【文献】
Nokia, Alcatel-Lucent Shanghai Bell,On two-level DL control channel design for shorter TTI operation[online], 3GPP TSG-RAN WG1#85 R1-165237,2016年 5月27日
【文献】
Ericsson,DCI for sTTI scheduling[online], 3GPP TSG-RAN WG1#85 R1-165294,2016年 5月27日
【文献】
Huawei, HiSilicon,DCI design for short TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#85 R1-164060,2017年 5月27日
【文献】
Lenovo,Design of UL channels for shortened TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#85 R1-164650,2016年 5月27日
【文献】
Ericsson,Downlink control signaling design for short TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84b R1-163322,2016年 4月15日
【文献】
Ericsson,DCI for short TTI uplink transmissions[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84 R1-160938,2016年 2月19日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記メジャー参照点(410)および前記マイナー参照点(420)は、前記メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応する、請求項7に記載のユーザ機器(105、200)。
【発明を実施するための形態】
【0011】
さまざまな図面内の対応する数表示および符号は概して、特に指示のない限り、対応する部分を参照し、最初の事例の後は簡略にするために再記述されることはない。図面は、例示的な実施形態の関連する態様を例示するために描かれる。
【0012】
以下の説明は、開示される主題のさまざまな実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示の例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態の特定の詳細は、説明される主題の範囲を逸脱することなく、変更、省略、または増補されてもよい。
【0013】
概して、開示される主題は、無線アクセス通信ネットワークまたはシステムにおいて動作可能である無線通信ノードおよび/またはデバイスの間(たとえば、モバイル無線通信デバイスと無線アクセスノードの間、または2つのモバイル無線通信デバイスの間)のデータおよび/またはメッセージの送信を柔軟にスケジュールするためのシステムおよび方法を提供する。1つの例において、無線アクセスノードのスケジューラは、データ送信をスケジュールするために、複数の異なる送信間隔長さ、送信間隔開始時間、および/または送信間隔終了時間から選択するように動作可能である。送信間隔は、メジャーおよびマイナー時間参照点またはティックを参照して規定され、送信間隔の相対的スペーシングおよび数はまた、異なるリンクタイプおよび目的に従って柔軟に設定されてもよい。特定の実施形態において、スケジューラは、アップリンクおよび/またはダウンリンクで送信中の無線アクセスノードに位置している。あるいは、スケジューラは、アップリンク/ダウンリンクで送信中/受信中の無線アクセスノードおよび無線通信デバイスとは別個の第3のノードに位置している。
【0014】
異なる送信間隔長さ、開始時間、終了時間、およびタイミング参照点の使用は、いくつかの利点をもたらす。たとえば、送信は、サブフレーム境界においてのみ開始する必要はなく、それによりレイテンシが改善する。さらに、アンライセンスのスペクトルのコンテキストにおいて使用される場合、システムは、オーバーヘッドを追加するダミー信号の使用を行わずにチャネルを獲得する可能性を高めることになる。さらに、サブフレームにおける後のデータ送信は、サブフレームの始めにガード期間を作り出す。
【0015】
最初に
図1を参照すると、示されているのは、複数の無線通信デバイス105(たとえば、通常のユーザ機器(UE))、マシンタイプ通信(MTC)/マシンツーマシン(M2M)デバイス、および複数の無線アクセスノード110(たとえば、エボルブドノードB(eNodeB)またはその他の基地局)を含む通信ネットワーク(たとえば、LTEネットワーク)またはシステム100の実施形態のシステムレベル図である。通信ネットワーク100は、対応する無線アクセスノード110を介してコアネットワーク120に接続されるセル115で編成される。無線アクセスノード110は、無線通信デバイス105と通信すること、および無線通信デバイス間または無線通信デバイスと(固定電話のような)別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適切な任意の追加の要素と通信することができる。
【0016】
無線通信デバイス105は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを含む通信デバイスを表すことができるが、無線通信デバイス105は、特定の実施形態において、
図2によってさらに詳細に説明される無線通信デバイスのようなデバイスを表すことができる。同様に、無線アクセスノード110は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを含むネットワークノードを表すことができるが、無線アクセスノード110は、特定の実施形態において、
図3によってさらに詳細に説明される無線アクセスノードのようなデバイスを表すことができる。
【0017】
図2を参照すると、示されているのは、プロセッサ205、メモリ210、送受信機215、およびアンテナ220を含む無線通信デバイス200の実施形態のブロック図である。特定の実施形態において、UE、MTCまたはM2Mデバイス、および/または任意のその他のタイプの無線通信デバイスによって提供されるものとして説明される機能の一部または全部は、
図2に示されるメモリ210のような、コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行するデバイスプロセッサによって提供されてもよい。代替的な実施形態は、本明細書において説明される機能のいずれかを含む、デバイスの機能の特定の態様を提供することに責任を負う、
図2に示されるコンポーネント以外の追加のコンポーネントを含むことができる。
【0018】
図3を参照すると、示されているのは、ノードプロセッサ305、メモリ310、ネットワークインターフェイス315、送受信機320、およびアンテナ325を含む無線アクセスノード300の実施形態のブロック図である。特定の実施形態において、基地局、ノードB、eNodeB、および/または任意のその他のタイプのネットワークノードによって提供されるものとして説明される機能の一部または全部は、
図3に示されるメモリ310のような、コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行するノードプロセッサ305によって提供されてもよい。たとえば、スケジューラは、命令を実行するノードプロセッサ305および/または追加のプロセッサ(図示せず)を使用して実施されてもよい。無線アクセスノード300の代替的な実施形態は、本明細書において説明される機能および/または関連するサポート機能のような、追加の機能を提供するために追加のコンポーネントを含むことができる。
【0019】
