【文献】
Ericsson,Analysis of Uplink Transmit Timing in NB-IoT[online],3GPP TSG RAN WG4 adhoc_TSGR4_78AH_LTE_NB-IoT R4-78AH-0155,2016年 4月27日,pp.1-6,[検索日:2017.09.20],Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG4_Radio/TSGR4_AHs/TSGR4_78AH_LTE_NB-IoT/Docs/R4-78AH-0155.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第一無線ノード(300)であって、受信機(310)と、送信機(320)と、プロセッサ(330)と、前記送信機(320)に、
第一動作モードにおいて、q≧1の整数を用いた第一サブキャリア間隔f1=2−q×15kHzで、プリフィックス処理されたOFDMシンボルの第一シーケンスを送信させ、
第二動作モードにおいて、第二サブキャリア間隔f2=15kHzで、プリフィックス処理されたOFDMシンボルの第二シーケンスを送信させる、
前記プロセッサ(330)によって実行可能なインストラクションを記憶するメモリ(340)とを有し、
0.5msの期間ごとに、前記第二シーケンスにおける一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理された一つ以上のOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理された一つ以上のOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有しており、
前記送信されるOFDMシンボルのシーケンスは、前記第一および第二動作モードの両方に対して共通である予め定義された繰り返し無線フレーム、または、前記予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しており、
前記第一動作モードにおいて送信されるいずれのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間も、前記第二動作モードにおいて連続して送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい、第一無線ノード。
請求項1に記載の第一無線ノード(300)であって、前記第一動作モードにおいて送信される前記いずれのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、前記第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している、第一無線ノード。
請求項1または2に記載の第一無線ノード(300)であって、前記第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、前記第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t2の整数倍であり、
前記メモリ(340)は、さらに、前記第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と前記第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもってOFDMシンボルを前記送信機(320)にプリフィックス処理させる、前記プロセッサ(330)によって実行可能なインストラクションを記憶している、第一無線ノード。
請求項3に記載の第一無線ノード(300)であって、境界の整合処理は、少なくとも、前記予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する、第一無線ノード。
請求項1ないし4のいずれか一項に記載の第一無線ノード(300)であって、前記予め定義された繰り返し無線フレームに関して、前記第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、前記第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と整合している、第一無線ノード。
直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第二無線ノード(500)であって、受信機(510)と、送信機(520)と、プロセッサ(530)と、前記受信機(510)に、
第一動作モードにおいて、q≧1の整数を用いた第一サブキャリア間隔f1=2−q×15kHzで、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルの第一シーケンスを受信させ、
第二動作モードにおいて、第二サブキャリア間隔f2=15kHzで、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルの第二シーケンスを受信させる、前記プロセッサ(530)によって実行可能なインストラクションを記憶したメモリ(540)とを有し、
前記受信機(510)は、
0.5msの期間ごとに、前記第二シーケンスにおける一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理された一つ以上のOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理された一つ以上のOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有しており、
前記受信されるOFDMシンボルのシーケンスは、前記第一および第二動作モードの両方に対して共通である予め定義された繰り返し無線フレーム、または、前記予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と公称上は整合しているもの
と仮定し、
前記第一動作モードにおいて受信されるいずれのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間も、前記第二動作モードにおいて連続して受信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しいとさらに仮定して、
前記受信されるOFDMシンボルのシーケンスを受信する、第二無線ノード。
請求項8に記載の第二無線ノード(500)であって、前記第一動作モードにおいて受信される前記いずれのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、前記第二動作モードにおいて受信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している、第二無線ノード。
請求項8または9に記載の第二無線ノード(500)であって、前記第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、前記第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t2の整数倍であり、
前記メモリ(540)は、さらに、前記プロセッサ(530)によって実行可能なインストラクションを記憶しており、前記インストラクションは、前記プロセッサ(530)に、前記第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と前記第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもって、公称上はプリフィックス処理されているものとして前記受信されるOFDMシンボルを取り扱わせる、第二無線ノード。
請求項10に記載の第二無線ノード(500)であって、境界の整合処理は、少なくとも、前記予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する、第二無線ノード。
