特許第6770188号(P6770188)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6770188
(24)【登録日】2020年9月28日
(45)【発行日】2020年10月14日
(54)【発明の名称】端末能力交渉方法、端末および基地局
(51)【国際特許分類】
   H04W 8/24 20090101AFI20201005BHJP
   H04W 88/06 20090101ALI20201005BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20201005BHJP
【FI】
   H04W8/24
   H04W88/06
   H04W72/04 111
【請求項の数】20
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2019-517081(P2019-517081)
(86)(22)【出願日】2017年9月28日
(65)【公表番号】特表2019-534621(P2019-534621A)
(43)【公表日】2019年11月28日
(86)【国際出願番号】CN2017103891
(87)【国際公開番号】WO2018059472
(87)【国際公開日】20180405
【審査請求日】2019年4月10日
(31)【優先権主張番号】201610875718.4
(32)【優先日】2016年9月30日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511134469
【氏名又は名称】チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー
(74)【代理人】
【識別番号】100116872
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 和子
(72)【発明者】
【氏名】張 大鈞
(72)【発明者】
【氏名】許 芳麗
(72)【発明者】
【氏名】ウォラル チャンドリカ クムディニエ
【審査官】 伊東 和重
(56)【参考文献】
【文献】 特表2017−523634(JP,A)
【文献】 特開2013−197820(JP,A)
【文献】 Intel Corporation (Rapporteur),Report of email discussion: [94#39][NR] C plane aspects for tight interworking[online],3GPP TSG-RAN WG2#95,3GPP,2016年 8月26日,R2-165012,検索日[2020.03.23],インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_95/Docs/R2-165012.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末からネットワークに報知することを含み、
前記融合能力は、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組合せ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む端末能力交渉方法。
【請求項2】
各周波数帯に対応する能力パラメータは、Indexで識別され、
各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力で定義される請求項1に記載の方法。
【請求項3】
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を前記端末からネットワークに報知することは、
前記端末が、プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知することを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末が、プライマリ基地局から送信される無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記無線パラメータは、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータであって、セカンダリ基地局からプライマリ基地局を介して端末に転送され、
前記能力指示情報は、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいてプライマリ基地局からセカンダリ基地局に推薦される情報であり、
プライマリ基地局は、前記能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦する際に、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送する請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記端末が、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局にトリガされ、交渉して特定され、
または、
前記端末が、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局にトリガされ、交渉して特定される請求項1に記載の方法。
【請求項6】
プライマリ基地局が、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガし、
前記融合能力は、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組合せ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む端末能力交渉方法。
【請求項7】
各周波数帯に対応する能力パラメータは、Indexで識別され、
各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力で定義される請求項6に記載の方法。
【請求項8】
プライマリ基地局が、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいて能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦し、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送することをさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推奨される能力開示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータを、プリマリ基地局から前記端末に送信することをさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項10】
無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局がトリガして交渉することと、
