た。粗生成物50mgを分取HPLC(表1、方法af)によって精製して30.9mgを得て、分析的に純粋な(E)−4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エン酸を得た。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.64分;MS m/z:350(M+H)
+(Btk IC
50=C)。
【0722】
一般手順D:アミンおよびカルボン酸からのアミドの形成
フラスコに、順序は特定されないが、カルボン酸またはカルボン酸塩(1から5当量、好ましくは1.1から1.5当量)、アミン(1から5当量、好ましくは1から1.5当量)、有機溶媒(DCM、DCE、THF、または1,4−ジオキサン、DMF、DMF/ピリジン好ましくはDCMまたはDMF/ピリジンなど)、ペプチドカップリング試薬(BOP−Cl、HATU、EDC、DCI、PyBOP、またはEDC・HCl、好ましくはHATUまたはEDCなど;1から10当量、好ましくは1から2.5当量)、塩基(TEA、DIEA、ピリジンまたはDIEA、好ましくはDIEAなど;1から20当量、好ましくは1から5当量)および適宜にHOBt(0から5当量、好ましくは0から1当量)を加える。次に、混合物を約10から60℃(好ましくは約25から50℃)で約5分から48時間(好ましくは約5分から24時間)撹拌した。適宜に、追加量の上記試薬を加えて、反応が完結するようにすることができる。得られた混合物は、減圧下に濃縮して、標的化合物を得ても良い。混合物を、媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)を通過して濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して、残留物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。生成物が分配されない場合、混合物を5分間から1時間(好ましくは30分間)撹拌することができ、減圧濾過によって固体を回収することができる。別法として、有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0723】
一般手順Dの説明:
実施例番号D.1:(E)−メチル4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エノエート
【0724】
【化217】
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【0725】
(E)−4−メトキシ−4−オキソブタ−2−エン酸(0.43g、3.28mmol)のDCM(40mL)およびDIEA(0.59mL、3.58mmol)中溶液に、HATU(1.362g、3.58mmol)を加えた。混合物を室温で5分間撹拌し、次に4−(3−アミノフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.75g、2.98mmol、製造番号A.1)を加えた。混合物を室温で約3時間撹拌した。混合物を濃縮し、残留物を水とEtOAcとの間で懸濁させた。混合物を室温で約30分撹拌し、濾過して固体を回収し、それを水およびEtOAcで洗浄し、真空乾燥して、(E)−メチル4−((3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)アミノ)−4−オキソブタ−2−エノエート(0.64g、59%)を得た。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.45分;MS m/z:364(M+H)
+(Btk IC
50=A)。
【0726】
【表18】
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【0727】
【表19】
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【0728】
【表20】
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【0729】
【表21】
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【0730】
【表22】
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【0731】
【表23】
[この文献は図面を表示できません]
【0732】
【表24】
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【0733】
【表25】
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【0734】
【表26】
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【0735】
【表27】
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【0736】
一般手順E:アミンおよび酸ハライドまたは無水物からのアミドの形成
適宜に塩酸塩としてのアミン(1から3当量、好ましくは1から3当量)の有機溶媒(DCM、DCE、DMF、DMA、NMP、THF、Et
2Oまたは1,4−ジオキサン、好ましくはDMF、DMA、またはDCMなど)中溶液に、塩基(TEA、DIEAまたはピリジンなど;1から4当量、好ましくはTEAまたはDIEA1から3当量)および酸ハライドまたは無水物(1から4当量、好ましくは1から4当量)を加えた。混合物を適宜に冷却して約0℃としてから、酸ハライドまたは無水物を加える。混合物を約0℃から60℃(好ましくは約0℃から50℃)で約5分から20時間(好ましくは約20分から2時間)撹拌する。混合物をAcOHで中和しても良い。混合物を減圧下に濃縮して、最終化合物を得ても良い。混合物を、媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)で濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaClNa
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。あるいは、反応液の濃縮からの残留物を水に懸濁させ、超音波処理し、減圧濾過によって回収する。
【0737】
一般手順Eの説明:
実施例番号E.1.4−(3−アクリルアミド−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0738】
【化218】
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【0739】
バイアルに、DCM(5mL)中の4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.189g、0.496mmol、実施例番号21)およびDIEA(0.129mL、0.743mmol)を加えた。混合物を冷却して約0℃とし、アクリロイルクロライド(0.044mL、0.545mmol)を撹拌しながら加えた。混合物を約20分かけて昇温させて室温とし、濃縮し、残留物を水(30mL)に懸濁させた。懸濁液を約5分間超音波処理し、濾過し、水、エーテルで洗浄し、真空乾燥した。粗生成物をシリカゲルカラムに加え、ヘプタン/EtOAc(0%から100%)で溶離して、4−(3−アクリルアミド−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.16g、74%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=3.02分;MS m/z:436(M+H)
+。(BTKIC
50=A)。
【0740】
【表28】
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【0741】
【表29】
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【0742】
【表30】
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【0743】
【表31】
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【0744】
【表32】
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【0745】
【表33】
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【0746】
【表34】
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【0747】
【表35】
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【0748】
【表36】
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【0749】
【表37】
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【0750】
【表38】
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【0751】
一般手順F:4−ヨードインドール−7−カルボキサミドの形成
2−アミノ−4−ニトロ安息香酸(好ましくは1当量)のMeOH中溶液に、濃硫酸(好ましくは1当量)をゆっくり加える。得られた溶液を約75℃で約3日間加熱する。冷却後、pH約10となるまでNaOH水溶液を加えることで反応液を中和する。反応液をEtOAcで抽出し、脱水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮する。この中間体(好ましくは1当量)に、メチルケトン(1から2当量、好ましくは2当量)および有機溶媒(好ましくはジメチルスルホキシド)を加える。反応液を冷却して約−15℃とする。塩基(好ましくはカリウムtert−ブトキシド2当量)を加える。約2.5時間室温で撹拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応停止し、室温で約1時間撹拌する。得られた懸濁液を濾過し、水で洗浄し、固体を高真空下に乾燥させる。この中間体(好ましくは1当量)に、((1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)オキシ)トリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(好ましくは2当量)、ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(好ましくは2当量)および塩化アンモニウム(好ましくは1.5当量)および有機溶媒(好ましくはDMF)を加える。有機塩基(好ましくはジイソプロピルエチルアミン、4当量)を加える。反応混合物を室温で終夜撹拌する。混合物を水に投入し、得られた沈澱を濾過し、水およびEtOAcで洗浄し、回収する。この中間体(好ましくは1当量)に、有機溶媒(好ましくはMeOH)を加え、溶液を窒素でパージする。この溶液に、10%パラジウム/炭素(好ましくは0.1当量)を加える。得られた懸濁液を水素(約0.21MPa(30psi))で処理する。室温で終夜撹拌後、反応液を濾過し、固体をMeOHで洗う。濾液を濃縮する。この中間体(好ましくは1当量)の有機溶媒(好ましくはMeCN)中氷冷懸濁液および2N HCl(好ましくは5.4当量)に、撹拌しながら、温度を約−5℃に維持しながら、亜硝酸ナトリウム(好ましくは2.2当量)の水溶液を加える。約30分撹拌後、冷ヨウ化カリウム水溶液(好ましくは2.5当量)を反応液に加え、得られた混合物を室温で約30分間撹拌する。反応液を加熱して約85℃として約5分間経過させる。反応液を冷却して室温とし、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和してpH8とする。混合物をDCMで抽出する。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮する。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(好ましくはシリカゲル、石油エーテル)によって精製して、標的化合物を得る。
【0752】
一般手順Fの説明
実施例番号F.1:4−ヨード−2−(ピリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0753】
【化219】
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【0754】
2−アミノ−4−ニトロ安息香酸(102g、560mmol)のMeOH(1.5リットル)中溶液に、濃硫酸(0.030リットル、560mmol)をゆっくり加える。得られた溶液を約75℃で約3日間加熱する。冷却後、pH約10までNaOH水溶液を加えることで生成物を中和する。粗生成物をEtOAcで抽出し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、メチル2−アミノ−4−ニトロベンゾエートを得た(100g、91%)。LC/MS(表1、方法ar)R
t=1.85分;MS m/z197.1(M+H)
+。ジメチルスルホキシド(150mL)中のこの取得物の一部(25g、127mmol)および1−(ピリジン−3−イル)エタノン(30.9g、255mmol)に約−15℃で、カリウムtert−ブトキシド(28.6g、255mmol)を加えた。室温で約2.5時間撹拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液(100mL)で反応停止し、室温で約1時間撹拌する。得られた懸濁液を濾過し、水で洗浄し、高真空下に乾燥させて、4−ニトロ−2−(ピリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(22.4g、34%)。LC/MS(表1、方法ab)。R
t=1.50分;MS m/z284.1(M+H)
+。この取得物(26.9g、95mmol)、((1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)オキシ)トリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(99g、190mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(29.1g、190mmol)および塩化アンモニウム(7.62g、142mmol)のDMF(150mL)中混合物に、ジイソプロピルエチルアミン(66.3mL、380mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を水1000mLに投入し、沈澱を濾過し、水およびEtOAcで洗浄し、回収して、4−ニトロ−2−(ピリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(17.48g、56%)。LC/MS(表1、方法ar)R
t=1.44分;MS m/z283.1(M+H)
+。この取得物(17.5g、52.6mmol)のMeOH(1.5L)中溶液を窒素パージ下に撹拌しながら、それに10%パラジウム/炭素(5.60g、5.26mmol)を加えた。得られた懸濁液を水素(約0.21MPa(30psi))で処理した。室温で終夜撹拌後、反応液を濾過し、固体をMeOHで洗った。濾液を濃縮して、4−アミノ−2−(ピリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(10g、75%)。LC/MS(表1、方法ar)R
t=1.10分;MS m/z253.1(M+H)
+。この取得物(13g、51.5mmol)のMeCN(150mL)および2N塩化水素(188mL、376mmol)中懸濁液を氷冷し、撹拌しながら、温度を約−5℃以下に維持しながら、それに亜硝酸ナトリウム(7.82g、113mmol)の水溶液(水20mL)を加えた。約30分撹拌後、冷ヨウ化カリウム水溶液(21.4g、129mmol)を反応液に加え、得られた混合物を室温で約30分間撹拌した。反応液を水浴(85℃)上で5分間加熱した。反応液を冷却して室温とし、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で中和してpH8とした。混合物をDCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、石油エーテル)によって精製して、4−ヨード−2−(ピリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(2.0g、9%)。LC/MS(表1、方法ab)R
t=1.88分;MS m/z364.0(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0755】
一般手順G:Boc保護アミンの酸性開裂
N−Bocアミン(1当量)の有機溶媒(DCM、DCE、1,4−ジオキサン、EtOAcまたはMeOH、好ましくはDCM、EtOAcまたは1,4−ジオキサンなど)中溶液に、酸(TFAまたはHCl、好ましくはTFAなど;2から35当量、好ましくは15から25当量)を加える。その混合物を約0℃から100℃(好ましくは約20℃から60℃)で約1から24時間(好ましくは約1から6時間)撹拌する。適宜に、追加の酸(2から35当量、好ましくは20から25当量)を加えることができ、混合物を約0℃から100℃(好ましくは約15℃から60℃)で約1から24時間(好ましくは約1から6時間)撹拌する。固体が混合物中に存在する場合、混合物を濾過しても良く、固体を1,4−ジオキサンまたはEt
2Oなどの有機溶媒で洗浄する。得られた固体を真空乾燥して、標的化合物を得ても良い。あるいは、その混合物を減圧下に濃縮して、最終化合物を得ても良い。あるいは、その混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)で濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaClNa
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0756】
一般手順Gの説明
実施例番号G.1.2−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0757】
【化220】
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【0758】
tert−ブチル3−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート(0.6g、1mmol、製造番号15)のEtOAc(20mL)中溶液に、室温でHCl/EtOAcを加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。固体を、濾過によって塩として回収し、乾燥させて、2−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド塩酸塩を得た(0.5g、94%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.39分;MS m/z:462(M+H)
+(Btk IC
50=A)。
【0759】
【表39】
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【0760】
一般手順H:1級もしくは2級アミンによるアルデヒドまたはケトンの還元的アミノ化
アルデヒドまたはケトン(好ましくは1.0当量から1.3当量)およびアミンもしくはアミン塩(好ましくは1.0から2.2当量)を、ほぼ室温から約80℃(好ましくは、ほぼ室温)で有機溶媒または有機溶媒の混合物(DCM、DCEまたはMeOH、またはDCEおよびMeOHの混合物、好ましくはDCE、MeOH、または1:1MeOH/DCMなど)に加える。アミン塩を用いる場合、アミン塩基(TEAまたはDIEAなど、1.0から2.2当量)を加えても良い。AcOH(0.1当量から5.0当量)を加えても良い。混合物を、室温で約1から90分間(好ましくは5から30分間)撹拌する。還元剤(NaBH(OAc)
3、Na(CN)BH
3、NaBH
4、Biotage(商標名)からのMP−シアノホウ素水素化物など、0.5から5.0当量、好ましくは2.5から3.0当量のNaBH(OAc)
3)を、固体としてまたは有機溶媒(DCM、DCEまたはMeOH、またはDCEおよびMeOHの混合物など)中溶液として加える。混合物を室温で約30分から72時間(好ましくは1から24時間)撹拌する。粗混合物を、減圧下に濃縮するか、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaClまたはNa
2SO
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0761】
一般手順Hの説明
実施例番号H.1.2−(1−メチル−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0762】
【化221】
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【0763】
2−(2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(50mg、0.1mmol、実施例番号G.1)のMeOH(1mL)中溶液に、室温で(CH
2O)
n(1.6mg、0.054mmol)を加えた。N
2雰囲気下に室温で1時間撹拌後、NaBH(OAc)
3(60mg、0.27mmol)を加えた。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して残留物を得て、それを分取HPLCによって精製して、2−(1−メチル−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(15mg、32%)。LC/MS(表1、方法o)R
t=2.05分;MS m/z:476(M+H)
+(Btk IC
50A)。
【0764】
【表40】
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【0765】
【表41】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
一般手順I:アミンおよびスルホニルクロライドからのスルホンアミドの形成
フラスコに、適宜に塩酸塩としてのアミン(1.0当量)、溶媒もしくは溶媒混合物(DCM、DCE、EtOAc、THF、1,4−ジオキサン、ピリジン、DME、またはピリジン/DCMなど、好ましくはTHF)を、適宜に塩基(TEA、DIEA、好ましくはDIEAなど;1から5当量、好ましくは1から2当量)およびスルホニルクロライド(0.9から2.0当量、好ましくは1.0から1.25当量)とともに加える。混合物を約0から80℃(好ましくは約0から35℃)で約1時間から24時間(好ましくは5時間から16時間)撹拌する。混合物を減圧下に濃縮して、残留物を標的化合物として得ても良い。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0767】
一般手順Iの説明
実施例番号I.1:4−(3−(ビニルスルホンアミド)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0768】
【化222】
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【0769】
4−(3−アミノフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.11g、0.438mmol、製造番号A.1)、THF(4mL)およびDIEA(0.152mL、0.876mmol)の混合物に約0℃(氷浴)で、エテンスルホニルクロライド(0.058g、0.460mmol、FCH Group)を加えた。氷浴を外し、混合物を室温で約6時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物をDCMに溶かし、水(2回)、ブラインで洗浄し、Biotage相分離装置を通過させた。混合物を減圧下に濃縮し、残留物を、0%から10%MeOH/DCMの勾配を用いてシリカゲルで精製して固体を得た。固体をエーテルで磨砕した(3回、各エーテル添加後に超音波処理)。固体を減圧下に75℃で終夜乾燥させて、4−(3−(ビニルスルホンアミド)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(29mg、19%)。LC/MS(表1、方法c)R
t=2.34分;MS m/z342(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【0770】
一般手順J:アミン求核剤によるアルキルハライドの置換
フラスコにアルキルハライド(好ましくは1当量)および有機溶媒(THF、MeCN、DMF、DMA、NMPまたはDMSOなど;好ましくはTHFまたはMeCN)を入れる。そのフラスコに、順序は特定されないがアミン求核剤(1から25当量、好ましくは1.2から20当量)および適宜に塩基(LiHMDS、NaH、K
2CO
3、NaHMDS、NaOt−Bu、KHMDSまたはKOt−Buなど、好ましくは「なし」、NaHまたはK
2CO
3;1から5当量、好ましくは1から3当量)を加える。混合物を約0から100℃(好ましくは約0から40℃)で約1から24時間(好ましくは約3から20時間)撹拌する。混合物を減圧下に濃縮して、残留物を標的化合物として得ても良い。残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過しおよび減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。あるいは、反応混合物の濃縮からの残留物を水に懸濁させ、超音波処理し、減圧濾過によって回収することができる。
【0771】
一般手順Jの説明
実施例番号J.1:(E)−4−(3−(4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エンアミド)−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0772】
【化223】
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【0773】
(E)−4−(3−(4−ブロモブタ−2−エンアミド)−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(1.4g、3.40mmol、からEを用いて製造4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(実施例番号16)および(E)−4−ブロモブタ−2−エノイルクロライド[J. Org. Chem. 2011, 76, 4467])のTHF(24mL)中溶液に0℃で、2Mジメチルアミン/THF(34.0mL、67.9mmol)を加えた。混合物を3時間撹拌しながら、昇温させて室温とした。混合物を減圧下に濃縮し、残留物に水(15mL)を加えた。混合物を室温で約20分間超音波処理し、濾過し、水で洗浄し、真空乾燥した。残留物をシリカゲルカラムに加え、MeOH/DCM(0%から15%)で溶離して、粗生成物を得た(0.650g)。粗生成物をDMA(5mL)に溶かし、室温で20分間撹拌しながら水(100mL)を加えた。混合物を濾過し、水で洗浄し(50mLで3回)、真空乾燥して、(E)−4−(3−(4−(ジメチルアミノ)ブタ−2−エンアミド)−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.40g、31%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.05分;MS m/z377(M+H)
+。(Btk IC
50B)。
【0774】
【表42】
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【0775】
【表43】
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【0776】
【表44】
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【0777】
一般手順K:アセトニドの加水分解
アセトニド(好ましくは1当量)の有機溶媒(1,4−ジオキサンおよびTHFなど、好ましくはTHF)中溶液に、4M HCl/1,4−ジオキサンなどの酸(3から100当量、好ましくは30から40当量)を加える。反応混合物を、約20から120℃(好ましくは、従来の加熱を用いてほぼ室温;マイクロ波照射を用いて約120℃)で約0.25から24時間(好ましくは、従来の加熱を用いて約4時間;マイクロ波照射を用いて約20分間)加熱する。反応混合物を放冷して環境温度としてから、それを有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)と水系塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3またはNaOHなど、好ましくはNaHCO
3)との間で分配しても良く、水層を追加の有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出しても良い。有機層を無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。あるいは、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。
【0778】
一般手順Kの説明:
実施例番号K.1
*:2−(1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0779】
【化224】
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【0780】
2−(1−(((R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.047g、0.082mmol、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび(R)−1−((2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(製造番号20)からAを用い、3−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)キナゾリン−4(3H)−オン[PCT Int. Appl.、WO2011159857]からAを用いて製造)のTHF(5mL)中溶液に、4M HCl/1,4−ジオキサン(0.5mL)を加えた。混合物を室温で約4時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法af)によって精製して、2−(1−((R)−2,3−ジヒドロキシプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.035g、80%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.65分;MS m/z535.(Btk IC
50=A)
【0781】
【表45】
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【0782】
一般手順L:アルケンの水素化
丸底フラスコに、Pd/CまたはPd(OH)
2(10または20重量%、約0.005から1.0当量、好ましくは0.5から1.0当量)などのパラジウム触媒を入れる。フラスコの排気とそれに続く窒素導入を2から5回(好ましくは3回)行ってから、窒素雰囲気下に有機溶媒または溶媒混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはMeOH/AcOH)を加える。その混合物に、アルケン(好ましくは1当量)を、無希釈または適宜に有機溶媒または溶媒混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはMeOH)中の溶液として加える。混合物を、水素雰囲気(約0.21MPaから0.34MPa(約30から50psi))下に約1から60時間(好ましくは約4から5時間)撹拌する。適宜に、Pd/CまたはPd(OH)
2カートリッジ(10または20重量%)とともに反応H−cube装置を用いて行うことができ、原料は、好ましい溶媒中の溶液としてその系を通過させる。TLC、LC/MSまたはHPLCによってモニタリングして反応が進行・完了しない場合、混合物を加熱して約30から80℃(好ましくは約50℃)として約1から24時間(好ましくは約16時間)経過させても良く、H−cubeを用いて反応を行う場合は、圧力を上昇させることができる(25から50バール、好ましくは40から50バール)。次に、混合物を濾過し、フィルターケーキを有機溶媒(EtOAc、MeOHまたはEtOHなど、好ましくは反応溶媒)で洗い、濾液を減圧下に濃縮して、粗生成物を得る。
【0783】
一般手順Lの説明
実施例番号L.1:2−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0784】
【化225】
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【0785】
2−(1−アセチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(300mg、0.772mmol、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド(製造番号1)および1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)エタノン[Combi−Blocks]を用いてAを用い、3−アミノ−2−メチルフェニルボロン酸、ピナコールエステル[Combi−Blocks]を用いてAを用い製造)および溶媒MeOH(72mL)を、250mLステンレス製圧力瓶中の20重量%Pd/C(60.0mg、0.564mmol)に加え、約0.21MPa(30psi)で約4.5時間撹拌し、次に約50℃で約16時間撹拌する。反応液を濾過し、減圧下に濃縮し、残留物を、0%から10%MeOH/DCMの勾配を用いてシリカゲルで精製して、2−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得る(77.1mg、0.197mmol)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.06分;MS m/z391.(Btk IC
50=B)。
【0786】
一般手順M:O−シリルエーテルからのシリル基の除去
方法1:
O−シリル−エーテル(1当量)の有機溶媒(DMF、1,4−ジオキサン、またはDCMなど、好ましくはDCM)中溶液に、酸(TFAまたはHClなど、5から50当量、好ましくは30当量)を加え、混合物を約0から50℃(好ましくは約15から25℃)で約1から48時間(好ましくは約4から16時間)撹拌する。あるいは、追加の酸(5から20当量、好ましくは10当量)を加えることができ、その混合物を加熱して約30から100℃(好ましくは約50から80℃)として約0.5から10時間(好ましくは約1から5時間)経過させる。
【0787】
方法2:
O−シリルエーテル(1当量)の有機溶媒(DMF、1,4−ジオキサンまたはDCMなど、好ましくはDMF)中溶液に、HF、TBAFなどのフッ素源(1から10当量、好ましくは4当量)を加え、混合物を約20から110℃(好ましくは約25から60℃)で約1から20時間(好ましくは約2から8時間)撹拌する。
【0788】
いずれの方法においても、混合物を冷却し、沈澱を濾過することで、標的化合物を単離しても良い。あるいは、混合物を減圧下に濃縮して標的化合物を得ても良い。あるいは、混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)で濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、またはEtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0789】
一般手順Mの説明:
実施例番号M.1:N−(3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−2−(ヒドロキシメチル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0790】
【化226】
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【0791】
N−(2−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)−3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(100mg、0.170mmol、チアゾール−2−カルボン酸および2−((tert−ブチルジメチルシリルオキシ)メチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン[Matrix]、Aおよび製造番号10からDを用いて製造)の1,4−ジオキサン(2mL)中溶液に、3N HCl水溶液(2mL、6.00mmol)を加え、次に混合物を約25℃で約3時間撹拌する。得られた溶液をEtOAc(5mL)で希釈し、水(3mL)で洗浄する。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濃縮して粗生成物を得て、それを分取TLC(DCM:MeOH=20:1)によって精製して、N−(3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−2−(ヒドロキシメチル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得る(36mg、45%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.16(s、1H)、10.92(s、1H)、8.32(s、1H)、8.27−8.25(d、J=8.4Hz、1H)、8.14−8.07(m、3H)、7.94(s、1H)、7.67−7.65(d、J=6.4Hz、1H)、7.46−7.43(m、2H)、7.14−7.12(d、J=7.6Hz、1H)、6.96−6.94(d、J=7.6Hz、1H)、6.31(s、1H)、5.78(s、1H)、4.54−4.47(m、2H)、3.82(s、3H)。LC/MS(表1、方法o)R
t=2.73分;MS m/z:473(M−H)
+。(Btk IC
50=A)。
【0792】
【表46】
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【0793】
一般手順N:スルホンアミドの加水分解
有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHF/MeOHなど、好ましくは1,4−ジオキサン)中のスルホンアミド、例えば、スルホニル保護インドール(好ましくは1当量)の入ったフラスコに、塩基(K
2CO
3、Cs
2CO
3、Na
2CO
3水溶液またはNaOH水溶液など、1から30当量;好ましくはCs
2CO
3の場合に1から5当量)を加える。混合物を約25から100℃(好ましくは約60℃)で約1から72時間(好ましくは約1から18時間)撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによるモニタリングで反応が進行・完結しない場合は、追加の塩基(K
2CO
3、Cs
2CO
3、Na
2CO
3水溶液またはNaOH水溶液など、好ましくはCs
2CO
3の場合に1から5当量)および/または共溶媒(EtOHなど)を加える。約25から100℃(好ましくは約60℃)で約0.25から3時間(好ましくは約1から2時間)反応を続ける。別の塩基不安定基(例えば、エステルまたはシアノ基)が存在する場合はいずれも、その基を加水分解しても良い。下記の方法の一つを用いて反応の後処理を行う。方法1.有機溶媒を減圧下に除去しても良く、その水溶液を好適な水系酸(HCl水溶液など)を加えることで中和する。好適な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固させて、標的化合物を得る。方法2.有機溶媒を減圧下に除去しても良く、好適な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固させて、標的化合物を得る。方法3.反応混合物を減圧下に濃縮し、後述の方法のいずれかによって直接精製する。
【0794】
一般手順Nの説明:
製造番号N.1::(R)−4−(3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボニトリル.
