特許第6780075号(P6780075)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6780075ワイヤレス通信システムにおけるエネルギー効率の良いユニキャット及びマルチキャスト伝送のための方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6780075
(24)【登録日】2020年10月16日
(45)【発行日】2020年11月4日
(54)【発明の名称】ワイヤレス通信システムにおけるエネルギー効率の良いユニキャット及びマルチキャスト伝送のための方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/10 20090101AFI20201026BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20201026BHJP
   H04W 36/14 20090101ALI20201026BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20201026BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20201026BHJP
【FI】
   H04W24/10
   H04W28/06 110
   H04W36/14
   H04W72/04 136
   H04L27/26 113
   H04L27/26 114
【請求項の数】19
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2019-139463(P2019-139463)
(22)【出願日】2019年7月30日
(62)【分割の表示】特願2015-553890(P2015-553890)の分割
【原出願日】2014年1月21日
(65)【公開番号】特開2019-216443(P2019-216443A)
(43)【公開日】2019年12月19日
【審査請求日】2019年8月29日
(31)【優先権主張番号】14/158,569
(32)【優先日】2014年1月17日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/754,429
(32)【優先日】2013年1月18日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/767,510
(32)【優先日】2013年2月21日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/767,515
(32)【優先日】2013年2月21日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/804,089
(32)【優先日】2013年3月21日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/804,310
(32)【優先日】2013年3月22日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/806,269
(32)【優先日】2013年3月28日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/808,784
(32)【優先日】2013年4月5日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/833,726
(32)【優先日】2013年6月11日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390020248
【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
(73)【特許権者】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【上記1名の代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】アンソニー イー エクペニョン
(72)【発明者】
【氏名】ラルフ エム ベンドリン
(72)【発明者】
【氏名】エコ エヌ オンゴサヌシ
(72)【発明者】
【氏名】ランフア チェン
【審査官】 桑原 聡一
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2012/137293(WO,A1)
【文献】 特表2012−508495(JP,A)
【文献】 特表2015−513879(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/163289(WO,A1)
【文献】 特開2014−116774(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
H04L 27/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
ユーザー機器(UE)をレガシーLTE(Long Term Evolution)セルに接続すること
NCT(New Carrier Type)セルでデータ制御を受信するように前記UEを構築することであって
無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してキャリア・タイプの指示を受信することと、
無線リソース管理(RRM)測定に関する情報を制御チャネルで受信することと、
セルのリストを生成するため前記情報を復調することであって、前記リストにおける各セルに対して伝送フォーマットが示される、前記情報を復調することと、
チャネル状態情報(CSI)基準信号を構築するため無線リソース制御を介して前記RRM測定のためのレポート基準を受信することと、
前記セルのリストにおける前記セルに対してCSI基準信号でRRM測定を行うことと、
前記レポート基準に従って前記RRM測定を伝送することと、
を含む、前記UEを構築することと、
を含む、方法。
【請求項2】
請求項に記載の方法であって、
前記伝送フォーマットが、レガシーNCTグループ1つから選ばれる、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、
各セルに対する前記伝送フォーマットが前記セルに対する物理セルIDから決定される、方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法であって、
物理セルIDのセットが幾つかの範囲に分けられる、方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、
前記レポート基準が隣のセルの伝送フォーマットを含む、方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、
前記レポート基準が、いつ前記RRM測定が前記UEによって伝送されるかを示す、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法であって、
前記レポート基準が周期的測定を含む、方法。
【請求項8】
請求項6に記載の方法であって、
前記レポート基準が事象トリガ測定を含む、方法。
【請求項9】
請求項6に記載の方法であって、
前記レポート基準が周期的測定と事象トリガ測定とを含む、方法。
【請求項10】
方法であって、
NCT(New Carrier Type)セルでデータと制御とを受信するようにユーザー機器(UE)を構築することであって、
無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してキャリア・タイプの指示を受信することと、
