(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6771104
(24)【登録日】2020年9月30日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】鉄筋横向きステッピング搬送設備及びその制御方法
(51)【国際特許分類】
B21F 23/00 20060101AFI20201012BHJP
E04C 5/16 20060101ALI20201012BHJP
E04G 21/16 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
B21F23/00 B
E04C5/16
E04G21/16
B21F23/00 C
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-530529(P2019-530529)
(86)(22)【出願日】2017年7月21日
(65)【公表番号】特表2019-526455(P2019-526455A)
(43)【公表日】2019年9月19日
(86)【国際出願番号】CN2017093773
(87)【国際公開番号】WO2018032932
(87)【国際公開日】20180222
【審査請求日】2019年2月18日
(31)【優先権主張番号】201610674215.0
(32)【優先日】2016年8月16日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519055157
【氏名又は名称】北京五隆興科技発展有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】王開宇
【審査官】
山下 浩平
(56)【参考文献】
【文献】
特開平02−110010(JP,A)
【文献】
実開昭59−030015(JP,U)
【文献】
中国特許出願公開第101905269(CN,A)
【文献】
特開2010−235227(JP,A)
【文献】
特開2010−102473(JP,A)
【文献】
米国特許第05454466(US,A)
【文献】
特開2005−350201(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21F 1/00 − 99/00
E04G 21/14 − 21/22
E04C 5/00 − 5/20
B65G 25/00 − 25/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース(1)を含む鉄筋横向きステッピング搬送設備において、
ベース(1)の上に前側可動クランプ区域(2)と後側固定クランプ区域(3)が設置されており、前側可動クランプ区域(2)と後側固定クランプ区域(3)が後側固定クランプ区域連結ガイド機構(4)により連結されており、相対的な平行移動動作を行う;
その中、前記前側可動クランプ区域(2)は、前側可動クランプ区域クランプ(5)、前側可動クランプ区域左右移動板(6)、及び前側可動クランプ区域上下移動板(7)からなり、前側可動クランプ区域クランプ(5)と前側可動クランプ区域上下移動板(7)が固定連結されており、前側可動クランプ区域左右移動板(6)は、前側可動クランプ区域上下移動板(7)の裏面に取り付けられており、前側可動クランプ区域上下移動板(7)と移動可能に連結されている;
前記後側固定クランプ区域(3)は、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)と後側固定クランプ区域固定板(9)からなり、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は、後側固定クランプ区域固定板(9)の上に取り付けられており、前記後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は、後側固定クランプ区域クランプ(10)と後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(11)からなっていることを特徴とする鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【請求項2】
前記後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(11)の上に斜めスロット(14)が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ(10)は斜めスロット(14)に嵌め込まれており、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)の後側固定クランプ区域クランプ動力装置(12)は、斜めスロット(14)に沿って後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(9)を持ち上げることによって、後側固定クランプ区域クランプ(10)の横向きクランプ動作とアンクランプ動作を実現することを特徴とする請求項1に記載の鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【請求項3】
前記の後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は1、2、3…n組が設置されており、対応する前側可動クランプ区域クランプ(5)は2、3、4…n+1組が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)及び前側可動クランプ区域クランプ(5)の横向き分布距離はいずれも等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【請求項4】