【0795】
【化227】
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【0796】
(R)−4−(3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(0.12g、0.229mmol、4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(製造番号27、段階A)および(R)−3−(ピペリジン−3−イル)キナゾリン−4(3H)−オン(製造番号31)からBを用いて製造)のTHF(2mL)およびMeOH(1mL)中混合物に炭酸セシウム(0.128mL、1.60mmol)を加え、室温で約18時間撹拌した。反応液を水(60mL)で希釈し、さらに20分間撹拌した。混合物をDCMで抽出し、Biotage相分離装置を通過させることで脱水して残留水分を除去し、溶媒留去して乾固させて、(R)−4−(3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(0.044g、52%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.50分;MS m/z:370(M+H)
+。
【0797】
一般手順O:ニトリルの1級アミドへの加水分解
有機溶媒(MeOH、EtOH、DMSO、DMSO/MeOH、またはDMSO/EtOHなど、好ましくはDMSO/EtOH)中のニトリル(nitile)(好ましくは1当量)の入ったフラスコに、塩基(KOH、KOH水溶液またはNaOH水溶液など、1から30当量、好ましくはKOHの場合3から5当量、好ましくはNaOH水溶液の場合10から15当量)を加える。混合物をほぼ室温で約1から30分間(好ましくは約1から10分間)撹拌し、次に混合物に30%H
2O
2(5から30当量、好ましくは9から27当量)をゆっくり加え、反応混合物を室温で約10から30分間撹拌する。TLC、LC/MSまたはHPLCによるモニタリングで反応が進行・完了しない場合、その反応を室温で約0.25から1時間(好ましくは約0.25から0.5時間)続ける。次の方法の一つを用いて反応の後処理を行う。方法1.その混合物を飽和NH
4Clおよび水で希釈し、ほぼ室温で約1から30分間撹拌する。得られた懸濁液を濾過によって回収し、好適な溶媒(MeOH、EtOH、または水など)で洗浄し、フィルターケーキを真空乾燥して、標的化合物を得る。方法2.適宜に有機溶媒を減圧下に除去し、好適な有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)および水を加え、層を分離し、有機溶液を無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮乾固して、標的化合物を得る。方法3.反応混合物を減圧下に濃縮し、後述の方法のいずれかによって精製する。
【0798】
一般手順Oの説明:
実施例番号O.1:N−(トランス−1−(7−カルバモイル−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0799】
【化228】
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【0800】
N−(トランス−1−(7−シアノ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド(36mg、0.068mmol、B製造番号27および製造番号23を用い、Cs
2CO
3を用いてNを用いて製造)のDMSO(0.8mL)中溶液を撹拌しながら、それにEtOH(4.8mL)およびKOH(12.81mg、0.228mmol)を加えた。混合物を室温で約10分撹拌し、混合物に30%H
2O
2(0.070mg、0.615μmol)をゆっくり加え、反応混合物を室温で約15分間撹拌した。次に、混合物に水(6mL)を加え、溶液をEtOAcで抽出した(20mLで3回)。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、N−(トランス−1−(7−カルバモイル−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−4−ヒドロキシピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(15mg、40%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.52分;MS m/z:545(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【0801】
【表47】
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【0802】
一般手順P:アリールハライドまたはヘテロアリールハライドからのボロネートの形成
ハライド、例えばブロモインドール(好ましくは1当量)、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1から3当量、好ましくは1.2当量)、酢酸カリウム(2から5当量、好ましくは3当量)の溶媒(THFまたは1,4−ジオキサンなど;好ましくは1,4−ジオキサン)中混合物に、パラジウム触媒(例えばPd
2dba
3もしくは(1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のDCMとの錯体;好ましくは1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のDCMとの錯体、0.01から0.20当量、好ましくは0.1当量)を加える。混合物を約40から120℃(好ましくは約80℃)で約1から24時間(好ましくは約16時間)加熱する。混合物を放冷して室温とし、次の方法のうちの一つを用いて後処理する。方法1.混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈しても良く、有機溶液を水および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。方法2.混合物を減圧下に濃縮し、適宜に上記の精製方法のうちの1以上を用いて精製して、所望の化合物を得る。方法3.触媒を濾過によって除去し、濾液を減圧下に濃縮する。
【0803】
一般手順Pの説明
製造番号P.1:4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0804】
【化229】
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【0805】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(5g、20.9mmol、製造番号2)、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(6.37g、25.1mmol)、酢酸カリウム(6.16g、62.7mmol)およびPd(dppf)Cl
2−DCM(0.85g、1.05mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)中混合物をN
2下に約80℃で終夜加熱した。溶媒を減圧下に除去して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(3g、50%)。
1H NMR(CDCl
3)δ10.30(br、1H)、7.64−7.62(d、J=8Hz、1H)、7.40−7.38(m、2H)、7.08−7.07(m、1H)、1.42(s、12H)。
【0806】
一般手順Q:アルコールのミツノブ反応
有機溶媒(THF、ベンゼン、トルエン、または1,4−ジオキサンなど、好ましくはトルエンまたは1,4−ジオキサン)中のアルコール(好ましくは1当量)に、好適に酸性の反応物(カルボン酸、フェノール化合物またはヘテロアリールアルコールなど、1から3当量、好ましくは1当量)を加え、次にトリ−n−ブチルホスフィン、トリフェニルホスフィンまたはポリマー結合トリフェニルホスフィン(好ましくはトリフェニルホスフィン、1から3当量、好ましくは1.2当量)を加え、TMAD、1,1′−(アゾジカルボニル)ジピペリジン、DIADまたはDEAD(好ましくはDEAD、1から3当量、好ましくは1.2当量)を約0℃から120℃(好ましくは0℃から25℃)で滴下する。反応混合物を、約25から120℃で約5から48時間(好ましくは約16時間)撹拌する。あるいは、約0.1から24時間後に、追加のホスフィン試薬(0.2から2当量)およびTMAD、1,1′−(アゾジカルボニル)ジピペリジン、DIADまたはDEAD(0.2から1当量)を加えて、反応を促進して完了させる。方法1.ポリマー結合試薬を用いる場合、反応混合物を濾過し、DCM、EtOAcおよびMeOHなどの溶媒の混合物で洗浄する(好ましくはDCMと次にMeOH)。濾液を減圧下に濃縮する。方法2.ポリマー結合試薬を用いない場合、反応混合物をDCMまたはEtOAcなどの有機溶媒で希釈しても良く、次に水、飽和NaHCO
3水溶液、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4またはMgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮する。あるいは、反応混合物を減圧下に直接濃縮する。
【0807】
一般手順Qの説明
製造番号Q.1:2−((4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)メチル)チアゾール
【0808】
【化230】
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【0809】
4−ブロモ−3−ニトロフェノール(2g、9.17mmol、製造番号S.1)、チアゾール−2−イルメタノール(1.01g、9.17mmol)およびトリフェニルホスフィン(2.9g、11.01mmol)の脱水トルエン(50mL)中溶液に、約0℃でN
2下にDEAD(1.7mL、11.01mmol)を加えた。次に、混合物を終夜加熱還流した。冷却して室温とした後、混合物を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、2−((4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)メチル)チアゾールを得た(2g、69%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.83(d、J=3.1Hz、1H)、7.63(d、J=8.8Hz、1H)、7.53(d、J=3.1Hz、1H)、7.42(d、J=3.1Hz、1H)、7.12(dd、J=3.1、8.8Hz、1H)、5.43(s、2H)。
【0810】
一般手順R:Feを用いるニトロ基のアミンへの還元
ニトロ含有化合物の溶媒(MeOH、EtOH、MeOH/水またはEtOH/水など、好ましくはEtOH/水)中混合物に、Fe(3から5当量、好ましくは5当量)およびNH
4Cl(3から5当量、好ましくは5当量)を加える。混合物を、約40から100℃(好ましくは約80℃)で約2から24時間(好ましくは約16時間)加熱する。混合物を放冷して室温とし、次の方法のいずれかを用いて後処理する。方法1.混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈しても良く、有機溶液を水および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。方法2.その混合物を減圧下に濃縮し、適宜に、上記の精製方法の1以上を用いて精製して、所望の化合物を得る。方法3.触媒を濾過によって除去し、濾液を減圧下に濃縮する。この一般手順によって製造した中間体および最終化合物は、上記の精製方法の1以上を用いて精製しても良い。
【0811】
一般手順Rの説明
製造番号R.1:2−ブロモ−5−(チアゾール−2−イルメトキシ)アニリン
【0812】
【化231】
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【0813】
2−((4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)メチル)チアゾール(1g、3.2mmol)のEtOH(40mL)および水(20mL)中溶液に、鉄(0.88g、15.8mmol)およびNH
4Cl(0.85g、15.8mmol)を加えた。混合物を終夜加熱還流した。混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、水を加えることでそれを希釈し、EtOAcによって抽出した。有機層を減圧下に濃縮して、2−ブロモ−5−(チアゾール−2−イルメトキシ)アニリンを得た(0.7g、77%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.46分;MS m/z285(M+H)
+。
【0814】
一般手順S:アリールメチルエーテルの脱メチル化
メトキシ化合物の溶媒(DCM、DCE、THF、ベンゼン、トルエン、または1,4−ジオキサンなど、好ましくはDCM)中混合物に、BBr
3(2から24当量、好ましくは2.5当量)をゆっくり加える。混合物を、約30から110℃(好ましくは約45℃)で約2から24時間(好ましくは約4から24時間)加熱する。混合物を放冷して0から10℃(好ましくは約0℃)とし、水で希釈する。その混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈しても良く、有機溶液を水および/または飽和NaHCO
3および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。
【0815】
一般手順Sの説明
製造番号S.1:4−ブロモ−3−ニトロフェノール
【0816】
【化232】
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【0817】
1−ブロモ−4−メトキシ−2−ニトロベンゼン(20g、82mmol)のDCM(800mL)中溶液に、DCM(120mL)中のBBr
3(19mL、207mmol)を滴下した。得られた混合物を終夜加熱還流した。混合物を氷水で冷却し、水を加えることで希釈する。次に、混合物を飽和NaHCO
3およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−ブロモ−3−ニトロフェノール(6g、31%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3):δ7.57(d、J=8.8Hz、1H)、7.35(d、J=2.6Hz、1H)、6.94(dd、J=2.9、8.6Hz、1H)、5.90(br、1H)。
【0818】
一般手順T:アリールハライドまたはヘテロアリールハライドのアミンとのブッフバルト反応
アリールハライドまたはヘテロアリールハライド(1.0当量)、アミン(1から2.2当量、好ましくは1から1.2当量)、パラジウム触媒(Pd
2dba
3またはPd(OAc)
2など、好ましくはPd
2dba
3;0.01から1.0当量、好ましくは0.04から0.1当量)、配位子(X−phos、Xanthphosまたはtert−ブチル−X−phosなど、好ましくはtert−ブチル−X−phosまたはX−Phos、0.01から2.0当量、好ましくは0.04から0.1当量)および塩基(K
2CO
3、Na
2CO
3、Cs
2CO
3、K
3PO
4、NaOt−Bu、KOt−Bu、KOAc、KOHなど、好ましくはK
2CO
3;1から5当量、好ましくは1から3当量)の混合物を、溶媒(1,4−ジオキサン、t−BuOHなど、好ましくはt−BuOH)に加える。混合物を不活性雰囲気(窒素またはアルゴンなど、好ましくは窒素)下に脱気し、従来の加熱によって約80から100℃(好ましくは約85から95℃)で約2から24時間(好ましくは約18時間)、または約100から150℃で加熱を行うマイクロ波加熱によって約30分間から2時間加熱する。混合物を冷却して室温とする。混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOH、DMSO、1:1MeOH/DMSOまたは2:1MeOH/DMSOなど、好ましくはMeOH/DMSO)で洗い、次に濾液を減圧下または温窒素気流下に濃縮して、残留物を得ても良い。
【0819】
一般手順Tの説明
製造番号T.1:4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルアミノ)−2−p−トリル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0820】
【化233】
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【0821】
密閉マイクロ波管中、4−ヨード−2−(p−トリル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(99mg、0.26mmol、1−(p−トリル)エタノンを用いてFを用い製造)、1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルアミン(27mg、0.26mmol、Maybridge−Int)、X−Phos(7.53mg、0.016mmol)、K
2CO
3(44mg、0.316mmol)およびPd
2dba
3(14mg、0.016mmol)をt−BuOH(1.32mL)中で合わせた。管を脱気し、N
2でパージし、約85℃で18時間加熱した。反応液を冷却して室温とし、セライト(R)で濾過した。濾液をDCMで2回抽出した。合わせた有機層を濃縮した。残留生成物を順相カラム(18mg、20%)で精製した。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.48分;MS m/z346(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0822】
【表48】
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【0823】
一般手順U:アリールハライドまたはヘテロアリールハライドの有機亜鉛とのネギシ交差カップリング反応
アリールハライドまたはヘテロアリールハライド(好ましくは1.0当量)、有機溶媒または溶媒混合物(THF、Et
2Oまたは1,4−ジオキサンなど、好ましくはTHF)、有機亜鉛化合物(0.67から1.5当量、好ましくは0.9から1.2当量)、パラジウム触媒(Pd(PPh
3)
4など、0.01から1.0当量、好ましくは0.025から0.10当量)の混合物を、ほぼ室温から90℃(好ましくは約85℃)で約1から24時間(好ましくは約18時間)撹拌する。混合物を冷却して室温とする。混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、次に適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0824】
一般手順Uの説明
製造番号U.1:4−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−2−p−トリル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0825】
【化234】
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【0826】
4−ヨード−2−(p−トリル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(97mg、0.258mmol、1−(p−トリル)エタノンからFを用いて製造)、(2−クロロ−6−フルオロベンジル)亜鉛(II)ブロマイド(0.77mL、0.387mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(15mg、0.013mmol)を、密閉マイクロ波管中THF(0.82mL)に溶かし、85℃で約18時間加熱した。反応液を冷却して室温とし、セライト(R)で濾過した。濾液を濃縮して残留物を得た。残留物をEtOAc/ヘキサンで溶離を行う順相カラムで精製して、4−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−2−p−トリル−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(30mg、30%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=2.09分;MS m/z393(M+H)
+。
【0827】
【表49】
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【0828】
一般手順V:Boc保護アミンおよびカルボン酸からのアミドの生成
N−Bocアミン(1当量)の有機溶媒(DCM、DCE、1,4−ジオキサンまたはMeOHなど、好ましくはDCMまたは1,4−ジオキサン)中溶液に、酸(TFAまたはHClなど、好ましくはTFA;2から100当量、好ましくは25から50当量)を加える。混合物を約0から100℃(好ましくは約20から60℃)で約0.5から24時間(好ましくは約0.5から6時間)撹拌する。適宜に、追加の酸(2から35当量、好ましくは20から25当量)を加えても良く、混合物を約0℃から100℃(好ましくは約20℃から60℃)で約1から24時間(好ましくは約1から6時間)撹拌する。混合物中に固体が存在する場合、混合物を濾過しても良く、固体を1,4−ジオキサンまたはEt
2Oなどの有機溶媒で洗浄する。次に、得られた固体を真空乾燥しても良い。あるいは、反応混合物(miture)を減圧下に濃縮する。フラスコ中の残留物に、順序は特定されないが、カルボン酸またはカルボン酸塩(1から5当量、好ましくは1.1から1.5当量)、有機溶媒(DCM、DCE、DMF、THF、または1,4−ジオキサンなど、好ましくはDCMまたはDMF)、ペプチドカップリング試薬(BOP−Cl、IBCF、HATU、DCI、PyBOP、またはEDC・HClなど、好ましくはHATU;1から10当量、好ましくは1から2当量)、塩基(TEA、DIEA、ピリジンまたはDIEAなど、好ましくはDIEA;1から20当量、好ましくは1から5当量)および適宜にHOBt(0から5当量、好ましくは0から1当量)を加える。次に、混合物を約10から60℃(好ましくは約25から50℃)で約15分から48時間(好ましくは約15分から24時間)撹拌する。適宜に、追加量の上記試薬を加えて、反応を促進して完了させることができる。適宜に、混合物を減圧下に濃縮して標的化合物を得る。混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、MeCN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0829】
一般手順Vの説明
製造番号V.1:(R)−N−(1−(7−シアノ−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)−2−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
【0830】
【化235】
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【0831】
(R)−tert−ブチル1−(7−シアノ−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イルカーバメート(0.11g、0.333mmol、製造番号B.1)のDCM(1mL)中溶液にTFA(1mL)を加え、溶液を約25℃で約30分間撹拌した。混合物を溶媒留去して乾固させ、次にDMF(2mL)、TEA(0.139mL、0.999mmol)、HATU(190mg、0.499mmol)および2−メチルオキサゾール−4−カルボン酸(0.055g、0.433mmol)を加えた。混合物をほぼ室温で約18時間撹拌した。反応液を溶媒留去し、得られた残留物を30%から100%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、(R)−N−(1−(7−シアノ−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)−2−メチルオキサゾール−4−カルボキサミドを得た(0.092g、79%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.35分;MS m/z:350(M+H)
+。
【0832】
一般手順W:ビニルトリフレートのビニルボロン酸エステルまたはボロン酸への変換
ボロン酸またはボロン酸エステル(1から2当量、好ましくは1.1当量)、パラジウム触媒(例えばPd(OAc)
2、Pd
2dba
3、Pd(PPh
3)
4、ビス(アセトナト)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)、PdCl2(dppf)、(1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)、またはPd(PPh
3)
2Cl
2;好ましくはPdCl
2(dppf)またはPd(PPh
3)
2Cl
2;0.01から0.20当量、好ましくは0.05から0.1当量)、塩基(KF、KOAc、Na
2CO
3、K
2CO
3またはCs
2CO
3など、好ましくはK
2CO
3またはKOAc)(1.1から16当量、好ましくは1.5から2当量)および適宜にホスフィン添加剤(好ましくはPPh
3;0.01から0.1当量、好ましくは0.06当量)の有機溶媒(ジオキサン、DMEまたはDCEなど、好ましくはジオキサン)中混合物に、ビニルトリフレート(1当量)を加える。混合物を不活性雰囲気下に約60℃から90℃(好ましくは70℃から80℃)で約1から20時間(好ましくは8から16時間)加熱する。適宜に、混合物を減圧下に濃縮して標的化合物を得る。あるいは、混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、ACN、DCM、Et
2O、MeOH、またはEtOHなど)で洗い、そして適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0833】
一般手順Wの説明
製造番号W.1:tert−ブチル6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート
【0834】
【化236】
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【0835】
100mL三頸丸底フラスコに、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.10g、4.34mmol、製造番号AA.1)、PPh
3(0.062g、0.24mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(0.138g、0.197mmol)およびK
2CO
3(0.818g、5.92mmol)を入れた。この混合物に、tert−ブチル6−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート(1.37g、3.94mmol)のジオキサン(30mL)中溶液を加えた。混合物全体を約5分間脱気し、窒素でパージした。混合物を約75℃で約15時間加熱した。混合物をEtOAc(30mL)および水(30mL)で希釈した。有機層を分離し、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。得られた混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%から40%EtOAc/ヘプタン)で精製して、tert−ブチル6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレートを得た(0.57g、44%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.65分;MS m/z:226(M+H−Boc)
+。
【0836】
一般手順X:塩基性条件下でのエステルのカルボン酸への加水分解およびN−トシル保護されたヘテロアリール環からのトシル基の除去
無希釈または有機溶媒(1,4−ジオキサン、MeOHまたはTHF/MeOH、THF/水/MeOHなど、好ましくはTHF/水/MeOH)中のエステル官能基およびトシル保護されたヘテロ芳香環を有する化合物(1当量)の入ったフラスコに、塩基または塩基の組み合わせ(水溶液または固体のNa
2CO
3、KOH、Cs
2CO
3、K
2CO
3、NaOHまたはLiOHなど、好ましくはLiOHまたはKOH;1から10当量、好ましくは5から10当量)を加える。混合物を約0℃から100℃(好ましくは約40℃から85℃)で約1から48時間(好ましくは約1から24時間)撹拌する。適宜に、追加の塩基を加え(水溶液または固体のNa
2CO
3、KOH、Cs
2CO
3、K
2CO
3、NaOHまたはLiOHなど、好ましくはLiOHまたはNaOH、1から10当量、好ましくは2から6当量)、混合物を約0℃から100℃(好ましくは約10℃から100℃)で約1から48時間(好ましくは約4から24時間)撹拌する。好適な水系酸(水溶液のHCl、AcOHまたはクエン酸など、好ましくはクエン酸)を加えることで、混合物をで酸性とする。適宜に、混合物を減圧下に濃縮して標的化合物を得る。あるいは、混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、ACN、DCM、Et
2O、MeOH、またはEtOHなど)で洗い、適宜に減圧下に濃縮して残留物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0837】
一般手順Xの説明
製造番号X.1:4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボン酸
【0838】
【化237】
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【0839】
丸底フラスコにTHF(12mL)、水(4mL)およびMeOH(4mL)中のメチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−2−メチル−1−トシル−1H−インドール−7−カルボキシレート(1.67g、2.30mmol、製造番号39)を入れる。LiOH(1水和物、0.468g、11.1mmol)を加える。混合物を約60℃で撹拌する。約7時間後、追加のLiOH(1水和物、0.234g、5.57mmol)を加え、混合物を約60℃で約24時間撹拌した。混合物を5%クエン酸(200mL)で希釈し、DCM(100mLで2回)および3:1、CHCl
3:イソプロパノール(100mL)で抽出する。合わせた有機層を水(50mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボン酸を得る(1.16g、93%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.33分;MS m/z:355(M−H)
−。
【0840】
一般手順Y:1H−インドールまたは1H−アザインドール環のヨウ素化による2−ヨード−1H−インドールまたは2−ヨード−1H−アザインドール環の取得
約−60℃から−78℃(好ましくは約−70℃から−78℃)のインドールまたはアザインドール(1当量)の有機溶媒(THFまたはEt
2Oなど、好ましくはTHF)中溶液に、塩基(BuLiまたはLDAなど、好ましくはLDA;1から2当量、好ましくは1.1から1.5当量)を加える。反応混合物を約30から45分間撹拌し、ヨウ素(1から2当量、好ましくは1.4から1.6当量)を加える。反応混合物を約10から60分(好ましくは約10から30分)撹拌する。適宜に、混合物をNa
2S
2O
3で反応停止する。適宜に、混合物を減圧下に濃縮して標的化合物を得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して標的化合物を得る。
【0841】
一般手順Yの説明
製造番号Y.1:1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−2−ヨード−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート
【0842】
【化238】
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【0843】
脱水1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート(10.0g、22.5mmol、(製造番号Z.1)のTHF(136mL)中溶液を冷却して約−78℃とし、LDA(1M THF中溶液、33.7mL、33.7mmol)を滴下する。約45分後、温度を約−71℃に維持しながら、ヨウ素(7.99g、31.5mmol)のTHF(15mL)中溶液を滴下する。Na
2S
2O
3およびNaHCO
3の水溶液(10:1、150mL)に投入することで、反応混合物を反応停止した。混合物をEtOAcで希釈し、層を分離した。水相をEtOAcで抽出した(50mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過した。溶媒を減圧下に除去して、メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(10.4g、97%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.90分;MS m/z:588(M+NH
4)
+。
【0844】
一般手順Z:N−Boc保護アミンの生成
アミンまたはアミン塩(好ましくは1当量)の有機溶媒(ACN、1,4−ジオキサン、DCM、DMFまたはTHFなど、好ましくはDCM)中溶液に、Na
2CO
3、NaOH、K
2CO
3またはNaHCO
3、好ましくはNa
2CO
3などの水系塩基(2から20当量、好ましくは2から10当量)またはTEAまたはDIEA、好ましくはTEAなどの有機塩基(1から5当量、好ましくは1から2当量)を加え、次にBoc
2O、BocON、Boc−アジドまたはBoc−OSu、好ましくはBoc
