特許第6772077号(P6772077)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6772077-鼻毛脱毛ワックス用容器 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6772077
(24)【登録日】2020年10月2日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】鼻毛脱毛ワックス用容器
(51)【国際特許分類】
   A45D 26/00 20060101AFI20201012BHJP
【FI】
   A45D26/00 H
   A45D26/00 B
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-2936(P2017-2936)
(22)【出願日】2017年1月11日
(65)【公開番号】特開2018-110702(P2018-110702A)
(43)【公開日】2018年7月19日
【審査請求日】2019年11月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】509329110
【氏名又は名称】株式会社 イースマイル
(74)【代理人】
【識別番号】100110319
【弁理士】
【氏名又は名称】根本 恵司
(74)【代理人】
【識別番号】100111442
【弁理士】
【氏名又は名称】小原 英一
(72)【発明者】
【氏名】仲村 淳
【審査官】 村山 達也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−000606(JP,A)
【文献】 実開昭57−081706(JP,U)
【文献】 特表2013−500216(JP,A)
【文献】 実開昭63−006044(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3194548(JP,U)
【文献】 特開2010−032487(JP,A)
【文献】 実開昭60−128733(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0080910(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第104270993(CN,A)
【文献】 実開平05−039389(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 26/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用時に加熱により流動性になる脱毛ワックスを、鼻毛脱毛器具の円盤部や円錐状部の先端に塗布する脱毛ワックス用容器であって、
該脱毛ワックス用容器はシリコン樹脂を用いた耐熱性容器であり、容器底部を厚くして容器底部内側の所定箇所には前記円盤部或いは円錐状部の先端が挿入できる内径を有する有底の円筒状の凹部を設けたことを特徴とする鼻毛脱毛ワックス用容器。
【請求項2】
前記鼻毛脱毛器具は、先端に脱毛ワックスを塗布する円錐状部と該円錐状部の下部には把持部を設け、脱毛ワックスを塗布した円錐状部を鼻孔に挿入して、該塗布された脱毛ワックスに鼻孔内の鼻毛を粘着して前記把持部を鼻孔から引く抜くことにより鼻毛を脱毛することを特徴とする請求項1に記載の鼻毛脱毛ワックス用容器。
【請求項3】
前記凹部は、脱毛ワックス用容器の底部のほぼ中央部に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鼻毛脱毛ワックス用容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鼻毛脱毛器具に用いる鼻毛脱毛ワックス用容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の鼻毛処理器具は、シェーバー等が多数提案されているが、鼻毛は立体的に生えており、かつ鼻腔前庭部のどこに生えているか判然としないことから、一本の鼻毛を処理することも困難である。処理した鼻毛を視認できないので、どの程度確実に処理されているか分からないといった問題があった。
【0003】
このため、特許文献1(特開2016-107088号公報)に開示されているように、スプリングを軸部材に沿って収縮させて毛を挟み、スプリングの収縮状態を維持して移動することにより鼻毛を一気に抜き去る鼻毛脱毛器具が提供されている。
また、特許文献2(特開2014-168638号公報)に開示されているように、強力な粘着部に鼻毛を根本から貼り付け、親指挟んで抜く脱毛用粘着テープが提案されている。
