特許第6771246号(P6771246)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6771246それに関連する障害の治療または予防に有用なβ−3アドレナリン受容体調節剤
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6771246
(24)【登録日】2020年10月1日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】それに関連する障害の治療または予防に有用なβ−3アドレナリン受容体調節剤
(51)【国際特許分類】
   C07D 491/107 20060101AFI20201012BHJP
   A61K 31/438 20060101ALI20201012BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20201012BHJP
   A61P 9/04 20060101ALI20201012BHJP
   C07D 519/00 20060101ALI20201012BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20201012BHJP
   A61K 31/4985 20060101ALI20201012BHJP
   A61K 31/4709 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
   C07D491/107
   A61K31/438
   A61P43/00 105
   A61P9/04
   C07D519/00
   A61K31/506
   A61K31/4985
   A61K31/4709
【請求項の数】54
【全頁数】277
(21)【出願番号】特願2019-516084(P2019-516084)
(86)(22)【出願日】2017年6月5日
(65)【公表番号】特表2019-518079(P2019-518079A)
(43)【公表日】2019年6月27日
(86)【国際出願番号】US2017035867
(87)【国際公開番号】WO2017214002
(87)【国際公開日】20171214
【審査請求日】2020年6月5日
(31)【優先権主張番号】62/346,293
(32)【優先日】2016年6月6日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500478097
【氏名又は名称】アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(72)【発明者】
【氏名】トラン, トゥイ−アン
(72)【発明者】
【氏名】ドー, クエン−クエン
(72)【発明者】
【氏名】ウルマン, ブレット
(72)【発明者】
【氏名】ブラックバーン, アンソニー シー.
(72)【発明者】
【氏名】名倉 麻衣子
【審査官】 小森 潔
(56)【参考文献】
【文献】 特表2013−535449(JP,A)
【文献】 国際公開第2006/060122(WO,A2)
【文献】 国際公開第2001/043744(WO,A1)
【文献】 国際公開第1999/065895(WO,A1)
【文献】 国際公開第2010/058318(WO,A1)
【文献】 Am J of Physiol Heart Circ Physiol,2013年,Vol.305,No.6,pH923−H930,doi:10.1152/ajpheart.00371.2012.
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ii)の化合物
【化23】
(式中、
は、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらは各々、必要に応じて、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、およびヒドロキシルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンであり、
は、HまたはC−Cアルキルであり、
5a、R5b、R5c、およびR5dは独立して、H、C−Cアルキル、およびハロゲンである)
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物から選択される化合物。
【請求項2】
式(Ii)の化合物
【化23】
(式中、
は、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々、Hであり、
は、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、およびR5cは独立して、H、メチル、およびフルオロであり、
5dはHである)
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学が、(R)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学が、(S)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
は、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々、Hであり、
は、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、およびR5cは独立して、H、メチル、およびフルオロであり、
5dはHである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
以下の化合物:
(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)、
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)、
1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン(化合物315)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)、および
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物から選択される、化合物。
【請求項6】
前記化合物が以下の化合物
(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
前記化合物が以下の化合物
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項8】
前記化合物が以下の化合物
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項9】
前記化合物が以下の化合物
1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項10】
前記化合物が以下の化合物
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン(化合物315)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が以下の化合物
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が以下の化合物
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項13】
請求項1に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項14】
心不全を治療する必要のある個体における心不全の治療において使用するための、請求項1に記載の化合物を含む組成物。
【請求項15】
心不全を治療する必要のある個体における心不全の治療において使用するための、請求項5に記載の化合物を含む組成物。
【請求項16】
1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)の塩酸塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)のメタンスルホン酸塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)の塩酸塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)の塩酸塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
前記化合物が1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項22】
前記化合物が1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項23】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項24】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項25】
前記化合物が1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)の塩酸塩である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項26】
前記化合物が1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)のメタンスルホン酸塩である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項27】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)の塩酸塩である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項28】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)の塩酸塩である、請求項13に記載の医薬組成物。
【請求項29】
前記化合物が(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項30】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項31】
前記化合物が(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項32】
前記化合物が1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項33】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン(化合物315)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項34】
前記化合物が3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項35】
前記化合物が 3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)である、請求項5に記載の化合物。
【請求項36】
前記化合物が、以下の化合物:
(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項37】
前記化合物が、以下の化合物:
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項38】
前記化合物が、以下の化合物:
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項39】
前記化合物が、以下の化合物:
1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項40】
前記化合物が、以下の化合物:
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン(化合物315)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項41】
前記化合物が、以下の化合物:
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項42】
前記化合物が、以下の化合物:
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)
およびその薬学的に許容される塩から選択される、請求項15に記載の組成物。
【請求項43】
前記化合物が、(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項44】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項45】
前記化合物が、(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項46】
前記化合物が、1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項47】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン(化合物315)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項48】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項49】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)である、請求項15に記載の組成物。
【請求項50】
前記化合物が、1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)である、請求項14に記載の組成物。
【請求項51】
前記化合物が、1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)の塩酸塩である、請求項14に記載の組成物。
【請求項52】
前記化合物が、1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)のメタンスルホン酸塩である、請求項14に記載の組成物。
【請求項53】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)の塩酸塩である、請求項14に記載の組成物。
【請求項54】
前記化合物が、3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)の塩酸塩である、請求項14に記載の組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、β−3アドレナリン受容体の活性を調節する式(Ia)の化合物およびその医薬組成物に関する。本発明の化合物およびその医薬組成物は、β−3アドレナリン受容体媒介障害、例えば、心不全;心不全における心機能;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満の左室駆出率(LVEF);ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEF、ならびにそれに関連する状態の治療に有用な方法を対象とする。
【背景技術】
【0002】
急性心不全は、組織(特に、脳)の組織の酸素欠乏を引き起こし、死をもたらす場合がある、心臓機能の急速な低下である。急性心不全は、事前に無症状の個体(例えば、肺水腫もしくは心原性ショックを有する個体)、または慢性心不全の急性増悪を有する個体において生じる可能性がある。
【0003】
健常な心臓において、β−1およびβ−2アドレナリン受容体の作用が優勢であり、Gs共役経路を通して作用して心筋収縮の力および頻度を増加させる一方、β−3アドレナリン受容体は、Gi共役eNOS経路を通して作用して弱い陰性変力作用を発揮する。不全心臓では、β−1およびβ−2アドレナリン受容体は下方制御または脱感作される一方、β−3アドレナリン受容体は上方制御され、それにより心収縮力に対するβ−3アゴニズムの陰性作用を強調する。Morimoto,Am J Physiol Heart Circ Physiol,286:H2425−H2433,2004;Kulandavelu,J Am College Cardiology59(22):1988−90,2012。
急性心不全を患う患者において、短期目標は、収縮力を増加させ、血液力学状態を改善することである。急性心不全のための現行の標準治療は、心収縮の力またはエネルギーを改変する変力剤を含む。これらの薬剤は、典型的には、集中治療環境において持続注入によって投与される。かかる薬剤の例としては、アドレナリン、ドブタミン、ドーパミン、レボシメンダン、およびノルアドレナリンが挙げられる。しかしながら、これらの薬剤によってもたらされた収縮力の初期改善には、死亡率の加速が続く場合がある。Katz AM and Konstam MA,Heart Failure:Pathophysiology,Molecular Biology and Clinical Management,Lippincott,Williams&Wilkins,2nd edition,1999。これらの薬剤の投与後の過剰な死亡率は、不整脈および心筋虚血をもたらす、頻拍および心筋酸素消費の増加に関連付けられている。Francis et al.,J Am College of Cardiology63(20):2069−2078,2014。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】Morimoto,Am J Physiol Heart Circ Physiol,286:H2425−H2433,2004
【非特許文献2】Kulandavelu,J Am College Cardiology59(22):1988−90,2012
【非特許文献3】Katz AM and Konstam MA,Heart Failure:Pathophysiology,Molecular Biology and Clinical Management,Lippincott,Williams&Wilkins,2nd edition,1999
【非特許文献4】Francis et al.,J Am College of Cardiology63(20):2069−2078,2014
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、式(Ia)の化合物
【化1】
(式中、
Xは−SO−、−C(=O)−、または−CHC(=O)−であり、
Wは存在しないかまたはC−Cアルキレンであり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、該C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Z、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノおよびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
Yは独立して、−O−、−NH−、および−N−(C−Cアルキル)−から選択され、
Zは独立して、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、アミノ、C−Cアルキルアミノ、およびC−Cジアルキルアミノから選択され、
は、C−Cアルケニル、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C−Cシクロアルキル、シアノ、C−Cハロシクロアルキル、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンである)から選択されるある特定の1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル−アミノプロパニル−エーテル誘導体、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物を包含する。
【0006】
本発明の一態様は、医薬組成物、製剤、単位剤形、およびキットから選択される薬学的製品に関し、これらは各々、本発明の化合物を含む。
【0007】
本発明の一態様は、本発明の化合物と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物に関する。
【0008】
本発明の一態様は、本発明の化合物と、薬学的に許容される担体とを混合するステップを含む、医薬組成物を調製する方法に関する。
【0009】
本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法に関し、本方法は、該治療または予防を必要とする個体に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0010】
本発明の一態様は、個体における心不全を治療または予防するための方法に関し、本方法は、該治療または予防を必要とする個体に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0011】
本発明の一態様は、低血圧の患者を治療するための方法に関し、本方法は、該治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0012】
本発明の一態様は、境界低血圧の患者を治療するための方法に関し、本方法は、該治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0013】
本発明の一態様は、正常血圧の患者を治療するための方法に関し、本方法は、治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0014】
本発明の一態様は、高血圧の患者を治療するための方法に関し、本方法は、該治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0015】
本発明の一態様は、心筋梗塞後の患者を治療するための方法に関し、本方法は、該治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0016】
本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0017】
本発明の一態様は、個体における心不全を治療または予防するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0018】
本発明の一態様は、低血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0019】
本発明の一態様は、境界低血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0020】
本発明の一態様は、正常血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0021】
本発明の一態様は、高血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0022】
本発明の一態様は、心筋梗塞後の患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0023】
本発明の一態様は、療法によりヒトまたは動物の身体を治療する方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0024】
本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0025】
本発明の一態様は、個体における心不全を治療または予防するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0026】
本発明の一態様は、低血圧患者を治療するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0027】
本発明の一態様は、境界低血圧患者を治療するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0028】
本発明の一態様は、正常血圧患者を治療するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0029】
本発明の一態様は、高血圧患者を治療するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0030】
本発明の一態様は、心筋梗塞後の患者を治療するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0031】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全;心不全における心機能;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEF;ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFからなるリストから選択される。
【0032】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は心不全である。
【0033】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全における心機能の低下である。
【0034】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院である。
【0035】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は急性心不全である。
【0036】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、急性非代償性心不全である。
【0037】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は鬱血性心不全である。
【0038】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、重症鬱血性心不全である。
【0039】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害) である。
【0040】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、左室機能不全に起因する心不全である。
【0041】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、正常駆出率での心不全である。
【0042】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心筋梗塞後の心血管死亡である。
【0043】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡である。
【0044】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は左室不全である。
【0045】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は左室機能不全である。
【0046】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全である。
【0047】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全である。
【0048】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全である。
【0049】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ラジオアイソトープ心室造影で40%未満の左室駆出率(LVEF)である。
【0050】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心エコー検査または心室血管造影で35%以下の左室駆出率(LVEF)である。
【0051】
心臓の収縮力を高めるのに有用なβ−3アドレナリン受容体アンタゴニストを本明細書に記載する。これらの化合物は、β−3アドレナリン受容体に対して選択的であり、既知の心毒性効果を有する現在処方されている変力薬とは異なる別個の作用機序を有する。
【0052】
増加したβ−3アドレナリン受容体活性は、不全心臓における収縮性を阻害することが知られているため、収縮機能に対するβ−3アドレナリン受容体アンタゴニストの効果を評価するための研究を行った。本明細書に記載するように、これらの研究は、β−3アドレナリン受容体アンタゴニストによるβ−3アドレナリン受容体の阻害が、不全心臓における収縮機能および血行力学的状態を改善することを実証する。心臓毒性を回避しながら心収縮力を増加させる新しい薬剤が必要とされている。
【0053】
本明細書に開示される本発明のこれらの態様および他の態様は、特許開示が進むにつれてより詳細に説明される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式(Ia)の化合物:
【化26】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
Xが−SO−、−C(=O)−、または−CHC(=O)−であり、
Wが存在しないかまたはC−Cアルキレンであり、
が、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々が、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、
−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記C−Cアルキルおよび
−Cシクロアルキルが各々、任意にアミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Z、
−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
Yが独立して、−O−、−NH−、および−N−(C−Cアルキル)−から選択され、
Zが独立して、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、アミノ、C−Cアルキルアミノ、およびC−Cジアルキルアミノから選択され、
が、C−Cアルケニル、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらの各々が、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C−Cシクロアルキル、シアノ、C−Cハロシクロアルキル、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々独立して、Hまたはハロゲンから選択される、化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目2)
Xが−SO−である、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Wが存在しない、項目1または2に記載の化合物。
(項目4)
Yが−NH−である、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目5)
Zが、C−Cアルコキシである、項目1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
が、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキル、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルが各々、任意にアミノ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH
−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
が、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニル、およびフェニルから選択され、これらの各々が、任意に2−メチルプロパン−2−イル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、プロパン−2−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルが各々、2、2、2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目8)
が、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニルおよびフェニルから選択され、これらの各々が、任意に(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、メチルアミノ、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目9)
が、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、ビフェニル−3−イル、ビフェニル−4−イル、ナフタレン−2−イル、およびフェニルから選択され、これらの各々が、任意に(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目10)
が、1−エトキシナフタレン−2−イル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、3−ブロモ−2−メチルフェニル、3−ブロモ−4−メトキシフェニル、3−ブロモフェニル、3−クロロフェニル、3−シアノフェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イル、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イル、4−ブロモ−3−メチルフェニル、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−メチルビフェニル−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、5−クロロナフタレン−2−イル、6−クロロナフタレン−2−イル、m−トリル、ナフタレン−2−イル、およびフェニルから選択される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目11)
が、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、
−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されたヘテロアリールであり、前記C−Cアルキルが、任意にアミノおよびC−Cアルコキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目12)
が、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々が、任意にアミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記エチルおよびメチルが各々、任意にアミノおよびメトキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目13)
が、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々が、任意に2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目14)
が、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、イソキサゾール−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、キノリン−7−イル、およびチアゾール−4−イルから選択され、これらの各々が、任意に2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目15)
が、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2−アミノチアゾール−4−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシキノリン−3−イル、4−メトキシキノリン−3−イル、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、5−ブロモピリジン−3−イル、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、およびキノリン−7−イルから選択される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目16)
が、1,1−ジフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、これらの各々が、任意に2,2−ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソ、およびフェニルから選択される1つ以上の置換基で置換されている、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目17)
が、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−ヒドロキシエチル、3−アミノ−3−オキソプロピル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、シクロブチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、イソブチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、およびプロパン−1−イルから選択される、項目1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
(項目18)
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々、独立してHまたはFである、項目1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
(項目19)
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々、Hである、項目1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
(項目20)
式(Ig)の化合物:
【化27】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
ArおよびArが独立して、1H−ピラゾリル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、およびチオフェニルであり、これらの各々が、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルが各々、任意にアミノ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH、−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
が、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらが各々、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々独立して、Hまたはハロゲンである)から選択される、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目21)
式(Ig)の化合物:
【化28】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
ArおよびArが一緒になって、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、ビフェニル、およびフェニルチオフェニルから選択される基を形成し、これらの各々が、任意に2−メチルプロパン−2−イル、アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、n−プロピル、プロパン−2−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、前記2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルが各々、任意に2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノで置換されており、
が、1,1−ジフルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、およびメチルから選択され、これらが各々、任意にアミノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3cおよびR3dが各々、Hである)から選択される、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目22)
式(Ig)の化合物
【化29】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
ArおよびArが、一緒になって、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イル、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イル、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−メチルビフェニル−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、および5−フェニルチオフェン−2−イルから選択される基を形成し、
が、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−ヒドロキシエチル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々、Hである、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目23)
式(Ii)の化合物:
【化30】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
が、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらが各々、任意にC−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、およびヒドロキシルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々独立して、Hまたはハロゲンであり、
が、HまたはC−Cアルキルであり、
5a、R5b、R5c、およびR5dが独立して、H、C−Cアルキル、およびハロゲンである)から選択される、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目24)
式(Ii)の化合物:
【化31】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
が、1,1−ジフルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、1−フルオロエチル、イソプロピル、およびメチルから選択され、これらが各々、任意にヒドロキシ、ヒドロキシメチル、およびメトキシから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々、Hであり、
が、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、R5c、およびR5dが独立して、H、メチル、およびフルオロである、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目25)
式(Ii)の化合物:
【化32】
ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物であって、
式中、
が、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dが各々、Hであり、
が、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、およびR5cが独立して、H、メチル、およびフルオロであり、
5dがHである、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物。
(項目26)
窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学が、(R)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学が、(S)である、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目27)
窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学が、(R)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学が、(R)である、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目28)
窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学が、(S)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学が、(S)である、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目29)
窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学が、(S)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学が、(R)である、項目1〜25のいずれか1項に記載の化合物。
(項目30)
以下の化合物から選択される、項目1に記載の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物:
(2S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物5)、
(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)、
2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド(化合物123)、
(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物136)、
(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物154)、
(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物161)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物163)、
(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物169)、
(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物199)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物210)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物211)、
(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物217)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物220)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物225)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物227)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物229)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物230)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物232)、
(2S)−1−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物234)、
(S)−1−((S)−8−(4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物240)、
(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物241)、
(S)−1−((S)−8−(4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物243)、
(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物244)、
(S)−1−((S)−8−(4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物245)、
(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物247)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)、
(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物300)、
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物309)、
1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)、
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物320)、
(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物321)、
1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−メチルキノリン−4−オール(化合物327)、
3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−フルオロキノリン−4−オール(化合物329)、および
1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物331)。
(項目31)
医薬組成物、製剤、単位剤形、およびキットから選択される医薬製品であって、これらの各々が、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物を含む、医薬製品。
(項目32)
項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
(項目33)
医薬組成物を調製する方法であって、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体とを混合するステップを含む、方法。
(項目34)
個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法であって、前記治療または予防を必要とする前記個体に、治療的に有効な量の項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物、項目31に記載の医薬製品、または項目32に記載の医薬組成物を投与することを含む、方法。
(項目35)
個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法であって、前記治療または予防を必要とする前記個体に、治療的に有効な量の項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物、項目31に記載の医薬製品、または項目32に記載の医薬組成物を投与することを含み、前記β−3アドレナリン受容体媒介障害が、心不全;心不全における心機能;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEF;ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFからなるリストから選択される、方法。
(項目36)
個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための薬剤の製造における、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
(項目37)
前記β−3アドレナリン受容体媒介障害が、心不全;心不全における心機能;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;心筋梗塞後;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEF;ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFからなるリストから選択される、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための薬剤の製造における、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物の使用。
(項目38)
療法によりヒトまたは動物の身体を治療する方法で使用するための、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物、項目31に記載の医薬製品、または項目32に記載の医薬組成物。
(項目39)
個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法で使用するための、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物、項目31に記載の医薬製品、または項目32に記載の医薬組成物。
(項目40)
前記β−3アドレナリン受容体媒介障害が、心不全;心不全における心機能;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害または腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEF;ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFからなるリストから選択される、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法で使用するための、項目1〜30のいずれか1項に記載の化合物、項目31に記載の医薬製品、または項目32に記載の医薬組成物。
【図面の簡単な説明】
【0054】
図1】式(Ia)の化合物の調製において有用な中間体の調製のための一般的な合成スキームを示し、PG(すなわち、保護基1)は、当業者に既知である多様な保護基、例えばベンジルオキシカルバメート基であり得る。
図2】式(Ia)の化合物の調製において有用な中間体の調製のための一般的な合成スキームを示し、PG(すなわち、保護基1)およびPG(保護基2)は、当業者に既知である多様な保護基、例えばベンジルオキシカルバメート(Cbz)基およびtert−ブトキシカルボニル(BOC)基であり得る。ある特定の場合には、PGおよびPGは異なり、かつ直交性の保護基であり、例えば、PGはCbzであり、PGは、BOCである。
図3】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。
図4】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。PGおよびPGは、保護基、例えば、BOC(tert−ブチルオキシカルボニル)、Cbz(カルボキシベンジルまたは代替的にはベンジルオキシカルバメートと称される)等である。
図5】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。
図6】キラルオキシランを利用する式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図7】キラルオキシランおよびキラルアミン中間体(図2を参照されたい)を利用する式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図8】キラルオキシランおよびキラルアミン中間体(図2を参照されたい)を利用する式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図9】キラルオキシランおよびキラルアミン中間体(図2を参照されたい)を利用する式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図10】キラルオキシランおよびキラルアミン中間体(図2を参照されたい)を利用する式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図11】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。
図12】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。
図13】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示す。1つ以上のキラルをこのスキームで使用して、式(Ia)のキラル化合物を提供することができることが理解される。
図14】式(Ia)のある特定の化合物の調製のための3つの一般的な合成スキームを示し、Xは、−SO−、−C(=O)−、および−CHC(=O)−である。中間体は、式(Ia)のキラル化合物を提供するキラルであり得ることが理解される。
図15】式(Ia)の化合物の調製において有用なある特定の中間体の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図16】式(Ia)の化合物の調製において有用なある特定の中間体の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図17】式(Ia)の化合物の調製において有用なある特定の中間体の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図18】式(Ia)の化合物の調製において有用なある特定の中間体の調製のための一般的な合成スキームを示す。
図19】式(Ia)のある特定の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示し、Rは、−Ar−Arである。ArおよびArは任意で、本明細書に記載されるように1つ以上の基で置換され得ることが理解される。
図20】式(Ia)のある特定の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示し、Rは、−Ar−Arである。このスキームは、Arが、少なくとも−CHOHまたは−CHNH−C−Cアルキルで置換されることを具体的に示す。ArおよびAr(−CHOHまたは−CHNH−C−Cアルキルのいずれかに結合しているArの環原子を除く)は任意で、本明細書に記載されるように1つ以上の基で置換され得ることが理解される。
図21】式(Ia)のある特定の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示し、Rは、−Ar−Arである。このスキームは、Arが、少なくとも−CHNHで置換されることを具体的に示す。ArおよびAr(に結合しているArの環原子を除く)は任意で、本明細書に記載されるように1つ以上の基で置換され得ることが理解される。
図22】式(Ia)のある特定の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示し、Rは、−Ar−Arである。このスキームは、Arが、少なくとも−C(=O)Hまたは−CHNH−C−Cアルキルで置換されることを具体的に示す。ArおよびAr(−C(=O)Hまたは−CHNH−C−Cアルキルのいずれかに結合しているArの環原子を除く)は任意で、本明細書に記載されるように1つ以上の基で置換され得ることが理解される。
図23】式(Ia)の化合物の調製のための一般的な合成スキームを示し、Rは、4−ヒドロキシ−キノリン−3−イル(もしくはそれに関連する互変異性体、例えば、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)または1−(C−C−アルキル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、例えば、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。R23a、R23b、R23c、およびR23dは任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルであり得、C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Z、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換され得、YおよびZは、本明細書に定義される通りである。
図24】式(Ia)の化合物にRを導入するための一般的な合成スキームを示し、Wは、結合である。
図25】実施例4における正常ラットへの本発明の化合物の投与のためのスキームを示す。
図26】実施例4における心不全ラットへの本発明の化合物の投与のためのスキームを示す。
図27】化合物123(実施例4)の投与後の、正常ラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図28】化合物310(実施例4)の投与後の、正常ラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図29】化合物163(実施例4)の投与後の、正常ラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図30】化合物154(実施例4)の投与後の、正常ラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図31】化合物88(実施例4)の投与後の、正常ラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図32】化合物88(実施例4)の投与後の、心不全を有するラットのLVPに対するBRLの陰性作用の阻害を示す。
図33A】心不全の前の、イヌにおける化合物88の効果の例を示す。
図33B】心不全の後の、イヌにおける化合物88の効果の例を示す。グラフ中の水平破線は、心不全の存在を示すベースラインLV圧である(図33Aの下部LV圧と図33BのベースラインLV圧を比較されたい)。
図34】正常イヌ(n=4)における血液力学およびLV収縮力に対する化合物88の効果を示す。
【発明を実施するための形態】
【0055】
定義
明瞭性および一貫性のために、以下の定義をこの特許文書を通して使用することとする。
【0056】
本明細書で使用される場合、「投与すること」とは、治療を必要とする個体に、経口投与剤形、例えば、錠剤、カプセル、シロップ、懸濁液等;注射用投与剤形、例えば、IV、IM、またはIP等;クリーム、ゼリー、粉末、またはパッチを含む経皮投与剤形;口腔投与剤形;吸入用粉末、スプレー、懸濁液等;および肛門坐剤を含むがこれらに限定されない、治療上有用な形態かつ治療上有用な量で、個体の体内に導入され得る形態で、本発明の化合物、または他の療法、治療薬、もしくは治療を提供することを指す。医療従事者は、試料の形態で化合物を個体に直接提供してもよく、または化合物のための口頭もしくは書面の処方を提供することによって個体に化合物を間接的に提供してもよい。また、例えば、個体は、医療従事者の関与なしに、自身で化合物を得ることもできる。化合物が個体に投与されるとき、身体は、何らかの様式で化合物によって変換される。本発明の化合物が1つ以上の他の薬剤と組み合わせて提供される場合、「投与」は、化合物および他の薬剤が同じまたは異なるときに投与されることを含むものと理解される。組み合わせの薬剤が同時に投与される場合、それらは、単一の組成物中で一緒に投与されてもよく、またはそれらは別々に投与されてもよい。
【0057】
本明細書で使用される「アンタゴニスト」という用語は、アゴニスト(例えば、内因性リガンド)としてβアドレナリン受容体に競合結合することができるが、活性化しないかまたはアゴニストと比較して細胞内応答を低減させ、それによって、アゴニストまたは部分アゴニストによる細胞内応答を阻害することができる部分を指す。「アンタゴニスト」は、アゴニストまたは部分アゴニストの不在下では、ベースライン細胞内応答を減じさせず、または軽微な程度にのみ減じさせる。
【0058】
「組成物」という用語は、少なくとも1つの追加の構成要素と組み合わせた、本発明の化合物の塩、溶媒和物、または水和物を含むがこれに限定されない、化合物またはその結晶形態、例えば、合成、予備処方、進行中の試験(すなわち、TLC、HPLC、NMR試料)等に得られた/調製された組成物を指す。
【0059】
本明細書で使用される「水和物」という用語は、非共有結合分子間力によって結合した化学量論的または非化学量論的な量の水をさらに含む、本発明の化合物またはその塩を意味する。
【0060】
「治療を必要とする」という用語、および治療に言及する場合の「それを必要とする」という用語は、個体または動物が治療を要するか治療によって利益を得られるという、介助者(例えば、ヒトの場合、医師、看護師、実地看護婦等;非ヒト哺乳動物を含む動物の場合、獣医師)によって下される判断を意味するように、交換可能に使用される。この判断は、介助者の専門知識の範疇である多様な要因に基づいて行われるが、これには、個体または動物が、本発明の化合物によって治療可能な疾患、状態、または疾患の結果として病気であるか、または病気になるという知識が含まれる。したがって、本発明の化合物は、保護的もしくは予防的様式で使用されてもよく、または本発明の化合物は、疾患、状態、もしくは障害を緩和、阻害、もしくは改善させるために使用されてもよい。
【0061】
「個体」という用語は、マウス、ラット、他のげっ歯類、ウサギ、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ウマ、霊長類、およびヒト等の哺乳動物を含む任意の動物を指す。いくつかの実施形態では、「個体」は、ヒトを指す。
【0062】
「薬学的組成物」という用語は、本発明の化合物の塩、溶媒和物、および水和物を含むがこれらに限定されない、少なくとも1つの活性成分を含む特定の組成物を指し、それにより、この組成物は、哺乳動物(例えば、限定されないが、ヒト)における指定の有効な結果について調査を受けることができる。当業者であれば、当業者の必要性に基づき、活性成分が所望の有効な結果を有するかどうかを判定するために適切な技術を理解および認識するであろう。
【0063】
本明細書に記載される化合物(複数可)に言及する場合、「薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物」という語句は、化合物(複数可)の薬学的に許容される溶媒和物および/または水和物、化合物(複数可)の薬学的に許容される塩、ならびに化合物(複数可)の薬学的に許容される溶媒和物および/または水和物を包含する。塩である本明細書に記載される化合物(複数可)に言及する場合に「薬学的に許容される溶媒和物および水和物」という語句または「薬学的に許容される溶媒和物または水和物」という語句が使用される場合、それはかかる塩の薬学的に許容される溶媒和物および/または水和物を包含することも理解される。水和物が溶媒和物の亜属であることも当業者に理解される。
【0064】
「処方すること」という用語は、薬物、または他の療法、治療薬、もしくは治療を指示、認可、または推奨することを指す。いくつかの実施形態では、医療提供者が、化合物の使用、投薬レジメン、または個体への他の治療を口頭で助言、推奨、または認可する。医療提供者は、化合物、投薬レジメン、または治療のための処方箋を提供してもしなくてもよい。医療提供者は、化合物または治療を個体に提供してもしなくてもよい。例えば、医療提供者は、化合物を提供することなく、化合物をどこで入手するかを個体に助言することができる。いくつかの実施形態では、医療提供者は、化合物、投薬レジメン、または治療のための処方箋を個体に提供することができる。処方箋は、紙面に書かれてもよく、または電子媒体上に記録されてもよい。さらに、処方箋は、薬局または調剤室に電話(口頭)またはファックス(書面)で伝えられてもよい。いくつかの実施形態では、化合物または治療のサンプルが個体に与えられる。本明細書で使用される場合、化合物のサンプルを与えることは、化合物のための暗示的な処方箋となる。世界中の異なる医療システムは、化合物または治療の処方および投与について異なる方法を使用しており、これらの方法は、本明細書の開示によって包含される。
【0065】
医療提供者には、例えば、医師、看護師、実地看護師、または本明細書に開示される障害のおために化合物(薬物)を処方もしくは投与することができる他の医療専門家が含まれる。さらに、医療提供者には、個体が化合物または薬物を受けることを推奨、処方、投与、または防止することができる任意の人物が含まれ得、これには、例えば、保険業者が含まれる。
【0066】
「予防する」、「予防すること」、および「予防」という用語は、特定の障害に関連する1つ以上の症状の発生または発症の除去または低減を指す。例えば、「予防する」、「予防すること」、「予防」という用語は、障害の少なくとも1つの症状を最終的に顕在化する可能性があるが、まだ顕在化していない個体に、予防(prophylactic)または予防(preventative)目的で療法を施すことを指してもよい。かかる個体は、バイオマーカーの存在等の、その後の疾患の発生と相関することが知られている危険因子に基づいて特定することができる。代替的には、事前の危険因子の特定を伴わずに、予防手段として予防療法が施されてもよい。障害の少なくとも1つのエピソードおよび/または症状の発症をの遅延も、予防または予防法と見なされ得る。
【0067】
本明細書で使用される「溶媒和物」という用語は、非共有結合分子間力によって結合した化学量論的または非化学量論的な量の溶媒をさらに含む、本発明の化合物またはその塩を意味する。好ましい溶媒は、揮発性、非毒性、かつ/または微量のヒトへの投与に許容されるものである。
【0068】
「治療する」、「治療すること」、および「治療」という用語は、疾患、障害、状態、依存症、または挙動の少なくとも1つの症状が既に顕在化しているか、または以前に顕在化した個体に療法を施すことを指す。例えば、「治療すること」には、疾患、障害、状態、依存症、または挙動に関する以下のうちのいずれかが含まれ得る:緩和、緩解、改良、改善、阻害(例えば、進行の阻止)、軽減、または退縮を引き起こすこと。「治療すること」にはまた、疾患、障害、状態、依存症、または挙動の症状の治療、さらなる症状の予防、症状の根本的な生理学的原因の予防、または症状の停止(予防的および/または治療的のいずれか)が含まれ得る。例えば、障害に言及する場合の「治療すること」という用語は、特定の障害に関連する1つ以上の症状の重度の低減を意味する。したがって、障害の治療は、障害に関連する全ての症状の重度の低減を必ずしも意味せず、障害に関連する1つ以上の症状の重度の完全な低減を必ずしも意味しない。
【0069】
「治療有効量」という用語は、個体、研究者、獣医、医師、または他の臨床医もしくは介助者によって求められている、組織、系、動物、またはヒトにおける生物学的または医薬応答を引き出す活性化合物または薬学的薬剤の量を指し、この生物学的または医薬応答には、以下のうちの1つ以上が含まれ得る:
(1)障害の予防、例えば、疾患、状態、または障害になりやすい可能性があるが、関連する病理または症候学をまだ経験または提示していない個体における障害、状態、または障害の予防;
(2)障害の阻害、例えば、関連する病理または症候学を経験もしくは提示している個体における障害、状態、または障害の阻害(すなわち、病理および/または症候学のさらなる進行の阻止);ならびに
(3)障害の改善、例えば、関連する病理または症候学を経験もしくは提示している個体における障害、状態、または障害の改善(すなわち、病理および/または症候学の逆転)。
【0070】
化学基、部分、またはラジカル
「C−Cアルケニル」という用語は、少なくとも1つの炭素−炭素結合が存在する、2〜6個の炭素を含有するラジカルを意味する。いくつかの実施形態は、2〜5個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、2〜4個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、2〜3個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、2個の炭素原子を含有する(すなわち、−CH=CH)。EおよびZ異性体はいずれも、「アルケニル」という用語によって包含される。さらに、「アルケニル」という用語は、ジアルケニルおよびトリアルケニルを含む。
【0071】
「C−Cアルキレン」および「C−Cアルキレン」という用語は、それぞれ1〜6個の炭素原子または1〜4個の炭素原子の、規定された数の炭素を有する直鎖または分岐鎖の飽和脂肪族二価ラジカルを指す。いくつかの実施形態は、1〜2個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、1〜5個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、1〜4個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、1〜3個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、1または2個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、1個の炭素原子を含有する(すなわち、−CH−)。例としては、メチレン、エチレン、n−プロピレン、イソプロピレン、n−ブチレン、s−ブチレン、イソブチレン、t−ブチレン、ペンチレン、イソペンチレン、t−ペンチレン、ネオペンチレン、1−メチルブチレン[すなわち、−CH(CH)CHCHCH]、2−メチルブチレン[すなわち、−CHCH(CH)CHCH]、n−へキシレン等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0072】
「アミノ」という用語は、−NH基を指す。
【0073】
「アリール」という用語は、単環、2つの融合環、または単結合によって結合した2つの環(すなわち、ビフェニル)を含有し得、かつ少なくとも1つの環が芳香族である、6〜12個の炭素原子を含有する環系を指す。例としては、フェニル、ビフェニル、インダニル、テトラヒドロナフタレニル、ナフタレニル等が挙げられる。ビフェニルの例としては、[1,1’−ビフェニル]−2−イル(すなわち、ビフェニル−2−イル)、[1,1’−ビフェニル]−3−イル(すなわち、ビフェニル−3−イル)、または[1,1’−ビフェニル]−4−イル(すなわち、ビフェニル−4−イル)が挙げられ、それぞれ以下の構造を有する。
【化2】
アリール環上に置換基が存在する場合、置換基は、任意の利用可能な環炭素で結合し得る。
【0074】
「C−Cアルコキシ」という用語は、酸素原子に直接結合したC−Cアルキル基を含むラジカルを指し、C−Cアルキルは、本明細書に見出されるものと同じ定義を有する。いくつかの実施形態は、1〜5個の炭素を含有する(すなわち、C−Cアルコキシ)。いくつかの実施形態は、1〜4個の炭素を含有する(すなわち、C−Cアルコキシ)。いくつかの実施形態は、1〜3個の炭素を含有する(すなわち、C−Cアルコキシ)。いくつかの実施形態は、1または2個の炭素を含有する。例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、t−ブトキシ、イソブトキシ、s−ブトキシ等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0075】
「C−Cアルキル」という用語は、1〜6個の炭素を含有する直鎖または分岐鎖炭素ラジカルを指す。いくつかの実施形態は1〜5個の炭素であり(すなわち、C−Cアルキル)、いくつかの実施形態は1〜4個の炭素であり(すなわち、C−Cアルキル)、いくつかの実施形態は1〜3個の炭素であり(すなわち、C−Cアルキル)、いくつかの実施形態は1または2個の炭素である。アルキルの例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、tert−ペンチル、ネオ−ペンチル、1−メチルブチル[すなわち、−CH(CH)CHCHCH]、2−メチルブチル[すなわち、−CHCH(CH)CHCH]、n−ヘキシル等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0076】
「C−Cアルキルアミノ」という用語は、NH基に結合した1つのC−Cアルキル基を含むラジカルを意味し、C−Cアルキルは、本明細書に記載されるものと同じ意味を有する。いくつかの実施形態は、「C−Cアルキルアミノ」である。いくつかの例としては、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミノ、s−ブチルアミノ、イソブチルアミノ、t−ブチルアミノ等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0077】
「C−Cアルキルカルボキサミド」という用語は、アミド基の炭素または窒素のいずれかに結合した単一のC−Cアルキル基を含むラジカルを意味し、C−Cアルキルは、本明細書に見出されるものと同じ定義を有する。C−Cアルキルカルボキサミド基は、以下によって表され得る。
【化3】
例としては、N−メチルカルボキサミド、N−エチルカルボキサミド、N−n−プロピルカルボキサミド、N−イソプロピルカルボキサミド、N−n−ブチルカルボキサミド、N−s−ブチルカルボキサミド、N−イソブチルカルボキサミド、N−t−ブチルカルボキサミド等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0078】
「シアノ」という用語は、−CN基を指す。
【0079】
「C−Cシクロアルキル」という用語は、3〜7個の炭素を含有する飽和環ラジカルを指す。いくつかの実施形態は、3〜6個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、3〜5個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、5〜7個の炭素を含有する。いくつかの実施形態は、3〜4個の炭素を含有する。例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル等が挙げられる。
【0080】
「C−Cジアルキルアミノ」という用語は、2つのアルキル基で置換されたアミノ基を含むラジカルを指し、アルキル基は、同じであっても異なっていてもよいが、但し、2つのアルキル基が、2つのアルキル基で合わせて6個の炭素原子を超えないことを条件とする。いくつかの実施形態は、C−Cジアルキルアミノである。いくつかの例としては、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルプロピルアミノ、メチルブチルアミノ、メチルペンチルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、エチルプロピルアミノ、エチルイソプロピルアミノ、ジプロピルアミノ、プロピルイソプロピルアミノ等が挙げられる。
【0081】
「C−Cハロアルキルアミノ」という用語は、NH基に結合した1つのC−Cハロアルキル基を含むラジカルを指し、C−Cハロアルキルは、本明細書に記載されるものと同じ意味を有する。いくつかの実施形態は、「C−Cハロアルキルアミノ」である。いくつかの例としては、2−フルオロエチルアミノ、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イル)アミノ、3,3,3−トリフルオロプロピルアミノ、2,2,2−トリフルオロプロピルアミノ等が挙げられる。
【0082】
「C−Cハロアルキル」という用語は、1つ以上のハロゲンで置換されたC−Cアルキル基を含むラジカルを指し、C−Cアルキルは、本明細書に見出されるものと同じ定義を有する。C−Cハロアルキルは、完全に置換されてもよく、その場合、式C2n+1によって表され、式中、Lはハロゲンであり、「n」は1、2、3、4、5、または6である。2つ以上のハロゲンが存在する場合、それらは同じであっても異なっていてもよく、フッ素、塩素、臭素、および要素から選択される。いくつかの実施形態では、ハロアルキルは、1〜5個の炭素を含有する(すなわち、C−Cハロアルキル)。いくつかの実施形態では、ハロアルキルは、1〜4個の炭素を含有する(すなわち、C−Cハロアルキル)。いくつかの実施形態では、ハロアルキルは、1〜3個の炭素を含有する(すなわち、C−Cハロアルキル)。いくつかの実施形態では、ハロアルキルは、1または2個の炭素を含有する。ハロアルキル基の例としては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、4,4,4−トリフルオロブチル等が挙げられる。
【0083】
「C−Cハロシクロアルキル」という用語は、1つ以上のハロゲンで置換されたC−Cシクロアルキル基を含むラジカルを指し、C−Cシクロアルキルは、本明細書に見出されるものと同じ定義を有する。ハロシクロアルキル基の例としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル、1−フルオロシクロプロピル、4,4−ジフルオロシクロヘキシル等が挙げられる。
【0084】
「ハロゲン」という用語は、フルオロ、クロロ、ブロモ、またはヨード基を指す。いくつかの実施形態では、ハロゲンは、フルオロ、クロロ、またはブロモである。いくつかの実施形態では、ハロゲンは、フルオロまたはクロロである。いくつかの実施形態では、ハロゲンは、フルオロである。
【0085】
「ヘテロアリール」という用語は、単環、2つの融合環、単結合によって結合した2つの環、または3つの融合環を含有し得、かつ少なくとも1つの環原子が、O、S、およびN等のヘテロ原子であり、Nが任意で、H、C−Cアシル、またはC−Cアルキルで置換されており、少なくとも1つの環が芳香族である、6〜12個の炭素原子を含有する環系を指す。ヘテロアリール基がオキソ基で置換される場合、オキソ基は、任意の利用可能な環原子、例えば、カルボニル基を形成するための環炭素、N−オキシドを形成するための環窒素、およびスルホキシド(すなわち、−S(=O)−)またはスルホン(すなわち、−S(=O)−)のいずれかを形成するための環硫黄上であり得る。いくつかの実施形態は、5〜6個の環原子、例えば、フラニル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソキサゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニル等を含有する。いくつかの実施形態は、8〜14個の環原子、例えば、キノリジニル、キノリニル、イソキノリニル、シノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、プテリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、1H−ベンズイミダゾリル、イミダゾピリジニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフラン、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニル、1,4,6,7−テトラヒドロ−イミダゾ[4,5−c]ピリジニル、7,8−ジヒドロ−5H−[1,6]ナフチリジニル、5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル等を含有する。「ヘテロアリール」が、単結合によって結合した2つの環を含有する環系である場合、2つの環は、任意の利用可能な環炭素または利用可能な窒素原子で結合し得ることが理解される。いくつかの実施形態は、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、5−フェニルチオフェン−2−イル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、(以下の化学構造に対応する)等を含む。
【化4】
【0086】
いくつかの実施形態では、「ヘテロアリール」は、以下の基から選択される:(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリル。いくつかの実施形態では、「ヘテロアリール」は、以下の基から選択される:1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、イソキサゾール−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、キノリン−7−イル、およびチアゾール−4−イル。ヘテロアリール基に言及する場合、チオフェニル、チオフェン−2−イル、チオフェン−3−イル等の用語は、以下のヘテロアリール基をそれぞれ指すことが理解される。
【化5】
【0087】
「ヘテロシクリル」という用語は、3〜8個の環原子を含有する非芳香族環ラジカルを指し、環原子のうちの1、2、または3個は、例えば、O、S、およびNから選択されるヘテロ原子であり、Nは任意で、H、C−Cアシル、またはC−Cアルキルで置換されている。いくつかの実施形態では、「ヘテロシクリル」は、3〜8個の環原子を含有する非芳香族環ラジカルを指し、環原子のうちの1または2個は、例えば、O、S、およびNHから選択される。ヘテロシクリル基の例としては、アジリジニル、アゼチジニル、ピペリジニル、モルホリニル、オキセタニル、イミダゾリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、チオモルホリニル、[1,4]オキサゼパニル、アゼパニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル等が挙げられる。
【0088】
「ヒドロキシル」という用語は、−OH基を指す。
【0089】
「C−Cアルキレンヒドロキシル」という用語は、C−Cアルキレンラジカルに結合したヒドロキシル基からなるラジカルを指し、ヒドロキシルおよびC−Cアルキレンは、本明細書に記載されるものと同じ定義を有する。例としては、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル等が挙げられる。
【0090】
「オキソ」という用語は、ジラジカル=Oを指す。
【0091】
「スルファモイル」という用語は、−S(=O)NH基を指す。
【0092】
本発明の化合物
本発明の一態様は、特に、式(Ia)の化合物
【化6】
(式中、R(ならびにRにいずれも関連するYおよびZ)、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは全て、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有する)から選択されるある特定の1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル−アミノプロパニル−エーテル誘導体、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物を包含する。明瞭性のために別々の実施形態の文脈で記載されている本発明のある特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わされて提供されてもよいことが認識される。逆に、簡潔さのために単一の実施形態の文脈で記載されている本発明の様々な特徴は、別々に、または任意の好適な部分組み合わせで提供されてもよい。本明細書に記載される一般的な化学式、例えば、式(Ia)、(Ia)、(Ia)、(Ia)、(Ia)、(Ib)、(Ic)、(Ie)、(Ig)、(Ii)、および図面において開示される式に含まれる変数によって表される化学基(例えば、R、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3d、ならびにR、R5a、R5b、R5c、およびR5d)に関する実施形態の全ての組み合わせは、かかる組み合わせが、安定な化合物(すなわち、単離、特性評価、および生物活性について試験され得る化合物)をもたらす化合物を包含する限り、各組み合わせがいずれも個々に、かつ明白に引用されているかのように、本発明により具体的に包含される。さらに、かかる変数を記載する実施形態に列挙される化学基の全ての部分組み合わせ、ならびに本明細書に記載される使用および医療適用の部分組み合わせも、化学基の部分組み合わせならびに使用および医療適用の部分組み合わせがいずれも、本明細書に個々に、かつ明白に引用されたかのように、本発明により具体的に包含される。
【0093】
本明細書で使用される場合、「置換」とは、化学基の少なくとも1個の水素原子が、非水素置換基または基によって置き換えられることを示し、非水素置換基または基は、一価または二価であり得る。置換基または基が二価である場合、この基は、別の置換基または基でさらに置換されていることが理解される。本明細書の化学基が「置換されている」場合、例えば、メチル基は、1、2、または3つの置換基で置換され得、メチレン基は、1または2つの置換基によって置換され得、フェニル基は、1、2、3、4、または5つの置換基によって置換され得、ナフチル基は、1、2、3、4、5、6、または7つの置換基によって置換され得る等、最大で完全な価数の置換を有し得る。同様に、「1つ以上の置換基で置換されている」とは、1つの置換基から、最大で基によって物理的に可能な置換基の総数で置換された基の置換を指す。さらに、基が2つ以上の基で置換されている場合、それらは同一であってもよく、またはそれらは異なっていてもよい。
【0094】
本発明の化合物にはまた、ケト−エノール互変異性体等の互変異性型も含まれ得る。互変異性体は、平衡であるか、または適切な置換によって1つの形態に立体固定されていてもよい。様々な互変異性型が本発明の化合物の範囲内であることが理解される。1つの例は、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルとして本明細書に記載される基を含有する化合物、例えば、化合物326に関する。表Aに示されるように、化合物について1つの互変異性体が示されているものの、化合物は、全てのかかる互変異性体を包含することが理解され、以下は、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルの2つの代表的な互変異性体である。
【化7】
【0095】
式(Ia)およびそれに関連する式の化合物は、1つ以上のキラル中心を有し得、したがって、鏡像異性体および/またはジアステレオマーとして存在し得ることが理解および認識される。本発明は、全てのかかる鏡像異性体、ジアステレオマー、およびラセミ体を含むがこれに限定されないその混合物におよび、かつそれらを包含することが理解される。
【0096】
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示されるように、以下の規定された立体化学を有し得、
【化8】
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有し、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定された炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)と指定された炭素は、(S)立体化学を有する。
【0097】
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示されるように、以下の規定された立体化学を有し得、
【化9】
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有し、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定された炭素は、(R)立体化学を有し、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)と指定された炭素は、(R)立体化学を有する。
【0098】
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示されるように、以下の規定された立体化学を有し得、
【化10】
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有し、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定された炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)と指定された炭素は、(S)立体化学を有する。
【0099】
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、式(Ia)に示されるように、以下の規定された立体化学を有し得、
【化11】
式中、R、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有し、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)と指定された炭素は、(S)立体化学を有し、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)と指定された炭素は、(R)立体化学を有する。
【0100】
立体化学が具体的に示されていない、本明細書に記載される任意の式は、式(Ia)、(Ia)、(Ia)、および(Ia)が上記の式(Ia)についてそれぞれの立体化学を示すのと同様の様式で、C(3)およびC(2)についてそれぞれ、(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、または(S)および(R)として立体化学を具体的に示すように書くことができることが理解される。同様に、立体化学が具体的に示されていない、本明細書に記載される任意の式は、代替的には、上記の式(Ia)、(Ia)、(Ia)、および(Ia)について記載される表現を使用して定義して、それぞれ(R)および(S)、(R)および(R)、(S)および(S)、ならびに(S)および(R)として立体化学を定義し得る。
【0101】
したがって、いくつかの実施形態では、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学は、(R)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学は、(S)である。いくつかの実施形態では、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学は、(R)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学は、(R)である。いくつかの実施形態では、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学は、(S)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学は、(S)である。いくつかの実施形態では、窒素に結合したオキサ−アザスピロ[4.5]デカニル基のC(3)炭素の立体化学は、(S)であり、ヒドロキシル基に結合したプロピル基のC(2)炭素の立体化学は、(R)である。
【0102】
別途具体的に記載または示されない限り、式(Ia)および本開示を通して使用される式の化合物は、全ての個々の鏡像異性体およびその混合物を表すことが理解される。
【0103】
X基
いくつかの実施形態では、Xは、−SO−、−C(=O)−、または−CHC(=O)−である。
いくつかの実施形態では、Xは、−SO−である。
いくつかの実施形態では、Xは、−C(=O)−である。
いくつかの実施形態では、Xは、−CHC(=O)−である。
【0104】
環W
いくつかの実施形態では、Wは、存在しないか、またはC−Cアルキレンである。
いくつかの実施形態では、Wは、存在しない。
いくつかの実施形態では、Wは、C−Cアルキレンである。
いくつかの実施形態では、Wは、−CH−である。
【0105】
YおよびZ基
YおよびZ基は、R上のある特定の置換基に関連し、置換基は、C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキル基から選択され、各々はさらに任意で、Y基またはYおよびZ基の両方のいずれかを含有する以下からなる群から選択される1つ以上の置換基で置換され得る:−Y−C−C−シクロアルキルおよび−Y−C−C−アルキレン−Z。
【0106】
いくつかの実施形態では、Yは独立して、−O−、−NH−、および−N−(C−Cアルキル)−から選択される。
【0107】
いくつかの実施形態では、Zは独立して、ヒドロキシル、C−Cアルコキシ、アミノ、C−Cアルキルアミノ、およびC−Cジアルキルアミノから独立して選択される。
【0108】
2つ以上の−Y−C−C−シクロアルキルおよび/または−Y−C−C−アルキレン−Z基が存在する場合、YおよびZは、同じであっても異なっていてもよい。
いくつかの実施形態では、Yは、−O−である。
いくつかの実施形態では、Yは、−NH−である。
いくつかの実施形態では、Yは、−N−(C−Cアルキル)−である。
いくつかの実施形態では、Zは独立して、C−Cアルコキシ、アミノ、およびC−Cアルキルアミノから選択される。
いくつかの実施形態では、Zは、ヒドロキシルである。
いくつかの実施形態では、Zは、C−Cアルコキシである。
いくつかの実施形態では、Zは、アミノである。
いくつかの実施形態では、Zは、C−Cアルキルアミノである。
いくつかの実施形態では、Zは、C−Cジアルキルアミノである。
【0109】
基(アリールおよびヘテロアリール)
いくつかの実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々は任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、
−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Z、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0110】
いくつかの実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々は任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、
−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH、−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0111】
いくつかの実施形態では、Rは、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は任意で、2−メチルプロパン−2−イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−2−イル、プロパン−1−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換され、当該2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルは各々、任意で、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0112】