請求項8ないし11のいずれか一項に記載の第二無線ノード(500)であって、前記予め定義された繰り返し無線フレームに関して、前記第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、公称上、前記第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と整合している、第二無線ノード。
請求項8ないし12のいずれか一項に記載の第二無線ノード(500)であって、前記第二無線ノードは無線デバイスまたはネットワークノードである、第二無線ノード。
請求項7または14に記載された前記方法をプログラマブルプロセッサに実行させるためのコンピュータ可読インストラクションを有したコンピュータプログラム(710)。
【発明の概要】
【0006】
上記の観点によれば、本開示の目的は、15kHzのLTEとの互換性を維持しつつ、ニューメロロジーを単純にスケール処理するための、上述された既存の手法の欠点の少なくとも一つを克服することにある。
【0007】
この目的を達成するために、本開示の第一の観点によれば、直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第一無線ノードが提供される。第一無線ノードは、受信機、送信機、プロセッサおよび、前記プロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶したメモリとを有し、前記プロセッサは当該インストラクションにしたがって前記送信機に、
第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1で、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信させ、
第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2で、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信させる。
【0008】
送信されるOFDMシンボルのシーケンスは、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、予め定義された繰り返し無線フレームと整合しており、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しており、第一および第二サブキャリア間隔は、p≠1の整数を用いた、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pによって、関連付けられている。
【0009】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームのそれぞれは、1msの長さを有し、および/または、ニューレディオ(NR)のサブフレームである。
【0010】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0011】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個の対応したプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0012】
一つの実施形態によれば、f1/f2=1/pであり、当該整数個はpである。
【0013】
一つの実施形態によれば、第二動作モードにおける少なくとも二つの連続したシンボルは、等しくない期間のプリフィックスを有している。
【0014】
一つの実施形態によれば、第一または第二動作モードにおいて0.5msの期間ごとに、一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有している。
【0015】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間は一定であり、第二動作モードにおいて送信されるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間も一定である。
【0016】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりとは、予め定義された繰り返し無線フレーム、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍について、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0017】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0018】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもってOFDMシンボルを送信機にプリフィックス処理させるプロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0019】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもってOFDMシンボルを送信機にプリフィックス処理させるプロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0020】
一つの実施形態によれば、境界の整合処理は、少なくとも、予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する。
【0021】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、第一動作モードにおいて送信される第一整数個N1のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と第二動作モードにおいて送信される第二整数個N2のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間とを等しくさせるような長さのプリフィックスを送信機に割り当てさせるプロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶する。
【0022】
一つの実施形態によれば、第一整数個N1は1であり、第二整数個N2は1よりも大きい。
【0023】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と整合している。
【0024】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f2=2
qまたはf1/f2=2
−qによって関連しており、ここでq≠1の整数である。
【0025】
一つの実施形態によれば、第一無線ノードは、さらに、第三サブキャリア間隔を用いる第三動作モードで操作可能であり、ここで第一および第三サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f3=
rまたはf1/f3=2
−rによって関連しており、ここでr≠1の整数である。
【0026】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2は、正規の3GPP LTEサブキャリア間隔である。
【0027】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2=15kHzである。
【0028】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1=15kHzである場合に第二サブキャリア間隔f2<15kHzであり、第二サブキャリア間隔f2=15kHzである場合に第一サブキャリア間隔f1<15kHzである。
【0029】