基地局から、前記UEが無線リソース管理(RRM)測定を報告すべきセルのリストを受信することであって、前記リストにおける各セルに対して伝送フォーマットが示される、前記セルのリストを受信することと、
チャネル状態情報(CSI)参照信号を構築するために無線リソース制御を介して前記RRM測定に対するレポート基準を受信することと、
前記セルのリストにおけるセルに対するCSI参照信号でRRM測定を行うことと、
前記レポート基準に従って前記RRM測定を伝送することと、
を含む、前記UEを構築すること、
を含む、方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって、
前記伝送フォーマットがレガシーとNCTとのグループの1つから選ばれる、方法。
【請求項12】
請求項10に記載の方法であって、
各セルに対する前記伝送フォーマットが前記セルに対する物理セルIDから決定される、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法であって、
物理セルIDのセットが幾つかの範囲に分けられる、方法。
【請求項14】
請求項10に記載の方法であって、
前記レポート基準が隣のセルの伝送フォーマットを含む、方法。
【請求項15】
請求項10に記載の方法であって、
前記レポート基準が、いつ前記RRM測定が前記UEによって伝送されるかを示す、方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法であって、
前記レポート基準が周期的測定を含む、方法。
【請求項17】
請求項15に記載の方法であって、
前記レポート基準が事象トリガ測定を含む、方法。
【請求項18】
請求項15に記載の方法であって、
前記レポート基準が周期的測定と事象トリガ測定とを含む、方法。
【請求項19】
請求項10に記載の方法であって、
前記UEがLTE(Long Term Evolution)UEであり、前記基地局が発展型NodeB(eNodeB)基地局である、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、ワイヤレス通信に関し、特に、基地局に接続されるユーザー機器に関連する。
【背景技術】
【0002】
セルラー通信ネットワークは、電話通信、データ、ビデオ、メッセージング、チャット、及びブロードキャストなどの通信サービスを提供するため、多数のワイヤレス端子デバイス及び多数の基地局を組み込む。多数のワイヤレス端子が、基地局(BS)により制御されるサービングセルに接続され得る。広く用いられているセルラーネットワークにおいて用いられる典型的なアクセス方式には、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一キャリア周波数分割多元接続(FDMA)、又はそれらの組み合わせが含まれる。基地局(BS)はまた、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)におけるNodeB、又は、3GPP(Third Generation Partnership Project)により特定されるロングタームエボリューションにおけるエボルブドNodeB(eNB)、基地トランシーバシステム(BTS)、アクセスポイント(AP)、又は何らかのその他の同等の用語で呼ばれることもある。
【0003】
配置される際、eNodeBハードウェアは、概して固定され静止しているが、車に配される際など、幾つかのケースにおいてモバイルであってもよい。eNodeBとは対照的に、ワイヤレス端子デバイスはポータブルハードウェアであり得る。ワイヤレス端子デバイスは、通常、ユーザー機器(UE)、モバイルステーション、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレスモデムカードなどと呼ばれる。アップリンク(UL)通信が、固定の又はモバイルのUEからeNodeBへの通信を指すのに対し、ダウンリンク(DL)通信は、eNodeBから固定の又はモバイルのUEへの通信を指す。各eNodeBが、モバイル端末と直接通信するために用いられる無線周波数トランスミッタ及びレシーバを含み、モバイル端末は、その周辺で自由に移動するか或いは固定された場所にある。同様に、各UEが、eNodeBと直接通信するために用いられる無線周波数トランスミッタ及びレシーバを含む。
【0004】
図1は、例示のワイヤレステレコミュニケーションネットワーク100を示す。この例示のテレコミュニケーションネットワークは、基地局101、102、及び103を含むが、オペレーションにおいて、テレコミュニケーションネットワークは必然的により多くの基地局を含む。基地局101、102、及び103(eNB)の各々は、対応するカバレッジエリア104、105、及び106にわたって動作可能である。各基地局のカバレッジエリアはセルに更に分割される。図示されるネットワークにおいて、各基地局のカバレッジエリアが3つのセルに分割される。ハンドセット又は他のユーザー機器(UE)109をセルA108に示す。セルA108は、基地局101のカバレッジエリア104内にある。基地局101は、UE109への伝送を送信し、UE109からの伝送を受信する。UE109がセルA108から出て、セルB107へ移動するにつれて、UE109は基地局102にハンドオーバーされる。UE109は基地局101と同期化されるので、UE109は、基地局102へのハンドオーバーを開始するために、同期されていないランダムアクセスを用いることができる。
【0005】
図2は、LTEワイヤレスネットワークにおける、図1に図示するようなものなどのE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)200とコアネットワーク(CN)210との間の関係を示す。eNodeB203及び204が、S1シグナリングインタフェース205を介してMME(Mobility Management Entity)211及びサービングゲートウェイ212と通信する。UE201及び202が、それぞれeNodeB203及び204とエアインタフェースを介して通信する。この例示では2つのeNodeBを示すが、配されるネットワークにおいて同じMMEに接続される一層多くのeNodeBがあり、1つのeNodeBが幾つかのMMEに接続され得る。E−UTRANにおいて、eNodeBは、X2インタフェース206を介して互いと通信し得る。
【0006】
<LTEシステムの説明>
E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)としても知られているLTEワイヤレスネットワークは、3GPPワーキンググループ(WG)により標準化されている。OFDMA及びSC−FDMAアクセス方式が、それぞれ、E−UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)の一部として、E−UTRANのダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)のために用いられる。ここで図3を参照すると、レガシーLTE DL伝送フォーマットが図示されており、サブフレームとしても知られている、1ミリ秒(ms)伝送時間インタバル(TTI)での物理チャネルの時間周波数リソースマッピングを示す。ダウンリンク制御プレーン(control−plane)及びユーザープレーン(user−plane)データが、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)又は拡張された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)によりスケジュールされ、実際のデータは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で伝送される。