(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6774561
(24)【登録日】2020年10月6日
(45)【発行日】2020年10月28日
(54)【発明の名称】情報インタラクション方法、サーバ、クライアント、記憶媒体及び装置
(51)【国際特許分類】
G06F 16/635 20190101AFI20201019BHJP
G06F 16/638 20190101ALI20201019BHJP
G06F 16/687 20190101ALI20201019BHJP
G06F 13/00 20060101ALN20201019BHJP
【FI】
G06F16/635
G06F16/638
G06F16/687
!G06F13/00 540E
【請求項の数】18
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2019-510677(P2019-510677)
(86)(22)【出願日】2017年4月10日
(65)【公表番号】特表2019-533220(P2019-533220A)
(43)【公表日】2019年11月14日
(86)【国際出願番号】CN2017079855
(87)【国際公開番号】WO2018076616
(87)【国際公開日】20180503
【審査請求日】2019年2月21日
(31)【優先権主張番号】201610963435.5
(32)【優先日】2016年10月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224353
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100118913
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 邦生
(74)【代理人】
【識別番号】100142789
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100163050
【弁理士】
【氏名又は名称】小栗 眞由美
(74)【代理人】
【識別番号】100201466
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 邦彦
(72)【発明者】
【氏名】ニェ, シャオモン
【審査官】
西村 直史
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−106927(JP,A)
【文献】
特表2014−501004(JP,A)
【文献】
特開2003−132060(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2014/0053088(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00−16/958
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報インタラクション方法であって、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、
前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、を含むことを特徴とする情報インタラクション方法。
【請求項2】
クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップの前に、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信し、前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータデータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていると決定された場合、前記クライアントが前記音声インタラクションデータをロードするように、前記音声インタラクションデータを前記クライアントに送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定するステップと、
音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、前記提示情報を表示すること、及び前記フィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行することを前記クライアントに指示するように、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともに前記クライアントに送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップは、
ロードされた音声インタラクションデータに基づいて、前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバを決定するステップと、
前記音声クエリ情報を前記サービスサーバに送信し、返送されたフィードバック情報を受信するステップと、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
情報インタラクション方法であって、
履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、
前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、を含むことを特徴とする情報インタラクション方法。
【請求項6】
履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップの前に、
サーバによって送信された、検索結果に含まれる音声インタラクションデータと、対応する提示情報及び/またはインタラクション方法とを受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記フィードバック情報は、前記音声クエリ情報に対応するヒット語彙と、インタラクション方法の実行パラメータとを含み、
フィードバック情報をロードするステップは、
前記実行パラメータに基づいて対応するインタラクション方法を実行し、前記インタラクション方法に基づいて生成されたインターフェースを表示するステップを含むことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
【請求項8】
情報インタラクションサーバであって、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するための音声情報受信モジュールと、
前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するためのフィードバック情報決定モジュールであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるフィードバック情報決定モジュールと、
前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するためのフィードバック情報送信モジュールと、を含むことを特徴とする情報インタラクションサーバ。
【請求項9】