処理デバイスの1つまたは複数により実施されうるプロセッサは、アンテナゲイン/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個々のビットのエンコーディングおよびデコーディング、情報のフォーマッティング、ならびにそれぞれの通信デバイスの全体的制御を、非制限的に含む操作に関連付けられている機能を実行する。通信リソースの管理に関連する例示的な機能は、ハードウェア設置、トラフィック管理、パフォーマンスデータ分析、設定管理、セキュリティ、課金などを、非制限的に含む。プロセッサは、ローカルアプリケーション環境に適切な任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、およびマルチコアプロセッサに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含むことができる。
【0020】
メモリは、1つまたは複数のメモリであってもよく、ローカルアプリケーション環境に適切な任意のタイプであってもよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定式メモリおよび取り外し可能メモリのような、任意の適切な揮発性または不揮発性のデータストレージ技術を使用して実施されてもよい。メモリに格納されているプログラムは、関連するプロセッサによって実行されるとき、それぞれの通信デバイスがその意図されるタスクを実行できるようにするプログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含むことができる。いうまでもなく、メモリは、相互に送信されるデータのデータバッファを形成することができる。本明細書において説明されるシステム、サブシステム、およびモジュールの例示的な実施形態は、プロセッサによって実行可能なコンピュータソフトウェア、またはハードウェア、またはそれらの組合せによって、少なくとも部分的に実施されてもよい。
【0021】
送受信機は、別の通信デバイスへのそれぞれのアンテナを介するそれぞれの通信デバイスによる送信のために、情報をキャリア波形に変調する。それぞれの送受信機は、その他の通信デバイスによるさらなる処理のために、アンテナを介して受信された情報を復調する。送受信機は、それぞれの通信デバイスのために二重動作をサポートすることができる。ネットワークインターフェイスは、コアネットワークと通信する送受信機と類似した機能を実行する。
【0022】
実施形態において、本明細書において「マイナーティック」と称される、(通常均一またはほぼ均一に)間隔をあけた時間インスタンスまたは参照点のセットは、たとえばスケジューラによって規定される。マイナーティックは、OFDMシンボルの開始に対応することができるが、たとえばOFDMシンボル2つごと、または3つごとを示すこともできる。加えて、本明細書において「メジャーティック」と称される、時間インスタンスまたは参照点のセットは、たとえばスケジューラによって規定される。メジャーティックおよびマイナーティックは、本明細書において集合的に「クロックティック」と称される。メジャーティックは、マイナーティックのサブセットである。たとえは、Nマイナーティックごとは、メジャーティックであってもよい(たとえば、N=14はLTE構造を説明するために使用されうる)が、その他の、メジャーティックを指し示す、場合によっては変則的な方法が実施されてもよい。2つのメジャーティックの間の間隔は、「サブフレーム」と示されてもよい。
【0023】
これ以降
図4を参照すると、示されているのは、メジャー参照点(そのうち1つは410と指定されている)およびマイナー参照点(そのうち1つは420と指定されている)を時間の関数として説明するタイミング図である。メジャー参照点410は、サブフレーム(そのうち1つは440と指定されている)の境界(そのうち2つは430、450と指定されている)にそろえられている。1つの観点からは、マイナー参照点420は、メジャー参照点410の間の時間に分散されている。別の観点からは、サブフレーム440の境界430上のマイナー参照点420は、メジャー参照点410として示される。メッセージ400は、メジャー参照点410の間のマイナー参照点420のうちの1つで始まるように設定される。サブフレーム440内の各セクションは、メッセージ400のOFDMシンボル460を表すことができる。以下のサブセクションにおいて、異なっているが関連するいくつかの実施形態について説明される。時間軸に沿ったメジャーおよびマイナー参照点またはティックの規定は、各々の実施形態の固有の要件に対して異なって適応されてもよく、したがって、必ずしも同じ時刻を表す必要はない(つまり、均一に分散される必要はない)。しかし、
図4に示されるように、参照点は時間で均一に分散される。
【0024】
さらに、簡単にするため、「ダウンリンク」および「アップリンク」という用語は、本明細書において、無線アクセスノード(たとえば、基地局)によりスケジュールされ、無線アクセスノードから送信されるダウンリンク送信、および無線アクセスノードによってスケジュールされるが、無線通信デバイスから送信されるアップリンク送信のセルラー送信のみに実施形態を限定することなく使用される。たとえば、直接のデバイスツーデバイスのシナリオにおいて、ダウンリンクは、送信をスケジュールする(開始する)ノードからのデータ送信に対応し、アップリンクデータ送信は、スケジューリングに責任を負わないノードからの送信に対応する。もう1つの実施形態において、スケジューラは、それぞれダウンリンクおよびアップリンク方向に送信するノードとは別個の、第3のノードに位置している。
【0025】
データ送信は、マイナーティックのセットにおいて開始し、(場合によっては変化する)マイナーティックの数(本明細書において「間隔B」と示される)に及ぶようにスケジュールされてもよい。言い換えれば、メッセージの長さは、間隔Bで指定される。間隔Bが(たとえば、異なるOFDMシンボル期間により)一部のマイナーティックについて異なる長さになりうることに留意されたい。間隔Bを表すデータ送信のマイナーティックのセットは、設定可能であるかまたは事前規定済みであってもよい(たとえば、スケジューラは間隔Bの開始について任意のマイナーティックから選択し、間隔Bのマイナーティックの数を選択することができる)。したがって、間隔Bは、マイナーティックの数および/またはマイナーティック間の時間の結果として異なる長さを有してもよい。
【0026】
これ以降
図5から
図8を参照すると、示されているのは、メッセージの送信のスケジューリングを説明するタイミング図である。
図5において、スケジューラは、サブフレーム510と一致するように間隔Bの開始および終了を選択する。言い換えると、データ送信(またはメッセージ500)は、サブフレーム境界(メジャーティック520、540と一致する)において開始し、サブフレーム長さと等しい期間(つまり、サブフレーム)510と等しい期間を有する。サブフレーム510内の各セクションは、メッセージ500のOFDMシンボル530を表すことができる。しかし、その他の可能な間隔B設定が選択されてもよい。基本的に、2つの必ずしも一致しないサブフレーム構造があり、1つは図面の水平軸に沿った時間軸(参照点またはティック)を説明するものであり、1つは送信済みのメッセージまたはデータを説明するものである。
【0027】
図5に示される間隔B設定オプションは、たとえばモバイルブロードバンドに使用されてもよい。時分割複信(TDD)において、間隔Bは、アップリンク送信のためのスペースを空けるためにメジャーティックの前に終了してもよい。
図6に示されるもう1つの間隔B設定において、(メッセージ600の)間隔Bは、メジャーティックではなく、マイナーティック(610、620と指定される)で開始および終了する(つまり、メジャーティック630にまたがる)ように選択される。そのような間隔B設定は、空き無線チャネルを見出すためにリッスンビフォアトーク手順を使用した直後に送信が開始する、アンライセンスの操作には有用となりうる。
図7の第3の間隔B設定において、間隔Bの開始はメジャーティックにそろえられていないが、終了はそろえられており、このこともまたアンライセンスの操作に有用となりうる。言い換えれば、メッセージ700は、マイナーティック710で始まり、メジャーティック720で終了する。