プライマリ基地局が変更後無線パラメータを前記端末に送信することをさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項11】
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知することに用いられる送信モジュールを含み、
前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組合せ、及び各周波数帯における能力パラメータを含む端末。
【請求項12】
各周波数帯に対応する能力パラメータは、Indexで識別され、
各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力で定義される請求項11に記載の端末。
【請求項13】
前記送信モジュールは、
プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知することに用いられる請求項11に記載の端末。
【請求項14】
前記端末は、プライマリ基地局から送信される無線パラメータを受信することに用いられる受信モジュールをさらに含み、
前記無線パラメータは、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推奨される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータであって、セカンダリ基地局からプライマリ基地局を介して端末に転送され、
前記能力指示情報は、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プリマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいてプライマリ基地局からセカンダリ基地局に推奨される情報であり、
プライマリ基地局は、前記能力指示情報をセカンダリ基地局に推奨する際に、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送する請求項11に記載の端末。
【請求項15】
受信モジュールは、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられ、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局にトリガされ、交渉して特定され、
または、
受信モジュールは、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられ、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局にトリガされ、交渉して特定される請求項14に記載の端末。
【請求項16】
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガすることに用いられるトリガモジュールを含み、
前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組合せ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む基地局。
【請求項17】
各周波数帯に対応する能力パラメータは、Indexで識別され、
各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力で定義される請求項16に記載の基地局。
【請求項18】
端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいて能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦し、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送することに用いられる推薦モジュールをさらに含む請求項16に記載の基地局。
【請求項19】
セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推奨される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータを端末に送信することに用いられる送信モジュールをさらに含む請求項16に記載の基地局。
【請求項20】
無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局ガトリガして交渉することに用いられる交渉モジュールと、
変更後無線パラメータを前記端末に送信することに用いられる送信モジュールと、をさらに含む請求項16に記載の基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2016年9月30日に中国特許庁に提出された中国特許出願201610875718.4の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術分野に係り、特に端末能力交渉方法、端末および基地局に係る。
【背景技術】
【0003】
ネットワークが進化し続けるにつれて、従来の単一無線アクセスシステム間でコラボレーション/アグリゲーションが行われるネットワークアーキテクチャは、将来の発展に適していない。5Gや他の無線アクセスシステムと4Gネットワークとのハイブリッド展開では、2種以上の異なる無線アクセスシステムを融合させることによって、無線通信システム全体の性能をさらに向上させる。
【0004】
関連技術において、UEが同一システム(例えばLTEシステムまたはNRシステム)でのみダブルリンク動作を行うことができるので、UE能力は、当該システム内のプライマリノード、セカンダリノードによってそれぞれ解析され、対応するリソース割当動作が行われ、能力がオーバーにならないことが確保される。
【0005】
しかし、マルチシステムの融合シーンにおいて、異なるシステムに対するUEの能力は、互いに独立している。UEの最大能力がオーバーにならないことを確保するには、マルチシステムの無線リソースの効果的協調を確保する新規のUE能力交渉メカニズムが必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した技術課題に鑑み、本開示の実施例は、端末能力交渉方法、端末および基地局を提供することによって、マルチシステムの融合シーンにおいて端末の最大能力がオーバーにならないことを確保し、マルチシステムの無線リソースの効果的協調を確保する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施例の第1態様として、端末能力交渉方法を提供する。
前記方法において、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末からネットワークに報知することを含む。
【0008】
選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0009】
選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0010】
