(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
膀胱、脳、乳房、及び子宮のガン、慢性リンパ球性白血病、結腸、食道、及び肝臓のガン、リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、メラノーマ、悪性血液疾患、骨髄腫、卵巣ガン、非小細胞性肺ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、ならびに小細胞性肺ガンの処置に使用するための、請求項27記載の医薬組成物。
膀胱、脳、乳房、及び子宮のガン、慢性リンパ球性白血病、結腸、食道、及び肝臓のガン、リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、メラノーマ、悪性血液疾患、骨髄腫、卵巣ガン、非小細胞性肺ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、ならびに小細胞性肺ガンの処置に使用するための医薬の製造における、請求項25記載の医薬組成物の使用。
膀胱、脳、乳房、及び子宮のガン、慢性リンパ球性白血病、結腸、食道、及び肝臓のガン、リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、メラノーマ、悪性血液疾患、骨髄腫、卵巣ガン、非小細胞性肺ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、ならびに小細胞性肺ガンの処置に使用するための、請求項1〜23のいずれか一項記載の化合物。
膀胱、脳、乳房、及び子宮のガン、慢性リンパ球性白血病、結腸、食道、及び肝臓のガン、リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、メラノーマ、悪性血液疾患、骨髄腫、卵巣ガン、非小細胞性肺ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、ならびに小細胞性肺ガンの処置に使用するための医薬の製造における、請求項1〜23のいずれか一項記載の化合物の使用。
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規なヒドロキシ酸誘導体、その製造方法、及びそれを含有する医薬組成物に関する。
【0002】
本発明の化合物は新規であり、アポトーシス及びガン腫学の分野において非常に価値のある薬理学的特徴を有する。
【0003】
アポトーシス又はプログラムされた細胞死は、胚発達及び組織の恒常性維持に重要な生理学的プロセスである。
【0004】
アポトーシス型細胞死は、形態変化、例えば、核の凝集、DNAの断片化、また、生化学的現象、例えば、細胞の重要な構造成分に傷を負わせることにより、その分解及び死を誘引するカスパーゼの活性化に関係している。アポトーシスプロセスのレギュレーションは複雑であり、複数の細胞内シグナル伝達経路の活性化又は抑制に関係する(Cory S. et al., Nature Review Cancer 2002, 2, 647-656)。
【0005】
アポトーシスのデレギュレーションは、特定の病理に関与する。向上したアポトーシスは、神経変性疾患、例えば、パーキンソン病、アルツハイマー病、及び虚血に関連する。逆に、アポトーシスの実行における不足は、ガンの発症及びその化学物質抵抗性に、自己免疫疾患、炎症性疾患、ならびにウイルス感染に顕著な役割を果たす。したがって、アポトーシスの不存在は、ガンの表現型サインの1つである(Hanahan D. et al., Cell 2000, 100, 57-70)。
【0006】
Bcl−2ファミリーの抗アポトーシス性タンパク質は、数多くの病理に関連している。Bcl−2ファミリーのタンパク質の関与は、数多くの種類のガン、例えば、結腸ガン、乳ガン、小細胞性肺ガン、非小細胞性肺ガン、膀胱ガン、卵巣ガン、前立腺ガン、慢性リンパ球性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、膵臓ガン等において説明されている。Bcl−2ファミリーの抗アポトーシス性タンパク質の過剰発現は、腫瘍形成、化学療法に対する抵抗性、及びガンの影響を受けた患者の臨床的予後に関与する。特に、抗アポトーシス性Bcl−2ファミリーメンバーであるMcl−1は、種々の種類のガンにおいて過剰発現される(Beroukhim R. et al., Nature 2010, 899-905)。したがって、Bcl−2ファミリータンパク質の抗アポトーシス活性を阻害する化合物に対する、治療的必要性が存在している。
【0007】
新規であることに加えて、本発明の化合物は、アポトーシスの欠損による病理に、例えば、ガンならびに免疫疾患及び自己免疫疾患の処置等に使用することが可能なアポトーシス促進特性を有する。
【0008】
本発明は、とりわけ、式(I):
【化1】
[式中、
Aは、基
【化2】
(式中、1は、酸素原子に結合しており、2は、フェニル環に結合している)
を表わし、
R
1は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基、−S−(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)ポリハロアルキル、ヒドロキシ基、ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基、シアノ基、−NR
12R
12’、−Cy
5、又はハロゲン原子を表わし、
R
2、R
3、R
4、及びR
5は、互いに独立して、水素原子、ハロゲン原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)ポリハロアルキル、ヒドロキシ基、ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基、−S−(C
1〜C
6)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、−アルキル(C
0〜C
6)−NR
10R
10’、−O−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10R
10’、−O−アルキル(C
1〜C
6)−R
11、−C(O)−OR
10、−O−C(O)−R
10、−C(O)−NR
10R
10’、−NR
10−C(O)−R
10’、−NR
10−C(O)−OR
10’、−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10−C(O)−R
10’、−SO
2−NR
10R
10’、−SO
2−アルキル(C
1〜C
6)を表し、
あるいは、置換基のペア(R
2、R
3)、(R
3、R
4)、(R
4、R
5)の内の1つは、2つの隣接する炭素原子上にグラフト化された場合、それらを担持する炭素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される芳香環又は非芳香環を形成しており、同環員は、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、得られた環は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、−NR
12R
12’、−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
1、又はオキソから選択される基により置換されていてもよいと理解され、
R
6は、−O−アルキル(C
1〜C
6)−R
11を表わし、
R
7は、水素原子、ハロゲン原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)ポリハロアルキル、ヒドロキシ基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基、−S−(C
1〜C
6)アルキル基、シアノ基、ニトロ基、−アルキル(C
0〜C
6)−NR
10R
10’、−O−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10R
10’、−O−Cy
1、−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
1、−アルケニル(C
2〜C
6)−Cy
1、−アルキニル(C
2〜C
6)−Cy
1、−O−アルキル(C
1〜C
6)−R
11、−C(O)−OR
10、−O−C(O)−R
10、−C(O)−NR
10R
10’、−NR
10−C(O)−R
10’、−NR
10−C(O)−OR
10’、−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10−C(O)−R
10’、−SO
2−NR
10R
10’、−SO
2−アルキル(C
1〜C
6)を表わし、
R
8は、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
8)アルキル基、−CHR
aR
b基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル(C
1〜C
6)基、又はヘテロアリールアルキル(C
1〜C
6)基を表わし、
R
9は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、−Cy
3、−アルキル(C
1〜C
6)−Cy
3、−アルケニル(C
2〜C
6)−Cy
3、−アルキニル(C
2〜C
6)−Cy
3、−Cy
3−Cy
4、−アルキニル(C
2〜C
6)−O−Cy
3、−Cy
3−アルキル(C
0〜C
6)−O−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
4、ハロゲン原子、シアノ基、−C(O)−R
13、又は−C(O)−NR
13R
13’を表わし、
R
10及びR
10’は、互いに独立して、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
1を表わし、
あるいは、置換基のペア(R
10、R
10’)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される芳香環又は非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、当該窒素は、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす1〜2個の基により置換されていてもよいと理解され、可能性のある置換基の1つ以上の炭素原子が重水素化されていてもよいと理解され、
R
11は、−Cy
5−アルキル(C
0〜C
6)−O−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
6、−Cy
5−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
6、−Cy
5−アルキル(C
0〜C
6)−NR
12−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
6を表わし、
R
12、R
12’、R
13、及びR
13’は、互いに独立して、水素原子又は場合により置換されている直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
14は、水素原子、ヒドロキシ基、又はヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
aは、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
bは、−O−C(O)−O−R
c基、−O−C(O)−NR
cR
c’基、又は−O−P(O)(OR
c)
2基を表わし、
R
c及びR
c’は、互いに独立して、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
8)アルキル基、シクロアルキル基、(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基、(C
1〜C
6)アルコキシカルボニル(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
あるいは、置換基のペア(R
c、R
c’)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、当該窒素は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす基により置換されていてもよいと理解され、
Cy
1、Cy
2、Cy
3、Cy
4、及びCy
5は、互いに独立して、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキル基、アリール基、又はヘテロアリール基を表わし、
Cy6は、
【化3】
を表わし、
又は、Cy
6は、−O−P(O)(OR
20)
2;−O−P(O)(O
−)
2;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル;又は−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’から選択される基により置換されているヘテロアリール基を表わし、
R
15は、水素原子;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基;又は−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基を表わし、
R
16は、水素原子;ヒドロキシ基;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基;(CH
2)
r−Y−X−O−P(O)(OR
20)
2基;−O−P(O)(O
−)
2基;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;−(CH
2)
p−O−C(O)−NR
22R
23基;又は−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基を表わし、
R
17は、水素原子;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;−O−P(O)(OR
20)
2基;−O−P(O)(O
−)
2基;ヒドロキシ基;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基;−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基;又はアルドン酸を表わし、
Xは、−(CH
2)
s−基又は−C(O)−基を表わし、
Yは、結合又は酸素原子を表わし、
R
18は、水素原子又は(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
19は、水素原子又はヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
20は、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
R
21及びR
21’は、互いに独立して、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、又はヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
あるいは、置換基のペア(R
21、R
21’)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される芳香環又は非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、得られた環は、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす基により置換されていてもよいと理解され、
R
22は、(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基、−(CH
2)
p−NR
24R
24’基、又は−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基を表わし、
R
23は、水素原子又は(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
あるいは、置換基のペア(R
22、R
23)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜18個の環員で構成される芳香環又は非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜5個のヘテロ原子を含有していることができ、得られた環は、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、又はヘテロシクロアルキル基を表わす基により置換されていてもよいと理解され、
R
24及びR
24’は、互いに独立して、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、
あるいは、置換基のペア(R
24、R
24’)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される芳香環又は非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、得られた環は、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす基により置換されていてもよいと理解され、
nは、0又は1の整数であり、
pは、0、1、又は2の整数であり、
qは、1、2、3、又は4の整数であり、
r及びsは、独立して、0又は1の整数であり、
ただし、R
15、R
16、及びR
17は一緒に、水素原子を表わすことができず、R
1が、メチル基を表わす場合、R
15は、メトキシエトキシ基を表わすことができないという条件であり、
−「アリール」は、フェニル、ナフチル、ビフェニル、インダニル、又はインデニル基を意味し、
−「ヘテロアリール」は、少なくとも1つの芳香族部分を有し、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する、5〜10個の環員で構成される、任意の単環式又は二環式の基を意味し、
−「シクロアルキル」は、3〜10個の環員を含有する、任意の単環式又は二環式の非芳香族炭素環基を意味し、
−「ヘテロシクロアルキル」は、3〜10個の環員を含有し、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する、任意の単環式又は二環式の非芳香族炭素環基を意味し、同非芳香族炭素環基は、縮合、架橋、又はスピロ環系を含むことができると理解され、
該定義されたアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキル基、ならびに、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ基は、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ、場合により置換されている(C
1〜C
6)アルキル−S−、ヒドロキシ、オキソ(又は、必要に応じて、N−オキシド)、ニトロ、シアノ、−C(O)−OR’、−O−C(O)−R’、−C(O)−NR’R’’、−NR’R’’、−(C=NR’)−OR’’、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)ポリハロアルキル、トリフルオロメトキシ、又はハロゲンから選択される、1〜5個の基により置換されていることができ、R’及びR’’は、互いに独立して、水素原子又は場合により置換されている直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わすと理解され、前記の可能性のある置換基の1つ以上の炭素原子は、重水素化されていてもよいと理解される]
で示される化合物、その鏡像異性体、ジアステレオ異性体、及びアトロプ異性体、ならびに、薬学的に許容し得る酸又は塩基とのその付加塩に関する。
【0009】
薬学的に許容し得る酸の中でも、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、乳酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、アスコルビン酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、樟脳酸等に言及することができるが、これらに限定されない。
【0010】
薬学的に許容し得る塩基の中でも、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン、tert−ブチルアミン等に言及することができるが、これらに限定されない。
