特許第6783076号(P6783076)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6783076
(24)【登録日】2020年10月23日
(45)【発行日】2020年11月11日
(54)【発明の名称】収納用具
(51)【国際特許分類】
   B60R 5/04 20060101AFI20201102BHJP
   B60N 3/00 20060101ALI20201102BHJP
【FI】
   B60R5/04 Z
   B60N3/00 Z
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-117808(P2016-117808)
(22)【出願日】2016年6月14日
(65)【公開番号】特開2017-222225(P2017-222225A)
(43)【公開日】2017年12月21日
【審査請求日】2019年4月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000251060
【氏名又は名称】林テレンプ株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123788
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 昭夫
(74)【代理人】
【識別番号】100127454
【弁理士】
【氏名又は名称】緒方 雅昭
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 亮
(72)【発明者】
【氏名】朴 眞佑
(72)【発明者】
【氏名】鏡味 大介
(72)【発明者】
【氏名】石原 宏規
(72)【発明者】
【氏名】木村 広之
【審査官】 小河 了一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−105057(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0015531(US,A1)
【文献】 特開2008−132129(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 5/04
B60N 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
凹状の収納部を有する本体部と、
前記収納部の底面に沿って配置可能な板と、
前記板を、前記底面とは交差する方向に沿って、前記収納部を複数の領域に区画する仕切り板として着脱可能に取り付ける取付部と、
を有し、
前記板は、略L字形状を有し、2枚の前記板が前記収納部の底面に沿って互いに点対称の関係で配置して略矩形状の底板を構成可能であることを特徴とする収納用具。
【請求項2】
前記板は、開孔部を有することを特徴とする請求項1に記載の収納用具。
【請求項3】
凹状の収納部を有する本体部と、
前記収納部の底面に沿って配置可能な板と、
前記板を、前記底面とは交差する方向に沿って、前記収納部を複数の領域に区画する仕切り板として着脱可能に取り付ける取付部と、
を有し、
前記板は、開孔部を有し、
前記底面に凸部が形成されて前記凸部に位置決め溝が形成され、
前記板の裏面に、前記位置決め溝に挿入可能な位置決め突起が形成され、
前記位置決め突起が前記位置決め溝に挿入されているときに、前記開孔部は、前記底面において前記凸部の間に位置する凹部の上に位置することを特徴とする、収納用具。
【請求項4】
前記板は、前記開孔部に向かって延びる傾斜面を有することを特徴とする請求項2または3に記載の収納用具。
【請求項5】
前記取付部は、前記収納部の側面における、前記本体部の高さの半分よりも下の位置に設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の収納用具。
【請求項6】
前記取付部の少なくとも一部は、前記板を前記底面に沿って配置する際に当該板の位置を決める位置決め部と兼用されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の収納用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を収納する収納用具に関し、特には、自動車の車室内に配設するための収納用具の一種である車両用収納トレイに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の車室内に配設するための車両用収納トレイとしては、特許文献1に記載されたような、仕切り板を用いて収納スペースを画定した収納トレイが知られている。また、この種の収納トレイには、特許文献2に記載されている収納トレイのような、仕切り板を着脱可能に構成したものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平8−119039号公報