図8の第4の間隔B設定において、間隔Bの開始はメジャーティックにそろえられておらず、比較的短い(たとえば、メッセージ800は、2つのマイナーティック810、820の期間に及ぶ)。そのような間隔B設定は、データ送信が時を選ばず開始できる、レイテンシ重視のサービスを提供する際に有用となりうる。したがって、スケジューラは、開始および終了時間を選択するだけではなく、メッセージの期間も選択することができる。
【0028】
これ以降
図9を参照すると、示されているのは、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを監視する実施形態を示すタイミング図である。ダウンリンクデータ送信は、各ダウンリンク送信の始めに通常行われる制御情報を伴う関連する制御シグナリングのシグナリングを採用する。したがって、さらに頻繁なスケジューリングの決定の可能性は、デバイスの潜在的な制御チャネル候補のブラインドデコーディングにおけるコストの増大につながる。同時に、完全なスケジューリングの柔軟性は、レイテンシ重視のサービスのようなすべてのサービスタイプに必要とされるわけではない。たとえば、あらゆる種類のマルチアンテナ方式または最大幅のスケジューリング帯域幅は、このタイプの送信には必要とされないこともある。その結果として、より少ない数のDCIフォーマットがサービスを監視することになる。
【0029】
このことは、DCIフォーマットの全セット(
そのうちの1つが910と指定され
る)がメジャーティック(920と指定されるうちの1つ)またはメジャーティック920のサブセットについて監視されるように、活用されうる。間欠受信(DRX)パターンは、ユーザ機器がメジャーティック920のサブセットにおいてのみDCIフォーマットを監視するように適用されうる。DCIフォーマットの制限付きセット(
そのうちの1つが930と指定され
る)は、マイナーティック(
そのうちの1つが940と指定され
る)またはマイナーティック940のサブセットについて監視される。減少したDCIフォーマットが監視されるマイナーティック940のセットは、設定されうる(たとえば、無線リソース制御(RRC)シグナリング)かまたは、技術的仕様の一部のように事前規定されうる。1つの可能性は、制限付きセットが設定されるまで、空の制限付きセット(つまり、DCI監視なし)を有することである。加えて、DCIフォーマットの制限付きセット930は通常、DCIフォーマットの全セット910のサブセットであるが、必ずしもそうではない。制限付きセットはまた、完全サブセット(つまり適正なサブセットではない)と類似することもある。
【0030】
1つの実施形態において、メジャーティックは、サブフレームの開始(たとえば、1msごと)に対応し、マイナーティックは、OFDMシンボルごと(1/14msごと)に対応する。もう1つの実施形態において、メジャーティックは、たとえば、10msごとに開始する無線フレームに対応し、マイナーティックは、OFDMシンボル(のセット)に対応する。
【0031】
システム情報は、無線アクセスネットワークにアクセスするために採用されうる情報である。そのような情報は、通常、レイテンシ重視ではない。したがって、大部分またはマイナーティックごとではなく、メジャーティック(またはそのサブセット)においてシステム情報に関連するDCIフォーマットを監視することで十分である。同一または類似する手法は、ページングメッセージ、電力制御コマンド、およびさまざまな再設定メッセージに適用されてもよい。
【0032】
ダウンリンクデータの送信は通常、HARQ肯定応答の形態の応答を暗示する。HARQ肯定応答のタイミングは、間隔Bに関連して(たとえば、肯定応答のレイテンシを低減するために間隔Bの終わりに関連して)決定されるか、または2)(複数のデバイスからの肯定応答が基地局受信点において時間的にそろえられることを保証するため)メジャーティックに関連して決定されてもよい。使用されるべきタイミング関係は、上位層シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)、メディアアクセス制御(MAC)シグナリングを使用して設定されてもよいか、またはDCIの一部として動的にシグナリングされてもよい。
【0033】
アップリンク送信は通常スケジュールされる。ダウンリンクにおいて受信されるスケジューリンググラントは、グラントによって制御される際にアップリンクにおけるデータの送信を暗示する。送信の開始および/または終了は、スケジューリンググラントの受信に関連して、またはメジャーティックに関連して決定されてもよい。使用すべきタイミング関係は、上位層シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)、MACシグナリング、またはDCIの一部としての動的なシグナリングを使用して設定されてもよい。直接スケジュールされないアップリンク送信のリソース(たとえば、ランダムアクセス、コンテンションベースのアップリンク送信、およびグラントフリー送信)は、メジャーまたはマイナーティックグリッドのいずれかに関連して規定されてもよい。
【0034】
New Radioキャリアは、たとえば、OFDM送信を異なるサブキャリアスペーシングまたはサイクリックプレフィックスと混合することによって、複数の数秘術をサポートすることができる。したがって、複数の数秘術をサポートする任意のデバイス/(ネットワーク)ノードは、複数のマイナーティックグリッドを有することができるが、引き続き単一のメジャーティックグリッドを保持することができる。シンボルをそろえることで(つまり、より広いサブキャリアのスペーシングを備える数秘学のOFDMシンボル(より短いシンボル)整数がより長い(より狭いサブキャリアスペーシング)のOFDMシンボルを除算する)、より小さい細分性のマイナーティックグリッドが、より大きい細分性のマイナーティックグリッドのサブセットとなりうる。
【0035】
ノードおよびデバイスは、異なるリンクタイプに対して異なるタイミングを有することができる。たとえば、無線通信デバイスにおいて、アップリンク(UL)は、ダウンリンク(DL)に対してタイミングが先行している。無線アクセスノードにおいて、UL受信は、DL−ULガード期間を使用可能にするためにDLに対してわずかに時間が先行しており、サイドリンクはUL/DLタイミングには関連しない各自のローカル同期を有することができる。送信スケジューリングのために時間軸上のメジャーおよびマイナーティックを使用する方法および原理は、任意のリンクタイプに適用可能である。さらに、デバイスまたはノードは、少なくともリンクタイプ間のタイミングが無関係である場合、異なるリンクタイプに複数のメジャーおよびマイナーティックグリッドを使用することができる。
【0036】
さらに、異なるリンク間のタイミングの相違を考慮するため、グリッド自体が異なっていてもよい。たとえば、アラームセンサーは、ULが可能な限り小さい遅延でアラームを送信するように精細なマイナーティックグリッドを有することもできる。DL送信は、あまり重要ではない場合があるので、細分性の低いマイナーティックグリッドがDLにおいては十分であってもよい。
【0037】
これ以降
図10を参照すると、示されているのは、無線アクセスノードのような(たとえば、通信システム100の基地局110、300、
図1および
図3を参照)装置を操作する方法1000の実施形態の流れ図である。方法1000は、特定の順序の例示のステップまたはモジュールで説明されるが、そのうちのいくつかは除去されてもよいか、またはステップもしくはモジュールがアプリケーションの指示により再配列されてもよい。方法1000は、開始ステップまたはモジュール1010から始まる。方法1000は、ステップまたはモジュール1020において、サブフレームに関連付けられているメジャーおよびマイナー参照点を識別することを含む。識別することは、メジャー参照点が境界とそろえられ、マイナー参照点がメジャー参照点の間の時間に分散されているサブフレームの境界を識別することを含むことができる。識別することは、サブフレームに関連付けられているマイナー参照点を識別すること、およびサブフレームの境界上のマイナー参照点をメジャー参照点として識別することを含むことができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、メッセージに関連付けられているOFDMシンボルの始めに対応することができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点およびマイナー参照点の分散は、メッセージの通信パスの関数であってもよい。