【0011】
有利に、R
2、R
3、R
4、及びR
5から選択される少なくとも1つの基は、水素原子を表わさない。
【0012】
とりわけ、優先される式(I)で示される化合物は、nが1の整数である、化合物である。
【0013】
本発明の別の実施態様では、有利な可能性は、式(I−a):
【化4】
[式中、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
8、R
14、及びAが、式(I)について定義されたとおりである]
で示される化合物からなる。
【0014】
本発明の好ましい化合物では、R
1は、直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基又はハロゲン原子を表わす。より好ましくは、R
1は、メチル基、エチル基、臭素原子、又は塩素原子を表わす。
【0015】
アトロプ異性体は、単結合を中心とする回転の妨害により生じる立体異性体である。この場合、立体歪み又は他の要因によるエネルギー差により、個々の立体構造異性体の単離を可能にするのに十分高い回転に対する障壁が生じる。本発明の化合物について、アトロプ異性体は、下記:
【化5】
のとおりである。
【0016】
好ましいアトロプ異性体は、(5S
a)である。
【0017】
有利に、R
14は、水素原子、ヒドロキシ基、ヒドロキシメチル基、又はヒドロキシエチル基を表わす。好ましくは、R
14は、水素原子を表わす。
【0018】
有利に、R
2は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基を表わす。より好ましくは、R
2は、メトキシ基、ヒドロキシ基、フッ素原子、臭素原子、又は塩素原子を表わす。さらにより好ましくは、R
2は、塩素原子を表わす。
【0019】
有利に、R
3は、水素原子、ヒドロキシ基、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基、又は−O−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10R
10’を表わす。有利に、R
3は、−O−アルキル(C
1〜C
6)−NR
10R
10’を表わす。
【0020】
本発明の一部の好ましい実施態様では、
【化6】
[式中、R
1、R
10、及びR
10’が、式(I)について定義されたとおりである]。
【0021】
本発明の好ましい化合物では、
【化7】
[式中、R
10及びR
10’が、式(I)について定義されたとおりである]。
【0022】
好ましくは、R
4及びR
5は、水素原子を表わす。
【0023】
有利な実施態様では、置換基のペア(R
1、R
5)は同一であり、置換基のペア(R
2、R
4)は同一である。本発明の好ましい化合物では、置換基のペア(R
1、R
5)は同一であり、(C
1〜C
6)アルキル基、好ましくは、メチル基を表わす。一方、置換基のペア(R
2、R
4)は同一であり、ハロゲン原子、好ましくは、塩素原子、又は水素原子を表わす。
【0024】
本発明の好ましい化合物では、
【化8】
[式中、R
11が、式(I)について定義されたとおりである]。
【0025】
好ましくは、R
7は、水素原子を表わす。
【0026】
好ましくは、R
8は、水素原子、−CHR
aR
b基、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
8)アルキル基、又はヘテロアリールアルキル(C
1〜C
6)基を表わす。好ましくは、R
8は、−CHR
aR
b基(式中、R
aが、水素原子又はメチル基を表わし、R
bが、−O−C(O)−O−(C
1〜C
8)アルキル基;−O−C(O)−O−シクロアルキル基;−O−C(O)−NR
cR
c’基(式中、R
c及びR
c’が、互いに独立して、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
8)アルキル基、(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基、(C
1〜C
6)アルコキシカルボニル(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、あるいは、置換基のペア(R
c、R
c’)が、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される非芳香環を形成しており、同環員が、該窒素原子に加えて、酸素及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができる)を表わす):又は−O−P(O)(OH)
2基を表わす。好ましいR
8基は、下記:水素;メチル;エチル;(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル;CHR
aR
b基(式中、R
aが、メチル基を表わし、R
bが、−O−C(O)−O−CH
2CH
3基又は−O−C(O)−N(CH
3)
2基を表わす)のとおりである。さらにより好ましくは、R
8は、水素を表わす。
【0027】
本発明の好ましい化合物では、R
9は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルケニル基、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、アリール基、又はヘテロアリール基を表わす。有利に、R
9は、直鎖又は分岐鎖の(C
2〜C
6)アルキニル基、アリール基、又はヘテロアリール基を表わす。より好ましくは、R
9は、プロパ−1−イン−1−イル基、ブタ−1−イン−1−イル基、フェニル基、又はフラン−2−イル基を表わす。より好ましい実施態様では、R
9は、4−(ベンジルオキシ)フェニル基、4−(ピリジン−4−イルメトキシ)フェニル基、4−フェニルブタ−1−イン−1−イル基、4−フルオロフェニル基、又は5−フルオロフラン−2−イル基を表わす。さらにより優先的には、R
9は、4−フルオロフェニル基を表わす。
【0028】
本発明の好ましい化合物では、R
10及びR
10’は、互いに独立して、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、あるいは、置換基のペア(R
10、R
10’)は、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜7個の環員で構成される非芳香環を形成しており、同環員は、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有していることができ、当該窒素が、水素原子又は直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす基により置換されていてもよいと理解される。より好ましくは、R
10及びR
10’は、メチル基を表わし、あるいは、置換基のペア(R
10、R
10’)は一緒になって、4−メチル−ピペラジニル基又は4−エチル−ピペラジニル基を形成している。より好ましい実施態様では、置換基のペア(R
10、R
10’)は一緒になって、4−メチル−ピペラジニル基を形成している。別の好ましい実施態様では、R
10及びR
10’は、メチル基を表わす。
【0029】
有利に、R
11は、−Cy
5−アルキル(C
0〜C
6)−Cy
6を表わす。とりわけ、R
11は、−Cy
5−Cy
6を表わす。
【0030】
好ましくは、Cy
5は、ヘテロアリール基、特に、ピリミジニル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、ピラジニル基、又はピリジニル基を表わす。より好ましくは、Cy
5は、ピリミジン−4−イル基、ピラゾール−5−イル基、トリアゾール−5−イル基、ピラジン−2−イル基、又はピリジン−4−イル基を表わす。本発明の好ましい化合物では、Cy
5は、ピリミジン−4−イル基を表わす。
【0031】
本発明の別の実施態様では、Cy
5は、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基、場合により置換されている直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ基、−NR’R’’基、又は直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)ポリハロアルキル基により置換されているヘテロアリール基を表わす。R’及びR’’は、互いに独立して、水素原子又は場合により置換されている直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす。
【0032】
好ましくは、Cy
6は、
【化9】
を表わす。
【0033】
有利に、Cy
6は、3−ピリジニル基、4−ピリジニル基、ピリダジン−4−イル基、ピラジン−2−イル基、又はピリミジン−4−イル基を表わす。これらのヘテロアリール基は、−O−P(O)(OR
20)
2;−O−P(O)(O
−)
2;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル;又は−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’から選択される基により置換されていると理解される。より好ましくは、Cy
6は、5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル基又は2−(ヒドロキシメチル)ピリミジン−4−イル基を表わす。
【0034】
有利に、R
16及びR
17は、水素原子を表わし、R
15は、−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基;又は−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基を表わす。ここで、R
18、R
19、R
20、R
21、R
21’、Y、p、q、r、及びsは、式(I)について定義されたとおりである。
【0035】
本発明の好ましい化合物では、R
15及びR
17は、水素原子を表し、R
16は、ヒドロキシ基;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基;−O−P(O)(OR
20)
2基;−O−P(O)(O
−)
2基;−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;−(CH
2)
p−O−C(O)−NR
22R
23基;(CH
2)
r−Y−X−O−P(O)(OR
20)
2基;又は−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基を表わす。ここで、R
18、R
19、R
20、R
21、R
21’、R
22、R
23、X、Y、p、q、r、及びsは、式(I)について定義されたとおりである。
【0036】
本発明の一部の好ましい実施態様では、R
15及びR
16は、水素原子を表わし、R
17は、−(CH
2)
p−O−(CHR
18−CHR
19−O)
q−R
20基;−O−P(O)(OR
20)
2基;−O−P(O)(O
−)
2基;ヒドロキシ基;ヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキル基;−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基;−Y−(CH
2)
q−NR
21R
21’基;又はアルドン酸を表わす。ここで、R
18、R
19、R
20、R
21、R
21’、Y、p、q、r、及びsは、式(I)について定義されたとおりである。
【0037】
本発明の好ましい実施態様では、R
15、R
16、及びR
17について定義された「ヘテロシクロアルキル」は、3〜10個の環員を含有し、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する、任意の単環式又は二環式の非芳香族炭素環基を表わす。得られた環は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルコキシ、ヒドロキシ、又はヒドロキシ(C
1〜C
6)アルキルから選択される1〜5個の基により置換されていてもよいと理解される。
【0038】
有利に、R
15は、−(CH
2)
p−O−CH
2−CH(CH
2OH)−OH基;−(CH
2)
p−O−(CH
2−CH
2−O)
q−H基;−(CH
2)
p−O−(CH
2−CH
2−O)
q−CH
3基;メトキシメチル基;(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ基;(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシメチル基;又は−Y−(CH
2)
q−N(CH
2−CH
2−OH)
2基を表わす。ここで、Y、p、及びqは、式(I)について定義されたとおりである。
【0039】
本発明の好ましい化合物では、R
16は、ヒドロキシ基;ヒドロキシメチル基;(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ基;−O−P(O)(OH)
2基;−(CH
2)
p−O−CH
2−CH(CH
2OH)−OH基;−(CH
2)
p−O−(CH
2−CH
2−O)
q−H基;−(CH
2)
p−O−(CH
2−CH
2−O)
q−CH
3基(ここで、p及びqが、式(I)について定義されたとおりである);−O−CH(CH
2−OCH
3)
2基;−CH
2−O−C(O)−NR
22R
23基(式中、R
22が、式(I)について定義されたとおりであり、R
23が、水素原子を表わし、あるいは式中、R
22及びR
23が、(C
1〜C
6)アルコキシ(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、あるいは式中、置換基のペア(R
22、R
23)が、それらを担持する窒素原子と一緒になって、5〜18個の環員で構成される非芳香環を形成しており、同環員が、該窒素原子に加えて、酸素、硫黄、及び窒素から選択される1〜5個のヘテロ原子を含有していることができ、得られた環が、直鎖もしくは分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基又はヘテロシクロアルキルを表わす基により置換されていてもよいと理解される);−O−(CH
2)
2−NR
21R
21’基;−CH
2−NR
21R
21’基(ここで、R
21及びR
21’が、式(I)について定義されたとおりである);(CH
2)
r−O−X−O−P(O)(OR
20)
2基(式中、X及びrが、式(I)について定義されたとおりであり、sが、1の整数である);又は−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基(ここで、Yが、結合であり、r及びsが、0の整数であり、ヘテロシクロアルキル基が、式:
【化10】
[式中、各R
20が独立して存在する]
で示されるアルドヘキソースを表わす)を表わす。より好ましくは、ヘテロシクロアルキル基は、式:
【化11】
[式中、各R
20が独立して存在する]
で示されるアルドヘキソースを表わす。
【0040】
本発明の一部の好ましい実施態様では、R
17は、ヒドロキシ基;ヒドロキシメチル基;ヒドロキシエチル基;−O−(CH
2−CH
2−O)
q−CH
3基;−O−CH
2−CH(CH
2OH)−OH基;−(CH
2)
p−O−(CH
2−CH
2−O)
q−H基;−O−P(O)(OH)
2基;−O−P(O)(O
−)
2基;−O−CH(CH
2−OCH
3)
2基;−O−(CH
2)
2−NR
21R
21’基;−CH
2−NR
21R
21’基(ここで、R
21及びR
21’が、式(I)について定義されたとおりである);(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ基;D−マンノン酸;又は−(CH
2)
r−Y−(CH
2)
s−ヘテロシクロアルキル基(式中、Yが、結合であり、sが、0の整数であり、rが、式(I)について定義されたとおりであり、ヘテロシクロアルキル基が、式:
【化12】
[式中、各R
20が独立して存在する]
で示されるアルドヘキソースを表わす)を表わす。より好ましくは、ヘテロシクロアルキル基は、式:
【化13】
[式中、各R
20が独立して存在する]
で示されるアルドヘキソースを表わす。
【0041】
本発明の好ましい化合物の中でも、
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(2−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(メトキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2−メトキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(2−{[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− メチル 6−O−{3−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−α−D−マンノピラノシド;
− メチル 6−O−{3−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド;
− メチル 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−α−D−マンノピラノシド;
− メチル 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド;
− 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−D−マンノピラノース;
− 6−O−{2−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−D−マンノン酸;
− 1,2−O−[(1R)−1−({4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]ベンジル}オキシ)エチリデン]−β−D−マンノピラノース;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(α−D−マンノピラノシルオキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ホスホノオキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− 4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル ホスファート;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(15−ヒドロキシ−3−オキソ−2,7,10,13−テトラオキサ−4−アザペンタデカ−1−イル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−3−(2−{[2−(3−{[(1,4’−ビピペリジン−1’−イルカルボニル)オキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(モルホリン−4−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−3−[2−({2−[3−({[ビス(2−メトキシエチル)カルバモイル]オキシ}メチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{[(1,4,7,10,13−ペンタオキサ−16−アザシクロオクタデカン−16−イルカルボニル)オキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−3−(2−{[2−(3−{2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{2,3−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−3−(2−{[2−(4−{2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸;
− 4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル ホスファート二ナトリウム塩;
− 1−[(エトキシカルボニル)オキシ]エチル (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパノアート;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸;