【0004】
本発明者も、特許文献3に記載されているような、脱毛ワックスを塗布する円盤状に円錐状部設け、下端に把持部を設けた鼻毛を脱毛する鼻毛脱毛器具を提供しており、謂ブラジリアンワックス或いはビキニワックスと呼ばれる脱毛ワックスを塗布した円錐状部を鼻孔に挿入して、該塗布された脱毛ワックスに鼻孔内の鼻毛を粘着して把持部を鼻孔から引く抜くことにより鼻毛を脱毛するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2016−107088号公報
【特許文献2】特開2014−168638号公報
【特許文献3】特願2016−228331
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前掲の特許文献1の鼻毛脱毛器具は、コイルで挟むのが鼻毛の一部なので、そこで切断され、根本から完全には抜けない場合もあり、鼻毛も鼻穴内壁にこびり付いている場合にはコイルで挟むのが困難であり、抜き残る場合がある等の問題点があった。
また、前掲の特許文献2の脱毛用粘着テープは、いちいち強力な粘着部に鼻毛を根本から貼り付けなければならず、親指を鼻毛に接触させなければならず不衛生であるといった問題点があった。また、従来技術として脱毛ワックスで脱毛する場合はエステサロンにいって処理する必要が経費や時間が不必要となる問題点があった。
【0007】
さらに、特許文献3の鼻毛脱毛器具は、固形の脱毛ワックスをヒーターやレンジで温めて液状化し、この液状化した脱毛ワックスを鼻毛脱毛器具の先端に塗布する必要があり、脱毛ワックスが常温で固化する際に鼻毛が脱毛ワックスともに固化するすることを利用して一緒に抜くようにしたものである。この際に液状の脱毛ワックスの容器の直径が大きく深さがないと、円錐状部に円盤部まで浸からず十分な脱毛ワックスが円錐状部を覆うことがなく、容器の直径が小さいと脱毛ワックスの量が少なく、何度も固形脱毛ワックスを補充しなければならない。
本発明は、前述の問題点に鑑みなされたもので、鼻毛脱毛器具の先端の円盤部や円錐状部に少量の液体状の脱毛ワックスを簡単に十分塗布することができる鼻毛脱毛ワックス用容器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、使用時に加熱により流動性になる脱毛ワックスを、鼻毛脱毛器具の円盤部や円錐状部の先端に塗布する脱毛ワックス用容器であって、
該脱毛ワックス用容器はシリコン樹脂を用いた耐熱性容器であり、容器底部を厚くして容器底部内側の所定箇所には前記円盤部或いは円錐状部の先端が挿入できる内径を有する有底の円筒状の凹部を設けたことを特徴とする鼻毛脱毛ワックス用容器である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の鼻毛脱毛ワックス用容器において、前記鼻毛脱毛器具は、先端に脱毛ワックスを塗布する円錐状部と該円錐状部の下部には把持部を設け、脱毛ワックスを塗布した円錐状部を鼻孔に挿入して、該塗布された脱毛ワックスに鼻孔内の鼻毛を粘着して前記把持部を鼻孔から引く抜くことにより鼻毛を脱毛する鼻毛脱毛ワックス用容器である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の鼻毛脱毛ワックス用容器において、前記凹部は、脱毛ワックス用容器の底部のほぼ中央部に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の鼻毛脱毛ワックス用容器によれば、底部に円筒状の凹部が設けられているから、この凹部に先端の円盤部や円錐状部を挿入すれば、鼻毛脱毛器具の先端の円盤部や円錐状部に少量の液体状の脱毛ワックスであっても、図2(a)の一点鎖線のように簡単に十分塗布することができる。通常は点線のように4回分程度の脱毛ワックスを収納できる。
また、シリコン樹脂を用いた耐熱性容器であるので、レンジで温めても容器自体は熱くならず、すぐにレンジの外に出して使用でき火傷等の不測の事故を防止でき、一度使用して固化した脱毛ワックスWを再びレンジで温めて再利用が簡単にできる。
特に、先端部が円錐状部の傘状の鼻毛脱毛器具には、脱毛ワックスWを傘状の全面に簡単に塗布することができ、塗った表面に接触する鼻毛を簡単に全部脱毛することができる。また、鼻穴内壁にこびり付いている鼻毛や、生えている方向がまちまちの複数の鼻毛を一気に脱毛することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1(b)は実施例1の鼻毛脱毛器具の正面図、図1(a)はその左側面図、図1(c)はその右側面図、
