特許第6773266号(P6773266)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6773266
(24)【登録日】2020年10月5日
(45)【発行日】2020年10月21日
(54)【発明の名称】法面作業車
(51)【国際特許分類】
   E21B 7/04 20060101AFI20201012BHJP
   E21B 7/02 20060101ALI20201012BHJP
【FI】
   E21B7/04 A
   E21B7/02
【請求項の数】5
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2016-131251(P2016-131251)
(22)【出願日】2016年7月1日
(65)【公開番号】特開2018-3422(P2018-3422A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2019年5月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】519152548
【氏名又は名称】有限会社大昌
(74)【代理人】
【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康
(72)【発明者】
【氏名】岡本 俊仁
【審査官】 石川 信也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−014286(JP,A)
【文献】 特開2001−123784(JP,A)
【文献】 特開2013−112955(JP,A)
【文献】 特開2016−098517(JP,A)
【文献】 特開平10−016632(JP,A)
【文献】 特開平02−285195(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E21B 1/00−49/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業車本体と、該作業車本体の左右部位にそれぞれ設けられ、左右方向に伸縮可能なタイヤ取付部と、前記左右のタイヤ取付部の前後部位に、それぞれ設けられたタイヤと、前記左右のタイヤ取付部にそれぞれ取り付けられたウインチと、前記左右のタイヤ取付部の前方部位にそれぞれ設けられ、前記ウインチのワイヤーをガイドするワイヤーフェアリーダーとで構成される法面作業車。
【請求項2】
作業車本体と、該作業車本体の左右部位にそれぞれ設けられ、左右方向に伸縮可能なタイヤ取付部と、前記左右のタイヤ取付部の前後部位に、それぞれ設けられたタイヤと、前記左右のタイヤ取付部にそれぞれ取り付けられたウインチと、前記左右のタイヤ取付部の前方部位にそれぞれ設けられ、前記ウインチのワイヤーをガイドするワイヤーフェアリーダーと、前記作業車本体に左右方向に回動可能設けられたアームと、該アームに上下方向に回動可能に設けられたガイドシェル取付部と、該ガイドシェル取付部に固定されたガイドシェルと、該ガイドシェルに前後方向に移動可能に設けられた削孔装置とで構成される法面作業車。
【請求項3】
前記アームの先端部に左右方向に回動可能に設けられた支持台を更に備え、前記ガイドシェル取付部は、該支持台に上下方向に回動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の法面作業車。
【請求項4】
前記タイヤは、左右のタイヤ取付部の前後部位に、それぞれ上下方向に伸縮可能なシリンダーを介して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の法面作業車。
【請求項5】
前記タイヤ取付部に、法面移動時に位置調整手段によってタイヤ下部の法枠の側壁に当接し、タイヤが法枠から脱輪することを防止する脱輪防止ローラーを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の法面作業車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は法面を移動できる法面作業車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、法面において、ウインチのワイヤーで牽吊されて法面や法枠上を走行し、ロックボルト挿入孔等を形成する法面作業車としては、「法面を走行することができる作業車本体と、この作業車本体の前方部位に取付けられたワイヤーフェアリーダーと、前記作業車本体を法面の上部より前記ワイヤーフェアリーダーを介して吊り下げ状態で支持することができるように取付けられたワイヤーを巻き取ることができるウインチを用いた吊り下げ具と、前記作業車本体の走行時には前記ワイヤーが大きな走行抵抗とならない部位に位置でき、作業部位では該ワイヤーが作業車本体の後方への転倒を阻止できるように作用する部位に位置させることができるワイヤー上下移動機構とからなることを特徴とする法面作業車であって、車体のほぼ中央部に回動可能に枢支され、先端部が左右方向に回動する支持アームと、この支持アームの先端部を左右方向に回動させる左右方向の油圧シリンダーとで構成される左右方向の回動機構を有する法面作業車」が知られている。