一つの実施形態によれば、メモリは、さらに、同一の無線フレームにおいて、第一動作モードにおいて少なくとも一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルと、第二動作モードにおいて少なくとも二つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルとを送信機に送信させるためにプロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0030】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔の比率f1/f2は、第一および第二動作モードにおけるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのそれぞれの期間の比率t1/t2の逆数に等しく、f1/f2=t2/t1である。
【0031】
一つの実施形態によれば、第一無線ノードは無線デバイスである。
【0032】
一つの実施形態によれば、第一無線ノードはネットワークノードである。
【0033】
本開示の第二の観点によれば、直交周波数分割多重(OFDM)の第一無線ノードで実行される方法が提供される。本方法は、第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1でプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信することと、第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2でプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信することとを有する。送信されるOFDMシンボルのシーケンスは予め定義された繰り返し無線フレームと整合しており、これは第一および第二動作モードの両方に対して共通であるか、あるいは、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しており、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってP≠1の整数によって、関連付けられている。
【0034】
一つの実施形態によれば、本方法は、さらに、第一および第二動作モードとを切り替えることを含む。
【0035】
一つの実施形態によれば、当該切り換えることは、一つの無線フレーム内で実行される。
【0036】
本開示の第三の観点によれば、直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第二無線ノードが提供される。第二無線ノードは、受信機、送信機、プロセッサおよび、前記プロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶したメモリとを有し、前記受信機に、
第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1で、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを受信させ、
第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2で、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを受信させる。
【0037】
受信機は、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、受信されるOFDMシンボルのシーケンスが、予め定義された繰り返し無線フレームと公称上は整合している、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しているものと仮定して受信し、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。
【0038】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームのそれぞれは、1msの長さを有し、および/または、ニューレディオ(NR)のサブフレームである。
【0039】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0040】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個の対応したプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0041】
一つの実施形態によれば、f1/f2=1/pであり、当該整数個はpである。
【0042】
一つの実施形態によれば、第二動作モードにおける少なくとも二つの連続したシンボルは、それぞれ等しくない期間のプリフィックスを有している。
【0043】
一つの実施形態によれば、第一または第二動作モードにおいて0.5msの期間ごとに、一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有している。
【0044】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間は一定であり、第二動作モードにおいて送信されるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間も一定である。
【0045】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりとは、予め定義された繰り返し無線フレーム、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍について、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0046】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0047】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもって、受信されるOFDMシンボルが公称上はプリフィックス処理されているものとして、プロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0048】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもって、受信されるOFDMシンボルが公称上はプリフィックス処理されるという、プロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0049】
一つの実施形態によれば、境界の整合処理は、少なくとも、予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する。
【0050】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリはさらに、受信されるOFDMシンボルが、第一動作モードにおいて送信される第一整数個N1のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と第二動作モードにおいて送信される第二整数個N2のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間とを等しくさせるような長さのプリフィックスを公称上は割り当てられるという、プロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶する。
【0051】
一つの実施形態によれば、第一整数個N1は1であり、第二整数個N2は1よりも大きい。
【0052】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と公称上は整合している。
【0053】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f2=2
qまたはf1/f2=2
−qによって関連しており、ここでq≠1の整数である。
【0054】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2は、正規の3GPP LTEサブキャリア間隔である。
【0055】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2=15kHzである。