前記の前側可動クランプ区域クランプ(5)は、前側可動クランプ区域クランプ動力装置(15)によって、クランプ動作とアンクランプ動作を実現することを特徴とする請求項1に記載の鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【請求項5】
前記の前側可動クランプ区域(2)及び後側固定クランプ区域(3)の動力装置及びクランプ装置はPLC制御であり、空圧駆動、液圧、電動形式であり得ることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【請求項6】
鉄筋横向きステッピング搬送設備の制御方法において、
(1)ステップ1:前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋の下端に位置しており、クランプは開口状態になっていて、それから、前側可動クランプ区域上下移動板(7)によって前側可動クランプ区域クランプ(5)を連動して持ち上げ動作を行う;
(2)ステップ2:前側可動クランプ区域クランプ(5)が後側固定クランプ区域クランプ(10)と平行な位置に持ち上げされた後クランプ動作を行い、それから前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を挟み付けて一緒に持ち上げ動作を行う;
(3)ステップ3:前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を挟み付けて一緒に最高位置に持ち上げて、前側可動クランプ区域左右移動板(6)は、前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋を連動して一緒に左向き搬送動作を行う;
(4)ステップ4:前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋は一緒に左向きに搬送されてから、前側可動クランプ区域上下移動板(7)によって前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋を連動して落下動作を行う;
(5)ステップ5:前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋は、後側固定クランプ区域クランプ(10)の開口位置に落下して、後側固定クランプ区域クランプ(10)は鉄筋を挟み付けてから、前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を開放する;
(6)ステップ6:前側可動クランプ区域クランプ(5)は最低位置に落下して、前側可動クランプ区域クランプ(5)はホームポジションに右移動する;及び
(7)ステップ7:鉄筋が目的位置まで搬送されるまでステップ1〜ステップ6を繰り返す;を含むことを特徴とする鉄筋横向きステッピング搬送設備の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋搬送設備の技術分野に属し、特に構造が簡単で、取扱しやすく、鉄筋運搬が正確で効率よくとともに、人件費を極めて減らすことができる鉄筋横向きステッピング搬送設備及びその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、鉄筋を加工する前に、人工で鉄筋を加工設備又は加工作業台に置く必要があり、作業効率が悪く、人件費が高いという問題がある。この問題を解決するために、鉄筋の自動化搬送設備に関する特許文献があり、これらの設備の存在する問題は構造が複雑であり、製造コストが高く、床面積が大きく、そして効率が悪いことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、構造が簡単で、取扱しやすく、鉄筋運搬が正確で効率よくとともに、人件費を極めて減らすことができる鉄筋横向きステッピング搬送設備及びその制御方法を提供することである。
【0005】
ベース(1)を含む鉄筋横向きステッピング搬送設備において、
ベース(1)の上に前側可動クランプ区域(2)と後側固定クランプ区域(3)が設置されており、前側可動クランプ区域(2)と後側固定クランプ区域(3)が後側固定クランプ区域連結ガイド機構(4)により連結されており、相対的な平行移動動作を行う;
その中、前記前側可動クランプ区域(2)は、前側可動クランプ区域クランプ(5)、前側可動クランプ区域左右移動板(6)、及び前側可動クランプ区域上下移動板(7)からなり、前側可動クランプ区域クランプ(5)と前側可動クランプ区域上下移動板(7)が固定連結されており、前側可動クランプ区域左右移動板(6)は、前側可動クランプ区域上下移動板(7)の裏面に取り付けられており、前側可動クランプ区域上下移動板(7)と移動可能に連結されている;
前記後側固定クランプ区域(3)は、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)と後側固定クランプ区域固定板(9)からなり、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は、後側固定クランプ区域固定板(9)の上に取り付けられており、前記後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は、後側固定クランプ区域クランプ(10)と後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(11)からなっていることを特徴とする鉄筋横向きステッピング搬送設備。
【0006】
