(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記特定のメディア・デバイスが前記一組のメディア・デバイス内の前記一つ以上のメディア・デバイスに新たに通信で結合されていることを検出することに応答して、前記遠隔制御デバイス上の物理的ボタンが、前記特定のメディア・デバイスに関連付けられた特徴を作動させるように再構成される、請求項1に記載の方法。
前記特定のメディア・デバイスまたは前記一組のメディア・デバイス内の一つ以上のメディア・デバイスが、前記特定のメディア・デバイスに関連付けられた一つ以上の新規な特徴を検出することと、
前記一つ以上の新規な特徴を検出することに応答して、前記特定のメディア・デバイスまたは前記一組のメディア・デバイス内の少なくとも一つのメディア・デバイスが、前記一つ以上の新規な特徴を選択するように前記遠隔制御デバイスを自動的に構成することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0012】
一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスにデータを送信する遠隔制御デバイスは、ブルートゥース信号を送信することを含む。第二のメディア・デバイスがターゲット・メディア・デバイスを作動させる信号を送信することは、第二のメディア・デバイスが赤外線信号を送信することを含む。
【0013】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスと直接通信するようには構成されていない。
【0014】
一実施態様の場合、方法には、第一の組の選択肢を備えるメニューの選択肢を表示画面に表示しかつ遠隔制御デバイスの動きを検出することが含まれる。遠隔制御デバイスの動きを検出すると、第二の組の選択肢を表示するためにメニューの選択肢が修正される。
【0015】
遠隔制御デバイスの動きは、遠隔制御デバイスの加速パターンを含むことができる。加速パターンは、加速方向または加速速度の一つ以上を含むことができる。
【0016】
これらの実施態様では、この方法のステップを実行するものとして、特定のコンポーネントが列挙されているが、他の実施態様では、これらのコンポーネントに代わって動作するエージェントまたはメカニズムが、この方法のステップを実行することができる。更に、本発明のいくつかの態様が、システム内のコンポーネントに関して論じられるが、本発明は、複数のシステムに存在するコンポーネントによって実施することができる。本発明の実施態様は、本願明細書に記載される方法のステップを実行するための手段を含むいかなるシステムも含む。本発明の実施態様は、それが実行されると、本願明細書に記述される方法のステップを実施させる命令を有するコンピュータ可読格納メディアも含む。
【0017】
2.0 システム・アーキテクチャ
本願明細書においては、特定のコンピュータ・アーキテクチャが記載されているが、本願発明の他の実施態様を、本願明細書において記述される機能を実行するために使用することが出来る何れのアーキテクチャに適用することができる。
【0018】
図1は、メディア・デバイスA (100)、メディア・ソース(110)、メディア・デバイスB (120)、遠隔制御デバイス(130)、ネットワーク・デバイス(140)およびウェブ・サーバ(150)を示す。これらのコンポーネントの各々は、本願明細書において記述される機能性を明確にするために示されているものであって、必ずしも、本発明を実施するのに必要なものではない。さらに、
図1に示されないコンポーネントも、本願明細書において記述される機能性を実行するために用いることができる。あるコンポーネントによって実行される様に記載されている機能性は、別のコンポーネントによって実行させることもできる。
【0019】
一実施態様の場合、メディア・ソース(110)は、一般に、メディア・デバイスA (100)(またはメディア・デバイスB (120))がメディア・コンテンツを受信することができる任意のコンテンツ・ソースを表す。メディア・ソース(110)は、メディア・デバイスA (100)にメディア・コンテンツを流すブロードキャスタ(放送会社/サービスを含む)とすることができる。メディア・ソース(110)は、メディア・デバイスA (100)がメディア・コンテンツをダウンロードするメディア・コンテンツ・サーバとすることができる。デバイスへのストリーミング、放送またはダウンロードと言う用語は、本願明細書においては相互に置換えて使用することができ、かつこれらの用語を、データを取得するデバイスの特定の一方法に限定されるものと解釈してはならない。メディア・デバイスA (100)は、放送サービス、ウェブ・サーバ、別のメディア・デバイス、またはメディア・デバイスによってアクセス可能であるデータまたはコンテンツを有する任意の適切なシステムから、ストリーミング、放送、ダウンロード等によって、データを受信することができる。以下に示される異なる例として、異なるソースを、述べることもできる。特定のソースを記述する例を、そのソースに限定されるものと見なしてはならない。
【0020】
一実施態様の場合、ネットワーク・デバイス(140)は、一般に、メディア・デバイスA (100)の一部であ
る、またはネットワーク(例えば、インターネット、イントラネット、ワールド・ワイド・ウェブ等)により通信する機能性を
完全に実現する個別のデバイス
である、如何なるコンポーネントも表す。例えば、ネットワーク・デバイス(140)は、メディア・デバイスA (100)またはメディア・デバイスA (100)内のネットワークカードと通信で結合されるコンピュータとすることができる。ネットワーク・デバイス(140)は、ネットワークによりコンテンツを取得する機能性を含むことができる。例えば、ネットワーク・デバイス(140)は、入手可能なコンテンツのリストまたは入手可能なコンテンツそのものを取得するように構成することができる。ネットワーク・デバイス(140)は、メディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスB (120))を作動させるための遠隔制御コード/信号情報を取得するように構成することができる。例えば、ネットワーク・デバイス(140)を使用して、メディア・デバイスB (120)を特定する情報によりデータベースに問い合わせを行い、かつこれの応答により、メディア・デバイスB (120)を遠隔制御するためのコントロール信号を受信することができる。ネットワーク・デバイス(140)は、特定の波形プロトコルに関連する情報を取得するように構成することができる。
【0021】
一実施態様の場合、メディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスA (100)またはメディア・デバイスB (120))は、一般に、プロセッサを備えかつメディア・コンテンツを入力および/または出力するように構成されている任意のメディア・デバイスを表す。メディア・デバイスは、一般に、一つ以上の他のメディア・デバイスおよび/または遠隔制御デバイスと通信する管理デバイスを表すことができる。本願明細書において用いられるメディア・デバイスは、単一のデバイス、またはメディア・コンテンツを提供することができるデバイス(例えば、受信機およびテレビジョン)の任意の組合せである。メディア・デバイスの例には、受信機、デジタル・ビデオ・レコーダ、デジタル・ビデオ・プレーヤ、セット・トップ・ボックス、テレビジョン、モニタ、ブルーレイ・プレーヤ、音声コンテンツ・プレーヤ、ビデオ・コンテンツ・プレーヤ、デジタル画像フレーム、ハンド・ヘルド・モバイル機器、コンピュータ、プリンタ等の一つ以上が挙げられる。メディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスA (100))は、メディア・コンテンツ(例えば、音声および/または視覚メディア・コンテンツ)を再生し、メディア・コンテンツ(例えば、静止画像)を表示し、メディア・コンテンツ(例えば、クーポン)を印刷し、メディア・コンテンツ(例えば、電子メール)を電子的に送信し、メディア・コンテンツを(例えば、ウェブ・サイトに)を公表することにより、または他の任意の適切な手段によって、メディア・コンテンツを提供することができる。
【0022】
一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、
システム内の一つ以上の他のメディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスB (120))
または遠隔制御デバイス(130)と通信する管理デバイ