【0056】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1=15kHzである場合に第二サブキャリア間隔f2<15kHzであり、第二サブキャリア間隔f2=15kHzである場合に第一サブキャリア間隔f1<15kHzである。
【0057】
一つの実施形態によれば、メモリは、さらに、同一の無線フレームにおいて、第一動作モードにおいて少なくとも一つのOFDMシンボルと、第二動作モードにおいて少なくとも二つのOFDMシンボルとを受信機に受信させるためにプロセッサによって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0058】
一つの実施形態によれば、公称上、第一および第二サブキャリア間隔の比率f1/f2は、第一および第二動作モードにおけるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのそれぞれの期間の比率t1/t2の逆数に等しく、f1/f2=t2/t1である。
【0059】
一つの実施形態によれば、第二無線ノードは無線デバイスである。
【0060】
一つの実施形態によれば、第二無線ノードはネットワークノードである。
【0061】
本開示の第四の観点によれば、直交周波数分割多重(OFDM)の第二無線ノードで実行される方法が提供される。本方法は、第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1でプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを第一ノードから受信することと、第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2でプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを第一ノードから受信することとを有する。受信されるOFDMシンボルのシーケンスは、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、予め定義された繰り返し無線フレームと公称上は整合している、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合してものと仮定されており、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。
【0062】
一つの実施形態によれば、本方法は、さらに、第一および第二動作モードとを切り替えることを含む。
【0063】
一つの実施形態によれば、当該切り替えることは、一つの無線フレーム内で実行される。
【0064】
本開示の第五の観点によれば、プログラマブルプロセッサに本開示の第二または第四の観点の方法を実行させるためのコンピュータ可読インストラクションを有したコンピュータプログラムが提供される。
【0065】
本開示の第六の観点によれば、本開示の第五の観点のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ可読媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトが提供される。
【発明を実施するための形態】
【0067】
図面においては、同様または同一のステップおよび/または要素は同様または同一の参照番号を用いて指定される。なお、図面に示されたステップおよび/または要素のすべては本開示のいくつかの実施形態にとって必須というわけではない。簡明化のためにオプションのステップおよび/または要素は破線により示されている。
【0068】
以下の説明において、本技術の特定の実施形態の特定の詳細が、説明目的のためであって、限定のためではなく、説明される。当業者であれば、これらの特定の詳細を離れることなく他の実施形態を採用可能であることを理解するであろう。さらに、いくつかの例示において、よく知られた方法、ノード、インタフェース、回路およびデバイスについての詳細な説明は省略され、これにより不必要な詳細によって説明が邪魔されないようになる。
【0069】
当業者は記載された機能が一つまたは複数のノードに実装されうることを理解するであろう。記載されるいくつかのまたはすべての機能は、アナログおよび/または特定の機能を実行するために相互接続されたディスクリート論理ゲート、ASIC、PLAなどのような、ハードウエア回路を使用して実装されてもよい。同様に、いくつかまたはすべての機能は、ソフトウエアプログラムおよびデータを一つ以上のデジタルマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータと共に使用するこにより実装されてもよい。エアインタフェースを使用して通信するノードが説明されるが、これらのノードは適切な無線通信回路を有しているものと理解されよう。さらに、本技術は、ここに記載された技術をプロセッサに実行させるコンピュータインストラクションの適切なセットを含むソリッドステートメモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどの非一時的な形態を含む、コンピュータ可読メモリのいかなる形式において全体が実現されるものと理解されてもよい。
【0070】
ここに開示される技術のハードウエア実装は、限定なしに、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウエア、削減されたインストラクションセットプロセッサ、これに限定するわけではないが特定用集積回路(ASIC)および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含むハードウエア(例:デジタルまたはアナログ)回路、および、そのような機能を実行することが可能な状態遷移マシンを含んでもよい。
【0071】
コンピュータ実装に関しては、コンピュータは一般に一つ以上のプロセッサまたは一つ以上のコントローラを含むものと理解され、用語としてのコンピュータ、プロセッサおよびコントローラは相互に入れ替え可能である。コンピュータ、プロセッサまたはコントローラによって提供される場合に、機能は、単一の専用コンピュータまたはプロセッサまたはコントローラによって提供されてもよいし、単一の共用コンピュータ、プロセッサまたはコントローラによって提供されてもよいし、あるいは、複数の個別のコンピュータ、プロセッサまたはコントローラによって提供されてもよく、これらのいくつかはシェアされるか、分散されていてもよい。さらに、用語としての「プロセッサ」または「コントローラ」はまたそのような機能を実行するおよび/またはソフトウエアを実行する、上述したような例示的なハードウエアのように、他のハードエアを指していてもよい。
【0072】
当業者であれば理解するように、様々な無線システムが本開示によってカバーされるアイデアを実施することによって恩恵を受けうるため、ここで使用されている用語「基地局」、「ユーザ装置」、「アクセスポイント」および「コアネットワークノード」は広義に解釈されなければならない。とりわけ、基地局は、第二世代ネットワークにおけるレガシーの基地局と、第三世代ネットワークにおけるNodeBと、第四世代ネットワークまたは、将来の発展型ネットワーク(例:LTEネットワークやLTE−Aネットワークその他)における発展型NodeB(eNodeB)と、その他とを含むものと理解されなければならない。ユーザ装置は、移動電話機、スマートフォン、無線通信可能なタブレットまたはパーソナルコンピュータ、無線マシンツーマシンユニット、およびその他を含むものと理解されなければならない。アクセスポイントは、無線スイッチ、無線ルーター、無線ハブ、無線ブリッジ、または、アクセス機能のための無線ローカルエリアネットワークにおいて使用可能ないずれかのデバイス、その他を含むものとして理解されなければならない。コアネットワークノードは、モビリティマネージメントエンティティ(MME)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)およびその他を含むものとして理解されなければならない。
【0073】