前記音声情報受信モジュールは、さらに、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信し、
前記フィードバック情報送信モジュールは、さらに、
前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていることが決定した場合、前記クライアントが前記音声インタラクションデータをロードするように、前記音声インタラクションデータを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項8に記載のサーバ。
【請求項10】
前記フィードバック情報決定モジュールは、さらに、
前記音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定し、
前記フィードバック情報送信モジュールは、具体的には、
音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、前記提示情報を表示すること、及び前記フィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行することを前記クライアントに指示するように、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともに前記クライアントに送信することを特徴とする請求項9に記載のサーバ。
【請求項11】
前記フィードバック情報決定モジュールは、具体的には、
ロードされた音声インタラクションデータに基づいて、前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバを決定し、
前記音声クエリ情報を前記サービスサーバに送信し、返送されたフィードバック情報を受信することを特徴とする請求項8または9に記載のサーバ。
【請求項12】
情報インタラクションクライアントであって、
履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するための提示情報表示モジュールであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告である提示情報表示モジュールと、
ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得するための音声情報取得モジュールと、
前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するための音声情報送信モジュールと、
前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信するためのフィードバック情報受信モジュールと、
前記フィードバック情報をロードするためのフィードバック情報ロードモジュールと、を含むことを特徴とする情報インタラクションクライアント。
【請求項13】
前記フィードバック情報受信モジュールは、さらに、
サーバによって送信された、検索結果に含まれる音声インタラクションデータと、対応する提示情報及び/またはインタラクション方法とを受信することを特徴とする請求項12に記載のクライアント。
【請求項14】
前記フィードバック情報は、前記音声クエリ情報に対応するヒット語彙と、インタラクション方法の実行パラメータとを含み、
前記フィードバック情報ロードモジュールは、具体的には、
前記実行パラメータに基づいて対応するインタラクション方法を実行し、前記インタラクション方法に基づいて生成されたインターフェースを表示することを特徴とする請求項12または13に記載のクライアント。
【請求項15】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行し、当該方法は、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、
前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、を含むことを特徴とする記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行し、当該方法は、
履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、
前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、を含むことを特徴とする記憶媒体。
【請求項17】
1つまたは複数のプロセッサと、
メモリと、
前記メモリに格納されている1つまたは複数のプログラムと、を含む装置であって、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行される場合に、
クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、
前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、が実行されることを特徴とする装置。
【請求項18】
1つまたは複数のプロセッサと、
メモリと、
前記メモリに格納されている1つまたは複数のプログラムと、を含む装置であって、
前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行される場合に、
履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップであって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、
ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、
前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、が実行されることを特徴とする装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本特許出願は、2016年10月28日付に提出されていた、出願番号が201610963435.5であり、出願人がバイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ベイジン)カンパニー リミテッド、発明の名称が「情報インタラクション方法、サーバ及びクライアント」である中国特許出願の優先権及び権益を主張するものであり、当該中国特許出願の全ての内容は参照により本明細書に組み入れられる。
【技術分野】
【0002】
本開示の実施例は、情報インタラクション技術に関し、特に、情報インタラクション方法、サーバ、クライアント、記憶媒体及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術及びネットワークの発展に伴い、より多くのユーザがスマートデバイスを使用して検索することにより必要な情報を取得するようになっている。
【0004】
