特許第6772303号(P6772303)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6772303
(24)【登録日】2020年10月2日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】乗客コンベア
(51)【国際特許分類】
   B66B 25/00 20060101AFI20201012BHJP
   B66B 29/04 20060101ALI20201012BHJP
   B66B 29/00 20060101ALI20201012BHJP
   B66B 29/02 20060101ALI20201012BHJP
   B66B 27/00 20060101ALI20201012BHJP
   G01J 5/48 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
   B66B25/00 Z
   B66B29/04 A
   B66B29/00 B
   B66B29/04 H
   B66B29/02 E
   B66B29/00 A
   B66B27/00 C
   G01J5/48 C
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-547(P2019-547)
(22)【出願日】2019年1月7日
(65)【公開番号】特開2020-109033(P2020-109033A)
(43)【公開日】2020年7月16日
【審査請求日】2019年1月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】390025265
【氏名又は名称】東芝エレベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100163393
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 康臣
(74)【代理人】
【識別番号】100189393
【弁理士】
【氏名又は名称】前澤 龍
(74)【代理人】
【識別番号】100203091
【弁理士】
【氏名又は名称】水鳥 正裕
(72)【発明者】
【氏名】曽我 宗則
【審査官】 須山 直紀
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−095589(JP,A)
【文献】 特開2011−063336(JP,A)
【文献】 特開2018−100138(JP,A)
【文献】 特開2002−128448(JP,A)
【文献】 特開2012−020864(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2018/0370764(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 25/00
B66B 27/00
B66B 29/00
B66B 29/02
B66B 29/04
G01J 5/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラスと、
無端状に連結され前記トラス内を循環移動する踏段と、
前記踏段を駆動させる駆動装置と、
前記駆動装置から前記踏段に駆動力を伝達する踏段チェーンと、
前記踏段が走行する案内レールと、
前記踏段の両側に設けられたスカートガードと、
前記スカートガードに立設された欄干と、
前記欄干の外周に設けられた手摺りレールと、
前記手摺りレールに沿って循環移動する手摺りベルトと、
前記スカートガードに設けられた、前記手摺りベルトの出入り口であるインレット部と、
異常発生によって生じる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する圧電アクチュエーターと、サーモモジュールと、無線送信機とを有し、異常を検知すると前記無線送信機を用いて作動信号を送信する安全装置と、
前記安全装置から前記作動信号を受信する無線受信機と、サーモグラフィとを有し、前記作動信号を受信すると、前記駆動装置を停止させる停止信号を送信する受信機と、
前記受信機とケーブルで接続され、前記受信機から前記停止信号を受信すると前記駆動装置を停止する制御を行う制御装置とを有し、
前記安全装置が異常を検知すると、前記圧電アクチュエーターが発した電気的エネルギーを用いて、前記サーモモジュールが発熱し、
前記受信機は、前記安全装置が送信する前記作動信号を受信しない場合であっても、前記サーモグラフィが前記サーモモジュールの温度変化を検知すると、前記制御装置に前記停止信号を送信する、乗客コンベア。
【請求項2】
トラスと、
無端状に連結され前記トラス内を循環移動する踏段と、
前記踏段を駆動させる駆動装置と、
前記駆動装置から前記踏段に駆動力を伝達する踏段チェーンと、
前記踏段が走行する案内レールと、
前記踏段の両側に設けられたスカートガードと、
前記スカートガードに立設された欄干と、
前記欄干の外周に設けられた手摺りレールと、
前記手摺りレールに沿って循環移動する手摺りベルトと、
前記スカートガードに設けられた、前記手摺りベルトの出入り口であるインレット部と、
異常発生によって生じる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する圧電アクチュエーターと、赤外線照射装置と、無線送信機とを有し、異常を検知すると前記無線送信機を用いて作動信号を送信する安全装置と、
前記安全装置から前記作動信号を受信する無線受信機と、集電装置とを有し、前記作動信号を受信すると、前記駆動装置を停止させる停止信号を送信する受信機と、
前記受信機とケーブルで接続され、前記受信機から前記停止信号を受信すると前記駆動装置を停止する制御を行う制御装置とを有し
前記安全装置が異常を検知すると、前記圧電アクチュエーターが発した電気的エネルギーを用いて、前記赤外線照射装置が赤外線を照射し、
前記受信機は、前記安全装置が送信する前記作動信号を受信しない場合であっても、前記赤外線照射装置が照射する赤外線を前記集電装置が検知すると、前記制御装置に前記停止信号を送信する、乗客コンベア。
【請求項3】
前記安全装置が、前記踏段と前記スカートガードとの間に物が挟まったことを検知する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記安全装置が、前記踏段チェーンが切断されたことを検知する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【請求項5】