2OなどのBoc移動試薬(1から4当量、好ましくは1から2当量)を加える。適宜に、DMAPなどの添加剤(0.01から0.1当量、好ましくは0.05当量)を加えることができる。アミン塩を用いない場合は、塩基の添加は適宜である。混合物を約0℃から40℃(好ましくは約0℃から25℃)で約2から24時間(好ましくは約2から16時間)撹拌する。適宜に、混合物を減圧下に濃縮して、標的化合物を得ることができる。あるいは、混合物を媒体(シリカゲルまたはセライト(R)など)によって濾過しても良く、その媒体を適切な溶媒(EtOAc、1,4−ジオキサン、THF、ACN、DCM、Et
2O、MeOH、EtOHなど)で洗い、次に適宜に減圧下に濃縮して、残留物を標的化合物として得る。残留物または溶液を、水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0845】
一般手順Zの説明
製造番号Z.1:1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレート
【0846】
【化239】
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【0847】
200mL丸底フラスコ中、ACN(100mL)中のメチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(12.4g、36.0mmol、tert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボキシレート[AKSCI]を用いてメチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート[Anthem]からAを用い、Pd/Cを用いてLを用いて製造)およびジ−tert−ブチルジカーボネート(9.43g、43.2mmol))を加えた。DMAP(0.22g、1.8mmol)を加え、反応混合物を室温で約18時間撹拌し、TEA(10mL、72mmol)およびジ−tert−ブチルジカーボネート(1.60mL、6.87mmol)を加えた。反応混合物を室温で約16時間撹拌した。混合物を希酢酸およびEtOAcで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から25%EtOAC/ヘプタン)を用いて精製して、1−tert−ブチル7−メチル4−(1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−イル)−1H−インドール−1,7−ジカルボキシレートを得た(12.5g、70%、純度89%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.79分;MS m/z:462(M+NH
4)
+。
【0848】
一般手順AA:環状ケトンの環状ビニルトリフレートへの変換
ケトン(1当量)の有機溶媒(THF、ジオキサンまたはエーテルなど、好ましくはTHF)中溶液を冷却して約−60℃から−78℃(好ましくは約−65℃から−75℃)とする。次に、塩基(LiHMDS、KHMDSまたはNaHMDSなど、好ましくはKHMDS)をゆっくり加える。約20から60分(好ましくは60分)後、THF中のN−(5−クロロ−2−ピリジル)ビス(トリフルオロメタンスルホンイミド))または1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミドなどのトリフレート化試薬溶液を加える。次に、反応混合物を約1から1.5時間かけて昇温させて室温とする。次に、反応混合物を飽和NH
4Cl溶液または水で反応停止し、有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈することができる。層を分離し、有機溶液を水および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。
【0849】
一般手順AAの説明
製造番号AA.1:tert−ブチル6−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート
【0850】
【化240】
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【0851】
tert−ブチル6−オキソ−1,4−オキシアゼパン−4−カルボキシレート(5.00g、23.2mmol)[Arkpharm]のTHF(51.6mL)中溶液に約−78℃で、内部温度を約−72から−74℃に維持しながら、KHMDS(1M THF中溶液、30.2mL、30.2mmol)を滴下した。混合物を約−77℃で約1時間撹拌した。1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(7.88g、22.1mmol)のTHF(25.8mL)中溶液を滴下した。混合物を約1から2時間かけて徐々に昇温させて約0℃とした。反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液で反応停止し、EtOAcで抽出した(75mLで2回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮し、中性アルミナ層を通過させて(溶離液としてEtOAc/ヘプタン)、(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレートを得た(5.1g、63.2%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ7.17(s、1H)、4.41(s、2H)、3.77(q、J=2.3Hz、4H)、1.45(s、9H)。
【0852】
一般手順AB:二重結合の還元およびCBZ保護アミンからのCBZ基の除去
丸底フラスコに、Pd/CまたはPd(OH)
2(10または20重量%、約0.005から1.0当量、好ましくは0.5から1.0当量)などのパラジウム触媒を入れる。フラスコの排気と次に窒素導入を2から5回(好ましくは3回)行ってから、窒素雰囲気下に有機溶媒または溶媒混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはMeOH/AcOH)を加える。その混合物に、無希釈または適宜に有機溶媒または溶媒混合物(EtOAc、MeOH、EtOHまたはMeOH/AcOHなど、好ましくはMeOH)中の溶液としてアルケン官能基およびN−CBZ保護アミンを有する化合物(好ましくは1当量)を加える。混合物を、水素雰囲気(約0.21から0.34MPa(約30から50psi)下に約1から60時間(好ましくは約4から5時間)撹拌する。適宜に、その反応は、Pd/CまたはPd(OH)
2カートリッジ(10または20重量%)を有するH−cube装置を用いて行うことができ、原料を、好ましい溶媒(複数)中の溶液としてそのシステムに通過させる。TLC、LC/MSまたはHPLCによるモニタリングで反応が進行・完了しない場合、混合物を加熱してとして約30から80℃(好ましくは約50℃)として約1から24時間(好ましくは約16時間)経過させても良く、H−cubeを用いてその反応を行う場合、圧力を上昇させることができる(25から50bar、好ましくは40から50bar)。次に、その混合物を濾過し、フィルターケーキを有機溶媒(EtOAc、MeOHまたはEtOHなど、好ましくは反応溶媒)で洗い、濾液を減圧下に濃縮して粗生成物を得る。
【0853】
一般手順ABの説明
製造番号AB.1:4−(ピペリジン−3−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【0854】
【化241】
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【0855】
丸底フラスコにPd(OH)
2(20重量%、0.336g、0.478mmol)を入れ、次にベンジル3−(7−カルバモイル−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(1.8g、4.8mmol、製造番号45およびベンジル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート[Arkpharm]からAを用い、LiOHを用いてYを用い、NH
4Clを用いてDを用いて製造)のMeOH(30mL)およびAcOH(10mL)中溶液をゆっくり加えた。フラスコをN
2でパージし、風船を用いてH
2を充填した。反応混合物を約45℃で約3時間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、セライト(R)層で濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮し、MeOHに溶かし、次に室温で撹拌することでMP−カーボネートビーズで約2時間処理した。ビーズを濾去し、濾液を減圧下に濃縮して、4−(ピペリジン−3−イル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキサミドを得た(0.84g、72%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=0.58分;MS m/z:245(M+H)
+。
【0856】
一般手順AC:N含有ヘテロ芳香環のN酸化
N含有ヘテロ芳香族化合物(1当量)の有機溶媒(DCE、DME、DCMまたはEtOAcなど、好ましくはDCM)中溶液を冷却して約0℃とし、3−クロロ過安息香酸またはモノ過フタル酸マグネシウム・6水和物(1から3当量、好ましくは2当量)などの酸化試薬。溶液を室温で約2から24時間(好ましくは約10から16時間)撹拌する。混合物を濾過して所望の生成物を得ても良く、または減圧下に濃縮して残留物を得て、その残留物または溶液を水と有機溶媒(EtOAc、Et
2OまたはDCMなど)との間で分配しても良い。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0857】
一般手順ACの説明
製造番号AC.1:4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン6−オキサイド
【0858】
【化242】
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【0859】
フラスコに4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン(10.0g、50.8mmol)[Combiblocks]を入れ、EtOAc(254mL)に溶かした。フラスコを冷却して約0℃とし、3−クロロ過安息香酸(10.5g、60.9mmol)のEtOAc(254mL)中溶液をゆっくり加えた。反応液を撹拌しながら昇温させて室温として約16時間経過させた。生成していた沈澱を濾過によって回収し、真空乾燥機で乾燥させて、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン6−オキサイドを得た(0.85g、79%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.18分;MS m/z:213、215(M+H)
+。
【0860】
一般手順AD:N−オキサイド含有ヘテロアリール環のシアノ化
フラスコに、ACNなどの適切な有機溶媒中のN−オキサイドヘテロ芳香族化合物(1当量)を入れる。TEAを加える(1から2当量、好ましくは1.5当量)。TMSCN(2から5当量、好ましくは3から4当量)を、注射器を用いて加える。TLCまたはLC/MSによって原料の完全な消費が認められるまで、反応混合物を還流させる。反応混合物を冷却して室温とし、好ましくはNaOH水溶液で適切に反応停止し、DCMまたはEtOACなどの有機溶媒で抽出する。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0861】
一般手順ADの説明
製造番号AD.1:4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリル
【0862】
【化243】
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【0863】
フラスコに、ACN(97mL)およびTEA(3.56mL、25.4mmol)中の4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−6−オキサイド3−クロロベンゾエート(6.25g、16.91mmol、製造番号AC.1)を入れた。TMSCN(9.02mL、67.6mmol)を、注射器によって1回で加え、混合物を約45分間還流させた。1M NaOH水溶液50mLを注意深く加えることで反応停止し、分液漏斗に移し入れ、1M NaOH水溶液(200mL)およびEtOAc(200mL)で希釈した。層を分離し、有機相を1M NaOH水溶液50mLで再度洗浄した。合わせた水系抽出液をEtOAc(75mLで4回)、次に1M NaOH(20mLで2回)およびブライン(50mLで1回)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を除去して、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリルを得た(3.84g、93%)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ8.27(s、1H)、7.90(d、J=2.8Hz、1H)、6.60(d、J=2.8Hz、1H)。
【0864】
一般手順AE:エステルの還元によるアルコールの生成
エステルの適切な有機溶媒(THF、ジオキサン、DCMまたはEtOAcなど、好ましくはTHF)中溶液に、適宜に水(1から4当量、好ましくは2当量)を加える。混合物を冷却して約0℃とし、還元剤を加える(LiBH
4またはLAHなど、好ましくはLiBH
4;2から12当量、好ましくは6当量)。エステルが完全に消費されるまで、反応混合物を約5から24時間撹拌する。必要に応じて、追加の還元剤を加えても良い。反応混合物をNH
4Cl水溶液で反応停止する。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0865】
一般手順AEの説明
製造番号AE.1:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−5−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【0866】
【化244】
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【0867】
500mL丸底フラスコに、THF(150mL)中の1−tert−ブチル3−メチル5−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1,3−ジカルボキシレート(6.75g、16.8mmol、製造番号AF.1からZを用いて製造)を加えた。反応混合物を冷却して約0℃とし、水(0.606mL、33.6mmol)を加えた。LiBH
4(2.93g、135mmol)を加え、反応混合物を室温で約12時間撹拌した。追加のLiBH
4(2.93g、135mmol)を加え、反応混合物を約3時間撹拌した。反応混合物を、飽和NH
4Cl水溶液(800mL)に約−10℃で注意深く加えた。混合物をDCM(500mL)で抽出した。DCM層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、粗tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−5−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(6.35g、101%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.74分;MS m/z:374(M+H)
+。
【0868】
一般手順AF:ピリジン環のピペリジン(piperiding)環への還元
ピリジン化合物(1当量)の酢酸中溶液に、還元試薬(PtO
2、Pd(OH)
2またはPd/Cなど、好ましくはPtO
2;0.05から0.5当量、好ましくは0.1から0.2当量)を加える。反応混合物を、約50℃、約0.14から約0.34MPa(約20から50psi)(好ましくは約0.21MPa(約30psi))で約6から12時間(好ましくは約10時間)加熱する。反応混合物を減圧下に濃縮して、所望の化合物を得る。
【0869】
一般手順AFの説明
製造番号AF.1:メチル5−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−カルボキシレート
【0870】
【化245】
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【0871】
メチル5−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ニコチネート(6.25g、23.7mmol、メチル5−ブロモニコチネートを用い製造番号P.1からAを用いて製造)およびAcOH(70mL)を、50mL圧力瓶中のPtO
2(1.26g、5.55mmol)に加え、約50℃、約0.21MPa(約30psi)で約10時間振盪した。得られた黒色溶液を減圧下に濃縮し、セライト(R)層で濾過し、DCMで洗浄した。濾液を濃縮して濃厚な粘稠黒色油状残留物を得た。この取得物を15%MeOH/EtOAcに溶かし、大きいシリカゲル層に通過させた。その層を10%MeOH/EtOAc(250mL)、次に35%から40%MeOH/EtOAc(1.5L)で流して、メチル5−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−カルボキシレートを得た(6.3g、79%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=0.96分;MS m/z:302(M+H)
+。
【0872】
一般手順AG:イン・サイツで生成したボロネートのアリールハライドとのトリフレートおよびスズキ反応のワンポットホウ素化
ビニルトリフレート(好ましくは1当量)、ボロン酸またはボロン酸エステル(1から2当量、好ましくは1.1当量)、および無機塩基(KF、Na
2CO
3、K
2CO
3またはCs
2CO
3など、好ましくはNa
2CO
3またはCs
2CO
3;1.1から16当量、好ましくは2当量)の溶媒(THF、DME、DMF、1,4−ジオキサン、1,4−ジオキサンなど、好ましくはジオキサン)中混合物に、パラジウム触媒(例えばPd(OAc)
2、Pd
2dba
3、Pd(PPh
3)
4、ビス(アセトナト)トリフェニルホスフィンパラジウム(II)、ポリマー結合FibreCat(商標名)1032、SiliaCat DPP−Pd、PdCl
2(dppf)またはPd(PPh
3)
2Cl
2;好ましくはPdCl
2(dppf)またはPd(PPh
3)
2Cl
2;0.01から0.20当量、好ましくは0.05から0.1当量)を加え、配位子(例えばトリシクロヘキシルホスフィン、トリ−tert−ブチル−ホスフィン;好ましくは「なし」またはPPh
3;0.01から1.0当量、好ましくは0.01から0.03当量)を加えても良い。混合物を約40℃から120℃(好ましくは約70℃から85℃)で約1から48時間(好ましくは約2から4時間)、またはマイクロ波装置(好ましくは、5分ランプ時間、300ワット最大パワー、約1.72MPa(250psi)最大圧)において約100℃から200℃(好ましくは約120℃から150℃)で約5から60分(好ましくは約20から45分)加熱する。適宜に、混合物を放冷して室温とし、濾過する。反応混合物に、アリールハライド(1から2当量)、水(使用した最初の有機溶媒の約1/3から1/4体積)を加え、適宜の追加の触媒、塩基および配位子を加え(好ましくは、最初の反応で使用したものと同じ)、同じ温度で約3から24時間(好ましくは約8から10時間)加熱し、次の方法のうちの一つを用いて後処理する。方法1.水を含む反応液の場合、混合物を有機溶媒(DCMまたはEtOAcなど)で希釈しても良い。層を分離し、有機溶液を水および/またはブラインで洗浄しても良く、無水MgSO
4またはNa
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去して、所望の化合物を得る。方法2.混合物を減圧下に濃縮する。方法3.触媒を濾過によって除去し、濾液を減圧下に濃縮する。
【0873】
一般手順AGの説明
製造番号AG.1:tert−ブチル6−(7−(メトキシカルボニル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート
【0874】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0875】
40mLマイクロ波反応バイアルに、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(0.995g、3.92mmol)、PPh
3(0.056g、0.214mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(0.125g、0.178mmol)およびK
2CO
3(0.738g、5.34mmol)を入れた。この混合物に、tert−ブチル6−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレート(1.24g、3.56mmol、製造番号AA.1)のジオキサン(13mL)中溶液を加えた。混合物全体を約5分間脱気し、窒素でパージした。混合物を約75℃で約2時間加熱した。その反応混合物に、メチル4−クロロ−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−7−カルボキシレート(0.600g、2.85mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(125mg、0.178mmol)、K
2CO
3(0.492g、3.56mmol)および水(3.25mL)を加えた。懸濁液全体を窒素で約10分間脱気し、約75℃で約8時間加熱した。反応混合物を冷却し、セライト(R)層およびMgSO
4で濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から40%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、tert−ブチル6−(7−(メトキシカルボニル)−1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−オキサゼピン−4(7H)−カルボキシレートを得た(0.3g、23%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.04分;MS m/z:374(M+H)
+。
【0876】
一般手順AH:N−トシル保護されたヘテロ芳香環の生成
適宜にインドールまたはアザインドールなどのN−ヘテロ芳香環を有する化合物(1当量)の適切な有機溶媒(THF、DMF、DCE、トルエンまたはジオキサンなど、好ましくはTHF)中溶液を冷却して約0℃とし、塩基(NaH、KOHまたはNaOHなど、好ましくはNaH;1から2当量、好ましくは1.1から1.3当量)を加える。反応混合物を約10から30分間撹拌し、4−メチル−ベンゼンスルホニルクロライド(1から3当量、好ましくは1から1.5当量)を加える。適宜に、反応混合物を、冷却している場合は昇温させて室温とし、または原料のN−ヘテロ芳香族化合物が完全に消費されるまで約30から90℃で加熱しても良い。必要に応じて、追加の塩基およびトシル化試薬加えても良い。水を加えることで反応混合物を反応停止し、有機溶媒(EtOAcまたはDCMなど)で抽出する。有機層を単離し、順序は特定されないが、水および/または酸(HCl、AcOHまたはNH
4Clなど)を含む水溶液および/または塩基(NaHCO
3、Na
2CO
3、NaOH、KOHまたはNH
4OHなど)を含む水溶液および/または無機塩(NaCl、Na
2SO
3またはNa
2S
2O
3など)を含む水溶液で洗浄しても良い。有機溶液は次に、乾燥剤(無水MgSO
4またはNa
2SO
4など)で脱水しても良く、濾過し、減圧下に濃縮して、標的化合物を得る。
【0877】
一般手順AHの説明
製造番号AH.1:4−ブロモ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリル
【0878】
【化247】
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【0879】
フラスコに、THF(30mL)中の4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリル(0.985g、4.44mmol、製造番号AD.1)を入れる。NaH(鉱油中60%分散品、0.213g、5.32mmol)を約0℃で少量ずつ加えた。混合物を約15分間撹拌し、次に4−メチル−ベンゼンスルホニルクロライド(0.930g、4.88mmol)を1回で加え、反応液を昇温させて室温とし、約16時間撹拌した。追加のNaH(鉱油中60%分散品、0.355g、0.89mmol)および4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロライド(0.254g、1.33mmol)をその順で加え、室温で約1時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、EtOAc(60mL)で抽出した。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%から35%EtOAc/ヘプタン)を用いて精製て、4−ブロモ−1−トシル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリルを得た(1.35g、81%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.51分;MS m/z:376、378(M+H)
+。
【0880】
実施例番号1:tert−ブチル2−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート
メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0881】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0882】
段階A:tert−ブチル2−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート
【0883】
【化249】
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【0884】
4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド(2.5g、6.8mmol、製造番号1)のTHF(185mL)、MeOH(25mL)および水(25mL)中溶液に、tert−ブチル2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジルカーバメート(2.7g、8.2mmol、JW)、Pd(dppf)Cl
2(0.5g、0.7mmol)およびNa
2CO
3(2.2g、20.6mmol)を加えた。混合物を窒素下に約80℃で終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、粗tert−ブチル2−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメートを得た(2.5g、5.6mmol)。
【0885】
段階B:tert−ブチル2−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(チアゾール−2−カルボキサミド)フェニル)−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート
【0886】
【化250】
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【0887】
2−(4−ブロモ−7−カルバモイル−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート(2.5g、5.6mmol)のTHF(185mL)、MeOH(25mL)および水(25mL)中溶液に、N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(2.3g、6.8mmol、製造番号4)、Pd(dppf)Cl
2(0.4g、0.6mmol)およびNa
2CO
3(1.8g、16.9mmol)を加えた。混合物を窒素下に約80℃で終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル2−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(2−オキソ−2−(チアゾール−2−イル)エチル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメートを得た(3g、92%)。
1H NMR(CDCl
3)δ10.57(s、1H)、9.25(s、1H)、8.22−8.20(d、J=7.6Hz、1H)、7.92−7.91(d、J=3.2Hz、1H)、7.64−7.63(d、J=3.2Hz、1H)、7.50−7.45(m、3H)、7.37−7.35(m、3H)、7.26−7.24(m、2H)、7.04−7.02(d、J=3.6Hz、1H)、6.32(s、1H)、4.43(s、2H)、2.25(s、3H)、1.38(s、9H)。
【0888】
段階C:N−(3−(2−(2−(アミノメチル)フェニル)−7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0889】
【化251】
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【0890】
tert−ブチル2−(7−カルバモイル−4−(2−メチル−3−(2−オキソ−2−(チアゾール−2−イル)エチル)フェニル)−1H−インドール−2−イル)ベンジルカーバメート(3g、5.2mmol)のDCM(50mL)およびTFA(10mL)中溶液を約25℃で約6時間撹拌した。溶媒を減圧によって除去した。水を加え、飽和NaHCO
3水溶液を加えることで溶液をpH9の塩基性とした。混合物をEtOAcで抽出した。有機相を濃縮して、N−(3−(2−(2−(アミノメチル)フェニル)−7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(2.2g、89%)。LC/MS(表1、方法b)R
t=2.53分;MS m/z:482(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0891】
実施例番号2:4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【0892】
【化252】
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【0893】
段階A:4−ブロモ−7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン
【0894】
【化253】
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【0895】
5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロピリジン(10g、0.042mol)の脱水THF(150mL)中溶液に、ビニルマグネシウムブロマイド(17g、0.127mol)のTHF中溶液を−30から−50℃で滴下した。反応混合物を−30から−40℃で2時間撹拌した。次に、反応混合物を飽和NH
4Cl水溶液に投入し、混合物をEtOAcで抽出した(50mLで3回)。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で脱水し
、濾過し、減圧下に濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−ブロモ−7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジンを得た(3g、31%)。
1H NMR:(DMSO−d
6)δ12.45(s、1H)、8.04(s、1H)、7.79−7.78(m、1H)、6.59−6.58(d、J=2.0、1H)。
【0896】
段階B:3−(7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2−メチルアニリン
【0897】
【化254】
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【0898】
4−ブロモ−7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン[Matrix](5g、21.6mmol)、2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(7.55g、32.4mmol、CombiBlocks)および炭酸ナトリウム(1.6g、64.8mmol)のTHF(80mL)、MeOH(80mL)および水(20mL)中混合物に、Pd(dppf)Cl
2(1.6g、2.16mmol)を加え、混合物を数回脱気し、N
2下に加熱して約70℃として終夜経過させた。反応混合物をセライト(R)で濾過し、減圧下に濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、3−(7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2−メチルアニリンを得た(2.2g、40%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ12.05(s、1H)、7.71(s、1H)、7.64(d、J=2.4、1H)、6.99−6.96(m、1H)、6.72−6.70(d、J=8.0、1H)、6.48(d、J=6.8、1H)、6.2(d、J=2.8、1H)、4.95(s、2H)、1.82(s、3H)。
【0899】
段階C:メチル4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキシレート
【0900】
【化255】
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【0901】