PDSCH及びEPDCCHのためのリソースアロケーションのための最小粒度(granularity)は、物理リソースブロック(PRB)対である。制御領域301が、PDCCH、PHICH(Physical Hybrid Automatic Repeat reQuest Indicator Channel)及びPCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)を含むDL制御シグナリングを含む。共通及び専用の制御情報がPDCCHで伝送され、一方、存在する場合、EPDCCH305、306で専用制御情報が伝送される。セル固有(cell−specific)基準信号(CRS)が、1つ又は複数のアンテナポートで伝送され、無線リソース管理(RRM)及び無線リンク監視(RLM)機能のため、及びPDCCHでの制御情報の復調及びPDSCHでのデータ伝送のために用いることができる。代替として、データ又は制御情報を含むPRB内のみで伝送される、専用の復調基準信号(DMRS)を用いてPDSCH(302、303、304)及び/又はEPDCCH(305、306)を復調するようにUEが構成される。UEによる初期アクセスに必要な重要なセル情報が物理ブロードキャストチャネル(PBCH)で伝送され、その他のシステム情報及びページング情報がPDSCHで伝送される。EPDCCH及びPDSCHはシステム帯域幅にわたって周波数多重化され、図3は、3つのPDSCH領域302、303、304、及び2つのEPDCCH領域305及び306への区分化を図示する。チャンネル状態情報基準信号(CSI−RS)又は位置決め基準信号(PRS)などの付加的な信号もサブフレームにおいて伝送され得る。
【0007】
ユニキャスト及びマルチキャストデータは、同じキャリアで伝送され得る。ユニキャストは、各UEへの専用接続を備えた、ネットワークとUEの各々との間の双方向ポイント・ツー・ポイント又はポイント・ツー・マルチポイント伝送で構成される。UEのグループへのマルチキャストデータ伝送は、エボルブド・マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(E−MBMS)特徴によりサポートされ、ダウンリンク・オンリー・マルチポイント・ツー・マルチポイント接続で構成される。MBMSサービスに加入されたUEのみが内容を受信する。MBMS単一周波数ネットワーク(MBSFN)伝送をサポートするようにサブフレームのサブセットを定義することによって、ユニキャスト及びマルチキャストデータの時間共有が達成される。図4はMBSFNサブフレーム400を示す。非MBSFN領域401が、PDCCH、PHICH、及びPCFICHを含み、アップリンクデータ伝送をスケジュールするため、及びUEのグループのための電力制御コマンドをシグナリングするためにPDCCHが用いられ得る。CRSが、前述のチャネルの復調のため非MBSFN領域401において伝送される。MBSFN領域402は、1つ又は複数のMBMSサービスに加入されたUEのための物理マルチキャストチャネル(PMCH)でマルチキャストデータを伝送するために用いられる。MBSFNエリアにおいて、同期されていないeNodeBのセットが、MBSFNサブフレームにおけるマルチキャストデータを共同で伝送し得、それにより、受信品質を向上させる。そのため、MBSFN基準信号(MBSFN−RS)が、PMCHの復調のためMBSFN領域402において用いられる。
【発明の概要】
【0008】
セルラーネットワークにおける現在の及び将来のトレンドは、モバイルインターネットデバイスが急速に採用されていること及びそれに関連するデータ要求の高い(data−demanding)応用例に部分的に起因して、データトラフィックにおける急激な成長を予測している。増大されるトラフィック需要は、特にネットワーク内に配されるセルが多くなるにつれて、エネルギー保存の必要性に拍車をかけるであろう。残念なことに、現在の基地局は、典型的に、セルにおいてサービスされている任意のユーザー機器(UE)が実際にあるか否かに関わらず、制御チャネル及びセル固有基準信号を伝送する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】各々3つのセクターから成る3つのマクロセルサイトの従来の同種(homogenous)ネットワーク配置の図式説明である。
【0010】
図2】LTEネットワークのE−UTRANとコアネットワークとの間の関係の説明である。
【0011】
図3】現在のLTE DL伝送フォーマットを示し、ユニキャストデータ及び制御のための物理チャネルのマッピングを図示する。
【0012】
図3A】エボルブドLTE DL伝送フォーマットを示し、ユニキャストデータ及び制御のための物理チャネルのマッピングを図示する。
【0013】
図4】現在のLTE DL伝送フォーマットを示し、MBSFN及び非MBSFN領域へのMBSFNサブフレームの区分化を図示する。
【0014】
図5】レガシー及びエボルブド伝送フォーマットのための無線フレームにおけるサブフレームの割り当て(allocation)を示すビットマップである。
【0015】
図6】FDD及びTDD両方のためのエボルブド伝送フォーマットのための通常及びMBSFNサブフレームの例示のマッピングを示す。
【0016】
図7】時間周波数グリッドでのチャネル及び信号のマッピング、即ち、(a)グループ固有RSとの衝突を避けるためのPSS/SSSの移動、及び(b)PSS/SSSとの衝突を避けるためのEPBCH領域へのグループ固有RSの移動、を示す。
【0017】
図8】エボルブド伝送フォーマットのMBSFNサブフレームにおけるPMCH及びEPDCCHのマッピングを示す。
【0018】
図9】エボルブド伝送フォーマットでのFDD及びTDD両方のためのPSS及びSSSの幾つかの例示のマッピングを図示する。
図10】エボルブド伝送フォーマットでのFDD及びTDD両方のためのPSS及びSSSの幾つかの例示のマッピングを図示する。
図11】エボルブド伝送フォーマットでのFDD及びTDD両方のためのPSS及びSSSの幾つかの例示のマッピングを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0019】
セルラーデータトラフィックにおけるこの急激な成長に対処するためにセルラーネットワークが進化するにつれて、トラフィックの多くが室内及び屋外配置両方のシナリオにおいてホットスポットに局地化されるため、障害がもたらされることが分かってきている。異種(heterogeneous)ネットワークがますます一般的になってきており、その場合、ホットスポットにおける容量を増大するため及び/又はセルラーカバレッジを改善するために、低電力基地局により制御される小さなセルが配置される。3GPP(Third Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE)システムにおいて、エボルブドNodeB(eNB)としても知られている基地局は、セル固有基準信号(CRS)及び時間多重化物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を常に伝送する。しかし、セル固有基準信号及び時間多重化物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を常に伝送することは、トラフィック及び需要が増大するにつれて問題となる。
【0020】
<エボルブド伝送フォーマットの説明>