本開示によれば、LTEのサブキャリア間隔を基本周波数f0=15kHzとして選択し、この値からサブキャリア間隔を削減するときと比較してサブキャリア間隔を増加させるときに異なるスケーリングストラテジーを使用することが提案される。
【0074】
サブキャリア間隔を30kHz、60kHz、120kHz・・・というように増加させる場合、より低いニューメロロジーのOFDMシンボルのそれぞれ(つまり、より低いサブキャリア間隔を使用するもの)は、より高いニューメロロジー(つまり、より高いサブキャリア間隔のもの)におけるそれぞれ等しい長さの二つのシンボルへと分割される。なお、このケースにおいて、「より長い」サイクリックプリフィックスが、0.5msの周期の始めに配置される。
【0075】
たとえば、
図2aに示されているように、15kHzのサブキャリア間隔を有しているニューメロロジーのOFDMシンボルのそれぞれは、30kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーにおける等しい長さの二つのOFDMシンボル、または、60kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーにおける等しい長さの四つのOFDMシンボルへ分割可能である。これは
図2bにおいて「30」と「60」の行において示されており、2msにわたる、LTEのTsの倍数の、OFDMシンボルの期間(CPを含む)を示している。
図2cは
図2bにおいて示された二つの部分の拡大図であり、上の部分(1)で示された最初の二つの0.5msの周期(0.5ms(I)と0.5ms(II))と、下の部分(2)で示された、それに続く二つの0.5msの周期(0.5ms(III)と0.5ms(IV))とを含む。代替的に、
図2bと
図2cにおいて「30 alt.」と「60 alt.」という行に示されているように、15kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーの最初のOFDMシンボルは、30kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーの二つのOFDMシンボル、または、60kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーの四つのOFDMシンボルへ分割可能であり、30kHzまたは60kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーにおける0.5msの期間ごとの最初のOFDMシンボルだけが「より長い」CPを有し、他のOFDMシンボルのすべては同一の期間を有している。
【0076】
15kHzから7.5kHzや3.75kHzその他にサブキャリア間隔を減少させる場合、より高いニューメロロジーにおけるOFDMシンボルはペアごとに連結され、より低いサブキャリア間隔のニューメロロジーにおける一つのOFDMシンボルを形成する。これは、より長いシンボル(より低いニューメロロジーにおける)が、より短いCPを有する二つのシンボル、または、より長いCPを有する一つのシンボルとより短いCPを有する一つのシンボルとの和と等しい期間を有することを招く。なお、このケースにおいて、「より長い」サイクリックプリフィックスが、0.5msの周期のセットの始まりに配置されることは必須ではない。
【0077】
たとえば、
図2a、
図2bおよび
図2cに示されているように、3.75kHzのサブキャリア間隔を有しているニューメロロジーのOFDMシンボルのそれぞれは、7.5kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーにおける二つの対応するOFDMシンボル、または、15kHzのサブキャリア間隔を有するニューメロロジーにおける四つの対応するOFDMシンボルと等しい期間を有している。この説明において、これらが同時に始まり、そして終わるという意味で、あるニューメロロジーの一つのOFDMシンボルが他のニューメロロジーの二つまたは四つのOFDMシンボルに整合しいているときに、当該一つのOFDMシンボルは当該二つまたは四つのOFDMシンボルに「対応」している。
【0078】
図3は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった無線ノード300のブロック図である。無線ノード300は無線デバイスまたはネットワークノードのどちらであってもよい。無線ノード300は、直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第一無線ノードとして使用可能である。無線ノード300は、受信機310と、送信機320と、プロセッサ330と、メモリ340とを有する。
【0079】
メモリ340は、プロセッサ330によって実行可能なインストラクションを含み、これによって送信機320に、
第一サブキャリア間隔f1を用いた第一動作モードにおいて、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信させ、
第二サブキャリア間隔f2を用いた第二動作モードにおいて、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信させる。
【0080】
送信されるOFDMシンボルのシーケンスは予め定義された繰り返し無線フレームと整合しており、これは第一および第二動作モードの両方に対して共通であるか、あるいは、当該無線フレームの整数倍と整合しており、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。p≠1の整数によって、関連付けられている。たとえば、
図2において示されているように、f1は15kHzであり、f2は7.5kHzまたは30kHzであってもよい。
【0081】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームのそれぞれは、1msの長さを有し、および/または、ニューレディオ(NR)のサブフレームである。
【0082】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0083】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個の対応したプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。この説明において、これらが同時に始まり、そして終わるという意味で、あるニューメロロジーの一つのOFDMシンボルが他のニューメロロジーのいくつかのOFDMシンボルに整合しいているときに、当該一つのOFDMシンボルは当該いくつかのOFDMシンボルに「対応」している。
【0084】
一つの実施形態によれば、f1/f2=1/pであり、当該整数個はpである。
【0085】
一つの実施形態によれば、第二動作モードにおける少なくとも二つの連続したシンボルは、等しくない期間のプリフィックスを有している。
【0086】
一つの実施形態によれば、第一または第二動作モードにおいて0.5msの期間ごとに、一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有している。この例は
図2bおよび
図2cにおいて “30 alt” と“60 alt”の行に示されている。
【0087】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間は一定であり、第二動作モードにおいて送信されるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間も一定である。