【特許文献2】特開2011−42317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、仕切り板を取り外すことができないため、長尺形状の荷物のような、仕切り板で画定された各収納スペースよりも大きな物を収納することができないという問題がある。また、特許文献2に記載の技術では、仕切り板を取り外すことができるため、大きな物でも収納することができるが、取り外した仕切り板を収納するスペースが必要となるため、収納トレイ全体の収納スペースが狭くなってしまうという問題がある。
【0005】
なお、特許文献1および2に記載の技術では、いずれも、雨などによって水で濡れた物を収納すると、収納トレイの底に水が溜まり、別の物を収納することができなくなることがあるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、仕切り板があっても、大型の物を収納可能であり、さらに全体の収納スペースを広く確保することが可能な収納用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による収納用具は、凹状の収納部を有する本体部と、前記収納部の底面に沿って配置可能な板と、前記板を、前記底面とは交差する方向に沿って、前記収納部を複数の領域に区画する仕切り板として着脱可能に取り付ける取付部と、を有する。
【0008】
この場合、着脱可能な仕切り板を収納部の底面に沿って配置することができるため、取り外した仕切り板を底板として利用することができる。このため、仕切り板を外すことで大型の物を収納することができ、さらには、取り外した仕切り板を底板として使用することで、全体の収納スペースを広く確保することが可能になる。したがって、仕切り板があっても、大型の物を収納可能であり、さらに全体の収納スペースを広く確保することが可能になる。
【0009】
また、本発明による収納用具は、開孔部を有することが望ましい。この場合、板を底板として利用した際に、底板上の水を開孔部を通して底板の下側に送ることが可能になるため、底板を水切り板としても利用することが可能になる。
【0010】
また、本発明による収納用具は、前記開孔部に向かって延びる傾斜面を有することが望ましい。この場合、板の板厚を厚くせずに、板の剛性を向上させることができ、さらには、底板上の水を開孔部に誘導することが可能になるため、水切り板としての性能を向上させることが可能になる。
【0011】
また、本発明では、前記板は、略L字形状を有し、2枚の前記板が互いに点対称の関係で配置可能であることが望ましい。この場合、板が略L字形状を有しているため、板を仕切り板として使用した場合でも、収納用具の幅方向全体に及ぶ空間を確保することができ、その結果、仕切り板で画定される領域の幅よりも長い長尺物を収納することが可能になる。さらに、2枚の板が互いに点対称の関係で配置されることで略矩形状の底板を構成することが可能になるため、仕切り板同士の間に生じる隙間を小さくすることができる。
【0012】
また、本発明では、前記取付部の少なくとも一部は、前記収納部の側面における、前記本体部の高さの半分よりも下の位置に設けられることが望ましい。この場合、人が収納用具を両手で持ち上げる場合などのように、本体部に捻り方向の力が加わった場合でも、仕切り板が不用意に外れてしまうことを防止することができる。
【0013】
また、本発明では、前記取付部は、前記板を前記底面に沿って配置する際に当該板の位置を決める位置決め部と兼用されることが望ましい。底板の位置を決める特別な部材などを軽減することが可能になるため、コストの低減化を図ることが可能になる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、仕切り板があっても、大型の物を収納可能であり、さらに全体の収納スペースを広く確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施形態におけるラゲージトレイを示す斜視図である。
図2】長尺物を収納したラゲージトレイを示す斜視図である。
図3】ラゲージトレイの本体部を示す上面図である。
図4】ラゲージトレイの仕切り板の構成を示す図である。
図5】仕切り板を底板として用いたラゲージトレイの一例を示す上面図である。
図6】仕切り板を底板として用いたラゲージトレイの別の例を示す上面図である。
図7図5に示したラゲージトレイの断面図である。
図8図6に示したラゲージトレイの部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
【0017】
図1および図2は、本発明の一実施形態の車両用収納トレイであるラゲージトレイを示す全体斜視図である。図1および図2に示すラゲージトレイ1は、自動車の車両の後部に設けられたラゲージスペースに配設するための収納用具である。図1では、何も収納されていない状態のラゲージトレイ1が示されており、図2では、長尺物100が収納された状態のラゲージトレイ1が示されている。なお、図中の矢印で示されている+X方向が車両の前方方向を示し、−X方向が車両の後方方向を示す。
