特許第6772513号(P6772513)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6772513
(24)【登録日】2020年10月5日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】光ファイバ用ボビンカバー
(51)【国際特許分類】
   B65H 75/02 20060101AFI20201012BHJP
   G02B 6/46 20060101ALI20201012BHJP
   B65H 75/14 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
   B65H75/02 Z
   G02B6/46
   B65H75/14
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-74456(P2016-74456)
(22)【出願日】2016年4月1日
(65)【公開番号】特開2017-186104(P2017-186104A)
(43)【公開日】2017年10月12日
【審査請求日】2018年12月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002130
【氏名又は名称】住友電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002343
【氏名又は名称】特許業務法人 東和なぎさ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 慎
(72)【発明者】
【氏名】粟飯原 勝行
【審査官】 大山 広人
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−199139(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3001174(JP,U)
【文献】 実開昭60−086194(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 75/00−75/32
G02B 6/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボビン胴部と該ボビン胴部の端に設けられて円状の側面および該側面に連なる帯状の外周面を有したボビン鍔部とを備え、前記ボビン胴部に光ファイバを巻き取る光ファイバ用巻き取りボビンを覆い、巻き取られた前記光ファイバを保護する光ファイバ用ボビンカバーであって、
該光ファイバ用ボビンカバーは、前記ボビン鍔部の前記外周面を前記光ファイバ用ボビンカバーの内周面に載置すると共に、この載置した位置の反対側で前記ボビン鍔部の前記外周面と前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面との間に所定のクリアランスを設けた状態で、前記光ファイバ用巻き取りボビンを収納し、
前記クリアランスは、前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面における前記ボビン鍔部の前記外周面と接触する位置で見た内径と前記ボビン鍔部の外径との差であり、
前記クリアランスが3mm以上であって10mm以下である、光ファイバ用ボビンカバー。
【請求項2】
前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面に、前記ボビン鍔部の前記外周面との接触面積を減らすための凹凸を形成した、請求項1に記載の光ファイバ用ボビンカバー。
【請求項3】
前記光ファイバ用ボビンカバーが、前記ボビン鍔部の前記側面を覆って該光ファイバ用巻き取りボビンの内部と外部とを区画する防塵壁を有する、請求項1または2に記載の光ファイバ用ボビンカバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバ用ボビンカバーに関し、詳細には、光ファイバを巻き取る光ファイバ用巻き取りボビンを覆い、巻き取られた光ファイバを保護する光ファイバ用ボビンカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
光ファイバ用線引炉で光ファイバガラス母材の下端部分を加熱すると、このガラス母材の下端部分が溶融して垂下するので、光ファイバを線引きできる。線引きされた光ファイバは、例えば、冷却装置や、その下流にある被覆装置などを経由して、光ファイバ用巻き取りボビン(以下、ボビンと称する)に巻き取られる。ボビンは、光ファイバを巻き付ける胴部、胴部の両端に設けられた側板(鍔部ともいう)からなる構造が知られている。
【0003】