いくつかの実施形態では、Rは、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は任意で、(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、オキソ、プロパン−1−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0113】
いくつかの実施形態では、Rは、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、ビフェニル−3−イル、ビフェニル−4−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、イソキサゾール−4−イル、ナフタレン−2−イル、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、キノリン−7−イル、およびチアゾール−4−イルから選択され、これらの各々は任意で、(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、オキソ、プロパン−1−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0114】
いくつかの実施形態では、Rは、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エトキシナフタレン−2−イル、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2−アミノチアゾール−4−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、3−ブロモ−2−メチルフェニル、3−ブロモ−4−メトキシフェニル、3−ブロモフェニル、3−クロロフェニル、3−シアノフェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イル、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イル、4−ブロモ−3−メチルフェニル、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシキノリン−3−イル、4−メトキシキノリン−3−イル、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、4’−メチルビフェニル−3−イル、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、5−ブロモピリジン−3−イル、5−クロロナフタレン−2−イル、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6−クロロナフタレン−2−イル、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、m−トリル、ナフタレン−2−イル、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、およびキノリン−7−イルから選択される。
【0115】
いくつかの実施形態では、Rは、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エトキシナフタレン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−インダゾール−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−インドール−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−インドール−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−インドール−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−インドール−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−アミノチアゾール−4−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(ピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(ピリジン−3−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(ピリジン−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(ピリミジン−5−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−(トリフルオロメチル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−ブロモ−2−メチルフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−ブロモ−4−メトキシフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−ブロモフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−クロロフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−シアノフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−フルオロフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−メトキシフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−(ピリジン−2−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−(ピリジン−3−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−(ピリジン−4−イル)フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−ブロモ−3−メチルフェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−ヒドロキシキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−メトキシキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4’−メチルビフェニル−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−ブロモピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−クロロナフタレン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、5−フェニルチオフェン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、6−クロロナフタレン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ベンゾフラン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ベンゾフラン−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、クロマン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、クロマン−7−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、イソキノリン−5−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、m−トリルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ナフタレン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、フェニルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ピリジン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ピリジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、キノリン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、キノリン−6−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、およびキノリン−7−イルである。
【0116】
基(アリール)
いくつかの実施形態では、Rは、アリールであり、これらの各々は任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、
−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換され、当該C−Cアルキルおよび
−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Z、
−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0117】
いくつかの実施形態では、Rは、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で任意で置換されたアリールであり、当該C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH
−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0118】
いくつかの実施形態では、Rは、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニル、およびフェニルから選択され、これらの各々は任意で、2−メチルプロパン−2−イル、ブロモ、クロロ、シアノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、プロパン−2−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換され、当該2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルは各々、任意で、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0119】
いくつかの実施形態では、Rは、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル、ナフタレニル、およびフェニルから選択され、これらの各々は任意で、(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0120】
いくつかの実施形態では、Rは、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、ビフェニル−3−イル、ビフェニル−4−イル、ナフタレン−2−イル、およびフェニルから選択され、これらの各々は任意で、(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、ブロモ、クロロ、シアノ、エトキシ、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0121】
いくつかの実施形態では、Rは、1−エトキシナフタレン−2−イル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、3−ブロモ−2−メチルフェニル、3−ブロモ−4−メトキシフェニル、3−ブロモフェニル、3−クロロフェニル、3−シアノフェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イル、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イル、4−ブロモ−3−メチルフェニル、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−メチルビフェニル−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、5−クロロナフタレン−2−イル、6−クロロナフタレン−2−イル、m−トリル、ナフタレン−2−イル、およびフェニルから選択される。
【0122】
基(ヘテロアリール)
いくつかの実施形態では、Rは、ヘテロアリールであり、これらの各々は任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、
−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換され、当該C−Cアルキルおよび
−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−Y−C−C−シクロアルキル、−Y−C−C−アルキレン−Zから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0123】
いくつかの実施形態では、Rは、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、
−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で任意で置換されたヘテロアリールであり、当該C−Cアルキルは任意で、アミノおよびC−Cアルコキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0124】
いくつかの実施形態では、Rは、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は任意で、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換され、当該エチルおよびメチルは各々、任意で、アミノおよびメトキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0125】
いくつかの実施形態では、Rは、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は任意で、2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0126】
いくつかの実施形態では、Rは、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、イソキサゾール−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、キノリン−7−イル、およびチアゾール−4−イルから選択され、これらの各々は任意で、2−メトキシエチル、アミノ、アミノメチル、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−1−イル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0127】
いくつかの実施形態では、Rは、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2−アミノチアゾール−4−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシキノリン−3−イル、4−メトキシキノリン−3−イル、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、5−ブロモピリジン−3−イル、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、およびキノリン−7−イルから選択される。
【0128】

いくつかの実施形態では、Rは、C−Cアルケニル、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらの各々は任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C−Cシクロアルキル、シアノ、C−Cハロシクロアルキル、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0129】
いくつかの実施形態では、Rは、1,1−ジフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、これらの各々は任意で、2,2−ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソ、およびフェニルから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
【0130】
いくつかの実施形態では、Rは、(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−アミノ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−エトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−アミノエチル、2−ヒドロキシエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3−アミノ−3−オキソプロピル、3−ヒドロキシシクロブチル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択される。
【0131】
いくつかの実施形態では、Rは、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−ヒドロキシエチル、3−アミノ−3−オキソプロピル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、シクロブチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、イソブチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、およびプロパン−1−イルから選択される。
【0132】
いくつかの実施形態では、Rは、(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−アミノ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−エトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−フルオロエチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−アミノ−2−オキソエチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−アミノエチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、2−ヒドロキシエチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3,3,3−トリフルオロプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−アミノ−3−オキソプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−ヒドロキシシクロブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−ヒドロキシプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、3−メトキシプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、4,4,4−トリフルオロブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、アゼチジン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ベンジルである。
いくつかの実施形態では、Rは、カルボキシメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シアノメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、sシクロブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シクロブチルメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シクロヘキシルメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シクロペンチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シクロプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、シクロプロピルメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、エチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、フルオロメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、イソブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、イソペンチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、イソプロピルである。
いくつかの実施形態では、Rは、メトキシメチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、メチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、オキセタン−3−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、プロパン−1−イルである。
いくつかの実施形態では、Rは、sec−ブチルである。
いくつかの実施形態では、Rは、ビニルである。
【0133】
3a、R3b、R3c、およびR3d
いくつかの実施形態では、R3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Hまたはハロゲンであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hまたはハロゲンであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3aは、ハロゲンであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hまたはハロゲンであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Hであり、R3bは、Hであり、R3cは、ハロゲンであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、HまたはFである。
いくつかの実施形態では、R3aは、HまたはFであり、R3bは、Hであり、R3cは、HまたはFであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Fであり、R3bは、Hであり、R3cは、Hであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Hであり、R3bは、Hであり、R3cは、Fであり、R3dは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3a、R3b、R3c、およびR3dは各々、Hである。
いくつかの実施形態では、R3aは、ハロゲンである。
いくつかの実施形態では、R3bは、ハロゲンである。
いくつかの実施形態では、R3cは、ハロゲンである。
いくつかの実施形態では、R3dは、ハロゲンである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Fである。
いくつかの実施形態では、R3bは、Fである。
いくつかの実施形態では、R3cは、Fである。
いくつかの実施形態では、R3dは、Fである。
いくつかの実施形態では、R3aは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3bは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3cは、Hである。
いくつかの実施形態では、R3dは、Hである。
【0134】
ある特定の組み合わせ
本発明の一態様は、式(Ib)の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関し、
【化12】
式中、R(ならびにRにいずれも関連するYおよびZ)、X、W、R、R3a、R3b、R3c、およびR3dは全て、上記および下記で本明細書に記載されるものと同じ定義を有する。
【0135】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物
【化13】
(式中、
Wは、存在しないかまたは−CH−であり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、
−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該C−Cアルキルおよび
−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH、−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、C−Cアルケニル、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C−Cシクロアルキル、シアノ、C−Cハロシクロアルキル、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0136】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物
【化14】
(式中、
Wは、存在しないかまたは−CH−であり、
は、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は、任意で、2−メチルプロパン−2−イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−2−イル、プロパン−1−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルは各々、任意で、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、1,1−ジフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、これらの各々は、任意で、2,2−ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソ、およびフェニルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、HまたはFである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0137】
本発明の一態様は、式(Ic)の化合物
【化15】
(式中、
Wは、存在しないかまたは−CH−であり、
は、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2−アミノチアゾール−4−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシキノリン−3−イル、4−メトキシキノリン−3−イル、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、5−ブロモピリジン−3−イル、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、およびキノリン−7−イルから選択され、
は、(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−アミノ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−エトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−アミノエチル、2−ヒドロキシエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3−アミノ−3−オキソプロピル、3−ヒドロキシシクロブチル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、HまたはFである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0138】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物
【化16】
(式中、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、シアノ、C−Cシクロアルキル、
−Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、オキソ、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該C−Cアルキルおよび
−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH、−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、C−Cアルケニル、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、ヘテロシクリル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、アリール、C−Cシクロアルキル、シアノ、C−Cハロシクロアルキル、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3aおよびR3cは各々独立して、Hまたはハロゲンである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0139】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物
【化17】
(式中、
は、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジニル、1,2−ジヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロキノリニル、1H−ベンゾ[d]イミダゾリル、1H−インダゾリル、1H−インドリル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジニル、1H−ピラゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジニル、2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジニル、3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、ベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾフラニル、ビフェニル、クロマニル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、ナフタレニル、フェニル、フェニルチオフェニル、ピリジニル、ピロロ[1,2−a]ピリミジニル、キノリニル、およびチアゾリルから選択され、これらの各々は、任意で、2−メチルプロパン−2−イル、アミノ、ブロモ、クロロ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、ヒドロキシ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、オキソ、プロパン−2−イル、プロパン−1−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルは各々、任意で、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、メトキシ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、1,1−ジフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロプロピル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、これらの各々は、任意で、2,2−ジフルオロシクロプロピル、アミノ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロプロピル、エトキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、オキソ、およびフェニルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3aおよびR3cは各々独立して、HまたはFである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0140】
本発明の一態様は、式(Ie)の化合物
【化18】
(式中、
は、(R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、(S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イル、1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イル、1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−エチル−6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−6−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−7−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1−エチル−8−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル、1H−インダゾール−5−イル、1H−インドール−2−イル、1H−インドール−3−イル、1H−インドール−5−イル、1H−インドール−6−イル、1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル、1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル、1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イル、2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2−アミノチアゾール−4−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イル、3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イル、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4−ヒドロキシ−6−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル、4−ヒドロキシキノリン−3−イル、4−メトキシキノリン−3−イル、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル、4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、5−ブロモピリジン−3−イル、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、6−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イル、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル、ベンゾフラン−2−イル、ベンゾフラン−5−イル、クロマン−6−イル、クロマン−7−イル、イソキノリン−5−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イル、キノリン−3−イル、キノリン−6−イル、およびキノリン−7−イルから選択され、
は、(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−アミノ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−エトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−アミノエチル、2−ヒドロキシエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、3−アミノ−3−オキソプロピル、3−ヒドロキシシクロブチル、3−ヒドロキシプロピル、3−メトキシプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、アゼチジン−3−イル、ベンジル、カルボキシメチル、シアノメチル、シクロブチル、シクロブチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、エチル、フルオロメチル、イソブチル、イソペンチル、イソプロピル、メトキシメチル、メチル、オキセタン−3−イル、プロパン−1−イル、sec−ブチル、およびビニルから選択され、
3aおよびR3cは各々独立して、HまたはFである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0141】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物
【化19】
(式中、
ArおよびArは独立して、1H−ピラゾリル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、およびチオフェニルであり、これらの各々は、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、アミノ、C−Cシクロアルキル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、およびスルファモイルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該C−CアルキルおよびC−Cシクロアルキルは各々、任意で、アミノ、C−Cアルキルカルボキサミド、−NH−C−C−シクロアルキル、−NH−C−C−アルキレン−NH、−NH−C−C−アルキレン−O−C−C−アルキル、C−Cアルキルアミノ、C−Cハロアルキルアミノ、およびヘテロシクリルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらは各々、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、アミノ、ヒドロキシル、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0142】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物
【化20】
(式中、
ArおよびArは一緒になって、(1H−ピラゾリル)フェニル、(1H−ピラゾリル)ピリジニル、(フェニル)ピリジニル、(ピリジニル)フェニル、(ピリミジニル)フェニル、ビフェニル、およびフェニルチオフェニルから選択される基を形成し、これらの各々は、任意で、2−メチルプロパン−2−イル、アミノ、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、n−プロピル、プロパン−2−イル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、当該2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、メチル、およびプロパン−2−イルは各々、任意で、2,2,2−トリフルオロエチルアミノ、2−アミノエチルアミノ、2−メトキシエチルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、アセトアミド、アミノ、アゼチジン−1−イル、ブチルアミノ、シクロブチルアミノ、エチルアミノ、イソブチルアミノ、イソプロピルアミノ、イソプロピルアミノ、メチルアミノ、モルホリノ、プロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、およびtert−ペンチルアミノで置換されており、
は、1,1−ジフルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、およびメチルから選択され、これらは各々、任意で、アミノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、メトキシ、およびオキソから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、Hである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0143】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物
【化21】
(式中、
ArおよびArは一緒になって、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(フェニル)ピリジン−3−イル、5−フェニルチオフェン−2−イル、ビフェニル−3−イル、およびビフェニル−4−イルから選択される基を形成し、これらの各々は、任意で、(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル、(2−アミノエチルアミノ)メチル、(2−メトキシエチルアミノ)メチル、(3−アミノプロピルアミノ)メチル、(ブチルアミノ)メチル、(シクロブチルアミノ)メチル、(エチルアミノ)メチル、(イソブチルアミノ)メチル、(イソプロピルアミノ)メチル、(メチルアミノ)メチル、(プロピルアミノ)メチル、(tert−ブチルアミノ)メチル、(tert−ペンチルアミノ)メチル、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル、1−アミノシクロプロピル、2−アセトアミドエチル、2−アミノエチル、2−アミノプロパン−2−イル、アミノ、アミノメチル、アゼチジン−1−イルメチル、シクロプロピル、エトキシ、エチル、フルオロ、イソプロポキシ、メトキシ、メチル、モルホリノメチル、プロピル、スルファモイル、およびトリフルオロメチルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
は、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−ヒドロキシエチル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、Hである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0144】
本発明の一態様は、式(Ig)の化合物
【化22】
(式中、
ArおよびArは一緒になって、3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル、3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニル、3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニル、3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニル、3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−2−イル)フェニル、3−(ピリジン−3−イル)フェニル、3−(ピリジン−4−イル)フェニル、3−(ピリミジン−5−イル)フェニル、4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−4−エトキシ−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アセトアミドエチル)−ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イル、4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イル、4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イル、4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イル、4−(ピリジン−2−イル)フェニル、4−(ピリジン−3−イル)フェニル、4−(ピリジン−4−イル)フェニル、4’−(スルファモイル)ビフェニル−3−イル、4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イル、4’−メチルビフェニル−3−イル、5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル、5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イル、および5−フェニルチオフェン−2−イルから選択される基を形成し、
は、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、2−アミノ−2−オキソエチル、2−ヒドロキシエチル、シクロプロピル、エチル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3cおよびR3dは各々、Hである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0145】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物
【化23】
(式中、
は、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、およびC−Cハロアルキルから選択され、これらは各々、任意で、C−Cアルコキシ、C−Cアルキレンヒドロキシル、およびヒドロキシルから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々独立して、Hまたはハロゲンであり、
は、HまたはC−Cアルキルであり、
5a、R5b、R5c、およびR5dは独立して、H、C−Cアルキル、およびハロゲンである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0146】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物
【化24】
(式中、
は、1,1−ジフルオロエチル、2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、エチル、1−フルオロエチル、イソプロピル、およびメチルから選択され、これらは各々、任意で、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、およびメトキシから選択される1つ以上の置換基で置換されており、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々、Hであり、
は、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、R5c、およびR5dは独立して、H、メチル、およびフルオロである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0147】
本発明の一態様は、式(Ii)の化合物
【化25】
(式中、
は、1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル、1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル、1−フルオロエチル、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシメチル、およびメチルから選択され、
3a、R3b、R3c、およびR3dは各々、Hであり、
は、H、メチル、およびエチルから選択され、
5a、R5b、およびR5cは独立して、H、メチル、およびフルオロであり、
5dは、Hである)、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物に関する。
【0148】
本発明のいくつかの実施形態は、表Aに示される以下の基から選択される、1つ以上の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物の全ての組み合わせを含む。
【表A-1】
【表A-2】
【表A-3】
【表A-4】
【表A-5】
【表A-6】
【表A-7】
【表A-8】
【表A-9】
【表A-10】
【表A-11】
【0149】
本発明のいくつかの実施形態は、以下の基から選択される、1つ以上の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物の全ての組み合わせを含み、化学名の直前の太字の化合物番号は、本開示の他の箇所で使用される。
化合物5:(2S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物88:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物123:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物136:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物154:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物161:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物163:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物169:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物199:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物210:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物211:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物217:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物220:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物225:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物227:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物229:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物230:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物232:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物234:(2S)−1−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物240:(S)−1−((S)−8−(4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物241:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物243:(S)−1−((S)−8−(4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物244:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物245:(S)−1−((S)−8−(4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物247:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物296:1−エチル−3−((S)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物297:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン;化合物300:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物309:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物310:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物320:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物321:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物322:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物326:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物327:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−メチルキノリン−4−オール;化合物329:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−フルオロキノリン−4−オール;および化合物331:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン。
【0150】
本発明のいくつかの実施形態は、以下の基から選択される、1つ以上の化合物、ならびにその薬学的に許容される塩、溶媒和物、および水和物の全ての組み合わせを含み、化学名の直前の太字の化合物番号は、本開示の他の箇所で使用される。
化合物1:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物2:(2R)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物3:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物4:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物6:(2S)−1−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(プロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物7:(2S)−1−(3−(シクロプロピルメチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物8:(2S)−1−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物9:(2S)−1−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物10:(2S)−1−(3−(イソブチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物11:(2S)−1−(3−(イソペンチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物12:2−(3−((2S)−2−ヒドロキシ−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトニトリル;化合物13:(2S)−1−(3−(シクロブチルメチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物14:(2S)−1−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(4,4,4−トリフルオロブチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物15:(2S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物16:2S)−1−(3−(シクロヘキシルメチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物17:(2S)−1−(3−((2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物18:(2S)−1−(3−(シクロブチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物19:(2S)−1−(3−(シクロペンチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物20:(2S)−1−(3−(ベンジルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物21:(2S)−1−(3−(アゼチジン−3−イルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物22:(2S)−1−(3−(2−アミノエチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物23:(R)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物24:(2S)−1−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(オキセタン−3−イルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物25:(2S)−1−(3−(sec−ブチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物26:(S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物27:(S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物28:(2S)−1−(8−(クロマン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物29:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物30:(2S)−1−(8−(7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物31:(2S)−1−(8−(3−クロロフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物32:(2S)−1−(8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物33:(R)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物34:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物35:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物36:(2S)−1−(8−(3−(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物37:(2S)−1−(8−(3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物38:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(1−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物39:(2S)−1−(8−(3−(1−シクロプロピル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物40:(2S)−1−(8−(3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物41:(2S)−1−(8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物42:3’−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ビフェニル−4−スルホンアミド;化合物43:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(ピリジン−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物44:(2S)−1−(8−(3−(2−メチルピリジン−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物45:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(ピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物46:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物47:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物48:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(m−トリルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物49:(2S)−1−(8−(3−メトキシフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物50:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物51:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(5−フェニルチ
オフェン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物52:(2S)−1−(8−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物53:6−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−3(4H)−オン;化合物54:(2S)−1−(8−(3−フルオロフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物55:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ベンゾニトリル;化合物56:2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−1−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)エタノン;化合物57:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(ナフタレン−2−イル)メタノン;化合物58:(2S)−1−(8−(1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物59:(2S)−1−(8−(5−クロロナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物60:(2S)−1−(8−(ベンゾフラン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物61:(2S)−1−(8−(ベンゾフラン−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物62:(2S)−1−(8−(1H−インドール−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物63:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(ピリジン−3−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物64:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メタノン;化合物65:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(1H−インドール−2−イル)メタノン;化合物66:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(1H−インドール−3−イル)メタノン;化合物67:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(1H−インドール−5−イル)メタノン;化合物68:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(1H−インドール−6−イル)メタノン;化合物69:(2S)−1−(8−(3−ブロモフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物70:(2S)−1−(8−(3−(6−アミノピリジン−3−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物71:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(3−(ピリミジン−5−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物72:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ピリジン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物73:(2S)−1−(8−(6−クロロナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物74:(2S)−1−(8−(2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物75:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物76:(2S)−1−(8−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物77:(2S)−1−(8−(1H−インダゾール−5−ルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物78:(2S)−1−(8−(4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物79:(2S)−1−(8−(4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物80:(2S)−1−(8−(4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物81:(2S)−1−(8−(4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物82:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物83:(S)−1−((R)−8−(クロマン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物84:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物85:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物86:(2S)−1−(3−(フルオロメチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物87:(S)−1−((R)−8−(クロマン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物88:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物89:(S)−1−((R)−8−(5−(4−(アミノメチル)フェニル)ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物90:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物91:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物92:(S)−1−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(vinイルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物93:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物94:(2R)−1−(3−(メチルスルホニルメチル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物95:(S)−1−(3−(メチルスルホニルメチル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物96:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(ピリジン−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物97:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(ピリジン−3−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物98:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物99:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)
−8−(4−(ピリジン−3−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物100:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(ピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物101:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4−(ピリジン−4−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物102:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4−(ピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物103:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−4−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物104:(S)−1−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニルメチル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物105:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(isoキノリン−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物106:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパン−1−オール;化合物107:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物108:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパンアミド;化合物109:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパン−1−オール;化合物110:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物111:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物112:(S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物113:(S)−1−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物114:(S)−1−(3−(シクロブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物115:(S)−1−(3−(プロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物116:(S)−1−(3−(イソブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物117:(S)−1−(3−(シクロプロピルメチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物118:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物119:(S)−1−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物120:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物121:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)プロパン−1−オール;化合物122:(S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物123:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物124:(S)−1−(3−(イソブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物125:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物126:(S)−1−((R)−8−(3−(3−フルオロピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物127:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(5−メチルピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物128:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(6−メチルピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物129:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−(4−メチルピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物130:(S)−1−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物131:(S)−1−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物132:(S)−1−(3−(3−メトキシプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物133:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)プロパンアミド;化合物134:(S)−1−((R)−8−(3−(6−フルオロピリジン−2−イル)フェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物135:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)プロパン−1−オール;化合物136:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物137:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物138:(S)−1−(3−(シクロブチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物139:(S)−1−(3−(プロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物140:(S)−1−(3−(シクロプロピルメチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物141:(S)−1−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物142:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)プロパンアミド;化合物143:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物144:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物145:エチル2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)
−2−メチルプロパノエート;化合物146:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)シクロブタノール;化合物147:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物148:(S)−1−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物149:(S)−1−(3−(3−メトキシプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物150:3−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)プロパン−1−オール;化合物151:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物152:(S)−1−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物153:(S)−1−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物154:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物155:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物156:(S)−1−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物157:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物158:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物159:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物160:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物161:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物162:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物163:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物164:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物165:(S)−1−((R)−8−(4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物166:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物167:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物168:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物169:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物170:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−メチルビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物171:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−イソプロポキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物172:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物173:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物174:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物175:N−(2−(4’−エトキシ−3’−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ビフェニル−4−イル)エチル)アセトアミド;化合物176:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物177:N−(2−(4’−エトキシ−3’−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ビフェニル−4−イル)エチル)アセトアミド;化合物178:2−(3−((S)−3−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物179:2−(3−((S)−3−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物180:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物181:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物182:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−3’−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物183:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)酢酸;化合物184:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3
−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物185:(S)−1−((R)−8−(5−ブロモピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物186:(S)−1−((S)−8−(5−ブロモピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物187:2−(3−((S)−3−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパン−1−オール;化合物188:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物189:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物190:N−(2−(3’−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ビフェニル−4−イル)エチル)アセトアミド;化合物191:N−(2−(3’−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)ビフェニル−4−イル)エチル)アセトアミド;化合物192:(S)−1−((R)−8−(3−ブロモ−2−メチルフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物193:(S)−1−((R)−8−(3−ブロモ−4−メトキシフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物194:(S)−1−((R)−8−(4−ブロモ−3−メチルフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物195:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物196:(S)−1−((S)−8−(4−ブロモ−3−メチルフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物197:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物198:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物199:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物200:(S)−1−((S)−8−(3−ブロモ−2−メチルフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物201:(S)−1−((S)−8−(3−ブロモ−4−メトキシフェニルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物202:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物203:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−2−メチルビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物204:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−2−メチルビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物205:2−(3−((S)−3−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物206:2−(3−((S)−3−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物207:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物208:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物209:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物210:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物211:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物212:(S)−1−((R)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物213:(S)−1−((R)−8−(4’−(2−アミノエチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物214:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物215:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノエチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物216:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物217:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物218:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物219:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物220:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシ−3’−フルオロビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物221:(S)−1−((R)−8−(5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物222:(S)−1−((R)−8−(1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピ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ロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパン−1−オール;化合物224:2−(3−((S)−3−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)−2−メチルプロパン−1−オール;化合物225:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物226:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物227:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物228:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−2−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物229:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−5−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物230:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物231:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物232:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物233:(2S)−1−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物234:(2S)−1−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物235:(2S)−1−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物236:6−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−4−メチルキノリン−2(1H)−オン;化合物237:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物238:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物239:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物240:(S)−1−((S)−8−(4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物241:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物242:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物243:(S)−1−((S)−8−(4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物244:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((プロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物245:(S)−1−((S)−8−(4’−((ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物246:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物247:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物248:(S)−1−(3−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物249:(S)−1−(3−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物250:(S)−1−((S)−8−(1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物251:(S)−1−((S)−8−(4’−(2−アミノプロパン−2−イル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物252:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物253:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物254:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物255:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物256:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物257:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物258:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物259:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1,6−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物260:(S)−1−((R)−8−(1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物261:(S)−1−((S)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物262:(S)−1−((R)−8−(4’−((tert−ブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン
−2−オール;化合物263:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−((tert−ペンチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物264:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−((2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物265:(S)−1−((R)−8−(4’−(アゼチジン−1−イルメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物266:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−(モルホリノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物267:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−((2−メトキシエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物268:(S)−1−((R)−8−(4’−((エチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物269:(S)−1−((R)−8−(4’−((シクロブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物270:(S)−1−((R)−8−(4’−((2−アミノエチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物271:(S)−1−((R)−8−(4’−((3−アミノプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物272:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4’−((イソブチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物273:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−エチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物274:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−((S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物275:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物276:2−(3−((S)−3−((R)−8−(1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物277:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−((S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物278:2−(3−((S)−3−((R)−8−((S)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド;化合物279:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物280:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−5−オン;化合物281:6−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オン;化合物282:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物283:(S)−1−((R)−8−((R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物284:(S)−1−((R)−8−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物285:(S)−1−((R)−8−(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物286:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物287:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物288:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1,3,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物289:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物290:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物291:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物292:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物293:1−エチル−3−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物294:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物295:3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−メチルキノリン−4(1H)−オン;化合物297:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン;化合物298:3−((R)−3−((S)−3−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン;化合物299:1−エチル−3−((3R)−3−((2S)−3−(3−(1−フルオロエチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物300:(S)−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物301:(S)−1−((R)−8−(1−エトキシナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物302:(S)
−1−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ピロロ[1,2−a]ピリミジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物303:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物304:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物305:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−((R)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物306:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物307:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物308:(S)−1−((R)−8−(1H−インドール−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物309:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物310:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物311:(S)−1−((R)−8−(1H−インドール−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物312:(S)−1−((R)−8−(1H−インドール−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メトキシメチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物313:5−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−2(3H)−オン;化合物314:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−6−フルオロキノリン−4(1H)−オン;化合物315:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−メチルキノリン−4(1H)−オン;化合物316:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−7−フルオロキノリン−4(1H)−オン;化合物317:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−6−メチルキノリン−4(1H)−オン;化合物318:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−7−メチルキノリン−4(1H)−オン;化合物319:(S)−1−((R)−8−(1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物320:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物321:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール;化合物322:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物323:8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4−オール;化合物324:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−6−メチルキノリン−4−オール;化合物325:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−6−フルオロキノリン−4−オール;化合物326:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物327:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−メチルキノリン−4−オール;化合物328:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−フルオロキノリン−4−オール;化合物329:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−フルオロキノリン−4−オール;化合物330:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−メチルキノリン−4−オール;化合物331:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物332:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;化合物333:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン;化合物334:(2S)−1−(4−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物335:(2S)−1−(3−(メチルスルホニルメチル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物336:(S)−1−(3−(メチルスルホニルメチル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール;化合物337:1−エチル−3−((R)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン;および化合物338:1−エチル−3−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン。
【0151】
さらに、本発明および個々の化合物、例えば、上記のリストおよび表Aに見出される化合物(それらのジアステレオマーおよび鏡像異性体を含む)の化学的分類は、それらの全ての薬学的に許容される塩、溶媒和物、水和物、およびN−オキシドを包含する。
【0152】
本発明の式(Ia)の化合物は、当業者によって使用されている関連出版文献の手順に従って調製され得る。これらの反応の例示的な試薬および手順は、本明細書において以降、実施例中に現れる。保護および脱保護は、当該技術分野で一般に知られている手順によって実施され得る(例えば、Greene,T.W.and Wuts,P.G.M.,Protecting Groups in Organic Synthesis,3rd Edition,1999[Wiley])。
【0153】
本発明は、本明細書に開示される各化合物および一般式の各異性体、各ジアステレオマー、各鏡像異性体、およびそれらの混合物を、それらが各不斉炭素について特定の立体化学の指定と共に個々に開示されているかのように包含することが理解される。個々の異性体および鏡像異性体は、選択的合成、例えば、鏡像異性体選択的合成によって調製され得るか、または当業者によって周知である分離技術、例えば、HPLC(順相、逆相、およびキラルを含む)、再結晶化(すなわち、ジアステレオマー混合物)、および同様の技術を使用して得ることができる。
【0154】
障害および治療法
本明細書中に開示される化合物は、いくつかの疾患、障害、状態、および/または徴候(本明細書では「障害」と総称される)の治療または予防に有用である。当業者であれば、障害、または治療もしくは予防の方法が本明細書に開示されるとき、そのような開示は、第2の医学的使用(例えば、障害の治療に使用するための化合物、障害の治療のための化合物の使用、および障害の治療のための薬剤の製造における化合物の使用)を包含することを理解するであろう。
【0155】
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物は、障害の治療または予防に有用である。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物は、障害の亜型の治療または予防に有用である。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物は、障害の症状の治療または予防に有用である。
【0156】
β−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法が本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物は、β−3アドレナリン受容体媒介障害の予防に有用である。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される化合物は、β−3アドレナリン受容体媒介障害の治療または予防に有用である。
【0157】
本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法に関し、本方法は、該治療または予防を必要とする個体に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0158】
本発明の一態様は、個体における心不全を治療または予防するための方法に関し、本方法は、該治療または予防を必要とする個体に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。
【0159】
本発明の一態様は、低血圧患者または境界低血圧の患者を治療するための方法に関し、本方法は、該治療を必要とする患者に、治療的に有効な量の本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物を投与することを含む。本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0160】
本発明の一態様は、個体における心不全を治療または予防するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0161】
本発明の一態様は、低血圧患者または境界低血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0162】
本発明の一態様は、正常血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0163】
本発明の一態様は、高血圧患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0164】
本発明の一態様は、心筋梗塞後の患者を治療するための薬剤の製造における、本発明の化合物の使用に関する。
【0165】
本発明の一態様は、療法によりヒトまたは動物の身体を治療する方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0166】
本発明の一態様は、個体におけるβ−3アドレナリン受容体媒介障害を治療または予防するための方法で使用するための、本発明の化合物、本発明の医薬製品、または本発明の医薬組成物に関する。
【0167】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全;心不全における心機能の低下;心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院;急性心不全;急性非代償性心不全;鬱血性心不全;重症鬱血性心不全;心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害);左室機能不全に起因する心不全;正常駆出率での心不全;心筋梗塞後の心血管死亡;左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡;心筋梗塞後の状態;左室不全;左室機能不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全;ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全;ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEF;ならびに心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFからなるリストから選択される。
【0168】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は心不全である。
【0169】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全における心機能の低下である。
【0170】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全に関連する死亡、再梗塞、および/または入院である。
【0171】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は急性心不全である。
【0172】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、急性非代償性心不全である。
【0173】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は鬱血性心不全である。
【0174】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、重症鬱血性心不全である。
【0175】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心不全に関連する臓器障害(例えば、腎障害もしくは腎不全、心臓弁疾患、心臓の調律異常、および/または肝臓障害)である。
【0176】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、左室機能不全に起因する心不全である。
【0177】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、正常駆出率での心不全である。
【0178】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心筋梗塞後の心血管死亡である。
【0179】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、左室不全または左室機能不全を有する患者における心血管死亡である。
【0180】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心筋梗塞後である。
【0181】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は左室不全である。
【0182】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は左室機能不全である。
【0183】
医師は、患者の症状の重症度に応じて患者の心不全を分類することができる。以下の表は、最も一般的に使用されている分類システムであるニューヨーク心臓協会(NYHA)の機能分類を記述する。この表は、患者が身体活動中にどのくらい制限されているかに基づいて、患者を4つのカテゴリーのうちの1つに入れる。
【表1】
【0184】
したがって、いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したII度心不全である。
【0185】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIII度心不全である。
【0186】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ニューヨーク心臓協会(NYHA)分類システムを使用したIV度心不全である。
【0187】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、ラジオアイソトープ心室造影で40%未満のLVEFである。
【0188】
いくつかの実施形態では、β−3アドレナリン受容体媒介障害は、心エコー検査または心室血管造影で35%以下のLVEFである。
【0189】
多形体および擬多形体
多形は、物質が結晶格子において分子の異なる配置および/または立体構造を有する2つ以上の結晶相として存在する能力である。多形は、液体または気体状態で同じ特性を示すが、固体状態では異なって挙動する。
【0190】
単一成分の多形に加えて、薬物はまた、塩および他の多成分結晶相として存在することができる。例えば、溶媒和物および水和物は、APIホスト、およびゲストとしてそれぞれ溶媒または水分子のいずれかを含むことができる。同様に、ゲスト化合物が室温で固体である場合、得られる形態は、共結晶と呼ばれることが多い。塩、溶媒和物、水和物、および共結晶は、多形を示す場合もある。同じAPIホストを共有するが、それらのゲストが異なる結晶相は、互いの偽多形体と呼ぶことができる。
【0191】
溶媒和物は、明確な結晶格子内に結晶化溶媒の分子を含有する。結晶化溶媒が水である溶媒和物は、水和物と呼ばれる。水は大気の構成成分であるため、薬物の水和物はかなり容易に形成され得る。
【0192】
例として、Stahlyは、「多様な構造型」からなる245個の化合物の多形スクリーニングについて発表し、それらのうちの約90%が複数の固形形態を呈したことを明かした。概して、化合物の約半分が多形であり、多くの場合、1〜3つの形態を有した。化合物の約3分の1が水和物を形成し、約3分の1が溶媒和物を形成した。64個の化合物の共結晶スクリーニングからのデータは、60%が水和物または溶媒和物以外の共結晶を形成したことを示した。(G.P.Stahly,Crystal Growth&Design(2007),7(6),1007−1026)。
【0193】
同位体
本開示は、本明細書に提供される化合物中に生じる原子の全ての同位体を含む。同位体には、原子番号は同じであるが質量数が異なる原子が含まれる。本発明(複数可)のある特定の特徴は、原子番号は同じであるが質量数が異なる原子で置き換えられた、本明細書に提供される化合物中の1つ以上の原子の全ての組み合わせを含むことが認識される。1つのかかる例は、本明細書に提供される化合物のうちの1つにおいて見出される、Hまたは12C等の最も天然に豊富な同位体である原子を、HもしくはH(Hを置き換える)または11C、13C、もしくは14C(12Cを置き換える)等の最も天然に豊富でない同位体で置き換えることである。かかる置き換えが行われた化合物は、一般に同位体標識されていると呼ばれる。本化合物の同位体標識は、当業者に既知である多様な異なる合成方法のうちのいずれか1つを使用して達成することができ、それらは合成方法およびかかる同位体標識を実行するために必要とされる利用可能な試薬の理解について容易に信用されている。一般的な例として、かつ限定することなく、水素の同位体には、H(重水素)およびH(トリチウム)が含まれる。炭素の同位体には、11C、13C、および14Cが含まれる。窒素の同位体には、13Nおよび15Nが含まれる。酸素の同位体には、15O、17O、および18Oが含まれる。フッ素の同位体には、18Fが含まれる。硫黄の同位体には、35Sが含まれる。塩素の同位体には、36Clが含まれる。臭素の同位体には、75Br、76Br、77Br、および82Brが含まれる。要素の同位体には、123I、124I、125I、および131Iが含まれる。また、本化合物のうちの1つ以上を含む、合成、事前製剤化等の間に調製されたもの等の組成物、および本明細書に記載される障害のうちの1つ以上の治療のために哺乳動物において使用する目的で調製されたもの等の医薬組成物も提供され、組成物中の同位体の天然に生じる分配は撹乱されている。また、本明細書に記載される本発明の化合物を含む組成物および医薬組成物も提供され、塩は1つ以上の位置で豊富化され、最も天然に豊富な同位体以外の同位体を有する。かかる同位体撹乱または豊富化を測定するために容易に利用可能な、質量分析法等の方法があり、放射性同位体である同位体については、HPLCまたはGCと関連して使用される電波検出器等のさらなる方法が利用可能である。
【0194】
薬物開発における1つの課題は、所望の薬理学的プロファイルを維持しながら、吸収、分配、代謝、排泄、および毒性(ADMET)の特性を改善させることである。ADMET特性を改善させるための構造変化は、リード化合物の薬理を改変させる場合が多い。ADMET特性に対する重水素置換の効果が予測不可能である一方で、いくつかの場合では、重水素は、その薬理の最小限の撹乱と共に化合物のADMET特性を改善させることができる。重水素が治療的存在において改善を可能にした2つの例は、CTP−347およびCTP−354である。CTP−347は、パロキセチンで臨床的に認められるCYP2D6の機構に基づく不活性化の傾向が低減した、パロキセチンの重水素化バージョンである。CTP−354は、乏しい薬物動態(PK)特性に起因して開発されなかった、有望な前臨床γアミノ酪酸A受容体(GABAA)調節剤(L−838417)の重水素化バージョンである。両方の場合において、重水素置換は、全水素化合物に対して生化学的および選択性を著しく改変することなく、安全性、有効性、および/または忍容性の潜在性を提供するADMETプロファイルの改善をもたらした。改善されたADMETプロファイル、ならびに対応する全水素化合物に対して実質的に同様の生化学的効力および選択性を有する、本発明の重水素置換化合物が提供される。
【0195】
他の有用性
本発明の別の目的は、放射性撮像法のみでなく、ヒトを含む組織試料中のβ−3アドレナリン受容体の局在化および定量化のため、および放射標識化合物の阻害結合によるβ−3アドレナリン受容体リガンドの同定のための、インビトロおよびインビボの両方のアッセイにおいても有用であろう、本発明の放射標識化合物に関する。本発明のさらなる目的は、かかる放射標識化合物を含む、新規のβ−3アドレナリン受容体アッセイを開発することである。
【0196】
本開示は、本化合物、中間体、塩、およびその結晶形態中に生じる原子の全ての同位体を含む。同位体には、原子番号は同じであるが質量数が異なる原子が含まれる。本発明の一態様は、原子番号は同じであるが質量数が異なる原子で置き換えられた、本化合物、中間体、塩、およびその結晶形態中の1つ以上の原子の全ての組み合わせを含む。1つのかかる例は、本化合物、中間体、塩、およびその結晶形態のうちの1つにおいて見出される、Hまたは12C等の最も天然に豊富な同位体である原子を、HもしくはH(Hを置き換える)または11C、13C、もしくは14C(12Cを置き換える)等の最も天然に豊富でない同位体で置き換えることである。かかる置き換えが行われた化合物は、一般に同位体標識化合物と呼ばれる。本化合物、中間体、塩、およびその結晶形態の同位体標識は、当業者に既知である多様な異なる合成方法のうちのいずれか1つを使用して達成することができ、それらは合成方法およびかかる同位体標識を実行するために必要とされる利用可能な試薬の理解について容易に信用されている。一般的な例として、かつ限定することなく、水素の同位体には、H(重水素)およびH(トリチウム)が含まれる。炭素の同位体には、11C、13C、および14Cが含まれる。窒素の同位体には、13Nおよび15Nが含まれる。酸素の同位体には、15O、17O、および18Oが含まれる。フッ素の同位体には、18Fが含まれる。硫黄の同位体には、35Sが含まれる。塩素の同位体には、36Clが含まれる。臭素の同位体には、75Br、76Br、77Br、および82Brが含まれる。要素の同位体には、123I、124I、125I、および131Iが含まれる。本発明の別の態様は、本化合物、中間体、塩、およびその結晶形態のうちの1つ以上を含む、合成、事前製剤化等の間に調製されたもの等の組成物、および本明細書に記載される障害のうちの1つ以上の治療のために哺乳動物において使用する目的で調製されたもの等の医薬組成物を含み、組成物中の同位体の天然に生じる分配は撹乱されている。本発明の別の態様は、本明細書に記載される化合物を含む組成物および医薬組成物を含み、化合物は1つ以上の位置で豊富化され、最も天然に豊富な同位体以外の同位体を有する。かかる同位体撹乱または豊富化を測定するために容易に利用可能な、質量分析法等の方法があり、放射性同位体である同位体については、HPLCまたはGCと関連して使用される電波検出器等のさらなる方法が利用可能である。
【0197】
本発明のある特定の同位体標識化合物は、化合物および/または基質組織分配アッセイにおいて有用である。いくつかの実施形態では、放射性核種Hおよび/または14C同位体は、これらの研究において有用である。さらに、重水素(すなわち、H)等のより重い同位体での置換は、より大きい代謝安定性(例えば、インビボ半減期の増加または投薬要件の低減)の結果としてある特定の治療的利点をもたらす場合があり、したがって、いくつかの状況下では好ましい場合がある。本発明の同位体標識化合物は、一般に、下記の図面および実施例に開示されるものと同様の手順に従って、非同位体標識試薬を同位体標識試薬で置換することによって調製することができる。有用な他の合成方法は、下記に考察される。さらに、本発明の化合物中に表される原子は全て、かかる原子の最も一般的に生じる同位体、またはより少ない放射性同位体もしくは非放射性同位体のいずれかであってもよい。
【0198】
放射性同位体を有機化合物に組み込むための合成方法は、本発明の化合物に適用可能であり、当該技術分野で周知である。トリチウムの活性レベルを標的分子に組み込むための代表的な合成方法には、例えば、以下のものが含まれる。
A.トリチウムガスでの接触還元:この手順は通常、高特異的活性の産物をもたらし、ハロゲン化または不飽和前駆体を必要とする。
B.水素化ホウ素ナトリウム[H]での還元:この手順はかなり安価であり、アルデヒド、ケトン、ラクトン、エステル等の還元性官能基を含有する前駆体を必要とする。
C.水素化アルミニウムリチウム[H]での還元:この手順は、ほぼ理論的な特異的活性で産物を提供する。これもまた、アルデヒド、ケトン、ラクトン、エステル等の還元性官能基を含有する前駆体を必要とする。
D.トリチウムガス曝露標識:この手順は、交換可能な陽子を含有する前駆体を、好適な触媒の存在下でトリチウムガスに曝露させることを伴う。
E.ヨウ化メチル[H]を使用したN−メチル化:この手順は通常、適切な前駆体を高特異的活性のヨウ化メチル(H)で処理することによってO−メチルまたはN−メチル(H)産物を調製するために用いられる。この方法は、一般に、例えば、約70〜90Ci/mmol等のより高い特異的活性を可能にする。
【0199】
125Iの活性レベルを標的分子に組み込むための合成方法には、以下のものが含まれる。
A.Sandmeyerおよび同様の反応:この手順は、アリールアミンまたはヘテロアリールアミンをテトラフルオロホウ酸ジアゾニウム塩等のジアゾニウム塩に変換し、その後、Na125Iを使用して125I標識化合物に変換する。代表される手順は、J.Org.Chem.,2002,67,943−948においてZhu,G−D.および同僚らによって報告された。
B.フェノールのオルト125ヨウ素化:この手順は、J.Labelled Compd.Radiopharm.,1999,42,S264−S266においてCollier,T.L.および同僚らによって報告されたように、フェノールのオルト位置での125Iの組み込みを可能にする。
C.臭化アリールおよびヘテロアリールの125Iでの交換:この方法は、概して、2ステップのプロセスである。第1のステップは、例えば、トリ−アルキルスズハライドまたはヘキサアルキルジスズ[例えば、(CHSnSn(CH]の存在下で、Pd触媒反応[すなわち、Pd(PhP)]を使用するか、またはアリールもしくはヘテロアリールリチウムを介した、臭化アリールまたはヘテロアリールの対応するトリ−アルキルスズ中間体への変換である。代表的な手順は、J.Labelled Compd.Radiopharm.2001,44,S280−S282においてLe Bas,M.−D.および同僚らによって報告された。
【0200】
式(Ia)の放射標識β−3アドレナリン受容体化合物をスクリーニングアッセイに使用して、化合物を同定/評価することができる。大まかにいえば、新たに合成または同定された化合物(すなわち、試験化合物)は、「式(Ia)の放射標識化合物」のβ−3アドレナリン受容体に対する結合を低減させるその能力について評価され得る。したがって、試験化合物が、β−3アドレナリン受容体への結合について「式(Ia)の放射標識化合物」と競合する能力は、その結合親和性と直接相関する。
【0201】
本発明のある特定の標識化合物は、β−3アドレナリン受容体に結合する。一実施形態では、標識化合物は、約500μMのIC50を有し、別の実施形態では、標識化合物は、約100μM未満のIC50を有し、なお別の実施形態では、標識化合物は、約10μM未満のIC50を有し、なお別の実施形態では、標識化合物は、約1μM未満のIC50を有し、なおさらに別の実施形態では、標識化合物は、約0.1μMのIC50を有する。
【0202】
組成物および製剤
製剤は、任意の好適な方法によって、典型的には、活性化合物(複数可)を液体もしくは微細化された固体担体、またはその両方と、必要な割合で均一に混合し、その後、得られた混合物を所望の形状に成形することによって調製され得る。
【0203】
経口投与用の錠剤およびカプセルにおいて、従来の賦形剤、例えば、結合剤、充填剤、許容される湿潤剤、成形潤滑剤、および崩壊剤が使用され得る。経口投与用の液体調製物は、溶液、乳濁液、水性または油性懸濁液、およびシロップ剤であり得る。代替的には、経口調製物は、水または別の好適な液体ビヒクルで戻すことができる乾燥粉末の形態であってもよい。懸濁化剤または乳化剤、非水性ビヒクル(食用油を含む)、保存剤、ならびに香味料および着色料等のさらなる添加剤が液体調製物に添加されてもよい。非経口投与剤形は、本明細書に提供される化合物を好適な液体ビヒクル中に溶解し、溶液を濾過滅菌した後に、適切なバイアルまたはアンプルに充填し、密封することによって調製され得る。これらは、投与剤形を調製するための当該技術分野で周知の多くの適切な方法の一部のみである。
【0204】
本発明の化合物は、当該技術分野で周知の技術を使用して医薬組成物に製剤化され得る。本明細書において言及されるもの以外の好適な薬学的に許容される担体は、当該技術分野で既知である;例えば、Remington,The Science and Practice of Pharmacy,20th Edition,2000,Lippincott Williams&Wilkins,(Editors:Gennaro et.al.)を参照されたい。
【0205】
予防または治療における使用のために、本明細書の化合物が、代替的な使用において、未加工または純粋な化学物質として投与される可能性はあるが、薬学的に許容される担体をさらに含む医薬製剤または組成物として化合物または活性成分を提示することが好ましい。
【0206】
医薬製剤には、経口、直腸内、鼻腔内、局所(口腔内および舌下を含む)、膣内、または非経口(筋肉内、皮下、および静脈内を含む)投与に好適なもの、または吸入、吹送、もしくは経皮パッチによる投与に好適な形態のものが含まれる。経皮パッチは、薬物の最小限の分解を伴う効率的な様式での吸収のための薬物を提示することによって制御された速度で薬物を分配する。典型的には、経皮パッチは、不透過性の裏層、単一の感圧接着剤、および剥離ライナーを有する取り外し可能な保護層を含む。当業者であれば、当業者の必要性に基づき、所望の有効な経皮パッチを製造するために適切な技術を理解および認識するであろう。
【0207】
したがって、本明細書に提供される化合物は、従来のアジュバント、担体、または希釈剤と合わせて、医薬組成物およびその単位剤形の形態に置かれ得、かかる形態で、全て経口投与用の、錠剤もしくは充填されたカプセル等の固体、または溶液、懸濁液、乳濁液、エリキシル剤、ゲル、もしくはそれらで充填されたカプセル等の液体として、直腸内投与のための坐剤の形態で、または非経口(皮下を含む)使用のための滅菌注射用溶液の形態で用いられ得る。かかる医薬組成物およびその単位剤形は、さらなる活性化合物または原理を含むか、または含まずに、従来の割合で従来の成分を含んでもよく、かかる単位剤形は、用いられることが意図される1日投薬量範囲に見合った任意の好適な有効量の活性成分を含有してもよい。
【0208】
経口投与の場合、医薬組成物は、例えば、錠剤、カプセル、懸濁液、または液体の形態であり得る。医薬組成物は、好ましくは、特定の量の活性成分を含有する投与剤形の形態で作製される。かかる投与剤形の例は、ラクトース、マンニトール、デンプン、トウモロコシデンプン、またはジャガイモデンプン等の従来の添加材を含み、結晶セルロース、セルロース誘導体、アカシア、トウモロコシデンプン、またはゼラチン等の結合剤を含み、トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン、またはカルボキシメチルセルロースナトリウム等の崩壊剤を含み、かつタルクまたはステアリン酸マグネシウム等の潤滑剤を含む、カプセル、錠剤、粉末、顆粒、または懸濁液である。活性成分はまた、組成物として注射によって投与され得、好適な薬学的に許容される担体として、例えば、生理食塩水、デキストロース、または水が使用され得る。
【0209】
本明細書に提供される化合物、またはその塩、溶媒和物、もしくは水和物は、医薬組成物中の活性成分として、具体的には、β−3アドレナリン受容体調節剤として使用され得る。「医薬組成物」の文脈で定義される「活性成分」という用語は、薬学的利益を提供しないものと一般に認識されるであろう「不活性成分」に対して、主要な薬理効果を提供する医薬組成物の構成成分を指す。
【0210】
本明細書に提供される化合物を使用するときの用量は、幅広い限界内で変動し得、慣例であり、医師または他の臨床医に既知であるように、各個別の症例における個々の状態に適合されるべきである。この用量は、例えば、治療される病期の性質および重度、患者の状態、用いられる化合物、または治療される疾患が急性であるかもしくは慢性であるか、または実施される予防、または本明細書に提供される化合物に加えてさらなる活性化合物が投与されているかどうかに依拠する。代表的な用量には、約0.001mg〜約5000mg、約0.001mg〜約2500mg、約0.001mg〜約1000mg、約0.001mg〜約500mg、約0.001mg〜約250mg、約0.001mg〜100mg、約0.001mg〜約50mg、および約0.001mg〜約25mgが含まれるが、これらに限定されない。特に、比較的多い量が必要となると考えられる場合には、1日の間に複数回の用量、例えば、2、3、または4回の用量が投与されてもよい。個体に応じて、かつ医療提供者によって適切と見なされるように、本明細書に記載される用量から上方または下方に逸れる必要がある場合がある。
【0211】
治療における使用のために必要とされる活性成分、またはその活性塩もしくは誘導体の量は、選択された特定の塩によってのみでなく、投与経路、治療される状態の性質、ならびに患者の年齢および状態によって変動することになり、最終的には主治医または臨床医の裁量となる。一般に、当業者は、どのようにモデル系、典型的には動物モデルから得られたインビボデータを別のもの、例えばヒトへと外挿するかを理解する。いくつかの状況では、これらの外挿は、単に、別のもの、例えば哺乳動物、好ましくはヒトと比較した動物モデルの体重に基づく場合があるが、多くの場合、これらの外挿は、単に体重に基づくのではなく、多様な因子を組み込んでいる。代表的な因子としては、患者の種類、年齢、体重、性別、食習慣、および状態、疾患の重度、投与経路、用いられる特定の化合物の活性、有効性、薬物動態、および毒物学プロファイル等の薬理学的検討事項、薬物送達系が利用されるかどうか、治療される疾患状態が急性であるかもしくは慢性であるか、または実施される予防、または薬物併用の一部として本明細書に提供される化合物に加えてさらなる活性化合物が投与されているかどうかが挙げられる。本明細書に提供される化合物および/または組成物で疾患状態を治療するための投薬レジメンは、上記に引用される多様な因子に応じて選択される。そのため、実際に用いられる投薬レジメンは、幅広く変動する場合があり、したがって、好ましい投薬レジメンから逸れる場合があり、当業者であれば、これらの典型的な範囲外の投薬および投薬レジメンが適宜試験され得、本明細書に提供される方法において使用され得ることを認識するであろう。
【0212】
所望の用量は、好都合には、単回用量で、または例えば、1日当たり2、3、4回以上の部分用量として適切な間隔で投与される分割用量として提示され得る。部分用量自体は、例えば、いくつかの別々の大まかに間隔を空けた投与にさらに分割されてもよい。特に、適切と見なされた比較的多い量が投与される場合に、1日用量も、いくつかの、例えば、例えば、2、3、または4部の投与に分割されてもよい。個々の挙動に応じて適切な場合、示される1日用量から上方または下方に逸れる必要がある場合がある。
【0213】
本明細書に提供される化合物は、多様な経口および非経口投与剤形で投与され得る。投与剤形が、活性構成要素として、本明細書に提供される化合物、または本明細書に提供される化合物の薬学的に許容される塩、水和物、もしくは溶媒和物のいずれかを含み得ることは、当業者には明白であろう。
【0214】
本明細書に提供される化合物から医薬組成物を調製するために、好適な薬学的に許容される担体の選択は、固体、液体、またはその両方の混合物のいずれかであり得る。固体形態の調製物には、粉末、錠剤、丸薬、カプセル、カシェ剤、坐剤、および分散性顆粒が含まれる。固体担体は、希釈剤、香味剤、可溶化剤、潤滑剤、懸濁化剤、結合剤、保存剤、錠剤崩壊剤、またはカプセル化材料としても作用し得る1つ以上の物質であり得る。
【0215】
粉末では、担体は、微細化された固体であり、これは微細化された活性構成要素と混合されている。
【0216】
錠剤では、活性構成要素は、必要な結合能力を有する担体と好適な割合で混合され、所望の形状および大きさに圧密されている。
【0217】
粉末および錠剤は、異なるパーセンテージ量の活性化合物を含有し得る。粉末または錠剤における代表的な量は、活性化合物の約0.5〜約90パーセントを含有し得るが、当業者であれば、この範囲外の量が必要である場合を知るであろう。粉末および錠剤のための好適な担体は、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、カカオバター等である。「調製」という用語は、担体を含むかまたは含まない活性構成要素が担体によって包囲され、それによりそれと会合しているカプセルを提供する担体としてのカプセル化材料での活性化合物の製剤化を指す。同様に、カシェ剤およびロゼンジも含まれる。錠剤、粉末、カプセル、丸薬、カシェ剤、およびロゼンジは、経口投与に好適な固体形態として使用することができる。
【0218】
坐剤を調製するために、低融点ワックス、例えば、脂肪酸グリセリドまたはカカオバターの混合物がまず融解され、撹拌によってその中に活性化合物が均一に分散される。その後、溶解した均一の混合物が好都合な大きさの成形型に注がれ、冷却され、それにより固化される。
【0219】
膣内投与に好適な製剤は、活性成分に加えて、当該技術分野で適切であることが既知であるかかる担体を含有する膣坐薬、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、泡状物質、またはスプレーとして提示され得る。
【0220】
液体形態の調製物には、溶液、懸濁液、および乳濁液、例えば、水または水−プロピレングリコール溶液が含まれる。例えば、非経口注射用液体調製物は、ポリエチレングリコール水溶液中の溶液として製剤化され得る。注射用調製物、例えば、滅菌注射用水性または油性懸濁液は、好適な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤を使用する既知の技術に従って製剤化され得る。滅菌注射用調製物はまた、非毒性の経口に許容される希釈剤または溶媒中の滅菌注射用溶液または懸濁液、例えば、1,3−ブタンジオール中の溶液としてであり得る。用いることができる許容されるビヒクルおよび溶媒の中には、水、リンガー溶液、および等張性塩化ナトリウムがある。さらに、滅菌の不揮発油が溶媒または懸濁化媒体として従来用いられている。この目的で、モノグリセリドまたはジグリセリドを含む、任意の無刺激の不揮発油が用いられてもよい。さらに、オレイン酸等の脂肪酸は、注射物の調製において有用である。
【0221】
本明細書に提供される化合物はこのように経口投与(例えば、注射、例えば、ボーラス注射または持続注入)用に調製され得、アンプル、事前充填されたシリンジ、低容量注入、または添加された保存剤を含む複数回用量容器に提示され得る。医薬組成物は、油性または水性ビヒクル中の懸濁液、溶液、または乳濁液等の形態であってもよく、懸濁化剤、安定化剤、および/または分散剤等の調合剤を含有してもよい。代替的には、活性成分は、使用前に好適なビヒクル、例えば、パイロジェンフリーの滅菌水で戻すために、粉末形態であるか、滅菌固体の無菌単離によって、または溶液からの凍結乾燥によって得ることができる。
【0222】
経口使用に好適な水性製剤は、活性構成要素を水中に溶解または懸濁化させ、好適な着色料、香味料、安定化剤、および増粘剤を所望のように添加することによって調製することができる。
【0223】
経口使用に好適な水性懸濁液は、微細化された活性構成要素を、天然もしくは合成ゴム、樹脂、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、または他の周知の懸濁化剤等の粘性材料と共に水中に分散させることによって作製することができる。
【0224】
また、使用直前に経口投与用の液体形態調製物に変換されるように意図された固体形態調製物も含まれる。かかる液体形態には、溶液、懸濁液、および乳濁液が含まれる。これらの調製物は、活性構成要素に加えて、着色料、香味料、安定化剤、緩衝液、人工および天然甘味料、分散剤、増粘剤、可溶化剤等を含有してもよい。
【0225】
表皮への局所投与の場合、本明細書に提供される化合物は、軟膏、クリームもしくはローション、または経皮パッチとして製剤化され得る。
【0226】
軟膏およびクリームは、例えば、好適な増粘剤および/またはゲル化剤を添加した水性または油性基剤を用いて製剤化され得る。ローションは、水性または油性基剤を用いて製剤化され得、一般に、1つ以上の乳化剤、安定化剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤、または着色剤も含有し得る。
【0227】
口内での局所投与に好適な製剤には、通常スクロースおよびアカシアまたはトラガントである香味基剤中に活性成分を含むロゼンジ、ゼラチンおよびグリセリンまたはスクロースおよびアカシア等の不活性基剤中に活性成分を含むトローチ、ならびに好適な液体担体中に活性成分を含むうがい薬が含まれる。
【0228】
溶液または懸濁液は、従来の手段、例えば、スポイト、ピペット、またはスプレーによって鼻腔に直接適用される。製剤は、単回または複数回用量の形態で提供され得る。後者のスポイトまたはピペットの場合、これは、患者が適切な所定量の溶液または懸濁液を投与することによって達成され得る。スプレーの場合、これは、例えば、霧化スプレーポンプの計量によって達成され得る。
【0229】
気道への投与も、活性成分が好適な噴霧剤と共に加圧パック中に提供されているエアロゾル製剤によって達成され得る。本明細書に提供される化合物またはそれらを含む医薬組成物がエアロゾルとして、例えば、鼻腔エアロゾルとしてまたは吸入によって投与される場合、これは、例えば、スプレー、ネブライザー、ポンプ式ネブライザー、吸入装置、計量式吸入器、または乾燥粉末吸入器を使用して実施することができる。エアロゾルとしての本明細書に提供される化合物の投与のための医薬形態は、当業者に周知のプロセスによって調製され得る。例えば、それらの調製のために、慣例の添加材、例えば、ベンジルアルコールまたは他の好適な保存剤、生物学的利用能を高めるための吸収促進剤、安定化剤、分散剤、および他のものを使用して、水、水/アルコール混合物、または好適な生理食塩水中の本明細書に提供される化合物の溶液または分散液が用いられ得、適切な場合、慣例の噴霧剤には、例えば、二酸化炭素、CFC、例えば、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、またはジクロロテトラフルオロエタン等が含まれる。エアロゾルはまた、好都合に、レクチン等の界面活性剤を含有してもよい。薬物の用量は、計量弁の提供によって制御され得る。
【0230】
鼻腔内製剤を含む、気管への投与が意図される製剤において、化合物は一般に、例えば、10ミクロンオーダー以下の小粒径を有することになる。かかる粒径は、当該技術分野で既知の手段によって、例えば、微粒子化によって得ることができる。所望の場合、活性成分の持続放出を提供するように適合された製剤を用いてもよい。
【0231】
代替的には、活性成分は、乾燥粉末、例えば、ラクトース、デンプン、デンプン誘導体、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびポリビニルピロリドン(PVP)等の好適な粉末基剤中の粉末ミックスの形態で提供され得る。好都合には、粉末担体は、鼻腔内でゲルを形成することになる。粉末組成物は、単位剤形で、例えば、例えば、ゼラチン、または吸入器によって粉末が投与され得るブリスターパックのカプセルまたはカートリッジ中に提示され得る。
【0232】
医薬調製物は、好ましくは、単位剤形である。かかる形態では、調製物は、適切な量の活性構成要素を含有する単位用量に細分化されている。単位剤形は、パッケージがバイアルまたはアンプル中の別々の量の調製物、例えば、パケット化された錠剤、カプセル、および粉末を含有するパッケージ化された調製物であり得る。また、単位剤形は、カプセル、錠剤、カシェ剤、またはロゼンジ自体であり得るか、またはパッケージ化された形態の適切な数のこれらのいずれかであり得る。
【0233】
経口投与用の錠剤またはカプセルおよび静脈内投与用の液体が好ましい組成物である。
【0234】
本明細書に提供される化合物は任意で、無機および有機塩を含む薬学的に許容される非毒性の酸から調製された薬学的に許容される酸付加塩を含む薬学的に許容される塩として存在し得る。代表的な酸には、酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、カンファースルホン酸、クエン酸、エテンスルホン酸、ジクロロ酢酸、ギ酸、フマル酸、グルコン酸、グルタミン酸、馬尿酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、ムチン酸、硝酸、シュウ酸、パモ酸、パントテン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、シュウ酸、p−トルエンスルホン酸等が含まれるが、これらに限定されない。カルボン酸官能基を含有する本明細書に提供される化合物は、任意で、非毒性の薬学的に許容される金属カチオンおよび有機塩基に由来するカチオンを含有する薬学的に許容される塩として存在し得る。代表的な金属には、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛等が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、薬学的に許容される金属は、ナトリウムである。代表的な有機塩基には、ベンザチン(N,N−ジベンジルエタン−1,2−ジアミン)、クロロプロカイン(2−(ジエチルアミノ)エチル4−(クロロアミノ)ベンゾエート)、クロリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン((2R,3R,4R,5S)−6−(メチルアミノ)ヘキサン−1,2,3,4,5−ペンタオール)、プロカイン(2−(ジエチルアミノ)エチル4−アミノベンゾエート)等が含まれるが、これらに限定されない。ある特定の薬学的に許容される塩は、Berge,et.al.,Journal of Pharmaceutical Sciences,66:1−19(1977)に列挙されている。
【0235】
酸付加塩は、化合物合成の直接産物として得ることができる。代替的には、遊離塩基は、適切な酸と、溶媒を蒸発させるか、または別様に塩および溶媒を分離することによって単離された塩とを含有する好適な溶媒中に溶解され得る。本明細書に提供される化合物は、当業者に既知の方法を使用して、標準的な低分子量溶媒を用いて溶媒和物を形成し得る。
【0236】
本明細書に提供される化合物は、「プロドラッグ」に変換することができる。「プロドラッグ」という用語は、当該技術分野で既知の特定の化学基で修飾されており、個体に投与されると、これらの基が生体内変換を経て親化合物を提供する、化合物を指す。このように、プロドラッグは、化合物の特性を改変または除去するために一時的な様式で使用される1つ以上の特化した非毒性保護基を含有する、本明細書に提供される化合物として見ることができる。1つの一般的な態様では、「プロドラッグ」アプローチは、経口吸収を促進するために利用される。完全な考察は、T.Higuchi and V.Stella,Pro−drugs as Novel Delivery Systems Vol.14of the A.C.S.Symposium SeriesおよびBioreversible Carriers in Drug Design,ed.Edward B.Roche,American Pharmaceutical Association and Pergamon Press,1987において提供されている。
【0237】
いくつかの実施形態は、本明細書に開示される化合物の実施形態のいずれかによる少なくとも1つの化合物を、少なくとも1つの既知の医薬的薬剤および薬学的に許容される担体と共に混合することを含む、「併用療法」のための医薬組成物を生成する方法を含む。
【0238】
β−3アドレナリン受容体調節剤が医薬組成物中の活性成分として利用される場合、ヒトのみでなく、非ヒト哺乳動物における使用も意図されていることに留意されたい。動物医療の領域における近年の発展により、愛玩動物(例えば、ネコ、イヌ等)および家畜動物(例えば、ウマ、ウシ等)におけるβ−3アドレナリン受容体関連疾患または障害に対するβ−3アドレナリン受容体調節剤等の活性薬剤の使用について考慮することが求められている。当業者は、かかる状況におけるかかる化合物の有用性の理解について容易に信用されている。
【0239】
開示された受容体および方法の他の使用は、とりわけ本開示の概説に基づき、当業者には明白となるであろう。
【0240】
認識されるように、本発明の方法のステップは、任意の特定の回数または任意の特定の順序で実施されなくてもよい。本発明のさらなる目的、利点、および新規の特徴は、例示的であることが意図され、限定的であることは意図されない以下の実施例の検証に基づいて、当業者には明白となるであろう。
【実施例】
【0241】
実施例1:本発明の化合物の合成
本明細書に開示される化合物およびそれらの合成は、以下の実施例によってさらに例証される。本発明の化合物のためのさらなる例証される合成は、図1〜24に示され、記号は、本開示を通して使用されるものと同じ定義を有する。以下の実施例は、これらの実施例の詳細に発明を限定することなく、本発明をさらに定義するために提供される。上記および下記で本明細書に記載される化合物は、AutoNom version2.2、CS ChemDraw Ultra Version9.0.7、またはChemBioDraw Ultra12.0.2.1076に従って命名されている。ある特定の場合では、一般的な名称が使用され、これらの一般的な名称は当業者によって認識されることが理解される。
【0242】
化学:5mmのBBFOプローブを備えたBruker Avance III−400を用いてプロトン核磁気共鳴(H NMR)スペクトルを記録した。化学シフトは、百万分率(ppm)で与えられ、残留溶媒シグナルを参照として使用した。NMRの略語は以下の通り使用される:s=一重線、d=二重線、dd=二重線の二重線、ddd=二重線の二重線の二重線、dddd=二重線の二重線の二重線の二重線、dt=三重線の二重線、t=三重線、q=四重線、m=多重線、bs=幅の広い一重線、sxt=六重線。Initiator(登録商標)(Biotage(登録商標))を使用してマイクロ波照射を行った。シリカゲル60F254(Merck)で薄層クロマトグラフィー(TLC)を実施し、PK6Fシリカゲル60Å1mmプレート(Whatman)で予備薄層クロマトグラフィー(prep TLC)を実施し、Kieselgel60、0.063〜0.200mm(Merck)を使用するシリカゲルカラムでカラムクロマトグラフィーを実施した。蒸発は、減圧下でBuchiロータリーエバポレーター上で行った。Celite(登録商標)545をパラジウムの濾過に使用した。
【0243】
LCMSスペック:HPLC−Agilent1200;ポンプ:G1312A;DAD:G1315B;オートサンプラー:G1367B;質量分析器−Agilent G1956A;イオン源:ESI;乾燥ガス流:10L/分;ネブライザー圧:40psig;乾燥ガス温度:350℃;キャピラリー電圧:2500V)ソフトウェア:Agilent Chemstation Rev.B.04.03。
【0244】
実施例1.1:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
ステップA:ベンジル4−アリル−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートの調製
THF(36.44mL)中のベンジル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(51g、218.6mmol)の混合物に、3−ブロポプロプ−1−エン(54.72mL、655.92mmol)および飽和NHCl(114mL、218.6mmol)水溶液を添加した。次いで、内部反応温度を40℃未満に維持しながら、亜鉛末(31.59g、483.1mmol)を少量ずつ添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、HSO(10%、225mL)でクエンチした。セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、MTBE(1L)で洗浄した。水層をMTBE(2x)およびEtOAc(1x)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、MgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(62.39g、104%収率)を得た。この材料を、さらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=276.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.55−1.63(m,5H),2.24(d,J=7.33Hz,2H),3.25(bs,2H),3.93(bs,2H),5.14(s,2H),5.21(td,J=9.54,1.89Hz,1H),5.79−5.93(m,1H),7.33(dd,J=5.18,3.41Hz,1H),7.35−7.40(m,4H)。
【0245】
ステップB:ベンジル4−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートの調製
Fe(CN)(62.64g、190.3mmol)、KCO(26.29g、190.3mmol)、キヌクリジン(0.25g、2.25mmol)、KOsO(OH)(0.20g、0.53mmol)の混合物をHO(354.0mL)中に溶解し、その後、室温で20分間撹拌した。(注:塩の全ては水中に溶解しなかった)。t−BuOH(354mL)中のベンジル4−アリル−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(14.72g、53.44mmol)を調製し、その後、添加漏斗を介して塩の水溶液に室温で少量ずつ添加した。(注:ベンジル4−アリル−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート溶液を添加すると、全ての塩が溶液に溶けた。)次いで、メタンスルホンアミド(5.08g、53.44mmol)を添加した。反応混合物は、赤味がかった色から緑色に変化し、室温で5時間撹拌した。反応をNaSO(51.5g)でクエンチした。有機層を分離し、濃縮した。残渣をEtOAc中に溶解し、水およびブラインで抽出し、その後、MgSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、標記化合物(19g、115%収率)を油状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=310.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.47(dd,J=14.65,2.27Hz,1H),1.57(s,2H),1.72(dd,J=14.65,11.12Hz,1H),1.81(d,J=12.63Hz,1H),1.88(t,J=5.43Hz,1H),3.12(s,2H),3.16−3.23(m,1H),3.25−3.37(m,1H),3.48(ddd,J=10.86,6.95,5.68Hz,1H),3.65(ddd,J=10.80,4.61,3.54Hz,1H),3.92(bs,2H),4.14(bs,1H),4.68(bs,1H),5.14(s,2H),7.29−7.40(m,5H)。
【0246】
ステップC:ベンジル3−ヒドロキシ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
CHCl(16mL)およびピリジン(8.90mL)中のベンジル4−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(17.80g、57.55mmol)の溶液に、窒素下で、N,N−ジメチルピリジン−4−アミン(1.41g、11.51mmol)および4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(12.07g、63.30mmol)を0℃で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、水でクエンチし、DCM(5x)で抽出した。合わせた有機層を1MのHCl水溶液、水、およびブラインで洗浄し、その後、MgSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(12.5g、75%収率)を黄色の油状物として得た。LCMS m/z=292.2[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δppm1.53−1.60(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.79(ddd,J=13.52,1.26,1.14[M+H]z,1H),1.82−1.89(m,1H),1.98(dd,J=13.52,6.44[M+H]z,1H),3.41(bs,2H),3.67(dd,J=12.51,6.44[M+H]z,2H),3.74(ddd,J=9.60,2.53,1.01[M+H]z,1H),3.90(dd,J=9.60,4.55[M+H]z,1H),4.39−4.48(m,1H),5.11(s,2H),7.26−7.39(m,5H)。
【0247】
ステップD:ベンジル3−アジド−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
ベンジル3−ヒドロキシ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(10g、34.31mmol)を窒素下でピリジン(22mL)中に溶解し、その後、0℃まで冷却した。メタンスルホニルクロリド(8.76mL、113.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。(注:沈殿物が形成された。)。反応が完了した後、それをEtOAcで希釈し、HO(40mL)、HCl(1N、30mL)、およびブライン(30mL)で洗浄した。水層をEtOAc(2x)で逆抽出した。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、ベンジル3−((メチルスルホニル)オキシ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートを茶色の油状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=370.0[M+H]
【0248】
前のステップからのベンジル3−((メチルスルホニル)オキシ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートを窒素下でDMF(30mL)中に溶解した。アジ化ナトリウム(5.13g、78.91mmol)を添加した。反応物を50℃で一晩加熱した。反応物を室温まで冷却させた後、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄した。水層をEtOAc(2x)で逆抽出した。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(10.02g、92%収率)を得た。LCMS m/z=317.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.56−1.70(m,3H),1.78−1.85(m,1H),1.85−1.91(m,1H),2.03(dd,J=13.64,7.07Hz,1H),3.29−3.41(m,2H),3.72−3.83(m,2H),3.85(ddd,J=9.98,3.16,1.01Hz,1H),3.94−4.00(m,1H),4.15−4.21(m,1H),5.14(s,2H),7.29−7.40(m,5H)。
【0249】
ステップE:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
THF(220mL)中のベンジル3−アジド−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(13.11g、41.43mmol)の溶液に、酢酸(16.59mL、290.0mmol)および亜鉛末(10.84g、165.7mmol)を添加した。反応物を70℃で1時間加熱した。反応物を室温まで冷却させたのち、NaHCOでpH7まで中和させた。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通し、EtOAcおよびIPA/DCM(30%)で洗浄した。水層をEtOAc(3x)で逆抽出した。(注:以前として生成物が水層中に残っており、これをIPA/DCM(30%)で逆抽出した。合わせた抽出物をMgSO上で乾燥させ、濃縮して、ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートを白色のゴム状固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=291.2[M+H]
【0250】
前のステップからのベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートをCHCl(220mL)中に溶解し、その後、DIEA(14.43mL、82.86mmol)および(BOC)O(13.56g、62.15mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、溶媒を除去し、その後、フラッシュクロマトグラフィーによって精製して、標記化合物(11.55g、71%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=391.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.44(s,9H),1.50−1.54(m,1H),1.58−1.74(m,4H),2.12(dd,J=13.14,8.08Hz,1H),3.32−3.43(m,2H),3.63(dd,J=9.09,5.56Hz,1H),3.67−3.79(m,2H),3.99(dd,J=8.97,6.19Hz,1H),4.21−4.43(m,1H),4.67−4.70(m,1H),5.11(s,2H),7.28−7.39(m,5H)。
【0251】
ステップF:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの鏡像異性体のキラルHPLC分解能
ラセミベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(11.55g、29.58mmol)を分化して、以下の条件下での順相分取キラルHPLCによって2つの鏡像異性体を得た:
カラム:Chiralcel OD、5cm×50cm ID、20μm粒径
溶離液:TEA(0.1%)を含むEtOH/Hex(10%)
注入:800mg/6mL/注入
勾配:均一濃度
流速:60mL/分
検出器:250nm
保持時間:第1の鏡像異性体28.98分、第2の鏡像異性体39.38分
第1の鏡像異性体(Chiralcel ODカラム上で28.98分)および第2の鏡像異性体(Chiralcel ODカラム上で39.38分)を、以下の条件での分析的順相分取キラルHPLCによって確認した:
カラム:ChiralPak IC、250×20mm ID、5μm粒径
溶離液:TEA(0.1%)を含むEtOH/Hex(10%)
注入:1回の注入当たり2mg/mL
勾配:均一濃度
流速:1mL/分
検出器:250nm
第1の鏡像異性体の保持時間(Chiralcel OD上で28.97分)&%ee:31.13分;100%ee。
第2の鏡像異性体の保持時間(Chiralcel OD上で39.382分)&%ee:28.14分;100%ee。
(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(第1の鏡像異性体、5.14g、45%収率、100%ee)。H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.43(s,9H),1.49−1.59(m,1H),1.59−1.75(m,4H),2.10(dd,J=13.14,8.08Hz,1H),3.33−3.46(m,2H),3.58(dd,J=9.09,5.56Hz,1H),3.63−3.72(m,2H),3.99(dd,J=9.09,6.32Hz,1H),4.11−4.20(m,1H),5.11(s,2H),6.86(br.s.,1H),7.26−7.39(m,5H)。
(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(第2の鏡像異性体、4.86g、42%収率、100%ee):H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.43(s,9H),1.50−1.58(m,1H),1.60−1.75(m,4H),2.10(dd,J=13.14,8.08Hz,1H),3.33−3.46(m,2H),3.58(dd,J=9.09,5.56Hz,1H),3.63−3.72(m,2H),3.99(dd,J=9.09,6.32Hz,1H),4.10−4.20(m,1H),5.11(s,2H),6.86(br.s.,1H),7.24−7.40(m,5H)。
【0252】
実施例1.2および実施例1.3にそれぞれ示すように、Mosherアミドを使用して立体化学を明らかにした。
【0253】
実施例1.2:(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドおよび(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
ステップA:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメーの1つの鏡像異性体の調製(第1の鏡像異性体から)
実施例1.1のキラルHPLCからのベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(1.13g、2.89mmol)の第1の鏡像異性体をMeOH(10mL)中に溶解した。パラジウム/C(30.72mg、0.289mmol)およびHバルーンを適用した。反応物を室温で一晩、室温で撹拌した。翌日に、Hバルーンを除去した。セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、EtOAcおよびMeOHで洗浄し、濃縮して、tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの鏡像異性体(0.64g、86%収率)を無色のゴム状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=257.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.37(s,9H),1.39−1.42(m,2H),1.46−1.59(m,4H),1.95(dd,J=12.63,8.34Hz,1H),2.70−2.82(m,2H),3.17(d,J=2.78Hz,1H),3.40(dd,J=8.59,6.57Hz,1H),3.84(t,J=8.00Hz,1H),3.93−4.10(m,1H),6.99(d,J=5.56Hz,1H)。
【0254】
上記で得たtert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの鏡像異性体(0.64g、2.49mmol)をCHCl(12mL)中に溶解した。DIEA(1.00mL、5.77mmol)を添加し、その後、得られた混合物を氷浴上で冷却した。冷却した溶液に、ナフタレン−2−スルホニルクロリド(0.92g、4.04mmol)を添加した。反応物を室温まで加温し、一晩撹拌した。反応物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、標記化合物(1.12g、87%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=447.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34(s,9H),1.52(dd,J=13.01,6.44Hz,1H),1.57−1.63(m,2H),1.65−1.73(m,2H),1.89(dd,J=12.88,8.34Hz,1H),2.62−2.70(m,2H),3.27−3.35(m,3H),3.70(dd,J=8.97,6.44Hz,1H),3.87−3.99(m,1H),6.93−7.01(m,1H),7.66−7.78(m,3H),8.08(d,J=8.08Hz,1H),8.17(d,J=8.84Hz,1H),8.21(d,J=7.83Hz,1H),8.42(d,J=1.52Hz,1H)。
【0255】
ステップB:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの1つの鏡像異性体の調製
CHCl(20mL)中の、上記のステップAで得たtert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(1.12g、2.50mmol)の溶液に、4NのHCl(ジオキサン中、6.25mL、25.01mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応が完了した後、それを濃縮して、標記化合物(1.19g、125%収率)を白色の固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=347.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δ ppm1.52−1.72(m,3H),1.73−1.90(m,2H),2.06(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.53−2.70(m,2H),3.33−3.44(m,2H),3.58(dd,J=9.60,4.29Hz,1H),3.69−3.82(m,2H),7.64−7.83(m,3H),8.09(d,J=8.08Hz,1H),8.13−8.27(m,2H),8.44(d,J=1.52Hz,1H)。
【0256】
ステップC:(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
THF(1mL)中の、上記で得た8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(10mg、26.12μmol)およびDIEA(7.54μL、43.30μmol)の溶液に、(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニルプロパノイルクロリド(7.92mg、31.34μmol)を添加し、その後、1.5時間撹拌した。反応を水でクエンチし、その後、DCMで抽出した。水層をDCM(3x)で逆抽出した。合わせた有機物をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(12mg、82%収率)を白色の固体として得た。標記化合物の立体化学をNMRによって明らかにした。LCMS m/z=563.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.53−1.64(m,3H),1.67−1.76(m,2H),2.07(dd,J=13.52,7.45Hz,1H),2.79(qd,J=5.68,3.41Hz,2H),3.39(t,J=1.52Hz,3H),3.49(td,J=11.62,8.59Hz,2H),3.59(dd,J=9.73,3.41Hz,1H),3.89(dd,J=9.73,5.43Hz,1H),4.42−4.51(m,1H),6.81(d,J=7.33Hz,1H),7.36−7.43(m,3H),7.46(d,J=2.27Hz,2H),7.64(qd,J=7.71,7.45Hz,2H),7.75(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),7.93(d,J=7.83Hz,1H),7.98(d,J=8.34Hz,2H),8.33(d,J=1.26Hz,1H)。
【0257】
ステップD:(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
THF(1mL)中の、上記で得た8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(10mg、26.12μmol)およびDIEA(6.82μL、39.17μmol)の溶液に、(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニルプロパノイルクロリド(7.92mg、31.34μmol)を添加した。反応物を室温で1.5時間撹拌した。これを水でクエンチし、その後、DCMで抽出した。水層をDCM(3x)で逆抽出した。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(12mg、82%収率)を白色の固体として得た。標記化合物の立体化学をNMRによって明らかにした。LCMS m/z=563.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.64−1.80(m,4H),1.82−1.92(m,1H),2.13(dd,J=13.52,7.45Hz,1H),2.78−2.90(m,2H),3.33(d,J=1.26Hz,3H),3.47−3.60(m,3H),3.88(dd,J=9.85,5.56Hz,1H),4.48(dq,J=5.24,3.81Hz,1H),6.98(d,J=7.33Hz,1H),7.39(d,J=2.78Hz,3H),7.42−7.48(m,2H),7.64(qd,J=7.71,7.45Hz,2H),7.76(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),7.93(d,J=8.08Hz,1H),7.98(d,J=8.34Hz,2H),8.34(d,J=1.26Hz,1H)。
【0258】
実施例1.3:(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドおよび(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
ステップA:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメーの1つの鏡像異性体の調製(第2の鏡像異性体から)
実施例1.1のキラルHPLCからのベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(1.14g、2.92mmol)の第2の鏡像異性体をMeOH(10mL)中に溶解した。得られた溶液に、パラジウム/C(31.07mg、0.29mmol)およびHを適用した。反応物を室温で16時間撹拌した。翌日に、Hバルーンを除去した。セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、EtOAcおよびMeOHで洗浄し、濃縮して、tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの鏡像異性体(ピーク2、735mg、98%収率)を無色のゴム状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=257.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34−1.45(m,11H),1.52(dd,J=6.69,3.41Hz,4H),1.96(dd,J=12.63,8.34Hz,1H),2.51−2.59(m,2H),2.71−2.84(m,2H),3.41(dd,J=8.59,6.57Hz,1H),3.83(dd,J=8.59,6.82Hz,1H),3.91−4.07(m,1H),6.99(bs,1H)。
【0259】
上記で得たtert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの鏡像異性体をCHCl(12mL)中に再溶解した後、DIEA(1.02mL、5.84mmol)を添加した。反応物を氷浴で冷却し、その後、ナフタレン−2−スルホニルクロリド(0.93g、4.09mmol)を添加した。得られた混合物を室温で一晩撹拌し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.07g、82%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=447.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34(s,9H),1.52(dd,J=12.88,6.32Hz,1H),1.56−1.62(m,2H),1.65−1.72(m,2H),1.89(dd,J=12.88,8.34Hz,1H),2.60−2.71(m,2H),3.27−3.35(m,3H),3.70(dd,J=8.72,6.44Hz,1H),3.88−3.99(m,1H),6.93−7.02(m,1H),7.67−7.78(m,3H),8.08(d,J=8.34Hz,1H),8.17(d,J=8.84Hz,1H),8.21(d,J=8.08Hz,1H),8.42(d,J=1.26Hz,1H)。
【0260】
ステップB:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの1つの鏡像異性体の調製
DCM中の、上記のステップAで得たtert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(1.07g、2.39mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中4N、5.97mL、23.89mmol)を室温で添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。反応が完了した後、それを濃縮して、標記化合物(934mg、102%収率)を白色の固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=347.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.53−1.72(m,3H),1.80(d,J=3.79Hz,2H),2.01−2.12(m,1H),2.54−2.73(m,6H),3.39(d,J=15.41Hz,3H),3.57(d,J=5.05Hz,1H),3.76(d,J=8.84Hz,2H),7.66−7.80(m,3H),8.09(d,J=8.08Hz,1H),8.17(d,J=8.84Hz,1H),8.21(d,J=8.08Hz,1H),8.44(s,1H)。
【0261】
ステップC:(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
THF(1mL)中の、上記で得た8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(10mg、26.12μmol)およびDIEA(7.54μL、43.30μmol)の溶液に、(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニルプロパノイルクロリド(7.92mg、31.34μmol)を添加した。反応物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、反応を水でクエンチし、DCMで抽出した。水層をDCM(3x)で逆抽出した。合わせた有機物をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(11mg、75%収率)を白色の固体として得た。標記化合物の立体化学をNMRによって明らかにした。LCMS m/z=563.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.65−1.80(m,4H),1.82−1.92(m,1H),2.13(dd,J=13.64,7.58Hz,1H),2.79−2.89(m,2H),3.33(d,J=1.52Hz,3H),3.48−3.60(m,3H),3.88(dd,J=9.73,5.43Hz,1H),4.43−4.53(m,1H),6.98(d,J=7.33Hz,1H),7.37−7.41(m,3H),7.43−7.47(m,2H),7.60−7.69(m,2H),7.76(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),7.93(d,J=7.83Hz,1H),7.98(d,J=8.34Hz,2H),8.34(d,J=1.26Hz,1H)。
【0262】
ステップD:(R)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−N−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)−2−フェニルプロパンアミドの調製
THF(1mL)中の、上記で得られた8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(10mg、26.12μmol)およびDIEA(7.54μL、43.30μmol)の溶液に、(S)−3,3,3−トリフルオロ−2−メトキシ−2−フェニルプロパノイルクロリド(7.92mg、31.34μmol)を添加した。反応物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、これを水でクエンチし、DCMで抽出した。水溶液をDCM(3x)で逆抽出した。合わせた有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(12mg、82%収率)を白色の固体として得た。標記化合物の立体化学をNMRによって明らかにした。LCMS m/z=563.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.54−1.66(m,2H),1.67−1.79(m,3H),2.06(dd,J=13.52,7.45Hz,1H),2.73−2.85(m,2H),3.39(d,J=1.52Hz,3H),3.44−3.55(m,2H),3.59(dd,J=9.60,3.54Hz,1H),3.89(dd,J=9.73,5.43Hz,1H),4.41−4.52(m,1H),6.81(d,J=7.33Hz,1H),7.37−7.44(m,3H),7.45−7.53(m,2H),7.60−7.71(m,2H),7.75(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),7.93(d,J=7.83Hz,1H),7.97(d,J=8.34Hz,2H),8.33(s,1H)。
【0263】
実施例1.4:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
ステップA:ベンジル4−アリル−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートの調製
THF(750.00mL)中の、ベンジル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(900.00g、3.86mol)、3−ブロモプロプ−1−エン(1.17kg、9.65mol)、およびNHCl(3.30L)の氷冷混合物に、Zn(630.74g、9.65mol)を5〜10℃で少量ずつ添加した。添加後、混合物を3時間、30℃に保った。ベンジル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレートが消費された後、混合物を濾過した。濾液を酢酸エチル(2L×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(1L×2)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濃縮して、標記化合物(1.02kg、粗製)を黄色の油状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.45−1.75(m,4H),2.22(d,J=4.0Hz,2H),3.23(bs,1H),3.92(bs,2H),5.05−5.25(m,4H),5.75−5.95(m,1H),7.25−7.45(m,5H)。
【0264】
ステップB:ベンジル4−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレートの調製
THF(2.20L)、アセトン(2.20L)、およびHO(2.20L)中のベンジル4−アリル−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(1.16kg、4.21mol)の溶液に、KOsO2HO(7.76g、21.05mmol)およびNMO(1.04kg、8.84mol、933.08mL)を添加した。次いで、反応物を30℃で12時間撹拌した。混合物を飽和NaSO水溶液(5L)で希釈し、酢酸エチル(2L×2)で抽出した。合わせた有機物をブライン(2L)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物をオフホワイト色の固体として得た(1.10kg、83.14%収率)。H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.40−1.60(m,6H),3.00−3.30(m,4H),3.65−3.86(m,3H),4.52−4.62(m,2H),4.67−4.74(m,1H),5.06(s,2H),7.28−7.42(m,5H)。
【0265】
ステップC:ベンジル3−((メチルスルホニル)オキシ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
DCM(5.36L)中のベンジル4−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボキシレート(1.34kg、4.33mol)、DMAP(158.75g、1.30mol)、およびピリジン(1.03kg、12.99mol、1.05L)の溶液に、MsCl(1.13kg、9.86mol、763.51mL)を0℃で添加した。反応物を25℃で3時間撹拌した。次いで、反応混合物を加熱し、40℃で12時間撹拌した。次いで、さらなるMsCl(319.00g、2.78mol、215.54mL)を25℃で混合物に添加し、得られた混合物を40℃で24時間撹拌した。混合物をDCM(5L)で希釈し、1NのHCl(4L)およびブライン(4L)で順に洗浄した。有機相をNaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、標記化合物(1.15kg)を茶色の油状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに直接使用した。H NMR(400MHz,DMSO−d)δ ppm1.38−1.75(m,6H),1.96−2.20(m,2H),3.12−3.41(m,5H),3.50−3.67(m,2H),3.94−3.95(m,2H),5.06(s,2H),5.29(s,1H),7.25−7.44(m,5H)。
【0266】
ステップD:ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
DMF(1.50L)中のベンジル3−((メチルスルホニル)オキシ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(300.00g、812.06mmol)の溶液に、HO(150.00mL)中のNaN(61.00g、938.32mmol、32.97mL)を添加し、得られた混合物を70℃で16時間撹拌した。PPh(425.99g、1.62mol、2.00eq)を70℃で少量ずつ添加した(注:ガスが発生した)。混合物を70℃でさらに2時間撹拌した。15℃まで冷却した後、水(6L)を添加し、混合物をNaCOでpH=10まで塩基性にした。混合物を酢酸エチル(3L×3)で抽出し、合わせた有機層を1NのHCl(3L×3)で洗浄した。合わせた水相をNaOHでpH=10まで塩基性にし、酢酸エチル(3L×3)で抽出した。合わせた有機物をブライン(3L)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(153.00g、58.4%収率)を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.37(s,1H),1.42−1.85(m,5H),2.05(dd,J=12.8Hz,5.4Hz,1H),3.25−3.45(m,2H),3.45−3.56(m,1H),3.57−3.80(m,3H),3.93(dd、J=6.4Hz,5.7Hz,1H),5.11(s,2H),7.24−7.42(m,5H)。
【0267】
ステップE:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
MeOH(2.5L)中のベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(126g、434mmol、1.0eq)の溶液に、ジ−p−トルオイル−D−酒石酸(37g、95.5mmol、0.44eq)を添加し、混合物を78℃まで加熱した。この温度で5時間撹拌した後、混合物をゆっくりと25℃まで冷却し、この温度で1時間撹拌した。濾過により白色の固体を回収し、この固体をMeOH(500mL)で洗浄した。濾過ケーキをNaHCO水溶液(500mL)に添加し、DCM(1L×2)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮して、標記化合物(54g)を得て、これを超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)(AD−3S_4_25_3ML;カラム:Chiralpak AD−3 100×4.6mm I.D.、3μm;移動相:CO中、25%イソプロパノール(0.05%DEA);流速:3mL/分;波長:220nm)によって、93%のee値を有することを分析した。上記の材料(42g、145mmol、1.0eq)をMeOH(800mL)で溶解した後、ジ−p−トルオイル−D−酒石酸(27g、69mmol、0.96eq)を添加した。混合物を78℃まで加熱した。この温度で5時間撹拌した後、混合物をゆっくりと25℃まで冷却し、この温度で1時間撹拌した。濾過により白色の固体を回収し、EtOH(500mL)で洗浄した。ケーキをNaHCO水溶液(500mL)に添加し、DCM(1L×2)で抽出した。合わせた有機物をブライン(3L)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(36g、97.%ee)を無色の油状物として得た。
【0268】
ステップF:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
DCM(600mL)中の(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(36g、124mmol、1.0eq)の溶液に、TEA(25g、248mmol、2.0eq)およびBocO(30g、136mmol、1.1eq)を添加した。反応物を20℃で6時間撹拌した。混合物を冷たいHCl水溶液(1N、200mL)およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を石油エーテルで粉砕して、標記化合物(44g、91%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=335.1(M−tBu+H);H NMR(400MHz,DMSO−d)δ1.38(s,9H),1.44−1.64(m,5H),1.95−2.05(m,1H),3.39−3.36(m,2H),3.53−3.55(m,3H),3.89(t,J=6.4Hz,1H),4.01−4.10(m,1H),5.06(s,2H),7.10(d,J=6.0Hz,1H),7.38−7.32(m,5H)。
【0269】
SFC分析:(AD−3S_5_40_3ML;カラム:Chiralpak AD−3 100×4.6mm I.D.,3μm;移動相:CO中、40%エタノール(0.05%DEA);流速:3mL/分;波長:220nm)100%ee。
【0270】
実施例1.5:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
ステップA:(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