【0003】
しかしながら、このような法面作業車は、ウインチが作業車本体に取り付けられているため、左右のワイヤー間の幅が作業車本体の車幅程度となるため、左右のワイヤー間の幅が狭く、法面において作業車本体が不安定となる欠点があった。
また、左右のワイヤー間の幅が作業車本体の車幅程度となるため、法面作業車で作業を行う場合に、ワイヤーが邪魔になり、場合によってはワイヤーと法面作業車に搭載した機械(特許文献では削孔装置のアーム等)がウインチのワイヤーと干渉してしまうため、ウインチのワイヤーと干渉しないように機械を動かさなければならないという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−123784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、法面において作業車本体が不安定にならないとともに、法面作業車に搭載した機械がウインチのワイヤーと干渉しない法面作業車を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の法面作業車は、作業車本体と、該作業車本体の左右部位にそれぞれ設けられ、左右方向に伸縮可能なタイヤ取付部と、前記左右のタイヤ取付部の前後部位に、それぞれ設けられたタイヤと、前記左右のタイヤ取付部にそれぞれ取り付けられたウインチと、前記左右のタイヤ取付部の前方部位にそれぞれ設けられ、前記ウインチのワイヤーをガイドするワイヤーフェアリーダーとで構成される。
【発明の効果】
【0007】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明においては、左右のタイヤ取付部にそれぞれウインチが取り付けられているので、ウインチを左右方向に幅広に位置させることができるので、法面において作業車本体を、より安定させることができる。
(2)請求項2に記載の発明においては、(1)と同様な効果が得られるとともに、左右のタイヤ取付部にそれぞれウインチが取り付けられているので、アームを左右方向に回動させた際に、ウインチのワイヤーとアームが干渉することを防止できる。
(3)また、アームが左右方向に回動できるので、作業車本体を左右移動させなくても作業部位の左右の位置に、削孔することができる。
したがって、容易に作業部位の左右の位置に削孔することができる。
(4)請求項3に記載の発明においても前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、タイヤが上下方向に伸縮可能なシリンダーを介して設けられているので、法面や法枠に凹凸等があっても、作業車本体を法面と略平行状態を保つことができる。
(5)請求項4に記載の発明においても前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、アームの先端部に設けられた支持台も左右方向に回動可能であるので、ガイドシェルおよび削孔装置を作業車本体と略平行になるように位置させることができる。
したがって、アームを左右方向に動かしても削孔装置を法面に正対させることができ、法面と直交するように削孔することができる。
(6)請求項5に記載の発明においても前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、法枠が設置された法面を走行する場合に、法枠から脱落することなく走行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図9乃至図12は本発明の第2の実施形態示す説明図である。
図13乃至図15は本発明の第3の実施形態示す説明図である。
図1】第1の実施形態の法面作業車の側面図。
図2】法面作業車の平面図。
図3】法面走行時の側面図。
図4】法面走行時の平面図。
図5】アームを左右方向に回動させた状態の説明図。
図6】支持台を左右方向に回動させた状態の説明図。
図7】タイヤ取付部伸縮機構の説明図。
図8】本発明を実施するための第1の形態の削孔時の説明図。
図9】本発明を実施するための第2の形態の側面図。
図10】本発明を実施するための第2の形態の平面図。
図11】本発明を実施するための第2の形態の脱輪防止ローラーの説明図。
図12】本発明を実施するための第2の形態の削孔時の説明図。
図13】本発明を実施するための第3の形態の側面図。
図14】本発明を実施するための第3の形態の平面図。
図15】本発明を実施するための第3の形態の削孔時の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は法面2で作業可能な法面作業車で、該法面作業車1は走行可能な作業車本体3と、該作業車本体3に設けられ、ロックボルト用孔等を削孔できる削孔装置13とで構成されている。