3GPP無線アクセスネットワーク(RAN)標準化団体は、「常時オン」DL伝送モードから「オンデマンド」モードへの進化に関与するエネルギー効率の良い伝送に対処するために様々な対策を取っている。1つのこのような手法は、エボルブドDL伝送フォーマットの導入であり、これは、復調のためCRSに依存するPDCCH、PHICH、及びPCFICHを含む、レガシーダウンリンクセル固有基準信号及び制御チャネルがないことにより特徴づけられる。ここで図3Aを参照すると、PDSCH312、313、314及びEPDCCH315、316はサブフレーム全体にわたる。CRSは、時間ドメイン、及び任意選択で、周波数ドメインにおいて、低減された密度で伝送される。例えば、CRSは、5ms周期性の単一アンテナポートで伝送され得、全システム帯域幅又は低減された帯域幅のいずれかを占め得る。レガシー制御信号及びCRSを取り除くことで、軽負荷又は無負荷セルのための著しいエネルギー節約が提供され得る。これは、そのセルにUEがないとき5つサブフレームのうちの1つが伝送のため用いられる場合、最大80%のエネルギー節約となる。また、レガシー制御信号及びCRSを取り除くことで、データ伝送のために用いられ得るリソースが開放され、そのため、スペクトル効率及びピークデータレートが増大される。エボルブド伝送フォーマットは、NCT(New Carrier Type)としても知られ得る。しかし、以前のLTEリリースのUEは、NCT構造を用いて動作するセルに所属する(attach to)ことができない可能性があるという点が大きな欠点である。
【0021】
エボルブド伝送フォーマット又はNCTは、キャリアアグリゲーション(CA)における二次セル(SCell)に対して構成され得るか、或いは、単一セルオペレーション(スタンドアロンモード)に対して構成され得る。SCellオペレーションでは、NCT−SCellのために必要とされるシステム情報全てが、専用シグナリングによりUEに提供され得る。当然の疑問は、NCTがスタンドアロンモードで配される場合もNCTの利点が得られるか否かということである。これは、UEが、初期アクセスで又は異なるセルからのハンドオーバーを介してのいずれかで一次セルとしてNCTに所属することができることを意味する。これは、同期化、ブロードキャスト及びシステム情報の伝送、及びモビリティ制御を含み、セルにアクセスするための新たな手法を必要とし得る。CAベースの又はスタンドアロンのオペレーション両方において、OFDM時間周波数リソースグリッド上に、基準信号、同期化信号、及び物理チャネルを多重化するためにも新たな手法が必要とされる。
【0022】
ワイヤレスネットワークにおけるエネルギー保存を改善する目標に向かって、ユーザー機器へのデータ伝送がある時間期間に対して基地局伝送を制限することが望ましい。例えば、オフィスビル内に配される小さなセルは、日中はフルパワーで動作し得るが、夜は、この小さなセルは、低減された電力で動作するか又はビル内に誰もいないとき完全にオフにされるべきである。また、低減されたダウンリンク(DL)シグナリングもDLセル間干渉を低減し、これは、セルラートポロジーに付加されるセルが増えるにつれて、容量改善に対するボトルネックとなってきている。
【0023】
エネルギー効率の良い伝送は、キャリアアグリゲーションにおいてSCellとしてNCTを構築することにより可能となる。本発明の一実施例は、SCellオペレーション、異機種ネットワーク(HetNet)における小セルオペレーション、又はそれらの組み合わせに対して、エボルブド伝送フォーマットを構築するための方法を説明する。
【0024】
CAのケースでは、UEには、専用の無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してSCellに関するデータ及び制御情報を受信するために必要な全てのシステム情報が提供される。eNodeBは、NCTとして構成される二次サービングセル(SCell)でのPDSCH受信に対してUEを構築する。eNodeBは、Master Information Block及びSIB(System Information Block)に含まれるシステム情報を含むRRCシグナリングによって、全てのシステム情報をUEに提供する。10ms毎に変化する、SFN(System Frame Numver)などのUEにシグナリングされ得ないシステム情報は、NCT SCellと、そこから専用のシグナリングを介してUEがシステム情報を受信するセルとの両方に対し同一であるとUEにより想定される。従って、PBCHはNCTで伝送されない可能性がある。eNodeBはまた、RRCシグナリングを介して、SCellがレガシーLTE伝送フォーマットを用いて動作しているか又はエボルブド伝送フォーマットを用いて動作しているかの指示を提供する。代替として、UEは、既存の又は新たな信号の有無を介して、SCellがレガシーLTE伝送フォーマットを用いて動作しているか又はエボルブド伝送フォーマットを用いて動作しているかを識別することができる。一実施例において、発見信号が、SCellを、エボルブド伝送フォーマットを用いて動作していると識別することが可能である。NCT指示は、DMRSの場所を決定し、この場所は、二重化モード(FDD又はTDD)、サイクリックプレフィックス、又はサブフレームタイプ(通常の又は特殊なサブフレーム)に依存する。NCT指示はまた、PBCHがNCTで伝送されるか否かを判定し得、その場合、UEは、PBCH伝送のためにその他の方式でリザーブされたリソース要素にレートマッチしない。代替として、前述のNCT指示に加えて付加的なRRCシグナリングが、PBCHが伝送されるか否か、即ち、PBCH伝送のためにリザーブされたリソース要素にレートマッチするか否か、を示し得る。
【0025】
SCellがNCTである場合、レガシーLTE伝送フォーマットの場合と同様に、UEは、レガシー一次及び二次同期化信号(PSS、SSS)の検出によってセルサーチを実施する。代替として、UEは、セル検出のために発見信号を用い得る。PSS/SSSは、レガシー伝送フォーマットの場合と同じ時間周波数の場所で伝送される。異なる実施例において、PSS/SSSの場所は異なる。更に別の実施例において、例えば、改善されたエネルギー効率及びセル間干渉低減のためPSS/SSSが各無線フレームにおいて伝送されない可能性があり、UEは、PSS/SSSの存在を盲目的に検出し得るか、或いは、代替として、PSS/SSSをサーチするためのサブフレームについての明示的又は暗示的シグナリングを介してネットワークにより通知され得る。
【0026】
SCellオペレーションの他の変形も排除されない。例えば、SCellは、一次サービングセルを制御するeNodeBとは異なる、第2のeNodeBによって制御され得る。両方のNodeBが、それらのスケジューリング及びRRM判定をUEバックホール接続に対して調整する。
【0027】
<単一セルオペレーションにおけるエボルブド伝送フォーマット>
エボルブド伝送フォーマットのスタンドアロンのオペレーションでは、エネルギー効率、低減されたセル間干渉、及び増大されたスペクトル効率の目標を達成するために種々の新たな手法が必要とされる。
【0028】
1つのこのような手法は、共有ダウンリンク又はブロードキャストチャネルで共通制御情報を伝送するために復調基準信号(DMRS)を用いることである。低減された密度のCRSがデータ復調のためではなくトラッキングのためのみに用いられる場合、システム情報、ページング通知、及びUL電力制御コマンドを含む共通制御情報の、DMRSベースの伝送のために新たな手法が必要とされる。このような手法は共通制御チャネルの仕様を用い、このような手法において、全てのUE、又はUEのグループが、制御メッセージスケジューリング共通システム情報、ページング情報、及びグループ電力制御コマンドを監視し得る。別の手法は、DMRSベースの伝送を用いて、DL帯域幅及びシステムタイミング基準(システムフレーム数)など、ハンドオーバーコマンドの事前受信なしにUEがセルに所属する必要があるブロードキャスト情報を伝送することである。更に更に別の手法は、新たなモビリティ手順及び測定を含む無線リソース管理(RRM)のための、新たなRLM手順及び測定を含む無線リンクモニタリング(RLM)のための、及び、例えばCSI−RSに基づく、新たな測定及び手順を含むチャネル状態情報(CSI)フィードバックのための、UE固有基準信号の伝送を用いることである。