図2図2(a)は、本発明の実施例の鼻毛脱毛ワックス用容器に温めた液状の脱毛ワックスに鼻毛脱毛器具の円錐状部を投入した状態の図、図2(b)は円錐状部の先端に脱毛ワックスを塗布した状態の図、図2(c)は鼻毛脱毛器具の円錐状部の先端に鼻孔に挿入して鼻毛を抜く状態の図、
図3】鼻毛脱毛器具の使用した先頭の円錐状部を折って切り取った状態の図、
図4】本発明の鼻毛脱毛ワックス用容器の図で、図4(a)鼻毛脱毛ワックス用容器の本体部、図4(b)はその蓋部、
図5】蓋部を嵌めて鼻毛脱毛ワックス用容器をレンジで温めている状態の説明図である。
図6図6(a)は、鼻毛脱毛器具の実施例2の正面図、図6(b)は先頭の円錐状部を折って切り取った状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の鼻毛脱毛ワックス用容器の好適な実施例について、図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0012】
本発明の鼻毛脱毛ワックス用容器5に使用する鼻毛脱毛器具の実施例1を、図1から図3に沿って説明する。
図1に示すように、鼻毛脱毛ワックス用容器5に使用する鼻毛脱毛器具1は、主に、複数(4個)の円錐状部2と把持部3とが合成樹脂によって一体に形成され、4個の円錐状部2は、先頭の円錐状部2の底部21(円盤状)と2番目の円錐状部2の先端部23における頂部22とが連結部4によって、直列に連なって一体に形成されている。
円錐状部2の先端部23は鼻孔Nに挿入し易いように形成され、実施例1の円錐は円形外周のスカート部の直径は15mmで高さ9mmであり、その直径は鼻孔Nの直径よりも大きくして、円錐状部2の全体が鼻孔Nに簡単には入り込まないようにしてある。なお、把持部3の直径は把持しやすいように5.2mmである。
この円錐状部2の形状もほぼ円錐状或いは傘状であればよく、図1に示すように、斜面の断面は直線ではなく内側に凹んだ湾曲状である。
また、円錐状部2は直列に複数個に配置するのは、上方に位置する円錐状部2から連結部4で順次切り離し、先頭に位置する円錐状部2の先端部23に脱毛ワックスを塗布して使用するようにしてある。
【0013】
ここで、実施例1の鼻毛脱毛器具1の使用方法を図2図3で説明する。
先ず、図2(a)に示すように、本発明の鼻毛脱毛ワックス用容器5にレンジ等で温めた温めた脱毛ワックスWに鼻毛脱毛器具1の円錐状部2の先端部23を投入する。通常、脱毛用ワックスWは、温めるとドロッとした液状になり、常温や体温では固まる性質のもので、蜂蜜と砂糖を主成分とし水、ショ糖、ミツ、クエン酸を配合した所謂ブラジリアンワックス或いはビキニワックスと呼ばれるワックスで、エステサロン等で足等の脱毛に普通に使用されているものである。
このため、脱毛用ワックスWの使用に際しては、図4に示すような鼻毛脱毛ワックス用容器5の本体部51には、固形の脱毛ワックス粒6(W)の4g程度を投入し、図5に示すように、蓋部52を本体51に嵌めレンジ7(ヒータ)等で液状化するまで温める。1回分の4gであれば500Wで4分30秒、600Wで4分、1000Wで2分が目安であるが、脱毛ワックス6が溶けていない場合には再度15秒づつ加熱して脱毛ワックス6が溶け出したたら準備が完了する。
【0014】
本実施例の鼻毛脱毛ワックス用容器5は柔軟性のシリコン樹脂を用いた耐熱性容器であるので、レンジ7で温めても容器自体は変形もなくさほど熱くならず、すぐにレンジ7の外に出して使用でき火傷等の不測の事故を防止でき、柔軟性があり一度使用して固化した脱毛ワックスWを再びレンジ7で温めて再利用が簡単にできる。
また、蓋部52の下側には段差521を設けこの段差521によって鼻毛脱毛ワックス用容器5の内壁513に嵌め込まれ、単に軽く上下方向に嵌め込むだけの構成で、空気や水蒸気が膨張しても簡単上下方向に外れる構成で安全であり、かつ、蓋部52があるので加熱性や保温性がよい。なお、符号522は蓋部52を外すための蓋把持部である。
この脱毛用ワックスWが流動性になった状態で、鼻毛脱毛ワックス用容器5の本体部51の内側の底部511のほぼ中央部には有底の円筒状の凹部512が設けられているから、この凹部512に先端の円盤部や円錐状部を挿入すれば、液状脱毛ワックスWが少量でも凹部には液状脱毛ワックスが充満し、円錐状部2の先端部23を液状に溶けた脱毛ワックスWに十分に漬けることができ、30秒から1分間は把持部3を回してかき混ぜで、円錐状部2に脱毛用ワックスWを巻き付けるように塗布する。なお、前記有底の円筒状の凹部512の内径は鼻毛脱毛器具1の先端の円盤部や円錐状部の外径と同じが若干大きめにすると鼻毛脱毛器具1の円盤部や円錐状部がスムースに凹部512に挿入することができる。
【0015】
次に、図2(b)に示すように、円錐状部2の先端部23に脱毛ワックスWを塗布した状態で、脱毛用ワックス缶5から取り出すと、先端部23には脱毛用ワックスWを塗布された状態となる。