現在、多くのスマートデバイスに搭載されているAPPやブラウザは、既に音声検索機能を備えており、即ち、ユーザが音声を入力するだけで情報検索を完成することができ、検索を行うために文字情報を手動で入力する必要があるという欠点が克服されている。しかしながら、従来技術では、ユーザは、音声検索を行う時に、検索ページにおける検索結果やフィードバックされた検索結果における情報との音声インタラクションを行うことができず、これにより、現在の音声検索方式の適用シーンが単一となり、検索効率が低く、ユーザが情報との音声インタラクションを行うという要求を満たすことができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、情報インタラクション方法、サーバ、クライアント、記憶媒体及び装置を提供することにより、ユーザは、音声方式で情報とインタラクションすることができるようになり、検索効率が向上し、検索プロセスを適用可能なシーンがより多様化する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例は、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップ
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、を含む情報インタラクション方法を提供する。
【0007】
第2の態様では、本開示の実施例は、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップ
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、を含む情報インタラクション方法をさらに提供する。
【0008】
第3の態様では、本開示の実施例は、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するための音声情報受信モジュールと、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するためのフィードバック情報決定モジュール
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるフィードバック情報決定モジュールと、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するためのフィードバック情報送信モジュールと、を含む情報インタラクションサーバをさらに提供する。
【0009】
第4の態様では、本開示の実施例は、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するための提示情報表示モジュール
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告である提示情報表示モジュールと、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得するための音声情報取得モジュールと、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するための音声情報送信モジュールと、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信するためのフィードバック情報受信モジュールと、前記フィードバック情報をロードするためのフィードバック情報ロードモジュールと、を含む情報インタラクションクライアントをさらに提供する。
【0010】
第5の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を含む1つまたは複数の記憶媒体を提供し、当該方法は、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップ
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、を含む。
【0011】
第6の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を含む1つまたは複数の記憶媒体を提供し、当該方法は、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップ
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、を含む。
【0012】
第7の態様では、本開示の実施例は、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されている1つまたは複数のプログラムと、を含む装置を提供し、前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行される場合に、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップ
であって、前--ラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、が実行される。
【0013】
第8の態様では、本開示の実施例は、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、前記メモリに格納されている1つまたは複数のプログラムと、を含む装置を提供し、前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサによって実行される場合に、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップ
であって、前記音声インタラクションデータは、具体的な実体に関する音声インタラクション広告であるステップと、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、が実行される。
【発明の効果】
【0014】
本開示の実施例によって提供される技術的解決策では、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信し、クライアントによってロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定し、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように前記フィードバック情報を前記クライアントに送信することにより、従来技術において、ユーザが音声検索を行う時に、検索ページやフィードバックされた検索結果における情報との音声インタラクションを行うことができないという課題が解決され、ユーザは、音声方式で情報とインタラクションすることができるようになり、検索効率が向上し、検索プロセスを適用可能なシーンがより多様化する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本開示の第1の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の第2の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図3】本開示の第3の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図4】本開示の第4の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。
【
図5】本開示の第5の実施例に係る情報インタラクションサーバの構成ブロック図である。
【
図6】本開示の第6の実施例に係る情報インタラクションクライアントの構成ブロック図である。
【