− (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2’−(ヒドロキシメチル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
に言及することができる。
【0042】
また、本発明は、
式(II):
【化14】
[式中、Aは、式(I)について定義されたとおりであり、ここで、1は、塩素原子に結合しており、2は、臭素原子に結合している]
で示される化合物を開始材料として使用し、
同式(II)で示される化合物を、式(III):
【化15】
[式中、R
6、R
7、R
14、及びnは、式(I)について定義されたとおりであり、Alkは、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わす]
で示される化合物とのカップリングに供して、式(IV):
【化16】
[式中、R
6、R
7、R
14、A、及びnは、式(I)について定義されたとおりであり、Alkは、先に定義されたとおりである]
で示される化合物を生成し、
同式(IV)で示される化合物を、式(V):
【化17】
[式中、R
1、R
2、R
3、R
4、及びR
5は、式(I)について定義されたとおりであり、R
B1及びR
B2は、水素原子、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
6)アルキル基を表わし、あるいは、R
B1及びR
B2は、それらを担持する酸素と一緒になって、場合によりメチル化されている環を形成している]
で示される化合物とのカップリングに更に供して、式(VI):
【化18】
[式中、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、R
14、A、及びnは、式(I)について定義されたとおりであり、Alkは、前記に定義されたとおりである]
で示される化合物を生成し、
同式(VI)で示される化合物のAlk−O−C(O)−エステル官能基を加水分解して、カルボン酸を生成し、同カルボン酸を、式R
8’−OHで示されるアルコール又は式R
8’−Clで示される塩素化化合物[式中、R
8’は、直鎖又は分岐鎖の(C
1〜C
8)アルキル基、−CHR
aR
b基、アリール基、ヘテロアリール基、アリールアルキル(C
1〜C
6)基、又はヘテロアリールアルキル(C
1〜C
6)基を表わし、R
a及びR
bは、式(I)について定義されたとおりである]と場合により反応させて、式(I)で示される化合物を生成することができ、同式(I)で示される化合物を、従来の分離技術に従って精製することができ、同式(I)で示される化合物を、必要に応じて、薬学的に許容し得る酸又は塩基とのその付加塩に変換し、同付加塩を、従来の分離技術に従ってその異性体に場合により分離し、
開始試薬又は合成中間体の一部の基(ヒドロキシ、アミノ・・・)を、上記された一連のプロセス中の適切であると考えられる任意の機会に、保護し、その後に脱保護し、必要に応じて、合成により官能化することができると理解されることを特徴とする、
式(I)で示される化合物を製造するための方法に関する。
【0043】
式(II)、(III)、(V)、R
8’−OH、及びR
8’−Clで示される化合物は、市販されているか、又は、当業者により、文献に記載された従来の化学反応を使用して得ることができるかのいずれかである。
【0044】
本発明の化合物の薬理学的研究から、それらが、アポトーシス促進特性を有することが示されてきた。ガン細胞におけるアポトーシスプロセスを再活性化する能力は、ガンならびに免疫疾患及び自己免疫疾患の処置における主な治療的関心である。
【0045】
とりわけ、本発明の化合物は、化学療法抵抗性ガン又は放射線抵抗性ガンの処置に有用であろう。
【0046】
想定されるガン処置の中でも、膀胱、脳、乳房、及び子宮のガン、慢性リンパ球性白血病、結腸、食道、及び肝臓のガン、リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、リンパ腫、メラノーマ、悪性血液疾患、骨髄腫、卵巣ガン、非小細胞性肺ガン、前立腺ガン、膵臓ガン、ならびに小細胞性肺ガンの処置に言及することができるが、これらに限定されない。
【0047】
また、本発明は、少なくとも1つの式(I)で示される化合物を、1つ以上の薬学的に許容し得る賦形剤との組み合わせで含む、医薬組成物に関する。
【0048】
本発明の医薬組成物の中でも、とりわけ、経口、非経口、経鼻、経皮もしくは経皮(per− or trans−cutaneous)、直腸、舌下、眼、又は呼吸器投与に適したもの、特に、錠剤もしくは糖衣錠剤、舌下錠剤、小袋、パケット、カプセル剤、glossette、ロゼンジ剤、坐剤、クリーム剤、軟膏剤、皮膚ゲル剤、及び飲用もしくは注射用アンプルに言及することができる。
【0049】
用量は、患者の性別、年齢、及び体重、投与経路、治療適応症の性質、又は任意の関連する処置に応じて変動し、1回以上の投与において、24時間当たりに0.01mg〜1gの範囲である。
【0050】
またさらに、本発明は、式(I)で示される化合物と、遺伝毒性物質、細胞分裂毒、代謝拮抗物質、プロテアソーム阻害剤、キナーゼ阻害剤、及び抗体から選択される抗ガン剤との組み合わせ、ならびに、その種類の組み合わせを含む医薬組成物、およびガンの処置に使用するための医薬の製造におけるその使用に関する。
【0051】
また有利に、本発明は、式(I)で示される化合物と、EGFR阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0052】
また、別の実施態様では、本発明は、式(I)で示される化合物と、mTOR/PI3K阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0053】
また、好ましい実施態様では、本発明は、式(I)で示される化合物と、MEK阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0054】
また、好ましくは、本発明は、式(I)で示される化合物と、HER2阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0055】
また有利に、本発明は、式(I)で示される化合物と、RAF阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0056】
また、別の実施態様では、本発明は、式(I)で示される化合物と、EGFR/HER2阻害剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0057】
また、好ましい実施態様では、本発明は、式(I)で示される化合物と、タキサンとの組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0058】
また、別の実施態様では、本発明は、式(I)で示される化合物と、プロテアソーム阻害剤、免疫モデュレーター、又はアルキル化剤との組み合わせ、及び、その種類の組み合わせを含む医薬組成物に関する。
【0059】
式(I)で示される化合物と抗ガン剤との組み合わせは、同時に又は連続的に投与することができる。投与経路は、好ましくは、経口経路である。対応する医薬組成物は、活性成分の即時又は遅延放出を可能にする。さらに、組み合わせの化合物は、それぞれが一方の活性成分を含有する2つの別々の医薬組成物の形態、又は、活性成分が混合された状態である単一の医薬組成物の形態で投与することができる。
【0060】
本発明の化合物は、ガンの処置における放射線療法との組み合わせにおいても使用することができる。
【0061】
最後に、本発明の化合物は、モノクローナル抗体もしくはそのフラグメントに結合することができ、又は、モノクローナル抗体に関連し、もしくは、関連しない場合がある足場タンパク質に結合することができる。
【0062】
抗体フラグメントは、Fv、scFv、Fab、F(ab’)2、F(ab’)、scFv−Fc型のフラグメント、又は二重特異性抗体であると理解されるべきである。これらは、一般的には、それらが得られる抗体と同じ結合特異性を有する。本発明によれば、本発明の抗体フラグメントは、酵素、例えば、ペプシンもしくはパパインによる消化等の方法により、及び/又は、化学的還元によるジスルフィド結合の開裂により、抗体から開始して得ることができる。別の方法では、本発明に含まれる抗体フラグメントは、当業者に同様に周知の遺伝子組換え技術により、又は他に、例えば、自動ペプチド合成機、例えば、Applied Biosystems等の企業により供給されるものによるペプチド合成により得ることができる。
【0063】
モノクローナル抗体に関連し、又は、関連しない場合がある足場タンパク質は、免疫グロブリンフォールドを含有するか、又は、含有せず、モノクローナル抗体に類似する結合能を生じるタンパク質を意味すると理解される。当業者であれば、タンパク質足場を選択する方法を知っている。とりわけ、以下のような(Skerra A., J. Mol. Recogn. 2000, 13, 167-187)複数の特性:系統学的に良好な保存、周知の三次元分子組織(例えば、結晶学又はNMR等)を有する堅牢なアーキテクチャ、小型、存在しないもしくは低い程度のみの翻訳後修飾、生成、発現、及び精製の容易性を表わすべきこのような足場が選択されるべきであることが公知である。このようなタンパク質足場は、フィブロネクチン、及び優先的には、第10フィブロネクチンIII型ドメイン(FNfn10)、リポカリン、アンチカリン(Skerra A., J. Biotechnol. 2001, 74(4):257-75)、スタフィロコッカスプロテインAのドメインBからのプロテインZ誘導体、チオレドキシンA、又は、繰返しドメイン、例えば、「アンキリンリピート」(Kohl et al., PNAS 2003, 100(4), 1700-1705)、「アルマジロリピート」、「ロイシンリッチリピート」、もしくは「テトラトリコペプチドリピート」を有する任意のタンパク質からなる群より選択される構造であることができるが、これらに限定されない。トキシン(例えば、サソリ、昆虫、植物、又は軟体動物のトキシン等)からの足場誘導体又は神経型一酸化窒素シンターゼのタンパク質阻害剤(PIN)にも言及することができる。
【実施例】
【0064】
下記調製及び実施例は、本発明を例示するが、本発明を何ら限定するものではない。
【0065】
全体的な手法
商業的な供給元から得られた全ての試薬を、更に精製することなく使用した。無水溶媒を、商業的な供給元から得て、更に乾燥させることなく使用した。
【0066】
フラッシュクロマトグラフィーを、予め包装されたシリカゲルカートリッジを備えるISCO CombiFlash Rf 200i(RediSep(登録商標)R
f Gold High Performance)において行った。
【0067】
薄層クロマトグラフィーを、Merck Type 60 F254シリカゲルをコートした、5×10cmプレートにより行った。
【0068】
マイクロ波加熱を、Anton Parr MonoWave又はCEM Discover(登録商標)機器において行った。
【0069】
調製用HPLC精製を、Gemini-NX(登録商標) 10μM C18、250mm×50mm(内径)カラムを備えるArmen Spot液体クロマトグラフィーシステム(特に断りない限り、流速118mL分
-1でランニング、UVダイオードアレイ検出(210〜400nm)、25mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶出液として使用)において行った。
【0070】
分析用LC−MS:本発明の化合物を、Agilent 6140四重極LC/MSを備えるAgilent HP1200において、陽イオン又は陰イオン電子スプレーイオン化モードで動作させる高速液体クロマトグラフィー−質量分光法(HPLC−MS)により特徴決定した。分子量のスキャン範囲を、100〜1350とする。平行でのUV検出を、210nm及び254nmにおいて行った。サンプルを、ACN又はTHF/H
2O(1:1)中の1mM 溶液として、ループ注入 5μLで供給した。LCMS分析を、2つの機器において行った。その内の一方を、塩基性溶出液で動作させ、他方を、酸性溶出液で動作させた。
【0071】
塩基性LCMS:Gemini-NX、3μm、C18、50mm×3.00mm(内径)カラム、23℃、流速1mL分
-1、5mM 重炭酸アンモニウム(溶媒A)及びアセトニトリル(溶媒B)を、100% 溶媒Aから開始し、種々/特定の経過時間にわたって、100% 溶媒Bで終了する勾配で使用。
【0072】
酸性LCMS:ZORBAX Eclipse XDB-C18、1.8μm、50mm×4.6mm(内径)カラム、40℃、流速1mL分
-1、0.02%v/v ギ酸水溶液(溶媒A)及びアセトニトリル中の0.02%v/v ギ酸(溶媒B)を、100% 溶媒Aから開始し、種々/特定の経過時間にわたって、100% 溶媒Bで終了する勾配で使用。
【0073】
1H−NMR測定を、Bruker Avance III 500MHz分光計及びBruker Avance III 400MHz分光計において、溶媒として、DMSO−d
6又はCDCl
3を使用して行った。
1H NMRデータを、内部標準としての溶媒の残留ピーク(DMSO−d
6については2.50ppm及びCDCl
3については7.26ppm)を使用して、デルタ値の形式で、百万分の一(ppm)で与える。分離パターンを、s(シングレット)、d(ダブレット)、t(トリプレット)、q(カルテット)、quint(クインテット)、m(マルチプレット)、br s(ブロードシングレット)、dd(ダブレットのダブレット)、td(ダブレットのトリプレット)、dt(トリプレットのダブレット)、ddd(ダブレットのダブレットのダブレット)として示す。
【0074】
ガスクロマトグラフィーと低解像質量分光法との組み合わせを、0.25μm HP-5MSコーティングを有する15m×0.25mmカラム及びキャリアガスとしてヘリウムを使用する、Agilent 6850ガスクロマトグラフィー及びAgilent 5975C質量分光計において行った。イオン源:EI
+、70eV、230℃、四重極:150℃、インターフェース:300℃。
【0075】
HRMSを、Shimadzu IT-TOF、イオン源温度200℃、ESI+/−、イオン化電圧:(+−)4.5kV、質量解像 min.10000において決定した。
【0076】
元素分析を、Thermo Flash EA 1112元素分析機において行った。
【0077】
略語の一覧
略語 名称
Ac アセチル
AIBN 2−[(1−シアノ−1−メチル−エチル)アゾ]−2−メチル−プロパンニトリル
AtaPhos ビス(ジ−tert−ブチル(4−ジメチルアミノフェニル)ホスフィン)ジクロロパラジウム(II)
DCM 塩化メチレン
DIPA ジイソプロピルアミン
DMF ジメチルホルムアミド
DSC N,N’−ジスクシンイミジルカルボナート
eq. 当量
Et エチル
HMDS ヘキサメチルジシラザン
iPr イソプロピル
Me メチル
MeCN アセトニトリル
NBS N−ブロモスクシンイミド
nBu n−ブチル
Ph フェニル
PPh
3 トリフェニルホスフィン
r.t. 室温
tBu tert−ブチル
tBuXPhos 2−ジ(tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル
TEA トリエチルアミン
THF テトラヒドロフラン
【0078】
一般手順I
工程A
調製1の1当量、適切なボロン酸誘導体の2当量、2当量の炭酸セシウム及び0.1当量のビス(PPh
3)パラジウム(II)ジクロリドを、フラスコに入れた。1,4−ジオキサンと水(4:1、10mL/mmol)の混合物を加え、得られた混合物を、更なる変換が観測されなくなるまでアルゴン雰囲気下、60℃で撹拌した。反応混合物をブラインで希釈し、2M HCl水溶液でpHを6に設定し、次にDCMで抽出した。分離した有機相からの揮発物を減圧下で蒸発させ、粗生成物を、DCM及びメタノールを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
【0079】
工程B
得られた中間体をジオキサン−水1:1(10mL/mmol)に溶解し、10当量 LiOH×H
2Oを加えた。混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。次に、それをブラインで希釈し、2M HCl水溶液で中和して、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離したジアステレオ異性体を回収した。
【0080】
一般手順II
工程A
1当量の調製2又は1当量の調製3、適切なアルコール(他に明記されない限り)の2当量及び2当量のPPh
3を、乾燥トルエン(フェノールについて0.2M)に溶解した。2当量のジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラートを加え、混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで窒素下、60℃で撹拌した。揮発物を減圧下で蒸発させて、粗中間体を、酢酸エチル及びメタノールを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製した。
【0081】
工程B
得られた中間体をジオキサン−水1:1(10mL/mmol)に溶解し、10当量のLiOH×H
2Oを加えた。混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。次に、それをブラインで希釈し、2M HCl水溶液で中和し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過して、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離したジアステレオマーを回収した。
【0082】
一般手順III
工程A
乾燥アセトニトリル(15mL/mmol)中の、1当量の調製5の溶液に、1.5当量のDSC及び3当量のTEAを加え、混合物を室温で1時間撹拌した。得られた混合物に適切なアミンの2当量を加え、更に室温で1時間撹拌した。反応混合物を、フラッシュシリカカラム(160g/mmol、EtOAcで条件づけられた)に直接注入し、EtOAc及びMeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるクロマトグラフィーに付した。
【0083】
工程B
工程Aの生成物をジオキサン−水(1:1、10mL/mmol)に溶解し、10当量のLiOH×H
2Oを加えた。混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。次に、それを2M HClで中和し、RP18カラムに直接注入し、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いるクロマトグラフィーに付した。後に溶離したジアステレオマーを回収した。
【0084】
一般手順IV
工程A
適切なフェノール誘導体の1当量、適切なアルコール誘導体の2当量、及び2当量のPPh
3を、N
2雰囲気下、乾燥トルエン(フェノールについて0.2M)に溶解し、次に2当量のジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラートを加え、混合物を更なる変換が観測されなくなるまで60℃で撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製した。
【0085】
工程B
工程Aで得られたフェノール誘導体の1当量を、乾燥THFに溶解した。溶液を、アルゴン下、−78℃に冷却し、次に1.2当量の
nBuLi(ヘキサン中1.6M)を滴下した。15分後、1.5当量の2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを滴下した。氷浴を取り外し、混合物をゆっくりと室温まで放温した。次に、混合物をNH
4Cl溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮し、粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製した。
【0086】
一般手順V
ジオキサン(30mL/mmol)及び水(15mL/mmol)中の、1当量の調製1、3当量の適切なボロン酸誘導体、4.5当量の炭酸セシウム及び0.15当量のビス(PPh
3)パラジウム(II)ジクロリドを、更なる変換が観測されなくなるまでN
2雰囲気下、60℃で撹拌した。反応混合物を室温に冷やし、次に20当量 LiOH×H
2O(832mg/mmol)を加え、混合物を更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。反応混合物をブラインで希釈し、pHを1M HClを使用して6に調整し、次に混合物を濾過し、沈殿物をジオキサンで洗浄した。濾液の揮発物を減圧下で蒸発させ、残留物を、25mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。