この光ファイバは、ボビンの胴部に巻き取られた状態で保管、あるいは、出荷、集線工程などに運ばれるが、埃の付着や損傷を防止したい場合がある。例えば、特許文献1には、ボビンの両側板を覆う光ファイバ用ボビンカバー(以下、ボビンカバーと称する)の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−2323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のボビンカバーで覆ったボビンを出荷すると、ボビンへの振動や衝撃により光ファイバの巻き崩れが生じる場合がある。詳しくは、出荷先に到着するまでの環境(例えば温度)の変化により、ボビンの胴部には、側板との境界付近(鍔ぎわともいう)に、光ファイバの巻かれていない間隙(巻き隙間ともいう)が発生することがある。この状態でボビンに衝撃が加わると、巻き取られていた光ファイバが巻き隙間に落ち、さらにボビンに振動が加わると、巻き隙間に落ちた光ファイバが緩んでボビンの径方向外側に広がる現象(線はねともいう)が生ずることがある。
【0006】
また、光ファイバをボビンに巻き取る張力が低い場合、ボビンへの振動や衝撃によって光ファイバが緩み、巻き取られていた光ファイバが、やはりボビンの径方向外側に広がることもある。
これら巻き崩れが生じた状態で光ファイバを引っ張ると、この引っ張られた光ファイバが、先に巻き付けた光ファイバよりも内側に向かうので、繰り出せなくなる。そこで、光ファイバの巻き崩れを防止するための改良が望まれている。
【0007】
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、振動や衝撃がボビンに加えられても、光ファイバの巻き崩れを防止する光ファイバ用ボビンカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る光ファイバ用ボビンカバーは、ボビン胴部と該ボビン胴部の端に設けられて円状の側面および該側面に連なる帯状の外周面を有したボビン鍔部とを備え、前記ボビン胴部に光ファイバを巻き取る光ファイバ用巻き取りボビンを覆い、巻き取られた前記光ファイバを保護する光ファイバ用ボビンカバーであって、該光ファイバ用ボビンカバーは、前記ボビン鍔部の前記外周面を前記光ファイバ用ボビンカバーの内周面に載置すると共に、この載置した位置の反対側で前記ボビン鍔部の前記外周面と前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面との間に所定のクリアランスを設けた状態で、前記光ファイバ用巻き取りボビンを収納し、前記クリアランスは、前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面における前記ボビン鍔部の前記外周面と接触する位置で見た内径と前記ボビン鍔部の外径との差であり、前記クリアランスが3mm以上であって10mm以下である。
【発明の効果】
【0009】
上記によれば、光ファイバの巻き崩れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態による光ファイバ用ボビンカバーの斜視図である。
図2】光ファイバ用巻き取りボビンの斜視図である。
図3図3(A)は光ファイバ用ボビンカバーを開いた状態の側面図、図3(B)は光ファイバ用ボビンカバーを閉じた状態の側面図である。
図4図3(B)のIV−IV線の部分断面図である。
図5】光ファイバ用ボビンカバーの他の例を示す図である。
図6】光ファイバ用ボビンカバーのさらに他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバ用ボビンカバーは、(1)ボビン胴部と該ボビン胴部の端に設けられて円状の側面および該側面に連なる帯状の外周面を有したボビン鍔部とを備え、前記ボビン胴部に光ファイバを巻き取る光ファイバ用巻き取りボビンを覆い、巻き取られた前記光ファイバを保護する光ファイバ用ボビンカバーであって、該光ファイバ用ボビンカバーは、前記ボビン鍔部の前記外周面を前記光ファイバ用ボビンカバーの内周面に載置すると共に、この載置した位置の反対側で前記ボビン鍔部の前記外周面と前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面との間に所定のクリアランスを設けた状態で、前記光ファイバ用巻き取りボビンを収納し、前記クリアランスは、前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面における前記ボビン鍔部の前記外周面と接触する位置で見た内径と前記ボビン鍔部の外径との差であり、前記クリアランスが3mm以上であって10mm以下である。これにより、仮に巻き隙間がボビンに生じ、振動や衝撃がボビンに加えられたとしても、その振動や衝撃のエネルギは、ボビンがカバーの内周面に沿って揺動する際に消費され、巻き取られた光ファイバに伝わり難くなる。この結果、光ファイバの巻き崩れを防止することができる。