選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0011】
選択可能に、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を前記端末からネットワークに報知することは、
前記端末が、プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知することを含む。
【0012】
選択可能に、前記方法において、前記端末が、プライマリ基地局から送信される無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記無線パラメータは、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータであって、セカンダリ基地局からプライマリ基地局を介して端末に転送され、
前記能力指示情報は、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいてプライマリ基地局からセカンダリ基地局に推薦される情報であり、
プライマリ基地局は、前記能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦する際に、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送する。
【0013】
選択可能に、前記方法において、前記端末が、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0014】
選択可能に、前記方法において、前記端末が、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することをさらに含み、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0015】
本開示の実施例の第2態様として、端末能力交渉方法をさらに提供する。前記方法において、プライマリ基地局が、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガすることを含む。
【0016】
選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0017】
選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0018】
選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0019】
選択可能に、前記方法において、プライマリ基地局が、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいて能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦し、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送することをさらに含む。
【0020】
選択可能に、前記方法において、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータを、プライマリ基地局から前記端末に送信することをさらに含む。
【0021】
選択可能に、前記方法において、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局がトリガして交渉することと、
プライマリ基地局が変更後無線パラメータを前記端末に送信することとをさらに含む。
【0022】
本開示の実施例の第3態様として、端末をさらに提供する。前記端末は、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知することに用いられる送信モジュールを含む。
【0023】
選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0024】
選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0025】
選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0026】
選択可能に、前記送信モジュールは、プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知する。
【0027】
選択可能に、前記端末は、プライマリ基地局から送信される無線パラメータを受信することに用いられる受信モジュールをさらに含み、
前記無線パラメータは、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータであって、セカンダリ基地局からプライマリ基地局を介して端末に転送され、
前記能力指示情報は、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいてプライマリ基地局からセカンダリ基地局に推薦される情報であり、
プライマリ基地局は、前記能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦する際に、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送する。
【0028】
選択可能に、前記受信モジュールは、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられ、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0029】
選択可能に、前記受信モジュールは、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられ、
前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0030】
本開示の実施例の第4態様として、基地局をさらに提供する。前記基地局は、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガすることに用いられるトリガモジュールを含む。
【0031】
選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0032】
選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0033】
選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0034】
選択可能に、前記基地局は、端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいて能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦し、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送することに用いられる推薦モジュールをさらに含む。