【0087】
調製1: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]プロパノアート
工程A: 6−ヨード−3H−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン
撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えた2Lの丸底フラスコに、酢酸の溶液433mL、硫酸13mL及び水87mLを入れた。3H−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン69.3g(0.46mol)、過ヨウ素酸51.9g(0.23mol)及びヨウ素104g(0.41mol)を、撹拌した溶液に加え、60℃に1時間加熱した。得られた懸濁液を室温に冷やし、濾別し、酢酸と水(5:1)の混合物で洗浄し、次にジエチルエーテルで洗浄した。得られたベージュ色の結晶質固体を空気乾燥して、6−ヨード−3H−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オンを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 12.57 (br s, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.65 (s, 1H)
13C NMR (125 MHz, DMSO-d
6) δ168.3, 155.9, 146.1, 130.8, 126.7, 76.4
【0088】
工程B: 4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジン
撹拌機、温度計、還流冷却器及びCaCl
2−管を備えた1Lの丸底フラスコに、オキシ塩化リン113mL及びN,N−ジメチルアニリン35mL(0.29mol)を入れた。6−ヨード−3H−チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン75.54g(工程Aから)(0.27mol)を、混合物に5分間で数回に分けて加えた。反応混合物を105℃で1時間撹拌した。得られた懸濁液を10℃に冷却し、濾過して、ヘキサンで洗浄した。粗生成物を氷水に加え、10分間撹拌し、濾別し、冷水、ジエチルエーテルで洗浄し、空気乾燥して、4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジンをベージュ色の結晶質固体として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 8.89 (s, 1H), 7.98 (s, 1H)
13C NMR (125 MHz, DMSO-d
6) δ 172.3, 152.9, 151.9, 131.1, 128.9, 86.5
【0089】
工程C: 5−ブロモ−4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジン
攪拌機、温度計及びバブラー(bubbler)を備えた2Lの丸底フラスコに、MeCN 600mLを入れた。4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジン84.9g(工程B)(0.29mol)、NBS 50.9g(0.29mol)及びテトラフルオロホウ酸ジエチルエーテル錯体8.5mLを加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。更に、NBS 22.9g(0.12mol)を、混合物に3回にわけて加えた。懸濁液を0℃に冷却し、更に1時間撹拌した後、沈殿物を濾別し、アセトニトリルで洗浄し、空気乾燥して、5−ブロモ−4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジンをベージュ色の結晶質固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.88 (s, 1H)
13C NMR (100 MHz, DMSO-d
6) δ171.3, 152.9, 152.3, 126.0, 112.4, 92.9
【0090】
工程D: 5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン
5−ブロモ−4−クロロ−6−ヨード−チエノ[2,3−d]ピリミジン75.08g(工程Cから)(200mmol)、2−(4−フルオロフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン53.63g(240mmol)、炭酸セシウム130g(400mmol)、Pd(OAc)
22.245g(10mmol)及び
tBuXPhos 8.50g(20mmol)を、2Lのフラスコに入れた。THF 600mL及び水200mLを加え、次にアルゴン雰囲気下、70℃で一晩撹拌した。THFを蒸発させて、次に生成物を濾過により回収した。粗生成物をMeCN 250mLで超音波処理し、再度濾過した。次に、5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジンをEtOH/THF(2:1)から結晶化した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6): 9.02 (s, 1H), 7.80-7.77 (m, 2H), 7.47-7.43 (m, 2H)
【0091】
工程E: [2−(ブロモメチル)フェニル]アセタート
2−メチルフェニルアセタート60.07g(400mmol)及びNBS 106.8g(600mmol)を、1Lのフラスコに入れた。シクロヘキサン500mLを加え、次に集中的に撹拌したAIBN 3.284g(20mmol)を30分かけて加えた。混合物を更なる変換が観測されなくなるまで80℃で撹拌し、次に室温に冷やした。沈殿物を濾別し、シクロヘキサンで洗浄した。母液を減圧下で濃縮し、粗生成物を更に精製することなく工程Bで使用した。
【0092】
工程F: エチル 2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアート
無水LiCl 23.10g(545mmol)及び無水ZnCl
2 65.36g(479.6mmol)を、2Lのフラスコに入れ、次に、0.1mmHg下、160℃で1時間乾燥させた。アルゴン雰囲気下で室温に冷やした後、マグネシウムの削りくず26.49g(1090mmol)及び1Lの乾燥予冷(0℃)したTHFを加えた。得られた混合物を氷浴に浸し、次に30分間撹拌した。
【0093】
[2−(ブロモメチル)フェニル]アセタート100g(工程Eから)(〜436mmol)を、乾燥THF 120mLに溶解し、予冷した無機物に15分かけて加えた。試薬の添加後、得られた混合物を、温度を0〜5℃に保ちながら45分間撹拌した。混合物にエチル 2−オキソアセタート64.82mL(654mmol、トルエン中50%)を5分かけて加え、得られた混合物を更に15分間撹拌した。
【0094】
混合物から残った無機物を濾過により除去し、次にMeOH 500mLを濾液に加えた。この混合物を、フェノール性酸素からアルキル性酸素への分子内アセチル基移動が完了するまで撹拌した。混合物に酢酸30mLを加え、次に揮発物を減圧下で蒸発させた。残留物に水350mLを加え、それをEtOAcで抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO
3及びブラインで洗浄し、次にMgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で蒸発させた。残留物にヘキサン100mLを加え、0℃で30分撹拌した。形成された白色の結晶を濾過により回収し、ヘキサンで洗浄して、エチル 2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)−(rac)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 9.53 (s, 1H), 7.06 (t, 1H), 7.04 (d, 1H), 6.79 (d, 1H), 6.71 (t, 1H), 5.10 (dd, 1H), 4.05 (q, 2H), 3.06 (dd, 1H), 2.94 (dd, 1H), 2.00 (s, 3H), 1.09 (t, 3H)
【0095】
工程G: エチル (2R)−2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアート及びエチル (2S)−2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアート
エチル 2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアート(工程Fから)の鏡像異性体を、キラルクロマトグラフィーを介して分離した。カラム:OD;溶離剤:ヘプタン/EtOH;先に溶離した鏡像異性体を99.8% eeでのエチル (2S)−2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアートとして回収し、後に溶離した鏡像異性体を99.9%eeでのエチル (2R)−2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアートとして回収した。
【0096】
工程H: (4−ブロモ−2−クロロ−フェノキシ)−トリメチル−シラン
4−ブロモ−2−クロロ−フェノール(100mmol)20.8gを乾燥THF 150mLに溶解し、次にHMDS 24.2g(150mmol)を加えた。反応混合物を、アルゴン雰囲気下、85℃で1.5時間撹拌した。次に、減圧下で濃縮し、得られた生成物を更に精製することなく使用した。
1H NMR (200 MHz, CDCl
3): 7.49 (d, 1H), 7.23 (dd, 1H), 6.75 (d, 1H), 0.26 (s, 9H)
【0097】
工程I: 4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノール
ヘキサン(2.5M、120mmol)中の
nBuLi溶液48mLを、乾燥THF 250mL中の乾燥DIPA 12.1g(120mmol)の溶液にアルゴン雰囲気下、−78℃で滴下した。混合物を同じ温度で30分撹拌し、次に(4−ブロモ−2−クロロ−フェノキシ)−トリメチル−シラン28.0g(工程Hから)(100mmol)を滴下した。2.5時間後、MeI 21.3g(150mmol)を滴下し、次に冷却浴を取り外し、混合物を一晩撹拌した。反応物を、NH
4OH溶液100mL及びNH
4Cl溶液200mLでクエンチし、EtOAcで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。得られた暗色の塊を、純粋なヘキサンで数回還流し(アリコート150〜150mL)、黒色のタールを残してデカントした。合わせた有機相を減圧下で濃縮し、4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノール19.0gを得て、粗生成物を更に精製することなく使用した。
1H NMR (200 MHz, CDCl
3): 7.32 (d, 1H), 6.76 (d, 1H), 5.62 (s, 1H), 2.49 (s, 3H)
【0098】
工程J: (4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−トリメチル−シラン
HMDS 20.8g(129mmol)を、乾燥THF 150mL中の4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノール19.0g(工程Iから)(86.0mmol)の溶液を加えた。混合物を、アルゴンバルーン下、85℃で1.5時間撹拌し、次に減圧下で濃縮した。得られた(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−トリメチル−シランを、更に精製することなく使用した。
1H NMR (200 MHz, CDCl
3): 7.30 (d, 1H), 6.63 (d, 1H), 2.50 (s, 3H), 0.28 (s, 9H)
【0099】
工程K: 2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノール
乾燥THF 250mL中の(4−ブロモ−2−クロロ−3−メチル−フェノキシ)−トリメチル−シラン25.2g(工程Jから)(86.0mmol)の溶液を、アルゴン下で−78℃に冷却し、次にヘキサン(2.5M、94.6mmol)中の
nBuLi 38mLを滴下した。5分後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン19.2g(103mmol)を滴下した。冷却浴を取り外し、混合物をゆっくりと室温まで放温した。次に、混合物をNH
4Cl溶液200mLに加え、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮し、ヘキサン及びEtOAcを溶離剤として用いるシリカゲルパッドに通した。粗生成物をEtOAcとヘキサンの混合物から再結晶化して、2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 10.40 (s, 1H), 7.42 (d, 1H), 6.80 (d, 1H), 2.49 (s, 3H), 1.27 (s, 12H)
【0100】
工程L: 1−[2−[2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]エチル]−4−メチル−ピペラジン
2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノール10.0g(工程Kから)(37.2mmol)、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノール8.7g(60.3mmol)及びPPh
315.8g(60.3mmol)を、乾燥トルエン100mLに溶解し、次にジエチルアゾジカルボキシラート27mL(60.3mmol、トルエン中の40%溶液)を滴下した。混合物を、アルゴン下、50℃で1.5時間撹拌した。揮発物を減圧下で蒸発させ、Et
2O 100mLを加えた。沈殿した白色の結晶を濾別し、Et
2Oで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、CHCl
3及びMeOHを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製した。得られた淡褐色の油状物をヘキサンから結晶化して、1−[2−[2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]エチル]−4−メチル−ピペラジンをオフホワイトの固体として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.56 (d, 1H), 6.99 (d, 1H), 4.15 (t, 2H), 2.72 (t, 2H), 2.51 (s, 3H), 2.50 (br s, 4H), 2.29 (br s, 4H), 2.13 (s, 3H), 1.29 (s, 12H)
【0101】
工程M: エチル (2R)−2−アセトキシ−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]プロパノアート
エチル (2R)−2−アセトキシ−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパノアート9.06g(工程Gから、36mmol)、2−クロロ−4−(クロロメチル)ピリミジン7.12g(44mmol)、K
2CO
35.97g(44mmol)及びKI 1.22g(1.22mmol)を、250mLのフラスコに入れた。DMF 70mLを加え、混合物を、更なる変換が観測されなくなるまでN
2下、室温で撹拌した。次に、反応混合物を水で希釈し、次にそれをEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製して、エチル (2R)−2−アセトキシ−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]プロパノアートを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 8.86 (d, 1H), 7.69 (d, 1H), 7.25 (td, 1H), 7.23 (dd, 1H), 7.03 (d, 1H), 6.95 (td, 1H), 5.30 (d, 1H), 5.25 (d, 1H), 5.16-5.13 (m, 1H), 4.07 (qm, 2H), 3.28 (dd, 1H), 3.09 (dd, 1H), 2.00 (s, 3H), 1.09 (t, 3H)
【0102】
工程N: エチル (2R)−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]−2−ヒドロキシ−プロパノアート
エチル (2R)−2−アセトキシ−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]プロパノアート8.568g(工程Mから)(23mmol)を、エタノール100mLに溶解し、次にナトリウムエトキシド溶液1.8mL(エタノール中1.0M)を加え、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して精製し、エチル (2R)−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]−2−ヒドロキシ−プロパノアートを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 8.84 (d, 1H), 7.70 (d, 1H), 7.20 (m, 1H), 7.19 (dm, 1H), 7.00 (dm, 1H), 6.91 (m, 1H), 5.52 (d, 1H), 5.27 (d, 1H), 5.24 (d, 1H), 4.06 (m, 1H), 4.04 (m, 1H), 3.13 (dd, 1H), 2.84 (dd, 1H), 1.11 (t, 3H)
【0103】
工程O: 調製1
5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン17.18g(工程Dから、50mmol)及びエチル (2R)−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]−2−ヒドロキシ−プロパノアート18.52g(工程Nから、55mmol)を、乾燥THF 250mLに溶解し、次にCs
2CO
348.87g(150mmol)を加え、混合物を、更なる変換が観測されなくなるまでN
2下、70℃で撹拌した。反応混合物を室温に冷やし、次に1−[2−[2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]エチル]−4−メチル−ピペラジン2.17g(工程Lから、55mmol)、AtaPhos 560mg(2.5mmol)及びH
2O 250mLを加え、混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで窒素下、70℃で撹拌した。次に、それをEtOAc及びブラインで希釈した。相を分離した後、水相をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。生成物を、EtOAc及びMeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーを介して分離した。調製1をアトロプ異性体の混合物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ8.87(dd, 1H), 8.60 (s, 1H), 7.69 (dd, 1H), 7.35-7.26 (m, 2H), 7.22 (t, 2H), 7.20-7.10 (m, 2H), 7.02-6.91 (m, 1H), 6.87 (d, 1H), 6.72 (t, 1H), 6.15 (d, 1H), 5.47 (dd, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.29-4.11 (m, 2H), 4.10-4.00 (m, 2H), 3.15-2.15 (br s, 8H), 3.13 (dd, 2H), 2.73-2.65 (m, 2H), 2.09 (s, 3H), 1.86 (s, 3H), 1.06 (t, 3H)