具体的には、前記作業車本体3の左右部位に設けられた左右一対のタイヤ取付部4と、該タイヤ取付部4を左右方向に伸縮させることができるタイヤ取付部伸縮機構5と、前記左右のタイヤ取付部4の前後部位にそれぞれ上下方向に伸縮可能なシリンダー6を介して設けられた複数のタイヤ7と、前記左右のタイヤ取付部4にそれぞれ取り付けられた左右一対のウインチ8と、前記作業車本体3に左右方向に回動可能設けられた長尺状のアーム9と、該アーム9の先端部に左右方向に回動可能に設けられた支持台10と、該支持台10に上下方向に回動可能に設けられたガイドシェル取付部11と、該ガイドシェル取付部11に固定されたガイドシェル12と、該ガイドシェル12に前後方向に移動可能に設けられた削孔装置13とで構成されている。
【0010】
前記タイヤ取付部4は、前記作業車本体3の前後の左右部位に左右方向に伸縮するタイヤ取付部伸縮機構5としての油圧シリンダー16を介して取り付けられたタイヤ取付部本体17と、該タイヤ取付部本体17の前後に一端が取り付けられ、他端にタイヤ7が取り付けられる上下方向に伸縮可能なシリンダー6とで構成されている。タイヤ取付部本体17、17は油圧シリンダー16により左右方向に伸縮できるものである。また、上下方向に伸縮するシリンダー6は法面2の傾斜や凹凸に合わせてタイヤ7を上下方向に伸縮させ、作業車本体3を安定させた状態で法面2を走行できるものである。
【0011】
また、このタイヤ取付部4の左右のタイヤ取付部本体17の後方部位には、ウインチ8が設けられている。また、左右のタイヤ取付部本体17の前方部位には、ワイヤーフェアリーダー34を設けることが望ましい。このワイヤーフェアリーダー34は公知の物を用いることができる。
【0012】
前記アーム9は、後端部が前記作業車本体3の後部位置にアーム回転軸18を介して左右方向に回動自在に取り付けられており、アーム9の側面にはアーム9を左右方向に回動させる油圧シリンダー19が取り付けられている。
【0013】
なお、アーム9の先端部付近の底部には支持バー20の一端が固定状態で設けられており、該支持バー20の他端は作業車本体3の前方に設けられた円弧状のレール21にスライド可能に取り付けられている。この支持バー20によってアーム9の先端部にかかる荷重を支持している。
【0014】
前記支持台10は、前記アーム9の先端に左右方向に回動可能な支持台回転軸22を介して取り付けられており、支持台の側面には支持台を左右方向に回動させる油圧シリンダー23が取り付けられている。また、支持台10には上下方向に回動可能なガイドシェル取付部回転軸24を介して設けられたガイドシェル取付部11と、該ガイドシェル取付部11を上下方向に回動させる油圧シリンダー25とを備えている。前記該ガイドシェル取付部11の上部にはガイドシェル12が固定されている。
【0015】
前記削孔装置13は、前記ガイドシェル12上をスライド移動する油圧ドリフター26と、該油圧ドリフター26に取り付けられたロッド27と、該ロッド27の先端部に取り付けられたビット28と、油圧ドリフターを駆動させるエンジン29とで構成されている。なお、このエンジン29は、作業車本体の後部に回動可能に設けられており、法面走行時にもエンジン29を水平に保つことができる。また、エンジン29を低い位置(例えば作業車本体3の中心とエンジン29の中心が略同じ高さ)に設けることで、作業車本体3全体の重心を低い位置にすることができ、安定性を高めることができる。
【0016】
法面2で作業を行なう場合、法面作業車1を法面の下部に位置させ、左右のウインチ8のワイヤー31の先端部を法面上部の主アンカー32に逆ハの字状になるように固定する。主アンカー32にワイヤー31を固定したらウインチ8を巻き上げて前進させる。なお、法面作業車1は、タイヤ取付部伸縮機構5を左右方向に伸縮させることにより、法枠を左右に移動することもできる。
【0017】
作業位置に法面作業車1が到着したら、削孔装置13を所定の角度に回動させる。その後、油圧ドリフター26によりロッド27およびビット28に打撃および回転を与え、ロックボルト挿入孔等を削孔する。
【0018】
前記削孔作業によって形成したロックボルト挿入孔等の左右位置にさらにロックボルト挿入孔等を形成する場合には、図5に示すように、アーム9を左右方向に回動させる。
【0019】
本発明の法面作業車1は、ウインチ8が左右のタイヤ取付部4に設けられているので、アーム9を左右方向に回動させる際に、ウインチ8のワイヤー31にアーム9等や削孔装置13のロッド27等が干渉することなく、左右方向に回動することができる。
【0020】
また、ウインチ8のワイヤー31にアーム9等が干渉しそうな場合には、タイヤ取付部4を左右方向にさらに伸長し、干渉を防止することができる。
【0021】
アーム9を左右方向に回動させた後、図6に示すように、ガイドシェル取付部11およびガイドシェル12が作業車本体3と略平行になるように支持台10を左右方向に回動させる。このように支持台10を回動させることにより、削孔装置13が法面に正対する状態となり、法面に対して直交するように削孔することができる。