3−(7−クロロ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)−2−メチルアニリン(800mg、3.1mmol)の脱水MeOH(80mL)中溶液に、Et
3N(3.1g、31mmol)およびPd(dppf)Cl
2(0.45g、0.62mmol)を加え、反応混合物をCO下に加熱して約130℃として約24時間経過させた。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムによって精製して、メチル4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキシレートを得た(0.60g、69%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ11.65(brs、1H)、8.09(s、1H)7.65(s、1H)7.02(t、J=7.72Hz、1H)、6.74(d、J=7.94Hz、1H)、6.52(d、J=7.50Hz、1H)6.26(d、J=2.65Hz、1H)、5.02(s、2H)、4.0(s、3H)、1.83(s、3H)。
【0902】
段階D:4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【0903】
【化256】
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【0904】
メチル4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキシレート(600mg、2.13mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、アンモニア(2mL)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を濃縮し、残留物を分取TLC(30:1DCM/MeOH)によって精製して、4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミドを得た(320mg、56%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ11.56(s、1H)、8.2(s、1H)、7.97(s、1H)、7.64(s、1H)、7.55(s、1H)、7.0−6.97(m、1H)、6.71(d、J=7.6、1H)、6.50(d、J=4.4、1H)、6.17(s、1H)、4.97(s、2H)、1.82(s、3H);(表1、方法d)R
t=1.95分;MS m/z:267(M+H)
+。(Btk IC
50=C)。
【0905】
実施例番号3:N−(3−(7−カルバモイル−3−メチル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0906】
【化257】
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【0907】
段階A:メチル4−ブロモ−3−ホルミル−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0908】
【化258】
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【0909】
DMF(60mL)溶液に0℃でPOCl
3(2.4mL、26mmol)を滴下し、約30分間撹拌した。次に、メチル4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキシレート(5g、13mmol、製造番号1、段階B)のDMF(60mL)中溶液を、上記反応混合物に約0℃で滴下し、約20分間撹拌した。得られた反応混合物を加熱して約90℃として約3時間経過させた。冷却して室温とした後、混合物を氷水に投入し、NaOH水溶液を加えることでpH=8から9の塩基性とした。得られた水系混合物をEtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−3−ホルミル−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(3.5g、95%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ12.33(br、1H)、10.69(s、1H)、8.20(d、J=2.0Hz、1H)、7.76−7.74(d、J=8.0Hz、1H)、7.61−7.59(d、J=8.4Hz、1H)、3.94(s、3H)。
【0910】
段階B:メチル4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート
【0911】
【化259】
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【0912】
メチル4−ブロモ−3−ホルミル−1H−インドール−7−カルボキシレート(3.5g、12.4mmol)の脱水DCE(50mL)中溶液に、(4−メトキシフェニル)メタンアミン(2.6g、18.6mmol)および触媒量のAcOHを加えた。反応混合物を室温で約1時間撹拌した。次に、NaBH(OAc)
3(13.2g、62mmol)を少量ずつ加え、室温で終夜撹拌した。反応が完了した時点で、水を加えて反応停止した。水相をDCMで抽出した。合わせた有機相を減圧下に濃縮して残留物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレートを得た(4g、80%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ11.25(br、1H)、7.61−7.59(d、J=8.4Hz、1H)、7.41(s、1H)、7.30−7.23(m、3H)、6.85−6.83(d、J=8.4Hz、2H)、4.02(s、2H)、3.90(s、3H)、3.70−3.69(m、5H)、1.88(s、1H)。
【0913】
段階C:4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸
【0914】
【化260】
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【0915】
メチル4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(5.4g、13.4mmol)のTHF(250mL)、MeOH(50mL)および水(50mL)中溶液に、LiOH(1.6g、67.0mmol)を加え、約6時間加熱還流した。冷却して室温とした後、有機溶媒を減圧下に除去した。水相を1N HClでpH=5から6の酸性とした。次に、懸濁液を濾過し、フィルターケーキを水で洗浄し、乾燥して、4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸を得た(4g、77%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.40(br、1H)、7.58−7.56(d、J=8.0Hz、1H)、7.53(s、1H)、7.40−7.38(d、J=8.4Hz、2H)、7.27−7.25(d、J=8.0Hz、1H)、6.94−6.92(d、J=8.4Hz、2H)、4.31(s、2H)、3.98(s、2H)、3.74(s、3H)。
【0916】
段階D:4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0917】
【化261】
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【0918】
4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(9.3g、23.9mmol)、EDCI(5.5g、28.7mmol)およびHOBt(4.4g、28.7mmol)のTHF(350mL)およびDCM(420mL)中混合物を室温で約1時間撹拌した。次に、反応混合物に約−60℃でアンモニアガスを約15分間吹き込み、昇温させて室温とし、終夜撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、MeOHを加えた。懸濁液を濾過し、濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それを分取HPLC(表1、方法s)によって精製して、4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(2.1g、23%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.31分;MS m/z:388(M+H)
+。
【0919】
段階E:N−(3−(7−カルバモイル−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0920】
【化262】
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【0921】
4−ブロモ−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(100mg、0.26mmol)、N−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(116mg、0.39mmol、製造番号4)およびCsF(39mg、0.26mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)および水(0.4mL)中溶液に、Pd(PPh
3)
4(29.8mg、0.03mmol)を加えた。次に、反応混合物を窒素下に加熱して約100℃として約12時間経過させた。冷却して室温とした後、水を加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それを分取HPLC(表1、方法r)によって精製して、N−(3−(7−カルバモイル−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(10mg、8%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ11.05(br、1H)、10.23(br、1H)、8.14−8.10(m、3H)、7.72−7.65(m、2H)、7.27(br、1H)、7.26−7.24(m、2H)、7.11−7.09(m、1H)、7.02−7.00(d、J=8.8Hz、2H)、6.77−6.71(m、3H)、3.63(s、3H)、3.24−3.21(m、4H)、1.88(s、3H)、1.83(s、1H)。
【0922】
段階F:N−(3−(7−カルバモイル−3−メチル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0923】
【化263】
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【0924】
N−(3−(7−カルバモイル−3−(((4−メトキシベンジル)アミノ)メチル)−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド(10mg、0.02mmol)の脱水MeOH(5mL)中溶液に、乾燥Pd/C(5mg)を加え、水素下に(約0.34MPa(50psi))室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物を濾過し、濾液を減圧下に濃縮して残留物を得て、それを分取HPLC(表1、方法q)によって精製して、N−(3−(7−カルバモイル−3−メチル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(1.1mg、15%)。LC/MS(表1、方法j)R
t=3.05分;MS m/z:391(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0925】
実施例番号4:N−(3−(7−カルバモイル−3−メチル−1H−インドール−4−イル)−2−メチルフェニル)チアゾール−2−カルボキサミド
【0926】
【化264】
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【0927】
段階A:5−ブロモ−6−ニトロインドリン
【0928】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0929】
5−ブロモインドリン(12.33g、83mmol)のH
2SO
4(60mL)中溶液に、約0℃でKNO
3(7.55mL、74.7mmol)を加えた。溶液を0℃から10℃で約1時間撹拌し、混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を氷水に投入し、NaCO
3で約pH8の塩基性とした。混合物をEtOAcで抽出し(300mLで3回)、有機相をNaSO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=20:1)によって精製して、5−ブロモ−6−ニトロインドリンを得た(12.3g、81%)。
1H NMR(CDCl
3)δ7.25(s、1H)、6.91(s、1H)、3.98(s、1H)、3.66−3.56(m、2H)、3.08−2.96(m、2H)。
【0930】
段階B:tert−ブチル5−ブロモ−6−ニトロインドリン−1−カルボキシレート
【0931】
【化266】
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【0932】
5−ブロモ−6−ニトロインドリン(7.5g、30.9mmol)のDCM(750mL)中溶液に、0℃で(Boc)
2O(13.47g、61.7mmol)を加えた。次に、混合物にEt
3N(9.37g、93mmol)およびDMAP(0.337g、3.09mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水に投入し、DCMで抽出し(300mLで3回)、有機相をNaSO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラム(石油エーテル:EtOAc=30:1)によって精製して、tert−ブチル5−ブロモ−6−ニトロインドリン−1−カルボキシレートを得た(6.7g、63%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.29(s、1H)、7.42(s、1H)、4.06(s、2H)、3.18−3.13(m、2H)1.57(s、9H)。
【0933】
段階C:tert−ブチル5−ブロモ−2,3−ジヒドロピロロ[2,3−e]インドール−1(6H)−カルボキシレート
【0934】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0935】
tert−ブチル5−ブロモ−6−ニトロインドリン−1−カルボキシレート(4g、11.66mmol)のTHF(60mL)中混合物に、−40℃から50℃でビニルマグネシウムブロマイド(6.43g、49.0mmol)を加え、得られた混合物を−20℃から−30℃で約2時間撹拌し、室温で終夜撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl溶液(soution)に投入し、EtOAcで抽出した(100mLで3回)。有機相をNaSO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=50:1)によって精製して、tert−ブチル5−ブロモ−2,3−ジヒドロピロロ[2,3−e]インドール−1(6H)−カルボキシレートを得た(0.7g、18%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.17(s、1H)、7.13−7.10(m、2H),7.07(m、1H)、4.05−4.00(t、J=8.4Hz、2H)、3.07−3.03(t、J=8.4Hz、2H)、1.5(s、9H)。
【0936】
段階D:1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボニトリル
【0937】
【化268】
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【0938】
tert−ブチル5−ブロモ−2,3−ジヒドロピロロ[2,3−e]インドール−1(6H)−カルボキシレート(60mg、0.178mmol)のDMF(2mL)中溶液にZn(CN)
2(12.53mg、0.107mmol)およびPd(PPh
3)
4(20.56mg、0.018mmol)を加えた。溶液をN
2下にマイクロ波により約145℃で約50分間加熱した。混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法aj)、1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボニトリルを得た(20mg、61%)。
1H NMR(MeOD):δ7.34(s、1H)、7.30(d、J=3.2、1H)、6.51(d、J=3.2、1H)、3.82−3.78(t、J=8Hz、2H)、3.23−3.18(t、J=8.4Hz、2H)。
【0939】
段階E:1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボキサミド
【0940】
【化269】
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【0941】
1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボニトリル(160mg、0.873mmol)のDMSO(4mL)中溶液に、K
2CO
3(300mg、2.171mmol)を加え、次にH
2O
2(4mL、39.2mmol)を室温で滴下した。反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を水に投入し、EtOAcで抽出し(20mLで3回)、有機相を飽和Na
2S
2O
3水溶液によって洗浄し、脱水し、濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法ak)、1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボキサミドを得た(70mg、40%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=1.43分;MS m/z:202(M+H)
+。
【0942】
段階F:1−アクリロイル−1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボキサミド
【0943】
【化270】
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【0944】
1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボキサミド(15mg、0.075mmol)のDCM(10mL)中溶液に、Et
3N(1mL、7.17mmol)を加え、アクリロイルクロライド(10mg、0.11mmol)のDCM(0.5mL)中溶液を0℃で滴下した。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応溶液を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法t)によって精製して、1−アクリロイル−1,2,3,6−テトラヒドロピロロ[2,3−e]インドール−5−カルボキサミドを得た(12mg、63%)。
1H NMR:(DMSO−d
6)δ11.13(s、1H)、7.93(s、1H)、7.61(s、1H)、7.21(s、2H)、6.8−6.73(m、2H)、6.34−6.30(m、1H)、5.84−5.82(d、J=10.4、1H)、4.25−4.21(t、J=8.0、2H)、3.21−3.13(m、2H);LC/MS(表1、方法d)R
t=2.39分;MS m/z:256(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0945】
実施例番号5:4−アクリルアミド−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0946】
【化271】
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【0947】
段階A:4−アミノ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0948】
【化272】
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【0949】
4−フルオロ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(500mg、1.59mmol、製造番号27、段階A)の1,4−ジオキサン(5mL)中溶液に、アンモニア(2.5mL、116mmol)を加えた。混合物を約120℃で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムによって精製して、4−アミノ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(100mg、20%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ7.86−7.84(m、2H)、7.77−7.76(d、J=4、1H)、7.46−7.44(d、J=8、2H)、7.37−7.35(d、J=8、1H)、7.12(s、1H)、6.70(s、2H)、6.46−6.44(d、J=8、1H)、2.37(s、3H)。
【0950】
段階B:4−アミノ−1H−インドール−7−カルボニトリル
【0951】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0952】
4−アミノ−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(90mg、0.289mmol)のTHF(2mL)、MeOH(1mL)および水(1mL)中溶液に、LiOH(69mg、2.89mmol)を加えた。混合物を約40℃で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、水を加え、EtOAcで抽出した(20mLで3回)。合わせた有機層をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して、4−アミノ−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(40mg、88%)。
1H NMR(DMSO−d
6):δ11.43(s、1H)、7.21−7.19(d、J=8、1H)、7.13−7.12(m、1H)、6.67−6.62(m、1H)、6.20−6.18(d、J=8、1H)。
【0953】
段階C:4−アミノ−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0954】
【化274】
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【0955】
4−アミノ−1H−インドール−7−カルボニトリル(40mg、0.254mmol)のDMSO(2mL)中溶液に、室温でK
2CO
3(52.8mg、0.382mmol)および30%H
2O
2(2mL)を加えた。反応混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に水を加え、混合物をEtOAcで抽出し(20mLで3回)、有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物を分取TLC(DCM:MeOH=15:1)によって精製して、4−アミノ−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(30mg、67%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ10.79(s、1H)、7.43−7.41(d、J=8、1H)、7.04(s、1H)、6.52(s、1H)、6.10−6.08(d、J=8、1H)、5.83(s、2H)。
【0956】
段階D:4−アクリルアミド−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0957】
【化275】
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【0958】
4−アミノ−1H−インドール−7−カルボキサミド(30mg、0.171mmol)のDCM(3mL)中溶液に、DIEA(0.060mL、0.342mmol)およびアクロイロイル(acroyloyl)クロライド(18.60mg、0.205mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。次に、反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法u)、4−アクリルアミド−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(17mg、43%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.10分;MS m/z:230(M+H)
+。(Btk IC
50=C)。
【0959】
実施例番号6:4−アクリルアミド−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0960】
【化276】
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【0961】
段階A:4−(3−アクリルアミド−5−アミノフェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0962】
【化277】
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【0963】
丸底フラスコに、NMP(2mL)およびHCl、37%(0.222mL)中の4−(3−アクリルアミド−5−ニトロフェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.175g、0.343mmol、4−ブロモ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(製造番号18)および3−アミノ−5−ニトロフェニルボロン酸塩酸塩[CombiBlocks]、EおよびアクリロイルクロライドからAを用いて製造)を加えて、赤色懸濁液を得た。反応液を加熱して約85℃とし、塩化スズ(II)(0.600g、0.316mmol)を加えた。反応液を約85℃で約1.5時間撹拌した。追加の塩化スズ(II)(2.39g、1.26mmol)を加え、反応液を約85℃でさらに約2時間撹拌した。反応液を冷却して室温とし、DCM(30mL)、MeOH(10mL)および1N NaOH(15mL)を加えた。混合物を約2時間高撹拌し、濾過し、濾液をDCMで抽出した(3回)。有機層を合わせ、溶媒減圧下に除去した。水およびEtOAcを残留物に加え、EtOAcで抽出した(4回)。有機層を合わせ、水およびブラインで洗浄した。有機層を合わせ、溶媒を減圧下に除去した。粗生成物をシリカゲルカラムに加え、0%から10%MeOH/DCMで溶離した。取得物を、分取HPLCによってさらに精製して(表1、方法ag)、4−(3−アクリルアミド−5−アミノフェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(20mg、12%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.12分;MS m/z:480(M+H)
+。
【0964】
段階B:4−(3−アクリルアミド−5−(チアゾール−2−イルメチルアミノ)フェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0965】
【化278】
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【0966】
4−(3−アクリルアミド−5−アミノフェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(20mg、0.042mmol)およびチアゾール−2−カルボアルデヒド(4.03μL、0.046mmol)のMeOH(1mL)中溶液を撹拌しながら、それにMP−シアノホウ素水素化物(88mg、0.167mmol)および酢酸(9.55μL、0.167mmol)を加えた。得られたスラリーを約40℃で約40時間撹拌した。懸濁液を濾過し、樹脂をDCMおよびMeOHで洗浄した。濾液をSi−カーボネート層に通した。濾液を減圧下に濃縮し、残留物を分取TLC(10%MeOH/DCM)によって精製し、次に分取TLC(5%MeOH/DCM)による第2の精製を行って、4−(3−アクリルアミド−5−(チアゾール−2−イルメチルアミノ)フェニル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(7.2mg、25%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.56分;MS m/z:577(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【0967】
実施例番号7.(E)−4−(3−(2−シアノ−3−ヒドロキシブタ−2−エンアミド)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0968】
【化279】
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【0969】
N−(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)フェニル)−5−メチルイソオキサゾール−4−カルボキサミド(0.060g、0.166mmol、実施例番号E.2.1)およびNaOH(0.008g、0.200mmol)のMeOH(1.9mL)中混合物を、バイアル中にて約60℃で加熱した。約2時間後、反応液を冷却して室温とし、1N HCl水溶液を加えて酸性とした。得られた沈澱を真空炉かによって回収して、約55℃で真空乾燥した後に(E)−4−(3−(2−シアノ−3−ヒドロキシブタ−2−エンアミド)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.047g、78%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法c)R
t=2.79分;MS m/z:361(M+H)
+。(Btk IC
50=C)。
【0970】
実施例番号8.4−(シス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび実施例番号9.4−(トランス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0971】
【化280】
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【0972】
段階A:tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−3−エン−1−イル)カーバメート
【0973】
【化281】
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【0974】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(296mg、1.237mmol、製造番号2)、[3−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−シクロヘキサ−3−エニル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび[3−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−シクロヘキサ−2−エニル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの混合物(400mg、1.237mmol、U.S.2009/0197864)、Na
2CO
3(328mg、3.09mmol)、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(101mg、0.124mmol)のTHF:MeOH:H
2O(比率:4:2:2、20mL)中溶液にN
2雰囲気下に、混合物を約100℃で終夜加熱した。反応混合物をセライト(R)層で濾過した。得られた混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、H
2Oで洗浄し(20mLで2回)、Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法x)、tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−3−エン−1−イル)カーバメートの混合物を得た(300mg、68%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.67分;MS m/z:356(M+H)
+。
【0975】
段階B:tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキシル)カーバメート
【0976】
【化282】
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【0977】
tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキサ−3−エン−1−イル)カーバメート(300mg、0.844mmol)のTHF(20mL)中溶液に、Pd/C(44.9mg、0.422mmol)を加え、反応混合物をH
2雰囲気下に室温で約3時間撹拌した。混合物を濾過し、減圧下に濃縮して、粗生成物tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキシル)カーバメート(290mg、96%)を得て、それを次の段階に直接用いた。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.53分;MS m/z:358(M+H)