【0038】
ステップまたはモジュール1030において、方法1000は、メジャー参照点の間のマイナー参照点のうちの1つで始まるようにメッセージの送信をスケジュールすることを含む。メッセージ700は、マイナー参照点の1つで始まり、メジャー参照点で終了することができる。メッセージは、マイナー参照点の1つで始まり、マイナー参照点の別の1つで終了することができる。メッセージは、メジャー参照点をまたぐことができる。スケジュールすることは、サブフレームの始めにガード期間を挿入することを含むことができる。スケジュールすることは、メッセージの期間を選択することを含むことができる。
【0039】
方法1000はまた、ステップまたはモジュール1040において、メッセージの送信に関連するハイブリッド自動再送要求(HARQ)メッセージの送信をスケジュールすることを含む。方法1000はまた、ステップまたはモジュール1050において、メジャー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの完全セットを提供すること、およびマイナー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセットを提供することも含む。方法1000は、終了ステップまたはモジュール1060で終了する。
【0040】
これ以降
図11を参照すると、示されているのは、無線通信デバイスのような(たとえば、通信システム100のユーザ機器105、200、
図1および
図2を参照)装置を操作する方法1100の実施形態の流れ図である。方法1100は、特定の順序の例示のステップまたはモジュールで説明されるが、そのうちのいくつかは除去されてもよいか、またはステップもしくはモジュールがアプリケーションの指示により再配列されてもよい。方法1100は、開始ステップまたはモジュール1110から始まる。方法1100は、ステップまたはモジュール1120において、サブフレームに関連付けられているメジャーおよびマイナー参照点を識別することを含む。識別することは、メジャー参照点が境界とそろえられ、マイナー参照点がメジャー参照点の間の時間に分散されているサブフレームの境界を識別することを含むことができる。識別することは、サブフレームに関連付けられているマイナー参照点を識別すること、およびサブフレームの境界上のマイナー参照点をメジャー参照点として識別することを含むことができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、メッセージに関連付けられているOFDMシンボルの始めに対応することができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点およびマイナー参照点の分散は、メッセージの通信パスの関数であってもよい。
【0041】
ステップまたはモジュール1130において、方法1100は、メジャー参照点の間のマイナー参照点のうちの1つで始まるようにメッセージを送信することを含む。メッセージは、マイナー参照点の1つで始まり、メジャー参照点で終了することができる。メッセージは、マイナー参照点の1つで始まり、マイナー参照点の別の1つで終了することができる。メッセージは、メジャー参照点をまたぐことができる。送信することは、サブフレームの始めにガード期間を挿入することを含むことができる。送信することは、メッセージの期間を選択することを含むことができる。
【0042】
エラーが生じた場合、方法1100はまた、ステップまたはモジュール1140において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスに応じてメッセージを再送信することも含む。方法1100はまた、ステップまたはモジュール1150において、メジャー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの完全セットを監視すること、およびマイナー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセットを監視することも含む。方法1100は、終了ステップまたはモジュール1160で終了する。
【0043】
これ以降
図12を参照すると、示されているのは、無線通信デバイスのような(たとえば、通信システム100のユーザ機器105、200、
図1および
図2を参照)装置を操作する方法1200の実施形態の流れ図である。方法1200は、特定の順序の例示のステップまたはモジュールで説明されるが、そのうちのいくつかは除去されてもよいか、またはステップもしくはモジュールがアプリケーションの指示により再配列されてもよい。方法1200は、開始ステップまたはモジュール1210から始まる。方法1200は、ステップまたはモジュール1220において、サブフレームに関連付けられているメジャーおよびマイナー参照点を識別することを含む。識別することは、メジャー参照点が境界とそろえられ、マイナー参照点がメジャー参照点の間の時間に分散されているサブフレームの境界を識別することを含むことができる。識別することは、サブフレームに関連付けられているマイナー参照点を識別すること、およびサブフレームの境界上のマイナー参照点をメジャー参照点として識別することを含むことができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、メッセージに関連付けられているOFDMシンボルの始めに対応することができる。メジャー参照点およびマイナー参照点は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点およびマイナー参照点の分散は、メッセージの通信パスの関数であってもよい。
【0044】
ステップまたはモジュール1230において、方法1200は、メジャー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの完全セットを監視すること、およびマイナー参照点の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセットを監視することも含む。ステップまたはモジュール1240において、方法1200はまた、メジャー参照点の間のマイナー参照点のうちの1つで始まるようにメッセージを送信することも含む。メッセージは、マイナー参照点の1つで始まり、メジャー参照点で終了することができる。メッセージは、マイナー参照点の1つで始まり、マイナー参照点の別の1つで終了することができる。メッセージは、メジャー参照点をまたぐことができる。送信することは、サブフレームの始めにガード期間を挿入することを含むことができる。送信することは、メッセージの期間を選択することを含むことができる。エラーが生じた場合、方法1200はまた、ステップまたはモジュール1250において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスに応じてメッセージを再送信することも含む。方法1200は、終了ステップまたはモジュール1260で終了する。
【0045】
説明される実施形態は、任意の適切な通信標準をサポートし、任意の適切なコンポーネントを使用する、任意の適切なタイプの通信システムにおいて実施されてもよい。1つの例として、特定の実施形態は、
図1に示されるような、LTEネットワークにおいて実施されてもよい。
【0046】