【0029】
セル識別及びアクセシビリティのために更に別の手法が必要とされ、NCTフォーマットを用いるセルへの前のリリースのUEのアクセスを妨げるために或る手法が必要とされる。前のリリースにおいて、セルが妨げられるかを判定するために、UEがMIB及び少なくともSIB Type1を取得し得る。NCTに対してこのレガシー手順に従う場合、前のリリースのUEは、特に高度に密集した小セル配置において、セルサーチ及び周波数内(intra−frequency)及び/又は周波数間(intra−frequency)測定の間かなりのエネルギーを費やし得る。このように、ネットワーク側におけるエネルギー消費の節約は、端子側における増大されたエネルギー消費によりオフセットされる。
【0030】
従って、UEに対してエボルブド伝送フォーマットを用いて動作するセルに対するアクセスを可能にするため、下記手法が提案される。
【0031】
一実施例において、UEがRRC_IDLE状態にある場合、セル所属は、例えば、リリース8、9、10、及び11の従来のLTE手順に従う。UEは、それがレガシー伝送フォーマットを前提とするため、このセルを保留接続する(camp on)又はこのセルに所属することができない可能性がある。一方、RRC_IDLE UEが、それが最後のN時間内にRRC接続を有したNCTを発見する場合(ここでNは固定値である)、UEは、レガシー伝送フォーマットを用いて動作するセルを介するハンドオーバーなしにNCTへの初期セル所属化を実施し得る。そうでない場合、UEは、レガシー伝送フォーマットを用いて動作するセルをサーチし、それに所属する。UEは、RRC_IDLE状態においてこのセルを保留接続することを選択し得るか、又は、RRC_CONNECTED状態に遷移することを選択し得る。
【0032】
別の実施例において、UEは、RRC_CONNECTEDモードにあり、NCTを用いて動作するセルにハンドオーバーされる。ハンドオーバーはネットワーク制御されるがUEアシストされる。即ち、ネットワークは、エボルブド伝送モードで動作するセルを見つけるため及びレポートするためにUEに依存し得る。eNodeBは、UEが無線リソース管理(RRM)測定をレポートし得るセルのリストを提供することにより、UEをアシストし得る。このリストにおける各セルに対し、eNodeBは伝送フォーマット、レガシー又はNCT、を示す。更に別の実施例において、物理セルID(PCI)のセットが幾つかの範囲に分かれ、UEは、PCIの提供されたリストから、それぞれのセルによりどの伝送フォーマットが用いられるかを推測し得る。例えば、有効PCIの範囲が2つの範囲に分けられ、その範囲の各々が、増大する順で連続するセルIDを含む場合、PCI 0を含むセットはレガシー伝送フォーマットを用いて動作するセルに関連付けられ、一方、PCI 0を含まないセットはNCT構造に関連付けられる。
【0033】
一実施例において、基準信号受信電力(RSRP)及び基準信号受信品質(RSRQ)の測定を含むRRM測定が、チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)で実施される。CSI−RS構成は、eNodeBからUEへのRRCシグナリングにより構成される。一実施例において、UEがRRM測定を実施し得るセルのリストにおいて、eNodeBは対応するCSI−RS構成を提供する。異なる実施例において、RRM測定は、低減された密度のCRSに対して実施される。更に別の異なる実施例において、ネットワークは、測定を実施するための時間及び/又は周波数リソースにおいてなど、低減された密度のCRSに対して実施された前記RRM測定のため付加的なアシスト情報を提供する。更に別の実施例において、UEは、低減された密度のCRS、CSI−RS、又は任意の他の発見信号を用いて測定が実施されるか否かに関係なく、CSIプロセスと呼ぶこともある、幾つかのこのような構成を備えて構成される。
【0034】
別の実施例において、eNodeBは、周期的、事象トリガ、又は事象トリガ/周期的測定を含むRRM測定目的のためのレポート基準を備えてUEを構成し得る。eNodeBは更に、レポートがトリガされたPCIのみをレポートするようにUEを構築し得る。別の実施例において、eNodeBは、PCIだけでなく、関連するRRM測定結果もレポートするようにUEを構築する。また、レポート基準は、セル測定がサービングセルより或る閾値だけ良好である場合、UEがセルID及び関連する測定のみをレポートするようにオフセットを含み得る。eNodeBはその後、レポートされたセルIDがNCTであるか否かをルックアップするためにNRT(Neighbor Relation Table)を用い得る。eNodeBはまた、PCIの前述のリストに含まれる各近隣セルのためのシステム帯域幅を備えてUEを構成し得る。これは、正確なRSRP又はRSRQ測定を促進する。代替として、NodeBは、PCIの前記リストに含まれる各近隣セルのための測定帯域幅をUEに示す。
【0035】
更に別の実施例において、ソースeNodeBは、ターゲットeNodeBへのハンドオーバーを開始する。ターゲットeNodeBがハンドオーバーリクエストを確かにアクノリッジする場合、ターゲットeNodeBは、以下のハンドオーバー情報、即ち、ターゲットセルに関する全てのシステム情報を含むRRC再構成情報、ターゲットセルにおける伝送フォーマットの指示、をUEに提供し、これは、ソースeNodeBを介してリレーされ、UEは、伝送タイプに応じてターゲットセルに対し同期化を実施する。
【0036】
リリース11までの現在のLTE仕様において、システムフレーム数(SFN)は、X2インタフェースを介してeNodeB間で交換されない。従って、SFNは、ハンドオーバー準備の間UEに送られるモビリティ情報の一部ではない。NCTフォーマットに対してPBCHが伝送されない場合、ハンドオーバー手順の間又は後、入ってくるUEにSFNを示すためにNCTを用いるターゲットセルのための手段はない。レガシー伝送フォーマットを用いて動作するセルからNCTフォーマットを用いて動作するセルへのハンドオーバーを促進するために新たな手法が必要とされる。
【0037】
この問題を解決するため、UEが、どのセルのSFNをターゲットセルのための基準SFNとして用い得るかを示すRRC情報要素がモビリティ制御情報に含まれる。言い換えると、UEは、前記プロキシセルのPBCHをデコードすることによって決まるそのSFNが、ターゲットセルの基準SFNとして用いられるプロキシセルをシグナリングされる。RRC情報要素は、レガシー伝送フォーマットを用いて動作する前記プロキシセルのPCIを含み得る。モビリティ制御情報は、NCTを用いるターゲットeNBにより用意される。ターゲットeNBは、保守運用機能(OAM)情報を通して又はそのNRT(Neighbor Relation Table)を介して、適切なPCIを決定することができる。別の実施例において、ターゲットセルのSFNのための基準セルは、ソースeNBにより明示的に与えられる。即ち、ソースセルのPBCHにおいてブロードキャストされたSFNが、NCTを用いるターゲットセルのための基準SFNである。更に別の実施例において、モビリティ制御情報に含まれるRRC情報要素が、ターゲットセルの実際のSFN、又は代替として、UEが前記プロキシセルのSFNに適用し得るオフセット、を示す。
【0038】