図7】本開示の第9の実施例に係る情報インタラクション方法を実行する装置のハードウェアの構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面及び実施例を参照して本開示をさらに詳細に説明する。なお、ここで説明される具体的な実施例は、単に本開示を解釈するためのものであり、本開示を限定するものではない。また、説明の便宜上、全ての構成ではなく、本開示に関連する部分のみが図面に示されている。
【0017】
第1の実施例
図1は、本開示の第1の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。本実施例は、ユーザが音声検索サービスを利用する場合に適用可能であり、当該方法は、サーバのような演算装置によって実行することができ、具体的には、以下のステップS101〜S103を含む。
【0018】
ステップS101において、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信する。ここで、クライアントは、ユーザが使用する携帯電話やタブレットのようなスマートデバイスであってもよい。ユーザは、当該クライアントによってインストールされた検索アプリケーションまたはブラウザにより音声検索を行うことができる。例示的には、ユーザが検索インターフェースにおける音声ボタンをクリックした後、クライアントは、集約されたマイクロフォンにより、ユーザによって発出された音声を取得し、当該音声に基づいて対応するクエリ結果をユーザにフィードバックすることができる。このステップでは、受信されたクライアントによって送信された音声クエリ情報は、ユーザによって直接入力された音声を含み、音声クエリ情報を受信するとともに、クライアントによって送信された履歴検索結果も受信する。ここで、当該履歴検索結果は、現在のラウンドの検索インタラクションプロセスで決定された履歴検索結果であってもよいし、履歴検索プロセスで他のラウンドで決定された検索結果を含む履歴検索結果であってもよい。
【0019】
ステップS102において、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定する。
ここで、当該ロードされた音声インタラクションデータは、航空会社の航空音声インタラクティブ広告やレストランの飲食音声インタラクティブ広告のような、クライアントによってロードされた音声インタラクティブ広告であってもよい。このステップでは、履歴検索結果に基づいてクライアントに音声インタラクションデータがロードされていることを決定するプロセスは、検索結果に記録された、既にトリガーされたインタラクション方法またはトリガーされた音声情報により、クライアントに音声インタラクションデータがロードされていることを決定するプロセスであってもよい。
【0020】
このステップでは、音声クエリ情報に対応するフィードバック情報をクライアントにフィードバックする時に、当該クライアントによってロードされた音声インタラクションデータに基づく。例示的には、ユーザには食事の需要がある場合に、「食事したい」という音声情報を入力することにより、飲食音声インタラクティブ広告を取得し、例えば、「六里橋XX店」の広告情報がクライアントのインターフェースに表示される。このとき、ユーザが「ローストダック」の音声を再度入力した後、サーバは、クライアントによってロードされている「六里橋XX店」の音声インタラクティブ広告に基づいて、「ローストダック」に対応するフィードバック情報をユーザにフィードバックし、当該フィードバック情報には、「六里橋XX店」における提供可能な「ローストドック」に関するメニュー及び価格などが含まれる。
【0021】
このステップでは、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定する場合、音声クエリ情報を語彙解析するプロセスが含まれる。語彙解析により、フィードバック情報の決定に使用されるように、当該音声クエリ情報に対応する語彙及びテキスト単語が取得される。
【0022】
ステップS103において、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信する。
このステップでは、サーバは、クライアントがロードするように、ステップS102で決定されたフィードバック情報をクライアントに送信し、クライアントのロードが完了した後、直ちにフィードバック情報を表示して、ユーザとインタラクションする。
【0023】
本実施例の技術的解決策では、サーバが情報をクライアントにフィードバックする時に、クライアントにロードされた音声インタラクションデータに基づいてフィードバック情報を決定することができる。これにより、ユーザがクライアントを利用して音声クエリを行う場合の連続的な複数のラウンドのインタラクションが実現され、音声クエリ情報の検索結果に対してインテリジェントな配信を行うことができる。
【0024】
上記技術的解決策では、ステップS102は、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップであってもよい。ここで、履歴検索結果に基づいてクライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定されたとは、クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていることを意味する。この場合、音声インタラクションデータを直接、語彙解析してキーワードを決定し、当該キーワードがヒットした対応するフィードバック情報を決定してクライアントに直接フィードバックする。
【0025】
上記技術的解決策に基づいて、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップの前に、クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信し、前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータデータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていると決定された場合、前記クライアントが前記音声インタラクションデータをロードするように、前記音声インタラクションデータを前記クライアントに送信するステップをさらに含む。前述した第1の実施例の各ステップは、音声クエリ情報に基づいて複数ラウンドのインタラクションを行うプロセスであると理解することができ、このステップは、インタラクションプロセス前の検索確立プロセスとして理解することができる。具体的には、ユーザがクライアントを介して音声検索を開始する時に、サーバは、ユーザによって入力された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信し、当該クライアントパラメータが、クライアントが音声インタラクションデータの複数ラウンドのインタラクションをサポートしているか否かを示すものであり、クライアントが音声インタラクションデータをサポートしていると決定されたとともに、当該音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータにヒットした場合、クライアントがロードするように当該音声インタラクションデータをクライアントに送信する。これに対応して、音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータがクエリされなかったか、またはクライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしない場合、正常な通常データに戻る。
