(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6771133
(24)【登録日】2020年10月1日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】チョコレート製品の製造方法、及びチョコレート製品の製造装置
(51)【国際特許分類】
A23G 1/50 20060101AFI20201012BHJP
A23G 1/21 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
A23G1/50
A23G1/21
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-517481(P2018-517481)
(86)(22)【出願日】2016年6月17日
(65)【公表番号】特表2018-521688(P2018-521688A)
(43)【公表日】2018年8月9日
(86)【国際出願番号】EP2016063974
(87)【国際公開番号】WO2016202962
(87)【国際公開日】20161222
【審査請求日】2019年6月6日
(31)【優先権主張番号】102015109824.5
(32)【優先日】2015年6月19日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】102015112735.0
(32)【優先日】2015年8月3日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】520308330
【氏名又は名称】カーヴェー パテンテ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100123559
【弁理士】
【氏名又は名称】梶 俊和
(72)【発明者】
【氏名】クノベル,ギド
【審査官】
澤田 浩平
(56)【参考文献】
【文献】
独国特許出願公開第19851063(DE,A1)
【文献】
米国特許第06268006(US,B1)
【文献】
特表2005−536988(JP,A)
【文献】
特表平09−508533(JP,A)
【文献】
独国特許出願公開第10304525(DE,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2011/0280996(US,A1)
【文献】
米国特許第05705217(US,A)
【文献】
特開2003−070420(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23G1/00−9/52,
A23L5/00−5/49,29/00−33/29
A61K8/00−9/72,47/00−47/69
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
殻の外縁(12、12.1、12.2)に沿って少なくとも一部が相互に連結された少なくとも2つの殻形状(13、13.1、13.2)からチョコレート製品を製造する方法であって、
液体状のチョコレート材料(3)を型(2)に投入し、次いで、前記チョコレート材料(3)内に少なくとも1つの押型(4)を落とし込み、前記チョコレート材料(3)が前記型内で少なくとも部分的に固まることによって前記チョコレート材料に前記殻形状(13、13.1、13.2)が付与された前記チョコレート製品を製造する方法であり、
第2の押型(5)を前記殻形状(13)内へと投入し、前記第2の押型により、前記殻形状の外縁領域が上方へ押し込まれることを特徴とする、チョコレート製品の製造方法。
【請求項2】
押し込みが、前記殻形状(13)の殻の外縁(12)の内周に沿って発生することを特徴とする、請求項1に記載のチョコレート製品の製造方法。
【請求項3】
押し込み構造(17)が、押型(5)の周状の縁部(6)に形成された溝(9)に発生することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のチョコレート製品の製造方法。
【請求項4】
前記第1の押型(4)及び/又は前記第2の押型(5)が冷却された押型であることを特徴とする、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のチョコレート製品の製造方法。
【請求項5】
押型(4、5)の周囲環境の露点が、前記押型の温度よりも低く維持されることを特徴とする、請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のチョコレート製品の製造方法。
【請求項6】
前記殻形状(13)の形成中に、型の外縁の材料(11)の過剰分が、型(4)によって前記殻形状(13)から分離されることを特徴とする、請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のチョコレート製品の製造方法。
【請求項7】
殻の外縁(12、12.1、12.2)に沿って少なくとも一部が相互に連結された少なくとも2つの殻形状(13、13.1、13.2)からチョコレート製品を製造する装置であって、