引き続き前述の図面を参照すると、プロセッサ(305)およびコンピュータプログラムコードを有するメモリ(310)を含む装置(110、300)が、本明細書において紹介されている。メモリ(310)およびコンピュータプログラムコードは、プロセッサ(305)により、本明細書において示されるアクションを装置(110、300)に実行させるように設定される。1つの実施形態において、装置(110、300)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別するように動作可能である(または設定される)。あるいは、装置(110、300)は、サブフレーム(440)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別するように、かつサブフレーム(440)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別するように動作可能である。
【0047】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0048】
装置(110、300)は、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)の送信をスケジュールするように動作可能である。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。装置(110、300)は、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように動作可能である。装置(110、300)は、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように動作可能である。
【0049】
装置(110、300)は、メッセージ(400)の送信に関連するハイブリッド自動再送要求メッセージの送信をスケジュールするように動作可能である。装置(110、300)は、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を提供するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を提供するように動作可能である。装置(110、300)は、通信システム(100)の無線アクセスノード(110、300)において具現されてもよい。
【0050】
引き続き前述の図面を参照すると、プロセッサ(205)およびコンピュータプログラムコードを有するメモリ(210)を含む装置(105、200)が、本明細書において紹介されている。メモリ(210)およびコンピュータプログラムコードは、プロセッサ(205)により、本明細書において示されるアクションを装置(105、200)に実行させるように設定される。1つの実施形態において、装置(105、200)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別するように動作可能である(または設定される)。あるいは、装置(105、200)は、サブフレーム(440)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別するように、かつサブフレーム(440)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別するように動作可能である。
【0051】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0052】
装置(105、200)は、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)送信するように動作可能である。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。装置(105、200)は、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように動作可能である。装置(105、200)は、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように動作可能である。
【0053】
装置(105、200)は、ハイブリッド自動再送要求プロセスに応じてメッセージ(400)を再送信するように動作可能である。装置(105、200)は、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を監視するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を監視するように動作可能である。装置(105、200)は、通信システム(100)のユーザ機器(105、200)において具現されてもよい。
【0054】
引き続き前述の図面を参照すると、プロセッサ(205)およびコンピュータプログラムコードを有するメモリ(210)を含む装置(105、200)が、本明細書において紹介されている。メモリ(210)およびコンピュータプログラムコードは、プロセッサ(205)により、本明細書において示されるアクションを装置(105、200)に実行させるように設定される。1つの実施形態において、装置(105、200)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別するように動作可能である(または設定される)。あるいは、装置(105、200)は、サブフレーム(440)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別するように、かつサブフレーム(440)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別するように動作可能である。
【0055】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0056】
装置(105、200)は、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を監視するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を監視するように動作可能である。装置(105、200)は、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)送信するように動作可能である。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。
【0057】
装置(105、200)は、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように動作可能である。装置(105、200)は、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように動作可能である。装置(105、200)は、ハイブリッド自動再送要求プロセスに応じてメッセージ(400)を再送信するように動作可能である。装置(105、200)は、通信システム(100)のユーザ機器(105、200)において具現されてもよい。
【0058】
これ以降
図13を参照すると、示されているのは、ホストコンピュータに接続された通信ネットワーク(たとえば、3GPPタイプのセルラーネットワーク)1310を含む通信システムの実施形態を示す概略図である。通信ネットワーク1310は、無線アクセスネットワークのようなアクセスネットワーク1311、およびコアネットワーク1314を含む。アクセスネットワーク1311は、各々が対応するカバレッジエリア1313a、1313b、1313cを規定する、NB、eNB、gNBのような複数の基地局またはその他のタイプの無線アクセスポイントを含む。各基地局1312a、1312b、1312cは、有線または無線接続を介してコアネットワーク1314に接続可能である。カバレッジエリア1313cに位置する第1のユーザ機器(UE)1391は、対応する基地局1312cに無線で接続されるか、または対応する基地局1312cによってページングされる。カバレッジエリア1313aの第2のUE1392は、対応する基地局1312aに無線で接続可能である。複数のUE1391、1392がこの例において示されているが、開示される実施形態は、単独のUEがカバレッジエリアにある場合、または単独のUEが対応する基地局1312に接続されている場合の状況に同等に適用可能である。