MeOH(2.5L)中のベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(97g、0.334mol、1.0eq)の溶液に、ジ−p−トルオイル−L−酒石酸(40g、104mmol、0.62eq)を添加し、混合物を78℃まで加熱した。この温度で5時間撹拌した後、混合物をゆっくりと25℃まで冷却し、この温度で1時間撹拌した。濾過により白色の固体を回収し、この固体をMeOH(250mL)で洗浄した。濾過ケーキをNaHCO水溶液(300mL)に添加し、DCM(500mL×2)で抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮して、残渣(45g)を得て、これをSFC(AD−3S_4_25_3ML;カラム:Chiralpak AD−3 100×4.6mm I.D.、3μm;移動相:CO中、25%イソプロパノール(0.05%DEA);流速:3mL/分、波長:220nm)によって、95%のee値を有することを分析した。上記の材料(45g、150mmol、1.0eq)をMeOH(1.2L)で溶解した後、ジ−p−トルオイル−L−酒石酸(28g、72mmol、0.96eq)を添加し、混合物を78℃まで加熱した。この温度で5時間撹拌した後、混合物をゆっくりと25℃まで冷却し、この温度で1時間撹拌した。濾過により白色の固体を回収し、EtOH(500mL)で洗浄した。ケーキをNaHCO水溶液(300mL)に加え、DCM(500mL×2)で抽出した。合わせた有機物をブライン(3L)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(40g、97.%ee)を無色の油状物として得た。
【0271】
ステップB:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
DCM(600mL)中の(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(40g、138mmol、1.0eq)の溶液に、TEA(28g、276mmol、2.0eq)およびBocO(33g、152mmol、1.1eq)を添加した。反応物を20℃で6時間撹拌した。混合物を冷たいHCl水溶液(1N、200mL)およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を石油エーテルで粉砕して、標記化合物(51g、131mmol、95%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=335.1(M−tBu+H);H NMR(400MHz DMSO−d)δ1.38(s,9H),1.48−1.62(m,5H),1.96−2.07(m,1H),3.19−3.36(m,2H),3.53−3.43(m,3H),3.89(t,J=6.4Hz,1H),4.04−4.11(m,1H),5.06(s,2H),7.10−7.09(d,J=6.0Hz,1H),7.38−7.32(m,5H)。
【0272】
SFC分析:(AD−3S_5_40_3ML;カラム:Chiralpak AD−3 100×4.6mm I.D.,3μm;移動相:CO中、40%エタノール(0.05%DEA);流速:3mL/分;波長:220nm)100%ee.
【0273】
実施例1.6:(S)−2−((3−((シクロプロピルメチル)スルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製(方法BB1)
ステップA:ナトリウム3−メトキシベンゼンスルフィネートの調製(方法BB1A)
O(18.84mL)中の亜硫酸ナトリウム(3.56g、28.26mmol)および炭酸ナトリウム(3g、28.26mmol)の溶液に、3−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド(2mL、14.13mmol)およびEtOH(9.42mL)を添加した。反応物を60℃で3時間加熱した。混合物を濃縮し、トルエン(2×)と共沸させて、標記化合物を淡い黄色の固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=170.8[M−H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm3.75(s,3H),6.77(d,J=1.01Hz,1H),6.99−7.06(m,2H),7.20(t,J=7.71Hz,1H)。
【0274】
ステップB:1−((シクロプロピルメチル)スルホニル)−3−メトキシベンゼンの調製(方法BB1B)
DMF(6.0mL)中のナトリウム3−メトキシベンゼンスルフィネート(300mg、1.55mmol)の溶液に、(ブロモメチル)シクロプロパン(0.63g、1.55mmol)を添加した。反応物をマイクロ波照射下において、120℃で1.5時間加熱した。次いで、セライト(登録商標)のパッドを通してこれを濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(289mg、83%収率)を得た。LCMS m/z=227.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm0.17(q,J=5.31Hz,2H),0.59(td,J=7.20,5.05Hz,2H),1.02(tt,J=8.08,4.80Hz,1H),3.03(d,J=7.07Hz,2H),3.88(s,3H),7.18(ddd,J=8.15,2.59,1.14Hz,1H),7.44−7.50(m,2H),7.53(dt,J=8.00,1.39Hz,1H)。
【0275】
ステップC:3−((シクロプロピルメチル)スルホニル)フェノールの調製(方法BB1C)
DCM(6.4mL)中の1−((シクロプロピルメチル)スルホニル)−3−メトキシベンゼン(290mg、1.28mmol)の溶液に、DCM(2.6mL)中の三臭化ホウ素(176μl、2.56mmol)を窒素下において−20℃で滴下した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、−20℃まで冷却し、次いで、MeOHでクエンチし、MeOH中の7NのNHで中和させた。セライト(登録商標)のパッドを通して得られた混合物を濾過してNHBr塩を除去し、有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(229mg、72%収率)を得た。LCMS m/z=212.8[M]H NMR(400MHz,CDCl)δppm0.12−0.24(m,2H),0.52−0.65(m,2H),0.95−1.07(m,1H),3.05(d,J=7.33Hz,2H),6.12(s,1H),7.15(ddd,J=7.83,2.40,1.39Hz,1H),7.44(t,J=8.08Hz,1H),7.47−7.52(m,2H)。
【0276】
ステップD:(S)−2−((3−((シクロプロピルメチル)スルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製(方法BB1D)
5mLのマイクロ波バイアルに、3−((シクロプロピルメチル)スルホニル)フェノール(100mg、0.47mmol)、炭酸カリウム、(195mg、1.41mmol)、およびアセトン(2mL)を添加した。反応物を室温で10分間撹拌し、その後、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(122mg、0.47mmol)を添加した。反応物を70℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(121mg、87%収率)を無色の油状物として得た。LCMS m/z=269.0[M+H]
【0277】
実施例1.7:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノールの調製(方法BB2)
ステップA:3−((2−ヒドロキシエチル)チオ)フェノールの調製
DIEA(40.31mL、231.4mmol)を含有するDCM(400mL)中の3−メルカプトフェノール(14.6g、115.7mmol)の溶液に、追加の漏斗を介してDCM(75mL)中の2−ブロモエタノール(17.35g、138.9mmol)を窒素下において0℃で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、これをHCl(0.5N)水溶液でpH6まで中和させ、その後、有機層を分離させた。水層をDCMで逆抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(21.65g、62%収率)を得た。LCMS m/z=171.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm2.97(t,J=6.95Hz,2H),3.51−3.58(m,2H),4.91(t,J=5.56Hz,1H),6.57(ddd,J=8.72,1.39,1.26Hz,1H),6.70−6.75(m,2H),7.09(t,J=8.08Hz,1H),9.49(s,1H)。
【0278】
ステップB:3−((2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノールの調製
MeOH(217.5mL)およびHO(54.38mL)中の3−((2−ヒドロキシエチル)チオ)フェノール(21.65g、78.9mmol)の溶液に、ペルオキシ一硫酸カリウム、オキソン(登録商標)(72.95g、157.7mmol)を0℃で少量ずつ添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通してこれを濾過し、MeOHで洗浄し、濃縮した。残渣を水中で希釈し、その後、NaHCOを使用してpH8〜9にpHを調節した。水溶液をDCMで抽出した。合わせた有機層を水(1×)およびブライン(1×)で洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(14.02g、88%収率)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=203.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm3.39(t,J=6.44Hz,2H),3.61−3.70(m,2H),4.87(t,J=5.43Hz,1H),7.09(ddd,J=8.15,2.46,1.01Hz,1H),7.23(d,J=2.27Hz,1H),7.30(dd,J=8.97,1.39Hz,1H),7.44(t,J=7.96Hz,1H),10.19(s,1H)。
【0279】
ステップC:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノールの調製
アセトン(91.51mL)中の3−((2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノール(14.02g、45.76mmol)および炭酸カリウム(18.97g、137.3mmol)の溶液に、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(11.86g、45.76mmol)を窒素下において室温で添加した。反応物を80℃で一晩加熱した。反応物を室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、アセトンで洗浄し、その後、濃縮した。残渣をEtOAc中に再溶解させ、NaOH(1N)水溶液、水、およびブラインで洗浄した。水層をEtOAc(2x)で逆抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(15.23g、85%収率)を得た。LCMS m/z=259.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm 2.74(dd,J=5.05,2.53Hz,1H),2.86(t,J=4.29Hz,1H),3.33−3.38(m,1H),3.46(t,J=6.44Hz,2H),3.63−3.70(m,2H),3.94(dd,J=11.37,6.57Hz,1H),4.46(dd,J=11.37,2.53Hz,1H),4.87(t,J=5.56Hz,1H),7.32(dt,J=8.27,1.29Hz,1H),7.42(d,J=2.27Hz,1H),7.46−7.49(m,1H),7.56(t,J=7.96Hz,1H)。
【0280】
実施例1.8:(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製(方法BB3)
ステップA:3−(メチルスルホニル)フェノールの調製(方法BB3A)
CHCl(12mL)中の1−メトキシ−3−(メチルスルホニル)ベンゼン(2.58g、13.86mmol)の溶液に、三臭化ホウ素(2.63mL、27.72mmol)を窒素下において−20℃未満でゆっくりと添加した。反応物は、淡い黄色から赤色に色を変えた。反応物を室温まで一晩ゆっくりと加温した。反応が完了した後、混合物を−20℃まで冷却し、その後、MeOHでクエンチし、その後、CHClで希釈した。飽和NaHCO水溶液をゆっくりと添加し、続いてNaHCO固体を添加することによって、反応混合物をNaHCOで中和させた。有機層を分離させ、水層をCHClで逆抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.46g、103%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=173.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.09(s,3H),7.15(ddd,J=7.83,2.53,1.52Hz,1H),7.41−7.53(m,3H)。
【0281】
ステップB:(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製
アセトン(70mL)中の3−(メチルスルホニル)フェノール(2.46g、14.29mmol)に、炭酸カリウム(3.95g、28.57mmol)を添加した。反応物を室温で10分間撹拌した。次いで、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(3.70g、14.29mmol)を添加した。反応物を窒素下において70℃で加熱した。室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、アセトンで洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(3.03g、93%収率)を無色の油状物として得た。LCMS m/z=229.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.79(dd,J=4.80,2.78Hz,1H),2.94(t,J=4Hz,1H),3.06(s,3H),3.33−3.42(m,1H),3.99(dd,J=11.12,6.06Hz,1H),4.37(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),7.22(ddd,J=8.21,2.65,1.01Hz,1H),7.46−7.52(m,2H),7.54−7.58(m,1H)。
【0282】
実施例1.9:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製(方法BB4)
ステップA:3−(シクロプロピルチオ)フェノールの調製
DMSO(70mL)中のカリウムtert−ブトキシド(8.00g、71.33mmol)の撹拌懸濁液に、3−メルカプトフェノール(5g、39.63mmol)を窒素下において0℃で添加し、この反応物を室温で30分間撹拌した。次いで、ブロモシクロプロパン(5.72mL、71.33mmol)を反応混合物に添加した。反応物を90℃で一晩加熱した。反応が完了した後、EtOAcで希釈した。有機層を水、飽和NHCl水溶液(2×)、およびブラインで洗浄した。水層をEtOAc(1×)で逆抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(6.19g、85%収率)を得た。LCMS m/z=167.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm0.68−0.74(m,2H),1.05−1.12(m,2H),2.13−2.22(m,1H),4.75(s,1H),6.60(dt,J=8.08,1.26Hz,1H),6.89(t,J=2.27Hz,1H),6.93(ddd,J=7.83,1.64,0.88Hz,1H),7.15(t,J=7.96Hz,1H)。
【0283】
ステップB:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製
Al(56g)が入った丸底フラスコに水(71mL)を添加した。この混合物に、CCl(170mL)中の3−(シクロプロピルチオ)フェノール(6.19g、33.60mmol)の溶液を添加し、続いて、ペルオキシ一硫酸カリウム(オキソン(登録商標))(31.09g、67.21mmol)を添加した。反応物を40℃で8時間加熱し、その後、反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、CHClで洗浄した。有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、3−(シクロプロピルスルホニル)フェノール(7.07g、106%収率)を固体として得た。この材料を、さらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=199.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.02−1.10(m,2H),1.33−1.39(m,2H),2.49(tt,J=8.05,4.83Hz,1H),6.18(bs,1H),7.13(dt,J=6.51,2.56Hz,1H),7.40−7.48(m,3H)。
【0284】
アセトン(170.0mL)中の3−(シクロプロピルスルホニル)フェノールの溶液に、炭酸カリウム(9.29g、67.21mmol)および(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(8.71g、33.60mmol)を添加した。反応物を窒素下において70℃で加熱した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、アセトンで洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(7.63g、89%収率)を淡い黄色の油状物として得た。LCMS m/z=255.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.01−1.08(m,2H),1.33−1.39(m,2H),2.47(tt,J=7.99,4.89Hz,1H),2.79(dd,J=4.80,2.53Hz,1H),2.93(t,J=4.29Hz,1H),3.35−3.41(m,1H),3.99(dd,J=11.12,5.81Hz,1H),4.36(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),7.20(ddd,J=8.02,2.59,1.26Hz,1H),7.44(t,J=2.27Hz,1H),7.47(t,J=7.71Hz,1H),7.50−7.54(m,1H)。
【0285】
実施例1.10:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミドの調製(方法BB5)
ステップA:2−((3−ヒドロキシフェニル)チオ)アセトアミドの調製(方法BB5A)
MeOH(120mL)中の水酸化ナトリウム(4.82g、123.6mmol)の溶液に、MeOH(20mL)中の3−メルカプトフェノール(10.51mL、103.0mmol)の溶液を0℃で添加した。反応物を室温まで加温し、その後、30分間撹拌した。MeOH(100mL)中の2−ブロモアセトアミド(31.28g、226.6mmol)の溶液を反応混合物に添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、その後、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮し、その後、残渣を水中で再溶解させ、IPA/DCM(10%、2×)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をDCM/Hex(2:1比)で粉砕して、標記化合物(17.19g、96%収率)を淡い茶色の固体として得た。LCMS m/z=184.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm3.59(s,2H),6.64(ddd,J=8.15,2.34,0.88Hz,1H),6.80−6.86(m,2H),7.11(t,J=7.83Hz,1H)。
【0286】
ステップB:2−((3−ヒドロキシフェニル)スルホニル)アセトアミドの調製(方法BB5B)
MeOH(272mL)およびHO(68mL)中の2−((3−ヒドロキシフェニル)チオ)アセトアミド(18.04g、98.46mmol)の溶液に、ペルオキシ一硫酸カリウム(オキソン(登録商標))(91.09g、196.9mmol)を0℃で少量ずつ添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、MeOHで洗浄し、その後、濃縮した。残渣を水中に溶解し、飽和NaHCO水溶液でpH8まで中和させた。(注:水層は、薄いピンク色に色が変わった。)水層をIPA/DCM(10%)で抽出した。有機層を水およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(15.11g、71%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=216.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm4.10(s,2H),7.11(ddd,J=7.83,2.53,1.26Hz,1H),7.33(t,J=2.02Hz,1H),7.39(t,J=1.52Hz,1H),7.42(t,J=7.58Hz,1H)。
【0287】
ステップC:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミドの調製
アセトン(351mL)中の2−((3−ヒドロキシフェニル)スルホニル)アセトアミド(24.35g、70.2mmol)の溶液に、炭酸カリウム(19.39g、140.3mmol)および(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(28.5g、104.4mmol)を添加した。反応物を80℃で23時間加熱した。室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、アセトンで洗浄し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(13.9g、73%収率)を淡い黄色の固体として得た。LCMS m/z=272.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.78(dd,J=4.80,2.78Hz,1H),2.94(t,J=4.04Hz,1H),3.38(dddd,J=6.13,3.85,2.91,2.78Hz,1H),3.96−4.04(m,3H),4.36(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),5.61(bs,1H),6.72(bs,1H),7.24−7.29(m,1H),7.47(t,J=1.77Hz,1H),7.52(t,J=7.83Hz,1H),7.54(dt,J=7.83,1.52Hz,1H)。
【0288】
実施例1.11:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)
メタノールの調製(方法BB6)
ステップA:3−((3−クロロプロピル)チオ)フェノールの調製
CHCl(60mL、0.6M)中の3−メルカプトフェノール(4.5g、35.66mmol)の溶液に、激しく撹拌しながらトリエチルアミン(9.94mL、71.33mmol)を0℃で添加した。得られた懸濁液に、1−ブロモ−3−クロロプロパン(6.74g、42.80mmol)を0℃で滴下した。反応物を室温で1時間撹拌した。混合物にDCM(100mL)および水(60mL)を添加した。有機層を分離させ、水層をDCM(2×)で抽出した。有機抽出物を合わせ、水(2×)、ブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物を濃い黄色味がかった液体として得た。
【0289】
ステップB:3−((3−クロロプロピル)スルホニル)フェノールの調製
上記のステップAからの粗製3−((3−クロロプロピル)チオ)フェノールをジオキサンおよび水(4:1、100mL)中に溶解した。この溶液に、オキソン(登録商標)(65.78g、107.0mmol)を少量ずつ添加した。白色の懸濁液を室温で1時間撹拌した。白色の固体を濾過し、EtOAc(50mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、有機溶媒を除去した。得られた水溶液をEtOAc(3×75mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaHCO水溶液、ブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(7.77g、89.7%収率)を得た。LCMS m/z=235.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.18−2.25(m,2H),3.27−3.31(m,2H),3.61(t,J=6.20Hz,2H),7.14−7.19(m,1H),7.43−7.47(m,3H)。
【0290】
ステップC:3−(シクロプロピルスルホニル)フェノールの調製
THF(150mL)中の3−((3−クロロプロピル)スルホニル)フェノール(5.0g、21.30mmol)の溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(MTBE中、1.0M、46.87mL、46.87mmol)を−78℃で滴下し、これにより濃厚な懸濁液が形成された。反応物を30分間激しく撹拌し、その後、室温まで一晩加温した。混合物を2NのHCl(50mL)でクエンチし、5%のMeOH/EtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(3.6g、85.2%収率)を淡い黄色の固体として得た。LCMS m/z=199.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.03−1.09(m,2H),1.33−1.38(m,2H),2.45−2.52(m,1H),6.44(s,1H),7.10−7.15(m,1H),7.40−7.46(m,3H)。
【0291】
ステップD:エチル1−((3−((エトキシカルボニル)オキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロパン
カルボキシレートの調製
THF(100mL)中の3−(シクロプロピルスルホニル)フェノール(3.6g、18.16mmol)の溶液に、n−ブチルリチウム(18.75mL、46.87mmol)を−78℃で滴下した。反応物を同じ温度で30分間撹拌した。次いで、クロロギ酸エチル(5.27mL、55.39mmol)を反応混合物に−78℃で滴下した。反応混合物を室温まで加温し、撹拌を室温で2時間継続した。反応が完了した後、混合物を飽和NHCl水溶液でクエンチした。水層をEtOAc(3×)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(6.4g、87.7%収率)を得た。LCMS m/z=343.2[M+H]
【0292】
ステップE:3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノールの調製(方法BB6E)
THF(20mL)中のエチル1−((3−((エトキシカルボニル)オキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロパンカルボキシレート(6.4g、18.69mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム(23.43mL、46.87mmol)の2.0M溶液を0℃で添加した。0℃で10分間撹拌した後、反応混合物を室温まで加温し、その後、さらに3時間撹拌した。反応混合物を1NのNaOHで0℃で注意深くクエンチし、濃厚な懸濁液を得た。懸濁液にEtOAc(150mL)を添加し、反応物を室温で1時間撹拌した。EtOAc層を懸濁液からデカントした。6NのHCl(100mL)を添加し、混合物を1時間撹拌して、透明な層を得た。この層を分離させ、水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物を水およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(3.74g、76.9%収率)を淡い黄色の固体として得た。LCMS m/z=229.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.04−1.07(m,2H),1.58−1.61(m,2H),3.67(s,2H),7.12−7.15(m,1H),7.34(dt,J=1.41,7.70Hz,1H),7.37(d,J=7.76Hz,1H),7.38−7.40(m,1H),9.18(s,1H)。
【0293】
ステップF:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)
メタノールの調製
アセトン(30mL)中の3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノール(2.0g、8.76mmol)および炭酸カリウム(3.63g、26.29mmol)の混合物に、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(2.50g、9.638mmol)を添加した。反応物を75℃で一晩加熱した。反応混合物を室温まで冷却した。濾過により固体を分離させ、アセトン(2×10mL)で洗浄した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.55g、90.5%収率)を黄色味がかった液体として得た。LCMS m/z=285.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.05−1.08(m,2H),1.62−1.66(m,2H),2.64−2.74(m,1H),2.78(dd,J=2.69,4.94Hz,1H),2.94(dd,J=4.19,4.79Hz,1H),3.35−3.39(m,1H),3.66(bs,2H),3.98(dd,J=6.08,11.60Hz,1H),4.37(dd,J=2.76,11.05Hz,1H),7.21−7.25(m,1H),7.44−7.45(m,1H),7.48−7.51(m,2H)。
【0294】
実施例1.12:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)
エタノールの調製(方法BB7)
ステップA:エチル2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)チオ)アセテートの調製
THF中の水素化ナトリウム(0.28g、6.99mmol)の懸濁液に、THF(2mL)中の3−メトキシベンゼンチオール(0.7g、4.99mmol)を0℃で滴下し、室温で30分間撹拌した。反応物を0℃まで再度冷却し、THF(0.5mL)中のエチル2−ブロモ−2,2−ジフルオロアセテート(0.70mL、5.49mmol)を滴下した。反応物を0℃で2時間撹拌し、氷でクエンチした。水層を分離させ、EtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.26g、82%収率)を得た。LCMS m/z=263.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.27(t,J=7.15Hz,3H),3.81(s,3H),4.26(q,J=7.15Hz,2H),6.98−7.01(m,1H),7.14−7.15(m,1H),7.18−7.20(m,1H),7.29(q,J=7.86Hz,1H)。
【0295】
ステップB:エチル2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)スルホニル)アセテートの調製
DCM(75mL)中のエチル2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)チオ)アセテート(1.26g、4.09mmol)の溶液に、3−クロロベンゾペルオキシ酸(3.36g、14.98mmol)を0℃で少量ずつ添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、その後、DCMで洗浄した。濾液にNaHCOを添加し、その後、30分間撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過した。濾液を飽和NaHCO水溶液、ブラインで1回洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.01g、69%収率)を得た。LCMS m/z=295.2[M+H]
【0296】
ステップC:2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)スルホニル)エタノールの調製
エチル2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)スルホニル)アセテート(261mg、0.887mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム(2.0M、0.375mL、0.750mmol)を0℃で添加した。0℃で10分間、および室温で3時間撹拌した後、反応混合物を1NのNaOHで0℃でクエンチした。懸濁液にDCM中、10%のMeOHを添加し、室温で30分間撹拌した。混合物を濾過し、DCM中、10%のMeOH(3×)で洗浄した。水層をDCM中、10%のMeOH(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.201g、89%収率)を得た。LCMS m/z=253.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.89(s,3H),4.29(t,J=12.70Hz,2H),7.29−7.32(m,1H),7.46−7.47(m,1H),7.54(t,J=7.88Hz,1H),7.59(m,1H)。
【0297】
ステップD:3−((1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノールの調製
DCM(2mL)中の2,2−ジフルオロ−2−((3−メトキシフェニル)スルホニル)エタノール(0.201g、0.668mmol)の溶液に、三臭化ホウ素(0.142mL、1.501mmol)の溶液をN下において−78℃でゆっくりと添加した。反応物を−78℃で1時間撹拌し、その後、室温まで加温し、1時間撹拌した。反応が完了した後、混合物を−20℃まで冷却し、その後、PrOHでクエンチした。混合物をNaHCO水溶液でpH7まで中和させ、その後、DCM中、20%のPrOHで抽出した。合わせた有機物をブラインで1回洗浄し、分離させ、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物を得た。LCMS m/z=239.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm4.29(t,J=12.72Hz,2H),7.24−7.27(m,1H),7.45−7.46(m,1H),7.49(t,J=7.84Hz,1H),7.53−7.56(m,1H)。
【0298】
ステップE:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノールの調製
アセトン(15mL)中の3−((1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノール(0.132g、0.555mmol)および炭酸カリウム(0.207g、1.501mmol)の混合物に、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(0.214g、0.826mmol)を添加した。反応物を75℃で一晩加熱した。反応物を室温まで冷却し、濾過し、アセトン(2×5mL)で洗浄した。濾液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.205g、69%収率)を得た。LCMS m/z=295.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.47(t,J=7.33Hz,1H),2.79(dd,J=2.18,4.79Hz,1H),2.95(t,J=4.04Hz,1H),3.36−3.40(m,1H),4.00(dd,J=11.24,5.94Hz,1H),4.22−4.33(m,2H),4.38(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),7.31−7.39(m,1H),7.47−7.52(m,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),7.58−7.64(m,1H)。
【0299】
実施例1.13:キノリン−6−スルホニルクロリドの調製
ステップA:メチル3−(キノリン−6−イルスルホニル)プロパノエートの調製
5mLのマイクロ波バイアルに、6−ブロモキノリン(200mg、0.96mmol)、ナトリウム3−メトキシ−3−オキソプロパン−1−スルフィネート(0.84g、4.81mmol)、およびヨウ化銅(I)(0.92g、4.81mmol)、続いてDMSO(2mL)を添加した。反応物を窒素で脱気し(2×)、その後、110℃で一晩加熱した。反応物を室温まで冷却し、EtOAcで希釈した。シリカゲルのパッドを通して得られた混合物を濾過し、EtOAcで洗浄し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(95mg、33%収率)を黄色の油状物として得た。LCMS m/z=280.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm2.77(t,J=7.20Hz,2H),3.55(s,3H),3.65(t,J=7.20Hz,2H),7.72(dd,J=8.46,4.42Hz,1H),8.17−8.22(m,1H),8.24−8.29(m,1H),8.61(dd,J=8.46,1.14Hz,1H),8.64(d,J=2.02Hz,1H),9.07(dd,J=4.29,1.77Hz,1H)。
【0300】
ステップB:キノリン−6−スルホニルクロリドの調製
THF(15mL)中のメチル3−(キノリン−6−イルスルホニル)プロパノエート(425mg、1.52mmol)の溶液に、ナトリウムメトキシド(0.35μL、1.52mmol)を室温で添加した。反応混合物を30分間撹拌し、その後、濃縮して、メチルキノリン−6−スルホネートを黄色の固体として得た。LCMS m/z=266.0[M+H]
【0301】
上記で得たメチルキノリン−6−スルホネートをCHCl(15.00mL)中に0℃で溶解させた。次いで、NCS(0.20g、1.52mmol)を添加した。反応物を2時間撹拌した。反応物をブラインでクエンチし、その後、室温まで加温した。有機層を分離させ、水層をDCMで洗浄した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(199mg、57%収率)をベージュ色の固体として得た。LCMS m/z=228.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm7.78(dd,J=8.59,4.29Hz,1H),8.35(d,J=1.52Hz,2H),8.69(dd,J=8.59,1.52Hz,1H),8.86(s,1H),9.14(dd,J=4.29,1.77Hz,1H)。
【0302】
実施例1.14:tert−ブチル6−(クロロスルホニル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボキシレートの調製
ステップA:6−(ベンジルチオ)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジンの調製
ジオキサン(10mL)中の6−ブロモ−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン(1.970g、10mmol)、フェニルメタンチオール(1.291mL、11.00mmol)、DIEA(3.484mL、20.00mmol)、およびPd(dba)(0.458g、0.500mmol)の混合物に、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(0.579g、1.000mmol)を添加した。マイクロ波照射下で反応物を150℃まで2時間加熱した。反応物を室温まで冷却し、EtOAc中に取り入れた。混合物をNaHCO(3×)およびブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.31g、96.1%収率)をオレンジ色の固体として得た。LCMS m/z=241.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δ4.05(s,2H),6.55(d,J=4.04Hz,1H),7.10−7.16(m,2H),7.16−7.25(m,3H),7.56(d,J=3.28Hz,1H),7.73(d,J=1.01Hz,1H),8.17(d,J=1.77Hz,1H)。
【0303】
ステップB:tert−ブチル6−(ベンジルチオ)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボキシレートの調製
THF(20mL)中の6−(ベンジルチオ)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン(2.304g、9.587mmol)およびピリジン(1.551mL、19.17mmol)の溶液に、(BOC)O(2.511g、11.50mmol)を添加した。反応物を室温で18時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、水(3×)およびブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.59g、79.4%収率)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=341.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.65(s,9H),4.10(s,2H),6.73(d,J=3.28Hz,1H),7.14−7.33(m,5H),7.79(d,J=3.79Hz,1H),8.34(bs,1H),8.45(d,J=2.02Hz,1H)。
【0304】
ステップC:tert−ブチル6−(クロロスルホニル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボキシレートの調製(方法BB8C)
AcOH(10mL)/HO(3.333mL)中のtert−ブチル6−(ベンジルチオ)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボキシレート(2.583g、7.587mmol)の溶液に、NCS(3.039g、22.76mmol)を添加した。反応物を5時間撹拌した。混合物を濃縮した。残渣をDCM中に溶解させ、NaHCO水溶液で洗浄した。水層をDCM(2×)で抽出した。合わせた有機物をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.540g、22.5%収率)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=317.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.72(s,9H),6.94(d,J=3.03Hz,1H),8.16(d,J=3.54Hz,1H),9.02(bs,1H),9.16(d,J=2.27Hz,1H)。
【0305】
実施例1.15:1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリドの調製(方法BB9)
ステップA:7−(ベンジルチオ)−1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
7−ブロモ−1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.14、ステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=272.8[M+H]
【0306】
ステップB:1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリドの調製
7−(ベンジルチオ)−1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.14、ステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=249.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.00(s,3H),3.39−3.42(m,2H),4.54−4.57(m,2H),7.24(d,J=2.27Hz,1H),8.22(d,J=2.02Hz,1H)。
【0307】
実施例1.16:3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−スルホニルクロリドの調製(方法BB10)
ステップA:5−(ベンジルチオ)−N−メチルピリジン−2,3−ジアミンの調製
5−ブロモ−N−メチルピリジン−2,3−ジアミンから、実施例1.14、ステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=246.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm2.80(d,J=4.55Hz,3H),3.91(s,2H),4.72(s,2H),5.79(q,J=4.55Hz,1H),6.72(d,J=2.27Hz,1H),7.17−7.22(m,3H),7.24−7.29(m,2H),7.31(d,J=2.27Hz,1H)
【0308】
ステップB:6−(ベンジルチオ)−3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの調製
THF(5mL)中の5−(ベンジルチオ)−N−メチルピリジン−2,3−ジアミン(0.195g、0.795mmol)の溶液に、トリメトキシメタン(4mL、36.56mol)を添加し、続いてTFAを数滴添加した。反応物を一晩撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、水(3×)およびブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(1:1EtOAc/ヘキサン)によって残渣を精製して、標記化合物(1.74g、87.5%収率)を褐色の固体として得た。LCMS m/z=256.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δ ppm3.91(s,3H),4.06(s,2H),7.14−7.26(m,5H),8.03(d,J=2.02Hz,1H),8.08(s,1H),8.35(d,1H)。
【0309】
ステップC:3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−スルホニルクロリドの調製
6−(ベンジルチオ)−3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンから、実施例1.14、ステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=232.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm4.02(s,3H),8.29(s,1H),8.71(d,J=2.02Hz,1H),9.10(d,J=2.02Hz,1H)。
【0310】
実施例1.17:1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリドの調製(方法BB11)
ステップA:7−ブロモ−1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
DMF中の7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン(0.430g、2mmol)の溶液に、水素かナトリウム(0.120g、3.000mmol)を添加した。反応物を20分間撹拌した。1−ブロモ−2−メトキシエタン(0.207mL、2.200mmol)を添加した。反応物を60℃で2時間加熱した。混合物を濃縮した。残渣をEtOAc中に取り入れ、水(3×)およびブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.451g、82.6%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=273.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.36(s,3H),3.39−3.47(m,4H),3.58(t,J=5.43Hz,2H),4.35(t,J=4.80Hz,2H),6.97(d,J=2.02Hz,1H),7.55(d,J=2.27Hz,1H)。
【0311】
ステップB:7−(ベンジルチオ)−1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
7−ブロモ−1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.14、ステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=317.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.29(t,J=5.31Hz,2H),3.32(s,3H),3.37−3.45(m,4H),3.96(s,2H),4.35(t,J=4.55Hz,2H),6.70(d,J=2.02Hz,1H),7.15−7.32(m,5H),7.53(d,J=2.02Hz,1H)。
【0312】
ステップC:1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリドの調製
7−(ベンジルチオ)−1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.14、ステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=292.8[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm3.36(s,3H),3.52−3.56(m,4H),3.63(t,J=5.05Hz,2H),4.46−4.50(m,2H),7.34(d,J=2.27Hz,1H),8.17(d,J=2.02Hz,1H)。
【0313】
実施例1.18:7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドの調製(方法BB12)
スルフロクロリド酸(sulfurochloridic acid)(10.71g、91.9mmol、30eq)に、7−フルオロキノリン−4−オール(500mg、3.06mmol、1.0eq)をN大気下において0℃で添加した。得られた溶液を90℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を氷上に滴下した。得られた沈殿物を濾過し、濾過ケーキをCHCN/HO(2:1)で洗浄し、濾液を凍結乾燥させて、標記化合物(550mg、65%収率)を白色の固体として得た。LCMSm/z=261.9[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δppm6.90(br.s,1H),7.59(td,J=8.9,2.4Hz,1H),7.78(dd,J=9.8,2.5Hz,1H),8.41(dd,J=9.3,6.0Hz,1H),8.99(s,1H)。
【0314】
実施例1.19:4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−スルホニルクロリドの調製(方法BB13)
スルフロクロリド酸(10.98g、94.2mmol)に、7−メチルキノリン−4−オール(500mg、3.14mmol)をN大気下において0℃で添加した。得られた溶液を80℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応混合物を氷上に滴下した。得られた沈殿物を濾過し、濾過ケーキをCHCN/HO(3:1)で洗浄し、濾液を凍結乾燥させて、標記化合物(250mg、17%収率)を黄色の固体として得た(さらなる精製は、純度を改善させることができなかった)。LCMS m/z=258.0[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δppm2.57(s,3H),7.64(d,J=8.3Hz,1H),7.82(br.s.,1H),8.26(d,J=8.4Hz,1H),9.07−9.15(m,1H)。
【0315】
実施例1.20:1H−インドール−3−スルホニルクロリドの調製(方法BB14)
ステップA:1H−インドール−スルホン酸の調製
ピリジン(10mL)中の1H−インドール(2.0g、17.07mmol)および三酸化硫黄ピリジン複合体(2.72g、17.07mmol)の溶液を、撹拌下で2時間還流させ、その後、室温まで冷却した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、ジエチルエーテル(2×20mL)で洗浄した。水相を濃縮して、標記化合物を得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。
【0316】
ステップB:1H−インドール−3−スルホニルクロリドの調製
前のステップからの1H−インドール−スルホン酸ピリジニウム塩を40mLの1:1スルホラン(20mL)−MeCN(20mL)混合物中に溶解させた。溶液を0℃まで冷却し、撹拌しながら三塩化ホスホリル(6mL、64.57mmol)を滴下した。反応混合物を70℃まで2時間加熱し、その後、0℃まで冷却した。冷水(10mL)を反応混合物に滴下した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させて、標記化合物(1.7g、40%収率)を茶色の固体として得た。LCMS m/z=216.0[M+H]H NMR(400MHz,アセトン−d)δppm7.38−7.46(m,2H),7.69(dd,J=6.57,2.78Hz,1H),7.95(dd,J=6.57,2.78Hz,1H),8.38(s,1H),11.77(bs,1H)。
【0317】
実施例1.21:3−((3−メトキシフェニル)スルホニル)シクロブタノールの調製
THF(10mL)中の1−メトキシ−3−(メチルスルホニル)ベンゼン(200mg、1.074mmol)に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、0.86mL、2.15mmol)を0℃で滴下し、これにより黄色味がかった懸濁液が形成され、撹拌を0℃で1時間継続した。次いで、2−(クロロメチル)オキシラン(99.37mg、1.07mmol)を0℃で滴下した。反応物を室温で一晩撹拌し、飽和NHCl水溶液でクエンチした。水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.248g、86%収率)を濃厚な液体として得た。LCMS m/z=243.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.40−2.52(m,2H),2.56−2.67(m,2H),3.36(quin,J=8.21Hz,1H),3.87(s,3H),4.20(quin,J=7.70Hz,1H),7.17(dt,J=7.14,2.37Hz,1H),7.34−7.40(m,1H),7.40−7.51(m,2H)。
【0318】
実施例1.22:2−((3−フルオロ−5−メトキシフェニル)チオ)エタノールの調製
DMF(2mL)中の1−ブロモ−3−フルオロ−5−メトキシベンゼン(0.5g、2.44mmol)、2−メルカプトエタノール(0.210g、2.683mmol)、DIEA(0.94mL、5.37mmol)、Pd2(dba)3(0.22g、0.24mmol)、および(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(0.14g、0.24mmol)の混合物を110℃まで一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物をEtOAcおよび水で希釈した。セライトのパッドを通して混合物を濾過した。水層をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物を得た。
【0319】
実施例1.23:7−(ベンジルチオ)−1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
ステップA:エチル2−((5−ブロモ−4−メチル−3−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)アセテートの調製
エチル2−ヒドロキシアセテート(12.42g、119mmol)中の5−ブロモ−2−クロロ−4−メチル−3−ニトロ−ピリジン(5.00g、19.9mmol)の溶液に、DBU(9.08g、59.7mmol)を室温で滴下した。反応混合物の色は、黄色から暗赤色に変わった。混合物を100℃で8時間撹拌し、その後、室温まで冷却した。次いで、反応を30mLの水でクエンチし、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.0g、29%収率、91%純度)を黄色の固体として得た。
【0320】
ステップB:7−ブロモ−8−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オンの調製
EtOH(4mL)およびAcOH(10mL)中のエチル2−((5−ブロモ−4−メチル−3−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)アセテート(2.00g、5.70mmol、91%純度1.0eq)の溶液に、亜鉛末(2.05g、31.4mmol)を室温で添加した。反応物を100℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、溶液を真空中で濃縮した。残渣にMeOH(20mL)を添加し、アンモニアによってpHを9に調節した。混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮して、標記化合物(1.40g、粗製)を茶色の固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。
【0321】
ステップC:7−ブロモ−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン
THF(5mL)中の7−ブロモ−8−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オン(1.40g粗製、5.76mmol、1.0eq)の溶液に、BH・THF(23mL、THF中の1M溶液、23mmol、4.0eq)をN大気下において0℃で添加した。次いで、混合物を80℃まで6時間加熱した。室温まで冷却した後、3mLのHOおよび3mLのMeOHを添加することによって反応をクエンチした。反応混合物を真空中で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、標記化合物(800mg、54%収率、89%純度)を白色の固体として得た。
【0322】
ステップD:7−ブロモ−1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
DMF(6mL)中の7−ブロモ−8−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン(800mg、3.11mmol、89%純度)の溶液に、N大気下においてNaH(167.60mg、60%純度、4.19mmol)を添加し、その後、0℃で1時間添加した。上記の溶液にヨードメタン(13.00g、91.4mmol)を0℃で添加し、その後、20℃でさらに1時間撹拌した。NHClの飽和水溶液(4mL)の添加によって反応混合物をクエンチし、HO(4mL)で希釈し、酢酸エチル(3×8mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(690mg、65%収率、80%純度)を白色の油状物として得た。
【0323】
ステップE:7−(ベンジルチオ)−1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
マイクロ波管に、フェニルメタンチオール(1.46g、11.7mmol、3.0eq)、7−ブロモ−1,8−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン(950mg、3.91mmol)、ジオキサン(6.00mL)、Pd(dppf)Cl・CHCl(1.43g、1.96mmol、0.50eq)、トリ−tert−ブチルホスフィン(791mg、3.91mmol、1.0eq)、およびDIEA(2.02g、15.6mmol、4.0eq)をN大気下において添加した。密封管を150℃で6時間、マイクロ波照射下で加熱した。冷却後、混合物をHO(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。Prep−HPLC(塩基性条件)によって残渣を精製して、標記化合物(500mg、44%収率)を茶色の油状物として得た。LCMS m/z=287.4[M+H]H NMR(CDCl,400MHz):δppm2.17(s,3H),2.62(s,3H),3.03−3.11(m,2H),3.89(s,2H),4.31−4.38(m,2H),7.06−7.15(m,2H),7.18−7.26(m,3H),7.94(s,1H)。
【0324】
実施例1.24:(R)−7−(ベンジルチオ)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
ステップA:(R)−メチル2−((5−ブロモ−3−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)プロパノエートの調製
MeCN(250mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロピリジン(8.00g、33.7mmol、1.0eq)、メチル(2R)−2−ヒドロキシプロパノエート(10.52g、101mmol、3.0eq)の溶液に、KCO(18.63g、135mmol、4.0eq)を添加した。反応物を75℃で15時間撹拌した。冷却後、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(4.84g、47%収率)を黄色の油状物として得た。
【0325】
ステップB:(R)−7−ブロモ−3−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オンの調製
AcOH(250mL)中の(R)−メチル2−((5−ブロモ−3−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)プロパノエート(4.80g、15.7mmol)の溶液に、Fe粉末(4.39g、78.7mmol)を添加し、その後、混合物を80℃まで1時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(10g)を得た。
【0326】
ステップC:(R)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オンの調製
アセトン(80mL)中の(R)−7−ブロモ−3−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オン(4.81g粗製、19.8mmol)の溶液に、MeI(3.98g、28.0mmol)およびKCO(2.74g、19.8mmol)を添加した。混合物を50〜70℃で15時間撹拌した。冷却後、反応混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.24g、24%収率、88%純度)を白色の固体として得た。LCMS m/z=256.9[M+H]
【0327】
ステップD:(R)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
THF(40mL)中の(R)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オン(400mg、1.37mmol、88%純度)の溶液に、BH・THF(15.6mL、THF中1M溶液、15.6mmol)をN大気下において0℃で滴下した。次いで、混合物を25℃で15時間撹拌した。MeOH(4mL)を0℃で添加することによって反応混合物をクエンチし、その後、1MのHClを添加して、pH7未満に調節した。次いで、混合物を1時間加熱還流した。冷却後、1MのNaOH水溶液を添加して、pH7超に調節した。反応混合物をHO(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(269mg、71%収率)を黄色の固体として得た。LCMS(ESI):m/z=242.9[M+H]
【0328】
ステップE:(R)−7−(ベンジルチオ)−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
(R)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.23のステップEに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=287.1[M+H]H NMR(CDCl,400MHz):δppm1.42(d,J=6.4Hz,3H),2.73(s,3H),2.98(dd,J=11.5,8.4Hz,1H),3.16(dd,J=11.6,2.6Hz,1H),3.97(s,2H),4.48(dqd,J=8.5,6.3,2.6Hz,1H),6.66(d,J=2.0Hz,1H),7.18−7.32(m,5H),7.57(d,J=2.0Hz,1H)。
【0329】
実施例1.25:(3S)−7−ベンジルスルファニル−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
ステップA:メチル(2S)−2−[(5−ブロモ−3−ニトロ−2−ピリジル)オキシ]プロパノエートの調製
MeCN(100mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロ−ピリジン(8.00g、33.7mmol)、メチル(2S)−2−ヒドロキシプロパノエート(10.52g、101mmol)の溶液に、KCO(18.63g、135mmol)を添加した。混合物を75℃で15時間撹拌した。冷却後、反応混合物を濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(6.10g、59%収率)を黄色の油状物として得た。
【0330】
ステップB:(3S)−7−ブロモ−3−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2−オンの調製
AcOH(50mL)中の(S)−メチル2−((5−ブロモ−3−ニトロピリジン−2−イル)オキシ)プロパノエート(5.00g、16.4mmol)の溶液に、Fe粉末(4.58g、82.0mmol)を添加し、その後、混合物、80℃まで1時間加熱した。反応混合物を濾過し、真空中で濃縮した。塩基性樹脂によって残渣を精製して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(3.58g、90%収率)を得た。
【0331】
ステップC:(3S)−7−ブロモ−3−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
THF(100mL)中の(3S)−7−ブロモ−3−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2−オン(2.20g、9.05mmol)の溶液に、BH・THF(90.5mL、THF中1M溶液、90.5mmol)を0℃で添加した。次いで、反応物を25℃で15時間撹拌した。MeOH(4.0mL)を0℃で添加することによって反応混合物をクエンチし、その後、HCl(1M、2.0mL)を添加して、pH7未満に調節した。混合物を1時間還流させ、その後、室温まで冷却した。NaOH(1M水溶液、4.0mL)を添加して、pH7超にした。水相をDCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(2×30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(679mg、33%収率)を白色の固体として得た。
【0332】
ステップD:(3S)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
DMF(20mL)中の(3S)−7−ブロモ−3−メチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2−オン(100mg、411μmol)の溶液に、NaH(104mg、2.59mmol、60%純度)をN大気下において0℃で添加した。混合物を25℃で15時間撹拌した後、氷水でクエンチした。次いで、混合物を酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(80mg、80%収率)を白色の固体として得た。
【0333】
ステップE:(3S)−7−ベンジルスルファニル−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
(3S)−7−ブロモ−1,3−ジメチル−2,3−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.23のステップEに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=287.1[M+H]H NMR(CDCl3,400MHz):δppm1.41(d,J=6.4Hz,3H),2.72(s,3H),2.97(dd,J=11.5,8.4Hz,1H),3.15(dd,J=11.5,2.5Hz,1H),3.96(s,2H),4.43−4.53(m,1H),6.64(d,J=1.9Hz,1H),7.16−7.30(m,5H),7.55(d,J=2.0Hz,1H)。
【0334】
実施例1.26:7−ベンジルスルファニル−1,3,3−トリメチル−2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
ステップA:2−ブロモ−N−(5−ブロモ−2−ヒドロキシピリジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミドの調製
THF(40mL)中の3−アミノ−5−ブロモピリジン−2−オール(4.00g、21.2mmol、1.0eq)の溶液に、TEA(6.42g、63.5mmol)および2−ブロモ−2−メチル−プロパノイルブロミド(5.35g、23.3mmol)を0℃で添加した。反応物を17℃で2時間撹拌した。混合物をHO(60mL)で希釈し、酢酸エチル(2×30mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(6.30g、粗製)を白色の固体として得た。LCMS:m/z=336.9.[M+H]
【0335】
ステップB:7−ブロモ−3,3−ジメチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オンの調製
DMF(130mL)中の2−ブロモ−N−(5−ブロモ−2−ヒドロキシピリジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(5.30g、15.7mmol)の溶液に、KCO(6.50g、47.0mmol)を添加した。混合物をN大気下において70℃で8時間撹拌した。冷却後、反応混合物を真空中で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.70g、67%収率)を黄色の固体として得た。
【0336】
ステップC:7−ブロモ−3,3−ジメチル−1,2−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
THF(20mL)中の7−ブロモ−3,3−ジメチル−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−2(3H)−オン(2.70g、10.5mmol)の溶液に、BH・THF(31.5mL、THF中1M溶液、31.5mmol)をN大気下において0℃で添加した。反応物を80℃で4時間撹拌した。冷却後、HO(3mL)およびMeOH(3mL)の添加によって反応混合物をクエンチした。混合物を真空中で濃縮して、標記化合物(2.80g、粗製)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=243.0[M+H]
【0337】
ステップD:7−ブロモ−1,3,3−トリメチル−2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
DMF(30mL)中の7−ブロモ−3,3−ジメチル−1,2−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジン(2.80g、11.5mmol)の溶液に、NaH(691mg、17.3mmol、60%純度)をN大気下において0℃で30分間添加した。次いで、ヨードメタン(2.45g、17.3mmol)を0℃で添加した。反応混合物を15℃で1時間撹拌した。NHCl(20mL)の飽和水溶液の添加によって混合物をクエンチし、その後、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機相をブライン(20mL)で洗浄し、無水NaSO上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(150mg)を白色の固体として得た。
【0338】
ステップE:7−ベンジルスルファニル−1,3,3−トリメチル−2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンの調製
7−ブロモ−1,3,3−トリメチル−2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジンから、実施例1.23のステップEに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=301.1[M+H]H NMR(CDCl,400MHz):δppm1.38(s,6H),2.75(s,3H),2.91−2.98(m,2H),3.96(s,2H),6.65(d,J=2.0Hz,1H),7.16−7.32(m,5H),7.59(d,J=2.0Hz,1H)。
【0339】
実施例1.27:7−ベンジルスルファニル−1−メチル−スピロ[2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]の調製
ステップA:メチル1−[(5−ブロモ−3−ニトロ−2−ピリジル)オキシ]シクロプロパンカルボキシレートの調製
THF(100mL)中のメチル1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキシレート(3.00g、25.82mmol)の混合物に、NaH(1.55g、38.7mmol、60%純度)をN大気下において0℃で少量ずつ添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、その後、THF(20mL)中の5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロ−ピリジン(6.13g、25.8mmol)を滴下した。混合物を0℃で1.5時間撹拌した。溶液を水(50mL)でクエンチし、その後、酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×200mL)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、その後、真空中で濃縮した。クロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(5.35g、65%収率)を赤色の固体として得た。LCMS m/z=316.9[M+H]
【0340】
ステップB:7−ブロモスピロ[1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]−2−オンの調製
AcOH(8mL)およびEtOH(3mL)中のメチル1−[(5−ブロモ−3−ニトロ−2−ピリジル)オキシ]シクロプロパンカルボキシレート(2.00g、6.31mmol)の混合物に、亜鉛末(2.10g、32.1mmol)を添加した。次いで、反応物を100℃で1時間撹拌した。冷却後、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(2.20g)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=255.0[M+H]
【0341】
ステップC:7−ブロモスピロ[1,2−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]の調製
THF(20mL)中の7−ブロモスピロ[1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]−2−オン(3.00g、10.2mmol)の溶液に、ボラン、テトラヒドロフラン(40.9mL、THF中1M溶液、40.9mmol)をN大気下において0℃で添加した。次いで、反応物を80℃で3時間撹拌した。20℃まで冷却した後、メタノール(10mL)を添加し、得られた溶液を真空中で濃縮した。残渣を酢酸エチル(15mL)中で希釈し、飽和NaHCO水溶液(2×20mL)、水(2×20mL)、ブライン(2×20mL)で洗浄した。次いで、有機層を真空中で濃縮して、標記化合物(1.50g、28%収率)を黄色の油状物として得た。LCMS m/z=240.9[M+H]
【0342】
ステップD:7−ブロモ−1−メチル−スピロ[2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]の調製
DMF(25mL)中の7−ブロモスピロ[1,2−ジヒドロピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン](1.00g、1.91mmol、46%純度、1.0eq)の溶液に、NaH(60mg、2.48mmol、60%純度、0.78eq)を0℃で添加し、5分間撹拌した後、ヨードメタン(542mg、3.82mmol、2.0eq)を添加した。反応物を0℃で1.5時間撹拌し、その後、水(30mL)およびブライン(30mL)でクエンチした。反応溶液を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×50mL)およびブライン(2×50mL)で洗浄し、その後、真空中で濃縮した。クロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(400mg、66%収率)を黄色の油状物として得た。LCMS m/z=255.0[M+H]H NMR(300MHz,CDCl):δppm0.71−0.79(m,2H),1.13−1.22(m,2H),2.91(s,3H),3.22(s,2H),6.97(d,J=2.1Hz,1H),7.56(d,J=2.1Hz,1H)。
【0343】
ステップE:7−ベンジルスルファニル−1−メチル−スピロ[2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]の調製
7−ブロモ−1−メチル−スピロ[2H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−3,1’−シクロプロパン]から、実施例1.23のステップEに記載されるものと同様の方法(酸性HPLC条件を除く)を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=299.1[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d):δppm0.72−0.82(m,2H),0.91−1.00(m,2H),2.79(s,3H),3.20(s,2H),4.13(s,2H),6.93(d,J=1.8Hz,1H),7.19−7.30(m,5H),7.31(d,J=2.0Hz,1H)。
【0344】
実施例1.28:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロブチル)
メタノールの調製
ステップA:エチル1−((3−メトキシフェニル)チオ)シクロブタンカルボキシレートの調製
EtOH(20mL)中の3−メトキシベンゼンチオール(0.88mL、7.13mmol)の溶液に、粉末水酸化カリウム(0.44g、7.85mmol)、続いてエチル1−ブロモシクロブタンカルボキシレート(1.63g、7.85mmol)を添加した。反応物を3時間加熱還流させ、その後、室温まで冷却した。濾過により固体を分離させ、EtOH(20mL)で濯いだ。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をDCM(50mL)中に溶解させ、飽和NaHCO水溶液(50mL)で洗浄した。水層をDCM(50mL)で逆抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(1.7g、90%収率)を得た。LCMS m/z=267.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.21(t,J=7.07Hz,3H),1.86−1.97(m,1H),2.14−2.32(m,3H),2.66−2.75(m,2H),3.79(s,3H),4.16(q,J=7.07Hz,2H),6.82(dd,J=8.34,2.53Hz,1H),6.91−6.98(m,2H),7.20(t,J=8.08Hz,1H)。
【0345】
ステップB:エチル1−((3−メトキシフェニル)スルホニル)シクロブタンカルボキシレートの調製
ジオキサン/HO(20mL/5mL、4:1)中のエチル1−((3−メトキシフェニル)チオ)シクロブタンカルボキシレート(0.60g、2.25mmol)の溶液に、オキソン(登録商標)(4.15g、6.76mmol)を少量で数回添加した。白色の懸濁液を室温で3時間撹拌した。濾過により白色の固体を分離させ、ジオキサン(20mL)で洗浄した。濾液を濃縮し、得られた溶液をDCM(3x40mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaHCO水溶液、ブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、その後、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(0.6g、88%収率)を固体として得た。LCMS m/z=299.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.17(t,J=7.07Hz,3H),1.88−2.05(m,1H),2.05−2.19(m,1H),2.55−2.66(m,2H),2.98(ddd,J=13.89,9.98,7.71Hz,2H),3.86(s,3H),4.12(q,J=7.07Hz,2H),7.18(ddd,J=6.95,2.53,2.40Hz,1H),7.33(t,J=1.01Hz,1H),7.39−7.47(m,2H)。
【0346】
ステップC:(1−((3−メトキシフェニル)スルホニル)シクロブチル)メタノールの調製
THF中のエチル1−((3−メトキシフェニル)スルホニル)シクロブタンカルボキシレート(0.6g、1.99mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム(2.0M、1.13mL、2.25mmol)を0℃で添加した。0℃で10分間、および室温で2時間撹拌した後、反応物を1NのNaOHで0℃でクエンチした。懸濁液にMeOH/DCM(10%)を添加し、室温で30分間撹拌した。懸濁液を濾過し、MeOH/DCM(10%、3×)で洗浄した。水層をMeOH/DCM(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(0.55g、92%収率)を得た。LCMS m/z=257.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.94−2.10(m,4H),2.65−2.80(m,2H),3.49(s,1H),3.83(s,2H),3.88(s,3H),7.21(dt,J=7.52,1.17Hz,1H),7.38(t,J=2.27Hz,1H),7.42−7.55(m,2H)。
【0347】
ステップD:3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)スルホニル)フェノールの調製
CHCl(2mL)中の(1−((3−メトキシフェニル)スルホニル)シクロブチル)メタノール(0.55g、2.08mmol)の溶液に、三臭化ホウ素(0.43mL、4.51mmol)をN下において−78℃でゆっくりと添加した。反応混合物を−78℃で5時間撹拌し、その後、室温で2時間撹拌した。反応を−20℃まで冷却し、PrOHでクエンチした。混合物をNaHCO水溶液でpH7に中和させた。得られた混合物をPrOH/DCM(20%)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、その後、濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(0.49g、84%収率)を得た。LCMS m/z=243.0[M+H]
【0348】
ステップE:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロブチル)
メタノールの調製
アセトン(10mL)中の3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロブチル)スルホニル)フェノール(280mg、1.16mmol)および炭酸カリウム(0.48g、3.47mmol)の混合物に、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(0.30g、1.16mmol)を添加した。反応混合物を70℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して固体材料を濾過し、アセトン(2×5mL)で洗浄した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.30g、84%収率)を得た。LCMS m/z=299.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.91−2.09(m,4H),2.67−2.76(m,2H),2.78(dd,J=4.80,2.53Hz,1H),2.87(t,J=6.32Hz,1H),2.93(d,J=4.04Hz,1H),3.30−3.40(m,1H),3.83(d,J=6.32Hz,2H),3.98(dd,J=11.12,6.06Hz,1H),4.37(dd,J=11.24,2.65Hz,1H),7.22−7.26(m,1H),7.41(t,J=1.26Hz,1H),7.45−7.53(m,2H)。
【0349】
実施例1.29:(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オールの調製
ステップA:エチル2−((3−ヒドロキシフェニル)チオ)−2−メチルプロパノエートの調製
MeOH(20mL)中の3−メルカプトフェノール(1.0g、7.93mmol)の溶液に、1.0Nの水酸化ナトリウム水溶液(8.72mL、8.72mmol)を30分かけて−5℃で滴下した。反応物を−5℃で1時間撹拌した。MeOH(5mL)中のエチル2−ブロモ−2−メチルプロパノエート(1.70g、8.72mmol)の溶液を15分かけて−5℃で添加した。反応物を室温で24時間撹拌した。混合物を濃縮した。残渣を25mLの水および100mLのTBMEで処理した。抽出および相分離の後、有機相を50mLの飽和NaHCOおよび50mLのブラインで洗浄した。合わせた有機相をNaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.47g、77%収率)を得た。LCMS m/z=241.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.23(t,J=7.07Hz,3H),1.51(s,6H),4.13(q,J=7.24Hz,2H),6.85(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),6.98(t,J=2.53Hz,1H),7.03(dt,J=7.64,1.36Hz,1H),7.18(t,J=7.83Hz,1H)。
【0350】
ステップB:エチル2−((3−ヒドロキシフェニル)スルホニル)−2−メチルプロパノエートの調製
ジオキサン/水(4:1、30mL)中のエチル2−((3−ヒドロキシフェニル)チオ)−2−メチルプロパノエート(500mg、2.08mmol)の溶液に、オキソン(登録商標)(3.84g、6.24mmol)を少量で数回添加した。白色の懸濁液を室温で3〜4時間撹拌した。白色の固体を濾過し、ジオキサン(20mL)で洗浄し、濾液を濃縮した。得られた水溶液をDCM(3×40mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaHCO水溶液、ブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.54g、91%収率)を得た。LCMS m/z=273.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.17(t,J=7.07Hz,3H),1.64(s,6H),4.13(q,J=7.16Hz,2H),6.77(s,1H),7.16−7.20(m,1H),7.36−7.47(m,3H)。
【0351】
ステップC:3−((1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)スルホニル)フェノールの調製
THF(30mL)中のエチル2−((3−ヒドロキシフェニル)スルホニル)−2−メチルプロパノエート(500mg、1.84mmol)の溶液に、水素化アルミニウムリチウム(THF中2.0M、1.10mL、2.20mmol)を0℃で添加した。0℃で10分間、および室温で3時間撹拌した後、反応物を水およびHCl水溶液(6.0M)で0℃でクエンチし、その後、室温まで加温した。得られた混合物にPrOH/DCM(20%)を添加し、その後、室温で30分間撹拌した。水層をPrOH/DCM(20%、3×)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、さらなる精製を伴わずに標記化合物(411mg、97%収率)を得た。LCMS m/z=231.0[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.29(s,6H),3.65(s,2H),7.12(ddd,J=8.15,2.46,1.01Hz,1H),7.26(t,J=2.27Hz,1H),7.29−7.34(m,1H),7.43(t,J=7.96Hz,1H)。
【0352】
ステップD:(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オールの調製
アセトン(30mL)中の3−((1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)スルホニル)フェノール(411mg、1.79mmol)および炭酸カリウム(0.76g、5.51mmol)の混合物に、(S)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(0.52g、2.02mmol)を添加した。反応混合物を70℃で一晩加熱した。反応混合物を室温まで冷却した。固体を濾過し、アセトン(2×10mL)で洗浄した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.50g、95%収率)を濃厚な液体として得た。LCMS m/z=287.0[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.31(s,6H),2.78(dd,J=4.80,2.78Hz,1H),2.87−2.97(m,2H),3.34−3.40(m,1H),3.74(d,J=4.29Hz,2H),3.98(dd,J=11.24,5.94Hz,1H),4.36(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),7.22−7.26(m,1H),7.41(t,J=1.01Hz,1H),7.45−7.51(m,2H)。
【0353】
実施例1.30:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの調製
ステップA:(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの調製
方法BのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0354】
ステップB:(R)−tert−ブチル(8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリドおよび(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートから、方法BのステップBに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=469.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.42(s,9H),1.59−1.83(m,5H),2.05(dd,J=13.14,8.08Hz,1H),2.73−2.84(m,2H),2.98(s,3H),3.33−3.42(m,5H),3.51(dd,J=9.09,5.56Hz,1H),3.85−3.93(m,1H),4.05−4.15(m,1H),4.51(t,J=4.55Hz,1H),7.13(d,J=2.02Hz,1H),7.75(d,J=2.02Hz,1H)。
【0355】
ステップC:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの調製
CHCl(10mL)中の(R)−tert−ブチル(8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(189.0mg、0.40mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(1.01mL、4.03mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。翌日に、白色の沈殿物が認められた。反応を水でクエンチし、その後、飽和NaHCO水溶液で中和させた。得られた溶液をPrOH/DCM(20%、2×)で抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(149mg、92%収率)を淡い固体として得た。LCMS m/z=369.4[M+H]+;H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.50(dd,J=13.01,6.19Hz,1H),1.60−1.78(m,2H),1.78−1.86(m,2H),2.07(dd,J=12.88,7.58Hz,1H),2.74−2.87(m,2H),2.97(s,3H),3.33−3.46(m,6H),3.50−3.57(m,1H),3.86(dd,J=8.84,5.81Hz,1H),4.51(t,J=4.55Hz,2H),7.13(d,J=2.02Hz,1H),7.75(d,J=2.27Hz,1H)。
【0356】
実施例1.31:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの調製
ステップA:(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの調製
方法BのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0357】
ステップB:(R)−tert−ブチル(8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
キノリン−6−スルホニルクロリドおよび(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートから、方法BのステップBに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=448.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.40(s,9H),1.59(dd,J=13.14,6.06Hz,1H),1.66−1.74(m,2H),1.75−1.83(m,2H),1.97−2.05(m,1H),2.77−2.89(m,2H),3.41−3.51(m,3H),3.84(dd,J=9.22,6.19Hz,1H),4.01−4.12(m,1H),7.69(dd,J=8.34,4.29Hz,1H),8.07(dd,J=8.84,2.02Hz,1H),8.23(d,J=8.84Hz,1H),8.48(d,J=2.02Hz,1H),8.58(d,J=7.58Hz,1H),9.03(dd,J=4.29,1.77Hz,1H)。
【0358】
ステップC:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの調製