【0018】
図1および図2に示すようにラゲージトレイ1は、本体部2と板3とを有する。本体部2および板3は、例えば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などの合成樹脂を材料とし、その材料から射出成形法や真空成形法などを用いて形成される。
【0019】
本体部2は、荷物を収納するための凹状の収納部2aを有する部材であり、上部が開口した箱形状に形成されている。収納部2aに収納される荷物は、特に限定されないが、例えば、スキューバダイビング用品、スキー用品およびゴルフ用品などである。収納部2aに荷物を収納することで、荷物が散らばったり、車両に敷かれたカーペットなどが荷物によって汚れたりすることを抑制することができる。
【0020】
板3は、収納部2aの底面とは交差する方向に沿って、収納部2aを複数の領域に区画する仕切り板として、収納部2a内に着脱可能に取り付けられる。以下では、板3を仕切り板3と称する。また、仕切り板3は、収納部2aの底面に沿って底板として配置することもできる。
【0021】
図1および図2の例では、仕切り板3は収納部2aの底面とは略直交する方向に沿って配置されている。また、2枚の仕切り板3が、仕切り板3は収納部2aの底面とは略直交する方向に沿っており、ラゲージトレイ1の長尺方向である幅方向(図のY方向)に並んで取り付けられている。
【0022】
仕切り板3の外形は、略L字形状であることが好ましい。この場合、図1に示すように、仕切り板3を収納部2aに取り付けた状態でも、ラゲージトレイ1の幅方向全体に及ぶ空間Sを確保することができる。したがって、図2に示すように、仕切り板3を収納部2aに取り付けた状態でも、仕切り板3で画定される領域の幅よりも長い長尺物100を空間Sに収納することが可能となる。
【0023】
係止部4は、仕切り板3が収納部2aを複数の領域に区画するように、仕切り板3を着脱可能に取り付ける取付部である。本実施形態では、係止部4は、後述するように収納部2aに設けられた係止溝と、仕切り板3に設けられた係止突起とを含み、係止溝と係止突起とが互いに係止されることで、仕切り板3が収納部2aに取り付けられて固定される。
【0024】
係止部4は、1つの仕切り板3当たり、少なくとも車両前方側と車両後方側に1箇所ずつ、計2箇所に設けられることが好ましい。1つの仕切り板3に対応する係止部4のうち少なくとも1つは、本体部2の高さの半分よりも下方(底面側)に設けられることが好ましい。この場合、人がラゲージトレイ1を両手で持ち上げる場合などのように、本体部2に捻り方向の力が加わった場合でも、仕切り板3が不用意に外れてしまうことを防止することができる。
【0025】
次に本体部2についてより詳細に説明する。図3は、仕切り板3が全て外された本体部2の上面図である。
【0026】
図3に示すように本体部2の収納部2aは、底面21と側面22とを有し、その底面21と側面22によって囲繞されている。また、収納部2aは、底面21から側面22にわたって形成された凸部23および凹部24を有し、凸部23および凹部24は、ラゲージトレイ1の幅方向(Y方向)に交互に複数並設されている。この構成により、本体部2の剛性を高くすることができる。また、凹部24は、水(例えば、収納部2aに収納された荷物から落ちた水)を溜めるプール部としても機能する。なお、凸部23および凹部24は、形成されていることが好ましいがなくても良い。
【0027】
底面21および側面22には、切り欠き形状の係止溝41が複数形成されている。係止溝41は、図1に示した係止部4に含まれる。図の例では、係止溝41は複数の凸部23のそれぞれに形成されている。具体的には、係止溝41として、各凸部23の底面21に2つの係止溝41aが形成され、各凸部23における互いに対向する側面22のそれぞれに1つずつ係止溝41bが形成されている。
【0028】
次に仕切り板3についてより詳細に説明する。図4は、仕切り板3の構成を示す図である。具体的には、図4(a)は仕切り板3の表面図であり、図4(b)は仕切り板3の裏面図であり、図4(c)は仕切り板3の側面図である。
【0029】
図4に示す仕切り板3は、略L字形状を有する板であり、表面3aと裏面3bを有する。表面3aとは、仕切り板3を、図3に示した収納部2aの底面21に沿って底板として配置した際に、上側を向く面である。仕切り板3には、表面3aから裏面3bまで貫通した複数の開孔部31と、開孔部31に向かって延びる傾斜面32とを有する。傾斜面32が形成されることにより、仕切り板3の板厚を厚くせずに、仕切り板3の剛性を向上させることができる。
【0030】