ターゲットセルのための基準SFNを提供するモビリティ手法は、ターゲットeNBがレガシーキャリアを用いるがセル領域拡張(CRE)において動作するときにも有利である。このようなシナリオにおいて、UEがハンドオーバーされるとき、UEは、重い干渉を経験し、ターゲットセルのPBCHを信頼性を持って検出することができない可能性がある。特に、UEがPBCH干渉相殺レシーバを備えていない場合にそうなる。このモビリティ手法は、ネットワークに一層大きなCREバイアスを構成させ得、それにより、特に、高度なレシーバを備えてないUEで、UEが重負荷から軽負荷セルへ移動されるとき、一層大きなオフロード利得を促進する。従って、ターゲットセルがレガシーを用いるか又はNCT伝送フォーマットを用いるかに関わらず、SFN基準がモビリティ制御情報に含まれ得る。より一般的には、この提案されたモビリティ技術は、UEがターゲット二次サービングセルのPBCHを信頼性を持って検出できないとき常に構成され得、前記セルは、サービングeNodeB又は異なるeNodeBにより制御される。また、セルは、レガシー伝送モードを用いて動作され得るが、PBCHは、このようなセルを制御するeNodeBにより伝送されない。例えば、UEは、データを複数のeNodeBへ送信するように及び複数のeNodeBからデータを受信するように構成され得る。このような場合、1つのeNodeBのみが、ブロードキャストチャネルを伝送し得(即ち、マスターeNodeB)、他のeNodeB(即ち、二次eNodeB)データ又は専用の制御情報のみを伝送する。このような配置において、提案される手法は、マスターeNodeBにより伝送されるPBCHから二次eNodeBにより制御されるセルのためのSFNを得るために用いられる。
【0039】
<レガシー及びエボルブド伝送フォーマット両方の混合サブフレームの時間多重化>
前述のように、NCTフォーマットは下位互換性がない。従って、セルラーオペレータは、接続されるUE全てがこの特徴をサポートするセルにおいてこの伝送フォーマットを用いない可能性がある。また、それは、マクロセルではなく小さなセルに一層適切であるように思われ、それらがカバレッジを提供し全UEへのサービスの最小品質を確実にするので、それらはオフにされない可能性がある。また、PDCCH伝送がない場合、ブロードキャスト、システム情報、及びページングを含む、共通制御シグナリングを送るために新たな手法が必要とされる。
【0040】
NCTのこれらの欠点に対処するための一つの解決策は、レガシー及びエボルブド伝送フォーマット両方を動作させるサブフレームの時間ドメイン多重化による。eNodeBは、UEに、レガシー又はエボルブド伝送構造のいずれかを用いて動作するサブフレームのセットを示し得る。このサブフレーム指示は、RRCシグナリングによりUEに通信される。一実施例において、サブフレーム指示はビットマップの形式である。ビット値「1」がそのサブフレームがNCTフォーマットのものであることを示し、一方、ビット値「0」がそのサブフレームがレガシー伝送フォーマットのものであることを示す。即ち、前記サブフレームは、時間多重化された制御領域、及びユニキャスト又はマルチキャストデータ領域のいずれかを含む。ここで図5を参照すると、1つの無線フレームに対し長さ10の例示のビットマップが示されている。他のビットマップサイズも可能である。サブフレーム501、502、503は、レガシー伝送フォーマットを用い、ここで、UEは、共通及び専用の制御シグナリングのためにPDCCHを監視し、このサブフレームにおいて伝送されるチャネルの幾つかの復調のためにCRSが用いられ得る。UEはまた、無線リンクモニタリング(RLM)又は無線リソース管理(RRM)測定のためにこれらのサブフレームを用い得る。UEはまた、サブフレーム501、502、及び503においてEPDCCHを監視するように構成され得る。504などの他のサブフレームは、NCTフォーマットを示す。そのため、これらのサブフレームにおいて、UEは、PDCCHが伝送されないので、ダウンリンク制御情報のためEPDCCHのみを監視する。本発明の異なる実施例において、UEは、UEがPDCCHを監視するサブフレームのセットを示すビットマップをシグナリングされる。UEは、DLアサイメント、ULグラント両方、及びグループ電力制御コマンドを監視するように、又はULグラント及びグループ電力制御コマンドのみを監視するように、構成され得る。このサブフレーム指示概念は、(a)ユニキャスト及びマルチキャストデータ、及び(b)或るセルにおけるレガシー及びエボルブド伝送フォーマットを用いた伝送、のエネルギー効率の良い多重化のための異なる方法において適用される。
【0041】
<制御チャネル及びPBCHのモニタリング>
レガシー伝送構造を用いて動作するサブフレームは、PDCCH領域で構成され、1つ、2つ又は4つのアンテナポートでのCRS伝送を含む。これらのレガシーサブフレームは、PDCCHの共通サーチ空間で共通制御情報を伝送するために用いられる。レガシーサブフレームのセットは、各無線フレームのサブフレーム0を少なくとも含む。そのためPBCHが、伝送され、全てのLTEリリースのUEにより検出され得る。PDSCHは、全てのサブフレームにおいてDMRSを用いて復調される。代替として、UEは、レガシーサブフレームにおいてCRS又はDMRSを、及びNCTサブフレームにおいてDMRSのみを用いるデータ復調のために構成される。更に別の実施例において、制御チャネルで受信されるダウンリンク制御情報(DO)フォーマットは、どの基準信号を復調のために用いるかをUEに示す。しかし、UEは、1−、2−又は4−ポートCRSを用いてPBCH及びPDCCHを復調する。
【0042】
異なる実施例において、UEは、1−ポートCRSを用いてPBCH及びPDCCHを復調し得る。即ち、多くて1−ポートCRSが、混合サブフレーム伝送フォーマットで伝送される。RRM、RLM、及び/又はCSI測定が、1−ポートCRSを搬送するサブフレームにおいて実施される。
【0043】
<PMCH、PDSCH、EPDCCH、及びPDCCHの多重化>
1つのセルにおいてNCTフォーマットを用いて、及び両方のセルが同じキャリア周波数で展開されるとき異なるセルにおいてレガシー伝送フォーマットを用いて、動作することが可能である。NCTフォーマットは、小さなセルにおける全てのサブフレームにおいて排他的に、又は、エボルブド伝送フォーマットを用いる伝送のために構成されるサブフレームにおいてのみ、用いられる。このようなシナリオにおいて、異なる伝送フォーマットを用いて動作するセルで構成されるMBSFNエリアにMBMSサービスが提供され得る。例えば、異機種ネットワークにおいて、マクロセル及び小さなセルは、それぞれ、共有キャリア周波数でレガシー及びエボルブド伝送フォーマットを用いて動作し得る。従って、マクロセル及び小さなセル両方のeNBがMBSFN伝送に参加する場合、少なくとも小さなセルにおいてPMCHを搬送するサブフレームに対し、PMCH伝送は、マクロセルにおけるPMCH伝送と同期化されるべきである。その結果、小さなセルは制御領域を含まないので、マクロ及び小さなセル層にわたってMBSFN伝送を整合させるため、小さなセル層における最初の1つ又は2つのOFDM記号が浪費される。
【0044】
この浪費に対処するため、小さなセルのeNBは、前記1つ又は2つのOFDM記号においてPDCCHを伝送し得る。これにより、将来のサブフレームにおけるPUSCHでのアップリンクデータ伝送のスケジューリングが可能となる。エボルブド伝送構造を用いて動作するセルにおけるMBMSサービスにUEが加入するか否かに関わらず、どのサブフレームがPMCH伝送のためにリザーブされるかを示すためビットマップがUEにシグナリングされる。PMCHが示されるサブフレームにおいて、UEは、レガシー伝送構造におけるようにPDCCHを監視する。UE PDCCH処理を低減するための更なる実施例として、UEは、ULグラント又はグループ電力制御コマンドのいずれかのためPMCHサブフレームにおいてPDCCHのみを監視するように構成され得る。更に別の実施例において、PMCHが示されるサブフレームにおいて、UEは、DMRSベースのPDSCH伝送をスケジュールするダウンリンク制御情報のためレガシー伝送構造におけるようにPDCCHを監視する。このようなPDSCH伝送の開始OFDM記号は、このようなサブフレームのレガシー伝送構造において受信されるPCFICHにより示されるか、又は一層高次の層により構成される。これにより、ネットワークが、PMCHが示されるがPMCHがスケジュールされないか、又はPMCHがスケジュールされるがバックホール接続における輻輳に起因してeNodeBによりデータが受信されていないサブフレームにおいてユニキャスト伝送をスケジュールすることが可能となる。PMCHが示されないサブフレームにおいて、UEはEPDCCHを監視する。