【0035】
選択可能に、前記基地局は、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータを端末に送信することに用いられる送信モジュールをさらに含む。
【0036】
選択可能に、前記基地局は、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局がトリガして交渉することに用いられる交渉モジュールと、
変更後無線パラメータを前記端末に送信することに用いられる送信モジュールとをさらに含む。
【0037】
本開示の実施例の第5態様として、端末をさらに提供する。
プロセッサと、
前記プロセッサの制御下でデータを送受信することに用いられるトランシーバとを含む前記端末において、
前記プロセッサは、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知するように構成される。
【0038】
本開示の実施例の第6態様として、基地局をさらに提供する。
プロセッサと、
前記プロセッサの制御下でデータを送受信することに用いられるトランシーバとを含む前記基地局において、
前記プロセッサは、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガするように構成される。
【0039】
本開示の実施例の第7態様として、不揮発性コンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供する。
プロセッサによって実行されることのできるコンピュータ読取可能な指令が格納された不揮発性コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体がプロセッサによって実行されると、
前記プロセッサは、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知する。
【0040】
本開示の実施例の第8態様として、不揮発性コンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供する。
プロセッサによって実行されることのできるコンピュータ読取可能な指令が格納された不揮発性コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体がプロセッサによって実行されると、
前記プロセッサは、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガする。
【発明の効果】
【0041】
本開示の上記実施例のいずれによれば、以下のメリット又は有益な効果を有する。
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末からネットワークに報知することによって、マルチシステムの融合シーンにおいて端末の最大能力がオーバーにならないことを確保し、マルチシステムの無線リソースの効果的協調を確保する。
【図面の簡単な説明】
【0042】
図1】マルチネットワーク環境を示す。
図2】本開示の実施例の端末能力交渉方法の実現フローである。
図3】本開示の実施例の端末能力交渉方法の実現フローである。
図4】本開示の実施例の端末能力交渉方法の実現フローである。
図5】本開示の実施例の端末の構造図である。
図6】本開示の実施例の端末の構造図である。
図7】本開示の実施例の基地局の構造図である。
図8】本開示の実施例の基地局の構造図である。
図9】本開示の実施例の基地局の構造図である。
図10】本開示の実施例の基地局の構造図である。
図11】本願の実施例の端末能力交渉方法、端末または基地局の実現に適するコンピュータシステムを示す。
【発明を実施するための形態】
【0043】
以下、添付図面を参照して本開示の例示的な実施例をさらに詳細に記載する。本開示の例示的な実施例を図面に示しているが、本開示は、ここで説明した実施例に限定されることなく様々な形態で実現されうることが理解されるべきである。これらの実施例を示すことは、本開示をより徹底的に理解してもらい、本開示の範囲を当業者に全面的に伝えるためである。
【0044】
当業者にとって、本開示の実施形態がシステム、装置、機器、方法またはコンピュータプログラムプロダクトとして実現されうることが明白である。したがって、本開示の実施例は、具体的に、完全ハードウェア形態、完全ソフトウェア(ファームウェア、滞在ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)形態、または、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた形態で実現されうる。
【0045】
本開示の実施例は、端末能力交渉方法を提供することによって、マルチシステムの融合シーンにおいて端末の最大能力がオーバーにならないことを確保し、マルチシステムの無線リソースの効果的協調を確保する。
【0046】
当該方法において、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をUE(端末)からネットワークに報知することを含む。
【0047】
LTEと5Gアクセスネットワークの融合をサポートする端末など、複数の無線アクセスシステムの融合をサポートする端末機器は、マルチシステムにおける各無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力をネットワークに報知するほかに、マルチシステムについて当該端末の融合能力、たとえばLTEと5G無線アクセスネットワークの融合能力を報知する必要がある。
【0048】
当該融合能力は、少なくとも、LTE無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせと5Gアクセスネットワークの周波数帯の組み合わせなど、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークのBand combinations(周波数帯の組み合わせ)、および、MIMO(マルチ入力マルチ出力)パラメータなど、各周波数帯に対応する能力パラメータを含む必要がある。なお、以上の融合能力パラメータの説明は、単に例に過ぎない。具体な実現に係る融合能力は、以上の例に限定されない。
【0049】
本開示の実施例において、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index(インデックス)方式で識別され、たとえばFreq Band Indicator(周波数周波数帯指示)などが用いられる。このように、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、ある無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で詳細に定義される。このように、1つのアクセスシステムのネットワーク機器が別のアクセスシステムの能力パラメータ情報を解読することが避けられる。
【0050】