【0059】
通信ネットワーク1310はそれ自体、ホストコンピュータ1330に接続されており、ホストコンピュータ1330はスタンドアロンのサーバ、クラウド実施のサーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、またはサーバファームの処理リソースとして具現されてもよい。ホストコンピュータ1330は、サービスプロバイダの所有もしくは制御の下にあってもよいか、またはサービスプロバイダによってもしくはサービスプロバイダに代わって操作されてもよい。通信ネットワーク1310とホストコンピュータ1330の間の接続1321、1322は、コアネットワーク1314からホストコンピュータ1330まで直接伸張することができるか、またはオプションの中間ネットワーク1320を経由することができる。中間ネットワーク1320は、パブリック、プライベート、もしくはホストされるネットワークの1つ、または複数の組合せであってもよく、中間ネットワーク1320は、あるとすれば、バックボーンネットワークもしくはインターネットであってもよく、特に、中間ネットワーク1320は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含むこともできる。
【0060】
図13の通信システムは概して、接続されるUE1391、1392の1つとホストコンピュータ1330との間の接続を可能にする。接続は、オーバーザトップ(OTT)接続1350として説明されてもよい。ホストコンピュータ1330および接続されたUE1391、1392は、アクセスネットワーク1311、コアネットワーク1314、任意の中間ネットワーク1320、および場合によっては仲介としてさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用して、OTT接続1350を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1350は、OTT接続1350が通過する参加通信デバイスがアップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングを認識しない、という意味で、透過的であってもよい。たとえば、基地局1312は、接続されているUE1391に転送される(たとえば、ハンドオーバーされる)べきホストコンピュータ1330から生じるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して通知されなくてもよいか、または通知される必要はない。同様に、基地局1312は、ホストコンピュータ1330に向けてUE1391から生じる発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
【0061】
これ以降
図14を参照すると、示されているのは、通信システム1400の実施形態を示すブロック図である。通信システム1400において、ホストコンピュータ1410は、通信システム1400の異なる通信デバイスのインターフェイスとの有線または無線接続をセットアップして保持するように設定された通信インターフェイス1416を含むハードウェア1415を含む。ホストコンピュータ1410は、ストレージおよび/または処理機能を有することができる処理回路(プロセッサ)1418をさらに含む。特に、処理回路1418は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたそれらの組合せ(図示せず)を含むことができる。ホストコンピュータ1410は、ホストコンピュータ1410に格納されているかまたはアクセス可能であって、処理回路1418によって実行可能であるソフトウェア1411をさらに含む。ソフトウェア1411は、ホストアプリケーション1412を含む。ホストアプリケーション1412は、UE1430およびホストコンピュータ1410において終端するOTT接続1450を介して接続するUE1430のような、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション1412は、OTT接続1450を使用して送信されるユーザデータを提供することができる。
【0062】
通信システム1400は、通信システムにおいて提供され、ホストコンピュータ1410およびUE1430と通信できるようにするハードウェア1425を含む基地局1420をさらに含む。ハードウェア1425は、通信システム1400の異なる通信デバイスのインターフェイスとの有線または無線接続をセットアップして保持するための通信インターフェイス1426、および基地局1420にサービス提供されるカバレッジエリア(
図14に図示せず)に位置するUE1430との少なくとも無線接続1470をセットアップして保持するための無線インターフェイス1427を含むことができる。通信インターフェイス1426は、ホストコンピュータ1410への接続1460を容易にするように設定されてもよい。接続1460は、直接であってもよいか、あるいは通信システムのコアネットワーク(
図14には図示せず)および/または通信システムの外部の1つもしくは複数の中間ネットワークを通過してもよい。示されている実施形態において、基地局1420のハードウェア1425は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたそれらの組合せ(図示せず)を含むことができる処理回路1418をさらに含む。基地局1420は、内部に格納されているか、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1421をさらに有する。
【0063】
通信システム1400はさらに、UE1430を含む。UE1430は、UE1430が現在位置するカバレッジエリアにサービス提供する基地局との無線接続1470をセットアップして保持するように設定された無線インターフェイス1437を有するハードウェア1435を含む。UE1430のハードウェア1435は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたそれらの組合せ(図示せず)を備えることができる処理回路1438をさらに含む。UE1430は、UE1430に格納されているかまたはアクセス可能であって、処理回路1438によって実行可能であるソフトウェア1431をさらに含む。ソフトウェア1431は、クライアントアプリケーション1432を含む。クライアントアプリケーション1432は、ホストコンピュータ1410のサポートにより、UE1430を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ1410において、実行中のホストアプリケーション1412は、UE1430およびホストコンピュータ1410において終端するOTT接続1450を介して、実行中のクライアントアプリケーション1432と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション1432は、ホストアプリケーション1412から要求データを受信して、要求データに応じてユーザデータを提供することができる。OTT接続1450は、要求データおよびユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション1432は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成することができる。
【0064】
図14に示されているホストコンピュータ1410、基地局1420、およびUE1430はそれぞれ、
図13のホストコンピュータ1330、基地局1312a、1312b、1312cのうちの1つ、およびUE1391、1392のうちの1つと同一であってもよいことに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部構造は、
図14に示されるものであってもよく、無関係に、周囲のネットワークトポロジーは
図13のトポロジーであってもよい。