スとすることができる。例えば、メディア・デバイスA (100)は、メディア・デバイスB (120)(例えば、ビデオ、音声、マルチ・メディア、またはそこに格納されているメディア・コンテンツを有するメモリを含む任意のデバイスまたはそのようなメモリを読込む任意のデバイス)から、表示のためのマルチ・メディアの信号を受信することができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、メディア・デバイスB (120)を操作するために、遠隔制御デバイス(130)からコマンドを受信することができる。メディア・デバイスA (100)は、次に、遠隔制御デバイスから(130)受信されたコマンドに基づいてメディア・デバイスB (120)に信号を送信することができる。一実施態様の場合、他のメディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスB (120))を作動させるために、メディア・デバイスA (100)が遠隔制御デバイス(130)に信号情報を提供するように、構成することができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、コンテキストを認識することが出来る。例えば、メディア・デバイスB (120)によりDVDが再生されている、すなわち、読み出されている間に、メディア・デバイスA (100)は、遠隔制御デバイス(130)から「休止する」一般的なコマンドを受信することができる。メディア・デバイスB (120)からの入力が再生されている間に、コマンドが受信されると、メディア・デバイスA (100)は、「休止する」コマンドが、メディア・デバイスB (120)によってDVDを再生することに適用できるか否かを自動的に決定することができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、表示部を含むことができ、またはメディア・コンテンツを提示するように構成されている表示部に、通信で連結させることができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、本願明細書において記載される他の何れのコンポーネントとも有線または無線セグメントを介して通信する機能を含むことができる。メディア・デバイスA (100)は、電波(例えば、wi-fi信号、ブルートゥース信号)、赤外線波、または電磁スペクトルの他の任意の適切な周波数の一つ以上により、無線で通信することができる。メディア・デバイスA (100)は、イーサネットを通じてまたは配線接続(例えば、HDMIケーブル)を用いて通信することができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスA (100)は、本願明細書において記載される機能を実行するように構成されている一つ以上のサブシステムを有するいかなる装置でも良い。
【0023】
3.0 遠隔制御デバイス
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、一般に、少なくとも一つのメディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスA (100)またはメディア・デバイスB(130))を作動させるためのユーザ・コマンドを受信するためのユーザ・インターフェースを有するいかなるデバイスでも良い。
図1Bに示されるように、遠隔制御デバイス(130)は、本願明細書において記載される機能を実行するハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。
図1Bに示されるコンポーネントの各々は、本願明細書において記載される一つ以上の実施態様を実施するのに、必ずしも必要なものではない。さらにまた、
図1Bに示されていないコンポーネントを、本願明細書において記載される機能性を実行するのに用いることもできる。
【0024】
遠隔制御デバイス(130)は、有線および/または無線セグメントにより一つ以上のメディア・デバイスに、通信で連結させることができる。遠隔制御デバイス(130)は、電波(例えば、wi-fi信号、ブルートゥース信号)、赤外線波、電磁スペクトルの他の任意の適切な周波数、ネットワーク接続(例えば、イントラネット、インターネット等)、または他の任意の適切な方法の一つ以上により、無線で通信することができる。
【0025】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、読み出し専用メモリ(ROM) (206)、中央処理装置(CPU) (208)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM) (210)、赤外線制御ユニット(212)、キー・パッド・スキャン(214)、キー・パッド(216)、不揮発性メモリ(NVM) (218)、一つ以上のマイクロホン(224)、利得制御ロジック(220)、アナログ・デジタル変換装置(ADC) (222)、汎用目的入出力(GPIO)インタフェース(226)、スピーカ/ツィータ(228)、キー送信器/インジケータ(230)、バッテリ電力低下インジケータ(または出力信号)(232)、マイクロホンLED(234)、ブルートゥース無線(236)、赤外線(IR)発破器(238)、無線周波数(RF)空中線(240)、QWERTY摺動キーボード(図示せず)、周辺雑音消去デバイス(図示せず)等を含むことができる。遠隔制御デバイス(130)は、加えて、Wi-Fi無線、タッチパッド、トラックボール、アクセロメータ、カメラ、光センサまたは近接センサの何れかを含むことができる。遠隔制御デバイス(130)(例えば、ROM (206)、RAM (210)またはNVM (218))上のメモリは、一つ以上のメディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスA (100)またはメディア・デバイスB (120))のための制御コードおよび/またはキー・コードを含むことができる。メモリは、圧縮されたまたは非圧縮の形態のRun-Lengthが制限された(RLL)波形テーブルまたは他のコマンドを含むことができる。
【0026】
一実施態様の場合、バッテリ電力低下インジケータ(232)は、低いバッテリ・レベル用の遠隔制御デバイス(130)上の可視指示(例えば、LED光)に対応させることができる。一実施態様の場合、バッテリ電力低下インジケータ(232)は、遠隔制御デバイス(130)以外の他のデバイスの画面に表示するための信号出力を表すことができる。一実施態様の場合、電力低下コードは、標準コマンドによって送られる。例えば、チャネル選択が遠隔制御デバイス(130)に指示されると、チャネル選択デバイスのためのコマンドは、表示画面上に表示するために電力低下信号と共に送られる。この信号を受信したメディア・デバイスは、この信号を、電力低下コードとコマンドに復号化することができる。メディア・デバイスは、次いで、この電力低下コードを使用して、(例えば、対応している表示メッセージまたは他の方法のためのルックアップテーブルにより)、表示画面に表示される電力低下表示メッセージを作成することができる。バッテリ電力低下インジケータ(232)は、周期的または非周期的時間間隔で電力低下信号を示すように構成することができる。他のイベントから独立して、バッテリが閾値より若干低下または上昇した後、バッテリ電力低下インジケータ(232)は、電力低下信号を示すように構成することができる。
【0027】
一実施態様の場合、マイクロホン(224)は、遠隔制御デバイス(130)のどこにでも設置することができる(例えば、一つ以上のマイクロホン(224)を、遠隔制御デバイス(130)の端またはおそらく対向する端に設置することができる)。組合せマイクロホンが利用可能でかつオンにされると、組合せマイクロホンをユーザ入力を得るために用いることができる。一実施態様の場合、複数のマイクロホンのうちの1つを、雑音除去/最適化操作用に用いることができる。遠隔制御デバイス(130)によって、または遠隔制御デバイス(130)から複数の音声ストリームを受信するメディア・デバイスによって、単一の音声ストリームを、複数入力音声ストリームから決定することができる。一実施態様の場合、一つ以上のマイクロホンを、ステレオまたは多重音声入力を捕えるのに用いることができる。
【0028】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、ユーザが遠隔制御デバイス(130)のボタンを押す前でさえ、遠隔制御デバイス(130)の範囲内でユーザの存在を検出する近接センサ(図示せず)を含むことができる。例えば、ユーザが検出されるまで、遠隔制御デバイス(130)は、低電力状態で作動させることができる。一旦ユーザが検出されると、遠隔制御デバイス(130)は、通常のパワー状態または高パワー状態で作動させることができる。遠隔制御デバイス(130)は、ユーザが検出されるとすぐに、キーパッド・ライトをオンにするように構成することができる。一実施態様の場合、近接センサは、容量結合に基づいて、遠隔制御デバイス(130)の近くでユーザを検出することができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、一つ以上の表示部(242)を含む。これらの表示部は、ユーザが表示画面に触れることによってユーザ入力を受信する機能性を含むタッチ・画面表示部とすることができる。一実施態様の場合、動きセンサ(例えば、単純な動きセンサまたは加速度計)を、上記の機能性を提供するために用いることができる。例えば、ユーザが遠隔制御デバイス(130)を取り上げたことが、加速度計によって検出されると、遠隔制御デバイス(130)の他の特長を起動する(または電源をオンにする)ことができる。
【0029】
4.0 遠隔制御デバイスの動きによる入力の提供