DCM(12mL)中の(R)−tert−ブチル(8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(398mg、0.89mmol)の溶液に、TFA(0.68mL、8.89mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応を水でクエンチし、その後、飽和NaHCO水溶液でpH7まで中和させた。得られた溶液をPrOH/DCMで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、その後、濃縮して、標記化合物(350mg、106%収率)を得て、これを精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=348.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58(dd,J=13.64,5.31Hz,1H),1.61−1.70(m,1H),1.76(dt,J=17.43,14.15Hz,1H),1.85(dd,J=7.45,4.42Hz,2H),2.13(dd,J=13.52,7.96Hz,1H),2.76−2.90(m,2H),3.45−3.56(m,3H),3.63−3.71(m,1H),3.85(dd,J=9.73,5.68Hz,1H),7.70(dd,J=8.34,4.29Hz,1H),8.07(dd,J=8.97,2.15Hz,1H),8.23(d,J=8.84Hz,1H),8.48(d,J=2.02Hz,1H),8.58(d,J=8.59Hz,1H),9.04(dd,J=4.29,1.77Hz,1H)。
【0359】
実施例1.32:本発明の他の中間体の調製
以下の化学物質は、市販源から得たか、または文献の調製に従って合成された適切な中間体(複数可)から、上記の実施例に記載されるものと同様の方法を使用して調製した。適用可能な特定の方法(複数可)は、以下の表に列挙した:
【表2-1】
【表2-2】
【表2-3】
【表2-4】
【表2-5】
【表2-6】
【表2-7】
【表2-8】
【表2-9】
(S)−2−((3−((フルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(構成要素番号C20):H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.74(dd,J=5.05,2.78Hz,1H),2.86(dd,J=5.05,4.29Hz,1H),3.36(dddd,J=6.66,4.39,2.53,2.34Hz,1H),3.96(dd,J=11.37,6.57Hz,1H),4.48(dd,J=11.37,2.53Hz,1H),5.75(d,J=45.73Hz,2H),7.41−7.46(m,2H),7.53(ddd,J=7.71,1.26,1.14Hz,1H),7.64(t,J=7.58Hz,1H)。
(S)−2−((3−((メチルスルホニル)メチル)フェノキシ)メチル)オキシラン(構成要素番号C21):H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.75−2.79(m,4H),2.92(dd,J=4.8,4.28Hz,1H),3.36(dddd,J=5.78,4.20,2.91,2.78Hz,1H),3.96(dd,J=11.12,5.81Hz,1H),4.22(s,2H),4.29(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),6.95−6.99(m,1H),6.99−7.03(m,2H),7.33(t,J=8.08Hz,1H)。
【0360】
実施例1.33:メシル酸塩としての1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)の調製(方法A)
ステップA:(R)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
EtOH(978mL)中の(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(11.26g、49.32mmol)および(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(28.64g、98.63mmol)の溶液を窒素と共に1時間泡立たせた。反応物を70℃で2日間加熱した。室温まで冷却した後、溶媒を真空下で除去した。残渣をEtOAc(500mL)中に溶解させ、飽和NaHCO水溶液で抽出した。EtOAc層を分離させた。水層をEtOAc(1×)で洗浄した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(22.17g、87%収率)を得た。LCMS m/z=519.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.48−1.58(m,1H),1.58−1.77(m,4H),2.12(dd,J=12.88,7.58Hz,1H),2.71−2.82(m,2H),3.11(s,3H),3.34−3.44(m,2H),3.45−3.52(m,1H),3.61−3.70(m,3H),3.96−4.14(m,4H),5.11(s,2H),7.26−7.33(m,2H),7.34−7.37(m,4H),7.48−7.51(m,1H),7.51−7.57(m,2H)。
【0361】
ステップB:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
CHCl(300mL)中の(R)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(23.20g、44.73mmol)の溶液に、DIEA(23.37mL、134.2mmol)および(BOC)O(29.29g、134.2mmol)を添加した。反応物を窒素下において室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を飽和NHCl水溶液、水、次いでブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(25.21g、91%収率)を得た。LCMS m/z=619.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.46(s,9H),1.48−1.57(m,1H),1.60−1.74(m,3H),1.89(dd,J=12.76,8.21Hz,1H),2.11(dd,J=12.76,8.46Hz,1H),3.11(s,3H),3.22−3.29(m,1H),3.34−3.46(m,2H),3.56(dd,J=14.53,4.42Hz,1H),3.60−3.71(m,2H),3.89−3.97(m,1H),3.99−4.11(m,3H),4.13−4.23(m,1H),4.48−4.61(m,1H),5.11(s,2H),7.25−7.38(m,6H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.51−7.59(m,2H)。
【0362】
ステップC:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
MeOH(336.2mL)中の(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(20.8g、33.62mmol)の溶液に、パラジウム/C(3.59g、3.36mmol)をHバルーン下で添加した。反応物を室温で撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、その後、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(15.43g、88%収率)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=485.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.38(s,9H),1.41(d,J=6.82Hz,2H),1.49−1.58(m,2H),1.66(dd,J=12.38,8.59Hz,1H),2.01(dd,J=12.38,8.34Hz,1H),2.52−2.58(m,1H),2.71−2.84(m,2H),3.01−3.13(m,1H),3.21(s,3H),3.42(dd,J=14.27,4.17Hz,1H),3.75−3.89(m,2H),3.92−4.11(m,3H),4.44(bs,1H),5.25(d,J=3.79Hz,1H),7.27(dd,J=8.21,1.64Hz,1H),7.41(t,J=2.02Hz,1H),7.49(d,J=7.83Hz,1H),7.57(t,J=7.96Hz,1H)。
【0363】
ステップD:1−エチルキノリン−4(1H)−オンの調製
DMF(100mL)中のキノリン−4−オール(25g、172.2mmol)の溶液に、炭酸カリウム(47.61g、344.5mmol)を添加した。反応物を室温で30分間撹拌した。ブロモエタン(17.87mL、241.1mmol)を添加した。反応混合物を80℃まで一晩加熱した。反応が完了し、室温まで冷却した後、セライトのパッドを通して混合物を濾過し、DCMで洗浄した。濾液を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(13.65g、46%収率)を黄色の固体として得た。LCMS m/z=174.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34(t,J=7.07Hz,3H),4.28(q,J=7.16Hz,2H),6.05(d,J=7.58Hz,1H),7.37(ddd,J=7.96,4.93,3.03Hz,1H),7.69−7.76(m,2H),7.99(d,J=7.58Hz,1H),8.19(d,J=7.83Hz,1H)。
【0364】
ステップE:1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリドの調製
1−エチルキノリン−4(1H)−オン(4g、23.09mmol)を含有する三つ口丸底フラスコに、新しく蒸留したスルフロクロリド酸(9.21mL、138.6mmol)をN下において泡立ちが減速するまで滴下した。(注:多くの煙が生じ、ガスが発生した。)得られた透明な茶色の溶液を室温で30分間撹拌し、その後、N下において100℃で一晩加熱した。反応物を室温まで冷却した。500mLのビーカー中の砕いた氷に、激しく撹拌しながら混合物をゆっくりと注いだ。沈殿物を濾過し、冷水で洗浄して、標記化合物(3.86g、54%収率)をベージュ色の固体として得た。LCMS m/z=271.8[M]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.46(t,J=7.07Hz,3H),4.76(q,J=7.07Hz,2H),7.79(t,J=7.58Hz,1H),8.08(dd,J=15.66,1.52Hz,1H),8.22(d,J=8.84Hz,1H),8.43(dd,J=8.34,1.52Hz,1H),9.26(s,1H)。
【0365】
ステップF:tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製
CHCl(160mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(15.51g、32.01mmol)の溶液に、DIEA(12.94mL、74.18mmol)および1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド(85.4%純粋、12.07g、37.94mmol)を添加した。反応物を室温で4時間撹拌し、その後、水でクエンチし、10%のIPA/DCMで洗浄した。水層をIPA/DCM(10%)で逆抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(21.2g、82%収率)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=720.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.36(s,9H),1.37−1.42(m,3H),1.47−1.57(m,1H),1.58−1.76(m,4H),2.98−3.17(m,3H),3.19(s,3H),3.35(d,J=4.04Hz,1H),3.41(dd,J=14.27,3.92Hz,1H),3.77(t,J=8.21Hz,1H),3.84(d,J=7.07Hz,1H),3.89−4.06(m,4H),4.45(q,J=7.07Hz,3H),5.22(d,J=5.05Hz,1H),7.25(ddd,J=6.82,1.52,1.26Hz,1H),7.39(d,J=2.53Hz,1H),7.44−7.49(m,1H),7.50−7.58(m,2H),7.86(d,J=1.26Hz,2H),8.26(d,J=7.58Hz,1H),8.61(s,1H)。
【0366】
ステップG:メシル酸塩としての1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物310)の調製
アセトン(78.81mL)中のtert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(17.42g、24.19mmol)の溶液を、冷却器および針出口隔膜を備える500mLの丸底フラスコ中で調製して、透明な薄い黄色の溶液を得た。得られた溶液を60℃まで加熱した。メタンスルホン酸(2.02mL、31.45mmol)を反応溶液に滴下し、激しく撹拌した。1時間撹拌した後、白色の沈殿物が形成され、標記化合物のメシル酸塩の種結晶(15mg)を反応混合物に添加した。種結晶を添加した後、20分以内にさらなる沈殿物が形成された。撹拌バーの動きを停止した。沈殿したケーキをスパチュラで崩し、さらなるアセトン(84mL)を添加した。撹拌しながら加熱を一晩継続した。翌日に加熱を止めた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。翌日に、反応物を撹拌しながら60℃まで1時間再加熱し、その後、熱い間に真空濾過により沈殿物を回収した。ケーキを室温でアセトン(3×100mL)で洗浄し、加熱真空オーブン下において50℃で乾燥させて、標記化合物(15.24g、88%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=620.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.38(t,J=7.07Hz,3H),1.51−1.61(m,1H),1.62−1.71(m,1H),1.71−1.82(m,3H),2.20(dd,J=13.26,8.21Hz,1H),2.30(s,3H),2.94−3.05(m,1H),3.06−3.20(m,3H),3.21(s,3H),3.30−3.43(m,1H),3.76−3.85(m,1H),3.90−3.99(m,2H),4.07(d,J=5.05Hz,2H),4.10−4.19(m,1H),4.46(q,J=7.07Hz,2H),5.91(bs,1H),7.30(ddd,J=8.15,2.46,0.76Hz,1H),7.44(t,J=2.27Hz,1H),7.50−7.56(m,2H),7.59(t,J=7.96Hz,1H),7.82−7.91(m,2H),8.25(dd,J=7.83,1.26Hz,1H),8.63(s,1H),8.76(bs,2[M+H])。13C NMR(400MHz,DMSO−d)δppm14.30,35.68,36.35,42.54,43.10,43.21,43.35,48.09,50.44,58.11,67.65,70.45,71.00,78.90,112.31,117.02,117.43,118.81,120.05,125.12,126.17,127.71,130.58,133.31,138.91,142.03,147.53,158.91,171.53。
【0367】
実施例1.34:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)の調製(方法B)
ステップA:(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメートの調製
MeOH(254.8mL)中の(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(39.8g、101.9mmol)の溶液に、パラジウム/C(10.85g、10.19mmol)をHバルーン下において室温で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、MeOHで洗浄し、濃縮した。残渣をEtOAc/Hex(10%)で粉砕して、標記化合物(21.02g、80%収率)を黄色のゴム状物として得た。LCMS m/z=257.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.37(s,9H),1.41(t,J=5.68Hz,2H),1.52(dd,J=6.69,3.41Hz,3H),1.96(dd,J=12.63,8.34Hz,1H),2.52−2.58(m,2H),2.72−2.84(m,2H),3.41(dd,J=8.59,6.57Hz,1H),3.83(dd,J=8.59,6.82Hz,1H),3.92−4.08(m,1H),6.99(bs,1H)。
【0368】
ステップB:(R)−tert−ブチル(8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
CHCl(370mL)中の(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート(21.02g、82.00mmol)の溶液に、DIEA(14.28mL、82.00mmol)を窒素下において0℃で添加し、続いて添加漏斗を介してCHCl中のキノリン−3−スルホニルクロリド(20.54g、90.20mmol)溶液を添加した。反応混合物を室温まで一晩ゆっくりと加温した。反応が完了した後、混合物を水、次いでブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をヘキサンで粉砕して、標記化合物(42.31g、112%収率)を淡い黄色の固体として得た。LCMS m/z=448.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34(s,9H),1.53(dd,J=13.01,6.44Hz,1H),1.62(t,J=4.29Hz,2H),1.71(t,J=4.55Hz,2H),1.91(dd,J=12.88,8.34Hz,1H),2.65−2.83(m,2H),3.31−3.39(m,2H),3.72(dd,J=8.84,6.57Hz,1H),3.87−4.01(m,1H),6.99(d,J=5.81Hz,1H),7.81(ddd,J=8.15,7.01,1.01Hz,1H),8.00(ddd,J=8.46,6.95,1.52Hz,1H),8.17(d,J=8.34Hz,1H),8.29(d,J=7.58Hz,1H),8.92(d,J=1.77Hz,1H),9.13(d,J=2.27Hz,1H)。
【0369】
ステップC:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンの調製
CHCl(237.5mL)中の(R)−tert−ブチル(8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(42.52g、95.01mmol)の溶液に、TFA(79mL、1.032mol)を0℃でゆっくりと添加した。反応物を室温で2.5時間撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。赤味がかった茶色の油状物をMTBEで粉砕して、標記化合物(30.34g、92%収率)を薄い茶色の固体として得た。LCMS m/z=348.2[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.45(dd,J=13.01,5.68Hz,1H),1.53−1.67(m,2H),1.70−1.84(m,2H),1.94(dd,J=13.01,7.71Hz,1H),2.65−2.80(m,2H),3.16−3.45(m,3H),3.53(dq,J=7.71,5.68Hz,1H),3.69(dd,J=9.09,6.06Hz,1H),7.81(td,J=7.58,1.01Hz,1H),8.00(td,J=8.46,6.95,1.52Hz,1H),8.18(d,J=8.59Hz,1H),8.28(d,J=1.01Hz,1H),8.93(d,J=2.02Hz,1H),9.13(d,J=2.27Hz,1H)。
【0370】
ステップD:(S)−1−(3−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物88)の調製(方法BD)
EtOH(160mL)中の(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール(15.23g、38.91mmol)および(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(27.04g、77.82mmol)の溶液を70℃で24時間加熱した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。残渣をprep−HPLCによって精製した。画分を合わせ、飽和NaHCO水溶液で中和させた。揮発物を蒸発させ、その後、水層をIPA/CHCl(10%)で抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物(9.70g、41%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=606.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.46(dd,J=12.63 5.31Hz,1H),1.60(t,J=5.68Hz,2H),1.65−1.81(m,2H),1.88(dd,J=12.25,7.20Hz,1H),2.53−2.61(m,2H),2.68−2.79(m,2H),3.32−3.40(m,3H),3.44(t,J=6.44Hz,2H),3.62−3.73(m,3H),3.78−3.86(m,1H),3.89−3.95(m,1H),3.98−4.04(m,1H),4.86(t,J=5.56Hz,1H),5.02(bs,1H),7.25(ddd,J=8.21,2.53,0.88Hz,1H),7.36(t,J=2.53Hz,1H),7.43(dd,J=8.34,1.77Hz,1H),7.52(t,J=7.96Hz,1H),7.81(ddd,J=8.15,7.01,1.01Hz,1H),8.00(ddd,J=8.46,6.95,1.52Hz,1H),8.18(d,J=8.34Hz,1H),8.29(dd,J=8.46,0.88Hz,1H),8.92(d,J=1.77Hz,1H),9.13(d,J=2.27Hz,1H)。
【0371】
実施例1.35:(2S)−1−(4−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物334)の調製(方法C)(方法C)
ステップA:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(4.1g、10.50mmol)をMeOH(15mL)中に溶解させた。パラジウム/C(0.11g、1.05mmol)および水素(ガス)のダブルバルーンを適用した。反応を室温で2時間、激しく撹拌した。この時間の後、反応が完了した。セライトのプラグを通して反応物を濾過した。溶媒を完全に除去した。得られた粘性の油状物をCHCl(30mL)中に再溶解させた。DIEA(2.74mL、15.75mmol)、続いてナフタレン−2−スルホニルクロリド(2.62g、11.55mmol)を添加した(僅かな発熱反応および泡立ちが生じた)。反応物を室温で30分間撹拌した。この時間の後、反応が完了した。溶媒を除去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(4.5g、95.0%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=447.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.34(s,9H),1.48−1.56(m,1H),1.56−1.63(m,2H),1.64−1.74(m,2H),1.85−1.94(m,1H),2.59−2.72(m,2H),3.25−3.33(m,3H),3.67−3.75(m,1H),3.88−3.99(m,1H),6.97(d,J=8.7Hz,1H),7.67−7.79(m,3H),8.08(d,J=8.0Hz,1H),8.17(d,J=8.7Hz,1H),8.21(d,J=8.0Hz,1H),8.42(d,J=1.4Hz,1H)。
【0372】
ステップB:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−オキシラン−2−イルメチル)カルバメートの調製
tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(2.0g、4.48mmol)をDMF(6mL;溶液は、やや濁ったままであった)中に溶解させた。水素化ナトリウム(0.32g、13.44mmol)を室温で添加した(泡立ちが認められた)。反応物を室温で30分間撹拌した。次いで、(S)−2−(クロロメチル)オキシラン(2.07g、22.39mmol)を撹拌溶液に添加した。反応物を室温で1時間撹拌した。この時間の後、反応は、TLC分析により約50%完了した。反応物を油浴中で40℃まで加温し、この温度で2時間撹拌した。この時間の後、開始材料が消費された。反応物を冷却し、EtOAc(20mL)で希釈した。反応物をHO(30mL)と共に分液漏斗に注ぎ、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.47g、2.63mmol、58.8%収率)を白色の泡状固体として得た。LCMS m/z=503.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.37(s,9H),1.50−1.81(m,5H),1.88−1.99(m,1H),2.41−2.48(m,1H),2.57−2.75(m,3H),2.92−3.00(m,1H),3.23−3.43(m,3H),3.43−3.50(m,1H),3.52−3.59(m,1H),3.63−3.73(m,1H),4.35−4.51(m,1H),7.66−7.79(m,3H),8.09(d,J=7.9Hz,1H),8.17(d,J=8.8Hz,1H),8.21(d,J=8.0Hz,1H),8.43(s,1H)。
【0373】
ステップC:(2S)−1−(4−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物334)の調製
tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−オキシラン−2−イルメチル)カルバメート(10mg、19.90μmol)、4−(メチルスルホニル)フェノール(4.11mg、23.87μmol)、および炭酸カリウム(8.25mg、59.69μmol)をDMF(0.2mL)中に溶解/懸濁させた。反応物を100℃まで一晩加熱した。セライト(登録商標)のプラグを通して混合物を濾過した。濾液を濃縮し、Prep LC/MSによって精製して、tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(4−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートを得た。凍結乾燥させたのち、材料をACN(1.5mL)中に溶解させた。ジオキサン(100μl、0.400mmol)中の4N HClを添加し、Boc基が完全に切断されるまで反応を続けた。溶媒を完全に除去し、得られた材料をACN(0.2mL)およびHO(0.5mL)中に溶解させ、凍結させ、再び凍結乾燥させて、標記化合物のHCl塩を得た。凍結乾燥ステップの後にLC/MSにおいて認められた不純物により、材料をPrep LC/MSによって再び精製して、標記化合物(3.3mg、23.8%収率)を白色の固体として得た(TFA塩)。LCMS m/z=575.4[M+H]
【0374】
実施例1.36:(2S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物15)の調製
ステップA:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−オキシラン−2−イルメチル)カルバメートの調製
tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(1.5g、3.36mmol))をN下において無水DMF(12mL)に溶解させて、透明な無色の溶液を得た。水素化ナトリウム(0.61g、15.12mmol)を添加した。灰色がかった懸濁液を室温で30分間撹拌した後、(S)−2−(クロロメチル)オキシラン(1.32mL、16.80mmol)を添加した。反応物をN下において室温で2時間撹拌した。反応物を水でクエンチし、その後、飽和NaHCO水溶液(25mL)に注いだ。得られた混合物をEtOAc(3×)で抽出した。合わせた有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(323mg、22%収率)を得た。LCMS m/z=503.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.44(s,9H),1.56−1.69(m,1H),1.69−1.88(m,4H),1.97−2.05(m,1H),2.50(dt,J=4.80,2.40Hz,1H),2.72−2.77(m,1H),2.77−2.88(m,2H),2.98−3.07(m,1H),3.32−3.38(m,2H),3.38−3.50(m,2H),3.56(dd,J=14.78,1.89Hz,1H),3.70−3.81(m,1H),4.49(bs,1H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=8.34Hz,2H),8.37(d,J=1.26Hz,1H)。
【0375】
ステップB:(2S)−1−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物15)の調製
DMF(0.2mL)中のtert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−オキシラン−2−イルメチル)カルバメート(15mg、29.84μmol)の溶液を、3−(エチルスルホニル)フェノール(10.28mg、59.69μmol)およびKCO(12.37mg、89.53μmol)の入った5mLのシンチレーションバイアルに添加した。反応物を70℃で一晩加熱した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、その後、濃縮した。質量分析prep−HPLCによって残渣を精製して、tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートを得た。LCMS m/z=689.4[M+H]
【0376】
ACN(2mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(エチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの溶液に、4NのHCl(ジオキサン中、75μL、0.30mmol)を添加した。反応物を室温で2時間、穏やかに振とうさせ、濃縮した。質量分析prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物(8.1mg、39%収率)をオフホワイト色の固体として得た。LCMS m/z=589.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.20(t,J=8.00Hz,3H),1.67(dd,J=10.86,4.29Hz,1H),1.75−1.96(m,4H),2.28(ddd,J=13.58,8.02,2.40Hz,1H),2.73−2.90(m,2H),3.06−3.29(m,4H),3.49(t,J=12.63Hz,2H),3.79−3.88(m,1H),3.92−4.03(m,2H),4.04−4.13(m,2H),4.18−4.27(m,1H),7.29(ddd,J=8.08,2.53,1.26Hz,1H),7.44(t,J=4.00Hz,1H),7.48−7.52(m,1H),7.55(t,J=8.00Hz,1H),7.68(qd,J=8.25,8.08Hz,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0377】
実施例1.37:(2S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物1)の調製(方法D)
(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(20mg、87.62μmol)および8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(33.39mg、96.38μmol、ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、実施例1.2のステップAおよびBに記載されるものと同様の方法を使用して調製した)をEtOH(2.5mL)中に溶解させた。反応物を60℃で一晩加熱した。反応が完了し、室温まで冷却した後、これを濃縮し、質量分析prep−HPLCによって精製して、標記化合物(7mg、12%収率)を得た。LCMS m/z=575.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.31−1.38(m,1H),1.61−1.72(m,1H),1.77−1.96(m,4H),2.29(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.74−2.91(m,2H),3.10(s,3H),3.44−3.55(m,4H),3.79−3.87(m,1H),3.93−4.03(m,2H),4.09(d,J=4.80Hz,2H),4.20−4.29(m,1H),7.26−7.33(m,1H),7.49(s,1H),7.55(d,J=5.05Hz,2H),7.62−7.74(m,2H),7.77(d,J=8.59Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.09(d,J=8.59Hz,2H),8.38(s,1H)。
【0378】
実施例1.38:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物154)の調製(方法E)。(方法E)
ステップA:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
EtOH(150mL)中の(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(7.63g、30.00mmol)および(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(17.42g、60.01mmol)の溶液を70℃で一晩加熱した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(6.34g、61%収率)を得た。LCMS m/z=545.6[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.00−1.09(m,2H),1.32−1.39(m,2H),1.46−1.58(m,1H),1.60−1.74(m,2H),1.79(dd,J=13.14,5.81Hz,2H),2.10−2.17(m,1H),2.48(tt,J=7.96,4.93Hz,1H),2.92−3.09(m,2H),3.35(q,J=10.78Hz,2H),3.61−3.70(m,1H),3.70−3.81(m,2H),3.84−3.92(m,1H),4.01−4.14(m,3H),4.21−4.31(m,1H),5.13(s,2H),7.17(ddd,J=7.89,2.46,1.26Hz,1H),7.28−7.39(m,5H),7.40−7.55(m,3H)。
【0379】
CHCl(150.0mL)中の(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(6.34g、11.63mmol)の溶液に、DIEA(3.7mL、21.2mmol)および(BOC)O(4.4g、20.2mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(5.81g)を得た。LCMS m/z=645.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.00−1.08(m,2H),1.31−1.39(m,2H),1.50(s,10H),1.63−1.76(m,3H),1.82(dd,J=13.01,8.21Hz,1H),2.09(dd,J=12.88,8.59Hz,1H),2.41−2.52(m,1H),3.27−3.54(m,4H),3.66−3.79(m,2H),3.80−3.90(m,1H),3.92−4.07(m,3H),4.11−4.20(m,1H),4.57−4.69(m,1H),5.14(s,2H),7.16(ddd,J=8.02,2.59,1.26Hz,1H),7.29−7.40(m,5H),7.42(t,J=2.27Hz,1H),7.45−7.54(m,2H)。
【0380】
ステップB:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
MeOH(45mL)中の(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(5.80g、9.00mmol)の溶液に、窒素下においてパラジウム/C(0.96g、0.90mmol)を添加した。反応物をHバルーン下において室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(4.6g、100%収率)を白色の泡状物として得た LCMS m/z=511.6[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.00−1.09(m,2H),1.32−1.38(m,2H),1.50(s,9H),1.56−1.80(m,6H),2.13(dd,J=12.88,8.84Hz,1H),2.46(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),2.71−2.81(m,2H),2.93−3.07(m,2H),3.38−3.56(m,2H),3.76−3.87(m,1H),3.93−4.07(m,3H),4.12−4.20(m,1H),4.59−4.71(m,1H),7.16(ddd,J=7.83,2.53,1.52Hz,1H),7.42(t,J=1.52Hz,1H),7.45−7.55(m,2H)。
【0381】
ステップC:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
CHCl(19.18mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(1.96g、3.84mmol)の溶液に、DIEA(0.80mL、4.60mmol)および1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリド(1.10g、4.41mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。次いで、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(2.5g、90%収率)を得た。LCMS m/z=723.6[M+H]
【0382】
ステップD:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)
プロパン−2−オール(化合物154)の調製。
DCM(19mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(2.5g、3.46mmol)の溶液に、TFA(7mL、91.41mmol)を添加した。反応物を室温で1時間撹拌した。混合物を濃縮した。残渣を水で希釈した。混合物を飽和NaHCO水溶液で中和させ、その後、IPA/DCM(10%)で抽出した。有機層を水およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、標記化合物(2.1g、88%収率)を泡状物として得た。LCMS m/z=623.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.00−1.07(m,2H),1.09−1.13(m,2H),1.47(dd,J=12.76,5.43Hz,1H),1.56−1.61(m,2H),1.67(dd,J=10.61,4.29Hz,1H),1.72−1.80(m,1H),1.89(dd,J=12.76,7.45Hz,1H),2.53−2.68(m,4H),2.87(dd,J=12.63,3.03Hz,1H),2.91(s,3H),3.23(dd,J=10.74,5.94Hz,2H),3.33−3.43(m,4H),3.75(dd,J=8.59,5.81Hz,1H),3.80−3.88(m,1H),3.91−3.98(m,1H),4.02−4.07(m,1H),4.45(t,J=4.8Hz,2H),4.96−5.06(m,1H),7.02(d,J=2.27Hz,1H),7.28(dd,J=7.83,2.02Hz,1H),7.35(t,J=1.77Hz,1H),7.43(d,J=8.34Hz,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),7.71(d,J=2.02Hz,1H)。13C NMR(400MHz,CDOD)δppm6.51,25.39,33.55,35.28,36.97,38.42,41.06,44.42,44.81,48.12,50.51,59.71,66.69,67.80,68.45,71.71,80.99,114.62,117.44,121.12,121.26,129.23,131.54,132.03,135.13,143.44,154.96,160.46。
【0383】
実施例1.39:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
CHCl(5mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(294mg、0.58mmol)の溶液に、DIEA(0.22mL、1.26mmol)、続いて1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド(0.27g、0.98mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物を得た。LCMS m/z=746.4[M+H]
【0384】
ステップB:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチルキノリン−4(1H)−オン(化合物297)の調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(前のステップから)を室温で一晩、TFA/DCM(14%、5mL)中で撹拌した。混合物を濃縮し、prep−HPLCによって残渣を精製した。合わせた画分をNaHCO水溶液で中和させ、その後、MeCNを圧力下で除去した。水層をIPA/DCM(10%、2×150mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をACN(14mL)中に溶解させ、その後、HCl(ジオキサン中4N、2.3当量)を添加した。溶液を室温で1時間撹拌した後、水(21mL)を添加した。次いで、混合物を凍結乾燥させて、標記化合物(356mg、86%収率)を得た。LCMS m/z=646.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.00−1.08(m,2H),1.08−1.15(m,2H),1.38(t,J=7.07Hz,3H),1.51−1.60(m,1H),1.62−1.70(m,1H),1.72−1.84(m,3H),2.20(dd,J=13.39,8.08Hz,1H),2.87(tt,J=7.80,4.83Hz,1H),2.93−3.04(m,1H),3.05−3.22(m,3H),3.29−3.42(m,2H),3.78−3.87(m,1H),3.87−3.99(m,2H),4.07(d,J=5.05Hz,2H),4.14−4.23(m,1H),4.46(q,J=7.07Hz,2H),7.31(dd,J=8.08,1.77Hz,1H),7.38(t,J=1.77Hz,1H),7.48(d,J=7.83Hz,1H),7.53(ddd,J=7.96,6.32,1.64Hz,1H),7.58(t,J=7.96Hz,1H),7.82−7.92(m,2H),8.24(d,J=1.26Hz,1H),8.63(s,1H),8.96(bs,1H),9.09(bs,1H)。
【0385】
実施例1.40:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド(化合物123)の調製。(方法E2)
ステップA:(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
EtOH(550mL)中の(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド(14.75g、54.38mmol)および(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(62.5g、98.8mmol)の溶液を70℃で40時間加熱した。反応が完了し、室温まで冷却した後、混合物を濃縮した。精製を伴わずに残渣を次のステップに使用した。LCMS m/z=562.4[M+H]
【0386】
ステップB:(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
前のステップからの(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートをCHCl(550mL)中に溶解させ、その後、0℃まで冷却した。DIEA(37.89mL、217.5mmol)および(BOC)O(71.21g、326.3mmol)を添加した。反応物を室温で撹拌した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(22.1g、61%収率)を黄色の泡状物として得た。LCMS m/z=662.6[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.50(s,10H),1.64−1.85(m,4H),2.09(dd,J=13.14,8.84Hz,1H),3.29−3.55(m,4H),3.68−3.87(m,3H),3.92−4.01(m,4H),4.02−4.08(m,1H),4.11−4.19(m,1H),4.61−4.71(m,1H),5.13(s,2H),5.58−5.93(m,1H),6.62−6.73(m,1H),7.21(ddd,J=7.83,2.53,1.52Hz,1H),7.30−7.39(m,5H),7.43(t,J=1.77Hz,1H),7.48−7.58(m,2H)。
【0387】
ステップC:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
MeOH(324mL)中の(R)−ベンジル3−(((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(22.1g、32.40mmol)の溶液に、N下においてパラジウム/C(3.45g、3.24mmol)を添加した。反応物をHバルーン下において一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドに混合物を通し、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(17.6g、103%収率)を白色の泡状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=528.6[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.50(s,9H),1.54−1.69(m,2H),1.71−1.83(m,3H),2.10(dd,J=13.01,8.97Hz,1H),2.72−2.88(m,2H),3.00(dddd,J=17.27,8.56,8.40,4.17Hz,2H),3.38−3.56(m,2H),3.66−3.85(m,1H),3.92−4.09(m,5H),4.10−4.18(m,1H),4.58−4.73(m,1H),6.19−6.51(m,1H),6.75(bs,1H),7.22(dd,J=7.58,2.53Hz,1H),7.44(t,J=1.77Hz,1H),7.48−7.58(m,2H)。
【0388】
ステップD:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
CHCl(151mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(15.93g、30.20mmol)の溶液に、DIEA(7.89mL、45.29mmol)およびキノリン−3−スルホニルクロリド(8.25g、36.23mmol)を窒素下において室温で少量ずつ添加した。反応物を1時間撹拌した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(18.89g、89%収率)を淡い黄色の泡状物として得た。LCMS m/z=719.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.47(s,9H),1.56−1.73(m,1H),1.75−1.84(m,2H),1.85−1.94(m,2H),2.05(dd,J=13.14,8.84Hz,1H),2.75−2.90(m,2H),3.30−3.42(m,1H),3.42−3.49(m,1H),3.56−3.76(m,3H),3.77−3.84(m,1H),3.88−3.96(m,1H),3.97−4.04(m,3H),4.07−4.15(m,1H),4.58(quin,J=7.52Hz,1H),5.81(bs,1H),6.75(bs,1H),7.18(ddd,J=7.83,2.65,1.39Hz,1H),7.39(t,J=2.27Hz,1H),7.47−7.57(m,2H),7.71(ddd,J=8.15,7.01,1.26Hz,1H),7.91(ddd,J=8.53,7.01,1.39Hz,1H),7.99(d,J=8.34Hz,1H),8.22(d,J=8.34Hz,1H),8.65(d,J=1.77Hz,1H),9.20(d,J=2.27Hz,1H)。
【0389】
ステップE:2−(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロポキシ)フェニルスルホニル)アセトアミド(化合物123)の調製。
前のステップからのtert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(18.89g、26.28mmol)をジオキサン(100mL)中に溶解させて、透明な黄色の溶液を0℃で得た。激しく撹拌しながら4NのHCl(ジオキサン中、35mL、140mmol)をゆっくりと添加した。黄色の塊が形成され、反応物を氷浴から除去し、その後、これを超音波処理してこの塊を崩し、その後、室温で撹拌を継続した。白色の固体が形成され、これを回収して、標記化合物(16.18g、87%収率)を得た。LCMS m/z=619.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.57−1.74(m,2H),1.74−1.86(m,3H),2.16(dd,J=13.39,8.08Hz,1H),2.68−2.82(m,2H),2.90−3.01(m,1H),3.04−3.15(m,1H),3.3−3.45(m,2H),3.72−3.80(m,1H),3.82−3.93(m,2H),4.04(d,J=4.80Hz,2H),4.14−4.22(m,1H),4.25(s,2H),4.71(bs,2H),7.26−7.33(m,2H),7.39(t,J=1.77Hz,1H),7.46(d,J=8.08Hz,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),7.60(bs,1H),7.81(td,J=7.58,1.01Hz,1H),8.01(ddd,J=8.46,6.95,1.52Hz,1H),8.18(d,J=8.59Hz,1H),8.29(d,J=7.58Hz,1H),8.94(d,J=1.77Hz,1H),9.00(bs,1H),9.11−9.21(m,2H)。13C NMR(400MHz,CDOD)δppm35.09,37.00,41.12,44.33,44.76,50.34,59.77,62.50,66.61,68.35,71.57,80.99,115.36,122.02,122.29,128.33,129.58,130.06,130.84,131.61,131.82,134.46,139.42,141.86,148.02,149.86,160.26,166.00。
【0390】
実施例1.41:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロパン−2−オール(化合物163)の調製。(方法F)
ステップA:(S)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)
シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール(380mg、1.34mmol)および(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.70g、2.41mmol)をEtOH(10mL)中に溶解させた。反応物を80℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮して、標記化合物を得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに直接使用した。LCMS m/z=575.6[M+H]
【0391】
ステップB:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
CHCl(20mL)中の(S)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの溶液に、DIEA(1.397mL、8.019mmol)および(BOC)O(1.167g、5.346mmol)を室温で添加した。TLCによって監視される反応の完了後、反応を水でクエンチした。水層をCHCl(3×)で抽出した。有機層を合わせ、水で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(720mg、72.1%収率)を得た。LCMS m/z=675.2[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.04−1.08(m,2H),1.44−1.47(m,1H),1.49(s,9H),1.61−1.64(m,2H),1.65−1.73(m,4H),1.77−1.84(m,1H),2.08(dd,J=8.85,12.87Hz,1H),3.30−3.40(m,2H),3.44−3.51(t,J=4.20Hz,1H),3.66(s,2H),3.68−3.75(m,2H),3.81(dd,J=5.63,9.65Hz,1H),3.91−4.06(m,3H),4.09−4.15(m,1H),4.62(t,J=6.98Hz,1H),5.12(s,2H),7.18−7.21(m,1H),7.28−7.36(m,5H),7.41−7.42(m,1H),7.46−7.52(m,2H)。
【0392】
ステップC:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製
隔膜を有する50mLの丸底フラスコにパラジウム/C(0.142g、1.336mmol)を取り入れ、容器を空にし、アルゴンで充填した。そこにMeOH(20mL)、続いてMeOH(5mL)中の(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)
プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(720mg、0.963mmol)を添加した。反応物を室温で2分間撹拌し、水素で洗い流し、水素バルーン下において室温で5時間撹拌した。セライトのパッドを通して混合物を濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(620mg、85.1%収率)を白色の固体として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=541.4[M+H]H NMR(400[M+]Hz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.47(s,9H),1.47−1.52(m,2H),1.53−1.64(m,1H),1.65−1.75(m,1H),1.75−1.85(m,2H),2.06−2.15(m,2H),2.80−2.91(m,2H),2.95−3.08(m,2H),3.25−3.36(m,1H),3.57(dd,J=5.22,15.09Hz,1H),3.73(s,2H),3.83(dd,J=7.55,9.29Hz,1H),3.94−4.05(m,2H),4.05−4.11(m,1H),4.14−4.20(m,1H),4.52(quin、J=7.58Hz,1H),7.29(ddd,J=7.89,2.59,1.39Hz,1H),7.45−7.56(m,3H)。
【0393】
ステップD:tert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
CHCl(3.0mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(380mg、0.703mmol)の溶液に、DIEA(0.122mL、0.703mmol)を添加し、続いて、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.211g、0.703mmol)を0℃で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(0.521g、86%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=803.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.05−1.08(m,2H),1.45(t,J=7.00Hz,3H),1.49(s,9H),1.58−1.65(m,3H),1.71−1.86(m,5H),2.07(dd,J=8.62,12.93Hz,1H),3.04−3.14(m,2H),3.46(d,J=3.72Hz,2H),3.53−3.58(m,2H),3.66(s,2H),3.77(dd,J=6.03,9.48Hz,1H),3.91(dd,J=6.90,9.48Hz,1H),3.96−4.04(m,2H),4.09−4.15(m,3H),4.55−4.62(m,1H),6.86(d,J=8.84Hz,1H),7.18(dt,J=2.31,7.17Hz,1H),7.40−7.41(m,1H),7.46−7.52(m,2H),7.56(dd,J=2.54,8.80Hz,1H),8.00(d,J=2.52Hz,1H)。
【0394】
ステップE:tert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
EtOH/HO(4.5mL、2:1比)中のtert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)
プロピル)カルバメート(0.521g、0.604mmol)の溶液に、炭酸カリウム(97.14mg、0.703mmol)、DCMとのPd(dppf)複合体(0.578g、0.703mmol)、および(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸(0.176g、0.703mmol)を添加した。反応物を80℃まで1時間加熱した。室温まで冷却した後、反応物をEtOAで希釈し、水(3×)およびブラインで洗浄し、その後、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(440mg、61.5%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=930.6[M+H]
【0395】
ステップF:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロパン−2−オール(化合物163)の調製。
tert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)
スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(380mg、0.409mmol)をMeOH(1.0mL)中に溶解させ、続いてHCl(ジオキサン中4N、1.5mL、6.128mmol)を室温で添加した。Boc基が切断されるまで(約30分間)反応物を室温で撹拌した。混合物を濃縮し、prep−HPLCによって残渣を精製した。合わせた画分を濃縮し、残渣を水中に溶解させ、飽和NaHCO水溶液(pH約8)で中和させた。水層を5%のMeOH/CHCl(3×)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をMeOH(1.0mL)中に溶解させ、HCl(ジオキサン中4N、1.532mL、6.128mmol)を添加した。溶液を1時間そのままにし、濃縮し、その後、凍結乾燥させて、標記化合物(263mg、80.2%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=730.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.10(m,2H),1.48(t,J=7.00Hz,3H),1.49−1.51(m,2H),1.61−1.68(m,1H),1.79−1.92(m,4H),2.36(dd,J=8.09,13.75Hz,1H),3.08−3.21(m,3H),3.32−3.36(m,1H),3.53−3.61(m,2H),3.72(s,2H),3.94(dd,J=4.05,9.71Hz,1H),4.01−4.08(m,1H),4.08−4.14(m,3H),4.16(s,2H),4.26(q,J=7.00Hz,2H),4.24−4.31(m,1H),7.30(d,J=8.72Hz,1H),7.28−7.32(m,1H),7.47−7.52(m,3H),7.55(d,J=7.20Hz,2H),7.69(d,J=8.24Hz,2H),7.87(dd,J=2.32,8.71Hz,1H),8.08(d,J=2.36Hz,1H)。
【0396】
実施例1.42:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシ
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)の調製。(方法G)
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
CHCl(3.26mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(50mg、97.92μmol)の溶液に、DIEA(34.11μL、0.20mmol)および8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリド(28.18mg、0.11mmol)を窒素下において添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。次いでこれを濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、標記化合物(76mg、95%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=736.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.01−1.09(m,2H),1.18−1.23(m,2H),1.32−1.36(m,1H),1.45(s,9H),1.57−1.65(m,1H),1.69−1.76(m,1H),1.79(t,J=5.94Hz,2H),1.86(dd,J=12.63,8.08Hz,1H),2.07(dd,J=12.63,8.59Hz,1H),2.66(tt,J=7.83,4.80Hz,1H),3.21−3.28(m,3H),3.42−3.56(m,3H),3.85−3.92(m,1H),3.94−4.08(m,3H),4.11−4.19(m,1H),4.52(dd,J=13.89,7.07Hz,1H),7.27(ddd,J=8.15,2.59,1.14Hz,1H),7.42(t,J=2.27Hz,1H),7.43−7.53(m,3H),7.60(ddd,J=10.80,7.89,1.26Hz,1H),8.08(d,J=8.34Hz,1H),8.47(s,1H)。
【0397】
ステップB:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
DMF(1.5mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(76mg、0.10mmol)の溶液に、窒素下においてDIEA(44.98μL、0.258mmol)を添加した。反応物を室温で30分間撹拌した。次いで、ブロモエタン(43.3μL、0.77mmol)を添加した。マイクロ波照射下で反応物を110℃で4時間加熱した。semi−prep HPLCによって混合物を精製して、標記化合物(44mg、56%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=764.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.01−1.08(m,2H),1.17−1.23(m,2H),1.45(s,9H),1.52(t,J=6.57Hz,3H),1.61(ddd,J=13.39,9.73,3.92Hz,1H),1.73(ddd,J=13.52,4.04,3.92Hz,1H),1.79(t,J=5.81Hz,2H),1.86(dd,J=12.76,8.21Hz,1H),2.07(dd,J=12.63,8.59Hz,1H),2.66(tt,J=7.86,4.77Hz,1H),3.20−3.30(m,3H),3.41−3.57(m,3H),3.83−3.91(m,1H),3.94−4.08(m,3H),4.11−4.21(m,1H),4.45−4.61(m,3H),7.27(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.42(t,J=2.53Hz,1H),7.43−7.47(m,1H),7.49−7.55(m,2H),7.65(ddd,J=14.91,8.08,1.52Hz,1H),8.22(dd,J=8.08,1.01Hz,1H),8.56(s,1H)。
【0398】
ステップC:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシ
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−1−エチル−8−フルオロキノリン−4(1H)−オン(化合物333)の調製。
THF(2mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(33mg、44.85μmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中2N、1mL、2.0mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。可溶性を改善するためにDCM(2mL)を添加し、さらなる2N HCl(ジオキサン中、0.5mL)を添加した。反応が完了した後、混合物を濃縮し、prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物(26.3mg、87%収率)を得て、これを次いで、そのHCl塩に変換した。LCMS m/z=664.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.02−1.10(m,2H),1.19−1.25(m,2H),1.52(t,J=6.57Hz,3H),1.59−1.70(m,1H),1.77−1.91(m,4H),2.35(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.67(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),3.17−3.30(m,4H),3.52−3.65(m,2H),3.90−3.97(m,1H),3.98−4.06(m,1H),4.06−4.15(m,3H),4.21−4.30(m,1H),4.55(qd,J=7.07,3.03Hz,2H),7.30(ddd,J=7.89,2.59,1.39Hz,1H),7.45(t,J=2.27Hz,1H),7.49−7.59(m,3H),7.67(ddd,J=14.91,8.08,1.52Hz,1H),8.22(dd,J=8.46,1.14Hz,1H),8.58(s,1H)。13C NMR(400MHz,CDOD)δppm6.42,33.52,35.72,37.66,41.14,44.25,44.68,50.39,59.86,66.71,68.37,71.62,81.65,114.53,119.17,119.33,120.17,121.10,121.38,122.44,122.48,126.61,126.68,130.19,130.57,130.71,132.02,143.59,145.09,152.63,155.12,160.48,174.52,174.55。
【0399】
実施例1.43:(S)−1−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物130)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−((1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール(20mg、67.96μmol)および(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(37.78mg、0.109mmol)をEtOH(0.5mL)中に溶解させた。反応物を75℃で一晩加熱した。混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物を白色の固体として得た。
【0400】
ステップB:(S)−1−(3−(1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物130)の調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−((1,1−ジフルオロ−2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートをHCl(ジオキサン中4N、0.34mL、1.36mmol)中に溶解させ、2時間そのままにした。混合物を濃縮して、標記化合物(25.5mg、50.5%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=642.4M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δppm1.68−1.75(m,1H),1.83−1.99(m,4H),2.34(dd,J=7.24,13.45Hz,1H),2.89−3.00(m,2H),3.13−3.18(m,1H),3.25−3.33(m,1H),3.57−3.60(m,2H),3.61−3.68(m,5H),3.72−3.75(m,2H),3.86−3.91(m,1H),3.99−4.05(m,2H),4.09−4.12(m,1H),4.14(t,J=13.97Hz,2H),4.24−4.29(m,1H),7.42−7.45(m,1H),7.51(bs,1H),7.59(d,J=7.76Hz,1H),7.63(t,J=7.76Hz,1H),7.94(t,J=7.50Hz,1H),8.16(t,J=7.54Hz,1H),8.27(d,J=8.52Hz,1H),8.35(d,J=8.20Hz,1H),9.21(bs,1H),9.36(bs,1H)。
【0401】
実施例1.44:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物3)の調製。
(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(8mg、35.05μmol)および(R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(24.28mg、70.09μmol)をEtOH(1.5mL)中に溶解させた。反応物を60℃で一晩加熱した。反応が完了し、室温まで冷却した後、これを濃縮し、質量分析prep−HPLCによって精製して、標記化合物(15.1mg、62%収率)を得た。LCMS m/z=575.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.60−1.71(m,1H),1.76−1.95(m,4H),2.29(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.73−2.91(m,2H),3.10(s,3H),3.11−3.16(m,1H),3.25(dd,J=12.88,3.03Hz,1H),3.43−3.55(m,2H),3.80−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.13(m,2H),4.17−4.27(m,1H),7.25−7.33(m,1H),7.49(d,J=1.52Hz,1H),7.55(d,J=5.56Hz,2H),7.68(qd,J=8.25,8.08Hz,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.06−8.12(m,2H),8.38(d,J=1.26Hz,1H)。
【0402】
実施例1.45:(S)−1−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−3−((S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物4)の調製。
(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(50mg、0.22mmol)および(S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミンヒドロクロリド(0.17g、0.44mmol)をEtOH(3mL)中に溶解させ、続いてDIEA(83.94μL、0.482mmol)を添加した。反応物を60℃で一晩加熱した。反応が完了した後、これを室温まで冷却し、濃縮し、その後、質量分析prep−HPLCによって精製した。得られたTFA塩を凍結乾燥させ、MeOH中に再溶解させた。SCXカートリッジに溶液を通し、MeOH中の2N NHで洗浄した。濾液にHCl(ジオキサン中4N、400μL)を添加し、濃縮して、標記化合物(27mg、20%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=575.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.71(m,1H),1.76−1.96(m,4H),2.29(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.05−3.15(m,4H),3.27(dd,J=12.88,3.03Hz,1H),3.44−3.56(m,2H),3.78−3.86(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.13(m,2H),4.18−4.26(m,1H),7.25−7.32(m,1H),7.49(d,J=1.52Hz,1H),7.54−7.58(m,2H),7.63−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.05−8.12(m,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0403】
実施例1.46:(2S)−1−(8−(4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物78)の調製。(方法H)
ステップA:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランおよびベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、方法AのステップA、B、およびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0404】
ステップB:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
THF(7mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(243mg、0.50mmol)の溶液に、窒素下においてDIEA(0.18mL、1.00mmol)および3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.17g、0.65mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(313mg、89%収率)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=705.3[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.44(s,9H),1.57−1.67(m,1H),1.71−1.79(m,1H),1.79−1.87(m,2H),1.98−2.05(m,1H),2.77(ddd,J=15.03,11.87,11.75Hz,2H),3.11(s,3H),3.21−3.27(m,1H),3.34−3.41(m,3H),3.53(dd,J=14.65,4.55Hz,1H),3.80−3.90(m,1H),3.93−4.10(m,3H),4.11−4.18(m,1H),4.43−4.51(m,1H),7.28(dt,J=5.87,3.00Hz,1H),7.48(d,J=1.52Hz,1H),7.51−7.58(m,3H),7.75(d,J=7.83Hz,1H),7.84(d,J=8.08Hz,1H),7.90(t,J=1.77Hz,1H)。
【0405】
ステップC:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
磁気撹拌棒を含有する20mLのマイクロ波バイアルに、Pd(dppf)、DCM(0.54g、0.65mmol)、および(4−(ヒドロキシメチル)フェニル)ボロン酸(59.34mg、0.39mmol)を添加した。次いで、tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(229mg、0.33mmol)の溶液および炭酸ナトリウム(0.358mL、0.716mmol)の溶液を反応バイアルに添加した。得られた混合物を90℃で一晩加熱した。反応が完了した後、これをEtOAc中で希釈し、その後、水およびブラインで洗浄した。有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(209mg、87%収率)を得た。LCMS m/z=731.5[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.43(s,9H),1.56−1.69(m,1H),1.70−1.79(m,1H),1.79−1.89(m,2H),1.95−2.10(m,2H),2.74−2.85(m,2H),3.09(s,3H),3.16−3.27(m,1H),3.35−3.44(m,2H),3.46−3.55(m,1H),3.70−4.07(m,4H),4.09−4.18(m,1H),4.42−4.51(m,1H),4.67(s,2H),7.21−7.31(m,1H),7.45−7.54(m,5H),7.63−7.72(m,3H),7.72−7.77(m,1H),7.92−8.00(m,3H)。
【0406】
ステップD:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−((メチルアミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
ジオキサン(1mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(10mg、13.68μmol)の溶液に、メタンスルホニルクロリド(9.53μL、123.15μmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。翌日に、メタンアミン(637.4μg、20.52μmol)を添加し、反応物を一晩撹拌した。反応が完了した後、水でクエンチし、質量分析prep−HPLCによって精製した。適正な画分を凍結乾燥させて、標記化合物を白色の固体として得た。LCMS m/z=744.4[M+H]
【0407】
ステップE:(2S)−1−(8−(4’−((メチルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物78)の調製。
tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−((メチルアミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートのTFA塩をACN(2mL)中に溶解させ、HCl(ジオキサン中4N、51.31μL、0.21mmol)を添加した。反応物を室温で3時間撹拌した。次いで、混合物を濃縮し、prep−HPLCによって精製して、標記化合物(4.8mg、46%収率)を得た。LCMS m/z=644.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.31(ddd,J=13.77,8.21,2.02Hz,1H),2.69−2.85(m,5H),3.11(s,3H),3.12−3.19(m,1H),3.25−3.29(m,1H),3.42−3.55(m,2H),3.83−3.93(m,1H),3.95−4.07(m,2H),4.07−4.15(m,2H),4.21−4.30(m,3H,)7.26−7.33(m,1H),7.49(t,J=1.25Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.62(d,J=8.34Hz,2H),7.74(t,J=8.34Hz,1H),7.76−7.83(m,3H),7.94−8.01(m,2H)。
【0408】
実施例1.47:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物320)の調製。
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製
CHCl(5mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(30mg、61.91μmol)の溶液に、DIEA(12.94μL、74.29μmol)および1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−スルホニルクロリド(16.09mg、74.29μmol)を添加した。反応物を窒素下において室温で撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(14mg、34%収率)を得た。LCMS m/z=665.4[M+H]
【0409】
ステップB:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物320)の調製。
tert−ブチル((R)−8−((1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(14mg、21.1μmol)をDCM(3mL)中に溶解させ、続いてHCl(ジオキサン中4N、0.2mL)を添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物を濃縮して白色の固体を得て、これを次いでMeCNで粉砕して、標記化合物(11.2mg、28%収率)を固体として得た。LCMS m/z=565.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.56−1.87(m,5H),2.15(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.57−2.73(m,2H),2.89−3.01(m,1H),3.07−3.15(m,1H),3.21(s,3H),3.25−3.37(m,2H),3.64−3.98(m,4H),4.06(d,J=5.05Hz,2H),4.13−4.20(m,1H),6.78(bs,1H),7.29(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.43(d,J=1.77Hz,1H),7.48−7.54(m,1H),7.58(t,J=7.96Hz,1H),8.06(d,J=2.27Hz,1H),8.20(bs,1H),8.68(s,1H),8.95(bs,1H),9.08(bs,1H),12.05(bs,1H)。
【0410】
実施例1.48:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物321)の調製。(方法E3)
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製
(S)−2−((3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、およびtert−ブチル6−(クロロスルホニル)−1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−1−カルボキシレートから、方法EのステップA、B、およびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=793.6[M+H]
【0411】
ステップB:(S)−1−((R)−8−(1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物321)の調製。
tert−ブチル((R)−8−((1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートから、方法GのステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=593.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.24(d,J=6.82Hz,6H),1.65−1.78(m,1H),1.83−1.99(m,4H),2.36(dd,J=13.64,7.83Hz,1H),2.83−2.99(m,2H),3.16(dd,J=12.63,9.85Hz,1H),3.27(d,J=3.03Hz,1H),3.32−3.37(m,1H),3.55−3.64(m,2H),3.64−3.76(m,1H),3.86−3.95(m,1H),3.99−4.07(m,2H),4.07−4.15(m,2H),4.23−4.32(m,1H),7.04(d,J=3.23Hz,1H),7.33(dd,J=8.34,1.77Hz,1H),7.42(t,J=1.52Hz,1H),7.48(d,J=7.83Hz,1H),7.57(t,J=7.96Hz,1H),8.42(d,J=3.28Hz,1H),8.86(s,1H),9.05(d,J=1.26Hz,1H)。
【0412】
実施例1.49:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)
フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)の調製。
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(40.0mg、82.54μmol)および8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法GのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=710.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.45(s,9H),1.61(ddd,J=13.39,5.18,4.93Hz,1H),1.69−1.77(m,1H),1.80(t,J=8Hz,2H),1.86(dd,J=12.63,8.08Hz,1H),2.08(dd,J=12.76,8.46Hz,1H),3.09(s,3H),3.22−3.29(m,3H),3.42−3.56(m,4H),3.85−3.92(m,1H),3.96−4.08(m,3H),4.12−4.19(m,1H),4.47−4.57(m,1H),7.28(dt,J=7.39,2.24Hz,1H),7.43−7.55(m,4H),7.61(ddd,J=10.80,8.02,1.14Hz,1H),8.08(d,J=8.34Hz,1H),8.47(s,1H)。
【0413】
ステップB:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)
フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物322)の調製。
DMF(2mL)中のtert−ブチル((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(48mg、67.62μmol)の溶液に、ヨードエタン(81.13μL、1.01mmol)およびDIEA(0.18mL、1.01mmol)を添加した。反応物を120℃で2.5時間加熱した。反応が完了した後、これをEtOAc中で希釈し、その後、水(2×)およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートを得た。LCMS m/z=738.6[M+H]
【0414】
前のステップからのtert−ブチル((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートをEtOAc(2mL)中に溶解させ、続いてHCl(ジオキサン中4N、0.4mL)を添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物を濃縮し、HPLCによって残渣を精製して、標記化合物のFTA塩を得た。TFA塩を凍結乾燥させ、その後、中和させた。得られた材料をEtOAc(2mL)中に溶解させ、HCl(ジオキサン中4N、0.1mL)で処理した。混合物を濃縮して、標記化合物のHCl塩(36.2mg、75%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=638.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.40(t,J=6.69Hz,3H),1.52−1.61(m,1H),1.62−1.71(m,1H),1.72−1.83(m,3H),2.20(dd,J=13.26,7.96Hz,1H),2.94−3.05(m,1H),3.06−3.20(m,3H),3.22(s,3H),3.33−3.43(m,2H),3.77−3.86(m,1H),3.87−3.99(m,2H),4.07(d,J=5.05Hz,2H),4.13−4.22(m,1H),4.44−4.54(m,1H),5.91(d,J=4.80Hz,1H),7.30(dd,J=8.08,1.77Hz,1H),7.44(t,J=2.02Hz,1H),7.49−7.56(m,2H),7.59(t,J=7.96Hz,1H),7.76(ddd,J=15.03,7.96,1.52Hz,1H),8.11(d,J=7.83Hz,1H),8.56(s,1H),8.91(bs,1H),8.98(bs,1H)。
【0415】
実施例1.50:HCl塩としての3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよび4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法GのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=718.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.00−1.09(m,2H),1.18−1.23(m,2H),1.45(s,9H),1.56−1.66(m,1H),1.68−1.76(m,1H),1.80(t,J=6.82Hz,2H),1.86(dd,J=12.88,8.34Hz,1H),2.07(dd,J=12.76,8.46Hz,1H),2.62−2.71(m,1H),3.20−3.28(m,3H),3.38−3.57(m,4H),3.84−3.92(m,1H),3.95−4.06(m,3H),4.11−4.19(m,1H),4.44−4.56(m,1H),7.26(dt,J=8.08,1.26Hz,1H),7.39−7.46(m,2H),7.47−7.54(m,2H),7.62(d,J=7.83Hz,1H),7.76−7.82(m,1H),8.29(dd,J=8.08,1.01Hz,1H),8.51(s,1H)。
【0416】
ステップB:HCl塩としての3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物326)の調製。
THF/DCM(1:1比、4mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(17mg、23.68μmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中4N、1mL、1.0mmol)を添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物を濃縮し、prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物のTFA塩を得た。TFA塩を凍結乾燥させ、標記化合物のHCl塩(12.1mg、78.1%収率)に変換した。LCMS m/z=618.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.02−1.10(m,2H),1.19−1.25(m,2H),1.31−1.34(m,1H),1.56−1.72(m,1H),1.77−1.91(m,4H),2.33−2.39(m,1H),2.62−2.71(m,1H),3.14−3.29(m,3H),3.50−3.63(m,2H),3.90−3.97(m,1H),3.98−4.06(m,1H),4.07−4.15(m,3H),4.22−4.29(m,1H),7.30(ddd,J=7.89,2.59,1.39Hz,1H),7.45(t,J=2.27Hz,1H),7.49−7.59(m,3H),7.63(d,J=8.08Hz,1H),7.80(ddd,J=8.40,7.01,1.52Hz,1H),8.29(dd,J=8.08,1.01Hz,1H),8.53(s,1H)。
【0417】
実施例1.51:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−メチルキノリン−4−オール(化合物327)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよび4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法GのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=732.6[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.01−1.10(m,2H),1.30−1.37(m,2H),1.47(s,9H),1.66(dd,J=11.24,4.17Hz,1H),1.75−1.92(m,5H),2.04(dd,J=13.01,8.72Hz,1H),2.47(tt,J=7.93,4.71Hz,1H),2.63(s,3H),2.65−2.78(m,2H),3.36(bs,1H),3.43−3.55(m,3H),3.73−3.86(m,2H),3.92−4.03(m,2H),4.09−4.18(m,1H),4.51−4.64(m,1H),6.48(d,J=7.33Hz,1H),7.14(dt,J=6.88,2.49Hz,1H),7.38(d,J=1.52Hz,1H),7.46−7.51(m,2H),7.82(d,J=1.26Hz,1H),7.86(d,J=7.58Hz,1H),8.63(d,J=1.77Hz,1H),9.63(bs,1H)。
【0418】
ステップB:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−8−メチルキノリン−4−オール(化合物327)の調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((4−ヒドロキシ−8−メチルキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートから、方法GのステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=632.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.02−1.10(m,2H),1.18−1.25(m,2H),1.64−1.75(m,1H),1.80−1.98(m,4H),2.33(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.67(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),2.71−2.87(m,5H),3.15(dd,J=12.76,9.73Hz,1H),3.24−3.30(m,1H),3.49−3.61(m,2H),3.82−3.91(m,1H),3.96−4.04(m,2H),4.06−4.14(m,2H),4.21−4.29(m,1H),6.99(d,J=7.07Hz,1H),7.29(ddd,J=8.02,2.46,1.39Hz,1H),7.44(d,J=2.27Hz,1H),7.48−7.59(m,2H),8.09(d,J=1.01Hz,1H),8.55(d,J=6.82Hz,1H),8.61(d,J=1.52Hz,1H)。
【0419】