+。
【0978】
段階C:4−(3−アミノシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0979】
【化283】
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【0980】
tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロヘキシル)カーバメート(220mg、0.615mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、約0℃でMeOH/HCl(10mL)を加え、反応混合物を室温で約3時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して、粗生成物4−(3−アミノシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(100mg、63%)を得て、それを次の段階に直接用いた。LC/MS(表1、方法l)R
t=0.54分;MS m/z:258(M+H)
+。
【0981】
段階D:4−(シス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび4−(トランス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0982】
【化284】
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【0983】
4−(3−アミノシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(120mg、0.466mmol)のDCM(3mL)中溶液に、DIEA(120mg、0.933mmol)を加え、アクリロイルクロライド(42.2mg、0.466mmol)を約0℃で滴下し、混合物を約0℃で約10分間撹拌し、減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法y)によって精製して、4−(シス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(27mg、19%)。
1H NMR:(MeOD)δ7.59(d、J=8、1H)、7.33(d、J=3.2、1H)、6.95(d、J=8、1H)、6.64(d、J=4、1H)、6.26−6.17(m、2H)、5.67−5.58(m、1H)、4.01−3.96(m、1H)、3.22−3.13(m、1H)、2.19−1.97(m、4H)、1.65−1.59(m、3H)、1.37−1.34(m、1H);LC/MS(表1、方法d)R
t=2.56分;MS m/z:312(M+H)
+。(Btk IC
50=A)および4−(トランス−3−アクリルアミドシクロヘキシル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(33mg、23%):
1H NMR:(MeOD)δ7.58(d、J=8、1H)、7.31(d、J=3.2、1H)、6.98(d、J=8、1H)、6.59(d、J=2.8、1H)、6.52−6.46(m、1H)、6.28−6.24(m、1H)、5.69−5.64(m、1H)、4.35(s、1H)、3.42−3.36(m、1H)、2.13−1.72(m、8H);LC/MS(表1、方法d)R
t=2.56分;MS m/z:312(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【0984】
実施例番号10および11:4−(シス−3−アクリルアミドシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび4−(トランス−3−アクリルアミドシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0985】
【化285】
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【0986】
段階A:3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネートおよび4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネート
【0987】
【化286】
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【0988】
調製したばかりのLDA溶液(2M THF中溶液、9.38mL)に、THF(4mL)中のtert−ブチル(3−オキソシクロペンチル)カーバメート(2.00g、10.0mmol)を約−78℃で滴下した。混合物を昇温させて室温として約30分間経過させ、再度冷却して約−78℃とした。1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(5.38g、15.1mmol)のTHF(10mL)中溶液を反応混合物に約−78℃で滴下した。得られた混合物を昇温させて室温とし、さらに3時間撹拌した。EtOAc(30mL)で処理し、混合物をH
2O(20mLで3回)およびブライン(10mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのクロマトグラフィーによって精製して、3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネートおよび4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネートの混合物(0.82g、25%)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階で用いた。
【0989】
段階B:tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメート
【0990】
【化287】
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【0991】
3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネートおよび4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタ−1−エン−1−イルトリフルオロメタンスルホネート(720mg、2.173mmol)、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(662mg、2.61mmol)、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(177mg、0.217mmol)およびKOAc(427mg、4.35mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)中混合物をN
2雰囲気下に約100℃で終夜加熱した。得られた混合物をDCM(30mL)で希釈し、H
2Oで洗浄し(20mLで2回)、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルによって精製して、tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメートの粗混合物(0.42g、63%)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階で直接用いた。
【0992】
段階C:tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメート
【0993】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(325mg、1.36mmol、製造番号2)、tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメート(420mg、1.36mmol)、Na
2CO
3(360mg、3.4mmol)、PdCl
2(dppf)−DCM付加物(111mg、0.136mmol)のTHF:MeOH:H
2O(比率:4:2:2、15mL)中溶液にN
2雰囲気下で、混合物を約100℃で終夜撹拌した。反応混合物を濾過してPd錯体を除去した。得られた混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、H
2Oで洗浄し(20mLで2回)、Na
2SO
4で脱水し、濃縮し、分取HPLC(表1、方法y)によって精製して、tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメートの混合物を得た(0.32g、69%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.65分;MS m/z:342(M+H)
+。
【0995】
段階D:tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンチル)カーバメート
【0996】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−2−エン−1−イル)カーバメートおよびtert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンタ−3−エン−1−イル)カーバメート(300mg、0.844mmol)のTHF(20mL)中溶液に、Pd/C(44.9mg、0.422mmol)を加え、混合物をH
2下に室温で約3時間撹拌した。混合物を濾過し、減圧下に濃縮して、粗tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンチル)カーバメート(0.29g、96%)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階に直接用いた。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.50分;MS m/z:344(M+H)
+。
【0998】
段階E:4−(シス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび4−(トランス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【0999】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【1000】
tert−ブチル(3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)シクロペンチル)カーバメート(250mg、0.728mmol)のMeOH(10mL)中溶液に、MeOH/HCl(10mL)を約0℃で加え、混合物を室温で約3時間撹拌した。混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法t)によって精製して、4−(トランス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(10mg、6%)および4−(シス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(50mg、28%)。4−(シス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(50mg、0.206mmol)のDCM(3mL)中溶液に、DIEA(53mg、0.411mmol)を加え、次にアクリロイルクロライド(18.60mg、0.206mmol)を約0℃で滴下し、混合物を約0℃で約10分撹拌し、次に減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法z)、4−(シス−3−アクリルアミドシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(20mg、33%)。
1H NMR(MeOD)δ7.59(d、J=7.2、1H)、7.33(s、1H)、7.02(d、J=8、1H)、6.64(s、1H)、6.30−6.20(m、2H)、5.64(d、J=8.8、1H)、4.51−4.40(m、1H)、3.60−3.58(m、1H)、2.56−2.51(m、1H)、2.26−2.21(m、2H)、2.07−2.02(m、1H)、1.86−1.78(m、2H):LC/MS(表1、方法d)R
t=2.48分;MS m/z:298(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。4−(トランス−3−アミノシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(10mg、0.041mmol)のDCM(1mL)中溶液に、DIEA(11mg、0.082mmol)を加え、アクリロイルクロライド(3.72mg、0.041mmol)を滴下し、混合物を約0℃で約10分撹拌し、濃縮し、分取HPLCによって精製して(表1、方法z)、4−(トランス−3−アクリルアミドシクロペンチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(1.1mg、9%)。
1H NMR(MeOD)δ7.60(d、J=7.6、1H)、7.33(d、J=2.8、1H)、7.00(d、J=7.6、1H)、6.62(d、J=3.2、1H)、6.33−6.20(m、2H)、5.67−5.64(m、1H)、4.50−4.49(m、1H)、3.81−3.72(m、1H)、2.34−2.28(m、3H)、2.26−2.23(m、1H)、2.07−1.89(m、1H)、1.88−1.74(m、1H);LC/MS(表1、方法d)R
t=2.47分;MS m/z:298(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1001】
実施例番号12
*:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1002】
【化291】
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【1003】
段階A:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【1004】
【化292】
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【1005】
(R)−tert−ブチル2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−カルボキシレート(100mg、0.354mmol、WO2011/029046)のDCM(4mL)中溶液に、TFA(1.000mL)を加えた。反応を室温で約4時間撹拌した。溶媒を除去し、4−フルオロ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(168mg、0.354mmol、製造番号27)およびTEA(0.197mL、1.417mmol)のDMSO(2mL)中混合物を加えた。バイアルを密閉し、反応液をマイクロ波装置において約120℃で約30分間加熱した。水(20mL)を加え、DCMで抽出し、ブラインで洗浄し、相分離装置を通過させて残留水を除去した。溶媒留去および0%から100%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカでのクロマトグラフィーを行って、粗(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリルを得た(0.041g、18.21%)。
【1006】
段階B:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1007】
【化293】
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【1008】
Cs
2CO
3(20.50mg、0.063mmol)および(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(40mg、0.063mmol)のTHF(2mL)およびMeOH(1.000mL)中混合物を、室温で終夜撹拌した。溶液を水(15mL)で希釈し、約20分間撹拌した。DCMを加えて懸濁液を溶解させ、混合物をBiotage相分離装置で濾過した。有機層を回収し、濃縮した。中間体をt−ブタノール(1mL)およびDMSO(0.500mL)に溶かし、NaOH(0.377mL、0.755mmol)および過酸化水素(0.175mL、1.699mmol)を加えた。混合物を室温で約20分間撹拌し、飽和NH
4Cl(1mL)を加えた。混合物を水(15mL)で希釈し、約15分間撹拌した。固体を濾過によって回収し、水で数回洗浄し、真空乾燥し、分取HPLCによって精製した(表1、方法aq)。サンプルを戻し、DCMに溶かした。有機層を合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、Biotage相分離装置で濾過し、濃縮して、(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(2−オキソ−1,3′−ビピペリジン−1′−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(3mg、9.54%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.37分;MS m/z:500(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【1009】
実施例番号13
*:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1010】
【化294】
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【1011】
段階A:(R)−2−メチル−N−(ピペリジン−3−イル)ベンズアミド
【1012】
【化295】
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【1013】
(R)−tert−ブチル3−(2−メチルベンズアミド)ピペリジン−1−カルボキシレート(19.0g、59.7mmol、(R)−tert−ブチル3−アミノピペリジン−1−カルボキシレートおよび2−メチル安息香酸からDを用いて製造)のHCl(2N MeOH中溶液、300mL、600mmol)中混合物を室温で約4時間撹拌し、減圧下に濃縮して、粗(R)−2−メチル−N−(ピペリジン−3−イル)ベンズアミド(20.0g)を得て、それをそれ以上精製せずに次の段階で直接用いた。
【1014】
段階B:(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−2−メチルベンズアミド
【1015】
【化296】
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【1016】
(R)−2−メチル−N−(ピペリジン−3−イル)ベンズアミド(20.0g、粗)およびTEA(30.1g、298.5mmol)のDCM(260mL)中溶液に、室温でBnBr(11.2g、65.7mmol)を約30分間かけて滴下した。次に、混合物を室温で終夜撹拌した。完了後、DCM(1リットル)を加え、混合物をH
2Oで洗浄した(100mLで3回)。有機相を無水Na
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−2−メチルベンズアミドを得た(12.0g、2段階で65%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=0.91分;MS m/z:309(M+H)
+。
【1017】
段階C:(R)−2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イソキノリン−1(2H)−オン
【1018】
【化297】
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【1019】
(R)−N−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)−2−メチルベンズアミド(12.0g、38.9mmol)のTHF中溶液に、−22から−14℃でn−BuLi(2.5M、32.7mL)を約30分間かけて滴下した。得られた深赤色溶液を約−22℃で約30分間撹拌し、DMFを約−14℃(内部温度)以下で加えた。添加完了後、溶液を約−22℃で約30分間撹拌した。次に、温度を5℃以下に維持しながら、HCl(6N水溶液、25mL、150mmol)をゆっくり加えた。約0℃で飽和NaOHを加えることで、混合物をpH14の塩基性とし、DCMで抽出した(500mLで3回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、(R)−2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イソキノリン−1(2H)−オン(12.0g、97%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.35分;MS m/z:319(M+H)
+。
【1020】
段階D:(R)−2−(ピペリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
【1021】
【化298】
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【1022】
(R)−2−(1−ベンジルピペリジン−3−イル)イソキノリン−1(2H)−オン(12g、37.7mmol)およびPd(OH)
2(0.5g)のMeOH中混合物をH
2雰囲気(約0.34MPa(50psi))下に約50℃で終夜撹拌した。次に、混合物をセライト(R)で濾過し、濾液を濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、粗生成物6.3gを得て、それをMTBE(15mL)およびHCl/MeOH(5mL)の混合物中で再結晶して、(R)−2−(ピペリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン(HCl塩)を固体として得た(2.1g、21%)。
1H NMR(MeOD)7.95(d、J=8、1H)、7.51−7.47(m、1H)、7.38−7.34(m、1H)、7.29(d、J=7.6、1H)、4.86−4.80(m、1H)、3.61−3.58(m、2H)、3.39−3.35(m、2H)、3.28−3.22(m、1H)、3.03−2.95(m、3H)、2.12−1.87(m、4H);LC/MS(表1、方法d)R
t=2.05分;MS m/z:231(M+H)
+。
【1023】
段階E:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル
【1024】
【化299】
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4−フルオロ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(318mg、0.672mmol、製造番号27)、(R)−2−(ピペリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン塩酸塩(179mg、0.672mmol)およびTEA(0.374mL、2.69mmol)のDMSO(4mL)中混合物をマイクロ波装置において約120℃で約20分間加熱した。反応液をマイクロ波装置において約120℃でさらに30分間加熱した。水(50mL)を加え、DCMで抽出した。溶液をブラインで洗浄し、相分離装置を通過させて、残留水を除去した。有機層を濃縮し、0%から100%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカでのクロマトグラフィーを行って、粗(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1−トシル−1−インドール−7−カルボニトリルを得た(110mg、24%)。取得物を、それ以上精製せずに用いた。
【1025】
段階F:(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1026】
【化300】
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【1027】
Cs
2CO
3(51.9mg、0.159mmol)および(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(109mg、0.159mmol)のTHF(2mL)およびMeOH(1.000mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を水(15mL)で希釈し、約20分間撹拌した。沈澱を濾過によって回収し、フィルターケーキを水で洗浄した。フィルターケーキをt−ブタノール(1mL)およびDMSO(0.500mL)に溶かし、NaOH(0.956mL、1.91mmol)および過酸化水素(0.444mL、4.30mmol)を加えた。混合物を室温で約20分間撹拌し、飽和NH
4Cl(1mL)を加えた。混合物を水(15mL)で希釈し、約15分間撹拌した。固体を濾過によって回収し、水で数回洗浄し、真空乾燥した。得られた固体を分取HPLC(表1、方法ap)によって精製した。サンプルを戻し、DCMに溶かした。有機層を合わせ、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、Biotage相分離装置で濾過し、濃縮した。残留物をさらに、真空乾燥機で約50℃で約48時間乾燥させて、(R)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−4−(3−(1−オキソ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)ピペリジン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(30mg、34%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.63分;MS m/z:548(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1028】
実施例番号13A
*:(R)−N−(1−(7−カルバモイル−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【1029】
【化301】
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【1030】
段階A:(R)−tert−ブチル3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1031】
【化302】
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【1032】
(R)−tert−ブチル3−アミノピペリジン−1−カルボキシレート(2g、9.99mmol)およびチアゾール−2−カルボン酸(1.29g、9.99mmol)のDCM(40mL)中溶液に、HATU(4.85、12.5mmol)およびDIEA(3.87g、29.9mmol)を加え、混合物を室温で終夜撹拌した。次に、混合物を水に投入し、DCMで抽出した(80mLで3回)。合わせた有機層を飽和NaHCO
3水溶液(80mL)およびブライン(80mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水した。溶媒を減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、(R)−tert−ブチル3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(2.2g、71%)。
1H NMR(CDCl
3)δ1.45(s、9H)、1.78−1.73(m、2H)、1.94−1.91(m、1H)、2.80(s、2H)、3.42(br、2H)、3.66(d、J=13.2Hz、1H)、4.11(s、1H)、7.36(br、1H)、7.57(t、J=3.2Hz、1H)、7.84(t、J=3.2Hz、1H)。
【1033】
段階B:(R)−N−(ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【1034】
【化303】
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【1035】
(R)−tert−ブチル3−(チアゾール−2−カルボキサミド)ピペリジン−1−カルボキシレート(1.9g、6.1mmol)のEtOAc(20mL)中溶液に、HCl/EtOAc(20mL)を約0℃で滴下し、反応液を室温で約3時間撹拌した。混合物を濾過したら、フィルターケーキは吸湿性であった。フィルターケーキを水および飽和NaHCO
3水溶液に溶かした。混合物をDCMで抽出し(50mLで3回)、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、(R)−N−(ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(1.2g、5.68mmol、93%)。
1H NMR(CDCl
3)δ1.79−1.66(m、3H)、1.92−1.86(m、1H)、2.04(s、1H)、2.87−2.70(m、3H)、3.15−2.88(m、1H)、4.12−4.06(m、1H)、7.54−7.53(m、2H)、7.84(t、J=2.8Hz、1H)。
【1036】
段階C:(R)−N−(1−(7−シアノ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【1037】
【化304】
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【1038】
4−フルオロ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−7−カルボニトリル(200mg、0.422mmol、製造番号27)、(R)−N−(ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド(178mg、0.842mmol)およびTEA(170mg、1.680mmol)のDMSO(2mL)中混合物をマイクロ波条件下に約1時間加熱した。混合物に水(10mL)を加え、DCMで抽出した(20mLで3回)。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮して粗生成物を得て、それを分取TLC(DCM:MeOH=75:1)によって精製して、(R)−N−(1−(7−シアノ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(20mg、7%)。LC/MS(表1、方法m)R
t=2.24分;MS m/z:665(M+H)
+。
【1039】
段階D:(R)−N−(1−(7−カルバモイル−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド
【1040】
【化305】
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【1041】
DMSO(1mL)およびn−ブタノール(2mL)混合液中の(R)−N−(1−(7−シアノ−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1−トシル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミド(76mg、0.114mmol)、NaOH(54.9mg、1.37mmol)および30%H
2O
2(350mg、3.09mmol)の混合物を室温で約24時間撹拌した。次に、飽和NH
4Cl水溶液(2mL)を加え、水(30mL)で希釈し、30分間撹拌した。固体を濾過によって回収し、水で数回洗浄し、粗生成物を分取TLC(50:1DCM/MeOH)によって精製して、(R)−N−(1−(7−カルバモイル−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−3−イル)チアゾール−2−カルボキサミドを得た(32mg、53%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.90分;MS m/z:529(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1042】
実施例番号14:2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド
【1043】
【化306】
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【1044】
段階A:3−(3−(7−ブロモベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−イル)−2−メチルフェニル)キナゾリン−4(3H)−オン
【1045】
【化307】
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【1046】
4,7−ジブロモベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール(1.029g、3.5mmol)および3−(2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)キナゾリン−4(3H)−オン(1.141g、3.15mmol、WO2011159857)のトルエン(40mL)、MeOH(10mL)および水(10mL)混合物中溶液に、Na
2CO