前記装置は、液体状のチョコレート材料(3)を型(2)に投入でき、次いで、前記チョコレート材料(3)内に少なくとも1つの押型(4)を落とし込むことができ、前記チョコレート材料(3)が前記型内で少なくとも部分的に固まることによって前記チョコレート材料に前記殻形状(13、13.1、13.2)が付与されるよう構成された装置であり、
前記少なくとも1つの押型(4)が、その下流に配設された更なる押型(5)を備え、
前記押型(5)が、第1の押型(4)の外周と異なる外周を有し、
前記殻の外縁(12)において、第2の押型(5)が、前記第1の押型(4)よりも、直径(d1)が大きいか、又は、広く設計されていることを特徴とする、チョコレート製品の製造装置。
【請求項8】
前記殻の外縁(12)において、前記第2の押型(5)が、前記第1の押型(4)に対して、直線的又は円すい状に拡大していることを特徴とする、請求項7に記載のチョコレート製品の製造装置。
【請求項9】
第2の押型(5)が、
前記型(2)上に位置する周状の縁部(6)であり、前記周状の縁部(6)内に、前記殻の外縁(12)の部分溝(9)が形成された前記周状の縁部(6)を有することを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載のチョコレート製品の製造装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消費製品、特にチョコレートの製造方法に関するものであり、殻の外縁に沿って少なくとも一部が相互に連結された少なくとも2つの殻形状から消費製品を製造する方法に関する。液体状の消費材料が型に流し込まれ、次いで、その消費材料に少なくとも1つの押型が落とし込まれ、消費材料が少なくとも部分的に固まることによって消費材料が殻形状を呈する。また、本発明はそのための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
チョコレート製品は、様々な形状やデザインで製造されている。本発明は、特に、中空のチョコレート製品、中でも菓子製造産業における、中空の立体的形状の製造に関する。とはいえ、本発明はチョコレート製品に限定されず、適切な材料を型にプレスすることによって製造されるあらゆる消費製品において適用することができる。
【0003】
例えば、独国特許出願公開第10221524号明細書には、型に投入された材料から外殻を有する消費製品を製造する方法であり、当該材料中に温度調整された押型が落とし込まれ、材料を固める方法が開示されている。正確に殻を製造するのに必要な材料の量を正確に計算することは不可能であるため、通常は型に投入される過剰な材料が存在する。ここに記載の発明の場合には、材料の過剰分は型の外縁を越えて漏れ出し、型の外縁から漏れ出した材料の過剰分は、押型によって殻から分離される。この材料の過剰分は、その後、型からこすり落とされる。
【0004】
より高温の消費材料を成型するために冷却された押型を用いる場合には、更なる問題が生じる。通常の周囲空気中では、通常は金属で構成される冷却押型は、水分で覆われる。この水分の覆いは、その後、押型上に氷形成をもたらし、消費製品上にウォーターマークが形成される原因ともなる。また、押型は、消費製品から容易に離型可能であり、消費製品が押型に付着したままとならないことが保証されなければならない。従来は、通常、そのために、離型剤が塗布されていた。
【0005】
独国特許出願公開第19732036号明細書では、この不都合に対し、消費製品の周囲環境の露点を、押型の温度よりも低く維持することが行われている。これは、すなわち、押型の周囲の空気が、押型が水分で覆われることがなくなる程度にまで除湿されることを意味する。押型は乾燥したままとなり、消費製品から容易に離型されることができる。ウォーターマークの発生も防止される。
【0006】
特に中空の、立体形状を有する製品の製造において、2つの同一の殻又は殻形状を結合させる工程が、更なる問題となる。そのため、殻の対応する外縁は、可能な限りの良好な接触面が形成される必要がある。この目的において、国際公開第95/32633号では、押型をリングで囲うことが提案されている。しかしながら、リングと押型の間に環状の溝が形成されることになり、消費製品材料の過剰分が当該環状の溝に流れ込むことがある。これにより、上方に突出したへりが残ることになる。2つの対応する形状の殻は、それぞれの型から離型され、一方を他方の上に配置する必要がある。殻を一方が他方の上となるように配置する際には、それぞれのへりは内側に屈曲することになるが、これにより接触面が最大となることを期待するしかない。しかしながら、この配置は深刻な不都合を有する。まず第一に、環状の溝に流れ込んだ上方のへり部分が、製造された殻形状から押型を除去する際に持って行かれるという大きな危険性がある。また、チョコレート材料又は液状消費製品の材料が、リングと押型の間のすき間に流れ込み、後者の頻繁な洗浄が必要となるという危険性がある。加えて、そもそも、2つの殻形状を、それぞれの型の穴部から離型する必要がある。これは、殻形状が固まった場合にのみ行うことが可能となる。相互に結合する工程において、形成されたへりが屈曲するために、まず始めに再加熱する必要がある。そうした場合であっても、所望の接触面が形成されるのかは疑わしいことになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、2つの殻形状の間の極めて良好な接触面を直接的に形成することが可能な、上述のタイプの方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本課題は、第二の押型を殻形状に投入し、当該押型により、殻形状の外縁部分を上方に押し込むことで達成される。