【0065】
図14において、OTT接続1450は、いかなる介在デバイスおよびそれらのデバイスを介するメッセージの正確なルーティングを明示的に参照することなく、基地局1420を介するホストコンピュータ1410とユーザ機器1430の間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定することができ、ルーティングは、UE1430、またはホストコンピュータ1410を操作するサービスプロバイダ、またはその両方に表示しないように設定されてもよい。OTT接続1450がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを(たとえばロードバランシングの考慮またはネットワークの再設定に基づいて)動的に変更する決定をさらに行うことができる。
【0066】
測定手順は、データ転送速度、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態が改善するその他の要因を監視する目的で提供されてもよい。測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ1410とUE1430の間のOTT接続1450を再設定するためのオプションのネットワーク機能がさらにあってもよい。OTT接続1450を再設定するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ1410のソフトウェア1411、またはUE1430のソフトウェア1431、またはその両方において実施されてもよい。実施形態において、センサー(図示せず)は、OTT接続1450が通過する通信デバイスにおいて、または通信デバイスと関連して配備されてもよく、センサーは、上記で例示される監視量の値を供給するか、またはソフトウェア1411、1431が監視量を計算または推定することができるその他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与することができる。OTT接続1450の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再設定は、基地局1420に影響を与える必要はなく、再設定は基地局1420に知られていないかまたは感知できなくてもよい。そのような手順および機能は、当技術分野において知られており、実施されてもよい。特定の実施形態において、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1410測定を容易にする専有のUEシグナリングを伴うことができる。測定は、ソフトウェア1411、1431が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続1450を使用して、特に空または「ダミー」メッセージで、メッセージを送信されるようにさせることで実施されてもよい。
【0067】
引き続き前述の図面を参照すると、ホストアプリケーション(1412)を実行するように動作可能であるホストコンピュータ(1410)、またはホストコンピュータを操作する方法を含む通信システム(1400)が、本明細書において紹介されている。ホストコンピュータ(1410)は、ユーザデータを提供するように設定された処理回路(1418)、およびユーザ機器(1430)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークに転送するように設定された通信インターフェイス(1416)を含む。セルラーネットワークは、無線インターフェイス(1427)と、サブフレームに関連付けられているメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)を識別するように設定された処理回路(1428)とを有する基地局(1420)を含む。それに従って、基地局(1420)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別することができるか、またはサブフレーム(4420)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別して、サブフレーム(420)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別することができる。
【0068】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0069】
基地局(1420)の処理回路(1428)はまた、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)の送信をスケジュールするように設定される。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。基地局(1420)の処理回路(1428)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように設定される。基地局(1420)の処理回路(1428)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように設定される。
【0070】
基地局(1420)の処理回路(1428)はまた、メッセージ(400)の送信に関連するハイブリッド自動再送要求メッセージの送信をスケジュールするように設定される。基地局(1420)の処理回路(1428)はまた、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を提供するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を提供するように設定される。
【0071】
引き続き前述の図面を参照すると、ホストアプリケーション(1412)を実行するように動作可能であるホストコンピュータ(1410)、またはホストコンピュータを操作する方法を含む通信システム(1400)が、本明細書において紹介されている。ホストコンピュータ(1410)は、ユーザデータを提供するように設定された処理回路(1418)と、無線インターフェイス(1437)ならびにサブフレーム(440)に関連付けられているメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)を識別するように設定された処理回路(420)を含むユーザ機器(1430)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークに転送するように設定された通信インターフェイス(1416)とを含む。それに従って、ユーザ機器(1430)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別することができるか、またはサブフレーム(4420)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別して、サブフレーム(420)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別することができる。
【0072】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0073】
ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)を送信するように設定される。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように設定される。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように設定される。
【0074】
ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、ハイブリッド自動再送要求プロセスに応じてメッセージ(400)を再送信するように設定される。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を監視するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を監視するように設定される。