(M+2H)
2+ = 416.1197
【0104】
調製2: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−(3−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
一般手順I 工程A及び適切なボロン酸誘導体として3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールを用いて、調製2をジアステレオ異性体の混合物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 9.65 (br s, 1H), 8.95 (d, 1H), 8.58 (s, 1H), 7.88-7.80 (m, 2H), 7.57 (d, 1H), 7.33 (d, 1H), 7.32-7.27 (m, 2H), 7.3 (t, 1H), 7.24-7.14 (m, 4H), 7.05 (d, 1H), 6.94-6.90 (dm, 1H), 6.78-6.73 (tm, 1H), 6.30 (dd, 1H), 5.51 (dd, 1H), 5.30 (d, 1H), 5.24 (d, 1H), 4.26-4.00 (m, 4H), 3.17 (dd, 1H), 2.76 (br s, 2H), 2.58 (dd, 1H), 2.42 (br s, 3H), 3.00-2.30 (br s, 8H), 1.86 (s, 3H), 1.06 (t, 3H)
(M+2H)
2+ = 445.1524
【0105】
調製3: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
一般手順I 工程A及び適切なボロン酸誘導体として4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールを用いて、調製3をジアステレオ異性体の混合物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 10.01 (s, 1H), 8.86 (d, 1H), 8.58 (s, 1H), 8.24 (d, 2H), 7.46 (d, 1H), 7.33 (d, 1H), 7.32-7.27 (m, 2H), 7.21 (t, 2H), 7.21-7.15 (m, 2H), 7.04 (d, 1H), 6.87 (d, 2H), 6.74 (t, 1H), 6.29 (d, 1H), 5.52 (dd, 1H), 5.26 (d, 1H), 5.20 (d, 1H), 4.19 (br s, 2H), 4.10-4.00 (m, 2H), 3.16 (dd, 1H), 3.03-2.41 (m, 13H), 2.56 (dd, 1H), 1.86 (s, 3H), 1.05 (t, 3H)
(M+2H)
2+ = 445.1517
【0106】
調製4a: 2−[2−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
一般手順IV、2−ヨードフェノールを適切なフェノールとして、及び適切なアルコールとして(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールを用いて、調製4aを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.50 (dd, 1H), 7.41 (tm, 1H), 6.98 (d, 1H), 6.93 (td, 1H), 4.37-4.31 (m, 1H), 4.08-4.02 (m, 2H), 4.03 (dd, 1H), 3.96 (dd, 1H), 1.36 (s, 3H), 1.30 (s, 3H), 1.27 (s, 12H)
【0107】
調製4b: 2−[2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
一般手順IV、適切なフェノールとして2−ヨードフェノール及び適切なアルコールとして2−(2−メトキシエトキシ)エタノールを用いて、調製4bを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.48 (dm, 1H), 7.42-7.37 (m, 1H), 6.94 (dm, 1H), 6.92-6.90 (m, 1H), 4.05-4.01 (m, 2H), 3.76-3.72 (m, 2H), 3.70-3.67 (m, 2H), 3.46-3.43 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 1.26 (s, 12H)
【0108】
調製4c: 2−[2−[2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
一般手順IV、適切なフェノールとして2−ヨードフェノール及び適切なアルコールとして2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノールを用いて、調製4cを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6) δ 7.48 (dm, 1H), 7.49-7.46 (m, 1H), 6.94 (dm, 1H), 6.93-6.89 (m, 1H), 4.04-4.01 (m, 2H), 3.75-3.72 (m, 2H), 3.71-3.39 (m, 8H), 3.22 (s, 3H), 1.26 (s, 12H)
【0109】
調製4d: 2−[2−(2−メトキシエトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
工程A: 1−ブロモ−2−(2−メトキシエトキシメチル)ベンゼン
2−メトキシエタノール20mL(672mmol、20当量)に、水素化ナトリウム4.03g(100.8mmol、油中の60%、3当量)を少量ずつ0℃で加えた。30分撹拌した後、1−ブロモ−2−(ブロモメチル)ベンゼン8.40g(33.6mmol、1当量)を加え、次に反応混合物を冷却浴から取り外し、さらに、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAc溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、1−ブロモ−2−(2−メトキシエトキシメチル)ベンゼンを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.60 (d, 1H), 7.49 (d, 1H), 7.39 (t, 1H), 7.24 (t, 1H), 4.52 (s, 2H), 3.63 (dd, 2H), 3.51 (dd, 2H), 3.27 (s, 3H)
【0110】
工程B: 調製4d
工程Aからの生成物を、一般手順IV 工程Bを用いて適切なボロン酸エステルに変換して、調製4dを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.80 (d, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.43 (t, 1H), 7.28 (t, 1H), 4.85 (s, 2H), 3.66 (dd, 2H), 3.59 (dd, 2H), 3.41 (s, 3H), 1.36 (s, 12H)
【0111】
調製4e: 4,4,5,5−テトラメチル−2−[2−(2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシエトキシメチル)フェニル]−1,3,2−ジオキサボロラン
工程A: 2−[2−[(2−ヨードフェニル)メトキシ]エトキシ]テトラヒドロピラン
乾燥DMF 25mL中の(2−ヨードフェニル)メタノール2.34g(10mmol、1当量)の溶液に、水素化ナトリウム440mg(11mmol、油中の60%、1.1当量)を少量ずつ0℃で加えた。30分撹拌した後、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロピラン2.5g(12mmol、1.2当量)を加え、次に反応混合物を冷却浴から取り外し、さらに、更なる変換が観測されなくなるまで50℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−[2−[(2−ヨードフェニル)メトキシ]エトキシ]テトラヒドロピランを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.83 (d, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.36 (t, 1H), 6.99 (t, 1H), 4.70 (t, 1H), 4.59 (s, 2H), 3.98-3.88 (m, 2H), 3.79-3.76 (m, 2H), 3.73-3.68 (m, 1H), 3.56-3.51 (m, 1H), 1.94-1.83 (m, 1H), 1.80-1.73 (m, 1H), 1.70-1.52 (m, 4H)
【0112】
工程B: 調製4e
乾燥THF 15mL中の、工程Aからの生成物1.0g(2.76mmol、1当量)の溶液に、
iPrMgCl×LiC l4.24mL(5.52mmol、THF中の1.3M、2当量)を0℃で2分かけて加えた。10分撹拌した後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン1.40mL(6.9mmol、2.5当量)を加え、次に更なる変換が観測されなくなるまでそれを0℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、調製4eを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.80 (d, 1H), 7.53 (d, 1H), 7.44 (t, 1H), 7.28 (t, 1H), 4.87 (s, 1H), 4.68 (t, 2H), 3.94-3.87 (m, 2H), 3.76-3.64 (m, 3H), 3.54-3.49 (m, 1H), 1.93-1.82 (m, 1H), 1.78-1.71 (m, 1H), 1.69-1.52 (m, 4H)
【0113】
調製4f: 2−[2−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシメチル]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
工程A: 4−[(2−ブロモフェニル)メトキシメチル]−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
乾燥DMF 25mL中の(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノール1.3mL(11mmol、1.1当量)の溶液に、水素化ナトリウム440mg(11mmol、油中の60%、1.1当量)を少量ずつ0℃で加えた。30分撹拌した後、1−ブロモ−2−(ブロモメチル)ベンゼン2.5g(10mmol、1当量)を加え、次に反応混合物を冷却浴から取り外し、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、4−[(2−ブロモフェニル)メトキシメチル]−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソランを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.55 (d, 1H), 7.49 (d, 1H), 7.33 (t, 1H), 7.17 (t, 1H), 4.65 (dd, 2H), 4.36 (qui, 1H), 4.11 (dd, 1H), 3.82 (dd, 1H), 3.67 (dd, 1H), 3.59 (dd, 1H), 1.46 (s, 3H), 1.39 (s, 3H)
【0114】
工程B: 調製4f
工程Aからの生成物を、一般手順IV 工程Bを用いて適切なボロン酸エステルに変換して、調製4fを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.65 (d, 1H), 7.45 (t, 1H), 7.41 (d, 1H), 7.29 (t, 1H), 4.68 (dd, 2H), 4.20 (qui, 1H), 3.98 (dd, 1H), 3.62 (dd, 1H), 3.51-3.42 (m, 2H), 1.30 (s, 3H), 1.30 (s, 12H), 1.26 (s, 3H)
【0115】
調製4g: 4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−(2−テトラヒドロピラン−2−イルオキシエトキシメチル)フェニル]−1,3,2−ジオキサボロラン
工程A: 2−[2−[(3−ヨードフェニル)メトキシ]エトキシ]テトラヒドロピラン
乾燥DMF 25mL中の(3−ヨードフェニル)メタノール2.34g(10mmol、1当量)の溶液に、水素化ナトリウム440mg(11mmol、油中の60%、1.1当量)を少量ずつ0℃で加えた。30分撹拌した後、2−(2−ブロモエトキシ)テトラヒドロピラン2.5g(12mmol、1.2当量)を加え、次に反応混合物を冷却浴から取り外し、更なる変換が観測されなくなるまで50℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、2−[2−[(3−ヨードフェニル)メトキシ]エトキシ]テトラヒドロピランを得た。MS (EI, 70 eV) m/z (% 相対強度、[イオン]): 85 (100), 217 (57), 233 (15), 278 (15), 362 (1)
【0116】
工程B: 調製4g
乾燥THF 15mL中の、工程Aからの生成物1.0g(2.76mmol、1当量)の溶液に、
iPrMgCl×LiCl 4.24mL(5.52mmol、THF中1.3M、2当量)を0℃で2分かけて加えた。10分間撹拌した後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン1.40mL(6.9mmol、2.5当量)を加え、次にそれを更なる変換が観測されなくなるまで0℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、調製4gを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.79 (s, 1H), 7.75 (d, 1H), 7.51 (d, 1H), 7.38 (t, 1H), 4.67 (t, 1H), 4.63 (d, 1H), 4.59 (d, 1H), 3.95-3.83 (m, 2H), 3.71-3.62 (m, 3H), 3.55-3.48 (m, 1H), 1.94-1.47 (m, 6H), 1.37 (s, 12H)
【0117】
調製4h: 2−[3−[2−メトキシ−1−(メトキシメチル)エトキシ]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
DMF 16mL中の3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノール880mg(4mmol、1当量)及び[2−メトキシ−1−(メトキシメチル)エチル]4−メチルベンゼンスルホナート1371mg(5.0mmol、1.25当量)の溶液に、炭酸セシウム1954mg(6.0mmol、1.5当量)を加え、75℃で16時間撹拌し、次に85℃で8時間撹拌した。反応混合物を室温に冷やし、それを減圧下で濃縮した。残留物25mLにブラインを加え、それを酢酸エチル3×25mLで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、調製4hを得た。HRMS C
17H
27BO
5の計算値:322.1952;実測値323.2025(M+H)
【0118】
調製4i: 2−[4−[2−メトキシ−1−(メトキシメチル)エトキシ]フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン
DMF 16mL中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノール880mg(4mmol、1.0当量)及び[2−メトキシ−1−(メトキシメチル)エチル]4−メチルベンゼンスルホナート1371mg(5.0mmol、1.25当量)の溶液に、炭酸セシウム1954mg(6.0mmol、1.5当量)を加え、それを75℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温に冷やし、それを減圧下で濃縮した。残留物25mLにブラインを加え、それを酢酸エチル3×25mLで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、調製4iを得た。HRMS C
17H
27BO
5の計算値:322.1952; 実測値323.2036(M+H)
【0119】
調製4j: [(2R)−4,5−ジアセトキシ−6−メトキシ−2−[[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]メチル]テトラヒドロピラン−3−イル]アセタート
工程A: メチル 2,3,4−tri−O−アセチル−α−D−マンノピラノシド
メチル 2,3,4−トリ−O−アセチル−6−トリフェニルメチル−α−D−マンノピラノシド2.25g(4mmol)を、酢酸30mLに85℃で溶解し、次に水15mLを加え、それを90℃で1時間撹拌した。それを室温に冷やし、次にそれを氷冷ブラインに注いだ。混合物を濾過し、濾液をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、それを濾過して、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、メチル 2,3,4−トリ−O−アセチル−α−D−マンノピラノシドを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 5.11-5.03 (m, 3H), 4.85 (t, 1H), 4.73 (d, 1H), 3.65 (m, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.42 (m, 1H), 3.33 (s, 3H), 2.11-1.91 (s, 9H)
【0120】
工程B: 調製4j
一般手順IV 工程Aを用い、メチル 2,3,4−トリ−O−アセチル−α−D−マンノピラノシド及び3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールから出発して、調製4jを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.31 (t, 1H), 7.26 (m, 1H), 7.15 (m, 1H), 7.06 (m, 1H), 5.25 (t, 1H), 5.12 (m, 1H), 5.11 (m, 1H), 4.79 (d, 1H), 4.13 (dd, 1H), 4.05 (dd, 1H), 3.99 (m, 1H), 3.36 (s, 3H), 2.15-1.92 (s, 9H), 1.29 (s, 12H)
【0121】
調製4k: 4,4,5,5−テトラメチル−2−[3−[[(2S)−3,4,5,6−テトラメトキシテトラヒドロピラン−2−イル]メトキシ]フェニル]−1,3,2−ジオキサボロラン
工程A: メチル−6−トリフェニルメチル2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド
DMF 150mL中のメチル6−トリフェニルメチル−α−D−マンノピラノシド8.08g(18.51mmol)の溶液に、水素化ナトリウム2.89g(鉱油中の60%、72.2mmol、3.9当量)を少しずつ0℃で加え、それをこの温度で30分撹拌した。次に、MeI 5.20mL(11.8g、83.3mmol、4.5当量)を0℃で滴下し、それを室温で16時間撹拌した。反応混合物にMeOH 10mLを加え、それを15分撹拌し、次にそれを減圧下で濃縮した。残留物を水200mLで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、それを濾過して、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、メチル−6−トリフェニルメチル2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシドを得た。
1H NMR (500MHz, DMSO-d