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、遠隔制御デバイス(130)の動き(例えば、「ジェスチャ」または「振動」)の検出を可能にする任意のソフトウェアおよび/またはハードウェアを含むことができる。例えば、遠隔制御デバイス(130)は、動きセンサ(例えば、いかなる動きも検出する単純な動きセンサ、または特定タイプの動きを検出する加速度計)を含むことができる。動きセンサは、保証質量を有する片持梁を含むマイクロ・エレクトロメカニカル・システムを含むことができる。中立位置からの質量の動きは、遠隔制御デバイス(130)の動きの加速、速度および/または方向を検出するために用いることができる。動きセンサは、3本の種々の軸についての加速を検出することができる。動きセンサは、自動較正させ、予め較正させ、または機能性をユーザによって較正させることができる。
【0030】
一実施態様の場合、検出される動きには、遠隔制御デバイス(130)の特定方向(例えば、上下、左右、その他)の動き、遠隔制御デバイス(130)の回転、遠隔制御デバイス(130)の特定方向の動きおよび/または特定大きさの加速動き、遠隔制御デバイス(130)の特定の速度閾値の動き、動きの間の向き、または他の任意の検出可能な動きが、含まれる。動きには、ショックおよび/または振動も含まれる。動きには、種々の検出可能な動きの一つ以上の組合せも含まれる。例えば、動きを検出することには、各動きが、少なくとも動きの一部に対する加速値の閾値(例えば、20%、50%、95%等)を満たす、左から右へのおよび右から左への一連の動きを検出することが、含まれる。一実施態様の場合、ユーザは、一組の検出可能な動きからコマンドに対応する動きを選択することができる。
【0031】
一実施態様の場合、一つ以上の遠隔制御デバイス(130)の動きは、特定のコマンドに対応することができる。したがって、ユーザは、意図されたコマンドに対応している遠隔制御デバイス(130)上の動きを実行することによって、一つ以上のメディア・デバイスを作動させるコマンドを提出することができる。
【0032】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)の一つ以上の動きは、メディア・デバイス(例えば、メディア・デバイスA (100)またはメディア・デバイスB (120))によるメニューの選択肢を表示するためのコマンドに対応させることができる。例えば、一つ以上の動きを、画面に表示されるメニューの選択肢をシャッフルするためのコマンドに対応させることができる。メニューの選択肢は、(例えば、ビデオおよび/またはサウンド・ファイル)の再生に利用可能なマルチ・メディア・コンテンツ間の選択肢に対応させることができる。この動きにより、選択可能項目(例えば、選択肢の新規なシーケンスまたは新規な全ての選択肢)をランダムにシャッフルさせることができる。動きにより、ユーザ情報(例えば、利用者選好、ユーザ履歴等)に基づいて新規な一組の選択肢を選択することができる。動きは、現在表示されているメディア・コンテンツに類似しているメディア・コンテンツを表示するためのコマンドに、対応させることができる。例えば、ユーザが、特定のテレビ番組を見ている間に遠隔制御デバイス(130)を振ると、メディア・デバイスA (100)は、現在見られている特定のテレビ番組に類似する種々の他のテレビ番組の再生を開始することができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)の各振り(シェーク)により、以前に表示されたメニュー・オプションまたは選択肢から相互排除の関係にある新規な一組のメニュー・オプションを表示する結果が得られるようにすることができる。
【0033】
一実施態様の場合、コンテンツ(例えば、音声コンテンツ、ビデオ・コンテンツ、一つ以上の静止画像等)を、(例えば、表示し、再生して)提示することができる。遠隔制御デバイスの動きの検出に応答して、種々のコンテンツを、提示させることができる。種々のコンテンツを、最初に提示されたコンテンツと同じカテゴリのものとすることができる。例えば、動きの検出の前に提示されるコンテンツと、動きの検出の後に提示されるコンテンツの両方を、同じジャンル、同じ歌手、同じ行為者、同じ製作者、同じ撮影者、同じ著者等となるように関連させてもよい。
【0034】
5.0 分割制御
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)のインタフェースは、遠隔制御デバイス(130)自体の物理ボタンと画面に表示される選択可能なボタンとの間に分割させることができる。例えば、遠隔制御の機能性の80パーセントを、遠隔制御デバイス(130)自体の物理ボタンを押すことによってアクセス可能とすることができる。遠隔制御の他の20パーセントの機能性は、(別の表示デバイスの)表示画面に表示させ、(例えば、表示画面に表示される特定のボタンを選択する遠隔制御デバイスの矢印ボタンを使用して)遠隔制御デバイス(130)を使用してナビゲートさせおよび/または選択させることができる。遠隔制御デバイス(130)のボタンは、遠隔制御とは別の表示画面上の遠隔制御の付加的な機能性を表示しおよびそれにアクセスするために用いることができる。例えば、遠隔制御の「より多くの」ボタンにより、選択肢の追加または表示画面上のメニューの選択の追加を表示させることができる。
【0035】
一実施態様の場合、メニューは、複数のコマンドレベルを有することができる。例えば、第一のコマンドレベルでは、設定、チャネルおよび記録のようなオプションを、利用可能にすることができる。オプション(例えば、設定)が選択されると、選択されたオプションより下にあるサブオプションが表示される。遠隔制御デバイス(130)の物理ボタンは、現在のレベルの選択肢を作動または選択するのに用いることができる。さらにまた、「より多く」ボタン(または他の類似のボタン)は、表示画面の現在のレベルから付加される選択肢を提供することができる。何れの特定レベルのいかなる数の選択肢も、遠隔制御デバイス(130) の物理ボタンと、画面上の選択肢(例えば、ボタン、無線ボックス、テキスト入力、他の形態の入力等)との間に分布させることができる。
【0036】
遠隔制御デバイス(130)は、(表示画面上の遠隔制御の付加的な機能性を表示しかつこれにアクセスするのに用いることができる)トラックボール、ボタン、キーパッド、光センサまたは他の任意の適切なインタフェース・コンポーネントを含むことができる。
【0037】
6.0 更新
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、システムで用いられている一組のメディア・デバイスに基づいて、自動的に更新させることができる。遠隔制御デバイスの自動更新は、システムのメディア・デバイスの追加、メディア・デバイス内のハードウェアまたはソフトウェアの変更、ファームウェア更新等を含むが、これらに限定されない、システム構成のいかなる変化にも依存させることができる。例えば、新規なメディア・デバイスがデバイスのシステムにプラグインされる時、または新規なメディア・デバイスが一組のデバイスの一つ以上のデバイスに通信で結合される時、新規なメディア・デバイスのための遠隔作動コードは、例えば、遠隔制御等のための結合デバイスへの、ブルートゥース、RF、USBまたは無線を介して、遠隔制御デバイス(130)に自動的に送ることができる。一実施例の場合、特定のメディア・デバイスは、インプット/アウトプット
がアクセス可能である
、システムにプラグインされ
ている(またはオン状態にある
)全てのデバイスの状態情報を維持することができる。この特定のメディア・デバイスは、次いで、このシステムにプラグインされているまたはこのシステムの1個以上のデバイスに通信で結合されているデバイスに基づいて、遠隔制御デバイス(130)に、作動コードにより更新をプッシュすることができる。一実施態様の場合、メディア・デバイスは、遠隔制御デバイス(130)にファームウェアの更新をプッシュすることができる。別の実施態様では、遠隔制御デバイス(130)が、既にプラグインされているまたはデバイスのシステムに通信で結合されている如何なる新規なデバイスに対し
ても、遠隔作動コード(130)を周期的に入手するように構成することができる。
【0038】
一実施態様の場合、メディア・デバイス(100)についてのソフトウェアの更新またはファームウェアの更新により、結果として、新規なまたは修正されたメニュー・オプション、新規なまたは修正された構成、またはメディア・デバイス(100)に関連する他の変化が得られる。メディア・デバイス(100)に関連する変化は、(例えば、プッシュおよび/またはプル方法を使用して)遠隔制御デバイス(130)に自動的にロードさせることができる。例えば、メディア・デバイスに関連する新規なオプションまたは特徴を選択するためのインターフェース・コンポーネントは、遠隔制御デバイス(130)に表示されるタッチ画面メニューに、自動的に追加させることができる。別の例の場合、いくつかの特徴を作動させるようにあらかじめ構成されている遠隔制御デバイス(130)の物理ボタンは、新たに付加されたメディア・デバイスに関連する新規な特徴を作動させるように再構成することができる。通信でシステムに結合される、新規なメディア・デバイスに格納されているメニューまたはインタフェースは、遠隔制御デバイス(130)に表示するために、遠隔制御デバイス(130)に、自動的に検出されかつ送信させることができる。
【0039】