【0026】
第2の実施例
図2は、本開示の第2の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。本実施例は、第1の実施例に基づいて、音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定し、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともにクライアントに送信するステップをさらに追加する。具体的には、以下のステップS201〜S203を含む。
【0027】
ステップS201において、クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信する。
【0028】
ステップS202において、前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていると決定された場合、前記音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定する。
【0029】
例示的には、ユーザによって入力された音声が「飛行機に乗りたい」である場合、クエリされた「飛行機に乗りたい」に対応する音声インタラクションデータは、中国国際航空の航空音声インタラクティブ広告であり、この場合、決定された、当該航空音声インタラクティブ広告に対応する提示情報は、「中国国際航空にチェックインしたい」であってもよく、対応するインタラクション方法は、チェックイン時の座席模式図であってもよい。ここで、当該提示情報は、ユーザが音声クエリを行う時に提案された、現在の音声インタラクションデータとインタラクションする音声語彙を提示することができ、当該インタラクション方法は、ヒットしたインタラクション語彙に従って、既に展示された対応するインタラクションロジックを呼び出すことができる。
【0030】
ステップS203において、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、前記提示情報を表示すること、及び前記フィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行することを前記クライアントに指示するように、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともに前記クライアントに送信する。
【0031】
例示的には、音声検索イベントがトリガーされることは、ユーザがクライアントインターフェ−スによって表示された音声インタラクションボタンをクリックすることであってもよい。当該提示情報は、フローティングウィンドウの形態でクライアントインターフェ−スに表示されてもよいし、音声方式で提示してもよい。インタラクション方法を受信した後、クライアントは、その後に受信したフィードバック情報に基づいて当該インタラクション方法を直接呼び出すことができる。選択的には、提示情報及びインタラクション方法は、現在ロードされている音声インタラクションデータを対象として、すなわち現在ロードされている音声インタラクションデータに対して実行可能な音声インタラクション動作の情報を提示する。インタラクション方法も、現在の音声インタラクションデータに基づくものであり、クライアントがフィードバック情報を受信した後、当該フィードバック情報は、次のラウンドの音声インタラクションデータに対応する提示情報及び実行可能な方法を含むことができる。選択的には、当該提示情報及びインタラクション方法は、当該音声インタラクションデータによって実行可能なすべてのインタラクションラウンドの提示情報及びインタラクション方法が一度にクライアントに送信されることであってもよい。
【0032】
本実施例の技術的解決策では、音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定することにより、音声インタラクションデータとともに提示情報及び/またはインタラクション方法を前記クライアントに送信するため、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、提示情報を表示することをクライアントに指示することができる。ユーザが音声インタラクションデータによって実行できるインタラクティブコンテンツを理解しやすくなるので、ユーザの音声検索の効率が向上する。また、クライアントはフィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行し、当該インタラクション方法が既に前の音声データのインタラクションラウンドでクライアントにロードされているため、ユーザによって入力された音声クエリ情報に迅速に応答することができる。
【0033】
第3の実施例
図3は、本開示の第3の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。本実施例は、上記各実施例に基づいて、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定する具体的な方法を示す。当該方法は、具体的には、以下のステップS301〜S303を含む。
【0034】
ステップS301において、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信する。
【0035】
ステップS302において、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて、前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバを決定し、前記音声クエリ情報を前記サービスサーバに送信し、返送されたフィードバック情報を受信する。
【0036】
例示的には、当該音声インタラクションデータを提供するサービスサーバは、プロバイダが提供する音声インタラクション広告サーバであってもよい。このステップでは、サービスサーバで音声クエリ情報に対応するフィードバック情報の検索を行うことにより、当該ステップを実行する本体のサーバが中継点として、クライアントとサービスサーバとを接続して、サービスサーバにおける音声インタラクションデータをクライアントによって送信された音声クエリ情報に対応に関連付けさせる。
【0037】
ステップS303において、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信する。
【0038】
本発明の技術的解決策では、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバが決定され、前記音声クエリ情報が前記サービスサーバに送信され、返送されたフィードバック情報が受信され、音声インタラクションデータをサポートするクライアントと、音声インタラクションデータを提供するサービスサーバとを接続することができ、サービスサーバは、各プロバイダによって自ら提供することができ、これにより、音声インタラクションデータの検索及び表示の効率が向上する。
【0039】
第4の実施例