【0088】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりとは、予め定義された繰り返し無線フレーム、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍について、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0089】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0090】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ340はさらに、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもってOFDMシンボルを送信機320にプリフィックス処理させるプロセッサ330によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0091】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ340はさらに、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもってOFDMシンボルを送信機320にプリフィックス処理させるための、プロセッサ330によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0092】
一つの実施形態によれば、境界の整合処理は、少なくとも、予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する。
【0093】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ340はさらに、第一動作モードにおいて送信される第一整数個N1のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と、第二動作モードにおいて送信される第二整数個N2のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間とを等しくさせるような長さのプリフィックスを送信機320に割り当てさせるための、プロセッサ330によって実行可能なインストラクションを記憶する。
【0094】
一つの実施形態によれば、第一整数個N1は1であり、第二整数個N2は1よりも大きい。
【0095】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と整合している。
【0096】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f2=2
qまたはf1/f2=2
−qによって関連しており、ここでq≠1の整数である。
【0097】
一つの実施形態によれば、第一無線ノード300は、さらに、第三サブキャリア間隔を用いる第三動作モードで動作可能であり、ここで第一および第三サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f3=
rまたはf1/f3=2
−rによって関連しており、ここでr≠1の整数である。
【0098】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2は、正規の3GPP LTEサブキャリア間隔である。
【0099】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2=15kHzである。
【0100】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1=15kHzである場合に第二サブキャリア間隔f2<15kHzであり、第二サブキャリア間隔f2=15kHzである場合に第一サブキャリア間隔f1<15kHzである。
【0101】
一つの実施形態によれば、メモリ340は、さらに、同一の予め定義された繰り返し無線フレームにおいて、第一動作モードにおいて少なくとも一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルと、第二動作モードにおいて少なくとも二つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルとを送信機320に送信させるためにプロセッサ330によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0102】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔の比率f1/f2は、第一および第二動作モードにおけるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのそれぞれの期間の比率t1/t2の逆数に等しく、f1/f2=t2/t1である。
【0103】
図4は本開示のいくつかの実施形態にしたがった無線ノードにおける方法400を示すフローチャートである。
【0104】
方法400はステップS410とS420とを有している。ステップS410で、無線ノードは、第一サブキャリア間隔f1を伴う第一動作モードにあり、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスが送信される。ステップS420で、無線ノードは、第二サブキャリア間隔f2を伴う第二動作モードにあり、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスが送信される。方法400において、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、送信されるOFDMシンボルのシーケンスは予め定義された繰り返し無線フレームと整合しているか、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しており、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。p≠1の整数によって、関連付けられている。
【0105】
一つの実施形態によれば、方法400は、さらに、第一および第二動作モードを切り替えるステップS430を有している(
図4における双方向矢印)。さらに、当該切り替えることは、一つの無線フレーム内で実行される。
【0106】
図5は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった無線ノード500のブロック図である。無線ノード500は無線デバイスまたはネットワークノードのどちらであってもよい。無線ノード500は、直交周波数分割多重(OFDM)のために構成された第二無線ノードとして使用可能である。無線ノード500は、受信機510と、送信機520と、プロセッサ530と、メモリ540とを有する。
【0107】
メモリ540は、プロセッサ530によって実行可能なインストラクションを含み、これによって受信機510に
第一サブキャリア間隔f1を用いた第一動作モードにおいて、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを受信させ、
第二サブキャリア間隔f2を用いた第二動作モードにおいて、第一無線ノードからプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを受信させる。
【0108】
受信機510は、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、受信されるOFDMシンボルのシーケンスが、予め定義された繰り返し無線フレームと公称上は整合しているか、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しているものと仮定して受信し、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。たとえば、
図2において示されているように、f1は15kHzであり、f2は7.5kHzまたは30kHzであってもよい。
【0109】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームのそれぞれは、1msの長さを有し、および/または、ニューレディオ(NR)のサブフレームである。