一実施態様の場合、システム構成(例えば、ハードウェアおよび/またはソフトウェアに対する変更、システム内のコンポーネントの追加/除去)の何れの変更も、検出することができる。システムの変更が検出されると、変更(例えば、新規な特徴、新規なデバイス、特徴の除去、デバイスの除去、特徴の変更等)に関連する遠隔制御作動を、特定することができる。遠隔制御作動は、遠隔制御デバイス(130)を使用して実行することができる一つ以上のデバイスに関連する如何なる作動も含むことができる。遠隔制御作動の例には、デバイスのオン/オフ、表示または再生するメディア・コンテンツの選択、入力デバイスの選択、コンテンツの録画、ウェブ・サーバへのコンテンツのアップロード、コンテンツのダウンロード等が、含まれる。遠隔制御デバイスは、特定された遠隔制御作動に基づいて、自動的に更新させることができる。例えば、新規なデバイスが、(例えば、有線のまたは無線セグメントにより)システム(またはデバイスの組)と通信で結合されると、この新規なデバイスを作動させる遠隔制御作動を特定することができる。次いで、既存のメニューに対する変更により、またはユーザが、新規なデバイスに関連する1個以上の遠隔制御作動を選択するために入力を提出することを可能にするメニューを追加することによって、遠隔制御デバイスを、更新することができる。一実施態様の場合、新たに付加されたデバイスは、中間のデバイスを介して遠隔制御デバイスと通信することができる。例えば、管理デバイスは、新規なデバイスが、デバイスの組の中の一つ以上のデバイスと通信で結合されたことを検出することができる。管理デバイスは、次いで、(例えば、新規なデバイスから直接)新規なデバイスに関連する情報を取得することができ、かつ遠隔制御デバイスにより新規なデバイスを作動させる遠隔制御作動を特定することができる。管理デバイスは、次いで、新規なデバイスを作動させる遠隔制御作動を実行する機能により遠隔制御デバイスを更新することができる。遠隔制御デバイスは、次いで、遠隔制御作動を実行するための信号を、直接新規なデバイスに送る、または遠隔制御作動を実行するために新規なデバイスに信号を送る中間デバイスに、送ることができる。
【0040】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)を、特定の範囲内のデバイスを自動的に認識しかつモードを変更してこの認識されたデバイスを作動させるように、構成することができる。例えば、ユーザは、第一の部屋の第一のメディア・デバイスを作動させるために用いられている遠隔制御デバイス(130)を、第二のメディア・デバイスがある第二の部屋に持ち運ぶことができる。遠隔制御デバイス(130)は、第二のメディア・デバイスが特定の範囲内にあり、かつ自動的に第二のメディア・デバイスとの通信を開始することを決定することができる。例えば、遠隔制御デバイス(130)が第二の部屋にある間には、遠隔制御デバイス(130)に入力された如何なるコマンドも、第二のメディア・デバイスを作動させることができる。遠隔制御デバイス(130)が第一の部屋にある間に、遠隔制御デバイス(130)に入力された如何なるコマンドも、第一のメディア・デバイスを作動させることができる。一実施態様の場合、第一のメディア・デバイスを作動させる遠隔制御デバイス(130)から第二のメディア・デバイスを作動させ遠隔制御デバイス(130)への自動変更は、メディア・デバイスによって、実行させることができる。例えば、第二のメディア・デバイスが、(例えば、ブルートゥースを介して)遠隔制御デバイス(130)を検出すると、遠隔制御デバイス(130)が第二のメディア・デバイスを作動させるように、遠隔制御デバイス(130)を構成することができる。もし遠隔制御デバイス(130)が、第一のメディア・デバイスの領域内のリターンであるならば、第一のメディア・デバイスは、第一のメディア・デバイスを作動させるように遠隔制御デバイス(130)を再構成させることができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)を検出したメディア・デバイスが、遠隔制御デバイス(130)からコマンドを受信することができるこのメディア・デバイスまたは他のいかなるメディア・デバイスも作動させることができるように、遠隔制御デバイス(130)を再構成することができる。
【0041】
7.0 プライバシ・レベル
一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)、メディア・デバイス(100)、表示画面、またはシステム内の何れかのコンポーネントは、見られているマルチ・メディア・コンテンツのプライバシ・レベルを示すことができる。メディア・コンテンツに関連するプライバシ・レベルは、ユーザが何のマルチ・メディア・コンテンツを見ているかおよび/または録画しているかについての情報を公表しても良いか否かを示す設定可能な設定とすることができる。この情報は、このユーザが、マルチ・メディア・コンテンツを視聴したかおよび/または録画したか否か、このユーザが、このマルチ・メディア・コンテンツをいつ視聴しおよび/または録画したか、およびマルチ・メディア・コンテンツのユーザの評価、マルチ・メディア・コンテンツのユーザの推奨等を含むことができる。プライバシ・レベルは、もしこの情報が公表されるならば、この情報を誰に対して、この情報をいつ、この情報をどこで、および/またはこの情報をいつ公表することができるかを示すことができる。例えば、プライバシ・レベルは、特定のメディア・コンテンツの視聴/録画が、全てのユーザに公表されている公表情報であるか、特定の組のユーザ(例えば、友人、同僚、ファミリ等)のみに利用可能な情報であるか、または、誰も利用できない情報であるかを示すことができる。プライバシ・レベルは、情報の公表のために使用することができるウェブ・サイト(例えば、ソーシャル・ネットワーキング・ウェブ・サイトまたはパーソナル・ウェブページ)を特定することができる。
【0042】
一実施態様の場合、ユーザは、遠隔制御デバイスを使用して、またはメディア・デバイス(例えば、記録されたデジタルビデオ、ケーブルボックス、パーソナル・コンピュータ、テレビジョン、高度自動機能電話、ハンド・ヘルド・デバイス等)に直接インプットを入力することよって、プライバシ・レベルを構成することができる。ユーザは、メディア・コンテンツの視聴/録画の前に、メディア・コンテンツの視聴/録画と並行して、および/またはメディア・コンテンツの視聴/録画の後に、マルチ・メディア・コンテンツのプライバシ・レベルを選択することができる。一実施態様の場合、プライバシ・レベルは、遠隔制御デバイス(130)のワンタッチ・ボタンを使用して選ぶことができる。例えば、遠隔制御デバイス(130)は、特定の番組を視聴または録画する間にボタンを押すことにより、ボタンに対応するプライバシ・レベルがこの特定の番組に適用される二個以上のボタンを含むことができる。一実施態様の場合、プライバシ・レベルは、音声入力によって選択することができる。例えば、ユーザは、マルチ・メディア・コンテンツを見ている間に、遠隔制御デバイス(130)のマイクロホンに、「個人的な」音声インプットを提出することができる。遠隔制御デバイスは、次いで、ユーザによるマルチ・メディア・コンテンツの視聴が、公表されるべきではないことを示す信号を、メディア・デバイスの組内のメディア・デバイスに送信することができる。もし「個人的な」用語が、人々の限定されたグループに、または限定された態様(例えば、特定のウェブページのみ)で公表されるように構成されるならば、遠隔制御デバイス(130)は、マルチ・メディア・コンテンツの視聴が、人々の限定されたグループにまたは限定された態様で公表されるべきであることを示す信号をメディア・デバイスに送信することができる。
【0043】
一実施態様の場合、プライバシ・レベルは、コンテンツに基づいて自動的に起動させることができる。例えば、評価がXまたはNR(評価されない)如何なるメディア・コンテンツも、公表されるべきではない個人的コンテンツとして、自動的に設定することができる。一実施態様の場合、コンテンツを(例えば、指紋を使用して)デジタル的に分析してコンテンツの特性(例えば、裸、冒涜等)を特定し、かつこの検出された特性に基づいてプライバシ・レベルを選択することができる。したがって、ユーザによって設定された設定またはコンフィギュレーションにより、コンテンツの特定タイプ(例えば、裸、冒涜等)を含むメディア・コンテンツに関連する如何なる情報の公表も阻止することができる。一実施態様の場合、家庭内の特定のユーザに応じてプライバシ・レベルを決めることができる。例えば、第一のユーザがマルチ・メディア・コンテンツを見ているまたは録画している際には、第一のユーザのマルチ・メディア・コンテンツの視聴および/または録画に関連する情報の公表は、自動的に阻止させることができる。第二のユーザがマルチ・メディア・コンテンツを見ているおよび/または録画している際には、第二のユーザがこのマルチ・メディア・コンテンツを見ているおよび/または録画していることに関連する情報は、自動的に公表させることもできる。
【0044】
一実施態様の場合、本願明細書において使われるユーザは、個人、一群の人々、家庭(例えば、「Taylor household」)、会社または他の任意のエンティティを意味する。ユーザは、メディア・デバイスに関連する登録、またはメディア・デバイス関連する課金に基づいて特定することができる。例えば、ユーザは、ケーブルの請求書に基づいて特定することができる。別の例では、マルチ・メディア・コンテンツを見る前に、またはユーザを特定することになるであろうマルチ・メディア・コンテンツを表示する間に、ユーザに、ログインすることを要求することができる。音声、(例えば、遠隔制御デバイスによる)指紋、または、他の任意の特定手段に基づいて、ユーザを特定することができる。