図4は、本開示の第4の実施例に係る情報インタラクション方法のフローチャートである。この実施例は、ユーザが音声検索サービスを使用する場合に適用可能であり、当該方法は、クライアントによって実行することができ、具体的に、以下のステップS401〜S403を含む。
S401において、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示する。
S402において、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信する。
S403において、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードする。
【0040】
本実施例の技術的解決策では、ユーザが音声検索を行う必要がある場合には、ユーザが音声データのインタラクションをより効率的に行うことができるように提示情報を提示することができる。また、音声クエリ情報を送信すると同時に履歴検索結果をサーバに送信し、音声インタラクションデータに基づいてさらなるフィードバック情報を取得することができるので、ユーザは、音声方式により情報とインタラクションすることができ、検索効率が向上し、検索プロセスが適用可能なシーンがより多様化する。
【0041】
上記技術的解決策に基づいて、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップの前に、サーバによって送信された、検索結果に含まれる音声インタラクションデータと、対応する提示情報及び/またはインタラクション方法とを受信するステップをさらに含む。
【0042】
上記技術的解決策に基づいて、前記フィードバック情報は、前記音声クエリ情報に対応するヒット語彙と、インタラクション方法の実行パラメータとを含み、フィードバック情報をロードすることは、前記実行パラメータに基づいて対応するインタラクション方法を実行し、前記インタラクション方法に基づいて生成されたインターフェースを表示することを含む。
【0043】
第5の実施例
図5は、本開示の第5の実施例に係る情報インタラクションサーバの構成ブロック図である。図面に示すように、当該サーバは、具体的には、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するための音声情報受信モジュール501と、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するためのフィードバック情報決定モジュール502と、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するためのフィードバック情報送信モジュール503と、を含む。
【0044】
本実施例の技術的解決策では、サーバが情報をクライアントにフィードバックする時に、クライアントにロードされた音声インタラクションデータに基づいてフィードバック情報を決定することができ、これにより、ユーザがクライアントを利用して音声クエリを行う場合の連続的な複数のラウンドのインタラクションが実現され、音声クエリ情報の検索結果に対してインテリジェントな配信を行うことができる。
【0045】
上記技術的解決策に基づいて、前記音声情報受信モジュール501は、さらに、クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信する。
前記フィードバック情報送信モジュール503は、さらに、前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていることが決定した場合、前記クライアントが前記音声インタラクションデータをロードするように、前記音声インタラクションデータを前記クライアントに送信する。
【0046】
上記技術的解決策に基づいて、前記フィードバック情報決定モジュール502は、さらに、前記音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定する。
前記フィードバック情報送信モジュール503は、具体的には、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、前記提示情報を表示すること、及び前記フィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行することを前記クライアントに指示するように、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともに前記クライアントに送信する。
【0047】
上記技術的解決策に基づいて、前記フィードバック情報決定モジュール502は、具体的には、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて、前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバを決定し、前記音声クエリ情報を前記サービスサーバに送信し、返送されたフィードバック情報を受信する。
【0048】
上記製品は、本開示の第1の実施例から第3の実施例のいずれかによって提供される方法を実行することができ、方法を実行するための対応の機能モジュール及び有益な効果を有する。
【0049】
第6の実施例
図6は、本開示の第6の実施例に係る情報インタラクションサーバの構成ブロック図である。図面に示すように、当該サーバは、具体的には、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するための提示情報表示モジュール601と、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得するための音声情報取得モジュール602と、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するための音声情報送信モジュール603と、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信するためのフィードバック情報受信モジュール604と、前記フィードバック情報をロードするためのフィードバック情報ロードモジュール605と、を含む。
【0050】
本実施例の技術的解決策では、ユーザが音声検索を行う必要がある場合には、ユーザが音声データのインタラクションをより効率的に行うことができるように提示情報を提示することができる。また、音声クエリ情報を送信するとともに履歴検索結果をサーバに送信し、音声インタラクションデータに基づいてさらなるフィードバック情報を取得することができるので、ユーザは、音声方式により情報とインタラクションすることができ、検索効率が向上し、検索プロセスが適用可能なシーンがより多様化する。
【0051】
上記技術的解決策に基づいて、前記フィードバック情報受信モジュール604は、さらに、サーバによって送信された、検索結果に含まれる音声インタラクションデータと、対応する提示情報及び/またはインタラクション方法とを受信する。
【0052】
上記技術的解決策に基づいて、前記フィードバック情報は、前記音声クエリ情報に対応するヒット語彙と、インタラクション方法の実行パラメータとを含み、前記フィードバック情報ロードモジュール605は、具体的にha、前記実行パラメータに基づいて対応するインタラクション方法を実行し、前記インタラクション方法に基づいて生成されたインターフェースを表示する。
【0053】