前記安全装置が、前記インレット部に物が挟まったことを検知する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【請求項6】
前記安全装置が、前記案内レールから前記踏段が浮き上がったことを検知する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【請求項7】
前記安全装置が、非常停止ボタンが押されたことを検知する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【請求項8】
前記受信機は、第2無線送信機を有し、前記安全装置から前記作動信号を受信すると、前記第2無線送信機を用いて外部の前記乗客コンベアの管理装置に前記停止信号を送信する、請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
乗客コンベアには、各所に安全装置が設けられ、これらをケーブルにて直列にし、制御装置と接続している。そのため、ケーブルの全長が長くなり、電圧降下が大きくなるため、高い電圧が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017−114584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、安全装置と制御装置とを接続するケーブルの全長を短くし、低電圧化することができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態は、トラスと、無端状に連結され前記トラス内を循環移動する踏段と、前記踏段を駆動させる駆動装置と、前記駆動装置から前記踏段に駆動力を伝達する踏段チェーンと、前記踏段が走行する案内レールと、前記踏段の両側に設けられたスカートガードと、前記スカートガードに立設された欄干と、前記欄干の外周に設けられた手摺りレールと、前記手摺りレールに沿って循環移動する手摺りベルトと、前記スカートガードに設けられた、前記手摺りベルトの出入り口であるインレット部と、異常発生によって生じる機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する圧電アクチュエーターと、サーモモジュールと、無線送信機を有し、異常を検知すると前記無線送信機を用いて作動信号を送信する安全装置と、前記安全装置から前記作動信号を受信する無線受信機と、サーモグラフィとを有し、前記作動信号を受信すると、前記駆動装置を停止させる停止信号を送信する受信機と、前記受信機とケーブルで接続され、前記受信機から前記停止信号を受信すると前記駆動装置を停止する制御を行う制御装置を有し、前記安全装置が異常を検知すると、前記圧電アクチュエーターが発した電気的エネルギーを用いて、前記サーモモジュールが発熱し、前記受信機は、前記安全装置が送信する前記作動信号を受信しない場合であっても、前記サーモグラフィが前記サーモモジュールの温度変化を検知すると、前記制御装置に前記停止信号を送信する、乗客コンベアである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の一実施形態を示すエスカレータの側面から見た説明図。
図2】本発明の一実施形態を示すエスカレータの斜視図。
図3】一実施形態のエスカレータにおける電気的構成を説明するブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10を図1図3に基づいて説明する。
【0008】
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
【0009】
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
【0010】
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の駆動スプロケット24,24、左右一対のベルトスプロケット27,27が設けられている。駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。左右一対の駆動スプロケット24,24と左右一対のベルトスプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期して回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御装置50が設けられている。
【0011】
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の車輪301が等間隔で取り付けられている。踏段30の車輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールに沿って走行すると共に、駆動スプロケット24の外周部にある凹部と従動スプロケット26の外周部にある凹部に係合して上下に反転する。また、車輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
【0012】
トラス12の左右両側には、左右一対のスカートガード44,44と左右一対の欄干36,36が立設されている。欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。スカートガード44は、欄干36の側面下部に設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
【0013】
手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64を介してベルトスプロケット27に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺りベルト38は、ベルトスプロケット27が駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転するベルトスプロケット27に走行する手摺りベルト38を押圧するための押圧部材68を有する。
【0014】
上階側の機械室14の天井面にある乗降口には、上階側の乗降板32が水平に設けられ、下階側の機械室16の天井面にある乗降口には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60から踏段30が進出、又は、侵入する。また、乗降板34にも櫛歯状のコム62が設けられている。
【0015】
インレット部46,48には、物が挟まったことを検知する安全装置70,72が設けられている。