【0045】
情報を公表することには、例えば、ウェブページ(例えば、ユーザに関連するソーシャル・ネットワーキング・ウェブページ)に情報を掲示すること、電子メールまたは他の手段により情報を一人以上の他のユーザに送ること、メディア・コンテンツを他のユーザに推奨する情報を使用すること等が、含まれる。情報を公表することには、ユーザが、マルチ・メディア・コンテンツを録画しおよび/または視聴したことを示す情報を如何なる形態であれ配布しまたは提示することも含まれる。一実施態様の場合、メディア・デバイスまたは外部の受信エンティティは、情報の公表を制御することができる。例えば、メディア・デバイスは、公表されるべきでない視聴コンテンツに関連する情報を除去する公表フィルタを適用し、かつ公表しても良い情報を、ウェブ・サーバまたは他の公表エンティティに送ることができる。別の例では、コンテンツの視聴に関する情報を全て、ウェブ・サーバ(または他の公表エンティティ)に送り、かつ公表エンティティが、どの情報を公表しまたは公表しないかをプライバシ・レベルに基づいて選択することができる。一実施態様の場合、ユーザは、ユーザが視聴するコンテンツに関する全ての情報を受信するように構成されているウェブ・サービスに関連するソーシャル・ネットワーキング・ウェブ・ページ上でプライバシ・レベルを選択することができる。ウェブ・サービスは、次いで、ユーザが選択したプライバシ・レベルに基づいてコンテンツをフィルタ処理することができる。
【0046】
一実施態様の場合、特定のマルチ・メディア・コンテンツのためのプライバシ・レベルの視覚インジケータは、マルチ・メディア・コンテンツの表示と同時に表示することができる。例えば、マルチ・メディア・コンテンツは、マルチ・メディア・コンテンツを視聴するためのコマンドに応答して表示させることができる。さらに、マルチ・メディア・コンテンツのためのプライバシ・レベルの選択は、受信することができ、プライバシ・レベルが、マルチ・メディア・コンテンツのユーザの視聴が公表することができるか否かを示す。プライバシ・レベルの選択を受信すると、視覚インジケータを、プライバシ・レベルを示すマルチ・メディア・コンテンツの表示と同時に表示することができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイス(130)は、録画されているまたは表示されているコンテンツのプライバシ・レベルを示すことができる。例えば、プライバシ・レベルは、(例えば、異なるプライバシ・レベルに対し異なる色を発光するダイオード(LED)により視覚的に、および/または(例えば、遠隔制御デバイスが音によってプライバシ・レベルを示すことにより)音で示すことができる。一実施態様の場合、(例えば、遠隔制御デバイス、テレビジョンまたは他の任意の適切なデバイスの)画面は、表示されている、録画されている、または録画が予定されているマルチ・メディア・コンテンツのプライバシ・レベルを示すことができる。例えば、表示されているマルチ・メディア・コンテンツに重ねられているアイコンが、そのマルチ・メディア・コンテンツに関連するプライバシ・レベルを示すことができる。一実施態様の場合、表示されているまたは録画されているマルチ・メディア・コンテンツに関連するプライバシ・レベルを示すために、表示デバイスの側面または上部に、別の光を発光させることができる。一実施態様の場合、ユーザ・コマンドに応答して、プライバシ・レベルの視覚インジケータを表示させまたは(例えば、音で)再生させることができる。例えば、ユーザは、遠隔制御デバイス(または任意のメディア・デバイス)にインプットを提出することによりプライバシ・レベルをチェックすることができかつそのチェック結果に応じて、プライバシ・レベルを音声および/または視覚手段によって提示することができる。
【0047】
8.0 自動対話モード
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスまたはメディア・デバイス(例えば、デジタル・ビデオ・レコーダ)を、遠隔制御デバイスまたはメディア・デバイスの通信範囲内にある1個以上のコンポーネントと自動的に対話するように構成することができる。例えば、メディア・デバイスは、メディア・デバイスのブルートゥース範囲内にある一つ以上のデバイスを自動的に検出することができる。例えば、メディア・デバイスは、メディア・デバイスのブルートゥースの範囲内にある一つ以上の遠隔制御デバイスを自動的に検出することができる。通信範囲内に遠隔制御デバイスが検出されると、メディア・デバイスは、自動的に、遠隔制御デバイスとの通信を開始し、かつメディア・デバイスに関連するオプションを表示する遠隔制御デバイスを構成するために、情報を送ることができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ユーザがメディア・デバイスと対話しまたはメディア・デバイスを制御するために、メディア・デバイスから受信されたメニューを表示することができる。
【0048】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスを保持しているユーザが住宅内の第一の部屋から住宅内の第二の部屋まで歩くと、遠隔制御デバイスは、住宅内の第一の部屋のデバイスとの通信から住宅内の第二のデバイスとの通信に自動的にスイッチする。第二の部屋のメディア・デバイスは、通信距離の範囲内にあるまたは(例えば、メディア・デバイスからの距離)の別の範囲内にある遠隔制御デバイスを検出すると、遠隔制御との通信経路を開始することができる。したがって、ユーザは、遠隔制御デバイスを一台保持すれば、異なる位置で異なるデバイスにインプット・コマンドを提供することが出来る。遠隔制御デバイスは、任意の数の位置で任意の数のデバイスに自動的にスイッチするように構成することができる。例えば、特定のユーザは、移動電話として使用される遠隔制御デバイスを、家から車に、または家から仕事等のように携帯することができる。移動電話を持つユーザが移動するとき、移動電話は、利用可能なデバイスとの通信チャンネルを自動的に確立することができるので、ユーザが、利用可能なデバイスを作動させることが可能になる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイスを、範囲内のデバイスまたは遠隔制御に最も近い距離にあるデバイスに自動的に接続するように構成することができる。
【0049】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、特定のデバイスに特有のコンテンツを表示することができる。例えば、遠隔制御デバイスが、異なるデバイスの間で切り替えられると、遠隔制御デバイスは、現在のデバイスに特有のメニューまたはユーザ・インターフェースを表示することができる。
【0050】
9.0 カスタム遠隔構成
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、遠隔のユーザ(または操作者)に基づいて、動的にカスタマイズさせることができる。遠隔制御デバイスに関連する任意のインプット手段を使用して、ユーザを特定することができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ユーザの指紋を読込むように構成されている光学センサを含むことができる。ユーザは、遠隔制御そのものによってまたは遠隔制御に通信で結合されているメディア・デバイスによって、指紋に基づいて特定することができる。一実施態様の場合、ユーザは、ユーザによって選択された特定ボタンまたはボタンの組合せ(例えば、ユーザ・コード)、またはユーザによって入力された特定の図面/パターンに基づいて、特定することができる。ユーザは、遠隔制御デバイスを使用して、システムにログインすることができる。ユーザは、マイクロホンによって受信された音声入力(例えば、音声コマンドまたは一般的な保護)に基づいて認識することができる。(例えば、アクセロメータを使用して)遠隔制御デバイスの特定の動きに基づいて、ユーザを特定することができる。
【0051】
特定されたユーザに基づいて、遠隔制御デバイスに表示されるユーザ・インターフェースを、ユーザの選好、設定等に適合化させることができる。例えば、ユーザ・インターフェースのボタンは、ユーザ選好に基づいて選択しかつ表示することができる。別の例では、遠隔制御デバイスに関連する光の設定または音声の設定を、特定されたユーザに基づいて選択することができる。一実施態様の場合、表示されるコンテンツまたは利用可能なコンテンツは、特定されたユーザに基づいて決定することができる。例えば、特定されたユーザは、遠隔制御デバイスを使用して特定の番組を録画することができる。ユーザが特定されると、録画された番組のメニューには、特定のユーザによって録画された番組が含まれ、かつ他のユーザによって録画された番組はフィルタ除去される。一実施態様の場合、認識されたユーザに基づいて親の制御を実施することができる。例えば、ユーザが成人であると特定されると、成人コンテンツを含むメニューが表示され、ユーザが子供であると認識されると、成人コンテンツがフィルタ除去されたメニューが表示される。一実施態様の場合、特定されたユーザに基づいて、システム設定(例えば、スピーカ、光等)を調整することができる。例えば、年配のユーザが検出されると、音量が上げられる。一実施態様の場合、特定されたユーザに基づいて、ゲーム設定を選択することができる。例えば、特定されたユーザに基づいて特定のコンソールをオン・オフすることができ、特定されたユーザに基づいて特定のゲームを選択することができ、また特定されたユーザに基づいて特定のネットワークの設定または友人リストをセットアップすることができる。