6): 7.44-7.23 (m, 15H), 4.85 (d, 1H), 3.58 (dd, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.39 (s, 3H), 3.36 (s, 3H), 3.33 (dd, 1H), 3.31 (s, 3H), 3.28 (t, 1H), 3.23 (dd, 1H), 3.11 (s, 3H), 3.1 (dd, 1H)
【0122】
工程B: メチル 2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド
メチル−6−トリフェニルメチル2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド1.914g(4.0mmol)を、酢酸30mLに85℃で溶解し、次に水15mLを加え、それを90℃で1時間撹拌した。それを室温に冷やし、それを氷冷ブラインに注いだ。混合物を濾過し、濾液をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、それを濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、メチル 2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシドを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 4.72 (d, 1H), 4.63 (br s, 1H), 3.56 (dd, 1H), 3.54 (dd, 1H), 3.47 (dd, 1H), 3.36 (s, 3H), 3.34 (s, 3H), 3.32 (m, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.26 (s, 3H), 3.24 (m, 1H), 3.22 (m, 1H)
【0123】
工程C: 調製4k
一般手順IV 工程Aを用い、メチル 2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド及び3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールから出発して、調製4kを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.31 (dd, 1H), 7.25 (dm, 1H), 7.19 (m, 1H), 7.09 (dm, 1H), 4.77 (d, 1H), 4.14 (dd, 1H), 4.09 (dd, 1H), 3.60 (m, 1H), 3.59 (dd, 1H), 3.41 (t, 1H), 3.38 (dd, 1H), 3.37 (s, 3H), 3.36 (s, 3H), 3.34 (s, 3H), 3.33 (s, 3H), 1.29 (s, 12H)
【0124】
調製4l: [(2R)−4,5−ジアセトキシ−6−メトキシ−2−[[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]メチル]テトラヒドロピラン−3−イル]アセタート
一般手順IV 工程Aを用い、メチル 2,3,4−トリ−O−アセチル−α−D−マンノピラノシド(調製4j工程Aから)及び4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールから出発して、調製4lを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.60(m, 2H), 6.92 (m, 2H), 5.23 (t, 1H), 5.13 (dd, 1H), 5.11 (dd, 1H), 4.80 (d, 1H), 4.14 (dd, 1H), 4.06 (dd, 1H), 4.02 (m, 1H), 3.36 (s, 3H), 2.14-1.92 (s, 9H), 1.27 (s, 12H)
【0125】
調製4m: 4,4,5,5−テトラメチル−2−[4−[[(2S)−3,4,5,6−テトラメトキシテトラヒドロピラン−2−イル]メトキシ]フェニル]−1,3,2−ジオキサボロラン
一般手順IV 工程Aを用い、メチル 2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド(調製4j工程Aから)及び4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールから出発して、調製4mを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.61 (m, 2H), 6.96 (m, 2H), 4.77 (d, 1H), 4.16 (dd, 1H), 4.10 (dd, 1H), 3.61 (m, 1H), 3.60 (d, 1H), 3.38 (m, 2H), 3.37-3.28 (s, 12H), 1.27 (s, 12H)
【0126】
調製4n: [(2R)−4,5,6−トリアセトキシ−2−[[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]メチル]テトラヒドロピラン−3−イル]アセタート
工程A: 1,2,3,4−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノース
1,2,3,4−テトラ−O−アセチル−6−トリフェニルメチル−α/β−D−マンノピラノース2.36g(4.0mmol)を、酢酸30mLに65℃で溶解し、次に水15mLを加え、それを65℃で1時間撹拌した。それを室温に冷やし、それを氷冷ブラインに注いだ。混合物を濾過し、濾液をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で乾燥させ、それを濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、1,2,3,4−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノースを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 6.06-5.97 (d, 1H), 5.20-5.06 (t, 1H), 5.31-5.18 (dd, 1H), 5.35-5.14 (dd, 1H), 4.89-4.87 (t, 1H), 3.84-3.74 (m, 1H), 3.52-3.34 (m, 2H), 2.20-1.90 (s, 12H)
【0127】
工程B: 調製4n
一般手順IV 工程Aを用いて、1,2,3,4−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノース及び4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノールから出発して、調製4nを立体異性体の混合物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.60 (m, 2H), 6.91 (m, 2H), 6.15-6.00 (d, 1H), 5.43-5.15 (m, 3H), 4.23-4.20 (m, 1H), 4.14-4.00 (m, 2H), 2.19-1.92 (s, 12H), 1.27 (s, 12H)
【0128】
調製4o: [(3R,4S,6S)−3,4,5−トリアセトキシ−6−[[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メトキシ]テトラヒドロピラン−2−イル]酢酸メチル
及び
調製4p: [(2R,3aS,6R,7S)−6,7−ジアセトキシ−2−メチル−2−[[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メトキシ]−5,6,7,7a−テトラヒドロ−3aH−[1,3]ジオキソロ[4,5−b]ピラン−5−イル]酢酸メチル
工程A: 1−ブロモ−2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノース
無水酢酸1mLを、酢酸(33%)中のHBr 30mLに加え、それを室温で16時間撹拌した。それを0℃に冷却し、ジクロロメタン30mL中の1,2,3,4,6−ペンタ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノース7.50g(19.2mmol)の溶液を0℃で滴下した。反応混合物をこの温度で2時間撹拌し、次に室温で16時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、それを冷水100mLに注いだ。それをDCM 120mLで希釈し、次に相を分離した。有機層を氷冷水で洗浄し、NaHCO
3及び水で再び飽和した。有機層をMgSO
4で乾燥させ、それを濾過し、減圧下で濃縮して、1−ブロモ−2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノースを得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 6.77 (d, 1H), 5.50 (dd, 1H), 5.35 (dd, 1H), 5.23 (t, 1H), 4.17 (m, 1H), 4.25 (dd, 1H), 4.08 (dd, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 2.03 (s, 3H), 1.96 (s, 3H)
【0129】
工程B: 調製4o及び4p
DCM 100mL中の[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メタノール819mg(3.50mmol、1当量)、1−ブロモ−2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−α/β−D−マンノピラノース2015mg(4.90mmol、1.4当量)、s−コリジン467mg(3.85mmol、1.1当量)の溶液に、トルエン15mL中のトリフルオロメタンスルホン酸銀1708mg(6.65mmol、1.9当量)を−78℃で滴下し、混合物をこの温度で10分間撹拌した。混合物をゆっくりと室温に温め(3時間)、次にそれを10時間撹拌した。混合物をセライトパッドで濾過し、濾液を濃縮した。残留物を、ヘプタン及び酢酸エチルを溶離剤として用いるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、調製4oを最初に溶離した生成物として得て、
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.69 (m, 2H), 7.39 (m, 2H), 5.15-5.10 (m, 3H), 4.96 (d, 1H), 4.71 (d, 1H), 4.57 (d, 1H), 4.15 (dd, 1H), 4.04 (dd, 1H), 3.96 (m, 1H), 2.12-1.91 (s, 12H), 1.29 (s, 12H);
そして調製4pを次に溶離した生成物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d
6): 7.63 (m, 2H), 7.31 (m, 2H), 5.68 (d, 1H), 5.32 (dd, 1H), 5.05 (t, 1H), 4.59 (d, 1h) 4.54 (dd, 1H), 4.53 (d, 1H), 4.12 (dd, 1H), 4.03 (dd, 1H), 3.94 (m, 1H), 2.01-1.97 (s, 9H), 1.70 (s, 3H), 1.29 (s, 12H)
【0130】
調製4q: [5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリミジン−2−イル]メタノール
(5−ブロモピリジン−2−イル)メタノール113mg(0.6mmol)及び4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン609mg(2.4mmol)を、ジオキサン6mLに溶解し、次にKOAc 353mg(3.6mmol)及びPdCl
2×dppf 66mg(0.09mmol)を加えた。混合物を、窒素下、60℃で2時間撹拌した。得られた混合物を更に操作することなく使用した。MS(M+H):237.1
【0131】
調製5: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
一般手順I 工程A及び適切なボロン酸エステルとして[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メタノールを用いて、調製5をジアステレオ異性体の混合物として得た。MS:[M+H]
+=903.2
【0132】
実施例1: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順I 工程Bを用い、調製2から出発して、実施例1を得た。HRMS C
46H
42ClFN
6O
6Sの計算値:860.2559;実測値431.1349(M+2H)
2+
【0133】
実施例2: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−ヒドロキシフェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順I 工程Bを用い、調製3から出発して、実施例2を得た。HRMS C
46H
42ClFN
6O
6Sの計算値:860.2559;実測値431.1371(M+2H)
2+
【0134】
実施例3: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メタノールから出発して、実施例3を得た。HRMS C
47H
44ClFN
6O
6Sの計算値:874.2715;実測値438.141(M+2H)
2+
【0135】
実施例4: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]メタノールから出発して、実施例4を得た。HRMS C
47H
44ClFN
6O
6Sの計算値:874.2715;実測値438.1449(M+2H)
2+
【0136】
実施例5: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4aから出発して、実施例5を得た。HRMS C
52H
52ClFN
6O
8Sの計算値:974.324;実測値488.1698(M+2H)
2+
【0137】
実施例6: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4bから出発して、実施例6を得た。HRMS C
51H
52ClFN
6O
8Sの計算値:962.324;実測値482.1695(M+2H)
2+
【0138】
実施例7: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(2−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4cから出発して、実施例7を得た。HRMS C
53H
56ClFN
6O
9Sの計算値:1006.3502;実測値504.1828(M+2H)
2+
【0139】
実施例8: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(メトキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び[2−(メトキシメチル)フェニル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランから出発して、実施例8を得た。HRMS C
48H
46ClFN
6O
7Sの計算値:888.2872;実測値445.1518(M+2H)
2+
【0140】
実施例9: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2−メトキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4dから出発して、実施例9を得た。HRMS C
50H
50ClFN
6O
7Sの計算値:932.3134;実測値467.164(M+2H)
2+
【0141】
実施例10: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
工程Bの反応の完了後、一般手順Iを用い、調製1及び調製4eから出発して、2M HCl水溶液でpHを1にして、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCN溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例10を得た。HRMS C
49H
48N
6O
7FSClの計算値:918.2978;実測値460.1572(M+2H)
2+
【0142】
実施例11: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(2−{[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4fから出発して、実施例11を得た。HRMS C
53H
54ClFN
6O
8Sの計算値:988.3397;実測値495.1762(M+2H)
2+
【0143】
実施例12: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4gから出発して工程Bの反応の完了後、、2M HCl水溶液でpHを1に設定して、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例12を得た。HRMS C
49H
48ClFN
6O
7Sの計算値:918.2978;実測値460.1556(M+2H)
2+
【0144】
実施例13: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4hから出発して、実施例13を得た。HRMS C
51H
52ClFN
6O
8Sの計算値:962.324;実測値482.1694(M+2H)
2+
【0145】
実施例14: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4iから出発して、実施例14を得た。HRMS C
51H
52ClFN
6O
8Sの計算値:962.324;実測値482.1678(M+2H)
2+
【0146】
実施例15: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールから出発して、工程Bの反応の完了後、2M HCl水溶液でpHを1に設定して、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液で減圧下に濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例15を得た。HRMS C
49H
48N
6O
8FSClの計算値:934.2927;実測値468.1531(M+2H)
2+
【0147】
実施例16: メチル 6−O−{3−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−α−D−マンノピラノシド
一般手順Vを用い、調製1及び調製4jから出発して、実施例16を得た。HRMS C
53H
54ClFN
6O
11Sの計算値:1036.3243;実測値519.1696(M+2H)
2+
【0148】
実施例17: メチル 6−O−{3−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド
一般手順Iを用い、調製1及び調製4kから出発して、実施例17を得た。HRMS C
56H
60ClFN
6O
11Sの計算値:1078.3713;実測値540.1936(M+2H)
2+
【0149】
実施例18: メチル 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−α−D−マンノピラノシド
一般手順Vを用い、調製1及び調製4lから出発して、実施例18を得た。HRMS C
53H
54ClFN
6O
11Sの計算値:1036.3243;実測値519.1714(M+2H)
2+
【0150】
実施例19: メチル 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−2,3,4−トリ−O−メチル−α−D−マンノピラノシド
一般手順Iを用い、調製1及び調製4mから出発して、実施例19を得た。HRMS C
56H
60ClFN
6O
11Sの計算値:1078.3713;実測値540.1925(M+2H)
2+
【0151】
実施例20: 6−O−{4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−D−マンノピラノース