仕切り板3は、側面および底面に形成された凸形状の係止突起42を有する。係止突起42は、図1に示した係止部4に含まれる。係止突起42が図3に示した係止溝41と係止されることで、仕切り板3が収納部2aに取り付けられる。具体的には、仕切り板3は、係止突起42として、仕切り板3の底面に設けられた係止突起42aと、仕切り板3の側面に設けられた係止突起42bとを有し、係止突起42aが係止溝41aと係止され、係止突起42bが係止溝41bと係止される。
【0031】
仕切り板3は、裏面3bに形成された凸形状の位置決め突起52を有する。位置決め突起52と後述する位置決め溝51(図8参照)とは、仕切り板3を収納部2aの底面21に沿って配置して底板として使用する際に、仕切り板3の位置を決める位置決め部5を構成する。
【0032】
次に仕切り板3を底板として用いたラゲージトレイ1についてより詳細に説明する。図5は、仕切り板3を底板として用いたラゲージトレイ1の上面図である。図6は、水が収納部2aに入った状態における仕切り板3を底板として用いたラゲージトレイ1の上面図である。図7(a)は、図5に示したラゲージトレイ1のA−A線に沿った断面図であり、図7(b)は、図5に示したラゲージトレイ1のB−B線に沿った断面図である。図8は、図7(a)における点線で囲まれた領域Cの拡大図である。
【0033】
前述したように仕切り板3は、本体部2の底面21に沿って配置して底板として使用することができる。図5の例では、2枚の略L字形状の仕切り板3が互いに点対称の関係で底面21に沿って並んで配置されている。この場合、2枚の略L字形状の仕切り板3によって、図5の点線Pで示されたような略矩形状の底板が構成される。このため、仕切り板3同士の間に生じる隙間を小さくすることができる。
【0034】
また、仕切り板3には開孔部31が形成されているため、仕切り板3を底板として用いた場合、仕切り板3上の水を、開孔部31を通して仕切り板3の下側に送り、図6に示すように凹部24に水Wを溜めることができる。したがって、仕切り板3を底板として用いると同時に水切り板としても用いることができる。本実施形態では、仕切り板3同士の間に生じる隙間が少ないので、例えば、衣類など荷物が隙間から落ちて、凹部24に溜まった水Wに浸かってしまうという事態を生じにくくすることができる。
【0035】
なお、開孔部31の形状は、特に限定されず、例えば、円形状でもよいし、矩形状でもよいが、円形状よりは矩形状の方が望ましい。開孔部31が矩形状の場合、開孔部31が円形状の場合に比べて、開孔部31における水の表面張力が働きにくくなるため、開孔部31に水を効率的に通すことが可能になる。
【0036】
仕切り板3を底板として用いる場合、仕切り板3が特定の位置で固定されることが望ましい。例えば、開孔部31が底面21の凹部24の上方に位置するように、仕切り板3が固定されることが望ましい。この場合、水を効率的に凹部24内に溜めることができ、底面21全体が水浸しになることを抑制することができる。
【0037】
このため、本実施形態のラゲージトレイ1は、図7および図8に示すように、仕切り板3を底板として用いる場合に、仕切り板3を特定の位置で固定する位置決め部5を有する。位置決め部5は、図7に示すように、収納部2aの底面21に形成された位置決め溝51と、仕切り板3の裏面3bに形成された位置決め突起52とを含み、位置決め溝51に位置決め突起52が挿入されることで、仕切り板3を固定する。図8の例では、位置決め溝51は、底面21の凸部23に形成され、位置決め部5は、開孔部31が底面21の凹部24の上方に位置するように、仕切り板3を固定している。
【0038】
なお、位置決め部5の少なくとも一部と取付部4の少なくとも一部とが互いに兼用されることが望ましい。例えば、位置決め溝51が図3に示した係止溝41と兼用される。この場合、仕切り板3の位置を決める特別な部材や形状を本体部2に形成する必要がなく、コストの低減化を図ることが可能になる。
【0039】
また、図8に示すように、開孔部31に向かって延びる傾斜面32は、仕切り板3を底板として配置した際に、開孔部31に近づくほど低くなるように傾斜している。これにより、仕切り板3の表面3a上の水を開孔部31に誘導することができるため、開孔部31に水を効率的に通すことが可能になる。したがって、水切り板としての性能を向上させることが可能になる。
【0040】
以上説明した実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
【0041】
例えば、実施形態では、収納用具として、自動車の車両の後部に設けられたラゲージスペースに配設するラゲージトレイ1を例に説明したが、収納用具はラゲージトレイ1に限らず、荷物が収納できるものであればよい。
【符号の説明】
【0042】
1 ラゲージトレイ
2 本体部
2a 収納部
3 仕切り板
3a 表面
3b 裏面
4 係止部
5 位置決め部
21 底面
22 側面
23 凸部
24 凹部
31 開孔部
32 傾斜面
41、41a、41b 係止溝
42、42a、42b 係止突起
51 位置決め溝
52 位置決め突起
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8