【0110】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0111】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間は、第二動作モードにおいて送信される整数個の対応したプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と等しい。
【0112】
一つの実施形態によれば、f1/f2=1/pであり、当該整数個はpである。
【0113】
一つの実施形態によれば、第二動作モードにおける少なくとも二つの連続したシンボルは、等しくない期間のプリフィックスを有している。
【0114】
一つの実施形態によれば、第一または第二動作モードにおいて0.5msの期間ごとに、一番目のプリフィックス処理されたOFDMシンボルは、いずれの残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルよりも長いプリフィックスを有しており、当該残りのプリフィックス処理されたOFDMシンボルは同一の長さのプリフィックスを有している。この例は
図2bおよび
図2cにおいて“30 alt.”と“60 alt.” の行に示されている。
【0115】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間は一定であり、第二動作モードにおいて送信されるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間も一定である。
【0116】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりとは、予め定義された繰り返し無線フレーム、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍について、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0117】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおいて送信される一つのプリフィックス処理されたOFDMシンボルの始まりと終わりは、第二動作モードにおいて送信される整数個のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスの始まりと終わりとに整合している。
【0118】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ540はさらに、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもって、受信されるOFDMシンボルが公称上はプリフィックス処理されているという、プロセッサ530によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0119】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ540はさらに、第一動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界と第二動作モードにおいて送信される少なくともいくつかのOFDMシンボルの境界とが整合するような手法でもって、受信されるOFDMシンボルが公称上はプリフィックス処理されているという、プロセッサ530によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0120】
一つの実施形態によれば、境界の整合処理は、少なくとも、予め定義された繰り返し無線フレームが繰り返すたびに、発生する。
【0121】
一つの実施形態によれば、第一動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのトータル期間t1は、第二動作モードにおける一つのプリフィックス処理されていないOFDMシンボルの期間t2の整数倍である。メモリ540はさらに、受信されるOFDMシンボルが、第一動作モードにおいて送信される第一整数個N1のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間と第二動作モードにおいて送信される第二整数個N2のプリフィックス処理されたOFDMシンボルのトータル期間とを等しくさせるような長さのプリフィックスを公称上は割り当てられているという、プロセッサ530によって実行可能なインストラクションを記憶する。
【0122】
一つの実施形態によれば、第一整数個N1は1であり、第二整数個N2は1よりも大きい。
【0123】
一つの実施形態によれば、予め定義された繰り返し無線フレームに関して、第一動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界は、第二動作モードで送信されるシンボルのフレームで最初でない境界と公称上は整合している。
【0124】
一つの実施形態によれば、第一および第二サブキャリア間隔は、2の累乗、f1/f2=2
qまたはf1/f2=2
−qによって関連しており、ここでq≠1の整数である。
【0125】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2は、正規の3GPP LTEサブキャリア間隔である。
【0126】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1または第二サブキャリア間隔f2=15kHzである。
【0127】
一つの実施形態によれば、第一サブキャリア間隔f1=15kHzである場合に第二サブキャリア間隔f2<15kHzであり、第二サブキャリア間隔f2=15kHzである場合に第一サブキャリア間隔f1<15kHzである。
【0128】
一つの実施形態によれば、メモリ540は、さらに、同一の無線フレームにおいて、第一動作モードにおいて少なくとも一つのOFDMシンボルと、第二動作モードにおいて少なくとも二つのOFDMシンボルとを受信機510に受信させるためにプロセッサ530によって実行可能なインストラクションを記憶している。
【0129】
一つの実施形態によれば、公称上、第一および第二サブキャリア間隔の比率f1/f2は、第一および第二動作モードにおけるプリフィックス処理されていないOFDMシンボルのそれぞれの期間の比率t1/t2の逆数に等しく、f1/f2=t2/t1である。
【0130】
図6は本開示のいくつかの実施形態にしたがった無線ノードにおける方法600を示すフローチャートである。
【0131】
方法600はステップS610とS620とを有している。ステップS610で、無線ノードは、第一サブキャリア間隔f1を伴う第一動作モードにあり、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスが第一無線ノードから受信される。ステップS620で、無線ノードは、第二サブキャリア間隔f2を伴う第二動作モードにあり、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスが第一無線ノードから受信される。方法600において、第一および第二動作モードの両方に対して共通に、受信されるOFDMシンボルのシーケンスは、予め定義された繰り返し無線フレームと公称上は整合しているか、または、予め定義された繰り返し無線フレームの整数倍と整合しているものと仮定されており、第一および第二サブキャリア間隔は、整数係数f1/f2=pまたはf1/f2=1/pであってp≠1の整数によって、関連付けられている。
【0132】
一つの実施形態によれば、方法600は、さらに、第一および第二動作モードを切り替えるステップS630を有している(
図6における双方向矢印)。さらに、当該切り替えることは、一つの無線フレーム内で実行される。
【0133】
図7は無線ノード300/500において使用されうる構成700の実施形態を示す図である。
【0134】
構成700に含まれているのは、ここでは、プロセッシングユニット706と、たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP)である。プロセッシングユニット706は、ここに記述されたプロシージャにおける異なるアクションを実行する一つのユニットまたは複数のユニットであってもよい。構成700は、また、他のエンティティから信号を受信する入力ユニット702と、他のエンティティへ信号を提供する出力ユニット704とを有していてもよい。入力ユニットおよび出力ユニットは統合されたエンティティであってもよいし、または、