及び
実施例21: 6−O−{2−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニル}−D−マンノン酸
一般手順Vを用い、調製1及び調製4nから出発して、実施例20を先に溶離する化合物として得た。HRMS C
52H
52ClFN
6O
11Sの計算値:1022.3087;実測値512.1611(M+2H)
2+
【0152】
実施例21を後に溶離する化合物として得た。HRMS C
52H
52ClFN
6O
12Sの計算値:1038.3036;実測値520.1604(M+2H)
2+
【0153】
実施例22: 1,2−O−[(1R)−1−({4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]ベンジル}オキシ)エチリデン]−β−D−マンノピラノース
一般手順Vを用い、調製1及び調製4oから出発して、実施例22を得た。HRMS C
55H
56ClFN
6O
12Sの計算値:1078.335;実測値1079.343(M+H)
+
【0154】
実施例23: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(α−D−マンノピラノシルオキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Vを用い、調製1及び調製4pから出発して、実施例23を得た。HRMS C
53H
54ClFN
6O
11Sの計算値:1036.3243;実測値519.1682(M+2H)
2+
【0155】
実施例24: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]ボロン酸から出発して、実施例24を得た。HRMS C
48H
46N
6O
6FSClの計算値:888.2872;実測値445.1512(M+2H)
2+
【0156】
実施例25: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4aから出発して、工程Bの反応の完了後、2M HCl水溶液でpHを1に設定して、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例25を得た。HRMS C
49H
48ClFN
6O
8Sの計算値:934.2927;実測値468.1536(M+2H)
2+
【0157】
実施例26: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
工程A: エチル (2R)−2−ヒドロキシ−3−[2−[[2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
ジオキサン/H
2O 30mL(1:1)中の、エチル (2R)−3−[2−[(2−クロロピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル]−2−ヒドロキシ−プロパノアート1.01g(調製1工程Eから)(3mmol、1当量)、[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ボロン酸1.17g(6mmol、2当量)、炭酸セシウム2.93g(9mmol、3当量)及びPd(PPh
3)
2Cl
2 210mgの溶液を、更なる変換が観測されなくなるまで70℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル (2R)−2−ヒドロキシ−3−[2−[[2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアートを無色の油状物として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.92 (d, 1H), 7.60 (dd, 1H), 7.59 (d, 1H), 7.45 (dd, 1H), 7.24-7.15 (m, 3H), 7.08 (t, 1H), 7.02 (d, 1H), 6.91 (t, 1H), 5.55 (d, 1H), 5.27 (d, 1H), 5.23 (d, 1H), 4.40-4.32 m, 1H), 4.17-4.11 (m, 2H), 4.06 (q, 2H), 3.62-3.60 (m, 2H), 3.22 (s, 3H), 3.17 (dd, 1H), 2.88 (dd, 1H), 1.18 (t, 3H)
【0158】
工程B: エチル (2R)−2−[5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
乾燥THF 10mL中の、工程Aで得た生成物995mg(2.2mmol、1.1当量)、5−ブロモ−4−クロロ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン687mg(調製1工程Dから)(2mmol、1当量)及び炭酸セシウム1.95g(6mmol、3当量)の懸濁液を、更なる変換が観測されなくなるまで70℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル (2R)−2−[5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−メトキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアートを得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.90 (d, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.77-7.72 (m, 2H), 7.61 (d, 1H), 7.55 (dd, 1H), 7.49 (dd, 1H), 7.45-7.38 (m, 3H), 7.25 (dd, 1H), 7.15 (d, 1H), 7.09-7.01 (m, 2H), 6.94 (t, 1H), 5.79 (dd, 1H), 5.31 (d, 1H), 5.25 (d, 1H), 4.17 (q, 2H), 4.15-4.10 (m, 2H), 3.64-3.56 (m, 3H), 3.33 (dd, 1H), 3.21 (s, 3H), 1.14 (t, 3H)
【0159】
工程C: エチル (2R)−2−[5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
乾燥DCM 10mL中の、工程B(1mmol、1当量)で得た生成物760mgの溶液に、BBr
3 1mL(1mmol、DCM中1M、1当量)を室温で滴下し、次に混合物を更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、ヘプタン及びEtOAcを溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル (2R)−2−[5−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアートを得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.99 (d, 1H), 8.53 (s, 1H), 7.92 (dd, 1H), 7.79 (d, 1H), 7.69-7.62 (m, 2H), 7.54-7.45 (m, 2H), 7.27-7.12 (m, 5H), 6.98 (7, 1H), 6.94 (d, 1H), 5.87 (dd, 1H), 5.34 (d, 1H), 5.29 (d, 1H), 4.41 (t, 2H), 4.29 (q, 2H), 3.94 (t, 2H), 3.72 (dd, 1H), 3.42 (dd, 1H), 1.28 (t, 3H)
【0160】
工程D: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
ジオキサン/H
2O 4mL(1:1)中の、工程C(0.27mmol、1当量)で得た生成物200mgの溶液に、1−[2−[2−クロロ−3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェノキシ]エチル]−4−メチル−ピペラジン127mg(調製1 工程Lから)(0.32mmol、1.2当量)、Pd(OAc)
23.1mg(0.05当量)、AtaPhos 11mg(0.1当量)及び炭酸セシウム262mg(0.8mmol、3当量)を、更なる変換が観測されなくなるまで70℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、EtOAc/MeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアートを得た。MS:M+H]
+=933.2
【0161】
工程E: 実施例26
ジオキサン/H
2O 4mL(1:1)中の、工程D(0.13mmol)の生成物120mgの溶液に、LiOH×H
2O100mg(2.6mmol、20当量)を加え、それを更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。次に、それを2M HClで中和し、次に5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いるRP18カラムに直接注入した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収し、実施例26を得た。HRMS C
48H
46ClFN
6O
7Sの計算値:904.2821;実測値453.1496(M+2H)
2+
【0162】
実施例27: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4fから出発して、工程Bの反応の完了後、2M HCl水溶液でpHを1に設定し、それを更なる変換が観測されなくなるまで撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収し、実施例27を得た。HRMS C
50H
50ClFN
6O
8Sの計算値:948.3083;実測値475.1621(M+2H)
2+
【0163】
実施例28: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ホスホノオキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
乾燥THF 5mL中の、調製2 444mg(0.5mmol、1当量)及びTEA 210μL
(1.5mmol、3当量)のTHF溶液に、POCl
3 140μL(1.5mmol、3当量)を室温で滴下した。15分間撹拌した後、水酸化ナトリウム5mL(10mmol、水中2M)を加え、次に更なる変換が観測されなくなるまで50℃で撹拌した。反応混合物を、勾配法でEtOAc/MeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるプレコンディションされた(EtOAc/MeOH[1.2% NH
3を含む]−80/20)220gフラッシュシリカゲルカラムに直接注入して、所望の生成物をジアステレオ異性体の混合物として得た。ジアステレオ異性体を、50mM NH
4HCO
3水溶液及びMeOHを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して分離した。後に溶離するジアステレオ異性体を実施例28として回収した。HRMS C
46H
43N
6O
9FPSClの計算値:940.2222;実測値471.1194(M+2H)
2+
【0164】
実施例29: 4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニルホスファート
乾燥THF 5mL中の、調製3 444mg(0.5mmol、1当量)及びTEA 210μL(1.5mmol、3当量)のTHF溶液に、POCl
3140μL(1.5mmol、3当量)を室温で滴下した。15分間撹拌した後、水酸化ナトリウム5mL(10mmol、水中2M)を加え、次に更なる変換が観測されなくなるまでそれを50℃で撹拌した。反応混合物を、勾配法でEtOAc/MeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるプレコンディションされた(EtOAc/MeOH[1.2% NH
3を含む]−80/20)220gフラッシュシリカゲルカラムに直接注入して、所望の生成物をジアステレオ異性体の混合物として得た。後に溶離するジアステレオ異性体を、凍結乾燥後に実施例29として回収した。HRMS C
46H
43N
6O
9FPSClの計算値:940.2222;実測値471.1188(M+2H)
2+
【0165】
実施例30: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
工程A: エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[3−[2−(p−トリルスルホニルオキシ)エトキシ]フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアート
調製2 178mg(0.2mmol)のDMF溶液に、炭酸セシウム195mg(0.6mmol)及び2−(p−トリルスルホニルオキシ)エチル 4−メチルベンゼンスルホナート222mg(0.6mmol)を加え、その混合物を更なる変換が観測されなくなるまで60℃で撹拌した。反応混合物をEtOAc及びブラインで希釈した。抽出後、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、EtOAc及びMeOH(1.2% NH
3を含む)を溶離剤として用いるフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、エチル (2R)−2−[5−[3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ−3−[2−[[2−[3−[2−(p−トリルスルホニルオキシ)エトキシ]フェニル]ピリミジン−4−イル]メトキシ]フェニル]プロパノアートを得た。MS:[M+H]
+=1087.2
【0166】
工程B: 実施例30
ジオキサン/H
2O 4mL(1:1)中の、工程Aの生成物120mg(0.11mmol)の溶液に、LiOH×H
2O 92mg(2.2mmol)を加え、それを更なる変換が観測されなくなるまで60℃で撹拌した。次に、それを2M HClで中和し、次に5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いるRP18カラムに直接注入した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例30を得た。HRMS C
48H
46ClFN
6O
7Sの計算値:904.2821;実測値453.1475(M+2H)
2+
【0167】
実施例31: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び2−(2−メトキシエトキシ)エタノールから出発して、実施例31を得た。HRMS C
51H
52N
6O
8FSClの計算値:962.324;実測値482.1703(M+2H)
2+
【0168】
実施例32: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び2−(2−ヒドロキシエトキシ)エタノールの10当量から出発して、実施例32を得た。HRMS C
50H
50N
6O
8FSClの計算値:948.3083;実測値475.1613(M+2H)
2+
【0169】
実施例33: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノールから出発して、実施例33を得た。HRMS C
53H
56N
6O
9FSClの計算値:1006.3502;実測値504.183(M+2H)
2+
【0170】
実施例34: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び2−(ジメチルアミノ)エタノールから出発して、実施例34を得た。HRMS0 C
50H
51N
7O
6FSClの計算値:931.3294;実測値466.6709(M+2H)
2+
【0171】
実施例35: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールから出発して、実施例35を得た。HRMS C
52H
52N
6O
8FSClの計算値:974.324;実測値488.1677(M+2H)
2+
【0172】
実施例36: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(15−ヒドロキシ−3−オキソ−2,7,10,13−テトラオキサ−4−アザペンタデカ−1−イル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び2−[2−[2−(2−アミノエトキシ)エトキシ]エトキシ]エタノールを適切なアミンとして出発して、実施例36を得た。HRMS C
56H
61ClFN
7O
11Sの計算値:1093.3822;実測値547.7006(M+2H)
2+
【0173】
実施例37: (2R)−3−(2−{[2−(3−{[(1,4’−ビピペリジン−1’−イルカルボニル)オキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び1−(4−ピペリジル)ピペリジンを適切なアミンとして出発して、実施例37を得た。HRMS C
58H
62ClFN
8O
7Sの計算値:1068.4135;実測値1069.419(M+H)
+
【0174】
実施例38: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エタノール10当量から出発して、実施例38を得た。HRMS C
52H
54ClFN
6O
9Sの計算値:992.3345;実測値497.1748(M+2H)
2+
【0175】
実施例39: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−(2−ヒドロキシエトキシ)エタノールの10当量から出発して、実施例39を得た。HRMS C
50H
50ClFN
6O
8Sの計算値:948.3083;実測値475.1604(M+2H)
2+
【0176】
実施例40: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−(2−メトキシエトキシ)エタノールから出発して、実施例40を得た。HRMS C
51H
52ClFN
6O
8Sの計算値:962.324;実測値482.1675(M+2H)
2+
【0177】
実施例41: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとして2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミンから出発して、実施例41を得た。HRMS C
55H
59ClFN
9O
7Sの計算値:1043.3931;実測値522.7052(M+2H)
2+
【0178】
実施例42: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(モルホリン−4−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとして2−モルホリノエタンアミンから出発して、実施例42を得た。HRMS C
54H
56ClFN
8O
8Sの計算値:1030.3615;実測値516.1871(M+2H)
2+
【0179】
実施例43: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ジメチルアミノ)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとしてN’,N’−ジメチルエタン−1,2−ジアミンから出発して、実施例43を得た。HRMS C
52H
54ClFN
8O
7Sの計算値:988.3509;実測値989.3586(M+H)
+
【0180】
実施例44: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとして2−ピロリジン−1−イルエタンアミンから出発して、実施例44を得た。HRMS C
54H
56ClFN
8O
7Sの計算値:1014.3665;実測値508.1916(M+2H)
2+
【0181】
実施例45: (2R)−3−[2−({2−[3−({[ビス(2−メトキシエチル)カルバモイル]オキシ}メチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとして2−メトキシ−N−(2−メトキシエチル)エタンアミンから出発して、実施例45を得た。HRMS C