マルチシステムの融合(たとえばLTEと5G NRの融合)において、プライマリ基地局(LTEまたは5G NR)は、端末能力交渉プロセスを引き起こす。すなわち、端末は、プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知する。
【0051】
このプロセスにおいて、プライマリ基地局は、端末から報知されるマルチシステムの融合能力に基づき、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局のRRM(無線リソース管理)ポリシーのうちの1つまたは複数に関連付けて、適切な能力指示情報(たとえば推薦されるFreq Band Indicatorなどの情報)をセカンダリ基地局(LTEまたは5G NR)に推薦するとともに、目標無線アクセスシステム、すなわちセカンダリ基地局が属する無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力情報をセカンダリ基地局に転送する(具体的な能力パラメータの特定に供される)。セカンダリ基地局は、推薦される能力指示情報に基づいてセカンダリリンクの無線パラメータを構成し、当該無線パラメータをプライマリ基地局を介して端末にトランスペアレント伝送し、セカンダリリンクの無線構成プロセスを完成する。
【0052】
任意の無線パラメータ構成に変化が生じる際に、影響を受けた側のプライマリ基地局またはセカンダリ基地局の一方は、端末能力交渉プロセスをトリガして交渉を行い、変更後無線パラメータを端末に配置する。
【0053】
図1に示される可能なマルチネットワーク環境において、LTE eNB(長期進化した無線アクセスシステムの基地局)とNR(New Radio) BS(基地局)(5G無線アクセスシステムの基地局)との間で非理想的な論理インタフェースが用いられ、UE(端末)からLTEシステムとNRシステムへの同時アクセスが可能である。LTE eNBに接続されるUEがNR BSに対応するセルのカバレッジに移行すると、LTE eNBは、信号強度または負荷のバランスなどを考慮し、UEのデータをNR BSにベアラさせてより高いスループットのデータサービスを取得する。
【0054】
図2は、端末能力交渉方法を示す。当該方法において、プライマリ基地局がLTE eNB(LTE基地局)であり、セカンダリ基地局がNR BS(5G基地局)であり、端末がプライマリ基地局に無線接続される。
【0055】
他の実施例において、プライマリ基地局がNR BSであってもよく、セカンダリ基地局がLTE eNBであってもよい。実現プロセスが類似するため、以下の記載において、プライマリ基地局がLTE eNBであり、セカンダリ基地局がNR BSであることを例として説明する。
【0056】
当該方法の具体的なステップは、以下である。
ステップ201において、プライマリ基地局は、端末による能力情報の報知をトリガする。
ステップ202において、端末は、LTE無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力情報、NRすなわち5G無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力情報、および、LTEとNRに対する端末の融合能力情報が含まれる能力情報をプライマリ基地局に報知する。
ステップ203において、プライマリ基地局は、端末から報知された、LTEとNRに対する端末の融合能力、現在の無線ネットワーク条件(端末から送信される測定報告から取得される)およびRRM(無線リソース管理)ポリシーのうちの少なくとも1つに基づいて、1本の新規セカンダリデータリンクの追加を決定し、上記パラメータの選択に基づいて能力指示情報を特定する。
ステップ204において、プライマリ基地局は、プライマリ基地局が選択して特定した能力指示情報およびNR(5Gシステム)に対する端末のスタンドアローン能力情報などが含まれるSCG(セカンダリセルグループ)追加要求メッセージをセカンダリ基地局(5G基地局)に送信する。
ステップ205において、セカンダリ基地局は、推薦される能力指示情報に基づいて、セカンダリリンクの無線パラメータを構成する。
ステップ206において、セカンダリ基地局は、無線パラメータをSCG追加応答メッセージによってプライマリ基地局に転送する。
ステップ207において、プライマリ基地局は、エアインタフェースでRRC(無線リソース制御)再構成シグナリングを送信し、セカンダリ基地局が構成した無線パラメータを端末に通知し、セカンダリリンクの無線構成プロセスを完成する。
【0057】
上述したように、任意の無線パラメータ構成に変化が生じる際に、影響を受けた側のプライマリ基地局またはセカンダリ基地局の一方は、端末能力交渉プロセスをトリガして交渉を行う。
【0058】
本開示の1つの実施例において、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局は、トリガし、交渉して特定する。
【0059】
本実施例において、端末は、プライマリ基地局、セカンダリ基地局とはマルチリンクサービスが維持される。
【0060】
図3に示すように、当該実施例の具体的なステップは、以下である。
ステップ301において、プライマリ基地局(LTE基地局)は、端末からの測定情報を受信し、または、他の無線リソース管理ポリシーなどを取得する。
ステップ302において、プライマリ基地局は、セカンダリリンクの無線構成の変更を決定し、LTEとNRの融合集更新プロセスをトリガする。対応する情報は、SCG変更要求メッセージによってセカンダリ基地局に送信される。
ステップ303において、セカンダリ基地局は、受信判定を行い、変更を受け入れるのであれば、セカンダリ基地局が再構成した無線パラメータ、すなわち変更後無線パラメータが含まれるSCG変更応答メッセージをプライマリ基地局に返信する。
ステップ304において、プライマリ基地局は、エアインタフェースの無線リソース制御再構成シグナリングによって、変更後無線パラメータを端末に通知する。
【0061】
本開示の1つの実施例において、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局は、トリガし、交渉して特定する。
【0062】
本実施例において、端末は、プライマリ基地局、セカンダリ基地局とはマルチリンクサービスが維持される。
【0063】
図4に示すように、当該実施例の具体的なステップは、以下である。
ステップ401において、セカンダリ基地局(NR基地局)は、新規の測定情報を受信する。当該情報は、直接端末から受信するか、プライマリ基地局から転送される。
ステップ402において、セカンダリ基地局は、セカンダリリンクの無線構成の変更を決定し、LTEとNRの融合集更新プロセスをトリガする。対応する情報は、セカンダリ基地局が再構成した無線パラメータ、すなわち変更後無線パラメータが含まれるSCG変更要求メッセージをプライマリ基地局に送信される。
ステップ403において、プライマリ基地局は、判定を行い、変更を受け入れるのであれば、SCG変更応答メッセージをセカンダリ基地局に返信する。
ステップ404において、プライマリ基地局は、エアインタフェースの無線リソース制御再構成シグナリングによって、変更後無線パラメータを端末に通知する。