3(0.742g、7.00mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.081g、0.070mmol)を加えた。混合物を加熱して約100℃として24時間経過させた。得られた溶液を冷却して室温とし、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをにシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=5:1から1:1で溶離)よって精製して、3−(3−(7−ブロモベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−イル)−2−メチルフェニル)キナゾリン−4(3H)−オンを得た(1.0g、64%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.40−8.38(d、J=8.0Hz、1H)、8.13(s、1H)、7.95−7.93(d、J=7.6Hz、1H)、7.82−7.80(m、2H)、7.58−7.56(m、1H)、7.51−7.46(m、3H)、7.41−7.39(t、J=4.8Hz、1H)、1.95(s、3H)。
【1047】
段階B:7−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−カルボニトリル
【1048】
【化308】
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【1049】
3−(3−(7−ブロモベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−イル)−2−メチルフェニル)キナゾリン−4(3H)−オン(0.449g、1mmol)のDMF(12mL)中溶液に、Zn(CN)
2(0.076g、0.650mmol)およびPd(PPh
3)
4(0.046g、0.040mmol)を加えた。マイクロ波リアクターにおいて、混合物をN
2雰囲気下に加熱して約160℃として約15分間経過させた。得られた溶液をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した(4回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをにシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=5:1から1:1で溶離)よって精製して、7−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)ベンゾ[c][1,2,5]チアジアゾール−4−カルボニトリルを得た(0.3g、76%)。
1H NMR(CDCl
3)δ8.33−8.03(d、J=8.0Hz、1H)、8.10−8.06(t、J=7.2Hz、2H)、7.77−7.74(m、2H)、7.63−7.61(t、J=7.2Hz、1H)、7.53−7.45(m、3H)、7.39−7.37(d、J=7.2Hz、1H)、1.90(s、3H)。
【1050】
段階C:2,3−ジアミノ−2′−メチル−3′−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)−[1,1′−ビフェニル]−4−カルボニトリル
【1051】
【化309】
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【1052】
2,3−ジアミノ−2′−メチル−3′−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)−[1,1′−ビフェニル]−4−カルボニトリル(0.53mg、1.34mmol)のAcOH(50mL)中溶液に亜鉛(1.75g、26.8mmol)を加え、混合物を加熱して約120℃として約2時間経過させた。溶媒を濃縮し、残留物をEtOAcに取り、飽和NaHCO
3水溶液およびブラインで洗浄した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:1から0:1で溶離)によって精製して、2,3−ジアミノ−2′−メチル−3′−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)−[1,1′−ビフェニル]−4−カルボニトリルを得た(0.4g、81%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.33分;MS m/z:368(M+H)
+。
【1053】
段階D:2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボニトリル
【1054】
【化310】
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【1055】
2,3−ジアミノ−2′−メチル−3′−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)−[1,1′−ビフェニル]−4−カルボニトリル(400mg、1.09mmol)のDMF(15mL)中溶液に、1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボアルデヒド(240mg、2.18mmol)およびTMSCl(0.417mL、3.27mmol)を加えた。混合物を、マイクロ波リアクターにおいて加熱して約100℃として約30分経過させた。得られた溶液をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した(4回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それをシリカゲルでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:1、次にEtOAc:MeOH=50:1で溶離)によって精製して、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボニトリルを得た(200mg、40%)。LC/MS(表1、方法m)R
t=1.78分;MS m/z:458(M+H)
+。
【1056】
段階E:2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド
【1057】
【化311】
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【1058】
2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボニトリル(278mg、0.608mmol)のブタノール(6mL)およびDMSO(3mL)混合物中溶液に、NaOH(292mg、7.29mmol)およびH
2O
2(1.68mL、16.4mmol)を加えた。混合物を約25℃で約24時間撹拌した。得られた溶液を飽和NH
4Cl水溶液で反応停止し、EtOAcで抽出した。有機相をNa
2SO
4で脱水し、濾過し、濃縮して粗生成物を得て、それを分取HPLC(表1、方法n)によって精製して、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−メチル−3−(4−オキソキナゾリン−3(4H)−イル)フェニル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミドを得た(140mg、48%)。LCMS(表1、方法d)R
t=2.53分;MS m/z:476(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【1059】
実施例番号15:4−(3−アクリルアミドフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1060】
【化312】
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段階A:3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)安息香酸
【1061】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【1062】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.5g、2.091mmol、製造番号2)、(3−(メトキシカルボニル)フェニル)ボロン酸(0.565g、3.14mmol)、炭酸ナトリウム(2.61mL、5.23mmol)のDME(10.00mL)中混合物を脱気し、窒素で約5分間パージし、次にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.121g、0.105mmol)を加えた。反応容器を密閉し、マイクロ波(Biotage Initiator)によって約110℃で約45分間加熱した。混合物を冷却して室温とし、次に水約50mLを加えた。沈澱を濾過し、風乾し、それ以上精製せずに用いた。この粗取得物をTHF(25mL)に溶かし、水酸化リチウム(0.250g、10.46mmol)水溶液(水25mL)で処理した。反応混合物を室温で終夜撹拌した。THFを除去し、水層をDCMで抽出して、トリフェニルホスフィンオキサイドを除去した。水相を1N HCl溶液で約pH2の酸性とした。沈澱を濾過し、乾燥させて、粗3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)安息香酸0.58gを固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.37分;MS m/z281(M+H)
+。
【1063】
段階B:4−(3−((シアノメチル)カルバモイル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1064】
【化314】
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【1065】
3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)安息香酸(0.1g、0.357mmol)、TBTU(0.172g、0.535mmol)およびDIEA(0.249mL、1.43mmol)のDMF(5.0mL)中混合物を室温で約5分撹拌し、次に2−アミノアセトニトリル塩酸塩(0.040g、0.43mmol)を加えた。反応混合物を同じ温度で終夜撹拌した。水を加え、水相をEtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を脱水し、粗取得物を分取HPLC(表1、方法i)によって精製して、シアノメチル)カルバモイル)フェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.065g、57%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.30分;MS m/z319(M+H)
+(Btk IC
50=C)。
【1066】
実施例番号16:4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1067】
【化315】
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【1068】
4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(1.28g、5.35mmol、製造番号2)、2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(1.37g、5.89mmol、Combi−Blocks)、Na
2CO
3(1.70g、16.06mmol)および[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.392g、0.535mmol)のTHF(41.8mL)、MeOH(5.86L)および水(5.86mL)中混合物を、窒素雰囲気下に約70℃で約16時間撹拌した。混合物をセライト(R)で濾過し、減圧下に濃縮した。粗生成物を、0%から10%MeOH/DCMを用いるシリカゲルカラムによって精製して、粗生成物を得た。残留物をDCMで磨砕し(約5分間超音波処理しながら2回)、濾過し、DCMで洗浄し、真空乾燥して、4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.86g、61%)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.03分;MS m/z:266(M+H)
+。(Btk IC
50=C)。
【1069】
実施例番号17:4−(3−アクリルアミド−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【1070】
【化316】
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【1071】
4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド(3.0g、11.3mmol、実施例番号2)およびTEA(3.14mL、22.5mmol)のTHF(113mL)中溶液に、0℃でアクリロイルクロライド(1.01mL、12.4mmol)をゆっくり加えた。反応液を約0℃で約20分間撹拌した。混合物を減圧下に濃縮し、水(100mL)を加え、懸濁液を30分間超音波処理し、濾過し、水(100mL)、エーテル(100mL)で洗浄し、乾燥させて、4−(3−アクリルアミド−2−メチルフェニル)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミドを得た(3.05g、85%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.27分;MS m/z:321(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1072】
実施例番号18:4−(3−アクリルアミドフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1073】
【化317】
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段階A:メチル2−アミノ−4−クロロ−3−メチルベンゾエート
【1074】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【1075】
2−アミノ−4−クロロ−3−メチル安息香酸(5.0g、26.9mmol、Enamine)および炭酸セシウム(13.2g、40.4mmol)のDMF(100mL)中混合物に、ヨードメタン(1.77mL、28.3mmol)を加えた。混合物を室温で約16時間撹拌した。水を加え、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルでのクロマトグラフィー(5%から60%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、メチル2−アミノ−4−クロロ−3−メチルベンゾエート(4.48g)を固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.74分;MS m/z200(M+H)
+。
【1076】
段階B:メチル4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキシレート
【1077】
【化319】
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【1078】
メチル2−アミノ−4−クロロ−3−メチルベンゾエート(4.5g、22.5mmol)のCHCl
3(100mL)中溶液に、無水酢酸(4.89mL、51.8mmol)を加えた。混合物を室温で約2時間撹拌し、次に亜硝酸イソペンチル(6.68mL、49.6mmol)および酢酸カリウム(0.664g、6.76mmol)を加えた。反応混合物を約18時間加熱還流させた。反応液をDCMで希釈し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水した。濾液を濃縮して、粗メチル4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキシレートを得る(4.46g)。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.47分;MS m/z211(M+H)
+。
【1079】
段階C:4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1080】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
メチル4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキシレート(4.3g、20.4mmol)の1,4−ジオキサン(75mL)中懸濁液に、KOH(1.69g、26.5mmol)の水溶液(水75mL)を加えた。反応混合物を室温で約16時間撹拌して透明溶液を得た。溶媒を除去し、残留物を1N HClで処理して粗酸を沈澱させ、それをそれ以上精製せずに用いた。この粗酸(0.5g、2.54mmol)、N1−((エチルイミノ)メチレン)−N3,N3−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(0.731g、3.82mmol)およびHOBt(0.584g、3.82mmol)のDMF(15mL)中混合物を室温で約60分間撹拌し、次にアンモニア(0.5N 1,4−ジオキサン中溶液、50.9mL、25.4mmol)を加えた。反応混合物を室温で約6時間撹拌した。懸濁液を濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を濃縮し、水で処理した。沈澱を濾過し、水で洗浄し、風乾して、4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキサミド(0.43g)を固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=1.00分;MS m/z196(M+H)
+。
【1082】
段階D:4−(3−アミノフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1083】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【1084】
4−クロロ−1H−インダゾール−7−カルボキサミド(0.15g、0.767mmol)、tert−ブチル(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル)カーバメート(0.367g、1.15mmol)、炭酸セシウム(0.75g、2.3mmol)のDME(4.0mL)および水(2.0mL)中懸濁液を脱気し、窒素で5分間パージした。次に、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.07g、0.077mmol)および2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2′,4′,6′−トリイソプロピルビフェニル(0.037g、0.077mmol)を加えた。反応容器を密閉し、Biotage Initiatorを用いて約140℃で約30分間加熱した。混合物を冷却して室温とし、セライト(R)層で濾過した。濾液を水とEtOAcとの間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルでのクロマトグラフィー(30%から100%EtOAc/ヘプタン)によって精製した。この生成物をDCM(2mL)に溶かし、TFA(5mL、64.9mmol)で処理した。反応混合物を室温で終夜撹拌した。過剰のTFAおよび溶媒を除去し、粗4−(3−アミノフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド、トリフルオロ酢酸(0.195g)を固体として得た。LC/MS(表1、方法g)R
t=0.25分;MS m/z253(M+H)
+。
【1085】
段階E:4−(3−アクリルアミドフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1086】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
氷浴で4−(3−アミノフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド、TFA(0.1g、0.27mmol)、DIEA(0.143mL、0.819mmol)のTHF(2.5mL)中懸濁液を冷却し、アクリロイルクロライド(0.026mL、0.31mmol)をゆっくり加える。30分後、反応液をMeOHで処理し、約5分間撹拌した。溶媒を減圧下に除去し、残留物をDCMで磨砕して、4−(3−アクリルアミドフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド(56mg)を固体として得た。
1H NMR(d−DMSO−d
6)δ13.17(s、1H)10.34(s、1H)8.28(s、1H)8.21(s、1H)8.17(s、1H)8.00(d、J=7.48Hz、1H)7.73(d、J=7.70Hz、1H)7.40−7.59(m、3H)7.30(d、J=7.59Hz、1H)6.39−6.58(m、1H)6.17−6.36(m、1H)5.60−5.97(m、1H)。(Btk IC
50=A)。
【1088】
実施例番号19:4−(3−アクリルアミドフェニル)−1H−インダゾール−7−カルボキサミド
【1089】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
【1090】
段階A:メチル4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート
【1091】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【1092】
ジイソプロピルアミン(1.45mL10.1mmol)および脱水THF(30mL)の溶液に、t−BuLi(11mL、11.7mmol)のペンタン中溶液を、窒素下雰囲気に約−78で反応混合物に加え、約30分間を撹拌した。次に、メチル4−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(3g、7.81mmol、製造番号10、段階A)の脱水THF(10mL)中溶液を約−78℃で加えた。約2時間後、ヨードメタン(2.216g、15.61mmol)の脱水THF(10mL)中溶液を約−78℃で加えた。混合物の撹拌を約−78℃で約2時間続けた。反応混合物をNH
4Cl水溶液で反応停止し、EtOAcで抽出した(500mLで3回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して(表1、方法ao)、メチル4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(1g、32%)を固体として得た。
1H NMR(CDCl
3)δ7.51−7.49(d、J=8.0、1H)、7.39−7.37(d、J=8、1H)、6.55(s、1H)、5.77(s、2H)、4.06(s、3H)、3.31−3.27(m、2H)、2.60(s、3H)、0.87−0.83(m、2H)、0.00(s、9H)。
【1093】
段階B:4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸
【1094】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【1095】
メチル4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキシレート(0.6g、1.5mmol)のMeOH(3mL)、THF(6mL)および水(3mL)中溶液に、LiOH(0.361g、15.1mmol)を加え、反応混合物を加熱して約45℃として約3時間経過させた。1N HClを加えることで反応混合物をpH<3に調節し、EtOAcで抽出し(300mLで3回)、有機相を減圧下に濃縮して、4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(0.5g、86%)を固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ13.32(s、1H)、7.53−7.42(m、2H)、6.56(s、1H)、5.86(s、2H)、3.36−3.32(m、2H)、2.63(s、3H)、0.90−0.82(m、2H)、0.00(s、9H)。
【1096】
段階C:4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1097】
【化326】
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【1098】
4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボン酸(0.5g、1.30mmol)のTHF(10mL)およびDCM(12mL)中溶液に、HOBt(0.299g、1.95mmol)およびEDCI(0.374g、1.95mmol)を約0℃で加えた。次に、反応混合物を室温で約1時間撹拌し、NH
3ガスを約20分間吹き込み、撹拌を室温で終夜続けた。NaHCO
3水溶液を加え、混合物をEtOAcで抽出し(200mLで3回)、有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.45g、90%)を固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ8.10(s、1H)、7.67(s、1H)、7.36−7.34(d、J=8、1H)、7.20−7.18(d、J=8、1H)、6.46(s、1H)、5.74(s、2H)、3.46−3.38(m、2H)、2.56(s、3H)、0.90−0.83(m、2H)、0.00(s、9H)。
【1099】
段階D:4−ブロモ−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1100】
【化327】
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【1101】
4−ブロモ−2−メチル−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(350mg、0.913mmol)のTHF(15mL)中溶液に、TBAF(2.4g、9.13mmol)およびエタン−1,2−ジアミン(1.1g、18.3mmol)を加えた。混合物を終夜還流させた。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムによって精製して、4−ブロモ−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(180mg、78%)を固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.18(s、1H)、8.05(s、1H)、7.48−7.42(m、2H)、7.20−7.18(d、J=8、1H)、6.14(s、1H)、2.41(s、3H)。
【1102】
段階E:4−(3−アミノフェニル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1103】
【化328】
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【1104】
4−ブロモ−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(180mg、0.711mmol)のTHF(8mL)および水(4mL)およびMeOH(4mL)中溶液に、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(187mg、0.853mmol)、Pd(dppf)Cl
2(104mg、0.142mmol)およびNa
2CO
3(226mg、2.13mmol)を加え、溶液を約90℃で約2時間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲルカラムによって精製して、4−(3−アミノフェニル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(80mg、42%)を固体として得た。
1H NMR(MeOD)δ10.92(s、1H)、7.99(s、1H)、7.66−7.63(d、J=12、2H)、7.61(s、1H)、7.13−7.09(m、1H)、6.99−6.97(d、J=8、1H)、6.88(s、1H)、6.78−6.73(m、2H)、6.58−6.56(d、J=8、1H)、6.29(s、1H)、2.42(s、3H)。
【1105】
段階F:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1106】
【化329】
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【1107】
4−(3−アミノフェニル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(80mg、0.302mmol)のDCM(6mL)中溶液に、アクリロイルクロライド(40.9mg、0.452mmol)およびDIEA(0.105mL、0.603mmol)を約0℃で加えた。混合物を室温で約1時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法an)によって精製して、4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−メチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(10mg、11%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法j)R
t=2.07分;MS m/z:320(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1108】
実施例番号20:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1109】
【化330】
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【1110】
段階A:4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1111】
【化331】
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【1112】
4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド((1.5g、3.03mmol、製造番号24)のTHF(20mL)中溶液に、TBAF(15.84g、60.6mmol)およびエタン−1,2−ジアミン(1.82g、30.3mmol)を加え、溶液を終夜加熱還流させた。溶液を減圧下に濃縮し、水(30mL)およびEtOAc(30mL)を加え、有機相を脱水し、減圧下に濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=10:1から1:1)によって精製して、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(700mg、63%)。LC/MS(表1、方法k)R
t=1.91分;MS m/z:367(M+H)
+。
【1113】
段階B:4−ブロモ−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1114】
【化332】
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【1115】
4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.630g、1.726mmol)の1.4−ジオキサン(4.5mL)および水(0.5mL)中溶液に、CsF(0.787g、5.18mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(0.242g、0.345mmol)およびカリウムトリフルオロ(ビニル)ボレート(254mg、1.899mmol)を加えた。反応混合物をN
2雰囲気下に加熱して約90℃として約2時間経過させた。混合物を減圧下に濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−ブロモ−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.140g、31%)。
1H NMR(CDCl3)δ10.36(s、1H)、7.2−7.12(m、2H)、6.72−6.65(m、1H)、6.50(s、1H)、6.25−5.78(m、2H)、5.69(d、J=17.6、1H)、5.33(d、J=10.8、1H)。
【1116】
段階C:4−(3−アミノフェニル)−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1117】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【1118】
4−ブロモ−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.12g、0.45mmol)のTHF(10mL)、水(5mL)およびMeOH(5mL)中溶液に、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(119mg、0.543mmol)、PdCl
2(dppf)(66.2mg、0.091mmol)およびNa
2CO
3(144mg、1.358mmol)を加えた。反応混合物を約90℃で約2時間加熱した。混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーによって精製して、4−(3−アミノフェニル)−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(80mg、75%)。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.06分;MS m/z:278(M+H)
+。
【1119】