【0045】
<エボルブド伝送フォーマットにおけるユニキャスト/マルチキャストデータの多重化>
MBSFNエリアにおいて、同期化されたeNodeBのセットが、MBSFNサブフレームにおいてマルチキャストデータを共同で伝送する。eNodeBは地理的に散在する場所にあるので、MBSFNエリアにおいてUEにより見られる大きな遅延スプレッドをサポートするため、長さ16.67マイクロ秒の拡張されたサイクリックプレフィックス(CP)がLTE規格において規定されている。更に一層長いCPを可能にすることで、MBSFNエリアの増大もサポートし得る。これは、一層多くの同期されていないeNBがマルチキャスト伝送に参加し得るので、UEにおけるMBSFN組み合わせ利得を増大させる。例えば、CP長は33.33μsまで倍増され得、同じCPオーバーヘッドを維持するため記号長も倍増され得る。この手法は下位互換性がない。即ち、拡張されたMBSFNエリアのためのMBMSサービスは、以前のLTEリリースのUEにより享受され得ない。潜在的収入が、必要とされる資本投資をオフセットしない可能性があるので、これは、セルラーオペレータがこのような特徴を提供する動機を低減する。一方、これは下位互換性が問題ではないオペレータには有益である。例えば、NCTフォーマットは、以前のリリースのUEにより現在サポートされないか又はアクセスのために特殊な許可が必要な、周波数帯において用いられる。従って、出願人は、エボルブド伝送フォーマットを用いて動作するセルにおけるユニキャスト及びマルチキャストデータの多重化をサポートするために下記手法を提案する。
【0046】
一実施例において、MBMS及びユニキャストデータがNCT伝送フォーマットで時間多重化される。サブフレームの2つのタイプがある。即ち、ユニキャストデータ(PDSCH及びEPDCCH)を搬送するための通常のサブフレーム、及びマルチキャストデータのためのMBSFNサブフレームである。通常及びMBSFNサブフレーム両方に対し、PDSCH及びPMCH伝送は記号0で始まる。サブフレーム0及び5はMBSFNサブフレームとして構成されない可能性がある。即ち、MBSFNサブフレーム利用率は80%で上限となる。
【0047】
別の実施例において、エボルブド物理ブロードキャストチャネル(EPBCH)が、無線フレームの第1のサブフレームの第2のスロットにおいて伝送される。代替として、EPBCHは、同じサブフレームの第1のスロットにおいて伝送され得る。更に別の実施例において、EPBCHは、PRB対において両方のスロットにわたり得る。EPBCHは、1つ又は2つのアンテナポート上のグループ固有基準信号により復調される。一実施例において、グループ固有RSは、アンテナポート{7}、{8}、又は{7、8}上のLTEリリース11のUE固有RSと同じ波形及びランダム数生成器を用い得る。{7、9}又は{9、10}などの他の組合せも排除されない。LTEの時間周波数リソースグリッドにおけるこのグループ固有RSの位置は、既存のUE固有RSと同じである。異なる実施例において、EPBCH RSの新たなセットが1つ又は2つのアンテナポートで伝送され得、前記RSは、OFDM記号及びEPBCHを含むPRBに含まれ得る。
【0048】
更に別の実施例において、一次及び二次同期化信号(PSS/SSS)が、FDDに対し及びTDDに対しサブフレーム0及び5において、SSSに対しサブフレーム0及び5において、及びPSSに対し1及び6において伝送される。更に更に別の実施例において、PMCHはサブフレームのサブセットにおいて伝送される。FDDでは、MBSFNサブフレームのサブセットは、{1、2、3、4、6、7、8、9}から取り出され、TDDでは、MBSFNサブフレームのサブセットは、{3、4、7、8、9}から取り出される。これは、サブフレーム2が常にULであり、サブフレーム6が、既存のTDD UL−DL構成でPSSを搬送するためである。代替としてTDDでは、PSS及びSSSが、TDDのためサブフレーム0及び5において搬送され得、潜在的なMBSFNサブフレームとしてサブフレーム1及び6を開放する。図6は、例示のFDD及びTDDのためのマッピングを示す。図7は、システム帯域幅の中央の6つのPRBの或るPRBに対するEPBCH、PSS/SSS、及びPMCHの例示のマッピングを図示する。図7の(a)は、NCTでの混合ユニキャスト及びマルチキャストデータの時間多重化方式を示す。PSS及びSSSは、記号5及び6上のグループ固有(復調)RSとの衝突を避けるためそれぞれ記号1及び2に移される。図7の(b)は、アンテナポート7及び8のための復調RSが、スロット0の記号5/6からサブフレーム0におけるスロット1の記号1及び2へシフトされる代替の実施例を示す。これは、レガシー伝送フォーマットにおけるものと同じPSS及びSSSの位置を維持する。このマッピング設計により、PRB毎に8リソース要素(1−ポートCRSに対し2、及びグループ固有RSに対し4)がRSに用いられるので、レガシーPBCHに対する場合と同じ符号化レートがEPBCHに対して可能となる。EPBCHは、PHICH構成を必要としない可能性があることに留意されたい。予備のビットの数を5まで減らすことによりMIB(Master Information Block)のためのペイロードが2オクテット(16ビット)まで低減され得る。これは、レガシーPBCHに対する1/40の符号化レートと比較して、(16+16)/480=1/60(16CRCビットを有する)の一層低い符号化レートを提供する。
【0049】
一実施例において、PMCH伝送のためのサイクリックプレフィックスの長さは、一層大きな遅延スプレッドをサポートするために拡張される。別の実施例において、CPは33.33マイクロ秒に設定される。
【0050】
別の実施例において、マルチキャストトラフィック及び制御チャネル(例えば、MBSFNサブフレーム構成及びMCCHスケジューリングの場合)の受信をサポートするための制御情報が、拡張された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)で共通サーチ空間によりスケジュールされるユニキャストサブフレームにおけるシステム情報のブロードキャストを介して提供される。具体的には、EPDCCHは、前のLTEリリースにおけるPDCCHと同様にマルチキャスト伝送をサポートする物理制御チャネルである。
【0051】
更に別の実施例において、対になったULキャリアがあるFDDに対し又は1つ又は複数のULサブフレームを有するTDDに対し、MBSFNサブフレームにおけるULグラントのスケジューリングをサポートするために新たな手法が必要とされる。2つの代替例は、オプション1とオプション2である。オプション1は、EPDCCH及びPMCHがMBSFNサブフレームにおいて多重化される周波数である。PMCH伝送のための帯域幅
はシステム情報ブロードキャストにおいて規定され、ここで、