【0075】
引き続き前述の図面を参照すると、ホストアプリケーション(1412)を実行するように動作可能であるホストコンピュータ(1410)、またはホストコンピュータを操作する方法を含む通信システム(1400)が、本明細書において紹介されている。ホストコンピュータ(1410)は、ユーザデータを提供するように設定された処理回路(1418)と、無線インターフェイス(1437)ならびにサブフレーム(440)に関連付けられているメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)を識別するように設定された処理回路(420)を含むユーザ機器(1430)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークに転送するように設定された通信インターフェイス(1416)とを含む。それに従って、ユーザ機器(1430)は、メジャー参照点(410)が境界(430)とそろえられ、マイナー参照点(420)がメジャー参照点(410)の間の時間に分散されているサブフレーム(440)の境界(430)を識別することができるか、またはサブフレーム(4420)に関連付けられているマイナー参照点(420)を識別して、サブフレーム(420)の境界(430)上のマイナー参照点(420)をメジャー参照点(410)として識別することができる。
【0076】
メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、メッセージ(400)に関連付けられている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル(460)の始めに対応することができる。メジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)は、時間で均一に分散されてもよい。時間におけるメジャー参照点(410)およびマイナー参照点(420)の分散は、メッセージ(400)の通信パスの関数であってもよい。
【0077】
ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メジャー参照点(920)の少なくとも1つでダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの完全セット(910)を監視するように、かつマイナー参照点(940)の少なくとも1つでDCIフォーマットの制限付きセット(930)を監視するように設定される。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メジャー参照点(410)の間のマイナー参照点(420)のうちの1つで始まるようメッセージ(400)を送信するように設定される。メッセージ(700)は、マイナー参照点(710)の1つで始まり、メジャー参照点(720)で終了することができる。メッセージ(800)は、マイナー参照点(810)の1つで始まり、マイナー参照点(820)の別の1つで終了することができる。メッセージ(600)は、メジャー参照点(630)をまたぐことができる。
【0078】
ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってサブフレーム(440)の始めにガード期間を挿入するように設定される。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、メッセージ(400)の送信に従ってメッセージ(400)の期間を選択するように設定される。ユーザ機器(1430)の処理回路(1438)はまた、ハイブリッド自動再送要求プロセスに応じてメッセージ(400)を再送信するように設定される。
【0079】
開示される主題は、さまざまな実施形態を参照して上記で提示されたが、本発明の総合的な範囲を逸脱することなく、形態および詳細のさまざまな変更が、説明される実施形態に行われてもよいことが理解されるであろう。前述の実施形態の結果として、柔軟な送信グリッドが提供され、それにより特にレイテンシを改善する。
【0080】
図面および説明のプロセスは、本発明の特定の実施形態により実行される操作の特定の順序を示すことができるが、そのような順序は例示的なものであることを理解されたい(たとえば、代替的な実施形態は、異なる順序で操作を実行すること、特定の操作を組み合わせること、特定の操作を重複させることなどもできる)。
【0081】
本発明は、いくつかの実施形態に関して説明されたが、本発明が、説明される実施形態に限定されないこと、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内で変更および修正を加えて実施されてもよいことを当業者は理解するであろう。したがって、説明は、限定的ではなく、例示的なものと見なされるべきである。
【0082】
上記で説明されるように、例示的な実施形態は、方法のステップを実行するための機能を提供するさまざまなモジュールから成る方法および対応する装置の両方を提供する。モジュールは、(特定用途向け集積回路のような集積回路を含む1つまたは複数のチップに具現された)ハードウェアとして実施されてもよいか、またはプロセッサによる実行のためのソフトウェアまたはファームウェアとして実施されてもよい。特に、ファームウェアまたはソフトウェアの場合、例示的な実施形態は、コンピュータプロセッサによる実行のためにコンピュータプログラムコード(つまり、ソフトウェアまたはファームウェア)を具現するコンピュータ可読ストレージ媒体を含むコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。コンピュータ可読ストレージ媒体は、非一時的(たとえば、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、位相変化メモリ)、または一時的(たとえば、キャリア波、赤外線信号、デジタル信号などのような、電気、光、音響またはその他の形態の伝搬信号)であってもよい。プロセッサのセットとその他のコンポーネントの結合は、通常、1つまたは複数のバスまたはブリッジ(バスコントローラとも称される)を経由する。ストレージデバイスと、デジタルトラフィックを搬送する信号はそれぞれ、1つまたは複数の非一時的または一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を表す。したがって、所与の電子デバイスのストレージデバイスは、通常、コントローラのようなその電子デバイスの1つまたは複数のプロセッサのセットでの実行のためにコードおよび/またはデータを格納する。
【0083】
実施形態およびその利点は詳細に説明されてきたが、さまざまな変更、置換、および修正が、添付の特許請求の範囲によって規定される実施形態の精神および範囲を逸脱することなく本明細書において行われてもよいことを理解されたい。たとえば、上記で説明される特徴および機能の多くが、ソフトウェア、ハードウェア、またはファームウェア、またはその組合せにおいて実施されてもよい。また、特徴、機能、およびそれらを操作するステップは、再配列、省略、追加などが行われてもよく、引き続きさまざまな実施形態の広範な範囲に含まれる。
【0084】
さらに、さまざまな実施形態の範囲は、本明細書において説明されるプロセス、マシン、製造品、組成物、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることを意図されていない。当業者であれば開示から容易に理解するであろうように、現在存在するかまたは後に開発される、本明細書において説明される対応する実施形態とほぼ同じ機能を実行するかまたはほぼ同じ結果を達成する、プロセス、マシン、製造品、組成物、手段、方法、およびステップが、同様に利用されてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、マシン、製造品、組成物、手段、方法、またはステップを範囲内に含むことが意図される。