図7の例に示されているようなものであってもよい。
【0135】
さらに、構成700は、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリおよびハードドライブなどの、不揮発性または揮発性のメモリの形式で、少なくとも一つのコンピュータプログラムプロダクト708を含む。コンピュータプログラムプロダクト708は、コンピュータプログラム710を有し、これは、コード/コンピュータ可読インストラクションを有し、構成700におけるプロセッシングユニット706によって実行されると、構成700および/または無線ノードに、たとえば、
図4および/または
図6に関連してすでに説明されたプロシージャにおけるアクションを実行させる。
【0136】
コンピュータプログラム710は、コンピュータプログラムモジュール710a−710c内で構造化されたコンピュータプログラムコードとして構成されてもよい。
【0137】
ゆえに、
図4に対応した例示的な実施形態によれば、構成700のコンピュータプログラム710におけるコードは、第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1で、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを出力ユニット704に送信させる第一モード動作モジュール710aと、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを送信するために、第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2で出力ユニット704に送信させる第二モード動作モジュール710bと、を有する。切替モジュール710cは、出力ユニット704に第一および第二動作モードを切り替えさせるためのオプションである。
【0138】
図6に対応した例示的な実施形態によれば、構成700のコンピュータプログラム710におけるコードは、第一動作モードにおいて第一サブキャリア間隔f1で、第一無線ノードから、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを入力ユニット702に受信させる第一モード動作モジュール710aと、第二動作モードにおいて第二サブキャリア間隔f2で、第一無線ノードから、プリフィックス処理されたOFDMシンボルのシーケンスを入力ユニット702に受信させる第二モード動作モジュール710bと、を有する。切替モジュール710cは、入力ユニット702に第一および第二動作モードを切り替えさせるためのオプションである。
【0139】
図7に関連して上で説明された実施形態におけるコード手段は、プロセッシングユニットにより実行されると、デバイスに、上述の図面に関連して説明された上述のアクションを実行させるコンピュータプログラムとして実装されるが、他の実施形態においては、少なくとも一つのコード手段が少なくとも部分的にハードウエア回路として実装されてもよい。
【0140】
プロセッサは、単一のCPU(中央処理装置)であってもよいし、二つ以上のプロセッシングユニットを含んでもよい。たとえば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、インストラクションセットプロセッサ、および/または、関連のチップセット、および/または、特定用途集積回路(ASIC)のような特定用途マイクロプロセッサを含んでもよい。プロセッサは、さらに、キャッシュ目的のボードメモリを有してもよい。コンピュータプログラムは、プロセッサに接続されたコンピュータプログラムプロダクトによって搬送されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を含んでもよい。たとえば、コンピュータプログラムプロダクトは、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、または、EEPROMであってもよいし、上述されたコンピュータプログラムモジュールは、代替的な実施形態において、UE内のメモリの形態で、異なるコンピュータプログラムプロダクトに分散されてもよい。
【0141】
本開示の実施形態によれば、実行されると、一つ以上のコンピューティングデバイスに、本開示の方法を実行させるインストラクションを記憶したコンピュータ可読記憶媒体(例:コンピュータプログラムプロダクト708)が提供される。
【0142】
本技術は特定の実施形態に関連して上で説明されてきたが、ここで説明された特定の形式に限定する意図は存在しない。たとえば、ここで提示された実施形態は、既存のNR/LTE構成に限定されることはなく、これらは将来において策定される新しいNR/LTE構成にも等しく適用可能である。本技術は添付の特許請求の範囲によってのみ限定され、添付の撤去請求の範囲内で、上述された特別のものとは異なる他の実施形態も等しく可能である。ここで使用されているように、“comprise/comprises(有する)”または “include/includes(含む)” という用語は他の要素またはステップの存在を排除するものではない。さらに、個々の特徴が異なる請求項に含まれているからもしれないが、これらは有利に組み合わせることが可能であり、異なるクレームを包含することが、特徴の組み合わせが便利および/または有利であることを黙示するものではない。加えて、単一表現が複数であることを排除するものでもない。最終的に、請求項における参照符号は例示を明らかにするために提供されており、いかなる場合にも請求項の範囲を限定するものとして解釈されてはならない。
【0143】
NR用語についての注釈
3GPPは、本開示についての最先の優先日と出願日との間の期間においてNR用語に関して合意している。NR用語およびLTE用語は考慮可能な限りにおいて一致しており、たとえば、リソースエレメント(RE)は1つのサブキャリア×1つのOFDMシンボルに維持されている。さらに、LTEにおいて知られているいくつかの用語はNRにおいては新しい意味が付与されている。不明確さが生じない限りにおいて、請求項を含む、この開示は、プリフィックスを「LTE」と「NR」とに適用する。例示:1msにわたり継続するLTEサブフレームは、ノーマルのCPについて、14個のOFDMシンボルを含む。NRサブフレームは1msの固定期間を有し、ゆえに、異なるサブキャリア間隔に対して異なる個数のOFDMシンボルを含みうる。LTEスロットは、ノーマルのCPについて、7個のOFDMシンボルを含む。15kHzのサブキャリア間隔において、NRスロットは7個または14個のOFDMシンボルに対応しており、7個のOFDMシンボルを有するスロットは0.5msを占有する。NR用語に関して、3GPP TR 38.802 v14.0.0およびその後のバージョンが参照される。
【0144】
本開示において前置きされていない用語は、他の断りが無い限り、LTEの感覚にしたがって理解されるべきであろう。しかし、LTEから知られている目的または動作を指定するいずれかの用語は、NRの技術仕様の観点から機能的に再解釈されることが期待されている。例示:両者が10msの期間を有していることが考慮される場合、LTEの無線フレームは、NRフレームと機能的に均等となろう。LTEのeNBはNRのgNBと機能的に均等であってもよいが、これはダウンリンク送信機としてのこれらの機能が少なくとも部分的にオーバーラップしているからである。LTEにおける最小のスケジュール可能なリソース単位は、NRにおける最小のスケジュール可能なリソース単位として再解釈されてもよい。LTEのアクノレッジメントフィードバックを可能とする最短のデータセットは、NRのアクノレッジメントフィードバックを可能とする最短のデータセットとして再解釈されてもよい。
【0145】
したがって、本開示のいくつかの実施形態が、LTE向けの用語を用いて説明されているが、これらは完全にNRの用語にも適用可能である。