で、DLシステム帯域幅である。EPDCCHは、図8に示すようにPMCH帯域幅の一部ではないPRBのサブセットにおいて構成される。PMCH伝送を含むサブフレームにおいて、eNodeBは、例えば、既存の伝送モードTM9及び10を用いて、リソースアロケーションがスケジューリングEPDCCHのものと重ならないPDSCH伝送のための手順に従うEPDCCHのためにリザーブされるPRBにおいて、PDSCH伝送をスケジュールし得ることに留意されたい。言い換えると、ユニキャスト及びPMCH伝送が、MBSFNサブフレームにおいて周波数ドメインで多重化される。オプション2は、ULグラントのスケジューリングが、レガシー伝送フォーマットのサブフレームにおいてのみ生じる。例えば、FDDにおける無線フレームのためのMBSFNサブフレーム構成が{1、2、3、4、6、7、8、9}である場合、対になったキャリアのためのULサブフレームは、次のようにスケジュールされる。サブフレーム0〜4に対するULグラントがサブフレーム0において伝送され、サブフレーム6〜9に対するULグラントがサブフレーム5において伝送される。
【0052】
<エボルブド伝送フォーマットにおけるEPDCCH、PRS、及びPMCHの多重化>
EPDCCH及びPMCHは、システム帯域幅がM個のセットに区分されるとき、同じサブフレームにおいて伝送され得、M−1セットがEPDCCHの伝送にアサインされ、1セットがPMCHにアサインされる。これらのM−1セットは、部分的に重なり得るが互いに素であり、PMCHの伝送に用いられるM番目のセットはEPDCCH伝送にアサインされていない。PMCH及びEPDCCH伝送に対して構成されるM個のセットが全システム帯域幅にわたらない場合、EPDCCHが、M個のセットによりカバーされないPRBにおいてPDSCHをスケジュールし得る。また、PMCH伝送に対して構成されるサブフレームにおけるPDSCH伝送は、EPDCCHの伝送のためにアサインされるM−1セットの一部であるPRBの幾つかに重なり得る。
【0053】
一実施例において、M−1セットの和集合(union)は、長さ{6、15、25、50、75、100}のビットマップを介してUEにシグナリングされ、ここで、ビット値「1」は、周波数ドメインにおける対応するPRB対がEPDCCHに用いられることを示し、「0」のビット値は、対応するPRB対がPMCHにアサインされることを示す。他のマッピングも排除されず、主要な概念は、ビットマップが、どのPRB対がEPDCCH及びPMCHに用いられるかを示すということである。代替として、ビット値「0」が、周波数ドメインにおける対応するPRBがEPDCCHに用いられることを示し得る。
【0054】
別の実施例において、PMCHに用いられる周波数ドメインにおけるPRBをUEに示すために、組み合わせインデックスが用いられる。
【0055】
周波数ドメインにおいてEPDCCH及びPMCHを多重化することは、拡張されたCPのためにのみPMCHが特定されるので、2つのチャネルがOFDM記号において共存するときは常に、拡張されたサイクリックプレフィックス(CP)でEPDCCHが伝送されることを必要とする。UEが現在MBMSに加入されておりそのためPMCHを受信しているか否かをeNBが知らない可能性があるため、また、UEが復調のためCPを知る必要があるため、所与のOFDM記号に用いられるCPに関してeNBとUEとの間の如何なる不明確さも除く方法が必要とされる。eNBは、一層高次の層による構成を介してUEに既知であるビットマップに従って、通常の又は拡張されたサイクリックプレフィックス(CP)でEPDCCHを伝送し得る。PDSCH伝送が、PMCH伝送のために構成されるサブフレームにおいてスケジュールされる場合、PDSCHのもののCPも、一層高次の層により構成される前述のビットマップに従う。代替として、PDSCHのCPは、スケジューリングEPDCCHのCPに従い得る。しかし、これには、スケジューリングセルがサービングセルとは異なる場合の特殊な処理が要求され得る(クロス・キャリアスケジューリング)。言い換えると、PMCHに対して構成されるサブフレームにおけるEPDCCHスケジューリングPDSCHが、その構成要素キャリア上のサブフレームに応じて通常のCP又は拡張されたCPを用いて伝送され得るのに対し、PDSCHは一層高次の層によって提供されるビットマップに従う。
【0056】
このようなビットマップの長さは、6、10、24、40、又は任意の他の整数値であり得る。一実施例において、「1」が、関連するサブフレームにおいて拡張されたCPを用いることを示す。別の実施例において、「0」が、関連するサブフレームにおいて拡張されたCPを用いることを示す。拡張されたCPがEPDCCH伝送のために用いられるサブフレームは、PMCHが伝送される全てのサブフレームを少なくとも含み得る。位置決め基準信号(PRS)によるEPDCCHのパンクチャリングを避けるため、周波数リソースがPMCH及びEPDCCHを多重化するように区画化される場合、一層高次の層によるPRS伝送のために構成され、また、PRS伝送に対して構成されるサブフレームにおけるPMCH区分の一部である、PRBにおいてのみPRSが伝送され得る。代替として、一層高次の層によるPRS伝送に対して構成され、また、拡張されたCPでのEPDCCH伝送のためにも示されるPRS伝送に対して構成されるサブフレームにおけるPMCH区分の一部である、PRBにおいてのみPRSが伝送され得る。
【0057】
MBSFNエリアにおいて、参加するeNBは、PMCHを同じ帯域幅で伝送する必要がある。そのため、第1のeNBが、それがPMCHの伝送のためにどのPRBを用いることを意図するかを第2のeNBに通知するメッセージを、バックホール接続を介して第2のeNBに伝送し得る。一実施例において、このメッセージは長さ{6、15、25、50、75、100}のビットマップであり、ここで、「1」は周波数ドメインにおける関連するPRBがPMCHに用いられることを示す。代替として、「0」が、周波数ドメインにおける関連するPRBがPMCHに用いられることを示してもよい。別の実施例において、組み合わせインデックスが、このようなメッセージにおいて、PMCHに用いられる周波数ドメインにおけるPRBを示すために用いられる。また、第1のeNBがバックホール接続を介して第2のeNBにPMCH情報のリクエストを伝送することもでき、この場合、前記第2のeNBは、それがPMCHの伝送のためにどのPRBを用いることを意図するかを前記第1のeNBに通知するメッセージで応答する。
【0058】
<エボルブド伝送フォーマットのためのPSS/SSS/DMRSの場所>
現在のLTEリリースにおいて、DMRSは、それがPSS及びSSSと衝突する場合、システム帯域幅の中央の6つのPRBにおいて伝送されない。低減されたCRSはPDSCH復調に適切又は充分でない可能性があるので、UERSでのPDSCH復調を可能にするために新たな解決策が必要とされる。PSS及びSSSの場所は、エボルブド伝送フォーマットを用いて動作するセルに対して変えられる。一実施例において、PSS及びSSSの相対的な場所は、伝送フォーマット及び二重化モード間の容易な差異化を可能にするためにレガシー伝送フォーマットに比して変えられる。図9は例示のマッピングを説明し、この例示のマッピングにおいて、FDDではSSSがPSSに2記号先行し、TDDではPSSがSSSに3記号先行する。TDDのためのこのマッピングの更なる利点は、それにより、低減されたCRSが、特殊なサブフレームの第1の記号において伝送される実現性が用意されることである。異なる実施例を図10に示す。FDDでは、SSSがサブフレーム0及び5の最後の記号にマッピングされるのに対し、PSSは、SSSに先行する記号、即ち、通常のCPでは13番目の記号及び拡張されたCPでは11番目の記号、にマッピングされる。FDDについての更に別の実施例が図11に示され、この場合、PSS及びSSSは、それぞれOFDM記号1及び2に移される。
図1
図2
図3
図3A
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11