【0009】
これは、押し込み構造が、本発明に係る装置の第2の部分において形成され、第1の部分において形成される外縁部分が明瞭に輪郭形成された殻形状が形成される。押し込み構造は、殻形状を再加熱することなく形成される。むしろ、第1の押型の直後に、殻形状が第2の押型の真下に移動された後、この時点ではまだ変形可能な殻形状へと第2の押型を下降させる。これは本発明の極めて顕著な利点である。なぜなら、本発明の方法によれば、消費製品は、冷却された押型へと接触されるにもかかわらず、型を合わせる際に追加の加熱をすることなく、殻どうしの完璧な結合が達成され得るのに十分な液化状態を保っているからである。しかしながら、押し込まれた外縁が液体でなくなる程にまで殻を押型が冷却してしまうと、型を合わせる前に外縁を加熱する必要がある。また、冷却プレスが別の装置に設置されている場合があり、別の装置の場合には、型合わせ装置へは比較的長時間の後にしか到達せず、その場合、押し込まれた外縁は液体ではなくなっている。
【0010】
対応するように押し込まれた殻形状を付けた2つの型を一方が他方の上となるように配置するのを、押し込み工程の直後に行うことが好ましい。すなわち、押し込み構造を変形させる工程と、殻の外縁を互いに結合させる工程と、を消費製品がまだ比較的軟らかい状態で行うことになる。接触面の大きさは、押し込み構造によって有意に増加し、残りの殻の外縁は、それ以前の適合形状を維持しており、これにより、接触面の至る所で良好な接触を保証することができる。
【0011】
押し込み工程自体は、殻形状の外縁の内側周囲に沿って行われることが好ましい。これにより、2つの殻形状が互いに結合される際に、2つの押し込み構造が、一方が他方と互いに内側方向、すなわち穴部の方向に向けて接触するようになり、「キスマウス(kiss mouth)」を形成することになる。これにより、接触面の大きさが増大する。
【0012】
僅かに凹凸を有する可能性がある形状を押圧して平坦にさせるために、押型は滑らかな周状の縁部を有している。溝付の周状の縁部によって、押型のプレス深さが規定される。また、プレス深さを自由に調節するために、周状の縁部は滑らかな構造であってもよい。
【0013】
第2の押型は、第1の押型と同一に設計されていてもよいが、第2の押型は、押し込み構造が形成されるよう、やや浅めの深さまで押圧されるものである。とはいえ、第1の押型の外周と僅かに異なる第2の押型の外周で押し込みが行われてもよい。簡単のため、押し込み構造が形成される部分の少なくとも近傍において幅広となるよう第2の押型が設計されていてもよい。すなわち、この部分において、第2押型が、第1の押型よりも直径が大きくなっていてもよい。例えば、この部分において、第1の押型に対して、第2の押型が、例えば約15°の角度の、僅かに外側及び上方に伸びる円錐形状を有していてもよい。なお、この角度は、絶対条件ではない。この拡大は、型の穴部の外側へ消費材料をより押し出すことになり、押し込み構造が形成されることになる。
【0014】
本発明は、当然ながら、球状の殻形状のみを製造するものではなく、想定され得るあらゆる幾何学的構造の殻形状を製造することができる。押型の拡大及び/又は直径との用語も同様に理解されるべきである。拡大との用語は、少量の消費材料が押し込まれる可能性があるすべての手段を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本発明の更なる利点、特徴、及び詳細は、以下の図面を参照しつつ、後述の好ましい例示的実施形態から導き出される。
【0016】
本発明の更なる利点、特徴、及び詳細は、以下の図面を参照しつつ、後述の好ましい例示的実施形態から導き出される。
【
図1】
図1は、本発明に係る装置の第1の部分を模式的に示す側方図である。
【
図2】
図2は、本発明に係る装置の第1の使用位置を模式的に示す側方図、及び部分拡大図である。
【
図3】
図3は、本発明に係る装置の第1の部分の更なる使用位置を模式的に示す側方図である。
【
図4】
図4は、本発明に係る方法の更なる作業ステップを模式的に示す斜視図である。
【
図5】
図5は、
図4の代替構成を提供する、更なる方法ステップの模式的斜視図である。
【
図6】
図6は、本発明に係る装置の第1の部分によって形成された殻形状を模式的に示す側方図である。
【
図7】
図7は、本発明に係る装置の第2の部分を模式的に示す側方図である。
【
図8】
図8は、
図7の本発明に係る装置の使用状態における側方図、及び部分拡大図である。
【
図9】
図9は、
図7に示す本発明に係る装置の、更に別の使用形態における当該部分を模式的に示す側方図である。
【
図10】
図10は、更なる作業ステップによって形成される、本発明に係る装置の部分を模式的に示す側方図である。
【
図11】
図11は、
図10に係る装置の2つの部分であり、互いに合わせられる部分の斜視図である。
【
図12】
図12は、本発明に係る方法によって製造されるチョコレート製品の断面図、及び部分拡大図である。
【0017】