54H
57N
7O
9FSClの計算値:1033.3611;実測値517.6883(M+2H)
2+
【0182】
実施例46: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{[(1,4,7,10,13−ペンタオキサ−16−アザシクロオクタデカン−16−イルカルボニル)オキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとして1,4,7,10,13−ペンタオキサ−16−アザシクロオクタデカンから出発して、実施例46を得た。HRMS C
60H
67N
7O
12FSClの計算値:1163.4241;実測値582.7187(M+2H)
2+
【0183】
実施例47: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールから出発して、工程Bの反応の完了後、2M HCl水溶液でpHを1に設定して、更なる変換が観測されなくなるまでそれを撹拌した。次に、それを10% K
2CO
3水溶液で中和し、ブラインで希釈し、DCMで抽出した。合わせた有機相をMgSO
4で乾燥させ、濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びMeCNを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収して、実施例47を得た。HRMS C
49H
48N
6O
8FSClの計算値:934.2927;実測値468.1538(M+2H)
2+
【0184】
実施例48: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノールから出発して、実施例48を得た。HRMS C
53H
56N
6O
9FSClの計算値:1006.3502;実測値504.1829(M+2H)
2+
【0185】
実施例49: (2R)−3−(2−{[2−(3−{2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノールの10当量から出発して、実施例49を得た。HRMS C
52H
55N
7O
8FSClの計算値:991.3505;実測値496.6833(M+2H)
2+
【0186】
実施例50: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{2,3−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[({[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]カルバモイル}オキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIIを用い、調製5及び適切なアミンとしてN−(2−アミノエチル)ピペリジンから出発して、実施例50を得た。HRMS C
55H
58ClFN
8O
7Sの計算値:1028.3822;実測値1029.3893(M+H)
+
【0187】
実施例51: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及びN−(2−ヒドロキシエチル)モルホリンから出発して、実施例51を得た。HRMS C
52H
53ClFN
7O
7Sの計算値:973.3400;実測値487.6785(M+2H)
2+
【0188】
実施例52: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製2及び2−ジメチルアミノエタノールから出発して、実施例52を得た。HRMS C
50H
51ClFN
7O
6Sの計算値:931.3294;実測値466.6722(M+2H)
2+
【0189】
実施例53: (2R)−3−(2−{[2−(4−{2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エタノールから出発して、実施例53を得た。HRMS C
52H
55N
7O
8FSClの計算値:991.3505;実測値496.6822(M+2H)
2+
【0190】
実施例54: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(4−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及びトリエチレングリコールの10当量から出発して、実施例54を得た。HRMS C
52H
54N
6O
9FSClの計算値:992.3345;実測値497.1743(M+2H)
2+
【0191】
実施例55: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及び(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メタノールから出発して、実施例55を得た。HRMS C
52H
52N
6O
8FSClの計算値:974.3240;実測値488.1689(M+2H)
2+
【0192】
実施例56: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
一般手順IIを用い、調製3及びN−(2−ヒドロキシエチル)モルホリンから出発して、実施例56を得た。HRMS C
52H
53N
7O
7FSClの計算値:973.3400;実測値487.6775(M+2H)
2+
【0193】
実施例57: 4−[4−({2−[(2R)−2−カルボキシ−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)
エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}エチル]フェノキシ}メチル)ピリミジン−2−イル]フェニルホスファート
二ナトリウム塩
乾燥THF 5mL中の調製3 444mg(0.5mmol、1当量)及びTEA210μL(1.5mmol、3当量)のTHF溶液に、POCl
3 140μL(1.5mmol、3当量)を室温で滴下した。15分間撹拌した後、水酸化ナトリウム5mL(10mmol、水中2M)を加え、次に更なる変換が観測されなくなるまでそれを50℃で撹拌した。次に、pHをTFAで6に調整し、次にこの反応混合物を、50mM NH
4HCO
3水溶液及びMeOHを溶離剤として用いるRP18カラムに直接注入した。後に溶離するジアステレオ異性体を回収した。凍結乾燥後、残った白色の固体をジオキサン0/飽和NH
4HCO
3 5mL(1:1)に懸濁した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を、水及びMeCNを溶離剤として用いるRP18カラムに直接注入して、実施例57を得た。HRMS C
46H
43N
6O
9FPSClの計算値:940.2222;実測値469.1054(M−2H)
2−.
【0194】
実施例58: (2R)−3−(2−{[2−(2−{2−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
【0195】
実施例59: (2R)−3−(2−{[2−(4−{[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
【0196】
実施例60: (2R)−3−(2−{[2−(3−{[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
【0197】
実施例61: (2R)−3−(2−{[2−(2−{[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}プロパン酸
【0198】
実施例62: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{4−[(2−ヒドロキシエトキシ)メチル]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
【0199】
実施例63: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
【0200】
実施例64: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(2−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
【0201】
実施例65: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(ホスホノオキシ)メトキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパン酸
【0202】
実施例66: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{[(ホスホノオキシ)メトキシ]メチル}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
【0203】
実施例67: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2−(3−{[(ホスホノオキシ)カルボニル]オキシ}フェニル)ピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
【0204】
実施例68: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−({[(ホスホノオキシ)カルボニル]オキシ}メチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0205】
実施例69: 1−[(エトキシカルボニル)オキシ]エチル(2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパノアート
工程A: エチル 1−クロロエチルカルボナート
エタノールの1当量及びピリジン1.2当量を、ジクロロメタン(1.2mL/mmol)に溶解した。クロロギ酸1−クロロエチル1.05当量を、窒素下、−78℃でゆっくりと加え、反応混合物を−78℃で3時間撹拌した。冷混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物を更に精製することなく使用した。
【0206】
工程B: 実施例69
実施例13の1当量を、DMF(20ml/mmol)に窒素下で溶解した。Cs
2CO
36.7当量及び工程Aからのエチル 1−クロロエチルカルボナートの8当量を加えた。反応混合物を、更なる変換が観測されなくなるまで室温で撹拌した。混合物をブラインで希釈し、それをDCMで抽出し、Na
2SO
4で乾燥させ、濾過して、減圧下で濃縮した。粗生成物を、5mM NH
4HCO
3水溶液及びアセトニトリルを溶離剤として用いる分取逆相クロマトグラフィーを介して精製して、実施例69を得た。HRMS C
56H
60ClFN
6O
11Sの計算値:1078.3713;実測値1079.3796及び1079.3786(M+H)
【0207】
実施例70: 1−[(ジメチルカルバモイル)オキシ]エチル(2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−{2−[(2−{3−[(1,3−ジメトキシプロパン−2−イル)オキシ]フェニル}ピリミジン−4−イル)メトキシ]フェニル}プロパノアート
【0208】
実施例71: (2R)−2−{[5−{2,6−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0209】
実施例72: (2R)−2−{[5−{3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0210】
実施例73: (2R)−2−{[5−{2,6−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(ホスホノオキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0211】
実施例74: (2R)−2−{[5−{3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[4−(ホスホノオキシ)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0212】
実施例75: 2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−ヒドロキシ−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0213】
実施例76:2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−4−ヒドロキシ−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]ブタン酸
【0214】
実施例77: 2−O−[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]−3,4−ジデオキシ−3−[2−({2−[3−(ヒドロキシメチル)フェニル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]ペントン酸 (pentonic acid)
【0215】
実施例78: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−4−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0216】
実施例79: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[5−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び[5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−3−ピリジル]メタノールから出発して、実施例79を得た。HRMS C
46H
43ClFN
7O
6Sの計算値:875.2668;実測値438.6428(M+2H)
2+
【0217】
実施例80: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[6−(ヒドロキシメチル)ピリダジン−4−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0218】
実施例81: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−[2−({2−[6−(ヒドロキシメチル)ピラジン−2−イル]ピリミジン−4−イル}メトキシ)フェニル]プロパン酸
【0219】
実施例82: (2R)−2−{[(5S
a)−5−{3−クロロ−2−メチル−4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−6−(4−フルオロフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル]オキシ}−3−(2−{[2’−(ヒドロキシメチル)−2,5’−ビピリミジン−4−イル]メトキシ}フェニル)プロパン酸
一般手順Iを用い、調製1及び調製4qから出発して、実施例82を得た。HRMS C
45H
42ClFN
8O
6Sの計算値:876.2621;実測値439.1402(M+2H)
2+
【0220】
薬理学的研究
実施例A:蛍光分極技術によるMcl−1の阻害
各化合物の相対的な結合活性を、蛍光分極(FP)により決定した。この方法には、フルオレセインラベルリガンド(フルオレセイン−βAla−Ahx−A−REIGAQLRRMADDLNAQY−OH;mw2,765)を利用した。同リガンドは、Mcl−1タンパク質(MCl−1は、UniProtKB(登録商標)一次アクセッションナンバー:Q07820に対応する)に結合し、読取機を使用してミリ分極(mP)で測定される、異方性の増大をもたらす。このリガンドと同じ部位に競合的に結合する化合物の添加により、mP単位での低下により示される、システムにおけるより高い割合の結合していないリガンドがもたらされるであろう。
【0221】
各化合物の11点系列希釈を、DMSO中において調製し、2μlを、平底低結合性384ウェルプレートに移した(DMSO終濃度5%)。ついで、フルオレセインラベルリガンド(終濃度1nM)及びMcl−1タンパク質(終濃度5nM)を含有するバッファー(10mM 4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸[HEPES]、150mM NaCl、0.05% Tween20、pH7.4) 38μlを加えた。
【0222】
アッセイプレートを、r.t.で約2時間インキュベーションした。その後、FPを、Biomek Synergy2リーダー(Ex.528nm、Em.640nm、カットオフ 510nm)において測定し、mP単位を算出した。試験化合物の用量増大における結合を、「5% DMSOのみ」と「100%阻害」対照との間で確立されたウィンドウと比較して、mPの% 低下として表現した。11点用量応答曲線を、4パラメータ論理モデル(シグモイド用量応答モデル)を使用するXL-Fitソフトウェアによりプロットし、mPの50%低下を与えた阻害濃度(IC
50)を決定した。得られた結果を、以下の表1に表わす。
【0223】
結果から、本発明の化合物は、Mcl−1タンパク質と前記の蛍光ペプチドとの間の相互作用を阻害することが示される。
【0224】
実施例B:in vitro細胞傷害性
細胞傷害性研究を、H929多発性骨髄腫瘍系統において行った。
【0225】
細胞を、マイクロプレートに広げ、試験化合物に48時間曝す。ついで、細胞の生存率を、比色アッセイ法であるMicroculture Tetrazoliumアッセイ法(Cancer Res., 1987, 47, 939-942)により定量する。
【0226】
結果を、IC
50(細胞生存を50%阻害する化合物濃度)で表現し、以下の表1に表わす。
【0227】
結果から、本発明の化合物は、細胞傷害性であることが示される。
【0228】
【表1】
【0229】
実施例C:in vivoでの開裂型PARPの定量
開裂型PARPレベルを測定することにより、アポトーシスを誘引する本発明の化合物の能力を、AMO−1多発性骨髄腫細胞の異種移植モデルにおいて評価する。1.10
7個 AMO−1細胞を、免疫抑制マウス(SCID株)の皮下に移植する。移植後12〜14日で、動物を、種々の化合物による静脈内又は経口経路により処置する。処置後、腫瘍塊を回収し、溶解させる。開裂型PARPを、腫瘍ライゼート中において定量する。
【0230】
「Meso Scale Discovery(MSD)ELISAプラットフォーム」試験を使用する定量を行う。同試験は、開裂型PARPを特異的にアッセイする。定量は、処置マウスにおける開裂型PARPの量を、対照マウスにおける開裂型PARPの量で割った比に対応する活性化係数の形式で表現される。
【0231】
結果から、本発明の化合物は、in vivoにおいて、AMO−1腫瘍細胞におけるアポトーシスを誘引することができることが示される。
【0232】
実施例D:in vivoにおける抗腫瘍活性
本発明の化合物の抗腫瘍活性を、AMO−1多発性骨髄腫細胞の異種移植モデルにおいて評価する。
【0233】
1×10
7個 AMO−1細胞を、免疫抑制マウス(SCID株)の皮下に移植する。
【0234】
移植後6〜8日、腫瘍塊が約150mm
3に達した時点で、マウスを、種々の化合物により、毎日スケジュールで処置する(5日間の処置)。腫瘍塊を、処置の開始から1週間に2回測定する。
【0235】
ΔT/C(すなわち、生成物の活性の修飾パラメータで、同パラメータは、処置群の腫瘍体積/非処置対照群の腫瘍体積の比として定義される)を使用して得られた結果から、本発明の化合物は、処置期間中に、顕著な腫瘍縮小を誘引することが示される。
【0236】
実施例F:医薬組成物:錠剤
1000個の錠剤は、
実施例1〜82から選択される化合物(用量5mg)・・・・ 5g
小麦デンプン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
トウモロコシデンプン・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
ラクトース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g
ステアリン酸マグネシウム・・・・・・・・・・・・・・・ 2g
シリカ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1g
ヒドロキシプロピルセルロース・・・・・・・・・・・・・ 2g
を含有する。