【0052】
一実施態様の場合、ユーザは、ユーザを特定する遠隔制御デバイスを取り上げることができる。次いで、特定されたユーザに基づいて、特定のゲーム・コンソールを、インプット/アウトプットに対しオンにしまたは選択することができる。さらにまた、ネットワーク化されたゲームにおいて、ゲーム・コンソールは、特定されたユーザに関連する友人またはグループを含む環境を自動的に入力することができる。遠隔制御デバイスが自動的にユーザを特定すると、対話型環境が入力される。
【0053】
10.0 一方向通信モード
図2は、実施態様に従って、一方向通信モードの遠隔制御デバイスを作動させるためのフロー・ダイアグラムを示す。以下に記述されるステップの一つ以上は、省略し、繰り返し、および/または異なる順序で実行することができる。したがって、
図2に示されるステップの特定の配置関係は、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
【0054】
最初に、遠隔制御デバイスが、ターゲット・メディア・デバイスを作動させるコマンドをユーザから受信する(ステップ210)。遠隔制御デバイスの動きを検出することによって、コマンドを受信することができる。ユーザが、遠隔制御デバイス上のキーパッド、キーボード、タッチ画面、ジョイスティックまたは他のインタフェース・コンポーネントにコマンドを入力することによって、コマンドを受信することができる。メディア・コンテンツを録画および/または再生するためのユーザによる電子プログラム・ガイド(EPG)の選択を、コマンドとすることができる。ユーザが入力するチャンネル選択を、コマンドとすることができる。画像のスライド番組を表示する要求を、コマンドとすることができる。音声ファイルの再生を、コマンドとすることができる。映画を再生する要求(例えば、ブルーレイ・プレーヤに対するコマンド)を、コマンドとすることができる。一実施態様の場合、メディア・コンテンツを提示するコマンドを受信することには、ユーザが、ユーザ・インターフェース上の検索フィールド内にメディア・コンテンツの題名を入力することが含まれる。
【0055】
一実施態様の場合、コマンドを受信するメディア・デバイスを明確に特定することにより、コマンドを受信することができる。例えば、先ず、遠隔制御デバイスのDVDプレーヤ・モードが選択され、そして、次に、DVDを再生するコマンドが提出される。一実施態様の場合、コマンドを受信するメディア・デバイスを明確に特定せずに、コマンドを受信することができる。例えば、「休止する」と言う一般的なコマンドは、コマンドが適用される特定のメディア・デバイスを特定せずに、受信することができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスに関する情報は、利用できない。コンテキスト(例えば、DVDの現在の再生)に基づいて、コマンドを解釈して、コマンドを受信したターゲット・メディア・デバイス(例えば、DVDを読込んでいるDVDプレーヤ)を特定することができる。一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスを特定しない。
【0056】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスが受信したコマンドは、一つ以上の実施態様に従って、遠隔制御デバイスから、ターゲット・メディア・デバイス以外の第二のメディア・デバイスに送信される(ステップ220)。コマンドは、遠隔制御デバイスに格納されている一連の命令の実行に基づいて、第二のメディア・デバイスに送信させることができる。一連の命令の実行により、ターゲット・メディア・デバイスがコマンドに対応しているか否かに関係なく、遠隔制御デバイスが受信した如何なるコマンドも第二のメディア・デバイスに送信される結果となる。ターゲット・メディア・デバイスに関係なく第二のメディア・デバイスに送信されるべきコマンドの特定の組が検出されると、コマンドは、第二のメディア・デバイスに送信させることができる。遠隔制御デバイスが、ターゲット・メディア・デバイスにコマンドを送信する信号情報を有しないと決定すると、コマンドは第二のメディア・デバイスに送信することができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスに信号を送信するために必要なコードを持つことができないか、またはターゲット・メディア・デバイスを特定する情報を持つことができない。一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、有線または無線セグメントを用いてコマンド(またはコマンドを特定する情報)を第二のメディア・デバイスに送信することができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ブルートゥースにより第二のメディア・デバイスにコマンドを送信することができる。
【0057】
一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、コマンドに関連する信号をターゲット・メディア・デバイスに送信する(ステップ230)。第二のメディア・デバイスは、まず、ターゲット・メディア・デバイスを特定することによって信号を決定することができる。第二のメディア・デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスを明示的に特定する遠隔制御デバイスから受信された情報に基づいて、ターゲット・メディア・デバイスを特定することができる。第二のメディア・デバイスは、コンテキストに基づいてターゲット・メディア・デバイスを特定することができる。例えば、もし第二のメディア・デバイスが、DVDをDVDプレーヤによって再生する間に、休止のコマンドを遠隔制御デバイスから受信すると、このDVDプレーヤをターゲット・メディア・デバイスと特定することができる。別の具体例では、インタフェースが表示されている間に、コマンドが受信される。表示されているこのインタフェースに関連する特定のメディア・デバイスを、自動的に、ターゲット・メディア・デバイスと特定することができる。一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスから受信した一つ以上の以前のコマンドに基づいて、ターゲット・メディア・デバイスを特定することができる。例えば、以前のコマンドは、ターゲット・メディア・デバイスを特定することができ、また以前のコマンドにより、作動するターゲット・メディア・デバイスを決定することもできる。以前のコマンドに基づいて、現在のコマンドを、特定のデバイス(例えば、ターゲット・メディア・デバイス)に対応するものと決定することができる。
【0058】
一実施態様の場合、ターゲット・メディア・デバイスが特定されると、第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスから受信されたコマンドに基づいて、ターゲット・メディア・デバイスを作動させる信号を、有線および/または無線セグメントによりターゲット・メディア・デバイスに送信することができる。無線セグメントが用いられる場合には、第二のメディア・デバイスは、コマンドが遠隔制御デバイスから受信された際の周波数と電磁スペクトルの同じ周波数または異なる周波数で信号を送信することができる。例えば、遠隔制御デバイスからのコマンドは、ブルートゥースを介して受信することができ、かつ、第二のメディア・デバイスからターゲット・メディア・デバイスへの信号は、赤外線波を介して送ることができる。一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、インターネット・プロトコル(IP)接続(例えば、イントラネットまたはインターネット)により、信号を送信することができる。一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスとターゲット・メディア・デバイスとの間に、一つ以上の中間デバイスを用いることができる。
【0059】
一実施態様の場合、ターゲット・メディア・デバイスは、第二のメディア・デバイスから受信された信号に基づいて機能を実行する(ステップ240)。例えば、ターゲット・メディア・デバイスは、第二のメディア・デバイスから受信された信号に基づいて、特定のプレイバック機能(例えば、再生、停止、巻戻し、早送り、休止等)を実行することができる。もしターゲット・メディア・デバイスがセット・トップ・ボックスであるならば、ターゲット・メディア・デバイスは、第二のメディア・デバイスから受信された信号に基づいて、視聴および/または録画のためのメディア・コンテンツを選択することができる。一実施態様の場合、ターゲット・メディア・デバイスは、メディア・コンテンツの視聴および/または録画に関連する情報を公表することができる。例えば、ターゲット・メディア・デバイスは、ソーシャル・ネットワーキング・ウェブ・サイト上にユーザの視聴歴を公表することができる。