実施例1.52:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−フルオロキノリン−4−オール(化合物329)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよび7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法GのステップAに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=736.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.00−1.09(m,2H),1.17−1.24(m,2H),1.45(s,9H),1.56−1.66(m,1H),1.69−1.81(m,3H),1.86(dd,J=12.76,8.21Hz,1H),2.07(dd,J=12.88,8.59Hz,1H),2.67(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),3.21−3.29(m,3H),3.39−3.50(m,2H),3.53(dd,J=14.53,4.67Hz,1H),3.85−3.91(m,1H),3.95−4.08(m,3H),4.11−4.20(m,1H),4.45−4.58(m,1H),7.24−7.35(m,3H),7.40−7.47(m,2H),7.51(t,J=7.96Hz,1H),8.33(dd,J=9.09,6.06Hz,1H),8.51(s,1H)。
【0420】
ステップB:3−((R)−3−((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)−7−フルオロキノリン−4−オール(化合物329)の調製。
tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートから、方法EのステップDに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=636.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.03−1.11(m,2H),1.18−1.26(m,2H),1.59−1.71(m,1H),1.76−1.90(m,4H),2.35(dd,J=13.89,8.34Hz,1H),2.67(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),3.16−3.30(m,3H),3.51−3.62(m,2H),3.64−3.70(m,1H),3.72−3.76(m,1H),3.91−3.97(m,1H),3.98−4.06(m,1H),4.06−4.15(m,3H),4.26(td,J=4.80,3.03Hz,1H),7.25−7.36(m,3H),7.46(t,J=2.27Hz,1H),7.50−7.59(m,2H),8.33(dd,J=9.09,5.81Hz,1H),8.53(s,1H)。
【0421】
実施例1.53:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物331)の調製
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
(S)−2−((3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートおよび8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法EのステップA、B、およびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=738.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.23(d,J=6.82Hz,6H),1.45(s,9H),1.61(ddd,J=13.64,9.85,4.04Hz,1H),1.73(ddd,J=13.52,4.04,3.92Hz,1H),1.79(t,J=5.81Hz,2H),1.86(dd,J=12.76,8.21Hz,1H),2.07(dd,J=12.76,8.46Hz,1H),3.20−3.29(m,4H),3.42−3.57(m,3H),3.85−3.91(m,1H),3.95−4.02(m,2H),4.02−4.07(m,1H),4.11−4.19(m,1H),4.52(dd,J=15.66,8.34Hz,1H),7.29(ddd,J=8.34,2.53,1.01Hz,1H),7.39(t,J=2.53Hz,1H),7.40−7.44(m,1H),7.44−7.49(m,1H),7.53(t,J=7.96Hz,1H),7.60(ddd,J=10.86,8.08,1.26Hz,1H),8.08(d,J=8.08Hz,1H),8.48(s,1H)。
【0422】
ステップB:tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((R)−8−((8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートおよびヨウ化エチルから、方法GのステップBに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=766.6[M+H]
【0423】
ステップC:1−エチル−8−フルオロ−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物331)の調製
tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−8−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートから、方法EのステップDに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=666.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.25(d,J=7.07Hz,6H),1.52(t,J=6.57Hz,3H),1.60−1.69(m,1H),1.77−1.90(m,4H),2.35(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),3.16−3.29(m,4H),3.53−3.69(m,3H),3.91−3.97(m,1H),3.99−4.15(m,4H),4.26(dddd,J=9.60,4.99,4.86,3.28Hz,1H),4.55(qd,J=7.12,2.91Hz,2H),7.33(ddd,J=8.15,2.59,0.88Hz,1H),7.43(t,J=2.53Hz,1H),7.47−7.51(m,1H),7.53(dt,J=8.02,3.95Hz,1H),7.58(t,J=7.96Hz,1H),7.67(ddd,J=14.91,7.83,1.52Hz,1H),8.22(d,J=8.08Hz,1H),8.58(s,1H)。
【0424】
実施例1.54:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物332)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
(S)−2−((3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランおよび(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、方法AのステップA、B、およびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0425】
ステップB:1−エチル−3−((R)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物332)の調製。
tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよび1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリドから、方法AのステップFに記載されるものと同様の方法を使用してtert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートを調製した。
【0426】
tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(イソプロピルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートから、方法GのステップCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=648.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.25(d,J=6.82Hz,6H),1.52(t,J=7.20Hz,3H),1.60−1.70(m,1H),1.77−1.90(m,4H),2.35(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),3.14−3.30(m,4H),3.52−3.64(m,2H),3.90−3.96(m,1H),3.97−4.05(m,1H),4.05−4.14(m,3H),4.19−4.30(m,1H),4.48(q,J=7.07Hz,2H),7.33(ddd,J=8.27,2.59,1.01Hz,1H),7.43(t,J=2.27Hz,1H),7.49(dt,J=8.00,1.26Hz,1H),7.54−7.61(m,2H),7.85−7.92(m,2H),8.38(d,J=7.83Hz,1H),8.68(s,1H)。
【0427】
実施例1.55:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物189)の調製。
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートの調製。
CHCl(5mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(81mg、0.16mmol)の溶液に、DIEA(69.07μL、0.40mmol)および3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド(48.64mg、0.19mmol)を窒素下において添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(88mg、76%収率)を無色の油状物として得た。LCMS m/z=729.6[M]+;H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.03−1.09(m,2H),1.19−1.26(m,2H),1.44(s,9H),1.57−1.68(m,1H),1.71−1.89(m,4H),2.00−2.07(m,1H),2.61−2.85(m,3H),3.18−3.28(m,1H),3.33−3.40(m,2H),3.53(dd,J=14.65,4.55Hz,1H),3.79−3.88(m,1H),3.91−4.19(m,5H),4.44−4.53(m,1H),7.27(ddd,J=7.89,2.59,1.14Hz,1H),7.43(t,J=2.27Hz,1H),7.47−7.57(m,3H),7.75(ddd,J=7.83,1.77,1.01Hz,1H),7.84(ddd,J=7.89,1.96,1.01Hz,1H),7.90(t,J=1.77Hz,1H)。
【0428】
ステップB:(S)−1−((R)−8−(4’−(アミノメチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物189)の調製。
ジオキサン(4mL)中のtert−ブチル((R)−8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート(32mg、43.85μmol)、Pd(dppf)、DCM(5.41mg、6.6μmol)、炭酸ナトリウム(48.24μL、96.48μmol)、および(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸(13.21mg、52.62μmol)の溶液をNで10分間脱気し、その後、100℃で一晩加熱した。反応が完了し、室温まで冷却した後、固体NaSOを添加した。混合物を2時間撹拌し、セライト(登録商標)のパッドおよびNaSOを通して濾過した。濾液をDCM/MeOH(5%)で洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、tert−ブチル((R)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートを得た。LCMS m/z=857.8[M+H]
【0429】
MeCN(4.0mL)中の、前のステップからのtert−ブチル((R)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートの溶液に、HCl(ジオキサン中4N、0.3mL)を添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物を濃縮した。残渣をprep−HPLCによって精製した。回収した画分にHCl(ジオキサン中4N、200μL)を添加し、凍結乾燥させて、標記化合物(24mg、74%収率)を固体として得た。LCMS m/z=656.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm 1.03−1.10(m,2H),1.19−1.25(m,2H),1.61−1.74(m,1H),1.79−1.94(m,4H),2.33(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.63−2.71(m,1H),2.71−2.84(m,2H),3.16(dd,J=12.38,9.35Hz,1H),3.45−3.56(m,2H),3.56−3.77(m,2H),3.86−3.92(m,1H),3.96−4.04(m,2H),4.10(dd,J=5.18,2.91Hz,2H),4.20(s,2H),4.22−4.29(m,1H),7.29(ddd,J=7.89,2.59,1.39Hz,1H),7.45(t,J=2.27Hz,1H),7.50−7.63(m,4H),7.70−7.83(m,4H),7.95−8.00(m,2H)。
【0430】
実施例1.56:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物209)の調製。(方法I)
ステップA:(S)−ベンジル3−(((S)−3−(3−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
EtOH(15mL)中の(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.65g、2.23mmol)および(S)−2−((3−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)メチル)オキシラン(0.28g、1.12mmol)の溶液を窒素下において70℃で一晩加熱した。反応が完了した後、混合物を濃縮して、さらなる精製を伴わずに(S)−ベンジル3−(((S)−3−(3−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.55g、92%収率)を黄色の油状物として得た。LCMS m/z=537.2[M]
【0431】
CHCl(15mL)中の、前のステップからの(S)−ベンジル3−(((S)−3−(3−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.55g、1.02mmol)の溶液に、(BOC)O(0.49g、2.23mmol)およびDIEA(0.20mL、1.12mmol)を添加した。反応物を窒素下において室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(565mg、79%収率)を透明なゴム状物として得た。LCMS m/z=637.4[M]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.42−1.54(m,11H),1.59−1.68(m,1H),1.69−1.77(m,2H),2.02−2.14(m,2H),3.40(bs,2H),3.56(dd,J=14.53,4.67Hz,1H),3.59−3.70(m,2H),3.83(dd,J=8.84,7.33Hz,1H),3.93−4.11(m,3H),4.12−4.21(m,1H),4.46−4.58(m,1H),5.11(s,2H),7.03(td,J=8.21,1.64Hz,1H),7.09(td,J=7.45,1.64Hz,1H),7.16(ddd,J=7.89,6.00,1.52Hz,1H),7.26−7.40(m,5H)。
【0432】
ステップB:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
5mLのマイクロ波バイアルに、(S)−ベンジル3−(((S)−3−(3−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(150mg、0.24mmol)、メタンスルフィン酸ナトリウム(108.06mg、0.71mmol)、銅(I)トリフルオロメタンスルホネート−ベンゼン複合体(26.06mg、70.56μmol)、およびN,N−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(12.45mg、141.22μmol)、続いてDMSO(4mL)をN下において添加した。マイクロ波照射下で反応物を110℃で4時間加熱した。混合物をEtOAc中で希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(96mg、64%収率)を無色の油状物として得た。LCMS m/z=637.8[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.46(s,9H),1.47−1.55(m,1H),1.61−1.70(m,1H),1.70−1.78(m,2H),2.04−2.15(m,2H),3.23(s,3H),3.34−3.46(m,2H),3.58(dd,J=14.65,4.55Hz,1H),3.61−3.71(m,2H),3.84(dd,J=8.84,7.33Hz,1H),3.97(dd,J=8.97,7.71Hz,1H),4.06−4.16(m,2H),4.16−4.23(m,1H),4.51−4.58(m,1H),5.11(s,2H),7.27−7.38(m,6H),7.43−7.53(m,2H)。
【0433】
ステップC:tert−ブチル((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
MeOH(10mL)中の(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(96mg、0.15mmol)の溶液に、N下においてパラジウム/C(16.05mg、15.08μmol)を添加し、続いてHバルーンを添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、セライト(登録商標)のパッドを通してこれを濾過し、MeOHで洗浄し、濃縮して、標記化合物(76mg、100%収率)を白色の泡状物として得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=503.4[M+H]
【0434】
ステップD:tert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートの調製。
CHCl(10mL)中のtert−ブチル((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよびDIEA(65.85μL、0.38mmol)の溶液に、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド(70.78mg、0.23mmol)を窒素下において添加した。反応物を室温で6時間撹拌した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(55mg、48%収率)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=767.4[M+2H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.42−1.52(m,12H),1.60−1.89(m,6H),2.04−2.12(m,1H),3.03−3.16(m,2H),3.21(s,3H),3.44−3.52(m,2H),3.59(dd,J=13.01,4.42Hz,2H),3.78(dd,J=9.60,6.57Hz,1H),3.92(dd,J=9.47,7.45Hz,1H),3.98−4.05(m,1H),4.05−4.19(m,4H),4.48−4.67(m,1H),6.87(d,J=8.59Hz,1H),7.21−7.32(m,2H),7.56(dd,J=11.87,9.35Hz,2H),8.01(d,J=2.53Hz,1H)。
【0435】
ステップE:ジ−HCl塩としての(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物209)の調製。
ジオキサン(5mL)中のtert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート(55mg、71.83μmol)、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸(27.05mg、108μmol)、炭酸ナトリウム、Pd(dppf)、DCM(11.82mg、14.34μmol)の混合物をNで5分間脱気した。反応を100℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、固体NaSOを添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。セライト(登録商標)のパッドおよびNaSOを通して混合物を濾過し、DCMで洗浄し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、tert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートを得た。LCMS m/z=892.6[M+H]
【0436】
前のステップからのtert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(2−フルオロ−3−(メチルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートをDCM(5mL)中に溶解させた。次いで、HCl(ジオキサン中4N、180μL)を添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物は濃縮物であった。残渣をprep−HPLCによって精製した。合わせた画分にHCl(ジオキサン中4N、200μL)を添加し、凍結乾燥させて、標記化合物(27.5mg、50%収率)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=692.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.49(t,J=7.07Hz,3H),1.60−1.70(m,1H),1.78−1.93(m,4H),2.37(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),3.07−3.22(m,4H),3.24(s,3H),3.51−3.63(m,2H),3.94(dd,J=10.11,4.04Hz,1H),4.01−4.09(m,1H),4.09−4.33(m,8H),7.30(d,J=8.59Hz,1H),7.35(td,J=8.08,1.52Hz,1H),7.47−7.58(m,4H),7.70(d,J=8.34Hz,2H),7.88(dd,J=8.59,2.53Hz,1H),8.08(d,J=2.53Hz,1H)。
【0437】
実施例1.57:(2S)−1−(8−(クロマン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物28)の調製。(方法J)
ステップA:(2S)−1−(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オールの調製。
(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランおよびベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、方法AのステップAおよびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=385.2[M+H]
【0438】
ステップB:(2S)−1−(8−(クロマン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物28)の調製
ジオキサン(0.4mL)中の(2S)−1−(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(10mg、26.01μmol)およびDIEA(9.060μl、52.02μmol)の溶液に、クロマン−6−スルホニルクロリド(7.26mg、31.21μmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩、16時間撹拌した。反応物を水でクエンチし、その後、質量分析−HPLCによって精製した。回収した画分を凍結乾燥させて、標記化合物(9.1mg、50%収率)を得た。LCMS m/z=581.2[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.66(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.76−1.90(m,4H),1.99−2.06(m,2H),2.31(ddd,J=13.83,8.27,2.40Hz,1H),2.63−2.78(m,2H),2.85(t,J=6.44Hz,2H),3.11(s,3H),3.13−3.20(m,1H),3.25−3.42(m,3H),3.89(td,J=8.59,5.81Hz,1H),3.96−4.08(m,2H),4.11(dd,J=4.93,1.64Hz,2H),4.21−4.30(m,3H),6.90(d,J=8.34Hz,1H),7.26−7.34(m,1H),7.43−7.48(m,2H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H)。
【0439】
実施例1.58:(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メタノン(化合物64)の調製。(方法K)
ステップA:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−カルボニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
DMF(1M、61.91μL、61.91μmol)溶液中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(15mg、30.95μmol)、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−カルボン酸(7.18mg、37.14μmol)、HATU(14.12mg、37.14μmol)、およびトリエチルアミンを5mLのシンチレーションバイアルに添加し、続いてDMF(1mL)を添加した。反応混合物を70℃で16時間加熱した。反応混合物を濾過し、質量分析pre−HPLCによって精製した。回収した画分を凍結乾燥させて、標記化合物を得た。LCMS m/z=660.6[M+H]
【0440】
ステップB:HCl塩としての(3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル)(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)メタノン(化合物64)の調製。
ACN(3mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−カルボニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの溶液に、HCl(ジオキサン中4N、100μL)を添加した。反応物を4時間撹拌した。混合物を濃縮した。残渣をヘキサンで粉砕して、標記化合物(11mg、60%収率)を得た。LCMS m/z=560.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61(t,J=10.36Hz,1H),1.69−1.86(m,3H),1.91(dt,J=13.58,5.72Hz,1H),2.40(ddd,J=13.64,8.21,2.15Hz,1H),2.92(s,3H),3.12(s,3H),3.19(dt,J=12.82,9.25Hz,1H),3.32−3.38(m,2H),3.40−3.53(m,2H),3.95−4.20(m,6H),4.22−4.33(m,3H),6.70(d,J=8.34Hz,1H),6.78(d,J=2.02Hz,1H),6.91(dd,J=8.34,2.02Hz,1H),7.32(td,J=3.73,1.89Hz,1H),7.52(t,J=1.26Hz,1H),7.57(d,J=5.31Hz,2H)。
【0441】
実施例1.59:(2S)−1−(3−(フルオロメチルスルホニル)フェノキシ)−3−(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物86)の調製。
8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン(14.07mg、40.61μmol)の溶液をEtOH(0.6mL)中に溶解させ、EtOH(0.3mL)中に事前に溶解した(S)−2−((3−((フルオロメチル)スルホニル)フェノキシ)
メチル)オキシラン(5mg、20.30μmol)を添加した。反応物を90℃で一晩撹拌した。翌日に、溶媒を除去し、PrepLC/MSによって残渣を精製して、標記化合物(6.2mg、8.7μmol、42.8%収率)を固体として得た。LCMS m/z=593.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δ ppm1.55−1.65(m,1H),1.66−1.85(m,4H),2.07−2.19(m,1H),2.58−2.75(m,2H),2.86−3.02(m,1H),3.03−3.16(m,1H),3.27−3.43(m,3H),3.65−3.74(m,1H),3.80−3.94(m,2H),4.01−4.07(m,2H),4.07−4.16(m,1H),5.66(s,1H),5.78(s,1H),7.35−7.44(m,2H),7.54(d,J=7.96Hz,1H),7.64(t,J=7.98Hz,1H),7.67−7.80(m,3H),8.09(d,J=8.04Hz,1H),8.18(d,J=8.72Hz,1H),8.21(d,J=7.92Hz,1H),8.44(s,1H),8.73(bs,2H)。
【0442】
実施例1.60:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物199)の調製。
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((3−ブロモ−4−メトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)
プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートおよび3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリドから、方法FのステップDに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=789.4/791.4[M+H]
【0443】
ステップB:tert−ブチル((R)−8−((4’−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)
シクロプロピル)−6−メトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
tert−ブチル((R)−8−((3−ブロモ−4−メトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートおよび(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸から、方法FのステップEに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=942.6[M+H]
【0444】
ステップC:(S)−1−((R)−8−(4’−(1−アミノシクロプロピル)−6−メトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物199)の調製。
tert−ブチル((R)−8−((4’−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)−6−メトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)
シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートから、方法FのステップFに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。LCMS m/z=742.8[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δ ppm1.07−1.10(m,2H),1.33−1.37(m,2H),1.40−1.44(m,2H),1.48−1.51(q,J=3.77Hz,2H),1.63−1.70(m,1H),1.81−1.91(m,4H),2.33(dd,J=8.13,13.55Hz,1H),2.69−2.80(m,2H),3.16(dd,J=9.75,13.00Hz,1H),3.28(d,J=2.96Hz,1H),3.39−3.46(m,2H),3.72(s,2H),3.90(s,3H),3.93(d,J=3.52Hz,1H),3.99−4.07(m,2H),4.09−4.14(m,2H),4.25−4.30(m,1H),7.30(m,1H),7.31(d,J=8.64Hz,1H),7.47−7.60(m,7H),7.63(d,J=2.32Hz,1H),7.78(dd,J=2.52,9.00Hz,1H)。
【0445】
実施例1.61:(S)−1−((R)−8−(4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物165)の調製。(方法L)
ステップA:tert−ブチル((R)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)
プロピル)カルバメートの調製。
(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートおよび5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリドから、方法FのステップA、B、C、およびDに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0446】
ステップB:tert−ブチル((R)−8−((4−エトキシ−4’−ホルミル−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)
シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
EtOH(0.6mL)/HO(0.300mL)中のtert−ブチル((R)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)
プロピル)カルバメート(25mg、31.10μmol)の溶液に、炭酸カリウム(9.457mg、68.43μmol)、Pd(dppf)2、DCM(255.9μg、0.311μmol)、および(4−ホルミルフェニル)ボロン酸(6.529mg、43.54μmol)を添加した。反応を5分間脱気した後、80℃まで1時間加熱した。混合物をEtOAcで希釈し、水(3×)およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(21mg、78.2%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=829.6[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDCl)δppm 1.03−1.09(m,2H),1.48(s,9H),1.52(spt,3H),1.59−1.63(m,2H),1.63−1.69(m,2H),1.71−1.79(m,2H),1.81−1.91(m,2H),2.08(dd,J=13.01,8.72Hz,1H),3.05−3.18(m,2H),3.35−3.45(m,1H),3.45−3.51(m,1H),3.57−3.65(m,2H),3.66(s,2H),3.77−3.85(m,1H),3.88−3.94(m,1H),3.99(t,J=5.18Hz,2H),4.09−4.17(m,1H),4.22(q,J=6.99Hz,2H),4.56−4.65(m,1H),7.08(d,J=8.84Hz,1H),7.15−7.19(m,1H),7.39−7.42(m,1H),7.45−7.52(m,2H),7.73(d,J=8.34Hz,2H),7.76(dd,J=8.59,2.53Hz,1H),7.95(d,J=8.34Hz,2H),8.20(d,J=2.53Hz,1H),10.05(s,1[M+H])
【0447】
ステップC:tert−ブチル((R)−8−((4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
ジクロロエタン(1mL)中のtert−ブチル((R)−8−((4−エトキシ−4’−ホルミル−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)
カルバメート(21mg、24.32μmol、78.2%)の溶液に、酢酸(8.894μL、0.156mmol)、イソプロピルアミン(12.73μL、0.156mmol)を添加し、30分間撹拌した。ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(13.18mg、62.21μmol)を1回で添加し、室温で2時間、および60℃で一晩撹拌した。反応を水でクエンチし、DCM(×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、濾過し、NaSO上で乾燥させ、濃縮した。EtOAcを使用したシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(18.28mg、67%収率)を白色の固体して得た。LCMS m/z=872.8[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDCl)δppm1.03−1.08(m,2H),1.14(d,J=6.32Hz,6H),1.20−1.36(m,2H)1.47(s,9H),1.49(t,J=6.82Hz,3H),1.57−1.62(m,2H),1.62−1.67(m,1H),1.71−1.77(m,1H),1.78−1.89(m,2H),2.07(dd,J=12.88,8.84Hz,1H),2.86−2.94(m,1H),3.04−3.16(m,2H),3.35−3.44(m,1H),3.45−3.51(m,1H),3.54−3.65(m,2H),3.66(s,2H),3.83(s,2H),3.87−3.92(m,1H),3.95−4.04(m,2H),4.09−4.23(m,1H),4.16−4.22(m,2H),4.54−4.65(m,1H),7.03(d,J=8.59Hz,1H),7.16(dt,J=7.01,2.43Hz,1H),7.38−7.42(m,3H),7.44−7.54(m,4H),7.68(dd,J=8.59,2.53Hz,1H),8.11(d,J=2.27Hz,1H)。
【0448】
ステップD:(S)−1−((R)−8−(4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)ビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピルスルホニル)
フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物165)の調製。
MeOH(1mL)中のtert−ブチル((R)−8−((4−エトキシ−4’−((イソプロピルアミノ)メチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(18.28mg、20.84μmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(0.156mL、0.622mmol)を室温で添加した。Boc基が切断されるまで反応物を室温でそのままにした。次いで、溶媒を除去し、残渣を凍結乾燥させて、標記化合物(12mg、67%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=772.6[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.41(d,J=6.57Hz,6H),1.49(t,J=6.95Hz,3H),1.49−1.52(m,2H),1.60−1.70(m,1H),1.76−1.93(m,3H),2.37(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),3.06−3.23(m,3H),3.24−3.27(m,1H),3.43−3.50(m,1H),3.52−3.56(m,1H),3.56−3.63(m,2H),3.64−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.75(m,1H),3.94−3.98(m,1H),4.01−4.07(m,1H),4.08−4.15(m,2H),4.23−4.31(m,3H),4.25(s,2H),7.26−7.32(m,2H),7.46−7.51(m,1H),7.51−7.57(m,2H),7.59(d,J=8.34Hz,2H),7.72(d,J=8.34Hz,2H),7.88(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.09(d,J=2.53Hz,1H)。
【0449】
実施例1.62:(S)−1−((R)−8−(1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル
スルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物222)の調製。
ステップA:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)
スルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノールおよび(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、方法FのステップA、B、Cに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0450】
ステップB:tert−ブチル((R)−8−((5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
CHCl(3.0mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(200mg、0.370mmol)の溶液に、DIEA(0.155mL、0.888mmol)を添加し、続いて5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−スルホニルクロリド(0.129g、0.444mmol)を0℃で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(230mg、73.7%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=796.4[M+H]
【0451】
ステップC:tert−ブチル((R)−8−((1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製
DMF(0.8mL)中のtert−ブチル((R)−8−((5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)
フェノキシ)プロピル)カルバメート(25mg、31.44μmol)、炭酸カリウム(13.04mg、94.32μmol)の混合物に、マイクロ波バイアル中でN,N−ジメチルエタン−1,2−ジアミン(3.326mg、37.73μmol)を添加した。マイクロ波照射下で反応物を160℃で15分間加熱した。混合物を濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(21mg、83.0%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=766.6[M+H]
【0452】
ステップD:(S)−1−((R)−8−(1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[3,2−b]ピラジン−7−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(1−(ヒドロキシメチル)
シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物222)の調製。
tert−ブチル((R)−8−((1,4−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)
スルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(21mg、26.10μmol、83.0%)の溶液をMeOH(0.2mL)中に溶解させ、ジオキサン中のHCl(0.118mL、0.472mmol)を室温で添加した。Boc基が切断されるまで(約30分間)反応物を室温でそのままにした。混合物を濃縮し、残渣を凍結乾燥させて、標記化合物(19mg、25.49μmol、81.1%収率)を白色の固体として得た。LCMS m/z=666.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.09−1.13(m,2H),1.50−1.54(m,2H),1.66−1.75(m,1H),1.84−1.99(m,4H),2.39(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.84−2.92(m,1H),2.91−2.98(m,1H),3.04(s,3H),3.20(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.34−3.37(m,1H),3.36(s,3H),3.45−3.49(m,2H),3.49−3.57(m,2H),3.74(s,2H),3.85(t,J=5.18Hz,2H),3.92−3.99(m,1H),4.02−4.12(m,2H),4.11−4.19(m,2H),4.26−4.34(m,1H),6.82(d,J=1.52Hz,1H),7.32(ddd,J=7.83,2.53,1.52Hz,1H),7.48−7.51(m,1H),7.51−7.54(m,1H),7.56(d,J=7.83Hz,1H),7.60(d,J=1.77Hz,1H)。
【0453】
実施例1.63:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物160)の調製。(方法M)
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランおよび(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートから、方法AのステップA、B、およびCに記載されるものと同様の方法を使用して標記化合物を調製した。
【0454】
ステップB:tert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートの調製。
DCM(15mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(177mg、0.35mmol)の溶液に、DIEA(0.17mL、0.98mmol)および5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.14g、0.45mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(233mg、87%収率)を無色のガラス状物として得た。LCMS m/z=773.6[M]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.03−1.10(m,2H),1.19−1.25(m,2H),1.43−1.47(m,12H),1.50−1.63(m,1H),1.71(ddd,J=13.39,3.92,3.66Hz,1H),1.81(t,J=4.55Hz,2H),1.99−2.13(m,2H),2.62−2.71(m,1H),3.06−3.22(m,2H),3.24−3.29(m,1H),3.36−3.50(m,2H),3.55(dd,J=14.65,4.80Hz,1H),3.80(dd,J=8.84,7.33Hz,1H),3.92(t,J=8.21Hz,1H),3.98−4.03(m,1H),4.04−4.10(m,1H),4.11−4.22(m,3H),4.49(t,J=7.71Hz,1H),7.12(d,J=9.09Hz,1H),7.28(ddd,J=8.02,2.59,1.26Hz,1H),7.44(d,J=2.27Hz,1H),7.47(dt,J=8.0,1.39Hz,1H),7.52(t,J=8.08Hz,1H),7.69(dd,J=8.84,2.53Hz,1H),7.90(d,J=2.53Hz,1H)。
【0455】
ステップC:tert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピル
スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメートの調製。
ジオキサン(12mL)中のtert−ブチル((S)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート(233mg、0.30mmol)、Pd(dppf)、DCM(24.77mg、30.11μmol)、炭酸ナトリウム(0.33mL、0.66mmol)、および(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸(90.73mg、0.36mmol)の溶液をNで10分間脱気した。反応物を100℃で18時間加熱した。室温まで冷却した後、これをIPA/DCM(20%)で希釈し、水で洗浄した。水層をIPA/DCM(20%、2×)で逆抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(126mg、47%収率)を得た。LCMS m/z=900.8[M+H]
【0456】
ステップD:(S)−1−((S)−8−(4’−(アミノメチル)−4−エトキシビフェニル−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール(化合物160)の調製。
ACN(4mL)中のtert−ブチル((S)−8−((4’−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)−4−エトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)カルバメート(126mg、0.16mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中4N、0.3mL、1.2mmol)を添加した。反応物を室温で3時間撹拌した。反応が完了した後、混合物を濃縮した。prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物のTFA塩を得た。TFA塩を標記化合物のHCl塩(68.7mg、30%収率)に変換した。LCMS m/z=700.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.03−1.10(m,2H),1.19−1.25(m,2H),1.49(t,J=6.95Hz,3H),1.60−1.70(m,1H),1.77−1.85(m,1H),1.85−1.94(m,3H),2.37(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.68(tt,J=7.96,4.80Hz,1H),3.06−3.23(m,3H),3.32−3.37(m,1H),3.51−3.64(m,2H),3.91−3.97(m,1H),4.00−4.08(m,1H),4.09−4.15(m,3H),4.17(s,2H),4.22−4.33(m,3H),7.27−7.33(m,2H),7.46(t,J=2.27Hz,1H),7.50−7.59(m,4H),7.66−7.73(m,2H),7.88(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.08(d,J=2.53Hz,1H)。
【0457】
実施例1.64:(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物279)の調製。(方法N)
ステップA:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
THF(4mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(20mg、39.17μmol)の溶液に、DIEA(13.64μL、78.33μmol)を添加し、続いて3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−スルホニルクロリド(10.89mg、47.00μmol)を添加した。反応を2時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、水(3×)およびブラインで洗浄し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、白色の固体を得た。LCMS m/z=706.4[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δppm1.02−1.08(m,2H),1.18−1.24(m,2H),1.43(s,9H),1.60−1.68(m,1H),1.73−1.88(m,4H),1.99−2.04(m,1H),2.71−2.82(m,2H),3.20(m,1H),3.38−3.44(m,2H),3.48−3.52(m,2H),3.76−3.80(m,1H),3.89−3.92(m,1H),3.95−3.97(m,1H),3.99(s,3H),4.01−4.04(m,1H),4.09−4.14(m,1H),4.42−4.50(m,1H),7.23−7.26(m,1H),7.40−7.41(m,1H),7.47(dt,J=7.96,1.49Hz,1H),7.52(t,J=7.88Hz,1H),8.40(d,J=1.96Hz,1H),8.55(s,1H),8.80(d,J=1.96Hz,1H)。
【0458】
ステップB:ジ−HCl塩としての(S)−1−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−3−((R)−8−(3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)プロパン−2−オール(化合物279)の調製。
EtOAc(10mL)中のtert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−8−((3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(13mg、18.42μmol)の溶液に、HCl(671.5μg、18.42μmol)を添加した。反応物を3時間撹拌した。混合物を濃縮して、標記化合物を白色の固体として得た。LCMS m/z=606.6[M+H]H NMR(400[M+H]Hz,CDOD)δppm1.03−1.09(m,2H),1.19−1.24(m,2H),1.65−1.73(m,1H),1.79−1.86(m,1H),1.88−1.98(m,1H),2.32(dd,J=7.39,12.94Hz,1H),2.63−2.69(m,1H),2.70−2.82(m,2H),3.16(d,J=8.53Hz,1H),3.25−3.29(m,1H),3.32−3.37(m,1H),3.50−3.59(m,3H),3.64−3.69(m,1H),3.83−3.90(m,1H),4.00(d,J=6.64Hz,2H),4.04(s,3H),4.09(dd,J=3.42,4.95Hz,2H),4.20−4.26(m,1H),7.27−7.30(m,1H),7.44(dd,J=1.67,2.39Hz,1H),7.51(dt,J=1.56,7.81Hz,1H),7.55(t,J=7.82Hz,1H),8.48(d,J=1.88Hz,1H),8.85(s,1H),8.88(d,J=1.92Hz,1H)。
【0459】
実施例1.65:1−エチル−3−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物338)の調製。
ステップA:(S)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
EtOH(8.76mL)中の(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(0.10g、0.44mmol)および(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.25g、0.88mmol)の溶液を70℃で1日間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮して、標記化合物を得て、これをさらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=519.4[M+H]
【0460】
ステップB:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製
DCM(8mL)中の(S)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(前のステップから)の溶液に、DIEA(0.23mL、1.31mmol)および(Boc)O(0.29g、1.31mmol)を添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。混合物を水およびブラインで抽出した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(174.0mg、64.2%)を得た。LCMS m/z=619.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.47(s,9H),1.48−1.54(m,1H),1.59−1.68(m,1H),1.69−1.77(m,2H),2.04−2.15(m,2H),3.11(s,3H),3.40(bs,2H),3.57(dd,J=14.65,4.80Hz,1H),3.65(t,J=13.01Hz,2H),3.84(dd,J=8.97,7.20Hz,1H),3.93−4.12(m,4H),4.16(ddd,J=7.26,4.80,4.61Hz,1H),4.47−4.59(m,1H),5.11(s,2H),7.27−7.34(m,2H),7.34−7.37(m,4H),7.48−7.58(m,3H)。
【0461】
ステップC:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
下において(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)
アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(162mg、0.26mmol)をMeOH(8mL)中に溶解させ、続いてPd/C(30mg、28.12umol)を添加した。反応物をHバルーン下に置き、室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、MeOHで洗浄し、その後、濃縮して、標記化合物(120mg、88.1%)を黄色の固体として得た。この材料を、さらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=485.4[M+H]H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.50(s,9H),1.53−1.68(m,1H),1.69−1.77(m,3H),1.80(t,J=5.31Hz,1H),2.04−2.19(m,1H),2.31(s,1H),2.38−2.56(m,3H),2.79(dd,J=11.12,5.81Hz,1H),2.95−3.04(m,1H),3.06(s,3H),3.49(d,J=2.53Hz,2H),3.80(ddd,J=9.54,6.25,3.16Hz,1H),3.89−4.02(m,2H),4.02−4.08(m,1H),4.12(t,J=3.54Hz,1H),4.56−4.69(m,1H),7.20(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.43−7.52(m,2H),7.53−7.58(m,1H)。
【0462】
ステップD:tert−ブチル((S)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
CHCl(2mL)中のtert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(120mg、0.25mmol)の溶液に、DIEA(86.26μl、0.50mmol)、次いで1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド(0.10g、0.37mmol)を室温で添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCMで希釈し、その後、水およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(92mg、51.6%)を黄色のゴム状物として得た。LCMS m/z=720.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.45(s,9H),1.52(t,J=7.20Hz,3H),1.56−1.63(m,1H),1.72(dt,J=13.58,4.33Hz,1H),1.83(t,J=5.81Hz,2H),1.98−2.10(m,2H),3.08(s,3H),3.20−3.29(m,3H),3.39−3.57(m,3H),3.78(dd,J=8.84,7.07Hz,1H),3.91(t,J=8.21Hz,1H),3.97−4.09(m,2H),4.10−4.18(m,1H),4.48(q,J=7.16Hz,3H),7.27(dt,J=7.39,2.24Hz,1H),7.45−7.52(m,3H),7.56(ddd,J=8.15,4.99,3.03Hz,1H),7.85−7.89(m,2H),8.39(d,J=7.83Hz,1H),8.66(s,1H)。
【0463】
ステップE:1−エチル−3−((S)−3−((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物338)の調製。
tert−ブチル((S)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(92mg、0.13mmol)をTFA/DCM(1:3、2mL)中で、室温で撹拌した。反応が完了した後、溶媒を除去した。残渣をprep−HPLCによって精製した。得られた材料を水中に溶解させ、飽和NaHCOで中和させ、その後、IPA/DCM(10%、2×100mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。遊離塩基をアセトン中に溶解させ、HCl(4N、0.2mL)を添加した。得られた溶液を2時間撹拌し、その後、濃縮して、標記化合物(63.5mg、75.1%)を得た。LCMS m/z=620.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.38(t,J=7.07Hz,3H),1.51−1.62(m,1H),1.62−1.71(m,1H),1.72−1.86(m,3H),2.18(dd,J=13.01,8.46Hz,1H),2.90−3.01(m,1H),3.05−3.20(m,3H),3.21(s,3H),3.35−3.42(m,2H),3.77−3.83(m,1H),3.87−4.00(m,2H),4.07(d,J=5.05Hz,2H),4.12−4.22(m,1H),4.46(q,J=6.82Hz,2H),5.91(bs,1H),7.30(dd,J=7.71,2.15Hz,1H),7.44(t,J=1.77Hz,1H),7.49−7.56(m,2H),7.57(t,J=7.83Hz,1H),7.82−7.90(m,2H),8.24(d,J=1.26Hz,1H),8.63(s,1H),8.85(bs,1H),9.02(bs,1H)。
【0464】
実施例1.66:1−エチル−3−((S)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物296)の調製。
ステップA:(R)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシランの調製。
アセトン(34.87mL)中の3−(メチルスルホニル)フェノール(1.34g、6.98mmol)の溶液に、炭酸カリウム(1.93g、13.95mmol)を添加した。反応混合物を室温で10分間撹拌し、続いて(R)−オキシラン−2−イルメチル3−ニトロベンゼンスルホネート(1.90g、6.98mmol)を添加した。反応混合物を70℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、セライト(登録商標)のパッドを通して反応混合物を濾過し、アセトンで洗浄し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(1.43g、88.0%収率)を無色の油状物として得て、その後、室温に置いた後に凝固させた。H NMR(400MHz,CDCl)δppm2.79(dd,J=4.93,2.65Hz,1H),2.94(t,J=4.04Hz,1H),3.06(s,3H),3.35−3.41(m,1H),4.00(dd,J=10.99,5.94Hz,1H),4.37(dd,J=11.12,2.78Hz,1H),7.22(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.48(t,J=2.27Hz,1H),7.50(d,J=8.08Hz,1H),7.54−7.58(m,1H)。
【0465】
ステップB:(S)−ベンジル3−(((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
EtOH(8.8mL)中の(R)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(100mg、0.44mmol)および(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.25g、0.88mmol)の溶液を70℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮した。残渣をDCM中に再溶解させ、水およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物を得て、これを次のステップに直接使用した。LCMS m/z=519.6[M+H]
【0466】
ステップC:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
DCM(8.8mL)中の(S)−ベンジル3−(((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(326mg、0.63mmol)の溶液に、DIEA(0.15mL、0.88mmol)および(Boc)O(0.19g、0.88mmol)を室温で添加した。反応が完了するまで室温で撹拌した。混合物をDCMで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(176mg、64.9%)を白色の泡状物として得た。LCMS m/z=619.6[M+H]H NMR(400MHz,MeOD)δppm1.40−1.52(m,11H),1.59−1.74(m,3H),1.80(dd,J=12.88,8.08Hz,1H),2.06(dd,J=12.76,8.46Hz,1H),3.03(s,3H),3.17−3.29(m,1H),3.33−3.42(m,2H),3.50(dd,J=14.65,3.79Hz,1H),3.59−3.69(m,2H),3.89−4.00(m,4H),4.49−4.60(m,1H),5.07(s,2H),7.18(ddd,J=6.69,2.65,2.53Hz,1H),7.25−7.35(m,5H),7.42(t,J=1.77Hz,1H),7.46−7.51(m,2[M+H])。
【0467】
ステップD:tert−ブチル((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
MeOH(10mL)中の(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(176mg、0.28mmol)の溶液に、パラジウム/C(30.27mg、28.44μmol)を添加した。反応物をHバルーン下に置き、室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(137mg、68.9%)を黄色の泡状物として得た。この材料を、さらなる精製を伴わずに次のステップに使用する。LCMS m/z=485.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.47(s,9H),1.52−1.81(m,4H),1.86(dd,J=12.63,8.34Hz,1H),2.06−2.16(m,1H),2.26(s,1H),2.38−2.56(m,1H),2.73−2.81(m,1H),2.91−3.03(m,1H),3.12(s,3H),3.23−3.29(m,1H),3.56(ddd,J=14.53,4.55,1.89Hz,1H),3.89−3.97(m,1H),3.98−4.11(m,3H),4.15−4.22(m,1H),4.55(dq,J=7.71,7.54Hz,1H),7.27−7.33(m,1H),7.49−7.52(m,1H),7.52−7.59(m,2H)。
【0468】
ステップE:tert−ブチル((S)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
CHCl(2mL)中のtert−ブチル((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(73mg、0.15mmol)の溶液に、DIEA(89.21μL、0.51mmol)および1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド(82.27mg、0.18mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。翌日に、さらなるtert−ブチル((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(23mg、0.05mmol)およびDIEA(30uL、0.17mmol)を添加した。反応物をさらに5時間撹拌し、その後、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(67mg、61.8%収率)を透明なガラス状物として得た。LCMS m/z=720.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.45(s,9H),1.52(t,J=7.20Hz,3H),1.57−1.66(m,1H),1.69−1.77(m,1H),1.77−1.82(m,2H),1.85(dd,J=12.76,8.21Hz,1H),2.07(dd,J=12.88,8.59Hz,1H),3.08(s,3H),3.20−3.30(m,3H),3.41−3.49(m,2H),3.50−3.56(m,1H),3.88(dd,J=7.58,1.77Hz,1H),3.95−4.02(m,2H),4.03−4.08(m,1H),4.12−4.19(m,1H),4.44−4.56(m,3H),7.27(ddd,J=7.64,2.08,1.89Hz,1H),7.45−7.52(m,3H),7.53−7.58(m,1H),7.85−7.91(m,2H),8.39(dt,J=7.89,0.85Hz,1H),8.65(s,1H)。
【0469】
ステップF:1−エチル−3−((S)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物296)の調製。
CHCl(1.50mL)中のtert−ブチル((S)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(67mg、93.07μmol)の溶液に、TFA(0.5mL)を添加した。得られた溶液を周囲温度で2時間撹拌し、その後、濃縮した。prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物をTFA塩として得て、これを次いで、固体としてHCl塩(53.5mg、87.6%)に変換した。LCMS m/z=620.4[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.38(t,J=7.07Hz,3H),1.52−1.61(m,1H)1.62−1.70(m,1H),1.71−1.82(m,3H),2.20(dd,J=12.88,7.83Hz,1H),2.94−3.05(m,1H),3.05−3.20(m,4H),3.21(s,3H),3.26−3.42(m,1H),3.78−3.86(m,1H),3.88−3.99(m,2H),4.07(d,J=5.05Hz,2H),4.12−4.21(m,1H),4.46(q,J=7.24Hz,2H),5.90(d,J=4.80Hz,1H),7.30(dd,J=8.08,1.77Hz,1H),7.44(t,J=1.52Hz,1H),7.49−7.56(m,2H),7.59(t,J=7.83Hz,1H),7.82−7.91(m,2H),8.24(dd,J=7.33,1.26Hz,1H),8.63(s,1H),8.88(bs,2H)。
【0470】
実施例1.67:1−エチル−3−((R)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物337)の調製。
ステップA:(R)−ベンジル3−(((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
EtOH(8.8mL)中の(R)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン(100mg、0.44mmol)および(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(0.25g、0.88mmol)の溶液を70℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮した。残渣に酢酸エチルを添加し、その後、水およびブラインで洗浄した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮して、標記化合物を得て、これを精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=519.6[M+H]
【0471】
ステップB:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレートの調製。
DCM(8.8mL)中の(R)−ベンジル3−(((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(176mg、0.34mmol)の溶液に、DIEA(0.15mL、0.88mmol)および(Boc)O(0.19g、0.88mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCMで希釈し、その後、水およびブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(166mg、6102%)を白色の泡状固体として得た。LCMS m/z=619.6[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.46(s,9H),1.48−1.54(m,1H),1.61−1.69(m,1H),1.70−1.77(m,2H),2.06−2.14(m,2H),3.11(s,3H),3.34−3.46(m,2H),3.54−3.70(m,3H),3.84(dd,J=8.84,7.07Hz,1H),3.94−4.11(m,3H),4.13−4.20(m,1H),4.48−4.57(m,2H),5.11(s,2H),7.27−7.37(m,6H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.52−7.58(m,2H)。
【0472】
ステップC:tert−ブチル((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)
((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメートの調製。
MeOH(10mL)中の(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート(187mg、0.30mmol)の溶液に、窒素下においてパラジウム/C(32.16mg、30.22μmol)を添加した。反応物をHバルーン下に置き、室温で一晩撹拌した。セライト(登録商標)のパッドを通して混合物を濾過し、その後、MeOHで洗浄した。濾液を濃縮して、標記化合物(137mg、93.5%)を白色の泡状物として得た。この材料を、さらなる精製を伴わずに次のステップに使用した。LCMS m/z=485.4[M+H]H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.47(s,9H),1.49−1.84(m,4H),2.08(t,J=7.96Hz,2H),2.37−2.66(m,2H),2.67−2.78(m,1H),2.87−3.00(m,1H),3.12(s,3H),3.25−3.34(m,1H),3.57(ddd,J=14.65,4.80,1.52Hz,1H),3.78−3.85(m,1H),3.95(ddd,J=8.78,7.64,5.56Hz,1H),3.99−4.06(m,1H),4.06−4.11(m,1H),4.13−4.21(m,1H),4.46−4.57(m,1H),7.30(dt,J=7.01,2.43Hz,1H),7.50(t,J=2.02Hz,1H),7.52−7.58(m,2H)。
【0473】
ステップD:tert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメートの調製。
CHCl(3mL)中のtert−ブチル((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート(137mg、0.28mmol)の溶液に、DIEA(0.17mL、0.96mmol)および1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド(0.13g、0.28mmol)を添加した。反応物を室温で一晩撹拌し、その後、水でクエンチし、IPA/DCM(10%、2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、その後、濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製して、標記化合物(116mg、57.0%収率)を白色の泡状固体として得た。LCMS m/z=720.6[M+H]H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.32−1.37(m,13H),1.45−1.54(m,1H),1.56−1.64(m,1H),1.67−1.73(m,2H),1.92−1.98(m,1H),3.04−3.22(m,7H),3.33−3.44(m,2H),3.63(t,J=7.96Hz,1H),3.79(t,J=8.21Hz,1H),3.90−4.01(m,3H),4.34−4.50(m,3H),5.20(d,J=4.55Hz,1H),7.25(dd,J=8.08,2.27Hz,1H),7.39(s,1H),7.44−7.49(m,1H),7.50−7.57(m,2H),7.82−7.90(m,2H),8.26(d,J=8.59Hz,1H),8.61(s,1H)。
【0474】
ステップE:1−エチル−3−((R)−3−((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)
プロピルアミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルスルホニル)キノリン−4(1H)−オン(化合物337)の調製。
TFA(0.5mL、6.529mmol)およびCHCl(1.50mL)中のtert−ブチル((R)−8−((1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート(116mg、0.16mmol)の溶液を室温で2時間撹拌し、その後、濃縮した。prep−HPLCによって残渣を精製して、標記化合物(74.3mg、70.3%)を得た。LCMS m/z=620.4[M+H]H NMR(400MHz,DO)δppm1.54(t,J=7.20Hz,3H),1.66−1.76(m,1H),1.78−1.93(m,4H),2.39(dd,J=13.39,7.58Hz,1H),3.08−3.20(m,1H),3.20−3.24(m,1H),3.24(s,3H),3.25−3.33(m,2H),3.40−3.49(m,2H),3.87−4.02(m,2H),4.09−4.15(m,1H),4.16−4.25(m,2H),4.27−4.33(m,1H),4.52(q,J=7.24Hz,2H),7.37(dt,J=8.08,1.26Hz,1H),7.51(s,1H),7.54−7.64(m,2H),7.67(t,J=7.33Hz,1H),7.91−8.01(m,2H),8.36(d,J=8.08Hz,1H),8.77(s,1H)。
【0475】
実施例1.68:本発明のさらなる化合物の調製。
以下の化合物は、市販源から得たか、または上記のように、もしくは文献の調製に従って合成された、適切な中間体(複数可)から、上記の実施例に記載されるものと同様の方法を使用して調製した。化合物の調製に使用した特定の方法(複数可)および各化合物のLCMS[M+H]は以下に提供される:
化合物2、使用した中間体:(R)−2−(クロロメチル)オキシラン、3−(メチルスルホニル)フェノール、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、方法C、LCMS m/z=575.4[M+H];化合物5、使用した中間体:3−(メチルスルホニル)フェノール、3−((2−ヒドロキシエチル)スルホニル)フェノール、方法C、LCMS m/z=605.4[M+H];化合物6、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C1、方法D、LCMS m/z=603.4[M+H];化合物7、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C2、方法D、LCMS m/z=615[M+H];化合物8、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C3、方法D、LCMS m/z=603.4[M+H];化合物9、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C4、方法D、LCMS m/z=657.4[M+H];化合物10、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C5、方法D、LCMS m/z=617.4[M+H];化合物11、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C6、方法D、LCMS m/z=631.6[M+H];化合物12、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C7、方法C、LCMS m/z=600.4[M+H];化合物13、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C8、方法C、LCMS m/z=629.4[M+H];化合物14、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C9、方法C、LCMS m/z=671.4[M+H];化合物16、使用した中間体:tert−ブチル(8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−オキシラン−2−イルメチル)カルバメート、C11、方法C、LCMS m/z=657.6[M+H];化合物17、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C12、方法D、LCMS m/z=651.6[M+H];化合物18、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C62、方法C、LCMS m/z=615.4[M+H];化合物19、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C14、方法C、LCMS m/z=629.6[M+H];化合物20、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C15、方法C、LCMS m/z=651.2[M+H];化合物21、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C16、方法C、LCMS m/z=616.2[M+H];化合物22、使用した中間体:ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、C17、方法C、LCMS m/z=604[M+H];化合物23、使用した中間体:(R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(R)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法D、LCMS m/z=575.4[M+H];化合物24、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−ヨードフェノキシ)メチル)オキシラン、ナトリウムオキセタン−3−スルフィネート、方法B:ステップDおよびI:ステップB、LCMS m/z=617.4[M+H];化合物25、使用した中間体:8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C19、方法D、LCMS m/z=617.4[M+H];化合物26、使用した中間体:(S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C10、方法D、LCMS m/z=589.4[M+H];化合物27、使用した中間体:(R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C10、方法D、LCMS m/z=589.2[M+H];化合物29、使用した中間体:(2S)−1−(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−スルホニルクロリド、方法J、LCMS m/z=579.8[M+H];化合物30、使用した中間体:(2S)−1−(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール、7−クロロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4−スルホニルクロリド、方法J、LCMS m/z=601.4[M+H];化合物31、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−クロロベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E:(ステップC、D)、LCMS m/z=559[M+H];化合物32、使用した中間体:(2S)−1−(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルアミノ)−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロパン−2−オール、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−スルホニルクロリド、方法J、LCMS m/z=556.4[M+H];化合物33、使用した中間体:(S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(R)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法D、LCMS m/z=575.4[M+H];化合物34、使用した中間体:(S)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=606.4[M+H];化合物35、使用した中間体:(R)−8−(ナフタレン−2−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=605.6[M+H];化合物36、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、(1−エチル−1H−ピラゾール−4−イル)ボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=619.4[M+H];化合物37、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、tert−ブチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールe−1−カルボキシレート、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=591.2[M+H];化合物38、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、1−プロピル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=633.6[M+H];化合物39、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、1−シクロプロピル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール、方法H:(ステップC,E)、LCMS m/z=631.4[M+H];化合物40、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=605.6[M+H];化合物41、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=630[M+H];化合物42、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、(4−スルファモイルフェニル)ボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=680.4[M+H];化合物43、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニ
ル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、ピリジン−4−イルボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=602.2[M+H];化合物44、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、(2−メチルピリジン−4−イル)ボロン酸、方法H:ステップC、E、LCMS m/z=617.4[M+H];化合物45、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=602.4[M+H];化合物46、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、ピリジン−3−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=526.6[M+H];化合物47、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、ベンゼンスルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=525.6[M+H];化合物48、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=539.4[M+H];化合物49、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=555.6[M+H];化合物50、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=593.4[M+H];化合物51、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−フェニルチオフェン−2−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=607.6[M+H];化合物52、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=544.4[M+H];化合物53、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=596.4[M+H];化合物54、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=543.4[M+H];化合物55、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−シアノベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=550.4[M+H];化合物56、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)酢酸、方法K、LCMS m/z=525.6[M+H];化合物57、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2−ナフトエ酸、方法K、LCMS m/z=539.4[M+H];化合物58、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1−エチル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=557.4[M+H];化合物59、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−クロロナフタレン−2−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=609.5[M+H];化合物60、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、ベンゾフラン−2−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=565.4[M+H];化合物61、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、ベンゾフラン−5−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=565.4[M+H];化合物62、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−5−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=565.2[M+H];化合物63、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、ピリジン−3−イルボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=602.4[M+H];化合物65、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−2−カルボン酸、方法K、LCMS m/z=528.6[M+H];化合物66、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−3−カルボン酸、方法K、LCMS m/z=528.4[M+H];化合物67、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−5−カルボン酸、方法K、LCMS m/z=528.5[M+H];化合物68、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−6−カルボン酸、方法K、LCMS m/z=528.4[M+H];化合物69、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、方法H:ステップE、LCMS m/z=603.2[M+H];化合物70、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミン、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=617.3[M+H];化合物71、使用した中間体:tert−ブチル(8−((3−ブロモフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)カルバメート、ピリミジン−5−イルボロン酸、方法H:(ステップC、E)、LCMS m/z=603.4[M+H];化合物72、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、ピリジン−2−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=526.6[M+H];化合物73、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、6−クロロナフタレン−2−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=609.6[M+H];化合物74、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=567.4[M+H];化合物75、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、キノリン−6−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=576.2[M+H];化合物76、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オ
キサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C35、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=565.4[M+H];化合物77、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インダゾール−5−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=565.5[M+H];化合物79、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、エタンアミン、方法H:ステップD、E、LCMS m/z=658.4[M+H];化合物80、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、プロパン−2−アミン、方法H:ステップD、E、LCMS m/z=672.4[M+H];化合物81、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2−メチルプロパン−1−アミン、方法H:ステップD、E、LCMS m/z=686.6[M+H];化合物82、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)(8−((4’−(ヒドロキシメチル)−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2,2,2−トリフルオロエタンアミン、方法H:ステップD、E、LCMS m/z=712.4[M+H];化合物83、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、クロマン−6−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=611.6[M+H];化合物84、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=626.4[M+H];化合物85、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、キノリン−3−スルホニルクロリド、方法H:(ステップB、E)、LCMS m/z=576.4[M+H];化合物87、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、クロマン−7−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=611.4[M+H];化合物89、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、5−ブロモピリジン−3−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=661.6[M+H];化合物90、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、5−ブロモピリジン−3−スルホニルクロリド、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=636.7[M+H];化合物91、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=660.7[M+H];化合物92、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、キノリン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=588.5[M+H];化合物93、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、キノリン−6−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=606.8[M+H];化合物94、使用した中間体:(R)−2−(クロロメチル)オキシラン、3−((メチルスルホニル)メチル)フェノール、方法C、LCMS m/z=589.4[M+H];化合物95、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C21、方法B:ステップD、LCMS m/z=590.4[M+H];化合物96、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、ピリジン−4−イルボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物97、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、ピリジン−3−イルボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物98、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、キノリン−7−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=606.7[M+H];化合物99、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、4−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、ピリジン−3−イルボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.7[M+H];化合物100、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物101、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、4−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、ピリジン−4−イルボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.7[M+H];化合物102、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、4−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンを含むジイソプロピルピリジン−2−イルボロネート化合物(1:1)、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物103、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、4−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=660.8[M+H];化合物104、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C21、方法B:ステップD、LCMS m/z=611.6[M+H];化合物105、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、イソキノリン−5−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=606.8[M+H];化合物106、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C22、方法B:ステップD、LCMS m/z=634.8[M+H];化合物107、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C23、方法B:ステップD、LCMS m/z=646.2[M+H];化合物108、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C24、方法B:ステップD、LCMS m/z=647.6[M+H];化合物109、使用した中間体:(R)−8−(キノ
リン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C22、方法B:ステップD、LCMS m/z=634.6[M+H];化合物110、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C23、方法B:ステップD、LCMS m/z=646.4[M+H];化合物111、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法B:ステップD、LCMS m/z=576.6[M+H];化合物112、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C10、方法B:ステップD、LCMS m/z=590.2[M+H];化合物113、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C3、方法B:ステップD、LCMS m/z=604.6[M+H];化合物114、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C13、方法B:ステップD、LCMS m/z=616.4[M+H];化合物115、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C1、方法B:ステップD、LCMS m/z=604.4[M+H];化合物116、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C5、方法B:ステップD、LCMS m/z=618.4[M+H];化合物117、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C2、方法B:ステップD、LCMS m/z=616.2[M+H];化合物118、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法B:ステップD、LCMS m/z=576.4[M+H];化合物119、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C3、方法B:ステップD、LCMS m/z=604.4[M+H];化合物120、使用した中間体:(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(3−メチルピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=646.2[M+H];化合物121、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C25、方法B:ステップD、LCMS m/z=620.4[M+H];化合物122、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C10、方法B:ステップD、LCMS m/z=[M+H];化合物124、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C5、方法B:ステップD、LCMS m/z=618.4[M+H];化合物125、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=700.6[M+H];化合物126、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(3−フルオロピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM、LCMS m/z=650.6[M+H];化合物127、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(5−メチルピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=646.2[M+H];化合物128、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(6−メチルピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=646.4[M+H];化合物129、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−メチルピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=646.4[M+H];化合物131、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C26、方法B:ステップD、LCMS m/z=606.6[M+H];化合物132、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C27、方法B:ステップD、LCMS m/z=634.6[M+H];化合物133、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C28、方法B:ステップD、LCMS m/z=633.6[M+H];化合物134、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(6−フルオロピリジン−2−イル)ボロン酸、方法A:(ステップA、B、C)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=650.6[M+H];化合物135、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C26、方法B:ステップD、LCMS m/z=620.2[M+H];化合物136、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=632.8[M+H];化合物137、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド、方法B:ステップD、LCMS m/z=619.4[M+H];化合物138、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C13、方法B:ステップD、LCMS m/z=616.4[M+H];化合物139、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C1、方法B:ステップD、LCMS m/z=604.6[M+H];化合物140、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C2、方法B:ステップD、LCMS m/z=616.4[M+H];化合物141、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C26、方法B:ステップD、LCMS m/z=606.6[M+H];化合物142、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C28、方法B:ステップD、LCMS m/z=633.6[M+H];化合物143、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法B:ステップD、LCMS m/z=602.6[M+H];化合物144、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法B:ステップD、LCMS m/z=602.4[M+H];化合物145、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C29、方法B:ステップD、LCMS m/z=676.6[M+H];化合物146、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C30、方法B:ステップD、LCMS m/z=632.4[M+H];化合物147、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=632.4[M+H];化合物148、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=642.4[M+H];化合物149、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C27、方法B:ステップD、LCMS m/z=634
.6[M+H];化合物150、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C25、方法B:ステップD、LCMS m/z=641.4[M+H];化合物151、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=627.6[M+H];化合物152、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、方法B:ステップD、LCMS m/z=597.4[M+H];化合物153、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C3、方法B:ステップD、LCMS m/z=625.4[M+H];化合物155、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=653.6[M+H];化合物156、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、方法B:ステップD、LCMS m/z=663.4[M+H];化合物157、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=686.4[M+H];化合物158、使用した中間体:(R)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M、LCMS m/z=730.6[M+H];化合物159、使用した中間体:(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド、方法B:ステップD、LCMS m/z=640.4[M+H];化合物161、使用した中間体:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(R)−8−((5−ブロモ−2−エトキシフェニル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=740.4[M+H];化合物162、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ−2−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=704.4[M+H];化合物164、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=686.2[M+H];化合物166、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ−2−イソプロポキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=714.6[M+H];化合物167、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−((1−(ヒドロキシメチル)シクロプロピル)スルホニル)フェノキシ)プロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=700.6[M+H];化合物168、使用した中間体:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=740.4[M+H];化合物169、使用した中間体:(R)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、5−ブロモ−2−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=704.4[M+H];化合物170、使用した中間体:(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−((((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、方法B:(ステップA、B)、M:(ステップC、D)、E:(ステップA、B)、およびF:ステップF、LCMS m/z=671.6[M+H];化合物171、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ−2−イソプロポキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=714.8[M+H];化合物172、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物173、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=712.4[M+H];化合物174、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=772.6[M+H];化合物175、使用した中間体:(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(2−アセトアミドエチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=786.8[M+H];化合物176、使用した中間体:(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=772.6[M+H];化合物177、使用した中間体:(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(2−アセトアミドエチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=786.6[M+H];化合物178、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=673.4[M+H];化合物179、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−ブロモ
−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=717.6[M+H];化合物180、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=728.6[M+H];化合物181、使用した中間体:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(1−アミノ−2−メチルプロパン−2−イル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=728.6[M+H];化合物182、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=704.6[M+H];化合物183、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド、方法B:ステップD、LCMS m/z=620.2[M+H];化合物184、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=712.6[M+H];化合物185、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモピリジン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=662.6[M+H];化合物186、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモピリジン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=660.6[M+H];化合物187、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オール、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=732.8[M+H];化合物188、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物190、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(2−アセトアミドエチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=742.6[M+H];化合物191、使用した中間体:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(2−アセトアミドエチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=742.4[M+H];化合物192、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=673.2[M+H];化合物193、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=691.4[M+H];化合物194、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、4−ブロモ−3−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=675.4[M+H];化合物195、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ピリジン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=582.6[M+H];化合物196、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、4−ブロモ−3−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=675.4[M+H];化合物197、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=700.6[M+H];化合物198、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=726.4[M+H];化合物200、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=675.2[M+H];化合物201、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=691.4[M+H];化合物202、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ピリジン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=582.4[M+H];化合物203、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=700.4[M+H];化合物204、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=726.6[M+H];化合物205、使用した中間体:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法E:(ステップA、B)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=717.4[M+H];化合物206、使用した中間体:(S)−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)アセトアミド、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オ
キサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−2−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法E:(ステップA、B)およびM:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=703.2[M+H];化合物207、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=716.6[M+H];化合物208、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=716.8[M+H];化合物210、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=710.4[M+H];化合物211、使用した中間体:(S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=700.6[M+H];化合物212、使用した中間体:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=700.4[M+H];化合物213、使用した中間体:(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=710.4[M+H];化合物214、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=744.8[M+H];化合物215、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=730.6[M+H];化合物216、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=704.6[M+H];化合物217、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=730.6[M+H];化合物218、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=704.4[M+H];化合物219、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−フルオロベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=730.6[M+H];化合物220、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(アミノメチル)−3−フルオロフェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=748.6[M+H];化合物221、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=696.4[M+H];化合物223、使用した中間体:(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=718.6[M+H];化合物224、使用した中間体:(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=744.8[M+H];化合物225、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=742.8[M+H];化合物226、使用した中間体:C10(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=688.6[M+H];化合物227、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=686.6[M+H];化合物228、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−ブロモ−2−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=686.4[M+H];化合物229、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((S)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3−ブロモ−5−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=686.6[M+H];化合物230、使用した中間体:C26、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=704.4[M+H];化合物231、使用した中間体:(S)−2−((3−(メチルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=6
74.4[M+H];化合物232、使用した中間体:C3、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法M:(ステップB、C、D)、LCMS m/z=702.4[M+H];化合物233、使用した中間体:C33、(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、方法B:ステップD、LCMS m/z=608.6[M+H];化合物234、使用した中間体:C33、(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、方法B:ステップD、LCMS m/z=608.6[M+H];化合物235、使用した中間体:C33(R)−8−((1−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−イル)スルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、方法B:ステップD、LCMS m/z=629.4[M+H];化合物236、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=662.6[M+H];化合物237、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=730.6[M+H];化合物238、使用した中間体:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=726.4[M+H];化合物239、使用した中間体:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法B:(ステップA、B、C)およびF:(ステップA、B、E、F)、LCMS m/z=752.2[M+H];化合物240、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メチルプロパン−2−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=742.8[M+H];化合物241、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メチルブタン−2−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物242、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2,2,2−トリフルオロエタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=768.6[M+H];化合物243、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、アゼチジン、方法BおよびL、LCMS m/z=726.2[M+H];化合物244、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、プロパン−1−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=728.6[M+H];化合物245、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、ブタン−1−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=742.8[M+H];化合物246、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、モルホリン、方法BおよびL、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物247、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メトキシエタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=744.6[M+H];化合物248、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−3−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C34、方法B:ステップD、LCMS m/z=624.4[M+H];化合物249、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C34、方法B:ステップD、LCMS m/z=624.4[M+H];化合物250、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C36、方法E、LCMS m/z=667.2[M+H];化合物251、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン−2−イル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=758.4[M+H];化合物252、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=726.4[M+H];化合物253、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=12.6[M+H];化合物254、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=726.4[M+H];化合物255、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=712.6[M+H];化合物256、使用した中間体:C10、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=714.6[M+H];化合物257、使用した中間体:C10、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、5−ブロモ−2−エトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=714.6[M+H];化合物258、使用した中間体:C10、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=700.4[M+H];化合物259、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C37、方法E、LCMS m/z=637.6[M+H];化合物260、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)
シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C36、方法E、LCMS m/z=667.4[M+H];化合物261、使用した中間体:C10、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−ブロモ−4−メトキシベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−(1−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロプロピル)フェニル)ボロン酸、方法F、LCMS m/z=700.6[M+H];化合物262、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メチルプロパン−2−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=742.8[M+H];化合物263、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メチルブタン−2−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物264、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2,2,2−トリフルオロエタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=768.6[M+H];化合物265、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、アゼチジン、方法BおよびL、LCMS m/z=726.4[M+H];化合物266、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、モルホリン、方法BおよびL、LCMS m/z=756.6[M+H];化合物267、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メトキシエタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=744.8[M+H];化合物268、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、エタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=714.6[M+H];化合物269、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、シクロブタンアミン、方法BおよびL、LCMS m/z=740.6[M+H];化合物270、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、tert−ブチル(2−アミノエチル)カルバメート、方法BおよびL、LCMS m/z=729.6[M+H];化合物271、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、tert−ブチル(3−アミノプロピル)カルバメート、方法BおよびL、LCMS m/z=743.8[M+H];化合物272、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−tert−ブチル1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イルカルバメート、3−ブロモベンゼン−1−スルホニルクロリド、(4−ホルミルフェニル)ボロン酸、2−メチルプロパン−1−アミン、方法BおよびL、LCMS m/z=742.6[M+H];化合物273、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C38、方法E、LCMS m/z=651.6[M+H];化合物274、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C48、方法E、LCMS m/z=637.6[M+H];化合物275、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C36、方法E、LCMS m/z=637.6[M+H];化合物276、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C36、方法E2、LCMS m/z=654.6[M+H];化合物277、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C48、方法E、LCMS m/z=637.6[M+H];化合物278、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−((2−アミノ−2−オキソエチル)スルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C48、方法E2、LCMS m/z=654.6[M+H];化合物280、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5−オキソ−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−3−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=607.6[M+H];化合物281、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=608.4[M+H];化合物282、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=606.6[M+H];化合物283、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C48、方法E、LCMS m/z=667.2[M+H];化合物284、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C43、方法E、LCMS m/z=638.6[M+H];化合物285、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C44、方法E、LCMS m/z=640.2[M+H];化合物286、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C45、方法E、LCMS m/z=653.4[M+H];化合物287、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、3−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=636.6[M+H];化合物288、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C46、方法E、LCMS m/z=681.4[M+H];化合物289、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−b]ピリジン−7−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=610.6[M+H];化合物290、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=6
23.6[M+H];化合物291、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−b]ピリジン−6−スルホニルクロリド、方法N、LCMS m/z=608.8[M+H];化合物292、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=676.4[M+H];化合物293、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=676.4[M+H];化合物294、使用した中間体:(S)−2−メチル−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)プロパン−1−オール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=678.4[M+H];化合物295、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C63、方法E、LCMS m/z=662.6[M+H];化合物296、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(S)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C63、方法E、LCMS m/z=662.6[M+H];化合物298、使用した中間体:(S)−2,2−ジフルオロ−2−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)エタノール、(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法B、LCMS m/z=686.4[M+H];化合物299、使用した中間体:C33、(R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法B、LCMS m/z=652.6[M+H];化合物300、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、ナフタレン−2−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=631.6[M+H];化合物301、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C56、方法E、LCMS m/z=675.4[M+H];化合物302、使用した中間体:(S)−(1−((3−(オキシラン−2−イルメトキシ)フェニル)スルホニル)シクロプロピル)メタノール、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C57、方法E、LCMS m/z=621.6[M+H];化合物303、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C47、方法E、LCMS m/z=609.6[M+H];化合物304、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−(2−メトキシエチル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[2,3−b][1,4]オキサジン−7−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=667.4[M+H];化合物305、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C42、方法E、LCMS m/z=637.6[M+H];化合物306、使用した中間体:C26、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=650.6[M+H];化合物307、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C49、方法E、LCMS m/z=591.4[M+H];化合物308、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1H−インドール−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=590.6[M+H];化合物309、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C31、方法E、LCMS m/z=591.4[M+H];化合物311、使用した中間体:tert−ブチル((S)−2−ヒドロキシ−3−(3−(メチルスルホニル)フェノキシ)プロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、1H−インドール−3−スルホニルクロリド、方法A:ステップF、G、LCMS m/z=564.4[M+H];化合物312、使用した中間体:C26、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、1H−インドール−3−スルホニルクロリド、方法E、LCMS m/z=594.6[M+H];化合物313、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C50、方法E、LCMS m/z=607.6[M+H];化合物314、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C61、ブロモエタン、方法G、LCMS m/z=664.6[M+H];化合物315、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C53、ヨードエタン、方法G、LCMS m/z=660.6[M+H];化合物316、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、7−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−3−スルホニルクロリドヨードエタン、方法G、LCMS m/z=664.6[M+H];化合物317、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、C60、ヨードエタン、方法G、LCMS m/z=660.6[M+H];化合物318、使用した中間体:tert−ブチル((S)−3−(3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)((R)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−イル)カルバメート、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−スルホニルクロリド、ヨードエタン、方法G、LCMS m/z=660.6[M+H];化合物319、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C51、方法E、LCMS m/z=592.4[M+H];化合物323、使用した中間体:C3、C52、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、方法E3、LCMS m/z=638.6[M+H];化合物324、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C60、方法E3、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物325、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C61、方法E3、LCMS m/z=636.6[M+H];化合物328、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、C52、方法E3、LCMS m/z=636.6[M+H];化合物330、使用した中間体:(S)−2−((3−(シクロプロピルスルホニル)フェノキシ)メチル)オキシラン、(R)−ベンジル3−アミノ−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−カルボキシレート、4−ヒドロキシ−7−メチルキノリン−3−スルホニルクロリド、方法E3、LCMS m/z=632.6[M+H];化合物335、使用した中間体:ナフタレン−2−スルホニルクロリド、3−((メチルスルホニル)メチル)フェノール、方法C、LCMS m/z=589.2[M+H];ならびに化合物336、使用した中間体:(R)−8−(キノリン−6−イルスルホニル)−1−オキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−3−アミン、C21、方法B:ステップD、LCMS m/z=590.4[M+H]
【0476】
以下のNMRデータは、上記の選択された化合物のものである:
化合物2、H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.37(s,9H),1.47−1.81(m,5H),1.84−2.01(m,1H),2.42−2.48(m,1H),2.57−2.76(m,3H),2.92−3.01(m,1H),3.27−3.39(m,3H),3.43−3.50(m,1H),3.51−3.59(m,1H),3.63−3.74(m,1H),4.32−4.54(m,1H),7.66−7.80(m,3H),8.08(d,J=7.9Hz,1H),8.17(d,J=8.8Hz,1H),8.21(d,J=8.0Hz,1H),8.43(s,1H)。
【0477】
化合物6、H NMR(400MHz,CDOD)δppm0.98(t,J=7.33Hz,3H),1.59−1.72(m,3H),1.76−1.95(m,4H),2.28(dd,J=12.63,7.33Hz,1H),2.71−2.89(m,2H),3.06−3.19(m,3H),3.26(t,J=9.98Hz,1H),3.42−3.55(m,2H),3.79−3.89(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.03−4.12(m,2H),4.23(d,J=4.80Hz,1H),7.29(d,J=7.83Hz,1H),7.44(s,1H),7.48−7.60(m,2H),7.62−7.74(m,2H),7.77(d,J=8.59Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=6.57Hz,2H),8.37(s,1H)。
【0478】
化合物7、H NMR(400MHz,CDOD)δppm0.09−0.17(m,2H),0.46−0.55(m,2H),0.86−0.99(m,1H),1.60−1.71(m,1H),1.75−1.94(m,4H),2.28(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.73−2.90(m,2H),3.06−3.18(m,3H),3.22−3.30(m,1H),3.49(t,J=11.49Hz,2H),3.78−3.88(m,1H),3.92−4.03(m,2H),4.08(d,J=4.29Hz,2H),4.22(dd,J=8.46,3.41Hz,1H),7.30(t,J=3.16Hz,1H),7.46(s,1H),7.51−7.57(m,2H),7.61−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=7.33Hz,2H),8.38(s,1H)。
【0479】
化合物8、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.23(d,J=6.57Hz,6H),1.66(m,1H),1.75−1.95(m,4H),2.28(dd,J=12.76,7.71Hz,1H),2.72−2.90(m,2H),3.05−3.18(m,1H),3.21−3.29(m,1H),3.34(m,1H),3.48(t,J=12.38Hz,2H),3.78−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.08(d,J=4.80Hz,2H),4.23(dd,J=8.97,3.66Hz,1H),7.30(d,J=7.58Hz,1H),7.40(s,1H),7.45−7.50(m,1H),7.56(t,J=7.96Hz,1H),7.61−7.73(m,2H),7.77(d,J=8.59Hz,1H),8.00(d,J=8.08Hz,1H),8.07(d,J=8.34Hz,2H),8.37(s,1H)。
【0480】
化合物9、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.67(td,J=10.74,4.17Hz,1H),1.76−1.92(m,4H),2.28(ddd,J=13.58,8.15,2.53Hz,1H),2.49−2.64(m,2H),2.73−2.90(m,2H),3.12(dt,J=12.82,9.51Hz,1H),3.22−3.30(m,1H),3.42−3.54(m,4H),3.80−3.88(m,1H),3.92−4.03(m,2H),4.10(d,J=4.80Hz,2H),4.19−4.27(m,1H),7.33(ddd,J=7.39,2.34,2.15Hz,1H),7.50(d,J=2.02Hz,1H),7.53−7.62(m,2H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.00(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0481】
化合物11、H NMR(400MHz,CDOD)δppm0.86(dd,J=6.57,1.01Hz,6H),1.46−1.55(m,2H),1.56−1.70(m,2H),1.76−1.92(m,4H),2.28(ddd,J=13.64,8.08,2.53Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.07−3.15(m,1H),3.15−3.22(m,2H),3.25(dt,J=12.82,2.81Hz,1H),3.49(t,J=12.76Hz,2H),3.80−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.12(m,2H),4.19−4.27(m,1H),7.29(ddd,J=8.08,2.53,1.26Hz,1H),7.42−7.48(m,1H),7.54(ddd,J=15.28,7.83,7.71Hz,2H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0482】
化合物12、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.59−1.70(m,1H),1.71−1.93(m,4H),2.14−2.32(m,1H),2.32−2.53(m,1H),2.73−2.88(m,2H),2.88−3.03(m,1H),3.08−3.26(m,1H),3.33−3.42(m,1H),3.43−3.55(m,2H),3.75−3.85(m,1H),3.87−4.04(m,2H),7.14−7.57(m,4H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(s,1H)。
【0483】
化合物13、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.74(m,1H),1.74−1.95(m,8H),1.96−2.06(m,2H),2.29(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.56−2.68(m,1H),2.74−2.89(m,2H),3.07−3.18(m,1H),3.25(dd,J=12.88,3.03Hz,1H),3.43−3.54(m,2H),3.79−3.88(m,1H),3.93−4.02(m,2H),4.08(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.18−4.27(m,1H),7.29(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.42(t,J=2.52Hz,1H),7.47−7.51(m,1H),7.54(t,J=8.08Hz,1H),7.68(qd,J=7.96,7.71Hz,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.26Hz,1H)。
【0484】
化合物14、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.76−1.95(m,6H),2.23−2.38(m,3H),2.74−2.89(m,2H),3.07−3.17(m,1H),3.21−3.30(m,2H),3.49(t,J=12.88Hz,2H),3.79−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.12(m,2H),4.19−4.27(m,1H),7.32(ddd,J=8.08,2.53,1.26Hz,1H),7.46(t,J=2.27Hz,1H),7.56(dt,J=15.66,7.83Hz,2H),7.68(qd,J=8.25,8.08Hz,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0485】
化合物16、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.08(q,J=12.29Hz,2H),1.14−1.31(m,3H),1.57−1.72(m,4H),1.75−1.93(m,7H),2.29(ddd,J=13.77,7.96,2.02Hz,1H),2.73−2.90(m,2H),3.09(dd,J=5.94,1.89Hz,2H),3.14(t,J=9.22Hz,1H),3.22−3.30(m,1H),3.42−3.57(m,2H),3.78−3.88(m,1H),3.93−4.02(m,2H),4.04−4.12(m,2H),4.18−4.27(m,1H),7.29(ddd,J=7.89,2.59,1.39Hz,1H),7.45(t,J=2.27Hz,1H),7.49−7.53(m,1H),7.55(t,J=7.56Hz,1H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.09(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0486】
化合物17、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.16(dddd,J=11.81,7.83,7.64,3.79Hz,1H),1.52−1.70(m,2H),1.77−1.95(m,5H),2.28(ddd,J=13.64,8.21,2.40Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.12(dt,J=12.82,9.51Hz,1H),3.21−3.29(m,1H),3.33−3.43(m,2H),3.49(t,J=12.63Hz,2H),3.79−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.13(m,2H),4.19−4.27(m,1H),7.32(dt,J=7.33,2.27Hz,1H),7.47(d,J=2.02Hz,1H),7.52−7.60(m,2H),7.68(qd,J=8.25,8.08Hz,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.26Hz,1H)。
【0487】
化合物18、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.76−2.08(m,6H),2.11−2.22(m,2H),2.29(ddd,J=13.77,8.08,2.15Hz,1H),2.40−2.53(m,2H),2.73−2.89(m,2H),3.06−3.17(m,1H),3.26(ddd,J=12.82,9.66,3.03Hz,1H),3.44−3.56(m,2H),3.79−3.88(m,1H),3.92−4.03(m,3H),4.03−4.11(m,2H),4.17−4.27(m,1H),7.28(dd,J=6.57,1.77Hz,1H),7.40(t,J=2.77Hz,1H),7.47(ddd,J=7.71,1.26,1.14Hz,1H),7.54(t,J=7.96Hz,1H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.09(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0488】
化合物19、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.56−1.76(m,5H),1.76−1.92(m,6H),1.92−2.03(m,2H),2.28(ddd,J=13.58,8.15,2.27Hz,1H),2.74−2.89(m,2H),3.07−3.17(m,1H),3.22−3.29(m,1H),3.43−3.56(m,2H),3.67(dq,J=8.65,7.14Hz,1H),3.80−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.12(m,2H),4.22(sxt,J=3.79Hz,1H)7.29(ddd,J=8.02,2.59,1.01Hz,1H),7.44(t,J=2.53Hz,1H),7.53(ddd,J=16.42,8.08,7.83Hz,2H),7.63−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.08(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0489】
化合物20、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.66(dd,J=10.86,4.29Hz,1H),1.75−1.92(m,4H),2.28(ddd,J=13.83,8.15,1.77Hz,1H),2.74−2.89(m,2H),3.02−3.12(m,1H),3.22(ddd,J=12.69,9.54,3.03Hz,1H),3.45−3.56(m,2H),3.82(td,J=8.97,3.03Hz,1H),3.90−4.02(m,4H),4.17(td,J=9.09,5.56Hz,1H),4.48(d,J=1.26Hz,2H),7.09−7.15(m,3H),7.24(t,J=7.45Hz,3H),7.27−7.33(m,2H),7.45(t,J=8.08Hz,1H),7.63−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.09(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0490】
化合物21、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.74,3.92Hz,1H),1.75−1.92(m,4H),2.24−2.34(m,1H),2.73−2.88(m,2H),3.06−3.16(m,1H),3.21−3.29(m,1H),3.44−3.56(m,2H),3.84(dd,J=8.21,6.19Hz,1H)3.93−4.03(m,2H),4.09(d,J=5.05Hz,2H),4.23(dd,J=8.72,3.92Hz,1H),4.37(d,J=7.58Hz,4H),4.53(q,J=7.24Hz,1H),7.37(d,J=7.07Hz,1H),7.49(s,1H),7.59(dt,J=15.16,7.58Hz,2H),7.64−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.09(d,J=8.84Hz,2H),8.38(s,1H)。
【0491】
化合物22、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=11.12,4.29Hz,1H),1.76−1.93(m,4H),2.25−2.33(m,1H),2.73−2.87(m,2H),3.08−3.17(m,1H),3.22−3.28(m,1H),3.35−3.43(m,3H),3.46−3.53(m,3H),3.58(td,J=6.76,1.64Hz,2H),3.79−3.88(m,1H),3.94−4.02(m,2H),4.10(d,J=5.05Hz,2H),4.19−4.27(m,1H),7.37(d,J=9.35Hz,1H),7.52(d,J=1.77Hz,1H),7.58−7.64(m,2H),7.64−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.09(d,J=9.09Hz,2H),8.38(d,J=1.01Hz,1H)。
【0492】
化合物23、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.67(td,J=10.74,4.17Hz,1H),1.76−1.92(m,4H),2.28(dd,J=13.89,8.34Hz,1H),2.72−2.89(m,2H),3.05−3.14(m,4H),3.28(dd,J=12.76,3.16Hz,1H),3.43−3.55(m,2H),3.77−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.08(dd,J=4.93,1.64Hz,2H),4.23(dddd,J=9.60,4.99,4.86,3.03Hz,1H),7.28(dd,J=6.57,2.78Hz,1H),7.49(d,J=1.52Hz,1H),7.52−7.58(m,2H),7.62−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.59,2.02Hz,1H),8.00(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=9.09Hz,2H),8.37(d,J=1.26Hz,1H)。
【0493】
化合物24、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.86,4.29Hz,1H),1.76−1.95(m,4H),2.28(ddd,J=13.71,8.15,2.40Hz,1H),2.74−2.90(m,2H),3.12(dt,J=12.63,9.60Hz,1H),3.26(ddd,J=12.88,9.98,3.16Hz,1H),3.49(t,J=12.51Hz,2H),3.79−3.88(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.08(d,J=5.05Hz,2H),4.19−4.26(m,1H),4.66−4.75(m,1H),4.76−4.89(m,4H),7.32(ddd,J=8.08,2.65,1.14Hz,1H),7.46(t,J=2.27Hz,1H),7.51(dt,J=8,1.26Hz,1H),7.56(t,J=2.83Hz,1H),7.68(qd,J=8.25,8.08Hz,2H),7.77(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.26Hz,1H)。
【0494】
化合物25、H NMR(400MHz,CDOD)δppm0.97(t,J=7.45Hz,3H),1.22(d,J=6.82Hz,3H),1.35−1.48(m,1H),1.67(td,J=10.86,3.79Hz,1H),1.76−1.98(m,5H),2.22−2.33(m,1H),2.72−2.89(m,2H),3.12(ddd,J=12.51,9.60,9.47Hz,2H),3.22−3.29(m,1H),3.49(t,J=12.76Hz,1H),3.78−3.89(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.08(d,J=4.29Hz,2H),4.18−4.27(m,1H),7.30(dd,J=8.21,1.64Hz,1H),7.41(s,1H),7.47(d,J=8.21Hz,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.59,1.52Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.84Hz,2H),8.37(s,1H)。
【0495】
化合物26、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.20(t,J=7.33Hz,3H),1.68(dt,J=10.99,4.42Hz,1H),1.75−1.97(m,4H),2.28(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.06−3.15(m,1H),3.20(q,J=7.33Hz,2H),3.24−3.29(m,2H),3.34−3.37(m,1H),3.44−3.56(m,2H),3.79−3.85(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.08(dd,J=5.05,1.52Hz,2H),4.18−4.26(m,1H),7.30(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.44(t,J=J=2.27Hz,1H),7.50(dt,J=8.21,1.39Hz,1H),7.55(t,J=8.08Hz,1H),7.64−7.74(m,2H),7.78(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.09(d,J=8.84Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0496】
化合物27、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.20(t,J=7.45Hz,3H),1.68(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.75−1.97(m,4H),2.29(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.81(dq,J=14.43,11.27Hz,2H),3.07−3.16(m,1H),3.16−3.28(m,3H),3.44−3.54(m,2H),3.56−3.77(m,1H),3.80−3.88(m,1H),3.91−4.02(m,2H),4.08(dd,J=5.18,1.64Hz,2H),4.17−4.26(m,1H),7.30(ddd,J=8.08,2.65,1.14Hz,1H),7.44(t,J=2.53Hz,1H),7.50(dt,J=8.08,1.39Hz,1H),7.56(t,J=7.83Hz,1H),7.63−7.74(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.06−8.11(m,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0497】
化合物29、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.60−1.69(m,1H),1.77−1.91(m,8H),2.31(ddd,J=13.71,8.27,2.27Hz,1H),2.63−2.77(m,2H),2.85(bs,4H),3.11(s,3H),3.12−3.19(m,1H),3.25−3.30(m,1H),3.33−3.44(m,2H),3.88(td,J=8.72,3.03Hz,1H),3.95−4.07(m,2H),4.07−4.17(m,2H),4.25(td,J=9.22,3.41Hz,1H),7.25−7.33(m,2H),7.42−7.46(m,2H),7.51(t,J=1.77Hz,1H),7.53−7.60(m,2H)。
【0498】
化合物30、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.59−1.71(m,1H),1.77−1.91(m,4H),2.33(ddd,J=7.83,6.062.27Hz,1H),3.01−3.20(m,6H),3.28(dd,J=9.22,3.16Hz,1H),3.67(t,J=13.52Hz,2H),3.89(td,J=8.08,6.06Hz,1H),3.96−4.15(m,4H),4.25(dt,J=9.09,3.79Hz,1H),7.30(td,J=4.67,2.53Hz,1H),7.50(d,J=1.26Hz,1H),7.53−7.59(m,2H),7.77(d,J=7.33Hz,1H),8.04(d,J=7.58Hz,1H)。
【0499】
化合物31、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=12.63,4.80Hz,1H),1.79−1.98(m,5H),2.26−2.37(m,1H),2.66−2.83(m,2H),3.09−3.20(m,4H),3.27(bs,1H),3.40−3.52(m,2H),3.89(td,J=8.65,2.40Hz,1H),3.97−4.08(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.25(bs,1H),7.26−7.35(m,1H),7.50(s,1H),7.57(d,J=5.05Hz,2H),7.61(t,J=7.83Hz,1H),7.67−7.74(m,2H),7.77(t,J=1.77Hz,1H)。
【0500】
化合物32、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.65(td,J=10.74,3.92Hz,1H),1.76−1.90(m,4H),2.30(ddd,J=13.52,8.21,2.27Hz,1H),2.66−2.83(m,2H),2.92(s,3H),3.11(s,3H),3.12−3.20(m,1H),3.25−3.30(m,1H),3.34−3.40(m,2H),3.90(td,J=9.22,3.79Hz,1H),3.96−4.08(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.26(dt,J=9.35,3.28Hz,1H),4.32(t,J=4.55Hz,2H),6.84(d,J=8.34Hz,1H),6.96(d,J=2.27Hz,1H),6.97−7.01(m,1H),7.27−7.34(m,1H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H)。
【0501】
化合物33、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.60−1.71(m,1H),1.75−1.92(m,4H),2.29(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.74−2.89(m,2H),3.10(s,3H),3.15(d,J=9.85Hz,1H),3.25(dd,J=12.76,3.16Hz,1H),3.42−3.56(m,2H),3.79−3.88(m,1H),3.93−4.01(m,2H),4.04−4.13(m,2H),4.18−4.26(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.49(d,J=1.52Hz,1H),7.51−7.58(m,2H),7.63−7.73(m,2H),7.77(dd,J=8.72,1.89Hz,1H),8.01(d,J=8.08Hz,1H),8.08(d,J=8.59Hz,2H),8.38(d,J=1.52Hz,1H)。
【0502】
化合物34、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.71(m,1H),1.78−1.96(m,4H),2.29(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.81(qt,J=12.25,3.03Hz,2H),3.05−3.15(m,1H),3.24−3.27(m,1H),3.34−3.37(m,1H),3.40(t,J=6.32Hz,2H),3.45−3.55(m,2H),3.85(t,J=6.19Hz,3H),3.93−4.03(m,2H),4.09(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.18−4.26(m,1H),7.29(ddd,J=6.25,2.97,2.65Hz,1H),7.47(t,J=1.26Hz,1H),7.51−7.57(m,2H),7.62−7.74(m,2H),7.78(dd,J=8.59,1.77Hz,1H),8.01(d,J=7.83Hz,1H),8.09(d,J=8.84Hz,2H),8.38(s,1H)。
【0503】
化合物36、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.50(t,J=7.33Hz,3H),1.68(dd,J=11.24,4.17Hz,1H),1.77−1.95(m,4H),2.31(ddd,J=7.96,6.32,5.94Hz,1H),2.69−2.86(m,2H),3.08−3.19(m,4H),3.23−3.29(m,1H),3.40−3.53(m,2H),3.87(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.95−4.06(m,2H),4.10(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.24(q,J=7.33Hz,3H),7.30(td,J=4.61,2.65Hz,1H),7.50(d,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.58−7.63(m,2H),7.83−7.94(m,3H),8.14(s,1H)。
【0504】
化合物37、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.78−1.95(m,4H),2.31(ddd,J=13.77,8.21,1.77Hz,1H),2.70−2.87(m,2H),3.08−3.19(m,4H),3.27(ddd,J=9.98,3.03,2.91Hz,1H),3.40−3.53(m,2H),3.87(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.94−4.05(m,2H),4.10(dd,J=5.05,2.27Hz,2H),4.20−4.29(m,1H),7.25−7.33(m,1H),7.50(d,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.61(d,J=5.31Hz,2H),7.86−7.94(m,2H),8.07(s,2H)。
【0505】
化合物38、H NMR(400MHz,CDOD)δppm0.94(t,J=7.33Hz,3H),1.68(td,J=10.99,4.17Hz,1H),1.78−1.97(m,6H),2.31(ddd,J=13.77,8.21,1.77Hz,1H),2.70−2.86(m,2H),3.08−3.18(m,4H),3.24−3.29(m,1H),3.38−3.53(m,2H),3.87(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.94−4.06(m,2H),4.08−4.12(m,2H),4.15(t,J=6.95Hz,2H),4.24(dt,J=9.09,3.54Hz,1H),7.25−7.33(m,1H),7.50(t,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.31Hz,2H),7.59−7.62(m,2H),7.84−7.93(m,3H),8.14(s,1H)。
【0506】
化合物39、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.11(m,2H),1.11−1.18(m,2H),1.68(td,J=10.99,4.42Hz,1H),1.77−1.96(m,4H),2.31(dd,J=13.52,7.96Hz,1H),2.69−2.86(m,2H),3.08−3.19(m,4H),3.24−3.29(m,2H),3.39−3.52(m,2H),3.66−3.76(m,1H),3.83−3.92(m,1H),3.94−4.05(m,2H),4.10(dd,J=4.80,2.53Hz,2H),4.19−4.27(m,1H),4.54(bs,1H),7.26−7.36(m,1H),7.50(d,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.58−7.63(m,2H),7.84−7.94(m,3H),8.18(s,1H)。
【0507】
化合物40、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68(td,J=10.86,4.04Hz,1H),1.78−1.95(m,4H),2.31(ddd,J=13.77,8.21,1.77Hz,1H),2.70−2.85(m,2H),3.09−3.18(m,4H),3.24−3.29(m,1H),3.46(t,J=12.76Hz,2H),3.87(td,J=8.72,3.03Hz,1H),3.95(s,3H),3.97−4.05(m,2H),4.06−4.14(m,2H),4.24(dt,J=9.09,3.54Hz,1H),7.26−7.33(m,1H),7.50(d,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.31Hz,2H),7.58−7.62(m,2H),7.82−7.91(m,3H),8.09(s,1H)。
【0508】
化合物41、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.69(td,J=11.12,4.04Hz,1H),1.77−1.97(m,4H),2.32(ddd,J=13.71,8.27,2.27Hz,1H),2.78(qd,J=11.94,2.91Hz,2H),3.09−3.19(m,4H),3.25−3.29(m,1H),3.43−3.55(m,2H),3.88(td,J=8.59,5.81Hz,1H),3.96−4.06(m,2H),4.10(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.19(s,2H),4.22−4.29(m,1H),7.26−7.34(m,1H),7.49(t,J=1.26Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.60(d,J=8.34Hz,2H),7.69−7.82(m,4H),7.93−8.01(m,2H)。
【0509】
化合物42、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.69(td,J=11.24,4.42Hz,1H),1.79−1.98(m,4H),2.32(ddd,J=13.77,8.21,1.77Hz,1H),2.70−2.85(m,2H),3.09−3.19(m,4H),3.24−3.29(m,1H),3.44−3.56(m,2H),3.87(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.95−4.05(m,2H),4.10(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.19−4.28(m,1H),7.26−7.33(m,1H),7.50(d,J=1.52Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.75(t,J=7.96Hz,1H),7.81−7.89(m,3H),7.98−8.06(m,4H)。
【0510】
化合物44、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.63−1.74(m,1H),1.80−1.99(m,4H),2.33(ddd,J=7.26,5.46,1.77Hz,5H),2.70−2.85(m,4H),3.08−3.20(m,2H),3.24−3.30(m,2H),3.50−3.61(m,1H),3.82−3.91(m,1H),3.96−4.06(m,2H),4.06−4.15(m,2H),4.19−4.28(m,1H),7.26−7.33(m,1H),7.49(t,J=1.01Hz,1H),7.56(d,J=5.31Hz,2H),7.86(t,J=7.83Hz,1H),7.99(dt,J=8.08,1.26,1.01Hz,1H),8.04(d,J=5.81Hz,1H),8.12(s,1H),8.19(d,J=7.83Hz,1H),8.22(t,J=1.64Hz,1H),8.69(d,J=6.06Hz,1H)。
【0511】
化合物45、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.62−1.73(m,1H),1.78−1.97(m,4H),2.31(ddd,J=13.77,8.21,2.02Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.11(s,3H),3.12−3.18(m,1H),3.24−3.29(m,1H),3.42−3.58(m,2H),3.83−3.90(m,1H),3.95−4.05(m,2H),4.06−4.13(m,2H),4.19−4.27(m,1H),7.25−7.33(m,1H),7.46−7.51(m,2H),7.54−7.58(m,2H),7.76(t,J=7.83Hz,1H),7.87(dt,J=7.83,1.39Hz,1H),7.96−8.04(m,2H),8.27(dt,J=7.83,1.39Hz,1H),8.39(t,J=1.64Hz,1H),8.70(dt,J=4.86,1.36Hz,1H)。
【0512】
化合物46、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.72(m,1H),1.79−1.96(m,4H),2.33(ddd,J=13.89,8.34,2.02Hz,1H),2.69−2.84(m,2H),3.09−3.20(m,4H),3.24−3.30(m,1H),3.44−3.60(m,2H),3.84−3.94(m,1H),3.98−4.08(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.21−4.29(m,1H),7.25−7.34(m,1H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.57(d,J=5.05Hz,2H),7.68(dd,J=8.08,4.80Hz,1H),8.21(dd,J=8.21,1.89Hz,1H),8.85(bs,1H),8.94(bs,1H)。
【0513】
化合物47、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.59−1.70(m,1H),1.77−1.94(m,4H),2.30(ddd,J=13.77,8.21,2.27Hz,1H),2.66−2.81(m,2H),3.11(s,3H),3.16(t,J=9.47Hz,1H),3.28(dd,J=9.47,3.16Hz,1H),3.43(t,J=12.63Hz,2H),3.88(td,J=8.72,5.94Hz,1H),3.95−4.06(m,2H),4.10(dd,J=4.93,1.89Hz,2H),4.25(dt,J=9.09,3.54Hz,1H),7.25−7.34(m,1H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.59−7.64(m,2H),7.65−7.71(m,1H),7.74−7.81(m,2H)。
【0514】
化合物48、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58−1.70(m,1H),1.77−1.94(m,4H),2.31(ddd,J=13.83,8.27,2.15Hz,1H),2.45(s,3H),2.67−2.79(m,2H),3.11(s,3H),3.16(t,J=9.47Hz,1H),3.25−3.30(m,1H),3.42(t,J=12.76Hz,2H),3.88(td,J=8.59,6.06Hz,1H),3.94−4.07(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.15Hz,2H),4.25(dt,J=9.22,3.41Hz,1H),7.26−7.34(m,1H),7.45−7.52(m,3H),7.53−7.63(m,4H)。
【0515】
化合物49、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.59−1.71(m,1H),1.78−1.94(m,4H),2.31(ddd,J=13.83,8.27,2.15Hz,1H),2.68−2.84(m,2H),3.11(s,3H),3.16(t,J=9.47Hz,1H),3.25−3.30(m,1H),3.43(t,J=13.01Hz,2H),3.84−3.93(m,4H),3.96−4.07(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.15Hz,2H),4.21−4.29(m,1H),7.21−7.36(m,4H),7.49−7.60(m,4H)。
【0516】
化合物50、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.62−1.71(m,1H),1.78−1.96(m,4H),2.32(ddd,J=13.83,8.27,1.89Hz,1H),2.67−2.82(m,2H),3.11(s,3H),3.16(t,J=9.22Hz,1H),3.24−3.30(m,1H),3.44−3.58(m,2H),3.84−3.92(m,1H),3.96−4.07(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.25(dt,J=8.84,3.54Hz,1H),7.27−7.33(m,1H),7.50(t,J=1.77Hz,1H),7.54−7.61(m,2H),7.85(t,J=7.96Hz,1H),7.98−8.04(m,2H),8.06(d,J=7.83Hz,1H)。
【0517】
化合物51、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.65−1.76(m,1H),1.82−2.00(m,4H),2.34(ddd,J=13.64,8.21,2.15Hz,1H),2.81−2.97(m,2H),3.11(s,3H),3.17(t,J=9.60Hz,1H),3.26−3.30(m,1H),3.47(t,J=12.63Hz,2H),3.91(td,J=9.16,3.92Hz,1H),3.98−4.14(m,4H),4.25(dt,J=9.22,3.41Hz,1H),7.27−7.33(m,1H),7.37−7.52(m,5H),7.54−7.56(m,2H),7.56(s,1H),7.65−7.72(m,2H)。
【0518】