【0064】
本開示の実施例は、端末500をさらに提供する。
図5に示すように、当該端末500は、具体的に、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末500のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末500の融合能力をネットワークに報知することに用いられる送信モジュール510を含む。
【0065】
本実施例において、選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0066】
本実施例において、選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0067】
本実施例において、選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0068】
本実施例において、選択可能に、送信モジュール510は、プライマリ基地局のトリガに基づいて、マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力をネットワークに報知する。
【0069】
本実施例において、選択可能に、図6に示すように、端末500は、プライマリ基地局から送信される無線パラメータを受信することに用いられる受信モジュール520をさらに含む。
前記無線パラメータは、セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータであって、セカンダリ基地局からプライマリ基地局を介して端末に転送される。
前記能力指示情報は、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末500から報知される端末500の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいてプライマリ基地局からセカンダリ基地局に推薦される情報である。
プライマリ基地局は、前記能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦する際に、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末500から報知される端末500のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送する。
【0070】
本実施例において、選択可能に、受信モジュール520は、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられる。前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0071】
本実施例において、選択可能に、受信モジュール520は、さらに、プライマリ基地局から送信された変更後無線パラメータを受信することに用いられる。前記変更後無線パラメータは、無線パラメータの変更が必要となる場合、セカンダリ基地局にトリガされ、交渉して特定される。
【0072】
本開示の実施例は、基地局700をさらに提供する。
図7に示すように、当該基地局700は、具体的に、
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末から報知することをトリガすることに用いられるトリガモジュール710を含む。
【0073】
本実施例において、選択可能に、前記融合能力は、少なくとも、端末にサポートされるマルチシステムにおける各無線アクセスネットワークの周波数帯の組み合わせ、および各周波数帯に対応する能力パラメータを含む。
【0074】
本実施例において、選択可能に、各周波数帯に対応する能力パラメータは、Index方式で識別される。
【0075】
本実施例において、選択可能に、各Indexに対応する具体的パラメータ値は、無線アクセスシステムに対する端末のスタンドアローン能力で定義される。
【0076】
本実施例において、選択可能に、図8に示すように、基地局700は、具体的に、
端末から報知された、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力、プライマリ基地局の無線ネットワーク条件およびプライマリ基地局の無線リソース管理ポリシーのうちの1つまたは複数に基づいて能力指示情報をセカンダリ基地局に推薦し、端末から報知された、セカンダリ基地局が属する無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力をセカンダリ基地局に転送することに用いられる推薦モジュール720をさらに含む。
【0077】
本実施例において、選択可能に、図9に示すように、基地局700は、具体的に、
セカンダリ基地局がプライマリ基地局から推薦される能力指示情報に基づいて構成したセカンダリリンクの無線パラメータを端末に送信することに用いられる送信モジュール730をさらに含む。
【0078】
本実施例において、選択可能に、図10に示すように、基地局700は、具体的に、
無線パラメータの変更が必要となる場合、プライマリ基地局がトリガして交渉することに用いられる交渉モジュール740と、
変更後無線パラメータを端末に送信することに用いられる送信モジュール730とをさらに含む。
【0079】
本開示の上記実施例のいずれによれば、以下のメリット又は有益な効果を有する。
マルチシステムにおける各無線アクセスネットワークに対する端末のスタンドアローン能力、および、マルチシステムにおける全無線アクセスネットワークに対する端末の融合能力を端末からネットワークに報知することによって、マルチシステムの融合シーンにおいて端末の最大能力がオーバーにならないことを確保し、マルチシステムの無線リソースの効果的協調を確保する。
【0080】
なお、明細書の全文にわたって言及されている「1つの実施例」や「一実施例」とは、実施例に関連する特定の特徴、構造または特性が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、明細書の各箇所に記載されている「1つの実施例において」や「一実施例において」とは、必ずしも同一の実施例を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構造または特性は、任意かつ適切な方式で1つまたは複数の実施例に組み入れられることができる。
【0081】
本開示の各実施例において、上記各プロセスの番号の大きさは、実行順の前後を意味するのではなく、各プロセスの実行順は、その機能および内在的な論理によって確定されるものであり、本発明の実施例の実施プロセスに対しいっさい限定を構成しないと理解すべきである。
【0082】
また、本文において、「システム」と「ネットワーク」は、常に互換して使用することができる。
【0083】
本文において、「および/または」との用語は、関連対象の関連関係を表現するものに過ぎず、存在可能な3種類の関係を示す。例えば、Aおよび/またはBの場合、Aのみ、AとBの両方、Bのみの3種類の場合を示す。また、本文において、「/」の記号は、通常、前後の関連対象が「または」の関係であることを示す。