【0012】
(2)前記光ファイバ用ボビンカバーの前記内周面に、前記ボビン鍔部の前記外周面との接触面積を減らすための凹凸を形成した。接触面積が減れば、ボビンは速やかに揺動できるので、振動や衝撃のエネルギが巻き取られた光ファイバにより一層伝わり難くなる。
(3)前記光ファイバ用ボビンカバーが、前記ボビン鍔部前記側面を覆って該光ファイバ用巻き取りボビンの内部と外部とを区画する防塵壁を有する。防塵壁を設ければ、埃などが外部から、カバーの内周面とボビンの外周面との間の空間に入りにくくなり、この埃などが光ファイバに付着して汚すのを防止できる。
【0013】
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施形態に係る光ファイバ用ボビンカバーの具体例を、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態による光ファイバ用ボビンカバー(以下、ボビンカバーと称する)の斜視図、図2は、光ファイバ用巻き取りボビン(以下、ボビンと称する)の斜視図である。また、図3(A)はボビンに対してボビンカバーを開いた状態の側面図、図3(B)はボビンに対してボビンカバーを閉じた状態の側面図であり、図4は、図3(B)のIV−IV線の部分断面図である。
【0014】
(第1実施形態)
図1に示すように、ボビンカバー10は、板状体を半円状に曲げた1対のカバー本体11,12を有している。
カバー本体11,12の先端にはヒンジ15が設けられ、カバー本体11,12は、ヒンジ15を介して開閉可能に連結されている。また、カバー本体11の後端には把手13が、カバー本体12の後端には把手14がそれぞれ設けられている。
【0015】
なお、カバー本体11,12は樹脂や金属で形成することができ、把手13,14を上方(ヒンジ15を下方)に配置した図3(B)に示すように、ボビンカバー10を閉じた状態では、ボビンカバー10の内周面が図2で説明するボビン20の外周面を覆い、このボビン20に巻かれた光ファイバを保護することができる。また、把手13,14には係合部を設けておき、ボビンカバー10を閉じた状態では、把手13,14を係合させてもよい。
【0016】
図2に示すように、ボビン20はボビン胴部21を有し、ボビン胴部21の一端には円板状のボビン鍔部22が、ボビン胴部21の他端には円板状のボビン鍔部23がそれぞれ設けられている。
ボビン鍔部22,23の側面22a,23aには回転軸が設けられており、ボビン20は、この回転軸の軸線を中心にして回転可能である。なお、側面22a,23aには、回転軸に替えて、例えば巻き取り装置の駆動部(図示省略)に連結する軸受容部が形成されていてもよい。
【0017】
巻き取り装置において、ボビン20が所定方向に回転すると、光ファイバFは、ボビン20の軸線方向に直交するボビン20の周方向に沿ってボビン胴部21上に巻き付けられる。また、光ファイバFは、ボビン20の軸線方向で隙間のないようにボビン胴部21上に巻き付けられた後、重ねてさらに巻き付け可能である。
【0018】
ここで、図1に示すように、ボビンカバー10の内周面16には、例えば平行溝17,18が形成されている。平行溝17,18は、カバー本体11,12の周方向に沿って形成され、その溝底がカバー本体11,12の径方向外側に位置するように設けられている。平行溝17,18のピッチは、図2で説明したボビン鍔部22,23のピッチにほぼ等しく形成されている。
【0019】
把手13,14を上方(ヒンジ15を下方)に配置した図3(A)に示すように、開いた状態のボビンカバー10の内周面16上にボビン20を置き、例えば、図2に示したボビン鍔部22,23を図1に示した平行溝17,18にそれぞれ遊嵌させる。次いで図3(B)に示すようにボビンカバー10を閉じると、ボビンカバー10は、ボビン20の外周面をボビンカバー10の内周面に載置すると共に、この載置した位置の反対側でボビン20の外周面とボビンカバー10の内周面との間に所定のクリアランスを設けた状態で、ボビン20を収納する。
【0020】
より具体的には、図4に示す例で説明すれば、平行溝17は、外方面17a、内方面17b、溝底17cからなる。外方面17aが、ボビン鍔部22のうち外部に露出する側面22aに対向し、外方面17aと内方面17bとが、ボビン20の軸線方向でボビン鍔部22を挟んだ位置に設けられる。溝底17cは、外方面17aと内方面17bとに連なり、ボビン鍔部22の外周面22bに対向する位置に設けられる。
【0021】
平行溝18は、平行溝17と同様に、その外方面18aが外部に露出する側面23aに対向する位置に設けられ、溝底18cは、外方面18aと内方面18bとに連なり、ボビン鍔部23の外周面23bに対向する位置に設けられている。