段階C:4−(3−アミノフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1120】
【化334】
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【1121】
4−(3−アミノフェニル)−2−ビニル−1H−インドール−7−カルボキサミド(46mg、0.116mmol)のTHF(10mL)中溶液に、Pd/C(10mg、0.094mmol)を加えた。混合物を室温で約1.5時間撹拌した。混合物をセライト(R)層で濾過し、濾液を減圧下に濃縮して、4−(3−アミノフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(40mg、70%)を得て、それを次の段階に直接用いた。LC/MS(表1、方法l)R
t=1.21分;MS m/z:280(M+H)
+。
【1122】
段階D:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1123】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【1124】
4−(3−アミノフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミド(20mg、0.072mmol)のDCM(15mL)中溶液に、約0℃でTEA(29mg、0.288mmol)およびアクリロイルクロライド(13.05mg、0.144mmol)を加えた。溶液を室温で終夜撹拌した。溶液を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法am)によって精製して、4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−エチル−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(9mg、38%)。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.91分;MS m/z:334(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1125】
実施例番号21:4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1126】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
段階A:4−ブロモ−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1128】
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
【1129】
2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.267g、1.09mmol、Syngene)、4−ブロモ−2−ヨード−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.363g、0.995mmol、製造番号1)、Na
2CO
3(0.316g、2.98mmol)のTHF(7mL)、MeOH(0.98mL)、および水(0.98mL)中混合物に、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.073g、0.099mmol)を加えた。混合物に窒素を吹き込み、容器を密閉し、約80℃で約4時間加熱した。反応液を冷却して室温とし、セライト(R)で濾過し、減圧下に濃縮した。残留物をEtOAc/ヘキサン(30%から100%)を用いるシリカゲルカラムによって精製して、粗生成物を得て、それを30%から70%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカゲルカラムによってさらに精製して、4−ブロモ−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エン−1−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.25g、71%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.82分;MS m/z:357(M+H)
+。
【1130】
段階B:4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1131】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【1132】
4−ブロモ−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エニル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.48g、0.622mmol)、2−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(0.203g、0.870mmol、Combi−Blocks)、Na
2CO
3(0.198g、1.865mmol)および[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.045g、0.062mmol)のTHF(5mL)、MeOH(0.700mL)および水(0.700mL)中混合物を、窒素雰囲気下に約70℃で約16時間撹拌した。混合物をセライト(R)で濾過し、減圧下に濃縮した。残留物を、EtOAc/ヘプタン(50%から75%)を用いてシリカゲルカラムを通過させて、粗生成物を得た。粗生成物をDCMで磨砕し(約5分間超音波処理を行って2回)、濾過し、DCMで洗浄し、真空乾燥して、4−(3−アミノ−2−メチルフェニル)−2−(4,4−ジフルオロシクロヘキサ−1−エニル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(134mg、57%)。LC/MS(表1、方法f)R
t=1.36分;MS m/z:382(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1133】
実施例番号22:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1134】
【化339】
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【1135】
段階A:(E)−4−ブロモ−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1136】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【1137】
5個の反応容器に4−ブロモ−2−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(1g、2.02mmol、製造番号24)のトルエン(100mL)中溶液を入れ、(E)−トリブチル(2−エトキシビニル)スタンナン(1.09g、3.03mmol)、Pd(PPh
3)
2Cl
2(0.142g、0.202mmol)およびLiCl(0.428g、10.1mmol)を加えた。混合物をN
2雰囲気下に約90℃で終夜加熱した。五つ全ての反応混合物を合わせ、減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムによって精製して、(E)−4−ブロモ−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(2g、45%)を黄色固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ8.11(s、1H)、7.69(s、1H)、7.37−7.35(d、J=8、1H)、7.17−7.15(d、J=8、1H)、6.96(s、1H)、6.78−6.76(d、J=8、1H)、5.80−5.78(d、J=8、2H)、5.69−5.68(d、J=4、1H)、4.24−4.08(m、2H)、3.42−3.36(m、2H)、1.43−1.34(m、3H)、0.86−0.82(m、2H)、0.00(s、9H)。
【1138】
段階B:(E)−4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1139】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【1140】
(E)−4−ブロモ−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(1.5g、3.41mmol)のTHF(20mL)、水(10mL)およびMeOH(10mL)中溶液に、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)アニリン(0.897g、4.10mmol)、Pd(dppf)Cl
2(0.5g、0.683mmol)およびNa
2CO
3(1.085g、10.24mmol)を加えた。溶液を約90℃で約2時間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮し、シリカゲルカラムによって精製して、(E)−4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(0.80g、52%)。
1H NMR(DMSO−d
6)δ8.06(s、1H)、7.62(s、1H)、7.30−7.22(m、2H)、7.15(s、1H)、7.10−7.08(d、J=8、1H)、6.93(s、1H)、6.83−6.81(d、J=8、1H)、6.68−6.65(m、2H)、5.82−5.80(d、J=8、2H)、5.67−5.66(d、J=4、1H)、5.28(s、2H)、4.18−4.06(m、2H)、3.43−3.37(m、2H)、1.39−1.33(m、3H)、0.86−0.82(m、2H)、0.00(s、9H)。
【1141】
段階C:4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1142】
【化342】
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【1143】
二つの反応容器に、(E)−4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシビニル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(400mg、0.886mmol)のMeOH(60mL)中溶液、およびPd/C(400mg、10%)を入れた。それら混合物をH
2(約0.01MPa(14psi))雰囲気下に室温で約1時間撹拌した。二つの反応混合物を合わせ、濾過し、減圧下に濃縮して、4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(600mg、75%)を固体として得て、それを次の段階に直接用いた。
1H NMR(DMSO−d
6)δ8.05(s、1H)、7.61(s、1H)、7.32−7.31(d、J=4、1H)、7.23−7.09(m、2H)、6.90(s、1H)、6.81−6.79(d、J=8、1H)、6.68−6.66(d、J=8、1H)、6.58(s、1H)、5.78(s、2H)、5.26(s、2H)、3.79−3.76(m、2H)、3.55−3.52(m、2H)、3.45−3.41(m、2H)、3.15−3.12(m、2H)、1.26−1.15(m、3H)、0.87−0.83(m、2H)、0.01(s、9H)。
【1144】
段階D:4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1145】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【1146】
4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(500mg、1.10mmol)のTHF(20mL)中溶液に、TBAF(2.88g、11.0mmol)およびエタン−1,2−ジアミン(1.33g、22.0mmol)を加えた。混合物を約80℃で約5時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムによって精製して、4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(267mg、75%)を固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ11.09(s、1H)、8.12(s、1H)、7.76−7.74(d、J=8、1H)、7.46−7.44(d、J=8、1H)、7.24−7.19(m、1H)、7.09−7.07(d、J=8、1H)、6.96(s、1H)、6.87−6.85(d、J=8、1H)、6.67−6.66(d、J=4、1H)、6.45(s、1H)、5.25(s、2H)、3.76−3.73(m、2H)、3.59−3.54(m、2H)、3.13−3.09(m、2H)、1.27−1.23(m、3H)。
【1147】
段階E:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1148】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【1149】
二つの反応容器に、4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(60mg、0.186mmol)のDCM(2mL)中溶液を入れた。DIEA(0.065mL、0.371mmol)およびアクリロイルクロライド(25.2mg、0.278mmol)を加え、混合物を室温で約1時間撹拌した。その二つの反応混合物を合わせ、減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法w)によって精製して、4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(21.6mg、26.4%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法d)R
t=2.95分;MS m/z:378(M−H)
−。(Btk IC
50=A)。
【1150】
実施例番号23:4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1151】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【1152】
段階A:4−(3−アミノフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1153】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【1154】
二つの反応容器に4−(3−アミノフェニル)−2−(2−エトキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(100mg、0.309mmol、実施例番号22、段階D)のDCM(10mL)中溶液を入れ、約−78℃でトリブロモボラン(387mg、1.55mmol)を滴下した。混合物を約0℃で約2時間撹拌した。その二つの反応混合物を合わせ、NaHCO
3水溶液を加え、混合物をDCMで抽出した(100mLで3回)。有機相をNa
2SO
4で脱水し、減圧下に濃縮して、4−(3−アミノフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(160mg、88%)を黄色固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6)δ10.96(s、1H)、8.04(s、1H)、7.67−7.65(d、J=8、1H)、7.38−7.34(d、J=16、1H)、7.16−7.12(m、1H)、7.01−6.99(d、J=8、1H)、6.91(s、1H)、6.81−6.80(d、J=4、1H)、6.62−6.59(d、J=12、1H)、6.36(s、1H)、5.33(s、2H)、4.87(s、1H)、3.73−3.70(m、2H)、2.96−2.93(m、2H)。
【1155】
段階B:4−(3−アミノフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1156】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【1157】
4−(3−アミノフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(40mg、0.135mmol)のピリジン(4mL)中溶液に、EDCI(31mg、0.163mmol)およびアクリル酸(9.8mg、0.135mmol)を加えた。混合物を約110℃で約3時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残留物を分取HPLC(表1、方法al)によって精製して、4−(3−アクリルアミドフェニル)−2−(2−ヒドロキシエチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(4.5mg、10%)を固体として得た。LC/MS(表1、方法j)R
t=2.46分;MS m/z:350(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1158】
実施例番号24:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1159】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【1160】
段階A:tert−ブチル−3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1161】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【1162】
4mL反応バイアル中、4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボニトリル(200mg、0.905mmol、Sinova)、クロロ[2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2′,4′,6′−トリイソプロピル−1,1′−ビフェニル][2−(2−アミノ−エチル)フェニル]パラジウム(II)(9.03mg、0.011mmol)、およびジシクロヘキシル(2′,4′,6′−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−[1,1′−ビフェニル]−2−イル)ホスフィン(6.07mg、0.011mmol)を加えた。固体混合物を排気し、窒素を再充填した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(2.17mL、2.17mmol)を加え、次にtert−ブチル−3−アミノアゼチジン−1−カルボキシレート(170μL、1.09mmol)を加えた。反応混合物を約65℃で約2.5時間加熱した。反応混合物を1N HCl数滴で反応停止し、EtOAc(10mL)で希釈した。EtOAc層を飽和NaHCO
3水溶液で洗浄し、MgSO
4で脱水し、濾過し、減圧下に濃縮した。粗取得物を、5%から40%EtOAc/ヘプタンの勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル−3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(160mg、57%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.13分;MS m/z:311(M−H)
−。
【1163】
段階B:tert−ブチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレート
【1164】
【化350】
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【1165】
100mL丸底フラスコにおいて、MeCN(5mL)中のtert−ブチル3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(200mg、0.640mmol)を加えて褐色溶液を得た。DMAP(15.6mg、0.128mmol)およびBOC
2O(419mg、1.92mmol)を加えた。反応混合物を室温で約18時間撹拌した。反応混合物を水(2mL)およびEtOAc(3mL)で希釈した。懸濁液全体を濾過し、EtOAc(5mL)で洗浄した。回収した白色沈澱を真空乾燥機において約70℃で約2時間乾燥させて、tert−ブチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレートを得た(154mg、58.3%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.54分;MS m/z:411(M−H)
−。
【1166】
段階C:tert−ブチル−4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレート
【1167】
【化351】
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【1168】
4mL反応バイアル中、DMF(1mL)中の水素化ナトリウム(23.9mg、0.598mmol、鉱油中60%分散品)を加えて、白色懸濁液を得た。反応混合物を冷却して約0℃とし、tert−ブチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレート(145mg、0.352mmol)をDMF(4mL)中溶液として加えた。約30分後、ヨードメタン(33μL、0.528mmol)を加えた。撹拌を0℃で約1時間続けた。水(15mL)で反応停止し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮した。取得物を、5分かけて0%から25%EtOAc/ヘプタンの勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、次に25%EtOAc/ヘプタンで5分間保持して、粗tert−ブチル−4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレートを得た(148mg、71.1%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.71分;MS m/z:427(M+H)
+。
【1169】
段階D:tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1170】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1171】
tert−ブチル4−((1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−7−シアノ−1H−インドール−1−カルボキシレート(148mg、0.250mmol)のエタノール(2mL)/DMSO(0.500mL)中溶液に、過酸化水素(0.515mL、5.04mmol)およびNaOH(1M、0.515mL、0.515mmol)を加えた。反応混合物を室温で約2時間撹拌した。反応混合物に、水(5mL)を加え、沈澱を濾過によって回収し、水(5mL)で洗浄し、真空乾燥機にて約70℃で約2時間乾燥させて、tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(60mg、52%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=1.97分;MS m/z:345(M+H)
+。
【1172】
段階E:4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1173】
【化353】
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【1174】
4mL反応バイアル中、1,4−ジオキサン(2mL)中のtert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(60mg、0.129mmol)を加えて、オフホワイト溶液を得た。4M HCl/ジオキサン(0.129mL、0.516mmol)を加えた。反応液を室温で約2時間撹拌した。それを昇温させて約50℃として約2時間経過させた。追加の4M HCl/ジオキサン(0.129mL、0.516mmol)を加え、撹拌を約50℃で約45分続けた。反応混合物を濾過し、DCMで洗浄して沈澱を得た。沈澱を水(2mL)に溶かし、5N NaOH水溶液数滴で塩基性とした。次に、水層をDCM(7mLで2回)およびEtOAC(8mLで2回)で抽出した。有機層を合わせ、MgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(29mg、66%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=0.73分;MS m/z:245(M+H)
+。
【1175】
段階F:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1176】
【化354】
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【1177】
フラスコに、DCM(5mL)中の4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミド(28mg、0.083mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(65μL、0.373mmol)を入れた。混合物を氷浴で冷却して0℃とした。アクリロイルクロライド(7.38μL、0.091mmol)を加え、混合物を約20分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。取得物を、7分間かけて1.0%から3.3%MeOH/DCMの勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、次に3.3%で5分間保持して、4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(10.5mg、43%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.31分;MS m/z:299(M+H)
+.(Btk IC
50=A)。
【1178】
実施例番号25:4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1179】
【化355】
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【1180】
段階A:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【1181】
【化356】
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【1182】
20mLバイアルに、4−ブロモ−1H−インドール−7−カルボキサミド(300mg、1.255mmol)、tert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(466mg、1.506mmol)、(1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(92mg、0.125mmol)および炭酸ナトリウム(399mg、3.76mmol)を入れた。固体混合物に、THF(6mL):MeOH(0.840mL):水(0.840mL)を加えた。懸濁液に窒素を約5分間吹き込んだ。反応混合物を約70℃で終夜加熱した。反応混合物をセライト(R)層で濾過し、濃縮し、シリカゲルカラム(30%から60%EtOAc/ヘプタン)によって精製して、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレートを得た(355mg、83%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.14分;MS m/z:340(M−H)
−。
【1183】
段階B:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1184】
【化357】
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【1185】
フラスコに、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(355mg、1.04mmol)およびパラジウム(55.3mg、0.520mmol)を入れた。酢酸エチル(10mL)を減圧下に加え、混合物をH
2風船下に室温で約5時間撹拌した。反応混合物をセライト(R)層で濾過し、MeOH(20mL)およびEtOAc(30mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1−カルボキシレートを得た(357mg、100%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.14分;MS m/z:342(M−H)
−。
【1186】
段階C:4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1187】
【化358】
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【1188】
フラスコに、メタノール(5mL)を入れ、冷却して0℃とした。アセチルクロライド(0.828mL、11.6mmol)を滴下し、氷浴を外した。混合物を室温で約25分間撹拌した。溶液をtert−ブチル3−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(100mg、0.291mmol)に加え、反応混合物を室温で約4時間撹拌した。混合物を減圧下に濃縮した。残留物を水(10mL)に溶かし、EtOAc(7mL)で洗浄した。水層を50重量%NaOH溶液数滴で塩基性とし、EtOAC(12mL)で抽出した。EtOAc層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(40mg、56%)。取得物を、それ以上特性決定せずに次の段階で粗生成物で使用した。
【1189】
段階D:4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1190】
【化359】
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【1191】
フラスコに、DCM(5mL)中の4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(40mg、0.164mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(43μL、0.247mmol)を入れた。混合物を冷却して0℃とした。アクリロイルクロライド(14.69μL、0.181mmol)を加え、混合物を約20分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。取得物を、10分間かけて1.0%から5.5%MeOH/CH
2Cl
2の勾配を用いるシリカゲルカラムによって精製して、4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(41mg、84%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.53分;MS m/z:298(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【1192】
実施例番号26:4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1193】
【化360】
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【1194】
段階A:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート
【1195】
【化361】
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【1196】
20mLバイアルに、4−ブロモ−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(216mg、0.677mmol、製造番号10)、tert−ブチル3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(251mg、0.812mmol)、DCMとの(1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(1:1)錯体(55.3mg、0.068mmol)および炭酸ナトリウム(215mg、2.03mmol)を入れた。固体混合物に、THF(3mL):MeOH(0.420mL):水(0.420mL)を加えた。懸濁液にN
2を約5分間吹き込んだ。反応混合物を約70℃で終夜加熱した。反応混合物をセライト層で濾過し、濃縮し、シリカゲルカラム(0%から2%MeOH/DCM)によって精製して、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレートを得た(227mg、80%)。LC/MS(表1、方法as)R
t=2.09分;MS m/z:422(M+H)
+。
【1197】
段階B:tert−ブチル3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
【1198】
【化362】
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【1199】
フラスコに、tert−ブチル3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボキシレート(227mg、0.539mmol)および10%パラジウム/炭素(28.7mg、0.027mmol)を入れた。酢酸エチル(5mL)を減圧下に加え、混合物をH