【0060】
11.0 双方向通信モード
図3は、実施態様に従って、遠隔制御デバイスを双方向通信モードで作動させるためのフロー・ダイアグラムを示す。遠隔制御デバイスは、一つ以上のメディア・デバイスにデータを提供しかつ一つ以上のメディア・デバイスからデータを受信することができる。以下に記述される一つ以上のステップは、省略し、繰り返し、および/または異なる順序で実行させることができる。したがって、
図3に示されるステップの特定の配置関係を、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
【0061】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイス(ステップ310)を作動させるコマンドをユーザから受信する。ステップ310は、上述したステップ210と基本的に同じである。
【0062】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、第二のメディア・デバイスに、コマンドに関連する情報をリクエストする(ステップ320)。遠隔制御デバイスは、コマンドそのものに関する情報をリクエストすることができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスに送信するためのコマンドに対応して、第二のメディア・デバイスに、実際の信号をリクエストすることができる。遠隔制御デバイスは、第二のメディア・デバイスに実際の信号の一部をリクエストすることができる。例えば、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスに送る信号(例えば、赤外線信号)内で使用するために、ターゲット・メディア・デバイスのためのデバイス・コードまたはターゲット・メディア・デバイスの他の特定情報しかリクエストすることができない。
【0063】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、如何なる情報もリクエストせずに、受信されたコマンドに関連する情報のみを第二のメディア・デバイスに送ることができる。第二のメディア・デバイスは、次いで、ターゲット・メディア・デバイスと直接通信するか、またはターゲット・メディア・デバイスとの通信のために遠隔制御デバイスに情報を送るかを決定することができる
【0064】
一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、コマンドに関連する情報を遠隔制御デバイスに送信することができる(ステップ330)。第二のメディア・デバイスは、ステップ320で記述された情報の何れかを送信することができる。遠隔制御デバイスは、この情報を、リクエストしても、しなくても良い。例えば、第二のメディア・デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスのコード、または遠隔制御デバイスがターゲット・メディア・デバイスに送信する実際の信号を、送信することができる。第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスが、ターゲット・メディア・デバイスと通信すべき方法(例えば、ブルートゥース、IR、RF等)を送信することもできる。一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、情報に対する特定の要求を受信せずに、上述した情報の何れかを送信することができる。例えば、第二のメディア・デバイスは、状態情報によって遠隔制御デバイスを周期的に更新することができる。一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、システムまたはターゲット・メディア・デバイスについての状態情報を維持することができる。状態情報の例には、表示されているインタフェースのような現在の表示情報、ユーザに表示されている選択、再生されているメディア・コンテンツ、現在の表示部にインプットを提供するメディア・デバイスが、含まれる。状態情報は、音量、輝度、色合い、色、ユーザ選好等のような現在の構成設定を含むことができる。状態情報には、メディア・デバイスに格納されている録
画、録画スケジュール、視聴/録画履歴等
のようなメディア・デバイス情報が含まれる。状態情報に基づいて、第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスで受信されたコマンドに基づいてターゲット・メディア・デバイスと直接通信することができる。また、第二のメディア・デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスと通信するために、遠隔制御デバイスに情報を送信することもできる。
【0065】
一実施態様の場合、第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスまたは第二のメディア・デバイスの使用レベルが低いことを検出すると、遠隔制御デバイスに情報を提供することができる。例えば、一定時間のプロセッサの作動の数をモニタして、使用レベルを決定し、そしてその後、低い使用を示す閾値レベルが検出されると、第二のメディア・デバイスは、遠隔制御デバイスに状態情報の更新を送信することができる。
【0066】
一実施態様の場合、コマンドが最初にユーザから受信される際には、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスを特定するのに十分な情報を有していない。第二のメディア・デバイスから受信された情報に基づいて、遠隔制御デバイスはターゲット・メディア・デバイスを特定することができる(ステップ340)。第二のメディア・デバイスから受信された情報は、ターゲット・メディア・デバイスを明示的に特定することができる。遠隔制御デバイスは、第二のメディア・デバイスから受信された、以下に記述される、状態情報に基づいて、ターゲット・メディア・デバイスを特定することができる。
【0067】
一実施態様の場合、遠隔制御デバイスは、ユーザから受信したコマンドおよび/または第二のメディア・デバイスから受信した情報に基づいて、信号を決定する(ステップ350)。第二のメディア・デバイスからの信号を含む全ての情報を受信すると、信号を決定することを単純にすることができる。信号を決定することには、ローカルに格納されているテーブルにアクセスすることによって受信されたコマンドに基づいて、作動コードを決定することが含まれる。信号を決定することには、第二のメディア・デバイスから受信されたターゲット・メディア・デバイスを特定する情報を、作動コードに結合することが含まれる。一実施態様の場合、状態情報のみを、現在の表示を記述するターゲット・メディア・デバイスから受信することができる。現在の表示と受信されたコマンド(例えば、アップ・ボタンまたは選択ボタン)に基づいて、遠隔制御デバイスは、ターゲット・メディア・デバイスに送信すべき信号を決定することができる。
【0068】
例えば、ターゲット・メディア・デバイスを、ユーザの表示部のチャンネル2に対応している放送ストリームを放送サービスから受信しているセット・トップ・ボックスとすることができる。放送ストリームがユーザに表示されている間、遠隔制御デバイスは、上向き矢印のコマンドを受け入れる。遠隔制御デバイスは、チャンネル2がユーザに表示されていることを示す遠隔制御デバイスに情報を返すことができる第二のメディア・デバイスに、状態情報をリクエストすることができる。現在チャンネル2が表示されていることと上向き矢印のコマンドを受信することに基づいて、遠隔制御デバイスは、ユーザが表示のためにチャンネル3を選択したと決定することができる。この決定に応答して、遠隔制御デバイスは、次いで、チャンネル3が選択されたことを示す信号をターゲット・メディア・デバイスに送信することができる。ターゲット・メディア・デバイスは、遠隔制御デバイスから受信された信号に基づいて、機能を実行することができる(ステップ360)。ステップ360は、上述したステップ240に類似している。例を続けて、ターゲット・メディア・デバイスは、次いで、チャネル3で放送されているコンテンツを放送サービスに要求し、かつユーザにコンテンツを表示することができる。したがって、遠隔制御デバイスは、単一のユーザ・コマンドに応答して、信号を送信および受信することによって双方向モードで作動させることができる。
【0069】
12.0 ハードウェア概要
一実施態様に従うと、本願明細書において記述される技術は、一つ以上の特殊目的コンピューティング装置によって実施される。特殊目的コンピューティング装置は、この技術を実行するためにハード・ワイヤードとすることができ、または、この技術を実行するようにプログラムされている一つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)のようなデジタル電子デバイスを含むことができ、または、ファームウェア、メモリ、他の格納装置またはこれらの組合せ内のプログラム命令に従ってこの技術を実行するようにプログラムされている一つ以上の汎用ハードウェアプロセッサを含むことができる。このような特殊目的コンピューティング装置は、カスタム・ハード・ワイヤード・ロジック、ASICまたはFPGAをこの技術を達成するカスタムメイドのプログラミングと結合することもできる。特殊目的コンピューティング装置は、デスクトップ・コンピュータ・システム、ポータブル・コンピュータ・システム、ハンド・ヘルド・デバイス、ネットワーキング・デバイス、またはこの技術を実施するためにハード・ワイヤードおよび/またはプログラム・ロジックを組み込む他の任意のデバイスとすることができる。