【0016】
また、機械室14には、安全装置70が送信する作動信号を受信する受信機74が設けられ、機械室16には、安全装置72が送信する作動信号を受信する受信機76が設けられている。
【0017】
(2)エスカレータ10の電気的構成
エスカレータ10の電気的構成について、図2図3を参照して説明する。
【0018】
安全装置70,72は、不図示のスイッチと、スイッチによって加えられた機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する圧電アクチュエーター70a,72aと、安全装置70,72が異常を検知したことを示す作動信号を送信する無線送信機70b,72bと、圧電アクチュエーター70a,72aにより得られた電気的エネルギーを用いて発熱するサーモモジュール70c,72cとを有する。
【0019】
受信機74,76は、安全装置70,72から送られてくる作動信号を受信する無線受信機74a,76aと、サーモモジュール70c,72cの温度変化を検知するサーモグラフィ74b,76bとを有し、ケーブル82にて制御装置50に接続されている。
【0020】
サーモモジュール70c,72cはトラス12内に配され、インレット部46,48に設けられた圧電アクチュエーター70a,72aとケーブル84により接続されている。そのため、トラス12内に設けられた受信機74,76のサーモグラフィ74b、76bにより、サーモモジュール70c,72cの発熱を検知することができる。
【0021】
また、制御装置50には、駆動装置18、操作盤52,56、スピーカ54,58も接続されている。
【0022】
(3)インレット部48に物が挟まった場合
上記実施形態において、インレット部48に物が挟まった場合について図2,3を参照して説明する。
【0023】
インレット部48に物が挟まると、安全装置72のスイッチ(図示せず)が押されて圧電アクチュエーター72aに機械的エネルギーが加えられる。圧電アクチュエーター72aによって機械的エネルギーが電気的エネルギーに変換され、安全装置72は、その電気的エネルギーを用いて、安全装置72が異常を検知したことを示す作動信号を無線送信機72bから送信する。
【0024】
そして、受信機76は、安全装置72から送信された作動信号を無線受信機76aにより受信し、駆動装置18を停止させる停止信号を制御装置50へと送信する。
【0025】
受信機76からの停止信号が入力した制御装置50は、駆動装置18を停止させ、スピーカ54,58を用いて警告を報知する。
【0026】
また、安全装置72は、圧電アクチュエーター72aにより変換された電気的エネルギーを用いてサーモモジュール72cによる発熱を行う。
【0027】
そして、受信機76の無線受信機76aが安全装置72から送信された作動信号を受信しない場合であっても、バックアップ機能として受信機76に接続されたサーモグラフィ76bがこの発熱を検知すれば、駆動装置18を停止させる停止信号を制御装置50へと送信する。
【0028】
受信機76からの信号が入力した制御装置50は、駆動装置18を停止させ、スピーカ54,58を用いて警告を報知する。
【0029】
(4)効果
本実施形態によれば、安全装置70,72と受信機74,76との間を無線により接続することで、安全装置70,72と受信機74,76との間のケーブルを省略でき、ケーブルの全長を短くし、低電圧化することができる。
【0030】
また、安全装置70,72が異常を検知すると、安全装置70,72が有するサーモモジュール70c,72cが発熱し、その発熱を受信機74,76が有するサーモグラフィ74b,76bが検知する。これにより、安全装置70,72と受信機74,76との無線通信に障害が生じた場合であっても、サーモモジュール70c,72cとサーモグラフィ74b,76bとがバックアップとして機能して、受信機74,76は安全装置70,72が異常を検知したことを制御装置50に伝達し、エスカレータ10の運転を停止することができる。
【変更例】
【0031】
上記実施形態では、安全装置70,72がインレット部46,48に物が挟まったことを検知する例について説明したが、これに限定されず、スカートガード44と踏段30の間に物が挟まったことを検知するものであってもよく、踏段チェーン28が切断されたことを検知するものであってもよく、案内レール25から踏段30が浮き上がったことを検知するものであってもよく、非常停止ボタンが押されたことを検知するものなどであってもよい。
【0032】
上記実施形態では、バックアップとして、安全装置70,72がサーモモジュール70c,72cを有し、受信機74,76がサーモグラフィ74b,76bを有する例について説明したが、安全装置70,72が赤外線照射装置を有し、受信機74,76が赤外線を検知する集電装置を有するものであってもよい。
【0033】
そして、安全装置70,72が異常を検知すると、赤外線照射装置が赤外線を照射し、受信機74,76が有する集電装置がこれを検知すると、受信機74,76は安全装置70,72が異常を検知したこと示す信号を制御装置50へと送信する。これにより、安全装置70,72と受信機74,76との無線通信に障害が生じた場合であっても、赤外線照射装置と集電装置とがバックアップとして機能して、受信機74,76は安全装置70,72が異常を検知したことを制御装置50に伝達し、エスカレータ10の運転を停止することができる。
【0034】
エスカレータ10が外部の管理装置によって管理されている場合、エスカレータ10の受信機74,76は第2無線送信機を有し、エスカレータ10の外部にある管理装置に第2無線送信機が停止信号を送信するものであってもよい。
【0035】
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
【0036】
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0037】
1・・・建屋、10・・・エスカレータ、12・・・トラス、30・・・踏段、36・・・欄干、38・・・手摺りベルト、39・・・手摺りレール、50・・・制御装置、70・・・安全装置、70a・・・圧電アクチュエーター、70b・・・無線送信機、70c・・・サーモモジュール、72・・・安全装置、72a・・・圧電アクチュエーター、72b・・・無線送信機、72c・・・サーモモジュール、74・・・受信機、74a・・・無線受信機、74b・・・サーモグラフィ、76・・・受信機、76a・・・無線受信機、76b・・・サーモグラフィ、82・・・ケーブル、84・・・ケーブル
図1
図2
図3