前記後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(11)の上に斜めスロット(14)が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ(10)は斜めスロット(14)に嵌め込まれており、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)の後側固定クランプ区域クランプ動力装置(12)は、斜めスロット(14)に沿って後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(9)を持ち上げることによって、後側固定クランプ区域クランプ(10)の横向きクランプ動作とアンクランプ動作を実現する。
【0007】
前記の後側固定クランプ区域クランプ装置(8)は1、2、3…n組が設置されており、対応する前側可動クランプ区域クランプ(5)は2、3、4…n+1組が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ装置(8)及び前側可動クランプ区域クランプ(5)の横向き分布距離はいずれも等しい。
【0008】
前記後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(9)は、前後対称な2枚のガイドプレートからなっている。
【0009】
前記の前側可動クランプ区域(2)及び後側固定クランプ区域(3)の間の後側固定クランプ区域連結ガイド機構(4)は、横向きガイドによって連結されており;前側可動クランプ区域左右移動板(6)と前側可動クランプ区域上下移動板(7)との間は、縦向きガイドによって連結されており;後側固定クランプ区域固定板(9)と後側固定クランプ区域クランプガイドプレート(11)との間は、縦向きガイドによって連結されており;後側固定クランプ区域クランプ(10)と後側固定クランプ区域固定板(9)との間は、横向きガイドによって連結されている。
【0010】
前記の前側可動クランプ区域クランプ(5)は、前側可動クランプ区域クランプ動力装置(15)によって、クランプ動作とアンクランプ動作を実現する。
【0011】
前記の前側可動クランプ区域(2)及び後側固定クランプ区域(3)の動力装置及びクランプ装置はPLC制御であり、空圧駆動、液圧、電動形式であり得る。
鉄筋横向きステッピング搬送設備の制御方法において、
(1)ステップ1:前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋の下端に位置しており、クランプは開口状態になっていて、それから、前側可動クランプ区域上下移動板(7)によって前側可動クランプ区域クランプ(5)を連動して持ち上げ動作を行う;
(2)ステップ2:前側可動クランプ区域クランプ(5)が後側固定クランプ区域クランプ(10)と平行な位置に持ち上げされた後クランプ動作を行い、それから前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を挟み付けて一緒に持ち上げ動作を行う;
(3)ステップ3:前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を挟み付けて一緒に最高位置に持ち上げて、前側可動クランプ区域左右移動板(6)は、前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋を連動して一緒に左向き搬送動作を行う;
(4)ステップ4:前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋は一緒に左向きに搬送されてから、前側可動クランプ区域上下移動板(7)によって前側可動クランプ区域クランプ
(5)と鉄筋を連動して落下動作を行う;
(5)ステップ5:前側可動クランプ区域クランプ(5)と鉄筋は、後側固定クランプ区域クランプ(10)の開口位置に落下して、後側固定クランプ区域クランプ(10)は鉄筋を挟み付けてから、前側可動クランプ区域クランプ(5)は鉄筋を開放する;
(6)ステップ6:前側可動クランプ区域クランプ(5)は最低位置に落下して、前側可動クランプ区域クランプ(5)はホームポジションに右移動する;及び、
(7)ステップ7:鉄筋が目的位置まで搬送されるまでステップ1〜ステップ6を繰り返す;を含むことを特徴とする鉄筋横向きステッピング搬送設備の制御方法。
【発明の効果】
【0012】
本発明の效果は以下である。鉄筋横向きステッピング搬送設備において、ベースの上に前側可動クランプ区域と後側固定クランプ区域が設置されており、前側可動クランプ区域と後側固定クランプ区域が後側固定クランプ区域連結ガイド機構により連結されており、相対的な平行移動動作を行う。
【0013】
鉄筋横向きステッピング搬送装置において、複数組のクランプ機構を配置して、可動クランプによって鉄筋を挟み付けてステップ的に順番に次の位置に搬送して、固定クランプによって挟み付けて、可動クランプが開放して初期位置に戻って、鉄筋のステッピング搬送動作を完成するまで前の動作を繰り返す。
【0014】
本発明は、構造が簡単で、製造コストが低く、床面積が小さく、また作業効率を向上できるという利点がある。
【0015】
以下、図面と実施例を結合して、本発明をさらに説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図5】後側固定クランプ区域クランプの挟み付け状態においての後側固定クランプ区域クランプ装置の模式図である。
【
図6】後側固定クランプ区域クランプの開放状態においての後側固定クランプ区域クランプ装置の模式図である。
【
図9】本発明の設備の適用状態の構造模式図である。
【
図10】本発明のステップ1の作動状態の模式図である。
【
図11】本発明のステップ2の作動状態の模式図である。
【
図12】本発明のステップ3の作動状態の模式図である。
【
図13】本発明のステップ4の作動状態の模式図である。