【0022】
したがって、作業車本体3を左右方向に移動させなくても、容易に左右方向に複数のロックボルト挿入孔等をほぼ同じ角度で形成することができる。
【0023】
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0024】
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ほぼマトリックス状の法枠2aが形成された法面2において、タイヤ取付部4に取り付けられた法面移動時に位置調整手段14によってタイヤ7下部の法枠2aの側壁に当接し、タイヤ7が法枠2aから脱輪することを防止する脱輪防止ローラー15を備え、タイヤ7の寸法を法枠2aの高さ寸法の2倍以上の直径寸法とした点で、このような法面作業車1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、法枠2aから脱落することなく削孔作業を行うことができ、法枠2aを容易に乗り越えることができる。
【0025】
前記位置調整手段14は、前記シリンダー6の内側に取り付けられた位置調整用油圧シリンダー30の先端に脱輪防止ローラー15を取り付けることにより、脱輪防止ローラー15を上下方向に移動できるように構成したものである。
【0026】
法枠2aをレールの如く、その上面を走行する時は、脱輪防止ローラー15をタイヤ7よりも下方へ突出した状態に位置させることにより、脱輪防止ローラー15をタイヤ7下部の法枠側壁に当接させる。これにより、タイヤ7と脱輪防止ローラー15が法枠を挟み込むような状態となり、タイヤ7が常に法枠上に位置し、法枠2aから脱輪することを防止できる。
【0027】
また、走行中に法枠2の間隔が広くなったり狭くなった場合には、左右方向に伸縮する油圧シリンダー16により脱輪防止ローラー15をタイヤ7下部の法枠側壁に当接させることができる。
【0028】
なお、地面や法面を走行する時は、位置調整用油圧シリンダー30を縮めてタイヤ下部よりも上方に脱輪防止ローラー15を位置させ、脱輪防止ローラー15が法面作業車1Aの走行を妨げないようにする。
【0029】
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、継ぎ足し可能なロッド27Aを使用した削孔装置13Aを用いるとともに、作業車本体3に柵状の作業台33(例えばゴンドラ形状)を更に設けて削孔するロックボルト挿入孔等の深さに応じて作業者がロッドを継ぎ足せるように構成した点で、このような法面作業車1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
【0030】
なお、本発明の実施形態においては、アームの先端部に設けられた支持台を介して上下方向に回動可能に設けられたガイドシェル取付部を設けていたが、支持台を用いず、アームに直接ガイドシェル取付部を設けてもよい。
【0031】
本願発明の実施形態においては、タイヤが4輪のものについて説明したが、タイヤを8輪等にしてもよい。
【0032】
複数のタイヤは、左右のタイヤ取付部の前後部位にそれぞれ上下方向に伸縮可能なシリンダーを介して設けられたものについて説明したが、必ずしもシリンダーを介してタイヤを設けなくてもよい。
【0033】
本発明の実施形態においては、削孔装置を搭載する法面作業車について説明したが、本発明はこれに限られず、油圧ショベル、法面締固め用機械等を搭載してもよく、また、これらの機械を搭載せず、作業員が乗る移動足場として使用してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明はウインチのワイヤーで牽吊されて法面等の傾斜地で各種の作業を行なう場合に使用される法面作業車を製造する産業で利用される。
【符号の説明】
【0035】
1、1A、1B:法面作業車、 2:法面、
2a:法枠、 3:作業車本体、
4:タイヤ取付部、 5:タイヤ取付部伸縮機構、
6:シリンダー、 7:タイヤ、
8:ウインチ、 9:アーム、
10:支持台、 11:ガイドシェル取付部、
12:ガイドシェル 13、13A:削孔装置、
14:位置調整手段、 15:脱輪防止ローラー、
16:油圧シリンダー、 17:タイヤ取付部本体、
18:アーム回転軸、 19:油圧シリンダー、
20:支持バー、 21:レール、
22:支持台回転軸、 23:油圧シリンダー、
24:ガイドシェル取付部回転軸、 25:油圧シリンダー、
26:油圧ドリフター、 27、27A:ロッド、
28:ビット、 29:エンジン、
30:位置調整用油圧シリンダー 31:ワイヤー、
32:主アンカー、 33:作業台、
34:ワイヤーフェアリーダー。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図8
図9
図10
図11
図12
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図15