【0084】
本願に提供される実施例において、「Aに対応するB」とは、BとAが関連付けられることを示し、Aに基づいてBを確定することができる。なお、Aに基づいてBを確定することは、Aのみに基づいてBを確定するという意味ではなく、Aおよび/または他の情報に基づいてBを確定するのもよい。
【0085】
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された方法および装置は、他の方式で実施され得ることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、または、一部の特徴は、無視されてもよく、または実行されなくてもよい。また、示されておりまたは議論されている各構成部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置またはユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、または他の形式であってもよい。
【0086】
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、全て1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、別々に1つのユニットとしてもよいし、2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化されてもよい。上述した一体化ユニットは、ハードウェアの形態、またはハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形態で実施することができる。
【0087】
上述したソフトウェア機能ユニットの形態で実施される一体化ユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例の送受信方法のステップの一部をコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記の記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
【0088】
以下、図11を参照する。図11は、本開示の実施例の端末能力交渉方法、端末または基地局の実現に適するコンピュータシステム1100の構造図である。
【0089】
図11に示すように、コンピュータシステム1100は、リードオンリーメモリ(ROM)1102に格納されたプログラムまたは記憶部1108からランダムアクセスメモリ(RAM)1103にロードされたプログラムに基づいて各種類の適切な動作や処理を行うことのできる中央処理ユニット(CPU)1101を含む。RAM1103には、システム1100の操作に必要される各種類のプログラムとデータも格納されている。CPU1101、ROM1102およびRAM1103は、バス1104を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1105もバス1104に接続される。
【0090】
キーボード、マウスなどを含む入力部1106と、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)などおよびスピーカなどを含む出力部1107と、ハードディスクなどを含む記憶部1108と、LANカード、モデムなどのネットワークインタフェースカードを含む通信部1109は、I/Oインタフェース1105に接続される。通信部1109は、インターネットなどのネットワークを介して通信処理を実行する。ドライバ210も必要に応じてI/Oインタフェース1105に接続される。磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルメディア211は、必要に応じてドライバ210にインストールされ、それらから読み出されるコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部1108にインストールされる。
【0091】
特に、本開示の実施例に基づいて、以上記載したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されうる。たとえば、本開示の実施例は、機器読取可能なメディアに物理的に含まれるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラムプロダクトを含み、前記コンピュータプログラムは、上記フローチャートの方法を実現することに用いられるプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信部1109を介してネットワークからダウンロードされてインストールされ、および/または、リムーバブルメディア211からインストールされる。
【0092】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の各実施例のシステム、方法、コンピュータプログラムプロダクトに基づいて実現可能な体系的アーキテクチャ、機能、操作を図示する。この点において、フローチャートやブロック図の各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を示す。前記モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は、所定の論理的機能を実現するための実行可能な指令を1つまたは複数含む。なお、一部の差し替え例において、ブロックで示されている機能の発生順は、図面での表示とは異なってもよい。たとえば、続いて示される2つのブロックは、実際上、基本的に並行して実行されるが、逆順で実行されることもあり、その機能によって決められる。なお、ブロック図および/またはフローチャートの各ブロック、および、ブロック図および/またはフローチャートのブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行するためのハードウェアに基づく専用システム、または、専用ハードウェアとコンピュータ指令の組み合わせによって実現される。
【0093】
本開示の実施例に係るユニットやモジュールは、ソフトウェア方式で実現されてもよく、ハードウェア方式で実現されてもよい。記載されたユニットやモジュールは、プロセッサに設けられてもよい。これらのユニットやモジュールは、場合によって、当該ユニットやモジュールの名称によって限定されない。
【0094】
以上の記載は、本開示の好適な実施形態である。なお、当業者にとって、本開示に記載した原理を逸脱することなくいくつかの改良や修飾を行うこともできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲に含まれる。
図1
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図9
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