2風船下に室温で約5時間撹拌した。反応混合物をセライト(R)層で濾過し、MeOH(20mL)およびEtOAc(30mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、標題化合物を得た(177mg、78%)。LC/MS(方法as)R
t=2.08分;MS m/z:424(M+H)
+。
【1200】
段階C:2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1201】
【化363】
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【1202】
フラスコにMeOH(2mL)を入れ、冷却して0℃とした。アセチルクロライド(0.151mL、2.12mmol)を滴下し、氷浴を外した。混合物を室温で約25分間撹拌した。次に、溶液をtert−ブチル3−(7−カルバモイル−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−4−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(30mg、0.071mmol)に加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。混合物を減圧下に濃縮した。残留物を水(3mL)に溶かし、DCM(3mL)で洗浄した。水層を5N NaOH数滴で塩基性として懸濁液を得て、それにDCMを加えた。DCM層を分離した。水層で沈澱が生成し、それを濾過によって回収し、DCM/EtOAC/MeOHの混合物(1:1:1)(6mL)で洗浄した。この濾液をDCM層と合わせ、減圧下に濃縮して、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(18mg、79%);LC/MS(表1、方法as)R
t=1.03分;MS m/z:324(M+H)
+。
【1203】
段階D:4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1204】
【化364】
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【1205】
フラスコに、DCM(5mL)中の2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(ピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(18mg、0.056mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.044mL、0.250mmol)を入れた。混合物を、氷浴で冷却して0℃とした。アクリロイルクロライド(4.97μL、0.061mmol)を加え、混合物を約20分間撹拌した。反応混合物を濃縮した。取得物を、シリカゲルカラム(2.0%から6.5%MeOH/DCM)によって精製して、4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドを得た(9mg、43%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.56分;MS m/z:378(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1206】
実施例番号27:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)オキシ)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1207】
【化365】
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【1208】
段階A:tert−ブチル3−(4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1209】
【化366】
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【1210】
炭酸セシウム(2.038g、6.26mmol)をDMF(12mL)に加えて白色懸濁液を得た。モレキュラーシーブス(4Å、8から12メッシュ、ビーズ、100mg)、4−ブロモ−3−ニトロフェノール(1g、4.59mmol)およびtert−ブチル3−((メチルスルホニル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(1.048g、4.17mmol)を加え、混合物を約85℃で約18時間加熱した。粗混合物をEtOAc(50mL)と飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)との間で分配した。有機層をブライン(30mL)によって洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、tert−ブチル3−(4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(0.799g、2.14mmol、収率46.7%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.62分;MS m/z373、375(M+H)
+。
【1211】
段階B:tert−ブチル3−((7−ブロモ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1212】
【化367】
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【1213】
100mL丸底フラスコを窒素で脱気し、ドライアイス/アセトン浴で冷却して約−70℃とした。そのフラスコにビニルマグネシウムブロマイドのTHF(1.0M、21.59mL、21.59mmol)中溶液を加えた。次に、tert−ブチル3−(4−ブロモ−3−ニトロフェノキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(2.65g、5.40mmol)の2−メチル−THF(18mL)中溶液を8分かけて滴下し、混合物を約−70℃で約1時間撹拌し、反応混合物を、約−60℃で飽和塩化アンモニウム水溶液(22mL)によって反応停止した。得られた混合物を昇温させて室温とし、EtOAc(50mL)および水(40mL)を加えた。層を分離し、水層をEtOAc(50mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して橙赤色油状物を得て、それを0から40%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル3−((7−ブロモ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(0.87g、2.37mmol、収率43.9%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.52分;MS m/z367、369(M+H)
+。
【1214】
段階C:tert−ブチル3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1215】
【化368】
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【1216】
20mLマイクロ波反応バイアル中、tert−ブチル3−((7−ブロモ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.8g、2.178mmol)、シアン化亜鉛(0.512g、4.36mmol)およびDMF(12mL)を加えて黄色懸濁液を得た。そのバイアルを窒素で脱気し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.755g、0.654mmol)を加えた。混合物を窒素で脱気し、反応混合物を、Biotage(R)マイクロ波リアクター中にて約160℃で約30分間加熱した(約13.8kPa(2psi)最大圧、235最大ワット数)。得られた橙赤色懸濁液をセライト(R)で濾過し、DMF(10mL)および2−メチル−THF(10mLで3回)で洗浄し、濾液を減圧下に濃縮してほとんどのDMFを除去し、それを2−メチル−THF(50mL)と飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)との間で分配した。有機層を水(30mL)およびブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して橙赤色油状物を得て、それを、0%から50%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得た(0.28g、0.894mmol、収率41.0%)。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.29分;MS m/z314(M+H)
+。
【1217】
段階D:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)オキシ)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1218】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【1219】
tert−ブチル3−((7−シアノ−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.28g、0.894mmol)および炭酸カリウム(0.309g、2.234mmol)のDMSO(2.98mL)中混合物を、氷冷水浴によって冷却して約10℃とし、次に過酸化水素(0.091mL、0.894mmol)を滴下した。反応混合物を室温で約18時間撹拌し、過酸化水素(0.023mL、0.225mmol)を加えた。反応混合物を室温でさらに約9時間撹拌した。反応混合物に水(30mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出し(30mLで2回)、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して粗tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレートを得て、それを次の段階で直接用いた。
【1220】
tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)オキシ)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.27g、0.815mmol)のMeOH(4.45mL)中懸濁液に、塩化水素(4.0Mジオキサン中溶液、4.07mL、16.30mmol)を滴下し、混合物を室温で約30分撹拌し、次に混合物を減圧下に濃縮して粗4−(アゼチジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−7−カルボキサミド塩酸塩を得て、それを次の段階で直接用いた。
【1221】
4−(アゼチジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−7−カルボキサミド塩酸塩(0.218g、0.815mmol)のDCM(13.0mL)中懸濁液を氷/塩化ナトリウム浴で冷却して約−10℃とし、TEA(0.568mL、4.08mmol)を滴下し、次に中溶液アクリロイルクロライド(0.075mL、0.897mmol)のDCM(3.26mL)を注射器によって滴下し、反応混合物を約30分間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、粗取得物を0%から10%MeOH/DCMの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)オキシ)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.16g、0.555mmol、収率68.1%)を得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.37分;MS m/z286(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1222】
実施例番号28
*:(S)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび(R)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1223】
【化370】
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【1224】
段階A:tert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1225】
【化371】
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【1226】
ジイソプロピルアミン(0.646mL、4.57mmol)のTHF(3.8mL)中溶液に約0℃で、n−ブチルリチウムの溶液(2Mヘキサン中溶液)(2.28mL、4.57mmol)を滴下した(内部温度を約3℃以下に維持)。反応混合物を約0℃で約30分間撹拌し、冷却して約−78℃とした。tert−ブチル3−アセチルアゼチジン−1−カルボキシレート(0.758g、3.81mmol)のTHF(7.6mL)中溶液を滴下し(内部温度を約−70℃以下に維持)、反応混合物を約−78℃で約30分間撹拌した。1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−((トリフルオロメチル)スルホニル)メタンスルホンアミド(1.42g、4.00mmol)のTHF(7.6mL)中溶液を滴下した(内部温度を約−70℃以下に維持)。添加後、混合物を約4時間かけて昇温させて約0℃とし、反応混合物を飽和NH
4Clで反応停止し、EtOAcで抽出し(50mLで3回)、濃縮し、0%から15%EtOAc/ヘプタンの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレートの混合物を黄色油状物として得た(0.398g、31%)。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)tert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレート:δ5.32(d、J=4.2Hz、1H)、5.16(dd、J=4.2、1.0Hz、1H)、4.15(t、J=8.8Hz、2H)、3.93(dd、J=8.8、6.1Hz、2H)、3.49−3.37(m、1H)、1.44(s、9H);tert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレート:δ4.58−4.53(m、2H)、4.52−4.49(m、2H)、1.98−1.94(m、3H)、1.45(s、9H)。
【1227】
段階B:tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1228】
【化372】
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【1229】
tert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(((トリフルオロメチル)スルホニル)オキシ)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.388g、1.17mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.279g、0.975mmol)、Pd(dppf)Cl
2(0.043g、0.059mmol)および炭酸ナトリウム(0.31g、2.93mmol)の混合物を入れたバイアルに、1,4−ジオキサン(3mL)および水(1mL)を加えた。反応混合物を排気し、窒素を充填した(3回繰り返した)。混合物を約80℃で約1時間加熱した。反応混合物を濃縮し。MeOH/DCMで希釈した。混合物を濾過し、MeOH/DCMで洗浄し、濾液を濃縮乾固した。粗生成物を0%から3%MeOH/DCMの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレートの混合物(0.277g、83%)を黄色油状物として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.08、2.13分;MS m/z:340(M−H)
−。
【1230】
段階C:tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1231】
【化373】
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【1232】
10重量%Pd/C(0.026g、0.024mmol)を入れたフラスコに、tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)ビニル)アゼチジン−1−カルボキシレートおよびtert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチリデン)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.26g、0.76mmol)のEtOAc(10mL)中溶液およびMeOH約2滴を加えた。混合物を、ほぼ室温で約2時間にわたり水素風船で水素化した。反応混合物をセライト(R)層で濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を濃縮乾固させて、tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.212g、81%)を明黄色泡状物として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=2.08分;MS m/z:342(M−H)
−。
【1233】
段階D:(S)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび(R)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1234】
【化374】
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【1235】
tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.17g、0.495mmol)を分取キラルHPLC(表2、方法1)によって精製して、(S)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.063g、37%)(R
t=12.339分、または=正)および(R)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.066g、39%)(R
t=18.959分、または=負)を得た。
【1236】
段階E.1:(S)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1237】
【化375】
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【1238】
(S)−tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.063g、0.183mmol)およびMeOH(1mL)を入れたバイアルに、ほぼ室温で塩化水素(4Mジオキサン中溶液、0.92mL、3.67mmol)を加えた。混合物を約30分撹拌し、次に混合物を減圧下に濃縮して、粗(S)−tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート塩酸塩を得て、それをそれ以上精製せずに用いた。
【1239】
(S)−4−(1−(アゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド塩酸塩(0.051、0.183mmol)のTHF(2mL)およびDCM(1mL)中懸濁液に約0℃で、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.096mL、0.550mmol)と、次にアクリロイルクロライド(0.017mL、0.202mmol)を加えた。混合物を約0℃で約30分間撹拌した。混合物をMeOHで反応停止し、揮発分を減圧下に除去した。残留物をDCMと飽和NaHCO
3水溶液との間で分配した。有機層を濃縮し、粗生成物を0%から5%MeOH/DCMの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、(S)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.039g、69.9%)を白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.50分;MS m/z:298(M+H)
+。(Btk IC
50=B)。
【1240】
段階E.2:(R)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1241】
【化376】
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【1242】
(R)−tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート(0.066g、0.192mmol)およびMeOH(1mL)を入れたバイアルに、ほぼ室温で塩化水素(4Mジオキサン中溶液、0.96mL、3.84mmol)を加えた。混合物を室温で約1時間撹拌し、次に混合物を減圧下に濃縮して、粗(R)−tert−ブチル3−(1−(7−カルバモイル−1H−インドール−4−イル)エチル)アゼチジン−1−カルボキシレート塩酸塩を得て、それをそれ以上精製せずに用いた。
【1243】
(R)−4−(1−(アゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド塩酸塩(0.054g、0.192mmol)のTHF(2mL)およびDCM(1mL)中懸濁液に約0℃で、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.1mL、0.577mmol)を加え、次にアクリロイルクロライド(0.018mL、0.212mmol)を滴下した。混合物を約0℃で約30分間撹拌した。混合物をMeOHで反応停止し、揮発分を減圧下に除去した。残留物をDCMと飽和NaHCO
3水溶液との間で分配した。有機層を濃縮し、粗生成物を0%から5%MeOH/DCMの勾配で溶離を行うシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、(R)−4−(1−(1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)エチル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.042g、73.2%)を白色固体として得た。LC/MS(表1、方法a)R
t=1.50分;MS m/z:298(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1244】
実施例番号29:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
段階A:4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリル
【1245】
【化377】
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【1246】
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン[ChemTec](10.4g、52.8mmol)のDCM(66.0mL)およびDME(66.0mL)中溶液に、3−クロロ過安息香酸(21.29g、95mmol、77重量%)を1回で加え、混合物を約16時間撹拌した。有機溶媒を減圧下に除去し、固体をDCMで磨砕し、固体を濾過して、生成物および安息香酸の両方の混合物を得た。濾液にはさらに生成物が含まれており、それを減圧下でさらに濃縮して、2回目の濾過ができるようにした。合わせたフィルターケーキを乾燥させ、磁気撹拌バーの入った1リットル丸底フラスコに移し入れた。MeCN(264mL)およびTEA(14.8mL、106mmol)を加えて、オフホワイトスラリーを得た。トリメチルシリルシアニド(24.64mL、185mmol)を注射器によって1回で加え、混合物を加熱還流した。約2時間の加熱後、混合物を放冷して室温とした。1M NaOH 100mLを加えることで反応停止し、EtOAc 100mLで希釈し、分液漏斗に移し入れ、1M NaOH 100mLおよびEtOAc 100mLでさらに希釈した。層を分離し、水相をEtOAcで抽出した(150mLで3回)。合わせた有機抽出液をブラインおよび1M NaOHの1:1混合物で洗浄し(50mLで2回)、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を除去して、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリルを褐色−黄色固体として得た(10.28g、80%)。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ8.44(s、1H)、7.96(d、J=3.1Hz、1H)、6.71(d、J=3.1Hz、1H)。
【1247】
段階B:4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
【1248】
【化378】
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【1249】
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボニトリル(10.2g、45.9mmol)のEtOH(104mL)中溶液に、1M NaOH水溶液(115mL、115mmol)および30%過酸化水素(80mL、781mmol)を加え、反応混合物を加熱て約45℃とし、約30分間撹拌した。有機溶媒を減圧下に除去した。混合物を水30mLで希釈し、濾過して、4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミドを明黄色固体として得た(9.87g、83%)。LC/MS(表1、方法as):R
t=1.81分;MS m/z:240、242(M+H)
+。
【1250】
段階C:tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート
【1251】
【化379】
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【1252】
4−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド(580mg、2.416mmol)を脱水ジオキサン12mLに溶かし、Na
2SO
4で約1時間脱水した。溶液を濾過して、乾燥機で乾燥した75mL圧力容器に入れ、乾燥剤をジオキサン3mLを用いて洗浄した。その溶液を、アルゴン気流を用いて脱気し、tert−ブチル3−(メチルアミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート塩酸塩(0.969g、4.35mmol、Synthonix)を加え、次にクロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,4′,6′−トリイソプロピル−1,1′−ビフェニル)[2−(2−アミノエチル)フェニル)]パラジウム(II)(0.089g、0.12mmol)およびX−Phos(0.057g、0.12mmol)を加えた。混合物を約10分間脱気し、LiHMDS(1M THF中溶液、10.87mL、10.87mmol)を注射器で滴下し、バイアルを密閉し、加熱して約90℃として約19時間経過させた。反応液を冷却して室温とし、NaHCO
3水溶液(20mL)を加えることで反応停止し、EtOAc(50mL)で希釈した。水(10mL)およびブライン(10mL)を用いてさらに希釈することで溶解を完了させ、層を分離した。水相をEtOAcで抽出した(20mLで3回)。合わせた有機抽出液を1:1ブラインおよびNaHCO
3水溶液(20mL)で洗浄し、Na
2SO
4で脱水し、濾過し、溶媒を減圧下に除去した。粗取得物をシリカ上の乗せ、0%から5%のMeOH/DCMで溶離を行うシリカカラム(40g)を用いて精製した。生成物を含む分画を減圧下に濃縮して、tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレートを明黄色固体として得た(0.61g、69%)。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ11.41(bs、1H)、7.90(bs、1H)、7.48−7.43(m、1H)、7.43−7.39(m、2H)、6.60(dd、J=3.1、2.0Hz、1H)、4.61−4.51(m、1H)、4.23−4.14(m、2H)、3.86(dd、J=8.9、5.2Hz、2H)、3.06(s、3H)、1.38(s、9H)。
【1253】
段階D:4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩
【1254】
【化380】
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【1255】
磁気撹拌バーおよびMeOH(1.97mL)の入った50mL丸底フラスコに、約0℃で注射器によってアセチルクロライド(1307μL、18.38mmol)を加えた。約10分後、混合物を昇温させて室温とし、約1時間撹拌した。次に、tert−ブチル3−((7−カルバモイル−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−4−イル)(メチル)アミノ)アゼチジン−1−カルボキシレート(127mg、0.368mmol)のMeOH(1970μL)およびDCM(657μL)中溶液を注射器によって滴下し、反応液を室温で約5時間撹拌した。溶媒を減圧下に除去して、4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩を得た(128mg、99%)。LC/MS(表1、方法at):R
t=0.93分;MS m/z:246(M+H)
+。
【1256】
【化381】
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【1257】
段階E:4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド
4−(アゼチジン−3−イル(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミド塩酸塩(101mg、0.36mL)のDCM(5760μL)およびエチルジイソプロピルアミン(258μL、1.440mmol)中溶液を冷却しながら、それに、内部温度を−4℃以下に維持しながら、アクリロイルクロライド(50mg、0.552mmol)のDCM(1440μL)中溶液を注射器で滴下した。混合物を15分間撹拌した。水0.3mLを加えることで反応停止し、溶媒体積を1.5mLまで減らし、混合物をシリカ4gの上に乗せた。24gシリカカラム、0%から10%MeOH/DCMを用いて取得物を精製した。生成物を含む分画を減圧下に濃縮して、4−((1−アクリロイルアゼチジン−3−イル)(メチル)アミノ)−1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−7−カルボキサミドを白色固体として得た(89mg、78%)。
1H NMR(400MHz、DMSO)δ11.43(bs、1H)、7.98−7.88(m、1H)、7.49−7.44(m、2H)、7.42(s、1H)、6.64−6.58(m、1H)、6.40−6.29(m、1H)、6.11(dd、J=17.0、2.2Hz、1H)、5.68(dd、J=10.2、2.2Hz、1H)、4.72−4.62(m、1H)、4.60−4.52(m、1H)、4.31−4.18(m、2H)、3.97(dd、J=10.5、5.2Hz、1H)、3.08(s、3H);MS m/z:300(M+H)
+。(Btk IC
50=A)。
【1258】
実施例番号30
*:(R)−4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドおよび(S)−4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド
【1259】
【化382】
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【1260】
4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミドのサンプル(0.03g、0.10mmol)を、分取キラルHPLC(表2、方法2)によって精製して、(R)−4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.012g、40%)(R
t=17.14分、または=正)(Btk IC
50=B)および(S)−4−(1−アクリロイルピペリジン−3−イル)−1H−インドール−7−カルボキサミド(0.013g、43%)(R
t=20.46分、または=負)を得た。(Btk IC
50=A):LC/MS(表1、方法a)R
t=1.47分;MS m/z:298(M+H)
+。
【1261】
【表50】
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【1262】
【表51】
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【1263】
【表52】
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