ここで、円錐状部2にしたのは、脱毛に脱毛ワックスWの表面が作用するが、脱毛ワックスWを塗布円錐状に塗布しても中心部が傘状なので、無駄な脱毛ワックスWが少なくて済むからである。したがって、適度の脱毛ワックスWが存在するように、他方内側に湾曲させててもよい。
このように、先頭の円錐状部2の先端部23に脱毛ワックスWを塗布状態に維持して、図2(c)に示すように、脱毛ワックスWが塗布された円錐状部2の先端部23に鼻孔Nに挿入する。
【0016】
この際、円錐状部2の外周部24の円形直径は鼻孔Nの直径よりも大きくしてあるので、円錐状部2の全体が鼻孔Nに入り込むことがない。
この円錐状部2の先端部23に鼻孔Nに挿入した状態をしばらく維持すると、脱毛ワックスWは常温或いは体温で固化する性質のものであるので、円錐状部2の先端部23の脱毛ワックスWは鼻毛Hが張り付き保持した状態で固化する。この鼻毛Hと一緒に固化した状態であるので、鼻毛脱毛器具1の把持部3を鼻孔Nから引き抜くと、鼻毛Hも一緒に引き抜かれ、鼻毛Hの除去が完了する。
このように、鼻毛Hの除去が完了した鼻毛脱毛器具1は、図3に示すように、使用した先頭の円錐状部2を連結部4で折って切り取って、その下に位置する円錐状部2を先頭位置にて、次の使用状態を用意する。したがって、本実施例では円錐状部2が4個であるので、4回の脱毛処理が可能である。なお、実施例1での各連結部4の太さは均一で、簡単に折って切り取れる程度であるが、弱い力では折れない程度の強度で設計すればよい。なお、円錐状部2の個数は必要におうじて適宜に設定すればよい。
【実施例2】
【0017】
次に、本発明の鼻毛脱毛器具の実施例2を、図6に沿って説明する。
実施例2は、図6(a)に示すように、直列に配置された複数の円錐状部2の底部21(円盤状)と次の円錐状部2の頂部22とは結合部4で連結されている。この連結部4は、先頭の円錐状部2Aと次の円錐状部2Bとの連結部4Aが一番細く、把持部3に近づくにしたがって連結部4B、連結部4Cと連結部4が次第に太くしてある。
これは、図6(b)に示すように、先端の円錐状部2から順に折れ易くしてあるので、使用後には先頭の円錐状部2から順に除去でき無駄なく廃棄し、最後の円錐状部2まで使い切ることができる。他の構成は実施例1と同じであるので、説明は省略する。
【0018】
このように、実施例1、及び、実施例2の鼻毛脱毛器具1によれば、円錐状部2の先端部23を鼻孔Nに挿入するだけで、傘状の脱毛ワックスWを表面に接触する鼻毛Hは全部脱毛することができ、簡単に鼻毛Hを安全性且つ迅速性に処理するための鼻毛脱毛器具を提供しようとするものであり、鼻穴内壁にこびり付いている鼻毛Hや、生えている方向がまちまちの複数の鼻毛Hを一気に脱毛することができる。
更に、実施例2の鼻毛脱毛器具1は先頭の円錐状部2から、順次折れやすくなっているので、無駄なく円錐状部2を使い切ることができる。
【0019】
以上のような構成であるので、本発明の実施例の鼻毛脱毛ワックス用容器によれば、底部に円筒状の凹部が設けられているから、この凹部に先端の円盤部や円錐状部を挿入すれば、鼻毛脱毛器具の先端の円盤部や円錐状部に少量の液体状の脱毛ワックスであっても、図2(a)の一点鎖線のように簡単に十分塗布することができる。通常は点線のように4回分程度の脱毛ワックスを収納できる。
また、シリコン樹脂を用いた耐熱性容器であるので、レンジで温めても容器自体は熱くならず、すぐにレンジの外に出して使用でき火傷等の不測の事故を防止でき、一度使用して固化した脱毛ワックスWを再びレンジで温めて再利用が簡単にできる。
更に、先端部が円錐状部の傘状の鼻毛脱毛器具には、脱毛ワックスWを傘状の全面に簡単に塗布することができ、塗った表面に接触する鼻毛を簡単に全部脱毛することができる。また、鼻穴内壁にこびり付いている鼻毛や、生えている方向がまちまちの複数の鼻毛を一気に脱毛することができる。
【0020】
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。例えば、使用する鼻毛脱毛器具の先端は円盤上に円錐状部2を設けた形状であるが、単にに円盤状だけの脱毛ワックスが載るような鼻毛脱毛器具でもよい。
【符号の説明】
【0021】
W・・脱毛ワックス、H・・鼻毛、N・・鼻孔
1・・鼻毛脱毛器具、
2・・円錐状部、21・・底部、22・・頂部、23・・先端部、
24・・外周部、
3・・把持部、
4,4A,4B,4C・・連結部、
5・・鼻毛脱毛ワックス用容器、51・・本体部、511・・底部、
512・・円筒状の凹部、513・・内壁
52・・蓋部、521・・段差、522・・蓋把持部
6・・固形脱毛ワックス粒(W)
7・・レンジ
図1
図2
図3
図4
図5
図6