【
図14】本発明のステップ5の作動状態の模式図である。
【
図15】本発明のステップ6の作動状態の模式図である。
【
図16】本発明のステップ7の作動状態の模式図である。
【
図17】本発明のステップ8の作動状態の模式図である。
【
図18】本発明のステップ9の作動状態の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1において、鉄筋横向きステッピング搬送設備はベース1を含み、ベース1の上に前側可動クランプ区域2と後側固定クランプ区域3が設置されており、前側可動クランプ区域2と後側固定クランプ区域3が後側固定クランプ区域連結ガイド機構4により連結されており、相対的な平行移動動作を行う。
【0018】
その中、前記前側可動クランプ区域2は、前側可動クランプ区域クランプ5、前側可動クランプ区域左右移動板6、及び前側可動クランプ区域上下移動板7からなり、前側可動クランプ区域クランプ5と前側可動クランプ区域上下移動板7が固定連結されており、前側可動クランプ区域左右移動板6は、前側可動クランプ区域上下移動板7の裏面に取り付けられており、前側可動クランプ区域上下移動板7と移動可能に連結されている。
【0019】
前記後側固定クランプ区域3は、後側固定クランプ区域クランプ装置8と後側固定クランプ区域固定板9からなり、後側固定クランプ区域クランプ装置8は、後側固定クランプ区域固定板9の上に取り付けられており、前記後側固定クランプ区域クランプ装置8は、後側固定クランプ区域クランプ10と後側固定クランプ区域クランプガイドプレート11からなっている(
図2、
図3、
図4を参照)。
【0020】
後側固定クランプ区域クランプガイドプレート11の上に斜めスロット14が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ10が斜めスロット14に嵌め込まれており、後側固定クランプ区域クランプ装置8の後側固定クランプ区域クランプ動力装置12は斜めスロット14に沿って後側固定クランプ区域クランプガイドプレート9を持ち上げることによって、後側固定クランプ区域クランプ10の横向きクランプ動作とアンクランプ動作を実現する(
図5−図を参照)。
【0021】
後側固定クランプ区域クランプ装置8は1、2、3…n組が設置されており、対応する前側可動クランプ区域クランプ5は2、3、4…n+1組が設置されており、後側固定クランプ区域クランプ装置8及び前側可動クランプ区域クランプ5の横向き分布距離はいずれも等しい。後側固定クランプ区域クランプガイドプレート9は、前後対称な2枚のガイドプレートからなっている。
【0022】
前側可動クランプ区域2と後側固定クランプ区域3との間の後側固定クランプ区域連結ガイド機構4は、横向きガイドによって連結されており;前側可動クランプ区域左右移動板6と前側可動クランプ区域上下移動板7との間は、縦向きガイドによって連結されており;後側固定クランプ区域固定板9と後側固定クランプ区域クランプガイドプレート11との間は、縦向きガイドによって連結されており;後側固定クランプ区域クランプ10と後側固定クランプ区域固定板9との間は、横向きガイドによって連結されている。
【0023】
前側可動クランプ区域クランプ5は、前側可動クランプ区域クランプ動力装置15によって、クランプ動作とアンクランプ動作を実現する。
【0024】
前側可動クランプ区域2及び後側固定クランプ区域3の動力装置及びクランプ装置は、PLC制御であり、空圧駆動、液圧、電動形式であり得る。
【0025】
図9において、実用する際に、2台の横向き搬送設備16と鉄筋ブラケット17からなり、2台の横向き搬送設備16は対称相対的に設置されており、鉄筋ブラケット17は横向き搬送設備16の間に位置しており、鉄筋19は鉄筋ブラケット17によって初期位置にセットされている。鉄筋横向きステッピング搬送設備の制御方法は、
ステップ1:
図10において、鉄筋17を初期位置にセットされ、前側可動クランプ区域クランプ5は鉄筋の下端に位置しており、クランプは開口状態になっている。それから、前側可動クランプ区域上下移動板7によって前側可動クランプ区域クランプ5を連動して持ち上げ動作を行う;
ステップ2:前側可動クランプ区域クランプ5が後側固定クランプ区域クランプ10と平行な位置に持ち上げされた後クランプ動作を行い(
図11を参照、
図12は
図11の部分断面レンダリングである。)、それから液圧モードで前側可動クランプ区域クランプ5は鉄筋を挟み付けて一緒に持ち上げ動作を行う;
ステップ3:
図13において、前側可動クランプ区域クランプ5は鉄筋19を挟み付けて一緒に最高位置に持ち上げて、前側可動クランプ区域左右移動板6は前側可動クランプ区域クランプ5と鉄筋を連動して一緒に左向き搬送動作を行う;
ステップ4:
図14において、前側可動クランプ区域クランプ5と鉄筋19は一緒に左向きに搬送される。それから、前側可動クランプ区域上下移動板7によって、前側可動クランプ区域クランプ5と鉄筋を連動して落下動作を行う;
ステップ5:
図15において、前側可動クランプ区域クランプ5と鉄筋19は、後側固定クランプ区域クランプ10開口位置に落下して、後側固定クランプ区域クランプ10は鉄筋を挟み付けてから、前側可動クランプ区域クランプ5は鉄筋を開放する;
図16は
図15の部分断面レンダリングである;
ステップ6:
図17において、前側可動クランプ区域クランプ5は最低位置に落下して、
図18において、前側可動クランプ区域クランプ5はホームポジションに右移動する(即ち、
図10の位置);
ステップ7:鉄筋が目的位置まで搬送されるまでステップ1〜ステップ6を繰り返す;
を含むことを特徴とする。
【0026】
本設備は異なる長さの鉄筋横向き搬送に適しており、またその他の任意断面の通常形状の材料のステッピング搬送にも適している。