上記製品は、本開示の第4の実施例よって提供される方法を実行することができ、方法を実行するための対応の機能モジュール及び有益な効果を有する。
【0054】
第7の実施例
本開示の第7の実施例は、コンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供する。当該方法は、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップと、前記履歴検索結果に基づいて前記クライアントに音声インタラクションデータがロードされていると決定された場合、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップと、前記クライアントが前記フィードバック情報をロードするように、前記フィードバック情報を前記クライアントに送信するステップと、を含む。
【0055】
上記記憶媒体が前記方法を実行する場合に、クライアントによって送信された音声クエリ情報及び履歴検索結果を受信するステップの前に、クライアントによって送信された音声クエリ情報及びクライアントパラメータを受信し、前記音声クエリ情報に対応する音声インタラクションデータが存在し、且つ前記クライアントパラメータにより前記クライアントが音声インタラクションデータのインタラクションをサポートしていると決定された場合、前記クライアントが前記音声インタラクションデータをロードするように、前記音声インタラクションデータを前記クライアントに送信するステップをさらに含む。
【0056】
上記記憶媒体が前記方法を実行する場合に、前記音声インタラクションデータの提示情報及び/またはインタラクション方法を決定するステップと、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、前記提示情報を表示すること、及び前記フィードバック情報に基づいて対応するインタラクション方法を実行することを前記クライアントに指示するように、前記提示情報及び/またはインタラクション方法を前記音声インタラクションデータとともに前記クライアントに送信するステップと、をさらに含む。
【0057】
上記記憶媒体が前記方法を実行する場合に、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて前記音声クエリ情報に対応するフィードバック情報を決定するステップは、ロードされた音声インタラクションデータに基づいて、前記音声インタラクションデータを提供するサービスサーバを決定するステップと、前記音声クエリ情報を前記サービスサーバに送信し、返送されたフィードバック情報を受信するステップと、を含む。
【0058】
第8の実施例
本開示の第8の実施例は、コンピュータプロセッサによって実行される場合に情報インタラクション方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供し、当該方法は、履歴検索結果表示インターフェースが、音声検索イベントがトリガーされたことを検出した場合、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップと、ユーザによって入力された音声クエリ情報を取得し、前記音声クエリ情報及び履歴検索結果をサーバに送信するステップと、前記サーバによって送信された、前記音声インタラクションデータに対応するフィードバック情報を受信してロードするステップと、を含む。
【0059】
上記記憶媒体が前記方法を実行する場合に、履歴検索結果における音声インタラクションデータに対応する提示情報を表示するステップの前に、サーバによって送信された、検索結果に含まれる音声インタラクションデータと、対応する提示情報及び/またはインタラクション方法とを受信するステップをさらに含む。
【0060】
上記記憶媒体が前記方法を実行する場合に、前記フィードバック情報は、前記音声クエリ情報に対応するヒット語彙と、インタラクション方法の実行パラメータとを含む。フィードバック情報をロードするステップは、前記実行パラメータに基づいて対応するインタラクション方法を実行し、前記インタラクション方法に基づいて生成されたインターフェースを表示するステップを含む。
【0061】
本開示の実施例に係るコンピュータ記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを採用することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体またはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、または半導体システム、装置、またはデバイス、または上記の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(非網羅的リスト)は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、または上記任意の適切な組み合わせを含むことができる。本発明では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用され得る、またはそれらと組み合わせて使用され得るプログラムを含むことができ、または格納することができる任意の有形の媒体であってもよい。
【0062】
コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを担持する、ベースバンド内で又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このように伝播されるデータ信号は、複数の形態を採用することができ、電磁信号、光信号又はこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用される、またはそれと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播または転送することができる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。
【0063】
コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない任意の適切な媒体によって送信することができる。
【0064】
Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及びC言語又は類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含むプログラミング言語の1つ又は複数又はこれらの組み合わせで、本発明の操作を実行するコンピュータプログラムコードを作成することができる。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザコンピュータで実行されてもよいし、1つのスタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザコンピュータで、部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続することができ、または外部コンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)。
【0065】
第9の実施例