チョコレート製品を製造するための本発明に係る装置は、型の穴部2にチョコレート材料3を含む型1を備える。この型2には、第1の押型4があてがわれている。
【0018】
本発明に係る装置の第2の部分には、
図7において、型1に第2の押型5があてがわれている。後者には、型1の表面7に位置するための周状の縁部6を備えている。周状の縁部6と、実際の押型本体8との間には歯、周状の溝9が形成されている。しかしながら、この溝は、
図13に示されているように、必須の構成ではない。第2の押型Aの形態は、
図1及び頭2に係る第1の押型の形態に相当する。第2の押型Bの形態は、
図8及び
図9に示す形態に相当する。形態Eにおいては、周状の縁部はすべて省略されていてもよく、そのため、溝も形成されない。この場合、より下方への押圧深さによって押し込みが達成される。
【0019】
また、溝9の直下の領域において、押型本体8は直径d1を有しており、この直径d1は、この領域における第1の押型4の直径d2よりも僅かに大きい。すなわち、第2の押型5は、押型本体8の当該上部領域において僅かに広がっており、当該領域は、本明細書において後述する殻の外縁部の領域に位置している。
【0020】
消費製品、特にチョコレート製品を製造するための、本発明に係る方法は、以下のように進められる。
【0021】
図1において、液状の消費製品、特に液状のチョコレート3は、型1の穴部2へと投入される。次いで、押型4が型の穴部2及び液状のチョコレート3内へと落とし込まれる。この押型4は冷却された押型であり、その温度は、消費材料の周囲環境の露点よりも高く維持されている。このことは、独国特許出願公開第19732036号明細書に記載されており、具体的な参照はそこにされる。これにより、約−20℃の液体を冷却するのに使用される押型が、水分で覆われないことが保証される。押型は、例えば28℃〜32℃に加熱されたチョコレート内に、1分間に約6回の頻度で落とし込まれるため、押型の表面温度は約0℃〜−2℃へと上昇するが、消費材料の周囲環境の露点は約−15℃に維持される。冷却液の温度にばらつきがあったとしても、空気が除湿等されることで、押型又は押型の表面の温度が、消費材料の周囲環境の露点よりも高く維持されることが保証される。
【0022】
次いで、
図2のように、押型4は、周状の縁部6.1で型1の表面10と接触することになる。押型4がチョコレート材料3内へと落とし込まれる際にチョコレート材料の過剰分が型の穴部2から押し出された場合、独国特許出願公開第10221524号明細書に記載されており、ここでもその残対を参照するように、この過剰分11は周状の縁部6.1から締め出される。これにより、押型4と型の穴部2との間の内部空間を正確に複製する殻の輪郭が、周状の縁部6.1によって封止されることになる。特に、周状の縁部6.1の形状に正確に沿った殻の外縁12が、比較的滑らかな端面を形成することになる。
【0023】
図3のように、押型4は型2から除去され、ここで、チョコレート材料は、少なくともその表面又はその表面部分において固まることにより、殻形状13を形成する。
図3では、殻形状13から分離された過剰分11のリング14も示されている。
【0024】
図4のように、このリング14は、独国特許出願公開第10221524号明細書に記載されているように、型2の表面10からスクレーパー15によって削り取ることができる。この代替方法として、ワイパーローラーとして参照されるローラー16によって、過剰分11をロールオフすることもできる。これにより、
図6のように、正確に高さが合わせられた殻形状13が得られる。
【0025】
次いで、殻形状13を有する型2は、
図7のように、第2の押型5の真下へと移動される。この押型5は、独国特許出願公開第19732036号明細書のように、また、第1の押型に関する説明のように、冷却された押型であることが好ましい。
【0026】
図8のように、第2の押型5は、その表面だけが固まり、内部が軟らかい殻形状13内へと落とし込まれる。しかしながら、押型4の直径d2に対して僅かに大きい押型5の直径d1による押型5の拡大によって、周状の玉縁のように形成された押し込み構造17が殻形状13の上部領域に形成される。これは、チョコレート材料が押型5の拡大によって上部領域に移動されることによって起こり、押し込み構造17が溝9内に生じることになる。これに相当する、完成された殻形状13は、
図9及び
図10に示されている。
【0027】
次いで、
図12に表されているような、所望の中空体18を製造するためには、それぞれ殻形状13.1、13.2を有する2つの型2.1、2.2が、
図11の矢印19によって示されるように、一方が他方の上に合わせられる。ここで、2つの押し込み構造17は、互いに接触することになり、2つのへりからなる、内側を向いた「キスマウス(kiss mouth)」20が形成される。しかしながら、殻の外縁12.1、12.2は互いに平坦であり、そのため良好な結合が保証されている。
【符号の説明】
【0028】
1:型
2:型の穴部
3:チョコレート材料
4:第1の押型
5:第2の押型
6:周状の縁部
7:表面
8:押型本体
9:溝
10:表面
11:過剰分/過剰な材料
12:殻の外縁
13:殻形状
14:リング
15:スクレーパー
16:ローラー
17:押し込み構造
18:中空体
19:矢印
20:キスマウス(kiss mouth)