そして、図4に示すように、ヒンジ15の周辺では、平行溝17,18の溝底17c,18cは、ボビン鍔部22,23の外周面22b,23bに接触している。
【0022】
これに対し、平行溝17,18は、溝底17c,18cの位置で見た内径がボビン鍔部22,23の外径よりもやや大きく形成されている。このため、把手14の周辺では、溝底17c,18cは外周面22b,23bに接触しておらず、溝底17cと外周面22bとの間や、溝底18cと外周面23bとの間には、それぞれ空間があり、ボビンカバー10はボビン20を揺動自在に収納している。
【0023】
また、平行溝17,18の幅(ボビンの軸線方向の長さ)も、ボビン鍔部22,23の幅(ボビンの軸線方向の厚み)よりもやや大きく形成されている。
この実施形態によれば、仮に巻き隙間がボビンに生じ、振動や衝撃が例えばボビンの軸線に交差する方向(例えば光ファイバの引き出し方向)でボビンに加えられたとしても、ボビンは慣性によってその位置に止まり続けようとするので平行溝の溝底に沿って揺動する。その振動や衝撃のエネルギは、ボビンが揺動する際に消費されて減少し、巻き取られた光ファイバに伝わり難くなる。この結果、光ファイバの巻き崩れを防止することができる。
【0024】
なお、平行溝17,18の溝底17c,18cの位置で見た内径とボビン鍔部22,23の外径との差(本発明のボビンの外周面とボビンカバーの内周面との間のクリアランスに相当する)は、ボビンの揺動しやすさを考慮すると、例えば3mm以上が好ましい。一方、埃などが外部から、平行溝17,18の溝底17c,18cとボビン鍔部22,23の外周面22b,23bとの間の空間に入りにくくする機能(防塵性能)を考慮すると、例えば10mm以下が好ましい。また、平行溝17,18の幅とボビン鍔部22,23の幅とのクリアランスは、ボビンの揺動しやすさを考慮すると、例えば1mm以上が好ましく、防塵性能を考慮すると、例えば8mm以下が好ましい。
【0025】
また、平行溝17,18の溝底17c,18cに、ボビン鍔部22,23の外周面22b,23bとの接触面積を減らすための凹凸を形成してもよい。接触面積が減れば、ボビンは速やかに揺動できるので、振動や衝撃のエネルギが巻き取られた光ファイバにより一層伝わり難くなる。
凹凸は例えば当該面にシボ加工を施すことで形成する。具体的にはボビンカバーとなる樹脂材料を射出成形する際の金型にブラスト加工等であらかじめシボを形成しておき、成形品の表面にシボを転写することで実現する。または、高さが1〜2mm程度の突起部をボビンカバーの内周面の、ボビン鍔部の外周面が接触する部分に設け、突起部分で常にボビンを支持するようにすることでもよい。一例としては突起部をボビンカバー内周面の周方向に均等に6〜24か所程度設けることが好ましい。
【0026】
(第2実施形態)
図5は、ボビンカバーの他の例を示す図であり、図4と同じ方向から見ている。この第2実施形態の平行溝17,18は、第1実施形態よりも深い溝で形成されている。このため、ヒンジ15の周辺の他、把手14の周辺でも、平行溝17の外方面17aがボビン鍔部22の側面22aを覆い、カバーがボビンの内部と外部とを区画しており、外方面17aが防塵壁として機能している。なお、平行溝18の外方面18aも同様に防塵壁として機能する。
【0027】
このように防塵壁を設ければ、埃などが外部から、カバーの内周面とボビン鍔部の外周面との間の空間に入りにくくなり、この埃などが光ファイバに付着して汚すのを防止できる。
【0028】
(第3実施形態)
図6は、ボビンカバーのさらに他の例を示す図であり、図4と同じ方向から見ている。上記第1,2実施形態では平行溝17,18の例を挙げて説明したが、その内方面17b,18bを省略し、ボビンの軸線に沿って広範囲に及ぶ1本の溝のように形成してもよい。詳しくは、図6に示すように、ボビン鍔部22の側面22aに対向する外方面17aから、ボビン鍔部23の側面23aに対向する外方面18aまでを同じ溝底17cで連通させてもよい。
【0029】
あるいは、本発明は、ボビンカバーの内周面に溝を設けない構造にも適用可能である。つまり、ボビンカバーの内径をボビンの外径よりも大きく形成すれば、ボビンカバーはボビンを揺動自在に収納できる。よって、本発明は、上述した内方面の他、外方面を省略した構造であってもよい。
【0030】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0031】
10…光ファイバ用ボビンカバー、11,12…カバー本体、13,14…把手、15…ヒンジ、16…内周面、17,18…平行溝、17a,18a…外方面、17b,18b…内方面、17c,18c…溝底、20…光ファイバ用巻き取りボビン、21…ボビン胴部、22,23…ボビン鍔部、22a,23a…側面、22b,23b…外周面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6