図7は、本開示の第9の実施例に係る情報インタラクション方法を実行する装置のハードウェアの構成模式図である。
図7に示す装置12は、一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定するものではない。
【0066】
図7に示すように、装置12は、汎用コンピューティング装置の形態で具現化される。装置12のコンポーネントは、1つまたは複数のプロセッサまたは処理ユニット16、システムメモリ28、及び異なるシステムコンポーネント(システムメモリ28及び処理ユニット16を含む)を接続するバス18を含むことができるが、これに限定されない。
【0067】
バス18は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、グラフィックスアクセラレーションポート、プロセッサ、または複数種類のバス構造のいずれかを使用するローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造の1つまたは複数を表す。例えば、これらのアーキテクチャは、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MAC)バス、拡張ISAバス、ビデオエレクトロニクス規格協会(VESA)ローカルエリアバス、及び周辺機器相互接続(PCI)バスを含むが、これらに限定されない。
【0068】
装置12は、典型的には、複数のタイプのコンピュータシステム読み取り可能な媒体を含む。これらの媒体は、揮発性及び不揮発性の媒体、取外し可能及び取外し不可能な媒体を含む、装置12によってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよい。
【0069】
システムメモリ28は、ランダムアクセスメモリ(RAM)30及び/またはキャッシュメモリ32などの揮発性メモリの形態のコンピュータシステム読み取り可能な媒体を含むことができる。装置12は、取外し可能/取外し不可能な、揮発性/不揮発性コンピュータシステム記憶媒体をさらに含むことができる。単なる例として、ストレージシステム34は、取り外し不可能な不揮発性磁気媒体(
図7に図示せず、一般に「ハードディスクドライブ」と呼ばれる)を読み出し・書き込みするために使用されてもよい。
図7には示されていないが、取り外し可能な不揮発性ディスク(「フロッピーディスク」など)を読み出し・書き込みするためのディスクドライブ、及び取り外し可能な不揮発性ディスク(例えば、CD-ROM、DVD-ROM、または他の光媒体)を読み出し・書き込みするための光ディスクドライブを提供することができる。これらの場合、各ドライブは、1つまたは複数のデータ媒体インターフェースを介してバス18に接続することができる。メモリ28は、本開示の各実施例の機能を実行するように構成されたプログラムモジュールの1セット(例えば、少なくとも1つ)を有するプログラム製品を少なくとも1つ含むことができる。
【0070】
プログラムモジュール42の1セット(少なくとも1つ)を有するプログラム/ユーティリティ40は、メモリ28に格納されてもよい。これらのプログラムモジュール42は、オペレーティングシステム、1つまたは複数のアプリケーション、他のプログラムモジュール、及びプログラムデータを含むが、これらに限定されない。これらの例のそれぞれまたはある組み合わせには、ネットワーク環境の実現が含まれ得る。プログラムモジュール42は、通常、本開示で説明される実施例の機能及び/または方法を実行する。
【0071】
装置12は、1つ又は複数の外部デバイス14(例えば、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ24など)と通信することができ、また、ユーザが当該装置12とインタラクションすることを可能にする1つ又は複数の装置と通信することができ、及び/又は、装置12が1つ又は複数の他のコンピューティング装置と通信することを可能にする任意の装置(例えば、ネットワークカード、モデムなど)と通信することができる。このような通信は、入力/出力(I/O)インターフェース22を介して行うことができる。また、装置12は、ネットワークアダプタ20を介して1つ又は複数のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、及び/又はパブリックネットワーク、例えば、インターネット)と通信することもできる。図面に示すように、ネットワークアダプタ20は、バス18を介して装置12の他のモジュールと通信する。なお、図面に示されていないが、マイクロコード、デバイスドライバ、冗長処理ユニット、外部ディスクドライブアレイ、RAIDシステム、テープドライブ、及びデータバックアップストレージシステムなどを含むがこれらに限定されない他のハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールを端末装置90と組み合わせて使用することができる。
【0072】
処理ユニット16は、システムメモリ28に格納されたプログラムを実行することで、各機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、例えば、本開示の実施例に係る情報インタラクション方法を実現する。
【0073】
以上の実施形態に関する説明により、当業者であれば、本開示がソフトウェア及び必須な汎用ハードウェアにより実現でき、当然ながら、ハードウェアにより実現することも可能であるが、多くの場合、前者が好ましい実施形態であると明らかに理解することができる。そのような理解に基づいて、本開示の技術的解決策の実質的な部分、または従来技術に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形態で具体化することができ、当該ソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピー、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュ(FLASH)、ハードディスクまたは光ディスクなどディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納することができ、当該ソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータサーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)に本開示の各実施例で記載された方法を実行させるための多若干の命令を含む。
【0074】
なお、上記サーバ及びクライアントの実施例において、含まれる各ユニット及び各モジュールは、機能ロジックによって分割されているだけであり、対応する機能を実現できるものであれば、上記分割に限定されない。また、各機能ユニットの具体的な名称は、互いに区別する便宜上のものであり、本開示の保護の範囲を限定するものではない。
【0075】
上記説明は、本開示の具体的な実施例のみであるが、本開示の範囲はこれに限定されず、当業者であれば、本開示によって開示される技術的範囲内で、容易に考えることができる変更または置換は、すべて本開示の保護範囲によって網羅されるべきである。したがって、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって限定される。