化合物52、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.62−1.72(m,1H),1.82−1.94(m,4H),2.31−2.41(m,4H),2.63(s,3H),2.87−3.03(m,2H),3.12(s,3H),3.18(ddd,J=12.38,9.35,9.09Hz,1H),3.32−3.37(m,1H),3.41−3.52(m,2H),3.91−3.99(m,1H),4.00−4.17(m,4H),4.23−4.32(m,1H),7.26−7.36(m,1H),7.51(t,J=1.26Hz,1H),7.54−7.60(m,2H)。
【0519】
化合物53、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.71(m,1H),1.78−1.95(m,4H),2.32(ddd,J=13.83,8.27,2.15Hz,1H),2.66−2.81(m,2H),3.11(s,3H),3.17(t,J=9.60Hz,1H),3.26−3.30(m,1H),3.41(t,J=12.76Hz,2H),3.89(td,J=8.34,5.81Hz,1H),3.97−4.08(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.40Hz,2H),4.20−4.31(m,1H),4.70(s,2H),7.13(d,J=8.59Hz,1H),7.27−7.33(m,2H),7.37(dd,J=8.46,2.15Hz,1H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.53−7.60(m,2H)。
【0520】
化合物54、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58−1.71(m,1H),1.77−1.95(m,4H),2.32(ddd,J=13.77,8.34,2.15Hz,1H),2.69−2.84(m,2H),3.11(s,3H),3.17(t,J=9.35Hz,1H),3.25−3.30(m,1H),3.39−3.53(m,2H),3.89(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.96−4.08(m,2H),4.11(dd,J=4.93,2.15Hz,2H),4.25(dt,J=9.09,3.28Hz,1H),7.26−7.34(m,1H),7.40−7.48(m,1H),7.49−7.54(m,2H),7.57(d,J=5.05Hz,2H),7.59−7.69(m,2H)。
【0521】
化合物55、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.60−1.72(m,1H),1.79−1.95(m,4H),2.32(ddd,J=13.77,8.34,2.15Hz,1H),2.69−2.85(m,2H),3.12(s,3H),3.17(t,J=9.47Hz,1H),3.26−3.30(m,1H),3.43−3.54(m,2H),3.89(td,J=8.46,5.94Hz,1H),3.96−4.07(m,2H),4.11(dd,J=5.05,2.27Hz,2H),4.26(dt,J=9.09,3.54Hz,1H),7.25−7.34(m,1H),7.50(t,J=1.26Hz,1H),7.56(d,J=5.05Hz,2H),7.81(t,J=7.71Hz,1H),8.05(dddd,J=11.05,7.96,1.33,1.14Hz,2H),8.15(t,J=1.52Hz,1H)。
【0522】
化合物63、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.71(td,J=11.24,4.17Hz,1H),1.80−2.00(m,4H),2.34(ddd,J=13.39,7.96,1.64Hz,1H),2.70−2.89(m,2H),3.07−3.20(m,4H),3.24−3.29(m,1H),3.50−3.61(m,2H),3.83−3.93(m,1H),3.98−4.08(m,2H),4.11(dd,J=4.93,1.89Hz,2H),4.26(bs,1H),7.23−7.37(m,1H),7.50(d,J=1.26Hz,1H),7.53−7.60(m,2H),7.87(t,J=7.83Hz,1H),7.98(d,J=8.08Hz,1H),8.14(d,J=7.83Hz,1H),8.18−8.28(m,2H),8.92(bs,1H),8.98(d,J=8.34Hz,1H),9.29(bs,1H)。
【0523】
化合物106、H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.30(s,6H),1.56(dd,J=13.01,5.18Hz,1H),1.72(dd,J=7.58,4.04Hz,2H),1.81−1.89(m,2H),2.00(dd,J=13.14,7.33Hz,1H),2.67−2.75(m,1H),2.76−2.88(m,3H),3.40(dd,J=7.07,5.56Hz,1H),3.52(dd,J=9.22,4.93Hz,1H),3.56−3.65(m,2H),3.73(s,2H),3.82(dd,J=9.22,5.68Hz,1H),3.97−4.04(m,3H),5.30(s,2H),7.16−7.23(m,1H),7.34−7.38(m,1H),7.43−7.52(m,2H),7.66−7.73(m,1H),7.90(ddd,J=8.53,7.01,1.39Hz,1H),7.96(d,J=8.08Hz,1H),8.20(d,J=8.59Hz,1H),8.60(d,J=1.77Hz,1H),9.17(d,J=2.27Hz,1H)。
【0524】
化合物107、H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.56(dd,J=13.01,5.18Hz,1H),1.69−1.76(m,2H),1.81−1.89(m,2H),1.94−2.07(m,6H),2.64−2.76(m,3H),2.76−2.87(m,3H),3.35−3.44(m,1H),3.52(dd,J=9.09,4.80Hz,1H),3.57−3.65(m,2H),3.78−3.86(m,3H),3.96−4.04(m,3H),7.15−7.22(m,1H),7.34−7.39(m,1H),7.43−7.51(m,2H),7.65−7.73(m,1H),7.90(ddd,J=8.53,7.01,1.39Hz,1H),7.96(d,J=8.34Hz,1H),8.21(d,J=8.34Hz,1H),8.60(d,J=1.77Hz,1H),9.17(d,J=2.27Hz,1H)。
【0525】
化合物108、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.29(s,6H),1.31−1.37(m,1H),1.55−1.64(m,2H),1.68−1.76(m,2H),1.76−1.81(m,2H),1.90(dd,J=12.88,7.58Hz,1H),2.61−2.69(m,2H),2.70−2.78(m,2H),2.82−2.96(m,2H),3.33−3.43(m,1H),3.60−3.70(m,2H),3.75−3.83(m,1H),3.99(bs,4H),4.55(s,1H),7.25(ddd,J=8.08,2.53,1.26Hz,1H),7.34−7.38(m,1H),7.40−7.45(m,1H),7.45−7.51(m,1H),7.74−7.82(m,1H),7.98(ddd,J=8.53,7.01,1.39Hz,1H),8.17(d,J=9.60Hz,2H),8.82(d,J=2.27Hz,1H),9.12(d,J=2.27Hz,1H)。
【0526】
化合物109、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.28(s,6H),1.61−1.71(m,1H),1.77−1.95(m,4H),2.30(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.75−2.90(m,2H),3.14(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.22−3.29(m,1H),3.46−3.58(m,2H),3.65(s,2H),3.81−3.90(m,1H),3.92−4.02(m,2H),4.04−4.12(m,2H),4.20−4.28(m,1H),7.27−7.33(m,1H),7.38−7.42(m,1H),7.44−7.50(m,1H),7.54(t,J=7.96Hz,1H),7.74(dd,J=8.34,4.29Hz,1H),8.09(dd,J=8.84,2.02Hz,1H),8.25(d,J=9.09Hz,1H),8.51(d,J=2.02Hz,1H),8.64(d,J=7.33Hz,1H),9.07(bs,1H)。
【0527】
化合物110、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.71(m,1H),1.77−1.91(m,4H),1.92−2.02(m,2H),2.05−2.15(m,2H),2.30(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.60−2.74(m,2H),2.76−2.91(m,2H),3.14(dd,J=12.76,9.73Hz,1H),3.23−3.29(m,1H),3.46−3.60(m,2H),3.71(s,2H),3.82−3.90(m,1H),3.94−4.02(m,2H),4.03−4.11(m,2H),4.19−4.28(m,1H),7.23−7.31(m,1H),7.39−7.43(m,1H),7.45−7.49(m,1H),7.50−7.56(m,1H),7.74(dd,J=8.34,4.29Hz,1H),8.10(dd,J=8.84,2.02Hz,1H),8.25(d,J=8.84Hz,1H),8.52(d,J=1.77Hz,1H),8.65(d,J=7.58Hz,1H),9.07(dd,J=4.29,1.26Hz,1H)。
【0528】
化合物120、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.62−1.73(m,1H),1.81−1.97(m,4H),2.32(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.38(s,3H),2.73−2.88(m,2H),3.14(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.41(t,J=6.19Hz,2H),3.45−3.55(m,2H),3.82−3.90(m,3H),3.96−4.06(m,2H),4.07−4.15(m,2H),4.21−4.30(m,1H),7.27−7.34(m,1H),7.47−7.50(m,1H),7.52−7.61(m,3H),7.78−7.83(m,1H),7.83−7.88(m,1H),7.90−7.96(m,2H),8.04(d,J=7.07Hz,1H),8.54(d,J=4.29Hz,1H)。
【0529】
化合物125、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.69(dd,J=11.12,4.29Hz,1H),1.79−1.95(m,4H),2.29(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.09(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.26(dd,J=12.76,2.91Hz,1H),3.40(t,J=6.19Hz,2H),3.45−3.56(m,2H),3.84(t,J=6.32Hz,3H),3.92−3.99(m,1H),3.99−4.04(m,1H),4.06−4.12(m,2H),4.18−4.26(m,1H),7.26−7.33(m,1H),7.45−7.49(m,1H),7.51−7.56(m,2H),7.78(t,J=7.83Hz,1H),7.81(d,J=7.07Hz,1H),7.87−7.91(m,1H),8.15(t,J=7.96Hz,1H),8.21−8.26(m,1H),8.39−8.44(m,1H),8.49−8.52(m,1H)。
【0530】
化合物126、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58−1.70(m,2H),1.72−1.78(m,2H),1.80−1.86(m,2H),2.09(dd,J=13.14,7.83Hz,1H),2.72−2.91(m,4H),3.37−3.46(m,4H),3.53(quin、J=5.81Hz,1H),3.60(dd,J=9.22,5.43Hz,1H),3.85(t,J=6.19Hz,2H),3.91(dd,J=9.35,6.06Hz,1H),3.98−4.12(m,3H),7.28(ddd,J=5.18,2.53,2.40Hz,1H),7.45−7.50(m,1H),7.50−7.56(m,2H),7.67(dd,J=6.82,5.05Hz,1H),7.79(t,J=7.71Hz,1H),7.88−7.92(m,1H),7.95−8.00(m,1H),8.04(d,J=1.77Hz,1H),8.51(d,J=5.05Hz,1H),8.59(d,J=2.78Hz,1H)。
【0531】
化合物127、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.69(m,2H),1.72−1.79(m,1H),1.81−1.86(m,2H),2.12(dd,J=13.26,7.71Hz,1H),2.61(s,3H),2.77−2.88(m,3H),2.92−2.96(m,1H),3.40(t,J=6.19Hz,2H),3.39−3.44(m,2H),3.56−3.66(m,2H),3.84(t,J=6.32Hz,2H),3.89−3.94(m,1H),4.01−4.12(m,3H),7.25−7.31(m,2H),7.44−7.47(m,1H),7.48−7.55(m,2H),7.72(t,J=7.71Hz,1H),7.70(d,J=7.58Hz,1H),7.77−7.84(m,2H),8.24(ddd,J=7.71,1.52,1.39Hz,1H),8.35(t,J=1.64Hz,1H)。
【0532】
化合物128、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61(dd,J=13.01,5.94Hz,1H),1.67(dd,J=10.48,4.17Hz,1H),1.72−1.77(m,1H),1.80−1.84(m,2H),2.09(dd,J=13.14,7.58Hz,1H),2.41(s,3H),2.72−2.91(m,4H),3.37−3.43(m,2H),3.40(t,J=6.19Hz,2H),3.51−3.63(m,2H),3.84(t,J=6.32Hz,2H),3.90(dd,J=9.22,5.94Hz,1H),4.00−4.10(m,3H),7.27(dt,J=7.14,2.37Hz,1H),7.45−7.47(m,1H),7.48−7.55(m,2H),7.72(t,J=7.71Hz,1H),7.75−7.79(m,1H),7.79−7.82(m,1H),7.82−7.85(m,1H),8.23(dt,J=7.77,1.42Hz,1H),8.34(t,J=1.52Hz,1H),8.51(d,J=2.27Hz,1H)。
【0533】
化合物129、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.61−1.70(m,2H),1.73−1.79(m,1H),1.80−1.85(m,2H),2.12(dd,J=13.26,7.45Hz,1H),2.47(s,3H),2.76−2.88(m,3H),2.92−2.97(m,1H),3.40(t,J=6.19Hz,2H),3.41−3.45(m,2H),3.58−3.66(m,2H),3.84(t,J=6.32Hz,2H),3.88−3.95(m,1H),4.01−4.12(m,3H),7.26−7.30(m,2H),7.46(d,J=2.02Hz,1H),7.48−7.56(m,2H),7.73(t,J=7.83Hz,1H),7.78(bs,1H),7.82−7.85(m,1H),8.24(dt,J=7.83,1.39Hz,1H),8.34(t,J=1.64Hz,1H),8.51(d,J=5.05Hz,1H)。
【0534】
化合物134、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58(dd,J=13.01,6.19Hz,1H),1.63−1.70(m,1H),1.70−1.77(m,1H),1.78−1.86(m,2H),2.07(dd,J=13.01,7.71Hz,1H),2.71(dd,J=12.13,7.33Hz,1H),2.76−2.88(m,3H),3.36−3.43(m,2H),3.40(t,J=6.19Hz,2H),3.45−3.53(m,1H),3.57(t,J=4.55Hz,1H),3.84(t,J=6.32Hz,2H),3.89(dd,J=9.22,5.94Hz,1H),3.98−4.08(m,3H),7.06(dd,J=8.08,2.53Hz,1H),7.27(ddd,J=7.39,2.34,2.15Hz,1H),7.44−7.47(m,1H),7.48−7.56(m,2H),7.73(t,J=7.83Hz,1H),7.84(ddd,J=8.08,1.39,1.14Hz,1H),7.89(dd,J=7.58,2.27Hz,1H),8.04(q,J=8.08Hz,1H),8.32(dt,J=7.83,1.39Hz,1H),8.41(t,J=1.64Hz,1H)。
【0535】
化合物136、H NMR(400MHz,CDCl)δppm1.03−1.08(m,2H),1.55−1.63(m,3H),1.69−1.74(m,2H),1.82−1.89(m,2H),2.01(dd,J=13.01,7.45Hz,1H),2.69−2.76(m,1H),2.77−2.87(m,3H),3.37−3.45(m,1H),3.53(dd,J=9.22,4.93Hz,1H),3.57−3.63(m,2H),3.65(s,2H),3.82(dd,J=9.09,5.81Hz,1H),4.02(s,3H),7.14−7.20(m,1H),7.39−7.42(m,1H),7.43−7.49(m,2H),7.66−7.74(m,1H),7.90(ddd,J=8.46,6.95,1.26Hz,1H),7.96(d,J=8.08Hz,1H),8.20(d,J=8.34Hz,1H),8.60(d,J=2.02Hz,1H),9.17(d,J=2.27Hz,1H)。
【0536】
化合物146、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.68−1.78(m,1H),1.82−2.01(m,2H),2.24−2.47(m,5H),2.89−3.06(m,2H),3.11−3.19(m,1H),3.24−3.28(m,1H),3.45−3.55(m,1H),3.63(t,J=12.63Hz,2H),3.87−3.94(m,1H),3.99−4.06(m,2H),4.07−4.16(m,3H),4.22−4.31(m,1H),7.30(dd,J=8.21,1.64Hz,1H),7.40(s,1H),7.46(d,J=7.83Hz,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),8.00(t,J=7.45Hz,1H),8.22(t,J=7.58Hz,1H),8.28−8.35(m,1H),8.41(d,J=8.08Hz,1H),9.35(d,J=1.01Hz,1H),9.44(d,J=1.77Hz,1H)。
【0537】
化合物147、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.12(m,2H),1.46−1.51(m,2H),1.64−1.75(m,1H),1.79−1.98(m,4H),2.33(dd,J=13.89,7.83Hz,1H),2.77−2.92(m,2H),3.16(d,J=9.60Hz,1H),3.24−3.29(m,1H),3.53−3.65(m,2H),3.71(s,2H),3.83−3.89(m,1H),3.97−4.03(m,2H),4.05−4.14(m,2H),4.18−4.28(m,1H),7.28(ddd,J=7.77,2.59,1.52Hz,1H),7.46(d,J=2.27Hz,1H),7.47−7.57(m,2H),8.03(dd,J=8.46,4.93Hz,1H),8.27−8.33(m,1H),8.34−8.40(m,1H),8.72(d,J=1.77Hz,1H),9.07(d,J=8.59Hz,1H),9.25(d,J=1.01Hz,1H)。
【0538】
化合物148、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.64−1.74(m,1H),1.80−1.98(m,4H),2.33(dd,J=13.89,7.83Hz,1H),2.77−2.92(m,2H),3.15(dd,J=13.01,9.73Hz,1H),3.24−3.29(m,1H),3.55−3.67(m,2H),3.82−3.90(m,1H),3.96−4.04(m,2H),4.06−4.11(m,2H),4.11−4.19(m,2H),4.25(dd,J=9.47,3.16Hz,1H),7.43(dt,J=7.77,2.05Hz,1H),7.49−7.52(m,1H),7.57−7.66(m,2H),8.12(dd,J=8.46,5.18Hz,1H),8.33−8.43(m,2H),8.78(d,J=1.52Hz,1H),9.20(d,J=8.59Hz,1H),9.31(dd,J=5.05,1.52Hz,1H)。
【0539】
化合物155、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.13(m,2H),1.46−1.52(m,2H),1.62−1.73(m,1H),1.82−1.94(m,4H),2.32−2.41(m,1H),2.76−2.92(m,2H),3.04(s,3H),3.14−3.22(m,1H),3.49(bs,4H),3.59(d,J=5.31Hz,1H),3.63−3.69(m,2H),3.72(s,2H),3.75(d,J=1.01Hz,1H),3.94(d,J=7.58Hz,1H),4.00−4.17(m,4H),4.28(bs,1H),4.63(bs,2H),7.26(s,1H),7.30(d,J=7.58Hz,1H),7.48−7.51(m,2H),7.49−7.57(m,1H),7.83(bs,1H)。
【0540】
化合物156、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.63−1.73(m,1H),1.83−1.96(m,4H),2.35(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.75−2.84(m,1H),2.84−2.91(m,1H),3.02(s,3H),3.18(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.41−3.53(m,2H),3.56−3.61(m,2H),3.63−3.69(m,3H),3.71−3.76(m,2H),3.90−3.95(m,1H),3.98−4.10(m,2H),4.10−4.19(m,3H),4.28(td,J=4.74,3.16Hz,1H),4.60(d,J=4.55Hz,2H),7.24(d,J=2.02Hz,1H),7.42−7.47(m,1H),7.53(s,1H),7.58−7.67(m,2H),7.81(bs,1H)。
【0541】
化合物157、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.63−1.73(m,1H),1.81−1.96(m,3H),2.33(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.71−2.85(m,2H),3.16(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.24−3.28(m,1H),3.43−3.54(m,2H),3.56−3.60(m,2H),3.64−3.68(m,3H),3.71−3.76(m,3H),3.88−3.94(m,1H),3.98−4.06(m,2H),4.10(dd,J=4.93,2.15Hz,2H),4.19(s,2H),4.23−4.30(m,1H),7.29(dt,J=8.53,1.55Hz,1H),7.44−7.50(m,1H),7.50−7.56(m,2H),7.61(d,J=8.08Hz,2H),7.69−7.82(m,4H),7.94−7.99(m,2H)。
【0542】
化合物158、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.49(t,J=6.95Hz,3H),1.48−1.52(m,2H),1.60−1.68(m,1H),1.78−1.80(m,1H),1.81−1.91(m,3H),2.37(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),3.07−3.22(m,2H),3.51−3.62(m,3H),3.63−3.69(m,2H),3.72(s,2H),3.74−3.76(m,1H),3.94−3.99(m,1H),4.01−4.07(m,1H),4.08−4.14(m,2H),4.16(s,2H),4.23−4.28(m,2H),4.26−4.31(m,1H),7.30(d,J=8.59Hz,2H),7.47−7.50(m,1H),7.51−7.57(m,4H),7.69(d,J=8.34Hz,2H),7.87(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.08(d,J=2.53Hz,1H)。
【0543】
化合物161、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.48(t,J=6.82Hz,3H),1.59−1.68(m,1H),1.77−1.91(m,3H),2.37(dd,J=13.26,7.71Hz,1H),3.08−3.23(m,2H),3.51−3.56(m,1H),3.56−3.60(m,2H),3.63−3.69(m,4H),3.72−3.76(m,2H),3.95−4.01(m,1H),4.03−4.08(m,1H),4.08−4.12(m,1H),4.12−4.15(m,2H),4.17(s,2H),4.25(q,J=6.99Hz,2H),4.29−4.35(m,1H),7.29(d,J=8.59Hz,1H),7.46(d,J=7.83Hz,1H),7.53(s,1H),7.56(d,J=8.08Hz,2H),7.59−7.66(m,2H),7.69(d,J=8.34Hz,2H),7.87(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),8.07(d,J=2.27Hz,1H)。
【0544】
化合物162、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.67(t,J=10.23Hz,1H),1.84(d,J=13.89Hz,1H),1.89−1.95(m,3H),2.36(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.95−3.09(m,2H),3.16(dd,J=12.38,9.85Hz,1H),3.56−3.61(m,2H),3.63−3.69(m,2H),3.71−3.75(m,4H),3.91−3.96(m,1H),4.00−4.11(m,2H),4.12(d,J=5.05Hz,2H),4.19(s,2H),4.27−4.33(m,1H),7.27−7.32(m,1H),7.42−7.51(m,3H),7.52−7.56(m,1H),7.60(d,J=8.34Hz,2H),7.73(d,J=8.08Hz,2H),7.97(ddd,J=8.46,4.42,2.27Hz,1H),8.02(dd,J=6.32,2.27Hz,1H)。
【0545】
化合物164、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.10(m,2H),1.46−1.52(m,2H),1.64−1.73(m,1H),1.80−1.98(m,3H),2.31(dd,J=13.89,7.83Hz,1H),2.69−2.85(m,2H),3.13(dd,J=12.13,10.36Hz,1H),3.44−3.55(m,2H),3.72(s,2H),3.87(d,J=6.06Hz,1H),3.97−4.06(m,2H),4.07−4.14(m,2H),4.19(s,2H),4.23−4.30(m,1H),7.29(d,J=7.83Hz,1H),7.45−7.56(m,3H),7.60(d,J=8.08Hz,2H),7.73(t,J=7.58Hz,1H),7.75−7.80(m,1H),7.77(d,J=8.34Hz,2H),7.95−7.99(m,2H)。
【0546】
化合物168、H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.39(t,J=6.95Hz,3H),1.56(ddd,J=13.83,10.29,3.92Hz,1H),1.64−1.71(m,1H),1.74−1.82(m,2H),1.87(dd,J=12.76,6.95Hz,1H),2.19(dd,J=13.01,8.21Hz,1H),2.92−3.10(m,3H),3.12−3.22(m,1H),3.35−3.43(m,1H),3.44−3.53(m,2H),3.63−3.73(m,2H),3.80−3.86(m,1H),3.87−3.94(m,1H),3.95−4.00(m,1H),4.01−4.14(m,3H),4.17−4.28(m,1H),4.23(q,J=6.82Hz,2H),4.61(bs,1H),5.95(d,J=4.80Hz,1H),6.11(t,J=6.57Hz,1H),7.35(d,J=8.84Hz,1H),7.43(d,J=1.77Hz,1H),7.51(dd,J=8.21,1.89Hz,1H),7.54−7.61(m,1H),7.57(d,J=8.08Hz,2H),7.67−7.73(m,1H),7.71(d,J=8.34Hz,2H),7.94(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),7.98(d,J=2.53Hz,1H),8.36(bs,2H),8.98(bs,1H),9.34(bs,1H)。
【0547】
化合物169、H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.04−1.10(m,2H),1.33−1.38(m,2H),1.57−1.74(m,2H),1.77−1.90(m,2H),2.21(dd,J=13.39,7.83Hz,1H),2.82−3.04(m,2H),3.07−3.18(m,1H),3.44−3.53(m,3H),3.62(s,2H),3.65−3.73(m,3H),3.82−3.99(m,3H),4.03−4.11(m,1H),4.08(t,J=5.05Hz,2H),4.23(dd,J=8.72,3.66Hz,1H),7.30(dd,J=8.21,1.89Hz,1H),7.35−7.36(m,1H),7.45(d,J=8.34Hz,1H),7.56(t,J=7.96Hz,1H),7.59−7.65(m,3H),7.77(d,J=8.34Hz,2H),7.95(dd,J=6.57,2.27Hz,1H),8.08(ddd,J=8.59,4.55,2.53Hz,1H),8.47(bs,2H),9.15(bs,1H),9.40(bs,1H)。
【0548】
化合物170、H NMR(400MHz,DMSO−d)δppm1.03−1.09(m,2H),1.33−1.37(m,2H),1.56−1.65(m,1H),1.66−1.74(m,1H),1.77−1.86(m,3H),2.16(dd,J=13.26,7.96Hz,1H),2.37(s,3H),2.57−2.71(m,2H),2.92−3.02(m,1H),3.04−3.17(m,1H),3.44−3.53(m,1H),3.62(d,J=2.78Hz,2H),3.65−3.73(m,1H),3.75−3.82(m,1H),3.85−3.93(m,2H),4.05(d,J=5.05Hz,2H),4.15−4.22(m,1H),4.84−4.96(m,1H),5.91(d,J=4.80Hz,1H),7.26−7.36(m,4H),7.42−7.47(m,1H),7.55(t,J=7.96Hz,1H),7.64(d,J=8.34Hz,2H),7.68−7.77(m,2H),7.87−7.91(m,1H),8.01(dt,J=7.01,1.80Hz,1H),9.02(bs,1H),9.19(bs,1H)。
【0549】
化合物172、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.12(m,2H),1.31−1.36(m,2H),1.41−1.45(m,2H),1.46−1.52(m,3H),1.58−1.72(m,1H),1.77−1.93(m,3H),2.36(bs,1H),3.08−3.23(m,2H),3.50−3.60(m,1H),3.59(q,J=4.72Hz,2H),3.65(s,3H),3.70−3.76(m,3H),3.98(d,J=9.09Hz,1H),4.03−4.18(m,4H),4.22−4.29(m,2H),4.30(bs,1H),7.27−7.34(m,2H),7.44−7.55(m,3H),7.57(d,J=8.08Hz,2H),7.68(d,J=8.08Hz,2H),7.87(d,J=7.33Hz,1H),8.07(d,J=1.52Hz,1H)。
【0550】
化合物174、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.12(m,2H),1.45−1.52(m,5H),1.64(t,J=10.36Hz,1H),1.81(d,J=13.64Hz,1H),1.85−1.92(m,3H),2.37(dd,J=13.64,7.83Hz,1H),3.07−3.20(m,2H),3.48−3.55(m,1H),3.56−3.60(m,3H),3.63−3.69(m,7H),3.71−3.77(m,3H),3.95−4.00(m,1H),4.06(bs,1H),4.08−4.16(m,3H),4.25(q,J=6.82Hz,2H),4.28−4.33(m,1H),7.29(t,J=8.59Hz,1H),7.28−7.33(m,1H),7.46−7.52(m,3H),7.55(d,J=8.34Hz,2H),7.65(d,J=8.34Hz,2H),7.86(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),8.07(d,J=2.27Hz,1H)。
【0551】
化合物175、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.12(m,2H),1.48(d,J=6.57Hz,5H),1.58−1.67(m,1H),1.77−1.92(m,3H),2.05(s,3H),2.36(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.88(t,J=7.33Hz,2H),3.06−3.22(m,3H),3.51(t,J=7.33Hz,2H),3.48−3.55(m,1H),3.56−3.60(m,2H),3.63−3.69(m,3H),3.71−3.76(m,3H),3.94−4.00(m,1H),4.01−4.06(m,1H),4.07−4.16(m,2H),4.23(q,J=6.91Hz,2H),4.27−4.33(m,1H),7.24−7.31(m,2H),7.32(d,J=8.08Hz,2H),7.46−7.50(m,1H),7.50−7.56(m,4H),7.82(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.03(d,J=2.27Hz,1H)。
【0552】
化合物176、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.46−1.52(m,9H),1.60−1.69(m,1H),1.77−1.95(m,3H),2.36(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),3.06−3.20(m,3H),3.55−3.60(m,4H),3.63−3.69(m,2H),3.71−3.76(m,4H),3.94(dd,J=10.11,4.29Hz,1H),4.01−4.08(m,1H),4.09−4.14(m,3H),4.22−4.28(m,2H),4.26−4.32(m,1H),7.29−7.33(m,1H),7.46−7.50(m,1H),7.50−7.54(m,2H),7.55(d,J=7.07Hz,2H),7.64−7.67(m,2H),7.86(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),8.07(d,J=2.27Hz,1H)。
【0553】
化合物177、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.45−1.52(m,5H),1.59−1.68(m,1H),1.80(d,J=13.89Hz,1H),1.84−1.92(m,3H),1.99(s,3H),2.36(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.86(t,J=7.33Hz,2H),3.06−3.21(m,3H),3.47(t,J=7.33Hz,2H),3.59(d,J=5.05Hz,2H),3.63−3.69(m,2H),3.71−3.76(m,3H),3.94(dd,J=10.11,4.29Hz,1H),4.00−4.07(m,1H),4.07−4.15(m,2H),4.23(q,J=6.99Hz,2H),4.26−4.31(m,1H),7.26(d,J=8.84Hz,1H),7.28−7.32(m,1H),7.32(d,J=8.34Hz,2H),7.46−7.50(m,1H),7.50−7.56(m,2H),7.53(d,J=8.08Hz,2H),7.82(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),8.03(d,J=2.53Hz,1H)。
【0554】
化合物180、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.04−1.12(m,2H),1.49(s,6H),1.62−1.73(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.32(dd,J=13.26,7.71Hz,1H),2.70−2.85(m,2H),3.09−3.19(m,1H),3.24(s,2H),3.41−3.53(m,2H),3.59(d,J=5.31Hz,1H),3.63−3.69(m,2H),3.70−3.76(m,2H),3.85−3.91(m,1H),3.98−4.07(m,2H),4.08−4.14(m,2H),4.23−4.30(m,1H),7.26−7.32(m,1H),7.41−7.56(m,3H),7.60(d,J=8.08Hz,2H),7.69−7.79(m,4H),7.93−7.99(m,2H)。
【0555】
化合物181、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.12(m,2H),1.49−1.50(m,6H),1.68(t,J=11.12Hz,1H),1.80−1.96(m,4H),2.27−2.38(m,1H),2.69−2.85(m,2H),3.10−3.19(m,1H),3.25(s,2H),3.42−3.53(m,2H),3.56−3.59(m,1H),3.63−3.69(m,2H),3.71−3.77(m,2H),3.90(d,J=6.57Hz,1H),3.97−4.06(m,2H),4.07−4.14(m,2H),4.27(bs,1H),7.29(d,J=7.58Hz,1H),7.44−7.56(m,3H),7.60(d,J=8.08Hz,2H),7.68−7.78(m,4H),7.94−7.98(m,2H)。
【0556】
化合物182、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.61−1.73(m,1H),1.80−1.98(m,4H),2.33(dd,J=13.39,7.83Hz,1H),2.71−2.85(m,2H),3.10−3.17(m,1H),3.44−3.55(m,2H),3.64−3.76(m,1H),3.72(s,2H),3.85−3.91(m,1H),3.97−4.07(m,2H),4.08−4.14(m,2H),4.26(s,2H),4.25−4.30(m,1H),7.26−7.31(m,1H),7.44−7.56(m,3H),7.57−7.68(m,3H),7.74(t,J=7.96Hz,1H),7.83(d,J=7.83Hz,1H),7.96−8.01(m,2H)。
【0557】
化合物184、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.11(m,2H),1.34−1.39(m,2H),1.40−1.44(m,2H),1.46−1.52(m,2H),1.62−1.73(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.32(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.69−2.84(m,2H),3.13(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.42−3.55(m,2H),3.63−3.76(m,1H),3.72(s,2H),3.85−3.90(m,1H),3.96−4.07(m,1H),4.08−4.14(m,2H),4.21−4.29(m,1H),7.29(ddd,J=7.71,2.53,1.64Hz,1H),7.45−7.56(m,3H),7.58−7.63(m,2H),7.69−7.81(m,4H),7.94−7.98(m,2H)。
【0558】
化合物185、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.09(dd,J=12.13,1.01Hz,1H),1.47−1.53(m,2H),1.63−1.73(m,1H),1.79−1.97(m,3H),2.34(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.72−2.90(m,2H),3.17(dd,J=12.88,9.60Hz,1H),3.46−3.60(m,3H),3.62−3.76(m,1H),3.72(s,2H),3.86−3.95(m,1H),3.98−4.14(m,4H),4.21−4.29(m,1H),7.29(dt,J=8.59,1.64Hz,1H),7.45−7.58(m,3H),8.37(t,J=2.02Hz,1H),8.89(bs,1H),8.96(bs,1H)。
【0559】
化合物186、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.12(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.67(ddd,J=13.89,10.99,4.17Hz,1H),1.79−1.95(m,4H),2.34(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.73−2.89(m,2H),3.15(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.29−3.35(m,1H),3.44−3.56(m,2H),3.56−3.60(m,2H),3.66(d,J=5.31Hz,3H),3.70−3.77(m,4H),3.86−3.92(m,1H),3.98−4.14(m,4H),4.21−4.29(m,1H),7.30(dt,J=7.64,2.12Hz,1H),7.45−7.58(m,3H),8.37(t,J=2.02Hz,1H),8.89(s,1H),8.96(s,1H)。
【0560】
化合物187、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.29(s,6H),1.49(t,J=6.95Hz,3H),1.60−1.69(m,1H),1.78−1.84(m,1H),1.85−1.92(m,3H),2.36(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),3.06−3.22(m,2H),3.30−3.37(m,1H),3.50−3.62(m,3H),3.65−3.76(m,2H),3.94(dd,J=10.23,4.42Hz,1H),4.00−4.07(m,1H),4.08−4.15(m,3H),4.16(s,2H),4.22−4.31(m,3H),7.29(d,J=8.59Hz,1H),7.34(dd,J=6.95,1.39Hz,1H),7.41−7.45(m,1H),7.47−7.50(m,1H),7.53−7.59(m,3H),7.69(d,J=8.08Hz,2H),7.87(dd,J=8.59,2.53Hz,1H),8.08(d,J=2.53Hz,1H)。
【0561】
化合物188、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.11(m,2H),1.30−1.37(m,2H),1.39−1.43(m,2H),1.45−1.53(m,2H),1.48(t,J=6.06Hz,3H),1.59−1.69(m,1H),1.78−1.93(m,4H),2.36(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),3.05−3.22(m,3H),3.50−3.62(m,3H),3.63−3.69(m,3H),3.71−3.77(m,4H),3.94(dd,J=9.98,4.17Hz,1H),4.00−4.07(m,1H),4.08−4.16(m,3H),4.20−4.31(m,1H),4.25(q,J=6.82Hz,2H),7.26−7.33(m,3H),7.46−7.56(m,3H),7.56(d,J=8.34Hz,2H),7.69(d,J=8.34Hz,2H),7.87(dd,J=8.59,2.27Hz,1H),8.07(d,J=2.27Hz,1H)。
【0562】
化合物190、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.08(d,J=2.02Hz,2H),1.47−1.52(m,2H),1.62−1.76(m,2H),1.79−1.91(m,3H),1.92(s,3H),2.30(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.70−2.83(m,2H),2.85(t,J=7.33Hz,2H),3.12(dd,J=12.00,10.48Hz,1H),3.28(d,J=3.03Hz,1H),3.44(t,J=7.45Hz,2H),3.43−3.52(m,3H),3.71(s,2H),3.83−3.88(m,1H),3.95−4.05(m,2H),4.06−4.13(m,2H),4.20−4.27(m,1H),7.25−7.31(m,1H),7.36(d,J=8.34Hz,2H),7.43−7.47(m,1H),7.48−7.56(m,2H),7.60(d,J=8.34Hz,2H),7.69(d,J=7.83Hz,1H),7.73(dt,J=7.83,1.52Hz,1H),7.90−7.95(m,2H)。
【0563】
化合物191、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.05−1.10(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.61−1.74(m,2H),1.79−1.90(m,4H),1.92(s,3H),2.31(dd,J=13.89,8.08Hz,1H),2.70−2.83(m,2H),2.85(t,J=7.45Hz,2H),3.15(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.27(dd,J=12.76,3.16Hz,1H),3.44(t,J=7.33Hz,2H),3.42−3.52(m,2H),3.71(s,2H),3.85−3.90(m,1H),3.95−4.04(m,2H),4.06−4.12(m,2H),4.18−4.26(m,1H),7.28(ddd,J=5.31,2.53,2.27Hz,1H),7.36(d,J=8.34Hz,2H),7.42−7.47(m,1H),7.48−7.56(m,2H),7.60(d,J=8.34Hz,2H),7.69(d,J=8.08Hz,1H),7.73(dt,J=7.83,1.52Hz,1H),7.89−7.96(m,2H)。
【0564】
化合物192、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.12(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.60−1.69(m,1H),1.78−1.93(m,4H),2.37(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.70(s,3H),3.03−3.23(m,3H),3.39−3.51(m,2H),3.63−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.94−3.99(m,1H),4.01−4.07(m,1H),4.08−4.16(m,3H),4.23−4.30(m,1H),7.25−7.33(m,2H),7.46−7.58(m,3H),7.87(d,J=8.08Hz,1H),7.92(d,J=7.83Hz,1H)。
【0565】
化合物193、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.61−1.70(m,1H),1.79−1.94(m,3H),2.32(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.64−2.80(m,2H),3.11−3.20(m,1H),3.27(d,J=3.03Hz,1H),3.36−3.46(m,2H),3.55−3.61(m,1H),3.63−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.87−3.93(m,1H),3.96−4.05(m,1H),3.98(s,3H),4.07−4.14(m,2H),4.22−4.28(m,1H),7.24(d,J=8.59Hz,1H),7.29(dt,J=7.64,2.12Hz,1H),7.45−7.57(m,3H),7.75(dd,J=8.84,2.27Hz,1H),7.90(d,J=2.27Hz,1H)。
【0566】
化合物194、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.60−1.70(m,1H),1.77−1.94(m,3H),2.32(dd,J=13.89,8.08Hz,1H),2.49(s,3H),2.66−2.81(m,2H),3.13−3.20(m,1H),3.27(d,J=3.03Hz,1H),3.38−3.49(m,1H),3.56−3.60(m,1H),3.63−3.68(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.87−3.92(m,1H),3.96−4.06(m,1H),4.06−4.14(m,2H),4.20−4.27(m,1H),7.29(dt,J=7.52,2.05Hz,1H),7.44−7.57(m,4H),7.68(d,J=2.02Hz,1H),7.80(d,J=8.34Hz,1H)。
【0567】
化合物195、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.46−1.52(m,2H),1.65−1.75(m,1H),1.81−1.96(m,3H),2.36(dd,J=13.64,7.83Hz,1H),2.85−2.99(m,2H),3.14−3.22(m,1H),3.53−3.62(m,3H),3.64−3.68(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.77(m,1H),3.89−3.96(m,1H),4.01−4.09(m,1H),4.08−4.16(m,2H),4.28(dd,J=8.72,2.91Hz,1H),7.30(d,J=7.83Hz,1H),7.44−7.58(m,3H),8.06(dd,J=7.58,5.56Hz,1H),8.66(d,J=8.08Hz,1H),9.02(bs,1H),9.18(bs,1H)。
【0568】
化合物196、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.61−1.70(m,1H),1.79−1.95(m,4H),2.32(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.49(s,3H),2.67−2.80(m,2H),3.14(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.37−3.50(m,2H),3.56−3.60(m,1H),3.63−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.85−3.90(m,1H),3.98−4.07(m,1H),4.09−4.14(m,2H),4.21−4.29(m,1H),7.29(dt,J=8.59,1.64Hz,1H),7.45−7.57(m,4H),7.68(d,J=1.77Hz,1H),7.80(d,J=8.34Hz,1H)。
【0569】
化合物197、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.12(m,2H),1.49−1.52(m,2H),1.63−1.73(m,1H),1.78−1.97(m,4H),2.39(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.44(s,3H),3.09−3.25(m,3H),3.32−3.38(m,1H),3.44−3.56(m,2H),3.63−3.69(m,1H),3.73(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.93−4.00(m,1H),4.02−4.09(m,1H),4.10−4.17(m,3H),4.20(s,2H),4.24−4.31(m,1H),7.31(ddd,J=7.71,2.53,1.39Hz,1H),7.39(d,J=8.08Hz,2H),7.43−7.47(m,2H),7.47−7.54(m,2H),7.56(d,J=8.34Hz,2H),7.92−7.97(m,1H)。
【0570】
化合物198、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.33−1.39(m,2H),1.41−1.46(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.67(t,J=10.23Hz,1H),1.79−1.97(m,4H),2.35−2.43(m,1H),2.44(s,3H),3.10−3.24(m,3H),3.33−3.38(m,1H),3.48(t,J=13.39Hz,2H),3.56−3.60(m,2H),3.63−3.68(m,2H),3.73(s,2H),3.73−3.76(m,2H),3.98(dd,J=9.98,3.92Hz,1H),4.07(bs,1H),4.10−4.18(m,2H),4.27−4.34(m,1H),7.31(d,J=7.33Hz,1H),7.38(d,J=8.08Hz,2H),7.43−7.46(m,2H),7.47−7.55(m,3H),7.59(d,J=8.08Hz,2H),7.92−7.99(m,1H)。
【0571】
化合物200、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.48−1.53(m,2H),1.60−1.68(m,1H),1.79−1.91(m,4H),2.37(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),2.70(s,3H),3.04−3.20(m,3H),3.32−3.37(m,1H),3.40−3.51(m,2H),3.56−3.60(m,1H),3.63−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.72−3.76(m,1H),3.92−3.97(m,1H),4.00−4.08(m,1H),4.09−4.16(m,2H),4.24−4.30(m,1H),7.26−7.33(m,2H),7.47−7.58(m,3H),7.87(dd,J=8.08,1.01Hz,1H),7.91(d,J=8.08Hz,1H)。
【0572】
化合物201、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.65(dd,J=13.64,6.82Hz,1H),1.78−1.93(m,4H),2.32(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.65−2.79(m,2H),3.14(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.35−3.46(m,2H),3.56−3.59(m,1H),3.63−3.68(m,1H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.86−3.90(m,1H),3.98(s,3H),4.01−4.07(m,1H),4.08−4.14(m,2H),4.22−4.29(m,Hz,1H),7.24(d,J=8.84Hz,1H),7.27−7.31(m,1H),7.46−7.50(m,1H),7.51−7.57(m,2H),7.75(dd,J=8.84,2.27Hz,1H),7.90(d,J=2.27Hz,1H)。
【0573】
化合物202、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.65−1.76(m,1H),1.83−1.97(m,4H),2.36(bs,1H),2.84−2.99(m,2H),3.12−3.20(m,1H),3.52−3.61(m,2H),3.63−3.69(m,1H),3.72(s,2H),3.72−3.77(m,1H),3.92(d,J=8.34Hz,1H),4.01−4.17(m,3H),4.29(bs,1H),7.31(d,J=7.33Hz,1H),7.44−7.57(m,3H),8.10(bs,1H),8.69(d,J=7.58Hz,1H),9.06(bs,1H),9.22(bs,1H)。
【0574】
化合物203、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.12(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.79−1.95(m,3H),2.40(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.44(s,3H),3.10−3.25(m,4H),3.32−3.35(m,1H),3.43−3.54(m,2H),3.56−3.60(m,1H),3.63−3.69(m,2H),3.73(s,2H),3.72−3.76(m,1H),3.96−4.01(m,1H),4.02−4.09(m,1H),4.09−4.16(m,3H),4.20(s,2H),4.25−4.32(m,1H),7.31(dt,J=7.83,2.02Hz,1H),7.39(d,J=8.34Hz,2H),7.43−7.47(m,2H),7.48−7.51(m,1H),7.51−7.59(m,4H),7.92−7.98(m,1H)。
【0575】
化合物204、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.11(m,2H),1.34−1.39(m,2H),1.40−1.45(m,2H),1.48−1.53(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.79−1.95(m,3H),2.40(dd,J=13.89,8.34Hz,1H),2.44(s,3H),3.10−3.24(m,3H),3.44−3.55(m,2H),3.56−3.59(m,1H),3.63−3.69(m,2H),3.73(s,2H),3.72−3.76(m,1H),3.96−4.01(m,1H),4.02−4.09(m,1H),4.09−4.16(m,3H),4.25−4.31(m,1H),7.31(ddd,J=7.77,2.59,1.52Hz,1H),7.39(d,J=8.34Hz,2H),7.43−7.46(m,2H),7.47−7.51(m,1H),7.51−7.56(m,2H),7.58(d,J=8.34Hz,2H),7.94(d,J=4.29Hz,1H)。
【0576】
化合物207、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.48−1.51(m,2H),1.63−1.71(m,1H),1.79−1.96(m,3H),2.33(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.68−2.81(m,2H),3.14(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.32−3.34(m,1H),3.38−3.49(m,2H),3.56−3.60(m,1H),3.64−3.68(m,2H),3.70−3.76(m,1H),3.72(s,2H),3.88(t,J=3.03Hz,1H),3.90(s,3H),3.97−4.07(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.17(s,2H),4.24−4.30(m,1H),7.27−7.31(m,1H),7.32(d,J=8.84Hz,1H),7.46−7.48(m,1H),7.49−7.55(m,4H),7.57−7.61(m,2H),7.64(d,J=2.27Hz,1H),7.79(dd,J=8.72,2.40Hz,1H)。
【0577】
化合物208、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.80−1.96(m,3H),2.33(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.67−2.83(m,2H),3.16(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.26−3.33(m,1H),3.39−3.48(m,2H),3.56−3.60(m,1H),3.63−3.69(m,2H),3.72(s,2H),3.73−3.76(m,1H),3.88−3.93(m,1H),3.90(s,2H),3.97−4.06(m,2H),4.08−4.14(m,2H),4.17(s,3H),4.22−4.29(m,1H),7.27−7.31(m,1H),7.32(d,J=0.84Hz,1H),7.45−7.48(m,1H),7.49−7.55(m,4H),7.56−7.61(m,2H),7.64(d,J=2.27Hz,1H),7.79(dd,J=8.72,2.40Hz,1H)。
【0578】
化合物210、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.63−1.72(m,1H),1.79−1.98(m,4H),2.32(dd,J=13.64,8.08Hz,1H),2.70−2.86(m,2H),3.03(t,J=7.71Hz,2H),3.13(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.23(t,J=7.83Hz,2H),3.28−3.30(m,1H),3.42−3.54(m,2H),3.85−3.89(m,1H),3.95−4.06(m,2H),4.14(t,J=14.40Hz,2H),4.11(d,J=5.56Hz,2H),7.43(d,J=8.08Hz,2H),7.43−7.46(m,1H),7.50−7.53(m,1H),7.58−7.66(m,2H),7.68(d,J=8.08Hz,2H),7.71(d,J=7.83Hz,1H),7.75(dt,J=7.83,1.39Hz,1H),7.91−7.98(m,2H)。
【0579】
化合物211、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.46−1.51(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.32(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.69−2.85(m,2H),3.03(t,J=7.71Hz,2H),3.13(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.23(t,J=7.83Hz,2H),3.43−3.54(m,2H),3.63−3.76(m,1H),3.72(s,2H),3.84−3.91(m,1H),3.95−4.06(m,2H),4.07−4.15(m,2H),4.23−4.29(m,1H),7.29(dt,J=8.59,1.64Hz,1H),7.43(d,J=8.34Hz,2H),7.45−7.47(m,1H),7.48−7.51(m,1H),7.51−7.56(m,1H),7.68(d,J=8.34Hz,2H),7.71(d,J=7.83Hz,1H),7.75(dt,J=7.83,1.52Hz,1H),7.92−7.97(m,2H)。
【0580】
化合物212、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.78−1.96(m,4H),2.32(dd,J=13.77,8.21Hz,1H),2.71−2.84(m,2H),3.03(t,J=7.83Hz,2H),3.15(dd,J=12.76,9.73Hz,1H),3.23(t,J=7.71Hz,2H),3.27(d,J=3.03Hz,1H),3.42−3.53(m,2H),3.72(s,2H),3.86−3.94(m,1H),3.97−4.05(m,2H),4.06−4.15(m,2H),4.22−4.29(m,1H),7.29(dt,J=6.88,1.74Hz,1H),7.44(d,J=8.34Hz,2H),7.45−7.48(m,1H),7.48−7.51(m,1H),7.52(d,J=7.83Hz,1H),7.67(d,J=8.08Hz,2H),7.71(d,J=7.83Hz,1H),7.74−7.79(m,1H),7.91−7.98(m,2H)。
【0581】
化合物213、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.63−1.72(m,1H),1.79−1.96(m,4H),2.32(dd,J=13.89,8.08Hz,1H),2.70−2.84(m,2H),3.03(t,J=7.71Hz,2H),3.16(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.23(t,J=7.71Hz,2H),3.26(d,J=3.03Hz,1H),3.43−3.53(m,2H),3.87−3.92(m,1H),3.97−4.06(m,2H),4.09−4.13(m,2H),4.14(t,J=14.40Hz,2H),4.22−4.30(m,1H),7.42−7.46(m,1H),7.43(d,J=8.08Hz,2H),7.51−7.52(m,1H),7.58−7.61(m,1H),7.62(d,J=7.83Hz,1H),7.68(d,J=8.08Hz,2H),7.71(d,1H),7.75(dt,J=8.08,1.39Hz,1H),7.92−7.96(m,2H)。
【0582】
化合物214、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.44−1.53(m,2H),1.48(t,J=6.95Hz,3H),1.60−1.69(m,1H),1.79−1.92(m,4H),2.36(dd,J=13.64,8.34Hz,1H),3.01(t,J=7.71Hz,2H),3.07−3.24(m,5H),3.35(d,J=2.78Hz,1H),3.50−3.61(m,2H),3.72(s,2H),3.94(dd,J=10.23,4.17Hz,1H),4.00−4.07(m,1H),4.08−4.15(m,2H),4.25(q,J=6.99Hz,2H),4.25−4.31(m,1H),7.28(d,J=8.84Hz,1H),7.29−7.33(m,1H),7.38(d,J=8.08Hz,2H),7.46−7.49(m,1H),7.49−7.52(m,1H),7.53(d,J=7.83Hz,1H),7.60(d,J=8.34Hz,2H),7.84(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.05(d,J=2.27Hz,1H)。
【0583】
化合物215、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.10(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.68(dd,J=11.12,4.04Hz,1H),1.79−1.96(m,4H),2.32(d,J=5.56Hz,1H),2.67−2.82(m,2H),3.02(t,J=7.71Hz,2H),3.14(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.23(t,J=7.71Hz,2H),3.33(d,J=3.03Hz,1H),3.37−3.50(m,2H),3.72(s,2H),3.86−3.90(m,1H),3.90(s,3H),3.98−4.07(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.23−4.30(m,1H),7.29(d,J=8.84Hz,2H),7.36(d,J=8.08Hz,2H),7.46−7.57(m,5H),7.62(d,J=2.27Hz,1H),7.76(dd,J=8.72,2.40Hz,1H)。
【0584】
化合物216、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.10(m,2H),1.47−1.51(m,2H),1.64−1.72(m,1H),1.80−1.97(m,4H),2.34(dd,J=13.52,7.96Hz,1H),2.71−2.87(m,2H),3.17(dd,J=12.51,9.73Hz,1H),3.28(d,J=2.53Hz,1H),3.43−3.54(m,2H),3.72(s,2H),3.92(d,J=6.06Hz,1H),3.99−4.07(m,2H),4.08−4.14(m,2H),4.21(s,2H),4.27(dd,J=8.84,2.78Hz,1H),7.27−7.33(m,1H),7.44−7.50(m,2H),7.51(s,1H),7.53(d,J=7.83Hz,1H),7.59−7.63(m,2H),7.65−7.70(m,2H),7.82−7.90(m,2H)。
【0585】
化合物217、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.35−1.40(m,2H),1.41−1.46(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.61−1.73(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.34(dd,J=13.64,7.58Hz,1H),2.65−2.85(m,2H),3.17(dd,J=12.51,9.73Hz,1H),3.28(d,J=2.53Hz,1H),3.39−3.54(m,2H),3.72(s,2H),3.88−3.96(m,1H),3.98−4.07(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.22−4.31(m,1H),7.30(dt,J=7.77,1.93Hz,1H),7.45−7.50(m,2H),7.50−7.52(m,1H),7.53(d,J=7.58Hz,1H),7.60−7.63(m,2H),7.65−7.70(m,2H),7.80−7.90(m,2H)。
【0586】
化合物218、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.46−1.52(m,2H),1.61−1.73(m,1H),1.81−1.98(m,4H),2.34(dd,J=13.39,8.08Hz,1H),2.70−2.85(m,2H),3.14(dd,J=12.76,9.47Hz,1H),3.32−3.35(m,1H),3.43−3.55(m,2H),3.72(s,2H),3.86−3.92(m,1H),3.97−4.09(m,2H),4.08−4.14(m,2H),4.20(s,2H),4.23−4.31(m,1H),7.30(td,J=7.77,2.59,1.52Hz,1H),7.45−7.50(m,2H),7.50−7.52(m,1H),7.52−7.57(m,1H),7.59−7.63(m,2H),7.65−7.69(m,2H),7.81−7.90(m,2H)。
【0587】
化合物219、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.35−1.40(m,2H),1.42−1.47(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.61−1.72(m,1H),1.79−1.97(m,4H),2.33(dd,J=13.77,6.69Hz,1H),2.66−2.86(m,2H),3.08−3.20(m,1H),3.32−3.35(m,1H),3.42−3.53(m,2H),3.72(s,2H),3.86−3.93(m,1H),3.98−4.07(m,2H),4.09−4.16(m,2H),4.23−4.31(m,1H),7.27−7.32(m,1H),7.44−7.49(m,2H),7.50−7.56(m,2H),7.60−7.63(m,2H),7.65−7.69(m,2H),7.80−7.90(m,2H)。
【0588】
化合物220、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.11(m,2H),1.46−1.53(m,5H),1.59−1.71(m,1H),1.82(d,J=14.15Hz,1H),1.85−1.93(m,3H),2.37(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),3.07−3.22(m,3H),3.56−3.60(m,2H),3.63−3.68(m,2H),3.72(s,2H),3.72−3.76(m,1H),3.91−3.97(m,1H),4.01−4.07(m,1H),4.09−4.16(m,3H),4.21−4.32(m,5H),7.31(d,J=8.59Hz,2H),7.46−7.62(m,6H),7.90(dd,J=8.72,2.40Hz,1H),8.09(d,J=2.53Hz,1H)。
【0589】
化合物221、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.07−1.12(m,2H),1.48−1.52(m,2H),1.63−1.73(m,1H),1.80−1.98(m,4H),2.35(d,J=5.56Hz,1H),2.77−2.85(m,1H),2.85−2.92(m,1H),3.14−3.22(m,1H),3.28(d,J=3.03Hz,1H),3.47−3.60(m,2H),3.73(s,2H),3.90−3.95(m,1H),3.98−4.08(m,2H),4.08−4.15(m,2H),4.22−4.30(m,1H),7.30(ddd,J=7.64,2.59,1.64Hz,1H),7.45−7.49(m,1H),7.49−7.53(m,1H),7.54(d,J=7.83Hz,1H),8.47(d,J=2.27Hz,1H),8.72(d,J=2.27Hz,1H)。
【0590】
化合物223、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.31(s,6H),1.64−1.74(m,1H),1.81−1.99(m,4H),2.33(d,J=13.39Hz,1H),2.69−2.83(m,2H),3.16(dd,J=12.38,9.60Hz,1H),3.34−3.36(m,1H),3.41−3.51(m,3H),3.68−3.70(m,1H),3.87−3.92(m,1H),3.92(s,3H),3.99−4.10(m,2H),4.09−4.16(m,2H),4.19(s,2H),4.25−4.33(m,1H),7.30−7.37(m,2H),7.43−7.46(m,1H),7.48−7.52(m,1H),7.52−7.63(m,5H),7.65(d,J=2.27Hz,1H),7.81(dd,J=8.72,2.15Hz,1H)。
【0591】
化合物224、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.31(s,6H),1.34−1.40(m,2H),1.40−1.47(m,2H),1.63−1.72(m,1H),1.81−1.98(m,4H),2.34(dd,J=13.39,8.08Hz,1H),2.68−2.84(m,2H),3.16(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.35(d,J=3.03Hz,1H),3.39−3.50(m,2H),3.68−3.71(m,1H),3.87−3.91(m,2H),3.92(s,3H),3.99−4.10(m,2H),4.10−4.16(m,2H),4.26−4.33(m,1H),7.33(d,J=8.84Hz,1H),7.33−7.37(m,1H),7.43−7.46(m,1H),7.49−7.52(m,1H),7.54−7.61(m,5H),7.65(d,J=2.27Hz,1H),7.80(dd,J=8.72,2.40Hz,1H)。
【0592】
化合物225、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.06−1.12(m,2H),1.33−1.38(m,2H),1.39−1.45(m,2H),1.47−1.52(m,2H),1.62−1.72(m,1H),1.79−1.96(m,4H),2.33(dd,J=13.52,8.21Hz,1H),2.68−2.82(m,2H),3.14(dd,J=12.63,9.60Hz,1H),3.32−3.35(m,1H),3.38−3.50(m,2H),3.72(s,2H),3.86−3.89(m,1H),3.91(s,3H),3.98−4.07(m,2H),4.07−4.15(m,2H),4.23−4.32(m,1H),7.27−7.34(m,2H),7.46−7.48(m,1H),7.49−7.60(m,6H),7.63(d,J=2.53Hz,1H),7.79(dd,J=8.72,2.40Hz,1H)。
【0593】
化合物233、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58−1.67(m,3H),1.68−1.76(m,1H),1.82−2.00(m,4H),2.34(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.15(dd,J=12.88,9.60Hz,1H),3.24−3.30(m,1H),3.56−3.67(m,2H),3.85−3.92(m,1H),3.97−4.05(m,2H),4.06−4.14(m,2H),4.22−4.30(m,1H),5.45−5.62(m,1H),7.37(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.46(t,J=2.02Hz,1H),7.51−7.56(m,1H),7.59(d,J=8.08Hz,1H),7.93−8.00(m,1H),8.18(ddd,J=8.59,7.07,1.52Hz,1H),8.28(d,J=8.59Hz,1H),8.36(d,J=8.08Hz,1H),9.25(d,J=1.77Hz,1H),9.38(d,J=2.02Hz,1H)。
【0594】
化合物234、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.58−1.67(m,3H),1.68−1.76(m,1H),1.82−2.00(m,4H),2.34(dd,J=13.77,7.96Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.15(dd,J=12.88,9.60Hz,1H),3.24−3.30(m,1H),3.56−3.67(m,2H),3.85−3.92(m,1H),3.97−4.05(m,2H),4.06−4.14(m,2H),4.22−4.30(m,1H),5.45−5.62(m,1H),7.37(ddd,J=8.08,2.53,1.01Hz,1H),7.46(t,J=2.02Hz,1H),7.51−7.56(m,1H),7.59(d,J=8.08Hz,1H),7.93−8.00(m,1H),8.18(ddd,J=8.59,7.07,1.52Hz,1H),8.28(d,J=8.59Hz,1H),8.36(d,J=8.08Hz,1H),9.25(d,J=1.77Hz,1H),9.38(d,J=2.02Hz,1H)。
【0595】
化合物235、H NMR(400MHz,CDOD)δppm1.64(dd,J=23.75,6.57Hz,3H),1.68−1.74(m,1H),1.82−1.96(m,4H),2.38(dd,J=13.52,7.96Hz,1H),2.84−2.99(m,2H),3.10(s,3H),3.15−3.23(m,1H),3.32−3.35(m,1H),3.44−3.54(m,2H),3.59(t,J=4.42Hz,2H),3.91−3.97(m,1H),4.01−4.10(m,2H),4.10−4.17(m,2H),4.26−4.34(m,1H),4.75(t,J=4.42Hz,2H),5.49(dq,J=47.49,6.32Hz,1H),7.37−7.42(m,2H),7.47−7.51(m,1H),7.54−7.56(m,1H),7.61(t,J=7.96Hz,1H),7.87(d,J=1.52Hz,1H)。
【0596】
実施例2:均一時間分解蛍光(HTRF(登録商標))cAMPアンタゴニストアッセイにおけるIC50判定
製造業者の指示に従って、HTRF cAMPアッセイを実施した(Cisbio、cAMP Dynamic2 Assay Kit;#62AM4PEJ)。組換え受容体を安定的に発現するCHO−K1細胞を採取し、温かいPBS中に懸濁させて、300,000細胞/mLのストックを作製した。この細胞懸濁液を、ウェル当たり5μL(1500細胞/ウェル)で384ウェルアッセイプレート(PerkinElmer ProxiPlate#6008280)にcAMP標準曲線と共に分配した。
【0597】
化合物をDMSO中に溶解し、連続的に希釈(5倍)して、10点用量応答ストックを生成した。次いで、ストックをアッセイ緩衝液(1mMのIBMXを含有するPBS)で100倍に希釈した後に、2.5μLの容量を細胞に添加した(用量応答における化合物の最終上位濃度は、典型的には、10または100μMである)。簡単なインキュベーションの後、目的の受容体でそのEC90の4倍の濃度で調製した2.5μLのイソプロテレノールストックをウェルに添加した。β−アドレナリンアゴニストであるイソプロテレノールのEC90を、アゴニスト効力を測定するための標準的な方法を使用して別々の実験で決定した。
【0598】
室温で1時間インキュベートした後、溶解緩衝液で希釈した5μLのcAMP−D2試薬を各ウェルに添加し、続いて5μLのクリプテート試薬を添加した。プレートを室温で1時間さらにインキュベートした後に読み取った。時間分解蛍光測定値を、好適なHTRF可能なプレートリーダーで収集した。
【0599】
プレートリーダーからのカウントをアッセイプレート上のcAMP標準曲線に適合させて、各ウェルにおけるcAMP濃度を決定し、これらの値を使用して、IC50値を得るための用量応答曲線を構築した。
【表B】
【0600】
本明細書に具体的に記載される化合物の各々は、約3.0nM〜約2.0μMの範囲のβ−3アドレナリン受容体IC50値を有することが認められた。
【0601】
ある特定の化合物の特定のIC50値が以下に提供され、IC50値の直前の数字は、化合物数を指す(例えば、1:4.42nMは、IC50値が4.42nMである化合物1を指す)。
1:4.42nM;2:44.79nM;3:5.47nM;4:4.45nM;6:16.46nM;7:34.24nM;8:12.08nM;9:24.25nM;10:25.05nM;11:35.52nM;12:130.50nM;13:97.85nM;14:56.71nM;15:5.70nM;16:132.70nM;17:38.76nM;18:48.93nM;19:66.74nM;20:76.21nM;21:252.30nM;22:302.00nM;23:242.00nM;24:23.63nM;25:54.56nM;26:5.25nM;27:19.33nM;28:18.52nM;29:16.09nM;30:34.28nM;31:49.26nM;32:21.06nM;33:189.20nM;34:31.24nM;35:20.26nM;36:21.51nM;37:9.37nM;38:3.99nM;39:70.81nM;40:20.33nM;41:13.68nM;42:18.68nM;43:32.42nM;44:21.51nM;45:23.64nM;46:87.03nM;47:82.09nM;48:46.11nM;49:33.13nM;50:42.23nM;51:17.36nM;52:61.20nM;53:23.93nM;54:45.94nM;55:30.55nM;56:1988.00nM;57:486.90nM;58:109.30nM;59:12.30nM;60:17.37nM;61:29.81nM;62:24.46nM;63:17.20nM;64:921.70nM;65:710.50nM;66:981.60nM;67:821.90nM;68:493.60nM;69:21.25nM;70:24.43nM;71:38.95nM;72:328.70nM;73:23.95nM;74:37.97nM;75:26.70nM;76:35.91nM;77:35.08nM;78:41.93nM;79:42.20nM;80:38.10nM;81:27.79nM;82:43.23nM;83:53.47nM;84:54.69nM;85:17.84nM;86:9.10nM;87:41.12nM;89:110.10nM;90:354.30nM;91:37.14nM;92:26.93nM;93:75.04nM;94:113.50nM;95:21.09nM;96:410.60nM;97:212.10nM;98:89.00nM;99:287.30nM;100:92.16nM;101:466.20nM;102:113.80nM;103:1195.00nM;104:36.50nM;105:277.40nM;106:36.24nM;107:25.73nM;108:325.30nM;109:144.60nM;110:68.65nM;111:31.07nM;112:39.47nM;113:26.79nM;114:51.96nM;115:120.50nM;116:319.70nM;117:171.60nM;118:10.44nM;119:11.64nM;120:177.30nM;121:562.40nM;122:7.81nM;124:78.20nM;125:48.81nM;126:126.50nM;127:156.60nM;128:108.50nM;129:485.00nM;130:12.00nM;131:23.72nM;132:739.30nM;133:443.00nM;134:55.13nM;135:88.77nM;137:349.50nM;138:20.41nM;139:36.18nM;140:45.89nM;141:11.63nM;142:106.00nM;143:13.23nM;144:7.77nM;145:81.89nM;146:103.60nM;147:53.32nM;148:21.76nM;149:97.26nM;150:226.60nM;151:40.85nM;152:24.68nM;153:18.80nM;155:48.24nM;156:24.78nM;157:25.73nM;158:27.29nM;159:177.90nM;160:11.58nM;162:29.51nM;164:27.73nM;165:64.38nM;166:51.18nM;167:15.79nM;168:15.38nM;170:416.40nM;171:25.03nM;172:50.34nM;173:31.25nM;174:699.30nM;175:715.60nM;176:58.42nM;177:50.59nM;178:84.61nM;179:49.11nM;180:30.67nM;181:179.70nM;182:24.74nM;183:1600.00nM;184:26.72nM;185:257.80nM;186:78.60nM;187:33.40nM;188:35.02nM;189:10.31nM;190:31.27nM;191:439.90nM;192:298.30nM;193:26.90nM;194:13.65nM;195:1530.00nM;196:34.61nM;197:84.99nM;198:62.23nM;200:72.38nM;201:41.80nM;202:345.90nM;203:1111.00nM;204:503.80nM;205:92.19nM;206:402.80nM;207:51.11nM;208:34.76nM;209:8.79nM;212:25.96nM;213:18.62nM;214:36.66nM;215:38.42nM;216:26.42nM;218:29.32nM;219:21.59nM;220:27.50nM;221:20.57nM;222:47.57nM;223:83.59nM;224:73.16nM;226:12.46nM;228:29.07nM;231:19.61nM;233:9.72nM;235:14.97nM;236:368.60nM;237:81.97nM;238:22.84nM;239:30.94nM;242:35.50nM;246:48.29nM;248:72.39nM;249:224.40nM;250:335.70nM;251:51.62nM;252:29.26nM;253:29.15nM;254:41.77nM;255:27.94nM;256:32.64nM;257:37.84nM;258:27.73nM;259:158.30nM;260:177.90nM;261:38.77nM;262:981.90nM;263:754.60nM;264:979.70nM;265:374.30nM;266:1291.00nM;267:442.30nM;268:138.30nM;269:399.70nM;270:92.31nM;271:205.50nM;272:566.10nM;273:29.35nM;274:38.43nM;275:62.29nM;276:1808.00nM;277:16.46nM;278:585.90nM;279:39.75nM;280:96.39nM;281:57.87nM;282:23.74nM;283:68.93nM;284:106.40nM;285:303.30nM;286:56.94nM;287:150.50nM;288:176.50nM;289:65.82nM;290:34.18nM;291:69.80nM;292:90.25nM;293:130.20nM;294:109.80nM;295:143.20nM;298:82.52nM;299:44.31nM;301:357.00nM;302:696.00nM;303:17.11nM;304:69.02nM;305:17.11nM;306:62.90nM;307:59.18nM;308:34.50nM;311:43.50nM;312:31.55nM;313:141.50nM;314:269.70nM;315:23.94nM;316:63.76nM;317:104.00nM;318:95.17nM;319:16.51nM;323:49.56nM;324:22.46nM;325:34.05nM;328:35.37nM;330:70.08nM;332:42.26nM;333:16.28nM;334:79.94nM;335:14.45nM;336:101.70nM;337:1689.00nM;および338:32.15nM。
【0602】
実施例3:放射性リガンド結合によるKi決定
市販のアドレナリン受容体アゴニスト[125I]シアノピンドロールを放射性リガンドとして使用して放射性リガンド結合アッセイを実施し、非標識L−748,337の存在下において10μMの飽和濃度で非特異的結合を測定する。β−3アドレナリン受容体については、このアッセイにおいて放射性リガンドを0.4nMの最終濃度で使用する。組換えβ−3アドレナリン受容体を安定的に発現するCHO−K1細胞から調製した膜ペレットを、標準的な方法を使用して調製し、−80℃で保管する。膜を氷上で解凍し、ダウンスホモジナイゼーション(dounce homogenization)によってアッセイ緩衝液(20mM HEPES、pH7.4、10mM MgCl)中に再懸濁させる。競合実験は、96ウェルのマイクロタイタープレートへの145μLの膜、50μLの放射性リガンドストック、およびDMSOで希釈した5μLの試験化合物の添加からなる。プレートを室温で1時間インキュベートし、Perkin Elmer GF/C濾過(0.5%PEIで前処理したプレート)を通した急速濾過によって、96ウェルのPackard濾過装置を使用して減圧下でアッセイを終了させる。プレートを氷冷アッセイ緩衝液で迅速に数回洗浄し、その後、45℃で一晩乾燥させる。最後に、25μLのBetaScintシンチレーションカクテルを各ウェルに添加し、プレートをPackard TopCountシンチレーションカウンターで計数する。各競合研究において、試験化合物を8〜10濃度で投与し、各試験濃度で3回測定で決定する。参照化合物、典型的には、イソプロテレノールは、品質管理の目的で全ての実験に含まれる。
【0603】
シンチレーションカウンターからの生カウントは、IC50値を得るために、非線形最小二乗曲線適合プログラムに適合させる。Cheng−Prusoff方程式および放射性リガンドKdを使用して、IC50値からKi値を決定する。平均Ki値および95%信頼区間は、平均対数(Ki)値から計算される。
【0604】
実施例4:正常および慢性心不全モデルにおけるβ−3アドレナリン受容体アンタゴニスト
正常および慢性心不全(CHF)ラットにおける心収縮力への影響についてβ−3アドレナリン受容体アンタゴニストを評価した。β−3アドレナリン受容体の発現は正常なラット心臓において弱いため、正常ラットにおいてβ−3アドレナリン受容体アゴニストBRL 37344(Tocris Bioscience、Bristol,UK)の負の収縮効果を減弱する能力について化合物を評価した。β−3アドレナリン受容体の発現は、CHFを有するラット心臓においてより高いため、このCHFラットモデルにおけるベースラインと比較して収縮性を改善する能力について化合物を評価した。
【0605】
左冠下降動脈結紮を行うことにより、雄Sprague−Dawleyラットにおいて心筋梗塞を誘導した。イソフルラン気化器(Summit Medical;5%誘導、および手術中2〜3%)を使用してラットに麻酔をかけに麻酔をかけ、挿管し、1分当たり70回の拍動の速度で、2.5mL/拍動の1回換気量で酸素中2〜3%のイソフルランを供給する人工呼吸器(Cat.#55−0000、Harvard Apparatus、Holliston,MA)に入れた。止血鉗子を用いて2cmの切開を行って開胸した。7−0Prolene縫合糸を用いて、左冠下行動脈の起点から3mmのところで左冠下行動脈を結紮した。次いで、4−0絹縫合糸(Cat#1677G、Ethicon、Somerville,NJ)を使用して閉胸し、ラットを人工呼吸器から取り出し、自発呼吸の後にホームケージに入れた。
【0606】
心エコー検査によって左室機能障害を検査することにより、心不全を手術後毎週評価した。少なくとも3回の連続心周期について長軸断面図で左室拡張終期容積(LVEDV)および左室収縮終期容積(LVESV)を測定した。以下の式を使用して駆出率(EF%)を計算した:EF%=(LVEDV−LVESV)/LVEDV。心不全のカットオフでは、30%未満の駆出率を使用した。
【0607】
全てのラットについて左心室機能の直接的な判定を使用して、左心室の収縮力に対する化合物の効果を評価した。収縮力の測定に、右頸動脈カテーテル法を使用した。INACTIN(登録商標)(Cat#T−133、Sigma、St.Louis,MO)の腹腔内注射(100mg/体重kg)でマウスに麻酔をかけ、Millar MIKRO−TIP(登録商標)圧力カテーテル(Cat#SPR−320NR、Millar,Inc.、Houston,TX)を左室へ頸動脈に通した。POWERLAB(登録商標)データ取得システム(ADInstruments、Sydney,Australia)を用いてLabChartによって左室圧(LVP)をモニターした。
【0608】
頸静脈カテーテル法を化合物投与に使用した。頸静脈にシラスティックカテーテル(Cat#427411、BD、Franklin Lakes,NJ)を導入し、右静脈カテーテルを自動薬物送達系(11Plus Syringe Pump、Harvard Apparatus、Holliston,MA)に接続した。
【0609】
正常ラットにおいて、カテーテル移植の30〜45分後に、3mg/kg、10mg/kg、30mg/kg、または60mg/kgの試験化合物を投与した。試験化合物の注入を開始して15〜20分後、および化合物の注入を停止する5分前に、左頸静脈を介してBRL37344のボーラス注射(3μg/kg)を投与した。次いで、BRL37344のボーラス注入の5分後に、左静脈カテーテルから血液試料(800μl)を採取した(図25)。
【0610】
手術により誘発された心筋梗塞後のラットの心エコー検査により、CHFの発症をモニターした。EF%が30%を下回ったとき(典型的には、動脈結紮の3〜5ヶ月後)、各動物を薬物試験のために準備した。安定化後、ビヒクルを10分間投与した。次いで、試験化合物を10mg/kgで10分間、続いて30mg/kgで10分間投与した。次いで、各10分間の薬物注入の直後に左静脈カテーテルから血液試料(800マイクロリットルの全血)を採取して、試験化合物の血漿濃度をモニターした(図26)。
【0611】
化合物123(図27)、化合物310(図28)、化合物163(図29)、化合物154(図30)、および化合物88(図31)は正常ラットにおけるLVPに対するβ3アドレナリン受容体アゴニストBRLの陰性効果を用量依存的に阻害した。さらに、化合物88は、CHFを有するラットにおける増加した用量で、収縮力の改善傾向を示した(図32)。
【0612】
当業者であれば、本発明の趣旨から逸脱することなく、本明細書に記載される例示的な実施例への様々な改変、追加、置換、および変形がなされてもよく、したがって、それらが本発明の範囲内であると見なされ得ることを認識するであろう。

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