【0070】
例えば、
図4は、本発明の実施態様を実施することができるシステム400を示すブロック図である。システム400は、情報を通信するためのバス402または他の通信メカニズム、およびバス402に結合された情報を処理するハードウェアプロセッサ404を含む。ハードウェアプロセッサ404は、例えば、汎用マイクロプロセッサとすることができる。
【0071】
システム400は、プロセッサ404によって実行されるべき情報および命令を格納するための、バス402に結合されているランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的格納デバイスのようなメイン・メモリ406を含む。メイン・メモリ406は、プロセッサ404によって実行されるべき命令の実行中に一時的変数または他の中間情報を格納するために使用することができる。このような命令は、プロセッサ404にアクセス可能な格納メディアに格納されると、システム400を、命令により指定される作動を実行するようにカスタマイズされる特殊目的マシンに変える。
【0072】
システム400は、更に、リード・オンリ・メモリ(ROM)408、またはプロセッサ404に対する静的情報および命令を格納するための、バス402に結合されている他の静的格納デバイスを含む。磁気ディスクまたは光学のディスクのような格納デバイス410が、提供され、かつ情報および命令を格納するためのバス402に結合される。
【0073】
システム400は、コンピュータ・ユーザに情報を表示するために、陰極線管(CRT)のような表示部412にバス402を介して結合させることができる。英数字と他のキーを含む入力デバイス414は、情報とコマンド選択をプロセッサ404と通信するためのバス402に結合される。ユーザ入力デバイスの別のタイプは、方向情報およびプロセッサ404へのコマンド選択を通信するため、並びに表示412上のカーソル動きを制御するためのマウス、トラックボールまたはカーソル方向キーのような、カーソル制御441である。この入力デバイスは、典型的には、デバイスが面内の位置を特定することを可能にする、第一の軸(例えば、x)と第二の軸(例えば、y)の2本の軸の2つの自由度を有する。
【0074】
システム400は、カスタマイズされたハード・ワイヤード・ロジック、一つ以上のASICまたはFPGA、ファームウェアおよび/またはシステムとの組合せによりシステム400を特殊目的マシンにさせるプログラム・ロジックを使用して、本願明細書において記述される技術を実施することができる。一実施態様によると、本願明細書における技術は、プロセッサ404が、メイン・メモリ406を含まれている一つ以上の命令の一つ以上のシーケンスを実行すると、システム400によって実行される。このような命令は、格納デバイス410のような、別の記憶媒体からメイン・メモリ406に読込むことができる。メイン・メモリ406内に含まれる命令のシーケンスの実行は、プロセッサ404に、本願明細書において記述されるプロセス工程を実行させる。代替実施態様では、ハード・ワイヤード回路は、ソフトウェア命令の代わりにまたはそれと組合わせて用いることができる。
【0075】
「記憶媒体」という本明細書で用いられる用語は、特定の方法でマシンを作動させるデータおよび/または命令を格納するいかなる媒体をも意味する。このような格納メディアは、不揮発性媒体および/または揮発性媒体を備えることができる。不揮発性媒体には、例えば、格納デバイス410のような、光学または磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体には、メイン・メモリ406のような動的メモリが含まれる。格納メディアの一般的な形態には、例えば、フロッピーディスク、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク、固体ドライブ、磁気テープ、または他の任意の磁気データ記憶媒体、CD-ROM、他の任意の光学データ記憶媒体、穴のパターンを有する任意の物理メディア、RAM、PROMおよびEPROM、FLASH-EPROM、NVRAM等の任意のメモリ・チップまたはカートリッジが含まれる。
【0076】
格納メディアは、送信媒体とは異なるが、送信媒体と共に使用することもできる。送信媒体は、格納メディア間に情報を移送する。例えば、送信媒体には、バス402を備えるワイヤを含む同軸ケーブル、銅線および光ファイバが含まれる。送信媒体は、電波および赤外によるデータ通信の間に生成されるような音響波または光波の形態をとることも可能である。
【0077】
さまざまな形態の媒体が、プロセッサ404に実行させる一つ以上の命令の一つ以上のシーケンスを担持することができる。例えば、最初、リモート・コンピュータの磁気ディスクまたは固体状態ドライブに、命令を担持させることができる。リモート・コンピュータは、この命令をその動的メモリにロードし、かつモデムを使用して電話回線により命令を送ることが可能である。システム400内のモデムは、電話回線でデータを受信しかつ赤外送信器を使用してデータを赤外信号に変換することができる。赤外検出器は、赤外信号で担持されるデータを受信し、かつ適切な回路が、データをバス402に配置することが可能である。バス402は、メイン・メモリ406にデータを転送し、プロセッサ404はここから命令を読み出しかつそれを実行する。メイン・メモリ406によって受信された命令は、オプションとして、プロセッサ404による実行の前または後に、格納デバイス410に格納させることができる。
【0078】
システム400には、バス402に結合されている通信インタフェース418が含まれる。通信インタフェース418は、ローカル・ネットワーク422に接続されているネットワーク・リンク420に、双方向データ通信結合を提供する。例えば、通信インタフェース418は、総合サービス・デジタル・ネットワーク(ISDN)カード、ケーブル・モデム、衛星モデム、または電話回線に対応するタイプのデータ通信接続を提供するモデムとすることができる。別の例では、通信インタフェース418を、互換性を持つLANにデータ通信接続を提供するローカル・エリア・ネットワーク(LAN)カードとすることもできる。無線リンクも、実施可能である。このような実施の何れにおいても、通信インタフェース418は、様々なタイプの情報を表すデジタル・データ・ストリームを担持する、電気信号、電磁気信号または光学信号を送りかつ受信する。
【0079】
ネットワーク・リンク420は、典型的には、一つ以上のネットワークによりデータ通信を他のデータ装置に提供する。例えば、ネットワーク・リンク420は、ローカル・ネットワーク422を介してホストコンピュータ424に、またはインターネット・サービス・プロバイダー(ISP) 426によって作動されるデータ機器に、接続を提供することができる。そして、ISP 426は、現在一般に「インターネット」428と呼ばれる世界規模のパケット・データ通信網による、データ通信サービスを提供する。ローカル・ネットワーク422およびインターネット428は、両者とも、デジタル・データ・ストリームを担持する、電気、電磁気または光学信号を使用する。送信媒体の形態の例は、システム400へのデジタル・データおよびそこからのデジタル・データを担持する、さまざまなネットワークによる信号、およびネットワーク・リンク420上にありかつ通信インタフェース418を介した信号、である。
【0080】
システム400は、ネットワーク、ネットワーク・リンク420および通信インタフェース418によって、メッセージを送り、かつプログラム・コードを含むデータを受信することが可能である。インターネットの例の場合、サーバ430は、インターネット428、ISP 426、ローカル・ネットワーク422および通信インタフェース418により、アプリケーション・プログラムに対しリクエストされたコードを送信するかもしれない。
【0081】
プロセッサ404は、受信されたコードを、受信されたままで、実行することができ、および/または後の実行のために受信されたコードを格納デバイス410または他の不揮発性記憶装置に格納することができる。
【0082】
13.0 拡張及び代替
ここまで本明細書において、本発明の実施態様は、実施態様ごとに異なる多数の特定の詳細を参照して記述された。このように、何が本発明であるか、および本出願人が意図する本発明が何であるかを示す唯一のものは、(その後に補正される請求項も含め)このような請求項が特許された特定の形態での、本出願の特許された請求項の組である。このような請求項に含まれる用語について本願明細書において明白に記載されている何れの定義も、請求項において用いられるこのような用語の意味を決める。それ故、請求項に明白に規定されていない如何なる限定、要素、属性、特長、利点または属性も、いかなる形態であれ、このような請求項の範囲を限定するものではない。したがって、本願の明細書および図面は、限定的ではなく、例示的な意味で記載されているとみなすべきである。